「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「シン・ゴジラが人気になり過ぎるのが不安。庵野秀明がエヴァに戻って来なくなるのではと……」

ありがたいことに
「シン・ゴジラ」

に関して
「中国のオタクの反応はどうなのか?」
という質問を複数いただいておりますので今回はそれについてを。

庵野秀明監督作品ということで「シン・ゴジラ」関係のニュースが中国でも紹介されていますし、中国オタク界隈でも興行収入などに関する話題が出ているようです。

とりあえず中国のソッチ系のサイトをまわって集めたここ最近の
「シン・ゴジラに関するやり取り」
を例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


正直、「シン・ゴジラ」が人気になり過ぎるのが不安。庵野秀明がエヴァに戻って来なくなるのではと……

庵野はおかしい。なんで俺達長年のエヴァファンを放り投げてゴジラなんか作るんだ……

まぁ商売込でやっているのと、監督として撮りたい、自分の夢の作品は別だからね。
庵野の場合、これまでの流れはアニメで名声を稼いで特撮の監督になったという見方もできる。

これだけ人気になって興収もいいと、シリーズ続編も庵野でという話になりそうなんだよな。現にその手のニュースも日本では出ているし。

新劇場版もエヴァの続編を作るように言われて作った所があるから、ゴジラの方も可能性は否定できん。

しかしなんで特撮なんだよ……日本の特殊効果なんてもう時代遅れなのに、なんでまだ特撮なんかを。アニメならまだ楽しみにできたんだが。

だって庵野秀明が本当に愛しているのは特撮だから。

庵野秀明がジブリで声優やってた時はまだそのうち戻ってくるだろうと思っていたが、ゴジラで成功してしまったからエヴァには戻ってこないんじゃないかと本気で心配になる。

「巨神兵東京に現わる」とか頑張ったのは分かるが面白い、凄いってわけじゃなかったしクリエイターとしての自己満足重視だと思っていた。日本での評価もそれほどでも無かったしね。
それに対して「シン・ゴジラ」は「巨神兵」とは全く違う高評価となっている。

自分が見た感想としては、CG部分も多いけど、特撮のカットもあるのは良かった。今の時代だとCGの方がキレイなのは分かるけど、ミニチュアが吹っ飛ぶのも見たい。

俺も庵野秀明だからと映画館に行ったがあまり面白いと思わなかったな。正直、あんな会議だらけの作品作るくらいならさっさとアニメに戻ってエヴァを作ってくれと。

「シン・ゴジラ」の会議、事務処理はその過程を通じてキャラを立て状況を説明し、それによってリアリティを演出するためのものでもあるんだけど……

そんなのは分かってるが、あれだけ過剰だと鬱陶しくて嫌になる。爽快感も何もない。政治的な問題なんて後ろの頭のいい人間に投げるとかで十分だろうが。

会議ばかりな展開についてはまた庵野の悪い癖が出たんだろう。本人の満足するために凝る方向が一般の観客の好みからズレるというあの悪い癖が。

それにしても「シン・ゴジラ」の興収がとてもいいのは不安だよね……

ああ、分かるよ。
わりと本気で「ごめんなさい。こういうときどんな顔すればいいかわからないの。」状態だ。

アニメを作り続ければ前途有望なのに、なんで特撮なんか作るんだよ。そしてその結果批判されるとか……

興行収入的にはかなり良いし、日本国内ではかなり高評価だぞ。日本の映画レビューでも高得点だ。

でも「君の名は。」に負けているけどね!

最近日本の映画の興行収入を頻繁にチェックするようになってしまった。
そして「君の名は。」に負けそうなのに安心する。
これなら庵野秀明はエヴァに戻ってくるだろうとね。

そっちと比べてもそれほど意味は無いぞ。
庵野秀明の過去の作品や、他の成功しているとされる一般的な劇場版アニメ作品と比べるべき。そして「シン・ゴジラ」は過去の劇場版エヴァのどの作品よりも高い興行収入になっているんだな。ちなみに興収面ではシリーズ最高と言われる「ONE PIECE FILM GOLD」にも「シン・ゴジラ」は勝ってる。

実際、見に行った人の反応としてはどうなんだ?
香港では政治的になり過ぎるという批判も出ているが。

日本では好評みたいだが、こっちでは微妙なんじゃないか?
政治的過ぎるという批判もあるが、それはさておき自分は刺激が足りないように感じた。

戦闘シーンが全編を通じて二回だけで、他は会議ばかりで時間が過ぎていくからね。怪獣見に行って会議見せられるとは思いもしなかった。

でもあの会議ベースで進むのってエヴァでもあった展開だろう。
個人的にはそこまでヘンな構成だとは思わなかった。ちゃんと夜と昼のバトルもあったし、破壊活動シーンは全編にわたっていた。

アメリカの特殊効果バリバリな大作に慣れた目で見てしまうと、日本の特撮はキツイかもしれんな。

特殊効果もだけど、ストーリー展開も鬱陶しい。
ゴジラに攻撃する時にいちいち指導者に確認取るだけでなく、武器の変更までも確認取るとか何なのかと。ちゃんとした戦闘シーンが少ないんだから、せめて爽快感のある展開にしてくれないと……

「シン・ゴジラ」は「大戦争」的なイメージを期待して見る作品じゃないんだよ。
モチーフが初代のゴジラで、それを現代にバージョンアップしたような面もある。現代の日本の社会分析や政治的な隠喩が多分に含まれている。
怪獣バトル、爽快感のある戦闘シーン中心に見たいなら「ゴジラ FINAL WARS」とかを見てみるのはどうだろう?まぁこの作品はこの作品で、ツッコミ所ばかりで大変なんだが……

日本人は日本の官僚主義社会や災害経験などがあるから「分かる」んだろうし、こっちではいまいち「分からない」所があるのはしょうがない。
「シン・ゴジラ」は見る方に対して特撮の知識と日本社会の知識が要求されるから、実はわりと難しい部類に入る作品なんじゃないかな。

日本人はこの「シン・ゴジラ」を笑いながら見れたりもするらしい。会議に限らず、日本の都心で展開される各種ネタや演出に関して、ツッコんだり笑ったりと忙しくなるのだとか。

今回のゴジラ、「シン・ゴジラ」のゴジラは怪獣というよりも象徴的な存在だから、怪獣が戦う、怪獣と戦う系の作品として見ると期待外れに感じるのもしょうがないかもしれん。

日本の場合は特撮ファンで怪獣ファンというのが多いが、こっちだと特撮ファンは微妙だからなあ。特撮も最近ようやくオタクのネタとして認識され、話題になるようになってきたレベルだからね。ずっと「子供向けのウルトラマン」か「コセイドン」みたいなイメージだったし、オタク層も形成されていなかったから……

日本の特撮って見る側に解釈するための知識や、伝統的な特撮ネタを理解するための知識を要求される所もあるから案外難しい。ゴジラなんかは特にそう。
でも「シン・ゴジラ」に関してはエヴァの視点で見ることもできるから、私はエヴァファンは見る価値がある作品だと思う。

むしろエヴァにハマった人間の方が見て楽しめる作品じゃないかな。
私は普通に楽しめたよ。所々エヴァっぽいカットや音楽もあるし、「エヴァ無しでやるヤシマ作戦」とはよく言ったもんだ。

映画館で見ている時にネルフの作戦準備の音楽が流れたらもうシンクロ率上がっちゃったし、自衛隊のゴジラ迎撃の所とか様々な使徒の迎撃を思い出して凄いテンション上がってしまった。
自分は超高画質実写新劇場版エヴァというくらいの気持ちになったよ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では「シン・ゴジラ」そのものについてよりも、庵野秀明監督が「エヴァ」に戻ってくるのかどうかを心配する声の方が多い印象でした。

一応中国でもゴジラの知名度自体は高いのですが、特撮ファンがオタクの中では少数派ですし、また中国の環境ではゴジラに関して触れる、話題にする機会もあまりないので、中国のオタクで特撮ファンで更にゴジラもいけるとなるとかなり珍しい存在になってしまうのではないかと……

そんな訳で「シン・ゴジラ」に関しては「庵野秀明監督作品」ということで作品関係の情報は広まるものの、「シン・ゴジラ」という作品の面白さよりもこの作品の影響により
「エヴァがどうなるのか」
ということが先に来てしまうのかもしれません。


もっとも、個人的には「エヴァQ」みたいなことになってしまうなら、無理にエヴァの続編を作らないで「シン・ゴジラ」のような作品を作ってくれた方が嬉しい……とか思ってしまいますね。
エヴァの続編は確かに見たいですけど、庵野秀明監督による面白い作品の方がもっと見たいです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜウチの国のオタクは『子供向け』というだけで反発したり、見下す人が出たりするのか。日本のオタクは子供向けアニメにこれほどの反発はしないのに」

ありがたいことに
「中国のオタクは子供向けとされる作品を妙に避けたり下に見る傾向が見受けられますが、彼らの子供向け作品に対する考え方などを知りたいです」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

質問にもある通り、中国オタクの人の中には
「自分達の見ているアニメは子供向けじゃない」
というのにこだわる人がいるのは確かですし、子供向けとされる作品が中国オタク界隈では日本ほど盛り上がらないといった事情も存在します。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回して
「なぜ中国では子供向けということで強い反発が出るのか」
といったことに関するやり取りを見かけましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜウチの国のオタクは「子供向け」というだけで反発したり、見下す人が出たりするのか。日本のオタクは子供向けアニメにこれほどの反発しないのに。

ウチの国ではアニメや漫画に限らず「子供向け」という言葉はなんかネガティブな意味が付くよね。

いまだにそういう感覚が作品によっては露骨に出たりするからな。

子供向けという言葉をネガティブな意味で、否定的な意味で使うヤツとかいるのか?
ちゃんとした子供向け作品が出てくればこっちだって金を使う気にもなる。国産作品ももっとマシなものを作ればいいのに。

子供向け作品はアニメの中心になる、主流的なジャンルのはずなんだけどねえ。

作品が自分の好みの方向に行かないとか、ストーリーが気に入らないとか、或いはちょっとコメディ色を出してくるとすぐに「子供向けになってしまった!」と騒ぐのとかもいるよね。

子供向け作品と幼稚な作品というのを混同するヤツが多い。神作だって生まれているのに。

「子供だまし」というレッテルを貼る際に「子供向け」という言葉を使ってる気もする。或いは「子供だまし」な作品を見ているというレッテルを貼られるのを恐れて子供向けを避けたり、否定したりする。

中二病的には子供向けが許せない……というには、ちょっと独特過ぎるかも。
日本のアニメ以外にも「マイリトルポニー」なんかはウチの国のオタクの間でも比較的強い「子供向け」だが、分かる人間とそれ以外の間にある壁は高い。

俺もずっとアニメや漫画を見て育ったが、子供向けだとバカにしたり嘲笑したりする人間に会ったことなんて無いぞ。

嘲笑はしないが、評価するつもりも、自分から見る気もないという空気はあったぞ。ずっと。

逆にそういうのが「無い」という人間の方が信用できない。
人は成長の過程で誰しもが「自分はもう子供じゃない」と思ってそれまで見ていた作品から離れる時期が来る。問題はそこから子供向けかそうじゃないか関係無くアニメを見れるようになるかだ。

アニメがウチの国の青年向けというか、若者向けな娯楽コンテンツの象徴の一つでもあったからね。一時期は特に。
「子供向け」と「自分達の見るアニメ」を区別したがった感はある。

振り返ってみると、ある種の中二病的な考えの結果なのかだろうか……

でも一昔前に比べればウチの国のオタクも随分とマシになったと思うよ。「プリキュア」について普通に盛り上がったりしているし。

どの子供向け作品かで話は変わる。「ポケモン」や「デジモン」は今見ても問題無いが「喜羊羊」はさすがにキツイ。

俺ももういい歳になったから、当然子供向けなんか見る気にもならない。
だが別に作品を否定しているつもりはない。
自分が見るべきだと思う作品が他にもあるというだけだ。

お前さんのように子供向けを見ようともしないのがウチの国のオタクの特徴で、日本との違いだと思う。

しかし、子供が見るなら問題無くても大人が見るのは恥ずかしい作品があるのも確かなわけで。

子供向けが無ければ業界が成立しないし、その価値は認める。だが子供向け作品は、例えば「ドラえもん」なんかのようにストーリーが低年齢向けになっている。子供向けと全年齢向けを区別するのは当然だ。

作品そのものは否定しないが、子供向け作品とか、大人が見たら退屈なんだからしょうがない。単純な子供向け作品はつまらない。
中には子供向けっぽいけど全年齢向け的な作品になっているのもあるけどね。

子供向けを見下したこと無いとか言ってるヤツもいるが、じゃあなんで「ガッチャマンクラウズ」が当時こっちで全く話題にならなかったんだ?「人気にならなかった」じゃなくて、「話題にならなかった」だ。
当時の反応を見ても、明らかに中国語タイトルの「科学小飛侠crowds」の「科学小飛侠」が子供向けっぽいから避けられてしまったという感じだったぞ。あれは大人気になるのは難しい作品だったかもしれないが、話題にならずにスルーされるような作品でも無かった。

中には子供向けの皮をかぶったスゴイ作品、ヤバイ作品なんかもあるんだけどそういうのをスルーしてしまう今の状況はどうなんだろうと思わなくもない。

国内の今の環境はそんな感じだね。
私も子供向けとされる作品を結構見ているけど、外で「見ている」と言ったり、オタク仲間に直接語るのは無理だ。

日本も昔は「アニメなんて子供の見る物」ということで見下されていたはずなんだがな。

日本でもいまだにそういう意見が根強いという話だけど、日本はオリンピックの国家イメージにアニメやゲームのキャラを普通に使うようになっているからな。
ウチの国の空気とはやはり違うと思う。

ウチの国ではオタク同士で、子供向けアニメを見ているヤツをバカにする傾向がある……

そもそも、ウチの国では作品を叩くときに「子供向」という言葉を使ったりするのが多いんだよね。

極端な言い方をすれば俺の見ている作品の方が凄い、お前の見ている作品はダメ、だから俺の方が凄いというノリだ。

「小学生」がウチの国のネットでの罵倒語、相手を見下す言葉になっている件が、「子供向」という言葉に漂うネガティブさと共通している所もあるように思う……

世代間の衝突、異なる階層同士の蔑視の連鎖とも言えるのかね?
オタクとそれ以外だけでなく、オタクの間でもそういうのが出ているのかも。

これまで見たり聞いたりしたその手のやり取りを改めて考えてみたが、優越感の根拠、上下関係の作成みたいな面もあるように思う。言ってみれば覇権作品争いの時と似たような所はあるかもしれん。

ウチの国では「子供向けに作られたものではない」ものを求めているからじゃないかな?

遡っていくと、ウチの国ではダメな作品が子供向けの作品だったからというのも原因だったように思える。そんな頭の弱い人間向きの作品と自分達の見ている作品を同じカテゴリで扱ってほしくないとかで。
それに、中国国産アニメはつい最近まで子供向けの作品しか存在できなかったというのもある……

今世紀になってから国産アニメで子供向けでは無い、ある程度高い年齢層をターゲットにしたアニメが出るようになったのはほんと最近だからね。環境と背景の違いもありそうだ。

日本はまず大人でも楽しめる子供向け作品が出て来て、それを見て育った世代向けの、対象年齢の高い作品が出るようになっていく……といった流れだから、オタク社会でも子供向け作品をみるのに抵抗が無いのでは。

ウチの国には日本のアニメが制作された順番とか無しに一気に入ってきたという違いもある。最初から大人向けだけを求めることのできる環境だったというのも原因か。

子供向け作品の市場が無いか、特定の作品に偏っているから子供向け作品を評価する機会に出会わないとか?

ふと思いついたが、この問題の原因はウチの国のオタクが「育ってない」からというのもあるかもしれん。
ウチの国のオタクの歴史が本格に動き出してからまだ10年程度だし、日本のようにアニメを見るオタクが歳とり子供をもって……という流れがまだ一般的ではない。

オタク系フォーラムやBBSで結婚や子供の話になるとすぐに
「オタクが結婚できるわけないだろ」
というレスになるからな。親子で楽しむアニメとか想像し難い所は確かにある。

他には子供向け作品は子供をだしにして金を儲けるというあくどさが嫌われる、下等に見られる原因になってるかな。

その辺の「子供だまし」的なことに対する反発もあるか。
もっとも、萌えやエロで釣ったり、カッコイイキャラデザや中二病要素で釣る作品はどうなのかという話もあるけどね!

国産作品に関しては作る側や管理する側の「子供はこの程度で良い」とか、「子供には綺麗なモノだけ、ためになるものだけ見せるべき」といった考えが透けて見えるから嫌われるんじゃないかな。

そうそう。
子供向け自体は問題無いんだ。問題は「子供をバカだと思って作られている」ことだ。
国内の子供向け作品が制作分数重視でそんな作品があふれたのも、子供向けにネガティブなイメージが付く原因になったんじゃないかね。

でも「日本の子供向けアニメ」も普通に見下しているぞ?
プリキュアでさえ「ハートキャッチ」で作画がスゴイというマニアの声が出てようやく評価される、注目されるようになったくらいだぞ。
それ以前も注目しているヤツがいなかったわけじゃないが、ほとんどの人間の眼中になかった。そして今もストーリーやキャラでは無く作画がどうこうな声が大きい。

「知られている」「探せば情報は出て来る」と「オタク界で作品が認識、評価されている」は別物だからね……
子供向けとウチの国のオタクとアニメ界隈の問題は、結構根が深そうだ。



とまぁ、こんな感じで。
個人個人のイメージや許容範囲が異なりますし一概には言えないようですが、中国オタク的に「子供向け」の扱いが微妙なことになっているのは確かなようです。

実際、ここ数年の間に中国に入った作品に関しては、現地のアニメ視聴者に子供向けだと思われてしまう、「子供向け」のレッテルを貼られてしまった結果、中国オタク界隈における話題性などにおいて苦戦したケースもあります。
(作品によってはそれでも動画サイトで再生数を稼げているケースもあるのですが)

こういった背景もあるので、作品によっては中国で展開する際には「子供向け」的なイメージになるのを避けた方が良い場合もありそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「君の名は。が香港で今冬、台湾で10月21日に上映!……大陸の方は?」

ありがたいことに先日の記事
中国オタク「『君の名は。』の人気、なんでこんなことになってんの!?」
に関してネタのタレコミと質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

「君の名は。」

の海外上映ですが、台湾や香港での上映も発表されたそうで、中国本土の方のニュースではコチラ(中国語)などで報道されているそうです。

中国オタク界隈にも新海誠ファンはいますし、日本における「君の名は。」の人気に関する話題も広まっており、この香港と台湾での上映に関してもちょっとした話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「『君の名は。』の香港、台湾での上映決定」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「君の名は。」が香港で今冬、10月21日台湾で上映!……大陸の方は……?

大陸はいつも通り未定。情報なし!

まず香港台湾というのは予想通りではあるが、やはり大陸上映に関する正式な情報が無いのは不安だ。

エヴァみたいに内容がアカンというかノーカットで入れるのは無理だろうという作品じゃないし、いけるんじゃないかとは思うが……遅れているだけだといいんだが。

やはりこの作品もBD待ちか。

でもBD待ってたら確実に来年なんだよな。

それでも国内上映を期待するよりは確実。
それに過去の新海誠のBDは中国語字幕付きになってるから、恐らく「君の名は。」も中国語字幕が付くだろうしね。

香港で上映するのは正常な流れ、大陸で上映されないのも正常な流れ……

こういう世界展開で中国がハブられるのを見るたびに世界からの悪意を感じる。

原因は明らかなんだし、世界が悪いわけではないだろうよ。
いいか、「大陸」は世界の範囲内じゃないんだ!

世界には一つの中国しかありません。外は存在しません。

まぁいつもの如く審査検閲に時間がかかるから、この作品のように日本の人気が爆発してから本格的に動いてそうな作品は遅れるわな。
すぐに見たいヤツは香港か台湾か、それか日本に行けということだ。

わざわざ台湾まで行って見るというのはさすがにキツイ。

すまんな、俺は広東在住なんだ!

「君の名は。」なんかはオタク向けの作品でハリウッド映画の大作とかじゃないし、大して稼げるわけでもない。わざわざ輸入されるわけないだろ。

大陸で「STAND BY ME ドラえもん」が大ヒットしたし、「名探偵コナン」や「NARUTO」の劇場版もこっちでまた上映されるようになっているから望みはあると思うんだけどね。
二次元関係だと「寄生獣」も爆死気味だが上映はされたわけだし。

二次元系で有名じゃない作品では難しいと思う。例えばこの作品って、吹き替え版とかが出るとは思えないだろ?
大陸の方で商業的な上映となると一般向け子供向けの吹き替え版もあるレベルでないと厳しい。

「NARUTO」は字幕版と吹き替え版両方だったはず。
ただ、現実的に考えると「君の名は。」の宣伝とスクリーン数がどうなるのかという問題が。

報道によれば日本での人気は活発な宣伝やタイアップ活動の結果という面がかなりあるようだし、そういった後押しがこっちでは期待できないから、手を挙げる所は出ないんじゃないの?

遅れても良いから、国内の一線級の都市だけでもいいから上映して欲しい。

ネットにサンプル版の480p画質のがネットに流出しちゃっているし、尚更中国では上映されないんじゃないかなあ。

流出版見たとかいうヤツ結構いるみたいだけど、そんなに盛り上がってないしな。
こっちでは新海誠はマニアの間での評価は高いが、一般的には過去のクリエイターみたいなイメージになってるし……

「ネットで違法アップされたのを見た」「大陸で上映されるなら見に行くつもり」と言ってる人間が実際にどれだけ見に行くのかという問題があるし、そもそも話題がそこまで爆発しとらんからな。

実際の所、この作品って面白いの?
最近新海誠ファンが大口叩いているほどの作品なの?

面白いよ。一般向けレベルで考えても普通に良い作品。
ファンが大口叩くだけのことはある。
映像の美しさは相変わらずだし、劇場スクリーンで見た方が良いと自信をもって言える作品。

まぁ仮に中国本土で上映されたとしても、興行収入は「STAND BY ME ドラえもん」にはかなわないだろうね。

「君の名は。」って日本におけるアニメの興行収入ではドラえもんに完全勝利しているし、現在進行形で大人気なんだが。日本に興味のある人は見に行くし興収も伸びるだろ。

「STAND BY ME ドラえもん」は中国で上映された日本の映画の歴代興収1位だぞ。
この興収はウチの国の映画の需要の傾向、知名度、そして上映のタイミングと全てが揃っていたからの結果だ。単純に良い作品、評価されている作品だけ持ってくればいいというレベルの結果じゃない。

二次元関係だと直近では「寄生獣」の実写版が大陸で上映されているが、あれもスクリーンの数考えると爆死だからな。

上映6日で約4千万元だっけ。
一応ウチの国における実写日本映画では歴代トップらしいが、今の時代のウチの国の映画の興行成績で考えるとキツイよね。

「興行成績よりも上映された意義の方が重要」みたいなニュースになってたくらいだからな!
日本の映画だと実写よりアニメの方がまだ期待できそうだが、一般人の間で広く知られているキャラじゃないと。

「ドラえもん」はオタクよりも一般向け、子供向けとして知名度も評価も高かったからね。こういう作品じゃないと中国本土で上映される映画としては厳しいだろう。

あと2Dアニメ好きな日本と違って、一般庶民は3Dアニメが好きだし、それに加えてハリウッド的な大作が好まれる。日本の興行収入の順位とかは参考に出来ないと思う。

ウチの国における2Dアニメ映画の望みに関してはもうすぐ大陸で上映される「ちびまる子ちゃん」の劇場版がどうなるかというのも判断材料に出来そうだね。

そういう事情は分かっているんだが……昔より手続きは楽になったし距離的には普通に近いとは言っても、やはり映画のために香港に行くのは無理だよ。
国内で上映してくれないかな……最近は劇場版アニメの良い作品が多くてキツイ。

「君の名は。」、それから「聲の形」も気になるというか映画館で見たいんだがどうにかならんもんか。日本の学生の生活が舞台だし難しいとは思うが。

「聲の形」も公開だっけ。
評判はどうなの?

スタートとしては悪くないようだ。ただ「君の名は。」とぶつかったせいで、アニメ映画としては思ったより注目されていない。

新海誠作品の方がオタク向けというイメージなんだが、実際は「聲の形」がオタク向け特化で、「君の名は。」がリア充に大人気だ。庵野秀明はゴジラだし、日本のオタク界隈は予想もしないことが起こる。

気になるけど、香港行くのは厳しい。
映画のチケット以上の交通費がかかるとなると、さすがに……

俺は大陸の方での上映についてはあまり期待せずに、本命としてBDを待つことにするよ。

日本ではいつまで「君の名は。」の上映が続くんだろう?
ディスク化されるのは少なくとも上映が終了してからになるよな?

こういう人気映画ってロングラン上映の後にディスクになるだろうから、年内は難しいだろうしね。普通の映画ならだいたい半年後にはディスク化されているだろうけど、「君の名は。」はかなり遅くなりそう。



とまぁ、こんな感じで。
香港や台湾で上映されるのに中国本土での上映は未定という件について、毎度のことだと思いつつもガッカリしている人も出ているようでした。

それと今回の反応を見た限りでは、「君の名は。」に関して中国オタク層はあまり活発に反応してはいないような印象も受けますね。
例えばちょっと前の新劇場版の「エヴァ」や、最近では「ラブライブ!」などの「強烈なオタクイベント」的な要素を備える作品という扱いにはなっていないようです。

中国では若者の経済感覚や、オタク的な消費環境がモノスゴイ勢いで変化しているので単純には判断できませんが、中国の新海誠ファンは消費の傾向や許容できる金額、或いはお金を使おうと考える方向がちょっと違うのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「金瓶梅のアニメって作られないのかな?」

ありがたいことに
「三国志や西遊記に関する話題はありましたが、中国の古典名著の関係で金瓶梅について何かありませんか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国では近年の扱いや、四大奇書よりも四大名著が一般的なのもあってか金瓶梅に関してはアングラなイメージもついてしまっているそうですが、それでも有名な古典作品なのは間違いありません。

中国のソッチ系のサイトでは
「金瓶梅がアニメ化されることはあるのか」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついた疑問。
金瓶梅のアニメって作られないのかな?
イロイロと問題はあるが、非常にメジャーな作品なのは間違いないと思うんだけど。

俺もそれを考えたことがあるな。
いつになったら金瓶梅がアニメ化されるのかと。

実際にアニメにしたら名作になれると思う。
内容的にもエロシーンの描写を避ければいけるだろうし。

日本のアニメはエロゲ原作とか普通にあるし、ウチの国も最近は大人向けアニメが増えてきて、サービスアリな作品も出て来ているからな。

そうは言っても、アニメ化された中国の古典って西遊記、三国演義、封神演義辺りだけだろ?水滸伝でさえまだアニメ化されていないから、金瓶梅は無理じゃないの?

エロアニメ枠で普通にいける……かも?

紅楼夢は元ネタにされたエロゲが日本にはあるんだっけ?当時炎上したらしいが。

でも金瓶梅の方がエロゲっぽいし、アニメ向きな気もする。

ゲームだとかなり昔の話になるが台湾か香港で金瓶梅のエロゲーは出ていたな。

金瓶梅って、現代風に言えば水滸伝の同人誌だからな。

金瓶梅のアニメを作るのは問題無い。もっとも、全シーンにわたって聖なる光が飛び交うんだろうけど!

ドロドロや浮気な恋愛系はどうなんだろう。
ウチの国のアニメでそれがやれるのか、需要があるのかという問題も……

ウチの国だとエロシーンよりも内容と古典文化枠としてのお堅い批判のリスクがあるな。

なんでアニメにならないんだろうね?
源氏物語のようなエロのある作品でさえアニメになっているのに。

私も源氏物語がアニメ化されるなら金瓶梅もアニメ化できると思う。

国内だと保守的過ぎるし、日本だと外国作品だからじゃないかな?
日本でも中国の古典は好まれるが、三国演義と西遊記に人気が集中している。紅楼夢とかも日本での人気はそこまで高くない。

源氏物語が元ネタの「源君物語」ってアニメ化はどうだったっけ?

「源君物語」はアニメ化の噂はちょくちょく流れるけど確報は無かったはず。

実際は作ったとしても規制されるリスクが高いからウチの国での望みはあまり無いだろ。

すまん、俺は金瓶梅のことをなんかエロい内容らしいということしか知らないんだが……エロ部分を除いても面白いの?

仮にエロ部分を削除したとしても良い作品だよ。エロだけじゃさすがに今の時代まで残らん。

「school Days」が金瓶梅っぽいと思ったことがある。

いや、それは違うだろ。エロ描写も風俗描写も男女間のバランスも異なる。

「school Days」とはかなり違うぞ。複数のヒロインに手を出したりヒロインが原因で主人公が死ぬ展開を言っているのかもしれないが、過程も結果も違う。それにエロ描写中心に見ても、金瓶梅はレイプ系とかが無いしね。

西門慶はやってることは伊藤誠よりヒドイが、主人公のキャラとして見た場合は伊藤誠よりかなりマシ。

ウチの国だと日本の古典であえて言うなら、源氏物語が近いイメージになっているんじゃないか?源氏物語がアニメ化できるなら金瓶梅も……と考える人がいるようだし。

劇場版アニメの「紫式部 源氏物語」が「日本版金瓶梅」とか言われたりもしているな。

源氏物語はあらすじで見るとアレだが、具体的な性描写とかは無いんだがな……漫画やアニメだとその辺りを補完して描くからエロくなるが。

私は結構本気でウチの国で源氏物語にエロのイメージが付いているのは「源君物語」のせいだと思っている。他には「源氏物語千年紀」のアニメとかも。
そう言えば、「好色一代男」のアニメが日本版金瓶梅として紹介されていた覚えもあるね。

金瓶梅に関しては需要の問題が大きいだろうけど、それに加えて「あえてアニメで作る必要が無い」というのも原因の一つなのでは?
これまで何度かあった実写による制作の方がクオリティ的にも、マーケット的にも安定するはず。

服装や背景の描写なんかは確実に実写でやった方が楽だし、クオリティ高くなるだろう。原作は服装の描写に凝りまくっているから、そこに手を抜くと原作党からツッコミを受けそうだ。

ただでさえ文化関係はいろんな理由で叩かれ易いからね。
金瓶梅だと尚更めんどうなことになりそう。



とまぁ、こんな感じで。
今の中国オタク界隈における中国古典と、アニメの題材としてのイメージみたいなものも見えてくるやり取りが行われていました。

また金瓶梅から派生して源氏物語の中国オタク界隈におけるイメージも出て来たりしていたのもちょっと興味深いものを感じました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のキラキラネームの心愛や光宙ってそこまで悪くは無いように見えるんだけど」「問題は日本語の読み方なんだよ」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。
日本ではいわゆる
「キラキラネーム」
が話題になったり問題になったりしているかと思います。

そんな日本のキラキラネームに関する話題は
「日本で子供にアニメキャラの名前をつける親が出ている」
「閃亮人名(キラキラネーム)などとも呼ばれているヒドイ名前を親が子につけたせいで子供の人生に影響が出ている」

などといった感じで中国にも入っているようで、
例えばこの辺りの記事(中国語)などでイイカゲンに紹介されたりもしている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のキラキラネーム」や「中国のキラキラネーム(?)」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本ではアニメや漫画のキャラ名を子供に付けたりするのがツッコミの対象になっているらしいが、どこの国も大変みたいだな。

日本ではアニメや漫画に限らず、特別で変わった名前を子供に誕生直後の勢いで付けてしまうケースは多いらしい

キラキラネームというヤツだな。日本では社会問題になっている。

おお……日本にも「陸焔之瞳」みたいな二次元系名前があるのか。
さすが日本?

ああ、「王者」とかの方向じゃなくてそういう方向の名前か。

ウチの国でも親がやらかしたっぽい名前はイロイロとネタになってるからなあ。
「陸焔之瞳」以外にも「光音金剛」とか「端木女王」とか。

なんて覇気のある名前だ!という感じでネタにされる悲劇が日本でも起こっていたとは。

実際、アニメや漫画系の名前を子供に付けるのってどうなんだろう?
意図はともかく、どの程度なら現実的にツッコミを受けない、名前としてアリな範囲になるのか。

お前らオタクが子供の名前?
結婚どころか彼女すらいないのに?

子供は考えたことは無いが、ペットの名前は自分の好きな作品からつけてたりする。

日本のキラキラネームって別に問題無いように見えるが。
「心愛」とかそこまで悪くは無いように思うが。

私もそう思った。日本の子供に付けたヘンな名前ランキングを見るとそこまでヒドイとは思えないのもある。「心愛」もそこそこ良い名前じゃないの?

名前の中に「愛」を入れるのがダメなのか?
ウチの国では愛の字を名前に入れることは珍しくないけど、日本だと違うのかな?

俺も普通に萌える良い名前にも見えるけど……日本の感覚だとダメなのかね。

いやいや、「心愛」って呼ばれたら恥ずかしくない?

自分はそこまで恥ずかしいとは思わんが……好みの差はあるだろうけど名前として問題になるレベルでは無いだろ。

これは漢字の意味が主な問題じゃないんだ、問題は日本語の読み方なんだよ。

そうそう。この名前の問題に関しては日本人の名前の付け方の習慣によるものが大きい。日本人の名前は発音が日本語の正しい漢字の読み方と無関係でも構わないという習慣がある。
一応習慣的に使う漢字の正しい読み方、或いはそれに近いものにするらしいが、親が暴走した場合はその限りじゃない。だから漢字の意味が分かっても読み方が分からないケースが発生してしまう。
「心愛」は「ココア」と読ませるということでツッコミ所が爆発するわけだ。他にも「愛保」という名前は漢字はともかく、読み方が「らぶほ」というラブホテルの略称になったりということからヒドいとされている。

日本人の名前の漢字の日本語の発音は一定しないからな。自分も仕事で会った日本人には名前を日本語でどう読むかは名刺もらった時に確認(名刺にローマ字表記があるか、無ければ本人に直接聞く)するようにしている。

この手のネタ名前で有名なのが「光宙」と書いて、日本語で無理矢理「ピカチュウ」と読ませるのだな。「光」を日本語の発光擬音の「ピカ」とかけて強引に読ませるというのがヒドイ。

ウチの国だと「心愛」と書いたら「xin ai」としか読めないからな。日本だとそこから工夫というか、暴走の余地があるのか……

そういうことか。なら光宙にされた子供は大変だ。
漢字もヘンだけど、それ以上に読み方が恥ずかし過ぎるとか!

「光宙」とか、中国語だと特にヒドイとは思えないんだがなあ。

話を戻すが、アニメの中の名前だと「大河」とかはアリな気もする、というか子供の名前として考えたことは……ある。

誰か馮姓の人、子供の名前を「坂大河」にしてみない?
そうすれば読み方は「逢坂大河」になるよ!
(訳注:中国語では「逢」と「馮」が同じ発音になります)

許姓の人で許淵玄とかやってみない?
(訳注:「許」と「虚」は中国語だと四声以外は同じ「xu」の発音になります。ちなみに虚淵玄氏の名前は「虚」「淵玄」として読めるので中国人の名前、ペンネームとして見ても違和感が皆無だとか)

昔、「儀式」、それか「儀識」とかなら男女両方対応できそうな気もすると考えたことがあります。

女の子だったら雪穂や穂乃果という名前を付けたいと思っています。
でも穂乃果だと自分の姓とのバランスが……

私は雪歩の方かな……

昔見たニュースだが、日本には本当に「にこ」という名前の女性がいるらしいな。アニメのイメージで見ない方が良いという話だが!

ウチの国は姓名一緒に呼ぶことが多いから、日本人よりも姓との組み合わせによるバランスの問題が大きそうだ。

なら李舜生でいってみようか。

瑞鶴や翔鶴を子供の名前に付けたいんだが元ネタが艦これ、日本軍だとバレたらかなりマズイだろうなあ。
実際に張瑞鶴さんとかがいるのは知っているが。

地名系は難しいが、秋月とかの気象や季節系の艦船名なら別のネタだと言い張れるし問題無いと思うぞ。中学の時のクラスに実際にいた。あと空母の飛龍とかもまず大丈夫。

雪風は元ネタがバレるから、似た音の雪峰にするとかもアリだな!

アニメの名前は、よほど二次元臭さがあるとかでなければ良いと思う。
一番子供に負担をかけるのは書き難い漢字を使うケースだ。俺はそのせいでかなり苦労した。

子供の頃の名前がイイカゲンすぎて、途中から名前を変えた俺みたいなのもいる。他の友達が改名した時は運勢だとかが理由だったが、俺は名前をもうちょっとマシなものにして欲しいというのが理由だった……
(訳注:中国では改名が習慣的にも手続き的にも日本に比べてかなり手軽に行われています)

アニメの名前とかはまだマシ。俺は自分の「王」と「子」が入っている名前のせいで「王子」呼ばわりだぞ!数えきれない程ネタにされているんだぞ!毎度毎度恥ずかしいわ!

俺の宿舎、普通に王子って名前のヤツいるぞ。本人は「もう慣れた」と悲しげな笑いと共に言っていたが。



とまぁ、こんな感じで。
「日本語でどうやって読むか」までは伝わらない関係上、日本のキラキラネームの厄介さも伝わり難い模様です。

中国語では複数の読み方のある字や「解」のように姓として使われる場合に発音が変わる字もありますが、漢字の読み方自体は一定なので、日本の人名漢字のように様々な読み方をするということはありません。
人名以外でも例えば「本気」と書いて「マジ」と読ませるようなことは無いですし、漫画やラノベのカタカナルビ付き漢字表記名詞なんかは翻訳する際のネックになり易い所の一つですね。

ちなみに上の方にもありますが、中国では改名が日本に比べて簡単な上に社会的な抵抗も小さいので、仮にやらかしたとしても日本よりもまだリカバリーはきく……のではないかと思われます。
中国の改名事情に関しては過去の記事
中国では「改名」が日本よりも気軽
でも書いておりますので、よろしければご参照ください。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『君の名は。』の人気、なんでこんなことになってんの!?」

ありがたいことに
「中国にも新海誠ファンがいるという話を聞きますが、『君の名は』の人気について何か反応はありますか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

日本のメディアのニュースで中国ウケしそうなものが随時紹介されていますが、
「君の名は。」

の好調っぷりもコチラ(中国語)などで紹介されたりしているようですし、中国オタク界隈にも情報が入っている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「君の名は。の興行収入がスゴイらしい」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレ的なレスは避けるように気を付けてはいますが、一応お気を付けください)


「君の名は。」の人気、なんでこんなことになってんの!?
日本の映画で週間観客動員数トップが続いてもう60億円とか、そんなにスゴイ作品なのか!?

なんか本当に人気爆発という状態らしいな。
新海誠作品ということでもちろん自分も期待はしていたが、大当たりするなんて全く予想していなかったよ。

リア充に受けているという評価を聞くが。

実際に見た人によればクオリティはさすがの新海誠らしいが、なぜ今回はこんな数字になってんだ?新海誠がこんな数字を出せるという予想は無かったよね……?

日本のネットの評価サイトではかなり高い評価の数値で推移しているみたいよ。

俺は日本に留学していたことを感謝する。これはまさに神作だ!

どんな感じの作品だった?
「秒速5センチメートル」みたいになんか難しくて美しい画面の作品だったりするの?
ネタバレなしで教えてください!

今回はかなり一般向けで、しかも終わり方もスッキリするようにしてきた印象だ。良い意味で大衆向けで、オタク向けじゃない。
しかし良い作品だとは思うが、大ヒットの理由は私にもよく分からん!

「秒五」みたいに見る人や見る時期によって解釈や印象が変わる作品ってわけでもないし、恋愛鬱系中二病感が漂うわけでもないね。新海誠の過去作品と共通する良さもあれば、新しい手腕を見せて来たことによる良さもある。

うーむ……新海誠の作品はマニア向け、含蓄のある作品を求めるオタク向けだと思っていたが今回は違うのかな?とりあえずこんな数字を叩き出した凄さを喜んで、作品については見るまで判断を保留して楽しみにしておこう。

日本ではジブリやディズニー以外でこれだけの数字を出せたアニメって無いはず。まさか新海誠が日本のアニメ映画の歴史を変える事件を目にすることが出来るなんて……

これって興行収入100億円超えるんじゃないか?

何言ってんだ。マニア向け初動の作品なんだから無理に決まってる。既に勢いが鈍っているし70億行くかどうかんも怪しい。

夏休み終わってから勢いがどの程度持つかは分からないが、今年の日本の映画界の興収トップの最有力候補になったのは間違いないよ。
ちなみに100億円超えると日本映画の歴史を通じての興行収入ランキングに入れる。

100億超えたら歴代10位以内に入るみたいだね。
しかし十年以上アンチの批判にも耐えながら新海誠ファンを続けていてよかった。新海誠監督の作品が広い世界で認められるなんて!

新海誠ファンを続けるのはつらかったよな……だがこんな最高の形で新海誠作品の名が出るなんて本当にスバラシイ!

新海誠ファンは古い人間が多いし、10年近くファンをやっている人も珍しくないからなあ……自分も中学の時に「秒速5センチメートル」に出会って以来だからもうすぐ10年になるな。

ネタでは無く新海誠は宮崎駿の後継者レースの有力候補に躍り出たんじゃないか?

初動の盛り上がりだけじゃないようだし、日本では口コミで広まっているようだしネットの評価も高い。大作映画によくある誇大宣伝で盛り上げるような作品でもないから人気は長く続きそうだ。

細田守作品とは宣伝活動の差があるだろうし、「君の名は。」の流行り方、情報の広まり方については自分も興味あるわ。

深夜枠くらいでしか宣伝していないだろうに、なんでこんなに人気になったんだろう?口コミの影響が日本ではそれほど大きいということなのか?それだと初動の凄さがよく分からないが。

業界人が評価しまくってそれを聞いたオタクが大集合して評判がどんどん高まっているとかじゃないか?
ただそう考えた場合、一般層の伸びを期待できないという見方もできるから観客動員数の更なる伸びは難しいかもしれない。

日本のテレビでは結構宣伝しているぞ。上映館数も300弱と「言の葉の庭」の10倍以上だし、宣伝面で細田守作品と比べて大きく劣るってレベルではないはず。
コラボ商品も出ているから、本気で一般向けに売ろうという背景もあったんじゃないかな?

かなり多くの、旧来の新海誠ファンとは違う層が評価している、見に行っている節がある。
それにここ最近の間で日本のオタクが評価して話題にしていたのは庵野秀明の「シン・ゴジラ」の方だ。いったいどういうルートで人気が爆発したんだろうな。これまで新海誠作品は見てもらうまでが大変だったのに。

とりあえずBD予約の心の準備はしておくとして、ウチの国でも上映してくれないかねえ。

国内の映画館の上映や動画サイトでの配信の可能性に関してはどうなんだろう?「言の葉の庭」は楽視が正規に有料配信してくれたけど。

国内に入ってくれるなら絶対に応援する!

これだけ売れるなら、国内で権利買おうとする所も出ると思うんだが……

いや、なんかわりと否定的だぞ。スクリーンでのは難しいという話も出てる。
日本のアニメなら「国民的レベル」の大作じゃないと……ということで手を挙げる所が無いとかいう話も流れている。

既に違法アップが出回っちゃってるのがね。
その結果どんどん国内上映が遠ざかる。
俺は新海誠の映画をスクリーンで見たいのに……!

なんでそういう連中は、違法アップロードを見るたびに、動画のアクセス数が上がるたびに正規ルートが遠ざかっていくのが理解できないのか。

フォーラムではもうすぐ入ってくるという希望的な意見も多いが?

宮崎駿のようなブランドでもないし、恐らく細田守の方がウチの国では実績ありと見られるんじゃないかな?
過去に正規ルートで入った「言の葉の庭」が盛り上がらなかった前例があるのも痛い。

国内上映に関しては中国側が多数手を挙げて、それに乗じて日本側が値を釣り上げているからなかなか決まらないという話も流れている。実際どうなんだろうなあ。

うまくいけば年内だ!というのと無理、絶望!の両極端なんだよな。
日本でこれだけの興行成績になったんだから、ウチの国でも動きがあると信じたいが……

国内上映で、映画館のスクリーンで見れるなら自分は何回も通っちゃうね。



とまぁ、こんな感じで。
さすがに日本における宣伝事情までは伝わっていませんし、これまでの中国における新海誠監督作品の評価のイメージとあまりにも違う数字に驚いている人も少なくないようでした。

中国オタク界隈ではその黎明期から新海誠監督ファンがいましたが、中国オタクの活動が活発化し規模が拡大していく過程でどんどん埋もれていってしまった感もあります。

以前聞いた話によれば中国オタクの上の世代や、オタク業界に入った人間の中には重度の新海誠ファンもいたりするらしいのですが、若い世代の間では新海誠にハマる人はそれほど多くなかったそうですし、中国オタク界隈では商業的に成功する監督というイメージはあまり無いそうです。

実際、2013年に中国の動画サイト楽視が
「言の葉の庭」

を日本とほぼ同時のタイミングで有料配信を行った時も、それほど盛り上がらなかったそうです。
当時の話については過去記事がありますのでよろしければご参照ください。
アニメ映画「言の葉の庭」が5元で見れる、日本とほぼ同時の有料配信が中国の動画サイトで開始

そんな訳で今回の日本における「君の名は」の人気の情報は、細々と生き残っていたファンが驚きと共に息を吹き返すきっかけになっているような所もあるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国で伝統工芸とオタク系作品を組み合わせようという動きが?

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

テンセントが自社IPである「狐妖小紅娘」などを活用して、オタク系伝統工芸グッズの制作を通じた伝統芸術の保護プロジェクトを始めるそうです。

一緒に教えていただいた公式サイト(?)は私の環境だとつながらなかったので、とりあえず宣伝動画の方を。


教えていただいた情報によれば、このプロジェクトはグッズの販売ではなく寄付を集めるもので、一定の額になると記念グッズとして、オタク向けの中国国産アニメを題材にした、中国の伝統工芸グッズがもらえるというものだそうです。

発表されているグッズは切紙細工、泥人形、団扇、刺繍表紙のノート、油紙傘、皮影(影絵芝居の人形)などだそうで、これらが寄付額50元〜459元に応じてもらえるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


テンセントが伝統工芸とオタクの組み合わせやってるけど、どうなんだろう?
俺は良い試みだと思うんだが……

現代文化と伝統芸術を合わせるというのはとても良い考えだと思う。
ちょっと商業化の要素が強過ぎるし伝統文化の特徴が消えてしまうような気もするが、消滅するよりはマシだろう。

「伝統の職人と一緒に伝統を守ろう」か。良いと思うよ。

でも伝統芸術が失われるのって後継者がいないからじゃないか?そっちはどうなるんだ?

まず伝統芸術の価値の向上や市場の創造ってことでいいんじゃないの?

やらないよりはやった方が良い。
俺も一口乗った。

国産IPの「狐妖小紅娘」のグッズ制作ってのはテンセントの手持ちの中では良い選択だね。作品の勢いでも題材の組み合わせでも悪くない。

でも国産作品だけだとどうなのかなあ。
上向きに盛り上がっている最中だけど、グッズや金を出す対象としてはまだ日本の作品には及ばないし……

ここで特徴のあるグッズを作るというのもアリじゃないの?
国産作品の、国内向けグッズとしては強みにもなり得る。

こういうの作るよりも、ウチの国の職人を使ってウチの国の作品のフィギュア作った方が人気になると思うんだが。
日本円で一万五千円くらい出せば日本よりも良いの作れるだろう?

伝統芸術でフィギュア……?

それは俺も考えたことがある。
泥人形の技術とかを使えば日本よりどれだけ良いものが出来るのだろうか。

原型師とかはどうすんだ、それ。人形としてのクオリティが高くても、キャラのグッズとしてはダメになるケースじゃないか?
でもまぁ、この伝統芸術と二次元の合体というのは良い試みだ。伝統工芸でグッズが出るのを考えるとちょっと楽しくなってしまう。とりあえず権利関係だけは気を付けてくれ。

フィギュアは手作りの工芸品とはまた別の、工業製品と考えるべき。
伝統文化だと別ジャンルだよ。

ねんどろいど的な頭身の泥人形とかは見てみたい気もする。

アイデア自体は良いと思うけど、効果がどうなるかだなあ。
名声や実績が欲しいから行われる政府補助金によるプロジェクトとどの程度違うんだ?って心配もある。テンセントは株価のために宣伝ぶち上げて初動の金だけで後が続かないケースも多々あるし。

そこは出来が良ければ買う人が出る、悪ければ買う人は出ないと、単純に評価すればいいんじゃないか?

この手の伝統工芸って、非遺文化というバックボーンの補正を考えても発展の余地が小さいからな。オタクと組み合わせて生き残りを図るのは悪くない。

長期的な熱意、そして人気を確保できないと結局は持たないんだよあ……
私はこの手の話は、ウチの国だと政府の支援を獲得できるかどうかにかかっていると思う。ウチの国では草の根ベースの活動で復活できた、この手の落日の非物質文化遺産のケースってほぼ無いはずだし。

後継者がいないからって、単純に二次元に投げてどうなるのかという気もするが、政府のイベントで一時的に盛り上がってもその後はさっぱりというのもあるし……まぁ、グダグダになる可能性もあるが、こういうのはやらないよりもやった方が良いとは思う。

やって失敗してその後を潰したり、現在進行形で行われているあまり目立たない動きを潰すケースだってあるんだぜ?テンセントの宣伝に勝てる所はウチの国にはほぼ無いのだから。
俺はこの動きに関しては成功失敗どちらでも良いと思っている。伝統手芸が消えるのも、それはそれで歴史の流れの結果だ。もっとも、良いグッズが出るならそれ自体は歓迎する。

伝統文化ってのは企業によって盛り上げる物じゃなくて、一般庶民が継承して伝えていかなければいけない物だとは思うが……

空手形で終わりそうな……

この手の文化保護って金かかるし継続しないといけないからな。故宮とかがもうかなりヤバくなっているのは有名な話だ。

こういうのって継続的にどの程度の利益を確保できるかが重要だが、どうなるんだろうね。
題材にする国産アニメもどの程度の規模と盛り上がりを維持できるかハッキリしないし、人気作品を出せるかどうかという競争もある。政治的な面子でやったプロジェクトが抜け殻や廃墟だけ作る結果になったりもしてるし。

ダメな場合として考えられそうなのは、ウチの国によくある「アニメを見るのは子供ばかりだから子供向けで構わない」と低品質のグッズができること。オタク向けの高価格で付加価値のあるグッズを作るという意味を理解していないか、ターゲットになる層を甘く見ているというパターンだ。
もちろん我が国独自のオタクグッズが創られる可能性もあるし、グッズの出来を見ての判断になるだろうな。

これを見て思い付いたのは初音ミクの浮世絵だな。
ああいう伝統工芸と現代のオタクコンテンツの合体が理想。

初音ミクの浮世絵って、キャラをそのまま使うんじゃなくてきちんと専用の和服ミクと背景をデザインして、絵柄も発色も浮世絵として違和感が無いものに仕上げている。
最初からそういうのを要求するのは難しいとは分かっているが、そこはやはり不安だ。

浮世絵って版画だから、手作業だけど実はグッズの大量生産と相性が良い伝統工芸なんだよね。デザインもそうだけどこっちの手作業系だと量が作れるのか、クオリティを維持できるのかという疑問も……

井上雄彦のバカボンドの墨絵とかの方向でやれたら面白そうだが、版権側も作り手側も知識やイメージの共有がなされていないっぽいのが怖い。

別ジャンルとのコラボの場合、理解が重要になるからね。丸投げだと厳しい。
萌えミリタリーにしたって、人気になっているのは萌えと軍事両方を理解している所の作品だ。

日本の伝統文化系萌えグッズや萌え擬人化の動きをバカにする話がよく出るが、あれってオタクと伝統工芸の融合による生き残りの模索だったりするからな。日本も物によってはそれで一定の成果は出しているし、オタクを伝統工芸が活用するのは悪い話じゃないと思う。

ざっと見た感じだと刺繍表紙のノートや油紙の傘なんかはわりと良さそう。
ノート139元、傘399元と値段は結構するが、クオリティが高いならアリじゃないか。

一番割に合わないのが切り紙細工じゃないか。
1個数元のイメージだから、50元ってのはかなり高く感じるな。

一応言っておくが、これ売ってるわけじゃないぞ。
寄付が一定額になったら相応のプレゼントがついてくるって話だ。

全体的に見れば悪くない。
テンセント関連では現在唯一応援したくなる動きだ。

俺もテンセントは大嫌いだがこの活動だけは評価するわ。

正直この組み合わせだと表だって批判はできんのよね。イロイロと賢いやり方だというのが自分の印象。

その引っ掛かりには自分も同意。
でも悔しいけど応援しちゃう!
もちろんゲーム運営のような感じでやってきたら遠慮なく叩くつもりだがな!

伝統文化とオタクの合体、進化か……霹靂の布袋劇、東離劍遊紀みたいなことになってくれたら嬉しいんだけどなあ。



とまぁ、こんな感じで。
テンセントはその規模と独占っぷりから中国のネットではイロイロと嫌われていますが、この件に関しては珍しく(?)かなり好意的に受け止められていますね。

今出ている情報だけではどんなジャンルの伝統工芸が対象になるのか分かりませんし、このプロジェクトによって中国の伝統芸術にどのような影響が出るのかといった予想は難しいですが、とりあえず中国オタク関係、それも中国国産系の作品で独自のグッズが出るかもしれない……というのは面白そうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ヘンな絵柄、キャラデザの作品は名作率が高い気がする。ONE PIECEとかもそうだし」

ありがたいことに
「中国ではキャラデザの人気に対する影響が日本より大きいそうですが、キャラデザに関するやり取りは何かありませんか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

質問にもある通り、中国ではクセのある絵柄だったり、イケメン美少女美女系のキャラクターデザインではない場合、日本よりも反発が大きくなり、初動で苦戦する傾向が見受けられます。
(ちなみに年齢に関する守備範囲も狭く、中年や老人系のキャラデザに関しても厳しい所があります)

中国のソッチ系のサイトでは
「クセのある絵柄の作品は名作率が高い気がする」
といったやり取りが行われていたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついたんだが、ヘンな絵柄、キャラデザの作品は名作率が高い……気がするんだけど。「ONE PIECE」とかもよく考えればそうだし。

分からなくもないが、どうなんだろう。
確かに自分も「ONE PIECE」はキャラデザは得意じゃないがそれ以外の部分で好きになった作品だけど……

クセのあるキャラデザの作品で生き残れるのはストーリーが良い作品になるのかな。

確かに記憶に残って面白い作品はヘンな絵柄、クセの強い絵柄ってことが多いかもしれん。ストーリーが良くて記憶に残れるから、独特な絵柄はある意味武器になるのか?

絵柄とクオリティは=ではないからね。

「ONE PIECE」はクセの強い絵柄の名作なのは間違いないが、クセの強い絵柄で更に面白くない作品もあるからなー

「キングダム」はそんな感じだったな。
絵柄もダメ、クオリティもだめ。

絵柄が独特なら面白いというなら「ニンジャスレイヤー」はどうなんだ!

えーと、「ニンジャスレイヤー」は衝撃的だったのは間違いないんじゃないかな……

独特、クセのある、ヘンな、という方向で表現される絵柄って具体的にどんなのだ?ずっと疑問なんだが。

その時代に流行っている、フォロワーの多い主流の描き方ではない絵柄とでも考えておけばいいんじゃないか。

それについては何となく分かるが定義するのは難しい話だな。
見慣れるまでに抵抗がある絵柄とでも言えばいいのか。
あと、フォロワーで言ったら尾田栄一郎の絵柄で別の雑誌の看板作品が出てしまうレベルだぜ?

「ONE PIECE」の絵柄がヘンだというヤツも少なくないけど、俺は気にならないしむしろとても見易い画だと思うんだが。

それは見ているうちに絵柄に慣れたってことじゃないか?
あと「ONE PIECE」の画のクオリティ、画力に関して文句付けるヤツはいないだろ。

「ONE PIECE」に関しては絵ではなくストーリーが理由で追っかけているわ。

すぐに慣れたが、私は「ドラゴンボール」も最初はヘンな絵柄だと思った記憶があるな。

「ドラゴンボール」のどこがヘンなんだよ!?

同じ時代の漫画家の絵柄と比べて見ると分かり易いと思うよ。
アニメだと比較的安定しているが、鳥山明の原作はいろんな意味で当時の一般的なレベルから突き抜けている。
もっとも、「ドラゴンボール」の影響ですぐに俺も、俺の周囲の友達もみんなドラゴンボールの絵柄がカッコ良さの基準になっちまったがな!

ストーリーも面白くて独特のキャラデザだと「カイジ」や「ジョジョ」とかが出て来るかな。確かに印象には残り易いかも。

今でこそオタク系の萌え絵柄のスタンダードの一種になったが「らき☆すた」も当初は抵抗あったわ。

自分は当初抵抗があったのは「グレンラガン」かな。見ているうちにハマったが。

最近の作品では「モブサイコ100」が独特のキャラデザで面白い作品の例になるんじゃないか。

作品が成功した場合は「ヘンな絵柄」ではなく「個性がある」ということになるんだろう。

クセのある絵柄だと、皆が認める名作ではなく隠れた名作になり易い気がする。程度には個人差があるのだろうけど、クセのある絵柄が障害になって見る気にならないと考える人は多い。

「四畳半神話体系」くらいまでいくと逆に抵抗が無くなる気もするけどね。むしろネタとして見てみたいといった気になる。

最近だと「神撃のバハムート」は絵柄で損した面白い作品だろう。実際に見てみると結構なクオリティの作品なのに。

「神撃のバハムート」の絵柄がヘンだと思うのはお前ら萌え豚の美的センスが狂ってるからだろ。だからお前らオタクはダメなんだ。

あれはアニメのクオリティは高いが、キャラデザは明らかにその時点の主流、オタク受けする絵から離れていたろ。特に主人公のアフロ。

そうそう。主人公のアフロがいかんかったよな。

アフロが許されるのはスパロボだけだからな。
ちなみに神撃のバハムートの原作ゲームの絵は普通に良いぞ。ヒロインは同じ会社の別ゲームグルンブルーファンタジーにも出張しているが、そっちの絵は特に良い。

そんなのONE先生の作品を見ればわかる。
「ワンパンマン」も「モブサイコ100」もあの絵柄でちゃんと面白いんだから。

「ピンポン」はあの絵柄で表現力とスピード感を備えているのが凄い。
ストーリー以外の部分でも凄いことになってる、クセのある絵柄の作品ってのもあるよ。

ピンポンは確かに。
最初はとてもヘンな絵柄だと思っていたのが見ているうちにどんどんハマっていく。

日本のある有名漫画家は「魂のこもったキャラクターは実はイビツであるべき」と言っている。綺麗な絵、クセの無いキャラデザが良いとは限らない。

その時点の流行に合わせた、普通過ぎるキャラデザとかだと記憶に残らず消えたりもするからね。その時代の流行を作った作品とかでもない限り。

お前ら新作アニメが出るたびに「キャラデザが気に食わない」「こんなキャラデザじゃ見る気にならない」とか言っているじゃないか!
反応に関しては特徴の無い萌え絵による露出度の高い女の子、イケメンの方がよほどマシだ。

クセのある絵柄は事前に情報を知っている人間でもなければ回避材料になってしまうから、最近の入れ替わりの速い環境では厳しいんだと思う。

最近は「後で実はいい作品だった」と知っても、作品に関する話題で盛り上がれないと楽しくないというか、損をした気分にもなるからね……

減点方式で見る作品を取捨選択するから、現代のアニメにおけるキャラデザの重要度は昔よりも大きい。だがそんな中で生き残った独特な絵柄の作品は面白い作品である可能性が高い。

「モブサイコ100」のように配信前から支持層があるとかでもないと、クセのあるキャラデザはマイナスになるよね。

結局絵柄は大事だけど、続きを見たくなるストーリーも重要ってことでいいんじゃないか?その組み合わせの作品だと大衆の記憶にも残り易い。
流行の平凡な萌え絵は、大外れはしにくいのだろうけど大衆の記憶にも残り難い。

その時代の流行と違う絵柄の作品を商業レベルであえて出してくるというのは、そこまで凝れるだけの何らかの理由があるのだとは思う。

問題はそれがこっちに届くか、届いて理解できるかという点か?
少なくとも、好きに描いていて面白くなっている作品に出合う可能性は高いと思うんだが。



とまぁ、こんな感じで。
感じるものに関しては人それぞれとはいえ、やはりクセのある絵柄、キャラクターデザインだと厳しいという認識はあるようです。

実際、私の印象でもキャラデザの時点で回避されてしまった、話題にならないで埋もれてしまったような作品はけっこうあります。

それでも一般向けで話数が多い、配信期間が長い場合は挽回できたりもするようなのですが、1〜2クールのアニメの場合はその後に「実は面白い」という評価が出ても、やはり盛り上がらずに消えてしまうケースが多く、イロイロともったいなく感じてしまったりもしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ジャンプの有名な元編集長が友情、努力、勝利の中の努力を否定!?」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

電ファミニコゲーマーの「ゲームの企画書」で公開された鳥嶋和彦氏と佐藤辰男氏の対談が、中国のネットの方に
「少年ジャンプの元編集長が友情努力勝利の中の努力を否定」
といった方向で伝わり話題になっているそうです。

【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ジャンプの有名な元編集長が友情、努力、勝利の中の努力を否定したぞ!?
努力はジャンプの基本ネタの一つじゃなかったのか……・?

友情努力勝利か。
よく考えてみるとこの3要素って別に連動するもんじゃないよな。

私も実は日本の漫画って熱血系はあるけど努力系って少ないんじゃないかと思う。

努力するのは愚か者って……そりゃ天才は凡人の努力の結果を努力もせずに得られるが、努力しなけりゃそもそも何も得られないのに。努力自体を否定するのはどうかと。

日本のアニメや漫画における努力系の作品ってのは、時折出て来る強迫観念か洗脳かというレベルの話くらいじゃないか?

この元編集長ってジャンプ批判をやりたいだけじゃね?
ジャンプの看板をとりあえず否定してみると。

努力するのがバカって……努力しなければ更に絶望するだけなんだがな。

ジャンプの作品で重要なのは努力では無い、才能でも無い。
血統だ!

確か「ドラゴンボール」の編集だろ、この人。「ドラゴンボール」が努力していないと言うのか?ボケてるの?

まぁ努力系のキャラって引き立て役か、間違った思い込みと力の入れ方している的な扱いになり易いしね。

むしろ最近の日本のアニメや漫画は努力してもどうにもならないことがあるというのを子供に教えている気がするよ。努力してもやっぱり勝てないサトシとかね。

あれ?少年ジャンプのテンプレには「勇気」って入ってなかったのか。

勇気はロボとかゲーム系じゃないか?

「ドラゴンボールでは努力はさせなかった。修行しましたとは言うが、あくまで結果で見せていく」か。こりゃ確かに正しいかもな。

アニメのオリジナル展開の修行回とかつまらないからね。俺達が見たいのは努力ではなくその結果である活躍だという見方もできるのかもしれん。

ドラゴンボールも原作漫画だと修行のエピソードや描写自体は頻繁に挿入されるし印象に残っているけど、ページ数やコマ数といった実際の長さで考えるとかなり短いな。

天才と競争するために努力をするのはバカという話も一理あるかもしれないが、努力を作品で表現するのも重要だろう。
今の時代でも俺TUEEEEEが嫌いな人間は多いのだから。

面白い作品の内容にはキャラの成長の過程もあるけど、実はそういうのをさらっと流している。それか修行の過程、強くなった結果を段階的に実演して見せつけているかだ。
俺TUEEEEEをやるにしても、強くなった結果を定期的に実演している。

なるほどなるほど。
単なるレベル上げの過程って、自分が遊んでいるとかでもない限り面白くないからなあ。

「バクマン。」や「ハイキュー!!」みたいに努力の過程に意味があって面白い作品もあるが、バトル系作品だと過度の努力描写は作品を面白くする上では必要ないかもな。

これ、努力を否定するのではなく、二次元における努力の描写や扱いについての話だな。努力がテーマに見える作品も、エンターテイメントの中心になるのは努力では無くチームワークと友情という指摘は面白い。

子供向け少年向けの漫画にきちんとした考え、努力の精神を描かずに何を描こうというんだ?子供向けにダークな作品や現実のイヤな所を見せつけるとか何がしたいんだ?

努力が必ず実を結ぶとは限らないが努力しないと絶対に成功も無い。

でも努力せずに成功する人も多いぞ。
才能、家庭の背景、顔面偏差値、運の巡り合わせなどがあれば大成功とはいかないかもしれないが、何もない人間が努力した結果程度の成功は得られる。
二次元作品なんてそんなのばかりだろ。

子供は努力に意味が無い、馬鹿がやることというのを本当に理解しているわけではないんだから、そんな作品を見せるのはどうなのかと。

子供を甘く見ない方が良いぞ。
毎回クラスの中で半分ほどの人間はテストで残念な気分になるし、1位を取るというのがどれだけ難しいか、努力でどうにかなるものではないというのを実感できるのだから。

その半分はそもそも努力していないだけだろ。

努力して成功するとは限らないが努力しないと成功しない。
努力に意味が無いと叫んでいる連中はそもそも努力していない連中だ。
俺の友人はとても努力していい大学に入ったりしている。お前らネットで恨み辛みを書き込んでないでちょっとは努力しろ。

むしろガキの方がそういう残酷な事情を理解しているぞ。
努力と正当な手段だけでは勝てないというのをね。能力でもそうだし、背景に関してもそうだ。
子供に努力とキレイ事ばかり教えようとするけど、幼稚園からコネとカネが蔓延しているわけだし、現実は明確にそれを否定してくれる。俺達も子供の頃は努力すれば成功すると思っていたのではなく、努力する以外の手段が無いから努力していたわけだろ?

こういうのって努力しない人間が自分を欺いて努力している人を見ないための方便だよね。この元編集長は往生際が悪い。

少年漫画で努力を否定してどうするんだよ。少年漫画で努力に意味が無いなんて現実のドロドロした所を描かないでもいいだろうに

そもそも少年ジャンプの有名な元編集長ってなんだよ。
現在の編集長じゃないってことはそういうことなんだろ。

非主流になったから過去の看板を否定して炎上させるのはよくあるやり方だしな。

こういうこと言っちゃうから編集長を続けられなかったのか、編集長をやめさせられたからこういうこと言うようになっちゃったのか。

努力するのがバカだとか、注目されたいがための炎上狙いの発言だろ。
コイツは鳥山明のおかげでデカい顔できてるだけだ。

いや鳥嶋和彦が有名な編集なのは間違いないし、現在も集英社系列の幹部だぞ。

この人は本当に有名というか、ジャンプ編集長で最も有名だし実績もある。

どんな実績だよ?大昔の「ドラゴンボール」以外に何かあるのか?

編集時代に「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」を成功させたり、編集長としても「NARUTO」や「ONE PIECE」を成功させて当時低迷していた少年ジャンプの復活に成功している。功績並べるだけでもう、何も反論できなくなるレベル。
この人がいなかったら「ドラゴンボール」は「Dr.スランプ」の二番煎じで終わっていたかもしれないし他にも桂正和とかも埋もれてしまったかもしれない。

努力ネタで反発しているヤツは元記事をちゃんと読めって。
努力を否定しているのではなく、読者の感性をどう意識するかや面白い作品を作る上での構成要素、見せ方についての話だ。子供はちゃんと世の中の理不尽さを知っている、馬鹿げた努力の描写だけでは納得しないという話だ。
他にも昔の日本のアニメ漫画、ゲーム事情が見えてきて面白いぞ。少年ジャンプと日本のゲーム業界の関係とか、俺も初めて知った。

ドラゴンクエストが少年ジャンプと強くかかわっていた時期もあるはずだしね。言われてみれば納得だ。
努力の描写に関しては自分もハッとした。言われてみれば俺が好きなのは努力の描写じゃなくて、それによる成長と結果、勝利だな。努力描写は成長と結果に感情移入する上で欲しいが、勝利と同等ではないわ。

ファミコンの特集記事がドラゴンボールに勝ったことがあるとか、当時どういう状況だったのか興味がわいてきた。

漫画の商業化に関する流れが面白かった。
これウチの国だと難しいというか、あんまり意識されとらんなあ。管理要求くらいはあるのかもしれないが。



とまぁ、こんな感じで。
中国にニュースが転載される過程で釣りタイトルになっているのもあってか、努力の否定という意味で受け取って反発してしまう人も結構いるようでした。

オタク関係で日本から中国に伝わっていったのは基本的にコンテンツ本体のみで周辺の情報が本格的に入るようになったのはここ最近の話になります。
その為中国オタク界隈でも、編集者の仕事についてはその辺りの情報に興味のある人以外には知られていませんし、鳥嶋和彦氏の編集としての活躍やそのキャラクターに関する凄さを知っている、或いは理解できる人はそんなにいない模様です。

ちなみに中国本土ではドラゴンクエストを実際にプレイしてハマった人がほとんどいないという話もありますし、SFC関係のゲームもマジコン以外ではほぼ広まっていないので、今回の元のインタビュー記事にある鳥嶋和彦氏がドラクエ関係でイロイロと仕掛けていたということの凄さはあまり伝わらないかもしれませんね……
(ちなみにクロノトリガーは中国の古い世代のゲーマーの間では非常に評価が高いそうです)


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本人は作り物の笑顔を嫌っているのか?笑顔って礼儀の一種じゃないの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本では「何を考えているか分からない笑顔」、「とりあえずの作り物の笑顔」といったものに関して、イロイロと問題にされる時があるのではないかと思います。
そういった方向の「笑顔」に関してはアニメや漫画でも批判的な文脈で扱われることが少なくないのもあってか、気になる中国オタクの人も出ているようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本における作り物の笑顔の扱い」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で消化し褪せていただきます。


なんか日本の作品見ているとちょくちょく「作り物の笑顔」「偽の笑顔」とかいう表現が「日本人の悪癖」「悪い習慣」みたいな感じで使われるんだが、実は日本人は笑顔に対してネガティブなイメージを抱いていたりするの?

日本人は実は作り物の笑顔を嫌っているのか?笑顔って礼儀の一種じゃないの?

似たようなものでは「感情の読めない笑顔」とか、そんな感じのもあるね。日本では人と接する時の笑顔が実は嫌悪されるものになっているのだろうか?

初めて会ったとき、或いは親しくない相手に対してとりあえず笑顔で接するというのは普通じゃないの?
俺だってそうしてるよ。

何となく分かる気がする。ちょっと不思議で怖い。

礼儀として考えれば別に。礼儀自体が作り物なんだから。

そうだよな。
礼儀を踏まえた上での笑顔というのは普遍的な物だろう。

礼儀は虚飾の一種だけど、別にそれが悪いというわけではないと思う。そういうものが無ければ人付き合いは成立しない。

教養のある人間ほど、初対面ではちゃんと笑顔で接するよね。心の中でどう考えていたとしても。

「はじめまして」とか「Nice to meet you」で笑顔なのはどこも同じだと思うが……?これを日本人は嫌うの?

言葉の前にボディーランゲージによる交流が来る。笑顔を浮かべるのは少なくとも交流する意思があるという表明になるし、そんなに悪いもんではないと思うが。

日本に限らず作り物の笑顔を浮かべて人と接するのは普通じゃないか?アジアもそうだし、西洋の方は更に一般的なはずだが……
まぁその裏に毒があるのも珍しくないから、日本人はそこを警戒するとかなのかな?

むしろそういった作り物の笑顔を前提として動くものなのでは……親しくない相手の笑顔はとりあえずの友好表現程度なものだし。

ニセモノを本物に見せようとする上での程度の違いはあっても、そういう作り物の笑顔を浮かべて人に接するのはどこにでもあると思うが。

むしろ私は日本人の笑顔、微笑は本物っぽいと思ってたり。
実際にどうなのかは別として。

そこん所はどうなんだろうね
日本人は礼儀正しいとは思うが、微笑を維持したまま回りくどい話をするといった傾向もあるし……

笑顔で接する「礼儀」はどこの国や文化でもあると思うが、日本はそれを意外に嫌っているということ?礼儀正しい国なのに?

恐らくこれは礼儀とか、初対面とかではない話だろう。日本人は親しくなってからも笑顔モードで変わらないというのが問題だとされているんじゃないの?

ああ、確かに。
日本人はなかなか不満を出さない、自分の要求を出さないでとりあえず笑顔でその場を維持することを選ぶ。ウチの国はその辺誇張するし、日本人との違いはかなりでかいのかもな。

うーん、ちょっと分からないが日本人はいわゆる「商売上の表情」的な笑顔をいつでも浮かべている人が多くて、それを実は嫌っている日本人も多いってこと?

たぶんそんな感じなんじゃないかなあ。
ある程度親しい人に対しても作り物の微笑、笑顔だけで通すというのが、一部の日本人にとってもキモチワルイと思われているいうことなのでは……?

家族間の「仮面」とはまた違う気もするんだが。
商売上の表情が、仕事上とか学生、同僚同士の付き合いでも笑顔で固定されるとかいう感じなのでは。

そういうのって結局は程度の問題だよね。
親しくても作り物の表情になることはあるのだから。

俺にはいまいち理解できない話だが、日本人の笑顔は他人に迷惑をかけないという社会的な行動指針によるものでもあるそうだ。
笑顔の下に何が圧縮されているか分からない怖さってのが日本人にはあるのかも?

あとはなんか狙っているという不信感が出るということなのかな。
ウチの国でも知らない人が満面の笑顔で近付いてきたらまず身構えるし。

セールスマンが浮かべる笑顔みたいなのを浮かべた人間がたくさんいるとしたら、日本は怖い所だ……

仕事とかで日本人と付き合ってみると分かるんだが、日本人は「基本的に笑顔でいなければならない」といった志向があるんだわ。その持続状態が作り物の笑顔ってことなんじゃないかな?

そうそう。笑顔を維持するのも空気を読むということらしい。

日本人の商売上の笑顔は有名だよ。
日本人はどんなことが起こってもまず笑顔を維持しようとする。これはさすがに日本の独特な習慣じゃないか?

そういや修学旅行で交流に来た日本の高校生はずっと無理してるっぽい笑顔を浮かべてたなあ。あれも日本の伝統的な、いわゆる業務的な作り物の笑顔だったんだろうな。

日本社会は表面上は美しいが、その裏に潜んでいる闇があるともいうからな。
私は日本に対して想像し難い裏の存在する怖さというイメージも抱いている。「美しい桜の下には死体が埋まっている」という言葉は日本という国に対しても使える言葉だろう。

私も日本人の礼儀については時折怖いと感じることがある。
例えば私が仕事で日本に行ったとき、駅を歩いていてサラリーマンとぶつかってしまったんだがこっちが状況を認識して反応する前に向こうが「すいません」と謝ってきたのは、なんか同じ人間とは思えなかった。

日本の駅の人の流れは速いからな。
あと俺は日本人の自動回避能力の高さも恐ろしい。新宿駅とかに行ってみると分かるが、スーツ着た日本人はぶつかる前に回避して高速移動するんだぜ?ちょっとかすったら「スイマセン」と言ってくるが、その前の段階で回避をする日本人の多いことといったら!

日本人ってなかなか怒らないんだが、切れる時は妥協点無く本気で切れる所があったように思う。
怒りの表現がパフォーマンス混じり、或いは怒っているんだと自分で信じ込んだ上での行動ではなく、なんかもう本気で自爆上等な感じ。
そしてその直前でも微笑状態だったりするから、怖いというのは分からなくもない。

まぁ感情表現の直接度に関してはウチの国でも地方によって差はあるからね。
メディアに出ている「日本人の見た中国人の印象」を見ていると、接しているのが主にウチの国の東北の人間なんじゃないかと思えてくる。

ただ、作り物の笑顔ネタに関しては日本人による自虐ネタのような気がしないでもない。

実社会でどうなのかは知らんが、創作作品の中だとだいたいが「何を考えているか分からない相手」「自分の意志を表に出せない人間」などに対してネガティブな意味で使われるからね。
日本の伝統の中だと笑顔の習慣に飽き飽きしている人もいるんだろう。この手の話に関しては、中二病な時期だと特に反発が大きそうだし。

実際の所、作り物の笑顔を貼り付けたままってみんなやらない?私はよく知らない人と接する時とか、基本的にこれになっちゃうわ……



とまぁ、こんな感じで。
作り物の笑顔は礼儀としては普通のことなのではないか……と受け取る人も少なくないようでした。

この辺りに関しては、普段生活している社会における笑顔の使い方やその表情の扱いからの想像になってくるのでしょうね。
日本の社会における笑顔の頻度や維持率、維持しなければならない空気に関しては想像し難い所もある模様です。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

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このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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