「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2015年06月

中国オタク「bilibiliが洲崎西のアニメの製作委員会入りしている件について」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

7月の新作アニメの一つ
「洲崎西 THE ANIMATION」
の製作委員会に、日本のアニメの正規配信も行っている、中国の弾幕系動画サイトのbilibiliの名前が入っているそうです。

TVアニメ「洲崎西 THE ANIMATION」公式サイト
スタッフ&キャスト
の製作委員会の最後にbilibiliの名前が載っていますね。

この件、中国オタク界隈やbilibili系コミュニティの方でも話題になっていますので、今回はその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


bilibiliが洲崎西のアニメの製作委員会入りしている件についてどう思う?
7月の新作アニメの情報調べていてぶつかった情報だが、かなり驚いた。

元々気になる番組だったし、ラジオ聴いたこともあるから見るつもりだったが予想外の方向の衝撃が来たな。

なんだかんだでbilibiliも動き出してから6年だしな。ついにここまで辿り着いたわけか。

これにより、bilibiliが新たな歴史を創造することを期待する!俺達は歴史の目撃者となる!!

ここ最近のbilibliliは様々な方向を模索しているような、迷走しているような。

製作委員会では名前が最後だし獲得している権利はそんなに大きくないだろう。でも、これまでに無い新たな流れを業界に作り出したのは間違いない!

最近、bilibiliの動きが加速し過ぎている気がする。

自分もそう思ってしまう。
でもbilibiliの発展という面から考えると、日本進出や日本におけるアニメ制作への出資はそれほど意外ではないけど、正直な所もう少し、あと2,3年は先の話だと考えていた。一足飛びに製作委員会入りまで行ったのは予想外だ。

将来的にbilibiliが出資しているアニメがウチの国のフォーラムだけでなく、日本でも話題になるかもしれないというのは楽しみな想像だね。

でも大丈夫なのか?
ユーザーは中国なのに、日本展開に力入れるとか本末転倒じゃないか?ウチの国でなぜ「国産」が強調されているか考えてみると……

商売だし日本の排外主義とかはそれほど心配しないでいいだろうけど、実際ウチの国の制作というか政治的な風向きがどうなるかが怖いね。この手の問題は予想し難いし。

中国へのアクションに関しては配信とグッズくらいかな?
あと日本だと秋葉原のラジオ会館9階のbilibiliスタジオを使うとかも考えられるか?あそこは非常に良い場所だから。

出資の動きは分かった。しかし自分はこのアニメが面白くなるのかの方が気になる。

中国国内のbilibiliでも配信される様だし、第一話がどれだけアクセス稼ぐか気になるよ。100万いくかな?どれだけ話題のネタになるかが読めない。

現時点では全く予想できん。bilibiliユーザーはこのジャンルの番組を見ていた人間はそんなにいないだろうし。

ジャンル的にはbilibiliユーザーのこれまでの好みと合わないだろうし、さすがに100万は無理じゃないか?そもそもユーザーのどれくらいがbilibiliが製作委員会入りしているのを知っているかが分からない。

声優番組、しかも女性声優に興味をもっているのがどれだけいるかだよな。ウチの国のイベントでも男性声優と違って女性声優は集客力弱い。ただし「ラブライブ!」は除く。

この番組に期待していた身としては、bilibiliの製作委員会加入により話題がそれ一色になってしまい内容に関して全く言及されなくなっているのが困る。洲崎西のラジオとか非常にスバラシイ声優オタ生産番組なのに。

でも、bilibiliの製作委員会入りというだけでウチの国では大きな話題になるからね。bilibili系のユーザーコミュニティがそのまま広告媒体になるし、あとはどれだけのbilibiliユーザーが声豚に目覚めるかだ。

大丈夫だ。声豚パワーが存在するからこの番組の前途もきっと大丈夫だ……!

この話題が無ければほぼ埋もれていただろうしね。アニメ見た人間の中で声豚として目覚め、ラジオまで聴くようになる人間が出てくれるのを期待している。

それにしてもbilibiliがなんか遠くにいってしまったように感じる。

その気持ち、分かる。
ただそれと同時にbilibiliにどこまでも遠くまで行ってほしいと思っている自分もいる。昔とは随分変わったけど、今の発展したbilibiliも私は嫌いじゃない。

このやり方自体は悪くない。
言っちゃなんだが、ウチの国でオタク向けのアニメを作るのはリスクが高過ぎるから。上の風向きがちょっと変われば大打撃だし、アニメ市場だって子供向けしか成立しない。生き残りという面から見ても、bilibiliが日本に進出して日本のアニメに出資して合作的な方向にするのは十分にアリだと思うよ。
それに自前の、事前にこっちで判断できるコンテンツがあれば国内の政策による番組規制のリスクも減らせるしね。

そんなに焦って作品作ることもないと思うんだが。
規制されたのだって基本的に昔の過激な作品だし、新番アニメの規制をやると大騒ぎになるから上だってやらないだろう。市場だって拡大しているんだし。

いや、新番アニメの正規配信市場に関してはこの間の取締りで価格の上昇が止まったり、ウチの国の動画サイトにダメージ来たりしているようだ。
新番組で事前に告知されていたけど配信されなかった番組がいくつかあったろ?そういったリスクをだれが負担するかなどといった問題が噴出している。

うーむ……なんか想像もしなかった方向に向かっているから心配になってきた。
国外産業と組むこと自体は悪い話じゃないけど、それにしたって急ぎ過ぎに感じる。もっと中国国内のアニメ産業の発展に目を向けてもいいのに。

ウチの国の問題は上からイロイロ来るという環境だよ。
アニメ制作にしろ関連グッズにしろ、国内でやるより日本でやる方がまだリスクは少ない。マーケティングも含めたノウハウも学べるだろうしね。

この件に関する心配は、きちんと中国のユーザーが楽しめるものになってくれるのかという事と、作ったものを「削らずに」ウチの国に持って来れるかという事かな。

なにはともあれ興味深い動きだし、自分はゆっくり見ていくよ!



とまぁ、こんな感じで。
凄いと思いつつも困惑気味な人が少なくないようで、どうやらこの件は中国オタクの面々にとっても想像の斜め上なニュースだった模様です。

中国の動画サイトの中でbilibiliは特に予想外の動きを見せてきますし、今後の動向もイロイロと気になりますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


崩壊学園の日本進出、bilibiliの日本進出など

bilibiliの秋葉原支部?に行ってみました……が


6/30:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「分身系の技って強そうに見えるけど実はあまり強くなかったりしない?」

今回はたまっているネタの消化で軽めの話題で一つ。

中国のオタク界隈でもアニメや漫画におけるバトル要素、戦闘力の考察や、技の考察的なことがちょくちょく目に付くようになってきていますが、先日
「分身技能の扱い」
に関するやり取りを見かけました。
そんな訳で今回はその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


分身系の技って強そうに見えるけど実はあまり強くなかったりしない?アニメや漫画の中での描写においての話だが。

イメージ的にはナルトとかになるが、言われてみれば強いのは確かけど飛び抜けた技って印象も無いかな?
とりあえず忍者系、スピード系のの定番技といった所だろうか。

俺はバルタン星人だなー
あれが敵の使う分身の代表的な例だと思う。

どうなんだろう……私は分身系の技って敵が使う、それなりに見せ場のある技という印象だけど……

でもほとんどは破られるよね?
分身を有効に使えるのは主人公だけ!

いや、そうでもないと思うぞ。
主人公側の分身技能はそこまで多用されないし、強敵相手にはそんなに通用する技でもない。

分身技能は設定をそのまま活用したら強過ぎるんだよね。クレーバー過ぎる運用を主人公側が行った場合、かなり面倒なことになる。だから強過ぎた設定と一緒でフェードアウトしやすいのではないだろうか。

なるほど……確かに少し考えただけでも物量作戦や多方面作戦、囮作戦が使えてしまうのが分かる。

「強くなった」的な印象も無いしね。そう言えば孫悟空も髪の毛分身が設定だけであんまり使われていないような……

幻影系のはそんなに強くないけど、実体系のは非常に強い……はず。

ゲーム的に考えた場合行動回数が増加だからね。そりゃ強い。
でも範囲攻撃には弱いし、本体が弱いと意味が無くなる。

対格下〜同格くらいまでなら非常に強いけど、圧倒的格上に対してだと意味が無くなる。主人公側であまり多用されないはその辺もあるんじゃないの?

敵にしても、中ボスまでだな。バーサーカーと化した主人公といった、軽い攻撃をものともしないパワー系とは逆に相性が悪くなる。

最終的に強敵との一対一の決戦になった場合、分身は微妙なことになるけど、同クラスの相手との戦いの場合、数が増えたらバランスが一気に崩れるんだよね。

大ボスの分身技に関しては、苦労して倒したはずのボスが「それは我が分身にしか過ぎない」とか言われて真のボスが出てくるとかいうパターンが多いんじゃないの?

それ分身じゃなくて身代わりとか影武者だろう

やはり基本的な能力の高さ、或いはそれに対する逆転といった王道的な所が好まれるからね。分身技がかませ的なことになり易いのは、力でも知恵による駆け引きの結果でもなく、単純に数を増やすという安易さというのも影響しているのではなかろうか。

分身に関しては作中で使い方を間違っている、或いはもっと有用な使い方があるのに……と感じるケースも少なくないわ。少なくとも分身技能に関しては秘密にしておくべき。
え?秘密にしておいたらウケない?ああ、その通りだな!

アニメや漫画の中で分身技能を最も有効に活用できるのはハーレム系作品の男性主人公ではないだろうか?

分身技能が主人公側では微妙な扱いになるのは当然だ。対強敵に1度とかならともかく、主人公側が常に数の暴力を常に行使するのはマズイだろう。

ゲームだとお手軽な強敵生産方法なんだけどね。分身するボスはトラウマ。

スパロボだと分身というかコピー的な敵がよく出るけど、脅威を感じる前に面倒だと感じてしまう。

分身は「脅威」の演出としては悪くない。分身して取り囲む、多数が佇んでいるシーンまでがカッコイイ見せ場。ただ大体その後は微妙。

ゲームだとある程度強くなってからの分身は極めて有用。

ゲームはともかく、アニメや漫画だと毒や重力制御、コピー能力などと同じく主に敵が使う技能だよな。

視聴者の方が「卑怯で、もっとうまく使える方法」を思いついてしまう系統の技なのかも?現実路線を持ち込み過ぎると世界観のバランスが崩壊する類の。

ファンネルが主人公側MSではあまり使われないようなもん。

逆に言えば、雑魚を薙ぎ払うとかの対多数で使うのは問題ないんだよね。

分身の場合、リスク無しか低コストで戦闘力が急激に上がったりするから、そりゃ使い難いよ。
でも分身は制作上使い易い技だと思うんだけどね。

ストーリー上ならともかく、制作上で何かあるのか?

当然ある。コピー&ペーストで簡単に量産できるんだぞ?

いや、そうとも限らない。アニメや漫画だと逆のケースも考えられる。だって分身したら、分身した分だけ動くキャラが増えるんだぜ?
もちろんアニメや漫画でもコピー、バンクシーンは使えるけど、同じ構図を使いまわせないケースも多い。

そう言えばそうか。ビジュアル部分のコピペと制御部分のプログラムさえあればいいゲームとは微妙に違うわけか。違和感なく派手に見せようとしたらかなり手間がかかりそうだな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でもイロイロと分身技に関するイメージが広まっているようでした。

この手の定番要素に関して、作中の扱いや制作上の問題などからの考察が出てくるのを見ると、中国オタク界隈における作品の受け取り方や、楽しみ方が変化してきているのを実感しますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ゼロの使い魔の続編!?何という紅楼夢的展開!」

ありがたいことに
「ゼロの使い魔の続刊刊行決定に関する中国のおたくの反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

MF文庫J 『ゼロの使い魔』

「ゼロの使い魔」続刊刊行決定 ヤマグチノボルさんがプロット遺す(ねとらぼ)

「ゼロの使い魔」

は中国のオタクの歴史の初期における代表的な人気作品の一つですし、この続刊刊行決定のニュースも早速話題になっているようです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんと「ゼロの使い魔」の続編が始動したそうだ!
ヤマグチノボル先生が遺稿として完結までのプロットを遺していて、それに沿って続編の制作が行われるようだ。

本当なのか?デマじゃないだろうな!?

公式サイト更新されているし編集部のメッセージが出ているから確報だぞ。

「ヤマグチノボル先生は確かにお亡くなりになったはずなのに!?」と驚いたが、そういうことか。自分のオタクの道の最初の一歩だから、未完でなくなるのは有難いね。

俺はなぜか「ヤマグチノボルというのは実は共同ペンネームだった」というのが明かされての続編開始かと思ってしまったわ。

なんか、感動して言葉が出ない……

「ゼロの使い魔」の続編!?何という紅楼夢的展開!

なんだか感動してしまった。
「ゼロの使い魔」は私にとってのオタクの扉となった作品だ。

自分もそうだよ。ウチの国では「ゼロの使い魔」が「入宅」の作品になった世代が存在するのは確かだ。

それまでは普通のアニメしか見ていなかったから、「ゼロの使い魔」は衝撃的だったな。ラノベにハマるきっかけにもなった。

それでこの続編企画、作者は誰になるの?

まだ発表されていない。現時点での情報は続編の企画が始動したというだけだね。

ついにエンディングを迎えることができるのか。
当時、最新刊を手に入れて読み進んでいた時に作者の訃報に接し悲痛な気持ちになったのを今でも覚えている。

俺の中では「ゼロの使い魔」は「フルメタル・パニック」「とある魔術の禁書目録」と並ぶ未完ラノベアニメ作品だわ。まさか今になって動きが出るとは。

「フルメタル・パニック」はアニメ化されていないだけで完結しているぞ……

やった!これでアニメの第三期がエンディングだと自分を騙す必要が無くなる!
天国のヤマグチノボル先生、有難うございます!

ティファニアとルイズに関してどうなるのかのプロット情報だけでも……と思っていたから嬉しい。ニュースを見てからテンションが上がりまくりだ。

スバラシイ!作品が未完で終わらない、エンディングの機会が望めるなんて!!
サイトとルイズの物語はまだ消えていないわけだ。

嬉しいニュースなのは確かだが、私は同時に不安を覚えてしまう。
原作中断からかなり時間が経っているし、日本のラノベの流行もネット小説的なものになっている。果たして今の日本のラノベ作家が「原作の味」を再現できるのだろうか?

誰が書くんだろう?
まだ発表はされていないようだが、MF文庫で活躍する作家とかになるのかな?

まさか弓弦イズルってことは無いだろうな!?

「大文豪」弓弦イズルはMF文庫とケンカして別の出版社に移っているから、まず無いと思うぞ。

ただでさえどう書こうが叩く人間は出るだろうに、そんな人選やったら大炎上確定だわな。とりあえず作品が壊されなければOKなんだが。

それにしてもこのニュース、なんだかとても紅楼夢っぽい印象だ。

実際、紅楼夢っぽいことになってきているよね。でも内容の方向まで紅楼夢っぽく続編が鬱エンドになるのは勘弁な!

違う部分ばかりだが、自分にとって初めて接した複数ヒロインのハーレム的なオタク向けの作品ということもあってか、なんか紅楼夢と重ねて見てしまうな。

プロットが作者により遺されていたとしても、具体的な所は続編を書く作者の能力次第だから、誰が書くかは気になるよね。有名な作家ではなく「フルメタル・パニック!アナザー 」みたいに新人を起用することも考えられるか?

原作が壊されてしまうだろうから、私は書いて欲しくないよ……

この件は出版社独断ではなく作者の遺志と遺稿もあっての話のようだし、それほどヒドイことにはならないんじゃないか?

続編のレベルがどんなことになるかは分からないが、さすがに紅楼夢ほど難しくはないだろうし、既に広まっている作品だから原作者の書いた前の部分を勝手にいじることもないだろう。

ところで日本ではこういう作者逝去により未完になってしまった娯楽小説の続きを、別の作家が書くというのはどれくらいあるものなの?
それなりに前例があるならちょっと安心できるんだが。

ラノベに関しては「ゼロの使い魔」が初めてのケースじゃないか?

日本だと珍しいのは確かだけど前例が無いわけではないよ。
例えば「グイン・サーガ」が作者逝去後に別の作家が続きを書いている。それからちょっと別の話になるが「七都市物語」も田中芳樹は続き書かないけど他の作家が世界観を活用した続編を書いている。ちなみに続編書いている作家の中にはラノベ分野の作家もいる。

不安な所を考え出したらキリがない。続編が出るということだけでまずは十分だ。期待して待つことにするよ。

もしこの企画がうまく行ったら、「風の聖痕」や「えむえむっ!」とかにも何か動きが出てくれないだろうか。それとできれば「トリニティ・ブラッド」も……



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと不安があったりもするようですが、やはり中国オタク的にも非常に嬉しいニュースとなっているようでした。

また上の発言にもある通り今回の続刊刊行の動きに関しては、作者の曹雪芹の死により未完となった作品を程偉元や高鶚らにより補訂されたという「紅楼夢」をイメージする中国オタクの人も少なくないようでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「紅楼夢って日本だとどうなの?オタク系の作品になっていたりする?」

中国オタク「アニメや漫画でちゃんと最後まで機能する『壁』ってある?ほとんどが破られたり通り抜けられたりだよね?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

アニメや漫画に限らず創作の中では様々なものを防ぐ、せき止めるための
「壁」
が出てくるかと思います。

中国のソッチ系のサイトではこの壁について
「実はちゃんと最後まで機能する壁は少ないのでは?」
といったやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついた疑問。
アニメや漫画でちゃんと最後まで機能する「壁」ってある?ほとんどが破られたり通り抜けられたりだよね?

うーむ……確かに。
壁が出たらそれは破られるフラグだよな……

壁と例えられる特殊能力や守備力もそんな感じだよね。

アニメの中の壁は破られるためにある。最後まで機能することは極めて珍しいかもな。自分は思い浮かばない。

「進撃の巨人」なんかが分かり易い例だな。
アニメや漫画の中の「壁」は「必ず壊される」というフラグを内蔵しているようにも思う。

そういう壁が無いわけじゃないけど、それは壁という境界線を巡っての現在進行形の話になっているだけというケースが多いかと。

「壁は爆破されるもの」というのはオタクの一般常識さ!

爆破などの破壊とは限らないだろう。乗り越えるケースもある!

私も壁は乗り越える、すり抜けるイメージだなぁ
グレートファイアーウォール的に。

一度破られても機能回復可能バリヤー的なものでも、最後の方では意味なくなったりするよね。

壁的な存在は、閉鎖された環境を舞台にした短編とかでもない限り何れは破られるような。

大体の作品では閉じ込められるにしろ、守られるにしろ、壁が壊れてからが本番だよね。

ストーリーは動かすもの。壁があったら動かない。だから壁は壊されてしまうわけだな。

基本的に壁の中の人間は壁の外に出たがり、壁の外の人間は壁の中に入りたがる。

アニメや漫画において壁が出てくるケースって、問題を完全に解決できない状況の表れでもあるから、問題が噴き出す表現の一つとして壊れる運命になってしまう。

アニメや漫画の壁って日本の地理環境が背景としてあるんじゃないの?海という壁に囲まれた国だから、壁の外に出たがったり、壁の外からくる脅威を想像したりするのではないだろうか。

でも「壁が出る=壊れるフラグ」的な作品はアニメや漫画に限らず多いぞ。私は近現代ではベルリンの壁の影響が大きいと思うのだけど。

むしろ、万里の長城じゃない?
あれはいろんな意味でネタになるし、現代では更にサイバーな万里の長城も出現している!

でも万里の長城は象徴ではあるけど絶対的に防ぐような壁というわけではないような……

万里の長城という壁がある?破らなくても内通者に開けてもらえばいいんだよ!

壁の複数個所を攻撃して守備兵力を疲弊させるとかもあったなぁ。
まぁ万里の長城は入って出る際の障害的な意義もあったようだが。

このスレに関しては政治的な寓意をそこはかとなく感じてしまう。いつまでスレが残っているのかな!?

あ、俺思い付いちゃった。
グレートファイアウォールっていまだに破られていない壁じゃね?

グレートファイアウォールとか、誰か壊せるもんなら壊してみろ的な存在になりつつあるよね。

あれは抜けるのに手間がかかるってのがアニメや漫画の「絶対的な壁」との違いだと思う。壊れて消えるわけでもないし。
壁ではあるけど通り抜けるのが難しいわけではない。でも対策無しでは無理、楽に安定して通り抜けるのは非常に難しいというのが現代的な対応だと思う。

むしろ最近はサイバーな万里の長城を超えて世界にという話だよな!

「進撃の巨人」が規制されたとき、グロ描写じゃなくてウチの国のグレートファイアウォール関係に引っかかったんじゃないかと思ったのは俺一人ではないはずだ。

まぁ、現実的に変態的な大きさの壁作ってんのって中国くらいだからな……

か、かなり小規模だけどマジノ線とかはどうかな……?

ウチの国は世界の「墙国」だからねぇ
(訳注:中国語では「強」という字と、壁を意味する「墙」は同じ発音になります)

危なくなってきたんで話を戻すぞ。
物語の関係上、壁というか強固な建造物ってそれを攻略するために存在するわけだから、ある意味では「壊れない壁は無い」とも言える。これは例えて言えば、スゴイ強いキャラが出てきたらそれをどうやって倒すかという話になるのと似ている。

結局、壁って物語上は一つのフラグなんだろうね。

なるほど。設定された時点で、「壊されるためのものになっている」というわけか。

アニメの中では成功率が低ければ低いほど実際の成功率が高まるという話と似たようなものか。
そう考えると、二次元に出てくる壁で現在も機能している絶対的な壁は二次元と三次元の壁くらいになりそうだな!



とまぁ、こんな感じで。
壁というネタからイメージされる話が飛び交っていました。

中国でオタクをやっているというか、ネットを使っている人にとってはやはり壁に関してGFW的なアレを想像してしまう人も多いのか、時々スレが消えそうな方向の話題も飛んだりしていました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国パクリ「潔癖」事情、補足 ヒカルの碁のパクリ作品についてなど

ダ・ヴィンチニュースの方で
中国のオタクは、実は日本以上にパクリに潔癖だった!(ダ・ヴィンチニュース)
というコラムを書かせていただきましたが、ありがたいことにコラムに関する質問をいただいておりますので、その辺りも含めた補足をちょっと書かせていただきます。


・中国パクリ作品事件史?
コラムの中で言及した「ヒカルの碁」、「秒速5センチメートル」のパクリ作品ですが、
秒速5センチメートルの件は、
「心灵之窗(心の窓)」
という作品で、当ブログでも昔記事のネタにしたことがありますので、よろしければご参照ください。
中国のパクリアニメ。今回は秒速5センチメートルから

そしてもう一つの「ヒカルの碁」のパクリ作品ですが、こちらは
「棋魂」
という小説です。

実は「棋魂」というのは「ヒカルの碁」の中国語タイトルでもありまして……
一応この作品が出て炎上した2004年当時では中国のファンの間では「ヒカルの碁」の中国語タイトルは「光之棋」或いは「棋魂」といった扱いになっていたようで、まだ中国国内における「ヒカルの碁」の中国語タイトルが固まっていなかった面もあったらしいのですが、それでもかなりアレなタイトルを付けたのは間違いないですね。

また内容に関しても、
「主人公の少年が唐代から千年の時を経て存在している囲碁の精(?)『上官天行』に出会い、その指導により棋士として成長していく」
というものだそうで、詳しいストーリー展開はさておき出だしの部分はわりとあからさまに「ヒカルの碁」と重なっているそうです。

ちなみに中国オタクの方によれば、
今となっては確認のとれない話ではあるものの
「サイン会にヒカルの碁のファンが現れ、この小説を作者の前で引き裂いた」
などという伝説もある作品だという話です。

この作品に関する大炎上は2004年頃の話ですが、ちょっと探してみた所、
昔のニュース記事(中国語)
が見付かりましたので、よろしければご参照ください。こちらのニュースでも、サイン会に関するゴタゴタが言及されていますね。


・「名作を変えてはいけない」ことに関する補足
コラムの方で中国には
「名作を変えてはいけない、いじってはいけない」
といった名作の「再構成」自体をタブーにするある種の美意識のようなものがあり、それが中国のオタク界隈の一部でオタク的な名作のパロディやオマージュが「名作」の改変、冒涜と考えられてしまうことにもつながっていると書かせていただきましたが、中国オタク界隈で見受けられる傾向としてもう一つ
「その名作に関してファンが分析する際に、影響を与えた作品に関して遡らない、それどころか遡ることを喜ばない」
というややこしい部分があったりします。

この辺りの、ある種の頑なさに関しては
「自分の原体験」
であるというのが大きいという話も聞きますね。

中国本土では大衆娯楽が非常に少ない時代が続きましたし比較対象となる作品が少ないこともあってか、人気作品のファンが増大し堅固なファンコミュニティが形成された場合、そのコミュニティにとっての「経典」(名作)となる作品が極めて強烈な存在となってしまい、それと同時にある種の絶対的な扱いというか、先入観的なものも形成されるのだとか。

そしてその結果、
「自分の原体験の作品のパクリに思える作品」
に対して非常に強烈な反応をしてしまう面もあるという話です。

ちなみにこの「遡りたがらない」件ですが、例えば中国オタク界隈における古典的人気作品の「Robotech」と「マクロス」の関係もそういった所があるそうです。

「Robotech」はハーモニー・ゴールド社により「マクロス」と「サザンクロス」と「モスピーダ」の三作品をアメリカ向きの内容にして一本に再構成した全85話となった作品で、第一部の「マクロス・サーガ」が超時空要塞マクロスの内容にあたります。

この作品が91年頃から中国のテレビでも放映され大人気となり中国に多くのファンを作ったそうですが、中国の古参のオタクの方の話によれば熱心な「Robotech」ファンの間では「Robotech」のテレビ放映の後に日本の「マクロス」の情報が入っても、「マクロス」を認めない人が少なくなかったという話です。
VF-1などのメカの人気はあっても、日本の「マクロス」の方のファンがきちんと構築されるのはそれこそ「マクロスプラス」や「マクロスF」などの「日本のマクロスの続編」が入ってからだった模様です。

一応90年代後半頃には既に日本の「マクロス」と「Robotech」の違いやそれぞれの成り立ちに関する情報自体は徐々に広まりつつあったそうですが、中国の「Robotech」系コミュニティの変化はあまりなく、そして今でも中国のRobotechファンの間ではマクロスの扱いは非常に微妙なもの、アンタッチャブルなものという扱いになっており、なかなか「Robotechもマクロスも両方楽しめばいい」といった気楽なスタンスでやっていくという風にはいかないそうです。

極端な所では、
「Robotechのもとになった作品がマクロスだとか、マクロスと他の作品を切り貼りした結果がRobotechとか、そんな情報はいらない!ファンの夢を壊すな!」
といった形で、イロイロとこんがらがった反応が出て来てしまうそうです。


・そもそも三国演義や水滸伝がパロディでは?
中国におけるパクリとオマージュ、パロディに関して、
「そもそも名作扱いの三国演義や水滸伝が史実をもとにしたパロディでは?」
といった質問をいただいておりますが、実は現在の中国ではこの辺りに関しては明確に「分けて考えられる」ものになっているようです。

三国演義や水滸伝などの四大名著クラスの作品は既に文芸作品、「経典」(名作)枠に入ってしまっているので、文化、政治関係のコンテンツになっているということから、中国ではパロディ作品だという認識はなかなか出てこないという話です。

現在の中国の創作に関する環境や扱いは独特なものがあり、文芸枠、名作枠に入ってしまった作品に関しては、政治的な要素も絡んだ文化的な作品になります。
そして作品に関する基準も共産党やお偉いさん基準になるので、なおさらパロディで軽く扱うのは難しくなってしまうそうです。


・同人のパロディの扱いはどうなのか?
パロディの感覚や方向性に関しては日本と異なる部分も少なくありませんが、中国の同人界隈においてはパクリやパロディがかなり許容されています。一般のコンテンツにおけるパクリに関する敏感さと比べると、同人界隈の異質さがかなり際立ちますね。

これに関しては、同人文化及び同人作品の楽しみ方が中国では日本からの輸入により形成されてきたから……というのがあるそうです。また、同人上がりのコンテンツ(例えば「十万個冷笑話」のような)の場合は、パロディ満載でも「恶搞」(ネタ)ということで許容してもらえることが多いそうです。これは最初から商業作品で展開されるパクリとは、明確に違うものだと認識されているのだとか。

これらの感覚について聞いてみた所
「同人は最初からパクリ、パロディ、二次創作だと分かる。しかし商業作品はパクリを自分のオリジナルにしようとするからダメといったように極めて厳しくなる」
「同人作品でも有名になってから自分のオリジナルだと強調しだしたらダメ」

といった見方になるという話でした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「パワー系の主人公が少ないのはどうしてだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

中国のオタク界隈では作品の分析の中で主人公の傾向に関する話題やネタが飛び交ったりもしていますが、
「日本のアニメや漫画の主人公にはパワー重視、力強さを表に出したキャラが少ない」
と感じる人もいるようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


パワー系の主人公が少ないのはどうしてだろう?
日本のネットでパワー系の主人公が少ないと話題になったりしているそうだが、考えてみたら自分もパワー系の主人公をすぐには思い付けなかった。

主人公クラスだと確かに少ないか。
スピードが無いと相手に追いつけない、当たらない、的な展開になるし、技の演出も華麗にできない。

パワー型スピード型と明確に区別するのは問題アリじゃないか?確かに分かり易い区分ではあるが……

スピード型が多いとか、ゲームの遊び過ぎじゃないの?敏捷極振りで強くなるのはゲームの中だけ。実際は全体的に高能力というのが多いと思う。

そういった総合的な強さの中でスピード寄りかパワー寄りかってことなんじゃないか?
あとどっちかと言えばゲームの方がパワー系は活躍していると思うぞ。洋ゲーもそうだし、日本のRPGやSRPGでも最終的には火力が重要になる。

ゲーム以外では「レベル上がったから攻撃力も上がったから勝てました」じゃあダメだからな……

そりゃ公式でmはそのまま、vは二乗だからね!

パワー型だと大ダメージで決まっちゃうからバトルシーンの引き伸ばしが出来ないし……
あと主人公が強大なパワー型の場合、ボスとの力関係を描写するのも難しくなるんじゃないかな。最後に主人公のパワーによる一撃が決まる展開は悪くないが、ワンパターンになったり、下手したらネタになりかねない。

下手したら「ワンパンマン」みたいにオチ扱いにするしかないよな

いつのまにか筋肉ムキムキな兄貴キャラが主人公というのに違和感を覚えるようになっていた自分がいる。ジョジョは除いてだが。

昔は筋肉ムキムキな主人公はそれなりにいたはずなんだけどね。そう言えばケンシロウは?あれはパワー系でいいんじゃないか?

ケンシロウは今の感覚でデザインを見るとパワー系に見えるが作中の扱いで考えたらスピード系じゃないか?パワー系に関してはラオウの方が妥当だろう。

日本で人気になる主人公級のキャラは、パワー系のデザインにし難いんじゃないの?線の細い美形か、少年キャラが主流だ。逆にアメリカなんかはマッチョが人気なわけだし。

どこまでをパワー系とするかだよな。
パワーのみで戦うのか、作中で相対的に力が強いけどテクニックを駆使したり駆け引きができるやつも範疇に含めるのかなんてのも問題だ。

テクニック系みたいな分け方はダメ?
テクニック系はスピード系になり易い気もするが。

うーむ……テクニック系はスピード系と知能系に分かれる……ように思うが?

噂に聞く「キン肉マン」はパワー系らしいぞ。

パワー系は単純で分かり易いだけに、かませになり易いんだよな。
どうやってそのパワーを破るかというのが見せ場になるし。

ボロボロになりながらパワーで押し切るのがパワー系主人公じゃないだろうか?ルフィなんかが良い例だと思う。敵の攻撃を避けずにくらいながら最後にぶん殴る。

パワー系は分かり易い成長の描写が難しい。
新しい技とかそういうのがカッコよくできない。

自分も言われてみて気付いたが、案外無いな。
少年系主人公でパワー系とか、結構簡単に出てくると思っていたんだが、
「よく考えたらこいつパワー系じゃなくてスピード系か」
的なキャラが多い。

銀さんとかタイプ的にはどっちに入るんだろうな……

今ジャンプで人気が高まっている「僕のヒーローアカデミア」は主人公の特殊能力がパワー系だね。アメコミの強い影響が見て取れる作品だから、ある意味理想的なパワー系じゃないかな?

そう言えば、変身ヒーローの主人公を探せばパワー系が見付かりそうだな。変身して力が強くなるというのは分かり易い演出だし。

当初はパワー系だけど、段々と技やスピードに移行してしまうキャラも少なくない。
ナルトも最初はパワー系だったけど、演出上の問題なのかだんだんとスピード系になっていったように思う。

孫悟空とかの「ドラゴンボール」のキャラって、今見るとどれもパワー系に感じるんだが……

なんか日本では孫悟空はスピード型とされているらしいけど、意味が分からないよ。ドラゴンボールの後期とかはどのキャラも言わば万能型的な強さになっているじゃないか。

「ドラゴンボール」は初期からかなり明確にスピードが、「追いつけない」「当たらない」というのが強さの重要な表現だよ。もちろんパワーは前提として持っているから万能型と見ても良いとは思うけどね。

パワー系というのは分かり易いけど格上の存在が容易に想像出来るし、インフレにより「凄さ」が無くなってしまう。短編ならいいが、長期連載の作品とは相性がよくないのではないだろうか?
もちろんスピードに関してもインフレの影響はあるけど、そこは見せ方や種類、組み合わせ的なものによるカバーが難しくない。だからドラゴンボールもスピード基準で次にパワーというような印象になるのでは?

ここまでのやり取りを見ていてなんだが、パワー系の定義が曖昧だ。単純に物理攻撃だけで考えるのか?火力の高さをパワー系に入れても構わないか?
自分の場合、管理局の白い悪魔なんかはパワー系のイメージになっているんだが。

ジョジョはどうかと考えてみたが、大体はスピードか精密性、あとは特殊能力だな……現象はパワー系みたいなんだがなぁ

ジョジョでは単純なパワー系スタンドって他の作品に比べて更に厳しいと思うぞ。

日本はスピード系というよりも、「技」重視のキャラが多いんだと思う。「必殺技」が重要になるパターンが多いから。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと中国オタク界隈における主人公のイメージ的なものも出ていました。

この手の話は探せばイロイロな例が出てくるのも面白いですが、中国オタク界隈におけるイメージや受け取り方の傾向のようなものも見て取れるのも興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のアニメに中国語がもうちょっと出ても良いんじゃないかと思う。ドイツ語や英語レベルは求めないが……」

ありがたいことに
「日本の作品に出てくる中国語に関して中国のオタクはどう感じているのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

日本のアニメやアニソンでではイロイロな日本語以外の言葉が飛び交っているのは中国のオタクな人達の間でもきちんと認識されているようですが、そんな中で
「中国語があまり使われていない」
と疑問を覚える人もいるようです。
中国のソッチ系ではその辺に関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメでは日本語以外の様々な言語が頻繁に出てくるけど、中国語は少な過ぎない?もうちょっと出ても良いんじゃないかと思う。ドイツ語や英語レベルは求めないが……

確かに文化的に中国語はかなりなじみ深いものだと思うけど、出ていないよね。中国語は言語的には最大勢力なのに。

中国語をあえて使う意義がそんなに無いんじゃないの?
そりゃ中国語は最大勢力だけどそれは母国語としてであって、使用者に関しては英語の方が上だし。

でも中国人キャラもしゃべらなかったりするからね。中華系ヒロインが出ても名前と設定だけで中国語は少しも喋らない。

「DARKER THAN BLACK」ではちょっと喋ってなかったっけ。あと「閃光のナイトレイド」は発音はともかく中国語を喋ろうと努力していた作品。

日本人が中国語喋っても俺達は中国語だと認識できないんじゃないか?その手のシーンってあとで「あそこで喋ったのが中国語」という情報を知って初めて分かるケースばかりだ。最初から中国語だと聞き取れたケースは自分には無いぞ。

日本人の英語発音って怪しいものだし、中国語だと尚更だろう。

「攻殻機動隊」には結構出ていなかったっけ?
あと昔から背景の広告には文章としてだがわりと中国語が出てきているよ。

わりとアレではあったが「CANAAN」は中国語が出てくる。それから「ストレンヂア 無皇刃譚」は中国語がきちんとした形で結構入っていたはず。

「フルメタル・パニック」は標準語か広東語が出ていなかったっけ?
あと思いつくところでは「ブラック・ラグーン」、「キルミーベイベー」、「C」とかにあったように覚えている。

日本人が日本語なまり?な中国語喋ると少々困ったことになる。「ブラック・ラグーン」とか、笑うシーンじゃないのに笑ってしまったよ。

中国語の文章や中国語を喋るのはそれなりにあるけど、アニソンに中国語が入ることはほとんどないね。「銀魂」のEDにあったのと、はるか昔の「小白龍」くらいしか知らない。

「孤高之魂魄」という中国語の歌はあるんだが、あれは聴くと日本人は中国語の歌を歌わない方が良いと思ってしまうレベル。

ああ、アレか……歌詞無しで聴くと中国語だとは全く分からなかったな。確か当時で空耳ネタ大会になって、その後オフィシャルで歌詞が公開されたものの、空耳ネタに駆逐されてしまったという悲劇が……

中国語って日本人の感覚だと音がカッコよく聴こえないのでは?
以前日本人に聞いた話によれば、無理矢理カタカナにした場合、中国語の発音はカッコイイ音ではないらしい。

恐らく俺達がその手のネタ中国語に笑ってしまう感覚って、抗日ドラマや映画に出てくる日本兵の喋る定番の日本語罵倒セリフを聴いた日本人の感覚と近いんじゃないかな。
最近の日本人の役者が出演している作品はまともだけど、昔のは日本人からすればマジで笑えるらしい。

アニメや漫画で中国語は無くてもいいよ。無理にやるとネタにしかならない。

言いたいことは理解できる。むしろ中国語喋らない方が良い。
「サクラ大戦」の李紅蘭とか、関西弁のときは萌えるが中国語を喋る所はその……

ドイツ語や一部の英語が日本のアニメや漫画で多用されるのは、日本の感覚ではドイツ語の発音にとても中二病っぽいカッコ良さを感じるからだという説がある。
恐らく中国語の発音にはそういうものが足りないのだろう。

確か「SHIROBAKO」だったと思うけど、「ドイツ語部分は分かるけど中国語部分は分からない」なんてこともあった。

ああ、エンゼル体操な。俺も教えてもらうまでドイツ語の後は自分の知らない外国語だと思っていたわ。

そりゃ英語とドイツ語の二大アニメ言語には及ばないが、中国語もそれなりにあるとは思うんだが。ヒンズー語だとかスペイン語とかオランダ語なんかに比べれば中国語の出る頻度は随分と高いと思う。

中国語では読まないけど、元が中国語の固有名詞は結構出てくるような。

日本人は漢字を日本語の発音で読むからね。
漢詩もわざわざ日本語に変換して読むという技法が一般的。中国的な要素が多いわりに中国語が少なく思えるのはそういった所もあるのでは?

「嶺上開花」とかは中国語発音だ。音が日本語化されているけどね。
あと例えば「麻婆豆腐」なんかも、中国語に聞こえないが日本語ではなく中国語読み(ということになっている)言葉だな。

アニメで聴き取るのは難しいが、漫画やラノベでは中国語系の名詞でカタカナのふり仮名がある場合はだいたい中国語読み(もちろん日本語発音への魔改造変換だが)になるみたいだね。

「カードキャプターさくら」は中国語がちょこちょこあったはず。吹き替え版で見ている人も多いから意識されていないのかね?
他にも昔の作品探せば中国語は結構あるのかも。ただ発音の方は……

「らんま1/2」は中国人キャラの名前が中国語発音だよ。

そう言えば「らんま1/2」はいろんな言葉が中国語だったりするらしいね。でも俺もオタクの友達もずっとあれが中国語だとは気付かないままだったな……
あとシャンプーの登場初期は「愛人」とか「別了」とかちょこちょこと中国語が出ていた。でもその後は日本語になった。あと「らんま1/2」は猫飯店の歌が中国語。当時はなんとなく聴いていた印象があるが、今だったらツッコミの嵐になりそうだ。

でも「ピンポン」のように、きれいな中国語がきっちりと出る作品も出てきてはいるんだよね。数は少ないけど。

最近では「東京ESP」の中国語が正しすぎて驚いたわ。

「東京ESP」はウチの国のプロの声優が参加しているから、そりゃ正確だよ!



とまぁ、こんな感じで。
中国語があんまり出てこないと思っている人もいるようですが、それと同時に作中でカタコトの中国語が出てきたときは微妙な印象を受けてしまう人も少なくないようでした。

また中華系キャラの名前が中国語発音表現されるケースなどは、基本的に字幕などの文字ベースで伝わるのもあってか意識され難いようです。

それから中国人キャラには中国語を喋らせるのではなく、語尾に「アル」をつけるお約束については、今の中国オタク界隈ではあまり認識されていないような印象を受けました。
語尾に「アル」な中国人キャラに関しては、最近の作品ではあまり出てこないお約束でもありますし、今の中国オタク界隈ではそれほど意識されていないのでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ラブライブ劇場版の興収2日で4億!……それでこれってどれくらいスゴイの?」

ありがたいことに
「ラブライブの劇場版に関して中国のオタクの反応は?」
という質問を複数いただいておりますので、今回はそれについてを。

「ラブライブ!」

は現在の中国オタク界隈で最も勢いのある作品の一つですし、日本における劇場版興行収入についてのニュースも早速話題になっているようです。

[映画興行成績]劇場版「ラブライブ!」が興収4億突破し初登場首位に(マイナビニュース)

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ラブライブの興行収入がスゴイ」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ラブライブの劇場版が大好評だ!なんと初週で4億円の興行収入を記録したそうだ。

ラブライブ劇場版の興収2日で4億円!?……それでこれってどれくらいスゴイの?

具体的な数字が出たか。
さすがは「邪教」だ!

確か初動に関しては「まどか☆マギカ」超えという話だね。信者のパワーを感じる!

これ全然凄くないぞ。宮崎アニメの1%にも及ばない。

たった4億円?
人民元だと2000万元程度じゃないか。明らかに爆死。

上映二日目の数字だしどうやって爆死と判断できるんだ?

アホか。初動が重要なのにこの数字しかないんだから当然爆死確定だ。

初動はそれほど多くないわな。継続的な動員がどうなるかだと思う。

この数字に喜んでいるヤツ、「ドラえもん」の興収と比べてみろ。爆死確定の現実を認識しろ。

実際これ、どうなの?日本の映画市場的に考えて。
数字だけ出されても分からん。できれば相対的な例えを知りたい。

「アイマス」超えはしそうだけど、「けいおん!」超えは無いって所だろう。

オタク向けアニメ映画の興収の数字では間違いなく近年最高だよ。
初週の動きでは動員数は「まどか☆マギカ」をわずかに下回っているが、興収はわずかに超えている。その下は「けいおん!」と「あの花」が来る。

深夜枠だとトップ、オタク向けだとエヴァに及ばないとかそういうレベルじゃないかな?今後の動きが気になる。

こんな映画、爆死してくれないと日本の業界に悪影響が出る……

良い数字なのは間違いないし喜ばしいのは確かだ!

今後どうなるのかね。累計がヒドイことにならないといいけど。

累計ではそんなにいかないだろう。
「けいおん!」や「まどか☆マギカ」レベルに達するとは思えんし「エヴァ」、「ヤマト」なんかとは当然ながら比べるレベルにもならん。

興収の新記録とか出ないかな……そして中国の大陸でも上映してくれないかな……日本のオタクは何度も見るだろうから、まだまだ伸びると思うんだ。

イロイロと比較対象の数字を見てみたが……「まどか☆マギカ」超えるとか、日本のラブライバーはいったいどうなっているんだ!?

ウチの国でも叩頭したり拝んだりする信者がいるが、日本においても秋葉原などで拝礼する光景が見られる模様。さすが邪教だ。

「ラブライブ!」は関連ニュースを見るたびに邪教の恐ろしさを実感する。

「まどか☆マギカ」超えか。とりあえずそれだけでも信仰の素晴らしさを感じることが出来た……!

「ラブライブ!」が「まどか☆マギカ」に勝って1位とか想像もしなかったわ。さすが邪教。

実際に見た感想としては「もの凄く普通」って所かな。でもアイドルモノとしてはこれでいいのかも。

でもこれって一人二回見てるとかだよね?いくらラブライバーが多いと言っても。

2回どころか10回は見ているだろう!

俺も貢献してきたぞ。
映画館の盛り上がり方からは4億という数字はそれほど不思議じゃない。上映館数が多ければもっと伸びただろうね。

真面目な話、今回の数字から考えると、ラブライブを見に行っているのはアニメファンだけじゃないんじゃないの?日本のラブライバー関係の画像を見ると、旧来のアイドルファン層も入ってきているように思うんだけど。

AKBとかのニュースを見ると、「偶像」ということなら二次元の方がマシかもとか思えてしまうからなぁ。日本のアイドルファンって最近どんなことになっているんだろうか?

俺も信徒として何かしたい。
映画を見に行けなくても、こっちでチケットだけ買えば興行収入の増加に貢献できるかな?

あ、それ俺も考えたわ。

喜ばしいことだ。更に売れてほしい。
そしてこっちにも来てほしい……

大陸の方で上映されることはないだろうからな。8月に香港に行くのが現実的な選択か?

ウチの国は今日本の映画を上映するのは無理だろ。
経済規模的にも政治的にも。

「ドラえもん」はウチの国に入って大人気というか記録作っている最中だぜ。ただ、あのクラスのブランド作品じゃないと入ってこれなそう。商売に関しては確かに昔より柔軟になっているけど、それは大規模なものに限っての話だからね。



とまぁ、こんな感じで。
日本のオタク向け劇場版アニメの市場規模というのがピンと来ない人も少なくないようでした。
数字から受ける印象で爆死と断定したり、他の作品との比較を理由に信者の勝利と断定したり、かみ合わないやり取りが飛び交っていたりも……

何はともあれどれだけ伸びるのか、それから中国オタク界隈に対今後の動きにどう影響するのかなど、イロイロと気になるのは間違いありませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってつっこみ&情報提供お増しております。

中国オタク「好きな作品が叩かれていたらどうする?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

中国のオタク界隈でも様々な作品が人気になっていますが、それぞれの作品のファン同士の争いやゴタゴタも頻繁に発生しています。

こういったファン同士のゴタゴタに関して
「中国のオタクな人達の間ではどうなのか?どう考えているのか?」
といった質問をいただいておりますので、中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のネットで「好きな作品が叩かれていたらどうするか?」というのが話題になっているそうだが、実際この手のことはオタクをやっていると常にぶつかると思う。みんなはどんな感じに対処している?

アンチにもいろいろいるよな。そしてファンというか厨も。
やつらは天敵、しかし時たま友軍にもなっているのを見かける!

普通にウインドウ閉じるのがいいと思うわ。

好きなアニメが叩かれている時どうするか?
無視するのが良いと思います。

そんなの気にしなければ、とは思うんだけどもし自分が好きなアニメのまともな部分がヘンな叩き方をされていたら反撃してしまいそうだ。

精神面に影響するし私もそういうのはスルーする方が良いと思う。
しかしアンチの影響で作品の評価というかブランドに傷が付いたり、売り上げに影響が出たりするのではと思うと戦ってしまう。中国の動画サイトでは無料で視聴できるとは言っても、動画サイトのアクセス数やネットの評価が正規配信の番組獲得に影響しないわけじゃないしね。

正直どうでもいい。叩くなら叩けば?と思っている。
アニメなんて優れた暇つぶしの娯楽なんだから。

ガンダムは良いぞ。アンチはいない。常に内戦状態なだけで。

そういや「鋼の錬金術師」のアニメもずっと内戦状態だな。

最近は作品本体を叩くよりも、作品のファンを叩くことが多くなってきている。ちょっとめんどくさい風潮だ。

作品の優れている所だけを見るような人と議論しても意味が無い。
作品の優れている所はどこか、足りない所はどこかを把握しているような人ならばいいんだが。

個人的に印象深いのは「ギルティクラウン」ファンの「コードギアス」叩きかな。そしてその逆もあったな……

俺の好きな「ラブライブ!」は叩かれない日は存在しない。反論しても会話が成立しない。もう慣れたわ。

作品じゃなくて、男性向け女性向け、特定のファン向けってだけで叩かれる作品もあるからな。近頃は「刀剣乱舞」とかも叩かれているが、あれはファンじゃない自分もさすがに引くレベル。

作品を叩かれたら、そりゃもう戦争だよ!

正直、一番嫌なのは「叩くのが流行っているから叩く」というアンチだな。

叩くやつらと討論しても意味が無い。バカな奴らだと思って放っておけ。

「良い話だね、私の負けだよ」の一言だけ残して無視しとけばいいよ。

最近ゴタゴタしているのは「ジョジョの奇妙な冒険」と「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」、それから「響け! ユーフォニアム」辺りか?

常に続いている「Fate」、それからいよいよ手が付けられなくなってきている「東京喰種」もあるぜ!

叩くにしても内容次第じゃないかな?
大手、発言力のある人間が叩いている場合は根拠のあるケースも少なくない。素直に受け入れられるかは別だけどね。

自分が好きな作品なら、どんなに叩かれようと作品全てを愛そうぜ!いっそヤンデレ的に。

でもヤンデレ的にいくなら周囲の敵を全否定だよな。
作品の欠点を認めないでそのまま過剰反応するのが余計に争いを加速させている気もする。

ちゃんとした理由があるなら会話する。そうでなければ無視するべき。

叩きをスルーできるようにならないといずれ疲れ過ぎて大変なことになるよ。
だから無視か通報するのが一番なんだが……相手の簡単なレスに触発されて普通のファンからある種のアンチというか荒らしにクラスチェンジしちゃうのもいるからなあ

「あの花」と「クラナド」みたいに別作品として楽しめばいいのに、どっちが上かで無限の叩き合いが行われる作品もあるよな。

もういっそのこと、エロ同人パワーで賢者モードになろう!アンチであっても作品の知識はあるから薄い本は見ているわけだし!

ちゃんとした統計が出ている話として、ネットには荒らしが目的、それが楽しいという精神異常者が一定数いるというのがある。
荒らしや叩き自体が目的で議論は関係ないという相手もいるわけだし、ネットであまり真剣に向き合う必要はないと思うよ。

荒らし的なアンチもそうだけど、厄介なのはオタク同士でどっちが正しいか、上かのバトルだよな。冷静になれば勝負の基準も曖昧だし勝っても負けても得られるものは特にない。自尊心も満たされるわけではない。でも冷静になることは無い。

そういう時こそ自分の好きな作品を繰り返し見るべき。自分がなぜその作品を好きになったかをきちんと把握しておけば他人の批判についても軽く受け止めることができる。

人がいる所では必ず争いが起こる。私達はキーボードの戦士なのだから……

エロを語るときはみんな平和なのにな……

でもエロゲーでストーリー性だか文芸性だかの強い作品になると途端に戦争が勃発する。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でもこの手の話に関してはイロイロと苦労しているようでした。

それにしてもこの手の話はどうしようもないというか、自分が好きな作品と一般的に評価される作品が違うのはオタクをやっていると避けられない話ではないかと思います。
個人的な好みに加えて、作品に出会ってしまったタイミングというのもあるでしょうし。

例えば私なんかは子供の頃にハマったガンダムが「機動戦士ガンダムZZ」なので、いまだに一番好きなガンダムはZZガンダムのままです。もちろん「ZZ」という作品の微妙だったりグダグダだったりな所に関しては承知していますし、他のシリーズ作品の方が面白いというのも分かってはいるのですが好き嫌いだけは変わらないのですよね。

それに歳をとると新しい人気コンテンツ、感性についていけない自分を意識せざるを得ませんし、そこら辺はもう割り切ってやっていくしかないんだろうなーと考える今日この頃です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「実際に名探偵コナンを犯罪教科書にした事件って起こっているの?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

最近中国では動画サイトにおける日本のアニメへの取締りに加えて、テレビkのニュース番組による日本アニメへのパッシングがまたイロイロと行われているようです。

そんな中で「名探偵コナン」は「犯罪の教科書」として名指しで批判されたりもしている模様です。
コナンは「アニメの旗掲げた犯罪の教科書」? 中国のテレビが批判…「血なまぐさい暴力、誇張したものある」(産経ニュース)

ただこの件に関してはさすがに反発やツッコミも多く、中国のオタク界隈でもある種のネタ扱いになっているような所も見受けられます。そんな中、
「実際に名探偵コナンを教科書にすることはあるのか?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国のテレビで名探偵コナンが犯罪教科書だと批判されているが、実際に名探偵コナンを犯罪教科書にした事件って起こっているの?
純粋に気になってきたんで教えてほしい。

推理小説の真似をして捕まった的なニュースは見た覚えがあるような無いような……

名探偵コナンを批判するにしても、もう少しなんとかならないかとは思う。
あんなの真似しようとするヤツはいないだろ……

名探偵コナンのやり方はめんどくさ過ぎるわ!

負の影響としてありそうなのは登場人物の心情描写とか、シチュエーションとかかな。でも名探偵コナンはその辺りかなり柔らかいものになっているんだよな。

今の世の中、テロ関係、それから冷静で無目的な殺人事件の方が怖いわ。

確か3年くらい前に新聞で「名探偵コナンを見て殺人を学んだ」という犯人が捕まったなんて記事が載ったことはあったはず。でも4月末のコナン叩きはそれとは関係なく、かなり唐突に始まった印象だわ。

それマレーシアの話じゃなかったっけ?こっちのネットに貼られていた画像は現地の華字新聞だったと思う。

親戚が警察だけど、彼らの事件解決の方法って大体は防犯カメラとかそっちの方の証拠によるものだし、大体は衝動的なものという話だ。名探偵コナンの模倣犯ってのはさすがにありえない。

職業的なヒットマンとか、変態殺人鬼でもない限り冷静に準備とかはしないだろうな。そしてそのレベルだとアニメの模倣犯なんてのはそう出ないだろうし。

コナンの事件は再現するのが難しすぎる!

しかし事実を元にしたミステリはあるけど、ミステリを元にした犯罪で成功までいったようなのってどれくらいあるんだろうね。

密室殺人とか、まず密室作るのが難しいよな。

名探偵コナンに限らず推理系の作品は現実に置き換えて考えると手順が複雑すぎたり、条件が理想的過ぎたりする。

そもそも、密室にするときっちり捜査が入ってしまうから犯罪の隠匿には向いていない。事故を装ってみたいな方がまだ現実的じゃないか?

現実の有名な殺人事件とか見ると、大抵はロジカルじゃない。或いは小説にしたら「こんなのありえない」と読者からツッコミを受けるレベルのも少なくない。

そんなガチガチに考えずにスピード重視でやった方が安全確実だろ。

中学の頃にその手の模倣ができるかと考えたことがあるが、どれも現実的じゃない、実際にやるのは難しいという結論に達した。

コナンとかを見ていると、「こんな面倒なことやるくらいなら殺人やらないでいいや」という気になってしまう!

コナンの作中で行われるやり方って、ほとんどが個人的なスキルや個人的な知識と背景によるものだから汎用性が無いと思うんだけど。

今の事件解決って映像データだとか通信記録だとかの膨大な情報を検索するという、手間はかかるけど確実なやり方になっている。推理のひらめきで解決する事件も、ミステリ作品の中にあるような特殊な条件のシチュエーションの事件もほとんど無い。コナンとかは特に模倣しようにも模倣できないタイプの作品だろう。

ウチの国とかそこら中にカメラあるしな……

実際、ウチの国はまず動機で捕まえて見て取り調べの流れだな!証拠や何やらは後付でOK!

ウチの国ほど極端じゃなくても、捜査に関してはどこの国もそうじゃないか?動機ベースでの判断はでかい。

現代の操作方法って推理の積み重ねじゃないからね。証拠などのデータをもとに判別して取り調べ。

コナンの真似するよりも死体の処理をして行方不明にするとかの方がまだ効果的じゃね?

正直自分の技術力では全く真似できないな!

それよりも、警察が名探偵コナンを見ていないとなぜ言い切れる?

何はともあれ、名探偵コナンの殺人事件の真似をするならまずは黒い全身タイツの準備からだな!そしてカメラ目線も意識しないと!



とまぁ、こんな感じで。
名探偵コナンの真似をして何ができるのか、といったツッコミが飛び交っていました。

最近の日本のアニメパッシングに関するネットの反応を見ていると、
単純な反発や肯定だけでなく
「さすがにそれは無いだろう……」
的なものも増えているように思えますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の動画サイトの日本アニメ配信規制、ブラックリスト38作品が確定した模様

3月末に中国の動画サイトに対して行われた日本のアニメの規制ですが、先日ようやくというかついにと言うべきか、いわゆる「ブラックリスト」が発表されたようです。
中国語のニュースはコチラコチラなどをご参照ください。

また、4月の取締りの動きやその影響については当ブログの記事や、私が書かせていただいたコラムなどもよろしければご参照ください。

ついに来た中国動画サイトの日本アニメ規制、人気作品も次々に消滅中

予想通りで予想外!? 日本のアニメ配信を直撃した中国動画サイトへの取締りについて(ダ・ヴィンチニュース)

【中国オタクのアニメ事情】中国の日本のアニメ取締りと、4月の新作アニメへの影響(アキバ総研)

ちなみにダ・ヴィンチニュースさんの方は取締りの全体的な流れや背景、アキバ総研さんの方は4月新作アニメで規制の影響が予想外な方向に出た作品などについてとなっております。

今回の規制に関しては中国のネットでも実社会でもデマっぽい情報、真偽不明のリストなどがかなり飛び交っていましたし、私もそういった情報をどう紹介すればいいか迷っている所でした。とりあえず今回の通知で規制と取締りの第一陣に関しては一応の確定となるのでしょうかね。

以下が、ブラックリストに挙げられている作品になります。

残響のテロル
BLOOD-C
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
Ergo Proxy
寄生獣
スカルマン
Another
インフェルノコップ
アフロサムライ
東京喰種トーキョーグール√A
ソードアート・オンラインII
東京ESP
東京レイヴンズ
デビルメイクライ
Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-
新妹魔王の契約者
進撃の巨人
コープスパーティー
ストライク・ザ・ブラッド
デスノート
デッドマンワンダーランド
デート・ア・ライブII
PSYCHO-PASS サイコパス
デビルマンレディー
School Days
エルフを狩るモノたち
エルフェンリート
ハイスクールD×D
百花繚乱 SAMURAI GIRLS
だから僕は、Hができない。
ガールズブラボー
かのこん
はぐれ勇者の鬼畜美学
桜通信
暗殺教室
黒執事 Book of Circus
CLAYMORE
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド



以上です。
ざっと見た印象ではお色気系、グロ要素が強い、或いは現代社会を舞台にした中国では「過激」とされる作品といった辺りが引っかかっているようですが……

日本の感覚で見ると作品の傾向がバラバラですし現時点では判断に迷う所もありますが、明確な形での通知となりましたし、このリストの作品は今後中国での扱いは困難になるかと思われます。例えば「暗殺教室」などは今確認した所、削除されているようです。

ただ、第二期などが対象となっている作品の場合同シリーズの第一期はどういった扱いになるのかといった点などまだハッキリしない所もあるのがまた……
今確認してみた所、「東京喰種」や、「ソードアート・オンライン」の第一期や特別編など現時点では視聴可能だと思われる作品もありました。ここで挙げられた作品を中国で扱うのはリスクが高いのは間違いありませんが、正規で入っている大人気作品もありますし、せめてシリーズ全部一律にアウトというのは避けられるといいのですが。


この取締りの件については中国の動画サイトにおける日本のアニメ配信ビジネスに現在進行形で大打撃を与えていますし、私も他人事ではありません。当ブログでも引き続き追っかけて行こうかと思います。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「確かにドラゴンボールは引き延ばし過ぎ。でもフリーザ編で終わりは早過ぎない?」

先日日本で、トリシマ編集長によるドラゴンボールに関する発言がイロイロと出ましたが、有難いことにこの件に関して
「中国オタクの間で何か反応は?」
という質問をいただいております。

ついにトリシマ編集長が認めた!「ドラゴンボールはフリーザ編で終わるべきだった」(LITERA/リテラ)

中国のオタク界隈でもこの件は早速話題になっているようですし、今回は中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ジャンプの元編集長でドラゴンボールの初代担当編集が「ドラゴンボールは引き伸ばし過ぎた。フリーザ編で追わらせるべきだった」「ドラゴンボールを引き延ばし過ぎた結果、鳥山明は燃え尽きてしまった」と認めたらしい。
やはり関係者も引き延ばし過ぎだと思っていた模様。

これって連載作品でよく生じる矛盾なのかね。人気が無ければ連載打ち切り、人気が高くなると完結できない。

フリーザ編までで?
確かにドラゴンボールは引き延ばし過ぎ。でもフリーザ編で終わりは早過ぎない?

「BLEACH」も藍染倒したところで……

えーと「NARUTO」や「名探偵コナン」で例えるとどの辺だろう。

長期連載作品だとありがちな話だ。作品と作者の潜在能力を搾取するだけの会社ばかりだ。

人気があれば作品は生き残れるが、引き伸ばしのせいでいつの間にか半死半生になっていたりするよな。

私は「ONE PIECE」もさっさと終わらせるべきだと思っている。

そう言えば、冨樫先生は今何をやっておられるのだろう。

フリーザ編で完結だとちょっと早すぎるだろ。終わるならセル編の方が良いと思うが。

私もフリーザの所で終わらせるのは早いと思う。スーパーサイヤ人になったばかりじゃないか。

同意。フリーザ編までだとその後のスーパーサイヤ人の活躍も無いわけだし、作品の寿命という判断から考えた場合引き延ばすのも間違いではなかったのでは。

でも、一番面白いというか話に広がりがあったのはフリーザ編までじゃないか?
フリーザ編以前も冒険、ファンタジー、SFと微妙に話の方向性が変わりながら作品は発展していった。でもフリーザ編が終わって以降はインフレする戦いだけだ。

でもフリーザ編で終わっちゃっていたら悟飯のキャラ描写が足りなくならないか?

問題は強さのインフレであって、ストーリーではないような気もする。

もしフリーザ編で終わっていたら悟飯関係の描写や伏線が投げっぱなしになるからセル編で完結が良かったと思う。孫悟空という主人公の活躍の区切りにもなるわけだし。

完結させるならセルゲームが終わってからだろ。
セル編はストーリー面では大きな問題もないし、戦闘力のインフレもまだどうにかなっている。それにきちんとそれまでのキャラを集結させている。そして最後は旧世代の主人公の悟空と、新世代の主人公の悟飯の交代も行われている。

元の日本語の記事にあたってみたが、概ね納得できるが一つだけ意味が分からないのが、初代担当編集がドラゴンボールがもうダメだとする根拠として
「ジジイとか女と闘うくらいだったら、もうやめたほうがいい」
と思ったと発言していることだ。この価値観はどうかと思うが。

その部分は私も驚いた。こんな価値観の人がドラゴンボールという名作の担当だったのかと。ドラゴンボールをいつ終わらせるかという話より衝撃的だったわ。

日本で女性キャラが敵になり難い理由の一端はこういう所なのかもね。
武侠系の作品なんかとは女性や老人キャラの強さ、戦わせ方に関する価値観が異なるのを改めて認識した。

私はセル編で終わってから、孫悟飯主人公で日常系というかDr.スランプみたいなことやればよかったのにとずっと思っている。

日本国内だとフリーザの人気が極めて高いらしい。この「フリーザ編で終わるべきだった」という発言に関しては、それも影響しているんじゃないか?
ウチの国だとフリーザの人気はそこまで高くないし、そこでやめたらもったいないと思ってしまう人が多数だと思うよ。

フリーザとミスターサタンは日本との人気の差を感じるキャラだ

アニメの引き延ばしも凄かったからな。
ある種の限界にナメック星の辺りで達してしまっていたということか。

しかしドラゴンボールってそんなに続ける意味あったの?
漫画はともかくアニメはそんなに売れていない。ディスクの売り上げとか普通にエヴァとかに負けているようだし。

お前、時代とビジネスモデルをちゃんと考えろよ……ドラゴンボールは視聴率が良ければ問題ないタイプの作品だ。それに放映当時の日本はビデオ全盛期のはずだぞ。ディスクの売り上げで判断できるのは特定の時代のオタク向けの作品だけだ。

ドラゴンボールの連載当時はテレビ、映画、漫画、玩具、食品や日用品などの各種タイアップグッズと日本の「子供向け」の業界全てに影響していたと言える。だから鳥山明個人の希望だけでやめるのは不可能だったんだろう。

人気になり過ぎた漫画が、作者本人の意思では終わらせられなくなり、グダグダな作品になってしまうのはなんだか悲しい。

しょうがないよ。業界の競争が激しいから人気の作品は継ぎ足しを繰り返される。ジャンプのためにね。

比べるもんじゃないんだろうけど、ウチの国のネット小説業界の人気になってからの引き延ばし、そしてグダグダ状態が多発する状況を見るとジャンプもドラゴンボールもまだマシな方に見えてくる。

私はむしろ「終わらせない」というのが正しいとも思ってしまう。アメコミみたいな感じで作っていけばいいのにと。日本の漫画家による生産方式では無理な話なんだろうけどね。

アメコミというか、アメリカに作らせたらどんな映画になったか思い出せ!

集英社ってジャンプ以外にどんな出版物や関連業務があるの?日本の三大出版社の一つだし、ジャンプだけってことは無いよね?
いくらドラゴンボールの人気が高くて、日本の業界の競争が激しいとは言っても、新しい作品を作れなくなるほど鳥山明に無理をさせなければならないような組織なの?

こうやって見ると、「NARUTO」はまだいい終わり方だったように思える。

商業でやっている以上、売れれば伸ばし、売れなければ切る、ってことなんだろうな。
ダメな作品は打ち切り、良い作品は引き伸ばしでダメになる……

改めて考えてみれば、ナメック星の辺りまではまだ戦闘力やドラゴンボールが機能していたし、戦いも強さ以外の駆け引き、知恵が絡んでいた。しかしセル編以降は本当に戦い中心になっちゃったからな……

それにしても、フリーザ編までで……ということはセル、ブウもダメということになるのか。じゃあGTとか今の日本のファンの間ではどういう評価なんだろう。とても気になってきた。

ある程度連載に近いタイミングで追っかけていた自分からすると、当時は鳥山明先生がフリーザ編で完結させようとしても、全世界が認めなかったと思うよ。終わって欲しくないというファンばかりだったはず。
それに私は今でもドラゴンボールに関しては「完全に終わり」にはなって欲しくないと思い続けている。もちろん鳥山明先生にとっては単なる負担だというのは理解しているが……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に納得できる部分はあるものの
「セル編までやってからの方が……」
と思う人も少なくないようでした。

この辺りに関しては中国本土へドラゴンボールがどのようなタイミングで、どのような媒体で入っていったか、中国オタクの面々がドラゴンボールに初めて接した時、どこまで話が進んでいたかというのも影響しているように思えます。
この辺についてはいつか時間のある時にでもまとめてみたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


6/8、6/9修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「また麻婆豆腐かよ!アニメの中華は麻婆豆腐ばかりだ!」

思い出した頃にやる食べ物ネタ今回は
「麻婆豆腐」
についてを。

最近は中国オタク界隈でも料理系の作品に関して話題にする人が増えているようですが、そういった作品における中華料理の扱いがちょっと気になったりもしているようです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のアニメや漫画に出過ぎる麻婆豆腐」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


グルメ系の作品に限らず、日本のアニメや漫画には様々な国の料理が出てくるけど中華料理が出る場合ってかなりの確率で麻婆豆腐な気がする。
確かに麻婆豆腐は中華料理の中でポピュラーではあるけど、さすがに多過ぎない?

うむ。外国の料理に関して詳しくやるなんてのは無理な話だし、有名な料理が中心になるのは理解できるが確かに日本のアニメや漫画では麻婆豆腐率が極めて高いよな。

一般的なアニメならともかく、「食戟のソーマ」のように料理勝負がメインで各国の料理がテーマになるのに、中華料理で相変わらず麻婆豆腐とかになるとガッカリだ!

日本ではこれが中華系の代表的な料理だと認識されているんだろう。そう言えば「中華一番」でも……

でも日本は中華料理屋かなりあるはずだろ?
それなのに何かあるとほぼ麻婆豆腐だぜ?
家庭料理ならともかく、料理対決でどうしてそうなる。

麻婆な天使とか麻婆な神父とかキャラ付けのネタになるくらいだからなー

しかし美味しくて手軽に作れて材料も安く手に入る中華料理って麻婆豆腐以外に何があるかな?ちなみに日本の一般家庭ではウチの国に比べて火力が小さめなのと油の使用が少ないという制限がある。

えーと、餃子とかの点心系?
言われてみれば油の量は日本だとネックになりそうだな。それに炒め物とかは完成品の見た目ですぐ中華料理とは分かり難いかもしれん。

炒め物で思い付いたが、麻婆豆腐は見た目が特徴的だし絵に描くのが楽、分かり易いという面もあるのではないだろうか?

日本のアニメや漫画を見ていると、また麻婆豆腐かよ!日本の中華は麻婆豆腐ばかりだ!とツッコミ入れてしまうわ。日本人の中華料理のイメージの中で最も強いのは麻婆豆腐なのか?

いや、たぶん餃子じゃないか?
日本はどこでもご飯と餃子、ラーメンと餃子といった形の主食セットにして食べるはずだし。

中華料理全てということなら餃子でしょ。でもアニメや漫画の演出の上では麻婆豆腐の方が使い勝手が良いってことじゃないかな?

ラーメンは?

日本の「ラーメン」は既にウチの国の「拉面」との違いが大きくなり過ぎている。あれはもう日本の独自料理だろ。

そういやラーメン対決や餃子対決ってのは無いの?

グルメ系の作品では普通にあるよ。ただ上のコメにもある通り日本だとラーメンは独自ジャンルになっているから、中華枠ではあんまり扱われないらしい。麺類に関しては刀削麺とかになれば中華枠になる模様。

日本の作品で一般的なのは包子や小籠包なんかの一部の点心や北京ダック、あとはフカヒレとかの豪華材料系だな。

三国志系の作品で食っているのが点心だけだったのにはツッコミ入れるべきか笑うべきか迷った。

俺は肉なしチンジャオロースが印象に残っているぜ。

担担麺もわりとよく出てくる気がする。

とりあえず回鍋肉や棒棒鶏とかも日本でよく知られている中華料理なはずだが……

お前ら炒飯を忘れるなよ。
外国人の中華料理のイメージでは炒飯が強い。

炒飯って最近はタイとかの東南アジア系料理にイメージ持っていかれてないか?

ラーメンは既に「日式」の方になって発展しているし、餃子も日本の地方都市が特産として独自の宣伝を行っているから日本料理枠に近い扱いなんだろう。
それに対して麻婆豆腐はまだ中華料理枠にあるというイメージなのでは。

でも日本の麻婆豆腐もかなり魔改造されているんだよなぁ……

日本やアメリカでは四川料理が好まれているという話をどこかで聞いた覚えがあるが、そんなに違うの?

そう言えば日本では中華料理=四川料理だという話もどこかで見たな。

アメリカは知らんが、日本の四川料理は「麻」の辛さが無くなっているアレンジが主流。日本人は唐辛子はともかく、花椒系の麻な辛さには慣れていない。恐らく伝統的な麻婆豆腐を受け入れられる日本人は多くないんじゃないかな?
(訳注:花椒(サンショウの一種)は中国語で「麻(マー)」と言われる舌が痺れるような辛さが加わります。花椒は麻婆豆腐をはじめとして中華料理ではよく使われるスパイスです)

日本在住の自分が答えよう。
こっちの中華料理屋では麻婆豆腐も餃子も非常にポピュラーで、必ずあると言っていい。ただ味に関しては半分くらい中国の味ではないね。中国人が経営している中華料理屋でもそんな感じ。
あと個人的に一番ダメだった日本で改造され中華料理は甘い肉まんかな。

日本の包子が甘いのは広東系だからだと聞いた覚えがある。
叉焼包からの流れもあるとか。

叉焼包系か。ウチの地元ではない味だから昔南方に言って食って吐きそうになったことがあるよ。こういう「食べなれている味だと思っていたのに違う味」の不意打ちはキツイ。

日本では麻婆豆腐は簡単で安い、庶民的な中華料理になっているんだよ。
私のいる大学の食堂にも普通にあるし、スーパーに行ってみれば様々な麻婆豆腐用の調味料が売られている。

作中で中華料理を取り上げる際にどの料理を選択するかは作品のシチュエーション次第だろ。例えば「食戟のソーマ」のように学園祭という舞台なら、日本でよく知られている麻婆豆腐にするのは分からなくもない。
でも料理勝負系の作品で中華料理がテーマに選択されたとき、麻婆豆腐や餃子に逃げるのはなんか納得できないとも思ってしまうかな。



とまぁ、こんな感じで。
麻婆料理が人気なのは納得できるものの、ちょっと多過ぎる、どうせなら別の料理も……と考える人が結構いるようでした。

ただ実際日本のアニメや漫画において麻婆豆腐を取り上げる作品は多いですが、中国オタク界隈である程度以上広まる作品で本格的な中華料理を扱うことは珍しいというのもこの辺の印象に関して影響しているように思えますね。

それと日本と中国の麻婆豆腐の違いについては昔の記事(もう5年前になりますが)
天使ちゃんの激辛麻婆豆腐って日本風?中華風?
をよろしければご参照ください。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「紅楼夢って日本だとどうなの?オタク系の作品になっていたりする?」

ありがたいことに
「紅楼夢について何か中国オタクの反応があれば教えてほしい」
という質問をいただいておりました。

考えてみれば当ブログでは紅楼夢はあんまり取り上げたことがありませんね。
そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のオタク系の作品に紅楼夢ネタの作品はあるの?」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


紅楼夢って日本だとどうなの?オタク系の作品になっていたりする?
ウチの国の四大名著だし、アニメとまではいかなくても何かのコンテンツになっているように思っていたが、見つからない。

そう言えば四大名著の中で紅楼夢だけその手の日本の魔改造作品の話を聞かないな。なぜだろうか?

日本人は紅楼夢が嫌いだからじゃないか?
基本的に日本では清朝系のコンテンツは嫌われる。私が見た日本人の反応も嫌いだというのばかりだ。

三国演義や西遊記が突出しているだけじゃないの?水滸伝も日本だと特に良い作品は無かったはずだし。

アニメこそないけど、水滸伝のゲームや漫画、小説はかなりあるよ。オタク向けに限らず。

おかしい。紅楼夢にはヒロインがたくさんいるのに……!

でも、アニメにするとなったらメインキャラが多すぎるんじゃないか?
うまく作れば覇権アニメにだってなれるとは思うが。

それはね。キャラが元々女性だからだよ。
日本で頻繁に行われる「娘化」のアレンジが行えない!

日本人は紅楼夢を理解できないからだろう。

日本の漢文教育からして理解できないってのはないんじゃない。それに三国演義、水滸伝、西遊記は大人気だし。

日本人が紅楼夢を理解できないわけではないけど、めんどくさい作品なのは確かだから人気が無いのかもね。
ある意味引きこもりの話だし、戦いもないし。

確かに……戦争、バトル系の作品ではないからなぁ
そもそも中国人の間でもあんまり理解されていないというか放り投げられているわけだし、日本だと尚更か。

紅楼夢は文学的な空気が濃すぎてアニメなんかのオタク系コンテンツには合わないからだと思う。

日本では他の3作品に比べて紅楼夢の知名度が低いからでは。
ウチの国では現在「四大名著」と呼ばれているけど、日本では「四大奇書」としての呼び方が一般的で、その場合紅楼夢の代わりに金瓶梅が入る。
そして、金瓶梅の方は日本の小説や漫画がちゃんと存在する。

中華の伝統文化が濃厚に出ているのが特徴だし、そこを変えたら意味が無い。日本のアニメ向きではないと思うよ。

単純に日本で人気が無いからじゃないか?
商業作品だから日本向けに面白くなるような題材でないと作品は作られない。オタク向けなんかは特に。恐らく日本では四大名著というブランドだけでは手を出す所が無いのでは。

アレンジし難い、そもそも小説自体がそこまで面白いものではないし……

まぁウチの国でも紅楼夢はブランドではあるがネタとしては弱いからなー

紅楼夢に関しては中国人もうまくアレンジできていないし、日本人にできるわけがない。

でも中華ファンタジー系の作品の元ネタくらいにはなっていいと思うんだが。「彩雲国物語」みたいな作品も出ているんだし。
日本人は外国文化ネタを取り入れて遊ぶのが好きだし、紅楼夢でも何かやっていると思っていたが……探しても見つからないんだよね。

アニメになったとしてもエロアニメかドロドロアニメになるだけじゃないか?

ある意味早すぎたラノベみたいなもんなのに。ハーレム系の作品と言えるのに、日本でウケていないのは意外だ。

ヒロインの属性もそろっているのにね。ロリにお嬢様に乙女に姉に妹に人妻、更にはツンデレ腹黒毒舌と、属性に関しては現在のハーレム系作品とも戦えるレベルだ。

でもハーレム系というよりもドロドロ宮廷劇に近い気がする。日本のアニメや漫画にはこの手のジャンルが無いし、アレンジするのに向いていない作品なんだろう。

江戸時代の大奥ものとか、それに近いんじゃないか?似たような作品はあると思う。
ただ前提となる文化背景が違うから理解され難いってのは考えられるな。西遊記や三国演義なんかはどこの国でも分かる話なわけだし。

日本には源氏物語があるからだろう。あえて元ネタにするならそっちを使うのでは。

水滸伝が日本で人気無いのと一緒だよ。
それに中国関係のアレンジをするにしても古典作品は数多くあるのだから、必ず四大名著を優先する理由もない。

私は紅楼夢ベースのギャルゲーとかありそうに思っていたんだけどね。中国国内で作られているくらいだし、日本にもてっきりあるもんだと。

確か、日本の何かのエロゲーでキャラの名前が紅楼夢から持ってきた林黛玉ってのはあったな。当時炎上ネタになっていた。でも作品そのものをアレンジしているってのは無いんじゃないか?

まぁ紅楼夢はグダグダな所も多いし、ヒロインに関しても悲惨なことになっている。少なくとも分かり易い、納得できる終わり方の作品ではないからね。

文芸的過ぎるのと、日常シーンばかりだからじゃないかな。アニメや漫画、ゲーム向けにアレンジするのは難しい。

それには同意だ。中国の名著のネタを日本のアニメや漫画、ゲームに活用する場合、バトル要素を強調するか付加するかして大衆向けのセールスポイントにすることが多い。しかし紅楼夢はそういったシーンを加えるのに向いていないので、大衆向けのアレンジも難しい。
紅楼夢自体は日本の学者がかなり深く研究しているのは間違いないが、それでも大衆向けの作品にはなっていないのだろう。

うーむ……今のオタク向けで考えると日常系、ハーレム系といける気もするが、ちょっと日本向けの題材としては弱いのかな……
日本でオタク向けに作られて
「俺の紅楼夢がこんなにあざといわけがない」
みたいなツッコミを入れられるとかいうネタ展開を考えたこともあるのだが。

ちなみに検索によれば現在日本のオタク界で最も注目を集めている紅楼夢ネタはたぶん東方紅楼夢。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では日本における紅楼夢の扱いに関してイメージし難い所もあるようでした。

紅楼夢関係のオタクコンテンツが目に付かないということについては、紅楼夢が不人気というよりも、日本の娯楽分野において西遊記、三国志、水滸伝の人気が高過ぎるからだという気もするのですが、どうなんでしょうね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「新作のウルトラマンXはどう思う?私はカッコイイと思うんだけど」

ありがたいことに
「ウルトラマンXの情報について、中国の反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

ウルトラマンX(エックス) 公式サイト

ウルトラマンは過去に中国のテレビでも放映され非常に高い人気となりましたし、今でも日本のコンテンツの代名詞的作品の一つとなっています。

中国オタクの中にも小さい頃にウルトラマンにハマったという人は少なくないようですし、日本に比べて特撮系作品があまり評価されない傾向のある中国オタク界隈においても、ウルトラマンに関しては新作や周辺展開などについて頻繁に話題になっています。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ウルトラマンXの情報」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新作のウルトラマンXはどう思う?私はカッコイイと思うんだけど。

悪くないと思うよ。
でもこのままの路線を進むとガンダムになってしまうんじゃないかと心配になったり。

宣伝用の画像とか見ると、最近のアメコミ系ヒーローっぽい印象を受けた。実際に動くとどうなるんだろう。

ウルトラマンが鎧を装備するなんて。
今の日本人の考えがよく分からん。

カッコイイのは確かだけど、動き難そうだな。アクターの人が大変そう。

武装状態の写真……どっかで見たような気が……なんだっけ……

LOLのZedか?自分は最初それをイメージしたが。

ウォーグレイモンじゃないか?コラ画像が既に出回っているぜ。

ああ、それだ!

しかしウルトラマンもついに武装か……昔からのファンとか反発しないんだろうか?

近頃はウルトラマンでさえ武装しなけりゃ怪獣と戦えないのかよ……とガッカリする気持ちはある。

ほら、一応昭和の頃から武器は使っていたし!

装甲自体はウルトラマンノアとかも装備しているぞ。

だって鎧を装備しないとおもちゃの種類増やせないし、保護者のお財布からお金が出ないじゃないか。

ウルトラマンも現在の子供を引き付けるために変わっていくということなんだろうね。
正直な所カッコよくなっていると思うし、カードの設定もオプションとして見ればカッコイイアイテムにできる。昔の伝統に無駄遣いしてくれる人はそんなにいない。
ただ、スパークドールズで変身ってのはちょっと勘弁して欲しいかなー

それでも円谷は東映系の作品に比べればマシ、良心的だよ。ここ一、二年でスパークドールズ関係のアイテムは増加しているけどそれ以外は浪費しないといけないようなアイテムは出ていない。

少なくとも自分は大丈夫。案外悪くないと感じた。
そもそも円谷関係では最近怪獣の「娘化」ばかり聞こえてくる状態だったから、それに比べればこの程度の変化は問題ない。

円谷は装備よりもフィギュアにお金使わせようとしている印象があったが、装備の玩具の方に方針が変わってきたのかな?
どうせなら新怪獣を出して欲しい。いつもいつも老怪獣に仕事させないでくれ。

しかしついにウルトラマンまでカードで変身か。
11連カードガチャとか子供にやらせるというのか!?

カードは怪獣パワーを借りた装備に使用する模様。
ただウルトラマンギンガの設定残っているようだし、人形で変身する可能性はある。

やっぱりカード売るんじゃないか!

この新しいウルトラマンからは濃厚なおもちゃ販売の香りが……!
しかしこの路線でいくと、いずれは実写版エヴァとかにらないか?庵野秀明とか普通にやりそうな気がしてしまう。

なんかウルトラマンもオシャレになっちゃったな。現代の番組として必要なのは分かるし、デザイン自体は悪くないと思うけど、違和感も否定できない。

俺の中のウルトラマンって格闘と光線技で戦うというイメージなんだがなぁ

そもそもこの装備ってどこから出てくる、どこが作ったという設定なんだろう?地球製の装備だったりするの?あとこんなのを装備するということは光線技使わなくなるの?

格闘と光線ってのは前世紀のウルトラマンだな……
あと最近のウルトラマンは地球の防衛組織がかなり強い。地球製の兵器でも怪獣と結構戦えて、ウルトラマンの支援を行ったりする。

時代に合わせた変化ということなんだろう。
個人的には耳がヘッドホンみたいになっているのを除けば問題ない!

仮面ライダーみたいになっちゃって……これじゃあ仮面ライダーの巨大化バージョンだろう。

お前最近の仮面ライダー見てないだろ。あっちはシリーズごとに更にスゴイことになってんだぞ。

なんだかんだでウルトラマンもカッコよくなっているよな。でも私もオーズっぽい武器だとは思っちゃったり。

仮面ライダーは最近ウチの国でも追っかけるヤツが増えて、子供向けというか子供だましというイメージが微妙に薄れつつある気がするが、ウルトラマンはそういった負のイメージがまだ強い。新作でどうにかなってくれるといいんだが。

特撮見ているヤツをアニメ見ているヤツが見下す空気は……
いまだに特撮は蔑視の対象になっているが、中でもウルトラマンに関しては「子供向け」のイメージは人気が非常に高かったことによる影響というか反動のような所もあるんだろうね。

どんな設定にしろ、新しいウルトラマンは基本的に古いウルトラマンよりスゴイ、カッコイイものになっているのは確かだと思う。
あと円谷のヒーローで武装ならばグリッドマンだろう。この間アニメを見て感動した。俺はグリッドマンの新作を今でも待っている!



とまぁ、こんな感じで。
ウルトラマンXのデザイン自体は好意的に受け止められているようでした。

中国オタクの中にはウルトラマンの変化に関していまいち納得できないような人もいるようですが、同時に時代の変化、作品が生き残るためには必要なことだというのもある程度は理解している模様でした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
LINK


当ブログへのリンクはフリーでございます。

このブログの親玉やネタ元

北京の漫画喫茶B3

日本からだと存在そのものを疑われる事も有る北京の漫画喫茶B3のHPです。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

中国オタク的に気になる(らしい)アイテム

amazon機能試し中
記事検索
最新コメント
Archives
  • ライブドアブログ