「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2008年01月

春節(旧正月)明けに中国広州で同人即売会

春節(旧正月)が近づき、中国はいよいよ年末ムードですが地方によっては観測開始以来最大の降雪となってタイヘンな状態の所もあるようです。
そんなタイヘンな状態の都市の一つ広州で春節明けに同人誌即売会が開催されるそうです。

廣州★YACA春季校園同人祭2008

公式サイトはコチラ
参加サークルのカットも掲載されています。

開催日時は2008年2月11〜13日 9:00〜17:00
場所は廣州市康王中路上源勝南17號耀華小學

だそうです。
この同人誌即売会、小学校で開催するんですかね。
先日の上海のComiconも大学で開催されてましたし、中国では学校のスペースを借りるのが手頃なんでしょうか。

今回の即売会には私の知り合いの中国オタクも見物に行く予定との事なので、できれば同人誌なり何なりを確保してきてもらいたいなー、と。

しかし、現在広州は大雪で電力供給や鉄道などの交通網など非常に厳しい状態だとか。
イベントが今後どうなるかは分かりませんが、
何はともあれ被災地の方々の無事と足止めされている方々が早く帰れる事を祈らせていただきます。


上海の同人誌即売会Comicon、来客数3000人で大盛況だったそうで

北京の日本語カラオケにあの曲が

中国では旧暦の正月である春節に合わせて冬休みとなります。
今年は2月6日が春節となります。
学校などは1月の中旬ごろから休みになり、学生は里帰り。
地方から出てきている人も、春節に合わせて里帰りとなります。この時期は中国の交通はモノスゴイ事になります。日本の帰省ラッシュと比較にならないくらい。
で、何が言いたいかと申しますと……

中国の知り合いが皆休みの計画やら何やらという状況を聞いていて、
「仕事したくない病」
が悪化しまくってタイヘンなことになっております。ぬっふんorz
そんな訳で、今日の更新も手抜きネタで……

中国でもカラオケは大人気です。
「卡拉OK」(カラオケ)
という中国語の名詞が完全に一般化しております。

中国のカラオケはFlashによるものが結構有ったりと日本のカラオケとは少々異なる部分もあったりします。
更には韓国語カラオケや日本語カラオケや英語のカラオケといった外国語のカラオケが有ったりなんだり。

北京の語言文化学院の近くにはそういったカラオケ屋が幾つかありまして、日本人留学生だけでなく中国人の学生もJ-POPやアニソン等の日本の歌を歌いに行っていたりします。
日本のカラオケほど大量の曲が選べるわけでは有りませんが、そこそこ曲はそろっています。

そんな日本語カラオケですが、先日遊びに行ってきたという中国オタクの知り合いから、最近入った新曲についての報告が有りました。
それは

レッツゴー陰陽師
エアーマンが倒せない
思い出は億千万


だったとか。
北京の夜に響き渡るレッツゴー陰陽師。
なんか、もう。
ちなみに、この情報を教えてくれた中国オタクは初対面の時に「日本ブレイク工業社歌」を軽やかに歌ってくれたナイスガイにございます。
……日本のネタソング、かなり広まっている模様ですな。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

80年代生まれの中国オタクの悩み

中国のポータルサイト21cn.comのゲームチャンネルをぼけーっと眺めていたらタイトルの様な記事があったので紹介を。

80年代生まれの中国オタクの悩み(中国語)

中国では80年代に生まれた世代を「80後」と呼んでいます。
「80後」は一人っ子政策や、改革解放後の時代に生まれたということでそれ以前の中国の人間とはかなり異なった環境で育ったと言われております。
また最近ではこの「80後」が様々な分野で頭角を現してきており、話題になっていたりします。

この記事ではその「80後」世代のオタクの悩みというか、自虐ネタをつづっているとでもいいますか。
ものすごくイイカゲンですが、その紹介を


1.毎日ネットを見るだけ。何をすればいいか分からない。口癖は「退屈」

2.すぐ決めつける。すぐにネタバレをする。よく分からない物については少しの情報だけで大量の意見をいうが、そのほとんどは批判的

3.痩せて軟弱、運動嫌い。マッチョな人間を嘲笑しているが、実は恐れている。日本の漫画にある中性的な美と病的な美を崇拝

4.軟弱な性格。自分の意思が定まらないことについての理由探しが好き。

5.消極的。大人になりたくない。若者のままでいたい。

6.選択的自閉症。よく知っている相手だと喋り捲るが、知らない相手だと途端に無口になる。興味の有る話題以外だと話が途切れる。

7.徹夜になれている。時には「時間の合理的な配分」のために徹夜をして夜を明かすが、実際はほぼ居眠りに突入。

8.プライドが高いがその根拠は特に無い。他人には自分を理解できないt思っており、それ周りを見下す理由になる。

9.何事に関しても計画性が無い。何時の間にかお金を使い切る。

10.他人に質問しない。検索サイトを信じる。検索結果=自分の知識と思っている



と、こんな感じ。
元の記事の方では更に詳しく細かい事例を挙げていたりしていまして、そこまでやらんでもという気にもなりますな。
中国では「80後」だけでなく、最近では90年代生まれを指す「90後」といった言葉も出てきています。
中国の新世代はどんな感じになっていくんでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

狼と香辛料から始まる一人称の問題

今期の新作アニメの中でもかなりいいスタートを切った
「狼と香辛料」
ですが、中国オタクの間でも注目度が上昇中のようです。
で、狼と香辛料のヒロインである狼神のホロの特徴でもある
「わっち」や「ありんす」などの廓言葉系の口調が中国オタクの間で話題になっている様です。そこから更に発展して、一人称についての議論になったりも。
以下、ちょっとその議論を紹介させていただきます。
中国語では一人称は基本的に「我」だけなので結構混乱するようです。

一人称が難しい。
女性キャラの性格付けにも使われているのは分かるんだが、判断し難い。


オレ
自分

われわれ
わたくし
わし
とか、どう判断すればいいんだ。

字幕が間違ってることも結構あるしなぁ。

狼と香辛料のホロの一人称「わっち」なんかはどうすればいいんだ・・・なんか、萌えるのは確かだが

全部「我」に翻訳しちゃうとつまらないよな。キャラの個性が消える。

「拙者」とか、「それがし」とかはどうよ?

「わらわ」と「われは」って、違うんだよな?聞き取りに自信が無い

「わらわ」は高貴な女性が使う一人称だよ。プリズムアークのヒロインがそうだ

「わっち」は「わし」の変化だろ?妖精とか精霊で「わし」と言うの多いし

「わっち」って身分の低い人間が使う一人称って聞いたことあるけど

てか、「わし」という一人称の幼女はイイ。「老娘」とでも言えばいいのか。

ホロの言葉は日本の花柳界の言葉から来てるらしいぞ。「わっち」とか、「ぬし」とか。

我輩と我が君って、どっちも我の変形で同系統でいいのか?
そういえば、「余」っていうのも有ったと思うけどあれは高貴な人間の一人称と言うことでいいんだよな?

「うち」は関西弁キャラの一人称でOK?

「うちの」という言い方もあるからややこしいよな。

「うち」は関西弁の一人称とそれ以外ではアクセントが違うから、リスニング能力を鍛えるんだ!

二人称もややこしいよな。
キミ、あなた、お前、辺りまでは何となく分かるんだが「貴様」とか、「そなた」とか「てめぇ」とか「やろう」とか……


とまぁ、こんな感じで疑問の種は尽きないようです。
一人称や口調の理解については定期的に話題に上るような気もします。
それとホロの廓言葉が混じった言い回しはやはり混乱しているようですね。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国語における日本のアニメやら漫画作品の翻訳についてを少々

2007年度アニメランキング 中国オタク編

先日、
中国でのゲーム・アニメ人気投票 「MVG2007我最喜愛的遊戯動漫評選」 結果発表
で中国のアニメ・ゲーム系ポータルサイト21cn.comでのアニメの人気投票を紹介させていただきましたが、
中国のアニメ系掲示板でもアニメのランキングをやっている所がありましたので今日はその紹介を。
先日のは一般層を含む投票、今回のはオタク層での投票という感じでしょうか。
部門分けもかなりアレでした。という訳で、以下各部門の上位の結果を


ツンデレ部門
柊かがみ(らき☆すた)

ヤンデレ部門
桂言葉(School Days )

女装部門(ちなみにアッチでは「偽娘」と表記されています)
結城蛍(もやしもん)

天然ボケ部門
柊つかさ(らき☆すた)

萌え動物部門
猫(DARKER THAN BLACK -黒の契約者-)

腹黒キャラ部門
鷹野三四(ひぐらしのなく頃に)

カップル部門
柊かがみ×泉こなた


泣けた作品部門
第一位:夢の最後まで(CLANNAD)
第二位:ここにある彼方(らき☆すた)
第三位:あばよ、ダチ公(天元突破グレンラガン)

名セリフ部門
第一位:絶望した!○○に絶望した!(糸色望「さよなら絶望先生」より)
第二位:俺を誰だと思ってる!?(大グレン団の皆さん「天元突破グレンラガン」より)
第三位:何という失態だ!(ティエリア・アーデ「ガンダム00」より)

男性声優部門
第一位:杉田智和
第二位:石田彰
第三位:中村悠一、福山潤

女性声優部門
第一位:桑島法子
第二位:釘宮理恵、川澄綾子
第三位:能登麻美子

アニソン部門
第一位:だんご大家族(CLANNAD)
第二位:もってけ!セーラーふく(らき☆すた)
第三位:奈落の花(ひぐらしのなく頃に解)
第四位:Masquerade(コードギアス 反逆のルルーシュ)
第五位:アンインストール(ぼくらの)



と、こんな感じでした。
2007年と区切ってありますし、部門わけ等も含めて21cn.comの投票とは条件が異なるのですが、それを踏まえたうえでも一般層との違いが見受けられて面白いですな。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国でのゲーム・アニメ人気投票 「MVG2007我最喜愛的遊戯動漫評選」 結果発表

中国オタクのGS美神……というか横島の記憶

現在少年サンデーで連載中の絶対可憐チルドレンのアニメ化が決定しましたが、「GS美神の作者の作品がアニメ化!」という感じで、中国の方でも結構反応が有りました。

ドラゴンボールやスラムダンクの様に社会現象となる様な人気では有りませんが、
「GS美神」は中国でも一昔前の世代にとってはかなり印象に残る作品だったようです。
で、GS美神といえば煩悩の塊横島忠夫が思い浮かびますが、このキャラは中国オタクにとってもかなり思い出深いようで
中国のアニメ系掲示板には

横島忠夫名言集(中国語版)

という作中の横島の名言を集めたものが有ったりも。
序盤の方をちょっと見ただけでも

我一直以来都很仰慕你!! (ずっと前から愛してました!!)

至少在我死之前,可以在塞満全裸美女的日本武道館内,
一面唱着『Johnny Be Good』,一面享受享受呀〜〜!!
(死ぬ前に一度全裸美女で満員の日本武道館でもみくちゃにされながら「ジョニー・B・グッド」を歌ってみたかったーーー!)


とか、なかなかにイイものが有りました。
そのスレは何時の間にやら横島について語るスレになっていたりなんだり。
以下、その内容の一部を紹介させていただきます。


横島は未だに俺の心のNo.1キャラだぜ

横島はスケベだが、何故か他のスケベキャラとは違う気がする。名言多いしw

小鳩と貧乏神の話が印象に残ってるなぁ。横島の選択、あれは漢だ。

横島の生き様は、男の見本だと思うんだが。

諸星あたると横島忠夫。この二人はやはり名作入りだと思うんだがどうだ?

浪速のペガサスだ!

やはり、バレンタインネタだろう。

「私を月まで連れてって!」の「人類には小さな一歩だが、俺にとっては偉大な飛躍!」には大爆笑した。

GS美神は元ネタ分かるのが多いのもいいよな。

アシュタロスというか、ルシオラ編の横島のカッコ良さはスゴイ

ルシオラには泣いたぜ・・・

いや、でも俺としてはルシオラの話は無い方が良かったな。なんか別の流れになってしまった気がする

横島って一応ハーレム系の主人公……でいいのか?

いや、なんか違うと思うw>横島ハーレム

最後の方では最強クラスのキャラになるんだが、スケベなのは結局変わらんのがいいよな。

完全ではないのが良い

最近は横島みたいなキャラっていないな。スケベなキャラって誰かいる?



とまぁ、こんな感じで。
横島、かなり人気が有るようでございます。

中国関連でのGS美神の個人的な思い出と言えば、当時北京に出回っていた本(昔なので多分海賊版だったと思います)では美神のボディコンが裾を長めに修正されていたりしたことでしょうかね。
海賊版でも、そーゆー部分には一応気を使うんだなーと感心した覚えがあります。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国のネット放送規制関連の番組が祭りに 合言葉は「很黄很暴力」

昨年末、中国の情報産業部のサイトで
「インターネット視聴番組サービス管理規定」
が発布されました。
これは簡単に言えばネット上の番組の管理と規制についての規定です。
昨年の12月29日に発布、施行が今年の1月31日からという事で何とも急な話ですな。

この規定によれば、ネット番組のサービスが許可制となり、ネット番組のサービスを行うには
「信息网絡伝播視聴節目許可証(情報ネットワーク視聴番組配信許可証)」
という許可書が必要になるそうです。
また申請に
「法人資格を有し、国有独資或いは国有持株の機関や団体及びその下部の事業体」
等の条件が必要になり、更に内容についても一定の制限がかかる模様です。

この規定の是非はさておき、当然ながらネット上には反対の声がガンガン飛び交いました。そんな中、この規定への援護とも取れる番組がCCTV(中国のNHKみたいなもの)で放映され、その番組内でとある学生の女の子が取材に
「ネットで資料を探してるとき、たまたま開いたHPがとてもエッチでとても暴力的(很黄很暴力)だったので慌てて閉じた」
と答える場面が放映されました。
このタイミングでこの内容の番組、更に「とてもエッチでとても暴力的(很黄很暴力)」というのが流行語の「很好很強大(とても良いとても強大)」と似ているのも手伝って、中国のネットで祭りとなってしまった様です。

とってもエロスとってもバイオレンス






こちらが元画像。で、これのコラを作ってアップするのがズンドコ出現。

とっても暴力






これに始まって

とっても黄色2とっても黄色3







とっても黄色4とっても黄色5







とっても黄色6とっても黄色7








と、こんな感じでオタ系のコラもズンドコ出現しております。
個人的に笑ったのは
すごく……黄色です……






コレ。ここまで「黄色」なモノはそうそう有りませんな。
(中国語だと「黄色」には「エロい」という意味も有ります)
また、很黄很暴力をピンイン表記にすると「很Huang很BaoLi」となることから中国オタクの間では「很H很BL」とも言われているとかで、そこにかけて
とってもBL








という、とてもBLなものが出てきたりしております。
今回の一連の流れは日本の祭りとも同じような感じで、これにAAとちゃんとした(?)まとめサイトが加わればもうカンペキですな。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国で暴力的だと放映中止になった「虹猫藍兎七侠伝」とは

中国のオタク事情に興味のある人間にとって非常に楽しみな日経BPのコラム
「中国"動漫"新人類」
ですが、先日の記事
ゴールデンタイムの「外国アニメ放映禁止令」が投げかけた波紋
中国のネット世論が政府直属テレビ局を動かす

では中国で放映された「暴力的アニメ」の「虹猫藍兎七侠伝」がネットの声に動かされて放映中止となったということが紹介されております。

で、この「虹猫藍兎七侠伝」に関して

実際、暴力的ってどのくらいのレベルなのか?
ホントに中国政府がネットの声を聞いたのか?


という質問を頂いております。
この事については私自身未だにハッキリしない事も多いのですが、とりあえず私の独断と偏見と更に「当時の曖昧な記憶」により答えさせていただきます。

まず「暴力的」のレベルについてですが、日本だとそれほど問題にならないレベルかと。
私も全部ちゃんと見てるわけではないのですが、ざっと見た感じでは暴力的といってもせいぜいドラゴンボール位のもんではないかと思います。
動物キャラが「北斗の拳」や「シグルイ」ばりにバイオレンスな戦いをする作品(それはそれで見たい気もしますが)というイメージを抱かれた方もいらっしゃるようですが、日本の作品からすると禁止するほどでもないかと。

ただ「児童アニメ」というジャンルに相応しいかはまた別の話ですな。
武侠モノということで、当然ながら武術や気功によるチャンバラやら殴り合いやらは有りますし、流血シーンも有ります。
保護者の方の教育方針によっては、見せたくない作品になるのは確かでしょうね。
ちなみに、中国ではウルトラマンが「暴力的」ということで子供の成長に良くない影響を及ぼす作品と批判されたことも有ります。
「子供に見せるもの」については日本に比べて厳しい考えの保護者が多い様に思えますな。


次に「中国政府がネットの声を聞いたのか?」という事についてですが……
スイマセン、コレは私にも分かりませんorz
当時は、曖昧なコメントが発表されたくらいで結局グダグダのまま何時の間にか中止という感じだったような覚えが有ります。

中国の映像メディアを管理している国家広播電影電視総局(略称:広電局)は基本的にテレビの放映内容を規制する方向で動いているので、その流れの一つという気もしますな。
「ネットの声」というのも当時そこら中の掲示板が炎上したりしていたので、私の印象はどちらかと言えばネットバトルの様な感じだったり。
中止について全く影響が無いわけではないと思うのですが、「ネットの声が原因で中止」という事になると何とも言えないというのが正直な所です。


個人的には「虹猫藍兎七侠伝」の放映中止は、非常に残念だったりします。
この作品、節回しやカットの使い方が独特でしたし「中国系アニメ」という路線を切り開ける作品だったのではないかと。
「子供向けではない」という問題こそ有りますが、かなりレベルの高い作品だったと思います。
この辺は中国のテレビアニメの視聴者層が基本的に小さい子供なので難しいとは思うのですが……


とりあえず、こんな所で。
今回は私の記憶も曖昧なので、何時にも増してツッコミ&情報提供をお待ちしております。


カウボーイビバップが中国で「暴力的」だと批判を受ける

「虹猫藍兎七侠伝」放送中止について。中国のアニメ規制のその後

中国で「ウルトラマンが日本では放送禁止のアニメ」と報道されてたり

パチモンゲットだぜ!

昨日の記事で紹介させていただいた、なんかもう何も言えなくなるCCTVの新作アニメ
「寵物小精霊伝奇」
ですが、メールでのタレコミを頂いております。
画像も頂きましたので、ここでそれも紹介を。
ありがたやありがたや。

パチモンゲットだぜ!















画像中の言葉は
「兄さん、やっとあなたを見つけた!」
といった意味でございます。

今後どんな感じのキャラが出てくるのか、ある意味非常に気になるこの作品。
生暖かく見つめていくことにしませう。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。


新作アニメ、今度はポケモンもどき

新作アニメ、今度はポケモンもどき

さて、2008年年明け早々始まる中国のアニメ新番組は……

パチモン












こちらにございます。
はい、今度はポケモンで来たようです。
しかもCCTV(中国のNHKみたいなもんです)の動画城という番組内で放映とのことです。
更に今回は何時にもまして思い切りよく、ポケットモンスターの中国語名の一つ
「寵物小精霊」
まで持ってきて
寵物小精霊伝奇
という名前の作品となっております。
そんな訳で、この番組のタイトルは
「ポケットモンスター伝奇」
といった感じかと。

ちなみにポケットモンスターの中国語表記は何種類かありまして
寵物小精霊(香港)
神奇宝貝(台湾)
口袋妖怪
口袋怪獣

といったものが有ります。
中国語版コロコロコミックに連載されていたポケモンは「神奇宝貝」なので、
一応「神奇宝貝」が中国本土オフィシャルっぽい気もしますがどうやら特に決まっていない様で、色んな表記が混在しております。

こちらがCCTVの番組紹介ページ
ストーリーは
「主人公崔小号が冒険の旅の中、精霊の世界に入って出会う不思議なストーリー」
とのことです。
当然ながら、その精霊の世界ではポケモンバトルが繰り広げられているとかなんとか。
キャラやポケモン(?)は↓

パイモン02パチモン03






パチモン04









なんか、もう。
ちなみに中国のアニメ系掲示板での反応は


どうしようか

海賊版という事でいいよな

当然だがまたコピーって言われるんだろうなー。

CCTV……なにやってんだ……

ピカチュウいないからダメだろ

ポケモンって。狂ったか。

あー可愛い可愛い

国産アニメということで応援……するのか?コレを?



といった感じで、頭を抱えているようです。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。


パチモンゲットだぜ!(比較画像)

中国語のアンサイクロペディアがスバラシイ

kuhaneさんにコメントでアンサイクロペディアの中国語版を教えていただきましたが、その内容に大笑いしてしまいました。

アンサイクロペディア自体は知っていたのですが、中国語の方は今までノーチェック。中国語版アンサイクロペディアもアホな記事が炸裂しており、今まで知らなかったのが悔やまれますな。

ちなみに、アンサイクロペディアの中国語表記は
「偽基百科」
ウィキペディアの中国語表記
「維基百科」
と四声以外は同じ発音、ピンイン表記だと同じ「weijibaike」になるのもナイスですね。

アンサイクロペディア(日本語)
偽基百科(アンサイクロペディア中国語版)

という訳で(?)「偽基百科」を眺めていたのですが、オタ関連の項目でも中々にアホな項目があったので、その紹介を。
残念ながら正月休みはもう終わりなのでじっくり翻訳することが出来ません。
何時にもましてイイカゲンな訳と紹介となっております。
全文翻訳は無理なので適当に抜粋しての訳と紹介ですが、どうかご容赦を。


死亡筆記(偽基百科)

「デスノート」の項。
この項は妙に気合が入っており、数多くの系列商品も紹介されております。
また、「歴史上の記載」では

太古より、中国の多くの史書にはみな死亡筆記に関する歴史が記されている。
「史記」によれば、紀元前21684年、中華民族兼人類の始祖の黄帝と生体イカ痴魷(注:痴魷(アホな烏賊という感じの意味)と蚩尤(中国神話の神)の発音が同じなのでそこに引っ掛けてます)は三百度にわたって戦い、三年戦ってもまだ勝負がつかなかった。双方が戦っている時、突然一冊の本が天から降りてきた。その表紙には「死亡筆記」と記されていたという。この本は最後には黄帝が手に入れる事になるが、この時はまだ誰が手にするかは定まっておらず、黄帝は死亡筆記を開きながら、生体イカの攻撃を避けた。死亡筆記内の説明ページによれば、誰それの名前を書けば、半本の香が燃える時間のうちに、相手は心臓麻痺を起こして死ぬという。ちょうどよく黄帝の中指から血が流れ、彼はその血を用いて痴魷の名前を書き、そして相手に向かって中指をおっ立てた。すると、痴魷は心臓麻痺を起こし大量の墨汁を吹き散らして死んでしまったという。これが死亡筆記の最初の記録である。しかし、後の研究によればこの「死亡筆記」は本ではなく、亀甲片であったと伝えられている。後の世では天條亀甲と呼ばれたという。


という、なんだか某民明書房を髣髴とさせる説明がついております。


Char's Kick(偽基百科)

Char's Kickとは、シャア・アズナブルのガンダムにおける最強の必殺技である。MSであろうと生身の人間であろうと全く同じ動作で繰り出すことが可能で、これによりシャア・アズナブルはガンダムファイトの始祖となったという説もある。残念なのは一年戦争の最終戦においてシャアの乗ったジオングには足が無く、Char's Kickを繰り出すことが出来なかったため、アムロに負けてしまった事だろう

「あんなの飾りです」どころの問題じゃなかった(?)とかなんとか。

とまぁ、こんな感じでイロイロとアホな記事の多い偽基百科(アンサイクロペディア中国語版)、じっくり読んでみることにします
……正月はもう過ぎたのにまた時間が吸い取られそうな事がorz

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

金庸の名作「秘曲 笑傲江湖」の帯には「熱血漢VSツンデレ美女」

年末の大掃除で本の整理をしたところ、新しい本棚を調達しないといけないのを痛感したのですが、何時の間にやら本屋に向かってしまうダメな私にございますorz

で、その入った本屋で知ったのですが徳間文庫で「金庸フェア」をやっているそうで。金庸の小説の文庫版が順次出ており、現在は「秘曲 笑傲江湖」が刊行中の様です。

金庸について一応の説明をさせてもらいますが、一言で言えば
「中華圏人気No1の武侠小説家」
といったところでしょうか?
金庸(wikipedia)
その人気は凄まじく「華人のいるところ金庸の小説あり」と言われているくらいです。最近では大衆娯楽小説でありながら中国の国語の教科書に載るという話まで出ているとか何とか。
私自身も中国留学時の高校から大学の間にハマってしまいました。
金庸の小説に出会わなかったら「武侠モノ」というのを意識しなかったと思います。

金庸については
Something Orangeさん
金庸特集記事:金庸の世界へようこそ。
で熱く、詳しく書かれております。興味のわいた方は是非ご一読を。

それで、ラノベの読者層を狙っているのか、フェアで見かけた文庫本にはラノベ系の画が描かれている太目の帯つきの物も有りました。
ラノベ系の画自体はいいのですよ。問題は帯に書かれている売り文句。
名作「秘曲 笑傲江湖」が

「熱血漢VSツンデレ」

何と言うか・・・うーむ。
金庸フェアの小冊子も有ったのでもらってきたのですが、金庸作品のキャラ紹介の所もかなりアレです。
以下、一部抜粋を

射雕英雄伝の郭靖 母性をくすぐる大器晩成型
秘曲 笑傲江湖の令狐冲 人情家で酒豪の痛快洒脱な兄貴キャラ
倚天屠龍記の小昭 萌え度ナンバーワンのメガネっ娘キャラ
鹿鼎記の双児 かいがいしく仕えるキュートなメイド


いや、その、間違いやデタラメと言うわけではないんですよ。
「熱血漢VSツンデレ」にしても、作中の令狐冲と任盈盈の関係からすれば確かにそう言えます。
ただ、どうにもやり過ぎな感じが。
例えとして妥当かは分かりませんが、日本の作品だと「剣客商売」の佐々木三冬を「ツンデレ美女剣士」と言ってしまうような感じでしょうかね?

なんだか、ラノベ層やオタク層を意識しすぎて逆にズッコケているとも感じられますな。
笠井潔のヴァンパイヤー戦争やサイキック戦争の様に画をつけるだけにしておけばよかったのにと思ったりも。
ちなみに、個人的には中央東口氏が金庸作品の画を描いてくれたら……!と妄想したことも有ったり……

金庸の小説はキャラが立っていますし「萌え」と取れる部分もあります。
しかし、やはり壮大で骨太のストーリーに熱い戦いが売りですから「萌え」を前に出しすぎるのも何か違うようなw

えーと、ダラダラと愚痴みたいなものを書いてしまいましたが、
何はともあれ金庸の小説は面白いです。
ラノベや伝奇系、時代小説がいける方なら楽しめると思います、という言葉で〆させていただきます。

例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

外務省がアニメなどに詳しい教師を日本語普及へ海外派遣

ぼけーっと、新年の日経新聞の記事を眺めていたら

アニメなどに詳しい教師・外務省、日本語普及へ海外派遣

という記事が目に入りました。
なんかこう、色々と反応に困る記事ですなw
ちなみに、リンク先の記事には書かれていませんが紙面の記事によれば
「第一弾として約三十人を募り、ポーランドとハンガリー、ブルガリア、ルーマニアの四カ国に派遣する」
とのことで、残念ながら中国にはしばらく来そうにありませぬ。

最近では海外で日本語を学ぶ理由が昔と変わってきたと感じられます。
中国でも以前は経済的な目的から日本語を学ぶ人が多かったのですが、最近は日本の文化への興味から日本語を学ぶ人の割合が増加している様に思えます。

中国ではアニメやゲーム、他には日本のドラマやJ-POPSなどが日本語学習の原動力になっている面も有るかと。
しかし日本人の日本語教師でアニメや漫画、ゲームに詳しい人間となると極めて少ないでしょうな。
この事については以前の記事

中国オタクと日本語教育

に上海派ニートさんがナイスなコメントを寄せてくださったので、引用させていただきます。ありがたやありがたや。

中国にいる日本人日本語教師は、定年後の国語の先生が5割、
国際交流大好き系の20〜30代女性が4割なので、
アニオタの日本語教師は望むべくもないですね。
残り一割以下の若い男性の日本語教師はもれなく変人ですが
(給料が現地価格なのでまともな神経してたらやらない)、
そもそもアニオタと日本語教師というものが正反対のベクトルを向いているので、
中国在住の日本人の日本語教師でアニオタというのはかなり稀有な存在かと。



個人的には日本語教師がアニメや漫画について詳しくなくても構わないとは思うのですが、アニメや漫画について「理解の有る」方は増えて欲しいなーと思っていたりします。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタクと日本語教育

中国でのゲーム・アニメ人気投票 「MVG2007我最喜愛的遊戯動漫評選」 結果発表

あけましておめでとうございます。
どうにかこうにかこのブログも年を越す事が出来ました。
今年もよろしくお願いします。


さて、今年最初のネタは
中国でのゲーム・アニメ人気投票 「MVG2007我最喜愛的遊戯動漫評選」 
の結果についてを。

今回で4回目となるこの人気投票は、中国のポータルサイト21CN.comのゲームチャンネルで行われています。
規模もかなり大きく、作品の中国における人気がある程度出てくるかと思われます。
では結果を。例によって日本語にない字は適当に変換、漢字表記そのままのやつは中国語名省いてます。それから紹介の順番=順位です。

アニメ作品全般

犬夜叉
名探偵コナン(名偵探柯南)
ONE PIECE(海賊王)
BLEACH(死神)
NARUTO(火影忍者)
ガンダムSEEDシリーズ(机動戦士高達SEED&DESTINY系列)
テニスの王子様(网球王子)
最遊記
少年陰陽師
鋼の錬金術士(鋼之煉金術師)


女性キャラ部門

灰原哀
木之本桜
桔梗
ラクス・クライン(拉克糸・克莱茵)
朽木ルキア(朽木露亜)
日向ヒナタ(日向雛田)
毛利蘭
日暮かごめ(日暮戈薇)
カガリ・ユラ・アスハ(卡嘉利)
春野サクラ(春野桜)


男性キャラ部門

はたけカカシ(卡卡西)
犬夜叉
殺生丸
我愛羅
不二周助
工藤新一
アスラン・ザラ(阿斯蘭・薩拉)
日番谷冬獅郎
朽木白哉
黒崎一護



と、こんな感じになりました。
マニア向け以外の一般作品も入るとこんな感じになるという所ですかね?
最近は中国に伝わる作品も多いので、新作が上に来るのは難しいのかもしれません。

作品部門1位の犬夜叉は上位に入るとは思っていましたが、1位なのは結構意外だったり。新作でファンが分散したりで、固定ファンの多い作品が上に来たという感も有りますね。
それから2006年以降の新作が一つも入っていませんが、このランキングでは第一次投票で10位以内に入らないと最終投票の対象にならないため、余計に新作が入るのは厳しいのかもしれませぬ。

ネット投票なのでどの辺まで信用していいのかは何ともいえませんが参考にはなるかと。ちなみに、家庭用ゲーム部門はアニメやネットゲームの投票数の十分の一以下だったりします。中国ではやはり家庭用ゲーム機を遊ぶ層は少ないという事なんでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国でのアニメ人気投票 「MVG2006我最喜愛的遊戯動漫評選」(昨年の結果)

中国でのゲーム・アニメ人気投票 「MVG2007我最喜愛的遊戯動漫評選」 第一次投票開始 アニメ作品編

中国でのゲーム・アニメ人気投票 「MVG2007我最喜愛的遊戯動漫評選」 第一次投票開始 キャラクター人気投票編
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

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このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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