「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「桜味ってどんな味なの?甘いのかしょっぱいのかも分からん」

今回は以前教えていただいたものの、うっかり後回しにしていて賞味期限が切れそうというか切れているかもしれない食べ物ネタで……

近頃は料理やお菓子などを通じて中国にもイロイロと日本的な料理、日本的或いは「日本的とされる」味付けが入っているそうです。またそういった目新しい日本系のフレーバーは話題としてそれなりに強く、一定の層に刺さるのだとか。

ただ中には中国の一般的な知識からは想像し難いものもあるそうで、時折どんな味なのかといった話題になるケースもあるそうです。
中国のソッチ系のサイトではそういった話題の一つとして
「桜味ってどんな味なのか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「桜味」っていうのをちょくちょく見かけるようになったけど、あれどんな味なの?

桜味って聞くと変な味にしか思えないよね。甘いのかしょっぱいのかも分からん。

お菓子の場合はフレーバーの一種で、基本的には甘いくらいだったような。

桜の木の下には死体が埋まっている、つまり……

抹茶味ならまだ分かるが、桜味だと想像できん。

そもそも、桜って特別な味があるの?

加工して味付けるんじゃないか。
日本旅行で食ったもみじの天ぷらはもみじを塩漬けにしたのを天ぷらにしていた。

それ、結局は揚げる時の油や衣の味ってことじゃないの?

その通り。気分による所がほとんどさ!

桜味って特にウマいものではないはずだけど、最近目に付くってことは色んな所で企画が通っているということだし、売れているんじゃないかな……

ネタ切れで暴走しているという可能性もあるぞ!新商品開発では珍しくもない話だ!

それって桜がキレイだから、そのイメージを活用できるからだったりするのだろうか。

あとは日本系アイテム大好き哈日族の連中に売れるとかじゃないか。

オタク向けだとちょっと弱いよね。ウチの国の美食趣味枠で扱うには微妙だし。

桜がキレイだからそのイメージを利用しただけじゃないかと。味よりも主に色なのでは。

自分もそう思った。
私はイチゴ味の香料変えて桜味と言い張っているだけじゃないかと疑っているんだが……

香料による所がほとんどというのは想像できるが、どういう香りなのかは分からん。

大量生産のお菓子は大体そんなもんだろ。
本物の桜を使う商品もあるだろうけど、100%桜ってことはない。

どっちにしろ、花は食いたいとも思わん。

お前それでも中国人か。
常識的に考えて重要なのは食えるか、うまいか、どうやって食うかということだろ。

花を使うのか葉を使うのかで違うが……色を見る限り花の方か?

桜のお茶は飲んだことある。その時は花の方だった。

桜って過剰摂取すると肝臓に悪いと聞いた覚えがあるけど、この手の桜味ってどうなっているんだろうか……?

桜味のクリーム系菓子を食ったことがあるんだが、自分の中では数少ない食べきれずに途中で捨てる味の食い物だった……

バラの花の味とかあるし、そっちの系統かと思っていたんだが違うのか?

バラ味は普通においしいと思うし、花系の味もハズレとは限らないだろう。

結局どういう味なんだよ……バラ味みたいな話も聞けば、桃とかの果物系とかの話も聞くし、しょっぱい味だというのすらある。

香りメインで明確な味はないんじゃないかな……キレイだという要素があればそれでいいのでは。

今の時代は見かけがとても重要。特にネットにアップするネタとして有用だ。

その場合、逆に味が想像し難い方が良いのかもね。
普通とは違う方が話題になりやすい。

桜の名前が付いた食い物ってどれも見た目重視だから味は期待したらダメだ。
以前食った桜餅とか本当に不味かった。食えたもんじゃなかったよ。

桜餅は伝統系の古い和菓子だから、大外れは無いと思うんだが……味も餡子だし。

桜餅の葉っぱがダメだったのか?
あれは食べても食べなくてもいいヤツで、嫌いなら外して残せばいいんだけど。そう言えばこのスレに出ている桜味=しょっぱいというのはあの葉っぱを意識しているのかもな。

しょっぱいのは桜の花弁の塩漬けというのもあるよ。
しょっぱくて葉っぱくさくて、正直あまり美味しいものじゃなかった。

餅もそうだが桜味のちまきとかまであるから、味に関しては迷うよ。好みじゃなかったら厳しい。
ちまきは甘いのとしょっぱいのがあるから、桜味のちまき(実際に見たことがある)の味が甘いのかしょっぱいのかいまだに分からないままだ……

餡子系はあまり奇をてらわずに分かりやすく普通に作って欲しいよね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイメージや実体験などイロイロと出ていました。

近頃の中国ではイロイロな所で「美食」が話題になっていますし、中国の普段の生活ではあまり見かけない味というのは、肯定否定問わず何かと語りやすい話題になっているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
それからご質問やネタのタレコミをいただいているFGO第二部Lostbelt No.1の反応ですが、近いうちにまとめられたらと考えておりますのでもう少々お待ちいただければ幸いです。

中国オタク「歴代ジョジョで誰が好き?」

ありがたいことに
「近頃の中国ではアニメ化もあってジョジョ人気が盛り上がっていますが、歴代ジョジョの人気についてまとめてみませんか?」
といったネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国における「ジョジョの奇妙な冒険」

人気は、90年代の海賊版マンガで大量に日本の作品が入った頃から続いていますが、いただいたネタのタレコミにあるように近頃はアニメの影響もあり、中国においてこれまでで最もジョジョの人気が高い状況になっているかもしれません。
ディオなどを中心に大人気いキャラが出たり、ジョジョネタが中国オタクの一般的なネタになったりしているという話もあります。

ちなみに現在の中国では
「JOJO的奇妙冒険」
という中国語タイトルになっているようですが、昔は
「喬喬的奇妙冒険」
という中国語で広まっており、ジョジョの中国語表記が
「喬喬」
だったことから、各部の主人公のジョジョに関してpart1から順に
「大喬」、「二喬」、「三喬」
と呼ばれることも多いそうです。(もちろん他の個別のあだなもありますが)
さすがに検索などを見てもまだ三国志関係の大喬が圧倒的に強いものの、中国オタク界隈でジョジョ関連の話題で「大喬」と出たらそれはジョナサン・ジョースターのことになるのだとか。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「歴代ジョジョで誰が好き?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメで随分とジョジョファンが増え、ネタも通じるようになったがここでちょっと知りたいことが出てきた。
みんなは歴代ジョジョで誰が好き?主人公として見るのでも、普通のキャラとして見るのでも構わないから教えてくれ!

すぐに思いついたのが第三部だった。

一番好きなのは二部のジョジョかな。良くも悪くもクレーバーで面白い。

濃い所でも薄い所でも大体は第二部か第三部の人気が高くて、他はそこまで大きな差は内容に感じる。

ジョセフはアンチがほぼいないけど、承太郎は好き嫌いがハッキリと分かれるように思う。濃い方だと特に。

承太郎のキャラ、特に性格には好みが分かれるからね。なんだかんだで古い時代の中二病特化キャラでもあるし。

分かる。でも俺はやっぱり承太郎が大好き。
彼の言葉ではなく行動で表すもの、無言の強さと安心感は俺の心をつかんで離さない。

安心感なら私は仗助を思い浮かべる。
これは第四部の仗助達の関係から感じているものも大きいかな。

第一部も人気が低いわけじゃないんだけど、ファンの勢いとか二次創作ではどうしても厳しいものがある。

俺は第一部のジョジョ大好きだが、死に方が突然の展開だし、その後にジョジョの世界やキャラが急速に拡大していくから扱いが小さくなってしまうのもしょうがないとは思う。

第一部の頃はアニメ版ジョジョに対する注目が薄かったのもあるしね。
第二部はアニメで勢いが一気に増してネタも増えたしそれがそのままジョナサンの人気にもつながっていると思うんだけどね。

アニメ化の影響による人気の上昇は第一部が最も大きかったと思うけど、ディオへのものもあるから……

私の印象では人気が高いのは第二部、第三部、第五部なんだけど。

それって強さ談義も入ってないか?
キャラ人気になると第七部のジョニィや第四部の仗助も結構人気あるぞ。

まぁ第二部だね。有能で更にユーモアも愛もある。

ジョセフはややチンピラっぽい感じではあるが、内に秘めた熱さもある。友人になったら濃い関係になれそうだ。

ジョセフのちょっとチンピラな所のバランスは絶妙だ。
こっちの国産作品によくある微妙な俺TUEEEEE主人公と比べると、チンピラ具合と下品さの見せ方の違いを感じてしまう。

友達になりたいのは東方仗助、一番好きなキャラということなら第七部のジョニィかな。
ジョセフもカッコイイと思うが。

私もジョニィ・ジョースターが一番かも。
弱かったキャラが立ちあがり強くなるのが大好き。

自分は第一部と第三部。
あとは消去法で考えていくと、第五部が一番下になった。

うーむ、思い入れ補正もあってか第七部が自分の中では優位だ。第一部や第三部も大好きなんだが。
あと第五部が下になるのはなんとなく理解できる。

ジョルノは主人公力が低いから、こういう比較だと厳しい。
キャラとして落ち着いている上に精神や能力も完璧過ぎるんだよね。はっきりとした欠点や弱点が無いことが逆に印象を薄くしてしまうような……

第四部と第五部はジョジョ以外のキャラ、特に岸辺露伴とブチャラティの人気が高いから相対的に不利だと思う。

私はジョルノ好きだよ。彼は女性人気高い気がする。ただ私もそうだけど、カップリング的に好きな人も多いかも……
他に好きなのは徐倫で、ヒロイン的女性キャラとしてはわりと自分の理想像だったりする。

俺は普通に仗助好きだぞ。露伴も大好きだ。
自分の中では主人公だと第四部、第二部、第七部の順かな

仗助とジョニィまで絞ったけど、これ以上は無理だ……どれが一番かなんて決められない!

私も第四部かな。作風も一番好き。
ヘンな髪形も嫌いじゃない!

承太郎は主人公として理想的だ。
そしてあのタイプを目指そうとしてずっこけたキャラや、リアルの人間もたくさん出ているのでは。

承太郎は本当の「男」って感じだ。普段のそっけない態度と時折見せる無言の優しさが良い。

承太郎は徐倫関係になると印象が悪くなるのが弱点。
あの二人は父娘関係でかなり人気を落としているようにも感じる。

私はあの父娘が好きなんで、第三部と第六部のジョジョになるんだがなあ。
最後の展開に不満が出るのも理解できるが。

第六部は父親であったからこそ敗北につながったがそれは何も悪いことではないし、私の中の空条承太郎のイメージは別に崩れていない。
だからやはり承太郎と徐倫になるかな。私が好きなのは。

私は徐倫と結婚したいです!!

やはり第二部のジョジョ!
第三部にも出演するが、そっちは別。

ジョジョファンに対して大っぴらには言い難い所あるけど、私も第三部のジョセフは苦手だったり……

なかなか決められないが、若い時のジョセフ、それから承太郎かな。
第三部のジョセフはスタンドがパッとしないのもね。初期のスタンドだから他のキャラのスタンドが分かりやすくて派手だというのもあるだろうけど。

キャラの性格という点で一番気に入っているのは第七部のジョニィだね、荒木先生の描写も神ががっている。

性格だと仗助が一番好き。
古い不良の外見と中に宿す尊い精神性のギャップがたまらない。

ジョニィは本人の成長に加えて、ジャイロとの友情もあるからこういう比較では加点してしまうわ。

分かる。成長する主人公ってことで、ジョニィや徐倫を好きだという人も少なくない気がする。
ちなみに私はジョニィの自分の「マイナス」を「ゼロ」に戻したいだけだッ!と言うシーンのセリフを中国語でも日本語でも言えるようになってしまった。

好きなジョジョの主人公を決めるのは難しいが、ジョジョで一番好きなキャラは簡単。
ディオだッ

ディオまで入れたら人気全部持っていきそうだから無しだよ、無し!



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈ではジョジョを語り出すと止まらない人も出ている模様です。

ちなみにこの件について教えてくれた方によると
「中国と日本のジョジョ人気の傾向で違うのは、第七部の人気の高さではないかと思います。中国では第二部、第三部に次ぐ人気という見方もありますし、人気投票でも第二部や第三部に次ぐ位置に来ることが珍しくありません」
「恐らく現在の中国ではリアルタイムで追いかけた、或いは比較的新しい作品として読めたのが第七部からだという人が少なくないのも影響していると思マス。」
とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/18修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「日本のオタク同士の結婚がスゴイと言うべきか、羨ましいと言うべきか……」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先日日本で話題になったオタク同士の結婚によって作られた家が、中国にも伝わってちょっとした話題になっているそうです。

オタク同士が結婚して一軒家に住んだ結果をご覧ください「凄い充実してそう」「落ち着かねえw」 (Togetter)

中国オタクの面々も年齢層が幅広くなり、社会に出ている人も多くなってきたことから、オタク趣味と現実の生活を絡めた話題は何かと注目を集めたりもするそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のオタク同士の結婚がスゴイと言うべきか、羨ましいと言うべきか……家を全てオタク趣味で染める、グッズを配置することを実現している……!

いいなあ……とてもいいなあ……

ポスターは分かるとして、男性向け女性向けともにフィギュアがあるとか、ぬいぐるみ系の玩具が多いとか、こっちの一般的なグッズの配置、割合とちょっと違うのも興味深い。

個別の関連商品は分かるけど、染め方が異なる所も見て取れるよね。
どっちにしろ羨ましい住まいだけど!!

ある種の天国みたいな場所が作られているな。

写真を見た感じでは男のオタクのグッズばかりなんだが。どこに女のオタク要素あるの?これってオタクのネタ妄想で作った釣りじゃないの?

ソースによっては転載される際に画像が少なくなっているが、日本の元ネタの画像は女性の方はコナン部屋とか作ってるのもあったぞ。
安室透:コナン:他で6:3:1くらいの割合だったかな?

ここまでやれたら楽しいだろうなあ……
私もグッズは懐具合的に厳しいので諦めているが、ポスターで部屋の壁や天井を染めるとかは考えてしまう。
でも親戚が来たら人間関係的に死ぬから無理だ。

そうだよ、親戚が来たりしたらどうするんだよ!?

日本はウチの国ほど親戚の往来が頻繁じゃないし、来客用の客間だけ漂白しておくとかできるんじゃないか?

ここまでできるなら、親戚もオタクなんじゃないかなあ……

俺は二次元にも理解がある、絵の女の子が好きになれるオタクの女性を探しているんだが、三次元に存在するものなのだろうか?

そもそもオタクに彼女がいるのが不思議じゃないかい?

俺もシンフォギア厨なのに、なぜこんなに違いが……

この部屋を見た印象、この夫婦本当に金があるんだなと。

そうか?俺の部屋だってグッズで埋められているし、独り身でやる分にはそれほど違いはないと思うが。

ポスターとかだったら大した金もかからずに部屋を染め尽くすことができる。高いのはフィギュアだな。それでやろうとすると難度が跳ね上がる。

この夫婦の部屋、ポスター以外のグッズもたくさんあるんだよね。

ウチの国は作品を作る側の使う金は景気良い話になるし、日本の作品は安いとか金がないといった方向になりがちだが、ウチの国のオタクの使う金に関しては本当に無いという方向にいくんだよな……

羨ましいと感じるのは全く否定できないが、日本でこういう配置にして大丈夫なの?地震が来たときどうするんだ?

置き方にセンスがない。密集させ過ぎ。
こういう置き方するのは女性に好まれないよ。

この家の住人は既に結婚しているのに、何言ってんだお前。

オタクの男にどこから嫁が来るというのか……

オタクの男は世界から蔑まれるがオタクの女はそうとは限らない。男と違って外に対する対処能力も高いしな。

オタクの女だって男とそう変わらないよ。
こういう家が作れるのは普通に憧れるし羨ましい。

彼女がいるだけで羨ましい、こんな家を作れるのは羨ましいとかを通り越して眩しすぎる。
たまに未来への焦りから恐慌状態になる。一生独身で良いなんて嘯く人も珍しくはなくなっているが、本当にそう思っていられるのか、後悔しないでいられるのか。

何となくわかる。
最近こういうオタクライフのネタを見ると、焦燥に駆られる自分がいる。他人の幸福、それもテンプレ的なものではなく、普通の生活に趣味の充実が加わった幸福を見ると自分が底の見えない深い場所に沈んでいっているように思える。

スゴイという受け止め方も理解できなくはないが、私はなんかあまりいい場所には感じられない。散らかり過ぎにも思える。

単純にモノが多過ぎるから、きちんと並べられていても窮屈に感じられるのは避けられないかも。

なんだかゆっくり暮らせない気がするのは分かるわ。
まぁ俺達はだいたいそこまでモノを集めて並べられんからね。物量とプライベート空間の容積というハードルが存在するから。

俺の部屋はこの写真の部屋よりもっとグッズ多いから悔しくなんかないやい!!

そうか、俺は普通に羨ましくて死にそうだ。

この手のグッズを売っているお店に住んでいるような印象も受ける。

スゴイ部屋だけど、生活のイメージが浮かばない。
そもそもオタクの男女が結婚したら家事どうなるんだ?男も女も飯作らんだろ?

外食するか、買って来るかじゃないか?

日本人はわりと普通に誰でも料理するぞ。むしろ外食が少ない。
男に関してもこっちでイメージされるほど料理できないわけじゃないし、日常的に継続して料理する男はウチの国より多いかもしれん。外食する頻度が日本は低いからね。

日本の外食って安い、コスパが良いというイメージがあるけど……

テーブルでしっかり食べるそこそこ以上のレベルだと安いけど、簡単な外食、朝食なんかはそんなに安くないのよ。
だから趣味に突っ込む場合は自炊でしのぐオタクも多い。

羨ましいとネタにしているが、実は心の底から……本当に羨ましいと感じている!!

こういう条件で暮らせたら良いだろうねえ

これ一戸建てというのがまた羨ましい。
ウチの国だと若いのがこの条件で家を確保できんよ。

何が羨ましいって、結婚してからも趣味を維持できるのが羨ましい。
結婚しなければとなって、子供の教育や生活に使うお金やらでどんどん趣味への圧力が強まっていく……

やはり重要なのは金か。

金と時間だろう。金銭的に余裕があっても、時間を趣味に使うのが許されなくなる。子供のために、家族のために使えと。

根本的な問題としてオタクの男とオタクの女が結婚できるのかというのが不思議でしょうがない。

普通のオタク同士ならなんとかなるかもしれないが、腐女子入ってると絶対に無理だよね。

この夫婦のカミさん、安室透とコナンで乗法関係やってるみたいだぞ?
この夫婦に関して真に羨ましいのは、お互いの趣味でぶつからないことだろう。日本は男のオタクと女のオタクが互いの趣味を尊重……というわけではないか。許容しつつ住み分けているのもちょっと羨ましいかも。

日本でも衝突が無いわけじゃないが、ウチの国だとそこら中でたたき合いになるからなあ……

オタクとして良い環境だ。この家の子供に対しても羨ましく感じる。
だがそれと同時にそういう環境で育つことに関してちょっと心配になってくる……!



とまぁ、こんな感じで。
この件を通じて現在の中国のオタク層というか、「宅男」カテゴリのイメージや感情などが滲み出ていたりもするような感じでした。

それにしても私もグッズをたくさん飾るというのにはちょっと憧れてしまいますね。
私の方は東日本大震災の時に本が崩れて苦労したことやイイカゲン置く場所が足りなくなっていることなどから、今は本を買おうとする場合はまず電子書籍を探すようになっていますし、グッズ関係についても昔家の猫にパワード・ジム小隊を撃破されてしまった経験から並べて飾るのは諦めているもので……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「初老、爺さんなキャラにカッコ良さを感じるようになってきたのでカッコイイ老人系キャラを知りたい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃は中国オタク界隈でもキャラクターの好みがイロイロと細分化されたり、これまではあまり意識されていなかった要素が評価されるようになってきているそうです。
またそういった要素の一つとして
「枯れたキャラ」「老人キャラ」
というのを意識する人も出ているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「カッコイイと感じた老人キャラ」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近初老、爺さんなキャラにカッコ良さを感じるようになってきたのでカッコイイ、印象的な活躍をする老人系キャラを知りたい。
これまであまり意識したことの無かったジャンルなのでどうも探すのが上手くいかなくて……

老人系キャラか……
定番だが「ONEPIECE」の白髭とか?

爺さんキャラなら「鋼の錬金術師」のブラッドレイ大統領だろ。
私はジジイで強くてカッコイイ敵キャラであれ以上のキャラは知らん。

「HELLSING」のウォルターを思い付いた。
ただ老いたままではなく、若返る選択をしたのは残念だ。老いたまま強さを維持してほしかったかなー

分かる。
私も自分の体の衰えを知りつつも精神的には衰えていないキャラが好き。バトル系はちょっとすぐに出てこないが、「昭和元禄落語心中」の主人公とかはかなり好みだ。

「HUNTER×HUNTER」のネテロ会長。
爺さんキャラって大体は自己犠牲エピソードで退場するから、きちんと活躍して印象に残るキャラって少ないように思う。

私は老練な船長みたいなのが好みのイメージなんだが、すぐに出てこない……

レビル将軍とか沖田艦長とか?

沖田艦長はともかく、レビルはガンダムの設定を深く知るとあまりカッコイイキャラには思えなくなる……

普通の船長の理想像とは違うが、FGOのコロンブスは嫌いじゃない

FGOの老年時代の李書文はかなり良い老人キャラになっていると思う。

すぐに思い浮かべたのは「BLEACH」の山本元柳斎重國だけど、どうだろうか?

あいつは強い設定ではあるけど、作中の扱いを考えるとカッコイイ爺キャラかというと微妙な気もする

老人キャラはサブキャラでは輝くけど、あまり主人公に近くなる、或いは主人公キャラになると微妙になる気がする。
少なくとも私は主人公が老人の作品とか見たいとは思わない。

FGOの柳生とか良いぞ。敵キャラではあるし、私は日本の武士のあの髪形は好みじゃないんだが、キャラとしては何とも言えないカッコイイ空気をまとっている

「NARUTO」の自来也あたりだろうか

「亜人」の佐藤は存在感があって好きなキャラ。

「リゼロ」の剣鬼はスバラシイと思う。

私もそう思う。剣鬼ヴィルヘルムは確かに最近の老人キャラでは大当たりだ。

同感。俺がリゼロ視聴で脱落しなかったのは、大体この爺さんのおかげ。あとヒロインも少し。

老人キャラに関しては格を感じられる強さ、カッコ良さがあると嬉しい。例えば「ゴールデカムイ」の土方みたいな扱いだと言い。

「英雄伝説V」のマクベイン。最後まで活躍するとは思わなかった。てっきりどこかで離脱するものだと。

サウス・バニング!

バニングは初老ってほどじゃないぞ。
設定は40前だからそこそこのおっさん、アニメではわりと好色設定もあるくらい。

ガンダムだと「AGE」のフリットはどうだ?
最後の方まできっちり見ている人少ないが、たぶんガンダムシリーズの中でもかなり有能で見せ場も多い方になると思われるジジイ。

ガンダムで老人系キャラといえばもう、東方不敗しかいないだろ!

流派東方不敗は以下略!

日本の作品で考えると、スネークくらいしかいないな。人によっては初老や老人枠には入れたがらないかもしれないけど。

じゃあ自分はビッグ・ボスで。

あ、思い付いた。「アリスと蔵六」の蔵六。安心感のあるジジイは良い。

ここまでジョセフが出てないじゃないか!
カッコイイジジイといえばあいつだろう。

私も第三部の歳とったジョセフ・ジョースターは好み。自分の考えるカッコいいキャラの設定に大きな影響を与えている!

なぜか良い感じのおっさん〜老人キャラはCV若本規夫みたいなイメージになる。
若本規夫が実際に演じているキャラでは初老から老人辺りの年代のキャラはあまり多くないはずなんだが……

エロゲーにそっくりさん出てるからね。法月将臣とかとても印象的だからね。高屋敷寛は本人も演じているからね。

設定上の年齢が高いキャラはどうなの?

外見や言動も年齢相応に老けているのがこのスレの話題に合致しているのでは。
美形キャラで設定は不老だみたいのまで入れると混乱する。

「DMC」のダンテとか4以降は初老に感じられるけど、年齢不詳枠だしこのスレの基準に合うか迷う。

年齢だけ高いというのは別ジャンルだろう。
例えばグラブルのカリおっさんとかも入るぞ。

最近人気が高いのは「教授」ことFGOの新宿のアーチャーだろう。

言われてみれば……こっちでやってるキャラ人気の話題でも頻繁に名前がでるよね。

FGOは柳生やキングハサンとか、ジジイキャラに目覚める人間が少なくない印象だ。実際カッコイイからね。

ところで、カッコイイ爺さんは分かってきたが、カッコイイ婆さんはどうだろう?

幻海やルシールとか?
幻海は自分の中二病的強キャラに多大な影響を及ぼした。後からアニメ版の若い状態のCVが林原めぐみだったと知って更に衝撃を受けた……

カッコイイババアは案外多いんだよ。
少ないのはカッコイイオバサンだろうね。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈で意識されやすい、カッコイイと思われることの多い老人キャラがイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方によると
「FGOその膨大なテキストからアニメなどに比べて個別のキャラの掘り下げをする余裕があるのもあってか、ジジイキャラに限らず様々な属性に目覚める人が出ています……」
とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク的疑問「おばさんが主役のアニメってあるの?」

中国オタク「トトロに続いて千と千尋が国内上映になる模様。テンション上がってきた!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

昨年12月に中国国内で「となりのトトロ」のデジタルリマスター版が公開され、興収1.74億元(約28億円)と日本のアニメ関連映画としてはかなりの大ヒットとなりましたが、先日
「千と千尋の神隠し」

の中国国内上映決定のニュースが出たそうです。
中国語になりますが、現地のニュースはコチラコチラなどをご参照ください

具体的なスケジュールはまだ出ていませんし、中国本土の映画上映ということから手続きの進展も含めて今後どうなるかはまだハッキリしない所もあるそうですが、この第一報を喜んでいる人もかなり出ているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「千と千尋の神隠しの中国国内上映」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「となりのトトロ」に続いて「千と千尋の神隠し」が国内上映になる模様。テンション上がってきた!

トトロが当たったから二作目も来るかと思ったがもう来たか。

「となりのトトロ」は興収良かったからね……日本のアニメ映画は爆死してばかりな中の大当たりだ。

「夏目友人帳」は億超えたろ!
それ以外だとマトモに当たるのは「ドラえもん」、「名探偵コナン」とかの定番シリーズになってしまうが。そこに「宮崎駿アニメ」も加わるのだろうか。

そういう背景はさておき、私は普通に嬉しい。見に行きたくなっている。

自分もそうだね。

絶対に見に行く!外れ無しで楽しめるのは悪くない。

来るとは思っていたが、速すぎる……

ウチの国に持って来るからには予定通りに行くかは分からんけどね。手続きには上の意向や風向きも関わるし。
それだけに手頃な所を迅速に確保して上映してしまいたいのも理解できるが。

懐かしさを刺激する商法なのは分かっているけど、見に行ってしまう!!

「となりのトトロ」を見に行って楽しめたし、「千と千尋」も見に行くのは確定だ。
今の時代に映画館で見るのは昔とはまた違った体験になる。

まだ第一報だけで正式な動きは出ていないのかな。
「となりのトトロ」の時は国内向け宣伝ポスターの出来が非常に良かったから今回もそういうのに期待してしまうね。

久々に大歓迎なアニメニュースだな。
最近はどの作品もファンやアンチがいるからめんどくさくなってきていたのに気付いたわ。

「千と千尋」は映画館の大スクリーンにぴったりだし、ぜひ見に行きたい!

もうおっさんな自分は高校くらいの時に海賊版ディスクで買ってみたけど、記憶が薄れてきているからもう一回見て楽しめる自信がある!

ジブリ作品集みたいなの売られていたよね
当時としてはかなり豪華な箱に入っているのもあった。

あったなあ……それがついに映画館で見れるのか。

俺は何度も見たが、それでも見に行きたい。

「トトロ」の時はスルーしたけど「千と千尋」は絶対に見に行く。
見に行った知り合いの話を聞く限り特に問題も引っかかるような所も無いようだしね。

良い時代になったもんだよなあ……本当に

このままジブリ作品を継続的に、できれば全部やってくれ!

「トトロ」も「千と千尋」もいいけど「耳をすませば」とかも輸入してくれないかなー
まぁ宮崎駿監督作品じゃないし、やるとしても最後の惰性のタイミングになりそうな気がするけどな!

「耳をすませば」は今だったらリア充の話ネタに出来て面白いかもしれん。

「君の名は。」もなんだかんだでリア充の話だから、当たりそうな気もするのがまた何とも言えん!

じゃあ俺は「海がきこえる」と「風の谷のナウシカ」で。

わざと言ってるな!?
「海がきこえる」は映画館上映もあったが扱いはテレビアニメ、「風の谷」はジブリ作品じゃないだろ!

バトルシーンも多い「もののけ姫」が一番スクリーンに映えると思う。
ただこれは今の時代だと少々厳しいかもしれんな。流血もあるし。

ジブリ作品が強いのは誰と見に行っても良い、家族と一緒に見ても問題無いというのがハッキリしていることじゃないかな。

宣伝も重要だろう。
身も蓋も無い話だがウチの国の映画産業に飛び込む以上、「千と千尋」はどこがどのように宣伝するかスクリーン確保をするかで興収は大きく変わる。

「トトロ」から考えるときちんと宣伝したら億超えはしそうだよね。
その後どれくらいまで伸びるか……

「となりのトトロ」は1.7億元(約28億円)だっけか。
この間位のヒロアカが4千万元もいかなかったのを考えると大成功だよね。

宣伝が悪いと伸びないのがウチの国の映画業界。
逆に上手く宣伝すれば伸びるということでもあるが。

宣伝の効果に加えて、広い範囲の人間が興味を持つ作品かというのも重要だよ。最近の日本アニメ映画はどれも対象範囲が狭すぎる。ウチの国の映画ビジネスとは相性が悪い。

それはあるかもね。
日本だったらマニア向けでもコスト低めでやって物販や関連イベントで利益を出せるのかもしれんが、それはこっちだと難しいし……

それにしても、こっちの映画館でジブリ作品を見るというのが現実的になったのは本当に良いことだ。「千と千尋」も次につながる興収を出して私が一番好きな「魔女の宅急便」までやって欲しい。

俺は「紅の豚」だな。「天空の城ラピュタ」も良いけど。
あれで水上機に目覚めて今では瑞雲の萌豚になってしまった。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では「千と千尋」の国内上映をかなり歓迎している模様です。

ジブリ作品は中国でも海賊版ディスクがたくさん出回り、テレビの映画チャンネルで放映されたりもしているようなので、過去に見たことがあるという人はかなり多いはずですが、それを今の時代に中国の映画館で上映してどうなるのかというのは中国の業界に詳しい人でも判断に迷う所だったそうです。

しかし今では「となりのトトロ」の成功を見る限りでは「かなり有望かもしれない」という認識が出ているという話も聞こえてきます。
中国でどのジブリ系作品が当たるのかは私もイマイチよく分かりませんが、どの作品もオタク層以外の一般層も含めた比較的広い層に刺さるのは間違いないかと思われます。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「劇場版夏目友人帳が予想を超える好調だ、国内興収1億元いきそう」

中国オタク「『君の名は。』を見たら憂鬱になった」日本のオタクが『耳をすませば』で鬱になるというネタを少し理解できた気がする」

中国オタク「なんで日本ではMMORPG流行ってないのにMMORPG題材のアニメやマンガが多いの?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

最近入ってきたネット小説出身のアニメやマンガなどの多さから、中国オタク界隈では日本の作品の定番のテーマにMMORPG系のネットゲーム、VRMMOなどがあるという認識も出ているそうです。
ただそれと同時に、日本で人気のゲームはMMORPGではなくガチャ付きのソーシャルゲームといったイメージも広がっているそうで
「実際に流行っているものと作品のテーマとして流行っているものが違うのでは」
といった疑問も出ているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本ではMMORPGはそれほど流行っていないのにMMORPG題材の作品が多いのはなぜか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃ずっと気になっている疑問なんだけど、なんで日本はMMORPG系のネトゲがそんなに流行ってないのにネトゲ題材のアニメやマンガが多いのだろうか?
日本で主流なのはスマホゲーやブラウザゲーでPCクライアントで遊ぶのは少ない。内容もガチャありのコレクション要素が強い作品が多く、MMORPGとは違うはずなのに。

言われてみればヘンな話だよな。
もしや近年になって日本でMMORPGが大人気になったとかあったりするのだろうか?俺も日本のゲーム事情に詳しいわけじゃないから、ネットで広まる日本ゲームネタ以外の動きがあったとか!?

日本で流行っているのは主にガチャ系収集のスマホゲーだし、荒野行動とか大人気ではあるが異世界トリップとは関係ないだろ

ネット小説で駄文が積み上げられ、その中から良くも悪くも成功する作品が出てくるのは同じようだけど、日本の作品には独特の文化が背景にあるように思えるんだよね。日本独自のMMORPGネタの扱い方もその一つ。
そういった文化的背景は自分も気になる。

ネットゲームのテーマが儲かるから編集がどんどん書かせているとかでは?

ネトゲ系というか、トリップ系の作品ってネット小説サイト出身が主流で、そっちはウチの国と違って個人が勝手に書いているのがほとんど。商業的な仕込みも無くは無いだろうけど、運営や編集が介入することはほぼ無いよ。
商業出版の編集部がやるのは人気になった作品を商業に釣り上げたり、コンテストを開催するといった方向だ。

でもランキングに乗れるからMMORPGをテーマにした作品を書く人間がたくさん出るといった動きとかはあるんじゃないか?

商業ラノベにも編集主導で書かされたせいかネットゲームを分かってないネタ設定になっている作品も結構あるよ。「七星のスバル」とかMMOがテーマなのにツッコミ所多過ぎて、リアリティを感じなかった。

ネトゲをテーマにした作品が当たるのが分かって、ネトゲを遊んだ経験のある人間が書き手に流れ込んだとかじゃないかね。
一応、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストといったJRPGの超有名タイトルもMMOのナンバリング作品が存在するし、日本でもクライアントで遊ぶようなネトゲもそれなりに人気あるんじゃないか?

日本のMMORPG作品ってPCクライアントやスマホじゃなく、VRMMOというSF方向の設定が多い。中身もネトゲというガワはあっても、JRPGにオンライン要素を加えたようなものが多い。
正直に言って、日本の作品からは作者がネットゲームをきちんと知っている、遊んでいるという印象を受けないんだよね……

これって単純に「ソードアート・オンライン」が大ヒットしたから後追いで増えたんじゃないの?

大人気にはなったけど、さすがにそれだけであんな流行にはならんだろ。
あとSAOの原作小説が広まった時期を考えると、この系統の作品の流行り方とズレる部分も少なくない。

日本のアニメを見ても、ゲームの世界にトリップするという作品は昔からあるからね。
私はネトゲって結局異世界転移ネタの一種だと認識している。「デジモンアドベンチャーズ」とかも言ってみればゲームの世界への転移なわけだし。

「ソードアート・オンライン」が全てではないだろうけど、この作品が成功したことによる影響は間違いなく大きいだろう。
ただ、単純にボスを倒してステージを進んでいくようなMMORPGって存在するの?俺はそういうゲームは知らないんだが。ここだけ見るとかなりオフラインのJRPGっぽい……

日本の作品でネトゲっぽい戦い方をしていたのは「ログ・ホライズン」かな。ギルドを組んで集団でボスを倒している。

デスゲームという概念はともかく、元ネタのゲーム、影響を受けたゲームって何だろうな。web版は02年に書き始められたものだろ?
「ウルティマオンライン」が97年に出て、日本でも大人気になり影響を受けた作品も多いと聞いたこともあるけど

私は一般的なMMORPGじゃなくて、「.hack」のような日本の二次元的な世界観が近いと思う。SAOとどっちが先で後というのではなく、その当時の日本でイメージされるオンラインのRPGがああいったものだったのではないだろうか。

あれで問題ないってことは、現実のMMORPG的なリアリティは必要とされていないんだろう。

あれって実際にネトゲを遊んだ人に見せる作品ではないと思う。
ネトゲの経験があると、ツッコミ所は容易に見つかるし感情移入も難しくなる。

確かに。
日本のネットゲームネタの小説ってどれも内容が基礎レベルだし主人公も初心者設定か曖昧な熟練者設定ばかりだからネットゲームというテーマから考えるとつまらない。

日本ではVRMMOというかクライアントで遊ぶタイプのMMOがそんなに流行っていないから、ヘンな設定もスルーされるんじゃないかね。
ウチの国だとVRMMO作品はあんまり見なくなってしまったが、原因として使い古されたネタになったことに加えてツッコミを受け過ぎて成立しなくなる、読者が冷めてしまう部分が多くなってしまうとかも考えられる。

考えてみれば、ネットゲーム小説ってこっちでは見なくなったよね……

あのジャンルはWOW辺りからの流れもあったわけだから、今では厳しいよね。トリップ系の要素ならばもっと好き勝手にやれるジャンルがあるわけで。

日本のネット小説も、今では純粋にネットゲームをベースにした作品は主流ではないはず。
ウチの国はネットゲームネタは現実路線に進んでその後新しい流れが出ずに埋もれていったけど、日本は異世界ファンタジー系のネタとして組み込まれた印象もある。

俺も逆に日本のMMORPGネタのアニメに懐かしさを覚えたりするくらいだからな……

日本の作品はVRMMOっていうふわっとした近未来設定だから、日頃遊ぶのがPCのクライアント型でもスマホのアプリ型でも大して変わらずに受け止められるんじゃないか?
そしてプレイヤー同士の交流、ソーシャル要素自体はスマホゲーでも標準装備だから別に受け入れ難いものでもないと思う。

日本の最近の作品にはMMORPG的な世界観だけど、ソシャゲ的なガチャ要素が備わっている作品とかも普通にあったような。
なんだかんだで今の日本のゲーム系のイメージが投影されたものになっていると思うね

MMORPG系は日本でもそれなりに人気があるのは分かる。
逆に全く人気が無いのが分かるのはe-sportsでよく扱われる作品、MOBA系とかだね。ラノベとかに無いわけではないが、アニメやゲーム、ドラマの題材にまではなっていない。

RTS系のゲームがテーマの作品も無いよね……
あとプレイヤーがオフラインで、PCの前で純粋にゲームの腕前を競うような作品も。「ゲーマーズ」なんかがかすっていたけど、やはり違う。

ウチの国だと「マスターオブスキル全職高手」とかがアニメにまでなっているし、オタ系のフォーラムでも定番の話題なんだがなあ

ウチの国でも今ではスマホで遊ぶ人間が大多数でクライアント落としてPCで遊ぶ、e-sportsでガチで遊ぶみたいなのは少数派になっていると思うけどね。見る人はいても。

それでもウチの国はPCクライアント「でも」遊ぶ人間が多い。
日本はそういうのあんまり無いぞ。

MMORPGネタの感覚が違うのって、日本人は「WOW」とかを遊んでいないからじゃないか?
例えば「ラグナロクオンライン」みたいに一時期流行ったし、作品を見ても韓国系MMORPGの影響は結構あると思う。でも「ディアブロ」や「WOW」などは人気無いし作品への影響も少ないから、ウチの国から見ると「流行っていないのに題材で多用される」みたいな印象になるのでは。

日本人が遊ぶゲームに関しては今でこそスマホゲーばかりな印象だけど、それ以前にはイロイロなハードの作品が流行っている。もちろんPCプラットフォームでも。
ちょうど今その世代が作り手に回っているから、ネットゲームを題材にした作品が多くなっているんじゃないかな。

スマホの前に日本では携帯ゲームとか、携帯電話でのゲームも流行っているからね。あとMO形式のもかなり流行った。

確か「PSO」や「FF11」は日本で一時代を築いていたはずだ。

日本でもMMO遊んだ人間は少なくないはずだよ。
恐らく本当に少ないのは、PCのみで遊んだゲーマーだろう。

それはありそうだ。FF11もFF14も家庭用ゲーム機プラットフォームがあるからな。

日本のネットゲームで特徴的なのは、家庭用ゲーム機ベースで遊ぶプレイヤーがかなりいたこと。上のレスで言われているPSOもFF11も日本では家庭用ゲーム機市場での存在感が強い。
だからMMO題材でも、家庭用ゲーム機の作品と言うかJRPG的な世界観やシステムがかなり入ってくるはずだ。

日本の作品に出てくるネットゲームって、実は設定的には昔から続く家庭用ゲーム機のJRPGみたいなものだったりする。JRPGにネット特有のソーシャル機能をかぶせたものが定番だ。
私は日本人にとってはJRPGに関する共通の思い出があって容易に感情移入できるのではないかと見ているんだが。

日本のネット小説系作品に出てくるネットゲームは現実に存在するネットゲームとはあまり関係ない、本質的には異世界ネタを扱うための口実だ。
ただ自分も日本では家庭用ゲーム機、JRPG的な感覚がそのままネットゲームに続いているという点には同意する。そのイメージが異世界ファンタジーネタに活用されている所は間違いなくあると思う。

そうそう。
本質的には異世界トリップなんだよ。ネトゲも結局はトリップや転生、あとはラブコメとか俺TUEEEEEを成立させるためのツールだな
あとギャルゲーや乙女ゲーの世界にトリップするのも多いし、家庭用ゲームのネタが日本のラノベ系ファンタジーの基礎になっているんじゃないかと。そこにソーシャル要素と設定上の名称が加わりMMORPGネタに「見える」ということなのでは……

主人公にチート能力を発揮させるのにも都合が良いんだろうね。日本のネット小説の書き方的に
ゲームベースだと日本のネット小説で多い数字で強さ凄さを表現する手法も違和感なく取り込める。

スレの話題を掘り下げているうちに自分が日本のゲーム界の習慣や背景をいまいち把握していないことに気付いた。
日本のゲーマーがイメージするゲームの世界、トリップのお約束ってどんな感じになっているのか、こっちと共通する部分は何かというのがあやふやだ……

ネット小説系の作品に関しては、基本的にはJRPGの方向じゃないかと思うんだけどね。
ネット小説世界に入るよりも、特定のキャラになる、「憑依」して演じる的な方向の作品も多いし、「ロールプレイング」的な面の需要が強く意識されているのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
日本のゲーム界隈の変遷も含めてイロイロな見方が出ていました。

日本のゲーム事情や日本で共有されているゲームネタなどを知らなくても、作品を楽しむ上ではそれほど問題はないようですが、考察を始めると引っかかる所も出てくる模様です。

中国における日本のゲームのイメージの変遷や、各世代の中国オタクな人達が思い浮かべる代表的な日本のゲームがどういったものかというのも気になってきましたので、時間のある時にでも調べてみようかと思います。もちろん情報をいただけるならとても助かります!


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「手塚治虫の火の鳥について語ろう」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本のアニメやマンガが中国に本格的に入るようになったのは90年代頃からですが、その当時の人気作品や「扱いやすい作品」を中心に入ったこともあってか、それ以前の、特に80年代より前のマンガなどは中国オタク界隈でもあまり知られていないという話です。

またそういった作品は中国語化されることも少ない上に、なかなか目にする機会はなく、作品周辺の情報は多いものの中身に関して語られることは少ない「古典」扱いとなっているのだとか。

しかし最近はアニメの方でそのような「古典」が原作となったリメイク作品も目に付くようになっていることもあってか、マニア寄りの層を中心に日本の昔の有名なマンガに手を出す人も出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそういった作品の一つとして
「火の鳥」

に関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


手塚治虫の「火の鳥」について語ろう。
これまでなんとなく後回しにしていたが、読んでみたらまさに神作だった……!

神作という評価には同意せざるを得ない。
文明や宗教といったマクロな方面と人間の生というミクロな方面の内容を同時に、それもマンガと言う表現メディアで描いているんだからねえ

哲学的思考をマンガできっちり描写して読ませてくるのは予想外だった。読む前はもっとこう、薄くて軽い内容だと思っていたんだが、不意の大ダメージで大変なことになった!!

厳粛なテーマだけど面白いストーリーで通俗的なのがトンデモナイ作品だと思う。

唯一残念なのは未完で終わってしまった所だね。
読み終わってから、数十年前の手塚治虫にもっと長生きして予定されていた完結まで描き切って欲しかったと思ってしまう作品。プロットは存在したという現代編はどういうものになったのだろうか。

最終的に全ストーリーを収束させる構想があったそうだし、見てみたかったよなあ
マンガジャンルだけでなく、他のメディアの文芸作品と並べても全く遜色ないレベルの作品だよね。

トンデモな展開も多いけど、いわゆる電波系とは違う。
重厚なストーリーと表現力で描写される人間の生命と愛、宗教や魂、宇宙といった概念を描いていく叙事詩とも言える作品だ。
いつのまにか引き込まれる。

読み終わるとしばらく他の作品が浅く見えてしまうのには困った。
逆に萌えや日常系作品みたいな作品の方が気楽に見れたせいで、今では萌えも大好物です。
そしてその後に知る、手塚治虫が二次元萌えネタに関しても時代を先取りしまくっていたという事実……

「火の鳥」を読んでいても、作者がわりと性癖こじらせている印象は受けたかな!

読むなら中国国内版はオススメしない。
内容が削除されているから。

火の鳥は削除されるのも無理はないというか、子供向けではない部分多いというのを感じる。
名作ではあるんだけど、単純にエログロ的な部分も多い。そしてストーリーは鬱……とまではいかないが容赦ないし、子供が読んだらトラウマになるわ。

それがなあ……日本の学校の図書室には大体「火の鳥」が完備されていて、日本人には小学生の時に初めて読んだみたいな人間が少なくないらしいぞ。
この話を聞いた時、そりゃ日本では色んなマンガが出てくるわけだと思ったね。

日本では文化的な評価が高いのかもしれんが……良いのか……?

時代の関係でしょうがない話だけど、引っかかるのはやはり絵柄かな。
パッと見ではどうしても古い、子供向けっぽい絵柄に見えてしまうからまずそこがハードルになる。

そこは確かにあるかなあ……時代が違うだけなんだが。
ただストーリーはハッキリと時代を超えているレベルだし、絵柄にある程度慣れればマンガというメディアの凄さを体験できるんだよね。

火の鳥を読むと手塚治虫がなぜ「漫画の神様」と言われていたかが納得できるよ。
いや、実は私自身この作品を読むまで昔評価されて伝説になっているだけで、今の時代に読んでも歴史的な意義くらいしか無いだろうと思っていてね……

分かるよ。
私も手塚治虫の評価ってマンガの「創始者」だからという部分が大きいと思っていた。実際に火の鳥とかを読んでようやく影響力、衝撃力というのが理解できた。

手塚治虫をこっちで分かりやすく例えるなら「マンガ界の金庸」といった所だろうか?
その後の作品への大きな影響や現在でもふとした時に意識される先進性など、イメージに関して重なる所があるように思う。

手塚治虫は凄すぎる。現在のマンガ家はみんな手塚治虫の後追いで、その影にすらたどり着いていない。
彼の創作活動はまさに一生涯続いたものであり、無数の神作を生み出した。それらの作品のどれをとっても今いるその辺の漫画家なんかでは敵わないものだ。「火の鳥」はそんな手塚治虫の明作の更に頂点クラスの作品だな。

いや、その評価はちょっと違うと思う。
手塚治虫は作品の当たり外れも激しい。名作神作もあれば明らかに失敗した作品もある。もちろんそれで作家としての評価が下がるわけではないけどね。

手塚治虫は次々と出てくる新しい才能に嫉妬して喚き散らしたり大人げない言動をしたりなんて伝説もたくさんあるよ。
石ノ森章太郎や大友克洋に対してやらかした話なんかが有名。ただ真正面からその嫉妬した相手を上回ろうとして失敗するものの、結果的に名作を生み出しているのはさすがとしか言いようがない。
例えば「どろろ」は水木しげるに嫉妬した結果生み出された作品だからな。

私は手塚治虫がスゴイのは様々なジャンルに手を出して、大量の作品を生み出し続けて現代に続く日本の漫画界を構築した所だと思う。
限られた数の神作を作るのではなく、大量に消費される「読める」レベルの作品と結構な数の後世に影響を及ぼす名作、そして「火の鳥」のような歴史に残る神作が手塚治虫によって生み出されたというのがトンデモナイ。

私は「どろろ」を先に読んでいたからアイデアはスゴイけど現代では……くらいのイメージだったな。しかし「火の鳥」は現代でも十分以上に通用するわ。

手塚治虫は外した作品も結構あるからね。
だが人気が低迷して時代遅れの作家になったとされた後に「ブラックジャック」で復活したりするなど、死ぬまで新作新ジャンルの作品を描いていたりするのもスゴイ。

「火の鳥」は昔アニメで見た時にはなんとなく「スゴイ作品」くらいに感じていたが、その後マンガの方を読んでトンデモナイ作品だと痛感した。
絵柄とか内容的なハードルは高いけど、二次元ジャンルを楽しむならぜひ読んで欲しいと思う作品だよ。

自分が昔見たアニメ版(宇宙編だったはず)はなんかホラーっぽくて怖く感じた印象がある。
その後マンガ版で読んだらかなり印象が違った。マンガ版の方がストーリーが把握できていいね。

未来編の人間模様や人類絶滅からのナメクジとかよくあの時代に、それもマンガで描いたもんだよなあ……

火の鳥を読むとストーリーが強く刻み込まれると同時に、これまで見た作品への影響が思い浮かぶんだよね。

今見ても古さを感じない所か新しさを感じるネタが豊富にあるし、ストーリーの構造や伏線の回収も見事。
一つのエピソードが別のエピソードにつながったりする展開も多いが、現在のループ系作品とはまたちょっと違うつながり方なのが逆に新鮮に感じたりもしたな。

ループだけでなく生命の輪廻も絡む独特なストーリーだからね。
最近のループ系作品と比べて、随分と心に刻まれる作品だ。

こっちの人間が見てすぐ影響が分かるのは復活編だと思う。「沙耶の唄」の元ネタ。
人が化け物に見える中で一人のロボットだけが美女に見える発端からロビタへ至り伏線を回収するのはスゴイ。
しかもロビタの初登場は最初の方に発表された未来編だ!

影響という点に関してはちょっと分からないが、火の鳥を読むと日本の作品における「永遠の命」に対するネガティブな捉え方の理由が分かる。
こんな目に遭うんなら永遠の命はキツイな!

牧村とかへの罰は分からんでもないが、猿田とその子孫への罰は重すぎないか?
しかも根本的原因は火の鳥だし。

直接的に火の鳥を殺して不老不死を手に入れようとする人間はやらかし過ぎているから分からなくもないが、その周辺の被害までトンデモナイことになるよね。

そして永遠に生きることの苦難をこれでもかと描写する……!

最後の太陽編を除くと比較的良い終わり方なのは……ハッピーではないけどビターくらいなのは生命編かな。クローン人間の。

異形編も短編として見たら綺麗に終わっている。
でも火の鳥に関ると本当にロクな目に遭わんな……

あの作品の世界観では永遠の命と永遠の苦難がセットだからな!

でも永遠の命を持ってる火の鳥の上から目線はちょっと楽しそう。

あの鳥、愉悦大好きっぽいよね。

まさか愉悦の源流までも手塚治虫が……!?



とまぁ、こんな感じで。
読んでみて衝撃を受けた人も少なくないようでした。

中国オタク界隈でも「火の鳥」に関する知名度はわりと高いそうなのですが、実際に読むとなるとイロイロとハードルが高いそうです。
ただ近頃は「どろろ」のアニメがマニア層を中心に評価されているそうで、その流れから改めて手塚治虫に注目が集まり、手塚治虫作品に手を出す人も出ているとかなんとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中日のネット小説系作品のテンプレの違いについて」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国ではネット小説が国産コンテンツにおいては重要な地位を占めていますし、商業的な面では日本よりも随分と早く発展していたことから、テンプレ要素のイメージもイロイロとあるそうです。

そんな中で、最近は日本のネット小説出身のアニメやマンガが中国にもたくさん入ってきていることから、中国オタク界隈では日本のネット小説出身の作品のテンプレ的な展開や設定と、中国のネット小説のテンプレ的な展開や設定との違いを意識することも多くなってきているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ネット小説のテンプレ展開、テンプレ設定に関する日中の違い」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のネット小説系作品のテンプレってウチの国のテンプレとは違う所も少なくないと思う。異世界トリップ系作品を見ていてもなんか引っかかる所とかあるだろ?
そういう中国と日本のテンプレの違いに関する皆のイメージを教えてくれないか?大雑把な所で構わないから。
ネット小説って探せばテンプレと違う例はいくらでも出てくるから、逆に我々の中に形成されている定番イメージの方が気になってな。

日本のネット小説独特の部分に感じるものと言えば、数字データだね。
トリップした先の世界でどれだけスゴイキャラなのかを数字で表現する。

あるある。しかしその数字がきちんとストーリー内で細かく反映されることは少ない!
それどころか話の都合によっては防御力がどれだけ高い数字になっていても普通カテゴリな攻撃で殺されかけたりする。

同意。数字、スキルは特徴の一つだと思う
こっちでは珍しい気がするが、やはりあれはJRPGの影響なのかな。

JRPGもあるだろうけど、ネトゲの影響もありそう。

ゲーム世界へのトリップもなんか違うからな……

こっちだと数字はそんなに無いよね。レベル的な設定はあるが。
そしてレベル差についてもそんなに大きな数字で表現するものではなく、レベルがちょっと違えば生命としての格が違うみたいになるし、低レベルは低次元の存在となって主人公にダメージを与えられなくなる。

レベルを上げて敵をボコるのは主人公の特権だが、なんかウチの国のと日本では扱いが違うんだよね……
日本の作品のレベルの扱いについて、こっちの感覚で見ていると納得できないものを感じることもある。

一応こっちでも数字で表す作品は無いわけじゃないが、日本ほど活発じゃない。それと日本の場合は数字以外の特殊効果、特殊ステータスやスキルみたいなのを強調する傾向があるように思う。
レベル差で圧倒するのもあるけど、レベル差が個人所有の特殊能力ひっくり返される的なのも少なくない。

数字は別として、レベル上げについてはウチの国の作品の方が熱心な気がする。
ネット小説の中心となっているのは、どのようにレベルを上げて強くなるのかという内容だ。それこそネトゲみたいにね。
そしてストーリーもそのために構築される。能力の強さとか地位の高さといったもので対比して強くなったのを読者に見せる。

日本のアニメやマンガは血統で強さが決まるなんてネタがあるが、こっちのネット小説はチートなレベル上げ方法を持っているかどうかで勝負が決まるみたいなネタにできるような……

ウチの国の小説はレベルアップチート、日本のは能力チートな印象だな。
だから日本の作品はチート能力でどう俺TUEEEEEするか、快感を得るかみたいな側面が強いように思う。
もちろんチート能力を更に強化する、レベルアップの描写もあるだろうけど。

能力チートと言えば、日本は最強系能力が氾濫していてありがたみが無い。
時空系の能力や因果操作系の能力が簡単に出てくるし扱いが軽い!ちょっとレアな能力くらいになってないか?

こっちだと時間や空間系の能力ってスゴイもの扱いだし、その能力を獲得するのって主人公の成長の到達点で、それを獲得したらほぼ無敵みたいな感じなんだがな。

時空や因果系って日本の作品だと扱いが軽いんだよね……それに伴って描写も軽くなる。
あと設定がきっちり構築されていない、作者もよく分からないものを勢いで使うからツッコミ所の発生や爽快感の消滅も……

だってあっちはテンプレ能力のアイテムボックスからして時空系カテゴリに入れちゃうから……

ウチの国のネット小説のレベルアップや強化の手法や過程重視って、文字数稼げるからというのも理由じゃないの。こっちは文字数課金だから、テンプレとしてかなり有効な手法。
日本もランキングに載るには文字数必要だろうけど、それと同時にテンプレ異世界転生で神様からチートもらって即活躍みたいに、活躍シーンまでのスキップがテンプレとして導入されているから扱いが違うんじゃないかな。

日本の作品は世界観の設定とかがわりと後回しになる印象もある。
これはアニメやマンガなどのメディアの経験によるものか?

ウチの国のネット小説だと、非日常系作品の主人公って超常的な力、普通の人間を超えた存在になれる力を求めることに執着するけど、こういった超常的、人間を超えた存在になる力がある世界観って日本のネット小説だとあまり見ないね。
恐らくこれは日本人が強い個人に対して強烈に嫉妬するという社会的な背景も影響しているのだろう。

日本のネット小説だと最初に力をもらっちゃうとか目覚めちゃうことが多いからなあ……力を求める方向で行く作品は確かに少ない。
日本の作品は力を求めること、力を使って行うことのモチベーションが違う気はする。

日本の作品は強いというよりも、極端に有能な人間は潰されるみたいな感じはあるかなー
これは日本社会の影響かもしれないね。
ただ足を引っ張る側も一定のルール内での行動をとるから結果的に妨害側のやり方もソフトになってバランスはとれているのかもしれん。

強者の扱いが違う。
こっちだと強ければ強いほど良い。そして強さがある程度のレベルに達すると、自動的に組織や種族のトップになる。そして主人公は強くなることだけに専念していればいい。
日本の作品だと、最強の人間がトップになるとは限らないし、強いのに良い待遇が得られないとか、他の人間が主人公の強さを知らないことすらあり得る。

日本の作品だと、最強の存在なのに迫害されたり、過去に関係した所から殺し屋がバンバン来たりするという印象もある。最強なのに扱い悪い!日本の読者はそれでいいのか!?

日本の作品は俺TUEEEEEできる能力の主人公が強いことによる面倒ごと、仕事の増加を避けたがる傾向もあるね。組織のトップにもなりたがらない。
強い人間が実力を隠していることがカッコイイ扱いになっている節もある。

国や組織のトップのイメージが違うんじゃないかな。
日本の読者のイメージでは、トップになった以上は義務も増え、更にそういうのをほったらかしておくのはキャラ的にカッコ良くないということになるのかも。

こっちの作品だと強くなる=世界をコントロールできる、支配下に置くということになるから強くなるのを目指すのが目的になっても問題無い。
それに対して日本の作品はそこまで飛び越えるケースが少ないし、強いだけでは処理できない場面も珍しくない。
私達は日本の作品はスケールが小さい、爽快感が無いみたいなことをよく言うけど、その原因の一つがこういた部分のズレじゃないだろうか。

あっちの作品に関して引っかかるのは、意識して政治やイデオロギーを語るのを避けて、個人間の愛憎や恨みつらみ、友情や愛する人を守るといったレベルに押し込めたがることだね。
こっちの作品だとどれも大きな背景設定を描写するし、主人公が努力によって世界のルールを変えようとするのに。

日本の作品って世界を変える的な方向の意欲はあんまりないよね。
戦記系の作品みたいなそういうテーマを扱うのが避けられないジャンルもあるけど。

逆にこっちはいつも世界を変えたがるというか、自分がコントロールされる側から抜け出して上に行く、世界や国を自分がコントロールしたがる。

そこから来て日本のネット小説に対してはスケールが小さいというイメージもあるよね。日本のラノベ批判では定番の話題だ。

スケールに関するストーリー展開や設定については、読者の感性や作品のベースとなる社会の空気や認識が異なるんだろう。
日本の作品の主人公はいつも「日常に帰る」「日常を取り戻す」のが目的だ。それに対して、ウチの国の作品では「日常では、普通ではやれないことをやる」というのが好まれるから普通では実現できない目標に向かって奮闘する。

日本でもネット小説の定番は異世界転生だから日常からの離脱だろう。
それにウチの国の作品で主流な転移ではなく転生が多いから、ある意味では更に日常から離れるという見方もできるかもしれない。

私は日本の作品には自分の周囲に居心地の良い、人間関係や生活水準などが整った環境を構築して守りたがる傾向を感じる。
これに関しても社会の空気の影響も考えられるような……

俺もそういう傾向は感じる。
あとその傾向に関して俺も以前は日本の草食系的な嗜好かと思ったが、近年はこっちでも「種田流」みたいに日本の内政系作品の流れと共通するジャンルが目立つし、環境構築系の作品が出ているんだよね。
需要の変化と社会の変化の関係みたいなのも興味深い所だ。

スケールの大きさについてはともかく、日本の作品って話が終わるときも主人公がまだ人間、青少年であることが多いのはこっちには無い特徴じゃないかな。
こっちだと凡人、普通の人間を超えるのは当然だし、神を超えるとか少なくとも人間の上位存在になっている。

なるほど。確かに日本の作品はストーリー終わってもそれなりのレベルに収まっているし、まだ人間の範疇に入っているというか、人間としての生活に溶け込める部類で収まるよね……

仙人や武侠の扱いにも出ているが、こっちだと人間を超越するべきみたいなのが伝統的な価値観としてあるからな。
他人や組織、政府に押さえつけられたくないというのは日本の小説にもある価値観だろうけど、こっちはハッキリと上位存在になるのを求められている。

日本の作品の主人公は日常生活を体験するのにこだわる。
あっちの感覚だと「凡人」という扱いが屈辱になる、お前は所詮凡人だ、たかが人間みたいなことにはならないっぽいんだよね。

最初の方でどれだけステータスが凄くなっても話の都合で死にかけるみたいな話が出ているけど、日本の作品の主人公ってどれだけ強くなっても基本スペックが普通の人間のままだ。だから他の普通の人間に殺される。

型月とかでも「英雄は普通の人間に殺される」みたいな哲学があるからなあ
一般人、つまり「凡人」が干渉できないような存在が英雄であり、主人公が目指すべき、なるべきもの……というわけではないようだ。

そこら辺は基本設定に求められるものの違いだろうな。
日本の作品に学校ベースの話がテンプレとして溢れているけど、こっちでは民族や国家、世界レベルの話の設定にすぐ拡張するし、インフレ極まったら別世界に渡ってというのもテンプレだしね。
主人公と取り巻きのキャラも人間以上の存在になっていくし。

話の構造としては変わらなくても話の広げ方や背景設定の嗜好は結構違う。
実態としては別の世界にいくのも別の村に行くのもそんなに変わらん。日本の作品だったら別の学校や別の街の冒険者ギルドとかになるか?

日本の作品は歴史や政治ネタを扱うのを極力避けているから、スケールが小さく個人の感情重視な作品が発展していったのだろう。実際この分野で見ていくと作品のレベル自体は高い。
あと日本のネット小説では異世界転移ネタが流行り出したのは最近の話だから、そのうちインフレして話の規模がでかくなるんじゃないか?
こっちでは使い古されたテンプレも日本では目新しいものとしてウケている面もあるだろう。

日本の作品が政治や歴史ネタを避けているという評価って、こっちが政治や歴史に関るのがタブー、規制されているという経験がそのままこっちの印象に投影されているだけじゃないかね……
日本は面白くない、ウケないからそっちが描かれないだけという話を聞いた覚えがある。単純に政治ネタにそれほど興味がないとか。

異世界転移ネタの流行りや影響については、元ネタ遡るとこっちのネット小説では「ゼロの使い魔」の影響の話とかも出てくるぞ。
あと日本の二次元だとそれ以前から異世界トリップは定期的に流行っていた。「龍狼伝」とかね。

トリップネタなんてウチの国の古典にだってあるし、大衆娯楽方面だとアメリカでもよくあるネタだ。例えばマーク・トウェインだって書いている。
分析して面白いのはどれが先じゃなくて、どの要素と組み合わせるかだろう。

異世界で俺TUEEEEEするのは一緒だから分かりやすいけど、近頃の日本の作品は異世界トリップよりも死んだ後の異世界転生の方が主流だから単純にウチの国の流行と同じに扱うのもちょっと違うような……

日本の場合は転生の時にテンプレで能力付与するのが定番だから、強くなる過程、強さを得る過程をテンプレで飛ばすのも実は大きな違いかと。
概念系や時空系の能力が最初から獲得できることが許容されるのもそこだろうね。

そもそも、「最近日本で異世界転生が流行っている」というのもアニメや翻訳経由の話だからタイムラグがあるし、流行った時期については単純に言えないだろう。
異世界トリップジャンル自体は定番化しているけど、最近流行ったわけでもない。

日本の作品ってネット小説ならアニメ化されるまでの過程に商業化で出版、その次にマンガ化やボイスドラマ化などがあって、それからアニメだからね。



とまぁ、こんな感じで。
ふわっとしたイメージではあるものの、中国のテンプレ的な要素も含めてイロイロと出ていました。
5/7追記:この記事に関して面白い意見をいただいたのでここに追記を
「近年の中国の若者向けコンテンツってやたらと『凡人』というのにこだわりますよね。『お前は所詮凡人だ』のように、レベルや生きている世界の違い、壁の存在をつきつける。中国語の『凡人』も日本語の意味とそこまで変わらないはずですが、コンテンツ内では下位的存在な意味が強い使われ方になっているように思えます」

「中国の若者向けコンテンツでは凡人ではなくなること、特別な存在、凡人ではない上位的存在になって支配される側から抜け出して好き勝手にやるというのがモチベーションとしても大きく、その結果劣った凡人には何をやっても良いみたいな価値観が出てきているように感じられるのも面白いです」

「モブを踏みつけるような展開というのは日本の作品でもありがちですが、中国は同じ存在(同じ人間ではなく人間と人間より上の存在)ではない扱いになるので容赦がない、主人公側の倫理的なストッパーが小さくなっているようにも感じられます」


確かに中国の国産コンテンツは強さや格の描写で「凡人」がかなり持ち出されますね。
そう言えば以前中国オタクの方と話をしたときに、中国のコンテンツにおける凡人とその上の存在の扱いや空気感について聞いたところ

「科挙に及第する以前と以後みたいな所もありそうですね。及第すれば人としての扱いが全く別のレベルになります」
「中国の主人公が強くなる方法にチートを獲得することが多いのも、自分だけが知っている科挙の奥義といった見方ができるかも……」


といった話が出てきたのを思い出しました。


ネット小説系作品に限らず、日本の作品に関して中国オタク界隈では主人公の活躍する舞台の設定や読者が求める活躍の方向性、乗り越えるべき障害の描写などに関する感覚の違いから、イロイロな引っかかりや不満が出たりすることも少なくないそうです。

ただこういった感覚の違いがあっても人気になる作品は出ていますし、そういった作品の反応から中国にも刺さる日本のネット小説系作品の傾向を見てみるのも面白いかもしれませんね。
例えば4月の新作アニメ
「異世界かるてっと」

のクロスオーバー元の4作品は人気の規模に多少の違いはあるものの、どれも中国では一定以上の人気や評価を獲得している作品だったりします。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/7修正:誤字脱字誤訳を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「テレ東が大変なことになっている!天皇の退位も即位も、他のテレビ局と同じように報道している!!」

令和関係の反応が無いかという質問を幾つかいただいてはいるものの、現地の反応でオタク方面に絡んだものはなかなか見つからず、日本文化枠でも理解やイメージがまちまちなのでちょっとブログの方でまとめるのは難しいかも……などと考えていたら、とてもありがたいことに手頃なネタのタレコミが来たので今回はそれについてを。

テレビ東京が他のテレビ局が重大なニュースを報じているときに別の番組をやっているというネタは中国オタク界隈でもよく知られているそうで、度々テレ東伝説的なネタが出たりしています。

ですが、今回は剣璽等承継の儀などをテレ東も他のチャンネルと同じく中継で報道していたというのがちょっとした衝撃のネタになっているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「テレ東がアニメを報道せずに他の局と同じ報道をしている」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


テレ東が大変なことになっている!
天皇の退位も即位も、他のテレビ局と同じように報道している!!

そんな、テレ東がアニメをやらずに共通の社会的なイベントを報道するなんて……本当の大事件じゃないか。

テレ東がついに普通のニュースを報道するだと……?

もうだめだあ……世界の終わりだあ……

日本社会の重要イベントだろうしこのネタが来るかと思っていた。しかしテレ東ですら報道するという方向になるとは……
以前は天皇退位や即位の時だってアニメをやっていた所のはずなのに。

テレ東がアニメを放映していない、つまり地球が危ない!!

これって福島の大地震以上の事件ということなのか……!?

いやこれニュース番組の時間ってことじゃないの?

テレ東もずっとアニメやドラマ、グルメ番組ばかりをやってるわけじゃないからな。他の番組に割り込んで放映しているわけじゃないんだから、騒ぐなよ……

私もそう思った。いくらテレビ東京といえども、ニュース番組の時間帯は存在するだろうに。

アニメの時間じゃないけど特別番組になっているのは間違いないよ。普通の放映スケジュールとは異なる。

現在の日本のテレビでは新天皇即位や新元号一色だよ。その中でテレ東も普通にこの件を扱っているし、中継番組もやっている。
よく言われているネタは、こういう日本のテレビが一つの話題で染まるときにアニメやっているというものだけど今回は本当にそれが無い。アニメ番組やグルメ番組、通販番組なんかを流さずにこの件を扱っているのは、テレ東に関する「事件」なのは間違いないよ。

そんな……こんなの俺の知っているテレ東じゃない!
いつもアニメを放映しているテレビ局だと思っていたのに。

実際の所、以前の天皇退位の時はどうだったの?
私もネタとしては知っているけど具体的な状況は知らないので、どの程度マジなネタとして受け止めればいいのか分からん。

昭和から平成の時はアニメ流していたはず。
当時の日本の他のテレビ局は天皇崩御関係で一色だったとか。

テレ東はいつもグルメ番組や旅番組、そしてアニメのはずなのにそれを放映しないなんてな。

あれ?別の所だとテレ東は相変わらずだというスレも見たが。

5/1は朝のうちは藤岡弘、出演の足湯旅行番組とかも放映していたらしい。
ただその後は他のテレビと同じく天皇即位の中継だね。そこで皆驚いている。

テレ東でさえ放映しなければならないニュースということなのか。

間接的に大事件だというのを証明しているよね。

いや当然だろ。
天皇は日本の象徴、他の国で言えば国王だ。政治的な権力はないといっても影響力は大きい。メディアの優先順位がトップになるのも当たり前だ。

良いニュースだから、報道するってことじゃないの?
そもそも、前からスケジュール決まっているイベントは普通に報道するんじゃないか?

でも商業的にはやらないという選択も有力なんじゃないの?

昭和から平成の時とは違って、数か月前からスケジュールが決まっていたし、臨時ニュースというわけでもないからね。

そうそう。テレ東に関するネタは、突発的或いは予測し難い大ニュースといったケースが多い。
ある意味ではテレ東の対応力の欠乏による選択とも言える。

テレ東は他のテレビ局に比べて規模が小さいからな。
ニュース方面に力を入れて他のテレビ局と競争するのは厳しいから、ライブや速報性は捨てている。でも今回に限っては予告されていたものだから特別番組を組めたんじゃないかと。

東京のテレビ局なのに、そんな戦略とらないといけないのか?
例えばウチの国の北京電視台は独自のニュース番組だってやっているし、ジャンルごとのチャンネルもあるのに。

日本のテレビは国営放送のNHK以外は全部民放でウチの国のテレビの体制とはかなり違う。
そしてテレビ東京は民法の中でも小さい所だ。

東京ってついているからってスゴイわけじゃないぞ。メディアに関して言えば東京地方限定だから、テレビ東京や東京新聞は一段下がる。

昔はともかく、今そういうことをあえてやることもないのでは。
昔は他がニュースだけの中で娯楽を放映することによる利益が大きかっただろうけど、今はネット配信もあるし、ケーブルもあるから昔ほど特別にはなれない。

昭和から平成の時は本当にテレビだけみたいな状態だったらしいからな……一応日本にはレンタルビデオが商業的に成立していたから、当時はテレ東やビデオで娯楽を補充したという話だ。

どちらにしろテレ東の状況から、このイベントが日本人にとって非常に重大な事件だというのは理解できた。

以前から報道が続いていたけど、私もこのテレ東関連で改めて実感できたよ。
この件に合わせて祝日が増えて、例年存在したのと合わせて10連休になったりしていることの意味も。

正直日本社会においてこの件がどれだけ重要なのかイマイチ分からなかったが、テレ東でさえこんなことになるのを見て、新天皇即位ってのがホントに日本では重要なイベントなんだと理解できたわ。



とまぁ、こんな感じで。
ネタ混じりではあるものの、一部の中国オタク的に予想外の事態ではあったようです。

中国オタク界隈には日本社会関連のネタもイロイロと伝わっていますし、その結果特定のイメージが構築されていることもあるそうです。

この件を教えてくれた中国オタクの方曰く
「テレ東と言えばアニメの版権元のイメージがありますし、大事件の際にもアニメや特撮を放映しているというネタがよく知られていますが、今回は日本から流れてくるニュースによってそのネタが打ち砕かれ、結果的に日本社会における扱いといったものを意識できました!」
とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国における伝説のFCゲーは魂斗羅、その他にも当時の中国本土ゲーマーの思い出のFCソフトはイロイロと

令和になりましたが、当ブログは平成と同じくぼちぼちと更新を続けていく予定なのでお暇なときにでも見に来ていただければ幸いです。
今回はイロイロと教えていただいている中国のレトロゲーム事情、
「中国で大人気になった伝説のファミコンソフト」
などについてを。

それ以前にもイロイロなルートで断続的に入ってはいたそうですが、中国本土でゲーム機が本格的に流行ったのは90年代前半から半ば頃にかけてだと思われます。

当時中国本土ではFCのコピー機
「小覇王」
が爆発的に流行り、FCのゲームに時間を忘れてハマる人がかなり出ていました。
「学習機」という名前でお勉強にも使えるという宣伝が日本以上に有効だったという話もありますし、当時のテレビではジャッキー・チェン出演によるCMが流れていましたね。

この小覇王で遊ぶFCのゲームに関しては、90年代前半〜半ば頃の中国がまだ娯楽が少ない時代だったこともあり、娯楽に対する抵抗力が本当に無くドはまりしてしまう人が続出していたようです。
私も中国では子供も大人も数時間どころか十数時間ぶっ続けでゲームを遊んだなんて話をよく聞き、ゲームは1日1時間世代だった身としてはかなり衝撃を受けた記憶もあります。

その当時の中国ではゲーム機の流行に関して中国国外とは完全に別のものになっていましたし、ソフトに関しても基本的に正規ルートではなく海賊版ルートで入っていたことなどから、流行った作品や思い出の作品も中国独自のものとなっているようです。

ちなみに私も93年から北京にいたので、一応小覇王などが流行った時代を経験してはいるのですが、その当時はまだ中国語がほとんど分からない状態だったことに加えて現地の学校でも愛国主義教育が盛り上がっちゃっていた時期で日本人として吊し上げ状態にされていたので楽しむ余裕も無かったことから、中国で流行ったFCのゲームに関しては知識も経験もイマイチだったりします。

90年代の中国におけるゲーム事情はどうしても記憶頼りな時代のネタになりますし、以前はなかなか面白い情報や有用な情報が見つかりませんでした。
しかし幸いなことに、近頃の動画配信が活発になっている環境では動画でゲームネタを扱うことが増えているので、レトロゲームネタもイロイロと活発に出ている模様です。

youtubeにも当時の思い出話やゲーム事情も含めた様々なゲーム実況動画がアップされたりしていますし、今回の記事の内容も大体カバーされているかと思うので、中国語が分かる方なら直接見た方が早いかもしれませんね。
特にコチラなどは中国で当時大人気だったゲームがまとめられていて非常に面白かったです。



とりあえずこれまでに教えていただいたネタなどに関して大まかな所をまとめてみようかと思います。
まず上の動画にも出ていますが、中国で大人気になったFCのゲームを挙げていく場合に欠かせないのが
「魂斗羅」
だそうです。
聞いた話によると、
「恐らく中国で一番人気と影響力のあったファミコンのゲームだったのでは」
とのことです。

実際その影響力はスゴイものがあり、以前の記事
上海の公安が魂斗羅ネタ動画作成「残機30人はないけど、平和を守る心はあるぜ!」
のようなことも起こっています。

それから魂斗羅に続くレベルの普及率の高さだったのが
「沙羅曼蛇」
だそうです。この影響により中国では「グラディウスシリーズ」ではなく「沙羅曼蛇系列」という呼び方になっているとも。
また魂斗羅と沙羅曼蛇の影響から「秘籍」(裏技)としてのコナミコマンドが広まったそうで、上の上海公安の動画でも言及されている「30条命」(残機30)が裏技の代名詞的存在になったのだとか。

それから他に私が中国オタクの方とレゲーの話をしたときによく聞く当時の名作としては「バトルシティー」「すごろクエスト」などもありますね。

「バトルシティー」に関しては中国国内で魔改造コピーのROMがかなり売れていたそうです。
またこの魔改造コピーゲームが更にコピーされたせいで、それを売っていたゲーム会社の収益にも大打撃が出たなどという笑い話もあるそうです。

それから「すごろクエスト」に関しては現地のゲームメーカーが勝手に(許可を取ろうとしたけど取れなかったという話も出ていましたがどうなんでしょうね)中国語化したバージョンが有名だったそうで、一時期は値段が高騰して入手困難だった時期もあるそうです。

また日本ではそこまで突出した人気ではないものの、中国では大人気になった作品には「グリーンベレー」「ファイナルコマンド 赤い要塞」などもあるそうです。
聞いた所によると、この二作品はどちらも日本のディスクシステム版ではなくアメリカのNES版経由の海賊版が主流だった模様です。

どちらもROMカセットになっていたこと、アメリカ版の調整が入っていた方が遊びやすかったことから日本の「日版」よりアメリカの「美版」の方が当たり扱いされていたとかなんとか。
ちなみにこの辺りの作品の背景、冷戦ネタなどについては人によってはなんとなく想像されてはいたものの、詳しい所はほぼ知られていなかった模様です。

他にも当時の中国独自(?)の定番人気ソフトとしては、スト兇量詰矢理FC移植ゲーがかなり出回っていたそうです。
このFC版スト兇亡悗靴討蓮日本のゲーム雑誌でも度々ネタになっていたかと思います。

ストリートファイターは中国語では「街頭覇王」、通称「街覇」となっていますが、FC版は操作キャラの数をアピールする
「〇人街覇」
などといった形で、どんどん人数が増える新作が出ていたとのことです。

もっとも中身はコンパチキャラだったり選択できなかったり、果ては別のゲームのキャラグラを無理矢理FCの街覇のキャラにしたものもあったそうですし、それ以外にもOP部分に全力を投入してゲーム部分はお粗末といったのもあったとかなんとか。


ダラダラと書いてしまいましたが、とりあえずこんな所で。
今回あげた作品に関しては、上の動画をアップしている方の関連動画でも言及されていると思いますし、他にもイロイロな中国のレゲー事情に関する紹介や作品レビューなどがあるようなので、連休中に見てみるのは如何でしょうか。私は現在かなり時間を取られております。

例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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