「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「女性キャラが俺TUEEEEEするのに向いている時代や世界の設定はどんなものだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国ではいわゆる俺TUEEEEE系の作品を指す
「龍傲天」
というスラング系の言葉があり、そこから転じて女性主人公で俺TUEEEEE的なことをする作品を
「鳳傲天」或いは「凰傲天」
と呼ぶようになっているそうです。

またこの「鳳傲天」或いは「凰傲天」な作品に関しては近頃の日本の新作アニメの人気作品から注目が集まっている所もあるそうで、ジャンルの分析的な議論も盛り上がっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「女性キャラが俺TUEEEEEするのに向いている時代や世界の設定はどんなものだろう?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新作アニメをチェックしていて最近の女性主人公モノ、特に「鳳傲天」が目に付いて思い付いたんだけどが、女性キャラが俺TUEEEEEするのに向いている時代や世界の設定ってどんな感じなんだろう?
皆の意見を教えてくれ。

宮廷恋愛モノだと清朝だみたいなことになるが、近頃の俺TUEEEEEというか「凰傲天」だと同じ話にはならないか。

いわゆる「鳳傲天」って女性主人公の恋愛モノ、愛され系とはまたちょっと違うよね。
男主人公と同じように本人が作品の中心になって活躍して話を動かす、世界を思いのままにするという感じの話だから。

世界観よりもキャラ設定だと思うけどね。この辺りについては男性主人公モノと共通しているはず。テンプレだって同じように活用しているのだから。
チートもってるんだから男尊女卑の時代に転生して女だからとTUEEEEEできなくなることはない。

そりゃできるけど、まずその男尊女卑を打ち砕いたり超越するような展開や設定、キャラクター関係を出さなければならない。舞台となる時代の女性の地位によって立身出世ルートが変わってくるから。

言ってみれば読者にリアリティを感じさせる、矛盾をスルーさせるのに向いている時代が良いのだろう。爽快感に引っかかりが出ないような。
例えば女性の地位が低い時代でも権力者の庇護下で活躍できるのであれば話は変わってくる。活躍する際に自分が動くか、周りが動いてくれるかでも違う。

私は魔法系のファンタジー世界だと男尊女卑になり難いしやりやすいと思う。
あと武侠系の世界観でも女性キャラが普通に強くなれるから「鳳傲天」ストーリーはできると思うんだが、これは今後の作家次第かね。

キャラの実力に加えて、恋愛観の問題がある。これを上手く処理できるかが重要だ。
今の国内の作家ってバトルと恋愛を両立させるの下手というか回避したがる傾向が強いから武侠系はどうなのかね。俺TUEEEEE系を好む読者もヒロインが出て主人公が恋愛デバフ食らうの嫌がるし。

別に女だろうが奴隷階級だろうが女で奴隷階級だろうが作者が書こうと思えば俺TUEEEEEにはなるぞ。

歴史系世界でも極端な言い方をすれば、皇帝の正室になればいいのだし武則天になればいいとなるからな。
ただ武則天は悪役の印象が出るわけだしそういった設定で人気を獲得できるかはまた別の話だ。自分は過去の歴史は恋愛系ならともかく俺TUEEEEEには向いてなさそうに思えるかな。

現代で魔法少女!

現代のような社会システムがしっかりして読者も知識と実感があるのは難度高いぞ!ギャグ系ならいけるが!!

純粋に現代は難しいから、日本のネット小説系アニメはVRMMOや倫理観が現代に近い異世界に舞台を移すのだろうな。10月新作の「くまクマ熊ベアー」もそうだ。

MMO全然人気無い国なのに、舞台だけは活用されているのは不思議だが納得できる理由もあるからね。

日本はよく知らないがウチの国の流れの東洋系古代世界は非常に向いてない方だろう。
ウチの国の歴史を見ても呂后や武則天なんかは悪役ジャンルの定番キャラだ。あんま詳しくないが女性に継承権があって女性の貴族もいる西洋の方がやりやすそう。

それでもチート次第で……!
俺TUEEEEEに関しては大国のリーダーになるならば性別は関係なくなるし、ファンタジー系ならばチート能力や戦闘力で活躍すれば良いからやはり性別は関係ないとも言える。

確かにチート能力次第な所はあるね。
ただそれを活用しやすい場所というのもあるだろう。例えば日本の作品がよくJRPG的なファンタジー(乙女ゲーも含まれる)を舞台にしているように。

日本マンガ系やJRPG系の西洋ファンタジーってチート持ち女性主人公動かすにも楽だよな。
実際に歴史的にどうだったかではなくなるし、女性が政治や国家運営に介入したり、冒険者バトルをしても何となく許容されるから。

なんとなく理解できる話だ。日本の作品に漂う共通認識は女性であっても生家の爵位とかの封建体制的な身分での尊重や権力で押し切れるレベルみたいなんだよな……

このスレを読むまではなんとなく基本的には社会的なレベルが高いほど女性の地位も高いし女性主人公は活躍させた水と思っていたが、そう単純ではないのかね

社会レベルの向上もだけど科学技術が発展すれば男女の身体能力由来の差は縮まるし、女性キャラの俺TUEEEEEができるということで問題無いだろう。

ロジックとしてはそうなんだけど、面白いストーリーになるとは限らないんだよ。逆境をはねのけるためには、前提としての逆境が必要になる。
問題の無い環境のキャラと、不利な状況からのし上がるキャラでは与える印象も違うわけだから……もちろん現代社会でもそういう話は設定次第で可能だが強調し過ぎると面白さや爽快感が行方不明になることもあり得るわけで。

「鳳傲天」かどうかは怪しいがロボなら「クロスアンジュ」みたいなのもあるし、サイバーの方だと「攻殻機動隊」とかもあるから本当に作者次第ではあるのだろうけどね。

悪い意味で言っているのではないんだが、鳳傲天って男社会で女性キャラが俺TUEEEEEするからこそのお手軽で分かりやすい爽快感もあるんじゃないの?
強そうで態度の悪い男キャラを美少女が特に意識せずワンパンするからギャップがネタになるんだし。

最近人気になったアニメの俺TUEEEEEな女性主人公や世界観ってJRPGをはじめ日本の作品でよく言われるなぜか少年少女、細身のキャラの方がマッチョなおっさんより強いというお約束の一種でもあるのかな。

社会的なレベルが上がるというのは現代に近くなる要素が出てくるわけだから、男女関係なくチート能力の根拠や影響の描写を雑にやりにくくなる。もちろん世界レベルの視点だと別だが、そういうのはまた別の話。

最強女性主人公、ロボのパイロットみたいなのは普通にできるだろうし今度は「需要があるのか?」「人気になれるのか?」みたいな話が絡んできそう。
「リリカルなのは」みたいにやるとか、上でも言われているが魔法少女モノの方向で行けそうな気もする。

逆に女性の方が優位、女性に特権のある女尊男卑な世界、女性の方が強くて(女性だけが使える能力や武器などによってとか)戦いの役割も担うような世界観だと女性キャラ俺TUEEEEEも容易に作れるのでは?

現代や近未来なら例えば女性がチートで大活躍すれば普通に「IS」の逆みたいになりそうだが、それを面白くして人気にできるかとなると……

なんか二次元の女性主人公モノで探せば普通にありそうな気配がしてきた。戦場のエースパイロットが実は女みたいなのが。
どうなんだろう。

男女の身体能力の影響が無いようなモノで戦って世界を動かし、舞台となる社会も現代にすれば基本的には男女の待遇差は出ない。
つまり……カードゲームでデュエルすればいいんだよ!!

確かに良いアイデアだ!
あとは女性向けのカードゲームバトルを人気にしようというスポンサーを探すだけだな!!

それってポケモンの女性主人公とかでやれそうな気がする。
しかし身も蓋も無い話になるが、女性主人公で俺TUEEEEEさせれば女性ファンも男性ファンも獲得できるとは限らないからな。
恋愛寄りにするなら「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のようにネタ度を濃くしないといけないし、「私、能力は平均値でって言ったよね!」や「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」みたいに男性向け作品的な爽快感を出しつつ男女の恋愛要素を消さないといけなくなる。

ネタではない形で男女関係が強調されるのはちょっと人気の方で難しくなるからね……「本好きの下克上」とか序盤はいいけど中盤以降は男性読者脱落しがちだった。

このスレ眺めていて感じたのは男尊女卑の世界観で女性キャラが俺TUEEEEEやるのは問題無いだろうけど匙加減は難しそうということ。
いつまでも女性蔑視されてそれを打ち砕くの繰り返しだと主人公強いのに変わらない世界ということで俺TUEEEEEではなくなってしまう。

強いだけじゃなくて世界の中心になって世界を思いのままにできて爽快感があるのというのも重要だからな……日本の作品にありがちなJRPG系西洋ファンタジー世界はツッコミ所も多いけど物語を作る上では楽なのだろうし女性キャラでの俺TUEEEEEもやりやすいのかもね。

未来世界や現代社会だと女性キャラを何の問題も無く動かせるけど爽快感と話の引き延ばしの難易度がね。あと恋愛要素入れるのも難しくなる。

これは男性主人公にも共通する話だけど現代社会だと恋愛関係や結婚に倫理観のしばりが入ってくる。逆ハーレムでもちょっとめんどくさくなる。
女性主人公にすることによって解消された近年の男主人公の俺TUEEEEE作品にありがちだった主人公の不快感や迷走具合が解消され、ネタとして楽しみやすくて爽快感があるという「鳳傲天」の強みが消えてしまいかねない。

俺TUEEEEEするのは何も戦場だけの話じゃない。知識チートによる内政や、作品やら歴史やらの知識による人脈チートなんてのもある。
そのチートを上手く見せて活躍させられる時代が良いから、社会システムが整って個人の影響が少ない時代はちょっと難しいとも言える。

主人公が活躍するチートってようは実力差や知識の差でもあるからね。

ここまで読んで思い付いたんだが、男が女になるタイプの作品でも良いのでは?そっちの方だとまたイロイロな俺TUEEEEE作品があると思うのだが。

TSしての俺TUEEEEEだともうわかんなくなってくるな。序盤のハードルや恋愛要素次第か?精神的なBLがダメな読者も少なくない。



とまぁ、こんな感じで。
色んな所に話が飛びながらの議論が続いていました。

いわゆる「鳳傲天」系の作品が中国オタク界隈でジャンルとして認識され注目を集めるようになったのは比較的最近の話ですし、現在も好みの方向、判断基準の模索が続いているそうです。

ちなみにこの「龍傲天」から来ている「鳳傲天」或いは「凰傲天」、鳳凰は鳳が雄で凰が雌なので「凰傲天」が正しいのではという指摘は常にあるようですが、元がスラングなのもあってかイメージしやすい言いやすい入力しやすいなどの理由から「鳳傲天」表記の方が優勢といった状況になっているという話もあるようです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「女性キャラ主人公で俺TUEEEEE作品を教えてくれないか?この方向の作品をもっと見て見たくなった」

9/28修正:またまた鳳凰の変換&コピペミスをやらかしておりました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「オタクは三か月ごとに嫁が変わるという説があるけど皆の最初の「老婆」(嫁)はどうなった?今でも好き?それとも……?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国オタク界隈では自分の大好きなキャラに対して「老婆」(中国語では「嫁」の意味になります)や「本命」などと言ったりするそうです。
またそんな自分の大好きなキャラの心の中での扱いについて話題になったりもしているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「どんどん好きなキャラが変わる中で、最初に好きだったキャラはどうなっているのか?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オタクは三か月ごとに嫁が変わるという説があるけど皆の最初の「老婆」(嫁)はどうなった?今でも好き?それとも……?

私は一番好きなキャラについての扱いは変わってないかも。
もう10年は前のキャラになるんだが。

俺もオタクになる切っ掛けのヒロインの心の中での扱いというのは変わってないな。
好きなキャラがその一人だけってことも無いが。

ヒロインが先なのか作品が先なのかは今となっては不明だが、Fateとセイバーでもう15年になるか……グッズも課金もいくら使ったかは考えたくない。

セイバーだったら愛を維持するのも比較的容易なのでは。この15年間常に供給があったわけだから。
問題は続編も関連作品も期待できないキャラが好きだった時ではないかと。その場合は心変わりを責められないと思うんだが。

自分は好きなキャラがたくさんいて一番好きなのが決められないタイプだからそういう悩みはあまり実感がない。

いつの間にか一人に決まっているが、常に固定ではないから自分の嫁は変動制なのだろうな……

新しい方を好むのは人として自然なことだ。
特にオタク向けの二次元市場は二次元アイドルを消費する市場とも言えるからシステム的には嫁が定期的に変わるのが当然な界隈とも言える。
もちろん一人のキャラをずっと好きでいても良いしそれはそれで評価されるし市場価値もあるものだが。

いつの間にか古いキャラになっている好きだったキャラというのはいるけど、別に好きじゃなくなったとかでもないな。
金を使うことに関しては機会や手を出せる範囲の関係からどうしても新しい嫁の方が中心になる。

俺は最初のキャラに対する思い入れは薄れ一番好きなキャラもその時その時で変わっていった、そして段々とオタクではなくなっていった……

自分の嫁が変わっていないのは良いことなのかね。新しいキャラの萌えを理解できない老害という気もしてしまうが。

悪い事ではないかと。別に新しいキャラを好きにならなければならないわけでもない。他人の好きな新しい或いは古いキャラを馬鹿にしたり、マウント取ろうとしなけりゃ何の問題も無いさ。

昔ほどの熱い思いは無いけど最初に好きだったキャラ、今で言う「本命」や「老婆」に関してはいまだに心の中の扱いでは一線級だな。

とてもよく分かる。
一軍に入ったキャラってもうずっと心に居続けるよね。二軍くらいのキャラはそれこそ三か月ごとに入れ替わるのもあり得る。

最初の「本命」キャラって心の中のランキングではなく、別枠で殿堂入りしている感じの人も少なくないんじゃないか?私の場合は昔々に惚れた綾波レイがそうなっている。

若い時だと見る作品も多くて好みも移り変わりが激しいんだろうけど、ある程度の歳をとったり忙しくなったりで見る作品が少なくなると好きなキャラが変わる機会も無くなっていくような。
俺もどこかで何かの拍子に変わったりするのだろうか。最初に俺の嫁認定したキャラはいまでも好きだけどそれが薄れている気もする。

三か月で〜のネタを聞くたびに思うんだけど、いくら二次元とはいっても三か月ごとに本命の推しを変えられるような出会いは無いよ!!

このネタを見る度に考えてしまうのだが、日本ではどれだけスゴイ量のキャラや関連情報が飛び交っているのだろうか……?

一目惚れみたいなのもあるにはあるが、好きになるための燃料がそこまで頻繁には来ないよね。

好きになったキャラに関する情報、作品が少なくなっていくから自然と重点が別のキャラに移ってしまう所はあるかな。
私はラブライブは初代が好きなんだが、追加のコンテンツはもう……

初音ミクが推しになっている自分はかなり恵まれている方だと思う。

最初に好きになったキャラへの愛はある。でも燃料不足で半休眠状態でもある。

燃料は少ないけどたまに出るグッズや書籍はつい買ってしまうから結果的に最初に好きになったキャラに一番金を使っているわ。これも言ってみれば「変わらない」ことの表れなのかも。

単純に疑問なんだけど数年ならともかく、十年以上前のキャラの方が良いなんてことが本当にあるの?
絵柄は時代に合わせてどんどん進歩しているのに、昔の女を今の目で見て満足できるものなの?

絵柄って癖と流行な所もあるから、新しいのが良いとは限らないのよ。映像クオリティとキャラクターデザインはちょっと違う。

絵柄に関しては最初に好きになった絵柄からは離れられなくなる。薄い本とかのエロ方面でさえもな!

最初に好きになるキャラってオタクの門をくぐる理由になるし、その後の進む道にも影響を及ぼす。同じようなキャラデザやストーリー展開、キャラ設定とかが好みになりがちだ。

同意せざるを得ない意見だ。
自分の好みに関しては「まどか☆マギカ」のキャラクターの影響がとても強いのを感じている。

今の絵柄に最初から慣れていた人は古臭い絵柄はダメかもしれないが、古い絵柄しか知らない人は新しい絵柄がダメだったりするからね。しばらくアニメから距離を置いていた人とか。
オタクの主流層は徐々に変化するのを追いかけて慣れているから問題ないだけ。

このスレを見て自分の場合を考えてみた。男性主人公は好きなキャラが結構変わっているけど、女性キャラはずっと変わっていないかも。

うーむ……俺は一応今でもキリトとアスナは好きだが、言われてみればキリト系の要素を備えたキャラはあまり好きじゃなくなっているな。

誤解を恐れずに言えば、女の好みは変わらないが男の好みはかなり変わった!!

このスレを見ていると、頻繁に変わる自分が異端に思えてきた。

みんな「今好きなキャラ」「推している本命キャラ」みたいなのは頻繁に変わっていると思うよ。ただ一番好きなキャラ、最初に好きだったキャラになると案外動かないのではないかと。

私の場合は変わるというか、増えるんだよ。
今の本命というかメインでおっかけるのは変わるけど昔好きだったキャラが嫌いになったわけじゃないし、情報に関しては常にアンテナは伸ばしている。

そうだね。単に増加するだけだ。

見る作品が増えれば増えるほど「我的老婆」は増える。ただ絶対的な忠誠の対象はそんなに変化はしないかも?

俺も増えるけど乗り換えとかはないね。常に増え続けている。

イロイロと変わっていったはずだが最初のキャラは名前を思い出せるけどその後に関しては名前を思い出せるキャラと思い出せないキャラがいるから、自分の中でも単純ではなさそう

どっちが先か後かは分からないけど、私の場合は最初にハマったキャラというのは自分の好みに合うものだし、そのキャラを通じて自分の好みが形成されていった所もある。
だから最初に好きになったキャラというのは特別だし、簡単に代わりが見つかるもんではないのかもしれん。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の考え方のようなものがイロイロと出ていました。

中国におけるキャラの人気の寿命に関しては基本的な燃料供給ルートが基本的にアニメしかないことから作品人気と同じく流行り廃りが激しいという話も聞こえてきますが、一度大人気になったキャラに関しては人気の寿命が長いという話も聞きます。

この辺に関して今回のネタを教えてくれた方からは
「日本と比べて日常的に触れるオタクメディアが少ないので情報の上書きの機会が少ないかもしれませんね」
という話もありました。

中国における日本の作品のキャラの人気事情に関してはキャラデザや性格などに中国独自の傾向がかなり出ますが、人気がどれだけ続くかといったことに関しても中国独自のものがありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「衛宮士郎の蔑称『土狼』って昔とてもよく使われていたらしいがどんな感じだったの?」

FGOのボックスイベント、周回はどこまでできるか分かりませんが聖杯戦線が予想外に面白いですね。昨日の更新分では聖杯を捧げたXXがバーサーカー軍団相手に大活躍してくれるなど育てたキャラを活躍させられるのも嬉しいですし、CPUの思考がそんなに厳しくないのもありがたいです。

それはさておき、ありがたいことにFate関連のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

今でこそあまり大きな話題になることはありませんが昔は
「Fate/stay night主人公の衛宮士郎が無茶苦茶に嫌われている」
というのが中国オタク界隈におけるFate関連の特徴の一つでした。

当時の衛宮士郎の当時の嫌われぶりは凄まじいものがありまして、中国オタク界隈における屈指の嫌われキャラとして「土狼」などの蔑称とともに悪い方向で有名なキャラとなっていました。

その辺りのイメージはFate関連の作品や情報が増えていくと共に徐々に改善されていったようで、アニメ版「UBW」の頃にはそこそこ落ち着いた空気にはなっていたそうです。
中国オタク「衛宮士郎のアンチがいつの間にか減った気がする」

そして現在の中国オタク界隈では昔の衛宮士郎の扱いや蔑称である「土狼」についてピンと来ない人も出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「衛宮士郎の蔑称だという『土狼』について昔はどんな感じだったのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


実は土狼が衛宮士郎の蔑称だというのを最近になってから知ったんだけど、昔はどんな感じだったの?そんなにヒドイ呼び方だったの?昔はとてもよく使われていたらしいけど?

土狼はネタ呼称の時期もあったけど、衛宮士郎叩きが加速する中で蔑称の方になってしまった……という感じかな。

今「土狼」は普通に蔑称扱いと認識されていると思っていたけど、あえて使う機会もそんなに無いからそっちの意味を意識されないこともあるのか。

土狼は元はネタ呼称だったのに士郎厨が嫌ったから蔑称扱いになっていったんだよ。

士郎厨はウチの国だとずっと少ないぞ?
少なくともメインで人気高かった時代は無い。stay nightファンの母数は減ったけど劇場版HF補正がかかっている今が一番評価高いという見方すらできる。

ウチの国だとFateのキャラ人気はずっとサーヴァント、セイバーや金ぴかだった時代が続いていて主人公の人気は無いか嫌われるかだった。
実はFGOのぐだの人気はFateとしては珍しいものだよ。

型月で見たら式や黒桐とか好かれるキャラもいるけど、Fateだと主人公の人気微妙だね。apoのジークはその嫌われっぷりから士郎に続いてFateは嫌われる主人公にしないといけない決まりでもあるのかとネタ混じりの嘆きが出たりするし、Zeroは群像劇だしなあ。

「土狼」は士郎を嫌っている人が使っている呼び方でもあったし、相手によっては反発を呼ぶから今使うなら気を付けた方がいいだろうね。
士郎を好きという人だけでなく士郎に対して反感を抱いていない人からも良い印象で見られなくなる。

この言葉に関しては前提として06年のディーン版Fateによる影響を把握しておく必要があるかな
FGOの感覚だと想像し難いかもしれないが、昔は衛宮士郎は我が国の動漫界におけるトップクラスのクズ扱いだった。

当時は士郎を批判するのが正しい、アニメを理解しているという感じだったからな。
まぁ今考えて見るとFate関係の資料が公式の翻訳では無かったし、Zeroの人気が爆発してそれを比較強調する材料になっていたから余計に「価値のないFate」の具体例として使い倒されてしまった所もあるように思うが。

振り返ってみれば内容的なもの以上に、今でもよくある評価の高い作品とか作品や個人叩きとかの皆が風に従うような感じだったかもね。
ディーン版の士郎に問題が無かったとは言わないが。

ディーン版はセイバーの人気や知名度は爆発させたけど、士郎のヘイトも爆発させた……

士郎関係は字幕組のおもちゃにされていた感もある。
当時の字幕組って自分のカッコイイ表現やセンスのアピールのために利用しようとする意図も強かったから作品を尊重して翻訳するというのがあまり無かったんだよね。正しさよりもカッコイイとか面白いとか今で言うネタになる方が評価される空気だった。
もちろん今そんなことやったら炎上だけど、当時は情報の上流やオタクの婆羅門階級が字幕組に揃っていたから知識や情報の水門を握られていたようなもんだったし反発や反論は無いか目立たないかだった。

ディーン版を改めて見たら主人公の活躍、爽快感が無かったなあ。個別の要素では評価できるものもあるのだが。

あいつが嫌われていた理由は無能なくせにやたら目に出たがるバカな所。それでいてあからさまに作品内でひいきされているから。

今の言葉で言うならば俺TUEEEEE分、爽快さが無かったとも言える。

アニメ版は愚かさが不快な主人公ってのがまずかった。主人公だから無条件に受け入れてもらえるとは限らない。
私自身はディーン版も嫌いじゃないけど嫌な主人公の作品というのを意識するようになったきっかけの作品でもあるから士郎についてはいまだに複雑。

「SEED DESTINY」のシン・アスカも嫌われたけどあっちは主人公がキラ・ヤマトにシフトしたから感情移入の対象としては問題無かったんだよね。
そう考えるとヘイトを集める主人公という意味ではある種の転換点だったのかもしれない。

中二病という言葉は当時まだ入っていなかったけど中二病的な感覚、中二病的なカッコ良さを求めたい層からは嫌われる主人公という感じだったかな
古い優柔不断な、戦う決断を避けようとする主人公に見えたし、それでいて当時冷笑されがちだった熱血系主人公な行動理念に見えるキャラだったから……

戦いたくない、殺したくない、勝つための最善手を取ろうとしないというのはイラついた。

だって当時の士郎の評価って無能な熱血バカだし……嫌われ方は伊藤誠と同レベル、いや伊藤誠がネタ分が混じっていたから当時の中国で最も嫌われた二次元系主人公とすら言える。

衛宮士郎はUBWや劇場版HFだと普通に俺TUEEEEE系寄りの伝奇主人公なんだけどねえ

FGOでも千子村正がシナリオでやたらと強い扱いされているから、無能キャラの印象無いよね。

アニメが作り直されたというのもあるだろうけど、士郎というキャラに関する前提知識が普及した結果というのもあるだろう。
ディーン版は説明不足で雑に原作をなぞっている所が少なくない。

「人は殺されれば死ぬんだ」というのがネタとして広まっていたのが象徴的。

アレは士郎の嫌われ方がネタによる風評被害を加速させ、その結果ネタを口実にバカにされ更に嫌われるという効果を発生させていたな……

切り取り方にも問題あったけど、アレも知識の普及の無さがあったのかな。
型月世界で殺せば死ぬヤツの対処のなんと楽なことか!

型月って殺してから本領発揮するヤツ多過ぎじゃないですかね……

確かTMAのFateパロ作品の男優が「土狼」呼びされていて、そっちの印象からネタ度が上がってネタ呼称という認識になっていたのもあるな

TMAの影響は大きかったと思うが、士郎アンチによる文字の入れ替えも並行して存在していた記憶がある。そしてネタと蔑称が混じって、空気や慣れからいつのまにか蔑称メインに。

「土狼」から更に発展しそこから「土狗」という蔑称まであったからな。
言っては何だが当時は士郎を馬鹿にするのが正しいオタクの嗜みだったのさ……

土狼はまだ蔑称じゃないだろ。
土狗からが蔑称。

慣れれば別に問題無いネタだったのに警察になろうとするのが厨の怖い所だ。

過激な厨のいる所で使うと問題があるけど、普通は悪意のある使い方でなければ問題無い。ネタの一つでしかなかったぞ。

今で言うネタ感覚で使っていた人がいるのは知っているし自分もそれくらいだと気にしないけど、当時の使われ方は普通にヘイトで蔑称だったのも確か。反発が目立たなかっただけな所もあったかと。

ネタだというヤツは今のFGO関係のコミュニティで使ってみようという気になるのかい?今のFate界隈は昔と比べて随分と落ち着いた空気ではあるけど使って叩かれないと思えるの?

間桐桜を「破鞋」(訳注:破れた靴、転じて非処女という意味になるそうです)と呼ぶのは明らかな蔑称だけど、土狼ならネタであって別に蔑称では無いだろう。ほとんどの型月ファンはそう感じているはずだ。

ぐだぐだ言うヤツに対しては、俺が言っているのはTMAの主人公だとでも言ってやればいいのさ!

この場合は言葉の元ネタが何か、本来の意味は何かってのは意味ないぞ。言葉は使い方だから。
「土狼」はネガティブな場所で使われ過ぎたし今もネガティブな文脈で使われることが多いから、昔のように全体がネタとして認識している空気でもなければ蔑称、不快な言い方と取られがちになる。

発端がTMAのFateパロからのネタだというのは間違いない。しかしその後士郎嫌い(当時の中国のオタクはほぼそうだったけど)がこの土狼を常用して広い範囲に定着した結果、キャラヘイトの蔑称になったのも間違いない。
ネタとしての知識があっても反感を覚える人も少なくないのよ。型月関連はキャラの評価もファンの世代もどんどん変化しているから昔の感覚で「ネタだから」は危ない。

当時はネタ呼称で批判するのが良いという時代だったし、衛宮士郎に関しては好き嫌いじゃなく、愚かで不快なキャラの代名詞という評価だったという背景もある。
あの時代は作品の評価の仕方に加えて、字幕組や婆羅門みたいなのを経由する作品の伝わり方も今とは全然違うから簡単に良い悪いだけでの判断はできないと私は考えている。
しかし現在は「土狼」という言葉自体は分かっている人以外には使わない方がベターだろう。具体的な使い方は分からんが荒らし認定された話も聞いたことがある。

昔は日本語の壁が今よりも大きかったし、作品や情報を翻訳して国内のフォーラムに流す人間の地位が今の感覚からは想像できないほど高く、尊敬されていた。言ってみれば字幕組が中国のオタクの最先端だった。
しかし同時に字幕組の考えが混じるのも避けられなかった。情報を右から左へただ流すだけでなく、自分の好みや意見「こうあるべき」というのを混ぜることもあった。

今みたいに商売、仕事じゃなく趣味でやっているものだったしそうなるのも無理はなかったんだけどね。
伝えたい情報しか伝えないというのも起こったし、当時は受け取る側も別の情報を持ってきて複数の情報ソースを比較するというのも難しかったから。

ところでメインテーマとは違うのは何となく分かるが、上の方に出ているTMAって何?

……俺は士郎アンチの認識の変化よりも、TMAが通じないことが驚きだよ!!!
いや考えてみればそうなるのも当然ではあるが!?

エロ方面のスタンスや需要も変わったからなあ……AVの知識や思い入れについてもかなり変わっているのだろうな。
そりゃ「土狼」の語感の共有もされないわけだ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々にとって世代間のギャップを実感する話題にもなっているようでした。

考えてみれば中国オタク界隈で衛宮士郎が嫌われまくっていたのも十年程前の話になりますし、Fate関係のコミュニティや話題もかなり入れ替わっているはずですよね。

中国オタク界隈におけるFateコミュニティの変化は「Zero」と「FGO」という二度の大きな変化もありましたし、人気キャラクターの評価や好みの変化についてもどこかでまとめて見たいと考えております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク用語「動漫婆羅門」とは

中国オタク「アパートや寮とかの共同生活が舞台の作品が知りたい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本のイロイロな作品が話題になっていますが、作品の内容だけでなく舞台となる環境に関して興味をもつ人が出たり、それを話題にして盛り上がったりということもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アパートや寮などの共同生活が舞台になる作品」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アパートや寮とかの共同生活が舞台の作品が知りたい。群像劇だろうが萌え路線だろうが面白ければ大歓迎なので教えて下さい!

「僕らはみんな河合荘」は見た?

それは見てる。オススメされたのは改めてもう一回見ようと考えているから何でも教えてくれ!

アパートが舞台?ならば名作「ひだまりスケッチ」を!

最初に思い付いたのがアパートどころか部屋だけの「六畳間の侵略者!?」だったわ。

これはおじさんが「ラブひな」について語って良い流れなのかな?

自分も二次元の共同生活系作品だと「ラブひな」からだな。

「ラブひな」は昔の自分は普通に憧れていたが、今では大学に行く前にあんな生活環境に入れるとか勝ち組過ぎると感じるようになりちょっと素直に見れなくなってしまったなー

その方向なら自分は「ゆらぎ荘の幽奈さん」で。

古いのでも構わないなら「めぞん一刻」は押さえておくといい。
今の感覚で見るとヒロインに引っかかるかもしれないが、昔は大人気だったのよ。

「めぞん一刻」は今から見るならマンガの方がオススメ。
アニメは話数が長いし尺稼ぎもあるから、作品の重要な部分を把握するならマンガの方が良いと思う。高橋留美子のマンガだしね。

最初にそういう生活を意識した、憧れたのは「Room No.1301」だったな。

私はこういう舞台設定を強く意識するようになったのは「妖狐×僕SS」辺りからだった気がする。

国産なら「異常生物見聞録」とかも……

自分が見た中だと「さくら荘のペットな彼女」とかだろうか。

それなら「ハチミツとクローバー」の方が上位互換じゃないか?

そっちは群像劇としては良いが、スレの共同生活とはちょっと違わないか?

大学生活だと勉強以外の私生活部分がかなり重なるから、宿舎が重要施設なのと同じような効果は出ると思う。

なるほど。確かに私も宿舎系の作品って日常生活部分での交流があるのが普通の学園系作品と違うのが好きな理由の一つだね。

大学生活が寮生活だし、なんとなく親近感わくところもある

だけど日本は基本的に一人部屋だよね。
こっちだと本科性でそういう環境を獲得できる大学は滅多に無いだろう。

一応院だとか外に住むだとかで一人部屋はあるけど、基本的にはベッドの上が自分のプライベートな状態になるのが一般的だよね

日本の学生寮って一人部屋が普通なのかな?
下宿なら一人部屋は分かるんだが、学校付属の寮は生徒数で考えるとそんなにスペース無いと思うんだが。

部活系で寮住まいの作品だと一部屋に複数人というのをそれなりに見かける。

でもそれだって二人一部屋じゃないかな。こっちみたいに一部屋4〜8人みたいなことは無さそう。日本は少子化だとも聞くしね。

女装して女子高に入るとか、女子高に男子一人だけみたいな場合はまず相部屋の女の子とのハプニングで盛り上がるんだからな!!

そういえば、エロゲーとかでは寮住まいもそこそこあるような気がする。
もちろん一軒家で親が海外出張していて一人暮らしで幼馴染が毎朝部屋に起こしに来ることの方が多いとは思うが。

共同生活の場所ってキャラを動かす、集める上でも便利だよね
例えば「デート・ア・ライブ」でも精霊マンションに住んでるしね。

今度アニメ化されるらしいラノベ「ぼくたちのリメイク」は芸大が舞台で学生向けのシェアハウスに主要キャラが住んでいるという形だった。

エロゲだけど「家族計画」をこっそり薦めてみよう。
ちょっとヘビーな話も混じるけど、良いストーリーだ。

まだ出ていないのだと「風が強く吹いている」が古くさい寮での共同生活だったね。
メインテーマは日本の陸上競技の箱根駅伝で、熱く温かい群像劇だ。近年自分の見た作品の中では自信をもって薦められる作品の一つ。
メインキャラの生活の場所としての寮生活はスポーツ系だと結構ありそうなものだけど、どうなんだろう?

無いわけじゃないはずだが……俺がすぐに思いついたのは「ダイヤのA」くらいだった。日本の部活の強豪校は寮生活が珍しくないとも聞くが、寮生活がきっちり描写されている作品って案外少ないのかも。

二次元だと青春描写もいれないといけないからね。あだち充作品とかを考えて見ると良い。そう言えばあだち充の初期の作品「陽あたり良好!」だけは下宿だったな。

思いっきり古いのだと「まんが道」は知識としてぜひ押さえておきたい。アパートものとしてもそうだけど、日本の漫画界の黎明期や源流となった漫画家の描写も興味深いし何より普通に面白い。
それにしてもここで出た作品を考えると、昔はアパートや下宿、今はシェアハウスが主流の設定になっているのかな?

そんな感じみたいだよね。
あくまで作品からの印象だが高校生やエロゲの学園モノだと宿舎がそこそこあるけど、日本の作品で大学が舞台になると寮生活というのは明らかに減る。
「四畳半神話大系」なんかはあえて古い時代を強調していたし、現在の大学生活では学生寮というのはあまり身近ではないのかもしれない。

共同生活というならミリタリー系、ガンダムとかの母艦や基地があるようなロボ系は全部行けるのでは。

そっちまで広げるとさすがに……軍事方面やバトル中心の方に行くと日常描写が無くなるからこのスレで求められている物とは違ってくるだろう。

同人とかでその作品のキャラがアパートとかで共同生活している設定は大好きです。



とまぁ、こんな感じで。
中国の学校の寮生活から想像できるような所もあれば、そうでない所もあるようです。

中国では大学からは基本的に寮生活になりますが、学校や地域によってはもっと下から学校の寮で暮らすことになります。

また受験を意識した体制になると学校の寮にいる生徒+学校の近くに部屋を借りて住む母親といった状態になったりもするそうですし、中国の学校の寮生活というのもイロイロと独特なものがあるようです。
この辺りの事情をネタにした中国国産作品とかどこかに無いもんですかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「アニメやマンガでよくある『まずご飯?お風呂?それとも私?』のネタって元ネタあるの?どの作品から広まったとかがあれば知りたいんだが」

連休に入ったものの、この所の天気の変化でぐったりしております。
ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも通じる日本の定番ネタというのはイロイロとあるようですが、たまにそういったネタに関して
「色んな所で見かけるこのネタはどこから広まったものなのか?」
という疑問からの話題が盛り上がることもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「まずご飯?お風呂?それとも私?というネタ」
といったことなどに関するやり取りを、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメやマンガでよく見かける「まずご飯?お風呂?それとも私?」のネタって元ネタあるの?どの作品から広まったとかがあれば知りたいんだが。

そこら中で見かけるネタだよね。
それもかなり昔から……言われてみると元ネタを知らない。

自分が見たのは「ニャル子さん」だっけかな?「IS」だっけかな?うろ覚え。

初出とか遡れるのか……?
少なくとも10年以上前の同人で既に見かけたネタだぞ?同人でそれってことは、日本のオタク界隈にはその時点で既にパロディの元ネタとしての存在感があったとも言えるわけで。

こういう時はとりあえず「ゼロの使い魔」と言っておけば全く当たらないわけではない。少なくともあとから「ウチの国への影響、ネタを広めた作品」とか言い張れる……!

話の冒頭とか、キャラの登場の時にやる一発ネタという印象もあるかな。
二次元だとヒドイ方のヒロインがよくやる気もする。声優で例えるなら雨宮天のキャラ。

私も数分の短編アニメとかで見たのが記憶に残っているけど、それが最初かと言われると……

ラブコメ要素のあるキャラでグイグイ押してくるキャラとかがやるよね。
でもこれをやって勝てるヒロインはまずいない。

それ以外だと、既に関係が固まっているキャラ同士とかかな。
こっちはアニメよりもマンガとかに多い気がする。

これって大体は裸エプロンとセットになると思います!

自分の中では女性キャラよりも男が男にやるネタというイメージがなぜかある。

そういう置き換えのネタが成立するくらいの定番ではあるんだろうね。
特にどの作品ではないという感じだが、そうなるとかなり古い?

十年ちょっとオタクやってるけど、自分がオタクを始めたころの作品にはもうこのネタがあったな。恐らくもっと前の年代からあるはず。

大人向けのジョークに入るだろうから、アニメからではない気もするが……

だから私は短編アニメとかソシャゲ原作のネタアニメでよく見かけるという印象だ。でも絶対コレが元ネタではないのは分かる。

そういう方向で考えると、アニメじゃなくて普通のコメディ番組とかじゃないか?

確か以前どっかで同じ話題が出たが、「8時だョ!全員集合」の志村けんが元ネタだという話だったはず。

志村けんのコントだね。
このスレを見て調べたが、今年新型コロナでお亡くなりになった際の彼の業績まとめ動画で見た中に入っていた。こういう寸劇の定番、小ネタがウケたか模倣されるかして広まったのかな?

「8時だョ!全員集合」は日本の昭和時代に非常に大きな影響を与えた番組だから、最初かどうかはともかく広まったきっかけはこの番組で良いと思う。
ただ志村けんだけでなくドリフターズの番組だから、誰がとなるとちょっと分からんな。影響力が強いのは志村けんだとは思うのだが。

あー……お笑いとかテレビドラマとかからか。
確かにそっちの影響から二次元にネタが入るのも多いだろうな。

このネタに限らず、日本の作品(二次元だけでなく実写も)のギャグに対して志村けんや志村けんの所属したドリフターズが与えた影響は大きい。
元ネタになった、或いはドリフターズがネタにしたことによって広まって定着したギャグはかなり多い。

そっちか……難しい所だな。オタクのネタを追いかける場合はその辺も押さえなきゃいけないのだろうか……

さすがにそこまではやらないでもいいんじゃないか?
資料も少ないし、古いお笑いだから今の感覚で面白いとは限らない。もちろん電波が合うなら追っかければ良いと思うが。

とりあえず元ネタの知識を把握していれば上出来だよ。
笑えるのはやはり、今の時代のアレンジを加えた形でのネタだからね。

ドリフターズは生み出した流行語も多い。例えばここでよく話題になったりネタにされるプリコネではペコリーヌの「おいっす〜☆」がドリフターズのリーダーいかりや長介の挨拶が元ネタだ。

色んな所見かけるネタだと、金ダライとか上から物が落ちてくるギャグなんかも志村けんが大元になるね。

把握した。
しかしなんで俺達はアニメが元ネタと思っていたんだろうな……

そこら中のアニメでよく使われているネタだし、パロディの元ネタがアニメだという風に考えてしまったんだろう。時代を考えると元ネタの元ネタどころか、その元の元の元の……とか遡らなければたどり着かない。それに日本のドラマやお笑いって日本文化枠ではあるが細かい所では別ジャンルだしね。

これは日本だと新婚、或いは熱愛中の夫婦に使われるネタらしいし、そこから二次元のそういう関係或いはそういう関係に進みたいキャラが使うネタになっているのだろうね。

以前聞いて面白かったんだが、昔の日本の男権主義的な夫婦関係だと他に何も喋らずに「飯、風呂、寝る」しか家庭の会話が無いみたいなネタがあって、それを逆に熱愛中の夫婦にやらせたらというネタとしての面白さがあったらしい。

中国だと専業主婦が無いし、そもそも家事担当が女性ってこともないからなあ……

専業主婦を組み込んだ家庭モデルだから成立するネタってことでもあるのか。

そういうことだろうね。だからネタとしてはかなり古いもので、二次元の方に入ってからはキャラ関係描写のお約束ネタとして確立されているのだと思う。

日本のお笑いTV番組からの影響が考えられるが、このネタのフォーマットってもしかしてアメリカの昔のソープオペラとかシチュエーションコメディまで遡れたりしないよな?
日本のTV番組の企画やネタってアメリカが元ネタなのもわりとあるから……

そっちまで行ったならもうネタの空気がかなり別のものになってそうな気もするな。さすがに自分が作品を見て判断できるか怪しい。



とまぁ、こんな感じで。
アニメの方の体験から話が広がっていました。

今回のやり取りを見ても、近頃の中国オタク界隈ではイロイロと調べられる範囲が増えていることや、他の分野の方に目を広げて語れるようになっているのが感じられます。こう言った形で複数の人の知識が重なるのは面白いことになりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「リン・ミンメイの声優が声優になったことを後悔しているそうだ。思ったよりショックを受けている自分がいる」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

当ブログでも何度か取り上げていますが、「マクロス」のリン・ミンメイは中国でも非常に高い人気と知名度のキャラで、中国で人気になった最初の「日本のアニメやマンガで中国的な要素を備えたヒロイン」という説もあります。
リン・ミンメイの中国語表記の揺れと影響あとランカ・リーは中国だと銀河級にダサイ名前だった模様

リン・ミンメイは当然ながら中国オタク界隈にも様々な影響を与えましたし、オタクの歴史を語る際にも何かと話題になる存在ですし関連情報に関しても話題になりやすいのだとか。
そして先日、リン・ミンメイを演じた飯島真理さんのブログで発表された内容が、中国オタク界隈の一部に波紋を投げかけているそうです。
私が師事したピアニストの先生方1 飯島真理オフィシャルブログ

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「リン・ミンメイの声優は声優になったことを後悔しているらしい」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


リン・ミンメイの声優が声優になったこと、リン・ミンメイ役になったことを後悔していると発言しているそうだ。思ったよりショックを受けている自分がいる。

飯島真理か。
お前の気持ちは俺も理解できる気がする。好きなキャラの中の人が演じた役や声優としての活動を否定するのはちょっとつらいよね。実際に御本人がそういう体験をしていたとしても。

噂には聞いていたけど、改めてきっちり発言されるとキツイねえ……

原文読んでみたが、声優の仕事をして有名になったことが苦しみだったといった話かな。割り切ったのか割り切ってないのか、自分の日本語能力では語感がよく分からん。

なんかちょっと残念に思ってしまう所はあるかな
本人にとっては良い経歴じゃなかったのだろうけど

考えてみれば自分もイメージするのは昔のリン・ミンメイだけだしなあ
その後のキャリアにつながってないし、声優としての活動が御本人にとってプラスになってないのは確かなのかも

もう57歳?写真や映像見るとそうは見えないね。
でも声優としてはダメだったのか。

彼女はリン・ミンメイという存在に束縛されていたというような否定的な発言は前からやっていたし、今になって急に言い出したわけでは無い。
日本での活動をやめてアメリカに行く選択をしたのもリン・ミンメイのせい。アメリカで成功できたかはまた別の話だけれど。

アメリカの音楽業界での成功って難しいからね。アーティストって自信家が多いだろうし日本市場での成功体験もあるから挑戦してしまうのだろうけど。
実際の所、日本人だと明確な成功は昔の坂本九くらいじゃないか?他は日本を飛び出してアメリカに行って苦戦しているうちに日本での立場や勢いも失っていくようなケースが多い。

キャラのイメージに縛られたくないというのは分かるが、それ無しでピアノ演奏家として食っていく能力や才能はあったのだろうか?その道に進んだ人ってプロの演奏家にはなれず音楽教師とかに収まってしまう人も多いという印象だが。

ピアノはよく分からないけど、歌手や作詞作曲ではそこそこ成功したんじゃないの?

正直私はそこもよく分からない……

そっちはそっちでプロがしのぎを削る業界だからね。
二次元方面だけ見ても菅野よう子や梶浦由記レベルになれるかというと……

この人ってリン・ミンメイ以外に演じたキャラで有名なのってあるの?
当時飯の種にしていたものを今更批判するなんて嫌な気分にさせられる。

そりゃ声優の仕事を一つでもやったら声優だよ。問題は一作だけしか出ていないのに声優とアニメのイメージが強くなり過ぎたことじゃないかと。
自分はなんか平野綾のゴタゴタを思い出したが、調べてみるとアレとはまた違った難しさがあるようだね。

当たり役に引っ張られるというのはどこのメディアどこのジャンルでも珍しくない。どう向き合うかだが飯島真理は否定する方に行ってしまったのだろうな。

合わない、嫌ならさっさと逃げれば良いのに。別に大型の契約で縛られているわけじゃないだろ?アメリカに逃げた挙句に落ちぶれてというのは自分の選択のミスだろう。

契約の問題だけでなくイメージの問題でもあるからね。客の方にもあるマクロスのリン・ミンメイの印象を払拭しないとダメだ。
そしてそれはマクロスが人気だった時代の日本では困難だった。

「ときメモ」の金月真美も藤崎詩織のイメージが強過ぎて仕事取れなかった期間がかなり続いたと聞く。当たり作品があるのも良い事だけじゃないのさ。

この人の時代のアイドル系声優的な存在って他に誰かいる?比較対象になるような存在を知りたい。

アイドル声優という概念自体が無かったはず。

声優アイドルというステータスが無くてマーケットが小さくても、クリエイターとしてやっていく分には問題無かったんじゃないの?
それを放り投げて日本を出て実力不足で敗れたんだから、今更リン・ミンメイに愚痴を吐くのはどうなのかと思ってしまう。

時代の問題でもあるのだろう。
当時の声優業界から音楽業界へ転身するのは難しかったし、声優業界の地位も低く一般的な成功を夢見ていた人間のプライドを満たすような栄誉は得られなかった。ブログでの発言も自分が進みたかったキャリアと違ったという嘆きが混じっているのかもしれない。
飯島真理の選択は極端過ぎるようにも感じられるが、それは今の時代の感覚で見ているからというのもあるんじゃないかな。

アイドル声優的な存在は林原めぐみや椎名へきるの登場を待つ必要がある。
あと日發里蟷劼魯▲ぅ疋襪ら声優になったケース。

日發里蟷劼蓮屮織奪繊廚播たり役を掴んで、その後ジブリの「となりのトトロ」で一般向け、他にも「らんま1/2」や「ふしぎの海のナディア」などオタク向け作品でも評価が高い作品が続いて自身の地位を確立したけど、飯島真理はそういうのが無かったのも厳しい。

声優と歌手を両方やっている人は昔からそれなりにいるんだけど、飯島真理はマクロスのアイドルのリン・ミンメイのイメージが重なったのが厳しかったのかね。活動を調べて見ると日本にまだいた時は結構幅広くやっているように見えるが……

彼女は初代マクロスで人気を獲得したあとはミュージシャンの方に進んだ。アイドル声優の他に、言っては何だがアニメの仕事を踏み台にステップアップする人間の先駆けでもある。
その後爆死したのは自分の責任なのに、声優になったせいだという風に取れる話をされるとキツイね。昔からとても評価しているキャラだっただけに。

昔と今とでは環境がかなり違うから、現在のイメージで昔の声優活動を語るべきではないとは思う。
飯島真理にとっては名誉も含めてあまり利益は無かったということなのでは。

少なくとも本人の納得する成功につながるものでは無かったんだろうね。
昔はアニメから一般への進出ルートも無かったようだし。

当時の日本の音楽業界の主流からはかなり外れた存在であったのは間違いない。
例えばZガンダムやF91の主題歌を歌っている森口博子も過去にはガンダムの歌を歌っていたことを自分の汚点だとネタにしていたくらいだ。
さすがにその後はガンダムの存在感と地位が上がってガンダム関係の仕事の価値も上がったからそういうネタにすることは無くなったようだけど。

昔の日本社会におけるアニソンや特撮ソングの地位やイメージを知るネタとしてはあの影山ヒロノブでさえロックから二次元方面に仕事を移さざるを得なくなったときに嫌で嫌で仕方なく当初はKAGEという別名義で歌っていたというのがある。
ウチの国で昔アニメが子供向けだとバッサリやられていたのを超えるような空気だったのではないかと。

影山ヒロノブの件については周りが気を使って元のロック歌手に戻るかもしれないから別名義で良いとやってくれたという説もある。それはそれで当時の日本の二次元業界の地位の低さを表すネタに思えるが。
それはさておき、影山ヒロノブはその後アニソン界にとって欠かせない存在になりヒット作をバンバン飛ばしていったわけだし、飯島真理も二次元の道を進むという選択肢もあったのでは……と考えてしまうかな。

うーむ、河森正治ファンとしては彼が悪く言われているようでちょっと……

初代マクロスの時だと河森正治は声優方面にはそんなにタッチしてないのでは。スタジオぬえでは若い方だったはずだし、TV版では主にメカデザとか設定方面。
劇場版で監督に抜擢だけど共同監督だったし。

マクロスの歌姫って歌に加えて作品内での印象が強過ぎるのが難しいのかもね。人気が出るとそのキャラのイメージが非常に強く焼き付けられるし、その後の仕事にも大きな影響を及ぼしてしまう。ちゃんとした成功例ってランカ・リーの中島愛くらいかもしれない。

その中島愛も一時期引退っぽい休業していたからね。
その後復帰してくれてホッとした。

中島愛はリン・ミンメイを意識して素人くささの残る新人という意義があったからね。その後普通に演技が上手くなっていったから声優としても活躍していけたけど、飯島真理はそうはならなかった。
これに関しては時代によるものもあるのかもしれないけど。

日本もマクロスの時代はオタクの地位が低かったんだよ。
音楽業界でも今のような地位は無いし、子供向けやサブカルの小規模ジャンル。そこのイメージばかりが強くなってしまうと良い扱いにならないし、当時としては「良い思い出が無い」となってしまうのでは。

ピアノで思い出したが川澄綾子なんかもピアノ演奏家ルートからの声優じゃなかったっけ。時代の違いもあるのだろうけど、経歴に重なる所があって今も活躍している声優を見るとリン・ミンメイの中の人の嘆きは素直に受け取り難い。

彼女はピアノのスキルも持っているというくらいでピアノメインのプロになるということではなかったはず。普通に自分の音楽活動で活用しているからその道のプロではあるが。

声優も楽器スキル持ちの人は少なくないからね。
あと今成功しているように見える声優って実力だけでなく一発屋ではなく継続して人気キャラや活躍の場に巡り合えたという運もある。飯島真理は声優としては一発屋だけど、アニメの歴史に残る一発屋だから影響に関しても簡単な話ではないのだろうね。

この人の経歴と発言を見ていくと声優にしろ音楽活動にしろ、人気商売では実力だけでなくタイミングと巡り合わせも重要だということを改めて感じてしまうね。



とまぁ、こんな感じで。
複雑な気持ちになってしまう中国オタクの人も少なくないようでした。

それにしても、一昔前であればこういう話題が中国に伝わって拡散されるのはもう少しタイムラグがあったように思います。今回の件については現地の反応以外にも、中国に情報が伝わるスピードや、伝わっている情報の量の変化について改めて考えてしまいました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「情報は増えましたけど、その情報を受け止める際の基準は現在の中国の感覚や知識によるものなので思わぬ方向に炎上したり、炎上しなくても偏った認識になってしまうこともあります……」
とのことで、増えた情報がそのまま正しい判断材料として活用されるとは限らないのがまた難しい所のようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「おそ松さんの第一話よりヒドイことをやってた気もする国産アニメが敗訴で罰金か……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。それと今回はかなり昔からの中国オタク事情を知っている方向けの内容になります。

中国のオタク向け国産アニメの黎明期の名作と言われることもある「十万個冷笑話」が先日上海美術電影製片廠が制作した「ひょうたん童子」(原題は「「葫芦兄弟」)の著作権侵害で訴えられた件の二審で負けて罰金などの命令が出たそうです。
中国のニュースはコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください

この「十万個冷笑話」に関しては当ブログの過去記事や昔出した書籍版でも言及したことがありますが、大雑把に説明すると様々なネタやパロディをぶち込んで下ネタも含む笑いにして劇中でツッコミを入れまくり勢い任せで突っ走るギャグ……といった内容の作品とでも言えばいいんですかね。

日本でも放映された中国国産作品にもあったような主人公がやたらとツッコミセリフをしゃべりまくるスタイルやツッコミ系のジャンルなども指す
「吐槽」
の源流という評価もあるそうですし、イロイロな意味で現在の中国オタク界隈の空気や国産アニメ作品に影響を与えた作品でもあります。

またこの作品は別名「中国版銀魂」とも言われており、ネタの扱いやツッコミスタイルに関しては「ギャグ漫画日和」や「銀魂」といった日本の作品、その作品のファンサブ翻訳や吹き替えの影響により形成されていった面もあるそうです。

ただこの「十万個冷笑話」はパクリやネタ扱いの習慣に対して日本だと明らかにアウトな使い方をする作品でもありました。
昔々日本展開の企画が持ち上がったときに絵だけでなく効果音まで含めてあまりにも元ネタをそのまま持ってきて使っていたので、日本では危な過ぎて無理だろうという判断になった……なんて話も風の噂に聞いたことがありますがどうなんでしょうね。

今回訴えられた件では「福禄篇」のエピソードで「ひょうたん童子」ネタを使たのが問題になっている模様です。(ちなみに中国語では「福禄」の発音と「葫芦兄弟」の「葫芦」の発音は四声は違うもののどちらも「fulu」になります)

これに関してはネタを教えてくれた方によると
「例えていうなら日本の作品でもよく見かけるような、おとぎ話をキャラだけその作品のキャラに入れ替えてネタにするようなのを商業作品ネタでやってしまったわけです。「ひょうたん童子」は確かに誰もが知っている古典的な名作ではありますが、最近になってまたリメイクされている商業IPですし訴えられたらもうダメなんじゃないかと思われます」
「銀魂のネタみたいにちょっと出すのではなく、一つの連続エピソードと主要キャラクターを丸々それでやってしまっているので……」

とのことでした。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「十万個冷笑話」が敗訴で罰金か。「おそ松さん」の第一話よりヒドイことをやってた気もするが、こういう形になると複雑だ。

予想外のニュースだった。
なぜ今になって問題になるのか。

訴えられたらウチの国でも普通に負ける案件だろ。
パロディでやるにしてもそのまんま過ぎたし。

こういうのを版権ゴロっていうのかね。

いやいや、これは正当な権利だぞ?

あの作品みたいに他の作品やキャラをネタにするのってリスクあるの?
同人でなきゃやれないレベルなの?

金儲けたら訴えられます。

半分同人作品みたいなノリでやってた時代ならまだしも、商業展開やって劇場版も出してソシャゲも出しての立派な商業作品だ。儲けているんだから訴えられるリスクも高まる。

金儲けしてなきゃ訴えられなかったのにな!

そりゃ賠償金のリスクは少ないだろうけど権利侵害だから訴えられるリスクは普通にあるぞ。今回の件も賠償金少ないけど訴訟に踏み切っているわけだし。

国産作品のネタ系パロディ、ツッコミで強引に笑いを取りに行くのはこの「十万個冷笑話」から始まったんだっけ?

一応その前の流れに「銀魂」、「ギャグマンガ日和」(ネタ吹き替え含む)とかもあるが、国産作品としてはこの作品から盛り上がったと見てもいいんじゃないかな。
当時は新しい笑いのネタだったし評価されていたけど、権利的にグレーどころか真っ黒でも問題視されなかった時代だという背景もあったからね。今がキチンとしているとは言えんが今よりも更に怒られるネタや素材の使い方も多かった。

楽しんでいた人、かつてハマった人達は擁護したくなる気持ちも分かるけど、昔の気質のままずっとやり続けていいものではなかったんだよ。
今の時代になったら控えなければならないものだった。

実際、近頃のソシャゲのキャラでまた持ち出したのが引き金になったという説もあるからな。「ひょうたん童子」に関しては別のゲームがパクリキャラで訴えられて同じく負けたこともあるわけだし。

日本の作品のネタ扱い、パロディに関してもほとんどは黙認されているだけだ。「ニャル子さん」みたいなのは抗議されないだけ。

私はこれって作品一つだけだし「おそ松さん」よりマシだと思うんだが、こんなのまで訴えられるなんて……

だから日本でも問題になったし消されたんだよ。あと日本の作品は単発ネタなのも許容されるための方便っぽい感じだね。それで全部やっちゃダメだと。
「おそ松さん」もパロ連発してはいるたけど、実は一つの作品に関して扱う時間やネタの量は少ない。

日本だと厳密にやれば問題にすることができるけど、大体は引用の範囲内というかメインの内容ではないとか、明らかにそのまま使っているからではないから見逃しておこうかというのが多い。

「銀魂」のガンダムネタとか言い訳出来ない気がするが

だからあんまりやり過ぎると怒られて商品化できなくなったり配信できなくなったりするんだよ。上でも言われている「おそ松さん」の幻となった第一話とかな。パロディにする元ネタ側が問題視する形にしちゃうとダメ。「おそ松さん」はパロの量よりパロのやり方に問題あるのが混じっていたというのが危険だったという話もある。
本気で抗議が入ると取り下げになるからやる相手とやり方は考えないといけない。そしてこの件に関してそういうのを意識していた形跡は……無いな!!

日本のパロディは黒い線が入ったり、モザイクかけたりという演出も多いけど、アレはパロディだとあからさまにアピールする、元ネタがあるのを強調するという意図でもあるんだよな。

この件は元ネタに対する尊重や愛みたいなのが無いし、下品なパロだったわけだから。危ないネタに関しては日本の作品だと音さえぼかすんだが。

近頃見た作品だと「ぐらんぶる」でエヴァのプラグスーツ風のウェットスーツにもモザイクかけてたくらいだからな。演出で分かるようにはしていたが。
そういうのを考えると「十万個冷笑話」は元ネタそのまま使っちゃうことで意図的に強調しようとしていたわけだから、リスクは高かったんだろう。

日本のパロディの攻め方に関しては「ポプテピピック」が参考になるかと。
あれを見ると怒られる方向、怒られない悪ふざけのレベルというのが何となくわかる。

「十万個冷笑話」は該当するエピソードのメインキャラもメイン設定も元ネタをハッキリと使っているんだからダメだわな。元ネタの尊重も無い。

相手が本格的に怒ったらこうもなるわ。訴えるコスト、損得の問題でしかない。相手がコスト度外視、或いはこっちが分かりやすく大きな利益を得てしまっていると普通に訴えられる流れになると。これまでは権利者に知られていないか、訴訟コストが高いからスルーされていただけ。

違法配信動画が消えたのも、国内の大企業がライセンス取得してビジネスとして配信をするようになったから訴えられるリスクが発生したのも原因だったからね。実際に訴えられたかは分からんが、警告までは普通にあった。

でも今になって訴えるというのは嫌なものを感じるね。
儲けたから金を搾り取ろうと狙われたか。

全くだ。昔は問題にされなかったのに、今になってやるとか。
羊が肥えるのを待っていたと。

賠償金の金額たった50万元(約775万円)だぞ……訴訟にしたって今日訴えてすぐに結果が出るもんじゃない。二審でこれだから結構長くやってる。

時間と規模を考えたら得とか利益にはならんだろうな。手間の方がよほどかかる。
だから怒りの方が先に来ているのも感じられる。罰金よりもキャラの使用の停止、正しさを証明みたいな。

「十万個冷笑話」も昔は同人みたいな時代もあったけど、その後商業利益重視に転換して成功して現在の国産アニメの有名IPと言えるレベルになっちゃっているわけで。

こんな判決が出たら創作に制限がかかるだろうに。我が国の版権関係の制御は歪んだ方向に進んでいる……

これが普通だぞ?日本でも訴訟までいかなくても作品やキャラのパクリに対する抗議やそれによる抹消は珍しくないし、アメリカなんかはもっと厳しいというかディズニーとかめちゃくちゃ厳格にやってくる。

分かりやすく言えば、童話じゃなくてディズニーのオリジナル作品のキャラと世界観を悪ふざけなパロにした商業作品ってことだからなあ
いくらウチの国で有名な古典国産アニメ、オタクもほとんどが子供の頃に見た思い出の作品とは言え権利ハッキリしている作品でやっちゃだめよね。

ネタでふざけるにしても、1シーンやるとかなら問題は無い。「十万個冷笑話」はメインキャラ、連続エピソードのメインテーマでやっちゃったのが……

この件に関する発言を見ていると、この手の権利侵害って外国の作品に対してやったのじゃなければ権利侵害じゃないという考えっぽい人が少なくないようでクラクラしてくる。

どっちにしろ「十万個冷笑話」はやり過ぎた。この作品が始まった頃の環境ならまだ問題にならなかったが、今ではダメだよね。日本の作品を例に出す人がいるけど、日本の作品だって昔と今のを比較するとパロに関する態度が厳しくなっているのが明らかだ。

上でも言われているが最近になってソシャゲのキャラにまでして金稼いでいるからなあ
それに最初の頃は良かったけど、後の方になると捻りもないダメな意味での低俗な内容になっていったし。そんなに擁護する声が出ないのはそういうことだろう……

一応俺も好きだった作品だし判決にもやもやしたものは感じるが、今の感覚だと肯定もできないのがね。

あの作品はひょうたん童子に限らず悪乗りでパロディにしまくっていたからイロイロと心配になってくる話でもある。



とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た印象では怒られるのもしょうがないという反応がそれなりにあるようでした。

この辺に関して、ネタを教えてくれた方からは
「以前であれば十万個冷笑話を擁護する声の方が圧倒的に強かったと思いますし、今も上の世代で作品を視聴していた世代からはやり過ぎという声が出たり文章記事が投下されたりしていますが、今の中国のオタクの主力世代からは訴えられるのは仕方ないと考えるような反応も少なくないようで、私自身少々意外でした」
という話がありました。

また他に
「十万個冷笑話は最初の哪吒編からして哪吒や太乙真人など伝説系の故事をネタにしてきましたから、福禄編に関しても当時は特に意識せずにやってしまった可能性は高いと思われます」
という話も教えていただきました。

今回の件については世代や経験で受け止め方に違いが出る話なのかもしれませんね。
私も今回の事件に関してはイロイロと意外に感じた所がありましたし、時代は変わったなあという年寄りっぽい感想になってしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なんで日本のアニメは未完の作品の続きを作ろうとしないのだろうか?」「新作で爆死するくらいなら昔の原作が完結したアニメを完結させた方がよくないか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

好きになったアニメの第二期、第三期を期待するものの続きが出ないというのは珍しい話ではありませんが、かなりガッカリすることかと思います。

中国オタク界隈でも頻繁に「何々の続きは出ないのか」といった話題が飛び交っていますし、アニメの制作会社や出版社に関して「別の新作アニメを作るくらいなら何々の続編を作ってくれ」といった発言がちょくちょく出たりもしているそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「原作に続きがあるアニメの続きが出ないのはなぜか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんで日本のアニメは未完の作品の続きを作ろうとしないのだろうか?原作の続きがある、完結していることだってあるのに。
日本のアニメ事情について詳しくないから今更の質問かもしれないが教えて欲しい。

ええと原作にまだアニメ化していない続きがある作品の続きをなぜアニメ化しないのかってこと?

その通り。リメイクとはまた別の話でお願いしたい。

第二期が作られないってのはスポンサーから投資する価値が無いと見做されているということでは?
こっちが好きでも商売が成り立つとは限らない。それに二期は基本的に一期より人気が落ちるのばかりだし、それだったらリスクを負っても新作の方にいくのでは?

その理屈も知ってはいるんだけど、新作の爆死ぶりを知っていると疑問が出てくるんだよ。
毎年たくさん新作を作って爆死するくらいなら、昔の原作が完結したアニメを完結させた方がよくないか?

言いたいことは理解できる。
原作完結して過去のアニメ化の続きが期待される作品って一定の知名度があって固定ファンもいるし、思い出補正もかかるから売り上げも最低限保証されて、アニメの出来次第では更に伸びそうだよな。

逆だよ。
続編はどんどん見る人が減っていく。更に濃いファンばかりが残るからアニメの魔改造に耐えられず文句ばかりになる。

新型コロナの影響で7月は続編ラッシュになったけど、「リゼロ」は評判は悪くないが現状維持がせいぜいで再生数の勢いは下降中、「ソードアート・オンライン」と「俺ガイル」は健闘しているが初期の人気頼みでファンは炎上して忠誠度が下がっているし続編出せば当たるとは限らない

今やってる「ソードアート・オンライン」の続編とか荒れているけど、それでも他の完全新作より人気だし再生数稼いでいるけどね。

新作アニメの再生数を見ると、概ね人気シリーズの続編が強いのは間違いない。
炎上した「SAO」や燻っていた爆弾が爆発した「俺ガイル」だって他の新作よりよほど人気が高いしランキングでも上の方にいるのよな。

しかし基本的に続編って売り上げや再生数は下落することがほとんどだし、アニメで原作が盛り上がることもないような……

それでも当たり外れが分からない所か当たらない作品ばかりな現在、右肩下がりになるとしても続編で手堅く稼いでいく方が良いだろ。
なぜ確実に儲かるのに作らないのか。

アニメを作れば儲かるという考えがまず間違いかと。
日本の二次元系アニメは単体では作れば作るほど金が出ていく。アニメで大きくなったIPを関連商品やイベント、ゲームなどで収益化しなければ儲けにならない。旧作の続編はそれが難しいのよ。

日本のアニメって原作を売るための宣伝だから、よく売れる序盤部分をアニメ化できる新作以外は作りたがらないんだよ。
出版社もアニメ制作会社も儲けられそうな方を作りたい。

勘違いしている人も少なくないがアニメって作品だけで儲けるものじゃないからね。
アニメ制作の目的は大体が原作マンガや小説、ゲームの広告。ディスク販売ビジネスが死んでいるから今は特にその傾向が強い。完結してしまった作品はもう作品が出ないんだから広告出しても意味がないだろ?
外国に作品を売るビジネスもあるけど、ウチの国でさえ番組価格は下落中だから中国でも人気なのにというのは日本のスポンサーにとっては好材料にはならない。

一応完結作品も再版や豪華版の出版、ゲームの展開など完結作品で価値のあるIPならば商売になるよ。例えば「ドラゴンボール」なんて原作が完結してから25年経っているのに、今が一番IPとして稼いでいる。
身も蓋も無いけど続編が出ないのは作品に人気が無い、「現時点で」アニメ化されるほどのファンがいないってことなんじゃないか。書籍と違ってアニメは金も人もいるし長期的なスケジュールが必要でリスクが高い。

新しく続きのアニメ作るよりソシャゲにキャラ売った方が稼げるからな。人気が稼げる部分をアニメ化したらあとは版権を売る方がリスク低くて楽に設けられる。「進撃の巨人」とか日本のソシャゲでのコラボ率はすごいぞ?

旧作は結局古いファンが最初から見えているから目立つだけで、新人を獲得し難いし原作が完結していたら上がる理由もないからな……・

動画サイトの再生数=収益の大きさじゃない。日本はアニメ関連ビジネスで、グッズやイベントでも稼ぐしソシャゲとかでも稼ぐ。
古い作品のファンは既にいろんなものを持っているから新しいものを買ってくれるとは限らないし、過去のグッズや書籍とかぶらないもの(売れそうな企画やネタは当然使用済みだろう)を提供しないといけないからね。それに対して新作は定番所のグッズやイベントを新しく提供できるし、その時代にあったやり方ができる。
新作の新しいファンの方が客層の関係で収益が良いんだよ。

コアなファンってスレ主が考えているほど多くないし、金を使うコアなファンはもっと少ない。そしてどんどん減っていく。
「進撃の巨人」でさえたった数年空いたらガクッと売り上げが落ちたし、それ以外の作品、もっと昔の作品はどうなるやら

残念ながら一部の大人気作品を除くと新作の方が旧作の続編よりビジネスとしては強い。そして昔の作品の続きをアニメ化するくらいならさらに昔の大人気作品のリメイクが選ばれる……

でも私はコアな層以外の一般層も続編の方を見たがっていると思うんだが。少なくともきちんと終わるような作品を。
最近のアニメは一期で終わるからアニメで作品を見る人間に対してやさしくない。

その一般層の多くは昔の作品見ないのよ。一般層は最後までの間にどんどん脱落していく。内容だけでなくかかる時間などでもね。
続編だからって古い作品から見るのはマニアの方に入る層だから……

続編って新規にとってはハードルが高いからなあ

ライトな層はそもそも毎週番組を追いかけるということをしない。ある分を一気に見たら終わりだよ。
今大人気、皆見ているという評価や宣伝が無いと。そして続編よりも新作の方が話題性という意味では強い。
昔の人気作品の続編ってニュースの扱いが微妙になりがちなんだよ。過去の既報を踏まえるし、多かれ少なかれ既存のファン向けになるから。

続編で手堅く稼げるといっても、出来が悪かったらIPの価値が落ちるだけで大して金も稼げないみたいになるのではないだろうか。

今の「超電磁砲T」とか以前の「灼眼のシャナ」とか続編が出ても昔の人気は見る影も無かった。数年もすればかつてのファンはオタクじゃなくなる。オタクであっても熱意は無くなる。

「シャナ」はともかく「超電磁砲T」は再生数1億超えているし続編では珍しい成功作品だぞ。
確かに昔は話題の中心になっていたけど、海賊版やファンサブばかりで金が動かなかった昔よりも今の方が作品としての稼ぎは良いだろうし、環境の整備やライト層の流入などから見ている人間は今の方が多い可能性すらある。

問題は「超電磁砲T」みたいにやれる作品は少ないってことだろうな。「禁書目録」の方はダメだった。
俺がずっと待ち望んでいる「境界線上のホライゾン」も商業的には無理だろうな……と思ってしまうよ。原作は日本のラノベではかなり売れているし存在感もあるんだが。

こういう話題が出る度に思い出す疑問が「涼宮ハルヒ」の続編アニメをなぜ作らないんだということだ。
京アニが作りたがらなくても角川が別の制作会社を使えばいいのでは?原作の人気が高いんだから一定の売り上げは期待できる。

あれは原作が止まってるからだよ。
「長門有希ちゃんの消失」がまさに角川が人気IPで手堅く稼ごうとしてやった作品だ、

続きがあっても完結していない、止まっているとかだと企画としては弱くなるんじゃないか?
例えば「おおきく振りかぶって」なんかはまだ連載が続いているけど、明らかに続編アニメにするには難しい進み方だ。

こういう止まっているシリーズって金が稼げないというなら中国のお偉いさんが金を出して作らせるってのはできないのかね。

そういう噂のある作品、国内のソシャゲとかIP活用とかを目的に中国側がスポンサーとして噛んでいるという作品はあるらしいけど成功した例について聞いたことないな。

中国が出資しても人集められないし宣伝している出資額と現場に落ちているキャッシュは違うから上手くいかない。あときちんとした会社との伝手も無いと……

金出しても旧作のアニメと同レベルのスタッフが集められない。
日本のアニメーターって流動的だし上手い人はスケジュールも固まっているから金で押し込むのはあんまり上手くいかないのは見ての通りだ。
そしてアニメを見る人間は昔のクオリティを求めるのだから批判が集中して作らない方が良かったみたいになる。

原作が完結していて人気の作品はちゃんとアニメ化されてるぞ。ジャンプ系とか。
単純に原作人気が落ちている場合は続編作ってもらえない。

今は長編アニメじゃなくて13話〜26話がせいぜいだから、あまり長い作品は完結まで到達できないんだろう。長期的な企画は投資としてもリスクが大きくなる。小分けにするとキリの良い所で撤退になる。

ラノベだって人気作品は続編作られるからな。7月に始まった「俺ガイル」三期なんかは完結までいくのだろうし。

この手の話題でよく出てくるのは「狼と香辛料」や「はたらく!魔王様」とかだろうか。
ラノベ原作が完結していてもアニメ化されないのは残念だ。

「魔王様」は制作会社とライセンスの問題で続編が難しいと聞いたことがある。
権利が入り組むと調整が難しいから作るのやめた、となる模様。それくらいなら新作でその時点でまっさらな権利関係にした方が楽なんだと。権利関係の調整も時間とカネがかかるコストだから。

続編が作られるハッキリとした基準も無く、なんとなく続編が作られないままになるのは本当にイヤだ。どんなに面白い作品でも完結しないなら駄作と変わらないだろうに!

そこは作っているのが日本で日本人向けだったのもあるんじゃないかね。
日本人はアニメの続きが無ければ原作を読めばいいとなるから。ウチの国だとアニメしか見ていない人が多いしキツイよね。

いっそのこと、あらすじと最終回だけやってくれないかね
絶対に需要はある……!

「魔法先生ネギま!」という一時代を築く人気で原作もたっぷりアニメ化も複数回なのに序盤をオリジナルストーリーで2回やったり、後ろの方がアニメ化されずに劇場版でアナザーエンディングを強引にやったり、続編の方をアニメ化したりする作品があってな……

まぁ基本的には金にならないってことなんだろう。
上でも言われている通り売れる作品は続編どころかリメイクだって作られている。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における「アニメの続きが作られない理由」についての味方がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではアニメで作品を見るのが普通ですし、日本のように原作マンガやラノベを読む人は少ないです。それにアニメ以外は翻訳の関係から見るのが難しいです。だからアニメだけしか見ない人の続編を待ち望む感覚はあまり理解できないのではないでしょうか……」
という話もありました。

日本と違って作品に触れるルートがアニメに偏重していて、原作や他の媒体での展開、各種イベントなどに接するのが日本と比べてかなり難しい中国ではアニメの続きが出ないことに対する焦燥感のようなものが日本よりもかなり強くなっているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「AA漫画、日本ではやる夫スレ作品とも言われる作品について語ろう!」中国に伝わったやる夫スレ作品事情(?)

余裕ができたので、今日はちょっと時間をかけたネタで。

以前から何度も
「中国でやる夫スレを見ている人はいないのか?」
などの質問をいただいておりましたが、ずっとまとまった反応を見つけられないままでした。

しかしありがたいことに
「昨年末辺りからやる夫スレの作品がごく一部で話題になっている」
「中国では『AA漫画』と呼ばれている」
「やる夫スレ系が話題になるきっかけとなった作品はたぶん『ディエゴ・ブランドーがグランドオーダーに挑むようです』だと思います」

というネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

さて現在中国の方では「AA漫画」と呼ばれているというやる夫スレ系の作品ですが、中国で広まる上でのネックとされていた
「フォントなど環境の違いからAAがズレる」
という問題については
「画像に加工して表示する」
というやり方で解決している模様です。
スレやまとめの文字ではなく画像をページごとに見ていくというのもあってか、読んでいる感覚はマンガに近くなっているのもあるそうですしマンガ系のカテゴリ内のジャンルとして扱われているとのことです。

それから基本的なキャラの中国語表記、
とりあえず目に付いた所では
亚鲁欧(やる夫)
亚拉纳伊欧、不做夫、亚拉那意欧(やらない夫)
齐鲁欧(できる夫)
涅拉乌欧(ねらう夫)

などとなっているようです。やる夫以外は表記が一定しないようで訳によっては別の表記もあるかと思われます。

翻訳&画像加工でアップされている作品に関しては日本からアクセスできない(リンク切れの可能性も含めて)ことも多いようですし、実情については私もイマイチ把握していないのですがとりあえず「AA漫画」や「亚鲁欧」などで検索すると中国に入っている作品のさわりのようなものは見えるような?

ちなみにこれのおかげで
「できる夫」の中国語表記はどうなっているんだ
→タイトルに「できる夫」が混じっている作品はざっと見た感じでは見つからない
→「できる夫」が出てくる作品で翻訳されている作品はあるのか?出てくるのは何話だっけ?そもそもこっちから閲覧できる作品はあるのか?
というので夜中に数時間ネットをさ迷いました
(最終的に「キッチンやらない-O」で確認)
翻訳された作品の多くが画像形式になっていることから文字検索ではタイトル以外引っかからないようなので、いざ探すとなると難しいことになりますね。

また画像の方だけでなくbilibiliに
「ディエゴ・ブランドーがグランドオーダーに挑むようです」を動画にしちゃった力作
などもあるそうです。
こっちは画像処理よりも更に手間がかかるでしょうし現在14話までなのですが、弾幕コメントが現地の合いの手的な感じで見ていて面白いですね。中国語が分かってやる夫スレもいけるというのは非常に狭い範囲だと思われますが、ご興味のある方は如何でしょうか?

ちなみに1話30〜45分くらいのようなので、私はまだ最初の方をちょっと見ただけです……ステイホームや夏休み中にこれを知らなかったのは良かったのか悪かったのか。

とりあえず以下に中国のネットを回ってかき集めた
「やる夫スレ、やる夫スレの作品」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


AA漫画、日本ではやる夫スレ作品と言われる作品について語ろう!
何か面白いのがあれば推薦も大歓迎。自分は「ディエゴ・ブランドーがグランドオーダーに挑むようです」から入ったんだが、ストーリー中のダイス的なランダムの数字で派生するストーリーに無限の可能性を感じる。

「ディエゴ〜」は面白い。ダイスの意思を感じるよな!

でもあれって作者の力量が無いと厳しいでしょ……ダイスで随時クリティカルやファンブルによるストーリー崩壊の危機が発生するけど、それをコントロールして面白さと作品のまとまりを維持し続けるとか驚嘆に値する。

作者の力量は当然重要だが、それに加えて読者の質がかなり問われるジャンル?だと思うね。
例えば「ディエゴ〜」は作者が無茶苦茶型月に詳しい上に、読者の反応を上手い具合にくみ取ってストーリーにしてそれをまた読者が反応でフィードバックするという良好な循環が形成されているけど、簡単に真似できるものではないだろう。

人理よりもよっぽど崩壊の危機にあるストーリーをアドリブで修正しつつ型月っぽい雰囲気、きのこっぽいキャラの言動に落とし込むのはよく考えるとトンデモナイ

TRPGのマスタリングに近い物があるし、例えば「ゴブリンスレイヤー」の作者とかを見てもTRPG界隈の背景や影響はあるんだろう。Fateだって最初はTRPGを強く意識したキャラ設定なわけだから親和性もあるかと。

でも「ディエゴ〜」って一歩引いて見ると実は作者のコントロールがかなり強いんだよね。安価をやることも少ないし、あんこ部分も豪放磊落に見えるけど方向は制限されているしかなり保守的な作品だ。私はもっと混沌とした作品が見たい。

そういう作者もいるけど、話がまとまらない、進まない、終わらないになりがちだしウチの国の感覚だと特に難しそうだな……

上のレスで言っているような混沌としたのは安価スレの作品のことだよね?
オススメ作品を語るスレだったのを思い出したので「魔理沙は宝を集めるようです」、「レミリアは新世界を旅するようです」、「アリスは電脳世界で生きるようです」を薦めてみる。
これは東方好きな人にもオススメ。

その作者の作品、面白いよね。私は暇を持て余した時に続きが見たくて日本語の方まで見に行った。絵と漢字と翻訳サイトで頑張った。
面白かったし、我ながら意外に分かるもんだと思った。

「それゆけダージ凛」は混沌としているのに設定が積みあがっていってすごいぞ。適当に飛ばすとか途中からというのが難しいけどね。

「ダージ凛」は比較的初期のAA漫画作品だったね。途中までしか知らないが翻訳終わったんだろうか?

アレは確か作者が同一世界観の続編書いているから終わったかどうかは何とも言えないということだったかな?

確か2018年くらいだったか?結構作品が出てきていた気がするが、あの頃は布教しても広まらなかった。
2019年末から今年初めに翻訳版も完結までいった「ディエゴ〜」で一気に広まった感があるな。同人作品としてのクオリティに加えて元ネタがFGOというのも良かったのだろう。

「キッチンやらない-O」は名作

それ確かラノベ化して書籍になってたよね。
他にも「翠星石と白饅頭な彼氏」がラノベ化していたはず。

パルクールで根源に至る聖杯戦争は面白かった

私も中聖杯戦争シリーズに一時期ハマってた。

自分も追いかけていたなあ、聖杯戦争というシステムの同人での使い勝手の良さ、どう話を回していくのかという方向からも興味深い作品だった。

聖杯戦争系というかFateネタは理解しやすいしね。「ディエゴ〜」の前は「ねらう緒は聖杯戦争を蹂躙するようです」や「ねらう緒は、聖杯戦争に乱入するようです」とかがAA漫画知っている人の間では人気高かったはず。

本当に時間泥棒なジャンルだよ。
最近も「ディエゴ〜」にモノスゴイ時間を持っていかれた。Fate関連の同人とかこれまで読んだこともなかったのに、妙な面白さを感じてハマってしまって……

俺はやはり「ディエゴ〜」だな。私がこの1年ほどの間に見た同人作品では一番だった。

「ディエゴ〜」はbilibiliで動画作っちゃう人が出るのも理解できるレベル。

あの作品のダイスで活躍しまくる呂布は笑うわ。なんなんだあの無敵の飛将軍。
自分の中では二次元系呂布の中で一番印象に残ってしまう存在となった

スレ主が意識しているのはやる夫スレの中の「あんこスレ」というジャンルだね。
ランダム要素無しでストーリーをAAで書くタイプや、読者がレスしたものから選ばれる「安価スレ」というのもある。
書籍化している作品はランダム要素無しのストーリーのみの作品が多かったはず。有名なのだと「ゴブリンスレイヤー」があるし、確かAA漫画版の翻訳もされてたんじゃないかな?

面白かったけどずっと疑問に思っているのが、あの作品の選択肢だ。選ばれなかったものについても予めネタを準備しているのだろうか?連続して選択のダイスをふる時もあるし、全て準備しておくとしたらあまりにも手間がかかり過ぎるような……

上でも言われているけどTRPGのGMの準備に近いと思う。
方向をコントロールするのと、成功失敗、大成功や大失敗による振れ幅の表現をして盛り上げていくのだろう。言ってみれば大まかに準備をして細かいところはアドリブ。登場人物のキャラクターを把握しておくと案外転がせるもんだよ。

AA漫画って面白いよね……自分もこういう創作をちょっとやってみたいんだけど、サイコロ機能つきの場所ってウチの国にあるのかね。

フォーラムによってはあるぞ。ただAAは崩れずに使えるのだろうか?
ウチの国の人間が作った作品もあるようだし、原理的には合わせられないことも無いとは思うが……

日本の2chのAAってウチの国で言えば表情系スタンプみたいなもんだと思っていたが、それで話作るとか、シーン描写するほど書き込むとか、更には面白い作品が作られているなんて全く想像もしていなかった。

面白いけど、翻訳待ちの作品が多いのもつらい。日本のサイトを見るとたくさん作品があるのが分かるだけに。
……あとR18なヤツも。特に催眠系やNTR系は凄い作品も多いと思うんだ。

翻訳予定リストに載っていてもいつになるのか分からん、みたいなことも珍しくないからね。

翻訳無しで続きを読みたいなら日本語能力だけでなく日本語環境も無いとダメだからなあ。フォント設定が正しくないと絵がズレて意味不明になる。

翻訳するより自分の日本語能力鍛えた方が良いまである。基本的にネットの軽い文章だから翻訳を考えるよりも雑に意味を把握して流す方が……

それに加えて単純に量が多いし、ネット特有の現地スラングもかなり混じるから翻訳の難度高いんだよね。
ただ自分だけが楽しむなら気合を入れればなんとかなる。むしろ自分が慣れる方が早いかもしれん。私は「サバイバルヤルオ」を翻訳が無いから自力で読んだが日本のネットというかやる夫スレ(AA漫画)の空気に慣れると読むスピード上がる。

目がAAに慣れてくるというのは実感できるし、セリフでどこが重要かというのも把握し易くなるよな。レスで参加となると難しいがじっくり見れば理解するのは何とか。

でもそれだと自分しか語れないという事態に……!好きになった、楽しんだ作品を知り合いと語ることができないのは残念。布教もできない。

「ディエゴ〜」で読者が増えたのは間違いなく翻訳がガッツリ行われたからだろうな。しかも読者のレスも含めて。
今年に入ってから自分の周囲でも局地的に話題になっている。

「ディエゴ〜」はウチの国のAA漫画ジャンルの歴史の開拓者だと思う。2019年12月から始まった中国語化の動きがウチの国でのAA漫画熱を発生させた。
私もあの作品は近年の屈指の同人作品だと思うよ。



とまぁ、こんな感じで。
私も最近まとめて情報を教えていただいたのでまだ把握しきれていませんが、この1年ほどの間にジャンルとしての認識が結構広まっているようです。

それと今回かき集めた反応がどれくらい偏っているのかは私にもイマイチ分かりませんので、中国オタク界隈の一般的な認識とは限らないということでお願いします……

教えていただいた話やざっと見た範囲の印象では、やる夫スレの作品が翻訳拡散される流れはまだ局地的な物のようですし、これが今後大きくなるのか小さくなるのかは不明です。
またやる夫スレに関するやり取りも、個別の作品の感想とかは出ているそうなのですがそこからやる夫スレジャンルの話題につながるかは何とも言えないのだとか。

それにしてもこれまで定期的に中国である程度の規模のやる夫スレの話題が無いかと探しては見つからないというのを繰り返してきたのですが、やはり中国で広まりやすい形で現地の感覚に刺さる面白い作品が伝わると一気に広まるものですね。
面白い作品のパワーに加えて、伝わるためのルートの重要さというのも実感します。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

ちなみに今回の記事をまとめるのにはかなり時間がかかりましたが、その半分くらいはやる夫スレ作品を確認していたらいつの間にかまた読みふけっていたことによる時間のロスが混じっています……

中国オタク「子供向け作品で見ておいた方が良い、見る価値のある作品を教えてくれないか?」

ありがたいことに
「中国のオタクな人達は子供向け作品を嫌う人が多いと聞きますが、どんな作品なら評価するのでしょうか?最近はプリキュアを好きな人とかも出ているそうですが」
といった質問をいただいておりましたが、ちょうどいいネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「子供向け作品で見ておいた方が良い、見る価値のある作品は?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


子供向け作品で見ておいた方が良い、見る価値のある作品を教えてくれないか?
子供向けアニメというだけで切り捨てていたけど、最近の風潮を見てそういうのはもう流行らないとも感じていてね。

価値を求めて見るなら無理をしない方が良いぞ。
自分の好みや作品のクオリティの高さを感じられるなら楽しめると思うけど、合わないものは合わないし、子供向けは子供向けだ。

子供向けの中で自分の好みに合うのがあれば見る、くらいで良いと思うよ。近頃評価が高まり存在感が増している特撮もそんな感じだ。
それからまず聞いておきたいんだが、その言い方だと恐らくジブリは見ているよな?あと日本の二次元系で良いの?

ジブリは一通り見ているよ。それ以外の子供向けで括られているような作品について知りたい。アメリカの作品とかを言い出したらキリがないから日本の作品中心で今回は頼む。
この際だから言ってしまうが、自分の中では子供向けの作品って話数が多いし説教的な内容が多いし、テンプレの繰り返しだという認識があってね……

子供向けか……深夜枠はまず外せるとして他の所は結構定義が曖昧なんだよな。

トランスフォーマーやガンダムなんかでも定義としては子供向けに入れられるからねえ

ポケモンやデジモン、遊戯王なんかもちょっとハッキリしないな。
デジモンは第三部辺りまではウチの国の心の名作扱いだと思うが、子供向け枠かどうかは深く考えないようになっているかも。

オタクの間では存在感が無くなっているけどガンダムビルドシリーズは子供向けで商売するために力を入れて作っているから面白いよ。ガンダムの知識があるとMSだけでも楽しめるし。

その辺は子供向けで良いだろう。
面白さ目的でも価値目的でもいける。問題は好みに合うかだけ。

今は繰り返しパターンってそんなに無いんだけどね。日常系みたいな話の繰り返しの中でメインストーリーが少しずつ進んでいくような構成が多いかな?
自分はプリティーシリーズとかが好きなんで、ちょっと薦めてみよう。個人的には「プリパラ」が好きだけど雑に好みのデザインのキャラがいるのから見始めても良い。

価値を求めるタイプなら作画が分かりやすいかも。「ハートキャッチプリキュア!」はウチの国でも作画厨を増やすきっかけになった作品だから見る価値はあるかな。
作画崩壊と作画を「崩す」ことの違いも学べるし、分かりやすい所を見たければバトルシーンに注目するのも良い。

「HUGっと!プリキュア』は最近の作品だしこっちでも語れる人が多いから悪くないかと。

私もプリキュアを薦める。ハートキャッチ良いよね。

とりあえず今の時代ならプリキュアシリーズ、プリティーシリーズ、アイカツシリーズはこっちでも配信されているし語れる人も増えているから鉄板だろう。

私は子供の頃から見ていたし、プリキュアもプリティーリズムも大好きだけど、嫌う人は嫌うからなあ……

一番新しい「ゲゲゲの鬼太郎」の六期は子供向けの皮をかぶった深い作品だと思う。
時々現実社会を反映した皮肉な話や環境問題、こっちの方が逆に心配になる過去の侵略戦争問題までぶち込んでくる。

「ゲゲゲの鬼太郎」の第六期は社会問題をかなり積極的に扱ってるから、逆に子供が分かるのかと心配になるレベル。タイトルとかはいかにも子供向けなんだけど、キャラデザや声優とかはオタク向けな感覚でもかなりいける。

鬼太郎は作者が徴兵されて東南アジアに送り込まれてヒドイ目に遭いまくって片腕を失うなどしているし、その体験が作品に大きく影響している。ファンもその辺は把握しているから左翼的に戦争を語っても日本では大きな炎上はしないみたいだし、子供向けだからと言って削ることもないみたいだね。

「ふしぎ星のふたご姫」はウチの国で放映された際の事件も調べてみると面白いぞ。作品ももちろん面白い。

「あにゃまる探偵キルミンずぅ」を薦めようと思ったが、あれは子供向けで良いんだよね?深夜枠じゃないし。
実は自分の中では河森監督作品でマクロスとかと同カテゴリの方に分類されていたりするんだが。

着ぐるみ状態=ガウォークみたいなものと認めているからなあ
でも放映時間を見ても話数を見てもカテゴリとしては子供向けじゃないかね。

制作スタッフや制作会社で判断すると混乱するから、放映時間や原作の有無、原作があるなら掲載雑誌とかで見た方が判断しやすいと思う。
例えば最近の「ミュークルドリーミー」なんかはサンリオが原作だから、ヘンな話だが安心して子供向けだと判断できる。

個人的な好みで薦めてしまうが「明日のナージャ」「プリンセスチュチュ」辺りはオタクとして押さえておくとマウントが取れるぞ!

新作アニメの時は話題にならんかったが「怪盗ジョーカー」は面白かった。
子供向け作品て話数が多いけど一話完結だから雑につまんで見て行っても良いと思う。

「クレヨンしんちゃん」や「ちびまる子ちゃん」はたまにキレた話が飛んでくるから侮れない。
同じような話が繰り返されるってのは「ドラえもん」みたいなことを言いたいのかな?あれはあれで新旧のアレンジが違って面白いんだけど。

同じような話の繰り返しってことに関しては、例えばプリキュアならもう十数年続いているシリーズであることや、常に新しく入ってくる子供がターゲットだからしょうがない所でもある。
ただ説教くさい話に関しては、私がプリキュアとかを見ている印象になるが最近の作品ではあまり無いと思うよ。

「ドラえもん」の話数や繰り返しが気になるなら劇場版はどうだい?藤子不二雄の原作も合わせて見ると更に面白いし、考察でもできるから楽しいよ。

説教くさいのをあえて狙うなら「世界名作劇場」とかどう?
「こんにちは アン 〜Before Green Gables」や「レ・ミゼラブル 少女コゼット」とか私は楽しめたよ。古典名著をアニメ化にしてターゲットを子供にする際にどういう改変を入れてどういう構成にするのかに注目するのも面白い。

ウチの国のオタクだと、いっそのこと知識目的で見るのもアリなのかなあ……

それも一つの手だろうね。そういう方向なら極端に昔の作品「魔法の天使クリィミーマミ」なんかは良いと思う。ウチの国のテレビでも放映されたし、スタッフも豪華だし、二次元の魔法少女やアイドルという要素の源流の方の雰囲気も把握できる。

そういうのならこっちで知識の暗黒時代になっていた頃の作品「ぷちぷり*ユーシィ」を薦めてみよう。まだガイナックスが生きていた頃の作品でもある。
監督はみんな大好きなトリガーの代表取締役である大塚雅彦で、他のスタッフの名前も見ると驚く。

「おジャ魔女どれみ」のラストで泣ける大きなお友達もっと増えてくれ
オタクの知識としても見る価値はあるよ!

「おジャ魔女どれみ」は良いよね。子供向け作品に関して語るのはいつの間にか蓄積されたイメージだけで具体的な作品を見ていない人にも見て欲しい。
絵の印象だけで判断するのではなく、実際に見てストーリーとアニメの表現を楽しんで欲しい。

まだ「けものフレンズ」が出ていないぞ。

あれは2が無ければ……



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな作品の名前と共に近頃の中国オタク界隈における「子供向け作品」に関するイメージのようなものも出ていました。

今回名前が挙がっている作品は現在の中国オタク界隈で子供向け枠だと認識されている中で評価が高い、或いは好きな人のいる作品だと思われますが、こういった作品が中国オタク界隈ではわりと長い間、例えば「おジャ魔女どれみ」や「プリキュア」などは子供向けというだけでバッサリと切り捨てられていたような所がありました。

もちろん日本の感覚と比べてまだ子供向けをバッサリやる傾向は強いのですが、それでも一昔前と比べるとかなり変わっているのも間違いないようですね。

今回のネタを教えてくれた人からは
「昔の中国のオタクは今なら二次元、昔は動漫とも言われたアニメ作品は自分たち若者の文化、新しい価値のある文化だと考えていたので子供の見るものとバカにされるのは耐えられなかったですね。ただでさえ当時の子供向け作品は子供だましな作品が目に付いたので」
「だから昔は自分達の見ているアニメは子供向けのものではない、大人向けで自分達が見る価値のあるものだということで心を武装していたようにも思います」
という話が来ましたし、子供向け作品に対する考え方というのは中国オタク界隈において実感できるハッキリとした変化の一つなのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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