「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2011年10月

中国では倒れている子供を助けるのも危険なのかもしれない

今回はオタク関係ではない話を一つやらせていただきます。

先日の記事
中国人「倒れた老人を助けるのは危険」
では、ありがたいことにかなり面白いコメントをいただいております。

そのコメントでは
「日本では子供に声をかけると性犯罪者と思われるので、老人ではなく子供を助けるのが危険」
といった話題が出ておりましたが、その件も含めて先日知り合いの中国オタクと話をする機会がありましたので、ちょっとまとめてみようかと思います。

それで、話した結果出てきたのが
「中国と日本では子供が巻き込まれる犯罪の傾向が違うし、子供に対しての防犯感覚も違う」
ということでした。

現在の日本では子供が巻き込まれるというと性犯罪がまず心配されているようですが、中国で子供が巻き込まれるのは主に金銭などの利益目的な犯罪ということで、それに対する心配が多いそうです。

例えば誘拐しての身代金要求というのがありえますし、それ以外にも誘拐の目的としては労働力としての売買や、「跡継ぎにする優秀な子ども」としての売買などというのもあったりします。

中でも「跡継ぎにする優秀な子どもとしての売買」というのは中国の誘拐の特徴の一つとも言えまして、良い学校に子供が通っている保護者の方々はこの種の誘拐をかなり警戒しています。

実は現在の中国では一人っ子政策などの影響から、跡継ぎとしての男の子、それも優秀な男の子を求めるという空気が出てきてしまい、中には都市部の良い学校に通っているような頭のいい子を養子にしたり、こっそり自分の子供ということにしようと考えるのも出てきてしまっているそうです。

中国では小中、場合によっては高校でも保護者が送り迎えをするのが珍しくないのですが、それは子供可愛さや過保護という面以外にも「安全のため」というのがあり、子供の送り迎えは保護者にとっては当然のことだと考えられています。

私が中国にいたときに知り合った日本人のご家庭では子供を中国の現地校(それなりに良いレベルの重点学校でした)に通わせていたのですが、そこの親御さんは家から学校まで歩いて数分の距離ということで、当初は日本の感覚で特に問題ないだろうと子供を一人で登下校させていたそうです。

しかしその後、知り合いの中国人の方から「安全のために送り迎えしなさい」ときつく言われて、それからは送り迎えをするようになったそうです。
また、残念なことにそのご家庭のお子さんが通っていた学校では生徒が誘拐されて郊外で死体が発見されるという事件が実際に起こってしまいました。当時この事件に関して、
「誘拐したものの、言うことを聞かないから、使えないと判断されて殺されてしまったのではないか」
という話が出ていたそうです。


嫌な言い方になりますが、中国では
「子供は価値のある道具」
といった扱いになっている面が今でもあります。

この辺について日本でも老後の世話なども含めて考えれば無いわけではないと思いますが、中国ではその辺について非常に割り切られているというか、露骨な所がありまして、特に中国の貧困層ではそういった所がかなりハッキリと表に出ていたりします。

中国に行った経験のある方はご存知かもしれませんが、中国では子供を使った物乞いや赤ん坊の押し売りが結構ありますし、他にも子供をダシにしたゆすりたかりが少なくありません。

先日中国で起こって日本でも報道されている、ひき逃げされた女児を通行人が助けずに放置していた事件についても、こういった子供を口実にしたゆすりたかりが中国で蔓延していることも影響してしまったのではないかと思えます。

18人が素通り…荒む中国?ひき逃げ女児放置(読売新聞)


ちなみにこの「子供が道具」という感覚については、そこまで露骨ではないのですが中国の一般家庭でも日本に比べて強いように感じられる所があります。

一人っ子政策により両親や祖父母の愛情を一身に集めることから「小皇帝」と呼ばれたりもする今の中国の子供ですが、その子供に愛を注ぐのも自分や自分の家の将来のためという部分があります。
もちろん子供への愛情に嘘は無いのでしょうが、私が知っている限りでは必ずしも無償や義務ではなく何かしらのリターンを考えに入れてというのがあるように感じられました。

こういった所は日本の家庭でも見られたりすることはあると思いますが、中国におけるその辺の割り切りのスゴさは日本にはあまり無いものですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国人「倒れた老人を助けるのは危険」

中国オタク「俺達の子供の頃の思い出がAVになっちまった……」

日本のAVが妙に中国に浸透しているのは有名(?)ですが、そんなAVをよく知る中国オタクも驚愕というか、反応できないAVが日本で発表されたようです。

そのAVは聖闘士星矢を元ネタにしたと思われる、「聖闘姫セイラ(仮)」というものだそうです。中国では結構なニュースになっているようで、こちらのニュースサイトの記事(中国語)でも写真付きで紹介されたりしています。


聖闘士星矢は昔中国のテレビでも放映されていまして、当時はまさに爆発的な人気で中国の子供たちの心をわしづかみにしていましたから、聖闘士星矢は中国オタク的「心の作品」の一つとも言えます。

中国オタクの上の世代にはこの作品からオタクの道に足を踏み外したなんてのがかなり多いようで、聖闘士星矢をきっかけにしてバトルモノにハマった、アニソンにハマった、BLにハマったなんて話もよく聞きますね。

そんな訳で、この聖闘士星矢ネタのコスプレAVは中国オタク的にちょっとした衝撃だったらしく、私が巡回している中国のソッチ系の掲示板でも話題になっていました。
今回はその辺のやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のAVでスゴイのが出るらしい。なんと聖闘士星矢、しかも女性化だ!
俺達の子供の頃の思い出がAVになっちまった……

日本のAVってホントどんなもんでもネタにするんだなぁ。あの国はやはり恐ろしい!

またTMAかと思ったら、別の会社か。

確かちょっと前に「ONE PIECE」もあったよね。オタク向けだけじゃなく、普通の一般向けな作品すらもAVになってしまうのか……!

スゲェ……!こんなことが起こる日が来るなんて全く想像しなかった!

どこをAV化するんだ?十二宮か?それとも、海皇や冥王か?

えーなになに、新人女優を使ったAV新作か……まどか☆マギカのヤツは結構良かったけど、これはどうなるんだろう?

TMAの後追いか。日本はコスプレネタのAVが段々と増加しているのかも?

これ作るGIGAはTMAより古い会社だぞ。どっちかというとTMAの方が後追い。GIGAはアニメ関係のコスプレもあるけど、特撮系が元ネタなAVが強い。CGとかの技術力についてもTMAより上だ。

なんかさすがにこういうの見ると悲しくなってくる……

聖衣がなんかニセモノっぽいが残念。
それでこれどういう方向性になるの?レズ?それともアテナが男とかいう設定?

画像を見る前に覚悟はしていたが、それでもダメージを受けた……
名作でこういうのやるのは勘弁してくれないかなぁ。版権管理とかで防げないの?

三次元化して、しかも微妙な女優とか……誰が得するんだよ。

俺はお色気アニメは好きだが、二次元を三次元でAV化したのが見たいわけじゃないんだ!

アニメや漫画を実写化すると悲劇が起こるというのはよく知っているが、こういう悲劇になるとは考えもしなかったわ。

すまん、俺実はアニメネタのコスプレAVって結構好きなんだ……だからこれにもちょっと期待してしまう。

このまま行くとなると、次は何が来るんだろうなぁ。
俺が知っているような作品はもう大体AV化されているような気がしてならない。「鉄腕アトム」や「ドラえもん」とかはさすがに無いかな?
……無いよね?

「ドラえもん」はしずかちゃん関連で何かありそうな気がする。
ウチの国でも有名な作品だと、「忍たま乱太郎」とか「ちびまる子ちゃん」なら無いんじゃないか?

「忍たま乱太郎」はAVは無いかもしれんが、BLでタイヘンなことになってるぞ。
それにしても最近絶句するようなことばかりだ……

なんで三次元化するんだろうなぁ。実写化はコケる可能性が高すぎるとなぜ学ばないんだ。

さすがにこれは、見ると大事なモノを失いそうな気がする。

子供の頃の美しい思い出が全てこのAVで上書きされそうだよな。恐ろしい。

これはなんとけしからん作品だ!
しかし批判をするためには、まず内容を確かめなければならんな!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々もわりとドン引きしているような感じでした。

中国における日本のAV関連の知識の広まりは想像を絶するものがありますが、「聖闘士星矢」は中国オタクの多くが子供の頃にハマった名作ということもあってか、驚くと同時に微妙な気分になってしまうのが多いようでした。

しかしこういった反応を見ていると、AVに関してはまだ彼らを驚かせることができるようなモノがたくさん眠っているのかもしれませんね。
あまり知らせないというか、表に出さない方がいいような気もしますが。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク的に衝撃的だった「キャラの衣装」

中国オタク「93歳の漫画家デビューとは……日本の漫画界って不思議」

先日、93歳の竹浪正造さんが漫画家デビューし、そのデビュー作
「はげましてはげまされて 93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記」

がかなり好調に売れているそうです。
93歳で漫画家デビュー! 56年間を綴った絵日記が初登場15位(オリコン)

93歳で漫画家デビューというのはちょっとしたインパクトがあったのか、人民網の記事(中国語)など、中国のニュースサイトでも報道されているようです。

このニュースは中国オタクで日本の漫画事情をチェックしているような層にとってもわりと驚きな話だったようで、中国のソッチ系の掲示板でも話題になっていました。
そんな訳で、今回はその辺のやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で93歳の漫画家がデビューして、しかもオリコンで15位になったそうだ。日本の漫画家の活動っていったい何歳まで続けられるもんなんだ!?

93歳の漫画家デビューとは……日本の漫画界って不思議。

さすがに93歳の漫画家ってのは極端な話だろうけど、日本の漫画界ってかなり上の年代の漫画家が普通に活動してるんだよな。藤子不二雄Aとか今年77歳なのにまだ漫画描いてるし……日本はどれだけ漫画家の層が厚いんだよ……

宮崎駿は70歳でまだ作品作っているし、クリエイターの寿命が長いんだろうなぁ。

ニュースに出ている画の印象はそんなに書き込みがあるわけではないな。でも、なんかいい感じだ。1コマ漫画の連続みたいな作品なんだろうか?

なんかこう、生活の空気があって良さそう。1コマ漫画というと新聞の風刺漫画とかのイメージが強いけど、こういうのも悪くないね。

スゴイよね、これ。
93歳でクリエイターとしての成功者になるんだから。

作者のおじいちゃん、良い笑顔してるなぁ。
作品の画のイメージとしては「ちびまる子ちゃん」にちょっと似ているものがあるように感じられた。

93歳になっても漫画を描けるということ自体がスゴイというか、ウラヤマシイというか。

ジイさん、すげぇ!93歳で漫画家デビューしてオリコンにランクインとか……!

1位を取ったらこの作者のお爺さんの心臓が危険なことになってしまうから、この順位はちょうど良いと思われる。

これは後追いできんなぁ。まずは93歳にならないといけないし。

そういや、最近バクマンでも高齢者が持込みする話あったね。あれは黒幕がいての話だったけど。

記事によればさすがに老人になってから描きはじめたわけではないようだね。しかし、56年描きつづけたということ自体がトンデモナイわ。半世紀以上を費やした、まさに人生な作品。

俺の5倍近い長さの人生を送った人が、更に漫画家としても成功するなんてニュースを聞くと……なんかもう羨ましくて羨ましくて。

56年分の絵日記から面白い所を抜粋して1冊にまとめたということなのかな?日記が56年分というだけで、もう俺には無理だ!

漫画で自分の人生を描写するってのはちょっと憧れる。
絵日記っていうと小学生がやるようなイメージだったけど、それを継続すると大変なものになるよな。このお爺さんは本当にスゴイ。

作者が93歳の漫画としてもちょっと気になるが、それ以上に日本の庶民の56年間の生活史というのが興味ある。社会記録としての意味からも是非読んでみたい。

日本は長寿大国というのをこれほど実感したことはない。

漫画じゃないけど、99歳で出した詩集が100万部とかあったな。
あの国の老人はホント、どうなってるんだ!?

聞いた話によれば、あの国は50歳で初めてコミケに参加するような人もいるらしい。
娯楽分野の広がり具合が正直ウラヤマシイし、その歳になってもオタクとして活動できるというのには憧れを感じる。

俺も年老いたときにこういう感じになりたい。
93歳になってもまだ自分の好きなことができるというのはとても幸福なことだと思う。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々にとって「93歳で漫画家デビュー」というのはスゴイと思うと同時に、なんかちょっといい話というかある意味理想的な老い方のようにも思われているようでした。

中国オタクのほとんどは学生ですし、上の年齢の層でも30を超えるのはまだ少ないです。
そんな彼らにとって「93歳」というのはまだ想像の遥か彼方ではありますが、今の中国オタクの世代には彼らなりの悩みもありますし、将来、そして自分の老後までを考えた場合、
「93歳で漫画家としてデビュー」
「93歳でも漫画を描きつづける」
というのは、ある種の理想に感じられる所があるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国人「今中国で使われている言葉って実は日本から輸入した外来語が結構多いんだけど、どう思う?」

以前、ありがたいことに
「日本で近代に作られた和製漢語が現代中国語ではかなり使われているのですが、それについて中国ではどう思われているのでしょうか?」
という質問をいただきました。

確かに、現在の中国語では「哲学」や「人民」「物理」など、日常的に使われている和製漢語が少なくありませんし、この辺については私も気になっていました。
ちょうど先日うまい具合にこの和製漢語の輸入に関するやり取りを見かけることが出来ましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今使われている言葉って実は日本から輸入した外来語が結構多いんだけど、どう思う?
日本で作られた言葉で中国に輸入されているのは科学技術なんかの専門用語がそうだし、哲学や政治関係などでも少なくない。

まぁちょっとモヤモヤするところはあるけど、古代の中国語が日本で発展して、それがまた現代の中国語に影響していると考えれば別にいいんじゃないの?

そこはしょうがないだろ。純粋に当時の国力の差もあるし、西洋文化に対する態度も違ったわけだし……
今後中国が強くなって文化でもまた影響を及ぼせるようになればいいだけじゃないかと。

最初知った時ちょっと驚いたのは確かだね。
日本人もちゃんと元になった言葉や使われている漢字が中国から来ているのは認識しているし、特に騒ぐ必要も無いかと。

その辺の言葉は西洋の文化が来た時に日本で訳したのを、当時日本に留学していた人間が持って帰って来たんだよな。まぁ、概念がちゃんと伝わる便利なモノってことでいいんじゃない?
今更別の言葉でやるなんてムダが多すぎるし、普通に使っていけばいいんでない。

でも「革命」や「自由」とかは日本から輸入されているとか言われてたけど、結局中国に元からあった言葉だろ?テレビでやってた。

そこん所実際は微妙。例えば革命の元の意味は王朝が入れ替わるとかいう意味なんだよね。今私たちが一般に思い浮かべる政治体制の変革とは違うし、その概念で使われるようになったのは日本の影響。「革命」という言葉については中国原産とも、日本で発明されたとも言えるわけで……

何言ってやがる。「文明」とか「流行」とか、全部中国で昔から使われている。百度百科で検索すればすぐに出典や古代名籍での用例が出て来る。ウチの国では昔から使われていたものだし、日本が何か新しいことやったわけじゃない。

おいおい、なんかデカイのが釣れたな。
「文明」や「流行」といった単語は確かに古典にも出て来るけど現在使われているのとは意味が違うぞ。確かに元となった古典の方とある程度似た意味のもあったりするけど、現在使われている方の意味は近代の日本で新しい意味に転用される形で「翻訳」されたものだぞ。

「外来語」という言い方がまずおかしいんだよ。
そういった和製漢語の多くは元から存在した言葉に日本人が新たに意味を付け足しただけ。流用したもんなんだから、元は古代漢語にあった言葉だし、別に外来語なんて言い方する必要はない。

こういうのに釣られるのはハズカシイので、私はスルーするかね。

言葉や文化なんてのは相互に影響するもんだし、日本と中国は文化的にも距離的にも西洋諸国と比べれば近いんだから言葉の輸入があっても別におかしくないだろ。
その辺りのことについては魯迅も「藤野先生」で書いているし、今更気にしてどうするよ。

誰に帰するとか、そんなに重要なもんか?
そもそも文化というものは互いに影響するものだし明確に分けるのは難しい。言葉にしたって、日本語は当初漢字を中国から輸入したわけだし、近代では日本が中国よりも先進的だったから多くの留学生が日本で学んで影響を受けた。
現状を不満に感じるなら、中国が先進的になって周囲に影響を与えられるようになればいいだけ。

単独での文化の進歩ってのは効率が悪いし文化交流ってのはいいことだと思う。文化侵略とかそういう言い方で否定するのはどうかと。

確かどっかの論文では、社会科学分野の場合は70%が日本で翻訳された言葉を参考にしているとかいう話だったな。

70%?そんなにあるわけないだろ。デタラメ言うな。

俺も70%という数字はにわかには信じられんが、かなり多いのは間違いないと思う。使っている言葉とその語源とかを考えてみると、ある程度は見えてくる。社会科学分野なんかは特に。

華人の抱く何とも言えない優越感が、ウチの国の凋落の理由となったんだろうなー

その優越感にはちゃんと理由があるだろ。中国には悠久の歴史があるし、その歴史における栄華もあったんだから。アメリカとかも数百年後にはその優越感を抱いて過ごすことになるんじゃね?

昔の日本はスゴかったかもしれないが、今は逆転しているぞ。
日本は現在音訳ばかりなのに、中国ではちゃんと意訳しているんだからな!

いや、今の日本語って音訳も多いけど、概念やら定義なんかは今でも漢字の単語に翻訳されてるぞ。ただ、漢字に翻訳されている言葉でも、カタカナによる音訳表記の方が記述が簡単でカッコイイからカタカナで使われることが多いらしい。

別に全部漢字なんだからいいじゃないか。
人民だとか共和国は確かに外来語に入るかもしれんが、それ言ったら日本も国名が漢字だし、その概念にしたって元は漢語だろ。今の時代、単一方向で影響を与えられる文化を望んでどうするよ。

これ、憤青を釣るネタかと思ったが、どちらかと言えば自虐ネタかもな。
現代中国語の言葉の多くが日本から来ている上に、言葉以上に多くの概念が西洋から来ている。現代中国の創造力やら何やらについて、過去と比較して考えてしまうとねぇ。

一応、当時中国でも独自で訳そうとする動きはあったけど日本の言葉の方が普及しちゃったんだよね。概念を理解している人間の多い日本留学組が使っていたのもあるし、中国で訳した新語が既存の言葉の延長線上だったから印象が微妙で普及しなかったとかいうのもあったらしい。

えーと、確かphysicsを当時中国では「格致」と訳したんだが、結局は日本語の「物理」の方がいいってことで普及して今に至るとかだったよな。

まぁ、文化ってのは相互作用ってことでいいんじゃない。江戸時代から近代日本にかけて日本のインテリ階級は漢文の知識が必須だったし、その漢文の知識が西洋文化の翻訳に活用されている。そしてそのおかげで中国も西洋の概念を学び易くなったんだし。

最近はエロ関係の単語がバンバン輸入されているよな!
「人妻」「盗撮」「痴漢」「中出」この辺は全部日本のAVから一般化しちゃってる。

今までにない概念を訳す苦しみ……それは俺も少しは理解できるかも。なんせアニメの字幕つけるときって、新概念の言葉多いし、謎のカタカナ言葉も多い。
当時の日本の学者は、こういったことを更に上のレベルでこなしていたんだろうなぁ……



とまぁ、こんな感じで。
一部微妙な気分になって燃え上っちゃうようなのもいるようですが、だいたいは特に気にしていないような感じでした。
今の世代の人間にとっては今までの人生でずっと使ってきた言葉ですから、それについて今更どうこう言う気にはならないのかもしれませんね。

ちなみに、本題とは関係なのですが、こういった和製漢語の中国語への輸入については私も留学時代にかなりの恩恵を受けました。

特に文系科目ではある程度言葉が同じということで、中国語能力が関わるものや暗記しなければならない部分を除けば比較的楽でしたね。
逆に、新しい概念を勉強すると同時に中国語独自の単語を覚えなければならない科目は大変でした。例えば化学なんかは元素の名称が全て異なっていたりしますし、非常に苦戦した覚えがあります。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


10/25修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「ドラゴンボールでどの辺の話が好きだった?」

先日、ありがたいことに
「中国でドラゴンボールについて、どの辺りの話までは面白かった、なんて話は出ますか?」
という質問をいただきました。

「ドラゴンボール」は中国でも大人気で、私が中国に行ったばかりの90年代中ごろには漫画家と言えば「鳥山明」というくらいのレベルになっていましたし、中国オタクも古い層を中心としてドラゴンボールにハマった、追っかけていたというのがかなり多いようです。
また、長期連載ということで内容についても個別にイロイロと語れるようです。

そんな訳で、今回は中国の掲示板で見かけたその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ドラゴンボールのファンって多いけど、具体的にどの辺が好きだとかいうのは案外語られないよね。みんなはどの辺の話が好きだった?ちょっと語ってみない?

やっぱナメック星の所でしょ。フリーザとの戦いは燃えた!

俺もナメック星のストーリーだね。
孫悟空が超サイヤ人になった時の衝撃はスゴイものだった。あそこはドラゴンボールでも最高のシーンだと思う。

なんだかんだで一番熱心に読んでたのはセルゲームの頃かな。
今思えばあの次々に強敵が出て、こっちも強くなるけど勝てるかどうか分からないという流れと強さのバランスが好きだった。

私の場合印象に残ってるのはベジータが自爆するところ。
「トランクス…ブルマを…ママを大切にしろよ…」というセリフはかなり好き。ブウ編は全体としてみると微妙だけど。

今考えてみるとベジータの自爆はある意味ツンデレの告白だよね。
私はブウ編は悪くないと思うけどね。ブウ編はセルゲームとかまでで強くなりすぎた生死の関係する戦闘という要素を微妙に童話的な方向に変えていたし、作品の空気も昔にちょっと戻っていたと思う。あと私はブウ編でベジータというキャラが好きになった。

同意してくれる人が少ないと分かってはいるが、私は孫悟空が小さい頃が一番面白かったと思う。ストーリーも明るく楽しかったし、必殺技がちゃんと機能していた。

どれも面白いと思うけど、読んでて一番ハラハラしたのはサイヤ人襲来の所だね。強さの単位が完全に入れ替わったのには当時読んでいて非常に焦った。

サイボーグ化したフリーザとコルド大王をトランクスが一瞬でぶった切ったのは印象的。あと、そのトランクスが後の人造人間やセルとの戦いでほとんど役に立たなかったガッカリ感も印象的。

トランクスは本編の活躍は微妙だが、未来に戻ってからの話と、孫悟飯との外伝「たったひとりの戦士」は良い話だと思う。
私としてはそれもあるからセルゲーム編が一番好きだね。

私はブウ編に漂うなんとなく楽しげな空気が好きなんだよね。ヘンな話なんだけど、ドラゴンボールの最初の頃のイメージに近くなっていたというか。

俺はセルゲームが好きかな。あの辺りの展開は俺のオタク的感覚にかなり影響を与えた。若本規夫も含めて。あと劇場版のブロリーのストーリーも結構好き。

天下一武道会くらいのストーリーが一番好きな自分は少数派か……

超サイヤ人が初めて出る所が一番良いと思う。あのインパクトは凄かった。ウチの国でも超サイヤ人ネタが色んなところで流行したし。

ピッコロ大魔王編が好きだ。あの危機感やら作中に漂う恐怖感はスゴイ。
クリリンは死ぬし、亀仙人や天津飯も敗れて神龍とドラゴンボールさえ使えなくなってしまう。それだけに超神水飲んで強くなった孫悟空が勝利したのにはグッと来た。
その後のストーリーは戦闘力や舞台こそ拡大されるけど、ピッコロ大魔王のときのような絶望感は無いと思う。

亀仙人の魔封波失敗のシーンとかホント、絶望的だったよな……
考えてみればピッコロ大魔王との戦いがドラゴンボールの転換点かもな。その後のマジュニアとかはピッコロ大魔王とはまた違うし、孫悟空も大きくなってバトル寄りのストーリーになっていくし。

バトル中心なのはその前からあったけど、確かに孫悟空が大きくなってからはよりバトルが中心になったよね。戦った敵の中で私がストーリー展開も含めてスゴイと思っているのはフリーザとラディッツ。特にラディッツの異質な強さは当時読んでいて恐ろしかった。

イロイロと考えてみたが、やはりナメック星のストーリーが一番好きかな。あそこのストーリーの見せ方はスバラシイ。バトル物のストーリーの理想的な手本の一つだと思う。

「わたしの戦闘力は530000です」
はスゴイセリフだよね。それまでの価値観をひっくり返した。
インフレの繰り返しで後の方になるとグダグダになったりするが、ドラゴンボールは戦闘力の飛躍という演出を使うのが非常にうまいと思う。

レッドリボン軍編は鳥山明のメカがたくさん出ているから好き。ドラゴンボールでは鳥山メカが扉絵以外あんまり出ないのがちょっと残念だと思っている。

私はブウ編の最初の方のスーパーサイヤ人のバーゲンセール状態な天下一武道会が好き。もうちょっとあのノリでやってくれたらと思う。

俺はグレートサイヤマンの正義の活動記録とかが見たかった。

ところで、GTの評価はどうすればいいんだろう……?



とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た所では、中国オタク的に人気が高いのは超サイヤ人の初登場となるナメック星で、その次がセルゲームや魔人ブウの辺りのストーリーのようです。
また、それ以外にも各エピソードごとに思い入れがあったりするようです。

ただ、個人的にちょっと残念なのが中国オタクの間では
「ミスター・サタン」

の人気がイマイチ無いらしいというか、ほとんど注目されていないっぽいことですね。
私はドラゴンボールの後期のキャラの中ではミスター・サタンが一番好きなのですが……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ヤムチャについて語る中国オタク達

中国オタクの世代間の違いについて 2011年版

来週秋葉原のUDXで行われる
東京国際アニメ祭2011秋
の27日のシンポジウムの
「80后」「90后」が変える中国のアニメビジネス
に参加することになりました。

他にも作家の安田峰俊さん
(このブログ的には大陸浪人のススメの迷路人さんと言った方が分かり易いかもしれませんね)
や映画専門大学院大学の郭文放さん
が参加されます。

私はたぶん、中国のアニメの現状についての話をすることになるかと思います。グダグダになりそうですが、ネタ的にブログでは扱い難い話もできそうなので、もしご興味が湧きましたらぜひ聞きにいらしてください。
コチラのページから事前登録も可能です。


さて、今回はそのシンポジウムの準備も兼ねてネタをまとめていた時に思いついた
「中国オタクの世代間の違いについて 2011年版」
というのをやってみようかと思います。

以前の記事や、講演をさせていただいた時に
「中国における日本のアニメ・漫画ファンの世代ごとの特徴」
というのを紹介させていただきましたが、その後時間が経って新たな動きが出てきましたので、現時点までのことも含めてまとめると共に、最近出てきた新しい動きについてを少々書いてみます。


現時点における中国オタクというか、日本のアニメや漫画のファンの世代とその特徴ですが、オタク系コンテンツに接触した時期やその方法で判断した場合、大まかな所では以下のような形になっているかと思われます。


第一世代:テレビで放映される日本のアニメを見て育った世代

第二世代:テレビアニメに加えてVCDによる海賊版コンテンツ、海賊版ゲームに接して育った世代

第三世代:販売されている海賊版コンテンツに加え、P2Pファイル共有ソフトによりコンテンツに接した世代

第四世代:最初からインターネットに触れ、コンテンツを大量に入手、消費して育った世代

第五世代:情報収集やコンテンツの消費以外に中国オタク独自のイベントも行い、日本のオタク事情をリアルタイムで追いかけ、日本の創作の場においての活動もする世代



中国は地方ごとに経済発展や情報環境の整備状況が異なるので年代による明確な区別というのは難しいのですが、ここ20年程の流れは大体こういった所で間違いないと思います。


この中で、特に熱心なファンが多いのは第二、第三世代から入った層ですね。
娯楽が少なかった時代に突如として日本のコンテンツが流れ込んだ為、当時一番面白かった娯楽が日本のコンテンツだったという世代でもあり、アニメや漫画などに対する思い入れはかなり強いです。

逆に第四世代以降になりますと、日本のアニメや漫画は数ある娯楽の一つという位置づけになってくることから、前の世代に比べて思い入れは薄くなる傾向があるようです。

ただ、第四世代以降というのは大量の情報に触れながら育った世代でもあるので、日本のオタクのように非常にマニアックな人間も多く、それこそディープなハマり方をしているのも少なくない模様です。

また、知識量と日本語能力に関してはネットで大量のコンテンツに触れて育った最近の世代の方が上になる傾向があります。


そして今回新たに紹介したいのが中国オタクの最新の世代である「第五世代」ですね。
この世代は、「中国オタク独自のイベント開催」「中国オタクの創作活動によるコンテンツの発信」、「オタク市場の形成」といった特徴があります。

この新たな世代に対して、特に大きな影響を与えたのはニコニコ動画とpixivです。
ニコニコ動画は、ランキング動画や動画につけられたコメントなどにより、中国オタク的にはある種の「情報の集積地」となり、日本のオタク事情の最先端の一部に触れることができるようになりました。
また、ニコニコ動画では「歌ってみた」などによる作品の発表や、MAD動画による素材の活用方法、作品体験の共有の広がり(コメント弾幕など)といったものを知ることになります。
そしてpixivでは日本における大量の創作活動というものを知ると同時に、日本人の創作活動に混じって自分の作品の発表し、pixiv内での評価を受け、ランキング上位を目指すといった活動に出会いました。

残念ながらニコニコ動画は現在中国本土では規制され直接見ることはできなくなっていますが、ニコニコ動画によって中国オタクが学んだオタクの楽しみ方や活動のスタイルはしっかりと残っています。


それからもう一つ、最近の新たな動きで大きなものとして同人イベントなどのオタク系イベントの「独立」があります。

それ以前のオタク関係のイベントというのは、商業系のフェアに乗っかって客寄せということでコスプレショー(実質的には日本で言う着ぐるみショー的な立ち位置の扱い)をやったりするというのが多く、同人関係の活動に関してはせいぜいそれに付随する形で場を借りるというものだったそうです。

それが、ここ数年で同人イベント単独での活動が行われるようになり、上海などの大都市では数千人規模のものも開催されるようになってきました。また同人イベント以外にも、中国オタク達の企画による日本の声優を呼んでのイベントが行われるようになってきています。

更に、これらのイベントでは同人誌や同人グッズの流通や、イベントのチケット販売等によりちょっとした市場が出現しています。
特に同人市場は面白いことになっているそうで、海賊版が流通しまくっていることからコンテンツの販売で稼ぐのが非常に難しい中国において、クリエイターが「食っていくくらい稼げる」ような市場ができているのだとか。(現状はあくまで「そこそこ」というレベルで、「ウハウハ」というのではないそうですが)

この辺りに関しては、中国オタクによるボトムアップの動きも目立ちます。
またこれらのイベントの中心には、それ以前の世代が大人になって関わっていることも多く、中国オタク達の中にも成長していよいよ深みにハマっている(?)のが出てきているようですね。


中国オタクの最近の新たな動きについては、大体こんな所でしょうか。
こういった変化は追っかけている方としても非常に面白いので、私も引き続き追っかけてみようかと思います。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクの世代間の違いについて


10/22修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国人「日本で糞便燃料バイクが開発されたらしい」

先日ありがたいことに、面白い情報とそれに関する質問をいただきましたの、今回はそれについてを。
ただ、タイトルにもあるように少々尾籠な話になってしまうのでお気をつけください。


TOTOが開発し現在北九州〜東京走破のプロジェクトも行われている
「トイレットバイク ネオ」(公式サイト)
ですが、バイクの座席部分が洋式便器になっているというそのデザインと、家畜の排泄物や生活排水を発酵させて作るというバイオガスが燃料になっていることから、いつの間にか海外では
「糞便を燃料にしたバイクが開発された」
と誤解されて伝わってしまっているようです。

この誤解については日本でも報道されているようなので、ご参照ください。
「日本にはうんちで走るバイクがある!」 TOTO広告に海外で「誤解」続々(J-CASTニュース)


このニュース、やはりと言いますか中国にも誤解されて伝わってしまっているようで、
中国のニュースサイトでも結構取り上げられているようです。

しかも伝言ゲーム的になったり、ウケ狙いの釣りタイトルをつけたりしていることから、誤解はなかなか収まらないようです。
例えば新華網の記事(中国語)
でも転載しているタイトルが
「用糞便作燃料!日本公司推出馬桶環保摩托車」
となっていましたし。

そんな訳で、中国のネットでも誤解混じりでイロイロと話題になっているようですが、その辺のやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で糞便燃料バイクが開発されたらしい!
……こ、これは新たな創造……なのか?

これは交通事故を絶対に起こしてはならない車だ……!
もし事故が起こった場合、救けることができなくなってしまう……!

ウンコで時速80kmって……ネタとしか思えん。便器というアホなデザインだけじゃない、トンデモナイことになっているバイクだな。

もし自分の車がこの糞便燃料車に突っ込んでしまったら……!
想像するのが恐ろしい事態になるのは間違いない。

日本ヤバイな。やはりあの国は警戒しなければならない。

二酸化炭素削減とかで環境保護にはいいかもしれないが、それ以上に別の意味で環境への影響が出るんじゃないの?
まさに目的のためには手段を選ばない……TOTOとはこんなに恐ろしい会社だったのか。

これ、ホントにキモチワルイわ。
誰がウンコをタンクに入れて旅行に行きたいなんて思う?これ別に大した価値も無いよ。二酸化炭素の削減だって他の方法がいくらでもある。こんなキモイことまでやるなんて、頭おかしい。

ウチの国で糞便処理に苦労して別の都市に押し付けようとしたりしているとき、日本では糞便を燃料にした車を作りましたとさ。

これからは俺のウンコで運賃を払える公共交通なんてのが出るかもな!

日本人の考えはマジでキモイわ。

この車の後ろについて排気ガスを浴びるのだけはイヤだ!

ウンコが燃料……これはスゴイと言わざるをえない。しかしできれば乗りたくない。

笑っていられる話じゃないよ。ネタに見えるのは確かだが、日本の強大なハイテクがこれだけでも分かってしまう。これを笑いものにして良い気分になっている場合じゃない。

あの国はホント何を開発するか分からんなぁ。
でも、乗りながら出すというのはちょっと良いかもと思ってしまう。車に乗っていて腹が痛くなり、トイレを探して苦しむなんてのはよくある話だし。

洗車などの手入れをどうするかとか、匂いはどうなるのかとか、出しながら運転できるのかとか、謎が多いがあまり詳しく知らないままでいたいことの多い車だ。

いや、さすがにネタだろ?
糞便を発酵処理してすぐに燃料にするなんてのは無理だろう。

日本を笑っているヤツ多いけど、これは日本のスゴさが分かる話だぞ。中国が毎年どれだけエネルギーを消費していて、どれだけ効率が悪くて浪費していると思っているんだ?
日本はこの技術でいったいどれだけのことができると思う?バイクが動くってことは実用レベルでの発電だって可能なはずだ。

うむ。発想や発明自体はヘンタイだが、理念は非常に先進的。
あの国はまさに科学技術大国だ。
あんまり学びたくない所もあるが、学ぶべきところは学ばないとな。

TOTOってスゴイ企業だったんだな。ネタ満載だが、学ぶ価値がある。
日本は江戸時代からこういった糞便のリサイクルによる環境サイクルを構築していたらしいし、あの国では伝統の延長線上にあるのかもね。
今の時代、環境保護や資源的な面からこういった利用方法を考えてみる価値があると思う。

中国は資源不足に悩まされている国なのに、どいつもこいつもエネルギーを浪費して過ごしているのを気にしない。
それに引き替え、日本は小さい国なのに新たなエネルギーを創造している。やはり日本人のハイテクや頑張りは学ぶべきものだわ。

このニュースを見て思いついたのは「Dr.スランプ」のオートバイこぞうだな。あれも確かウンコで動くバイク出てたよね。そして、ついに現実に出現。
日本は時々現実がアニメや漫画を超えるよなぁ。

私は大友克洋の「最臭兵器」を思い浮かべたわ。
あの国の発明を見ていると、現実と創作の境界線についての認識が曖昧になってくる……



とまぁ、こんな感じで。
今回はわりとちゃんとしたニュースの形式で誤報が広まっちゃっていることから、結構信じられてしまっているようでした。

また、このネタを笑っている反応に混じって、
「日本のハイテクはスゴイ」だとか「中国もこういった資源活用や技術活用を学ぶべき」といったマジメに考えすぎてしまっている反応も見かけました。
このマジメな反応に関しては、なんかちょっと悪いことしたような気になってしまいますね。

ちなみに、上の発言でもちょっと出ていますが、TOTOは中国でもトイレや浴室関係のブランドとしてかなり知られています。
私の留学時代に反日機運が盛り上がっちゃったときなんかは
「日本製品をボイコットしてやる!」
と燃え上っちゃった方々に対して
「じゃあお前、トイレ行くなよ。TOTOは日本製品だからな」
とTOTOをネタにした冷静なツッコミが入るなんてこともありましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク的「アニメや漫画のせいで目覚めてしまった属性」

ちょっとゴタゴタしましたが、出張もどうにか終わって日本に帰ってくることができました。中国オタク関係の方に関してもイロイロと仕入れることができたので、近いうちに紹介させていただこうかと思います。

さて、それはそうと今回の更新を。
オタクをやっていると自分の守備範囲というか、好みのジャンル、更にはいわゆる「属性」というようなものがハッキリしてくるかと思います。

それに関しては中国オタクも変わらないようで、日本のアニメや漫画を見たりすることにより、自分の中にある趣味嗜好が目覚めてしまったり、トンガってしまったりというのも少なくないようです。
しかし、中には中国の一般的な感覚ではあまり馴染みのないものもあるようで……

中国のソッチ系の掲示板でも、そういったことについてのやり取りが行われているようですので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


みんな日本のアニメや漫画を深く知るにつれ、自分の中に目覚めてしまった「属性」というのがあるんじゃないか?
俺は日本のアニメや漫画の影響でロリ属性に目覚めてしまったと認めざるをえない……

おっぱいよりも、尻、特に小さめの引き締まった尻に目覚めてしまった。
ツンデレも好きなんで、最近は牧瀬紅莉栖が一番気に入っているキャラだなぁ。

考えてみれば俺が貧乳やロリコン属性が好きになったのは間違いなくアニメや漫画の影響だな。最近ではロリと貧乳を分けて考えられるようになった。

巫女に日本刀というか、武士要素が付くのはスバラシイ合体だと思う。できれば私自身も合体したい。

私が改めて意識するようになったのは「幼馴染属性」かな。ずっと近い距離にいる竹馬の友とかウチの国の過酷な教育システムじゃあまり現実感が無い話だが、日本の作品だと結構いるからね。

私は毒舌系とか腹黒キャラとかかな。現実にいるとどうしようもないキャラだけど、二次元世界で美形や美女、更には他の優良属性と合わさることによってとてつもない破壊力を持つものだと知ることができた……!

現実ではありえないけど、いつの間にかアニメや漫画で出て来る場合はスゴイ好きになっているとかいうのあるよね。私の場合は無口系とか不思議系がそれ。

二次元限定の属性はあるな。私の場合ダメ人間属性が好みだ。

アニメ見て自分が最も「目覚めた」と感じたのは釘宮理恵の声なんだけど、釘宮理恵って属性に入れても良いのかね?

ロリ属性に目覚めてしまった人達はボクと握手だ!

ロリでポニーテールとか最高だよな!
知ってるか?ロリコンとは生命礼賛のことでもあるんだぜ?

私にとっては百合属性かなぁ。最近はウチの国の国産漫画にもそれっぽい雰囲気のが出ているように思うし、良い時代になってきている。

女性キャラ関連だと年上系。あと脚フェチ。男性キャラだとおっさんキャラが最近は好きかな。

メカ娘が大好きです……

メガネだな。メガネ。
昔はメガネってダサいとしか思っていなかったんだが、日本のアニメや漫画のキャラはメガネという装備の演出がスバラシイ。

ロリとショタというのを意識しだしたのは間違いなくアニメや漫画がきっかけだ。
ウチの国のアニメって人間キャラ少ないから、そういう系統のキャラの活躍があんまり無いんだよな。低年齢層設定のキャラでも人間じゃないとなんか違うし。

うーむ、イロイロとあるが、黒髪ロングが個人的に一番目覚めた属性か。あとツンデレという形式を意識しだしたのもアニメの影響かな?
ツンデレキャラ自体はそれ以前にもたくさん接していたし好みのキャラも多かったが、それらのキャラがツンデレタイプで自分の好みの属性だと認識するようになったのはわりと後になってからだし。

「受け」と「攻め」という概念は間違いなくオタクになってから得た情報で学んだものだね。あと毒舌とかの二次元限定なら素晴らしくなる属性も学んだ。

私も日本のアニメや漫画の影響で認識が変わったっつーか属性持ちになったのはメガネかな?昔はメガネって負の印象だったけど今ではオプションとして積極的に欲しくなる。

ショタとBL。あとは天然ボケとかも。私はもう、昔の自分には戻れないんだろうなー

長門有希のような「三無少女」が大好きになりました。

(訳注:「三無少女」は中国オタク用語の一つで、無口無心無表情な少女キャラを指します)

M属性が目覚めて女王様キャラが大好きに……
あと年上キャラ全般が大好きになってしまった。昔は年上キャラは無いと思っていたんだが。

自分の好みを振り返って考えてみたんだが、自分が目覚めた属性は男の娘と肉球だと思うわ。
あと身体はロリ、心は大人orババアというのが大好きだ。

ロリでツンデレ、または腹黒だったり毒舌だったりとかいうのが自分の好きな方向性。

不思議っつーか、謎のある神秘的なキャラが好みになったね。C.C.とか大好き。あと電波属性とかも良い。

年上系のお姉さまキャラが好きになった。子供の頃は主人公よりも年下なキャラか同年代なが好きだったと思うんだが、アニメや漫画を見まくっているうちに気が付いたら好みの層が移動していたわ。

気が付いたらロリコンになっていました。
日本のアニメや漫画の属性って、細分化している上に好きなキャラクターの傾向から自己の嗜好形式を客観的に分析できるのは面白いと思う。



とまぁ、こんな感じで。
なんかもう、イロイロなジャンルに目覚めてしまっているようですね。

できるだけ多く紹介するために重複するのは省きましたが、比較的多く見受けられたのが
「キャラの年齢層に対しての感覚の変化」
でしょうか。

年下や年上のキャラ、特に年下の方は下限がモノスゴイ下がってロリコンレベルというのが結構出てしまっているっぽいです。
日本のアニメや漫画、ゲームの中では中国の一般的な感覚では生活ではそれほど意識することはないというか、ストライクゾーン外の年齢層のキャラが魅力的に活躍しますし、キャラの年齢層に関する守備範囲にも影響を受けるのかもしれませんね。

ただ、中国のソッチ系の掲示板でロリキャラを称える声がそこかしこに飛び交っていたりするのを見ると、なんか微妙に申し訳ない気分になってしまったりも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


はなまる幼稚園で何かに目覚めてしまった中国オタクの反応

女性キャラの年齢層について悩む中国オタクの皆さん

中国オタク「結局みんな日本のことをどう思ってるの?」

本を出させていただいてから、中国のオタク事情や中国オタクの様子などについてのご質問をいただくことが増えてありがたい限りです。
ただ、中にはこちらの意図がうまく伝わらなかったのかという話もありまして……

そんな話の一つに
「中国で日本のアニメや漫画のファンが増えると親日派が増えて日本に有利なことをやってくれるんでしょ?」
というのがあったりします。

いや、確かに中国オタクの面々は日本に興味をもってくれたりしますし、反日の印象が刷り込まれている中でアニメや漫画を通じて日本のイメージを考え直してくれたりはしていますが、結局は、
「それはそれ、これはこれ」
なんですよね。
日本のためにどうこうとかいうのとは、またちょっと違ったりします。

先日中国のソッチ系の掲示板で面白いやりとりを見かけましたので、その辺についての参考までに、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんだかんだで私達の世代はずっと日本のアニメや漫画、ゲームを楽しんでるんだが、日本に対しての感情はイロイロとあると思う。私自身は歴史については絶対に忘れてはならないものだと思っているし。
そこで聞きたいんだが、結局みんな日本のことをどう思ってるの?
荒れそうな話題だし、ヘンなのが湧きそうだがちょっと語ってみないか?

正直言って、アニメや漫画に出合う前は日本壊滅しろとずっと思ってたな。
今では日本に行ってみたいと思うくらいにはなってる。でも好きか嫌いかだったら嫌いだ。

ぶっちゃけた話、秋葉原以外全部壊滅すればいいと思う。

その感覚、なんとなく分かるわ。
でもオタクの知識が深まるにつれ、秋葉原以外にも池袋やアニメスタジオのある場所、アニメの聖地とか、壊れてはならない場所が増えてきている。

アニメや漫画に関して以外、日本に対しては興味ない。
でも、あそことの間にはうっとうしいことが多すぎるのは確か。

第二次世界大戦の諸々に対する日本の態度やなんかについては今でも思う所はあるが、どっちかというとアメリカの方が嫌い。日本は国が実質的に作り直しになってるしね。
ただ、こういうことについてはどちらも感情的にならずに解決していってほしいと思う。

俺は日本とアニメや漫画は分けて考えてる。だから日本は普通に嫌いだ。

私は日系企業で働いているのである程度日本人とも接触するから、それなりにあの国の実際のイヤな部分を知っているつもりだし、実際日本人の上司はムカツク人間だが、学ぶべきところは学んでもいいんじゃない?仕事へのマジメな態度とか、謙虚さとか。

アニメや漫画を好きだからって日本を好きになる必要は無いだろ。
個別に好きなところがあってもいいとは思うけどね。
日本が南京大虐殺を認めないってのはいまだに俺は許せん。あいつら人数を口実にして存在そのものを否定しようとするしな。

日本がどう言おうが、あそこで殺戮があったのは変わらんのにな。
まぁ、口実を作って認めないのもわからんでもない。日本はアメリカに負けたというのは認めても、中国に負けたというのは認めようとしないんだから。

私の日本に対する感情は複雑だ。何も知らないバカな子供だった頃は単純な「仇」という感じだったんだが、今では違う。アニメや漫画は日本のものだし、そのイメージを俺は強く感じている。しかし同時に日本製品のボイコットをしたいと思うくらいの感情も残っている。

現在は昔と変わってきているんだから、以前のように声高に歴史問題を叫ぶ必要は無いと思う。
あと日本人のマジメで謙虚なところは学ぶべきだし、ウチの国の人間にだって優れた所はある。日本を叩くことによって相対的な優越感を自作自演しないでもいいだろうにと思うわ。

うーむ、俺はどっちかといえば日本が好きなんだが親日と言われるのは抵抗があるな。自分が売国奴になったようにも思えるし。

ハッキリ言って政府間や民族間の矛盾や怨恨なんて俺達庶民には関係ないだろ。そんなことやって給料が増えたり物価が安くなったりするわけじゃないんだから。

でも、気分良く暮らしたいのって無いか?
日本関係ではいまだに不快なことが多すぎる。俺は日本についてはどっちかと言えば好きだけど、歴史のことは絶対に忘れられない。

日本人は好きだけど、日本政府は嫌いだ。

俺は中国を愛しているけど、争いによるゴタゴタは起こって欲しくないんだよね。日本はいつか行ってみたい場所だし、どうにかならんもんか。

日本か……声優と漫画家とアニメクリエイターとアニメ関連の業務人員と投資家以外は死ねばいいと思うよ。ああそれと、フィギュア欲しいからそっちの方も残しといて欲しいね。

普通に暮らしているとそこまで日本人と接触するわけじゃないし、別にどうでもいいとしか。

俺は日本人の友達いるよ。それなりに仲は良い。
ただ、暗黙の了解として抗日ネタだとか中国侵略ネタや領土ネタは無しにしている。
背景の文化的に譲れないものはあるだろうけど、そういうのを個人レベルで持ち出しても何にもならんよ。

ウチの国の人間って不思議なことに対日になると民度が下がるという特徴があるからな。この辺はそうそう変わらんだろうなぁ。

親日派と言われるのはイヤなんだよね。そりゃ日本のもので好きなものやもっと知りたいと思うものはあるけど、日本という国が好きなわけじゃないんで「親日」なんて言われるのはアレだ。
自分では「知日」派くらいの感覚だと思っている。



とまぁ、こんな感じで。
一時期ほどヒドイ訳ではないのですが、中国オタクの面々も日本に対して思うところは常にあるようです。

そんな訳で、
「アニメ好きが増えたからといって中国国内で日本に有利な行動をする人間が増える、日本に有利になるよう働きかける人間が増えるということは無い」
のではないかと。

確かに、日本のアニメや漫画が娯楽として中国を席巻し、日本のイメージを大きく改善したというのは間違いありません。
私自身、中国の学校に通っていた時にクラスの空気が反日一色に染まっちゃってタイヘンな目に遭ったり、その後今度は日本のアニメや漫画、ゲーム等の娯楽に染まり、日本のオタク関係の知識を持つことによりヒーローとなったりということを体験しています。

しかし、日本のアニメや漫画、ゲームが好きになっても、それで日本を嫌う感情が消え去るわけではなく、多くの中国オタクの中では、「日本のアニメや漫画を好きだという感情」と「日本が嫌いだという感情」がごく普通に共存していますから、その辺は分けて考えるべきかと思います。

また、日本のアニメや漫画が中国で広まった理由の中には
「政治的に色がついていない」
「政治的に危なくない」
娯楽だったということもありますし、ファンによる政治関係の方への動きというのはほとんど出ないんじゃないかと思います。


ただまぁ、アニメや漫画で親日な人間が増えたかどうかは分かりませんが、「知日」な人間は着実に増えています。
今の中国の若い世代はオタク関連の話題には食いついてきますし、そういった話題を通じて日本に対しても単純に「悪い国」「嫌いな国」と決め付けずに、イロイロと考えるようになっています。
以前の愛国主義教育で反日一色に燃え上っちゃっていた、まったく話にならなかった頃から比べると、なんだかんだでずいぶんと良い状況になっているとは感じます。

国や政府レベルでどうこうということに関してはともかく、交流や話のネタにするくらいであれば、アニメや漫画などのオタク関連のものも少しは役に立つのではないでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
ただ、今回は荒れそうな話題なので、できればお手柔らかにお願いします……

中国オタクのガンダムAGEへの反応

今週末からちょっと北京に出張してきます。更新ペースが崩れたらゴメンナサイ。
ここ最近のたまったネタの吐き出しを予約更新にしておけば楽が出来たのにと、今更ながら気づきました……


さて、いよいよ始まった新しいガンダム
「ガンダムAGE」

ですが、中国オタク面々も不安や文句はありつつも、「ガンダム」は気になってしまうようで、なんだかんだでチェックしているようですね。

今回のガンダムAGEはバイドゥ(百度)系列のネットテレビ「奇芸」で中国語字幕版を日本と同時上映しているそうですし、場所によっては香港のTVBが入り繁体字字幕版を見れたりしますから、中国でも日本と変わらないペースで作品が見れるようですね。

そんな訳で、中国のソッチ系の掲示板でも早速反応が出ていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


第1話見た感じだとまだ判断できないが、思ったよりは悪くなかった。ただ内容が薄いとも感じた。

今の所は低年齢向け路線という以上の印象は無いかな。神作だ爆死だのとは判断できない。

現時点では厨二向けですらない作品。ストーリーは手垢にまみれたものの再利用、メカデザもゴミ。ああ、そういえばセリフだけは厨二かな?でも行動はそれ以下。

今の所俺が受け入れられないストーリー展開ではないから、まずは追っかけるということで。

普通だ。スゴイ普通。
一族三代にわたるストーリーってことだし、何かしらの超展開を期待しているんだがどうなるやら……

キャラに一人ザブングルみたいのがいるんだが、そっちの路線に行ってくれるとちょっと嬉しいかも。1話はよくある展開だったけど、続きがどうなるかだね。

日野晃博がガンダムを壊すんじゃないかと不安でしょうがないから、見ていて別の意味でドキドキするわ。

悪い点は少ないんだが、引き込まれるような力も無いし続きを見たいとは思えなかった。みんなの間で評価が高まるようなら見始めることにする。

ガンダムが救世主って……なんかこっちも昔の時代に戻ったように感じる設定だ。RX-78との関係があったりするんかね。

パイロットスーツとビームサーベルのケンカ攻撃には笑ってしまった。自分にとってはツッコミ入れながら見るアニメになりそうだ。

UEに狙われているということを、なぜかコネのある司令官に対して説明するのではなく、授業中に教師に宣伝するのも謎だったよな。主人公は頭が良いのか悪いのか分からん。

「イナズマイレブン」くらい暴走してくれるもんだと思っていたんだが……もっと超展開してくれ!!

第1話はなんか悪い意味で過去のガンダム作品のパクリだよ。第1話がこんなに盛り上がらないガンダムって初めてじゃない?

一応、第1話の展開はガンダムではわりと伝統的なものになってるよね。でも見慣れているから逆に新鮮なものが無くてテンションが上がらない。
俺は日野が新しいガンダムを作ってくれるんじゃないかと期待しているので、1話のようにガンダムの伝統に拘って発展の存在しない作品にならないよう祈るよ。

でも次回予告の紫髪の別ヒロインは気になった。とりあえず俺は続き見るわ。ガンダムではZZ以来のロリ枠開拓作になるかもしれないしな!



とまぁ、こんな感じで。
現段階では肯定方向にも否定方向にもあまり盛り上がっていないようでした。作品に対する判断は、続きを見てからというスタンスが多いようです。
また、中国語字幕版のネット放映に関しては以下のような反応もありました。


バイドゥ系の奇芸でオフィシャル放映か。あそこはドラえもんやウルトラマンも版権取ってるようだが、これを取って来るとは。少なくとも放映権と翻訳権を獲得したということだろうし、これは字幕組終わった。

無許可でやってしまったのかとも思ったが、奇芸は他の番組も版権取ってるし、公式のアニメチャンネルで放映してるから権利関係はクリアしているんだろうな。
テレビ放映のように広電局の許可を取った場合このタイミングでは無理だろうから、ネットテレビは許可の系統が違うのかな?

字幕のレベルは普通に見れるレベルだな。国内でやってるんだし、字幕作業は奇芸も元々慣れている分野だから人員もいるんだろう。

個人的にバイドゥはコメント弾幕できないのがなぁ。
それにしてもこりゃマジで公式と同人の戦いとかになりかねんな。あまり良い想像が出来ない。

また字幕組への圧力が強まったな……今度はバイドゥか……

国内だから、字幕組のアップロードに対する著作権裁判の可能性を考えてしまうな。楽に見れるようになるのはいいかもしれんが。



以上です。
今回は放映しているのが中国国内企業ということで、ファンサブ字幕を勝手につけてネットにアップしちゃう「字幕組」も、少々不安に思ったりもしているようでした。

今期はこの「ガンダムAGE」の他にも「Fate/Zero」が日本とほぼタイムラグなしでの公式中国語字幕版の放映をやっていますし、目玉となる作品を中国からも公式で見ることができるようになっています。

今期は気になる作品がかなり多いですが、それと同時に中国オタクのアニメ視聴環境の変化についても非常に気になってしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


11/27修正:「奇芸」を「奇異」と勘違いして表記しておりました、申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。


ガンダムAGEに対していまだに悩む中国オタク

中国近代軍閥全部女性化ゲーム「中華萌国伝」が始動した模様

えー、今年は辛亥革命100周年となる年ですが、その節目となる年にトンデモナイソフイトが台湾から飛び出すことになりそうです。

そのソフトとは、こちらの
中華萌国伝(公式サイト)
です。

ストーリーは、プレイヤーが過去の世界に飛び民國15年(1925年)の黄埔軍官学校の校長になるというものです。
しかし、その世界では周囲の重要人物が全て女性に入れ替わっており、北伐が進むとともに軍閥の多くも女性となっているということが判明、プレイヤーは中国統一を「主な」目標として一路北上し、軍閥を押し倒す……もとい、打倒を目指すことになるのだとか。

「恋姫無双」のように歴史上の人物を片っ端から女性に入れ替えてifの歴史を体験しようというノリの作品だと思われますが、それをきっちり中国の近代史に変換してやってしまうのはスゴイとしか言いようがないですね。

ちなみにキャラの女性変換は、実在する名前を同じか近い音の別の漢字に変えるなどしてもじっているようです。主人公の蒋中政からして蒋中正(蒋介石)をもじったものでしょうし。
まだすべてのキャラデザは発表されていないようですが、日本でもよく知られている人物が元ネタとなっているっぽいデザイン未発表キャラには毛澤冬、周恩萊、張作琳なんてのもいるらしいです、はい。

私が日頃よく見に行く中国本土系のコミュニティでもこのネタは驚かれているようでしたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


うお……なんだこりゃ。辛亥革命100周年にこんなもんが!?

今日ってエイプリルフールじゃないよな!?
見た感じこれは大帝国か恋姫無双の流れの作品なんだろうか。

これFuture-Digiだから同人じゃねぇ。商業作品だ!台湾がやらかしたぞ!!

なぁ……未発表キャラクターにとても危険な人物の名前があるんだが……?
見間違えでなければ、恐らく太祖様じゃないかと……

確かに友軍の所にヤバイ名前があるな。
そういや当時は国共合作の時期だから友軍枠で間違ってないのか。

同人ゲームの民国無双とはまた違った方向性の作品になるんだろうか?

これ、大陸での取り扱いは無理だろうなぁ。俺軍閥時代の混戦状態とか好きだし、かなり気になる内容なんだが……

同人イベントで売っても危険そうなネタだよな。しかし、これは萌えるな。正直遊んでみたいわ。

え?主人公はロリコン孫中山じゃないの?

時代設定が1925年で場所は黄埔軍官学校だから主人公は恐らくアイツだろうな。
副官のメガネっ娘はたぶん何應欽だろうし、情報担当キャラは戴笠だろ。それにしても、こう来るか……

校長先生……!!国民軍に入りたいです……

呉佩孚が呉佩芙か……これは俺の好みのデザインだなぁ。
とりあえず実在する方の写真は忘れなければ。

正直、これは受け入れられない。
ウチの国のドラマの主要な大悪役がばっちり揃ってるし、そのイメージが俺には強すぎる。今更萌え化されてもダメだ。

ちょっと待て、よりにもよって馬歩芳を萌えキャラ化して馬布芳だと!?

最初、大帝国かと思ったが近代ネタだし実在する歴史ベースだからストライクウィッチーズと恋姫無双の方かもな。

山西省の人間としては閻錫山ネタの閻惜珊を本命にするべきか。

これ全年齢向けの作品?それともまさか18禁エロゲ!?

まだ具体的な情報は出ていないけど、公式HPのソースコードのキーワードには「歴史遊戯」「18禁」「hgamw」と書いてあるな。なんか恐ろしい作品になりそうだ。

うわぁ……双十節で辛亥革命のことを意識する今日この頃なのに、まさかこんな北伐が発生するとは……

そうか、今理解した。「十月十日」とは、「萌」という字を意味していたんだよ!!

どんなにアレな方向性だろうと、この歴史をネタにする勇気ッ!ぼくは敬意を表するッ!



とまぁ、こんな感じで。
大陸系の中国オタクもイロイロと驚愕しているようでした。

ちなみに、この作品を発表した
Future-Digi(公式サイト)
はアダルト系も含む日本の男性向け、女性向けPCゲームの中国語化移植も手掛けているようですし、この「中華萌国伝」も本気でギャルゲー文脈的な作品を繰り出してきそうです。

それにしても、こういうのを出してくる辺り、さすがは台湾ですね。
台湾は海外オタク関係では最も先進的というか、ある意味日本より極まっているような所もありますが、このゲームの出現でそれを改めて実感してしまいました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


台湾最高研究機関公認の萌え軍事本


10/13修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「リア充ってどんな意味なの?」

たまっているネタの消化ということで、今日も軽めですが更新といかせていただきます……


日本のネット用語やオタク用語が、まわりまわって中国オタクの間で使われるようになることは少なくありませんが、伝言ゲーム的に伝わったり漢字化されて伝わったりするので、初見では意味が分からないといったことも少なくないようです。

最近、中国オタクの間では
「現充」(リア充)
という言葉がぼちぼち使われるようになってきているそうですが、
先日中国のソッチ系の掲示板でその言葉についてのやり取りを見かけたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんか最近オタ関連の用語で「現充」「リア充」という言葉をよく見かけるんだけど、その「リア充」ってどんな意味なの?
使われ方からして「現充」も「リア充」も同じような意味だと思ったんだけど。

「現充」は「リア充」からきている言葉だから同じ言葉だと思って問題ない。
意味については……俺は知っているけど、説明すると憂鬱な気分になるから他のヤツが教えてやってくれ……

それはね、「現在充電」の略でパワーをチャージしてるってことさ。

いやいや、それは「現場充値」の略でその場でプリペイドチャージができるってことだ。

何も知らない人間をだますんじゃない!
「現充」は日本語の「リア充」を中国語にしたもので、現実世界での生活が充実している人間のことだよ。
「現充」の他にも「現実充」という書き方もある。

日本のネットでは「リア充は死ね!」という言葉がよく使われるが、それを元にした「現充去死!」なんてのも最近よく見るよな。

現実世界でやることが多い人ってことでいいの?

いや、仕事に忙殺されているとかではダメで現実世界の生活を楽しんでいないといけない。現実世界に友達がいないというのでもダメ。あと彼氏か彼女もいた方がリア充度が上がる。

「宅」(オタク)の反対語だな。つまり、オタクの対極にいるような人間のことを言うんだよ。

リア充とは、オタクが最も嫌う人間のことだ!

それはちょっと違うだろ。中国での「宅」には引きこもりの意味がついているが、本来「オタク」は趣味にはまり込んだ人間のことだ。
例えばオタクでも同人活動で活躍してイベントなどの現実世界の活動での交流も活発に行っているような人間は「リア充」に含まれる。

「現実充」(リア充)の反対語は「網上充」(ネト充)だな。
ネットでの生活が充実している人間。これだったら俺達の中にもあてはまるのがかなりいるだろうな。

正直そこら辺が不思議なんだが、日本ではネットと現実生活をなんでそんな明確に分割しているの?
現代社会ではネットが既に重要なツールになっているんだから、ネットって普通に現実世界の延長線上になるんじゃないの?

俺はリア充って言葉の感覚はある程度わかるけど、ネト充と合わせて考えてみると何か理解に自信が無くなる。最近はiphoneとかも使ってるからfacebookやtwitterでネットの時間は増えるばかりだが、日本ではこういうネットの社交ツールによるコミュニケーションって否定されてんの?
二次元と三次元とかで分割するなら分かるんだが……

そういや俺も最初「リア充」という単語の意味が分からず、何かの動詞だろうかと思ったっけ。
まぁ、あれだ。「リア充」というのは現実社会の占める要素が大きいとはいえ、結局は誰もが認める楽しい毎日を送っている人間ってことなんだろう。
とりあえず俺らみたいなPCの前で「宅」をやっているような人間は「リア充」ではないのは確かだろうな……

ちなみに、良い人カードをもらっちゃうような人間は外から見たらリア充に見えるかもしれないが、実際はリア充じゃなかったりするから気をつけろよ。
そう、「あなたは良い人ね」とか「お前は良いヤツだな」で終わっちゃうんだよ……

「人生の勝ち組」と言えば分かり易いかもな。

私は「僕は友達が少ない」で「リア充は死ね!」とい言葉を知ったんだが、あの作品の主要キャラがいわゆる「リア充ではない」存在ということでいいのかな?

「僕は友達が少ない」は非リア充に見せかけたリア充の話だから違うな。実際は残念系のキャラばかりの作品とするのが正しいと思う。
ぶっちゃけた話、あの作品みたいな学校生活が送れるなら普通に「リア充」だろ。

でも、自分の生活を省みて自分が「リア充」かどうかを意識しはじめるようになったら、もうリア充ではないんだろうな。本当に人生を楽しんでいる人間は、自分が客観的に見てリア充かどうかなんて気にしないだろうし。

それにしても「リア充」か……はるか遠くにある言葉だよな……



とまぁ、こんな感じで。
所々に疑問が残ったりもしているようですが、「リア充」とそこから来ている「現充」という言葉の感覚は中国オタクの面々もなんだかんだで理解できているようです。

最近は昔に比べて様々な情報が入ってくるようになっていますし、充実した生活を送っている(ように見える)人に関する情報も少なくありませんから、「リア充」に対して感じてしまう「もやもやしたもの」についての感覚は中国オタクにとっても身近なものなのかもしれませんね。

この「リア充」及び「現充」という言葉、
中国オタクの間では以前からある程度知られてはいましたが、
最近「僕は友達が少ない」

の中国オタク内での知名度が上昇していることから、
それに合わせて更に多くの中国オタクに知られるようになっているそうです。

そんな訳で中国オタクの間に既にある程度広まっているこの「現充」(リア充)、
今後中国のネットでどの辺りまで広まるかは分かりませんが、「宅」や「偽娘」のようにオタク関係から広範囲に広がってしまった前例もありますし、もしかしたら今後さらに広まってしまうなんてこともあるかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


アニメを見ていればオタクなのか?中国における「オタク」のイメージ

境界線上のホライゾン、中国オタクは情報量とおっぱいに溺れている模様

10月アニメの新作もぼちぼち出揃ってきましたが、今回はその中の一つ
「境界線上のホライゾン」

についてを。

ブログの左の方の「気になるアイテム」でもちょっと書かせていただきましたが、この「境界線上のホライゾン」は、ライトノベル原作のアニメではちょっと珍しい事態が中国オタクの間で起きています。

中国オタクの間でラノベ原作アニメというのは、放映開始前に原作既読のラノベ読み層からの布教や、wikiなどを参照にしてある程度作品の前提知識を仕入れてから見るというのが多い作品となっています。

そういったことからラノベ原作アニメは、スタートダッシュでの人気の影響が極めて大きい中国オタクの間で、事前情報量の多さから人気を獲得し易いという傾向があります。

しかし「境界線上のホライゾン」は簡単に説明するのが難しいその独特な内容と膨大な設定から、中国オタクの多くはイマイチどんな作品だか把握しきれず
「なんだかよく分からないけど気になるアニメ」
というようなポジションのまま放映開始となってしまった模様です。

放映開始となった現在でもその辺については残っているようで、中国のソッチ系の掲示板でも他のラノベ原作アニメとは違う混乱混じりのやり取りが行われているようでした。

それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


みんな混乱しているんじゃないかと思うが、ちょっと「境界線上のホライゾン」についての感想を語ってみようか。正直、原作読んでる自分としては悪くないどころか、かなり良い出来に思えるんだが……

原作知らん俺にとっては萌えを売るお色気アニメとしか思えなかった。
あと作中の造語が多すぎてわけがわからん。

「IS」とかに比べるとストーリーの流れはしっかりしていそうだね。ヒロインっぽい無口キャラも好み。しかし、理解できない設定が多すぎてクラクラする。

巨乳アニメだったな!俺はこういうおっぱいが見たかったんだ!
最近はエロに走ったり貧乳に走ったりと、こういう巨乳キャラが大活躍する真正面からのアニメが無かったから嬉しいぜ。

キャラデザはスバラシイ。設定は分からない。あとおっぱい。

ストーリーの基本的な所は王道熱血のものだから、まずはそこを楽しめ。周辺のネタは追加装備だ!そして細部の設定はそれが把握できた後の上級追加要素とでも考えればいい。

第1話からこんなにわけのわからん作品は初めてだ。この調子で続くなら追いかけられないかも……

現時点まではスゴイ原作を尊重しているね。一話だけ見ると萌えアニメと勘違いされそうだが、もうちょっと後から熱い展開になってくるだろうし、今後も期待。

キャラデザや装備のデザインはかなり好みなんだが、内容がどうも理解できない。
声優は良いから、とりあえず追っかけるけど……

声優かなり豪華だよね、私も茅原実里の歌と声を目当てにしばらくはおっかける。
あと、男主人公の顔が今までにないようなタイプだ。

固有名詞が多すぎだ!制作側はもうちょっと何とかできなかったの?

とりあえず今までの印象は「ごちゃごちゃしすぎ、キャラ多すぎ」って感じだな、俺の記憶力ではキャラを覚えきれそうにない。戦闘シーンは良さそうなんだが……

キャラデザと武装のデザインがかなり変わってる。各国(でいいのか?)の装備もなんかスゴイことになってるっぽいなぁ。

見た。これは……おっぱいアニメ?キャラは覚えられなかったがおっぱいの印象はきっちり残ってる。

ラノベ原作のアニメの中では質が良さそう。でも、1話から登場人物が多いのはキツイな……追っかけるかどうかはまだ決められない。原作読んだ方が良いのかな。

原作読んでる身として言わせてもらうが、これ原作の再現度かなり高いし現段階では良作といって言いと思うぞ。
ただ、原作はスゴイ量だよ。第一巻の上巻だけでモノスゴイ分厚い。他のラノベの2倍とか余裕で超える。まずはアニメを見てみるのがいいんじゃないかな。

第一印象はお色気アニメというところ。おっぱいがこんだけ大量に出て来て逆に怖い。でも女性キャラ自体はわりと好み。

キャラクターはかなりいいよね。巨乳の大軍以外にも、無口美少女とか、百合天使とか、オッドアイの巫女と召喚される小さな巫女とか、超縦ロール(でいいのか?)とか、忍者に格闘家にメカドラゴン(?)、インドカレー人、全裸、スライムと盛りだくさん過ぎるだろ。特に先生はエロい。女教師好きとしては最高だ。
今の所微妙に感じたのは主人公の顔くらいかな。世界観も気になるし、追っかけることにするわ。

とりあえず自分が理解できたのは5分の1くらいかな?
設定関係は分からんし、聴き取るのは諦めた。この勢いで情報が増えていくとなると、俺にはもう追いかけられん。

うーむ、このアニメ、キャラデザでここまでお色気と萌え寄りにして大丈夫なの?
あと設定がどうも分からんのよね。作中の「学生」という存在の定義や権力体制、大人たちとの関係もよく分からん。

キャラの名前を覚えるのは後回しにするとして、あの全裸はいったい何?どんな生物なの?人でいいの?

伊藤・健児の種族はインキュバスだから人間じゃないな。てかこの作品は純粋な人間でないキャラがかなり多い。気になるとは思うがキャラの活躍以外はあまり気にするな。
あと今出て来ているキャラの一部は徳川家に関係のある人物と組み合わせて覚えると楽なのもいるな。例えば子安声の商人は茶屋四郎次郎が元ネタ。

見た感じ戦国時代のパロディなのかな?歴史再現って具体的には何?
今後の展開について、現実のネタではどの辺りを重点的に把握しておけばいいのかな?やはり戦国時代?

いや……日本の戦国時代が基本要素の一つではあるんだが、それに日本以外の歴史ネタや他の時代のネタも出て来るんだわ……
設定を一気に把握しようとしないで、ストーリーの展開に合わせて覚える方がいいんじゃないかと思う。

原作でもこの時点では設定が全部分からないし、その辺の設定についてはあとでストーリーに合わせて出て来るから今理解しないでも大丈夫だ、問題ない!
あとキャラの多さについては……あー……もう、好きなのをテキトウに覚えればいいと思うよ。個人的には忍者の点蔵とかオススメ。

それにしても、光はもうちょっと仕事を休んでも良いと思うんだけど、どうだろう?
おっぱい揉むくらいで光が発動しなくても良いじゃないか。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクもオタクなんてのをやっているわけですから、作品の設定をキッチリ理解しようとしているようですが、この作品ではそれが裏目に出てパンク気味になっちゃったりしているっぽいですね。

それと、あの独特のキャラや装備のデザインは中国オタク的にかなり珍しいものに思えるようでした。

それにしてもこの「境界線上のホライゾン」、
個人的には川上稔作品の詰め込み過ぎてる戦闘シーンが映像化されて動きまくるというだけで、もう嬉しくなってしまいます。(OSAKAはOPだけで、戦闘部分は簡略化されていましたし)

原作がやたらと情報量の多い作品なので、アニメでどこまでやれるのかという点なんかは気になっていましたが、今のところは非常にいい感じで進んでいますし、私にとっては今期の新作の中では続きがとても気になる作品の一つですね。

とりあえず、こんな所で。
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中国オタク的「初めてのライトノベル」

中国オタクのFate/Zero第2話とその公式中国語字幕への反応 第2話は順調だった模様

高い前評判を裏切らない出来で順調に話が進んでいる
「Fate/Zero」

ですが、第2話も予定通りニコニコ動画で中国語字幕付きでの放映が行われたそうです。

その件についての反応がイロイロと出ているようでしたので、今回は作品の内容と中国語字幕についの反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

まず、中国語字幕についてですが、
混乱が見受けられた第1話に比べると非常に順調にいったようで、字幕の訳のレベルに関しての評判も悪くないようです。とりあえず私が見かけた反応は以下のような感じでした。


ようし、ニコ動の放映もばっちりいけそうだ。次回も早めにスタンバっておくか!

今回は放映の遅れもないし中国語字幕の質もそれほど悪くないね。画質もわりと良いし、十分満足だ。

ニコニコ動画の見終わった。
今回の翻訳は可もなく不可も無くというレベルだったが1話よりは確実に良かった。内容も良かったし、来週も楽しみだ。

英語字幕もあるし、この早さで放映してくれるのはかなり嬉しいね。ヘンな感じのネタバレや話題のズレとかも少なくなる。

今回は字幕は普通に安定して見れたな。
あと時間が出来たんで公式配信の各国語の翻訳を自分の分かる範囲で比較してみたんだが、実は中国語の字幕って悪い方では無かったっぽい。召喚呪文とかちゃんと頑張って訳してたし。
スペイン語とか呪文を意訳の短いフレーズで終わらせたり、わりと手抜きっぽい所があったわ。

今回は見てて特に気にならなかったし、問題なさそうだね。公式中国語字幕がこのままいってくれるならとてもありがたい。



次に、作品の内容に関する反応ですが、こちらも好評のようです。
説明的な部分も多く、アクションの少なかった第1話に比べて更に盛り上がっているようで、以下のようなやり取りが行われていました。


第2話、すげぇよかった!
第1話はクオリティ高かったが退屈に思える部分もあった。しかし第2話は一気に話に引き込まれたわ。

イリヤに萌えたぜ!
あとライダーがやはりいいね。声もスネークだし。

展開結構速いね。私が楽しみにしている男装セイバーの登場までそんなに待たないで良さそうだ。

1話が特別編で長くて、第2話からは普通になったのか。今回はすぐに終わってしまったように感じた。早く続きが見たい!

キャスター関係の話は変更なしっぽいし、猟奇&グロありか……まぁ表現削られるよりはいいね。場合によってはBDで猟奇シーン追加とか?

なんか2ちゃんでもスゴイ好評のようだ。
2期に分けるという情報が出て不安になったが、この調子なら今期の大作になってくるのは間違いないだろ。

このEDかなり良いとは思うけど、ネタバレし過ぎじゃね?
湖に騎士がいたらまずいだろ!

EDネタバレとか言うヤツがまずうざい。
この時点であのエンディングの画だけで想像できるヤツはほとんどいないだろ。本編が進んでから実は……と気付けるいいEDの画だと思うぞ。

EDの征服王はルーヴル美術館所蔵の絵画が元ネタかな。それぞれのサーヴァントの特徴が出ていていいEDだね。歌も合っている。個人的にはOPより好み。

アサシンの回避運動っつーか踊りが良い味出してるな……
あの部分を何度も見返してしまった。

キャスターはスゴイことになってるな。触手使いだし。
ホラーがかっていたり、アクションもあったりと中身が来い。今後もこんな感じだったらスゴイ作品になりそう。

分割2クールだとか、BDBOX販売だとかの話で不安になっていたが、このクオリティの作品なら制作サイドの良心を信じられる。これはBOX購入も考えるべきか……!

この辺って原作でもアクションの少ないシーンだからしばらく退屈かなーと思っていたんだが、アサシンの所できっちり見せてきたね。
雁夜のキャラ描写とか原作小説とは違う魅力を描写しているし、これは見る価値のある作品だ。

それにしても、第四次聖杯戦争のサーヴァントって強すぎない?。第五次が霞んで見える。

サーヴァント自体は第五次もアーチャーを除けばそれほど悪くないよ。第四次が強そうに見えるのはマスター達の能力が明らかに高いのと征服王のキャラが突出しまくってるからじゃないかな。
例えばなんか評価が低い第五次のバーサーカーとか実はむちゃくちゃ強いぞ。金ピカに対しては相性上絶対的に不利だけど、それ以外のサーヴァントだと戦って倒すのは極めて難しい。

前回は言峰の周囲をまわる二人、今回はアサシンのダンスか……
それにしてもアサシンだけなんか弱すぎるというか、微妙すぎる英雄のような気がする。てか暗殺者クラスって聖杯戦争には不利すぎると思うんだが。

アサシンは聖杯戦争のルールというか定義上、歴代の「ハサン」しか召喚されないから、どうしてもああいうのになる。第五次は例外。それとアサシンは戦闘力は低いがマスター狙いの能力は高い。
ちなみに公式アンソロのネタによれば「ダンスが得意なハサン」や「スイカの早食いが得意なハサン」、「特技はメガネっ娘のハサン」とかもいるらしいよ!

第2話になって更に面白くなってきたね。
EDはネタバレっぽいの多いけど、こういうタイプのなら大歓迎だ。てか、普通に見ていたら気づかないレベルの内容だろうから、むしろ伏線というべきかな?

ウェイバーと征服王のチームはある意味萌え一直線だな!イロイロと期待してしまう!!

テンションが上がってヤバイことになってる。見たら寝るつもりだったのに、しばらく眠れそうにない。



とまぁ、こんな感じで。
アニメから入ったのも、既に原作をキッチリ把握しているディープなのも万遍なく盛り上がっているようでした。

今回はニコニコ動画の中国語字幕も問題なく放映されたようですし、そちらの方が今後どう中国オタクの方へ影響していくかといったことも個人的には興味深いですね。

ちなみに、今回やたらと早く中国オタクの反応が出揃っていたのですが、これは公式字幕が影響しているのではないかと思われます。
日本での放映からあまり時間が経っていないタイミングで、内容にもきちんと言及している反応が、まとまった数で出て来るというのは今までほとんどなかったように思います。

アニメ新番組に対する中国オタクの反応というのは、
だいたいまずはキャプ画像がスレに投下され、
字幕無しでも分かる日本語レベルの高い人間が感想のレスを投下、
それらを見ての憶測混じりな雑談(及びファイルマダー?)が行われ、
ファンサブ字幕付きファイルがアップされてから多くの中国オタクも内容把握、議論加速という流れになることが多いです。

今回はそういった順番をすっ飛ばしてキャプ画像と一緒にいきなり作品の感想が飛び交っている所もあったので、公式中国語字幕版配信の影響が出てきているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクのFate/Zeroとその公式中国語字幕への反応

中国オタク的疑問「日本のプロ雀士って実在するの?」

日本と中国では麻雀のルールやゲームそのものに対する感覚が違ったりするので、中国の人間からしてみれば、日本の麻雀というものに対して不思議に思ったりすることもあるそうです。

最近では中国オタクの間でも麻雀をテーマにした作品が注目されるようになり、日本の麻雀ルールや麻雀事情が伝わるようになってきました。
しかし、なにぶんアニメや漫画経由なので、中国オタクの面々も日本の麻雀関係の実情についてハッキリしない所が結構あるようです。

先日、中国のソッチ系の掲示板でこそういった日本の麻雀事情についての疑問に関するやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画の麻雀世界って、どこら辺までが現実のことなんだろう?
日本のプロ雀士って実在するの?あとプロによる大会もあるってホント?
私はてっきりアニメや漫画の中だけの設定だと思っていたんだが。

日本の麻雀のプロや競技は現実に存在するものだな。日本のテレビでも麻雀大会の番組とかやってる。

その辺については私もいまいちハッキリしないんだよね。
アニメや漫画では麻雀がよくネタにされるし、現実の競技人口もかなり多いらしいというのまでは分かるんだが、実際の日本ではどの程度社会的に認められている競技なの?

「咲」みたいな麻雀部って現実的にはあるのかな?
日本のクラブ活動ってどこまで許されるのかが分からん。

日本の部活ってアニメや漫画、ゲームなんかの研究会は普通にOKらしいから、頭脳ゲームの一環として麻雀部とか大丈夫なんじゃない?
でも「咲」では確か架空の設定とされているんだよね。

麻雀って結局は賭博が付随するから学校教育では無理なんじゃないの?競馬と乗馬競技のような分割は難しそうだし。ただ日本では競技人口が多いからプロが活動する市場は存在するんだろう。

日本の麻雀のプロって本を出してたりするよ。あと解説とかやってるし、階級とかの認定もあったはず。

前から疑問だったんだが漫画に出て来るような麻雀で勝って金を稼いでいる人間と、プロ雀士の区別ってどうなってるの?
麻雀というか賭け事が強いから生活していけるだけの強さで、大会で入賞すればプロと考えればいいの?

俺もイマイチハッキリしないが、確かプロ雀士の定義はプロ団体に所属しているということのはず。てかプロっていうのは金を賭けない競技麻雀の方のプロであって、ギャンブラーのプロじゃないぞ。
プロ雀士が麻雀するとき個人的に金を賭けないというわけじゃないとは思うが。

日本には麻雀のプロ団体があるのは本当。ただし、統一されたものではなく幾つもの団体が並列して存在している。確か一番有名なのが「日本プロ麻雀協会」だったかな?
確かゲームの監修とかもやってたはず。

プロや大会があるのか……ウチの国でも麻雀は一般的なゲームだけど、日本ではもっとスゴイことになっているのかね?
黒社会での賭博だけでなく、一般庶民が参加できる麻雀大会とかもあったりするんだろうか?

日本では麻雀は社交ツールとしても一般的なものらしい。私が以前聞いた話だと、社会に出たら麻雀が出来ないと人間関係で少し不利になるということだった。
漫画なんかでも作者の麻雀話が出て来るくらいだから、基本的な娯楽として広まってるんじゃない?

そういや、漫画休載して自分の名前の付いた麻雀大会を開催する某冨樫先生という方もいるらしいな。冨樫先生は心理戦に強そうだし、麻雀も強そうなイメージ。

私は麻雀漫画と言えば福本伸行先生というイメージなんだが、やはり漫画に描くだけあって強いんだろうか?

福本伸行ってプロ雀士だし、そりゃ一般人より強いだろ。
「天」とか「アカギ」や「カイジ」の麻雀のスゴイ心理描写は実際の経験によるものなのかもな。

いや、福本伸行は麻雀漫画で成功したけどプロ雀士ではないはず。
漫画家として成功したのが麻雀漫画ってだけ。あと、さすがに自分の漫画に出てくるキャラほど強くはないらしいぞ。

あれ?福本伸行ってどっかの競技麻雀の大会に出てたろ?
大会に出ているから私はてっきり福本伸行もプロ雀士の資格持ちだと思っていたんだが……

「咲」はさすがに誇張した話だとは思うが、日本の麻雀環境の延長線上の作品ではあるだろうし、プロ雀士やその大会くらいはきっとあるだろ。

ゲームの「麻雀格闘倶楽部」は日本の麻雀プロ団体が監修しているし、多くのプロ雀士が出ているよ。

プロ雀士っていったいどれくらいの収入になるんだろね?
日本の麻雀って黙認状態らしいけど、一種の公認ギャンブルでもあるから動く金も大きいだろうし、プロもやっていけるんだろうけど。

ウチの国でも賭博と関わってないわけではないが、民間だし規模小さいからなぁ。てかそもそも社会的な面から大会開催とかできないだろうな。

マジメな話、「咲」なんかの麻雀漫画ってどの辺までが真実なんだ?
光ったり唸ったり電光が迸ったり激しい水流が巻き起こったり花や雪が舞うのは演出上のネタだと思うし、ムダヅモ無き改革のように、国家間麻雀紛争や宇宙麻雀戦争なんかまで来ればネタだと分かるんだが……

日本の麻雀漫画も必殺技やらなにやらの超常的な能力が出るし、心理戦にしたってなんか人間離れしてるんだよな。どこまでが現実なんだ……

ところで、麻雀のプロがいるなら脱衣麻雀とかもあったりするのかな?正直、この件についてもかなり気になる!



とまぁ、こんな感じで。
最近では中国オタクの間で「日本の麻雀」というのが意識されるようになってきていますが、日本の麻雀環境についてはまだイマイチ把握しきれていないようでした。

ちなみに中国オタクの間で「日本の麻雀」が意識されるようになったのはやはり
「咲-Saki-」

のアニメ化が大きいようです。

もちろんそれ以前にも「ムダヅモなき改革」や「アカギ」などの作品で日本の麻雀事情に興味を覚えたり実際に日本ルールの麻雀に手を出す中国オタクもいたのですが、「咲」のアニメ以降はそれ以前とは比べ物にならない勢いになっています。
萌え関係の方で興味を覚えて入ってきたのが、いつの間にやら日本の麻雀にハマってしまった……なんて話も結構あったりするそうです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


咲 -Saki-への中国オタクの反応

中国人「倒れた老人を助けるのは危険」

今回はオタクとは関係ないですが、
「中国では倒れた老人を助けるのが危険だと思われているってホントですか?」
といった質問を複数いただいておりますので、それについてを少々。

この「倒れた老人を助けるのが危険」という話ですが、中国の社会でも頭を抱えたくなる問題と認識されているようです。

このことが有名になったきっかけの一つとして「彭宇事件」というのがあります。
この事件、大雑把に説明しますと
「ある青年が目の前でバスを待っていた老人が転んだので助け起こして病院へ連れて行き検査費用まで立て替えたというのに、その老人は転んで骨折したのはその青年に突き飛ばされたからだと主張して損害賠償の訴訟を起こし、しかもその裁判で青年の方が負けてしまい賠償金を支払わされた」
というものです。

これは当時中国社会にかなりの衝撃を与え、その後も類似の事件が報道されるなどしたため、現在の中国では
「倒れている老人を手助けするとロクなことにならない」
というイメージが固まってしまっているそうです。

またこれは高齢者の方からしても万一の時に周囲が助けてくれないという非常に難しい問題となっているようで、中国では電動バイクで転倒事故を起こした高齢者の方が
「自分で倒れたんだ!私はゆすりなんかしない!」
と周囲に訴えながら助けを求めるなんて事件も起こっているそうです。

こういった「倒れた老人」についての問題は、ニュースでの報道などもご参照ください。

人助けすると訴えられる中国社会=リスクを避けながら「善行」を積む方法とは?!( KINBRICKS NOW)

街で倒れた高齢者、助けようとしたら善意の声「やめとけば」(サーチナ)

私の日頃巡回しているソッチ系の掲示板でもこういった件に関しての雑談を見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


この間、道に倒れている老人を見て、助けるかどうかで悩んでしまった。
その時は私が躊躇っている間に別の人が動いてくれたので、私は後からその手伝いをするだけでよかったんだが、助けるかどうか悩んでしまった自分が何と言うか情けなくて……

いや、それはしょうがないというか、むしろ悩んでいる分お前は普通に良い人だと思うよ。今の社会だと助けた老人にゆすられるなんてことがあるし、躊躇ってしまったのも理解できる。

スレ主、お前は十分によくやった。
俺だったらたぶん120に電話して救急の連絡して終わりにしてしまうと思う。

(訳注:中国の救急医療の番号は「120」です)

俺なら見なかったふりをして通り抜けるわ。

「自分が事故の原因ではない」と証明しなければならないかも……と考えると助けるのは怖いな。自分が正しくても訴えられて必ず勝てるかとなると……
自分には何万元も払うなんてことは無理だし、弁護士を雇ってなんてのも当然無理だから。

裁判になってしまった場合、全く準備なしでその場に出れば潔白を自動的に証明してもらえるというわけではないし、勝つというか負けないための準備が必要になるからな。しかも費用だけでなく面倒な手続きはあるし、時間も取られるしね。

いったい何時からウチの国では「倒れた老人を助けるのは危険」なんてことになっちまったんだろう……

周囲にカメラが無い状況で「良い人」をやろうとするのはリスクが高い。

「倒れた老人を助ける」ことって、ゆすりのケースの他に、治療費や生活費用の問題があったりするから目の前の金づるになり得る存在に対して全力で来るケースとかがあるからな。
ちょっとした善意で助けるのは危険だと思ってしまうのは確か。

ウチの国は人が多すぎるから一人くらい死んでもたいしたことないのかもしれないが、それだけに老人でさえも自分が死ぬラインの上になるともがくのかもなぁ。

倒れた老人がいたら助けない方が良いという現実。小さい子にはこんなこと学んで欲しくないんだが、実際のリスクを考えるとね。

倒れた老人を助けた子供が訴えられたなんて事件もあったしな。学校の道徳教育が現実とは違うのはみんな分かってるけど、さすがにアレはヒド過ぎると思った。

ケガ人に関わらなきゃ費用もかからないんだから無視する。私は別にいい人じゃないし。

ウチの国で最もよく行われる方法「やじ馬になる」を選択させていただこう!

そういや「君が怪我させたんじゃないのに、なんで通報する必要があるんだ?」って言葉があったな。
怪我してなきゃちょっと休めば立ち上がれるだろうし、もし怪我しているなら無理に助けて怪我を悪化させてしまうかもしれない。直接の手助けはしない方が賢明だよ。

やはりこの風潮を上の方も気にしているのか、ウチの国の衛生部から「倒れた老人に手を貸す技術指南書」なんてのが出てたっけ。
あとみんな気になってものすごい勢いでダウンロードしてるのか、一時期なかなかつながらない事態になってたな。

ウチの国の爺さん婆さんは本当に恐ろしい。ちょっと助けただけで数万、数十万元、しかも裁判付き。誰が助けようとするかよ。

私は120の救急電話だってやりたくない。結局最後には「もしお前がやったんじゃなければ、なんで電話したんだ?善意とかありえないだろう」とか言われかねない。

その場から離れて誰かの携帯借りて120に電話するのがいいということだな。

私は今の所そういうヒドイ話に出会ったことは無いから助けるよ。でも、まずは周囲の人に証明する写真かなんかを取ってもらってからだね。
あともし動けないとかだったら120への連絡は必ずする。専門知識が無い人間が手を出したら問題にされるだろうし。

直接の手助けがヤバイんなら、もういっそのこと「何か遺言はございますか?」とでもやった方が良いんじゃね?

やはり無視するのが安全か……正直そんな選択はしたくないから、そういう場面に出くわさないことを祈ってしまう。

まぁ、今の社会だと120に電話するくらいが無難なんじゃないかな。
もっとも、ほぼ引きこもっている俺にとって、そんな危険に遭遇する心配は無いんだが!



とまぁ、こんな感じで。
目の前で倒れている老人がいたら手助けするべきだと思いつつも、もしかしたらというリスクを考えてしまうと、動くのを躊躇してしまうようです。

ちなみに、この「訴えてくる」というケース、いわゆる当たり屋的なものだけでなく、ケガをしたことによる生活苦からくるものも少なくないという話があります。

現在の中国はものすごい勢いでインフレが進んでいます。
またそれに合わせて給料もある程度上がっているとはいっても、既に退職したり一線を退いていたりすることの多い高齢者の場合、その高騰した給料の恩恵にあずかれる人間は少なく、生活はかなり厳しいものとなっているそうです。

インフレによる生活苦や、周囲に頼ることのできる人間がいない、そして医療費もどんどん高額になるのに保険制度も年金もあまり助けになるようなものではないという状況です。
そういったことから、倒れて怪我した老人の方は後が無いのでそれこそ「必死」になって巻き込みにかかってくるのだとか。

そんな訳で
「現在の中国社会を見た場合、実際に訴えてくる可能性が無きにしも非ず」
「下手に手を貸して関わりを持ったら大変なことになる」

などと思われているそうです。
なんともやりきれない話ですが、じゃあどうすればいいのかと言われると具体的な方法もなかなか無いというのがまた……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタクのFate/Zeroとその公式中国語字幕への反応

10月の新作アニメでは中国オタク的に屈指の注目となっている
「Fate/Zero」

の放映がはじまりましたが、今回はニコニコ動画で中国語字幕(簡、繁体字ともに)付きでの放映も行われるということでイロイロな意味で話題になっています。

そんな訳で、今回は「Fate/Zero」第1話と、
その公式中国語字幕についての反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

さて、まずはニコニコ動画での公式中国語字幕放送についてですが、残念ながらこちらはあまり良いスタートとはならなかったようです。

ニコニコ動画側が混乱したのか、中国語字幕版は予定から4時間ほど遅れての放映となったそうで、国慶節の長期休暇ということで深夜まで頑張っていたであろう中国オタクの面々は、待ちくたびれてちょっとガッカリという感じだった模様です。

とりあえず字幕無し版や先に放映となった英語字幕版を見て我慢するなんてのも少なくなかったようで、中国のソッチ系の掲示板では


公式中国語字幕版、いったい何時になったら見れるんだ!?

まぁ……期待していた中国語字幕無しではあったけど、公式で思ってたよりも快適に見れたのは良かったかね。

原作知ってるから何となく内容は分かるからいいけど、中国語字幕無しというのは残念だ。

深夜に待っていたのにこれじゃあ……もう寝て、明日になったらいつも通りネットで動画ファイル落とすか。

先に英語だけでも字幕が来て助かったよ……



なんて声が実況スレのごとく流れていました。
また字幕のクオリティに関しても、こだわる人間からすれば気になる所も少なくなかったようで、


公式字幕、もうちょっとなんとかならんかったの?
誤字は目につくし、語句の統一もされていないなど混乱してた。

用語の方はどうなるんだろね。オフィシャルでも翻訳のバージョンごとに作品固有の用語の訳が違うなんてのもあるけど、あまりヘンな訳をされると萎える。まぁ今回のはそれ以前という感じもしたが……

英文表記のままでやるのか、それとも中国語の漢字に訳すのかとかも混乱してたし、なんか所々中国語が混乱しているように感じた。1話の段階では明らかにウチの国の字幕組の方が上。

時間の無い中での作業によるものっぽいミスが所々あったね。公式は字幕作り慣れていないような印象だなぁ。

正直な話、機械翻訳でないというだけで予想より良い。今度は時間も合わせてくれるよう祈るわ。



といったような感じで、なかなかに難しい反応が出ていました。
ただ、日本の放映とほぼタイムラグなしで見れるのはやはり面白い体験だったようですし、作品の内容への反応も非常に良好だったようです。
BBSの方でもかなりの勢いで作品についてのレスが飛び交っていました。


私の期待は裏切られなかった。Fate/Zeroは第一話からスバラシイ!

良い第一話だったな!まさに続きがとても気になる作品だ。

私は原作読んでないんで、バトルシーンの無い第一話はちょっと退屈だった。しかし、最後のサーヴァント召喚とED(実際はOP?)を見て無茶苦茶熱くなったよ。

画質も音楽もスバラシイ。毎週の楽しみが確実に増えたぜ。

なんかみんなの反応や、虚淵作品ということを考えると雁夜はロクなことにならんのだろうなぁ。良い人っぽいのに……

おいおいおい、Fate/Zeroの第四次聖杯戦争ってFate/stay nightの第五次よりずいぶんと豪華だな。次のときに比べてずいぶんと強力な聖遺物が揃ってるし。

そりゃ第五次の方は前回から10年しか経ってないのに起こったイレギュラー的なものだからな。聖遺物のレベルも低いが、マスターも未熟な人間が多い。だから士郎でも生き残ることができた。
第四次は60年に一度の正式なものだから、参加者は基本的に一流で十分な準備をしているんだよ。

10月アニメの超大作という事前評価は誇大ってわけではなかったようだな。さすがは愛の戦士。

言峰綺礼の周りを回る父親と時臣はいったいなんなんだ……
時臣とか普通にカッコイイキャラだっただけに、あのシーンのヘンな空気が際立ちすぎてた。

ウェイバーは萌えキャラっぽいな。さすがはZeroで数少ない成長するキャラ。

やはり第一話は最後のサーヴァント召喚シーンに尽きるな。何度も見返してしまった。この聖杯戦争もきっと熱い戦いになるな。

もう一度吾が王セイバーに会える日が来るとは……
最後の問いかけのセリフを聴いて、なんだかちょっと涙ぐんでしまった。

おい、ライダーがちゃんと服着てるのはどういうことだ?あいつはFate/Zeroの露出担当だろうに!

「金閃閃」(金ピカ)は登場だけでセリフなしか。王同士の会話のシーンには今からかなり期待してる。

ニコニコ動画で中国語字幕付きで公式の放送を見れる日が来るとは。作品もクオリティ高いし、燃えてきた!

うーむ、日本は放映地域外だから中国語字幕版をニコニコ動画でリアルタイムで見るというのはできないのか……
日本に留学しているのに自分の不利さをちょっと感じてしまった。

ロリ凛には萌えたが、ロリ桜の方は……
虚淵玄は桜になんでそんなにヒドイことをするんだ!

桜の扱いは愛の戦士虚淵玄が愛をそそいだ結果だよ。あの虫の気色悪さとかも。
彼の作品の重要キャラは愛ゆえにヒドイことになる。



とまぁ、こんな感じで。
今回はタイムラグも無く、中国オタクの面々もみんなでワイワイ実況しながら見るのを楽しんでいるような雰囲気でした。

「Fate/Zero」の中国語字幕放送は今までにない試みですが、私としても非常に気になっています。
作品自体も続きがとても楽しみですし、今後も引き続き追っかけてみようかと思います。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


Fate/Zeroのニコ動8カ国語字幕放送決定に中国オタクも歓喜、しかし……

中国オタク「ハーレム系作品でちゃんとした主人公っているの?」

先日、ありがたいことに
「中国オタクはハーレム系の作品に出てくるキャラとかをどう思っているんですか?」
という質問をいただきました。

中国オタクの面々も萌え系の作品はきっちりカバーしているようですし、
ハーレム系の作品についてもわりと見ているようです。

中国のソッチ系の掲示板でハーレム系の作品に関する反応を探してみたところ、
うまい具合に「ハーレム系の作品の主人公」に関するやり取りを見つけることが出来ました。

そんな訳で、今回はその辺についてのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメって毎期毎期必ずハーレム系の要素を備えた作品が混ざるように思うが、そういった作品の主人公ってたいてい受動的なダメ男な気がする。
ハーレム系作品でちゃんとした主人公っているの?

ちゃんとした主人公か……確かに少ないよな。能力的にも微妙なレベルが多いし、告白されるのを待つタイプが多いからちょっとイライラするのは確かだね。

有能と言えば「ハヤテのごとく!」の綾崎ハヤテとかどう?
当初は悲観主義的な面も強かったけど、話が進むにつれどんどん有能になったりストーリー展開の中心になったりとちゃんと主人公としてやっている。

文武に加えて容姿も兼ね備えたような男性キャラって、少女マンガとかの領域じゃないか?
ハーレム系とはちょっと違う気もするが、「乙男」の正宗飛鳥なんかはまさにソレ。

女性恐怖症的なものを持っていて、ヒロイン達から逃げるという展開もなんか最近は飽きてきたよな。別に有能である必要はないと思うが、積極的な主人公を見たくなる。

「プリンセスラバー!」の有馬哲平なんてどう?あいつアニメ版の方は非常にカッコイイぞ。アニメ版で人間のクズレベルになってしまった「SHUFFLE!」の土見稟とは正反対。

最近の作品で一番良いと思った主人公は「生徒会の一存」の杉崎鍵だね。

そういや杉崎鍵は嫌いなヤツ少ないな。
key君とかいう名前が広まってるし、むしろ人気キャラかも。ああいう口が軽くて変態と見せかけてちゃんと行動するキャラってなかなかいないから印象に残るよね。

ハーレム系作品の主人公の人格には「優しさ」以外の特徴も持たせるべきだと思う。あと女嫌いや女性恐怖症ネタも無くすか弱めるかしてもいいんじゃないかね。

「IS」の織斑一夏みたいに特殊能力を持っているというのは、ヒロインとの交流のきっかけになるし悪くないと思う。しかしその後主人公の性格と行動で微妙な感じになるのが少なくないよね。

あんまりにもダメすぎると、そんなレベルの男で納得するヒロインもダメな存在に見えてきてしまうんだよね。その世界の登場人物全てを疑うようになってしまう。

いやだってさ、主人公が全ての場面で冷静に正しい行動をするラブコメとか、ありえないだろ?
擦れ違いや葛藤とか無くなってストーリーの起伏が作れなくなる。

ハーレム系作品の主人公が優柔不断で受動的なのは結局のところ見る人間が感情移入するためだろ。オタクが見る作品だからオタクが感情移入し易いダメ人間になる。
ダメな主人公になるのはオタクが「自分ももしかしたら」とか言う気持ちを抱いて妄想したりできるようにするためだからしょうがない。

マイナーな作品だし厳密には主人公か分からんが「京四郎と永遠の空」の綾小路京四郎は結構良かった。介錯作品なのに珍しく百合じゃなくいし男の主人公が活躍している。

ハーレム系作品でちゃんとした主人公ってことなら「ラブひな」の浦島景太郎後期型とかはどうかね?あとは「ネギま!」のネギ・スプリングフィールドとか。でも残念ながら赤松健作品の場合、主人公が優秀になればなるほどなぜか感情が冷めていく……

その感覚、私もなんとなく分かる。
浦島景太郎は初期のダメな部分があった頃も、別に特別感情移入できる主人公というわけではなかったんだが、ハーレムな世界に浸ることはできたんだよね。
なんか自分でもうまく言えないが、主人公が完璧な存在になるとハーレム世界がつまらなくなるように思う。こういうのがあるからダメ主人公になるのかもな。

てかそもそも、パーフェクトなキャラによるストーリーってあまり面白くないぞ。夜神月や千秋真一のようなレベルのキャラだって何かしら欠点のようなものがあるし。
ハーレム系主人公に必要なのは完璧さじゃなくて、感情移入できて納得できる性格や能力などの要素なんじゃないかな。そして「優しさ」というのはそれほど感情移入できる要素ではない。

「神のみぞ知るセカイ」の桂木桂馬は客観的にはダメ人間なんだが、主人公的にはかなり良い感じだと思う。彼の堅固なギャルゲー的価値観とそれによる一貫した態度はある意味非常にカッコイイ。

梶島正樹作品の主人公はわりと良い感じの多いぞ。エロアニメの方も含めて。
梶島作品の「天地無用!」はハーレムアニメの源流の一つだけど、実はその主人公ってそんなに悪くないんだよね。それなりに良い所見せてくれる。

「うたわれるもの」とかどう?ハーレムだけど、ちゃんとした大人のキャラだし職責や地位的にもハーレム持ってて当然な存在。他にもLeaf系作品だと「ティアーズ・トゥ・ティアラ」の主人公とか良いよ。

良い主人公を一人思い出した。「BASTARD!!」のダーク・シュナイダーはどうだ?ハーレムを作ることが非常に納得できるキャラだ。

ハーレム系作品の主人公として、最も納得できるキャラということなら「乙女はお姉さまに恋してる」の宮小路瑞穂だろう!
お前ら、ダメ男が作るハーレムには反感を覚えるだろうけど、美人が作るハーレムならば受け入れられるだろ?



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々もハーレム作品についてなんだかんだで語れるようですね。

ちなみに今回見た反応では
「生徒会の一存」

の杉崎鍵が、中国オタクから比較的評価の高いハーレム系作品の主人公のようでした。

「生徒会の一存」は中国語版が中国本土で正式に発売されたりしていますし、あまり表に出て来ることはないですが、実は中国オタクからかなり支持されている作品なのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。



中国本土で角川系ライトノベルが正式に発売 高橋弥七郎先生と葵せきな先生のサイン会も開催だそうで
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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