「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「最近終わり方の良い、視聴後に満足できる作品が少ないような?」

前回の記事
「中国オタク「『くまみこ』はなんであんなことになってしまったんだ。俺は萌え日常系作品を見ていたはずなのに」
に関して、ありがたいことに
「くまみこもそうでしたが、中国オタクの間で、グダグダな終わり方になった、終盤失速したアニメってどう思われているのでしょうか?」
という質問をいただいております。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた
「最近良い終わり方をしたアニメが少ない気がする」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついたんだけど、最近終わり方の良い、視聴後に満足できる作品が少ないような?
作品のクオリティは間違いなく高いのに、終わりの方でずっこける作品ばかりな気になってしまう。

この1〜2年はそういうのが増えている気もするね。
最後の方でダメな方に転んでしまう作品が

「甲鉄城のカバネリ」にその気配が濃くなってきたのが不安です。

本当に最後まで迷ったままだった「マヨイガ」は……

「マヨイガ」は面白くなりそうで、話題も盛り上がったが雰囲気だけで終わってしまった感があるよな。

「マヨイガ」は前半くらいまでは良い雰囲気だったんだがな。

今考えてみるとイロイロ問題はあったけど、FateUBWとかは普通にキレイな終わり方だったなあ。考えてみるとグッドにしろバッドにしろきれいに終わる作品は確かに減っているかもしれん。

NTRだなんだと荒れたりもしたが、「僕だけがいない街」は良い終わり方に入るだろう。

本編、劇場版と良い具合に終わっている「ガールズ&パンツァー」がいかに良心的な作品だったか……もっとも、同じ監督でもダメな時はダメなようだが!!

「アルドノア・ゼロ」はエンディングがアレでなければもっと良い作品として記憶されていたろうとは思う。

どの作品も後半は制作費が尽きるからしょうがないんじゃないの?

いや、クオリティよりもストーリーが問題だ。話の収束のさせ方、終わらせ方が明らかに、その……

「くまみこ」もそうだったね。いまも炎上中。

「くまみこ」は妥協する、逃亡するということの意義を教えてくれようとした……いや、それはないか。

あれは作っている方が壊れたんじゃないか?
前半はマシというか、人気になったからこその現在の炎上なんだから。

「アルドノア・ゼロ」も安易なハーレムだとか世界を味方に俺TUEEEEEに対する現実の提示じゃないの。

そうだな。「アルドノア・ゼロ」は主人公補正があろうが良い人だろうが、血筋と金を持った人間には勝てないという世間の道理を教えてくれたんだよ!

「くまみこ」も日常系とは実は恐ろしい、オタクに優しい世界や人間などいないというのを突きつけてきたのだ!
いや、なんかわりと本気でオタクへの嫌がらせではないかと思えてきたんだが?

まぁ確かに作り手の方で視聴者に説教したがっている作品ってのはあるよ。
庵野秀明なんかはエヴァに関して明確にオタクの否定、オタクの考え方や人間関係の否定の意図を込めているし。

でもそういうのって作り手の方が社会経験や知識不足というか、作り手の方が閉じた社会にいて成長していないんじゃないか?ってケースもあるのが問題だな。
エヴァにしても旧劇場版の頃ならそれで良かったのかもしれないが、今の時代の新劇場版でやったのは厳しい。接する情報や物事が急激に増えている今の時代、見ているのが子供ではなく社会に出た大人で、そういう人間が娯楽として割り切って見ているケースを考えないのだろうか?

最近は説教というよりも、制作サイドの迷走の方が多いとは思うけどね。まぁ文句の多いオタクな視聴者に嫌気がさしてやらかしている可能性も否定はしないが。

オタク向けではあるが、意味不明な方向にすっ飛んだ「Charlotte」の話をしてもいいかい?

「Charlotte」は一応大団円的な終わりではあるが……終了間際のストーリーの突飛な展開がなあ。あれをやらかさなければ良作で追われたのに。

北京で首都公安とか……そりゃ誰も予想できない展開だが、予想を裏切れば話が面白くなる、良い作品になるわけではないと痛感。

「Charlotte」は第10話で終わりだよ。「アルドノア・ゼロ」は第二期なんて無かった。

だよな。「アルドノア・ゼロ」は全12話の作品だよな!

言われてみればそういう考え方をしたくなる作品増えたかもしれない。
長編化してグダグダになる作品ってのも多いが、アニメの短期間でそういうのが出てしまう時代になったというのか?

1クールでエピソードに一区切りつける、続編を意識させる終わり方の方がまだマシなんじゃないのか的な作品もある。

でも中盤のわけのわからない話とかも減った気がする。「ガンダムビルドファイターズ」で突然野球やり出すような、ああいう話が。

話数や制作体制に余裕が無くなって、そういう力の抜ける所が最後にしわ寄せされて今のような結果になってしまっているのだろうか。

「アルドノア・ゼロ」とかも、最後に誰がくっついたとかいうのはわりとどうでもいいが、ストーリーの根幹部分である戦争がグダグダな畳み方過ぎてね。確かに最近の作品はきっちりと終わらせられなくなっているとは思う。

一応、「くまみこ」のような「そのうちまちは考えるのをやめた。」エンドとかのレベルでなければ受け入れることはできる。ただ作品への印象はどうしても悪くなる。

GONZO作品に慣れた俺にしてみれば、最近の微妙な終わり方など大したことではない。

最近の作品は序盤に力入れ過ぎて、後が微妙になる龍頭蛇尾な傾向が強くなってきていると思う。
短期間の勝負だし序盤で人気確定できればそのままいけるという方針で序盤にリソース割くのは分かるし、序盤で失敗したら持ち直すのが難しいというのも分かる。
だがストーリーの結末くらいはマトモにやって欲しい。

序盤に「ニュース」を作ろうとする熱心さはどの作品にもあるが、終盤に満足感を与えようとしてくれる作品は少ない。

作品の終わり方ってのはディスクの売り上げに響くだろうし、きっちりやってくると思っていたんだが、最近の作品はそうでもないのか。

中盤以降の人気爆発って最近のアニメではかなり珍しいんじゃないか?
私はちょっと思いつかない。「評価された」ってのはあるけど、人気になった、再生数が伸びたってのはほぼ無いような。

最近のアニメって、劇場版につながるレベルの人気でも無ければ終わり方に関して制作側も気を使わなくなってきているのかな?

振り返ってみると「蒼き鋼のアルペジオ」が良心的な作品だったと痛感する。
原作も未完なのにうまく作ったもんだ。

今も昔も最初の方は盛り上がった、面白そうに見えるという作品は少なくないが、最近は特に顕著になっている気がする。
それだけ最初の競争に勝たなければいけない環境になってきたということなんだろうけど。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でもハマった作品、毎週追っかけた作品が微妙な終わり方で微妙な気分になってしまった経験をした人は少なく無いようで、イロイロと考えてしまうようです。

ただ、最近は中国オタク界隈でもそのシーズンの終わりの頃にはもう次のシーズンの新作アニメの情報集が始まり、真作の機体に関する話題が飛び交うようになっていますから、アニメ完結の余韻に浸っている余裕があまり無いというのが実情です。

ヘンな言い方ですが、最近の状況では終わりの方に力を入れることについての目に見える効果というのが薄くなってきているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『くまみこ』はなんであんなことになってしまったんだ。俺は萌え日常系作品を見ていたはずなのに」

今回はコラム記事の補足というか蛇足というかなものも含めて……

「くまみこ」

のアニメ最終回に関しては現在もイロイロと話題になっているかと思いますが、中国オタク界隈でも終盤の展開や最終回に衝撃を受けた人が出ている模様です。

実はアキバ総研で連載させていただいている
中国のアニメ人気事情コラムの6月掲載分の
【中国オタクのアニメ事情】中国における4月新作アニメ人気、4月はいろいろな意味で盛り上がったシーズンに(アキバ総研)
で、「くまみこ」について
「思わぬ面白さの日常系として、有料独占配信でありながらも結構話題になっている」
などと書いてしまいましたが、例の最終回の影響もあってか現在の中国オタク界隈では頭を抱えている人も少なくないようです。

そんな訳でコラム記事のその後の補足もかねて、
中国のソッチ系のサイトで行われていた
「くまみこの終わり方」
「くまみこという『アニメ』」

などに関するやりとりを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「くまみこ」はなんであんなことになってしまったんだ。
俺は萌え日常系作品を見ていたはずなのに。

なんか見ていてどんどん不安になってくるというか、おかしな方向に転がっていってしまうもどかしさを覚えるアニメだったなあ……
「Charlotte」なんかも、見ていて「どうすんだよこのアニメ」と不安になっていったが。

超展開なんて言葉とはまた別なのかね。
徐々に出て来る閉じた辺境農村の異質さ、最後の精神崩壊状態、終わってみたらホラーだった……日常系覇権アニメだと思って見ていたはずなのに!

4月は前半盛り上がり過ぎて後半失速したように見える作品も多かったが、「くまみこ」は失速どころか崩壊レベルだったよな。

田舎の空気にアイヌっぽい異文化を混ぜた日常系萌えアニメだと思っていたら、サイコホラーになっていた。
視聴者をひっかけるという意味では大成功だ。自分も引っかかったよ、降参だ!

「Re:ゼロ」は原作の炎上しそうな所や一般ウケしそうにない所をうまく回避したりアレンジしたりで成功したけど、「くまみこ」は地雷を新たに作り出して踏み抜くやり方を採用した模様。

原作ではキャラのちょっとした欠点程度だったものを拡大解釈して演出で強調して、作品全体のテーマすら壊してしまったな。制作スタッフは最初からこれを狙っていたのか?
商業作品じゃなく同人でやるならいいだろうけど、原作漫画が存在する商業作品でこんなことやって許されるのか?

この作品を見ていると落ち着かない物を感じてしまっていたが、最後にそれが大爆発したね。
それまでにも「ギャグシーンである」というのはハッキリしているが、見ていて不快になるシーンがちょくちょくあったけど……
最終回のあとに原作と見比べてみたが、原作ではそういうのはあまり無かったのに、アニメではハッキリと感じさせてきているのがよく分かった。

ナツの「もう何も考えなくていいんだよ」は……日常系への批判としてのセリフなのだろうか。

なんでこういう、ある意味では退屈な日常系の作品でこんなことが起こってしまったんだ?スタッフはどういう意図のもとにこんなことをやったんだろう?

まちの失敗を強調し過ぎているんだよな。周囲の反応も含めて。原作はもっと軽い話だったはずなんだが。

良夫が一番ヤバイと思う。
まちが嫌がることを強制して、しまいには当然の犠牲とまで言い張る。自分が今年見た作品の中で最も現実にいたら嫌なキャラだ。

良夫がまちを利用するというのが、もの凄いクズな方向、描写になっているからなあ。笑い所として強調しているが、その内容や方向性が笑えるレベルではない。

良夫に関しては最初は日本で言われるKYなキャラかと思ったが、あの悪辣な性格はそんなもんじゃない。あいつはまちを人として認識していないのではとすら思える。
まさか萌え日常系であんなキャラが出るなんて。

私も「生贄」の発言が最後に出てぞわっと来た。

良夫は村の発展のためにはまちがどんな目に遭おうが関係ないとまで言い切っているからな。アニメのストーリーを通じて最もホラーな成長を遂げたキャラだろう。
しかしスタッフは何か心の病でも抱えていたのだろうか?

良夫も原作ではあそこまで最低のキャラでは無いはずなんだが。自分勝手な、いわゆるKYなキャラではあるが、まちをそれなりに大事にするような所はあったはずなんだが。

本人は悪意を持っていないつもりの行動が、実は他人にとっての深刻な害になるというヤバイキャラになってるんだよな。

この作品にはまともなキャラはいないのか!?
まさか「絶望先生」や「かってに改蔵」的な作品だったのか!?

あの村の関係者は良夫の行動を異常だと思っていない。
良夫は断トツだが、それ以外のキャラや環境も怖い。

あの村は不思議で恐ろし過ぎる。なんらかの集団幻覚にでもかかっているのだろうか?深読みしていくとヤバイものがどんどん思いつく。

制作側は加減ってもんを知らないのか。
前の方はまだ良かったが、後になるにつれどんどんおかしくなって不快感しか残らなくなる。

貧しい田舎の村だから悪い人間が出るというのを教えてくれた作品。

しかしあの胸糞悪い農村は何なんだ。
比較的まともな精神なのがナツだけ……と思いきや、ナツも異常な所が見え隠れしているし!

エピソード自体は原作にもあるが、漫画で見る印象だとナツもあそこまで強烈な執着を持ったキャラには感じられないんだよな。
だがアニメだと……心の汚れた俺にはもうアニメのナツの中身がエロゲやエロ漫画のヤバイ父親キャラにしか見えなくなってしまった。

最後の一話でマトモな頭のキャラが一人もいないと暴露してしまったからな。

だが大都市も田舎者、貧乏人には厳しい。
恐ろしい街、仙台。

ウチの国でさえも外地人にイベントで石投げるとかしねえのにな!

日本の農村におけるホラーを垣間見た気分だ。
アニメの中の田舎って良い所的な描写をするけど、人間関係どうなんだろうな。小説とか社会的な事件ではイロイロとあるようだし。

それにしても原作から離れすぎている、オリジナル展開がヒドイと言われているが最終回は個別に見ていくと原作通りのパーツではあるんだよ。
しかし編集や演出、見せる順番によって強烈な不快感を覚えたり。ある種のホラーに見えてしまっている。文句が出るのは当然だが、アニメの制作手法や編集効果とその結果を見るという面では正直興味深い。



とまぁ、こんな感じで。
最初は楽しんでいたものの、いつの間にかおかしな方向に進み、終わってしまったことに愕然としている中国オタクの人も少なくないようでした。

最近は原作をすっ飛ばした方向に行くアニメにぶち当たるケースは随分と減っているように思いますが、「くまみこ」に関しては久々の大物が出て来てしまった気がします。
原作と同じエピソードのはずなのに、段々とおかしな方向に進んでしまうあの空気は「アニメ化」というものに関する恐ろしさを改めて実感させられたような気もしたり……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のアニメはほとんど劇中の広告で稼ごうとしないよね。なぜだろう」

中国オタク界隈では日本のアニメの商業的な成果がイロイロな方向で話題になっていますが、日本のアニメビジネスに関する認識は人によって異なるのもあってか、議論が混乱したり迷走したりすることもちょくちょくあるようです。

これに関しては日本のアニメビジネスを意識する機会が少ないということに加えて、中国国内におけるアニメビジネスが過去にはテレビ局に番組を売る、政府の補助金で食いつなぐといったものが多く、最近はネット配信とその広告、ソーシャルゲームなどのIPビジネス展開による部分が目立つようになってきているといった背景も影響している模様です。

先日、中国のソッチ系のサイトで
「日本のアニメは劇中に広告を出さないのか?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


時々不思議に思うんだが、日本のアニメはほとんど劇中の広告で稼ごうとしないよね。なぜだろう。アニメも結局は商業活動なんだし、そういう所で稼いでも良いと思うんだけど。

確かに日本のアニメは劇中の広告少ないよね。
ただ作品の中では広告出さないけど、外のタイアップ展開はかなり積極的と言う印象がある。

劇中の広告も普通にあるよ。「広告侠」というネタ名称がついちゃった「TIGER & BUNNY」とか。
あの作品は劇中の広告がこっちで大不評で作品の評価にまで大ダメージとかになったが、今の時代だとまた違うのかな?

オタクから文句が出るし効果も定かじゃないから積極的じゃないのでは?
逆に言えば「広告侠」なんて名前が出るくらい、劇中の広告展開に活発な作品が目立っていないということなんだろうけど。

「コードギアス」のピザハットとかは大丈夫だったんだがなあ。

プロダクトプレイスメントか。
確かに日本のアニメってそれをもっと活用できるだろうにとは思うな。

最近は聖地とのタイアップもあるが、あれも一種の広告だろう。

スポンサーがいて、ディスクや関連グッズ売らないといけないのになんで他の広告出すんだよ。

ポケモンなんかが分かり易いが、結局はアニメ自体が一種の広告だからな。玩具だって売りたいし、原作ゲームや書籍だって売りたいんだから。

作品として成立する、制作委員会が納得するならそこに何かタイアップする、広告出すこと自体はいいんじゃないの?別に制限があるわけではないんだし。

「アニメは三十分のコマーシャル」なんて歌うアニソン系ネタソングもあるし、アニメが広告の一種なのは確かだが、最近はアニメ制作、企画の方向性や手法が変わってきたからそのアニメの玩具とは別ジャンルの商品に関する劇中の広告も増えてるんじゃないかとは思うが……

深夜アニメに広告出しても意味ないからだよ。
どの程度の効果があるのかも定かじゃない上に、制作委員会のメンバーの同意を得る必要があるなどの手間もかかるんだから、出したい所も活用したい所も多くなりようがない。

アニメ放映後の、作品が人気になってからは活発なんだがな。例えば直接のグッズだけじゃなく、飲食物や関連グッズがおまけに付くキャンペーンなんかをやってるよな。

エヴァと髭剃りとかわけわからんわ。

コンビニとのタイアップはよくやるね。
こういうのだと企画し易いのだろうか?

日本でも映画だと作品内のタイアップ広告はよくやってるよ。
元々映画やテレビから発展した広告手法だというのもあるのだろうけど。

逆に言えば制作委員会に入っていれば広告は出せると思うんだよね。ただ業界の慣例を破るのは難しいのだろう。

日本でテレビアニメ見ると分かるが、劇中では無く、番組の始まる前後に広告が入るんだよ。
どこそこのスポンサーの提供で番組が放映されたとアナウンスされ企業の名前が表示される。ネットで見ているとあまり意識されないが。

娯楽コンテンツのプロダクトプライスメントってうまくやらないと効果が無かったり反感を買ったりするからね。
これは実際に視聴、体験してみないと分からないし、そこそこリスクの高い広告だと思う。

広告って簡単に出せるもんじゃないぞ。
あと金を出す出さないってこと以外に、もし「金を出さない」「広告にしない」場合は商標も使ってはならない。もちろん金が絡まず広告ではない、「使用許可」というケースもあるが無断で商標を使用したら権利侵害になる。

うむ。無断使用はどんな形でも問題になるんだよ。「宣伝になるから」ってのは許される理由にならない。ここん所がピンと来ないヤツ多過ぎ。
例えば勘違いしているヤツもいまだにいるが、「はたらく魔王さま!」のバイト先はマクドナルドじゃないし、マクドナルドの宣伝でもないんだよな。
あれはマクドナルドを使えないから、マクドナルドを連想できる場所にしてあるだけ。

実際の商品ではないヘンな名前の商品やブランドが頻繁に出るのはそういうことなんだよね。
ウチの国の国産漫画でもぼちぼちそういうことに関する意識は出てきたが、まだアレな状態になっていることも多い……

エヴァはTV版で実在するビールや缶コーヒー勝手に出して問題になって、使用を取り消した。
その後無断使用したメーカーから許可が出たり、タイアップが行われるようになって劇場版とかでは実際の商品をそのまま使えるようになっている。

エヴァでもダメだったのか。
自分はエヴァの影響でUCCの缶コーヒーを飲むようになったし、記念のも買って缶をコレクションしてあるのに。

エヴァでさえだめなんだから、そりゃ今の深夜アニメじゃ更にダメというか、広告出す意味が無い。劇中の広告が無いのはそういうことさ。
しかも現在は制作委員会でのアニメ制作が多いから広告の決定も煩雑になっているし、アニメの作品数が大きく増加している。それに加えてオタクの視聴者相手に広告出したがるブランドは限られている。なんにでも広告が付くわけじゃないのさ。

そこはやり方次第だろう。
例を挙げればバンダイはロゴだとかグッズを結構埋め込んでいる模様。アイマスのアニメにロボの玩具やフィギュアだとか、ジャンルの違う所にポイポイ放り込むらしい。

制作のシステム的に考えてみると、劇中に広告出す場合は内容に関してもスポンサーの意向をうかがわないといけないから、日本のアニメのようなタイトなスケジュールだと難しそうだが。

最近だと「だがしかし」や「くまみこ」のように、テーマや内容に深くかかわる場合はともかく、キャラ付けの小道具程度だと使用許可の有無なんじゃないか?
そういった商売に関わったことがないので良く知らないが、広告で絡むより簡単に済みそうなイメージがある。

なんだかんだで最近は増えているはずだよ。
コンビニのローソンなんかはちょくちょくそのまま出ているんじゃなかったかな?

商品を登場させるとかは案外ありそう。
ただ劇中に出て来る実在のアイテムが広告なのか、それとも制作側が許可取ったものなのかがよく分からんのよね。

キャラ付けでの小道具ネタはそれっぽいのを出して済ませることが少なくないね。
アニメ化の際に許可を取って作中に出すケースはあるけど、自分が知っているのは「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」のマックスコーヒーとか数えるほどだし、積極的に広告として活用されるケースはやはり珍しいと思う。

そう言えば、ウチの国のオタクにも大きな影響を与えた「シュタインズゲート」のドクターペッパーは広告なのだろうか?使用許可なのだろうか?アニメ側は金を払うのか、払ってもらったのか?どうなっていたんだろう?

「ばくおん」とか、どうなんだろうな?
あれ全部バイクメーカーの広告だったらウハウハな気もするが、さすがにそうじゃないだろうし。

日本のアニメでも普通にスポンサー、制作委員会のメンバーから商品を作中に出すようにという指示は出るらしいが、あんまり分からない。

その手の広告って実は結構あると思うよ。
日本の一般社会の知識があれば気付くような形で出ているケースも少なくないと思う。

小道具として出ていても俺達は分からないからな。見慣れているわけでもないし、身近な存在で名前をよく知っているわけでもない。
実際、みんなアニメの登場人物が飲み食いしているものとか気にしてないだろ。なぜかヘッドホンについては実在のメーカーの判定ネタにやたら食いつくが、それ以外に関しては驚くほど話題になっていない。

あるある。
自分は昔「タイバニ」の広告をネタにして広告によるアニメへの影響を批判していた時に、「あの花」の広告はどうなのかと聞かれて、あの作品に飲食物に関する劇中の広告があったのを初めて知ったよ……



とまぁ、こんな感じで。
広告とネタの区別、境界線に関して中国の感覚ではピンと来ない所も結構あるようでした。

また上の発言にもありますが、作中にさりげなく出て来る実在商品に関しては、さすがに中国オタク界隈で一般的なレベルの知識でパッと見て分かるわけではないので意識されることは少ないようです。

また商品の名称が意訳されるケースや、日本語の方では気を使って別の商品名になっているのに翻訳の方では「実在商品の固有名称」が使われてしまったりするケースもあるので、アニメや漫画における実在商品の扱いに関してはなかなかにこんがらがっている模様です。

それから今回のやり取りを見ていて気付いたのですが、
「ご覧スポンサーの提供で〜」
というのは、中国では意識されないというか見る機会が無いですね。
また一社提供の頃のサザエさんのような
「エネルギーとエレクトロニクスの東芝が〜」
といったケースなどもやはり見る機会は無さそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品では先輩後輩を非常に重視しているけど厳し過ぎないか?それとも日本ではああいうのが本当に一般的だったりするのか?」

ありがたいことに
「アニメや漫画の中のお約束的な人間関係や性格について中国の感覚で不思議に思われるようなことはありますか?」
と言う質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

日本の作品で「先輩」という言葉が出た場合は「学長」「学姐」という言葉で翻訳されていますし、中国オタク界隈でも先輩系のキャラに関してはその言葉が使われています。ですが、「学長」も「学姐」も日本語の「先輩」に比べて日常生活で使う機会はあまり無いとか。

中国のソッチ系ではそういった
「日本の先輩後輩関係」
についてのやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品、アニメや漫画、ドラマでは先輩後輩を非常に重視しているけど厳し過ぎないか?それとも日本ではああいうのが本当に一般的だったりするのか?

年齢による上下関係って凄い厳しいよね。
しかも、明らかにそういうことを気にしないであろうキャラでさえ先輩後輩関係には従うのが不思議だ。あれってどの程度重要なものなのかな?

「ジョジョの奇妙な冒険」みたいな、非主流的な特徴のある作品でさえ先輩後輩を強調するんだよね。不良の仗助でさえ髪型に触れなければ先輩を尊重する。

ウチの国とは子供の育て方が違うからとしか。

年上を尊重する感覚は理解できるが、日本のはやり過ぎに思える。

先輩後輩のアレはとても日本的なネタだと認識しているわ。

日本は長幼の序に関する伝統的な思想が非常に強固なものとしてあるからだろう。

正直な所、日本のあの方面の厳格さは受け入れ難い。あんな人間関係の日常生活、日本人は疲れないのかね?

あれが日本の格差社会ってヤツだよ。
年齢による地位の差まである。

日本では革命が起こった事が無いから、社会の階級や封建的な思想がいまだに残っているのだろう。個人的には悪い面だけではないと思うけどね。

先輩が後輩を指導するっていうのは悪い事ではないと思う。代々のつながりとでも言える伝承方法になる。

日本の先輩後輩って長幼の序とはまた違う、階級的な物を感じるんだが。

日本の先輩後輩は階級的な要素が非常に強いよな。
軍隊で新兵がいじめられるのと似たようなもんだし、かなりキツイだろうね。

アニメや漫画の中では「後輩のクセに」ということで横暴な態度を取る上の学年の生徒、そしてそれを跳ね除ける主人公と言うのもパターン。
言ってみれば「兄弟子の横暴」と同じパターンだろう。ただ、学校の先輩が兄弟子のような態度を取れるという点はやはり興味深い。

えーと、我が国の儒教文化の方からあれを考えてみる人はいないのかい?
日本や韓国は儒教的な影響がいまだに残っているという面もあるのだが……

あれは儒教の伝統だよね。
ウチの国は儒教思想に関してイロイロとあって儒教に対する態度も大きく変わってしまったからな。

だって現代では儒家の思想による数千年の害悪がどうのこうのというのがあるし?

解放後あの御方によってきれいさっぱりやっちゃったからね。

厳格な階級制度は日本の文化でもあるから、日本人は慣れているんじゃないの?

さすがに階級制度ってレベルの厳しさではないはずだぞ。
いわゆる「空気を読む」程度のものじゃないの?
作品によっては強調される、物語上の便利なツールとして使われるけど、実際の社会ではそこまで厳しくないと聞いた覚えがあるぞ。

「空気を読む」とか「先輩後輩」とかは日本に留学した人間の話ではそこまでキツイものではないらしい。日本に留学する前に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」を読んでビビってたヤツから聞いた話だ。

それでもウチの国に比べると先輩後輩の関係は厳しいね。
日本語勉強した人なら分かると思うが、日本は目上目下の感覚がとても厳しい。これは学生同士でも、仕事仲間同士でもだ。目上の人には敬語を使わないといけないし、呼びかけにも気を使わないといけない。学校にしろ仕事にしろ、なんらかのコミュニティ内に入るとそういう要求がかなり強くなる。

今の日本では社会に出るとそこまで先輩後輩重要じゃないぞ。
もっとも社会に出ても学校時代の先輩後輩関係が残るのは興味深い。組織内の派閥にも影響する。

面白いのは日本の先輩、後輩っていうのは学校の中、特に中学高校で非常に強い階級として意識されているという点だね。
大学や一般社会でも先輩後輩の関係は存在するし一定の尊重はあるが、そこまで拘束力の強いものではない。

日本のアニメの舞台が学校で、登場人物が中高生っていうのも先輩後輩関係の強調につながっているのだろうか

以前聞いた話では、一般社会や大学になると年齢だけで評価されなくなるから、先輩後輩の拘束力が弱くなるということだったな。
中学高校の時点では年齢くらいしか学生同士の明確な違いが無い上に閉鎖されたコミュニティだから、先輩後輩の関係が尊重されるとか。

ふと思いついた疑問、後輩の親が金持ちだったり権力者だったりしたら先輩はどうするの?本来なら顔色を読まなきゃいけないめんどうな相手が後輩になってしまった場合とか。

そりゃ今度は「先輩も逆らえない、手を出せない後輩」ということで別種のステータスを獲得することになるんだよ。

この間、俺の学校では頑張っている高三の先輩達を応援しようといった集会をやったんだが、上級生も下級生もスゴイ微妙な表情になったわ。
いや、日本じゃないんだからさ……

大した交流も無いのに、そういうのを突然やれと言われても先輩側後輩側どっちも困るよな。教師側は生徒と一括りに見ているのだろうけど。

日本は部活動や委員会で学年間の交流も多いし、生徒主導で動くことも多いということだから、経験者が新人に指導する局面も多いんだろう。そこで先輩側に立場と義務を与えるというのはシステム的には分からなくもない。自分がそこに入りたいとは思わないが。

ウチの国だと……共産主義青年団?でもあれは幹部以外は交流的なものは無いしね

教師への尊敬というのは分かるし、先輩についても似たような方向のものなのだろうとは理解できる。

ところで、日常生活で「学長」って使ったことある?
俺は普通に「同学」呼びしか使ったことないんだけど。

自分も無いなあ。
名前が分かる人は名前で呼ぶし、飛んでったボール取ってくださいみたいな時の呼びかけは「同学」だし。

自分は今大学一年だけど、大学に入ってからは「学長」や「学姐」を使う機会にぶつかる。主に飲み会とかで……
ただ正直既に社会に出て仕事している人ならともかく、同じ大学の学生でちょっと早く生まれたってだけの人間を敬う気にはならんな。問題起こさないために使っているだけ。

俺もそんな感じだな。
あえて問題起こすこともないから相手の面子をたてるためにそう呼んでいるけど、ちょっと早く生まれた、ちょっと早く学校に入っただけの人間を一律に尊敬するとか無理。中には明らかなバカもいるし。

今のウチの国だと中学高校よりも、大学に入ってからの方が先輩後輩的なのは増えるのかもね。サークル活動とか勉強以外の活動も出るし、授業も生徒固定じゃなくなるしで。

互いに尊重し合えるなら先輩後輩関係も良いと思う。まぁ現実だとある種の権力構造やいじめ、圧迫なんかの手段になり易いんだろうけどね。

日本の習慣ではあるが、ウチの国では忘れられた習慣でもあるのだろう。
ただ自分としては日本の先輩後輩の関係に合わせることはできそうにない。この点に関しては今の中国に住んでいてよかったと思うわ。



とまぁ、こんな感じで。
中国の感覚ではやはり日本の先輩後輩関係は窮屈に感じたり、それに従う感覚を不思議に思ったりもするようです。
ただ、年齢による上下関係自体は儒教関係の流れもあってかそれほど問題無く理解できる模様です。

中国の学校では中学高校は受験勉強真っ盛りな上に、日本のような部活や委員会活動のある学校というのはほとんど無いので、別の学年(それと別のクラスも)と交流する機会も少なく、先輩後輩を意識する、先輩後輩関係を持ち出すような場面に遭遇することはなかなかありません。

そもそも中国の学校は入学する年齢に少し幅があるので、同級生の間でも歳が違うことは珍しくありませんし、飛び級もありますから、年下の上級生や年上の下級生というのが普通に有り得るので、日本の学校の先輩後輩の関係をそのまま当てはめるのはちょっと難しいかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

livedoorブログ、中国で規制の対象に?

通常の更新は夜に行う予定ですが、ちょっと気になる情報を教えていただいたのでメモのようなものを。

ライブドアが中国で規制の対象になったのか、現在中国からlivedoorブログが見れない、或いは非常に繋がり難い状態になっているそうです。
中国ではイベントや「敏感な時期」に合わせた一時的な規制と、本格的な遮断になる長期或いは永久的な規制がありますが今回のはどっちなのでしょうかね。

livedoorブログは今まで中国からも比較的安定して見れる所だったのですが、今回はついにここも対象になったのか……という気分になってしまいますね。
日本でもよく使われているブログですと、過去にはfc2が中国で大規模な規制の対象になったなんてことがありました。

当時はfc2のブログで中国オタク的な活動が活発になっていた時期で、オタク関係の交流や創作物の発信がfc2ブログで活発に行われていました。
そんな時に規制となってしまったので当時の中国オタク界隈でfc2ベースでの交流が活発だったジャンルかなり困ったことになりました。
当時はまだpixivなども中国オタク界隈に浸透していなかった時期なので、交流の場、創作発表及び蓄積の場が無くなってしまったわけですから。

今回の件はその時に比べると、中国オタク関係へ影響はそれほどではないでしょうが、当ブログ的には間違いなくダメージが来ますね。
中国の方から見に来てくださる方や、ナイスな情報やコメントをくださる方への影響は避けられそうにないのがなんともかんとも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

bilibili、ガンダルフに無限の剣製を唱えさせる暴挙に出る

先週までが忙しく今日はやっと休みだとグダグダしていた所に、ありがたいことにネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。

中国ではオタク文化というか、アニメや漫画の扱いが海外産の輸入文化となっているのもあってか、日本よりも「表に出易い」「一般寄りの場面でオタクネタが使われ易い」といった所がありますし、それに加えて若い世代独自のカルチャーとしての意識もあるのか、日本に比べて良くも悪くも空気を読まない所も見受けられます。

先日、そんな空気を読まない中国オタク界隈の中でも特に空気を読まないことに定評のあるbilibiliが、中国でも「ロード・オブ・ザ・リングシリーズ」のガンダルフ役や「X-MENシリーズ」のマグニートーなどで有名なイアン・マッケランさんへのインタビューを行い、その最後に
「無限の剣製を詠唱してもらう」
という暴挙に出た模様です。
(動画では12:50くらいから)




とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


イアン・マッケランが無限の剣製!!

ガンダルフが唱えると最強感が……!

マグニートーが唱えているという風にも見えるな!
どうやって倒せばいいんだ!?

イングランド出身だから何となくセーフな気がしてきた。

ガンダルフオンライン開催か!

よし、聖杯戦争にキャスターとしてガンダルフ、或いはアーチャーとしてマグニートーを呼ぼう。あそこはファンタジーもアメコミも好きだからいけるいける。

ちょっと照れながら読んで見せてくれるのがキュートだ。萌える!

このおじいちゃん、こんなにかわいいキャラだったのか。
良いことを知れた。

チャーミングだよね。ウチの国の爺さんキャラにはなかなかいないタイプ。
上海映画祭の時も可愛かった。

ネタで見に行ったが、不覚にも萌えてしまった……!

インタビューとして見ても普通に面白いよね。
あのユーモアセンスはウチの国の役者には無い。

役者として場馴れしているというか、うまいと思った。
最後のはbilibiliが悪乗りし過ぎとは思うが。

ユーモアのある受け答えで、インタビューを全体的にコントロールしていたよな。

bilibiliの記者、インタビューする側が妙なタイミングで笑ったりするのがイカン。プロとしての差が出ていた。それでもイアン爺さんは見事だったが。

インタビュー側も緊張していたのかなあ。
相手が相手だし、最後にヘンな企画持ち込むしで。

最後の「UNLIMITED BLADE WORKS.」はやっぱ力があっていい。
老人の唱える無限の剣製ってのも味があるのだと理解できた。

爺萌えというのを理解できた。ありがとうございます!!

詠唱、ありがとうございます!
今後のご活躍とご健康をお祈りしております!



とまぁ、こんな感じで。
インタビューの背景については追々調べようかと思いますが、上海映画祭関係で訪中している関係でのもののようです。

それにしても中国ではオタク関係で良くも悪くも距離感が無くなるので、イロイロとヘンな事が発生しますね。
昔に比べて人気になる作品やその作品に関する知識、流行するネタなどに関しては日本との違いがどんどん小さくなっているのですが、この辺りの空気の違いに関しては違いが大きいままにも思えます。
その辺りの感覚の違いからくる事件というのが面白かったりヒヤッとしたりするがなんともかんとも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本人もやはり初代ガンダムはダサいと思ってたのか」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

日本のネットで行われているランキング、大きい所から小さい所までイロイロとありますが、順位というのが分かり易いのもあってか、中国のネットに伝わって尾びれや背びれがついたり、「これが日本における一般的な見方」的なネタになって話題になったり、現地のイメージとの違いに関してツッコミが入ったりすることが珍しくありません。

先日、恐らく以下の記事がソースだと思われるランキングが中国のネットニュースなどで紹介されて話題になっているそうです。

[コラム]∀は何位!?一番ダサい歴代「ガンダム」の主役機ランキング(gooランキング)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のネットでダサイガンダムランキングなんてのが出たんだが、意外というか納得というかな面白い結果になっている。
なかでも個人的に興味深いのは2位が初代ガンダムということだ。日本人もやはり初代ガンダムはダサいと思ってたのか。

Zガンダムはカッコいけど、初代はやはりダサイよな……

F91が上位って、アレのどこがダサいんだ?顔のギミック?

F91はパーツのラインやフィンの配置とか良いと思うんだけど……まぁ、顔は俺もあんまり好みじゃないが。

∀はしょうがない。
自分はガンダムで一番好きな作品だが、主役機のデザイン的にはその、弁護し難い。

ランキングの名前だけで1位は∀だと予想が出来た。特殊能力も含めてあいつは他のガンダムと違い過ぎる。

ざっと見て感じた疑問だが、なんでゴッドガンダムが上位なんだ?
Gガンダムはもっとヒドイのがあると思うんだが……

自分はタイトルからしてネーデルガンダムとかは絶対ランクインしていると思ってたのに。戦い方もヒドイし、まさにダサいガンダムだと思うんだけど。

ZZガンダムとか、始めてみた時狂ったデザインだと思ったわ。頭とか銃にくっ付くコックピットとか。

よし、Zは入ってないな。ZZは大嫌いだから入っているのに納得。だがそれより上の機体については正直予想外。
ネットのランキングだからきちんとしたガンダムの知識を持った人間による投票ではないのだろうけど、それにしても意外なのが並んでる。

∀をダサイと言うとか、日本人はアニメの見方すら分かってないのか。

ヒゲに関しては「アニメの出来が良い」「動いたらカッコイイ」とかいうのは無しだぞ。

∀は機体に関してはダサいというのはしょうがないだろ。個性的だし戦闘シーンもスバラシイが。
あとバルバトスやGセルフは既存のガンダムのデザインから外れているから上位に来ちゃったのかね。

理由が分からないのがGP03だな。日本人の感性ではどこがダメなんだ?

GP03はデンドロビウムとステイメンのどっち?

ステイメンの方らしい。デンドロビウムはオーキスが目立つMA的なキワモノだからダサイと思う人がいるのは分からなくもないが、ステイメンは普通じゃないか……?

GPシリーズはどれも顔が独特だから問題はそこだろうか。
でもステイメンを挙げるならGP01についてはどうなんだ?

X系のガンダム入ってないのは知名度の問題?
サテライトキャノンのギミックは良いが、丸っこいし戦闘シーンも微妙だからなんかダサイ印象が自分の中では強いんだけど。

SEEDは入ってないのか。
正直亀の甲羅状態のプロヴィデンスやレジェンドはダサく感じる人がいると思っていたんだが。

Vも微妙だと思うんだけどな……

勘違いしているヤツも少なくないようだが、これ主役機限定のランキングだからな。
敵のヘンタイガンダムとかは入らない。

主役機以外もアリにしたらGが上位独占しかねないからな。
機体画像を並べた場合の破壊力はスゴイ。
でもアレを見ると希望の未来へレディゴーな気分になれるし嫌いではない。

アメリカの方のランキングとかに比べればまだ理解できる。
でもなんでSEEDは入ってないの?おかしくないか?

いやSEEDに関しては入る方がおかしいだろ。
作品としては頻繁に叩かれているがMSや艦船関係の評価は高いしガンプラも売れている。言ってみれば今の時代の感性では一番安定している、大多数に受けやすいデザインだと思うよ。

別にSEEDや作中のMS描写を嫌うのはかまわんが、その色眼鏡で機体のデザインを見るのはやめておけ。

SEEDは良くも悪くも普通のデザインだと思う。
それに対して00は狙ってカッコ良くしてきた感じだ。

なんだかなあ。このランキングに投票した人間はガンプラをいじったことの無い人間が多いのではないだろうか。

大まかな傾向で考えると、背中に羽根ついてないと日本ではダサイと思われる模様。

あーー……言われてみれば。
ゴッドガンダムはちょっと判断に迷うが、他の機体はみんなでかい羽パーツが無い!

月光蝶は羽根じゃないの?

月光蝶はパーツじゃないからな。
個人的には背中に羽根くっつけるのって妥協しているというか定番表現に逃げている感じで好きじゃないんだが。

今の感覚で見ると、宇宙空間に羽が舞うウイングガンダムゼロカスタムは中二病過ぎてダサいと思うんだけど……

俺は初代ガンダムが一番良いと思う。
ある種の完成された美しさも感じられるのに。

これって投票しているのはガキばっかりだろ。
初代ガンダムの造形、合理的な美を理解できないとか。

アニメ版の作画がヒドイ時の見たらさすがにダサイと言う人間を否定はできない。どんどん洗練されてはいいるんだけどね。

初代はアニメとしてはスゴイけど、ロボとしてみるとさすがに洗練されていない。その後のプラモに関してはどんどんカッコ良くなって、ダサさも無くなっていったとは思うけどね。

どっちにしろ、こういったテーマだと∀の一位は不動のものだろうな……



とまぁ、こんな感じで。
ランキングの正しさについては疑いつつも、話題としてはなんだかんだで盛り上がっているようです。

それにしても、私は小さい頃からZZ好きのままガンダムファンをやってきていますので、自分の好きなガンダムがダサいとかデブだとか頭に波動砲(笑)だとか言われるのは慣れていますが、このランキングの6位という微妙な位置に関しては、どう受け取ればいいのかかなり迷いますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ジョジョの奇妙な冒険は女性ファンが少ない少年漫画だから安心して見れる」「え?」

当ブログや他の所などで
「中国では癖のあるキャラクターデザインだと広い範囲で人気になり難い」
「中国オタク界隈は日本に比べてキャラデザのストライクゾーンが狭い」
といったようなことを書いていますが、その辺りについてありがたいことに
「中国ではいわゆる美少年系から外れる作品は人気になり難いそうですが、そういった感覚についての反応は何かありませんか?」
といった質問をいただいておりました。

先日、中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ジョジョの奇妙な冒険と中国の女性ファン」
といったことに関するやり取りがこの件に関係しているような内容だったので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ジョジョの奇妙な冒険」は女性ファンが少ない少年漫画だから安心して見れる。
最近はカップリングだとかそういうネタが増えて微妙な気分になるからな。

第一期見ると、これが現代風の絵柄だったら面倒なことになったろうなとは思ったわ。

絵柄でハードルが高いし、内容の方でも女性はジョジョのような作品は見ないだろう。俺達のようにオラオララッシュで盛り上がることもないしね。

いや、内容的には女性に好まれないわけじゃないと思うよ。
俺の大学のオタサークルにはジョジョの薄い本書いているのがいるし、同好の士もわりといるようだし。

え?
ジョジョが女性人気が無いと?
pixivとか見たこと無い人なの?

熱血系でカッコ良い男キャラも出るし、男同士の友情もあるけど絵柄がアレだからね。
アニメでようやくウチの国のオタクの間で人気になったけど、それでも人気が広まるまで結構時間かかったし。

ジョジョはウチの国でも人気はあったけど20年くらい前の海賊版漫画の頃が最盛期で、00年代中盤以降にオタクになった世代の更に前の世代がメインだったからな。

日本では非常に古くからの人気ジャンルと聞いた覚えがあるんだが。普通のも腐ったのも。

CLAMPのおばさん達がジョジョのBL同人誌を作ってたのは有名な話だぞ。

ジョジョ関係の声優イベントの映像とか、女性ファンが凄いことになってるんだが。イベントは女性の方が男性より多い。

それはあくまで日本の話だろ。
もちろんこっちもファンがいないわけじゃないだろうが、そんなに多くはない。
「弱虫ペダル」なんかも日本で女性人気が凄いけどこっちではそんなでもないし、日本でどうなのかだけでは判断できない。

わりと本気で女性がジョジョの奇妙な冒険を見るというイメージが無い。

少なくともウチの国ではジョジョ好きの女性を見かけない。

私はジョジョはBL好みにかなり合うと思うんだけどなあ。カップリングで良さ気なのも多いというか容易に想像できる。

bilibiliでもちょっと前にカップリングで盛り上がってたりするよ。一部でも二部でも。

自分は女だけど、周囲では普通のも腐ってるのもジョジョ見ているよ。

絵柄のハードルさえ乗り越えれば問題無いんだけど、こっちだとそれが大きな問題になる。日本は昔から徐々にファンが増え、創作活動も創作物も蓄積されていったんだろうけどこっちは今の絵柄の感覚から逆行して見ていかなければならないから。

自分は女のジョジョファンでBLもいける口だけど、ジョジョはカップリングについてはあまり思い浮かばないかな。ストーリーは面白いし、普通に楽しんでいるけど。

動画の弾幕コメントでBLとかのネタに関するコメントが飛び交っていたりもするぞ。それこそ文句が出るくらいに。

でもそれってネタ枠か、普通に楽しんでいるのかが分からん。最近はホモっぽいシーンでその手の茶化しやツッコミ入れるのがどの作品でも出る。

ジョジョのそっち方面での画像もちょくちょく見つかるが、女性人気となると分からん。私も日本で人気という情報は把握しているんだが。

ジョジョのファンは絵柄のおかげで騒ぎたいだけのが減って、濃いのが残っている印象。発言も面白いのが多い。

なあ、本気で疑問なんだが「ジョジョの奇妙な冒険」で腐女子なんか出るの?
有り得ないと思うんだが。

どんな絵柄でも出る時は出るとしか。

女性向けの確保に熱心なtudouが有料独占配信しているし、それなりの女性ファンはいるんじゃないの?
あそこはマニア向けで取っている面もあるだろうけど。

女性ファンは何とも言えないが、いわゆる腐女子でジョジョを見ている人はそんなに多くないだろう。その方向の妄想をする人って筋肉よりも美しさ重視だ。

萌えブタなオタクが喜ばないだけで、好みの人はいると思う。

BL系の作品の絵柄の傾向を見ると、荒木先生の絵が好まれるとは思えない。

ジョジョの女性ファンは絵柄とか関係無しに盛り上がっている。
そういうのが問題になる作品ではない。

それは絵柄を気にしないレベルが高いのが残っただけじゃないか?

日本とは違ってやはり元の絵がある程度分かり易い美男や美少年じゃないとこっちではキツイからね。
pixivも濃い画が多いからウチの国で女性ファンが目立たないのはしゃあない。

自分も詳しいわけでは無いんだが、日本の腐女子の人達って絵柄をそこまで重視していない印象がある。
最近では「おそ松さん」の強大な人気とかが良い例だろう。

ジョジョのファンは精鋭が多いというか、濃いというか……そこら中で騒いでいるわけではないから、一般のオタクの感覚でいると意識しないかも。
作品関係のネタが認識されて一般レベルになる、表に出て騒がれるようになったのは本当にここ1〜2年くらいの話じゃないかな?

現在の中国の大陸側におけるジョジョ人気は女性ファンの影響があるのは確かだろう。気長なファンが多かったし、話題もずっと続いていた。

長い事ファンやっている人いるからね。
男は追っかける作品すぐ変えるけど、女はずっと追っかけている人が多いように思う。

男女問わず熱心なファンはいた。でも新しい世代にははなかなか広まらなかった。漫画もアニメも。自分の記憶では弾幕コメントのネタが広まってようやく……くらいだったか?

ジョジョに関しては全体的に見たら少ない、他の「女性に人気の作品」より少ないのは確かかな。
でも古い作品だから、それこそ20世紀からずっとファンだというようなスゴイ人はいるし、知名度自体はわりと高いと思う。



とまぁ、こんな感じで。
具体的な状況とはまた別でしょうが、現在の中国オタク界隈におけるイメージのようなものは出ているかと思われます。

実際の所、絵柄にクセがあるタイプの作品は中国オタク界隈における話題の勢いや動画の再生数の伸びが鈍くなる傾向は確かにありますし、日本で大人気の作品が中国でそれほどウケなかった原因が主に絵柄だったというケースもそれなりに目に付きます。
ただこれはライトなファンが少ないという見方は出来ても、ファンが少ないとは断言できないのでなんともかんとも。

それに正直な所、中国オタク界隈における「ジョジョの奇妙な冒険」の女性人気に関しては私もよく分かりません。
一応ジョジョに関して中国では海賊版漫画時代に人気になり、その後は埋もれ気味ではあったもののマニア層で評価が高く、アニメ化によって人気が広がり現在ではネタ方面も含めての人気作品になっているといった所までは知っているのですが、それを男女別で考えるとなるとハッキリしません。
例えば日本ではストレイツォ関係の象徴的な話などもありますが、中国本土でそういう話が昔あったりしたかとなると……

元々女性ファンのコミュニティは深い所にあったりしますし、近年主流になりつつあるコメント付き動画で盛り上がる所とはまた別の、ちょっとずれた所にあるなんて話も聞きます。
そんな訳で今回のやり取りについては、
「こういった考えの人もいる」
程度に見ていただければ幸いです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「歴史アイテム無しに中国人キャラ出すのって難しいの?中国人キャラは分かり易い造形やトレードマーク付きのキャラばかりに見える」

ありがたいことに先日の記事
中国オタク「Fateの三蔵法師はやっぱり女か」「あの国は女人化国だから」「この娘化はちょっと受け入れられない」
に関して、
「アニメや漫画の中に出てくる、中国古典のパロディでは無い、中国国外産の中華系キャラについて中国ではどう思われているのか?」
と言う質問をいただいております。

中国オタク界隈の反応を見た限りでは、中国国外の作品に出て来る中華系のキャラについては当然ながらカッコ良く活躍すれば嬉しく思われるようです。
しかしそれと同時にキャラの設定に関してはイロイロとツッコミ所を感じたり、中国武術などの定番要素に微妙な気分になったりもするようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「歴史関係のアイテム無しの中国人キャラは難しいのか」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


歴史アイテム無しに中国人キャラ出すのって難しいの?なんか中国人キャラってそういう分かり易い造形やトレードマーク付きのキャラばかりに見えてさ……

中国っぽいアイテムを身に着けずに中国人キャラを描くことはできないのだろうか、とは俺も考えたことがある。

分かり易くしないといけないからなあ。
俺も今の時代、お団子頭にチャイナドレスはどうかとは思うけどな。

そういうのって中国人が思っている特徴と、外国人が認識している特徴に違いがあるから難しいと思うぞ。

またしても麻婆豆腐に文句を言うつもりか!?

言いたいことは理解できるが、意味が無い話だとも思う。
そういうのが無いと中国人キャラだと分かってもらえない。アニメのキャラはデフォルメして強調するものなのだから一目で分かるキャラにしないといけない。

移民がたくさんいるのにいまだに金髪キャラが欧米キャラの象徴的な扱いになっている件について。

そういう中国っぽいトレードマークのあるキャラってそんなに悪い扱いにならんし、あまり気にしてもしょうがないだろう。
日本人キャラだって忍者侍は良い扱いだが、そこを外れると眼鏡出っ歯だぞ。

その手の明確な中国っぽいアイテム無しだと、アジアのどこの国なのか、それともどっかの移民なのかとかが分からんじゃないか。作中の描写や設定の文章を見てもらわないと分からない時点でキャラとしては厳しい。

まぁ俺らも第二次世界大戦日本兵で日本人のイメージをいまだに扱っているし、文句言ってもしゃあない。

中国人の表現がどうこうとか気にしないでもいいだろう。
金髪巨乳キャラにチャイナドレス着ているのを中国人キャラと見做したりはしないし、海外に広まって使われる要素くらいに認識しておけって。

そんな特殊なアイテムつける必要ないだろ。
00年代が始まってから十数年経っているんだぞ?
なんでいまだに釣り目とかお団子頭とかチャイナドレスとか点心とかなんだ?
中国の人物を出すなら言葉と行動で描写すればいいだろう。

言葉と行動って具体的にどうやって……?
中国人だと分かる説明的なセリフを言わせるの?

俺達が自分の文化をどれだけ知っているんだ?
住んでいるだけで文化的にきちんと理解しているとは限らない。
そしてアニメや漫画では中国文化を歴史文化アイテム以外知らないような人間が受け手になるんだぞ?

アメコミヒーローみたいなシンボル、ウチの国には歴史文化関係しかないぞ?
むしろそういうのを活用して海外の宣伝に使うべきだと思うんだけどなあ。観光資源としても文化資源としても使えるのに。

アメリカってキャプテンアメリカみたいなコテコテのキャラを現代の映画でカッコ良く描写しているからね。
デザインもそうだが、キャラ設定も今の時代では難しい所があるはずなのに。

分かり易さなら少数民族とかの方がキャラ立ってんだが、そっちはどうなの?
少数民族関係を活用しているケースは少ないように思うんだが。

そりゃもう、少数民族が中国を代表するなど矛盾したことは認められないとか騒がれるだろうよ……
チャイナドレスが問題になるのもそこら辺が影響している所もある。

そもそもこれが中国人キャラだ!ってのは国外に向けるのと、国内に向けるのと、それから外国がその国向けに作る、世界向けで作るかで違うからね。

ウチの国の国産アニメでさえもきちんと中国人的なキャラが描写できているわけじゃないからな。

国内の漫画やアニメに関しては、子供向けは人が出し難いから動物キャラが多くなる、参考にする、影響を受ける作品で人間キャラの作品が出る作品は日本の作品が多くなっているからどうしても……最近は青年向け作品が増えているしそっちの方では納得できる中国描写も増えているから少しずつ状況は変わってきているんだろうけどね。

設定上は中国人のキャラ出しても中国人が気付かないケースだってあるからな。アピールする対象に向けて、分かり易いアピールをしないと意味が無い。
例えばKOFのシェン・ウーとか、俺も周りの人間もずっとアメリカ人だと思ってた時期があるし。

現実の中国人ってそんなに特徴ないからな。
あえて言えば方言やスラング、食い物くらいじゃないの?それ以外でどうやってアジア人枠での区別をするんだ?

もういっそ毛主席語録もたせりゃ良いんじゃないの。
国内では敏感なことになって炎上するだろうけどね!

簡単だ。アジア人っぽいキャラ出して中国語のスラング喋り捲らせればそれっぽくなるぞ。でもこういうのはお前ら嫌うだろ?

理想像じゃないと文句が出るし、それならいっそ分かり易いキャラにしてしまおうという考えは分からなくもない。

今はわりと落ち着いた感もあるが、「オーバーウォッチ」のメイとかも発表当時文句出まくったよな。デブだとか中国人のイメージを貶めるつもりだとかなんとかで。

アメリカ映画とか見ると、中国人の扱いは昔に比べたら随分とマシになってんだけどね。
そもそも、お前らが求める現代的な中国人キャラ像って何?
現代の中国の生活様式ってほとんど西洋化されているんだが?

現代的なキャラを出す際に中国人をあえて出す必要が無いからな。作品を作っているそれぞれの国所属のキャラを使えばいい。
ストーリー上で現代的な中国人が出る、設定上必要になるケースもあるだろうけど、こういうのはあまりアニメ向きではないんだよね。

普通に出すならアジア系のキャラデザで中国語を喋らせるとか、中国系の名前を名乗らせればいいだけなんだよね。
こういうのは目立たないだけで結構出ている。でもメインキャラに据えるとなると何か特別な理由や設定が必要になるから逆に難しいというか、需要が無くなる。

敏感で政治的なアレコレを除くと、「中国のイメージ」って古いのばかりになっちゃうからねえ

でも他の国ではそういうの普通に今でも活用しているんだし、気にするならその手の要素を現代中国が活用できていない方についてじゃないか?
この手の中国っぽいアイテムが過去のものばかりで、現在の俺達にとっては遠い、馴染みが無い知識だけのものになっているのも問題だろう。

日本は今でも普通に忍者だ武士だ巫女だ陰陽師を活用しているし、それが海外に伝わっているんだよね。

文化を誇っているが、現在文化を生み出しているわけではない。
その方面の創作に関しては上の方のコントロールが厳しくなっているから、海外の方が制限なしで面白いことをやっちゃうんだよな。

結局、この手の話は李舜生は良かったに戻るな。
あのキャラのような、ウチの国の人間が納得できる現代的な中国人キャラはなかなか増えない。

中国人は多過ぎるし、雑多過ぎる。
考え方や行動の傾向も地方ごとに違う。
どこをモチーフにしてもどこかからの文句は出るし、伝統的な記号をつけるのが安全だし理解され易い。

ハッキリ言って現在の中国は文化的な輸出能力、プロモーション能力が弱い。
現在世界的に有名な中国文化は過去に広まったカンフーや中華料理止まり。例えば胸にSマーク付けたピチピチコスチュームのような、強力なシンボルが現代の中国文化関係では出てきてないし広まってない。
昔の文化的な要素をシンボルにした中国人キャラが作られるのはある意味では必然。そしてこれをモチーフにしたキャラや作品はずっと上手くいっているし、人気も出ている……

噂のアメコミの中国系新ヒーローも、今の所コスチュームをアジア系に装備させて設定くっ付けただけにしか見えんのよね。あの外パンツとSに飲み込まれている。
改めてあのシンボルの強力なパワーを実感するわ。

中国人スーパーマンはどうなるんだろうなあ。描いているのは中国系アメリカ人で、中国人主人公の作品で評価はされているそうだが。

スーパーマンはソ連人になったこともあるからいけるよ、たぶん!



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと不満はあるようですが、現代中国のイメージ、シンボルに関してはなかなかコレと言ったものが思い付かないといった所もあるのかもしれませんね。
またこの辺りのイメージに関しては「めんどくさい人」が出て来るので難しいという話も出ていました。

それと上のやり取りにも出ていますが現在の中国は歴史や文化関係について、現代とのつながりの補強や内容のアップデート、過去の文化をベースにした新たな文化の創造といった面では残念な事になっているように感じてしまいますね。ヘンな言い方になりますが、「消費」するのが前に来過ぎているような気もします。

ただ創作活動に関しては最近はネットでの商業的な作品展開も活発になっていますし、中国の古典ネタを現在の感覚でアレンジしたり、パロディにしたりしたりする作品が出てくるなど、一昔前とはちょっと違った状況になっているのも確かです。

中国では古典文化系の有名作品はある種の政治枠に入ってしまう上に、社会的にも「古典は古典のままであるべき」でいじってはならないといった空気があるので、好き勝手にして楽しむのは難しい空気があったのですが、近年のネットではその辺の箍が外れている節が見受けられますし、個人的にもイロイロと期待してしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「Fateの三蔵法師はやっぱり女か」「あの国は女人化国だから」「この娘化はちょっと受け入れられない」

個人的には鬼ごろし級で凹られてBP3を無駄にする日々が続いていたようにも思う「Fate/Grand Order」ですが、今度の新イベントでは西遊記がモチーフで、三蔵法師がサーヴァントとして実装される模様です。

【予告】期間限定イベント「星の三蔵ちゃん、天竺に行く」開催!(Fate-Grand Order 公式サイト)

ありがたいことにこの件に関して
「中国の反応はどうなのか?」
と言う質問をいただいております。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


Fateの三蔵法師はやっぱり女か。やると思ってたよ!!

この「娘化」はちょっと受け入れられない。

私はFateのアニメは見たけどFGOは知らないんだけど、あの作品はいったいどういうことになっているんだ?
聞くところによればアッティラが女だとか、中国関係では荊軻もなぜか女で、更に今回は三蔵法師まで。いったいなんなんだよ……

反発してもしょうがない。あの国は女人化国だから。

Fateだとよくある話だろ。アーサー王がそもそも女で看板ヒロインなんだから。
ただ自分も三蔵法師はキツイ。Fateやっていて「娘化」するキャラに関してはそれなりに受け入れていたし、歴史上の人物の女性化についてもそんなに抵抗無かったはずなんだが。

クラスはキャスターかよ……キャスターの配布多過ぎじゃね?
ライダーにしてくれたらよかったのに。

Fateってことは薄い本が出るだろうし、三蔵法師を女体化してそれの薄い本……なんだかもう、ねじれ過ぎだ……

TYPE-MOONの世界観やストーリーは非常にスバラシイが、有名なキャラを片っ端から女にするのだけはダメだ。三蔵法師までそんなことするとか、さすがにヒド過ぎる。

オタクから金を騙し取るために女キャラを出すのは勝手だが、それに西遊記を使うなよ。あいつらは好きな作品を汚される人間がいるのを考慮しない。だからキモイんだよ!

三蔵法師を女性にすることに関しては別の作品でも反発が強いからなあ。
自分も正直キツイが、なぜなんだろうな。イメージが固まり過ぎてダメなのか

もしこれが普通に尼キャラとかだとどうなんだろう?
そっちなら受け入れられる人も少しは増える……のかな?

自分が初めて女性にされた三蔵法師を見たのは「無双OROCHI」だったな。あの時の拒否感に比べれば今回は慣れもあってかダメージは小さい。

しかし三蔵法師が女だとすると、あの世界の取経の旅の女妖との戦いはどんなことになっているのだろう?

西遊記が百合系作品になってしまう。恐ろしい!

あー……そっちの方で考えると作品の空気がこれだも化というくらい変わるな。
そうか、それならアリだな。なるほど、そんな感じで受け入れることも可能か。

西遊記が一瞬で百合系作品になってしまったぞ!どうすんだよ!!

ところで、このキャラデザに関してはみんなどう思う?

名前さえ見なければ、わりと好みのキャラデザではあるが。うーん……

キャラデザ自体はかなり良いと思う。
でもキャラの名前込で見ると受け入れられない。

三蔵法師の性別に関しては日本との隔たりを強く感じる。

確か日本の西遊記の三蔵法師ってほとんど女性が演じているんだっけ?

そうだよ。
あの国の人間は三蔵法師を女性にするのを好む。

全員女性にしてしまうなら、こっちもまだ開き直れるんだが三蔵法師だけだと……

最近ウチの国でも「娘化」をするヤツが増えているが、日本はやはりこっちが避けるようなネタでも遠慮なく踏み込むのね。

日本だと三蔵法師は基本的に女なんだっけ?

あの国で制作された西遊記はどれも女が三蔵法師役だしね。
この調子だと孫悟空も怪しい。

孫悟空は経験値が既にネタにしているが、実装の可能性はどうなんだろうね。仙人枠が強過ぎて無理ときのこが言っていたが、きのこは発言を翻すものだし。

女性が三蔵法師ポジションというと、自分は乙女ゲーを思い浮かべる。
Fateのような作品に来るのはちょっと意外だった。

言われてみればお供の性別が変わらなければ乙女ゲーもできそうだ。

乙女ゲーは分からんが、乙女向け的なアレンジの作品は探せば出て来るんじゃないか?
三蔵法師を女性にするのはさすがにアレだが、「最遊記」のようなイケメンキャラばかりの西遊記系作品は普通にアリだろ。

日本で三蔵法師を女性にするのは今に始まった事じゃないし、別にFateが特別やらかしたってわけじゃない。
これまでと同じようにそのうち慣れるヤツも出るんじゃないかな。無双OROCHIの時のように。

それにしても西遊記まで日本に汚染されてしまうのか。

何言ってんだ。西遊記なんかとっくの昔に汚染されている。

我が国への汚染の影響が最もでかいのは西遊記じゃないか。代表的な作品だけでも「ドラゴンボール」、「最遊記」や「ギャグ漫画日和」などがある。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では一応予想の範囲内ではあったようですが、それでも
「勘弁して欲しい」
という人が結構いるようでした。

中国オタクの方から聞いた話によれば、中国では三蔵法師に中性的なイメージや、ストーリー上の助けられ枠というか実質的なヒロイン枠的なイメージが無いので、
「中国の感覚では女性にする理由が無い」
とのことで、三蔵法師を女性扱いにする日本の作品に関してかなり悪趣味なパロディだと受け止める人もいるそうです。

上のやり取りにもありますが、この辺りに関してはオタク趣味を持っている人でもダメな人が少なくないらしく、「恋姫無双」のような作品をネタとして見ることの出来るような人でも、三蔵法師を女性キャラにするというのは嫌がるということが少なくないのだとか。


ちなみに本題とは関係ありませんが中国のFate関係で最近目に付くのが、中国オタク界隈における経験値先生関係の知名度の上昇ですね。
さすがに「コハエース」

のネタに関してはあまり広まっていないようですが、最近はぐだぐだオーダーや織田信長、沖田総司のサーヴァント実装などもあって、中国のFateファンの間でも徐々に知名度を増しつつあるようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国的にはありえない「女性の三蔵法師」(無双OROCHI Z発売当時の記事です)

中国人「日本の沙悟浄が謎すぎる。何あの怪物?」
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有る北京の漫画喫茶B3のHPです。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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