「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「いきなり必殺技で終わらせるのはやはりダメなのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガ、向こうで言う所の「二次元」分野におけるお約束や定番設定についてイロイロと話題になったりしていますが、そういったお約束ネタに関して、ツッコミを入れて笑うだけでなく、背景事情諸々を含めて考察することも行われているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそういったお約束ネタ関係の話題で
「いきなり必殺技攻撃で終わらせようとする」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメマンガ特撮などなど、戦闘終了間際に使われる必殺技だけど、いきなり必殺技で終わらせるのはやはりダメなのだろうか?
そっちの方が戦闘時間も短くて良いと思うし、リアルさも演出できると思う。もちろん商業的な意味は理解しているが、特に理由はないけど必殺技までに時間をかけて当然みたいな演出ばかりなのは引っかかる。

いきなり必殺技で終わらせてしまったら時間が余るだろ!

逆に言えば、描写するネタがある場合はあっさり終わらせてそっちのドラマに入ったりするよね。
いきなり必殺技で戦闘省略はできるけど、省略する必要性が無いということなのは確か。

最初に必殺技を使うと残りの戦闘時間で負けシーンの描写になったりするよな!

その手のネタはよく言われているけど、近年の作品ではいきなり必殺技で倒せる敵の方が少ないと思うんだが。

確実に勝たなければいけない場面で、最初に必殺技というカードを切るのは結構な博打ではないかと。

最初に必殺技でボロボロにして、あとは軽い技でトドメとかは?
敵を弱らせればそれだけ被害も減るし時間も短縮できる。ゲームのように体力が残っている限り同じパフォーマンスを発揮できるわけでもないのだから。

必殺技は消耗するし隙も生まれるのがほとんどだからなあ……こっちがピンチになる可能性も考えられる。

大体の作品において、先に大技出した方が負ける。
先に技を出す、作品を出すということは逆転の余裕を相手に与えるということでもある。

それが定番の流れだけど、ようは「必殺技で倒せなかったらどうなるんだ」という話でもあるよね。

そうそう、ヘンな話になるが必殺技を「必殺」にするための状況をまず作らないといけない。話の中でも放映時間的な意味での「外」でも。

そもそも、必殺技が即座に使えるとは限らない。
車だってすぐに最高出力に持っていけるわけではないのだから、ロボや超人だってパワーを貯めなければならない。準備万端フルチャージで戦闘突入みたいな展開は珍しいだろ?

最初に必殺技から?
戦闘はまずバフデバフからだろ!

アニメの戦闘シーンは編集した結果で本来はもっと苦戦して時間がかかっているというのはどうだろうか。

実際の所、必殺技とはいかなくても、最強の火力だけ撃って撤退とかはダメなんだろうか?

例えばガンダムでそれやろうとすると、敵エースが潰しに来るぞ。
一方的に撃てる状況ならそれでいいんだが、二次元ではそういう状況ってあまり無いからね……

必殺技に関してはまず格闘や射撃でコンボ稼いで必殺技につなぐんだよ。コンボ数が低いと必殺できないのさ。

結局は伝統の話だ。例えばウルトラマンなんかは3分しか戦えないのに必殺技を使わず時間を浪費するみたいによくツッコまれているが、元ネタがプロレスだからね。必殺技に至るまでの演出が入るのは当然。
もっとも、時代と共にそれに付随した世界観やシチュエーションの構築は結構しっかりしてきていると思う。

「ULTRASEVENX」みたいに強いけど戦闘シーンがすぐに終わる作品だと、逆にいなくてもいいような印象になるから活躍しているアピールは必要なのだろう。
作品の中でも外でも。

ウルトラマンで言ったら目の前の正体不明の敵がゼットンだったらどうすんだよ、という話にもなるが。

そうそう。あと「ULTRASEVENX」は敵が弱過ぎる。(或いはセブンが強過ぎる?)
劇中ではまさに秒殺しているけど、他のシリーズだといきなり必殺技をやっても倒しきれないであろう防御力や特殊能力持ちの怪獣がいるから、格闘や小技で攻撃して敵怪獣の戦力を探りつつ必殺技につなぐのは間違いじゃない。

仮面ライダーもいきなり必殺技で終わらせられることは無いような。設定が積みあがった昭和ならともかく、平成だとむしろ必殺技で必ず殺せるという印象が薄い。

特撮でも実は必殺技を回避されたり何発か当てなければならなかったりするケースがあるし、必殺技が本当に必殺になっている作品って思ったより少ないんだよね。
もちろんレオパルドンみたいなのも存在するけど。

ヒーローはたいてい技のエネルギーと活動時間や生命力が共用されている印象があるし、必殺技で倒せずに戦闘力減少するリスクは大きいと思われる。

スパイダーマンのロボは本当に予算の関係で戦闘シーンが作れなくなった結果、最強になったということだからな……

必殺技が定番設定なMOBAや格闘ジャンルのゲームでも、いきなり必殺技で終わらせるバランスにはなってないよね。

いきなり必殺技を使うというネタについては必殺技の性質や効果次第な所もあるだろう。技によっては外したり回避されたりしたらどうなるんだという意見で終わりかねない。

必殺技が効かない、外れるリスクを認識している場合、初手に消耗の激しい必殺技を出すのは頭悪い戦い方だと思うぞ。

確実に必殺技だけで終わる敵ならいいんだろうけど、ゲームならともかくアニメや特撮内でそういうシチュエーションは少ないよね。
作品を詳しく見ていくと、いきなり必殺技を使わない理由は結構出てくると思うよ。

まずは演出のため、カッコ良く見せるためという理由が来るのは確かだが、それに加えて必殺技だけで倒せる敵ばかりではないというのも理由になるだろう。
逆に言えば「ワンパンマン」のような状態なら全部それで良いわけだが。

これって遠距離狙撃で敵を倒せばいいのにというのと似たようなネタかもな。

敵が弱すぎる、こちらが強過ぎるならそれでもいいんだろうけど、ほとんどの作品はそうじゃないのよね。

でも、結局はよいこの皆や大きなお友達に戦闘シーンをたくさん見せるためだよね。
玩具売ったり円盤売ったりしないといけないわけだから!!

対戦ゲームでは必殺技は「それで勝利確定」といった時に使うようなものになってたりするし、最初から必殺技使わないというのはそんなに無茶な話ではないと思う。
特に敵の戦力が分からない時に消費が激しい必殺技から入るというのは問題だろう。

必殺技って高火力の兵器をぶち込むのとはちょっと違うもので、連発できないといった制限や発動後に能力低下するみたいなものだったりするしね。
だから情報無しの状態でいきなり使うのは厳しい。

必殺技ってハイリスクハイリターンだし効かなかったら、回避されたら……という問題が常について回る。

いきなり必殺技で効率よく倒すってのは、ある程度の敵の情報があってのものだよね。見ている側は想像がついたり、作品設定を知っていたりするけど、作品内のキャラはそういう情報をしらないことがほとんどだ。

繰り返し同じのと戦う、同じ任務を行うなら効率のために最高火力をというのができるだろうけど、必殺技を持っているキャラによる戦闘って繰り返しにはならんからね。
ちょっと具体的なのが思い付かないが、複数の戦闘シーンがある回、劇場版なんかだと必殺技で簡単に終わらせる戦闘シーンがあったりもするんじゃないか。

このネタに関しては作品を見た印象と設定の差、それから設定の変化といった問題がある。
作品内できっちりと「いきなり必殺技を撃っても勝てるか分からない戦闘」という描写ができていれば問題無いんだけど、作品によってはグダグダな戦いに見えてしまったりする。
こういう考えになってしまうのは、作品のクオリティ的な問題もあるだろうし、戦闘描写の技術やお約束表現の変化の問題もあるんじゃないかな。



とまぁ、こんな感じで。
定番のツッコミネタに関して、イロイロと補足的な意見が出ていました。

中国オタク界隈では最近は設定に加えて、作品の制作される背景といったものも含めて考察されるようになってきているという話です。

そんな訳で昔と比べて中国オタク内部であっても
「濃いファンとそのジャンルや作品に詳しくない人で見えているものが違う」
といったケースが多くなっているとかなんとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の2019年4月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなってしまいましたが、中国の動画サイトにおける4月の日本の新作アニメの配信状況をまとめさせていただきます。以前にも書きましたが独占配信に関してはハッキリしない所も多いので明記はしておりません。


愛奇芸(iqiyi)
アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜
ULTRAMAN
八月のシンデレラナイン
フルーツバスケット


iqiyiは深夜枠のアニメに関しての動きは鈍いままのようですし、この分野は縮小ということなのでしょうかね。


優酷(youku)
ULTRAMAN
八月のシンデレラナイン
フルーツバスケット
ワンパンマン 第2期


youkuもオタク向け新作アニメから撤退かと思いきや、中国で現在も非常に人気の高い「ワンパンマン」が独占配信らしいということで、現地でも驚く人が出ているとのことです。
youkutudouになったり、配信コンテンツを整理したりと混乱していますが、2015年にはtudouの方でワンパンマンが独占配信されていましたし、そちらの関係が続いていたのでしょうかね。


テンセント
ULTRAMAN
賢者の孫
世話やきキツネの仙狐さん


国産アニメ推進のテンセントですが、「世話やきキツネの仙狐さん」に関してはキツネ属性が良かったのでしょうかね。キツネ娘は国産作品でも定番のヒロイン属性ですし。
近年の中国では獣系ヒロインは完全にキツネの一強状態になっているとかなんとか。


bilibili
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON
異世界かるてっと
ULTRAMAN
鬼滅の刃
キャロル&チューズデイ
賢者の孫
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
さらざんまい
少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん 第4シリーズ
消滅都市
川柳少女
ダイヤのA actII
八月のシンデレラナイン
叛逆性ミリオンアーサー 第2シーズン
ひとりぼっちの○○生活
フルーツバスケット
文豪ストレイドッグス 第3シーズン
ぼくたちは勉強ができない
真夜中のオカルト公務員
MIX
RobiHachi


bilibiliは今期も多くの作品を確保している模様です。
ちなみに「YU-NO」は修正が結構入ってはいるものの今の所は配信継続中とのことです。また「鬼滅の刃」も主人公の耳飾りのデザインに修正が入っているということですが、これは中国限定なのかそれとも他の地域でも修正している所があるのかちょっと気になりますね。



以上です。
1月に続き内容的に中国で配信できそうな作品はbilibiliを中心に大体押さえられているようですが、「ワンパンマン」など現地のオタク層の予想と違った配信サイトになった作品も出ているとか。
また「ULTRAMAN」は実質一括配信になっているようですし、ライセンス関係や配信のスタイルに関しても、新しい流れが出ているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
一応気を付けてはいるのですが毎回抜けや間違いが出ております。そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「尻子玉……」「スゴイものを見せられた」さらざんまいに対する中国オタクの反応

ありがたいことに
「さらざんまいの反応はありますか?中国にも幾原邦彦監督のファンがいると聞きますが」
と言う質問をいただいているので今回はそれについてを。

いただいた質問にもある通り、
中国ではマニア層を中心に幾原邦彦監督のファンがいますし
「さらざんまい」

に関しても「幾原監督作品が来る!」という心構えをして備えていた人がいるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「さらざんまい」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皿三昧、面白いね!
あとなんだかとても危険なシーンがそこら中にあって刺激的過ぎる。

やはり幾原監督の作品は何だかよく分からない。
しかしスゴイものを見せられた、繰り返し見てしまうという結果も相変わらずだ。

スゴイ作品だよな。どうスゴイのか言葉ではすぐに表現できないが。

幾原監督作品ってなかなか見ていると公言しにくいけど、今回は以前よりも更に見ているのを知られたら恥ずかしいというか……

そしてテーマが恐らくつながりと秘密。
我々はこんな作品を見てしまっていることを共有しないといかんのか。

俺は早速「華麗な演出の新作アニメだ」と布教して数人を陥れて数人に怒られたぜ!

まさに予想を上回る作品だった。
幾原作品だということで心の準備はしていたんだが、それを超えて、良い意味で驚かされたよ!

BLとゲイと美少年が違うというのを理解させてくれた気がする。

自分は百合は良いけどBL、それもここまで直接的なのはキツイ……演出はレベル高いんだけど……

かなり下品なネタを演出センスや作画で爽快な印象にされてしまうのは何だか騙されている気がする。見るけど。

騒がれているから見たけど、正直キモチワルイ作品だとしか……尻ネタ以外にも、人間関係がなんかゾワゾワする。
「少女革命ウテナ」や「ピングドラム」もダメだったが、今回もダメそうだ……

そう感じるのも間違いじゃないな。
下品でやり過ぎなのも確かだから、私だって他人に薦めるのは躊躇うよ

面白かったが、同時に日本のアニメの規制基準がどうなっているのか困惑している。芸術的なら、抽象化すればここまでやっても良いということなのだろうか?

歌がそのまま入る演出は「少女☆歌劇」や「シンフォギア」とかでもあるけど、こっちは絵面や描写されている内容が本当にヤバイな!!
しかも作画クオリティや演出センスはこれが一番良いようなことになっているのもヒドイな!!

見ているうちにどんどん引き込まれる。
映像も音楽もレベルは高いんだよな。

四月新番はパッとしないなーと思っていたら恐ろしい作品が来ちゃったな。
視聴体験的にはスゴイんだけど、内容を考えると頭痛がしてくる。

ヘンタイだけど俺は好きだ。それに第一話のストーリーの見せ方もきちんとしているし良い感じだ。
尻子玉?そこの悪趣味さは否定できんな!

「知られて困るような秘密を持ってるやつが悪い」と言っておきながら即秘密判明とか、フラグ回収が同じ回であるのとか良いね。世界観に関する意味不明な謎は相変わらずだが。

なんか意味が分からない。ほとんどのストーリーや伏線が第一話では全く関連していないように感じられる。
「少女☆歌劇」と違って、この監督の作品は見ている側には理解できない解釈できないシーンが多過ぎる。電波に対応できない人間は全部切り捨てかよ。

「ピングドラム」や「ユリ熊嵐」の時も、作品を理解できないと荒れていた人いたが、幾原作品は序盤で理解しようと思うのは無駄だし、理解できないことが嫌ならいったん距離置いた方が良いと思うよ。
メインストーリー自体は話数が進めば落ち着くしね。ただ偽娘やゲイや尻の穴関係がダメだと感じたら無理しない方が良い。

尻子玉……尻子玉か……

尻子玉取るあのシーンは本当になんていうか。
幾原作品は悪趣味だと毎回言われているが、今回は特にヒドイ。

菊の花に突入して玉掴んでからの噴出、なんかよく分からん全裸での秘密判明シーンとかもうやりたい放題……それでいて歌やBGMに謎のポージングも合わせて妙にカッコイイんだからなー

クオリティでも悪趣味さでも私の想像を上回ってきた。

尻子玉に関する言及や描写が自分の中に刻まれてしまった……しばらく忘れられないだろう……最近は日本の妖怪と言えば尻子玉というイメージが自分の中で生まれつつある。

自分にとって楽しめるか心配だったが、第一話はなんとかなった。4月の新作アニメの中では今の所一番の収穫かも。

幾原監督作品って、実際に見てみるまで分からないからね。
属性や設定、あらすじを見ただけでは作品を楽しめるか判断できない。

確かに。
この作品はイロイロな意味で「アニメである意義」が強い作品なのかもしれないね。アニメで見なければ伝わらない部分が多過ぎる。

同意だ。これはアニメだからこそという作品だ。
尻子玉掴むシーンとかはさすがに私も引いたが、他の部分は本当に良かった。伝統文化的な要素を加工してこんな作品にしてしまうのは「さすが」としか言えないね。

肯定的な意味で芸術的なアニメ、さすが幾原だと言えるのは間違いない。
しかし内容的に拒絶する人が出るのも当然かな……

細かい部分の演出も豊富だ。ピクトグラムによる演出も過去作品と比べて進化しているのが面白いから何度も見て更に一時停止で確認してしまう。
しかし、私も見ていて芸術的表現なら何をやっても良いのか!?とツッコミを入れてしまった。

正直に言えば、俺は見る前は主人公が男三人と言うだけで一話切りにするつもりだったが、刺激的な第一話のおかげで追っかけるの確定した。

男キャラが多いのはちょっと残念だけど、この雰囲気とクオリティはやはり幾原作品だから見てしまう。でも今回は内容が内容だし、見ている所を知り合いには見られたくないな……

それにしてもさらざんまいって何だよ……本当に何だよ……

直近の幾原作品に比べると謎はあっても視覚的ストーリー的には分かり易いし爽快感も強いよね。
でもやはり一般向けでは無い。

第一話から特殊過ぎる性癖、もとい文化がたくさん出てきて逆に「理解しないでもいいや」と言う認識で対応できるようになった。

やり過ぎだというレベルを超える何かだった。
一回目はなんか引いてしまう部分があったが、繰り返し見るうちになんだか気持ちよくなって来た。

スレの発言を見た感じでは、どうやら性癖がストレートな自分には合わない作品だと理解できた。

ストレートとか以前に、電波にチャンネルが合うかじゃないかな……俺もストレートだが楽しめているのは間違いない。

面白いんだけど、内容がやはりね。自分の中で普通のお色気サービスシーンはまだ余裕があったんだと理解できた。
人気がどうなるのかはともかく、現時点で今期最も「一人で見たい作品」なのは間違いないだろう。



とまぁ、こんな感じで。
心の準備を上回るなんだかスゴイのが来てしまったと感じている人もいるようでした。

「さらざんまい」に関しては、私の知り合いの中国オタクの方からも
「どこまでついていけるか分からないけど、今の所は面白いから追っかけます!」
などという話が聞こえてきますし、どの程度の人がついていけるのかは分かりませんが、中国オタク界隈にちょっとした衝撃を与えているのは間違いないようです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の部活のマネージャーって何が楽しくてやっているの?雑用させられているだけなのに」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国に入る日本のアニメやマンガは学校を舞台にした作品が多いですし、中国オタク界隈では日本の学校生活に関する話題が頻繁に出ています。
この辺りの話題に関しては「学校生活」という共通のカテゴリであることから、想像しやすく理解しやすい部分もあれば、想像がズレて混乱する部分もあるようです。

中国のソッチ系のサイトではそういった話題の一つとして
「部活のマネージャー」
などに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の部活のマネージャーって何が楽しくてやっているのだろうか?雑用させられているだけなのに。

二次元ネタを除外して考えると……そのスポーツに関りたいからじゃないかね。
サッカーのサポーターや応援団的なのを更に近い場所でやれるわけだし。

日本の部活のマネージャーの存在に関しては自分も昔考えたことがある。
でもイマイチ分からんままだ。部活で青春満喫している人間がいる横で、なぜ雑務をわざわざやろうとするのか……

女子マネージャーが甲子園や国立競技場に行く、そこまでいかなくとも大会に参加して優勝を目指す体験をしたいとなったらマネージャーになるのでは。
ある意味では自分の望みをかなえるために。

甲子園に行きたいなら、女子ではマネージャーになるしかないからな。

女子の場合、学校内の地位に関する理由があるはず。運動部のマネージャーの女子は学校内での上位階級に所属しているんだよ。
日本の学校では運動系の部活の地位が高いから、そこに所属するマネージャーの地位も当然高くなる。

ふーむ、アメリカのチアリーディングみたいなもんなのかね。

日本の部活ってリア充の場所になるし、少なくとも所属することによって組織的な背景を獲得できるからな。
部活に所属することが自分の学内の地位を高めるというのはあると思う。ずっと部活に所属しない帰宅部だとリア充非リア充以前の状態、友達がいないレベルになるのでは。
その点から考えると、サッカーや野球のマネージャーというのは悪くない選択肢になるのだろう。

実際どの程度のレベルなのかは分からんが、二次元や実写など、日本の作品における学校生活では運動系クラブの男子は地位が高いからね。
ただそういう実利的な部分もあるだろうけど、好みややりたいことと合致するというのも理由なのでは。ちょっと憧れている先輩がいるとか、スポーツやる男子がカッコよく思えるとかだけでも選択肢にはなるだろうし。

その理由はとっても納得できる。
ウチの大学のバスケチームのマネージャーの女子はまさにそんな感じの憧れと地位とその他諸々の動機でマネージャーやってる模様。

俺は女子マネージャーと言うと薄い本のネタくらいにしか捉えていなかったが、しっかり考えていくと色んな見方ができるものなんだな。

納得はできるけどあまりにもあからさまな理由については知りたくなかったなあ……
そう言えばマネージャーって必ず女子がやらないでもいいような気がするんだけど、どうなの?男子がやっても問題無いか、男子の方が体力的に向いているような作業もあるように思うんだが。

日本の部活も女性だけじゃく男性のマネージャーというのが普通にいるらしい。野球部でもサッカー部でも。
女性なのは話の都合という面もあるようだ

「スラムダンク」の彦一はやっていることはマネージャー的だけど、一応選手だったか?

彦一はベンチ入りを目指している発言があったし、選手だと思う。
あとスポーツ系作品によくある、相手チームの偵察部隊にいる生徒ってマネージャーなのかね。それともレギュラーになれる望みの無いヒマな選手が派遣されているのか。

スポーツ系だと、応援するだけより更に一歩進んで直接手伝うってのは不思議じゃないような。
スポーツが活発な地域なら珍しくない。

ネットゲームでも補助系やりたがる人いるし、メインでやるより他人の手助けをして満足するタイプの人間もいるってことでしょ。

別に競技やらなければいい目を見れない楽しめないってわけでもないからね。
裏方に回るのが好きな人もいる。

どの程度の労働強度と楽しさなのかは分からないけど日本の高校の部活のマネージャーというのも不思議ではない。
ウチの国でも大学のチームには女性マネージャーがいたりするしね。

あとはマネージャーやって、マネジメントを実践するとかだろう!

分かっていてネタにしているとは思うが、日本の部活の「マネージャー」と「management」は別モノだぞ……

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」だったか。部活モノとしてはそれほど面白くなかったし、オチもしっくり来なかった印象が。

あれどこまで本気の作品なのかが分からなかったな……作画も崩壊していたし……

マネジメントで思い出したけど、何かを主催するならともかく日本の部活の「マネージャー」になるのは学校の経験としてはどうなんだろう?
管理する側じゃなくて雑要する方では仕事の経験としてもそれほど意義はないように思うんだが。

そこは何かを学ぶ、経験する意義よりも好きなことをする体験の方が重視されるんじゃないか?それに好きなことの才能が無い人間もいるし、才能のある人間の活躍の手助けをする機会というのも経験として悪くない。
社会に出れば自分が前面にいられる場面ばかりじゃなくなるしね。

経験とかをあまり難しく考えないでいいんじゃないか。
二次元ほどじゃないだろうけど、カッコイイ「学校のアイドル」みたいな先輩やチームを追いかけるのも動機としては不思議じゃない。特に若い時は。

私もそっちの方が部活のマネージャーになる動機としては理解できるかなあ
日本は部活に所属した方が学校生活や進学に有利と聞くし、その中で自分の好みによる実利を考慮するのも悪いわけじゃないだろうしね

俺は部活のマネージャーの仕事って普通にいい経験になると思う。
むしろ、スポーツをやっているよりも多方面に応用の効く経験なのでは。それに加えてスポーツ観戦やサポーター的な方向で自分の趣味も満たせる。

確かに。
以前他所の大学の運動系サークルの女子マネージャーの子もそんな感じのこと言っていた。大学だけあって更に将来のコネ的なものも加わっていたが。

男目的のマネージャーって本当にあるのか?
二次元でさえ部員とマネージャーの恋愛は禁止されているんだぞ?

そこは学校や部活の規模とレベル次第じゃないか。
それに禁止されるってことは当然前例があるわけで。

日本の部活のマネージャーに関しては、勉強や経歴のためという意味も間違いなくあるよ。
日本ではバイトに応募する際に部活のマネージャーの経験はかなり有利にはたらく。日本では「部活の経験」というのが人間関係構築能力やコミュニケーション能力の判断基準の一つになっている。

日本の部活って学生の経歴における武器の一つと言う話も聞くね。

経歴や人生経験を豊かにしようというのは理解できる。もちろん勉強があまり忙しくない時の話だが……

確か日本の学校では進学の際の生徒評価に影響するから部活に入るという意義もあるらしい。その場合、結果の出せる運動部というのは比較的有効な選択肢になるのでは。

自分の中では女子マネージャーって、彼氏を見つけるためとか憧れの先輩のためみたいなイメージになってしまうが、これは二次元だろうからなあ

いや、運動系の部活に関してはそれも動機になるんじゃないか?

ウチの国だって女の子と知り合いになりたいから、女性の割合が高い、女性の数が多いサークルに入ろうとする男は結構いるからな。
男女関係は重要な動機だよ。特に日本の高校では恋愛するのが当然だからね。

どうも雑務をやることや裏方になることに抵抗がある、想像し難い人がいるようだけど、ちょっとした例えを考えてみてくれ。
ラブライブ!のアイドル達のマネージャー……いや部活だからそこまでいかないか……比較的近い位置で雑務をやれるとしたらどう思う?

なるほど、よく理解できた。それなら自分も喜んでやるわ。



とまぁ、こんな感じで。
引っかかっている人もいれば、納得できている人もいるようでした。

日本の学校生活に関して、最近の中国オタク界隈ではコンテンツ経由の他に、留学や仕事などでの日本滞在経験による情報もはいっているようですし、一昔前とはまた少々違った認識になっているという話も聞きます。

また中国の学校生活もイロイロと変化しており、近年大学によってはサークル活動も活発だそうですし、そちらの方の経験や情報から日本の部活動的なものを把握しやすくなったりもしているとのことです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「非常にあだち充だよね」「スポーツ系作品なのに人が死ぬの!?」MIXに対する中国オタクの反応

ありがたいことに
「今期の新作アニメMIXの中国での反応はどうでしょうか?中国ではタッチやH2などのあだち充作品のファンもいると聞きますが」
と言う質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「MIX」

は現在中国の動画サイトの方でも配信されているようですが、野球という題材的にやはりオタクの間でも一般的な人気獲得は難しいようです。ただ中国オタク界隈では過去に「タッチ」「H2」「クロスゲーム」といった作品に触れたことのある人からの注目が集まっていたりもするようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「MIX」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「MIX」が自分にとってかなりの収穫だ。
安定したクオリティで演出も良い。第一話の最初に昔の放映形式にした演出とか自分の中の思い出を刺激してくれる。

このアニメ、非常にあだち充だよね。

言いたいことがとてもよく理解できるぞ。
以前のアニメ化作品に比べて、更にあだち充のマンガに近いアニメになっているね。絵柄以外にもカットやテンポとかも。

野球作品はしばらく見ていなかったけど、ボールの音を聴くと気分がのってくるね。

熱いスポーツ部分と、繊細な感情による恋愛部分が両立するあだち充作品が大好き。「MIX」もメイン三人の描写に安心しつつ期待が高まっている。

今の時代に大人気にはならんだろうけど、私にとっては非常に嬉しい作品だね。

こっちだと野球ってだけで難しくなるからな。
作品を理解するためにまず野球を勉強しなければならないということになるし、甲子園を話題にできるのはマニアの間だけだから。

「おおきく振りかぶって」にハマった子が野球のルールや習慣を把握するのに苦戦していたのを思い出したよ。
あだち充作品はキャラクターの関係中心に見ていけばいいからまだ野球作品の中では楽な方だけど、それでも最低限の知識は必要だからね……

俺はあだち充作品を野球作品としては評価できない。
無敵の投手が中心になるストーリーは見ていて引っかかる。「MAJOR」なんかもそうだが、投げては160キロ以上、打ってはホームランじゃ戦術も何もあったもんじゃない。「ダイヤのA」のように投手だけでなく走攻守を全面的に描写する方が見ていて面白いし、野球の魅力だって描写できるのに。

あだち充の野球作品は甲子園を目標とした青春ストーリーだから「野球の魅力を描写する」のとはまたちょっと違うからね。
他の野球アニメも悪くは無いんだけど、キャラが多くなると描写が分散してストーリーが冗長になったり自分が見たい部分のストーリーはいつになったら進むんだみたいなことになったりするという問題も出てくる。あだち充作品はその辺がすごい楽なのよ。

野球関連でちょっと分からんのだが明青って野球部としてはどうなの?
練習緩いみたいだし、そこから甲子園に再度出場するのは難しいと読み取ればいいのかな?

中学に関しては練習量の問題よりも、監督と金持ちの息子の件で部が組織的に崩壊中なのが問題といった所かな。

元々明青は弱い所で、甲子園に出た時も達也がいたから出られたようなものだ。
「タッチ」の頃の明青も問題は多かったし、それを考えると「MIX」の明青はまだマシな空気になっている気がしないでもない。

明青の過去の実績は天才のおかげだから……
もっとも、あだち充作品でも段々と天才一人だけでは甲子園いけないという認識になっている。現実でも近年の大会では天才投手だけで甲子園出場というのはほぼ無理になっているとか。

今になって考えてみると、「タッチ」の明青は監督の西尾が最大の問題だったような……

あだち充作品の中で、明青野球部の体質はかなりクズな方だからね。柏葉英二郎を陥れなければ甲子園いけたかもしれないという過去もあったし、弱くなるのも当然な気もする。

私はやはり達也と南ちゃんがどうなっているのかが気になる。
作中時間でもリアル時間でも30年経っているようだし、結婚して子供がいるみたいなことになっているのか。南風も既に無くなっているようだし。

「MIX」は自分の中では野球作品というより、あだち充作品というカテゴリだね。野球作品を見るというより、あだち充作品だから見ている。

理解できるよ。飛びぬけているわけではないけど、安定した作風だから安心して見ることができる。浅倉南のナレーションも合わせて、回顧ネタ作品だけど自分は大歓迎だ。

声優ネタもそこそこあるよね。浅倉南役がナレーションだったり、内田姉弟が兄妹役になってたりする。
俺は原作は読んでいなかったけど、絵柄と演出でなんか懐かしい作品を見ている気分になって、追っかけるの決定した。

私は野球に興味ないけどメインキャラの声優で見始めたらストーリーや雰囲気も普通に気分よく見れて思わぬ拾い物をした気分だ。

主役が梶裕貴だから声優で見るのをやめた人も出るだろうキャストだが、俺は嫌いじゃない。

青春恋愛ストーリーとキャラの描写に関してはあだち充大師はとても信頼できる。

しかしあだち充作品だから、車が出た瞬間に警戒してしまう自分がいる。

コメント弾幕もキャラ死亡ネタが多いからな……

それちょっと不思議なんだが、みんな頻繁に兄弟のどっちが死ぬのかそれとも妹が死ぬのかみたいなネタを口にしているけど一体なぜ?
「MIX」って野球がテーマだからスポーツ系作品でしょ?それなのに人が死ぬの!?もしや心理的に備えておかなければならないタイプの作品なのか!?

あだち充作品を見るのは初めてか?
あだち充と言えば重要な人物が死ぬのがお約束だぞ?

あだち充作品で必ず重要人物が死んでいるわけではないんだが、死ぬときは極めて印象に残る上に作中のキャラの人間関係に強く影響するような死に方なんだよ。
それにアニメ化されて人気になった作品で死んでいるからね。「タッチ」は伝説だし、「H2」も非常に印象的、「クロスゲーム」もストーリーの鍵になっている。

「タッチ」の上杉和也に関しては後から考えると本当にスゴイことやったと思うけど、当時のファンは阿鼻叫喚だったらしいな。
自分は知り合いからネタバレ食らったが、それでも知った時はかなりのショックだった。

あだち充は死ぬ前提のキャラを出して人気が出ても変更せずに押し通す。爽やか系だからと無警戒でいるとダメージが来る。だから兄弟姉妹的に近い人間がいると警戒するのも無理はない……!
近年の作品は基本的に爽やかな青春系、アニメ第一話から漂う雰囲気なのは間違いないんだけどね。

あとネタと言えば、兄弟が似ていないというセリフがあったけど、あだち充のキャラだから説得力がない。

お、俺はさすがに主人公級は区別はつくようになったはず……

時代や作品ごとに絵柄が変化していくから作品が違うと区別はつくかもしれないけど、あだち充の今の絵柄でタッチのキャラを描いたとかになると区別できる自信ないかも……

なんか皆の話を見ていると、原作がまだ決着ついていないようだが、原作足りるの?

アニメは1クールしかないようだから、心配しないでいいぞ。
原作はまだ甲子園に行っていないし、第一期は途中で終わる予定なんだろう。原作と合わせて長期的にやっていってくれると嬉しいんだが。

原作の方でもいまだに達也と南ちゃんが出ていないんだよな……いつになったら出てくれるのか。

ちょっと顔を出してくれれば満足なんだけどねえ。

「タッチ」は名作だし個人的に一番好きなスポーツ系作品だけど、さすがに今の時代だと通じないか。ランキングでも伸びていないし。
やはり「タッチ」を知っているか、この作品から「タッチ」をはじめとした一連のあだち充作品に手を出すのはいないのかな。

そういう人は少ないだろうな。
この作品に食いつくのは上の世代か、たまたまあだち充作品を見ていた人がほとんどだろう。

「タッチ」はウチの国のテレビでやっていたから私の世代だとみている人も多いけど、若い世代は見る機会そんなに無かったんじゃないかなあ

「タッチ」もいいけど、「クロスゲーム」もオススメだ!

自分は「クロスゲーム」から「タッチ」、「H2」の流れだった。
4月新作だと「MIX」は個人的にかなり好みだが、同じリメイク枠の「フルーツバスケット」に比べるとテーマ的にもファン層的にもどうしても厳しいね。

リメイクや続編系だと絵柄とかの作品の雰囲気が合わないことも少なくないんだけど、MIXはなんかとてもしっくり来る。逆に今期新作だと「フルーツバスケット」は絵柄かなり変えてきたから、古参には不評だけど新規取り込み的にはあっちが正しいやり方なのかね。

あだち充作品からオタクになった者としては、「MIX」を見ているだけで昔の気分を思い出せるから貴重な作品だ。
毎週まったりと見ていきたいし、じっくり続いて欲しいなあ



とまぁ、こんな感じで。
新作アニメでファンが広がるのかはわかりませんが、あだち充作品を知っている層からは歓迎されている模様です。

ちなみに中国では90年代後半に「タッチ」がテレビで放映されていたそうですし、その後もマンガやアニメ経由であだち充作品が定期的に入っているとのことです。
そんな訳で「MIX」に関しては中国オタクの上の世代を中心に懐かしさやお約束的なものを感じられる作品になっているのだとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「好きな作品が有名になって欲しくなかった……などど考えてしまう自分に困っている」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

ぼちぼち4月の新作アニメが始まっていく時期になってきました。
近頃の中国オタク界隈では作品によっては、新作アニメが始まる前〜始まった直後に「原作党」とも言われている原作ファンや、特定のクリエイターやアニメ制作会社を追っかけているコアなファンが中心となって話題を盛り上げようとする動きが出るようになっています。

そういった動きは初動の人気に結構な影響があるとされていますし、結果としてその後の人気爆発につながったケースも出ています。しかし
「大人気になる前からその作品に注目していた」
人達にとっては、人気になり過ぎるとちょっと複雑な気持ちにもなるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「好きな作品に有名になって欲しくなかった」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


好きな作品が有名になって欲しくなかった……などど考えてしまう自分に困っている。
自分が昔から大好きだった原作のアニメが大人気になってファンが増えすぎると複雑な気分になる。
ファンが増えること自体は良いことだと分かっているんだが……

分かる。自分だけのものではなくなるような気持ちになるんだよね。
それに動画の再生数やレス、フォロー稼ぎのネタとして軽く扱われて、それがまたランキングの上位に来るからどんどん微妙な気分になったりね。

上下は無いはずなのに、あいつらには愛が無いとか思ってしまう。

ファンなら作品が更に語られることになったのを喜ぶべきだ。
優れた作品であることが証明されたんだからね。もし話題にならなかったら大した作品ではなかったという証明になってしまうのだから。

原作党はめんどくさいヤンデレ。

いや私はファンの間に階級を作ろうとする選民主義者だと思うね。
オタク同士だとありがちだけど、アニメ経由の人気が絡むと激化する。

原作党がみんなめんどくさいファンみたいなことは言わないでくれ!
俺だって気にしているんだから!!

自分の優越感を守るために新規のファンを叩くから原作党が嫌われるんだぞ。作品は昔からのファンの道具でも、ファンコミュニティの閉鎖性を守るための道具でもない。
……でも同時に、好きな作品が軽く扱われるように感じるもどかしさも間違いなくあるよね……

アニメ化されない作品のファンとしては、贅沢な悩みに思えますなあ

マイナーな音楽がメジャーになってというのと似たような話かな。
作品そのものは変わっていないのに、受け取る側の気持ちが変わってしまう。自分の好きな作品が「大衆化」して優越感の旨味がなくなってしまうわけだな。

結局、どのジャンルでもありがちな話だよね。アニメマンガ以外にも歌とかでは特にありがち。

歌や音楽は流行ってそれでいいけど、アニメの場合は原作まで把握してくれる人がなかなかいないのがもどかしい。
そして原作を知っていれば言わないような発言をしてくる……

「はたらく細胞」の時とか、アニメの前に何度も布教したけど広まらず、アニメでネタになるのが出てきたら一気に広まって社会現象級になった、当時は本当に複雑な気分になったわ。

最近だと「かぐや様は告らせたい」もそんな感じだったね。
三話EDの藤原書記のダンスで一気に人気になった。

こういうのは認めるしかないんだよ。
ウチの国のオタク界ではアニメ無しの原作ファンだけでは数が少な過ぎる。埋没してしまうよりはよほど良い。

割り切るか、見なかったことにするしかない。
そのうち慣れるし、アニメで加熱した流行りはそんなに長く続かない。

人気になること自体は歓迎するんだが、特定のネタで注目されてそれが作品の一般的なイメージになるとか、それだけで人気になったみたいな風評被害はちょっともにょる。上で出ている作品で言うなら血小板とかEDのダンスとかね。

作品自体の評価とファン集団の雰囲気や評価は別に考えたいが、オタクやっているとなかなか難しい。
ただ好きな作品が幾つもアニメ化せずに消えていった経験があると、「好きな作品が人気になり過ぎないで良かった」とは言えん。人気になってファンが増えて作品の話題で盛り上がれる時間が長くなるのは幸せなことなんだよ。

作者側にしてみれば、アニメで人気になって嬉しい以外ないと思うけどね。

ここで愚痴るのは構わんが、他では言わない方が良い話題だな。
他人が作品を見るのも、作品を好きになるのも止めることなんてできない。結局は自分のモヤモヤになれるしかない……

そして、後から入ってきたセンスのあるやつ、熱意のあるやつに自分がファンとして追い抜かされるまでが基本だな!!

アニメから入ったヤツと自分を比べて……みたいなのは結構キツイかも。
そうなると競えるのはラノベやマンガとかの原作を見ていたかどうかのような、時間と蓄積の話になってしまったり。

後から興味を持った、流行りの話題を見て好きになっただけで文句言われるとか、アニメを見るためのハードルって高いんだな
だから原作党の発言がめんどくさくなるわけだ!

理性的な新規ファンだけが増えてほしいという選り好みはダメだろうか。
いや原作党としても、自分の好きな作品が人気になって、興味を持ってくれた人が増えて、作品の話題で盛り上がれる仲間が増えること自体は嬉しいんだよ。

でも現実としては原作マンガを知らないからってだけで差別、そこまでいかなくても上から目線で語られるからねえ……そうなると新規ファンと原作ファンの対立も加速する。

どの作品も古参だけで固まってしまうような所は出る。
そこが対立の原因になるか、境界が消えるかは作品ごとに違うけど。

アニメ化で面白い部分を改めてみると、グダグダな原作をいまだに諦められずに見ている自分を思い知るというケースもある。
正直に言わせてもらうと、面白い部分を一番良いタイミングで楽しんで盛り上がれているのが羨ましくなったりするわけだ!

長い作品って、段々と惰性で追いかける所も出てくるからね……

型月厨やっていると後発に抜かれるのはよくある話。
基本的に新しく入った方が、最新の正しい知識をきちんと身に着けられることについては何とも言えない気分になる。昔の知識は伝達の過程で歪んでいたり伝達者の脳内設定が混じったりしているから……

そしてそれを認められずに長文コピペのマウント合戦になるのもセットだ!

このレスの話題のような方向で混乱した作品だと「進撃の巨人」が思い浮かぶ。
弾幕コメントは荒れたし、作品は少数の古参のファンのためのものなのかとかでゴタゴタしたっけ……

人気が爆発して作品を見る人が増えれば、本当に好きな人も増えるしそういう人が残ってくれることを期待できる。
「進撃の巨人」も時間が経って残ったのは作品を理解した、ファンコミュニティのコアになれるような人だったし、おかげで続編のアニメ配信が難しい現在の状況でも話題が続いている。
大波に慌て過ぎない、過敏な防衛反応をしないようにするのがベターだよ。

ウチの国は風に従うようなのが極めて多いしその影響も大きいけど、そういうのって何か月も続くわけじゃないからな。
騒ぎが過ぎ去れば問題なくなる。イタイ連中も荒らす連中も次の場所に移る。

原作党も発言は目立つけど、数としては少数だし、騒ぐのも少数。
大多数は普段沈黙している層だから、あんまり気にしてもしょうがない。あと原作党って、アニメの途中で原作にも手を出したような層は原作党と認めるのか?

ネットだとあまり区別付かないし原作党になるんじゃないか?
あと本当のファンなら第一話を見た時点で原作をすぐに最新まで全部読め!みたいなこと言われるんじゃないかな!

それってクリエイターに金入らないケースじゃねえか……一応近頃は原作の中国語版公式配信とかもあるけど、日本の最新版まで把握しろとかいう話になるんだろ?

結局のところ、自分の好きな作品なんだから他人が何を言っても気にしなければいい。

マイナーな時はそれも楽にできるんだけど、ヘタに大人気になると難しくなるんだよ……

あとヘンに盛り上がっておかしなファンや炎上によって妙なイメージが付くような風評被害も困る。ただでさえ中国国内での人気は日本の作品維持の根拠になる売り上げに影響しないのだから。

再生数がその後の価格に関係するから、国内の人気がライセンサーにとって無価値というわけではないよ。
さすがに日本の原作者に対して即座にいい影響が出るわけではないだろうけど、海賊版や字幕組のファンサブに比べればよほどマシだから、人気になって悪いわけじゃない。

作品自体にダメージが来なければいくら流行っても良いんだけど、最近はpixivとかtwitter経由でイロイロとルートが出来てしまっているから難しい所もある。
国内のファン界隈だけならまだ問題無かったようなケースもある。

個人的に困ると感じているのが、一つのネタが看板になって人気が広がるケースかな。かぐや様の書記のダンスみたいに。
それが全ての人気の理由みたいに言われるのは我慢ならん。

本格的に人気になる作品って、下地があるからね。
一発ネタが導火線になることはあっても、それだけではすぐに埋没する。その後も継続して話題が続いてPV数稼げるのはやはり力のある作品でないと。

とりあえず個人的な問題なら、動画サイトの弾幕コメントを切っておけばかなりマシになるよ。weiboやBBSなんかは住み分けもできるから、合わない所には近付かなければいい。

原作党の上から目線もなんだけど、一発ネタで興味持って入ってきた人でも別に気にしないけど、極端な発言ばかりだったり、特定のネタ以外語れなかったり、認めなかったりってのは困るな。

「そのネタだけ見に来た」とかコメント残して、更に他のキャラをバカにしていったりするのもいるからね……実際、自分の経験でも空気が悪くなったりしたことがちょこちょこあったよ。

同じ作品やシリーズ内であっても、自分の見ている方を持ち上げるために、それ以外を悪意のあるネタにしたり、格下の扱いにする……そういうのは「禁書目録」と「超電磁砲」の頃からあった話だ。
不快だけど、そういうのは自分の方で防衛するしかない。最近はミュート機能とかも使い易くなっているし、環境に嘆くより自分で上手く調整する方が楽よ。

でも人気が爆発しなかった作品のファンからすると、爆発した作品はやっぱり羨ましいわ
こっちはアニメ化でファンコミュニティが広まると期待したけどそんなことにはならなかったし、各話の再生数を見るたびに悲しくなるんだ!



とまぁ、こんな感じで。
マイナーな頃から追いかけていた作品がメジャーになってしまうことに対する複雑な感情に加えて、中国オタク界隈での人気爆発による影響についての話も出ていました。

中国ではアニメがオタク系コンテンツの中心となっていますし、マンガや小説だけでは一部の人気で終わることがほとんどで、アニメにならなければ「大人気」というレベルになるのは難しいといった事情があります。

アニメ化の影響は日本よりも強烈なものになりがちですし、アニメ化で一気に人気が爆発した結果、ファンの傾向やコミュニティの空気が大きく変化することも珍しくありませんし、昔からのファンの人が突然の環境の変化や新たなファン層を意識する場面も多いのでしょうね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「三国志で美形キャラと言えば趙雲と郭嘉だ」「女性が三国志武将好きって言うのはかなり珍しいよね?」

先日の魂斗羅ネタの記事に関して、
上海の公安が魂斗羅ネタ動画作成「残機30人はないけど、平和を守る心はあるぜ!」
中国国内のレトロゲーム人気事情に関するネタをイロイロと教えていただきましたが、おかげで休みがつぶれるという困った事態に。
以前中国の昔のゲーム事情を調べた時は面白い情報や有用な情報がなかなか見つからず諦めたのですが、今は動画でゲームネタを扱うことが増えているので、レトロゲームネタもイロイロと活発に出ているのが嬉しいですね。
ただやはり、かなりの時間泥棒なのがなんともかんとも。


それはさておき、今回の更新を。
ありがたいことに三国志ネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

最近の中国では若者向けを中心に三国志ネタを扱うコンテンツが増え、一昔前の中国における三国志ネタの活用の少なさを知っている身としては時代の変化を強く感じてしまったり。
また現在の中国の三国志人気の中で、中国独自の好みやイメージのようなものも形成されているとのことです。

中国のソッチ系のサイトでは
「中国での女性からの三国志人気」
「イケメン扱いの武将」

といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


この間三国志武将に関して熱く語る女がいて驚いたんだけど、ウチの国で女性が三国志武将好きって言うのはかなり珍しいよね?
それとも自分の認識が狭かったんだろうか?

ウチの国だと男女で三国志を語ることが珍しいから驚くのも分かるけど、昔からジャンルとしては強いぞ。
コスプレも美形ネタで三国志(無双)が強かった時代ある。

さすがに昔からってほどではないだろ。オタクだけを見てもわりと最近。
三国演義はもともと女性向けでは無いし、女性向けのコンテンツとして改造された国産作品は無かったのだから。

歴史ネタを語る女性はかなりレアだよ。
宮廷ドラマとか歴史系トリップ作品とかは人気だし、歴史ネタが女性に好まれないわけじゃないと思うけどね。

女性キャラに怪獣好きがいるんだから、三国志好きがいても不思議ではない

グリッドマンな例えはどうかと思ったが、よく考えたら日常生活で怪獣ネタを語るのと同レベルかもしれんな。歴史上の人物の好みを語る女性はいるけど、オタクレベルまでいくと……

三国志は美形キャラが少なかったのも理由だろうか。でも最近は三国殺のイラストとかで美形キャラも増えたし違うのかな?
(訳注:三国殺は中国で大人気の三国志ベースのカードゲームで現在はソシャゲなどを中心にイロイロなジャンルの作品があります)

三国殺もあるし、変わったのは三国無双辺りからの流れもある。国産作品枠だから、ウチの国のコスプレ文化が発展する過程で美形コスプレ枠として使い易かったというのもあるし、そういう方面での女性人気は間違いなくある。
ただ女性の間での一般的な話題としてはやはり少ないかな。オタク向けはコスプレかBLになりがちだから……

現実を見れば分かる。女性で三国志好きなのってほとんどいない。

三国志で美形キャラと言えば趙雲と郭嘉だが、この辺は女性人気も高い印象だけど。

中国には歴史好きの女性は少なくない。俺も何人か知っている。
少なくとも日本よりは多いだろうね。日本の若い世代はアイドルや流行を追いかけているから歴史に興味のある人間は皆無だ。俺の会った中では一番知っているので織田信長だけは知っているというレベルだった。

日本は「歴女」なんてのがジャンルとして確立して、そういった層向けの商売が活発だぞ?
刀剣乱舞界隈とかガチなのが多過ぎて正直コワイ。光栄も昔から女性向けの歴史作品、耽美系作品を出しているわけだし、商業的な市場も成立しているとみて間違いない。

ウチの国にも歴女がいないわけではないと思うが……

既に出ているが、人気がありそうなのは趙雲や郭嘉といったカッコイイ系だろうね。。

趙雲は男女ともに昔から人気は高い。実際にどうだったかじゃなくて、創作において強い上に精神面もきっちりした美形として扱われているから分かるな。
あとは諸葛亮や周瑜、最近は男の間では曹操の人気が一番高いみたいな印象もあるが……

私は小さいときに諸葛亮に嫁ぎたいと思っていたことがある!

趙雲はともかく、郭嘉はなぜだ?
普通に考えれば三国演义で魏の人気キャラになるのは曹操以外いないと思うんだが。

だからその二人は美形キャラなんだよ。能力が優秀なだけじゃない。趙雲が爽やかなイケメンなら、郭嘉は知的なイケメンだ。
いくら強くても許チョや張飛の、いくら頭が良くてもホウ統の女性人気が高くなるわけではない。

趙雲と郭嘉は現代の三国系コンテンツではカッコイイ系の扱いになっているよな。

国産でも日本産でも美形になっているからね。
三国無双では趙雲はずっと蜀のイケメンだし、郭嘉もイケメンとして実装された。

趙雲はウチの国の伝統芸能でもアイドル的な扱いだったから分からなくはない。だが郭嘉はどうして……三国殺に限らず、今では郭嘉はどこでもイケメンキャラになっているのは考えてみれば不思議。

そこは私もハッキリしない。
そして史実ベースでは容姿の良さに関する記述のある荀は女性人気の出るような扱いやデザインになったことが無い……

最近は三国ネタの軍師評価だと郭嘉が持ち上げられることが多いし、ウチの国の三国志ファンの間で評価が高くなって、そのまま待遇が良くなりイケメン武将扱いが続いてイメージが形成されていったのかもね。
若くして死んだ優秀な軍師という設定もイケメン感あるし、薬のやり過ぎでボロボロになったデザインとかにしても誰も得しないだろうからな!

郭嘉のイケメンぶりに関してはある種の二次創作イメージの広まりになるのかな?どちらにしろ、その手の三国武将絵では美形枠になっているキャラは男女問わず人気高いよね。
ただ周瑜が原作的に美形なのは皆が認めるが意外に人気が無い気もする。嫌われてはいないのだが。

昔自分のクラスメートに周瑜と諸葛亮が好きな女がいたけど、もう十年以上前の話だし、今の学生が三国志を知る経路も、接する二次創作作品も違うだろうからなー

周瑜はイケメンだという記述が間違いなくあるキャラなのにね。
あと容姿が評価されているのは荀や諸葛亮辺りか?今で言うイケメンなのかは解釈が分かれるかもしれないけど、少なくとも記載はある。

周瑜は孫策とのカップリングとかで強そうだけど、どうなんだろうか。
あとこのスレ読んで改めて考えたが、周瑜は郭嘉と短命美形属性で重なってしまうのが現在の人気として不利だ。更に活躍の仕方も、仮に生きていれば魏は更に強くなったかもしれないといった妄想のできる郭嘉に対して、諸葛亮の引き立て役で死ぬ周瑜では……

史実の解釈はさておき、周瑜は演義で明確な負けキャラ扱いになってしまった。
それに二喬との結婚といった背景も呉ネタの拡張性の無さも、現代の三国系妄想や曲解のネタとしてはちょっと微妙。

今の三国志人気の理由って、大体はアニメやマンガ、ゲームの二次創作的なイメージからだろ。史実ベースのデザインでは女性人気は出ない。

それがあるから、最近は女性に三国志好きがいても不思議ではないと思う。
美男のコスプレネタでも三国武将は結構流行っていた時期があるしね。

歴史ネタとして考えた場合、三国武将よりカッコいいのが色んな時代にいるし、三国志を語るための知識に関するハードルが高い。
だから女性の好みに関しては、三国武将好きより霍去病好きとかの方が正直納得出来るように感じるね。

歴史ネタで腐った方面に行くのは私もわりと知っているんだけど、純粋に好きな方向だと少なくなる気もする。

日本には歴史上の人物をネタにした女性向けの薄い本がかなりあるらしいし、ウチの国もそっちが強調される傾向あるしなあ…

ドラマとかを見ればわかるが、国産ドラマだと宮廷劇は強いし歴史ネタ自体は女性からの人気もあるよ。でも普通に女性が楽しむコンテンツとしては、三国演義はやはり外れる。

女性は歴史ネタ好きが少なくないのかもしれない、しかし確実なのは表立って語る人は少ないということだ。

そんな印象は確かにあるね。
それに好きだと言っても、男が語る三国ネタの話題とは共通する部分があんまりない気もする……!



とまぁ、こんな感じで。
大体は男性視点だと思われますが、現在の中国における三国志系コンテンツの人気やカッコいいと思われている武将についての話が出ていました。

近頃の中国では若い世代を中心に魏の人気が非常に高くなっていますが、魏の武将に関しては曹操が圧倒的な人気で、それ以外だと軍師勢に人気が集まっているそうです。郭嘉はその中でもトップクラスの人気という印象ですし、他には賈クも人気と評価が高かったような。

ちなみに以前中国オタクの方と中国で女性人気の高い三国志系コンテンツで古いもの、具体的には三國無双以前だと何があるか……という話題になった時に出てきたのは
「龍狼伝」

でした。
確かに「龍狼伝」は私が現地の中学高校に通っていた90年代半ば〜後半の頃には、周りのクラスメートにも男女共に結構好きな人がいた覚えがあります。
そしてこの作品以前となると、私もちょっと分からなくなりますね。私も中国で三国志を語る女性の方には会ったことがないもので。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近はやさしい主人公が減ったよね。良い傾向だ」

ようやく新年度のゴタゴタに一区切りつきそうですが、GW前まではあまりゆっくりできなそうな気配が……
さて、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国でも作品の主人公の評価が作品の人気に直結しますし、主人公の設定や性格の好き嫌いについてもイロイロと話題になっています。

近頃の中国オタク界隈では主人公に関して
「やさしいというのが特徴のキャラ」
というのは特にネガティブな扱いにされがちだそうで、その辺りの好みも含めて日本のアニメの主人公の設定に関するイロイロな討論が行われたりもしているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「最近はやさしいことが特徴な主人公をあまり見かけない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近はやさしい主人公が減ったよね。良い傾向だ。

確かに「やさしい」主人公を以前よりも見かけなくなったように思う。
やさしい以外の良さが無いキャラは引っかかるものが多かったからね。ヒロインのデザインが好みでも見続けるのが苦痛になる作品も珍しくなかったよ。

あれは見せ方の問題もあったんじゃないかな。
いつの間にか、やさしいから他のダメな部分も許されるみたいな感じになってしまったようにおもう。勉強も運動もダメだって?いやせめて勉強くらいは努力しろよ!?と感じてしまう!

見ている作品が少ないだけだろ。やさしい、男らしくない、ヒドイ主人公は相変わらず多いぞ。

でも人気になる主人公、評価の高い主人公からは「やさしい」のが減っているし、一時期より見なくなったのも間違いないと思う。

ここ最近で見れば変化は分からないかもしれないが、十年くらいのスパンで見るとやはり減っていると思うよ。
俺がオタクになったばかりの頃は多かった。「ゼロ魔」のサイトみたいなのが比較的マシに見えたレベルだったからな。

ラノベ原作が減った今ではそういうの減ったんじゃないかなあ

ハーレム系作品が飽きられてきたんだよ。それに対して熱血系は常に需要がある。

熱血系も流行り廃りはあるぞ。例えばロボ系アニメがスーパーロボットからリアルロボットに移行してその後またスーパー系要素やリアル系が出たり消えたりしているのとかね。

上の方でも出ている勉強もそうだけど、日常的にやれることをきちんとこなして結果を出しているような主人公が増えた。
昔はやさしいという取り柄があってダメであることが良いとでも言わんばかりの空気だったように思うね。

勉強ができる「学覇」な主人公増えたよね、1月も4月も勉強できる主人公がいるし、タイトルに「勉強」を入れるとか、設定に組み込むのも出ている。

相手のアクションを待つより自分で判断して動くと感じられるタイプが増えているような。
自分がオタクになったばかりの00年代でも既にこの手のヘタレ主人公に対する不満や批判は増えていたようだし、その影響が現在の作品に出ているんじゃないか。

男らしい主人公が増えたってことなのかね。

それもちょっと違うのでは……男としてカッコイイキャラ、男性人気の高い主人公は増えているように思うが……

やさしい主人公が消えるどころか、最近は男主人公が消えているようにも思うんだけど。

オタクに媚びた作品が減ったんだよ。今ではたくさん美少女キャラの出てくる作品であっても、女性向けや男女両方に向けた作品が多い。

オタク向けは相変わらずオタクに媚びている所はあるぞ。俺TUEEEEEもそうだし、女性キャラだけの作品とか百合向けで更にディープな層に媚びているのもあるわけだしな。

「やさしい」に関しては硬派なキャラが飽きられて、その結果出てきたという話もあったような。それがまた次の段階に移ったのだろうか。

一回りして強い、頼りがいのある主人公が求められているように感じる。実際俺もそういうのが好きだ。

昔はそういう頼りがいがある、義務をまじめにやるというのが冷笑されていたらしいけど、今はそれを冷笑するのが冷笑されているんじゃないだろうか。

私も「やさしい」をアピールするキャラは減っているように感じるけど、それって日本の経済が復調しているのも影響していたりするのかね。
草食系とはまた違う、内向的消極的なキャラは日本社会がバブル崩壊で元気がなくなった結果という分析もあったが。

自分もその論調は見たことがあるよ。
やさしいとか、自分を探すとかで悩むキャラ、行動しないキャラとかは高度経済成長期、バブル期に対するカウンターだという話だった。

そう言えば、日本の作品からは「ヤサシイ」が減ったけど「ツッコミ」も一昔前に比べると減ったよね。

それに関してはツッコミだけ系から、ツッコミする上に実力ある系に変化しているような気もする。

ふーむ、銀さんとキョンの違いみたいなもんだろうか。

近年は「ワンパンマン」のように最強の主人公、俺TUEEEEEのできるキャラが流行っているように、流行りの主人公のテンプレが移るのは分かるが、「やさしい」が消えていった流れはわりと独特な気もするね。

「やさしい」関連では近頃の日本の作品では昭和風のキャラが増えたみたいな話も聞くんだけど、どうなんだろう?

昭和とはまた違うと思うよ。硬派なキャラとか努力、熱血系は相変わらず古いキャラか、サブのネタ系になっているように感じられるしね。
「北斗の拳」と「ヒーローアカデミア」を比べてみるといい。

昭和の硬派なキャラをそのまま今の作品でやったらギャグになる。

平成が終わって次の年号で呼ばれるキャラのタイプがどうのこうのみたいな話になっていくのだろうか。平成風の「やさしい」キャラ、草食系キャラは終わった、今の時代は……という感じで。

平成はやさしい、内向的、オタクって感じか?
次はどういうことになるのやら。

昭和風のキャラに関しては、成長するキャラ、ビルドゥングスロマン的なキャラというのも特徴だと思う。
最近の主人公キャラは最初から能力が高いから成長はしない。

なるほど。俺TUEEEEEほどではなくても、自力で様々な局面に対応するだけのスペックを持ったキャラ、優秀なキャラというのは最近の特徴かもね。

二次元のやさしいダメキャラは現状維持的なものでもあるし、社会の進歩や発展とは相性が悪いからな。作品内でも、ジャンルの扱い的にも淘汰されてしまうわけだ……!

淘汰かあ……現代の作品は短編の増加や商業的な理由や視聴者からの批判の即時性の向上などから主人公の成長を待っていられない事情があるしね。

成長する主人公が今出てこれないのも、やさしい主人公が見当たらなくなってきたのも、それが理由の一つかもね。

自分もやさしい系のキャラは正直好きじゃない。
ここ数年の間にラノベ原作以外はやさしい系キャラが減っているし、悪い傾向じゃないと感じているね。

何も持っていない、或いは秘められた能力が覚醒するのを待っているようなキャラは人気でなくなっているんじゃないか。

日本の二次元界隈に「やさしい」だけで何とかなる実感、空気が無くなったというのもあるような……そしてやさしいだけのキャラに惚れるようなヒロインの価値も下がっていったという説はどうだろう。

ふと思いついたんだが、ラノベ原作アニメに関しては原作が人気になるのとアニメが出る間に数年のタイムラグがあるから、流行の変化、受け手の好みの変化も発生しているのではないだろうか。

やさしいしか特徴が無いというか、行動しない責任を取ろうとしない、リスクを負って動こうとしないことをやさしいという言葉でごまかしてもらっている主人公は見ていて萎えるんだよね。
あと例えば敵を見逃すとか人間関係のトラブルを先送りにするとかによって、将来発生するリスクを放置するというのも、今の時代は批判されるし嫌われる要素になる。

そうだね。そういうやさしいアピールな展開って爽快感もないから微妙な評価になりがち。
近年は勉強に限らず、自分が獲得して活用できる能力を持っている主人公が増えているように思う。
イベントなんかは相変わらず受動的になったりもするけど、自分から動ける手段を持っているというのはやはり爽快感が違う。

そう言えば「Re:CREATORS」の主人公に関しては批判も多かったけど、ああいう巻き込まれ系で無能な主人公というのはもう厳しいのかね。

やさしいっていうこと自体は別に問題無いけど、ツッコミ所があったり、モヤモヤしたものが残る描写と関連したりしてしまうのがイカン。
やさしいキャラが嫌われるようになったのって、やさしい関連の描写がきっちり出来ている作品が少なくなったのも間違いなくあると思うよ。

今の俺TUEEEEE系も批判はあるし、勉強ができる系キャラもこれだけ増えると飽きられてくるから、どこかでまた揺り戻しが来るんじゃないかね。

どっちかと言えば螺旋のように回りながら移動している気がする。熱血系も昭和と今では違う。
まぁ向かう先が上か下かは分からんけど!



とまぁ、こんな感じで。
「やさしい」的な特徴に関する見方がイロイロと出ていました。

ちなみに近頃の中国オタク界隈、特にライト層での人気が高くなるような作品は主人公の人気が高いといった特徴もありますし、人気の熱が冷めやすい中国でも比較的長く人気が持続するといった傾向があります。

そんな訳で当ブログとしても、中国における作品人気の判断材料として、キャラやストーリーの良さ、設定の相性など以外に、主人公の人気に関してもきちんと注目していきたい所ですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

上海の公安が魂斗羅ネタ動画作成「残機30人はないけど、平和を守る心はあるぜ!」

ありがたいことに何時まで残っているか分からない面白いネタを教えていただいたので、今回はそれについてを。

中国では一昔前の国内に入って来る国外の作品が少なくタイムラグもあった時代、大体90年代頃までを見ていくと、思わぬ作品が「当時の人間なら誰もが知る名作」的な扱いをされたりしていることがあります。

格闘ゲームで言えば「KOF97」などもそうですし、それ以前のFC時代にも幾つかの思い出の名作があるそうです。(機体は小覇王というコピー機でソフトもほぼ海賊版だったそうですが)

そんな中国本土における思い出の名作ファミコンソフトの中でも
トップクラスに有名なのが
「魂斗羅」

だそうです。

当時遊んだ人間にとっては共通の思い出になっていたり、懐かしの定番ネタになったりもしている模様です。以前中国のオタクの方々から聞いた話によると、当時はスーパーマリオよりも広まって熱狂的に遊ばれていたような所もあるのだとか。
(ちなみに「魂斗羅」レベルではないそうですが、他に「バトルシティー」や「すごろクエスト」なども当時かなりの人気になっていたという話を教えていただいたことがあります)

さてそんな「魂斗羅」に関して、先日上海市公安局の都市軌道と公共交通総隊が魂斗羅ネタの動画を作ってしまったとのことです。
その動画はコチラ

最後には
「残機30人はないけど、平和を守る心はあるぜ!」
と裏技のコナミコマンドでの残機増加ネタも拾っているのが、かなり「分かっている」「楽しんでいる」感があります。
使っている素材的には少々アレな所もありますが以前の記事で触れたスーパーマリオパクリ動画に比べるとイロイロな意味で段違いにマトモな動画になっていますね。

中国政府機関マリオパクリ宣伝動画事件の背景についてイイカゲンにまとめてみました

先日のマリオのアレに関しては裁判所の作った知財保護アピールのための動画でありながら知財の侵害をやらかす上に、動画自体もあからさまなやっつけ仕事でツッコミ所しかなかったわけですが、コチラは魂斗羅好きな人がやったんだろうなーというのが分かる動画ですし、動画のセンスなども含めて正直な所これが上海と地方都市の差なのか……と思ってしまったりも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供待ちしております。


中国オタク「なんでウチの国ではKOF'97だけが大人気になったの?」

中国オタク「日本のアイドルの扱いがどうも分からん。憧れの存在なのかヒドイ目に遭っている存在なのか」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国オタク界隈でイロイロと扱いの変化しているジャンルの一つに
「アイドル系」
があります。このジャンルは「ラブライブ!」が大人気になって以降、イロイロな定番要素やお約束が通じるジャンルとなっているそうです。

ただアイドルをテーマにする、或いはアイドル要素を含む作品を楽しむ分には問題無いものの、日々入ってくる現在の日本におけるアイドル関連の情報との違いに「現実と二次元は違う」と分かってはいても混乱する人も出ているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「創作におけるアイドルと現在の日本におけるアイドルの扱い」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアイドルの扱いがどうも分からん。
憧れの存在なのか搾取されたり利用されたりとヒドイ目に遭っている存在なのか、そもそもどういうイメージが憧れにつながるのか……
自分の知識は二次元経由ばかりなので、日本社会事情に詳しい人、教えて!

芸能人とか、ネットの有名人的なものとはまた少々違うんだよね。

日本のアイドルに関しては恋愛禁止をはじめ色んな縛りがあるし収入面も含めて扱いが良いようには感じられない。メディアに出る、承認要求を満たせる以外の利益があるのかも気になる。
本当にトップになれば結婚だなんだも好き勝手にできるんだろうけど、基本的にはできないとか、恋愛したら強制的に卒業させられるのも考えてみれば不思議だ。

少なくとも今の日本のアイドルと二次元のアイドル、「ラブライブ!」や「アイドルマスター」のアイドルと、現実のアイドルってかなり違うよね。よくある二次元だから誇張されているという話とは、また更に違う。かといって「Wake Up, Girls!」もまた違うんだろうけど。

日本の現実では頻繁に炎上が起こっているし、あまり良い職業、地位ではないイメージになってしまうと思うんだが、相変わらずアイドルネタの作品は作られている。

日本のアイドルはわりと独特だからねえ
アーティスト的な方向の存在ではあるんだが、成長する存在であることを求められるから未熟であることも許容されるという。

日本では何もできない人間がアイドルになる、アイドルになってから成長するのが喜ばれるという話も聞くが、そういうのも独特だ。

近頃は日本のアイドルに関しては利用されるだけの意味での偶像で何も得られない持っていない存在だとか、人として明らかに下の存在みたいに言われるのも聞くけどどうなんだろう。

アーティスト枠でも夢見ているだけで成功しない人間は下層階級みたいになるからね。
当然ながらアイドルも一握りの結果を出せている層と、それ以外の大多数の人生を無駄にした層が存在するのだろう。

でも日本のメディアで上位に来るような扱いと思われるアイドルがスキャンダル、それもなんかしみったれた俗なスキャンダルを報道されたりしているからなあ……上位のアイドルに関してもステータスの価値が分からん。

この間流れたNGTのスキャンダルで浮かび上がった日本のアイドル業界のスキャンダルは本当にヒドイと思ったわ。

アイドルの地位がそこまで低いとは思えない。
さすがに食うや食わずというわけではないし、ウチの国で言われる「芸を売る」的な、売れない芸人みたいな扱いではないだろう。

いや、根本的な所は「芸を売る」のと変わらないんじゃないかな。
アイドルや芸能人に関して日本では「河原乞食」という蔑称がある。

芸能関係は近代まではあんまり地位高くないけど、メディアが発達してからはどこも地位が上がっているんだよね。
ただ注目されるということに関して、現代ではネットや交流ツールの普及によって価値や意義が更に変化している。極端な話、Vtuberなんかの方がアイドルっぽいような空気すらあるわけで。

Vtuberは二次元的な皮をまとうことに意義がある存在でもあるから、二次元のアイドルに近い存在になるだろうね。

現代は「有名人」と一般人の距離が近過ぎる……一昔前は、ニコ動の歌い手なんかがこっちだとアイドル的な扱いになっていたが、あれは外国の人間で距離があるけどネットメインだから中国にも情報が入って中国向けにもアクションをしてくれるという適度な距離感だったというのも大きかったんじゃないかな。

日本のアイドルと言う存在には様々な分野がある。現在最も有名なAKS系の大人数アイドルの他にも、ハロプロ系とかレコード会社系のアイドルとかが存在するし、地下アイドルという下層階級までいる。
あと別分野でアイドル的な売り方や人気の出方をしている存在だっている。評価の高いBABYMETALだって元がアイドルとメタルだからアイドル枠だ。
他にも男性アイドルではジャニーズという巨人がいるわけで。

昭和のアイドルと平成のアイドルを比べてみると分かるように、アイドルは時代ごとに立ち位置や扱われ方が異なるし、それが「日本のアイドル」に対する認識の混乱を大きくしているように思う。
そして二次元作品のアイドル(キャラとしても、主役級の憧れの対象としても)は昭和的なアイドル、特に80年代の松田聖子から始まるアイドルブームの頃のアイドルだと思われるから、現代のアイドルと重ねると違うように感じられるのも無理はないさ。

まぁ握手会に並ぶ主人公やメイン級のキャラというのも、反応に困るからな……

俺も二次元のアイドルに関しては、昭和時代、20世紀頃のアイドルのイメージが強いと感じている。
現在の日本のアイドルはAKB系列の商法、ファンとの距離になっているから二次元で扱われるアイドルとは結構違うよ。

それは確かに。
ただ昔のアイドルに関しても、AKSの秋元康が仕掛けた部分が大きいからどの程度まで別物なのかと混乱する所もあるわ。

秋元康はアイドルビジネスにおける怪物だからな。
おニャン子クラブを手掛けて80年代のアイドルブームで頂点に立ち、そのあとまた握手会商法と総選挙商法で日本のアイドルビジネスだけでなく音楽ビジネスも変質させてしまった。

アイドルとは崇拝される対象という意味でも間違いないんだが、日本の場合はアイドルという職業であり、アイドルを演じる存在でもあるからヤヤコシイ。
また近年はメディアや娯楽産業の形態が変化して、日本ではアイドルの廉価量産が加速している。だから創作などで語られる崇拝されるアイドルと、現実の娯楽産業の末端のアイドルでは食い違いだって出る。

昭和のアイドルってメディアや事務所によってお金をかけて作り出された存在だからね……バブル崩壊で日本経済が衰退したあとはアイドルの価値もレベルもだだ下がりさ!

バブル崩壊以降、モーニング娘。とかが出てきているからバブルではっきりと日本のアイドルが崩壊したというのもちょっと違うはず。変質はしただろうけどね。

個人的な感想を言わせてもらえば、日本のアイドルは個人の地位は低くても、娯楽産業内での価値は高くて、崇拝するファンもお金をつぎ込むというのがいびつで面白い。
まぁ創作だとそういうのを描いても楽しくならないから、憧れの存在、崇拝される存在として描かれるのだろうけど。

昭和は日本のアイドルが特別だった時代なんだよ。娯楽も少なくメディアの種類も少なかったから様々なリソースがアイドルという存在に集中していた。
それが崩れた平成では昭和のようなアイドルは出なくなった。実際、平成で昭和のアイドルに近い存在になれたのって前田敦子くらいだからね。

だけどアイドルの方が数という面では現代の方が多いらしい。
気軽に地下アイドルやご当地アイドルが結成され売り出されている。

日本にはどれだけアイドルが存在するんだろうな……こっちで分かるのは既に有名になった、それなり以上に成功したグループだろうし。
業界的に背後ではドロドロした、血で血を洗う争いがあるというのも想像できるが。

NGTは極めつけだけど日本のアイドル関係のニュースはヒドイの多いしね……
数で見た場合現在の日本のアイドルにおける多数派となるという地下アイドルになるとどれだけヒドイことになっているか想像もつかない。

それでいて夢だとか絆だとかがアイドルのイメージに活用され続けているのは闇が深いよな!

こういうのはどこの国も変わらない部分があるのだろう。
ウチの国でもアイドルは、特に男性アイドルはそんなに変わらん気がする。人気はあるけどマウンティング諸々も強烈。アイドル本人も、ファンの方もね。

そう言えば二次元作品に関しては女性アイドルが目に付くけど、性質や地位に関してはジャニーズ系の男性アイドルが参考になっているんじゃないか?

同意だ。二次元のアイドルの活動範囲のイメージに近い。
一般向けのドラマだけでなく子供向け作品の歌とかにも出ているし、ジャニーズ系は本当に強い。

日本で男性アイドルの地位が女性アイドルより明らかに高いわけではないけど、女性アイドルに比べて守られているという印象はあるな。権利保護的なものなのか、事務所の力関係的なものなのかは分からんけど。

そういった裏側はどこの国もドロドロしているんだろうな……
ただまぁ、それでも前に出てくる情報やメディアでの扱いからはアイドル感のある存在ではあるよね。

二次元に関しては逆に「アイドル」という属性、ジャンルは昔から変化していないお約束的存在になっているんだろう。
逆に現実はどんどん変化して、商業モデル、アイドルもファンも変化していった。

そうなのかもね。昔の作品を見ても、アイドルの扱われ方ってそんなに変わらない。
作中の社会描写やキャラの立て方については古いものを感じるけど、アイドル属性の地位や憧れられ方については基本的に変わらないというか。

アイドルネタ自体はかなり伝統的なネタなんだよ。
あこがれのメインヒロイン属性になるし、現代社会を描くテーマにもなる。私でさえ「マクロス」といった古典作品や、「KEY THE METAL IDOL」のようなアイドル文化を皮肉に扱う作品が思い付くくらいだ。

例えとして妥当かは分からないが、二次元に出てくるアイドルという属性はツンデレのように二次元属性の中で伝統とともに発展していった、現実とは別の属性だろう。
もちろん広義では現実のアイドルとも重なるのだろうけど、狭義ではかなり前に分化した別の概念だと認識しておくべきだな。



とまぁ、こんな感じで。
アイドル的な存在はイメージしやすいようですが、現在の日本におけるアイドルの活動や盛り上がり方、更には種類や方向性となるとハッキリしなくなって来る模様です。

この辺りに関しては、なまじ日本文化ネタや日本社会のニュースをきっちり知っている人ほど、混乱したり気になってしまう部分でもあるとかなんとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

4/3修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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