日本ではときたま突き抜けすぎているゲームが出ることがあるかと思います。
先日、そんなゲームの一つであろう鳩と恋愛する乙女ゲー(?)
「はーとふる彼氏」(公式サイト)
への反応に関する質問をいただいたのですが、残念ながら反応をみつけることができませんでした。
しかし、その探索の過程の中で別の突き抜けすぎているゲームに関する反応を見つけることが出来ました。
それが、アルパカと恋愛するギャルゲー(?)
パカプラス(公式サイト)
についてのものです。
やたらと気合の入ったOPも公開されていますので、ご参照ください。
【ニコニコ動画】【PacoProject】パカプラスOP
この「パカプラス」、中国オタクの度肝を抜いている模様ですが、中国オタクがアルパカに食いつきがいいのは中国のネット事情も影響している模様です。
実は中国ではアルパカは「草泥馬」というネットスラングのイメージで有名になっています。草泥馬に関して詳しくは日本語のwikiのページをご参照ください。
(.それにしても、なんで日本語のwikiに「草泥馬」のページがきっちりとあるんでしょうかね。しかも十聖獣やそれ以外のものまでカバーしているなど、やたらと詳しい……!)
この草泥馬、当初は皮肉まじりのネタだったのですが、アメリカの方で「中国のネチズンの中国政府への抗議活動」といった形で大げさに報道をされてしまっりしたので、中国政府が本腰を入れて規制に乗り出してしまい、現在中国のネットでは微妙に禁止ワード寄りのものになっています。
ただ、そういうことになったせいで逆に中国のネットの定番ネタになり、
中国人の脳裏に「アルパカ画像と草泥馬」が深く刻み込まれちゃったりもしているとかなんとか。
そんな訳で、中国でアルパカは非常に有名なネタ動物になっているのですが、日本の同人ゲームで
「アルパカと恋愛するギャルゲー(?)」
が出ているらしいという情報が中国オタクの間に伝わったからには、彼らも食いつかずにはいられないようです。
今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
日本が!日本がまたやらかしたぞ!「草泥馬」でギャルゲーを作った!
いや、自分でも何を言っているのか分からなくなるが、草泥馬がヒロインのギャルゲーが同人で出ている!
なん……だと……日本のオタクはアルパカと愛を語れるのか……?
本当に驚いたときは言葉が出なくなるというのは本当だった。マジで身体と思考がしばらくフリーズした……
全く予想もしなかったネタだ。てっきり、何かが「そう見える」「解釈できる」ような話だと思っていたら、マジでアルパカのギャルゲーだとは。
えーと、日本のオタクは草泥馬とまでキャッキャウフフできるということ?
俺らも散々ネタ扱いはしてきたが、その、恋愛までは……
これが伝説の「草泥馬」か!まさか日本で召喚されていたとは!
よかった……一般向けの作品だ。さすがにエロシーンは無いようだ……本当によかった……
オタクの最先端の流行というか発展は、人外との恋愛に向かっているのだろうか?
アルパカのギャルゲーって日本の変態レベル的にどれくらいの位置づけなんだ?上級でいいんだよな?まさか初級なんてことは……
久々に理解できないオタクのジャンルを見たな。
日本のオタクに見えている世界と、俺の見えている世界って違うものなのかもしれない。
えーと、ネタじゃないんだよな?これスゴイ気になる。
ラストは人に戻るの?それともアルパカと恋愛したっていいやと納得したりするの!?
こんなもん作って売れるのか!?いったい誰が買うんだ!?
日本の同人活動はわけが分からん。
確かにキワモノだけど、確か前にあった女性向けで鳩が恋愛対象の同人ゲームよりはまだマシなんじゃない?こっちは人が混じってるし、アルパカも元は人だし。
人間キャラのCGは普通にクオリティ高いし、ニコニコ動画で公開されているOPも悪くない。しかし、なんでアルパカなんだ!?
一番恐ろしいのは、最初違和感しかなかったこのゲームのアルパカに対して、いつの間にか萌えを感じ始めている自分がいるということだ。俺の世界が壊れそうだ……
草泥馬が流行っているのって中国だけじゃなかったのか。あいつらはもしや世界中を侵略しているのか?
確か草泥馬萌えは日本の方が早いはず。だからこんな草泥馬萌えギャルゲーなんてのが出せたんだろ。
アルパカは日本の方が中国より早くネタとして流行しているね。ウチの国の草泥馬の流行以前から日本のネットではアルパカの画像がネタになってた。
カフカ先生がこれを見たら何と思うだろうか。
これはカフカの「変身」的なものではなく、手塚治虫の「火の鳥」の系統じゃないか?自分の目に見えるもの、見える世界だけが違うという設定は非常に考えさせられるものだよ。
これは「沙耶の唄」と通じるものがあるような気がしないでもない。ちょっと遊んでみたくなるわ。
……実はこれ、ネタと見せかけてSF的だったり哲学的だったりなストーリーの作品なのか?
テーマはともかく、非常にしっかりとした同人ゲームになっているのは確かだろう。しかし、良質なゲームを真面目に作るだけの愛をそそぐ対象がアルパカってどうなんだ?
とまぁ、こんな感じで。
アルパカでギャルゲーというのは中国オタクのツワモノ達といえど、全く予想もしなかったようで、まさに驚愕という反応が多く見られました。
アルパカは中国のネットでも定番のネタですから中国オタクの面々も簡単にイメージできる存在です。しかしそれだけに、アルパカ相手のギャルゲーというのには驚いてしまうようですね。
また中には驚きすぎて、この作品の意図や背景を深読みしてこんがらがってしまっているような反応もありました。このギャルゲー(?)によって、中国オタクの面々もまた一つ日本のことがよく分からなくなったかもしれませんね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
10/1修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。
先日、そんなゲームの一つであろう鳩と恋愛する乙女ゲー(?)
「はーとふる彼氏」(公式サイト)
への反応に関する質問をいただいたのですが、残念ながら反応をみつけることができませんでした。
しかし、その探索の過程の中で別の突き抜けすぎているゲームに関する反応を見つけることが出来ました。
それが、アルパカと恋愛するギャルゲー(?)
パカプラス(公式サイト)
についてのものです。
やたらと気合の入ったOPも公開されていますので、ご参照ください。
【ニコニコ動画】【PacoProject】パカプラスOP
この「パカプラス」、中国オタクの度肝を抜いている模様ですが、中国オタクがアルパカに食いつきがいいのは中国のネット事情も影響している模様です。
実は中国ではアルパカは「草泥馬」というネットスラングのイメージで有名になっています。草泥馬に関して詳しくは日本語のwikiのページをご参照ください。
(.それにしても、なんで日本語のwikiに「草泥馬」のページがきっちりとあるんでしょうかね。しかも十聖獣やそれ以外のものまでカバーしているなど、やたらと詳しい……!)
この草泥馬、当初は皮肉まじりのネタだったのですが、アメリカの方で「中国のネチズンの中国政府への抗議活動」といった形で大げさに報道をされてしまっりしたので、中国政府が本腰を入れて規制に乗り出してしまい、現在中国のネットでは微妙に禁止ワード寄りのものになっています。
ただ、そういうことになったせいで逆に中国のネットの定番ネタになり、
中国人の脳裏に「アルパカ画像と草泥馬」が深く刻み込まれちゃったりもしているとかなんとか。
そんな訳で、中国でアルパカは非常に有名なネタ動物になっているのですが、日本の同人ゲームで
「アルパカと恋愛するギャルゲー(?)」
が出ているらしいという情報が中国オタクの間に伝わったからには、彼らも食いつかずにはいられないようです。
今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
日本が!日本がまたやらかしたぞ!「草泥馬」でギャルゲーを作った!
いや、自分でも何を言っているのか分からなくなるが、草泥馬がヒロインのギャルゲーが同人で出ている!
なん……だと……日本のオタクはアルパカと愛を語れるのか……?
本当に驚いたときは言葉が出なくなるというのは本当だった。マジで身体と思考がしばらくフリーズした……
全く予想もしなかったネタだ。てっきり、何かが「そう見える」「解釈できる」ような話だと思っていたら、マジでアルパカのギャルゲーだとは。
えーと、日本のオタクは草泥馬とまでキャッキャウフフできるということ?
俺らも散々ネタ扱いはしてきたが、その、恋愛までは……
これが伝説の「草泥馬」か!まさか日本で召喚されていたとは!
よかった……一般向けの作品だ。さすがにエロシーンは無いようだ……本当によかった……
オタクの最先端の流行というか発展は、人外との恋愛に向かっているのだろうか?
アルパカのギャルゲーって日本の変態レベル的にどれくらいの位置づけなんだ?上級でいいんだよな?まさか初級なんてことは……
久々に理解できないオタクのジャンルを見たな。
日本のオタクに見えている世界と、俺の見えている世界って違うものなのかもしれない。
えーと、ネタじゃないんだよな?これスゴイ気になる。
ラストは人に戻るの?それともアルパカと恋愛したっていいやと納得したりするの!?
こんなもん作って売れるのか!?いったい誰が買うんだ!?
日本の同人活動はわけが分からん。
確かにキワモノだけど、確か前にあった女性向けで鳩が恋愛対象の同人ゲームよりはまだマシなんじゃない?こっちは人が混じってるし、アルパカも元は人だし。
人間キャラのCGは普通にクオリティ高いし、ニコニコ動画で公開されているOPも悪くない。しかし、なんでアルパカなんだ!?
一番恐ろしいのは、最初違和感しかなかったこのゲームのアルパカに対して、いつの間にか萌えを感じ始めている自分がいるということだ。俺の世界が壊れそうだ……
草泥馬が流行っているのって中国だけじゃなかったのか。あいつらはもしや世界中を侵略しているのか?
確か草泥馬萌えは日本の方が早いはず。だからこんな草泥馬萌えギャルゲーなんてのが出せたんだろ。
アルパカは日本の方が中国より早くネタとして流行しているね。ウチの国の草泥馬の流行以前から日本のネットではアルパカの画像がネタになってた。
カフカ先生がこれを見たら何と思うだろうか。
これはカフカの「変身」的なものではなく、手塚治虫の「火の鳥」の系統じゃないか?自分の目に見えるもの、見える世界だけが違うという設定は非常に考えさせられるものだよ。
これは「沙耶の唄」と通じるものがあるような気がしないでもない。ちょっと遊んでみたくなるわ。
……実はこれ、ネタと見せかけてSF的だったり哲学的だったりなストーリーの作品なのか?
テーマはともかく、非常にしっかりとした同人ゲームになっているのは確かだろう。しかし、良質なゲームを真面目に作るだけの愛をそそぐ対象がアルパカってどうなんだ?
とまぁ、こんな感じで。
アルパカでギャルゲーというのは中国オタクのツワモノ達といえど、全く予想もしなかったようで、まさに驚愕という反応が多く見られました。
アルパカは中国のネットでも定番のネタですから中国オタクの面々も簡単にイメージできる存在です。しかしそれだけに、アルパカ相手のギャルゲーというのには驚いてしまうようですね。
また中には驚きすぎて、この作品の意図や背景を深読みしてこんがらがってしまっているような反応もありました。このギャルゲー(?)によって、中国オタクの面々もまた一つ日本のことがよく分からなくなったかもしれませんね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
10/1修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。