「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国でウルトラマンティガなどが突然の配信中止 中国オタク「俺の子供の頃の思い出が……あの頃はちゃんとテレビで放映していたのに……」

中国の動画サイトで配信されていた「ウルトラマンティガ」が突如配信中止になったそうです。
ありがたいことにこの件に関するネタのタレコミや質問を複数いただいているので今回はそれについてを。

私が教えていただいたり調べたりした所では、24日から突如「ウルトラマンティガ」が各動画サイトプラットフォームで配信中止になったようで、作品のページも消滅している模様です。

また「ティガ」以外にも「Re:ゼロから始める異世界生活」の第一期や「神様になった日」、中国国産アニメの「刺客五六七」の第一期といった作品も配信中止になっているようです。
中国のネットのニュースについてはコチラ(中国語)などをご参照ください

毎度のことながら配信中止の理由については何の発表も無いようですが
(追記:一部動画サイトからは「内容の調整のため」という返答があったという話も)
「ウルトラマンティガ」
は過去に中国国内のテレビでも放映され、
「この作品を見て育った」
「子供の頃の思い出の作品」

という人も多い、
「現在の中国で最も人気と評価が高いウルトラマン」
とも言われる作品で、近年中国の若い世代の間でウルトラマン人気が復活する原動力にもなっています。

そういった背景もあることから、この突然の配信中止に関しては中国オタク界隈だけでなく一般の方でもかなり大きな話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のネットで行われていた
「ウルトラマンティガなどが突然の配信中止」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウルトラマンティガが配信中止だ!どの動画サイトでも見れなくなってる!!

俺の子供の頃の思い出が……あの頃はちゃんとテレビで放映していたのに……

ティガまでダメになるのかよ。
やはりウチの国では子供の頃の思い出がそのままではいられないということか。

やはり保護者からの通報か?
さすがにちょっとやり過ぎだろう

修正、カットといった編集で済めばいいとか考えてしまったが、そもそも配信中止がおかしい話だった。我が国で言われている文化の自信って何なのだろうなあ

例によって説明なし、言われているのは暴力的だから保護者の方々に通報されたという説だが。うーむ。

良き日々は遠いものとなった……

国産を見ろよ
ウルトラマンが配信中止になったのはとても良いことだ!

お前は何を言っているんだ……今回は国産の「刺客五六七」ともやられているんだぞ?

なんか日本の作品だけが配信中止と勘違いしているヤツを見かけるるよな
配信中止になってる作品のなかには国産アニメがしっかりと含まれている

「リゼロ」も「刺客五六七」も全部ではなく第一期だけみたいだが、作品名がリスト入りしたと考えると他のシーズンもダメになるかもしれん。

日本の作品というカテゴリじゃなくて、目に付く人気の作品という扱いで通報されているとも考えられるから国産の人気作品も安心できない

現時点でハッキリと消えているのは「ティガ」「刺客五六七」「リゼロ」「神様になった日」だな。
ただティガの劇場版やティガが出張している作品は残っているし、「刺客五六七」「リゼロ」も第二期以降は残っている。
しかし今回もなぜこうなったのか意味不明なラインナップだな……

「リゼロ」は今の所旧バージョンが消されたけど新編集版は残っているから実際のダメージはそんなでも無いが、そっちもどうなるのかなあ……

「リゼロ」と「神様になった日」だけが消えたならライセンス問題というのも納得できたが、国産アニメにティガまでだとね……しかしなんで「神様になった日」まで配信中止なの?どこから来たんだコレ?

「中央に麻枝准が嫌われている説」「ネタ扱いの作品を入れて批判を分散させようとしている説」
あと真面目に言われているのが今年の4月に江蘇省消保委の出した報告書で暴力犯罪要素があるとされた21作品の中に入っていたからという説だな
もっともなぜそっちに入っていたかということ自体はやはり不明だし今回の件との関連についても現時点では不明

上からのどう解釈すればいいか分からん発言と、それに応じた自主規制の拡大というパターンかな……近頃はリスクを大きく見てどんどん規制の範囲や強度が上がってる。

男らしくないのはダメだと言って中性的な芸人を排除しながら暴力的だとティガを排除する。規制している連中はもう頭では無く脊髄で行動をしているのではないだろうか。

急にティガを規制って……ティガが何をしたっていうんだ……

そりゃあ自分の正義のもと世界を救っちゃったからな
一つの正義しか許されないのだよ。

ウルトラマンは全裸で戦っているし性癖が歪んだ人間がそこそこ出たからではないかと!

ティガのように前向きな作品を規制しようとするとかわけわからない。それに昔は国内のテレビで普通に放映されていたのに……
かつて主流メディアで問題無く扱われていたのを急に問題視して消すなんて

それウチの国では本当に珍しくない話だから
風向きが変わって過去のメディアの扱いをひっくり返すとか作品と関係者を批判するのは主流メディアを長期的に見ていれば容易に実感できるぞ。

前向きな作品だと美しい作品だとか、そういう作品評価は下々の人間が言っても意味無いのよ。上の方々が言ってこそ意味があるものなのだよ……

こういう規制をするとか、我が国の子供達はそんなに愚かで弱いのだろうか?我が国の保護者達はそんなに愚かで無能なのだろうか?

だって俺達中国人は実質的にみんな未成年扱いだから……

テレビでティガを見ていた子供も今では三十歳くらいになってるわけだし大荒れになるのも当然だよ。
私もこの歳になってこんな状況を突き付けられるとは思いもしなかった。

平成時代の特撮はホラー系のネタも少なくないからウチの国で禁止されるのも分からなくはないが、じゃあなぜ今「ティガ」だけが規制されるのかという話になってくる。
テレビのゴールデンタイムの戦争ドラマとか明らかに過激になっていて国外に出したら年齢制限はいるレベルのも少なくないのに。

ウルトラマンはこれまでもウチの国では定期的に暴力的だと批判されてどその度に対応してきているのにな

今更そんなこと言っても意味ないよ。
文化方面、特に青少年向けの審査や規制において、個別の作品の内容が理由になるわけがないのをまだ理解できないのかい?重要なのは風向きと分かりやすいレッテルだよ?

だから今回の件もどこまで広がるのか、どこで止まるのかが分からないんだよね。これで終わる可能性もあるから様子見するのもいるし。

上で言及されている江蘇省のリストに「コナン」も入っているから近いうちに規制入るか配信中止になるのではと言われてるぞ!あとは「ポケモン」「マイリトルポニー」もリストにあるからどうなるやら。

こんな雑な規制をするのに、なぜ我が国ではいまだにレーティングを導入しないのか

雑に規制できるからだろ。ルールを不透明にしておけば権力も使いやすいのだよ。

近頃はその状況を放置していたら通報大戦な環境になって、関連部門もお偉いさんも自分自身を守るために振り回されているような状況になってきているけどね……

俺はもう配信中止になるたびに「この作品のどこが問題となるラインに抵触したのか」と悩むのには疲れたよ……

配信中止に関してなんの報道も無いのも問題だよね・
こっちに来なかった、嫌いな作品の方にいったからと喜んでいたら次やその次に自分の方にも来たなんてのが珍しくない。
今更な話だが、版権問題で愚痴を言っていた頃はまだマシだったんだな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも混乱した空気が漂っているようでした。

中国では毎年十月一日の国慶節前後は規制が厳しくなりますし、日本関係の作品は満州事変(中国では九一八事変)関係で柳条湖事件の発生した9/18前後から規制が始まる傾向があるので、私も何らかの規制は出てくるかもしれないとは考えていましたが、こういう形になるのはちょっと予想外でした。

とりあえず、こんな所で。
今回の件については私も把握しきれていない部分が多々ありますので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

9/25修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「今のウチの国でネットが無くなったらオタク的な生活ってどうなるんだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年はネット環境の発達と整備により娯楽分野が何かと便利になり距離や時間の影響といったものも縮小し続けているかと思います。
しかしネットが中心になったことによる弊害というものも少なくありませんし、中国の方では結果として規制が容易になっている、即座に影響が出るといった状況にもなっている模様です。そして近頃の中国オタク界隈ではそれに関してイロイロと考えてしまう人も増えているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ネットが無くなったらオタク的な活動はどうするか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今のウチの国でネットが無くなったらオタク的な生活ってどうなるんだろう?
最近の圧力を考えるとそういう手段も再び考慮するべきかと思ったりもする。

確かに。近頃は娯楽方面についても「現代人としてネット無しでどうすればいいんだ」とかネタではなく考えてしまうよね
生活する上でのネットが使えても……

生きていく分には支障は無いし、短期間なら問題無い。
俺は昔夏休み中スマホとPC没収されてたことがあるけど本読んで過ごしていたから問題無かった。まぁ受験前なので娯楽以外で読んだり書いたりがそれ以上に多かったのもあるけど!

通販とかグッズ関連はそこまで気にならないだろうけど、今は作品に接する経路がほぼネットになっているから「見る」方には結構な影響が出るんだろうなあ

オタ方面限定でもネットは生活必需品になっているよね。

スマホが普及してから家庭内でもネットベースでの生活、養育になっているからな……使えなくなると何かと支障が出る。俺のオカンもネットの接続が悪くなったり断線したりすると機嫌が悪くなってヤバイ。親戚の家も子供より大人の方がイラつくような所があるから、案外オタクの方が手持ちの娯楽で楽にやっていける可能性が。

でもオタク的な方面でも交流や競争みたいなのはあるからね。全員使えないなら良いけど、自分だけが使えないのは不利すぎる

積んでる本でも読んでればいいじゃないか、と思うが今はそうでもないのか。

今はネットで本読んだりマンガ読んだりで手元に落としている人は案外いない。ネット小説もそうだし実本なら更に少ないだろう。
私も昔のネットが無い時、使い放題じゃない時は本を読んでいたが……

ネット使えなくなったらとりあえず積んでるプラモ作る。
言っては何だがネットが無い方が自分はオタクとして過ごしやすいかもしれない。周りを気にしないで良いし、新しい情報を意識しないで済むしで。

オタクとしての趣味が確立していてリソースもある人はネット無い方が「強い」かもね
とりあえず検索、ネット上で雑に見て分かった気になって語るという人間が減るだろうから

そもそもネット無しだと現代のインフラが成立しなすぎるから、まともなオタク的な生活を送れるのかという問題が……ネット無しは水と電気が無いの次に来るぐらいはまずい。

そうそう。ネットが無いより金が無い方がまずいよ!と思いきやネットが使えなくなったせいで実質金が使えなくなるケースもあるからな

大雨やら何やらで停電したらアプリ使えなくなるから通販どころか普通の店頭での買い物も難しくなるからなあ……

自分は念のため現金も一応備えてはいるけど、店側もあるとは限らないからね

それはさておきネットが無いならスマホのゲームを遊ばない、新作アニメも見ないくらいで当面はやっていけるだろう。
しかし問題は仮に今すぐそうなったら「娯楽の貯蓄」のある人がどのくらいいるかだな。俺は昔のHD引っ張り出さないといけないが、問題無く動くか不安になってきたぞ?

ちょっとの停電やネット切断なら構わないが、先の見えない停電はヤバイというのを最近改めて実感した。オタ生活も含めてちょっと動き方やリソースの使い方変えたわ。

短期なら苛つく慌てるはあっても他のことをやっていれば良いとなるんだけどね。

全員一気に使えなくなるなら、それはそれで良いような気もするな……

ネット無しのオタク活動かあ……生きていく分には問題無いけど趣味と日常の娯楽に直結しているからかなり嫌な状況であるのも確かだな。ただ無駄なもの、不健康なものを消していく最近のネット環境だと全くあり得ないと言えないのが困る。

ネットが無ければテレビを見れば良い……と思ったが俺はこの何年かテレビ見ていないわ。

そもそも今の環境だとネットが切れたらテレビまともに見れないぞ?
テレビに限らずウチの国は新しい設備を導入するのは大好きだけど古いのを維持するのは大嫌いだから昔のモノをそのまま使えることは少ない。家電もネットベースになってるし、娯楽に限らず「昔に戻ればいい」とできることは意外に少ない。

ネット無しのオタク……勉強しろとか身体動かせということになるんだろうけど、娯楽がかなり制限されるのは憂鬱になるだろうなあ

ネットが無ければ家庭用ゲーム機で遊べばいいんだよ!

近頃はアップデートも含めてオンライン機能前提なのがほとんどだ。
だからオンラインゲームの制限に関してみんなピリピリしているわけで。

貧しい状態から豪華になる、不便な状態から便利になるといったものに対応するのは容易だが、その逆は困難だ。

今はネット環境で三線級の都市どころか農村でもそれなりにオタク的な娯楽を楽しめるからな。昔の、自分がガキの頃の農村の娯楽方面がどうだったのか思い出せなくなってきている。

昔は地方格差ひどかったからね……昔大学では動漫サークルで新番で何追いかけるか、今期のダークホースはあるかみたいな話をする日々を過ごしていたが、里帰りしたら地元ではまだ遊戯王カードが現役だったりしたのはちょっとした衝撃だったのでよく覚えている

ネットの無い頃は夜になると外でトランプやったりしていたな。今はそういう光景見なくなったね……

自分の場合はネットが無ければ本読んだりお絵描きしたりゲームしたりとやる事はそれなりにある。でも改めて考えると意外に手元にオフラインで楽しめる物がそれほど多くないし、長期間は厳しそうだ

ネットがあるから流行を、新作を、高評価の作品を追いかけなければならないわけで、無くなってしまったらそれはそれで良いのでは?と思わなくもない。
ただオタクとしては「切り離されてしまう」かもしれない。現在の環境だと本当にコンテンツに接する手段が無くなる。

アニメや映画やドラマやゲームの十分な蓄えがあればネットが無くても大丈夫
いいかげん貯まってるのが多過ぎるから消化したい

俺はそんな時に備えてHDにたくさんアニメを蓄えていて……水没した

昔買っておいた海賊版DVDが見れなくなっていたというのもあるぞ!海賊版だからプレスも雑なのですぐに読めなくなる!

そりゃあ死にはしないけど、娯楽に関してはネット無しの昔に戻れば良い……とは簡単にいかないよね

自分が中学生の頃はネットどころか娯楽も少なかったし、1冊の海賊版のマンガを何度も何度も何度も読み返していたわけだが……今ではスマホで雑にチェックして読むことの繰り返しだ。

オタク関係ではネットが無くなってもそのうち何とかなる、慣れるとは思うけどまた体験や知識に隔絶したものが発生してしまうのだろうな

ある種の世代間の断絶みたいになるのかもね
今でも数年ごとにハッキリしたものがあるけど、現在のネットの娯楽方面の規制は過去のケースとは違うようにも感じられるからこれまでとは違った「壁」ができそうだ



とまぁ、こんな感じで。
大雑把な想像による話がイロイロと出ていましたが、近頃の環境の変化に対する不安は中国オタク界隈でもイロイロとあるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「無許可の字幕組時代から版権獲得による正規配信時代に移ったり、こちらで問題があるとされた作品が規制されてもそれ以上に多くの作品が新しく入ってきたりと、これまでは一時的に規制が入っても全体的に見れば便利になって、容易にたくさんの作品に接することができるようになっていきました。しかし近年の規制はジャンルやプラットーフォーム自体が維持できるのか分からないような形のものですし、今後のことに関しては何とも言えない不安を感じます」

「私もずっと同じようにやっていけると思ってはいなかったのですが、ここまで急激に変化するとは考えていなかったです」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元特有の中国語的に意味不明な日本語由来の漢字単語やズレた使い方の言葉について語ろう」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本語と中国語では漢字のおかげで、意味はともかく単語自体はかなり簡単に持って来ることが出来ます。
中国オタク界隈でも雑に日本語から輸入されて広まったオタク用語が飛び交っていますが、なかには中国語で見ると意味がおかしい、或いは中国語に存在しない漢字の言葉というのもあるので時折混乱することもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「二次元関係の中国語的に意味不明な日本語由来の漢字単語や、ズレた使い方の言葉」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。(環境によっては文字化けする可能性があるので、簡体字は一部を除いて日本語の漢字になっております)


二次元特有の中国語的に意味不明な日本語由来の漢字単語や、ズレた使い方の言葉について語ろう。
そもそも「二次元」からしてそうだけど!

中国語だと日本語の「二次元」に相当するのは「二維」だからなー
いつのまにかオタクジャンル、コンテンツの総称的なものとして使われているけど

二次元以外でも昔から日本語経由の言葉って少なくないが……

私も例えば政治関係とか鉄道関係とかでも日本語から輸入した言葉が多いのは知っているけどそこまで考えるとヤヤコシイから、とりあえず二次元限定で意味が怪しいのにそのまま雑に使われているような言葉で頼む

萌!燃!
一文字だけだと意味不明!でも気が付いたら皆使ってる!!

声優!
こっちだと「配音員」だが、ほぼ声優呼び

よく考えたら「生放送」って中国語だと全然意味がつながらないよな……

そう言えば「番劇」や「新番」も怪しいな。しかも日本語の「番組」から発展したと思われる独自の言葉だから日本語にも無い。

最初に見て困惑したのは「一周目」とかでよく使う「周目」だな。動画のコメントだかフォーラムだかは忘れたが、何なんだという困惑の気持ちは覚えている。

日本語は「週」と「周」で使い方が微妙に違うんだよな。中国語だと「周」だけでしかも意味でまず出てくるのは日本語だと「週」の方だから……

「ナントカ不能」的な言い回し。
中国語だと「不能〜」で後ろに動詞が来るのに……

戦闘不能はなんかよく使ってしまうねえ

ナントカ「祭」という感じで「祭」がイベントの意味で使われているのはちょっと抵抗あるね。中国語だといわゆる祭祀の意味になるから。

日本語の「祭」も元は祭祀の意味ではあるんだけどね。こっちで言う所の「廟会」的な祭祀の役割が強調されるようになって、いつの間にか人が集まって楽しむイベントとしての意味が先に来るようになったということだから、流れとしてはそれほど不自然ではない。

そこは分かる。
でも私は「学園祭」「校園祭」とかそのまま出てくるとどこの神が関係するんだとかいう気分になるんだよなあ……

何となくわかる。だからネタ的に例大祭はちょっと納得できたり。
あと東方シリーズからの「程度的能力」も普通に使われているよね。

あれは原文の語感を訳すのが難しいからね。自分はイベント関係だと「開催」という言葉に抵抗あるね。完全に日本語系外来語だから意味が分からない。

そもそも日本語でも「二次元」が2Dアニメやその関連のコンテンツを指す言葉になっているのが不思議だ。一応元々は2D3D的な意味だったことなのは知っているし変化の流れは調べたけど、やはり不思議。

自分が抵抗なく使っているのは「残念」とか「進撃」かな。

「必殺」や「必殺技」は使っても殺さないけど使われている。

まぁ日本語でも殺す技として使われることはそんなに多くないけどね。あと日本のキャラが逆に「必殺技」的に中国語の「絶招」とか言い出したのを見た時は笑った。

近頃よく見かけると感じているのは「悪趣味」だね。ネット上だけでなく、リアルの喋りでも耳に入ってきたことがある。

でもこういう言葉をリアルで使うと通じない人には通じないからなあ
大学にそれが極端なのがいて、「お前毎回耳慣れない言葉使うよな……」と呆れられていたのを見て気を付けようと思った。そいつの言っている日本語系オタ用語をほぼ理解できていたし抵抗も無い自分がいたから。

「社畜」という言葉がかなりのスピードで広まり、使われるようになってしまった我が国の現状についてはちょっと心配してしまうよ!

「大丈夫」「萌大奶」
一時期かなり流行ったよね!
(訳注:「大丈夫」「萌大奶」は「「大丈夫だ、問題ない」から来ている言葉です。この辺りについてはよろしければ過去記事の中国オタク「そんな流行語で大丈夫か?」などをご参照ください)

「無料」、「課金」
自分のジャンルだと「免費」よりも「無料」を使っていることが多い気もする。

それなら課金から来た「氪金」も。でもいわゆるゲームの課金に相当する手頃な言葉も無いんだよね。

そういうのってあるな。「炎上」とかも分かりやすくて便利だ。

ゲームなら「立絵」とかも普通に使ってる……他に思いつくのは「目押」や「当身」「立回」とかかな。格ゲーは特にそのまま使っている用語が多いかと。

このネタで思い付いたのが「谷子」なんだけど、これ日本語のグッズとそのもとになった英語のgoods、経路としてはどっちなんだろう。
二次元文脈で使っているから日本語経由か?

「吐槽」はどうだっけ?

「吐槽」は意味としては日本語の「ツッコミ」がかなり混じっているんだけど、単語自体はこっちの方言からだな。

「爆種」が能力爆発的な意味で使われているのは何となく分かるけど、中国語的にどう解釈するかは未だによく分からん。

それ「ガンダムSEED」のSEED発動からのネタじゃなかったっけ?日本語にもその言葉自体はない。確か日本のオタクは「種割れ」と言っていたはず。

「元気」や「人気」とか?

「人気」はかなり前から使われていたようだね。
俺が中学生だった90年代に新聞で日本語由来の中国語としてはおかしい言葉が広い範囲で使われているのを嘆く新聞記事で見た覚えがあるよ。

「究極」に関しては時々「終極」とどのくらい違うのかが気になって来る。

今の中国語だと「究極」は使わないはずだよね。一応「究極」も源典は漢書ということだが……

中国語の意味的には問題無いんだけど、「青梅竹馬」が妙に使う頻度が上がっているのは日本の作品に出てくる「幼馴染」のせいだと思っている。現在は「幼馴染」の翻訳はほぼ「青梅竹馬」で固まっているから。

独自の意味が加わっているのは「草」かな。
日本語だとスラングでの「w」表現だけど、中国語では定番罵倒語の草(cao)の意味も加わるから、ある意味ではとても味のある言葉になっているのに「草生」

いつの間にか慣れていたのが「通販」だな。

「通販」は結構使われている気もするが、その後ろにわざわざ中国語の説明「邮購」をつけているサイトとかもあるが、どういう意図なんだろう?

初見の人に通じないと意味が無いからな。「通販」の使われ方に関しては、二次元だと日本産を輸入することも多いから外国との関係やら知識やらをアピールするというのもあるんじゃないか?
二次元以外にもメニューなどサイトのデザインが外国語中心なのってそれなりにあるわけだしね。

こういう話題ならやはり「羈絆」について触れないわけにはいかないだろう。
中国語だと束縛の意味になるから、二次元の一般的な使われ方にある友情的な意味はない。

「羈絆」は中国語だけど、日本語の「絆」の中国語訳としていつの間にか広まったものでもある独特な言葉だったか。

一応日本語の辞書にも「羈絆」(きはん)という言葉は載っているとか。ただ訳を通じてかなりこんがらがっているのも確かだな……

日本語でも「羈絆」やはり束縛の方の意味が強くて、どっちにしろポジティブに使われる二次元の「絆」とはちょっと違うんだよね。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな言葉が出ていましたが、今回のやり取りで出て来たのは今の中国オタク界隈では比較的接することの多い言葉なんでしょうかね。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「日本語の単語は漢字でそのまま使える、ひらがなを漢字変換したりひらがな部分を省略して漢字だけにして使えたりするので、いつの間にか広まっているケースは珍しくありません。またゲーム関係は専門用語やネタに関して中国語で言いやすい単語がなかなか無いので、日本語以外にも英語の発音や意味をもとにしたゲーム用語がたくさんあります」
といった話もありました。

それからこのネタと一緒に
「逆に中国語由来の外来語で日本語化した言葉ってどんなのがありますか?あまり昔のものではない言葉で」
という質問が来たのですが、どんなのがありますかね。
私がとっさに思い付いたのは「面子」くらいなのですがこれも最近というわけではありませんし……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「ウチの国で広く使われるようになっちゃったオタク用語について」

中国オタク「日本語の『絆』の中国語訳がよく分からん」「日本語の『絆』の本来の意味ってどんなものなの?」


9/22修正:誤字脱字一部抜けていた文章を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「ロボット系作品にハッピーエンドが珍しいのはなぜか」

連休前のゴタゴタとFGOの中華系サーヴァント大量修正事件が重なった影響でグダグダな状態になってしまっているので、今回は以前教えていただいた手頃なネタで一つ。

一昔前の中国オタク界隈ではオタクが見るべき作品として扱われていたガンダムをはじめとするロボット系作品ですが、近頃は若い世代から敬遠されがちになっているそうです。

しかし古参のファンも多いことから現在も中国で根強い人気となっているジャンルの一つなのは間違いありませんし、イロイロと濃い話題やなにかと広い範囲での考察も行われているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ロボット系作品にハッピーエンドが珍しいのはなぜか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ちょっと前にオタクの友達と近頃はロボ系作品に新人が入らない、人気が広がらないということについて話したんだが、良い新作が少ないということ以外に「きちんと終わらない、ハッピーエンドにならないから」というのが理由として出てきた。
確かにロボ系作品ってハッピーエンドが珍しいように思う……なぜなんだろう?

ロボットって兵器と戦争中心になりがちだからそこで世界観広げてリアリティ重視するとどうしても完全なハッピーエンドにはらないからなあ

「ガンダムSEED」はどう?あれハッピーエンドじゃないの?

Zガンダムとかと比べればハッピーだけどキラ自身がズタボロだし死者多数だし問題解決してないから異論はあるだろう。個人的には悪くないと思っているけど。

ガンダム系でハッピーエンドなのはGガンダム、00、ビルドシリーズといった辺りか。

ロボ系に関しては詳しい人間とそうでない人間で受け止め方が違うのも難しい所だ。
例えば「グレンラガン」の終わり方は一応ハッピーエンドだけど失うものが多過ぎる典型的な日本の二次元的な終わり方でもあるしハッピーエンドだと感じない人も少なくない。

ロボ系ずっと見ていると「ダンバイン」や「イデオン」でもハッピーエンドな気がしてくるからね!!

ハッピーエンド希望ならマクロスシリーズを見るのが良いのでは。少なくともバッドエンドにはならない。

「コードギアス」も続編で復活入ったけど、それまでは主人公死亡判定もあるしヒロインもかわいそうということで納得はいくけどハッピーエンドなのかは断言できないみたいな扱いだったかも。

「コードギアス」は裏切った連中の扱いの問題もあったから余計にモヤモヤが出たな。特に扇。

「SEED」はともかく「SEED DESTINY」はハッピーエンドというかグッドエンドではあるんじゃないか?

あれもシン・アスカ視点だとどうなんだという話になるしやっぱり問題先送りだし……

ロボットは群像劇的な視点が入るからラスボスを倒した時点でのハッピーエンドが難しいのかもしれん

自分の記憶を遡って考えてみたが、ロボ系作品ってバッドエンドというほど悪くは無いけどハッピーエンドというほど多方面に決着ついてその後の幸せが想像できるわけではない、みたいな終わり方になることが多いような気がする。

同感だ。自分の中では「アルドノア・ゼロ」や「ヴァルヴレイヴ」がハッピーエンドじゃないロボ系ということでまず思い付いたけど、よく考えるとこれよりもっとヒドイのも多い。

私は「ヴァルヴレイヴ」の終わり方も好きなんだけど、リアルタイムの頃から終わり方に不満は出ていたし誰もが認めるハッピーエンドではなさそうだなあ。

「ファフナー」は劇場版だけとか、その後を見ないといった見方ならばハッピーエンドという解釈も不可能ではない。

受け止める方の問題、望んでいた方向とは違うからハッピーエンド扱いにならないのもあるね。幸せやグッドエンドの定義が制作者とこっちでは違うといったものが。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」なんかはグッドエンドくらいには扱って良いように思えるけど、評価を見ると明らかにハッピーエンド扱いされてない。

ハッピーエンドと解釈できるのと、納得のいくハッピーエンドは別物だからな。

「機動戦艦ナデシコ」は最後にキスして終わるハッピーエンドですよ!
TV版は。

「機動戦艦ナデシコ」は劇場版の続編企画が消滅してずっとあのままという状況もハッピーエンドじゃない!

やはりここは「ぼくらの」をですね。

ストーリー展開的にどうやってもハッピーにならない作品を挙げるのはやめよう。
しかしバッドエンドや鬱展開あるけど面白い作品はイロイロと出てくるんだが、分かりやすいハッピーエンドになると結構難しいな。私も「Gガンダム」を思い付いた後の次がなかなか出てこない。

前世紀の日本で二次元でロボ系作品の勢いが強かった頃の価値観だと、ハッピーエンドは作品の格が落ちるとされていたらしい。
その影響でロボ系作品のファンは御都合主義的なハッピーエンドは評価しないしかつてハッピーエンドではない作品で育ったクリエイターも単純なハッピーエンドを良しとしないのだとか。

そもそもの問題として、リアルロボット路線に入るとミリタリー的世界観になるからハッピーエンドが難しくなってしまうんだよね。
単純に解決できない。

それならもっと昔のスーパーロボット系はなんだかんだで悪い敵をやっつけて終わりみたいになってないか?

ああ、そうか。テレビ版は一応ハッピーエンドか。
永井豪系の作品は派生作品の印象が強くて自分の中ではどれもハッピーエンドだと認識していなかった。

永井豪系は投げっぱなしも多いからね。ゲッターとかマンガ版になると特に。

続編シリーズが出て微妙になる……というのはロボ系に限らない話か。

「IS」みたいに作品が終わらない系統もね。今度スパロボ参戦する「ナイツ&マジック」も終わってはいないし。

探せば出てくるけど「エヴァ」などの評価の高い作品、オススメされる作品にハッピーエンドがあまり無いというのは確かなのでは

まだ出ていないのだと「クロスアンジュ」は?何かと他人に薦めにくい作品ではあるが、綺麗に終わってハッピーエンドと言えるかと。ガンダムと比べて考えてみるのも面白い。

うーむ……ロボ系でハッピーエンドなら白富野系作品を見れば……

富野作品は具体的には「ブレンパワード」以降ならハッピーエンドで良いと思う。好みに合うかは別だけど。

白富野でハッピーエンドならやはり「∀」を薦めたいな。

子供の頃に見た「グランゾート」のような作品ってロボ系だと案外珍しいのかもな。

対象年齢が低めの作品でロボ系というのもあるから、そういうのを探すのもアリかな?
「魔神英雄伝ワタル」や、勇者シリーズとか。

そっちで思い出したがエルドランシリーズ三部作はどれもハッピーエンドだね。
あと勇者シリーズは「ガオガイガー」のようにちょっとどうなのかという作品もあるかな……

このテーマで考えてみたんだが、ロボ系の作品には別れや力の喪失(主役ロボ大破)がほぼあるのも今の時代は引っかかりそう
近年の俺TUEEEEEとは相性が悪い

言われてみればハッピーエンドではあるんだが、今の好みとはズレるとも言えそうだな。その辺も今の時代にロボ作品が難しい理由の一つなのかもしれん。

なんでハッピーエンドが少ないのかという質問への返答が「お前が見ている作品が少ないだけ」
ハッピーエンド作品を教えてくれという質問への返答で「エヴァ」どころか「ファフナー」や「イデオン」とかを返してくるのも珍しくないからな……ネタのつもりもあるのだろうけど色んな意味であんまり優しくない空気だし新規が増えにくいのも仕方が無い気もする。

こういうジャンルだからロボ系にはまるとそのままスパロボにも手を出してifのハッピーエンド展開を体験するようになっていくのかもな。



とまぁ、こんな感じで。
思いつく作品と合わせてジャンルの傾向や好みに関する考察なども行われていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「今の中国ではロボ系作品を見る若い人が減り、新人もなかなか来ないので難しい空気になっているように感じられます。SEEDやフルメタの頃は皆詳しくなかったので入るのも楽だったのですが、今では必要な知識がいつの間にか増え、界隈でもそういう知識を前提にしたネタが飛び交うので入り難いという話もあります」

「ロボ系作品ファンの人達がジャンルの知識が無い人の素朴な疑問に対してもあまり友好的な対応をしないのも問題です。これに関しては『非合理な人型ロボを使うのがおかしい』という批判や嘲笑を受けてきた背景も影響しているのですが……」


という話もありましたし、現在の中国におけるロボ系作品の扱いに関しては独自の背景もイロイロとあるようですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

FGO中華系サーヴァント大規模修正の背景?になったとされる江南百景図岳飛事件とは

ありがたいことに
前回の記事
中国版FGOで大部分の中華系サーヴァントの名前やイラストなどに修正が入り大混乱中
に関してその後更にネタのタレコミや質問をいただいております。

そんな訳で今回は前回の補足ネタとして
中国版FGOの規制の背景になったとされる8月に発生した
「江南百景図岳飛事件」(?)
について紹介させていただこうかと思います。

この事件に関する中国でのニュースはコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください。

この事件について大雑把に説明すると
「江南百景図」という中国の歴史上の人物をモチーフにしたSDゆるキャラが出てくるソーシャルゲームで8月に実装された岳飛のキャラクタースキンのイラストが
「上半身裸で兜を抱えた岳飛と羊の組み合わせに『閑人』という文字」
の組み合わせだったことから、
・英雄である岳飛に「肉袒牽羊」(半身裸になって羊をひくこと。降伏して相手に服従する、臣僕となることを請うという意味に)をさせている
・英雄である岳飛を「閑人」(中国語の「閑人」にはヒマのある人以外に関係無い人と言う意味もあります)呼ばわり

の相乗効果の岳飛侮辱案件として大炎上になってしまった……というものだそうです。

ちなみにこの岳飛と羊は十二支シリーズの羊担当で、シリーズの他の実装済みキャラは范仲淹と牛、始皇帝と虎、周瑜と兎、丘処機と龍、孔融と蛇、宋慈と馬だったとか。

当時の中国のネットではかなりの規模の炎上となったそうで、ゲームに対する低評価が大量に押されたり国営メディアから名指しで批判されたりといった事態にもなっていたとのことですし、この炎上によってオンラインゲームに対する更なる規制強化の必要性についても改めて注目されるようになってしまった模様です。

その後この件が具体的にどの程度の影響を与えたのかは分かりませんが、9/14に上海の関連部門から上海を拠点とする二十数社のゲーム会社、プラットフォーム運営、出版単位などに対してオンラインゲーム管理の強化の通知が出たそうです。
中国でのニュースはコチラ(中国語)などをご参照ください。

中国版FGOを運営しているbilibiliも当然この通知の対象に入っていることから、中国版FGOで14日と16日にドタバタと行われた中華系サーヴァントの大規模修正についても何らかの関連はあるのだろうという見方をする人も多いとのことです。

それから日本のネットでも流れている
「中国版FGOの規制は江南百景側が責任転嫁としてFGOとテンセントの王者栄耀をあげたとばっちりによるもの」
という話については私の方ではきちんと確認できなかったので何とも言えません。
これに関しては教えていただいたネタに限っても直接の発言という説やSNS上での転載による匂わせという説、更には別のメディアでネタにされた際に言及された説もあるようなので正直どこを調べれば良いのやら……

ただ仮にこの江南百景図の件が無くても、現在の中国国内のゲーム産業に対する規制の強化の流れからはいずれ似たようなことになっていたのでは……という見方はかなりあるようです。
実際、中国では現在他のゲームでも自主規制的に中華歴史系キャラクターの名称変更やイラストの変更がおこなわれているそうで「三国殺」なども大変なことになっているとのことです。


現在の中国国内では文化系の市場が全面整頓といった流れになっているそうで、当ブログでも度々ネタにしているアニメやゲームの規制だけでなく、「流量明星」とも言われるネット上の有名人及びそのファン界隈に対する規制強化や、ネット動画のBL禁止に男性の女性化禁止などの動きがどんどん出ています。

そしてもちろん国の偉人や英傑、要人の侮辱案件に対する規制も強化されていますから
「中国版FGOが何事もなくやっていけた可能性はほぼ無かったのでは」
という話もかなり聞こえてきました。

とりあえず、こんな所で。
今回の件については私もよく分かっていない部分が多いので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

ちなみに本題からはやや外れますが中国における岳飛の扱いについては非常に難しいものがあります。以前Fateの中華系サーヴァントネタについて調べた時に
「中国関係の英雄でFateに出したらマズイのは誰か」
という話の最有力候補も岳飛で、理由は
「Fateに岳飛をサーヴァントとして出してしまった場合、政治や愛国関係の話題になってFateファン以外が大量に流れ込んでくる上に、娯楽だとか作品への理解だとかいったものが全部吹っ飛んで話し合いにもならない状態になって爆発炎上する危険性のある、極めてリスクが高い案件になりかねない」
というものでした。

この辺りに関しては過去記事の後ろの方にありますので
中国オタク「皆はどんな中国の歴史上の人物なら悪役にされても納得できるんだ?」
よろしければご参照ください。

中国版FGOで大部分の中華系サーヴァントの名前やイラストなどに修正が入り大混乱中

現在夏イベント(?)開催中のFGOの方で私は第一弾で収穫ほぼ無しのまま溶かしてもう残り少なくなってしまった石でガチャピックアップ第二弾に挑まねばならないことを不安に思いながらダラダラとイベントを進めていたのですが、今週に入ってから中国版FGOの方では大規模な修正が入り大変なことになっているという情報をいただきました。

この件に関してありがたいことにネタのタレコミや質問を複数いただいておりますので今回はそれについてを。
今回の規制は
「中国版FGOに実装されている中華系サーヴァントの名称やイラスト、プロフィールやボイスを修正、取り下げる」
ものとなっているそうで名前とイラストの変更(クラスカードの絵に差し替えているそうです)によってなんだかよく分からない存在になってしまった中華系サーヴァントが多数出ているとのことです。

中国版FGO公式サイトの通知はコチラコチラ(中国語)

修正対象に関しては現在も混乱しているようで、通知にあるもの以外もダメになっているといった話も聞こえてきますが、とりあえず公式の通知によれば9/14と9/16の更新による変更は以下のようになっている模様です。

名前の変更は
荊軻:暗匿者042
呂布奉先:狂战士049
不夜城のアサシン:暗匿者170
哪吒:枪兵193
項羽:狂战士226
秦良玉:枪兵228
始皇帝:裁定者229
虞美人:暗匿者230
赤兎馬:骑兵231
司馬懿(ライネス):骑兵241
楊貴妃:降临者275
虞美人(ランサー):枪兵288


カードの立ち絵イラストに変更が入っているのは
不夜城のアサシン(全ての霊基再臨状態含む)
三蔵法師(全ての霊基再臨状態含む)
虞美人(アサシン、ランサー共に全ての霊基再臨状態含む)
楊貴妃(初期状態以外の霊基再臨状態)


変更が無いのは諸葛孔明、李書文、燕青、蘭陵王、陳宮といった一部の男性サーヴァントだけのようです。

また現時点ではストーリー上での立ち絵やバトルグラフィックはそのままのようですが、今後どうなるかは全く分からない模様です。そしてキャラのプロフィールとボイスの方も「調整」が入って消えたりしているとのことです。

そんな訳でとりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今回の大修整はとりあえず現時点で出ている運営の通知や状況を見ると、中国系サーヴァントは名前がどれもクラスとナンバーになって、イラストの方は虞美人(殺、槍どちらも)、玄奘三蔵、楊貴妃がカードの背面のクラス絵表示になっているようだ。最初の召喚の時の表示とかはなんか混乱しているからよく分からん。

あと各キャラのプロフィールも修正入っている模様。
でも起動画面のサーヴァントのプロフィールでは普通に「虞美人」で出ているし本当に混乱中だな。ボイスも消えたりなんだり。

おいおい……ちょっと前に中国サーヴァントピックアップ始まったばかりじゃないか……
(訳注:中国版では9/7から日本の2100万DL記念ピックアップ召喚と同じイベントが行われていたので、始皇帝や虞美人をはじめとした中華系サーヴァントピックアップガチャになっていました)

虞姫に関してはクリプターの名前の芥ヒナコじゃダメなのかね。
好きなキャラだしちょうど夏イベもあったのにこのままというのは……

ぐっさんもだけどストーリー上の別名があるならもうそれで良いじゃないかという気はするんだがな。項羽もコードネームの会稽零式の方でいこう!

嘘だろ……赤兎馬まで消されてしまっただと……?

今回の修正で驚いたのが赤兎馬が伝統的キャラ枠で扱われたことだよ!

俺もそう感じたわ
まぁたぶんそこまで深く考えずに呂布や関羽と一緒に伝統文化枠扱いの結果なんだろうけど。

赤兎馬がやられたか。装飾とか色使いはとても中国風だったのに。
やはり人馬一体にして緑川光ボイスにしたのがダメだったのか?カニファンぐだ子のひいきサーヴァントになったから中国のサーヴァントで一番扱いが良くなる可能性もあったのだが。

しょうがない、赤兎馬は妖精レッドラ・ビットでいいよもう!良いキャラしてたし!!

「王者栄耀」が中国歴史ネタのヒーローをこっそり改名していたけど、いよいよこっちにも来たってことかもね。でも予想できなかったわけじゃないのに急に慌ててクラスと番号だけにするのはさすがにどうなのか。
それにしてもこんなに割に合わない詫び石40個ははじめてた……

あれ?孔明は修正無いの?

無いみたい。あいつは今日も残業だ。

修正入らなかったのは孔明以外では蘭陵王、陳宮、燕青だな。こっちの原典イメージとの違いがそんなに無いということなんだろう。

あと李書文も。こっちは伝統文化にするには新し過ぎるのと国内人気と知名度そんなに高くないからか?

単に分かりやすい所をやっただけで、第二弾でそっちもやる可能性は全然否定できんぞ。

そういう所を見ると、例によって怖いから規制しておく的な動きだがここまでやるってことは上からまた圧力があったようにも見えるかな。

始皇帝とか本編でも幕間でもこっちの感覚で納得できるかなり良いキャラになっているのに、そういうのも全否定かあ

始皇帝に聖杯入れて秦良玉も宝具3だからメインの槍兵として活躍させていたのに……本当にガッカリだ。気分が重い。

逆に考えると今残っている男サーヴァントからして呂布も何も言わなければロボとバレないデザインだったのでは?いや、やはりダメか?
それにしても力が抜けるというのはこういうことか……ゲームどころか全てにおいてやる気が出ない……

言葉が出てこない
とりあえず無力さを感じるとだけ

今回の件、対中国サーヴァント特攻過ぎるだろ。
ここまで来るともう笑えてくるよ!せめて世界のFateファンにネタにしてもらいたい!笑ってくれ!!

調整の基準はカードの絵や設定が中華歴史歪曲や侮辱案件ではないかといった辺りかね。蛾みたいになっている始皇帝やビキニの三蔵法師、ロボ項羽にロボ呂布みたいなのはダメと。

Fate見てると忘れそうになるが女キャラの露出の高さや女体化もダメだろうから修正したんじゃないかと。

ずっと問題無しでやってきたのを唐突に基準も根拠も無しに潰すとかどういうことだよ……

我が国に規制の基準や根拠なるものが存在したことがあったか?
一体いつから───道理があると錯覚していた?

ウチの国で上が下に拳をふるうのに基準なんか必要ないぞ。
ガイドラインが無いけどたぶん大丈夫という考えでずっとやってきた結果が今だよ。

歴史を見てもウチの国は昔から理由は後付けだよ……周りが勝手に忖度して作ってくれる

基準なんかがあったら権力側がやり難くなるじゃないか。レーティングが導入されない理由の一つもそれだ。

ガイドラインが無いということの危険さを体験しているのが今ですねえ!
基準は権力者の頭の中と気分さ!理由は昨日までなら問題無い気分だったけど今日になったらなんかイラっとしたとかそんなもんさ!!

実際、昨今娯楽が片っ端からターゲットになっているのは容易に目に入る、話題になっているからというのが大きいんだろうな。ネットで簡単に探せるし上の人間の成果アピールとしても楽
特に今は国内事情が実際の所どうなっているのか誰も分かってないだろうし、誰も詳しい所を調べたくないし、調べて対処の責任を負いたくない。だから楽にアピールできるこっちに来ている。

こういうのは自主検査、自主規制をやらないといけないんだよ。関連部門のやり方は突然で強引ではあるが運営側にだって責任はある。全部上の方の責任ではない。

こういう時の「何々にも責任はある」というのは定番過ぎるな。
意図的なのとそうでないのが混じっているようだが。

まさにこういう感じで勝手に擁護するのが出てくるからな。
意図的では無くやっている方はそれで自分は聡明で安全な側にいるという気分になりたいのかもしれんが、上は別に区別してくれないぞ。

どっちにしろ規制に関して根拠となるものは無いし、盾となるものも無い。ただただ畏れて受け入れるしかない。

上が曖昧に言ったことを下が可能な限り解釈して実行しないといけないのだよ。ウチの国では上の規制と下の自主規制の境界が曖昧過ぎるが、今の状況では忖度すべき範囲の拡大に歯止めがかかる未来が見えないし、これから先はどうなるのやら。

ネットがあるからとりあえず「何々にも責任はある」とマウントを取ったり、他の分かりやすい炎上を叩くのに加わったりとかイロイロと下を見たつもり上になったつもりの気分転換できてしまうからな
本当に怖いことに対しては動かない、動けない

いつかはあるかもと思ってはいたが、想像よりも速い上に激しいものとなって出てきた。他に楽な選択肢も無いのだからゆっくりやれば皆気が付かずに慣れて受け入れていたと思うが、一気にやるとはね。

こっちではもうすぐ虚数大海戦で楊貴妃にスポットが当たるはずだったのに、こんなことになるとは。期待していたのに。

自分は日本版のアカウントもあるからまだ耐えられるが中国版だけの人はヤバそう。

ヤバいよ!でも中国版が頻繁に修正されるとは言え、日本版は言葉や回線の関係で気軽に遊べないんだよ!!

FGOはキャラに萌えてガチャ回して育成してというゲームだからね。日本版を遊ぶにしても日本語でストーリーや幕間を把握するのは難度高いし中国版から離れるのは難しかった。

本当に中国市場を考慮するなら、中国のゲーマーをターゲットにするならば中国関連要素を一切入れない方が良いということがまた証明されてしまったな……

まったく、こっちの「中国文化に自信がある」というアピールから見えてくる自信の無さときたら!

私がこんなに長い間遊び続けたソシャゲはFGOだけだが、こんな形でやめることになりそうなのは全く想像もしなかった。



とまぁ、こんな感じで。
困惑と愚痴の声が飛び交っているようでした。

今回の規制の方向を大雑把に見ていくと、女体化サイバネ化幼女化といった「中国の政府機関の中の人の考えるであろう正しい歴史人物像やその扱いから外れた改変はダメなので消す」ということなのでしょうかね。

ただ上のやり取りでも出ているように規制の原因だとされる「正しい歴史人物像」の基準はハッキリしませんし、ここから更に娯楽で中国の歴史を軽々しく扱うのはけしからんという方向が強化される可能性も否定できません。
どこまで規制が広がるかは中国人であっても予想は困難になってしまっているようです。

この辺りの事情に関しては引き続き追いかけてみるつもりではありますが、本当にどうなっていくんでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
今回の件については私も把握しきれていない所があるのでいつも以上にツッコミ&ネタの提供お待ちしております。

この件の補足ネタです。
FGO中華系サーヴァント大規模修正の背景?になったとされる江南百景図岳飛事件とは

中国オタク「日本の二次元系作品で世界観が良いと思った作品について教えてほしい。日本の作品は世界観がイマイチなのも多いけど、たまに衝撃的な世界観の作品もある」

ありがたいことに
「中国のオタクは作品の世界観、特にその壮大さにこだわる印象がありますし、日本の作品の世界観がしょぼいとか村同士の抗争レベルだとバカにする発言も見かけますが、逆に日本の作品で中国のオタクにとって世界観が好ましいという作品はあるのでしょうか?」
といった質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の二次元系作品で世界観が良いと感じた作品」
といったことなどに関するやり取りを、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元系作品で世界観が良いと思った作品について教えてほしい。日本の作品は世界観がイマイチなのも多いけど、たまに衝撃的な世界観の作品もあるから、そういう作品をもっと知りたいんだ。

確かに日本の二次元ってときたま独特な世界観のが飛んでくるよね。
私がすぐに思いついたのは「宝石の国」かな。

私はゲームとしては「ペルソナ」の方が好みだが、世界観に関しては「真・女神転生」の方が衝撃的だったね。東京崩壊が前提とかよく考えたもんだと感心したし、出てくる神の扱いも絶対に日本の二次元でしかやれないと思う。

イロイロと言われているのも理解できるが、私はなんだかんだで型月の世界観、魔術や幻想は大好きです。
世界観を調べていった先に鋼の大地なんてのが出てきたのも衝撃的だった。しかも最新のFGOでブラックバレルや、亜鈴百種といった過去の設定とのつながりを連想させるものを出して話のキーにしてくるからたまらない。

世界観なら「ゼノブレイド」が好き。私の周りでもゲームとしては好き嫌いが分かれるけど世界観は好評だね。

私は中学の時に出会った「ゼノギアス」が本当に衝撃的だった。

俺は「沙耶の歌」を挙げてみる。

「ダークソウル」は世界観をスゴイと感じて遊び始めたな。その後の展開については合わない部分もあるが、今はシステムと難度にハマって遊び続けている所が増えている気がする。

「ランス」の世界観はうさん臭さとシステマチックさが両立しているのがスバラシイと思う。特に勇者と魔王のヒドさときたら。更にそこで歪んだ大河的なRPGが展開されるのも良い。

「ダンジョン飯」は食事にフォーカスが当たっているけど、古典的でハードな世界観が背景にあるのがかなり好みだ

「メイドインアビス」の浪漫があって残酷さ極まる世界観が大好きです。

私も「メイドインアビス」を推したい。よくある雑に広げた世界観ではなく、詳細でロジカルに設定された世界観がスゴイ。私がこの数年の間に出会った作品の中では間違いなく一番だ。

世界観が良い、スゴイというなら「境界線上のホライゾン」だろう。あの「分厚い」設定は……!

「境界線上のホライゾン」は原作も本というよりレンガ状だしアニメの設定資料もレンガ状だからな。

ラノベだと「とある科学の禁書目録」の世界観、科学と魔法を混ぜ合わせたというのには本当に驚いたね。ああいった形に世界観レベルで混ぜてしまうのは考えたことも無かった。
作品の評価はキャラクターと中二要素についてが目立つけど、世界観も非常に面白いと思っている。

分かるよ。私がストーリーがぐだぐだになっても「禁書」を追いかけ続けている理由の一つが世界観だ。付け加えるなら、科学と魔法と学園を合わせたのが非常によかった。個人的には学園バトル系では理想の一つだと思っている。

私が初見で衝撃を受けたのは「9S」だな
SFを背景にした伝奇的世界観が衝撃的だった。続きはもう出ないんだろうなあ……

おじさん達の世代は「攻殻機動隊」に驚愕して、趣味嗜好がそちらに大きく傾くという経験をしている人が多くてね。

古い作品でもいいんだね?初見の衝撃も含めた世界観の良さというなら私にとっては「スレイヤーズ」が該当する。
キャラの倫理観やネタに隠れて、実は世界観的にはハードで独自のパワーバランスが成立していることや関連する別の世界を舞台にした作品まで存在するのには興奮したよ。

俺は「新世界より」が良いと思った
脆弱で小さな世界が崩れていくのと、その外には残酷で広大な世界と過去があったというのがね。

私もこのテーマなら「新世界より」を思い付いた。
ウチの国ではSF要素が絡むと評価が高くなる傾向はあるよね。

SF的なのだと「BLAME!」も良いな。ストーリーやビジュアルで「大きな世界」というのを感じられるのも。

SFネタなら「フルメタル・パニック」の世界観も。あの当時は皆この作品のロボと科学技術の説得力に驚いたものだよ。この作品の「ブラックテクノロジー」が元ネタの「黒科技」が広まったのも当然だった。(訳注:「黒科技」は現在の中国ではSF的な新技術を指すスラング的な言葉としてよく使われているそうです)

他に世界観の評価が高くなりやすいネタは……ポストアポカリプスとかだろうか?「ドロヘドロ」を思い付いたのでオススメしてみる。

そっちなら「メタルマックス」が好きだったな。戦車RPGというのもロマンだが、崩壊した世界に出てくる現代社会の小物や出てくるモブキャラの乾いた感性や扱いも良かった。最近のラノベの「リビルドワールド」はこの世界観の継承者っぽいから追いかけている。

あとはディストピア的な方向も。
そう言えば世界観だけなら「ギルティクラウン」はいまだに自分の中では上位に来る好みの作品だ。

こちらの理解できる、楽しめる範囲という前提はあるが他にはない世界観と価値観というのはやはり評価が高くなると思う。最近だと「平穏世代の韋駄天達」が良いね。

同意。私は韋駄天の価値観と人類や魔族の価値観のギャップが凄いと思ったよ。
人類は必要な数がいればどんな邪悪なことやっていても関係無い、関与するのは人類絶滅のリスクがある核戦争みたいなのだけ。そして世界を滅ぼす危険のある魔族に対してだけは積極的に対応するがその際の人類の被害など考慮せず「合理的」な手段をとるというのには妙に納得してしまった。

「平穏世代の韋駄天達」の価値観は私も感心した。
命が無価値というありがちなのではなく、命が等価値というのが良いよね。上位存在の思考を納得させてくれた作品だ。そのせいで国内配信無理だとも確信したけど。

でもあれ日本人のオタクの知り合いに聞いたら、日本での評価はそこまで高くないらしいな。低評価ってわけではないが、原作者のエロ関係の鬼才ぶりに比べるとやや期待外れに思えてしまうとか

あー……「異種族レビュアーズ」に比べると確かに弱いかもしれん。あの世界観も調べていくとかなり大きい上に合理的で独特な世界観なんだよね。

「韋駄天」はウチの国で好きなヤツ絶対にいるなと思ったが、やはり一部で高評価になってるね。

ウチの国のネット小説も人間、凡人ではない上位存在大好きだけど人間とは違う上位存在の価値観をしっかり描写で来ているのは珍しいからな。
あまりにも人間と隔絶した価値観だと人気にならないし、作品批判や規制が出かねないからある意味では仕方が無い面もあるのだろうけど。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に評価の高い世界観や刺さった要素に関してイロイロと出ていました。

中国で作品の設定や世界観についての評価に関して、私が見たり聞いたりした範囲の印象では、スケールの大きさや複雑さ、それからSF的な要素などが比較的強いように感じられます。

またSF的な要素に関しては今回のネタを教えてくれた方からは
「SF系の複雑さや壮大さは評価が高くなる傾向はあります。こちらでは評価するという面ではやはり科学技術ネタがかなり好まれますし、マニアにとってもスゴイと持ち上げやすいので」
といった話もありましたし、中国独自の事情や感覚というのもありそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「中国産のソシャゲって壮大な背景と設定つけるのが好きだけど、みんなはどう思ってる?」

中国オタク「日本の作品はスケールが小さいのばかりと言われるが、スケールの大きな作品ってのはどんなのがあるの?」

中国オタク「日本人は『シュレディンガーの猫』を好み過ぎていると思う。本当にそこら中の作品で見かける」

中国の方からは娯楽分野に対する規制の拡大などをはじめとする景気の悪い話が何かと聞こえてくる今日この頃ですが、そういう話題とは別の話も教えていただきましたので今回はそれについてを。

日本の作品、SFに関わるような部分がある場合に比較的よく出てくる言葉の一つに「シュレディンガーの猫」(中国語では「薛定諤的猫」)があるかと思いますが、中国オタク界隈ではこれに関してちょっと気になる人も出ているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品に頻繁に出てくるシュレディンガーの猫」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本人は「シュレディンガーの猫」を好み過ぎていると思うんだが、どうだろう?
本当にそこら中の作品で見かける。この言葉を何かと使いたがるようにも感じられる。

量子力学的な思考実験ではなく、例え話的に多様されるよね。
SF的なジャンルに限らず伝奇やファンタジーでも。

私は日本人の中二病的なセンスを強く刺激するという話をどこかで見た記憶があるが……

設定が中二病的だというのは何となくわかる。ウチの国でもそれなりに有名だし使われるネタだからね。日本の作品ほど頻繁ではないが。

詳しく知っている人物ではないがシュレディンガーさんも中二病の象徴的な扱われ方をされるとは思わなかったろうね!

こういうのって日本語を母国語にする人間の語感的な印象も加わるから完全に理解するのが難しいんだよなあ

どれくらい日本の感覚と重なるのかは分からないが、あの言葉から来るカッコよさというか中二病感はこっちでも通じるだろう。SFネタにも重なるし。

他にこの手の二次元で使われがちな言葉や定義ってどんなのがあるかな

「ラプラスの悪魔」とか?

私はシュレディンガーよりもラプラスの方を先に知っていたな。魔装機神辺りからだったと思うが……

「マクスウェルの悪魔」もラノベ系作品でそこそこ見かけるような気がする。あとは……「ディラックの海」辺りだろうか。でもこっちは猫に比べると格段に少ない。

ディラックの海が使われているのはエヴァくらいしか思いつかないわ。内容的にシュレディンガーの猫に比べるとネタにし難いのかね。

シュレディンガーの猫は確かFateだかFGOだかでも使われていたような……中二病的でいかにもだと感じた覚えがある。

Fateでは「マクスウェルの悪魔」がサーヴァント化されていたな。
とても中二的な解釈だった。

動物ネタで思い出したが「アキレスと亀」もそれなりに出てくる。中国語だとアキレスじゃなくて「ゼノンの亀」だから日本語と比べて印象がやや弱くなっているかも?

しかしこういう言葉を見る度にきちんとした意味や背景をどれだけの人間が理解しているのだろうかと疑問に思うんだよね。

「シュレディンガーの猫」に関しては理論の発展や理解できるかは別として、状況を想像するのは容易だし理解したつもりにもなれるからな!正直に言えば俺も雑な把握の仕方をしている自信がある!

猫というのが特に良いんだろう。同じ思考実験でも別の動物、馴染みが無いとかかわいくない動物だったらまた違った扱い、広まり方になったのではないかと。
ウチの国でも猫で印象に残る人は少なくないはずだよ。

日本の作者のほとんどはシュレディンガーの猫が量子力学の思考実験と思っていて、元々は量子力学を嘲笑するものだったというのは知らないっぽいのはどうなんだろうな。
日本の作者の学歴の低さがこういう所で見えてしまう。

雑な認識と扱いなのは否定しないが、どこの国でも学歴ある人間が面白くてきちんとしたものを書けるとは限らないからなあ……作品の高さと学歴は別だし、更に言えば高学歴でも専門外ではイロイロと……

国産作品の知識チート俺TUEEEEEでもヒドイのが頻繁に出てくるからな。学歴を見ても上から下まで様々だ。

しかし「シュレディンガーの猫」という言葉を使いたくなる気持ちは私も分かる。

そうか?さすがに作品の中で頑張って使う程では無いだろう。

なんて言うか……こういうのって使う機会があれば使いたいくらいの感覚なんじゃないかな。記憶に残ったカッコ良く感じる難しい言葉を使いたくなる衝動ってない?

定義の正しさ、説明の正しさよりもSFモチーフを使ってどんな作品にするかという方が結局は大きいしね。
例えば私は「青春ブタ野郎」シリーズが好きだけど作中で語られる量子力学ネタについては心の薄目を開けて流し読みをしている。科学知識について完全に正しく無くてもそれによってストーリー描写もダメになるとは限らないわけで。

ウチの国のネット小説も雑な知識チートで俺TUEEEEEや内政やってるしそういう世界観や設定はハードな科学的考察できる人からすれば笑止千万レベルだろうしな……

テンプレと化した特殊能力、設定と同じで「シュレディンガーの猫」もテンプレと化したSFネタということなのでは。消費され過ぎて本来の学術的な意義ではなく大衆娯楽的なモチーフになった。

でも作品の雰囲気を演出する道具としての汎用性を備えたのも間違いない。作者によってはその汎用性で対象の広い作品を作れるようになったという見方もできる。

この手の設定や用語をモチーフにした作品って古い作品であっても現代の感覚で見て面白かったりするからね。例えば「クラインの壺」という作品はかなり良かった。

どっかで聞いたことがあるような……ラノベだっけ?

一般小説で映像化もされているが内容はラノベっぽい。大雑把に言えばVRゲームの中に入ってクラインの壺のようにゲームと現実が曖昧になっていく作品。
ラノベの元ネタとも言える。「ソードアート・オンライン」の元ネタ或いは元ネタの元ネタとも言われているし、日本のラノベのVRMMO系ジャンルの原典の一つという説もある作品だな。

そんなに古くは無いが東野圭吾の作品に「ラプラスの魔女」というのがある。

二次元に限らず、この手の概念を指す特定の用語は色んな作品で使われるんだろうね。シュレディンガーの猫ほど高い頻度で見かけるのは珍しいだろうけど。

古典のJRPGに「ラプラスの魔」というのがあるのを思い出した。内容はSFではなくてホラー方面だけど。
ラプラスの悪魔は全知全能や予知、偽の全知全能的なネタによく出てくる気がするね。実際、使い勝手がいいのも分かる。

「シュレディンガーの猫」やそれと似たような使い方をされる言葉について見ていくと、どれも言葉自体の意味は重要ではないのだと感じられる。言葉の雰囲気、既に広まっているイメージのような言外の意味の方が大きくなっている言葉なのかもしれないね。
言い方を変えれば演出のための用語といった所だろうか。



とまぁ、こんな感じで。
日本におけるシュレディンガーの猫などの言葉から受けるイメージに関しては分かる人もいれば分からない人もいるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「私達はこういった特定の理論の名前はまず中国語の方で認識するので日本語のカタカナ表記によるオタク的な語感を把握するのは難しいですね。これは外来語にありがちな話ではあるのですが……」
という話もありましたが、語感からくる雰囲気も含めての使われ方というのはやはり考え出すと難しい問題になっているようです。

私自身もこういう言葉の好まれ方に関しては理解できているのか、そういうのを踏まえて翻訳できているのは自信が無い事が多いですね。SF用語やネット用語もですが、中国のコンテンツで頻繁に出てくる武侠ネタ関係は特に不安があります。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ロシア系キャラって日本の二次元でどれくらいの頻度で出てくるのだろうか?」「とても少ない」「いや多いぞ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品におけるテンプレ要素が何かと話題になっていますが、日本以外の国の扱い、日本から見た外国のテンプレイメージについても時折話題になったり考察で盛り上がったりするそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品におけるロシア系キャラの扱い、出てくる頻度の高さは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついて気になったので質問したんだが、ロシア系キャラって日本の二次元での扱いってどうなのだろうか?どれくらいの頻度で出てくるのだろうか?

中国人キャラよりは出番少ない
ただ珍しいというほど少なくは無い
でも扱いは良い方になりやすいような?

ロシア系か……個人的な印象ではなかなか見かけないし、とても少ない気がする。
ロシアも地理的には日本の隣国ではあるが、中国人キャラほどロシア人キャラはいないんだよね。そこは不思議。

少ないのはやはり文化の違いじゃないか?
ロシアはなんだかんだで西洋の方、昔からの中華文化圏、東洋世界とは違うから。

地理的な関係で考えるならなぜあんなにドイツ系キャラやドイツ語ネタが出るのかという話になるから、距離よりも文化的政治的な接触の頻度とか?

ウチの国では戦争関係で印象が濃いけどロシアって文化的な特色、国外への文化輸出が無いからだろう。日本では影が薄いからロシア人キャラを出しても格の高さをテンプレで表現できない。

こっちでもロシアの現代文化的なものに触れる機会なんて皆無だからね。

ゴーリキーとかの文学くらいか。でも現代での影響はほぼないよね。日本の教科書だとロシア文学ってどういう扱いなんだろう?中国の古典があるのは知っているが……

ロシア人キャラが出てくることはとても少ないよ。まぁ外人キャラ自体が少ないしそういう意味では中国人キャラだってそこまで多くないと言えるが。

いや、そうでもない。
ロマノフ王朝とかの貴族系キャラ関連としてのロシア要素を備えたキャラはいる。ロシア、旧ソ連、現代ロシアと別枠になりがちだけどそれを全部まとめた場合はそれなりに多くなる。

ロシア系って外国人キャラの中では上位だと思うぞ。
例えば「DARKER THAN BLACK」の第二期の蘇芳はロシア在住のロシアと日本のハーフなわけで。

日本の二次元には中国歴史ネタ作品があるから単純な数で考えた出てくる外国人率トップは中国人キャラになるとは思うが、ジャンルや重要キャラの割合を考えるとロシアやイギリス、アメリカ辺りと比べるとどうなのか分からなくなって来るね

アニメやマンガについては何とも言えないが、ゲームだと頻繁に出てくるのは確かだ。特に格闘ゲームではロシア系がいない方が珍しい。ザンギエフから続く伝統的なものと言ってもいい。

格闘系に関してはロシアは軍隊格闘技のサンボがあるのとアメリカ出したらほぼソ連も見たいな時代があったからね。ザンギエフはなぜかプロレスだが。

古い作品、冷戦時代だと設定も含めて結構出ていたはず。ただソ連が崩壊してから存在感が消えて、最近また萌え方面も含めて存在感を増しつつある印象
それと引き換えに中国系は減っているという話もあったな

二次元のロシアは大体が萌えとザンギエフとプーチン。特にプーチンは柔道家なのもあってか日本では人気が高いらしい。異世界にだってトリップする……!

中国系ほど分かりやすくない、名前がロシア系そのままというのがやや珍しいだけでロシア系のキャラ、混血キャラは結構いるぞ
中国人キャラに比べてテンプレが薄いから意識され難いというのもあるのでは

ロシア系の名前だと「ユーリ」が多い気がする。主人公も含むメインキャラで結構な頻度で見かける。それに対してなんとかスキーは少ない。
女性の名前だと……バラライカ?

バラライカはほぼ「ブラックラグーン」だしコードネームだろ!

バラライカとホテルモスクワに限らず、ロシア系は武器商人やマフィアが多い気もするなあ

世界観にミリタリー要素が入ってくるとやはりロシアは存在感が強いね。
そもそも他のジャンルでもロシア系の勢力が弱いわけではないし中国系と比べてもそんなに差は無い。ただ俺達の好みは別として、二次元市場的には中国人女性キャラにお団子頭とチャイナドレスという武器があるので生産性やアピール力は上になるんじゃないかと。

実は日本の二次元における中国人キャラは明らかに昔より減ってるよ
お団子頭で文句が出るので定期的に話題になっているから印象に残るのかもしれないが、一昔前の日本の二次元における中国人キャラの多さと比べると大幅に減少している
それに対してロシア、旧ソ連系はずっと一定の割合で出ている

色素の薄いキャラ、白髪、金髪のロシア系キャラは結構いる。そこに無口だとかバトルマシーン的な属性も加わりがち。

自分の中では文化枠の関係から設定に絡むことは少ないが、キャラの方ではロシアやロシア系は少なくない印象だ。

ドイツや中国に比べると出番は少ない
でもテンプレ的には中国より新しいようだし、極端で分かりやすくは無いが汎用性は高い気もする……

「ダンベル何キロ持てる?」にロシア系キャラのテンプレネタがあったな。

個人的には外国人キャラはロシアやロシア系のキャラが多い印象なんだが。
ロシア貴族だと歴史的に日本に組み込んでもそんなに違和感無いというのも大きそう。ウチの国ではその手の血統が続くのはほぼ無理だから歴史的背景と創作の関係にちょっと感心した覚えがある。

萌えアニメだとロシア系多いよね。お団子チャイナドレスほど分かりやすい記号はないけど。
それ以外のジャンルだとやはりマフィアじゃないかな?「ブラックラグーン」のイメージがテンプレ的に分かりやすいかと。

近頃見た作品だと「ゴールデンカムイ」もロシア関係のキャラや設定が面白かったし、二次元におけるロシアはテンプレとその発展という意味ではかなり扱いが良い可能性も?

白髪系ヒロインはロシア系が多い。北欧系もいるけどやはりロシア系の方が明らかに多いんじゃないかな。

金髪だけでなく白髪キャラを出せるのが日本の二次元におけるロシア系の強みでは?祖父やその前の世代にロシアの血が混じっていたから……的な設定もいける。
これはヒロインだけでなく、主人公にも使える。

私は現実感のあるヒロインを出す、批判の少ないヒロインを出すなら中国人よりロシア人の方が良いだろうなあと感じる。
それに中国市場狙うなら中国人キャラよりもロシア系で白髪(日本語だと銀髪か)キャラの方が安全だ!我が国は白髪萌えが多数派だから!!
近頃の成功した中国人キャラとも言えるラブライブの唐可可だってターゲットや規模次第でリスクが高いと言えるしね。

日本の作品で多いのはやはりヨーロッパ系、ロシア系はそれと一部重なる上に独自ジャンルも備えている気がする。まぁこれはイギリスやフランスも同じだが。中国はなんて言うか……数は多いけど特定の専門ジャンル?
それからアメリカは背景設定にはよく顔を出すけどキャラとしてのアメリカ人は近頃の作品だとあまり見ないね。人種や政治的にテンプレを使いにくいのもあるのかもしれないが。

イギリスやフランスも黒人はじめとする白人以外の人種が多いけどそこはスルー状態だよね。でもアメリカはさすがに無視できないと。ああ、だからロシアも設定として扱いやすいのか?

アメリカ系ハーフも探せば結構いるんだが、ロシア系以上に忘れられがちな気がする。尖った特徴、テンプレが無いのがダメなのか?
日系アメリカ人キャラとかね。例えば徐倫はアメリカ人とのハーフだと言っておこうか。

「Gガンダム」の各国代表でネオアメリカだけは廃れたテンプレっぽいし、昔あった二次元のアメリカ人テンプレは現代の設定で使いにくい気はする。

改めて考えてみたが日本の二次元におけるロシア系キャラはやはり少なくない。特に混血キャラも考慮すると多くなるぞ?

混血を考えたら本当に多くなるというか、歴史系を除くと中国系キャラより多くなるのでは……
例えば「あの花」のめんまのように黒髪ではないキャラ、それも美形キャラを日本社会に出すための無理のない設定がロシア系の混血だしね。

しかしここまで「ラブライブ」の絢瀬絵里とロシアを関連付けないとか、中国でオタクやっているのにどうなんだよ……

うわ、素で忘れてた……恥ずかしい

ロシア関係のキャラの多さに関する印象は混血キャラをカウントしているかどうかによる違いもありそう。
その点を押さえた場合「ロシア系」は急増するはず。こっちで「中国人キャラ」といった場合、大体は中国国籍関係無くても中国文化要素があれば中国人認定になっているようだから、個人的にはその辺りについてあまり厳密に考えないで良いとは思うのだが。

漢字で名前を覚えると混血キャラのイメージ薄れるというのはあるしね。黄色の髪も二次元で考えると珍しくないし。



とまぁ、こんな感じで。
比較対象や定義が人それぞれな所もあるようで、捉え方も人それぞれになっているようでした。それにしても、いわゆる共産趣味的な方向の文化やネタは今の中国では意識されなくなってしまったのでしょうかね……

それと今回の件に限らず、中国オタク会話における日本の作品に出てくる混血系キャラの認識がどうなっているかというのはちょっと気になりますね。
機会があれば調べてみたいとは思うのですが、どういう切り口で調べればいいのかすぐには思いつかないですね。
今回の反応を見た限りでも「混血のキャラについて」といった方向だとライト層の反応を取りこぼしそうな気がしてきますから。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ちなみに攻略情報や管理人の進捗状況の質問をいただいている艦これのイベントですが、ダラダラ進めながらではありますがお陰様で後段作戦まで到達しております。今回はE2でもう乙進行ですが、ForceH札の扱いに気を付けるようにとの情報は特に助かりました。

それとこれも質問をいただいているFGOの夏イベの管理人ガチャ状況ですが第二部第六章のガチャが好調だった揺り戻しが来てしまったようで6周年の配布以降それなりに貯まっていたはずの石が溶けたのに収穫は礼装完凸のみな状態です、はい。

中国オタク「皆はアニメやマンガから得た知識で役に立ったもの、実際に使える生活の知恵みたいなものってある?」

ありがたいことに
「『はたらく細胞』のように中国ではためになる作品、勉強になる作品が歓迎されるそうですが、勉強とは別に雑学的な方向で歓迎されることってありますか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アニメやマンガで学んで役に立った知識、生活の知恵」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆はアニメやマンガから得た知識で役に立った、知って良かったのってある?実生活で使える知識みたいなものとかでも。
私は日常系作品からそれなりに生活の知恵を学んでいるのだが、他の人がどうなのかを知りたい。

日常系は確かにたまに使える生活の知恵とかあるね。
私は料理の仕方をそれで学ぶこともある。

自分は包丁の使い方、材料の切り方を「らき☆すた」で学んだのがその後かなり役になっているかも。

洗濯や掃除でもあるね。
洗濯物の干し方とか親に教わってなかったけど、アニメのおかげで学べたよ!

カゼをひいたらケツにネギを刺す!じゃなかった、首にネギを巻く。どこまで有効だったのかは分からないけど、やらないよりは良かった気がする。

「名探偵コナン」はトリック関連で良くも悪くもそういう知識が蓄えられる気がする。
実際にどれだけ使うかは分からないけど。

コナンの密室トリックで紐かけて外からカギをかけるというトリックは、私が戸締り当番だけどカギを忘れたときに非常に役に立ったよ。あれ以来コナンの映画は必ず見に行くことにしている。

精神的な方面での実用性だと「銀魂」のツッコミネタは考え方の転換に何かと役に立ったな。

役に立ったかと言われるとやや微妙だが、自分の場合はスポーツ系作品を見ているとオリンピックの時にルールや試合の駆け引き、注目するポイントが分かって楽しめるなんてのがあったな。

侠飯や深夜食堂からお手軽な料理をかなり覚えた。夜に見て冷蔵庫にある材料でいけると判断出来てしまったときは困ったね。
二次元系からちょっと外れるがいいよね?

時短レシピやお手軽料理はわりと参考になるよね
あと何作るか迷った時の参考資料としても活用したことがある

そういうので最初に流行ったのは「サンレッド」のヴァンプ将軍のさっと一品かもね。当時は結構話題になっていた。

あったあった
特に鶏肉を使ったのが当たりだったね。おかげで私のレシピが2つ増えた。

アニメで学んだと言えば紅茶の知識かなあ

自分も紅茶関係の知識、作法は二次元経由で知ったのが多いね。お嬢様が出てくる作品にはそういうのが多いような?

俺にとって実際に役に立ったというのは「とらドラ!」の竜児の掃除スキル。
見ていた当時は特に意識しなかったが実際に自分で家事をするようになってからは度々思い出しては役に立った。

最近の作品では何かないかな?
古い作品を該当箇所目的で探しながら見るのは厳しい……!

うーむ、最近のか……異世界にトリップする作品だと生活の知恵とかは無いよな……
異世界でも検索機能があれば俺TUEEEEEができるけど実用的かは分からない!

最近だと「はたらく細胞」とかはどう?

役には立つかもしれないが、あれは勉強の方だと思うが……

普通のは勉強方面だけど、「BLACK」の方は大人の生活に何かと関連するから見ておくのを強くオススメするよ!

「はたらく細胞BLACK」は確かに見ておいた方が良い作品だね。何かと「有用」な作品だよ。生活の意識、日頃の行動の認識が変化する。

近頃の作品なら特定分野の趣味がテーマの作品が良いかも。萌えの皮をかぶってはいるがしっかりした知識が提示されているから日常生活で使える知識が手に入ったりすることもあるね。
例えば「ヤマノススメ」のほどけにくい靴紐の結び方は実生活でも役に立った

「ソウナンですか?」の知識はためになった気がするけど、使う機会が無い事を祈る

あの作品の原作者が描いている別の作品に本人の猟師生活をネタにしたマンガがあるんだが、それも面白かったね。知識としてはやはりどこで使うのか分からんが。

アニメやマンガ、ゲームからは様々な知識を得られるのは間違いない。
でも役に立つ知識以上に、どこで使うのか分からない知識の方が増えていく……!

それは否定できない。
ただ使わなくても知っていると気分が楽になる知識というのもある。

生活ではないが、「ぐらんぶる」の身も蓋も無いオタク方面の知識で幻想を割り切って楽しむことができるようになったのでオタクとして生活していく上ではとても有用だった。
それにしてもああいう情報があってもファンを続ける、好きでいられるということについては何かと考えさせられた。

そういう生活していく上で、ということなら私の中では「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」がかなり大きな存在になっている。他の作品でもたまに出てくるが、エロ関係の雑学を摂取できるというのは何かと助かる。話題としても便利だしね!

なんとなく理解できる。
エロ方面の統計や雑学は自分の性癖の位置が分かって精神的に助かった。

こっちだと「正しいもの」以外は異常扱いにされがちだからな……どうやって調べたのか、どの程度信頼性があるのかは分からんが、ネットで調べても極端な話しか出てこないような分野だから、ああいう知識は案外有用だよね。

しかしアニメやマンガというか、日本の作品で学ぶ知識ってウチの国だとあんまり役に立たないよね。面白いだけで十分だけどその上で役に立てばもっと良いのにと思ってしまう。

国内の生活だとどうしてもね。
学校の勉強でも歴史ネタは範囲が違ったりするし、訳による固有名詞の違いで間違えたりするリスクもあるからむしろマイナスになる可能性が……

日本であれば日本の戦国時代や幕末を舞台にした作品はテストに有効とは聞くな。ちょっと羨ましいと思ってしまうよ!

私の陰陽師系作品で覚えた日本の平安時代の知識がテストで活かされることは無かった。作品の方は普通に楽しんでいたから別に悪い話ではないんだが。

知識関係は日本のテストなら役に立つのかもしれないが……みたいなのも多いからね。ただこのスレのテーマのように日常生活で役に立つこともある。
私はアニメで学んだ箸でポテチを食べるという習慣が生活の利便性を大幅に向上させたなんてこともあったよ。あれはとても良い。スバラシイ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に学んだ知識が役に立ったような気がする作品がイロイロと出ていました。

中国の感覚では日本のいわゆるマンガで学ぶ系のコンテンツは馴染みの無い分野ですし、このネタを教えてくれた方からも
「アニメやマンガで増える知識というのはありますが、その知識の実用性に関してはあまり期待したことは無かったです。アニメやマンガで日本語を覚えた!という話はあっても、実用的なレベルで日本語が使える人はアニメやマンガ以外でしっかりと勉強しているわけですしね」
「それだけに中国でも学んだ知識が普通に役に立つとハッキリ分かる『はたらく細胞』は衝撃的でした。当時は中国のアニメ好きの人達が何かと持ち上げていましたが、その気持ちはとてもよく分かります」
という話もありました。

中国の方ではやはりアニメやマンガなどのコンテンツ経由で何かを知るということや、その知識が日常生活でプラスになる、雑学的な収穫になるといったことに関しては、あまり実感が無いのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で大人気の「はたらく細胞」ついに人民日報で言及される
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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