「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「現代のネット小説から魅力的なヒロインが生まれることはかなり難しいのでは?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国ではネット小説が非常に存在感のあるメディアとなっていますし、中国オタク界隈でも中国の作品だけでなく日本の作品も含めるような形でネット小説というジャンルに関する考察の話題が盛り上がったりしているそうです。そんな中で
「ネット小説ではなかなか良いヒロイン、広い範囲で人気になるようなヒロインが生まれにくいのでは?」
といった疑問が出てちょっとした話題になったりしたそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「現代のネット小説から魅力的なヒロインが生まれることは難しいのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


現代のネット小説から魅力的なヒロインが生まれることはかなり難しいのではないだろうか?
理由はイロイロと考えられるが、国産のネット小説や日本産のネット小説を見てもその傾向は確かにあると思う。

無いわけじゃないんだけど、二次元系の別ジャンルと比べると明らかにヒロインの存在感が無い、記憶に残るヒロインが少ないという感じはあるかも

人気キャラの名前を挙げろ、ということならそれなりに出てくるんだけど、どれも個人体験かつきちんと追いかけたファンでないと共感できないからなー

作品の印象が薄いから余計にそう感じるのかね。
元々ネット小説自体が入れ替わりの速いジャンルだし。

問題の一つとしてヒロイン単独での魅力の描写が出来ていない、作中でそういうのが無いということが考えられる。
ネット小説に限らずヒロインの役割として主人公を引き立てるというのがあるけどネット小説は特にそれが強い。極論すれば俺TUEEEEEの演出装置。

ネット小説で重要なのは主人公の活躍の方だから。
主人公がヒロインと一緒にいてカッコ悪く見える、グダグダに見えるなら消えた方が良いとなるし、恋愛がうまくいかないとかNTRされるくらいなら不要ということにもなる。

逆にヒロインを強調するために主人公を動かすと読者からモノスゴイ批判されるしな……ヒロインが関わると脳にデバフがかかる主人公は見たくないというのも理解はできるが。

その結果が今のウチの国のネット小説の「ヒロインは不要」という風潮だし、「ヒロイン無し」ジャンルが成立している状況だろう。

この間似たようなスレ立っていてみんな色んな作品の色んなヒロインを挙げていたしスレも伸びてたけど誰もが同意するヒロインが出ない、話題が広がらなかったのが印象に残っている。

国産ネット小説でも俺が好きなヒロイン、この作品のこのヒロインがスバラシイと言っても伝わらんのよな。共感されない。

どの国でもネット小説においては主人公以外のほとんどのキャラがストーリー展開のための舞台装置みたいなもんだからな。
ヒロインも外見や背景や能力の設定は個別にあるけど、基礎部分は尽くしてくれるキャラかツンデレか或いはその両方かでテンプレっぽい印象になる。

ネット小説書いている男に恋愛経験皆無なのがだろ。

大人気のネット小説書いているのって男の作者だしな。魅力的なヒロインを出すとかちょっと要求し過ぎでは。

そんなの言い出したらアニメもマンガもエロゲも男の作者の方が人気ヒロイン出してるじゃないか。女の作者による男性向け作品は当たり外れが激しいし、恋愛関連の思想言動に共感され難いキャラになりがち。

今の環境では作者にとってヒロインを出すのと人気が出てランキングに載るようにするのを両立するのは難しくなってるんじゃないかね。
主流のウケるストーリーではなく、恋愛系の強いストーリーにするのはリスクが高いというのは分かるし。

実際、気が付いたらウチの国のネット小説って半分くらいヒロインがいないタイプになってきたような……

ネット小説って基本的には主人公が俺TUEEEEEするもので、爽快感重視で読まれるものだからね。
ヒロインの掘り下げや強調、恋愛の駆け引きやよろめきは求められていない。むしろ主人公がそれに巻き込まれてカッコ悪くなるので拒絶される。

ジャンルによってはヒロインが多い作品はある。
ただ日本のラノベほどではないかなあ。

日本のラノベ作品はなんだかんだで生産されるヒロインの平均的なレベルは高いし、それが強みになっていると思うわ。

日本のラノベは挿絵も合わせてヒロインをアピールするのが一つの戦術だからな……それが売り上げに直結するとなればそりゃ力も入る。

日本のラノベヒロインとか初見はいいけど、読み終わったらテンプレにしか感じられないのばかりだろ。全く評価に値しない。

それウチの国の作品のヒロイン事情も同時に殴っている批判では。

その背後に無数のつまらないヒロインが存在するとはいえ、日本のラノベ(ネット小説出身も含めて)は作品の看板になるヒロインを定期的に排出しているのはやはり強いと思う。
でも日本のラノベだと例えばSAOはせっかく良いヒロイン生まれたのに、NTRとか使い捨てとかで今大炎上中だからな……

最近のSAO関連のゴタゴタを見ているとヒロインに対して視聴者が求めるものや評価するものがかなり変わっているのを感じるし、それに合わせて人気ヒロインを出すのが難しいのも理解できる気がする。

SAOの原作が人気だった頃は当時のハーレムに対する反発でヒロインをメイン一人限定にしたのが、終盤が今の時代にアニメ化されたせいで反発を受けているというのが。
既に外から見ている元ファンとしては複雑な気持ちになるが、同時にちょっと面白く感じたりも。

私の想像が混じる話だけど、SAOも原作の時点ではヒロインそんなに評価高くは無かったんじゃないか?
ウチの国では正室のアスナ以外、サブヒロインの面々の人気がハッキリと確立され支持層が形成されたのはアニメでビジュアルや声がついてからのはず。これは実質ヒロインのエピソードがあって一定のファンがいたはずのシノンやユウキもだ。

それはちょっと同意したくなるな。
魅力的なヒロイン、厳密に言えば見ている側が魅力を感じて人気が出るようなヒロインを文章だけで出すのは難しい……いや、アニメで動いて版権絵も量産されるようなヒロインと同レベルの認知度を獲得するのは難しいとでも言うべきかな。

日本の作品は商業化でヒロインの魅力……うーん違うかな、影響力や訴求力が上がる。そして関連商品や関連作品、二次創作で人気が拡大する。
この部分があまり無い国産ネット小説は厳しいのかもしれない。日本のネット小説やラノベのヒロインも、主人公が俺TUEEEEEするためのツールでしないような作品は多いのだから。

最初から最後まで良いヒロインがいないというのはともかく、最初は良かったのに主人公に惚れてからはテンプレ化して魅力がなくなるみたいなのが多いのもね。
ハーレム系、ヒロインがたくさん出るのを武器にしている作品なんかはこの傾向が強くなるし、恋愛系でもこの傾向は存在する。

今のネット小説作品ってヒロインに関しても明らかに金庸から後退しているのがな……

金庸先生は同時代の日本の二次元すら超えるレベルの萌え属性を投入しまくってるから比較するのは勘弁してやれ。

今の環境だと強い女性キャラ、ヒロイン的な存在を出すと変更を要求されるんだよ。男性主人公の付属パーツ、ずっと尽くして主人公を肯定してくれる、裏切らない味方として存在するようなのを書くように言われる、作者が良いキャラを書けないというのもあるが、書かせてもらえないという事情もあるのは理解して欲しい。
(訳注:現在の中国のネット小説では課金収入を得られるアカウントまで昇進した場合、プラットフォーム側の編集が付いて指導や要求が入るとのことです)

ネット小説は人気やらランキングやらPV数やらが優先で作品の内容も当たっている作品の模倣になりがちだ。
そしてランキング上位の超一線級はヒロインの人気はあまり必要としていないし、そっちに割かれるリソースはどんどん減る。

上でも言われているがヒロインを出してその扱いを間違うと主人公の格が落ちる、爽快感が減るということになるし作品の評価が落ちて読者も怒るとハイリスクローリターンなのが……

読者の要求、市場の要求というのも影響しているのかなあ
その辺はまだ日本のネット小説の方が楽そうに見えるかな。最近の「リゼロ」とかもそうだし、炎上しているけどSAOもヒロインの扱いは作者が好き勝手やれている

それに加えてネット小説というジャンルの構造的な問題もある。
基本的には主人公視点、三人称でも主人公中心で進むからキャラの描写が難しいし、ストーリー展開も「主人公と一緒にいる」キャラばかりになるから、ヒロインやサブキャラをきっちり人気にしていくというのが難しいんだよ。
だから私は「盾の勇者」から「槍の勇者」を派生させて連載を継続させたのには感心している。

それにネット小説は文章量が多いから主人公以外の内容、ヒロインの描写や活躍も相対的に少なくなって印象も薄くなるという問題もあるね。
上の方でも言われているが、その点アニメやマンガ、旧来のラノベと比較するとキャラを強調する上でイラストの効果は大きいだろうし

長さか……長く書けるのは結局テンプレ活用できて引き延ばしもできる作品だしな。恋愛要素はそれと相性が悪い。ラブコメ系がウチの国のネット小説では絶滅危惧種だしな。

主人公以外魅力的にならないというならば、女性主人公で書けばいいのではないだろうか?

それが実際に効果的な気もするのがなんとも。
今年は「防振り」「はめふら」の女性主人公のネット小説原作アニメが続けて当たっている……

アニメやマンガの過去の人気作品を見ていくと定期的に女性主人公の需要ってのが発生しているようだし、それはそれで一つの方法なのかもね。

ネット小説って長いテキストをぶつけるのが強みになっているジャンルだから、ヒロインの魅力を簡単に見せることが出来ていない。コンテンツの量、テキストの長さ自体は作品のファンを確保するという点での強さにつながっているんだけどね。
でもことヒロインの魅力を強調するということにおいてはネット小説は何かと不向きなメディアに思えたり。

同意。私もヒロインの魅力や萌え重視というのは現在のネット小説の超長編ストーリーとは相性が悪いと思う。
キャラの印象は長さよりも印象の強さ、把握の容易さが重要になることも多々あるし、広い範囲で話題にする際にまず大量の文章を読んでから……では厳しいだろう。



とまぁ、こんな感じで。
中国のネット小説の事情も含めてイロイロな話が出ていました。

中国オタク界隈でも魅力的なヒロインの需要は十分以上にあるものの、作品の面白さや爽快感といった要素との優先順位に関してはイロイロと悩んでしまうのだとか。
このネタを教えてくれた方からも

「面白い作品で魅力的なヒロインもいるというのが理想ですが現実はなかなか上手くいきませんし、中国ではヒロインの魅力だけの作品は低く見られがちなので、作品の評価基準的に難しい空気もあります。昔よりはかなり楽な空気になってはいるのですが」

「それから現在の中国のネット小説系の作品は作品の評価にヒロインの存在がプラスになり難いのも厳しいです。萌えやエロの需要はあるのですが、それを普通の作品内でやって歓迎されるわけではありません。それに表紙のイラストだけだとやはりイメージの燃料が不足しますね……」

という話がありました。
ちなみに近頃の中国のネット小説におけるヒロイン不要の流れについては過去の記事などもよろしければご参照ください。
中国オタク「ウチの国の作品のヒロインキャラは出さない方がいいという流れはどうなんだろう」

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国語タイトルの印象と中身が違った作品について」「ジョジョは中文タイトルのせいで児童向けマンガだと思っていた」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

作品のタイトルから受ける印象と実際の内容が違ったというのはありがちな話ではないかと思いますが、日本の作品が中国に入る際にはタイトルも中国語に翻訳されることから、そういったタイトルの印象と中身の違いが更に拡大するようなことも発生します。

この辺りのネタに関して最近の作品も含めたネタを教えていただきましたので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国語タイトルの印象と内容が違った作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国語タイトルを見ての印象と中身が違った作品について語ろう!
「魔法少女小圓」(魔法少女まどか☆マギカ)を見てピュアな子供作品だと思ったように。

分かった。「竜王的工作」(りゅうおうのおしごと!)というタイトルから将棋の作品とかロリ作品とか全く想像もしなかったみたいなネタか。

でも「まどか☆マギカ」のせいで逆に今は「魔法少女」でピュアな作品だと思う人がいなくなっているような?
魔法少女=極めて高リスクな児童労働の異能バトル系、かつ少女が求める形で契約内容が遵守されるのは期待できない鬱展開な作品というのが広まり過ぎている。

「魔卡少女櫻」(カードキャプターさくら)以外の魔法っぽい単語+少女な作品は、もう……

あのジャンルは魔法少女伊莉雅(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)みたいなのがくるからもうなんでもアリだしタイトルとのギャップには驚かない。「イリヤ」はfate系バトルに加えて劇場版で更に別方向にかっ飛んでいくし。

死神(BLEACH)
見る前はホラーかミステリだと思っていたが、まさか熱血オサレ作品だったとは……

「碧藍之海」(ぐらんぶる)
全裸飲酒大学生のひでえサークル活動と恋愛のストーリーだった。面白かったけど!たまにいい話も入るしサークルの内容的に間違ってはいないけど!!

二次元じゃないけど湊かなえの「告白」を、恋愛小説だと思って読み始めたことを告白します。

「紫羅蘭永恒花園」(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)はタイトルから想像もつかず、作画がスゴイ以外は本当にどんな作品なのか見るまで分からなかった覚えがある。

近頃の作品だと「暗黒破壊神在身边」(ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。)かな、何と言うかもっと冒険要素があると思ってた。

「我们仍未知道那天所看見的花的名字。」(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)は見る前はもっと詩的なラブストーリーだと思っていた。ジャンル的にはそこまで大きくズレた感じは無かったが。

「博多豚骨拉面団」(博多豚骨ラーメンズ)はグルメ系作品だと思っていた。ずっと。

「塞尔達达伝説」(ゼルダの伝説)のパッケージや広告に出てくる主人公の名前がゼルダだと思っていたというのは、ゲーマーなら誰もが通る道という説もある。

それは世界中、日本でもありがちな勘違いらしいな。

ゲームと言えば「悪魔城」(悪魔上ドラキュラ)に悪魔がいないのはどういうことだとずっと疑問に思っている。

悪魔城は別にゲームの内容がタイトルと違うという程でも無いだろう。
ゲーム内の敵っていわゆる妖魔鬼怪の類だし。純粋な「悪魔」っぽいのがほぼいないのは否定しないけどね。

これは中国語タイトルにするときに言葉が削れたケースだな。
日本語タイトルは「悪魔城ドラキュラ」で、ドラキュラがボス扱い或いはキーキャラに関係するのがパターン。メインは悪魔じゃなくてドラキュラ、吸血鬼の方だ。

「暗殺教室」は日本語と同じタイトルで入ってきていたけど、「暗殺」がウチの国ではアウトだったようで「三年E班」みたいなタイトルになったりして意味不明になってたなあ

翻訳の影響ではないんだが「無敵超人賛波特3」(無敵超人ザンボット3)は無敵なロボが活躍するギャグ混じりの軽めなロボアニメだと思っていたなあ……タイムボカンみたいに。

あれはハゲの同系統作品にちゃんと無敵な「無敵鋼人泰坦3」(無敵鋼人ダイターン3)があるのも紛らわしいよね。

「家庭教師」(家庭教師ヒットマンREBORN!)
一応中国語タイトルも「REBORN!」や「HITMAN REBORN!」が後ろについてはいるんだが、大体みんな「家庭教師」で呼ぶから誤解が多発した。
私は知識が得られる系ギャグマンガだと思っていたよ!

確かに。あの作品を名前だけで裏社会系熱血作品と思う人はほとんどいなかったように思う。

一応、最初の方は日常系ギャグマンガだから……

俺はむしろ「家庭教師」からエロい方を期待してしまっていました

私の友達もR18的な物を想像していたなあ

ためになる、学べる系作品だと「宇宙兄弟」を科学普及のお兄さんが出てくる作品だと思ってたな。これはタイトル変更なしにそのまま漢字でもってこれた作品だけど、日本だとどうだったんだろう。連載雑誌が青年向けだから勘違いされることはなかったのかな?

「来自深淵」(メイドインアビス)、青年キャラの深淵探索的な話だと思ったら、作者の性癖爆発した子供の深淵冒険ストーリーだった。
ダークな方向はわりと予想と重なっていたけど組み合わせが……

「恋愛禁止的世界」(恋と嘘)
若者の恋愛が禁止されているウチの国の体制における淡いラブコメみたいな感じだと思っていた……日本の作品でそんなことになるわけないのにな!
(訳注:中国の社会には「早恋」という青少年の恋愛はよろしくないという概念があります。中国オタク「ウチの国は子供の恋愛が問題視されるけど、実際にそれが問題になったとか、親に怒られて別れさせられた人っている?」

「ジョジョの奇妙な冒険」はこっちだと「喬喬的奇妙冒険」になるから、語感的に「タンタンの冒険」みたいなもんだと思っていたよ。

ジョジョを子供向けだと勘違いするのはよくあるよね。
そもそも喬喬の発音(qiaoqiao)が子供っぽい。今のファンがjojoとあえて書くのも無理はない。

私も「ジョジョ」は中文タイトルのせいで布教されるまでずっと児童向けマンガだと思っていた。

作り手の狙い通りに引っかかったんだろうけど「君の膵臓を食べたい」は東京喰種みたいな食人ネタの方向だと思ってたわ。

「女神異聞録」(ペルソナ)は全く女神と関係ない。キーになるのは女神ではなくPERSONAだ。
当初はゲームの中にいっぱい女の子出てくるから、それがタイトルの女神と関係あるのかと考えてしまった。

あれはまず女神転生があって、その後真・女神転生というシリーズが成立して、更にその派生として「女神異聞録ペルソナ」になるからな。
そして日本では女神異聞録ではなく「ペルソナ」シリーズと呼称されているから、こっちで定着した呼称がズレているという。

そもそも、女神転生の時点で女神はどこと探すことになるというネタが。
メインストーリーにほぼ女神関係無いし!

最初の方は関係あったらしいんだがな。確かFCの「1」がメインストーリーが女神の解放でヒロインが女神の転生者。
シリーズ物で後ろの方がタイトルの内容とずれてくるのはありがち。

「勇者闘悪龍」(ドラゴンクエスト)でボス敵の悪龍はどこにいるんだみたいなのもよくあるネタだよね。

そもそも今の感覚だと「女神転生」がダサいというか、適当にそれっぽい単語を並べるだけの安易なタイトルに思えたりするからな
私は結構な期間、女神転生は国産のゴミゲーだと思い込んでいた。

そう言えばこれも翻訳じゃなく漢字そのままだけど「無職転生」がタイトルの印象から何の捻りもないテンプレ異世界モノだと思い込んでいた。暇なときに何となく読み始めて、なんでもっと早く読まなかったのかと後悔した。
そしてその後更に「女神転生」にかけたネタタイトルという意味もあって日本人でゲームやっている人にはかなり刺さるタイトルだというのも知った……

まだ出ていないのだと「科学小飛侠Crowds」(ガッチャマン クラウズ)
あからさまな子供向けタイトルとは全然違う内容で面白かったし、当時はこんなタイトルがついていることに憤慨した。

「科学小飛侠」は当時タイトル切りする人が本当に多かったと言うか、初動ではほぼそんな感じだったな。

実際に見てみれば、人は選ぶがきちんと面白い所のある作品だったのにね。少なくとも子供向けの幼稚な作品とされるようなものではなかった。

あれは昔の元ネタ作品「科学忍者隊ガッチャマン」がこっちだと「科学小飛侠」だったし間違いでは無いんだが……

ああいうリメイク的な作品って、元になった昔の作品自体は確かに子供向けだし当時の子供向けのタイトルが固まっているのが難しい。
日本なら知名度が高い上に過去作を見た人間が既に大人になっているからいいのだろうけれど、こっちはそういう知識や経験の連続性が無いから「なんだこのガキ向けの幼稚なタイトルは」となってしまった。昔のを持って来るのが正しいと思考停止した中国語タイトルではダメだった。

人気になったわけじゃないけど、そういう被害が比較的少なかったのは「夜之小双侠」(夜ノヤッターマン)かな。時代が変わったのもあるし、夜ノという変な単語で子供向けっぽさがきえたのもあった。
ただ私は小「双」侠だから、てっきり旧作のコンビが解消されて対立しているといった路線の作品だと見るまで勘違いしてたわ。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな「思ってたのと違う」話が出ていました。

日本語から中国語への翻訳に関しては漢字がそのまま使えることの利点がありますし、他の言語と比べて日本のコンテンツを受け入れやすいといった話も聞きます。
しかし今回の中国語タイトルに限らず、そういった手軽な翻訳の過程の中で漢字だけを持っていくことによる弊害もたまに発生しているとかなんとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタクの面々が「中国語タイトル」で切ってしまったアニメ


中国オタク「チート無しの普通の人間が転移転生をする日本の二次元作品ってどんなのがあるんだろうか?チートの反対側が気になってきた」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国の方でも異世界や過去の歴史に転移、転生する作品は「穿越」という名前でネット小説などを中心に大人気ジャンルとなっていまして、日本のその手の作品に関してもイロイロと共通するネタを見出したり話題にしたりしているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「チート無しでトリップや転生をする作品はどんなのがあるか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「魔王学院の不適合者」というチートの極みを見ていてふと考えたんだが、チート無しの普通の人間が転移転生をする日本の二次元作品ってどんなのがあるんだろうか?チートの反対側が気になってきたんだよ。

ほとんどのトリップ系はトリップする際に何らかのチート、プラスになるものを獲得するね。それが無くても知識チート。

うーむ……なかなか思いつかないけど、全く無いわけでは無い……と思う。

「トリップしたキャラ」のサブキャラやモブキャラなら普通の人もいるけど、主人公がそれというのは無いんじゃないか?

えーと、そうだ「恋姫夢想」や「織田信奈の野望」なんかは主人公に関しては普通じゃないか?

あれのどこが普通なんだよ……

私も恋姫の主人公はチート無し系だと思う。
あの作品は世界観やヒロインは特殊だが、主人公自体は能力的に日本の学生という背景の範囲だろう。現代知識持ち込んでも現地の三国系ヒロインに実際の運用方面でばっさり否定されたりもするし。

恋姫夢想みたいな感じで、初期のトリップ系にはチート無しのもそこそこいて偶然の機会と本人の知識や社交能力で活躍していくという感じだった。
その後は段々と派手さや爽快感が強調されるようになって、いつの間にかチートが基礎設定に。

ほとんどの作品で言葉の問題がまずチートで解決になるし、本気で何の補正も無かったら異世界の感染症でやられる或いは異世界に感染症を広める可能性とかもあるから、何かしらチートっぽいものは無いと作品として成立しない。
異世界系作品の不合理さをあげつらえば作品が面白くなるわけじゃないし。

SF短編じゃあるまいし、異世界にトリップしてしばらく冒険した所で主人公が感染症で死亡ってのは誰も喜ばないからなあ……

国産作品でもそういうのはなかなか無いからな。
作者の自己満足的なのは探せばあるかもしれないけど、人気が出る、稼げる作品でそういうのは皆無だろう。

国産だと女性向けで清の宮廷にトリップする恋愛モノとかは本人のチート無いぞ。ストーリーはいわゆる御都合主義になりがちだけど。

ようはどの程度かだよね。
チート能力も、チートな知識も技術も。

チート能力が無くても記憶力抜群で数学物理化学に関して複雑で細かい所まで覚えていて内政チートを行います。
まぁチートが無いと話が書き難いし読者を捕まえられないんだよ。俺達の人生を面白い読み物にするのが難しいように。

昔の話は偶然や幸運で何とかしていた異世界の第一歩、例えばモンスターとの遭遇を今ではチートで圧殺。
これに関しては今の時代にぐだぐだピンチ描写をしても仕方がないという理由もあるかと。

近年の知識チートは脳内に検索エンジンとネットが搭載されているような知識持ちも多いからなー

その辺りをリアリティ持たせる感じでやると、人間は普通でも装備や設備、使っていたノートとかの資料を持ち込んでいたりとかになるがこれもチートの範疇か。

現実世界では魚の調理も鶏をしめたことも無い、健康診断で血を抜かれるだけで気分が悪くなる男どもが異世界にトリップしたら即敵を殺しまくって無双してハーレムを形成するわけだからな。
精神的な変化がまずチート。

国産作品でもそういうのはなかなか無いぞ。
作者の自己満足的なのは探せばあるかもしれないけど、人気が出る、稼げる作品でそういうのは皆無だろう。

国産だと女性向けで清の宮廷にトリップする恋愛モノとかはチート無いぞ。ストーリーはいわゆる御都合主義になりがちだけどね。

歴史系は結構あるんじゃないか?ただ運の良い環境や出会い、歴史関係の記憶力みたいなものはあるんだろうけど。
日本の作品だと戦国時代にトリップしたら大体織田信長か下っ端時代の豊臣秀吉に出会うというネタを聞いたことがある。

国産作品だと歴史系はチート無しの文系学生が頻繁にトリップしているように思う。あと歴史トリップ系はチートが効きすぎると後の方の展開に苦労するからチートは抑制する傾向がある。
現代社会の常識として持っていてもおかしくない知識でチートできる部分も多いからね。

織田信長で思い出した。
ちょっと前の「信長協奏曲」の主人公は本当にチートが無い。

その作品があったな。
普通なら歴史を知っているというチートで活躍するはずなのに、勉強していない高校生のうろ覚えの歴史知識だからほぼ役に立たない。それでいてトリップとしては説得力も面白さも爽快感もあって感心したよ。

「灰と幻想のグリムガル」はチートが無いとどうにもならんというのを教えてくれるぞ。

なんだい?「今、そこにいる僕」について語っても良いのかい!?

「今、そこにいる僕」は逆のチートやイベント補正だからなあ……現在のチートと主事候補生を基本スペックにするのとは正反対。ただ主人公がバカというか精神的に成長しないのは共通しているようにも感じられるのが……

「今、そこにいる僕」の主人公は明確なチートは持ってないけど劇中描写はそれなりにハイスペックだし、普通の人間枠で考えていくとちょっと悩む。

普通どころか平均以下でいいなら野比のび太でどうだ?年一回の大長編トリップは大体がドラえもんとひみつ道具来るまではどうにもならんからな。

今のネット小説、ラノベって中国だろうが日本だろうが娯楽優先だし、厳格な意味での「普通の人」な主人公はいない気もする。
昔の作品を探せばあるかもしれないが。

本人にチートなくても、ギャグ補正や勘違い補正とかもあるからな。爽快重視だと普通にする意味があまりないんだよな。

「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」を思い付いたけど、これもアニメは最近だが原作は前世紀のエロゲだな。今の作品で探すのはなかなか難しい。

現代にいる時に既に最強クラスの能力で、転移後に更に能力を獲得していくのはどうなるんだろう。例えば「ライドンキング」のように。

現代社会でのチートスペックや特殊能力持ちみたいなのもいるからなあ。一般人、普通の人間、凡人の定義が不安定だ。

以前この手の話題をしたときに、「ゼロの使い魔」のサイトは普通の人間枠の主人公キャラ、能力はあるけど限定的だし発動しないと弱いから……という見方を聞いたこともある

能力が普通(地位や身分や血統は?)、地位や身分が普通(能力は?)みたいなのもある。

昔の作品なら、例えば「聖戦士ダンバイン」の主人公はとても普通だと思う。

現在のチート基準からすれば無いも同然かもしれないし、主人公だけの能力ってわけでもないが、ダンバインは異世界に召喚された時点でその世界ではチートである強いオーラ力を持てるし、ロボット操縦も強力ということになるんですが。
まぁ後半はその辺のチートとかうやむやになるけどね!

主人公の知識が世界に噛み合って活躍するみたいなのはどう判断するべきなのかな。例えばオタ知識と観察力と解釈で活躍する「アウトブレイク・カンパニー」なんてのもあった。

主人公がトリップしないでよければ「異世界食堂」なんてのがある。普通の食堂で異世界から来る客が勝手にチートを感じて帰る。

「GATE」もそうだけど、現代社会の優越性をぶつけるみたいなのはあるね。人間ではなく社会環境や資源が実質的にチートになるような。

昔は異世界にトリップというだけで価値があったのかもしれないが、今では爽快感も無いとダメだから、普通の人がトリップというのは絶滅にひんしているのではないかと。

異世界トリップ系作品の重点は異世界じゃなくて異世界にトリップした現代社会系主人公のチートと活躍だからね。
これは現実世界が舞台の作品と、異世界が舞台の作品の違いでもある。異世界トリップの主人公は良くも悪くもチート発動率が高い。

現在の基準で「普通の人間」で考えるならギャグ系を探すのが良いのでは。
普通のだとどうしてもチート判定されるのが入ってしまう。爽快感重視の現代では現代の知識や感覚を異世界にはめ込んだことによる影響を出さないのであれば、現代社会の普通の人を出す意味が無い。



とまぁ、こんな感じで。
作品をイロイロと探すのと一緒に、現在の中国におけるトリップ、転生系の作品の需要の方向のようなものも出ていました。

ちなみに私は若い時の守備範囲が主にラノベ方面だったのですが、個人的に覚えている今回のテーマに合いそうな異世界トリップ系作品の中で一番古いのは「異次元騎士カズマ」、もうちょっと後だと「ユミナ戦記」や「日帰りクエスト」とかでしょうかね。

この辺りの作品は当時のレベルでの御都合主義やなんとなく高い肉体スペックもありましたが、今のようなチート能力は無かったように思います。そしてその後の「火魅子伝」、「A君(17)の戦争」辺りになると異世界における活躍の仕方も段々と変わっていったような。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ日本人はカブトムシが大好きなのか?アニメやマンガを見ていてもカブトムシモチーフのメカや装備、特殊能力は扱いが良いように思う」

雨続きでなかなか夏という気分になりませんが、ありがたいことに夏っぽいネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

カブトムシと言えば日本では子供の憧れで大人になってからも何となくテンション上がってしまう人は少なくないかと思います。また日本の作品ではそういったカブトムシ関連の感覚がネタになることもありますが、中国オタク界隈ではその辺りの描写に引っかかりを覚えることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本ではカブトムシがとても好まれる」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ日本人はカブトムシが大好きなのか?
アニメやマンガを見ていてもカブトムシモチーフのメカや装備、特殊能力は扱いが良いように思う。

日本の子供がカブトムシではしゃぐ、対子供の秘密兵器みたいな扱いは確かに意味分からん。
俺の住んでいた所が全くカブトムシに縁がない気候だからなのかもしれないが。

日本でカブトムシが好まれることもだが、そもそも日本の作品では小さい子が虫を手づかみしにいくのも理解できん。

二十数年生きてきた人生の中で、カブトムシの実物にはお目にかかったことが無いなあ
中国国内にいるのは知識として知ってはいるが、かなりレアなのかね。

都市部に住んでいると見る機会はまず無いだろうな

カブトムシか、日本人の感覚は分からないが子供の時は結構好きだったな。捕まえたこともあるぞ。
自分の周りで比較的よく見かけてカッコイイ系のバッタやセミやトンボとかと比べても別格のカッコ良さ、それにあまり見かけないレアさも加わっていたのかも。

いっぱい脚があるのが嫌いな自分にとって、カブトムシが好きってのは本当に理解できない。

虫好きの子供ってのはいるぞ。俺もそうだった。
蚊やハエみたいに病原菌持ちだとか脚が多くて不快なのでなければ、虫にカッコ良さや美しさを感じる子供や大きなお友達もいる。

独特な面白い外観だとは思うけど、日本の作品の子供はみんな好きというレベルはさすがに共感できない。

他の国はどうなのか知らないけど、日本では昆虫採集がかなりメジャーな趣味らしいから文化や習慣的な物もあるんじゃないかな。

蚊やハエみたいな不快な虫はともかく、南方に住んでいるとでかい虫がその辺飛んでるから生活してりゃ慣れるぞ。
それに田舎の子供は虫をいじめて遊ぶし。

私はカブトムシってカッコイイと思うんだがなあ……昆虫の中でもかなり別格のフォルムだと思う。

同感。虫嫌いで見たくもないな俺もカブトムシなら見ていられる。なんか造形が虫っぽくない現実離れしたものに思えてね。

カブトムシの幼虫をつかみたくないとか見たくないというのは分かるが、成虫になれば大丈夫じゃないか?あの独特なフォルムはカッコイイだろ。

オタク的に言うなら、カブトムシはあの外骨格が良い。ガンダムに通じるものがある。

日本は昆虫採集が現実の趣味としても、二次元などの創作の趣味としても強いんだよ。ポケモンほどじゃないが、昆虫特化のムシキングなんてのが流行る国だ。

コレクション系の趣味か。
切手収集とかはウチの国でもメジャーだけど、昆虫採集は少なくとも周りで手を出しているのはいなかったな。ネットを見る限りでは存在しないわけじゃないはずなんだが。

日本はカブトムシ(あとクワガタも?)に関して独特な文化がある。
時折ニュースでネタになることもあるが、良いカブトムシは高値で売買される。市場があるから幼虫を育てて売るという専門職もあるくらいだ。

ポケモンの育成みたいだな……いや、こういうのがポケモンのアイデアにつながったのか?

昆虫の中のカブトムシの地位ってソシャゲのSSRキャラみたいなもんなんだろう。

日本におけるカブトムシの人気は一種の伝統文化だよ。
カブトムシやクワガタムシって犬や猫のように購入するペットでもある。子供は大好きだし、かつてその子供の感覚を持っていた大人が作品を作るからソシャゲで遊ぶ現代でも感覚が共有されているのさ。

生きているのはさすがに無理だったが、俺はカブトムシの標本はネットで買った。
このカッコイイ形状が日本の子供に人気だというのはとてもよく分かる。

俺は四つ足を超える生き物はダメだ……

私もどうもピンと来ないな。日本のカブトムシ趣味ってこっちで小さい頃に金魚やウサギを飼うようなもんなのかね。

日本のカブトムシ関係の文化って、ウチの国のコオロギみたいなもんなのでは?
コオロギバトルに入れ込むのは中国人にしか分からん文化っぽいし。

私も日本のカブトムシに関しては闘蟋みたいな伝統文化枠の娯楽だと思ってた。

コオロギと比べればカブトムシはまだ分かりやすくキレイでカッコイイと思うわ。

そういや日本だとカブトムシを買ってきて戦わせるんだっけか?闘蟋とどう違うんだろうな。

カブトムシに限らず甲虫は子供に人気あるよ。
日本ほど系統だった共通の好みじゃないけど、小さい子が見つけてテンション上がるものではあるはず。

昆虫採集の趣味に関して、私は「どうぶつの森」で理解できた気がする。リアルの虫はダメなのも混じるが、基本的に楽しい。

カブトムシはなかったけれど、俺の小さい頃はコガネムシは結構捕まえてた。キレイな鎧をつけているみたいで好きだったのよね。

カブトムシにテンション上がるのはなんか分からなくもないかな。
生物なのに、メカっぽくてパワー系な外見だから。

日本には捕虫文化とでもいうのかな?そういうのがある。昔は捕虫マスター、今はポケモンマスターだ。

日本の純朴な男の子イメージが、麦わら帽子と虫取り網だからね。
ちなみに女性は麦わら帽子に白いワンピース。こっちの方はみんな分かりやすいだろう。

日本の特撮は昆虫モチーフ多いし、カブトムシやクワガタはモチーフにされることが多いと聞いたことがある。
やはり昆虫って日本の子供に人気高いんだろうね。

カブトムシに限らず日本の虫関連の趣味って少なくとも今の国内の闘蟋よりはきちんと伝わって普遍的な物になっているのでは。
ウチの国だと虫関係はいつの間にか存在感を失っていった。

昆虫に馴染みが無い生活をする人が増えたし、スレを見ていてもダメな人は本当にダメだからな……

虫って不思議なことに大人になるとダメになる。小さい頃は別に何とも思わなかったのに。

自分もそんな感じだけど、カブトムシはあの独特なフォルムのおかげなのか気にならないな。手でつかめるかはちと怪しいが、見る分には普通。



とまぁ、こんな感じで。
日本のカブトムシ人気に関してピンと来ないようでしたが、カブトムシをカッコ良いと感じる人もそこそこいるようでした。

ちなみに本題とは全く関係ありませんが、
管理人の一番好きなカブトムシモチーフのキャラというかロボは
「バーコードファイター」

のダッシュビートルです。ちょうどコロコロ連載が直撃した世代でして……

それにしても今回のやり取りを追っかけていて気付いたのですが、中国では虫関連の娯楽や趣味をあまり聞いたことがないですね。パッと出てくるのは上にもあるコオロギ関連くらいでしょうか。

中国で子供の課外活動やスポーツ、趣味の活動などに使われている施設の「少年宮」関連で出てきた趣味も、模型(プラモ含む)とかはあったものの昆虫採集は無かったような……
もっともこれは私のいた北京の、それも私の周囲の話ですから別の場所や地方だとまた違うのかもしれませんが。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『魔王学院』は腹筋的に危険」「俺達はこういう爽快なだけで余計な事もしない作品が好きなんだ!」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

7月の新作アニメの
「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」

ですが、その開き直った俺TUEEEEEぶりが中国オタク界隈の一部にも刺さっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「魔王学院の不適合者」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


俺達はこういう爽快なだけで余計な事もしない作品が好きなんだよ!こういうのが良いんだよ。

この作品は支持したい。
今の時代だと逆に貴重な内容。即座にチート発動するし、バカを装うとか実力を隠すとかもしない。

こういうのをアニメで見たかったんだよ
鬱展開や罠を全部力技で解決。まさにチート。

「魔王学院」は腹筋的に危険。
心臓の鼓動で倒す……そこまでやられるとネタになるわけか。

中途半端にカッコつけとか弱いフリしている時の鬱陶しさが無いから妙なテンポの良さと爽快感があるな。
チート能力って演出や強調、使ったら終わってしまうからと物語の尺や構成のために出し惜しみされたりというのがありがちだ。

そうそう。中途半端じゃなく振り切っているのが笑えるのよね。
そういう実力を見せない、弱いフリや愚かなフリをするという展開の見せ方もネタにしているよね。基本的には主人公がスゴイというのをアピールする常套手段なんだが、全部極端にするとこんなに笑えて面白いものになるとは

私はそういう方向の作品は正直嫌いだったが、この作品はとても楽しめる。予想外。

ずっと笑いっ放しだからマズイ。
夜中に腹筋どころか肺まで鍛えることになるとは。

正の方向で主人公の魔王だな。
子孫を導き後輩を教育し、平和を愛し自らも日々の生活を楽しむと。

人を超えた存在が冷笑や罵倒をしてくる凡人を上から目線で見下ろすというのはありがちだが、この作品のような関係はちょっと珍しくて新鮮。

全てを手にする、あきらめることはない前向きな傲慢さが良いなあ。彼は自分で決断できずに迷う「やさしい」男じゃない。

ヒロイン二人、互いが互いを生かすためにという普通だったら悲しい展開を歴史改変であっさり解決両方救う魔王様かっこいい

これは本当に正しいチートだ……

「オーバーロード」の次に来たパロディって感じだ。「オーバーロード」で好き嫌いが分かれる所をネタに振り切らせてきた。
深くは無いが物語の軸や伏線はあるし、開き直っているが考えていないわけじゃないのがまた何とも不思議な作品。

チートぶりの演出がどれも自重せず、しかもネタになるような作画になっているのがもうね。
迷宮を物理的に突破するシーンで穴をあけるんじゃなくて身体でぶつかるという昔のRPGの前進みたいなことを……

油断しているとむせる作品だよな、ホント。

なんかよくわからん特殊能力じゃなく、徹底的に物理重視パワー重視というのがネタになると痛感。

時間停止しても意味がない、そもそも殺しても死なないという謎の勢いには笑うしかない

慣れてしまったのか、あの突然殺された!の展開に自分は笑ってしまった。

魔王大人曰く「殺したぐらいで俺が死ぬと思ったか」
まさかこの時代になって、衛宮士郎の「人は殺されれば死ぬんだ」ネタに対するアンサーが飛んでくるとは……今夜は腹筋が厳しいぜ

欧米は知らんがウチの国だとあのセリフは士郎ヘイトと合わせてネタになっていた感もあるが、型月世界は単純に殺しても死なないのがいるからね。
そして殺せば死ぬというのは安易すぎるとこの作品は我々に教えてくれたのだ!

あれどういうことなの?
なんか勢いで見てしまったが、よく考えると混乱する。

気にしないでいい、ようは無敵ってことさ。

殺しても死なないというのは、殺せるけど復活するみたいな感じではないかと。ゲームで言うならHP0にしてもすぐ満タンで復活するもの。あと時間停止とかの特殊効果も無効。

とりあえず時間の神すら彼を倒せないみたいに考えて気軽に楽しめばいいと思うよ。
伏線は張ってあるけようだけど、魔王アノスのTUEEEEEを全力で描写するのが本質だろうから。
しかし「殺したぐらいで死ぬわけがない」という発言の不思議な説得力は一体……!

魔王とは無敵であり、様々な概念やルールで倒そうとするのは無意味。

この作品の強さに関して古い人間には竜破斬を赤眼の魔王にぶっ放すとか、重破斬を金色の魔王にぶっ放す状態みたいに説明できるのがすき。

言葉で説明するのは難しいが、キャラもチート能力もストーリーも個別に見ていくとテンプレなのに嫌な気分にならずに見れてしまうんだよなあ

確かになぜか面白い。シンプルで雑な手加減とチート発揮が楽しい。

残念なのはこの作品の大陸側の版権がbilibiliじゃないことだね。
弾幕コメントでワイワイ騒いでツッコミを入れるのにとても向いている作品だと思う。

それは同感。
youkuが取ったけどユーザー層的にあまり向いていない。あそこは女性向けや、含蓄アリ系が好まれるしその方向で取ってきたからね。

SILVER LINK.の作品、直近の「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が大当たりクラスだったのになぜ取らなかったのか。男主人公になったからダメと判断したのか

まぁ今期は「リゼロ」と「俺ガイル」と「ソードアート・オンライン」と「超電磁砲T」の続きがあったから、攻めに出なかったのも分かる。新型コロナで業界はどこも収益減は避けられないしね。
ただどれも独占じゃない上にどの作品もツッコミ入れて楽しむタイプじゃないから4月の「かぐや様」「プリコネ」のような盛り上がりはないんだよな。独占配信でなくてもbilibiliが一番稼ぐという皮算用だったのかもしれないが、弾幕コメントで盛り上がる作品取れてないのはわりと痛い。

とても楽しい。
ヒロイン描写はいいから、さっさと始祖様のTUEEEEEを見せてくれ。

でもヒロインはヒロインで逆にヘンな所がなくて好ましい。
言ってみれば主人公の活躍を盛り上げるための舞台装置に特化されている存在だから出しゃばって不快になるというのが今の所ない。

ヒロインの造形もテンプレ
お約束とテンプレばかりなのがこんなに嬉しいとは

作画とキャラデザと演出のレベル高いから見れるというのも加わる。それに今の時代にこういうテンプレ高クオリティの金髪ツンデレや無口系ヒロインが出るのは逆に貴重だろう。

異世界ではなく同世界内での転生をする作品のアニメ化って実は珍しかったのも新鮮さにつながっているのでは。ラノベとしては無いわけではないのだけれど。

最強の主人公が全力を出さないでも周りを圧倒して、罠にハメられても視聴者の予想外の方法で粉砕する。そしてアニメも十分な資金による高クオリティの作画、音楽、声優。
自分の中では最近の俺TUEEEEE作品の中ではトップクラスに位置することになったかもしれない。

こういう俺TUEEEEEでチート能力を隠すとか、弱いふりをする、ギャグに走るっていうのは作り手の照れや自己弁護な部分が混じっていることも多い。
しかしこの作品は照れずに真面目にチート能力のアピールやイキがったセリフを投げ込んでくる。更にそれが笑いにつながるのが上手い……

今の所、7月では最も予想外の収穫だ。
日本の広告でキリトと司波達也と並んで最強キャラネタで推されていたのはどういうことかと思ったが、色んな意味で司馬レベルのTUEEEEEネタで語って良い感じはあったな。

あの広告は実はたいして強くないキリトさんの気の毒さをネタにして楽しむものじゃないかい?

でもこの作品を見た衝撃って、私にとっては「ソードアート・オンライン」のアニメを初めて見た時の感覚に通じるものがある。
言ってみれば、自分でもよく分かっていなかった「こういうのが見たかった」「アニメ表現ではこうなるんだ」というのを提示してくれたようなものだろうか。

何も考えずに爽快な気分になれる作品が出てきて嬉しい。
見終わってからも次はどのように爽快な俺TUEEEEEをかましてくれるのかと楽しみな気分になる。ピンチによる心配ではなくポジティブな方向で次の話が気になる作品は久々かも。



とまぁ、こんな感じで。
爽快感が歓迎され強さ描写のネタっぷりに大笑いする人も出ているようです。

ここ数シーズンの新作アニメに関する反応を見ていると、日本のネット小説原作系のテンプレ要素についての受け止め方が「お約束として楽しむ」ような方向に変化しているのが感じられます。
そういった下地が形成されていることが、この「魔王学院の不適合者」の一回りして開き直った俺TUEEEEE描写が歓迎されることにつながっているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「藤井棋聖を見ると現実の方が恐ろしく思える」「姉弟子までいる現実も衝撃的だ」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先日、藤井聡太新棋聖が誕生しましたが、近年「3月のライオン」や「りゅうおうのおしごと!」の影響で日本の将棋界に興味を持つ人が増えている中国オタク界隈でも結構な話題になっているそうです。

藤井聡太棋聖の快進撃にラノベ作者・白鳥士郎氏が驚き 「最強の設定を超えてくる」(ニフティニュース)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「藤井聡太棋聖」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


藤井聡太七段が棋聖を獲った。当然日本の将棋の最年少記録を更新。
「りゅうおうのおしごと」みたいなことが現実で発生してしまった模様。

連勝記録が騒がれていたのは知っていたが、本当の意味で強かったんだなあ
30年間破られなかった記録を破るとは

なんか「りゅおうのおしごと!」のファンを中心にやたらざわついているけど、棋聖ってどれくらいスゴイの?竜王よりスゴイの?

竜王の方が上じゃないかな?
賞金額は竜王の方が上だし。

原則としては棋聖は一番下で、竜王が一番上。
タイトル持ちの棋士の呼び方でも名前の後に付くのは竜王が一番先だったはず。ただ将棋タイトルでは竜王、名人だけが別格で他は言っちゃなんだが大同小異。序列は賞金額で決めるから一般社会の認知度とはまた別の話なのよ。

賞金ランキングと協会の認定する序列は竜王の方が上なんだけど伝統や一般社会の感覚だと名人が突出している。だからこの二つを単純に上下判断するのは難しいとか。
とりあえず竜王と名人のタイトルは日本将棋界の頂点に立った証と見ていいんじゃないかな。

名人は将棋の順位戦の頂点だから、本当の頂点に見えるよね。

棋聖はじゃあ雑魚なのか。ラノベの竜王と比べてかなりダメで結局は現実というレベル?

いや、タイトル獲得するだけでスゴイ。どのタイトルだろうが相手が弱くなるわけじゃない。
棋聖を獲った時の相手の渡辺明は現竜王ではないが永世竜王になれるほどの在位期間だし、現在も二冠のタイトルホルダーだ。これを倒してタイトル獲得と最年少記録を更新するんだから、現実がフィクションを超えたと騒がれるのも無理はない。

倒した渡辺明は九頭竜八一のモデルの一人というのがまたなんというか、作品を見ている人間にとっては面白いのよ。

自分の日本の将棋に関する知識は「りゅうおう」と「3月のライオン」からがメインなんだけど、「3月のライオン」は物語的な誇張が足りないと感じてしまう今日この頃。理由は明らか。

作品自体が悪いわけじゃないんだが最近の日本の将棋界を追っかけていたせいか「3月のライオン」が将棋方面がなかなか進まないとか、キャラの能力や持ち上げ方がなんか微妙に思えてきたのが……

「3月のライオン」の主人公は突然変異の天才というわけではないから現実に出現する天才少年に劣っても当然だ。
いや目の前の現実に天才主人公が活躍する現実が出てくると……という話も分かるんだが。

「3月のライオン」は将棋方面はそんなに深くないし、登場人物の人間関係も将棋をアクセントにしているといった方向だからね。
それに対して「りゅうおうのおしごと!」の方はオタク向けで萌えやロリが強調されているしアニメ版はもうロリコンアニメになってしまったが、将棋部分や将棋に関る人間のエピソードはガチ。
ようはどこに重点を置いて見るかだよ。

才能のある若い主人公キャラに関して誇張の上限というかリアリティの範疇というかな感覚が藤井聡太の出現以降急速にインフレしているから、現在将棋ネタを描いている作家の創作は大変そうだな……注目が集まるのはプラスになるのだろうけれど。

一応理屈としては可能な藤井の史上最年少記録はたくさんある。
複数タイトル獲得や八段、九段などどれも難しい道のりではあるが、十分期待されるレベルの勝機はある。
彼は勢いだけでなく普通に強い。

直近では王将への挑戦のチャンスがあったはず。18歳で三冠というのもありえるんだっけか?

藤井棋聖を見ると現実はアニメよりスゴイというか、現実は小説を超えるというか、現実の方が恐ろしく思えるというか……

「りゅうおうのおしごと!」の作者がテンション上がるのも分かる。
しかし作者がはしゃぎ過ぎてノンフィクション作家を自称しているが、ずっとそれでさすがにKYに見えてきたぞ。

あの作者、作品のギャグもだけど空気読めない性格らしいというのがそこかしこに出ているからな……

個人的にはニュースのキャプ画像が既に「りゅうおうのおしごと!」のアニメで描写されているシーンと一致して驚愕したよ。きちんと取材している、日本の将棋界の描写がきちんとしている作品だと改めて実感した。

私も取材している作品だとは思っていたが、あそこまでキッチリと取材していたとはな。

あのアニメの対局の構図って将棋の映像の定番構図だから、場所が確定しているなら描けるみたいだね。
それでも普通に驚くが。

ちなみにこの藤井棋聖って将棋能力的には完全にソフトが人間を超えた以降の新世代で、将棋の研究能力的には九頭竜八一よりも椚創多らしいな。
思考する時に伝統的な将棋盤での思考ではなく座標で考えるらしい。

そう言えば現実でも創作でも日本の将棋は見た感じではかなりうまい具合にコンピュータとの力関係が移り変わったよね。ソフトが上でも無理はないという空気があるように感じる。
囲碁はアルファ碁との関係で一時期ひどかったから余計にそう思うのかもしれないが。

こっちでは「りゅうおうのおしごと!」関係のネタで例えられることもある柯潔はアルファ碁に負けたイメージで一時期かなり気の毒だったからなあ……
日本のニュースにおける藤井聡太の強さの表現では将棋ソフトの解析情報との対比が普通に使われていたし、ソフトの方が上という前提で人間の棋士を評価していたのが興味深い。

衰えが明確になりだしたかつての覇者羽生が七冠になって時代が一区切り、それと並行する形で将棋ソフトが人間を超えるようになって将棋のプロの研究にもソフトを使うのが当然になるなど内外の環境が激変、その中で藤井という若き天才が出たわけだからな。
外から見ていると何とも運の良い業界だと思ってしまうな!

ところで藤井には姉弟子と妹弟子が両方いるということがとても気になる。本当に気になる。

姉弟子までいる現実も衝撃的だ。

どっちもカワイイよね。
よし、通報だ!大阪府警でいいのか!?

そこまで揃っていたとはこの藤井は藤井冬弥みたいな環境なのかい?

残念ながら?姉弟子の方は既に結婚しているはず。さすがにラブコメ展開はラノベのようにはいかない模様
あと普通に芸事で飯食ってけるのが確定しているから、普通の学生なラノベやギャルゲーの主人公とは格が違う。

姉弟子は離婚もしているはず?
まぁ藤井聡太は現在の棋士の中でトップクラスの女性人気だから、普通にモテて普通に結婚相手をみつけそうな気がする。

そうか……藤井聡太をロリコンの件で通報する必要はないのだな。

まさかリアルの将棋ネタでウチの国のハーレム系作品のコミュニティがざわつくとは思いもしなかった。

藤井聡太の棋聖獲得でフィクションが現実になってしまったというのよりも、その若き主人公っぽいのに美人の姉弟子まで完備されていることの方が衝撃が大きかったような気がする。

完全に同意。そっちの方が分かりやすく衝撃的だったよ!!

藤井のトンデモなさは「りゅうおうのおしごと!」と一緒に入ってくる日本の将棋のニュースを追っかけていれば何となく把握できたからな。
タイトル獲得の可能性も高いと認識されていたし最近知ったレベルだと、スゴイと思っても意外ではない。日本の将棋界の空気や伝統を昔から知っていたらまた別なのかもしれないが。

声優と結婚できるプロ野球に続いて姉弟子がいるプロ将棋という、また日本で学んでプロになっていればと思う事件が発生した模様。

そして軽く調べて将棋を学ぶには俺達はもう老い過ぎていると気付くまでがセットだな。

物語の主人公のような存在というのはまだ予想の範疇だった。
しかしこういう形の人生勝ち組な人間を目にするとは思わなかったよ……!



とまぁ、こんな感じで。
藤井棋聖誕生のニュースだけでなく、一緒に出てきた姉弟子の存在のニュースも含めて妙に盛り上がっていたようです。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方によると
「中国では『りゅうおうのおしごと』に関しては近年非常にヒロインレースの党争が盛り上がっている作品の一つです。またどちらかと言えば姉弟子の党が強いですし、こちらのオタクの間では藤井聡太七段の件については姉弟子の方が話題になっていた気もします。その話題に関するスレも伸びていましたし、棋聖獲得のスレでも途中から姉弟子に関するレスが増えていました。和服を着た美人の写真が一緒についてくるというのはやはり不思議な説得力がありました」
とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「関西で将棋をやるとロリにもてるの?」 りゅうおうのおしごと!に対する中国オタクの反応

中国オタク「コスプレ衣装に二次元との落差が出る原因ってなんだろう?人間は次元の差があるから諦めもつくが衣装はもうちょっと何とかなるのでは」

艦これのイベントお陰様でE5まで進みましたが有明掘りで沼にハマってしまったようです。輸送ボスマスで他のレア艦は全て出てhelenaも2隻出ているのに有明だけが出ない……

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国のオタクの活動はコスプレから始まったという歴史があり、現在も中国で最も大きくかつ独自性のあるジャンルが形成されていますし、コスプレに関する話題や疑問は尽きないのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「三次元になったコスプレの衣装のクオリティが二次元と比べて微妙なことになる原因は?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


コスプレ、特に衣装に二次元との落差が出る原因ってなんだろう?
人間の顔と体は個人差に次元差があるから諦めもつくが、衣装はもうちょっと何とかなるのではと頻繁に感じる。

それはもう、コストの問題。
コスプレの衣装って何度も使うもんじゃないから安物になる。

顔や身体の方は化粧や画像加工でなんとかなるが、コスチュームはまだちょっと難しいというか、加工するにしても三次元向けの加工というのが見えてきていない感じがするな。

金だよ。がっつり金をかければ良いコスはできる。
特撮系の変身ヒーローだって金をかければ番組で使われるのと遜色ないレベルのが作れる。

でも金をかけるにしても、技術も必要だからなあ……特撮だったら布とかの柔らかい方の加工と装備とかの硬い方の加工の両方が必要になる。

二次元のキャラの服装って実質そのキャラ専用のオーダーメイドみたいなもんだからね。
現実におけるオーダーメイド作成の手間とコスト、そして技術を考えてみればなんとなく無理なのも分かるだろう。

身体にぴっちり張り付くような服は特に三次元の壁があるように思う。

二次元と三次元のぴっちり系の違いは大きいよな……

そういうのはプラグスーツの時点で無理だと知っているから脳内補正かけてる。それになんだかんだで昔よりも随分と進歩はしていると思うよ?

アニメの衣装の中には不思議パワーなしには維持できなそうな不合理なものもあるし、三次元に落とし込むのは大変なのだよ。

普通のルートで手に入るコスって廉価版のものだからね。
例えば近頃よく見かける「少女☆歌劇レヴュースタァライト」も舞台や撮影で使われるのは良い材料使って作られたものだけど、市販のはペラペラの素材だ。

でも「少女☆歌劇レヴュースタァライト」を見ていても感じるが、軍服アレンジ系は現実の騎兵や儀仗兵の衣装とかを知ってると廉価なコスプレ感が出てしまうような。これは公式のイベントで使われるようなのでも難しい。

三次元のコスで違和感が出るのは素材の違いと細かい部分の作り込みの甘さだね。
アニメではカットの関係で見えないというか、描写されない部分や立体的な効果を考慮しっていない所があるけど、それが三次元だと隠せなくなる。

素材がその辺の布だと再現できないのも。
例えば光沢のある素材は安っぽくて三次元の惨さが出現しがち。

材料の問題に加えて服の構造がね……アニメの服の構造は現実に持って来ると違和感が出るものばかりだ。
現実寄りなはずの制服でさえも似てる!原作再現が神!みたいなのはあってもなんか違う感でるしね。

私が違いの理由として感じている問題は光と色かな。現実で見ると原作と同じ色を使っても光の加減や何やらで見え方がかなり変わる。
あれは原作通りにやればいいというわけではないかと。

コスプレ衣装はどれも良い材料使って作られてないんだよ。
業者はどれも一番安い材料で一番高く売ろうとする。コスプレ衣装はコスプレというだけで強力な付加価値が付くから、質方面の努力は最低限の形になっているくらいでかまわない。

分かるよ。安物のビロードとかが多用されているが、ビロードで作るのではなくもっと他の材料があるだろうと思うことも珍しくない。

衣装次第だけど、材料の問題は大きいよね。特にファンタジー系やバトル系だと二次元特有の不思議な素材、硬そうなのに柔らかく加工できそうなのとか謎の視覚効果付きの布とか出てくるからその再現が難しい。

taobaoとかを探せばネットでは高いレベルのコスを注文で作るのとかあるぞ。それこそ映画で使われるようなレベルのが。
値段も高くて数千元から余裕でかかるけど。

そういうのって順番待ちになってるし、発注してから年単位でかかるのもざらだからなあ……しかも作る側優位でこっちの要求が通るかというリスクもある上に、実物が「どの映画レベル」かも出てくるまで分からないというのが。

今のコスはtaobaoで買うか、自作するかの二択だと思われる。
そしてコスの評価は基本的に原作再現度が優先されるけど、二次元のデザインを三次元に落とし込む際には様々な所で妥協やアレンジが必要になる。
taobaoの業者は再現度と利益を重視しているから素材は安いのを使いがちだし型紙も作業もイイカゲンだから質の面ではお察し。あと質よりも再現度の高さを狙ってまともな型紙で作らなかったりするのは良いのか悪いのか……基本的に一回の撮影、しかも画像加工前提な場合はそれも一つの手段だろうから。

個人的に感じる原因は制作時間と作業量かなと。
以前のイベントでモノスゴイ高クオリティの初音ミクコスをみたことがあって、感動してイロイロと質問させてもらったんだが、材料だけで5000元近く、制作期間はのべ3か月以上かかったということだったが、それくらいかける必要があるのかと納得もした。

私が自分で布買って母親にも手伝ってもらって作った時はかなり良いの出来たし、母親のアドバイスによる現実的な構造や見栄えに関するアレンジを入れたからジャケットを外せば日常に着まわせるレベルのものにもなった。
これは自分の自信のコスになって、ネットで売られている同じ作品の安っぽいコスを見る度に密かな優越感を覚えている。

スキル持ちの親に手伝ってもらったとか作ってもらったという話はたまに聞くが、ちゃんとした一般の服飾の観点からのアドバイスってありがたいよね。オタクだけだと再現ばかりに目が行きがちだから。

そのレベルで他人が作ったのを買うなら1万元超えも不思議じゃないよね。
というかオーダーメイドでスーツを作ることを考えると、本気で良いコスを作る際の金と時間はトンデモナイことになる。
そしてそれをずっと着用できるとは限らない。

コスプレの服というだけで高く売れるから。
業者にしてみれば流行りの時期に売りさばけるかの方が重要なわけだし、客も流行りに合わせて入手して着れるかが重要なのだから。

人間の方の素材は別とするなら、やはりコスプレの服の素材の問題が大きい。二次元では常に維持されていた色や光沢をテキトウな素材で再現するのは不可能。
結局は金、コストの問題とも言えるが

「想像していたのと違う」「写真で見たモデルと違う」なんてのは普通の服でもありがちだけど、二次元のコスは人の問題も衣裳が際立たせてしまうからな。

映画のコスは原作再現という面ではかなり上手くいっているから、やはり服よりも人の問題が大きいように思うんだけどね。
あとコスプレイヤーは学生が多いから金持ってないのも大きいんじゃないか。コスプレで金を稼ぐにしても装備にそこまで金をかけられんだろ。

実写映画になるような作品のコスプレだと、レベルの高いのは映画レベルかそれを超えるのはいる。あと中国のコスプレは学生だけでなくセミプロやプロもいるし、役者から流れてきたようなのもいるから顔は男女共に美形を使っている。
もっともそれが二次元に合うとは限らないが……そこに二次元を再現できていない服が加わると時々脳が混乱する画像が出来上がる

美男美女コスで歓迎されても、作品のコスとしてはなんか微妙な気分になるなんてのもありがち

結局金かな……一回だけ多くても数回しか着ない衣装にそこまで良い材料を使うわけにはいかないだろうから。

コストの問題は常について回るね。
国産作品のコスがウチの国で拡大したのは補助金やイベントでの政府へのアピールな扱いもあるけど、衣装を使いまわせるというのも大きかった。当時人気だった三国無双系コスともコンパチでやれたのは重要。

アイドル系作品とかで中の人がライブで着るような衣裳でさえも二次元を完全に再現できているわけじゃないし、ファンが個人で作る衣装が二次元を再現できていなくてもしょうがないという気はする。
要求しだすとキリがない、なら二次元で良いみたいになりかねないから頑張っているのが分かれば自分はOK。

二次元の衣装は基本的に二次元の事情で作られる。情報量が少ない「二次元の環境で見える部分」しか考慮されていないから三次元に持ち出すと細かい所がハッキリしないわ見る角度や光源や背景といったの環境の影響も出てきて二次元の通りにはいかない。
これはCG系でも変わらん。それでもやるならそういう情報の齟齬が少なくて素材や加工の差が出にくいキャラのコスにするしかないだろうね。例えばアイドル系は諦めてメイド系(人気キャラならメイドバージョンは大抵ある)にするとか。



とまぁ、こんな感じで。
中国のコスプレの衣装事情も含めてイロイロな話が出ていました。

教えていただいた話によると、さすがに昔のような
「中国のオタクの創作活動と言えばまずコスプレ」
「中国においてオタク向けで金が稼げるのはコスプレだけ」
というような状況ではなくなっているそうですが、相変わらず巨大なジャンルとしてオタク界隈向けに限らず一般層も含めたターゲットにアピールできるコンテンツとしての地位を保っているそうです。

またそれだけにファンの目も厳しく、営業に関しても上から下まで生き馬の目を抜くような戦いが行われているそうですし、その中で評価の中心になる衣装に関してもイロイロな戦いがあるのだとか。

私はコスプレに関しては専門外なので詳しいネタの紹介などはできないのですが、面白いネタや中国コスプレ事情などの話は大歓迎でございます。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「自由のガンダム、上海に立つ……のか?」

ありがたいことに
「上海に作られるという1/1フリーダムガンダムへの反応は?」
という質問を複数いただいておりますので今回はそれについてを。

全高18mの実物大フリーダムガンダム、上海に上陸へ(ITmedia NEWS)

この件についてはまだ具体的な物が見えていないのもあってか、中国オタク界隈ではあまり大きな話題にはなっていないそうですが、一部のファンの間ではちょっとした話題になっているそうです。

そんな訳でとりあえず中国のソッチ系のサイトを回って集めた
「上海に実物大のフリーダムガンダム」
といったことなどに関するやり取りを、例によって


「実物大の自由高達(フリーダムガンダム)」が上海に来るらしいな!
ニュースを知ってから、何とも言えない興奮が続いている。

やはり来たか……!
配信で発表されたイラストの背景は上海だったからな

自由のガンダム、上海に立つ……のか?

ウチの国でフリーダムのイメージに合うのを探すなら、まぁ上海だろう。

部屋に2.0を作って飾ってあるから、このニュースが来たときは叫んでしまったよ!

これで共産党軍にもガンダムが配備されたわけだな!

とりあえず予想の範囲内、ただストライクフリーダムではなかったのが少々意外かな。

同感。一番カッコ良くて強いのはストライクフリーダムだし俺それを看板に展開してくると思っていた。

自分はフリーダムもカッコイイと思うな。イベントでのイラストの他にも、以前RGフリーダムの宣伝でも上海の黄浦江使ってたし、企画としては納得できる流れ。

私はフリーダムは完成された美しいデザインだと思う。ストライクフリーダムは金色の関節とか腹ビームとかが蛇足に思えてね。
ただストフリの金色の関節やでっかく光る翼が強力な初心者ホイホイなのは否定できない。俺もそこを通ってきた……

後ろの羽はどうするのだろう?
開くようにできる見通しがついたのか、それともギミック無しでいくのか。日本では消防法的にフリーダムやνのような背負っている物が大きいと厳しいという話もどこかで聞いた覚えがあるが、そういうのはウチの国だと問題無いのかね。

それにしてもバンダイが1/1フリーダムを上海に投入するということは、やはり中国で一番人気が高いのはSEEDということなのか?

それはそうだろう。中国国内で一番流行っているのはずっとSEEDだ。

そうなのか。俺はてっきりガンダムUCの方だと思っていたが。

SEEDはオタクなら誰もが見ていた時代があるし、女性人気も高いからな。
UCは濃いの多いし声も大きいが絶対数はSEEDより少ない、それに女性人気とかどこの話レベルだからこういう所でSEED、フリーダムが選ばれるのも当然ではある。

なんだかんだでガンプラ作ったとかでアップされる画像もSEED系が多いからね。

バンダイは本当に金だかコネだかがあるんだな……発表のイメージイラスト的に日本国外、中国に1/1ガンダムシリーズを投入していく可能性を感じてしまう。

SEED系ならデスティニーの建造はどうなんだろう?
高達中国計画のイラストでは上海の他に北京広州成都杭州が背景で、出ていたのはRX-78、Wゼロカスタム、00、ユニコーンだったけど。

もしやるなら別の作品になるのでは?
そもそも偽主人公の機体はお呼びじゃない。それでもあえて出すならデスティニーよりもインパルスだろうな。

そう言えばガンダムベースの建築予定のニュースも出ていたか。上海の2号だけでなく広州と成都にも。

どっちにしろ俺の地元じゃないから関係無いかな……今のご時勢旅行に行くのも億劫だから、前ほど羨ましく感じられないのは……良いことなのだろうか?

とりあえず地元で大体の場所分かったからさっきフリーダム建設予定地にいってみたか、まだ何もなかった……

俺も行ってみた・さすがに今の段階だと本当に作り始めたばかり、資材を集めている段階みたいだよね。一応、建物らしきものは建設中だったがあれが未来のガンダムベースなのだろうか。

浦東でも外側に行くと普通に農村だし、開発できる場所はかなりあるからな。
バンダイはここ数年かなり中国市場に力を入れているのが分かる。ガンダムベースの建設や中国限定ガンプラもだけど、こっちの三大海賊版プラモ屋を一通り捕まえたりもしている。

フリーダム建造も良いが、私は劇場版「閃光のハサウェイ」がいけるかどうかが気になる。
上海の正大広場のガンダムベースは窮屈だから、でかくて何でもあるような場所にして欲しいなあ

正式にお披露目となったら絶対行く。楽しみにしているヤツも多いからチームも組んで。
羨ましかろう、日本人ども!
RX-78の時もユニコーンの時も俺達はずっと羨ましかった!

行きたいけど、どうするかなあ……最近は旅行に行くのもイロイロと考えてしまう。

俺は行くことは確定している。今すぐじゃないし、何とかなるだろと。
しかしあの辺のフリーダム建設に関する日本でのコメントまとめ、頑張っていたけど実際の日本では「中国」で「自由」に皮肉を感じている人も多かったかな。

アメリカの植民地の人間が何をほざいているんだか!日本人の嫉妬が激しくて気持ちいい。

マウント取れそうな気分になれるかもしれんが、日本での扱いだとあんまりパッとしない印象だな。日本でもSEEDの人気は高いけど、RX-78ほど別格の扱いじゃないから。

こっちでもガンダムネタ自体が今の主流の世代だとちょっと厳しいからね。

ちょっと前にもガンダムの世代間ギャップが話題になったけど、自分が「今の若いものはなぜガンダムを見ようとしないのか、基礎教養だろう」なんて老害なことを考えてしまうようになるとは思わなかった……

最近の若いのにとってガンダムというかロボはカッコ悪い、ガキ向けのイメージが出ちゃっているね。ガンプラはまだ趣味として強いけど。

そういや実物大エヴァはいまどうなってるんだっけか。

相変わらず槍刺してポーズきめてるぞ。後ろの橋の錆具合がなんだか良い風格。
これでエヴァとガンダムが配備されたから次はマクロスをお願いしたい。艦でもバルキリーでも大歓迎。

ガンダムが来たら盗みに行こうと思うが、マクロスが来たらブービートラップが仕掛けられてそうだから盗みに行くのはちょっと考えてしまうな!



とまぁ、こんな感じで。
ファンにとっては基本的には大喜びなニュースのようでした。

ちなみにこの件に関してガンダム好きな方から教えていただいた話によると

「御存じの通り、こっちでも一般の間ではそれほど盛り上がりませんでしたね。こういうのはやはり十年前のRX-78レベルの衝撃を期待するのは難しいかと思います。中国におけるガンダムファン全体の人気の傾向を考えるとフリーダムという機体の選定は悪くない、むしろこれかストライクフリーダムしかないと思われますが、今のネットでガンダムを話題にしている人はUC世界が中心なので完成前の時点の話題性としてはちょっと厳しいです。」

「私も嬉しくないわけじゃないんですが、今は旅行が気軽にできる気分じゃありませんし、先の見通しも微妙な空気なのであんまりテンションは上がりませんね。ガンプラとか模型は定期的に予約してしまいますが」


とのことでしたし、ニュースの出た時期的にちょっと難しい空気も漂っているようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

近頃の中国のガンダムを取り巻く空気についてまとめた過去記事です。
中国オタク「近頃の若いもんはガンダムを見ない、なぜだ!」

それにしても当ブログを見に来てくれる人が増えるきっかけとなった2010年の四川の偽ガンダム事件から考えるとこの十年での変化には感慨深いものがありますね。

ニセガンダム四川に立つ?

中国オタク「四川のあのガンダムが改造されて復活しやがった……!」

中国オタク「最近の日本のアニメの作画はヒドイ」「上はさておき下限のレベルは確実に進歩していると思うぞ?」

今週は四連休で水曜日までだというのに気付くのが遅れて少々慌てております。この間の週末に迅鯨掘ったり後段作戦を進めたりとだらだら艦これのイベントをやっていたことによる時間の浪費が痛い……

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
近頃の中国オタク界隈ではアニメの作画の良さや作画崩壊が何かと話題になるようで、新作アニメの中でどの作品を追いかけるかという際の評価基準としても重視されるそうです。
しかし一昔前はあまりそういった基準は重視されなかったという事情もあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「今の作画崩壊と昔の作画崩壊」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近の日本のアニメの作画はヒドイ。高レベルは増えないのに低レベルは増え下限も下がり続けている……

確かに作画崩壊は目に付くが、下限が下がり続けているかは分からんな……詳しい人待ちだ。

上限に関してはさておき、下限に関しては確実に進歩していると思うぞ?

入ってくる作品が増えた上に、作画が重視されない、或いは重視する余裕が無いような作品、例えば量産型の異世界ネタの作品とかが視聴されるようになったのも作画崩壊が話題になりがちな理由じゃないかな。

昔の方がもっとダメな方でスゴイことになってたからなあ。
昔のアニメとか作画が一定しない所かキャラデザも一定しないことがある。作画監督による暴走と、今よりヒドイ作画崩壊が混じっているから逆に悩むレベル。

ウチの国でも人気になった「天空戦記シュラト」とか、日本では顔が一定しない伝説のアニメ扱いだぞ。
ふと思いついたが、今は分かりやすい作画崩壊が増えたというか、話題にしやすい作画崩壊が増えたとも言えるのだろうか?

昔は動画の画質が悪かったし、ウチの国では作画に文句言うなんてこと自体があまり無かったからな。
低速環境向けの低画質動画で作画崩壊が語れることは無い。もっと昔の海賊版VCDや電波環境の安定しないテレビアニメとかでもね。

ウチの国だと「魔法戦争」「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」とかが作画崩壊ネタとして有名だけど、これを昔と見るべきか最近と見るべきか……

あとは「メルヘン・メドヘン」とかも!

ここ5、6年程度だよね。
10年前の作品が作画崩壊で話題になることは無い。

一応、昔も「戦国BASARA」が作画崩壊と騒がれたこともあったけど、あれはキャラデザが嫌われたのもあったような。
崩壊の証拠のキャプ画像に中割り混じってたりしたし、今とは違ったのも確かだろうか。

現在も語られるような作品って、同時代における平均以上どころか上澄み、或いは何かしら突出した評価がある作品だからね。当時の下限の方に分類される作品が意識されることは無い。
現在作画崩壊で批判される作品の多くも、十年後には大して話題にならないのではないかと。

最近の作品は作画がヒドイという人間は、昔の作品の作画のヒドさを甘く見ている。
あの「キャベツ」を知らないのか?

キャベツが象徴的だけど、当時の他の作品もわりとヒドイことになるシーンはあるからな

キャベツ作画の事件のせいで一時期キャベツの作画に関して日本のアニメ業界が神経質になって、キャベツが出るシーンで現場のアニメーターに妙なプレッシャーがかかるようになっていたという話は笑ったあとに気の毒に思った。

今はどんなに崩れてもキャベツとか、GUN道みたいにはならんからな。

今は動画配信で画質上がって線がハッキリと認識されるようになっているのと、キャプ画像のアップや拡散も簡単になったから話題になりやすくなったというのは間違いなくあるね。
そしてアニメの作画崩壊は誰もが目で見て分かるからネタにしやすくて多用され、どんどん増えていく流れも……

俺も作画に拘るというか、作画語りでマウント取るのが増えたとは思う。作画崩壊と叩いて喜ぶのとか。

そして中割りや誇張演出も作画崩壊扱いに……

PCでの視聴の増加やデジタル環境が基本になったことによる影響はあるだろうね。
昔は気にならなかった

私が一番最初に作画崩壊を意識したのは「逮捕しちゃうぞ!」だけど、作画レベルではなくキャラデザの扱いでも崩壊している感じだった。作品の面白さや神作画の量に関しては何とも言えないが、全体的に見て作画がとてもヒドイのが減っているのは間違いないと思う。

平均レベルは上がって、最低レベルも上がったけど最高レベルに関しては下がっている気はする。
現代は手で描くこと、人材の集約起用が減ったから。京アニとかスゴイけど、昔の方がもっと偏執的なアニメ作画があった。

京アニが画期的だったのは背景のモブも含めて動かしたことじゃないかと。
昔と今では作画のこだわりのポイントも変化しているし、現在の基準で過去のアニメの作画を考えると微妙に話がズレる気がする。

現在のアニメの作画の平均レベルは昔と比べて高いし、視聴者もそれに慣れて画面崩壊に対して敏感になっている。
昔の名作、例えば京アニの制作した「CLANNAD」でさえも今の感覚で見ると巧緻な作画とは感じられないからね。

それって時代による絵柄の違いとかじゃなくて?

絵柄じゃなく作画の細かさや安定感、演出とかが明らかに違うのよ。
もちろんそれで作品の価値や面白さが落ちるわけではないが。

そう言えば自分はFate/Zeroを最近FGOのための復習でもう一回見たら自分の脳内の印象との落差にちょっと驚いた。
見た当時は確かに衝撃的な作画だと感じていたんだが。我ながら贅沢になったもんだよ。

今の感覚で見てもスゴイ……というなら「AKIRA」とかだろうか。

今語られているのは毎シーズンたくさんの新番アニメ作品で良くも悪くも「そこそこ」なレベルの作品が多いのに対して、比較対象にされる昔の作品の作画、gif画像、例えば手書きのメカ作画とかは上澄み中の上澄みがほとんどだからね。比較する前提が違う。

メカはね……最初のマクロスの作画のひどさとか、若いのは知らないんだろうな……

ウチの国のテレビでも放映されたrobotech版の時もネタになるくらいだったからな。

俺はマクロスに関してはスパロボの戦闘シーンやマクロスプラスで記憶を上書きしている人が少なくない説を推す。

そんなもんだよね。
今のアニメって大体は初代ガンダムより作画が良いと思う。もちろん初代もシーンによっては良い所はあるけど、ガンダムの顔や体の不安定さを見ると時代の進歩を感じるよ。

ガンダムのイメージも最近はカトキハジメで上書きされている気がしないでもない。

古い作品は作画もだけどキャラデザや演出、消費する時間とかを原因に見ない人も多いからね。個人的によく覚えているウチの国で話題になった作画崩壊事件「ソードアート・オンライン」の第一期だけど、あれも当時大人気だったから話題になった面もあるような気がする。
今の第三期は不安定な所はあるけど、崩壊とまでは言えないと思っているよ。

SAOは最近はエロ作画シーンだけ気合入ったアニメになっちゃって……でもよく考えると内容はともかく作画はかなり頑張っているんだよね。欲望の混じったコダワリはスゴイと思うわ。

なんだかんだでSAOの作画レベルは高い。あと去年のFGOも。そして最近で最も安定して良いのは「鬼滅の刃」だろうか。
制作側が力を入れる作品はなんだかんだで作画が高水準でまとまっているよね。

上でも言われているけど、私は作画崩壊がこれだけ意識され話題になるようになったのは環境の変化による所が大きいと思う。
昔はあってもスルーされていた。

現在の視聴環境では昔と違って動画のコメントを見るために一時停止したり、戻ってシーンをまた再生するなんてのが当たり前だし、動いて過ぎ去って終わりとはいかないよな。

アニメの作画に関しては「とりあえず動けばいい」「動けば(細かい所は)分からない」という話もあるそうだが、今は動いていても随時停止で判断されるようになっちゃったから作画にとっては難しい時代になっているんだろうね。

昔は作画崩壊が少なかったというのではなく、昔は作画の質が悪かったけど作画崩壊に関してはあまりは目に入っていなかった、意識される作画崩壊の件数が少なかったというだけなのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における作画のイメージだけでなく昔の事情なども出ていました。

私の印象でも中国オタク界隈で作画の良し悪しが本格的に語られるようになってきたのは比較的最近の話に思えます。

昔中国オタクの方が
「ハートキャッチプリキュア!の作画の良さが中国では通じない、子供向けということでまず切り捨てられるし、それを乗り越えても作画の良さになかなか価値を見出してもらえない……」
と嘆いていたのを聞いたことがありますが、その当時と比べると中国オタク界隈におけるアニメの評価基準もかなり変わりましたね。

もっとも作画の評価に注目が集まったことにより近頃は作画の悪いアニメ、動かないアニメは「貧乏なアニメ」とバカにされる空気になっているそうですし、今は今でイロイロと厄介な所があるとかなんとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の2020年7月新作アニメ公式配信状況

新型コロナに関して一山超えたとはいえまだまだ予断を許さない状況が続いていますが、何はともあれ中国で配信されている7月の日本の新作アニメに関してまとめさせていただきます。

ちなみに新型コロナの影響で中断になり7月再開となっている作品も現地では新作枠として扱われているようなので一緒にまとめています。
また以前の記事にも書いた通り、独占配信に関してはハッキリしない所も多いので明記はしておりません。


愛奇芸(iqiyi)
ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜
食戟のソーマ 豪の皿
ソードアート・オンライン-アリシゼーション-War of Underworld -THE LAST SEASON-
デカダンス
デジモンアドベンチャー:
忍者コレクション
文豪とアルケミスト
別冊オリンピア・キュクロス
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
Re:ゼロから始める異世界生活 第2期


優酷(youku)
THE GOD OF HIGH SCHOOL-ゴッド・オブ・ハイスクール-
文豪とアルケミスト
魔王学院の不適合者
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
Re:ゼロから始める異世界生活 第2期


iqiyiやyoukuに限らず、今年の期待作とされていた「リゼロ」の第二期や「俺ガイル」の第三期の配信は複数のサイトで配信が予告されていましたし、4月から7月にズレたのはイロイロな所に混乱を及ぼしているとかなんとか。


テンセント
恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜
バキ -大擂台賽編-
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
Re:ゼロから始める異世界生活 第2期


「恋とプロデューサー」は中国国産の女性向けソシャゲの大人気作のアニメ化です。ゲームの方は私もさわりしか知らないのですが、中国国内での展開がスゴイことになっていたのは印象に残っていますね。


bilibili
宇崎ちゃんは遊びたい!
うまよん
炎炎ノ消防隊 弐ノ章
ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
GIBIATE the Animation
ソードアート・オンライン-アリシゼーション-War of Underworld -THE LAST SEASON-
デカダンス
とある科学の超電磁砲T
ノー・ガンズ・ライフ 第2期
文豪とアルケミスト
放課後ていぼう日誌
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 第2期
モンスター娘のお医者さん
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
Lapis Re:LiGHTs〜この世界のアイドルは魔法が使える〜
Re:ゼロから始める異世界生活 第2期


今期も大量の作品を配信するbilibiliですが、近頃はお色気方面を中心に自主規制が強まっているという話も聞こえてきます。大まかな内容は変わらないそうですが、bilibiliに限らず一部のシーンに修正が入ったりカットされてしまうことが珍しさを感じない頻度で発生しているとのことですし、イロイロな意味でどこまで日本と同じように伝わっているのかが気になってくる今日この頃です。


acfun
彼女、お借りします
GREAT PRETENDER
天晴爛漫
日本沈没2020
富豪刑事 Balance:UNLIMITED


acfunに関しては4月はコロナの影響を受ける作品が割合的に見ると多く気の毒だったという話も聞きますが、7月以降はどうなるのでしょうかね。
配信する作品が完全独自路線なので当ブログの話題的にも気になります。


とりあえず、こんな所で。
まとめる時に気を付けてはいるのですが度々抜けや間違いが発生していますし、今期は新型コロナの影響による作品の入れ替わりもあるので正確さにイマイチ自信がもてません。
そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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