世の中にはその分野の専門用語と言える、
固有名詞やその分野特有の表現など別の言葉に置き換えられないものがあるかと思います。オタク系の用語にも様々な専門用語が有りますが、
「ツンデレ」
という言葉は比較的知名度が高いのではないでしょうか。
ツンデレという言葉が使われるようになったのは最近ですが、
ツンデレとされる類のキャラは昔から存在しましたし、
日本のオタク用語としてはツンデレは男女関係無く使われているかと思います。
このツンデレですが、
現在中国オタクの間では「傲嬌」と訳されることが多いようです。
この訳はどうやら台湾発祥のようで、他にも嬌蛮、外冷内熱、悪嬌といった言葉を使うことが有るとか。
他に最近出てきたもので「蹭得累」というのもあるそうです。
この蹭得累は音訳に加えて「疲れる」という意味の「累」という意味の字がが混じっており「ツンツンしていて疲れない?」といった語感が好評だという話も。
それで、こんな感じでツンデレという言葉は中国オタクへも伝わっているのですが、
やはり日本と全く同じように伝わったわけではないらしく、
中国オタクの中にはこの「ツンデレ」を、
男女問わず使ってもいいものなのか、どういった範囲のキャラに使うものなのか
などと悩んでしまう人もいるようです。
中国のソッチ系の掲示板では
「男でツンデレっぽいキャラはなんて言えばいいんだ?」
といった質問を以前に見かけたことが有りますが、
その時のやり取りは
男でツンデレっぽいといえば相良宗介か?難しいね、男だからツンデレでもないし。
宗介は違うんじゃないか。俺はイザークやギロロ伍長とかがそれに近いと思う。
男のツンデレ・・・・・・中二病とか?
男でツンデレは無いだろ。誰がそんなのを見たいんだよ!
ツンデレというか、時分の感情に反する演技をするというなら「悶骚」という言葉も有るな
(訳注:「悶骚」は「普通」を装って中々自分を表に出さないが、心の中には激情と渇望を抱いているというタイプを指す言葉らしいです)
ツンデレと無口キャラって同じカテゴリに入れていいんだろうか?
男にツンデレを使うのは違和感有るな
いや、男にツンデレを使ってもいいんじゃないか?
俺はベジータや飛影は典型的なツンデレタイプだと思う。
男にツンデレ(傲嬌)の「嬌」は無いんじゃないだろうか。
俺は釘宮でツンデレというものを学んだから、男のツンデレというのはヘンな感じがする。
みんな男だ女だと悩むんじゃない。
いいか、ツンデレはすべてにおいて平等なものだ。
ツンデレと誘い受けの違いをどう判断するべきだろう。
といった感じでした。
いろいろと脱線していますがこんな感じで結構悩んでいるみたいですな。
それぞれが微妙に異なる理解の仕方をしているようで、それによって混乱が加速しているようにも思えます。
それから個人的にちょっと引っかかったのは、
ツンデレ=「傲嬌」
という訳がメインになってしまい、字面から
「傲嬌」=女性の形容
と感じている方もいるっぽいということですね。
元々ツンデレという言葉が女性キャラに使われる事が多かったからというのに加え、
翻訳された漢字の字面によってツンデレ=女性キャラというイメージになっているのはちょっと面白いなーと。
それと、日本ではツンデレというのが早い段階でオタク全般のネタになり、
海原雄山や烈海王といった男の優秀なツンデレキャラも出ていますが、
そういったネタが中国にあまり伝わっていないという点も大きいのかもしれませんね。
この辺については、
男性ツンデレキャラを多く知っているであろう女性の中国オタクの方に確認してみた所、
「男でツンデレというのは、女性のファンの間ではごく普通に使われています。ちなみに私の好物はヘタレ×ツンデレです」
ということを教えていただけました。
最近の作品だとヘタリアのイギリスが「傲嬌眉毛」(ツンデレマユゲ)と呼ばれているそうです。女性ファンの方には例となる男ツンデレキャラの情報もかなり入っているので、ツンデレの使い方についての感覚は日本とそんなに変わらないみたいですね。
言葉一つとっても、
イロイロと難しい事が有るというのを改めて実感する今日この頃でございます。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
固有名詞やその分野特有の表現など別の言葉に置き換えられないものがあるかと思います。オタク系の用語にも様々な専門用語が有りますが、
「ツンデレ」
という言葉は比較的知名度が高いのではないでしょうか。
ツンデレという言葉が使われるようになったのは最近ですが、
ツンデレとされる類のキャラは昔から存在しましたし、
日本のオタク用語としてはツンデレは男女関係無く使われているかと思います。
このツンデレですが、
現在中国オタクの間では「傲嬌」と訳されることが多いようです。
この訳はどうやら台湾発祥のようで、他にも嬌蛮、外冷内熱、悪嬌といった言葉を使うことが有るとか。
他に最近出てきたもので「蹭得累」というのもあるそうです。
この蹭得累は音訳に加えて「疲れる」という意味の「累」という意味の字がが混じっており「ツンツンしていて疲れない?」といった語感が好評だという話も。
それで、こんな感じでツンデレという言葉は中国オタクへも伝わっているのですが、
やはり日本と全く同じように伝わったわけではないらしく、
中国オタクの中にはこの「ツンデレ」を、
男女問わず使ってもいいものなのか、どういった範囲のキャラに使うものなのか
などと悩んでしまう人もいるようです。
中国のソッチ系の掲示板では
「男でツンデレっぽいキャラはなんて言えばいいんだ?」
といった質問を以前に見かけたことが有りますが、
その時のやり取りは
男でツンデレっぽいといえば相良宗介か?難しいね、男だからツンデレでもないし。
宗介は違うんじゃないか。俺はイザークやギロロ伍長とかがそれに近いと思う。
男のツンデレ・・・・・・中二病とか?
男でツンデレは無いだろ。誰がそんなのを見たいんだよ!
ツンデレというか、時分の感情に反する演技をするというなら「悶骚」という言葉も有るな
(訳注:「悶骚」は「普通」を装って中々自分を表に出さないが、心の中には激情と渇望を抱いているというタイプを指す言葉らしいです)
ツンデレと無口キャラって同じカテゴリに入れていいんだろうか?
男にツンデレを使うのは違和感有るな
いや、男にツンデレを使ってもいいんじゃないか?
俺はベジータや飛影は典型的なツンデレタイプだと思う。
男にツンデレ(傲嬌)の「嬌」は無いんじゃないだろうか。
俺は釘宮でツンデレというものを学んだから、男のツンデレというのはヘンな感じがする。
みんな男だ女だと悩むんじゃない。
いいか、ツンデレはすべてにおいて平等なものだ。
ツンデレと誘い受けの違いをどう判断するべきだろう。
といった感じでした。
いろいろと脱線していますがこんな感じで結構悩んでいるみたいですな。
それぞれが微妙に異なる理解の仕方をしているようで、それによって混乱が加速しているようにも思えます。
それから個人的にちょっと引っかかったのは、
ツンデレ=「傲嬌」
という訳がメインになってしまい、字面から
「傲嬌」=女性の形容
と感じている方もいるっぽいということですね。
元々ツンデレという言葉が女性キャラに使われる事が多かったからというのに加え、
翻訳された漢字の字面によってツンデレ=女性キャラというイメージになっているのはちょっと面白いなーと。
それと、日本ではツンデレというのが早い段階でオタク全般のネタになり、
海原雄山や烈海王といった男の優秀なツンデレキャラも出ていますが、
そういったネタが中国にあまり伝わっていないという点も大きいのかもしれませんね。
この辺については、
男性ツンデレキャラを多く知っているであろう女性の中国オタクの方に確認してみた所、
「男でツンデレというのは、女性のファンの間ではごく普通に使われています。ちなみに私の好物はヘタレ×ツンデレです」
ということを教えていただけました。
最近の作品だとヘタリアのイギリスが「傲嬌眉毛」(ツンデレマユゲ)と呼ばれているそうです。女性ファンの方には例となる男ツンデレキャラの情報もかなり入っているので、ツンデレの使い方についての感覚は日本とそんなに変わらないみたいですね。
言葉一つとっても、
イロイロと難しい事が有るというのを改めて実感する今日この頃でございます。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。