2008年01月28日

集会所が機能しない

中越沖地震の仮設住宅の集会所.民間団体の寄付で立派な風除室が付けられている.しかし,降った雪に足跡はなく,日曜日に訪れる人はいない.

中越地震では,旧長岡市や小千谷市では,シルバー人材センターを活用して管理人を頼んでいた.毎朝開けて,お湯を沸かし,夕方閉める.湯のみと茶葉は用意されていた.これだけで,高齢者は集まる.狭い仮設から解放されて,行き場の無い雪に閉ざされた季節のお茶のみは,何よりの福祉である.中高齢層の一時雇用としても役立ったという.人件費は中越大震災復興基金から出ていた.

毎日開いていることが大事である.今からでも遅くはない.3年前の成功例を倣って欲しいと望む.今回の復興基金にも,既に,そうした集会所の運用が出来る様,メニューが用意されている.





  

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2008年01月09日

中越沖地震の仮設住宅の居住者数

新潟県のホームページに掲載されていました.

新潟県中越沖地震にかかる応急仮設住宅入居者状況(平成19年9月〜)



  
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2007年12月27日

結露対策【1】プチプチシート

いわゆる荷造り用の「プチプチシート」を窓に貼ると,二重ガラス状になり,結露が抑えられる.
1)窓の内枠にはまるような大きさに切る
2)プチプチの「プチ」を外側(窓ガラス側)に向ける(室内側はつるつる)
3)窓枠とプチプチシートを幅広のテープではる.綿テープやガムテープでもよいが,半透明または透明なテープではると見栄えがよい.
4)窓の鍵か掛けられるように,その周りだけ少しV字に切り取る.V字から室内の空気が入らない様に,テープで押さえる.

施工例を示す.




  
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天井も結露【大和リース】

同じく大和リース製.
断熱材が屋根裏でずれていて,そこに小屋裏換気の冷気が直接当たり,天井が冷えて結露したものと思われる.



畳も,結露水でびしょ濡れ.新聞紙で水を吸わせていた.


こちらのお宅では,畳に青カビが発生している.

  
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2007年12月24日

壁が結露【大和リース】

壁の結露が酷い.大和リース製.




窓枠





壁の一部を拡大




壁の接合部の構造(中越地震の仮設の解体中のもの.長岡ニュータウン 陽光台.大和ハウス製)





この様に縞状に壁が激しく結露するのは,次の理由による.
1)凹み部で断熱材の厚みが約1cmしか無い
2)鉄で巻いた接合部のため,熱橋になる
3)凹みになっていて空気が滞留しやすい.

中越地震の仮設でも,大和グループのこのタイプの壁は激しく結露した.能登半島地震の仮設でも一部このタイプのパネルが使われている.他社や,同グループの他のタイプではこれほどの壁の結露は発生しない.至急改善をするとともに,今後の被災地ではこのタイプの壁パネルの使用は止めるべきである.
  
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2007年08月28日

仮設住宅が追加建設

中越沖地震の仮設住宅が,柏崎市内に追加建設される.

追加戸数は下記の通り.

旧柏崎市内 20戸
旧西山町内 20戸

新潟県のホームページから  
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2007年08月14日

集会所にお風呂がある

中越沖地震の仮設住宅では,東北電力の寄付により,集会所にIHクッキングヒーターや,バリアフリータイプのお風呂が設置されている.







  
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2007年08月13日

中越沖地震の仮設住宅の改良点

中越沖地震の仮設住宅が一部完成し,入居が始まった.中越地震の仮設に比べて,改良点があるので,写真で紹介する.

【柱のプラスチックカバー】

夏は,鉄柱の温度が非常に高くなり,やけどの危険がある.また,冬は室温より低く,結露する.中越地震の仮設では,郡リースだけが,柱にプラスチックカバーをして,こうした問題を軽減していたが,今回の仮設では,それ以外のメーカーもプラスチックカバーを採用した.

鉄柱が屋外側では60℃に達している


プラスチックカバーされた鉄柱


【スロープ】
中越地震のは,ベニヤ板張りで,雨や雪で滑りやすく危険であった.私も何回も転んでいる.これに対して,滑りにくい材料を表面に貼って,滑り止め対策してある.また,視覚障害者向けのブロックも追加されている.


  
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2007年07月28日

新潟県建築住宅課に情報提供

7/25(水)に,新潟県 建築住宅課を訪問した.長岡技術科学大学 中越地震報告書の「仮設住宅の居住性」を手渡した.能登半島沖地震の仮設住宅の資料も併せて渡し,両者を比較しながら,仮設住宅になお残る問題点について,改善を申し入れた.

今回の中越沖地震の仮設住宅の仕様について,いくつか記す.
1)耐雪1m(中越地震では2m)
2)掃き出しは無い(中越地震と同じ。7・13水害,能登半島沖地震の仮設では掃き出しあり)
3)給湯はガス(福井水害の仮設の一部,能登半島沖地震の仮設の殆どは,オール電化)
4)電源は100V 30A
5)身障者宅は,スロープで対応(能登半島沖地震の仮設では,敷地を盛り上げて玄関と敷地の高さをそろえるという「バリアフリー化」を行っている).

申し入れた改善点は以下の通り.写真は追って掲載する.

1)大和工商リースのパネルの一部に,パネルの重ね合わせの部分が薄くかつその部分が凹んでいるため,断熱性が悪くかつ空気が滞留して激しい結露を生じるものがある.能登半島沖地震でも,そのまま改良されずに使われている.大和工商リースは,幾つかの種類の仮設住宅を有しているので,この「欠陥パネル」タイプは使わないようにメーカーに要請して欲しい(中越地震では,小千谷平沢仮設等にて,激しい結露状況の写真を撮影済)
2)三協フロンティア製は,7・13水害や中越地震の仮設では,壁,窓枠,天井部材の一部が激しく結露した.能登半島沖地震の仮設では,内装にボードが張られており,そうした結露は起きないものと思われる.今回の仮設住宅についても,同様の結露対策を要望した.
3)給湯はプロパンガスだとガス代が高く,都市ガスを使っている地域の住民が仮設に入った場合,ガス代の高さでクレーム,トラブルになる.可能であれば,オール電化が望ましいと述べた.能登半島沖地震では,志賀原発を抱える北陸電力が,オール電化の機材(2口式の電磁調理器,屋外の電気給湯器,電磁調理器用の鍋とフライパン)を提供したことも説明した.
4)木製スロープは,滑りやすく危険である.少なくとも表面の部材については見当の必要があると述べた.
5)敷地の排水工事が,中越地震の仮設では当初,実効的にはまったくなされておらず,雪解け水が滞留して問題になった.能登半島沖地震の仮設では,透水性舗装とU字溝を深く埋めることにより,雨でもまったく水溜りは出来ない.排水工事を当初からきちんと行うように要望した.
6)海岸部に近いので,風対策を十分行うように要望した.能登半島沖地震の仮設で設置された間伐材を用いた防風壁の写真も見せながら説明した.
7)玄関の風除室の囲いを設けるように要望した.

以上の要望に対して,担当者からは対応策は全く提示されなかった.石川県建築住宅課が,訪問の際,積極的に過去の仮設住宅の問題点を解決しようと聞いてくれたのとは対照的である.被害戸数が能登半島沖地震に比べてはるかに大きく,事務的手続きだけでも大変なのは理解できる.が,3年間に震度6に2度も見舞われた県として,過去の失敗例を生かそうとする姿勢を失わないで頂きたい.  
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2007年07月18日

仮設住宅が1100戸着工

中越沖地震で,仮設住宅が1100戸作られる.先ず250戸が23日に着工され,8月上旬には完成するという.

仮設住宅1100戸、新潟県が国に建設要望へ  
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