「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「雪を食べるってどう思う?雪を食べるシーンに自分は引いてしまった」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。

10月の新作アニメも一通り出揃ってきましたが、その中で
「少女終末旅行」

はその世界観や様々な所で出てくるミリタリー的な要素などから、10月の新作における注目作の一つとなっているそうです。

そんな「少女終末旅行」ですが、本編の内容とは別に劇中で出てきた「雪を食べる」という描写に関してちょっと引っかかる人が出たりもしているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「雪を食べるのをどう思うか」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


雪を食べるって、どう思う?
「少女終末旅行」で雪を食べるシーンが出たんだが、自分は引いてしまった。一応演出の意図は理解できなくもないんだが。
みんなの雪食に関する意見を知りたい。

雪食ったら病気になりそうなんだが。

あの作品内のキャラは我々と同じ人間なのかもハッキリしないから雪を食うこと自体は別に問題無いだろうけど……
作中の話は別として俺は毎年雪食ってるけど別に何に問題起きてないよ。

「少女終末旅行」の彼女達は終末的な世界で生きているんだから普通の人間じゃないし、雪を食うぐらい何の問題もないし、普通のことなんだろうね。
とは言え自分は真似しようとは思わないが。

確かに雪は綺麗なもんじゃないけど、そこまで気にするものでもないような。

食えるけど、できれば沸かしてからにしたいな。

あの作品の終末的な世界観はさておき、雪って空気中のホコリが芯になって発生するものだから空に舞っている時点で既に汚い可能性が……

お前ら小さい頃に雪を食ったことないの?
全員雪が降らない地方にいるわけでもあるまいし。

何も知らない時は食えたかもしれないが、今ではちょっと……

ガキの頃に食ったのはなんか土っぽいというか鉄っぽい味だったような

体育の後に勢いで水道水を直接飲むくらいのリスクじゃないか?
個人差や体調によるだろうけど大丈夫な時は大丈夫だ。

雪って水道水より汚そうで……

昔食べ過ぎて気分悪くなったことがあるけど、少しだけなら問題無いと思うぞ。

雨にしろ雪にしろ、空気中の水分が固まるする際に核となるものが必要で、基本的にそれは空気中のホコリとかになる。だから雪も当然キレイなものではない。

雪ってホコリだけじゃなく、微生物も結構混じっているぞ。
場所によってはかなりヤバイのが入っているケースもある。

雪に関しては季節や地方によるだろうけど、自分の食べた時の味は美味しいもんじゃなかったね。雨上がりの土っぽい感じで。

そう言えば「ポケモン」のムサシが雪に醤油やシロップかけて食ってたな。

「ちびまる子ちゃん」でも飴と一緒に雪を食べる話があった。
日本の作品だと雪を食べる描写がかなり出るし、特に抵抗無いのだろうか。

雪が汚い?お前ら何罰当たりなこと言ってんだ。
朝鮮に行った義勇軍は雪を食って戦ってたんだぞ。今の生温い環境に慣れきっているヤツはこれだから。

同意。本当に頭が悪い。抗美援朝義勇軍の「一把炒面一把雪」すら知らないとは。
それに第二次世界大戦の時だって、東北地区では雪を食って水分を補給しながら戦っていたんだぞ。

まぁ最近は「一把炒面」をそのまま料理の「炒面」(焼きそば)みたいなイメージで受け取って不思議に思うのが出るくらいだから……
あれは面粉(小麦粉)をそのまま鍋で炒めただけのもので、そこに雪(水)で無理矢理腹を膨らませた。料理とか言うレベルじゃないって表現なんだがなあ。

あれ小麦粉にキビや麦、高粱とかの雑穀や大豆、インゲンマメとかに塩で作る北方の伝統食品の「炒面」じゃないの?自分はそっちの方で聞いたが。

自分は小麦粉100%ではなく当時の状況を反映した雑穀率の高い麺だという話だと聞いたぞ。

麺にはなってない、小麦粉と高粱粉とかを一緒に塩で炒めるからまぁ粉だな。
そして軍事行動の際に携帯する。水を加えて食う物なんだが、朝鮮戦争では水を沸かせる状況じゃなかったから雪と一緒に食ったというわけだ。これでも行軍中に石みたいに凍って苦くなるゆでたジャガイモよりまだ「食える」ものだったとか。

でも、雪の汚染度に関しては朝鮮戦争の戦場の方が現代よりかなり低そう。

雪も生水と同じで、あまり清潔には思えないんだよな……今は特に降ってくる空がアレだし。

実家の近くに降る雪ならともかく、今住んでいる都市の雪を食うのは勘弁してほしい。

雪に何が含まれているか考えれば、積極的に食べる気にならないのは当然だ。

キレイだとか汚いだとか以前に雪を大量に食うのは無しだろ。身体の熱が失われる。

俺は以前山に登った時に雪食ったけど別に何ともなかったぞ。

日帰りレベルならともかく、きっちり登山する場合に雪は食わないぞ。
雪をまず加熱して沸騰させてから飲む。熱の損失も水当たりも防げるからね。

小さい頃の記憶だが、雪はちょっとだけ食う分には良いんだけど、そのうち土の味がしてくるようになる。

雪を食うのは二次元の中ならともかく、現実ではやめておいた方が良い。
食べて絶対に問題が出るわけでは無いけど、食べて良くなることも無い。

まぁ実際の所今のウチの国の環境だと日常生活でのダメージが大きいし、今更雪を少し食べるくらいで一気にヒドイことになるとは思えないけどな!



とまぁ、こんな感じで。
アニメの描写としては理解できるものの、現実ではちょっと……という人も少なくないようでした。

この辺りに関して、人によっては「雪を食ってしのぐ」的な苦難のイメージもあるそうで、日本のようにほんわかとしたイメージとはならなかったりするとのことです。
そう言えば私も中国の学校に通っていた時には、歴史の授業や各種集会などでそういう故事をよく見たり聞いたりしていた覚えが……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「伝説の中華料理アニメ、中華一番の続きが始まるらしい」

昔中国のテレビでも放映され大人気となり、中国のアニメ視聴者の心のアニメ的な作品の一つとされることもある
「中華一番!」

ですが、原作マンガの続編となる
「中華一番!極」
が始まるとのことです。
名作漫画「中華一番!」が約20年ぶりに復活 小川悦司先生による続編が「マガジンポケット」にて11月より連載開始(ねとらぼ)

現在の中国オタク界隈でも「中華一番!」のアニメは評価が高く、
劇中の中国や中華料理の描写に関しては
「中国を非常によく分かっている」
とされていますし、日本のグルメ系作品の話題になると頻繁に引き合いに出されている印象もありますね。

この「中華一番!」の続編の動きに関しては中国オタク界隈でも話題になっているようなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


あの伝説の中華料理アニメ、中華一番の続きが始まるらしい。
「中華一番!極」だと。

最近は昔の作品が復活しまくっているが、これは予想外だ……

いったいなぜ、今になって復活するんだ。
何が起こっているんだ。

日本ではグルメ漫画のブームがまた来ているようだし、それに乗っかるためじゃないか?
ただ最近の日本のグルメ系作品って最高の美食対決とかではなく、日常的な食事を食って反応したり語ったりする、例えば「孤独のグルメ」みたいなのが主流だから「中華一番!」がどうなるのか心配になってくる。

なんだマンガの方か……アニメほど面白くないからなー

「食戟のソーマ」みたいなのもあるから大丈夫じゃないか?
ちょっと創真と戦ってやって欲しいな!特級厨師として。

うーむ……私の印象では昔の作品って思い出のままにしておいた方が良かったというのが多いし、この企画に関しては嫌な予感を覚える。

子供の頃の思い出の続編か。俺達も歳を取ったもんだ……

やるならもっと前にやるべきだった。
今になってやるとか、作者も編集も何考えてんだ。

でも正直ちょっと期待したくなる。

俺が料理する気になったのって、「中華一番!」の影響が大きい。ある意味では恩義のある作品。
まぁ材料が飛んだり発光したりできるようにはなれなかったけどね!

いまだにあのアニメでどうやって調理していたのか、特に材料の加工方法がよく分からん。

完成品の再現を頑張るヤツはいても、さすがに調理方法の再現を頑張ったヤツは出ていないよな。

今の時代に超能力料理対決をやるのか……

ああ、なんか思い出してきたぞ。
小さい頃はなぜ続きをやらずに終わらせてしまったのかと思ったっけな。

でもマンガ版ってグダグダな終わり方だったからなあ
ライバルの蘭飛鴻や梁山泊の設定も全部活用できていなかったし、伝説の厨具もあまり活用されなかったし、後の方は残念なことになっている。

伝説の厨具についてはガッカリだよね。前半で時間をかけて集めたのに、ちょっと使って見せて終わり、重要な対決でも活用されないしすぐに特別な力も無くなるしで。

あの終わり方で続きを作ったとしても……日本のアニメやマンガの寿命があと数年で尽きるという話は間違いないようだ。

「中華一番!」のマンガ版の終盤の展開は連載漫画だとありがちだし、しょうがない気もするが。

伏線の活用は完全ではないがストーリーは基本的な所をきっちりやりきっている。比較的マトモな終わり方の漫画だろう。

今考えてみると、終盤は打ち切りに近い背景があったんじゃないかな。終盤はかなり急ぎの展開になっていたし。

この続編もアニメ化になるのだろうか?

それだったら、昔のアニメでアニメ化されなかった部分をアニメ化した方が……

確かアニメ版は漫画版に追いついてしまったから、終わり方が違うんだっけ。
自分のイメージはアニメ版だからなあ……

アニメ版では伝説の厨具を見つけてないからね。
ちなみに原作漫画はそこまで長いわけではなく、全17巻だ。

仮に続編をアニメ化するとして、今の時代だとどう表現するんだ……やはり発光現象か?

昔は料理が光ったが、今では料理を食うと服が激しく脱げる。

伝統的な美食と現代的なポルノ風美食の戦いというやつか。

発光現象や自然現象の猛威はアニメの方で誇大に演出した結果だから、実は原作ではアニメほど光ってなかったりする。

待て、冷静に考えてあの強烈に発光する料理を伝統的美食側の代表にするのもなんかおかしい。

まぁいい、とりあえず食戟のソーマに中華料理の何たるかとグルメアニメのなんたるかを教えてやってくれ。特級厨師の実力を見せてやれ!

そこは突然勝負になって、観客が「あれは特級厨師・劉昴星!」とやるべきではないだろうか。

しかしこれ、ストーリー的に続編ってこと?
なら歴史ネタにどう突っ込んでくるのやら。

八ヶ国連合軍の侵略から中華を守れ!
料理の力で祖国を防衛だ!!

そういや西太后まで出ていたし、清朝だったな。

無難な所で世界を相手に料理勝負とかじゃないか?

料理で中国を支配しようとしていた裏料理界は倒しちゃったわけで、そうなると次は世界か。

作者は続編のために中国に資料集めに来たりしてるのかね?昔と今では料理関連の資料も変化しているし大変そう。

そこはどうなんだろうね。中国に来るとかはするだろうけど……
実は昔のそこまで資料をきっちり調べたわけではないらしい。勢い重視な所の強い作品だし、よく見ていくと細かい所が歴史考察的に正しいというわけではないのが分かるからね。

「中華一番!」がとても良い中国描写のあるアニメとされているのは、舞台設定や背景描写など、作品の空気がウチの国の想像の中の歴史的中国と合致したからじゃないかな。良い意味での中国的なファンタジーとでも言うべきか。

しかしまた昔の名作の復活か。
日本ではどの程度需要があるんだ?新鮮さも何もないだろうに。

この作者の描いたグルメ漫画って、「中華一番!」以外は打ち切りだろ?今更描いても売れるのか?作者が金に困って昔の作品を汚すというのは複雑な気分になるよ。

ブランドのありがたさと懐かしさで売れるんじゃないの。
ただ絵柄は古いし新規ファン獲得は難しそうだ。

残念ながら画力も表現力も時代遅れになっているし、その点だけは「食戟のソーマ」の方が上だと、認めざるを得ない。せっかく描くのだから、何かしら進歩があるといいのだけど。

結局はこうだろ。作品のテーマ「冷えた飯でチャーハンを作ろう!」

……まさにそんな感じだよな。再利用。

今のネットの食い物の話題になると突然集まってくる自称美食家の数からすると、続編はツッコミの嵐になりそう。
よく考えてみると主人公の料理より敵の料理の方がちゃんとした料理だったし!

続編には麻婆豆腐が出ないことを祈る。
いや既に麻婆豆腐対決はやっているんだが、またやるんじゃないかと心配なんだよ。



とまぁ、こんな感じで。
昔を思い出したり、今になっての続編始動に不安を感じたりといった所のようです。

中国オタク界隈でマンガ版も押さえているような人は比較的マニアな層になりますし、近年の過去の名作の続編やリメイクが増加している動きに対しては厳しい評価をする空気になっているそうなので、「中華一番!」に関しても単純に続編を喜べる心境にはならないのだとか。

それに加えて中国で「中華一番!」の人気はアニメ版による所が大きいので、原作漫画の続編に関しては様子見的なスタンスの人も少なくないようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「『中華一番』が中国で作られたアニメだと思っていたヤツ集合」

中国オタク「日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ」


中国の2017年10月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなってしまいましたが、中国の動画サイトにおける10月の日本の新作アニメの配信状況をまとめさせていただきます。


愛奇芸(iqiyi)
aiseki MOGOL GIRL
アニメガタリズ
いつだって僕らの恋は10センチだった。(告白実行委員会シリーズ)
イナズマデリバリー
Wake Up, Girls!新章
おそ松さん 第2期
血界戦線 & BEYOND
このはな綺譚
3月のライオン 第2シリーズ
戦刻ナイトブラッド
ブラッククローバー
ブレンド・S
魔法使いの嫁(有料会員向け)


独占配信
キノの旅 -the Beautiful World- 新作
クジラの子らは砂上に歌う
食戟のソーマ 餐の皿
DYNAMIC CHORD
ネト充のススメ


今期もiqiyiはわりと攻めたアニメ作品を獲得しているようですし、日本のアニメ配信の方針も続いているということなのでしょうかね。
それからiqiyiは独占配信作品は有料会員が先行で視聴可能、無料視聴は1週間後から可能という形になっているようですが、youkuでも配信されている「魔法使いの嫁」も有料会員向けとなっている模様です。
有料=独占という形ではなくなってきているのかもしれませんね。



優酷土豆(youkutudou)
aiseki MOGOL GIRL
アニメガタリズ
イナズマデリバリー
Wake Up, Girls!新章
おそ松さん 第2期
戦刻ナイトブラッド
ブラッククローバー
魔法使いの嫁
妖怪アパートの幽雅な日常 第2クール
ラブ米(ラブコメ)-WE LOVE RICE- 第2期


独占配信
いぬやしき
銀魂 ポロリ篇


今期はそれほど目立った作品獲得の動きは無いようです。
ちなみに「銀魂」は以前と同じく独占ではあるものの有料会員限定ではないようです。


テンセント
血界戦線 & BEYOND

独占配信
Dies irae


中国の国産アニメ配信に舵を切っていると言われ、実際に中国系アニメを中心に配信しているテンセントですが、今期はなぜか「Dies irae」を有料で独占配信するようです。
ちなみに中国系アニメで日本でも放映されている作品に関しては「EVIL OR LIVE」がテンセントとAcfun、「グラマラス ヒーローズ」がテンセントとyoukutudouとbilibili、「ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES」がテンセントでの配信となっている模様です。


bilibili
aiseki MOGOL GIRL
アニメガタリズ
いつだって僕らの恋は10センチだった。(告白実行委員会シリーズ)
Wake Up, Girls!新章
おそ松さん 第2期
血界戦線 & BEYOND
このはな綺譚
3月のライオン 第2シリーズ
戦刻ナイトブラッド
ブラッククローバー
ブレンド・S
妖怪アパートの幽雅な日常 第2クール
ラブ米(ラブコメ)-WE LOVE RICE- 第2期


独占配信?
アイドルマスター SideM
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 第2期
妹さえいればいい。
あめこん!!
Infini-T Force
URAHARA
お酒は夫婦になってから
クラシカロイド 第2シリーズ
Code:Realize 〜創世の姫君〜
Just Because!
十二大戦
少女終末旅行
タイムボカン 逆襲の三悪人
TSUKIPRO THE ANIMATION
干物妹!うまるちゃんR
鬼灯の冷徹 第弐期
宝石の国
僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
結城友奈は勇者である 第2期
UQ HOLDER!〜魔法先生ネギま!2〜
ラブライブ!サンシャイン!! 第2期


今期も大量の作品を獲得しているbilibiliは独占配信作品もかなり多いようですね。
ただbilibiliの独占配信に入っている作品に関しては、独占配信か判断し難い、現時点では独占と言われてはいないもののbilibiliのみでの配信となっていると思われる作品もあるのでご注意を。
例えばラブライブ!やアイマス関係、タツノコプロ系などはサイトや公式アカウントの告知を見ても独占の表示が出ていないのでよく分からなかったりします。


Acfun
独占配信
つうかあ


前期に続きいまいち動きが見えてこないacfunですが、ゴタゴタしていたという商業配信方面が無事に離陸できたのかといった辺りも気になりますね。

以上です。
ちなみに2015年4月に中国の動画サイト界隈で起こった大規模な取締りの影響で中国語タイトルが自主規制?によって「幻界戦線」になってしまった血界戦線ですが、続編の「血界戦線 & BEYOND」の中国語タイトルも以前変更された流れのまま「幻界戦線& BEYOND」となっているようです。


とりあえず、こんな所で。
気を付けてはいるのですが毎回抜けや間違いが出てしまっております。そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「取締りのせいで血界戦線が幻界戦線になっちゃったか……」


10/17修正:コメントでご指摘の通り、最初に書くのはマズイですよね。痛いファンで申し訳ありません。
以下最初から最後に移した本文と全く関係ない管理人の話なので興味の無い方は読み飛ばしてください。


FGOの新シナリオのネタバレ踏むのがイヤなのでここ数日中国のネットから離れておりました。
Fateで魔界転生やりたかったんだなーという印象で、明らかに定番を押さえてきている上に既存のキャラもいるので黒幕格は元ネタに合わせた柳生や天草でいくのだろうと思えましたし、当初はネタバレ踏んでもそんなにダメージ無いだろうと考えていたのですが……

宝蔵院胤舜の次に出たキャラを見て、これはネタバレ踏んだらマズイというのを実感してしまいネットからの一時避難を決め込むことに。
最後の相手があれでしたし、ネタバレしないで楽しめて満足です。次はハロウィン完結編でしょうか。

そしてそんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトに行かないでも調べられる内容になりました。

中国オタク「アズールレーンが日本で人気でセルランも上位に食い込んでいるけど、なんで?」

ありがたいことに
「最近日本で好調のアズールレーン(碧藍航線)に対する中国の反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「アズールレーン」(日本語版公式サイト)
は9月中旬から日本版のサービスが開始され、9月末辺りから結構な人気と話題になっているかと思われます。

実は中国ではアズールレーンは一度は大人気になったものの、その後に大炎上を起こしてしまい、現在の中国オタク界隈における扱いは少々微妙なものとなっているそうで、日本における人気を意外に受け止める人も出ているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本でのアズールレーンの人気」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アズールレーンが日本で人気でセルランも上位に食い込んでいるけど、なんで?

崩壊学園3rdとかはこういう話にならなかったよな。
題材が良かったのか?

艦これが四年間進歩無しで、それに対する不満が爆発したらしいな。
日本の萌え擬人化ファンを一気に取り込んだ結果だ。

これぞ文化輸出!日本が我が国の文化に染まる!

いや、これって文化反射とでも言うべき流れじゃないか?

是非とも日本で人気になって欲しい。
そうすればきっと薄い本が増える。

艦これを倒す勢いなら次のコミケの薄い本は期待できそうだ。
すぐには無理でも、いずれは艦これを超えるくらいの数になるかも。

アズールレーンは艦これよりキャラもストーリーも良いからな。
薄い本にも期待できるだろう。

同人誌が描けない作品は日本だと大人気にならない。
崩壊学園とかはキャラが少なくて同人誌を出すのが難しかったのも足を引っ張った。東方や艦これのようにたくさんのキャラがいて同人誌がたくさん出てこそ大人気になる。

日本で人気になるならそれはそれで良いんじゃないの。
俺はもう遊んでないが。

中国人が作った中国人向けのゲームを国内の規制と運営がダメにする。
国外が国内より盛り上がるのも当然さ!

日本語では「顔色が真っ青」という言葉があるんだわ。
日本で人気になってオワコンと叩いていた連中の顔面もアズール色だな!

実際オワコンだろ。
ウチの国ではもう褒めるヤツおらん

二ヶ月後も今のセルランの位置にいられるなら評価する。
最初はウチの国でも人気が爆発してたのは間違いないからな。

こっちでも最初人気だったが、日本でも人気になるのは意外だったけど、艦これのファンを取り込んだのならば納得かな。
ただ艦これのようにコアなファンを構築できるのかね。日本の運営はどういう風にやっていくのだろうか。

いいよいいよ。
中国のゲームがようやく日本から金を回収できる。

外人から金を巻き上げられること自体はとても良いことだ。
これまでは我々の金が外人に巻き上げられていたのだからな。

いいのかい?中国の軍事費になっちゃうぜ!

我が国の空母のために課金してください!もうすぐ新しいのもできる……はずなんです!

しかし一昔前のこっちのネットでは日本のゲーム遊んでいたら日本に軍事費を送ることになると批判されていたが、まさか日本から「中国国産ゲームに課金すると中国の軍事費になると日本人が批判」なんてニュースが来るとは。

日本でも右翼がこのゲーム遊んでいる人間を叩いているな。
批判の内容も似たような感じでどこの国も変わらんな。

価値があるうちにニュースにすると良い。
たぶんもう少しすれば落っこちて埋没していくだろうしね。

常時一桁とはいかんが、結構安定しているぞ。
まだ10〜20位以内にいるようだし、結婚やイベントやスキンでも稼げるから上昇する可能性は普通にある。

絵師の人気が高いし、まだしばらく人気が落ちることは無いと思う。

日本では高雄とヴァンパイアが人気のようだな。

こっちでも最初は上手くいってたし、結局はこっちのサービス展開の通りに進んで終わるんじゃないか。

いや、既にこっちでの展開は参考にならないだろうね。
日本のセルランで5位に入るとか、中国国産ゲーでは初の快挙だよ。
将来的に死んだとしても、これは意義のある記録だ。

夏イベでいっぱい人いなくなるんだろうな。
こっちの最近のイベントでは難度下げたようだけどもう人戻らないし。

こんなゲームが日本で流行るのか?と不思議に思っている人は多いと思う。似たようなオタクに媚びた絵柄のゲームは日本に多いわけだしね。
でも題材がミリタリーで艦娘の皮をかぶっている所が日本では強みになるんだよ。艦娘の皮で惹きつけ、艦これとの違いを強調できるのだから艦これのファンをそのまま奪える。

艦これはとっくの昔に死んでいるが、その死んだ所から逃げ出した人間を率いて居れているのだろうな。

また「日本で大人気」かという感想しかないわ。
陰陽師とか崩壊学園3rdとか少女前線とか、過去にその手のニュースは何度もあったし。日本はウチの国ほどネットの工作員の活動が激しくないし、初動で盛り上げるのは難しくない。いちいち反応してられんよ。

今度もどうせ中国人が大量に流れ込んでいるんじゃないの?
崩壊学園もそんな感じで盛り上がって落下したろ。

崩壊学園3rdは評価はそれなりにされているけど、ユーザーが伸びていないケースだね。
日本版の初動の大事な時に中国のユーザーがたくさん流れ込んで言葉が通じない中で荒らしたりした影響もあるんじゃないかな……
あと国産じゃないがLOLの日本サービスも声優目的で流れ込んだウチの国のプレイヤーが荒らして日本の新規開始した初心者倒しまくって負の影響与えてたっけ。

今回の人気は以前の国産ゲームの「日本で人気」とは違うぞ。
普通に日本人のファンが付いているし、話題になっている。

ふーむ……もしやアズールレーンはウチの国でオワコン化しているから、日本まで遊びに行って布教する人間がいないってのも良かったのか?

アズールレーンは別に悪いゲームじゃないんだよ。最初は自分もかなり楽しんでいた。
だけど夏イベのゴタゴタでやる気が失せて、その後も手に入らない船が多過ぎるってことで復帰する気も失せてしまった。

どのゲームも最初は先達作品のパクリという批判は出てくるし、そこをどう乗り切れるかだろう。
アズールレーンは艦これの明らかな影響を受けている以上、日本ではウチの国以上に艦これとの類似性についてパクリという批判が出るのは避けられない。
後発による進化、ゲーム内容の別ジャンル化といった独自性はあるから生き残れる可能性はそこそこ高いとは思うんだが。

ゲーム自体はこっちで叩かれ過ぎな感じもあった。
艦艇擬人化系ゲームでは最後発で作りこみや素材のクオリティも高いから日本で評価されることは不思議じゃない。
私が現在心配なのはゲームの内容以外の部分、日本のゲーマーの煽り合いに使われている節があることだね。

艦これファンとの対立か。

どっちが生きるの死ぬのとかは勘弁してほしいんだがな。
自分は艦これみたいに出撃させたら操作しないでいいタイプのゲームの方が合っているんで、艦これが消えるのは困る。

そうそう。自分もカジュアルゲーマーだから艦これの方があっている。艦これはアニメ見ながらプレイとかも楽だよね。
リアルタイムのタッチ操作はついていけないし、やってられない。

いや、対立しているように見えるのは艦これじゃなくてFGOファンとだな。
艦これは古老級過ぎて逆に反発が少ないというか、艦艇擬人化ジャンル全般をまったり見ているような印象だ。
日本ではFGO叩きや、FGO運営や関係者叩きのためにこれを神ゲーとして持ち上げている人も目立っているように感じる。「まどか☆マギカ」のゲームの時も似たような流れがあったから少々不安だ。

こっちでもリリース当初からの流れで似たようなのがあったが……
FGOのNTR騒動での大炎上も、bilibiliが「我が子」のアズールレーンを贔屓している、FGOは客寄せに使うのが目的で、アズールレーンが盛り上がるまでFGOの更新は引き伸ばしにするつもりだ……という陰謀論が根底にあったからな。

スマホゲーのガチャ課金疲れした人間が流れているという話もあるから主に衝突するのはスマホゲーだろうね。艦これは人気の例えや比較対象として分かり易いから話題になっている面が強いようにも見えるかな。
そしてだからこそ、後の方の課金しないと厳しいイベント難度が不安なんだよなあ……

ぼちぼち日本でも周回以外やることが無いという声が出始めているのも不安だ。こっちと同じ道を進んでいる。
中国版FGOのように千里眼という名の事前攻略情報が発動して高難度イベントの不満を回避できるのだろうか?

艦これはiOS版ないし、Androidも直でアプリ配信しているわけではないからね。
課金システムも独特だからアズールレーンと単純に比較するのはちょっと違う気がする。課金の量は少ないが安定するあの形は今の時代のソシャゲの環境で構築するのは無理だし、真似するもんじゃない。

あくまで私の印象だが、日本の艦これ界隈ではそんなに騒ぎになってないぞ?
ゲームの方は秋イベント告知されたから資源貯蓄で大変だが。

資源とかより秋刀魚と海防艦が落ちないんだよ!
もう3-3も3-5も嫌だ!!

6-5いけ。それから漁場は変更しろ。1-5、3-3、6-5で回せ。間に2-2で補給艦倒すのも良い。
それから装備の影響も大きい。6-5とかは20匹以降でも装備を積みまくれば普通に落ちる。

アズールレーンに関しては数週間後にどうなっているかだな。
ウチの国でも最初は調子よかったし、評判も良かった。そして今のようなオワコン扱いの事態になるとはだれも想像していなかった。さすがにこっちでの失敗を日本でも繰り返すことは無いと思いたい。

課金ランキングばかり話題になるのは避けたい所だね。
このゲーム、最初に課金するタイミングがあるけどその後は普通のプレイで課金する所はあまり無いからセルランは下がっていくはず。そこでもう人気は無いみたいな見方をされるのは困る。



とまぁ、こんな感じで。
意外に感じる人や、距離を置いて見ている人が少なくないようでした。

それにしてもアズールレーンはなんで中国でこんなに否定されているのか、いわゆるオワコン扱いされているのかちょっと不思議ですね。
私もリアルタイムで追っかけていたわけではなく、気が付いたら爆発炎上した焼け跡状態になっていたもので、その辺りの変化がどうにもピンと来ないというか……

日本向けのサービスが始まったので改めてプレイしてみましたが、私の方では普通によく出来ているという印象しか。
操作やプレイ時間的に自分の場合ガッツリ遊ぶのは難しそうですが、ここから炎上してダメなゲーム扱いになるのがどうも分からないのですよね。

また中国国産のオタク向けソシャゲに関しては、
以前崩壊学園2が日本に進出するかという話が出ていたような頃はまだ
「スマホでゲームを遊ぶ環境や感覚」
の違いも大きく日本展開には難しい所があったように思います。

しかし最近では日本でもスマホの大画面化や、スマホ横持プレイへの抵抗感も薄くなったりするなど、日中のズレが小さくなっていますし、内容以外に環境面でも昔より有利になってきているように思えます。

そんな訳で余程のやらかしでもない限り日本で大失速することは無いように思えるのですが、日本のソシャゲ界隈のアレコレを考えると、その「余程のやらかし」がどういうものなのかイマイチ思い付かなかったりも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国国内版FGO、羅生門イベント前で既に炎上
上のやり取りにもありますが、この時の炎上の背景の一つが中国でのアズールレーンのサービス開始でした。

中国オタク「日本の美食作品もようやく麻辣に触れるようになったか」「四川料理を麻辣だけで語るとか、それではまだ入門レベルだ」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ」
に関して、
「その後の展開に対する反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「食戟のソーマ 餐ノ皿」

は第二話の「『麻』と『辣』」で以前の記事でツッコミが入っていた四川料理の辛さの特徴である麻辣に関する説明が入りましたが、相変わらず中華料理関係の描写に対しては厳しい声が出ている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「食戟のソーマ第二話の中華料理関連の描写」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


食戟のソーマの中華料理対決、麻辣の解説とか八大菜系とかわりとしっかりとした中華の解説入れて来たな。

青椒肉絲や回鍋肉と来たか。麻婆豆腐だけ状態はさすがに回避と。。

ようやく麻婆豆腐以外の聞いたことのある料理が出て来たな。

分かる食材や料理が出るとテンション上がるな。

日本の美食作品もようやく麻辣に触れるようになったか。

創真は知らないのは構わんが、久我も結局四川料理の麻辣しか学んでない。
四川料理を麻辣だけで語るとか、それではまだ入門レベルだ。

麻辣の解説は出たが、やはり四川料理が麻辣だけみたいな扱いだな。

この作品のせいで四川が麻辣だけだという偏見がまた広まる……

だってお前らの所、パンダと麻辣しかないじゃん。

創真は創真で四川料理の研究とか言っているのに、なんかトンチンカンなモノが出て来るな。
日本における四川料理の認識がどうなっているのか恐ろしく感じた。

そう言えば四川なのに魚香系の料理とかを出さないのか?
魚香って日本人が好みそうな味付けだと思うんだけど。

一応、麻辣を知らなかった人間が研究するために作った料理だから。
あまり上手いやり方には見えないだろうが、日本では麻辣を知らないから、唐辛子の辛さとの違いも説明しないといけないんだろう。

それは分かるが、真っ赤になった青椒肉絲とかはツッコミ入れたくなるな!

それにしても中華料理とか言いながら四川料理ばかり語って作っているのはなんなんだ。

あの世界では八大菜系のうち、四川料理がトップだという認識なのか?
さすがにそれはツッコミ入れるとかネタにするとかいう話じゃないぞ。

八代菜系のトップは山東料理だろうに。四川料理はもっと下だろ。

広東料理とかには言及していたが、山東料理に全く言及しないとは。
四川料理は中華の中ではもっと下だ。最初に来るわけがないのに。

今の八大菜系の扱いってだいたいは山東、四川、広東、江蘇の順番だっけか。

人によって評価が上下するし四川を首位に置く人もいるから作品の中で採用する説としては全く根拠が無いってわけでもないぞ。

そもそも正統な四川料理に関してはこっちでも様々な議論があるし、そこはあまり深くやらずに流すのも作品としてはアリだろう。
大事なのは料理勝負とヒロインの萌えだから!

でも麻婆豆腐に対抗するために胡椒餅って選択肢が出てくるのはおかしい……

そこは自分もちょっと所じゃなく引っかかったね……料理の基本的な格もパワーも違うのをぶつけるなんて……

いやそこは後の方を見ろとしか。
劇中の勝負は料理だけじゃなくて、客や場所など様々な外的要素を含んでのものだ。ストーリー展開上の意味もあるから、まだキレるのは早いぞ。

なんで中華料理ネタになると自称美食通がこんなに増えるのかね。
しかもちょっとでも納得いかない所を見付けると反射的に噛みつくし。

この辺のメニューやそれに関する描写は勝負の流れの一つで、最終的な決め手に至るまでのつなぎだからね。

ジャンルを問わず、この手の作品勝負な場合は苦戦からの逆転を演出するために序盤や先手は負けパターンになる。キャラの狙いも意味もあるからもうちょっと待て。

でも最後に出てきた胡椒餅は場違い過ぎる気がする。料理対決が一気にスケールダウンした。

変形っぽい所はあるが中華料理対決になってるし問題無いと思うぞ。

ここで対麻婆豆腐に大魔術熊猫豆腐とか出されても困るからな。
もっとも、ああいうのを出せるなら圧勝しそうだけどね!

四川料理って辛さという特徴があるから腕や材料が優れてなくてもそこそこの味になるってのが強みだし、日本にも伝わってアニメで取り上げられるのも分かる。
腕の良いプロが作るとならどの地方の料理も良い勝負になるが、民間で流行るという方向で考えると四川料理は他の地方の料理より明らかに強い。逆に山東料理なんかは難しい。

ウチの国で四川料理が広まったのって四川省が兵士の供給元で、解放後にその辺の人間が故郷に帰れなくなってそのまま広まったという事情もある。高級料理とちょっと違う、ある種の現地化が見て取れるのはそういう背景の影響もあるだろうね。

まぁなんだ、熱くなってツッコミ入れてるヤツはもうちっと落ち着こう。ストーリー上の都合や、日本の一般読者向けの説明を踏まえた展開というのもある。
「食戟のソーマ」が昔の作品に比べて中国の料理をきちんと研究しているのは間違いないのだからね。

一昔前は「なぜ中華料理が無いんだ!」と文句が出ていたが、その後「この中華料理は正しくない」と文句が出るようになり、更に「中華料理はとても種類が豊富なのになぜ麻婆豆腐ばかりなんだ」という文句が出る。

あと中華料理研究会なのになぜトップが中国人じゃないのかという文句なんかもあったな……

第二話は中華ネタに関してはわりときっちり押さえていたと思う。
だが校歌斉唱のシーンや最後の衣装爆裂がイロイロと持っていってしまった!



とまぁ、こんな感じで。
中華料理ネタに関しては厳しい意見が多いようです。

この「食戟のソーマ」に限らず、Fateの中国ネタなどの時にも感じられたことなのですが、現在の中国オタク界隈では歴史や料理などにおける自国ネタに関してはどうしても厳しい目で見る人が出てきます。

それに加えて現在のネットの環境ではネガティブな批評も多くなり易いので、日本の作品で中国ネタを、中国の視聴者が納得する形で扱うのはかなり難しいと改めて感じてしまったりも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「声優がタバコを吸うのはどれくらいマズイことなのだろうか?」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

中国と日本では日常生活や習慣に関するちょっとした違いがイロイロとありますが、その中にはオタクネタに絡んでくるものもあります。
そういったものの一つ
「タバコ」
はアニメや漫画の中でも演出の小道具として出てきますし、日本社会における喫煙の扱いなどを意識させられることもあるので、中国の感覚から見ての話題になったりもするそうです。

先日、中国のソッチ系のサイトでは
「声優がタバコを吸うのはどれくらいマズイことなのか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


声優がタバコを吸うのはどれくらいマズイことなのだろうか。
日本では声優のスキャンダルとして報道されるようだが、これってどの程度の問題なのか分からん。

喉への影響を考えると、良いことではないよな。

長期的な喫煙は、声の仕事に影響するだろうからね。
自分の好きな声優がタバコ吸っていると不安になる気持ちは理解できる。

個人としては構わないが声の職業、プロの態度としては問題って所じゃないか?

ただ結果を出していればまた違う話でもあるだろう。
プロのスポーツ選手がタバコを吸うかどうか的な話と似たようなものを感じる。

私はタバコ吸わないけど、近くや同じ部屋で吸うとかでなければ別にどうでもいいんだが。

声優も普通の成人だし自分の行為に責任を持たないといけないけど、そのリスクは自分で負担すればいいというだけだ。
タバコが自分の仕事に影響するならそれは自分の責任というだけ。

声優に関しては喫煙は公共の場で吸うとかでも無ければ個人の自由、ただし仕事への影響はあるから望ましくないし、仕事を獲得する上でマイナス材料になるとかそんな感じか?
あとファンに対して声優としての仕事をきちんとやっていないということでマイナスになったりするのかな?自分は声優ファンじゃないからその辺りの感覚が分からん。

声優という仕事をやっているのにタバコを吸うってのは、度胸があるのか頭が悪いのかという気はしてしまうね。
声の仕事をしている人間にはタバコだけでなく飲食にも使っているケースだってあるのに。

喉への影響を言い出したら辛い物とか酒とかもダメになるし、どの程度のリスク軽減と生活への負担を取るかだろうな。
タバコはその中でもかなり重いものではあるが。

タバコ自体は特に問題無いと思う。
ただもし自分の好きな声優がタバコを吸っていると知ったら、身体を大事にしてほしいとは思ってしまうだろうね。

声優人気に影響するようだし、オタクの間のタバコのイメージというのも気になるな。
実際、みんなはタバコについてどう思ってる?

それは自分も知りたい。
人気キャラにはタバコ吸っているキャラも少なくないが、最近は現実でタバコ吸う人減ってるし、どういった捉え方をしているのか分からん。

身体に良いものじゃないし吸わない方が良いと思うけど、人に迷惑かけないなら勝手に吸えばいい……くらいかな?

日本でスキャンダル扱いになる意味は少し理解できる。
私も彼女にタバコを吸ってほしくない。彼女がいたことはないけどな!

学校の宿舎にタバコ吸うヤツがいてあんまり良いイメージ無いけど、自分への影響がなければあえて批判する気にはならんかな。

タバコも産業の一つだし、趣味でもあるから何とも言えない。
さすがに子供はいないが、ウチの地元ではどの年代の男もタバコを吸ってる。

自分はタバコ吸うけど、さすがに宿舎や公共の場では吸わない。
昔はタバコ吸わないと人付き合いが難しいってのがあったが、今はタバコ吸ってると人付き合いが難しくなる。

公共の場にいて、人と話をする口実みたいなもんでもあったからね。
ただ最近は暇つぶし的にも、タバコなんかよりスマホが強くなってるし、タバコは個人の嗜好的な面が強まっている。

タバコに関してはめんどくさいことになってきているが、法律違反ってわけじゃない。こういうのは完全に個人の話でしかないだろう。

そうそう。別に毒じゃないんだから。

いや身体に良いものじゃないし毒ではあるだろ。危険なカテゴリに入れられていないだけで。
まぁドラッグで捕まる声優よりはよほどマシだろうけどね……

声優に関してもファンがいなければタバコとかどうでもいい話なんじゃないかな。
もちろん声優として喉への悪影響から吸わない方が良いだろうと思うが、そこはやはり個人の問題だ。

自分は酒飲めないしタバコも吸わないけど、アニメのキャラや声優の酒とタバコはあまり気にはならないかなあ。

ファンと言えば日本のオタクって声優のタバコに関してどう考えているんだ?
業界やファン的に許容範囲なのか?

日本のオタクは声優がタバコを吸うのが大嫌いみたいだね。
スキャンダルとして価値が出るのもその表れ。

あいつら二次元のキャラと現実の人間を混同し過ぎだろ……
二次元のキャラの無謬さや清潔さを現実の人間に求めるとか不可能だってのに。

声優のアイドル化が進み過ぎた結果じゃないかな。
声優という職業の性質から声優にタバコをやめるように求める、タバコを吸わないという特徴を求めるのは理解できなくもないが、スキャンダル扱いはさすがにどうかと。

二次元ではタバコが不良の象徴的なアイテムでもあるから、声優がタバコを吸うのを嫌う空気が濃いんじゃないかな?

あとは日本が酒やタバコに厳しいというのも考えられるね。あの国、18歳じゃ酒もタバコもダメ、法律上許されるのは20歳からだからね。

二次元と現実を混同というが、日本の作品は二次元の方がタバコ吸っているキャラ目立つくらいだぞ。

アニメの画面にタバコのにおいは出ないからね。
タバコキャラに関しても、キャラ演出の際のアクセサリの一つでしかないわけで。

日本でも騒いでいるのは極端なのだけなんじゃないか。
先日の週刊誌のスキャンダル報道も日本のオタク界ではそこまで大きな問題にはなってないみたいだよ。むしろ報道側を笑うような空気すらある。

恐らく好ましくは無いけど、叩くほどではないって程度じゃないか?

声優の喫煙への批判は声優と言う職業への悪影響、プロ意識の無さの表面化に対する批判、そして真似をする人間がいるから辺りじゃないかな。
最近はどの国もめんどくさくなっている。

日本も昔は普通に声優の喫煙をネタにしてなかったっけ。エヴァの女性声優は普通に喫煙しているはずだし。

時代が変わったってことだろ。
今は日本でもアニメの喫煙シーンって規制入ってなかったっけ?
一般向けでは放映不可能になっていたはず。

そこは自主規制だから作品ごとに違うし、問題なのは未成年キャラか、外見だけロリなキャラとかの喫煙シーンだな。
成年であれば問題無いとするケースも多い。ただ全般的に縮小傾向なんじゃないかな。

結局、声優の喫煙ってアイドル扱いだとダメージ出るのだろうか?
日本の喫煙問題に関する感覚も含めてどうもよく分からんな。



とまぁ、こんな感じで。
タバコ、喫煙から受けるイメージの違いなどから来ると思われる反応がイロイロと出ていました。

近年は中国でも公共の場での喫煙が好ましくないとされるなど、タバコに関しては厳しい扱いになっているようですが、日本と比べるとまだ緩い所があるそうですし、日本の喫煙ネタに関してもピンと来ないケースがあるのだとか。

ちなみにこの日中の喫煙に関する温度差は個人的にわりと頻繁に意識する話でもありますね。
私自身はタバコは吸わないのですが、中国からのお客さんを案内する時に喫煙可能で一休みできる所、手頃なレストランといった場所が随分と少なくなっているのが、近頃はちょっとした悩みとなっております。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本のアニメでは喫煙の扱いってどうなってんの?明確な規制対象なの?」

中国オタク「水墨アニメ?あれは社会主義的な環境でないと作れん。つまり現在の我が国では……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。

昔の中国ではイロイロなアート寄りだったり実験的だったりなアニメが制作されていましたが、その中に水墨アニメというのがあります。

1960年代に制作された中国の水墨アニメ
「小蝌蚪找媽媽」(おたまじゃくし、お母さんを探しにいく)


このアニメはまさに中国独自ということで、現在の中国オタク界隈でも何かと意識されることが多いそうです。
ただ現在の中国では水墨アニメがある種のオーパーツ的なものになっているそうで、現代に再度水墨アニメを作るというのはイロイロと難しいのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「水墨アニメがその後作られないのはどうしてか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


我が国の特色あるアニメと言えば水墨アニメがあるけど、どうして今の時代に作られないんだろうか?作られればとても凄い作品になると思うんだけど。

そりゃ今の時代売れないからだろ

水墨アニメ?あれは社会主義的な環境でないと作れん。つまり現在の我が国では……

ああいうのは資本主義的な社会では成功できないからね。

市場が存在しないとは言わないが、大きな需要はないからな。

別に今の時代でも水墨アニメが全く無いわけではないんじゃなかったっけ。
そういう水墨系アニメを制作中というニュースがあったはず。完成するまで何年待つのかは知らんが。

これってちょっとした疑問だよね。
昔は今ほど技術も無かったのに水墨アニメがきちんと作り上げられた。昔よりもはるかに良い今の時代になぜ誰もやろうとしないのか。

みんな作品の評価を売り上げや興収で語るけど、根本的なことを忘れてるぞ。
あの時代の作品は金のために作られたんじゃない。そもそも金を稼げる時代じゃなかったわけだし。

色んな理由はあるだろうけど、分かり易い所では今の時代に作っても見たい人がそんなにいないってことじゃないか?
美術館に展示するならともかく、動画サイトで配信してランキング上位になるイメージがわかない。

コストがかかり過ぎる。
CGで何とかなるものでもないし、人が手早く描けるものでもない。

今の時代にフル水墨アニメって現実的じゃないよな……

現代の視聴者に水墨でアニメ作ったことを凄いと思う人はいても、水墨アニメが良いと思う人は少ないだろう。それに加えて高過ぎるコスト。

みんなコストが高いっていうけど、どこが高くなるんだ?
人件費か?さすがに機材が高過ぎるってことはないよな?主に墨だし……まさか専用の筆が高いとかではないよな?

だいたいは人件費。アニメって全部「描く」必要があるから。
CGだって高品質のものを作る場合はコストが跳ね上がるだろ?国内のスタジオも一線級の所はアメリカの仕事とかもやってるしかなり金かかる。
水墨アニメなんてのは使い回しもきかないし、全てをゼロから作り始めないといけない。

近年のアニメで手間をかけている作品としてはジブリの「かぐや姫の物語」とかがあるね。水墨アニメそのものではないが、水墨アニメ的。もちろんかなりの手間をかけていて、企画開始から10年近くかかって制作費が50億円を超えている。
かろうじて黒字にはなったようだが、ジブリブランドだからどうにかなっただけで、何も無い所から水墨アニメ作っても商業的には……

「かぐや姫の物語」は興収25億円で大赤字だぞ。
色んな賞を取ったりと評価は高いけど大衆受けと言う面では失敗。作り手がこだわった芸術的な作品は、いくらジブリでもビジネス的に成功するとは限らない。

水墨アニメの人材に関しては水墨スキルが必要で、単純に人を集めて作業させればいいわけでもない。
どうしても制作期間が長くなり過ぎる。

当時のうちの国は水墨画家の技術が高く作業に従事できる人間も多かったという話もあるからね。
今の時代に水墨アニメが作られた当時と同じレベルでクリエイターを集められるかと言うと……

手描きが必要で、しかも技術が必要。そうなると簡単には作れないわな。

これって別の例で言えば昔ウチの国のテレビでも放映されていた日本のアニメのように、30分アニメを1年分作る所がどこにもないのはなぜか、と言う話になるんじゃないか。
作れなくはないけど、ネットの十数分アニメが主流になった現在ではビジネス的な需要がそれほどない。更に2Dアニメの場合は予算や人材的にちゃんとしたものを作るのは非常に難しいとなる。
もちろん水墨アニメほど極端な条件ではないけど、似たような話ではあると思う。

昔のアレは政治的な仕事でやっていただけだから。
しかもその後のゴタゴタで技術の継承が行われていない!

みんな「下放」しちゃったからな……

更にその後の改革開放時代はみんな「下海」だ。
そして国営企業は技術を守るなんてことはしなかったし、制作体制は残らなかった。
仮に今水墨アニメを作る場合は制作体制から作る必要がある。

高コストで時間もかかるというのが大きな問題だが、商業的な成功例が無いというのもね……
ただでさえアート寄りの作品になるのだから、どこもあえて手を出す、最後まで作るということは無いんじゃないかな。株価のために話題をぶち上げることはあっても、プロジェクトが続くかどうか。

やるならまず技術の確立からになるね。今ではあの技術を持っている人間がほぼ存在しないから。
国家レベルでやればできるだろうけど、オリンピックで金メダル取るような話にはならんからなー

作るためには水墨描画スキルを持っている「先生」を呼ばないといけないわけだ。
あの頃は国が動いていたが、今はできるのか?民間でやるとして、幾らかかる?となってしまう。

今の時代、商業レベルの水墨画の描ける人って芸術家になっちゃうからね。コストが跳ね上がる。
あとそういう人達を作業工として使い倒すことができるのかと言うもっと現実的な問題もある。最近制作された国産アニメには監督とスタッフが衝突してグダグダになった作品が出ている。テンセント資本下でさえこんな状況だから、芸術家の先生となるとなあ……

一応、長編水墨アニメ制作の話は出ているよね。「斑羚飛渡」だっけか。
これが水墨系アニメで上海美術が制作中だったような。

でもそれどうなるんだろうな。
実際、今の水墨アニメ技術ってどうなってるのやら。学校関係で上海美術に問い合わせても何も教えてくれなかったし門外不出状態だ。

「かぐや姫の物語」とかの作品を見ると日本に既に流れてんじゃないかなあという気も……直接的じゃなくても、作品経由で何かしら日本の方で技術が確立されてそうに思ってしまう。
実際の所、ウチの国でよくある「やり方の記録はあるが実際にはできない」みたいなことになってるんじゃないか?

技術的な断絶はあるだろうね。
政治のアレコレがあった時代と、その後の市場経済に呑み込まれた時代、少なくとも2回ウチの国のアニメは大打撃を受けている。

そうそう。2Dアニメでさえ、上海美術の流れは消えてしまったからな……一時期は世界で最も進んでいて現代日本アニメの父でもある手塚治虫にも影響を与えたアニメ会社だったのに。

普通に出来る人間がいなくなったか不確実になってるんじゃないか?
水墨アニメだけじゃなく、切紙アニメや人形アニメも現在では実質的に失われた技術状態だ。

今の時代、大きなスタジオが水墨アニメを作るのは無理だろう。稼げないから。
作ろうとするのは熱意のある独立系の所じゃないかな。実際短編の水墨アニメ的な作品はちょくちょく出ている。ただ、あまり注目されないんだよね……

水墨的表現自体は最新のアニメにも出て来るし、表現自体は可能だと思うけど、フル水墨でやるのは商売にならない、パフォーマンスの域を出ないってことだろう。
金につながる芸術的価値があるというなら今の時代でもそういう作品は出てくるはずだが、出てこないというのはそういうことじゃないかな。

旧ソ連にも特殊なアニメがあったと思うが、やはり社会主義の下でなければ世俗から離れたコスト度外視の芸術的なアニメは作られないのではないだろうか。

水墨アニメ作らないの?というヤツは自分がそれを見るのか、見るとしてどれくらいの金を水墨アニメに金を出せるのか考えて見ろ。
タダなら見る、中国のアニメはスゴイと世界に知らしめたいくらいの意識ならそれはつまり商売にならないということだし、上の方の文化活動のアピール材料にする価値もないということだ。そんな状況だから水墨アニメが現代社会で作られないのも当然だ。

やっても作り手の得にならないというのが一番の理由かも……
やって儲かる、やって政治的な意義があるならやるだろうけどそんなものは特に無いからね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも水墨アニメは評価されているものの、現在では需要が無い、採算が合わないと考えられているようです。

現在の中国ではアニメ作品に関しては日本以上に売り上げや商業的な成功が意識されるようになっている節もありますし、水墨アニメのような作品に関しては「儲からないだろう」ということで制作される可能性は無いといった考えになるようです。

ちなみに上のやり取りにもありますが、中国のアニメに関しては様々なゴタゴタで技術的な継承が上手くいっていないそうです。
以前聞いた話によれば、80年代〜90年代にかけて改革開放と市場経済の影響でアニメを制作している所が次々にダメになり中国の2Dアニメは実質的に一度死亡してしまったそうで、その分野の作品制作に関しては苦労しているとも。
またそういった背景から、最新の機材を投入して新たなスタートラインで始めることのできたCG分野、3Dアニメの方がビジネス的にも人材的にも断然有望なのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で昔作られた怪作アニメ「我為歌狂」

中国版FGO、第六特異点神聖円卓領域キャメロットへの反応

ありがたいことに
「中国でのFGO第六章の反応は?」
という質問をたくさんいただいておりますので、今回はそれについてを。
まとめるのが遅れてしまい恐れ入ります。

中国版FGOでは直前に突然の画像修正などのゴタゴタも起こりましたが、
その後8/31から
「第六特異点神聖円卓領域キャメロット」
が実装されたとのことです。
中国版の告知ページ(中国語)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「FGO第六特異点神聖円卓領域キャメロットの感想」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレが混じっておりますので一応お気を付けください)


第六章面白かった。
ゲームやってるよりストーリー読んでる方が長かった気もするが、とても楽しかったよ!

登場するキャラ全てが活躍していたね。
味方側は言うに及ばず、円卓勢もエジプト勢もとても魅力的だった。これまでのようにいるだけとか、いなくても別にいいような存在のキャラがいなかったように思う。

民を守るアーラシュはまさに大英雄だった。
自爆する場面は本当に泣けた……

第六章をプレイすると、アーラシュをネタだけで扱うことはできなくなるね。
アーラシュのあだ名が「自爆弓」に加えて「大英雄」になる意味がよく分かる。どっちも最初はネタ扱いの呼称だったんだけどなあ。

第六章の活躍からしてアーラシュはレア度が低過ぎるよ。
人格も能力も背景となる伝説も、FGOでの活躍も、星1なのはおかしい。もっと人気が出れば強化されるのかな……
アーラシュに聖杯使うことも考慮中。

俺のフレにレベル100のアーラシュいるぞ。

でも星1だからこそみんなが大英雄に会えるという利点もある。
第六章でなぜ彼が召喚に応じてくれるのかが分かった気がする。

どこかで見た話だが、マスターを手助けするために、出会うためにアーラシュはあえて星1になっているという話があった。とても納得できるし愛おしい。

彼こそ、みんなの大英雄だ!
それにしても第六章はこれまで注目しなかった低レアキャラの印象が変わるね。
ハサンとかネタキャラ雑魚キャラとしか思っていなかったのに、もうがっつり感情移入してしまった。特に呪腕の。

呪腕のハサンがあそこまで仲間として頼りになる、心強いキャラだとは思わなかった。
古くからいるのでマニア人気が高いんだろうくらいに思っていたが、その間違いに気付かされた。第六章で最も良心に満ちていたのは彼だった。

ハサンは第六章前後で完全に印象が変わったね。
呪腕老師もそうだが、清姫に続くマスターラブ勢の静謐、他愛なしと踊るだけじゃなかった百貌、そしてついにその姿を現したキングハサン!

ネタバレで知ってはいたけど、ハサンにこんなに感情移入したり、圧倒的な強キャラ感にゾクッと来たりするなんてプレイする前には思いもしなかった。

令呪使って林檎を食いまくって一気に進めてしまった……
面白いから、みんな頑張れよ!

それ以前の章に比べてストーリーの量も重さも段違いだよね。
FGOの転換点と評価されているのも理解できる。

第六章の戦闘が難しいと聞いていたが、思ったより楽だった。
どうやら俺は千里眼を身に着けてしまったようだな!

茨木童子の時もそうだったが、こっちでは攻略法が事前に確立されていたから難しいと感じる人はそんなに出てないようだね。
攻略見ないで、誰を育てるべきかも知らなかったら大変だったろうけど。

ストーリー追いかける方優先していたから根本的にレベルも素材も足りてなかった自分みたいなのもいるんですよ!絆礼装ヘラクレスのおかげで割る石が少なくて済んだが、いなければどうなっていたやら。
石割って一気に進めるだけの価値は十分にあったが……第六章は自分にとって一番好きな章になったよ。

私は最後まで獅子王が実は偽物だとか、誰かに操られていただけとか信じていたんだが……とてもショックだったよ……

私も獅子王に関しては驚いた。あれはネタバレ見てるだけじゃ分からない部分もある。獅子王自身に関してや特異点の扱いとか。

最終戦はもう色んなものが積みあがった上での決選だったね。
ベディヴィエールに最後の一撃を決めさせるために石割っちゃった……

最終戦ゲスト枠のベティわりと強いから、バフ載せたらうまくいくぞ。まぁ自分も令呪は使ってしまったが!

ベディヴィエールには本当に泣いた。我がカルデアに来てくれたのは本当に嬉しい。宝具レベルも上げたいからピックアップ早く開催してくれ。

ニトクリスも良いアホの子ツンデレだし、ラムサス二世もDioのように笑っているだけかと思ったらいい所持っていくからなあ。

ストーリー上のギミックもかなり凝ってたね。ダ・ヴィンチちゃん死亡の時はショップの立ち絵まで切り替わるし、ネタバレ知っていても焦ったよ。

ベディヴィエールの話になるとは聞いていたが、円卓関係のキャラがここまで大量に出てきて、それぞれの関係が明らかになるとは思わなかった。
円卓関係者が複数出て交流も発生するのってFGOが初めてだよな。

円卓のせいで後輩の子が、ツッコミ系になってしまいました……

剣ランスロットは元ネタの円卓の騎士における評価通りの強キャラだったが、それに対抗できたアグラヴェインは予想外だった……奸臣と見せかけて実は忠義の騎士だったとは。第六章の敵側のキャラで一番印象に残っている。是非とも召喚したいが、実装の可能性はほとんど無いのが残念で仕方がない。

第六章は確かに良いストーリーではあったが、モードレッドの扱いは納得できない。キャラがバグり過ぎだ。別にオルタ化したわけでもないのに、単なる戦闘狂キャラになってしまった。
そりゃ極端な解釈をすればという話もあるだろうけど、モードレッドがあんなキャラにされてしまい、しかも獅子王との交流も特に描写されないというのにはガッカリだよ。

私もそう感じた。
モーさんファンの自分にとっては第六章は非常に残念な部分がある。モーさんはあんな性格じゃないだろう。
第六章では最後までフォローもないし、なんだか無力感に襲われているよ……

第六章の円卓の騎士は全員「ギフト」を受けて変化している。
モードレッドは元々暴走気味のキャラだがそこに更に「暴走」のギフトがかかった結果が第六章の状態で、ある種の狂化状態とも言えるからキャラが違うと感じるのも当然。
もっとも、モーさんは第四章でフランと友好的だったのがわりと珍しい状態とも言える。円卓の騎士の中ではたぶん最も扱い難い。
これは助言として言わせてもらうが、萌えが欲しいならこの後のイベントに出る水着モーさんを獲得するべし!

円卓の騎士で一番性格が変わっているのはトリスタンだな。「反転」の祝福だから戦闘の属性も性格も変わっている。この後のハロウィンとかCCCイベントではかなり飛ばしたキャラになるから楽しみにしてろ!

ところでアグラヴェインの実装の望みが無いって本当?
第六章で一番ウチのカルデアに来て欲しいと思うようになったキャラなんだが。

残念ながアグラヴェインは戦闘モデルもないし、日本でも実装は当面無いだろうとされている……

ところで、三蔵はどうだった?
舞台設定的に異物感が不安だったが、終わってみればいい感じに活躍していたように思えたんだが。

とても良かったね!
三蔵の理念は獅子王と反対だったのも面白い所だね。
第六章のおかげでようやく三蔵の良さが分かってファンになれた。

第六章を見て三蔵を我がカルデアにお迎えしたくなったよ!

自分もだ!

三蔵師父が釈迦如来掌で門を破る所は悲しく、そして感動的だった……

三蔵はその大きな慈悲の心で門を打ち破ったのだ。
西に向かうということの意味が特異点と絡んできているのも面白かった。

第六章は登場人物の全てが強い存在感を放っていたね。
ただ中にはちょっと疑問の残る登場人物もいる、例えばホームズがなんであそこで出て来たんだ?

確かにホームズは唐突に感じられたな。
あと俵藤太もなんで出て来たか意味分からなかったわ。

米屋の親父は第六章で一人だけ違和感を放っていたよな……
食糧不足を救う対宴会宝具という意味はあるけど、あのシーンがメインストーリーに強く影響するというわけではなかったし。

村のエピソードを描写する、呪腕やベディヴィエールの描写を深めるという意味はあったけど、俵藤太関係は取ってつけた感があったね。

ホームズはそれまでのソロモン関係の説明のキャラと、第一部終了後の伏線としての顔出しじゃないかと。でも俵藤太に関しては自分もよく分からん。

あれは日本のユーザー向けのサービスだろ。俵藤太が出ないと第六章も日本関連のキャラが全く出ないことになる。
FGOは日本人向けのコンテンツだから、最低限日本的な要素を出して日本人の民族的な情緒に配慮しないといけない。第二章、第三章と日本系サーヴァントが出ていない所からの第四章みたいなもんだ。

そういや第四章も金時と玉藻を最後に唐突に登場させて来たな……
ウチの国の国産ゲームみたいな事情があるってことか。

恐らくそういう事情だろうね。俵藤太関係のエピソードは第六章のエピソードの中でかなり浮いているわけだし。

米屋のあれは単純に余ってしまったパーツだったってことじゃないか?
外伝合わせるとかなり日本系サーヴァントは出ているから本編であえて配慮する必要はないと思うが。この後の第七章でも牛若丸と弁慶が出てそっちはかなり本編に関わる。

なるほど。そういう見方もあるか。
制作やキャラデザ発注の関係上FGOは出すサーヴァントの方が先にあって、そこに合わせたストーリーを作るんだっけか。

あれ、きのこが方針転換した名残という見方もあるぞ。第六章ってきのこが坂本真綾のライブに行って、突然作り直し始めたものだから……
第六章は前日譚として円卓の騎士が偽りの十字軍とリチャード一世を自称する謎のサーヴァントと戦っているんだが、これが無茶苦茶強かったという話がある。俵藤太はこの偽リチャード一世に関わるキャラだったんじゃないかとも言われている。

それにしても、ピックアップの順番なんとかならんのか。
初登場ではなくその後のストーリーで活躍するから、欲しくなった時にはピックアップが過ぎ去っている。第五章の時のテスラ!そして第六章の三蔵!

全くだよ。第六章を終わらせて、絶対に師父をカルデアにお迎えしようという決意でピックアップガチャを改めて見たら、入ってないのだから……しかも調べたらかなり先までピックアップ予定無しだと!?

ピックアップはスケジュールも不具合だらけだよな。
ところでかなり回しているのに俺の所に剣ランスロットが来ないのも不具合で良いんだよな!?



とまぁ、こんな感じで。
これまでのストーリーに比べると随分と好評のようで、プレイ後に熱い思いを吐き出している人なども出ていました。

それから上のやり取りにもありますが、中国では先行する日本版の攻略情報が出回っていることから、戦闘の難しさに関する実感はそれ程でもないらしく、日本で阿鼻叫喚を巻き起こした第六章のガウェインに関しても、そこまでの難敵となってはいない模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国国内版FGO、ついに画像修正が入りお通夜状態に

中国オタク「日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ」

10月の新作アニメの始まる時期になってきましたが、今期も中国の動画サイトでは様々な作品が配信されるようですし、既に配信の始まった作品に関してもイロイロな話題が出ています。

そんな10月の新作アニメの一つ
「食戟のソーマ 餐ノ皿」

の第一話で中華料理研究会や中華料理の話題が出ているということで、ちょっとした話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「食戟のソーマの劇中における中華料理の説明」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメの中華料理への理解が進んでいるような気がする。
「食戟のソーマ」の三期での中華料理ネタはわりとマトモというか、納得できるものだったように思うんだが。

「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,贵州人怕不辣」という言葉が出たのはちょっと驚いたね。

あれ自分が覚えているのでは四川、貴州、湖南の順番だったように思うが……

私も湖南が最後で覚えていた。実際、辛さに関しては湖南の方がヤバイという印象だ。

なんで料理の辛さの話題になると江西が忘れられるんだ!
江西人こそが「怕不辣」と言われているのに。

だってお前らの地方って存在感ないし……

「食戟のソーマ」は原作付きで料理関係の監修があるはず。
知識に関してもかなりきちんとした所のが入っているんだろうね。

「食戟のソーマ」の第三期もう始まってたのか。
見た感じかなり中華料理をきちんと扱っているみたいだな。
ただ中華料理アニメは結局「中華一番!」を超えられないと思う

「中華一番!」の料理は光ってトンデモナイことになったりするので現実では再現できないから……「食戟のソーマ」は服脱げるだけなので料理自体は再現できなくもない。たぶん。

確かに「中華一番!」には現実で再現できない誇張部分も多いけど、中華の美食や中国をとても理解しているというのがよく分かる。
日本の漫画家で中華料理を最も理解しているのは「中華一番」の作者だろうね。

「食戟のソーマ」という作品の性質上中華料理は一つのジャンルでしかないから、「中華一番!」に比べると軽い扱いになるのはしょうがない。
もっとも、私の地元でのエピソードもあるから「中華一番」が日本の料理アニメにおけるマイベストだというのはずっと変わらないだろうけどな!

「中華一番!」と比べるのは気の毒だ。
あの作品の中国人が作った国産と勘違いされるレベルの中国的な空気は凄い。

いろいろ言いたくなるのは分かるが、日本の少年漫画系アニメで中華料理の解説がわりときっちり出てくるのは確かな進歩だと思う。

でも特訓の描写は相変わらず日本アニメ的だったな!
あの手抜きCGで全員サイボーグっぽい同じ動きというのは笑った。

しかしなんで中華研の訓練の掛け声がone twoなんだよ。そこはyi erだろ!ちょっとくらい気を使ってくれてもいいじゃないか!

昔のなんでも肉まんとかの小吃だった時代に比べるとかなり詳しくなっていると思う。でも劇中で「これが本物の辛み」とか言っている、あそこはツッコミ入れたくなってしまうな。

日本の中華料理に関する認識はちょっと一面的過ぎるように思えてしまう。
この作品の中でも辛さばかりを持ち上げているし、その辛さの表現も微妙。

確かに日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ。

辛さの描写は私も引っかかった。舌が焼けそうに辛いという言い方に、まだ日本人は辛さを理解できていないのではと思ってしまう。
四川を出しているのだからあそこは「麻」、日本語では「痺れる」と表現するべきなのに。

四川料理も辣ではあるが、「麻辣」だからね。
湖南料理を食べ慣れていると、四川料理はそんなに辛く感じない。きついのは「麻」だ。

日本人は四川料理の辛さの概念である「麻辣」を知らないみたいだな。この「食戟のソーマ」は典型的な例だが、どの作品も「辣」で止まっている。
四川料理の最大の特徴は「辣」じゃなくて「麻」の方なんだよね。花椒の痺れるような刺激は、唐辛子の辛さとは違う。

四川料理は中華で一番辛いとは限らないけど、最も「麻」な料理なのは間違いないよね。

日本でも中華の火鍋がそこそこ人気になっていると聞いたけど、やはりまだ一般的じゃないのかな。

日本における中華料理枠ではまだ存在感が無いんじゃないかな。
日本の中華料理って広東系が強いと聞くし、そうなると花椒とかで麻辣にする料理は目立たなくなるのでは。

なるほど。それはありそうだ。
ウチの国でも広東にいると花椒を見ないしね。

しかし辛さの強調の説明からして、この久我の作ったのもうまみ強調だから結局は日式なんじゃないの。

まぁウチの国でも中華料理は化学調味料ドバーでうまみ強調な感じになっているからそこは間違いとは言い切れんかも。

「食戟のソーマ」みたいな作品における中華料理の説明を見ると、日本における中華文化の理解が深まっているように感じられるのは間違いない。
だが、出て来る料理はいつも定番の麻婆豆腐とかになっちゃうんだよなあ……

そこは残念だよね。外人の知ってる四川料理って麻婆豆腐しかないのかと。

日本の一般読者、特に少年漫画読者の低年齢層向けにあんまり専門的な料理は出せないって事情もあるんだろう。少なくとも日頃食べるようなものじゃないとイメージし難いはず。

最近の作品だと「アリスと蔵六」の中華料理がかなり本物だった。

あの中華料理のシーン、実在する日本の中華料理屋をモデルにして作られたらしいね。新宿の店が作品の聖地扱いになってる。

個人的な事情だが、最近は辛い料理を胃が受け付けなくなってきたので、辛い中華をあんなに褒められてもちょっと……何と言うか……

辛いのは入る時も流れる時も出る時も危険だからな!

俺の実家は貴州なんだが、みんな辛い料理を食って育つというか、辛い料理がないと飯が食えない。その結果みんな胃腸に何かしらの問題を抱えるようになる。
自分も胃を悪くしているんだが、やめられないんだよなあ……

四川人としては、四川料理が辛い料理だけのように描写されるのはちょっと残念。
四川料理の伝統的な料理や格調の高い料理って辛くないのも多いというか、むしろそっちの方が多いくらいなんだが。

四川の辛い物好きなイメージは困る。
俺四川人なんだけど辛いのダメなんだ……偽四川人認定で辛いです……

大学で別の地方に行って帰ってきたら湖南料理がダメになってしまった知り合いがいるわ。食事の時には肩身が狭くなるとか。

四川は辛いのダメでもなんとかなるという話を聞く。

実際、なんとかなるよ。私は仕事の関係でしばらく成都で暮らしていたんだが、外のレストランで辛すぎてダメというのにはぶつからなかった。

最近は成都が内陸部のハブになって外からの人間がどんどん増えているし、料理も尖った所が無くなってきているからね。
成都の一般向け的なレストランだと、普通に頼む分には地元の人間でなければヤバイ辛さというのにはぶつからないんじゃないかな。



とまぁ、こんな感じで。
辛さの描写についてや結局は麻婆豆腐なのかなど、イロイロと言いたいことや語りたいことがあるようで、そこから更に自分の地元の料理がどうこうといった話になったりもしていました。

この数年の間に中国ではテレビやネットなどでグルメ関係のコンテンツが随分と増え、美食に関して語る人が増えているという話があります。
中国のソッチ系のサイトでも、食べ物ネタに関するスレが建つと美食を語る人達がどんどん出てきて盛り上がり易いといった印象を受けますね。


それにしても舌が痺れるような辛さである「麻辣」に関しては、今の日本の中華料理事情であれば普通に描写しても問題なさそうなな気もしますね。
最近は日本でも花椒を使った中華料理がそれほど珍しくなくなってきているなど、私も個人的にかなり嬉しい変化を感じています。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「また麻婆豆腐かよ!アニメの中華は麻婆豆腐ばかりだ!」

中国オタク「『中華一番』が中国で作られたアニメだと思っていたヤツ集合」

中国オタク用語「民工漫」の変化、この言葉は蔑称なのか

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク用語には
「民工漫」
という言葉があります。

「民工」(農民工)というのは主に中国で農村戸籍を持ちながら都市に出稼ぎに行き肉体労働に従事する人達を指す言葉なのですが、そこから転じて
「アニメや漫画とは全く縁が無いであろう民工でも知っている」
というレベルの作品ということで、非常に高い人気で中国の一般層にも知られている極めて知名度の高い作品に対して使われます。

中国オタク界隈で「三大民工漫」と言われているのは
「ONE PIECE」
「NARUTO」
「BLEACH」

でその他にも「名探偵コナン」「銀魂」なども民工漫レベルの人気と知名度の作品だとされることがあるそうです。

またこの「民工漫」という言葉はネタ的な文脈で使われるときもあるのですが、ある種のレッテル的なモノでもあるので文脈次第ではネガティブな意味になることもあるようですが、昔と今では使われ方が変化している言葉でもあるとのことです。

中国のソッチ系のサイトではこの
「民工漫を日本語で説明する適当な言葉はないだろうか」
といったことに関するやり取りが行われていたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「民工漫」という概念を日本の知り合いに伝えたいんだが、日本語ではどう説明すればいいんだろう?何か似たような言葉、オタク用語って無いかな?
出来ればこの言葉のネタ的な空気も含めて伝えたい。

どうだろう。人気や作品評価に関するものだから、似たような言葉は日本にもあると思うが……

私もそういうのがあるとは思うんだよ。
もちろん細かく説明すれば理解してもらえるだろうけど、ピタッと当てはまる言い方があれば知りたいんだ。

「王道的人気作品」は……ジャンルになってしまうし、人気の高さの説明とはちょっと違うか。

「にわか」じゃないの?
浅い理解しかない人でも知っている作品ということで。

それだと完全に蔑称になるし、人気に関する説明が薄くなる。
日本語では「にわか」は良い意味で使われることはないし、深さを誇るオタクの間では尚更だ。

「国民的人気作品」とか、そういうのじゃないの?

それだと今度は肯定的過ぎるような……「民工漫」ってちょっとした皮肉も混じるだろ。

「民工漫」を悪い意味で使ってたのか?あれは人気が高くて誰でも知っているという意味だろう。

「民工漫」自体は別に蔑称的な意味はない。
「暇も無くて生活が苦しい民工でさえ知っている人気作品」的な意味だ。

微妙に違う。今のようにネットが発達していなかった時代に、民工ですら知っていた凄い人気になった作品という意味だよ。

別に貶す言葉じゃないし、「人気が非常に高い」でもいいんじゃないの。

言っている側はともかく、「お前見てるのは民工漫だな」と言われて褒められていると感じるオタクはおらんだろ。

今では言葉が「白く」なっちゃったけど、「民工漫」って元々はオタクが「NARUTO」とかの大人気作品を見下すために言い出した言葉だぞ。
あんなのわざわざ見ているのは民工レベルのヤツだとか、民工でもなきゃ見ないだとかで。

今百度で調べたりすると「言葉自体にネガティブな意味は無い」的な説明があるけど、元はかなり黒い言葉だったように思う。自分は使わないように気を付けていた。

昔はともかく、今では特に裏の無い意味で使われているし、日本語の「国民的人気」が近い言葉だし、それで訳すのが良いんじゃないかね。

だがウチの国では「民工」自体があまり良い感じでは使われないことのある言葉だし優越感を持って見下すような所は消えていないんじゃないか?

ウチの国では「民工」に対する蔑視が含まれたりするからな……日本のチョイ悪系ファッションとかミュージシャンはこっちでは民工に見えてダメだし。

基本的には人気の高さや知名度を誇る言葉なんだが、ネガティブな意味合いというか、少々貶すような空気は混ざっていると思う。

そこはまぁ、オタクによくあるめんどくささというか……ある意味では覇権作品がどうだらこうだらという不毛さに通じるものがある気もする。

今こっちのネットでこの言葉を調べると、中性的な言葉、作品の性質やジャンルやレベルについての言葉「ではない」というのを強調した説明が出てくるが、「オタクとしてその作品しか知らないのはどうなのか」「アニメを語る上でそれだけでは」的な見方は混じるよなー

この「民工」という言葉のニュアンスをどう訳すべきか……確か日本には民工いないんだっけ。

日本にも「出稼ぎ労働者」「肉体労働者」「土方」という農民工の使われ方に近い言葉はあるが、日本は農村と都市の経済格差が小さいし、戸籍による移住の難しさも無いからちょっと違うね。民工は農村戸籍のあるウチの国独特の存在だとか。

ウチの国の民工や外地人(よそ者)に対する蔑視、ブルーカラーへの差別感は日本人には分からんだろうな……職人大好きな国だし。

上の方でも出ているが、ネガティブな意味で比較的近いのは「にわか」じゃないかな。ただこれだとオタクとしての濃淡の問題にもなるから、ちょっと外れる所がある。

「イナゴ」とかはどう?

それは主に同人方面の用語だろ。しかも金儲けが絡む。

大人気過ぎてみんな知っている、「アニメ大好きです!」という人がいて、アニメに関して語ろうと思ったらこれしか知らなくて微妙な空気になったみたいな定番過ぎる人気作品って所だから、意味的には「国民的人気作品」が近いのかなあ……

日本語で完全に置き換えられる単語は無いだろうね。
一昔前、私が学生の時に使われるようになった言葉だけど、当時は「BLEACH」「NARUTO」の大人気ぶりに対する反発や、その作品のファンに対するオタクとしての優越感を表すような言葉として使われていたから、背景的にもウチの国のオタク界独特の言葉になる。

「国民的人気作品」でも良いんじゃないか?あの言葉は日本でも皮肉な意味で使われることがある。

それはオタク特有の見下し的な使い方だろ。それを言ったら「人気が高い」すら皮肉になる。
こっちの「民工漫」は組み込まれている言葉自体がややこしい……

「エロマンガ先生」でもそんなエピソードあったな。
言ってみればオタクを自称したい人にとっては「そんなの見ていないから」というのがむしろ何を自慢してんのかと言われるレベルの作品だが、さて。

「民工漫」って今では自虐的、肯定的な意味でも使われている言葉だからね。
一昔前は何も考えずに人気作だけ見ている、風の流れに乗っているだけの考え無しみたいな感じでのオタク界隈における蔑称、見下しから出てきたような言葉だった。今はネタとして使えるが、昔はわりと本気の蔑称として使用されていた。

確かに一般的になってある程度毒が抜けたけど、根本的な所というか字から受ける印象がなあ……だから日本語で「人気が高い」だけだとちょっと違う気がするんだよね。

言葉も意味が変わっていくものだからね。
最近の作品に関しては人気の広がり方の変化もあるだろうけど、作品の扱いが変わったような気もする。民工漫みたいな言い方、括り方はしないよね。

例えばFateなんかは月厨作品、厨向けみたいな感じになってるよね。「Fat/Zero」とかはオタ向けとされているが、人気や話題の広がり的に民工漫の手前くらいにはあると思うし、最近のFGOの広がり方も妙に広いからな。

あと時期的に古いのは逆に民工漫枠に入らないよな。例えば「ドラゴンボール」とか。
日本では上で出ている「国民的人気作品」としてまず来るのが「ドラゴンボール」らしいが、そういった所からも民工漫を国民的人気作品と日本語で説明するのは違う気がする。

なぁ……そもそもの疑問なんだが日本語の国民的人気作品って日本国産或いは日本出身を国民が受け取るというのが前提となってるんじゃないか?
我が国で作られた〜的なニュアンスを感じるし、中国で大人気なのを国民的人気と日本人に説明するのはなんかおかしい気がするんだが。

あまりスマートな訳ではないし不足する所もあるが、やはり「誰もが知っている大人気作品」みたいなのがベターなのかな……めんどくさいオタクやアンチについては説明しだすときりが無いし。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈において使われる言葉の変化や、世代ごとの認識の違いのようなものも出ていました。

上のやり取りにもあるように、「民工漫」という言葉は昔の中国オタク界隈では蔑称的な言葉として使われていたように思います。私も昔中国オタクの方と話していて
「オタクならNARUTOやBLEACHのような『民工漫』なんかではなく、もっと『有内涵』(含蓄のある)な作品を見て語るべきなのに」
と吐き捨てるように言う方がいたのが印象的でした。

中国では「民工」という言葉がかなりネガティブな意味で使われたりもしますし、上にも出ている日本語の「にわか」よりも更に強烈な言葉が出て来たなーと。

またその後、段々と単なる看板的なモノになったり、ネタ扱いになったりして言葉の毒が薄れていっているようなのも面白い所でしょうか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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