中国のアニメ界関連の話題ではパクリネタが頻繁に有るので、
私も最近はその手のネタに食傷気味だったのですが、
今度はまた別パターンで来たようで中国で行われた
「2009全国大学生オリジナルアニメーション大会」(NCAC)
の受賞作品が国外の有名作品の丸パクリだったという事件が起こりました。
中国のポータルサイト21cn.comの記事はこちら(中国語)です。
レコードチャイナの方でも既に報道されていますので、事件についてはそちらもご参照下さい。
またもや!大学生のアニメ動画コンテストでパクリ作品が銅賞
で、この動画なんですが、オリジナルの方はyoutubeで見ることが出来ます。
Kiwi!
それでこっちが問題の作品
「創造天空」
えーと、主な変更点は使用した音楽などの出典を消して、
「2008年パラリンピックに参加した全てのスポーツ選手にささげる」
という一文が追加されたところですかね。
中国のネットでは最近パクリ問題について過敏になっていまして、ちょっとでも似た部分が有ると槍玉に挙がるようなことになっています。
私から見て冤罪やらセーフに思える作品まで叩かれていたりするので、ちょっと敏感になりすぎているような気もします。
そんな訳でニュースになったときも私はまずは作品を見なければと思い、その作品を探したのですが・・・・・・これはもう、なんつーかパクリとかいうレベルの話じゃないですね。
最近の一連の事件に更に追い討ちをかける今回の事件に、
中国のネットはもうお通夜状態です。
これは・・・・・・テスト勉強のみやってきたことへの弊害・・・・・・ってことが原因でいいのかな・・・・・・
作った学生とっとと退学にしてくれ
海外の有名作品に中国の独自文化を組み合わせたということですか、そうですか。
審査員何やってたんだよ。こんな有名作品を・・・・・・
中国がどうしようもないということがよく分かりました。
こんな有名作品をパクろうとした頭の構造が気になる。
作った生徒も、それをコンテストに応募した教師も何なんだよ。それが校風なのか?
現代中国の問題と中国国内アニメ産業の抱える問題点が全て分かるすばらしい事件です。
逆に考えるんだ。これはロクな知識の無いコンテストのアホ審査員と学校のアホ教師のレベルを把握した学生の犯行だ。
相手のレベルを把握した対策だけは評価してもいいだろう。
中国に足りないものがよく分かる事件ですね。
中国のアニメ産業が発展しない原因について示していただきました。
また中国の伝統文化とはパクリ行為だと言われまくるな・・・・・・
パクリじゃなくてこれは盗用って言うんだよ。
こんなもん、パラリンピックの選手にささげるんじゃねぇよ
構図や画をパクッたとかじゃなくて、元の動画を切り貼りしただけじゃないか・・・・・・
お願いだからもうやめてくれ。
風刺としてだけなら評価できる。
この事件については二つ悲しい点が有ります。
一つは審査員が海外で名声を得ている名作を知らなかったこと、もう一つはそんな名作が銅賞しかとれなかったことです。
とまぁ、こんな感じで。
なんかもうどうすればいいのか、途方にくれている感じがしますな。
中国では大学の学術論文などでもパクリというか盗用が頻発し、社会問題になっています。
宿題やレポートを写すといったようなことの経験が有る人は結構いると思いますが、中国ではそれが常態化しすぎてしまい感覚が麻痺しているんでしょうかね。
学校内の課題でちょっとやるくらいなら目をつぶっても良いかと思いますが、それを大事な局面や、「外」でもやってしまうのが頻繁に出ているのがなんとも。
中国の社会全体についてはなんとも言えませんし、とりあえず私の個人的な考えですが、今の中国の若い世代については中国教育システムの弊害かなーと思ったりも。
中国の学校では競争が激しく、親も教師も子供の出した結果は評価しますが、努力そのものについてはあんまり評価しないんですよね。
受験戦争に勝つか負けるかでかなりの差が有るので、なんとしても勝ち残るというか生き残る為に結果を出すのが最優先で、努力するというのはあくまで手段の一つという位置づけでしょうか。
努力以外に結果を出せる別の手段が有るならそれを使えばいいと。
そういったことから、結果を出す為に要領良くやるべきで、結果の分からない努力はしないに限るといった考えになるのが結構いるようです。
これ自体は一つの考え方として別に間違いではないと思うのですが、中にはモラルやらリスク計算についてまで頭がまわらないのがいて、今回の事件みたいなことをやらかすのが出てくるんじゃないでしょうか。
努力「だけ」すれば何とかなると信じ込むのも問題ですが、努力による正攻法な地力が必要とされる場所が有るという認識が薄いのも問題でしょうかね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国のパクリアニメ。今回は秒速5センチメートルから
私も最近はその手のネタに食傷気味だったのですが、
今度はまた別パターンで来たようで中国で行われた
「2009全国大学生オリジナルアニメーション大会」(NCAC)
の受賞作品が国外の有名作品の丸パクリだったという事件が起こりました。
中国のポータルサイト21cn.comの記事はこちら(中国語)です。
レコードチャイナの方でも既に報道されていますので、事件についてはそちらもご参照下さい。
またもや!大学生のアニメ動画コンテストでパクリ作品が銅賞
で、この動画なんですが、オリジナルの方はyoutubeで見ることが出来ます。
Kiwi!
それでこっちが問題の作品
「創造天空」
えーと、主な変更点は使用した音楽などの出典を消して、
「2008年パラリンピックに参加した全てのスポーツ選手にささげる」
という一文が追加されたところですかね。
中国のネットでは最近パクリ問題について過敏になっていまして、ちょっとでも似た部分が有ると槍玉に挙がるようなことになっています。
私から見て冤罪やらセーフに思える作品まで叩かれていたりするので、ちょっと敏感になりすぎているような気もします。
そんな訳でニュースになったときも私はまずは作品を見なければと思い、その作品を探したのですが・・・・・・これはもう、なんつーかパクリとかいうレベルの話じゃないですね。
最近の一連の事件に更に追い討ちをかける今回の事件に、
中国のネットはもうお通夜状態です。
これは・・・・・・テスト勉強のみやってきたことへの弊害・・・・・・ってことが原因でいいのかな・・・・・・
作った学生とっとと退学にしてくれ
海外の有名作品に中国の独自文化を組み合わせたということですか、そうですか。
審査員何やってたんだよ。こんな有名作品を・・・・・・
中国がどうしようもないということがよく分かりました。
こんな有名作品をパクろうとした頭の構造が気になる。
作った生徒も、それをコンテストに応募した教師も何なんだよ。それが校風なのか?
現代中国の問題と中国国内アニメ産業の抱える問題点が全て分かるすばらしい事件です。
逆に考えるんだ。これはロクな知識の無いコンテストのアホ審査員と学校のアホ教師のレベルを把握した学生の犯行だ。
相手のレベルを把握した対策だけは評価してもいいだろう。
中国に足りないものがよく分かる事件ですね。
中国のアニメ産業が発展しない原因について示していただきました。
また中国の伝統文化とはパクリ行為だと言われまくるな・・・・・・
パクリじゃなくてこれは盗用って言うんだよ。
こんなもん、パラリンピックの選手にささげるんじゃねぇよ
構図や画をパクッたとかじゃなくて、元の動画を切り貼りしただけじゃないか・・・・・・
お願いだからもうやめてくれ。
風刺としてだけなら評価できる。
この事件については二つ悲しい点が有ります。
一つは審査員が海外で名声を得ている名作を知らなかったこと、もう一つはそんな名作が銅賞しかとれなかったことです。
とまぁ、こんな感じで。
なんかもうどうすればいいのか、途方にくれている感じがしますな。
中国では大学の学術論文などでもパクリというか盗用が頻発し、社会問題になっています。
宿題やレポートを写すといったようなことの経験が有る人は結構いると思いますが、中国ではそれが常態化しすぎてしまい感覚が麻痺しているんでしょうかね。
学校内の課題でちょっとやるくらいなら目をつぶっても良いかと思いますが、それを大事な局面や、「外」でもやってしまうのが頻繁に出ているのがなんとも。
中国の社会全体についてはなんとも言えませんし、とりあえず私の個人的な考えですが、今の中国の若い世代については中国教育システムの弊害かなーと思ったりも。
中国の学校では競争が激しく、親も教師も子供の出した結果は評価しますが、努力そのものについてはあんまり評価しないんですよね。
受験戦争に勝つか負けるかでかなりの差が有るので、なんとしても勝ち残るというか生き残る為に結果を出すのが最優先で、努力するというのはあくまで手段の一つという位置づけでしょうか。
努力以外に結果を出せる別の手段が有るならそれを使えばいいと。
そういったことから、結果を出す為に要領良くやるべきで、結果の分からない努力はしないに限るといった考えになるのが結構いるようです。
これ自体は一つの考え方として別に間違いではないと思うのですが、中にはモラルやらリスク計算についてまで頭がまわらないのがいて、今回の事件みたいなことをやらかすのが出てくるんじゃないでしょうか。
努力「だけ」すれば何とかなると信じ込むのも問題ですが、努力による正攻法な地力が必要とされる場所が有るという認識が薄いのも問題でしょうかね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国のパクリアニメ。今回は秒速5センチメートルから