「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2011年01月

アメリカにおけるBitTorrentユーザー告訴への中国オタクの反応

P2Pファイル共有ソフトによる違法動画の問題は、海外のオタクにとっては避けて通ることができないものです。

海賊版の共有が悪いことだという認識は昔に比べれば広まっているかもしれませんが、実際に使っている個々の人間に対してはそう簡単に罰則が出ないことから、なんだかんだで使っちゃう人間は多いようですね。

昔のように視聴するルートが皆無というわけではないはずなのですが、金銭的なコストや字幕無しの作品を理解する手間のコストがかかったりもしますし、地域によっては修正が入ったりもするということで、結局は違法動画に流れてしまうのでしょうかね。

さて、そんな中で先日アメリカで「ONE PIECE」を違法配信しているBitTorrentユーザーが告訴されるということが起こったそうです。詳しくは以下のサイト様の記事などをご参照ください。

人気アニメ「ONE PIECE」の違法配信で1337人のBitTorrentユーザーを告訴へ (GIGAZINE)
【海外】ワンピースの違法動画で1337人提訴(はちま起稿)

この件について、ありがたいことに
「中国オタクの反応はどうなのか?」
「こういった動きは中国でもあるのか?」

という質問を複数の方からいただいておりますので、今回はそれについて一つ。

ご存じの通り中国は海賊版大国として有名ですし、中国オタクの多くも基本的に海賊版や違法アップロードされているファイルを経由してオタク系のコンテンツに触れています。
そんな訳で、このニュースについてもスルーすることはできないようで、中国オタクの間でもちょっとした話題になっているようです。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


大変だ!北米で「ONE PIECE」を見てるP2Pユーザーが告訴されたらしいぞ!?

訴えたのはFunimationか。確かあそこは以前にも別の作品に関してファンサブグループ相手に訴訟起こしてなかったっけ。今回は個人ユーザーってのが今までにない動きか。

こういうニュースを聞く度に自分が中国に生まれて良かったと思うわ。ウチの国はBitTorrentを全面禁止とかしないからな。もし全部禁止されて「教育的なアニメ」しか見れないなんてことになったら気が狂いそうだ。

中国に生まれた自分の幸福を感じるぜ。

やっぱ国外は法律厳しいんだなぁ。ウチの国は海賊版使ってても怖くないんだよね。

うーむ……先進国に住んだらそれはそれでリスクがあるということか。

中国にいることがこんなに良いことだと思える日が来るとは。

BitTorrent使う度にびくびくしないといけないなんてアメリカはキツイところだね。

アメリカはRIAAが強行的にいろいろとやっているからP2Pはかなり大変らしいね。映画や音楽だけでなくついにアニメにも来たのか?

この点に関して「だけ」ウチの国は幸福なんだよな。他の所はまぁ……なんだ、考えないようにしようか。

これ、単純にこの会社の引っ張ってくる作品や広報活動が悪いから売り上げが伸びないってだけじゃないの?この訴訟にしても宣伝のためのパフォーマンスに思えるんだが。

アメリカの会社も無駄なことするよね。これは結局徒労に終わるって。過去の流れを見ればそれは明らか。

お前ら何安心してんだ。ウチの国も一応この「先進的な方向」にゆっくりと進んでいるんだぞ?
数年前と現在のP2P関係の環境を比べて良く考えてみろ。BitTorrent系の大手サイトがいくつ封鎖された?海外の動画サイトがいくつ見れなくなった?
上の方の望む形という中国の特色ある管理方法によるものだが、P2Pの管理や規制は緩やかに進んでいる。

てか、つい最近ウチの国でもBitTorrent系ではVeryCDがつぶされたよな。個人ユーザーのリスクは無いだろうけど不便になるのは確実。ウチの国もちょっとめんどくさくなりつつあるのかも。

年末になるとこういう不安になるニュースが増えるんだよな。ウチの国は、国をあげてパクリまくりだから規制も有名無実と化しているところがあるがそれでも不安になるわ……
(訳注:今年の春節は2月3日なので中国ではちょうど今が日本で言う年末の時期です)

正直言ってこんなことやっても変わらないとは思うんだけどね。今までP2Pの規制をやってそれが効果を上げたことってあるの?ダウンロード数に変化は無かったろ?

取締りとダウンロード数の因果関係についてはよく分からんが、賠償金とってそれを制作サイドに回せば少なくともプラスにはなるんじゃない?
あと、P2Pに流れるタイミングが遅ければ遅いほどいいだろうから素早く大量にアップしているユーザーを取り締まるのは効果があるように思える。結局、やらないよりはやった方が良いってことなんじゃないかな。

うお、こんなことが起こっていたのか。俺のPC今ダウンロード中だわ……
こりゃ中国に生まれたことを幸福だと思わなけりゃいかんのかも。

中国は良い所だな!外人は中国に来てダウンロードするといいよ!
なぜかわからないけどウェブサイトが見れなくなったりメールが届かなくなったりすることなんかがたまにあるけど!

日本にいてリアルタイムで見れたり録画できたりする俺マジ勝ち組。

アニメ見るのさえ怯えないといけない日が来るとは。ぶっちゃけBitTorrentが無ければこんなに日本のアニメのファンはいなかったよね。BitTorrentも日本のアニメも無い日常ってのはとても過ごしにくくなりそうだ。

日本のアニメは一旦ハマっちゃったらなかなかやめることができないんだよなぁ。昔は中国のテレビでも放映されてたけど、今はもう国産の「安全」な作品ばかりだし。
頼むからウチの国でこういうアニメの取り締まりはやめてくれよ……もしアニメまで無くなったら生きていく気力がなくなる。



とまぁ、こんな感じで。
例によって頭の痛くなる発言もポコポコと見受けられましたが、ざっと見たところでは「中国にいてよかった」と胸をなでおろしているような感じでした。
ただ、こういうニュースを聞くと不安になったりするところもあるようですね。


それから中国国内における動きについてですが、
一応中国でもP2P関連の取り締まりが全くないわけではなく、
ここしばらくの間でも大手のP2Pファイル共有系のサイトが幾つか取締りに遭って閉鎖されているようです。

ここ最近の中国における取締りについて中国のネットでは
「欲しいファイルが見つかり難くなるので不便になってしまう」
という不満の声や、
「交流の場が潰されるのではないか」
という不安の声、更には
「今のタイミングでの取り締まりは何故か?」
「取り締まりの動きは版権を取得している動画サイトからの圧力によるものか、それとも他の大手資本が入っているP2P系サイトからの圧力によるものなのか?」
「毎年春節(旧正月、実質的に中国の正月です)前になるとこの手の取締りが出るし、もしやこれは年末恒例の点数稼ぎだったりして」
「そもそも違法とされるコンテンツの範囲や本当に取締りたいモノは何なのか?」

といった疑問が出ているそうです。

中国の取り締まりは、P2Pファイル共有系サイトが国家広播電影電視総局の「情報ネットワーク視聴番組配信許可証」を取得していないことを理由にしてのものが多いというのが特徴の一つでしょうか。

これについては著作権絡みというよりも、政府に許可を取っていない違法な番組配信を行っていることを理由として行われる取締りという意味合いが強いといった話もあります。
中国では様々な取締りのキャンペーンに政治的な要素が加わることも多いので、取締りの動きの背景が分からないというのは不安になったりもするのだとか。

しかし、あくまで私が見た限りの話ですが、中国では今回のアメリカの訴訟のように、個人ユーザーレベルでP2P使用により訴えられるというリスクについてはほとんど意識されていないようです。
これに関しては中国の現状では個々のユーザーを取り締まるのが難しいといった点も影響しているのかもしれませんね。

私も知り合いの中国オタクから

「中国で個別にユーザーを取り締まるのはあまり現実的ではない上に、賠償金が取れないことがほとんどなのであまりやらない。やるとしたらまずP2Pの情報共有サイトやアップロードするグループの集まるサイトを叩くことになるだろう」

「個別のユーザー相手でも取締りが無いわけではないが、ポルノ関連やよほどの大量の損害額にでもならない限り報道されないので、中国のP2Pユーザーはソフトの使用に関してそれほど危険を感じていない」

といった話を聞いたこともあります。


ぐだぐだと長くなってしまいましたがとりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
ただ、今回は荒れそうな話題ですので、できればお手柔らかに……


現在中国でP2Pファイル共有の情報交換サイトが潰されまくっている模様(2009年の記事です)


中国オタク的に「使ってみたい必殺技」

先日、
「マンガの主人公が使っている武器や必殺技の中で使ってみたいものランキング」
がCOBS ONLINEで発表されましたが、このランキングが中国オタクの方にも伝わっているようです。

20代の本音ランキング 【男性編】マンガの主人公が使っている武器や必殺技の中で使ってみたいものランキング (COBS ONLINE)
20代の本音ランキング 【女性編】マンガの主人公が使っている武器や必殺技の中で使ってみたいものランキング (COBS ONLINE)

また、この話題に関連して「中国オタク的に使ってみたい必殺技」に関する話題もちょこちょことやり取りされているようですので、今回はその辺についてを一つ。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


使ってみたい必殺技ね。私が真っ先に思いついたのはペガサス流星拳!

日本では女性でも北斗の拳ファンがいるのか……!
でもよく考えたらウチの国も昔テレビ放映されてた時は北斗の拳にハマっている女子がいたな。今の若い世代はどうだか分からんが。北斗の拳は必殺技が漢字だから中国語でそのまま叫べるのも良かった。

斬魄刀がランクインしてるけど、あれを普通に技や武器とかに含めるのはちょっと違うように思えるが。
まぁ……マイ斬魄刀とかはちょっと憧れるよね。自分の斬魄刀の能力の始解、卍解とかつい妄想しちゃう。

使ってみたい必殺技……俺の使いたい技は「世界(ザ・ワールド)」だな!!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーッ!!

ゲーマーとしては波動拳と昇竜拳は外せない。上昇中の無敵感を味わいたいぜ。

「使いたい必殺技」ということですぐに思いついたのは禁千弐百拾壱式・八稚女かなぁ。
実はKOFに最もハマってた頃、私は八神庵の真似をしていたんだが、当時の自分の言動についてはあまり思い出したくない……
まぁでも、八神庵が好きだという感情自体はまだ残ってる。

かめはめ波が一位か。でも俺はドラゴンボールで一番カッコいい技は魔貫光殺砲だと思うんだ。

幻想殺しが欲しい。もちろん、フラグ建築能力もついてくるんだよな!!

ルルーシュのギアスは必殺技に入れていいんかな?ぶっちゃけかなり欲しい。使い方を間違って自爆するような気もするがな!

ランキングよく見たら技だけでなく武器もアリなのか。
では俺はネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングだ!
決してヘンな意図はないんだからね!

北斗の拳だったら「北斗有情破顔拳」が子供心にカッコイイと思った。

一つだけとなると迷うな……北斗神拳全部とかダメ?

ロボットの必殺技はアリ?俺ちょっとトランザムしたいんだけど。

ロボット系なら俺は流派東方不敗だ!
あれを習得すればガンダムだけでなく肉体的にも強いガンダムファイターになれる!

ならば俺はシュバルツ・ブルーダーの技を使おう!
あれを習得すれば変態にしか見えない格好や登場の仕方でもカッコヨク活躍できるようになれるんだぞ!

一方通行とか便利そうじゃない?防御系の能力は汎用性が高いと思うんだが。

昔は仮面ライダーBLACKのライダーパンチとライダーキックを使えるようになりたいと思ってたなぁ。

直死の魔眼。「―――教えてやる。これが、モノを殺すっていうことだ」というセリフはカッコイイと思うんだ。

俺は触手系の必殺技が欲しいね。魔界天使ジブリールの敵のアレとか!

今の俺のこの気持ちに合う技は一つだけ、そう、獅子咆哮弾だ!
……なんかもう最近失敗ばかり良いこと無くてさぁ……

俺はもうアニメの必殺技使えるようになっちゃったもんね。
くらえ!木ノ葉隠れ秘伝体術奥義・千年殺し!!

あ、俺もアニメの必殺技使えるわ。見よ、猛虎落地勢!!

マスタースパークが使えれば私も幻想郷に行けるんでしょうか?

使いたい必殺技は数あれど、個人的には主人公補正という必殺技が一番欲しいです。



とまぁ、こんな感じで。
昔あこがれた必殺技を使ってみたいという純粋なものから、
応用性に着目したちょっと邪なもの(?)までイロイロとあるようですね。


ちなみに「かめはめ波」は中国語だと
「亀派気功」
という表記が現在の主流のようです。

使える音や音節の関係からか「かめはめ波」を中国語に音訳するのは難しいそうですが、昔は特に捻らずに「衝撃波」と訳しちゃったバージョンなんかもありましたね。

私が知り合いの中国オタクから聞いた話によれば、
ドラゴンボールの必殺技は「界王拳」「元気玉」「舞空術」など漢字をそのまま使えるものが多いので中国オタク的には比較的簡単に日本人がイメージするものに近い感じで理解できるそうです。

しかし「かめはめ波」など日本語での語感が関係するタイプの技は、
日本人がイメージするものと近い感じの理解は難しくなってしまうのだとか。

こういった技があまりない(他は「ジャン拳」くらいでしょうか?)とは言っても、ドラゴンボールの作中では非常に重要な技ばかりなので、この辺についてちょっと残念に思うこともあるそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国的(たぶん)カッコイイ技の名前

中国語の必殺技名ではあまり使われない漢字


中国オタクの秋葉原ホコ天復活への反応

このブログのまとめ本「オタ中国人の憂鬱」が発売となりましたが、購入していただいたという話や、どこそこの書店に置かれていたといった情報をいただいております。いやもう、本当にありがたい限りです。

さて、お陰様で気合も入りましたし今回の更新を。

1月23日に秋葉原のホコ天が再開されましたが、ありがたいことにこの件について
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問をいただいております。
そんな訳で、今回はこれについてちょっと書いてみます。

ホコ天再開について、詳しくは以下のニュースなどをご参照ください。

秋葉原ホコ天「再開待っていた」(読売新聞)
ひとまずの再起動:秋葉原歩行者天国が“試験的再開” (ITmedia)
秋葉原ホコ天、2年7カ月ぶりに再開 10万人の人出(朝日新聞)


秋葉原は電気製品やオタクの街として中国でも有名で、日本に旅行に来るなら外せない場所となっています。
この秋葉原のホコ天復活についても、ちょっとした話題になっているようですね。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


秋葉原のホコ天が復活だ!
まだ試験期間らしいけど、半年間問題が出なければ完全復活になるらしい。

写真で見るとスゴイ人だな……人数も、歩いている人間も。
偽娘……じゃなくて、単なる女装のおっさんが多いのか?インタビューまで受けてるじゃないか。

秋葉原ではコスプレ関係だとメイドだけでなく女装している男をたまに見かける。
私も以前行った時スゴイ驚いた。女装についてはコスプレして歩いているだけだから取り締まられたりはしないらしい。

秋葉原って以前は日曜日がホコ天だったのか。初めて知ったわ。
だから昔行った時は人の流れが車道まで出ていたのか。その後また行った時は普通の人の流れだったから不思議に思っていた。

おお、やっと開放になったのか。
私が一度も秋葉原に行っていないときにあの事件が起きて中止になっちゃってたから嬉しいね。今度ぜひ行ってみたい。

コレはめでたい。私も行ってみたいなぁ。

10万人ってのはスゴイ勢いだね。人の流れの多さに一瞬某万博と勘違いしちゃったぜ。

10万のオタクか。まさに大軍だ。
てか報道されている写真は歩行者天国になったから増えた人達ってことでいいんだよね?さすがにずっとあの密度ってことは無い……よね?

秋葉原はただでさえ人が多いというのに、歩行者天国にしたら更に増えるのか……!日本はオタク関係で人が集まるんだなぁ……

中止になってからもう2年半か。当時と今とでは異なる所があるんだろうけど、具体的にはなんだろう?俺は痛車や痛自転車が増えてるんじゃないかとちょっと期待。

「歩行者」天国だから自転車も禁止らしい。あと痛車は当然入れないぞ。
人の流れがスムーズになるだけでそんなに大きな違いは出ないんじゃないか?

女装コスプレとかいるからヘンな所は変わっていないように見えるけど、昔に比べたら管理が厳しくなってるみたいだよ。路上で歌ったりするのは禁止になるらしい。2008年のような事件が起こるのを防ぐにはしょうがないんだろうね。

あの事件が起こったとき、私はちょうど日本にいたんだよね。
あの日は秋葉原に行くか池袋に行くか迷って結局池袋に行ったおかげで無事だった。

すげぇ数の人だ。俺が以前行った秋葉原はまだフルパワーを出していない秋葉原だったのか……!

オタクの天国が復活したか。こりゃ壮観だわ。やはり一度は行ってみたいもんだ。

歩行者天国もそうだけど、個人的には秋葉原を走っているらしいアニメや漫画の宣伝車両が気になる。バクマンや神のみぞ知るセカイはああやって宣伝してるのか。

まぁ、いくら人が多くてもウチの国の「春運」よりは少ない。人の流れによる問題はそこまで大きくならないんじゃないかな。問題になりそうなのはやはり個人のヘンな行動だと思う。

(訳注:「春運」とは実質的に中国の正月である春節に合わせた帰省ラッシュです。中国ではどんなことがあろうと春節だけは故郷に帰る人がほとんどなので、交通機関は毎年大混雑になります)

人の流れも怖いが、それよりもさらに怖いのが謎のコスプレ集団だ。あれはどういう意図で動いているんだろう。

まぁ、でもなんだかんだで楽しそうな写真が多いね。やはり日本のオタクがウラヤマシイ。2008年のような事件が二度と起こらないことを祈っているよ。

秋葉原は良いな……ひかれるものがある。俺、夏に大学受験が終わったら夏休みは日本旅行に行くんだ……

(訳注:中国は9月が新学年開始なので、夏に大学受験となります)


とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た感じでは人の多さに驚きつつも、ホコ天の復活を喜んでいるようでしたね。

それにしても、秋葉原のホコ天が中止されてからもう2年以上の時間が経っていたのですね。
考えてみれば、私の知り合いの日本滞在組や日本に来た経験のある中国オタクもホコ天のあった時期の秋葉原を知らないのが結構います。
彼らにとっては今回のホコ天の復活で、今までとはまたちょっと違う風景の秋葉原を見ることができるようになるんでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

魔法少女まどか☆マギカ第3話に中国オタクも阿鼻叫喚状態

先日放映となった第3話で衝撃的な展開となった
魔法少女まどか☆マギカ

ですが、この展開に関する中国オタクの反応はどうなのかという質問を多くいただいております。ありがたやありがたや。

その衝撃的な展開については、やらおん!さんの記事などをご参照ください(ネタバレ注意です)
『魔法少女まどか☆マギか』第3話・・・これが虚淵玄氏の本気だあああああああああ(やらおん!)


この展開には中国オタクもかなりの衝撃を受けたようで、中国のソッチ系の掲示板では現在もかなりの勢いで関連スレが伸びている模様です。ここまでの勢いになるのはかなり珍しいですね。

とりあえず以下に、ざっと目についた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!
これが……これが魔法少女だというのか!これが皆の望む展開だというのか!?

敵のデザインは可愛いいし、血も全く無い。なのになんでこんなにショックを感じるんだろう。恐ろしい。

何もかもが伏線に見えて困る。
演出がシャフトだからというのもあるが、普通の学校生活の場面ですらとても緊張する。

ま、まだ第3話なのに先輩が……!
カッコよく戦っているなーと思ったらあっさり丸のみっつーか食われた。
全13話で玩具展開などの商業展開の影響もないということは、ストーリーのためにキャラがどんどん殺される可能性もあるわけだよな。今後一体どうなるんだ!?

先輩が死んだだと……!寝る前に見るんじゃなかった……

ひぃぃぃぃ、首から上を咀嚼されて残った身体だけ落ちるとか、なんて描写だ!!

ダメだ……気分が悪くなった……こんなの受け入れられない。

3話を見る前までは癒し系百合アニメじゃないかと期待できたOPが、今ではもう不吉な描写にしか見えん……

EDが追加されたが、あの描写からするとここまでは序章でしかなく、3話からが本格的な始まりなのかも。恐ろしいが、先が気になってしょうがないのも確かだ。俺の精神は耐えられるのだろうか。

虚淵玄なんだから人が死なないわけないよね。キャラデザと「魔法少女」という語感に騙されたらだめだ。

虚淵先生……マジでやめてください。こんな展開をやられたら、一生モノのトラウマになっちゃうじゃないですか……

みんなもっと愛の戦士虚淵玄先生を信用しろよ!
あの人のことだからきっと癒し系の作品を作ってくれるよ!
方向性は分からないけど!

キュゥべえは信用しても良いキャラなんだろうか?
願い事を何でもかなえるって……代価はなんだ?虚淵玄作品なら絶対に代価を提供する必要があるぞ!?

単発式の銃をいっぱい出して戦うのは良かった。接近戦の問題はどうなるのかと思ったが、一応長い武器だから何とかなってたし。でも、結局食われちゃったけどね!

爆発した敵から落ちる消化されきってない身体とか、ヒド過ぎだろ。血が流れないのにここまでキツイ描写になるなんて。いまだに自分の脳内から映像が消えない……

誰だよ、癒し系って言ったやつ!?血が流れなければ癒し系だと言えるのか!?

先輩は何でやられたんだ?物理防壁無しの遠距離型だから?それとも必殺技直後の行動不能状態?

先輩が負けたのは攻略方法を知らなかったからだよ。
敵を撃破したのは結局黒髪ロングで、敵の本体は踏んづけたアレ。先輩が攻撃していたのは偽装。
あと淫獣の願いは絶対に普通の解釈の願いじゃない。先輩を生き返らせてと頼んだらゾンビか魂の無い肉体だけの先輩が出てきて、「こんなの先輩じゃない!」とかいうことになりそう。

やっぱこれ二周目の世界とかなのかなぁ……敵の弱点をほむらが知っていたわけだし。
俺は先輩かキュゥべえが黒幕かと思っていたのに今回あっさり死亡とは。早くも俺の想像は外れたか?それか先輩が実は死んでいないとか……

淫獣が何か企んで巻き込んでいるんじゃないか?
まどかがマミのために願いを使うとかいう展開になったら、淫獣とマミの陰謀とかいう可能性も出てくるな。

OPでは最後に赤青金と揃っていたからまさかここで金髪が消えるとは思いもしなかった。しかし、そう考えると逆に青も死にそうだ。俺は一体誰に萌えれば安全なんだ……先輩キャラが好きだったのに……虚淵……

マミのことを声も含めて巻き毛版の宮子とか喜んでいた自分の考えの甘さを痛感している。もっと警戒しろよ、昨日までの自分。

EDの描写からすると、ほむらが止めようとしてもまどかはそれに気付かずにどんどん巻き込まれていって悲劇になるのかねぇ。あと青は彼氏との話が危険そうだよね。きっと何か起こる。

さすが虚淵玄。こうなったか!
虚淵玄先生の作品は死人が多いし気分も落ち込むが、困ったことに作品そのものについて失望させられることはないんだよな……精神を鍛錬して次回に備えなければならんな。

第三話でついに正体を現しやがった……なんて戦闘力の作品だ!
鬼哭街を知っている俺でさえダメージでかい。ぱにぽにみたいなのが頭に有ったヤツなんかは更にダメージでかいよな。

第3話を見てから二日、ショックでずっと眠れない……
描写も怖いが、この作品全く先が読めないのも怖い。OPやEDでも細かい所を疑ってしまう。

ちくしょう……俺の一番大好きなキャラを……新房&虚淵なんだからもっと警戒するべきだった……

俺達の予測は甘すぎたということなんだろうな。この作品は非常に残酷な物語になるのかもしれない。

前期のパンティ&ストッキングもアレだったが、まどか☆マギカはそれ以上だよね。私達は未知の魔法少女作品が生まれる瞬間に遭遇しているのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
甚大なダメージを受けていたのもいれば、虚淵玄作品ということで当初から警戒していたのもいるようですが、どちらであろうとあの展開にはかなりのショックを受けた模様です。
一応作品の考察関係の発言もあることはあるのですが、その考察もキャラの生死についてが多く、そういった所からもショックの大きさが見て取れますね。

ちなみに、中国オタクの間では作品においてキャラが死亡退場することを「便当」と言い、死亡したキャラについては「誰々が便当を受け取った」「誰々に便当を渡す」などと言われたりします。今回はホントにそこら中でその「便当」の文字が乱れ飛んでいましたね。

「便当」は日本の「弁当」から来ている言葉で意味もそのまま「弁当」ですが、その「便当」がなぜキャラの死亡退場を表すようになったかというと、香港の映画で自分の演技が終わった役者は弁当をもらって退場するという所から来ているのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

1/25修正:「キュゥべえ」の表記を素で勘違いしておりました。ご指摘ありがとうございます。


中国オタク興奮と困惑、新房、虚淵、蒼樹うめ、そしてシャフトな「魔法少女まどか☆マギカ」

「オタ中国人の憂鬱」こぼれ話 その1

このブログのまとめ本
「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」

がいよいよ明日発売となるのですが、我ながらここまで落ち着かないのは久しぶりです。

プロの作家の方々の本に混じって自分の本が並ぶと思うと、こう妙な恥ずかしさと言いますか「あれでよかったのだろうか」という気持ちが湧きあがってきて頭を抱えたくなってきてしまいます。

そんな訳で、中国オタク事情とはあんまり関係ない内容で恐縮ですが、今日もまた現実逃避の更新を……
ありがたいことに書籍について幾つか質問をいただいていますので、今回は書籍に関するこぼれ話のようなものについて少々書いてみます。


まず「書籍における大きな変更点は?」という質問についてですが、
いつもブログで使っている「中国オタク」という表記を「オタ中国人」に変更したことが比較的大きな変更でしょうか。

ブログを知っている方でない限り「中国オタク」だと「中国について詳しいオタク」と誤解される恐れがあるという話を編集さんからいただいたのですが、同様の指摘は以前からコメントなどでいただいていましたし、今回の書籍のタイトルでも使われる言葉ということで、書籍の方では思い切って「オタ中国人」の表記に変更しています。


それから、厳密には変更ではないのですが、
私のHNである「百元籠羊」の読み方が「ひゃくげんかごひつじ」で確定したことも個人的には「大きな変更点」でした。

実はこの名前、私の本名を中国語読みにしてそれを誤変換したものなのですが、中国語発音で読むのか、日本語発音で読むのか、もし日本語で読む場合は音読み訓読みがどうなっているのかが、使っている私自身でさえハッキリしていませんでした。
一応「baiyuan」(バイユエン)か「ひゃくげん」とすることが多かったのですが、今回の書籍出版を機に「ひゃくげんかごひつじ」ということに決まりました(?)。


次に
「タイトルは正直どうかと思う」「タイトルのモトネタはアレですか?」
という質問ですが……まぁ、その……たぶんご想像通りかと思います。

ちなみに書籍化の話をいただいて一番最初に思いついたタイトルは、中国留学ネタもあるということで「青春の北京」にあやかった「オタク的青春の北京」というタイトルでした。
「青春の北京」は私が中国の学校でボロボロになっているときに何の気なしに読んでみてイロイロな意味で鬱というかやりきれない気分になってしまった本ですが、なんだかんだで記憶に残っているんですよね。

それと、ナイスなサブタイトル
「怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」
は編集さんにつけていただいたものでございます。


最後に
「今回の書籍化に関して大きなことではなく、ちょっと、少し、嬉しかったことってありますか?」
という質問についてですが、とりあえず思いついたのは、
amazonで「オタ中国人の憂鬱」の商品ページを開いたときに出る
「この商品を見た後に買っているのは?」
で先日、
まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」を購入しています
と表示されていたことですね。


以前コメント欄でも言及されている方がいらっしゃいましたが、「まおゆう」はスバラシイ作品ですよね。
私も大好きな作品ですし、あの作品を好きな方が私の本にも興味を持ってくださるというのはなんとも嬉しくなってしまいます。


え−と、何を書いているのか自分でも段々と分からなくなってきましたが、とりあえず明日「オタ中国人の憂鬱」が発売されますので、どうぞよろしくお願いします。

次回からは通常の更新に戻っていると思います。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


「オタ中国人の憂鬱」こぼれ話 その2

「いんちきおもちゃ大図鑑」に中国オタクもアレな気分に

このブログのまとめ本「オタ中国人の憂鬱」の発売日が迫ってきて落ち着かないことこの上ない今日この頃です。
どこの本屋さんにいけば自分の本が置いてあるのかとか考えだしたらキリが無く、イロイロと不安になってしまいますね。
とりあえず、現実逃避も兼ねて軽めの更新を……

以前の記事でちょろっと紹介させていただいた、パチモンおもちゃをはじめとする怪しげな玩具の数々にナイスなツッコミを入れつつ纏めた本、
「いんちきおもちゃ大図鑑」

ですが、中国語版の
「亚洲山寨版玩具大图鑑」
が台湾で出版されているということを教えていただきました。ありがたやありがたや。

この情報と一緒に
「中国オタクの間で何か反応はありますか?」
という質問をいただいきましたので、ちょっと調べてみました。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で


ページを開いたらいきなりドラえもんのパクリ商品だ。俺を笑い殺す気か!?

補助輪付きの自転車に乗ってるウルトラマンがすげぇな。
ウルトラマンは平衡感覚が弱点ということなのだろうか……!

えーと、うーん、とりあえず浮かんだ一言は「厚顔無恥」だった。

これはスゴイ。個別で見るとちょっとしたネタくらいだが、こうして並べてみるとスゴイ破壊力だな。

アジア全域をカバーしているみたいだけど、こういうパクリ玩具はやはりメイドインチャイナが多かったりするんだろうか。

笑い時ぬかと思った。しかし、笑った後になんかガックリ来た。ウチの国はもう、なんつーか……

北斗の拳と少林武術の組み合わせって……少林百裂拳とかやるんかい?双方に対する侮辱だ……!

中国にはオリジナル系の商品は少ないが、ヘンなモノなら何でもあるからな!

ここに載っているようないんちきおもちゃにぶつかった記憶が無い俺は幸福なのだろうか。

確かに笑えるんだが……自分が見たことあるのも混じってるのがなんとも。

日本はパクリ商品のコレクターなんてのもいて、しかも本が出るのか。パクリ商品ってコレクションの価値がないから見向きもしなかったけど、こういった方向性で扱うこともできるとは思いもしなかった。

パクリ商品でも買うヤツはいるんだろうな。みんながみんなオリジナルの商品を買えるわけではないし。

これ、小さいお友達やその保護者の方々にちゃんと見せた方が良いんじゃないか?
本物と間違ってパクリ商品を子供に買ってしまった場合、買った人ももらった人もとても悲しい気持ちになってしまう。ねだって買ってもらったトランスフォーマーがパチモンだったとき、俺はホントに悲しかったし、間違って買ったのに気付いた父親も悲しそうだった。

いやさぁ……ウチの国のことが周りの国に認められたり面白いと思ってもらえると嬉しいなーとか考えちゃったりすることはあるんだけど、こんな想像の斜め上の方向でウケてどうすんだよ!?

これは笑えるな……しかし、何と言うか。
とりあえず「さすがは我が国。そのパクリの武威を示したな」と言って俺は撤退。

カブタックのパクリ商品まであるのか。アレ一応ウチの国では「鉄甲小宝」という名前になってたから、少しは知名度や需要があったんかね。

邪神セイバーの件を思い出した。アレで我が国のパクリ商品の威力を俺達オタクも認識したっけ。当時どれくらいの人間があの邪神に震撼したか……

ああ……やはり我が国に埋もれている邪神はセイバーだけではなかったのか!

涼宮ハルビンとかもあったよな。玩具は昔からイロイロあったし、伝統的な分野と言える、かもしれない。

ネタっぽいと思えるのから、突き抜けて猟奇的なものまであるな。うーむ。
それにどっかで見た記憶があるようなのから、ウチの国でさえどこで売ってるのか想像できないのまであるなぁ。

なんか、どういう表情をすればいいのか分からんな。ネタにして笑うことはできない、正直困る。頭が痛い。

ここまで来たら、もうウチの国のパクリやインチキは文化の一種だと開き直るべきか?パクリによる笑いくらいは創造できるわけだからな……



とまぁ、こんな感じで。
さすがに中国オタクにとってもこの本で紹介されている「いんちゃきおもちゃ」の数々は笑えるもののようですが、それと同時に中国の玩具が多いということで「さすがはウチの国だ!」とヤケになっているというか、頭を抱えてしまうネタでもあるようでした。

それと、昔ちょっと話題になった「邪神セイバー」はその件をリアルタイムで体験した中国オタクにとっては、今でもトラウマとして記憶に残っているっっぽいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタクの「GOSICK―ゴシック―」への反応

今期の新作アニメも出揃ったかと思いますが、またイロイロと気になる作品があって悩ましいですね。
とりあえず、今期の新作では
「GOSICK―ゴシック―」

についての質問と情報をいただいておりますので、今回はそれについてやらせていただきます。ありがたやありがたや。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた「GOSICK―ゴシック―」についての反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


とりあえず、ゴスロリキャラが見たくて……
あと近代の欧州っていう時代背景は魅力的だね。そっちの描写も気になる。

ヒロインが探偵で、助手に男キャラの関係で進むのか。自分はミステリー系が結構好きだし、とりあえず気になる作品。

これローゼンメイデンとは関係ないんだよね?

ヴィクトリカは真紅とイメージがかぶるね。ゴスロリ金髪でどっちもツンデレっぽいし。声が沢城みゆきでないのがちょっと残念だ。

真紅とヴィクトリカはサイズがかなり違うし、どう見ても別キャラだろ。しかし私も一瞬くんくん探偵の関連作品かもしれないと思っちゃったりした。

原作派としてはヴィクトリカの声が萌え系過ぎて受け入れ難いわ……
もっと低い声を想像していたのに、これじゃあ普通の萌え声じゃないか。

キャラ人気的には水銀燈がいないから大丈夫かと思ったが、競争相手になりそうな直近の作品にミルキィホームズがあるんだよな。ヴィクトリカが人気を得られるのかどうか気になるぜ。

推理モノを期待して見たんだけど今の段階ではちょっと微妙か。ヴィクトリカは良いキャラなんだけどね。

直木賞作家の作品のアニメ化という話で期待していたけど、なんか予想と違うというか……
京極夏彦とは方向性が違うのは分かってはいたんだが推理モノとしてはどうなの?

桜庭一樹は推理系の作品書いてるし、直木賞以外に日本推理作家協会賞も受賞しているけど、個人的には世界観や人物の内面描写など、文学的な表現に優れている作家という印象。推理の方に期待し過ぎると失望するかも。

昔EVEファンだった私は桜庭一樹の「The Lost One」でガッカリした記憶が強いから桜庭一樹と探偵モノというだけで不安になる。その後に出た作品には良作も多いし、評価されている作品の傾向から考えるとEVEの続編シナリオに向いていなかったというのは理解できるんだが……

一応私は原作読んでるけど、ヴィクトリカのために読んでるような感じで推理小説とは考えてなかったわ。原作の挿絵は萌えるぞ。

ロリコンな私としては、このアニメから強烈な吸引力を感じる。
ざっと見た感じではキャラの描写は上出来だし、ストーリーも別に悪くないから期待できる作品だと思う。

推理モノとしてみたらごく普通かね。萌えが売りのアニメに見えた。
しかしゴス萌えの自分としてはこの画じゃどうもグッとくるものが無い。やはり日本はゴスの何たるかを理解してないんじゃねぇの?

この作品はゴスじゃなくて日本のゴスロリ寄りだろうから、ゴスを期待するならやめた方がいいんじゃないか?私はこのアニメの暗い色調の描写とか結構アリだけどね。
原作は推理モノの体裁を取っていたけど、個人的には時代背景や人物描写が良いという印象だったから、アニメで推理部分をあまり前に出さない感じにしているのは悪くないやり方なんじゃないかな。

この調子で「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」もアニメ化してくれないかね。

ゴスロリとボンズを目当てに見始めたけど、それ以外の部分でもなかなか良い感じ。大作にはならないかもしれないけど私としては好みの作品かな。

グレヴィール警部の髪型すげぇな……!
てかもうアレは髪型ってレベルの話じゃない。

ヒロインが萌える推理モノかなーと思っていたら……やられた!
飛行機というか、ドリルというか。グレヴィールの髪型は男のロマンの象徴か。

「俺の髪は天を突くドリルだ!」とか言えそうだよね。
あとドリルセーラー服にちょっと萌えた。

いや、これはきっと二つに分かれてV字型のアンテナになるんだよ。NT-D(detective)で推理するんじゃね?

基本的にドリル髪型は女性のキャラか貴族のキャラの顔の横に付くものだと思っていたが、こういった方向への発展も可能なのか。日本の作品の独特な髪型のキャラに新たなページが加わったな!



とまぁ、こんな感じで。
なんだかんだでイロイロな方面から興味を持ったのが出てきているようですね。
あとグレヴィール警部の例の髪型が妙に人気だったり。

それから桜庭一樹作品の名前がちょくちょくと上がっていたりもしたので、中国オタクの文学青年層からも注目されたりしているんでしょうかね。


ちなみに本題とは関係ありませんが、個人的に今期の新作ではまどかマギカやレベルE辺りがイロイロと楽しみですね。
特にレベルEについては、中国オタクのディープな層以外にはそれほど知られていないようなので、そっち方面でどういった反応が出るかも気になってたりします。(幽遊白書やハンター×ハンターの知名度は非常に高いのですが)

新作アニメの反応については、今後記事以外でもブログの左の方の「中国オタク的に気になる(らしい)アイテム」でもちょこちょこと紹介させていただこうかと思います。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク的疑問「日本の学校のいじめってホントに漫画みたいな感じなの?」

今回は「いじめ」についてを少々。

以前からありがたいことに
「中国の学校のいじめってどうなのか?」
「中国オタクは日本の作品に出てくるいじめをどう思っているのか?」

といった質問をいただいておりました。

そういったいじめ関連のことについて、ぼちぼちと中国のネットを調べたり情報をいただいたりしていたのですが、いじめについて語ったりする中国オタクの反応についてある程度まとめることができたので、今回はその紹介をさせていただきます。

それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳になります。


日本の学校のいじめってホントに漫画みたいな感じなの?
一応私の小学校から高校までの学校生活でクラス内で「いじめ」といえる現象はあったけど、日本のような感じではなかった。

日本のいじめで不思議なのは、いじめをやる側の人間がそんなにヒマなのかということと、将来に影響しないのかということだ。
さすがに学校が暴力で統一されているとかいうのはネタだと思うが、暴力事件を起こしてバレたら進学に影響あるだろうし、そもそも高校終わったら嫌でも大学受験はあるだろうに。大学受験で失敗したらその後の人生終わりだろ。

日本と中国の状況は違うんだよ。ウチの国は大学受験の結果でその後の人生で文明的な生活が送れるかどうか決まるけど、日本は大学に行かないでも一定レベルの生活ができる。

日本のいじめっていうのは不思議だよね。あたかもいじめの対象がそこに存在しないように、集団全体で無視するというのは何らかの儀式のような印象を受ける。ウチの国のいじめで多い、面罵や破壊、暴力的行為とは明らかに異なるんだよなぁ。

まぁ、いじめというものはどこだってあると思うんだけどね。
ウチの国でもよく聞く話だし。ただ私は実際にいじめの現場にぶつかったことは無いからなんとも。

日本の漫画だと「なるたる」のいじめ描写はすごかった。気分悪くなったが、あれが日本では珍しくないことなの?
ある程度の誇張はあるんだろうけど、現実の延長線上として受け入れられる内容なんだろうか?

まぁ、ウチの国でもいじめの動画とかネットに流れているしな。一人を十数人が囲んでボコるなんてのは普通にあるだろ。

なんか知り合いの日本人に聞いたら、
「学校や仕事で集団から個人を排除するいじめのやり方は日本の伝統なんだ」
と言って苦笑してたね。アメリカのドラマや映画でもgeekに対するいじめの描写はあるし、いじめのやり方にも国ごとに違いが出てるのかもね。

日本の作品じゃないけど、ハリー・ポッターのいじめの描写もわりとスゴイよね。イギリスは階級間の矛盾や、寮生活における伝統的ないじめとかがかなりヒドイという話を聞いたことがある。

ウチの国の子供は勉強ばかりで余裕が無いからいじめについては普遍的なものではないだろ。
私も学校でのいじめについては知っているけど日本の漫画でしょっちゅう描写されるようないじめを見たことはない。てかそれよりも保護者の権力や金銭による介入の方が深刻な問題に思える。

重点学校レベルになると勉強で時間が潰れるし、余計なことやってられなくなるよね。いじめなんかやってる暇があるなら勉強や宿題しないといけないし、試験は統一試験だから学校内でいくら権力を行使できても意味が無い。
海外留学させてくれるような親を持ってれば別かもしれないが、そもそもそういうレベルのヤツはまともに学校行かないしね。

(訳注:重点学校とは、中国各地にあるレベルの高い学校です。中国では重点学校に入れるかどうかでレベルの高い教育が受けられるかほぼ決まるようなところがあります)

重点学校クラスでもいじめはあるよ。クラスの輪にはいれないやつとかはいる。
ただ、みんな忙しくて気にしてない。

それは孤立しているだけであって、いじめとは違うんじゃないか?
日本のアニメや漫画のいじめは集団で故意に特定の人間を排除、攻撃するから孤立とはまた別の状況に思える。

重点学校でいじめに遭って孤立して自殺も考えた私が通りますよ。
孤立って実際にその状況になってみないと分からないよ。直接的な暴力だけがヒドイことというわけではないんだよ。

直接的な暴力はある意味対処しやすいんだよね。私の経験でも暴力的ないじめって関わる人間が少なく、解決しやすかった印象がある。ただ、集団での精神的な攻撃ってのは本当にキツイ。俺はアニメや漫画の主人公みたいな社交性や精神的な強さは無いからどうしようもなかった。

クラスで小さなグループがいくつもできて、どのグループにも入らないんだか入れないんだかする人間がいじめの対象になるってことはあったね。

それにしたって日本のいじめとは比べ物にならないだろう。日本のいじめって徹底して集団の一員とは認めないというやり方だから中国でよくある孤立とはレベルが違う。

私のいたクラスでは農村戸籍の女子が一人いたんだが、彼女に対して他の女子生徒は全く話そうともしなかった。今考えてみると、あれは日本のいじめに近いと思う。

小学校の頃は知恵遅れのクラスメートを多数でいじめていたってのはあったな。今考えるとあれは酷かった。ただ、学校は放置してたし教師も後押ししているようなところがあったから、教育の問題という面も大きかったのかも。

日本のことはよく分からないから何とも言えないが、中国国内に関してはそんなに多くはないんじゃないか?少なくとも俺はそういういじめ行為って見たことないんだが。無いとは言わないが、誇張されている部分てあるんじゃないの?
それとも、俺が幸せだっただけなんだろうか?

私が見たいじめは一対一のケースだけで、多数が一人をってのは無いね。一対一の方も、個人的な恨みを晴らすって感じだった。どっちにしろ、クラスをあげていじめだったり、クラス全体の問題となるようなことは無かった。
ただ最近はいじめの動画がネットに流出したりしているし、私が知らないだけなのかも。

下のレベルの学校や、専門学校みたいな所になるといじめは結構あるよ。
ただアレは貧富の差や出身地域の違いによる差別の影響もあったりするから、アニメや漫画で描写される学校のいじめとは違うっぽいよね。

日本は先輩後輩や男子校、女子高といった制度がいじめを生み出している。
特に先輩後輩の階級関係はいじめの元凶として大きい。部活では学生は先輩に圧迫やいじめを受け、それをまた自分の後輩に行うというのが伝統だ。そういった制度的な歪みが日本のいじめを助長してるんだよ。中国にはそういうのが無いから、日本ほどいじめは酷くない。

中国国内にもいじめはあるけど、そこまで多くないといった所だろう。どこの国でもクラス全体が完全に仲良しになるなんてことは普通無いだろうし、3,4人が1人をいじめるなんてのは珍しくないだろ。
ただ、中国は集団意識が無いから日本のように集団によるいじめにまではなかなか発展しないんだろうね。

クズみたいな教師の方に問題があるケースも存在するよ。
テストで自分が要求した点数に達することができない生徒に対していじめの精神攻撃を「奨励」することもある。しまいにはストレス解消のためにっとくに理由も無く生徒を叱りつけるなんてのもあった。それと、ウチの国の教師は権力者の子供を恐れること甚だしいという点も特徴だ。

問題を隠したり、自分の間違いを認めずに生徒へ責任転嫁する教師は少なくないよね。それで精神的なダメージを負ったり、そこで抵抗して更に成績にまでダメージを与えられるというパターンもある。俺のことだが。

私のクラスでは教師が学生と一緒になっていじめを行うなんてことがあったよ。
教師がダメな学生、批判されて当然だと「公認する」人間に対してみんなでいじめるわけだ。当時の自分は何も考えずに周りと同じく彼をいじめていた。今更な話だというのは確かだが、もし彼に会うことがあったら謝りたい。

ウチの国だと、いじめの原因は成績の影響するところが大きいと思う。
成績が良ければチヤホヤしてくれるけど、成績が悪いと教師も学校も助けてくれないというか、下手すれば問題起こしたり学校の成績に影響したりしないように追い出される。

そういや私の高校には成績良くて性格悪いヤツとかいたけど、嫌われていてもいじめに遭うことは無かったな。

成績の良い生徒がクラスにいると教師も有利になるからな。成績の良い学生は教師にとっての宝なんだよ。ウチの国は教師の対応が生徒の成績でかなり変わるし、しょっちゅう成績のランキングが出る。中国ではいじめなんかやらなくても、自分がどの位置にいるか、どんな上下関係なのかすぐ分かっちゃうんだよ。

中国では学校で孤立したと言っても、その学生の交流の関係が完全に消えるってことはそうそう無い。オタクだって、成績が悪いヤツだって何かしら自分の交流の輪は持ってる。
日本のいじめが怖いのは学校を中心とした世界で完全に孤立し、世界が自分一人だけになってしまうことだ。学生の自殺が出るのもその影響だろ。

自殺や失踪なんてのはウチの国の学生でも珍しくないって。テストの成績が悪くて自殺するとかしょっちゅうあるじゃないか。
ただ、多くの学生が自発的にごく少数の学生をいじめるってのはウチの国では多くないと思う。そこは集団性を重視し、閉鎖的な文化を持つ日本の国民性が出ているんだろう。
逆にウチの国の場合は、ごく少数の不良が全体の空気を悪くしたり牛耳ったりするってのがよくある話だ。



とまぁ、こんな感じで。
日本のアニメや漫画の学生生活に出てくる「いじめ」については、やはり中国オタクの面々が経験した中国の学生生活からは想像し難い所があるようで、イロイロと戸惑いを覚えることもあるようですね。

中国のいじめについて、とりあえず私が見たり聞いたりした限りでは、足の引っ張り合いやリンチ系のいじめなんかがわりと多いようです。
ただ、実際に傷害が発生したりすると進路等のその後に響きかねないので、進学を考える普通の学生の間では大事に発展するのは少ないという話もあります。

私が昔中国の学校でいじめられていた時も、教師と生徒から「日本人」であることをことあるごとに正義の名のもとに罵倒されるという感じの吊るし上げでしたし、日本のいじめとはまたちょっと違いましたね。あれはあれで非常にキツイものがありましたが。

中国でも出身地域や貧富による差別等はわりと見かけますし、日本のいじめよりもかなりバイオレンスな衝突や嫌がらせなんてのもあるんですが、日本のいじめのシステム(?)とはちょっと違う模様です。
とりあえず日本と中国で比較した場合、無視や仲間外れにして集団生活の基幹となるコミュニティから弾き出すというやり方は日本のいじめの独特なところのように思えますね。

それからいじめとはちょっと違うのですが、中国では権力者(金持ちや党のお偉いさん)の親や知り合いだというのをかさにきて威張り散らしたり、好き放題振る舞うなんてことに関しては日本のアニメや漫画並みのケースとかもあるようです。
これについては、私も実際に目にして「ホントに漫画みたいなことってあるんだなー」と驚いた記憶があります。


ちょっと長くなってしまいましたが、とりあえずこんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクは受験で一度死ぬ

テスト期間中の中国オタクの叫び

先週はセンター試験が行われ、日本はいよいよ受験シーズンの本番突入となりましたが、今年も受験を取り巻く様々な出来事が起きているようですね。

中国の新学年は9月からなので、受験シーズンは6、7月になるのですが、ちょうど今は期末の期間ということで中国オタクの面々もイロイロと苦労している時期です。

受験やテストの厳しさについては中国も負けず劣らずというか、日本より更に厳しい所があったりもするのですが、とりあえず「テストの苦しみ」ということについての感覚は、日本も中国も似たような方向性になっているのではないかと思います。

そんな訳で、今回はその辺についての中国オタク的な叫びや嘆き(?)についてを少々。
それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いかん、テスト期間なのになかなか集中できない。
明日のテストなのにもうすぐ日付が変わる。

てか、今の段階になってこんな所に書き込んでいていいのか?
まぁ俺も経験あるからお前の気持ちは分かるが、やめとけ。復習しろ。もし復習する気になれないなら、少しでも休め。

あー……中学や高校はもうテスト終わってんだよな……
大学は筆記試験以外にレポート提出や討論なんかもあるし、まだ終わらん……

俺、このテストが終わったら故郷に帰るんだ……

やめろ、フラグを立てるな!
てか春節に故郷に帰るのは皆同じじゃねぇか!

(訳注:中国では旧正月の春節に合わせて冬休みとなります。また中国では春節には必ず帰省するという人がほとんどです)

今図書館から帰って来た。ただただ焦るばかりだ。どこまで勉強すれば私は安心できるのか……

明日は英語や生物なんかの暗記が必要な科目が多い。あと少しやっておくべきか……いや、でももう休みたい。

そこで休んだら試合終了ですよ。ここで頑張れるかどうかで分かれる。

俺がいつも自習に使っている座席が別のヤツに使われていた。なんでこんな日に限っていつもの席が使えないんだ!
大したことではないと分かっているんだが、何か気分が落ち着かない……

俺は明日の歴史がめんどくさい。全然覚えていない。もうダメかも。

俺は明日日本語の試験だ……アニメや漫画、ゲーム関係の言葉はあんなに簡単に覚えられるのに、試験範囲の言葉はどうしてこんなに覚え難いのだろう。

テストなんかもう気にしないぜ。俺の成績はどうしようもないから、プレッシャーなんか皆無だ!

やべぇ……自習の座席確保に失敗したらいつの間にかPCの前に座っちゃってる……いかん……・止まれ、止まるんだ!マウスを握る俺の右腕!

皆、安心してくれ!
俺は明日またテストがあるのに今もちょっとひと狩り行ってきた所だ!

モンハン厨は自重しろ。俺だって今の時期は我慢してるんだ!

フゥハハー!俺の部屋はダメ人間ばかりだから、ルームメイト全員で狩りに出かけちゃってるぜ。

実は私もちょっと一休みのつもりで、アニメを見ていたら、いつの間にか一シリーズ全部見ちゃってた……

数学がめんどくさいんだよなぁ。暗記だけで何とかなるもんじゃないのは分かってるが……とりあえず例題をもう少し解いておくか……

何のためにこんなもん勉強するんだ……学校卒業したら絶対使わんだろ。テストの意義が変質している気がする。

理由なんて考えるんじゃない!
今俺達に必要なのは点数と合格で、その為には目の前の勉強が必要だと考えておくだけでいいんだ!

論文書いてる途中にちょっとPCのデータ整理をしようと思ったら、フォルダ配置やファイルのリネームなんかまでやった結果、半日過ぎてしまった。なぜ俺は勉強に関係ないアレなファイルの整理までやってしまったんだ。

まぁなんだ、頑張ってくれ。皆の苦労は俺も分かる。
勉強しているものがその後の社会生活で必要なものかは分からないけど、少なくとも学校にいる限りは必要なものだから、頑張るしかないんだよ。



とまぁ、こんな感じで。
テスト期間は中国のソッチ系の掲示板でも現実逃避っぽいスレやレスを見かけたりすることが多くなりますし、その辺の苦労については日本と共通するところがあるのかもしれませんね。

ちなみに、中国の大学では学生は基本的に寮生活で、一部屋に数人が住む共同生活となります。またその部屋割りはだいたい一部屋4〜6人、大学や学年によってはそれ以上の人数になるのも珍しくありません。
そしてそういった環境なので、
「寮の自室で集中して勉強する」
というのはかなり難しく、中国の大学生の多くは図書館、または開放されている教室で勉強するのが一般的です。

もし学校以外で勉強する場合は、マクドナルドやケンタッキーといった辺りでしょうかね。
中国では手軽に使える喫茶店的なものがまだそれほどないので、日本のようにコーヒー屋で勉強というのはあんまり無いそうです。
都市によってはスターバックスなんかもあるんですが、中国人の学生からすればかなり高いので、勉強の場所確保のために気軽に使える所ではありませんね。

また、一応中国にはコーヒーではなくお茶と瓜子(ヒマワリやカボチャのタネ等)や果物、お茶菓子などを出してくれる「茶館」というのもあるのですが、そこに入るには数十元はかかってしまうので学生に使われることは無く、主にビジネスマンの商談やサボリ用の場所になっているとかなんとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタクとミニ四駆

先日このブログの左の方にある「中国オタク的に気になる(らしい)アイテム」でエヴァのミニ四駆

についてちょっと書いたのですが、その後それに関して
「中国でもミニ四駆は人気になったんですか?」
という質問をいただきました。ありがたやありがたや。

そんな訳で、今回は中国のミニ四駆事情について少々。
中国のソッチ系の掲示板でエヴァのミニ四駆に関しての反応と一緒にミニ四駆の思い出に関するやり取りを見かけましたので、その辺を例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ミニ四駆か……懐かしいね。子供の頃大好きだった。

大学生になった今の金銭感覚で、しかも他のオタク関連グッズと比べると安く感じるけど、子供の頃はかなり高く感じた覚えがある。親に買ってもらったときはかなり嬉しかったね。

俺はミニ四駆から一つ、アニメや漫画のウソを学んだ。
人間はミニ四駆と並走し続けることはできないということだ!

走らせるのもいいけど、作るのが楽しかったね。シールをベタベタ貼ったりしてた。そういえばもう何年も触ってないな……まだ実家に残ってると思うが。

なんだかんだで小学校卒業しちゃったら遊ばなくなったね。

中学に進学すると忙しくなるし、流行も区切りがついちゃうからね。私の頃は「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」が放映されている間は流行っていたけど、その後はイマイチだった。

その系統ではベイブレードとかが現在流行っている玩具なのかな?
今になって考えると、玩具の商品展開的な意味でのアニメとしてもよくできていたな。ウチの国はそういった手法がまだまだだよ。

あー、ミニ四駆か。小学校の頃のことをイロイロと思い出すわ。

私も小学校のころはしょっちゅう遊んでたよ。当時かなりいい感じのおもちゃだと思っていた。

子供の頃は熱心にいじっていたけど、あの頃の情熱はもう自分の中には無いかなぁ。

最近のミニ四駆の色遣いはちょっと好みじゃない。ダッシュ四駆郎の白を中心としたカラーリングの方が美しいと思うんだが。

ミニ四駆自体はまだどうにか手に入ったんだけど、コースの値段が高すぎた。
自由に開放しているコースなんて私の周りには無かったし、結局その辺のグラウンドで走らしてばかりだったな。で、いつの間にか壊れる。

日本ではまだ新製品が出てるのか。こっちだともう遊んでいる子供は見かけないよね。ほとんどがゲームばっかり。私は当時プロトエンペラーがすげぇカッコよくて好きだったな。

日本ではエヴァミニ四駆か。これも一種の痛模型?いや、痛ミニ四駆とでも呼ぶべきか。

エヴァミニ四駆の値段は、こっちでオリジナルのタミヤ製のを買うのとどっこいどっこいの値段かな?思ったより安いという印象。

エヴァとミニ四駆って……暴走しても知らんぞ。

暴走して道路に飛び出てマシンを壊した経験のある私が通りますよ。

性能とかはどうなるのかな?
やはり最近のヤツの方がすごいんだろうか。ただ、今になって考えてみるとミニ四駆をいじっても性能の差ってそんなに出なかったような。
ただそれでも当時は家に有った工具を使ってイロイロといじっていたな……



とまぁ、こんな感じで。
多くの中国オタクにとって、ミニ四駆は小学校のころ遊んでいたものといった感じのようですね。

それから中国のテレビでは
「ダッシュ!四駆郎」(中国語名は「四駆小子」)
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」(中国語名は「四駆兄弟」)
が放映されたそうで、一時期結構な人気だったそうです。例によってミニ四駆の海賊版商品(エンブレムまでタミヤに似せたようなのもありました)が出回ったりしていましたね。

私が以前聞いた話では、中国へ持っていくお土産で、子供のいる中国人の方へは日本で売られているミニ四駆を渡すとわりと喜んでもらえたなんて時代もあったそうです。

中国でミニ四駆が流行っていたのは90年代半ば頃から00年代初頭くらいまでだったと思うので、その頃ハマっていた小学生がちょうど今大学に入ったり社会人になり始めたりしているんでしょうかね。

ちなみに、ミニ四駆のグレードアップパーツについては南の方ならともかく私が当時住んでいた北京ではほとんど出回っていなかったように思います。
また、南方にはミニ四駆の「コース」が開放されているところもあったそうですが、私の住んでいた北京辺りではそういうものがほとんど無かったとか。

そしてそういったことから、北京辺りではミニ四駆が流行ってはいてもちゃんとした「大会」のようなものはあまりなかったらしく、ミニ四駆の「大会」をどこぞでやるというから行ってみたら、グラウンドで横一線にミニ四駆を並べて走るだけだったなんて話もあったそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国における「古典や歴史や偉人ネタの作品」について考える中国オタク達

中国では社会的に名作古典のパロディを許さないといった風潮があり、自国の古典コンテンツの活用に苦しんでいるようなところがありますが、古典作品に限らず歴史や歴史上の人物などについても日本に比べるとかなり「厳しい」空気があります。

このブログでは、中国では古典の改変やパロディをやるのが難しいということを何度か紹介させていただきましたが、ありがたいことにそのことに関して
「中国オタク達はどう感じているのか?」
と言う質問をいただいております。
そんな訳で、今回はその辺について一つやらせていただきます。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画では自国の歴史上の人物や古典作品を翻案してしまうことが多いが、あれかなりトンデモナイよな。ウチの国だと考えられないようなレベルの改変が多い。

歴史ネタの改変は難しいからね。歴史系のテレビドラマでさえ文句が出るんだから、パロディ要素の入った内容だとまず無理だろ。

台湾の蔡志忠の作品のラインがギリギリじゃないか?彼の作品は中国本土でもOKなの多いし。

日本では中国でよくある「専門家の先生方」の批判が出ないの?それが毎回不思議でしょうがない。

日本でも歴史系作品に対する批判は少なくないらしいよ。NHKの歴史大河ドラマは毎年批判が出るらしい。ただ、大多数の視聴者は娯楽として受けれている。

ウチの国のそっち方面の人間に忍耐力が無いだけじゃない?
ネタを娯楽と割り切ったり、スルーしたりできないのが多いんだと思う。

「ギャグマンガ日和」の聖徳太子ネタとか、面白いんだけど見ているこっちが心配になる。
あのレベルのはやっぱ無理だよなぁ。

一応中国でも歴史関係のパロディを楽しむことのできる人間は多いと思うけど、批判の「根拠」になり易いし、あえて描く人間が少ないんだろうね。規制や批判を受け易いのが分かっているなら別のジャンルで描くよな。

私は「最遊記」が好きなんだが、ああいった調子で古典をうまくアレンジした作品が中国でも出ないもんだろうか。

ウチの国で歴史ネタに対する扱いが厳しいのは、過去には歴史をネタにした政府批判とかあったから、そっちの方を心配しているってのもあるんじゃないか?政治関係については「何も起こらない」というのが大事だから。

俺は子供の頃から明代をネタに妄想とかしてきたし、周りでも歴史ネタの妄想してるやつ結構いるよ。ネット小説でも明や清の時代をネタにしたタイムスリップや時代改変といった類の作品が少なくないから需要はあると思うんだけどね。

あまり極端な改変っていうのもちょっと勘弁して欲しいね。俺は「一騎当千」辺りが許容の限界。

「一騎当千」は確かに作品としてはあれだが、冷静に考えてみると「三国演義」も本来の史書に対してかなり大きな翻案をしている。まぁ主要人物が女になっておっぱいやパンツが乱れ舞うなんてことはやっていないが。

日本の作品では「戦国BASARA」のパロディとか結構ヒドイと思う。
こっちのオタクにとっては外国の歴史だし、そんなに詳しいわけではないから普通に楽しめているけど、あれ日本で歴史に詳しい人からしたら怒る人いるんじゃない?

でも、「戦国BASARA」の伊達政宗なんかは宮城県が公認しているらしいぞ……
私も「戦国BASARA」の伊達政宗は良いキャラだとは思うけど、ホントにいいの?

「ギャグマンガ日和」の聖徳太子ネタを孔子とかに入れ替えてみると分かり易いよ。もしそれでウチの国のテレビで放映しようとしたらどうなるやら……

パロディに対する許容と言うか寛容さについては個人差があるのは間違いないけど、社会的な寛容さってのはやはり国や文化によるものなんじゃないか?
国や文化ごとに、各ジャンルのパロディに関する許容の範囲は異なっている。日本では宗教や歴史関係に対するパロディは寛容だけど、天皇関係のパロディはダメだ。逆に英国なんかは国王や女王へのパロディが寛容だけど、他の分野に関しては厳しい所も多い。
ウチの国は歴史を重視しすぎてる社会になっているから、歴史ネタのパロディが難しいんじゃないかな。

しかしそれにしたって、ウチの国のパロディへの耐性の低さはどうかと思う。
中国ではパロディ系の作品に対してしょっちゅう規制が入るが、それを肯定してスルーしちゃうウチの国の多くの庶民もちょっとどうかと思う。規制を強化しすぎたからこうなってしまったのか、元からパロディへの耐性が低かったから規制を許容する状態になってしまったのか、最近考えてしまうよ。

悪質な翻案やパロディが増えると中国文化の伝統も歪むから、俺は悪質なパロディが出ない方が良いと思ってる。偉人の女体化とか気持ち悪すぎるだろ。

ウチの国が古典の改変に厳しいのは確かだね。しかしさすがに毛沢東×周恩来のBL本出すのはどうかと思う。極端から極端に走っているのがなぁ……

葉剣英×陶鋳、蒋介石×張学良なんつーのもあったらしいな。ホントかどうかは分からんが、何か政治関係の偉人をネタにした本を作った学生が人肉捜索されて学校まで電凸されたなんてことがあったとか。

ウチの国の一般的な感覚でBLは当然ダメだろうが、やはりその手の話の沸点が低いという傾向はあると思うよ。オタクの間でさえしょっちゅうもめてる。ヘタリアとかのジョーク系のネタでもしょっちゅう炎上してるし。

「ムダヅモ無き改革」のノリとか絶対無理だよね。見る人間がみんなネタだと割り切ってくれるわけじゃない。

大陸でやるのは無理だろ。まぁ台湾の「馬皇降臨」なんかはぶっ飛んでるし、あと「鉄拳無敵孫中山」なんて作品もあるし、中華系が全部パロディダメってわけじゃないんだろうけど。

(訳注:「馬皇降臨」は台湾の政治や選挙ネタを武侠っぽいノリなどでパロディにした漫画、「鉄拳無敵孫中山」は台湾のネットや同人で盛り上がった孫文を中心に清朝末期の革命を武侠パロディにした作品……といった所でしょうか)

俺は「恋姫無双」は嫌いじゃないんだけどね。あれ女体化以外の部分はかなり原作に対して誠実。「一騎当千」は原作をいじって宿命どうのこうでのバトル物にしてるから、個人的には受け入れられない。

実際、「恋姫無双」はいいと思うよ。故事や設定にかなり忠実。
アニメ版は萌え作品になっちゃってるから誤解されてるみたいだけどね。あと世界設定なんかはかなり面白い。あの作品の「外史」という設定を知ったとき、その汎用性に驚いたよ。



とまぁ、こんな感じで。
やはり中国本土では古典や歴史、偉人関係のネタはめんどくさいジャンルになっているようですね。

中国オタクの間でも、そのままなぞるならともかく、独自の解釈やアレンジを入れた作品をやるのは難しいと思っているのが結構いるようです。

ただ、ネット小説や前回の記事で紹介させていただいたコスプレ劇など、ジャンルによっては古典や歴史関係でも翻案や改変OKな事例も見て取れますし、全てがダメで受け入れられないというわけではないんでしょうね。

しかし全体的に見るとやはり厳しい所があるようですし、小説やテレビ、映画といった露出が多く、ある程度の伝統が出来ているメディアではめんどくさい所があるようです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で人気の徳川家康、その原因は三国志品評の著者かも?

中国では貴重にして珍しい創作の場、ネット小説投稿サイト「起点」

中国では「コスプレ」に政府から補助金が出ます

前回の書籍化についての記事では温かいコメントやツンデレなコメントをありがとうございます。

さて、お陰で気合も入りましたし、今回は年末年始に日本に来た中国オタクのツワモノから教えてもらった、最近の中国コスプレ事情についてちょっと書かせていただきます。


現在中国ではコスプレがそのまんま「cosplay」と言われたり、
「角色粉演」(この単語にはRPGという意味もあります)と言われたりしてかなり知られているのですが、日本のコスプレとはちょっと異なる部分も出てきています。

中国におけるコスプレは大まかに言えば2種類あります。
一つが日本でもおなじみの(コミケの広場でやっているような)コスプレ、
もう一つがコスプレして創作劇をやる「舞台劇としてのコスプレ」ですね。

そして中国における一般的な「コスプレ」のイメージについては、どちらかと言えば舞台劇の方が強いかと思います。
この辺については、中国のコスプレが初期の頃から「ごっこ遊び」的な要素が加わっていたのが影響しています。中国のイベントではコスプレ団体ごとに、ちょっとした劇をやることが多かったりします。
このごっこ遊びと言うか創作劇と言うかなものが発展していき、現在中国ではコスプレとは「劇をやるもの」というイメージが固まっているようです。

90年代後半から00年代前半の、オタク趣味が若者の間に広まり始めたばかりのころの中国には同人イベントは無く、オタク達が交流する場もほとんどありませんでした。
そんな中、コスプレが商業系のイベントに露出するようになって認知されるようになり、中国オタク達の間でもイベントへの志向が強まったり、交流活動の場が形成されていくという流れになりました。

コスプレは人の目を惹きやすく、イベントにも組み込みやすいということで、アニメや漫画などでオタク分野と重なる商業系のイベントと相性がいいという利点があります。また、絵を描いたり漫画を描いたりといったスキルが必要なオタク系の活動に比べて参加するのが楽です。
そういったことから、中国オタクの間で最初に盛り上がった「オタク的活動」はコスプレであり、中国のオタク系のイベントは、コスプレを中心にして発展してきたという言い方もできます。


そんな訳で、中国のオタク関係の趣味で最も盛んなのがコスプレとなっているのですが、このコスプレに最近中国政府機関の文化部からの支援が行われるようになったそうです。

現在中国では政府がオリジナルコンテンツを生み出そうと、アニメや漫画などのオタク関係の分野に補助金を出していたりするのですが、このコスプレ劇(?)の盛り上がりに目を付けたらしく「オリジナルコスプレ劇」にも補助金が出るようになっているのだとか。
その補助金についての中国政府の文書はコチラ(もちろん中国語ですが)。二の(七)がコスプレについてです。


「オリジナルコスプレ劇」が具体的にどんなものか説明するのは私にも難しいのですが、コスプレっぽい恰好でやる舞台劇を想像していただけば、たぶんそんなに間違っていないと思います。

ただ、上の方々はやはり「コスプレ」がどんなものかよく分かっていなかったようで、判断の基準については何となく「海外のアニメや漫画作品のコスプレではない」「自称オリジナル作品」「中国っぽい特色がある」というのならOKという感じになっているそうです。

この補助金の効果は大きく、現在中国の「舞台劇系」のコスプレは中華ファンタジーというか、三國無双っぽい系統のコスプレが多くなっているらしいです。
三國無双系の格好なら、「中華系歴史コンテンツを元にしたオリジナルのコスプレ」としてコンテストに参加したり、活動内容を報告して補助金の申請もできますし、オタク寄りなイベントでも三國無双やソッチ系の作品として参加ができるなど、使いまわしができますしね。

ちなみに、三國無双のあの格好で中国オリジナルと言い張っても大丈夫なのかと心配される方もいらっしゃるかと思いますが、あのデザインはわりと「中華っぽい」「三国志っぽい」と認められているようです。
特に蜀の武将は分かり易いようで、中国のお偉いさんもイケメン系で兜なしだと趙雲(ちなみに兜ありだと馬超)だといったように分かってもらえるのだとか。

それと、補助金が出るということから一般の舞台劇をやる人間もこの分野に入って来るようになっています。
舞台劇をやっている人はやはりそれだけで食べていくのは難しいので、「コスプレ」の看板を掲げての活動をしたりするのだとか。そしてこれにより、オタクとは関係ない「コスプレ」という看板を掲げただけの創作劇も出てきているそうです。

ただ、その結果逆にオタク方面に引っ張り込まれる人もいるようです。
日本で開催されているコスプレサミットの中国代表になった方が実は戯劇学院で先生をやっている人だったなんてこともあったそうで。


以上のような感じで、創作劇が入ったり、オタク以外の人間が入るなどして中国の「コスプレ」は独自の方向に進み続けている模様です。
今後どういったことになっていくのか、私としてもイロイロと気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

ブログのまとめ本「オタ中国人の憂鬱」が出ます

今回は告知と言うか宣伝を一つ。

1/25にこのブログのまとめ本、
「オタ中国人の憂鬱」が武田ランダムハウスジャパンさんから出版されます。



日本鬼子&小日本の表紙、
帯の推薦文を岡田斗司夫さんに書いていただくなど、
外側がかなりスゴイことになっています。
中身の方も少しでもそれに見合ったものになるように頑張ってはみたのですが……

この本についてのお話をいただいたとき、
私はちょうどブログのまとめ同人誌を作ろうと
印刷費用と収録する内容、量などについて悩んでいたところだったので、
「タダで本を作ってもらえる」
「プロの編集さんに添削してもらえる」
という不届きな考え混じりで受けさせていただきました。

しかし、さすがはプロ。
本のクオリティを上げるために次々と手を打っていただけました。
とりあえず書籍に合わせた内容の改変などは私もある程度は想定していたのですが、編集さんから

「表紙に日本鬼子と小日本のイラストを使わせていただけることになりました!」

「帯の推薦文を岡田斗司夫さんに書いていただけることになりました!」


という話を教えていただいたときなどは、ちょっとした恐慌状態になってしまいました。


リアルで「なにそれこわい」とつぶやく日が来るとは思いませんでしたが、それで私の
「冬コミに本を出す場合のペース計算はしてあるから、それに合わせれば何とかなるかなー」
といった甘い考えは完全に吹き飛びました。

そこからはもう尻に火が付いたと言いますか、表紙サギにならないように
「せめて読み易くなるよう、ブログのようにグダグダと書くのではなく構成をイロイロと変更」
「自分に質を重視できるような力量は無いので物量作戦で少しでもウケる可能性のあるネタを入れるしかない」
「しかしネタを多く入れるにしても、ページ数の関係上限界があるので削って入れ替えて」
などとあれこれ悪あがきをすることになりました。

そんなこんなでどうにかこの書籍が出来上がりました。


内容の方はライト寄りの方向で本1冊分の量にまとめていますので、言わば
「よりぬき日中オタ活動ライト増強版(?)」
といった感じでしょうか?

しかし、プロの編集さんにイロイロと直していただきましたし、
ページの構成もこのブログのような書きっ放しでイイカゲンなものではなく、ちゃんと書籍の形式に合わせたものになっているのでかなり読み易くなっています。

それから、長くなってしまうのでブログの記事では書き難かった
「日本のアニメや漫画が中国で流行ったのは何故か」
といった話題についても書いてみました。

今回は予備知識なしの方も読者として想定しているので、
このブログをずっと読んでくださっている方からすれば、
既に読んだことのあるネタも混じっていますし、軽いものになってしまうかもしれません。
ただ、ネタの傾向ごとに整理された形になっているので、
ガイドブックというかネタ帳的な使い方などは如何でしょうか?

書籍の方で気になったネタをブログの方でというか、検索などで探していただけば、それに関連した読み難い記事と、その記事にいただいたナイスなコメントが見つかるかと思います。
(なんせ管理人自身が過去に何を書いたか忘れてGoogleで検索しているようなごちゃごちゃしたブログなので。この辺は管理人がイイカゲンな人間なので、恐らく今後も改善されることはないかと……)

ちなみに、内容とは直接関係ないのですがこの書籍に関して個人的に気になることが一つあったりします。
この書籍では表紙の折り返しの所に著者紹介があるのですが、
その下の部分には例の「人の心に住まう鬼」が配置され
「乳の話をしようじゃないか」
とのたまわっている形になっているのですよね。

この構図はもしや私の本性がバレているのでしょうか?
スバラシイ表紙になって嬉しいのは確かなのですが、何かちょっとアレな方面での心配が。


何はともあれ、表紙サギにならないようにできるだけ頑張ってはみましたので、どうかよろしくお願いします。


最後になりますが、
スバラシイ表紙をくださったNo.015/日本鬼子プロジェクト様ときぃら〜☆様、日本鬼子プロジェクトの皆様、
私などにはもったいないような推薦文をくださった岡田斗司夫様、
書籍のお話をくださった武田ランダムハウスジャパンノンフィクション編集部のI編集長、偏った内容でグダグダな文章を根気よく直してくださった編集のM様、
原稿についての相談や愚痴を聞いてくれたU様、
様々な中国のオタク事情を教えてくださる「次世代文化と娯楽教会」の皆様、
そしてこんなブログを読んでくださる読者の皆様へ、心よりお礼申し上げます。



1/11修正:日本鬼子作者様のクレジットを書籍での表記に修正いたしました。

中国オタクのDynamite!!長島☆自演乙☆雄一郎KO勝利への反応

昨年末に行われた「Dynamite!!」では、
キックボクサーにしてコスプレイヤーである長島☆自演乙☆雄一郎さんが劇的な勝利をおさめました。

長島ひざ1発 青木病院送り/Dynamite!!(日刊スポーツ)
戦慄の膝! 大みそかDynamite!!で長島☆自演乙☆雄一郎が衝撃的KO勝利!!(週刊アスキーPLUS)


ありがたいことにこの件についての質問をいただいておりますので、今回はそれについて一つ。

長島☆自演乙☆雄一郎さんはそのインパクトのあるコスプレと、
オタクにして格闘家というキャラが中国オタクにも知られていますし、
今回の試合についても、ちょっとした話題になっているようです。

それでは以下、
中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


コスプレ、ミルキィホームズのこころちゃんかよ……!
やはり長島がディープなオタクというのは本当なんだな。

あの入場はスゴイ。きっと対戦相手は冷静ではいられない。
試合前から相手に精神攻撃をしかける長島雄一郎マジ鬼畜。

あの戦い方はさすがにどうかと思うが、それでも青木はちょっと気の毒だな……
今後はオタクに負けたというレッテルをずっと背負わなければいけない。

あんだけ豪華な入場演出が出来るのはオタクとして幸せだろう。
試合でも勝ったし、長島にとってはいい年末になったに違いない。

女装コスプレファイター……!
偽娘ではなくネタでやってるのは分かるし、本人も楽しんでいるんだろうけど、イロイロな意味で対戦相手への精神攻撃となるんだろうなぁ。

ヒャッハー!青木をKOだ!スカッとしたぜ!!

俺は正直長島雄一郎の行動って格闘家としてどうかと思っていたんだが、下には下がいるんだな……

俺もキモオタ格闘家の長島は嫌いだけど、さすがに青木の1Rの戦い方は無いよ。長島は試合以外はふざけてるけど、試合ではちゃんと戦っている。

まずい……強烈なイメージが俺の脳に焼付いてしまった。きっと、今後しばらくミルキィホームズをを見るたびに長島雄一郎の顔が脳裏に浮かぶことになってしまうのだろう……
以前長島雄一郎のコスプレを見たせいでそのキャラのイメージが長島雄一郎の顔で上書きされてしまってなかなか消えなかった悪夢が再び訪れるのか……

今回の試合展開はホント漫画みたいだよね。リアルで漫画を再現するとはスゴイ選手だ。

青木は……きっと長島のコスプレにやられたんだよ。
以前私も長島のハルヒコスに強烈な精神的ダメージをくらったことがあるし。

これはコスプレイヤー長島の勝利と言ってもいいんじゃないかね?コスプレやってる身としては応援したくなる。

どうせ単なるショーだろ?あんなのに負けるってのも、4秒で終わるとか普通無いだろ。

青木は長島のコスプレに萌えてしまったから負けたんだろうな。青木はスゴイ趣味だな!

あれ?長島雄一郎ってK-1だろ?今回どんなルールでやってんだ?

1ラウンドがキックボクシングで、2ラウンドが総合格闘技らしい。
あと対戦相手の青木は総合格闘技でグラウンドが強い選手だって。
青木は立ち技から逃げるためにあんなヒドイ逃げ方してた。
レフェリーが反則とっていないけど、あの逃げ方は選手としてダメじゃないかね?

なんか翻訳記事では「長島の相手の青木は長島との実力差があることを認めていた」「青木は今回のルールが自分にとって不利だと認めていた」とか紹介しているんだけど、今回は長島が有利だったの?

それたぶん間違って訳している。今回は長島が絶対的に不利。
2R目は総合格闘ルールで、青木はK-1ルールの1Rを逃げればほとんど勝ち、判定も無いから最低でも負けは無いと言われていた。
あと実力差を認めていたのは長島の方。長島はキックボクサーでグラウンドでの戦いは専門外だから、2Rになれば自分の負ける可能性が極めて高いと認めていた。逆に青木はグラウンドの強者。だから長島にとっては2Rのあの攻撃が最初で最後の勝利の機会だったんだろうね。

長島雄一郎がK-1だと結構強いのは知ってるけど、グラウンドありだと不利すぎるだろ……主催者に嫌われているのか、オタクを倒してやろうという嫌がらせなのか……

青木が負けたのはさすがにいい気味。1Rは立ち技から下品に逃げ回り、2Rは自分に有利だからと警戒せずにテイクダウン狙って反撃喰らってKO。これは反省するべきだろ。

青木は2Rになれば自分が秒殺できると思っていたんだろうね。だからあんな恥ずかしい逃げ方もしたんだろう。結果は最大級の「恥辱」ということになったが。

長島がスゴイのはK-1選手なのに総合格闘技ルールで勝ったことだよ。
他の試合では総合格闘技選手のゲガール・ムサシがK-1ルールでK-1王者の京太郎に勝ってるし、強い奴は不利なルールでも勝てる方法があるんだろうなぁ。

1Rの青木の逃げ方はホントもうね……それだけに2Rの勝利がカッコよすぎる……さすが宅男拳王!



とまぁ、こんな感じで。
やはり1Rのあの展開は不評だったようで、それだけにあの決着にスカッとしたのも多かったみたいですね。

私はあんまり詳しくないのですが、中国の方でも日本の格闘技をチェックしている層はわりといるようです。
K-1もそうですし、今回のようなイベントについてはちょっとした話題になることもあるとかなんとか。

それから、長島☆自演乙☆雄一郎さんの
「☆自演乙☆」
の部分は、訳すのが難しいのか長すぎるのか分かりませんが、翻訳されるときや中国オタクの間でのやり取りでは省略されていることが多い模様です。
そんな訳で、残念ながら(?)中国オタクの間では「自演乙」という名前では呼ばれていないようですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクの長島☆自演乙☆雄一郎さんへの反応


ヤムチャについて語る中国オタク達

「ドラゴンボール」は中国でも大人気の作品ですが、先日
「悟空やベジータの人気が高いだろうというのは想像がつきますが、ヤムチャはどうなんでしょうか?」
という質問をいただきました。ありがたやありがたや。

考えてみれば、ヤムチャについては私もあまりはっきりしたことは分かりませんね。
そんな訳で、今回は中国のソッチ系の掲示板を巡回して見かけたヤムチャに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ヤムチャって考えてみればかわいそうなキャラだよね。最初はちゃんとしたライバルキャラだったのに、どんどんダメになっていった。

サイバイマンに自爆されたのが彼の分岐点だったように思う。それ以降、作中ではまともな扱いになっていない。

個人的に気の毒だと思うのはベジータに自分の女を寝取られたことか。
ブルマとくっついたままだったら普通に人生の勝ち組だったろうに……

孫悟空の友人としてのポジションもクリリンだしなぁ。
後半でそういった描写が出るのはナメック星が壊れる前に「死ぬな」と叫んだくらいかな?

ヤムチャを構成する要素について個別に考えてみよう。
イケメンだし、性格も普通(若いときはちょっと悪いが)だし、可愛いペットまでいる。
普通だったら何も問題は無いはずなんだが、ドラゴンボール世界では……

ブルマ以外の彼女はずっといるようだし、そこまでヒドイことにはなっていないんじゃないか?
主要キャラの間で相対的に考えればチャオズより強いといったレベルだろうけど、あの世界の地球人としては最強クラスだろうし普通に人生の勝ち組になっていると思うんだが。

ヤムチャは天下一武道会で亀仙人と戦った時が人生の頂点だったよね。
その後は負け役が続いて、最後は戦力外。

ヤムチャには繰気弾があるじゃないか!
ドラゴンボールで明確な名前の必殺技を持っているキャラは多くないんだぞ!

個人的にはヤムチャは運の悪いキャラだと思っている。武術の才能は確かにあったはずだ。選択の結果や戦う敵の組み合わせが悪かったんだよ……

同じ地球人でも、クリリンや天津飯と比べると差がありすぎるんだよなぁ。
アニメや漫画によくある主人公のライバルキャラのはずが、すぐにその位置から転落してしまった。

ドラゴンボールは「強敵が仲間になったら弱くなる」という法則があるが、ヤムチャの悲劇は「仲間になるのが早すぎた」ということだろう。後の話で出てくる敵はヤムチャには厳しすぎる相手になってしまったわけだ。
つまり、ヤムチャの悲劇の最大の原因は連載が長期化したことだ。彼は商業的な漫画の犠牲になったのだ。

地球人レベルだと強いはずなんだけどね。
ところでヤムチャの戦闘力って最終的にはいくつくらいになるんだ?界王様のところで修業したからそこそこは強くなってるんじゃないの?

確かラディッツ襲来当時が177。ベジータが来た時が1480。その後は具体的な数値は分からないが、クリリンのナメック星での戦闘力が13000だし、ヤムチャも最終的には1万くらいあるだろう。

アニメでヤムチャはギニュー特選隊のリクームに勝ってるから、アニメの設定アリなら戦闘力数万はあってもいいんじゃないか?

そう考えると最終的には少なくともナッパよりは強いのか……
ブルマとの関係とか、人造人間やセルジュニアとの戦いで悪い印象ばかりなんだよね。初期のストーリーでも占いババの所くらいしか勝った試合無いし。

一応、戦闘力的には一人で地球を壊滅させられるくらいのものはあるはずなんだよ。他のドラゴンボールキャラがいなければの話だが。

ヤムチャが人生の勝ち組に入りそうだという論理は理解できる。
だが、同じ地球人のクリリンが美人で不老の嫁さんと結婚しているんだぞ。それに引き替えヤムチャはNTRだ!

地球人で最高の勝ち組は間違いなくミスターサタンだろ……

昔は孫悟空が好きだったが、歳とったらヤムチャに感情移入できるようになった。

NTRが好きな私にとって、ヤムチャ先生はかなり好みのキャラです。

ぶっちゃけた話、ブルマとベジータってなんでくっついたんだっけ?

確か、ヤムチャにムカついたからというのとベジータが寂しそうだったからというのが最初の理由であとはなんとなくと言う流れだったはず。ヤムチャ……

ブルマの家はあの世界ではトップクラスの大富豪だったから、ヤムチャの失敗は痛いよね。

戦闘力たった5くらいのゴミのお前らがヤムチャ先生のすごさを理解できるわけないだろうが!
あの人はヒーローなんだよ!たぶん。

私は地元ではわりと良い成績で、三好学生として学校でもほめられて、大学入試でもいい大学に入ることが出来たから、自分はそこそこやれると思っていた。しかし大学に入ったら自分よりもっと勉強のできるヤツ、頭のいいヤツがたくさんいた。
子供の頃自分はドラゴンボールで言えば孫悟空だと思っていた。でも今では自分が孫悟空ではなく、ヤムチャにすらなれないかもしれない存在だと分かってしまった。
今の自分の感覚から考えると、ドラゴンボールという作品の中でヤケにならずにちゃんと孫悟空達と付き合っているヤムチャはスゴイと思う。

(訳注:「三好学生」とは徳知体において優れているとされる学生への称号です。場所や時期にもよりますが、三好学生として表彰されると進学時の統一試験の結果に加点されたりもします)

ヤムチャは超人ばかりで戦闘力が評価基準になるドラゴンボールでは貴重な「普通」のキャラだよね。俺はマダオなところも含めてヤムチャを嫌いになれない。


とまぁ、こんな感じで。
中国オタクは大学生か若い社会人くらいの年齢層が多いようですが、そのくらいの歳になってくるとヤムチャへの見方もイロイロと出てくるようですね。
ネタキャラとして楽しんだり、彼の立ち位置や扱いについてちょっと考えたりもしてしまうようです。

ちなみにヤムチャは中国語版ではそのまんま漢字で「飲茶」と表記されることもあるようですが、
「阿楽」「楽平」「亜姆」「雅木查」
といった表記が一般的だそうです。ただ、なぜか「チャオズ」の場合はほとんどのバージョンで「餃子」表記になっているようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

「姉にしたいキャラランキング」への中国オタクの反応

先日発売されたメガミマガジンで2010年の様々なキャラランキングが発表されたそうですが、その件についての質問をいただいております。ありがたやありがたや。

近頃は中国オタクの方に情報が伝わるスピードも速くなっていますから、この件についても既に彼らの間では話題になっているようですね。

とりあえず、
「姉にしたいキャラランキング」
についての食いつきが良いというか面白い反応が多いようなので、今回はそれについて一つ。

ランキングの詳しい内容についてはやらおん!さんの記事などをご参照ください。
メガミマガジンの年間人気キャラランキング! 1位は・・・(やらおん!)

姉のランキングは、1位から順に、「森島はるか」「田井中律」「仲村ゆり」「平沢唯」「御坂美琴」〜となっているようですね。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


姉にしたいキャラランキングが発表されたぞ!
1位はアマガミの森島はるかだ!

私としてはちょっと意外な順位……かな?
やはり中国と日本ではオタクの好みも違うのかね。

個人的に同意できるのは6位の「毒島冴子」かな。

向坂環の名前が無いんだが何故だ!?タマ姉は最高の姉キャラだと思うのに!!

これ、2010年のランキングだからタマ姉は入らないんだろ。
けいおん!のキャラが「姉」でも猛威を振るっているのがちょっとヘンな感じするなぁ……
てか、姉だったら朝倉音姫こそ最高!!!

森島はるかの1位は嬉しいぜ!
アマガミは他にも良いキャラ多かったなぁ。あと橘の兄貴のヘンタイぶりは敬服しないわけにはいかない。

タマ姉は入ってないのか。まぁ静御前ファンの私にとっては森島はるかが1位ということで十分納得できるランキングだ!

うーん……私はもうちょっと年上でカッコイイ系のお姉さまというか姉御タイプが好きなんだが、5位までは全部「お姉ちゃん」寄りのキャラに思えるなぁ。

ああ、そうか。言われてみれば御坂美琴も姉キャラか……
超電磁砲でのキャラも知っているんだけど、禁書の方から入ったから美琴が姉ってイメージは無かったわ。

1位はタマ姉だろと思って見てみたら、2010年限定かよ!
まぁ森島先輩ならアリかな。

個人的には9位に石動美緒が入っているのが喜ばしいかな。作品の知名度からすれば非常に良い結果だと思う。

姉キャラだったら宮小路瑞穂しかいないと思っている私が通りますよ。

じゃあ私は坂上智代で。てかこのランキング、何か妹系に属するキャラ多くない?

この流れに乗じて発言させてもらうが、やはりC.C.は姉キャラとしても評価できるのではないだろうか。

神代マヤは入らないのか。アレは結構いい感じのキャラだったと思うんだが。

お前らの心の中にはベルダンディーという選択肢はないのか?
私の心の中では常に最も姉にしたいキャラだ。

お姉ちゃんなら南春香がいいと思うんだけどなー。あれこそ姉の理想像。

平沢唯が姉ってのはちょっときつくないか……?
ダメな姉というのにも一定の需要があるのだろうか?てか私は憂が妹に欲しい。

俺はダメな姉結構好きだよ。天野遠子とかランクインして欲しかったな……

うーむ、俺はダメな姉はちょっと……
嵐山歩鳥とかキャラとしては面白いし嫌いじゃないんだけど、実際に姉にするのは勘弁してほしい。

おお、仲村ゆりがちゃんと上位になっているじゃないか。天使ちゃんに人気全部持ってかれているのではないかと心配してたんだ。良かった良かった。

このランキングには納得できない。妹系のキャラが多すぎると思わないか?
これでは姉萌えの皮をかぶった妹萌えランキングではないか!!

確かにこのランキングは出演作品の人気に引っ張られて「姉」のイメージのキャラが少なくなっているようにも思えるね。けいおん!では律ちゃんなら姉として認められるが、他のキャラだとなんか違う。



とまぁ、こんな感じで。
どこのスレもいつの間にか自分の好きな姉系のキャラは誰かという流れになっているような感じでしたが、中国オタクの好みが見て取れてちょっと面白いですね。
中国オタク的には、タマ姉ことToHeart2 の向坂環の人気が特に高いようでした。


中国オタクの間では年上キャラが好みだというのが結構いるようで、年上系キャラのジャンルとして「御姐」というのも賑わっているようです。

一人っ子政策という背景があるからなのか、中国オタク的に「姉キャラ」というものに対して日本ほどハッキリした認識や好みは形成されていないようですが、この「御姐」の一ジャンルとして「お姉さん」「姉にしたい」キャラへの人気が高まっているといったような印象も受けますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクの間で流行っている「御姐」とは

中国オタク的に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のキャラは予想外だった模様

中国オタク的に「スゴイ名前」だと感じるキャラは

キャラクターの名前と言うのは、そのキャラのイメージを形作ったりする非常に大事なものだと思います。
しかし、言語や文化圏が違うと名前から受け取るイメージも違ってきますよね。

ありがたいことに、
「日本のアニメや漫画に出てくるキャラクターの名前について中国オタクはどう感じているのか?」
と言う質問をいただいていたのですが、ちょうど先日中国のソッチ系の掲示板で
「中国オタク的にスゴイ名前だと感じるキャラ」
についてのやり取りを見かけましたので、今回はそれについてを。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品のキャラクターの名前って独特なものが多いと思う。
良い意味でも悪い意味でもスゴイ語感だったりスゴイ字の組み合わせの名前があると思うんだがどうだろう?とりあえず西尾維新の作品はスゴイ名前が多いと思うんだが。

とりあえず私は「ローゼンメイデン」のドールの名前はスゴイと思う。
キャラのイメージともバッチリ合ってるよね。

鳥山明作品全般。
ドラゴンボールのキャラが実は日本語の様々な物の名前が元になっているというのを知ったのは日本語を勉強するようになってからだけど、印象に残る名前も多かったし、法則性があるのも面白い。
中国語に訳すときに音訳表記の名前になることも加わって非常に独特のものになると思う。

鳥山明は食べ物が元ネタの名前が多いんだっけ?
サイヤ人の名前の法則や、ブルマの家族の名前の法則を知ったときは驚いた。

久米田康治はあんな大量のキャラに、それぞれ特色のある名前を付けているのはスゴイ。

珍しい字や音の名前のキャラって、日本語の単語が元になっていることも結構あるよね。
私は日本語が分かるようになってからふとキャラの名前の意味に気づいて驚いたことが何度もある。特に驚いたのは「逆転裁判」の「ナルホドくん」と「成歩堂」の関係。
それ以前は変わった字の組み合わせの名前だなーとしか思っていなかったが、裏の意味があると知ってスゴイと思ったよ。

私は日本語ができないから日本語の意味を元にしたキャラの名前を理解できないのは残念。
「バクマン。」で主人公達がキャラの名前で悩んだりするところなんかがイマイチ理解できなかったりするんだよね。

清涼院流水の作品はスゴイ名前のキャラが多いよ。
「九十九十九」という名前を最初に見たときの衝撃は忘れられない。日本でも一般的ではない名前らしいが、日本の感覚で「どれくらい変な名前」なのかいまでも気になっている。

富樫義弘の作品はキャラも技もセンスの良いものが多いね。

中国の武侠モノも捨てたもんじゃないぞ。特に金庸先生のキャラはどれもスゴイ名前が多い。「東方不敗」とかどうやって考え付くのか。

個人的には「デュラララ!!」のキャラを挙げさせてもらおう。
「竜ヶ峰帝人」とか最初見たときはかなり驚いた。

らんま1/2はスゴイ名前多いよね。「珊璞(シャンプー)」や「沐絲(ムース)」とか。あと「パンスト太郎」はさすがに気の毒に思ったわ。

高橋留美子作品だと「めぞん一刻」も名前が面白いよね。主要キャラの名前に無から始まる数字がついている。

「ゲートキーパーズ」の「防人操」はかなりインパクトがあった。
日本語で発音するとそれほどヘンな組み合わせではないらしいんだが、漢字で理解すると人名、しかも女性キャラの名前には見えない。

「School Days」はストーリーもすごかったが、「世界」と「言葉」というキャラの名前も印象的だった。ああいった名前が出てくるのはやっぱスゴイと思う。

俺は最近日本の「中二病」的な名前の感覚が分かるようになってきた。
とりあえず鳳凰院凶真さんは名前はともかくキャラとしてはマジでカッコイイと思いますよ?

藤田和日郎のキャラ名はキャラのイメージに合っていて好きだ。特に「蒼月紫暮」はスバラシイ。老人に近い年齢のキャラでありながら普段は面白い父親で、実は最強クラスの法力僧、更に主人公を導く存在になっているキャラにぴったりの名前だ。
あと今連載している月光条例のヒロインがずっと「演劇部」と呼ばれていて本名が出てないのも面白いね。

久保帯人先生のキャラ、というかブリーチのキャラ全般はかなりカッコイイと思う。特に護廷十三隊の隊長クラスが個人的には好き。深い意味が無いと批判されたりしているけど、字がカッコイイからいいじゃないか!

私はブリーチの「山本元柳斎重國」とかが結構好み。
日本の作品て独特というか、何か変わったセンスの漢字の組み合わせが多いよね。中国では一般的に使われていない古い文字とかも出てくるし、良い方向でも悪い方向でも、たまにスゴイのにぶつかる。

名探偵コナンはキャラの名前が推理小説関係だったりするんだよね。wikiとか見ると面白い。
ただ、元ネタが日本以外の国の作品や人間関係だと説明を見るまで分からないことも多いね。元ネタを中国語や英語で知っていても、日本語で何と言うかまでははなかなか知らないし。
日本の作品や日本人関係だと漢字そのままで理解できることが多いんだけどね。



とまぁ、こんな感じで。
漢字が分かるというのは便利なようで、日本と同じような感覚の所も結構あるようですね。
いわゆる「中二病」的な名前のカッコよさもなんとなく伝わっているっぽいです。

ただ、「なるほど」だから「成歩堂」のように音をもじった当て字タイプの名前については通じなかったり、ヘンな感じに思ったりすることもあるようですね。

また、中国語では全て漢字表記になることから、日本語のカタカナ表記の名前は音訳しての漢字表記になることが多く、そうなるともうお手上げっぽい所もあるのだとか。

上の発言にもありますが、ドラゴンボールなんかはキャラの名前がほとんど音訳なのであの独特のネーミングのモトネタはなかなか分からないようです。
(以前はピッコロ大魔王と魔族を「短笛大魔王」のように楽器の名前の意訳にしたバージョンもあったのですが、最近では「比克大魔王」という音訳が主流になっているそうです)


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


「子どもにつけたいアニゲーキャラの名前」への中国オタクの反応

ナイスな日本名をつけてくれ!

中国オタク「日本の僧侶は恋愛も結婚もOKなの!?」

新年あけましておめでとうございます。

昨年も多くの方にブログを読んでいただきコメントもたくさんいただけたので、ブログの更新も非常に楽しくやることができました。
しかし相変わらず自分の勘違いやうっかりミスも多かったのがなんともかんとも。
今年もどうにか頑張っていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、今年最初の更新ということで何かお正月っぽいネタはないかなーと中国のソッチ系の掲示板を巡回していたところ、
「日本の僧侶は恋愛も結婚もできる」
ということに驚いている中国オタク達のやり取りを見かけました。

考えてみれば、仏教という大きなくくりはできるものの、
日本と中国ではお寺や僧侶については結構違う所がありますね。

そんな訳で今回はその辺のやり取りについてを、
例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近知ったんだけど、日本の仏教では僧侶がごく普通に結婚できるらしいぞ!?
もし中国でそんなことやったらトンデモナイ批判が出るだろうに……

確か日本の和尚は結婚どころか子供作って寺を継がせたり、肉食ったり酒飲んだりもできるらしい。戒律をものすごい勢いで破ってる。

日本の和尚は結婚できるのか……和尚って色欲を断たなければならないんじゃないの?日本開放されすぎ。

結婚はともかく、肉食は解釈次第でOKなんじゃない?
中国の仏教では基本的に肉食なんかの飲食に関する禁止が定着しているけど、それは仏教の初期には無かった戒律だからね。「自分のために殺す」のがダメだったはず。

日本の和尚の役割って感覚的にはキリスト教の牧師みたいなもんなのかな?

中国の僧侶の方が厳格だよね。ただ、こっちは偽和尚も多いからなぁ……

結婚したり肉食ったり酒飲んだりする人間を日本人は僧侶って認めることができるの?俺には無理だ……

そういや昔「名探偵コナン」で日本の和尚は結婚できるというのを知って驚いたことがある。その時は戒律的にどうなのかと、子供ながらに思ったよ。

私は「マリア様がみてる」の志摩子さまの父親が和尚だというのに驚愕した覚えがある。まぁ志摩子さまというキャラが生まれたんだから日本の僧侶が結婚できるという習慣も悪くないと思うよ、たぶん。

犬夜叉の弥勒も最後は結婚して子供がいたな。考えてみると日本のアニメや漫画に出てくる僧侶は結婚しているのが少なくない……!

実際、ここまで戒律が多いのって中国の仏教特有のものだよ。インドやタイの仏教はまた違う。しかしそれでも、恋愛結婚する僧侶というのはちょっとなぁ……

日本の和尚って職業の一種なんだろ?
日本では仏教が生活行事の上でかなり重視されているから、純粋な宗教哲学とはまた違った方向で発展したのかもね。

日本の僧侶が中国の僧侶に比べて随分と破戒しているように見えるのは確かだけど、中国の仏教に比べて地域社会の生活に関わっている点と、経済基盤を持っているという点は悪くないと思えるね。
中国の僧侶というか寺院は経済的な背景が無いから観光地化しちゃったり、一般社会との関係がかなり薄くなってしまったりしている。

中国の寺院は観光地化しちゃっているところも少なくないし、入場料数百元(日本円で数千円)とかの所も珍しくないよね。考えてみると中国の寺院もあまり信用できないかも。

これは恐ろしい。そんなことをしていても僧侶として認められるのか……?
何か日本には花和尚魯智深みたいのがいっぱいいるようなイメージになってきた……

それについては別に不思議ではないんじゃないか?
日本の和尚って武装勢力としてかなり影響力のある存在だったし。

あれ?じゃあ本願寺ってどんなことになってんだろ?
ゲームでは仏教を強烈に信仰しているかなり強い大名だと思ってたけど、普通に僧侶だったの?
あそこの武将ってみんな本願寺家の一族なのか、それとも仏教の僧侶の集まりなのか……混乱してきた。

日本の仏教の武装勢力ってこっちの少林寺みたいなもんなのかな。
あとふと思いついた疑問なんだが、今の中国って少林寺以外に僧っているの?

寺院のあるところにはどこも僧侶はいるぞ。
表に出てこないだけだよ。観光地化してるから分かり難いけど。

そうだ、思い出した。
私の通った学校は日本の学校と交流のある所だったんだけど、そこの校長が和尚でしかも結婚していて子供が二人いたよ。その話を知って、当時私のクラスではすごい話題になった。

うーん、僧侶と恋愛、結婚……
なんかもうトンデモナイとしか……

私もスゴイ違和感あるけど、ウチの国の仏教も中国の特色のある仏教だからね。
肉酒結婚の全てを厳しく遮断するのはウチの国独自のものだったはず。

日本も昔は僧侶の恋愛結婚に厳しかったはずだし、今でも厳しい所はあると思うよ。
高野山とかは明治維新まで女性の出入り禁止だったし。

小さい頃に見たテレビ番組で、ある日本の僧侶の生活を紹介していたんだけど、普通に妻と子供と一緒にご飯を食べてた。あと確かその番組では肉も酒も大丈夫だと紹介されていたっけ。見ていて、すごい光景だと驚いたよ。

とりあえず日本の僧侶は中国の僧侶についてのイメージに比べて禁欲的ではないんだろうね。
アニメや漫画の中の僧侶キャラに子供がいるのも珍しくないし。
まぁ、最近は中国の僧侶もあんまりいい状況じゃないけどね……

日本でも昔は僧侶の結婚というのはありえなかったらしい。
この間読んだ京極夏彦の「鉄鼠の檻」でも日本の僧侶の戒律に関して書いてあったけど、現在の習慣は明治政府がイロイロと決めた結果だという話だ。



とまぁ、こんな感じで。
僧侶の結婚について、現在の日本ではお寺の子供なども普通にいますしそこまで大きな問題とされてはいないかと思いますが、中国ではかなり驚かれるようですね。

仏教が伝わった経緯やその後の展開などを考えると、日本と中国でイロイロな違いが出てくるのは当然ですが、イロイロと興味深いものだなーと個人的には感じてしまいます。

ちなみに、中国オタクからはかなりゆるいように思われているっぽい日本の僧侶ですが、やはり修業はかなり厳しいそうですね。日本のお寺の修行については

漫画なら「坊主DAYS」

エッセイなら「ベラボーな生活」

といった辺りの作品が、面白くて参考になるのではないかと思います。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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