「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2013年03月

中国オタクの「ガールズ&パンツァー」最終回への反応

先日
「ガールズ&パンツァー」

の最後の2話が放映されましたが、ありがたいことにこの件について複数の質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

実は前回の記事に頂いたコメントでのご指摘の通り、放映期間が開いてしまったことから、中国オタク内のライト層やファンサブグループの動きが鈍くなったようで、日本のように作品への熱がきちんと維持されていたわけではないようです。

ただ、コメントのご指摘にもあるようにbilibiliなどのコメント動画サイトでは結構盛り上がっているようですし、現在もちょっとした存在感となっているようです。
しかし注目が集まり様々な所で話題になったことにより、荒れてしまったり、マニアの視点による批判といったものも出ているようですね。

とりあえず、今回は比較的ライトな層(だと思われる反応)を中心に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
ディープな方は荒れ気味な上に戦車関係の用語や軍事用語が長文で飛び交っているので、訳すのが大変なもので……


ああ……ついに終わってしまった。
待っている間は最終話を見たい気持ちと、終わって欲しくない気持ちが混ざった不思議な気分だった。

待ったかいがあったよ。最後の2話は素晴らしかった!

IV号戦車強すぎぃぃぃぃぃ!という演出を感じてしまうアニメだった。このアニメを見て自分の中のドイツ戦車へのイメージがイロイロと変化したように思う。

終わってしまったな。このアニメを見ている間、あれだけ好きだった重戦車への感情がなんか薄れていたように思う。さて、虎Pのプラモを探すか……

マウスがまともに動くの、珍しい、強い!
と思ったらやはりやられたか。でも

マウスとの戦いには、燃えと萌えを感じた。でかい砲塔に立ち向かったり力比べする戦車は萌えだ。

面白かった!
しかし考えてみると、戦車ってのが絶妙の選択だったよね。
これが戦艦とかだったらこうはいかなかったし。

自分は軍オタでもないし、ワールドオブタンクスとかの戦車ゲーもやっていないんだけど、この作品にはハマってしまった。萌えと燃えの両方を味わえる、とても良い作品だったね!

自分もこの作品にはとても満足しているよ。
ただ、敵の砲手が全般的にヘッポコすぎるなーというのが玉に引っかかったりも。主人公補正強すぎるというか。最終話、もうちょっと黒森峰側に戦術的な部分というか、車両同士の相互連携があっても良いんじゃないかと思ったり。

大洗がチートというか主人公補正なのはしょうがないが、それにしたって黒森峰は無能過ぎるだろ。ずっと王者として君臨しているとか、説得力が無さすぎる。

IV号戦車がこんなに活躍して、ティーゲルとマウスがこんなことになっちゃうと、どこぞの総統はとてもお怒りになるであろうな!

いや、虎Pが活躍しちゃったから問題ない……かも?
しかしこのアニメの制作陣はドイツ戦車贔屓なのかアンチなのか判断に迷うな……

黒森峰側の戦術描写が全くないのはいかんだろ。決戦というわりには、主人公補正だけだった。

まぁ……西住流本家には「猪突猛進」とか飾ってあるくらいだから……無理矢理好意的に考えれば戦術とか以前に装備なども含めて勝つ条件を整える流派で、実戦では装備を王道で運用するとか、そんな感じなのではないだろうか。
というわけで、一番戦術的な頭脳を持っているのはカチューシャということでいいよな!

数の優勢を活かせないのは本当にどうかと思った。子供のお遊戯じゃないんだからさ……

黒森峰は全般的にアホだったし、あれじゃあ西住流とかではなく「装備で勝っていただけ」というのも否定できない。ただ数の優位がどうこうというのは、そもそもこの作品の戦車道の設定、特に競技ルールのフラッグ戦とかが「数の優位を無くす」方向での競技ルール設定だし、12話しかないなかでの説明では判断し難い所があるのも確か。
設定も含めてストーリー面では「如何にしてIV号戦車と寄せ集めの中戦車でドイツの重戦車に勝つか」という話になっていたようにも思う。いやほんと、最初はどうやって勝つのか全く想像できなかったし。

面白かった、とても良い作品だった!
しかし残念なのはこっちでもヘンなのが湧いてきたことだな。人気が出過ぎることの弊害か。これは娯楽アニメであって、軍事教練映像でも、軍事科学ドキュメンタリーでもないのに!

なんか後半は荒れたよな……
最終話の展開を見て、荒れるだろうと思ったら案の定荒れてるし。これだから軍オタは……

「画面上から読み取れる情報」に関してはアニメの設定や演出による部分もあるからねぇ。
ともかく、綺麗な画と動きだったし、細かい所にも気を配っていたしで、私にとっては見ていてとても気持ちのいい作品だった。この作品のスタッフはとても良い作品を作り上げたと思う。

このアニメの感想で荒れまくっている原因の一つが、ワールドオブタンクスにハマっているゲーマーの流入だろうね。軍オタとは重なっているが=ではない。
スペックなんかの数字をアニメに持ち込むのが大好きな連中は、このアニメがなぜここまで人を惹きつけたかというのを理解できていないんだろう。もしその手の連中の要求に沿ってアニメ作ったら爆死するだろうし、要求した人間は更に細かい問題を探すに違いない。

ゲームやって戦車に詳しくなった連中のイメージする「現実のデータ」ってのがそもそもゲーム用に作られた数字だったりするしな……ゲームのイメージでこのアニメを批判してどうするんだ。てかアニメを語る際に批判でしか語れないってのは……この作品ほど「非現実的」「科学的ではない」といった目線で評価するのが的外れな作品は無いと思う。
ま、何はともあれ、こういった作品が世に出て来る今の時代にアニメファンをやっていて良かった。第2期とかもぜひやって欲しい!

まぁ、厳密に考えたら……というのはあるが、非常に引き込まれる物語と演出だったのも確かなわけで。戦車がカッコ良ければ問題ないよな!

それにしても「女の子と兵器」という組み合わせでちょっと心配していたが、「レッドアラート3」みたいなことにならんでよかったよね……

ハッピーエンドで終わる愛と勇気と希望のお話だった。何かしらの続きを作って欲しいぜ!

Panzer vor!第二期を待っています!



とまぁ、こんな感じで。
ライト層からの評判は上々のようですが、マニアな層の中には不満も出ていたりするようです。

この辺に関しては、なまじ作品の出来が良かったが故に、見ているうちに求めるモノがどんどん加速していったようにも感じられます。
「ガールズ&パンツァー」の反応を見ていると、オタクの欲望は尽きないもんだなーなどとも感じてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


案の定中国でガールズ&パンツァーが軍国主義的作品だと叩かれている模様

中国オタク的「ネット通販に踏み切ったきっかけのアイテム」

ありがたいことに
「中国オタクの人達は通販でどんなものを買っているんですか?なんとなく想像できるような気もしますが、具体的な所を知りたいです」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

ご存じの方もいるかと思いますが、現在の中国ではネット通販が非常に大きな存在となっています。
一説によれば中国で通販が一般に急速に浸透したのはSARSの流行で屋外に出られない状態になってしまったというのがきっかけだとも言われていますね。

どちらにしろ、中国は地方ごとに経済状況や店舗の状況も違いますから、欲しいものがネットで注文できるというのは非常に便利ですし、コレクションの関係するオタク分野でも重宝されているようです。

とりあえず中国のソッチ系の掲示版をまわって
「通販を使ったきっかけ」
についてのやり取りを集めてみましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もうネット通販とかありふれた手段になっちゃってるけど、使う前はちょっとした抵抗があったと思う。そこで聞きたいんだが、みんなのネット通販に踏み切ったきっかけのアイテムって何だった?ちょっと語ってみない?
ちなみに自分は海外ネトゲ用のwebマネーカード。

私はコスプレ衣装だったかな。
近くにはそういう店がないから、ダメ元でネット通販に走った。で、自分の想像よりも良いのが来たんでそのままネット通販を活用。失敗やヘンな業者に当たるときもあるが、普通に便利だよね。

ネットでのチケット予約とかで慣れていたんで、通販にはそんなに抵抗なかったな。
最初に勝ったのはたぶん本だったと思うが、いまいちハッキリしない。

初めて使った時は支払いが郵便局まで行って振込だったから、あんまりネット通販の便利さってのはなかったな。カード使うようになってからは便利さを実感しているが。
ちなみに最初に買ったのはオタクグッズのキャラ財布。

私も通販のきっかけはオタクグッズ。買ったのは抱き枕だ!

私は文房具関係をわりとよく買うね。最初に買ったのは確かステッドラーのペンだったかな?

私もネトゲ用のwebマネーカードだね。たぶんコレがきっかけって人多いんじゃないかな。ネトゲ用のカードとか、通販で買うと安いし。

ネトゲカードはネット通販だと割引しているしね。私も通販のきっかけはなんかのゲームのカードだった記憶が。

オナホを……買いました。
店に行って買う勇気が無くて……

私はコスパのTシャツだったね。店頭の品揃えが良い店なんて近くに無いんだよ!!

平凡な話だが、携帯のプリペイドカード。失敗してもそんなに痛手じゃないし、ちょっと試してみようと思って。

簡体字版「涼宮ハルヒの憂鬱」のセット!
コレクション目的でセット購入特典にひかれたのが私の通販を使うきっかけだ!

自分はタバコ吸わないけど、あるジッポーのケースデザインが滅茶苦茶カッコイイと思って注文したのが最初。今思えば、中二病だったんだろうなぁ

うーむ……しょっちゅう使っているから、最初の事とか思い出せない。
時期的にたぶんCDかねんどろいどだったと思うんだけど……

私は綺麗な正規版のCDが確実に欲しかったんで、通販使ったのが最初だね。

家具と絨毯。買って運んでくるのがめんどくさい商品の通販はやはり便利だ。

ウチの国の大学生の環境で良い感じに音楽を聴くためには良いヘッドホンが必須、ということでヘッドホンを通販で購入した。
店にはおいてないけど、ネットでは見つけられるっていうのはありがたいね

ああ、そうそう。私もヘッドホンだ。
情報を仕入れて欲しいヘッドホンを探していくと、結局通販でということになっちゃうんだよね。店頭だと無かったり、高かったり、取り寄せだったりするんでじゃあ通販でということにした。

本だね。店頭で見つからないから通販で買った。あんまり抵抗無く使って、そのまま今でも愛用。

ラノベと漫画。
俺の住んでいる所の店は品揃えが悪い、というかそもそも置いていなかったりするのでオタク関係は通販一択。

あと原書とかも通販が特に便利だよね。本屋の店頭では欲しい本はなかなかないし、別に安いわけでもない。
ちなみに自分の最初の通販は日本の同人誌だ。これはもう通販でしか手に入らないから、迷わず使った。

フィギュアを買いました……
アニメ見てテンションが上がりまくって、その勢いで買ってしまいました……

私は抱き枕だけは通販を利用している。
オタクグッズは実際に目で見て状態を確認したいし、問題が有ったら交換するために現実の店で買うようにしているんだが、これだけは店で買うのが恥ずかしくてなぁ。



とまぁ、こんな感じで。
やはり中国オタクの面々にとっても通販で重宝する要素に関しては日本と同じような所があるようですが、中には中国独自の事情というのも見て取れますね。

現在の中国の通販は、昔に比べて大手が入って来て便利になってはいるものの、カオスで何かヘンな出物があるといったことはどんどん少なくなっているようです。

オタク関係でもその辺りに関しては変わらず、
「今は便利で安全になっているけど、昔のように掘り出し物を見つけられるということはかなり少なくなった」
なんて話も聞きますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国でガンダムはなぜマクロスに勝てないのか オタ中国人の憂鬱アップデート

2年ほど前にこのブログのまとめ本
「オタ中国人の憂鬱」


を出させていただきましたが、この2年で中国オタク事情も大きく変わり、書籍の内容も一昔前の話になってしまっています。

また、いつもの中国オタクの反応という形では紹介するのが難しい話というのもたまってきていますので、「オタ中国人の憂鬱」のアップデートになるような話を書いていこうかと思います。

さて、そんな訳で今回は
「中国でガンダムはなぜマクロスに勝てないのか」
「中国本土でガンダムが日本のような人気にならない理由」

といったことについてを。

このブログでも何度か書きましたが、中国本土におけるロボットモノの作品の人気に関してはガンダムよりもマクロスの方が優勢です。


中華圏でも、台湾や香港では日本と同じくガンダム優勢のようですが、こと中国本土に関してはガンダムはかなり苦戦しています。
最近は中国本土でもガンプラの流通も増え、先日はガンダムAGEの公式配信なども行われましたし、中国オタク内でのガンダム人気もそれなりに盛り上がってはいるのですが、ライトな層まで含めて考えた場合、日本のような人気の出方にはなっていません。

これに関しては、中国にはマクロスとサザンクロスとモスピーダを編集合体させちゃったアメリカアニメ「robotech」がテレビアニメで90年代に入っていたのに対し、中国本土でガンダムファンが増えるきっかけとなったのは「ガンダムSEED」の海賊版という、スタート地点の差というのも影響しているかと思われますが、それ以上に大きいのは
「ロボットアニメに関する感性」
の影響ではないかと思います。

中国で日本のアニメを見るような層がロボットモノの作品に求めるもの、
日本のファンとの違いについては
「カッコいいロボットが見たいのではなく、ロボットでカッコよく活躍するのが見たい」
と言うこともできますね。

日本のアニメ視聴者のように、ロボットアニメにおいてロボットの部分に注目、或いはロボットの活躍を抽出して評価できる人はそれほど多くありません。

この辺りに関してややこしいのは、中国オタクの間にも「カッコいいガンダム」というのはそれなりに伝わるし、キレイな画でバリバリ動く方が喜ばれるのも間違いないということです。

しかし、彼らの評価基準としては、「MSの活躍」、「ストーリー」、「深い内容」といったガンダムアニメの面白いとされる要素において、「MSの活躍」の順番はかなり後ろの方になります。ライトな層ではこの傾向がさらに顕著になりますね。

もちろん中国で日本のアニメを見ている人達は、ロボット系の作品というカテゴリは知識として理解していますし、面白い作品ならば楽しむことができますが、
「楽しめる要素」
「評価の基準」

という点に関しては、日本のアニメファンとは微妙に異なります。

正直な所、この多くのファンが自然と
「ガンダムをMS中心に楽しむことができる」
「ロボットアニメをロボの活躍に注目して楽しむことができる」

というのは、日本独自のものなのではないかとも思えいます。

日本では子供の頃からロボット関係の番組や玩具に触れながら育ちますし、現在ではガンダムにハマった世代が大人になってきたことから、社会にガンダムをはじめとするロボが溢れていますから、「ロボットのカッコよさを理解する感覚」は自然と(?)養われていきます。

しかし、中国本土にはそういった環境がありませんから、ガンダムのカッコよさを理解するための「訓練」「学習」といったものが必要になります。
(ちなみに、ガンダム環境に関して台湾や香港は日本にかなり近い所があります)

中国オタクの中にも日本のガンダムファンと近い感覚でガンダムや、ロボットアニメを楽しんでいる人はそれなりにいますが、彼らの多くはロボットアニメのファンとして自らを鍛えた、ガンダムを見るための目を養った存在で、大多数のライトな一般層とは違います。


そして、ロボットアニメに関する嗜好の違いが存在することから、「ロボットが主役」なガンダムはマクロスに比べて中国でファンを獲得するのが難しくなっています。

もちろんガンダムにもMSを操縦する主人公パイロットがいますが、やはり作品の主役に見えるのは「ガンダムというMS」ですし、活躍描写のメインとなるのもガンダム等のMSです。

それに対してマクロスの方は、バルキリー等のロボの活躍もありますが、どちらかと言えばそれに乗っている主人公パイロット達のストーリーの方がメインになっています。

マクロスは
「ロボット以外のストーリー要素が前に出てきている」
「作中における歌の扱いや三角関係なラブストーリーなど、視聴者のとっかかりも多い」

といったことにより、中国の視聴者からすると、MSが主役のガンダムよりも非常に入り込み易い作品となっているのですね。


そして、こういったロボットモノに関する感性の微妙な違いもあってか、中国オタク内では日本のアニメのロボット系の作品の人気はなかなか高くなりません。
また時折人気になる作品に関しても、ロボットの部分以外、主にストーリー面が評価されて人気になる傾向があります。

例えば、「グレンラガン」は熱血系王道作品として評価されていますし、「フルメタル・パニック」は実は軍人である主人公が日常の学園生活では軍事ネタなボケを繰り返し、しかし戦いではプロの兵士として一騎当千の活躍をするといった要素が中国オタクの妄想ポイントを効果的に刺激しています。また「コードギアス」は主人公ルルーシュのピカレスクロマンというかビックリドッキリストーリーな所が中国オタクを引き付ける理由になっています。

もちろん中国オタクの面々もファンになったからにはロボット描写にも燃えたりしますし、ロボットがカッコヨク活躍するに越したことはないのですが、多くの人にとってそれは評価基準的には後ろの方になってしまう模様です。


こういった感覚の違いについて、個人的に印象深かったのは
「ガンダムUC」のepisode 4への反応ですね。


ガンダムUCのepisode 4は、トリントン基地に攻め入り暴れまわるジオン残党による大量の昔のMS、連邦側がボコボコにされる中で奮戦するバイアラン・カスタム、MAシャンブロに乗るNTの少女ロニとバナージの交流などの見せ場があるかと思いますが、中国オタクの反応を見てみると、日本とは違う傾向が見て取れました。

日本のファンの間では、ストーリー展開はさておき、古今東西のMSが現在の画のレベルでたくさん出てきて戦闘を繰り広げたということで、とりあえず
「なんか良いモノ見た」
的な所があったのではないかと思いますが、中国オタクの反応を見ていくと、そういったMS描写に関してよりも、ストーリー展開、特にバナージが迷ってうだうだする展開への不満が多く見て取れました。

確かにepisode 4はバナージとユニコーンガンダムの活躍という面から見ると、NT能力のせめぎ合いくらいで、あまり派手な活躍はありませんし、バナージ自身もイロイロと迷ったり、シャンブロを「撃てません」とかやったりしています。
そういった展開が中国オタクのファンからすると、見たかったものとは少々異なる、ストレスのたまる話に思えたりしたようです。

それと、ガンダムと直接の関係は無いのですが、
最近中国オタク内でも大人気となっている
「ガールズ&パンツァー」

に関しては、戦車の強弱関係なく、運用方法からやられ方まで楽しむなど、日本のガンダムファン、ロボットファンがロボット関係の描写を楽しむようなノリで作中の戦車の描写を楽しんでいるのも興味深いですね。

中国では軍事関係の情報が溢れていますし、男の子はだいたい一度は戦車にハマると言われているくらいですから「戦車のカッコよさを理解する感覚」は十分に養われているかと思います。「ガールズ&パンツァー」に関しても、作中の戦車の部分だけを抽出してその描写を楽しむことができるのではないでしょうか。


中国本土のファンに関しては、
こういった日本のロボットアニメのファンの感覚とは微妙に異なる、
「ロボの活躍」ではなく「ロボでの活躍」
を強く求める所がありますから、
ガンダムはロボの活躍がメイン過ぎてなかなか日本のようにはいかないようです。

実はこの辺りに関しては、
「ガンダムSEED」

が非常に良いバランスとなっていたようです。

SEEDは「主人公キラ・ヤマトの成長と活躍」という視点から楽しめるので、中国オタク的にもかなり入り込み易かったのだとか。しかしSEEDは続編のDESTINYでずっこけてしまいその後の展開も残念なことに……

現在の中国では、ガンダムファンのレベルも上がり中国語になったガンダムの情報、特に設定に関する情報がかなり蓄積されていますし、ガンプラの流通も増え、ファンの懐具合も向上するなど良いニュースは少なくありません。

しかし、同人イベントやアニソンイベントなどでもガンダム系は後退気味のようですし、作品の敷居の高さや今回書いたような好みの微妙な食い違いからファンの広がり、作品の評価的に厳しい部分も見えます。

これまで培ってきた「下地」が存在する日本と違って、中国本土では「ガンダムが主人公」である限り、大多数の視聴者にとっては理解するための「訓練」が必要となりますから、残念ながら単に日本で人気になっている作品を提供する、玩具やガンプラを流通させるだけで、ガンダムファンが日本のように増えることは無いと思われます。

こういった状況なので、中国のガンダム展開に関しては、「ガンダムSEED」の流れが途絶えてしまっているのは本当にもったいないと感じてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

ペースに関しては何とも言えませんが、今後もこういった形で現在の中国オタク事情に関してイイカゲンにまとめていこうかと考えております。

中国オタク「日本のオタクは月5万円使って、17万円稼ぐ……!」

日本のオタク関係の情報、なかでもオタク業界の情報や、
「日本のオタクの暮らし」
的なものにかなり興味があるようです。

そんな中国オタクの間で、
先日放映された「月曜から夜ふかし」の中の
「オタクたちのお金はどこから出ているのか気になる件」
において紹介された
「オタクの収入とお金の使い方」
がちょっとした話題になっているようです。

番組の内容については、以下のサイト様の記事などをご参照ください。

オタクたちのお金がどこから出ているか気になる件|月曜から夜ふかし(テレビのブログ)

【日テレ】「月曜から夜ふかし」にお前らキタ━━(゚∀゚)━━ !!!(オタク.com)

そんな訳で、今回は中国のソッチ系の掲示板などで見かけたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のテレビ番組で日本のオタクの消費と収入が紹介されたが、これがスゴイぞ。
月17万の収入で食費を切り詰めてオタク関係に5万円使ったり、カードで1000万円の借金をしたりしているそうだ!

日本のオタクは月5万円使って、17万円稼ぐ……!
こ、これが噂に聞く日本の「大友」、日本語で言う「大きなお友達」と言うヤツか!?

オタクが5万円って、俺の知る情報からすると、そんなに多く使っているわけではない印象。
ちなみにソースはギャルゲーとラノベ。

いやいや、二次元に出て来る極まったオタクや金持ちキャラじゃない、三次元の普通の若いオタクが月に5万円を、コミケとかの特殊イベントじゃなくて、定期的に使うってことだろ。そうなるとこれはスゴイ数字だろう。

具体的な数字が出ると日本のオタクのパワーというのが改めて分かる。こういうオタクが存在するから、日本ではオタクビジネスが成立し、様々な作品が出るんだろうな。
そして、そういうのが存在しないからウチの国では玩具売るためのアニメ(それにしても日本よりはうまくいっていない)や、補助金目当てのアニメしか作られないわけだ。

17万円って、今のレートだと11000元って所か。
これ、ウチの国の二線級の都市ならちょっとした高給だよな。しかも日本では本気で稼ぐならもっと稼げるそうだし。

日本ではレストランの皿洗いで月20万円近く稼げると聞いたのが本当っぽいな。
俺なんか月の手取りは3000元(約45000円)くらいしか無い。実家住まいだからオタク関係に2000元(約3万円)以上を使っているけど、家賃払ってオタク趣味をやってとなると不可能だ。

17万円って、俺の給料の数倍じゃないか!
日本ではオタク趣味にハマっている人間がそんなに稼いでいるのか!!

いやいや一線級の都市でもこの給料は低くない。21で就職していて、月17万稼いでオタクの趣味と両立できる、それがスゴイよね。もちろん物価の関係もあるだろうから単純には比較できないだろうけど……
上海だとかの一線級都市で一部の人間が稼ぐ額だけ見ているとウチの国の人間も稼げるようになったとは感じるが、大部分の人間、特に若い人間はそんなに稼げない、てか仕事が見つからん。

高収入だな。まぁ、日本の物価が高いってのもあるんだろうが。この年代の人間でもこれだけ稼げて使えるってのは正直スゴイと思う。
しかし、そういうことなら以前聞いた日本に留学したヤツが十数万の奨学金もらってウハウハだってのはマジだったのか……

私は今日本で暮らしているけど、月17万って結構キツイよ。日本の物価は高い。食費もそうだし、交通費とかも結構響くんだよ。

何がスゴイって、「5万円のオタク関係の消費を維持できる」ってことだよな。ウチの国のオタクでも瞬間的にはそこに達するケースはそれなりにあるが、ずっとそれを続けられる人間は珍しいと思う。

私が聞いた話では日本人の平均月収って30万円くらいという話だったし、このオタクの人は若い上に仕事の分野や、オタク趣味に時間を割くことを考えたら下の方の収入なんじゃないかな。それでも自分の感覚からすれば多いが。

日本と中国ではジュースの値段一つとっても3倍くらいの差があるし、日本の消費レベルはやはり高いってことなんだろうな。日本はデフレに苦しんでいるという話はどういう基準なんだろう。ウチの国の物価や消費と比べると、まだまだ日本は高い。
他にも日本に行った時、ちゃんとしたもの食べていくなら1日の食費は1000円超える、自炊しないならさらに増えるってのを聞いて驚いたなんて記憶があるよ。

うーむ。自分が中国にいることを喜ぶべきなのだろうか。
幸いなことに中国にはオタク関係のアイテムが少ないし、物欲を刺激されることも日本に比べて少ないはず。もし周りにたくさん欲しいものがあったら、自分もテレビで紹介されているオタクの人みたいなことをやってしまうかもしれない。

なんか紹介されているオタクの人の部屋のアイテムやポスターに既視感が……
そうか、やはりオタクの部屋はあんな感じで良いのか。自分のやっちゃっている方向性が間違っていなかったようなので一安心。

日本のオタクの人ってかなり地味なんだね。部屋の中はスゴイけど。
自分の装いがオタクとして地味すぎるんじゃないかと悩んでいたが、あんな感じでもいいのね。ちょっと安心したんで、今後はコレクションの強化に力を入れていくことにする。

二次元オタクの若い青年?もスゴイけど、ドールオタクのおっさんもスゴイな。
オタクの消費の挙句に借金1000万とか、想像を超える。

借金1000万か……カイジだとどれくらい地下にいればいいんだろう。

やはり、俺達は所詮偽のオタクなのかもしれない。海賊版のアニメ見ているだけだし、生活削っているとか、そういうの特に無いし……

オタクとは、時間と生命を削ることでもあるのだと思ってしまいました。

作品への愛とか、オタクへの愛とかいうのを語る上で、ウチの国のオタクと日本のオタクの認識の差はでかい。そして日本のオタクは収入も大きいが、消費もでかいんだな……

こういった数字や生活スタイルを見て、我々と日本のオタクの違いが、なんとなく理解できたような気がする。

食費を削りまくってオタク趣味……自分にはどこまでできるか……
ただ日本の物価が高いせいだろうけど食費2万円ってのは金額だけ見たら高く感じるね。私の場合1日の食費30元(約450円)くらいでわりとなんとかなるし。あと、家賃8万は部屋の条件が分からんから何とも言えないが、やはり高い気はする。

日本のオタク市場が9000億円というのがどうもピンと来なかったんだが、この収入とこの消費ならそれぐらいにはなってくるか。

日本のオタクはこういう感じで金を使っているのか……俺、仕事見つけたらホントのオタクになることにするわ……



とまぁ、こんな感じで。
オタク趣味に使う金額と、その元になる収入金額の具体的な数字にイロイロと思う所があったりするようです。

もちろん中国オタクの中には日本の一般的なレベルかそれ以上に稼いだりして、日本と変わらない或いは日本のオタク以上に豪快にお金を使う中国オタクの方もいるのですが、中国国内のオタクの主要な層となっている学生や、社会に出て仕事を始めたばかりの人の感覚では、
「月17万の収入でオタク関係に5万円使う」
というのはちょっとした驚きになるようです。

日本でも報道されている通り、中国では消費レベルの向上や、賃金の向上といった流れが続いてはいますし、実際給料も下限というか、下の方の金額は上がっているのですが、上の方、特にホワイトカラー系の職業は一部の「稼げる人間」以外は厳しいことになっています。

最近の中国では大学を卒業しても、それまでに費やした諸々の学費に見合った収入の職業が見つからない、都市部での職業が見つからないで就職難民状態になっている人も少なくないという話です。

日本はまだ「新卒枠」というのがありますが、現在の中国ではそういったものは存在せず、企業側からは最初から即戦力を求められますし、IT化などによってマンパワーが必要とされる分野はどんどん縮小していますから、毎年出て来る大学の卒業生が買い叩かれる傾向が年々強くなっています。

しかも中国ではオタク趣味と言いますか、アニメは
「金のかからない趣味」
として広まっていった所もあるので、日本のオタクのお金の使い方と金額というのが具体的に目の前に情報として出て来ると、ちょっと考えてしまうようでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国ではオタク趣味ほど気楽なものは無い……のかも

中国オタク「痛スーツはある意味では日本の伝統文化の延長線上のものなのか?」

ありがたいことに
「日本のオタクグッズで、中国オタク的に意表を突かれるものはあるのか?」
という質問をいただいておりましたが、先日それに関係しそうな話題を見かけましたので、今回はその辺りで一つ。

中国オタクの間にはイロイロなオタク関係のアイテムが伝わっていますが、中でも
「痛車」
をはじめとする、痛系(?)のグッズはオタクをアピールするアイテムとして注目されていまして、随分と広まっている模様です。車に限らず、「痛傘」や「痛バッグ」といった様々なアイテムが「痛く」なっているそうです。

しかし、日本で最近出て来たという

「痛スーツ」

仕事中も萌えキャラといっしょ スーツの裏地にこっそりプリント(マイナビニュース)

というのには中国オタクも驚いているようで、ちょっとした話題になっているようでした。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトなどで見かけたその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


社会に出ると基本的にスーツしか着れないようなことになってくるような所があるが、そんな中でもオタクの魂を表現しようとするアイテムが日本で現れた。なんと、「痛スーツ」が作られているらしい!

公式サイトの画を見た感じでは、スーツの内側を萌えキャラで痛くするのか。また日本では不思議なものを作りだしてきたな……

日本では万物全てを萌えにできるという話があるが、こういう話を聞く度にそれが誇大な表現だとは思えなくなる。

しかし……仕事できるようなスーツを萌えで痛くして大丈夫なのか?
さすがに難度高すぎると思うんだが。

こういった類のアイテムってこれまでもなかったっけ?
ネクタイやYシャツとかをオタクアイテムにしたりするのはそれなりにあったはずだし、エヴァなんかはかなりクールな感じになっていたように思うが。

いや、そういうのじゃないんだよ。この「痛スーツ」というのはスーツの内側にでかでかと萌えが刻まれている、中身が「痛い」スーツなんだよ!

スーツの裏地が「痛い」のか……
これは予想外の方向だ。

これぞまさしく、「自らの内に宿る愛」というやつか!!

さすがにこんなの着ていたらヘンタイ扱いされそうな予感が。
しかし、紳士たるものこういう服を持たなければならないのかもしれない……!

理解不能だ。これはさすがに趣味のアイテムとしてどうなんだろう?

他の痛アイテムと比べると、あんまりシャレにならんよね。スーツは遊びで使うにも使い勝手が悪いし。それにしてもこれは羞恥プレイどころじゃない、ギリギリすぎる……職場でうっかり上着脱いだらアウトじゃないか!

これはちょっと意味が分からん。
「痛い」のを外に見せられないのに、なぜ作るんだ?
イラストやグッズをバッグにしまっておくのとどう違うんだ?

私は悪くないと思うぞ。
通勤で疲れている時に、そっと自分の服の内側をのぞいて癒される……いいじゃないか!!

なんか分かる。これは通勤における一つの福音なのかもしれない。
地下鉄とバスで押しつぶされそうになっているとき、懐には二次元の彼女がいるわけだ。

私もこのアイテムの報告制に関しては疑問だ。痛スーツは確かにスゴイ組み合わせだとは思う。しかし、なぜ内側を痛くするんだ?痛いアイテムを作るなら外側を痛くするべきなのに、なぜ外を痛くしない?

ボタン全部外して羽織るだけにするのかね?
でもそれは「痛い」方向で恥ずかしい上に、普通にカッコ悪くて恥ずかしいような……

前のボタンを外して、ジャケット全開!!
……そんなのやったら春の日の露出狂出現状態だな。

露出狂の口実が「俺の二次元の嫁をみんなに見せようとしたんだ!」になるわけか。

萌えキャラをタトゥーにするのと、どっちがキツイかね。
タトゥーは消すのが難しいが、こっちはスーツでの行動となるし、見せるための行動が怪しいし。

オタクの道を深めるのも簡単じゃないんだな、と言ってみよう。

いやいやいや。恐らく、これは「普通に上に出して露出する」ためのものじゃないんじゃないかな。これは日本の伝統文化の「粋」ってやつだと思う。その「粋」文化のなかには衣服は表に凝って見せびらかすのはカッコ悪くて、裏面に凝って時折のぞかせるのがカッコイイという感覚がある。痛系のアイテムも日本のそういった文化と結びついてきたんじゃないか?

日本では、「本物」は「見せびらかすというのをやらなくなる」という話は聞いたことがあるね。あと日本では、オタクの間でも「知識をひけらかす」のはウチの国の感覚に比べて更に嫌われ易い行為になっているようには感じる。
痛系アイテムも、痛くするアイテムの選択から、痛さの表現に進化してきたということなのだろうか。

ならば、痛スーツはある意味では日本の伝統文化の延長線上のものなのかね?
そうなると、これは間接的なオタクのレベルの選別なのかね。「分かる人には分かる」「それを理解できるレベルの人としか付き合わない」とか、そういう意味を表すアイテムなのかね。

じゃあ、あれか。ひるがえるサイドベンツからちょっと覗いた絵柄を見て「今のミクは……!」とかやるのか?

この痛スーツに関して、自分の考えたシチュエーションはこうだ。
懐から財布を取り出すときに、周りの人間の目にスーツの裏地がちょっと目につく、そして周りは「こいつ、痛スーツを着ていやがる!こいつは、紳士だ……!」と驚く、そんな感じで。

……普通の所でやるのは勘弁して欲しいが、オタク系のイベントでそれをやるのはちょっとカッコイイかもと思ってしまった!



とまぁ、こんな感じで。
この「痛スーツ」は今までの痛系(?)のアイテムなどとは違うように思われたりもしているようで、面白い推測も出ていました。

しかし、上のやり取りを見ていると、この痛スーツの存在意義をどう理解するべきなのか、こちらもちょっと混乱してしまいますね。

今回のやり取りを見ていて、この痛スーツを手に入れる、身に着ける方がどのような思いを抱いていらっしゃるのか、私も気になってきてしまいました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「十六夜って言葉は何か特別な意味が有ったりするの?アニメや漫画、ゲームで結構目につくんだが」

ありがたいことに以前
「中国語では漢字の読み方は基本的に変わらないそうですが、日本語で特殊な読み方になるような漢字の言葉って、中国ではどういう風に感じられているんでしょうか?」
という質問をいただいておりました。

その後、中国オタク内で広まっているそういった言葉はないかと探していたのですが、先日中国オタクの知り合いとのやりとりで、「十六夜」という言葉についての話題が出まして、そういえば
「十六夜」
という言葉は日本語の読み方はあまり伝わっていないものの、漢字としてはきちんと伝わっていると気付きましたので、ちょっと中国のネットをまわって調べてみました。

そんな訳で、今回はその辺についてのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「十六夜」って言葉は何か特別な意味が有ったりするの?アニメや漫画、ゲームで結構目につくんだが。

うん、「十六夜」という名前は確かに目につくよね。キャラ名とか、アニソン等の関連するモノのタイトルとか

てか、最近こっちでも「十六夜」がいつの間にか流行っているよね……
どこのコミュニティでも十六夜ナントカって名前を使っている人をみかける。私の印象では二つ名みたいな感じで使っている人が多いと思う。

でも、十六夜という名前で有名で人気の高いキャラってそれほどいないんじゃないか?
恐らくこっちで最も有名なのは東方シリーズの十六夜咲夜だろうけど……

でも、日本のアニメや漫画でそこそこの頻度で出て来るのも間違いないんだよね。
日本では十六夜を使うのが好まれているんだろうか?
そもそも、日本人は「十六夜」というのにどんな感情を抱いているのか、確かにちょっとした疑問だ。

日本人の感覚だと「十六夜」ってのがカッコイイとか、スゴイとかいう語感の言葉なんじゃないかね。

十六夜と七夜、明らかに人気に差がある……

七だったら「七瀬」の方がよく見かけるような。でも、こっちで名前に「七瀬」を使うのは案外少ないか?あと最近だと「六花」もそこそこ出て来たような。

こっちでそれなりに流行っているのも、結構不思議だよね。
キャラが理由かと思ったが、十六夜で有名なキャラとなるとそんなにいないよね。「東方シリーズ」の十六夜咲夜とか「犬夜叉」とか、最近だと「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」の主人公も十六夜か?

でも十六夜って名前、昔はそこまで多いわけじゃなかった気がする。気が付いたら増えていたような。

日本に関しては何とも言えないが、ウチの国では十六夜が流行った原因で大きいのはやはり東方じゃないか?
ファンの間の人気はともかく、十六夜咲夜は東方キャラの中では非常に分かり易いデザインだし、東方をよく知らない人間の印象にも残り易い。私も最初に覚えたキャラは彼女だった。

でも、東方だとキャラ名の方はきちんと読める人少ないんじゃないかね。「十六夜咲夜」の「咲」の字がウチの国では一般的な字ではないから。実際間違って読んでたりするヤツ多いし。

そう言えば私も「咲」の読み方はどうもハッキリしないわ。麻雀のあっちの方では日本語で直接「saki」と発音してごまかしているわ。
「十六夜咲夜」もフルネームでキチンと呼ばれることって案外少ないかもね、「メイド長」や「パッド長」といったあだ名で代用するケースも多い。しかし「十六夜」という言葉は広まっている……なんか不思議だ。

フルネーム読めないから逆に読める部分の「十六夜」が余計に意識されるのかな?
とりあえず私はなんとなく「カッコイイ」というのは影響していると思う。漢字の意味は基本的に同じなんだし、日本でもそういう所があるんじゃないの?

そうだね、聴いた感じ何となくカッコイイというのは分かる気がする。

そうか?自分はカッコイイとは思わないんだが……音が良いってわけでもないと思うし。

どっちかというと、言葉の意味よりもキャラのイメージの投影、日本のアニメや漫画、ゲームのキャラっぽい名前の典型として活用されているんじゃないかな。
中国語の発音もそこまでカッコイイってわけじゃないし。東方だったら「八意永琳」とかの方が中国語でもしっくりくる名前だと思う。

それで、日本だと「十六夜」という言葉はどうなの?
なんか月の満ち欠けに関するどうこうという話らしいけど、どうもピント来ない。

日本語だと一夜〜といった夜の数え方で「十六夜」だけ「いざよい」という特殊な読み方になるんだよ。他のは基本的に数字の読み+夜の読み。特別な意味については私もイマイチ分からんが、月に関する特殊な言葉という所があるっぽい

いや、そうでもないよ。月の名称に関しては「三日月」とかも特殊な読み方だ。あと、中秋が「十五夜」でやはり日本でも特別なものになっている。

私は日本人の名前、しかも主に女性にこの名前をつけるとかいうのが理解できない……
月の名前を付けるのは分かるが、なんで満月から衰えていく「十六夜」なんて名前をつけるんだ?悲しいイメージのある名前をなんであえてつけるの?

私が聞いた話では確か日本では満ち足りた満月よりも、ちょっと欠けた月の方が好まれるということだった。満月ではあまちにも完全すぎて嫌味になるのだとか。十六夜という名前はそういった謙譲という意味もあるんじゃないか?

あれ?日本人が満月ではなく、欠けた月が好きってのは「十三夜」の方じゃなかったけ?十六夜は特にそういうの無かったと思うんだが……なんだか余計分からなくなってきたな。

まぁでも、なんとなく字面的にスゴそうだなとは思う。
字の意味自体は分かるが深い意味に関してはハッキリ分からない、中国っぽくない名称だからこそ、こっちでも記憶に残るんじゃないかな。



とまぁ、こんな感じで。
日本語での特殊な読み方に関しては、中国オタク内ではあまり意識されず、基本的に中国語の漢字の音で認識している模様です。

ただ、漢字の組み合わせによっては
「何となくカッコイイ」「印象に残る」
といったことで意識されたりするもようです。

こういった言葉で、中国語でヘンな意味に感じない組み合わせの場合は
「日本系のアニメや漫画のキャラっぽい名前」
というようなノリで、ハンドルネームなどに使われたりするそうです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


キャラの名前の漢字、中国オタクはどう読んでる? 日本語?中国語?発音は?

中国人「花粉症になっちゃった……」

今年もスギ花粉の厳しい季節が続いていますが、
先日ありがたいことに
「中国の人って花粉症とかはどうなんでしょう?」
という質問をいただきましたので、オタクからは離れますが今回はそれについて一つやらせていただきます。

当然ながら中国で生活している人にもアレルギーというのは珍しいものではありませんし、日本でしばらく暮らしているうちに花粉症になってしまう人もいるそうです。
先日、中国のネットで
「日本で花粉症になってしまった」
といったことに関するやり取りを見かけましたので、
今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


花粉症になっちゃった……
日本のアレだ。スギ花粉の。日本での仕事が長すぎたからだろうか?それとも部屋の掃除がサボり気味だったからだろうか?理由が全く分からん。俺はもう終わった……

お仲間か。気の毒に。
私も日本で仕事していて最近花粉症になっちゃったよ。苦痛の日々の中で暮らしている。花粉症に関する良い治療法や薬とかないもんだろうか?

私も日本で花粉症が出てしまった。
どんな薬を飲めばいいんだろう?

日本の花粉症は日本が発達しすぎて、清潔すぎるから出て来た症状でしょ。日本の生活に慣れ過ぎているってのもあるんじゃない?
とりあえず日本でも漢方薬は手に入るはずだから小青竜湯とかを飲んでおくのが有効。インフルエンザなんかとは違うから重症でなければ我慢して、本当に重体になったら医者にいけばいい。

花粉症ってアレルギーの一種だから薬に関しては症状を緩和するものはあっても、治療するものは無いんじゃないかな。あと漢方でも、アレルギー関係は新しい病気だから対症療法はともかく、根治するとかいうのはまだ決まった処方みたいなの無いんじゃ……

やばい……自分も恐らく花粉症になってしまった。どうすればいい?誰か教えてくれ!!

体質の問題だし完治するための良い方法というのも無い。もしそんな方法があるなら日本人はとっくの昔にやっているだろう。結局は予防や症状を抑えるためのことをやるしかないよ。例えばマスクをして外出するとかね。

おめでとう……君達も我々の仲間入りだ……
私は日本滞在4年目で発症したっけな。花粉症はいったん出たら毎年出るよ。日本では3、4月がヒドイ。
とりあえずアドバイスとしては、外に出るときはマスク。もし目の痒みがひどければ花粉用のメガネってのも日本にはある。また家に入る前は全身を叩いて花粉を落とす、ティッシュは忘れない。それと花粉の多い季節は窓をあけての換気もやめた方がいいから、空気清浄器も一つの手段だ。

空気清浄器は家の中に安全地帯を作るために有用だね。
それと日本は天気予報で花粉の量に関しても伝えるから参考にすると良いよ。薬は花粉対策用の飲み薬や目薬がある。あと大事なのは「花粉はいずれ無くなる」というのを忘れないこと。1、2か月耐えればなんとかなるから絶望はしないように。

花粉症は本当にキツイね。自分もなってみて痛感した。
最初はくしゃみや鼻水が止まらない、喉が痛いで風邪をひいたかと思ったけど風邪のときのような頭痛や熱はない。そして外に出てみると鼻の中にヘンな痒みが……
当時は花粉症なんて意識してなかったから、自分の症状にはかなり焦ったわ。

俺は中国の環境汚染に慣れた自分にとって日本の花粉とかは大した問題じゃないと思っていたし、実際、周りの日本人が花粉症になったり、対策にマスクをしているのを自分には関係無いことだと思っていた。しかし、アレルギーは慣れとかそういうもんじゃなかった!耐性だとか抵抗力がどうとかいう話じゃなかった!
昔の自分が花粉への接触を全く減らそうとしなかったことを、今になってとても後悔している……

まぁ、アレルギーって免疫の過敏反応によるものだからな……
工業的な粉塵や排気ガスによる空気の汚れに慣れているからと言って、花粉へのアレルギー反応を無くせるわけじゃないわな……

元々鼻炎気味だったが、日本に来てからスギ花粉アレルギーになってヒドイことになってしまった。スギ花粉の季節になると非常にキツイ。薬飲んでも大して効果ないし。

私も日本で花粉症になってしまったけど、単に薬飲むだけではイマイチだね。
私はマスクや飲み薬の他に、鼻うがいをするのを薦める。生理食塩水程度の濃度にした温水を鼻から吸入して洗うんだが、とてもスッキリする。

アレルギーに関しては結局の所アレルゲンに接触しないのが一番なんだが、花粉だとそれもなかなか難しいんだよね。
聞いた話では手術するというのも一つの手らしいが、自分はさすがにそれはちょっと躊躇してしまう。

日本に行った人はみんな花粉症になってしまうと聞いたけど、ホントなの?

本当です。私は花粉症になりました。
……やってられねぇよ!!

その説に関しては信憑性がある。個人差はあれどアレルゲンにずっと接触しているとアレルギー症状が出るというのは確か。
そして春になると日本にはマスクをつけた人が溢れるが、これは日本人がみな花粉症になっているということだ。今の職場には中国人の同僚もいるんだけど花粉症になってしまっている。
私は日本に5年いるけど、3月の花粉が飛び始める頃になったらマスクをつけているが、こういった予防措置をとれば花粉症になる可能性を小さくできる。

「いつかアレルギーになる可能性がある」という話なら、それは中国国内においても同じでしょ。日本では春にスギ花粉が大量に飛散するからその確率が上がるってだけで。
アレルギーに関しては個人の体質も関係するし、ならない人はなかなかならない。私は日本滞在8年目だけどまだ花粉症にはなっていない。
とりあえず短期滞在ならほぼ問題無いだろうが、心配なら外出時にマスクつけるといいよ。日本の薬局やコンビニはどこも花粉症向けのマスク置いてあるから。

そういや、中国には花粉症って無いの?
日本人がたくさん花粉症になっているのに、中国人には無かったりするの?

花粉症は日本のありふれた病気だね。
アレルギーの一種だから、中国でも同じような環境では発症する人もいるかもしれないけど、日本とは樹木の環境も違うから有ったとしてもそれほど多くは無いはず。あと、花粉症は日本の生活環境が清潔すぎることによって、異物に対して過敏な体質になってしまうというのも影響している。

いや、キレイすぎるってのは遠因かもしれないが、直接の原因ではないはず。現に空気が汚れているウチの国から日本に行った人間があっさりスギ花粉症になっちゃったケースもあるし。
結局はアレルギー性物質が多過ぎるというのが問題。花粉症が意識されなかった昔に、日本では生育が早いからと杉を植えすぎたのが花粉症の人間の増加につながっている。

スギ花粉症ではないけど、中国も別の植物による花粉症ってのはあるよ。単に日本の春の杉ほどヤバくないだけ。花粉症には枯草熱っていう別名もあるし。
ウチの国でも花粉アレルギーの人間はいるし、あとアメリカでは確かブタクサのアレルギーが大変なことになっているらしい。

ウチの国のアレルギー患者も年々増えている。春先になると花粉アレルギーの症状が出て来る人、いるぜ。
知り合いにもここ二年急に花粉症に悩まされるようになったのがいる。3月4月が一番ヒドくて、顔に赤い点が出たりしているし、痒くてしょうがないそうだ。しかも薬飲んでもほとんど意味が無いらしいので本当に気の毒。

私は春じゃなくて夏にアレルギー症状が出るね。
鼻が詰まる、くしゃみや鼻水が出る。それに加えて鼻の粘膜がやられちゃうからしょっちゅう鼻血が出る。そして痒みだ。その時期のことを思うと、今から憂鬱だよ……

花粉というか空気中に跳ぶアレルギー物質に関しては空気清浄器がマジおススメ。日本の空気清浄器は花粉と戦いながら進化しているから効果は確かだ。

空気清浄器は良いよね。空気がキレイな日本でなんで空気清浄機が発達しているのかと不思議に思っていたが、花粉という問題が有ったわけか……毎年こんなことになるんなら、そら発達するわな……



とまぁ、こんな感じで。
やはり日本で暮らしていると花粉に悩まされるのは避けられないようですね。

最近は中国でもアレルギー持ちの人間が増加傾向にあるという話を聞きますし、私の知り合いもアレルギーになってしまったという人がいたりします。

私もアレルギーやらアトピーやらがあるのですが、アレルギーは特効薬というのはありませんし、ホントにキツイですよね。自分の体質と割り切って気長に付き合っていくしかないのがなんともかんとも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「確かに最近の主人公には性欲が無い」

中国オタクの間でもヒロインが多く出てくる作品、ハーレム要素のある作品はなんだかんだで結構な人気となったりしているようなのですが、そういった作品に出て来る主人公が
「スケベではない、下手すれば性欲が無いように見える」
「恋愛に関して受け身」
「恋愛関係に極めて鈍感」

といった傾向が強すぎるというのが目についたりしているようです。

中国のソッチ系のサイトなどでもそういった主人公に関するやり取りが行われていましたので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のネットで「性欲の無い主人公が多過ぎる」と話題になっていたんだが、確かに最近の主人公には性欲が無い。私はさすがに最近のこの無性欲な流れは行き過ぎていると思うんだが、みんなはこの傾向に関してどう思う?

確かにそうだ。「IS」とかもそうだが、ハーレム要素のある作品の主人公って性欲が無い、或いは性的衝動が極小なキャラになっちゃっている

「ハイスクールD×D」の主人公を新鮮に感じたくらいだしな。考えてみれば異常か……?

横島忠夫とか諸星あたる、少年漫画系の主人公って昔はもっと性欲があった気がするんだが。

「IS」とか、主人公がもう去勢されているんじゃないかってくらいの話になってる。

別に悪くないんじゃないの?
親がいない一人暮らしの家でヒロインをとっかえひっかえでやりまくりでは反感を買わないわけがない。伊藤誠とかの人間のクズの話ばかりになっても困るだろ。

そりゃそうだが、問題は「IS」の一夏のように不自然に感じて、逆にイヤなキャラになってしまうことだ。

どうせオタク向けの作品でそういった描写をしても受け入れられないんだろ。恋愛や性の関係についてオタクは嫌悪感を覚えることが多いだろうし。

でも俺達はオナニーしちゃうシンジ君を嫌悪しながらも感情移入してしまうわけで……
あ、でもホモ展開は無しね。

恋愛や好色に関して需要が無いわけではないと思うんだよね。昔からギャルゲーはあるわけだし、ここしばらくのアニメでは「アマガミ」の橘純一は人気になった。彼の紳士的なスタイルがウケたのは、やはりオタクの間でそういった嗜好が嫌われるわけではないということの証拠だと思う。

最近だと「俺修羅」の主人公も性欲無かったね。ただ、あれは中二病っぽい所が強いという点もあった。
そこで考えたんだが、中二病の流行というのもあるのではないだろうか?中二病は「エロにガツガツするのを否定したがる」傾向が確かに存在するわけだし。

これまでオタク向けの作品で人気になった主人公ってのはそれなりに色を好む面はあったと思うんだけどね。ガンダムの主要キャラを振り返って見れば良い。キラ・ヤマトだってフレイとやっている。
ただ、エロが行動原理、基本的な指針の一つってキャラは少なくなっているのは確かかな。「冴羽りょう」みたいなキャラは今の時代難しいのかもなぁ。

でもそういった作品って恋愛メイン、ハーレムメインではないよね。ハーレム系の作品、恋愛がメインの作品では主人公と特定のキャラに肉体関係が生じた場合そこで終了しちゃうから、ストーリー上、好色な主人公ではやはり難しいんじゃないか?そこで更に続けたら伊藤誠になっちゃうわけだし。

ふと思ったが、女性しかいない環境に放り込まれるキャラって、作品の都合上、性欲0にされてしまう傾向が強いんじゃないか?いちいち反応していたら話が進まないわけだし。昔から続いている「ハヤテのごとく!」のハヤテなんかもそうだ。

設定とストーリー展開の関係といった要素も影響していそうだね。
あと設定次第では、受け身主人公のハーレム展開でも性欲関係の問題もある程度解決できるように思う。例えば「天地無用!」シリーズはその辺りをうまく構成していたように思うし、今も小説版が続いている「GXP」だと、主人公の山田西南の宇宙的な確率の不運やそれによる人格形成の設定と、女性キャラの圧倒的な戦闘力で性欲関係の話に関してある程度バランスが取れていたりするのは興味深い。

好みの移り変わり、男性ファンの内向化ってのもあるとは思うが、それと同時に日本の社会環境の変化ってのがあるんじゃないかな。日本では男性が積極的になった場合、犯罪扱いされる可能性が昔よりも随分と高くなってきているらしい。

それは日本に限らないんじゃないか。
あと社会環境による受け手の印象の変化ということなら、ヒロインに関してもあると思う。暴力系のヒロインとか、最近は特に嫌われるでしょ。そうなると好色なキャラを「止める」際の暴力行為がギャグとして成立しない。
今の時代は「好色キャラへの暴力制裁」自体はどうにか肯定できても、その結果暴力系ヒロインの人気が低下するのは避けられないし。

今になって考えてみると、浦島景太郎からネギ・スプリングフィールドに主人公を変えた赤松健はやはり時代の先を行っていたのではないだろうか。「性欲の無さ」への違和感をかなり少なくしている。
ただ、その主人公が子供ということが後のバトル路線における違和感になってしまったのは皮肉だね。

最近の作品でハーレム系、かつ主人公が好色な所を見せる作品だと……「ハイスクールD×D」と「はぐれ勇者の鬼畜美学」かな?
あと「To LOVEる」は主人公がヘタレなだけでエロへの興味はそれなりに出ているか。それから「ソードアート・オンライン」も複数のヒロインは出ているが、メインヒロイン固定なこともあって性欲無しのキャラには見えないってのは上手いやり方なのかも。

エロ描写を売りにする作品は増えてきているように思うが、それとは別に主人公の性欲は減退し続けているよな……

日本で流行りの「草食系」と言うヤツかと思ったが、草食系ってのは積極的ではない、受け身ということであって、性欲無しとは違うよな。

そりゃ好色、性欲旺盛な主人公でハーレムやったらエロゲになっちゃうじゃないか。一般のアニメでエロゲ的なことは求められていないし、作られるわけがない。

でも人気になったラノベってエロゲのライターが原作書いていることも少なくないんだぜ。そもそも、「IS」の原作者はエロゲライター出身だ。
もしやエロゲという地下から一般作へ上陸するためには「性欲」は捨てなければならないのだろうか?

「IS」なんかはエロゲでは描写可能だったエロ部分が一般向け作品では描写できないから余計に不自然になってるんじゃないか?
寸止め状態、ラッキースケベ状態だけでずっと話を続けなければいけないわけだし。

これに関してはまさに過ぎたるは猶及ばざるが如しだよね。あんまり積極的にやり過ぎても人間のクズになるし、かといって受け身や鈍感過ぎるとそれはそれで不快な存在になってしまうし。

エロゲ系の作品だと「真剣で私に恋しなさい!」の直江大和とかはどう?あれは批判も多いけど、ハーレム系主人公のある種の進化系の一つではないかと思う。

ああ、確かに直江大和は最近の作品の中では面白い主人公だよね。「普通の生活を送りたいだけ」とぼやくのではなく、積極的に「仲間との楽しい生活」を送るために暗躍するのはアリだと思った。

複数ヒロインを出すハーレム系の作品は、キャラ人気の維持も重要だし、ファンもうるさいから今みたいになっちゃったんじゃないの?

ヒロイン人気も重要だが、今の状態になったのは主人公の人気というか受け入れられ易さを重視した結果じゃないだろうか?
昔のハーレム系というか、ヒロインが多数出てくる作品は簡単にエンディングに達しないために主人公がヘタレ、大事な一歩を踏み出せない、一言が言えないとかいう感じだったが、そういう主人公への批判もあったわけだし。

なるほど。ある意味では主人公人気の重視か……
最近のハーレム系の作品は、イチャイチャする、嫌われない空気を壊さないってのも重要になって来ているからな。キョンとか小鷹みたいなキャラが増えて来るのはそういった意味での人気や需要も影響しているのかもね。



とまぁ、こんな感じで。
ハーレム系主人公に関するイロイロな意見が出ているのは面白いですね。

中国オタクの間では、ハーレム要素の強い作品を表だって「評価」するのはカッコワルイという空気があったりするのですが、中国で人気になる作品の傾向を見ると、中国オタクの面々も、ムッツリと言いますか、なんだかんだでウハウハなハーレム作品は嫌いではないようです。

しかしそれだけに、主人公への違和感を覚えてしまうとキツイ所もあるようですね。
ハーレム系作品の主人公の行動のさじ加減に関しては、どこのファンにとっても歯がゆいモノを感じてしまうことが少なくないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「スケベなキャラについてどう思う?」

3/18修正:「アマガミ」を間違って「キミキス」と訳しておりました。ご指摘ありがとうございます。

ダンボー、中国のロボコンのページにまでいつのまにか進出

ありがたいことに
「よつばと!は中国ではどうなのか?」

という質問をいただいております。

中国オタク内では「よつばと!」に関してはそれなりの知名度はあるようですが、作品がアニメ化されていないことから、同じ作者の
「あずまんが大王」

に比べると人気も知名度も低いようです。

ただ、面白いことに「よつばと!」の作中で出て来る
「ダンボー」
の方は作品とは別にジワジワと人気が広まっているようです。

ダンボーの中国語名は、
「阿楞」(a leng)
となっているようですが、これは中国語でダンボールを指す「瓦楞纸」(wa leng zhi)から来ているようです。

ダンボーに関しては、作品としてよりもフィギュアやその写真を通じて知名度が高まっているようで、最近は中国のネットでもちょくちょく見かける存在になってきています。

最近教えていただいたのですが
ABUロボコンの中国ブロックの公式ページ(中国語)
のトップ画像にまでダンボーがこっそり進出しているのには私も驚きました。

そんな訳で、今回は中国のソッチ系の掲示板などで見かけた
「ダンボーに関するやり取り」
を例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


色んなところで紙箱で作ったっぽい人形のフィギュアの画像、こんな感じのを

見かけるんだが、あれって何なのかな?
どのような存在で、どのような背景があるのか気になっている。

あれは「よつばと!」という漫画に出て来る紙箱人、「ダンボー」だな。原作の何話に出てきたかまでは知らないけど。

ああ、あれって漫画のキャラだったのか。
印象的だとは思っていたが、具体的なことは知らなかったわ……

ダンボーは印象的な存在だけど、ネットで見かけるのは写真とかに単独で出て来るのが多いから案外背景やら元ネタ知らないケースもあるよね。私もネットでのやり取りでその手の話を知った。

ダンボーに関しては一度知ってしまえば当然の知識でも、そこにたどり着く機会が案外無いんだよね。私も調べようとして、情報が「画像」と「amazonマーク」しか無くて途方に暮れた。
幸い知り合いが知っていて、画像を見せたらすぐに判明したが、それが無かったら苦戦していたと思う。

私は原作漫画は追っかけていないけどダンボーは買ってしまった。現在私がネットに晒す写真で活躍してくれている。いいよね、ダンボー。

そういやダンボーにはamazonのマークがついているけど、あれはどういうことなの?原作にはそういうの無かったよね。なんかamazonと関係あるの?

あれは確かamazonと組んで制作された企画商品だったはず。
ウチの国で出回っているのはamazonマーク付きのばかりだね。最初に出た無印版は日本でも大人気であっさり無くなってしまったそうだし、当時はウチの国では注目されていなかったからウチの国の人間で無印版持っている人は少ないんじゃないかな。

amazon版は出回っている数に加えて値段が比較的安いってのもあるんじゃないかな。ダンボーのフィギュアは値段がなかなか下がらないように思う。
あと私は再販版だが無印の持ってるぜ。最初に日本の情報見たときはなんかカワイイなーと思って後回しにしていたら瞬殺になってモノスゴイ後悔したから、amazon版を持っていたけど無印をもう1体確保した。

それはちょっとウラヤマシイ。自分は再販版も値段が高騰し過ぎたんで諦めたよ。
ダンボーは安売りされることがほとんど無いから、欲しいと思っているなら見つけた時に即買うべきだとと思う。

ダンボーと言えば、いつの間にか長文のストーリーというか背景設定っぽいものが出ているが、あれってどこから出たんだろうな。原作漫画では残念な設定しかなかったはずなんだが。
ま、そういうのを想像してしまうだけの存在ではあるのは間違いないがな!

漫画の設定はダンボールで作った工作、電球内臓で目が光る、お金で動く、というくらいだよね。しかも原作漫画での出番は非常に少ない。しかし、私たちがダンボーを見たときに抱く感情はとても膨大なものになってしまったりする。

ダンボー……あれはまさに癒し系玩具だよな……

手に入れてみるとよく分かるんだが、色んな場面に合うんだよね。
写真撮ってアップする人の気持ちも理解できる。

日常的な道具を擬人化したキャラってのは結構あるし、ウチの国にもあるんだけど、ダンボーって擬人化じゃないし、他のキャラのような表情の変化とかもないんだよね。
あるのは丸と三角だけ。しかし見ていると不思議と優しい気持ちになれる。

あと、ウチの国でのダンボーの認識で興味深いのは原作の「机器人」(ロボット)よりむしろ「紙箱人」というキャラで認識されていることだよね。
だから自然の風景の中にいるダンボーがより一層引き立つ。

ダンボーのコスプレしたいんだけど、どっかに設計図とかないもんだろうか?あと材料はどんな紙を使えばいいのか……手足の可動部分もイマイチ分からない。

そういやこの間の同人イベントにいたな、ダンボーのコスプレ。遠くから見ても一目で分かるアレは、面白いコスプレだと思った。

コスプレするなら、自分の身体に合わせて適当に調整していく方が手っ取り早いんじゃないか?
幸い材料がダンボールであれば問題ないわけだし、コストもそんなにかからんだろう。でも、サイズとか可動部分とかより、ダンボールで綺麗に見えるようにする所の方が難しいような気もする。

気が付いたら、私の机の上のダンボーが5人になっていた。
一人じゃ寂しそうだと思って、仲間を揃えてやろうとついつい買ってしまって……



とまぁ、こんな感じで。
ダンボーという存在は中国オタク内でもいつの間にか受け入れられている模様です。

「よつばと!」の漫画は中国本土ではそこまで浸透しているわけではなく、マニア層が知っている、或いは「あずまんが大王の作者が描いている漫画」といった程度の認識でしたし、以前はダンボーの存在についてもあまり知られていませんでした。

ダンボーの人気が広がったきっかけは、恐らく
リボルテック・ダンボー

の発売ではないかと思われます。

これが出たことにより、中国オタク内では徐々に知られるようになった模様です。もしかしたら現在は「よつばと!」の漫画そのものよりもダンボーの方が、知名度は高くなっているかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国のラノベ禁止令というのは実質的にネット小説出版制限令のようです

KINBRICKS NOWさんの記事
超能力、霊力、転生、仙人は禁止?!中国政府がラノベ、ファンタジー小説禁止令を発令か(KINBRICKS NOW)
に関して、
「ラノベ禁止令って中国オタク的には大丈夫なのか?」
という質問を複数いただいておりますので、今回はそれについて大雑把に書いてみようかと思います。

まず、この通知(?)に関してですが、
詳しい日本語訳はKINBRICKS NOWさんの記事を参照していただくとして、対象としているのが
「青春文学、とりわけ校園文学」
とありますから、実質的なターゲットは
「中国のネット小説やネット小説系の作品の出版」
であり、日本系のラノベ、いわゆる「軽小説」に関しては直接のターゲットではないですね。

日本のラノベに関しては、ハッキリ言ってしまえば中国市場における存在感はまだ非常に小さいですし、今回の件は日本関係の話ではありませんから、少々の影響は出るかもしれませんが、そこまで心配することは無いかと思われます。それと、アニメや漫画はこれとは完全に別系統なので問題になることはないかと。

危険度で考えれば、昨年のこの時
中国オタク「ウチの国では日本関係の書籍禁止、日本では中国分析の本の出版や売り上げが増加中……これが差というヤツか」
の方がよほど危険かと思われます(当時は現地のラノベ出版へのダメージも実際に出ていたそうです)

また、これに関しては私の知り合いの中国オタクの面々とも話しましたが、それによればこの話はとりあえず正式な条例ではないようなので、
現在の中国のドラマの
「怖いし許可出るか分かんないから日中戦争モノしか作れねぇよ!」
といったような状況になることは無いだろうという話でした。


この文書だか通知はどういったルートのものかはハッキリしない所もあるので断定はできないのですが、とりあえず中国のネット小説の出版や、ネット小説系の流れにある作品が拡大しすぎるのに歯止めをかけたいのだろうというのは感じられますね。

内容自体は、これまでに別のメディアやジャンルに出されてきた方針からそこまで大きく変わるわけではないとも感じられますし、結局の所、中国のネット小説系の市場や、ネット小説の存在感が大きくなり、それだけ目をつけられやすくなってきている所があるのかもしれませんね。


日本の感覚で「ネット小説」というとピンと来ない所があるかもしれませんが、中国のネット小説は、海賊版やコピーがあふれる中国の環境に置いて発展、成功した数少ない
「中国独自の、中国人向けのコンテンツ」
でして、現在の中国のネット関係のコンテンツの中でも非常に人気があり、出版だけでなく映画やドラマ、ゲームの原作としても重宝されています。

現在の中国において若者向けの娯楽読み物においてはネット小説の占める割合は極めて大きなものになっています。
「中国の膨大なネットユーザーの暇つぶしとして重要なもの」
というだけでも、どれだけ大きなものかは想像できるのではないでしょうか。


そして規制の内容に関してですが、実はこちらは恐らくKINBRICKS NOWさんの予測よりもヤバイものかと思われます。もちろん厳格に適用した場合の話ではありますが……

この文章においてKINBRICKS NOWさんの訳文で「ファンタジー」とされている部分、原文では「魔幻」や「玄幻」とされているのですが、「玄幻」というのが特に厄介ですね。

中国のネットにおける「玄幻」はかなり大雑把なジャンルでして、現在の中国で広まっているネット小説系ファンタジーのジャンル全体を指すときもあり、その中身には中華系のファンタジーだけでなく、欧米系ファンタジー、SF、武侠、アニメやドラマの二次創作的ファンタジーまで入ってしまうときもあります。

ですから今回指定されている内容に関して厳密に考えていった場合、中国のネット小説の人気ジャンルのほとんどが範囲になってしまいます。武侠系の作品なども現在のネット小説の影響や内容次第ではアウトになりかねません。

しかもこの文書は「やり過ぎ防止」「調子に乗るな」 といったいつもの規制のノリというか内容からは大きく変わりませんし、ブレーキの理由や方向性もそれほど目新しいものではありませんから、内容やジャンルうんぬんの話ではなく
「……分かってるよな?」
といった目をつけられてしまった的な所があるようにも感じられます。

ですから、安易に
「内容を変えずにジャンルを変えて出す」
というのも出版社にとってはリスクが大きく難しいのではないかと思われます。

中国はメディアに関してはガイドラインというものは存在せず、空気を読まなければいけないのが難しい所でして、日本のお色気アニメのように
「じゃあパンツ描かなかったり湯気や光で隠せばガイドライン違反していないよな!」
とやるのは無理です。仮にジャンルを変えてやるとしても、ある程度ほとぼりが冷めてからになるのではないでしょうか。

ただこういった形で悲観的に取れる部分もあったりしますが、ここで指定されているのはネット上のネット小説そのものではなく、ネット小説或いはネット小説の流れにある作品の「出版」の方なので、現在のネットユーザーがすぐに被害を受けるということにはならないかと思われます。
もちろん大手出版社や青春文学の出版で活躍している所への影響は出るでしょうが……

そんな訳で、とりあえず今後の見通し的には不明だったり不安だったりすることはありますが、
「ただちに影響はない」
的な話なのではないかと思われます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

3/16修正:誤字脱字タイトルを修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク達の壮大な妄想或いは中二的創作活動「1999戦記」

ありがたいことに中国オタク関係の面白いネタを教えていただきましたので、今回はそれを紹介させていただきます。

最近、中国のweibo(中国版マイクロブログ)では
「1999戦記」
という集団創作活動が盛り上がっているそうです。

関連するコラ画像やMAD動画なんかもポコポコと出現しているようで、
とりあえずbilibiliにアップされているMAD動画はコチラです。
見た感じ、どうやら中国の若者がオッゴで戦ったっぽいのがちと気の毒?ですね。
1999年時点ではオーバーテクノロジーですが、やはりオッゴでは……

また、中国のニュース動画(中国語)のコチラもよろしければご参照ください。

この動きの発端となったのは
「1999戦記:80後90後はあの年どのようにして世界を救ったか?」
(訳注:80後、90後はそれぞれ80年代生まれ、90年代生まれのことです)

00後のよい子のみんなは本当に80後90後が君たちのようにすごくないと思っているのかい?君たちはもともと生まれるべきではなかったんだ。私達80後90後が1999年にこの世界を救ったから君たちはやっと生まれることができたんだ。調べる必要はないよ、ネットには無いからね。あの晩、私たちは異星人と戦い隕石に抗っていたその時、ついでに全ての人の記憶を消してしまったんだ。よい子の皆、君たちの誕生のために私達に感謝するようにしよう→_→

というつぶやきだそうで、これをきっかけとして中国のネットでは「当時の戦い」に関する創作熱が盛り上がり、
「1999年に皆がどのようにして世界を救ったかを追憶する」
といったネタストーリーが次々と作られていき、いつの間にか
「1999戦記〜世界を救うために行われた悲壮な戦い」
みたいなことになっている模様です。

この創作の動きは今も続いているので、
現在どんなことになっているかは把握しきれないのですが、とりあえず
「百度百科」のページ
にまとめられている内容を大雑把に紹介させていただこうかと思います。

それで現在の設定(?)によると、戦いの始まりは

・1999年の初めに隕石が地球に落ちたことが異星人の地球侵略の始まりだった。

・最初の襲撃は全ての大陸に及び、異星人はネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲により地球全土を砲撃した。

・戦争においては青少年たちがまず戦い初め、事態の進展に伴い全ての年齢の人間が立ち上がり、地球全体による戦争となり、地球の反侵略、自衛の反撃作戦が始まった。


といった話になっている模様です。そしてその後

・世界中で激しい戦闘が繰り広げられ、各地の「実情に合った戦い方」が行われ、多くの舞台や組織が結成された。

・戦争が全世界規模になり「戦時国際最高組織」(具体的な名称は不明)なるものが設立され、各大陸に支部が置かれた。


で、この「実情に合った戦い方」に関するネタというのが非常にオタクっぽいものになっていまして、自分の好きなアニメや漫画、ゲームのネタをぶちまけているそうです。

・軍隊だけでなく、様々な学者、超人、達人、ニンジャ、サムライ、魔法使い、人間以外の超自然的な生物だとか異種族だとか、秘密結社だとか、ロボットだとかデジモンだとかFateの宝具だとかの各種秘密兵器が飛び交った。

・また地球外の盟友、別の異星人だとかロボットだとか神霊の類も援軍に来てくれた。


といった感じで、ようは
「なんか凄そうなオタク系の武器やパワーが炸裂してスゴイ戦いになっていた」
ことになっている模様です。
そしてこの戦いも終焉へと向かい

・1999年の冬、地球人と侵略してきた異星人の間に「世紀末相互不侵略星系同盟協定」が結ばれ、異星人による侵略は止まった。

・この戦争は一応の勝利となったが、死亡した人々や世界の資源の損耗、世界各地の組織への被害など、計り知れない損失が出た、ある意味では失敗に終わったとも言えるものだった。


・戦いに勝利する前夜、当時の「戦時国際最高組織」は世界各国の上層部を集め、「戦後総括再建会議」を開き、「世紀末戦役協定」を定めた。

・この協定文書は残った「最高組織」の中心部に封印されているため詳細な内容は、今に至るも知られていない。しかしその協定の中で一つハッキリしているのが「全世界の人間(一部の上層部も含まれる)に対して記憶の削除を行う。しかし一部の戦争に参加した人間や貢献のあった人の記憶は残す」ということ。

・また記憶を残す人間は国際統一協定に調印し、この戦争に関するあらゆる事情についても、いかなるルートを通じても明かさないということを承諾している。もしそれを破った場合は「国際戦役最高組織」の人間が相応の措置をとる。


ということになったので、現在世界で暮らしている人の多くは戦いの記憶を持っていないという話になっている模様です。そして、記憶を残した人間は「協定」を守って生活を続けている……といった設定になってきているようです。

そして、こんな背景設定のもとにみんなしてイロイロとそれっぽい話を呟いて盛り上がり、いつの間にかなんとなくスゴそうな話になって来て、それがまた皆をノリノリにさせて更なる大風呂敷が広がるといったことになっているようです。
以下に同じく百度百科で紹介されているネタを例によってイイカゲンに訳してみますので、ご参照ください。


この記憶は墓場まで持って行けると思っていたんだがな……結局押さえておく事はできなかったってわけか!

なぜあの事を再び蒸し返すんだ!なぜ00後の子供たちに良い生活をさせてやることができないんだ!まさかお前たちはあの時、信長に頼まれた事を忘れてしまったというのか!?

(訳注:戦闘部隊の最後の指導者の名前が「信長」という設定になっているようです)

もし異星人が当時の「星系同盟条約」を守らず、新たな侵略が起こるならば、00後はどうやって食い止めるのだ。私たちはもう年老いている!

なぜ秘密協定を違える!お前達はあの時死んだ戦友達にどのような申し訳をするつもりだ!

死んでいった戦友達の写真を見ると、いつも心に止めておくことが出来なくなり、密かに泣いている!

当時の戦友にばったり会っても、目配せくらいしかできずただ深く心の中にとめておくばかりさ!

00後の子供達が私達の以前の生活について聞いてくるとき、特に私達が突然「1999戦記」のときの事を思い出すとき、私達はみな深いため息をつき、そして「何でもない、ちょっとした‘とるに足らない’昔の事を思い出しただけさ」と言うが、その時の心の痛みときたら!

当時は大地は死体が溢れ、空には鳴き声が満ちていた。様々な戦役、多くの盟友、多くの旗印、様々な言葉、入り乱れたパワー、そしていくばくかの感動……ありありと目に浮かぶ……

他の星系からの盟友や救援者が来てくれたっけな……

私はギルガメッシュとエンキドゥと共に戦った日々を本当に懐かしく思う。彼らがいってしまったとき、私の心からの言葉、お前は私の永遠の兄弟だと……言えなかったのをとても後悔している。



とまぁ、こんな感じのノリで、ある種の中二病的な妄想ネタがweiboを中心に現在も中国のネットでは飛び交っているようです。

こういった創作活動が今盛り上がっていることの背景や、創作された内容に関する分析というのも面白そうですね。

また今回イロイロと作られているストーリーにおいて共有されているネタの中に、日本のアニメや漫画にゲーム、ラノベから引っ張ってきているであろうものが数多く見受けられるというのが当ブログ的にはかなり興味深いですね。

現在の中国の若者の一般的な知識と言うかネタの中における、日本のオタク関係の話題の広まり具合が改めて見て取れるのも非常に面白いです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国の感覚でも違和感の少ない学園モノの作品って何があるかな?」

このブログでは
「日本の学園モノの作品に対する中国オタクの反応」
「学校生活、特に中学や高校の生活に関する日中のイメージの違い」
といった話を紹介させていただいておりますが、
ありがたいことに
「中国オタクから見て、納得できる、ありそうだと感じられる日本の学園モノの作品ってありますか?」
と言う質問をいただきました。

そんな訳で、今回は中国のソッチ系のサイトなどをまわって見かけた
「中国オタク的に見て違和感の少ない日本の学園モノ」
についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画で描写される「学園」に関して、ウチの国ではツッコミが絶えないし、ある程度現実的な作品においても、学校の描写に関して違和感を覚えてしまうことは少なくないかと思う。
そこで聞いてみたいんだが、ウチの国の感覚でも違和感の少ない学園モノの作品って何があるかな?

いざ考えてみると結構難しいな……
学校ってことは大学も入れていいのかな?だったら「ハチミツとクローバー」や「げんしけん」なんかの大学生活が舞台の作品を挙げるんだが。

できれば中学高校辺りで頼む。
大学を舞台にした作品は比較的少ないし、現実的な作品が比較的多いのは私も分かっているんで。

部活がたくさんあったり、授業が終わってすぐに生徒が帰っていくのを見たら、違和感を覚えちゃうんだよな。こんな高校生活はウチの国ではありえないと。

日本の学校で、部活や修学旅行があっても作品の描写で引き込んでくれるなら違和感は無くなると思うんだ。例えば私は「海がきこえる」とかは見ていて違和感無かった。

まぁそういう細かい部分はさておき大まかな印象で構わないかな?
とりあえず私は「男子高校生の日常」に関しては、そんなに違和感無かったね。

でもストーリーの中で部活がメインになってくると、やはり現実から離れたものに感じてしまうね。我ながらヘンな例えだとは思うが「けいおん!」と「らき☆すた」を比べた場合、「らき☆すた」の方が現実的に感じられる。

学園モノとしては特殊だが、「銀の匙」とかは違和感全く無いね。
作者の描写がとても生き生きしている上に、農業高校という舞台になると、完全にこっちの学校のイメージとは別のモノとして受け入れられているんじゃないかな。

ストーリー展開やキャラ設定とかは考えないでいいんだよね。なら「涼宮ハルヒの憂鬱」とか、学校の描写に関して実はそれほど違和感が無いと思う。
学校外の描写に関しても、例えば「涼宮ハルヒ」の登下校シーンなんかは妙に現実的に感じられたよ。

自分は「氷菓」が「アリ」だと感じたね。学校生活のイベントやキャラを見ていけば違和感は出て来るが、作品全体の雰囲気に関しては問題無かった。もちろん異論は認める

ここしばらく見た中では、「男子高校生の日常」がダントツで違和感が無かった。
いや、自分は恐らくあそこまでアホなことはやっていないとは思うんだが、なんかダメな方向とか、時間の浪費具合とかが非常に納得できるんだよ。

「男子高校生の日常」に関しては自分も同意。
ヒロインもいないし恋愛とかも関係なく、男友達が集まってグダグダやっている感じがとても感情移入できた。

じゃあヒロインが出て来るような作品、しかも高校だと何があるかな?

私が思いついたのは「金田一少年の事件簿」だね。死人がバンバン出るという推理系作品の特徴はさておき、学校の描写に関してはそんなに問題ないと思うが。

「School Days」はどうだろう?とか言ってみよう。

「School Days」は登場人物やストーリー展開がイヤな方向でリアリティあるからじゃね?いや、でもそれもある意味「現実的な学校生活」ということでは間違っていないのか?

「School Days」とか「金田一少年の事件簿」とかが思いついたが、なんていうか、ドロドロしたものがある学校生活だと人間描写が現実的になるし、案外違和感少なくなるんじゃないかな……

えーと、あだち充の作品なんかはどうだろう?
ストーリー展開はともかく、学校やそこでの生活を送るキャラに関してはわりと現実的だと思うよ。

もうおっさんにしか分からない感覚かもしれないが「I"s」の学園生活に関しては、違和感が無かったというか、強烈に引き込まれるものがあった。
当時は自分のクラスの男子はほぼ全員ハマっていたよ……

個人的に一番リアルだと感じてしまったのは、やはり「げんしけん」だな。
何がリアルって、卒業が近づくのに仕事が見つからないだとか、続編の話で昔の居心地の良かった場所を求めて戻ってきてしまうとか、リアルすぎるわ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々が体験したりイメージしたりする学校生活は日本のものと異なる所が少なくないようですが、それでも
「ファンタジーだと感じてしまわない」
「ありそうだと思える」

作品というのはわりとあるようですね。

また今回挙がっていた作品は中国でも人気のある作品でしたし、
決定的な要素ではないものの、
「中国オタク的に違和感のない学園生活」
というのは中国オタク内での人気に関して影響が出るのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の高校生活って気楽過ぎるように思うんだが」

中国の三八腐女節がイロイロとヒドイそうで

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれを紹介させていただきます。

中国では3月8日の「国際女性デー」が、
「三八婦女節」、「国際労働婦女節」
といった名前で日本に比べるとかなり大きな記念日として扱われています。

毎年3月8日前後はこの記念日に関するニュース、例えば活躍した女性の表彰といったものが流れますし、職場や学校などでも関連イベントが行われたりします。

さて、実はここしばらくの間に中国に入って広まってしまったオタク用語の中には「腐女子」から来ている
「腐女」
という言葉があります。意味は日本語の「腐女子」とほぼ同じですね。
この「腐女」と「婦女」は四声のアクセントが違うだけで、発音はどちらも
「fu nv」
になるので、語感的にも日本における「腐女子」と「婦女子」ような感じで広まっているようです。

で、この「三八婦女節」が中国のネットの一部では
「三八腐女節」
としてネタになっちゃっているそうで……

中国の最大手検索エンジン「百度」とそのフォーラムでは
「三八腐女節の特設ページ」
が出来ちゃったりもしているようです。
これに関しては私もうまく説明が出来ないのでこの手の話に抵抗が無いならば、見に行かれては如何でしょうか?

さて、これだけでは何ですから百度の特設ページで紹介されていたスレにあった
「腐女必看動漫」
のリストでも紹介させていただきましょうか。
以下、その作品タイトルになります。

「X」
「プリンセス・プリンセス」
「グラビテーション」
「好きなものは好きだからしょうがない!!」
「学園ヘヴン」
「マージナルプリンス」
「07-GHOST」
「桜蘭高校ホスト部」
「デスノート」
「最遊記」
「坂道のアポロン」
「モノクローム・ファクター」
「隠の王」
「裏切りは僕の名前を知っている」
「TIGER & BUNNY」
「未来日記」
「BRAVE10」
「夏目友人帳」
「薄桜鬼」
「HUNTER×HUNTER」
「今日からマ王!」
「ヴァンパイア騎士」
「GetBackers -奪還屋-」
「LOVELESS」
「ヒカルの碁」
「新世界より」
「おおきく振りかぶって」
「西洋骨董洋菓子店」
「つり球」
「君と僕。」
「青の祓魔師」
「NO.6」
「デュラララ!!」
「銀魂」
「NARUTO」
「テニスの王子様」
「黒執事」
「黒子のバスケ」
「K」
「家庭教師ヒットマンREBORN!」
「純情ロマンチカ」
「世界一初恋」



とまぁ、こんな感じで。
これらの作品はかなり「腐女」的な楽しみ方もされているようです。

私はこっちの分野は詳しくないので間違っていたら申し訳ないのですが、ざっと見た所ではマニアックな作品も結構入っているようです。またこのリストは基本的にアニメ化されている、或いはアニメがよく知られている作品についてのようです。漫画や小説、同人媒体でファンが広がっている作品については入っていないようですし。

それにしても、こういった中国のネットの盛り上がりと言うかネタ扱いと言うのを見ていると、文化が伝わるというのはイロイロと大変な面もあるんだなーなどと改めて考えてしまいます、はい。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の鄭州でBL小説サイトが摘発され関係者が大量に逮捕される


3/12修正:「君と僕。」を中国語タイトルのままの「少年同盟」としておりました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「今の日本の小学生の名前ってオタクっぽい名前がすごく多くなってんの?」

最近一部で子供につける名前が俗に言う
「キラキラネーム」「DQNネーム」
といったものになってきていることが話題になっているかと思いますが、そういった日本の子供の名前に関する話が中国にも伝わっている模様です。

恐らくコチラの記事
【画像】一文字=はやと?すごすぎるDQNネームリストが話題(NAVER まとめ)

が元になったと思われるこの画像が
名前名前名前




中国のネットに出回っているようで、私の日頃の巡回先でも話題になっていました。

そんな訳で、今回は中国のネットなどで見かけたその辺のやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今の日本の小学生の名前ってオタクっぽい名前がすごく多くなってんの?
トンデモナイ名前が並んでいる日本の小学生名簿の画像が出ているんだが!?

漢字以外にも、読み方の指定……日本の名前のややこしさを再認識した。
漢字だけならそこまで違和感は無いんだが。

こっちに入ってくる場合、基本的に漢字だけで日本語の読み方は入ってこないからね。例えば「夜神月」とか中二っぽいというくらいの印象だけど、日本語では月を「ライト」という独自の読み方にするから、極めてトンデモな名前、同名がありえないような名前になるらしい。

うーむ……確かにヘンはヘンだが、そこまでヒドイ名前には思えないんだが。正直私は「我孫子」のような名字とかの方がトンデモな感じがする。

確かにヘンな感じのする名前だけど、日本の名字や名前って使われる漢字の数がそれぞれ3〜4文字になったりするから元々こっちの感覚だとヘンに感じる名前が多いし、この程度だとそこまでヘンには思わないな。

なんか燃えたり萌えたりする名前になってるな!これが最近の日本の親の愛の表現なのか?

マジで「銀河」って名前の子供がいるのか……
あと「錯乱坊」だけ時代が古すぎないか?

さすがはオタクの国だな。
しかし、「虎王」の読み方が「らいおんきんぐ」って「獅子王」と間違えてない?
これじゃ「魔神英雄伝ワタル」か「ガオガイガー」か分からないじゃないか。

自国の感覚ではヘンに思えてしまう外国人の名前で笑ってはいけないとは思うんだが、これは笑ってしまう。

「花子」を「はなこ」ではなく「ふらわあ」?えーと、これはflowerってことでいいのか?あと「心」で「はあと」ってのもheartってこと?わけがわからん……

釣りじゃないかな。「星の玉子様」や「山田犬郎」とか、なんかドラえもんにこういうネタあったよね。
しかし、仮に「星の王子様」という子供がいた場合、敬称が重なるのか……呼ぶ場合は「星の王子様さん」とか「星の王子様様」になってしまうな。

これはさすがに釣りだよな?
漢字も中二っぽいというかオタクな感じだし、平仮名を見れば有り得ない読み方だというのが分かる。

いや、これ平仮名の部分に関しては日本だと間違いとは限らないんだよ。日本では名前に使われている漢字の読み方を自分で決められる。もちろん習慣的な傾向は存在するが、例外的な読み方もたくさんある。

ウチの国で人名の漢字の読み方が変わるのは「解」のように姓になるときだけ音が別になるといったケースくらいだけど、日本では人名に使われる漢字の読みを好き勝手にできるから、こういうことも起こり得るんだろうな。

そうだ、思い出した。
日本ではお偉いさんや文化人が保護者が変わった名前を付ける現象を批判しているってニュースがあったな。それがこれか!確かにここまでオタクっぽいとツッコミたくなるわな。

それってアレか、ウチの国の「同姓同名回避のために特殊な名前をつける」というのを更に推し進めたようなものなのか?
日本では同姓同名になる可能性はかなり低いはずなんだが、それでも我慢できないのかね。

まぁ自分の子どもを「特別」にしたいってことはどこの国でもあるからね。しかし、こういった名前はさすがにどうかとも思うな。
もしかして、自分の子供にアニメや漫画の主人公のように育ってほしいというのもあったりして……?

佐藤砂糖に笑った。日本語ではどっちも「さとう」の発音になるんだよな。あと「佐倉杏子」とあるけど、小学生ってことは少なくとも子供は6,7歳だよね。「まどか☆マギカ」の放映時期と合わない。
これ間違いなくネタだろ。

だよね。佐倉杏子はそこまで珍しい組み合わせではないだろうから偶然の可能性もあるし、最近改名した可能性もあるけど、やはり釣りネタじゃないかな。

こういった名前を付けるってことは、恐らく若い親が多いんじゃないかな。でも、もし子どもが自分の名前をヘンだと思い悩んでしまったらどうするつもりなんだろう?親を恨んでしまうんじゃないかな?

そこだよね。子どもが自分の名前に悩んだらどうするのかと。
この画像の真偽はともかく、日本の子供の名前が凄いことになっているのは確からしい。そういったものをまとめたサイトでは凄い名前がたくさんあった。中でも「光宙」と書いてピカチュウと読ませる名前には言葉を失った。

他人からヘンに思われる名前をつけられると、一生ついてまわるからな。名前を名乗って毎回笑われるとかイヤ過ぎる、性格歪むだろ
あと、こういったヘンな名前の生徒が来ると学校側も大変そうだよね。生徒の名前を呼ぶだびに嘲笑が巻き起こったりしそうだし、生徒間のいじめや争いの原因になりかねない。

この画像は釣りネタかもしれないけど、「澄海」で「すかい」(sky)とか、「一二三」で「どれみ」、「永久恋愛」で「えくれあ」とかいうスゴイ名前はニュースで見た覚えがあるから、実在するようだ。
しかし日本の親はどう考えているんだろうな。こういうのってある種の虐待だと思うんだが……

それにしても、こういった特殊なオタクっぽい名前って、あれか、「夜露死苦」みたいなもんなのか?

いや、それとは逆……いや違うか。同じようなものなのか?
音に漢字を合わせたのか、漢字に音を合わせたのか……

音が先なのか字が先なのかが分からんな。「村田ぱんどら」というのは、音が先っぽいが……よりにもよって「箱女」かよ!!

まぁなんだ、とりあえず言えるのは、やはり「佐倉杏子」って良い名前だよねということだな!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間ではやはり漢字のイメージが先に来ますし、日本語での読み方というのはある程度以上のレベルの日本語を身に着けていない限り、普通は意識されません。

またそもそも、日本人のごく普通の名前の中にも中国の一般的な感覚からすると変わったものに思えてしまうものが少なくありません。それに加えて彼らの日頃から接している「日本系の人名」にはアニメや漫画、小説のキャラ名というのも多かったりします。

そういったこともあってか、こういった名前から受ける印象は、日本人が感じるトンデモなさに比べるとややソフトなものになっているようですね。

ただそういった感覚であっても、アニメや漫画の名前を持って来たり、明らかに日本人の名前ではないように思える変わった組み合わせの名前には驚いてしまうみたいですね。

また、中国オタクの中にもこの画像が本当に実在する子供の名前なのか、ネタ画像か釣り画像なんかじゃないかと疑う人もいるようですが、真偽を確かめるために関連情報を調べたりして日本の現実にぶつかって更に驚いてしまう人も出ているようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国では「改名」が日本よりも気軽

中国オタク「日本人で同姓同名ってどれくらいあるのだろうか?」

中国オタク「和の雰囲気を感じさせる作品ってどんなのがあるかな?」

ありがたいことに
「和風の要素がある作品で、中国オタク的に知られている作品ってどういったものがあるのでしょうか?」
と言う質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

中国で人気になったアニメや漫画の中には日本的な要素を含んだ作品が少なくありませんが、中国オタク的に
「和風」「和の雰囲気」
といったものを感じる作品というのはどの辺りというのを改めてみてみるのも面白いですね。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトなどで見かけたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


和の雰囲気を感じさせる作品ってどんなのがあるかな?
私もイロイロとそういうのを見てきたけど、みんなの印象と言うか感想みたいなものを聞いてみたい。とりあえず最近の作品では「ちはやふる」がそういった空気のある作品だと思うんだが

私は「夏目友人帳」を挙げてみようかな。
あと、「氷菓」の部活が「古典部」ということで、見る前はてっきり日本の古典に関する部活だと思い、そっちの内容を期待していたのは良い思い出。

和風とか、日本の古典要素がある作品ってことかい?
私は……ロボットモノだけど「ガサラキ」は妙に和風っぽいと感じたなぁ。

自分の記憶をたどっていってたどり着いたのが「犬夜叉」だった。たぶん、この作品が私が最初に輪の雰囲気を感じた作品。

うーん……「地獄少女」とかかな。あと「XXXHOLiC」も漂う雰囲気に日本的なものを感じるね。

「銀魂」なんかはどうだろう?
いや、個別の要素を見ていけば間違いなく和風、日本的な作品なんだが作品の空気はなんか別のものになっているというか。

なるほど。確かにあれは日本のアニメっぽいとは思っても、和風という感じではないかも。幕末ネタとか新撰組とか、あるんだけどね。

幕末要素アリで和の雰囲気がある作品ということなら「るろうに剣心」とか「薄桜鬼」、「新撰組異聞PEACE MAKER」とかじゃないかな。特に「るろうに剣心」の「追憶編」はそうだと思う。これと銀魂の違いは何なのか……

現代が舞台だけど、「藍より青し」はヒロインが和風。和服で大和撫子だよ。

「一休さん」とかどうなんだろ?
あれ、設定考えてみると非常に日本的。でも子供の頃は何の疑問も無く見ていたし、案外和風の雰囲気ってのは感じなかったのかも……

設定だけと言うケースなら「忍たま乱太郎」とかも和風をあんまり意識しないかも。あれも忍者モノだから日本要素が濃厚なはずなんだけどね。日常的な作品になると案外薄れるのかもね

和風っぽい要素なのは確実だが、忍者や武士が出て来るバトル系の作品の中にはあまり和風を感じないのもあるね。人気になっているのは特に。
また中には「サムライチャンプルー」のように風とはまたちょっと違う独特な雰囲気になっている作品も存在する。キャラとキャラの活躍する世界観次第って所もあるんじゃないかな。

舞台は現代日本なんだけど、演出と雰囲気から「四畳半神話体系」はとても日本っぽい、和風の雰囲気がした。

ああ、「四畳半神話体系」は近代日本的な空気があるよね。
私は近代日本、明治維新後の時代も好きなんだが、この辺の時代の作品もうちょっと出てこないかな。まぁこの時代だと日本軍が関係し易いからこっちでは話題にするのがめんどくさいってのもあるんだが……

近代日本的な方の和風な雰囲気だったら京極夏彦の作品とかも良いね。あとは「サクラ大戦」とか。

最近見た作品では、「新世界より」に対して私はなんか和風な空気を感じたね。ただあれは、和風なのか異世界なのかちょっと判断に迷うが。

アニメや原作漫画に関しては結構イロイロと思い出せるが、例えばアニメ化されていない漫画だと何があるかな。

「火の鳥」とかはどうだろう?
エピソードによっては日本の古代社会が舞台になっている。

漫画なら「遮那王義経」とかは?
平安時代や源平の時代に関係する作品って比較的少ないよね。あと私が他に思い浮かぶのは「陰陽師」や「お伽草子」かな。

平安時代が舞台ってわけじゃないけど「ヒカルの碁」の佐為は平安時代の人物って設定じゃなかったっけ。それから漫画なら「あまつき」も良い感じだよ。

「さよなら絶望先生」はネタは現代のものばかりなのに、明治とかの古い時代の雰囲気が強いんだよね。考えてみれば不思議。

「絶望先生」は舞台設定が日本の近代を舞台にした作品のパロディだし、ネタ以外の部分はそういった雰囲気を再現しているからじゃないかな。
あとうまく説明できないんだが、「千年女優」を見て私は和風、日本っぽいと強く感じた。

ゲームだと、「零シリーズ」と「朧村正」が印象的だね。

エロゲだけど「刃鳴散らす」は結構印象的だったな。あと、「遥かなる時空の中で」も和風な空気が濃厚だよね。

和風なゲームだと私は「大神」が心に残っている。

ところで「戦国BASARA」はどうなんだろう?私は結構和風な雰囲気を感じるんだが、あれで日本の歴史を理解するのはやめておけといった話も聞くが。

そういや、知り合いの日本人に戦国BASARAで得た知識を話したらかなり困った顔をされた。ある程度誇張された「ネタ」だとは思っていたが、恐らく日本人の感覚からしたらこっちの想像以上のモノになっているんだろうな。
改めて考えてみると、二次元において私達が感じる和の雰囲気と、現実の日本の歴史や文化の区別、誇張の有無の判断ってのは結構難しいのかもね。



とまぁ、こんな感じで。
なんだかんだで色んな作品が伝わっているようですし、和風っぽいとも認識されているようですね。

また、和風の要素や設定に関しては、
抵抗や理解し難いと言ったようなこともそれほど無いようで、
結構なんとかなるようですね。

考えてみれば最近ではかるた部が舞台になる
「ちはやふる」

のような作品まで人気になっていますし、日本の特殊な要素についてもストーリー展開において説明があったり、理解のとっかかりになるような所があれば案外すんなりと受け入れられるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「冲方丁ってどんな作家なの?」

ありがたいことに
「中国オタク的に冲方丁の評価はどんな感じなのでしょうか?」
と言う質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

ここしばらくの間では
「マルドゥック・スクランブル」

の劇場版アニメ化などもあり、中国オタクの間でも徐々に冲方丁に関する知識は蓄積されてはいるようです。

しかし、まだまだ中国オタクの間でよく知られているといったレベルにはなっていないようですし、「天地明察」についても中国本土の方ではあまり注目されていない模様です。

そんな訳で、今回は中国のネットでかき集めたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


冲方丁ってどんな作家なの?
今度の攻殻機動隊の新作の脚本だし、若手作家としても日本では評価がかなり上昇しているらしいんだが、こっちではあんまり話題にならないんで皆の印象とかを聞いてみたいんだが

虚淵玄とかと比べると驚くほど話題になってないのは少々不思議。
「蒼穹のファフナー」の終盤ではかなりの大虐殺とかやっているんだが。

ウチの国のオタクの間では「マニアがいそうでいない」作家。

ああ、その言い方よく分かる。
直木賞にノミネートされた時とかもっと話題になると思ったのに、俺の周囲もネットでもほとんど話題にならなくって拍子抜けした覚えがある。

日本の小説、ライトノベル関係の話題とかでもなかなか出ないよね。「天地明察」とか普通に面白いのに。

評価以前に知名度が低いんだよなぁ。関係した当たりアニメが無い、ラノベ人気作品の主流とは違う、原著の方も読んだり翻訳したりが難しいって所がマイナスになっているんじゃないかな。

新作の「天地明察」は原著もそこまで難しくないと思うぞ。
ただ内容的にラノベで好まれる方向性とは違うからやはり話題にはなり難いよね……映画もあるけど、そっちだとオタク関係とは外れてくるし。

ファフナー関係では大虐殺がよく話題になるし、冲方丁の作品は残酷な描写も多いしキャラもかなり死ぬけど、実際に見た印象では理不尽でもないし、なんていうか爽やか?な感じなんだよね。
私がファフナーとシュピーゲルシリーズ読んでの印象はこんな所。
「天地明察」の方は私は読んでないので他の人に任せる。

「天地明察」はもう完全にラノベ扱いではないよ。日本の書店では文芸の所に置かれているし、ここしばらくの間冲方丁はラノベ作品を書いていない。だから余計にこっちでは情報が出回らないんじゃないかな。

「天地明察」は歴史小説読者の間では非常に評価が低いらしいぞ。
数学や囲碁関係、歴史考証において明らかな間違いが存在する上に、文章の書き方もラノベっぽくて単純な人間にしか受けていないという話だ。

そういった批判は細かい所をつついた時の話であって、普通の読者が読んで気になるような明らかな間違いでもなければ問題にはならないんじゃないかね。
メディア展開や書評を見ても評価は高いし、売り上げも高いわけだから、日本では評価が高いと見るべきだろう。そもそも考察だなんだと言い出したら歴史関係の創作というジャンルそのものが怪しくなるぜ。

私の知っているのは「蒼穹のファフナー」、「シュヴァリエ」、「マルドゥック・スクランブル」だけど、この中で他人に自信を持って薦められるのは「マルドゥック・スクランブル」だけで他はちょっと微妙かな。
「マルドゥック・スクランブル」はキャラもアクションも、寓話的な意味を含んだストーリーも面白いよ。

冲方丁の作品って読んでいて疲れるんだよね。いや、面白いんだけど!

冲方丁と虚淵玄の違いで思いついたのは、メディアの露出とかの差かな。インタビューとか作品への反応とか。
何て言うか、彼がどんな態度で創作したり、作品に向き合っているのかとか、キャラがハッキリしない。それに引き替え虚淵玄は「愛の戦士」とか「Urobutchered」なんて言葉があるわけで。

いや、冲方丁はブログとかで結構色んな発言しているよ。特に大地震以降は積極的に発言している。恐らくウチの国のオタクのアンテナには引っかかっていないだけじゃないかと

「カオスレギオン」のノベライズとか、知ってるヤツいない?あれも冲方丁だぜ。

あのゲームのノベライズとかあったの?しかもそれ冲方丁が書いていたのか……

冲方丁と虚淵玄はキャラを殺しまくることが共通っぽいように言われるが、両者には本質的な違いがあると思う。あくまで私個人の見方だが、冲方丁の方は基本的に熱血的で爽やかなのでネタとしていじり難いんだよね。逆に虚淵は悪意があってネタにし易いと思う。
しかしキャラ設定だけ見てみると、冲方丁の方が突き抜けているように思えるのは不思議。

ヘンな言い方だけど、キャラの殺し方は冲方丁の方が自然でストーリー展開上で納得できるものになっていると思う。
ただ、死に方を「心に刻む」という点では虚淵玄の歪みを感じさせるスタイルは強烈なものがあるし、視聴者の印象も強くなるのだろうとも思う。

その辺に関しては「Fate/Zero」と「マルドゥック・ヴェロシティ」を比較してみると分かり易いんだが、「マルドゥック・ヴェロシティ」はこっちだとほとんど知られていないんだよな……
どっちも言ってしまえば超人達の殺し合いの話なんだが、読んでみると印象はかなり異なる。あとキャラの設定、残虐な描写と展開について実は「マルドゥック・ヴェロシティ」の方がヤバイ。

以前「マルドゥック・スクランブル」は読んだけど中二病過ぎて挫折した。最近の作品、「天地明察」なんかはその頃とは違うものになっているのかな?

「マルドゥックシリーズ」は日本語とカタカナ表記の英語の言葉遊び、独特な文体もあって混乱するよね。カジノのシーンの評価が極めて高いらしいが、そこにたどり着くまでが厳しい。

私は劇場版アニメの方で見ただけなのだけど、確かにカジノのシーンは良かったね。テーブル上のギャンブルというだけなのに、真剣な決闘が表現されていたのには驚いた。

冲方丁は日本で評価の高い作品がこっちのラノベ読者層の好みからは外れるし、日本の小説に手を出しまくるミステリ読みや、村上春樹とかを評価する日本文学好きな文学青年層の評価対象からも外れる。かと言ってSF読みはもっと少ないから、注目を集めにくいんじゃないかな……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク層の間で話題になり易い作品のジャンルやメディアの傾向なんかも見えてきて興味深いですね。

とりあえず、現在の中国オタク的には
「蒼穹のファフナー」

等のイメージが強いようですが、こちらは最終回の展開のネタ混じりというのも多く、冲方丁という作家が意識されることはあまり無いようです。

また、日本語の原著を読むような層からの反応もイマイチですね。
この辺に関しては、守備範囲的にいける(と思われた)私の知り合いの中国オタクの面々からの反応も芳しくないので、無いようなのか文体なのかは分かりませんが、中国オタク的にはあまり読み易いものではなかったりするんでしょうかね。

ちなみに、台湾の方では中国語版の「マルドゥック・スクランブル」の小説が2006年に、その後更にコミックも出版されているようです。そして「シュピーゲルシリーズ」はオイレン、スプライト共に出版されているようです。

また「天地明察」も今年の初めに小説の中国語版が出ているようですし、コミックの方は昨年から出ている模様です。

ただ、「ヴェロシティ」の方は中国語版はまだ出ていないようです。やはりカトル・カールなんかが難しいんでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本語での呼びかけに悩んでる。あなたと言う呼びかけは誰に対しても使えるわけではないようだし」

今回は日本語学習ネタについて一つやらせていただこうかと思います。

日本語を学習する際に、言葉の意味自体は理解できるものの、その使われ方や使う場面についてこんがらがってしまうような言葉があるそうですが、そんな中の一つが
「あなた」
「きみ」
「お前」

といった日本語の「二人称」や、「二人称による呼びかけ」だそうです。

中国のソッチ系の掲示板ではこの辺についてのやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本語での呼びかけに悩んでる。「あなた」と言う呼びかけは誰にでも使えるわけではないようだし。日本語に詳しい人、ちょっと教えてくれ。

ああ、そこは分かる。中国語との違いだよな。
日本語では相手に呼びかけるときって、ほとんどが相手の名前、或いは相手の名前に敬称をつけたものなんだよね。
中国語の「你」や英語の「you」に当たるような二人称を使うことはかなり少ないと思う。

日本語の二人称って難しいよね。私も失敗した経験がある。
こっちは別に失礼な意味じゃなく、普通に「お前」と言ったら同級生がムッとしちゃって焦ったことがあるわ。あとで別の人からどこが問題だったか聞くことができたけど……

ウチの国の人間が日本語を学んでやらかす笑い話には「貴様」ってのがあるよね。
「貴様」は日本語だと非常に無礼な二人称なんだが、漢字の印象からはなんか敬意のある呼び方っぽく思ってしまうんだよね。実際に日本でも昔はそれなりに良い意味だったのが、今ではケンカ腰な呼びかけになっているというのは調べないと分からない。

それ、俺は実際にやっちゃったことあるんだよね……幸い相手の人も笑って間違いを指摘してくれて、その場の笑い話にできたんだが、後で現在の用法を知って冷汗をかいたわ。

言われてみれば難しい。
「あなた」って呼びかけも、それほど親しくない人に対して使える呼び方じゃないからね。教室での授業で先生に対して使うならともかく、仕事の上司に対してはなんとも使い辛い言葉だし、実際使わない。

仕事の上司とか関係者には基本的に相手の名字と職位で呼ぶよね。日本で生活していて実感したんだが、「あなた」のような二人称ってあんまり使われていない。

ついでだから聞きたいんだけど、「きみ」っていうのは日本語を実際に使う上ではどうなの?

「きみ」はある程度親しい関係で使う言葉でいいんじゃないかね。ただ、アニメやドラマなんかでは「おい、きみ」みたいな使われ方もしているし、見た感じではそこまで固定されたものではないと思われるが。

えーと、アニメ見ていて感じた疑問なんだが「あんた」と「きみ」はどれくらい違うの?「あんた」というのわりと失礼な呼び方と言う印象なんだけど。

そうそう。アニメの中でよく聞くけど実際に使うとまずいのは「あんた」かな。
「あなた」とは違って、非常に失礼な呼びかけで、それほど親しくないような相手や、地位が同等或いは上の人間に使うと悪いイメージを与えてしまう。

「あなた」と「あんた」って違うのか……同輩のような間で使う言葉で、特に違いはないものだと思ってたよ……
「お前」を使うのがマズイ時があるのは知っていたんだが、「あんた」もそれに近い所があるのかね。

「あなた」は夫婦のような親密な関係で使われるケースもあるから、わりと難しいね。一般社会の人間関係で使う場合、相手とは「距離を置く」呼び方になるんだが。

以前どこかで日本語には二人称代名詞で、相手を貶す意味が含まれない、失礼に取られることのないものは存在しないというのを聞いたことがあるけど、本当なんだろうか?

さすがにそこまでは分からないが、日本語では二人称の呼びかけはあまり使わない方が良いってのはあるかも。日本人は二人称で呼びかけると不快に感じる人が少なくないんだよ。

そうなんだよね……私も日本に来て初めて知ったんだが、日本人を二人称代名詞で呼ぶのってあまり良いことにはならないんだよね……

日本では確かに、二人称代名詞で人を呼ぶことが少ない。
そして日本人があえて日本語の二人称代名詞で呼びかける場合って、討論や意見を述べる、或いは軽蔑している相手に対する時が多い。そこの所がウチの国の言葉の感覚と違うよね。

呼び方に関しては、親しい人には直接名前で呼んでもOK。親しくない、或いは敬う必要のある人はそれにあった敬称を名前の後ろにつけて呼ぶ。一般的には「さん」をつけておけばいい。場合によっては「さま」や「どの」というのもある。

「さま」とか「どの」はアニメや漫画、ドラマなんかの中だけじゃないの?一般社会では使われないと思っていたが。

全く使われないってわけじゃないよ。
郵便局や銀行なんかに行ってみると、呼び出しの時に様を付けて呼ばれる。商売で客に対する時とかは様付けになることも多いね。私のバイト先でもそうだった。あと文書上の宛名とかは「様」や「殿」を敬称につける

「名前+さん」で呼びかけるのが安全だとは分かっているんだけど、名前が分からない場合はどうすればいいんだろうか?そこを知りたい。

日本人と仕事してみると分かるけど、まずは挨拶と自己紹介(名刺交換)から入る。だから案外なんとかなる。

なんかウチの国とは感覚が違うよな……
日本人って初対面でいきなり名前を呼び合うの?何て言うか、ウチの国の感覚とは正反対な気もする。ウチの国では親しくも無いのに名前で呼ぶなんて友好的じゃないと感じたりするのに。

考えてみれば、そういった名前で呼び合う時のために「さん」のような敬称があるんじゃないかな。日本人は基本的に相手を尊重する態度を取るけど、それを表すためには名前と敬称がとても都合が良い。

ところで面と向かっての会話以外にも、声をかける、呼びかけたりする時はどうすればいいんだろう?中国語では名前を知らない目上っぽい人に「先生」とか、名前を知らない学生相手には「同学」とかで呼びかければいいけど、日本語だとそれはできないようだし。

日本語で呼びかけるときは「すいません」「すみません」と言うのも一つのやり方だよ。日本語の「すいません」「すみません」は謝罪以外の場面でもかなり使う言葉。



とまぁ、こんな感じで。
二人称の使い方やその感覚については、日本語と中国語ではかなり違いますし、日本語を学ぶ際にも結構引っかかったりするようですね。

私も中国語を学んでいてそういった部分についての失敗をイロイロとやらかしましたが、こういったことは言葉を学ぶというのが、その言葉の関係する文化も学ぶというのに繋がっているということでもありますし、ある意味面白い所でもあるのかもしれませんね。


とりあええず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「みんなは本の帯ってどうしてる?保存?それとも捨ててる?」

みなさんは本についてくる「帯」はどうしてらっしゃいますか?
私はさっくりと捨ててしまう人間なのですが、きちんととってある方もいらっしゃるかと思います。

中国語では本の帯のことを
「書腰」「腰封」「書腰紙」
などと言うのですが、本に帯をつけて売るのが普及したのは比較的最近の話だそうです。

一説によれば、本に帯をつける売り方は日本から、或いは日本から台湾を経由して中国本土に入ってきたと言われています。
本に帯を付けて売るやり方は、目をひくことができる上にコストもそれほどではないということで、中国の書籍にもここしばらくの間でかなり広まっているそうです。

ただ、本は実際に読むものであり、
またある種のコレクションという所もあるので、
「本を読むときには邪魔になる本の帯」
をどうすればいいのか、中国オタクの面々も少々悩んでしまうことがあるようです。

中国のソッチ系の掲示版でも
「本の帯をどうするか?」
といったことに関するやり取りが行われたりしていますので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


みんなは本の帯ってどうしてる?保存?それとも捨ててる?
私はここ数年本の帯をどうするかで微妙に悩む日々が続いているんで、みんながどうやっているか教えてほしい。

私は結局捨てているよ。以前は本の中にはさんでみたりしたこともあるんだが、それをやると本が傷むし。

本の帯とかいらない。読むのに邪魔だし、私は捨てている。

付けたまんまで特に気にしたことは無いかな。そういや天聞角川のラノベ、一時期帯が無くなってたよね。無くなってみたら本の価値がちょっとだけ下がったように思えてしまうのが不思議。

そういや、天聞角川のラノベの帯は最近また復活したよね。でも、私の見た限りでは広告部分が多くてあんまり好みじゃないし、捨ててしまっている。

私も本のオビって出版社が勝手につけている宣伝用のものだから、個人的にはあんまり収集の必要性を感じないんでいつの間にか無くなっていることがほとんど。

ブックケースのあるような本ならケースに放り込んでいるね。
普通のは捨てちゃっているかな……

でも最近はブックケース付きの本って減ってるような気がする。その代わりに帯が増えているような。とりあえず自分の場合、面白いのは残しているが、基本的にゴミ箱行き。

確かに最近は帯付きの本増えているよね。
昔買った漫画にはこういうの無かった。

帯なんて無い方が良い。ネタバレかましやがることもあるし。
キャラが死ぬとかそういうのを帯に書かないでくれ!テンション下がるし買う気も失せる!!

ネタバレまでいかなくとも、なんか本の内容と合ってないというか、素人くさい宣伝の帯がついていたりすると萎える。
別に帯で宣伝すること自体はいいんだが、もうちょっと買わせる気にして欲しいわ。

ちょっと加工してその本の栞にしています。

本の帯についてはあれだ、鶏肋だ。
まさに捨てるには惜しいがたいして役に立たない存在だ。

確かに、捨てるのはなんかもったいないと思うんだよね……
本にそのまま挟んでおくと本に癖がついてしまうし、つけたままで読むのは邪魔、しかし外して読むといつの間にかボロボロに……扱いに困るよなぁ。
ブックケースがついていれば放り込めるが、最近はケース無しで帯だけという本も結構あるし。

最近は帯付きの本が多いけど、帯に書かれているのはメディアか作家の推薦文、あるいは作品を誇大に称える一文だ。帯って宣伝以外の意味はないし、本を手に取って読む際には邪魔になるモノだから、結局私は捨ててしまっているね。

まぁ、そうだよな。結局の所、帯というのは宣伝のためのものなんだから捨てても問題ないよね。本の表紙を捨てるのとは別の話だ。

日本の中古の漫画を買う場合、帯がついていると値段が跳ね上がる。だから帯に価値が無いってわけではないと思う。
しかし私はキレイに取っておいた方が良いのかなーと思って、ついとっておくが、いつの間にか汚れたりしてしまうんだよね……

帯が独自性というか、特色のあるモノなのは間違いないんだよな。何となくとっておいた方がいいと思うので捨てるのはためらってしまう。でも結局キレイには保存できていない……

私はコレクション的な意味も重視するんで、ブックカバーつけて、本とは別に保管しているよ。

日本の書店でラノベを買うと、サービスで全部にブックカバー付けてくれるんだよね。あれはとても良いサービスだと思う。あれだったら帯を一緒に保存するのも楽だろうに。

小さい頃は壊したり汚したりしないように教科書やノートとかにはカバーつけたりしてたけど、ラノベや漫画にカバー付けるのってめんどくさいし、カバーをつけちゃうと本棚に並べるときも微妙なんだよな……

私は中国のラノベは帯を残して、日本のラノベの中国語版のは捨てている。
日本のはこっちの出版社が勝手につけたヤツか、宣伝用のなのは明らかだし。

本の帯ももうちょっと面白いのが増えるといいんだけどね。実利的な宣伝が多いのがなんとも。
日本の漫画の帯とかは文もデザインも凝っていて面白いのも結構あるように感じる。そういやちょっと前に「漫画の帯を付け替えて遊ぶ」ネタがこっちにも輸入されていたな。あれくらいであれば、もっと取っておくんだが。

一応気になるデザインの帯は取っておくという感じでいたら、引き出し一つがいつのまにか帯保管用になってきている。しかしどれがどれの帯だったか分からなくなってきている……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの買う書籍に関しては、日本の一般的な感覚に比べてコレクションとしての意味合いが強いので、本の帯の扱いに関しては悩んでしまうようですね。

しかし、現状では本の帯に価値を感じることのできる機会も少なく、取っておくにしても手間がかかる、読む際にも邪魔になるということで、なかなかに困った存在となっているのかもしれません。
上の発言にもありますが、本の帯が「鶏肋」というのはうまい例えですよね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


同人誌とか中国語版ラノベの現物はこんな感じ
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有る北京の漫画喫茶B3のHPです。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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