「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2007年09月

上海で11月にゲームミュージックコンサート

東京ニューシティ管弦楽団によるゲームミュージックコンサート
「PRESS START Symphony of Games」
が11月8日に上海で開かれるそうです。

正直ゲームミュージックが来るというのは予想外でした。
日本のゲームの人気は高いですが、ゲームミュージック単体でというのは珍しいですね。海賊版市場でもゲームミュージックのCDはあまり見かけないようですし。

ただ、最近は正規版のゲームソフトに音楽CDを特典として付ける方式も見られますし、以前日本に来た中国オタクにfalcomミュージックのファンがいてCDを嬉しそうに買っていったのがいたりと、潜在的なファンは中国にも結構いるのかもしれません。

それで内容ですが
企画:植松伸夫
指揮者:藤原いくろう

曲目は

METAL GEAR SOLID 2: SONS OF LIBERTY
テトリス&ぷよぷよ
ポポロクロイス物語
MOTHER
イース
ロマンシング サガ -ミンストレルソング ピアノ協奏曲
ゼルダの伝説2006
モンスターハンター
ファイナルファンタジー

ということです。
また、ゲストに横山智佐と岡田優香&川瀬晶子のユニット「Ciao」も来るそうで

ドラえもん映画(たぶん「2112年 ドラえもん誕生」でしょうか?)
サクラ大戦
こいこい7

の主題歌が歌われるそうです。


たぶん今年の9月に横浜と大阪で行われた「PRESS START -SYMPHONY OF GAMES」の流れかと思われますが、どうなんでしょうね?
どちらにしろ、この選曲は非常に羨ましい組み合わせですなw

中国のアニメ系ニュースサイトでは「横山智佐が来る!」ということで話題になっているみたいですが、ゲームミュージックの方にはあんまり注目が集まっていないような?
なんか、もったいないぞ、オイ!と言いたくなってしまいますw

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国で放映された「中華一番」、問題は料理バトル

今でこそゴールデンタイムの規制うんぬんというややこしい話になっておりますが、中国のテレビでは結構な数の日本のアニメが放映されてます。
しかし、中には海外で放映してもちょいと理解され難い要素を持つ作品も有ります。

そんな感じのアニメの一つに「中華一番」(中国名:中華小当家)が。
グルメ漫画というかアニメというジャンルは恐らく日本独自だと思われるのですが、この系統の作品では「美味しんぼ」系のウンチクアニメと「ミスター味っ子」系の料理バトルアニメに分かれるかと思います。
中華一番は当然後者の料理バトルです。

題材が中華料理ということで、中国で放送するのにベターな選択にも見えます。
しかし、ミスター味っ子から連綿と受け継がれる「料理バトル」の描写がこの作品には有りまして。
中国人からすると、料理を作って巻き起こるビームの嵐や宇宙空間に飛んだりといったエフェクトに戸惑ったりするとか。
世界観がそこそこ良く、作中の中華ワールドが中国人が見てもわりと納得できる設定なので料理バトルの特異さが余計際立つとも聞きます。
「料理で勝負する」という所まではどうにか納得できるそうなんですが。

このバトル描写、確かに日本人が見てもアレですからしょうがないかもしれませんな。

「中国人と一緒に料理バトルシーンを見るときの気まずさは……」
という日本人留学生の話も有ったりします。


ただまぁ、中国のネットで見かけたこの作品についての声は

なんで料理を作っただけで、海嘯(津波)が起こったり龍が出たり小宇宙が爆発したりするんだ?
登場キャラの髪の色がうんぬん
まぁ、なんだ。中国の実情についてどうこうは言わん。むしろ日本が作ったのに中国のことをよく理解していると思うんだが……もう少しなんとかならなかったの?
料理作って全てが決まるのがよく分からん
大宇宙焼売とか奇迹慧星炒飯とか大魔術熊猫豆腐って、いったい……
焼きたてジャぱんよりは大げさじゃないぜ!
中華料理の描写がいいよね。腹減ってくる。


と、こんな感じのツッコミも有りますが、全般的に見て好評ですな。


アニメにはなんだかんだで日本独特の要素を持つ作品がかなり有りますが、最近はそういった部分に関係なく海外に出て行ったりしています。
そういった作品が海外でどう受け止められるのか、私としては興味半分恐れ半分といった感じでございます。
しかし、味皇様とかGガンダムのノリについて語れる様な人材が増えてくれないもんかとも思っております、はい。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

エヴァンゲリヲン新劇場版の「次回予告だけ」ネットに流失、これは生殺し

「エヴァンゲリヲン新劇場版・序」が絶賛公開中な今日この頃にございます。
私もようやく見に行くことが出来ましたので、ネタバレ回避をしないですみます。

ネット上では評価が二分している感が有りますが、さもありなん。
作品の予備知識がある程度ないと厳しいのは確かですな。
ただ、昔エヴァオタをやったような面々からすればもうサイコウなのも確か。

展開が整理されていますし、演出も強化。特にヤシマ作戦などはすごいですな。
テレビ版でも名シーンで個人的にも大好きだったのですが、映画を見終わった後はテレビ版の方が「これなんてパイロット版?」とか思えたりしてしまいます。
更に、また別の謎は提示されてるわで……
私も知り合いの元エヴァオタと見に行ったのですが、見終わった後は皆エヴァオタに戻っていました。


それで、残念ながらといいますか、ネット上では既に映画を隠し撮りしたものが出回っているようです。
ただ、今の所流れているのは「次回予告だけ」の様です。
中国にも日本の映画ランキングやネットの評判が流れて来ていますし、期待は高まっています。
予告版だけでも無いよりはマシといった所のようですが、生殺し状態に悲鳴が上がっていたりも。中国のアニメ系の掲示板では


予告の最後に出たキャラ誰だよ!?
てか本編はどうなってるんだ!?

きっとまたオタクは騙されるんだよ……でも、期待しちまう俺がいる

なんか、本編では海の色が違うらしいんだが……

六号機……?

DVDは何時出るんだ……

予告だけで、しかも画質悪い
最後の方の使徒まで出ちゃってるけどどうなるんだ、コレ

山岸とか霧島は出るの?

残りは、まだか?

日本へ盗撮の名手を派遣するんだ!

エヴァといい、空の境界といい……キツイよ

撮ってくる勇者はいないのか

見たら前よりもっとつらくなった

「月より飛来する」ってどういう意味なんだ?



といった発言が有ったりなんだりで。
知り合いの中国オタクにも
「日本はいいなぁ……中国じゃエヴァは絶対上映できないだろうし」
とぼやいているのがいました。
それから

最近はいろんなものが簡単に手に入るようになったけど、エヴァの新劇場版はホント情報「だけ」が入ってくる。昔に戻ったような感じだ

という一言が有って、これには思わず笑ってしまいました。


とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で放映されたエヴァ、「天鷹戦士」の主題歌

中国で放映されたエヴァ、「天鷹戦士」の改変箇所

中国で放映されたエヴァ、「天鷹戦士」珍訳&追加シナリオ

中国オタクと日本語教育

中国の掲示板を巡回していたら面白いスレが有ったのでその紹介をw
例によって、訳はイイカゲンなものでございます。



日本語教師の8割はオタクじゃない?
今日の日本語2級の授業で先生が出した例、全部アニメや漫画からだったぞ。
ドラえもんとか、コナンとか、更にはらきすたとかorz

ウチの学校の女の先生、だいたい40歳くらいなんだけど腐女子っぽい。
私と妹で調べようかと思って、様子をうかがっている。

全く会ったことないぞ。
80%なんてどこから来た?

ウチの大学で日本語教えてる先生もオタクには見えないなぁ

高校の時、ある先生がマルチメディアの授業でFF7アドベントチルドレンを流してたぞ

高三のとき、ウチの先生の作るテキストの背景が萌えキャラだったんだが

中国人のオタクに対する認識には誤解が混じってる。
アニメや漫画について話したら即オタクだなんて、誰が言った。

まぁ、ウチの国の状態じゃなぁ……好きにやらせるしかないよ

とりあえず、今現在日本語をかじっているのは、ほとんどがゲームとかアニメとか漫画に触れているのは確かだ。

日本語勉強しているのにはアニメ漫画ゲームが好きなヤツ多いよ。でも、実際に教えられるというのは多くない。

てか、今年ウチのクラスの女子数名が日本語学科に受かったんだけど、どんなアニメや漫画が面白いかって聞かれた。耽美系と逆ハーレム系、どっちを薦めればいいんだ?

百合でどうだ

いや、俺も百合は好物だが女子に百合を薦めるのも……

ウチの所のは四十何歳のおばさんで、見るからにオタクじゃないぞ

私の習っている日本語教師もオタクじゃないなぁ

日本語を勉強してるのはオタクだろうけど、わざわざお前らのためにオタクの能力を使って学ばせようとはしないだろ。

知り合いの日本語教師の着メロが「ハレ晴レユカイ」だってのぐらいしかないな

俺の所の日本語教師のおばさん、アニメや漫画に対して特に厳しいぞ……



とまぁ、こんな感じで。
なんとなく、日本語の先生がオタクだったらいいなー、という願望のようなものがw
しかし現実はまぁ、そういうわけにはいかないといいますか。

私の知る限りでも日本語教師でアニメや漫画関連のオタクというのはかなり珍しいですね。
日本語を教えるとなるとそれなりの歳の方が多いですし、その世代ではなかなかアニメや漫画に理解を示すのは難しいかと。
そして、これが日本人の日本語教師になるともう皆無ですな。>オタク関連
日本人からすれば、そもそも日本語を学ぶ動機にアニメや漫画が入るという事が想像の範囲外だったりするとか。
最近になってアニメや漫画などのコンテンツの輸出といった話題が出るようになりましたが、一般的な認識についてはそうそう変わるものではない様です。

逆に、最近の中国では日本語を学ぶ人間のほとんどが多かれ少なかれアニメや漫画に触れています。
10年くらい前までは経済的な理由で日本語の人気が有ったりもしたのですが、現在はアニメや漫画などの理由による人気が大きな理由になっているとかなんとか。
ここ十年くらいで中国の日本語教育を取り巻く環境もかなり変わりました。
中国で開催される日本語の弁論大会でも、日本のアニメやドラマにアフレコをするアフレコ大会等の面白い大会が出てきています。
今後どういった流れになるのか、イロイロと楽しみでございます。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国でネトゲの武器に430万円

中国のネトゲでは命をかける所までいっちゃっているプレイヤーが数多くいる模様ですが、最近ネトゲの武器に28万元(約430万円)を突っ込むというスゴイ話が出ました。
ソース記事は21cn.comのコレです。

この事件?が起きたのは中国のネトゲ業界最大手の上海盛大互働娯楽有限公司(以下「盛大」と略)のMMORPG「伝奇世界」の4周年記念イベントです。
このイベントの一環として、今年の7月に「黒暗碧海天王争奪戦」というのが始まりました。
イベントの内容は指定期間中(7/21〜8/31)に伝奇世界に銀行のプリペイドカードを使ってチャージした額が一番多いプレイヤーにレア武器「碧海天王」が与えられるというものです。
この武器、ゲーム内での「神器」という設定に加え珍しい暗黒属性と言う事で非常に注目を集めたそうです。
そしてこのイベントはヒートアップし、最終日が近くなるにつれ値段も急上昇。8/27の時点で最高額が十数万元、最終日で更に跳ね上がり最高額は28万3000元(約430万円)になったとのことです。
また、チャージ額の上位20名の合計金額は約170万元(約2600万円)になったとか。

日本でもネトゲはアイテム課金で利益を上げるのが基本となってきていますが、この額は想像の遥か彼方といいますか。
一応このチャージしたお金は「伝奇世界」以外にも盛大のほかのゲームやオンラインサービスなどで使えることは使えるんですが……うーむ。

中国のオンラインゲームもアイテム課金で利益を得るモデルは少なくなく、特に装備やアイテム関連が多いそうです。しかし当然ながら10万元を超える様なものは今まで無く、今回の28万元には

「黒暗碧海天王……恐ろしい子!」
「これは盛大の罠だ!」

といった様な驚愕の声(意訳)が乱れ飛んでおります。
ちなみに、このイベントの成功について盛大は
「プレイヤーの皆さんがこんなに多くの資金を投入して下さったのは、個人の自主的な選択に則ったもので、我々の価値理念を認めていただいたものです」
とコメントしているそうです。

このニュースについて、私は最初「イベント限定の武器に高値が付いた!」というのしか知らなかったのでてっきり転売目的かと思ったのですが、この額となるとさすがに転売以外の方を考えてしまいます。
最近の中国では金持っているのはホントに持っていますし、趣味に大金を投入するのも珍しくありませんからこの件も金にモノをいわせて獲得した、という事なんですかね?
それとも、この金額を出しても儲ける見込みがある一種の投機なのか?
どっちにしろ、中国のネトゲでも金による格差社会(?)というのが出ているみたいですな。金が必要な所ではホント必要みたいです。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

何故中国ではネトゲで死人が出るのか

何故中国ではネトゲで死人が出るのか 続き

たぶん中国に初めて入った合体ロボはゴーショーグン

中国で放映されたアニメについて、詳しい放映時間を調べるのはかなり難しかったりします。
資料がホントに少ないのですなorz

知り合いの記憶を頼ろうにも、一つの作品がテレビ局を変えて何度も再放送されたりするため、ただでさえハッキリしない子供の頃の記憶が更にあやふやになったりしているようで。
そんな訳で今回の記事のタイトルにも「たぶん」をつける事にしました。
……言い訳はここまでにして本題に。


ロボットアニメの人気は中国でも健在ですが、
「中国に最初に入ったロボットアニメは何か」
というと私の手持ちの資料ではちょっと断定できなかったり。
恐らく「鉄臂阿童木(鉄腕アトム)」だと思うのですが、放映時期がハッキリしませんorz
そんな訳で、合体ロボの方で話を進めます。

80年代末頃から90年代初頭にかけて中国に入ったロボットアニメは、
マクロス+サザンクロス+モスピーダのアメリカ編集アニメの「Robotech」
百変雄獅(アメリカで作成されたマシンロボのアニメ「CHALLENGE OF THE GOBOTS」)
変形金剛(トランスフォーマー)

星球大戦(ゴーショーグン+スラングルのMacron 1)
といった辺りのようです。
どれが先に入ったのか、ハッキリしないのですが時期的にはそれほど離れていないようですね。

そしてとりあえず調べてみたあやふやな中国のデータから考えると、
「中国に最初に入った合体ロボアニメ」
は恐らく「星球大戦」ではないかと思われます。

この「星球大戦」、名前からして少々問題が有りまして。
映画に同名の別作品があったりします。
……はい、ご想像のとおりのアレです。
世界的に有名な「スターウォーズ」でございます。
何と言いますか、もーちょっと別の名前とかなかったんでしょうかね?

肝心の中身は「Macron 1」という作品なのですが、これは「Robotech」等と同じく日本のアニメを切り貼りした作品とのことです。
モトになったアニメは
戦国魔神ゴーショーグン亜空大作戦スラングル
だそうで、ゴーショーグンとスラングルの面々が別作戦で同じ敵と戦う内容になっているそうです。
というわけで、たぶんゴーショーグンが中国に最初に入った合体ロボ(?)になるかと思われます。

私はゴーショーグンが中国に入っているのは知っていたのですが、今回の記事のネタを調べるまでアメリカ編集の別作品という事は知りませんでした。
中国オタクの面々とスーパーロボット大戦に参戦したゴーショーグンの話をしたときに話が微妙に食い違って不思議に思っていたのですが、その疑問がようやく解けました。


とりあえず、こんな所で。
今回は情報の裏を取れなかったので間違ってたらゴメンナサイ。
というか、間違っていたときの謝罪の準備は出来ておりますのでツッコミ&情報提供大歓迎にございますorz

2011.5修正:その後調べ他所によると、Robotechが入ったのは91年に上海電視台によって放映されたのが初だそうです。この記事で挙げた作品についても大体90年前後の放映となっているようです。

中国オタク、日経ビジネスオンラインへ進出

えー、日経ビジネスオンラインに中国清華大学の「日本動漫(動=アニメ、漫=マンガ)」サークルへのインタビュー記事が載りました。

中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由

ついにココまでいっちゃったかと、私も驚いておりますw
この記事の中でインタビューを受けている学生に、先日コミケに出るために日本を訪れたのが混じっていたりします。

この記事、2chにスレも立っているのですが

【中国】中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由─日本のアニメ・漫画に心を奪われる中国の若者たち

15 :なまえないよぉ〜:2007/09/12(水) 23:54:32 ID:oOMxPhDO
>「あのう、こ、恋とか……愛とか、そういうのって、誰の心の中にもあると思うんですが、でも中国の漫画は、
>そういうことはあまり語ってはいけないから……。でも日本の漫画はありのままの気持ちを正直に描いているので、
>ああ、こういうことを正直に描いていいんだなぁと思って、すごく惹き付けられて……」
> と、于智為君は恥ずかしそうに口ごもった。

于智為君が可愛く思える単純な自分が嫌になった


18 :なまえないよぉ〜:2007/09/12(水) 23:59:31 ID:KDUNT3fa
> 「あのう、こ、恋とか……愛とか、そういうのって、誰の心の中にもあると思うんですが、でも中国の漫画は、
>そういうことはあまり語ってはいけないから……。でも日本の漫画はありのままの気持ちを正直に描いているので、
>ああ、こういうことを正直に描いていいんだなぁと思って、すごく惹き付けられて……」



(゚∀゚) !!



>と、于智為君は恥ずかしそうに口ごもった。
>彼は少し浅黒い顔をした、温厚な雰囲気のスポーツ刈りの青年だ。



なんだよおおおおお美少女でイメージしてたのにぃぃぃぃぃヽ(`Д´)ノ


というのが私の周囲で大ウケしております。
ヤツは萌えキャラだったんだな!
と大いに盛り上がっていたりなんだりw

ちなみに、インタビューを受けたのをちょうど捕まえられたので感想を聞いてみた所
「感想か、あのおばあさんすげい。。。」
「(記事が)ロマンチックな文でこっちが恥ずかしくなるよぉわはは」
と言っておりました。

この連載、最後に

こうして私は、知識もなければ興味もなかった「アニメ・漫画」の世界に、何十人もの中国の若者たちを通して、どっぷりとひたっていくことになるのだった。ああ、まさか66歳にして私が「セーラームーン」のアニメを見たり、「スラムダンク」を読破する日が来ようとは!

と結ばれており、連載がどっちの方向に行くのかも非常に楽しみですな。

とりあえず、こんな所で。


中国オタク、コミケへ コミケ当日

中国オタク、コミケへ 反省編

「殺必死」という言葉の意味は

思い出したらやる中国オタク用語の解説。今回の言葉は

「殺必死」

にございます。
字面からはどこぞの必殺技か何かという物騒な感じもしますが、
コレの音はshabisi、カタカナで無理やり表記すると「シャービース」といった様な音になりまして、「サービス」から来ている言葉だそうです。

しかし、この言葉はオタクの間で使われております。
当然ながら普通の意味のサービスとは異なります。
具体的にはアニメや漫画の温泉シーンやパンチラシーン等の、いわゆる読者または視聴者サービスのお色気シーンを指して使われるそうでw

また男性向けのお色気シーンだけでなく女性向けのシーンでも使われているので、その使用範囲は結構広い模様です。
最近ではNARUTOの「おいろけ・男の子同士の術」に対しても使われていました。

この手の言葉が出ているということは、中国のオタク層の間でもそういったシーンへの需要と反発があるのではないかなーと愚考する次第でございます。

とりあえずこんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

ガンダムの中国オフィシャル表記は「敢達」

中国では転売目的で国外の企業や製品の商標を取得されてしまうといった事が増えており、問題になっております。
これは海外で使われているものをそのまま取得しようとするケースや、中国で一般的に広まっている中国語表記の名前を狙うというケースがあります。
今回は後者の「中国語表記になった名前」についてを。
この問題はアニメや漫画関連だと「クレヨンしんちゃん」の中国語表記「蜡笔小新」についてが有名ですが、グッチやピエール・カルダンでも同じような事例が有ったそうです。

で、今回の題にもあるガンダムですが実は香港台湾大陸で表記が全部違ったりします。
高達(香港)
鋼弾(台湾)
敢達(中国本土)
となっています。
中国本土では一般的に「高達」が使われていたのですが、バンダイが中国本土で使用する表記は「敢達」です。
これについて中国では「クレヨンしんちゃん」と同じく、先に商標を取られた為に高達ではなく敢達になったと言われております。

ただ、ガンダムの場合クレヨンしんちゃんとは状況が少々異なる様にも思えます。
中国で登録されている商標をざっと調べた所では、「高達」の商標は商標分類の第9類のソフトウェアや、16類の文具関連、25類の衣服、28類の玩具等はサンライズが押さえています。
問題っぽいのは16類の雑誌関連を他の所に押さえられてるくらいでしょうかね?
これが「蜡笔小新」になると双葉社以外に押さえられているのが笑えるくらいどばっと見つかります。
ガンダム関連の場合幾つか転売を狙って取得されたであろう商標も見受けられますが、重要な所はサンライズが押さえているみたいです。
それから、「高達」名の商品が色んな分野でごろごろしてるのも確か。
字面からしてそんなに特殊ではありませんし、花火の商標など転売目的ではないであろう商標が結構有りますな。

また、これは個人的な感想なのですが標準語の普通話では「高達」の音がgaoda(ガオダー)になってしまうので「ガンダムっぽくない」のですよね。
これは恐らく「高達」という言葉が南方から輸入されてしまったが為に起きた問題かと。
広東語と標準語の普通話は簡体字と繁体字の違いこそあれ基本的に同じ表記なのですが、発音は異なります。
広東語では「高達」の音はgou daat(ゴゥダッ)となります。
広東語の「高達」が訳名として理想的なものかどうかはさておき、広東話→普通話の過程で「ガンダム」の音から遠ざかったのは確か。
普通話の「敢達」だとganda(ガンダー)で音がガンダムに近くなります。
ちとパワプロ辺りに出てきそうな感じの発音にも思えますが、高達よりも敢達の方が発音的にはいい感じに思えますな。

そんな訳で、高達や鋼弾が大陸の方で使われなかった理由に「先に商標を取得されていた」というのはあると思いますが、その理由のみで敢達になったかはちょっと分かりませぬ。
リスクが絡む上に発音もガンダムと違っている「高達」というわりとありふれた名前で売るよりも、新しく「敢達」という名前でやった方が良かったという印象も。
オタク層には「高達」で広まっているとはいえ、一般層の新規開拓に支障が出るほどではないでしょうし。
この辺、所詮外から見ただけなので何とも言えませんが「クレヨンしんちゃん」とはちょっと違った印象を受けました。

とりあえず、こんな所で。
例によって独断と偏見に基づき勝手に書いておりますのでツッコミや情報提供大歓迎にございます。

10月のアニメ新番組の中国語名

10月から始まるアニメの新番組。
かなりいい加減なものでございますが、その中国語名をざっと調べてみました。
例によって一部の漢字は日本語の漢字に入れ替えています。
英語表記や漢字表記をそのまま使っているものは省いてあります。


BAMBOO BLADE 竹剣
スケッチブック 〜full color's〜 Sketchbook 〜full color'S〜、素描簿 〜full color's〜
逆境無頼カイジ 逆境無頼(「カイジ」は省略なのでしょうかね?)
魔人探偵脳噛ネウロ 魔人偵探、魔人偵探食脳奈羅
素敵探偵ラビリンス 素敵偵探拉比林斯、美型偵探Labyrinth
ナイトウィザード 午夜魔法帥、暗夜魔法使
BLUE DROP
Myself ; Yourself
もっけ 物怪
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- 龍鳴
こどものじかん 萌少女的恋愛時光 小孩子的時間 羅莉的時間 Loli的時間
ご愁傷さま二ノ宮くん 憂傷的二之宮君
逮捕しちゃうぞ フルスロットル 逮捕令 全速前進
CLANNAD
灼眼のシャナII 灼眼的夏娜 第二季
天才?Dr.ハマックス 天才?Dr.hamax
しゅごキャラ! 守護甜心
機動戦士ガンダムOO  機動戦士高達00
ef - a tale of memories 悠久之翼
キミキス pure rouge 君吻
メイプルストーリー 冒険島、楓之谷
ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆ 小水滴版静留、小水滴
D.C.II 〜ダ・カーポII〜 初音島2
レンタルマギカ 魔法使借貸公司、出租魔法使、傭兵魔法使
プリズム・アーク PRISM ARK
みなみけ  南家、南家三姐妹
獣神演武
げんしけん2 現視研第2季
もやしもん 豆芽小文
しおんの王 紫音之王、棋灵少女
神霊狩/GHOST HOUND
ひだまりスケッチ 特別編 向陽素描 特別篇

と、だいたいこんな感じです。
今回の訳で異彩を放っているのは「こどものじかん」でしょうか?
羅莉(ロリの中国オタク表記)的時間、Loli的時間
と、作品の内容についてストレートな訳が出ております。
私屋カヲルは中国で妙に人気が有ったりするようで、知り合いの中国オタクに「青春ビンタ!」を頼まれたなんていうこともw

とりあえず、こんな所で。
今回はかなりあやふやというか不確かなので、ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国で「ウルトラマンが日本では放送禁止のアニメ」と報道されてたり

「日本禁播動画≪奥特曼≫国内蔓延 影響孩子身心」
(日本で放送禁止のアニメ≪ウルトラマン≫が国内に蔓延 子供の心身に影響)
と言う記事が中国で流れているようです。


「ウルトラマンは暴力的な作品であり、子供の成長に良くない影響を及ぼす。専門家は出来るだけ早くアニメのレーティング制度を導入し、子供の心と体の健康を守るべきだとしている」
という感じで始まるこの記事、色んな所に転載されていますが元は「広州日報」の記事のようです。
(とりあえず、手近なところで捜狐に転載された記事を)

記事の中では

ウルトラマンは暴力的な作品。子供が真似をして困る。
優等生の子供もウルトラマンの怪獣ごっこでクラスメートをいじめている。
教師はウルトラマンのように暴力だらけのアニメを見ることで子供が暴力に染まってまうのではと心配している。
ウルトラマンを見たがるだけでなく、子供がウルトラマンの様な格好をしたがって大変だ。ウルトラマングッズやウルトラマンの様な服を着たがる。ウルトラマンの服を着ないと眠ろうとしない!


といった感じのウルトラマンの悪影響が強い調子で書かれております。
しかし、ウルトラマンの服を着ないと眠ろうとしないとかいうのにそんな深刻にならんでもいい様なw

また、業界内部の人間の発言として
「多くの日本本国では放送禁止になったアニメが我が国では何の制限も受けずにテレビのゴールデンタイムで放送されているし、VCDも売られている。日本では、「ウルトラマン」のようなアニメはゴールデンタイムの放送を禁止されており、一定以上の年齢で保護者と一緒でないと見る事が出来ない」
という文も有ります。
もうこれ、どこからツッコミを入れればいいのか。
ウルトラマンの放映時間枠移動は単純に人気が取れなかったからだとか、
そんな制限の有る作品日本では地上波で流れないよとか、
そもそもウルトラマンって放送禁止になっちゃった回はあるけど、作品自体には制限も何もないとか……

他には、ネットの知り合いが言うには〜という感じで
アニメとゲームによる日本の文化侵略だとかなんとかの話が出てますな。


しかしまぁこの記事、ウルトラマン叩きが目的ではなく何か別のものを叩こうとしている感じもしますな。
記事の終わりに「中国製のアニメ虹猫藍兔七侠伝が放送禁止になったのに同じ暴力的なウルトラマンがまだ放映されているのは何故だ」とかありますし。
「虹猫藍兔七侠伝」は番組制作で「打倒ウルトラマン」を目標に掲げていたようで、確かにウルトラマンを押しのけて中国の子供の心をつかみました。しかしその番組は「暴力的だ」ということで放送中止に。
「虹猫藍兔七侠伝」関連では他にカウボーイ・ビバップが「暴力的だ」と批判された事もあります。
そんな背景も有りますし、この記事もなんだか愚痴混じりっぽいとでも言いますか。

とりあえず
「ウルトラマンはアニメじゃないと思います」
という言葉で〆させていただきます。


カウボーイビバップが中国で「暴力的」だと批判を受ける

「虹猫藍兎七侠伝」放送中止について。中国のアニメ規制のその後

中国の国民的RPG「仙剣奇侠伝」

えー、前回の記事でコメント欄が思いもよらない事になって混乱しております。
しかし
「とりあえずこの司会者は「骸骨旗トラベル」読んでから出直せ。」
というコメントはツボにw
かなりキツイ罠ですな。
私も小学生の頃、ロードス島戦記やノベライズのガンダムシリーズに手を出した後、イラストが安彦良和と言う事で手を出してかなりアレな気分になったりしましたorz

それはそうと、中国ではRPGはイマイチ人気が無いと思われているようです。
確かに日本と比べればそうなのですが、中国にも「国民的RPG」と言っても構わないソフトが有ったりします。
それが
仙剣奇侠伝
略称「仙剣」でございます。

このゲームは中華系ファンタジーというか武侠モノの世界を舞台にしたストーリーの作品です。
最初の作品は95年にDOSで発売、その後シリーズ化され四まで(外伝1作有り)出ており、他にもドラマ化されたりしています。
当時はきちんとした中国語のゲーム自体が少なく、しかもそれが世界観のしっかりとしたRPGということでものすごい勢いで流行りました。
ちょうどPC普及の波に乗ったというのもあるのですが、作品の出来自体もなかなかのものです。
システムこそ日本の同時代のRPGと比べると厳しいものがありますが、武侠や五行思想、果ては巫蟲などのエッセンスまでを取り込んだ世界観は秀逸。

ただ続編は世界観こそ継承しているものの、残念ながら初代の評判を超える事は出来ていないようです。
しかし、人気は確実に有るようで文句を言いつつも皆遊んでいるようですな。
私の知り合いも
「出るとついつい遊んでしまう」
「多分無いとは分かっているんだが、隠し要素とシナリオを求めて2周目もクリアしてしまった」
とかなんとか言いながら遊んでいるようですw

一応、セガサターンに日本語移植されていますので興味があって更に遊べる環境がございましたら手を出してみるのもいいのでは。
ただ、システムは今のRPGと比べると厳しいのでその辺はちょっと覚悟して遊んでください。エンカウント率とか、今の感覚からするとかなり高いです。

ちなみに、私は世界観にも驚いたのですが主人公とヒロイン3人の変形四角関係というのにもちょっと驚いたりw
95年ですから天地無用などのハーレムモノもぼちぼちと出てきた時代ですが、一般向けのゲームではまだ珍しかったと記憶しております。


中国ではストーリー重視の作品はダメかと思いきや、この作品を見る限り中国向けの質の高いモノをつくれば受け入れられる様に思えます。
質の高いものを作るのは難しいとは思いますが、可能性は有るということで。

例によって、ツッコミ&情報提供大歓迎にございます。

台湾のバラエティ番組で「涼宮ハルヒの憂鬱」をエロイと紹介、中華系オタク激怒

台湾の
「我猜我猜我猜猜猜」
という人気バラエティ番組でオタクをネタにしたコーナーをやったそうなのですが、そこで涼宮ハルヒを「エロイ本」と紹介。
現地のオタク、というか中国語圏のオタクが激怒してネットでイロイロ炎上しまくったり、台湾角川が正式に遺憾の意を表明したりと、ちょっとした事態になっているようです。

コチラの記事(台湾のサイトなので中国語です)によれば

番組は台湾のオタク5人を呼び、彼らをネタにして笑いを取るといった構成。
その中でオタクの一人が持っていた「涼宮ハルヒの憂鬱(退屈?)」を手に取った出演者の呉宗憲が
「明らかに猥褻な描写が」「すっごいエロイ」
とあたかもエロ本であるかのように言って誤解を招いたというので、ネット上では祭りになっているようです。

以下は掲示板から拾った情報なので確かなのかどうかはハッキリしませんが、
番組では他にも
「こういう人種ってこの世にいて欲しくないよね」
「ヤツラは電車にいる変態よ」
とか出演者が言っちゃったりしているそうで、燃料には事欠かないようです。

で、この番組に対して台湾角川はHP上で遺憾の意を表明しています。


オタクをネタにしておちょくる系統の番組を作ったら、台湾のオタクが本気で怒っちゃってシャレですまなくなってしまったという所ですかね?

呉宗憲は台湾で多くのバラエティ番組の司会をこなす非常に人気のある芸人で、不謹慎な発言などでちょくちょく怒られていた様に記憶しています。
涼宮ハルヒについても、ちょっとしたネタ程度の感じだったみたいですな。
↑にあげた台湾の記事でも
「ちょっとした冗談のつもりだったんだよ。俺も涼宮ファンだからね」
とか発言しており、謝罪しろ!というネットの声をスルーしています。
この発言に対して更に
「そもそもお前ちゃんと本読んでねぇだろ、題名全部言えなかったのに」
というツッコミが入ったりなんだり。


何かこれ、釣りといいますか、オタクが騒げば騒ぐほど話題になるので番組としては成功になるんじゃないかという気もしますな。

それにまぁ、何と言いますか、ライトノベルって「エロイ」と言われても一概に否定できない様な気もw
挿絵だけ見たらどうよ?という作品かなりありますし、内容にしてもエロシーン有りの作品、極端な所ですがデビル17みたいなのも有るわけでして……

何はともあれ、
「台湾の有名なバラエティ番組でもオタクをネタにするとは、随分とオタクが浸透しているのに感心した」というのが私の正直な所にございます。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供大歓迎にございます。


題が紛らわしいとツッコミを頂いたので、題と説明不足だった部分を修正しました。
申し訳ありませぬorz

何故中国ではネトゲで死人が出るのか 続き

前回の記事について幾つか意見を頂いたので、その紹介をさせていただきます。


中国のネトゲでも、アイテム課金方式はあるしお金のかかるゲームや、お金で解決できるゲームもある

コメント欄でも教えていただきましたが、日本ではネトゲにハマればハマるほど運営会社にお金を吸い取られるという感じです。
この課金システム、中国でも似たような感じみたいです。
中国ではその実装が人気を左右すると言われている
ゲームキャラ同士の結婚機能、別名配偶システムの為のアイテムが有料だったりと、あの手この手で出費を強いていますw
しかし、それを使わずにツールでどうこうしちゃうのも……ゲフンゲフン
金を使うなら、ツールやチートで済ますというのも多いみたいです。
この辺が中国系プレイヤーが嫌われている所でしょうな。
これをやってしまうと、他のプレイヤーはしらけてしまいますし。


経済力で遊ぶゲームが分かれる傾向がある
遊ぶ為に高いPCスペックが必要だったり管理がしっかりしている、所謂「敷居の高いゲーム」はある程度懐に余裕のある人が遊んでいるそうです。
World of Warcraft の様な国外産の人気ゲームも「敷居の高い」部類に入るそうで、
そこそこ使える金の多いプレイヤーが多いとか
全般的に海外系のゲームは国内に比べて懐の具合に余裕が有る人が多いそうです。
その手のゲームは外国でも営業している事が多いので
→RMT取引先も増える→出稼ぎ増加
という流れが起きるそうで。
つぎ込む金が少ない人が多い中国産のゲームはそもそもRMTがあんまり流行らない
というのも有るとか。


それから、最後に
「ネトゲにはまるのは世の中のしがらみから逃れて別の自分になれるから」

これは多かれ少なかれどこの国のインターネットでも有る事だと思うのですが、その理由がかなり深刻なのだとか。
中国では、日本での想像以上に「格差」「差別」と言うのがありまして、ネットゲーム上ならそれを忘れる事ができるからだそうです。

これ、確かに私の中国生活の記憶でも思い当たる事が幾つか有ります。
例えば、都市部に住んでいる人間の地方出身者への差別はかなりスゴイものがあります。
日本での「田舎者」とか、そういう感覚がとても友好的に思えるくらい。
中国語には「外地人」という都市外から流入した人間を表す言葉があるのですが、この言葉にはかなりドロドロしたものが込められています。
てか、中学高校と「外地人」関連ではいろいろ見ましたし聞きました。
大学に入ってからさすがにはそうでもなかったんですが……

こういった事が中国には有るので「別の自分」になれるネトゲは非常にスバラシイものだと感じられるとか何とか。


とりあえず、こんな所で。
私はネトゲについてはあんまり詳しくないもので、今回は特にツッコミ&情報提供大歓迎にございます。


何故中国ではネトゲで死人が出るのか
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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