「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2006年06月

萌え三国志、というか三国志をエロゲ化

ネタに困っていたところ、ナイスなネタを振っていただいたので今日はそれを活用させていただきます。

それでそのネタなんですがタイトルの通り、三国志を題材にしたエロゲーが開発されているらしいです。
↓がその作品を作っている会社のページです。18禁なので一応御気をつけ下さい。
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜

私は三国志のエロゲーと聞いた時、董卓になって好き放題やるのかしらん?
光栄の三国志(初代)の命令12番略奪を詳細に描写か!?
それとも、蒼き狼シリーズのオルドを発展させるのか!?
とかなんとか考えていたんですが、実際は私の想像とは違い三国志の武将を女性にしたエロゲだそうで。
「三国志艶義」とかの方だったんですな。
まーた日本独自フォーマットのパロディを。

登場人物の性別を転換する類のエピソードって世界中にありますけど、パロディとしてガンガン出して抵抗が無いって言うのはやはり日本だけなんでしょうかね。
女形や宝塚を見ても役柄と役者の性別が違うというのが当然、むしろそれだからこそいいというジャンルも有りますし。

このネタを頂いた時、
さすがにコレは中国人怒っているんじゃないの?
という話もいただきました。
……いや、そりゃ普通怒りますがな、コレは!

パロディやオマージュ自体はそれほど問題無いです。
例えば中国に受け入れられている西遊記を基にした話なんてたくさん有りますし、ドラゴンボールなんかはその筆頭ではないでしょうか。
ただパロディや二次創作にする場合、どうしても元の作品へ思い入れがある層との対立は出てしまいます。これが大きいか小さいかはそのパロディのやり方によると思います。

その中で、エロ化は特に危険なのではないかと。
特に今回は武将の性別変えるという大技もかましてますし。
日本国内でもジャンルによっては二次創作の作り方やらエロパロやらについて喧々諤々の話になるくらいですから、外国人に自国の名作をエロパロにされたら怒る人もそりゃ多いだろうと。
三国志は中国が世界に誇る文学作品ということで、イロイロな思い入れが有ると思います。先日の商標問題にしてもそうですし、かなり難しいですな。

三国志の占める位置を日本の作品に例えると……忠臣蔵とか源氏物語とかドラえもんとかとかそういった話が浮かびますがなんか一致しませんね。
三国志自体が日本では既に名作古典として定着しちゃっているせいかもしれませんが。
ただ、「ドキッ☆女だらけの忠臣蔵」とか仮になったとしても自分はネタとして感じてしまうなーという感じは受けました、はい。
ただ、これは私はオタクなのでこういったネタに慣れているせいかもしれませぬ。自分の感性が一般的なものではないというのは重々承知しておりますので。

ちなみに、中国オタクの某氏にこの作品についての意見を聞いた所
「怒る人は何聞いても怒るよ。それと、我々エロゲに調教されている層は大丈夫だ」
という清清しい意見を頂けました。

とりあえず、毎度おなじみの怒る人は怒るしシャレだと思える人は思えるという事の様な感じがします。
出来ればシャレで終わって欲しいですね。

中国で流行する殺人遊戯(殺人ゲーム)と人狼

ちょうどタイムリーに
高学歴ホワイトカラーがハマる「殺人ゲーム」 - 中国
という記事が有ったのでこのゲームについて。

このゲームについては中国のCCTVでも取り上げられたりするくらい流行しています。
それでこのゲームがどんなゲームかというと、記事の中ではかなり物騒なゲームといった感じに書かれていますが、実際は一種のロールプレイとでもいいますか。
元々このゲーム(mafia)は欧米(具体的な発祥地は諸説アリ)で遊ばれてきたパーティゲームだそうです。
ルールについては
ここのRules of Mafiaを参考に。
このゲームの流行の社会への影響どうこうという事についてはそもそもTRPGをやっていた私からするともっと危険なというかアブナイのも有るので、これくらいならサンチェックやらZAP!ZAP!とか無いから(?)大した事ないんでないのとか思うのですがこのゲーム自体は日本でもわりと多くのプレイヤーを獲得していますな。
日本だとこのmafiaを元にしたカードゲーム、
Lupus in Tabula  汝は人狼なりや?
という名前で遊ばれています。
具体的な内容は
汝は人狼なりや?
あたりを参考に。
このゲームはゲームにおいてプレイヤーが演じる役職や陣営について各地のローカルルールがあって面白いですね。ルールにも御当地の特色が出ますし。
例えばプレイヤーが演じる役で中国のは警察と殺し屋と平民、それに進行役の裁判員。汝は人狼なりや?では人狼と村人で村人に幾つかの役職(占い師、霊能者等)がありそれと進行役のGM(ゲームマスター)がいます。
ゲームの重要な部分である疑わしき者の「殺害」も裁判による「死刑」だったり公開処刑で「吊るす」だったりとイロイロ表現が出ますね。

それと、中国でこのゲームが話題になることの理由には中国ではまだ「本来の自分や自分の思想とは別の役割を演じる」といったようなロールプレイというやり方に慣れていないというのも有るように思います。
私の学生生活中にもディベートをやる時にも、結構ちぐはぐな事をしたり自説とは違う陣営を割り振られれてうっかり寝返り(笑)をやってしまうなんてのも有りました。
こういったシャレでやるロールプレイ系のゲームが広まってくるともっとイロイロ遊べる幅が広がるのでは、と個人的にはヘンな期待を抱いております。

あと、このゲームの内容と直接の関係はないのですがこのゲームが広まったおかげで個人的に助かったことも。
「TRPG」という概念を説明する時、昔はゲームでコンピューターがやる役割を人間が〜とかそんな感じのあやふやな説明をしなければならなかったのが最近だとこの「殺人遊戯」を引き合いに出せば結構簡単に説明することが出来て楽になりましたね。
「GMは、ほらあれだ。殺人遊戯の裁判みたいなの」
とかそんな感じで(笑

スプーはついに中国まで&ガンダムMSの中国語名の続き

日本ではもうネタとして定着した感のある、「おかあさんといっしょ」のお姉さんが描いた怪獣(?)スプーですが、なんか中国までもいつの間にか伝わっているようです。
とりあえず、それ関連のニュースで今確認できたのは、
南方動漫のニュースのコレ
NHKがYoutobeに削除依頼をしたがイタチゴッコでどうにもならないとか、そんな感じの内容ですね。

他にもオタ系の掲示板でスプーのAA貼ってある所もあったそうなんですが、ちょっと今確認できません。
日本で流行したAA、特にアニメ関連のはわりと使われたりもするのでスプーのAAもアリなんでしょうね。
ただ、Youtobeは中国からだとイマイチ使いにくいそうで。
回線がやはり重たかったりつながり難かったりするそうです。
この辺は動画系のサイト全般に言えることかもしれません。


あと、この間のガンダムMSの中国名の続きを。

MSN-01 サイコミュ高機動試験用ザク 塞可繆運用試験用渣古、基克羅格
YMS-07 プロトタイプグフ 試作型老虎
YMS-08A 高機動試作型 高機動型試作機
MS-07C-3 グフ重装改 老虎重装改修型
MS-07C-5 グフ試作実験機 老虎試作実験機
YMS-09 プロトタイプドム 大魔試作型
YMS-09D ドム・トロピカルテストタイプ 大魔熱帯測試型
MS-12 ギガン 吉剛
MS-13 ガッシャ 格夏
MS-14C ゲルググキャノン 勇士砲撃型、格羅古古加農
MS-14B 高機動型ゲルググ 高機動型勇士、紅色基洛古古
EMS-05 アッグ 阿格
MSM-04G ジュアッグ 玖阿格
MSM-04N アッグガイ 阿格改
MSM-08 ゾゴック 佐寇克

個人的に迷訳(?)だと感じたのはアッグガイでしょうか。
アッガイの系列のMSなのに、アッグの系列っぽく見える名前はどうかと思いつつも、
ジャブロー攻略用というくくりにすれば正しいとも思えてきたりとなかなか悩ましい名前ですな。
とりあえず、1stはこれで終わりにして次は1年戦争を舞台にした別の作品にでも以降かと考えてます>MS名リスト

外国語で内緒話(?)は便利ですが…

ここしばらく、車の免許を取るために教習所に通っているのですがたまに右側走るのか左側走るのかの判断に迷ってタイヘンです。
もう少し経たないと直りそうに無いですね、コレは。
ただ、そういう逆走かます人間は私だけかと思いきやそうでもないみたいです。
私の通っている教習所は中国人も結構習いに来ているので、そこでうっかり逆走してしまう人もいるのだとか。

日本語が公用語(?)の教習所の中で中国語を使って話している人達を見ると、中国に留学していた私も外から見たらあんな感じだったのかとちょっと不思議な気もします。
しかしそれ以上に感じるのが、外国語を使っているから周りの人間にはどうせ分かんないだろうとかなりアレな話もしている彼等を見て、
中国で私ヤバイ話してなかったよなぁ……?と不安になったりならなかったりという事ですね。

ヤバイ話については(たぶん)大丈夫だとは思うのですが、中国での生活中はこういった事に気が緩んでたのは確かですね。
オタ関連の話はかなり好き勝手に話してましたがアレも中国だから話していたことで日本の街中だとやりませんねorz
五道口を歩きながら大声でジョニー・ライデンについてだとか水陸両用MSの性能の優越性だとかについて語ったりなんかはまずしません。
日本だと弁えているTPOが、国外だとタガが外れるとでもいいますか。

とりあえず、今後は気をつけないといけませんな。
まさに人のふり見て我がふり〜という言葉を実感している今日この頃でございます。

ガンダムMS名中国語表記 1st世代の続き

間が空きましたが先日のMS表記の続きを。
今回は1st世代のMS名の続きを書きます。
しかし、この辺の残りは前回有ったGuangさんも一押しのギャン=強人みたいなナイスな訳は無く、なんというか普通の(?)訳が続きます。

FA-78-1 フルアーマーガンダム 高達全装甲型
RGM-79L ジム・ライトアーマー 吉姆軽装甲型
RGM-79SC ジム・スナイパーカスタム 特装狙撃型吉姆、吉姆狙撃用特装型
TGM-79 ジム・トレーナー 吉姆訓練型
RGC-80 ジム・キャノン 吉姆加農型、吉姆加農
RMV-1 ガンタンク供‖清坦克供鋼坦克
RX-78-1 プロトタイプガンダム 高達試作型
RX-78-3 G-3ガンダム G-3高達
RX-77-3 ガンキャノン重装型 鋼加農重装型
RX-77-4 ガンキャノン供々櫺断性

MS-06D ディザート・ザク 沙漠渣古
MS06-E ザク強行偵察型 渣古橋行偵察型
MS-06-E3 ザクフリッパー 渣古橋行偵察型(MS-06Eと同じ訳らしいです)
MS-06K ザク・キャノン 渣古加農型
MS-06M ザク・マリンタイプ 渣古郷綯耆兒邵邨
MS-06R-2 高機動型ザク 渣古狭盖‘扱
MS-06V ザク・タンク 渣古坦克
MS-06W 一般作業用ザク 渣古一般作業用型
MS-06Z サイコミュ試験用ザク 渣古塞可繆搭載実験型
MS-07H グフ・飛行試作型 老虎飛行試験型
MS-09G ドワッジ 多瓦吉
MS-09H ドワッジ改 多瓦吉改
MS-10 ペズン・ドワッジ 培森・多瓦吉
MS-17A ガルバルディα 哥邦迪α
MS-11 アクト・ザク 機動渣古
MS-14J リゲルグ 里杰尓格、改修型勇士
RMS-192M ザク・マリナー 水手渣古

今日はこんなところで、続きは次回に。
それと1年戦争つながりでMS IGLOOの方の機体の中国語名も一応

EMS-10 ヅダ 茲達
QCX-76A 艦隊決戦野砲ヨルムンガンド 超大型核融合電漿砲、約尓姆加徳、巨蟒
YMT-05 ヒルドルブ 闘狼、隠蔽的狼、戦狼

ヨルムンガンドなど、元ネタがはっきりしている名前のせいか直訳名詞も有りますね。>IGLOO

1stガンダムのMSの中国語表記

足球、じゃない蹴球のおかげで睡眠不足な今日この頃。
しかも中国のHPが重かったりもして、ネタ探しをする気力が不足しております。
そんなわけで手抜きですが、以前質問の有ったガンダムの機体の中国語表記をつらづらと。
個人的にもこの辺で書いておかないと忘れそうなんで一回纏めてみます。

あ、もちろん適当に集めたものなのでオフィシャルではありません。
もともと翻訳の段階でてんでんばらばらに訳したりしてるんでこれが正解というのがありません。
しかも最近では商標の関係か、バンダイが使う「ガンダム」の中国語表記が中国語圏で最も普遍的(たぶん)な「高達」ではなく「敢達」になったりと、かなり混乱しています。

とりあえず、初代ガンダムの機体を。

RX-78-2 ガンダム 高達、鋼弾、敢達
RX77-2 ガンキャノン 鋼加農、○(金偏に雷)射大砲
RX-75 ガンタンク 太空坦克、鋼坦克
RGM-79 ジム 吉姆
RB-79 ボール 鉄球
MS-05 ザク 渣古
MS-06F ザク供±峺鏑
MS-06S シャア専用ザク 渣古鏡嵜ё太雲賤儺
MS-07B グフ 老虎
MS-09 ドム 大魔
MS-09R リック・ドム 加大魔
MS-14A ゲルググ 勇士、緑勇士、格羅古古
MS14-S(YMS-14) シャア専用ゲルググ 
         紅勇士、勇士指揮官専用型、先行試作型勇士夏亜大佐機
MSM-03 ゴッグ 戦蟹、葛克
MSM-04 アッガイ 亀覇
MSM-07 ズゴック 魔蟹
MSM-07S ズゴック後期型(シャア専用ズゴック) 魔蟹後期型
MSM-10 ゾック 双面魔蟹、佐克、索克
YMS-15 ギャン 強人
MAM-07 グラブロ 格拉普羅
MA-04X ザクレロ 扎古莱羅、扎古尼羅
MA-05 ビグロ 比格羅
MAN-03 ブラウ・ブロ 布労・普羅
MAN-08 エルメス 愛美号、艾尓美斯
MA-08 ビグ・ザム 魔覇、大扎姆
MSN-02 ジオング 自護号、吉恩号

とりあえず、こんな所で。
MSVとかはまた今度書きますね。

日本からだと中国のHPが重いです

昨日は北京での知り合いと吉祥寺でちょっと飲んでいたのですが、アトピーの為に久しくアルコールから遠ざかっていたのでなんだか体の調子がイマイチです。
吉祥寺は5年ぶりくらいだったのですが、北京よりは変わってなかったので(?)どうにか。

それはそうと、最近日本から中国のHPが見れなくなったり、やたら重くなったりしてます。
これ、やはり規制なんでしょうかね。
この間は検索エンジンの「百度」がしばらく使えなくなって困ったりも。
中国関連のネタを拾い難くて苦戦中です。

ちょうど、ワールドカップも始まったしソッチ方面のネタを探そうかと思っていたんですがこの調子だと厳しいですな。
聞くところによると、清華大学では学生寮を静かにするために教室にTVを設置したとか何とか。
こういったワールドカップ周辺の話って面白いものが多いので、けっこう楽しみにしていたんですがorz

テニスの王子様のライセンス業務も開始

Google.comが中国から使えなくなったりしているみたいですが、まぁ何時もの事といえば何時もの事で(?)
今までにも使えなくなる事は有りましたし、検閲可能なGoogle.cnも出来たので規制をやってみようかといった所でしょうか。

それはともかく、今日のネタは中国名「网球王子」こと「テニスの王子様」
2006年度の唯一の国外輸入アニメになるのではないかとも言われているテニスの王子様ですが、ライセンス業務もついに開始されるようです。
ニュース元はアニメ!アニメ!
テニスの王子様 中国でライセンス業務も開始

テニスの王子様は中国に入って来ている日本の作品では間違いなくトップクラスの知名度ですし、グッズ販売もかなりのものになっている様です。
中国市場で現在売っている関連商品は概ね海賊版だったり勝手にキャラを使ってたりするものだったりしますが、この辺にも正式なライセンスを取った商品が入ってくるんでしょうかね。
アニメ作品としてはスラムダンク以来の大型作品の到来と言うことで盛り上がっていますが、キャラクタービジネスとして見ても中国における今後の行方を占うことになりそうです。

ところで、関連情報を検索してる時に思ったんですが、テニスの王子様のキャラクター名って中国での二次創作ではローマ字表記されることが割と多いみたいです。
RyomaとかTezukaとか、Atobeとか。
やはり、こっちの方がカッコヨク感じられるんでしょうか。
跡部なんかは最初Adobeと間違えたりしましたが、なんつーか、独特の感じがありますな。この辺のこだわりについてちょっと気になったりも。

高考(センター試験)と世界杯(W杯)

えー、先日の投稿で中国の高考についてのネタを書いたら
「そーいえば、あなた中国の生活長かったっけ。オタク記事ばっかだったからすっかり忘れてた。」
という感想をいただきました。ぬっふん。

そんな訳で(?)先日に引き続き高考(センター試験)についてのネタをぼちぼちと。
いよいよ今週末に迫ったワールドカップですが、中国のサッカーに対する熱狂具合は日本よりスゴイです。今回中国代表はまさかの一次予選敗退でしたが、それに関係なく今回も盛り上がると思われます。

しかし、ワールドカップの開催時期は中国の学期末とかぶってしまうことが多いんです。中国は旧暦に合わせて春節の長期休暇が決まるので毎年微妙に学期の日程が違うのですが、だいたい6月中旬から7月初頭にかけてが期末です。
しかも、9月に学年がスタートしますから当然この時期には色々な入学試験やら卒業試験やらが重なってしまいます。
そういった事から、ワールドカップは見たい、しかし大事な試験もあるという学生にとっては非常にキツイ時期になってしまいます。
今回の高考の日程はどの省市でも主要な日程は6月9日までに終了する予定ですが、これは多分ワールドカップの開催時期も睨んで決めたんじゃないでしょうか。
もちろんワールドカップだけが理由ではないと思いますが、日頃の熱狂ぶりを考えると結構な部分を占めているんじゃないかという感じもします。

しかし、高考の受験生はいいですけどほかの学生にとっては例によってキツイことになりそうですね。特に今回はドイツ開催ですから時差の問題も。
私もフランス大会の時はかなり大変なことになってしまいました。
とりあえず、学生にとって悩ましい時期の到来は間近ということで。

今年の中国のセンター試験は?

今年は6月の7日と8日が北京の高考(大学センター試験)ですね。
中国の他の省や特別市もほぼ同時期に行われるので、中国の受験生にとっては正念場になる時期です。

今年も例年通り(?)試験会場やらカンニングに関する話も出てました、試験期間中の騒音防止についてとか試験問題販売詐欺や替え玉受験等のおなじみの話題が出ましたが。その中でも特に目を引いたのは「受験の為の越境禁止」でしょうか。
中国は各省と特別市ごとに高考(センター試験)を行い、それぞれの省や市に割り振られた人数に沿って合否が決まります。
清華大学は北京市から○○人、河北省から○○人〜と言った感じですね。
そんな訳で、各省市ごとに試験問題も違いますし合格ラインも違います。そして当然各省市ごとの教育レベルの差により受験生にも差が出てしまいますから相対的に受験に有利な地区と不利な地区が出てしまいます。
私が現役の高校生だった頃に別の省市の高考の過去問題をやった事もあるのですが、大雑把に感じたところでは、
都市部の問題は一見簡単そうに見えるが解答に一工夫必要な部分が多く、
地方の問題は複雑な解き方を必要とする問題が多いものの解き方を知っていればそれに沿って解く事が出来る

といった様な傾向が有りました。

そんな訳で、少しでも受験に有利な所を探して引っ越す親子も出てきてしまい、それに対して政府がお達しを出したと言う次第です。
以前から「借読生」という籍だけ別の学校に置いて受験に有利な有名重点学校へ授業を受けに来る学生はいましたが、最近はもっと凄くなっているみたいですね。

更に凄いのになると一旦国外に移民して外国籍になってその後留学生として大学受験をするというのもいるそうです。この場合高考に参加して一般の中国人と競うのではなく、各大学が個別に行う入学試験に参加して他の外国人と競う事になります。
母国語が中国語というアドバンテージも有りますし、倍率も違いますしそもそも競争相手のレベルが低いので普通に勉強していればほぼ間違いなく通るのではないかと言われています。
しかし、ここまで来るともう何がなんだか。

ちなみに、この移民受験生(?)に対しては先日から受験資格獲得の試験が行われるようになったそうです。
私も語言学院の知り合いを通じて聞いたので詳しいことは知らないのですが、日本の大検みたいな物らしいですね。
中華系の留学生は中国の大学を受験する前にこの試験を通らないと大学の入学試験に参加できないそうです。
試験は中国語や中国の歴史、地理など中国人としての一般教養的な問題だそうですがかなり難しいそうです。
しかし、中華系と言っても↑の移民受験生(?)から中国語を満足に話せないのまで様々です。
以前私のルームメイトになった香港人は中国語(普通話)は喋れるけどもっぱら英語で暮らしていたから漢字は読めない、といった人でした。
この制度のせいで本科受験を諦めたと言う漢語留学生の話も有ります。

どういう制度にしても不平等は出ますしその抜け道も出てしまうとは思いますが、試験くらいは出来る限り平等にやって欲しい物ですな、うーむ。

中国のブログの発展について

先日、中国の方から「中国メディア産業発展報告書」が届きました。
とても読みたかった資料なので、この週末はこれを読んで過ごす事にしようかと。
他にもヤオフェイラの新刊「80℃」等「分かってる」物を送ってくれて感激。
持つべきものは趣味の分かる朋友ですな。

なにはともあれ、非常感謝。
とりあえず「海が聞こえる」の原作小説送っておいたので出張から帰ってきたら読んでくれい>ブライアン

以上私信交じりでしたが、
とりあえずこの報告書についてつらづらと。
「メディア産業」ということで、新聞雑誌などの紙媒体のメディアやテレビ映画などの映像媒体、更には新たな媒体ということでインターネットについて等も載っています。
それで、その新たな媒体の中に「中国のブログの発展及び趨勢」と「中国のアニメ漫画産業の発展の現状と趨勢」というのも有りまして。
こういった資料で良いのは具体的なデータが書いてあることですね。
例えばブログについてだと中国のブロガーの登録数の推移やブログポータルサイトのアクセス数推移、全ブログに対する主要ブログそれぞれの割合等が有ります。

ブログの登録数の推移を見ると2004年度は約200万、2005年度は約1600万、2006年には約6000万になるだろうというデータが出ています。
ブログは世界中でズンドコ広まっていますが、中国もそれは同じ。というか、中国では特にそれが顕著ですね。
中国において、個人が情報の発信源になれるというのはかつて無かったことだと思います。
それに、情報を発信するという「面白さ」を一旦知ってしまったらもう前には戻れないというのも有るかと思います。
イロイロ問題は出るでしょうけど、ブログの増加の流れは止まりそうに無いですね。

とりあえず、こんなところで。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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