「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「幼馴染と言えば『敗者』というイメージだが、そうではない作品ってどれくらいあるの?」

艦これの秋イベント、どうにかこうにかE5甲で突破できました。
ギミックは少々メンドクサイ気もしましたが、解いていけばちゃんと楽になるのは良かったですね。あとE5が資源消費はともかく、敵編成の変化に加えてサラトガの特攻でクリア後の掘りが楽になるのは非常にありがたいものが。終わってみれば個人的には結構良いバランスの面白いイベントだったように思います。
それはそうと、イベントで精神的に消耗しているので今回も手軽なネタで一つ……

中国オタク界隈では
「オタク的に定番になっているイメージ」
に関する分析や討論がちょくちょく行われていますが、
先日中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「恋愛系の作品で幼馴染ヒロインは勝てない」
といったことに関するやり取りを見かけました。
そんな訳で以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


幼馴染と言えば「敗者」というイメージだが、そうではない作品ってどれくらいあるの?

幼馴染って基本的に引き立て役で敗北するという印象だし、私も知りたいね。

幼馴染か。血のつながった妹よりかはまだ分かり易いが、それだけになぜ負けるのかという疑問はある。

幼馴染って、とりあえず現実にありそうな特徴だよね。それが二次元の題材として良いか悪いかは一定しないけど。

ところでそれは、作中に幼馴染以外のヒロインがいる場合でという条件か?

そう考えてくれ。単独ヒロインが幼馴染だというケースは今回無しで。
だが作品の形式についてはラブコメだとかハーレムだとかに限らず、普通の作品でも構わん。

「ニセコイ」みたいに実はヒロインがみんな昔の知り合い、幼馴染的な関係があったというのはどうするの?

そこはヒロインの登場の仕方じゃないか?
作品開始直後から近くにいるのが幼馴染系のイメージに近いと思う。

「ニセコイ」は幼馴染絶対負けないシステムを備えた作品だな。
全てが幼馴染属性を備えていればいいのだ!

さすがにそれでは……とりあえず「Zガンダム」は?

ファ・ユイリィは同級生だけど幼馴染という設定ではないような。身近にいたヒロインという見方もできる。

宇宙世紀のガンダムは初代からずっと落ちもの系のヒロインとはくっ付かないけど、幼馴染ともくっつかない……と思ったが、幼馴染が少ないし後の時代になると落ちもの系とくっ付くケースもあるか。
やはり幼馴染は有利ではない。

じゃあ「BLEACH」の井上織姫も微妙な所か。

そうなると……「true tears」くらいか?

私も「true tears」しか思いつかんな。当時は普通に見ていたが、今になって考えてみると珍しい幼馴染が勝者になる恋愛モノ。

そう言えば「true tears」は養女党と養鶏党の不毛な争いが熱かったが、幼馴染ネタまで絡んでいたら当時どんな炎上になっていたか……

ガンダムなのに「Gガンダム」が出ていないのはどういうことだ。幼馴染ヒロインで熱い愛の告白までいく作品だぞ。

少年漫画系で恋愛メインではない、ヒロインもそれほど多くない作品だと幼馴染的なヒロインとそのままくっつく作品は多いと思うよ。「名探偵コナン」も恐らくコナンと蘭で確定っぽいし。

コナンは灰原哀がいるじゃないか!

青山剛昌の作品を読むと分かるが、あの作者はヒロインに幼馴染枠多いぞ。それにコナンでは服部平次と遠山和葉をはじめとして幼馴染カップルだらけだ。

少年漫画系でも、高橋留美子作品はどれも幼馴染が負けているんですが……

あだち充作品は幼馴染系ヒロインが強い印象があるんだけど。

一応、ドラえもんは公式で幼馴染勝利の作品でいいんじゃないかな。

勝った負けたでイロイロとあるがやはり恋愛、複数ヒロインという要素を持つ多くの作品において、幼馴染という特徴だけではなかなか勝てないと感じる。

基本的には当て馬になってしまうよな。
新しく来た、落ちもの系的なヒロインを引き立てるとか、主人公の現実世界での足枷になるとかで。

幼馴染ではない、外から来るヒロインって「作品のテーマになる特徴」を背負っていることがほとんどだろう。物語を動かすのは幼馴染系ヒロインではない。
だからアニメや漫画で幼馴染系ヒロインが敗者になるのは、作品の構造的に避けられない面もあるのではないだろうか。

そういう場合は、作品の設定上幼馴染ではないヒロインとくっつくのが難しい、ヒロインが恋愛方面の決着を望まないパターンでないとキツイかもね。

そのパターンだと「アルドノア・ゼロ」とかか?ただ、他にそういう作品はどの程度あるのか?
アニメや漫画ではそういうのってよほどうまくやらないと作品人気に負の影響が出るだろう。

ただ、「たまこラブストーリー」なんかは幼馴染が勝っているんだよね。女性主人公だが。女性向け作品に出て来る幼馴染キャラの勝率のイメージはどうなっているんだろう……

幼馴染単独だと厳しいが、再会する幼馴染だと有利になる気がする。ドラマが追加されるからだろうか。

「To Heart」や「あかね色に染まる坂」、「恋と選挙とチョコレート」のようにゲーム原作のアニメは幼馴染が勝者となるケースも少なくない。これは幼馴染という属性が、他の落ちもの系などのヒロインが持つ属性と平等な扱いになっているからではないだろうか?

なるほど。
少年漫画などにおいては作品のテーマを背負った特別な存在となる幼馴染ではないヒロインも、AVGでは複数ルートの一つといった扱いになるという見方ができるな。

そう言えば「キミキス」もだな……なるほど、ギャルゲー系アニメだとそうでもないのか。

ギャルゲー系だと、主人公と同居とか養女だとかの特殊装備も付くからじゃないか。
そういった重装幼馴染ヒロインは、ハーレム系でも切り捨てられることが少ないと思う……そもそもそういった関係を切り捨てるにはパワーがいる!

養女対幼馴染というパターンも珍しくないが、これはどう考えればいいんだ……両方幼馴染というにはちょっと違う気もするし……

とりあえず単純な、物語の最初からいる幼馴染というだけでは厳しいのは確かだろう。ラノベ原作系のアニメでは幼馴染は明らかに不遇だし。

結局は作品内での重さや、テーマに与える影響次第ということなのかも。
こうやって考えてみると、幼馴染が勝てないという理由もなんとなく納得できてしまう気もするね。



とまぁ、こんな感じで。
どのヒロインとくっつくかという話題に関しては、中国オタク界隈でも昔からイロイロと炎上していましたが、何時の間にやら様々な定番設定による予想というのも増えているようです。

もっとも、その「定番」に関しては個人個人でイメージするものに微妙なズレがあったり、中国独自の感覚による定義になっているのもあったりするようで、その辺りの違いというのも興味深いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


12/3修正:遠山和葉の名前を間違っておりました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「ルルーシュが復活だ!我らの8年間に及ぶ闘いに決着だ!」

ありがたいことに
「復活のルルーシュに関して、中国での反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

新作「復活のルルーシュ」主人公はルルーシュと明言 福山潤ら出席の10周年記念イベントリポート(ねとらぼ)

「コードギアス」

は中国でオタク層が形成されていく流れの初期に大人気になった作品で、いまだにその影響力は強く、「オタクとしての心のアニメ」的に考える人も少なくないようです。

また、この作品に関しては最終回の解釈に関して中国オタク界隈ではかなりもめているそうで、最終回の馬車の御者がルルーシュなのではということから来ている、
ルルーシュ生存派とも言える「車夫党」と、
ルルーシュ死亡派の「死透党」
との間で長年の争いが繰り広げられていたとかなんとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「コードギアスの新展開」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ルルーシュが復活だ!我らの8年間に及ぶ闘いに決着だ!
2017年からの「ルルーシュの」新作に関する動きが発表された!

え?ホント?
ちょっと前までルルーシュ死亡説の方が根拠が多くて死透党が優勢みたいな話じゃなかったか?

車夫党による勝利か……まさか、こんな形で決着が?

えーと、劇場版三部作?10周年イベントで発表?
新カットもあり?

新規アリで総集編もアリの劇場版か……これはどうなんだ?
終わり方に関する派閥の対立はいまだにあるが、なんだかんだできっちり終わっていた作品なわけだし。

劇場版での制作……ガンダム系の劇場版みたいにならないといいんだが……

日本のニュースソースをあさってみたが、「新作復活のルルーシュの企画始動と劇場総集編反逆のルルーシュ全3章制作の発表」とあるから劇場版とは別に続編があるんじゃないか?

ルルーシュメインでの新シリーズの展開もあると。
そっちだったら悪くないな。

車夫党の勝利とかはともかく、生き残っていたらR2の終わり方の意味が薄れてしまうように思うんだが。新作が良い出来になるとは限らないし、私は不安だ。

亡国のアキトも結局はルルーシュ関連は間の内容の補完で、本編終了後についてではなかったしなあ。

ストーリー的にも亡国のアキトは期待したほどではなかったし、新作というのはどうなるんだろうね。
まぁ単純な総集編では無く続編ということで、期待はしてしまうのだが!

それにしてもこれは本当に……長年の党争に決着が付くということなのか!?

8年の戦いが、ついに。
車夫党として闘ったのは無駄ではなかった!!

死透党な俺は、車夫党の知り合い達からの嘲笑メッセージの爆撃を受けている。あああああ何なんだよ!!

車夫党、落ち着け。
作品がどんなことになるのか分からないんだぞ!

アメコミも読んでいる俺は慌てない。
死んで生き返った可能性もあるし、馬車の御者はルルーシュではなくて、一度完全に死んでいたという条件的には死透党の方に合致して、結果的に勝っていたのはこっちという可能性だってある。

ふん、どっちにしろ長年の苦難の末に車夫党は勝利したのだ!
コードを得たルルーシュは死ぬはずは無かったんだ!C.C.と旅を続けていたんだよ!

テレビ版のコードギアスという作品にとって、ルルーシュの生死は重要ではない。
生死に関する討論は作品の解釈に関する議論でもあったし、これから作られる新作とは関係ないし、新作がファンにとって良い作品になるかという点についても関係無いぞ。

新作には期待したくなるが、自分はどっちでも良い派だったんで車夫党の暴れっぷりを考えるとめんどくさいわ。

もうなんかいいや。一言だけ。
車夫党の勝利なんか認めない。

死透党の連中も集まり出しているな。次の情報が出るまで不安定な日々が続きそうだ。

「復活」とあるけど、どういう復活になるかは分からんからね。亡国のアキトで一瞬盛り上がってあっさり消えたなんてこともあったし。

ルルーシュが復活しても構わんが、テレビ版のあの終わり方が無意味なものになってしまうリスクを考えると……

車夫党としてはしばらく喜ぶぞ。
新作が出たらこんな気持ちではいられないかもしれないし、今は喜ばなければ!

党派が盛り上がっている横で大河内と谷口についての評価と論争と罵り合いも始まっているんですけど。

大河内一楼はカバネリでの序盤以降の失速の記憶が生々しいからな。谷口悟朗はアクティヴレイドは悪くなかったが、近年こっちで有名になった作品が無いから、これもまた不安材料には事欠かない。

ルルーシュとC.C.のカップリング派なので、その後二人が一緒になって旅を続けたという妄想がダメになるのではないかと危惧している私みたいなのもいる。

分かるぞ。自分も車夫党だけど、ルルーシュにはC.C.と隠遁生活を送って欲しいと思っていたから複雑。

しかしなんだかんだでルルーシュが再び見れるのは嬉しい。失敗は怖いが、考えてみたらR2のエンディングも当時は賛否両論か、認めない派が多かったからな。

まぁ失敗したら最悪スパロボで再度回収すればいいのだよ。

当時、R2の終わり方は暴走にしか思えなかったな……自分はまだオタクになったばかりだったし、免疫が無かった。

数年にわたる党派の争いが終わりそうだが、争い自体は消えない気がする。
そう、今こそカレン派復活の時!

なあ、なんでこの話題のスレどこでも伸びてんの?
しかも内容関係無いっぽい方向で。

これはずっと続いていた闘いだから……古い人間同士の拘りだと笑ってくれて構わん。

そういえば、10周年なんだよなあ
俺のオタクとしての活動が本格的に始まったのもこの頃からだった。

俺の記憶では8年なんだが……8年ぶりに魔王が帰ってくるとか叫んでいるのもいるし。

R2終わってからと、作品が始まってからの違いだろ。

実際の所、こっちではR2から本格的に盛り上がったし、当時は正規配信どころか字幕組の活動も最盛期前だったから、作品の人気の出方や話題も日本と違ってたし10年はまだ経ってないという見方もできるかな。10年になるのもすぐだろうけど!



とまぁ、こんな感じで。
かつての記憶を思い出したような争いが勃発している模様です。

「コードギアス」が中国オタク界隈に与えた影響は非常に大きく、当時は「涼宮ハルヒ」により形成されていった中国のオタク層が、この作品によって大きくまとまり、オタクとして作品を追っかけるという習慣が構築されていったような印象も受けました。

当時はまだ中国のファンサブ活動もそれほど活発ではなかったですし、日本と中国で人気に関するタイムラグも大きく、日本で「全力で見逃せ」などのネタも含めて作品人気が盛り上がり始めた頃に「コードギアスの中国での人気は?」という質問をいただいても、ネタにできるほど面白い反応が集められなかったなんてこともありましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「声優島崎信長はトンデモナイ重課金者らしいが……日本の声優の課金事情ってどうなってんの?」

ありがたいことに
「声優の島崎信長さんはグランドガーチャーとしても有名ですが、中国のFGOプレイヤーの間ではどう認識されているのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

回す方のノッブ、グランドガーチャーなどの異名を持つ島崎信長さんとFGOに関してはイロイロな話題が出ていますし、中国オタク界隈にもその一部が伝わったりしているそうです。

例えば先日の発言、

なども何やら課金の名言として中国のネットに伝わりニュースの記事(中国語)になっていたりする模様です。

ですがソーシャルゲームと課金に関しては中国独自のイメージもあることから、日本とはまた違った受け取り方になっている所もあるのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの辺りに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


声優島崎信長はトンデモナイ重課金者らしいが……日本の声優の課金事情ってどうなってんの?

私もFGOで島崎信長と課金を意識するようになったが、ソシャゲーで課金する声優ってのも少なくないんだろうな。

FGOだと主人公のCVだし……と思っていたら、課金ネタの方が目立っているような。

あれ?島崎信長って確かラブライバーで課金者じゃなかったか?

島崎信長って小泉花陽の大ファンだったはずだろ?
ゲームでも課金しまくってたのに、FGOに行ってしまったのか!?

小泉花陽推しの課金声優としては知っているが、最近はFGO関係のニュースが多い人だよね。

島崎信長はラブライブ以前からのディープな月厨だし、本流に戻ったという見方もできる。
FGOのサービスが始まってから猛烈に課金して遊んでいるらしい。

彼は元々ラブライブでもかなり課金していが、FGOでは日本の一般的な月厨でさえも引くレベルの課金になってるとか。

twitterでよく課金の話しているし、仕事仲間と一緒に課金して召喚大会とかわけのわからん遊び方をしている人。

ああいうのはみんなやらせ。
ユーザーの金を騙し取るためのもんだよ。

島崎信長はこっちのソシャゲの「陰陽師」にも出演していたはずだけど、そっちには課金しないの?宣伝になるだろうに。

さすがに本人が遊んでいない、日本における営業と関係無いという状況だと課金はしないんじゃないの。

金があると好きなように遊べるんだね……

でもあれだけ課金すると、課金の「烈士」になってしまいそう。

こういう見せびらかすやり方はキモイわ。

金のある連中を気にしないでいい。俺達は貧乏人なんだから。

昔この手のカード収集ゲームの課金で痛い目を見たから、俺は釣られはしない!

実際、FGOはガチャの確率がヒドイよ。
私は現在レベル70代だけど、星5のサーヴァントがひけていない。石はほぼガチャに突っ込んでいるんだが。

課金しなければお前の天命は変わらない……!楽しく遊ぶためには課金だ……!

ダメなヤツは課金してもダメだぞ。
俺のようにたまに課金してもレアに縁が無いのもいる!

運命を変えるための課金が足りん。「逆天」できるまで課金パワーを使えないなら意味が無い。

しかしあんなに課金するんなら、島崎信長に対しては現金じゃなくてプリペイドカードかゲーム内の石でギャラを払った方がいいんじゃないのか!?

島崎信長は明らかにギャラより課金している額の方が多いから意味が無さそう。
星5で宝具LV5のキャラを大量にそろえていて、新キャラ実装のたびに大量課金をしているのが見て取れる。

FGOの主人公役なのに重課金かよ……

主人公以外の自分の演じたアルジュナも星5で宝具LV5だぞ。

金があるって良いよな……島崎信長クラスだとやはり稼いでいるんだなー

FGOは礼装のイラストを描いた絵師が、それを手に入れるためにFGOのギャラを全部課金してしまったなんて話もあったな。恐ろしいゲームだ……

FGOに限らず、日本のソシャゲでは絵師がもらったギャラ以上に自分の描いたキャラにつぎ込んでいるという話は珍しくない。
私には理解出来ないが。

金の無い自分には何も言えぬ。

でも島崎信長の課金の仕方はさすがはぐだ子の中の人だと感心してしまう。

あそこまでいくと、少しだけ敬服に値するような気もする。

島崎信長とFGOに関しては本当にうまくやっているよ。結果としてFGOの課金も増えて声優の好感度も上がり、島崎信長は現在日本の月厨の間で最も好感度の高い声優の一人になっている。良く考えたやり方だ。

さすがにあれはきちんとした計画によるものではないと思うが……
島崎信長の人気については確かに課金の影響もあるだろうけどそれ以上に本人が重度の、年季の入った月厨だっていうのが大きい。日本の一般的なレベルの月厨では島崎信長にかなわないとされているくらいだ。

彼は日本の月厨からの評価が高いんだよね。
FGOの課金ネタはいろんな声優が話題にしているけど、他の声優の場合は島崎信長みたいな高い評価、好意的な受け止められ方ではない節がある。

しかしFGOみたいなゲームでそこまで課金する理由がよう分からんなあ。自分はFGOだとネロブライドとかが一人いればいいと思ってしまうんだが。システム的に星5が必須というわけでもないし。

島崎信長はやらせでは無く普通にヤバイ課金者だよ。彼には課金の名言がイロイロとある。先日などは「自腹を切らずして何がガチャか」という月厨らしい発言をしている。

それってネタかもらって困る現金系の高価なプレゼントを自粛して欲しいということで言っているだけじゃないのか?

そういう面も確かにあるだろうけど、彼の日頃の言動からすると課金に対する自らの思想を述べているようにしか見えん。

ところで島崎信長の他に課金に耽溺している声優って誰がいるの?
現在の環境だと少なくない数がいそうだけど。

FGOだと阿部敦も課金ネタが多いな。
あと他のゲームで有名なのは青木瑠璃子。

中村悠一はグランブルーファンタジーの重課金者で、しかも上位プレイヤーだな。

あと三澤紗千香が課金し過ぎで事務所に止められるレベル。

こっちでもFGOのイメージキャラクターになった陳坤がギャラ全部課金するとか言ってたぞ。

金持ってて課金しまくるとかまでは分かる。
島崎信長がアレなのは金持っている上に、更に良いカードばかり引ける欧州人なことだ。
(訳注:中国のソシャゲ関連のスラングでガチャ運やプレイ運が悪かったり、課金できなかったり、或いはそれらの複合状態な人を「非洲人」(アフリカ人)と言うそうです。そしてその対義語として「欧洲人」(ヨーロッパ人)という言葉があり、こちらはプレイ運が良い、裕福で金がある的な意味で使われるそうです)

彼の発言を追っかけてみた印象だが運はそこまで良くないんじゃないか?あれは「出るまで回す」タイプの課金者だろう。
それよりもFGOでホントに重要なのはドロップ運だよ。金でなんとかならないのが時間だ!金箱が落ちない!何でウチには奥様が来ないんだ!
(訳注:恐らく礼装のハロウィン・プリンセスについてかと。中国向けサービスのハロウィンイベでも、礼装を求めてヴラドを狩りまくる人が出ているとかなんとか)

これはやっぱり、課金しないとドロップさせないということなのだろうか……

大公が奥様を落としてくれたので僕も課金することにします。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈においてTYPE-MOON関係の情報は他のジャンルに比べて拡散が速いという傾向がありますし、FGO関係の情報も結構広まってきているようです。
ちなみに月曜から始まったイベントで、島崎信長さんがイベント開始直後にさらっとイシュタルの宝具をLv5にしたのも衝撃を与えたりしているとのことです。

今回の反応を見ていて個人的に興味深かったのが、中国オタク界隈ではゲームの課金に関しては趣味に浪費するといった方向よりも、お金のある人間が暴走しているといった方向に取る人が多いらしいという所でしょうか。
中国ではこの数年で課金に関する意識はかなり変化していますし、一昔前のようになんでも「騙銭」呼ばわりという感じではなくなってきているのですが、やはり日本の感覚と異なる部分は少なくないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「迷宮飯(ダンジョン飯)はタイトルからも何がやりたいかはよく分かる漫画だが……なんでこんな作品が生まれてしまったのだろうか」

ありがたいことに
「最近の中国で話題になった日本の漫画ってどんなのがありますか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

アニメに比べるとかなり規模は小さくなりますが、現在も日本の漫画に関して中国オタク界隈では頻繁に話題になっていますね。
あくまで私の印象ですがここしばらくの間で幅広い層からの評価が高い作品としては
「ダンジョン飯」

辺りがあるのではないかと。
中国オタク界隈では「迷宮飯」、「舌尖上的地下城」といったタイトルで広まっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ダンジョン飯」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
ネタバレ的な部分は無いつもりですが、一応お気を付けください。


「迷宮飯」(ダンジョン飯)はタイトルからも何がやりたいかはよく分かる漫画だが……なんでこんな作品が生まれてしまったのだろうか。

現代の感覚でも分かる料理に落とし込んでいるのが面白いよね。
材料はダンジョンの魔物や特産品?なのに。

日本ではグルメ系の作品がブームだし、なんでも美食と組み合わせているとネタにされていたが、ダンジョンでの冒険、しかも材料はモンスターなんて組み合わせは完全に予想外だよ!

うむ。だが料理自体はこっちの感覚でも想像できるものなのが恐ろしい!

現代の倫理観とファンタジーの倫理観を同時に崩される、結構考えさせられる作品だったりもするな。

読む前は日本で量産されている美食漫画の一発ネタだろうと思ったら、思いのほかしっかりした作品だった。
ファンタジー系のゲームをやっているなら読むべき作品だよ!

迷宮における冒険の無情さから、何でそうなるんだという迷宮食材料理の話になる展開が好き。

ファンタジーとして見るとかなりしっかりしているし、考察もわりとハードなんだよね。

日本の作品はこういうお約束ベースと見せかけた、独特な世界観を作るのが上手い。いつの間にか自分も「ダンジョン飯」の世界に引き込まれていた。

こういう作品に出会えると、周りに布教したくなるね。
ウチの国の基本的に武侠な世界観でも、欧米のハードな世界観でもない、二次元的な居心地のいい世界観って所か?

命も軽いから、ゲーム感覚で読んでるとショックを受けるな。
ギャグだけじゃない。

そもそも最初に主人公パーティの壊滅から始まるし、ダンジョン内で頻繁に新人冒険者パーティが壊滅して死んでるからな。

一応、主人公達は中級から上級のパーティなんだっけ?

少なくとも新人ではないはず。
あと私は最初D&D系かと思ったが、日本の読者のイメージだとWizardryのイメージの方が強いようだ。

この作品は読んだあと、ファンタジー系のゲームを見る感覚が明らかに変わる。
ネタ寄りの内容ではあるが、俺のこれまでやってきたゲームよりたぶんハードで厳しいバランスの世界だろう。

一応ゲームベースの世界観ではあるっぽいんだが……ダンジョン内部の生態系や料理などから妙な現実感があるのがまた興味深い。
妹復活の条件とか、ダンジョンでなぜ死者の蘇生が可能なのかといった部分はゲーム的な設定なんだが。

ファンタジーに現実を持ち込むのはどうなのかと思う作品も少なくないが、食という人間、いや生物の本能を持ち込むというのは良いアイデアだ。

ダンジョン飯ってとても王道の「バカな話」だよ。とてもスバラシイ!

他の作品だと鬱展開やダークな展開になりかねないのに、なんでこんなに緩い空気が成立しているんだろうなー

その辺りは九井諒子のセンスじゃないかな。
異世界系の作品というか、虚構と現実を混ぜた独特の空気を持った作品が描ける作家だから。

九井諒子の作品は実本で手元に置きたくなるね。過去に出た作品集もオススメだぞ。

3巻の中国語版はまだか……台湾の出版社もこういうのはあまり早く出してくれない……

ハードな世界観なのに暖かみのある空気なのが良い。
あとヒロインのマルシルの顔芸が楽しい。

マルシルは髪型が細かく変わったりしている。こういった細かい所まで手が込んでいるクオリティの高さも良い。ネタが突出して戦闘力が高くなっているが、それだけで終わっていない。

題材からして一発ネタ系の作品にも見えるが、読んでみるとしっかりと作り込まれた作品だというのが分かるよ。

マルシルはもう可愛過ぎるね。
それに見ているとお腹が減ってくる。

待て、お前は今どんな意味で言っている!?



とまぁ、こんな感じで。
最近の中国の日本の漫画読みの間ではかなり評価の高い作品となっているようです。

中国ではこの1〜2年程の間にオタク界隈だけでなく、一般社会でもグルメ系の番組や作品が増えてきていますが、そんな流れの中で「ダンジョン飯」は中国のオタク層にざっくりと刺さって高い評価を獲得しているとのことです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

日本の「戦える曹操」が中国に与えた衝撃

艦これのイベントをぼちぼち進めたりしている今日この頃にございます。
E3はギミック解除が手間でしたが、解除さえすれば妙高型の夜戦連撃でもボスを倒せるようになるのは良いですね。道中は甲でも安全に進めるので試行回数を稼ぐのも楽ですし。そして難所のE4はクリア優先の乙で行くことにしたのですが、それでもヲ級が怖いのが何ともかんとも。


さて今回の更新を。
当ブログでは三国志について過去の記事、
日中で違う三国志についての認識 曹操編(09年の記事)
日本と中国の三国志イメージの違い補足 三国志が中国で扱い難くなった理由など(15年の記事)
中国オタク「お前らの好きな三国武将って誰?」(今年の記事)
などでイロイロとネタにしていますが、近年の中国では曹操の評価が大きく変化しているという話は日本にも伝わっているかと思います。

しかし今の状態に変化する前の
「中国における昔の曹操のイメージ」
に関しては案外知られていないところもあるようです。
先日、日本に仕事で来た文化方面に詳い中国オタクの方から面白い話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

その方によると、
「昔の中国に入ってきた日本の三国志のコンテンツで衝撃的だったのは『カッコイイ曹操』、そして『戦える曹操』だった」
「それまでの中国の曹操のイメージは戦えない、戦闘力0のデブの悪役といったイメージでしたね」

という話でした。

私も中国では曹操が単純な悪役扱いであったこと、日本のような「魅力的な悪役」「梟雄」的な扱いではないというのは知っていたのですが
「曹操に戦闘力が無い」
というイメージは知りませんでした。

もちろん最近の中国における三国志再評価の流れでこの「曹操が戦えない」というイメージは無くなってきているそうですが、一昔前(お互いの記憶を照らし合わせてみた所、少なくとも20年くらい前)の日本と中国の曹操のイメージにはかなりの違いがあったようです。

これに関しては昔の、易中天の品三国などが出る前の中国では、三国志が日本のような群像劇、軍記物としてではなく京劇などの民間演芸による演劇ベースで個別のエピソードとして広まっており、そこでは曹操は大ボスの前の数ある悪役の一人、劉備達の引き立て役的な扱いだったことによるものが大きいのでは……とのことでした。

そしてこの昔の日中の曹操のイメージの違いに関しては次のような話も出て来ました。

・日本では信長と曹操を重ねるような所があるようだが、中国ではそんなものはなかった。一応、今の中国にはそういう所も無いわけではないが、それはたぶんKOEIのせい。

・曹操は個人戦闘力0、演劇の中ではなんとなくやられて逃げていくキャラ。戦えないデブ。

・昔の曹操のイメージに近いキャラを現在のイメージによる三国志武将で例えるなら董卓(デブの悪役枠)が近い。京劇などにおける曹操の扱い、キャラとしての記号はそんな感じになっている。

・中国は演劇ベースによって作品が広まったので、日本の三国志作品のように群雄割拠の時代に曹操が軍を率いて活躍する描写が広まっていないし、三国志の主人公格の一人という認識は無かった

・90年代に作られたCCTVの三国演義のドラマの曹操は日本のイメージに比べて太目だったと思いますが、これは例えて言えば日本の曹操のイメージと、中国における旧来の曹操のイメージの中間くらいだったのではないかと

・当時、「銀英伝」のラインハルトから曹操を想像できる人なんていませんよ!


等々。
そんな状態だったので、日本の主にKOEIのゲームによる
「三国志英傑伝のカッコイイ曹操」
「真・三國無双の戦える曹操」

といったものは非常に衝撃的だったそうです。

ちなみに、昔のイメージで日本との差が大きいものとしては
「劉備の個人戦闘力」
というのもあるとのことです。中国では劉備は個人としてもかなり戦えるイメージ、関羽や張飛がパワー系なら劉備はスピード系といった扱いだったのだとか。
これに関しては中国の演劇においては劉備は素早い立ち回りのあるキャラとして演じられていたので、戦えるキャラとしてイメージするのに何の問題も無かったそうです。

また例えば三国演義における虎牢関の戦いの「三英戦呂布」のエピソードにおいて、
「呂布との戦いで最後に加わる劉備はかなり『重み』がある戦力となっている」
そうで
「逆に言えばこのエピソードからも劉備には個人戦闘力があるのが分かる」
ということになるそうです。

そんな訳で、今回私にイロイロと教えてくれた方は真・三國無双シリーズに初めて接した際に
「劉備が戦える、一騎当千の活躍をするのは分からなくもないが、なんで曹操が戦えて一騎当千になったりするんだ!?」
という違和感を覚え思わずツッコミを入れてしまったそうです。


とりあえずこんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


追記:コメント欄で張飛の話題が出ていたのでもう一つゲームネタを。
中国で人気になった三国志ゲームに、アーケード版の「天地を喰らう」もあるのですが、
あの本宮ひろし版の三国志武将のデザインについては
・関羽はヒゲがあるので何となく分かるし納得はできる
・趙雲はカッコイイ系なので良い
・張飛はなんでこんなデザインになったのかわけがわからない

という評価だったそうです。

中国オタク「日本ではイベントで絵の描けるスペースを作ったらレベルの高いイラストが集まるとかわけわからん」

艦これのイベントが始まったものの、ちょっと時間が取れるか微妙になってきた今日この頃でございます。艦これ以外にもfate/extellaがまだ途中なのにGジェネの新作が出るなど、遊びたいものがたくさんあるのはとても嬉しいのですが。
それにしても今の所一番時間かかってるのがE3ギミック解除のための、E2空襲制空権確保のための、基地航空隊用の局地戦闘機の熟練度上げになるとは思いもしませんでした、はい。

さて、ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では
「日本人は絵が描ける人が多い」
というイメージがあるそうで、イベントの落書きスペースや神社の痛絵馬などがちょくちょく話題になっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のアニメファンには絵が描ける人が多い」
といったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメファンって、絵の描ける人間が多過ぎない?

日本ではイベントで絵の描けるスペースを作ったらレベルの高い画が集まるとかわけわからん。

pixivで趣味で描いている人の多さ、平均的なレベルの高さを考えると分からなくもないが、実際に見るとやはり驚く。

日本ではその場で手で描ける人が多いからね。
非デジタル環境でも描けるからイベントが捗る。

イラスト能力は日本人の種族特性だとネタでよく言われるが、実際にそういった落書きスペースを見ると納得してしまったりする。

日本は本当に草根触手が多い。
(訳注:中国オタク界隈では特殊スキルを持ったスゴイ人を「触手」「大触」などと呼ぶことがあります。絵の他にもゲームや音楽演奏などでも「触手」は使われるようです)

最近だとガルパンのらくがきバスがトンデモナイことになってたな。

あれ、女キャラだけじゃなく戦車を描いている人もいたからなあ

しかもその場で描いているのがみんなおっさん……日本のおっさんのオタクは絵が上手い?

そこは作品ごとのファン層によるものでしかないぞ。
女性人気の高い作品だと、女性がこういうイラストを描いてる。日本旅行で見た絵馬は凄かった。

日本人にも絵が描けないから見るだけという人は少なくないはずだが、この違いはなぜなのだろう。

こっちだと他に絵の上手い人が描いていると、下手な絵は描いてはいけないと思ったりするからじゃないか?
私はそんな感じで手が出せないんだけど。

その気持ち、非常によくわかる。

確かに。こういうのを目にして参加できるかと考えると、自分が描いたらレベルが下がっちゃうから……と考えてしまう。

そういうのに関して日本のファンは抵抗が少ないのかもね。
こういう草の根触手の写真をじっくり見ると、どれも一定以上のレベルではあるが個々の出来には結構差があったりするし。

日本の同人イベントでは上手い人も下手な人も混在して普通に本売っているからな。その手の抵抗感は小さいように思う。

それか、日本の絵描きはみんな「実は自分が上手い」とか、「デッサン力はともかく、作品のイラストとしては自分の絵が一番良い」という過剰な自信を持っているとか……?

日本はイラスト作品の発表の場が多いし、同人でも普通に商業活動しているプロが混じるから、いちいち気にしてられないとかいう話を聞いたことがある。

じゃあ例えば、ガルパンのらくがきバスはプロが多かったりするの?

あれはアマの人が多いんじゃないかな……プロだったら誰が描いたか特定されるだろうし。

落書きスペースの公式絵師の絵ってすぐに特定されて出たりするよね。

ウチの国でエヴァのスマホゲーの宣伝で、落書きスペース作ったら文字とエロ落書きばかりになっちゃったから、こういうのは日本独特のものなんじゃないだろうか?

版権イラストの部分まで卑猥な落書きがされていたからね……あれは気分が悪くなる。やらない方がマシだった。

マトモな形になったとしても、ウチの国だと文字中心の寄せ書きみたいになるんじゃないかな。クオリティの高い絵がすんなり集まるのは日本のファンの特色じゃないだろうか。

さすがに日本でも人気作品で人の集まる場所とかでもない限り、すんなりは集まらないはず。例えば「かんなぎ」は痛絵馬とかを期待していたのだろうけど、現実ではとても寂しいことになっていた。

日本の神社の絵馬とかもスゴイのが混じっているよね。

そうだ、絵馬もあったね。
あれを見ると日本のイラスト描きのスキルがどうなってるのかが本気で気になる。木の板なんて描き難い上に修正が効かないだろうに。

私がスゴイと思うのはその場で、アナログでああいうのが描けることだなー

そこは昔からの慣れなのかもしれない。
日本ではイベント会場で同人誌を描く人がいると聞いたことがあるけど、本当?

それは本当。
きちんとした製本まではいかないが、コピー本なら作ったりする。

日本の同人イベントはスケブ依頼とかあるし、その場で絵を描く能力があるに越したことは無いとも聞く。

日本人で絵の描ける人が多いのは間違いないよ。
私のバイト先では日本人スタッフがイラスト付きの宣伝をバンバン描く。ああいうの、ウチの国では無理だろ。



とまぁ、こんな感じで。
上のやり取りにもありますが、日本に比べて中国の絵師の人はシャイだったり、その場でラフな絵を描いて残すのに抵抗のある人が多いといった所もあるそうです。

最近の中国では一昔前に比べて「見れるレベルの絵が描けるオタク」は随分と増えましたし、ネットで発表されるオタク的な作品も増えているのですが、ファンの間での「イラストを描く」ということに関する感覚は、日本のノリとは違うものになっているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「アニメや漫画の中に実在する商品やお店を出しちゃいけないの?」

近頃の中国ではIP関係のビジネスが拡大して権利バブルのような状況が続いています。若者向け、オタク向けのコンテンツでもゲーム化や実写化の権利が「商売になる」ということでイロイロなことが起こっているとかなんとか。

また、そんな状況になってきたのもあってか中国オタクの面々の権利に関する認識も変化しているようで、以前の記事
中国オタク「アニメや漫画の中に出てくる商品って宣伝目的じゃないの?」

で紹介した頃とは異なる見方によるやり取りを見かけたりもします。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アニメや漫画に実在の商品、商標を使うこと」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメや漫画の中に実在する商品やお店を出しちゃいけないの?ヘンな名前に改変されたアイテムや店をちょくちょく見かけるんだけど。

そういうの多いよね。
ヘンな名前に変えられた実在のチェーン店とかは日本のアニメの特徴の一つ。

よくある質問だな。
これについては出しちゃいけないというか、「出したら問題になる可能性がある」というのが本当のとことだな。

日本の会社はその辺りがめんどくさいことになってんだろ。

広告費無しで宣伝してくれるんだから、気にしないでも良いだろうにな。

別に日本の作品だけじゃないぞ。
欧米のゲームで現代を舞台にした作品とかでも、商標はそのまま使われずに微妙な変更が加わっている。

広告として正式に行うなら何の問題も無い。
無断でやったらその商標を持っている所の権利を侵害することになる。

あー……こういうのでも権利侵害になるのか。

なるよ。
グレーゾーンではあるみたいだけど、無許可で使うとアウト。
ただ具体的にどの程度の問題になるかはケースバイケース。

訴えられたり抗議されたりすると対応しなきゃいけなくなるから、結構ハッキリとしたリスクとして認識されているようだね。

スポンサーにならないでも広告を出してくれるってのに、なぜそんなことをするんだ?
そんなこっとしたら結果的に反感を買うだけだろう。

実在する商品が作品内に出ている場合は、広告かタイアップだな。それ以外は魔改造した名前になる。例えば「コード・ギアス」のピザハットとか「あの花」のお菓子とか。

「タイガー&バニー」は全部広告だからOKというケースだったね。

「シュタインズゲート」のドクターペッパーとか「だがしかし」の駄菓子とか、作品内で重要なアイテムとして必要、そのままの名前であえて使いたい場合は許可を取るらしい。

「金よこせ」
「じゃなきゃ使わせてやらない」
ってことだな。

例えば「くまみこ」ではユニクロは許可が出たが他の所は許可が出なかったそうだ。まぁ、結果的には出さなかったのは正解だったかもしれないが!

スポンサー同士の関係もある。
ライバル会社の名前出したらいけないだろうしね。

ヘッドフォンなんかのアイテム、元にしたモデルが明確に存在すると分かるようなのはどうなんだ?

確かに。ああいう形でやるのが問題無いなら……とか考えてしまうね

「聖地」とかは?

そこは公共の場所なら大丈夫ということなんじゃないかな。実在する商品や店、商標がマズイ。だから街並みは同じで、店の看板は変えていたような……

どこまで許可が必要なのかハッキリしないんだよな。
例えば公共の場所でも、特定の建物であった場合はどうなのかとか。

特撮でぶっ壊す場合とかは許可取ってないように思うが、どうなんだろうなあ……

スタッフロールに協力として日本の自治体の名前が出ていたりするから、何らかの権利関係はあるのではないだろうか?

魔改造した商標が別の実在する商標だったらどうなるんだ!?
同じ分野でパクリっぽい類似の商標が登録されている可能性は高いぞ!

許可取らずにやって大問題になったのが「ハイスコアガール」だな。
読者からすれば肯定的に見える、広告効果があるだろうというものであっても、無許可で勝手に使うのはダメ。特にまずいのが商業的な利益を得るということだ。

訴えられたら作品が消える危険性があるから、そりゃ事前に回避しようとするよね……

世界的にこういうのは厳しくなってきている。
余計なゴタゴタを避けるために許可を取れるもの以外は出さなくなってきている。FPSの大作が過去に行ったり未来に行ったりするのは現在使われている銃を出すのが難しいからだ。

原則として、こういうのはライセンサーから許可取らなければダメだ。
ちなみにコンテンツ関係で最も厳しいとされているのはディズニーで、日本のオタク界でも非常に恐れられている。

ウチの国だって最近はIP獲得合戦、権利ビジネスがヒドイことになっているからこの手の問題が強く意識されるようになってるぞ。
最近の国産作品はこの手の実在アイテムをぼかしている作品が増えている。

最近はウチの国でも、実在のブランドや商標にモザイクかけて流すようになってるからなあ

ウチの国も版権問題はいよいよめんどうなことになってるね。必要なことだとは理解できるが、極端な事例を見ると微妙な気分になったりもする。

私も昔はこういう魔改造商標ってネタ、作者の遊びだと思ってたんだが、実際はかなりお堅い理由があったんだなと知って昔見た作品に関する認識がちょっと変わったよ。



とまぁ、こんな感じで。
以前と同じ感覚の人もいるようでしたが、最近はこの手の事情に関して認識している人も増えているようでした。

先日中国の業界の方から聞いた話によれば

「この2年程で中国のクリエイターの無断使用に関する意識はかなり変化している」

「きっかけとなった理由の一つに、イラストレーター界における一連の出来事がある」

その出来事を簡単にまとめると、少し前に中国のメディアにイラストレーターの作品が無断使用されて炎上する事件が相次ぎ、それに対してイラストレーター側が抗議する事件が多発、その結果イラストレーター側も自分達の無断使用に関して省みる流れが起きた……というもの」


とのことでした。
実際、上のやり取りにもあるように最近の中国のイラストや国産漫画などでは商標をぼかしたアイテムの描写を見かけるようになっていますし、この辺の意識に関して変化しているのは確かなのではないかと。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「新海誠は『君の名は。』の続編に興味はないが実写化、ファンの同人誌に興味があるらしい……」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

12月初めの中国本土での公開も決まり、
引き続き中国オタク界隈でも話題になっている
「君の名は。」

ですが、先日中国のメディアのこちらの記事(中国語)などで
「香港でのインタビューで新海誠監督が『君の名は。』の実写化に興味があると語った」
「実写化の際にはアニメ版の主役の二人がそのまま演じるのを見たいと語った」

などと報道され、ファンの間で話題になっているようです。

ソースとされている香港メディアのインタビューの動画を探してみたのですが、
恐らくコチラ(中国語)ではないかと思われます。
記事は中国語ですが、新海誠監督は当然日本語を話していますから動画を見る分には中国語が分からなくても問題無いかと。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「新海誠監督が『君の名は。』の実写化に興味あり」
といった話題に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新海誠は「君の名は。」の続編に興味はないが実写化、ファンの同人誌に興味があるらしい……
やめてくれ、実写版はやめてくれ……

でも主役の声の二人が演じるならという話だろ?
そこまで悪くは無いのでは。

なんで日本ではアニメを実写化したがるのだろう?
ハリウッド映画にもアメコミ原作の作品は少なくないけど、日本の映画に関しては明らかに多いと感じる。

自分で自分の作品を汚すというのか!?

あんまり作品を壊すようなことはしてほしくないんだがなあ

なぜ、そんなことをしようとするのか

主役の声優は二人とも俳優出身だし、声も演技も問題無いだろう。

そういうことか……役者を使うのは実写化も想定した起用だったということか。

アニメや漫画の実写化はヒドイのも多いけど「君の名は。」ならば大丈夫じゃないか?
聞いた話では実写化に向いた、ちょっとだけSF要素のあるラブストーリーということだし、主役の二人も中の人ならば三次元のヒドさを目の当たりにせずにすみそうだが。

上白石萌音に関してはよく知らないけど、神木隆之介が直接演じるなら違和感無いかもな。

私はあの二人ならアリだと思う。

しかしそれにしたって実写化とは……新海誠は近年のアニメや漫画の実写映画をあまり見ていないのではないだろうか。

ウチの国では実写化=TMAみたいなイメージになってるからアレだけど、そこまでヒドイことにはならんだろ。
私は新海誠の挙げた条件の、主演二人をそのまま起用した実写版ということならちょっと見たい。

こういう形の実写ならアリだな。
神木は実写でもやれるし、上白石も普通にかわいい。

新海誠に関しては、実写化はあまり違和感無いな。

実写化の素材としては悪くないよね。実写版の監督が独自要素で暴走しなければいけそうだよね。

でも……「君の名は。」のスゴイ所って写実的な画面、背景だろ?
実写化だとそれが消えて平凡なラブストーリーになってしまうのでは?

確かに……新海誠作品は美しさが武器のアニメだからな。まぁ、実写がどうアニメに追いつくのかという興味もあるけど。

「君の名は。」の実写って、難度高いと思うぞ……実在の風景をベースにした現実よりキレイな風景を描いてしまっているから。自然の風景以外の、都市部でさえも。
私は映画を見た後に劇中で舞台になったと思われる新宿の各所を見て回ったんだが、明らかにアニメの中の描写の方が良かった。

言われてみればそうだな。
キャラのイメージが崩れることに加えて、アニメの中の風景が汚くなる可能性も心配になってくる。

実写化はさておき、続編作らないのは正しいね。あの終わり方の後は単なるラブコメかメロドラマにしかならないだろうし。

俺は実写化についてより、新海誠が作品のその後に関する同人誌を見てみたいと言ったことに驚いたんだけど。

私もそうだ。同人誌でその後の展開を描くのを歓迎って言葉がクリエイター側から出るとはなあ。実際に聞くとかなり意外に感じた。

エロパロ大歓迎っていいのかよ。

いや、そういう方面に限らない同人誌だろう。いわゆる薄い本じゃない。
日本は二次創作が活発で非18禁の同人誌もかなりあるから、クリエイターも抵抗なく言えるのかもね。

ウチの国だと「薄い本」のイメージばかりだからな……

俺は過去の新海誠作品をハッピーエンドにしたいと二次創作小説を書いてしまったことがあるんだが、こういうのでもいいのかな……?

いいんじゃないの?
観客が作品の先の物語を想像して書くというのは歓迎するという話をしているから。

「秒速」とかは、無理矢理ハッピーエンドにしたら負けになる気がしないでもない。

元のインタビュー動画見たが、「強い気持ちで臨んでくれる」というのが前提条件として強調されているから、商業的な動機メインでの実写化というのは本意ではないんじゃないかな?

それにしても、「君の名は。」という作品に関してはなんか新海誠から余裕を感じる。

あれだけのヒット作になれば当然だろう。
アニメではなく実写版の方で作品が知られるなんてことはもうあり得ないだろうからね。

漫画とかだと、実写やアニメの方で一般社会に広く知られることになって、作品の一般社会における評価が実写版によるものになってしまうことがあるけど、「君の名は。」だと

仮にジブリの人気作品を実写化しても、実写の方で作品を語るヤツは出ないだろうからね。
興行収入があれだけの規模になっているから、社会的な知名度もそういうレベルになっているんだろう。そりゃどっしりと構えていられるよ。



とまぁ、こんな感じで。
実写化に対して反発する人は少なくないようですが、「条件付きで可」的な受け取り方をする人もかなりいたのが興味深いですね。

中国オタク界隈ではアニメや漫画の実写化の話題に関しては日本以上に拒否反応が強いので、こういった反応はかなり珍しいかと思います。
例えば現代系の作品としては、以前「氷菓」の実写化の話題が出た時には中国オタク界隈では結構な反発が出ていましたし。
中国オタク「氷菓実写化!?やめろおおおおお」「原作は小説だぞ」

中国オタク界隈で「君の名は。」の実写化の話題を肯定寄りに受け取る人が多かったのは、作品の方向性や主役の二人がそのままといった要素も理由になっているかと思いますが、この辺りを考えてみるのは面白そうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国のゲーム会社が開発に参加したゲームが1日でサービス終了という日本最速記録を打ち立てた!!」

ありがたいことに
「1日でサービス終了となったDMMのゲーム『カオスサーガ』の中国での反応」
に関する質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

DMMが1日で終了したゲーム「カオスサーガ」についてコメント 「他社の権利を侵害している可能性がある」(ねとらぼ)

私も艦これの遠征のついでにDMMのゲームページを見て知ったのですが、なかなかにスゴイ記録となってしまったようですね。
この件に関しては中国のネットの方にもこちらの記事(中国語)などで早速伝わっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国のゲーム会社が開発に参加したゲームが1日でサービス終了という日本最速記録を打ち立てた!!
……いつものシリーズということで、日本に笑いを提供できた模様。

日本もソシャゲ系は結構中国のゲームが入っているようだし、この手の爆発案件ネタも定期的に供給されそうだな……

サーバーに障害出てサービス開始1日でいきなり長期メンテのサービス休止ってのはウチの国でもあった気がするが、版権問題で1日で終了というのは初耳だ。

中国のブラウザゲーなんて金を騙し取る専門家なんだから気を付けないといけないのにな。ウチの国の人口が多いから成り立って発展してしまったジャンルだ。

これはきっと、サービス終了の記録を更新するためにサービスを始めたに違いない。

確か以前、日本では中国系ゲームの「暗黒英雄」が11日でサービス終了という記録を打ち立ててニュースになっていたはず。
その記録を破るのは、やはり我が国のゲームだったか。

「暗黒英雄」はバグ関連だったが、こっちは権利問題という新たな手法で新記録!

でもどこがパクリなんだ?
日本のネットで話題になってるNPCの画像を見てもどこがパクリなのか分からんぞ。

日本人はよくこんな所のパクリまで気付くな。
そこは感心するよ。

いやさすがに並べられたら一目で分からないか……?
これはモデリングデータのパクリだろう。描画状態が違うからパクリに見えないのかもしれんが、パーツやテクスチャが一致し過ぎている。

コレを作った連中は中国の瘴気に慣れ過ぎていたのかもしれん。
壁の中ならまだやれたが、国外にまで出て「原作」にぶつかるとか、もう言葉も無い。

日本側もなんでこんなのに引っかかるかなあ……
開始1日でバレて炎上って、日本の常識ですぐに分かるレベルのやらかし、企画段階でチェックされるべきものだったんじゃないの?

日本のゲーム会社の海外作品のチェック体制ってどうなってんだろうね。

この事件によって日本の代理運営の業者達も中国のネトゲの恐ろしさを記憶することになるだろう。

いや……DMMのゲームを見ているとガワだけならウチの国のその辺のゲームの方が良く見えたりもするし、今後も簡単に引っかかるような気がするんだけど?

さすがにそれは……このカオスなんとかなんて明らかにウチの国のゴミゲーによくあるインターフェースじゃないか。見えている地雷だぞ。

イラストとかモデルで見るとDMMとか日本のスマホゲーより派手だったりする。それにこっちのゲームのイラストは日本の流行のタイプとは異なるから目新しく感じられたりもするそうだ。
それが全部自前ではなく、他所のを勝手に使ったりしてるからこういうことになるんだろうけど。

担当者がゲームの内容に興味が無い可能性がある。
日本で騒ぎになった原因にモデルのパクリ元がFF11だからってのもあるんだが、日本のネットゲーマーなら一発で分かるレベルのものだったそうだ。恐らく、日本でサービス開始即停止になって大炎上したのもFF11のモデルだったからだろう。

まぁこんなもん作った方が悪いのは間違いないが、サービス開始までやっちゃう日本の運営関係者もどうなのかとは思う。

あとは知っていたけどこの程度ならバレないと思ったとかかもな。

その可能性も考えられる……実際、DMMは昔「グランブルーファンタジー」をパクった18禁ゲームを出そうとして、クローン的なパクリではなく関連素材(ゲーム内容に関しては事前登録段階だったので不明)のソースの直接的な盗用がバレて炎上した前科があるからな。
ちなみにそのゲーム、延期したものの普通にサービス開始となってセールスも好調で18禁ゲーランキングの上位にいる。

DMMは「刀剣乱舞」でも画像盗用が発覚してニトロプラスと一緒に謝罪してたな。

なるほど……どこまでが過失でどこまで故意なのか分からんのか。だがどちらにしろなんでこういうゲームが世に出てしまったのかという疑問は残る。まさにカオスだ。

しかしこんな感じのゲームって誰が遊んでるんだろうな。

最初だけ、スタミナ回復する期間だけ遊ぶとか、最初にばら撒くギフトで良いの「当てちゃった」ようなヤツじゃないか?
広告やポータルの宣伝からタダで試しにやってみようというのは常にいるから。

日本の主流とは違うから価値があるように思われるのかね。
こういうゲームってウチの国ではゴミのようにあるのに。

見ろ!ゲームがゴミのようだ!

確かに見たら一発で分かるレベルだよな。

実際、日本のDMMの跡地に残っていた情報を見ただけでもウチの国のうるさい広告によくあるゲームだと分かる。

ウチの国は日本のゴミアニメに引っかかるが、日本はウチの国のゴミゲームに引っかかると……世の中って意外にうまく回っているもんなのかもしれん。



とまぁ、こんな感じで。
さすがに1日でサービス停止は中国でもネタになるレベルだったようで、背後関係も含めて、イロイロな疑問も出ているようでした。

それにしてもこの手の中国ではそこまで問題にならない(中国でも法律的に問題が無いわけでは無い)ので行われているパクリ、無断使用についてはゲームに限らず、中国からコンテンツを輸入する際には常に付いて回るリスクですね。

現在の中国国産アニメの中にも「日本に持ってきたら権利的に危なそう」という作品がありますし、過去には日本展開の計画も動いていたのに、いわゆるパクリ系の「恶搞」ネタが劇中に多過ぎたことなどが理由となり計画中止となった作品なんてのもあったり……
また無断使用については今回の件のようなモデルなどのデザイン関係以外にも、効果音やBGMについてのケースもあります。

しかもこういった問題に関しては作っている中国側でさえもきちんと把握していないことが珍しくありません。無断使用を悪い事だと思わずにやっているケースもあれば、制作者の中に暴走したのがいて自分の好きなアニメの素材を勝手に使っていたなんて話も聞いたことがあります。

そんな訳で中国から日本に作品を入れる場合に権利面でのチェックをきちんとやろうとしたら、それなりに手のかかるものになるかと思われます。
ですが中国の業界の方からは

「中国ではかなり分かり易いパクリ、無断使用をやっていたりするが、パクリ元の作品に関する知識が日本ほど広まっていないので気付かない人も多い」

「中国国産コンテンツのパクリ問題をチェックするには広いジャンルの、新旧の作品についての知識が必要になる。しかし中国ではオタクの最前線の人間であっても年代ごとに知識が偏っているので思わぬ所で守備範囲外の作品が出ることもあり、この手のチェックができる人材が少ない」

という話を聞いたことがありますし、日本側も丸投げせずに自前でのリスク管理をしっかりと意識するべきなのでしょうね。


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中国オタク「なんで宇宙戦艦ヤマトがスパロボに参戦できるんだ?」

ありがたいことに
「中国でスパロボVのヤマト参戦はどう受け止められているのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

スパロボの新作の参戦作品に関しては中国オタクでも話題になっていますし、
最新作の「スーパーロボット大戦V」

の参戦作品に関する情報も早速入っているようで、「宇宙戦艦ヤマト」の参戦に関してもちょっとした話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「宇宙戦艦ヤマトのスパロボ参戦」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ヤマトのスパロボ参戦でスパロボの基準が分からなくなった
いったいどこまで参戦できるんだ……

「宇宙戦艦」ヤマトも参戦か。もう何が何だか。

私もヤマトは参戦できない作品だと思ってたから驚いた。

なんで「宇宙戦艦ヤマト」がスパロボに参戦できるんだ?
新作の内容よりもそこが気になってしまう!

自分も。これは、日本のオタクの間では宇宙戦艦ヤマトもスーパーロボット、ロボット系作品枠として見ても問題無いということなのだろうか?

俺はヤマトが参戦できるなら……と参戦の期待作が増えて嬉しい。

例えば?

とりあえず「ロスト・ユニバース」とかに期待したくなるね!

私は「星方武侠アウトロースター」とかを希望する。
格闘属性の武器がある戦艦になれるぞ!

「星界の戦旗」とか参戦してくれないかなー

「ロスト・ユニバース」か……確かに参戦できるならして欲しいね。

同意だ。
私も子供の頃に見た作品だから参戦して欲しいな。あの作品がスパロボ参戦と妄想したこともある。

「ロスト・ユニバース」はマイナー過ぎてダメじゃないか?
あの作品、日本では「スレイヤーズ」関連で有名なだけだろう。

いや、他のもっとマイナーな作品も参戦しているからそこは問題にならないと思うが。

「ロスト・ユニバース」は間違いなく日本で有名だよ。もっとも、伝説の作画崩壊アニメとしてだけどね……そういうネタ経由でもいいから参戦してくれないかな。

ヤマトが参戦できるとなると、ハーロックや999が今後参戦する可能性もあるということか?

この参戦は「宇宙戦艦ヤマト」は日本のアニメ史、オタク史において特別な地位にあるから、その地位による「裏口」、特別措置じゃないか?
これによって非ロボ系の作品がスパロボに参戦できるようになったとは思えない。

そういう見方もできるのか。
ところで日本のスパロボファンからの反発や、逆に「宇宙戦艦ヤマト」のファンからの反発と言うのは無いのだろうか?

それは私も気になるね。
日本ではスパロボ系作品のファンとヤマトのファンって重なっているのか反発しあっているのか分かり難い。しかもヤマトファンは日本でオタクが形成されるきっかけになった作品で、ファンもスゴイのが多いと聞く。

日本のオタク界のガンダムのファンとヤマトのファンの摩擦だか衝突だかはめんどくさいと聞いたことがあるな。実際どうなんだろうね。

すいません、「無限のリヴァイアス」とかはどうなんでしょうか……平井キャラだし、SEEDやファフナーとの親和性も高いと思うのですが……

戦艦だけの作品がOKということなら、SF系の作品がたくさん出せるようになると思う。

これまではスパロボに参戦するためにはロボか、最低限人型と言うイメージがあったよな。

「テッカマンブレード」が出た時点でもう何でもアリだろ。

強い戦艦があるなら参加できるというのは夢がある。

「蒼き鋼のアルペジオ」とかどうでしょう!
「フルメタル・パニック!」だって参戦しているから参戦も不可能じゃない!?

よし、ここは「無責任艦長タイラー」ということで。
ストーリー的にも面白い組み合わせになると思うんだけど。

「無責任艦長タイラー」はアニメ版と原作版でストーリーが大幅に違う上に原作者がアニメ版をよく思っていないからなあ。
しかも原作の方もリメイク版でずっこけたから無理じゃないかな……同じ作者の「アイドル防衛隊ハミングバード」の方が望みがあるという説を見た事がある。

最近はスマホ版の方で予想しなかったタイトルの参戦、「ゴジラ」や「クレヨンしんちゃん」とかが出ているし、権利問題以外だとそこまでハードルは高くないのかもしれん。

スマホはコラボイベント的なものだから別枠で考えた方が良いのでは?
ゲーム機タイトル参戦までの第一歩的な見方は出来なくもないが、やはりゲーム機の作品への参戦とは区別するべきだと思う。

私はヤマトの参戦は「戦う歩行系ロボ無し」という意義があると思う。
「テッカマンブレード」だって「ゴジラ」だってロボはいた。
ヤマトは戦艦と戦闘機だけだ。

そう言えば戦艦と戦闘機の作品が出られるということは、戦闘機だけってのは出られるのだろうか?
私が具体的に気になるのは「戦闘妖精雪風」が出れるのかということなんだが。

ヤマトは権利問題が整理されたからようやく参戦したのであって、元から参戦企画はあったんじゃないかな?
ヤマトの権利問題はとてもめんどくさいと聞く。

自分は「宇宙戦艦ヤマト」よりも「クレヨンしんちゃん」の参戦の方が気になる出来事だね。「クレヨンしんちゃん」がいけるなら「ドラえもん」もいけるんじゃないかと。

ああ、なるほど。
ザンダクロスか!

そうだ。百式より使えると思うぞ。
もちろんドラえもんの秘密道具のプラモ兵器とかロボとかでもいいけどな!

自分はスパロボに銀河の歴史がまた一ページ加えられることをずっと待っている。ヤマトの参戦でその期待が高まった。



とまぁ、こんな感じで。
ヤマトがいけるなら……と様々な妄想が飛び交っていました。

中国オタク界隈においてスパロボは様々な作品のデータベースを兼ねているような所もあるので、参戦作品をスパロボ経由で知る、関連情報を調べて評価を知るといったことも少なくないそうです。

今回も「宇宙戦艦ヤマト」をきっかけに、中国オタク界隈における日本のSF系アニメ作品の認識や広まり具合に変化が出て来る可能性もありそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

北京の漫画喫茶B3

日本からだと存在そのものを疑われる事も有る北京の漫画喫茶B3のHPです。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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