「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「日本の美食作品もようやく麻辣に触れるようになったか」「四川料理を麻辣だけで語るとか、それではまだ入門レベルだ」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ」
に関して、
「その後の展開に対する反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「食戟のソーマ 餐ノ皿」

は第二話の「『麻』と『辣』」で以前の記事でツッコミが入っていた四川料理の辛さの特徴である麻辣に関する説明が入りましたが、相変わらず中華料理関係の描写に対しては厳しい声が出ている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「食戟のソーマ第二話の中華料理関連の描写」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


食戟のソーマの中華料理対決、麻辣の解説とか八大菜系とかわりとしっかりとした中華の解説入れて来たな。

青椒肉絲や回鍋肉と来たか。麻婆豆腐だけ状態はさすがに回避と。。

ようやく麻婆豆腐以外の聞いたことのある料理が出て来たな。

分かる食材や料理が出るとテンション上がるな。

日本の美食作品もようやく麻辣に触れるようになったか。

創真は知らないのは構わんが、久我も結局四川料理の麻辣しか学んでない。
四川料理を麻辣だけで語るとか、それではまだ入門レベルだ。

麻辣の解説は出たが、やはり四川料理が麻辣だけみたいな扱いだな。

この作品のせいで四川が麻辣だけだという偏見がまた広まる……

だってお前らの所、パンダと麻辣しかないじゃん。

創真は創真で四川料理の研究とか言っているのに、なんかトンチンカンなモノが出て来るな。
日本における四川料理の認識がどうなっているのか恐ろしく感じた。

そう言えば四川なのに魚香系の料理とかを出さないのか?
魚香って日本人が好みそうな味付けだと思うんだけど。

一応、麻辣を知らなかった人間が研究するために作った料理だから。
あまり上手いやり方には見えないだろうが、日本では麻辣を知らないから、唐辛子の辛さとの違いも説明しないといけないんだろう。

それは分かるが、真っ赤になった青椒肉絲とかはツッコミ入れたくなるな!

それにしても中華料理とか言いながら四川料理ばかり語って作っているのはなんなんだ。

あの世界では八大菜系のうち、四川料理がトップだという認識なのか?
さすがにそれはツッコミ入れるとかネタにするとかいう話じゃないぞ。

八代菜系のトップは山東料理だろうに。四川料理はもっと下だろ。

広東料理とかには言及していたが、山東料理に全く言及しないとは。
四川料理は中華の中ではもっと下だ。最初に来るわけがないのに。

今の八大菜系の扱いってだいたいは山東、四川、広東、江蘇の順番だっけか。

人によって評価が上下するし四川を首位に置く人もいるから作品の中で採用する説としては全く根拠が無いってわけでもないぞ。

そもそも正統な四川料理に関してはこっちでも様々な議論があるし、そこはあまり深くやらずに流すのも作品としてはアリだろう。
大事なのは料理勝負とヒロインの萌えだから!

でも麻婆豆腐に対抗するために胡椒餅って選択肢が出てくるのはおかしい……

そこは自分もちょっと所じゃなく引っかかったね……料理の基本的な格もパワーも違うのをぶつけるなんて……

いやそこは後の方を見ろとしか。
劇中の勝負は料理だけじゃなくて、客や場所など様々な外的要素を含んでのものだ。ストーリー展開上の意味もあるから、まだキレるのは早いぞ。

なんで中華料理ネタになると自称美食通がこんなに増えるのかね。
しかもちょっとでも納得いかない所を見付けると反射的に噛みつくし。

この辺のメニューやそれに関する描写は勝負の流れの一つで、最終的な決め手に至るまでのつなぎだからね。

ジャンルを問わず、この手の作品勝負な場合は苦戦からの逆転を演出するために序盤や先手は負けパターンになる。キャラの狙いも意味もあるからもうちょっと待て。

でも最後に出てきた胡椒餅は場違い過ぎる気がする。料理対決が一気にスケールダウンした。

変形っぽい所はあるが中華料理対決になってるし問題無いと思うぞ。

ここで対麻婆豆腐に大魔術熊猫豆腐とか出されても困るからな。
もっとも、ああいうのを出せるなら圧勝しそうだけどね!

四川料理って辛さという特徴があるから腕や材料が優れてなくてもそこそこの味になるってのが強みだし、日本にも伝わってアニメで取り上げられるのも分かる。
腕の良いプロが作るとならどの地方の料理も良い勝負になるが、民間で流行るという方向で考えると四川料理は他の地方の料理より明らかに強い。逆に山東料理なんかは難しい。

ウチの国で四川料理が広まったのって四川省が兵士の供給元で、解放後にその辺の人間が故郷に帰れなくなってそのまま広まったという事情もある。高級料理とちょっと違う、ある種の現地化が見て取れるのはそういう背景の影響もあるだろうね。

まぁなんだ、熱くなってツッコミ入れてるヤツはもうちっと落ち着こう。ストーリー上の都合や、日本の一般読者向けの説明を踏まえた展開というのもある。
「食戟のソーマ」が昔の作品に比べて中国の料理をきちんと研究しているのは間違いないのだからね。

一昔前は「なぜ中華料理が無いんだ!」と文句が出ていたが、その後「この中華料理は正しくない」と文句が出るようになり、更に「中華料理はとても種類が豊富なのになぜ麻婆豆腐ばかりなんだ」という文句が出る。

あと中華料理研究会なのになぜトップが中国人じゃないのかという文句なんかもあったな……

第二話は中華ネタに関してはわりときっちり押さえていたと思う。
だが校歌斉唱のシーンや最後の衣装爆裂がイロイロと持っていってしまった!



とまぁ、こんな感じで。
中華料理ネタに関しては厳しい意見が多いようです。

この「食戟のソーマ」に限らず、Fateの中国ネタなどの時にも感じられたことなのですが、現在の中国オタク界隈では歴史や料理などにおける自国ネタに関してはどうしても厳しい目で見る人が出てきます。

それに加えて現在のネットの環境ではネガティブな批評も多くなり易いので、日本の作品で中国ネタを、中国の視聴者が納得する形で扱うのはかなり難しいと改めて感じてしまったりも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「声優がタバコを吸うのはどれくらいマズイことなのだろうか?」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

中国と日本では日常生活や習慣に関するちょっとした違いがイロイロとありますが、その中にはオタクネタに絡んでくるものもあります。
そういったものの一つ
「タバコ」
はアニメや漫画の中でも演出の小道具として出てきますし、日本社会における喫煙の扱いなどを意識させられることもあるので、中国の感覚から見ての話題になったりもするそうです。

先日、中国のソッチ系のサイトでは
「声優がタバコを吸うのはどれくらいマズイことなのか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


声優がタバコを吸うのはどれくらいマズイことなのだろうか。
日本では声優のスキャンダルとして報道されるようだが、これってどの程度の問題なのか分からん。

喉への影響を考えると、良いことではないよな。

長期的な喫煙は、声の仕事に影響するだろうからね。
自分の好きな声優がタバコ吸っていると不安になる気持ちは理解できる。

個人としては構わないが声の職業、プロの態度としては問題って所じゃないか?

ただ結果を出していればまた違う話でもあるだろう。
プロのスポーツ選手がタバコを吸うかどうか的な話と似たようなものを感じる。

私はタバコ吸わないけど、近くや同じ部屋で吸うとかでなければ別にどうでもいいんだが。

声優も普通の成人だし自分の行為に責任を持たないといけないけど、そのリスクは自分で負担すればいいというだけだ。
タバコが自分の仕事に影響するならそれは自分の責任というだけ。

声優に関しては喫煙は公共の場で吸うとかでも無ければ個人の自由、ただし仕事への影響はあるから望ましくないし、仕事を獲得する上でマイナス材料になるとかそんな感じか?
あとファンに対して声優としての仕事をきちんとやっていないということでマイナスになったりするのかな?自分は声優ファンじゃないからその辺りの感覚が分からん。

声優という仕事をやっているのにタバコを吸うってのは、度胸があるのか頭が悪いのかという気はしてしまうね。
声の仕事をしている人間にはタバコだけでなく飲食にも使っているケースだってあるのに。

喉への影響を言い出したら辛い物とか酒とかもダメになるし、どの程度のリスク軽減と生活への負担を取るかだろうな。
タバコはその中でもかなり重いものではあるが。

タバコ自体は特に問題無いと思う。
ただもし自分の好きな声優がタバコを吸っていると知ったら、身体を大事にしてほしいとは思ってしまうだろうね。

声優人気に影響するようだし、オタクの間のタバコのイメージというのも気になるな。
実際、みんなはタバコについてどう思ってる?

それは自分も知りたい。
人気キャラにはタバコ吸っているキャラも少なくないが、最近は現実でタバコ吸う人減ってるし、どういった捉え方をしているのか分からん。

身体に良いものじゃないし吸わない方が良いと思うけど、人に迷惑かけないなら勝手に吸えばいい……くらいかな?

日本でスキャンダル扱いになる意味は少し理解できる。
私も彼女にタバコを吸ってほしくない。彼女がいたことはないけどな!

学校の宿舎にタバコ吸うヤツがいてあんまり良いイメージ無いけど、自分への影響がなければあえて批判する気にはならんかな。

タバコも産業の一つだし、趣味でもあるから何とも言えない。
さすがに子供はいないが、ウチの地元ではどの年代の男もタバコを吸ってる。

自分はタバコ吸うけど、さすがに宿舎や公共の場では吸わない。
昔はタバコ吸わないと人付き合いが難しいってのがあったが、今はタバコ吸ってると人付き合いが難しくなる。

公共の場にいて、人と話をする口実みたいなもんでもあったからね。
ただ最近は暇つぶし的にも、タバコなんかよりスマホが強くなってるし、タバコは個人の嗜好的な面が強まっている。

タバコに関してはめんどくさいことになってきているが、法律違反ってわけじゃない。こういうのは完全に個人の話でしかないだろう。

そうそう。別に毒じゃないんだから。

いや身体に良いものじゃないし毒ではあるだろ。危険なカテゴリに入れられていないだけで。
まぁドラッグで捕まる声優よりはよほどマシだろうけどね……

声優に関してもファンがいなければタバコとかどうでもいい話なんじゃないかな。
もちろん声優として喉への悪影響から吸わない方が良いだろうと思うが、そこはやはり個人の問題だ。

自分は酒飲めないしタバコも吸わないけど、アニメのキャラや声優の酒とタバコはあまり気にはならないかなあ。

ファンと言えば日本のオタクって声優のタバコに関してどう考えているんだ?
業界やファン的に許容範囲なのか?

日本のオタクは声優がタバコを吸うのが大嫌いみたいだね。
スキャンダルとして価値が出るのもその表れ。

あいつら二次元のキャラと現実の人間を混同し過ぎだろ……
二次元のキャラの無謬さや清潔さを現実の人間に求めるとか不可能だってのに。

声優のアイドル化が進み過ぎた結果じゃないかな。
声優という職業の性質から声優にタバコをやめるように求める、タバコを吸わないという特徴を求めるのは理解できなくもないが、スキャンダル扱いはさすがにどうかと。

二次元ではタバコが不良の象徴的なアイテムでもあるから、声優がタバコを吸うのを嫌う空気が濃いんじゃないかな?

あとは日本が酒やタバコに厳しいというのも考えられるね。あの国、18歳じゃ酒もタバコもダメ、法律上許されるのは20歳からだからね。

二次元と現実を混同というが、日本の作品は二次元の方がタバコ吸っているキャラ目立つくらいだぞ。

アニメの画面にタバコのにおいは出ないからね。
タバコキャラに関しても、キャラ演出の際のアクセサリの一つでしかないわけで。

日本でも騒いでいるのは極端なのだけなんじゃないか。
先日の週刊誌のスキャンダル報道も日本のオタク界ではそこまで大きな問題にはなってないみたいだよ。むしろ報道側を笑うような空気すらある。

恐らく好ましくは無いけど、叩くほどではないって程度じゃないか?

声優の喫煙への批判は声優と言う職業への悪影響、プロ意識の無さの表面化に対する批判、そして真似をする人間がいるから辺りじゃないかな。
最近はどの国もめんどくさくなっている。

日本も昔は普通に声優の喫煙をネタにしてなかったっけ。エヴァの女性声優は普通に喫煙しているはずだし。

時代が変わったってことだろ。
今は日本でもアニメの喫煙シーンって規制入ってなかったっけ?
一般向けでは放映不可能になっていたはず。

そこは自主規制だから作品ごとに違うし、問題なのは未成年キャラか、外見だけロリなキャラとかの喫煙シーンだな。
成年であれば問題無いとするケースも多い。ただ全般的に縮小傾向なんじゃないかな。

結局、声優の喫煙ってアイドル扱いだとダメージ出るのだろうか?
日本の喫煙問題に関する感覚も含めてどうもよく分からんな。



とまぁ、こんな感じで。
タバコ、喫煙から受けるイメージの違いなどから来ると思われる反応がイロイロと出ていました。

近年は中国でも公共の場での喫煙が好ましくないとされるなど、タバコに関しては厳しい扱いになっているようですが、日本と比べるとまだ緩い所があるそうですし、日本の喫煙ネタに関してもピンと来ないケースがあるのだとか。

ちなみにこの日中の喫煙に関する温度差は個人的にわりと頻繁に意識する話でもありますね。
私自身はタバコは吸わないのですが、中国からのお客さんを案内する時に喫煙可能で一休みできる所、手頃なレストランといった場所が随分と少なくなっているのが、近頃はちょっとした悩みとなっております。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本のアニメでは喫煙の扱いってどうなってんの?明確な規制対象なの?」

中国オタク「水墨アニメ?あれは社会主義的な環境でないと作れん。つまり現在の我が国では……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。

昔の中国ではイロイロなアート寄りだったり実験的だったりなアニメが制作されていましたが、その中に水墨アニメというのがあります。

1960年代に制作された中国の水墨アニメ
「小蝌蚪找媽媽」(おたまじゃくし、お母さんを探しにいく)


このアニメはまさに中国独自ということで、現在の中国オタク界隈でも何かと意識されることが多いそうです。
ただ現在の中国では水墨アニメがある種のオーパーツ的なものになっているそうで、現代に再度水墨アニメを作るというのはイロイロと難しいのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「水墨アニメがその後作られないのはどうしてか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


我が国の特色あるアニメと言えば水墨アニメがあるけど、どうして今の時代に作られないんだろうか?作られればとても凄い作品になると思うんだけど。

そりゃ今の時代売れないからだろ

水墨アニメ?あれは社会主義的な環境でないと作れん。つまり現在の我が国では……

ああいうのは資本主義的な社会では成功できないからね。

市場が存在しないとは言わないが、大きな需要はないからな。

別に今の時代でも水墨アニメが全く無いわけではないんじゃなかったっけ。
そういう水墨系アニメを制作中というニュースがあったはず。完成するまで何年待つのかは知らんが。

これってちょっとした疑問だよね。
昔は今ほど技術も無かったのに水墨アニメがきちんと作り上げられた。昔よりもはるかに良い今の時代になぜ誰もやろうとしないのか。

みんな作品の評価を売り上げや興収で語るけど、根本的なことを忘れてるぞ。
あの時代の作品は金のために作られたんじゃない。そもそも金を稼げる時代じゃなかったわけだし。

色んな理由はあるだろうけど、分かり易い所では今の時代に作っても見たい人がそんなにいないってことじゃないか?
美術館に展示するならともかく、動画サイトで配信してランキング上位になるイメージがわかない。

コストがかかり過ぎる。
CGで何とかなるものでもないし、人が手早く描けるものでもない。

今の時代にフル水墨アニメって現実的じゃないよな……

現代の視聴者に水墨でアニメ作ったことを凄いと思う人はいても、水墨アニメが良いと思う人は少ないだろう。それに加えて高過ぎるコスト。

みんなコストが高いっていうけど、どこが高くなるんだ?
人件費か?さすがに機材が高過ぎるってことはないよな?主に墨だし……まさか専用の筆が高いとかではないよな?

だいたいは人件費。アニメって全部「描く」必要があるから。
CGだって高品質のものを作る場合はコストが跳ね上がるだろ?国内のスタジオも一線級の所はアメリカの仕事とかもやってるしかなり金かかる。
水墨アニメなんてのは使い回しもきかないし、全てをゼロから作り始めないといけない。

近年のアニメで手間をかけている作品としてはジブリの「かぐや姫の物語」とかがあるね。水墨アニメそのものではないが、水墨アニメ的。もちろんかなりの手間をかけていて、企画開始から10年近くかかって制作費が50億円を超えている。
かろうじて黒字にはなったようだが、ジブリブランドだからどうにかなっただけで、何も無い所から水墨アニメ作っても商業的には……

「かぐや姫の物語」は興収25億円で大赤字だぞ。
色んな賞を取ったりと評価は高いけど大衆受けと言う面では失敗。作り手がこだわった芸術的な作品は、いくらジブリでもビジネス的に成功するとは限らない。

水墨アニメの人材に関しては水墨スキルが必要で、単純に人を集めて作業させればいいわけでもない。
どうしても制作期間が長くなり過ぎる。

当時のうちの国は水墨画家の技術が高く作業に従事できる人間も多かったという話もあるからね。
今の時代に水墨アニメが作られた当時と同じレベルでクリエイターを集められるかと言うと……

手描きが必要で、しかも技術が必要。そうなると簡単には作れないわな。

これって別の例で言えば昔ウチの国のテレビでも放映されていた日本のアニメのように、30分アニメを1年分作る所がどこにもないのはなぜか、と言う話になるんじゃないか。
作れなくはないけど、ネットの十数分アニメが主流になった現在ではビジネス的な需要がそれほどない。更に2Dアニメの場合は予算や人材的にちゃんとしたものを作るのは非常に難しいとなる。
もちろん水墨アニメほど極端な条件ではないけど、似たような話ではあると思う。

昔のアレは政治的な仕事でやっていただけだから。
しかもその後のゴタゴタで技術の継承が行われていない!

みんな「下放」しちゃったからな……

更にその後の改革開放時代はみんな「下海」だ。
そして国営企業は技術を守るなんてことはしなかったし、制作体制は残らなかった。
仮に今水墨アニメを作る場合は制作体制から作る必要がある。

高コストで時間もかかるというのが大きな問題だが、商業的な成功例が無いというのもね……
ただでさえアート寄りの作品になるのだから、どこもあえて手を出す、最後まで作るということは無いんじゃないかな。株価のために話題をぶち上げることはあっても、プロジェクトが続くかどうか。

やるならまず技術の確立からになるね。今ではあの技術を持っている人間がほぼ存在しないから。
国家レベルでやればできるだろうけど、オリンピックで金メダル取るような話にはならんからなー

作るためには水墨描画スキルを持っている「先生」を呼ばないといけないわけだ。
あの頃は国が動いていたが、今はできるのか?民間でやるとして、幾らかかる?となってしまう。

今の時代、商業レベルの水墨画の描ける人って芸術家になっちゃうからね。コストが跳ね上がる。
あとそういう人達を作業工として使い倒すことができるのかと言うもっと現実的な問題もある。最近制作された国産アニメには監督とスタッフが衝突してグダグダになった作品が出ている。テンセント資本下でさえこんな状況だから、芸術家の先生となるとなあ……

一応、長編水墨アニメ制作の話は出ているよね。「斑羚飛渡」だっけか。
これが水墨系アニメで上海美術が制作中だったような。

でもそれどうなるんだろうな。
実際、今の水墨アニメ技術ってどうなってるのやら。学校関係で上海美術に問い合わせても何も教えてくれなかったし門外不出状態だ。

「かぐや姫の物語」とかの作品を見ると日本に既に流れてんじゃないかなあという気も……直接的じゃなくても、作品経由で何かしら日本の方で技術が確立されてそうに思ってしまう。
実際の所、ウチの国でよくある「やり方の記録はあるが実際にはできない」みたいなことになってるんじゃないか?

技術的な断絶はあるだろうね。
政治のアレコレがあった時代と、その後の市場経済に呑み込まれた時代、少なくとも2回ウチの国のアニメは大打撃を受けている。

そうそう。2Dアニメでさえ、上海美術の流れは消えてしまったからな……一時期は世界で最も進んでいて現代日本アニメの父でもある手塚治虫にも影響を与えたアニメ会社だったのに。

普通に出来る人間がいなくなったか不確実になってるんじゃないか?
水墨アニメだけじゃなく、切紙アニメや人形アニメも現在では実質的に失われた技術状態だ。

今の時代、大きなスタジオが水墨アニメを作るのは無理だろう。稼げないから。
作ろうとするのは熱意のある独立系の所じゃないかな。実際短編の水墨アニメ的な作品はちょくちょく出ている。ただ、あまり注目されないんだよね……

水墨的表現自体は最新のアニメにも出て来るし、表現自体は可能だと思うけど、フル水墨でやるのは商売にならない、パフォーマンスの域を出ないってことだろう。
金につながる芸術的価値があるというなら今の時代でもそういう作品は出てくるはずだが、出てこないというのはそういうことじゃないかな。

旧ソ連にも特殊なアニメがあったと思うが、やはり社会主義の下でなければ世俗から離れたコスト度外視の芸術的なアニメは作られないのではないだろうか。

水墨アニメ作らないの?というヤツは自分がそれを見るのか、見るとしてどれくらいの金を水墨アニメに金を出せるのか考えて見ろ。
タダなら見る、中国のアニメはスゴイと世界に知らしめたいくらいの意識ならそれはつまり商売にならないということだし、上の方の文化活動のアピール材料にする価値もないということだ。そんな状況だから水墨アニメが現代社会で作られないのも当然だ。

やっても作り手の得にならないというのが一番の理由かも……
やって儲かる、やって政治的な意義があるならやるだろうけどそんなものは特に無いからね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも水墨アニメは評価されているものの、現在では需要が無い、採算が合わないと考えられているようです。

現在の中国ではアニメ作品に関しては日本以上に売り上げや商業的な成功が意識されるようになっている節もありますし、水墨アニメのような作品に関しては「儲からないだろう」ということで制作される可能性は無いといった考えになるようです。

ちなみに上のやり取りにもありますが、中国のアニメに関しては様々なゴタゴタで技術的な継承が上手くいっていないそうです。
以前聞いた話によれば、80年代〜90年代にかけて改革開放と市場経済の影響でアニメを制作している所が次々にダメになり中国の2Dアニメは実質的に一度死亡してしまったそうで、その分野の作品制作に関しては苦労しているとも。
またそういった背景から、最新の機材を投入して新たなスタートラインで始めることのできたCG分野、3Dアニメの方がビジネス的にも人材的にも断然有望なのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で昔作られた怪作アニメ「我為歌狂」

中国版FGO、第六特異点神聖円卓領域キャメロットへの反応

ありがたいことに
「中国でのFGO第六章の反応は?」
という質問をたくさんいただいておりますので、今回はそれについてを。
まとめるのが遅れてしまい恐れ入ります。

中国版FGOでは直前に突然の画像修正などのゴタゴタも起こりましたが、
その後8/31から
「第六特異点神聖円卓領域キャメロット」
が実装されたとのことです。
中国版の告知ページ(中国語)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「FGO第六特異点神聖円卓領域キャメロットの感想」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレが混じっておりますので一応お気を付けください)


第六章面白かった。
ゲームやってるよりストーリー読んでる方が長かった気もするが、とても楽しかったよ!

登場するキャラ全てが活躍していたね。
味方側は言うに及ばず、円卓勢もエジプト勢もとても魅力的だった。これまでのようにいるだけとか、いなくても別にいいような存在のキャラがいなかったように思う。

民を守るアーラシュはまさに大英雄だった。
自爆する場面は本当に泣けた……

第六章をプレイすると、アーラシュをネタだけで扱うことはできなくなるね。
アーラシュのあだ名が「自爆弓」に加えて「大英雄」になる意味がよく分かる。どっちも最初はネタ扱いの呼称だったんだけどなあ。

第六章の活躍からしてアーラシュはレア度が低過ぎるよ。
人格も能力も背景となる伝説も、FGOでの活躍も、星1なのはおかしい。もっと人気が出れば強化されるのかな……
アーラシュに聖杯使うことも考慮中。

俺のフレにレベル100のアーラシュいるぞ。

でも星1だからこそみんなが大英雄に会えるという利点もある。
第六章でなぜ彼が召喚に応じてくれるのかが分かった気がする。

どこかで見た話だが、マスターを手助けするために、出会うためにアーラシュはあえて星1になっているという話があった。とても納得できるし愛おしい。

彼こそ、みんなの大英雄だ!
それにしても第六章はこれまで注目しなかった低レアキャラの印象が変わるね。
ハサンとかネタキャラ雑魚キャラとしか思っていなかったのに、もうがっつり感情移入してしまった。特に呪腕の。

呪腕のハサンがあそこまで仲間として頼りになる、心強いキャラだとは思わなかった。
古くからいるのでマニア人気が高いんだろうくらいに思っていたが、その間違いに気付かされた。第六章で最も良心に満ちていたのは彼だった。

ハサンは第六章前後で完全に印象が変わったね。
呪腕老師もそうだが、清姫に続くマスターラブ勢の静謐、他愛なしと踊るだけじゃなかった百貌、そしてついにその姿を現したキングハサン!

ネタバレで知ってはいたけど、ハサンにこんなに感情移入したり、圧倒的な強キャラ感にゾクッと来たりするなんてプレイする前には思いもしなかった。

令呪使って林檎を食いまくって一気に進めてしまった……
面白いから、みんな頑張れよ!

それ以前の章に比べてストーリーの量も重さも段違いだよね。
FGOの転換点と評価されているのも理解できる。

第六章の戦闘が難しいと聞いていたが、思ったより楽だった。
どうやら俺は千里眼を身に着けてしまったようだな!

茨木童子の時もそうだったが、こっちでは攻略法が事前に確立されていたから難しいと感じる人はそんなに出てないようだね。
攻略見ないで、誰を育てるべきかも知らなかったら大変だったろうけど。

ストーリー追いかける方優先していたから根本的にレベルも素材も足りてなかった自分みたいなのもいるんですよ!絆礼装ヘラクレスのおかげで割る石が少なくて済んだが、いなければどうなっていたやら。
石割って一気に進めるだけの価値は十分にあったが……第六章は自分にとって一番好きな章になったよ。

私は最後まで獅子王が実は偽物だとか、誰かに操られていただけとか信じていたんだが……とてもショックだったよ……

私も獅子王に関しては驚いた。あれはネタバレ見てるだけじゃ分からない部分もある。獅子王自身に関してや特異点の扱いとか。

最終戦はもう色んなものが積みあがった上での決選だったね。
ベディヴィエールに最後の一撃を決めさせるために石割っちゃった……

最終戦ゲスト枠のベティわりと強いから、バフ載せたらうまくいくぞ。まぁ自分も令呪は使ってしまったが!

ベディヴィエールには本当に泣いた。我がカルデアに来てくれたのは本当に嬉しい。宝具レベルも上げたいからピックアップ早く開催してくれ。

ニトクリスも良いアホの子ツンデレだし、ラムサス二世もDioのように笑っているだけかと思ったらいい所持っていくからなあ。

ストーリー上のギミックもかなり凝ってたね。ダ・ヴィンチちゃん死亡の時はショップの立ち絵まで切り替わるし、ネタバレ知っていても焦ったよ。

ベディヴィエールの話になるとは聞いていたが、円卓関係のキャラがここまで大量に出てきて、それぞれの関係が明らかになるとは思わなかった。
円卓関係者が複数出て交流も発生するのってFGOが初めてだよな。

円卓のせいで後輩の子が、ツッコミ系になってしまいました……

剣ランスロットは元ネタの円卓の騎士における評価通りの強キャラだったが、それに対抗できたアグラヴェインは予想外だった……奸臣と見せかけて実は忠義の騎士だったとは。第六章の敵側のキャラで一番印象に残っている。是非とも召喚したいが、実装の可能性はほとんど無いのが残念で仕方がない。

第六章は確かに良いストーリーではあったが、モードレッドの扱いは納得できない。キャラがバグり過ぎだ。別にオルタ化したわけでもないのに、単なる戦闘狂キャラになってしまった。
そりゃ極端な解釈をすればという話もあるだろうけど、モードレッドがあんなキャラにされてしまい、しかも獅子王との交流も特に描写されないというのにはガッカリだよ。

私もそう感じた。
モーさんファンの自分にとっては第六章は非常に残念な部分がある。モーさんはあんな性格じゃないだろう。
第六章では最後までフォローもないし、なんだか無力感に襲われているよ……

第六章の円卓の騎士は全員「ギフト」を受けて変化している。
モードレッドは元々暴走気味のキャラだがそこに更に「暴走」のギフトがかかった結果が第六章の状態で、ある種の狂化状態とも言えるからキャラが違うと感じるのも当然。
もっとも、モーさんは第四章でフランと友好的だったのがわりと珍しい状態とも言える。円卓の騎士の中ではたぶん最も扱い難い。
これは助言として言わせてもらうが、萌えが欲しいならこの後のイベントに出る水着モーさんを獲得するべし!

円卓の騎士で一番性格が変わっているのはトリスタンだな。「反転」の祝福だから戦闘の属性も性格も変わっている。この後のハロウィンとかCCCイベントではかなり飛ばしたキャラになるから楽しみにしてろ!

ところでアグラヴェインの実装の望みが無いって本当?
第六章で一番ウチのカルデアに来て欲しいと思うようになったキャラなんだが。

残念ながアグラヴェインは戦闘モデルもないし、日本でも実装は当面無いだろうとされている……

ところで、三蔵はどうだった?
舞台設定的に異物感が不安だったが、終わってみればいい感じに活躍していたように思えたんだが。

とても良かったね!
三蔵の理念は獅子王と反対だったのも面白い所だね。
第六章のおかげでようやく三蔵の良さが分かってファンになれた。

第六章を見て三蔵を我がカルデアにお迎えしたくなったよ!

自分もだ!

三蔵師父が釈迦如来掌で門を破る所は悲しく、そして感動的だった……

三蔵はその大きな慈悲の心で門を打ち破ったのだ。
西に向かうということの意味が特異点と絡んできているのも面白かった。

第六章は登場人物の全てが強い存在感を放っていたね。
ただ中にはちょっと疑問の残る登場人物もいる、例えばホームズがなんであそこで出て来たんだ?

確かにホームズは唐突に感じられたな。
あと俵藤太もなんで出て来たか意味分からなかったわ。

米屋の親父は第六章で一人だけ違和感を放っていたよな……
食糧不足を救う対宴会宝具という意味はあるけど、あのシーンがメインストーリーに強く影響するというわけではなかったし。

村のエピソードを描写する、呪腕やベディヴィエールの描写を深めるという意味はあったけど、俵藤太関係は取ってつけた感があったね。

ホームズはそれまでのソロモン関係の説明のキャラと、第一部終了後の伏線としての顔出しじゃないかと。でも俵藤太に関しては自分もよく分からん。

あれは日本のユーザー向けのサービスだろ。俵藤太が出ないと第六章も日本関連のキャラが全く出ないことになる。
FGOは日本人向けのコンテンツだから、最低限日本的な要素を出して日本人の民族的な情緒に配慮しないといけない。第二章、第三章と日本系サーヴァントが出ていない所からの第四章みたいなもんだ。

そういや第四章も金時と玉藻を最後に唐突に登場させて来たな……
ウチの国の国産ゲームみたいな事情があるってことか。

恐らくそういう事情だろうね。俵藤太関係のエピソードは第六章のエピソードの中でかなり浮いているわけだし。

米屋のあれは単純に余ってしまったパーツだったってことじゃないか?
外伝合わせるとかなり日本系サーヴァントは出ているから本編であえて配慮する必要はないと思うが。この後の第七章でも牛若丸と弁慶が出てそっちはかなり本編に関わる。

なるほど。そういう見方もあるか。
制作やキャラデザ発注の関係上FGOは出すサーヴァントの方が先にあって、そこに合わせたストーリーを作るんだっけか。

あれ、きのこが方針転換した名残という見方もあるぞ。第六章ってきのこが坂本真綾のライブに行って、突然作り直し始めたものだから……
第六章は前日譚として円卓の騎士が偽りの十字軍とリチャード一世を自称する謎のサーヴァントと戦っているんだが、これが無茶苦茶強かったという話がある。俵藤太はこの偽リチャード一世に関わるキャラだったんじゃないかとも言われている。

それにしても、ピックアップの順番なんとかならんのか。
初登場ではなくその後のストーリーで活躍するから、欲しくなった時にはピックアップが過ぎ去っている。第五章の時のテスラ!そして第六章の三蔵!

全くだよ。第六章を終わらせて、絶対に師父をカルデアにお迎えしようという決意でピックアップガチャを改めて見たら、入ってないのだから……しかも調べたらかなり先までピックアップ予定無しだと!?

ピックアップはスケジュールも不具合だらけだよな。
ところでかなり回しているのに俺の所に剣ランスロットが来ないのも不具合で良いんだよな!?



とまぁ、こんな感じで。
これまでのストーリーに比べると随分と好評のようで、プレイ後に熱い思いを吐き出している人なども出ていました。

それから上のやり取りにもありますが、中国では先行する日本版の攻略情報が出回っていることから、戦闘の難しさに関する実感はそれ程でもないらしく、日本で阿鼻叫喚を巻き起こした第六章のガウェインに関しても、そこまでの難敵となってはいない模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国国内版FGO、ついに画像修正が入りお通夜状態に

中国オタク「日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ」

10月の新作アニメの始まる時期になってきましたが、今期も中国の動画サイトでは様々な作品が配信されるようですし、既に配信の始まった作品に関してもイロイロな話題が出ています。

そんな10月の新作アニメの一つ
「食戟のソーマ 餐ノ皿」

の第一話で中華料理研究会や中華料理の話題が出ているということで、ちょっとした話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「食戟のソーマの劇中における中華料理の説明」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメの中華料理への理解が進んでいるような気がする。
「食戟のソーマ」の三期での中華料理ネタはわりとマトモというか、納得できるものだったように思うんだが。

「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,贵州人怕不辣」という言葉が出たのはちょっと驚いたね。

あれ自分が覚えているのでは四川、貴州、湖南の順番だったように思うが……

私も湖南が最後で覚えていた。実際、辛さに関しては湖南の方がヤバイという印象だ。

なんで料理の辛さの話題になると江西が忘れられるんだ!
江西人こそが「怕不辣」と言われているのに。

だってお前らの地方って存在感ないし……

「食戟のソーマ」は原作付きで料理関係の監修があるはず。
知識に関してもかなりきちんとした所のが入っているんだろうね。

「食戟のソーマ」の第三期もう始まってたのか。
見た感じかなり中華料理をきちんと扱っているみたいだな。
ただ中華料理アニメは結局「中華一番!」を超えられないと思う

「中華一番!」の料理は光ってトンデモナイことになったりするので現実では再現できないから……「食戟のソーマ」は服脱げるだけなので料理自体は再現できなくもない。たぶん。

確かに「中華一番!」には現実で再現できない誇張部分も多いけど、中華の美食や中国をとても理解しているというのがよく分かる。
日本の漫画家で中華料理を最も理解しているのは「中華一番」の作者だろうね。

「食戟のソーマ」という作品の性質上中華料理は一つのジャンルでしかないから、「中華一番!」に比べると軽い扱いになるのはしょうがない。
もっとも、私の地元でのエピソードもあるから「中華一番」が日本の料理アニメにおけるマイベストだというのはずっと変わらないだろうけどな!

「中華一番!」と比べるのは気の毒だ。
あの作品の中国人が作った国産と勘違いされるレベルの中国的な空気は凄い。

いろいろ言いたくなるのは分かるが、日本の少年漫画系アニメで中華料理の解説がわりときっちり出てくるのは確かな進歩だと思う。

でも特訓の描写は相変わらず日本アニメ的だったな!
あの手抜きCGで全員サイボーグっぽい同じ動きというのは笑った。

しかしなんで中華研の訓練の掛け声がone twoなんだよ。そこはyi erだろ!ちょっとくらい気を使ってくれてもいいじゃないか!

昔のなんでも肉まんとかの小吃だった時代に比べるとかなり詳しくなっていると思う。でも劇中で「これが本物の辛み」とか言っている、あそこはツッコミ入れたくなってしまうな。

日本の中華料理に関する認識はちょっと一面的過ぎるように思えてしまう。
この作品の中でも辛さばかりを持ち上げているし、その辛さの表現も微妙。

確かに日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ。

辛さの描写は私も引っかかった。舌が焼けそうに辛いという言い方に、まだ日本人は辛さを理解できていないのではと思ってしまう。
四川を出しているのだからあそこは「麻」、日本語では「痺れる」と表現するべきなのに。

四川料理も辣ではあるが、「麻辣」だからね。
湖南料理を食べ慣れていると、四川料理はそんなに辛く感じない。きついのは「麻」だ。

日本人は四川料理の辛さの概念である「麻辣」を知らないみたいだな。この「食戟のソーマ」は典型的な例だが、どの作品も「辣」で止まっている。
四川料理の最大の特徴は「辣」じゃなくて「麻」の方なんだよね。花椒の痺れるような刺激は、唐辛子の辛さとは違う。

四川料理は中華で一番辛いとは限らないけど、最も「麻」な料理なのは間違いないよね。

日本でも中華の火鍋がそこそこ人気になっていると聞いたけど、やはりまだ一般的じゃないのかな。

日本における中華料理枠ではまだ存在感が無いんじゃないかな。
日本の中華料理って広東系が強いと聞くし、そうなると花椒とかで麻辣にする料理は目立たなくなるのでは。

なるほど。それはありそうだ。
ウチの国でも広東にいると花椒を見ないしね。

しかし辛さの強調の説明からして、この久我の作ったのもうまみ強調だから結局は日式なんじゃないの。

まぁウチの国でも中華料理は化学調味料ドバーでうまみ強調な感じになっているからそこは間違いとは言い切れんかも。

「食戟のソーマ」みたいな作品における中華料理の説明を見ると、日本における中華文化の理解が深まっているように感じられるのは間違いない。
だが、出て来る料理はいつも定番の麻婆豆腐とかになっちゃうんだよなあ……

そこは残念だよね。外人の知ってる四川料理って麻婆豆腐しかないのかと。

日本の一般読者、特に少年漫画読者の低年齢層向けにあんまり専門的な料理は出せないって事情もあるんだろう。少なくとも日頃食べるようなものじゃないとイメージし難いはず。

最近の作品だと「アリスと蔵六」の中華料理がかなり本物だった。

あの中華料理のシーン、実在する日本の中華料理屋をモデルにして作られたらしいね。新宿の店が作品の聖地扱いになってる。

個人的な事情だが、最近は辛い料理を胃が受け付けなくなってきたので、辛い中華をあんなに褒められてもちょっと……何と言うか……

辛いのは入る時も流れる時も出る時も危険だからな!

俺の実家は貴州なんだが、みんな辛い料理を食って育つというか、辛い料理がないと飯が食えない。その結果みんな胃腸に何かしらの問題を抱えるようになる。
自分も胃を悪くしているんだが、やめられないんだよなあ……

四川人としては、四川料理が辛い料理だけのように描写されるのはちょっと残念。
四川料理の伝統的な料理や格調の高い料理って辛くないのも多いというか、むしろそっちの方が多いくらいなんだが。

四川の辛い物好きなイメージは困る。
俺四川人なんだけど辛いのダメなんだ……偽四川人認定で辛いです……

大学で別の地方に行って帰ってきたら湖南料理がダメになってしまった知り合いがいるわ。食事の時には肩身が狭くなるとか。

四川は辛いのダメでもなんとかなるという話を聞く。

実際、なんとかなるよ。私は仕事の関係でしばらく成都で暮らしていたんだが、外のレストランで辛すぎてダメというのにはぶつからなかった。

最近は成都が内陸部のハブになって外からの人間がどんどん増えているし、料理も尖った所が無くなってきているからね。
成都の一般向け的なレストランだと、普通に頼む分には地元の人間でなければヤバイ辛さというのにはぶつからないんじゃないかな。



とまぁ、こんな感じで。
辛さの描写についてや結局は麻婆豆腐なのかなど、イロイロと言いたいことや語りたいことがあるようで、そこから更に自分の地元の料理がどうこうといった話になったりもしていました。

この数年の間に中国ではテレビやネットなどでグルメ関係のコンテンツが随分と増え、美食に関して語る人が増えているという話があります。
中国のソッチ系のサイトでも、食べ物ネタに関するスレが建つと美食を語る人達がどんどん出てきて盛り上がり易いといった印象を受けますね。


それにしても舌が痺れるような辛さである「麻辣」に関しては、今の日本の中華料理事情であれば普通に描写しても問題なさそうなな気もしますね。
最近は日本でも花椒を使った中華料理がそれほど珍しくなくなってきているなど、私も個人的にかなり嬉しい変化を感じています。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「また麻婆豆腐かよ!アニメの中華は麻婆豆腐ばかりだ!」

中国オタク「『中華一番』が中国で作られたアニメだと思っていたヤツ集合」

中国オタク用語「民工漫」の変化、この言葉は蔑称なのか

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク用語には
「民工漫」
という言葉があります。

「民工」(農民工)というのは主に中国で農村戸籍を持ちながら都市に出稼ぎに行き肉体労働に従事する人達を指す言葉なのですが、そこから転じて
「アニメや漫画とは全く縁が無いであろう民工でも知っている」
というレベルの作品ということで、非常に高い人気で中国の一般層にも知られている極めて知名度の高い作品に対して使われます。

中国オタク界隈で「三大民工漫」と言われているのは
「ONE PIECE」
「NARUTO」
「BLEACH」

でその他にも「名探偵コナン」「銀魂」なども民工漫レベルの人気と知名度の作品だとされることがあるそうです。

またこの「民工漫」という言葉はネタ的な文脈で使われるときもあるのですが、ある種のレッテル的なモノでもあるので文脈次第ではネガティブな意味になることもあるようですが、昔と今では使われ方が変化している言葉でもあるとのことです。

中国のソッチ系のサイトではこの
「民工漫を日本語で説明する適当な言葉はないだろうか」
といったことに関するやり取りが行われていたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「民工漫」という概念を日本の知り合いに伝えたいんだが、日本語ではどう説明すればいいんだろう?何か似たような言葉、オタク用語って無いかな?
出来ればこの言葉のネタ的な空気も含めて伝えたい。

どうだろう。人気や作品評価に関するものだから、似たような言葉は日本にもあると思うが……

私もそういうのがあるとは思うんだよ。
もちろん細かく説明すれば理解してもらえるだろうけど、ピタッと当てはまる言い方があれば知りたいんだ。

「王道的人気作品」は……ジャンルになってしまうし、人気の高さの説明とはちょっと違うか。

「にわか」じゃないの?
浅い理解しかない人でも知っている作品ということで。

それだと完全に蔑称になるし、人気に関する説明が薄くなる。
日本語では「にわか」は良い意味で使われることはないし、深さを誇るオタクの間では尚更だ。

「国民的人気作品」とか、そういうのじゃないの?

それだと今度は肯定的過ぎるような……「民工漫」ってちょっとした皮肉も混じるだろ。

「民工漫」を悪い意味で使ってたのか?あれは人気が高くて誰でも知っているという意味だろう。

「民工漫」自体は別に蔑称的な意味はない。
「暇も無くて生活が苦しい民工でさえ知っている人気作品」的な意味だ。

微妙に違う。今のようにネットが発達していなかった時代に、民工ですら知っていた凄い人気になった作品という意味だよ。

別に貶す言葉じゃないし、「人気が非常に高い」でもいいんじゃないの。

言っている側はともかく、「お前見てるのは民工漫だな」と言われて褒められていると感じるオタクはおらんだろ。

今では言葉が「白く」なっちゃったけど、「民工漫」って元々はオタクが「NARUTO」とかの大人気作品を見下すために言い出した言葉だぞ。
あんなのわざわざ見ているのは民工レベルのヤツだとか、民工でもなきゃ見ないだとかで。

今百度で調べたりすると「言葉自体にネガティブな意味は無い」的な説明があるけど、元はかなり黒い言葉だったように思う。自分は使わないように気を付けていた。

昔はともかく、今では特に裏の無い意味で使われているし、日本語の「国民的人気」が近い言葉だし、それで訳すのが良いんじゃないかね。

だがウチの国では「民工」自体があまり良い感じでは使われないことのある言葉だし優越感を持って見下すような所は消えていないんじゃないか?

ウチの国では「民工」に対する蔑視が含まれたりするからな……日本のチョイ悪系ファッションとかミュージシャンはこっちでは民工に見えてダメだし。

基本的には人気の高さや知名度を誇る言葉なんだが、ネガティブな意味合いというか、少々貶すような空気は混ざっていると思う。

そこはまぁ、オタクによくあるめんどくささというか……ある意味では覇権作品がどうだらこうだらという不毛さに通じるものがある気もする。

今こっちのネットでこの言葉を調べると、中性的な言葉、作品の性質やジャンルやレベルについての言葉「ではない」というのを強調した説明が出てくるが、「オタクとしてその作品しか知らないのはどうなのか」「アニメを語る上でそれだけでは」的な見方は混じるよなー

この「民工」という言葉のニュアンスをどう訳すべきか……確か日本には民工いないんだっけ。

日本にも「出稼ぎ労働者」「肉体労働者」「土方」という農民工の使われ方に近い言葉はあるが、日本は農村と都市の経済格差が小さいし、戸籍による移住の難しさも無いからちょっと違うね。民工は農村戸籍のあるウチの国独特の存在だとか。

ウチの国の民工や外地人(よそ者)に対する蔑視、ブルーカラーへの差別感は日本人には分からんだろうな……職人大好きな国だし。

上の方でも出ているが、ネガティブな意味で比較的近いのは「にわか」じゃないかな。ただこれだとオタクとしての濃淡の問題にもなるから、ちょっと外れる所がある。

「イナゴ」とかはどう?

それは主に同人方面の用語だろ。しかも金儲けが絡む。

大人気過ぎてみんな知っている、「アニメ大好きです!」という人がいて、アニメに関して語ろうと思ったらこれしか知らなくて微妙な空気になったみたいな定番過ぎる人気作品って所だから、意味的には「国民的人気作品」が近いのかなあ……

日本語で完全に置き換えられる単語は無いだろうね。
一昔前、私が学生の時に使われるようになった言葉だけど、当時は「BLEACH」「NARUTO」の大人気ぶりに対する反発や、その作品のファンに対するオタクとしての優越感を表すような言葉として使われていたから、背景的にもウチの国のオタク界独特の言葉になる。

「国民的人気作品」でも良いんじゃないか?あの言葉は日本でも皮肉な意味で使われることがある。

それはオタク特有の見下し的な使い方だろ。それを言ったら「人気が高い」すら皮肉になる。
こっちの「民工漫」は組み込まれている言葉自体がややこしい……

「エロマンガ先生」でもそんなエピソードあったな。
言ってみればオタクを自称したい人にとっては「そんなの見ていないから」というのがむしろ何を自慢してんのかと言われるレベルの作品だが、さて。

「民工漫」って今では自虐的、肯定的な意味でも使われている言葉だからね。
一昔前は何も考えずに人気作だけ見ている、風の流れに乗っているだけの考え無しみたいな感じでのオタク界隈における蔑称、見下しから出てきたような言葉だった。今はネタとして使えるが、昔はわりと本気の蔑称として使用されていた。

確かに一般的になってある程度毒が抜けたけど、根本的な所というか字から受ける印象がなあ……だから日本語で「人気が高い」だけだとちょっと違う気がするんだよね。

言葉も意味が変わっていくものだからね。
最近の作品に関しては人気の広がり方の変化もあるだろうけど、作品の扱いが変わったような気もする。民工漫みたいな言い方、括り方はしないよね。

例えばFateなんかは月厨作品、厨向けみたいな感じになってるよね。「Fat/Zero」とかはオタ向けとされているが、人気や話題の広がり的に民工漫の手前くらいにはあると思うし、最近のFGOの広がり方も妙に広いからな。

あと時期的に古いのは逆に民工漫枠に入らないよな。例えば「ドラゴンボール」とか。
日本では上で出ている「国民的人気作品」としてまず来るのが「ドラゴンボール」らしいが、そういった所からも民工漫を国民的人気作品と日本語で説明するのは違う気がする。

なぁ……そもそもの疑問なんだが日本語の国民的人気作品って日本国産或いは日本出身を国民が受け取るというのが前提となってるんじゃないか?
我が国で作られた〜的なニュアンスを感じるし、中国で大人気なのを国民的人気と日本人に説明するのはなんかおかしい気がするんだが。

あまりスマートな訳ではないし不足する所もあるが、やはり「誰もが知っている大人気作品」みたいなのがベターなのかな……めんどくさいオタクやアンチについては説明しだすときりが無いし。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈において使われる言葉の変化や、世代ごとの認識の違いのようなものも出ていました。

上のやり取りにもあるように、「民工漫」という言葉は昔の中国オタク界隈では蔑称的な言葉として使われていたように思います。私も昔中国オタクの方と話していて
「オタクならNARUTOやBLEACHのような『民工漫』なんかではなく、もっと『有内涵』(含蓄のある)な作品を見て語るべきなのに」
と吐き捨てるように言う方がいたのが印象的でした。

中国では「民工」という言葉がかなりネガティブな意味で使われたりもしますし、上にも出ている日本語の「にわか」よりも更に強烈な言葉が出て来たなーと。

またその後、段々と単なる看板的なモノになったり、ネタ扱いになったりして言葉の毒が薄れていっているようなのも面白い所でしょうか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

露出度修正が入った中国版FGO、無修正で水着イベント開催できた模様

Fate関連が続いてしまいますが、以前紹介した件にその後の動きがあったのでそれについてを。

中国版FGOでは8月の中旬に突然、
「政策関連の原因によりキャラクターのイラストに修正が入る」
という事態が起こってしまいました。
中国国内版FGO、ついに画像修正が入りお通夜状態に

その結果、現地では夏イベント及び水着キャラに関して実装の延期どころか開催も危ぶまれていたそうですが、9/30から
「夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer」
が無事実装となったそうです。
中国版FGOのイベント第一部告知ページ(中国語)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「FGOの夏イベント実装」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ついに来た!俺達の待ち望んでいたものが!!もう秋だが夏イベント開催だ!

一時期はイベント無しも覚悟したからな……連休に遊べるのは本当にうれしい。

一周年の課金オマケ変更の後になったし、国慶節の連休には間に合ったしで結果的には悪くないのかもしれん。

ガチャをまわせ!回転数が全てだ!
私はマルタと水狐が欲しい、清姫もできれば欲しい。

ついに来た。だがいざとなると逆に不安になって来る。
本当に問題無く実装されるのか、実は修正されているのではないか、イベント謎の力によって中止になったりしないのかと。

イベントやれたという時点で評価するわ。
俺の財布とクレカの叫び声が聞こえて来るぜ……

吾が王……ずっとお待ちしておりました。必ず我がカルデアにお迎えいたします……!
ところでガチャに吾が王がいないんだけどどういうこと?槍玉藻しかおらんぞ?

弓アルトリアは次の更新、恐らく7日からの第二次ピックアップの方だぞ!

そう言えば後半の追加か……

あー、そうか。アホ毛弓は次のピックアップでの追加だったか。
ぐああああ、待ち遠しい。

性能的には槍狐の方が強いと
弓アルトリアの方は優秀だが使い所が意外にないというのが現在の評価。

ランサー玉藻!師匠で爆死した俺の心を癒してくれるのはお前だけだ!

玉藻は強さに加えて濡れ透けTシャツという武器もあるからな。俺に特効だ。

自分は清姫を。イベントでは相変わらずのようだ……しかし竜属性持ってると、自分の肉を食べさせたがるのがお約束なのか?

水着キャラの追加は嬉しいんだが……このイベントものすごいめんどくさくないか?
ストーリーは全部見たいが、ドロップアイテム集めるのが苦行だ。
ドロップアイテムが複数ある上に、クラスも混合だから出すキャラも装備する礼装も混乱するし快適なプレイにならん。

最大の問題はいちいち覚えてらんないということだろな。ホントにめんどくせえ。

このイベント、日本でも不評で敵編成は復刻の時に調整入ったからな……今後はこういうイベントが無いのは救いだが、今回は諦めるしかない。

最初に狙うドロップアイテムごとにチーム編成して名前付けとくのが良いぞ。敵クラスのいやらしさはしょうがない。

CCCイベントのミッションとかめんどくさいのは今後もあるぞ。
俺はもう思考停止して後ろに特効礼装とクラスのキャラを配置して前衛で殴り合いをしているわ

課金して礼装手に入れてしまった人の方が混乱しているのはなんなんだ。
それにしても手間とバランスもそうだが、ピックアップも弓アホ毛を後ろに配置するとか本当にいやらしい!!!

自分は弓王待ちだけど、楽するための礼装は欲しいからちょっと回そう。
そう、これは攻略のためなんだ……礼装が出るか適度な所で撤退すればいいだけなんだ……

私は水着ニトクリス待ちだから最初のピックアップは石温存するわ。

え?

水着ニトクリスの実装は「日本での」今年の夏イベだぞ?お前、来年まで待つのか!?

こっちのイベントは2017年に開催する「FGO 2016 Summer」だぞ!告知画像のテキストは「FGO 2017 Summer」に変更されているが中身は日本の2016年版だ。

あ……そうなの……水着イベントを知ってから石ずっと貯めてたんだが……よし、もう回そう!

それにしても、以前はこのままでは秋に水着イベントと実装の遅れをネタにしていたが、本当にそうなっちゃったな……しかも予想外のトラブル付きで。

大丈夫だ!俺の地元、南方だからまだ泳げる季節だぞ。

暦は秋だが広東はまだ水着イベントにぴったりの天気だから問題無い!

北方はもう寒さを感じるようになってきた……英霊にはそんなの関係ないんだろうが、季節外れ感はあるな!

ネタにして笑える状況で済んで良かったよ。イベント開催できただけで十分評価できる。

この間の画像修正の時、師匠の水着とか、絶対ダメだろうと覚悟したからな……告知ページのエロい水着に僕は興奮し、それと同時に感動してしまいましたよ。

とりあえずウチの国を吹き荒れた修正の動きは過ぎ去ったと見ていいのかな。ちょっと前まで色んなゲームが露出度の高さの規制をやってたが。

アズールレーンとか他のゲームの水着スキンや露出度の高いスキンの販売停止とかまだ最近の話だし、油断は出来ないと思う。

みんなストーリーの方はどう?
あまり評判が良くなかったから期待していなかったが、かなり面白い。ストーリー目的で3つのルート制覇するの決定したよ。

日本で評判が微妙だったのは第二部だね。サーヴァントじゃなくてゲストキャラが出張ってくるしネタが狭い。第一部は普通に評価されてるし、心配せず楽しめ!

ピュアな僕にとってはキャラもストーリーも刺激的過ぎて大変です!
あと黒髭氏の件については同じオタクとして同情を禁じ得ません……

今回のイベントのストーリーのおかげでモーさんが好きになってしまった……特に狙っていなかったが、召喚できたことに後から感謝したよ。

自分もこのイベントのモーさんは予想外だった。見る順番がApocryphaのアニメの後で良かったかも。
こっちを先に見ていたらショックを受けていたかもしれん。

モーさんとアルトリアが一緒のイベントに出てやり取りをするのってもしかして珍しい?
自分は初めて見た気がするけど、何かこのイベント以前のストーリーや設定とかある?なんでアルトリアはモードレッドにああいう態度をとるんだ?

そりゃ国を滅ぼした直接の原因がモードレッドだから。単純だが、だからこそモーさんに対する態度が厳しくなる。
モーさんとアルトリアのエピソードって他はエイプリルフールのギャグストーリーくらいじゃないかな。それと真面目なのはApocryphaの回想に今後また出るかもしれない。

モーさんとアルトリアは両方本来のキャラとはズレた存在ということになっているけど、背景はFateの基本的なものとしていいはず。あと恐らくアルトリアはゲーム本編後だから、あれでもまだモーさんに対しては優しい対応だと思われる。
円卓の父子(でいいのか?)のエピソードは良いよね。アルトリアとモーさんも、マシュと穀潰しも。

今回のギャグはどのキャラも活き活きしていて楽しい。マルタと小次郎や、師匠と狗の人とか爆笑中だ!

いやもう、アルトリアが可愛くて可愛くて。久々にアルトリアの食欲ネタが出たのも嬉しい。

そう言えば、今回のイベントのアルトリアを意外に感じている人そこそこいるみたいだね。
モーさんへの対応もそうだし、大食いキャラというのは知っていてもここまでくだけたキャラになるとは思っていなかった人もいるようだ。

水着イベントの弓アルトリアってFate本編後、hollow系の扱いのようだが、この性格とノリの状態って案外知られていなかったのかもね。カニファンともちょっと違うし。

アルトリアのキャラに関してはこれまでが風評被害だったのか、この影響が風評被害になるのか。



とまぁ、こんな感じで。
中国ではやはり弓アルトリア狙いの人が多いようでした。あと各サーヴァントの水着状態の呼称に関してはまだ固まっていないようです。

それから先日の画像修正の件に関しては中国の規制にありがちなハッキリしないまま過ぎていきそうな気配だという話も聞こえてきます。
上のやり取りにもありますが、現在の中国のソーシャルゲーム界隈で露出度の高いキャラの自粛の流れが止まったわけではないようですし、これでもう大丈夫という判断はなかなかできないとかなんとか。
中国でコンテンツやサービスを展開する際には、この手の問題は常に付きまとうのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なんでFGOは高難度イベントで炎上しないの?ウチの国のソシャゲは高難度で爆発炎上しているのに」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただいたので今回はそれについてを。

最近は中国産のソーシャルゲームの日本展開も増えていますし、イロイロな作品が目に付くかと思います。
ただ中国産のソーシャルゲームの中には中国で大炎上を起こしたことがあるのも少なくないそうで、特に最近の中国のオタク向けを意識しているソーシャルゲームでは、
「イベントが普通にやるには難し過ぎる」
ということによる炎上が珍しくないのだとか。

中国のソッチ系のサイトではその辺りのソシャゲ炎上について
「なぜFGOは高難度イベントで炎上しないのか?」
といったことなどの話題に関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんでFGOは高難度イベントで炎上しないの?ウチの国のソシャゲは高難度で爆発炎上しているのに……

確かに高難度イベントの反応が全然違うのは気になる。
考えてみれ中国版FGOも炎上はしたけど、大体はイベントの日程や強制中文化とかの修正、bilibili関係のNTR煽りとかでゲームの難しさについてではないんだよな。

FGOも監獄塔、羅生門と高難度イベントが続いたけど、普通に攻略関係の話題になってたからな。なんでだろ。

あれは攻略情報集めて突撃するのが普通に楽しかった。日頃のポチポチ周回の中のちょっとした刺激という感じで。

崩壊学園3とかアズールレーンのイベントとかヒドイことになったのに、FGOのイベントでは普通に攻略関係の話題が続いていったのはいったい……

イベントの報酬の違いもあるだろ。FGOは呼符だけだから、やってもやらなくても良い。

私もそう思う。高難度イベント部分の報酬や、必須度の違いだろう。
FGOは高難度ではない普通の難度のイベントの所で礼装やキャラがもらえる。
ウチの国のソシャゲとか、イベントがどんどん難しくなってどうにもならん。重課金でもなければついていけんよ。

ウチの国のユーザーって時間かけるのには抵抗無いから、そっちでの難度調整や内容の増加が難しいんだよね……すぐに「やることが無い」という文句が出る。

FGOは本当に最高クラスの難度の所は任意の挑戦で呼符一枚、実質石3個が報酬で更に複数ステージの中の一つだったりするからな。
ユーザーが強制される高難度イベントで考えるなら艦これじゃないか?今年の夏イベは最終ステージの難度がヒドイことになっていたはずだが。

艦これの夏イベは難度を下げれば主要な報酬は普通に確保できた。
あと最終ステージのボスラッシュは見えている地雷原だから精神的にそこまで危険ではない。
輸送マップとか手間がかかるので難度よりもプレイ時間や輸送成功率と輸送量の見極めに失敗すると厳しかった。

艦これで酷かったのは2016年春のイベントだな。新システムのバグや難度調整ミスに設定ミスと運営の不手際が目立ってかなり炎上したし、抗議活動も多かった。
今年の夏イベントは大型という予告が事前にあって開催期間も長かったから、不満は出てもこっちでちょくちょく起こっている大炎上というレベルではなかったかな。

こっちで高難度イベントの批判している連中はヘタクソなだけだ。炎上したゲームも俺は微課金で普通にどのステージも楽に周回できていた。
最初はそれほど腕前に差は出ないだろうけど、ゲームのサービスが続くにつれて腕前の差が出るのは当たり前だしそれをグチグチ批判するのはアホだろ。

文句言っているヤツにはそういうゲームだからとしか言えないよな。
ゲーム性のある作品なんだから課金しようがクリアできないのは当然だろ?
それにみんなどんどん上手くなるんだから難しいステージを出すのも当然だ。

ヘタクソが炎上させるのは本当に困ったもんだよ。あいつらが批判して炎上させてるのはそんなに課金しないでも良いゲームもあるんだが。

強キャラやゲームに有利になるからと釣って課金させているのに課金しなければクリアできないどころか課金してもクリアできないってのは問題だろ。
難度も制限もどんどん上がって一部しかクリアできない状態、課金の意味が無くなったり更なる課金を強いられるから炎上する。

そこだよな……ゲームとしての作りこみに関してFGOより上なのは明らかなのに、バランスと財布の狙い方が……

難度調整がもう少し上手くできていればね。
考えて工夫してクリアできるようにするとかじゃなくて、制限をしてユーザーに不便を強いることで難しくしている。キャラとか装備とか、あとは時限クエにするとかで。
これぞ課金連環の計!

しかもこっちが攻略法として育てた強キャラ強パターンをメタ的に潰す!
キャラ獲得と育成強化要素が課金に直結しているのにそれをイベントで無意味なものにされちゃね……

日本版FGOの最近のネロ祭もBBやマーリン、ジャンヌいないとダメなんじゃなかったっけ?あれも実質的に制限系高難度クエストだろ。

確かにキングハサンはBBやジャンヌとかがいないと難し過ぎるとされたけど、他の高難度はどうとでもなったからな。
あとネロ祭の主な目的というか報酬は花びら集めてBOX開けて素材を大量に確保することだったから、呼符一枚の報酬に時間かけるくらいなら周回した方が良いという判断の人も多かった。

FGOは高難度イベントに対してぐだ子が良いこと言ってる。
「そんなややこしいゲームおいとけ、それよりはやくベッドにいこう」
とね!まぁあの漫画のネタからして、日本のFGOプレイヤーも別に高難度を歓迎しているわけではないんだろう。

キングハサンのステージは日本でも評判良くない。不便さをプレイヤーに強制する形だったから。あと1.5部から実装の体力ゲージのブレイクシステムも不評。
ただこっちの難度はもっと極端というか単純に数字でプレイヤーを圧倒したり、各種制限で不便にさせる。
アクション性の高いゲームであっても、実際のメインはRPGで育成ゲーム。それなのにキャラを自由に使えないとか遊んでてストレスがたまる。そりゃ炎上するし人減るよ。

FGOの高難度はウチの国のユーザーにとっては高難度のうちに入らん。
ウチの国のゲーマーは時間だけは余ってるし、やり込むヤツ多いからゲームがすぐに消費されちゃうんだよ……

FGOの高難度イベントが大炎上しないように見える件だが、中国版については事前に情報が出ていてみんな「千里眼」状態だってのもあるだろうね。
イベント始まる前から攻略情報が出回る。ただネタバレも出回るからストーリーの驚きも薄くなるのが困りもの。

こっちでは問題無かったが、日本ではFGOの羅生門の第一回が炎上したんじゃなかったっけ?

いや、そこまでではない。本格的に燃えたのはその後の三蔵イベントで、課金礼装がイベント前半でしか使えないという情報を後出ししたということで炎上した。
ただ実際は課金礼装の有無はそこまで影響しないバランスだったし、羅生門から溜まっていたストレスが課金礼装の件を機に爆発したという見方もある。

でもウチの国の最近の二次元系ゲームって課金に関してはそこまででも無いはずだろ。課金に関してはFGOの方がヒドイのに、なぜあっちは大炎上しないのか。
こっちは連続ガチャの最低保証とかどのゲームも完備しているから心理的に楽なはずだ。日本でやってるマーリンピックアップの惨状を見ると恐ろしくなる。

課金の良心度は高くしているつもりなのかもしれんが、課金の「体感」は違うぞ。
最低保証で保障されるのはレア度であって、ゲーム内での実際の価値ではない。使えるキャラ欲しいキャラでないと意味が無い。特に高難度イベントをクリアしないといけないような状況ではね。

こっちのゲームってキャラ追加で既存のキャラが淘汰されちゃうから……昔から存在する話ではあるけど、育成要素も加わるとダメージがでかい。
金に加えて時間も無駄になったわけだ。金がかかるのは構わんが、価値が保証されないのは本当に萎える。

日本でも課金関係の愚痴は多いし、ユーザー間の空気も場合によってはウチの国より悪いように思えるんだが、致命的な炎上につながることって少ないように感じる。
FGOの三蔵イベの時の炎上もそこまででは無かったし、運営への攻撃もそこまで苛烈では無い。

日本だと抗議の手段が少ないんじゃないか?
こっちは通報したら実際に取締りが入っちゃうからユーザーの自爆テロ的な抗議に対応せざるを得ないが、日本では課金ユーザーさえ確保しておけば他の無課金微課金はニラのようなもんで消えてもそのうちまた生えてくるというやり方が可能なのでは?

ウチの国だと金払ったら権利を主張するし攻撃的になるからね。良くも悪くもサービスを要求するお客様になる。これは同人関連でより鮮明なんだが……

最近のこっちのソシャゲって段々と操作がめんどくさくなってくる。それに対してFGOやグラブルはポチポチで良い。
かかる時間と手間も炎上の規模につながるのでは。

ウチの国で最近出ている二次元系のソシャゲってアクションというかシューティングというか、少なくともきっちり操作をしないといけないゲームだからね。
ポチポチやるのとは違うし、周回の労働強度も違う。

萌えの皮をかぶったゲーマー向け的な作品というか、作り手が結局はゲームにおけるアクション要素を入れたがるというか……そして結局ゲーマー向けに傾いて、ゲームの難度が上がるんだよね。
でも二次元寄りの層からの不満が出るし、宣伝するターゲットの関係上勢力が大きいのも二次元寄りの層だ。

ウチの国のスマホゲーって日本での家庭用ゲームの部分もカバーしているような見方もできる。所々でゲームのバランスや運営のやり方で矛盾が出てしまうのではないだろうか?

同意。最近炎上したゲームの中には家庭用ゲーム機やPCゲームだったら何の問題も無かっただろう作品もある。
スマホゲーは元々カジュアルゲーマーの多い所だし、ハードの関係上ゲーム性と操作性が仇になったりもする。スマホで崩壊3とかアズールレーンやるの疲れるんだよね……

ハードの限界みたいな話は分かるわ。自分も音ゲーで何作か、手持ちのスマホと相性悪くて遊ぶのやめてしまったのがある。

こっちの二次元系ソシャゲの比較対象として妥当な日本のソシャゲって、FGOじゃなくてパズドラじゃないかな?
あれはそれなりの操作が必要だし、キャラの淘汰や、高難度強制とか高難度という名のユーザーの選択肢制限とかもある。その辺りのペースが上がってきてからパズドラの人気は落ちているし、日本人がそういうのに反発しないわけじゃないと思う。

こっちで最近炎上した件については、小さい問題が頻発していてそれを無視していた所に大きめの火種が導火線となって爆発したケースが多いように思う。ようは長期的な不満と不信の蓄積の結果だ。
上のレスで出ている日本のFGOの三蔵イベントの爆発と似たような性質があるようにも思う。もっとも、こっちの問題の蓄積の方向性は日本のFGOとは少々違うのも確かだ。

あー……確かに最近の崩壊3もアズールレーンもその前の炎上が鎮火しきっていない所にまた炎上したような所はあったかも。
FGOは日本では三蔵イベントの後にきのこ作の第六章が実装されて評価が急上昇したし、面白いコンテンツを追加していければカバーできなくもないってことなのかね。

確かに面白いコンテンツが追加されればみんな不満は無い。だがそれを簡単に狙ってやれるわけではない!



とまぁ、こんな感じで。
どこの国でもゲームバランスと課金の問題は難しいようです。
ただFGOに関しては日本におけるストーリー関係の炎上やユーザーのギスギス具合的なものはあまり知られていないそうなので、他所のゲームや運営は良く見える的な所があるような気もしてしまいますね。

それにしても上のやり取りにもありますが、中国でFGOの高難度イベントに対する反発が少ないのは、攻略情報が事前に出回っていることによる影響もあるかと思われます。

そこから考えると、現在日本でサービス展開されている中国産のソーシャルゲームも、事前に出回る攻略情報で高難度イベントに対する反発が少なくなったりするのでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「字幕でアニメを見ていて興ざめするのは字幕のネタが滑る時だ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいたので、今回はそれについてを。

中国では基本的に字幕でアニメを見ますし、字幕の出来の影響というのは視聴体験において無視できない要素となっているそうです。

その日本のアニメに付く字幕ですが、時折ネタに走った翻訳、中国の感性による超訳というのが飛び出たりもするそうで、これはファンサブ字幕だけでなく、商業翻訳の字幕でも出て来る事があるのだとか。

しかしこういったクセのある翻訳による字幕は好みが分かれるようですし、訳者のセンスによる当たり外れもハッキリしているそうです。
中国のソッチ系のサイトでは
「アニメの字幕に興ざめするとき」
とったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


字幕でアニメを見ていて興ざめするのは字幕のネタが滑る時だ。
そうなると作品に感情移入できなくなる。

強制的にツッコミ所や笑い所を作ろうとして失敗するのが痛いよね。

字幕組もそうだが、正規版の商業字幕でもそういうのやるからなー

時折、字幕つける人間がアピールしたがるからね。

字幕組の連中、翻訳の時にウケ狙いにして、わざと笑いを作ろうとするからな。ギャグ系だけでなく日常系とかでも。

普通のバトル系作品でもそういうのをやってきたのがあったな。

字幕ネタはウチの国の娯楽作品における吐槽(ツッコミ)の流れを作った「銀魂」とかの成功例もあるし、それ以前には「ギャグ漫画日和」とかの超訳字幕という昔の大成功例というか、その後に大きな影響を与えるセンスのあるネタ字幕なんかもあるから真似したくなってしまうのかもしれん。
だがセンスは真似できんし、笑いのツボも常に変化しているから滑り易い。

理想はやはり原語に忠実で流暢、そして優雅であるということだろう。

原文に忠実ってのは字幕で厳密にやるのは難しいぞ。
そこは妥協や、別の言い回しを持ち込むなどのやり方も必要になる。

キャラの口癖が微妙な翻訳になってた時はかなり萎える。キャラデザや声優が良くても厳しくなる。
そこでセンスの差が出るし、アニメの印象も変わる。

日本のアニメって口癖でキャラ分けするから、ここはかなり大きいかもね。
口癖の翻訳が複数パターン出た時とか、ほんと微妙な気分になるし、口癖の翻訳が固定して定着するまでかなりキャラが混乱するように思う。

私が見た中では、キャラのカッコ良さを表す独特の言い回し、決め台詞的な言葉を直訳にして空気をぶち壊されるのがダメージ大きかった。
上手い翻訳が出たら素晴らしいことになるシーンは、その逆になった場合のダメージが大きいことを実感したよ。

そういうのを無理にカッコイイ言葉や難しい言葉でやろうとして失敗するのも嫌だね。
キャラがアホに見えてしまう。
翻訳能力の不足も厳しいが、背伸びし過ぎるのもダメだ。

私はネタ重視や言い回し重視で過度にスラングを入れるのが本当にイヤだ。下品なキャラに感じられたりする。

それは理解できる。一部の人にはたまらないのだろうけど、自分は引く。恐らく翻訳者が日常的に使っているのか、日頃のネットのノリとかなんだろうけど。

日本語の罵倒語、 毒づきって中国語に比べると婉曲だったり、マイルドだったりするから中国語のスラング使うと下品になり過ぎるんだよなあ

自分がダメなのはネットの流行語を使うケースだね。
流行りが過ぎたら見れたもんじゃなくなる。数年後どころか下手すれば来年にはダメになる。

字幕の印象から方言キャラなのかと思っていたら、ネタ翻訳で方言由来のネットスラングを多用していただけなんてのもあったな。
その後別の字幕で見たら印象が全然違った……

ネタ翻訳を放り込むにも限度がある……適度であれば良いんだがなあ

そういうのって字幕組が特色出したりウケ狙いでやるのが多いけど、版権取ってる正規の商業翻訳であっても、中の翻訳担当が安定するとは限らないからね。

そういうのを見ると字幕組の方が……と思ってしまうが、字幕組でも外れ引いたらアレだし、時期によって安定しない所もあるからね……

誤訳も厳しいね。特に明確な誤訳や文字と翻訳が違う時はかなりさめるし、ツッコミが殺到するのも避けられない。

キャラや技の名前、大会の競技名だとか日程のように、画面上に表示されている文字と違うミスはわりとよくある……単純だから手を抜くのか気を抜くのか。

キャラ名は現地化された名前と、作中で書かれる名前が違うなんてことも起こるな。訳者が悪いわけじゃないんだろうが、あれはさめる。

学園系のアニメだと、黒板に名前書いたり、テストに名前書いたりするしそういうのにちょくちょくぶつかった覚えがある。

それにしてもアニメの商業翻訳ってどこでやってるんだ?

中国側でやっているケースもあれば、日本側や中間に入っているエージェントがやっていることもあるはず。
なんだかんだで数をこなせば安定するんだが、どこも始めたばかりの頃は結構やらかす。

始めたばっかりの頃とか、不安定な時期だとヒドイのが出るよね。bilibiliでさえもそういうのあったし。

商業字幕はどうしても文句が出易くなるね。すぐに叩かれる印象だ。
お前らが寛大な受け取り方になるのは無償でやっている字幕組の字幕だけだろ。

無償というなら、こっちの動画サイトも田だではある。企業だし広告があるから商売でやっているのが分かり易いが。
でも字幕組も無償なだけで営利的なことは普通にやっているんだけどね。

我が国において字幕組は神聖にして不可侵なものであるからして。

信者がいる字幕組は強いんだろうけど、そこから外れた人間としては厳しいね
ネタも空気も新規に優しくないケースもあるし。

翻訳の中二病度の違い、字幕組の解釈の混入具合も違うからね。

その場で流すなら良いのかもしれないが、しっかりと見る時はやはり専門性の高い言葉もカバーしていてネタに走らない字幕が良いな。
こういうのはファンサブ字幕の方が探し易い気がする。

それも結局当たり外れあるからね……あまり日本語能力高くない自分としては、字幕組の字幕、解釈やネタを入れたものに引っ張られてしまうこともあるからたまに不安になる。

昔のアニメとか、日本語覚えてからもう一度見ると字幕組の字幕が結構やらかしているのに気付いたりする。
もちろん当時は楽しんでいたんだが、好きなシーンだと思っていた所が字幕の影響で間違った認識になっていた所も見つかって微妙な気分になったりも。



とまぁ、こんな感じで。
字幕の当たり外れに関する経験は話し出すとイロイロなものが出て来るようです。

中国オタク界隈では昔からアニメの字幕はオタク的なセンスのアピールの場所にもなっているので、
「当たりの字幕は本当に良い」
といったことになるそうなのですが、様々なウケ狙い、話題になるためのネタに走ってくるケースも少なくないようで、中には現地の感覚でもやり過ぎに感じられるケースもちょくちょくあるそうです。

現在の中国オタク界隈で知名度の高いキャラクターの中には、字幕による影響でキャラの認識が実は日本の一般的なイメージとは異なっているというキャラもいるのかもしれませんね。

とりあず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

以前書いた日本のアニメの商業字幕制作をされている方へのインタビュー記事です。よろしければご参照ください。
日本のアニメに字幕をつける中国人に、いろいろ聞いてみました。【中国のアニメ事情】(ダ・ヴィンチニュース)

中国オタク「けものフレンズのたつき監督が作品から追い出された!?意味が分からない……」

「けものフレンズ」のたつき監督がアニメから外れる事になったそうですが、ありがたいことにこの件に関するネタのタレコミをいただいておりますので今回はその件についてを。



日本のような爆発的な人気という形ではありませんでしたが、「けものフレンズ」は中国オタク界隈でもイロイロな面から注目されており、この突然のニュースもすぐに広まり話題となっているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「たつき監督がけものフレンズのアニメから外れる」
ということに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


けものフレンズの監督降板で日本は大炎上している。
自分もショックだが、日本人はもう発狂状態というか、オタク分野で考えたらここしばらくの間で最大級の炎上になってる気がする。

ニコニコ動画のコメントが恐ろしいことになってるな。呪詛だらけ。

日本語分からない自分でも観衆の憤怒度合いが分かってしまう。

「けものフレンズ」のたつき監督が作品から追い出された!?意味が分からない……

たつき監督どうしちゃったの!?

降板だと本人から発表があった。角川に追い出されたと。

「けものフレンズ」って死んでいたコンテンツをたつき監督の小規模チームが復活させて大人気まで持ち上げたんだろ?
良心的な作品という評価はほぼたつき監督によるもののはずなのに、なぜ追い出すんだ。

どういうことだ?
あんなに良心的なアニメを制作した、たつき監督が追い出されたと?

そういうことらしい。ちょっと金儲けたら最大の功臣をクビにするとか。あまりにもヒドイ。

金儲けという意味なら、追い出す意味が分からん。まだまだ稼げる人というか、たつき監督との組み合わせで無いと「けものフレンズ」は稼げないだろう。

なんだよそれ……始まる前から第二期の爆死が確定したな。

それだけでなく、角川関係のアニメ全般に悪影響が出るんじゃないかなあ。
ほぼ同時に流出している「とある魔術の禁書目録」3期の情報も日本ではあまり評判が良くない。

こっちにもこんなに早く伝わるとか、世界レベルで話題になってるな!

ヒドイという言葉しか出て来ないよ。
日本で抗議が起こるのも当然だ。

万国のフレンズ達よ、団結せよ!この腐った資本主義の狗を打倒するのだ!

資本主義的に情報が出た直後から株の夜間取引で早速株価が暴落している模様。

それは良いニュースだ。
作品では無く角川本体にダメージを与えられるのが良い。

KADOKAWAはアホなのか……今年最大の話題作を潰したら全体のイメージダウンにつながるだろうに。

これ、他の作品で例えたらどんなもんなの?

うーむ……「ガンダム」から富野由悠季……じゃないか、「まどか☆マギカ」から虚淵玄を完全に外すと宣言したようなもんじゃないかな?

「メタルギア」から小島秀夫を追放したコナミの件よりダメだろうな。
「けものフレンズ」のアニメって低予算だし度重なる延期みたいなのも無く、更に監督の担当分野がほぼ全部だから。

現在の人気の根拠であるアニメ版が実質たつき一人によるものというイメージだから、Fateから奈須きのこ外す、でもFateの続編やソシャゲは出し続けると宣言するようなもんだろ。Fateはきのこの作品だからこういうのはまずあり得ないが。

せめて監修や何かに置いておくくらいすればいいのにな。
関連商品はいくらでも出せるのだから別に収益を出す際の邪魔になるわけでもないはずのに、なんでいきなり殺しに来るのか。角川では「けものフレンズ」が存在すると困る作品でもあるの?

角川の上層部はアメコミがクリエイターを変えるような感覚でたつき監督を追い出したのだろうか?
でも個人色の強い日本のアニメ作品で、そのIPが人気を獲得する理由となったクリエイターを変更して良い方向になったことって無いと思うんだけどなあ……

KADOKAWAはクズというよりも愚かというか……これで良くなる未来が見えない。
「ラブライブ!」みたいにコンテンツを殺すことにつながるんじゃないだろうか。

「けものフレンズ」のこのニュースのせいで、「とある魔術の禁書目録」の第三期の情報が微妙なことになってしまったな……

あれ、角川が話題をそらすために出したんじゃないか?ミスじゃなくて故意で。

これで「禁書」の第三期がガセ情報だったら俺はもう……!

「禁書」に関しては日本のメディアのサイトでの漏洩だから、そっちがガセってことは無いだろう。

日本のネットでは角川への罵倒と同時に禁書3期による角川への感謝も溢れているようだぞ。これはホントに火消しのリークかな?

角川の考えは「けものフレンズ」を潰しても「とある魔術の禁書目録」があるから大丈夫。ファンなんてニラみたいに勝手に生えて来るから別に気にしないでもいいってことなんだろ。

禁書3期の話題もそれなりに伸びているようだが、複雑な気分だ。このニュースが無ければ普通に喜んでいたんだが。

カドカワの株価どうなるんだろうなー
「禁書」3期は嬉しいけど、古い作品だからな……もうネタバレが意味をなさない状態だし。

「禁書」3期の情報に関してウチの国ではそこそこ盛り上がっているけど、作品そのものよりも情報漏洩のネタ扱いでの話題性の方が先に来ているような空気もあるからね。

日本では完全に禁書3期の話題が呑み込まれたっぽいな。
こっちでもなんか影響が出てるし、こりゃあまり良い空気にはならないな……

日本だと「禁書」の話題はFGOのハロウィン復刻イベントの話題に呑み込まれているレベルじゃないかな。つぶやきではクレオパトラより少ないようだから。

日本ではたつき監督がけものフレンズを私物化し過ぎたからだという見方も出ているが。

私物化ってどの程度のことなんだ?
同人誌出すとか言うレベルを指しているんじゃないよな?名声を活用する程度なら問題になるとも思えないんだが。

私有化しても商業的価値変わらんだろ。本人が稼ぐには角川の権利の下で作品作らないといけないのだから。

角川が資本投入して地位の高い人間が関わっている別のコンテンツとターゲットが重なるから強い背景の無い「けものフレンズ」を潰したという可能性は?「けものフレンズ」は結果的に今年様々な作品を「潰した」から角川の内部闘争で潰されたのではないだろうか?

陰謀論だが、ウチの国でもテンセントが色んな会社やスタジオを買っては飼い殺しにしているからなあ。でも角川の最近の自社コンテンツの扱いを見ると普通のやらかしにも思えてしまう。

「けものフレンズ」2期の情報漏洩、「とある魔術の禁書目録」の監督交代だったらみんな喜べたのに。



とまぁ、こんな感じで。
なぜこんなことをするのか困惑している人も多いようですし、他の色んなニュースも霞んでしまっている模様です。

「けものフレンズ」は中国オタク界隈では今年の日本のアニメを代表する成功作品、日本では大人気な作品という認識だそうですし、その作品を作り上げたたつき監督を今の時点で作品から外すという動きに対して反発したり、イロイロと背景を想像するといった動きも出ている模様です。

それにしても中国オタク界隈では「けものフレンズ」の日本における爆発的な人気を不思議に思う人も少なくなかったようですが、今回の動きは「けものフレンズ」に関する不思議や困惑の材料を中国オタク界隈に対してまた一つ提供することになってしまったのかもしれません。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「けものフレンズの面白さってなんだったの?」

中国オタク「けものフレンズ効果でオタクが動物園に押し寄せたらしい」「何が起こっているんだ」
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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