「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

日本人がいなくても和風作品は作れる!? 中国国産和風ソシャゲ「陰陽師」が中国の業界に与えた衝撃

先週末のAnimeJapanにあわせて日本に来た中国オタクの方から面白い話を教えていただいたので、今回はそれについてを。

昨年中国でリリースされて大人気となり、
日本への展開も行われている中国国産のソーシャルゲーム
「陰陽師」
ですが、
「人気以外の面でも中国のコンテンツ業界に対して大きな衝撃を与えた作品」
となっているとのことです。

「陰陽師」に関しては以前の記事
中国オタク「我が国のスマホゲーム、崩壊3rdと陰陽師が日本上陸したわけだが」「利用規約で反感を買うとは……」
でちょっと触れたり、アキバ総研の方のコラム
【中国オタクのアニメ事情】中国における10月新作アニメの人気、女性人気も高い定番ジャンルは陰陽師(アキバ総研)
などでも触れているのでよろしければご参照ください。

さてこの「陰陽師」、私も中国の大手ゲーム会社が陰陽師というガチガチの和風の題材にリソースを大量投入して、しかもランキング上位を維持できる大人気作品を作ったのは驚きでしたし、
「中国の感性で日本的な要素を調理した中国向けの大人気作品が出た」
ということに関しては、ついにここまで来たか!と当ブログ的にも嬉しい展開ではあったのですが、この話を教えてくれた中国オタクの方によると中国の業界の驚きはそれ以外にもあり、中でも
「ゲームの根幹的な部分に日本人スタッフを起用していないのに和風の世界観の作品が作られ、しかもそれが中国市場で年間屈指の大人気作品になってしまった」
ということが衝撃的だったそうです。

この話を聞いた時私もとっさにはよく分からなかったのですが詳しい話を聞いてみた所、実はこれまで中国の業界では
「日本人が関わらないときちんとした和風の作品は作れない」
という認識が強かったそうです。
ここでいう日本人が関わるというのはボイスやイラストではなく、作品の設定や構成、システムなどの深い部分に関わるということだそうで、ここを日本のコンテンツの影響を受けて育った中国人だけで作り上げ、更には大人気となったというのが、中国の業界では衝撃的だったのだとか。

日本の作品を見ていくとオタク界隈だけでも
「三国志ネタの作品を作る際に中国人関係者が必須なのか」
「アーサー王や円卓の騎士ネタが重要な扱いになる作品にイギリス人関係者は必須なのか」
といったような話も思いつきますが、中国オタクの方曰く
「中国の感覚(歴史的な、地理的な背景も込みで)だと、日本のような感覚で異文化ネタで自由にイロイロと遊ぶことは難しい」
「自分の文化も他所の異文化も、アイデンティティ維持や摩擦のリスクを考えると慎重な扱いにならざるを得ない」

とのことで。

一応中国でも国産の歴史系コンテンツに関してはそれなりにはっちゃけた作品というか、面白さ重視で時代考証無視的な作品も多いのですが、「和風」などの海外系の要素に関してはまだまだ
「本物重視」「本物でなければならない」
的な見方が強かったそうですし、そのためには例えば和風ならば日本人を起用しないといけない……といった考え方が強くなっていたそうです。

しかし日本のコンテンツの影響を受けて育った世代が中国の感性で解釈して組み立てた「和風」の作品である「陰陽師」という作品の出現により、中国人だけでも中国で人気になる和風の作品が作れる、和風の世界観や空気を持った作品が作れる……ということの証明になったのだとか。

またこの作品の影響によって、企画のネタ切れ感が漂う現在の中国では和風ネタの企画も通り易くなるだろうという話が出ましたし、それにより今後は日本のクリエイター層に対する中国からの仕事依頼の需要やその方向性も変わるのではないか、具体的には絵や音楽、シナリオなどの需要が上がり、逆にプロデューサーや監修などの指揮をとる方面の需要は下がるのではないか……という話も聞きました。

その辺りの予測に関して現時点では何とも言えませんが、当ブログ的には現在の中国向けに、中国のオタク層の感性で調理された、日本ネタの作品が出て来るのではないかと期待してしまいます。

もっともそういった作品は様々な面で中国向けに特化された作品ということになりますし、日本にもってきても一般レベルで大ウケするのは難しいということになりそうな気もします。私自身も、
「自分が楽しめる作品が来るかどうか」
という点については期待半分不安半分ですね。実は陰陽師も世界観やキャラは良かったのですが、システムやゲームバランス面で挫折してしまいました……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国で初代至上主義者が多い作品は?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈で人気となっている作品の中には、「ガンダム」や「ウルトラマン」のように設定が異なる複数のシリーズとなっている作品もあり、当然ながらそういった作品にはシリーズごとにファンが付いています。
また中には
「最初の作品こそが最高だ!」
といった主張をする人も出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「中国で初代至上主義者が多い作品は?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


シリーズモノの新しい作品に関して前の作品が良かったとか、最初の作品の方が良かったとかいう初代至上主義者っていると思うんだが、ウチの国だとどんな作品に多いんだろう?

確かにそういう流れや思想はあるな。人気シリーズでは避けられない話題ではあるが。

日本ではガンダムが大変なことになっている印象だが、ウチの国だと何だろう。すぐに思いついたのは「デジモン」かな?

「初代」の定義について考えるとちょっとややこしくなるぞ。

初代と言っておいてなんだが、そこはあまり厳密に考えないでくれ。最初でも良いし、原点的なシリーズ、人気になったきっかけのシリーズでも可ということで……

なんとなく了解した。
シリーズ系の作品で「初代の方が良かった」「俺は初代から見ているけど、やはり初代が」「どんどんつまらなくなる」「初代最強」とか言うのが出るよな。知識を競って比較するのは、オタクをやっている以上必ず出る問題かもしれないが。

こういうのはシリーズ系の作品が一通りウチの国で広まっていないといけないから意外に少ないか?
私が思い付くのは「遊戯王」かな。

「遊戯王」は初代至上的な思想が結構あるな。
新作は必ず初代と比べてどうのこうのな話題になる。

ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンはどうだ?
この辺は初代至上主義者が多そう。

ウチの国でとなると、実質的に「ウルトラマン」だけだろう。

ウルトラマンも「初代」に関しては子供向けというのと古過ぎるというのでこの手の話題ではそんなに出て来ない。
だが、「ウルトラマンティガ」がまさにそうだろう。

確かに他のウルトラマンシリーズの話題なのにティガがどうのこうのと言い出したり、他のシリーズの動画のコメントでもティガ関係での荒らしみたいなことになったりするな。

ティガは特にヒドイかも。
どんな作品にも至上主義者的な存在はいるが、ファンが多いと目立つようになる。

あとはやはり我が国のオタクにとって代表的な子供の頃の思い出アニメであるデジモンだろう。

デジモンは初代至上主義多いな。
その後のシリーズも楽しんでいる自分からするとめんどくさいことこの上ない。

仮面ライダーに関してはどう?
現在は特撮関係でかなり注目されるようになってきているし、シリーズごとに定番の話題入りとなっているはずだが。

仮面ライダーは大陸の方では初代に関する思い入れほぼ無いぞ。
日本社会でオタク方面に限らず様々な分野で使われる初代ライダー及び藤岡浩、のネタが話題になっていないし、初代どころか昭和シリーズはどれも語れる人が少ない。

仮面ライダーは平成シリーズなら初代至上主義者というか、クウガ最強厨がいるな……

クウガ至上主義者にディケイドの話を投げると瞬時に発火するぞ!
ディケイド関係で不毛な論戦も行われている。

ゲームだけど「バイオハザード」は初代から最近のまでどの作品にもそういう人がいる印象だ。

こういう話題ならばガンダムじゃないか?
ウチの国でもめんどくさいファンが多いジャンルだぞ。

ガンダムは初代ちゃんと見たヤツがそもそも少ないから……

ガンダムは初代至上主義者っていないような。
もっともUCにSEED、00といった派閥、更にその派閥内部の闘争が行われているけどね。ファンを見るだけで人が分かり合えないのが分かる名作。

初代至上主義的でめんどくさいのが多いのはUC至上主義者かな。
同意。しかしSEED至上主義者はなんか気が付いたらそれほど目に付かなくなったような。キャラ人気自体はいまだに高いはずなんだが。

キャラに関する至上主義者がガンダムには多い。キラが最強とかアムロが最強とかで。

アムロ厨とカミーユ厨は多い気がする。
ウチの国のガンダムファンでめんどくさいのはZ至上主義者と言うこともできるか?

でもZをしっかり見ると、カミーユはそこまで強くないのが分かるはずなんだが。カミーユ厨はNT能力しか見ていないんじゃないか。それかスパロボやGジェネ経由か。

こっちでも各シリーズがよく知られているという条件なら「ジョジョ」は……と考えたが、最初のシリーズが一番良い、他はダメ!というヤツはおらんな……

ジョジョはファンの歴史は長いけどTVアニメになるまでは少数派だったし、日本のような各シリーズごとの強烈なファンが形成されていないのではないだろうか。

ジョジョは初代が終わってから本格的に面白さが加速するから、初代至上主義者は少ないのかも。

誰が強い的な話は出るけどね。例えば承太郎とジョルノではどっちが強いとか、どのスタンドが強いとかで。

このネタを考えていて思い付いたんだが、「遊戯王」は初代の定義が一定していないような?
武藤遊戯主人公のシリーズを初代とするのか、アニメのシリーズで考えるのか。ウチの国だと恐らく第二シリーズの「デュエルモンスターズ」を見た人間が一番多いはずだが。

そこを分けて考える人いるし、普通にアニメの第一シリーズが初代でそれこそ至上だと言っているのもいる。
実際は第二、第三シリーズから入ったのも多いし作品を好きになる過程は様々なんだけど、初代至上主義者はその辺りを無視する……

初代主義者曰く「遊戯王は初代を除いてカード王じゃないか」
そういう話じゃないだろ!アニメの面白さを語っているんだよ!

ホント話がかみ合わないよな。
初代至上主義者に関しては、子供の頃の思い出補正も入っているんじゃないの。

デジモンは特に思い出補正が大きいと思うよ。面白さの他に作品の価値にも思い出補正が入っている。デジモンの新作の動きがある度に「子供の頃の思い出が壊れる」という文句が飛び交うが、私はあれが本当に嫌いだ。

この手の話題って議論で納得する、させることは不可能に近い。
強さだ人気だファンの数だ視聴率だと比較の基準が好き勝手に出て来るし、精神的な勝利がいくらでもできる。

でもなんだかんだで初代至上主義者が出現するほどシリーズが続き、ファンの規模も大きくなっている作品ってのは良いよね。
私は最初の頃のシリーズも含めてプリキュアについて語り合いたいんだが、ウチの国ではなかなか機会に恵まれない。



とまぁ、こんな感じで。
人気シリーズであっても中国オタク界隈における各作品の知名度や、ファン層の形成の過程やタイミングにより、日本とはちょっと違った所があるのが興味深いです。

私の見た限りではありますが、例えば上でも出ているガンダムに関しては、MSやパイロットの評価に関しては日本に近いような空気で不毛なやり取りが行われていますが、初代ガンダムのストーリーに関しては日本のガンダム界隈ほど広い範囲で評価されたり話題になったりしてはいないような印象があります。もちろん語ったり持ち上げたりする人がいないわけではないのですが。

それにしても同シリーズ内であってさえも作品の優劣や上下関係をつけたがる人が出没するのは、どこの国も同じなのかもしれませんね……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「歳を取ったら逆に子供向けアニメが面白くなる?」

ありがたいことに
「中国のオタクも歳をとった人が増えだしていると思いますが、好みの変化や世代間の感性の差のようなものは出ていますか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

近頃は中国のソッチ系のサイトやコミュニティでも、男女や世代などの要素による好みの傾向の違いがハッキリと出て来ている印象も受けます。

今回は中国のソッチ系のサイトで比較的年齢の高い人が多いと思われる所で行われていた
「昔は見る気がしなかった子供向けアニメが最近では面白くなってきた」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつの間にか子供向け作品の方が面白く感じるようになってきたんだが。
ここしばらくの間でウチの国で正規配信されている日本の子供向けのアニメを見るようになってしまったんだが、それが意外にも面白い。特にプリキュアなんかは各シリーズを一気に見てしまった……
オタクを長くやっていて、こんな感じになった人いない?

歳を取ったら逆に子供向けアニメが面白くなる?

歳を取ると中二病的なノリがダメになるという話は聞いたことあるが、子供向け作品が面白くなるというのはどうなんだろう。

分かるような分からないような微妙な所だな。
プリキュアのような子供向け作品に関してはオタク界の評価が10年前とはかなり違うし。

昔は子供向け作品は見る価値なし、含蓄のある大人向けのアニメ(今考えたら幼児向けではないが青少年向けで、完全に大人向けでは無いような)こそが良いアニメ!みたいな感じだったからな。

誰しも子供向け的な作品の要素を拒絶したがる時期ってのはあるからね。
「良い作品はどんな年代の人が見ても面白い」なんて話もあるけど、特定の中二病時代だけウケない作品もあるのではないだろうか。

でも子供向けアニメとディズニーアニメの扱いの差は大きいよね。

ウチの国は子供向けアニメからオタクになる流れが少ないからね。
子供向けアニメがずっとオタクの重要ジャンルとして君臨している日本とは価値が異なるのは当然。
ただ作品を楽しめる感性になると……どうなんだろう。オタクの間での評価とは別に、個人の感性や評価基準の変化もあるわけだし。

自分も毎シーズンの新しい作品についていけなくなって、気が付いたら毎年の新しい子供向けがメインになっているような気がする。「プリパラ」とかも好き。

それっていわゆる萌豚になっているってことじゃないの?
キャラ萌えとか子供向けアニメで萌えれるようになって、ダメになっている過程では。

自分も昔は「エヴァ」や「鋼の錬金術師」とかのハードだったり鬱だったりな要素のある作品を評価していたし、一般向けのアニメを下に見ていた。
でも社会に出てからはいつの間にか「メイドラゴン」みたいな萌えアニメを中心に追っかけるようになった。私も何れ子供向けを追いかけるようになってしまうのだろうか?

仕事をするようになってからは鬱な話は厳しくなるからね。
疲れている時に見るもんじゃない。

オタクを長いことやっていると様々な蓄積ができるし、似たような設定や展開だと意識するようになってしまう。そんな時に子供向けのアニメに出会うとハマってしまう!私は実際にハマった!
元々日本の子供向けアニメってストーリーも作画もしっかりした良作が多いから、「子供向け」に対する抵抗感さえ無くなれば普通に楽しめるよ。

子供向けアニメにハマるとか、順調に萌豚化しているな……良いんだか悪いんだか。

俺も長いことオタクやっているけど、そこまではいってない。子供向けの良さは分からんというか、あえて見たいとも思わない。

子供向けアニメにハマる、おっかけることが萌豚になることなら自分はそれでいい、いやそれがいいや。

萌豚の使い方違わないか?
萌豚はエロ寄りな扱いで、子供向けアニメにハマるなら萌豚呼ばわりより大きなお友達呼ばわりの方だと思うが。

わりと誤解されている気もするが、萌豚と大きなお友達は方向性がそれなりに違う。
萌豚は主に深夜アニメなどオタク向け要素の強い作品におけるキャラ萌えの過激化、大きなお友達はいわゆる「子供向け」アニメにハマっていることを指す。だから「プリキュア」など子供向け魔法少女や特撮系作品のファンが大きなお友達だし、極論すれば「メイドラゴン」のカンナに萌えるのは萌豚化の一種だな。
もっとも例えばプリキュアのキャラに対する強烈なキャラ萌えを感じていたら、それはそれで萌豚と言っても良い気はするが!!

全ては循環しているのだよ。みんな、オタクになる前はテレビアニメを見ていただろう?学校から帰ってきてテレビをつけて、そこでやっているアニメはなんでも見ていたはずだ。

そこからオタクになって、また戻る……というわけか?
それはともかく、歳を取るのと仕事が忙しくなるのとで見るアニメが変わるってのはある。私も、私の知り合いも追いかける作品や評価が5年前、10年前とは変わっている。

「NARUTO」や「ONE PIECE」のようなライトな層が見るアニメ、人気あるけど分かってない連中が見る含蓄の無いとアニメとか言われるようなアニメって、仕事はじめて忙しくなると「そういうのが良い」という感じになったなー

同感だ。自分は「NARUTO」もついにアニメ終わっちゃったし、次は何を見て過ごそうかと悩んでいる。

私は10年前だとアニメは普通に見ていたけどオタクとかを意識しては無かったな。
その後オタクになって、見る作品の数は増えたが楽しめる範囲は狭まっていたような気がする。昔はテレビでやってるアニメが全てだったが、許容範囲という点ではかなり広かったのかもしれない。

でも子供向けアニメって、今の普通にアニメ見ている層、大学生から20代くらいにとっても微妙なままだぞ。
同僚に子供向けアニメ薦めても理解してもらえない。

対象年齢が違うし、それはそれで自然な反応だろう。
問題はウチの国ではオタクになると、子供向けアニメをバッサリやり過ぎる所じゃないか?
ウチの国は日本で言われている「大きなお友達」が極めて少ない。良いのか悪いのかは知らんが。

10年以上オタクやっている自分は、プリキュアが好きでも気にしない。何の問題も無い。

でもウチの国では昔の、10年くらい前のオタクはプリキュアとか全く評価していなかったよね

最近自分の感性が古くなったのか、それとも楽しめる範囲が広くなったのか判断に迷う

両方じゃないか?
感性の老化と経験の蓄積によって、受け入れられるものが変化するのはあるし、その結果楽しめる物が変わるのは別におかしな話では無い。

昔楽しんだはずの作品や、好きだったキャラがダメになるケースもあるな
自分は物語シリーズが、なんだか急に……

俺は昔好きだった作品は今でも好きだけどな。

私はキャラも作品も好きだけど、作品全てを肯定することはできなくなったね。
「ガンダムSEED」からオタクになったんだけど、クオリティもキャラの言動も今になって見てみるとキツイ部分がある。全部をきっちり見続けることはできなくなった。

10年以上オタクやっている自分は、プリキュアが好きでも気にしない。何の問題も無い。

でもウチの国では昔の、10年くらい前のオタクはプリキュアとか全く評価していなかったよね

こっちのフォーラムでも昔から子供向けアニメを技術や含蓄で語っているオタクは少なくないけど、子供向けを楽しんでいる感じではなかったりするからなー

でもそこから本格的に子供向けにハマることもあるよね。興味のきっかけとしては別に悪くない。

プリキュアもこっちのオタクの間では最初の頃は馬越演出だとか作画とかが話題だったしね。だが今では普通に面白いと思ってみている自分がいる。なんだか不思議だ。



とまぁ、こんな感じで。
自分の好みの変化を改めて意識する人もいるようです。

中国でオタク層が本格的に形成されるようになってから既に10年以上が経っていますから、男女の違いやライト層とマニア層の違いだけでなく、世代による違い、年齢や社会経験による違いといったものもかなり明確になってきているようです。

最近聞いた話では日本のアニメに関しても、一昔前は大雑把なイメージや「題材が中国社会に合いそう」といった理由で買い付けが行われていたのが、最近は
「中国で人気があるから、人気になりそうだからこの作品が欲しい」
といった目的で買い付けに来るバイヤーが目立っているそうです。

また中国の若者向けのいわゆる「二次元」系の産業では中国における人気に関しても、どのような層で人気なのか、将来人気になりそうなのはどの層なのか、それがどの程度の規模なのかといった分析が活発になってきており、昔のようなあやふやなイメージ戦略はあまり見かけなくなったという話も聞きます。
この辺りの事情や感覚の変化についてはどこかでまとめてみたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本では三国志と戦国時代、どっちが人気あるんだろうか?ゲームだと三国時代の方が人気高いようにすら見えるんだけど」

ゲーム関係のネタが続きますが、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国には
「日本では三国志が偏愛されているらしい」
という情報が伝わっていますし、中国オタク界隈でも
「日本人は三国志が好き」
という認識はあるようです。

もっとも
「日本での三国志人気をどう解釈しているか」
という点に関してはイロイロな見方があるようですし、
コンテンツの方向的に近いカテゴリになることの多い
「日本の戦国時代と比べてどうなのか」
といったことについてはハッキリしない所もあるようです。

先日、中国のソッチ系のサイトのゲーマー系が多い所で
「日本では三国志の方が日本の戦国時代よりも人気があるように見える」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では三国志と日本の戦国時代、どっちが人気あるんだろうか?
ゲームだと三国時代の方が人気高いようにすら見えるんだけど。

ウチの国の三国ネタの日本における影響ってかなり大きいんだよな。
なぜそんなことになったのかは分からんが……

確かに。ゲームでは歴史ネタの輸入や女体化率は三国志の方が高い気がする。

日本の三国志好きは否定しないが、ウチの国に入ってくる作品はウチの国の人間が理解し易い三国志の方が多くなる、日本では三国志の方が人気高いように見えるだけなんじゃないか?

ゲームとかの三国志に関しては、大体はコーエーのせい。

無双シリーズを見ると明らかに三国志が優勢だね。

なるほど、言われてみれば……なぜ無双シリーズは三国志の方が人気なんだ?
日本なんだから日本の戦国時代の方が日本で人気になりそうなのに。

日本のゲームでの扱いの原因は三国志は貂蝉や大喬小喬などの女性キャラがたくさん出せるからだろ。日本の戦国時代は出せる女性キャラが少な過ぎる。

戦国無双を見ると、戦国時代の方が女性キャラを出せる気もするが……
今やってる大河ドラマでも主人公が井伊直虎で女だし、ゲームでも姫武将を違和感なく出せるのは戦国の方だ。

日本では和風のゲームって人気があまり出ないマニア向けのジャンルだから三国志をネタにしてゲーム作っているんだよ。この間日本に進撃した陰陽師もパッとしないしね。

日本では欧米のファンタジー系ネタも好まれているし、三国志ネタも輸入して活用し易いのかね。

三国志は勢力がハッキリししているし、人事システムも文官武官などを大胆にアレンジすることができるから、コンテンツ作りに向いている。ゲームなんかは特にそう。
日本の戦国時代は勢力が複雑すぎるし、支配領域もハッキリしない。

日本人は三国志といっても演義の小説をネタにしているからね。
歴史ネタを使うよりもアレンジし易いのは確かだ。

海外ネタがよく見える、カッコ良く感じるのはどこの国も一緒だ。
自国ネタはどうしても使い古された部分が出てしまう。

三国志の方が人物が魅力的だからだろうな。
歴史を調べれば日本の戦国時代の武将は愚かな所が出て来てしまう。それに対して三国志の人物はどれも魅力的だ。日本の戦国時代の武将も三国志を例えに使っているくらいだし、三国志の方が人気があるのも当然。

日本の戦国時代なんて規模も知略も我が国の農村の小競り合いレベルだし、三国志の方が人気出るのは当たり前。

日本の戦国時代って規模が小さいし十万クラスの合戦もほとんど無いからロマンがない。人物もグダグダで四天王とかなんとかと宣伝で強く言ってるけど史実を調べるとガッカリするのばかり。

でもウチの国で大人気の趙雲は史実で活躍していますか……?
趙雲のロマンチックな所は創作の後付じゃないですか……?

数に関しては世界的に見てもウチの国が特別に多いだけだぞ。外国では中国の戦いは数が多過ぎて逆にイメージし難い、扱い難いなんて話すらある。
それと日本のSLG分野では「信長の野望」の方が「三国志」より人気あるように見えるんだが。

SLGでは信長の野望の方がシリーズ続いているんだっけ?

そうだね。差は小さいけど、今の時点では三国志がナンバリングが少なかったはず。

日本だと普通に自国の戦国時代の方が人気だし影響力も高いぞ。
日本では三国志がコーエーの独占状態だから、コーエーの強いジャンルでは三国志が優勢に見える。
アニメや漫画、ゲーム全体で見た場合、ゲームでもコーエー以外の作品は日本戦国系が多いんじゃないか?

ゲームはあまり変わってないけど、最近の日本のアニメでは三国志ネタは少なくなってるような。それに対して戦国ネタは定期的に出ているから、影響力や素材としてはやはり戦国時代の方が強いのでは。

日本の三国志人気は吉川英治が頑張ったからだな。小説ベースで日本人向けにアレンジしたから日本社会における三国志人気が非常に高まった。

ウチの国で三國無双が目立つのは、PC版の有無によるものじゃないの?

ゲームに関しては三国志の方が世界的な知名度があるし、国際的な展開をしやすい。少なくともアジア圏では三國無双が目立つのは当然。
アジア圏へのセールスで三国志系作品を強調しない手はない。

戦国無双は戦国BASARAに負けたシリーズだからリスクを考えてそこまで力を入れていないんだろう。

無双シリーズで比較するならジャンルとしての広がりも考慮するべきだろう。海賊無双やガンダム無双が出ているし、今は三国志と日本の戦国時代だけではない。

それでもなぜ三國無双の方がナンバリングタイトルが多いのかという疑問は残るが。

無双シリーズは三国志から始まったわけだし、そっちをメインに扱っているんじゃないか?

無双シリーズは真三國無双から始まったシリーズだから、三國無双がフラグシップタイトル的な存在になる。その他の無双シリーズは後追いか無双要素の流用だから、三國無双のナンバリングが多いのも当然。

コーエーは戦国無双は三國無双ほど力を入れて作っていない。ただSLGでは信長の野望に力を入れて作っているし、どっちの人気が高いとハッキリ言い切るのは難しい。
ゲームに限らず結局はシステムやユーザーの好みと相性の良いのはどちらかということなのでは。

システム的には戦国無双が面白いのを取り入れたりしているケースもあるんだけどね。携帯機用だが戦国無双クロニクルの独自路線とか個人的には好み。

好みがどうこうではなく、日本では自国の戦国時代のコンテンツが使い古されて飽きられているからだろう。日本では三国志が知られていないから新鮮な題材になっている。だからゲームなどの最近のコンテンツでは三国志が活用されるのさ。

戦国時代ネタが使われ過ぎて飽きられているってのはありそうだな。
ウチの国でもスマホゲーでは三国ナントカみたいなのが増えすぎて鬱陶しくなってきているし。



とまぁ、こんな感じで。
日本における三国志人気についての認識は人それぞれで、話し出すとなんだか不思議な方向に行ってしまうこともあるようです。

カードゲーム「三国殺」の大流行以降、中国でも三国志武将をネタにした作品がイロイロな媒体で出ていますし、三国志ネタのキャラクターとしての有用さを実感している人は少なくないようです。
ネット上に集積される武将ネタの情報もかなり増えていますし、
「自分の推しているマイナーな武将実は有能だった大会」
のようなレスバトルが繰り広げられたりもしているとのことです。

ただ、三国志の日本への影響や活用のされ方その理由については想像し難いようですし、そういった推測をする際に活用できる情報については伝達の手間や需要の関係もあってか、あまり蓄積されていないのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国版FGO国の規定により「暗殺者」を使えなくなりカッコ悪いクラス名になったので、日本版のリリース600日記念と同レベルの詫び石配布

以前の記事
中国版FGO、国の規定により英文表記抹消
に関して、ありがたいことにその後の動向に関するネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

先日の記事にも書いた通り、中国版FGOは中国の関連法規の要求に基づきゲーム内のテキスト修正のアップデートが行われ、その結果
「クラス名などの英文表記部分が中国語表記になる」
といった変更が入りました。

中国オタク界隈では元々Fateのサーヴァントのクラス名は「saber」や「assassin」などと英文表記にすることも多かったので、急に漢字表記を強制されると違和感を覚える人が出てしまうそうです。

それに加えて「アサシン」の中文表記がこれまで中国オタク界隈で一般的に使われていた「暗殺者」ではなく、なぜか「暗匿者」というカッコ悪い中国語表記になるなどして、プチ炎上的な状態になってしまったのだとか。

中国版FGO公式のweiboによれば「暗殺者」が「暗匿者」になった件は英文表記とはまた別の問題で、「暗殺者」という言葉が中国の関連政策に引っ掛かり使えなくなったからだそうです。
またこの件に関しては中国版の全ユーザーに対して、聖晶石10個の補償が行われたとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


英文表記抹消に対する詫び石だ!10個も!

イベントでリンゴ食い尽くしたからありがてえ
運営は良い文明

よし、単発3回だな!

石いらないから戻してくれよ。
音訳とか漢字を日本語のふり仮名のように小さく載せるとかやり方あるだろ。

そういう小さい改変でチキンレースやるくらいなら一気に変えた方が安全。
変更になってしまった理由と目的、我が国の特色ある規制を考えてみろ。

石くれるんなら何の問題も無い。

あれ?私の口の中に石がある……これじゃあ何も喋れないわ。

運営のコメントは「これが最終的な結果ではない」とあるけど、やっぱ前のままでやるのは難しいか。カッコ悪い「暗匿者」じゃなくて「刺客」やassassinの音訳じゃだめなのかね。

刺客もダメだろ。

でも映画や小説では「刺客」ってそれなりに使われているぞ。
「ASSASSIN'S CREED」の映画だって「刺客信条」のタイトルのままこっちで上映されてたじゃないか。

メディアが違えば審査の基準も手続きも具体的に審査を担当する部署も違う。
例えば旧来の出版系、小説とかだとかなり突っ込んだ言葉を使ってもなんとかなるし、それなりの手法がある。ネットは細かく対応せずに一律でやってしまう所があるかな。

ソーシャルゲームに求められる我が国の正しい「体裁の整え方」が英語使わないとか悪い言葉を使わないとかになってるんだよ!

ゲームの場合はダメというのと、ここで上に反発してもしょうがないってことだろう。
ただでさえほじくり返せば危ういネタが出て来るゲームだし、アサシンのクラス名で意地を張って全体を危険にさらすことはない。

上のレスでも言われているが、ウチの国ではギリギリを狙うのはあまり意味が無い。従わない、反抗的だと思われてより厳格に扱われて潰されるだけだ。
さじ加減は上の気分次第なんだから、修正するなら思い切ってやるしかない。

文句を言っているヤツは、なぜ石を10個も配ったかというのを考えてみるべきだな。

でも文字でコレならカードの絵に修正が入ったらどうなっちゃうのかね。

クラス名の英文削除はヘンに目をつけられてカードの変更になる前の処置という見方もできる……というか、だいたいがそれじゃないか。これで勘弁してくださいというヤツだろう。

ジャックちゃんの格好に修正が入ったらさすがに許せそうにないが、クラス名ならばまだ耐えられる。

政治的な方面はウチの国でゲームを運営する以上は避けられない問題だ。他のゲームだって国内ではこの手の規制が常に入るわけだからな。
運営が金儲けのために強キャラを下方修正するとかカードの強さのバランス崩して強カードを無意味にしたりしなければいいわ。

まったく、ウチの国の政策は本当にアホらしい。
排外するためにやるのがコレかよ。

上の方の人達の考えなんて俺達には理解できんよ。
上から降ってくるのを理解するのではなく何とかするしかない。

しかし「暗殺者」みたいな言葉がダメだと新宿のアーチャーの宝具どうすんの?
「犯罪」とか使ってんだけど。

その時はその時でまた考えるしかないだろう。
風向きがどう変わっているかも分からない。
たぶん良い方向にはならないだろうが、取締りの重点が変わってる可能性は有り得るからな。

今後の更なる修正も考えられるのがまた……見た感じがあまりにもカッコ悪い字やデザインにならなければいいんだが。

FGOの中文表記がカッコ悪いとされる原因の中に、中国向けFGOのフォントが野暮った過ぎるのはあると思う。

同意。フォントカッコ悪い問題が再燃しだしてるし、私もフォント変更した方がいいという意見を否定できない。
「暗殺」使えなくて「暗匿者」になっちゃうのはもうしょうがない。

詫び石10個で口を閉じていて下さいと、運営はきちんと誠意を見せてくれた。
ハッキリ言ってこれ以外に方法は無かったと思う。

私の口はちょっと大きくて……10個じゃ足りませんなあ!

ここでは何も起こらなかった、そういうことだ!

ま、こんな所だよね。

運営はスバラシイ!スバラシイ!

お前ら、石もらったら本当に態度変わるな!?

予定通りならあと1か月で黒ジャンヌのピックアップだから呼符も石も貯蓄中。想定外の10個はとてもありがたい!!

せいぜい3個くらいだと思ってたら10個もくれたからね。
運営を讃えよ!

詫び石は炎上鎮火に良い手段だと思うが、それに関する公式weiboの告知の最後の結びに「──待て、しかして希望せよ」を使うのはどうなんだ。しかも「愛徳蒙・唐泰斯」(エドモン・ダンテス)の署名付きで。
相変わらずこの運営は真面目にやるべき所でオタクネタの誇示をして、それが滑って印象悪くするな。

まだこっちは「空の境界」コラボの最中だし、そのセリフにたどり着いていない人も結構いるはずなんじゃが……

私も改変や告知のやり方とかで言いたいことが無いわけじゃないが、そもそも補償する必要の無いものだった所に補償してくれたんだし、これ以上グダグダ言わんでもいいじゃろ。

詫び石で回したら剣式出たから私はもう何も言いません!

おい!ちゃんと石を寄越せ!俺の所には緑のマナプリしか来てなかったぞ!!



とまぁ、こんな感じで。
上の方からの規制なので、誰もが多かれ少なかれどうしようもないことだと思っていた所に詫び石が投下されたのでかなりの火消しになった模様です。

中国では様々なメディアでこういった「よろしくない」言葉を使わないようにさせる動きがありますが、最近では中国で配信される際に「幼女戦記」が「譚雅戦記」(「譚雅」は「ターニャ」の中国語表記です)になってしまったり、「暗殺教室」が「三年E班」になってしまったりしています。

修正の傾向としては物騒だったり不穏だったりな言葉が入ったり組み合わせになったりするとマズイ、その手の言葉がある名前でヘンに目をひくようなことになるのはマズイ……といった所のようですが、例によって明確なガイドラインは示されていません。

そういった状況なので、中国の現場でも自主規制、自粛を大きく取らざるを得ないような所もあるそうです。しかしファン受けの悪い改変をしてしまうと、ファンの間で炎上して上の方からヘンな注目を集めてしまいかねないのが非常に難しい所なのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「女王シェリルが日本でもまだ人気健在で嬉しい」「シェリルって誰?何のキャラ?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日、「マクロスF」

のシェリル・ノームの新曲「ゴ〜〜ジャス」が街頭PVで公開されたそうですが、秋葉原のUDX前などはスゴイ人だかりとなったそうです。

おかえりシェリル! 「マクロスF」シェリル・ノームの新曲「ゴ〜〜ジャス」、街頭ビジョンで公開(ねとらぼ)

マクロスF「シェリル・ノーム」の新曲PV解禁!新宿・秋葉はファンで大混雑に(NAVER まとめ)

中国オタク界隈において、「マクロスF」は一時代を築いた作品ですし、シェリル・ノームは「女王」の通称と共に当時屈指の人気ヒロインとなっていました。
また暴動で冷え込んでしまう前の、中国における日本のアニソンイベントの盛り上がりにおいて「マクロスF」及びそのアニソンは非常に重要な存在となっていました。

そんな訳でこのニュースも中国オタク界隈に伝わり話題になっているそうなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


東京の街頭でシェリルのPVが放映されたが、もの凄い数の観衆が集まった。
作品が終わってからかなり経っているのに、「女王」シェリル・ノームの人気は健在のようだ。

女王シェリルが日本でもまだ人気健在で嬉しい。

日本のニュース見たけど、なんかウルっとしてしまった……May'nライブにも行ったっけなあ。

シェリルとしての新曲展開があるってことでいいのかな?

スゴイな。
秋葉原の歩道橋が埋まって大変なことになっている。

これは期待せざるを得ない。

何のアニメ?何の宣伝?

このキャラが誰か分からない。
シェリルって誰?何のキャラ?有名なの?

ああ、そうか……シェリル知らないのか。世代の変化を感じるな。
「マクロスF」のヒロインだよ。あの時代のアニメの代表的なヒロインだ。

私は「マクロスΔ」しか見ていないんだけど、噂に聞くマクロスFってどんな感じだったんだ?CDたくさん出てたりするの?

そりゃもうたくさん出ていたよ。
当時のウチの国の環境では買うのも手間がかかった……まぁ、CDは有名な曲を押さえておけばいいって感じだたけどね。

ウチの国で一番盛り上がったマクロスは「F」じゃないかな。
「Robotech」は作品の扱いも時代もちょっと微妙だし。

私は「7」も好きだったけど「F」に比べてグダグダな日常パートが多くて脱落する人も少なくなかった。みんなで盛り上がれたのはやはり「F」だな。ヒロイン論争も熱かった。

そうなのか……自分は全く知らなかったよ。00年代に入る少し前にオタクになったから。

その時代にオタクやってて知らないのはさすがにどうかと思うぞ……当時のオタク界隈ではルルーシュと同レベルの有名キャラだったのだから。

May’nのコンサートの記憶がよみがえってきた。
今ではそういうの難しくなっちゃったけど、あの頃はアニソンアーティストがたくさん来てアニソンコンサートもどんどん増えていくような空気だったなー

「ダイアモンド クレバス」はずっと私の選曲リストに入っている。

今更時代遅れのシェリルを持ってくるのはどうなんだ?
最近は昔のIPを活用する動きばかりだ。冷めた飯でチャーハン作ってばかりなのは良い流れじゃないだろう。

それでも嬉しいことは嬉しい
思い入れのあるキャラが時代の中で忘れられていくのは寂しい。

シェリルを見ると07年辺りの数年間を思い出すよ。
当時はマクロスがロボアニメで一番勢いがあるように感じたんだが。

その後はロボアニメ自体が一般向きじゃなくなってきてしまった感があるな。
歌って戦う系の作品もウチの国では流行らないし……と思っていたら「ラブライブ!」が爆発するし、よく分からんわ。

自分はラブライブ以降なんで当時のことは全く知らない。
昔はアニソンでそんな盛り上がりもあったのか。

俺みたいにシェリルの歌でテンションが上がりまくるおっさんは結構いるぞ。

ウチの国のアニソンの盛り上がりの代表的なシンボルじゃないかな。
当時の商業イベントでは定番だったし、スパロボ系ソングとかよりもマクロスFの歌の方が強かった。

日本の人の集まり方が凄いよな。恐ろしいレベル。

これ秋葉原だよね。
こんなに集まるなんて日本人はどうしたんだ?

でもウチの国でもでかいスクリーンでの営業ではかなり人集まるよね。それと似たようなものも感じる。

日本でもシェリルの人気がまだ高いってことだな。
てっきり日本ではもう存在感が無いと思っていたんだが。

女王が流行ったのはもう何年も前なのにな……まだこんなに人気があるなんて。

ところで緑のファンはどこに?

ヤツらはもう死に絶えた。
生き残っているのは女王のファンだけさ。

まだ生きているぞ、ここに。
我々は女王党の奴隷ではない!

この集まった群衆、全部シェリルの熱心なファンなの?

あんな昔の作品に今でもファンがこんなにいるというのがどうも信じられない。
これって単に人が集まっているから野次馬が集まっただけだろ。

さすがにそれは分からんが、少なくともシェリル好きかマクロス好きかな人々なのは確かだろう。

日本の秋葉原だとそれだけで集まったりはしないだろ。
ウチの国の男性のオタクに比べて、日本のオタクはファンの活動が長く続くから、まだファンがいたってことなんじゃないか。

シェリルも、マクロスもどうなんだろうね。
最近のデルタも日本ではそこまで大人気ってわけではなかったし、ウチの国でも若い世代はマクロスを知らないような状況になってきているしで。

そんなことは今心配してもしょうがない!
女王万歳!感動しました!新たな活躍を楽しみにしています!



とまぁ、こんな感じで。
分かる人と分からない人がハッキリしているような所もありました。

この情報を教えていただいた方によればアニソン系、オタク系の歌やイベントに関して、一昔前と今の間の流れが断絶してしまっているような所もあるとのことでした。

これに関しては手に入る関連情報や商品が少ないのでアニメが終わると作品に接する機会が激減してしまうという中国オタク界隈の事情に加えて、現在主流の「ラブライブ!」系やその前に主流となっていたボーカロイド系や歌ってみた系がネット動画などの既存のアニソンとは別ルートで中国オタク界隈に拡散したということや、中国のアニソン系のイベントの流れが2012年の暴動の影響によって一度ストップしてしまったことなどが影響しているという話も聞きます。

最近の中国のアニソン系イベントは「ラブライブ!」以降に流れ込んだ新規のファンを考慮しても、一昔前の中国オタク界隈におけるアニソンファンとは異なる客層になっているようですし、中国に日本のコンテンツを展開する際の難しさもイロイロと感じてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


DBZは中国のアニソンイベントで選曲しない方がいい

中国版FGO、空の境界コラボイベントへの反応

ありがたいことに
「中国国内版FGOの空の境界コラボイベントの反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

「Fate/Grand Order」


の初のコラボイベントだった
「空の境界/the Garden of Order」
ですが中国では3月13日から「空の境界」コラボイベントが開催されているそうです。
中国国内版イベント告知ページ(中国語)

中国オタク界隈において「空の境界」はアニメだけでなく小説の中国語版もかなり広まっていることから、ディープなファンも多く作品に関する知識も結構広まっているとされています。

そんな訳でイロイロな反応が出ていますので、中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「空の境界」のイベントどう?
みんなもうかなり進んでいるようだけど、どんな感じ?

AP消費はそこまででもないけど、時間がかかるね。
特にミッション。「200体倒せ」のせいで、このイベントの「卒業」は予想外に手間取る。

ラプンツェル20体がな……

私も敵200がめんどくさい。ウチの主力のクラスと相性悪いし。

私は七人御佐姫だけは苦痛ではなかった。
七人御佐姫ってとても萌えないか?

イベントのミッション達成のために数を倒しているとそんな気は無くなる。

そこで萌えを見いだせれば疲れも軽減されるぞ!

七人御佐姫はいいね。一体くらいカルデアに連れて帰りたい。

あれは後の方で巫条霧絵との関係が出て来て、そして七人御佐姫の正体も何となく分かるのがスバラシイ。空の境界コラボは原作知っていると楽しめる所が多くてイイね。

ああ、俯瞰風景の。なるほど、そういうことか。

しかし今回バグっぽい報告多いな。
日本版の時に無いはずの文字関係のバグとか出ているようだし、この間の英語抹消は突発的な問題だったのだろうか。

駐車場のラプンツェルがキツイ。
フレ金時頼みになってしまうなー

それにしても今回のストーリーもネタが多いな……ただ元ネタが分からんのもあって困る。誰かまとめてくれないだろうか。

呂布がフランを娘扱いしているのが分からんのだけど、どういうネタなの?

史実ネタの解釈だろう。
Fateの呂布はバーサーカー的な側面と、その中に残る肉親への感情が強調されているキャラでもあるんだよ。Extraではラニに対して貂蝉に似た面影を見出しているから協力しているという面もあった。

三國無双でもそうだったけど、日本の呂布は娘とかの家族愛の強調が多いように思う。

個人的に笑って萌えたのが信長。
いきなり始まるノブの境界炎上螺旋とゲーム内のメタネタ。

忙しくて本能寺スルーしちゃったんだよな……一年後の復刻を待たないといけないのか……

スケジュールに変更が無ければ一年じゃなくて一年半後だな!
ようやく日本で復刻イベント始まる所だぞ。

FGOのイベントって毎回ネタまみれだよね。クリスマスの時もSWの時も。
まさか空の境界でもそんなことになるなんて……

エリザベートやブーディカなど一部のサーヴァントが本来持っている狂気の一面が出たりとしているし、これまでのイベントよりはハードだろう。

メイン部分を進めているうちに、いつのまにかメフィストに萌えるようになってしまった。ツッコミ所の提供キャラでどうせ後で裏切ると思っていたのに……
カルデアで召喚されるメフィストがこのイベントで一緒にいたメフィストではないという言葉には、納得と同時に何とも言えない寂しさを覚えた。

型月で本編が終わった後にネタに走るのはいつものことだから……
あとやはりきのこ自らが書いたシナリオは安定して面白いな。

なあ……本編終了後のネタ扱いで気になってきたんだが、黒槍の方のアルトリアってもうマジメな状態では出て来ないのか……?このままアホでおっぱいの大きな姉ちゃんになってしまうのか……?ネタ担当になってしまうのか……?

安心しろ。もっとヒドくなる!

次は牛魔王だからな!

サーヴァントはオルタ化すると頭が悪くなるんだよ。剣も槍もジャンヌも。

私は黒槍のアルトリアの冷酷さが良かったんだが。
とは言え好みだから早く次のピックアップ来ないかな。前のは300連でも出なかったけど諦めきれない……

ところで剣式ってアニメではどの辺で出たっけ?見たのがもう何年も前の話だからハッキリ思い出せない。

根源式は終章とかで出ているよ。原作小説の方を読むと分かり易いかも。

モンテ・クリスト伯って初登場がこのイベントだったのか。キャラは知っていたけど、まさかここで出るとは思わなかった。
彼に関して日本だと最初はどういう反応だったの?現在の大人気ぶりは知っているんだけど。

当初は別に人気でもなんでも無くて、後の方のストーリーや同人や島崎信長で人気が上昇していった。

このイベントの時点では情報が隠されていたから当時の日本では真名当てが行われていた。そしてセリフから比較的早い段階で岩窟王の可能性が高いとされていたかな。
予定通りならこっちでも次のイベントで本格的に出るが、日本では出た当初の人気は超高校級ネタ中心でそこまで高くなかった。

一応、監獄塔イベントの終盤の展開でかなり人気は上がったはずだよ。それとネタバレになるから詳しく言わんが、後の方でまた出て来てその影響でまた人気が上がって、1.5章でも出て来て活躍している。
ただコイツもやはり限定ピックアップだったから、取得の機会がなかなか無くて文句がかなり出たらしい。

アヴェンジャーの二人は他のサーヴァントと違ってFGOのストーリーに沿った主人公との活動の記憶が残っているから、パートナー的な位置に見えるし、同人で人気出るのもうなずけるね。

ピックアップと言えば今回のガチャはヒドイ。まさに有毒だ。
サーヴァントだけでなく限定礼装でも俺達から搾り取る気か!!

性能は微妙なんだけど、橙子に黒桐なのがね……

型月で一番好きな女性キャラなのにぜんぜん引けない。橙子に会うのがこんなに難しかったなんて。他の礼装は凸できてしまったし、剣式の宝具レベルばかりが上がっていく。

私も鮮花がなかなか出なくて焦ったが、今回は礼装関係の爆死報告が多い気がする。ピックアックでも種類が多いと大変なことになるという証拠が蓄積されたな。

私は逆に黒桐が出ない……橙子はもう4枚出ているから、黒桐と交換して欲しい。

100連でも橙子出ないんだけど。橙子ファンとしては悲しいやら悔しいやら。

俺は5単やったけどマジで橙子だけが出てない。
(訳注:課金セットで一番高い518元(約8500円)で聖晶石86個+オマケ54個があちらでは一「単」という単位で呼ばれているそうです)

礼装という名のイラストを売っているだけなのに、お前ら……

今回のイベントは両儀式配布ということで太っ腹だと思っていたら、とても恐ろしい罠が隠されていたよ。

サーヴァントの話題になりがちだが、高レア礼装の確率もえげつないからな。
今回の惨状を見ると、今後のイベントの限定礼装が恐ろしく思えてしょうがない。



とまぁ、こんな感じで。
語ったり回したりとイロイロな方向の欲望がわくイベントとなっている模様です。

中国でFateシリーズがライト層も含めて本格的に広まりジャンルとして定着したのは「Fate/Zero」からですが、TYPE-MOONのファンということでは「空の境界」から入った人も多く、中国の古参のTYPE-MOONファンの間で「空の境界」に関する思い入れはかなりのものとなっているようです。

またそれだけにサーヴァントだけでなく装備の礼装の方を、それも強さでは無くキャラを目的にガチャを回す人もかなり出ているようで、複数の限定概念礼装の中で目的のモノだけ出ないという悲鳴もそこかしこで上がっているようでした。


ちなみに管理人は現在日本で行われている「ぐだぐだ本能寺」の復刻イベントで、一昨年の初回の時にかすりもしなかった借りを返そうとガチャを回してみたのですが、当時と同じように沖田総司どころか限定礼装にもかすらないわ、出た高レア礼装は「優雅たれ」だわと、しばらくはガチャをやる気が失せて節約できそうな結果となりました……

中国のソッチ系のサイトでFGO関係のやり取りを追っかけていると、ガチャの当たり報告にも頻繁にぶつかるので精神的なダメージが蓄積されます。うぬぬぬぬ。


愚痴はともかくとりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

刀剣乱舞と靖国神社の炎上問題に見る、今の日中間のコミュニケーションにおける基本的な問題など

以前の記事
刀剣乱舞、中国向けベータ開始直後に日本のコラボイベントで靖国神社が入って炎上
に関してイロイロとネタのタレコミや質問をいただいております。

この件に関して知り合いの中国オタクの方と話した際に、日本のコンテンツの中国展開における定番の問題として見たり、
「日中間のコミュニケーションにおける基本的な問題としても見ることが出来る」
という話も出て来たので、今回は個人的な印象によるまとめのようなものを。
(ただ、私自身はこの件に関してきちんと追いかけたわけではなく又聞きによる所も多々ありますので、間違っている部分に関してはツッコミ&情報提供をお願いいたします)

まずこの問題、中国のファンの方々の反応が非常に強烈なモノになっているのはなぜかというと、
「明確に靖国関係というレッテルを貼られた場合、中国では作品として終了」
ということになるので誇張でも何でも無く
「中国国内における作品、ジャンル存亡の危機」
だという事情があります。日本から突如飛んできた致死級の爆弾のようなものだとか。

中国では「たかが娯楽作品だから」と遠慮なく潰しに来ますから、規制や自粛の嵐に巻き込まれて最近オープンベータの始まった中国国内向け版のゲームや昨年10月に新作アニメとして正規に配信されている「花丸」が消えるだけでなく、作品の扱いそのものが中国のネットから消される、作品を好きであると公言するだけで叩かれ、ファンはしばらく活動を自粛しなければならなくなるといった可能性も否定できません。

実際、中国では日本のコンテンツに限らず過去にも政治とその影響により社会の槍玉にあげられて消された作品やジャンルがイロイロとありますし、海外系コンテンツということでも最近の中国国内における韓流に対するアレコレを見ればどんなことになるかは容易に想像できるかと。

そういった事情から中国のファンの方々が慌てて日本側にアプローチをかける、正規で遊んでいるので運営にクレームをつけるなどの動きが出ているそうなのですが、それと同時に事態を悪化させているというか、
「問題に燃料を注いで炎上させ政治的な意味合いを持たせてしまっているのが主に中国のファンである」
というのもこの件に関する難しい所でしょうか。

中国の方からはこの問題に関して
「日本はゲームに政治を絡めないで」
といった発言が出たりしているようですし、観光系のイベントであり千代田区が関係しているという点から中国では政治的なイベントだと勘違いして暴走している節もあるのですが、日本からすれば
「観光協会が企画した花見系のイベント」
でしかありません。中国への展開を抜きにして考えれば、作品の題材的にも違和感のある組み合わせではないという話も聞きます。

更にこの件に関しては中国のファンの一部に
「炎上を防ぐよりもまず話を広げよう」
「うやむやにされないように問題を拡大しよう」
としている流れがあり、それに加えて日本語で日本のネットに発信されている情報が中国の背景事情の説明よりも、靖国神社に関する中国の「公式見解」による批判やアピールが目立つというのが問題を更に複雑にしている感もあるそうで……

中国オタクの知り合いとこの問題についてグダグダと話していた際に、
「この流れは日中間のコミュニケーションにおける基本的な問題という見方もできるので、今後別のコンテンツにも似たような事態が発生する可能性がある」
という話も出て来ました。

中国オタクの方曰く
「中国での交渉は基本的に相手に要求を押し付けるように、高圧的かつストレートな物言いで大げさにアピールして相手を追い込もうとする。そして双方の押し問答により最終的な折り合いをつける」

「中国の感覚で見ると、日本人同士の交渉は中国と真逆で要求を相手が察することを期待しつつ、丁寧な物言いで実際の状況を遠回りに伝えて相手の出方を待つように見える」

「中国を『押し合い』とするなら日本は『引き合い』そして、この二つの交渉スタイルがぶつかるとデッドロック状態になってしまう……」


とのことで、これに関しては私も非常によくわかります。
今回の件はこの日本と中国の二つの交渉スタイルの衝突的な所も見て取れるので、
「もしかしたら中国側が中国そのままのノリで日本語の発言を投稿した時点でアウトだったのかもしれない……」
という話も出ました。

また別の方からは「これをやったら中国で遊べなくなる。刀剣男士に会えなくなってしまう!」といったような形で「中国ではシャレにならない」という点を中心に伝えて「キャラへの愛」を強調すれば、日本でもう少し味方が増えたのでは……といった話が出たりも。

ちなみに業界事情にも詳しい方だったので今回の件に関する中国サイドの見方はどんな感じになりそうか教えていただいたのですが、
「まず重要なのは事態の鎮静化。これが中国でのイベントなら消防や警備上の理由で場所の変更や一旦中止とやれますが、日本の国家権力と個人の権利のバランスでそういうことはできるのでしょうか?」

「幸い、政治的な狙いでやっているわけではないのはこちらからもよく分かるので、事態を悪化させなければオタク内、ジャンル内で終わることも考えられます」

「過去の例としては『提督の決断』の問題が近いかもしれません」


とのことでした。
政治的な方面に波及する危険性はそこまで高くないという見方もできるそうですが、作品へのダメージは避けられそうにないのがなんともかんとも。


それにしても今回は靖国神社ということで中国側の反発が激烈になっていますが、ここまでいかなくとも中国に展開した日本のコンテンツに関する政治や歴史関係の炎上案件やそのリスクは珍しいものではありません。

最近炎上した中ではFGOサーヴァント予想の川島芳子の件などもありますし、現在の環境では作品本体だけでなく、関連するイベントや作品関係者の言動に関しても炎上のリスクが大きくなってきているかと思います。
FGOサーヴァント予想「川島芳子」、中国で炎上

こういった政治や歴史に関する認識の違いによるリスクの具体的な所については日本側でも中国側でもきちんと意識されているケースは少ないので、結構な火種が燻っている気がします。
私の手を出している作品の範囲に限っても、この1年程の間に「中国に広まったらマズイ」と思われるケースがちょくちょくありました。

現在の環境では日本のコンテンツの中国進出には炎上のリスクが上がるという面がありますし、それを意識することにより日本国内の創作活動の手間が増えたり自粛や制限がかかってしまいかねないというめんどくさい面もあるのではないかと思います。

また、オタク系のコンテンツに関しては同じ作品同じジャンルについて語れるので、ある程度感覚的に「通じる」部分が多い上に関係者に若い世代が多いのもあってか、商業的な場面でも
「双方の常識が全く異なる」
という分野や話題を意識しないで進めてしまうケースが少なくないようです。

現在の中国社会特有の「敏感な扱い」のアレコレに関しては中国側からの具体的な説明がないと日本側には分からない、対応のしようが無いといったケースも多いのですが、そこを明確にしないまま進んでしまうことが少なくないという話も聞きます。

最近の中国ではネットの規制や検閲もあってか、ネット上のフォーラムやSNSに限らず、友人関係やビジネス関係のやり取りであっても、その手の敏感なワードに関しては触れないようにする、話題にする際にも隠語や別の言い回しを使ったりするといった傾向が強くなってきています。

その為、「今の中国」のこういったリスクに関する見解や扱い、それも具体的、個人的な物に関してはいよいよ外からは分かり難い形になっていますし、中国の「敏感な事情」に関して日本から調べるのはかなり困難になっているのも間違いありません。
そんな訳で中国側がこの手の敏感な事情に関する日本側の配慮を「説明なしでもやってくれる」と期待しても、それは無理な話となってしまうようですね。

私の知っている限りでも、中国では扱いの難しいテーマが含まれる某イベントにおいて大変なことになりかけたケースがあります。
そのイベントでは日本側も「中国では扱いの難しいテーマである」と知っていたので目立つ部分に関しては調整したものの一部日本の感覚でやった所がありそれに関しては
「中国側から何も言われないから大丈夫なのだろう」
「あえてお金を払おうとするくらいだから、中国側も分かっているのだろうし」
と考え、中国側もその手の事情を説明したのは最初の方だけで後は
「わざわざ言わなくててもこれは常識だし、ある程度配慮してくれるだろう」
といった対応だったことからすれ違いが発生してしまったそうで……

最近はコンテンツを単純に売り買いするのではなく、関連商品やサービスの動き、特にソーシャルゲーム関係の動きがいよいよ活発になっていますし、日本から中国へ或いは中国から日本へという動きもかなり増えています。

今回の「刀剣乱舞」の件に限らずソーシャルゲームの展開に関しては現地運営という要素からこれまでとは違ったリスクが出て来ているようなので、今後しばらくの間は予想外の方向からのゴタゴタが発生しそうな気もしてしまいますね。


グダグダと長くなってしまいましたが、
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

3/15追記修正:誤字脱字修正及び抜けていた文章を追加しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「十字固めってどれくらい痛いの?ヒロインがかけるサービス技にも見えるんだけど」

ありがたいことに手軽なネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメや漫画の中に出て来る技に関してイロイロと話題になっているようですが、完全に想像上のものだけでなく、格闘技で実際に使われている技に関しても話題になることがあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「関節技の十字固め」
に関するやり取りが行われていたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメでたまにヒロインが主人公にかけたりする十字固めってあるよね。
あれってどれくらい痛いの?ヒロインがかけるサービス技にも見えるんだけど。友達からは「あれはとても痛いし、簡単には抜けられない」と言われたんだが……

実際にやってもらえば?

そりゃ女の子だったらやって欲しいけど、周囲にいるやってくれそうなのは男だけ。しかも手加減を知らないのばかり。
実際に女の子にやってもらう機会があるかどうかはともかく、ホントに痛くて取り乱したらイヤなので予備知識として把握したい!!あと外し方も予習しておきたい。

外し方?
お前のパワーで相手ごと腕を持ち上げればいいのさ!

抜けるのは難しいと聞きます。Mになって痛みを楽しむのが合理的です。

見たのがどの作品だか思い出せないが、確かに女の子にあの技をかけられるのは憧れる。自分もやられてみたい。

私もだ。動いて暴れるのなんてもったいない……

同意だ。外すなんてもったいないしそのままで良いだろうと思ってしまう。

個人的には、エロゲーやエロアニメによくあるシーンよりも憧れる。

普通に抜けるとするなら、相手の身体をつねるかなんかすれば放すんじゃないの。ラッキースケベ的なことをやったりとか!

お前ら……あれって決まると本気で痛いし力入れる靭帯が切れたり骨が折れたり外れたりする技なんだぞ。拳でぶっとばすより危険という見方もできる。

空いている方の手で何かをすればすぐに解けるんじゃないの?

あのポジションになると人間の身体の構造的に力が入り難いから、腕が伸びきったら外すのはキツイだろう。
実は女性の力でも男性に効果的にダメージを与えられるやり方かもな。

ずっとPCの前にいて運動していないオタクがあの技に対応するのは無理だぞ。相手が女の子でもな。

十字固めって柔道の試合で普通に有効な技、試合が決着する関節技だからな。

アニメの中のヒロインがかけてくるなら、足をペロペロして反撃するのはどうだろう。

そんな余裕無いぞ。
あれは本気で痛い。何も考えられなくなるレベルで。
心理的な準備をしても、未経験だと身体が動かなくなるんじゃないか。

ウチの学校では遊びでやって普通の男が涙を流して痛がったし、靭帯を負傷した。関節技の中では手加減し易い技とされているが、それでも遊び半分でやるのはやめた方がいいぞ……

関節技の中ではまだ外せる技だよ。裸絞めとかの方がキツイ。
ヒロインにやられると考えた場合、太股の十字固めにおっぱいの裸絞めと優劣がつけにくいが……

まったく……カワイイの子がやってくれるのに、なんで外す必要があるのか。じっくり味わえばいい。

お前、腕いらないの?

パワーがあれば起き上がって腕で相手を吊り下げるなんてのが可能かもしれないが、オタクだと無理じゃないか。

プロレスでそういう形で技を破るシーンもあるが、あれは双方の協力によるパフォーマンスだからな。現実的に考えるとどうするべきなのか。

地面に倒されて腕が伸びたらアウト。
まだ立っているなら相手を地面にぶつけて外れることを狙おう。

それは跳び関節からの十字固めじゃないか?
二次元ならともかく、現実の十字固めのかけ方だとかなり珍しいのでは。

裏返れば大丈夫だけど、素早くやらないとダメ。太股でガッチリはさまれたらもうヤバイ。

遊びでやるなら派手に痛がって降参するのが現実的なやり方じゃないかな……関節への攻撃はやり過ぎると怖い。

十字固めは力で外すか、柔軟性で外すしかないはず。
ただアニメのようにヒロインが主人公にかけるとかなら、体格差で持ち上げることも可能なんじゃないか。柔道のように同階級でやるわけじゃないんだし。

現実で十字固めの形になるまでやられたらどうにもならんよね。地面叩いて負けを認めるべき。

十字固めが完成してしまうと普通の人間の骨格構造だと抜けるのは不可能。力があり過ぎると腱を痛める可能性も高くなる。

ほとんどの関節技は完全にかかる前に外すというのが対処法、逆に言えば完全に形になったら諦めるしかないぞ。暴れてどうにかなるような体格、力の差があるならほとんどかからないわけだし。
ちなみに上位的な技に三角絞めというのがある。
腕を十字固めのように固めつつ、更に太股で首を絞める。

それは……なんだかとても上級だな!

うむ。ただこれは本当にキツイらしい。
柔道の寝技の中でも一番苦しくて痛いとも言われている。

とても痛いのはなんとなく分かった。
でも私はそれでもかけられたいし、外したくない。



とまぁ、こんな感じで。
関節技に関する知識と経験(?)の個人差が結構大きいようでした。

考えてみれば、中国の学校では体育で柔道をやるようなこともありませんし(受験とあまり関係ないので体育自体が重視されていませんが)、格闘技関係の情報というのも自分から積極的に探しに行かないといけませんし、普通に学校に通っているだけだと関節技を体験したり意識する機会はなかなか無いかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国版FGO、国の規定により英文表記抹消

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国国内向け版のサービスが展開され、
中国では来週から「空の境界」コラボイベントが始まるという
「Fate/Grand Order」

ですが、今週になって中国の関連法規の要求に基づきゲーム内のテキスト修正のアップデートが行われ、その結果
「クラス名などの英文表記部分が中国語表記になる」
といった変更が行われたそうです。
今の所英文表記が修正されたのはTIPSや戦闘画面のクラス、編成画面のクラスなどだそうですが、今後どこまで変更が入るのかは不明とのことです。

変更後の画像は後でまた探してみますが、
とりあえずこちらは公式サイトにあった変更前の画像、
fgo公式修正前

この中の敵味方の英文表記のクラス名が中国語表記に変更されたりしているとのことです。

この突然の変更に関して不満を覚える中国のユーザーも少なくないようで、中国オタク界隈ではプチ炎上状態になってしまったとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国版のFGOの英文部分が中国語にされてしまった……
なんか中国語表記になるとカッコ悪い……

事前の通達ではどこまで変更が入るかと不安だったが、思ったよりは少ないか?

テキストは我慢できる。カードの絵に修正が入ったら終わりだ。

失ってみて初めて分かる中二病的な良さ。

こんなことするなら、中国語に変えないで英語部分を削ってしまった方が良い気がする。アイコンで分かるようになっているんだし、そっちの方が違和感少ないよ。

こんな微妙な情報抹消が来るとは。

FGOもやはり中国語化の運命からは逃れられないのか。

でもこれ、「ミリオンアーサー」よりはマシだぞ。あっちはヘンな所で中国語が出てかなり興醒めするような状態になっちゃったから。

英文表記の方が良いなあ……訳語自体が一定しないから反発は増えるし、何より野暮ったくなる。

目立つのは編成とか戦闘シーンのクラス名か。
カッコ悪さにドン引きだよ。

どっちにしろウチの国でサービス展開する以上はしょうがない。
内容を変えているわけじゃないし、そのうち慣れるだろ。
Fateファンは中国語の翻訳でやたらと炎上したがるけど、中国語表記を下に見ている所が無いと言えるか?あまり極端なことは言うべきではない。

英語を中国語にしたくらいで何でそんなに文句言うんだよ。
お前ら日頃どこの言葉を使ってんの?

クラスによっては受け入れられないわけではないが、「盾兵」だけは勘弁してくれ。

「shielder」じゃないとイヤだ!「盾兵」とかカッコ悪い!

「ruler」が「裁定者」はまだ……しかし「assassin」が「暗匿者」はさすがに……

「assassin」って「刺客」じゃダメだったのだろうか?それか音訳とか。
ヘンな注目を集めたりしそうな物騒な名前は避けるというやり方なのかもしれないが。
(3/12追記:「『アサシン クリード』の中国語タイトルは『刺客信条』でしたね」というツッコミをいただきました)

「暗匿者」はかなり微妙。
これは詫び石案件ですよ。

剣士、弓兵、槍兵、魔術師……この辺はいいか。
あとAQBのカード名にはまだ英語残ってるのか。

戦闘画面のクラスの下はまだ「servant」のままだね。

ゲーム内は修正入ったが、中国語向け公式サイトのサーヴァント紹介の所がまだ英文表記なんだが。

ログインした時のフレによく使われたクラス名とかもまだ英語表記だし、混在部分は結構残っているみたいだ。次のアプデで修正されるかもしれないけど。

中国語のクラス名でその下に「servant」表記はなんか違和感が。いっそのこと全部中国語にした方が良いんじゃないか?

遊ぶのやめるわ。どうせこのままカードも修正すんだろ?

私も英語の表記に慣れちゃってるからキツイ。
でもかなり課金しちゃったからやめるという踏ん切りも付かん。

今はまだ一部だが、今後戦闘画面の英語部分が全部中国語になることも考えられる。

不満が無いわけじゃないが、一応受け入れられる範囲かな。もっとヒドイことになるのを想像していたし。

イロイロと叩く口実になっちゃってるような所はあるかもね。
まだ脳内補完能力でどうにかなる範囲だろうに。

そもそも日本語版遊んでも、所々かな文字が入ってるしね……

カードの絵に修正が入らなければまだ許せるよ。
今後どうなるかは不安だが。いよいよダメだったら日本語版に本格的に移ることも考えている。

自分もカードの修正は無いからまだ様子見。
スカートの丈が長くなったり布が多くなったりパンツはかせたりしたらやめる!!

お前ら中国人だろうが。なに文句言ってんだ。
中国語と英語がごちゃ混ぜになったのを喜んでいることが問題だというのに気付け。

言葉以前にデザイン的にちょっと……
英文と中文ではフォントの印象も異なるから単純に入れ替えればいいってわけではない。弓とか狂とかの一文字だけとかにすればまだ見れるのに。

それ以前の問題として、簡体字だとカッコ悪くないか?国の規定による国内向けだと繁体字は積極的に使えないのは分かるが。

現在プチ炎上している状況、ユーザーの文句をどうにかする方法は簡単だ。
詫び石だ!補償だ!そうすれば文字なんかどうでもよくなる!!

まぁそうだろうな。
あと文字で思い出したが中国国内サービス版のフォントのデザインも微妙なんだよな……今回の騒動でまた意識するようになってしまった。

もう中国語部分をバッサリ無くしてしまえばいい。
アイコンさえ残せば問題無いだろ。

さすがにそれをやると新規プレイヤーが付いていけなくなるぞ。



とまぁ、こんな感じで。
「なんかカッコ悪くなる」といった受け止め方をする人も少なくないようです。

中国国内向け版のFGOは、日本のふり仮名部分をアルファベット表記にするなどの力技を駆使して頑張っていたのですが、それがダメになるというのは残念ですね。

中国オタクの面々にも難しい文字や外国語を使うことによる「なんだかカッコ良い」感はイロイロとあるようですし、最近はいわゆる中二病的なネタに関して一回りしたのか、開き直った中二病的なカッコ良さを重視する動きも出て来ているそうです。

そんな訳で、国の方からの話なので従わざるを得ないとは言え、FGOの中に目に付く形で中国語、それも簡体字表記が唐突に来ると微妙な気分になってしまう所もあるとのことです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

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表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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