気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

雑記

 Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

北前の海で・・・(151019)


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 また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしていますが、難しいと思われた方は飛ばし読みして、理解できる図だけをお読みください(これがブログの良いところ)。
 それでも、普通の天気マークの天気予報だけをチェックするより、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??










 現在Kasayanは北海道への移動中。
 小さなノートパソコンを持参しているのですが、マウスがないのでCGが作りにくいのなんの・・・
 フェリーを使うので、電波が届かなくなる可能性も。
 月曜日までのブログ更新・・・更新のタイミングや内容が思いっきり乱れますのでご容赦ください


 というわけで・・・ようやく新潟港でフェリーを降りて、電波のつながる高速バスの中から更新しています。


 昨日のKasayan・・・早朝4時30分に小樽に到着。

1小樽港の夜明け151019

 まだ薄暗い小樽の街の中を3Km以上も歩いて朝市で朝食。

2小樽運河151019

 観光客が一人もいない小樽運河を散策し・・・
 今回の北海道行の目的、小樽港マリーナへ。

3小樽のヨット151019

 あれこれ半日をかけて目的を終了し、時間が余ったので裕次郎記念館を見学。
 再び船上の人になりました。


 Kasayanがヨットで訪れた島の最北端・・・奥尻島を未明に通過し、津軽海峡の西で夜明け。

4津軽海峡の夜明け151019

 かつて、竜飛埼手前の小泊漁港を発ち、津軽海峡を心細げに横断したとき、左手に見えた松前小島、大島を一目見ようと目を凝らしても島影は見えず。
 竜飛埼が、まさに竜のように朝焼けにそのシルエットを浮かべていました。

 そして午前11時過ぎ。
 航路左手に飛島と鳥海山。

5飛島と鳥海山151019

 日本海の島の名前を聞かれて、佐渡島を挙げる方がいても、飛島、粟島の名前を挙げる方は少ないと思いますが・・・

 人知れず、山形県酒田沖に浮かぶのが飛島で、Kasayanがヨットで再び訪ねてみたい島の一つ。
 酒田市沖約20マイル。
 お盆を浮かべたような起伏の少ない小さな島ですが、透き通った海の美しさは、珊瑚礁の海とは異なり、一種独特の美しさがあります。

 そして午後3時30分、新潟港到着

 今回あえてフェリーの旅をしたのは、15年前、自らのヨットで本州を周航した際、最も思い出に残った日本海(北前の海)を再び体感したかったから。

 かつて北前船が北前の海(江戸前などと同じ意味で、陸地の北側に面している海、すなわち北前の海と呼ばれていました)を行き来していたころ、能登の福浦、輪島、富山の伏木、佐渡の小木、酒田湊など、各地の港には、北前船の船頭に代わって、風や雲行きを読み解く「日和見」と呼ばれる者がいました。

 これらの湊には、現在でも「日和山」という名の小高い丘が残っていて、いずれの丘からも、遠く水平線の先に浮かぶ雲や、水平線を鋸の刃のように映し出す波を見渡すことができます。

 日和見たちは、日和山の上に立ち、背伸びをしながら水平線の向こうに目を凝らして、船の明日の安全のため、金毘羅様に祈りつつ、明日の日和を考えていたことでしょう。

 気象予報士のKasayanも、いわば現代の「日和見」。
現在においても「日和見」というものは、海にしろ山にしろ、命にかかわる仕事といえます。

 ただ、社会や技術が高度化し、「日和」というものが、かつてのように命に直結しなくなっていることは否めません。
 誰もがフェリーに乗ったり、飛行機に乗る際、それを命がけと考えることがないように。

 しかし、現代においても、特異な気象現象は時として牙をむき、私たちの命を奪っていきます。
 また、ヨットや登山など、生身で自然と対峙するとき、日和が命にかかわることは昔も今も同様です。

 Kasayan自身も、頭の中では理解しているつもりなのですが・・・
 常日頃・・・自らヨットを操り、水平線の向こう側にある島に向かって帆走り出そうとしていたたときの真剣な気持ちで日和を見ているのか?と自身に問いかけてみれば、胸をはってハイと答える自信がありません。

 フェリーの窓から、後方へと流れゆく波濤を凝視しながら・・・
 自分ならどのようにティラー(舵柄)を切るのか?
 セールはフルメインかワンポイントリーフか(縮帆)?
 頭の中で北前の海にヨットを帆走らせながら、すっかり潮気の抜けた自分を叱咤しているKasayanでした。

 真艫な日和見であれ!!
 (艫とは船の後ろのこと。真後ろから風を受ければ船はまっすぐに帆走することができます。このため、船の後ろから吹いてくる風を「真艫」といいます。一般的に「まともな人」と言う場合の「まとも」も、もしかしてここに由来しているのかもしれません)

 明日からは通常通り、ブログを更新したいと思います。

 【20時45分追記】
  まもなく長野に到着。
 バスの中で悪戦苦闘しながら、明日の空模様(9時、15時、21時)に関して、MSMモデル(スパコンによるシミュレーション)を使ったアニメを作りました。

全国流線アニメ151019
(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)

 人間・・・どんな状況でも慣れてくると、なんとかなるもんですね。

 明日は再び北日本を寒冷前線が通過するようです。
 明朝は、東日本への影響がどの程度?といったところがチェックポイントになるかも?

 あと、台風24号と25号の動向・・・さきほど、各国のモデルをざっくりとチェックしてみましたが・・・
 簡単にコメントできるようなシロモノではありませんでした。
 
 上空の気圧配置(空模様の骨格)もチェックしながら、考えないと・・・いや、考えてもわからないかも?

     府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
     府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
       気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
      (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

      府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
     府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
      (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

     専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
                 http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cdの=fxfe502&cat=e2
                       
 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

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長野市 震度6弱


 長野市で震度6弱。

 Kasayanの仕事場では、PCモニターが傾き、本が散乱。
 納戸の中はシェイクされてしまって、しまって置いたガラス製品も割れ、粗大ごみの集積場のありさま。

 明日は大掃除になりそうです。

 外では救急車の音と防災無線のスピーカーの声。
 余震のたびに携帯がけたたましくアラーム音を鳴らし、今夜はゆっくり眠れるやら??

地震後の長野駅付近141122

 長野駅付近の外の様子は至って平穏な感じはしますけど・・・・

 住宅倒壊のニュースもあるようなので、被害が最小限であることを祈ります。

 (23日05時追記)

 Kasayanの家や仕事場では、東西方向にユレたようで・・・南北方向に置いた棚や本棚のモノ、壁にかけた絵や写真が飛び散り、床に散乱しています。

 南北方向の断層が上下にズレたのか?・・・東西方向の断層が横にずれたのか?
 ちょうど中央構造線付近の地震ですよね・・・・・
 
 昔、理科の教職課程の地学の授業で使った教科書でも・・・散らばった本の中から探して開いてみようかと・・・


今日のKasayan(130913)


 現在、Kasayanは博多のホテル・・・・

 Kasayanの今年のヨットクルージングは、今日の五島列島宇久島から佐世保九十九島へのレグで終わりました。

航跡130913

 思えば8月末・・・台風17号を佐世保でやり過ごし、平戸に向けて出港・・・
 壱岐芦辺港、対馬厳原港を経て、五島列島宇久島の平港へ・・・そして今日、再び佐世保の西海パールシーリゾートへ。

 故郷長野にUターンしてからヨットから遠ざかっていたKasayanですが、久々のチャンスに恵まれ、33ftのヨット(OKAZAKI33)で快適なセーリングを楽しむことができました。

ヨット130913


 どうしてもデータに頼りがちになる天気チェックですが、今回の航海で、時々刻々と変化する風や空気の湿り気・・・雲のカタチを五感で感じながら、本来の日和見としてのKasayanを取り戻せたように思います。


GSM130913

 現在台風18号が小笠原付近を北上中。

 台風の予想進路図は台風が関東方面へと進むことを伝えていますが、足の遅い長距離クルージング中のヨットたちは全国で近隣の避難港に入港を始めています。

 10年以上前、Kasayanもそんな長距離航海者の一人として台風にびくびくしながら青森県付近を航海していました。


 心地よい疲れの中・・・その頃の自分に戻って「お天気放談」を書き続けていきたい思っています。


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今日のKasayan(130912)


 今日も”お天気放談”にならなくて申し訳ありません。

 「今日のKasayan」ですが・・・・

 遅い日の出を待ち切れず、対馬は厳原の港を06時出港・・・

IMG_0006_1

 高気圧に覆われベタベタの海を機帆走で南下。

 北の高気圧と南の高気圧の境目にできる風の収束線に沿って、東シナ海には数本の雲の帯。
 雲の帯を越えるたびに風が微妙に変化しますが、風速は一向に強まらず、エンジンだけで56マイル(約100キロ)を南下して、14時30分、五島列島の宇久島に到着しました。

IMG_0014_1

 間もなく台風が発生、発達しながら北上する見込み。

 安全にヨットを舫うことができる港までヨットを回航して、今回のKasayanのセーリングは終わる予定です。

 明後日から「お天気放談」を再開することができるかもしれません。

 今回の台風はキチンとカバーするつもりですので・・・・今しばらくお待ちください。


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今日のKasayan(130911)


 まともにブログ更新ができずに申し訳ありません。

 本日は対馬北端から韓国釜山を見に行ってきました。

 あと25マイル(50キロ)ほどで韓国という国境の岬に立つと、次回は自分の船で渡りたいという気持ちになってきました。


 明日は対馬を発って五島列島の宇久島へ向かう予定。

 明日朝までに台風が発生・・・猛烈に発達しながら九州方面へと向かうことが予想されます。

 今後の動向は不明確ですが、足の遅いヨットですから・・・・
 明後日には、入り江の奥深く・・・・佐世保西海パールシーリゾートに逃げ込もうと思っています。

 今日も”お天気放談”にならず、申し訳ありませんでした。

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プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

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