「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「ヴァイオレット・エヴァーガーデンの中国語タイトルは誤訳でカッコイイ方が良いのか正しいけど意味不明な方が良いのか……」

ちょっと面白いネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

京アニ作品は中国でかなり評価が高く、
アニメ版も劇場版も中国国内での配信がある
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

もそういった作品の一つだそうです

しかしこの作品の中国語タイトルとしてよく使われている
「紫羅蘭永恒花園」
に関しては、作中のキャラの名前ではなく名前の意味の訳になっているので「誤訳ではないか?」という指摘もあるそうで、現地のファンの間ではちょくちょく話題になっているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ヴァイオレット・エヴァーガーデンの正しい中国語タイトルとは」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ヴァイオレット・エヴァーガーデンの中国語タイトルが混乱している。
少し前までは「紫羅蘭永恒花園」だったけど、近頃は徐々に「薇尔莉特・伊芙加登」の方も増えているように感じる。

確か元々の広まっている方が誤訳なんだっけ?

そうだね。訳としては広まっている「紫羅蘭永恒花園」の方が間違い。
作品を見てみれば分かるけど、主人公の名前だから原則としては音訳する方が正しい。

タイトルは誤訳でカッコイイ方が良いのか正しいけど意味不明な方が良いのか……

どっちが好みかと言われたら「紫羅蘭〜」の方なんだが、誤訳だから全肯定も難しい。
あと日本側がどこまで認識していたかは知らないけど、こっちの公式配信の宣伝も「紫羅蘭〜」の方でやってたので何かとヤヤコシイ。

ウチの国での宣伝ということなら「紫羅蘭永恒花園」の方が効果的なのも間違いないからね。キャラ名の音訳である「薇尔莉特・伊芙加登」だけだと意味不明。

作品のタイトルだけ発表されて中身がどうなっているのか分からない状態がかなり長く続いちゃった作品だからね。
タイトルの意味が判明した時にはもう遅かった。

2018年に新番で配信されたときはまだ「紫羅蘭〜」の方だったし、確か2021年の年末に劇場版がこっちで配信されたときもまだ「紫羅蘭〜」のままだったよね。

検索とかではまだ「紫羅蘭〜」が主流、bilibiliの所は「紫羅蘭〜」で検索しても「薇尔莉特〜」が表示されるが会員限定の所なので広まり方については不明。

主人公の名前がどこから来ているか考えればセーフと言えなくもないかもしれない。でも「永恒花園」についてはさすがに弁護が難しいかも。

無理矢理こじつけられなくもないが、見た感想では「紫羅蘭」(アラセイトウ)も「永恒花園」も無かったからな

紫羅蘭と花園という言葉が与えるイメージが強過ぎた。
原題の方もそういう意味が込められていないわけではないんだろうけど、中国語訳になるとほぼその意味だけが意識されることになった。

京アニファンは濃いのが多いけど、この作品も濃いファンがいるからタイトルの問題も深い所までいってしまって大変だな。

あそこは原作の話や登場人物の名前の花言葉の意味とかまで踏まえて討論されているからな。一般のオタクではついていけない。

そもそも「violet」を「紫羅蘭」(アラセイトウ)にしたのも間違いじゃないか?violetって「堇菜」(スミレ)やその色じゃないの?

花というか植物に関しては何かと混乱するよね……violetで検索したり翻訳にかけるとまず出てくるのが「紫羅蘭」だし。
ただ日本のサイトの方で翻訳にかけるとスミレが出てくるから制作側の意図としているのはスミレの方だという可能性はあるな。

日本の感覚で見た場合の意図は「堇菜」(スミレ)で確定だろう。
紫のスミレの花言葉が愛、貞節でそれがキャラや名付け親の意図にかかっているという解釈になるから。日本のファン界隈でもその認識で語られている。

「紫羅蘭永恒花園」は文芸的なタイトルでストーリーにもあっていて良いタイトルだと思うんだがな。
原題からハッキリと変更されているのだと「さよならの朝に約束の花をかざろう」の中国語タイトル「朝花夕誓」とかは良い翻訳タイトルとして評価されている。

映画のタイトルが人名の作品はそのまま使わずに中国語版は別のタイトルにすることも珍しくないからな。
歴史上の著名人とかでもなければ人名タイトルで通じる、効果があるのは基本的にその映画を作った国或いは同じ文化圏だけだろう。

面白い例としては昔の映画の「Bonnie and Clyde」が中国語版だと「雌雄大盗」で日本語版だと「俺たちに明日はない」で文芸的なタイトルになっていたりする。そして日本では人気になる上でこのタイトルの効果も大きかった。

そうなんだよね。
だから商業的な翻訳という意味で考えると名前だけ音訳するというのは「完全に正しい」とは言い難い。視聴者のことや商売のことを考えていないとも言える。

中国語タイトルが「情迷弗蘭克斯」とかでカッコ悪いせいでいつの間にか中国向けの公式関係でも「DARLING in the FRANXX」呼びに落ち着いた作品もあったな!
中国向けで完全に英語なタイトルというのは珍しいのに。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は意味で訳すとダメなタイトルだったよね。そりゃ通称「国家隊」呼びにもなるよ!
「紫羅蘭〜」と同時期の作品だったが内容や人気はともかくタイトルでは圧倒的に差がついていた。

しかしそれでも「紫羅蘭」の明らかにやらかした誤訳で広まっている状況についてはどうかと思う。
だがここからどうすれば良いのかは私も分からない。

「その名前で広まっている、人気作品として認識されている」場合は修正しようがないケースもあるからね。正確な翻訳ではないとしても。

正直に言えば、私は誤訳であるのを知ってからも誤訳のが良いタイトルだと感じてしまうな

俺も「紫羅蘭〜」文芸的だし美しいタイトルだと思うよ。京アニの高品質な作画のイメージとも合致している。

同意。
そして作品に関して語る時はみんな「京紫」の略称で呼ぶ!

間違っているのは確かだが、その間違いがツッコミ所になるヒドイものではないというのがね。

そういう評価だから俺は今更名前の変更ができるとは思えない。
京アニ作品で時期的に何かと知名度が高い、名前がよく出ていた作品だからかなり「影響力の大きい名前」なわけだからな。

その辺りについては公式がどう判断するかだ。
ファンの間に広まっているとしても、間違ったタイトルを許容してそのまま展開していくのかについては版権を持っている所の判断次第だ。あとこれは今回の件とは別だろうけど、ファンや非正規経由でボトムアップ的に広まったタイトルって商標に関する商業的な問題が発生して公式タイトル変更というのも珍しくない。

既に言われているがこの件でヤヤコシイのは現地の事情を意図しての翻訳による現地向けタイトル変更ではなく、明らかに誤訳で広まっちゃってるという事情だよね。

今更変えられるのかという問題については現在のファンはそうだろうけど、数年後のファンは分からないとも言えそう。
映画を見ても昔ウチの国に入った時の雑な翻訳タイトルで広まった作品が今では修正されて広まっているケースはあるよ。

検索で上位に来るところ、公式がタイトルを修正すると影響が大きい。すぐにではないけど年単位で見ると変化が出る可能性はあるだろうな。
リアルタイムの事情を把握しているファンが目立たなくなり、後の検索で作品を調べるようになったら昔のネタ呼称は消えていく。

ネットの流行語、ネタ呼称なんかを見るとそう言う変化は分かりやすいね。10年前のオタク界隈で使われていた作品のあだ名とか、今の若い世代には通じない。

結局の所、問題は「紫羅蘭永恒花園」の方がカッコイイということだ。これが「薇尔莉特・伊芙加登」だと何のことかすぐに分からないしイメージも広がらない、そして「紫羅蘭」ではなく「堇菜永恒花園」だと途端に世界観が小さくなったように感じる。



とまぁ、こんな感じで。
翻訳の正しさだけでなく作品としての正しさなど、考え出すとキリがないようでした。

私も今回改めて調べてみたのですが「violet」を中国語にした場合、植物としては「堇菜」と「紫罗兰」が該当します。そしてネットで検索を書けると先に出てくるのは「紫罗兰」(紫羅欄花)、私の手元にある商務印書館の華英詞典だと「堇菜」(スミレ)が先に来ます。
どうやら「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の中国語タイトルに関しては「登場人物の名前なのでは?」という問題に加えて、「violet」をどう訳すかという問題もあるようですね。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「植物に関しては正確に名前が出ないことも多いので翻訳の際に苦労することもあります」

「私は日本語の文章に出てきた『さくらの花』がどの花なのかハッキリしなくて苦労したことがあります。その場面の時期からソメイヨシノではないだろうというのは分かったのですが、そこから先が分からなくて辞書だけでなく植物図鑑まで調べました」

「大部分の人はそこまで気にしないというのは理解していますが、オタクとしてはやはり拘りたいです……」

といった話がありました。

以前の記事
中国オタク「日本のピーマンって中国のとは別の種類なの?日本の作品の中であまりに強烈に子供から嫌われるのが不思議なんだけど」
にも似たような混乱がありましたが、完全に間違っているわけではないけど正しいと言い切るのもどうなのか……というような訳についてはイロイロと考えてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元から好色な大人キャラが消えてしまったのはなぜだろう?主人公でもサブキャラでも昔はそれなりにいたよね?」

GWが終わってしまうので通常運行に戻りたいのですが、ぐだぐだな気分からの切り替えが上手くいきません。
それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガの定番要素に関する討論や考察で盛り上がったりしているそうですが、近頃は定番要素が昔と比べてどう変化したか、なぜ変化したのかということに関する話題も増えているとのことです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「近頃の作品には好色な大人キャラがいない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元から好色な大人キャラが消えてしまったのはなぜだろう?主人公でもサブキャラでも昔はそれなりにいたよね?

昔は主人公の基本セットだったり、サービスのきっかけになるスケベなおっさんがいたよな。
考えてみればこの10年くらいでかなり減ったかも。

「シティハンター」の冴羽リョウみたいなキャラは見かけなくなった
好色ぶりが話を動かす動機になるようなのが

流行らなくなったのか……或いは今の視聴者からスケベなキャラは嫌われるようになったのか。

でも「クレヨンしんちゃん」は相変わらず人気だろ?

ガキが大人をからかうようにやるのと、おっさんが若い子にやるのとでは印象が全然違うし……

「無職転生」とかの反発を見ると、今の時代はリスク高いから「なんとなく」で出すことは無い、出すなら狙い(お色気要素を中心にするとか)をハッキリさせて出すということになっているのでは。

言われてみれば確かに。
個人的にはスケベなキャラも、不細工なキモオタキャラにするとかでなければまだ成立しそうな気はするんだが……

昔の作品で例えるなら亀仙人みたいなキャラ?

そうそう。まさにそういうキャラ。

そこまで古くはない作品だと「To LOVEる」の校長だろうか。でもあのキャラが大嫌いな人も多いようだし、作者も動かし方に関してかなり気を使っているという印象がある。

「To LOVEる」だと親友ポジの猿山も典型的な好色キャラだけど、やはりサービスシーンの恩恵を受けないように気を使って動かしているよね。

俺はそういうキャラがずっと不快で嫌いだった。現在の読者視聴者に嫌われているではなく、昔から嫌われていたのが表面化したのでは?

同感だ。好色なキャラは不快だし、そこに描写ノリソースやページを割くなら別の方に使えよと思う。

好色なキャラは動機がハッキリしている、欲望で動かしやすいから舞台装置としては便利なんだけどね。障害発生とかで。それに亀仙人のようなギャップ萌えもできる。

しかしギャップ萌えを演出するにしたって好色である必要はないだろう。普段は好色ではなく、普段は怠惰や強欲、無能に見えるとかで。

好色な性格って不快さ、描写の「安全性」とのバランスが難しいんだよ。
このテーマで改めて考えてみたが、実は冴羽リョウは設定に外面内面の描写、北条司の絵などによって奇跡的なバランスで成立していたキャラなのかもしれない。

舞台装置的な存在、キャラ付けの要素としては見かけなくなったかもしれない。
「NARUTO」くらいまではそういうのもいたような気がするんだがな。

4月の新作アニメでも好色キャラは出てなかったっけ?女に襲い掛かってぶち殺されるのとかが。

そういうのはもう犯罪者の方だろ。
このテーマで該当するのは好色だが好色な行動や言動に対してはちょっとした暴力による制裁で済む、話がそのまま進むタイプだ。

暴力オチが減ったからそのまま好色キャラも減ったんだよ。
制裁無しだと好色キャラは不快感や犯罪者っぽい印象だけが残るだろうし。冴羽リョウなら100tハンマーくらうから許されるわけだしな。

昔から好まれるタイプではない、あえてヘイトを集めさせようという属性ではあったけど、現在の環境では批判が集まると容易にファンの空気が悪くなるからね。出す場合のリスクが上がっているのは間違いない。

サブキャラに関しては確かにそんな感じだ。
NTR判定だって昔と比べて段違いに厳しいというかめんどくさいことにくなっているし、お色気要素は主人公が独占することが求められている。

そもそもスケベな主人公が減少傾向にある。今の主人公は草食系、女は不要というタイプだ。

女不要はウチの国の傾向で日本の二次元はそうでもないぞ。
ただ昔のように好色さ、日本語のスケベと称されるタイプが減っているのは確かだろうね。現代では受け身の「ラッキースケベ」というのが多い。

このフェミニズムの強大なご時勢に好色キャラは無理だよ。
それに加えてLGBTQな問題も加わるしエロ描写の範囲もややこしくなるから商業作品では回避しておくのが無難。

ポルノ判定が世界的に厳しくなっているから作品を売る際のリスクを避ける動きが出ているはず。
アニメ化もだけど電子書籍化した場合、amazon基準はかなり厳しいと聞く。

個人的にはメディアよりも読者側の反応の問題の方が大きいと思う。今の読者は出てくるヒロイン、女性キャラに対する独占欲が強い、少なくともファン界隈では独占欲の強い発言が目立つ。そこに手を出す好色なキャラはとても嫌われるし作品批判にもつながりやすい。

好色キャラに関しても不快さの有無や程度に関しては描写次第ではあるんだろうけど、今の環境では人気になった場合のリスクが高い。普段のファン以外の注目が集まった場合の批判が怖い。

好色キャラって男からも女からも批判されるからね。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」とかそんな所で炎上するのかみたいな好色批判があったのを覚えている。ガイナックスの流れの所の作品はそういうキャラ出したがるから、どこかで批判炎上につながらないかと見ていて不安になる時もある。

昔のオタク市場って閉鎖的で規模も大きくは無かった。現在は市場規模が拡大しているから社会的な倫理観が適用されるようになったから昔の歪んだオタクの感覚によるキャラは出せなくなったんだろう。

その辺はオタク市場に限った話ではなく社会的な感覚、メディアの基準の変化によるものが大きいのでは?
例えば暴力描写などは昔と今ではメディアに流れる作品で許容される描写の過激さが明らかに異なっている。
昔から一般向け市場として確立されていた日本のマンガを見ても、昔の作品は現代と比べてエロ描写に寛容だったから好色キャラの生存する余地があったのだろう。

好色なキャラを出しても得をしないということなのかもね。サービスシーンは別に好色キャラが必要なわけではない。感情移入してもらえるキャラでもない。必要性、需要が無いんだよ。

おっさんキャラはエロ漫画やエロ同人ではおっさんは相変わらず大活躍なのに……

でもエロ系作品のおじさんって顔をあまり出さない或いは顔が無い、キャラと言うよりも概念的な存在に近いからな……

必要性に関しては本当に無くなってきているのではないだろうか。
今は好色ムーブの役割は女キャラが担当している。

完全に同意。
現代はメインサブ問わず好色属性は女キャラが担当しているから作品における役割の配置としては案外変わってないかもしれない。
女同士なら男のファンが不快感を覚えないのと、百合営業もできるということなのでは。

現在の主流は美少女、美女な外見におっさんの心だからね!
女同士なら抱き着いても良いしおっぱいだってもめる。

好色女性キャラってどこから流行って定着したんだろう。便利なので一気に増殖していったのだろうか?
自分の知っている範囲では「らき☆すた」くらいまでしか遡れない。

好色キャラの扱いに限らず、昔の作品を今の感覚で見ると心配になることは珍しくないからな……リメイク作品もそこで上手くいかないケースもあるし。
昔の代表的な好色主人公のいる「うる星やつら」のリメイクアニメとかどうなるんだろうな。原作の連載されていた70〜80年代の感覚のままで出したら批判が殺到しそう。

あの作品、主人公がスケベだけど周りのキャラも同類のスケベだからな……今の感覚で見たらどうなるんだろう。
正直自分自身の受け止め方も含めてどうなるかも実際に見るまで分からない。

好色キャラ、好色描写に関しては昔から続いている作品ではそまだ出てくるが、最近の作品では見かけない。
恐らく新作でターゲットもまだあまり明確ではない作品の場合、マイナス要素になりかねないから好色キャラは避ける傾向もあるのでは。

そういう作品は少年マンガではなく青年マンガに移行していたりする。昔好色なキャラの出る人気作品(もちろん人気の理由の多くはエロとは別の所だが)を描いていた作者が青年マンガ雑誌で描いていることもある。
そして青年マンガ雑誌だとアニメ化される作品は少なくなるので、普段目にする機会も減るといった事情も理由の一つなのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の受け止め方についてもイロイロと出ていました。

またこのネタを教えてくれた方からは
「こちらのファンの反応を見ると好色キャラに関してはサービスシーン描写の問題よりも好色キャラの言動に対して感じる不快さ、許せない感情の方が強く出るようです。とてもストレスを感じるキャラになるのでやった行為に対する罰が不足している、正しく罰を受けていないと受け止められた場合は価値観的な方向で作品批判、炎上につながる可能性もあります」
といった話もありました。

この手の描写やキャラに関しては日本でも見る側からの批判やコンプライアンス的な問題が常について回るかと思いますが、中国オタク界隈にも日本と共通する部分や独自の厳しい部分があるようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「他人に薦められる二次元異世界ネタ作品ってどんなのがある?主に転移や転生とかの方で」

ありがたいことに
「中国では日本のネット小説系の異世界作品の需要が伸びているそうですが、日本と同じようにバカにされているという話もあります。そんな中国で評価の高い異世界ネタの作品って何がありますか?」
という質問をいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「他人に薦められる転移や転生系の異世界ネタの作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆は他人に薦められる二次元異世界ネタ作品ってどんなのがある?主に転移や転生とかの方で。
近頃は何かとダメな評価をされがちな異世界系作品だけど、人気と需要は間違いなくあるし面白いとか評価できるとかな作品もあるはず。そういうのを教えて欲しい

俺がすぐに多い付いたのは「慎重勇者」だ。アニメの顔芸とかのネタもだけど伏線の仕込み方も良い。

ラノベだとちょっと前だが「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」かな。私が薦めるとしたらの話だけど。
主人公の立ち位置や活躍のさせ方、世界観の大きさとか他の作品とはちょっと違う。

実は世界観が大きい作品とか、群像劇とまではいかなくても主人公以外が活躍する作品は良い感じだよね。
というわけで私は「ログ・ホライズン」を挙げておく。アニメも結構話数があるのが良い。

「ログ・ホライズン」は異世界転移してギルド組んで数十人でインスタンス攻略するみたいな話もあって良いよね。なんて言うか「見たい展開」というのをやってくれる。

ラノベ原作だと「無職転生」はやはり頭一つ抜けているかな。ただオタクに薦めるのは良いけど雑に薦めるのは躊躇する。

雑に薦めるなら「リゼロ」の方が無難だろう。
あとギャグ系なら「この素晴らしい世界に祝福を!」とか。

「このすば」はいつの間にか異世界系おススメの定番入りしたよな。最初はかなりバカにされていたのに。ジャンルの作品を読み込んでいるオタク以外のファンも多いようだし、まさに「他人に薦めやすい作品」だったのかな。

「このすば」は自分も強く薦めたい作品になってるなー

二次元の異世界トリップ系作品に一時期ハマっていたが、面白さもだけど周りに薦められそうだと感じたのは「蜘蛛ですが、なにか?」と「本好きの下剋上」だったな。
ただ「本好きの下剋上」の方はカップリング党を意識する人にとっては地雷があるようなので薦める人を選ぶべきなのかもしれない。

最近のだと「迷宮ブラックカンパニー」かな。ブラック企業ネタは刺さる刺さる

まだアニメ化はないけど「理想の聖女? 残念、偽聖女でした!」は綺麗に終わっている所も含めて薦めやすいな。トリップ系としての俺TUEEEEE要素を上手く活用しているのも、こういう作品をバカにする人にはとっかかりとして良い。

自分と好みが合う人に対しては「異世界迷宮の最深部を目指そう」を薦めている。

ウチの国で一般向けに薦めるならやはり「オーバーロード」だろう。毎シーズン数億の再生数は分かりやすい。内容も安定した勘違い系なので無難。

「異世界おじさん」が良い感じだと思うけど問題はセガネタが理解できるか、好きか嫌いかが分からないことだな!
(訳注:近頃の中国におけるセガの扱いは過去記事の中国オタク「「異世界おじさんについて語ろう」「ゲームネタ意味不明だけど面白いよね」などもよろしければご参照ください)

他人に薦められる異世界トリップや転生?なら「十二国記」が最強だ。

確かに十二国記を出されたらもう勝負が決まるわ……
それなら俺は「ダンバイン」で。

じゃあ私は「デジモンアドベンチャー」を。
考えてみれば分かるが、異世界に転移する作品は昔から普通にあったんだよね

昔ので良いなら「戦闘妖精雪風」を推薦したい……!

異世界トリップ系ということなら別に西洋ファンタジー、剣と魔法の世界に限った話ではないからね。古い作品で有名なのだと「ふしぎ遊戯」とかもそうだ。ただ古い作品は単純に今の人向けに薦めにくいというのもあるかな。

「ノーゲーム・ノーライフ」なんかもそうだよね。

最近の二次元系作品だと転生してチート能力もらってが基本だから、ダメな方向の欲望が露骨に出てくるしそこで軽蔑につながってしまう所はあるよね。そこが気楽に見れて良いというのも確かなんだが。

「灰と幻想のグリムガル」も評価高いし薦めやすい。
俺TUEEEEEから外れる、厳しい世界を突き付けられ生存するために戦うというのは他の作品との違いとして大きい。

「灰と幻想のグリムガル」は常に一定以上の評価にはなっているし、ちょっと変わった作品を薦める際にも重宝する。
ただ普通に爽快感重視の作品を薦めても悪いことにはならないね。特にオタクじゃない人に対しては。

オタクの間で評価が微妙な作品=需要が無いではないからな
そう言えば「ソードアート。オンライン」もそういう部分はあるけど、古い作品になってきたから他人に薦めやすくなってきた感がある。

「ソードアート・オンライン」も設定はゲームになってるけど異世界トリップ系の範囲に入れてもいいよな。

過去の作品になって歴史的な価値を語れるようになるのは良いのか悪いのか。
まだ出ていないのだと「ゼロの使い魔」はオススメしておきたい。

「ゼロの使い魔」は異世界系ラノベとしてかなり上手くまとまっているから、もしアニメが合わなくても原作の1巻は読んでみて欲しい作品だな。
今のネット小説系のラノベとは違う、1巻ごとに出版される作品の構成がどうなっていたかについての上手な実例でもあるから。

それにしてもトリップや転生はさておき、昔はファンタジー系作品の代表作、薦める作品としては「ロードス島戦記」辺りが定番だったけど今そのポジションにある作品ってなんだろう?

「無職転生」辺りじゃないかな?原作ファンの支持率が非常に高い。アニメも大炎上したけどクオリティは高いしファンからの評価も良好だ。

上で出ているダンバインで思い付いたが「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」は良質な異世界モノという見方ができると思う。

それは同意できる意見だ。
「ビルドダイバーズRe:RISE」は近年の作品ではかなり完成度高い。ロボの部分もガンダム知識がそこまで重要じゃないし、主人公の年齢が他のビルドシリーズと比べて高めなのも良い。

ロボ系なら「異世界の聖機師物語」も良いぞ。
二次元ハーレム系作品の始祖とも言える天地無用系列の作品だがシリーズの知識はほぼ必要ない(調べたら楽しめるが)
でも天地無用シリーズの後発作品だけあってストーリーのロジックや世界観はよく出来ている。典型的なハーレム系作品なので推薦するのは難しいが……

「異世界の聖機師物語」はかなり開き直った主人公万能最強な俺TUEEEEEなんだけど見せ方が上手いんだよね。登場人物の動き方や考え方も合理的で納得できる。
ハーレム系やそれに伴うお色気描写に拒否感が無ければかなりおススメできる作品だろう。

天地無用系世界観の外伝作品って異世界トリップ系好きの人なら相性が良いと思う。
ファンタジーなのは「異世界の聖機師」だが「天地無用!GXP」はSFだけど地球の外に飛び出すわけだし「デュアル!」もSFベースだがトリップ展開だ。ハーレム要素でまずスルーされそうだが見る価値はあると思う。あと「デュアル!」に関しては時代的にとてもエヴァっぽい所もあるが気にしないように。



とまぁ、こんな感じで。
最近のだけでなく一昔前の作品もイロイロと出ていました。

ちなみに以前中国オタクの方とこういったネタに関する話をした時に、
「中国では世界観の宏大さや緻密さがあると良い作品だと推薦しやすいですね。それからストーリーに関しては伏線配置と展開が良くできている、驚かされるというのも日本より良い評価につながりやすいです」

「逆にキャラクターや爽快感については作品推薦ではあまり重視されません。自分で見て楽しむなら問題無いのですが、友達に自分が評価している作品だと紹介する時に否定されないか少し心配になる時はあります」

といった話も出てきました。

中国では作品の評価において世界観やストーリーが重視されるという話がありますが、それは中国オタク界隈の異世界トリップ系作品の評価基準に関しても同じような所はあるとのことです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/6修正:誤字脱字の修正と抜けていた文章の追加を行いました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「オタクになったばかりなんだが新作アニメと過去の名作アニメ、どっちを優先すればいいのかな?時間が足りない……」

中国の方ではいわゆる「共同富裕」からの方針転換でIT大手やエンタメ分野に対する締付けの見直しという話が出ているそうですが、二次元業界に対してはどの程度の影響があるんでしょうかね。何かと関係のある分野ではあるのですが。

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈でもオタクは様々なコンテンツを追いかける忙しい日々を送っているそうですが、新しく入ってきた人は見たい作品見ておいた方が良さそうな作品などが多くて時間が足りなくなりがちなのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「オタクになりたての人は新作アニメと過去の名作アニメのどちらを優先すればいいのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


私はオタクになったばかりなんだが新作アニメと過去の名作アニメ、どっちを優先すればいいのかな?時間が足りない……黄金周に入っても全然足りない

結局はどっちも見ろ、好きなものを見ろという話になってしまう気もするが、時間というリソースが限定されている中で優先的にという話か。悩んでも仕方ない話に思えるが。

積んでるマンガやリストに入っているだけのアニメをどうするかみたいな話は新人だろうが古参だろうが共通する話だからな。
私はあえて順位をつけるなら古い方だろうか?既にある程度評価の定まっている作品になるから、好みは別として知識としては外れが無い。

好み次第な所もあるが……爽快感重視なら新作の方が良いし、重い作品が良いなら古い作品の方が良いみたいな傾向はある

別に新作追いかけなければいけないわけでもないし、一年位は過去の名作アニメや今も人気の長編アニメを最初の方から見たら?
私はそんな感じでオタクになっていった。

過去の名作はなんだかんだで入りやすいからね。
新作アニメはかなり人を選ぶ所があるので選別するための知識や経験が無いと時間を無駄にする割合も高い。

俺は古い作品というか新作ではない作品を見ていて、その続編から新作に手を出していったけど今の環境ならどうなんだろう……

個人的には古い方から入った方が良いと思う。
古い作品なら好みのタイプにあったオススメ作品、品質が保証された作品がある。新作は当たり外れは運次第な部分がかなりある。

新作は最初は良くても中盤でコケるとか、最後にヒドイ方向に転がって終わり!というのを体験させられることもあるしな。

新作にしろ過去の名作にしろちょっと見て好みだったらしっかり見る、くらいでいいんじゃないか。
既に選抜されている過去の名作の方が当たりは多いだろうけど、新作は討論して楽しめるという強みもある。

私は新作の方から入ったし、新作から見るのをおススメするかな。過去の名作は見たいものが無くなってから探すくらいで良い。新作の「体験」と違って古い作品はいつ見ても良いのだから。

めんどくさいこと考えずに好きな作品見れば良いだろうに。

それができれば苦労しないだろう……周りとの付き合いやオタク同士の話もある。そしてそれは昔よりも更に重要になっている。
楽しむにしても、作品の評価を把握する上でも周りとの交流を無視することはできない。今の時代の人気作品はネット上のファンの交流や考察活動が楽しむために重要な要素になっているのも多いしね。

私も昔はこの質問みたいなことを悩んでいたよ。「好きな作品を見れば良い」になるまで、それなりの時間はかかる。

新番を追いかけないとオタクのホットな話題に追いつけないからそっち優先で良いだろう。
それで新作追いかけているうちに自分の中に形成された基準や好みで過去の名作良作を探せばいい。娯楽は勉強と違って誰もが納得する作品ってのは無いし自分の好みに正直に行く方が良い。

自分はここ数年でオタクになった人間だけどbilibiliとかのプラットフォーム側が推す新作はどうも楽しめなくて古い作品中心に見ている。
新作は前のシーズンの評価が定まったのを2〜3作品見るくらいかな……

オタクになったばかりの頃は好みの方向で過去の名作を見るのが良いよ。
新作はその後で良い。

私もまずは古い名作を見たな。ふるい分けは済んでいる作品だから品質の保証もあったから。

古い作品の方がハズレをひかないというのは確かだけど好みに合うかは別の話だと思う。
例えば古い作品は基本的にストーリー展開が遅いから今の感覚で見ると退屈で厳しい所がある。好みがハッキリしているなら古い名作に拘らず新作で自分にとって「見れる」作品を探すのも悪くないよ。

昔の作品の知識はあって損はないけどすぐに役に立つものでもないし、楽しめるならともかくオタクの知識目的なら後回しで問題無い。早送りで見るとかになるのは本末転倒。

俺もそんな感じで新作の方をメインで見ているな。合間合間で気分転換に旧作を見るといったスタイル。

個人的には旧作から見る方が良いと思うんだけどね……作画の精度も画質も違うから新作の方の画に慣れてしまうと昔の荒い画質のアニメを見るのはきつくなる。

それで古い方に慣れてしまったら、一気に時代を超えた新作を見てまた同じような問題になるんじゃないか?
それだったら新作から見ていった方が良いと思うけど。

とりあえずこの1〜2年の新番枠のアニメで評価が高いのを見ていけばいいんじゃないか。あとは4月新作で言えば「SPY×FAMILY」みたいに現在進行形で話題が盛り上がっているのも追いかけておくと良い。「体験」という意味では今しか味わえないものだ。

好みは別にしても、新作にも古い名作にも良い所はあるからね。
例えば古い名作は評価が定まっていることに加えて次の話を待つ必要が無い、新作は討論が熱く手楽しめるとか。

自分のアドバイスとしては「新作アニメを全て追いかけようとするな」くらいかな。私は昔それやって潰れそうになったし義務感が先に来て作品楽しめなくなった。
言っては何だが新作アニメは覇権候補的な評価の出ている作品を中盤から追いかけるくらいで良いと思う。元気の良い先輩達にフィルター作業は任せてしまえ!あいつらそういうのやりたくてやってるから。

古い名作も時間がかかるの多い。「ONE PIECE」とか1000話超えてるから簡単に「古い方を見ろ」とは言えない。

そこに更に劇場版も加わるよ!過去の名作に関してはハズレに遭遇する可能性は低いけど、時間に関するコスパは悪いという見方もできる。

新作アニメは基本的に週一ペースだから追いかける作品を絞れば空きの時間が発生するのでその間に古い作品を見ればいい
……と言おうとしたが今は審査のせいで遅れたのがまとめて更新とかもあるな。まぁ明確な正解は無い話だし、古いの新しいので悩み過ぎずに好きなモノ見る価値のあるモノを選ぶ方で頑張るのが良いのでは。

今見たいものを並べて順番つけて上から見ていくとかでも良いぞ。
時間が足りなくなったらそこでやめる。

それにしても、これは正直気の毒な問題だと思う。
現在は市場環境の拡大、加速のせいで今は作品の入れ替わりが激しいし1シーズンに出てくる作品の数も増えている。そこに更に昔からの蓄積も加わるんだから……

同意だ。
今の新人の方が良いものをたくさん見れて幸せだと思うけど、同時にオタクとして真面目にやろうとすると新旧どちらも追いかけないといけないから大変だろうなとも思うね。

私がオタクになった時なんて新作アニメを追いかけるという概念すら知らなかったよ。
毎日テレビで放映されるこっちと違って日本では週に一話のペースで進むとかも知らなかったし。

自分も新作アニメという概念を把握したのは一通り周りで流行っている作品を見終わってからだった。オタクになってからだと……2年くらいしてからだったような?
当時は「NARUTO」「BLEACH」とかの大人気作品を見ていればオタクとしての活動は問題なかった。

昔からの人気シリーズに関してはアニメやゲームなどでリメイク、まとめになっている作品で評価の高いのがあるだろうから、そこから気になるのを追いかければ良いと思う。
その過程はあまり表立って言わない方が良いだろうけどね。

どういうこと?

昔からファンをやっているとかファン界隈を支えていたと認識している人達は、新人が人気の所、有名ネタだけ見ているという話に対してとめんどくさいことになるから……
まぁ私もその気持ちは分かるんだが新人にぶつけてもしょうがないわけで。

評価の高い昔の作品も全部が面白いわけじゃないからな。長編の中にはネタにもならない普通につまらない話も混じっている。

結局は自分が楽しめる物、負担にならない物からで良いと思うよ。
楽しくなければ趣味は続けられないし、途中で全部やめてしまったら重視していた「時間的なリソース」が全て無駄になる。無理しないで続けていれば段々と自分の中に取捨選択の基準も形成されていくから悩みも少なくなる……はず。



とまぁ、こんな感じで。
アドバイスに関してもそれぞれのオタクとしての経歴や作品視聴のこだわりがイロイロと出ているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「真面目に凄いオタクになろうとする場合、私が新人だった頃よりも今の新人の方が難しくなっていると思います」

「昔はネットに流れている中国語の作品情報やオタク関連知識は少なく、皆そんなに作品に詳しくない上に知識も不正確な所がありました。私は日本語ができて日本の新しいオタク情報に触れることができて、それだけでかなり評価されました。しかし今では日本語ができるだけではダメです。中国語化された作品も情報も増えているので一般的なオタク知識のレベルがとても高くなっています。」

「現代のオタク界隈ではオタクとして評価されるために視聴しなければならない作品や把握しなければならない知識は昔と比べて非常に多くなっています。新人が周囲からの評価が高い凄いオタクになろうとしたらどれだけ時間的なリソースが必要になるのか……」

といった話もありました。

どのジャンルでも後から趣味の世界に入って、楽しむのとは別に意識して上の方を目指すとなると何かと大変ですよね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「SPY×FAMILYみたいなアニメって珍しいと聞いたんだけど」「個々の要素は珍しいものではないが組合わせとしてはかなり珍しい気がする」

中国の方も何かと大変なようですが、4月の新作アニメで配信開始の音沙汰が無かった期待作「かぐや様は告らせたい」と「SPY×FAMILY」の配信がGWに入る直前になってどうにか始まり、中国オタク界隈ではかなり盛り上がっているそうです。

ありがたいことに「SPY×FAMILY」の中国本土での配信開始の情報と一緒に作品関連のネタも教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「SPY×FAMILYのような作品は珍しいのか?似たような作品はあるのか?」
といったことなどに関する作品を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「SPY×FAMILY」みたいなアニメって珍しいと聞いたんだけど、似たようなのって本当に無いの?
やっとこっちでの配信がはじまって噂通り面白いが次の更新を待つのがつらい。そこで気を紛らわせる作品が無いかと周りに聞いたらこういう話が返ってきたんだが。

いや、普通にあると思うが……血縁の無い子供を育てる系作品とか。

個々の要素は珍しいものではないが、組合わせとしてはかなり珍しい気がする。

どっちなんだろう。俺が聞いたのには二次元では珍しいという話も二次元ではわりとありがちだという話もあった。
例えば設定、作品の空気とかで似たような作品ってどんなのがあるのだろうか。

主役に注目すると「珍しい」というのは合っていると思う。二次元だと探偵主人公はいてもスパイ或いはそれに近い職種の主人公はあまりいないのは確かだろう。
私が思い付くのは「プリンセス・プリンシパル」くらいだ。

公安9課なんかは一応スパイ的な業務もやっていると言えるんじゃないか。

スパイキャラは頻繁に出てくるけど主人公がスパイ、密偵みたいな作品か……確かにアニメだとあまり思いつかないね。
更にそこにコメディの空気も入れるとなると……

古いけど「DARKER THAN BLACK」はどうかな。

実写のドラマや映画なら思い付くがアニメだと難しいな。
マンガやラノベではどうなんだろう?

これは意外に難しいかもしれない。
私もスパイ系キャラは思いつくけど設定、人間関係で「SPY×FAMILY」みたいな方向なのは思いつかない。「スパイ教室」みたいにスパイがテーマの作品はあるんだが。

スパイネタって「007」とか娯楽作品の伝統的なジャンルではあるんだよね。
ただ二次元ではスパイがメインの作品は少ない。需要が無いのか描くのが難しいのかは分からないが。

子育て要素無しだが自分は「フルメタル・パニック」が近いと感じたかな。エージェントの潜入設定もだけどコメディ寄りの雰囲気とかで。

エージェントの潜入任務の作品だとギャルゲーとかにありそう。ただきちんとした子育てはヒロイン枠的になさそうだ……

少女マンガの古典名作に「パタリロ」という作品があるんだけど、これはスパイが主なテーマだね。アニメにもなっている。
でもスパイものは少年マンガ系作品では珍しいはず。スパイと言う職業の場合、爽快で派手なバトルシーンをやるまでの過程が厳しいんだろうか?

描くのが難しいというのはあると思うよ。スパイものってまず設定が複雑になるし情報量も多くなる。そして正面からの戦闘は回避するから爽快感の描写が意外に難しい。小説媒体ならともかくマンガでやるのは厳しい。
そういう話をやるなら荒事に対処する何でも屋みたいなのが楽だろう。「銀魂」とか「シティハンター」とかみたいにね。

こいうのはどの要素に注目するかで「似たような作品」の範囲は変わる。
「SPY×FAMILY」の小さい女の子を育てる、共同生活するという話ならば「うさぎドロップ」や「かくしごと」などアニメでも比較的有名な作品がある。

私は「設定的にはよくある作品」という方に感じたな。
作品が主に子供を中心にした人間関係、子供を育てる話になるというのはそんなに珍しいというほどではない。

そっちならば「ありがち」と言えるか……そして自分はなぜか「愛してるぜベイベ」を思い付いた

設定だけなら「ヒナまつり」とか?
コメディ系の作品というのも「近い」と言える要素になるだろう。

「同じような設定」だと私は思いつかない。見た後の感覚では「ACCA13区監察課」が近いような気はするが、「SPY×FAMILY」みたいな作品としておススメするのはさすがにどうかと思うし。

ヘンな話だが自分の視聴後の気分で近いのは「ぐらんぶる」とかだった……

そういうので良いなら私は「逃げ恥」に近いものを感じた。イロイロとフックの多い設定、ストーリーの作品なのかもね。

日本のラノベによくあるS級?の実力を隠してモブのふりをしながら俺TUEEEEEする作品は設定と話の方向性だけ見ればわりと該当するんじゃないか?

スパイが主人公の作品って二次元のアニメだとほぼ無いだろう。
ラノベとかまで含めれば出てくるかもしれないが、アニメになるレベルの人気で一般向けの作品には無い。

諜報ベースの戦いって絵的に地味なんだよ。それに加えてストーリー展開やオチに関しても推理モノのようなスッキリした展開にならない。

スパイ主人公が難しいのには同意。「メタルギア」もゲームだからこその面白さだしな。

スパイって子供〜少年向け作品の主人公としてあまり使いやすくないから作品の数も多くならない。重なる部分も多い探偵と比べてみると分かりやすいかと。

「SPY×FAMILY」はキャラの関係ということならいわゆる疑似家族系にもなるかな。このシチュエーションで探すとアニメでもわりとありそうな気はするんだが。

「パパのいうことを聞きなさい!」と共通する所はあると思ったが、似たような作品扱いするのは違うよな……

スパイの父親、殺し屋の母親、超能力者の子供のスパイアクション、潜入モノだからね。爽快感や緊張感の方向性が疑似家族系メインの作品とは違う。

強引に言っていいならばキャラの職業の配置的には「ARMS」の主人公一家がかなり近いと思う。だがキャラの関係はやはり違う……!

冷戦時代の的な世界観での諜報戦をベースにした作品というのが少年向けの作品、特にアニメではあまり無いはず(私は前世紀の日本の少年マンガは知らないので間違っているかもしれないが……)
個別の設定で見れば過去に重なる作品はあるけどこの組み合わせであの空気の作品は見つからない。やはりSPY×FAMILYが独特な設定の作品なのは間違いないと思うよ。そしてそんな独特な設定なのに抵抗なく作品に入っていける、気分よく楽しめるのも凄いことだろう

こういった「有りそうで無かった」作品が出てくるのを見るたびに、日本のマンガ市場の競争の激しさや勝ち抜くために要求されるものについて考えてしまうなあ



とまぁ、こんな感じで。
改めて考えてみると結構悩む話になっていったようです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「SPY×FAMILYの再生数の伸びがスゴイですよ!遅れて始まった作品なのに今期の新番の中で最も凄い数字になりそうです。もちろん今後も配信が順調に続けばの話ですが……」
という話もありましたし、中国オタク界隈では「SPY×FAMILY」の人気が急上昇しているようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「かぐや様は告らせたいが18歳以上推奨で配信開始だ!」「言いたいことはあるが配信できただけ良いか……」

ありがたいことに中国における4月の新作アニメの配信に関する情報とそれに関するネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国では昨年の規制強化以降新作アニメの配信スケジュールが不安定になり4月の新作アニメの配信も全般的に遅れ気味、配信可否の分からない作品も少なくないようですが、先日
「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」
「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-」
「可愛いだけじゃない式守さん」
「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突」

の配信がbilibiliなどでようやく始まったそうです。
5/1追記:「SPY×FAMILY」の配信も始まったとのことです。

この中では「かぐや様」が中国オタクでは特に期待されていた作品で中国オタク界隈ではテンションの上がる人がかなり出ているとのことです。

ちなみに「かぐや様」は配信前にプラットフォームからのお知らせとして
「18歳以上推奨」
「本作品の内容は全てフィクションです。現実生活の中で真似をしないでください」

といった文章が表示されるそうです。
こういった表示は「鬼滅の刃遊郭編」などにも同じようなものがあったそうですが「鬼滅の刃遊郭編」の方は「16歳以上推奨だったこともあり一部ではネタになっているという話も。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「かぐや様は告らせたい第三期配信開始」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


かぐや様は告らせたいが18歳以上推奨で配信開始だ!

言いたいことはあるが配信できただけ良いか……

ウチの国だと「かぐや様」の方が「鬼滅の刃」より対象年齢が高いのか。あっちは16歳以上だったよね?

暴力描写よりも恋愛描写の方が問題になるという事例がまた一つ増えたわけか。

18歳以上推奨扱いはさすがにどうかと思ったが配信始まったんだしそこまで悪い話じゃない。
今のご時勢、ウチの環境では年齢制限かけないとすぐに三観不正で叩かれたろうしな。近頃は原作がグダグダになっていてファン界隈荒だってれてるしどこで火種になるか分からん。
(訳注:「三観」は世界観、人生観、価値観を指すことが多いそうです。これに関してはよろしければ過去記事中国で「無職転生」が配信中止になった模様などもご参照ください。後ろの方に「三観不正」の批判について教えていただいた話があります)

「かぐや様」は配信告知無かったから、bilibiliの方も審査通らない可能性が高いと思っていたんじゃないか。逆に予告のあった「SPY×FAMILY」がいまだに配信始まってないのは笑え……笑えないな

今後の更新がどうなるかは不明だが第一話は黄金周の連休前に投入できたのは良かったのかね。

去年の審査強化から更新ペースは本当に安定しなくなったからな。数話まとめてくることもあるし、週1で更新されることもあるし、時間が空いて不規則な更新になることもある。

「鬼滅の刃」は某柱が15歳で三人の妻を娶っているのに、「かぐや様」は高校生の恋愛なのに18歳未満はダメなのか……!

音柱の件はこっちの配信ではぼかしてなかったっけ?
実際の所、恋愛メインの作品とそうでない作品で審査の扱いが違うのだろうか。

そもそも審査の基準が一定なのかも分からんからね。表に出るガイドラインは無いし、昔のテレビアニメもその時の「風向き」次第で消える作品は珍しくなかった。

こういうのは取締りの重点がどこにあるかというのも影響する。今は暴力やグロ描写よりも恋愛エロ描写の方が厳しいことになっている。
国産ソシャゲを見ても少し前と今では取締りの重点が違うのが分かる。

ウチの国は高校生の恋愛は許されないからね。18歳以上になるのも当然さ!

我が国は早恋禁止だ……しかし同時に早く結婚して子供を産めと急かされる。
(訳注:中国では「早恋」という概念があり小さい子供や若者の恋愛に関しては好ましくないどころか有害、悪であり御法度とされています。この辺りに関してはよろしければ過去記事
中国オタク「ウチの国は子供の恋愛が問題視されるけど、実際にそれが問題になったとか、親に怒られて別れさせられた人っている?」などをご参照ください)

高校までは恋愛禁止、大学に入学してからは結婚しろ子供をたくさん産めだからな。
恋愛経験値無しの潔癖状態に置かれていたのがすぐに恋愛、結婚とやるのは難し過ぎる。同時に大学の勉強や就職、仕事だってあるのに。

18歳以上なのは当然だろ?二次元のキャラは全部18歳以上という設定のはずだ。
ぼくの遊んだことのあるゲームでは皆そう言ってた!!

配信始まったんだから良いよ。18歳以上だろうが20歳以上だろうが30歳以上だろうが気にしない。

30超えるとさすがに俺も見れないよ!

やはり恋愛描写の濃さや深さが問題なのか?
確かアニメ化の部分では肉体関係がどうこうな展開の所まではいかないよな?

そこまではいかないだろうけどキスがどうのこうのだとかセックスがどうのこうのだとかの言及はそれなりにあるから、ウチの国だと注意が必要なレベルではあるかと。

確か第二期がほぼ原作10巻までだから、メインエピソード的には14巻〜16巻くらいまでやるだろう。
その後は蛇足気味でグダグダになっているから、原作の面白い部分を区切りよくやってしまう可能性はある。

メインの恋愛展開だけに絞れば話は一気に進められる構造の作品だからね。
ただどちらにしろ、キスシーンはあるから制限かけるのは無理もない。

これに関してはウチの国のテレビで流せる作品か?というのを考えてみるといい。
恋愛メインでキスシーンはあるし思春期の身も蓋も無い性欲の話までぶちまけられているからほぼ無理だろ?

この辺まではそういうエロ方面は上手いこと扱っていたからね。
ウチの国でベッドシーン的な方面の展開に拒否反応出る人が結構目立ったのを見ても、比較的長い間その手の部分をごまかしながら進められた作品だったんだろうな……

「かぐや様」はエロ関係に限らず危ないシーン、暗示される内容というのがある。石上の過去のエピソードとかは子供に見せて良いのかという展開ではあるし……

そこは原作の連載が少年ジャンプではない、青年向けのヤングジャンプでの連載だからというのあるんだろう。日本のマンガは青年向けになるとエロや暴力に限らず子供向けではない内容がかなり増える。

露出は無いとしても明確な肉体関係の描写とか、少年マンガ雑誌に連載されているラブコメ作品とは明らかに違うからね。
ある意味では「To LOVEる」なんかよりも子供向けではないとも言える。

桂正和先生の作品はそういった部分にも踏み込んでいたけど、近年の少年ジャンプ連載ではそういうのが無くなっているんだっけか。矢吹先生も雑誌連載から移動しちゃったし、日本でも少年マンガが潔癖になっていく傾向はある。

ウチの国ほど極端ではないけど、他の国でも「かぐや様」は修正入る可能性はあるんじゃないか?
原作が青年向けだからラブコメ系作品としては対象年齢高めでエロい方面ではないが描写や言及する内容自体は子供向けじゃないから。

それはありそうだな。
しかしさすがにウチの国のような扱いは無さそう……



とまぁ、こんな感じで。
近頃の配信事情に対する不満はたまっているようですが、見たかった作品が始まること自体は歓迎されているようです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「『かぐや様』に関しては私もbilibiliが版権を獲得しているとは思っていましたが予告も無かったので配信はしばらく無理だろうと考えていました。配信が始まったのには驚きました」

「他に4月の新作では『SPY×FAMILY』が期待されていてbilibiliでの予告もあったのですが現在も配信がいつ始まるのか不明です。『パリピ孔明』は中国を罵倒する数字を隠したという話題が広まり炎上しているので更に難しくなったかもしれません。原作ではなくアニメの制作側の問題という認識になっていますがしばらくの間は作品に関する話題が荒れそうです」

といった話もありましたし、中国本土における新作アニメの配信については今後も予想し難い状況が続きそうです。

5/1追記:追加で「SPY×FAMILYの配信が4/30に始まりました!ようやくこっちの弾幕付きで見れます!!」という情報をいただきました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のピーマンって中国のとは別の種類なの?日本の作品の中であまりに強烈に子供から嫌われるのが不思議なんだけど」

ありがたいことに食べ物ネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。
近頃の中国オタク界隈では美食ネタが盛り上がる定番の話題となっているようですが、それに合わせて日本の作品に出てくる食べ物の扱いについてもイロイロと話題になっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品でピーマンがとても嫌われている理由」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます
(以下の訳で「ピーマン」となっているのは原文ではどれも「青椒」表記になっています)


日本のピーマンって中国のとは別の種類なの?日本の作品の中であまりに強烈に子供から嫌われるのが不思議なんだけど。
日本の作品のピーマンネタに関しては既にたくさん語られている話題だとは思うが自分の知りたいことと微妙に違ったのでここで改めて質問させてほしい……

定番ネタで日本の食生活やピーマンの苦さが日本の子供に特に嫌われているとかいった話になりがちではあるんだが、だけど完全に納得できる回答に出会いにくい話題でもあるよね。

このネタに対する回答については他にも「子供は味覚の感じ方が違う」というのもあった。

俺はピーマン好きなんだけどなー
セロリとかの方がよほど苦手

私は普通にピーマン嫌いだから納得しかない描写だ。子供の頃だったらアニメのような態度になるのも無理はないと感じる。
そして大人になったら冷蔵庫にヤツの居場所は無くなるし出前でも「ピーマン抜きで」と頼むようになる。

日本のピーマンが本当ににまずいのかどうかが分からない。
「クレヨンしんちゃん」に限らず、子供のキャラによくある特徴なので俺も昔から不思議に感じている。

二次元におけるキャラ付け要素、テンプレ属性として繰り返された影響もあるんじゃないか。
嫌いな子供、日本人もいるけど現実ではそこまで極端なものでもないだろう。「クレヨンしんちゃん」みたいに見る人が多い長寿作品で出てくる設定だから影響は大きいはずだ。

こういった描写の影響を受けて自分の中では日本人はピーマンが嫌いでアメリカ人はブロッコリーが嫌いというなイメージが固まっている。
確かどちらもその国では栄養のために子供に食べるよう強制される野菜だという話もあったし、その国の小さい子供からのイメージが悪い野菜ということなのかも?

大人になってからは問題無いけど子供の頃は青物系の野菜嫌いだったし牛乳も嫌いだったな。体にいいからと飲み食いさせられたが。

どの作品だか忘れたけど、日本のアニメでは「ピーマンが苦くて嫌だ」的な描写があったと思う。

そこも不思議なんだよね。嫌う理由が「苦いから」というのが。日本のピーマンってこっちのと品種が違うの?

子供がピーマンを嫌うのは分からんでもないが、ネタになるレベルで嫌われるほど苦いのかはちょっと不思議。

日本のピーマン食ったことがあるけど、ウチの国のと形も味もそんなに変わらなかったね。苦味も日本の方が強いとかは無かった。普通に私の嫌いな味だった……!

日本のピーマンの味は確かに分からん。
そもそもピーマンって甘いのになんで苦いとかいう話が出てくるんだ?苦瓜じゃあるまいし。

同感。この話題に関して語る際に、ピーマンを苦いという人間がいることも驚き。

いやピーマンって苦みがあるだろ。
アニメのキャラほどではないが俺もあんまり好みの味ではないから好き嫌いで食べない人がいるのも理解はできる。

私はトウガラシと違って辛くないからピーマンは苦手だ……

ピーマンが甘いとかなに言ってんだ?
それって本当にピーマンなのか?味覚異常でなければ俺が普段食っているピーマンとは別の物を食べているのか?

ピーマンが甘いという感覚は分からなくもないが、日本人にとってはピーマンって苦いという認識しかないみたいだよ。以前酒の席のネタで日本人から直接聞いたことがある。

正直に言えば、この話題になると自分はピーマンが好きだと言う人がたくさん出てくる方が不思議だ……

私にとってはピーマンが日本の作品の中では嫌われているのが不思議だったんだけど……辛いから嫌いと言うならまだ分かるけど、マズいから嫌いみたいな描写が不思議だった。美味しいのに。

私も同じように感じていた。小さい頃からピーマンは大好きだった。虎皮辣椒とか美味しいのにね。

認識のズレの理由の一つが分かった。
たぶん日本語の「ピーマン」その訳語の「青椒」からイメージする野菜が人によって違う時があるのでは。

なるほど。こっちでも「青椒」(ピーマン)について、丸いヤツの他に場所によっては「尖椒」と言われる細長いヤツも雑に「青椒」呼びになっていることもあるからな。虎皮辣椒に使われるのもそうだ。
あと種類ということについては、日本では「尖椒」は一般に流通していないはず。比較的似たものとして「ししとう」という野菜はあるが完全に同じではなくやや小さめで味もやや淡泊。私は日本で仕事していた時に尖椒を探しても見つからなくてちょっとガッカリした。

確か日本では「青椒」は辛くない野菜の扱いだったかな。
植物の種類としては「辣椒」(トウガラシ)の親戚だが日本で流通している種類については味がこっちの認識と違うのもありそう。

ピーマンが甘いと言っている人はたぶん「甜椒」のことも「青椒」呼びしているんじゃないか?
細かい違いもあるが未熟な緑の状態で収穫されて市場に出る「青椒」が日本の作品に出てくる普通のピーマンで、苦みがあって子供キャラが嫌うものだ。
品種によっては色が緑ではなくなる、甘みが出るのもあるけど日本の作品に出て来る場合は「パプリカ」「赤いピーマン」などで区別された扱いになるはずだよ。

そうか……翻訳の間違いではないが誤解の生じるものではあったのか。アニメやマンガでそこまでこだわるとか、注釈をつけるとかは普通ないからな。

品種以外に調理方法の問題も考えられる。青椒肉絲(チンジャオロース)のようにピーマンは肉と炒めるのが手軽に美味しく食べる調理方法だけど日本料理ではそういう調理をやらない。

調理方法に関しては私も気になっている。日本料理でピーマン使った定番で美味しい料理ってあるのだろうか?
もちろん探せば出てくるんだろうけど和食のメニューを見た時に頻繁に出会う料理の中には無いのでは?

日本の料理番番組だか料理本だかは忘れたがピーマンは煮すぎると苦くなるという注意を見た記憶がある。ウチの国では炒めることが多いが日本は別の調理方法が多いのかも。そしてのその結果子供が苦いと感じる料理が多くなっているとか?

ピーマンを煮るのか……それじゃあ子供が嫌うのも無理はないのかも。私だってなんかあまり美味しそうに思えないし。

いや、煮るんじゃなくて炒めてはいるよ。日本人はピーマンは炒めて食べるのが主流。
もっとも、塩コショウくらいで特に調味料やスープも使わない。だから結局子供は嫌いだろうという味になる……

詳しい実情はよく分からないけど、日本では中華料理の青椒肉絲(チンジャオロース)がお惣菜の定番入りしているのは間違いない。日本ではピーマンの美味しい食べ方があまり無いのでは?という疑問はあるな。

日本にピーマンが入ったのは比較的最近、日本の高度経済成長期で生活の洋風化に合わせて普及していったらしい。だから伝統的な和食の材料ではないし調理方法も相対的にあまり研究されていないのかも。唐辛子の方が日本では食材としての歴史が長い。

ピーマンに関しては中日で種類は大まかには同じだけど栽培する土地や流通の際の完熟度が違うから「完全に同じで味も一緒」とは言えないだろう。
ただ日本の作品での描写を見ると、嫌われることに関しては調理方法や食べる側(年齢や経験)の要素も大きそうに感じるかな。

考えてみれば野菜は定番のものでも地域や国ごとに品種改良されているから味や調理に影響する特徴が違ったりするからね……料理と違って意識されることは少ないが「アニメの中に出てくる食べ物」としてはかなり違いがある物なのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向からの考察が行われていました。

またこのネタを教えてくれた方からも
「日本語で野菜や果物、米のブランドが重要になる文章の翻訳では苦労する時があります。このネタの青椒とピーマンではないですが、私は翻訳で迷った際に間違いではないが完全に正しいわけではない広い範囲に該当する訳にして逃げることもあります……」
といった話もありました。

確かに「ピーマン」の中国語訳として使われている「青椒」の範囲は日本語の「ピーマン」とは微妙に違う所がありますしちょっとしたズレが発生するというのも納得です。

ちなみに私の中国留学当時の食べたり料理したりしたりの印象では、野菜も果物も中国のものは野生に近い?といった所がありましたね。
野菜は料理している時に出てくるあくの量が日本の野菜と比べてかなり多かったですし、果物は日本と比べて甘みが薄くて種も多かったです。

ただ私の場合、果物は日本より中国の方が安くてたくさん食べられるのでありがたかったですね。留学生活中は季節によっては果物が主食状態になっていました。
日本の果物はかなり甘いので少し食べる分には美味しいのですが水分補給や食事がわりに量を食べるのは厳しいです。(もちろん値段的にも)


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

期待の新作は中国本土でだけ配信されない?中国の2022年4月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなりましたが、中国で配信されている日本の4月新作アニメの状況についてまとめさせていただきます。

中国では昨年の管理規制の強化以降、日本のアニメの配信スケジュールが何かと不安定になっています。配信開始の遅れ以外にも、告知のあった作品が配信されなかったり逆に配信無しと思われていた作品の配信が急に開始されたりするので正確なまとめにはなっていないと思われますがどうかご容赦を……
それからリストの()で括った作品は私の方で中国における本編の配信開始が確認できていない作品(事前に版権獲得情報が出ていた作品や予告PVのみが配信されている状態の作品も含まれています)になります。


iqiyi
ULTRAMAN SEASON2
(骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中)
恋は世界征服のあとで
(史上最強の大魔王、村人Aに転生する)
(勇者、辞めます)


iqiyiは日本からは配信状況が確認できなくなっているので実際の状況についてはハッキリしません。恐らく他のサイトで配信開始されている作品は配信されているとは思われますが、サイトごとに配信状態が違う作品も以前あったので……


テンセント
ULTRAMAN SEASON2
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
恋は世界征服のあとで
(殺し愛)
(史上最強の大魔王、村人Aに転生する)
(SPY×FAMILY)


テンセントに限らず近頃の「動漫」枠では日本の特撮作品も目立っていて、新作が日本語版吹替え版どちらもきっちり配信されているようです。


bilibili
阿波連さんははかれない
RPG不動産
ULTRAMAN SEASON2
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
恋は世界征服のあとで
このヒーラー、めんどくさい
(史上最強の大魔王、村人Aに転生する)
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
処刑少女の生きる道-バージンロード-
SPY×FAMILY
盾の勇者の成り上がり Season2
(ダンス・ダンス・ダンスール)
デート・ア・ライブIV
ビルディバイド -#FFFFFF- (第2期)
(魔法使い黎明期)
ラブオールプレー
理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ(第2期)


4/29追記
可愛いだけじゃない式守さん
銀河英雄伝説 Die Neue These 激突
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-


bilibiliは今期も事前の予告はあったものの配信が遅れている作品がかなり出ているようです。
また「かぐや様は告らせたい」や「パリピ孔明」といった期待作が中国本土での配信について音沙汰無しで香港澳門台湾向けでは配信されている模様です。

4/29追記:「かぐや様」や「骸骨騎士様」などの配信開始の情報をいただきました。ありがとうございます。
5/1追記:「SPY×FAMILY」の配信開始の情報をいただきました。ありがとうございます。

こういった中国本土における配信の遅れや配信された際の修正の多さに関しては不満の種にもなっているとのことです。特に最近の新作アニメは基本的に有料会員限定の配信になっているので「お金を払っているのにこれなのか」などと徐々に空気が悪化しているといった話も聞こえてきます。


以上です。
中国のGWに合わせた更新があるのではないかと期待して待って見たのですが、あまり目立った追加は無いようでした。中国社会は現在新型コロナ関係で何かと安定しないようですし、娯楽方面に関しても当面の間は難しそうですね。


気を付けてはいるのですがまとめる際に度々抜けや間違いが発生しております。しかしIPの問題や有料会員限定配信などもあり日本から調べるには限界があるので、まとめの正確さに関してはどうにも自信がありません。
そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「もしや10年位前のアニメの絵柄って今の新人オタクにとっては微妙なのか?作品を見ない理由になってしまうのか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

昨今は中国のオタク層の年齢の幅が広まっていることもあり、中国オタク界隈では世代の違いに関するネタが増えているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「10年くらい前の作品の絵柄は今の新人のオタクにとっては微妙なのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もしや10年位前のアニメの絵柄って今の新人オタクにとっては微妙なのか?作品を見ない理由になってしまうのか?

そういうのはあるだろうね……我々が新人の頃にも通った道だ。

ありえない。絵柄は作品が作られた時代と関係無い。
例えば「エヴァ」とか95年の作品なのに現代でも普通に大人気だ。むしろ現代のテカテカした絵柄の方が安っぽくてダメだろう。

それが全てではないけど、私も友達も昔の作品を見ない理由の一つにはなっているかも。

自分は絵柄で見る作品を決めることはない。変わった絵柄、キャラデザインであればあるほど良いわけではないけど。

一般的な傾向としてアニメで視聴する作品が選ばれる際に絵柄の古さは大きなマイナスだよ。特にウチの国ではね。
名作を薦める際にも「絵柄が古くて厳しいかもしれないが」という一言をつける人は多い。

俺は絵柄のクセと古さは関係ないと思うが……この際だから言うけど、俺が最近の高評価作品の「Sonny Boy」や「映像研には手を出すな!」をまだ見ていないのは何だか絵柄が好みじゃないからだったりする。

時代が離れると主流の絵柄、キレイだと感じる絵柄に関するズレが大きくなるから「昔の作品絵柄がダメだという人」が増えるのではないかと。初代ガンダムの絵は放映当時であれば普通の絵柄、むしろ美形の絵柄だったわけだしな

エヴァに関しては現代風の着色表現に対応できている、ある種のリメイクが常に行われているからでは?TV版そのままだとレトロな印象かなり強いよ?

新人の私にとって、正直に言えばエヴァは古いと感じるがまだいけるくらいかな。でもマクロスとかは厳しいものがある。

俺があまり考えないようにしていたことを言ってくれたな……
でも我々が全盛期の80年代や90年代の作品を見た時の態度もそんな感じだったしね。あまり新人に対して強く言えない。
昔の作品を個別に挙げて「その作品の絵柄が良い」と言えることはあっても昔の時代を全般的に良いと言うのは厳しい。

私の同級生はエヴァの絵柄は古過ぎてダメ、ギアスの絵柄なら大丈夫だというのがいたな。十数年前なら大丈夫な人もいるけど30年近く前になってくると厳しいのでは。

「中華一番」のように今風の絵柄になって評価を下げる作品もあるが、全般的に新しい絵柄の方が新人にはウケそう。「中華一番」も旧版の絵柄でそのままやっていれば新人に歓迎されたわけでもないだろうし。

「10年くらい前の作品で今でも見て楽しめる作品」ということで作品を挙げるのはリアルタイムで視聴して思い入れのある人間や作品周辺の情報も含めて楽しめるマニアな人間が主だからな。新人、ライト層とは感覚が違う。

俺のように古い絵柄の方が好みというのもいるよ!

20年前ならともかく10年前の作品と今の作品の絵柄ってそこまで極端な違いは無いと思うのだけど……

その「違いが無い」とする感覚が既に新人と違うんだろう。
新人の方が違いには敏感というか、許容範囲が狭いと感じる時はある。

個人的には2年もあれば人気の絵柄は変わっている印象。

私もあえて昔の作品を見ることは少ないけど、絵柄だけが理由ではない。ストーリー展開やキャラ描写が合わないというのも大きな理由。

絵柄で思い出したが、ちょっと前に新人に「グレンラガン」を薦めたら絵柄を理由に拒否されたことはあります!

「グレンラガン」はリアルタイムでも古臭さのあった絵柄と演出だから……あえて狙ったものだから……

00年代の作品はダメなのも多いが現在も評価が高い「生き残った」良い作品も多いんだけどなあ……絵柄や画質だけで切り捨てられてしまうのは本当にもったいないと思う。でもそういうのを昔の自分達もやってきたわけだしな……

昔の絵柄が全てダメになるというわけではないだろう。
私がオタクになったばかりの頃も、古い作品の絵柄と自分の好みで合う合わないはあったしそれで見る作品を決めていた。

昔の作品は味のある、特徴的なキャラデザや描写がたくさんあって良いと思うんだけどね。
最近の作品の絵柄はどれも似たようなのばかりだ。作画や演出の失敗は少なくなったのかもしれないが突出して良いというのもあまり無い。

今の時代は昔と違って見ることのできる作品、見ておいた方が良い作品が多過ぎるし時間が有限なリソースとなってきているから「絵柄を嫌いでもまずは見てみろ」という薦め方が通じにくいんだよね。
そして絵柄は好みに合いそうな作品、失敗は無さそうな作品を判断する際に最も重視される要素の一つだ。

私は「けいおん!」とかは今の時代でも通じる名作だと思っているし、今でも時々見直しているんだけどな。十数年前の作品でも良いものは良い。

俺も「けいおん!」は良い作品だと位思っているが、それは十数年前に当時の感覚で見たからというのもあるだろう
新人で昔の京アニ系の絵柄が微妙だという人はいるぞ?

多少の個人的な好みはあるだろうけど前世紀末の奇形とすら言える絵柄と違うから大丈夫だと思っていたが、そうではなかったのか……

時代ごとの絵柄の違いでネタにされるあの画像は90年代のことぶきつかさのキャラデザが極端になってたという部分もある。
その後の彼が描いているガンダム漫画とかを見ると近頃の絵柄はかなり落ち着いているのが分かるよ。

「Fate/Zero」や「空の境界」とかも十年以上前の作品なのに人気だぞ。
そもそもずっと同じ絵柄でやっている型月はどうなんだ。

ここでイメージされているのはその時代の代表的な絵柄、模倣する作家がたくさん出るような流行の絵柄、表現だからね。
言っては何だが型月の絵柄は同人系をたくさん起用するので社長絵以外も流行からは外れているのが多い。

詳しい人に聞きたいんだけど、例えばガンダムとかはどうなの?「SEED」や「00」も10年どころか更に前の作品だから今では「昔の作品」になるわけだが。

「SEED」はちょっと厳しい所はあるようだね。ただロボ系に入る人間は大体マニアックなのだからそこまで問題は大きくならないのではないかと。あと00のキャラデザは女性向け同人の超大手だったからね。当時の段階で既に流行りの絵柄ではなく有名所を起用したケースだ。
その時点で蓄積された評価やファン層が存在したから「汎用性の高い絵柄」になっていたのでは。現に今の新人が見ても普通に受け入れているようだし。

ならCLAMP作品とかもそうなるのかね。個人的には「ちょびっツ」や「CCさくら」は今の時代でもいけるような気がするのだけど。

CLAMPはどの時代の絵柄を使うか、誰がアニメのキャラデザに落とし込むかで違う気がする。「東京BABYLON」のアニメの際に原作のキャラデザ、体格が出て新人に衝撃を与えたなんて事件もあるから。

昔の名作に関しては強調が過剰なのは時代が変わると厳しいのかね。
例えば自分は「宇宙戦艦ヤマト」や「AKIRA」は厳しい。特に「ヤマト」に関して自分はハッキリとリメイク版の方が良いと感じている。

写実的な方に寄せる絵柄も時代によって重視するものが違うから、昔の作品を見ると個人的に厳しいと感じることがあるね。

興味深いテーマだった。私は去年から本格的にアニメ見始めたんだけど確かに近年の作品の絵柄の方が好みだ。
例えば「CLANNAD」のように大きな目や突起パーツの多い髪形はかなりキツイ。もちろんそれが理由で見るのをやめるほどでは無いが、そういう古い名作と気になる新作がある場合は新作の方を優先しそうだ。

これは絵柄に限った話ではなさそうだ。そろそろ自分達の推している名作が古い作品扱いになっていることを直視しないといけない時期が来ているのだろうな。

そうそう。ロボ系作品界隈は少し前からその状態をハッキリと実感させられるようになっている。
いつまでも自分の評価する作品が「誰もが認める名作」「良い作品だと理解しようとしてもらえる」わけではないのさ……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるイロイロな見方感じ方が出ていましたが、そういった違いを意識する機会も増えているのかもしれません。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「自分が新しい名作として出会った作品が今では古い作品として扱われ、絵柄が古いからと拒否されるのは微妙な気分になります。そういう見方になるのも理解はできるのですが」

「中国では分かりやすい美形キャラがいる方が見る人は増えますが、時代によって美形キャラの流行や絵柄も変わります。最近は少し前の作品の美形キャラに対しておかしな造形バランスだというツッコミも出るようになっていますが、これが今後の衝突の原因にならないか心配です」

といった話もありました。

絵柄の好みに関しては自分が若い頃に好きになった作品の影響というのも大きいでしょうし、中国オタク界隈でも今後世代ごとの好みの違いというのが目立つようになっていくのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国人は白髪フェチというネタはどこから広まったのだろうか?いつの間にか定説として語られるようになっているのだが……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国オタク界隈どころか中国のネットのそれなりの範囲で広まっているネタの一つに
「中国人はみんな白髪キャラが大好き」
「中国人は白髪フェチ」

というのがあるそうですが、そのネタが成立して広まった過程についてもイロイロとあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国人は白髪フェチというネタはどのように広まったのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国人は白髪フェチというネタはどこから広まったのだろうか?
いつの間にか定説として語られるようになっているのだが……

白髪好きの連中が自分で語って広げているのでは?

でも中国では昔から白髪キャラ好きだったしね……好きな人が語っているというならかなりの人間が該当するはず。

広まり出したのは数年前かな?さすがに10年前だと好みの傾向はあってもネタで言われることは無かったはず。

これに関してはいつからあったのかは分からんが、ネタとして有名になったのは某vtuberの動画からだろう。

気が付いたら皆認めているネタ状態。反論を口にすると警察が出てくるレベル
白髪紅瞳よりも金髪紅瞳の方が好きな自分にとっては生きていくのがつらい時代だ……

vtuber界隈の話は好きじゃない自分でもこのvtuber界隈発らしきネタは知っているレベルだからね

あそこは界隈独自の単語使いたがるし反感持ってる人多いんだが、その中でこのネタは珍しく外に普通に伝わっているケースじゃないかと。

白髪、ロリ……もとい童顔を我が国の人民が好むのは悠久の歴史と伝統がある

ソシャゲのキャラ見ると巨乳と脚フェチも加わるように思えてくるんだが。

確かに我が国の性癖はロリよりも脚フェチではないかという気が……今の需要もだけど歴史上にもなんか色んなのがあるし……

このネタに関してなぜvtuber関係だという人が多いのが分からない。白髪紅瞳キャラの好みとか2010年代半ばくらいにはハッキリしてたはずだが。

流れとしてはvtuberよりもアズールレーンとかの国産ソシャゲじゃないか?

それも間違いではないな。その辺りの国産ソシャゲの白髪キャラ率が高いのをvtuberがネタにしたわけだから。

国産ソシャゲもだけど、ウチの国で初期に大人気になったvtuberがほぼ白髪キャラだというのもネタにされてる

自分の知っているのは、中国で人気になったvtuberが白髪系ばかりというネタが出来てそれが翻訳されて日本のvtuber界隈に伝わってネタにされるようになって拡散が加速したという流れだったが。

当時の中国国内のv界隈の白髪フェチ度の高さだけは間違いない。なんでそうなったのか、本当にキャラデザの影響だけなのかまでは知らんけど

ウチの国では白髪系女性キャラの人気高いのは確かだが、それだけで流行るわけでもないからな……

白髪フェチに「中国人は」という主語がついたのは2010年代後半だと思う。個人的には2018年のbilibili公式の動画コメントで見たのが最初だった記憶もある。

これを日本のvtuberがネタにするとかで日本人からはアズールレーンの白髪キャラの多さを頻繁にツッコミが入っていた。vtuberは国産ソシャゲの案件も多かったからそれで急速に定番ネタと化していった部分もありそう。

昔の最萌トーナメントの時にもその手の話題はあったような気はするが、上位にはいかなかったしまだ傾向として明確ではなかったのかな?
あの頃はまだ「中国人」という括りまではついていなかったはずだし……

実際ネタの根拠にされる中国国産ソシャゲは人気キャラの上位に白髪系が多いからね。現在の多さはさすがに流行りのネタになったのと、イメージの影響が出た結果もありそうだけど。

白髪キャラって描くのが難しかったが上手く描けば綺麗でレア感も出るから強い。そして今のデジタル環境では量産可能になってきているから量産加速という説はどうだろう。
あと中国人は流行に乗りたがるの風に従いたがるのも追加で。

昔はオタク知識ネタに「日本人は白髪フェチ」というのがあった時代もある。でも今では完全に「中国人は白髪フェチ」というネタに塗りつぶされている。

そのネタだが日本のマンガでは昔から普通に「白毛」が髪の表現の一つだからどうなんだろうと思うよ。白黒マンガでは基本的なキャラの描き分け表現だ。

モブが黒髪ばかりの所に白髪キャラがいればレア度は上がる。中国人は金髪そんなに好きじゃないからファンタジー系と言えば白髪になる。ネタになるだけの背景はあった。

日本に比べてウチの国の二次元界隈は髪の色のバリエーションが保守的だというのもあるんじゃないかね。
現実に存在しない色を割り当てるのを無意識に避けているというか。

それについて、私はウチの国で美少女萌えキャラが流行ったジャンルがミリタリー擬人化ジャンルだったというのも影響しているのではないかと考えている。
軍事系はあんまり尖った髪の色のキャラは使えない。

でも日本のミリタリー擬人化キャラはわりと尖った色が投入されているのでは?

それでも艦これとかを見ても髪は主に黒白黄系で青や赤や緑やピンクは相対的に少ないよ。
作品の顔になるキャラ例えば大和、赤城、吹雪、島風とかを見ると分かるかと。あ、でも瑞鶴は緑か……

黒は重いしモブ感が出るからメインに多用できない、金髪は欧米系に重なるのでやはり多用できない、白なら神仙系のイメージもあるから「自分達のキャラ」の色として多用できる。
こんな所じゃないか?消去法で選ばれた選択という側面もあるだろう。

俺は中国人よりも日本人の方が白髪キャラ好きだと思うんだけどな……昔から白髪系キャラの生産量も多い。

同感だ。上でも言われているがかつては日本人の方が白髪フェチとしてネタにされていた。日本人が白髪キャラを好むのは古代からの伝統で古事記にもそう解釈できる部分があるとか。実際に古事記までは読んでないけど、そういう表記を日本のサイトで何度か見たこともある。

いや、それはたぶん「忍殺」ネタだ……雑に通説みたいな何かを作って「古事記にもそう書かれている」とでたらめを言うのが日本のネットのネタにある。

この話題を見ていてふと気になったんだが、中国人は白髪キャラが好きだけど白黒マンガは嫌いなんだよな。マンガはカラーであるべきだという人の方が多いよね?

日本のマンガの白髪は作画の省コストが目的の部分もあるから……改めて自分の好みを考えてみたが、確かに単純に白い髪の表現が好きというわけではないね。

近頃の人気キャラを見ていくと白髪でも大体は艶のある色、グレー寄りな表現が多い。現代環境の二次元特有の白髪表現がウチの国の好みに合っているのかも。

しかし改めて振り返ってみたが十年以上前の人気キャラとかになるとあまり白髪キャラで大人気なのっていないような気がする。綾波レイのように白髪枠に入っているようなキャラでも実は白髪系塗りの絵はそんなに多くないし。

国産ゲームとかではいないこともないが、ウチの国の二次元でハッキリと白髪キャラで大人気となると、遡っても殺生丸やカカシ、春日野穹辺りじゃないかな
もちろん個人で大好きになったキャラというのはイロイロとあるだろうけど「昔からずっと大人気」というのはちょっと疑問もあるね。好まれていたのは間違いないと思うが。



とまぁ、こんな感じで。
大まかな流れの認識は一致しているようですが、背景などに関しては諸説あるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「現在の中国のV界隈は外との交流が少ない閉じたジャンルになっているように感じられますが、少し前は二次元の最先端で誰もが注目する存在でした。白髪フェチネタはその時期に流行ったネタなので界隈を飛び出して中国のネットに広まり定着したのかもしれません」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



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