「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2010年10月

中国オタク的「アニメや漫画の印象的な死亡シーン」

アニメや漫画のキャラクターが死亡するシーンは、ある意味大きな見せ場の一つであると思います。
味方だろうが敵だろうが、そのキャラクターの「終わり」となるわけですし。

先日中国のソッチ系の掲示板を巡回していたところ、
「アニメや漫画の印象的な死亡シーン」
についてのやり取りを見かけたので、今回はそれについてを。

それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメや漫画の中での印象的な死亡シーンってイロイロあると思うけど、みんなどんなキャラが思い出深いかな?私は「るろうに剣心」の雪代巴が心に残っている。

私は「二人目の」綾波レイ。
キャラの見た目は同じはずなのに、失われたものが多すぎるように感じられて、なんかイロイロと悲しくなった。

人が死ぬ作品って正直好きじゃないからあまり見ないんだが、とりあえず思いついたのは「NARUTO」の三代目火影。

個人的にはCLAMP作品がそういうキャラ多いね。
「聖伝」の龍王、「レイアース」のエメロード姫とかすぐに思い浮かぶ。

やはり「北斗の拳」のラオウだろう。あの死に方はまさに男の中の男。
他に北斗の拳ではシュウの死とかも印象深い。

「ONE PIECE」のエースと白ひげ。
それまでほとんど人が死なない作品だと思っていたから驚いた。
白ひげはもしかしたら死ぬかもと考えていたが、まさかエースまで死ぬとは考えもしなかったよ。

エヴァのみんなまとめてLCLになっちゃうところ……

激しかったり、感動的だったりするわけではないんだけど、
私の中では「H2」の雨宮ひかりの母親の死が最も印象深い。
静かでとても悲しい死だった。

「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーとロイエンタール。

CLAMPの「CLOVER」の和彦とスウ。連載再開はもう無理なんだろうか。

私は「ふしぎ遊戯」の柳宿だね。
今でも思い出すとちょっと泣けてくる。

「封神演義」の普賢真人。彼は良い人すぎるよ……

「ロードス島戦記」のギム。
ああいう一途な思いの上での死というのは非常に美しいと思う。

Fate/stay night」のアーチャー。
彼は背中が良いよね。

俺はやはり「Gガンダム」の東方不敗だね。
その前のキョウジの死にも泣いたが、東方不敗の死は本当に印象深い。
監督があそこでGガンダムを完結と書いてしまったいうのも納得できる。

普通すぎるかもしれないけど私はガンダムだったら0083のガトーが印象的かな。
あとVガンダムは「どれ」というのはないんだけど作品の印象的な部分が死亡シーンばかりだ。

正直、俺は人が死ぬ作品は見たいと思わない。
まぁ死ななきゃ英雄にはなれないんだろうけど。

自分がすぐに思い浮かべたのは「ef」かなぁ。
あと「Air」の神尾観鈴。

「印象深い」というなら、「School Days」の伊藤誠だろう。
ありゃすごかった……絶対に忘れられないと思う。

「コードギアス」のルルーシュ。あまりに衝撃的だった。
死んでいないかもしれないという希望的な描写があるという話を聞いてから、そっちを信じたくなった自分がいる。

「火垂るの墓」の節子。もうね、気分が落ち込むなんてもんじゃないよ。
胸のあたりがすごい重くなる。

私が一番感動したのはベジータがブウに対して自爆したところ。
もっとも、すぐに生き返っちゃったけどね……
悪いわけじゃにないんだが、ドラゴンボールは私の感動をよく壊す。
考えてみれば孫悟空とセルとかのときもそうだったなぁ。


とまぁ、こんな感じで。

今回は複数の発言がある作品については、反応の面白いものを一つだけ紹介させていただく形にしたのですが、「NARUTO」や「コードギアス」「School Days」といった最近の作品に混じって、比較的古い作品の名前もよくあがっていました。

なかでもCLAMP作品についての言及は多く、
過去に中国でCLAMPが大ブームとなっていたことを改めて実感しました。

ちなみに私が個人的に印象深いのは、
上の方にも挙げられている「銀河英雄伝説」のロイエンタールでしょうか。
特にアニメ版は若本規夫さんの名演もあって、
「遅いじゃないか、ミッターマイヤー……」
という言葉からの一連のシーンは涙なしには見れませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

infoseekと中国オタク的生活

今月いっぱいでinfoseekの無料HPのサービスが終了となるそうです。
infoseekから私が昔中国で生活していたころのことについて思い出したことがあるので、今回はそれについてちょっとばかり書いてみます。


私は90年代から00年代半ば頃まで中国にいたのですが、ちょうど中国でもインターネットが普及し始めたころにも重なっています。ネットとEメールは非常に画期的なモノでしたし、中国におけるその前後の生活スタイルや便利さの変化は日本よりさらに大きかったように思えます。

ただ、個人的には「日本語が読める」というのが一番有難かったですね。
当時は本当に日本語にモノスゴイ飢えていたもんで。

で、私もネットのおかげで(?)中国でもオタク趣味を続けられたというか、深みにハマっていったのですが、当時は主に無料のwebスペースを借りてHPを開いている方が多かったと思います。

infoseekは広告表示がちょっと不評でしたが50Mと当時としてはかなり大きな容量(ジオは12M)が使用可能で更にCGIも設置可能だったのがわりと良かったようで、オタク系のサイトもわりと多かったように思います。
ちょっと昔のブックマークを調べてみたら、infoseekのサイトもかなりありましたし、私の中国におけるオタク生活はinfoseekにかなりお世話になっていました。


ただ、中国からネットにつなぐ場合はどうしても「規制」の問題が関係してしまうのが頭の痛い所でした。
やはりというか何と言いますか、中国では個人がタダでHPを開設できる海外のフリースペースへの規制が、かかり易いのですよね。

日本のユーザーによく使われる所も、最初のころは特に規制はなかったのですが、段々と規制の範囲に含まれるようになっていきました。
留学中にフリースペースへの規制をくらってしまい、留学生活をつづったHPが更新できなくなって読者の方に安否を心配されたなんて方もいましたね。

最近ではfc2のブログが中国で規制をくらってしまうということがありましたが、fc2でブログを開設している中国オタクも多かったので、この規制の時には中国オタク界隈が混乱しました。
このブログがあるlivedoorにしても中国からだと時折うまく更新できなかったり、見れなくなったりすることがあるようです。

それでinfoseekですが、こちらも規制にあって見れない時期が何度かありました。
中国のネット規制は永続的に続くものと、一時的なものがあって、政治的にゴタゴタするようなことがあったり、ゴタゴタしそうな時期になると中国から見れないページが増えます。

欧米系のフリースペースはほぼ永続的な規制のところばかりだったのですが、日本のは一時的に見れなくなる形の規制が多かったかと思います。
またあくまで私の個人的な記憶によるものですが、infoseekは規制により中国から閲覧できない期間が比較的長く続いたサイトだったように思えます。

しかし人間やはり娯楽のためにはかなり熱心になれるようで、規制を回避する方法をイロイロと模索してどうにかしてしまうのですよね。
infoseekにあるサイトは画像を多めに使ってらっしゃる所も多かったので回線が細いとうまく表示できないことも少なくないため、私も如何にして規制を回避して快適に見るかでかなり頑張ったおぼえがあります。

そんな訳で、今の私のネットの接続や規制に関するイロイロな知識は、
変な話ですがinfoseekと中国の規制のおかげという言い方もできるかなーと考えてしまいます。


思いつくままに書いてみましたが、とりあえずこんな所でしょうか。
時代の流れ的にしょうがないのだとは思いますが、infoseekの無料HPで開設されていたサイトにはイロイロと楽しませていただいたりもしたので、ちょっと寂しく感じてしまいますね。

例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

このままではニャル子さんが中国で最も有名なクトゥルフになりかねない

意味不明なタイトルで恐縮ですが、今回は中国オタクとクトゥルフ神話についてを。

先日、中国オタクとクトゥルフに関して
「巡音ルカのたこルカについての中国オタクの反応において、オタクならば普通言及するであろうクトゥルフネタの反応が無い」
「台湾ではTRPGクトゥルフの呼び声のプレイヤーもいるが、中国オタクのなかでクトゥルフに関する知名度はどうなのか?」

といった鋭い質問のメールをいただきました。ありがたやありがたや。


そんな訳で、ちょっと中国本土におけるクトゥルフ関係についての反応を調べたり、個人的な経験を思い出したりしてみましたので、その辺について少々書かせていただきます。

さて、まず大まかな結論から言いますと
「クトゥルフについては、台湾はともかく、中国本土のオタクにはあまり知られていない
模様です。

台湾は恐らく日本国外で最もオタク文化が進んでいる場所ですし、中国語化された日本のコンテンツも豊富です。現地のオタクの反応や知識の量も日本のオタクにかなり近いといった傾向があります。
そんなレベルの台湾と中国本土を比較するのはちょっと厳しいですね。

中国本土でオタク関係の動きが盛り上がったのはここ十数年の話なのですが、その間クトゥルフ関連の盛り上がりはほとんど無かったようです。

情報が全く入っていないわけではないと思いますし、中にはクトゥルフにハマった人間も少しはいるようなのですが、中国本土には日本のハヤカワのような存在も無く、またクトゥルフ関連で盛り上がれる作品や場も無かったようですし、大部分の中国オタク的には特に意識されないまま今に至っているのではないかと思われます。

クトゥルフの中国語表記は
「克魯蘇」または「庫図魯」
となっているようです。(ちなみにラブクラフトは「洛夫克拉夫特」)
ただ一部で「Call of Cthulhu」を中国語訳で
「悪魔的呼喚」
というタイトルにしてしまったものもあるなど、
どうやらかなり残念な状況のようですね。

恐らくきっかけとなるような作品でも出ないことには中国本土でクトゥルフの知名度が上がるのは難しいと思うのですが、その作品についても
「その作品の数ある要素の中の一つがクトゥルフ」
といった程度では難しいようです。

あくまで私のイイカゲンな記憶によるものですが、
例えばクトゥルフネタが混じっている作品のなかで比較的中国オタクに人気の高い「デモンベイン」などでも、クトゥルフネタについての反応は非常に少なかったように思います。

デモンベインの作中に散りばめられたクトゥルフ関連の設定やデウス・マキナとその武装などについても
「スーパーロボット的な何か」
という受け取られ方をしているようで
「よくあるスーパー兵器みたいなもの」
という感じでなんとなく流されてしまっているようでした。

また、他の例としては中国オタク内のディープな層のファンが多いとされる
「Fate/Zero」の作中でもキャスターの宝具にクトゥルフネタが絡んでいるのですが、そちらの方は「ファンタジー的な何か」といった感じで流されているようでした。

こんな感じでクトゥルフがサブ的な使われ方だったりする場合はメインの要素に目が向いてしまい、クトゥルフに関しては「作品設定の一部」程度の扱いでスルーされてしまうようです。
デモンベインなんかはロボットや変身ヒーロー的な文脈で理解しているのが多いようですしね。

どうやら作中にちりばめられているクトゥルフ的要素を面白いと思ったり、興味を持ったりする下地が中国オタク的にはまだできあがっていないようで、一応「モトネタがクトゥルフ」くらいはネットで調べたりして知ってはいても、そこからもう一歩踏み込んでクトゥルフにハマるというのはあまりいないようです。

そんな訳で、
クトゥルフ関係の知識がある程度広まるには、やはりクトゥルフネタが中心となった作品がアニメ化でもされない限り難しいのではないかと思います。ただこれは逆に言えば、アニメ化されると知名度はかなり上がるということでもあるのですが。

そして、恐らくこのままの流れだと12月に始まる予定という
「這いよれ!ニャル子さん」のアニメ

によって中国オタクの間におけるクトゥルフの知名度が上がることになるのではないかと思われます。
これは言い方を変えれば、ニャル子さんの力により中国大陸にクトゥルフが進出するとも言えます。

というか、現時点では中国のソッチ系の掲示板でクトゥルフの話題が出るのはほぼニャル子さん関連ですね。ちなみにそこで飛び交っていたのは


ほう、またラノベ原作のアニメ化か。コメディだというし見てみようかな。

クトゥルフってよく知らないけど、原作のキャラデザが結構いいから期待。

ヒロインのアホ毛が良いよね。てかクトゥルフって何?私は聞いたことないんだけど。

クトゥルフはラブクラフトの小説を元にした創作神話体系で、ニャル子さんはそのパロディらしい。とりあえず、このキャラデザは好みだから注目しておこう。

クトゥルフって確かホラーの話だよな。じゃあニャル子さんはホラー要素の混じったコメディになるんだろうか。

クトゥルフファンの俺から言わせてもらえば、クゥトルフは確かにホラーから出発しているがそれだけじゃないぞ。てか日本にもクトゥルフネタの作品って存在したのか。てっきりアメリカだけかと思っていたわ。

クトゥルフ関係って終末思想的な作品が多かったよな。どこにラブコメ要素が組み込まれるのか気になるから、ちょっと期待。

俺はクトゥルフを全く知らないけど、CVが喜多村英梨だから気になる



といった感じのやり取りでした。

それにしても、ニャル子さんが中国大陸へのクトゥルフの布教の尖兵になる日が来るとは、色んな意味でアレな時代になったもんですね。
私も別にニャル子さんという作品は嫌いではないのですが、
ホントにいいのかなーと、不安というかモヤモヤしたものを感じてしまったり。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクのたこルカとおれつばへの反応と、中国語で歌ってみたアル

イカ娘の中国オタクへの侵略

先日はじまったアニメ、
「侵略!イカ娘」(公式ファンサイト)

ですが、この作品に対する中国オタクの反応はどうなのかという質問をいただいております。ありがたやありがたや。
そんな訳で、今回はそれについて一つ。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


イカ娘の萌えは私の想像をはるかに超えるレベルだった。
この作品は私にパワーを与えてくれる!

ちゃんとしたストーリーや深さがないとかの批判も分かるけど、なんだかんだで面白いよね。イカ娘がカワイイ。俺はこの作品が大好きだ。

イカ娘は天真爛漫でとてもカワイイ、更に口癖もカワイイ。
それと、ちょっとだけイジワルしてみたくなるキャラだなぁ。

ケロロ軍曹を想像させるところがあるが、イカちゃんの方が可愛いと思う。
ケロロの方がギャグは面白いんだけどね。

俺はどっちかというと「ジャングルはいつもハレのちグゥ」を想像したかな。
まぁどっちにしろイカ娘がカワイイのには同意。

触手!触手だ!!
俺は触手モノが大好きだが、イカ娘は俺に触手の新たな可能性を見せてくれた!

イカ娘の表情がいいよね。
誰かまとめかgif動画作ってくれ。どうかお願いします……

イカ娘が可愛くて仕方がない。
どうやら俺の脳内はイカ娘の触手に侵略されてしまったようだ。

イカ娘なんて、面白い作品の多い今期の新番組、例えば禁書2期や俺妹に比べたら全然すごい作品じゃないだろうに。そこまで評価できる作品じゃないよ。

イカ娘は大作だとかそういう評価をする作品じゃないんだって。
確かに俺はイカ娘が好きだし面白いと思っているけど、俺妹なんかの他の作品と比べてスゴイとは別に思ってないよ。気楽に見て楽しめればいい作品なんだから。

イカ娘は緊張したり熱血したり泣いたりしないでいい作品だからね。
こういう作品があると安心できる。

イカ娘、むちゃくちゃ萌えるなぁ。
自分の場合、アニメ化になって一番感じ方が変わったのは口癖だね。
原作漫画を読んでいるときは特に何も感じなかったけど、アニメになったらトンデモナイ威力になった……!

不思議だ。なぜイカ娘はこんなにカワイイと感じられるんだろう?
日常系の作品は中国の子供向けの作品にもあるというのに……

中国の子供向けの作品は教育要素が含まれるからじゃないか?
見て子供の成長の役に立つという作品だし。
イカ娘はそんなことは考えずに、ただただイカ娘の描写を追求した作品だから素晴らしいんだよ。

こういうあまり考えないで見れる作品って良いよね。
最近深い内容の作品や熱血だったり鬱だったりする作品に疲れていてさ……

そうか、触手ってエロだけじゃなく萌えにもなるもんだったんだな。

ところで、ちょっと疑問なんだが墨汁スパゲティって本当に美味しいの?

イカの墨は食用にできるらしいよ。
イカ娘もカワイイが、短編で綴られるストーリーもキャラにあっていてナイスな構成の作品になっているよね。

ゲスっていうヒドイ語尾なのに萌えられるのはスゴイ。

ゲスじゃない、「ゲソ」。あと、ゲソはイカの触手という意味だ。
それにしても語尾の「ゲソ」と「イカ」は中国語ではどうすればいいんだろう?
「〜〜的説」だとイマイチ可愛くないしなぁ。

ロリと触手のコラボがこんなにも力強いものだったとは。
あとイカ娘の語尾がすげぇ良い。本当に萌える。

癒しと笑い、そして萌え……!
イカ娘は10月の新番組で最高の作品とはいかないかもしれないが、私にとっては最も好ましい作品だ。

萌えてしかも海などの自然環境を大事にしようという気持ちにもなれるスバラシイ作品だ。

なんか最近エロサービスの多い作品が増えていたから、こういう邪な気持ちを抱かずに普通に萌えられる作品は逆に新鮮。ところで、イカ娘は一応一般向けでいいんだよね?触手あるけど。


とまぁ、こんな感じで。
この間まで放映されていた「けいおん!」や「Angel Beats!」のように作品の素晴らしさを声高に叫ぶのはあまりいないようですが、中国オタクからは全般的に「良い作品だ」と思われているようです。

また以前の記事の
「火垂るの墓」が中国国営放送で国慶節の連休中に放映される
でもちょっと紹介させていただきましたが、
中国の最大手掲示板である百度貼ba(「ba」は口+巴、以下「ba」は全てその字です)の、各話題の勢いが分かる
「本日の最速上昇baランキング」
でイカ娘が2日連続で1位になるなど、かなりの人気になっているようです。

そんな訳で、どうやら中国におけるイカ娘の侵略計画も順調に進行している模様でございます。

とりあえず、こんなところで。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


「火垂るの墓」が中国国営放送で国慶節の連休中に放映される

「日本鬼子」中国オタクへ侵攻開始

中国においては
「日本鬼子」(ri ben gui zi)
というのが日本人に対する最大級の侮辱語なのですが、
これについて、2ちゃんねるで
「日本鬼子」(ひのもとおにこ)
という萌えキャラを作って、この言葉に新たな概念をつくっちまえという動きがあるそうです。

2chではイラストがポコポコと投稿されているようですが、
そのまとめサイトはコチラです。
それから、すくいぬさんにも2chのスレまとめ記事が掲載されています。
日本鬼子って萌えキャラ作って中国人を萌え豚にしようぜ (すくいぬ)

この件についての情報&中国での反応についての質問をいただきましたので、今回はそれについて一つやらせていただきます。ありがたやありがたや。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


これが「日本鬼子」って……こんなとき、どんな顔をすればいいか分からない……orz

こう来るとは全く思いもしなかった。
あの国はやはりよく分からん……

萌える……しかし、何かあっちがムカつく言葉を返さなければいけないような気が……そうだ、あれだ
「あなたと合体したい!」
これでどうだ小日本ども!

全く萌えねえよ!かっこいいのは薙刀くらいだよ!!

こんな手を打ってくるとは。
あの国はまずオタクから何とかした方がいいんじゃないか?

こっちは罵声を送っていたはずなのに返ってきたのは萌えキャラ……
なんかもう、無力感に苛まされる……

やべぇ……日本はやっぱりやべぇ国だよ。
ちょっと負けを認めるべきなのかもしれない。
あ、基本は黒髪ロングでお願いします。

やつら絶対萌えで世界征服する気だろ。

日本鬼子まで萌えキャラにするなんて……あの国は本当に何でも萌えキャラにできるんだと痛感した。

これはアレか。
押し倒してハァハァしろということか。
とりあえず日本鬼子の凌辱同人誌希望と言ってやんよ。

小日本どもはこんなもんで俺たちが引っ掛かってると思っているのか!?
全くバカにしやがって……俺は触手モノが欲しいんだよ!!

何かこういうの見てると、こっちの罵倒が通じているのかとても不安になる。
小日本とか言っても、あいつら日本は小さいって普通に認めてるしよ……

「鬼子」って中国語では相当な罵倒だけど、日本語だとどうなんだ?
「子」がついているから普通に人名としてアリだったりするの?

いや、一応日本語の辞書の「鬼子」の項目を見るとネガティブな意味しかないはずなんだが……

「鬼」って日本だとクールでカッコイイ意味もあるから、「日本 鬼子」という名前として考えるだとカッコイイと思われてしまうのかもしれない。てか日本人を罵倒するときはちゃんと言葉を選ばないと意味がないぞ。ちゃんと考えろ。

これ、日本では孫子とかも「子」がついてるから萌えキャラにされちゃったりするのか?

孫子はちゃんと区別されてるけど、それとは別に既に萌えキャラ化されている……
もう日本はこのまま「西洋鬼子」「東洋鬼子」「洋毛子」「老毛子」「高麗棒子」「台巴子」とかの蔑称をシリーズで作っちゃえよ。なんかその方が良い気がしてきたわ。

「中華支那子」がもう存在しているのが恐ろしい。

なんかもうどうしようもねぇな。
こういうやり方で来られると返すのが難しい。

正直こういった蔑称をスルーして萌えキャラ化できるってのは強いと思うわ。

日本鬼子が萌えキャラだと?
こうなったらあいつらをどう呼べばいいんだ?
JAP?それともキモオタ?

キモオタでいいんじゃね?
二次元を抱いて溺死しろ、日本の魔法使いども。

キモオタも魔法使いもそのままこっちに返ってくるぞ。
てかpixivにもう日本鬼子タグが出来ているんだが……
パロディで返すってのはうまいやり方だし、それを実際にやれるってのはスゴイね。

みんな待つんだ!
安易に萌えるんじゃない!
今の流行からして、実は男の娘だという罠がしこまれているかもしれないんだぞ!!


とまぁ、こんな感じで。
真っ向からのものではなくこういった変化球(?)で返されてしまうとかなり微妙な気分になるようですね。


ちなみに、中国語では「鬼」という言葉は化け物全般や幽霊全般を指したり、嫌なもの、ネガティブで怖いものというような意味となっています。また「鬼子」は侵略者に対しての蔑称といった意味でよく使われますし、過去の日中戦争などから「鬼子」といえば一般的には「日本鬼子」を指すことが多いです。

しかし、日本語の「鬼」は角がはえてトラのパンツなイメージですし、
一応怖い化け物のカテゴリに入るとはいえ、物語ではコミカルな役回りを演じることも少なくありません。
私も「鬼の出てくる話」で思い浮かぶのは
「ないたあかおに」

とかですし。

同じ漢字とはいえ、日本語と中国語におけるニュアンスの違いなどから、
中国人が「鬼子」と言っても日本人にはいまいちピンと来ないなんてことも起こるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「我が国の軍事奥義が萌え化されちまった……!」

中国オタク「もし死んだら自分のコレクションやPCデータはどうしよう」

オタクが死亡した場合に備えての遺書や、コレクションやデータの整理方法、更には有料のネットサービスの使用中や株の信用取引中に死んだ場合にオタクのコレクションの相続財産の範囲などについてまで解説した書籍
オタクの逝き方

が先日発売されました。

この書籍についての情報が中国オタクの間に入り、中国オタクの間でもちょっとした話題になっているようです。やはりこういったものは他人事ではないということで考えてしまう人間も多い模様ですね。
そんな訳で、今回は中国オタク達の自分の死後について考えてのやり取りについて一つ。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本でオタクの遺書の書き方やオタクの遺産の処分についての本が出版されたらしい。確かにオタクも死を考える必要ってあるよな……寿命の他に、突然死とかもあるわけだし。
あまり考えたくないが、みんな死んだらコレクションやPCのデータはどうするつもり?

死ぬなんてまだ考えたくないが、言われてみるちょっと恐ろしい所もあるな。
ずっと集めている、人にあげられないヤバいデータとかどうしよう……削除はどのタイミングですればいいのだろうか。

この本はいわゆる萌え系の実用書かな?
中国でどのくらい使えるかはわからないが、内容についてはかなり興味あるね。

フィギュアとか確かに大事だけど、周りに分かってもらえる人はいないから死んだら諦めるしかないかな……

オタクとして趣味を追っかけるのにいっぱいいっぱいで、こういうことを考えたことはなかったなぁ。死ぬ時のことを考えて生きてもしょうがないだろうに。

語る形式はまた人と悪魔?ありがちだな。
とりあえず死んてからのことは考えても意味がない。死んだら死んだでいい。

日本のオタクの古い人間、例えば1stガンダムのころからオタクの人とか、も結構な歳だろうし自分の死について考えなければならないということか。

死んだら死んだでしょうがないだろ。
気にしてもしょうがない。自分のグッズについての遺書なんか書こうとも思わん。

死ぬんだったらコレクションをあの世に持っていく。
紙銭と一緒に俺の本とフィギュアを燃やしてくれ。

死後のことをかんがえてもしょうがないよ。死んだら終わり。
でもこのテーマって面白いね。

むしろ、死ぬまで自分はオタクだったと周囲に知らしめたい。
ちゃんと展示する時間的余裕をくれ。

希望としてはコレクションを自分と一緒に埋葬してほしいくらいかな。

あーー……確かに自分のHDのアレなファイルはどうにかしておきたい。
死んだら自動的に自分のPCが壊れる装置とか本気で欲しい。

いい本だ。正直欲しい。
もし早死にして自分以外の人間にPCの中身を見られるというのは非常に恐ろしいことだ!

もし自分が死ぬ日が来るとしたら、自分がどういったオタクだったかという軌跡を残し、後輩達の励みになるようにしたいね。だからそういった準備はちょっとしたいとも思うけど、遺書書くとかそういうのは何か実感がない。

これはオタクな知り合いを殺してコレクションを奪う際に、如何にして遺書を偽造するかのためのマニュアルとしても使える恐ろしい書籍なのではないだろうか。

こんな縁起でもない本が売れるのか?不思議だ。

俺にはこの本の意図が理解できる。
たまにふと、家にある大量のグッズをいったいどうすればいいのかと悩んでしまう時があるよ。

遺書とか悪くないやり方かもしれないけど、自分のグッズの価値を理解してもらえるとも思えないんだよなぁ。どんな文章を書けば遺族に理解してもらえるやら。

そもそも中国だと収集したアイテムを売って処分なんて無理だよ。
中古を扱う店もほとんど無いし、ネットオークションとかも現実的じゃない。
日本はやはりオタク関係のビジネスが発展しているんだね。


とまぁ、こんな感じで。

中国オタク的には、死んだらもうそこまでの話で、
死後遺族にイロイロと発見されて恥ずかしい思いをしたくないというのはあんまり無いみたいですね。
「オタク趣味が晒されても問題ない」と考えているのも少なくないようでした。

これについては文化的な違いもあるかもしれませんが、
「オタク趣味」に対する社会的な感覚の違いによるものもありそうです。
日本ではオタクは社会的にアウトとされかねない所もありますが、
中国では若者独自の文化、ちょっとした趣味という位置づけなのでむしろそれを晒したいと思うのもいるっぽいです。

ただ、そんな中国オタクにとってもPCのHDは懸案事項のようで、
それについてはなんとかならんもんかと思ってしまうようですね。
やはり自分のPCの中にあるアレなデータを見られるのは恐ろしいようで。


それにしても遺書云々はともかく、「もしも」な事態は他人事じゃないですし、自分もこういったことはちゃんと考えておかないといかんなーと思ってしまいますね。
一気にやろうとしても挫折したり勢いでやって後悔したりしそうですから、定期的に少しずつやっておくのが良さそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

反日デモより怖かったもの

日中間のゴタゴタはなかなか収束に向かわず、
中国で反日デモが起こったり、日本でもデモが起こったりとなかなかに難しい状況が続いているようです。

私は中国に留学しているときに北京で反日デモが起こったりした経験があるので
周りから今回のデモについてのことをよく聞かれたりもしますし
「住んでいる街でデモが起こるなんて怖かったでしょう」
「中国生活で一番怖かったのはやはり反日デモですか?」
といったお言葉をいただいたりもしています。

確かに2005年の時には、私の出先のビルの真下を暴走気味のデモ隊が通ってヒヤッとしたことなんかもあるのですが、実は私の十数年に及ぶ中国生活の経験の中で、このデモより怖いと感じたものがありまして。

それが、2002年の冬に始まった「SARS(重症急性呼吸器症候群)の流行」です。

実はこれに関して日本のネットにナイスなコピペを投稿しているのが知り合いにいまして、この前会ったときに掲載&説明の許可をもらえました。

以前の記事で中国のネットで流行っているコピペ
「日本に来てやっと知った」
を紹介させていただいてから、ありがたいことに
「中国関連で何かコピペみたいなものはありませんか?」
という質問をいくつかいただいておりますし、中国関連のコピペということで今回はそれを紹介させていただきます。

それでは以下、そのSARSについてのコピペになります。



194 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 22:36:20 ID:8ety/nhe0
>>144
亀レスだけど、
当時は結構有名な理系の大学に居たんだ。
北京で大流行する半年ぐらい前は「なんか香港の方がヤベーらしい。」みたいな噂程度のモノだった。
政府の大本営発表もあったから危機感は全くといって無かった。
外食の手洗い場が使われる事もほとんど無い。
ところがどうも北京でも相当な数の感染者がいるんじゃないかって事がまことしやかに囁かれ始めた頃、政府による重大な発表があるということである日みんなラジオやテレビ、PCに注意していた。
「北京での感染者は十数名ではなく、800名あまり存在していた事が判明した。」
冷静さをもって語っていただろうニュースキャスターの表情とは裏腹に北京はあっという間に様変わりしてしまった。
いつも渋滞していたはずの南北に一直線にはしる幹線道路には猫の子一匹見当たらなくなり、スモッグで視界がぼやけたその道路はまるで永遠に続いてるように見えた。
ほどなくして大学は外界との接触を避けるため全ての校門を予告無しに封鎖、外に住んでいた学生は締め出しを食らってしまった。
日々増え続ける患者数のニュース、
次々と制限されていく活動範囲、
寮のすぐ隣に突貫で建てられた煉瓦塀とその中の仮設住宅、
以前とはうってかわって人で溢れかえる食堂の手洗い場、
救急車のサイレンで目覚める朝、
授業における学生のゾーニング処置、
ノイローゼから発熱してしまい、それをルームメイトに知られまいとひた隠す学生、
冷静さを失い、藁にもすがる想いでウィルスに効くとされる線香を灯しまくる人、
「お前が飲まなきゃこっちが迷惑するんだ!」と無理矢理怪しげな漢方薬を飲ませようとする食堂のオヤジ、寮に帰ってその漢方薬の集団食中毒のニュースを見た時の脱力感、
「SARSに感染しても大学は責任を負わない」とする書類に署名を迫る大学関係者、
非現実的な状況に逆にカタルシスを覚えてしまい始終興奮気味のクラスメート、
脱走者(しかも後でわざわざご丁寧に大学の塀をよじのぼって帰ってくる)、
 
文字どおり「見えない敵」がいるわけで、冷静さを欠く人が多かったのが目に付いた。
正しい知識と前準備をしっかり整える事が何よりも重要。
 

195 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 22:44:08 ID:ne2hl5jU0
>>194
サンクス
 
凄い!凄すぎる、、だが中国が結構まとに対処していて関心した。
 

198 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 22:53:57 ID:8ety/nhe0
>>195
マトモなもんか、超法規的措置のオンパレードだよ。
中国は救急車呼ぶのが自費なんだが、感染が疑われると乞食でも無理矢理押し込められる。
ところがその乞食は払う金が無いから走行中の救急車から飛び出して逃げるんだよ。
キャリアなのに。
地方の人間は都市の方がいい治療を受けられると思ってかどんどん患者が入り込んでくる。
天津じゃ市民が自警団組んで都市間の道路を土嚢で封鎖しやがった。
大規模な患者隔離施設が無理矢理作られようもんなら近隣の住民がそれこそ一揆よろしく打ち毀しに行くんだぜ。
冷静ささえあればほとんどの二次災害は防げたはずなのに。
 
211 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 23:23:08 ID:8ety/nhe0
で、こっからが日本にも関係してくる話なんだが???
あまりの緊急事態にとうとう外務省が帰国勧告を出した。
外務省が
勧告というのはほぼ命令に近い。
「指示に従って帰国しないと帰れなくなるかもしれません。」って事だ。
未練の無い短期留学生は早々に帰国してる人も多かったが、学部生、研究生は帰るわけにはいかなかった。
だがここまできて残り少ないほとんどの日本人が帰国せざるを得なくなった。
俺もそのうちの一人だ。
全てが解決した後再度入国するためビザの申請を行うんだが、申請は学校外にある公安局でしか行えないこともあって大学が集団申請および航空券購入の肩代わりを行う事になった。
もっともこの大学側との交渉も難航を極めたんだが。
帰国の日になり、俺らはマイクロバスに揺られながら死んでしまった街を横目にガラガラの空港へと向かう。
ほっと一息つきながらもターミナルで搭乗を待つ日本人御一行様。
ところが予定の搭乗時刻を過ぎても搭乗アナウンスが行われない。15分、30分……
次第に嫌な空気がたちこめてゆく。
小一時間ほどしたところでようやくアナウンスがあった。
「関空行きの便は交換不能の部品に問題が発生したため、キャンセルとなりました。
つきましては関空へご出発の皆様には成田行きの便にご搭乗頂くか、北京で一泊してもらう
こととなります。」
疲れに疲れきってやっと辿りついた空港で俺らを待ち受けていたのは航空会社からの信じられない裏切りだった。
搭乗数が無いものだから成田行きと合わせてコストカットしようとする会社の思惑は誰の目にも明らかだった。
無駄だとは分かりつつもフライトアテンダントとの押し問答が始まる。
早く脱出したいのに北京に留まれとはどういう了見か、
関西の人が成田へ行った後どうやって関西へ行けというのか、
一体運賃は誰持ちになるのか、
そもそも機体の故障なんてフカしじゃないのか、
航空会社の提示した解決方法は、「成田から新幹線もしくは国内線で関西へ行って頂く。」
との事。
冗談じゃない。俺らはこの時期に北京から日本に入国しようとしてるんだ、いきなりおいそれと公共の交通機関を使っていいはずが無い。
だが、超法規的な措置は相手が日本人でも通用するようだった。
こんな状況で集団心理に逆らって航空会社に反目できる人などいるはずもない。
つづく
 

216 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 23:35:56 ID:8ety/nhe0
俺らは結局航空会社の甘い提案を受け入れてしまった。
早くこの場から立ち去りたいという気持ちは確かにあった、そんな他のみんなに逆らって
航空会社の倫理を説く場面でもなかった。
関空行きの便に乗る予定だった搭乗者は皆成田行きの便に搭乗し、
羽田で一泊した後各々のマスクをかなぐり捨て、PEKと印字されたトランクのテープを破り
さながら一仕事終えた銀行強盗犯が人目を忍んで帰路につくように国際線に乗り込んだ。
国際線は他の乗客も多く、日本語での喧騒から離れて久しい俺らはまるで自分が非難されているかのような錯覚だった。
そのざわめきから逃げるようにイヤホンをかぶり、ジャックを無理矢理座席に差し込んでも、
聞こえてくるSARS関連のニュースが耳から離れなかった。
 
とまぁ、こんなとこだ。
もし俺らが原因で日本で感染が拡大なんかしてたらその航空会社は倒産の憂き目にあってただろうな。どことは言わんが。
日本は人権がややこしくて帰国した際もこれといって厳密な検査を受けたわけじゃない。
危機感は持っておいたほうがいい。

 
221 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 23:43:02 ID:7caYmIWk0
>>216
これ、むちゃくちゃ危ないよ。本当にSARSってラッキーとラッキーが何重にも重なって
日本で流行しなかったんだなあ
 

223 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 23:43:39 ID:XS0g+3EL0
SARSのときの空港での対策って、サーモグラフィ?みたい
ので熱があるヒトを見つけて、見つけたら問診?するみたい
な感じだったよな。 
潜伏期間中だったら絶対見つけられないという..
 
まぁ事実上水際阻止は不可能だよね。
それするためには海外からくるやつを皆1週間とか
隔離するとかしないとだめなんだろうから。
 

236 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 23:53:50 ID:8ety/nhe0
>>221
正直日本人で感染者が一人も居ないなんて発表は嘘だと思ってる。
 
>>223
あのサーモグラフィ、横に
「これはテストです、問題を発見する為や人権を無視した拘束を行うものでもありません。」
って書いてあった。
どちらかというと自分がシロだと
確認できてから入国したかったんだけどな。
国内線の事も考えると。
 

246 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/01/24(木) 23:59:54 ID:8ety/nhe0
人命よりも人権を尊重する風潮は是正されるべきだと思う。
同じ便に乗ってた沖縄人が「せっかくだから」で東京観光やって山手線乗りまくって
国内線で帰国した話を聞いてぞっとした。
いい沖縄人は多いんだけどそいつはヤンチャだったな。



以上です。
当時のSARS関連の出来事はホントにこのコピペの状態でしたね。

このコピペの作者と私は北京でSARSが発生したときに同じ大学にいまして、
SARSのときは彼と一緒にその大学の日本人留学生自治組織の一員として、
断絶状態になった留学生同士の連絡や、デマも混じったりする情報の選別や伝達、大学との交渉やらなにやらを一緒にやっていました。

彼はSARSの緊迫した状況でも笑いを忘れないナイスガイでしたが、
オタクとしても非常に面白い人間で、現在も中国オタク関連で大活躍しています。


SARSの流行の渦中にいたときは
「SARSになってしまうかもしれない」
という怖さもさることながら、それ以上にSARSになってしまった場合
「日本に入れてもらえないかもしれない」
というのが恐ろしかったですね。

一応中国の生活では最終手段として
「日本に帰る」
という選択肢があるのですが、SARSのときはこの手段が不可能になる可能性がありまして、その
「退路を断たれるかもしれない不安」
というのが本当にキツかったです。

そして日本に帰ったら帰ったで、
今度は帰国後数日間は自宅待機という名の自己隔離をしないといけませんでしたし、
その間はずっと
「もしかしたら自分はSARSにかかっているのではないか」
と疑い続けることになるので、精神的にかなりまいってしまいましたね。


それにしても、中国での生活は基本的に
「情報をきちんと調べて危ない所には近づかない」
というのを押さえておけばそれほど問題はないのですが、
このSARSのときだけはどこが安全なのか分からない状態でした。

しかもコピペにもあるように、
日常とは全く違うガランとして生気の感じられなくなった街の中で、
周囲の人間からはどんどん冷静さが失われていき、
日に日に自分の行動できる範囲も狭まっていき、
自分の住んでいる寮のある大学内にも簡易の隔離施設が建てられるなど、
「追い詰められている」
というのがひしひしと感じられる日々が続きました。

この当時の自分ではどうにもならい上に、目に見えない、分からないということによる恐怖は、私の十数年の中国生活のなかでもトップクラスの怖さでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国のネットで話題のコピペ「日本に来てやっと知った」

中国オタクが東方Projectにハマったきっかけ

以前から
「中国オタクの東方Projectへの反応」
についての質問をいただいていたのですが、申し訳ないことに私自身が東方に関してよく知らないので記事を書くのを後回しにしたまま今に至ってしまいました。


実は中国オタク内においては、その人気や盛り上がりから
「ボーカロイド」と「東方Project」
が二巨頭になっています。

さすがに東方Projectについて何も書かないのはモッタイナイですし、今回はちょっとそれについてを。
とりあえずいただいた質問の中で、私でもどうにか反応が調べられそうな
「中国オタク的に東方にハマったきっかけって何?」
という話についてやらせていただきます。ありがたやありがたや。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国オタク界において東方は大勢力となったが、みんないったいどこから東方にハマった?
私は「Bad apple!!」の動画から。

オタク仲間に引っ張り込まれたから。
周りがどんどん東方に染まっていってね。

私は気が付いたら深くまでハマっていたんだよなぁ。
今の時代オタクをやっていて東方に触れないなんてことはないんじゃないか?

同人ビッグ3の「東方Project」、「月姫」、「ひぐらしのなく頃に」の中では東方が一番入り易かったからまず東方に入ってそのままハマったって感じかな。

入口の広さは東方Projectの良い所だよね。
私は一応弾幕STGからだけど、同人イラストから入っていつの間にかその魅力に捕まっていたなんてのも多いよ。

ゲームをやってみて興味を持ち、関連情報を探してみたらモノスゴイ量の同人があることを知ってしまい、そのままその世界に……

STGはちょっとやって挫折。
そのあと「Bad apple!!」を見てまた興味が出て、今度は緋想天とかの格闘の方から入ってみました。

なぜかウチの大学のPCルームのマシンに永夜抄が入っていてそこがきっかけ。STGの方にはそれほど興味を覚えなかったけど、音楽が衝撃的だった。

私も音楽がハマるきっかけかな。
それまで東方の漫画とかイラストを見かけても特に興味は覚えなかったんだが、ゲームの中で流れる音楽を聴いて一気にファンになった。

スイマセン、私はエロ同人誌からです……百合萌えなもんで……

同人作品がいっぱいあるので、そこから入りました。
弾幕は自分には合わないと感じているのでゲームはやってない。

俺はSTGが好きなんだが、良いSTGが無いか探していて東方に出会った。
でも、今では萌えがメインになっちゃってるなぁ……

私は同人作品から。
個人的には東方は「高品質の同人イラストが集うジャンル」という感じ。ゲームは一つも遊んだことない。

ネットで収集したマイベスト二次元画像のなかに、東方の作品が多く含まれていたからかな。

最初ZUNの絵を見て、なんでこんな下手な絵が日本の同人界のトップなんだと疑問に思ったのがきっかけ。その後いろんな二次創作を見て回ったりした後、気が付いたらZUNの絵に無茶苦茶萌えるようになっていた。

どこかで見かけた「八意永琳」「蓬莱山輝夜」という名前が印象に残って、それを調べてみたのがきっかけ。ただ自分はSTGも格闘も全くダメだからゲームの方はプレイ動画を見るくらいかな。基本的には漫画や小説、音楽。特に音楽はいいね。

俺はトンデモナイ密度の弾幕をスイスイ避けるゲームプレイ動画を見たのがはじまり。しかし、自分はいまだに東方のスーパープレイのレベルに達することができない……

ハッキリ思い出せないけど、たぶん知り合いがずっと東方の音楽をかけていたからじゃないかと思う。
初音ミクとかと一緒で、気が付いたらハマっていたという感じだわ。

オタク系の雑誌に綺麗な東方の同人イラストが載っているのを見たのが最初かな。
その後ゲームを実際にやってみて神主の絵に驚いたのは良い思い出。

私は知り合いに布教されて東方を知った。
いろんな掲示板で話題になっていたし、そのまま作品の世界にのめりこんだ。
東方がここまで広がったのってゲーム自体の出来よりも、「同人」という属性によるものだと思う。作品が非常に開放的であり、多くの人間が創作能力を発揮できるというのはスゴイことだよね。



とまぁ、こんな感じで。
ゲーム、音楽、イラストなどイロイロとあるようですが、
これだけ多くのことがきっかけになる作品は、東方以外に無いかもしれませんね。

そしてそのきっかけから入ってしまえば、
あとは自分の好みに沿って東方ワールドを楽しむことができるようです。


実は私は東方に関しては紅魔郷から入って永夜抄まで続けたのですが、
その当時、自分にはゲームをきっちりクリアするまでやりこむ気力や時間が無いと感じてジャンルを追っかけるのを諦めてしまった過去があったりします。

そんな訳でそれ以降は東方については特に意識していなかったのですが、気が付いてみたらこんな巨大ジャンルになって、しかもシューティング以外でも様々な創作活動が広かっています。
現在の東方Projectの盛り上がりを見ると、シューティングがクリアできないからという理由でジャンルを諦めた当時の自分は随分ともったいないことをしたなーと思ってしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「FF14が中国向けってありえないんだが」

先日正式スタートとなったFF14

ですが、イロイロな問題が発生したりするなど残念ながらあまり良いスタートでは無いようですね。

FF14に関する一連のゴタゴタの中では、
「FF14の中国市場進出が大々的に報道された」
「疲労度などのシステム上のプレイ制限が中国のオンラインゲームプレイ時間規制に合わせたものではないか」
「チョコボが馬鳥などの謎の中国語っぽい言葉になっている」
といった話が出たことにより
「FF14は日本向けではなく中国向けに開発されている」
といった見方が広まったりしたそうです。

この件について幾つか質問をいただいておりましたが、
ちょうど先日ゲーマーな中国オタクの面々と話す機会がありまして、現在広まっている
「FF14が中国向けではないか?」
という見方に関しての意見を聞かせてもらいましたので、今回はそれについて書かせてせていただきます。
ただ、以下の話は本当の所がどうなのかは分かりませんし、あくまで主観的かつイイカゲンな見方であることをご了承下さい。


さて、まず中国オタク的ゲーマーによる結論から言えば
「FF14が中国向けに作られたというのはありえない」
ということだそうです。
「将来的に中国市場に進出することはあるだろうけど、現時点では中国市場向けに開発したようには見えない」
のだとか。

例えば、話題になっている「チョコボ」が「馬鳥」になるなどの一連の漢字単語についても、中国人にしてみればなんだかよく分からない単語ばかりだそうです。

そもそも「チョコボ」は中国語では「陸行鳥」ですし、
一連の漢字単語は少なくとも今までの中国語版FF用語では無いらしく
「中国語っぽいのを意識して漢字を並べただけの言葉みたいだ」
なんて意見も。

また、実際にプレイした上での印象も
「ユーザーインターフェースがコントローラー向きでキーボードとマウスが基本の中国ユーザー向けになっていない」
「ソロプレイが難しいゲームバランスは他のプレイヤーに勝って優越感を得たいという傾向が強い中国のユーザーの嗜好と異なる」

などと、中国市場向けでは無いという印象のようでした。

そしてそれ以外にも
「中国で収益を上げるなら月額課金モデルではなく基本無料+アイテム課金モデルでないと難しいが、現状ではアイテム課金向けのシステム、金を払えば強くなれる、金を払わないと強くなれないシステムになっていない」
という中国のオンラインゲーム市場の特性から見た意見もありました。


それから、
「疲労度などのシステム上のプレイ制限が中国のオンラインゲームプレイ時間規制に合わせたものではないか」
という話についてですが、これに対しては
「中国の海外産オンラインゲームに対する審査は、そんなちょっとプレイ時間の制限をしたくらいでどうにかなるほど甘くないので、中国の制度に合わせたとは限らない」
という話でした。

「中国市場向け」にやらなければいけない修正はプレイ時間だけではなく、ゲームの内容やその表現にも及びます。
例えば死体等のグロ描写はアウトになることがありますし、マップの背景にある死体がアウトということで、慌ててタルなどの固定オブジェクトで隠したなんて話もあるそうです。

更にこれらの規準がその時その時の社会情勢などによって変わったりするなど、明文化されていない点もあるので、実際に審査を受けてみるまで分からないところも少なくないとか。

実際、中国で最も人気がある海外産オンラインゲームの「World of Warcraft」が、
審査を行う政府機関の一つである文化部と強いコネがある大手の網易と組んでもアップデートパックの審査を通せなかったという事例があるなど、審査の手続きはかなり難しいようです。

ちなみにこの「World of Warcraft」の件では、
文化部の方の審査は通ったものの、もう一つの審査である新聞出版総署の方の審査が上手く通らず、また管轄が曖昧なところがあったせいで、どちらの機関も自分の方の管轄だと譲らず、メンツの張り合いというか衝突になってしまいました。

そしてその後
「問題となっている部分に関しては文化部の管轄だと決定」
→「文化部が新聞総署の顔を立ててWOWはやっぱダメ、修正しろと申し渡す」
→「文化部と新聞総署はお互いの理解を深めて仲良くなりました」

という感じで政府機関的にはメデタシメデタシ、
ユーザーの増加を見込んだ設備投資が無駄になった網易と、アップデートパックを待ち望んでいた中国のプレイヤーはガックリという結果になってしまったとかなんとか。

このように中国で海外産のオンラインゲームがサービスを開始するにはイロイロな壁を越える必要があるので、まだ中国展開できるかどうかもハッキリしないのに、中国向けメインで開発するのはリスクが高すぎるので普通はやらないだろうとのことです。


私が聞かせてもらった話はだいたいこんな所でしょうか。
以上のようなシステム面での理由や中国市場の実情などから考えて、
「FF14が中国向けに開発されたというのはありえない」
「現在発生しているゴタゴタは、単純に作りこみやデバッグの不足、ネットゲームでよくある運営開始直後に多発する問題などといったものではないか」

という話になるそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国のWorld of Warcraft運営のゴタゴタは混迷の一途

中国オタクのFF14チョコボ馬鳥問題への反応

中国オタク的に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のキャラは予想外だった模様

今期の新番組、
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(アニメ公式サイト)

への中国オタクの反応についての質問をいただいております。
ありがたやありがたや。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は原作が中国オタク内のラノベ読みの層からの評価が高く、その層からの情報もあり、アニメの放映前からかなり注目されていました。

そして放映されたアニメが期待通りのクオリティだったこともあって、
中国オタクからの反応はかなり好評のようです。
今期の新番組では今のところ上位の人気となって注目されているようですね。

しかし作中に出てくるオタクネタはどうにか分かったりするものの、
登場するキャラについてはイロイロと予想外だったようで、
なかでも主人公の京介と妹の桐乃についてはちょっと困惑気味のようです。
その辺についてイロイロとやり取りされているようなので、今回はそういった反応の紹介を。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」、かなり面白いね。
しかし俺が見た感じでは今のところ京介のキャラクターにシスコンの要素が全く見あたらないんだが……
自分の妹を心配する真っ当な兄貴だとは思うが、事前に聞いていた情報にあったシスコンというのはどの辺なんだ?

俺はブラコンな妹とシスコンな兄貴の話だと聞いていたんだが、これ原作の小説ではどうなんだ?

原作の方では話が進むと兄も妹もそれっぽい行動多くなるけど、ギャルゲーのイメージで考えるのとはちょっと違うと思うぞ。

これ、今後は京介がシスコンに染まっていく流れという認識でOK?

面白い、しかしヒロインの桐乃がちょっと……
桐乃は何時になったらツンデレの部分が出るんだ!?

うーむ、確かに面白いんだけどブラコンやシスコンの要素が見えないのが俺も不安だ。これはもしやシスコンだとかいうのは物語の裏を読んだり脳内補完するようなものなんだろうか……

原作読んでる人間から言わせてもらうと、京介はシスコンとはちょっと違うぞ。
ただ良い兄貴であるのは確かだと思う。

現段階だと妹の方はいらないが兄の方は欲しいと思ってしまう。

私女だけど、こんな感じのオタクを理解しようとしてくれる兄が欲しかった。

ちなみに原作では京介は眼鏡っ娘について語れる男だから、
俺から見た彼の評価については好意的にならざるをえない。

ところで桐乃はまだ中学生だよな。
そんなエロゲーばかりで大丈夫か?

大丈夫だ、問題ない。
てか今期は「ヨスガノソラ」の方がヤバイ。
上の方の発言のイメージにあるようなシスコンとブラコンについて見たいなら「ヨスガノソラ」の方がいいんじゃない?

登場キャラクターの設定年齢によるエロゲープレイとか倫理的な問題は気になるよね。
日本は18禁による線引きがハッキリしているからヘンな方向からの圧力がかからないかと心配になる。

アニメは展開が速すぎるんだよ。
しょうがないとは言っても細かいところの描写が無いのは残念。
原作だと桐乃の行動ももう少しマシに思えるんだけどね。
あと京介は逆に原作の方がダメな部分を多く感じる。

いやさ、私はこの作品が始まる前の関連情報や作品についてのレスで京介はシスコンだというような発言を多く見ていたんだよ。
現在は自分の脳内に構成されたイメージとの違いが大きくて困っている。
京介がいいヤツだというのは間違いないんだけど。

正直な所、私もずっと「京介はシスコン」で「桐乃はブラコン」と思っていたから、この関係を軸にして話が展開するもんだと思っていた。
だからアニメを見た後かなり戸惑っているよ。とりあえず京介がシスコンかどうか、今後の展開を待つわ……

原作はシスコン小説と言うよりも、秘められたブラコン小説って感じかね。

お前ら何か大きな勘違いをしていないか?
いいか、よく聞け。
シスコンにして妹萌えなのは兄の京介じゃなくて、妹の桐乃だぞ!!
「何時」「どこで」「京介がシスコン」だという情報や発言があったんだ?

実際の所アニメのタイトルがタイトルだし、兄がシスコンだと思っちゃうのもしょうがないとは思うよ。
私も原作読む前は単純なツンデレ妹の話だと思っていたし。

原作読んでる人間として言わせてもらおう。
これは兄妹を軸にした青春小説だ。
細かいネタの方では邪な要素もあるが、大筋のストーリーはとてもピュアな内容だ。確かに我々が日頃接している作品の傾向を考えれば、兄と妹ということでブラコンシスコンといった方面での邪推をしたくなるかもしれないが、そういう作品じゃないんだ。

妹中心な話を期待するとちょっと戸惑うよね。
どっちかと言えば兄中心で考えた方がいいのかも。現に私は妹目的で追っかけ始めたんだが今は兄の方が気に入ってしまっている。

まぁとりあえず、この作品の真のタイトルは
「私の兄がこんなにイイ男なわけがない」
でいいんじゃないか?


とまぁ、こんな感じで。
原作を読んでいるのはなんだかんだで少数派のようですし、アニメから入った人間は自分の先入観との違いに戸惑っているようです。

特に「主人公とヒロイン」という関係ではなく、「兄と妹」というこの作品独自の距離感がイマイチ掴みきれていないような印象も受けました。
この辺については中国オタクの多くが一人っ子だというのも影響しているのかもしれませんね。

中国オタクにとって、
「親戚のお兄ちゃんお姉ちゃん弟妹」みたいなのは結構あるのですが、
同じ家に住む兄弟姉妹というのはなかなか無いので、
「兄と妹」の関係も身近なモノではなく主に物語上のモノとなっています。

そういったことから「兄と妹」の関係についても、まずは
「中国オタクが日頃接する物語的にベタなもの」
をイメージしてしまうのかもしれませんね。


ちなみに、妹モノでしたら「俺妹」の作中のパロディネタにもなっている、
日本で最も面白い武侠ラノベを書く古橋秀之先生の作品「シスマゲドン」

を個人的にオススメしてみましょう。
なんかもうイロイロとスゴイ作品なのは保証いたします。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

日本でアニメの修行をした中国人が制作した同人アニメがイロイロとスゴイ

今回は教えていただいたネタの紹介をさせていただきます。

今年の夏に上海で行われた同人イベントで、
「大魔国」というサークルさんが頒布した自主制作アニメのクオリティがかなり高いそうです。

そのアニメ
「弦月夢影」
は上海の同人イベントで頒布された予告編とのことですが、
ニコニコ動画にもアップされているそうです。


基本的には女性向けの作品らしいのですが、そのクオリティと共に、
目の色が赤くなったり、髪が銀髪に変わったり、
武器が鎌だったり日本刀だったりと、
中二的お約束が散りばめられているのもナイスですね。

実はこの作品を作った方は日本でアニメの修行をして、
しかも実際に日本のテレビの商業アニメの制作に加わった経験のある方だそうで、中国に帰国後この作品の制作に取り掛かっているそうです。

日本の現場では制作進行などのポジションも経験したそうで、
アニメ制作全体の動きなどについての知識や経験もあるとか。

この情報を教えてくれた方の話では、
「中国でもDAICON FILMからガイナックスへのような流れが起きないものかとちょっと期待してしまいます」
とのことでした。

こんな作品を作れるクリエイターが出てきたのも面白いですし、
中国の同人の場がそういった作品を発表できるくらいの規模になってきたのも面白いですね。
私としても今後の動きが楽しみになってしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国のネットで話題のコピペ「日本に来てやっと知った」

今回は中国のネットで話題になっているコピペ(?)の紹介を。
最近中国のネットの一部では
「来了日本才知道」(日本に来てやっと知った)
で始まるコピペが話題になっているようです。

どこから広まったものなのか分かりませんが、
とりあえず以下に私が最初に見たバージョンを例によってイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(訳注については後ろでまとめさせていただきます。)


日本に来てやっと知った、12時前に眠りたいと思うなんてありえない

日本に来てやっと知った、十分着た服を売って金に変えられる

日本に来てやっと知った、何を買っても5%の税金が加わる

日本に来てやっと知った、果物はどれも個数で売っている

日本に来てやっと知った、ピザハットのサラダバーの回数に制限は無い

日本に来てやっと知った、寒くなってもレストランの水には氷が入っている

日本に来てやっと知った、蛇口から出る水は沸かさないでも直接飲める

日本に来てやっと知った、麺を食べるときには音をたてなければならない

日本に来てやっと知った、通りで物を食ってはいけない

日本に来てやっと知った、街にいる多くの美女は映画のアイドルよりもキレイ

日本に来てやっと知った、ハサミも食器に使える

日本に来てやっと知った、ゴミ袋も高い

日本に来てやっと知った、ゴミを捨てるのにも時間が決まっている

日本に来てやっと知った、ヘンな格好やキモチワルイ格好をしていても誰も見ない

日本に来てやっと知った、昨日と同じ服を着ていてはいけない

日本に来てやっと知った、アディダスとナイキは普段誰も身に着けていない

日本に来てやっと知った、みんな財布までグッチやルイ・ヴィトン

日本に来てやっと知った、トイレは歯磨きに使ってもいい

日本に来てやっと知った、和式のトイレでかがむのはとても難しい

日本に来てやっと知った、全ての便座は熱を発している

日本に来てやっと知った、全てのトイレには紙がある

日本に来てやっと知った、ネットで映画や音楽をダウンロードするにはお金がかかる

日本に来てやっと知った、誰の家に行っても靴を脱がなければならない

日本に来てやっと知った、相手が知らない人でも、人に会ったら挨拶をしなければならない

日本に来てやっと知った、図書館と教室はどこも絨毯が敷かれている

日本に来てやっと知った、日本で家を建てるときは東西南北を分けない

日本に来てやっと知った、どんなに小さい家でも湯船がある

日本に来てやっと知った、人と自転車が同じ道を走っている

日本に来てやっと知った、大きな車は小さな車に譲り、小さな車は自転車に譲り、自転車は歩行者に譲り、歩行者が一番えらい

日本に来てやっと知った、公共交通機関に乗るときは停まってから座席を離れなければならない

日本に来てやっと知った、携帯やパソコンを適当に置いておいても誰も持っていかない

日本に来てやっと知った、携帯の価格には目安が無い

日本に来てやっと知った、日本人は中国人は全て卓球ができると思っている

日本に来てやっと知った、男性はこういうふうに女性化できるものだったのか

日本に来てやっと知った、男性の眉毛は精緻に修飾できる

日本に来てやっと知った、男性は半椀の飯を食べて箸を置いてもいい

日本に来てやっと知った、男性のバッグは女性のものと同じように片方の肩にかけて背負ってもいい

日本に来てやっと知った、男性は外に出る時は頭にワックスをかけなければいけない

日本に来てやっと知った、女性は化粧するかしないかですごい差がある

日本に来てやっと知った、女性達の足は永遠に素足で寒さを恐れない

日本に来てやっと知った、女性でタバコを吸う人の数は男性よりも更に多い

日本に来てやっと知った、女性達が写真をとるときはみんなハサミの手になる

日本に来てやっと知った、超ミニスカートは下着と同じように短く出来る

日本に来てやっと知った、女性達はスカートの長さに関係なく、みんな自転車に乗る

日本に来てやっと知った、口紅を買うのも分割払いが出来る

日本に来てやっと知った、日本人は一人ではプリクラができない

日本に来てやっと知った、日本の年寄はとてもスケベ

日本に来てやっと知った、風俗はやはり合法的に経営できるものだったのか

日本に来てやっと知った、一度自ら来てみなければこの国は永遠に理解できない



訳注:
「果物はどれも個数で」中国では果物や野菜は重さで売られています。斤(500g)単位が主流ですが、グラム単位もあります。
「ピザハットのサラダバーの回数に制限は無い」中国のピザハットは宅配ではなく店舗で食べるのが主流ですが、最近セルフサービスのサラダバーを中止しました。
「蛇口から出る水は沸かさないでも直接飲める」中国の水は硬水なので沸かして飲む必要があります。
「和式のトイレでかがむのはとても難しい」中国のトイレは洋式が多いです。
「女性達が写真をとるときはみんなハサミの手になる」ピースサインは中国では写真を撮るときにはあまり使わないとか。どっちかというと格好つけてポーズとる方が多いようです。


とまぁ、こんな感じで。
勢いで訳してしまったので間違っている所もあるかと思いますが、
その辺はどうかご容赦を。

現時点での内容は
「中国人から見た日本の不思議な所、中国と違う習慣」
などについてでしょうか。
本当のこととネタが微妙に混じっていてちょっと面白いですね。

このコピペは構成上イロイロと付け加えることも簡単なので、今後また変化していきそうにも思えます。
私がざっと見た中でも何パターンかあるようでしたし、新たなフレーズが加わったり、このフォーマットで別の内容のものが出てくるかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


「中国嫁日記」への中国オタクの反応

中国オタクの長島☆自演乙☆雄一郎さんへの反応

キックボクサーにしてコスプレイヤーである長島☆自演乙☆雄一郎さんについて、
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問を以前からいただいております。ありがたやありがたや。

中国オタクの間ではコスプレの重要度が高いですし、
初音ミクや東方などの中国でも人気の高い作品で、
コスプレをしている長島☆自演乙☆雄一郎さんの勇姿(?)は中国オタクの脳内に結構な頻度で刻み込まれているようです。

ちょうど先日行われたK−1MAXの抽選会でのセイバーコスプレについてまとまった反応があったので、今回はそれについてちょっとばかり紹介させていただきます。

K−1MAX抽選会、長島のコスプレに静まる会場……(スポーツナビ)

MAX抽選会でペトロVSクラウス、乙VSザンビ決定(K-1 OFFICIAL WEBSITE)

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「宅男拳王」の長島☆自演乙☆雄一郎が、今度はセイバーのコスプレで登場したらしいぞ!

相変わらず衣装のレベル高いな。アホ毛まで再現してるじゃないか。

以前見た、東方のコスプレイヤーをつれての入場は凄かったよ。
良いものなのか悪いものなのか私には判断が付かないが、凄いものだということだけは理解できた。

なんか、俺の脳内のセイバーのイメージが侵食されていく……

おい、「スゴイセイバーのコスプレ」とかいってリンク貼ったの誰だよ!?
スゴイの方向性が違うじゃねぇか!!

美人のセイバーのコスプレを期待して見た俺、マジで涙目。

日本では有名な格闘家なんだよね。
こういうのに対して周りはどう反応しているんだろうか……特に対戦者の反応が気になる。

こんな「偽娘」はいやだ。

(訳注:「偽娘」は今中国で流行っている女装コスプレ……みたいなもんでしょうか)

長島先生……マジスゲェ。

長島の兄貴、カッコイイ!
てかこの人オタクやっていて普通に強いのがすごいよね。

以前アニオタによる世界征服宣言をしてたよね。
少なくとも私の心は既に征服されたわ。色んな意味で……

ハルヒとかローゼンメイデンとか、男なのにあのコスプレで出場するのがスゴイのは確かだと思う。色んな意味で。
それと祝勝会には声優が集まってくれるんだってね。もしかしたらオタクの理想の一つなのかもしれない。

こ……これが「宅男拳王」の精神攻撃か……!
対戦者はきっと混乱するに違いない。

戦う前からコスプレ一つでダウンを奪えそうだ。

ところでこのコスプレをしたまま戦うの?
戦いにくいだろうし、汚れたりするにはもったいない出来の衣装だと思うんだが。

いや、さすがに試合では普通のグローブとパンツだよ。
あとK-1の大会で優勝したりしているし、かなり強い部類に入る選手。

オタクなのにリアルで強いのか……すごいね。

コスプレした長島と並んで写真に写らないといけない相手選手はちょっと気の毒だね。
試合を盛り上げる為に絶対にやらないといけないことだけど、長島がセイバーのコスプレしているせいでネタ写真にしか見えん。

彼の初音ミクのコスプレは衝撃的だったから、自分の頭の中に深く刻まれてしまった。しばらくは初音ミクを見るたびに彼の顔が連想されるようになってつらかったなぁ……

着ているのが男だからそっちに目が行くけど、なんだかんだで衣装のレベル高いんだよね。
あと東方コスプレのときに見た入場チームの人のコスプレのレベルも高かったし、私はそこら辺もスゴイと思っている。

こういうのを見ると日本のオタクの層の厚さや、オタク文化の広まり具合を改めて実感するよ。こうやって盛り上がれるのは羨ましいかも。



とまぁ、こんな感じで。
どうやら長島☆自演乙☆雄一郎さんは中国オタクの間にかなり強烈な印象を残しているようです。
「オタクなのに強い」というのもさることながら、
中国オタクにも「分かる」コスプレで登場しているのも大きいのでしょうかね。

それから、中国オタク内では長島☆自演乙☆雄一郎さんは
「宅男拳王」
という称号で呼ばれたりしているようです。

最近の中国オタク用語では「オタク」からきた「御宅」「宅」という言葉に「インドア派」「引きこもり」といった意味も加わっているようで、「宅男」というのは「オタクな男であるとともにインドア派、引きこもり」といったイメージの言葉になっているそうです。

そしてそういったイメージもあるため、
この「宅男拳王」というのは中国ではかなりインパクトのある称号となっているとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


一般の中国オタク的に「偽娘」ってどうなのか?

「中国嫁日記」への中国オタクの反応

ゲームデザイナーにしてイラストレーターの井上純弌先生が中国人の奥さんに黙ってこっそり描いてらっしゃるというweb漫画、

中国嫁日記

早くも書籍化?中国人の奥さんとの生活を4コマ化したブログ「中国嫁日記」 (はてなブックマークニュース)

が各所で話題になっているようですが、
「中国嫁日記の中国オタクからの反応はどうなのか?」
といった質問を幾つかいただいております。ありがたやありがたや。

そんな訳で、今回はそれについて少々調べてみました。
ざっと見た感じでは、どうやら今年の7月末あたりに一度、
一部の中国オタクの間で話題になっていたようですね。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


おお、希有馬屋の人じゃないか!
こんなのも描いていたのか。

同人作家による夫婦4コマ漫画か……いいね!

いや、この人プロだから同人作家という呼び方は違うだろ。
確か希有馬屋の同人誌では中国にフィギュア制作を発注することについての本も出てたな。

中国のトイレにはトイレットペーパーが無い…・・・
国外にまで宣伝されてしまった……

まぁ確かにこっちはトイレの紙とか巻き取られまくって持っていかれるしなぁ。
一応レベルの高いホテルやレストランはちゃんと紙があるけど、デパートとかは外にちり紙の自動販売機があるくらいか。
あと日本でも大阪は紙が無い所多かったよ。東京はちゃんとあった。

日本に旅行に行ったときに見たけど、東京の街角でティッシュを配りまくってたのには私もちょっと驚いた。日本は一定のレベルの客層が存在するから有効な広告手段なんだろうね。

こういう生活を描いた4コマ漫画はいいよね。
ティッシュ配りは中国でも一時期不動産やレストランがやってるのを見たことあるけど何時の間にかなくなっちゃったな。

生活情緒に溢れたナイスな漫画だ!
あとトイレの紙は盗んでいくんじゃない、使い終わったあとに補給されないだけなんだ……たぶん。

うむ、こりゃ面白いな。
しかし、中国のトイレのトイレットペーパーの有無について語るより先に中国のトイレの凄まじさを語るべきじゃないだろうか……まぁ、それ書き出したらグロ注意になりそうだが。

面白くないわけじゃないけど、上から目線がちょっと気になる。
ネタをあら捜ししているようにも感じられるんだよな。

恥さらしが外国に行ったのか……全くどうしようもない。
これが中国のレベルだと思われるってのはキツイ。

面白いね。現在中国語に翻訳されてるのは7月分だけなのかな?
俺は日本語が分からんので続きの翻訳も希望。

良い悪いは別として、二国の違いを描くってのは面白い話になるよね。
サイトの定期更新を楽しみにしていたが、最近ついに嫁にばれたという話が載ったがまだ続けてくれるのかな?

中国人と日本人の夫婦生活も面白いけど、個人的に同人活動やってる人の普通の生活について興味があったから、そういった意味でもかなり楽しめた。

ところで漫画で描かれているように「80後」を「ゆとり世代」と意訳していいのかね?
「80後」の概念を日本人に説明するのが難しくて困った経験があるんだが。

いや、「80後」と「ゆとり世代」の意味はかなり違うから安易に使うのはやめた方がいい。ここでは世代間の差を表すために便宜的に使った表現だろう。

月さんカワイイね。
あとジンサンにちょっと萌えた。
ところでこの嫁さんはどこの地方の人?

wikiによれば瀋陽らしいんだが、漫画での彼女の故郷の描写からすると都市部では無いんじゃないかな?
ただまぁこういう感じのホンワカ生活漫画っていいよね。

40歳で26歳と結婚できるのは正直羨ましい。
作者はどうやって結婚できたのかも描くべきだ!!
特にオタクがどうやって若くてカワイイ嫁さんをもらえたのかという辺りを詳しく!!



とまぁ、こんな感じで
中国オタク的には同人活動の方での知名度があるようで、ソッチの方から興味をひかれたなんていう反応もありましたね。

ちなみに私はちょうど中国でTRPGを広めようと頑張っている中国オタクと
「中国オタク的に抵抗無く遊べるTRPGは何だろう」
「ソードワールド以外だと、ガンパレやマブラヴ等のロボットミリタリー好きも多いからそっち系の作品なら案外いけるかもしれない。しかし、Aの魔方陣はちょっと難しかったし世界観の共有も難点だ」
「そうだ、エンゼルギアがあるぞ。あれなら世界観の共有も楽だし、システム的にもいけるかも」

といった感じで井上純弌先生の「エンゼルギア」

について話していた所だったので、(自分達的な)タイムリーさにちょっと驚いてしまいました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国のネットで話題のコピペ「日本に来てやっと知った」

中国オタク的に「もう一回見るのはキツイ作品」

「オチで台無し」「あきらかに蛇足」
などとイロイロな方面からツッコミやお叱りをいただいてしまった、
前回の「火垂るの墓」が中国で放映された件についての記事
ですが、その記事に関して

「中国オタク的にもう一回見るのがキツイ作品ってどんなの?」

という質問をいただきました。ありがたやありがたや。
そんな訳で、今回はそれについてを。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


つまらない作品では無いけど、もう一回見るのはキツイ作品ってあるよね。
私は「コードギアス」がそう。嫌いな作品では無い、むしろ好きな部類に入る作品なんだけど、なんかもう一度見る気にはなれない。

すぐに思いついたのは「最終兵器彼女」だね。

私は「Kanon」かなぁ。
良い作品だとは分かっているんだが終わりの方の展開がキツイ。感動するんだけど精神的に落ち込むんだよね。

「いちご100%」だ。俺は東城綾をずっと応援していたのに……!

私は「SHUFFLE!」を挙げよう。主人公がクズでイライラしたわ。ヒロインは結構良かっただけにもったいない。

やはり「火垂るの墓」だよ。なんかもうひたすら気分が落ち込む。
日本では「となりのトトロ」と同時上映だったらしいが、当時映画館で見た子供は大丈夫だったんだろうか?

「となりのトトロ」とか「紅の豚」とかジブリアニメは何回も見たくなる作品が多いけど、「火垂るの墓」だけはそういう気持ちになれないわ。

個人的には「地球へ…」がきつかった。もうほんと救いようのないストーリーだから見たときのダメージも大きかった。

「しゅごキャラ」をずっと追いかけていたんだが、第3期で実写入りになったりしてグダグダになったのでイヤになってしまった……

私にとっては「無限のリヴァイアス」がそれだね。
気になるんだけど、もう一回見ようという勇気が出ない。

「ぼくらの」かなぁ。ロボットアニメで少年の操縦者が毎回死ぬというのは衝撃的だった……

「School Days」はもう何から何まで危険だ。
見た後はもう二度と見ないと毎回思うんだが、何時の間にか怖いもの見たさのような感じでまた見て鬱になってしまう。

「ひぐらしのなく頃に」とかもキツイ人多いんじゃないか?
バイオレンスで残酷に人が死ぬだけでなく、人間の怖さが描写される作品をもう一度見るのってつらいよ。
逆に「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」なんかは単純だったりエロかったりで見ててつらくない。
どっちも悪くない作品だとは思うんだけどね。

「エルフェンリート」も見ててイヤな気分になる所の多い作品だった。
正直血がバンバン飛ぶのは苦手。

「トップをねらえ!」は熱すぎて二回目を見る気になれなかったな。見ようと動くための精神力が不足してしまう。

俺にとっては「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」もそんな感じかな。間違いなくスゴイ作品だし物語も綺麗に終わるんだが、もう一度見ようかと考えると何やらプレッシャーを感じてしまう。

「君が望む永遠」。俺は速瀬水月が好きなんだけど、それだけにあの展開はキツイ……

「新世紀エヴァンゲリオン」の旧劇場版。当時は劇場版の量産型エヴァや綾波が出る悪夢にうなされたりもしたよ。

どちらかと言えば好きな作品ではあるが「秒速5センチメートル」は何度も見たいとは思えないんだよね。なんか見ていて切なくなるから。

「今、そこにいる僕」はきついぞ。妄想の通りにならないファンタジー世界がどうなるか、人間の嫌な部分を含めて描かれる救いの無いストーリー。見ているともう、無力感にさいなまされて大変なことになる。もう一回見るのは本気で勘弁して欲しい。

「DEATH NOTE」の第2部。第1部で夜神月のファンになったから、第2部でどんどんダメになっていくのを見るのは本当につらかった。
自分の中の「DEATH NOTE」は第一部で完結している。



とまぁ、こんな感じで。
やはり鬱系のストーリーの作品が多いようですね

ちなみに私にとってまた見るのがキツイ作品は旧版の劇場版エヴァでしょうか。
当時、あの終わり方に呆然としてネットの二次創作などに逃げ込んだりしてしまいました。まぁそれだけに、最近の新劇場版の出来のおかげで10年以上続いていたモヤモヤがようやく解けたのは嬉しかったのですが。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。



「火垂るの墓」が中国国営放送で国慶節の連休中に放映される

助けてください。15歳の私は、School Daysを見た後毒にやられたようです

「火垂るの墓」が中国国営放送で国慶節の連休中に放映される

泣ける、鬱になるアニメとしてもよく名前が挙がる作品の一つである
「火垂るの墓」

が中国国営放送CCTVの6チャンネルで放映されたと言う情報を教えていただきました。ありがたやありがたや。

今の御時世、中国で「火垂るの墓」が放映されるのはかなり意外ですが、
それ以上に意外だったのが中国の建国記念日である国慶節の連休2日目である10月2日に放映されたということですね。

国慶節の連休期間中に中国で放映されるのは建国関係などの愛国系(というのもヘンな括りかもしれませんが)の作品が多いので、日本の映画で第二次世界大戦モノ、しかも中国国産重視による規制が入り放映の少なくなっている日本のアニメが放映されるのはかなり珍しいように思えます。

中国で放映されるテレビ番組は上の方の意向がかなり反映されるのですが、このタイミングと昨今の情勢の中、国営放送であえて日本のアニメ映画、しかも「火垂るの墓」が放映されるということは、中の人もイロイロと大変なのかなーと考えてしまいますね。

まぁそれはさておき、「火垂るの墓」はテレビ放映でしたから見た人間も多いようで、中国オタクの間でもかなり話題になっているようです。
やはり「火垂るの墓」の悲しいストーリーを見て泣いたり鬱になったりしたのが多いようで、中国のソッチ系の掲示板ではそういった感じの感想が飛び交っていました。

今回は長文感想も多く見かけたのですが、とりあえずその中で紹介しやすい長さのものを幾つか、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


火垂るの墓を見たが、涙が止まらん。
こんなに泣いたのは久しぶりだ。
無辜の兄妹がどうしてあんな目に遭わなければならなかったのか。

私は昔学校で見たから、昨日見たのは2回目だ。
しかしそれでも泣けた。やはり名作は何度見ても同じだと思ったよ。

こんなに泣ける映画って初めてだ。
そして思いっきり泣いて見終わったあとでも、なんというかモヤモヤした感じがずっと消えない。
いまだに節子の笑顔が脳裏から消えない。清太は節子のためにあんなに頑張ったのに、節子はあんなに清太のことを思っていたのに……

良い作品だ。思わず泣いてしまった。
ただ、全ての日本人が悪人ではないし、戦争で日本の無辜の人間の命がたくさん失われたのも理解しているけど、その戦争で日本が軍国主義のもと、多くの中国の人間を殺したり家庭を壊したりしたのを思うと複雑な気分になってしまうね。

ドロップがつまったカンはまさに彼等の生活の象徴だったように思える。
ドロップが一つ少なくなるたびに、彼等の生活は追い詰められていく。
ドロップが無くなった時が彼等の進める道が無くなった時だった。
ドロップが無くなったあとのカンで作ったドロップくずの砂糖水、
それを飲んだ節子は幸せそうな笑顔を浮かべていた。
でも、それを見たとき私は本当にやるせない気持ちになった。

涙が零れ落ちてしょうがない作品だった。
でも一つだけ納得いかないのが清太がおばさんの家を出たことだ。
清太が苦労していたのは分かるが、節子が死んでしまう原因を作ったのは兄である清太だよ。

なんで妹の為に耐えられなかったのか、貯金をもっと早く下ろさなかったのかとか思ってしまうよね。
少しでも節子に食べ物をあげられれば、死ぬ前におはじきをドロップだと思って口に入れることはなかったかもしれないのに。

清太もやはり男としての尊厳があったんじゃないかな。彼は目先の安逸をむさぽることに耐えられなかったのかもしれない。

確かに男としての意地や尊厳ということも少し理解できるが、それでも兄としては考えが無さ過ぎるよ。
なぜ戦争中の厳しい環境で、おばさんの家を出て、まだ小さい妹と一緒に生きていけると思ったんだ。

節子がおはじきをドロップだと思って口に入れているシーンは本当に見るのがつらかったよ。
そしてそんなときでも、清太にご飯だと思い込んだ石をあげようとするんだから……

高畑監督が描写するあの兄妹の短い、そして悲惨な一生は戦争中の多くの子供、戦争中の多くの家庭の受けた苦痛がいかに大きかったかを直接的、間接的に映し出している。
平和の尊さを痛切に感じるし、それが難しいと分かってはいても、世界に戦争が起こらないことを祈らずにはいられない。
「火垂るの墓」は名作だと思う。自分は様々なことを考えさせられた。
ただ、もう一度見たいとは思えない。もう一度見るには悲しすぎる話だ……



とまぁ、こんな感じで。
また例のドロップについてはやはり気になっている人も多かったようで


「あのドロップ缶ってどこかで売っているの?記念に手元に欲しい」

「輸入食品を取り扱っている所なら手に入るよ。15〜20元(約210〜280円)くらいだったかな」

「ドロップ缶なら、中国の優質良品でも取り扱っているね」

「作中に出たのはサクマ式ドロップスの商品だね。戦争中に砂糖が入手できず発売できなくなったらしいけど、戦後に復活してそれから今までずっと続いている商品らしい。以前ネット通販で火垂るの墓パッケージ版のも見たことがある」



といったやり取りも見かけました。

今回の「火垂るの墓」の放映は中国のネットでかなりすごい勢いで話題になったそうで、放映の次の日に中国の最大手掲示板である百度貼ba(「ba」は口+巴、以下「ba」は全てその字です)では、
各話題の勢いが分かる
「本日の最速上昇baランキング」
(「ba」というのは中国の掲示板の区切りで、感覚としては2ちゃんねるの「板」よりも小規模な区切りでしょうか)
でもトップに躍り出たそうです。


ちなみに本題とは関係ありませんがそのランキング、
日本のオタク関連の話題がランクインすることも多いようで、
昨日と今日の「本日の最速上昇baランキング」におけるオタク関連の話題は

昨日(10/7)の順位では、1位に「侵略!イカ娘」、2位に「ヨスガノソラ」、4位に「春日野穹」5位に「おとめ妖怪ざくろ」

今日(10/8)の順位では、1位に「侵略!イカ娘」、2位に「おとめ妖怪ざくろ」、7位に「春日野穹」

がランクインしていたりと、芸能人やテレビ番組に混じって10月の新作アニメ関連の名前が上位になっていたりします。
特にイカ娘は大人気のようで、二日連続でトップの勢いですね。

ちょうど10月の新作アニメが始まったばかりだからとはいえ、
掲示板の全体ランキングでこういう結果になってるのを見ると、
今の中国の若者への日本のアニメの浸透っぷりを改めて実感してしまいます。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

台湾の「Silverlight」公式サイト萌えキャラへの中国本土のオタクの反応

台湾でマイクロソフトの「Silverlight」に公式で萌えキャラ「藍澤光」が出ちゃったそうです。

台湾マイクロソフトのSilverlight公式ページ

Silverlight始まりすぎ MS台湾の公式サイトが萌え萌えに(ねとらぼ)

台湾は中華圏どころか日本国外で最もオタク文化が進んでいる(?)地だと言われていますが、マイクロソフト公式でこんなことをやってしまうというのは私にとってもまさに想像の斜め上でした。

ありがたいことにこの件についての質問をメールやコメントをいただいておりますので、今回はソレについて一つ。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で主に大陸系のカキコミが多いと思われる所で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


台湾マイクロソフト……お前の勝ちだ……!

うわー、マイクロソフト節操ねぇなぁ。
だがまぁこれは良いかもしれない。

衣装のデザインとか見るとやはり初音ミクの影響が見て取れる。
さすがは最も影響力のあるデジタルアイドルだ。

台湾のマイクロソフトはすげえ方向に力を入れているようだな。
これが時代とともに発展するということなのか。

藍澤光って典型的な日本名で、しかもローマ字読みまで設定されているのか。
日本人が設計に関わっているんじゃね?

デザインは窓辺ななみよりいいね。

俺は窓辺ななみの方が好きだな。
直接の擬人化より、サポートしてくれるオペレーターの方が好み。

これ、明らかに日本の影響だよね。
やっぱ窓辺ななみの売り上げへの効果はあったのか。

どうせ日本の連中が関わってんだろ。
台湾は漢奸ばっかだから反感も生まれないだろうしな。

これはスゴイ。全てが萌えに向かっているのだろうか。
とりあえず台湾マイクロソフトがこっちの方向へ進み続けてくれることを期待してしまう。

まさか台湾の「Silverlight」ってオタクを主な顧客として想定しているのか?
さすがにそれは戦略範囲的に狭すぎると思うんだが。

「藍澤光」って実はかなり考えられた名前なんじゃないかね。
「藍 澤光」って読めば中国の名前になるし。

これ、実際どれだけ効果があるのか疑問なんだが……
オタク向けにやっても効果なんて無いだろ?
まさか台湾の開発者って全部オタクなのか?

まぁ、台湾のマイクロソフトの中にオタクが混じっているのは間違いないだろう。ただこのデザインってどっかで見たことあるような気がしてしょうがないんだよね。やっぱ窓辺ななみの方がいいなぁ。

金髪ツインテールなのに、ツンデレじゃないなんておかしい。

俺は金髪ツインテールなキャラ好きだからこれはスバラシイと思う。
あとは体型をもうちょっとフラットにしてくれれば完璧だったんだが。

嫌いなものが納豆?台湾の文化はそこまで日本化してるのか。
ところで、光たんが納豆のネバネバを無理矢理食わされる画像ってありませんか?

俺のパソコンはいつまでたってもこういう女の子にならない。おかしいなぁ。

自分はマイクロソフト大嫌いなんだが、窓辺ななみやこの藍澤光を見ると、自分の態度を変えるべきかと悩んでしまう。

ところで、「Adobeたん」とかそういうのは出てこないんでしょうか?
きっと萌え化してくれると信じています。



とまぁ、こんな感じで。
中国本土在住の中国オタクにとって、この藍澤光はやはり理解の彼方っぽいです。

ただ、中国では海賊版対策の逆恨みも混じって嫌われまくっているマイクロソフトに対して、「これはアリ」というやや好意的な反応が出ていたのはちょっと面白いですね。

ちなみに中華圏のオタクの層の厚さやレベルについては、
やはり台湾がトップで、次が香港、そして大陸といった順になっています。

台湾は中国語に翻訳されたオタクコンテンツも多いので、
中国本土に入ってくるオタク系のコンテンツは台湾経由のものもかなり多いそうです。
この藍澤光のような企画が通って表に出てくるというのは、「台湾の進みっぷり」を如実に現しているように思えますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


Windows7の応援キャラ「窓辺ななみ」についての中国オタクの反応

中国オタク「我が国の軍事奥義が萌え化されちまった……!」

萌え本というジャンルの作品もイロイロ出ていますが、
先日、孫子の萌え本
「〈萌訳☆〉孫子ちゃんの兵法」
というのまで出てきたそうです。

この件についての情報提供&質問をいただきましたので、今回はソレについてちょっとばかり書かせていただきます。ありがたやありがたや。

この本の内容や日本における反応などについては、アキバblogさんの記事などをご参照下さい。

孫子ちゃんの兵法 「前代未聞!“兵法界”驚愕の萌え本!」(アキバblog)

それで中国のソッチ系の掲示板などを見てまわった所、予想外という反応が結構多いようでした。
中国オタク的に萌える参考書や、萌え擬人化などについては知っていますし、恋姫無双のような三国志の萌え化というか女体化についても有名なのですが、さすがに小説では無い古典、しかも兵法書で萌え本が出てくるとは思いもしなかったようです。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんてこった、我が国の軍事奥義が萌え化されちまった……!

こんなことやるのはあそこしかないと思ったが、やっぱりまた日本かよ!

おお、こりゃ萌えるな。歴史書もこんなに萌えることができるならイロイロと楽しく勉強できる……かも?

頼むから、これ以上中国の文化をいじらないでくれ……

日本は本当になんだって萌え化しちまうんだなぁ。

マジでウチの国の作品も片っ端から萌え作品にされているよな。

萌え孫子兵法か。
ウチの国もどうせパクるのなら、こういうやり方をパクってくれよ……

また新たな萌え本が誕生したわけか。
日本の偉大な制作者の方々に敬意を表します。

さすがは日本だ。何でも萌えにしちまうぜ……!

最近は緊張した情勢の話ばかり伝わってくるが、日本のこういった方向に突っ走っている所は健在のようでちょっと安心した。

この本いいね。孫子などの古典に興味を持つきっかけとして使えると思う。

遺憾ながら、これは非常に効果的な国防教育ではないかと思う。
というわけでウチの国でも早く萌え軍事本を出してくれ……!

「もえたん」がウチの国で出版できたんだし、これなら案外いけるんじゃね?
海外に流れていった我が国の文化が萌えになって戻ってくるのはスバラシイことじゃないかなーと思わなくも無い。

書籍の宣伝文句が「孫武もびっくり!」って……孫武どころかウチの国の人間全員びっくりだよ!

歴史書にこんなことをするなんて悪趣味だという見方は否定できないけど、実際これ面白いと思うんだよね。
ウチの国の教科書や参考書はつまらなすぎる。ここまでやらなくてもいいけど、もうちょっと何とかして欲しい。

考えてみれば、日本はゴキブリでも萌えにしてしまう国だから孫子を萌え化するなんて簡単な話なのかもしれん。

孫子の兵法がやられた……次はなんだ?兵法三十六計か!?

いや、ここは山海経じゃないだろうか。
日本のクリエイターには山海経の影響を受けた作品を作っている人間もいるわけだし。

四書五経とかもやばそうだよね。
子曰く、はわわご主人様とかいうのが出てきちゃったらどうしようか。

あー……でも正直な話、孔子ちゃんとか老子ちゃんとか墨子ちゃんとか、俺はちょっと見てみたいんだが。



とまぁ、こんな感じで。
何やら結構好評(?)のようです。またそれと同時に日本に「萌え化」「娘化」できないものは無いとかなんとか思われているっぽいです。

それにしても、これは過小評価なのか過大評価なのか、それとも妥当な評価なのか、果たしてどっちなのでしょうね。
ただ日本における擬人化の歴史や、最近の萌え本の動きなどを見ると、案外妥当な評価のような気もしてくるのがなんとも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


水滸伝女性化の本が中国にばれた模様

「もえたん」が中国本土で正式に発売された模様

「けいおん!」映画化が実写なのではないかとパニックになる中国オタク

第2期も最終回を迎えた「けいおん!」ですが、

いよいよ終わりかと思ったら映画化の発表があり、まだもう少し続いてくれるようです。

この映画化についての中国オタクの反応はどうなのかという質問をいただきましたが、ちょうどタイムリーにこの反応に関するタレコミもいただいてしまいました。ありがたやありがたや。
そんな訳で、今回はそれについて一つ書かせていただきます。

さて、中国オタクの面々も「けいおん!」の映画化についてはかなり喜んでいるようですが、実はそのニュースについて
「映画は実写なのではないか!?」
と思いこんだ中国オタクが出てちょっとした騒動が起こったそうです。

この騒動が起こった原因は、テロップが
「劇場版」ではなく「映画化」
という表現だったことからのようです。

実は中国オタクの中には、
アニメの映画は「劇場版」という言い方をするものであり、
制作についても「劇場版化」「劇場版制作」といった言い方をするもので、
「映画化」と言う場合は「実写の映画」

だという認識でいる人間がそこそこいるそうです。

考えてみれば中国語の「劇場」という言葉には普通「映画館」という意味は含まれないのですよね。(中国語における「映画館」は「電影院」です)
百度版ウィキの「百度百科」の「劇場」の項目にも
「劇場版とはアニメの映画版」
とわざわざ表記されていますし。

日本のアニメの映画版については「劇場版」という言い方が多いですし、
一部の中国オタク的に
「劇場版というのはアニメの映画版についての特殊な呼び方」
という認識になってしまったのかもしれません。
そしてその認識の差によって、一部の中国オタク達はこのニュースで混乱というかちょっとしたパニックになった模様です。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板をまわって見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「けいおん!」が映画化!これは良いニュースだ!!
おかげで最終回を迎えてしまったという憂鬱な気分が吹き飛んだわ。

よっしゃ。劇場版だ!

劇場版の後更に第三期とはいかないものだろうか。

最悪劇場版は第一期第二期の総集編でもいいけど、できれば新作がいいなぁ。

「けいおん!」にはずっと終わって欲しくないと思っていた。
もう少し作品が続くというのはホッとするよ。

テンション上がって来た!
けいおん最高!劇場版最高!

劇場版のストーリーはどうなんのかな。
たぶん学校の中での話だと思うけど、万が一「けいおん!」のメンバーが武道館でライブをするとかそういう話になっちゃったりしたらどうしようかなー。

ちょっと待て。
予告は「映画化」だろ?
アニメのまま映画化になるとは限らないぞ……

確かにアニメのままの映画化なら「劇場版化」という表現を使うよな。
映画化ってことは…・・・実写じゃあ……

そう言えば、アニメの映画ってどれも劇場版という言い方だよね。
やべぇ……もしや実写なのか?

ちょっ……待ってくれ……劇場版なんて誰も望んでいないぞ!?

やめてくれ。絶対にやめてくれ!!
俺はアニメの劇場版が見たいんだ!

確かに……実写版の可能性はある……なぁ……

ウワアアアアアア!?
実写版だったら俺は絶対見たくないぞ!!

「けいおん!」が実写化するとしたら、澪は夏帆が演じたりするんかね。

いやいや。さすがにこれだけ人気のアニメをわざわざ実写化することなんて無いよ。うん、無いよね?

以前TBSが実写化を考えているというニュースがあったと思うんだが……その企画が消えていなかったのかも……

実写はやめてください。マジやめてください。
本編の切り貼りだけの総集編でもいいですから、実写だけはやめてください。

劇場版化するというニュースを知った時は驚喜したが、今は実写になっちゃったらどうしようという不安でいっぱいだ。
ああ……いったいどういうことなんだ。

もしアニメではなく実写版ということになってしまったのなら、悲劇過ぎる。



とまぁ、こんな感じで。
映画化の話に喜んだものの、
「映画化=実写化」ではないかということを考え付いてしまい、天国から地獄といった状態になったのもいるようです。

「映画化」「劇場版」といった言葉についての日本語と中国語の差なんて日頃は意識したりしませんし、問題になることもあまり無いかと思いますが、「けいおん!」の映画化というオタク的に重要な局面ではそれが非常に大きなものとなってしまったようです。

同じ漢字を使っている単語でも日本語と中国語で意味が異なるというのはよくあることなのですが、いざこういったことにぶつかると言葉というものの難しさを改めて感じてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


VIPが作ったけいおん!の新キャラに釣られる中国オタク

中国オタク「アニソンイベント中止でマジ涙目……」

ここしばらくのゴタゴタは日本の関係するイベントにまで波及しており、
中国オタク的にかなり楽しみだったらしい上海のアニソンイベントも中止となってしまいました。

アニソン・イベント中止 上海万博(MSN産経ニュース)

ありがたいことに、この件についての質問をメールやコメントで多くいただいておりますので、今回はそれについて少々書いてみます。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


JAM Project来なくなっちゃった……
やっぱ政治や国際情勢の圧力が高まったせいか。
イベント当日のチケット頑張って手に入れたのに……俺マジで涙目だわ。

ここしばらくの国際情勢はかなり緊張しているからなぁ。

気の毒に……同情するよ。
それにしても最近のゴタゴタのせいでグッズの流通も悪い。
俺も初音ミクのフィギュアが手に入らなくて頭を抱えている。

私も楽しみにしていたんでガックリ来てる。
まぁウチの国で政治の話をすると消されるからな。ほどほどにしとこう。

全部ダメみたいだな。
JAM Projectがダメ、下川みくにもダメ、SMAPもダメだ。
上海は諦めるしか無さそうだ……

広州もどうなるか分からんな。
中島愛とKalafinaのイベントについても覚悟しないといけないか。

ウチの国は歌による戦争回避を信用していないらしい。

なんでだよ!?どうしてここまで直前になって突然の停止になってしまうんだ……!

大きな局面の中では、しょうがないことなのかもしれない。

ぶっちゃけ、もっとヤバイことになったら字幕組とかどうすんの?
日本のアニメのボイコットとかすんの?

(訳注:字幕組とは中国のファンサブ字幕グループの通称)

アニメロサマーライブin上海も、もうダメっぽいかな……

まぁ、中国だからな。こうなるのが普通なんだろう……
最初から期待しないでいるのが一番さ。

中国国内向けのアナウンスはまだ無いしよくわからんが、政治的な理由でこうなったんだろうね。
今はこの状況が収まるのを待つしかないだろう。

中止は本当に残念だ……あーあ……

ほ、ほら。一応上海万博の会場には行けるんだし、他の出展を見れば……

しょうがない。結局今回も上の方の力は強大だと実感して終了。

やはりZZの前ではどうしようもないのか。

(訳注:ZZはガンダムではなく、検閲回避のために「中国政府」をピンイン表記にしてそれを縮めた隠語)

結局は静観するしかないわな。
ZZが原因ってのはホント勘弁して欲しい。

あれ?いったいどういう流れでそんなことになったの?
俺マジでここしばらくニュース見てないから分からんのだが。

どうしようもないとは言え、なんか最近こういうのばっかだよなぁ。
交流に政治が持ち込まれすぎ……

無期限延期したと思うことにしよう。
延期ならしょっちゅうあることだし、まだ耐えられる。

なんという悲劇。中止は残念でならない。

こりゃ中島愛もダメそうだ。
あと久石譲もダメそうだ。
イベントを楽しみにしていたのに。

久石譲は11月だから、この事態が収束していることを祈るよ。
まだ希望はあると信じている。

もうこういうイベントは全部だめなのかねぇ。
文化は全部自国産のモノでなきゃいかんということになったらどうしよう。

ここしばらくの緊張具合はヤバイよね。政客の皆さんは矛盾したことで騒いでらっしゃるし。
結局最後にダメージを食らうのは俺達庶民だ。

待ってくれよ……上海行きの飛行機のチケットまで買っちゃった俺はどうすればいいんだよ……
国慶節の連休だから高かったのに……

気分を落ち着けて待つしかない。
待っている間に情勢少しでも好転してくれるといいな。

最近そこら中で燃え上がってるからなぁ。
私達みたいな無辜の庶民にとって困ることばかりだ。

実際の所、現在の状況ではどんなことが起こるかわからないからね。
アーティストや観客にもしものことがあったらと思うと中止するのもしょうがないかと思う。

やはりマクロスのストーリーはリアルでは実現できないのか……



とまぁ、こんな感じで。
なんかもうお通夜状態でしたね。

もちろん、中国オタクの面々も歴史問題や領土問題などで日本に対してかなり強い反感を抱いています。
最初からマイナスに振り切っている発言が溢れている中国のネットで、比較的中立寄りなスタンスなのでまだマシとも言えますが、この辺は愛国主義教育を受けて育っている中国の若者に共通する感覚ですね。
ここしばらくの件についても、日本に対する反感はかなり強いかと思います。

ただそれとオタク分野の話はまた別のようで、今回のコンサート中止に関しては
「政治のとばっちりを受けた迷惑な話」
といった捉え方のようです。

中国オタクの間でもライトウイングな方向で盛り上がるときはあるのですが、
「趣味と政治は別というダブルスタンダードを持つ」
「政治の問題を趣味の領域に持ち込むのは得にならないと考えている」
といった傾向もあるので、基本的には空気を読んでやり取りするという流れが多いですかね。

実はこのブログの主なネタ元となっている中国のソッチ系の掲示板、
特にディープなオタクの集まる掲示板は
「政治関係の話はNG」
というのが基本的なルールとなっている所も多かったりします。
「敏感な話題については書き込まないように」
という注意書きが掲げられている所もありますね。

この辺については、政治関係の話になると掲示板が非常に荒れやすいという日本と同じような理由の他に、中国におけるネットの規制と検閲という独自の事情も影響しているかと思います。

簡単に言うと、
「政治関係の話でヘタに盛り上がっちゃっうと掲示板ごと潰される危険性がある」
のですね。空気読んで趣味の話題についてやってる分にはそんなに問題ないのですが。

中国のネットの規制が厳しいということについてはご存知の方も多いかと思いますが、その規制の方向には
「問題が起こらないようにする」
といった傾向もあります。

今回のように領土問題という国家的大義名分を掲げた大火事になったらさすがに完全なコントロールや規制はできなくなるのですが、「国の方針や利益」と合わなかったり批判するような方向性の盛り上がりになる可能性がある発言などは小火のうちにポコポコつぶされます。

面倒になりそうなことについては削除やNGワード入りで書き込みできないとかになることも多いようで、例えば指導者の名前とかもNGになることが多いですし、最近では上海万博関連でもNGワードが出たりしているようです。

また、政府とのつながりがある大型掲示板は個別の発言やスレッドの削除くらいで済みますが、バックの無い個人やファンサークル、民間で管理しているような小規模の掲示板が問題アリとされるとかなり面倒なことになります。

そういったことから、検閲サイドの人間の目にとまったりシステムに引っかかったりしないように、どこの掲示板でも禁止ワードを随時増やしたり、管理人達が頑張ってヤバそうなスレッドや発言を削除したりして対応しています。上で紹介した発言やそれがあったスレッドなんかも場合によっては削除になるかもしれませんね。

今回の一連のゴタゴタでもそうなのですが、中国では政治的に緊張したり大事なイベントがあったりすると、ネット上の取り締まりや規制も厳しくなりますし、海外のサイトにアクセスし難くなったりします。ネットが日常の重要な部分を占める中国オタクにとってはめんどくさいことこの上ないとか。

そんな訳で、ここしばらくのきな臭い日々は中国オタクにとって窮屈であり、イベント中止のようなとばっちりも飛んでくるので、あまり楽しいもんじゃないようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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