気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

南岸低気圧

 Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

太平洋側中心に長引く雨。この先 寒の戻りは?(190303)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


 昨日、久しぶりに日本海に行ってきました。

鯨波190303

 日中の気温は10℃以上。
 
 冬型の気圧配置の影響が残って海からの北風が強いかも?なんて心配していましたが、防寒ジャケットを脱がずにはいられないほどの穏やかさ。
 冬の日本海から一転、早くも春の日本海が広がっていました。

 マリーナでは船底塗装をする人、メンテナンスをする人もちらほら。
 様子を見るだけのつもりでしたが、あまりの気持ちよさにKasayanも薄手の作業服に着替えて、船底塗装やオイル・消耗部品の交換の段取りチェック、壊れた冷蔵庫ユニットの取り外し、不要になった配線の取り外し等、作業に専念。

 船の下架まであと一か月少々。
 強すぎる寒の戻りがないことを祈りつつ、船のメンテナンスを楽しみたいと思っています。


1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・この先、厳しい寒の戻りはあるのか??


 まずは強い寒の戻りのパトロール?・・・今日も北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190303
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 引き続き日本の東・・・カムチャッカ半島を中心とした北太平洋が北極の寒気の南下の終着点。
 日本付近では寒気を運ぶ偏西風が北上中で、高温傾向が続いています。

 一方、北極海では-42℃以下の真冬の寒気を伴った寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が・・・・(計算値通り?)少しずつ発達しているような・・・

 仮にこの寒気がシベリアに南下すれば、偏西風に乗って日本付近へ。
 現状のまま北太平洋が寒気の終着点のままであれば影響は軽くて済みますが、もう少し西側・・・日本寄りに南下すれば、かなり厳しい寒の戻りに?

 もうしばらく寒の戻りのパトロール?をする必要がありそうです。

 ちなみに日本の向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データは・・・

週間気温グラフ190303

 引き続き高温傾向の予想。

 それだけ高温傾向の反動・・・天候のバランスをとるための強い寒の戻りが気になるわけですが・・
 目先低温が予想されているのは、(昨日の記事でもご紹介したように)今週後半、7日(木)頃。

 昨日に引き続き、気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)で、7日(木)の空模様をチェックしてみると・・・

GSM7日190303
(図をクリックすると拡大します)
 
 これで2日連続、強い冬型の気圧配置が予想されていて・・・
 昨日の計算値より、冬型の影響が西に拡大・・・さらに寒気の南下も強まって予想されています。

 昨日、新潟からの帰り道・・・長野・新潟 県境付近の道路脇の雪の壁とは対照的に乾いた道路に、女房が思わず「タイヤ交換したいよね」・・・
 この図を見れば、もう少し待ったほうがよさそうですよね?

 念のため7日(木)の他国のモデルの予想(スパコン計算値)もチェックしておきましたが・・・

7日GFS190303

7日ECMWF190303

 寒気を伴う上空の気圧の谷が通過して冬型の気圧配置が強まるという点では気象庁のGSMモデルとほぼ同様。

 さらに念のため・・・もっと先・・・気温傾向のグラフのその先・・・・
 ブレ幅が大きすぎますけど、10日先の12日(火)の空模様もチェックしておきました。

GSM8日190303
(図をクリックすると拡大します)

 深い気圧の谷が通過して、気圧の谷の後面には-40℃以下の真冬の寒気!?!?
 「計算値通りに推移するなら」春の嵐の後、北日本中心にかなり厳しい寒の戻りがあることになります。

 繰り返しますがブレ幅大・・・眉唾・まゆつば・マユツバ!
 念のため他国のモデルもチェックしておきましたが・・・

8日GFS190303

8日ECMWF190303

 これをどう判断するかは人それぞれですが、Kasayan的には多かれ少なかれ、短期間でも(高温が続くだけに)厳しく感じられる寒の戻りがあるのではないか?と考えています。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・当初の予想通り太平洋側中心の雨・・・でも大雨には?


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の新潟県境 信濃町 野尻湖畔・・・

野尻湖畔190303

 月の出ている明るい夜に「雪あかり」なんていう表現をしますけど・・・
 今朝の信濃町は曇っていても雪による太陽光の散乱や反射でかなり明るく感じられます(影はできない)。

 最寄りの信濃町アメダスの最低気温は-4.6℃(02時26分)。
 ここ数日暖かい日が多かったので、肌寒く感じられます。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190303

 大陸から朝鮮半島を経て本州東岸へと延びる高圧部が目立ちますけど・・・・

 高圧部の南側・・・太平洋沿岸は気圧の谷。
 低気圧や(菜種梅雨の)前線が九州南部付近を東進し、西日本西部に雨を降らせています。

 また、関東沿岸には弱い気圧の谷(黄色の点線:低圧部:等圧線の高気圧側への湾曲域)が停滞。
 南岸低気圧に先行して関東南部に雨を降らせています。

 衛星の水蒸気画像を見ると・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が西から接近中。
 まだまだ下り坂を転がり落ちる?ことになりそうです。

昨日18時から今日06時 全国レーダーと推計気象分布

全国レーダー06時まで190303
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM3日190303
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 北海道には、-30℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に南東進。
 周期的、局地的?に雪雲が発達しやすい状態が続くと思われます。

 また、西~東日本には断続的に比較的浅い上空の気圧の谷が断続的に、そしてゆっくりと東北東進。
 ジワジワと、ライトに?下り坂に向かうことになりそうですが・・・
 夜になるとやや深い上空の気圧の谷が足並み(位相)を揃えて西日本へ。
 今夜からが下り坂「本番」なのかもしれません。
 (ただ両者に挟まれた東北がエアーポケット・・・まずまずの空模様?)

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・ジワジワと東北東進する上空の浅い気圧の谷に対応して、太平洋側の低気圧の動きも降水域もジワジワと影響。
 降水域はまばら・・・九州南部や伊豆諸島ではまとまる可能性がありますが、降り方としては梅雨時のしとしと雨に近いかも?

 ただ、やや深い上空の気圧の谷が接近する夜になると、九州南部に新たな低気圧が発生。
 全体的に降水域が活発化してくることが予想されています。

 なお、北海道方面・・・寒気を伴う上空の気圧の谷の通過のタイミングで小低気圧が通過して局地的に降雪が強まるようですが、長引いたりするものではなさそうです。

相当温位190303
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 太平洋岸に流れ込む暖湿気・・・夜になると少し活発になってくるのがわかりますよね?


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190303
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 詳細はアニメ中の書き込みをお読みいただくとして・・・

 低気圧や収束線が通過する南西諸島、伊豆諸島方面は、暖湿気の流入が強まることで大気の状態が不安定になり・・・短時間でも雷を伴った激しい雨になる可能性あり。

 次いで太平洋沿岸部でも・・・特に夕方以降は局地的、一時的には雨脚が強まる可能性あり。
 明朝は強く降っているところもあるようですから、今夜の予報はキチンとチェックしてくださいね。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





春らしい?晴天優勢も西からジワジワ下り坂!明日の雨はトーンダウン??(190302)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


 昨日、北半球アニメの原図送付に関するメールを何通過いただき、重いファイルでしたがクラウド経由で無事送ることができました。

 意外と簡単に送れることがわかりましたので、原図送付のリクエストがあればまだお受けしますので記事最後のメールアドレスにご連絡ください(GIFファイルが軽くて良いと思います)。

 ところで、今日はこれから日本海へ・・・
 ブログ更新の時間がとれないので、コメントは超少なめ。
 図のコメントも事務的、不親切で申し訳ありませんが、昨日までの記事を参考にご覧いただければ幸いです。


1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向


 それでは北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190302
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 ポイントは、引き続きカムチャッカ半島付近に寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が停滞し、日本付近に寒気が南下しにくい状態ということ。

 もっとも昨夜は-30~36℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が北日本を通過して冬型の気圧配置になりました。

 あと・・・北極海上空で-42℃以下の寒気を伴った寒冷渦が発達してきたような・・・?
 計算上もそんな気配がみられるのですが、目先寒の戻りがあるとすればこの寒気が主役になるはず。
 横目で?注意しておきたいところです。
 
 で・・・北半球上空の寒気の全体像を把握したところで、日本の向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェック。

週間気温グラフ190302

 引き続き高温傾向が続く模様。

 少々気になるのは・・・7日(木)前後の低温傾向。
 具体的な空模様を、気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってチェックしておきました。

GSM7日190302
(図をクリックすると拡大します)

 今年の定番の気圧配置・・・「東~北日本中心の」冬型の気圧配置が予想されています。

 計算値通りに推移するなら、北陸以北では降雪の可能性が高め。
 雪融けが急速に進み始め、”タイヤ交換”という言葉も頭をよぎりますけど、もう少し我慢したほうがイイと思います。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・晴天優勢だけど、やっぱり虫食い?


 それでは今日の空模様

 ※明日の天気は今日の天気の後で・・・


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の新潟県境 信濃町 野尻湖畔・・・

野尻湖畔190302

 見える範囲では快晴!
 木々を透かしてオレンジに染まる黒姫山が見えました。

 手持ちの外気温計の最低気温は-0.3℃。
 この時期としては異例の暖かさといったところです。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190302

 「北日本中心の」弱い冬型の気圧配置。
 北陸以北の日本海側には局地的な降雪が観測されています。

 もっとも、(水蒸気画像)悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が南東海上に抜けるところ。

 大陸からは好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラを持った)上空の気圧の尾根が南下していて、天気は好天ベースで推移すると思われますが・・・・どうなりますやら?

昨日18時から今日06時 全国レーダーと推計気象分布

全国レーダー06時まで190302
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 ※好天ベースといっても、西から下り坂の気配・・・感じますよね?


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM2日190302
(図をクリックすると拡大します)

 上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
 下段の図は、普通の天気図と同じ地上気圧と降水、そして上空約1500mの寒気の様子。

 荒っぽくまとめると、上空の気圧の谷は概ね東海上に抜け、日本海には上空の気圧の尾根が南下してくるものの・・・・

 北日本には-30℃以下の冬の寒気が流れ込み続けるので、(上空の浅い気圧の谷が通過するなどの)ふとしたきっかけで局地的に雪雲が発生しやすく・・・

 また、東シナ海方面には大陸から断続的に上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)がやってくるので、ジワジワと下り坂に向かい・・・
 夜にかけて前線の降水帯が、九州に接近・上陸することに。

 さらに、偏西風強風帯が停滞して上空の浅い気圧の谷が断続的に通過する関東沖には低圧部が停滞。
 風の収束線に沿って弱い降水域が形成され、(可能性は低いものの)東海や関東の沿岸部などに影響することが(心配性なら?)予想されます。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190302
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様。

 問題は明日の雨・・・ですよね?


3、週末の空模様・・・一昨日、昨日の計算値ほどは・・・


 ということで・・・最後に明日の空模様

GSM3日190302
(図をクリックすると拡大します)

 一昨日、昨日と降水の計算値は徐々にトーンダウン。
 今日はさらにトーンダウン。

 というのも、悪天パワーを持った上空の気圧の谷の東進が遅く・・・そして浅い予想に変化しているため。

 これなら明日の日本海側・・・それなりに天気は持ちこたえてくれるかもしれません。

 また、太平洋側の大雨の可能性はかなり低くなりましたが・・・引き続き、南西諸島や九州南部、伊豆諸島方面は要注意ですね。

 ということで、今日はこの辺で・・・
 誤字脱字、意味不明・・・ありましたらご容赦ください。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





高気圧の晴天ベースも太平洋岸では虫食いの雨も(190224)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向


 まずは、北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190224
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 -42℃以下の寒気の多くは北極海上空に引きこもったまま。
 日本の北の寒冷渦も北海道にチョッカイを出すだけ。

 2月後半の日本付近・・・冬らしい寒気不在のまま3月を迎えてしまうんでしょうか?
 週間予報の作成資料を使って、明後日から6日間の極東付近の上空の気圧配置と寒気の様子をチェックしておきました。

週間高層天気図190224
(図をクリックすると拡大します)

 日本の北には、引き続き寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が停滞するものの・・・
 その位置はカムチャッカ半島付近で、北海道より若干東側。

 一方、大陸では偏西風が大きく北に蛇行し、暖気が北上しやすい状態が継続。

 日本付近は両者の中間・・・北海道には(それなりに)寒気が流れ込むものの、西~東日本は暖気が北上しやすい傾向が予想されていて・・・

 期間の後半にかけては(地形や日変化の小さな)上空約1500mにも西から暖気が流入。
 西日本では20℃越え・・・春の爛漫??の陽気になる気配さえ伺えます。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックしても・・・

週間気温190224

 気温がアップダウンしやすい東~北日本でも、気温高めでアップダウン。
 西日本ではひな祭りにかけて右肩上がりで暖かくなることが予想されています。

 この状態・・・まだ追いかけ続けるべきなのか???
 (一昨年、昨年とも4月まで追いかけましたが)少々悩み始めたKasayanです。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     


2、今日の空模様・・・高気圧の晴天優勢も・・・太平洋側では虫食いの雨も?


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の長野市街地・・・

菅平190224

 北の空は比較的濃い青空ですが、南の空は白っぽい青空。
 湿り気の多い春の空気が北上している??なんてイメージしやすい空模様。

北アルプス190224

 ただ、北アルプス方面の空気は比較的乾いているようです。

 最低気温は-1.6℃(06時10分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・・

実況190224

 衛星の水蒸気画像を見ると・・・

 好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が、やや北寄りに東~北日本を東進中。

 一方西~東日本では、太平洋側岸に偏西風強風帯(水色の矢印)が停滞し、東シナ海から悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が接近していることがわかります。

 このためやや北寄り・・・日本海を移動性の高気圧が東進中。
 東~北日本では概ね晴れているようですが・・・・

 高気圧の南縁や後面にあたる東シナ海や東海沖には、気圧の谷(低圧部:等圧線の高気圧側への湾曲域)が停滞し、太平洋の暖かく湿った南東風が流入。

 東シナ海では潜在的な前線の降水帯が活発化・・・・
 東海沿岸では風の収束線に沿った降水帯が発生し、一部が陸地にかかっているようです。

昨日19時から今日07時 全国レーダーと推計気象分布

全国レーダー07時まで090224
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM24日190224
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)は東海上に抜けるものの偏西風は緩やかに北に蛇行。
 寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が接近する北海道付近は下り坂に向かうものの、日本海側の地域や東北はまずまずの空模様で推移すると思われます。

 一方、西~東日本の太平洋側には偏西風強風帯(水色の矢印)が停滞。
 上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)が断続的に通過するとともに、夜にかけてそこそこ深い上空の気圧の谷の通過が予想されています。

 このため太平洋側の空模様・・・大崩れはないものの、上空の気圧の谷が通過するタイミングで一時的?局地的?に崩れることが心配されます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・上空の気圧の尾根の影響が続く西~東日本の日本海側そして東北中心に高気圧の晴天域が優勢。

 また、寒気を伴う上空の気圧の谷が接近する北海道も、強風や高波そして西岸の夕方以降の崩れを除いてまずまずの空模様で推移することが予想されています。

 一方、偏西風強風帯が停滞する太平洋沿岸・・・九州の南海上や東海沿岸には気圧の谷(低圧部)が停滞。

 暖かく湿った南東風が吹き込むことで、潜在的な前線や収束線上に降水帯が発生。
 上空の気圧の谷が通過するタイミングで活発化することが予想されています。

相当温位190224
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 先島諸島付近に強い暖湿気が流れ込んで潜在的な前線が停滞。
 また、九州の南海上や東海沿岸の気圧の谷に暖湿気が流れ込む様子がわかります。

 ここで注意したいのが、九州北部や東海付近に流れ込む弱い暖湿気。
 日本海から吹き込む比較的乾いた風と収束(黄色の点線)して、(かなりの内陸部でも)思わぬにわか雨をもたらすかもしれません。
 
 モデルの降水域が不明瞭で予報にも反映されていませんが、「想定外をなくす」「予報が(ハ)ズレた場合の空模様をイメージしておく」必要があるならば、頭の片隅に入れておいてくださいね。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190224
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 詳細はアニメ中の書き込みをお読みいただくとして・・・

 特に東海付近の降水域・・・今夜にはかなり内陸まで侵入することが予想されています。
 これをどの程度予報に反映すべきかが悩みどころで、マークには反映しにくい状況。

 降り出しのタイミングも少々微妙ですから、少なくとも東海各県や長野県南部付近の方は、文字の予報をチェックするとともに、予報のブレ幅が大きいと考えておくことをおススメします。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





北日本中心の一時的な冬型へ。寒の戻りは見当たらず(190223)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   



1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向


 まずは、いつものように北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190223
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 日本の北には-42℃以下の寒気を伴う寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が停滞中。
 いつもの冬なら、寒冷渦から周期的に寒気が南下してくるものなのですが・・・そんな気配が全くなし。

 日本の西・・・大陸上では寒気が枯渇し、偏西風が小刻みに(短周期で)蛇行している状態。
 偏西風の南側への蛇行域が日本付近を通過する際は低気圧が通過して寒気が(やや)南下・・・北側への蛇行域が通過する際は高気圧が移動して暖気が北上・・・
 当面強い寒の戻りはなく、天気と気温が小刻みに変化することが予想されます。
 
 ということで・・・
 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターしよるシミュレーション)を使って、今日から3月5日まで10日間の空模様と偏西風の様子をアニメ化しておきました。

 
(「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください。両図は同期していません)

 偏西風が短周期で南北に蛇行するのに対応して(右側の図)・・・短い周期で低気圧と高気圧が交互に日本付近を通過。
 「天気がコロコロ変化」し・・・低気圧が通過するタイミングと位置次第で「予報が(ハ)ズレやすい」ということがイメージできます。

 また、大陸の冬の寒気を運ぶ偏西風強風帯は南下してもせいぜい東北付近まで。
 「計算値通りに推移するなら」「少なくとも向こう10日間」「西~東日本中心に高温傾向が継続」することが予想されます。

 そこで向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190223

 昨日までのデータまでは、27日(水)以降平年を下回ることが予想されていた西~東日本・・・
 データの更新毎に寒気の南下が鈍くなり・・・ついに平年を下回らない可能性が高くなってしまいました。

 間もなく3月・・・各国のシミュレーションを見る限り、北半球の寒気の在庫はどんどん減る傾向。
 (昨日、テレ朝の報道ステーションの喜田君が北半球の寒気の「予想」を使って解説していました。使用許諾が得られる同様のデータがあれば、このブログでもご紹介できるんですけど・・・。お休み前に5chをチェックしてみてくださいね。)

 現時点でKasayan的には、寒の戻りを全くイメージできません。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     


2、今日の空模様・・・北日本中心の冬型になるけれど・・・晴天優勢!


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の長野市街地・・・

菅平190223

 晴れているけど、志賀高原~菅平高原の2000m級の山々は雲の中。
 上空も「まるで春を感じさせるような」白っぽい青空になっています。

北アルプス190223

 南西方向・・北アルプスの山々は見えますけど、白いベール越し。
 もはや冬の見え方ではありません。

 最低気温は平年を3℃ほど上回る-02℃(06時24分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190223

 南岸低気圧が東海沖を東北東進。
 また、いわゆる副低気圧と呼ばれる小低気圧も関東沖を東進中。

 ただ、雨雲は海上主体で気温も高め・・・
 今回は全く心配のない南岸低気圧になりました。

 衛星の水蒸気画像を見ると・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、日本海北部と太平洋岸を東進中。

 南岸の上空の気圧の谷にドリブルされて低気圧が発達しながら東海上に抜け・・・
 日本海の上空の気圧の谷に背負われて?冬の寒気が南下してくることで・・・
 これから冬型の気圧配置が形成されると思われます。

昨日19時から今日07時 全国レーダーと推計気象分布

全国レーダー07時まで190223
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM23日190223
(図をクリックすると拡大します)

 (上段の図)実況でチェックした太平洋岸の上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)は早々に東海上へ。

 (下段の図)これに対応して南岸低気圧は・・・発達しながら、活発な降水域とともに東海上へ抜ける模様。

 (上段の図)続いて-30~40℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴った上空の気圧の谷が西~東日本を南東進。
 さらに好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)も日本海を南東進。

 (下段の図)冬型の気圧配置の骨格が完成するものの、上空の気圧の尾根に対応して高気圧がグイグイと張り出す模様。

 北日本中心に等圧線がやや混雑し地上付近の寒気も南下・・・日本海側に弱い降雪域が予想されているものの・・・
 大崩れすることなく、山陰方面から晴天域拡大。

 上空の気圧の谷の通過に伴い局地的に発生する弱い気圧に谷と収束線の降水帯(黄色の点線)付近で、通り雨、にわか雪がある程度・・・と思われます。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190223
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 詳細はアニメ中の書き込みをお読みいただくとして・・・

 この週末、冬型に伴う日本海側の雪や雨など予想されますけど・・・
 明日にかけて天気図上の主役は高気圧。
 気温も高めでマズマズの空模様。

 ただ、局地的な虫食いの雨や雪は上手に避けたいところ。
 予報(文字の予報)をチェックするのはもちろん、MSMモデル等でアヤシイエリアに入っていないか?収束線はかからないか?・・・確認しておいてくださいね。

 【オマケ】



 約2週間セットしておいたトレイルカメラ・・・
 ドキドキしながら再生して見ると、キツネとキジが映っていました。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





南岸低気圧通過も沿岸で雨主体、日本海側は晴天に。次の寒さは?(190222)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


 今日も新潟県境の信濃町、野尻湖畔からのブログ更新。

野尻湖畔190222
(写真をクリックすると拡大します)

 まだ2月だというのに、野尻湖畔は春先の景色。
 道路脇の雪がもう少し融ければフキノトウが顔を出してくるんじゃないか?という状態です。

 この先まとまった雪が降る可能性は・・・???
 シャッターを下ろしたように、突然冬が終わってしまう・・・なんてことは無いですよね?

1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向


 今日も北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190222
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 昨日に増してインド洋上空の高気圧が活発化。
 これに対応してモンゴル付近上空では偏西風が北に蛇行し高温傾向が続いています。

 この点、西シベリアを-30℃以下の寒気を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東進していますが、やせ細った貧弱な寒気。
 タイミング的に、来週半ばにも日本付近にやってきそうですけど影響は限定的??

 北極海の寒冷渦に閉じ込められた-42℃以下の寒気がいつ?どこに南下するのか?
 場合によっては、このまま日本の冬が終わってしまうかもしれません。

 続いて向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190222

 昨日のデータ(リンク)では月末・・・27日(水)頃から01日(金)頃にかけて気温が下がり、全国的に平年を下回る低温傾向が予想されていましたが・・・

 最新データでは・・・確かに気温は下がるものの、高温傾向の反動・・・寒の戻りと言えるような低温傾向は予想されていません。

 これからの時期は三寒四温で暖かくなるなんて言いますけど、一寒三温?二寒四温??の高温傾向??

 ただ思い出されるのは、エルニーニョ発生年にしばしば発生する「桜に雪」なんていう暖かさの反動といえる極端な寒さ。
 桜だけでなく、農作物の凍霜害が心配になってきます(長野のリンゴや杏・・気になるんですよね)。

 ちなみに強い低温傾向や冬型の気圧配置も予想「されていた」27日(水)から01日(金)の空模様・・・

GSM月末3コマ190222
(図をクリックすると拡大します)

 強い冬型の気圧配置はどこへやら・・・
 冬型の気圧配置が緩んだ際の典型例・・・南岸低気圧 通過の予想になってしまいました。

 もちろん降るモノは雨主体。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     


2、今日の空模様・・・南岸低気圧が通過するけれど・・・


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の新潟県境  信濃町 野尻湖畔・・・

野尻湖畔22日190222

 木々を透かして白い黒姫山がハッキリ。
 08時過ぎからほぼ快晴の空になりました(もちろん見える範囲だけですけど)。

 信濃町アメダスの最低気温は、平年より2℃ほど高めの-5.4℃(03時06分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190222

 高気圧が東日本に張り出していて、北日本の冬型の気圧配置も緩んだ状態。
 東~北日本は、太平洋側を中心に晴天優勢になっているようです。

 一方、大陸から張り出している高気圧の南縁・・・東シナ海には暖かく湿った南風が吹き込んで前線が活発化。
 大気の状態も不安定になり、活発な雨雲が南西諸島から九州南岸にかかっていることがわかります。

 なお、関東沿岸には弱い気圧の谷が発生して、小さな雨雲が発生中。
 沿岸にかかっているのか?かかっていないか??という状態です。

 続いて衛星の水蒸気画像を見ると・・・日本海に好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラを持った上空の気圧の尾根(偏西風の北側への蛇行域)が接近しているのに対して・・・
 東シナ海では悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東進中。

 ということは・・・日本海側では大陸から張り出している高気圧が優勢?
 一方、太平洋側では前線帯が優勢??
 好天・悪天 サンドイッチの空模様になるかもしれません。

昨日18時から今日06時 全国レーダーと推計気象分布

全国レーダー06時まで190222
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM22日190222
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 実況では好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(偏西風の北側への蛇行域)が接近していた日本海・・・
 上空の気圧の尾根といえるほど顕著ではありませんけど、午前中は偏西風が緩やかに北に蛇行している状態。
 朝鮮半島に南下してくる上空の気圧の谷の影響が出始めるまでは、まずまずの空模様で推移すると思われます。

 一方、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東進中の東シナ海ですが・・・
 午前中、一本の上空の気圧の谷が弱まりながら南西諸島を通過した後、夜にかけて後続の深い上空の気圧の谷が南西諸島から九州を東進。
 明日にかけて下り坂の空模様になると思われます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・日本海側は高気圧優勢。
 高気圧の北側・・・-30~35℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷の影響を受ける北海道付近は雪の降る所もあるようですけど、山陰~北陸~東北では日本海側を中心に晴天ベースで推移すると思われます。

 一方、上空の気圧の谷の東進に伴って南西諸島を低気圧が発達しながら東北東進。
 いわゆる南岸低気圧として、南西諸島や太平洋沿岸にまとまった雨を降らせることが予想されています。

 また、南岸低気圧に先行し、関東沿岸には弱い気圧の谷が停滞。
 上空の気圧の谷の接近に伴って弱い気圧の谷に低圧部(小低気圧?)が発生するとともに、収束線の降水帯が活発化し・・・南岸低気圧に先行して雨を降らせることが予想されています。

相当温位190222
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 強い暖湿気の流入は南岸低気圧と前線付近まで。
 低気圧がかなり南寄りを通過するので、不安定な大気の影響を受けるのは南西諸島や伊豆諸島付近が中心。
 沿岸への影響は局地的なモノで済みそうです。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190222
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様ですが、関東沿岸の降水域に関してはGSMモデルより活発でやや北寄り。
 ブレ幅はありそうですけど、通り雨があるという前提でいたほうが安心でしょう。

 なお・・・週末の空模様・・・
 時間があれば追記したいと思います(時間があれば・・・です)。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





お気に入りに追加




プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索

 
Kasayan執筆の本



航海のための天気...

航海のための天気...
著者:笠原久司
価格:1,890円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



チラシ120312

 




最新コメント
QRコード
QRコード