「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2013年12月

2013年前半 よりぬき日中オタ活動

今年もぼちぼち終わりとなってきましたので、
今年このブログで書いた記事のまとめをやらせていただきます。

以下に今年上半期のオススメと言いますか、
良い評価や比較的大きな反応をいただいた記事を並べてみました。


中国オタクとオタク文化

中国オタク「なんで日本の作品はファンタジー世界まで行って学園モノをやるんだ!?」

中国オタク「勇者って結局どんな存在なの?パラディンみたいなもんでいいのか?」

中国の学校の新制服がエロゲそっくりだと話題に

中国オタク「日本語での呼びかけに悩んでる。あなたと言う呼びかけは誰に対しても使えるわけではないようだし」

中国オタク達の壮大な妄想或いは中二的創作活動「1999戦記」

中国オタク「十六夜って言葉は何か特別な意味が有ったりするの?アニメや漫画、ゲームで結構目につくんだが」

中国オタク「最近ネタが分からないと楽しめないアニメが目立って辛い」

中国オタク「額に肉という字を書くのはどういう意味が込められているんだ?」

中国オタク「なぜ技の名前をわざわざ叫ぶのか、理由を考えてみようぜ」

中国オタク「アニメや漫画ではキャラの身長は重要な要素ではないのか?」


中国オタクとアニメと漫画とゲームとラノベ

案の定中国でガールズ&パンツァーが軍国主義的作品だと叩かれている模様

中国オタク「オタクとしてガンダムくらい把握しておきたいんだが、どれから見れば良いんだろう?」

中国オタク「日本にはニャル子さん以外のクトゥルフネタの作品って何があるのかな?」

中国オタク「和の雰囲気を感じさせる作品ってどんなのがあるかな?」

中国オタク「数字が含まれるアニメや漫画のキャラの名前って多すぎない?」


その他諸々

中国人「そろそろ日本のラーメンと中国の拉面の違いをハッキリさせようじゃないか」

中国人「日本人は家に上がるときとかに靴を脱ぐけど臭いは気にならないの?」

中国オタク的「よく知られている日本の名字で真っ先に浮かぶ名前」

中国オタク「日本旅行でぼったくられたりしないかな?問題無く楽しめるかな?」

中国オタク「日本の風呂に関する衝撃の事実を知ってしまった。理想の風呂というのは二次元にしかないのかもしれない……」

中国オタク「日本式の風鈴を吊るしてみたんだが……」

中国オタク「今の時代に三国志や水滸伝が出たら爆死するんじゃね?」

中国オタク「日本では武侠小説ってどうなの?三国志みたいに人気はあるんだろうか?」

中国オタクの日本のお弁当に関する疑問の数々

中国オタク「NHKが外国語使い過ぎだと訴えられたらしいが理解できる。確かに日本語は外来語が多過ぎだ!あれ難し過ぎるんだよ!」


昨年後半の暴動などから続くゴタゴタもあり、一体どうなるかという空気で始まったりもした2013年ですが、中国オタク関係では低調ではあったものの、比較的安定していたように思えます。
またこのまとめには入っていませんが、中国国内動画サイトにおける日本のアニメの公式配信が拡大していきました。イベントに関しては難しい状況が続いていましたが、ネットの方では案外面白いことになっていましたね。

とりあえず、こんな所で。
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。

中国オタク「みんなの近場のオタク系の店ってどんな感じ?そもそも店は有る?」

ありがたいことに
「上海などの大都市にはオタク系の商品を扱っている店があるのは知っていますが、その他の地方都市などではどうなのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

ネット通販がどんどん便利になっている昨今、中国では実店舗を持つというのはイロイロな面で難しくなっているという話がありますが、それはオタク向けの商品を扱う店でも変わらないそうです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「みんなの近場のオタク系の店ってどんな感じ?そもそも店は有る?」
といったこやり取りを見かけましたので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ちょっと聞きたいんだが、みんなの近場のオタク系の店ってどんな感じ?そもそも店は有る?
大都市にいる人は答えないで良いよ。分かるから!!聞きたいのは私と同じような小さな町にいる人の話。

私のいる街にはオタク向けのアイテムを扱っている店が二つあるけど、正直微妙。値段の付け方もおかしい。それに私のいる所の連中はアニメ見る人間はいるけど、「オタク」ってレベルじゃないんだよね。

私の町はアニメも漫画もゲームもそんなに普及していないし、オタクな店も無い。上海とかはいいよなー

小さい町だとネトゲはともかく、アニメショップとなるとそこまで需要は無いんじゃないかな……

ウチの町だと遊戯王カードとガンプラのパチモンはそれなりに需要あり。でも、オタク系のショップってレベルじゃないわな。

オタク向けの店ってどの程度のレベルなんだ?アニメ関係のアイテムなら、パチモンや海賊版ディスクとか、辺境地区でもない限り探せばどこの街でもわりと見つかるような気がするんだが。

私はフィギュアやオタク向け関連グッズなんかを扱っているレベルを想像しているんだが……

リラックマなんかのカワイイ小物やドールを揃えている店とかはオタク系のショップになるのかね?

そういう店は……難しいラインだな。私の所は小さい店があるけどオタク向けじゃなくて、リア充的な扱いというか、女の子連れて入ってみるような店になってるわ。

ちょっとした小物というかカワイイ系のアイテムと、アニメや漫画のグッズが混在している店はわりとあるよね。海賊版売りが淘汰されてもそういう店は残っている気がする。逆にゲームやアニメの海賊版とゲーム機を中心に売っているような店は見なくなったような。

私の所はオタクな人間はそこまで多く無いけど店に関してはそんなに悪くないかな。
フィギュアやカード、ポスター等のグッズやラノベが売られていて、私は主にラノベをよくそこで買っているわ。

ウチの所も有るには有るんだが……
なんか新しい店が出来たと思ってしばらくしたら閉店の繰り返しだ。長く続いた店は無いように思う。

こっちはそういう店が無いから、関連グッズを買う時は電車で広州まで遠征する。

自分も地元に無いわけじゃないんだが、あえて買い物するとなると上海まで出るな。

オタク向けのアイテムに関してはネット通販が偉大過ぎるんだよ。

人気作品の関連商品やパチモンのガンプラ売っているレベルならあるよ。規模は小さい。売れ筋商品は恐らくパチモンのガンプラ。

残念ながらウチの町のオタク向けショップは半年くらい前に無くなっちゃったよ……

ウチの町の商店街に一つあるけど、グッズの箱とかホコリかぶりまくり。売れているのはポスターくらいじゃないかと。

実店舗はもう厳しいだろ。今の時代は昔海賊版のディスクを売っていた時のようにはいかないし。ちなみに私はオタク系のネットショップを副業としてやっている。儲けはぼちぼち。

俺の知り合いがもう何年もその手の店をやっている。一般向けの作品からオタク向けの作品まで一通りカバーしているし、フィギュアなんかも置いている。収入的にどうなのかは知らんが、高校の近くという立地が良いようだ。

私の所は、漫画とラノベ売っている店くらいかな……

私の町にも昔は有ったんだが今はもうなくなっちゃったよ。やはり立地と需要の問題があるし、それに加えて今の時代はネットショップが強い。昔は海賊版のディスク売っているだけでよかったけど、そういう店の需要はネットのダウンロードに駆逐されちゃったよね。

昔に比べて客側の情報や要求もキッチリしてきたしね。海賊版の時代のようにいい加減にやっていたら客はつかないし、ネットショップだってあるわけで。
私の所にもその手の店はあるけど、売っている側が自分の店の商品がどんなものかを知らない体たらくだから、そのうち無くなっちゃうんじゃないかな。

「自分の店の商品がどんなものかを知らない」とか昔の海賊版売りの時代だと珍しくない話だったんだけどね。
私の町にはオタク系の店は無い。都会の大学に通っていた時はそういう店をよく見かけたし通っていたからギャップに苦労しているよ。

アニメや漫画関係の店でオタク向けのグッズも扱うような店となると、グッズにお金使ってくれるオタクの多い所じゃないと商売にならないだろう。だから大都市にあって、小さな町には無いのは必然だ。

私の住んでいる所はアニメ系のショップに関してはそれなりに安定しているが、メイド喫茶が開店して数か月で閉まるパターンが定期的に発生している。

メイド喫茶はウチの国での需要がどれだけあるのか分からんよな。そもそも「カフェ」があまり成立していないぐらいだしね。何かメインの料理店があってそこに+αでメイドならともかく、メイドがメインだと大都市でも難しいんじゃないか?

メイド喫茶は店主も従業員もオタクで自爆するケースも多いと聞くね。大都市は大都市で、最近は家賃が上がっているからこの手の店は難しくなっているとも聞く。

現在学校の近くにその手の店が有るんで重宝している。ただ、本を専門に売っている店はともかく、パチモンのねんどろいどや関連グッズを売っている店は長続きしないだろうと思われている。

ウチの国では実店舗は長続きしないよね。昔からアニメや漫画系の店は売り逃げ的な所が少なくなかったけど、最近は商売がうまくいかないという面で長続きしなくなっている。正規品を買うような人間は安全のためにアマゾンで買うようになってきているし、パチモングッズしか買えないような層にとっても、ネット通販の方が便利で安定してきているわけだしね。



とまぁ、こんな感じで。
地方都市だとオタク向けのショップで実店舗の所は随分と難しいことになっているようです。

昔は買い物の出来るルートも限られていた上に情報も少なかったので市場は小さくても「モノが有ればそれなりに売れる」状態ではあったのですが、最近はネットショップの方が安全確実なのでそちらの方に人が流れてしまっている模様です。
またパチモングッズに関しても、ネットで価格の比較ができる上に流通網も整備されていることから、通販で買った方が安くきちんとしたもの(?)が手に入るといった状況になってきているようです。

ネットショップによる影響というのは日本でもかなりのモノかと思いますが、中国では海賊版やパチモングッズが不安定なルートで流通していた状況からの変化なので、その辺りに関しては日本よりも更に大きなものとなっているみたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク、コミケへ 2013冬

今年もあと少し、オタク的には冬コミがいよいよ近付いている今日この頃ですが、今回はコミケ関係の紹介を。

中国は春節(旧正月)に合わせて長期休暇となるのでこの時期はまだ平常運行ですし、冬コミに参加できる中国オタクというのはどうしても留学或いは仕事で日本にいる人が中心になってしまいますね。

そんな訳で、冬コミに参加する中華系サークルさんの紹介は難しいかなーと思っていたら有難いことに夏コミでも紹介させていただいた
「機動戦士聯盟」
の情報をいただきましたので紹介させていただきます。

とは言え、「機動戦士聯盟」さんも今回の冬コミでは落ちてしまったとのことで委託で参加になるそうです。
委託先は
3日目東5ホールパ-35aの「Juicy Time」さん
だそうです。
新刊の内容は
「進撃の巨人とワタモテの二本になってます。内容はイラストと4コマ漫画」
とのことです。
冬コミ01冬コミ02







中国オタク界隈ではイラスト集的な同人誌が多数派ですし、同人漫画、それもネタ重視というのはちょっと珍しいかもしれませんね。

それからこの「機動戦士聯盟」に所属する絵師の人が日本のサークルさんとのコラボ企画、ガンダムの戦艦で艦これ的なことをやってしまおうという
「宇宙これ」(紹介ページ)
にも参加しているそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国のアニメの真似をして友達に大怪我をさせた事件、制作会社側にも責任アリという判決に

ありがたいことに
「中国のアニメの真似して友達に大怪我させた事件の判決が出た件」
に関する質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

以前の記事
中国で今度は国産アニメが主なターゲットな「アニメ七つの大罪」という批判などが行われている模様
中国の国民的アニメが暴力的で下品だと批判されまくって全面修正の流れに
でも紹介させていただきました
「子供がテレビアニメの真似をして友達に大怪我をさせてしまった事件」
ですが、先日この事件に関してアニメ会社が告訴された件の一審判決が出たそうです。

これは中国においてここしばらくの間続いているアニメパッシングの発端となった事件でもあるのですが、簡単に説明すると
「中国の大人気アニメ『喜羊羊と灰太狼』を真似して、8歳と5歳の男児が同じ村に住む9歳の男児を木に縛りつけて火をつけ、ひどい火傷を負わせた」
というもので、報道によればアニメ制作会社の広東原創動力文化伝播有限公司に対して原告の損失の15%に当たる約3.9万元(約67万円)の賠償を命じる判決となったそうです。

ちなみに火をつけて焼いちゃった方の子供の保護者に対しては原告の損失の60%にあたる約15.7万元(約270万円)の賠償が命じられ、残りの25%の損失は原告の保護者が自分で負担、とされているそうです。
判決に関するニュースについては中国のニュースサイトのコチラコチラ(両方とも中国語ですが)などもご参照ください。

アニメ制作会社による損害賠償に関しては、制作側は音響映像製品管理条例の規定以外にも未成年者の権益保護に関する法律の制約を受けるので、行政許可があっても制作側の責任が無いわけではない、「危ない」「マネしちゃダメだよ」といった注意の義務がある……といった辺りが理由となっているようです。

このニュースに関しては中国オタクの間でも話題になっていますので、中国のネットで見かけたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


子供が喜羊羊の真似して友達焼いちゃった事件の判決、アニメ会社にも責任アリだと!?
これは明らかに家庭教育の問題だろう。なんで保護者の責任を追及しないでアニメ会社に賠償金を要求するんだ?

中国式の教育はどこに向かっているんだろうなー

15%の責任だし、要求された賠償金の多くは前期医療関係だから金額は少ない、しかし責任がアニメ会社まで行ってしまうのか……

なんでバカなガキがやらかしたせいでアニメ会社にまでダメージがいくんだよ。

これはもう、武侠モノの作品とかも、真似したらアウトになるよね!料理アニメに関してもマネしちゃダメだという注意義務が発生するな!!

喜羊羊のキャラは羊……つまり羊を焼いたらアウト……もう羊肉串も焼けないな!
(訳注:羊を串にさして香辛料をまぶして焼く「羊肉串」は中国では非常にポピュラーな食べ物です)

なんで自分の教育が悪いのに、別の所に責任転嫁するんだよ……喜羊羊なんか見るヤツは頭が足りないとかいう話、ネタじゃなくてマジだったのかよ。

中国の子供はアニメを見るのに向いていないということが明らかになってしまったな!

子が子なら親も親だ。別の所に原因を求める。

子供の教育以前に保護者の教育が必要だ。
何が危険だとか、何をやっちゃダメとか、何をやったら大事になるかとか、それを教えるのが保護者だろ。今世紀になってから、どんどん親がダメになっているように思う。

でも、アニメ制作会社も安易な表現に走り過ぎていたのは確かだろう。
彼等は自分達のターゲットにしている市場が幼年層メインだというのに、それを見る子供、そしてその親が作品をどう見るかを考慮していなかった。子供は何かと真似をするし、親は子供を溺愛するものだということを忘れていた結果がこの判決だ。

日本のアニメ見ているとバイオレンス関係もうまく表現されているというか……なんか真似し難いタイプのものになっているんだよね。
ウチの国はその辺ができていない。簡単に真似してしまえるものになっているし、子供がそういったものに対して段々と慣れていってしまい、今回のような事件になっちゃったんじゃないかと。

「バクマン。」に似たようなエピソードあったよね。
ウチの国ではこういう結果になるわけか。もう、なんだか叫びたくなってくる。

見える……もうすぐ新たな法律が作られるのが……国産アニメが衰えていくのが……

他の国の子供向けのアニメとか見てみると、こういったことが起こるリスクをきちんと意識して作られているのが分かる。真似をしない様にとい言葉が出たり、子供が簡単に真似できるようなアイテムを使ったりしないとか。
中国のアニメは「教育」だとかそう言うのを考える以前のレベルなんじゃないだろうか?まず業界内のルールを整えて意識を改革しないとダメなんじゃないかね。

やはりレーティングが必要だよ。海外では子供が真似をする可能性がある作品にはParental Guidanceが出ている。そういうのを導入しないと、全てがダメになる。

保護者の問題もあるし、ウチの国にレーティングが無いという問題もあるよね。とりあえず保護者の方はどうにもならんから、比較的簡単だと思われるレーティングの方から何とかしよう。

レーティング導入する前に、レーティングに関する認識を整理しないとダメだろう。誤解っぽい所もあるしこっちもそう簡単じゃないぞ。
例えば日本の「テレビで放映されている」アニメに関してはレーティングが存在しないのに、ウチの国ではなぜか日本はアニメ「全て」にレーティングがあるような誤報が流れている。まずはアニメ業界全体で一度整理しないとダメだと思うんだが……

レーティングができるなんて考えるだけ無駄。レーティング制度を施行したらエログロバイオレンスな作品の合法性を国が認めることになるんだから。

「国外のアニメが描かないようにしているもの」を研究するのも良いんじゃないかな。国外のレーティングが形成される背景にはそういった事例の蓄積があるだろうし、ある種のいいとこ取りもできるんじゃないかと。

レーティングを導入するとしたら色んなものに向き合って、認めなくてはいけなくなる。どの部門もそんな厄介なことをしたくないだろう。どれだけ叩かれたり足を引っ張られるか。

ウチの国でレーティングを導入するとしても、どこがやるのかというのがまず問題だよね。
それに外国のレーティングって、政府が決めてコントロールするものではない。確かに政府機関の影響もあるだろうけど、政府機関じゃない業界団体によるものが多い。まずはそこから考えなければならないし、レーティング導入を単純に叫ぶのはどうかと思う。

私が子供の頃は日本のテレビアニメがイロイロと放映されていたし、真似して遊ぶことも多かったんだけどこういうことはやらなかったな……

「トムとジェリー」とか、現在のウチの国では放映できないだろうね。

「トムとジェリー」はアメリカのテレビの暴力規制の影響で新しい方の作品はかなり作風が変わっているよ。昔ウチの国に入っていたのは規制が入る前のものだったはず。新しい方ならたぶんウチの国でも大丈夫だろう。
しかし、ウチの国のアニメ業界にアメリカのような規制と対応ができるのだろうか……

昔はネットも無かったからこの事件のようなことが起こっても炎上しなかったろうし、テレビのニュースが取り上げる事件の傾向も違っただろうから今回のような事にはならなかったんじゃないかな。この事件は、現在特有の難しさもあるように思う。

何はともあれ、前例が出来てしまったわけだし、アニメ制作会社は戦々恐々だろうな。ウチの国の国産アニメにどういった影響が出るのかイロイロと不安だ。



とまぁ、こんな感じで。
この件に関しては影響も大きかったですし、「アニメ会社じゃなくて親の責任じゃないか」と憤りを覚える中国オタクの人も少なくないようです。
またこの手のアニメの悪影響といった話題に関しては、ほぼ必ず「中国もレーティング制度を導入するべき」という意見を見かけますね。

ただ中国のアニメに関しては国の支援政策の影響が非常に大きいことや、作品放映の際にも様々な審査が必要なこともあってか、政府関係など上の方ばかり見て、視聴者となる子供の方をきちんと向いていないような所も確かにあります。

この事件自体は痛ましいことですが、これをきっかけにして上の方の評価やら何やらだけでなく視聴者の方も向いた作品が増えていったりすれば……などとも考えてしまいます。

それにしても上の発言にもありますが、日本の子供向けの作品はこういった作品の子供への影響と事故に関してはなんだかんだでノウハウを蓄積しながら今に至っているかと思いますが、中国におけるこの分野は近年急速に拡大したこともあり制作側のノウハウだけでなく、社会的な認識も形成されていない所があります。そんな訳で、ある意味かなりめんどくさい状況になっているようにも思えますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「オタクを長くやっていると美的感覚が一般的なモノからズレていくように思うんだが」

ありがたいことに以前
「オタクをやっていると色んな感覚が一般的なものから外れてきたりするかと思いますが、中国のオタクはそういったことに関してどう思っているのでしょうか?」
という質問をいただいておりました。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していてうまい具合に
「オタクを長くやっていると美的感覚がズレる」
といったことに関するやり取りを見かけることが出来ましたので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オタクじゃない知り合いと話していると、感覚の違いのようなものを意識することってない?正直、オタクを長くやっていると美的感覚が一般的なモノからズレていくように思うんだが……

そういうのはあるだろうけど、気にしてもしょうがないんじゃないか?
どう感じるかは個人の話だし、特定の分野にハマると基礎的な認識や判断基準が一般とずれるのはしょうがない。

今の時代ネットとのつながりが強いし、画像関係はネタも含めてそこまで大きな差は感じないかな。美的感覚のズレを比較的強く感じるのは音楽とかだろうか。

オタク内部でも趣味や属性の差で感覚のズレが出るから、一般との差を考えたらそりゃしょうがないんじゃないの。例えば自分は偽娘はネタでもあまり受け付けなかったりするし。

一般的な感覚ってのも曖昧だからなぁ。オタクかどうかってことに加えて、リア充かどうかってことも加わるんじゃないかと思ったり。
とりあえず、作品をアリかナシの判断といったことなら確かにオタクやってると感覚がズレるね。二次元の表現技法や文法、お約束的なことに関してはどうしても知識や慣れが必要だし。

相手の美的感覚が理解できない、自分とは趣味が異なるからってその相手が一般大衆を代表しているわけではないし。何の問題も無いだろ。

ズレが生じるのは正常なことだろ。そもそも何にハマるかは人それぞれ。

「流行っているモノ」という意味で考えれば、オタクとか関係無く感覚のズレというのは出る。オタクの感性で「良い」と思うものが一般的に理解されないってのは別に気にするほどのものではないよ。そしてその逆も当然ある。一般的に流行っている(とされる)ものを理解できないからって、別に気にしていない人がオタクの中には少なくないんじゃないか?

オタクやってんなら自分の感性の違いを気にしてもしょうがないぞ。それに「一般的な感性」だって時代と共に変化する。
歴史を振り返って見ろよ、おっぱいの大きさや表現だけでもどれだけ価値観が変遷しているか……!!

そもそも一般の人は好みに関してはそうハッキリ表に出したりはしない。人が多くいる所なんかでは特にね。大体は摩擦や衝突を恐れて曖昧で無難な表現、「良いね」「まぁまぁ」「普通」とかいった答えを出す。ちなみにこれは良い方にも悪い方にも使われる。オタクの感覚でイロイロと薦めて、相手が「まぁまぁ」とか言ったとしても肯定してくれているとは限らないからな!勘違いして突っ走ったりするなよ!

自分はアニメや漫画、ゲーム関係ってだけで評価に関して加点が発生するようになっている。これも一般とのズレの一つか。

音楽関係も独特なジャンルに入らなければそんなに一般とずれたりはしないんじゃないか?流行曲にはならないって程度で。
私はオタクになる前から、アニメやゲームの曲に関しては普通に「良い」と感じる曲がちょこちょことあったし。

オタクを長くやっていると、感覚がずれるというよりも、一般の間で流行しているものが低俗に思えるようになってくる。

それはある意味では中二病的なものでは……
一般的な感覚を否定したりディープな俺カッコイイとかやるのは誰もが通る道だとは思うが、あとで思い返すとかなりキツイぞ!

美的感覚のズレか……オタクでもコミュニケーションのうまい人は、その辺についてうまく話をあわせられるんだよね……私はそれができない。

むしろ、オタク向けの感覚が一般大衆に広まる、通じるってことの方が怖いよ!

通じないからこそ、こちらから良さを教えたり、通じるように伝えたりするべきなんだよ!そんなことを残念がるくらいなら、布教活動をしようぜ!

アニメ関係はぼちぼち安定してきたというか、ネットでもアニメ系の絵でネタにしたりするようになってるから、私の印象ではそこまで極端なズレはないように感じている。
以前学校で会った全く漫画の無い環境で育った人が「漫画の読み方(読み進める順序とからしい)が分からない」なんてことはあったけど、これは逆に少数派だろうし。

アニメはクセのあるキャラデザとか時代の変化によるキャラデザの変遷の違和感とかの方がキツイ。オタク内部の方が美的センス的に「理解できない」「美的センスがズレている」ケースが多いんじゃない?一般に広まっているのはなんだかんだで大衆にとって分かり易いものだし。

オタクやっていてズレる、マズイと思うのは露出度とネタ描写かな。
これに関しては明らかに一般との感覚がズレるし、大丈夫な範囲に関する判断を間違った場合の問題はかなりめんどくさくなる。

あー……肌色の多さに関する感覚は確かにそうかもしれんな。エロネタとか抱き枕ネタとか、うっかりネットやオタクの仲間内でのやり取りの感覚でやると危険なものはある。

ウチの国で流通しているオタク系の雑誌でも結構肌色多いから、保護者に内容をキッチリ把握されたらマズイしな。てかこの間オタク系の雑誌で発行停止になった所が出たけど、それも原因はその手の内容が上の方にバレちゃったからだという説があるし。

音楽に関してはメロディだけならそこまで問題は無いはず。ゲーム音楽とか、アニソンのアレンジとかがテレビやイベントで普通に使われていたりもする。ただボカロの声は慣れないとキツイかな?

でも、ボカロも随分と広まったしうちらの世代であれば案外一般レベルになっているような気もするわ。ウチの学校、この間は威風堂々が普通に校内で流れていたし。

それは内部に入り込んでるヤツの関係じゃないかな……
上の世代だと慣れない人は少なくないだろうね。ウチらの世代でもボカロの声がダメな人って珍しくないし。

オタクをやっている影響もそうだが、私は美的感覚に及ぼす影響はネットによるものも大きいんじゃないかと思う。最近はネットの影響で異性に対する評価基準が厳しくなってきていると思うんだ。

今の時代、フォトショップ修正程度は当然だからなぁ……あとネットは良い画像かネタ画像かの両極端になるし。ある意味では現実からズレていっているよな。

これも、ある種の時代の変化に伴う美的価値観の変化……だったりするのか、と思わなくもない。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々も自分のハマった趣味の影響で一般とは少々ずれた感覚になってきたりするようですし、時折その差にぶつかって悩んでしまうことも有るようです。

ただ、中国ではオタク関係に関してはその広がる過程が日本とは違いますし、
オタク関係の趣味や感覚を
「自分達の世代のカルチャー」
だと自負している面もあるので、日本よりも随分とオープンにできるような空気があります。
またそういったこともあってか、若い人の間では日本よりもオタク的感覚が一般に近い……といったようにも感じられますね。

とりあえず、こんな所で、
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のクリスマスって欧米とどう違うの?」

ぼちぼち年末な時期となりますが、ありがたいことに
「クリスマス関係のネタでなにか」
というリクエストをいただいておりますので、今回はそれについてを。

クリスマスは中国でもちょっとしたイベントになっていますし、サンタクロースのプレゼントやら何やらの定番要素は広まっています。

中国オタクの面々も、クリスマスの盛り上がりに関しては特に違和感は無いようですが、日本の作品に出てくる
「日本のクリスマスの祝い方」
に関してはちょっと疑問が出たりするようです。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた
「日本のクリスマスって欧米とどう違うのか?」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画の中ではクリスマス関係のネタが多く出るし、アニメや漫画関係でもクリスマスの版権絵などが出てくるから、ある種の重要な祝日だかイベントにはなっているのは確かだと思う。しかし欧米のクリスマスとは違うような所も見受けられる。この辺りの違いについて詳しい人、誰か教えてくれ!

日本でもクリスマスは西洋と同じような感じで盛大に祝うのは間違いないはず。ただ確かに同じではないよな。日本ではキリスト教ベースで発展したわけではないし。

欧米はクリスマス〜年越しと過ごすけど、日本はクリスマスと年越しが分かれている感じだね。元旦前後が本格的な休み。ただ、ウチの国の春節ほど長い休みではないね。

欧米はクリスマスと年越しが一連のイベントになっているホリデーシーズンだし、ウチの国の春節に近い感じだと言われる。日本のクリスマスは楽しいイベントではあるのだろうけど、年越しとは違うよな。

日本は拝外精神が濃厚だから、クリスマスも取り込んだんだろ。
日本のクリスマスは数日の連休になる。1928年には既にクリスマスは日本の年中行事となって、サンタクロースも日本の子供のものになっているという新聞記事が出ているくらいだから、結構前からのものだ。

おいおい、日本だとクリスマスは祝日じゃないぞ。百度ソースだかwikiソースだか知らんがちゃんとそこまで確かめろよ。日本はクリスマスに近い12月23日は祝日になるが、そっちは天皇誕生日だ。

法定休日というわけではないのか。そこん所は欧米と同じになってはいないのね。

現在の日本での話なら、ミッション系の学校とかキリスト教の信者でもないかぎり、個人個人が楽しむためのイベントになっちゃっている感じだね。

日本のクリスマス辺りは学校休みだよ。日本はその時期は冬休みになっているか、学期終了直前状態なはず。ただこれはクリスマスが理由では無く、元旦が近いからというものだ。
クリスマスの頃は上の発言で出ていた天皇誕生日と合わせて、もう長期休暇モードということだ。でも社会人は仕事納め直前の追い込み状態で忙しいケースもあると、仕事で会った日本人が言ってたわ。

日本の会社で働いている俺が教えてやろう!
日本の会社はクリスマスなんか全く関係ない!休みにもならない!休みになるのは年末年始だ!だいたい12月29日から1月3日が休み。28日までと4日からは仕事!!

アニメや漫画の中でもネタになっているが、クリスマスはケーキは食べるのと、プレゼントもらえる日だというのは確かなはず。子供はサンタクロースから、大人は恋人から。

子供にとって楽しいイベントなのは間違いないよね。そこん所はウチの国と変わらないかも?正直言って、自分は年越しよりもクリスマスの方が楽しかった覚えがある。プレゼントもらえるし楽しいイベントになるし。ウチの国の春節の年越しは紅包(お年玉)くらいしか楽しいものが無いという印象だよ。

そういやどの作品か思い出せないが、「クリスマスの日、仕事帰りにおもちゃ屋で頼まれたプレゼントを探し回るお父さん」というエピソードを見た覚えがある。日本だとクリスマスは普通に仕事か。

あとなぜかケンタッキーフライドチキンを食べるらしいな。日本関係ではわりと定期的にネタになるが、不思議な習慣だ。

日本は元旦前後は結構休めるのね。
てか俺の所は12月31日も通常営業。休みは1月1日だけだ……大晦日も休ませてくれよ……

そりゃ日本は元旦を祝うからね。ウチの国はその代わりに春節(旧正月)に長期休暇になるわけで。法定休日は1/1だけだから12月30、31と休みを取れるなら連休にできますよ、といった程度か。

日本のクリスマスは元旦前後の冬休みと重なるけど、欧米のホリデーシーズンともちょっと違う感じなんだよね。この辺はよくある「日本で現地化された」ものなんだろうけど。

家族で過ごすというのは同じかもしれないけど、いわゆるキリスト教関係のイベントではない雰囲気。ある種の商業的な意味も強い、最近のウチの国のクリスマスと似たような、イベント的な扱いなんじゃないかと。

家族で過ごすのは結婚していて子供がいる場合で、若者は恋人と過ごす日になっているらしいよ。

意義や空気が西洋のクリスマスとは違うけど、日本のクリスマスが重要イベントで盛大に祝うものなのは確かだ。
問題はそれがどのような方向かという点だが、個人的な印象で言わせてもらえば若者にとってはウチの国の情人節(バレンタインデー)にかなり近いものがある。

そういや、クリスマスは恋人の重要イベントだ……!J-POPのクリスマスをテーマにした歌も、だいたいは恋愛だよね。日本だとクリスマスは恋愛のイメージが強いってのはありそうだ。

アニメや漫画でも、恋愛関係の重要なイベント扱いだよな……年越しと同レベルかそれ以上で。

楽しいイベントなのは間違いないと思う。あと若者にとってはウチの国の情人節に近いというのにも同意。二次元における恋愛イベントでも重要な扱いになっている。
ただ、ウチの国の情人節よりはまだ男性に優しいイベントだと思うな。日本も男性が負担するのが基本のようだけど、ウチの国ほど男の負担ばかりってわけではないようだし。
(訳注:中国のバレンタインデーは男性が告白したり、愛をつなぎとめるためのイベントになっていまして、シーズンに合わせて高騰するバラの花や高価なプレゼント、豪華なディナーなどで男を見せる必要があることから、男性側の負担がかなり大きいイベントとなっています)

なんで日本人がクリスマスを祝うの?重要視するの?ということに関しては、なぜウチの国の人間が情人節を祝うのか?重要視するのか?というのと似たようなものなのかもしれない。
商業的にも都合が良いし、祝えばなんだかんだで楽しいし、みんな盛り上がるから社会の空気的に無視できないものになっているのかもね。

日本ではクリスマスに対してかなり「楽しいイメージ」がついているのは確かだよ。二次元で個人レベルから超大規模なものまで、事故や事件などの悲劇が起きるのはクリスマスの最中ってことが多いし!

あー……そういや、アニメや漫画、ゲームなんかでは少なくないな。クリスマスの悲劇的な事件。逆に言えばそれだけ楽しいというイメージが浸透しているというわけか。

まぁなんだ。クリスマスが近くなるとプレゼントネタの絵やミニスカサンタの絵が公式同人問わずたくさん出てくるじゃないか。私にとってはそれだけでもうとても有難い習慣だ……!



とまぁ、こんな感じで。
欧米のクリスマスの過ごし方についての情報も入っているだけに、日本独自の祝い方やクリスマスにおける空気については何やら微妙に混乱しているようでした。

それと若者限定では「中国の情人節に近い」というのは面白い指摘ですね。言われてみればクリスマス前の盛り上がり、恋人同士のものから「クリスマス中止のお知らせ」的なものまで、結構近いものがあるように思えます。

ちなみに日本はクリスマスの頃になると年末モードになって来るかと思いますが、中国ではまだ平常運行なので、中国関係の仕事をやっている身としてはイロイロとめんどくさいというかキツイものを感じる時期でもありますね……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国人「なんで日本だとクリスマスはケンタッキーフライドチキンということになってるの?」

バレンタインデーを嘆く中国オタクの面々

中国オタク「黒子のバスケ脅迫事件ってどれくらいヤバイ事件だったの?」

ありがたいことに
「黒子のバスケ脅迫事件の犯人が逮捕されたことについて、中国での反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。
「黒子のバスケ」一連の事件関与認める(NHKニュース)

昨年から続いていた黒子のバスケに関する脅迫についてのニュースは中国オタク内にもイロイロと伝わっていましたし、事件の犯人が逮捕されたというニュースもキッチリと伝わっているようです。
中国語ですが、中国のニュースサイトの記事はコチラコチラなどをご参照ください。

とりあえず以下に中国のネットで見かけたこのニュースに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のオタク界を混乱させた「黒子のバスケ事件」の犯人がついに捕まったそうだ。長かったな……

犯人は中年のおっさん?なんか納得できるようなできないような。

犯人は腐女子だとか、スラムダンクファンだとか、こっちでもイロイロな憶測が出たが……結局なにが動機でこんなことやったんかね。続報が気になる。

こんなに長引いたのは何故?
脅迫した範囲が狭かったからか、それとも脅迫の危険性が低かったからかで警察が本腰入れて無かったのかね。

日本はサリン事件が過去に有ったし、こういう反テロ活動に対してはかなり厳しいと思っていたんだが。まさか犯人逮捕に1年もかかるとは。

普通に日本の警察の能力が低いってことじゃない?

ミステリ系作品における日本の警察の右往左往っぷりはわりと真実に近かったのかね。
いや、一件落着でファンとしても安心なのは確かなんだけど、もっと早く解決しなかったのかと思うよ。その間にコミケが2回開催、3回目も近いといった時間が経っているわけだし。

そうだね。私も犯人が捕まってよかったとは思ったけど、同時に逮捕までかなり長かったとも思った。私は「名探偵コナン」とかに出てくる日本の警察のレベルって、ストーリーの演出上故意に低くされているもんだと思っていたが、現実もこの程度なのか……

日本だと強引な捜査が出来ないと言った事情はあるのかもしれないが、ウチの国だったら、この手の話で「重視」されたら数日で捕まると思うわ。
てかネットの人間で犯人特定できんじゃない?人肉捜索で。

いや、これ犯人もかなり考えていたようだからそう楽観的にはなれんと思うぞ。
ただウチの国ではこういうのを特に気にしないで強行するだろうから、結果的に日本のような事態にはならないんじゃないかな!

しかし、犯人が名乗った怪人801面相ってどういう意味だったんだ?なんか動機につながるものが込められたりしているの?

怪人○○面相ってのは日本の有名な怪盗の名前ネタ。801は腐女子のこと。

元ネタは江戸川乱歩の「怪人二十面相」からだな。あと、801は腐女子じゃなくてBL(というか、男性同性愛系の作品)の方が意味としては正しい。腐女子の元の定義が「801を好む人達」だ。

この脅迫のせいで「黒子のバスケ」が打ち切りになるかもしれない……なんて話もあったよね。何はともあれ事件が終結して良かったよ。

この犯人、「「ごめんなさい。負けました」と言ったんだって?
でも、こんだけ引っ掻き回したんだからある意味では勝ちの面もあるのかなぁ……

「間違いを犯しました」じゃなくて「負けました」なのか……なんか犯人は重度の中二病という印象を受ける。

それにしても、こっちでも結構長い間話題になっていたけど、黒子のバスケ脅迫事件ってどれくらいヤバイ事件だったの?
長引いたのは知っているが、どれだけの事件なのかがどうもピンと来ない。

日本では夜のニュースで一斉に報道される、全国レベルの事件扱いよ。

ファンからすれば気が気じゃない話だったんだが、事件レベルとなるとどうなんだろう?私もちょっと想像し難い。

同人以外の商業展開もダメージ受けたろうし、かなりの大事なんじゃないかと。ネットショップがある時代だから店頭の役割が昔ほどではないとはいえ、それでもまだ大きいわけだし。

商品に関してはセブンイレブンの店頭から商品撤去、大手のショップからも店頭撤去だっけ?

アニメは第二期が普通に始まっているし漫画も普通に連載していたんでしょ?この脅迫ってそこまで大きなものだったんだろうか?オタク作品への脅迫ということで、ネタとして取り上げているだけだったりしない?

日本最大の漫画雑誌の少年ジャンプの人気作品、コミックの売り上げもランキング上位入り。それが脅迫されていたんだから大きなニュースにもなるでしょ。
あと日本はアニメや漫画以外の関連商品の展開で大きく利益を上げるモデルだから、集英社などの関係企業は大打撃だったと思うよ。

作品人気が急上昇して稼げるであろう重要なタイミングに脅迫でイベント中止に物販が撤去だからね……

人気が絶頂の時期にコミケでジャンルそのものが中止になったりもしたね。イベントを強行して万が一のことが有ったらという判断で、幾つものイベントが中止になったし、商品も撤去されたりしたそうだ。

でもそういうのって一部だったんじゃないかな?日本にいる私の知り合いはそこまで極端ではない、「封殺」レベルではないとか言っていたけど。

昨年、ウチの国がデモでゴタゴタしたときに、それでもオタク系のイベントを実行したときのような空気だったんだろうか?当時も作品のファンや黒バスのコスプレした人が多かったが。

あの時とは別の話じゃないかな……問題となる事情の種類もベクトルも違うし……
まぁ問題が起こった時に非常に厄介だというのは共通しているけど。

そりゃしょうがないだろ。もし万一のことが起こったら、作品どころかオタク業界そのものへのダメージになる。「目をつけられたら」ジャンルどころかオタク系の活動が潰されかねないだろ?
ウチの国でも最近アニメの真似して友達を焼いて大火傷させたせいで、国内アニメ産業全体への圧力が厳しくなって大変なことになっているじゃないか。

今回の事件、イロイロと気になるというか想像し難い点があるから続報を追っかけてみたい。
あと個人的には日本のファンの熱心さというか我慢強さというか……ある種の質の高さというのが見えたのは興味深かったよ。日頃はダメな面に関する情報がクローズアップされがちだし。ああいった熱心なファンが形成される作品だったら、そりゃ他の作品との競争で勝てるわけだ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間でも「まずは犯人が捕まって一安心」といった空気になっていますが、日本での事件の扱いについては一般社会的な面でも、オタク界隈的な面でもちょっと想像し難い所もあるようでした。

事件に関する情報は中国にも入っては来るものの、日本における空気やイベント、関連商品の展開、その影響といったことに関して想像できる材料や経験というのは伝わりませんし、どうしても違いが出てくるのでしょうね。
この辺に関しては今回の事件に限らず、様々な作品人気の盛り上がりやその方向に関して日本と中国の違いがよく出てくる分野に思えます。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国の国民的アニメが暴力的で下品だと批判されまくって全面修正の流れに

12/19修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「コタツってどんな感じなの?誰か持ってる人いない?」

ありがたいことに
「コタツって日本のアニメや漫画で頻繁に出てきますが、中国ではどうなんでしょう?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

コタツは中国では
「被炉」(bei lu)
と呼ばれたり、日本の「炬燵」表記そのままで呼ばれたりしているようですが、とりあえず中国オタク内では「日本の暖房器具のアレ」的な認識は逸れている模様です。

そんな訳でとりあえず、中国のソッチ系のサイトで行われていた
「コタツってどんなもんなんだろ?」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の家庭には必ずあるように思える、コタツという暖房器具。あれってどんな感じなんだろ?誰か持ってる人いない?情報提供求む。

そういやあの日本のコタツって具体的にどんな構造なんだ?暖房器具だけど、どういう発熱機構になってんの?

あれ面白い器具だよね。個人的には悪くないと思ってる。

確かコタツは日本の伝統的な暖房器具で、テーブルの下に発熱装置(今は電動らしいが昔は炭?)が備え付けられていて、布団で覆ったものだっけ?冬はコタツ、夏は発熱装置と布団を外して脚の短い普通のテーブルとして使うって点も面白いよね。

確かウチの国の南方にも似たようなモノあったよね。ただ八仙桌みたいな形状で日本のものより随分と脚が長いが。

そもそも、中国で日本式のコタツって売っているもんなの?ネットで検索しても見つからないんだが。

私はどっかで見かけた記憶がある。頑張って探せばあるんじゃないか?ただ値段は安いモノじゃなかったな。

コタツはとても実用的だ。日本に旅行に行った時にコタツを買おうと思うんだが、どこに行けば買えるんだろう?ブランドとか価格とかはどういう風に見ればいいんだろうか?

普通に家電売っている所に行けばいいんじゃないか?ブランドとかは日本の一般的な家電のレベルなら気にしないで良いだろうし、好みのヤツを買えばいいんじゃないかと。ただ持ち帰るんなら小さめのヤツじゃないと難しいんじゃね?

電器関係なら秋葉原行けば間違いなくあるだろ。
問題は持ち帰る時じゃないかね。飛行機の手荷物で、ってのは無理なサイズだろうし。

あと、電源がこっちの220V電源に対応しているかも気をつけないとね。もし日本の100V電源のみだったら変圧器が必要になる。ただ、コタツは暖房器具だから恐らく結構な容量を食うと思われるので、そこにも注意するべきだろう。

コタツって構造はそんなに複雑じゃないでしょ。テーブルと布団と熱源。いっそのこと自分で作ったら?

いや、あれって布団まではいいんだが、あの熱源を組み込んだテーブルが案外難しいんだよ。普通の暖房器具のモノを使うと安全面の心配が出て来るし。

うーむ……実用的なのは分かるが、ウチの国の習慣だとコタツはダメだろ。床に座るのに慣れていないし、疲れそう。

てか、基本的な疑問なんだがどれだけの一般家庭がまだコタツを使っているの?セントラルヒーティングや床暖房に取って代わられていそうに思うんだが。

普通に使っているんじゃないか?現在やっている日本の作品でも普通に出てくるし。あのシンプルで実用的な構造を使わなくなるってのはそうないんじゃないかと。

電熱設備とテーブルだけだからな……なんかスゴイ実用的に感じる。

私はなんか使いたくない。靴脱いで足入れるとか、スゴイ臭そうなんだが……

日本は室内では靴をはかないから、その辺はこっちでイメージするほどひどいもんじゃないぞ。室内でも靴を脱がないウチの国とはちょっと事情が違う。あと使うのは冬だからそんなに問題にはならんはずだぞ。

日本在住だが、こたつはスバラシイぞ……日本に来て出会った最も素晴らしいものの一つだ……一度入ったら動けなくなる。そしてそのまま寝てしまえる。恐ろしい暖房器具だ。

コタツが欲しいとか言ってるヤツ、電気カーペットや電気毛布じゃダメなの?

両方使った人間から言わせてもらうと、電気カーペットとコタツは完全に別モノだぞ。
自分は足先が冷える体質なので、コタツだと足先をきっちり温められるってのは大きいかな。

でも、コタツのあの座り方がどうもね。いまいち楽じゃないように思う。
ウチの国と日本の生活スタイルが違うってことなんだろうけど、自分なら背もたれ+足を延ばせる状態でないとリラックスできない。

今日本の家電のネットストアを見たら、普通のテーブル、いわゆるウチの国にもある椅子とテーブル的なサイズのコタツも存在するらしい……たぶん生活の変化と共にコタツも発展しているんじゃないだろうか?

私は以前コタツについて調べたんだが旧式のコタツは「掘りごたつ」というタイプでコタツの下の床が一段か二段下がって、そこに熱源があるという構造になっていたから足も延ばせた……というか、普通に椅子に座るような感じになるっぽいな。
現在のコタツもその足のばし床ユニットを使用時に展開できるタイプがある模様だ。

ああ、なるほど。日本料理店の部屋で一段下がって足をのばせるテーブルと床の構造みたいなもんか。……ということはアニメの描写では分からないが、あの布団の中で下の段に足を延ばして座っている可能性もあるということか!?

コタツでそのまま眠る……ウチの国の東北地方とかのオンドルとかとも違った寝心地なんだろうな。

コタツって暖房により空気が極度に乾燥するということがなさそうなのは良いかも。ストーブのヤカンのお湯を沸かすスチーム効果+コタツというのは個人の部屋単位の暖房として考えた場合、かなり合理的なシステムなんじゃないかと思う。

日本の気候の大部分はウチの国の北方レベルの寒さではないようだし、セントラルヒーティングで建物全体を暖める必要はないんだろう。そうなると、個人用のコタツの出番という訳か。



とまぁ、こんな感じで。
コタツを体験したことのある人は少ないようでしたが、コタツの構造は実用的だと評価している人もいるようでした。

中国の住居は「暖気」と呼ばれるセントラルヒーティングの所がほとんどですし、床に座るのではなく椅子とテーブルの生活スタイルですから、コタツを実際に使おうとする人は中国オタクの人でもそんなにいないようです。

ちなみに、私は北京留学時代に現地の通販でコタツを購入したことがあります。
コタツ。暖気が有るとはいえ足先が冷えるので重宝





このコタツは当時非常に重宝しましたが、友人の中国オタクの面々にも好評でしたし、中国の人でも使ってみれば案外ハマってしまうのではないかなーという気もしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタクのイメージする「土豪キャラ」、「金持ちキャラ」

ありがたいことに
「中国のネットでは最近土豪ネタが増えているようですが、中国オタク的には土豪と言えばどんなキャラが有名なのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

ご質問にもあるように最近中国では
「土豪」
という言葉や、それに伴うネタが流行っています。
この「土豪」という言葉の意味を大雑把に言えば、
「金持ち」
「大金を派手に使う、大金をはたいて手に入れたコレクションを見せびらかす」

といった人になるかと思います。
「土豪の人、友達になろうじゃないか!」
みたいなネタ発言も飛び交ったりしていますね。

また中国オタク界隈では、ネタ混じりでの「金持ち」「金持ちキャラ」 的な意味や、グッズを買いまくれるような財力のある人、またその買いまくったグッズをネットに晒す人などに対して使われているようです。

先日中国のソッチ系のサイトを巡回していて、この「土豪」的なキャラについてのやり取りを見かけることが出来ましたので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近ネットでは「土豪」のネタが随分と増えているように感じられるが、二次元の中の土豪というか金持ち的なキャラで、みんながイメージするのって誰?
とりあえず私は「ちびまる子ちゃん」の花輪くんが真っ先に思いついたんだけど。

「遊戯王」の海馬社長。でも話が進んでいくと性格が変わるし、本人の金持ち部分以外のキャラが濃いから案外「土豪」という気はしないんだよね。登場した時なんかはまんま「土豪」なキャラだったはずなのに……

「クレヨンしんちゃん」の風間くんや「ドラえもん」のスネ夫とかかな。子供の頃に見た作品がすぐに思い浮かぶ。

自分もやはりスネ夫かな。のび太に見せびらかすだけ見せびらかしてくるのとか、とても土豪だ。

金の使いっぷりなら「ケロロ軍曹」の西澤桃華を推すぞ!

イメージするというか、すぐに思いついたのはポケモンのコジロウ。あいつの実家が金持ちって設定は結構好き。

考えるまでも無く最も金持ちというのは「Fate」のギルガメッシュだろ。

金ぴかはもう土豪だとか金持ちってレベルじゃないような……いやでも、二次元に出てくる金持ちはトンデモナイのが多いから、金ぴかがダントツってことはないかもしれない。

設定突き詰めたら金ぴかの方が上かもしれないが、イメージだけなら「ドラゴンボール」のブルマの方が金持ちってイメージだわ。

私が思いついたのは「僕は友達が少ない」の肉。てか最近のハーレム系作品のヒロインはだいたい一人は金持ちキャラがいるような。

その流れなら自分は「ハヤテのごとく!」の「三千院ナギ」を。ウチの国ではお嬢様の代名詞的キャラだし。

じゃあ私は大道寺知世ということで。

ハーレム系に限らずヒロイン格の女性キャラが複数いる場合は大抵一人は金持ち属性がつくし場合によってはそこに名家属性も付くと思う。

昔はライバルキャラが金持ちって感じが多かったように思うけど、まぁこれは最近自分の接している作品がオタク寄りになってきたのもあるかな。とりあえず自分の金持ちキャラの記憶を遡ってみると、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の三国藤吉が子供の頃は印象深かったように思う。

ライバルというか、メインキャラに一人金持ちがいると話が作り易いってのはあるんじゃないだろうか。例えば「名探偵コナン」の鈴木園子とか、舞台設定的に実はかなり使い勝手の良いキャラなんじゃないかと……

いやいや、ハーレム系作品に限った話じゃないぞ。
その点に関して男性向け作品はむしろ後発だろう。少女漫画などもそうだが、女性向け作品では昔から金持ちキャラが多い。もちろん少年向けの作品にも無かったわけではないが、少女漫画などと比べれば比率的には低いはずだ。

あー、確かに白馬の王子的キャラには経済力が必要だし、シンデレラストーリーは定番だからな。

「花より男子」のF4とか全員金持ちだよね。

むちゃくちゃ金持ちという描写が無くても、なぜか親は忙しいか出張中でほぼ独り暮らし、そこに幼なじみか妹を備えている生活環境の主人公は土豪だと思います。

ヘンな話なのは承知しているが、自分の中で「土豪だ!」と思ったキャラは秋山澪。理由は彼女の使っているヘッドフォンの値段を知っていたから。「けいおん!」の中では琴吹紬の方がはるかに高いレベルの金持ちなのは理解しているんだが、そっちは二次元のネタ描写として流してしまっているんだよな。

その感覚は理解できる。想像し難い金持ちというよりも、自分の想像できる範囲の消費活動で贅沢にふるまうと妙に土豪な印象に残るよな。
そんな現在の土豪ってイメージなら「神のみ」の桂木桂馬とかもそうかな。大量のギャルゲーを片っ端から買い、それに加えて各種ゲームハードやAV機器が揃っている。ある種の典型的なオタクの土豪だと思う。

ネット上で自分のコレクションを晒している人達が一番の土豪っぽいと感じるわ。ある程度は想像できる範囲にあるだけに、妙に現実感がある。いや、現実の話なんだがそこはなんか非現実的なものに見えるような気もしてしまってな。

なんとなく言いたいことは分かる。グッズを晒す土豪の人達の情報ってネットを経由するから、なんか2.5次元くらいのネタっぽく感じたりもするんだよね。それに俺のレベルだと同人グッズならまだしも日本でさえ入手が難しいであろう限定グッズとかになると使った金額もそうだが、入手ルートもイマイチ想像できないし。

考えてみればその辺も含めて、ネタっぽく扱える空気になったのは随分と大きな変化なのかもね。土豪ネタとか昔だったら叩く対象になって終わりだったのが、近頃はトンデモネタになってきているし。



とまぁ、こんな感じで。
印象に残るキャラはやはり小さい頃に見た作品のキャラという人が多いようです。

それにしても、上の発言にもありますが最近は中国オタクの間で趣味にお金を使う、散在することに対する感性が変わってきているように思えます。何と言いますか、自分の趣味に関するダメっぷりを自慢するような所がかなり出て来たような感じですかね。

中国オタクの間では「アニメや漫画は文化」「アニメや漫画は作品だけで勝負するべき」という考えが根強く、アニメや漫画が作品以外のグッズ展開やタイアップで利益を上げようとすることなどに対しては「搾取」「悪質な利益追求」といった風に受け取り
「騙銭」
などと言って蔑む態度を取る人が少なくなかったのですが、最近はネタ混じりに自分のコレクションやら散財、「土豪的な行為」を晒す人も増えています。

この辺については情報やモノが無かった昔に比べて、中国でもオタク関連のアイテムや情報が増え、オタク趣味に関して散財というかお金を使う方向性が見えるようになってきたのと、そういったことに関するつながりや環境が整ってきたのも影響しているのではないか……などとも考えてしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「土豪でいっぱいだ……」 上海エヴァ展の中国オタクの反応

中国オタク「なぜ今川義元はあそこまでネタキャラにされたり過小評価されたりしているの?」

ありがたいことに
「日本の戦国武将の中国におけるイメージについて何か」
という質問をいただいておりますので、今回はその辺についてを。

先日信長の野望の新作
「信長の野望・創造」

が出たのもあってか中国オタクのゲーマー層の間で戦国ネタに関するやり取りが行われたりしているようですが、そんな中で見かけた
「今川義元の描写」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の有名戦国武将はいろいろといるが、その中でなぜ今川義元はあそこまでネタキャラにされたり過小評価されたりしているの?こう、別次元のヒドイ扱いなように感じるんだが。

今川義元の画って白塗りのアホ面のキャラみたいな感じになってるよね。作品によってはそれにデブ要素が加わったりとかもしたような。

確かにあんまカッコいい扱いにはならんよね。カッコいいのってドラマの「風林火山」の今川義元くらいか?

有能な武将の一角なのは間違いないはずなんだがなぁ。最期がいけなかったのか。

織田や徳川を苦しめたのに武田信玄とかに比べて評価されていないのもなんだが、それに加えて更にひどく貶められているような感じだよね。史実を追っていくと今川家の強さが分かるんで、私もネタ扱いについてははちょっと不思議。

そりゃ織田信長や徳川家康の視点ではレベル1の時というか第1章の最初の敵だから、中ボスクラス的な扱いになっちゃうんだろ。

一応最近の光栄のゲームではカッコイイキャラになってるぞ。ネタ扱いは無双シリーズくらいだ。

京都趣味などの「軟弱なイメージ」が拡大しすぎちゃったという話をどっかで聞いた覚えが。
当時は日本の武家の価値観や成り立ちが大きく変動した時代だったはずだから、前時代的な価値観で考えれば優秀で正しい大名だった今川義元も、戦国時代から江戸時代の価値観には合わなかったとか?
まぁ一番大きな理由は、尾張のうつけの奇襲で死んだからだろうけど。

偏見だとは理解しているが自分のイメージとしては、京都風のパワーキャラ。力を過信して織田信長に負ける。

今川義元は信長の野望だと革新から妙にカッコよくなっていたような。

最近の作品ではネタ扱いは少なくなっていると思う。ただそれ以前の作品ではアレだから、最近の今川義元の画像を見ると「誰だこいつ」と思ってしまうことも多いな。

私の中では白塗りの顔で鉄漿塗った歯のデブというイメージが強いんで、最近の今川義元には違和感が強いな……

今川義元が貶められているのは日本に政権公式の歴史編纂が無いからだろ。あるのは大名や家ごとの記録。戦乱を生き残った家の子孫は自分の家の功績をやたらと誇張するし、徳川家も自分の正しさを粉飾し、徳川方に近い人間を優秀に描写し、敗者は貶められる。
そして今川家なんてのは徳川家にとっては悲惨な歴史の象徴だから、そらヒドイ描写になるだろ。その情報が蓄積されて、今川義元のネタキャラ化が固まったんだろ。

ウチの国の歴史編纂事業からすれば規模や内容が小さいように感じるかもしれないが、日本にも一応政権公式の歴史はあるよ。ウチの国ほど重要かつ絶対的なものではないってだけで。
日本の特徴は各家の伝承や先祖の宣伝的なものが残って広まっていることじゃないかな。そのせいで敗者の評価はヒドイことになる。

日本は物語の創作において独自解釈、ストーリーに都合の良い改変、極端なキャラ付けを活発に行うが、それも影響しているんじゃないの。

歴史をネタにしても構わない、面白さ優先というのはあの国の特徴だよね。日本でも歴史の改変やアレンジに関する抗議がないわけじゃないそうだが、ウチの国のようにお偉いさんが怒って政府機関による通達で規制というのまではいかないみたいだし。

ウチの国は歴史の改変やネタ扱いは許さない、「正しい解釈」「歴史とはこうあるべき」というスタンスだからな。
日本は歴史の多様な解釈を喜んでいるという印象。ただその結果、物語的にオイシイ、面白いネタの方がメインになってしまう今川義元のような存在が生まれるのはアレだよな。

今川義元ほどじゃないけど、北条氏政とか武田勝頼とかはこの被害を受けていると思う。彼等も敗者の側になったものの無能ではない、むしろ優秀な戦国武将なのに。

歴史上の今川義元って実際どうっだったの?優秀なの?ゲームみたいにキモチワルイ顔だったの?

顔に関しては私も何とも言えんが、間違いなく優秀な戦国大名の一人。合戦に関しても政治に関しても有能。今川義元の代で今川家は領土も拡大したし、当時武田や北条でさえも今川義元の圧迫を受けて苦戦している。「海道一の弓取り」という呼称は、当時最強クラスの大名だったことの現れ。ただ、織田信長にまさかの敗戦で死亡して……

今川義元に関しては息子の今川氏真のイメージも影響しているんじゃないかね。息子の方は戦国大名では無能、文化人としては有能というキャラだし。

ウチの国の日本の戦国時代の初心者のイメージだと、今川義元って愚かで無能な大名という感じだよね。

ゲームやってるとそこまでひどくはならないはずだが……信長の野望ではずっと高い能力に設定されているし。いやでも、無双やBASARAから入るとそういうのになっちゃうのかな……

やはり、織田信長に負けたのがいけなかったんだろうな。うっかり負けたせいで後世では英雄の引き立て役やネタキャラにされ、更にはウチの国でまでネタ大名として知られるようになってしまうとは。

それを言ったら無双やBASARAでトンデモナイことになって、そのイメージでウチの国でも有名になってしまっている戦国武将の方々の方が気の毒じゃないか?



とまぁ、こんな感じで。
戦国時代に詳しい人の間では優秀な戦国武将という認識はあるようですが、ライトな人の間ではネタキャラ的な存在というイメージも強いようです。

この辺の事情を追っかけていくと、中国オタクの間で広まっている日本の戦国武将のイメージに関してゲームの影響がかなり大きいということを改めて実感してしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク的疑問「もし桶狭間で信長が死んだら戦国時代はどうなったんだろう?」

中国オタク「子供の頃見た作品に限って言えば日本の声優よりも吹き替え版の声の方が良い」

ありがたいことに
「日本の声優が好き、中国で放映される際に吹き替え版になることを心配する中国オタクの人も多いようですが、小さい頃に中国のテレビで見た吹き替え版のアニメはどうなんでしょうか?子供の頃に見たアニメに関しては吹き替え版の方が良いという人も少なくないという話も聞きます」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

ご質問にもあるように、確かに日本の声優を評価する中国オタクの面々の間でも、昔中国のテレビなどで見た中国語吹き替え版の作品については
「中国語吹き替え版のイメージが刷り込まれているので、日本語オリジナル音声には違和感がある」
という人も多いようです。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた
「子供の頃吹き替え版で見た作品の、吹き替え音声とオリジナル音声」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国のオタクの多くは日本の声優が良い、吹き替え版はイヤだダメだという人間が多いが、子供の頃に見た思い出の作品に関しては、吹き替え版の方が良くて日本の声優というかオリジナル音声版を否定するヤツが多数派じゃないか?みんなはどう思う?
あ、別に俺はダブルスタンダードが悪いと言っているわけではないぞ。単に「どっちが良いと感じているか」という話だ。

そうそう。声優の演技とか言う以前に、声が受け入れられない、「これは俺の子供の頃の思い出じゃないわー」とか言い出すよな。

私も子供の頃見た作品に関しては中国語吹き替え派だね。子供の頃見た作品に限って言えば日本の声優よりも吹き替え版の声の方が良い。日本語で見ると自分の思い出との違いのせいで違和感がでかい。

自分は「カードキャプターさくら」の日本語オリジナル音声だけはダメだ。全然萌えることができない……!

昔は中国語吹き替え版のアニメを何の違和感も無く見ていたんだよね。その頃記憶に刻まれたアニメは、日本語音声で見るとダメだ。個人的には「中華一番」が日本語音声で見て最も違和感の大きな作品かな。子供の頃はあれが外国のアニメだとは思いもしなかったし、日本語を喋られるとなんかこう、キツイ。

そういや子供の頃、海外のアニメがウチの国のテレビで放映されているとかいうのを想像もしなかった頃にハマった作品で、後から日本のアニメだったと知って驚いた作品は結構あるし、自分もその時期の思い出の作品は日本語オリジナル音声だと違和感あるな。

振り返ってみると主題歌が中国語じゃなくて日本語(中国語の字幕アリ)だったりする作品もあったが、子供の頃は特に気にしなかったっけ。主題歌まで中国語化する、或いは中国語版用に新しい主題歌を作っちゃう作品もあったけど、日本語の原曲のままの作品もかなり多かったね。

「デジモン」の中国語版主題歌はわりと出来が良かった。あと、「魔動王グランゾート」も当時結構好きだったけど原曲と比較して今聴いてみるとわりと無理矢理な替え歌感もある。
主題歌は使える音源や処理加工とかも含めて、劣化というか、微妙にヘンテコなものになったりしちゃうのがね……「新世紀エヴァンゲリオン」の中国語版主題歌は伝説のネタソングになったし。

「ちびまる子ちゃん」は今でも吹き替え版の方が好み。
他には……「デジモン」、「ポケモン」、「ベイブレード」、「魔神英雄伝ワタル」、「魔動王グランゾート」、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」……なんか結構思いつくな。

この「中国語吹き替えの方が良い」ということに関して記憶に新しいのは「ドラゴンボール」かな。ウチの国では孫悟空の声が受け入れられない人間ばかりだ。

私は日本語版の孫悟空の声はマジでダメ。受け入れることができない。なんで女性が孫悟空の声をやるんだ?
子供の頃はまだ我慢できなくもないが、大人になっておばさんの声でしゃべるとか有り得ない。

そういや、「ドラえもん」もそうじゃない?私は中国語吹き替えで見たから、そっちのイメージになっていて、大山のぶ代のオリジナル音声だと違和感が出てキツイ。
最近ハマった「ダンガンロンパ」のモノクマの声とか良いと思うけど、ドラえもんにあの声が重なるのはちょっとね。我ながらおかしなことになっているとは思うが、脳内に刷り込まれた順番が……

私は「スラムダンク」がそうだ。吹き替え版で見たからオリジナル音声だと違和感が出てくる。流川楓とかは吹き替え版の方が良い。

特撮も人間以外のキャラは普通に声優が声をあてていたりするから違和感出るな。「ビーロボカブタック」とか、日本のオリジナル音声版を見たら「なんか違う……」と思ってしまった。

「デジモン」や「ポケモン」には同意。ロケット団の連中とか日本語の音声だと違和感が。

ところで「デジモン」を評価している人に聞きたいんだが、どのバージョンの吹き替え版だった?一応自分も「爆走兄弟 レッツ&ゴー」とか中国語吹き替え版の方が良い作品があるけど、「デジモン」については中国語吹き替えの印象は良くない。

私が見たのはCCTVで放映されていたのだね。とりあえず自分は良い吹き替えだと思っている。デジモンは第1期と第2期での変更もあったし、同じシーズン内でも突然の声の変更があった。それに他にも広東語バージョンとかあるし、ハズレの吹き替えに当たった可能性もあるな。

エヴァの天鷹戦士版の吹き替えとかは当時からネタにされていたし、ヒドイのは当時もヒドかったはず。どれを最初に見たかというのと、思い出が美化されているというのが少なからずあるんだろうな。私も自分の脳内の思い出がイマイチ信用できない。

私の地元は香港のテレビが入ったから、アニメに関してはほとんど広東語版を見て育ったよ。広東語版は標準語版よりも様々な面でプロフェッショナルだった。

ウチの国はビデオが普及しなかったし、台湾や香港ならともかく、中国本土のテレビで放映された吹き替え版のデータってあんまり残っていないんだよね。再放送もないしネットで探しても見つからないから昔の思い出を振り返るのも簡単じゃない。
ただ昔の思い出が美化されている面も少なからずあるだろうしなぁ。吹き替え版の記憶が確かめられないのは良いのか悪いのか……

私は中国語吹き替えのヒドイときは音声切って字幕だけ見ていたわ。そういう作品はたいていかぶせる音楽や効果音もヒドかったし。私達が小さい頃の吹き替え版は良心的だったとは思うが、それでもハズレはあった。
(訳注:中国のテレビは中国語でしゃべっていても中国語の字幕がついている番組も多いです)

これってどっちが先に「入力」されたかってのも大きいよね。
この間のドラゴンボールの久々の劇場版では拒否反応が出まくっていたが、日頃日本の声優を持ちあげている連中まで揃って叩いていたのは面白かった。お前ら、日本の声優の演技や声質を評価していたんじゃないの?野沢雅子は日本の声優界の頂点の一人だぞ、とツッコミ入れたくなったよ。

子供の頃の思い出の中国語吹き替え版の作品に関しては慣れと思い出補正の両方が来るからね。今の新作アニメの中国語声優の演技のクオリティがどうのこうのというのとは別の話になってくる。
私も心のどこかで当時の中国語吹き替えは素晴らしかったとか思っちゃっているが、実際に確かめるのはちょっと怖い。

子供の頃テレビで見ていたアニメはみんな中国語吹き替え版で、当時はなんの違和感もなかったのに、なんで今は中国語吹き替えに対してこうも違和感が出てきているんだろう。

声に関してはなんだかんだで慣れることができるからね。それに当時は比較対象があんまりなかったし、みんなそう言うもんだと思っていたからなぁ……

脳内音声補正というのも有ったと思う。当時の俺達の持つその機能は優秀だった。現在は退化してしまっているヤツが多数になっているのかも?



とまぁ、こんな感じで。
日本で評価の高いハマリ役、イメージが完全に固定されているようなキャラと声に関してもダメというのはかなり面白いですね。

中国もなんだかんだで人材はいる国ですし、アニメの吹き替えに関してもお金と時間が十分に使える、或いは良い人材の組み合わせになればクオリティの高いものが出てきます。そういった「当たり」の吹き替え版については、「最初に見たバージョン」という刷り込みの効果も加わって、日本語版よりも吹き替え版の方が良いと感じることも少なくないのかもしれませんね。

ただ、そういった「余裕」や人材が揃っているケースがなかなか無いのも中国でして……上の発言の中にもありますが、中国のテレビで放映された吹き替え版のアニメは中国における放映サイドの事情も影響して、コロコロ吹き替えの声が変わったりもしたそうです。

例えば以前中国のオタク業界の方から聞いた話によれば、
中国で大人気になり今もなお影響力のある
「聖闘士星矢」

の当初は日本のオリジナル版を研究するなどしてかなり手間もかけ、声のクオリティも高く日本のオリジナル音声のイメージに近いものだったそうですが、30話辺りから吹き替えの人が変更されてしまったそうです。

また、中国のテレビで放映されるアニメ番組の数が増えるに従って粗製濫造的な体制も増えていき、その結果中国語吹き替え版アニメのクオリティも落ちていってしまったそうです。
現在の中国オタク内で根強い
「中国語吹き替え版のマイナスイメージ」
に関しても、この時期の微妙なレベルの吹き替えの印象がかなり影響しているという話も聞きますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


12/11修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。上野発毛って我ながらどういう変換で出てきたんでしょうね……

中国オタク「日本では買い物袋からはネギが出ている法則について」

今回は思い出した頃にやる食べ物ネタで一つやらせていただこうかと思います。
買い物の荷物の描写として
「ネギが飛び出ている買い物袋或いはカゴ」
というのが定番になっているかと思います。

しかし日本に比べてネギを食べる頻度や量が少ない中国では、この描写に関して少々引っかかるものを感じたりもするようです。
そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた
「買い物袋のネギ」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


みんなもアニメや漫画を見ていると法則というかお約束といったものを見つけることがあるかと思うが、俺は最近新たな法則に気付いてしまった。
「日本では買い物袋からはネギが出ている法則」というヤツだ!
でも、なんでネギなんだろうな……?これについてはどう解釈するべきなんだろう?

なるほど!
確かに買い物の籠や袋から飛び出しているネギはよくある記号だ。言われてみればなんでそうなってるのかは不明だな。

Ievan Polkkaが流行り、その後ネタフラッシュが作られ初音ミクのイメージが決まるのも、遡ってみれば買い物袋のネギからなんだよな……実はかなり影響力の大きい法則なのか?

確かあれ、最初は織姫のネギだったっけ。
とりあえず日本では買い物すると荷物からネギが顔を出しているのは頻出する描写だし、日常的な買い物に関する記号になっているのは間違いなさそうだ。

なぜネギでなければダメなのだろう?
どんな作品でも料理の材料的なモノを買う時にはネギがある。

ネギが形状的に使い易いからじゃないの?
ネギが飛び出ていないと何買ったか分からないし。

しかしそこで「なぜわざわざネギを?」という疑問にぶつかる訳だが。ネギなんてそんなに頻繁に使う食材じゃないし。牛乳や卵、パンなんかでもいいわけだし。

個人的にはキュウリやニンジン辺りが妥当だと思ってしまう。
なぜ「みんなネギ」なのか、考えてみると不思議。

ネギが出ているからってネギだけしか買ってないわけじゃないし、ネギの形が使い易いだけじゃね?

日本では買い物するとよくネギがサービスで付いてくるとか?
……自分で言ってみてなんだが、さすがにこれは無いな!

だって、ネギは描きやすいじゃないか。キャベツとかと違って!

キャベツは作画崩壊のシンボルになるくらいだしな……それに比べればネギが描きやすいのには同意。
ただ、ネギに関しては誇張や描写し易いというのもあるだろうけど、あれだけ頻繁に描写されるからには、日本の習慣も関係しているんじゃないかと思うんだが。

中華料理でもネギはそれなりに使わないか?薬味としてはかなり重要だと思うが。

ありゃ万能ネギかワケギだ。アニメや漫画の買い物の時に飛び出ているのは長ネギ。長ネギだとそこまで頻繁には使わんだろ。

薬味として考えると、ニンニク、ショウガ、サンショウといった辺りと同レベルで多用はするが、長ネギはそこまで使わないよね。

そもそもウチの国のと比べて、日本料理は炒め物多くないぞ。
それなのにネギがあの扱いになっているというのはいよいよわけが分からなくなってくる。なぜネギだけ?

ネギ自体は何となく分かるが、なぜ長ネギなのか……
ウチの地元、基本的に長ネギは食わんから余計に分からん。

そうなんだよな。香菜のような薬味の扱いかと思っていたが、長ネギを毎回となると使う量的に不思議なことになってくるんだよなぁ。

日本人がネギ大好きってことなんじゃないの?
私は和食についても日本の食習慣についてもよく知らないから証明できないが。

それはね、ネギが武器になったりするからさ!
それとネギのパワーに関してはみっくみくにして踊ってみれば分かるよ。

アニメや漫画におけるネギの地位から考えてみると、初音ミクとネギ……あれも日本では必然だったのか?

コスプレ用にネギ持ってきて、周囲に臭いとゴミの被害を発生させるヤツがちょくちょく出るよな。

ポケモンにもカモネギとかいるしな。

日本では食べる以外にもネギを使うってのも大きいんじゃない?
風邪で熱が出た時に、尻にネギをさすというのが日本の習慣だし。

風邪を引いたときにお見舞いにネギを持ってくるヤツがいたら非常に危険だということを自分はアニメから学んだ。

それ、ネギで湿布にするという日本の民間療法のことだろ。ちゃんとしたやり方はネギを包んだガーゼや手拭いを首に巻くやり方だからな!

自分も日本料理に詳しくないんで想像し難いが、やはり日本料理に長ネギを多用するってことなんじゃないの?うろ覚えだが味噌汁とかにネギを使ったはずだし。

日本人は毎食毎食長ネギを使うくらいのペースだと、日本人留学生から聞いたことがあるぞ。

そういや知り合いの日本人、ネギは買わないで栽培していたな。一度に大量に使うわけではないが、頻繁に使うから、ネギを栽培しておくと楽だし便利だという話だった。



とまぁ、こんな感じで。
中国で長ネギは定番の食材というにはちょっと厳しいですし、
「日常的な買い物の描写にあえて長ネギを描く」
というのがなんとなく納得いかないようです。

この辺に関しては、食材の使用の傾向が異なることによるイメージや料理の感覚の違いというのも影響しているのでしょうね。
日本だと例えば今の季節だと鍋なんかでネギは欠かせない食材かと思いますが、中国では薬味としてならともかく、具材としては日本のような感覚でネギを使ったりしないようです。

ちなみに日本でよく食べられている野菜で、中国では日本ほど食べられていないものとしては、長ネギの他に大根なんかもそうですね。もちろん地方によってはよく食べる所もあるそうですし大根を使う中華料理もきちんとあるのですが、中華料理全体で見ればややマイナーな食材になるという話です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク内で認識されている、アニメの法則お約束

12/10修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「最近東方シリーズの勢いが落ちている。これは艦これの影響?それとも終わりの始まりなのか?」

「中国オタク界隈において大きな勢力のジャンルは?」
という話になると、確実に名前が挙がるのは
「東方Project」

ではないかと思います。

東方シリーズは本体のゲームだけでなく、イラストや同人誌、コスプレ、動画サイト等々、中国オタク内で盛り上がるジャンルの全てに影響を与えていると言っても過言ではありません。
しかし最近、その中国のオタク界隈の頂点に君臨していた東方シリーズの勢いに陰りが見えているように感じる中国オタクの人がいるようです。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけたこの辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近東方シリーズの勢いが落ちている。ウチの国でも東方系の創作の出回りが悪くなってきているし、pixivの投稿数が今年になって急落するなどという具体的な数字も出ている。これは艦これの影響?それとも終わりの始まりなのか?

オタな連中はどんどん愛するモノが変わるから、それが出て来たんじゃない?日本では確かに艦これが人気らしいけど、ファンの移動なんてのは毎度毎度の話だし様々なジャンルや作品にみられた現象だから、東方でもついに……ということでは。

東方ジャンルのファンがいなくなった、作品が無くなったわけではないが確かに少なくなったかなぁ。話題にならなくなったし、動画サイトでも目立たなくなってきている。ただ動画サイトの方は輸入してくれる人が減ったのか、見る人が減ったのかちょっと分からんが。

動画サイトの方は東方系の作品を見ている人は昔と変わらなくて、動画サイトの利用者が増えた可能性は?ここ数年でbilibiliなんかの利用者はかなり伸びたし。

いや、残念ながらMADやMMDとかを見ても勢いが落ちている。一昔前に比べてヒット数が減っているし、弾幕コメントが昔に比べてつかなくなっている。

東方が現役のジャンルでは無く定番や名作の方に入るってことじゃないかな。過去にウチの国でトップクラスの人気になった作品ではヘタリアなんかがそういう扱いになっているし。

艦これについては分からないが、私も東方厨が少なくなっているのを感じる。私がオタクになったばかりの頃からずっと東方の勢いはあったから、正直今の変化に戸惑っている。永遠に人気と勢いの続く作品は無いというのは分かっているつもりだったんだが……

日本では既に艦娘に東方が爆殺されそうなことになってるぞ。

どこの話だ?同人誌とかで言っているのか?
短期的なランキングで流行りのジャンルが上に来ても、過去の流れを見る限り同人分野でもいずれ東方シリーズが巻き返すというパターンばかりだから、その判断をするのは時期尚早だろ。

同人関係ではpixivの同人作家系の人がかなり艦これに移っているっぽいんだよね。pixivの投稿では今年になってから東方が落ちているのも数字に出ているし、今までと同じと切って捨てるのもどうかと思う。今度のコミケが同日に東方と艦これがぶつかるようだし、かなり興味深い。

bilibiliとかでも気が付いたら東方系の作品がどんどん減っている。長年東方ファンをやっている人間としては、なんか不安で心が痛む。

それは見る分野が偏っているだけじゃない?別に少なくなってないだろ。中国語化される情報や作品、音楽も多い。それに日本では週刊東方ランキングだって続いている。

pixivにおける艦これの侵略はトンデモナイぞ。まさに東方墜つという感じだ。

私もデータ出せるわけじゃないんだけど、ランキング入りする作品は減っているし、東方シリーズの勢いが落ちていると感じる。東方、ボーカロイド、総統閣下シリーズとウチの国の動画サイトで定番ネタだったジャンルの中で、まさか東方がこういう流れになってくるとは、ちょっと前は考えもしなかったよ。

zunもなんか最近活発じゃないよね。東方の勢いが永遠に続くわけじゃなかったということなのかもね。ただ、今日本で流行っている艦これが東方より長生きするとも思えないが。

艦これなんてせいぜい半年、一年持てばいい方でしょ。流行りの作品は常に出て来るし気にするほどではない。

てか艦これ、艦娘って何?
私はよく分かんないんだが、詳しい人教えてくれ。

日本で現在流行している艦隊育成ゲーム。現在同人誌やイラストも爆発的に増加中。東方系の本を出していた作家さんが艦これ本に移ったりしているから、こっちでも不安になる人が出ている……って所かな。

艦これはアクティブなユーザーがまだ拡大しているし、Vitaのゲームももうすぐ出るし、来年にはアニメだ。東方とかかなりキツイだろ。

艦これなんてアニメすらまだ出ていないし、そもそも商業作品なんだから同人界でうまくいくかなんてわからんよ。

艦これはもって1、2年だ。東方は何年続いていると思う?もうすぐ二十年だ。商業作品と同人作品の生命力の差がどれだけあるかよく考えろよ。
艦これはアニメが出た時点で終わる。アンチが湧いて、商業展開でグダグダになっていつの間にか消滅というこれまでにもよくあるパターンになるに違いない。

動画サイトとかだと艦これの作品をそんなに見かけないし、私はまだその勢いは感じられないんだが。感じるのは東方の勢いが落ちているかも?って所だな。
言っちゃなんだけど艦これの影響関係無く、東方が落ち目になってきているだけなんじゃない?

動画サイトの方にはまだ艦これの波は来ていないが、画の方に関しては既に結構来ているんだよね。島風とかウチの国のサイトやフォーラムでも見慣れて来たし。
ただ私も艦これの影響とは別に東方シリーズの方に変化が起きているんじゃないかと思う。ヒット数とかみれば動画サイトにおける東方の勢いの落ち方は明らか。

とは言っても、東方は他の作品に比べて積み上げてきたものが段違いだ。艦これが一時流行って、その火が消えてからどうなるかだろうね。

でも東方が昔のように盛り返せるかというと結構難しい気もする。「積み上げてきたもの」が逆に邪魔をするというか、最近はキャラが増えすぎて新人が入り難くなっているのも確かだ。
新しい血を入れるのは難しいし、古い血も簡単に抜けちゃうんだぜ?

実際に艦これを遊んでいる自分からすると、艦これと東方は完全に別モノだし、勢力がどうこうという感じではないんだがな……

そうだな、艦これと言えば鉄底海峡……夜戦……うっ、頭が……
同人やpixivの情報で見ると重なる部分もあるように感じるのかもしれないが、日本の艦これのファンと東方のファンって構成する層も方向性もかなり違うぞ。
それに同人だけでみれば東方の方がまだ強いとは思うよ。今の時点では艦これの影響がどうのこうのよりも、東方というジャンルがどう変化しているかという視点で見た方がいいんじゃないかね。

今のウチの国の東方は新人が入り難くなってきているように感じる。
少なくとも「勉強しなければならない」ことが昔に比べて多い。東方がウチの国でも流行った理由の一つは、商業作品と違って日本の公式設定を気にせずに、ファンが好き勝手に妄想してもいいって所だった。しかし今はファン同士の間でそういった設定やイメージによる縛りが生まれているようにも思う。勢いが落ちるのはそういう所も影響しているんでない?

それは確かにあるかも。長く続いているジャンルだからしょうがない所もあるが。
言われてみると艦これって、キャラの名前やデザイン、基本的な背景があるくらいで、あとはファンが好き勝手に妄想していいという作品だし、昔の東方に近い所もあったりするのかな?

あと、艦これで面白いのはオフィシャル側がユーザーの間で流行ったネタを積極的にフィードバックしている所だね。公式グッズとかもそのネタで作られたりしている。今までの商業作品とはちょっと違う所があるのも確かだ。

まぁとりあえず、東方projectが子供の頃、もとい若い頃の思い出になってしまうんじゃないかと心配するのは早すぎるんじゃないかな。自分が楽しめる所を楽しめばいいと思うよ。



とまぁ、こんな感じで。
東方はそれこそ中国でオタク層が形成される前から存在していたようなジャンルですし、中国の東方ファンは最近の流れに関しては結構戸惑っているようですね。

また艦これについては中国のネットでも艦これ関連のニュースや話題が出たり、現地のイベントでもコスプレする人が出たりしているようですが、ブラウザゲームということでまだピンと来ない人も少なくない模様です。

それと中国オタク界隈で既にジャンルが確立されていて、中国人による中国人のための同人や二次創作活動、コスプレ活動が行われている東方界隈でも、日本の流行が微妙に影響する、気にする人がいるらしいというのはイロイロと興味深いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作品の途中や続編で声優変更っていうのは珍しくない話なの?」

ありがたいことに
「声優の変更に関して、中国のオタクな人達はどう思っているのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

日本の声優に関しては中国オタク内でもかなり注目されていますし、
「キャストを見て好きな声優がいればとりあえずチェックする」
といった人も結構いるようです。

また基本的に字幕で見ているという人にとっても、声の印象がキャラクターに影響するので声優というのは重要なものだと受け止められているそうで、アニメのキャストに関するニュースは中国オタク内でもよく話題になりますね。

とりあえず今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた
「声優の変更」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本語能力が上がってきて、アニメを見る時に字幕じゃなくて声の方で見れるようになってきたんだが、たまに同じキャラのはずなのに声が違うと感じるケースにぶつかる。
もしかして、アニメでは作品の途中や続編で声優変更っていうのは珍しくない話なの?ドラマでも役者が途中交代ってのはあるし。

そんなに多くは無いんじゃないか?
声優変更ってネガティブな印象をファンに与えるし、変えられた方の声優のファンとかが怒って作品叩きに回りそうだし。

人気声優のスケジュールが取れなくて変更というケースはありそうだが……

無いわけじゃないけど、珍しい話だよ。
単純に考えてファンが減るからやって得になるケースはほとんど無い。

最近だと「物語シリーズ」や「生徒会の一存」が声優変更の出た作品かな。

「生徒会の一存」はわりと受け入れることが出来たわ。

声優の変更って案外ファンは受け入れられるんじゃないか?
代役に演技が下手な声優をあえて入れるということはないだろうし、なんだかんだでアニメを見る上ではそこまで大きな障害にはならないんじゃないかね。

「生徒会の一存」も最初は違和感が凄かった。でも、慣れたと言えば慣れたな。

私のように字幕メインで見ている人間だと更に違和感減るのかも?少なくとも私はすぐに慣れた。問題は画風や演出の変化の方だね。そっちの方に変更が入るとかなりの間引っ掛かりを感じる。

うーむ……ウチの国でも声優ネタでゴタゴタというか炎上が起こるから、変更による負の影響を否定はできないわ。昔、平野綾が涼宮ハルヒをおろされるという真偽不明な情報だけでウチの国のオタクが大炎上してたし……

一つのシーズン内で変更とかじゃなければ大丈夫じゃないか?第一期と第二期で間があけばわりと受け入れられると思うし。
とりあえず変えてプラスになることもあまりないだろうし、キャラの声優を積極的に変更するというのは滅多にないでしょ。

声優ファンからすると問題なのは理解できるが、昔吹き替え版を見ていた時とかはバージョンによって声が違うのは当たり前だったし、同じ所のでも声が一定しないのはよくあったから、自分の場合はそこまで気にしないかな。

最近だと「げんしけん」が大幅なキャスト入れ替えがあったね。時間が空いたりして制作サイドの状況が変わると声優の変更とかもあるようだ。

「鋼の錬金術師」や「聖闘士星矢」のアニメはシリーズが変わるとほとんど総入れ替えになっているね。「鋼の錬金術師」はエルリック兄弟は変わらなかったがそれ以外のキャラは大きく変わったし、人気キャラも多かったからウチの国のファンもゴタゴタしたっけ。

私の見た作品では主要なキャラの声優変更にぶつかったケースは無いかな。声優の変更ってのは珍しいケースだと捉えているが。

そんな君に面白い情報を教えてあげよう。ウチの国でアニメファンをやっているならまずぶつかる「声優変更」のケースだ。
毛利のおっちゃんの声優が変更されているぞ!!

そういやそうだ……!
今のおっちゃんは衛宮切嗣でハクオロさんだっけ。

私が初めて声優の変更を感じたのは「ケロロ軍曹」かな。当初は違和感もあったけど、見ているうちに気にならなくなったね。

声優の変更に関しては制作サイドの都合以外にも、病気やケガ、出産などを理由としての声優変更というか代役というのもあるよ。
神谷浩史さんは交通事故でしばらく出られなかったし、女性声優は産休中に代役が立つというケースがちょくちょくあったはず。あと声優がお亡くなりになってしまったケースというのもある。川上とも子さんの件は非常にショックだったよ……

川上とも子さんだと「BLEACH」の砕蜂とかがそのケースだね。あと「銀英伝」のヤン・ウェンリーの富山敬さんもお亡くなりになっての変更だ……

私はガンダムのブライト・ノアを思い出したよ。確かブライト役の鈴置洋孝さんも何年か前にお亡くなりになっていたな……新CVの成田剣さんにさほど違和感が無いのは幸いか。
長い作品になってくると、そういった理由での声優交代もしょうがないんだろうな。

ガンダムで思い出したが、脇役とかは結構変わっているというか一定しないケースもあるね。収録の時にその場にいる声優が一人何役もこなして……といったケースも少なくないらしい。昔の作品はメイン以外、場合によってはメインキャラクラスでも結構イイカゲンだったりする。

制作サイドの都合の一つでもあるんだが、声優の変更は、事務所の力関係やコストの問題もあると聞く。当然新人声優を使うと、コストが安い。

なんだかんだで声優変更は受け入れられるかな。声優ファンの人にとってはキツイんだろうけど、自分の場合はキャラデザ変更とかの方がキツイね。

テレビドラマでも役者が変わったりするしね。昔のテレビドラマの西遊記とか、三蔵法師は何回変わったんだか……

こうやって見ると、声優の変更って頻繁ではないがそこまで珍しいわけではないのか……てっきり私の錯覚だと思っていたよ。

いや、錯覚という可能性も無いわけじゃないぞ。
声優は変わっていないが演技が変わっているというケースもある。歳をとれば声優の声も変わってくるし、続編の場合、声優自身も音響監督も以前のキャラの演技を忘れているってことがある。違和感を覚えたらEDやwikiとかでキャストを確認してみるといい。

ゲームだと、声優同じでも声が違うように感じることはわりとあるんだよなぁ……
あと収録環境や音声データ圧縮のやり方でもかなり変わるから、完全に同じものを再現するのって難しいのかもね。



とまぁ、こんな感じで。
違和感を覚える人はそれなりにいるようですが、なんだかんだで見ているうちに慣れるみたいですね。

ちなみに、中国オタク内で声優ファンや声優に思い入れのある人は基本的にディープな層に入るので、声優関係で炎上すると、声は大きいわ決着がつく(と当人たちが思う)まで引こうとしないわで、結構めんどうなことになるそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「やはり小中学生での恋愛は早すぎるように思うんだが?」

ありがたいことに
「中国の小中学校では学生の恋愛はダメだとするような指導が行われているそうですが、生徒自身はどう捉えているでしょうか?日本のラブコメ作品が現地では人気になっているそうですし、案外普通に恋愛を受け入れていそうな気もするのですが」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

このブログでも何度か書いたかと思いますが、中国には
「早恋」
という言葉があり、小さい子供や若者(だいたい中高生くらいまで)の恋愛に関しては好ましくないどころか有害、悪であり御法度とされています。学校でも先生から保護者へ「早恋はダメ」といった話があったりしますし、中国では子供向けのテレビアニメなんかでも恋愛関係の描写は基本的にアウトとされています。

この辺に関しては、学校側は生徒の管理や勉強の妨げになる、保護者は子供を無菌状態に置きたいといったものがあるので、情報がイロイロ増えた現在になっても基本的な姿勢は変わっていないそうです。

しかしこの「早恋」に関して、その対象となる学生の間ではわりとイイカゲンに扱われるようになってきているのも確かだそうです。
私が中国現地の中学、高校に通っていた90年代半ば頃にもこっそり付き合っているカップルとかいましたし、誰が誰を好きだなんてやり取りもありましたが、最近はもっと積極的というか、抵抗が無くなってきているなんて話も聞きます。

そんな訳で、とりあえず今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた
「小中学生の恋愛」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


どう考えても小中学生では恋愛は早すぎるように思う。
アニメや漫画を見ていてもそこに引っかかりを感じてしまうことがある。みんなはどうなんだ?俺みたいに悩んでいるヤツいない?

確かに時々小学生のロリキャラとか恋愛関係の思想がスゴイのが出てきたりするとは思うけど、私はネタとして受け入れているかな。二次元の話だし、そんなに気にしないでいいんじゃないか?

小学生ならともかく、中学生ならいいんじゃないの?
てかウチの国で人気の高い「超電磁砲」の御坂美琴も中学生だぞ。

俺は恋愛よりも、ヘンな性的嗜好持ちのキャラの小学生が結構出て来るのが気になる。
ネタだとは思うんだが、真似する子供が出る等で現実に影響を与えて問題にされたりしないかと、余計な心配をしてしまう。

恋愛関連はまだマシだが、よく考えると恐ろしい設定も少なくないよな……

日本のアニメや漫画のヒロインの年齢設定って、十代前半とか珍しくないぞ。
ウチの国ではちょっとややこしく考え過ぎているんじゃないかね。誰でも小さい頃にどの女の子がキレイだとか、好みだとか思ったことってあるだろうし、そういうのまでダメという必要はないんじゃないかな。

うーむ、作中の描写次第ではあるが私はこんな小さい子が恋愛……とか引っかかるときはあるかなぁ。拒否感じゃなくて危うさというか、心配になる。イロイロと。

理屈では「小中学生では恋愛は早すぎる」というのは確かだ。
まぁこの歳になってみると恋愛なんてのは個人個人の話だし、一概に否定するものでもないとも思うけど。

俺、幼稚園の頃に好きな子とかいたから「早恋」で一概に否定されるのはあんまり面白くない。

アニメや漫画の主な視聴者は日本人なんだから、ウチの国の感覚で全て理解しようとしないでもいいだろ。日本では早恋は正常なことなんだろ。
ウチの国でも保護者は否定したがるが、無いわけではないし。

日本は16歳で結婚できるんだから、小学生はともかく、中学生の恋愛とかは普通にアリなんだろ。

いや、日本の作品は小学生向けの少女漫画でも普通に恋愛あるぞ。恋愛が無いものを探す方が難しいように思う。

ちょっと調べてみたが、ウチの国の法定結婚年齢って世界でもトップクラスに高いらしいな。しかも、香港や台湾でも16歳だ……

でも、私は高校生が結婚できるとかいう設定は受け入れられない。その年代ってまだ子供じゃないか。

日本で結婚できる16歳って、ウチの国で成人となる18歳に近い年齢だしもう子供ってわけじゃないだろう。
むしろ、ウチの国の教育や思想観念が成熟していないんじゃないか?高校や大学になっても、まだ「子供」と見做している所があるし、実際精神的には小学生レベルのヤツもいるし。

二次元の話なんだから、マジになったら負けだぞ。

法定結婚年齢は高いし、早恋も認めたがらないウチの国なのに、結婚に関するプレッシャーが高いのはどうにかならんのか。結婚の条件がどんどん厳しくなる今の時代、早恋を否定するような感覚でいたらあっさり二十代も終わってそのまま一生独身コースになりかねんぞ。

小さい時に恋愛感情やらなにやらについてきちんと把握しないまま大きくなったらマズイよな……

ハッハッハ、そんな状態のまま大きくなったらどうなるか、教えてやろう。俺は大学院を出てから5年たつのに、まだ彼女がいない!!俺のようになってからは遅いぞ……!

私も似たような状況だなぁ。もうすぐ魔法使いになれちゃうよ。

自分も二十代半ばになるのにまだ恋愛経験が無い。後の世代の若者に伝えたい。自分のようにはなるんじゃない。

見える、私の未来が見える!
しかし恋愛が出来ない彼女が出来ないのもなんだが、大学に入って寮生活で親元を離れ、恋愛も突然解禁されると暴走するヤツもいるよね。そっちはそっちで問題のような。

恋愛はある種の暴走状態でもあるから、自己対処するための経験の有無はでかい。経験なしで突然恋に落ちて暴走すると危険だ。

恋愛関係を構築するためのスキルの訓練というか、慣れに関しても早い時期に体験しておくべきなんじゃないか?恋愛ダメ→早く結婚しろの手のひら返しをされても対応できんわ!こっちは異性に接するだけで緊張する状態だ!

ウチの国で異性にステータスや経済力などの分かり易い要素を求める傾向が非常に強いのは、社会事情もあるだろうけど、恋愛経験の薄さの影響も少なからずあるんでないかな?
「自分の好み」の把握や、付き合った上でのパートナーとしての相性を判断する上での経験が不足しているんじゃなかろうか。

学校で早恋を否定しすぎるのもマズイんじゃないかね。
恋愛のせいで成績が落ちるというのは確かに問題だが、恋愛のせいで仕事が滞る方がもっと大きな問題だと痛感する今日この頃だ。成績は個人の話だが、恋愛のせいで仕事が滞ると他人にまで影響が出るんだよ!

分かる。私の職場も同僚が恋愛に頭のリソース取られ過ぎて面倒なことになった時期がある。
しかしその時上司に相談したら「昔、90年代とかはもっとひどかった」と遠い目をしていた……一応、昔よりはマシになっているのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
なんだかんだで昔よりは開放的(?)になっているんでしょうかね。

それにしても、オタク関係に限らず一般向けの恋愛要素の含まれるコンテンツは現在の中国でもありふれたものになっているのですが、子供の恋愛や子供向けのコンテンツにおける恋愛要素などになると急に厳格になるというのは興味深い所ですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国では結婚できないと斉天大聖になるらしい

中国オタク的「運命、人生を変えちゃった作品」

中国オタク内では作品の価値というか、凄さに関して
「日本でどのように評価されているのか」
というのを結構気にするそうです。

確かに日頃の反応を見ていると、日本での評価に関する情報や、それを裏付けるデータ(に思える)日本で発表される各種のランキング、例えば売り上げや人気投票などに関しては日本以上に敏感というか、大きく受け取る傾向も感じられますね。

先日、ebookが発表した。
「運命を変えたマンガ」ランキング(ebookjapan)
もその一つのようで、なぜか中国オタク内ではちょっとした注目を集める話題となっているようです。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた
「運命、人生を変えた作品」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で運命を変えたマンガのランキングが発表されたそうだ。
その結果だが……見ての通り案外納得できるというか、大作が並んでいるようだね。

確かに見れば納得できる作品が挙がっているね。
私の読んでいない作品もあるけど、どれも名前は聞いたことのある作品だし。

スポーツ系の作品が意外に多いね。部活動の要素も含めてやはり日本ではスポーツ系の作品はウケる題材で、それだけに良作も多いのかね。

これ、運命を変えたとかいうよりも影響を受けた作品って感じだよね。翻訳の時になんか拡大解釈というか大げさにしたりしてんじゃない?
それと私自身は「スラムダンク」の影響がでかいから、この結果自体には納得している。

いや、元のデータまで行ってみたけど「運命」で間違いないようだよ。元のランキング記事がそうなっているから、大げさな表現に感じるのは日本語原題のせいだろう。この手のやり方はどこの国にもある。

「スラムダンク」もいいけど、「ONE PIECE」も納得だな。斜に構えて夢を否定してばかりな自分の中に、まだ熱血バカになれる要素が残っていたのを発見できた作品だ。

見る前から「スラムダンク」が入っているのは分かった。
ただ、「北斗の拳」のランクが10位ギリギリというのはちょっと残念。

ざっと見た所では女声部門の1位も「ONE PIECE」だってのが意外かな。いや、女性ファンも人気なんだろうけどてっきり「セーラームーン」とかが来るもんだと……

それは恐らくこのランキングが電子書籍系のサイトのユーザーを対象とした、漫画作品のランキングだからってのもあるんじゃないかね?
それから、こういうランキングにはまず入らないだろうけど、私の場合は「ソードアート・オンライン」かな。自分がどういう作品を好きなのか分析できたし、自分の好みを難しく考えてグダグダにならなくなった。

運命というなら「ソードアート・オンライン」はどうかと思ったが、「島耕作」が入っているならそれでも良さそうだな。どちらも妄想というか理想の生活を二次元に描くといった作品だし。

おお、日本ではやはり「ブラック・ジャック」の人気が高いんだね。それが確認できたのは嬉しい。ブラック・ジャックの独特な人格、人間的な魅力とでも言うのかな、それは私の心に深く刻まれている。

良い方向だか悪い方向だかよく分からないが、「エヴァ」は間違いなく私の運命を変えちゃった作品だな。あの作品の影響で軟弱で中二病な思考を習得しちゃったよ!

ネタじゃなく、イリュージョンの3Dエロゲ。あの作品に出会っていなかったら、今の自分は無い。良くも悪くも。

あー……うん、当時ネットカフェのPCにはインストされまくってたし、人工少女とか上の方から名指しで正式に禁止通達を受けるくらいだったからなぁ……道を誤ったヤツは多かったろうな。

エロゲの方では無く、エロゲ原作アニメだが「School Days」は俺の人生変えちゃったよ……

何の心の備えも経験も無く見たら価値観変わるよな、アレ。
俺は「CLANNAD」を見たおかげで恋愛に対する幻想が強化され過ぎているのがヤバイ。まさに運命を変えた作品だよ!

現在進行形というか、今の自分の思想に明らかに影響が出ているのが「進撃の巨人」だわ。

大作が並ぶ中での「三国志」のランクインに吹いた。日本人は三国志を好み過ぎだろ!

このランキングを見て改めて感じたが、日本だと三国演義って漫画やゲームが主な印象なんだろうな。日本では三国演義は二次元の存在というか、なんかウチの国とは違う扱いになっているように思うよ。

純真だった自分が、戻れない道に踏み入れてしまったのは「ゆびさきミルクティー」を読んだからだわ。影響という面では最もデカイし、ダメな意味での智恵の林檎を食べてしまったという意味で忘れられない作品だ。

やはり北斗の拳だなぁ。漫画もアニメも私の人生を変えたよ。Youはshock!

「ジョジョの奇妙な冒険」は入っていないの?意外だ。日本のニュースでは影響を受けた人間が多いというのをよく聞くのに。私は第二部にモノスゴイ影響受けた、というか考え方変わったし、今の進路は「スティール・ボール・ラン」を見たからというのもあるんだけど。

影響ということなら「灼眼のシャナ」は外せないわ。あの作品に出会ってなければ今の自分は無い。振り返ってみればあの作品からはラノベというジャンルもそうだし、今でいう中二病的な感覚や、萌えの感覚などを学んだ。

まぁ、こういったテーマになるとまず「スラムダンク」の上位は堅いよね。ファンになってから何年だったのか分からないくらいになったが、いまだに山王戦とかは熱いし、泣ける。

「運命を変えた」というレベルの作品で考えてみると、ウチの国でなら恐らく「スラムダンク」と「ドラえもん」じゃないかな。この二作品に出会って漫画とかアニメを好きになった人間は非常に多いだろう。



とまぁ、こんな感じで。
運命を変えたといったレベルかどうかは分からないものの、中国オタクの面々もこのランキングに出てくる作品から色んな影響を受けている模様です。

それにしても、中国におけるスラムダンク

の影響力というのはやはり図抜けていますね。最近キッズステーションで放映されているデジタルリマスターHD版に関しても、中国オタク内で妙に話題になっていたりしますし。

ちなみに、私の場合は漫画に関してはちょっと一作品に絞るのは難しいのですが、ライトノベルならば恐らく
「コクーン・ワールド」

ではないかと思います。

それ以前にも私はアニメのノベライズやロードス島戦記などは読んでいたのですが、ロードス島戦記やSWなどの世界観のパロディであるこの作品に出会って
「こういう作品もアリなのか」
と衝撃を受け、その後食わず嫌い(?)だった様々なラノベ作品に手を出すようになりました。
振り返ってみればこの「コクーン・ワールド」が、私のその後のラノベ関連の趣味を決定づけたように思えますし、そこで蓄えたラノベの知識が現在の中国オタク事情の分析においても非常に役に立っております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


12/2修正:誤字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

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このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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