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野尻湖自転車200322

 20年前に購入し、ヨットに積んで日本一周に連れて行った折り畳み自転車。

 物置の中で錆びついていたのですが、およそ十日間ほどかけDIYでさび落としとペイントのタッチアップ、タイヤとチューブの交換作業を行い、再デビューさせることができました。

 昨日は春爛漫の野尻湖畔で約6キロの試運転。

 もう少し緑が優勢になると春らしくなるのですが・・・
 超暖冬の影響で、緑と白のコントラストを楽しめないのが残念です。



1、北半球上空の寒気と、向こう一週間の気温傾向


 それでは北半球上空の気圧配置と寒気の実況天気図(昨夜21時まで7日間)のアニメから。
北半球アニメ200322

 -36℃以下の真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、大陸を南東進中。
 今夜にも北日本に到達しようとしています。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)(前日の計算値と比較)の最新データをチェックしてみると・・・

週間気温グラフ200322
(図をクリックすると拡大します)

 寒気が到達する今夜以降、東~北日本中心に平年を大きく下回る予想。

 今週後半の高温と月末の気温低下も気になりますが、目先は「強めの寒の戻り」の影響について注目したいと思います(寒の戻り期間の具体的な空模様は、今日の空模様の後にチェックします)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・九州、そして日本海側から下り坂?


 それでは今日の空模様

 寒の戻り・・・明日~明後日の空模様は次項で


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今日は新潟県境 信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

野尻湖畔家200322

 雨音は聞こえませんが、ベランダから手を出してみると弱い雨。

 最寄りの信濃町アメダスの最低気温はプラスの1.1℃(04時59分)。

野尻湖畔行200322

 高温と雨で、屋根から落ちて溜まった雪も風前の灯といったところです。
 (今季は雪下ろし無し・・・これだけが暖冬の恵です)

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況200322

 (東北の一部を除いて)昨日の晴天をもたらした高気圧は東海上へ。

 代わって、停滞前線が九州付近へ。
 また、低気圧と前線が日本海側に接近中。

 衛星の水蒸気画像を見ると、冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、北陸~東北に延びる偏西風強風帯に沿って朝鮮半島付近を南東進中。
 
 また、別の上空の気圧の谷が、九州付近に停滞する偏西風強風帯に沿って東進中。

 これらの上空の気圧の谷に対応し、今日は西から下り坂・・・ということになりそうです。

昨日20時から今日08時まで12時間のレーダー画像と08時の推計気象分布

全国レーダー08時まで200322







 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM22日200322
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 北から順に・・・

 -35℃以下の真冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴った寒冷渦と上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が北海道付近に接近。

 また、-30℃弱の寒気を伴う上空の気圧の谷(ピンク)が北陸~東北を通過。

 さらに九州南岸に停滞する偏西風強風帯(薄赤の矢印)に対応して、上空の浅い気圧の谷の谷が短い周期で断続的に南東進。

 このため地上では・・・下段の図・・・こちらも北から順に・・・

 寒冷渦や上空の気圧の谷に対応して、北海道を地上の気圧の谷(低圧部)が通過。
 局地的ににわか雨、にわか(湿った)雪になることが予想されています。

 また、日本海側を低気圧と前線が通過。
 低気圧に向かって暖かく湿った南西風が吹き込むため、太平洋側では初夏を思わせる高温になる一方、低気圧や前線付近は大気の状態が不安定に。
 落雷や突風の発生が予想されます。

 加えて低気圧から延びる寒冷前線が西~東日本を南下。
 このため、午前中初夏の陽気となる太平洋側でも、にわか雨や雷雨があるかもしれません。

 そして上空の浅い気圧の谷が断続的に東進する九州南岸付近・・・
 低気圧は偏西風強風帯に沿ってそのまま東進。
 さらに上空の浅い気圧の谷も低気圧を追い越していくため低気圧の発達はゆっくり。
 九州南部を除いて影響は海上主体で済むと思われます。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ200322

 紫色は下層雲。

 詳細はアニメ中の書き込みをお読みいただくとして・・・

 暑くなる?太平洋側も下り坂。

 降るタイミングはピンポイント予報より、レーダー画像をコマメに見て判断したほうが良さそうですね。




3、寒の戻り(明日~明後日)の空模様・・・北陸以北では降雪も


 それでは気象庁発表のGSMモデルが予想する寒の戻り 明日~明後日の空模様

寒の戻り2日間200322
(図をクリックすると拡大します)
 
 太平洋岸と東北を通過する低気圧が東海上に抜ける明日、気圧配置は西高東低 冬型に。

 低気圧を東海上に押し出す上空の気圧の谷の西側には(北半球上空のアニメでチェックした)-36℃以下の寒気が南下。

 北陸以北で雪雲が活発化し、-6℃以下の下層寒気(上空約1500m)が南下する地域では平地でも降雪になることが予想されます。

 この3連休で営業終了のスキー場も多いと思いますが、月末まで粘るスキー場にとっては息を吹き返すような恵に雪になりそうです。
 ※終期を迎えた除雪関係の方にとっては人員、設備ともに悩ましい雪かもしれませんね。



 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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