「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

中国オタク「性転換三国志が我が国で制作されてしまうらしい」 中国でメインキャラみんな女性の実写版三国志が制作される模様

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国でメインキャラを全部女性にした三国志
「女尊・三国志」
がクランクインしたそうです。
中国のネットの報道はコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください。

またこの作品にはSNH48もメインキャストとして出演する模様です。
日本では以下のサイト様がこの件について紹介されています。
SNH48メンバー3人出演のネットドラマ『女尊・三国志』クランクイン(SNH48分室 Unofficial)

ざっと見た限りではネットドラマなのかネット映画なのか、ちょっとハッキリしないのですが、とりあえずテレビではなくweb媒体での配信が予定されているようです。

中国では三国志は文化枠に入っているので少々扱いの難しい面もあるので、このメインキャラを性転換させるというアレンジにはイロイロな反応が出ているようです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


性転換三国志が我が国で制作されてしまうらしい。
女尊・三国志がクランクインしたとのことだ。

これって、「恋姫無双」だよね。

「一騎当千」とも思ったが、設定的には恋姫か。

最初は驚いたが考えてみれば、アリか?
日本の漫画ではよくあるパターンだし。

三国志と言う作品のイメージが確立されている所に、こういうのをやるのはどうなのかな……

国産でこういうことやるのに驚いたよ。最初は「はいはい、また日本ね」と思ったから。

日本の性転換ネタに慣れ過ぎたのか、あんまり驚きは無いな。気になるのはアレンジや設定だが、実写だとどこまでやれるのか。

恋姫みたいな作品は日本に作らせとけばいい。我が国でやる必要は無い。

これ、審査通れたの?
ウチの国では歴史ネタのパロディは許容範囲がかなり狭いのに。日本みたいに自分の所の歴史をホイホイネタにするようなのは難しいはずなんだが。

ネットでの配信だから届出が楽だったとかかもね。
ネットドラマではわりと危険なネタでも勢いでやっているような所が有るし。

なるほど。
まぁこれでテレビドラマとかにまでなるのはさすがに勘弁して欲しいな……

学園モノで三国志モチーフならまだなんとか。
でも正史だったらキツイ……受け入れられ無さそう。

おいおい、またメディアごと批判されるぞ!?
ネットは管理すべきだとか!ネットドラマがヒド過ぎるとかで!

自国でネタに走る、アレンジするというのは悪い事ではないが……この国産化はどうなるのやら。

我が国と日本では三国志の重さが違うし、単純に考えられるものではないだろう。さすがに日本でもAKB使って歴史大河ドラマは撮らないだろ……

でも三国志モチーフというか、「何々三国志」的なタイトルで女性がメインってのは普通にありそう。

ありそうだよね。あいつら三国志大好き過ぎるし。あとはアイドルグループを主役にしたドラマで、メインキャラを性転換させたなんてこともやってそうなんだが、どうなんだろう?AKBやその前のおニャン子クラブとかでやってそうな気がするんだが。

正直言って、俺は恋姫無双が大好きだし三国志武将の性転換ネタだけなら問題無い。だが実写となると少々躊躇してしまう。

これはダメだろ。
歴史上の人物の性転換に関しては、ウチの国と日本で受け取り方が異なる。

日本だと信長が女とか、沖田総司が女とかは実写で普通にやってるからな。それに対してウチの国ではそういうの見ないよな……

ウチの国で性転換ネタを許容できる人は少ない。話題作りどころじゃない、単純な批判炎上になる可能性も考えられる。

ウチの国のオタクの間でさえも、歴史ネタの性転換は二次元だから受け入れられているような所があるしな。

日本関係でとっくの昔に使われていたテーマなのがなあ。今になって持ち出しても新鮮さや驚きが無いしリスクだけが目に付くんだが。

ここはいっそ、お色気で。
許褚と馬超が脱いで戦うのを性転換でやってもらおう!!

そこまでやってくれるなら、確かに見たいな!

今の時点ではどの方向に開き直るのかが見えてこないから否定的な方向で見ざるを得ないかな。きちんとした工夫があると面白くなる題材に思えるが。

実際、単純に男を女にしただけだったら人気方面でもネタ方面でも上手くいかないだろう。

現時点の情報では貂蝉だけが男か……でも兄貴にした恋姫ほどのインパクトは無いな。

貂蝉を中途半端な男にするくらいなら、女のままで百合にして欲しかった。
メインの武将以外もちゃんと女ということになっているのか?

方向的には「大奥」っぽいことになる可能性もあるな。

伝統文化を尊重していないとかで炎上しそうな題材だという以上の感想はないかな。生暖かく見守りたい作品だ。

実際、「三国志を性転換」に対して罵倒しない、拒否感を覚えない人は珍しいんじゃないかな……見ないで批判される作品になりそうな気がする。

歴史を尊重しないだけじゃなく、視聴者も尊重していない作品になりそう。
ちょっと考えたら受け入れられない題材だと分からないのか。

国内で考えると、明らかに許容できる人は少ないよなあ。その割にはヘンな所で炎上しそう。近頃はネットドラマもいよいよネタ切れ感が漂ってきたが、こっちに行くのはどうなんだ?

俺はジャンル的にはいけるが、三国志で実写でとなると見たいとは思わん。

アニメ視聴者みたいな小規模なターゲットを相手にするのなら性転換ネタの作品もいいかもしれないが、映画やドラマで一般層をターゲットにするには明らかに不向き。

ネットドラマでは主人公が歴史トリップ、しかも現代では男だったのにトリップ先では女、しかも寵姫になっちゃった!とかの作品が流行ったから行けると思ったのだろうか?

主人公が性転換するのと、歴史ネタで性転換するのではかなり違うよな。

逆に俺はTS物だったらちょっと嫌だな……最初からそういう世界観の設定ならともかく。

その手の設定はどうなっているんだろうな。そういう世界なんだと押し通すタイプか、それとも「大奥」のように何らかの原因で男女比が狂った社会か。

三國無双じゃなくて三國無残になりませんように。



とまぁ、こんな感じで。
実写に加えて情報がまだ少ないというのもあってか、現時点ではあまり好意的には見られていないようです。

ですが一般層からの反応についてはまだ何とも言えない状態ですが、
中国オタク界隈からは
「三国志武将を性転換」
というネタそのものに関する反発はそれほどでも無いようだったのは興味深い所でしょうか。

これに関しては
「恋姫†無双」

が中国オタク界隈に伝わったばかりの頃から考えると、随分と変わったように思えます。中国オタク界隈の感覚も、イロイロなものに慣れ過ぎてしまったのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク的に最も馴染み深い日本歴史ネタは新撰組?

まだボケているような感じですが、何はともあれ今年の更新を……

ありがたいことに昨年の記事
FGO、沖田総司で中国のAppStoreランキング2位に躍り出た模様
に関して
「中国国内向けのFGOがランキング上位になった理由は、Fateの人気以外に沖田総司の人気も影響しているのか?中国では沖田総司の人気はどの程度なのか?」
という質問をいただきました。
中国オタク界隈における日本の歴史ネタの人気傾向に関してはちょうど書きたいネタがたまっている所だったので、今回はそれについてを。

さて中国版のFGOで発揮された「沖田総司の人気、売り上げ的な強さ」ですが、これに関しては以前の記事で紹介させていただいた中国オタクの方の言葉

「沖田総司は武内顔なので公式の、ゲームオリジナルのきちんとしたサーヴァントという価値を感じる人も少なくありません」

「それに加えて強キャラなのが日本の評価で確定しているので強いから欲しいという人も多く、更に日本のスケジュールによると今回の限定を逃したら復刻も無いという理由から課金をしてガチャを回した人が多いです」


といったことや、中国におけるFate人気や現地のファンコミュニティの強さといったものが主な理由なのは間違いないでしょうが、それに加えて
「中国オタク界隈で人気の日本の歴史系登場人物、グループで最も知名度が高いのは恐らく新撰組」
という背景の影響もそれなりにあったのではないかと思われます。

実は中国で人気になった日本の歴史系、サムライ系の作品を見ていくと分かるのですが、定期的に新撰組或いは新撰組モチーフのグループが出て来る、活躍する作品が人気になっているので、
「中国オタクのほぼ全ての世代にとって新撰組は馴染み深い組織となっている」
といった事情があります。

その辺りの作品に関して具体的な所を幾つか挙げてみると、
まず日本のサムライ系作品や和風伝奇系作品の人気の流れの大元になった
「るろうに剣心」

女性を中心にかなりの人気となった
「PEACE MAKER鐵」

現在の中国オタク界隈どころか、中国の若者向けコンテンツにも現在進行形で多大な影響を及ぼしている
「銀魂」

やはり女性を中心に人気となり、最近の作品の中では息の長い人気となった
「薄桜鬼」


といった辺りが出て来ますし、これら以外にも新撰組関係者が出て来る作品が中国に入っています。中国オタクの古強者の方曰く
「中国ではるろうに剣心から現在の銀魂まで、新撰組を意識させられる人気作品が途絶えたことが無いです」
とのことで、現在の中国のアニメ視聴者の間では新撰組及びその主要メンバーがよく知られているというか、日本の歴史関係ではトップクラスの知名度になっている模様です。

実際、私自身も昔から中国における「新撰組の人気や知名度」を意識する機会はかなりありましたね。
最近の銀魂ネタ経由の新撰組イメージの強さは日々実感していますし、90年代に中学高校と中国の現地校に通っていた時などは、中国人のクラスメート達が掃除の時間に箒で牙突ごっこ(叫ぶのは牙突の中国語読みの「yatu!」でしたが)をやるのをよく見かけたりもしました。

他にもこの記事を書いていて思い出したのですが、徳川家康や戦国ネタに関しては同世代を含む中国オタクの人達と直接話す機会はなかなか無かったのですが、新撰組に関してはそれなりに聞かれたり話題にしたりした覚えがあります。中には
「外国文学ネタで『燃えよ剣』を取り上げたいんだけど、『るろうに剣心』とかに出て来る新撰組とはどう違うの?」
という質問が来て、司馬遼太郎の影響から説明するはめになって苦労したなんてことも……

ちなみに日本の戦国時代に関しては一部のゲーマー系を中心としたマニア向け的なジャンルになってしまうらしく、中国で徳川家康の小説が人気になったのも一昔前のやや上の世代ということもあり、現在の中国オタク界隈ではオタクネタとして気軽に語れるレベルではないようです。
(もちろん織田信長などの基礎知識?は広まっているそうですが)

日本の戦国時代に関しては、あえて言うなら「戦国BASARA」関係から伊達政宗と真田幸村などが女性を中心としての人気が高いそうですが、それに関してもちょっと前の流行ということになってしまうので新撰組と比べられるようなレベルではないのだとか。

そういった背景から考えると、「ドリフターズ」は島津豊久という比較的マイナーな、視聴者が知っている前提で扱われるような定番の戦国武将ではないキャラが主人公で、脇に織田信長という最もメジャーな戦国武将を置く形になっていますから、中国オタク的にかなり「日本の戦国時代方面からも入っていき易い」作品だったのかもしれませんね。


そんな訳で、FGOが現地のランキングで
「沖田さん大勝利」
になったのもある意味では当然だったのかもしれません。
意図して行われたものではないかもしれませんが、
現在の中国のオタク層、若者向けにコンテンツを展開する際に日本的な要素として
「新撰組の沖田総司」
をクローズアップするのは市場に合ったやり方だったとも言えそうです。

もちろん実際の強さや業績から考えると、並いる伝説の英霊達を押しのけて最高レアの星5になるのはどうなのかなどと言ったツッコミは中国オタクの面々からも出ているそうですが、現地の知名度や人気から考えるとやはりFGOにおいても星5になるのはそこまで違和感はないというか、歓迎して財布のひもが緩む人も出てしまう……といったことになるとかなんとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしておりました。

2016年後半 よりぬき日中オタ活動

年が明けましたので、まずは昨年後半のまとめを。
今年もよろしくお願いいたします。

中国オタクとオタク文化

中国オタク「タイトル詐欺となったアニメの中国語タイトルについて」

中国オタク「舌を出して頭をこづくあの動作っていつから使われているもんなの?」「てへぺろと言われているあれか」

中国オタク「なぜオリンピック閉会式にピカチュウは出られなかったのか?マリオなんかよりピカチュウだろ」

中国オタク「日本のキラキラネームの心愛や光宙ってそこまで悪くは無いように見えるんだけど」「問題は日本語の読み方なんだよ」

中国オタク「なぜ劇場版の総集編を作るんだろう?テレビの続編ならともかく総集編なんて見たい人がどれだけいるんだ?」

中国オタク「日本のアニメや漫画の中国系キャラで違和感の無い名前のキャラって誰?」

中国オタク「島津豊久みたいなマイナーな歴史上の人物を主人公にするのって面白いね。そういうアニメや漫画がもっと増えてもいいんじゃないか」

中国オタク「日本ではイベントで絵の描けるスペースを作ったらレベルの高いイラストが集まるとかわけわからん」

石田彰に見るこの十数年の中国の声優人気の盛り上がり方



中国オタクとアニメと漫画とゲームとラノベ

中国オタク「いくら虚淵玄でも日本人に武侠の空気を作れるのかと心配だったが、どうやら杞憂だったようだ」 中国における東離劍遊紀への感想

中国オタク「東離劍遊紀の日本での反応について」

中国オタク「印象的なFate宝具の名前について語ろう。良いのも悪いのも」「幻想大剣・天魔失墜!」「死がふたりを分断つまで」

鬼平犯科帳アニメ化に対する中国オタクの反応

中国オタク「シン・ゴジラが人気になり過ぎるのが不安。庵野秀明がエヴァに戻って来なくなるのではと……」

中国オタク「FGOって課金がヤバすぎないか?」中国でサービス開始となったFate/Grand Orderへの反応

ドリフターズのアニメに対する中国オタクの反応

中国オタク「なんで宇宙戦艦ヤマトがスパロボに参戦できるんだ?」

FGOサーヴァント予想「川島芳子」、中国で炎上


その他諸々

中国オタク「日本で三蔵法師が美少女になる理由は、ドラマの影響らしい」

中国国産アニメの主人公はなぜブタに扮するのか

中国オタク「呉って三国志系作品でいつも微妙な扱いになる気がする。オタ向けの多い日本の三国志系作品においてさえも」

中国人「呂布と趙雲どっちが強いか」「呂布有利だがやはりやってみるまで分からない」 中国では趙雲の人気や評価が日本より遥かに高い?

中国人「紅衛兵の服を売るとか、日本人はなに考えてんだ……」

中国オタク「日本では実写映画がアニメ映画の下になってしまっているなんて話もあるらしい」「調べてみたら想像以上に凄かった」

中国オタク「日本の学校の漢文の授業が想像できない」

日本の「戦える曹操」が中国に与えた衝撃


中国オタク界隈の動向、アニメ公式配信状況など

中国オタク「『一人之下』もツッコミアニメになってしまった。なぜ我が国の国産アニメはツッコミを多用するのか。あれは作品をつまらなくしていないか?」

中国国産アニメの主人公はなぜ平気で一般人を騙すのか

中国オタク「気が付いたら国産の娘化が狐系ばかり。どうしてこうなった。猫とかどこいったんだ」

中国オタク「TO BE HEROとチーティングクラフトが日本だと結構良い評価らしいぞ?以前のウチの国の作品よりマシっぽい」

中国の大手古参字幕組の人間が日本で捕まり、中国にも衝撃が走っている模様

字幕組から更なる逮捕者で中国オタク界隈も混乱中

中国オタク「なんで中国国産のゲームに日本の声優を使うんだ!?」

中国オタク「中国のゲーム会社が開発に参加したゲームが1日でサービス終了という日本最速記録を打ち立てた!!」

FGO、沖田総司で中国のAppStoreランキング2位に躍り出た模様

中国オタク「『君の名は。』の人気、なんでこんなことになってんの!?」

中国オタク「君の名は。が興収3億元(約50億円)突破!」

中国オタク「君の名はの口噛み酒について、正直な所を語ろう」

中国の2016年7月新作アニメ公式配信状況

中国の2016年10月新作アニメ公式配信状況

新作アニメの各シーズンの人気の傾向やアニメ配信関連の動向についてはアキバ総研様で書かせていただいているコラムにまとめておりますので、よろしければそちらもご参照ください。


昨年の後半は日本で字幕組の名前が出ての逮捕者が出たり、FGOの中国国内向けサービスが始まったり、「君の名は。」の人気が中国でも爆発したりとアニメ以外の所での動きも目立ちましたね。


とりあえず、こんな所で。
今年もぼちぼちと続けていけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年前半 よりぬき日中オタ活動

今年ももうすぐ終わりとなってきましたので、今年このブログで書いた記事のまとめをやらせていただきます。
そんな訳で以下に2016年上半期のオススメと言いますか、良い評価や比較的大きな反応をいただいた記事を並べてみました。


中国オタクとオタク文化

中国オタク「鳳凰院とか花京院みたいな、『なんとか院』って名前は日本だとカッコイイ名前なの?」

中国オタク「ポケモンショック?あれってなんかの都市伝説でしょ」

中国オタク「なんで日本のアニメでは熱が出たら家で休むだけなの?普通は病院行って点滴するだろう」

中国オタク「カラーじゃない漫画は見たくないという人、多いよね」

中国オタク「アニメや漫画の主人公って、敵に優し過ぎる。なぜ宿敵を殺さないでそのままのパターンが多いのだろうか」

中国オタク「仙人が題材の作品って日本人には理解できないんじゃないの?」「日本人は修仙で何やるかも知らんだろ」

中国オタク「日本のオタクの中にはフィギュアを買ったのに神性を保つため開封しないヤツがいるらしい。ちょっと意味分からないんだが?」

中国オタク「日本の作品では先輩後輩を非常に重視しているけど厳し過ぎないか?それとも日本ではああいうのが本当に一般的だったりするのか?」


中国オタクとアニメと漫画とゲームとラノベ

中国オタク「霊剣山、なんでこんなことになってしまったんだ」

中国オタク「千年戦争アイギスについて」

中国に刺さった「このすば」と、日本に刺さらなかった「霊剣山」

中国オタク「月姫のアニメの売上がかなり良いんだけど何故?当時いったい何があったの?」

中国オタク「『くまみこ』はなんであんなことになってしまったんだ。俺は萌え日常系作品を見ていたはずなのに」

中国オタク「日本人もやはり初代ガンダムはダサいと思ってたのか」

中国オタク「Fateの三蔵法師はやっぱり女か」「あの国は女人化国だから」「この娘化はちょっと受け入れられない」


その他諸々

中国オタク「たぶん我が国で最も有名な日本土産、白い恋人について語ろう」

中国オタク「お前らの好きな三国武将って誰?」

中国ネット小説事情補足 ドワーフには白酒、エルフには茶

中国オタク「ワンピースの取り込みで捕まり日本で裁判になった中国人について」

中国オタク「李書文が強過ぎる!」「なぜ李書文ごときがFateであんなに評価されるんだ?あいつはたんなる武術家キャラだろ。」

なぜ中国では八極拳や李書文の評価が低いのか

ギルガメッシュの戦い方は武侠的?


中国オタク界隈の動向、アニメ公式配信状況など

中国のお偉いさんから「二次元を管理しなければならない」という発言が

中国オタク「4月の覇権アニメになるはずだった甲鉄城のカバネリが消滅だ……」

中国オタク「『はいふり』はやっぱり配信無くなっちゃったみたいだね……」

香港のピカチュウ改名デモ、大陸側の反応は

中国の2016年1月新作アニメ公式配信状況

中国の2016年4月新作アニメ公式配信状況

ちなみに、新作アニメの各シーズンの人気の傾向やアニメ配信関連の動向についてはアキバ総研様で書かせていただいているコラムにまとめておりますので、よろしければそちらもご参照ください。


とりあえず、こんな所で。
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。

中国オタク「『君の名は。』を見たら憂鬱になった」日本のオタクが『耳をすませば』で鬱になるというネタを少し理解できた気がする」

今年もあと少しとなりましたが、なんだかんだで今年も中国オタク界隈ではイロイロと動きがあったように思います。中国オタク界隈における今年の終盤の最もポジティブなニュースは恐らく
「君の名は。」

が中国本土でもヒットしたことではないかと思います。

当ブログ的にもネタの不足しがちな時期にイロイロな話題が出て来てかなり助かりましたが今回もそれに頼った話を……

ありがたいことに
「『君の名は。』に関しては好評や面白かったという反応ばかりですが、何か反発やネガティブな反応はありませんか?」
という質問をいただいておりましたが、その後ちょうど良い(?)具合に
「『君の名は。』を見て鬱になる中国オタクの人もいる」
という話を教えていただいたきました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「君の名は。を見て憂鬱な気分になった」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ「君の名は。」を見たら憂鬱になるんだろう。
ハッピーエンドのはずなのに。
私と同じような気持ちになった人っていない?

分かる。自分もそういう気持ちになる。心が塞ぎこんでいるとか、そういったものだ。

ああ、良かった。鬱になるのは俺一人じゃなかったんだ!
なんか妙な涙が出て来た。

それはお前らが独り身だからじゃないの?

女友達と見に行ったけど、憂鬱になっております……

自分は今独り身じゃないけど、あんなに輝いた時間は過ごしてこなかったのを思い出してしまって鬱だわ。

「君の名は。」で鬱になるなら、「秒速5センチメートル」見たら大変なことになっちゃうぞ!

自分はずっと新海誠ファンやってるから過去作も全部見ている。
でもなぜか気分が一番沈んだのは「君の名は。」だよ……

やっぱりそういう気持ちになる人はいたか。
俺も何度か映画館に通っているうちに、急に言いようのない憂鬱さに襲われた。作品の内容なのか、それとも自分が原因なのか……

私は逆に一回目を見た後に憂鬱になった。
たぶん三葉と瀧が記憶を失ったままというのに納得がいかなかったんだと思う。でも何度か映画館に通ううちに、こういうのもアリ化という気持ちになってきたね。

私はそういうストーリーの解釈の仕方じゃなかったように思う。
なぜ週末にこんなに泣きたくなる気持ちでいなければならないのか。あの映画を見たのが原因なのは確かなんだが。

なんか、彼女を探せとかいう話ではなくなってきているのか……?

まぁ、あんなすばらしい彼女がいれば、一緒に過ごせればとは思ってしまうのは確かだけどね!

映画を見ているうちに三葉に惚れてしまって、三次元にあんな子はいないという現実に打ちのめされた自分みたいな人間もいるよ!!

知り合いに別の世界線での三葉はどうなったのかとか、瀧が出会った三葉はどこまで同一人物なのかとか考え出したら鬱になってしまったというヤツもいる。

ふーむ、深読みし過ぎて鬱か。
確かにそっちになっているパターンもあるな。

ストーリー解釈で並行世界がどうこうとか、実は悲劇だったとかにしたがるのもいるね。受け止め方は人それぞれで良いけど、やたらと騒いで人に押し付けようとするのはどうかと。

私は普通にハッピーエンドで受け取っている方なんだけど、なにやら鬱というか、言葉にできないモヤモヤがある。

夢や理想を、美しい映像と幸せなストーリーで見せつけられたからじゃないか?
自分とは関係の無いことがハッキリしている幸せな夢から覚めたら、そりゃね……

理解できなくはないが、創作の中の、他の人間の美しい人生を見て鬱になってもしょうがないぞ。モブはモブなりにやっていかないと。

「君の名は。」はこれまでの新海誠と違って、美しい上にほぼ完全なハッピーエンドだったからなあ

ああ、なるほど。
今回はハッピーエンドだったってのも大きいのかもな。

「言の葉の庭」もハッピーエンドではあるけど歳の差があったり、苦みがあったりはしたからね。
私も見終わった直後はスバラシイ気分になるんだが、ちょっと経つとなんか憂鬱になってきたな。

以前の新海誠作品も見終わった後に沈んだ気分に浸れたんだが、「君の名は。」に関しては憂鬱さの方向が異なる気がする。

ああ、分かる。重たいというか、引きずる憂鬱さだよね。

普通のバッドエンドやリア充の話くらいではここまでいかない。

自分の想像した美しいものが、手に入らないものがあるというのを実感してしまったからなのか。幸せを追いかけるのではなく、手に入れる所を見たからなのか。

過ぎ去った、自分の得られなかった青春を目の当たりにしたという所なのかもしれん。

実際、鬱になる理由としてそういうのはありそうだ。
私は「君の名は。」を見て日本のオタクが「耳をすませば」で鬱になるというネタを少し理解できた気がする。

私はこの二人のこれからのストーリーをもう見れないのが残念で、ちょっと鬱で悲しくなったという感じだったが、こういう感情の人もいるんじゃないか?

ストーリーが終わってしまうという悲しさもあるのは確かかもね。あの二人の話をもっと見たい。

そうそう。俺の憂鬱の原因は物足りなさ、特に糖分不足だ!!

エンディング後を題材にした二次創作を探して糖分摂取するのもオススメだぞ。

あの二人が幸せすぎて鬱になっているヤツも、歳を取れば気にならなくなるよ!おっさんになれば大丈夫さ!

そう言えば私の周りでも鬱な反応を見せているのはちょっと下というか若い年代だな。あの作品にはウチの国のアニメ視聴者で元気の良い年代にダメージが来る青春描写もあるって所なのかもな。



とまぁ、こんな感じで。
別に作品の否定をするわけではないものの、イロイロな理由でなんだか憂鬱な気分になってしまうという人も出ている模様です。

この話を教えてくれた方によると、
「劇中のあまりに美しい青春を見て憂鬱になってしまった人の中には、なかなか回復しないような精神的ダメージを受けているケースもあります」
とのことで、日本の「耳をすませば」関係のあれこれと比べてもネタ混じりの部分が少ないというか、結構本気で精神的なダメージを受けている人も出ているとかなんとか。
こういった所からも、「君の名は。」の中国における影響の大きさを感じたりもしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「FGOのストーリーが終了しただと!?これからどうすんだよ!」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

中国国内向けのサービスも好調で、年末特番も日本と同じく12/31に配信される(bilibiliの配信告知ページ)といった動きを見せている
「Fate/Grand Order」

ですが、先日日本の方で終局特異点が実装されメインストーリーがひとまずの完結となったことに関して
「まだサービスが続くはずのソーシャルゲームのメインストーリーが完結してしまうなんて」
といったような方向でも話題になったりしているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「Fate/Grand Orderのメインストーリー完結」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
ちなみに直接的なネタバレは無いように気を付けましたが、一応お気を付けください。


FGOのストーリーが終了しただと!?これからどうすんだよ!

なんか本当に完結しちゃったみたいだね。てっきり新たな敵がとか、引き延ばして戦いは続くみたいなものになるかと……

完結。今後特異点無し!聖杯もありませーーーん!

えー……マジでどうすんの?
今後は復刻だけで食っていくつもりなのか?

驚いたわ。まぁ中国版やってる自分位はまだ先のことだけど。

中国版は終了までまだ1年あるんだろうけど、それでもストーリー目的に始めた身としては物凄く驚いているんだが。

ネタかホントか知らないがサービス終了という見方まで出ているんだが、どうなっているんだ?

続きが無いって話を聞いたらやる気が亡くなった。課金する気もなんか失せてきた……

自分もテンション下がってきた。
中国版はようやく三章と本能寺だけど、終わりが確定してしまうとなんかね。少し前まではジャックやクロを手に入れなければと強く思っていたのだが。

ソーシャルゲームって稼げないから運営停止はあっても完結って無いと思っていたんだがなあ。

まさかFGO2やるからそっちに移行しろと?

その可能性は高いんじゃないか?
FGOが終わったとしても稼ぐために何かをやらないといけないんだから。

特異点のゴタゴタが解決してしまったということは、本当にストーリーが続かないってことにならないか?今後の運営やイベントはどうする気なんだ?
正直に言ってこんなに金の稼げるコンテンツを簡単に手放すとは思えないんだが、ストーリーを完結させてしまったのが現実としてあるわけで。

エンドロールまできっちり流れてエンディングのCGも表示されたからな。
サービス終了なのか?

日本でサービス終了とかになったら、ウチの国でサービス展開したゲームはどうなんだよ……

そういや萌えミリタリー系のブラウザゲーでそういうのあったな。年内に国内向けサービス開始とウチの国で発表された一月後に日本でサービス終了というヤツが。

他のビーストやグランドサーヴァントとかの謎がまだ残っているし、話はいくらでも続けられるだろう。聖杯戦争だって再び勃発できる。主人公の位階だってまだ開位でしかない。

hollowみたいなことやるんじゃないの?
Fateはそれで食ってきたわけだし。

Fateに関しては特異点が無くなった程度でストーリーが作れなくなったりはしないから安心しろ。いつでも、どこででも聖杯戦争を始められる!!

ちょっと考えれば分かるだろうが。ストーリーの続きが無いとか、サービス終了なんてありえない。この程度でやめる商売なんてあるわけがないだろうが。

でもメインストーリーを引き延ばさないで一度終了にしてしまう、大きな区切りをつけて主要キャラを退場させてしまうというのはみんな想像できなかったんじゃないか?
FGOは、商業的な理由があるからやらないだろうと思われるようなことをやって見せたのは確かだ。

日本のソシャゲも運営終了でもない限りメインストーリーは引き延ばして終わらせないケースが多いぞ。FFだってグラブルだって引き延ばしている。

FGOはその辺りが「普通」とは異なるのは間違いない。元々この終章は予定されていたものだが、ストーリーを予定通り年内に終わらせるために、11月に無理矢理クリスマスイベントやってたりするからな。

きのこが日記で書いているが、これで終わりじゃないぞ。
「今のラスボスを倒したらどうなるの?」
「知らんのか」
「次のラスボスが出て来る」
ということだ。もうちょっとだけ続くんだろ。

こんなに大きく育った金のなる木を、サービス終了とか気が狂いでもしないとありえないわな。

とりあえず人理はなんとかなったけど疲れた。
しばらくは人理修復後の各地を旅するみたいなゆるい感じでやってくれないかな……

しばらくはイベントだろう。そしてFGOのイベントは基本的にギャグだから、そこで精神を癒せるはずだ。

何はともあれ続きやってくれ、あと彼を復活させてくれ!
彼無しでどうやって話を進めるというんだ!?システム面でも大問題だぞ!

そうだ、彼に帰ってきてほしい。あと所長も……いや所長は公式漫画にずっといるか。じゃあバルバトスに帰ってきてほしいということで。

しかしネタバレ知っちゃうと、中国版のサービスをやる気が起きない。なんかこう、疲労や徒労感みたいなものが。

でもウチの国のサービスの方で、もし魔神柱をきちんと倒せなかったらどうなるんだろう?
日本のプレイヤーほどうまくやれるのか不安だ。

失敗したら?そりゃもう人理焼却よ。

設定もまたたくさん出て来たらしいしストーリー自体は普通に続けられそうだな。
でもストーリーが完結という第一報にはわりと焦った。てっきり引き延ばすもんだと思ってたから。

引き伸ばしに関しては、過去にこっそり人理焼却の期限を延長したからな……

日本におけるサービス開始延期などによって人理焼却期限が2016年以内にということになったからね。そして2016年内ということで日本では7章、終章とハイペースでの実装になった。新情報もたくさん出てファンも大変だよ。

ウチの国のサービスでは2016年までのままのようだし、ソロモンはウチの国で元旦を過ごすことになるのかな!

それにしても白い犬も出たというし、月姫とかはどうなるんだろう?期待していいのだろうか?
「魔法使いの夜」は諦めたから、せめて月姫コラボはやってください……



とまぁ、こんな感じで。
ソーシャルゲームなのに、今この時点でメインストーリーが完結、大団円というのはかなり意外に受け止められているような所もあるようです。

Fate関係は中国オタク界隈でも特にアンテナの高いジャンルで、ネタバレ情報やその情報の解説もやたらと飛び交っているのですが、今回のメインストーリー完結やキャラの扱いに関しては「ソーシャルゲームの商売の定石からは考えられない」ということで困惑気味な反応が出ていたのは興味深いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「成長しない主人公の作品はダメだ、嫌いだって言う人がいるけど成長しない主人公ってどうなんだろう?」

いよいよ今年もあと少しですが、この時期は中国オタク界隈も学期末で忙しくなるので動きが鈍くなりますね。ネタ不足の時機到来でもあります。
何はともあれ、とりあえず今回の更新を。

中国のアニメ視聴者はストーリー性のある作品を好むと言われることがありますが、その中で求められる要素の一つに
「主人公や主要キャラの成長」
というのがあるそうです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「成長しない主人公の出て来る作品」
に関するやり取りを見かけましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


成長しない主人公の作品はダメだ、嫌いだって言う人がいるけど成長しない主人公ってどうなんだろう?
主人公って成長しなければならないものなのだろうか?

肉体的な変化が無いとか、歳を取らないとか言う話ではないんだよね?

そうだね。歳を取らないとかのお約束関係ではなく、強くなるとか、精神的に成長するとか、そういう方面での成長についてだ。

教育的な部分や、ビルドゥングスロマンの有無ということか。
確かにそういう主人公を求める、或いはそういった要素が無い主人公への批判の声は見かけるな。

少年漫画ならそういうのが必要かもしれないけど、アニメや漫画に必須ってわけでは無いと思う。でも好みとしては珍しくないものだとも思う。

今の時代、少年漫画でも成長するとは限らんぞ。

でも対象年齢が高い作品の方が主人公って成長しないような気がする。
あとオタク向けの萌え系、日常系の作品とかも。

自分は成長する必要は感じないが、事件、苦難を乗り越えて欲しいとは思う。

大人を主人公にすると、成長するしないは関係無くなってくるしな。

大人でも経験の有無と言う形で成長を描写することはできるはずだぞ。

最近の作品は主人公の成長が無いか、ダメな成長の表現ばかりでがっかりだ。
最初から最強とか、説教がうまくなるだけなのはもういいよ。戦闘力や精神力などにおける成長をきちんとする主人公が見たい。

成長描写の減少に関しては、最近は1クールで終わる作品が多いというのも原因の一つじゃないか?

戦闘力が上がる的な描写は比較的楽だが、精神面での成長を描くのは難しいからなあ

作り手がイメージする成長が、こっちのイメージする成長と異なることもあるし、そもそも成長させない、成長できない主人公を描こうとするケースもあるんだが。

成長できない主人公って、碇シンジみたいな感じか?
あれはあれで人気があるのはわりと不思議。

碇シンジに関しては、挫折するのがリアルで良いと受け止める層があるんだよ。一昔前の、俺TUEEEEEの流行の前なんかは特にね。

最近だと「くまみこ」のまちとかも成長させない主人公だったのかも。

テーマとして挫折、無常さを描きたいなら主人公の成長は無しになるのかもな。

主人公の成長の有無は作品の目指す方向次第だろう。
成長しない、変わらない主人公だから成立する作品もある。

私も主人公が成長しない、変化の無い作品はすぐに飽きる。
変化の無い日常とか何が面白いのか。毎日の学校や会社勤めじゃないんだから、アニメの中くらいきちんと変化してもらいたいわ。

日常系や歳を取らない作品に限らず、成長させてしまうと話が終わってしまうから、長期的に作品を続けていく場合の主人公の成長描写と言うのは難しい気がする。

あと、ジャンルによる特別な役割のある主人公は成長描写が難しい気がする。
名探偵コナンのように、探偵モノの主人公とかは視聴者が納得できるレベルで有能であれば成長しなくて構わないし、仮に成長して事件を未然に防ぐようになったら作品が成立しなくなる!

なるほど。戦闘力の強化はその点では楽だし、インフレが進むのも当然か。

ストーリー性のある作品ならばキャラクターの成長は欲しいね。萌え関係では成長はしないでも良いというか、萌えに特化してもらった方が良い。

日常系は成長しないな……ラノベ原作とかのバトル系は主人公の成長とかあるけど。

戦闘系でも、最近は最初からレベルMAXみたいなのが多いと思う。そしてそういうのだと成長を感じられない!

確かにそうだ。最近の流れを見ると、むしろ成長を必要としない、完成したキャラクターが求められているのかもしれん。

だって今の時代、成長してどうにかなると思えなくなっているし、成長を待ってくれる、未熟なままでいられる時代じゃないから。
就職だって最初から特殊技能や職歴が必要とされる時代だろ?

日常系に限らず、最近のアニメ派成長描写のある作品は少なくなっているね。
そういう社会的な環境になってきたのか。

でも「くまみこ」は日常系なのに成長しない主人公に対する反発が強かった気がするが……?

「くまみこ」の反発は成長どころか退化させたからだろう!
あと「くまみこ」は目標としてまちが街に出るというのがあったからね。そういうのが無い日常系の作品は別に成長しないでもいいんじゃないかな。

萌え重視でもちょっと前まではキャラの成長があったと思うんだが。「けいおん!」でさえも、キャラは成長していたのに。

萌えも成長もとか、あまり何でもかんでも求めるなよ。
萌えと成長のある日常系ができないわけではないだろうが難度があがるし、中途半端な作品になってしまい易い。それどころか神展開を期待していたら、強行し過ぎて理解不能な超展開になったりもするんだぞ!

例えば萌え系作品の「プリズマ☆イリヤ」みたいなのはどうなんだ?
成長するのに萌えだからって見ないで切り捨てるヤツ多いじゃないか。

あれは元ネタが元ネタだから、反発の理由もイロイロあるし……

そう言えば「Fate/Zero」とかウェイバー以外成長していないんじゃないか……?完成されたキャラが出て来る群像劇とかだと、成長しないキャラばかりでも許されると思う。

でも成長のために周りのキャラがバンバン死ぬとそれはそれで反発でるよな。

「それでも町は廻っている」みたいな萌え要素アリでもキャラが変化する、成長する作品はあるんだけど、やっぱり珍しいのかな。

「けいおん!」もそうだけど学校が舞台で時間が過ぎる、学年が上がっていくような作品だと成長の描写も出るんじゃないかな。
同じ年をぐるぐる回る日常系だと成長しないように思う。

「ドラえもん」みたいな作品か。
でものび太は成長しないけど世界的な人気の作品になっているし、成長しないと作品の人気が出ないってことではないんだろうね……

何言ってんだお前は……「ドラえもん」は確かに終わらない日常を舞台にした作品だし、キャラの変化というのは少ないが、個別のエピソードの中ではきちんと成長の描写がある。成長しない主人公とは違うだろう。

大長編とかを見るとのび太は成長しているし、個々のエピソード内では成長しているんだよね。
断片的に読むと成長しているようには感じらないし、作劇的な理由からいつの間にかダメなのび太に戻っているけど。

のび太に関しては日常版ののび太と、成長した未来ののび太という流れで見るべきだと思う。

確かに。しかしそう考えると、どの程度のレベルなら納得できるのかという点が気になってきた。

「主人公は成長しないといけない」という考えと、成長しない主人公に対する反発は分けて考えるべきじゃないかな。

嫌われるのは同じ失敗を繰り返す、以前の失敗から何も学んでいないという点じゃないか?そういった意味での成長は常に求められているし、それができていないと反発が大きくなるのでは。



とまぁ、こんな感じで。
やはり中国オタク界隈には主人公に成長が無いというのがイヤだという層がある程度存在するようです。もっとも、私の個人的な印象ではこれでも一昔前に比べると随分許容範囲が広がっているように思えたりもするのですが。

以前中国オタクの人に聞いた話によれば、
「成長やストーリー性を求めるので、中国のオタク、、特に男性のオタクは日本のオタクに比べて単純なキャラ萌えで楽しむことが難しい」
といった所もあるのだとか。

またそれ以外にも、この嗜好が中国オタク界隈で男性向けの萌え系作品に関して日本ほどキャラ人気が盛り上がらない理由の一つだという話も聞きますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「いつからメガネは強キャラの証になったんだろう?」

年末のゴタゴタが落ち着くまであと少しだったり魔神柱を殴りたかったりする今日この頃ですが、とりあえずぼちぼちと更新を。

ありがたいことに
「中国ではメガネ萌えが少ないと聞くが、メガネキャラの評価はどうなのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

いただいた質問にもある通り、中国オタク界隈ではメガネに関しては日本のオタク界隈ほどの需要は無いようです。
ただメガネキャラに関して評価が低いというわけでもないらしく、メガネの人気キャラというのもそこそこ出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「メガネは強キャラ」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつからメガネは強キャラの証になったんだろう?
最近はメガネな敵キャラやライバルが出たら警戒するようになったし、味方で出てもそれなりの扱いをしてもらえる安心キャラという捉え方になってきた。

その意見は否定できないな。
昔はメガネはサブキャラ、かませだったのに。

むしろ、メガネをしたまま強さを発揮できる格上感の演出になっている気もする。

メガネと糸目は敵として出て来るとヤバイ

ダサイ黒縁メガネは要警戒

メガネの男性キャラというと坂本みたいなのが飛び出してきそうに思えてな……

でも女性キャラの場合は、いまだに眼鏡の価値は低いような?
メガネで強キャラ、活躍するキャラというのは男キャラに多いパターンだと感じるんだけど。

なるほど。女性キャラでメガネで強キャラって誰だろう?

えーと……アラレちゃんとか?

確かに最強クラスだが……女性キャラでメガネで主役格、人気キャラってのはいまだに少ないんじゃないか?男性キャラとは明らかに異なるように思う。

主要キャラ枠だとしても羽川翼はメガネ外しちゃったし、暁美ほむらもメガネ外しちゃうし……女性キャラだとやはりメガネはマイナスポイントなのかね。

女性キャラは分からんが男性キャラを複数出す場合、メガネは外せない属性になっていると思う。

女性からの人気が高いから、メガネキャラが優遇されるとかいうことか?そして男性からのメガネ人気は微妙なままだから女性キャラのメガネは相変わらずパッとしないと?

男の場合はメガネというだけで、怜悧だとか腹黒だとか鬼畜とかがイメージできるからな。キャラ的においしいんだよ。

それにしてもメガネキャラの強キャライメージはどの辺りから来ているのだろうか

私がメガネの敵はヤバイと考えるようになったのは藍染惣右介とかからかと

私は緑間真太郎のイメージ。

最近の作品ですぐに思いつくのは四宮先輩。

遡って考えてみたが、自分のオタクの経験上の強いメガネキャラのイメージは手塚国光辺りからだと思われる。

新八とかはどう?
周りが強過ぎるだけで、本人はメガネキャラでもかなり強い。

そうそう。「銀魂」の眼鏡かけ器も結構強いんだよね。活躍できるメガネ。

ツッコミメガネも考えてみれば昔のメガネキャラと違うよな。
昔のメガネキャラのような弱いとか役立たずというイメージは無いし、解説ではなくツッコミだし。

あれ……言われてみれば私もメガネの男性キャラはカッコイイキャラという印象が強いぞ!?いつからこうなったんだろう?

昔はメガネは情報や知識だけ優先して敗れるとか知識はあるけど実行力が無いという感じだったけど、今ではメガネ=知力を駆使して絡めてで来る、冷徹な対処をしてくる厄介な存在というイメージになる。

メガネの強キャラ=総合的な能力のあるキャラ、優等生的な部分のあるキャラって所かな?
例えば「青の祓魔師」の奥村雪男みたいな。

いつの間にかメガネのダサイというイメージがアニメや漫画の中では消えているのかもしれない。雑魚、かませの特徴ではなくなっている気がする。

何言ってんだ。強キャラがメガネなのは昔からのお約束だろう。
スーパーマンだって普段はメガネだ。

昔は強キャラはメガネを外して……という感じだったろう。
実は強いヤツが、弱さや無能を装う際のアイテムがメガネだった、

メガネのままで活躍するキャラは日本のアニメや漫画に限らず増えているんじゃないか。例えばクラーク・ケントはメガネを外すが、ハリー・ポッターはメガネのままだし。

現実社会のヒーロー像が変化していった結果なのかな?
でもメガネのヒーローというのがパッと思い付かない……

一昔前はコナンくらいしか有能で活躍する眼鏡とかいなかったんだけどね。

野比のび太は時々有能なメガネだけど……まぁ基本的にはダメなメガネキャラの典型だよね。

そう考えるとメガネをかけて特殊能力を発揮する「ペルソナ4」って当時は珍しいギミックのある作品だったのかな?

メガネで強くなるというならウルトラセブンがはるか昔にあるぞ……

個人的には「月姫」の遠野志貴なんかは結構衝撃的な活躍するメガネキャラだったんだが、あの辺りからの流れもあるんじゃないか?TYPE-MOONはオタクの嗜好に大きな影響を与えた所だから。

「HELLSING」とかは危険なメガネがたくさん出て来るけど、平野耕太の趣味のような気もするからなあ。一般的な影響となると、本当にどの辺りからなんだろう。

視聴者や作り手にメガネかけている人間が増えたからメガネをかけたヒーローが増えたという説を思いついたが、さすがにこれは違うか。今も昔もメガネはあったし、むしろ現在の方がメガネをかけないで済む人が増えているだろうし。

私も社会的な影響……と思ったが、現実だとメガネは相変わらずプラスにはなっていないよね。

そこは日本と中国の違いもあるのでは?日本社会ではメガネがファッションアイテムとして重視されるようになってきているらしいから、日本ではメガネに関する認識が変わってきているのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では男性のメガネキャラに関するイメージは悪くない物になっているようです。

中国オタク界隈におけるメガネ系ヒロインの微妙な人気については過去の記事
中国オタク「実は苦手な二次元の属性やジャンルってない?」
等でも紹介させていただきましたが、男性キャラに関しては中国オタク界隈でもメガネ属性はかなり需要があるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「新海誠に中国の制服はさみしいと言われてしまった……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

「君の名は。」の中国での上映に合わせて中国にも行った新海誠監督ですが、現地のメディアでは引っ張りだこだそうで、そこで出て来た新海誠監督のイロイロな発言が中国オタク界隈で話題になっているそうです。

そういった中で、
「新海誠監督が中国のジャージな制服はさみしい、アニメが作り難いと言った」
というのが話題になっているそうです。
恐らくソースとなったのはこちらのインタビューの動画かと思われます。
(新海誠監督のインタビューは13分頃からです。中国の制服ネタは15分頃から)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの話題に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新海誠に中国の制服はさみしいと言われてしまった……

しょうがないじゃないか!ウチの国の制服はジャージが基本なんだから!!

まぁカッコ良くは無いよね。でも昔はもっとヒドイものだった。

過去の、民国時代のはイロイロとあったはずだが、いつの間にか全部ジャージ……
しかしこのインタビュー面白いな。ぶっちゃけた質問に答えてくれる。新海誠はふられたよりふった方が多いとかは新海誠クイズに使えそう。

自己評価の低い人だから、そこは本当っぽいよね。
ところでインタビューの中で「上白石萌音がタイプ」「自分は脚フェチ」というのをばらしてしまっているけど、今の時代中国のインタビューだから日本に伝わらないとは限らないと思うのだけど、大丈夫!?

それにしても中国の制服だとアニメが作り難い……そうかー……新海誠のようなクリエイターから見てそういう印象になってしまうのか。

本当に可哀そうなものを見る目になっていたから、さみしい、アニメが作り難いという答えにネタや嘘は混じっていないのだろう。

「昨日青空」のような中国のジャージ制服アニメを新海誠が見たらどう思うのかな?
私は普通に中国の学校が描写されている良い作品、PVだけで本編ずっと延期のパターンじゃなければどれほどよかったか……と思っていたんだが。

作り難いというのはどういうことなんだろうね。
華やかさが無いということか?

ジャージだって描き方次第だと思うんだけど。

私は男性と女性の描き分けが難しいからと受け取ったが……例えば日本の制服はパッと見れば男女が分かるようになっているが、中国のジャージだと分からない。髪型や声で男女をはっきり分けると表現の幅が狭まるし、ジャージで男女の体系の差を強調するとヘンなことになるから……といった感じで。

ジャージは楽なんだけどなあ。見た目それほど気にしないで良いし、中に着込んでも良いし、適当な服着ていても良いしで。
あのジャージが無いと逆に何を着ればいいか分からなくなる時もある。

一応私も小学校の頃はスカートの制服を着ていたこともある……
あとジャージは楽なことは確かだけれどそれ以外に褒める点が無い。質が良いわけでもないし価格が安いわけでもない。

小学校の頃はスカートの制服だったけど、着ていて凄い恥ずかしかった。周りから浮いているように思えたし、日常的に着る感じではなかったから。

俺のいた高校は私服の学校だったけど、その場合は着ている物の差が露骨に出るんだよね。質の差の他に着こなしというか、気合入っているのとだらしないのとでの差も露骨だったし、金持ちがブランド重装備だったりもした。
振り返ってみると、あれならまだジャージの方が良かったのかもしれない。

小学校の低学年は日本の制服っぽい洋服、女子はスカートのスタイルだったけどいつのまにか全部ジャージになっていた。

シャツにズボンだと休み時間にサッカーやったりバスケやったりも難しいんだよ。不便だし洗い難いし、裾がすぐにほつれたりするしで。
結局ジャージでいる方がマシということになって、みんなジャージ状態。

ウチの地元にある私立の学校は男女の制服がカッコイイ、それこそ日本のアニメや漫画みたいに。ただ聞いた話では高いし扱いがめんどくさいから結局は学校行事やイベントなんかの時に着用という、よくある限定着用になっているということだった。

普通の学校生活ではジャージになるよね。
私の学校もYシャツとズボン、ネクタイ、ジャケットという制服がある。でもなんかの集会や学校行事、お偉いさんの視察のときくらいしか着ない。

ジャケットまではいかなくとも、シャツの制服がある学校は珍しくないだろう。

新海誠に見せたのは北方の学校の制服じゃないか?
南方に行けばジャージ以外のちゃんとした制服があって着用率が高い所もあるはず。

そうそう。私の地元の学校なんかは日本式の制服になってるしね。捏造ではないけど、偏った情報になっている。

ウチの国の学校は更衣室が無いのと、時間割に着替えの時間が考慮されていない学校ばかりというのがいまだに難しい所だね。
導入してはみるものの、生徒からも教師からも不満が出ていつのまにかジャージに戻るというパターンは少なくないはず。

ウチの国の制服は日常用のジャージと礼服としてのシャツにズボンやスカートという感じになっている。これって日本の学校の制服と微妙に扱いが違う気がするんだが。

私のいた辺りだと小学校は漢服ベースっぽい制服とジャージだった。でも高校まで来ると皆ジャージに。

私も中学までは制服とジャージがあって着用する機会もそれなりにあったかな。でも高校になったらほとんどジャージ。

言われてみれば、上の学年にいけばいくほどジャージ率が高くなるのかもしれない。

同意。理由はなんだろう。忙しくなる、コストの問題、イロイロと考えられるが。

受験が近づくと体育の授業が形骸化するから、上の学年ほどジャージ以外でいけそうな気もするが、よく考えたらその頃になると、着ている物を気にすること自体がめんどくさくなるからなー

小学校の頃はむしろ頻繁に制服、ジャージ共にモデルチェンジするのがどうかと思ったよ。私の学校では毎年どころか学期ごとに新しい制服を買わないといけなかったことがある。

俺の学校も頻繁に制服やジャージ買わないといけなくて、親が愚痴っていたのを思い出した。いくら成長するとは言ってもね……

そういう所の備品や教科書参考書、文房具とかで稼ぐのがウチの国の学校のやり方だからな。でも考えてみれば上の学年、学校になるにつれそういうの減るな。

でもジャージだけってのも悪くないぞ?
例えば女子の露出に貴重な価値が出る。ジャージの子がスカートはいたり、短パンはいたりするとドキッとするね!裸を見るのとはまた違う、あの感覚は本当に貴重だ!!

私のいた学校は制服の着用に関する要求が厳格で、休みの時も制服着ていないと落ち着かないくらいだったなー

私の所は月曜の国旗掲揚の集会のときだけ着るように決められていたが、冬になるたびにうやむやになった。

私の中学、高校の制服はネクタイとジャケットだったんだけど、毎週月曜朝の国旗掲揚の集会の30分くらいしか着用していなかった。
着ているのも楽じゃないしすぐに汚れるし、そもそも寒いしで。

ウチの国の制服は質がイマイチなのも、あまり着用されない原因の一つじゃないか?
日本の学校の制服って実はかなり高価で質が良いんだよ。ウチの国みたいに行事で体裁を整えるための服とは思想が違うように思う。

言われてみれば俺の学校の制服はかなり微妙な質だった。素肌の上に着ると裾とかが擦れて痛いのに、着こめないからかなりきつかった。女子はスカートだから特に大変だった。

女子の場合、スカートをはくのに慣れていないのも多いから……
私の高校時代、クラスの女子でスカートをはきたい人はいなかった。全員ズボン。

スカートに対する慣れは、ウチの国と日本では全然違うし、着こなしも明らかな差があるような……

俺の学校の夏服、女子は短めのスカートだったんだけど誰もはいてくれなかったな!!

入学の時や制服導入の時に一括で買わされるけどみんなスカートはいてなかったよ。私の学校生活では自分を含めてクラスの女子でスカートはいているのを見た記憶が無い。

そうだ、確かに。
私の学校も女性の制服はスカートだったのに見た覚えが無い!

自分の高校の制服はスカートが短すぎるという反発もあったな。
膝上のスカートだったから、言われてみれば確かに当時の感覚だと短い……デザインする側も実際の学校生活で着ることを考慮していない節があった。



とまぁ、こんな感じで。
ジャージ以外の制服の有無だけでなく、着用事情についての反応が出ているのが面白いですね。

ぼちぼち年末に入りますし、「君の名は。」を上映する所も無くなっていくので興収関係の話題の旬は過ぎたらしいですが、中国オタク界隈における話題のネタとしてはまだしばらく続きそうですね。

「君の名は。」については、新海誠監督の発言に関する反応や、過去の新海誠作品を改めて振り返っての感想から現在の中国オタク事情や考え方が浮かび上がってきたりもするので、当ブログ的には作品以外の所でも非常に面白い作品となっております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「国内で許可取ってないゲームは実況できなくなりそう」中国の動画配信規制強化

ありがたいことに
「中国のネットの動画配信規制強化で、海外産ゲームの実況ができなくなると聞きましたが、どんな反応が出ていますか?」
という質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

この規制ですが、先日中国の文化部の方から出た
「網絡表演経営活動管理辯法」
によるものです。中国語の全文はコチラの文化部のサイトをご参照ください。

このネットのライブ配信やユーチューバー的な活動も意識していると思われる規制ですが、「網絡遊戯」とオンライン要素のあるゲームも名指しで対象になっている上に
「文化行政部門による内容審査や届出の無いオンラインゲーム製品で攻略や解説をするネット動画はダメ」
となっていることから、様々なゲーム動画配信、実況が出来なくなるのでは……と不安視されているそうです。
そしてこれが来年の1月1日から施行されるということで、中国のネットではちょっとした騒ぎになっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


文化部の出した新しい規制でゲーム実況が本格的に規制されそうだ。実況系の連中、ホントに壊滅ってのも有り得るか?

ネットの動画配信の無軌道っぷりの規制は予想できたが、ゲームも名指しで指定の範囲になるとは……

ゲーム動画配信ではGTAとかBFとかはダメになるってことか。
これまだ審査通ってなかったというか、通るかどうかも分からん作品だし。

ゲームの実況、プレイ動画見るのが好きな人間としては、ちょっと所じゃなく困るな……

また文化部の鎖国政策かよ。

年末や春節前後はこの手の規制をやってきて大混乱というパターンが多いが、今年はこう来たか。

しかし、動画見ている連中はショックなのかもしれないが実際の所、ゲーム機の方にはどの程度影響が出るのかね。
動画見ている連中は見てるだけでゲーム買わんだろうし。

steamとかのPC系に影響ありそうな気がするな。

文化部はどんどん規制の範囲を広げて自らの権利を強化する。レーティングを認めないのも、自分達の裁量の範囲を手放したくないからだ!

ゲーム機の方でゲーム実況やってる連中は休業でしょ。
残るのは国産か国内展開アリのネトゲ系くらい。

ウチの国のゲーム機に関知る規制はまだ続いているし、動画配信だけが好き勝手やれる時代が終わるのは時間の問題だったのだろう。

規制鎖国でまたしても愚民化政策か。もっともゲーマーの罵詈雑言なやり取りを見ると、遊ぶのと遊ばないのでどっちが愚民になるのか判断に迷うが!

我が国の枠組みでやる以上審査をしていない作品がどこかで弾かれるのは仕方がない。
私も審査のシステムに言いたいことはあるし、審査のシステムについて抗議するなら分かるが、審査なしでなんでもやらせろというのは暴論だ。

結局、テンセントが勝ち組になるな。

実際、他のゲーム会社からの圧力はあるんじゃないかな。
テンセントなんかは審査に対応しているわけだし、海外産ゲームも我が国で展開する上での対応をやっているのだから。

結局の所国産コンテンツ保護というか、コントロールできる国産コンテンツが好まれているだろうからなー

なんでもかんでも審査無しではダメとか、ウチの国は全世界のゲームを審査しないと気が済まないのだろうか。

問題は手続きにかかる手間やコスト、内容の委縮だよ。
中国国産ゲームが世界から取り残されてしまっているのは一昔前の規制が原因だ。ゲームと関係無い集金システムばかり上手く成りやがって。

これまで他のジャンルで行われていた規制がついに来たってことだろうし、一部のゲーム実況系が自重しな過ぎた結果でもある。

これ、実質的にコンソールゲームや一人用のゲームを締め出すことになる可能性も考えられる。
ネットゲームの定義の範囲がまだハッキリしないけど、国内に展開されている作品や許可取れてる作品を見るとオンライン対戦系のばかりになる可能性も……

そう言えばこの規制におけるネットゲームの定義がどうも分からんのだが、どこまで入るんだ?家庭用ゲーム機やスマホはどうなるんだ?

前に出た定義でネットを通じて伝播するゲームは全部入る。だからゲーム機もスマホも明確な対象だ。

ふーむ、審査なしとなると海外のゲームはダメ。艦これとかDMM系もアウトか。

ゲーム機系ゲームの実況やってる奴は失業か?
影響はどうなるんだろう。

実況者についているファンもいるし、大手のネットゲームは大丈夫だろうし影響自体はそこまで大きくないと思うが。

ネットゲームにしろ家庭用機にしろ国内向けバージョンのゲームか……つまらなくなりそう。

家庭用ゲーム機は国内向けバージョンがあるからまだマシだろ。steamでやってるヤツの動画は全滅だ。

家庭用ゲーム機も作品数的に死んだも同然なんですが……

ウチの国で開催されているe-Sports関係の作品はやっても問題無いだろうし、金が動く所は残りそうなのがなんとも。
この間のCHINA TOPの種目になった「DOTA2」や「CS:GO」、「クラッシュ・ロワイヤル」、「ウォークラフト3」なんかは変わらずいけるだろうし、他にも「LOL」や「オーバーウォッチ」なんかはそのままいけるんだろう。

今まで見逃してきたグレーゾーンで、多数派から文句が出ないだろう所を切り捨ててジワジワと規制をするいつものパターンに見えるが……

俺は正直どうでもいい。ゲーム実況動画は見ないし。

見る方としては今ある動画がどれだけ消されるかというのが心配だ。

遊ぶことに関しては特に変わらないのが反発するかしないか迷う所なんだろう。
ウチの国では正規ルートでは売れないゲームも、外国で買ったりというのが昔からあったし、最近はsteamで購入する人間が激増しているが、そっちのプレイヤーには直接的な影響は出ないようにも見える。

不安なのは、今後steamも禁止されることかな。そうなったら反発は大きくなる。

気が付いたらウチの国でもPCはsteamが強大になったからね。最初はギフトでやり取りしていたのが、いつの間にか買って遊ぶ人間ばかりになった。

steamに関しては定期的に大規模なセールもあるから安く買えるし抵抗を覚えない。
海賊版や違法ダウンロードする手間と時間とリスクを考えると買った方が良いし、最近はクラックするには腕じゃなくてマシンパワーの総当たりになっているから海賊版やってた連中の動きも鈍くなってるからな。

そんなに影響ないだろ。
全てのゲーム動画を文化部がチェックできるわけないし、通報して消してといういつもの流れになるだけだ。
それにウチの国の文化部は海外ほど厳しく取り締まらないぞ。海外にゲームダウンロードしたから捕まるなんてのは無いのだあら。

そりゃ全部消えたりはしないだろうけど、少なくとも大規模な盛り上がりは難しくなるぞ。動画がランクインしたら削除とか、検索で引っかからないようにしたりとかの対応は出るだろう。

遊ぶのは問題無いだろうけど、今までのように遊ぶ、見ることが出来なくなるだろうというのも間違いない、私はあまり楽観的には考えられないよ。
今の時代、ゲーム実況が占める部分ってかなり大きくなっているのも確かだから。



とまぁ、こんな感じで。
規制されるゲームの範囲が現時点ではハッキリしないというのもあってか不安を感じている人、いつもの規制だと諦め半分な人、それから実況動画に興味が無いので気にしない人など反応がイロイロと分かれているようでした。

またこの辺に関しては、中国ではゲーム実況的な動画がジャンルとして確立されかなりの再生数を稼いでいるものの他のジャンルとの交流があまり無いというのも影響しているという話です。
実際、とあるオタク系イベントでゲーム実況枠の人を呼んで盛り上げようとしたらアニメ視聴者、二次元枠の人が冷え冷えになってしまったなんて例もあるそうで……

それ以外にも、最近の中国ではPCでsteamなどを通じてゲームをする層とスマホでソシャゲをする層がハッキリ分かれてきているというのもあるらしく、ゲーマーという括りで見て判断するのは難しくなっているのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
LINK


当ブログへのリンクはフリーでございます。

このブログの親玉やネタ元

北京の漫画喫茶B3

日本からだと存在そのものを疑われる事も有る北京の漫画喫茶B3のHPです。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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