「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2012年06月

中国オタク「日本がガチでガンダム開発に動いているらしい……」

先日、ニコニコ生放送で行われた自民党による12時間生放送において
「ガンダムの開発」
が話題になったそうです。

「歩くガンダムを観光のキラーコンテンツに」 自民党、ガンダム開発計画を語る(ねとらぼ)

自民党 「ガンダム開発を本気で考える」(痛いニュース(ノ∀`) )

ありがたいことに、この件についての質問をいただいておりますので今回はコレについて一つやらせていただきます。

中国でもガンダムは有名ですし、
「お台場に立っていた実物大ガンダムをパクって中国でパチモンの実物大ガンダムが作られ、しかもバレて批判されたので無理矢理謎のロボットに改造される」
といったことが起こるくらいですから、今回の件も話題になっているようです。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板におけるその辺のやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本がガチでガンダム開発に動いているらしい……
日本の自民党が、マジメにガンダムの実現可能性についての討論を行ったそうだ……!

え?自民党って日本の保守系の政党だろ?
なんでオタクのガンダムをマジで語るんだ?ガンダムってどこまで日本では「アリ」なことになってるの!?

だ、大丈夫だ!
まだミノフスキー粒子の開発には成功していないはずだ!

さすがに現在の科学レベルでガンダムは無理だろ。何かのアピールなんじゃないか?

ちょっと考えだけでも、核融合炉とかミノフスキー粒子とかガンダリウム合金とか解決しないといけない、作中の設定多いよな。

関節を狙ってRPGを打ち込むんだ!いくらMSとは言っても倒す方法はある!

いや、面白いとは思ってしまったが、現実では人型ロボットで実戦ていうのはありえないし……何が目的なんだ?

別に作中と同じリアルサイズのガンダム作ろうってわけじゃないんじゃないか?
例えばパワードスーツ的な人間用外部装甲とか。

現実的に強化型外骨格の路線から薦めるべきではないだろうか?
最近の作品だと「IS」みたいな装備もアリなんじゃないかと感じている。もちろん、操縦者が露出するような形はナシにしてだが。

いやいや、現実的にいくならまずはスペースコローニーと宇宙移民をだな。

二足歩行ということなら、弱点はヒザかな。RPG教を信仰するヤツに突撃してもらおうか。

これは陰謀だ!
以前報道された、宇宙航空研究開発機構の活動を「平和目的」に限定するという条文の削除が成立したのは、きっとこのガンダムのためだったんだ!!

そうか……そうだったのか!
確かにその条文があった場合、MSの運用は難しくなるし、ビームライフルの開発も難しい。ガンダムのメインウェポンがガンダムハンマーだけになってしまう!

しかし、ガンダム開発か……実際は戦車にやられちゃうよね。戦車が対応できないレベルの装甲と機動力が出せるとしても、ならその技術でもっとスゴイ戦車を作ればいいだけだし……

地上戦や土地の占領で重要なのはやはり歩兵と戦車だしな。
個人的にはアーマードコアの機体なんかは結構リアルでいいと思うんだけど、あっちの方で作ったりしないのかな?

いやいや、リアル方向でいくならローラーダッシュだろ。
最近だと「コードギアス」のナイトメアとかいいんじゃない?ハーケンによる立体的な移動もできるし、ガンダムよりもそっちを作ってくれよ!

ガンダムみたいな、高くて実用的じゃないモノを作ろうとするなんて、何考えてんだ……

いやでも、日本だぞ?
完全再現はできなくても、何かしら現実に作り上げてしまうんじゃないか?

まぁ、さすがに観光資源も兼ねての話っぽいよね。ロボット技術の蓄積というのもあるんだろうけど。

政治家の人気取りなのかなぁ。お偉いさん含めてなんかわけの分からん所に金が流れるウチの国からすると、こういう庶民も楽しめる娯楽関係をやってくれるのはちょっとウラヤマシイ。

娯楽を提供するのも政治だし、コレはコレで一つの方法だとは思う。もっとも、日本ではそれがガンダムになってしまうのはさすがだ。

リアルにガンダム作ろうとする場合いくらかかるのだろうかと思ったが、考えてみれば1機の値段が1.5億ドルもするF22を買うのに比べれば、観光資源に使えて技術を蓄積できるガンダム開発って悪くない話に思えてきたんだが……

あいつら既にV作戦の第一段階であるガンタンクの開発には成功しているんだろ?
何かしらやってくれるんじゃないかと期待しちゃうわ……

兵器としてはダメなのは明らかだが、デカイサイズのロボが歩くってのは見てみたい。二脚じゃなく多脚でもいいから作ってくれないかね。

俺には日本がどういった方向を目指し、どういった問題を解決しなければならないのかは分からないが、一つだけ言えることがある。
先に作るのはザクの方だろうが!男のロマンはザクにある!



とまぁ、こんな感じで。
さすがの中国オタク達も、このニュースに関してはどこまで本気でどこまでネタなのか判断に迷ってしまうようですね。

彼等もミリタリー的に考えて人型のロボットを戦場で活用するのは無理だというのは分かっていますし、今回の件については何らかのネタだとは思っているようですが、一体何を目的としているのか分からず混乱気味でもありました。

また、過去にお台場に1/1ガンダムを作っちゃったという実績もあるということから、
「もしかしたら」
というのもちょっと考えてしまうようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「四川のあのガンダムが改造されて復活しやがった……!」

お台場に立った1/1ガンダムへの中国オタクの反応

中国オタク「スポーツやゲームが題材の作品を楽しむのにルールの知識は必要なのか?」

以前、ありがたいことに
「アニメや漫画にはマイナーなスポーツや、独自のルールを持つカードゲームのような作品がテーマになっているものがありますが、中国でそういった作品を見ている人はルールとかをどれくらい把握して見ているのでしょうか?」
という質問をいただきました。

実は中国オタクの間では、中国では一般的ではない競技をテーマにした作品が人気になったりすることもあります。最近ですと、
「ちはやふる」

なんかが結構な人気になりましたね。
また、麻雀は日本と中国ではルールが異なるのですが、普通に日本式ルールの麻雀による作品が受け入れられているようです。

うまい具合に先日、中国のソッチ系の掲示板でそういったことについてのやりとりを見かけましたの、今回はそれを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


スポーツやゲームなんかが題材になっている作品って結構あるけど、そういった作品を楽しむためにはルールを知っておくべきなんだろうか?
ルールとかは見ていればそれなりに分かっていくんだろうけど、先に把握しておいた方がきっちり楽しめるような気もする。みんなはどんな感じで対応しているの?

自分はそういったことは気にせず、まずは見てみることにしているね。
数話見て理解できなかったら見るのをやめる。何かしら面白く感じられれば見続ける。個人的にはスポーツよりもカードゲーム系の作品が分かり難いと感じることが多いかな。

その辺は作っている方も分かっているだろうから、あまり気にしないで良いんじゃないかな。ルールをある程度教えながら進む作品多いし。
ただ、理解できないとか説明多すぎて作品に入っていけないなんてケースもあるが……

私はとりあえず最低限のことは知っておいた方がいいとは思う。
「タッチ」なんかは恋愛がかなりの部分を占めているが、それでも野球が投手と打者の勝負が基本になることとか、9回で終わることとかは把握しておかないとわけが分からなくなるんじゃないか?

でも高校野球について、例えば「甲子園」とかの目標については知らないでも案外なんとかなるよな。優勝とか、そんな感じのイメージで把握しておけばいいし。

あだち充の野球系の作品は大体見ているけど、いまだに野球のルールがよく分かっていない自分が通りますよ。

カードゲーム系の作品を見ているときも細かいルールを気にしたことはないかな。
とりあえず「コスト消費して召喚」とか、「プレイヤーのHPが無くなったら負け」みたいなことを把握しておけばあとは勢いで。

私はとりあえず追っかけてみて、ある程度読んで面白いと感じたらルールもちょっと調べてみるくらいかな。アニメや漫画の作品って、基本的にルール知らなくても楽しめる作品ばかりだし。

熱血とか恋愛とか人間関係とか、競技以外の要素が大きい作品ならともかく、競技内容を詳細に語る作品だと、さすがにルールの知識無しでは難しいだろ。

昔の自分を振り返ってみると、「遊戯王」とかはルール知る前に作品の方にハマっていたな。作品の性質や作品が想定している視聴者層にもよるんじゃないかね。
てか遊戯王は新しいカードが出て活躍するという展開もあってか、ストーリー展開に合わせて新ルールが明らかになるという印象だったなぁ。

思い返してみれば「遊戯王」の最初の方はホントにルール知らずに見ていた。最近のシリーズでは、カードの効果についてちょくちょく調べたりるするようになっているけど。

素人と玄人で見方に違いが出るって作品はあるよね。
しかし、考えてみると日本のアニメや漫画でマイナーな競技を題材にしている作品が、幅広い層を大体カバーして楽しませているってのは実はスゴイことなんじゃないだろうか。

てか、作者自身がルール覚えながら描いているっぽい作品とかもあるよな。「キャプテン翼」なんかは明らかに作者がサッカーのルールをきちんと把握していない。

むしろ、楽しむだけならあまり詳しく知らない方がいいんじゃないだろうか?
「キャプテン翼」がウチの国でイマイチファンが広がらなかったのは、ウチの国のオタク層にサッカーファンが多いってのが影響していたように思う。

現実から離れて誇張表現になっている作品でも、人気は出るんじゃないかな。「キャプテン翼」と同じような方向に突っ走っている殺人テニスの「テニスの王子様」は人気高いし、最近では「黒子のバスケ」は普通に人気が高くなっている。ウチの国はバスケ人口多いのに。

「黒子のバスケ」はなんだかんだで人気出てるよね。
ただ、個人的な感想を言わせてもらえば、自分はバスケにハマっているからかあの作品はツッコミ所が目について作品に入り込めなかった……たぶん、こういう文句付けるのは少数派なんだろうけど……

日本のアニメや漫画のスポーツ系名作は、リアル寄りにしろ殺人寄りにしろ何かしらの誇張は出るよね。私は「アイシールド21」とかは誇張も含めて完成度が高いと思う。

日本の作品ってスポンサーが付くアニメとかは競技人口拡大を狙って作られる商業的な側面もあるから、説明に関してはそんなに気にしないで良いんじゃないかな。

素人が見て分かるかってのは題材の捉え方によるんじゃないかな。野球なんかは日本で普及率の高いスポーツだから基本的なルールを説明しない作品も多いけど、高校野球の部活という方向から描いている「おおきく振りかぶって」は初心者向けの説明も多い。ちなみに自分は「おおきく振りかぶって」で野球をはじめちゃったぜ。

昔、「ヒカルの碁」を見ていた人間のうち囲碁を打てた人間がどれだけいたか……ってことと似たような話じゃないかな。
最近だと「ちはやふる」なんかはウチの国では全く知られていない競技なのに人気出たよね。ルールとか知らなくても別に問題ないと思う。

一応、「ちはやふる」は作中でのルール説明あったけどね。
でも、ウチの国では「百人一首」や「かるた」とか自体が知られていないから、なんだかんだでルールを把握しないでも楽しめる作品ってことなんだろうな。

競技の詳しいルールを用いる作品なのに素人でも引き込まれる作品というなら「ONE OUTS」がオススメ。野球なんてほとんど知らない自分が引き込まれた挙句、今では野球の試合を観戦して楽しめるようになってしまった。

ああ「ONE OUTS」は良いな。自分はコレで野球系の作品にハマってしまった。
ちなみに最近の野球系作品では「グラゼニ」が面白いんだけど、これは「ONE OUTS」よりも野球についてのちゃんとした説明が多いけど、完全にルールを知っている人間向けの作品になっているのも面白い所かな。

マジメに考えている所で言うのもアレだが、とりあえず麻雀アニメは細かいルールを知っている必要はないと断言できる。
日本の麻雀作品は、精神的な駆け引きや得意技、必殺技にだけ注目しておけばいい!

……確かにそうかも。「咲」がきっかけで日本の麻雀にハマって楽しんでいる身としてはなんだけど、咲と現実の麻雀は違うしな。あの作品の中の麻雀に関してはキャラの必殺技などを把握しておけばいいような気がする。



とまぁ、こんな感じで。
中国ではなじみが無い競技が題材になっている作品についてはとっつきが悪い所もあるようですが、実際に見始めたら結構気にしないで見続けることができるようで、わりと普通に楽しまれているようでした。

それから今回スポーツ関係の作品の反応もイロイロと見かけたのですが、
意外だったのはマニア寄りの中国オタクの間では
「ONE OUTS」

の評価が高いらしいということでしょうか。

さすがに知名度的には実写化もされている同じ作者の「LIAR GAME」よりは低いようですが、評価という点では「LIAR GAME」より上のようにも感じられました。

野球があまり知られていない(一応、「タッチ」や「H2」などのあだち充作品は中国オタク的に有名ですが)中国で、「ONE OUTS」のような作品が受け入れられているのを見ると、テーマとなる競技のルールを知らなくても作品を見る上では結構なんとかなるのでしょうね。
私自身のことを振り返ってみても、作中のスポーツのルールを知らずに楽しめたスポーツ系の作品というのがかなりありますし。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

あだち充のH2について語る中国オタクの面々

中国の高校入試問題で、初音ミクが出題される

9月から新学年が始まる中国では、6月辺りが入試の季節になります。
そんな中国の高校入試
「高級中等学校招生考試」(通称「中考」
は、基本的に中国の省や地級の市ごとに統一試験が行われるのですが、先日厦門で行われた「中考」の語文(日本で言う所の国語)で初音ミクに関する文章が出題されたそうです。

中国語ですが人民網のコチラの記事や新浪のコチラの記事において
「日本のバーチャル3D歌手初音ミクが試験問題になり、少なくないアニメ・漫画ファンの受験生をとても興奮させた」
といった感じのニュースとして紹介されています。

記事によれば、
その問題は語文テスト内の現代文の読解において出題されたもので
「青年文摘」5月号の「被造就的虚拟偶像」
(内容は「日本のバーチャル3D女性歌手「初音ミク」の起源及び発展の過程等」だそうです)
について、
「初音ミクが世界を風靡できた原因を説明すると共に、バーチャルアイドルに対する見方を語る」
という内容だったそうです。

このニュースは中国のネットでちょっとした話題になっているようですので、今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中考の語文の問題で、まさかの初音ミク出題が来たぞ!!

え?初音ミクがテスト用紙に載ったの?
ネタじゃなくマジで?

さすがに信じられないんだが。証拠は?

出題されたのは厦門の語文の読解問題らしい。
検索してみたら受験生の話が幾つか出ているし、わりとマジっぽいね。中考のテスト問題だし、そのうち出題内容も出て来るとは思うが、さて……

ニュースにも出てるな。確定情報か。
正直、ホントの話だとは思わなかったわ……

いやいや。マジですよ。
試験会場では、出題した先生の愛を感じたね!

逆に予想問題考えた先生にとっては悲劇かも。
試験前夜に初音ミクの歌を聴いて過ごしていた自分にとっては緊張も取れて、非常に良い感じで試験を受けられるようになる、スバラシイ出題だった。

テスト勉強のためにオタクになる……そういう時代が来るんだろうか。

受験生に「初音ミクが世界を風靡できた原因」を説明させるとか、オタク向け過ぎるだろ。

最近の若い人間の場合、ボーカロイドに関する話題を知らないってのは珍しいしコレはコレでありなのかも。

これ、出題者は絶対オタクだろ。

うーむ、ウチの国での展開となると二次創作物の広がりなんかについても書かなければいけないのだろうか。そうなると歌を聴く程度の自分にはキツイ問題だ。

待て!これは罠だ!
きっとオタクな回答をすると不合格にされちまうんだ!

我が国の教育部門はオタクの危険性に気付き、こんな罠を仕掛けてオタクを締め出そうとしているに違いない!日本の腐敗した文化の毒に汚染された学生は、育成する価値も無いということにされちゃったりするんだぜ!

ふむ、じゃあこの場合の模範解答は
「これから美しい人生設計をするための重要な時期を迎える私達にとって、バーチャルアイドルに耽溺するのはとてもいけないことなので、そんなものは無視して全力で勉学に取り組むべきです」
とかだな!

マジメな話、これ読解問題だから。
回答に本文に書かれていない余計な内容を大量に入れたら減点だから。
幾ら知っていても本文に無いオタクの知識を入れ過ぎるとダメだぞ!

まぁ、この手の説明文の読解は情報を読み取って整理して書けばいい問題だし、必要なのはボーカロイドの知識じゃなくて出題者の意図を読む能力と読み取った情報を整理してアウトプットする能力だよな。
ただ、出題者がなぜ初音ミクを選んだのかは気になるが。

いや実際罠だろ、コレ。
説明文の読解だから、事実と違うからって「何もわかっていない」「実際はこうだ」なんてことを書いたら即アウト。オタク向けに特化された恐ろしいトラップのような気がする。

昔、NBAに関する説明文が出題されたってのを聞いたことがあるし、これもそれと似たような感じでちょっとした話題を組み込んで読解力を試すとかじゃないかな?文章をきちんと読まずに自分の意見を入れた回答をするとダメだろうし。
でも、なぜ初音ミクについての問題になったんだろうな。そこまで影響力のある存在だったのか?

自分はこういうの出ると緊張が解けて良い感じにできるんだけどね。昔、娯楽関係のネタが出題されたときはリラックスしてその後の問題を解いていけた。

やはり、我々オタクの同志が組織内部への侵入に成功しているということなのだろうか……

ニュースで初音ミクの話が出るのにはわりと慣れてきたと思ってはいたが、まさかウチの国の中考の問題にまで出て来るとは思いもしなかった。

中考ってことは受験者中学生だろ?
ボーカロイドのファンってそんなにいるもんなの?ネタも理解できないんじゃないか?

いや、ボーカロイドのファンって若いの多いよ。
ネットで話題にしている層にも中学生多いし、上海のイベントでも中高生くらいのがかなりいた。

今の中学生はスゴイぞ。あいつら普通にネギの歌(Ievan Polkka)を聴いて育ってきているしな。

なにぃ!?そんなことになっていたとは。
こりゃ自分の方がむしろ保守的って状態になっているのだろうか。

考えてみれば、今の大学生くらいの人間も中高生の頃にはアニメや漫画、ゲームにハマって大人より詳しかったしな。今の中高生にとってはボーカロイドがそういった娯楽の一つなのかも。

しかし……こういう話を聞くと、なんで自分達の頃にはそういう問題が出なかったんだと思ってしまうよ。特に、この間の試験ではグダグダな結果になってしまった自分としてはな!



とまぁ、こんな感じで。
いくら初音ミクの人気が高いと言っても、統一試験の出題内容に関係してしまうというのは予想外だったようです。

それにしても、今回の反応を調べている時にも感じたのですが
「初音ミク」

の中国における広まりっぷりは、こっちの想像以上のものになっているっぽいですね。

中国のオタク層のみに限定した話でも、
今までに比べて幅広い年代層が「オタク的にハマっている」ように感じられます。

中国では大学入試を突破するまでは勉強漬けになるので時間が取れないことから、本格的にオタク趣味に手を出すことができるのは大学生からと言われています。
そのため中国オタクの主な層は大学生なのですが、
こと初音ミク(及びボーカロイド)に関しては、
大学生より下の中高生もかなりオタクっぽい感じでハマっているのですよね。

この辺については、
初音ミク自体の面白さに加えて、
「動画サイトなどで簡単にアクセスして楽しむことができ、しかも拡散し易いコンテンツであるということも大きい」
といった話もあるそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


日本語能力試験1級にエヴァっぽい問題やドラクエっぽい問題が出た模様

中国オタク的「fate/Zero終了後の感想」

先日放映終了になった
「Fate/Zero」

ですが、中国オタク関係の間でも大変な人気となった作品ですし、放映終了後にもイロイロなやり取りが飛び交っているようです。

そんな訳で、今回はその辺についてのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「Fate/Zero」がついに終わってしまった……
最終話、ちょっと微妙に感じた所もあったけど長い間追っかける価値の有る面白い作品だった!

うむ。良い作品だったな。
原作知っている組からは不満が結構出ていたが、そういう知識が無い自分からすれば毎回緊張して楽しめる良い作品だったよ。あと個人的にはオタク分野ではない一般の歴史ネタの知識が作中の考察に使えるってのは新鮮だった。

原作読んだり、ドラマ聴いていたりすると期待が大きくなっちゃうんで……
アニメの「王の軍勢」なんかはガッカリしてしまったが、考えてみれば自分の脳内描写が派手になり過ぎていたのもあると思う。

面白かったんだけど、24話辺りでだいたい終わってたから、最終話というかラストの方はなんか盛り上がらなかったなぁ。
作品が終わった余韻にはあまり浸れないのがもったいない。

最終話は続編との関係がもうちょっと出るかと期待されていた所もあったからねぇ。最終話の展開についてはウチの方では不満が出まくってるっぽい。

最後に切嗣と士郎の受け答えもあったし、それなりには満足かな。セイバーについては……まぁ、この後があるってことでしょうがないのかね。

セイバーもそうだが、ランスロットの扱いが自分は不満だな。
原作での内面描写や説明省かれてるから、なんとも中途半端なキャラという印象になってしまっている。

雁夜おじさんの夢オチは酷かった。カワイソウすぎるだろ……
桜のセリフとか、もう……

あ、でも愉悦にめざめちゃった俺にとっては終盤の展開は結構アリだと思えたり。桜のあの眼差しとセリフがたまらん。こういう終わりもいいと思う。

うーむ……原作未読な自分としては、これで終わりと言われてもなんだか拍子抜けというか……途中で打ち切りくらったような感じだ。

金ピカが最後に徹底した全裸サービスになるとは思わなかった。
ただ、私は受肉シーンの描写がどうなるか気になっていたから「力を入れる所が違くないか?」と思っちゃったり。

最後の全裸は必要だったのだろうか……?
良い愉悦シーンを期待したのに、全裸のせいで笑ってしまったじゃないか!
腐女子向けのサービスにしたって、もっとやりようがあったろうに。まぁ、演出が平坦になったりしてガッカリする所もあったけど楽しめた作品だった。

最終話が一番つまらなかったような……麻婆の顔とかしか面白い所がなかった。
まぁ、やることやり終わっちゃったあとだからしょうがないのかもしれないけど……
それとも、これは劇場版か総集編で金をだまし取るための準備なんだろうか?

見る前に原作とサウンドドラマを既に知っていたのを後悔する作品だった。
最初は良かったけど、後になればなるほどダメになっていって最終回なんかはもうヒドイものだった。ufotableには本当に失望した。

ufotableのやり方には自分も不満だな。
最後の二話はもう、まさに鶏肋という他ないというか……原作を変えるのもアレだけど、原作通りにやって微妙に内容を削ってしまうのもどうかと思った。

動画サイトなんかだと勢いで「神作」を連呼しているのも結構多いが、完璧ってわけではないよね。ダメな部分も目につく。
ただ、俺としては最後の士郎とのシーンは結構良いと思った。

この終わり方に納得がいかないヤツも結構いるようだね。
まぁ、アニメだけ見ている私はそれなりに良い作品だったと思っている。

いやさ、原著の悲劇がなんかこう、すごい淡泊に流れて行ったのが……
原作の時の衝撃が、ほとんど感じられなくて……

前の盛り上がりを考えると、あっさりしすぎているようにも感じる。
第一話も状況説明だけで終わった話ではあったが、それなりに盛り上げる演出があったのに、最後をなんでこうやっちゃったんだろうなぁ。

100点満点なら90点以上の作品だったと思う。なんだかんだでとても楽しめたわ。
それにしても、この作品は話題を提供するってことに関してスゴイものがあった。色んな角度から作品を語れるし、スゴイ盛り上がれた。

「Fate/Zero」ではキャラクターが死ぬってことへの緊張感が、非常に希少だというのを実感した。日本の少年漫画系の作品は基本的に人気重視だから重要キャラを殺し難いし、アメリカはアメリカで、版権利用の関係上絶対に捨てないというのが見えちゃっているし。
こういう作品ばかりだと疲れるけど、面白かったのは間違いない。

最終話見ていて、一つ疑問に思ったんだが、なんでキリツグは「じいさん」って呼ばれてるの?日本語では切嗣くらいの年齢だと「おじさん」だよね?
あの「じいさん」の呼び掛けには何か特別な意味とかがあったりするの?

あれはそこまで明確な理由は無い……はず。
切嗣がすっかり燃え尽きたというか、精根尽き果ててしまったから「じいさん」に見えていたとかじゃないかな。

切嗣はこのあと5年で死んじゃうしな。
しかし、この後士郎が切嗣の意思を継いで正義の味方の理想を追いかけると思うと感慨深い。自分がFateを知ったのは2006年だが、それから今に至るまでずっと追っかけることになるとは。

このまま「Fate/stay night」も再アニメ化してくれないかね。当時の脚本とかをきちんと作り変えて。
士郎は元々の問題行動にアニメのイメージも加わってウチの国ではダメ主人公というか嫌われる主人公「土狼」という呼び名で有名な存在になっちゃってるし、セイバーも「Fate/Zero」のイメージだけで定着してしまうのは困る。

それにしても、次のTYPE-MOON のアニメはいつになるんだろう?
「Fate/Zero」を見て、俺はTYPE-MOON 作品の世界観に浸るのが大好きなんだと改めて実感した。次はいったい何年待てばいいかと思うと、なんか憂鬱になってくる。

大丈夫だ!安心しろ!
「プリズマ☆イリヤ」がアニメ化されるぜ!



とまぁ、こんな感じで。
なんだかんだで非常に盛り上がった作品ですし、最終話が終わった後もイロイロな声が飛び交っていました。

「Fate/Zero」はその内容も面白いものでしたが、当ブログ的には作品周辺の動きもかなり面白かったですね。
第1期はニコニコ動画で中国向けにも同時配信が行われるも、規制の関係上中国本土からは見るのが難しいという事態に陥り、第2期は現地の動画サイトで同時配信が行われると突然発表され、結構な盛り上がりになったものの、その後ゴタゴタして突然の配信中止……と思いきや、ラスト3話で別の動画サイトで配信されるようになるなど、正直私も追っかけていてかなり混乱しました。

この辺の動きについては、中国の動画サイト関係の制度についての説明も含めていつかまとめてみたいと考えております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク的疑問「なぜFate/stay nightのアニメは盛り上がらなかったのだろうか?」
Fate/Zeroのニコ動8カ国語字幕放送決定に中国オタクも歓喜、しかし……
Fate/Zero第二期が中国のbilibiliで公式配信、中国オタクも驚愕
中国でのFate/Zero第二期公式配信に中止命令が出た模様
中国オタク的「ぼくのかんがえた中華系のサーヴァント」

中国オタク「卒論にオタクネタをからめて書こうと思うんだが」

オタクをやっていると、自分のオタク趣味を学校の勉強に混ぜるというか活かせたら……なんて考えてしまうことがあったりするかもしれませんが、大学生が主な層になっている中国オタクにもそういったことを企む(?)のがいるようです。

先日、中国のソッチ系の掲示板を巡回していた所
「卒論とオタクネタ」
についてのやりとりを見かけました。
9月が新学期の中国では、今の時期はもう卒論の話は季節外れっぽい気もしますが、とりあえず今回はその辺についてのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


卒論にオタクネタをからめて書こうと思うんだが、なんか良い資料ないかね?
オタクコンテンツと社会の関係についての方向でなら、自分の分野的にはいけると考えているんだが。

そういうテーマでやるなら参考資料は日本語のとかもあると良いかもね。アニメや漫画が日本の社会に与えた影響についての分析とかあるし。
とりあえず、日本のアマゾンなら本の海外発送してくれるぜ!

私は日本のアニメや漫画が中国の若者に与えた影響みたいな感じで書いたな。日本語の資料もそれなりに使った。

ネットで検索すればある程度の資料は出て来るけど、やはりデータや説得力の関係から日本語の本は欲しいよね。自分も以前卒論をオタク系のネタで書いた時は日本のアマゾン使ったわ。

そういや、俺の知り合いにはネトゲに関して卒論書いて通したヤツもいたな。
ビジネス分野や社会的な影響なんかを絡めて指導教官をうまく納得させていたのはよくやるもんだと思ったわ。

いいよな……そういう論文書ける学部は……
俺の専門分野だとそいうのを絡める余地が無い……

俺の学校は卒論に関して結構いい加減だから、ライトノベルについて書いちゃったぜ。なぜか点数もそれなりにとれた。

生物系の俺からしてみれば羨ましすぎる。
こっちは毎日アレなウィルスとかとお付き合いして文章を書かなければいけないんだぞ!

工学部の方も、オタク関係と合わせるのは難しい……ウラヤマシイ。

宮崎アニメに出て来るアイテムや建築物のデザインに関して論文を書いちゃった建築学科の俺が通りますよ。

卒論ではなかったと思うが、今まで聞いた論文の中で一番スゲェと思ったのは萌えと飯島愛の自伝とフェミニズムに関して書いてたヤツかな。

日本語でオタク関係の資料なら岡田斗司夫の本とか、ロジカルで結構使い易いよ。

オタク関係の知識を活かした論文か……
そういや、ヨーロッパの中世の銃火器について書いているオタがいたな。そして、書いたヤツの部屋には巴マミのフィギュアが飾ってあったぞ……!

日本の小説というか、娯楽コンテンツ関係だと村上春樹を絡めるとイロイロとやり易いんだよね。ウチの国で手に入る資料も多いし、ネットでも見つかる。
しかし、それ以外の分野を日本関係で本格的にやるとなると、どうしても「使える資料を探すのが難しい」という事態にぶつかってしまうんだよなぁ。

自分の専門的に卒論は無理だが、選択した課目によっては提出するレポートとかで結構やれたな。
オタ関係の作品を引っ張って来ての考察のレポート書いている時はとても楽しかった……またああいうのを書きたいなぁ。

そういうのってやたらと気合入れて資料調べたりして書いちゃうよな。
卒論じゃないけど、自分もアニメ・漫画文化と現代中国の若者の思想への影響みたいな観点から書いたことがある。

俺は経済学関係で、現代中国の若者の経済的な発展へのアニメ・漫画コンテンツの影響という観点のレポート書いたわ。すごい楽しかった!

分かる。良い点数が狙えるわけでもないし、誰に見せたいわけでもないんだけど、楽しいんだよな。ヘンな言い方だけど「自分のため」に書いているのを実感できる。

そういや知り合いに何をとち狂ったか、すごい気合入れたブラウザゲームを卒業作品で作ってきたヤツがいたな。確かにスゴかったんだが、問題はあんまり面白くなかったことかな。

私の所の指導教官はそういうの認めてくれないんだよね。
そっちの方面のテーマで書きたいといったら「やめとけ」と言われてしまった。まぁ、テーマがダメなのではなく、村上春樹や宮崎駿関係で書かれているその手の論文が多すぎるので、よほどのことが無い限り評価されないっていうのが理由だったんだが。

まぁ、完全に好き勝手にやらせるとヒドイことになるのは誰でも想像できるしな!学校側がストップかけるのもしょうがない。

あと、学部にもよるよね。文学関係なら村上春樹は一定の方向性を打ち出せればそれなりにいけるだろうし。てか自分はラノベで書きたかったけど、諦めて村上春樹にした……

文化関係の比較とかで書ける学科はウラヤマシイと感じてしまうぜ。

しかし、下の代の卒論見てると最近はわりと色んなテーマで書いてもよくなっているんだよな。
デジタルメディア技術論で、アニメや漫画と絡めての論文とかを普通に書かせてもらえるようだ。自分の時はそんなことを指導教官に言える空気じゃなかった。自分も、もうちょっとはじけた方面で書きたかった……

それについては専門分野がどこかってのが大きいんじゃないか?
自分もデジタルメディアに関係する分野だけど、そういうのとはあんまり関係なくて……
いや、別に今の専門に不満があるわけではないし、研究室も楽しいんだけど、ことオタク分野に関しては自分の専門分野の微妙な外れっぷりが悲しい!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に結構悪巧みというか悪ノリっぽいことをやっているみたいですね。自分の好きなモノとなると、湧いてくるエネルギーも違うようですし。

それと、これはあくまで私の個人的な印象ではありますが、中国の学生には自分の趣味を、いかめしい話にするというか、何かと結び付けて大マジメに分析したり文化的に語ったりするのがうまい人が多いように感じられます。

中国のソッチ系の掲示板を巡回しているときにも、そういった論説や分析の長文投下をちょくちょく見かけますし、中には大当たりな面白いモノがあったりもするのですよね。

あ、ちなみに当ブログのまとめ本「オタ中国人の憂鬱」

も中国オタク分野の論文としての資料にできなくもないらしいですよ!中国語繁体字版も「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで出ております。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク的疑問「山寺宏一ってどんな声優なんだ?どれくらい有名なの?」

前回の記事の
中国オタク「ラクスが結婚!?……おめでとう……うん、おめでとう……」
では、声優の山寺宏一さんと田中理恵さんのご結婚についての中国オタクの反応などを紹介させていただきましたが、ありがたいことに、その後コメントやメールでのご指摘やご質問などをいただきました。

その中に、
「山寺宏一さんの中国オタク内での知名度について」
のお話があったのですが、言われてみれば山寺宏一さんに関しては中国オタクのマニア層と一般層でかなり認識が分かれますね。

日本で声優の関係する分野のオタクをやっていれば山寺宏一さんを意識しないことはないでしょうし、普通にテレビを見ているだけでもアニメ以外に洋画の吹き替えや「山ちゃん」としての活躍などが入ってきますが、中国オタクにはそういったルートでの情報は基本的に入ってきません。
そのため声優について特に興味のある中国オタクでもなければ、山寺宏一さんのスゴさについてはピンと来ないのかもしれません。

今回の結婚のニュースが入った後に中国のソッチ系の掲示板では山寺宏一さんに関する質問なども構出ているようですし、今回はその辺についてのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


田中理恵の結婚はショックだった。しかも、相手が51歳ってのは更にショックだった。
しかし相手の山寺宏一ってどんな声優なんだ?どれくらい有名なの?

お前……オタクなのに山寺宏一すら知らないのかよ?

私も知らない。最近の声優ならともかく、古い声優に関しては知らない人間多いぞ。

色んな名作に出てる人だし、日本の声優界ではトップクラスの存在だよ。オタクやっててこの人知らないのはどうかと。

すまん、俺も聞きたい。
てか山寺宏一の演じる多くの名作ってなんだ?
ウチの国で知られているような作品だと何がある?

「エヴァンゲリオン」の加持さんと言えば分るかい?

いや、俺もエヴァの加持くらいは知っているが、他には無いの?
そもそも山寺宏一ってそんなに知名度のある存在なのか?
俺は声優についてあまりきちんと知っているわけではないけど、俺の知る限りではこの人って主役クラスを演じたことはないと思うんだが。

山寺宏一は熱血系の作品への出演が多かったし、最近では映画関係が多い。あと、日本語版の「ドナルドダック」の声だし、アメリカのドラマの吹き替えでも頻繁に活躍している。それに加えてテレビ番組の司会とかもこなしているし、日本では最も活動範囲の広い声優の一人だね。

「ドナルドダック」を演じていて、声優から有名になったってことはウチの国の李揚みたいな感じの存在だと思えばいいのかな?番組の司会をやっているとかいう点もかぶるし。

(訳注:「李揚」は中国の有名な声優で中国語版ドナルドダックの声も演じています。中国でレベルの高い声優についての話になるとほぼ必ず名前が挙がりますね。また、テレビ番組の司会や、文化人系のビジネスマンとしても有名です)

李揚は文化とかビジネスの方向に行っての成功だけど、山寺宏一は声優という立場のままで有名になっているからちょっと違うかな。日本だと声優のイメージを向上させたっていうのが評価高いらしい。

うーん……自分も山寺宏一についてどうも分からない。
ネットで検索しても出て来るのは昔の作品に関する話ばかりだし、イメージがピンと来ないんだよね。

俺も山寺宏一のスゴさとかを教えてほしい。
ぶっちゃけた話、田中理恵がなんで山寺宏一を選んだのか理解できないんだ。18歳も年齢差がある、あんなおじいちゃんみたいな歳の人をなぜ選んだのか……
結婚した相手がスゴイ存在だと分かれば、自分も納得できるんじゃないかと……

そうか……確かに山寺宏一を知る機会って案外少ないかもなぁ。
声優関係の情報へのアンテナを張っていれば山寺宏一の情報に関してはそれなりにぶつかるとは思うんだが、作品経由だと最近ではゲームくらいしかないかもしれない。

ウチの国で吹き替えではなく、字幕+オリジナル音声でアニメを見るのが盛んになったのはなんだかんだで今世紀に入ってからだし、声優が意識されるようになったのはここ数年、それこそ「ガンダムSEED」くらいからだからね。山寺宏一の出演している作品には意識しないとぶつからないかも。

昔だったら「カウボーイビバップのスパイク」の一言とかで済んだんだけどね。
ネットで検索してみればそれなりに情報は出て来るけど、アニメに関してだけに目が行っていると確かにそんなにスゴイ存在には思えないのかもしれんな。

考えてみれば、自分の場合は山寺宏一のイメージって「乱馬1/2」の響良牙でとまっている。しかも自分が当時見たのは吹き替え版だから、山寺宏一の声を実際にイメージすることはできないわ。

山寺宏一は日本の海外作品吹き替えなどでも大活躍しているし、普通のテレビ番組でも活躍しているんだけど、そっちのイメージがウチの国には入って来ていないんだよね。
あと、演技力や声の魅力を感じられるようになるにはなんだかんだで日本語能力が必要だし……

今回の結婚は年齢差を見るとアレかもしれないが、声優という範囲で考えた場合、むしろ田中理恵の方が大物を捕まえたって感じだぞ。
名声や収入等の分野で山寺宏一以上に万遍なく高ステータスを備えている男性声優はいない。

日本人の知り合いに聞いた話では「アンパンマン」を見れば山寺宏一のスゴさが理解できるらしいんだが。

いや、実際「アンパンマン」の山寺宏一はスゴイよ。
彼が「アンパンマン」の中で演じている声と、他の作品、例えば「カウボーイビバップ」での声を比べてみると絶対に驚くって。演技力もそうだが声の幅が恐ろしいまでにある。カバと犬とスパイクの声が同じ人間から出ているとか信じられん!

山寺宏一の演技に関しては「山寺宏一の最大の不幸は誰も彼の本当の声を知らないことである」という言葉があるね。
ウチの国のオタクの間では、声の幅の広さを含めた声優の演技力ってことになると石田彰とかが良く知られているけど、日本だとそういった声の幅の広さを含めた演技力のある声優では山寺宏一の名前が真っ先に挙がるそうだ。

声と演技の幅の広さが有名だし、日本の声優の世代交代では上の世代(山寺宏一自身もかなりの歳ではあるが)から、安心して役の交代を任されているという話だね。
最近の作品だと「ルパン三世」の最新作「峰不二子という女」で「銭形警部」を受け継いでいる。「ルパン三世」は日本の人気アニメシリーズの中でも歴史があり、元の声優のイメージも強いから声優の変更は非常に難しい作品だ。

そうか……そうなのか……
分かった。俺も今回の結婚のニュースに関して納得するために「アンパンマン」という作品を見てみることにするよ。



とまぁ、こんな感じで。
今の中国オタクの活動範囲には、山寺宏一さんのスゴさを認識する機会があまり無いのかもしれませんね。

今回のご結婚のニュースを聞いた中国オタクの面々のダメージが思いのほか大きいのは、田中理恵さんに関して「ガンダムSEED」の「ラクス・クライン」などによる思い出のヒロイン補正が強かったのに加え、山寺宏一さんの声優としてのスゴさに関する認識が薄く、二人の年齢差だけに目がいってしまい、反発が強くなったという所もあったようです。


ちなみに、中国における日本の声優の知名度については、
「字幕付きの海賊版VCDやファンサブ字幕動画を中心にオリジナル音声のままで視聴されるようになった最近(今世紀に入ってから、多くは05年以降)のアニメ作品で中国オタクに人気の出たキャラを演じているか」
というのが大きい模様です。

それ以前の作品に関しては見ている人間が少なかったり、中国のテレビで放映される際に吹き替えになったりといったことがあるので、オタク的にどの役を日本の声優の誰が演じているといった知識はあっても、実際にアニメを見て聴いた経験やそれに伴う感情移入というのが無いため、「日本の声優の声によるキャラ」が意識されることはあまりないようですね。

また、男性声優に関しては中国で人気になった乙女ゲーやBLゲーに出演しているかというのも大きいそうです。
ゲームのテキストは中国語版が出たり、中国語化パッチにより中国語化されていても、音声に関してはそのままということからプレイ中は声優の演技をかなり意識するようになるのだとか。

それにしても、今回のニュースに関する一連の反応を見ていると、中国オタクの方に日本の声優の情報が広まっていった流れが見えてきてちょっと面白いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ラクスが結婚!?……おめでとう……うん、おめでとう……」

中国オタク「ラクスが結婚!?……おめでとう……うん、おめでとう……」

声優の山寺宏一さんと田中理恵さんがご結婚なさったそうですが、このニュースが早速中国オタクの間にも伝わっているようです。

山寺宏一、声優の田中理恵と結婚 「素晴らしいパートナーと巡り会えた」(アニメ!アニメ!)

山寺宏一さんも田中理恵さんも、中国オタクの間での知名度が高く、特に田中理恵さんは「ガンダムSEED」の「ラクス・クライン」として非常に有名ですから、中国オタク的にもかなり衝撃的なニュースだったようです。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板でのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


おい、すごいニュースだ!
声優の山寺宏一と、田中理恵が結婚したそうだ!

なにぃ!?田中理恵お姉さんが、結婚だと!?
突然すぎる……まぁでも円満で幸せな結婚になるといいね!

ネ、ネタじゃないのか!?
日本の2ちゃんねるのネタ情報が翻訳と伝言でいつの間にか正規の情報的に扱われることって結構あるし!

ラクスが結婚!?……おめでとう……うん、おめでとう……

本人達からの発表もあるしこれは確定情報だね。それにしても、田中理恵の年齢にも山寺宏一の年齢にも、二人の年齢差にも驚いた。どうかお幸せに!

ああ……私がオタクになったときの女神が結婚してしまった……正直ショックだ……
でも、喜ばしいことだしお二人の幸せを願わせていただきます。

田中理恵と言えばやはりラクス・クラインだよね。山寺宏一は、加持さんのイメージが強いかな?

なんかウチの国のラクス派がショックで青息吐息状態なんだけど……
てか私の周りの反応を見た感じでは隠れラクス派って結構いたのね。

小田中がついに結婚か。
予想通りウチの国では嫉妬の嵐が巻き起こっているな。

(訳注:中国の声優ファンの間では田中理恵さんは「小田中」と呼ばれていたりするそうです。ちなみに「大田中」だと田中敦子さんを指すことが多いそうです)

ファンとしてはご結婚を祝福したいのだが、自分はまだこのニュースを受け入れることができない……

ラクスのイメージを投影している人も多かったし、声優の中ではかなり美人な人だからウチの国でもファン多いしね。
まぁ何であろうと、これはめでたいコトなのは間違いないよ。

以前田中理恵は森田成一と付き合っているとかいう話を聞いていたんだが、あれはよくあるゴシップネタだったということかな。
めでたいことだし、この結婚でお二人がもっともっと活躍できるといいね。

田中理恵が結婚……よし、これで杉田智和も中村悠一と結婚してくれるだろう。

おめでとうございます!
ただ、山寺宏一ってどんな声優?あんまり有名じゃない人なのかな?

自分は声優に関してはそれなりに意識しているつもりだけど、山寺宏一の名前は聞いたことないんだよね。詳しい人教えてくれ。

有名じゃないだと!?加持さんとかスパイクを知らんのか!?
山寺宏一は日本の声優ではまさに頂点にいる存在で、名声も収入も日本の声優界では最上位レベルだぞ。

最近のアニメを中心に見ていると案外山寺宏一の名前を知る機会は無いかもな。あと昔ウチの国のテレビで放映された彼の出演している作品は中国語吹き替えになっていたのも多いし。
しかし、山寺宏一ってもう51歳だったのか……18歳の年齢差での結婚はスゴイね。

うーむ……自分の中の感情が「信じたくない」と叫んでいる。心の整理ができない。
しかも、山寺宏一って父親のような年齢じゃないか……ファンとしては祝福しなきゃいけないんだが、正直キツイな。

うむ。自分もそうだ。自分が何か言える話でないのは理解しているつもりだし、ファンとして祝福したいんだが。

このニュースを聞いてモノスゴイ落ち込んでいる自分がいる。まさかこのニュースで自分がここまで衝撃を受けるとは思わなかった。平野綾のスキャンダルなんかとは全然別のレベルのダメージだ……なぜなんだろう……自分でもよく分からない……
ええい、ともかく、おめでとうございます!!

私もこのニュースを聞いてしばらくぽかーんとしてから、ようやく反応が返せた。祝福しなきゃいけないニュースだし、自分の心の一部はちゃんと祝福したいと思っているんだけど、心全体がちゃんと落ち着くまではもうしばらくかかりそうだ。

最近の作品で活躍する若い声優が結婚してもそんなにダメージにはならないだろうけど、若い頃好きだったキャラのイメージを投影していた憧れの声優、しかも突然の結婚ってのはダメージでかいね。私も心がかなりざわめいている。
めでたいことだし、ご本人も30歳を過ぎているし、結婚による安定が今後の活動のプラスになるだろうということは理解できるんだが。

なんだろう、人の家の話ではあるんだが、18歳の年齢差ってのはちょっとギョッとする。

そりゃ51歳と33歳だとちょっと驚くけど、これはむしろファンとしてはホッとするべきところじゃないか?
俺は田中理恵が結婚しないことが負の影響にならないか心配していたので、この結婚はとてもスバラシイことだと感じている。今後の活躍が楽しみだ。

それよりも自分は山寺宏一が50歳超えていたことに驚いた。あと、これは再婚なんだね。前の結婚相手はティファだったのか。

黙ってお二人のことを祝福させていただきます。

自分は子供なんだろうな。このニュースを受け入れることができない……
ああ、もう!なんていうか……お二人ともどうか幸せになってください!!

18歳の歳の差婚ってのも一種の萌えポイントでしょ。山寺宏一が年上のオジサマってのはかなり良さそう。あと、田中理恵には人妻属性がついてパワーアップするな。めでたいめでたい。

お二人の幸せを心よりお祈り申し上げます。
……もう田中理恵はコスプレやったり写真集出したりとかは無いのかな。そこはちょっと残念だったり。

自分が田中理恵のことを知ってファンになった時の情報では当時25歳ということだったっけ。あと「カウボーイビバップ」を見てスパイクのファンになったのも多分そのくらいか。そうなると、結構長い時間が経っているし、結婚というのはめでたいことだと改めて思えてきた。
お二人の更なるご活躍をお祈りしています!



とまぁ、こんな感じで。
なにやら衝撃を受けてガックリきている中国オタクが予想外に多かったですね。

中国オタクの上の方の世代には「ガンダムSEED」をきっかけにオタクにハマっていったというのが少なくないですし、ヒロインの
「ラクス・クライン」

「好きだった」「心のヒロインだった」
という人も結構いるそうです。

そういったこともあり「ラクス・クライン」を演じている田中理恵さんに対しては、ある種のアイドル的イメージを抱いていた中国オタクも少なくないようです。
そういった中国オタク達にとって、今回の結婚のニュースはちょっとしたショックだったのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「シンとルナマリアがホントに結婚したって!?」

中国オタク的疑問「山寺宏一ってどんな声優なんだ?どれくらい有名なの?」

中国オタク的「歳をとったら面白く感じるようになった作品」

同じ作品でも、歳をとってから改めて見直してみると、昔とは違った印象を受けるかと思います。

中国オタクにとって、日本のアニメや漫画は娯楽の少なかった昔から今に至るまで日常的な娯楽として接してきた存在なので、ある程度歳をとってもアニメからあまり離れなかったりするそうです。

そのため、子供の時に見たアニメや漫画を大人になってからまた見てみるなんてことも結構やるそうですが、やはり昔見た時とは違う印象になったりすることが少なくないようです。
先日、中国のソッチ系の掲示板でこの辺についてのやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔見た作品を、歳とってから改めて見たら別の印象になって面白く感じるようになったことって無いか?
自分はなんか歳とったらダメ人間というかマダオ的なキャラを妙に愛おしく感じるようになって、作品の楽しみ方が増えてきているんだが。

歳をとったら面白く感じるようになった作品か……
私の場合は「彼氏彼女の事情」のアニメかな。キャラの動かし方と心理描写に目が行くようになって、新鮮な面白さを感じた。

歳をとると富野由悠季作品が面白くなってくる。

面白さが変わったというか、前より更に面白くなったのが「ハチミツとクローバー」だ。自分の感情移入する対象がかなり変わった。

「機動戦艦ナデシコ」の劇場版。
何が変わったかって、「ブラックサレナ」のカッコ良さが分かるようになったことかな。

自分の場合、歳をとって認識が変わってよかったと感じるのは「プリキュア」についてかな。子供向けの作品に対する偏見というか、カッコつけてみないという態度が消えた。

自分の見方が変わったと強く感じたのが「プラネテス」だね。昔見たときは主人公の言動についていけないものを感じていたんだが、歳をとって社会で揉まれた後だと彼の言動には感動できるものがあると思うようになった。

私の場合は「うしおととら」とかかな。画がダメだったのと、主人公のスタイルにカッコよさを感じられなかったんだが、歳とったらそういう偏見が消えて楽しめるようになった。

新海誠の「秒速5センチメートル」だね。
1回目みた時は何にも感じなかったんだが、今では年に何度も見返すようなことになっている。

「エヴァンゲリオン」、新劇場版も含めて。
新劇場版で変わったシンジとミサトの様々なやり取りに、自分はとても安心したのを覚えている。

確か「めぞん一刻」を初めて見たのは中学の頃だったんだが、当時はラブコメの一種と受け取った程度だった。しかし、大学卒業して仕事を始めてから見たら、もう……

歳とったら「プリキュア」がスゴイ良い作品だと思えるようになった。あの手の作品は子供向けだと軽蔑していた昔の自分からすると、不思議なほどの変化。自分は退化したのか、それとも進化したのか……

イロイロとあったけど、歳をとったら結局宮崎駿の作品に戻ってきてしまった。

「げんしけん」、特に各キャラに関する感情は、大学にいるときと社会に出てからではガラリと変わったなぁ。

なんか、不思議と「子供向け」だと思っていた作品が面白くなってくるかも。自分の場合は「クレヨンしんちゃん」の良さに今になって気付いた。劇場版も、日常のTV版もかなりスゴイ作品だと思うわ。

歳とってみると、仕掛けの多い作品や展開の忙しい作品はちょっとキツくなってくる。別に癒し系を見たいわけでもないんだが……
自分の最近の再発見的なお気に入りは「カレイドスター」かな。

作品の細かい部分とかあんまり気にしなくなってくるかも。
自分の場合この歳になってハマったのが「銀河英雄伝説」なんだが、昔はなんか非科学的だとか、都合がよすぎるストーリー展開だとか細かい部分を否定していた。でもじっくり見てみると、そんな些細なことなど関係なく、引き込まれる作品だと強く感じた。設定やストーリーの整合性に文句をつけて作品全体をきちんと評価しなかった過去の自分を恥ずかしく思ってしまったよ。

あー、王道的展開の作品に戻るとかいうのはあるかも。
私の場合は「テッカマンブレード」かな。子供の頃は特に何も感じていなかったんだが、この間何となく見返してみたらDボウイの悲壮な戦いにめちゃくちゃ感情移入してしまった。

最近ようやく福本伸行作品の良さが分かるようになってきました。

最近は親戚の子と一緒に「プリキュア」を見ています。まさか小さい子と一緒に自分も楽しむようになるとは思いもしませんでした。

「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」といった日本の特撮が今自分の中で大ブームだ。昔はこんなのはガキの見るもんだと笑っていたんだがなぁ。

「ガンダムSEED」の方はそこまで大きな変化は無いんだが、「ガンダムSEED DESTINY」への見方が悪い方に変わってしまって……
今の知識や価値観で見るとDESTINYの「キラ・ヤマト」が残念でしょうがない。自分はこの作品辺りでオタクになっていったので、今でも大好きなキャラだけにね。

「グレンラガン」は熱血モノとしても昔より面白く感じるようになったけど、キャラクターの立場に関しても見方が変わってきた。特に中盤以降のロシウに対しては最初見たときと全く別のモノになった。彼の立場と選択について、自分は責めることができない。

イロイロと考えてみたが、自分にとって歳をとって更に面白くなったのはやはり「ドラえもん」だ。この歳になって読んでみると、昔は気付かなかった部分があったり、まるで別の面白さに感じられる。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間でも、そろそろ「歳をとって見て面白いと感じる作品」なんてのが出ているようですね。

今回の反応を見ていてちょっと面白かったのは、歳をとってから、いわゆる低年齢層も対象にしたアニメを再評価することになった中国オタクが結構いるらしいという点でしょうか。

中国オタクには低年齢層も対象にした作品を
「子供向けの作品は見る価値が無い」
「自分達が見るアニメは子供向けでは無く、もっと深みのあるモノだ」
といった態度で頭から拒絶する人が少なくないのですが、
歳をとってくるとその辺りの許容範囲が広がってくるのでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク的「歳とって自分の中で評価が変わったキャラ」

中国オタク「日本のアニメの復讐者って復讐成功しないよな」

「復讐を誓う」「復讐を遂げる」
というのは古今東西の物語において珍しくないテーマだと思われますが、

中国オタクの感覚では
「日本のアニメや漫画における復讐」
ということの扱いに関してちょっと疑問を感じたりすることもある模様です。

先日、中国のソッチ系の掲示板でこの辺についてのやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近「ガン×ソード」を見て非常に面白いと思うと同時に一つの疑問を感じた。
もしや、日本のアニメや漫画って「ガン×ソード」のように復讐をメインストーリーにして、きっちり復讐を遂げる作品ってほとんど無いんじゃないか?

言われてみれば日本の作品の復讐者って復讐成功しないよな。
あと、もし成功しちゃったとしても「復讐は遂げたものの、全てを失い心に残るのは空虚さだけだった」みたいにロクなことにならないという印象だ。

王子が復讐を果たして正当な王位につくとかいうのは世界中で昔からよくある話だし、日本のアニメや漫画でもそれなりにあるんじゃないか……と思ったが、考えてみたら確かに日本のアニメでは「復讐を遂げる」というパターンは少ないかもしれない……

きっかけが復讐だけどその後は復讐以外のこと(或いは復讐対象を含むもっと大きな何か)が目的になって、その過程で結果的に復讐を遂げているなんて話はよくあるんだけどね。
復讐心が最初から最後まできっちりと存在するストーリー展開は考えてみれば少ないなぁ。

復讐がメインに来るということなら「コードギアス」とかかな。
ただ、あれも最終的には復讐がわりとどうでもよくなるよね。

日本の作品は、たいてい復讐の元になった事件の背後にある真相みたいな流れになって、復讐がうやむやになったり、「復讐より大事なこと」が出て来る。

あと、復讐に意味は無いと説教されたり、そういったことを知るエピソードに遭遇することも多いよな。

それか復讐よりも、その復讐の対象を倒して世界を救うためみたいな展開になるよね。「ドラゴンボール」なんかもそんな感じ。

ガンダムシリーズで考えてみたが「ドモン・カッシュ」は最初はまさに復讐が目的だったが最終的には世界を救う戦いが目的になってるな。

ガンダムでは復讐を考えるキャラはロクなことにならんよね。ジェリドはあっさり殺されるし、復讐の心を捨てなかったシン・アスカは、復讐に失敗して仇に説教されて、主人公でもなくなって、しかもいつの間にか復讐の根拠すら制作サイドに消されたからな……
比較的マシな復讐者は、00のロックオンくらいか?

考えてみると日本のアニメや漫画での復讐者はホント、ロクなことにならんのかもしれない。

ロボット系の作品だと、「機動戦艦ナデシコ」の劇場版の「テンカワ・アキト」とかはどうだ?
多くのモノを失っているが、最終的に復讐を遂げている。

きちんと復讐を遂げたってことで思いついたのは「うしおととら」のヒョウかな。自分の知る限りでは、彼が日本のアニメや漫画における最もカッコイイ、納得できる復讐者だね。

ところで、当初の目的が復讐でその後もっと別の何かが目的になるなんてことはよくあるけど、その逆の「最初は別のことが目的だったけどその後復讐しなければならない対象を見つけてそれが目的になる」ような作品ってあるのかね?

無いわけじゃないと思う。
一応、私が知っている作品の中では「ブラック・ジャック」が途中のストーリーから復讐がテーマの一つになってくるね。

ゲームだけど「ゴッド・オブ・ウォー」みたいな展開って、日本のアニメや漫画だとなかなか無いかも。ああいった復讐がメインストーリーの大部分になるってのは、日本だと好まれないのだろうか?

主人公ではないけどゲームなら「あやかしびと」の「九鬼曜鋼」とかはどう?
あのキャラって復讐を遂げた場合は人のままだけど、復讐に失敗した場合は悪鬼と化すわりと珍しい扱いのような気がする。

「九鬼曜鋼」はルートによるから、何とも言えないんじゃないかね。それと外伝の「クロノベルト」のメインテーマが彼の復讐の昇華だから、一般的なイメージでの復讐の成就とは違うような気がする。

ゲームなら「鬼哭街」とかの方がどっちかというときちんと復讐を遂げているように思う。

なんかこう、スカッとする復讐ってないのかな。
きちんと復讐して、主人公も幸せになるヤツ。

日本のアニメや漫画では、復讐者は絶対に幸せになってはいけないみたいな空気があるように思う。

自分も日本の作品って、復讐をすると何かしらの罰が来るというか、ロクな目に遭わないパターンが多いと感じる。金田一少年の事件簿の犯人とか、ホントそういうのばかり。

復讐するというストーリー自体は別に日本で否定されているわけではないと思うんだよな。日本で最も人気のあるストーリーとされる「忠臣蔵」なんかはまさに復讐のストーリーだし。

ただ日本の作品の場合復讐よりも、それによる名誉の回復が主目的になっているっぽいんだよね。特定対象への復讐そのものに関しては微妙な気がする。その辺の感覚はやはり文化の違いなのかな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々も、ストーリー上で主人公の目的が復讐から何か別のことになっていくというストーリー展開自体は別に「アリ」だと思っているようですが、復讐のみできっちり最後までいくのが少ないというのは不思議に感じたりもするようです。

それと、これはあくまで私の個人的な印象ではありますが、
復讐そのものについての感覚の他に、
日本のアニメや漫画においても復讐と関係し易い
「人を殺せない」キャラや、
「死者に鞭打つ」ようなことへの抵抗感
(一応、これは中国から来た言葉のはずなのですが)
などについては日本と中国で違いがあると言いますか、
中国の感覚ではあまり共感できない所があるように思えますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

ボーカロイドチャイナ「洛天依」の発売日がだいたい決まった模様

発売時期がイマイチはっきりしなかったボーカロイドチャイナの
「洛天依」
ですが、先日ネットの通販の予約も始まり、発売日も7月中旬とだいたいの所が決まったそうです。

taobaoのオフィシャルネットショップ
ではソフトに加えて初回限定版も発売されるようですね。
(現在ページに出ている価格は、定価では無く予約の手付金です)

初回限定版に関しては、ネットショップのこちらのページで紹介されています。
初回限定盤の定価は1480元(約一万九千円)で、
ライブラリ以外の付属品は、
1/8洛天依フィギュア
画集
オリジナル音楽CD
洛天依USBメモリ(8G)
ステッカー

だそうです。
ちなみにライブラリのみの通常版の定価は980元(約一万二千円)のようです。

また、公式ページの「about」のページ
で、試聴可能な曲が公開されていますね。

何はともあれ、ようやく販売に関する情報が決まり動きも出てきたということで、中国オタクの間でも話題になっているようですの、今回はその辺についてを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ついにウチの国の専属の歌姫が出るぞ!
もう、言葉にならないほど嬉しい!

クオリティ的にどうなるかは少々不安だが、何はともあれめでたい。あと大事なのは曲が出るかどうかだろうし、とりあえず失望するようなことはもう起こらないかな?

今後は中国語でボーカロイドをいじれるのか……!
日本語ではどうにもうまくできなかったから楽しみだ。

試聴した感じでは結構良いよ。自分の想像していたのよりもレベルが高い。

自分の心の中にいるのは初音ミクだけなんで、このボカロはとりあえず様子見。

自分もまずは初音ミクと絡む薄い本を待つことにします。
でもまぁ、ボーカロイドが広まること自体はとても喜ばしいことだと思う。

本体エディタが80元、声のライブラリが80元で、限定版は180元?
これってかなりお得じゃね?もっと高いもんだと思っていたんだが。

いや、公式サイトがなんか誤誘導っぽいことやっているが、その辺りは全部予約の手付金の金額だぞ。本体価格はエディタが980元、ライブラリが980元、限定版が1480元だ。

ライブラリが通常版980元で限定版1480元か……もうちょっと安くできなかったんだろうか。

約1500元か……自分は作曲ツールなんて使ったこと無いから付属品の方に魅力を感じているんだが、これだけの金額だとそれで今後出るであろうフィギュアや関連商品を買うべきかと考えてしまう。

キャラデザも良い感じだし、欲しいことは欲しいんだが……

ライブラリだけでも980元か。
やはり高いな……初音ミクが確か1000元以上していたから、ある程度は予想していたが……

私は国内の技術力のあるオタクの方々が神曲を作ってくださるのを待つことにします。

価格についてはこんなもんじゃない?
初音ミクのVOCALOID2とかもっと高いし、それにフィギュアや画集までつくんだぜ。ただ、実際に買うとなるとかなりでかい金額だということについては認めざるを得ない。

フィギュアも悪くは無いんだが、値段考えると微妙に思えたりするんだよな。ソフト自体の値段が高いからそれほど意識しないかもしれないが、考えてみればあの値段の上乗せでこのクオリティだとちょっと……

欲しいことは欲しいけど、980元だとさすがに即決で手を出せる値段じゃないね。

980元という価格はでかいね。自分の中の買いたいという気持ちは消えていないが、すぐに動ける金額じゃないな。しかも7月8月とイベントで金が飛んでいくし。

買えるけど、まずは様子見かな。神曲が出たら考える。
さすがに売る方もウチの国の事情に合わせて、プロにある程度曲を作らせてくるだろうし。

聴いた感じではかなり良いね。
あとパッケージとキャラの雰囲気がなんかかなり慣れ親しんだ感じなんだが、日本に行って活動しているウチの国の絵師だったりするの?

公式ページによれば、声はウチの国のオタクの間で有名な「山新」が吹き込んでいて、絵師も日本留学して活躍している上海人絵師の「ideolo」。ウチの国向けでは非常に良い所を持ってきていると思う。

まぁ、アレだ。昔を振り返ってみればこれがいかにスゴイことか分かるよ。
ついに、ウチの国のVOCALOIDが出るんだぜ!

しかし、しかしだ……!
ウチの国には既に「東方梔子」がいる!……と、海外では認識されちゃっているようなのが……

あー、アイツか。洛天依が出るのを待っている間に、あの「東方梔子」なんかが日本どころか世界でネタにされちまったからなぁ……
これでどうにかマトモな所を見せられるといいんだが。

うーん、自分が最近の初音ミクの歌を効き過ぎているからか、なんか違和感あるな。ミクに強引に中国語を歌わせたのよりは良いんだけど、日本語の歌よりはちょっと微妙に思えたり。

そこら辺はソフトの評価とはまた別の話じゃないかね。たぶん、時間が経ってスキルが上がってくれば安定すると思う。

ウチの国にも、スゴイPが現れてスゴイ歌を作ってくれないかな……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々にとっては嬉しい話のようですが、限定版1480元、通常版980元というソフトの値段にはさすがにちょっと二の足を踏んでしまったりするようです。

ボーカロイドチャイナは3月のキャラデザの決定以降、PVの公開などはあったものの、開発状況に関してはハッキリしないという状況が続いていたので、今回の予約開始には一安心という所もあるようですね。


ただ、実はここ最近中国では上海を中心に様々なオタク系の案件が色んな意味で炎上していたりするので、このボーカロイドチャイナに関しても、正直イロイロと心配になってしまいます。

一応、7月の12日〜16日に上海で行われる
「CCGEXPO」(公式サイト)
では、ボーカロイドチャイナもかなり大きな展開があるらしいのですが、詳細な情報がなかなか出てこないのがなんともかんとも。

ボーカロイドは中国オタクの間でも非常に人気の高いジャンルですし、ボーカロイドチャイナの発売をきっかけに、また何かしら面白い動きやコンテンツが出てくれるといいのですが……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ボーカロイドチャイナの新展開に中国オタクは少々困惑している模様

名前を「現地化」されたキャラについて語る中国オタク

国外の作品を輸入する際に
「分かり易くする」「作品に入り込みやすくする」
などといった理由から、現地では馴染みのない名前を現地の感覚で親しみやすいものに変更するといったことがあるかと思います。

その辺りの事情については中国も同じで、日本のアニメや漫画が中国に入るときにキャラクター名が現地化されることもあったそうです。
最近では日本語の漢字をそのまま使ったり音訳したりすることが多いようですが、香港や台湾なども含めて結構な数の作品がキャラの名前を現地化された翻訳で広まったりしているのだとか。

先日、中国のソッチ系の掲示板でこういった現地化されたキャラ名についてのやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近では少なくなっているけど、昔は日本の漫画やアニメが翻訳される場合、キャラクター名を現地化してしまっていたことがかなりあったから改編された名前で覚えちゃってるキャラが結構ある。皆はそういう感じの覚え方をしちゃっているキャラって無い?

自分の場合は「カードキャプターさくら」の「王小明」(李小狼)かな。見たテレビアニメもコレの方だったから、普通にこっちで覚えている。

李小狼については恐らく「狼」の字を名前に使うとか、中国の感覚だと有り得ないというのが理由だったんじゃないかな。
ただ、今のウチの国のオタクの感覚だと「アニメや漫画のキャラ名」としてはそこまでヘンな感じはしなくなっているのがちょっと不思議な気もするね。

私が思いついたのは「キャプテン翼」の「戴志偉」(大空翼)かな。確かコレ、香港の訳だったと思う。大空翼は他にも「戴熾偉」や「方育翔」とかがあったっけ。
てか、キャプテン翼は名前が現地化されたバージョンがわりと広まってたな。小志強(日向小次郎)や麥泰萊(岬太郎)という訳名を覚えている。若島津健が「歐陽健威」になってたのとか、今思えば結構スゴイ改変かもしれん。

「ドラえもん」はそういう訳名がどれだけあるか分からなくなるよね。とりあえず現在オフィシャル訳になっているのは「大雄」(のび太)、「胖虎」(ジャイアン)、「小夫」(スネ夫)だと思うけど……

「ドラえもん」は「康夫」(のび太)、「技安」(ジャイアン)、「強夫」(スネ夫)とかもわりと広まっているよね。
あと、どの版で見たか思い出せないが「王聡明」(出木杉)という訳名は、今でも結構良い感じの意訳だと思っている。

現地化名の方で定着率が特に高いのはガンダム系じゃないか?
初期の頃は香港版の名称変更版で広まったから、古いファンはそっちで覚えているヤツも多いし、最近入った新人と昔からのガンダムファンの間でキャラ名の認識が違って混乱したりする事も結構あると思う。

香港系の翻訳は特にトンデモ現地名が多いという印象。あそこは売るために結構そういった改変するよな。
ガンダムだと……「李阿宝」(アムロ・レイ)、「馬沙」(シャア)、「林有」(ブライト・ノア)とかが思い浮かぶ。

ガンダム系だと「林有」(ブライト・ノア)の普及率が非常に高いよね。自分も含めてみんな普通に使っているような印象。

まぁ、ブライトは音訳の方の「布莱」が「布莱・皮特」(ブラッド・ピット)なんかと同じになっちゃってるから、それと区別するためってのもあるしね。

それにしても、ザビ家のキャラを「楊」で統一して訳すのはなんとかならんかったのか。「楊大基」(ギレン・ザビ)や「楊小美」(ミネバ・ザビ)とかは本気でどうかと思うよ。

そういや「キラ・ヤマト」なんかも訳名が混乱したな。「大和吉良」とか「基拉・大和」とか。あとたぶん「煌・大和」の音を別の漢字にしたものなんだろうけど、「黄大河」とかもうわけが分からんレベルの訳名まで出ている。

こういうのってやはり昔の作品が多くなるね。
自分はとりあえず「一休さん」の「麗心姑娘」(桔梗屋弥生)とかを挙げてみよう。

私の中で印象が強いのは「シティーハンター」の「孟波」(冴羽りょう)かな。当時のファンはみんな「孟波」で覚えているから、冴羽という名前には少々違和感があるというか……
あとジャッキー・チェンの映画版(あれ、ちゃんと版権取ってるんだよね?内容的にホントに許可が出ているのか不安になるが)も「孟波」で作られていたっけ。

そう言えば、最近はアニメや漫画だとキャラ名の改変は随分と少なくなったね。
ただ台湾の実写化ドラマなんかではまだそういうの多いね。最近も「ハヤテのごとく!」だと主人公の名前を発音を似せて「凌奇颯」とかにしていたな。

「ふしぎの海のナディア」は自分の心の名作なんだが、最初に見たバージョンは「藍麗亜」(ナディア)や「王志強」(ジャン)、「小獅王」(キング)とかになってた。

ネタ系だが、ウチの国の例のオリンピックの冊子が日本で「涼宮ハルビン」としてネタになったあと、更にウチの国に逆輸入されてなんちゃってダメ国産作品シリーズ「梁春日的憂鬱」というネタが出て、いつの間にかアレが「梁春日」として定着しちゃったっけ。

現地名化ってことかはちょっと微妙だが、広まり具合から考えて「北斗の拳」の「健次郎」(ケンシロウ)は外せないと思う。
これを日本人に教えたら必ず驚かれるんだが、日本人の感覚だとありえないレベルのスゴイ改変らしい。

ウチの国でドラマ化された「テニスの王子様」は、ドラマの舞台が中国に設定されたのでキャラ名も全部中国の名前になってたな。ただ、原作のキャラ名の音や漢字をちゃんと活用してそれっぽい名前にしていたのはうまいと感じた。
ただ、そんな中で自分が一番中国っぽいと感じた名前は実は原作者の「許斐剛」だったり……

そういや、逆に「コレ、現地向けに改変した訳名だろ」と思ったけど、実は改変無しだった名前とかってある?

キャラ名としてはちょっと違うかもしれないが最近だと「虚淵玄」がまさにソレだったな。なんかスゴイしっくり来たんで、てっきり中国語訳の段階で何かしら意訳的なものが行われていると思ってしまった。

ああ、「虚淵玄」はウチの国のネットでとても「ありそう」な名前だよね。私も最初その名前を見たとき、ウチの国で活動しているネット小説家かなんかの名前だと思ったし。



とまぁ、こんな感じで。
ここで挙がっているのは、現在も中国オタクの間で比較的よく出て来るキャラ名かと思われます。

中国に入った作品は、入った時期や入ったルート(漫画、テレビ、海賊版等)によって翻訳がまちまちだったりしますし、中国オタクの間でもキャラ名に関する認識は結構混乱しているそうです。
特に香港や台湾では昔から色んな作品が入っていたからか、香港や台湾で古い時期に放映或いは出版されたものにはキャラクター名が現地化されたものも少なくないという話です。

現在ではこういったキャラ名の改変は少なくなっているそうですが、これは現地にオリジナルの名称をそのまま受容できる層や、そういった改変を嫌うオタク層が形成されてきているのも影響している模様です。

中国のソッチ系の掲示板を見ていると、日本のキャラ名を漢字そのまま(或いは音訳して)使っているものに混じってこういった名前が出て来ます。またそれに加えて中国オタク内で通じるキャラのあだ名も出て来るので、私も見ていてたまに混乱したりしますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク用語的「キャラのあだ名」

中国オタク的「ヘンな中国語タイトルになってた日本のアニメ」

中国オタク的疑問「なぜFate/stay nightのアニメは盛り上がらなかったのだろうか?」

ありがたいことに
「Fate/Zero」
の中国公式配信が最後の数話を残す所で突然復活(?)したという話を教えていただきました。

今回は最初の頃に配信していたbilibiliではなく、別の動画サイトの
「楽視網」
で配信されているそうです。
楽視網配信ページ


さて作品の大人気っぷりに加えて、
日本との同時配信に関するゴタゴタなど、
「Fate/Zero」
は中国オタク内でも非常に話題になる作品です。

しかし「Fate/Zero」のスピンオフ元である
「Fate/stay night」のアニメ

は放映された当時、あんまり盛り上がらずに終わってしまいました。

その当時のことを知っていると今の盛り上がりが不思議に思える中国オタクもいるようで、中国のソッチ系の掲示板では
「なぜFate/stay nightのアニメは盛り上がらなかったのか?」
といったことについてのやり取りが行われていました。

そんな訳で、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国のオタクの間で、4月の新番組で最も人気が出たのは「Fate/Zero」でほぼ間違いないと思うんだが、なんで「Zero」はこんなに人気になったんだろ?
セイバーなんかはキャラの人気は昔から高かったが「stay night」のアニメの時って、番組自体はあまり人気にならずに終わってしまったように思う。なぜ「Fate/stay night」のアニメは盛り上がらなかったのだろうか?

前のアニメは、06年だっけか。確かにあの当時、キャラの人気や知名度はそれなりに高かったけど、一部のマニアの間で騒がれただけで終わっちゃったよな。その後の劇場版の時も、話題にはなったけどファンが増えて盛り上がるってことは無かったし。

アニメの質がZeroの方が良いからとかじゃないか?
テレビ版の作画は劇場版より崩壊していないけど、Zeroと比べると劣る。

「Fate/stay night」全般的にリズムが悪かったような印象。あと所々崩壊している。ただ、劇場版よりはまだ良心的だったね。

さすがにソレは言い過ぎでないかい?
劇場版は当時作画崩壊を騒ぎたい連中が動きの途中の一枚を抜いて騒いでたてのがあるように思う。実際に動いているのを見ると、劇場版は悪くないよ。
あと、「stay night」の方も今のレベルと比べると厳しいが、昔見たときは作画的にそこまで気にはならなかった。音楽とかは十分に良かったな。

言ってしまえば「stay night」の方は盛り上がるような内容の作品じゃなかったから。
当時、第一話見てあんまりおもしろいと感じなかったんであっさり見るのやめたヤツが俺も含めてかなりいた。せいぜい普通のアニメレベルだから、自分の趣味に合うとか原作に思い入れでもないと見るヤツはいなかったんじゃないかね。

「stay night」のアニメはストーリー展開も、キャラ描写も原作知っていると逆に微妙だったり……
てかストーリーにオリジナル要素混ぜてきたのにはガックリ来た。ただ、当時の状況を考えれば悪くは無いレベルだったとは思う。

ウチの国の普通のオタクにとってそこまで魅力的じゃなかったし、原作知っている人間(中国語化パッチまだ出ていないし、当時どれだけいたか分からないが)にしてもアニメ版は原作ぶった切り過ぎだから、人気にならなかったんじゃないかな。

いや、原作組の不満は「Zero」の方もかなり多いぞ。聖杯問答の時はウチの国でも原作党が騒いだし、所々で燃え上ったりしている。

考えてみれば、作品のクオリティや原作再現とか考えても、ここまで大きな差が出るのは不思議だな。

今にして思えば、「Fate/stay night」のアニメ派原作知識が無いと楽しめない作品だったんじゃないか?

それは劇場版の「UBW」の方だろ。
アレは、何て言うか本当に原作知識前提の極端な作り方だった。ただバトルシーンはよかったんで個人的にはスパロボの良質な戦闘アニメを見て満足したような不思議な気分になった。

作品自体に関しては当時わりと不思議な人気というか知名度ではあったね。
ゲーム遊んでないヤツ多いのに知名度は高いし、キャラ人気も高かった。でも、知られているのはあらすじ程度で詳しい内容はあまり知られていないかった。

あの頃も「Fate/stay night」のアニメにハマってオタクの深みに向かったヤツはそれなりにいたぞ。一応その前に「月姫」のアニメ版もあったわけだし流れが全く無かったわけじゃない。

だって、あの当時って「中国語にきちんと翻訳されたストーリー」が無かったじゃないか。
固有結界のUBWやアーチャーの正体なんかはネタバレで知られていたけど、それを作品のストーリー上で知ったのは非常に少なかったと思う。月姫も原作をきちんと知っているヤツは少ないし。あの頃は今ほどオタクの翻訳能力が高くなかった時代だったんだよ。

そういや、「空の境界」は最初から中国語があったんで盛り上がれたってのはあるかもな。「空の境界」でようやくウチの国のオタクの認識の中にTYPE-MOON世界が形成されたと思う。

選択したルートの問題もあったんじゃないか?
こっちでウケているHFやUBWルートだったらまた評価は変わったと思うが。

いや、そもそも「stay night」ってアニメ化の素材としては「Zero」より扱い難かったんじゃないか?
原作はゲームでの演出に合わせた内容になっているから、士郎の一人称視点で進むし、場面の区切りもゲームに合わせて独特、ストーリーも長い。
一応「Zero」の虚淵玄もゲームシナリオ書いているけど、「Zero」は完全に小説形式になっている。実際、読んで理解するだけなら「Zero」の方が遥かに分かりやすい。

まぁとりあえず、作品自体が微妙な出来だったってのが最大の理由じゃないかな。
当時自分は途中で脱落してしまったんだが、アニメでは説明しきれていない設定も多そうだったし、リズムも悪いしでよほど好みに合わないとハマれない作品だと感じた。

自分も「日本のオタク界隈で大人気の作品」ってことで見てみたけど、期待外れだったね。
あと当時、中国語化パッチも出ていないからゲームの方に手を出せるのは日本語能力が高い人間だけだったな。

うーん、自分は大学に入ったばかりの頃に見てハマったからあのアニメ版もそんなに嫌いじゃないんだよね。問題点も多いのは理解しているが。

こう言ってってはなんだけど、ウチの国のオタクの間では「Fate/stay night」に関しては新規のファンが入り難いように思うし、それも影響しているんじゃないか?
ウチの国のオタクの間ではUBWルートを喜ぶのは分かっていないヤツで、HFルートが「Fate/stay night」の神髄だと評価するといった空気があるが、HFはちょっと分かり難いわ鬱ルートだわで一般ウケはしないと思う。そういう空気では新人は入れないんじゃないかな……

私自身は「Fate/stay night」のアニメでオタクになったりしているしそれなりに影響力はあったと思うんだよね。もうかなり昔だし、当時のことを覚えている人間が少ないのもあるんじゃないかね。
自分は「Fate/stay night」のアニメのおかげでTYPE-MOONの世界にハマれたので、今でも非常に心に残っている作品だ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々も、今の「Fate/Zero」の盛り上がりと「Fate/stay night」のアニメ放映当時の微妙な状態の差の理由についてはちょっと首をかしげているようです。

現在の中国オタク内での「Fate/Zero」人気の流れについては、
元々中国オタクのディープな層は「空の境界」でTYPE-MOON系の伝奇世界にハマっているのが増えてきていた所に、「まどか☆マギカ」で中国オタクの中の虚淵玄作品への注目が高まり、満を持して期待通りの高クオリティの作品が投入……といった所でしょうか。

ただ、アニメ版放映当時も中国オタク内での「Fate/stay night」の知名度や人気が低かったわけではないんですよね。
06年の中国のアニメ系ポータルサイトでの年間人気投票で女性キャラ部門の1位がセイバーでしたし、同時期にあの「邪神セイバーフィギュア」が中国オタク内でもネタになっていたかと思います。

中国でのアニメ人気投票 「MVG2006我最喜愛的遊戯動漫評選」

中国のアニメ雑誌付録にセイバーのフィギュア…大陸に邪神降臨?


個人的には、この盛り上がりについては作品の良し悪しの他に
「中国オタクコミュニティの形成の有無」
も大きかったのではないかと思います。

このブログでも何度か触れていますしまとめ本の方にも書いていますが、現在のような中国オタクのネットを中心としたコミュニティや視聴スタイルが確立されたのは「涼宮ハルヒの憂鬱」以降なので、中国オタクの動きはそれ以前と以後で大きく異なります。

中国オタクのコミュニティが形成されていないということは、日本の作品の知識の共有や、作品の理解や考察のためのやり取りが行われないので、作品の面白さが現在に比べて伝わり難いということでもあります。

当時の状況を思い出してみると、
「Fate/stay night」という作品に対する中国オタクの認識も混乱していまして、
例えば初期の頃はセイバーの中国語名がなぜか
「騎兵」
という誤訳で中国オタク内に広まってしまうというようなことも起こっていました。
こういう初歩的な間違いは今の中国オタク内ではまず考えられませんね。

「Fate/stay night」が放映されたのは中国オタクに対してハルヒの影響が出る前ですし、まだネットにおける中国オタクコミュニティもあまり大した形にはなっていませんでしたから、作品の人気の拡散についても「Zero」と比べて大きな差が出たかと思います。
そういった所から「マニアの間で高評価な作品」に留まってしまったというのはあるのではないかと。

それにしても、今回の「Fate/Zero」の人気と「Fate/stay night」放映当時の状態を比べてみると、中国オタク達の様々な部分が変化しているのが見て取れて、イロイロと興味深いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「結局、中国的なキャラデザってどんなのだったら良いんだろ?」

中国オタクの面々は日本のアニメや漫画にハマっているわけですが、そんな彼等も
「自分たちの国の特色のある作品」
「自国産の名作」
みたいなのが出て来ることを望んでいます。
ただ、どういったものが「良い」のかという具体的な話になると難しかったりもするようです。

先日、中国のソッチ系の掲示板で
「中国的な良いキャラデザインとはどんなものなのか」
といったことについてのやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


自分は日本のアニメや漫画的なキャラデザは好きだけど、心の中では中国的なキャラデザに頑張ってもらいたいと思っている。特に国産アニメなんかでは。
しかし、「中国人の作った」、「中国的なキャラクター」ということについて、自分の中では明確な基準も無かったりする。
結局、中国的なキャラデザってどんなのだったら良いんだろ?

「中国の特色の有るデザイン」とか、そういうのを求める声はでかいけど、具体的にどういうのがいいのか、いまいちハッキリしないからねぇ。
昔の子供向けの連環画にあるようなデザイン、例えば三国演義のなんかだとみんな納得するのかね。

四角い顔にして、目を小さくして、大まかな色で塗り分けるとそれっぽくなるよ!

国内の3D作品のデザインなんかは最近わりと「中国的な空気」を出せていると思う。そういうもんだと思えば悪くない。

中国の文化で育った中国人が描いたとしても、必ずしも中国的に納得できるデザインじゃなかったりするしね。
結局は、どこの誰が描いたとかは関係なく、ウチの国の感覚に合うか合わないかって所が大事なのかも。ただ、その基準となると……

最近は「カンフーパンダ」みたいに、海外で作られた作品の方がきちんと中国的な空気で作られていたりするしね。「中国的」と言うのは簡単だが、具体的な話になると難しい。

新しい作品のキャラデザが出ると、「日本っぽい」「アメリカっぽい」ということで「中国っぽくない」という叩きにつながったりもするが、かと言って日本でもアメリカでもなければそれが中国ってわけではないし、どうすればいいんだろうね。

あー、確かになぁ。
そもそも、「日本人の描いたようなデザイン」だとか「アメリカ人の描いたようなデザイン」って言い方がおかしいのかもな。
外国人のデザインでもとても「中国的」「中国人が描いたように感じられる」のがあるからね。例えば「皇なつき」の描くキャラなんかは非常に中国っぽい印象を受ける。

最近のウチの国のネトゲは悪くないと思うよ。
ああいった、ウチの国のなんちゃって古装というか、武侠的な要素が混じった感じのデザインは中国的な感覚でアリだと思う。

確かに武侠系は良いかもね。
三國無双的なキャラデザとも違うし、ウチの国の独自路線に入っているような気がする。次の問題は、その方面でアニメや漫画が出て来るかだな。

ところで、ウチの国の伝統アニメと言えば「上海美術電影制片廠」だけど、あの流れの作品とかキャラデザはどうだろう?

いや、あれはもう伝統が途切れていないか?
「ひょうたん童子」のリメイクもアレなことになっていたし、ウチの国の伝統アニメの流れはもう途絶えていると思った方がいい。

水墨アニメとか、人形アニメとか、評価の高い名作も過去には有るけど、今の時代ではコスト的にも技術的にも無理になってるんだよね。

やっぱ、中国の特色のあるキャラデザと言えば「連環画」だろ。しかし、あの技術はもう継承されていないっぽいのが……

しかし連環画の作品は今の時代の感覚ではウケないだろうし、儲かりそうにない。昔に戻るだけではダメなんじゃないか。

水墨アニメとかは美術系の高学歴な人材が分配されて、上の要求に応じて利益を考えないで作れた昔だからこそ作れた「芸術品」だしね。案の定、市場経済になってからは消えてしまった……
ウチの国のアニメがCGを使った3DアニメとかFlashアニメとかばかりになったのも、技術が継承されず、それしかマトモな選択肢が無かったからだという理由があるし。

まぁでも、最近の国産アニメではぼちぼちと良い感じの作品とキャラデザが出てきているし、あまり悲観することも無いんじゃないか?

いや、その辺りは自分もそんなに悲観はしていないんだが、その……そっちはそっちでディズニーの影響がかなり見て取れるのがアレな気分にならないか?
話を戻して悪いが、「中国のキャラデザ」ということについてはちょっと考えてしまう。

ディズニーの影響はかなりあるな。しかもパクリきれていないし……
「ムーラン」とか見ると、あっちの方が中国っぽいと感じてしまう。

現在も一枚絵だと中国っぽいのは結構あるんだけど、アニメにできるか、量産できるかと言われると難しいのが多いんだよね。

キャラデザなんかの風格についてはともかく、とりあえずストーリーや背景設定なんかは中国っぽい感じになっているから良しとしないか?
ウチの国のファンタジー小説とか、欧米系のとは明らかに違うし、武侠の話なんかはウチの国の独特のモノだ。水墨やらキャラデザやらは確かに一目で「中国っぽい」と感じるかもしれないけど、普通のアニメでそれをやらなければならないわけでもないだろう。

ストーリー関係の設定も大概だと思うぞ。
中国製の方が明らかにパクリ状態とか、何とかして欲しい。「カンフーパンダ」が流行ったからって、ウサギに武術やらせる3Dアニメでしかもラスボスはパンダ、更にクオリティは劣ってるとか、どうなのよ。
海外の作品でも「中国的な要素」を再現できる今、ウチの国の国産でどういった特色が出せるのか、マジで分からん。

えーと、ウチの国の特色か……人間を主役にすると面倒なことになったり、お偉いさんウケが悪いから予算が取れなくなったりすることによる、ディズニーよりも更に厳しい動物キャラしばりの作品制作体制とか……?

時間が経てば安定するのかな。
日本の手塚治虫でさえも当初はディズニーの影響が大きかったが、その後は逆にディズニーに影響を及ぼすようなレベルになっていった。ウチの国でもこういう流れが出ればと思ってしまう。



とまぁ、こんな感じで。
正直、中国オタクの発言が悲観的すぎるようにも思えますが、理想と現実の差を考えると嘆きの声が出てしまったりするようですね。

また、キャラクターデザインなどに関しては、中国の伝統的な雰囲気を感じられるモノを欲しつつも、昔のデザインそのままでは現在の自分達の好みとはイマイチ合わない所があるらしく、中国オタクの面々も自分達の好みの基準を明確にすることができずにちょっと困っているようでした。

それから上の発言にもありますが、戦前から続いていた中国の伝統的なアニメの系譜は改革開放後の市場経済に対応できず、淘汰されてしまったそうです。現在の中国の国産アニメは一度リセットされてから再スタートしているような所もあるそうです。

一応中国のアニメも昔に比べたらなんだかんだでかなり進んではいるのですが、中国オタクの面々が納得できるようなモノが固まるには、もうちょっと時間がかかってしまうかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「うまい棒って一体どんなモノなんだ?」

食べ物ネタはちょっと前にやったばかりですが、良い感じの話を見つけてしまったので今回も一つそれでやらせていただきます。

「うまい棒」

は日本で駄菓子なんかを食べて育った人間なら、ほとんどが食べているお菓子かと思います。

また、その非常に際立ったキャラクター性(?)から、日本のネットでもよくネタになりますし、オタク関係のコンテンツでもうまい棒のパロディやコラボ企画といったものがちょこちょこと出て来ます。

しかし、中国オタクからしてみれば「うまい棒」というのはかなり謎な食べ物なようで、うまい棒ネタが出て来るたびに引っかかるモノを感じる中国オタクも結構いるようです。

先日、「偽物語」「化物語」とうまい棒のコラボ企画が発表されましたが、
ナムコのアミューズメント施設で「偽物語」「化物語」とのコラボが始動(ジーパラドットコム)

この件などに関連して
「うまい棒とは何ぞや?」
といったやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


うまい棒って一体どんなモノなんだ?
日本のアニメや漫画に関係して、しょっちゅう出て来る。
最近の「化物語」関係もそうだし、ちょっと考えただけでも「銀魂」「モンスターハンター」「イカ娘」「マクロスF」「かんなぎ」といった辺りが思いつく。お菓子の類であることまでは分かるが、なぜこんなに広い分野頻繁にネタになっているんだろう?

あれ、ホントよく分からないよな。なんかやたらとネタ性のある食い物らしいとは感じるが。

てか、あのうまい棒って日本のどこで売ってるんだろ?この間の日本旅行でちょっと探してみたが見つからなかった。自分の探し方が悪かったのかもしれないが。

調べた感じでは、コンビニやスーパー等で普通に売られているらしいが……
旅行で行くような場所では売ってないのかもね。

聞いた話では、台湾だと普通に売られているらしい。大陸の方には入って来ていないのかね。

「うまい棒」ってお菓子は、アニメや漫画だけでなく日本のネットでは非常に基本的なネタアイテムっぽいんだよな。登場人物達がごく普通に扱っているのを、こっちの感覚では理解できないのがもどかしい。

恐らく、コーン系の素材を膨張させた食品じゃないかな?
ウチの国でも似たようなのは売っていると思う。

「駄菓子」というカテゴリの安い子供向けの菓子だという理解までは間違ってないと思うんだが、問題はなぜそこまで浸透しているかだよなぁ。

日本人留学生に聞いたら、あれは日本の子供がほぼ必ず手を出すお菓子らしい。安いし、種類も多いから、少ないお小遣いでも買い物と満腹の両方の満足感を得られるので、日本の子供にとっても思い出となっている食品という話だった。

日本の子供はあの「うまい棒」を非常に気に入っているらしいね。値段は30円くらいだそうで、かなり手頃に買えるみたいだ。

俺は「かんなぎ」にハマった時に探して食ったことがあるが、別にそれほど美味いわけではなかった……

てか、うまい棒に関しての基本的な疑問なんだが、アレはいったいどんな味なんだ?
甘いのか?しょっぱいのか?アニメや漫画からは味が想像できない。

アレに関しては二次元画像ではなく、実際の商品の画像を見た方が分かりやすいぞ。パッケージじゃなくて中身の方な。
ネットで画像検索すれば出て来る。中身の方はウチの国にもあるスナック系のお菓子っぽい。

ああ、アレか!分かった!コーン系のスナックか。
じゃあしょっぱい系の味なわけか。

あ、こんなのだったの?
自分はずっとポッキーみたいなもんだと思ってたわ。

これは自分も子供の頃似たようなの食ってたわ。確かコーン味だったはず。今もあるのかは分からんが。

いや、ああいう丸めて棒状にしたお菓子なら甘いんじゃないか?
自分が昔食っていたのは甘かったんだが……

私はオレオっぽい味のするウエハースみたいなもんだと思っていたわ。ただ、味に関してはコレ甘いんじゃないか?こういうスナック菓子でも甘いの多いし。

なんか自分の記憶の中では「長鼻王」って菓子がかなり似ている。

私の記憶だと「金響巻」ってのがかなり似ている。でも、あれ作ってる会社はもう無くなってたりする。

「長鼻王」は確かに外の部分は似てるけど、芯の部分にクリームっぽいのが詰まっているから別物じゃないか?うまい棒は芯に何も入っていないはず。

まてまて、逆に混乱してきたぞ。俺達の記憶がそもそも一致していないんじゃないか?あのタイプのお菓子は中国国内でも複数のメーカーから出ていたと思うし。

自分が昔想像していたのがまさか当たっていたとは……ただ味の方はどうも自信が無いな。それなりにウマかったけど、アニメのような食い方ができるとは思えない味だったし。

今調べてみたんだが、うまい棒には十数種類の味があるらしい。つまり「どんな味」だというのは難しいようだ……
てか「麻婆味」なんてもんまであるらしいぞ!?

外見からなんとなくイメージはできるが、味の種類の情報とはどうも一致しない。

コーンポタージュ味とチョコレート味はなんか美味しそう。他のはイマイチ想像できないな……

ところで、味よりももっと根本的な疑問かもしれないが、このパッケージってドラえもんから怒られないの?



とまぁ、こんな感じで。
うまい棒のパッケージではなく中身を見たら、中国オタクも
「アレか」
という感じで分かるようです。

ただ、味の方に関してはイロイロと混乱するようですね。
うまい棒の味の種類がやたらと多いのに加えて、中国のあの系統のお菓子にもイロイロな味のものがありますし、思い当たることが多すぎて逆に分からなくなっているようでした。

それと、うまい棒が
「好まれる理由」
「よくネタにされる理由」

に関してはあんまりよく分からないようでした。
日本の駄菓子屋におけるうまい棒の安定感というか、ありがたさといったようなものは、さすがに通じないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
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中国オタク「日本の作品の主人公の強さって、結局は血統で決まってない?」

主人公が戦いの中で強くなる、強さを見せるというのはアニメや漫画における爽快なシーンですが、その強くなる理由について、
「キャラクターの血統」
といった背景が関係することは結構多いかと思います。

中国オタクの中には
「強い理由が血統」
ということについてちょっと考えてしまうのもいるようで、中国のソッチ系の掲示板ではこの辺についてのやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


改めて考えてみると、日本の作品の主人公の強さって、結局は血統で決まってない?強いキャラはみんな「良い血統」という背景がある。
主流な少年漫画を見てみれば、ルフィもナルトもゴンも一護もリクオもハッキリと血統による強さとなっているし、コナンなんかでも同じ分野で優秀な親の才能を受け継いでいる。更には、「バクマン。」でさえも一応ジャンプ連載でアニメ化までされた漫画家が叔父だったりする。
こうやって見ると、日本の作品は本当に血統を重視しているように思えて来るんだが。

そういやそうだ。
少年漫画系で純粋な「天賦の才」ってかなり珍しいかもしれない。優秀なキャラには、優秀な血統が背景としてあることが多いね。ここまで多いと、この設定が日本人の感覚独自の強い説得力を持っているのではないかと考えてしまう。

最近のジャンプ系作品だと「べるぜバブ」の男鹿が血統関係ないかな。一応姉がスゴイ存在ではあるが、両親なども含めて血統により才能を持つキャラとは明らかに違うし。

ジャンプ系だと、「るろうに剣心」が血統による強いキャラってのが出てないね。
ただ、あれは時代設定的に明治維新というそれまでの封建体制が崩壊した時代と関係するから血統重視のキャラが出ていないのかも。

少年漫画の範疇ではないけど「ベルセルク」のガッツは血統とか全く無いキャラだね。言われてみればああいうのは珍しいかも。

日本のアニメは昔からそうだぞ。お前ら「一休さん」が単なる片親しかいない子供だと思っているのか?
一休は南朝系天皇の私生児で、出家しなければ大きな問題になっていた。それと単なる寡婦だと思われていることの多い母親も藤原氏の血統だから、一休はスゴイ血統のキャラということになる。

「聖闘士星矢」なんかは血統によって戦闘力が決まらない作品じゃないか?主人公達は基本的に孤児だし。

アニメ版の設定にはないけど、原作だと主役の5人も含めて最初に出て来る青銅聖闘士は全員財団総帥の城戸光政の子供だ。そもそも、「聖闘士星矢」は血統よりも強力な「前世」という背景を持っている。

俺が日本のアニメ漫画史上最強だと思う「血統」は沢越止の血統だな。伊藤誠からさかのぼってみたけど、ありゃマジでスゴイとしか言いようがない。

全てが血統によるものではなくても、本人の努力や師匠的存在、育った環境、過去の経験と同じかそれ以上に重要なものだったりすることは多いかも。
それから血統と背景があると話が作り易いのかもね。伏線にもできるし。

正直、修行で強くなったりはするけど強くなれた理由が結局は血統による能力ってことだと、なんとなく冷める時がある。

その辺については見せ方も重要なんじゃないかな?
例えば横島忠夫なんかは、一応親はそれなりの地位や能力はあるけど、本人の生活や戦闘力とはほぼ関係ない。陰陽師という前世もあるけど、本人の現在の能力と関係するようには見えないので、「血統のあるキャラ」とは思えないし。

日本は伝統を重視する国だから血統も重視するんだろうけど、その辺の感覚はウチの国とは違うっぽいね。ウチの国も伝統文化は重視しているとは思うが、こと血統に関しては日本に比べて重視していないのかもなぁ。

そりゃまぁ、昔から「王侯將相寧有種乎」なんて叫ぶ農民が出るくらいだしな。
ただ陳勝と呉広も扶蘇と項燕を詐称したし、ブランドというか口実としての血統はそれなりに重視されている……のかな?いやでも、扶蘇と項燕の当時の扱いを考えると血統よりも英雄を持ちだしたって感じだしなぁ。

ウチの国では血統とか言い出すとゴタゴタするからね。
そもそも民族関係でさえ「純粋な漢族」とか定義できなかったりする。燃え上りたい人はいるかもしれんし、「中華民族伝統文化」とか文化的な伝統は大好きだけど、ちゃんと血統とか考えだすとかなりめんどくさいことになるんだよな。

血統か……特に印象的なのは「NARUTO」かな。ロック・リーはどうすればいいんだ……

「ハヤテのごとく!」は、逆に親がマイナス過ぎる。あれであんな完璧な主人公が出て来ると逆にネタとして面白いな。

ジャンプ系なら桜木花道……と思ったが、あれはバトル系じゃなくてスポーツだから、ちょっと微妙か?戦闘能力に関しては血統の関係する強さってのがホント多いな。

ハーレム系の作品も血統がどうこうのってのは無いぞ!大体はダメ人間だ。特殊な設定としては「なぜか親とは離れて一人或いは姉妹と暮らしている」って辺りか?
ただ、中二病的な戦闘のある作品だと、血統による強さってのがある種の「基本条件」かもしれないな。

お前、中二系の作品ではトップクラスである「Fate/stay night」の士郎は血統が無いぞ。

士郎は「血統アリ」だろ。養父は最高レベルの魔術師殺し、固有結界持ち、それに加えて27本も魔術回路を持っている。こんなに背景があって血統なしとは言えない。

いや、それみんな士郎の「血統」とは関係ないよ。
養父の切嗣の魔術や技能は受け継いでいないし、あの世界の魔術師の血統の価値である「魔術刻印」も無い。
あと27本の魔術回路ってあの世界の平均よりも多いけど、あくまで平均より多いってだけ。しかも使える属性が偏り過ぎている。士郎ってあの世界の魔術師の能力基準では徹底的に才能がないんだよ。

ガンダムのアムロのように、「背景」として親の能力や地位があるのはともかく、能力が「血統」によって「受け継がれる」というのになると、「結局は血統で決まる」ように思えて微妙な気がしてくるんだよな。

SEEDのキラ・ヤマトや最近のAGEなんかは血統の部分が極めて大きいような気もするが、ガンダムは基本的に血統が理由で優秀なキャラって出ないよね。むしろ、シャアやミネバのように血統のせいで苦労するというか。

シャアは本当に血統で苦労しているよなぁ。弱くもないけど最強ではないし、無能でもないんだけど血統により周囲から要求されるものと自分の求めるものが異なっている。

逆に血統に関する影響が最もスゴイのは何だろうと考えてみたんだが、「魔法先生ネギま!」はどうだろう?メインストーリーに伝説となった父親に関係する部分が多いし、キャラの行動に関しても何かと父親との関係が出て来る。

いや、「ネギま!」はその辺りちょっと違うと思う。あの作品は血統よりも大事なモノを教えてくれる。結局、血統よりも大事なのは「主人公」だということだ。
あの作品の主人公補正の前には、血統なんかどうでもよくなってくるぜ!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間で人気の高いキャラの「強さ」に関して考えてみた場合、血統的な部分が根拠となることも多いようで、改めてその辺りを眺めてみると引っかかるものを感じたりもするようです。

そう言えば私も知り合いの中国オタクから
「どのキャラが強いのか」
「強い理由は」
などと考えているときに、血統というのが大きく影響しているのに気付くと、別に作品もキャラも悪いわけではないものの、微妙な気分になったりするという話を聞いたこともあります。
この辺の感覚についてはなんとも難しいもんですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「必殺技の出ないサッカーアニメが来るとは意外……しかし面白い」

ありがたいことに
「中国での銀河へキックオフ!!の反応はどうなのか?」
と言う質問をいただきました。
そんな訳で、今回はそれについて一つやらせていただきます。

4月に始まった新作アニメは結構な数だったのに加え、
中国オタク的に前評判の極めて高かった「Fate/Zero」の第二期などもあったことから、中国オタク的に注目されていなかったのに放映開始後に人気になったという作品が結構あります。

なかでも、「銀河へキックオフ!!」

は、本当に「全く注目されていない」作品だったのですが、幅広く作品をチェックする層がこの作品に気づいてからは、中国オタクの一部でかなり高い評価となっているようです。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


おいおいおい!「銀河へキックオフ!!」がスバラシイぞ!マジで!スポーツモノだからって敬遠するのはもったいない。非常に価値の有る作品だ!

自分も最近話題になってようやく気付いたが、この作品いいね。
正直、必殺技の出ないサッカーアニメが来るとは意外……しかし面白い。

ポニーテールで関西弁な運動少女か、萌える……とかなんとか思いながら見ていたら、おい!普通に面白いじゃないか!

日本のスポーツ作品によくある殺人球技に比べたらとても堅実な描写だ。キャラに関してもストーリー的にもサッカー的にも良い感じで揃っているし、今後に期待できるわ。

私は薦められて見たんだが、今まで知らなかったのを後悔した。見ていて非常に気持ちの良い作品だ。これは追っかけたい。

ユニフォームはACミラン系か。目標が分かり易くて良いね。しかし、今の時代に、日本のアニメでこんなちゃんとしたサッカーの作品が来るなんて……
アクションもわりとリアルだし、ボールタッチの瞬間の「重さ」とかも良い感じに描写されている。

良い作品だ。しかし残念なことに、この作品がウチの国のオタクの間で大きく注目されることはないのではないだろうか?ファンサブグループがほとんど動いていないっぽいから、一般のオタクは追っかけないんじゃないかな……

こういう「子供向け」な作品は、ウチの国では多くのオタクが無視するから前人気も悪いし、ファンサブグループがやりたがらないよね。そうなると、一般には広まらないし、薦めにくいんだよなぁ。

子供向けの作品に字幕が付くことが少ないのはウチの国のオタクの問題の一つだよな。字幕が無いと薦められないし、追っかけるのも難しい。たまに字幕を付ける所が出ても、途中でやめちゃったりするから追っかけるのを躊躇するヤツが多い。

最近だと「もしドラ」もヒドイ出来だったから、日本のリアル系スポーツ作品には期待できないという認識だったし、これもそんなもんだろうと思っていたが……自分の認識が間違っていたと痛感したわ。

関西弁ヒロインも良いけど、太っている女の子(サブヒロインになるの?)がなんかいい味出してるね。OP見た感じでは痩せるんだろうか?それともアレはOP詐欺?

原作の内容知っているヤツいたら、ネタバレでも構わないのであの子が痩せるかだけ教えてほしい……!気になってしょうがない。

原作小説あるらしいけど同じ作者による複数の作品を混ぜて作ったオリジナルストーリーだから、原作通りにいくかは分からないらしいよ。
それにしても、なんかキャラに嫌味というかわざとらしさが無いのがいいね。

キャラの良さについては私も感じた。きちんと見る前は、お約束なキャラ設定だろ……・とか思っていたけど、記号にならずきちんと動いている。非常に爽やかだし見ていて気持ちいい。

トンデモ設定で気になるのは、男女混合チームって所くらいかな?
サッカーの技術にして小学生にしてはうますぎると感じる所はあっても、物理法則を超越した必殺技は出ないし。

男女混合チームってのには自分も引っかかった。まぁ、そこはやはり商業的に創作ネタを入れないといけないんだろうな。

自分は男女混合チームなんて大丈夫なのか?と引っかかってしまった。日本はなんでこういうヒドイ設定を考え付くのか……
あとなんかドリブル関係がヘンな感じ。日本人はドリブルに関してなんか勘違いしているんじゃね?

この作品、いいよ!スゴイ面白い!
「エリアの騎士」を見て、日本はやはり必殺技が無いとまともなサッカーアニメって作れないんだと思っていたが、なんだ、ちゃんとしたサッカーアニメも作れるんじゃないか!

スポーツ関係のアニメって、ほとんどが廃部の危機から始まるんで、この作品もどうせよくある展開なんだろうかなーと思っていた。しかし、なんか普通に引き込まれる作品だったわ。

4月スタートの番組は意外な面白さの作品に出会えて楽しい。個人的にはこの「銀河へキックオフ!!」と「宇宙兄弟」が4月の新番組でのお気に入りになってる。

なんかエロと混同しかけていた「萌え」に関する感覚を思い出させてくれる作品だ。まさに「燃える」と同時に「萌える」作品だ。
まったく、小学生は最高だぜ!!



とまぁ、こんな感じで。
一部の中国オタクにとっては予想外の良作だったようで、結構盛り上がっているようでした。

中国に入ったサッカーアニメで最も高い人気を獲得したのは
「キャプテン翼」

ではないかと思いますが、運の悪いことに「スラムダンク」の方が先に中国に入って中国オタク史上最大の人気となっており、結果的にスポーツアニメとして「スラムダンク」と比較されるといった扱いになってしまい、日本やヨーロッパなどに比べるとイマイチ人気にならず、評価も高くありませんでした。

また、最近中国オタクの目にとまっているサッカーアニメとしては
「イナズマイレブン」

がありますが、こちらは必殺技を前面に押し出したトンデモサッカーということで、サッカーファンも多い中国オタクからはあまり評価されていません。

そんな中で、良質な作りで正統派なサッカーを扱うこの「銀河へキックオフ!!」が来たので、中国オタクにとってはちょっとした驚きとなった模様です。

それから、上の方の発言にもあるように
「男女混合のサッカーチーム」
というのに違和感を感じている中国オタクも結構いるようなのですが、考えてみれば中国では小学生でもサッカーで男女混合チームというのは無いかもしれませんね。

一応、学校の休み時間レベルでは男女が混じってサッカーをすることが無いことも無い(はず)なのですが、チームを組んでの試合といったような、ある程度きちんとしたレベルでの話になると、男女混合というのはまず無いかと思われます。
そういった背景があるので、男女混合チームという設定が現実的には有り得ないと感じてしまうのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国人「ウチの国のサッカーが強くならない理由はなんだろう」

中国オタク「アニメや漫画みたいにベッドの下にエロ本を隠していたヤツ、いる?」

中国では6月の7日から、中国の大学入試である
「普通高等学校招生全国統一考試」
通称「高考」 が行われます。

また、大学受験の年でなくても学年末になることから、中国の学生にとって今の時期は非常に忙しくキツイ時間が続いています。
中国のソッチ系の掲示板などのコミュニティも、この時期は動きが鈍くなりますね。
また、時折現実逃避をしているかのような、良い意味でも悪い意味でも頭の悪いやり取りが飛び交ったりします。

そんな訳で、今回はそういったやり取りの中で見かけた
「エロ本をベッドの下に隠すこと」
についてを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


非常に多くのアニメや漫画の中で、男キャラはエロ本やヤバイブツを自分のベッドの下に隠している。これはもう、デフォルトの設定と言っても過言ではない。しかしだ、正直ベッドの下の「安全性」と言うか「確実性」についてはちょっと疑問が残る。
そもそも、アニメや漫画みたいにベッドの下にエロ本を隠していたヤツ、いる?

エロアイテムを隠して保管するのは男という生物の本能だからそこについては問題ないが、ベッドの下ってのは確かに不思議かもな。隠し場所としてはイマイチに思うし。

あれは日本の住宅環境が関係しているんじゃないかな?
ウチの国だとベッドの下なんかはわりと掃除するし、普通に収納スペースになっていたりするからあまり有効じゃないように感じるんだろ。

ベッドの下なんかに置いておいたら汚れないか?
それに床は掃除の度に拭くんだから、隠し場所として現実的じゃないように思う。

ヤバイものは鍵のかかる引き出しとかの方がいいんじゃないかね。
そっちは「隠している」というのが分かり易いかもしれないが、しょっちゅう掃除するベッドの下の床の上なんかにおくよりはまだマシ。

2、3冊くらいならベッドの下よりもマクラの中に隠した方がいいんじゃないか?

ウチの国の小説でも部屋に設置した隠し場所にエロ本を隠しているってのがあったりしたな。あの手の話はどこでも共通だろう。ただ、ウチの国だとベッドの下はあまり良くないな。ウチの家なんかは頻繁に床を拭いていたから、ベッドの下に隠すのは明らかに危険だったわ……

ベッドの下というのは簡単に目につくから、隠しているようにも見える普通の漫画を置いていた。本命は別の所に厳重に保管。

北方だとホコリがスゴイからベッドの下なんかは特にまずいだろうな。アイテムは汚れるし、掃除の頻度は高いしで。
ただ南方だとベッドの下は案外悪くないんじゃないか?私も買ってきた模型の箱とかあんまり目につくとうるさく言われるものをそこに保管していた。

日本で生活していて実感したんだけど、日本は家に入るときに靴を脱ぐし、床の汚れ方や掃除のやり方、頻繁に掃除する場所についてもウチの国とは異なるんだよ。
ウチの国の北方みたいに一日掃除をしないと床が砂だらけになるとかは無い。ベッドの下の空間なんかは、日本だと掃除機をたまにかけて、本格的に掃除するのはたまにやる大掃除の時くらいでいいみたいだ。

そういや、日本のアニメや漫画に出て来るベッドって低いのが多いよね。ベッド下の掃除がやり難そうだと思ったが、あれは日本の住宅環境や習慣もありそうだ。
とりあえず、自分の場合薄目のブツはマットレスの間、厚いブツはダミーと混ぜて袋詰めにして普段は使わない鍵付きの引き出し、大物は服と一緒に保管していたわ。

ベッドの下に隠すのって今の時代もう無いやり方じゃないかね。普通は全部PCの中でしょ。

現在の科学技術的に、ハードディスクの中にパスワードかけて入れるのが一番安全かもな。

でもPC関係だとパスかけても怖いね。そこに「有る」のはばれてしまうわけだし。あとPC関係ってきちんと調べようとすれば調べられる。今の時代、親との技術能力の差は思ったほど無い……

あと、ウチの国はここ数年でほぼ「実体のあるディスクや本」よりも、ネットで手に入るデータの方がエロの質が良いという状態になったからあの手の隠し方ってのはかなり減ってるんじゃないか?PC関係の隠し方を考える方が有効かもしれない。

マニアックな嗜好とか、ピンポイントでどのエロが欲しいとかでもなければ実体のあるアイテムを密かに保管しておく必要はないのかもな。
しかし、ああいうとっておきの隠しアイテムを構築することのできる日本はウラヤマシイと思えたりもする。デジタルデータだけだと、やはり限界を感じてしまう時があるんだよな。

PC関係だけになると、PCが「危険」「使えない」状態になると、どうしようもなくなるぞ……自分の所はPCにエロ関係のデータを入れるなんて怖くてできない。

それと、日本のアニメや漫画を見ていて感じるんだが日本は親があんまり部屋に入らないので、子供の部屋ってかなり独立した空間になっているっぽいよね。
そういった環境なら、部屋の中で目につきにくいベッドの下というのは有効なのかもしれない。

確かに日本はウチの国と比べた場合、親のチェックが緩いような印象を受ける。昔「親の管理が厳しい」というキャラの話す「親のヒドイ管理」の事例がウチの国だとわりとよくある部類だったのには笑ってしまった。

ウチの国では親が勝手に子供の持ち物や部屋をチェックするのがある程度当然のことになってるしね。机の引き出しもベッドの下もウチの国では絶対に安全地帯ではない。むしろ、わりと危険地帯。

そういや、俺はその手のアイテムをかなり気を付けて隠していたんだが、ある日オヤジがベッドの下にイイカゲンに隠していたエロVCDがオカンに発見され、その後家全体への捜索活動に発展。そして俺のアイテムも発見されてしまい、オヤジと一緒にモノスゴイ怒られたという事件があった……

でも、ベッドの下に限らずエロ関連のモノを隠すのって男のロマンみたいなもんじゃないか?
隠すモノを仕分けて、大事な順に隠す場所を変え、一番大事なモノは絶対に見つからない(と自分が思う)場所に隠す。アホなことに多大な労力を費やしているのは分かっているが、隠している時はなぜかとても楽しかったのを覚えている。



とまぁ、こんな感じで。
最近はデジタルデータがどんどん増えていますし、中国でもエロ本を隠すというのは少なくなっているようですが、中国オタクの上の方の世代ではそういうのに知恵を絞った経験があるという人間もわりといるようですね。

また、中国では家の構造的に床などは重点的に掃除する(し易い)場所になっているので、ベッドの下なんかに隠したら掃除の時にあっさり見つかると感じられるようです。
上の発言の中にもありますが、北方なんかは砂埃がスゴイので一日掃除しないと大変なことになります。黄砂の季節なんかは窓を閉めているのにリアルタイムで机の上に砂が積もっていくのを実感できますし……

それから、中国では親の管理が厳しく、
自分の部屋とは言っても頻繁に親のチェックが入ることから、
「部屋に隠すこと自体に結構なリスクがある」
といった状況になっていたりします。

エロ関係だけでなく、場合によっては勉強の妨げになる(と親が感じる)漫画やライトノベルなんかも家に隠すのは危険なのだとか。
実際、私の高校の時も、クラスメートにとって一番安全な隠し場所は
「教室の共有スペース」
ということになっていました。


とりあえず、こんな所で。
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中国で14歳の娘がエロ動画ディスクを持っているのを父親が発見するとどうなるのか

中国オタク的「エロデータの管理」
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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