「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2010年04月

クラウザーさんとの別れを惜しむ中国オタク

ちょっと風邪を引いてしまったので、今回は軽めのネタで一つやらせていただきます。

先日ついに完結となった
「デトロイト・メタル・シティ」
ですが、この作品への中国オタクの反応についての質問をいただいております。
ありがたやありがたや。

ちょうどうまい具合に中国のソッチ系の掲示板でもDMC最終回が話題となっていたので、そこで見かけた発言を例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


DMCがついに終了か。
かなり好きな漫画だったから寂しいね。

もうクラウザーさんと会えなくなるのか……

ギャグ漫画だけど、非常に危ういバランスで成立していた作品だったと思う。

最初はホラー漫画だと思って回避していたんだが読んでみたらスゴイハマったよ。そうか、終わっちゃうのか。

すごい作品だったよね。とても変態的だったけど、とても面白い作品だった。

俺はデスメタルという音楽はほとんど知らないがクラウザーさんは大好きだった。

知り合いにDMCを薦めたら画が猟奇的過ぎると言われて読んでもらえなかったよ。

DMCは読んだ人の評価は結構高いんだけど、画が嫌いだからという理由で全く見もしない人が多い。実写の方は比較的入り易いし見た人の評価も悪くない感じだから、そっちから薦めるのがいいかもね。

漫画のほうがどんな終わり方になるか気になる。
ハッピーエンドになってほしいが作風的に期待できなそうだ。
まぁ、松山ケンイチの映画版がハッピーエンドで終わってるし良いかな。

画がキモチワルイとか言って読まない人多いよね。DMCを読んでいる人って比較的上の世代の漫画に慣れた人が多いように思う。
それにしても、最近はバンドというと「けいおん!」とか「涼宮ハルヒの憂鬱」のイメージになっちゃってDMCは回避されてしまうのが残念だ。

絵柄もそうなんだが、デスメタルとかヘヴィメタルのバンドの話ということで回避する人も多いよな。非常にもったいないと思う。

ヘヴィメタルとかウチの国だとイメージし難いからしょうがないかもね。
デスメタルとかになると俺もよく分からんし。
DMCは作中ではデスメタルのカテゴリになっているが、実際はヘヴィメタルのカテゴリに入るバンドらしいな。

俺は「けいおん!」の第1話でネタになっていた所からDMCを読んでハマった。
クラウザーさんとの別れの日が来てしまったのか。

完結か……短いようにも思えるがギャグ漫画だと結構長く続いた方なのかな?
しかしDMCはギャグ漫画だってのをそもそも理解してもらえないのが残念だ。
クラウザーさんの表紙だけ見てヤバイ作品だと思い込むヤツが多すぎる。

俺はこの間9巻を手に入れたばかりだが、もう終わってしまうのか……
最近は最初ほどの面白さはないし、終わるのも悪くないかな。良い作品だった。

映画にCDにアニメに……関連商品は全部出たような感じもするし、そろそろ終わるんじゃないかとは思っていたが。

俺は早く終わらないかと思っていたから、さびしいものが有るけど安心した。
クラウザーさんにどんどん勢いが無くなっていくのは見ていて辛かったよ。

クラウザーさん、今までありがとう。
GO TO DMC!!



とまぁ、こんな感じで。
ちなみに中国語でヘヴィメタルはそのまんま「重金属」となります。

「デトロイト・メタル・シティ」については日本で一時期話題になっているのは知られているようですが、絵柄やあらすじ紹介で回避しちゃう人も多く、中国オタクの間では「名前や絵は知っているけど見たことは無いという人が多い」位置にある作品でしょうか。

そもそも中国ではヘヴィメタルどころかバンド活動がかなり珍しいですし、そこに加えてギャグとは言えSATSUGAIを叫ぶ内容を表立って好きだというのは厳しいということもあり、他人に薦めるのがある意味非常に難しい作品となっている模様です。

しかし、一旦読んでみればハマる人も少なくないそうで、中国オタクでもコアな層の人間からはかなり人気が高いとか。
私の知り合いも日本に来るたびにDMCのCDや新刊を買い集めたりするのがいますし、現地での交流会でも漫画が話題になったときにこの作品の名前が挙がることがわりとあるようです。

それにしても、今回見かけた中国語の発言では「SAN」とか「先生」と敬称をつけてクラウザーさんのことをお呼びしている人が結構いたのですが、これには私もちょっと驚いてしまいましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク的にオトコの娘マガジンはさすがにまだキツイらしい

先日一迅社から発売されたオトコの娘マガジン
わぁい!(公式サイト)
について、中国オタクの反応はどうなのかという質問をいただいておりますので、今回はそれで一つ。ありがたやありがたや。

ちなみに日本での反応についてはアキバblogさんの記事などをご参照下さい。
ブルマが付いたオトコの娘マガジン「わぁい!」 早くも完売

中国でもいわゆる日本のオタク界隈で「オトコの娘」といわれるようなキャラについてのジャンルはそこそこ知られており、中国オタクの間では
「偽娘」(日本語で発音するなら「ウェイニャン」が近いでしょうか)
と称されるジャンルになっています。

しかし、さすがに専門誌(?)が出現するのは予想外だったようで、今回の件は中国オタクの面々に結構な衝撃と困惑をもたらした模様です。
それでは以下に、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


また何か見てはいけないように思えるものが日本で発売されたらしい。

さすがにここまで来るとキツイ。クロスデイズとか受け入れられん。

邪悪なイレブンどもめ!マジで恐ろしいやつらだ……

雑誌の内容に加えてブルマがつくのか……確か以前にパンツメガネ拭きつきの雑誌とか出てたよな。
日本ではこういったものを世の中に出していいと思われているのだろうか。

でも俺は秀吉になら萌えられる。この路線もアリなんじゃないか?

そこは秀吉も良いが明久の女装である明ちゃんも悪くないと思うんだが。

うーん、これはさすがに見なかったことにしたい。
俺は理解できないよ……

しかし、資料としてみれば女装系のコスプレをしている人間からすればかなり価値が高いんじゃないだろうか?
日本は資料が多くていいよね。女装のテキストとかも有るらしいし。

ウチの国でも百度に偽娘板とか有るからなぁ……需要が存在するのは理解できる。


これはとてもひどい雑誌だ。

日本はどんどん恐ろしい方向に進んでいるな。
俺は何も見なかったことにした。

実は俺もうこの本注文しちゃっているんだ。
ただ付録については知らなかった……

これ、日本ですぐに売り切れたらしいが買う人間は本と付録どっちが目的なんだろう。

スク水、セーラー服、ブルマ、メイド服といった辺りが日本の代表的なアイテムだと思うが、ブルマは実物を見ることがあまり無いから勉強になる。

この付録は余計じゃないか?
女装キャラをテーマにするならきちんとそちらに焦点を定めるべきだと思う。

女装も気になるが、俺は紹介されている偽おっぱいの広告が気になるな。
これはもしや極めてスバラシイ物なんじゃ無いだろうか?

俺は秀吉というキャラは好きだが、女装キャラ全般となると厳しい。

俺の場合は三次元女装とかになるとキツイな。
それと、この雑誌で秀吉だけでなく明久にまでウェディングドレスを着せたのは評価するべきだと思う。

イレブンどもの変態っぷりはついにここまで来たのか。恐ろしい。

イレブンどもはやはりイレブンだと実感した。俺の理解を超えている……

小日本のやつらがまた新たな歴史を創造しやがった!

上限だか下限だか分からないが、この雑誌が何かの限界を突き抜けたのは確かだろうな。やはりあの国は恐ろしい。

あの島国はどうなっているんだろう。あそこの人間はもう一般的な方向では満足させることができないのだろうか。

偽娘板に常駐している俺としては、この雑誌はかなり気になる。

偽娘ということでただでさえ問題なのに、そこに更にヒドイ付録をつけるとか……
何であの国ではこんなもんが発売できるんだ!?



とまぁ、こんな感じで。

やはり一般の中国オタク層からしてみれば女装キャラや男の娘はまだ厳しいようで、なにやら見てはいけない世界を覗いてしまったというような反応が多かったですね。
ただ、その中にちらほらと「これはアリだ」という感想が混じっていたりするのが何だかイロイロと気になります、はい。

最近ではバカテスの秀吉のようなキャラに人気が集まるだけでなく、一部のコスプレイヤーにも女装コスプレをするようなのが出てきたりしているといった話も聞きます。
一般的というわけではないのですが、中国オタクの間でも「偽娘」というジャンルがじわじわと伸びているように感じられますね。うーむ。

一応、中国でも京劇における女形のような女を演じる男という文化はありますからもともと下地があったっぽいようにも思えますが、そういった趣味に方向性と発露する場を与えてしまったのは間違いなく日本のオタク文化のせいなんじゃないかなーと思ったりなんだりでございます。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


雑誌付録のパンツ型めがね拭きに中国オタク驚愕

こんな可愛い子が女の子のはずがないと感じ始める中国オタクの面々

ローソン第三新東京市店は中国オタク的に気に食わないやり方らしい

箱根に出現したエヴァンゲリオンとタイアップしたコンビニ
「ローソン第三新東京市店」
への中国オタクの反応についての質問をいただいておりますので、今回はそれをネタにさせていただきます。ありがたやありがたや。
ローソン第三新東京市店については以下のニュースなどをご参照下さい。

店内丸ごと“エヴァ”! ローソン“エヴァ旗艦店”が箱根にオープン(東京ウォーカー)

店の外も中もヱヴァだらけ、箱根のローソンがヱヴァンゲリヲン仕様の「第3新東京市店」になって登場(GIGAZINE)

それから、エヴァコンビニの大人気っぷりとその後の状況については痛いニュースさんの記事などをご参照下さい。
箱根「エヴァンゲリオン・コンビニ」、来場者殺到のためイベント中止に(痛いニュース)

それでは以下に、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


エヴァをテーマにしたコンビニだと?
オタクの金は騙し取りやすくていいよな。

この金の巻上げ方式だけは評価してやってもいい。

こういう話、いったい幾つ目になるんだ?
金儲けの熱気しか聞こえてこない。

今度は店ぐるみで金を巻き上げに来てるからな。
いくらでも金を取れるんだろう。

俺は普通のコンビニが全部エヴァで染まり、中に入れば関連グッズに囲まれるというのはかなりスバラシイことだと思うんだが。

店の内装や商品どころかビニール袋までエヴァみたいだね。
良いなぁ。行ってみたいなぁ。

色んな方法で金を吸い上げられるのに楽しみを覚えるオタクっていうのが多いみたいだ。
日本のオタクはホントに単純だね。

日本のオタクのお財布がとてもカワイソウです。

こういうのは正直うらやましい。ウチの国では何時になったらこういうのが出てくるやら。

ローソンは上海にもあるから、何時か上海支店も出来ないかね。

中で写真撮る場合、一枚いくら取られるんだろうか。

日本のオタク向けの金儲けの方法ってホントにスゴイね。
このままだとさすがに日本のオタクでも金を騙し取られるのに反抗するんじゃないか?

金を騙し取る意図が露骨だし、恥知らずな店だと思う。
だが俺はこの店の誘惑に勝てない自身があるぞ!!

このコンビニがもし近くに有ったら俺なんか簡単に吸い込まれてしまうだろう。
恐ろしい場所だ。

タイアップしたのはローソンか。ファミリーマートといい、セブンイレブンといい、えげつないことやるなぁ……

この罠にはまってまた騙されるというやつですね。

しかし、エヴァを好きになって既にに十年以上経っている俺としては、エヴァになら金を騙し取られてもいいと思える。

これ、場所もアニメ通りだしかなり作品に沿った作りみたいだな。機会が有れば行ってみたい。

箱根コンビニエンスストア補完計画……それが日本の選択なのか。

それにしても、エヴァの関連商品でコンビニエンスストアのほぼ全てを染め上げられるだけの種類の商品があるのは驚きだ。
食品や飲料品まであるから、無理な話では無いとは思うが……



とまぁ、こんな感じで。
驚きの反応もありますが、それと同時に商売っ気が強すぎると感じているようで、批判の声もかなり出ていました。
この第三新東京市店については、金儲けに走って作品を汚されるといったようにも思われているようです。

日本の感覚だとパチンコになっちゃった時点でもうどーでもいいというか、
お金がいっぱい稼げたからこそ新劇場版のクオリティがあったわけですし、
そこまで嫌うほどでもないといった所ではないかと思われるのですが、
この辺については日本とちょっと感覚が違うみたいですね。

中国のソッチ系の掲示板を見ているとたまに感じるのですが、
中国オタク的にアニメのDVDやBDが売れまくるというのは良いとしても、
関連グッズの乱発やタイアップは露骨な金稼ぎに見えるようで、
そっちは嫌う人はかなり嫌っているようです。

まぁ確かに日本のオタク関連商法にはあんまりにも露骨すぎるなーというのはありますが、それとは別に日本のファンにある
「良い作品にはどんどん金儲けしてもらって続編、または関わったスタッフの次につながってほしい」
といったような感覚についてはかなり薄いようにも思えます。

こういった感覚の違いの原因については海賊版やファンサブの問題もあるかと思いますが、それ以外にも「距離の問題」なんかも考えられますね。

いくらネットで情報が得やすくなったとは言え、なんだかんだで別の国にいるので中国オタクは日本の作品の作り手とそのビジネスモデル、いわば作品に関わって飯を食っている人間について想像し難いところがあります。

また通販などによってソフトや関連商品を買うとしても、中間での料金がかさみ作品以外の所に結構な金額を払わざるをえません。
払った金額の一部だけが実際の商品の代金で、そこから更にクリエイターに行く金額がどれくらいなのかといったことを考えたりすると憂鬱な気分になったりするとか。

こういったことから、中国オタクにとっては自分達が金を支払うことで「作品を応援できる」というのをなかなか実感し難いようですし、金儲けについての拒否感が日本に比べて大きくなってしまっている所があるのではないかなーと。

まぁ、だからと言ってファンサブの拡散や違法ダウンロードが許されるわけではないのですが、この辺の感覚の違いと現在の環境についてはどうにかならもんかと思ってしまいますね。

何とも言えない話になってしまいましたが、とりあえずこんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


エヴァ劇場版「破」への中国オタクの反応やらなにやら

サザエさんの長寿番組っぷりは中国オタクの想像の遥か彼方

中国のソッチ系の掲示板を巡回していたところ、
日本の長寿アニメのリストが貼り付けられ、そのリストの内容に中国オタクの面々が驚いているというような流れのものを見かけましたので、今日はそれを紹介させていただきます。

そのやり取りの元になった日本の長寿アニメのリストは2ちゃんねる発だとされていて

41年 サザエさん
31年 ドラえもん
22年 アンパンマン
18年 クレヨンしんちゃん
18年 ちびまる子ちゃん
17年 忍たま乱太郎
17年 しまじろう
14年 名探偵コナン
13年 ポケモン
11年 ワンピース


というものでした。
そして、このリストのトップである
「サザエさんという41年間続いている作品がある」
という事実に中国オタクの面々はかなり驚いたようです。
それでは以下にそのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本には40年以上続いているアニメがあるのか!?すげぇ!!

日本のアニメで放映期間の長い作品ってどれも10年以上続いている作品ばかり……これが日本の国民的アニメのレベルなのか!?

俺は一番長く続いている作品って名探偵コナンだと今まで思っていたよ。
コナンより遥かに長く続いている作品があるとは。
ところで、サザエさんって聞いたこと無いけどどんな作品なんだ?

サザエさん……日本で一番長く続いているらしい作品なのに、俺にとっては今日初めて聞いた名前だ。

どんな内容なんだ?
サザエさんという名前からは想像できない。

サザエさんは日本の一般庶民の日常生活を描写したコメディらしい。
内容的に海外展開は難しいだろうから、もし見るならば日本に行くしかないかもね。

サザエさんって作品の名前はニュースとかで目にしたことがあったけど、こんなに長い間続いている作品だったのか……

ワンピースやコナンでさえかなわないとは。サザエさんという作品の強大さに驚きだ。

サザエさんが始まったのが41年前……1969年って想像もつかない。

40年というのは凄まじいね。もう文化だとか歴史だとかそういうクラスのものになってるんじゃないか?

40年ていうと2000話以上はあるということか。
これはもう、ちょっと見て勉強して来いとは言えない量だな……

500話以上あるドラゴンボールが最長作品かと思っていたけど、サザエさんという作品は比較にならない話数になっていそうだね。

アニメだとサザエさんが一番長いというのは分かったけど、漫画だとなんだろう。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でいいのかな?
なんか日本にはまだ私の知らない長寿作品がありそうな気もするけど……

サザエさんは視聴率ランキングでわりと見かけるから、名前だけは知っていたがここまでとは。

アニメが40年続いているということは、既に原作者は死んでいるのかな?
クレヨンしんちゃんの作者が死んだ時、もうしんちゃんは終わってしまうと思ったんだがアニメの場合原作者死亡後も続けられるシステムが有るんだね。

小学校の頃テレビでやっているちびまる子ちゃんを見ていたけど、日本ではまだ続いていたのか。すごい懐かしいな……

コナンより忍たま乱太郎の方が放映期間は長いというのはちょっと意外だね。
中国のテレビでも結構人気出たけど、その後があるとは思わなかった。

俺も今回初めて知ったけど忍たま乱太郎は今でも続いているらしい。
こっちのテレビでやっていたときはすごい好きな作品だから嬉しいね。

現時点でサザエさんが41年、ドラえもんが31年とか……どれくらい続くんだよ!?

ちょっと疑問なんだが、40年もやっているということは声優はどれくらい変更が入るんだろう?
さすがにそんなに長い間仕事が出来るとは思えないんだが。

サザエさんが始まった40年前って、俺たちが何をやっていたかとかじゃなくて、俺たちがまだ存在しなかった頃の話だからなぁ。

40年以上か……マジで一生同じ番組を見続けて生きるとかも可能ということか。

サザエさんって、いったいどんな作品なんだよ。
俺の親とたいして変わらない歳じゃないか……

現在も連載の続いているワンピースやコナンが最長作品だと勝手に思っていたが、こんなスゴイ作品が有ったとは……

日本の長寿作品の年数を見ていると、ワンピースや名探偵コナンがまだ終わらないというのが分かりました。

コナンも既に14年小学生やっているし、クレヨンしんちゃんは18年幼稚園児をやっているけど、サザエさんは41年も同じ家庭をやっているのか。



とまぁ、こんな感じで。
サザエさんは海外に出て行くタイプの作品ではありませんし、やはりと言うか何と言うか、中国オタクの面々も「名前を聞いたことがある」というのはいるようですが、「見たことがある」というのはほとんどいないようです。
ちなみにサザエさんの中国語名は「海螺小姐」のようです。

それから、中国オタク的に真っ先に思い浮かぶ長寿アニメはどうやら
「名探偵コナン」
のようです。考えてみれば中国オタクの間でも、
「コナンもあんなに長い間小学生をやっているのは気の毒だ」
といったネタが通じますね。

コナンは原作、アニメともに比較的早い段階で中国に伝わりましたし、アニメが中国のテレビでも放映されたことなどから幅広いファン層から人気が高く、子供の頃からずっとコナンを見ていたという人もいます。
そういったことから、中国オタク的には「ずっと続いている作品」のイメージが強いのではないかと。

それにしても、サザエさんのアニメが始まったのは1969年ですが、その当時の中国は文化大革命の混乱の真っ最中です。
中国国内ではまだ文革についての決着はきちんとついていませんし、若い世代が主となる中国オタクにとっては想像し難い時代でもあります。
「サザエさん」はそういった時代から続いている作品ということで、中国オタクにとってある意味では想像を超えてしまう作品なのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国で一番有名な日本語は「やめて!」 日本のAVがなぜ中国で有名なのか

ちょっと前に、日本のAV女優のtwitterに中国人のフォロワーがモノスゴイ勢いでついたというニュースが有りました。

『蒼井そら』が中国で人気爆発!中国人のフォロワー1分間に40人ずつ増加中
(サーチナ)


このニュースの中国現地の反応については大陸浪人のススメさんがご紹介なさっているので、そちらも是非ご参照下さい。
蒼井そら「twitterはじめたよ!」→中国人大量フォローでフォロワー数2万4千人に

それでこの件に関連して、
「中国での日本のAVなどのアダルトコンテンツの広がりはどれくらいなのか?」
といった質問をいただいております。

オタク系の話とはちょっと外れますが、
「中国生活が長い男性なら分かるんじゃないですか?」
というお言葉もいただいてしまったので、これはご期待に応えねばということで今回はそれをネタにさせていただきます。


さて、本題に入る前にまず現在の中国における日本のイメージは何かということから始めさせていただきます。
中国における日本のイメージについて、日本で考えられるようなものを挙げていくとすれば
「経済大国」
「アニメやマンガの国」
「侵略者、いけ好かない国」
といったものがあるかと思います。

これらについてですが、
「経済大国」というのは残念ながらもうあまり無いですし、
「アニメやマンガの国」というのも最近どんどん強くなっているイメージではありますが、まだ若い層などに留まっている感もあります。
「侵略者、いけ好かない国」というのは……なんだかんだで、しっくりくるような気もします。
しかし、実は表立っては言われていませんが、中国の人間がこれら以上に強く抱いている日本のイメージがあります。

それは、
「エロの国、日本」
というやつですね。

中国ではAVをはじめとする日本のエロコンテンツが日本で想像されるよりも遥かにスゴイ勢いで広まっていまして、
「日本といえばエロ」
というくらいのイメージになっています。

最近では中国国内で制作提供されるエロコンテンツやサービスの摘発といった事例も出てはいるのですが、やはり現在中国国内で流通しているエロコンテンツ(もちろん中国では違法になるものが多いです)の多くは日本のものでして、中国の男は日本のエロコンテンツにお世話になって生活していると言っても過言ではないかと。

日本のエロコンテンツがどれくらい広まっているかというと中国で最も知られている日本語はAVから学習(?)する
「やめて!」
という言葉であると言われているくらいだったりします。

これについては、
中国のネットではちょっと前に有名な中国ネット用語と言うかネットスラングをモトネタにして架空の動物にした
「ネット十聖獣」
というのが流行ったときにAVによく出てくる日本語「やめて!」の音に当て字をしたものがモトネタになった
雅虫蔑蝶(虫+蔑で一字)
がランクインしたりしていますし、かなり信憑性が有るのではないかと思われます。

現在のようなブロードバンドの普及以前から中国では日本のエロコンテンツが広まっていましたが、最初は主に海賊版によるもので、その多くはVCDやPC再生可能な動画ソフトだったようです。

十数年前に私は中国の高校に通っていたのですが、そこでもこういったエロ海賊版はかなり身近なものとなっていて、クラス内で日本のAV等のエロソフトの海賊版がこっそり貸し借りされていましたし、自転車で1時間弱かかる「海賊版のエロVCDが売られているという噂のある場所」までクラスの特攻チームが突撃したりしていました。
そして、数々の失敗のなかどうにか入手することができたエロソフトはクラスの共有財産となっておりました。

こういった海賊版はどれが「アタリ」なのか分かりませんし、騙されることも数多く、パッケージ詐欺どころか別のソフトでそもそもエロが入っていなかったなんていうことも珍しくなかったようです。
また、ネットが普及して違法ダウンロードが爆発的に普及しちゃったあとでも、日本のようにちゃんとした情報があるわけではないので「アタリ」を探すための手がかりが無く、エロを求める中国の男達は途方にくれたりしていたそうです。

そういった中で、「AV女優の名前」というのは「アタリ」のエロコンテンツを探すための貴重な手がかりであり、またお世話になったエロコンテンツのシンボルということで、エロを求める中国の男達の心に深く深く刻み込まれているとかなんとか。

そんな訳で、先日の日本のAV女優のtwitterアカウントに中国からのフォローが殺到した件は、中国の男達が心のオアシスとして刻み込まれたモノを思い出したからという側面も有ったのではないかなーなどと私は考えております。

グダグダな内容になってしまいましたがとりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で日本といえばエロっていう通説もあるしな

4/22:おかしな文章になっている部分を修正しました。ご指摘有難うございます。

中国でオタクをやるならどこの大学が良い?

ありがたいことに
「中国でオタク趣味的な環境の良い大学ってどこでしょうか?」
といった質問をいただいておりますので、今回はそれをネタにさせていただきます。

中国オタクのオタ活動が活発化するのは基本的に受験が終わり親元を離れて自由になれる大学進学後からなので、中国オタク的に大学の環境の影響は結構大きそうですね。

先日中国のソッチ系の掲示板を巡回していたときに
「オタク趣味をやるならどの大学が良いんだろう」
といったやり取りを見かけましたので、そういったやり取りなどを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


俺もそろそろ大学進学とか考えなければならないが、オタク趣味と言う観点から考えた場合どの大学が良いのだろうか……

上海とかの長江デルタにある大学ならほぼ問題ないんじゃないか?店もイベントも多いよ。

入った大学によっては話が合わないとかあるからね。
私の大学はアニメサークルも無いからあまりオタクな話が出来なくて寂しい。

俺も入る大学間違えたと思っている。
もうちょっとディープなやつがいてくれればなぁ。

内陸部の大学はかなりキツイ。イベントも店もない。
上海とかに憧れる。

日本留学が決まっている勝ち組の俺が通りますよ。

直接日本語1級とかの資格を取って、代々木アニメーション学院に留学とかは可能なのかな?
ビザの手続きとか難しそうだが……

やはり上海や江蘇省の辺りの学校が良い環境だろうね。
発展しているし移動も楽。

広州や深センも良いぞ!
香港が近いから情報やアイテムもどんどん入って来る。

どんな学科があるかも重要だな。
コンピュータやデザイン系の学科があれば比較的オタク仲間が多いように思う。

環境については広州とかの広東のほうも良いんじゃないか。
大学のランク的にはちょっと微妙だが……

北京の大学はサークル活動とか結構面白いよ。
特に北京大学と清華大学はいいらしい。
しかし、唯一にして最大の問題は最高レベルの点数をとらないと入れないということだ……

大学のある都市も重要だが、大学のサークルも重要だよな。
例えばアニメ・漫画のサークルでもコスプレメインでやってる所はかなり独特だからやめた方がいいと思う。

サークルだと上海の復旦大学が良いよ。
上海のイベントでもよく出てくる大学。

イベントについては北京の清華大学も気になる。
あそこ、毎年コミケに出征してるんだよなぁ。

BLやるなら北京の人民大学が良いという話がある。
あそこは北京で一番古いアニメサークルだったはずだし、BL以外でもかなり良さそう。

武漢大学も結構良いらしいんだが、あそこは反日の空気が強いからちょっと心配だ。
引きこもっている分には良いんだろうが……

とりあえず大都市、それから沿海地区の都市ならそれほど外れは無いと思う。

私は大学受験の時はオタク趣味を考える余裕はなかったけど、北京の大学に入れたから結果としては良かったのかな。

もし条件が合うならば香港留学もいいぞ!

問題は沿海部や大都市の大学はどこも合格に必要な点数が高いことだね。
選ぶ余地があればいいんだが……



とまぁ、こんな感じで。
中国でもやはりオタク趣味をやるなら大都市、それも上海が良いというのが共通の認識のようです。

確かにイベントやグッズの入手など様々な面で上海の条件の良さは群を抜いていますね。
また上海以外では香港に近い広州や大学が多くコミュニティの強い北京といった都市も悪くないと思われているようです。

ただ、現実問題として考えた場合、中国の学生が進学する大学を考慮するときにオタク趣味を条件として加えるのはなかなかに難しいようにも思えます。

中国では年々受験戦争が激化していますし、親御さんの影響も大きいですから試験の点数が許す限りで一番いい大学に入るというのがほとんどではないでしょうか。受験と中国オタクの関係については他にもイロイロと有りますので、後でちょっと書いてみようかと思います。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

上海万博へ「らき☆すた神輿」が来るかもしれないという話に中国オタクの反応は

今年の5月1日から10月31日までの期間に上海で開催される
上海万博こと上海国際博覧会ですが、もう間も無く開催という時期になってきました。

巷では準備がまだ終わっていないという心配もあるようですが、
中国のイベントはいつでもどこでも大体こんな感じなので、
グダグダになる局面はあったとしても致命的なことにはならないでしょう、たぶん。

さて、その上海万博ですが埼玉から、らき☆すた神輿へ出展するという計画が持ち上がっているそうです。
らき☆すた神輿 上海万博へ 海越える「萌え文化」 (web埼玉)

この件についての質問をいただいておりますので、今回はそれをネタにさせていただきます。ありがたやありがたや。

それでは以下に、中国のソッチ系の掲示板で見かけた発言を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


マジで上海に来るのか?
ちっ……これは上海に行かないといけなくなったな。

こりゃ面白い。
上海ではアニソンライブとかも有るはずだし、良い機会だからちょっと行ってみるか。

らき☆すたは日本のアニメ・マンガと地域産業の結合の好例だからね。
これは見てみたい。

これは上海に行かねばならんな。

うーむ、私は上海万博なんか見るつもり無かったんだが。
迷うなぁ。

埼玉県の文化はスゴイね。どんどん進化している。

オタク文化の象徴が来ることは非常に気になるんだが、上海は遠い。
時間と金銭的な問題がのしかかるな。

上海に住む人間として、らき☆すた神輿の来訪を歓迎いたします。

らき☆すた神輿が来るなら俺は万博に行く。

ちょっと心配なのはらき☆すたを嫌う憤青どもに邪魔をされたりしないかってことだな。

もらったチケットの使い道が出来た。日本館へ行こう!

魔都上海がうらやましい。
らき☆すた神輿は来るし、アニメロサマーライブin上海が開催されるし。

上海のアニメロサマーライブは11月下旬じゃなかったっけ?
その頃には万博終わっちゃってるぞ。

万博見てライブを見てってのは無理か。
まぁ元々万博は見に行くつもりだったし、見たいものが増えたってことで良いか。

ちょうど会社でチケットをもらった所だったので嬉しいニュースだ。
早くスケジュールが公開されないかな。

上海万博が更に楽しみになった!
期間限定とかじゃないよな?俺は見に行くのは7月になりそうなんだが。

上海在住の私としてはとても嬉しい出展だね。
見ないわけにはいかない!

上海在住のオタクはみんな見に行くんだろうね。
俺は行けそうにない……

私にとって上海は遠すぎるから見に行くのは無理。
写真がアップされるのを待ってるからね!

この手の国家レベルの大型イベントって今まで一度も見にいったことなかったけど、今回だけは極めて強い誘惑が……行っちゃうかな。

このらき☆すた神輿のせいで、俺も初めてこういった祖国の大型イベントに行くことになりそうだ。

日本はらき☆すた以外にはどんなものを出すんだろうね。
日本館ではアニメやマンガ関連のものをどれくらいやってくれるんだろう?
私はガンダムなんかも見たい。



とまぁ、こんな感じで。

らき☆すた神輿の出展の話はかなり好意的な評価を受けているようで、上海以外に住む中国オタクにも上海万博に行こうかという気を起こさせている模様です。

それから日本での報道からすれば、中国オタク層の上海万博に対しての反応はやや冷ややかに思えるかもしれませんが、これには中国特有の事情が色々と関係しているのではないかと。

以前の北京オリンピックでは自国開催に加え自国の選手が世界の選手を相手に活躍するのをテレビなどで見たりすることができたということでかなり盛り上がったらしいのですが、今度の上海万博は上海まで行かなければいけないということで観光業界や上海の人間ならともかく、それ以外の人にとってはあんまり実感がわかないという話もあるそうです。私も
「国威発揚といった点からすれば悪くないだろうけど、そこまで盛り上がるもんじゃない」
といった話を上海在住ではない中国の知り合いから聞いたことがあります。

また、中国では各地方同士や都市同士などのレベルになると他の都市や地方の人間を敵視……とまではいかないものの、よそ者というか気に食わないヤツとカテゴライズする傾向が強く、その仲の悪さというか、地方や都市コミュニティ外の人間に対する冷たさや反感は、日本の関東と関西や都会と田舎の対立なんてもんじゃないです。
中国では他の地方の出身者を呼ぶ「外地人」という言葉が有りますが、この言葉は日常生活で一般的に使われ、かつネガティブな意味合いが混じることの多い言葉だったりします。

そんな訳で、今回の上海万博について、
中国では「国」にとってみれば良いことだと誰もが思っているものの、
それと同時にこのイベントは「上海のもの」で、
上海以外の人間からすればある意味「他人事」に思われているようなところがあったりします。
他の都市や地方の人間からすればあんまり盛り上がらないというか、盛り上げる気にならないといったこともあるとかなんとか。

しかしまぁ、そういった中で、
今回のらき☆すた神輿がオタク層限定とは言え、他の都市や地方の人間の興味をひくことが出来るというのはスゴイことなのかもしれませんね。
中国の若者層はなんだかんだでアニメやマンガで育っている層なので、オタク系コンテンツは使いどころさえ間違えなければ結構な効果を出せそうにも思えます。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


らき☆すた埼玉新聞連載のニュースで中国オタクコミュニティにおける埼玉県の知名度が上昇

律ちゃんに彼氏ができた!?中国オタクに衝撃走る

第二期も絶好調な
けいおん!(公式サイト)
ですが、今回も中国オタクの間でかなりの注目が集まり、また内容についても高評価となっているようです。
ざっと見た感じ、ネガティブな意見はOPが歌えるアニソンを求めていた層に不評ということくらいでしょうか。

しかし先日そんな中国オタク達に全く予想もしなかった衝撃が走りました。
彼等のところに原作マンガの方で、田井中律に彼氏ができたらしいという情報が入ったのですね。

これについては日本でもちょっと混乱が巻き起こったようですが、その疑惑の展開については今日もやられやくさんの記事をご参照ください。
原作『けいおん!』で律ちゃんに彼氏疑惑キタ━(゚∀゚)━ !!

男っ気の皆無な作品でしたから、まさに不意打ちと言えるこの情報により中国オタクのけいおん!ファン層は一時恐慌状態になったとか。
とりあえず、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


あああぁぁ……けいおん!原作の最新話で律ちゃんに彼氏が出来たらしいぞ!?
これはネタじゃない、マジだ。画像もアップされてる……

アップされた画像の律ちゃんのこの微妙な表情はいったい……ネタじゃないのかよ…・・・ちゃんと画像も有るし、どういうことなんだよ……

なにぃ!?
くそう、その彼氏ってどこの誰だよ!?
誰か詳しく教えてくれ!!

哀しい、ひたすらに哀しい。
自分の感情がここまでコントロールできないなんて初めてだ。

律と澪の百合なら良かった……だが彼氏はダメだ。

まて、待つんだ!
これはきっとまた2ちゃんねるの連中の作ったネタ画像だ!!
俺は前回騙されたから、その経験で分かる。

いやいや、きっと最後は誤解だったとかそういうオチなんだって。
ほら、第一期にも、らき☆すたにも彼氏勘違いネタってあったじゃないか……

続きは無いのか!?
現在分かっている画像では不安になるだけだ!

律のようなキャラは俺も大好きだから、もし三次元世界なら彼氏がいるというのは理解できる。
でもけいおん!という作品の中ではマジでやめてくれ。

律の彼氏だと……?
まだ見たことの無いキャラにここまで殺意を抱くのは初めてだ。

認められない……律ファンとしてこんな話は認められない……

うむ、俺も律に彼氏が出来たということならそいつを殺さねばならないと思う。

俺はアニメしか知らないんだが、原作ってどこまで進んでいるんだ?
もしかして最終回への流れに入っていたりするのか!?

なんでだよ、けいおん!の男キャラなんて今まで虫眼鏡で見ないと分からないようなのしかいなかったじゃないか。
それがなんで突然律ちゃんに彼氏なんだよ……

学園モノの話の展開的にはアリなんじゃないの?
俺は平沢憂ファンだから、律の幸せを祈らせてもらうよ。

きっとこれは周囲の誤解なんだ。
俺は信じてる!

律ファンの一人として、非常に強烈な精神的プレッシャーを感じる。
これはあってはならないことだ。

律は澪と結婚するんじゃなかったのかよ!
真相を!誰か俺に真相を教えてくれよ!

これ同人画像とかじゃないの?
まぁ、仮に原作だったとしてもきっと誤解だったという展開になるよ。

そんなことが有るわけないだろ。
どうせ2ちゃんのデマなんだから信じるなよ。

けいおん!に男キャラなんかいらないだろう……
どうしてこんな展開にするんだ……

けいおん!に男キャラを登場させるなんて作品展開の方向性からは想像出来ない流れだし、ネタの類だろ。
この間もけいおん!に6人目の部員がとかいうデマが流れたが、それと一緒だよ。

澪がいるのに、なんで男なんか探すんだよ!?

誰か俺にこれは嘘だった、勘違いだったって言ってくれよ。
教えてくれよ……

結局、よくある誤解だったエンドなんだろ?
だから早く俺に真相の部分の画像を見せてくれ!!



とまぁ、こんな感じで。

なんか場所によってはモノスゴイ混乱してましたね。
ここまで絶望の叫びが飛び交うというのは滅多に無いというか、エンドレスエイトやファントムの最終回でもここまででは無かったように思います。

彼等もどうせ周囲の誤解だったというお約束の展開だろうとは考えたようです。
しかし今回は日本のネットから原作のスキャン画像も流れ、更に日本のネットでは空気を読んで疑惑のシーンしか貼られていなかったので、肝心の結末を知ることができず不安を払拭できなかった模様です。

それから、以前中国オタクの面々が
VIPの作ったけいおん!の新キャラに釣られるという事件
も有ったので、そっち方面の話じゃないかとする反応もありましたね。

それにしても、この騒ぎ自体はすぐに収束するのでしょうけど、今回の件ではネットの普及以降忘れがちだった日本と中国の環境の違いとそれによって発生するタイムラグや混乱などを久々に感じました。

日本ならば書店で雑誌を買って確認すればそれで終わりですが、中国だとそれは無理な話ですし、ネットで出回る情報には精度の問題もあります。
そしてそれに加えて中国オタクの多くは日本語をきちんと理解できるわけではないので、日本語を訳すという工程(?)が必要となります。

一次情報に触れるのが難しいという所に、ある程度の言葉の壁が加わるので、いくら中国オタクにツワモノが多いと言っても、真偽不明の情報が入った場合は結構混乱するようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


VIPが作ったけいおん!の新キャラに釣られる中国オタク

Angel Beats!の予想外の内容に困惑する中国オタク

放映前の大々的な宣伝とそれに続いて放映された内容から色々と話題になっている
Angel Beats!(公式サイト)
ですが、この作品への中国オタクの反応についての質問を幾つかいただいておりますので、今回はそれをネタにさせていただきます。
ありがたやありがたや。

「Angel Beats!」は中国オタクの間でも放映前から注目が集まっていました。
中国オタクの中にも、key信者や麻枝准信者、更にはCLANNADは人生というようなのまでいます。
そんな訳で放映前の期待は非常に高かったのですが、放映された作品の内容が彼等の想像したり期待していたりしていたものとかなり違ったようで、現時点では失望と困惑の声が出ているようです。

それでは以下に、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今俺の心の中は非常に混乱している。
いったいどんな方向性の作品なのかよく分からん。

なんと言うか、俺は実際に見る前は深いストーリーや伏線の有るアクション作品だと思っていたんだが、実は戦闘有りの単純なコメディだったのか?

期待しすぎていたのかな……正直かなり失望している。

個々で見た場合はすばらしい部分も有るんだが、全体像がよく分からないよね。
キャラについてもイマイチ掴めないし。今後どうなるか、まずは様子見かな。

第二話まで見て理解したのはヒロインが中古らしいということだけだ。

意味不明な世界で死なない戦いを続けられても……
戦う理由と背景がよく分からないし、感情移入もできないから楽しめないな……

やはり皆の期待が高すぎたということだろうか。
俺も第一話を見て失望したクチだ。

涼宮ハルヒの平行世界みたいなもんだと思っていたからそんなにひどいとは思わんがな。軽い気持ちで見れば結構楽しめるぞ。

俺は涼宮ハルヒみたいなノリを期待していたからかなりキツイよ。
ただ、麻枝准作品だし後の方で何か起こるんじゃないかとまだ期待している。

だから、あのヒロインはハルヒじゃないんだって。
お前ら目を覚ませ!

始まったばかりの作品とハルヒを比較するのは意味が無いというのは理解している。
でも事前の情報とか、突然の行動やライブやったりする所なんかが有るし、SOS団の団長を想像しないわけにはいかんよ。

俺には理解できない作品になっちゃっているよ。
やはりKeyの作品は京アニに作らせるべきだったんじゃないか?
京アニは演出のレベルは高くても理解できない話にはしなかった。

第一話はともかく、第二話は結構良いよ。
まだ不明な点だらけだが、ギャグやアクションも良い感じになっている。
あとは今後の展開がどうなるかだ。

現時点で分からないからってダメな作品と結論付けることはないだろう。
批判しているやつはちょっと焦りすぎだ。演出とか見る価値の有る部分だって存在するんだからゆっくり行こうぜ。

1話の食堂の食券を奪取するという作戦だが、それに特別な意味とか有るのだろうか?食券システムということは、学校が完全に生徒を管理しているということの表れなのか?

いや、日本の学校の学生食堂って食券を使う所が多いらしいぞ。
食券に特別な背景があるわけではないと思う。

今見ている段階では主人公達の行動原理は、社会に反抗したい青少年の叫び?
もうちょっと深みの有るものだと嬉しいんだが。

1話はわけが分からなくて非常に困惑したが、2話でちょっと安心した。
OPEDも結構良いし、とりあえず追いかけたくなるレベルだ。

ギャグが良いという意見も有るけど、俺には面白いと思えん。
ストーリーも背景も意味不明だし俺はこの作品の何を楽しめば良いんだろう。

Keyの作品は序盤はどれも面白くないギャグが多いから耐えられないとキツイだろうね。
後で感動のシーンになるのかもしれないと期待。

とにかく、どんな世界観の話なのか早くハッキリしてくれ……



とまぁ、こんな感じで。

反応は大まかな所で
「期待はずれ」
「判断するには時期尚早」
の二つに分かれていました。

中国オタクの多くは「Angel Beats!」に「涼宮ハルヒの憂鬱」或いは「AIR」や「CLANNAD」のような作品を期待していた模様です。
しかし出てきたのがああいった作品だったので、ある意味期待を裏切られたと感じているのかもしれません。

また、共通の意見として
「どんな作品なのか分からない、理解できない」
といったものがありました。
現段階では作品をどういった方向性のものだと認識すればいいのか、どこを楽しめばいいのか、そういった点が分からないということで困惑しているようです。

これについてふと思ったのですが、中国オタクにとって
「世界設定や背景の大部分が不明で、話の進行にともない情報が少しずつ出てきて全体像が明らかになる」
といった作品を
「リアルタイムで体験する」
ということはあまり馴染みがないのかもしれません。
ここしばらく、中国オタクの間で注目された作品にはそのような作品はあまり無かったように思いますし、日本のアニメや漫画の過去の作品についてはネタバレの設定や考察をネットですぐに調べることができます。
そういったことから、中国オタクの面々の感じる「もどかしさ」は日本の人間が感じているものよりも大きいのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

閃光のナイトレイド、やはり中国で炎上

さて、今回は多くの質問をいただいている

閃光のナイトレイド(公式サイト)

についてをネタにさせていただきます。
ありがたやありがたや。

1931年の上海を舞台に日本軍の超能力特務部隊(でいいんでしょうか?)の活躍を描くこの作品、中国語名はそのまんま直訳で
「閃光的夜襲」
となっているようです。

それでこの作品の中国における反応についてですが……
「上海」「日本軍」「過去の歴史」
という三拍子が揃っちゃってるので、非常にややこしいことになっている模様です。

まず、私の巡回先の中で、比較的ディープな層が多いと思われるようなところはあんまり反応無いですね。この作品について語る場合どうしても政治系のネタになりそうですし、話してもロクなことにならないと思われているようです。
(中国のオタク系BBSは基本的に国内関連の政治やそれに絡みそうな歴史問題は空気を読んでスルーするというルールがあります)

それから、百度なんかのライトな所では歴史認識というか日本軍国主義がどうこうとか歴史歪曲だとかで予想通り(?)燃え上がっていて、作品そのものについてのやり取りは難しくなっているっぽいですね。

中国における近代〜第二次世界大戦の間の日本軍のイメージって極端な言い方をすれば
「南京大虐殺のようなことをやらかす弾圧者」
というもので全て固まってしまっています。

また、中国国内における「20世紀初頭の上海」のイメージも
「租界で東西の文化が混じる爛熟した街」
「各国の謀略渦巻くエキゾチックで危険な街」
とかいうのではなく
「植民地として圧政に苦しむ街」
「共産党が地下で危険な活動を続けながらその後の解放への道を模索している街」
とかいったものが強かったりします。

こういった見方も一面では正しいのですが、イメージが一つのもので単純化したり固定されちゃったりしているのが難しいところでしょうか。

とりあえずざっと見た感じだと、作品の内容についてのものは感情的な長文の応酬と短文の罵倒が飛び交いまくっています。
中には面白い発言やナイスなツッコミも見かけますが、正直訳してらんないので、とりあえず作中の中国語についてのやり取りを軽く紹介させていただきます。

こんな中国語のヘタクソな間諜がいてたまるか!
ただちゃんとした中国語喋るのも混じっているね。そこは中国人か中国語喋れる声優使ったのかな?

中国語部分が聞き取れなかったから一瞬上海方言を再現したのかと思ったが、良く聞いてみると普通にヘンな言葉だった……

日本の声優の中国語発音は確かにヘンだが、中国語の表現も気になる。
日本語の脚本を中国語へ翻訳したんだろうけど……ウチの字幕組の方がもっとうまく訳せるぞ……

緊迫したシーンのはずなのに日常的な感じの言葉が混じっているよね。

日本語の声優のプロの演技はすごいと常々思っていたけど、今回のへんな中国語のせいで私の中のイメージが壊れました。
いや、全く中国語を知らないというのは分かるし、この中国語が声優の技術と関係ないというのも分かるんだが。


とまぁ、こんな感じで。

ちなみに今期の新作アニメについての中国オタクの反応についてですが、現時点ではやはり「けいおん!」が相変わらずの大好評で一番人気のようです。
反応の大きさでは「kiss×sis」と「B型H系」もなかなかで、ダメな層が大喜びしています。注目されていた「Angel Beats!」については少々戸惑い気味とか。

他には「会長はメイド様」が高評価で、「WORKING!!」もわりと良い評価だそうです。それと、ややディープ寄りな層には「荒川アンダー ザ ブリッジ」がウケているようです。
あとは「おおきく振りかぶって」も引き続き人気で、女性ファンからの人気も高いそうです。女性からの人気については他にも「薄桜鬼」がなかなか良いそうで、原作からの女性ファンがそのままついているとか。

とりあえず、こんな所で。
それと、今回のツッコミはお手柔らかにお願いしますorz

4/11:誤字を修正。ご指摘有難うございます。

マルドゥック・スクランブルのアニメ化への中国オタクの反応

はい、今回はもう完全に管理人の趣味でございます。
3月4月は皆様の生活リズムが変わる忙しい時期ですし当ブログのアクセス数も落ちるのですが、ある意味気楽に更新できる時期でもありまして……

そんな訳で今回は私のオタク的な感覚に深い影響を及ぼした
「マルドゥック・スクランブル」
のアニメ化について一つ。
もしよろしければお付き合いくださいませ。

以前に一度話が出てはいたものの残念なことに消えてしまった「マルドゥック・スクランブル」のアニメ化ですが、今秋公開予定の劇場版作品として制作されることになったそうです。
公式サイトではPVも公開されていますね。
マルドゥック・スクランブル(公式サイト)

私にとって「マルドゥック・スクランブル」は大好きというか非常に思い入れの有る作品なので、劇場版の情報についてはかなりテンションが上がってしまいます。
「スゴイ面白い」という評判を聞き、中国から一時帰国した時に神田と秋葉原の書店を何度もハシゴしてどうにか全3巻を揃えたのも良い思い出です。
娯楽に餓えた北京の生活において、伝え聞いていた評判から想像していたものを超えるその面白さに私はどれだけ救われたか。

さて、それでは以下に中国のネットからかき集めてきた反応を紹介させていただきます。


新しい劇場版アニメか。公開されている画像は結構良い感じだね。
ただ主人公?にネズミのキャラが存在するというのが分からん。

ダークな感じのする作品だね。
主人公は女だけど、ヒーロー的な男キャラとかは出ないの?

原作は知らないけど、とりあえず見てみたくなるデザインだな。

この作品、確か昔GONZOが映像化するとかいう話が無かったっけ?
てっきり会社と一緒に消えたもんだと思っていた。

主役が林原めぐみという点は同じだけど、GONZOとは全く関係ないらしいぞ。

林原めぐみが主役か!
それは期待したくなるね。暗いキャラっぽいから綾波系の演技になるのかな?

中国語名は「殻中少女」か。
殻ノ少女ってエロゲが有ったけど、あれと一瞬勘違いしてしまった……

公開されている画像の服装は最初の娼婦の時のものなのかな?
それとも、チョーカーが有るからカジノの時のものなんだろうか?
結構期待しているけど、ストーリーを省かれるとイヤだなあ。

ブラックでゴスロリ系?
鬱系の話になりそうだが。

劇場版三部作でやるそうだけど、そんなに魅力的な作品なんだろうか。
人気を持続させるのはかなり難しそうに思えるけど。

この女主人公の服装には結構萌えるものがある。一応期待。

公式サイトにある画像は結構良いんだが、登場人物がよく分からんな。
なんでネズミがいるの?魔法少女の仲間キャラみたいなもん?

PV見たけど、かなり暗い話っぽいな。
あとエロとバイオレンスが凄そうだが……

PVはかなりレベル高いね。劇場版レベルだというのも理解できた。
作品の空気は「A KITE」っぽいという印象を受ける。

なんか随分と危険そうな作品だ……エロと暴力で溢れているような印象。

しっかりしたPVだね。ノワール系の作品みたいだし、かなり期待。
でもこれ公開時に年齢制限とかかかっちゃうんじゃないの?

これは……私が今まで見たことの無いタイプの作品だ。
どういう作品になるのか気になる。

エロシーン多いよね。
中国の動画サイトに転載されていたPVはあっさり削除されている。

これはちょっとキツイ。
俺はこういう暗くて悲惨な話ダメなんだよ……

PVのクオリティ高いね。
ただ、バイオレンスな描写が多いし暗い世界の話みたいだから最後は全員死んで終わりとかになりそうだ。

原作小説はちょっと読みにくい所が有ったけど非常に良い作品だよ。
血なまぐさい所は有るけど悲惨な話では無い。どっちかと言えば熱血。
私としてはこのアニメはなんとしても見たいね。
あとこの作品の萌えキャラは公開されている画像の女の子じゃなくて、ネズミの方だからな!



とまぁ、こんな感じで。
小説を知っていたり、作品の大きな見所であるカジノのシーンを知っているっぽい反応が有るのを見かけてちょっと嬉しくなったり。

以前私は中国オタクへ「マルドゥック・スクランブル」の布教を試みたのですがあえなく失敗してしまいました。
しかしその後台湾で「マルドゥックスクランブル」が翻訳出版されたようですし(中国語名は「殻中少女」)、日本ではちょうど冲方丁作品では珍しく他人に薦め易い部類に入ると思われる「天地明察」が話題になっていますので、この流れでこっそりとまた中国オタクへの布教をやってみようかなーとかなんとか考えております。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

それにしてもこのご時勢で難しいとは思いますが、このままうまい具合に人気が盛り上り勢いに乗って何かの拍子に「マルドゥック・ヴェロシティ」まで映像化されちゃったりしませんかね。18禁(でも厳しそうですが)とか、画面がモザイクだらけとかでもいいので。

魔装機神リメイクを喜ぶ中国オタク

スーパーロボット大戦のオリジナル作品である魔装機神がニンテンドーDSでリメイクされることになったそうです。

スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
(公式サイト)


スーパーロボット大戦シリーズは中国で根強いファンが多く、毎回新作のニュースが出るたびにちょっとした話題になっていたりします。

中国で放映された日本のロボットアニメは少なくないのでスパロボについても「分かる」部分が多いそうですし、子供の頃に見たアニメのロボが肩を並べて戦うといった要素についてもウケているそうですが、スパロボオリジナルの作品やロボについてのファンもかなり多いそうです。

そしてオリジナル要素の中でも魔装機神は特に人気が高く古くからのファンも多いとのことで、今回の魔装機神のリメイクについては中国の古参のスパロボファンからは結構な反応が出ているようです。
そんな訳で、今回は中国のソッチ系の掲示板で見かけた魔装機神リメイクへの反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


やった、この日がついに来たぞ!
魔装機神の復活だ!

魔装機神の発売日も近くなって、情報も出てきてるし、ようやく実感がわいて来た。
俺が最初に見た情報が香港の雑誌だったからどうにも信用できなかったんだよね。

香港発の情報はいつも半信半疑だよね。
まぁ今回は日本でもすぐに情報が出たから信用しやすかったけど。

このリメイクは本当に嬉しい!
スパロボはずっと遊び続けているけど、魔装機神に関しては悲劇的な展開しか無かった……

俺が昔作成した魔装機神ルート分岐メモを再び使う時が来たようだな。

SFCの単純な移植なのか?それともリメイク?
個人的には戦闘がめんどくさくなければOKなんだが……

真・魔装機神とかアニメ版魔装機神サイバスターの悲劇は繰り返さないでくれよ……

戦闘シーンとかはリアルサイズの作品なのか。
私は噂にしか聞いたことが無かったから、ちょっと期待。

魔装機神は名作だと言うやつが多いけど、今の感覚で見るとどうなんだろうね。
ここしばらくスパロボはあまり良い作品が出ていないからちょっと心配。

SFCの魔装機神はシナリオの中国語版とかもきっちり有るし、攻略も整っている。
あとは発売日を待つだけだ……!

マサキやシュウに再び会えるだけで俺は嬉しい!

ニンテンドーDSで作るのは何でだ?
最近の機械でキレイなグラフィックでやれば良いのに。

俺は出るならPSPだと思っていた。
DSだとボイスは無理かな……まぁ脳内で補完できなくはないが。

DSで作るのはコストの問題じゃないの?
俺はとりあえず魔装機神が復活しただけで嬉しいよ。
このままの勢いでOG3とかも出して欲しい。

なんか日本の2ちゃんねるではOGシリーズのために魔装機神とスパロボEXの部分を復活させたという感じの予想が書かれているがどうなんだろう?
もし本当だったら俺は嬉しくて死ねる。

なんかもう、心が燃えてきてしょうがない!
俺の心の神作が復活だ!

魔装機神はSFCの時点で完成されていたから、そんなに多くは望まないよ。
欲を言えばボイスが欲しいけど、容量的に難しいからなぁ……

サイバスターの剣が二刀流になってたりするし、ちょっとした変更は既に見て取れるね。
システムの変更も気になるが、とりあえずファミリアとハイファミリアのバグは修正しておいてくれるといいなー。

俺はシュウとサフィーネが好きだったんだが、サフィーネはちゃんと出せるのか?
最近日本ではロリコン禁止法とかで規制が強化されているし、DSは子供向けの作品じゃないとダメだろうし……

そう言えば、おっぱいはちゃんと揺れるのか?
寺田プロデューサーがそこら辺についても我々を失望させないでくれることを祈る。

ところで、聖霊機ライブレードがどこかで復活したり関係したりする可能性は……やっぱ無いよねorz



とまぁ、こんな感じで。

中国で放映された日本のロボットアニメは結構有りますし、スパロボについても「分かる」部分が多いそうです。
そしてそれをきっかけにしてスパロボにハマり、そのままスパロボオリジナル作品のファンになるという中国オタクも多いとのことです。

ちなみに、男性の中国オタクの声優についての印象はスパロボからの影響がかなり大きいようで、スパロボで活躍するキャラの声優さんは知名度がかなり上がるという話も。
例えば、昨年上海でイベントを行った緑川光さんは中国でも男女問わずかなりの知名度と人気なのですが、男性からの人気が高いのはスパロボ関係で活躍の多いマサキ・アンドー役やヒイロ・ユイ役だからというのもかなり大きいそうです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

らき☆すた埼玉新聞連載のニュースで中国オタクコミュニティにおける埼玉県の知名度が上昇

日中合作アニメ「三国演義」がやっと放映開始となりましたが、ずっと追いかけていた当ブログとしても一安心(?)です。私も中国のネットで公開されていた最初の方しか見ていないので、ぼちぼちと追いかけていこうかと思います。
26話で赤壁、50話で五丈原、52話で最後の「三国帰晋」までやる関係上、日本の感覚だと非常に展開が速いように思えますが、そこら辺の違いについても個人的には気になりますね。

さて今回のネタを。
オタク系コンテンツと地域おこしの例として突っ走り、成功と言える事例も出ている「らき☆すた」ですが、今度は埼玉新聞での連載が始まるそうです。

聖地・埼玉新聞で「らき☆すた」月刊連載をスタート(コミックナタリー)

「らき☆すた」は中国オタクの間でもかなりの影響力が有り、そのクラクラ来る内容からか中国のネットでは「脳残星」の俗称でかなり広まっています。
(「らき☆すた」の中国語名は一応「幸運星」となっていますが、オタ系掲示板だと「脳残星」と呼ばれることがかなり多いようです)

そして「らき☆すた」の多方面への展開についてもかなりの知名度があり、鷲宮神社におけるイベントの数々や住民票発行といったことも知られているようです。
そういったことからか、この新聞連載開始ということについても中国オタクの間で話題になっているようです。
それでは以下に中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今度は新聞だと!?
らき☆すたの活用はどこまでいくんだ……

どうやら本当に存在する新聞で連載されるらしい。
特集記事も有るようだ。もう俺の想像を完全に超えている。

何かどうにもヘンな気分になるニュースだ。
新聞とらき☆すたという組み合わせが私の頭の中では全く結びつかないし、どういう形態になるのか想像も出来ない。

ウチの国の新聞も、最近は政治風刺じゃないマンガが載るのも出ているけど、らき☆すたとかは無いよ……

新聞と言っても萌え新聞とかアニメニュース用に配布されているものなんじゃないの?

いや、今回のはどうやら日本の地方都市で正式に販売されているメディアとしての新聞での連載らしい。

画像を見たが、本当に印刷されて販売されている新聞なのか?
コラとかのネタ画像じゃないよな!?

これ、やってもいいものなのか?
最近日本でもロリコン禁止法とかが議論されているし、また何か面倒なことになるんじゃないかと心配になる。

一面で載るのか……
日本の鳩山首相関連の記事と同じページに載せるとか、ありえねぇ……

埼玉県の文化レベルはすごいね。オタク関連については日本で一番文化が進んでいるんじゃないか?

埼玉は確か前に制服をらき☆すたにするとかいうこともやっていたよね。
日本のアニメやマンガは埼玉が舞台のものも多いし、本気でこの方向を目指しているんだろうか?

埼玉はすごい所だ。日本にはどうやら秋葉原以外にもトンデモナイ地域が存在するようだ。

埼玉県は萌え産業を推進していくのかな?
注目を集める手段としてはいいかもね。人とモノの動きが発生するということは利益に繋がる。

埼玉はオタク文化発揚の地となっているのか。
今までは東京のとなりに有る関東地区の一地方という印象しか無かったよ。

埼玉にリアル世界における二次元ワールドが誕生するような気がしてきた。
今度日本に行ったらぜひ訪れてみたい。

こういう企画ってどこをどうやったら通るんだろう。
何かの陰謀とかじゃないよね?

一つの作品が一つの都市の発展に影響を与えているという感じなのかね?
想像できない。

これがアニメ・マンガ産業の効果的な利用形態というやつなんだろうか。

らき☆すたは日本の地方文化にまで影響を与えているのか。恐ろしい作品だ。

らき☆すたの影響力の大きさはよく分かった。
だから、早くらき☆すたの第二期をやってくれ!



とまぁ、こんな感じで。
何やら中国オタクの間でもちょっと変わった方向で埼玉県の知名度が上がってきているっぽいですね。

しかし作品についてはともかくとして、オタク関連での町おこしと言うのはそこそこ効果の高いものなのかもしれませんね。
作品の選定とそれに合った企画の立案や、周辺住民への通知にアクセスの整備など、事前の準備もそれなりに必要ではありますが、知名度の向上や集客方面では比較的「手堅い」という印象を受けます。

また海外において「日本」という大雑把なイメージで括られる中で、一地方を印象付けるには効果的な題材に思えますし、国内だけでなく海外に対しての「地域のイメージ」の発信という方向でもかなりいいやり方かもしれません。

中国でも「日本アニメ名所観光ツアー」のような企画が持ち上がったりしていますし、アニメやマンガを使った方向での地域振興なども悪くないのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国にはアニメをテーマにした日本旅行ツアーが有る模様

1/1ガンダムが持つであろうビームサーベルに心ときめく中国オタク

中国オタク的同人誌、通販開始!

ここしばらく私の知り合いの中国オタクの面々が毎年夏に日本へ来て、日本観光だけでなくコミケにサークル参加して同人誌を頒布するという活動を行っています。
私もちょっとばかりお手伝いしているのですが、お陰さまで頒布できる量も段々と増えてきています。
そんな中何がどう転がってこういうことになったのか、
なんと竹熊健太郎先生のたけくま書店での通販をしていただけることとなり、先日通販が開始されたそうです。

中華同人誌「萌え56民族」「萌え日中交流」たけくま書店で通販開始!
(たけくまメモ)


今回通販していただいているのは、
昨年の夏コミで頒布した民族萌え娘本の東北編と、
冬コミで頒布した萌え日中交流解説本ですね。

民族萌え娘本は中国の画師さんが
「本場の中華民族の萌え描写を日本に伝える」
ことを目的として描いたという本で、結構なクオリティのものに仕上がっております。
それから本のコンセプトとしては
「チャイナドレスだけが中華の萌えだと思っては困る!」
というものがあったとかなんとか。

萌え日中交流の方は中国オタク自らが日本語で綴る中国オタク事情紹介です。
当ブログとしては新年早々こーんな感じで炎上しちゃったという記憶も生々しいこの本ですが、中国における日本のオタク文化の伝わり具合や現地のオタクイベントについての生の情報が紹介されていますので、読み物としてだけでなく資料としても悪くないのではないかと思います。

それと萌え日中交流の方は私もほんの少し文章を書かせていただいております。私の書いた内容は「中国オタクの歴史を作った作品」というやつで、中国オタク的に影響の大きかった作品を一言二言の解説とともにで紹介しております。
ただ見開き2ページの分量ということで、中国オタク的に有名な作品でも影響が「相対的に小さい」と思われるものについては載せられませんでした。
そんな訳で、ちょうどいい機会なので載せきれなかったネタの再利用というかサルベージということで、以下にその紹介を。

犬夜叉:
中国オタク的定番作品の一つです。異世界召喚、ファンタジー、ちょっとしたホラー、友情、恋愛、復讐などが絡む人間関係等、中国の若者の間で人気の出る多くの要素が高いレベルで含まれているので中国ではかなり「手堅い」作品になっています。

きまぐれオレンジロード:
90年代半ば頃に中国の青少年の心をわしづかみにしてしまった作品。鮎川まどかが心のヒロインという中国オタクは数知れず。子供は恋愛禁止とされる中国で、モロに恋愛モノのこの作品は読んでいるのがみつかると怒られたり取り上げられたりしたという話も。

銀魂:
ライトな層からディープな層まで、男女問わず幅広い層に人気です。作品の「空気」が好きだというファンも多いようです。それから中国オタク的に「ダメ人間」なキャラをイメージする場合、銀魂のキャラがイメージされることが多いとかなんとか。

さよなら絶望先生:
日本の文化や社会への知識まで持っているディープなオタク層にウケているこの作品。自虐ネタやツッコミの嵐が人気だそうですが、なんであの人達は日本の時事ネタなんかをあそこまで理解できるのでしょうか。

十二国記:
それまで日本のアニメやマンガに中華的な要素は少なくなかったものの、十二国記のような骨太かつハイクオリティ中華ファンタジーは無く、この作品が与えたインパクトはかなりのものだったそうです。

ゼロの使い魔:
「涼宮ハルヒの憂鬱」に並んで、中国オタクが「ラノベ」を意識するきっかけとなった作品。この作品と灼眼のシャナが原因で中国オタクはツンデレを知り、釘宮病を発症させてしまいました。

中華一番:
中国を舞台にした中華料理勝負という設定が分かりやすかったのかアニメがかなりの人気となった作品。日本の料理バトル系の作品にあるモノスゴイエフェクトやリアクションについての疑問は中国オタクの中に今でも残っている模様です。

デジモン:
ゲームや玩具の知名度はそれほどでもないのですが、アニメについてはポケモンに負けず劣らず知られています。香港経由でアニメがバンバン入ったのが大きいという話も。

デスノート:
作品そのものの内容もさることながら、中国の全国に広まってしまった死亡筆記(デスノート)ごっこが社会問題になるなど作品の周囲を取り巻くニュースが話題になった作品です。テレビのニュースになったり名指しで取り締まりの対象となるなど、当時の中国ではかなり騒がれていました。

テッカマンブレード:
比較的初期に中国へ入ったアニメで、中国の子供たちに熱血とトラウマを植えつけました。まさかのスパロボ参戦の情報が出たときなどは中国の掲示板では妙に盛り上がっていました。

テニスの王子様:
やはり女性ファンの多い作品です。関連グッズのジャージは中国でもわりと見かけたような。あの超絶プレイの数々は中国でもやはりネタ混じりで見られているようです。

鋼の錬金術師:
女性の中国オタクの間で根強い人気を誇っています。ロイ・マスタングの人気が特に高いようです。中国のネットの二次創作の勢いが加速したのはこの作品が有ったからこそという説も。

ハヤテのごとく!:
中国オタクの中に色んな属性を開発してしまった罪な作品。綾崎・哈瑪伊奥尼という漢字の名前、どのキャラのことか分かりますよね?

BLEACH:
るろうに剣心からのいわゆる「サムライ系」作品の流れもありライトな層に人気となり、コスプレイベントなどでもかなりの人気となっています。またその為、急遽長モノ禁止となったイベントで会場入り口でBLEACHコスの人間が大量に刀狩りに遭うという事件なんかもありました。


とまぁ、こんな感じで同人誌の方では北斗の拳などの中国オタク的に超有名な作品についての紹介をさせていただきました。
萌え日中交流本は、当ブログでの中国オタク事情紹介を面白いと思っていただける方なら楽しんでもらえるかと思います。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

4/3、4/4:誤字脱字を修正させていただきました。

1/1ガンダムが持つであろうビームサーベルに心ときめく中国オタク

三寒四温と言うには変化の激しすぎる天気に思える最近の天気のせいか、身体の調子がガタガタです。そんな訳で今日はちょっと簡単なネタを。

昨年夏にお台場に立った1/1ガンダムですが、ガンプラ30周年を記念して新装備ビームサーベルを手に静岡に復活するそうです。
バンダイ、「ガンプラ30周年プロジェクト」記者会見で新シリーズ「RG」を発表
「ビームサーベル」を手にした1/1ガンダム立像も7月に静岡で公開(GAME WATCH)


昨年ガンダムがお台場に立ったときは中国のソッチ系の掲示板でもかなりの注目が集まりましたが、この新装備を手にしての復活についても話題になっているようです。
それでは以下に、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


すげぇ……ガンダムがついに武装をするのか!?

ビームサーベルってどんな感じになるんだ?
さすがに振り回すとかは無いよな!?

見てみたいなぁ。きっと壮観な光景なんだろうなー

去年1/1ガンダムの動画を見てもう言葉を失ったよ。
今年はどうなるのか。

この調子でいくと、次はシールドか?
ガンダムがどんどん強化されていくな。

恐ろしい……次はきっとビームライフルが実装されてしまうに違いない。

私としてはビームライフルより先にガンダムハンマーを実現して欲しい。

予想写真を見るとわりと豪華な感じになりそうだし面白そうだね。

さすがにビームサーベルを振り回したりするのは無理だろうけど、ちょっと期待してしまうね。
よくこんなネタが実現するもんだ。

去年見た時、俺は武装が無いと文句を言った記憶が有るがまさか実装してくるとは。
日本はやはり恐ろしい国だ。

このガンダムが上海万博に来てくれないかなぁ……

まだ完成予想図しか出ていない段階か。
早く見てみたいが、今回は静岡か……東京からだとどれくらいかかるんだろうか。

公開は夏休みか。
去年の展示は見にいけなかったから、今年こそはどうにかして参拝しにいきたいもんだ。

実物大のビームサーベル、しかもガンダムが持っている……想像しただけで興奮するよ。

ビームサーベルの材質はどんなものを使うんだ?
まさか蛍光灯とかネオン管辺りなんだろうか?
原作設定通りIフィールドの実用化ってのはさすがに無いと思うが。

うーん、ネタに走って更にすごい宣伝効果を得られるんだから良いね。
ガンダムとガンプラの凄さを感じる。

早くザクも作ってくれ!

次の実物大MS作るとしたらやはりシャアザクになるのかな?
個人的にはジェガンのような量産型も作って欲しいんだけどなー。

なんてこった……ガンダムが強化されてしまった。
だから特殊部隊を派遣して強奪しろと言ったのに。

こいつ……動くのか?
動くんなら強奪しに行こうぜ!

そんなことしたら絶対ロクなことにならんぞ。
強奪に失敗したら相手にNTかコーディネーターのエースパイロットが出てくるし、成功したらしたで強奪した方に不幸なことが起こる。
ガンダムに対しては静観するのが一番だ。



とまぁ、こんな感じで。
やはり1/1サイズというのはインパクトが有るのでしょうね。
なんだかんだで中国でもガンダムは人気ですし、ガンプラは結構出回っているので等身大のガンダムについてもかなり意識されているようです。

私の知り合いの中国オタクも昨年の夏に日本へ来たときはお台場へ行って写真を撮りまくっていましたが、彼等がもし今年の夏も日本へ来るなら静岡まで突撃していくんでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

お台場に立った1/1ガンダムへの中国オタクの反応(昨年の反応です)
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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