「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「最近母性のあるロリキャラが大人気になっているような気がする。どうしてこんなことに」

艦これイベント、E3のラスダンで足踏み中です。
ネルソンタッチ不発、Jervisカットイン不発、発動してもスナイプ不発となかなか良い流れにならず、諦めて今日の夜に到着するという友軍待ちに。友軍が来たら夜戦移行重視でネルソンタッチをやめて潜水艦入りとかにするのも手なんでしょうかね……

それはさておき今回の更新を
ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本では「ロリおかん」「ダメ男製造機」などのタグもあるかと思いますが、近頃の中国では母性のあるロリキャラが一部で人気となっているそうです。

そういった方向のキャラとしては例えば中国版のサービスも展開されている
「プリンセスコネクト!Re:Dive」

のコッコロなどはとても凶悪なパワーの萌えキャラとして認識されているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃母性のあるロリキャラが大人気になっているような」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近、母性のあるロリキャラが大人気になっているような気がする。どうしてこんなことに。

今の時代、男の感じるプレッシャーが強くなり過ぎて、そういう存在に逃げているのではないだろうか。草食系だとか仏系だとか、努力したくない消極的な人間も増えている。

でもコッコロはカワイイよね。
あざと過ぎるけど、あれには勝てない。

私も最近だとプリコネのコッコロはやべえと思ったが、実際ヤバいことになった。
白髪赤目ロリキャラとこっちの好みを狙いすぎ。絶対に同時装備属性のどれかを開発されてしまうヤツがたくさん出ると思っていたよ……

あそこまで媚びたデザインにしてくるなんて……拒めるわけがないじゃないか!

我が国の人間が、白髪でロリで母性な存在を、愛さないわけがない!拒めるわけがない!!
(訳注:近頃の中国では「中国人は皆白い髪萌え」というネタが存在します。
中国オタク「中国人は白髪萌え、白髪フェチだというネタがあるがどう思う?」

白髪、ロリ嫁、更にママ、そこに赤系の瞳まで完備。
なにこの完璧な生き物。

コッコロはあまりにも中国人に対して威力のあるデザインだよね。あれが中華ユーザーを標的にした秘密兵器であってもおかしくない!

俺はコッコロが好きなだけで、ロリで母性な属性が好きなわけでは無い……無いんだよ……

コッコロは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!

ロリキャラの父親になるのが流行りかと思ったら、ロリキャラに母親になってもらうのが流行るとは。なんて時代だ……

ロリキャラの父親は日本だと源氏物語の伝統だからそこまで不思議ではない。
しかしロリキャラが母親というのが比較的新しい流れじゃないか?

日本のオタク用語でロリに母性を求める「バブみ」が出たのが比較的最近のはずだからな。

いや、それに関してはあの赤くて三倍の人からあるわけで。
定義はともかく属性自体は昔からあったとも考えられる。

お母さん?ララァが?うわっ!

あいつ、最期のセリフがララァに母親になって欲しかったという告白だからなあ……

とりあえずまたハゲの御大が時代の先を行っていたというのは証明されたが、この流行の源流は気になるね。
自分はコッコロで意識するようになったが、あの作品のネタ的に参考になった人気作品やキャラはあるはず。

同感だ。ロリコンでマザコンのシャアはともかく、この母性のあるロリキャラの流れってどこからだろう?ララァやクエスは年齢的にはロリ枠かもしれないが、キャラデザ的にはそこまでロリキャラってわけではない。
流行るきっかけになった看板キャラはいると思うんだが。

「ペルソナ4」の菜々子だろうか?私が知っている中では一番古いこの系統のキャラだと思うんだが。

母性ロリやロリおかんで調べると分かるが、艦これの雷が代表的なキャラになっている。
日本で提督にロリコンでマザコンが多いとされる原因。「ダメ提督製造機」というタグまで存在する。

艦これだと夕雲がそういうキャラのイメージだったが、雷か……ボイスのイメージや一般二次創作の方は把握していなかったなあ

ママ、或いは母性持ち属性が増えた影響なのか?
最近はアニメでも全体攻撃する母親が出ているし、エロゲでも母親系キャラが増えている。対魔忍だって母親ジャンルで展開するくらいだ。

FGOのエレナ・ブラヴァツキーなんかもその系統かな。
この手の流行りの属性にありがちな当たり外れはあるし、作っている方もそこまで明確に狙ったものではないようにも思えるが、結果として素晴らしいキャラが誕生している。

ロリキャラに母性をくっつけたら、妹にも娘にも母親にも嫁にもなるんだからそりゃ強いよ。
受け入れられない人もいるだろうけど、私は大好きになってしまった。

うーむ、人妻フェチとロリコンを両立させられるってことでいいのかな?

それは別カテゴリだと言わせてもらおうか。
ロリに見えるだけの母親という属性は別に存在するのだから。

いわゆる人妻系とは別かな。ここで重要なのは他人の女だとか成熟だとかじゃなくて母性や包容力の方だから。

なぜそんなに母性のあるロリが好きなのか、自分には分からない。
でも家に帰った時にロリキャラが家事をやってくれていて、ご飯やお茶を出してくれて、仕事お疲れさまでしたと言ってくれたらどんなに心が安らぐかと思ってしまうのは間違いない。安心するというのはそういうことじゃないだろうかと。

「世話やきキツネの仙狐さん」の仙狐さんのようなキャラを愛さずにいられるものか!

皆わかっているのさ、情けないどころのレベルじゃないのは!
それはともかく、この属性の流行ってストーリーよりもキャラの方が先に思えるんだが。ストーリー上ではそこまで使いやすいタイプではないし。

あれって二次元にありがちな、やたらと若く見える美人の母親キャラが先鋭化した属性というわけではないんだよな?

違うんじゃないかな。それが無いわけでは無いと思うが、どちらかと言えばロリ属性に母性属性が付いたものかと。
自分もまずはロリ属性に引っかかり、その後母性で絡めとられた。

最初は全く意識していなかったはずなのに、今では様々なキャラにママ属性を探すようになっちまった。
あとこの属性には依存するダメな男である自分を許容して欲しいという願望が存在すると思われる。

なんだろうなあ、昔は年下(ロリではない)が人気だったのに、いつの間にか年上も含む「御姐」が人気として話題になり、今はロリと母性……ウチの国のオタクの好みの変遷は心配になってくる

さすがにまだロリと母性の組み合わせはメジャーではない、はず。でも年下系は一昔前に比べるとかなり弱くなったよね。人気が無いわけじゃないし、その属性が邪魔になるわけでは無いが、メインに意識されるようなものではなくなったような。

ソシャゲの人気投票なんかを見ると、ウチの国はロリキャラが妙に強いんだよなあ
日本よりもロリ優位な傾向すら見受けられるのは個人的に意外だった。

それについては特徴のあるデザインや設定をつけ易い、描き易いというのもあるかも。私も近頃はロリ属性に何かを足すとスゴイキャラになりがちだというのを実感する。

正直に言わせてもらうが、この嗜好のヤツは病院行った方が良いと思う……

うむ、それが正しい感覚だろう。
自分もそう思っている。ただ二次元だけで成立する属性だから現実と切り離して萌えられるという部分もある。
そもそも現実で礼儀正しく他人を気遣える子供なんてのが絶滅危惧種だ。現実には親の教育も含めて問題のある「熊孩子」しかいないんじゃないかと思えてしまう。
(訳注:「熊孩子」は「悪ガキ」「クソガキ」といった意味で、現在の中国ではある種のスラング的な使われ方もされているそうです。近年の中国ではこの「熊孩子」な子供やその親がやらかす事例が何かと話題になっているとかなんとか)

フロイト的にいくらでもネタ解釈できそうだな。
ただこれってあまりにも妄想と現実が違い過ぎて逆に安全に思えたりするのがまたなんとも。

私も母性に満ちた天使と結婚したいとは思う。

真面目な疑問なんだが、母性のあるキャラを求めるならなぜ年上とかお姉さんキャラにいかないでロリキャラに行くんだ?

身も蓋も無い話だが、年上で母性や包容力のあるキャラという属性だけだと埋もれる。新しいジャンルは珍しい、それだけで強い。

えーと、近年の中国では結婚相手を探すのが難しい、そもそも現実の結婚のコストどころか交際コスト(金銭だけでなく肉体的精神的な負担も!)が高くなり過ぎているからという説はどう?

ロリキャラに関しては純潔さや独占といったイメージが付属しやすいんじゃないかね。

ギャップ萌えというのもあるかな。先輩キャラに面倒見てもらうのとは違う。
年下の母性というのは強力だ

属性を重ねることによって凶悪になるケースじゃないかな。
ロリキャラって基本的には庇護するものだったり、こっちを頼ろうとしたりするものだけど、それが母性を備えて面倒を見てくれる、肯定してくれるとなると単純な属性の加算ではなくなる。

大人の女が怖い、普通の恋愛が怖いと心の底で思っている人間にとって、ロリキャラは怖くないからだよ?

誤解を恐れずに自分の偏見を書かせてもらうと、現代社会では男が普通の家庭や伴侶を獲得するのが難しいし負担も大きいように感じられる。更に現実では女性からの要求は複雑で難しいし、対応する際のリスクもある。
二次元のロリキャラというのは単純で言い方を変えれば安心と安全がある。現実の女性のように自分が騙されているのではないかというのを心配をせずにいられるし、こちらを肯定して甘やかしてくれるから、「安心して楽しめる」二次元の妄想になるのでは。

オタクにとって都合の良い方向に特化された属性という印象はあるな。
例えとして合っているかは自信が無いが、自分の解釈だと「めぞん一刻」の音無響子をロリ年齢にして(年上キャラだが原作設定でも十分若い)処女性を付与して嫉妬深さや悩みがちな所などのめんどくさい部分を削って包容力を絶対的にするといったような属性?

男の妄想とオタクの身勝手さが融合した驚異の威力の属性か……そしてコッコロはキャラデザでも俺達の心を「殺し」に来ると。

現代のオタクの価値基準ではめんどくさい火種が無いことと、包容力が強いというのは案外重要な要素かもしれん。
自分も考えてみたが、母性のあるロリキャラとしてのコッコロは可愛さとやさしさを兼備して、しかも主人公が他の女の子も含めて幸せなことをそのまま喜んでくれたりするのが良い。よくあるヒロインだと、嫉妬やドロドロが混じるんだよね。



とまぁ、こんな感じで。
分からない人もいれば、かなりの深みにハマってしまう人もいるようです。

ちなみに上のやり取りにもありますが、「プリンセスコネクト!Re:Dive」は現在の中国オタク界隈では結構な存在感をはなっているようです。
私はサイゲームス関係では現在グラブルしかいじっていないので、プリコネの具体的な人気や話題についてはちょっと分からないのですが、一部のキャラに関しては色んな意味でネタになっているのは間違いないようです。

キャラに関してはコッコロの他にも、キャルが裏切り者キャラのイメージと「臭鼬」(スカンク)のあだ名と共にコラ素材として活用されまくっているそうで、当初はヘイトが集まっていたのが一回りしてネタキャラの地位を築いているなどという話もあるとかなんとか。
実際私も中国オタク界隈を巡回中にキャルの顔を張り付けたコラ画像をちょくちょく見かけますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「俺達はなぜあんなに碇シンジを嫌っていたのだろうか?」

ありがたいことに
「中国のオタクの間でも、時代が変わって評価の変わった過去の作品やキャラというのはありますか?」
という質問をいただいていましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただいたので今回はそれについてを。
中国でも
「新世紀エヴァンゲリオン」

の人気は随分と長い間続いていますが、主人公の碇シンジは昔から
「嫌われる主人公」
という扱いでした。しかし近年はちょっと違う見方も出てきているとかなんとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「なぜあんなに碇シンジは嫌われたのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近エヴァをまた見たんだけど、演出は相変わらず良かったが、キャラに対する感じ方が昔見た印象とはかなり違って我ながら驚いた。
特に碇シンジ。俺達はなぜあんなに碇シンジを嫌っていたのだろうか?絶望的な状況に強制的に放り込まれて頑張る主人公だよな……?

あの頃はみんな碇シンジを嫌っていたよな
理由は幾つも思い付くけど、今見るとかなり違う。

スパロボ補正や新劇場版の補正とかじゃなくて?

いや、最初のTV版でもかなり印象違ったんだよ。
過酷な環境で強制される中で孤軍奮闘する中学生というように見えたのにはちょっと驚く。

今でも嫌っている人は多いけどな。
作品人気は高いが近年屈指の嫌われ主人公でもある「リゼロ」のスバルの方がまだマシと言われるレベル。

「リゼロ」は成長する機会があるし、味方もいるから……
作品の前提条件、難易度が違う。シンジの環境は難易度高過ぎるし成長フラグも強制イベントでほぼ不成立。

惰弱なキャラって嫌われがちだけど、シンジはその中でも特に惰弱過ぎたからね。
そういう主人公は嫌われまくるのも当然だよ。

王道から外れる作品というのも面白いけど、それがそのままキャラの好感度につながるわけではない。シンジは主人公としては無能で臆病で惰弱という風に見えてしまった。
作品のファンになって考察できるレベルの知識を身に着けたら見え方はかなり変わるキャラだし、オタクを長い間やった後に見たら印象変わるかもね。

世界観や設定が頭の中に入ったのもありそうだ。
キャラクターの言動を何も知らないで見たのと、背景やその後の展開込みで見たのでは印象がかなり異なる。
例えばシンジには他のロボアニメでは基本的に備えているはずの「味方キャラ」がほぼいないのが分かってしまう。ミサトも実は味方ではなく一部の利害を共有する程度の利用される関係。そんな環境だからシンジもカヲルに惚れるし裏切ったなとブチ切れる。そしてそれ以降は本気で救えない状態になった。

宇宙世紀のガンダムも、設定知っていて見るのとそうでないのとでは全然違うからね。Zガンダムなんかは特に。

EVA初号機に乗せられてしまうのからして大ピンチ。あれしか手段が無い、他に使える人間がいないとはいえ、過去に大事故を起こしている意味不明な怪物で、しかも戦闘でも毎回敵味方そしてパイロットが危険なことになるのに
そして大人は乗れというだけ指示するだけ。

人類補完計画はチルドレンのメンタル面を崩壊させるのも重要なんだっけか?
そんなのに巻き込まれているのに戦い続けるってのは同情してしまう。私もキャラとしては好みではないけど、昔のようにただただ「嫌い」という感覚ではなくなったかな。

若い時は碇シンジを見ていると自分の中の惰弱さを刺激されてしまう所があったのかも。主人公に感情移入して見ることが多かったから。
大人になってから見るとエヴァのパイロットではなく大人を中心に見て、こいつら能力あっても社交能力崩壊なダメ人間だな……とか思えてしまう。

逆に自分はなぜシンジを嫌わないでいられるのかが分からないんだけど。
アレを弁護する人って14歳というのを強調しがちだけど、あんな性格と行動の人間なんて20代だろうが30代だろうがダメだろ。むしろ痛い目見た方が良いようなレベル。

そりゃ14歳の子供という設定のキャラで、作中でも子供というのが強調されるのに周りは大人としての振る舞いが無い、シンジに説明もせずに子供扱いのわりには危険な最前線で責任だけ負わされ放置と来たらそうなるよ
20代30代のキャラだったらもっと別の手段も取れたけれど、シンジは作中では常に中学生扱いでしかない。新劇場版Qは残念な作品だったが、シンジに対する理不尽さが明確に強調されたしそこから見方の変わる人も出たんじゃないかな。

シンジの嫌われ方に関しては、似たようなのを最近の作品で例えるなら「Fate/Apocrypha」のジークだろうか。まぁあっちに関してはウチの国で東出の悪評が大きかった上に、Fateに求められるのがZeroの虚淵玄キャラ的な傾向があり未熟な主人公が許されなかったというような背景もあるが。
シンジに関しても、当時の私達に主人公として求められているものから大きく外れていたのがいけなかったのかもしれんね。

シンジの性格ってジークよりヒドイと感じたかもなあ……スバルと比べるレベルだし……

シンジに関しては作品を見ている時の印象も大きい。共感したくないキャラに思えた。
熱血系ではない、後ろ向きで臆病なキャラというのはともかく、周りの人間、クラスメートにさえやられるままで何もしないとか普通の人間には思えなかったんだよね。
14歳という設定よりも未熟に見えて、しかもそのまま歳を重ねても精神的に成熟できるとも思えないのがダメだったのかも。

私にはストーリー全編を通じて全く成長しない、臆病で身体だけ大きな赤ん坊に思えたよ。しかもそれでいて作品が彼を中心に回るのにイライラしたり。

シンジも成長はしているんだが、その後にもっとひどいことになってリセットされるから……テレビ版19話以降は……男の戰いからの叩き落しぶりは今考えて見てもヒドイ。周りにまともな人間がいなくなるし、ぽっと出のホモに走るのも理解できてしまうしそれを自分の手で殺すとかもうなあ

しかしエヴァに関しては古い作品なのもあってか、話の都合だけで動かされるキャラという批判は無いよね。
みんなそういう「工具人」大嫌いでよく批判しているのに。

キャラの印象は昔と今ではかなり変わるね。
最近また見てみた時シンジは相変わらず臆病で精神的に幼く見えたけど、ミサトも幼く感じて28歳には見えなかったな。

周りの大人キャラが全然大人じゃないんだよな。
ミサトどころかゲンドウも大人というわけではない。キャラデザで印象がずれていたんだと実感。

言っては何だけど、青年の上下関係くらいだよね。技能は設定上優れているけど、精神面では先に社会に出たかどうかくらいの差で人格や経験が蓄積されているというわけではない。
当時のガイナックスがそんな関係だったのも投影されていたのかな?

14歳という微妙な時期にあんな人間関係と環境で生活の維持管理と戦闘までやらされるとかな。少なくともパイロットとして戦わされる人間の待遇じゃない。熱血系ロボやポストアポカリプス系ロボアニメでも、もうちょっと何というか……
あとガイナックスというか庵野秀明の精神状態がヤバかったというのも何となく分かる。

エヴァの色んなキャラの設定上の年齢を超えた今になって見ると、加持や仕事描写中心のネルフスタッフ以外の大人キャラはかなり幼い印象になるな。
あと今ではエヴァに関してはキャラを嫌うよりも庵野秀明をはじめとした制作スタッフが当時どういう意図で、どういうものに影響を受けたのかという方を考えてしまう。不満を覚えるということに関しては、キャラよりも、キャラとストーリーを通じて見えてくる作者に対する不満の方が強いかな。

それはちょっと同意。制作者の悪意、キャラだけでなく視聴者に対する悪意は感じるな。それだけ当時の庵野が尖っていたんだろうけどね。
それに加えて自分が歳をとって見えている世界が変わったのもあるような。世界はエヴァの時の庵野が考えているほど単純でもヒドイものでもないというか……エヴァやガイナックスを取り巻く環境やゴタゴタは大変だったのかもしれないが。

あれだけ俺達に刺さったキャラを創り出したのは見事だと思うが、それとは別に悪意は感じるよな!
シンジが嫌われたことに関しては自分自身の嫌な部分に重なる所が見つかってしまう、自分はシンジとは違うんだと思いたがることによる嫌悪もあったんじゃないかなあ。

それはあるかもしれない。
私もシンジを強烈に嫌っていたのはて精神的に微妙だった時期だったし、自分の認めたくない嫌な所がシンジというキャラを通して見えてしまっていたような気もする。

話の流れを追って見ると、現場の一兵士であるシンジはきちんと成果は出しているし反抗もしているんだよな。でもアニメを見ていると常に裏では陰謀が張り巡らされているし、それに対してシンジは対抗どころか知ることもできない。使徒を倒しても改善が見られないから爽快感もないし、そのもどかしさがシンジの性格で増幅されてキャラに対する嫌悪感にもつながったのではないかと。
当時はそういうのがリアルで含蓄もあると評価されたんだろうけど、その後の他媒体も含むエヴァの作品展開を見るともっと分かり易くバッサリやっても良かったんじゃないかと思えたりする。

シンジはどんどん内向きになっていって、ミサトやアスカなどの周囲を理解しようとする勇気が無かったのも嫌われる所だろう。
周りの救いの手を払いのけて自分の殻にこもって死を待つのはイカンよ。

アニメの主人公はそういう環境を変えることを求められているのは分かるが、シンジの場合は環境も作り手の感覚も救いが無かったから……

今になって見てみると、周りも都合よく利用するのと、自分が嫌な気分になりたくないから無責任に接しているだけに見えたり……そもそも追い詰められた14歳のガキが年上のめんどくさい女を理解してケアしてあげなければいけない時点でもう。
あと環境がどんどん悪化するわ、上でも言われているように成長フラグを上回る悪条件が突き付けられるわでどうにもならん。

世界のハードルがどんどん上がっているのもシンジの評価に関しては負のベクトルを強くしている。
テレビ版は一応苦難の後に心の成長はあった(ように思えなくもない)、だがその後の旧劇場版はそういうのを全て叩き落として活躍できずに迷走して病室のアレとかダメな中学生描写が出るし、新劇場版でさえも活躍したと思ったらQで意味不明な糾弾を押し付けられる。

「破」で「綾波を返せ!」と叫ぶ彼を見て、俺達はこんな展開を見たかったんだ、前に踏み出すシンジが見たかったんだと思ったがQでアレだからな。
先輩になる日本アニメの主人公達と比べて、普通過ぎる性格と能力、そのわりには優しくない世界だった。

成長しないキャラ、同じ間違いを繰り返すキャラに対しては今でも厳しい評価になりがちだけど、昔はもっと厳しかった。
ざっくりと言ってしまえばシンジは成長しようとして成長できず、成長したように見えてそれが否定されるキャラだ。主人公には自己投影して嫌になってしまう人や、嫌悪感を覚える人もいただろう。
私も当時はシンジは第一印象が良くなかった上に、その後もダメなイメージを補強する展開が常に出てくるから成長しているように見えなかった。

自己投影か……その辺に関しても昔と今では違うか。
歳をとって見方が変わって、シンジが自分に重ならなくなり見方も変化したというのもあるのかもね。

シンジは成長のきっかけをつかんで這い上がろうとしたら叩き落されることの繰り返しだからなー
親は実質的にいない、理解者や支援者もいない、一緒に戦う同僚は精神崩壊、蒸焼き、更に自分の手でクラスメートを重症にする、それでいて世界のために戦うノルマもとい義務は強制。14歳の子供にやらせるもんじゃないと思う。

他人の愛し方を知らないけど努力はした、でも他人は愛してくれなかった。
というかエヴァのシンジの周りにいる人間って精神的に問題があるのばかりだったから、普通の人間でもどうにもならなかったと思うよ。病んでいる設定もきっちりとあるくらいだから、まずは大人側が精神面を治療しないといけなかった環境。

シンジの待遇がヒドイというけど、他のロボアニメではもっとヒドイのも珍しくないと思うんだけど、どうだろう?例えばGガンダムのドモンなんかは本当に悲惨。

そりゃ背景はそうでも、何も持たない準備もない子供が放り込まれて戦わされるのとは話が違うよ。シンジは経済環境以外の家庭環境も悪く、作品開始前に何を鍛えていたというのも無い。
例えばドモンは仲間がいるし、精神面以外の肉体的能力はあの世界ではトップクラスで国家代表のガンダムファイターという社会的地位などの前提条件があるわけで。
それに逃げても黒服の人達に捕まる。シンジは自分自身で何かができる特別な部分、上乗せできるものがエヴァに乗る以外にはほぼ無い。

あえて比べるなら「テッカマンブレード」とか思ったが、これと比べる時点でもうダメだな……あとは初代ガンダムのアムロ?でも生活環境は便利になっていても、本人の生存条件や戦闘時の危険度はエヴァの方が厳しそうなのがまた。ガンダムは戦争中なのに。

シンジはガンダムSEEDのキラ・ヤマトと比べると悲しくなる。本人の能力や能力による地位、更に同じ声の人もいる周りの年上の女性に関しても……



とまぁ、こんな感じで。
嫌っていた原因を思い出したり、現在のオタク的な知識も踏まえた考察や評価が行われたりもしていました。

碇シンジに関しては、中国オタク界隈では相変わらず嫌われがちなキャラではあるそうですが、上のようなやり取りも出てくるなど、昔とは見方が変わったという人も出ているキャラとなっているそうです。
それにしてもこういった話題や評価の変化が出てくるのを見ると、改めて「エヴァ」の中国における人気の高さや長さも感じますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「昔は緑一点だか黒一点だかの男性キャラは嫌われていたのに最近はそうでもない。何が変わったんだろうか」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも何かと嫌われやすい傾向の設定、キャラクターというのはありますが、作品の傾向の変化や中国オタク界隈の世代交代などから、そういった部分に関する変化も出ているそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「昔は女性キャラがたくさんいる中の男性キャラは嫌われていたのに、最近はそうでもない?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔は緑一点だか黒一点だかの状態、女性キャラがたくさんいる中の男性キャラは嫌われていたのに最近の作品はそうでもないよね。何が変わったんだろうか。

ちょっと考えてみたが、男女のキャラ配置的には極端な作品を除けば昔とそこまで大きな変化はないと思う。
ただ恋愛要素の配分昔とは違ってかなり計画的になっているような?あくまで私の思い付く範囲の作品で考えたものだけど。

近年の作品ではそういう男キャラってかなり気を使って動かしているように思える。
あまりヒロインと接触してもいけないけど、話を動かす上では必要になるので微妙なバランスがないといけないわけで。

笑えるキャラなら嫌われないとか思ったが、それだけではないか。

別に最近の作品が恋愛要素無しにしているわけでもないんだよね
「ダンベル何キロ持てる?」や「女子高生の無駄づかい」でも一応ヒロインに憧れられるようなポジションにいるし、「ゾンビランドサガ」のプロデューサーも女キャラとの関係はかなり濃い。

キャラの造形次第じゃないのか。
嫌われる性格のキャラだとどうやっても嫌われる。

キャラ造形よりもキャラの見せ方や活躍のさせ方だろう。特にキャラ同士の交流で印象が変わるしファンの評価も変わる。
最近の作品はキャラの交流、余計なカップリングや解釈が入る要素を意識して減らしているように思うね。昔の作品はなんとなく恋愛要素入れたり、余ったキャラ同士くっ付けたり、逆にフラグだけ立てて放置するか壊すかみたいなのがわりとあったように思う。

以前はその手の男一人だけってのはハーレム系の主人公、ラブコメの主人公が多かったからだろう。その手のキャラは大体が魅力を感じられないのになぜかハーレムを形成できるから嫌われた。

それでいてルート分岐まで結論を出さないためにクズになってしまうからね。
ただこれは「ニセコイ」のように比較的最近でも普通に出てくる問題でもあるかと。

「メイドラゴン」のように、メインの人間関係は女性で男キャラとの人間関係はその外周、内部にはほぼ絡んでこないという作品はどうだろう?
いや、これはちょっと違うか?

女性キャラばかりの作品で男が混じるのはバトル系作品や、女子校が舞台の作品といった形でそれなりにあるが、言われてみれば昔とは男キャラに関する印象は変わったかも。
最近の作品だと普通に受け入れられて、人気になる、愛される男性キャラも珍しくない。

作品ごとに前提条件や設定が違うし単純に比較できるものでもないんだが、確かに昔より女性キャラが目立つ中で叩かれる、いらないと言われる男性キャラ減ったな……

私も言われてから気付いたが、一昔前だったらハーレム系、ラブコメ系な作品が始まりそうなキャラ配置なのに全然印象違う作品あるな。
結局はテーマやストーリーの転がし方が違うという点になるんだろうけど。

今でも一歩間違えれば、余分な要素入れたら炎上すると思う。特に恋愛関係やラッキースケベ、NTR系。

昔のハーレム系主人公ってやさしいだけで惚れてもらえて、それでいてウジウジと悩む、決断できないという傾向があったからな。ルート選択をハッキリできないアニメ作品の問題でもあったが。
今の男キャラは中心にはならないけど、きちんと個性や強みを持っているから女性キャラとの関係、憧れや恋愛感情みたいなのも納得できる範囲になるのでは。

なんだろう、うまく言えないが確かに扱いが違う気がする
例えば「リリカルなのは」「咲」のような作品の頃のような、ヘイトを稼ぐか、そういうのを避けるためにいつの間にか消える男性キャラとは違うような……

昔だってハーレム系作品の主人公じゃなくても、女ばかりの中に男キャラっていうのは無いわけじゃなかったからね。

自分の中のイメージだと以前は主人公、その親友かライバルキャラかその両方が男であとは女がたくさんという感じだった。そして結果的にどっちも嫌われるか、相対的に主人公の方が嫌われるかという流れに。

サブキャラだからってだけだよ。
重要なキャラじゃないから気にならない。ヒロインとのラブコメ展開も無いから嫌われることもない。

主役ではないけどメインキャラクターに入るのは重要なキャラじゃないってことはないだろう。それに「ダンベル何キロ持てる?」とかでは実質的にストーリーを進める役割だ。

そこまで極端ではないけど、最近のヒロイン多数の作品で叩かれない男性キャラを見ていくと、恋愛関係の中心にいる、決断をしなければいけない立場にいるケースが無いというのは好感度に影響してそうだ。

私は百合系の作品をよく見るが、女の子の百合に影響さえなければ男キャラいても嫌いにはならんな。

逆に疑問なんだが、男女半々くらいの作品ってあまり話題にならんけど、そっちの方が難しいのかね。今の時代は。

半々の方が人気やヘイトのコントロールは難しいと思うぞ。
活躍だけでなく問題を起こす、悪化させる役割の割り振りもある。それに誰と誰がくっつくかでまた荒れる。

言ってはなんだが、みんな男性キャラに対する要求の方が厳しい。「いい男」なキャラを作って活躍させるのは難しい。現実でも男による男の評価って厳しめになりがちだろ?
昔はそういった方面があまり重視されなかったけど、今はきちんと気を配られているということなのでは。

女性キャラの多い作品の男性って、女性キャラの個性を引き立てる役割ができていて更に余計な事をしなければいい。
そういうのを割り切って作られたキャラが増えているんじゃないかね。

例えば「みなみけ」の二期みたいなことが一番ダメなやつだが、逆に作品の空気を壊さない、女性キャラの関係に割って入らないというならキャラとしては問題無いよね。

ダメな男キャラが恋愛の対象だとやたらと問題が起こる印象もある。
コメディ系、ギャグ系のキャラだと問題無いのだろうか?でも最近の作品を見てもそういう設定が無くなったわけじゃないし……

恋愛メイン、誰と誰がくっつくというジャンルではないから問題に感じない。
一方通行の恋愛感情、変化の無い片思いとか、舞台装置的な関係ならヘイトを稼がないのではないかと。

それはあるかもしれない。どちらにしろ、良い感じの男キャラを出すのは良い傾向だと思う。それによって女性キャラが多様化できるわけだし。
言ってみれば、これはキャラの活用方法の進化に思える。

真面目に言わせてもらうと、女性キャラの中に一人男を混ぜる設定は面白いし効果的だと思うんだよね。話もキャラも動かしやすくなるし、世界観もそこまで極端にしないで済む。ただオタク向けのハーレム系、日常系だとヘイト管理が難しかっただけで。

女キャラだけだと百合方向に行ったり、現実味が薄れたりするからな。
それは確かにある種の進化なのかもしれん。

見ている側から望まれていないことをする男性キャラは少なくなったように感じる。これって昔と比べると、男性キャラを割り切って扱えるようになってきたということなのかなあ



とまぁ、こんな感じで。
昔を振り返って今の作品と比較したり、最近の作品の傾向を考えてみたりするなどイロイロな考えが出ているようでした。

考えてみれば、最近の中国オタク界隈では叩かれる作品やキャラ自体は相変わらず出てはいるものの、極端に嫌われるキャラというのはあまり見かけなくなったように思いますね。
上にもある通りハーレム系作品の男性キャラなんかはかなり嫌われやすく、それがそのまま作品のイメージや評価につながってしまうこともあったりしたのですが。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「やる気が出るアニメを教えて……新学年になったのになんかやる気が出なくて……」

艦これのイベント、やっとE3の攻略に取り掛かかりましたがJohnstonとZaraを既にE2に投入してしまっているのが不安材料だったり。
さて今回の更新を。

中国では9月から新学年が始まるので9月の上旬〜中旬は勉強以外の学校生活も忙しく、夏休みからの切り替えに苦戦する人もわりと多いそうです。
そんな中、気分転換やら現実逃避やらにオタク系コンテンツを活用しようという話題が出たりもするのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「やる気が出るアニメを教えて」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


やる気が出るアニメを教えて……新学年になったのになんかやる気が出なくて……

その時の気分次第だろうから難しいな。広い範囲の人に薦めるということであえて挙げるなら「ハイキュー!!」とかかなあ。

気軽に見れてその後のオタクとしてのネタにもつながるということで「かぐや様は告らせたい」とかはどう?
ラブコメでご都合主義ではあるけど、白銀会長の言動にはやはり心動かされるものがある。

白銀会長は良いよね。
学生の時は基本的に勉強しかできない状況だから余計に。

ネタ込みで気軽に、そして熱くなれるのだと「生徒会の一存」とかは?
オタク向けで萌え重視なのに、杉崎鍵の評価などによっていまだに作品の地位を維持しているのはこの作品のプラスのパワーの証明かもしれん。

やる気をもらうという方向なら、銀の匙」の悩みながら進んでいく感じは良い。
それと合わせてマンガの「百姓貴族」も読むと心の整理も付く。

自分にとっては「響け! ユーフォニアム」がそうなんだけど、あれは作品の評価はともかく、受け取り方が結構変わるからなあ

真面目に言わせてもらうが「ラブライブ!」
あのストーリーとライブシーンは落ち込んでいる時にも響くよ。精神状態が微妙なときは、内容以上に視聴覚からの影響を重視するべし。
一度テンションが上がればわりとなんとかなる。

ホントに努力するなら機械的なことの繰り返しになる部分を避けられないんだから、まずは娯楽から離れるないとダメだろ。

じゃあまずその娯楽を捨てる気力が出るための娯楽を教えてくれ

一度動き出せればいいんだが、それまではダラダラとアニメやネットで時間の浪費をしてしまうからなあ
強制される場所にいるならともかく、自分で自由に時間の使える状態なんかだと特にね。

上でも出ているが「銀の匙」あとは「花咲くいろは」や「SHIROBAKO」とかも。
頑張る過程や目指すものへの態度が正面を向いている作品はやはり良い。

でもそういうのって受け取る側、見ている自分自身次第な所もあると思う。
健康な熱血作品であっても、いくらでも負の方向に解釈したり否定したりはできるわけで。

成功経験の強い人間と失敗経験の強い人間、或いは同じ人間でもその時の状態で「創作の中の成功」の受け取り方って変わるからな……
まぁそんなときは「ジョジョの奇妙な冒険」を見て血液のビートを刻もう。好みに合う熱い展開とキャラがどこかで見つかる。

少年マンガ系ってやる気をもらえる作品が結構ある。
しかし序盤限定な作品も多い……人気が出てバトルインフレ路線に入るとそういうのが薄れてしまう。

自分にとって「僕のヒーローアカデミア」はそんな感じだったね。
主人公が強くなるために頑張っていくというのが見ているこっちも励まされる、気合が入るという展開になるけど、ある程度強くなって地位も得て、あとは強敵への対処となると単純に頑張るという流れは難しい。

「バクマン。」みたいに夢のために頑張るという話が良い。
この系統の作品ってあらすじだけ見ると嘘くさく感じられるようなこともあるが、良い作品だと演出や演技も重なり心が動かされる。

最近の作品だと「風が強く吹いている」は本当に良かったぞ。
その時の精神状態で感情移入できるキャラや展開が変わるけど、目標に向かって周りを巻き込んで巻き込まれてという熱い話はスバラシイ。

確かに「風が強く吹いている」は良い作品だったね。
今の環境だとネタ話題としては盛り上がり難いけど、正統派の熱いスポーツ作品だ。それに駅伝という競技の特性がまた熱い。そりゃ日本ではマラソンよりも人気のスポーツになるわけだと感心した。

アニメを見て努力すれば勝てると錯覚してどうすんのよ。
現実は努力しても天賦の才能にぶち抜かれて終わりなのに。

とは言え、努力しないでいても現実は変わらんからな……努力の方向や効率から目を逸らして努力だけ、頑張るだけが目標になるのも危険だけどね。
それにアニメの中のように明確に勝利するのではなく、少しでもマシな条件を獲得しようとするのが現実での努力で求める収穫だ。

やる気をもらえるとかあまり厳密に考えず、テンションの上がる作品見れば良い。
「SLAM DUNK」みたいなスポーツ系の名作見て気分を盛り上げていくのが手頃な手段だ。

燃える展開のある良い作品なら大体は問題無い。
重要なのは見る際に作品以外の情報は切っておくということだ。落ち込んでいる時って作品から受ける生のエネルギーよりも、叩いたり文句をつけたりするのを目にして受ける負のエネルギーの方が大きくなってしまう。
だからこういう時だけはネットの感想や弾幕コメントは無しにした方が良いと思うね。

熱い作品を見る、主人公の努力や頑張り、熱い夢に向かう思い、青春!
処刑もとい決着BGMが流れてEDも終わる。
よし……次から、明日から頑張ろうっと……

それもまた、ありがちだよね。
熱が続いているうちに行動をはじめるとか、周りに目を向けるとかしないといけないんだが。

やる気がでたけど今日はちょっと疲れすぎているし、明日からにしよう。
頑張れ、明日の自分!

学校や寮だと自習とか周りも努力しているのが見えるから、自分も努力せねばという気持ちになれるけど、休みに入っちゃうと……そしてその惰性が続いている今の時期は……

子供向けアニメに抵抗が無いなら「プリキュア」見ようぜ。難解な深さや含蓄重視な作品よりも単純で熱い作品の方が良いときもある。

ところで、逆にこういう時に見ない方が良い作品ってなんだろうな。
鬱系?

鬱系もだけど、中二病系がイカンと思うわ。
自分が頑張るよりも周りを否定する考えになりかねん。

最近のだと「ありふれた職業で世界最強」とかは落ち込んでいる時に見たらダメだな。
何かと人のせいにしたくなるし、人を信じられなくなる。

もらったチート系能力とか、都合の良いヒロインとかもダメだよね。頑張る意味が無い、世界は全部才能やスタート地点だということになるから。
疲れた時に頭を休める、切り替えるような感じで見るにはうってつけだし、私自身嫌いではないんだが。

主人公がちょっと引いた立場にいるとかツッコミ役な作品はこのスレのテーマで考えると少々相性が悪い。作品の熱の中心にいないとか別の視点で俯瞰して見ているような感じが多いからね。
やる気をもらうなら、主人公が積極的に巻き込んでいく、或いは巻き込まれて頑張るような作品が良いんじゃないかと。

なるほど。スポーツ系作品は相性良いわけだね。

アニメでやる気をもらうのは悪くない方法だ。
しかし現在の環境では次話がクリック一つですぐに見れてしまう。そして最後まで見てしまい「良い話だったなあ」でなんか満足して終わってしまうことになる!!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈で頻繁に話題になる作品とはちょっと違った作品も挙がっていました。

今回のやり取りを見ていくと、中国オタク界隈で話題になる、中国オタク的にネタになる以外の作品評価もイロイロと健在のようですし、実際そういった作品が再生数などのランキングで伸びてくることもあります。

私もそういった方面の人気や評価についてもきちんとチェックしておきたいのですが、なかなか難しい所がありますのでネタのタレコミは常に大歓迎でございます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国産のソシャゲって壮大な背景と設定つけるのが好きだけど、みんなはどう思ってる?」

ありがたいことにネタのタレコミも含めてイロイロと教えていただきましたので、今回はそれについてを。

近年の中国では独自のオタク向けソシャゲ、いわゆる二次元系ジャンルの作品がかなり盛り上がっていますが、そういった二次元系のゲームに関しては
「壮大な世界観や深い世界設定がある」
というのが定番の傾向として存在するそうです。
これは既に日本向けのサービスも展開されている作品にも見受けられるものなのだとか。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国国産ソシャゲの壮大な設定をどう思うか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


国産のソシャゲって壮大な背景と設定つけるのが好きだけど、みんなはどう思ってる?あれどの程度需要があるもんなの?

自分はそこまで気にしないけど、作る方としては使わない理由は無い手段なんだろうな……と感じている。
世界観が壮大だと色んな要素を設定に盛り込めるし、課金させるためのキャラの属性も豊富にできるから広範なターゲットを狙える。

カッコ良く見えるし、金も稼げる要素だからね。

お友達のみんなが勝手に「深いお話」だと思ってくれるからな
実際はガバガバだったり活用されてなかったり、そもそもゲームの方針からズレていたりなんてのもありがちだが、そういうのはやり込まないと見えないし、気にしない人は気にしないから。

無いよりかはあった方が良いもの。
よほど出来の悪いテキストでもない限り、ヘビーユーザーを獲得する手段になり得るものだろう。

悪いものではない。しかし国産シャゲは深くする方向がだいたいポストアポカリプスな世界観なのはどうなんだろうと思う時もある。

言いたいことは分かる。ウチの国の二次元系ソシャゲは壮大な背景設定、それも時間軸のやたらと長い設定をつけたがる。それに加えてダークな設定も混ぜたがる。
そして方向性はポストアポカリプスかサイバーパンクかそれらの混合でそこにメカ娘が混じる。

なんとなく同意したくなるな。
あとウチの国はSF路線に行きたがる傾向も強いと思う。ファンタジー路線の多い日本とはまた違う。

二次元系だと日本のソシャゲはJRPGからの流れがあるから基本はライト路線のファンタジーになることが多いんじゃないかと。
それに対してウチの国はそういう軽いのはなんか評価されない空気がある。二次元向けで力の入っている作品もダーク方面のSF路線だ。「設定」ではね。

ウチの国の作品もあまりSF重視過ぎるとウケないけど、設定だけならSFが濃くても良いみたいな空気はあるような……
あとゲーム本体になるとSF系というより軍事系になりがちかと。メカ乗っけた美少女キャラ、ロボとはちょっと違う軍事兵器系。

一応、「戦艦少女R」みたいに世界観ナニソレみたいな作品もあることはあるぞ?

あれは二次元系国産ソシャゲでも最古参の作品だからな。
大当たりするとは当時思われていなかったし、深い世界観を設定するというのを考えることも無かったと思われる。
後発のゲームは良くも悪くも売れるための要素を積み重ねていくから、設定の量が増えて内容も重くなる。

宣伝材料になるし、二次元系コミュニティのスピーカーになるコアなファンを増やせるから設定が拡大するのも無理はない。
関連情報を増やせるし、ファンが討論する際の燃料にもなる。更にファンにとってはなんとなくカッコイイ、実は深いという口実で結局はエロが目的というのを自己欺瞞できる!

軍事系メカ娘はエロとイラストの量産という理由もあるんだよね。
あれって発注やパクリの指定が楽なんだよ。国産でその手のキャラを量産するためにはミリタリー萌え以外はちょっと難しくなっている。

だが設定は深くしても残念なことに設定を活用するのと、ガチャをさせるために新カード、新キャラを活躍させるのを両立させるのが上手くいっていることは珍しい。

ソシャゲってゲーム性が薄いのに時間を使わせる設計だから、壮大な世界観と萌えキャラクターのパッケージで人をひきつけないといけないのよね。

キャラクターで売るにも、課金で利益を出すペース前提だと難しいから設定で少しでも水増ししないと……

でも設定の複雑さよりも、まず大事なのはストーリーの方だろう。
そりゃ世界観が大きいと作品を広げていく際に有利だとは思うけどね。

壮大な世界観にしろ緻密な世界観にしろ、あればストーリーを作りやすくなるからね。
商売のためにはメインストーリーだけでなくキャラの個別ストーリーも追加していかないとならないから、設定は無いと困る。もちろんストーリーの良し悪しは別の話になるけど。

設定を活用してきちんと面白いストーリーになることが無いからゴタゴタするんだよなあ……ユーザーに設定との矛盾やキャラ崩壊を指摘されてといった感じで。
あと設定を別途見るか、設定資料を買わないと前後の流れや因果関係が分からないストーリーを出してくるなんてこともある。設定が好みで始めたが、段々とストーリーがユーザーの方を向いていないのに気付いてやめてしまったこ作品もある。

そしてキャラデザだけが極端になったりネタ切れしていくと……

男性向け二次元だけでなく、女性向け二次元ソシャゲでも背景設定はどんどん拡大していくからなあ

私はあまりめんどくさい世界観は苦手。
気軽に妄想の材料にできるくらいが良いんだが。

備えあれば患いなしだ。
必要になってから設定を考えたので間に合わない。

日本もそんな感じで設定たくさん積み上げて宣伝してるんじゃないの?
設定資料集とかで商売成立する国だし。

日本は古いシステムにアニメのキャラカード乗っけてお手軽に稼ぐ商法だぞ。
マトモに作ってるのはCygamesくらい。

さすがに日本でもその手法だともう稼げなくなってるかなー
あと日本の場合、設定はあっても全部表に出さない、小出しにしてくることも多いね。ゲームの展開、ストーリーだけでなく売り方も含めて出す情報や軌道修正を行っている感がある。
FGOなんかでも初期と実装時のキャラ設定やボイス収録時期の関係などを見ていくと、それなりの頻度で表に出す前の設定に変更が入っていると思われる。

設定なしだとストーリーをどうするんだとか、マニアなファンの討論材料はどうするんだという疑問が出てくるんだが。日本の二次元系ソシャゲってこっちよりも更にストーリー重視だろ?

ストーリー重視ではあるけど、こっちほど設定重視ではない感じかな?
例えば自分の知っているのだと、日本ではやや珍しいSF系の「アリス・ギア・アイギス」は背後に結構ダークな世界観が設定されているはずなんだけど、基本的には表に出てこない。たまに公式が質問に回答する形でそういうのが出てくるけど、ファンはストーリーを待ったりメカ設定を追いかけたりというスタンスだね。

日本では設定が多過ぎたり堅固になり過ぎていたりするとあまり二次元界隈で盛り上がらなくなるのよ。
FGOの傾向を見ても描き手が好きに動かせる設定、解釈の余地があるキャラやカップリングの方が盛り上がる。例えばカドックとアナスタシアはあまりにも設定が固まっているから人気はそれなりにあっても創作では微妙。逆に虞美人と項羽は何かと大人気。

ウチの国のソシャゲが日本の同人界隈ではエロ以外ぱっとしないのもそれが理由の一つなのかもしれんなあ

日本はソシャゲの設定の使い方がウチの国とは違うというか、宣伝の素材にするにしても間接的に使う印象があるね
「壮大な世界観」と宣伝しないわけじゃないが、ファン向けではキャラの掘り下げを通じて世界観を演出する、キャラと一緒に組み込むという感じだろうか?そしてそれが同人の燃料にもなる。

一番重要なのは「設定は金がかからない」からだよ。
絵の方は当然絵師を引っ張ってこないといけないし、ゲームシステムはプログラマや実装のテストも必要だからどっちも金がかかる。それに対して設定はテキストだけで出来るし、矛盾が出てもごまかす方法はある。それでいて設定が壮大でスゴイと持ち上げてもらえるんだからな。
金をかけずにやれて効果があるのをやらない手はない。

制作サイドの士気の維持のためというのもある。
設定はコスト無しでやれてゲーム本体との関係も直接的なものは無いからわりと好きなことをやれる。少しはやりたい事こだわりたい事をやらないと、制作体制が崩壊するんだよ……

二次元系の作品、特に国産ソシャゲのスタイルでは深い内容や厳しいストーリー展開をやるのは簡単じゃないからな。商売の関係上、キャラ死亡展開、バッドエンドなどのダークな話も厳しい。
だから設定で深いもの作ってる感を演出する。

実際、クリエイターもなんかスゴイの作ってる感は欲しくなるんだよな……

そのわりにキャラはテンプレで掘り下げが無いのが。この辺に関してはユーザー側が掘り下げる材料、妄想する材料が不足しているとも言えるか。

ほとんどのソシャゲって戦闘が中心になる。
だから壮大な世界観でも無ければイメージが微妙になる。凄い戦いをやっていると思わせるために、設定は必要。

俺も理屈では設定の有用性は分かるけど、正直な話あまり気にしたことは無い。
近頃は遊べるレベルのソシャゲも増えたし、課金がえげつないとかストーリーがよほどヒドイとかでもなければ大丈夫。手を出す判断材料は設定よりも絵と雰囲気と快適さだ。

結局は設定を活かすストーリーが問題になるんだよね。
特に最近はテキスト量を増やそうとする傾向があるが、あまり上手くいっている印象が無い。

FGOが膨大なテキストでウチの国向けでも成功しているけど、なかなかああいう風にはできないんだよなあ……

そりゃFGOは日本のプロのライター陣、それも過去にヒット作の実績があるライターを確保、拘束して作られている作品だからな。文句は出るし叩かれたりもするけど、どのシナリオも一定以上のクオリティにはなっている。
それに対してウチの国のソシャゲのライターは実績が無いし、ゲーム向けのテキストの経験もない。テキストが評判になった作品もわりと深刻なレベルでズッコケるし今後が不安だ……

設定はともかく、ストーリーがきちんとしたソシャゲは日本の二次元でも珍しい方だよ。
Cygamesのグラブルでさえストーリーに力を入れてクオリティを向上させるようになったのはこの2年くらいだ。ストーリーが課金につながるという認識が出たのはネタじゃなくFGOからだし、ウチの国のソシャゲのストーリーの質の向上に関してそこまで焦らなくてもいいだろう。
もっとも、今遊んで課金しているゲームのストーリーが良くなるかは何とも言えないけどね…・…

FGOも当初は面白くなかったけど、3章辺りからソシャゲ向けに修正してかなり読めるようになっているからな。
そういう修正が国産ソシャゲでもできるなら、膨大な設定も活用できるんじゃないかと思ったりするけど、入れ替わりの激しいこっちの制作スタイルだとどうなんだろうなー

最近、ソシャゲのテキストってネット小説とかとはまた違った手法が必要なメディアだというのを実感することが多い
イベントの進行と設定の活用や背景の説明、売るためのキャラを登場させて活躍させる、そしてプレイヤーが使う時間等々。立ち絵使えるにしてもかなり独特な制限がかかっていると思うよ。

個人的な偏見だが、良いストーリーが書けるあてがないから設定だけが積みあがっちゃうんじゃないかと。
世界観やキャラの設定だけたくさん作っちゃって、でも本編ストーリーは書けないみたいな経験のある人は少なくないよね?



とまぁ、こんな感じで。
どのように活用されているかは作品ごとに違うものの、中国オタク的に壮大な世界観や深い設定などはあるに越したことは無い、あったら嬉しい要素的なものではあるみたいですね。

ちなみに本題からはズレますが、中国オタク界隈で比較的よく見かける日本のアニメやラノベ作品などに対する不満の中には
「大きな世界観が無い」「舞台が小さい」
「村レベルの戦いにしか思えない」
といったようなものがあります。

そういった事情などから考えると、中国オタク的に
「壮大な世界観や設定の有無」
というのは作品を選ぶ際の有力な判断材料の一つにはなっているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「オタクとしてはあまり公言できないけど、大きな影響を受けた作品ってあるよね」

艦これのイベント、どうにかE2も甲で突破できましたが、特効艦の札縛りが怖いのでサブのイタリア戦艦をE2を削りながら育成して改にした後、どうやらE3は英米艦中心でいいという情報を知りメインの方を投入するというグダグダ具合です……

さて今回の更新を。
ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、それについてを。

中国では「オタク」の文化的な側面、若者世代にとってのカルチャー的な面が日本よりもかなり強調されていることから、
「含蓄に富んだ作品を見る、語る」
「意義や価値のある作品を見る、語る」
というのを意識する人も多いそうです。

またそういった
「オタクとしてのカッコ良さにこだわる」
空気から、表立っては語り難くなってしまう作品もあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそういった方向の話題で
「あまり公言できないが自分にとって大事な作品、影響を受けた作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オタクとしてはあまり公言できないけど、大きな影響を受けた作品ってあるよね。
作品の評価が微妙だったり、欠点を叩かれがちだったり、倫理的に難しかったり等々、色んな理由で自分はこの作品から影響を受けている!と言えないようなのがあると思うがこの場でちょっと語ってみないか?
自分はスタジオディーン版のFate。あれがきっかけでFateにハマって今でもFGOやってるから、自分への影響は計り知れない。

よし、俺も続こう。
オタク同士ではネタっぽく扱ってしまうんだけど、内心では本気で「ラブライブ!」からは影響を、大きな感動を受けている。ああいう優しくて努力して自分の憧れたものを手に入れる作品に出合えたことを感謝している。

分かる。みんな頻繁にネタ混じりで語っているけど、実は本気で影響受けた作品ってのはあるもんだ。俺にとっての「ヨスガノソラ」のように!

私にとっては「俺、ツインテールになります。」だろうか。
作画崩壊とか、オタに媚びた作品だとか言われているけど、俺はこの作品が大好きだ。そして性癖にも大きな影響を受けた。

「ソードアート・オンライン」かな。公言できないってほどではないんだが、一番大事な作品というには少し恥ずかしいものがある。
主人公とヒロインは自分の妄想ネタに関して非常に大きな影響を与えたし、アニメ第一話の「ゲーム世界に入り込んだ描写」の衝撃は本当に大きかった。

俺の場合は「鉄血のオルフェンズ」だろうか。
好きになった作品が制作サイドの思い込みと暴走で崩壊していく、醜態を晒すというのを体験させられたから、作品に対する態度が良くも悪くも変わった。ただそれでも俺の中では作品としては普通に好きというレベルではある。

私にとって「鉄血」は私のリアリティ重視の幻想をぶっ壊したという意味でも影響大きいな。好きな作品ではあるが自分の中では複雑という意味でも公言し難い。
制作者が考えるリアルさも結局は一種のご都合主義であること、そういうこだわりが作品の面白さと結びつくとは限らない、他の部分の整合性を壊すということを理解できたという意味でも自分への影響は大きい。

みんなはバカにしたりネタにするし、実際そういう部分も否定できないが、「ガンダムSEED DESTINY」は自分の好みにとても大きな影響を与えている。
素材は素晴らしいんだよ、あの作品。

私もそうだ。「SEED DESTINY」は私がガンダムに入ったきっかけの作品だから、自分に対する影響は最も大きな作品だと思っている。

「ひぐらしのなく頃に」
熱い展開の友情と推理、衝撃に当時は興奮したしオタクとしては重要な知識になった。でも終わり方がアレなせいで今では作品について語り難い。

ひぐらしはまだ良い。間違いなくオタク界に大きな影響のあった歴史的作品だ。俺なんか「うみねこのなく頃に」の方だぞ……
作者関連も含めた墜落ぶりは後になって知ったが、そういう情報を知らなかった純真な頃の自分が影響を受けたこと自体は否定できんのよね。

「灼眼のシャナ」だね。今の感覚であの作品を見たら欠点だらけかもしれないが、俺が作品に初めて触れた当時は唯一無二のレベルの作品だったんだよ。

その時代特有の評価、時代を超えた名作にはなれなかったけど自分にとっては重要な、オタク的なセンスに影響を受けた作品ってあるよね。自分にとっては「緋弾のアリア」がそれだ。
人気作品やファンの入れ替わりが激しく、否定的な評価、欠点の情報が目立つ今の時代ではそういう作品を思い出補正込みで悠長に語っていられない。

時代によるものと言えば、私にとっては「ハヤテのごとく」だ。
今の時代の目でみたらオタク向けで特徴が無い、批判も多い作品だ。しかし自分にとっては完結までずっと追いかけたのは幸せな体験だったし、この作品のおかげでオタクとしてのネタを把握する感覚も育った。

「ローゼンメイデン」のおかげで俺はロリコンになり、友達はドール趣味にガチハマりした。俺達はもう戻れない……そして性癖もその原因もなかなか表に出せない……

「うたわれるもの」のストーリー展開、世界観はかなり自分の好みに影響を与えている。
エロゲというのと、その後の作品展開が微妙なんであまり理解してもらえないから公言することはない。

子供の頃に見てしまった「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」は俺の嗜好に極めて大きな影響を……エログロ……そして特に女キャラの好みが……

影響と衝撃、ということなら「School Days」だな。学生時代に初めて見た時は寝込んでしばらく鬱状態が続いた。でも全く見ないで切り捨てることもできず、そのうち楽しんでみるようになってしまった。

エロ関係、特殊な好みが出てくるのはキツイな。
でもなぜか「ぼくのぴこ」辺りまでいくと気軽にネタにできるのは不思議。

よし、ここで告白するが「対魔忍」だ!バカなネタを笑うつもりでドはまり。
あのSFでハードな世界観は非常に好みだ!そしてそんなのをすぐに放棄してバカなエロに走る制作方針も好きだ!

自分にとっては「ランス」だな。
人間の愚かさと残酷さと英雄性の描写されるストーリー、政治描写まで含めて展開される架空の世界の架空の歴史。エロゲーだけど恐ろしいレベルの世界が構築されている。
更にそれを30年間かけて完結させるとかもうね……

ランスはファンとして作品に接するスタンスも難しい。作品の内容を語るだけならまだしも、本気でファンになってアリスソフトの歴史を追いかけだしたりすると特に。
あの会社はエロゲの海賊版が広まったせいで発生した日本国外経由で規制の圧力を受けた時代も経験しているから、自社作品が国外に広まることを避けたがっている。そして当然ながらランスシリーズにもその影響を受けた時代がある。
その後に正規品を買ったが私も最初は海賊版からなわけだし、中国でランスに関して語っている人間のほとんどが海賊版で遊んでいるわけで、会社にとっては面白い状況ではないというのは容易に想像できる。
だから私は作品のファンだというのを外国であるこちらで公言していいのかと悩んでいる。

イロイロとあるが最近の作品だと「ありふれた職業で世界最強」だな。仲間が仲間ではない、そして裏切られたあとに力を手に入れて復讐するというのがハマった。復讐劇、アンチヒーローのテンプレだとは分かっているけどこういうのが好みなんだと自分の中でハッキリ確認できたんでね。

同感だ。「ありふれた職業で世界最強」って力を持たないモブキャラ同然の主人公、同じ待遇のはずなのに力を手に入れて更に主人公を陥れてくるクラスメイトという設定や、力を持っていなければ良い人であっても何も意味はないとか、雑な内容でもあの設定と展開には刺さるものがある。

私もこの作品に一票。
自分の事を振り返ってみると、「ありふれた職業で世界最強」ってなんか周りの環境で上手くいっていないようなときに見るとハマるように思う。ある種の中二病?

中二病方面だと自分は「ギルティクラウン」だね。
キャラやストーリーに関する批判は全く否定できないが、それでもあの作品から自分が受けた中二病の影響は否定できん。

「デュラララ!!」は自分に大きな衝撃を与えた。日常からつながる非日常や、独特な構成、そして中二病。
ただその中二病が強烈になり過ぎていったし、それに加えて女性ファンが増えてその関係でゴタゴタしたのもあってちょっと公言し難くなった覚えがある。

自分も似たような経験がある。こっちは「家庭教師ヒットマンREBORN!」だ。

少年マンガ系で女性人気も高くてオタクの入門になる作品って今のオタク界の空気だとちょっと難しいよね。ネタが女性向けになりがちだし、一般向けのリソースがなかなか見つからないしと。

この流れで思い出したが、自分にとっては「終わりのセラフ」かな。
完璧な作品ではなく欠点も多いけど、自分の感じるカッコ良さや好きなキャラクターの関係はオタクになったばかりの頃にハマったこの作品の影響が大きい。

「東京喰種」のヒロインとの出会い、関係性、世界観は今の自分のオタク的感性を形作っている基礎の一つだ。
しかしファン層に加えて作品の迷走がなあ……

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
今の時代だと駄作扱い。

あれはラストが炎上してそのイメージのまま扱われているだけな所もあるからなあ
もちろん当時だから価値があった部分もあるけど、私は今ネタ無しでも普通に語れる作品だと思っているよ。当時の影響力やネタ、ヒロイン関係などなど。特に党争最大級の作品でもあったから。

「インフィニット・ストラトス」だ。メカと美少女とハーレムもだが、女尊男卑世界で活躍するという展開が好きになった。
あの当時はウチの国のオタクの間では萌豚になる、キャラ萌えに走るというのがオタクとしては軽蔑されていたし、今は今で作者の言動含めて作品評価ズタボロのネタ扱い、そして女尊男卑のガバガバ設定の世界で俺TUEEEEEするとかオタクの間でも一般向けでも公言にしにくい。

天原老師の貞操逆転世界と時間停止……あれに出会ってエロの好みが本当に変わった。
老師の作品は本当に危険。

「けものフレンズ2」、アニメ作品を取り巻くクリエイターやプロデューサーの欲望みたいなものも見えて、アニメ作品を考えるうえでかなり影響を受けた。それに作品自体も俺はネタや作品周辺事情込みで楽しんだから嫌いじゃない。
でも本当に心の底から嫌っている人も少なくないからあまり話題にはできないね。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈で気にしてしまう要素、カッコ良くはないとされる作品の傾向のようなものも出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは、
「中国のフォーラムは基本的に匿名ではなく個人アカウントでの発言になるので、オタクとしてのカッコ良さ、評価に拘ってしまうのは、中国のオタクが討論する環境も影響しているように思えます」
という話も教えていただきました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「上海の警察がガンダムを手に入れた!金のユニコーンガンダムだ!」

ようやく一連のゴタゴタ終了の目途がついたものの、平常運航に戻るのはもう少し先になりそうです。
そんな中ありがたいことに簡単なネタを教えていただきましたので、今回はそれについてを。

8月に上海と広東の警察の協力のもとで、特大規模の偽登録商標案件が解決されたそうです。
この事件では総額3億元近くに相当するアニメマンガ関連の偽物のフィギュアや玩具やその製造設備、輸送車両などが押収されたのだとか。

そして先日、この件のお礼としてバンダイから上海市公安局黄浦分局に金色のユニコーンガンダムのプラモが贈呈されたそうです。
コチラコチラのニュース(中国語)などで報道されているようです。贈呈されたユニコーンガンダムの写真も掲載されています。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


上海の警察がガンダムを手に入れた!金のユニコーンガンダムだ!
8月に偽商品摘発の感謝として、上海の公安局に非常に貴重な限定版のガンプラが寄贈された!

これは財団Bの陰謀に違いない!きっと何かある!

あそこに関しては何かしら裏を勘繰りたくなるが、まぁ宣伝としては良い感じだよね。公安も外国企業からの感謝やニセモノ摘発の成果をメディアにアピールできるわけだし。

上海にはガンダムベースも出来たからね。
しかしいいなあ……限定版。それもちょっと所じゃないレベルの限定。

最高レベルのレアだぞ、これは。

あのユニコーンガンダムってどこかで買えるの?
まずそこが気になる。

ニュースでは世界に一台とか言われているし、一般販売だとデストロイモードのユニコーンガンダムで金メッキ版というのは無いよな?絶版モノ?

恐らく無い。
市販されているゴールド版は確かフェネクス、あとはRGの限定版にあったはず。ただ上海に寄贈されたのはPGっぽいし、サイコフレーム部分も緑だからそれとは違う。

ゴールドで緑フレームなアレは世界に一台というレベルじゃないか?
今後バンダイが上海記念モデルみたいに量産しなければの話だけど!

世界で唯一、それが公安局にあるならさすがにニセモノは出ないと思ったが、ウチの国だから逆に不安になってきたぞ?

そもそも本当にこれが唯一のものなのかよく分からんな。
このジャンルのオタクグッズに世界で一つだけのレアものとかあるものなの?

日本の二次元では非売品で一点物のグッズとか結構あるよ。
ベースは通常でも特殊な加工、このニュースの中のユニコーンのように金塗装やパーツ改造をして、更に公式商品とすればそれは立派な限定グッズだ。

中国の役所関係にプレゼントするならなんで赤にしなかったのかね。
ガンプラなら赤にしても何の問題も無いだろうに。

赤に関しては既にこっちのガンプラベースの限定版が販売されているからな。
一応限定扱いだけど、あの程度のレア度の商品そのまま贈呈じゃ話題にならん。

この間出た限定版の中国紅のユニコーン、トマト卵炒めガンダムとかネタにされているからこれでいいよ。

金色はパッと見て高そうだと分かるし、贈呈するには良い選択だと思う。
制作もたぶんバンダイ内で作っているだろうし、すぐに飾っておけるわけだな。

二線級以下の地方都市だと分からんが、上海だからな。
ガンダムの区別やガンプラの価値、社会への宣伝力は普通に把握しているだろう。

寄贈とは言え、ちょっと価値が高過ぎませんかねえ……これ、賄賂っていうヤツじゃないですかねえ……

正直に言わせてもらえばこの超レア物の近くで働いている人がとても羨ましい。

同感だ。あそこの警察に模型オタがいるならとても心に潤いが出るだろう。

しかし、またユニコーンか……もっと別の選択肢は無かったのか。

バンダイは中国にはユニコーンかストライクフリーダムやれば良いとか思ってんのかね。
限定版は大体この辺だし。

実際その二つが手堅いだろ。
他は人気や作品のファンもバラけているから限定とはいえ、量産するにはリスクが高い。

ストライクフリーダムからガンプラ入った、興味を持ったってのも多いからね。
自分も最初のガンプラはHGのストライクフリーダムだ。

ユニコーンよりフリーダムの方が上じゃないか?
ストライクフリーダムとフリーダムを出した方が売れそう。

SEEDだけだとさすがに偏り過ぎだし、ガンプラ売りたいバンダイとしても望ましくないんだろう。それにユニコーンの人気もなんだかんだで高い上に宇宙世紀系も絡められるからこの二つが安全確実となるのは理解できる。

00ファンの自分は中国だとプラモ関係では肩身が狭いなんてもんじゃありませんよ。

まさに超レアな一品。仮に転売したらかなりの経費の補填が……!

ガンダムとは盗まれるもの、つまり

ここからなんかのシリーズが始まるのか。

またガンダムが大陸に立つわけだね!!

宣伝で立たせるならやはりお台場のアレを持ってきて立てておくのが良いと思うんですけど。

警察の新装備「ガンダム」……ふむ、特車二課に新装備が来ると。

共産党軍にガンダムがあるかは分からんが、共産党の警察にはガンダムがある!と断言できるようになったのは間違いない。

それにしても、ティターンズカラーじゃなくて良かったな!



とまぁ、こんな感じで。
警察にガンプラ贈呈というのはネタとしても格好の話題になっていたようですし、更に中国オタク的には贈呈されたガンダムのレア度やらなにやらで盛り上がっているようでした。

近頃の中国はオタク系のコレクションをするのにもかなり便利になってはいますが、それでもまだ日本の都市部と比べると品揃えに不満を感じる、欲しいものがなかなか見つからないといった所はあるそうです。

また貴重なアイテムが出回ることも日本に比べると少ない、買い逃したら次の機会があるかどうか分からないという思いも強いそうです。そんな訳で中国オタクの面々は相変わらず「限定版」「レアもの」にはかなり弱いのだとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

こちらは昨年の取締まりの件についてです。
中国で大掛かりな海賊版ガンプラ取締り、被害額は2.3億元(約38億円)とのこと

中国オタク「ウチの国の作品のヒロインキャラは出さない方がいいという流れはどうなんだろう」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「誰かスルトに恋愛のやり方を教えてやってくれ……」中国版FGO Lostbelt No.2への反応
で中国ではオフェリア関連の評価が微妙なことに関して、解説やネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

まずオフェリア関係の不評に関してですが、
以下のような見方もできるそうです。

「現在の中国ではネット小説などに対して、ヒロインを出すこと、ヒロインに話の焦点が当たることに対する反発が強まっています。国産ネット小説でも無女主(ヒロイン無し)がジャンルとして拡大しているので、FGO2.2章がこちらの言情小説のようなストーリー展開だとたくさん批判が出てしまったのは、現在の中国で批判される要素に重なっていると受け取られてしまった部分もあると思います」

「もちろん作品の質や個人の好みの問題もあるでしょうけど、Fate的に言うなら、『ただ、間が悪かった』という所もあると思います。あくまで私個人の考えですけど」


とのことです。
また現在の中国での
「ヒロインを出す、ヒロインが目立つことに対する反発」
に関するやり取りも教えていただきました。

そんな訳で、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近ちょっと気になっているんだが、近頃のヒロインキャラは出さない方がいいという流れはどうなんだろう。
ネット小説なんかはヒロイン無しジャンルも目立つようになってきた。

確かに最近はヒロイン無し、そうでなくても単独ヒロインという流れが目に付くようになっているかな。

ヒロインいっぱいハーレムが好きなのもいれば、なんでも面白ければいいというのもいる、そして今はヒロイン無しだけ見るのもいるという感じだな。

自分はヒロイン無し小説をわりと好んで読むけど、そのジャンル中心の読者数自体はそんなに多くないはず。でも声がでかいのは多いような……

感想でヒロイン無しを押し付けてくる、要求するのには辟易する。
そういう連中はずっと結婚しないでいいんだろ。

すまんね。自分もヒロイン無し好きだけど、そこはジャンルの人間が悪いことしてると思うよ……
「ヒロインいらない」という批判に合わせて他の部分に対する批判も盛り上がっちゃうし、否定前提の見方が広まってしまうしね。
あと私も結婚したくないわけじゃない。作品は好みの問題だし、結婚もめんどくさくないならしたいという自己中心的な考え方を持っているよ!

ヒロイン無し派って妙に存在感はある。だが内部意見が統一されていないから外から見るとよく分からない。

比較的多いのは
・ヒロインいっぱいハーレム系、やりまくりの種馬系の作品に飽きた、つまらない作品にぶつかり過ぎて男主人公だけで良いとなった
・恋愛、耽美系の作品も守備範囲或いは元々そちらが主戦場で、男性向け作品の女性キャラ描写やキャラの動かし方が嫌になった
・男性主人公中心主義者、或いはヒロインが理由、ヒロインが中心でストーリーが動くのを許せない。男性主人公がヒロイン関係でキャラがぶれる、頭にデバフがかかるのが許せない
とかだな。人によってはこの中の複合タイプもある、更に男女で傾向の違いもあると思われる。

ウチの国の英雄は伝統的に女にうつつを抜かさないのがカッコイイというのがあるから、その影響もありそう。

たくさんヒロインを出すことによるキャラの掘り下げ不足やストーリーの停滞迷走の問題や、現代的な恋愛感覚、貞操感覚で見るとそういう主人公やヒロインはカッコ良くないダメ人間に見えてしまうなどの問題が認識され批判も生まれている。
そういう観点から、単独ヒロインが良いということになるのも分かる。ただ反動でヒロイン不要、ヒロインが出るだけで叩かれるのはさすがに極端なのでは……

過激派になると、主人公と女性キャラに感情的な交流があるとかいうのでもダメになるらしい。
そうなるともう別ジャンルで探した方が良いような気もするが、一般向けのプラットフォームで探すのが楽だしコミュニティも大きくて楽しみやすいから住み分けは難しい模様。

ハーレム系作品や種馬系作品に対する反発が蓄積された結果というのはあるだろう。
そういう作品が量産されて駄作が生まれる、別ジャンルの好きな作品が埋もれて消える、その要素投入して作品が迷走するといった経験は珍しくないから。

私は昔から色んな作品を見ているし、規制が入る前の「肉」だらけのネット小説とかもたくさん読んだけど、作品を追いかける主な目的はストーリーであって、濡れ場とかのエロじゃないんだよね。
そして段々とサービスシーンは飛ばして見るようになってくる。
ヒロインがたくさん出るとそういう人気取り(と作者は認識しているんだろうけど)部分で作品がつまらなくなるリスクを考えてしまうし、見えている地雷に思えてくる。それが高まると、今のヒロイン無し希望みたいな話になるんじゃないか。

昔のネット小説だと逆にハーレム系じゃない、ヒロインいっぱい出てこない方が珍しかったんだがな。そしてほとんどはヒロインをとっかえひっかえ。あの頃はそうやって進むストーリー、たくさんのサービスが喜ばれていたのも間違いない。

当時は日本のラブコメ作品、ヘタすりゃ日本のラブコメエロゲの方が大人しいくらいだったのになあ……

自分はヒロインがストーリーを動かして主人公がそれに振り回されるのがダメ。その結果ヒロインあんまいらない思考になっている。
自分の命よりヒロインが大事だという主人公が世間では好かれるのも知っているけど、感性よりも理性を優先できる主人公が好きな自分としてはそういうのは受け入れ難い。

そういうのってヒロインにきちんとした設定や行動の理屈付けができていれば大丈夫なんじゃないか?

それが出来ている作品に簡単に出会えるならこんな考えにならないよ!

男性主人公を活躍させるのに比べて、女性ヒロインをイライラさせないように動かすのは難しいから……

ヒロインをたくさん出してそれぞれに出番割り振ると本筋が進まなくなるし、ヒロインを活用するのも単純ではないからね。
あと恋愛関係の進展を上手く、ストレスなくかける作者はかなり珍しい。

ヒロイン関係で主人公のカッコ良さが落ちるのがイヤだという意見もあるな。
作者は納得しているのかもしれないが、読者からすると問題や矛盾の多いヒロインを主人公が受け入れる、やらかしたことも許す、積極的に助けるというのをやると主人公まで知能が下がるように見えるのはダメだと。

作者がヒロイン攻略や恋愛関係構築の描写が出来ない場合、中国ではヒロインを出さないで他のストーリーに注力する、日本では奴隷で買って好感度MAXにしてショートカットするという説もある

主人公がなんかよく分からないけど好かれる、好きになる、そしてそれを理由に動くというのは一度気になると厳しいんだよ!

こっちでも昔ファンタジー系ネット小説が流行っていた時は奴隷を買うとか、被差別階級や種族のキャラを引き上げてやるみたいな話はあったが飽きられて過去のものになっている。
そして今ではウチの国ではヒロイン不要や単独ヒロイン、日本では正室固定でサブヒロインという手法が出ていたりもする。

作品のファンからすれば、ヒロインよりも主人公の俺TUEEEEEが見たいってことも多いからね。
もちろんハーレム要素のある作品が粗製乱造され過ぎたのもあるだろうけど。

ファンの需要に加えて、テンプレヒロイン以外書けない作者が多かったというのもあるだろう。
そしてそういう作者がヒロイン関係のエピソードに力を入れると明らかに面白くなくなる、それだったらヒロイン無しの独り身の方が良いと思ってしまうし、作品をチェックする際にも「ヒロイン」を地雷要素として避けるようになる。

レベルが上がる、強敵を倒す、アイテムを手に入れるのとは違って、恋愛関連の感情描写や関係の積み重ねは単純に書くと粗が出やすいからなあ
それに感情描写は作者の筆力だけでなく読者の読解力、受け取り方も単純ではないから扱い難い。

恋愛パートの文字数稼ぎは引き延ばすと不満が出易いんだよ。
それに恋愛メインの展開は爽快感を求めて読む層にとっては鬱陶しいものとされがちだ。
(訳注:中国の小説サイトは基本的に文字数課金なので、たくさん書くのが作者は稼げて読者はたくさん読めて良いとなるそうです)

ネット小説の場合、ヒロイン出してサービスシーン入れるとサイト側からの規制に読者からの反発炎上という上下からのリスクが出る。
作品を人気にして課金させるための戦略を重視する今の作家にとっては無視できない部分だ。マンガだって同じような傾向はある。

やはり今までのテンプレ展開に対するツッコミ、否定の流れというのもあるんじゃないかな。
狭い世界でテンプレを突き詰めていった結果、そのジャンルに馴染みが無い人間からすればツッコミ所だらけになってしまった感もあるから。

地雷踏んづけた経験から忌避されている部分も大きい。
こんなに地雷作品に出合うなら……最初は面白かった作品が壊れていくなら……もう愛などいらぬ!となってしまったのではないだろうか。

なんとなく同意だ。
「ヒロインの出ない作品の方が面白いことが多い、作者が別のことに力を入れて書けるから」という説を聞いたこともある。実際は作者の腕次第だとは思うが、地雷を踏んだ経験があるとね……

ウチの国の作品は人気になるために流行を露骨に模倣するから批判が出るのも分からなくはない。
ただ女性キャラ、恋愛対象になるヒロインの扱いについての反発はそういうテンプレへの反発やツッコミ以外の要素も感じる。

結局、主人公とヒロインの関係がきちんと描写されていない、キャラの掘り下げができていないだけじゃないの?
結局は面白くない、小説で言うなら作者の筆力が低いだけじゃないかと。

今の環境だと筆力高くても普通に叩かれることはあるぞ。
自分の追っかけている作品はヒロインの魅力もきちんと描写されているし、ヒロインとの恋愛アリな王道ストーリーでヒロインがいるから作品の価値が落ちているわけでもないんだが、それでもファンの中にはヒロインが出たら反発したり「ヒロインいるなら見ない」という発言をする層がいる。

そういうのって恋愛の方よりもメインストーリー進めろという要求もあるからなあ……
複数ヒロインの時点で俺TUEEEEE展開から外れる内容の割合は上がるし、叩かれる原因になりがち。
でも「ヒロイン」って要素だけで叩かれるのは自分もどうかとは思う。

そこはもう、主人公像に対して恋愛を望まない、或いは恋愛に悩む部分をもって欲しくないという要求があるんじゃないかな。
そこに意義を感じている作者やそれが面白いと感じている読者からすればたまったもんじゃないが。

ヒロインは欲しいけど、恋愛で悩む主人公はいらないという自分みたいなのもいる。創作の中の主人公がヒロイン多くて疲れる、責任で苦労するような展開は嫌だ!

現在の環境だと人気になった要素が恋愛以外の場合、恋愛はマイナスになることもある。今の時代の読者や視聴者は自分の好きなもの以外はイラナイと我慢せずにやってしまうから。
しかも現在の環境ではそういうのを取り込まないと人気になれないし金も稼げないから、よほど割り切っていない限り迎合しないわけにはいかない。

ラブコメだとかハーレムだとかの需要は現在も十分にあるんだけど、その要素による地雷効果も十分に認識されているからね。
面白い作品なら気にしなくてもいいだろうけど、何も考えずにテンプレとして使うのはやや厳しい、或いは使うなら批判とリスクを考慮して活用するような要素になってきているのかもしれない。
もちろんこのヒロイン無しジャンルも一時の流行りで、次の流行が出たら消える可能性も十分にあるけどね!!

初動で上にいけないと厳しい業界だと作る側もそういうリスクは気になるよな……



とまぁ、こんな感じで。
私もこっちの方向はあまり意識したことが無かったので、かなり面白かったです。

ただ現在の中国におけるヒロイン無し系ジャンル作品の好みや定義にもイロイロあるようですし、今回の内容に関しては「こういう見方もある」程度に見ていただくようお願いいたします。

ちなみに以前の記事のコメントでのご指摘にもあった
中国人「呂布と趙雲どっちが強いか」「呂布有利だがやはりやってみるまで分からない」 中国では趙雲の人気や評価が日本より遥かに高い?
にも書いた
「中国で呂布が評価されない理由で一番大きいのはいわゆる三十六計の一つ、美人計に引っかかったから」
「中国では美人計にやられるというのは人気の上で極めて大きなマイナス」

という話や中国オタクの方から聞いた他の話などによると、中国のヒーロー像では女で失敗する、破滅するというのは結構なマイナス要素で、日本の感覚ほど愛嬌のあるものではないといった傾向は存在するようです。

それが現在の中国オタク界隈における主人公とヒロインの関係、ストーリーにおけるヒロインの扱いに関してどの程度影響しているのかは何とも言えませんが、日本の感覚とは違う部分がイロイロと見え隠れしているのは興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
今回は私もあまりよく分かっていない話なので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の主人公の身長には180cmの壁があるのでは?主人公で身長180センチ以上の設定になっているキャラってかなり少ない」

艦これのイベントで「サブ仏艦がいなければサブ独艦でもいいですよ?あと雷巡の連撃は甲でもいけますよ」という情報をいただいて、いつぞやのイベントで拾ったビスマルクを育てながらE1ラスダンを掘りのついでに行ったり来たりしております。

それはさておき、今日の更新。
ありがたいことに以前いただいた手頃なネタが眠っていたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも日本の作品のキャラ設定がよく話題になりますが、
「よくある設定の背景はどういうものなのか」
という考察が行われたりもしているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそういった話題の一つとして
「日本の作品の主人公は180cm以上の身長がかなり珍しいのでは」
といったことなどに関するやり取りが行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の主人公の身長には180の壁があるという説を思い付いたが、どうだろう?
大まかな所を調べたが、主人公で身長180以上の設定になっているキャラってかなり少ない。

理解できる話だ。
アニメの中では170と180では現実よりも大きな差がある。

こっちも作品のジャンル次第な所はあるけど、日本はバトル系でも170台主人公ばかリな印象はあるかな。
高身長が普通に入るのってスポーツくらいじゃないか?ただスポーツでも、あえて低身長のハンデと才能をもった主人公を設定したりするしなあ……

日本人はチビだから、感情移入させるために必要なんだろう。

それにしたって、あえて低くする理由がどうもピンとこない。
創作なんだからでかくしてもいいのに、なんでわざわざ低くするんだ。あまりにも卑屈過ぎるような……

180になると印象がかなり変わるから、「一般的な要素」の表現の一つとして170台を設定するんじゃないか?
ウチの国でも現実は180台に乗れるかどうかでモテ方が全然違うみたいな話はあるのだから。

そうだね。リアルでも180なら高身長、179だとそんなに……という扱いだ。
男もそうだけど、女からの扱いや受け取り方はハッキリと変わる。

日本の作品は主人公が一番ガタイの良いスーパーヒーローにするケースって少ないからね。どちらかと言えば、でかいパワー系は不遇なくらいだ。

そもそも感情移入させるならもっと低くすると思われる。
ラノベの主人公で俺TUEEEEEするようなキャラはどいつもこいつも160台後半だ。170超えの方が少ないんじゃないか?

「劣等生」のお兄様が178センチでラノベ主人公ではかなり高い方。
キリトは開始当初の中学生の時が158でその後に成長して165だったかな。

主人公は平均、周りにもっと大きいのと小さいのを配置してキャラを立てるんだろう。学生キャラだと170いかないことだってあるしね。

「鋼の錬金術師」のエドや「進撃の巨人」のリヴァイ兵長のように、小さいことで目立たせているからね。

日本の主人公は少年キャラが多いというのも理由の一つじゃないか?
成長中の年代なら、大人からすれば低めに感じる設定にもなるだろう。

確かキョンが高2で170、キリトも高校では173だかになったはず。中学の時は160台で高校の時は170到達くらいが低過ぎず高過ぎずという感じで設定されるのではないだろうか。

高校生設定だとバトル系或いはバトル要素が前に出る主人公は170台、ラブコメの方が前に出る主人公は160台な気もする。

170台の身長だと普通に感じるが、キャラによってはそれが違和感につながることもあるな。
バトル系のキャラなんかは特に。

逆に主人公で特に背が高いのは「ジョジョ」だろうか。承太郎とか195だぞ。

承太郎だけでなく歴代ジョジョは逆に意図的に高くしているんだろう。
例えば連載の時期にそれほど差の無い「北斗の拳」のケンシロウの身長も実は185しかない。180以上ではあるが、あの世界から受ける印象からするとちょっと小さく感じるよね。

あまり大きいと今度はでかいキャラ、ムキムキキャラみたいなイメージになるから、ちょっと高めくらいにしようと180以下にするんじゃないか?
アメコミと違って、日本の作品ではマッチョキャラはあまり活躍できないというのがお約束だから。

パワー系ではなくスピード系、或いは小さいのに強大な力を使うというのがお約束だからなあ。

主人公と仲間の関係、あと主人公チームの関係なんかもあるだろうしね。
それに女性キャラ(普通の体格)みたいなのも入るから、主人公を180台にして、更に仲間にもっとでかいパワー系を入れて……となるとバランスがヒドイことになる。

アニメのキャラ設定の身長対比表を見ても、極端に大きいという特徴があるキャラを除くと、そこまで大きな差はないことがほとんどだからな。

でも、実際の画面上の描写で設定通りの身長できちんと描写されている作品って少ないよね……大体は高くなったり低くなったりする。

アニメの身長比はどれもわりとイイカゲンというか、設定よりも演出重視だが「アクセルワールド」のブタは特に異常。あいつ165なんだっけ?

あいつは極端なデフォルメ描写だから、作中の身長比が全くあてにならないんだよな……あの体系のまま160台の身長にしてもかなりヤバイ体系になるし。

昔から身長体重の設定はイイカゲンに付けていたんじゃないかと思う。
ドラえもんとか設定通りの身長(129.3)解釈で考えるとのび太は180、ママは2mはありそうだということになる。

ドラえもんは全部129.3と設定がネタ前提なのがハッキリと分かる。
これほど極端ではないが、他の作品にもそういうのは少なくない。あと考察や打ち合わせをきっちりやっていないと想像できるものも。
身長設定と画面の描写がおかしいとよく言われる「アクセルワールド」も、作者とイラストレーターが打ち合わせしてなかったんじゃないかなあ

バトル系の主人公は印象よりも身長低めってことが多いような。
作品内で成長することもあるが、それでも180超えは珍しい。例えばルフィは成長後で174だったはず

悟空も成長後で175しかないからな。
身長を知った時に驚く人が多いキャラの一人だろう。

孫悟空は絶対に180以上はあると思っていた。フリーザやセルとの対比的に見ても。

あれは昔のイメージでやっているのが現代の感覚だとズレてしまっているんじゃないかな。
平均身長も変わっているから、イメージも変化するのだろうけど、設定自体は前世紀のままだ、

そもそも、ドラゴンボールはでかくても強いとは限らないからな……
ベジータにしろフリーザにしろ、小さい方がヤバイ扱いになりがち。ブロリーなんかの方が珍しい。

悟空はほら、髪の補正があるから!普段でも10センチ、超サイヤ人になったら15〜20センチは高く見えるはず!

バトル系でも一般人寄りな設定の主人公はそんな身長高くないような。
例えばFateの衛宮士郎は160台だったはず。

衛宮士郎の身長は167だね。しかし高校の時点でその身長なのが、エミヤになると187になるというのがとても不思議。

あの世界は第三次成長があるのが珍しくないから……イスカンダルのショタ状態151からの成長後212みたいなのが普通にあるから……

Fate関係は結構意外な身長設定なことも多いんだよね。
例えばドレイクは162しかない。それに対してフランが172、牛若丸が168と実は意外な高身長。

あれはドレイクが小さいという風に見ればいいらしい
あとFGOは実はキャラの身長設定ベースで拡縮を行い、身長差を表現しているからバトル画面のキャラに注目してみるのも面白いよ。

バトル系作品だと変身や体が膨張する、オーラ付きで大きく見える、視点で強調されるというのがあるからキャラの身長が高く見えてしまうのはしょうがない部分もあるとは思う。
でもキャラ同士が並ぶ、殴り合う絵も多いから身長高い方(だいたい敵)を基準に考えて、主人公の身長が設定よりもあきらかに高く見えるというのも間違いなくある。

作っている側が身長と体重はかなり雑に決めているんだろうというのは何となく分かる。
アニメの身長表現に関しては、誇張やカメラワーク演出でかなり可変にできるし、大まかなイメージでいいんだろう。

そんな感じなのかもね。
個人的な印象では、数字じゃなくて「誰が誰より高い、低い」というのを把握していればいいくらいな扱いに感じられる。

アニメのキャラの身長は相対的なものだ。それに創作上の世界だと異種族なんかも出てくるから、人間キャラの身長にそこまでこだわっても意味が無いのも分かる。
ただそれでも、自分に置き換えて考えたいファンはいるわけだし、ある程度イメージ通りの設定にして欲しいという思いもあるかな……



とまぁ、こんな感じで。
設定をチェックする中国オタクの面々としては、基本設定の身長はかなり気になるようですね。

こういった設定は地域や文化ごとに定番的なイメージに違いが出るでしょうし身長体重3サイズなどを比較してみるのも面白いかもしれませんね。
その手のデータがしっかり設定されているような作品があれば教えていただけると助かります。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の学校では繁体字で漢字書き取りすると気付いた。ちょっと怖くなった」

艦これのイベントが始まりましたが、少なくとも今週末まではゴタゴタが続きそうなのでE1をダラダラと削りながら情報待ち状態です。仏艦の予備がいないので特効艦の投入海域で迷っていたりもするので……

それはさておき、ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。
現在の中国で使われている漢字は簡略化された簡体字ですが別に繁体字が分からないわけではありません。
中国オタクの面々も字幕などで慣れていることから繁体字や日本で使われている漢字を読んで理解したり、PCやスマホなどで入力する分には何の問題も無いようです。

しかし読んだり入力したりではなく
「手で書く」
となると、日頃滅多にやらないことなので結構怪しくなるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「簡体字ではない漢字の書き取り」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の学校では繁体字で漢字書き取りすると気付いた。ちょっと怖くなった。

言われてみると確かに。
簡体字でさえ書くのがめんどくさい。それが繁体字で書き取り練習するとなったら……!

小さい頃にそういう習慣でやっていたならともかく、現在の環境を知っている今の自分では耐えられないだろうなあ。
完全に無駄ではないけど、効率が悪過ぎるとブチ切れそう。

日本の漢字は繁体字ではなく日本漢字だぞ。
もっとも、繁体字と同じような画数だからめんどくささは似たようなものだが。

でもお前ら繁体字大好きじゃないか。オタク向けでもよく使われるし。
大陸の字幕組のファンサブ字幕に簡体字じゃなくて繁体字使ってたりするのも珍しくない。

そりゃね。繁体字の方がカッコ良く見えるよ。
でもたまに書くならともかく、大量に書き取り練習させられるとか、それで日常的に手書きするとかになると正直無理。

日本に行って簡体字を書いたら通じなかったなんて話を聞いたことがあるし、香港の大学に留学した大陸系の学生が論文やテストで簡体字書いて怒られた、減点されたというのも聞いたことがある。

私も繁体字は読めるし入力もできるけど、とっさに手で書けない字も多いかな……

繁体字って見ていると疲れるから今のネットで大量の文字が行き交う時代にあっていない。そのうちだれも使わなくなるだろう。

日本は厳密には繁体字じゃないよ。
台湾とも香港とも違う日本漢字だ。

日本は日本で独自の漢字だから、繁体字を書けば通じるわけでもないんだよね……あと繁体字と言っても香港と台湾では異なるし、読むのはともかく何も見ないで書くとなると混乱する。

むしろ繁体字の方が判別しやすいという説もあるね。
簡体字では文字が減ってしまうし、意味の重複もあるから。

問題はやはり手書きのめんどくささだろうな。
自分も手で論文書いてた時代には戻れない。

全くだ。自分の名前でさえ繁体字だとめんどくさくて勘弁してほしいと思うからね!

とてもよく分かる。自分の名前に不満はないが、繁体字で書いたら60画近くなるから手書きでずっと書き続けるというのを想像すると……

昔学校で罰として名前書き取りを何百回かやらされたが、画数の多い字の名前と少ない字の名前で明らかに差があるのは不公平だと感じたっけな。
あれがもし繁体字だったら更にヒドイことになったのだろうな……

でも今の時代だと漢字手書きの場面は少ない。自分は仕事の関係上、ヘタすりゃ英語の方が多かったりするくらいだ。
それなら繁体字でもいいかとちょっと思ったりも。

昔は代筆が仕事になっていたし、俺が若い時はまだタイピストも仕事になっていて看板をよく見かけたが、今では入力が商売にもならない基本のスキルで定着しているからね。
手で書くことの意味はどんどん小さくなっているし、その練習に時間をどの程度割くかの判断は難しい所だ。手で書くから脳が思考して記憶するというのも間違いないし。

簡体字でも論文書くのつらいし、テストの時にうっかり字が思い出せなくなるようなこともあるからなあ……手書きと入力の境目は今後どうなっていくのやら

実際の所、繁体字でもそこまで書く量が増えるわけでもないと思う。大体3割、多くても5割は増えないだろう。更に筆記でササっと書くなら更に減ると思うが。

文字単位では少なく見えても、それで作文を書くとか、罰としての漢字書き取り数百回やらされるという場合はどうなると思う?

学校の罰として漢字書き取りをやらされる学生は、昔よりもっと「意味が無い」と思いながらやらされているのだろうな。

そう言えば「ゲゲゲの鬼太郎」六期の鳥取県の回で漢字書き取りの罰みたいなのあったよね。

繁体字で一万回書き取りだっけか。あれは怖しい罰だ。

あれは私もスゴイ嫌な気分になったね。
見ていて頭を掻きむしりたくなったよ。

「鸟取爱」じゃなくて「鳥取愛」を大量に書き取り、まだ繁体字と簡体字の違いが少ない方ではあるのかもしれないが実際に書くのを想像したら確かに怖い。

「忧郁」を「憂鬱」と書かされるというようなことになるのか……
楽な環境に慣れてしまっているのは分かるが、正直コストが釣り合わないという考えが強い。

あの回の漢字書き取りは正直ここ最近見た拷問というか嫌がらせでは最も勘弁してほしいと感じるものだった。なまじ現実感が強いだけに下手なグロ系痛み系よりもキツイ。

名前書き忘れとか重大ケアレスミスの罰として1000回書き取り、みたいなのは小学校で自分も当時の同学も受けたことがあるが、アレが繁体字だったと思うと背筋が寒くなる。

テストで間違った問題の正解(わりと長文)を10回写せというのをやらされたことがあるが、あれ繁体字だったら中学生の俺でも教師に反抗していたと思う。



とまぁ、こんな感じで。
繁体字や日本の漢字に関しては読んだり入力したりというのはともかく、手書きでとなると気が進まない人も少なくないようでした。

今回のやり取りを見ていて思い出しましたが、中国の学校では罰として漢字や公式、英文英単語、化学式などの書き取り的なことが結構行われているので、繁体字で漢字書き取りをするというのはその辺のトラウマもついでに刺激されてしまうのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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