「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「服部半蔵とかの忍者って個人ではなく一族の通称だったの?今までずっと一人のことだと思っていた……」「有名忍者の名前は『伝統のブランド名』みたいなもの」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の歴関連の知識がイロイロと蓄積されているそうで、特に戦国時代に関してはゲーム経由などで把握できることの多さもあり、かなり濃い議論が行われているのだとか。
ただやはり中国にいると意識して調べなければ知らないままになってしまう分野も多いことから知識にも個人差があるそうで、時折思わぬ話題が思わぬ方向で盛り上がることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「有名な忍者の名前は個人名ではない通称のものがある」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


服部半蔵とかの忍者って個人ではなく一族の通称だったの?
今までずっと一人のことだと思っていた……

そうだね
風魔小太郎とか忍者で有名なのはそういうのが多かったはず

忍者の名前に関しては個人と一族の頭首に代々使われているものがあるし、個人だと思って間違いないのもいる
例えば石川五右衛門や百地丹波は個人のことだね

日本は一族の当主が代々受け継ぐ名前というのがあって、それとは別に個人名があったりする

服部半蔵でいえば通称「服部半蔵」、本名「正成」とかだね

いわゆる「字」みたいなもので良いんだろうか?
まず通称としてよく知られている名前があって、それ以外に本名として日常的に親しい人間と使う名前があるという感じ?

日常的に呼ぶ名前という意味では字に近い
ただ個人用の字と違って日本の通称は服部半蔵のように継承されるものもあるなど、異なる部分もかなりある模様

称号とは違うんだよね?

「一族」、「家」で継承される名前なので称号とは違うね
あとちょっとややこしいのが、通称で広まっている武将もいれば本名で広まっている武将もいるという……

昔の日本人の名前って複数のパートで構成されているんだよ
忍者の服部半蔵の主なモデルとされる二代目の服部半蔵の場合だと姓の「服部」、日常的に使う通称の「半蔵」、本人の名である「正成」となっている
そして通称は一族で継承されていくので徳川であれば竹千代、北条なら新九郎と呼ばれる人物が複数存在することになる

北条家の通称は新九郎でいいけど、徳川の場合は幼名が竹千代で通称はまた別、徳川家康なら次郎三郎または蔵人佐だな
幼名と通称はまた別だというのが……

ヤヤコシイというのには深く同意する
例えば織田信長は服部半蔵正成のように言うなら織田三郎信長で、「服部半蔵」式に呼ぶとしたら「織田三郎」になる
ただ織田信長の「三郎」日常的に使う通称で、一族の伝統的な通称ではない……らしい

本名にあたる諱は日常的には使わないからな
だから日本の作品内のキャラ同士の呼びかけを史実通りにするか有名な諱呼びにするか、例えば本多平八郎忠勝を平八郎と呼ぶか忠勝と呼ぶかのような判断は難しいし、雑にやると知識不足がバレる部分なのだとか

えーと平八郎が通称で諱が忠勝、キャラ同士なら「平八郎」が正解だっけ?ただ場合によっては「本田平八郎忠勝」と名乗る場合もあるとかないとか……
俺は以前歴史考証的に正しい日本の戦国時代関係の話を書こうとしたとき、武将同士の呼び方が分からなくて諦めたことがあるよ
AI使うにしてもある程度知識がないとホラ吹いた時の判断ができないし

中国人が書いて中国人が読む分には問題にならない部分だが、そういう部分もこだわりだすと歴史モノは途端に難しくなるよな
日本の中華ファンタジー作品が日本向けだと割り切っているのは間違っていないやり方なのだろう

しかも日本の戦国武将の姓名どちらも可変式
私は昔徳川家康のことを「徳川竹千代」と呼んだ時に、家康の場合は徳川と竹千代の組合せにはならない、呼ぶなら松平竹千代だとツッコミを受けたことがある

まぁこっちで作品を楽しむ分にはその辺は必要になったら調べるくらいでいいのでは?
とりあえず有名忍者の名前は「伝統のブランド名」みたいなものだと思っておけばいいよ

その認識は……そんなに間違ってないのか?その看板で仕事するわけだしな
あと一族の通称があるというのが創作では面白いことになるんだよね
複数人の功績が伝説として一人にまとまったりする

Fateで言えばアサシンの服部半蔵とランサーの服部半蔵とセイバーの服部半蔵がいて中身全部別人のハサンみたいなことができるというネタはあったな

とはいえ、創作のベースになった服部半蔵は大体二代目の服部半蔵と言われている
そして三代目がやらかして服部半蔵の家は没落した

実の所、キャラの濃い服部半蔵は三人しかいないという……

この名前の継承は現代でも行われている
歌舞伎の襲名などは有名だ

そうそう
現代まで続いているのだと歌舞伎役者がそういうシステムになっているし、他にも伝統芸能関係では伝統的な芸名というのが存在する
本名とは別に、活動する際には何代目某某(普段は「何代目」は省略)みたいな形になる

相撲は新しいのと昔から続いている名前が混在しているんだっけ?

「葛葉ライドウ」のように創作でも思わぬところで目にすることがあるし、日本では今でもそんなに珍しくないシステムなのかもね

有名な忍者だと風魔小太郎の他にも、雑賀孫一が複数存在する通称的な名前だな
だから複数の雑賀孫一、女の雑賀孫一を出すような設定にしてもそこそこ許容範囲になるとか

日本の忍者はこの「名前を継承する」スタイルをよく使うんだよね
創作的にもかなり便利だ

私は昔真田家の親子に序盤からずっと仕えている女忍者だけ同じキャラというかモデルを使いまわしても大丈夫な理由として、代替わりしても通称は同じだからという解説を見た時は笑ったし感心したよ

創作する側は便利かもしれないが、見ている方はキャラの区別が混乱する
同じ名前の人物多いし時期によって名前が変わるし!
松平家の次郎三郎とか何人いるんだよ!?

上の方でも言われているが
同じ通称を使い続ける、襲名することに関しては現代で例えるなら商標、広告みたいなものだと言えば分かりやすいと思う
名前を売る、宣伝する上で効果的なやり方だったのは間違いないだろう



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも気にしだしたらなかなか大変な部分になっているようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私は織田信長のような有名な武将の呼び方なら『三郎』『上総介』があると記憶していますが、あまり知らない武将の通称や官職での呼び方が出てくると誰だか分からずに混乱することも少なくありません……」
などといった話もありました。

私も昔の武将の名前に関しては覚えきれない、判別できないということは結構ありますね。特に室町時代にかかる辺りの作品、歴史系の解説書や読み物では名前の読み方が独特になるのもあってか誰が誰だか分からなくなりがちで、雑な認識のまま読み進めてしまうことも多いです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「近頃は正統派な忍者作品を見かけなくなった気がする」「最近の二次元で人気になっているのはアメリカ式忍者ばかりだよね」

中国オタク「二次元では眼鏡は外した方が良いのに眼帯、目隠し装備は外さない方が良いと感じることが多いのはなぜだろう」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
近年の中国オタク界隈では五条悟や2Bなどが大人気になっていることもあってか、キャラの装備としての眼帯を意識する人が増えているという話もあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「眼鏡キャラは眼鏡外した方が良いのに眼帯、目隠しキャラは外さない方が良いと感じることが多いのはなぜか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元では眼鏡は外した方が良いのに眼帯、目隠し装備は外さない方が良いと感じることが多いのはなぜだろう

悪いわけではない、普通に美形のキャラデザが出てくるのに目を隠す眼帯の方が良かったと感じるんだよね
眼鏡と明らかに違うというのは私も理解できる

そんなことを言うと眼鏡フェチが来るぞ……

とは言え、眼鏡は基本的に外した方が良いという意見が多数派なのは間違いない
しかし眼帯はキャラ次第ではあるが外さない方がいいという判断が多い気がする

イメージと違うというか、眼帯外すと作画レベルが落ちたように感じることもある
私は2Bや9Sに関してはそれをハッキリ感じたよ

近年最高の眼帯人気キャラということで間違いないであろう五条悟も眼帯ない方が良いような気がする

私は五条悟は眼帯無しの方が良いと思う方なんだけど……
2Bに関しては同意だが

五条悟はまだ好みが分かれる方ではある
でも眼鏡と違って眼帯状態の方が好きという人は普通にいるのが興味深い

目を隠すスタイル自体はアメコミでは昔からたくさんあった
そっちのデザインが入ってきた、日本の作品でも活用されるようになったという見方はどうだろう?

そのスタイルは顔を隠す、変身するパターンだからちょっと違う気もする
日本の作品だと「ペルソナ5」みたいなタイプ?

眼帯と仮面の定義はさておき、ソウルシリーズの火防女はとても素晴らしいデザインなのは間違いないだろう

私は「ゴブリンスレイヤー」の剣の乙女の目隠し外した顔を見て「やっぱりつけたままで」という感想が出てきたな

なんか普通になってしまうんだよね
眼鏡はデバフが消えるように感じるけど、眼帯は目の周りのバフが消えるというか……

目隠し系の装備はつけていた方がある種の神秘的な印象、想像する余地が出てくるので、やはりつけていた方が良いと思う

「NARUTO」のカカシの時は眼帯も眼帯無しもどちらも良いという感じだったっけ?

カカシの場合は眼帯の下に写輪眼があるからね
外すシチュエーションがまずカッコイイことになるので他のキャラとの比較がちょっと難しい

眼帯外したら美形であっても急に無個性になるのがダメなのかも?
並べてみると大まかな形、色が似ていると「眼帯外したら同じ顔」みたいな印象になったりすることもある

眼帯の他にフードキャラもフードを外したらなんか違う、そのままの方が良かったというケースが発生する
隠すことによる想像の余地を作る手法というのは上手くやればかなり有効なのかもね

眼鏡は言ってみれば簡単に外せる、無くてもいいもの、それに対して眼帯などの目隠し系の装備はキャラの設定の根幹にかかわるもの、簡単に外せるものではないエピソード込での印象になるので眼鏡と違って脳内補正が効く
例えば力の封印や制御のためという強さの象徴や過去の傷などの中二病要素も宿る特殊装備になるわけだ

目を隠す装備でイメージを変えるという意味では昔から有効ではあるが、昔と違って今はつけていた方が良いキャラの方が先に思い付くようになっている

昔の付けていた方が良いキャラか……「機動戦艦ナデシコ」のテンカワアキトとか?
彼は劇場版でバイザーで目を覆うデザインになって、TV版のヤサシイ系ハーレム系主人公から不気味さと復讐者属性の追加されたカッコイイキャラに上手く移行していた気がする

シャアのヘンな仮面、サングラス、何もなしの美形という変遷をリアルタイムで見ていた人はどう感じたのだろうか?

眼帯や仮面装備は二次元キャラの特徴である大きな目を消してしまうのに良い印象になるというのは不思議だ

コスプレなら眼帯の方が良い、というのはとてもよく分かるんだけどね
2Bはコスチューム以上に顔を眼帯で補正できるのが現実と二次元をつなぐ上で非常に大きい

でも薄い本では目を描かない男キャラも多いし、案外描かなくてもいける、むしろ描かない方が嫌いなイメージが入らなくて良いのかもしれない
無個性の方が逆に良い、ある種の理想を想像できる余地があるので良いというケースはあるわけだし

理解できる
ギャルゲーとかでは昔から主人公キャラの目を出さない、前髪で覆ってしまうデザインが多かった
目を覆う眼帯はある意味では主人公補正系のデザイン……?

一応昔から眼帯というか、両目を覆う目隠し装備なキャラデザの人気キャラはそれなりにいる
例えばなんだかんだでガンダムシリーズは実質眼帯な謎仮面キャラが伝統だし、人気自体はあると思う

シャアは「逆襲」の頃はともかく、初代の頃はあの変な仮面の方が印象に残るし「良い」と思ってしまう自分のような人間もいる……自分があの仮面に慣れ過ぎたというのもあるのだろうけど……

ガンダムだとゼクスは仮面がヘン、素顔が美形のギャップが大きくて仮面無しが良いと感じるキャラだと思う
ハリーなんかは私服も変な眼鏡もあいまって、相対的に赤いサングラス?が一番マシに見えるという……

仮面の方が良いというキャラなら、小さい時に見た劇場版ドラえもんの「竜の騎士」のバンホーは兜装備の方がずっとカッコいいのにと素顔にガッカリしたのをよく覚えている

「目を描かない」ということについては昔と比べて作画レベルが上がった、画質が上がったのに合わせて作画の密度も上がったというのも影響していると思う
目以外の部分の情報量を多く、目を描かなくても表情が分かるくらいの描写が普通にできるようになった、つまり目隠しキャラも「顔の良さ」が表現しやすくなったということなのではないかと

それもありそうだな
現代の作画レベルだと実は作り手が意図する感情表現自体はできている、眼帯による無感情、不気味な印象だけを活用しているなどといったことが可能だ

結局はギャップの大きさ、活躍する時の眼帯の有無などで印象は分かれると思う
なおFateのライダーのように眼帯と眼帯無しと眼鏡でどれも美形というフェチの争いの火種になりそうなキャラも存在する……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では現実でも二次元でも顔のラインや目の形などを非常に重視します。眼鏡は二次元でも顔のラインを崩し目の印象を悪くする、美形ではなくなる邪魔なパーツという認識が一般人だけでなくオタクの間でも強いです。だから眼鏡を外した方がカッコイイとなるわけですね」

「それから中国の学校では眼鏡をかけた人の割合が高いので眼鏡が日常生活を連想させるアイテムになっています。それに中国の学生がつけている眼鏡は日本の眼鏡と違っておしゃれな眼鏡ではないので眼鏡に良いイメージがある、萌えを感じる人はとても少ないです。日本のように眼鏡萌え文化が成立することはなく、日本から入ってきた眼鏡萌え文化もあまり広まらなかったのです」

「中国の眼鏡の扱いで日本と違うものとしては『眼鏡を砕く或いは割る』という表現がとても好まれているというのがあります。中国では眼鏡は受験勉強の象徴でもあるので勉強ばかりの日常からの解放という描写になりますし、眼鏡によって隠されていた美形な顔を解放するという描写も加わるので非常にカタルシスのある覚醒描写になります」

などといった話もありました。

二次元キャラの顔のどこに注目するか、どの変化を気にするかなどに関しては意外な所に日中の違いが出てくるので何か機会があればまた追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「現在の日本の二次元では眼鏡はダサいキャラのパーツではなくなっているのか?キャラに眼鏡を加えるのがファンへのサービスとされているような扱いも見かけるんだが」

中国オタク「近頃は日本の海賊版対策組織がすごい仕事しているように感じる、国内外の海賊版サイトを次々にぶっ倒しているような……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

当ブログの過去記事
中国で大手日本アニメ海賊版サイト運営者に有罪判決が確定 中国オタク「やはり捕まっていたのか」
などでも何度か海賊版サイトの取締りに関する話に触れていますが、近頃は中国オタク界隈でも日本の海賊版対策や関連組織が何かと意識されているそうで、それに関連した話題が伸びることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃は日本の海賊版対策組織がすごい仕事しているように感じる」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃は日本の海賊版対策組織がすごい仕事しているように感じる、国内外の海賊版サイトを次々にぶっ倒しているような……

国内だと櫻花動漫も日本の海賊版対策の関係だったっけ?

国内扱いの実感はあまり無いけどBato.toは摘発されたのが国内だな
あそこは外国向けで中国国内からはブロックしていたはずだから

あまりまとまった話題にならないがエロ関係の影響は特に大きいと思う
どこのサイトもかなり警戒するようになった印象が……

でも対外関係がアレなことになっていくから、今後は国内は大したことできなそう

いや、そうとは限らない
海賊版取締りに関しては中国国内でも上の方にとっては成果にしかならないから、あえて止める必要もないわけで

取締りの対象となるのはまず違法サイト、未登録の所とかだろうしね……

以前日本のCODAが潰したB9GOODもサーバーは中国だったし、中国国内も今は普通に協調して動いている節がある

ZzzFunの時もここの名前は出ていたな
何度か目にしたので覚えてしまった

正直に言えば、昔は日本の海賊版取締り組織なんて大したことやれてない、国の壁は所詮超えられないみたいな印象だったんだけどなあ

実際、初期の頃は大して活動の成果は出ていなかったように思う
今調べたけどCODAの設立自体は2001年、社団法人の資格を取得したのも2009年とかなり古い

日本は景気が悪いから海賊版に熱心になっている
ここ数年日本の経済は下がり続けているからな

海賊版に関してはむしろ金稼げる版権ホルダーのバックアップがあるから組織的に動けているという説が……

ネット上のプラットフォームが分かりやすくなって狙うべき場所がハッキリしたからという説も聞いたことがある
少なくとも現代では昔よりは効率的に海賊版に打撃を与えられるようになっているのは確かだし、目に見える成果は出しやすいはず

ここ数年の動向を見ると、現地政府とも連動して捕まえているというのが目に付くね
中国国内の中国向けではない海賊版サイトの運営が捕まっているから不安になるのも増える

「外国で」ではなく国内で捕まっているからなあ
一時期よく聞いた字幕組の版権関連の警告とはまた違った流れだ

大きなプラットフォームになってる所は中国国内でも面子というか主権の問題に絡むから本気で潰されるし外国とも協調するわな
そしてそれが見せしめになって国内のファンサブ界隈も萎縮して動きが鈍る

しかし海賊版に対する空気は昔と随分変わったよね

海賊版関連でも昔のように個人、小規模組織でやってるのではなく大規模にやって稼ぐ、ある種のプラットフォームにして総取りみたいなのが露骨になってきたからね
愛をエネルギーにという口実が全く信じられなくなっている

俺も今では海賊版取締り自体は普通のことだと考えるようになってるからなあ
でもリージョン規制はもうちょっと何とかしてくれないかね
見たい作品があるのにこっちには版権売ってない(或いは買う所が無い)、こっちから課金しての視聴もできないのは……

steamのゲームと違ってアニメやマンガは国内から見れないのが多過ぎるのがね
香港台湾のサイトまでいけば……というのも無くは無いが、現在のルールだとこれもアウト判定になる

日本の反海賊版組織と関係しているかは分からないけどsteamはsteamで海賊版対策やってるからな
大きなプラットフォームができると、そこの作品の海賊版は潰されるわけだし、こういった環境の変化も日本の反海賊版組織の成果につながっているのではないかと

リージョン規制?なのかは分からんが外国の海賊版サイトは日本のIP弾くようになっているらしいし、この手の組織の活動はかなり影響が出ているんだろうね

こういう反海賊版組織が大きいプラットフォームを潰しているけど、結局はそんなに意味ないんじゃないの?
今でも毎週中国語化されたデータは流れるし著作権砲が炸裂するのも見たことないぞ?

上でも言われているけど、大きい所を潰すのは見せしめにするのと簡単にファイルを見つけられないようにするためだろう
恐らく昔と違って海賊版の「消滅」は考えていない、効率重視になっているんだと思う

人気作品のフォーラムを見ても、昔は毎週最新話の投下スレがあったのが今は無くなり内容に関する議論スレばかりになっているわけだし影響は確実にある
無くなったわけではないが、昔みたいに好き勝手はできなくなっている

細かい個人レベルではいちいち取り締まらないけど、作品を拡散するハブとなる場所を取り締まる
そしてその取締りの効果が現代の環境では分かりやすい形で出てくるのよ

昔と違って今は手間がかかる海賊版、ファンサブ動画視聴をわざわざ見ようという人間は少なくなっているし、ファンサブやる人間も周囲の反応がないとモチベ維持できないから段々と廃れていく
昔と違って海賊版対策が完全に消すのではなく、大きな損害を与える所を優先して潰す戦術になっているから効果という意味ではかなり強くなっているのは確かだ

趣味でやっているような小さい所を金が動いて人が集まる所が淘汰してさらに巨大化してさすがにやり過ぎているので反海賊版組織だけでなく、政府機関もわりと本気で取り締まるようになっているのが現在の状況かな!

自分が外から見た印象でしかないが今は立ち回りが上手くなっているように感じる
中国国内でも版権ホルダーや政府関係機関と連動して動いているようだし

今の時代は各国、各言語圏で正規プラットフォームがあるし、そこと一緒に動きやすいというのもありそう
海賊版で得をする人間の割合がユーザーでもクリエイターでも一昔前と比べてかなり減っている

中国の作者も海賊版にブチ切れるのは珍しい話ではなくなっているからな
やられてみて実感として分かったダメージというか


とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国オタク界隈も環境やオタク活動の方向が昔とはかなり変わっていますし、世代も入れ替わりアニメ視聴体験も昔とは異なります。昔あったような中国オタク界隈全体に存在する字幕組との連続性、一体感はかなり薄れています。現在は知り合いに字幕組関係者がいるという体験もそんなに無いでしょうし正規版による中国語字幕配信もあるので、字幕組や漢化組の作業が最新のコンテンツに触れるオタクにとってクールな作業というイメージは無くなっているかもしれません。今の中国国内の違法視聴は他の地域で配信されている中国語字幕版のアニメを運んでくるのも多くなっていますし……」

「最近の海賊版の取締りに対して、中国オタク界隈では冷静に受け止めることも増えています。特に字幕組関係ではない、金儲け重視な所に対しては文化的にも別の所なので取締りに対する微妙な感情はあっても、違法サイトを擁護する動きにはなりませんね。ただ中国でオタクをやっていると字幕組やファンサブ関連と全く無関係ではいられませんし、自分の普段いるコミュニティが巻き添えにならないかと少し心配になったりもします」

などといった話もありました。

以下は2014年の記事になります。この当時は大丈夫なのか?と不安になるような情報もかなりあったのを考えると、隔世の感みたいなものが出てきますね。

中国オタク「日本が世界規模の海賊版駆除作戦を展開するらしいぞ!」

とりあえず、こんな所で
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「昔の日本のアニメを見ていて感じたんだが、1980年代から90年代の日本アニメの声優は『棒読』で下手なのが多い気がする」

ありがたいことに以前
「中国オタク界隈の反応を見ていると、声優の演技に対する棒読み批判が少なくありませんが、なぜでしょうか?私が聴いても問題無い、普通に演技が上手いと感じるキャラが『棒読』判定されているケースもあります。また中には日本語ネイティブの感覚の有無だけではないように思えるのもあります」
といった質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうなネタを教えていただくことができましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「昔の日本のアニメの声優は棒読みが多い気がする」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔の日本のアニメを見ていて感じたんだが、1980年代から90年代の日本アニメの声優は「棒読」で下手なのが多い気がする
皆の意見を聞きたい

昔の作品は上手いのと下手なのが極端な印象はあるかな

言ってることは理解できる
昔のアニメ、特にOVAだとたまにすごい棒読が出てくる

長編作品に関しては序盤と最後で演技の上達により最終的に良い印象になることもあるけど、短編はダメな演技がハッキリ出てそれで終わってしまうのかね

現代だと12話くらいで終わるから、下手な新人声優を育成も兼ねて起用するみたいなやり方はできない
そして声優になりたい人間は昔より増えているから下限レベルが上昇しているとかはありそう

昔のアニメだと現在の有名声優がまだ上達していないのと、当時要求されていた演技の方向性が今とは違うといった背景もあると思う

それは間違いなくあるだろうね
昔のアニメ業界は育成手法が確立されていなかったし、現場で鍛えて伸ばすやり方も多かった
そしてまだそれが許容される環境でもあった

昔は50話くらいで1年間の長編が普通だったから現場で育成もありだったろうけど、今は12話くらいが普通で若手声優が上手くなったころには第一期終了だ
そして上達した声優は他の作品で活躍、第二期の頃にはギャラが上がりスケジュールも押さえられないみたいになるのはやってられないだろうな

前世紀はまだ声優という業種が確立されておらず業界も未整備で業界、組織的なノウハウもなかった
他の業界や普通の役者、歌手などから引っ張ってくることも多く、当然ながら外れも多かった

さすがに1980年代になると声優という職業は普通に確立されていたはず
ただその頃はまだ待遇や社会的な地位が微妙だったのも確かだ

1980年代から90年代って日本のアニメ業界全体がまだ不安定だった時期だし、声優業界に関しても育成や現場の演技指導が不安定だったと思われる
現代では体系化されて競争も激しくなり全体的なレベルが上がっている部分が、昔は雑でムラがあったということなのでは

アニメの演技も時代によって違うから、慣れの問題もあると思う
例えば最初の「宇宙戦艦ヤマト」を見ると演技のテンポが今とは違うのが分かる

作品次第ではあるが、スレ主がそう感じるのは昔のアニメにはまだ下手な新人が混じることが多いのも影響していると思う
昔はどのアニメにも新人、現代だとまだ育成中レベルの声優が入っていたし、その新人が上手くなったら次の世代のまだ下手な新人が入るという流れだった

それは私も思った
メインキャラに事務所が推したい新人声優が起用されているような作品は棒読を意識させられる機会がかなり増える

昔の作品だと例えば「天空戦記シュラト」は関俊彦も子安武人もそんなに上達していない時期なので、現代のイメージで見ると棒読みに感じるかもね

私は「天空戦記シュラト」や「テッカマンブレード」はこっちのTVの吹替え版の方が良いと感じたりもする
それは子供の頃に刷り込まれた部分もあるだろうけど、日本語版の演技の微妙さからくるところもあるような気がする

時代の違いだろう
さすがに昔のウチの国のアニメ声優よりは幅広い演技があっただろうけど、昔は日本の声優の仕事も全体的にレベルが低い、競争が激しくなかったというのもあるかと

時代の違いといえば字幕の質の問題も影響している可能性も考えられる
昔のアニメの字幕って雑な翻訳も少なくないので本来は落ち着いた問いかけが「!」付きの強い言葉になっていたりすることもある
そこに無感情系の演技が乗るとかなり棒読み感が出るわけで

これは音声に限ったものではないけど、収録や加工側の技術的な問題はあると思うよ

OVAについての話が出ているけど、OVAはTVではやらないやり方を試したり、予算の問題から極端なことになることも多かった
声優の選択や演技指導に関しても極端なケースが出ていたのではないかと

この手の話題はよく見るけど、私は「棒読」と感じられることに関しても個人差があると感じているから判断に迷う
意図的な演出だと思われる無感情系の演技が棒読み判定で批判されていたケースもあるし

以前「To Heart」の来栖川綾香が棒読みだと言われていたけど、自分はそんなでもなかったな

声質や音響の演技指導で結構変わるしね
「To Heart」の来栖川綾香役の岩男潤子は日本だと普通に人気だし有名なキャラも演じている

調べたら「CCさくら」の大道寺知世や「エヴァ」の洞木ヒカリもやってるし、たぶん私も知っている声だな
てか「パーフェクトブルー」の主役やってるじゃないか!

しかし昔の方が実力よりもネームバリューや事務所の都合で出演させているケースは多い
これはジブリ作品や子供向けアニメの劇場版で声優ではなく役者を起用するのとは違って、どうしようもなく下手なのが混じってくる

有名なのは「イクサー3」とかだね
主役のCVが当時の人気女子プロレスラー

上の方の話にもあるけど現代で評価が高い有名声優がまだ経験を積んでいない時期の下手な演技に当たっているケースもあるかと
例えば「To Heart」のCVはその後の日本のアニメ業界で一線級の人気声優になっている名前が多いけど、今の感覚で見るとかなり違う

あー……川澄綾子がメインヒロインだけどセイバーとは全然違うよね
下手なわけではないが驚く

花澤香菜とかデビュー直後は棒読み声優として有名だったし、若手の時は仕方が無いとも言える

個人的には鈴村健一に似た声の人がエロゲーやアエロアニメに出るたびに上手くなっていったのが印象に残っている

演技の方向次第というのはあるんじゃないかな
わざと棒読みっぽくする、感情を乗せない演技にすることはあるし
私はなんだこの棒読み……と思ってキャストを調べたら小林清志(ルパン三世の次元大介などの大ベテラン)で驚いたこともある

小林清志はナレーションの方に寄せた演技だと棒読っぽく感じる人が増えるように思う

「天空のエスカフローネ」とかヒロイン棒読みで驚くぞ
そしてキャスト一覧を見たらもっと驚くと思う

昔は演技よりも声色で起用していた所があるし、演技の方を意識していると「棒読」が気になるかもね
今の声優は複数の声色で演技できる或いはその要求に応えられる方向で生き残っているのも多いし、特徴的な声で複数の作品に出ている声優は概ね上の世代、昔から活躍している声優だ

よく考えたら当然ではあるが、同じキャラでも話によって演技の当たり外れがある
アムロとシャアも劇場版は安定して上手いけどTV版には微妙な回があったりする



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の日本のアニメ声優の演技やそれに関する認識の話がイロイロと出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国で今『棒読』と言われている批判にはかなり雑な部分があります。日本の『棒読み』とは違う部分も少なくありません。中国の『棒読』評価の中には演技が下手というのもありますが、あえて抑揚を無くしている演技が『棒読』と批判されることがあります。他にもキャラと声が合っていない、キャラの外見と比べて声が地味だから『棒読』とされることもあります」

「中国では演技のセリフには強く感情を乗せる、テンションの違いを強調する、感情表現はハッキリと大きくするのが普通ですしアニメ作品はその傾向が更に強まります。そういった中国の演技の感覚で日本のアニメの声優の演技を見ると、演技が単調で感情が見えない或いは弱いのでまともに演技をしていないように感じる、だから『棒読』だという判定になることもありますね」

「他にも中国語と日本語の構成の違い、声調言語の中国語と非声調言語の日本語の違いも影響していると思います。中国語は抑揚がハッキリしている声調言語ですし、感情の起伏が明確でそういった演技が自然に感じられます。それに対して日本語は会話の抑揚に関しては中国語と比べて平坦ですし、感情表現は語尾や前後の言い回しで強調する傾向もあります。ですから、場合によっては日本語の自然な演技に対して中国語の感覚だと感情が無い『棒読』と感じることになるわけです」

などといった話もありました。

中国語は抑揚がハッキリしている声調言語なので、自然に感じる演技の傾向が違う、視聴者の好みも日本と異なるという話を聞いたことがあります。実際、私も中国のテレビで見た声の演技に関しては演技が過剰すぎる、わざとらしいと感じてしまうことも結構ありましたね。

とりあえず、こんな所で。
今回のネタに関しても私の守備範囲外な部分が多いので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品の腋をエロ扱いする風習がよく分からない」「腋に関しては昔流行った絶対領域みたいなものだと思う」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも毎日様々な好き嫌いに関する話題が飛び交っているようですが、その中には
「日本で流行っている、評価が高いらしいけどイマイチ理解できない」
といったものもあるそうで、時折なぜそうなっているのかという考察も含めて話題が伸びることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品の腋をエロ扱いする風習がよく分からない」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品の腋をエロ扱いする風習がよく分からない
分かる人がいたら、解説してくれ!

腋がキャラ属性の特徴になっているキャラは昔からいるけど、近年はイロイロな所で話題になるしキャプ画像もよく目にするよね
私もその性癖が無いのでどうもよく分からない

二次元の腋キャラといえば「東方」の博麗霊夢という象徴的なキャラが昔からいるわけだが

「腋巫女」の名前はあまりにも有名過ぎる
しかし東方全盛期に腋の性癖をエロいともてはやす話題はあまり見なかったような?
自分の当時の記憶ではパーツ構成の一要素くらいだった気がする

個人的にはへそ出しの方がまだ分かる性癖

腋に限らず脚やうなじ、鎖骨、背中などの日常的露出しない身体部位にフェチを感じる、エロい部い扱いをするのは昔からある話ではある

日常的には隠されているものだしそれが好きな人はいてもおかしくないまではなんとか分かるが、腋に関する近頃の日本の二次元関連での騒ぎ方は不思議に思う

好きな人がいる興奮する人がいることに関して疑いはない
しかしそれがオタクの一般性癖レベルなのかということに関しては疑ってしまうね

隠されている部分に加えて、綺麗な状態で保たれているのに興奮するのでは?
汗をかくし臭いの元になるし、色素沈殿しやすい部位だから

腋は肉体の動きと凹凸が強調される独特な美しさのある部位だが、きちんと描くのは難しいし昔の作品は省略或いは服で隠してしまうのが普通だった
しかし近年はノースリーブなコスチュームのキャラが増え、腋まできちんと描かれることが増えた
言ってみれば日本の腋フェチは作画レベルの向上によって拡大した性癖なのだろう

腋に関しては昔流行った絶対領域みたいなものだと思う
それ以前から存在した一部のフェチが、作品での表現や環境の変化に伴う強調により情報が増え、受け手側がそういうものだと理解、認識するようになった

腋フェチな作品が当たって流行った、腋の描き込みレベル、作画レベルが上がり性癖に目覚める人間が増えたとか?

昔の作品にも高いレベルの作画で腋を描いている作品はあるぞ
スポーツ系作品なんかは腕を上げるポーズが多いから腋が大きく描かれるようなことも多い

確かに
当時は「スラムダンク」の流川の腋で興奮するネタとかは無かったしな……いや、俺の見ている範囲が狭いだけなのかもしれないけど、少なくとも自分の周りでは女性のファンもそういう騒ぎ方はしていなかった……はず

腋の描写に関しては、日本では腋毛は処理するものという社会的な概念があるから描きやすい、強調しても変な描写になり難いという事情もあるんだったかな?
普段は露出しない、しかし意識して処理しないといけない部位だからフェチやエロにつながるという話だったような……

日本は腋毛を徹底的処理するんだよね
こっちでも近年はムダ毛処理、脱毛が拡大しているけど日本ほどじゃない
日本人に聞いた話だと腋毛の処理を忘れるのはとても恥ずかしいことらしいし、二次元でも「腋が見える」感覚に独自のフェチが入るのだろう

昔は男女問わず腋毛処理なんてほぼしなかったからな……今の若い世代、都市部の学生は意識していると聞くし、インフルエンサーなんかは確実に処理しているとは聞くが

そうなの?
日本の体操代表チームは腋毛普通にあったからこっちの感覚とそんなに違わないものだと思っていたが……

日本だと男性の場合はそこまで気にしないが女性は腋の処理は必須という考えらしい

体毛に関しては中日でちょっとした感覚の違いがあるし、それがフェチ度、性癖に影響を与えている可能性は考えられる
学生で思い出したが女の腋毛だけでなく男の髭もそんな感じで中日の感覚の違いがある
日本は毎日髭をそるのが学生時代から当然、それをやらないと人としてかなり下に見られるとか

うーむ……それはちょっと息苦しいな
こっちも髭は剃った方が良いという考えが広まっているけど、剃ると濃くなるという思い込みはいまだに強いし、髭を剃るのをちょっとくらい忘れてもまぁいいかくらいな空気はあるわけで

女性キャラの腋に関しては男性キャラの鎖骨や胸筋が近いという話がある
どちらも日常的にあまり目にする機会が無い、隠れている部位だ
裸とはまた違う、そこを目にするとなんか得をした、良いものを見た気分になれる

腋に関しては昔からあるフェチだけど、現代で急に地位が上がった原因としては規制、検閲の影響もある
日本のアニメやマンガは今ではおっぱいを描けなくなったし、下着もダメ、はいてないという逃げ道も消えた
そういった厳しくなる露出やエロ描写規制の中で数少ない生き残りの道が腋だったということだ!

現代の規制基準だと昔のような露出、強調ができなくなっているからな
規制の先で代用品ではない独自の性癖に目覚めているのは業が深いと感じてしまうが

それに関してはこっちだって脚フェチの増加、定着があるから笑えるけど笑えない話だ

同意する
規制環境で探し求めた結果としてのエロ描写として太股という腋より分かりやすい例があるし、ウチの国で肌の露出が無いバニーや退魔忍スーツが流行った流れとも共通する所はあるよね

現代は規制、抑圧の時代だ
日本で腋が性癖になるのも仕方が無い
ある意味では正常なことなのだよ

そこは現代に限った話ではないぞ
昔の英国では足首や手袋と手袋の下の手、女性のズボンに興奮したという話もあるし、抑圧された結果目覚める性癖というのは時代、文化ごとにあるのだろう

この話題を見ながら考えてみたが、日本の二次元の腋に関する扱いに関して、こっちの感覚で近いのは足の裏だと思う

確かに足の裏画像の転載だと性癖的な騒ぎ方をするコメントが付きやすいな
ウチの国の感覚だとやはり足の裏の方が理解しやすいと……

最初はネタで言っているのかと思っていたらそこを強調したエロ画像が流れてきて、本当に興奮している人間がいるらしいというのを実感してしまうのも共通する所だろうか

この際だから言うが脚、特に足裏は形や臭いなどが隠されたものという情報補正も加わっていけないものを見てしまう興奮があるんだよね
日本人にとっての腋もそういう想像を掻き立てられるものになっているのでは?



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向に脱線しながら現在の中国オタク界隈のその手の認識に関する話が盛り上がっていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国オタク界隈でもフェチの一種として二次元の腋にエロさを感じるという話は分からなくはないですが、実際にそれがサービスだと感じる人は少ないと思います。中国ではやはり脚、足の裏でしょうね。これに関してはフェチだと感じる人は少なくありませんし、実際に興奮している人も確実にいます!」

「それから日本人から聞かれることがありますが、現代の中国の足フェチに纏足文化の直接的な影響はほぼ無いと思います。現代の中国では封建文化が一度否定されていますし、今の脚フェチは継承したものではなく断絶後に中国国内の規制や二次元文化的な記号、フィットネス文化の影響などから発生したものになります。もちろん昔から続いている脚は隠すものという意識など、全く影響が無いとも言えませんが」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
今回の件に関しては私の守備範囲外なので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「劇場版ドラえもんで面白い作品、皆の好きな作品について教えてくれ」「鉄人兵団」「恐竜」「夢幻三剣士」「月面探査記」

ありがたいことに時事っぽいネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。
中国でも昔から「ドラえもん」は大人気ですし、(今後どうなるか不透明とはいえ)近年は中国国内で上映される劇場版アニメが毎年1億元(約22億円)超クラスのヒットになるなど、幅広い世代で話題にすることができる作品になっています。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「劇場版ドラえもんで面白い作品、好きな作品」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


劇場版の「ドラえもん」で面白い作品、皆の好きな作品について教えてくれ。
数が多過ぎてどれを見ればいいか分からないんだ……

どっちの作風が好みかは分からないけど、現代リメイク版のある作品は旧作もリメイク版もハズレは無いと思う

自分は旧作版でもいけるから大丈夫
なら「恐竜」「魔界大冒険」「鉄人兵団」辺りが良いのかな……?

そうだね
あと昔のだと「日本誕生」、最近のだと「のび太と空の理想郷」も個人的にオススメかな

「恐竜」は3つあるけど最新の「新恐竜」が良いと思う
別につまらないわけではないんだが、他2作は最初の劇場版、声優交代後最初の劇場版という手探り段階なのもあってかバランスの悪い所もある

俺は「新鉄人兵団」と「新魔界大冒険」を薦めたい

「月面探査記」「鉄人兵団」「海底鬼岩城」の3つまでどうにか絞った
「海底鬼岩城」がついにリメイクされるというので結構期待しているんだが、今年国内で上映してくれるのかな……

個人的には「雲の王国」と「銀河超特急」それから「ドラビアンナイト」が好き

子供の頃の思い出補正込みでよければ、私は「夢幻三剣士」が大好きだ

自分も「夢幻三剣士」が一番好き
でも日本では評価が分かれるのでリメイクの可能性は低いらしいんだよね……

「夢幻三剣士」はアニメもマンガも繰り返し見たなあ

俺の子供の頃、特に好きだったのは「日本誕生」と「鉄人兵団」だったよ

まだ出てないのだと「ワンニャン時空伝」も良いよ!

個人的な好みでだけ言わせてもらえば「パラレル西遊記」
ドラえもんと西遊記の公式な組合せは子供心にテンション上がったね

大山版、特に藤子不二雄脚本の17作品は名作だし、見て欲しいんだけどそういう話じゃないよね……

一番好きなのは「鉄人兵団」
あれは浪漫が重なり過ぎている!

大山版だと「雲の王国」、新作の方だと「鉄人兵団」が大好き

「鉄人兵団」は現代リメイクの良い所が出てるよね
世界観描写が詳細になってSF好きに、ロボバトルのクオリティが上がってスパロボ好きな人にもおススメだ!

名作が多いし考え出すとキリがない難しいテーマかもしれない
とりあえず自分の思い付いた順番の最初の二つ「日本誕生」と「宇宙英雄記」で

俺もその考え方でいこう
「月面探査記」「新魔界大冒険」あとえーと……「雲の王国」だ!

新しい方だと、私は以前「のび太の絵世界物語」を親戚の子供を連れて見に行ったが、予想外に楽しめてしまったので気に入っている

見ていて楽しいというなら「宇宙小戦争」
最後の大逆転で敵雑兵どもをなぎ倒すシーンは最高に爽快だぜ!

敵を倒す爽快感というなら「宇宙開拓史」も良い

私も「宇宙開拓史」が好きなんだけどアニメの方は何て言うか……運が悪いというか解釈違いというか……めぐり合わせが悪いというか……

とりあえず「恐竜」は外さないと思う
あと個人的な好みで言えば大長編とTV版でのつながりがある「緑の巨人伝」も結構好き

「絵世界物語」、あとは既に出ている「鉄人兵団」と「ワンニャン時空伝」

現代基準で薦めるのはちょっと難しいかもしれないが「パラレル西遊記」が好き
あとは「鉄人兵団」と「夢幻三剣士」だろうか?この2つはリメイク版も旧作版のどちらも普通に薦められると思っている

「ひみつ道具博物館」
ストーリーと世界観が強い作品も良いけど、気楽な気分で見ていられる作品も良い
あとわりと珍しいドラえもんの活躍が中心になる映画作品でもある

「ひみつ道具博物館」には同意
あと私は「月面探査記」も好き
それから過去の劇場版リメイク版「新〜」というタイトルの作品はどれも悪くないと思う

リメイク版は旧作、原作マンガにリメイクされるだけの良さがあるわけだからどれも外れない
ただ個人的に言わせてもらうと、リメイク版は絵が綺麗で特殊効果や細かい描写も現代基準に合わせて進歩しているけど、キャラの描写や感情表現に関しては旧作版の方が良いと感じられる部分もあったり
もちろんこれは古い人間である自分の個人的な意見でしかないが



とまぁ、こんな感じで。
複数の言及がある作品についての発言を中心にピックアップしましたが、他にもイロイロな作品の名前が出ていました

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国ではオタク人気が高い劇場版ドラえもんは鉄人兵団だと思います。特に新鉄人兵団はストーリーも世界観も中国のオタクの好みな作品になっています」

「中国で一番ヒットしたドラえもん映画はSTAND BY ME ドラえもんですが、この作品を一番好きだと言うファンは少ないと思います。中国でドラえもんの映画が広まるきっかけになった作品ですし、一般向け作品としての価値も理解はできるのですが、ストーリーの魔改造や日常に戻らない終わり方に思い出を壊される作品だと感じてしまうファンも少なくありません」

などといった話もありました。

今回の記事を書いていて様々なドラえもん映画の中国語タイトルを改めて目にすることになりましたが、ほとんどの中国語版タイトルは何となく日本語タイトルも分かったものの、
「天方夜譚」
だけはすぐに分からず調べてしまいましたね。
何やらオタク方面の頭になっていたのか
「天方夜譚」=「アラビアンナイト」≒「ドラビアンナイト」
の流れが出てきませんでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「アイマスの総合プロデューサーが『アイマスは女の子にもてない人』のために作ったと発言した模様」「これ、言っても良いことなの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

アイドルマスターシリーズは中国オタク界隈でも昔から知名度が高く、イロイロな意味で「オタク向けの人気作品」というイメージがあるそうです。そんなアイドルマスターに関して
「アイドルマスターの元総合プロデューサーが、アイマスは女の子にもてない人のために作ったと言った」
というニュースが入り、ちょっとした話題になっているそうです。

「アイドルマスターシリーズ」を600億円もの市場規模まで成長させた立役者、坂上陽三さまによる講演会

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「アイドルマスター」の総合プロデューサーが「アイマスは女の子にもてない人」のために作ったと発言した模様
言っちゃったか……

本当のことを言うのはやめてくれないか?
世の中には面子というものもあるんだが?

ちょっと攻撃力が高過ぎる

クリエイターとしては正しいと言える
しかしこっちのオタクが「騙銭大師」とネタにしてはしゃいでいた時、あっちでは明確にターゲットを定めて展開していたわけか……

「学マス」ファンの俺はあまりダメージ無いから!

ターゲットとなる客層を把握していること自体は悪いことではない
リアルタイムでファンやってた人間にとってどうなのかは分からないが

だから「アイマス」は当時の環境では反発の方が強かったはずの課金で稼ぎ、関連商品で稼ぎ、ライブで稼ぐという展開ができたというわけか

これ、言っても良いことなの?

これは軽率な発言としか言えない
アイマスを嫌う人間に武器を与えてしまうことになる

少なくともこんなに直接的な言い方をしてはならないはずだったのに
もっと別の言葉を選ぶべきだった

日本のファン界隈だと「もう少し手加減してくれ……」みたいな笑い話で済んでいる模様
考えてみれば最近の二次元ソシャゲや現実のアイドルの方がえぐい部分は多いし、自分も笑って終わらせられた

日本だと今なら、今だから言えるネタだと思う
日本のアイマスの765プロ時代からのファンは年齢も上がっているから大部分の人間にとってはネタにできるかと

今のソシャゲの「シャニマス」や「学マス」の客層やターゲットが昔と違うのも分かるしね
「アイマス」がニコニコ御三家扱いされていた時期だとこういう言い方はできなかったと思う

アイマスの制作陣がそういう考えになるのも当然ではあると思う
初代アイマスの頃の日本ではオタク、オタク向け作品に対する風評は現代と比べてかなり悪いものだった
この言い方でもまだ言葉は選んでいるのではないかと

うーむ……「アイマス」はオタクが作りたいものを作ったのではなく、オタクに人気になりそうなものを作って成功させたのが出発点というのは……何だか考えさせられる話

ウチの国のオタク向け作品を見ていると、それが出来ていないのを実感させられるケースが多いしね……

国産二次元ゲームはクリエイター意識が強過ぎて上から押し付け過ぎる部分と、キャラ解釈やエロ、強さを餌にユーザーに金を使わせようとするためのシステム構築に熱心過ぎる部分が両極端に混在するだけで、両者を適度に混ぜたバランスにはなってくれないのがなあ

言いたいことは理解できてしまう
そしてその結果、界隈全体が疲弊する
「アイマス」みたいにシリーズとして長く続く、新タイトルで新陳代謝を進めていくのは上手くない

何はともあれ、制作側がユーザーの需要を知っている、それを意識して商売しようとすること自体は悪いことではない

それは否定できない
顧客の求めているものを分からずに突き進む、人気になったIPを台無しにするというのは恐ろしいものだからね

国産二次元界隈のように、ファン層拡大のためにオタクを切り捨てる、女性向けアピールするようなことをやらないだけ良いよ

アイマスに関してはシリーズ通してみるとそうでもない……過去に失敗しているからそれをやらないだけという見方もできる

坂上プロデューサーって「アイマス2」で一度シリーズを潰しかける大失敗もしているし、全部が想定通りというわけではないのも確かだな

「2」に関してはモテないオタク向けで作品を作って成功させたクリエイターが、実はモテないオタクの求めるものを本当に理解していたわけではないというのも見えてきてなんだか面白い

日本語のソース見てきたけど、言っていること自体は納得できるし、クリエイターのセンスを見せるばかりではなく顧客のニーズにつなげていく必要があるというのは分かる
しかしその顧客を分析した結果の威力が……!

ところで「SideM」はどうなの?

あれは「2」辺りで顕著になっていた制作陣の迷走の結果みたいな所も大きい
シリーズのブランドの力、メーカーによる宣伝力などで大失敗とまではいかなかったが、あの時期は明らかに男性向け女性向けどちらもユーザーの求めるものが分析できていなかった

「SideM」は「2」のような炎上と失敗が発生した作品というわけではないんだが、成功というのも難しいんだよな
キャラ自体は今も生き残っているけど、アイマスに合流して使うことができないという制約もある

「アイマス」はキャラ解釈やシステムで失敗しても構造的に原点に戻ってやり直す、再構築ができるのが当時のシリーズとしては強かった
ここでいう「女にもてない人」向けという原点が正しく有効だったということだ
さすがにソシャゲ時代は厳しくなったけどそこで「学マス」みたいにソシャゲ環境で「遊べる」ゲームを新作で出せるのがやはり強いシリーズだと思う

ナムコのゲームでは「テイルズ」と「アイマス」では大失敗後の復活力みたいなのが明らかに違ったよね……

「SideM」に関してもその後の「シャニマス」の成功の土台という見方もできるしね
ストーリー性が高くキャラを掘り下げて忠誠心の高いファンを獲得するのと、ソシャゲでガチャを回させる、キャラのストーリーがエンディングに到達してもキャラ自身がエンディングで終わりになるわけではない、ユーザー側の脳内補完の余地を残す構造などの発展が見て取れる

理解できる話だ
「アイマス」って表面的に見ればいかにもオタク向けで美少女キャラ美形キャラで稼ぐ安易な作品に見えるが、商売としてはかなり周到な戦略と共に制作されているシリーズだと思う



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるアイマス忍する認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「近頃の中国オタク界隈では学マスの話題がそこそこ増えています。動画視聴によるものも含めてではありますが、アイマスがアニメではなくゲームとして人気になりファンを獲得して話題になっているのは昔と違う部分に感じられますね」

「学マスはアイマスの空気、言ってみれば日本の二次元の学生アイドル作品に共通する空気を把握していれば入っていける、過去のアイマスキャラの知識も必須ではない作品なのが良いですね。例えばウマ娘は日本競馬の知識が必要だったので、ストーリーとキャラデザが良くてもキャラ設定と史実の元ネタや関係性まで把握して楽しむ、追いかけ続けるのが中国ではかなり難しい作品です」

などといった話もありました。

昔の中国オタク会話におけるアイマス関連は一部マニアが追いかけている、イマイチ広がり切らない作品という立ち位置でしたが、近頃の学マス関連は一般ネタになっているような部分も見受けられます。その辺りに関しても機会があれば追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の女子学生の短いスカートって折ってるの?切ってるの?」「私も知りたい。日本ではそれを知らない男はバカにされるらしいし」

こちらは2012年の記事になります。
中国オタク「なぜウチの国でアイマスは人気にならないのだろうか?」

中国オタク「日本には香菜(パクチー)嫌いやニガウリ嫌いの子供っていないの?日本の作品では香菜嫌いな子供のネタは見たことが無い」

毎年春節期間中はネタに困るのですが、ありがたいことに手頃な食べ物ネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本には香菜(パクチー)嫌いの子供はいるのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本には香菜(パクチー)嫌いやニガウリ嫌いの子供っていないの?
日本の作品では香菜嫌いな子供のネタは見たことが無い
子供が嫌う野菜ネタはピーマン、ニンジンが定番だ

それは俺も考えたことがある
子供が嫌いな野菜といえばまず思い付くのは香菜だ

野菜じゃなくてハーブとして認識されているのでは?
ウチの国でもそういう扱いになることは珍しくないし

香菜ってどちらかと言えば薬味だし、体に良い食べ物だから子供が嫌がっても食べさせようという親はいないということでは

香菜はハーブ、調味料だから健康のために食べさせられる野菜とはちょっと違う扱いなんだと思う
あと日本で一般的に流通しているピーマンは苦い品種だから子供が嫌がる
あれはこっちのピーマンの感覚で考えると分からない

俺が今近所のスーパーで買ってる日本のピーマンはむしろ中国よりも味が薄いというか、あっさり系に思えるんだが……

こっちで例えるなら日本のピーマン嫌いに近いのはニガウリじゃないかな?夏にあれを健康のためだと食わせられて嫌になる子供はかなりいるはず

でも香菜の経験って子供には共通するものじゃないの?
料理に香菜をばらまかれて全部香菜の臭いがついて食べられなくなった……みたいな経験は珍しくないし、創作のネタとしてはおいしい

香菜って遺伝子によって生理的にダメな人がいるくらいのレベルだしね
しかし「香菜入れないで!」は定番だが、言われてみれば見たことないな

日本の二次元だと「ニンジンいらないよ!」になる

日本のピーマン嫌いは日本のピーマンの種類と調理方法も影響している
同じような話としてはアメリカのブロッコリーとかもだな

こっちでよくある切って炒めるのではなく、日本はピーマンもニンジンも煮て調理することが多いんだっけ?
カレーとかならともかく、他の調理だと私もちょっときついかもしれない

日本もピーマンは炒めることが多いよ、ただ日本料理は油もスパイスも少ないから苦さが目立つようになる
たぶん日本の子供はここがダメなのではないかと

個人的には日本のピーマン、アメリカのブロッコリーという感じだな
英語の教材でブロッコリーが嫌いだというネタがよく出てきたので印象に残っている

俺はナスがダメだけど、それも日本の二次元では見たことが無い……

ナスはたまにあるぞ
例えば「メダリスト」の主人公もナスが嫌いという設定だ

香菜嫌いキャラが出ないのってショウガやニンニクみたいな扱いだからだろう
健康のために食べさせられるネタが成立し難い、言ってみればネタとして使いやすいものではないということだ

香菜食べないからって野菜嫌いという認識にはならないからね

これはもっと単純な話で、日本でピーマンやニンジンは一般的な野菜でどこのスーパーにでも置いてあるけど、香菜はやや珍しく置いていないスーパーもあるくらいの扱いだからだろう
二次元作品で使われるのは概ね一番分かりやすい存在を使ったネタだ

俺は日本に香菜の過激な愛好者が要るからだと思っている
下手にネタ扱いすると炎上して厄介なことになるから無難な野菜をネタにすると

日本人の食生活だと日常的には香菜食べないんだよ
外国の料理として接することはあっても、日本料理で香菜を使うものはない、少なくとも伝統的な和食で香菜は使わないはず

日本では香菜もセロリもそんなに広まってないんだよね
だから香菜嫌い、セロリ嫌いというのが子供向けの作品で共感されるネタにならない

そうか?
俺は日本の料理でも鍋料理では香菜を使うと聞いたことがあるぞ?

まぁ香菜に関してはウチの国でも場所によって扱いが違うしな……調味料的に扱う所もあれば野菜的に使う所もある

場所によっては野菜みたいな感覚で香菜使うらしいが、俺の地元ではそういうのないね
基本的には刻んで調味料的に使うもの

涼菜として香菜メインの料理もあるけど、調味料的な扱いの方が多いよね
私も「二次元で嫌われている野菜」で考えるならセロリの方が妥当に思える

日本ではセロリは普通に食べているし、嫌いな子供も多いよ
でもピーマンと比べて新しい野菜なので二次元の定番ネタとしてはピーマンやニンジンに勝てない

俺は以前どこかで日本では香菜が流行しているという話を見たことがあるんだけど……

流行しているとニュースになる=それ以前は知られていなかったということでもある
逆にこっちだとわざわざ香菜が流行しているなんてニュースにはならないわけで

日本だと香菜は大人でも嫌いな人は多い、食べられない人は徹底的にダメという扱いだったはず

日本人にとっての香菜はこっちの感覚でいえば刺身とかが近いと思う
好きな人は好きで高評価だけど、ダメな人は根本的にダメで人の食い物だと思えないレベル

しかし日本の食文化で香菜に相当するような野菜ってなんだろうか?
子供に嫌われるけど日常的によく食べる野菜というと……

薬味として常用される、香りで他の食材の臭いを消す役割を考えると、ネギじゃないか?日本の二次元界隈でも存在感は強い、間違いなく日常的な野菜だ

私はタマネギが近いと思う
「クレヨンしんちゃん」の主題歌でもネタにされるくらいだし、日本では嫌いな子供も少なくない



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと脱線しながら、香菜や嫌われがちな野菜の話で盛り上がっているようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では香菜はあって当然のもの、それが無い食生活というのが想像できないレベルです。日本では香菜を売っていないスーパーも多い、時期によっては香菜が売られていないというのを想像できない人も少なくないでしょう。ちなみに私は日本で生活していた時に近くのスーパーで香菜を売っているのが引っ越す場所を決める理由になりました」
などといった話もありました。

私は中国に行く前は香菜が食べられなかったのですが、中国では香菜抜きだと臭いがきついと感じる料理も多くいつの間にか食べるようになっていましたし、今では羊肉とかは香菜無しだとちょっと……というくらいになっていますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のマンガ配信サイトでAI作品がランキング1位になったらしい」「日本でも一般の読者はAIそんなに気にしないという事なのか」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃は各種配信サイトや創作系プラットフォームでもAI使用をハッキリと前面に出している人気作品が珍しくなくなっているように感じられますが、中国オタク界隈ではコンテンツ関連で日本以上にAI使用を意識する機会が多いそうで、その際に日本のAI関連のニュースが話題になることもあるのだとか。

先日、中国で
「日本のマンガ配信サイトでAI作品のマンガがランキング1位になった」
ということがちょっとした話題になったそうです。

AI漫画が日本でまさかのランキング1位に!伝統的な漫画家はどこへ向かうべきか(Record China)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のマンガ配信サイトでAI作品がランキング1位になったらしい。いずれ来るとは思っていたけど……

日本でも一般の読者はAIそんなに気にしないという事なのか

AIは定番になっている絵柄、よくある構図をパクって描写するから流行りやすいものはつくれるわけだしね

以前からテンプレ的なパーツ、キャラを選んでマンガを描けるツールはあったし、それがAIで高性能になりキャラまで描けるようになったとも言える
あとはストーリーと構図を上手くやれば人気になるという理屈は分かる
しかし複雑な気持ちがわいてくるよ

コミックシーモアでは月刊ランキング1位になったらしい
ここは日本のTVでも頻繁にCMを流している大手プラットフォームの一つだね

そこは誤訳と転載で混乱しているが、元のソースだと1月の日間ランキングで1位だな
月間ではない

「妻よ、僕の恋人になってくれませんか?」という作品か
一目でAIと分かるけど、結構丁寧にまとめられているね
少なくとも一目で分かる雑さは無い

日本のマンガっぽくない、イラスト繋げてるだけという見方もできるが、ざっとみた感じでは破綻はないし悪くないのでは
ランキング1位になるかは分からないが、どこかで話題になれば瞬間的に上位に入るくらいはありそうだと感じた

強引に絵に合わせた説明的ストーリーや突然出るAI作画特有の崩壊、一定しない細部パーツなどの問題は気にならないし、AIっぽさ自体はそれほど感じないかな
塗りも含めて言われてみればAIかな……とは思うけど

AI使った作品が売られるようになってから何年も経つし、結局はAIを気にする人間はそこまで多くない、それは日本市場でも同じだったということだろう

AI使用、特に商業レベルのイラストやマンガに関してはこの2年くらいで急速に進歩しているから何年も、というほどではないと思うが
プラットフォーム側の対応も変化したからAI関連の受け取り方、考え方には相変わらず個人差があると思う
でも大体の人は気にしない、普通に買う層がいるというのには同意する

俺はAI特有の塗り方など、一目で分かるようなAi絵の作品はダメだわ
なんだか劣化版のような印象になって……

ランキング上位に入ったということはやはり日本でも一般の読者はAIそこまで気にしないのだろう
正直に言えば私はマンガを読みなれている日本ではもっと反発が出そうだと勝手に思っていたんだが

日本では法律的にダメなAI画像売って捕まるという事件が発生しているし、AI画像で稼げる、普通に需要はあるはず
ただマンガでどの程度需要があるかは俺も分からない

日本の漫画業界では雑誌の新人賞でAI使用が疑われて炎上した事件があるしオタク界隈では同人以外でもAI関連の議論は荒れがちだから気にしないわけではない
ただそれとは別に最初からAIだと明記されていれば商業的には問題ないという判断になるらしい
この作品も「本作品はAIによる生成画像を使用して制作しております」と作品紹介に書かれている

でも生成したAIがあからさまに既存作品と似ていた場合にどうなるのだろう?

正直に言えば俺はAIに関してはそこまで気にしてない
嫌なのは公式の作品、それなりの金を取ってる作品なのに一目でバレるようなAIによるエラーとかで、言ってみればAIを雑に使った仕事をする背後の人間が見えることだね
そして雑な仕事をする、それで稼ごうとする作家の問題はAI以前から存在したわけで

私は途中からAI使うようになったマンガも作者のアカウントでの発言を見なければ分からなかったし、自分自身の目と判断は全く信頼していない
ただそれとは別にあからさまにAIっぽいマンガやイラスト集は好きじゃないという感覚もあるんだよね……

作品の印象と評価に関して今はAI作品の売り方、AI使用のタグの付け方など識別のされ方の違いも大きいと思う
人間は作品に対して何らかの思想や人格を想像しながら体験していくものだし、それが実は人格のないAIの作りものだと提示されたら感情がバグって嫌な印象になるのも生理的に当然ではある

AIだとすぐ分かる作品は金払いたくない自分みたいなのはいるしAI作品批判の発言は目立つけど、ランキングや売上げ情報などを見ると実際は気にしない人の方が多いはず

この数年のAI技術の発展が速過ぎるんだよね……今は作者がAIだと言わなければ多くの人には分からないような作品ばかりだ

日本のプラットフォームで作品についているコメントを見た感じだと、ストーリーの評価は悪くないようだ
他にランキング入りした理由として考えられるのはカラーだからとか?

価格が安いというのもありそう
サイトを見てみると他のマンガ作品の1/3以下の値段だ

価格については何とも言えない
単行本ではなく分割形式だから分量が多いとは限らないし、単行本で700円くらいの作品が分割だとこの作品と同じくらいになっていたりする
でもあらすじを見ると「ふたりエッチ」みたいな話っぽいし、カラーなのと生成AIのクオリティによるプラス要素はありそう

言ってみればAIで生成できる現代基準における無個性で上位のキャラデザのヒロインありきのストーリーの作品だから、AIだから作れた作品という言い方もできそうだ
良くも悪くも軽い話と設定は万人受けしない絵柄、癖の強いキャラデザだと相性が悪いし、レベルの高いヒロインを描ける作家とその編集ならもっと個性を持たせて大事に使うだろうからね

でもランキングの上位に来る作品には思えない……ランキング自体が疑わしく思えたり……

ランキング操作の可能性はどこにでもあるだろうけど、AI作品が上位に来る可能性も普通にあるだろ
良い感じのキャラデザで目立つ構図のイラストがあればとりあえず読んでみる人は出るし、それでPV数が上がればランキング入りだ

サブスクで読み放題にするというのもあるかと
サブスクで読める作品の水増しにAI作品がたくさん投下されているのはどこでもありがち

サブスクだと雑に選んでもらえるしAIは表紙を何となく良い感じにするのは上手いから連発してランキング上位に入る当りを待つというのは攻略法として有効だと思う
しかしそれをやるとランキングの信頼性が損なわれるし一般ユーザーにとっても使い難くなるのでサイトにとってはダメージになる

AIで上手くいかなくなるのは長編になって人気の理由、読者からの要求がハッキリ見えるようになってからだろうな
現時点だとその辺りからはAIのテンプレだと微妙にズレたのが表に出やすくなるというか

同意する
AI作品で粗が出るのはストーリーが伸びた後だから、短編〜単行本1冊くらいの分量なら効果的
小説だと長くなったらキャラがブレるし、絵に関しても細かいパーツ込で同じように出力し続けるのはあまり上手くない

AI作品は物量とテンプレによる初動の攻略法をやれるから短期ランキングでは強い
今後日本のマンガ配信プラットフォームはどういうルールになっていくのだろうか?俺はランキングはAI無しにするか、AI作品だけ別にするのが良いと思っているけど日本のプラットフォームはあまり厳格に管理しない印象がある

このニュースのような事態はいずれ必ず発生する、避けられないことだった
しかし俺はAIがランキング独占して自分の好みの作品が人気にならない、作者が活動しなくなるリスクを考えるとあまり歓迎できる状況ではないと感じてしまうね

私はAIだと課金する気が失せる
AIマンガって量と安さに走りがちだし一枚のイラストとしてはともかく、ずっと読んでると飽きが来るのも早い

そこは非AI作品に比べてページ数が多くてカラーだとか、AIの強みが発揮できる所で相対的なお得感を強調するんじゃないか?
非AIの作品の中にそうやって混ぜると結構売れたりする
ただこれをやり過ぎると物量で戦う、ランキングで目立つように特化できるAI作品が有利になってAI作品がランキングを独占するようになるし、その結果プラットフォームのユーザー全体の課金意欲が落ちたりするけどね!

最後は作品の中身、品質と言いたいが、現代の環境だとプラットフォームで目立つ、ランキングに入るように出来るかも大きいから単純に品質だけで終わる話ではない
その方面に対して無難な質と人間には時間、コスト的に不可能な量で戦えるAI生成系作品はかなり強いからそのままだとAI作品がランキング、プラットフォームを占領しかねない
何かしら管理していく必要はあると思う

AIで漫画家の負担が減ったのは間違いないが、他の所で負担が増えたし、収入自体が減ったりしている。読者にとっても安いのはいいけど読みたいのが無いような事態にもなっている。
いずれ誰もがAIを使って作品を作るようになるという話はあったが、実際にAI使ってみるとエロ画像でさえ自分の思いつくものはすぐ枯渇するし、AI任せだとテンプレ的なのばかりになるから期待以上の体験にはなかなか出会えない。
当面は何とも言えない状況が続きそうだ……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国のネットの感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では昨年9月からAI生成・合成コンテンツの明示が義務化されたので、動画サイトやマンガ配信サイトでもAIを使った作品にはAI使用を明示するタグや表記が付くようになっています。中国のネットでもこの新規則による管理に対して不安を感じている人はいますが、それとは別に中国ではこういうルールが無いとヒドイことになるから仕方が無いと考える人はかなり多いと思います」
などといった話もありました。

私も最近は外国の現地メディアの情報や社会制度などに関してAIにまとめてもらうことも増えていますし、昔と比べて便利になったのを実感することは多いですね。ただ暇つぶしに小説をAIに出力してもらってもなかなか自分の好みの作品は出力できませんし、もっと便利に使いやすくならないかな……などと際限なく考えてしまったりも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本で小説大賞の大賞を受賞したネット小説がAI使用判明で商業化諸々をはく奪されたらしい」「こっちでも何かともめている部分だからな……」

中国オタク「日本の二次元は現代世界にダンジョン組み合わせるくらいダンジョン大好きなのに日本でD&Dが不人気に見えるのは不思議だ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国ではファンタジー系の基礎知識として「D&D」が何かと意識されているそうで、中国における「D&D」関連の体験ベースでファンタジー関連の議論が行われることも多く、その視点から日本産ファンタジー作品に対する考察が行われたりもしているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の二次元作品はダンジョン大好きなのに日本でD&Dが不人気に見えるのは不思議」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元は現代世界にダンジョン組み合わせるくらいダンジョン大好きなのに日本で「D&D」が不人気に見えるのは不思議だ。
私の見た範囲ではあるが、ウチの国よりも流行っていない、界隈の話題の元ネタとして出てこないように感じられる。

昔流行っていた時期はあったけど、その後はCRPGに飲み込まれたとかでは?

ダンジョンという概念は広まっていても、「D&D」ベースではないということだろう。日本ではJRPG的なファンタジー、いわゆる「DQ」風のものが既に広まっているわけだからね

ウチの国だと「D&D」を借用したような作品はたくさんあるし、所々に「D&D」っぽい要素が混じる作品はもっと多いし、簡略化した「D&D」みたいな作品も結構見かけるが、日本の作品にはそういう「D&D」要素があまり出てこないんだよな……

「ダンジョン飯」なんかも「D&D」的な知識ベースで楽しめるけど、「D&D」系かと言われるとちょっと違う

ファンタジー関連の知識や世界観はガチだけど、「ダンジョン飯」の作者はCRPG愛好家で「D&D」愛好家というわけではないらしい

「ゴブリンスレイヤー」の作者もTRPG好きだけど特に好きなのは「Wizardry」らしいからな

日本にも「D&D」系の流れ、影響を受けた作品は普通にあるぞ。はるか昔に枝分かれしたようなものなので分かり難くなっているだけで。
まず、日本のファンタジー世界観の開祖とも言える「ロードス島戦記」が「D&D」ベースで始まった企画だ。

でもダンジョン系の要素って「ロードス島戦記」ではあまり無いぞ
前日譚として書かれた「ロードス島伝説」も最後の決戦がダンジョン攻略ではあるが、そこに至るまでの地上戦と群像劇の方がメイン

日本の二次元のダンジョンネタは主に「DQ」からじゃないか?
あっちはプレイしていると常にダンジョン攻略がついてまわる構成だ

同意する。
日本産ファンタジーって基本的には「DQ」からの流れで「D&D」から直接影響を受けている部分はそれほど多くない。

「人気が無いように見える」というのがまず主観的過ぎる
どこの国でもTRPGの時点でハードルが高いし、もしプレイヤー層がいたとしても外から見て目立つ規模の集団にはならないはずだ

手間も時間もかかる遊びだし、こっちでもD&Dをガチでプレイしている人ってそこまで多くないからね

日本において「D&D」は過去の人気コンテンツ扱いなんだよ。
国内で「D&D」が本格的に広まったのって「WoW」以降だから若い時にハマった世代がまだ元気だし、その後bilibiliの動画とかで広範囲に刺さったのは第5版だから比較的新しい人気コンテンツとも言える。
「D&D」の広まり方に関しては国内独自の部分があるので国内の感覚だけで他国のD&D事情を考察するのはおススメしない。

国内だとネット小説の影響も大きいな
「WoW」でファンタジー概念や用語が広まり、それを活用してD&Dネタベースで書かれる作品が大量に出現してそのままD&D的な知識、世界観が国内に定着した
恐らくTRPGとして実際に遊んでいるプレイヤーは国内もそこまで多くないし、国内のダンジョン関係のイメージも実は直接「D&D」からではなく他の「D&D」ネタの作品経由で広まった部分も多い

最初のきっかけは00年代初めの簡体字版第3版だけど、その時点ではそんなに盛り上がってなかったしね

あの頃の起点にはたくさんの偽「D&D」作品というか現地化「D&D」作品みたいなのがあったけど、ダンジョン要素そこまで強くなかったし、「D&D」の人気があって影響が強ければダンジョンになるというものでもないような気がする

日本は現地化されてからが長いのでもう「D&D」要素が見つかり難くなっている
最初の「DQ」が出たのは1980年代で半世紀近く前になる

TRPGの方は「ドラクエ」ではなく「ソードワールド」だね
システムは違うがver1は世界観的には「ロードス島戦記」と同じなので、こっちも広義の意味ではD&D系列の作品と言えそうだが

俺はかつて「D&D」が日本のTRPG市場を独占していたけど現地展開が鈍く「D&D」の追加ルール、追加データの翻訳が不完全だったのでマニア層止まりになったという話を聞いたことがある

こっちだと先に「WoW」などのゲーム、ネット小説がベースになってTRPGとしてのD&Dが普及するという世界的に見ると珍しい流れで広まったし、今の時代の環境でもそれなりの存在感を維持している
日本は普通にTRPGがCRPGに淘汰されていく流れだったからダンジョンネタに限らずファンタジー作品で「D&D」の直接的な痕跡を探すのは難しいのだろう

この辺りはちょっとややこしくて、JRPGにおいて「DQ」の影響は大きいがダンジョンネタに関しては日本だと「Wizardry」の影響も非常に大きい
少なくとも地下迷宮に潜っていく展開は「Wizardry」からの影響
そして更にヤヤコシイのが「Wizardry」も日本独自の路線で現地化していて、SF要素が入るようになった原作シリーズではなく初期のファンタジー特化路線の「Wizardry」が日本で定着しているという……

日本の昔のRPGとかを見ると3D一人称視点の作品が流行っている時期が存在するけど、これが「Wizardry」からの影響だね
今となっては技術の発展で淘汰されてしまったジャンルだし、こっちでは存在感ないけど日本の上の世代のゲーマーにとっては思い入れのあるシステムで、現在の日本の二次元作品のイメージもここから来ているものが多いらしい

「DQ」に対する影響ということなら「Wizardry」の方が「D&D」よりも大きいし、そう考えると日本における「D&D」の影響って解釈次第でかなり小さくなるのかも

何となく分かる
こっちではダンジョン要素に関してはMMOのインスタンスのイメージが強いけど、日本の作品は古い固定MAP方式の場所だ
俺にとっては周回可能、個別生成ではないから無限に沸く敵やリソース、そこから来る資源管理の問題などが世界観、特に社会システムに組み込む際の違和感が強いんだが日本の読者はその辺を気にしない模様

その辺は日本のファンタジーが家庭用ゲーム機、JRPGベースなのを感じられる部分でもあるな
ちなみに現在の日本でも「Wizardry」系では「世界樹の迷宮」が有名だし、大まかなシステムを借用した学園ファンタジー世界観のダンジョンハクスラ作品も結構出ている
たぶん現在の日本のダンジョン特化型二次元作品のネタとして影響が大きいのはこの辺りからだと思う

中国ではネット小説などで「D&D」ネタが広まったからダンジョンネタに関しても「D&D」からの影響が大きいが、日本では「D&D」ネタではなく「D&D」の影響を受けた作品、更にその作品の影響を受けた作品からの影響の方が大きい
だから「D&D」関連が前に出てこないしそれっぽいネタが多いのにD&Dの人気が無いように感じられるのではないかと

日本でも昔「D&D」が大人気だったけど半世紀近く前の話だからね。しかし既に言われているように版権とった所が追加ルールなどの更なる展開に熱心ではなかったし人気が続かなかった。
そして当時の日本では「ロードス島戦記」などの現地化されたTRPGが出てきて、CRPGの方では「D&D」ネタを取り入れた「Wizardry」が大人気になって更に「DQ」につながりJRPGが確立されたから「D&D」は刻の涙となってしまった。

興味深いのは昔の日本で展開されていた「D&D」関連の「物語」は「ドラゴンランス」などの翻訳版だけだったが、「Wizardry」は日本独自の作品がたくさん出ていたことだ。
「Wizardry」に関しては日本で独自の小説が出て名作の評価を獲得したり、本格派な作品からギャグまで様々な漫画作品が出るなど、当時の界隈の定番ネタになっていた(らしい)
そしてこのネタが現代の日本の二次元のダンジョンネタ作品にも続いているのを考えると、やはり「D&D」が与えた直接的な影響というのは我々が考えるほどではないのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のファンタジー系作品の広まり方なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国オタク界隈では前世紀の日本での人気、主流となった作品以外の人気作品やその影響というのはなかなか意識されません。今でもシリーズが続いている『DQ』や『FF』、『FE』などのRPG系作品に関する知識はあっても『Wizardry』に関する知識や体験のある人はなかなかいません」
などといった話もありました。

考えてみれば中国で大人気になったFPSの作品はあっても、大人気になった3Dダンジョン系RPG作品ってないのかもしれませんね。
1990年代後半に中国国内で中国のRPGとして初めて大人気になった「仙剣奇侠伝」シリーズは俯瞰視点のシステムでしたし、その後も一人称視点のダンジョン探索RPGが人気になったことはないような……

とりあえず、こんな所で。
今回の内容に関しては私の知識も穴だらけなのでいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ魔法使い系キャラは体を鍛えないのか?接近戦をできるようにしないのか?」「ウチの国だと魔法使いに仙人のイメージが混じるからこの手の疑問が出てくるのかも」

百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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