「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2016年04月

中国オタク「男より強い女キャラというのを嫌う人が案外いるけど、みんな実際どんなもんなの?」

ありがたいことに
「中国のオタクな人は戦える、強いという女性キャラの設定に納得できない人が少なくないように思えますが、どうなんでしょう?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

武侠系の作品では戦闘力の高い女性キャラが珍しくありませんし、中国オタク界隈でも女性キャラが高い戦闘力を持っているということ設定自体はそれなりに受け入れられているかと思います。ただ作中におけるキャラの扱いについてはちょっと考えてしまう所もあるようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「男より強い女キャラというのを嫌う人がいる」
といったことに関するやり取りが行われていましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


男より強い女キャラというのを嫌う人が案外いるけど、みんな実際どんなもんなの?
最近ちょくちょくそういう発言する人にぶつかるんで気になってきたんだ。

日本のアニメや漫画のファンをやっているとどうしてもぶつかる話題かな。

極端では無くても、男性キャラは女性キャラより強く無ければという人はいるかなー

ハーレム系の作品を見ると、男性より強い女性キャラなんてたくさん出て来るが……

男性より強い女性キャラに関してはアメコミでもいるけど、あっちとはまた違うのかな?
まぁアメコミ系の女性スーパーヒーローはウチの国ではあんまり広まっていないというのもあるかもしれないが……

とは言え、足手まといな女性キャラも嫌われるよな

それに関しては、弱い男が嫌われているといった見方もできるのでは?
ウチの国では長年「娘娘腔」とか、なよなよした男に厳しかったし。
(訳注:「娘娘腔」とは女性的な気質のある男性を指す中国のスラングで、以前はかなりネガティブな意味で使われていたそうです)

確かに。
考えてみれば自分も女性ヒロインが強いのは構わないが、弱い、頭の悪い男性主人公はダメだな。

暴力的なヒロインへの反発もその辺があるかな?
ツッコミが基本的に暴力だと、男女共にイヤな印象を受ける。

私は実力がきちんと描写されていれば男女とか関係ないと思っているが。

異種族とか、人外との実力差を考えれば男女差なんて誤差レベルだろ。

俺は気にしたことない。
薄い本的にもおいしいし。

強いの定義もイロイロとあるから、一概には言い難いな。
武力が高いのか、それとも精神的に強いのか、或いは怖いのかなど、男より強いにもイロイロとある。

オタクが普段見ている作品からして、女性に守られるのを好む人間が多いと思っていたんだが違うの?

そうとも限らん。人によっては歪に見える男女のパワーバランスが作品批判の理由になったりする。
むしろオタクをこじらせた方が異性(男女問わず)をモノやオプション扱いしているような節もあるような……

設定やデザインがきちんとしていれば問題ない。
例えば春麗みたいなキャラであればいい。普通の体と服装で「強い」だと厳しい。

普段は萌え重視のあざといキャラなのに、戦いになったら急に強くなる。こういうのはダメだわ。作者もそれを受け入れるオタクも頭がおかしい。

私は主人公がウダウダやってなければいい。
女性キャラの強さに対する不満って、裏返せば弱い男主人公への不満なんじゃないだろうか。

でも前に進まず迷ってばかりの主人公って、最近のアニメだと減っているんじゃないかな?
その手の主人公批判とは別の部分もあると思うんだが。
俺TUEEEEの方向性とか、ウチの国のネット小説に近くなってきているような気もする。

弱すぎてヒロインを守れない主人公は見る気にならない。
創作の中くらい、ヒロインを守る義務を果たしてくれ。

女性が男性より強いとか、きちんと現実を反映しているじゃないか!リアルじゃないか!!

俺は女が強くて男が弱いアニメとかは見ない。
個人の嗜好を否定はしないが、一般的に男は自分よりも強い女を好きじゃないだろう。社会的な立場や要求の問題だって存在する。

逆に現実との差じゃないのか?妄想くらい好きにさせてくれ的な。
俺は自分の人生において、アニメの中のような守ってあげたくなる女性とか、物静かな女の子とかに出会ったことが無い。

妄想の方向性としてそういうのが出て来るというのは興味深いな。
良い悪いではなく、好みの傾向として。

社会のステレオタイプの影響という面もあるのでは。
男は強く無ければ、女はおしとやかでなければといった、中国の伝統的な何か的な。こういうのってそう簡単に変わるものではないと思う。

男より強い女性キャラがいる作品が流行らない、人気にならないわけじゃないんだけどね。
俺の子供の頃とか、リナ=インバースが普通に人気になっていたし昔からそれなりに受け入れられていたとは思うが……実際は反発もあったのかね?

こういうのって、バトル要素アリだと女性主人公に感情移入し難い男性が少なくないということなんじゃないだろうか?

女性主人公の「まどか☆マギカ」とか大人気になってるじゃないか。

あれは男性ほぼ関係ない世界観だし、ストーリー性強いからなー

嫌いな人はそういう作品見ないで、別の作品見ていただけという可能性も考えられる。
今の時代、好きでない作品に関して口出す人も多いから何かと批判が目立っているような所もあるしな。

美しくて強い、いいじゃないの。俺は好きだよ。

うーむ……嫌う人がいるのは分からないでもないんだよね。
例えばセイバーのようにしっかりとしていて、「強くなった」というのが分かるキャラは自分は問題無い。だが、通常時は萌えをアピールするばかりなのに、時折設定上の強さを唐突に出されたりして納得できないものを感じることもある。もちろん、この萌えと強さのギャップが良いと感じるキャラもいるんだが……

これは日本と中国の感覚の違いじゃないの?
日本のオタクは美少女に守ってもらう、あるいは美少女に戦闘力を持たせるということに昔から需要が存在する。

でも「アカメが斬る!」とか日本だと大爆死なのに、こっちでは大人気になってたりするぞ。

強いヒロインだけ戦って男主人公が後ろで見ているだけとかじゃなきゃいいや。
あとヒロインも主人公も弱いままの作品とかってあるの?

パニック系の作品やホラー系の作品とかは主人公、ヒロインともに弱いというか逃げるしかないってのはあるんじゃないか?

全員ダメ人間な「このすば」とかは?
そう言えば、お前らアクアみたいなのはどうなの?

アクアは頭悪くて役に立たないが、面白いし嫌いじゃないわ。主人公も弱くてクズだけどキャラとしては悪くない。
「このすば」はとがっているキャラにして強さのバランスとっているのがうまい。

自分は女性が男性より強いとか、男性が女性より強くなければならないというわけじゃないんだ。高い戦闘力があったり、精神的に強いヒロイン自体は好みだ。
我慢ならないのは男性主人公が弱過ぎる、役立たず過ぎるという点だ!

別に強いヒロインがいるから悪影響が出るとことは無いと思う。ウチの国でも一大勢力を築いているTYPE-MOON系の作品は、主人公より強いヒロインが出ている作品ばかりだ。
ただ、強いヒロインの活躍のさせ方や男性主人公含む他のキャラとの関係描写などで反発を覚える人がいるんじゃないかな。

そういや、スタジオディーン版Fateの影響で士郎の評価が低かったのも士郎の役立たず描写が多過ぎたからだしな。
UBWではキャラ描写が変わったのに加えて、きちんと成長や強敵との対峙と決着まで入って一昔前とはかなり評価変わったからね。



とまぁ、こんな感じで。
キャラの好みの傾向や、その元となったであろうことなどイロイロと出ていました。

今回のやり取りを見ていると、
「強いヒロイン」
という存在に関してはそこまで強い反発は無いものの、そのヒロインと男性主人公の関係や、作中における活躍に関しては反発が出たりすることが結構あるのかも……といった印象を受けます。

例えば日本でも迷う主人公や役に立てない主人公、その結果の鬱展開に関しては批判が集まることがあるかと思いますが、中国ではそういった展開に対する反発が日本以上に強い気もしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「4月の覇権アニメになるはずだった甲鉄城のカバネリが消滅だ……」

FGOが懐かしささえ覚えるメンテ祭りなので、Fate/Zeroイベント用に確保しておいた時間を使って更新を……

中国の複数の動画サイトでも配信されていた
「甲鉄城のカバネリ」

ですが、今月26日から27日にかけて、各動画サイトで次々と配信中止となっている模様です。
ありがたいことにこの件に関する質問やタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

この件に関する現地の反応は大陸の人々様の方で詳しくまとめられています。
中国人「やはり甲鉄城のカバネリが暴力的すぎて禁止された」 中国の反応(大陸の人々)

「甲鉄城のカバネリ」に関しては熊本地震の影響により日本のテレビで最新話の放映を見合わせていた際に、中国ではそのまま一度アップされてしまった動画サイトが出てしまったそうです。
動画サイト側はその後削除対応を行ったものの、そこでアップされた動画をリソースにしていると思われる最新話が、他の動画サイトにアップされてしまうといった事態も起こっていました。

中国では過去に「中二病でも恋がしたい!戀」が、日本での放映前に配信された後に詳細不明ながら配信中止となってしまった事件なども起こっているので、当初はそちらの線での配信停止なのではないかという見方もあったそうです。

ですがその後すべての配信サイトが作品を下げたり、
「上の方から名指しで怒られた」
的な情報もネットに出回るなどしているそうで、現在は
「管理監督部門による規制の対象となってしまった」
という見方が主流になっている模様です。

バイオレンスな内容への規制に関しては、昨年3月末の取締りの際にもありましたし、規制の方向的にはこれまでにもあったものですが、配信開始後間もなくの規制と言うのは、中国における日本のアニメ配信では珍しいケースではないかと思われます。
(今期の「ハイスクール・フリート」のように自主規制なのか、上からの指示なのか判別できない作品もありますが)

作品の反応を含めて、詳しい所に関しては大陸の人々様の方を見ていただくとして、とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた、この件に関して少し離れて見ているような所のやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


4月の覇権アニメになるはずだった甲鉄城のカバネリが消滅だ……
権利問題じゃなくて、内容に関して上の方から来てしまったらしい……

日本の地震による延期がどうにかなったら、今度はこっちの国の事情で全面的に消滅か。なんでこんなことになってしまったんだ。

あー……配信していた動画サイト全部で消えたっぽいな。
あとは権利取ってない所のファンサブか、ダウンロード以外に見る手段は無くなったってことか。

前評判も高かったし、実際の内容もよかったのに。
覇権アニメだと思っていたのに!

leshiも、tudouも、bilibiliもダメか。
消えるタイミングが違ったから、動画サイトのやらかしかと思ってたんだが。

自分も第二話を流失させちゃった件で配信停止させられたとかだと思ったら、ウチの国の方の規制っぽいのが……

結局明確な発表は無いよな?
また広電総局への恨みを強化すればいいのかい?

第二話流出の件ではないだろう。
今流れている情報だと上の方から名指しで「血腥く暴力的」と来たか……こらアカンね。

北京の部門に作品名名指しで怒られた北京系の動画サイトが即座に下げて、他の所も空気読んで下げたという流れかな?

自主的な修正入れた「和諧版」での配信はダメなのか?「食戟のソーマ」とかでやってたように。

どうなんだろうなあ……あれは規制発動直後だったし、上も下も手探りでの自主規制だった面もあるから。

いや、こっちで配信されていたのが、元々修正アリのバージョンだったはず。

確か修正に対して、なんで修正版なんだ!日本の動画サイトまで見に行く!とかそんな感じの文句出てたからな。

カットされたのは血しぶきとか、人体欠損関係だっけ?
やはりウチの国では小手先の修正だと無理ってことか。

ウチの国はレーティングも、規制の明確な基準も無いからな。
日本の業界ではパンツ描写を規制されたら尻をそのまま描いて「ガイドラインに違反していない」と抵抗するとかができるが、ウチの国では暴力的で血腥いかどうかという判断は主観的なもの、しかもその時点での空気に強く影響されるものによって決まる。

俺はまだ「暗殺教室」みたいにこっそり名前を変えて配信されると信じている。

さすがに今回はダメじゃないか?
少なくともすぐに復活は難しいだろう。
俺も追っかけるの決めて、楽しみにしていたからガッカリだよ、ホントに……

なんで今期は俺の見ている作品が消えまくるんだよ!!

「甲鉄城のカバネリ」みたいなことがこれまで無かったわけじゃない。こりゃ今後も似たようなことになる作品が発生するだろうね。

覇権不可避!とか言っていた方々は息してる?
……ちなみに俺は呼吸困難になりそうだ。

考えてみれば「進撃の巨人」も似たようなことになったが……正規で入った作品が配信中に即規制が入ったのは初めてか?昨年名指しで批判された「残響のテロル」も配信中ってわけじゃなかったし。

今までとは規制の流れが変わってきているのが気になる。
罰金徴収任務が簡単じゃなくなって、アニメの方まで手を伸ばしてきたんじゃないか?

罰金とれない所はスルーされてたけど、動画サイト市場もでかくなったし、他の業界の景気が悪いからな。
もう「アニメの事なんて上は気にしていない」とタカをくくることは出来ない時代になってきているのかもしれん。

そりゃそうよ。市場規模がでかくなったし競争も激しくなった。上の方にだって内部に技術を使いこなす若い世代が入っているし、通報のシステムだって出来上がっているんだから、バレないですむと期待するのは甘過ぎる。

国内では版権で厳しくなってきている所に加えて、こういう規制も発動するようになったからなあ。版権取ってないファイルはガンガン消えている。後から探そうとすると見つからない、見つかっても全部揃わない、落とせても字幕が付いていないとかいうことになったりもする。

中国語字幕で見れる作品数自体は増えているが、見たい作品が見れるかとなるとまた違う。環境が更に変化していくということなのか……

ネットで探せば出て来る、どこかで聞けば教えてもらえるとか言っているヤツいるが、数年前の探すとなるとかなり手間がかかったりするんだよね。

これが「中国夢」というやつですな!

しかしこの作品、そこまで一般に影響ないはずなのに、なんで上の方の注意をひいてしまったんだ……テロ対策とか社会への悪影響とかそれなのか?

でもお前らが覇権だ覇権だと騒いだし、発言力のある連中は大体これ評価しておこうな流れだったし、大作扱いだったのは間違いないぞ。スタッフも過去の名作の関係者だし、上の方にとって分かり易かった所はあると思う。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも寝耳に水だったようで、今も混乱が続いています。

「甲鉄城のカバネリ」は中国オタク界隈では「コードギアス」で有名な大河内一楼、「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」や「進撃の巨人」の荒木哲郎、「進撃の巨人」のWIT STUDIO、更にはマニア、古参のオタクホイホイである美樹本晴彦の組み合わせから、配信開始前から4月屈指の人気になるのでは、ネタでは無くわりと本気で「4月の覇権アニメ」になるのではなどと期待されていました。

またそういった背景もあってか「甲鉄城のカバネリ」に関しては再生数などに関する煽り煽られな状態が中国オタク界隈では続いていましたが、上の方から規制がかかってしまうというのは予想外過ぎたようです。

ちなみにこういった規制に関して
「現地関係者は予測できないのか?」
という質問もいただいておりますが、中国のオタク業界、動画サイト業界は活発になったのが比較的最近になる新しい分野ですし、政府の管轄や方針も一定しない所があり、中国の方でも予測と対応が難しい所があるそうです。

それに加えて中国では
「上の風向き次第なので対策してもダメな時はダメだからやるだけ無駄」
「上の人間はアニメなんか見ないしオタクの事なんて分からないから大丈夫」
的な考えの人も少なくないので、この手のリスクに関する現地の「読み」はあまり当てにならないとかなんとか……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国の動画サイトの日本アニメ配信規制、ブラックリスト38作品が確定した模様

中国オタク「『はいふり』はやっぱり配信無くなっちゃったみたいだね……」

なかなかすんなりとはいかない中国における新作アニメの配信ですが、4月もやはり何事も無くとはいかなかったようです。当初配信が告知されていた
「ハイスクール・フリート」

ですが、第一話の配信後に配信が中止となっているそうです。

ありがたいことにこの件に関する質問をいただいておりますので今回はそれについてを。とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「『はいふり』の配信中止?」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「はいふり」やっぱり配信無くなっちゃったみたいだね……新作アニメにたまにある更新の遅れかとも思ったが……

今期は地震による延期の可能性もあったから、その辺の判断が遅れたよな。

残念だ。せっかくbilibiliが独占配信だったのに。

朝起きて、さあ見ようと思ったら作品ページごと消失だよ!

今の状況からすると、上からどうのこうのじゃなくてbilibiliが自主的に下げたのかな?

「高校艦隊」じゃなくて「青春波紋」にするくらいだから、bilibiliもヤバイ作品だと認識していたはず。批判の声による影響も考えられるな。

青春の波紋が疾走してどっかいっちゃったか……

政治って怖いね。

今回の件はbilibiliのミスじゃないか?
ちゃんと中身見ないで買ったとか。

さすがにライセンサーからの購入の際に1話の試写くらいはするんじゃないか?
他の作品との抱き合わせで買ったので見ていない可能性も考えられるけど、でもあらすじで日本軍関係なのはハッキリしているからなあ。

買う際に軍事関係の方向性を確かめなかったのか?
「艦これ」だって放映できなかったのに。

「艦これ」は日本側がトラブル回避のために売らない方針だったんじゃなかったっけ?

この作品に対する批判は、オタクがやるこき下ろしのための粗探しじゃないのがまずい。
この作品は軍国主義的な要素が確かに含まれている。

この作品は批判されるべきだ。明らかに帝国主義を賛美しているのだからね。

小さな艦を舞台にした萌え日常系かと思ったら、ガチの軍艦バトルだったとは。

残念ではあるが、bilibiliの選択は責められない。ここまでのレスでも軍国主義だなんだと批判が集まる。更に愛国者の方々が来たらサイト自身の存続にかかわる事態になりかねん。

戦艦道で試合!みたいなのじゃなくて、普通にガチの海戦、しかも日本帝国海軍の艦の名前が出まくっているからねえ

私も「ガールズ&バトルシップ」みたいなもんだと思ってたわ。
ただ予想とは少々異なるが、実際に見たら非常にハマったし、動画サイトで弾幕コメントと一緒にワイワイ楽しめるのが嬉しかったんだが……なぜこんなことになってしまったんだ。

ナントカ主義の宣伝だ!称賛だ!と牽強付会で騒ぐのが出るのは明らかだし、しょうがないのかね。

ブラックリスト入りした「暗殺教室」をこっそり「極速老師」にして、その後更に「三年E班」にして配信しているくせに、これをあっさり消すとは。

でも、「ヴァルキリードライヴ」とかも版権取ったという話が出たのに配信されなかったような。それにtudouとかでも版権確保からの配信無しってのはあったし……

最近軍事カテゴリの扱いをこっそり修正している節が見受けられるし、bilibiliも軍事はヤバイと認識しているんだろうな。
それに加えて自衛隊関連となると、シャレでは済まない。

この作品は「敏感」すぎる。日本の徴兵アニメだぞ?

いやあ、見ないで良かった!
こんな作品をもしうっかり見ていたら自衛隊に洗脳されちまうからな!

話の良し悪し以前に、テーマがヤバすぎるわな。
艦これよりはるかに危険だ。擬人化じゃなくて実艦、名前は過去の軍艦から、自衛隊が協力、徴兵ポスターまである。
むしろなぜ買った、なぜ売ったという作品だ……

こっちが勝手に想像してレッテル貼って封印しているだけじゃねえか。
作品内では政治も徴兵も語ってないぞ。
四月新作の中では一番期待していたのに……!

徴兵の広告出して、日本軍の艦船名を使って、猫に五十六とつけているから言い逃れするには苦しい。
歴史上の、実在の名前を出したらダメだよ。百合と大艦巨砲の組み合わせを楽しみたくても、ウチの国での配信は無茶だ。

しかし前期は「GATE」が配信されていたのにな。なんであっちは大丈夫だったんだ?

実際「GATE」との違いは何なんだろう?
あっちも徴兵ポスターや自衛隊の協力とかはあったろ?

思い付くところでは、こっちが海軍関係だった点と虚構設定ありとは言え現実世界での話だからじゃないかな。現在敏感な所にダイレクトに響くし、艦は銃と違って日本の兵器という点がクローズアップされ過ぎる。

「GATE」は異世界メインになる二期からの配信だったのと、複数サイトでの配信だったから、なあなあでやれたというのもあるんじゃないか。こっちはbilibili独占だし、そこでビビった可能性も考えられる。

ナントカ主義がどうこうと言うつもりは無いが、第一話を見た時点で「これは配信ムリだろ」とは思った。

武蔵が出た時とか、「ヤバイ!」と俺も思っちゃったからな。
「GATE」のノリで取ったら更にヤバい内容だったということなのだろうか……

あんまりいい気分じゃないね。
そもそも日本海軍が出たらダメということなら、宮崎駿作品や「ドラえもん」とかもダメになるだろう。アニメに政治解釈を持ち込んで欲しくないわ。

「ドラえもん」とか、藤子不二雄先生がはっちゃけている回とかあるからなあ。大和対零戦とか、ノリノリで描いているのが分かる。

なんかもう、ため息しか出ない。
なんでこんなみみっちいことをするんだろ。

もう既に手遅れなんだがなあ。日本帝国海軍の艦名を百度検索したら艦娘が上の方から大量に引っかかるのに。軍国主義がどうのこうのってのも、結局は口実でしかないだろうに。

「はいふり」は作品の内容自体は思想がどうこうといったものじゃないんだがな。
ストーリー面では日本沈没状態の設定で、ほぼ日本国内の話に終始する感じだし、他国との戦争とかじゃないっぽいのに……

「はいふり」は政治的な影響が出ないようにかなり考えられているよ。日本でも軍事関係は政治的に敏感な話題になる。
そもそも、猫が五十六という名前だというのに噛みついてどうすんだ?あれってむしろおちょくっているようにしか見えんのだが。

批判する人間はそこまでちゃんと見ないし、題材に「敏感なもの」が揃っちゃった時点で残念ながらアウトだ。騒いて燃え上がるヤツに対して価値観を問うても意味が無い。

制作者の意図とか関係なく、ウチの国では問題にされるのは避けられない。それに加えて最近は動画サイト間の商業的な競争も激しいし、そのまま配信するには危なすぎるわな。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における、「敏感な題材」に関する線引きのようなものも見えて興味深いですね。

現在の中国では軍事関係、特に現実との関係が意識されるものが
「敏感な話題」
になることも少なくありませんし、この辺りの微妙な空気に関する反応は人それぞれな所もあります。

仮に配信を続けた場合のリスクがどの程度になるかはハッキリしませんが、最悪のケースを完全に否定できないのも確かです。
そういった背景もあってか「はいふり」の配信中止に関しても、リスクを考えれば仕方がないと受け止める人も少なくないようですが、それと同時に頭を抱えてしまうような所もあるようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「くまみこが面白い。短くて薄い作品だろうと思っていたが、全く違った!」「でもなぜユニクロなんだ」

4月の新作アニメも出揃ってしばらく経ちましたし、中国オタク界隈でも序盤の評価が固まりつつあるようです。

今回はそんな中で中国オタク的に
「予想外の出来の良さだった作品」
という声も上がっているののが
「くまみこ」

だそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「くまみこ」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「くまみこ」が面白い。短くて薄い作品だろうと思っていたが、全く違った!

私も大好きになったよ。とても萌える。今期で萌えを求めるならばこの作品は絶対に外せないな。

絵柄も良いし、ネタもそこそこ。
残念なのはtudouがとっちゃったことだな。

PV見た印象では5分アニメとかだと思ってたよ。
実際に見てみたら普通に30分だし、予想外に良い。

私の中ではこの「くまみこ」が今期のダークホースだ。
全く予想もしなかった。

見ていて気分の良いアニメだよね。

クマとまち、良い……これと「三者三葉」で今期は生きていけます。

キャラデザを最初に見た時は丸っこい顔に対して特に魅力を感じなかったが、見ているうちにどんどん可愛く思えてくる。凶悪な毒が潜んでいる作品だよ、これは!!

私は漫画に比べて、更に親しみやすい絵柄になってるように感じたよ。

巫女っぽい所もいいが、田舎の隣の家の女の子感が素晴らしい。こういうキャラは貴重だよ。
それに熊の二次元化も良い感じだ。

気分の良い作品だ。
他にの人も言っている通り、残念なのはtudouでの配信、それも有料会員限定なことだ。爆発的な人気にはならんだろうなー

まったく、最近tudouは作品の選択がうまい……始まってみたら人気になる作品を確保しやがる。

人とクマ……アリだな!
あとエンディングがとても好み!

まちのやつ……口では嫌と言いながら、色んな服を着ているな。げっへっへ。

萌えるけど、あざとい、そして汚れいてる……俺の大好きなジャンルじゃないですか!まさに熊汚女!
(訳注:中国語では「巫」と「汚」のどちらも同じ「wu」の発音になります)

4月新作における予想外の収穫だよね。
キャラデザも笑いもネタも備えている。

萌えを感じると共に、妙なもどかしさというか、ムラムラを覚える作品だわ。

良い作品だ。
それにしても、この内容と絵柄ならウチの国のテレビで放映しても問題無いんじゃないか?

いや、これ表現的にかなりギリギリ狙ってるぞ。国内のテレビは無理じゃないか?

ちゃんと子供が主役で、教育的な、ためになる要素があるぞ!
電車の乗り方とか、買い物の仕方とか!
熊が一番常識的だとか、知識があるとかは気にするな!

いや、さすがに子供向けは無理だろ……

テレビはともかく、私は子供も大きいお友達も引き付ける作品だと思ったが……?

色気はたまに出て来るけど、下品では無いレベルなのは案外珍しい。

これ、エロさを感じる人とそうでない人が二極化しているように思う。

「紳士的」な人間は分かるが、18禁方向のエロを求める人はあんまりサービスを感じないんじゃないかな。

シチュエーションやポーズとか、わりとギリギリの線を攻めている気がする。
俺がこの作品が有料会員限定配信になっていることに納得してしまうくらい!

一定のレベルが無いと分からないエロだろ。
子供に見せても大丈夫!!分かって目覚めるヤツはいずれこっちに来るんだし!

パッと見では幼児向けにも思えるが、実際どうなの?日本ではどういう扱いなの?

深夜枠だからやっぱりオタク向け……だと思う。「のんのんびより」のような萌え日常作品じゃないかと思うんだが。

暗示される内容が分かるか、分かったとしてどの程度それに食いつくかが、見る人によってかなり変わる気がする。
それが分からなくても巫女に萌えるだけでも十分に楽しめる作品だけどね。

細かい所が良くできているね。
サービス関係でも、足の露出とかの見せ方が良い。露骨なエロではないが、良いもの見れたと紳士的に満足できる。

この作品、どれくらいの人気になるんだろう?私は好きだけど、人気が爆発するかとなると……

まぁウチの国だと再生数で爆発ってのは難しいだろうな。日常系で有料会員限定だし。最近の新番組はギャグ、ツッコミ系かストーリーの引きの強い作品が強い。

いや、ツッコミ所多いぞ!?
巫女もそうだが熊も!熊がユニクロだぞ!?

でもなぜユニクロなんだ。

ユニクロから金もらったりしてるのかな?広告として。

あの部分、原作通りなんだよ。
原作からユニクロで買い物するというのがネタになっている。

日本だとユニクロが庶民の一般的な衣類ブランドになっているから、一般人ならユニクロで買い物できて当たり前とかいう話からのネタだと思う。
恐らくもっと極端にしたらセブンイレブンで買い物してみろとかになる、そういった方向のネタなんじゃないか?

これはにゃんばすレベルにはなるんじゃないか?俺の中の幼女萌えが高まっている……!

隠喩にとれる部分も少なくない作品だし、子供向けとオタク向けに思える作品。

なんかここまでのやり取りを見て、「プリキュア」が制作される際のターゲットが子供と一部の成人男性だという話を思い出したわ。



とまぁ、こんな感じで。
全般的に好評のようですが、それに加えてどこに注目するか、どこまで読み取るかで作品の印象が変わっているようです。

ちなみにユニクロは中国にもかなり広く展開していることから、作中のユニクロネタに関してもあまり抵抗なく受け入れられている模様です。
もっとも、さすがにしまむらネタの方は厳しいかもしれません……

4月は中国オタク界隈で前評判の高かった作品や、コアなファン層が形成されていた作品がそのまま期待を裏切らずに人気となったりしているようですが、それ以外にも予想外に好評な作品が出るなど、イロイロと面白い反応が出ていますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「アニメや漫画の主人公って、敵に優し過ぎる。なぜ宿敵を殺さないでそのままのパターンが多いのだろうか」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。
アニメや漫画では主人公達が艱難辛苦の末に宿敵や憎むべき敵を倒したものの
「命までは取らない」
といった展開がちょくちょくあるかと思いますが、それに関して微妙にモヤモヤしたものを感じる中国オタクの人もいるようです。

中国のソッチ系のサイトではそういった
「アニメや漫画における宿敵、憎むべき敵へトドメをささない」
的なことに関するやりとりが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメや漫画の主人公って、敵に優し過ぎる。なぜ宿敵を殺さないでそのままのパターンが多いのだろうか。

確かにそうだな。
それで毎回俺らの間で不満が出るまでがお約束。

あんまり重要でない敵キャラや、キャラ設定的に殺す用な敵キャラの場合はさっくり殺しているぞ。

でも逆に言えば重要な敵キャラに関してはやさしいよね。
自分も「殺さない」印象がある。

アニメで重要な敵を倒して、自分の手でガッツリと殺す主人公ってそこまで多くない気もするな。

アメコミとかはどうだっけ。

バットマンみたいなのもいるし日本のアニメや漫画に限った話ではないだろう。

敵に情けをかけるというよりも、自分達の残忍さから目をそらしているように思える。

そういうの案外多いよなー
主人公達の嗜好が最後の最後で理解できなくなるとか、そんなことがたまにある。

そういうケースはだいたい口撃で終わる印象だな。
まあアニメでバッサリ殺すというのは難しいというのもあるんだろうけどね。

主人公の優しさと勝者であるという点を強調するためではあるんだろうが。

そういうことをやるのが強者の特権であるということなのでは。
強くなったから、あえて宿敵を殺す必要も無くなる、情けをかけてやることもできると。

ガンダムでもその手の殺さない的な描写はあるけど、実は初代ではアムロも当初戸惑うけど、戦闘に慣れてくるとガンガン殺しにいってるんだよね。
結果的にトドメを刺せないケースはあるが殺意は高い。キラの最初から可能ならば避けようとするやり方とは結構違う。

案外今の時代特有のものなのかな。
ウチの国のアニメも、昔は血しぶきの飛び交う暴力シーンや敵キャラの殺害とかがありふれていた気がするけど、今ではそんな事はトンデモナイとされているし。

ある意味では、敵の残虐さを強調し、主人公達の正義を強調するためのものではあるんだろうけど……

いや、そういうのは最初からよほどうまくやらないと納得できないだろ。
むしろ最後にそれをやって、逆に主人公の異常性を際立たせることになりかねない。「鉄血のオルフェンズ」で実際にそういう選択を主人公がした時、嫌いな展開では無いんだが驚いたのも確かだ。

それまでの悪役のやらかしたことや、その後の影響、あとは関係者の感情を考えると……主人公はアホだろう、頭オカシイとかいうことになるんだよなー

私が主人公に感情移入できなくなったり、続きを見る気が失せる原因の一つがコレ。

まぁ、ケースバイケースだからな……
設定上は良いヤツだったり、主人公の親族だったりするケースも……そうなると殺したらアカンだろう

近現代の作品であれば、法律の裁きに任せるってことだろ。そういうシステムがある世界観の場合は、それで終わりで良いんじゃないか?
どこの国も司法に不信はあるだろうけど、二次元はまた違うだろうから。

別に情けをかける展開は構わんが、その結果、悪事との整合性が付かなくなったり、作り手側の「こいつはカワイソウな奴だったんだ!」という妙な正当化が鼻についたりするんだよね。それと悪役の罪は別だろ、と。

死なない悪役はだいたい美形か美女。
特に女性は殺され難い。
まあ理由は分かるが……

簡単な話だ。
死んだらそのキャラを使えなくなるじゃないか。

そうそう。
殺してしまうとそこでキャラの活用ができなくなる。
人気女性キャラの場合はハーレム入りが出来なくなる。

殺す類の作品は、人気になるライバルキャラが出ていない。
当初から殺すことを前提に敵キャラが設定されていることが多いように思う。

一回殺して必要になった時にまた復活させれば、と思ってしまう自分は商業主義に毒されているな。

キャラを残しておけば後々「使える」からね。
死んでも復活できる特殊能力や何かの存在する作品であれば、敵キャラの殺害にはそこまでこだわらないと思う。

メタ的な意味でのストーリーにおける必要に応じて、ってことかね。
あとはアニメのお約束というか、主人公に求められる価値観というのもありそう。ためらいなく殺すキャラの方が、特殊な背景などの説得力が欲しくなる気がする。

ウチの国のネット小説とか、宿敵、悪役を倒したら一族皆殺しレベルなのになー

敵キャラを殺したら、どこの国でもキッズチャンネルで放映できなくなるだろう!
日本だってこらしめるならともかく、殺害までいくと深夜枠で放映するアニメになってしまう。

まぁ、日本の作品は
論破して追い詰めるだけで終わりっぽくなるよね。
その後は仲間になるか、ハーレム入りかで。

スラップスティック系のコメディで、相手をボコボコにする(でも死なない)というのと似たようなものなんじゃないの?
作品として、キャラの殺害に制限がかかっているようなもの。

大衆娯楽系の作品だと昔からわりとバンバン人殺ししていたが、アニメは子供向けのメディアだったという影響があるんじゃないか?
今でもビッグタイトルの主な視聴者は子供になっているわけだし、上の世代の視聴者もそういう作品を見て育ったわけだから。

でも最近はネット小説なんかでバイオレンスな作品が流通するようになっているし、これを原作にしたアニメ作品も増えている。今後この手の「敵に対する対処」は変化していくような気もするが、どうだろう?



とまぁ、こんな感じで。
定番の不満から、アニメの作品形式や受け手に関する事情などイロイロな方向に話が飛んでいました。

中国でもアニメを見る世代が広がってきていますし、アニメを見る層が日常的に接するコンテンツが変化してきています。
中国オタク界隈における作品の分析や自分の思考とのすり合わせに関しても、昔とはまた違ったものになってきている印象を受けますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

なぜ中国では八極拳や李書文の評価が低いのか

前回の記事では「Fate/Grand Order」に登場する李書文に関する中国オタクの反応の紹介や、中国オタク界隈における李書文関係の認識などに関するアレコレを書きましたが、その辺りに関して中国オタクの方からイロイロと教えていただいた話がありますので、
「なぜ八極拳や李書文が中国では評価が低いのか」
といったことなどについて、前回の補足のようなものを簡単に。


・八極拳が中国の創作では活躍していない

現在の中国で李書文の評価が低く、日本とは段違いの差があることについてですが、これに関しては
「中華圏の創作物、文芸作品や映像作品で李書文や八極拳が活躍することがあまり無かった」
というのも大きいようです。

聞いた話によれば中国では李書文をモチーフにした小説や映画は本当に少ないそうですし、八極拳自体も作中で扱われることは珍しいとのことです。

これは中国本土だけでなく、香港でも変わらないそうで、少林寺関係の映画では中国の体育総局が推奨する表演向けの拳法が押されているそうですし、香港では南派の拳法や曲芸系の拳法が主流となっているそうです。

それに加えて八極拳は破壊力があったとしても、見た目が地味なので一般層にとってはあまり面白い、スゴイと受け取ってもらえないといった事情もあるのだとか。

この点に関しては、むしろ日本の方が突出して八極拳、そして李書文を創作において評価していると言えるかもしれませんね。
実際、今回の件でお話を聞かせていただいた古参の中国オタクの方からも

「僕が初めて八極拳を『見た』のは『拳児』です」
「中国で八極拳がオタク層まで広がったのは、恐らくバーチャファイターやシェンムーが出た後ではないかと思います」
「武術系の分野であれば李書文も普通に知られていたとは思いますが、80後など現在の若者、オタクの間では武術関係につながりがあるか、歴史関係のマニアでもなければ、日本の漫画やゲーム以外に李書文を知るルートはほぼ無かったですね」


という話が出ました。


・神秘性とスゴイイメージに関する創作分野の影響

前回の記事でも書きましたが、現在の中国において「武侠」は「神秘的」「スゴイ」といったイメージを獲得していますが、「武術」それから「武術家」はそういった神秘やスゴさのイメージを備えてはいないそうです。

これについては創作分野からの影響も無視できないとのことです。
現代の中国では武術ベースでのフィクション寄りの娯楽作品があまりパッとしないまま今に至っているそうです。またそれに対して仙術や道教関係の要素がどんどん入る「武侠」関係の方は現在も非常に活発です。

「武侠」はネット小説などの新しく勢いのある中国国産コンテンツにおいても、根幹となる要素、お約束的なパーツとして重要になっていますし、「武侠」と「武術」の差は広がるばかりなのだとか。

前の記事にいただいたコメントにもありますが、日本における「武術」の扱いに関しては、日本で言えば「ニンジャ」や「サムライ」が海外で妙に高い評価を受けるのと似たような所があるかもしれません。

ただ、日本においては忍者や剣豪が現実とそれなりに地続きのある作品においても活躍を続け、現在でもある種の「スゴさ」「神秘性」を維持しているような所があるのに対し、中国では武術に関してはそういった現実と地続きのある作品が出ず、「スゴさ」が薄れてしまっているというのは興味深いですね。


ちなみに、
「Fateで活躍できそうな中華系キャラ」に関しては武侠的な作品、神話的な要素のある作品に出てくるキャラであれば
「わりといけそうな気がする」
とのことです。

中国の古典作品に関して言えば、現地では神話やそれに準じた創作物的な扱いにもなる「西遊記」や「封神演義」、歴史要素アリでは 「三国志」や「春秋戦国」でもいけるのでは……という話です。

前回の記事にいただいたコメントにもありましたが、この中で「三国志」は日本の感覚に比べて神話的なイメージが強いそうです。
三国志武将の個人の戦闘力評価については軍事面からのイメージも目立つ日本よりも高い所があるらしく、Fate枠でもかなり戦えそうなイメージが備わったりもしている模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「李書文が強過ぎる!」「なぜ李書文ごときがFateであんなに評価されるんだ?あいつはたんなる武術家キャラだろ。」

ジャンヌオルタの突然の実装により、限定ガチャの恐ろしさを思い知らされる爆死報告なども聞こえてくる「Fate/Grand Order」ですが、イベントや本編ストーリー自体はやはり面白いですね。今度は「Fate/Zero」イベでイスカンダル登場らしいですが果たしてどうなるやら……

さてありがたいことに「Fate」の李書文関係の記事を見に来てくださる方がいまだに続いていたり、李書文に関する質問をいただいたりしておりますので今回はそれについてを。

「Fate/Grand Order」にも李書文が実装され、その活躍に関して中国オタク界隈でも話題になっているようですが、それと同時に
Fateにおける李書文の評価の高さ」
に少々困惑してしまう人もいるようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「Fateにおける李書文の活躍」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
なお本編第五章のストーリーに関するネタバレが混じっていますので、一応お気を付けください。



李書文が強過ぎる!
実装直後に最新ストーリーで大活躍だ!

いや、ホントにカッコイイな!李書文!

なんかスゴイことになってる……欲しくなってきた。ピックアップ早くしてくれ。

ベオウルフに勝ったり、最後にスカサハと戦ったりと、第五章の良い所をかっさらってったな!

本当か!?ベオウルフに勝つとかどういうロジックなんだ?
李書文がベオウルフより強いってことになってんのか……?

李書文や呂布以外に、もっとふさわしい、スゴイ中国のサーヴァントいるだろうとか思ってたら想像を超える李書文の強キャラ扱いに吹いたわ。

あのオラオララッシュのベオウルフに勝てるとか、李書文は接近戦ならば最強みたいな扱いなの?

いや、ストーリー上の印象では李書文とベオウルフには明確な優劣は無い。
第五章では李書文が武術の技巧を使える対人肉弾戦の勝負に持ち込んだことにより、神話級の身体能力メインで戦う、対人では無く怪物退治が主だったベオウルフに対して勝利したといった感じ。

それでも単なる武術でベオウルフに勝つとか……八極拳はベオウルフに勝てるってこと?

うん、そんな感じ。
もっともこれはサーヴァント戦によくある相性の結果とも言えそう。

星4ランサーでコレだと、アサシンで実装された場合は星5も有り得るな。

星4ランサーの李書文はアサシンで出たextraとデザイン的には同じだぞ。老人モードでの実装ならともかく、FGOでの星5アサシンは無いんじゃないか?

逆にベオウルフのファンが反発しないか心配になる。
間違いなく強いキャラなのに、李書文の引き立て役にされてしまうと……

ああ、俺もそう思った。ベオウルフが気の毒だ。
それに中国系のキャラにこんなことまでやってしまうと、日本の月厨が騒がないかという心配も出て来る。

神話系のキャラならともかく、李書文だからなあ。
あんまり持ち上げすぎるのは……

なぜきのこはこんなに中国びいきなんだ?
理由が分からなくて逆に不安になる。

ウチの国出身の英霊の扱いが良くなる分には不満は無いんだが、ここまで良くなる理由がどうにも分からん。なぜ李書文ごときがFateであんなに評価されるんだ?あいつはたんなる武術家キャラだろ。

李書文に関しては明らかにウチの国よりスゴイ持ち上げ方になっているよね。
李書文ってウチの国ではかなりマイナーで、八極拳関係で国外のコンテンツから逆輸入で知った人間も多いだろうし。

李書文の扱いの良さに関しては自分も不安に感じる部分がある。
私の印象では李書文が日本では最強の中国武術家みたいな扱いになっているようにも思えるんだが、これは李書文レベルがウチの国の武術家の上限になってしまうということでもあると思うんだが。

確かに。
清から民国時代にかけて活躍した我が国の武術家はどれも李書文より弱いわけでは無い。

そもそも武侠ではなく武術の方だから、ウチの国では持ち上げようがない。創作物も少ないしね。Fateでは李書文に関してウチの国とは全く違う認識になっている。

日本人は八極拳大好きだから……八極拳は国内より国外の方が知名度高いから……

Fateに関してはきのこの好みと日本の八極拳人気によるものだろう。Fateに限らずTYPE-MOON作品においては八極拳は非常に強力な、カギとなる武術といった扱いになっている。そりゃ李書文も強くなるよ。

月姫の頃から出ているし、麻婆も凛も使うからね。

逆に言えば八極拳は国外でなければ輝けない。

他にも中華系サーヴァントで国外補正の強そうなのがあるよね。
例えば三国志関係とか、日本には大量に三国志ファンがいるからかなり強くなりそう。趙雲とか最強クラスのランサーになってもおかしくない……三国志ファンで趙雲嫌いなのは滅多にいないし、補正でかそう。

Fateの中国系サーヴァントに関する扱いは趙雲も出てくれば大体分かる気がする。

でも、日本でなんか人気が高い呂布がバーサーカー補正入ってあんなもんだからなあ……

関羽なら神性持ちになりそうだし、呂布と同格かそれ以上になれそう。

荊軻「すまない……中国系サーヴァントのイメージを下げてすまない……」

暗殺に成功したことのないアサシンはマジで帰って下さい。

李書文でこのレベルなんだから、きのこの方から仙人がヤバくて聖杯戦争に参加できないといった話が出るのに納得。

昔から言われている、中国神話最強のアーチャーになり得る羿とか、実装されんのだろうか。

聖杯システム的に東洋神仙系は無しとされているけど、その辺りのしばりとかもう無視されているからな。

でもウチの国の神話系のキャラが出て来て、李書文ほど強く見えなかったら笑える。

インド神話枠が出てしまったから、本当にそういった心配が出て来たと思う。日本で有名な神仙枠だと封神演義の太公望や哪吒になるのか?

哪吒は真偽不明の追加サーヴァントリストにも載ってたな。ウチの国の神話系のキャラだから、どういった扱いになるのか非常に気になる。

もし、もしもだ……哪吒が李書文ほど強く無かったらどうする?笑えばいいのか?

うーむ……カルナとアルジュナに勝てるのだろうか……というか、ニコラ・テスラなんてのも出てきたし……
まぁナイチンゲールが戦っている世界だし、そもそもサーヴァントという「枠」に収めるという設定だから単純なゲーム内の強さで比較するようなもんじゃないのは分かるんだがな。

国外の知名度、日本の人気を考えると封神演義や西遊記関係が安定して強そう。
それ以外になると日本独自の解釈が入るから予想できない!



とまぁ、こんな感じで。
李書文に関しては中国国内におけるイメージと日本のイメージの差もあってか、扱いが良過ぎるように思えて逆に不安になるレベルのようです。

今回の記事を書く際に文化方面にも詳しい中国オタクの方にイロイロとお話を伺ったのですが、現在の中国において
「『武術』は神秘性が無い」
といった扱いになっている面も存在するとのことでした。

現在の中国では「武術」は「現実的」「実在的」なものを指すとされており、
「ファンタジー要素、神秘要素アリな方向ならば武侠枠」
になるそうで、そういった感覚で見た場合、
「武術家の李書文はかなり弱く見える」
という話でした。

そして
「中国の一般的な感覚でも納得できる、Fateの世界で活躍できる武術系の人物は?」
と聞いてみた所、あえて挙げるとするなら仙人や道士にも足をつっこんでいる
「張三豊」
辺りではないか……とのことでした。

もっとも張三豊自身はともかく、張三豊が始祖ともされる太極拳は健康体操的なイメージが強過ぎて、日本のアニメや漫画、ゲームのように太極拳に凄さや神秘的なイメージが投影されることはあまり無いようです。

今回の件に関して話を聞いた際に

中国オタクの人:「中国における武術の神秘性の無さか……そうですね、日本でも分かりそうな例えで言うなら、武術でサーヴァントと戦うというのは、健康体操の太極拳でサーヴァントと戦うようなヘンなイメージになると思います」
私:「いやいや、日本の作品だと太極拳も達人ならかなり強い扱いになりますよ!?」

といったやり取りも発生しましたし、この辺りの認識のズレは日本の感覚で考える以上に大きいのかもしれませんね。


ちょっと長くなってしまいましたので今回はとりあえず、こんな所で。
他にもイロイロと教えていただいたので、次回は補足的なことを軽くまとめてみようかと思います。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の2016年4月新作アニメ公式配信状況

熊本地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、大きな被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

現在熊本地震の影響で一部の新作アニメに関しては最新話の配信を見合わせているようですが、中国の動画サイトにおいても作品配信が見合わせとなっているようです。
ただ中には一度アップされてから削除となった作品もあり、配信サイトでは視聴不能ではあるものの、他の動画サイトにアップされてしまうといった事態も起こっている模様です。
いただいた情報によれば、動画サイト側からは現在も違法視聴が可能なサイトに対して警告の声明が出たりもしているとのことです。


例によって遅くなってしまいましたが、以下に中国の動画サイトで配信されている日本の4月新作アニメについてのまとめを。


楽視(leTV)
クロムクロ
(甲鉄城のカバネリ)現在、消えているようです
SUPER LOVERS
ハンドレッド
Re:ゼロから始める異世界生活


毎回本業以外の所でネタが出て来る楽視ですが、今期はあまりそういったこともなくぼちぼちと配信が行われている模様です。


愛奇芸(iqiyi)
逆転裁判
少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん
SUPER LOVERS
双星の陰陽師
ハンドレッド
マギ シンドバッドの冒険
Re:ゼロから始める異世界生活


日本のアニメに関しては一般向け、キッズ向けに重点をシフトしつつあるようにも見えるiqiyiですが、今期はそこそこの作品が配信されているようです。iqiyiはオタク界隈ではやや嫌われがちな所もあるそうですが、規模自体は大きいので作品によってはわりと大きな再生数になるのではないかと思われます。

4/22追記修正:iqiyiでは現在「聖戦ケルベロス竜刻のファタリテ」が中国語タイトル「龍心戦記」で配信されているようです。ご指摘ありがとうございます。


テンセント
SUPER LOVERS
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?


前期は日本でも放映された「霊剣山」を作ったテンセントですが、やはり今期も日本のアニメの配信は少ないようですね。
テンセントにはQQをはじめとする強力なインフラがありますし、それを活用できるIPの確立、中国国産アニメの制作にシフトしているように見えますね。


土豆(tudou)
あんハピ 
うしおととら(有料会員限定)
エンドライド(有料会員限定)
キズナイーバー(有料会員限定)
逆転裁判
境界のRINNE
くまみこ(有料会員限定)
クロムクロ
(甲鉄城のカバネリ)現在、消えているようです
少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん
少年メイド(有料会員限定)
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(有料会員限定)
SUPER LOVERS
双星の陰陽師
とんかつDJアゲ太郎(有料会員限定)
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
ばくおん!!(有料会員限定)
ハンドレッド
ふらいんぐうぃっち(有料会員限定)
僕のヒーローアカデミア
マギ シンドバッドの冒険
モンスターストライク
Re:ゼロから始める異世界生活



土豆は今期も複数の作品を有料会員限定で配信するようです。また無料配信の方でも幅広いジャンルのオタク向け作品を確保している模様です。

それと上の方に入れていませんが一般向け枠と思われる方では「忍者ハットリくん」が有料会員限定で新規配信開始となっているようです。これはインド版の「ハットリくん」なのでしょうかね?このリストを作るために各サイトを巡回していた時点では、第53話からの配信となっているようでしたし。
インド版となると作品の入ったルートや翻訳のルートなどがインド→日本→中国なのか、インド→中国なのかといった辺りも気になってしまいますね。

ちなみに「ばくおん!!」の中国語タイトルが「爆音少女!!」と、某「けいおん!」の中国語タイトル「軽音少女」をきちんと意識してつけられているのになぜか安心してしまいました。

4/17追記修正:「うしおととら」が抜けておりました。
「ジョーカー・ゲーム」、「ねこねこ日本史」は正規配信ではないとのことです。
ご指摘ありがとうございます。


bilibili
あんハピ
うさかめ
宇宙パトロールルル子
鬼斬
学戦都市アスタリスク
影鰐-KAGEWANI-承
機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096
逆転裁判
(甲鉄城のカバネリ)現在、消えているようです
コンクリート・レボルティオ〜超人幻想
坂本ですが?
三者三葉
12歳。
双星の陰陽師
ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン スペシャル・エディシヨン版
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
(ハイスクール・フリート)現在、消えているようです
薄桜鬼〜御伽草子〜
パンでPeace!
ハンドレッド
美少女遊戯ユニットクレーンゲール
マギ シンドバッドの冒険
迷家-マヨイガ-
Re:ゼロから始める異世界生活
ワガママハイスペック


中国オタク界隈における影響力に関しては現在最も大きいのではないかと思われるbilibiliですが、今期も中国における期待作からマイナーな作品までイロイロと確保しているようです。
以前の記事でも紹介させていただきましたが、今期は独占配信となっているらしい「坂本ですが?」の人気が現在大爆発しているそうなので、大当たりを引き当てたシーズンとなるかもしれません。

個人的に気になったのは、昨年の動画サイト取締りの影響で配信が立ち消えになってしまったと思われる「ニンジャスレイヤー」が、今期の新作枠配信されるという点でしょうか。
当時の取締りに関する自主規制の空気を読む必要が無くなったのか、読まなくなったのかは何とも言えませんが……

もっとも、「ハイスクール・フリート」の中国語タイトルが「高校艦隊」ではなく「青春波紋」となっているなど、気を使う部分はやはり残っているのではないかと思われます。

4/17追記:現在「ハイスクール・フリート」が消えているそうです。新番放送表からも消えていますし、これはなにかあったのでしょうかね。



以上です。
今年のはじめにテレビ東京が中国の動画サイトにおける配信事業を強化するというニュースが出ましたが、そちらの方からの配信傾向を見ていくのも面白いかもしれませんね。

テレ東系の作品が各動画サイトで活発に配信されているようですし、bilibiliではテレビ東京アカウントでの新作アニメ配信?が行われたりもしているようです。


とりあえず、こんな所で。
気を付けてはいるのですが毎回どうにも抜けや間違いが出てしまうので、いつも以上にツッコミ&情報提供をお待ちしております。

4/28追記:各動画サイトで「甲鉄城のカバネリ」が配信中止となった模様です

中国オタク「坂本ですが?の勢いが凄過ぎる。今期の覇権アニメこれになるんじゃないか?」

4月の新作アニメに関しては1月に比べて中国オタク的にも「当たり」が多いようで、イロイロな作品が話題になっています。
そんな中、第1話の放映が終わった時点で頭一つ抜けた人気となっている感もあるのが
「坂本ですが?」

だそうです。

「坂本ですが?」はbilibiliで配信されているのですが、現在凄い勢いで再生数の方も伸びているとのことです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「坂本ですが?に関するやり取り」
を例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


坂本ですが?の勢いが凄過ぎる。今期の覇権アニメこれになるんじゃないか?
深夜のオンライン人数も再生数の伸びもこれまでにないような勢いだわ。

見た感想としては、覇権取れるバカアニメって感じかなあ。

なんとも言えない魔性のアニメだ!

最近の作品は戦いだ殺し合いだと疲れるからこういうバカな作品はありがたい。

坂本が色んな意味で輝いているな!

これは坂本の不思議さと周囲のリアクションを楽しむ作品で良いのか?気楽に見ていていいんだよな?

どうせホモアニメだと思っていたらモノスゴイ笑える作品だった……

腐女子向けの材料は意識して提供している節もあるけど、そういうの関係無く普通に笑えるね。

しかしこの作品のCVはどういうことなんだ?
なんでこんなに豪華なんだよ!おかしいよ!!

俺はキャスト見て、アニメで実際に喋ったのを聴いてこの作品には少なくとも負けは無いと思った。

今の時代の、字幕コメントでツッコミ入れながら視聴するスタイルに極めて合致した作品だと思う。
動きはそれほどでも無いが画は安定しているし、CVが非常に豪華。それに女性向けのサービスも多いし、それに関しても一応男がネタにできるレベルでおさまっている。原作再現も普通にこなせている。
自分がちょっと引っかかったのは笑い所でジャズ調の曲が流れる点だが、これは個人の好みかな。

お色気もあるな。半裸に乳首もあるしパンツも脱いでいるぞ!

これがシリアスな笑いってヤツなのか!?
全体的に真面目にアホなことやってるが、こういう笑いの取り方って珍しくないか?

この調子で行ってほしいね。
私は声優の定番のキャラとは違う演技が聴けるのが楽しい。杉田智和とか、石田彰とか。

この作品の空気の中では緊迫した演技の杉田智和というだけでなんか笑える。

声優は本当にどういうことなんだ。
緑川光が坂本とか、狙い過ぎ。でも大好き。

こういったバカ作品の、バカキャラである坂本に緑川光は合わないよ……

私は想像していたよりも合っているように思った。いや違うな、「効果的」な配役だと感じたな。

光オジサマの声、坂本のイメージにぴったりだと感じた。
ギャグではあるが、キャラに関しては美形のイメージを徹底して構築するべきだろう。

緑川光がギャグ系キャラの演技をやっているイメージはあまり無いかもしれないが、デビューしてからしばらくの頃は結構ギャグ系のキャラも演じているぞ。最近またギャグ系の作品への出演が増えてきて嬉しい。

声優が金に糸目をつけないという感じだ。
それなのに演じるキャラがイメージと違う。石田彰があんな役やるのを最近見た記憶が無い!

漫画ほどではないが悪くないかなあ。
アニメのクオリティに関してはそこそこレベル。見て騒ぐ分には問題無い。

でも原作漫画ほどの衝撃が無いのは……動きもそれなりでしかないから、ちょっとね。

漫画は絵柄からして独特なものになっていたからな。
アニメであの作風を完全に再現するのは無理だろう。声優や音楽など、今の所アニメ独自のやり方が悪くない形で出ているのは評価すべきだろう。

原作を超えられるかどうかは別として、笑えるアニメとしてきちんと作られているからいいんじゃないの?

笑いと言えば、アニメは音楽も入るから受ける印象変わるな。

こういうバカな方向でやるのは構わんが、バレーボールのシーンを3回やる必要はあったのだろうか?

あれは声優で尺稼いでいるのが露骨だよな……でも自分は弾幕コメント込で楽しめてしまう……!

大いに笑った。
不満点をあえて挙げるなら字幕の質が原作ほどではなかったことかな。原作漫画の翻訳は神レベルだったんだが。

でも分からない人も結構いるみたいだね。
俺は大笑いしたんだが、友達は見終わった後に何が面白いのか分からず呆然としていた。

両極端なことになっている気がする。片方は意味が分からんと投げ出し、もう片方は4月どころか今年度の神作確定と持ち上げている。

しかしなんでこんなトンデモナイ人気なの?
人気になるのは分かるが、あの再生数はさすがに意味分からん。

あんなに話題になった「Re:ゼロ」の再生数もあっさり追い抜いたしな。

前評判が高いというか、最近のギャグ漫画では一番人気が高いから原作党の勢力が最初から段違い。それに加えてbilibiliが独占配信取ったから、宣伝も含めてかなり力入れているのもあるんじゃないかな。

第1話でPVが300万あっさり突破で現在も上昇中とか、どうなってんだ。
直近の人気爆発作品である「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の時もここまでの勢いでは無かったぞ。

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」は誰もが予想外の人気だったし、それによる初動の違いや原作党の後押しの有無の影響も考えられる。「坂本ですが?」は前人気が高く、アニメで人気が更に加速しているように感じられる。
ふと思いついたんだが、もしかしたらbilibiliが独占配信確保で計画通りに大当たりを引きあてて大人気になったのって初めてかもな。あそこは行き当たりばったりな所があるし。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では人気になるだろうとある程度予測はされていたようですが、現在の盛り上がりはその予想を上回るものと受け止められている模様です。

上の発言にもありますが、「坂本ですが?」は以前から中国オタク界隈では評価が高く、最近の日本のギャグ漫画の中では代表的な作品の一つといった扱いでした。

今回のアニメ化では放映開始前から注目される期待作となっていましたし、現在の中国オタク界隈における人気は、アニメによって原作ファン以外も巻き込んでの盛り上がりになっているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


4/15修正:タイトルでとても恥ずかしい間違いをしていたのをこっそり修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「主人公に養ってもらいたいヒロインって受け入れられる?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈で4月の新作アニメに関する話題がイロイロと飛び交うようになってきている今日この頃ですが、そんな中で
「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」

のヒロインの玉置亜子の将来の希望、具体的には
「旦那に養ってもらう主婦希望」
的なスタンスが話題になったりしているようです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」はなかなかに強烈な作品のようだが、私が衝撃を受けたのはヒロインの亜子についてだ。主人公に対して強い恋愛感情があるが、将来的には働かず主人公に養ってもらおうと考えている。
恋愛系の作品でこういう要素を前面に押し出したキャラって俺は初めて見た気がするんだが、みんなはこういった「養ってもらう」のが要求の一部になっている、主人公に養ってもらいたいヒロインって受け入れられる?

あれはよく出したもんだよな。
主人公は苦労しそうだと思ってしまう。

それと、「まず恋人を作ってから考えろ」的な話は無しな!
あと亜子のネトゲと現実を混同する痛さも今回は分けて考えてくれると助かる。

これってネタじゃないの?
ペットみたいなキャラですよという感じの。

日本社会における典型的な家庭の主婦を希望するってことじゃないの?
日本の作品だし別に悪くないのでは。

俺は無いな、なんせ金持ってないから!

学生の俺は「結婚して妻を養う」ってのがあんまり現実的に思えない。
当面の収入とか、一馬力では厳しいというのが容易に想像できるし。
親の援助込みでというならどうにか分かるかな?

ウチの国ではそうそう表に出ないが、日本なら普通の考え方なんじゃないか?
日本の女性は結婚したら働きに出ない人も少なくない、それが主婦だ。

あれは国ごとの事情の違いによるものだろう。
ウチの国では一般家庭がああいったやり方でやるのは無理。特に最近は子供の養育費に親の介護、それに加えて自分は一人っ子とどんどん大変になってきている。
二次元限定で考えるなら、もの凄い依存系のキャラということでアリと言えばアリ……かな?将来養ってもらうという話題は妙に現実的だが。

あれは現実では無理。二次元だけでいい。てか俺は二次元でも正直勘弁して欲しい。

私は自主独立した、自分の目標がきちんとある人間こそが魅力的だと思っているから、亜子のようなキャラはダメだ。あそこまで依存していると、独立した人間に思えん。

亜子は自分の好む生活環境を構築するために主人公に対しても様々な要求をしているが、ここから見えてくる、全て主人公に合わせるというのではない、ある種のしたたかさは面白い。
私は亜子と言うキャラをウチの国のフェミニズム的な感覚で批判するべきではないと思う。

亜子はいわゆるマダオ属性の一種とも言えるんじゃないか?
男性主人公の場合はそんなに問題ないのに、ヒロインになると受け入れない人が増えるのは少々不思議だ。

自分には関係ないが、金があれば問題無いケースではあるのだろうか?

日本の女性は主婦をやっている人が少なくないが、亜子みたいなキャラだと主婦の主な業務である家事ができないだろう。

うむ。主婦スキルの低い養ってもらうのだけ希望するキャラとか、さすがにヒド過ぎるな……

原作によると亜子の主婦スキル自体はかなり高いぞ。
養ってもらうというか、自分が外に出て働きたくないから、養ってもらう上で必要と思われる家事能力スキルはかなり鍛えられている。
もっとも、本人が怠け者だから主婦の仕事を長期的にやれるかどうかは不明。

でも、現在の日本での主婦の中には兼業の人も多いと聞く。パートタイムで働いているそうだ。

とりあえず、亜子みたいなのが俺のことを好きになってくれるんなら別に構わんとだけ言っておく。

日本だから良いんだろうけど、中国だと嫌われるよね。

今の中国だと家庭に入る主婦は難しいんじゃないか。少なくとも俺の地元や、今いる北京ではこういう態度は嫌われる。

そもそも、社会の進歩に逆流しているようにしか見えないし……

経済的にも無いと思うが、それ以上に自分では何もせずに養ってもらうだけの恋人とか妻とか怖い。何事にも限度がある。

これって、仕事せずに資産運用に励むとかではないんだよな?
旦那が外に出て、妻が内回りと投資をやるとかいうならアリだと思うが。ウチの家も収入の何割かは株だし。

恐らく、仕事をしない専業主婦というのが亜子の求めているものだと思うが、専業主婦は家事を含む家庭関係の仕事を全部やることになるので、まともにやるとなるとかなり難しいとも聞くな。

うーむ、個人的には気にしないが周囲への説明を考えると……

こういうのって「愛が有れば大丈夫」とかいう案件なんだろうか?

私は自分の収入がもてないのは気の毒に思えてしまうんだけど……

確かに。養ってもらう場合、自分で自由に使える金がなくて疲れたりしないのだろうか?
自分に経済力が無い、使う金銭に関して全部夫の管理下というのはとても息苦しいと思うんだが。

どの程度かは分からんが、日本は金銭管理まで主婦の仕事になる家庭も多いらしい。
専業主婦の権力ってのがウチの国の夫に養ってもらっている夫人とはなんかかなり違うっぽいんだよね……恐妻家のエピソードに関しても、妻が家庭内の金銭に関する権力を握っていて夫を支配するなんてのもあるし。

実際の所、現実にはそういう感じで片方だけが仕事してもう片方を養っている夫婦ってどの程度いるもんなのかね?ウチの国でも普通にあるとは思うんだが。

ウチのかみさん、今博士課程で収入ないし俺が養っているような感じになってる。やってみると案外問題無く成立するもんだよ。

こういうのを露骨に出してこなければ受け入れられる。
俺の家、今はかみさんと俺の親がメインで子供育てているから実質的に専業主婦状態だし。

結果的にそうなる家庭は珍しくないかもしれないが、最初からコレはキツイよ。

夫婦で収入に差があるなら、片方が家事担当しちゃうのも選択肢としてはアリだというのは分かるんだが。

好きになってくれる子であれば少しくらいめんどくさくてもOK。
ちなみにここだけの話だが、俺をやしなってくれる逆パターンでもいいぞ?

まぁ亜子はヒロインとしてはともかく、キャラとしてはかなり分かるわ。
自分にはコミュ能力が不足しているから、「養ってくれる相手」がいないもんかと妄想したこともある……



とまぁ、こんな感じで。
ネタとして見るのではなく、普通に否定的に考える人もいるようでした。

今の中国は基本的に共働きですし、ここ数十年の社会的な背景もあってか専業主婦、或いは専業主婦狙いといったことに関しては知識はあるものの、実感がわかないような所もあるようです。

またそういったこともあってか
「養ってもらおうとする女性キャラ」
に関しては予想外のキャラ付けだと受け止められているような節も感じられました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の英語教科書のキャラはカワイイ。特に先生がカワイイ」「なぜ日本人は自然にこういうことをやるのか」

中学の英語の教科書
「NEW HORIZON」
の新しいバージョンに出て来る人物、特に英語の先生がカワイイと話題になっているそうですが、ありがたいことにこの件に関して
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問をいただいております。

この件の日本での話題に関しては以下のサイト様の記事などをご参照ください。

【教科書】NEW HORIZON、萌化する(哲学ニュースnwk)

この件、やはりと言うかなんと言うか中国オタク界隈にも早速広まっているようです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の英語の教科書の萌える先生キャラ」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の英語教科書のキャラはカワイイ。特に先生がカワイイ

おい、教科書ってのは勉強するためのモノでマンガのように楽しんで読むもんじゃない、そうじゃなかったのか!?

この絵柄は萌える。嫌いじゃない。

なぜかパッと見ではセイバーと思ってしまったがよく見たら違うな。こっちのソシャゲにも似たデザインのはいるし、無難な萌えによるデザインといった所か。

俺は死亡フラグ立ちそうな髪型のキャラだなーと。

英語とあと何か別のものに対する学習の欲望が沸いてきた。
この教科書、どこで買えるんだ?
日本にも教科書用の書店とかあるのかな?

学生が英語では無く創作活動を頑張ることになりそうだな……

中学生の男子の、英語の先生への初恋……アリだな!

一通りのキャラは揃っているようだし、ストーリー展開も幅広く行けそうだな。
教科書のキャラを使って、或いは自分がキャラ達と話すようにして例文のような会話をしよう、といったこともはかどりそう。

なぜ日本人は自然にこういうことをやるのか。とりあえず、国内にこの流れを持ち込むことを強烈に要求したい。

ウチの国の教育部がこんなん認めるわけねえだろ!!

むしろ、キャラデザが崩壊しているというか、あえて悪くしているというか。
きっとこの日本の教科書のようなキャラデザだと勉強に対する注意力が散漫になるからだ。きっとそうなんだ……

ところで薄い本はまだ?
このキャラデザならいける。

本は知らんが二次元絵ならもう既にたくさん……

やはりあるのか……
同人誌に出そうだとは思ったが。

旧版の英語の先生は納得というか、教科書っぽいという感じだが最新版は……

次の学年用のは金髪ツインテールでいきましょう。

俺は今日まで、英語の教科書の先生で同人誌を描くなんてことを想像したことも無かったよ。

教科書に顔くっ付けて先生と接触とかやりそう。俺ならやる。

これは悪影響が出る。学生と教師の恋愛が増える!

二次元だから大丈夫じゃないか?
現実の日本の英語教師が萌えるようになったという話は聞かないし……

正直な話、こういう教科書で勉強して見たかったなあ。
あと日本の教科書って英語以外の部分、日本語表記の部分も多いんだな。

それは自分も気になった。
ウチの国の教科書は表紙と奥付、あとは単語解説くらいしか中国語は無いのに。

とは言え、ウチの国の教科書も中学高校辺りまではカラフルだし絵もそこそこあるから悪くは無いと思う。大学に入ってからの、白黒で文字だけで理論がずっとならんでいる、辞書みたいな教科書に比べたら!!

でもさすがに日本のような漫画と比べられるレベルじゃないよね……

日本のアニメや漫画に出て来る教師が萌え属性を備えているのはこういう所から始まっているのだろうか?
絵が大きく進歩したのはこの版からなのかもしれないが、それ以前も設定上は萌え的な解釈ができるものだったのではないだろうか?

萌え以上に気になるのは、教科書なのにすごいきちんとした絵が描かれているということだな……こっちの一筆書きみたいなのとは違う……

俺は絵柄よりも、例文のシチュエーションが気になる。
日本の英語教育はどこまで突き進んでいるんだ。

絵柄は萌えだが内容的には簡単なレベルの英語だと思ったら、これ中学生向けか。
いやまて、日本は中学生向けでこんな萌えベースのイラストになってんのか!?

でも日本人はこれでも英語能力低いんだから、興味では能力が上がらないことの証明にもなってしまったな。

そこは人それぞれだろう。俺自身に関しては趣味で語学力が上がったのは間違いない。

能力向上につながるかはともかく、好き嫌いには影響しそうだ。こういう教科書ならウチの国の英語嫌いの子供もちょっとは減るんじゃないかなー



とまぁ、こんな感じで。
普通に萌えを感じられるキャラだということで、ちょっとした衝撃にもなっている模様です。

この挿絵ほどではないですが、中国オタク界隈では
日本の教科書や参考書における漫画的な挿絵の活用について
「教科書っぽくない」
「勉強のためのものとは思えない」

などといった方向でちょくちょく話題になっています。

ですがこの「NEW HORIZON」の件に関しては、中国オタク的にも萌えを感じるデザインであることや、日本のネットでは既に二次創作が行われているということで、いつも以上に話題になっている感もありますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「和服で戦う女性キャラっているけど、あれって不合理過ぎない?実際は動けないだろ……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメや漫画の内容に関する考察がイロイロと行われていますが、最近はそんな考察に対して「あれは二次元のものだから」といった感じで考えるのをやめる人と、そこから更に考えたり、資料を当たって見たりする人が良くも悪くも分かれるようになってきたりしているそうです。

そんな考察の一つなのか、中国のソッチ系のサイトでは
「女性が和服で戦うのは現実だと無理だろう」
といったことに関するやり取りが行われていましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


和服で戦う女性キャラっているけど、あれって不合理過ぎない?実際は動けないだろ……

ああ、式みたいな戦い方か。
確かに歩幅も小さくなるし現実的には厳しそうだ。足を露出しないようにすると踏込も浅くなるだろうし。

アニメやゲームの動きに現実を持ち込むのは馬鹿らしいが、言われてみれば気になる。

マジに考えたら負けではあるが、どの程度なのかは気になるな。和服で戦う女性に関しては実写映画でもあるらしいけど、実際どうなのだろうか?

これ、言ってみたらドレス着て戦闘すんのがどうなのか……という話だよな。

そんなこといったらビキニも……

動き易さの問題だからビキニはこの件に関しては問題無いだろ。ビキニは防御力の問題。
古代のオリンピックとか全裸だよ!露出する分には大丈夫だよ!

今の時代のスポーツやミリタリーの衣装と比べて考えると不合理さが際立つよな。

魔法使い系ならいけるだろうけど、武器持っての白兵戦は厳しいだろうな。

和服で戦えるわけないだろ。
てかアニメを見る時に細かいこと気にするなよ。

日本刀と和服はロマンの一種だから!
セーラー服と日本刀と同じようなものだと思っとけ!
様式美であって現実とは関係ない!

和服は普通に武士が戦えているから戦闘に関して何の問題も無いと思うが。

そりゃ武士が和服で戦えるのは分かるが、今問題なのは女性キャラの和服だよ。

人気というか消費者の需要というかな結果生み出されたデザインなのだろう。

とりあえず、TYPE-MOONで言えば和服で戦う式、ドレスで戦うセイバーか。

セイバーはドレスで戦うシーンはあまり無かったような?魔力で甲冑出せるから。あとこういった方向で考えた場合、個人的には女性サーヴァントの衣装の一番の問題はハイヒールのキャラが多いことだと思うわ。

ああ、確かに。
サーヴァントに限らずハイヒールの方が問題になりそうだな。和服は足出さないようにする縛りが無ければ構造上普通に動けそうだし。

あれは見た目優先という事情があるので……

二次元に現実を求めてどうするというのだ。

あれは一種の縛りプレイみたいなもんだろ。
隔絶した強さがあれば戦う際に邪魔になるような衣装でも問題無い、何を着ても良いということ。

優雅に美しく戦えるキャラという意味合いもあるんじゃないかな。キャラ付け的な方向の。

日本の装束だと、木の下駄が気になる。
あれ脱げたりバランス崩したりするんじゃないかと……

動き易さならピッチリスーツが一番じゃないかね。
コンプレッションウェアなんかは裸でやるより機能的とされるのもある。

和服のような長いスカートではない、膝上くらいのスカートなら戦闘とデザインを両立できる気がするが……

ミニスカ、或いはミニスカ状になっている和服は戦う上で効率的だと思う。もっとも、太ももが見えるというのがサービスになるかはキャラと作品次第だろうけど。

そう言えば、ドレスで戦う場合はスカート部分を引き裂いて戦うケースも結構あるな。

式の来ている和服、いわゆる浴衣では戦うのに不便なのは間違いないだろう。

式の来ている和服は浴衣じゃないぞ。
オートクチュールの和服で、特異なのはその上に革ジャンを着ている点だ。浴衣も和服の一種だが、主に夏用の簡易的なもので、着用の方法も異なる。

おっさんの俺にとって、戦う方の和服と言えばギース。烈風拳!そして当て身投げ!

ギースのあれは和服じゃないだろ。

あれも和服の一種だろ。道着と言われる武道用の和服。

和服の中では剣道のタイプが戦闘に向いてそう。
もっとも、あの格好だと日常では不便なんだろうな。

「BLEACH」の死神が着ているような和服でいいんじゃないの。あれだったらバトルでも問題無い。

「サクラ大戦」の真宮寺さくらみたいな格好だと問題無いはずだぞ。

和服で戦う場合は「袴」を装着するんだよな。
その場合は普通に戦える。

袴は確か足の動きを隠すための意味もあったんだっけ。
ただ普通の和服だと確かにどうなんだろうな。

ま、ウェディングドレスで戦うキャラだっているのが二次元ですし。

天地無用の樹雷の服装のような、和服っぽい何かで戦う場合は問題無いが、現実の和服だと戦闘には向いていないだろうなー

和服も足を露出して問題無いなら普通に戦えるぞ。武士は和服で戦ってんだから。日本の時代劇の実写作品にはあの服装で戦っている作品が普通にある。



とまぁ、こんな感じで。
和服と言っても色んな種類がありますし、更には「和服ベースのデザインの衣装」のキャラというのも珍しくありませんから、オタクベースにおける和服に関する認識は結構混乱している模様です。

そしてそこから「和服を着た際の動き心地」的なものを考えていくと、イメージするものも人それぞれになってしまうのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「仙人が題材の作品って日本人には理解できないんじゃないの?」「日本人は修仙で何やるかも知らんだろ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

「霊剣山」関係でイロイロとご意見や質問をいただいておりますが、その中に
「中国における仙侠関係、更には仙人を目指すことに関する中二病感が日本ではピンと来ないのでは?」
といったご意見がありました。

確かに仙侠や、道教関係の概念、いわゆる「修仙」や「修真」といった辺りのイメージは日本だとあまり一般的ではない気もしますね。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「仙人関係のテーマを日本では理解できないのか?」
といったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


仙人が題材の作品って日本人には理解できないんじゃないの?

同意。日本人は修仙で何やるかも知らんだろ。

さすがに仙人という概念自体は普通に知っているだろうが、確かに修仙とかまでのネタになると厳しそうだな。
考えてみれば日本のアニメや漫画でそこに焦点を合わせた作品は無い。自分の知らない所にはあるのかもしれないが、有名な作品には無さそう。

まぁ俺達も忍者の成り方とか詳しくは想像できんしな……
「NARUTO」のアレは創作向けにアレンジされたものだし。

中国の文化は重すぎて日本には理解できない部分もある。
それに最近の仙侠系のコンテンツってネット小説系の膨大な量のものが主流だし、その手の作品で伝わった場合は理解され難いだろう。

中国文化よりも、道教の概念があまり広まっていないことの方が重要なんじゃないか?
修仙、修真の概念について日本では認識されていない節がある。

知らないものだからこそ新鮮に感じられる、予想外の面白さを感じられるという可能性もあると思うんだが。

普通はそうだよな。
「霊剣山」のアニメに関してもつまらないとかで叩くのではなく、理解できないというので叩くとか、日本人の頭はおかしい。理解するのを放棄するとか幼稚すぎる。

それにしたって限界があるだろ
俺達も何が面白いのか分からん日本のアニメや漫画にぶつかって困惑したりするわけで。

仙人パワーのバトルなら良かったのだろうか?封神演義とかは日本で問題無くウケているよな。

「霊剣山」は話の構成も……修仙の段階になってようやく面白くなるような感じだから……

分からない部分というか、こっちで常識の部分が日本では常識では無いってことだろう

そしてそれを説明しようとすると物語が犠牲になると。

武侠がダメとは聞いていたが、仙人もダメなのか……

武侠はいけるんじゃないの?
中国以上に見ている人間が多いなんて話もある三国志ほどじゃないだろうけど、金庸作品とかアニメになるくらい人気だという話だ。

アニメは「神雕侠侶」のことか?あれ第三期まであるのに日本では第一期で放映終了になった時点で……
金庸作品などの武侠作品に関しては、日本で一部のマニアやクリエイターが大絶賛したりはするけど大衆受けはしないみたいだよ。

こっちの人間が「NARUTO」の意味不明な用語を理解して楽しめているのに、なんで日本人は「霊剣山」程度を理解しようとしないんだろう。そういう態度はアニメを視聴するオタクとしてどうなんだと言わざるを得ない。

「霊剣山」は伝統的な修仙系の作品ではないし、内容は基本的にツッコミによるギャグ、更に作者もオタクだから作中にオタクネタを散りばめているから大丈夫だと思ってたんだがなあ。

内容は非常に現代的だし、ギャグも銀魂的なのにね。そこは自分もモヤモヤしたものを感じる。

日本人は修仙の概念が分からないとなると、もしや修仙に関する中二病的な感覚も分からないのか……?

日本人は霊剣山のツッコミ、面白くないとか言ってる。まあ翻訳も微妙らしいが。

霊剣山は日本では修仙の知識やイメージが広まっていないことに加えて、アニメの際に作中のツッコミネタが誇張されてしまったのも不味かったと思う。あれはウチの国でさえ好みがハッキリと別れたんだぞ。

そもそも、霊剣山にあるような中国式のツッコミは下ネタやおちょくりが多くて日本のツッコミとはかなり違うものになっている。
日本人の反応を見ても下品すぎるとか笑うポイントはどこだとか、困惑の声が出ている。

仙侠風の作品の笑いって、仙侠系の作品や文化に長年つかっている中国の青少年なら一発で分かるものなんだが……日本だとダメなの?

ある程度解説すればいけるとは思うが、それを作中で自然にやるのは難しいと思う。
登場キャラに大量に説明セリフを喋らせると作品自体がつまらなくなるし……日本の視聴者は分からなくて視聴放棄した人間が少なくないようだ。

日本人もバカではないだろうに、なんで理解できないんだ……別に古詩とかでもない現代語と現代的な感覚がベースの作品なのに……

いや、「霊剣山」のアニメってウチの国の人間でも理解できるかハッキリしないネタ入ってるだろ。
ちなみに、日本の学校の教科書で我が国の古詩を教えているから、日本人は中国語に関して古文の方が理解できるなんて話もあるんだわ……

「霊剣山」は普通につまんなかっただけじゃないか?
日本人には1月新作アニメの中でで見たいと思われなかっただけで。

日本向けでも当たる素材はあるだろうけど、仙人関係は選択肢として難しかったんじゃないだろうか?
日本では仙人という存在は広く知られているし、その点に関しては問題無いんだろうけど、仙人を目指す感覚や、仙人の行動原理までは認識されていない気がする。

日本だと修道小説の基本である修真境界の区別もついていないんじゃないか?

この前提が通じないというか、目指すものが何なのかが理解できないと厳しいだろうな。登場人物のモチベーションの理由が分からないのだから。

日本人でも内容に興味持って追いかけているオタクは出ている。
だが作中用語や世界観の理解で苦戦している印象だ。あと設定に興味を持っている人の間でも作中のネタ、ギャグに関しては面白いと思われていないようだ……

日本人が分からない、理解できないで止まることが理解できない!
俺達も別に忍者を詳しく知っているわけではないのに「NARUTO」は理解して楽しめるのに!

修仙、仙侠系の作品ってそこまで日本人と相性悪いのか!?

そこは作品次第だろう。
「NARUTO」なんかは作品を読みながら忍者が「その作品の中で」どんな存在なのかを理解できるようになっている。それに対して霊剣山は読者が仙侠関係のお約束とオタクのお約束を理解しているのが前提になっている。どっちが上では無く、作品のターゲットの違いだ。

なるほど。
修仙関係でもうちょっと広い、読みながら世界観を把握できるタイプの作品があれば話は違うのかもな。

そういう面から見ていくと、ネット小説がそもそもウチの国以外の文化圏に対して相性が悪いのかもしれない。ウチの国のネット小説は前提知識、お約束の認識をベースにして量産されるし、大量の文書で設定を垂れ流す作品も強いから。



とまぁ、こんな感じで。
日本における「霊剣山」関係の反応が中国オタク界隈にも伝わり、そこからイロイロと考えてしまう人もいるようです。

ちなみに上のやりとりにも出て来る「成仙」を目指す「修仙」、それから修仙と同じカテゴリとされることもある「修真」という言葉ですが、この辺についてはざっくりと説明をするのは難しいですね。
以前中国オタクの方に教えていただいた話によれば

要約すると、修真(修仙)というのは
「道教の理に基づく一定の条件が揃えば、どのような者(無生物でも可)であっても神になれる」
というものであり、中国のネット小説などにおいて主人公はそのために秘伝の修業(主に精神的な修行、例えば座禅など)を続けることになる。そして全ての修行をクリアした時点で、その主人公は主観的な意識とは関係なく自動的神になる……


といったものだそうです。また

「このような形で神に匹敵する能力を得る、頂点を極めるのは、自分に対して神ですら干渉できないようにするためで、神になって何かをするといったものではないことが多い」

とのことでした。
こういった思想、方法論によって強くなる、いわゆる俺TUEEEEをするというのが中国のネット小説をはじめとする現在の若者向けコンテンツにもあるそうで、その辺りの感覚というか、中二病的な空気が日本の感覚ではピンと来ないといった所はあるのかもしれませんね。
実際、私自身もきちんと理解できている自信はないですし……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


4/8修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「RE:ゼロの第一話、いいぞ!ループものが最近多い気がするけど、これはいい!!」

4月の新作アニメの放映が始まりましたが、やはり春節の重なる1月に比べて中国オタク界隈では随分と活発な反応が出ているようです。

配信状況のまとめに関しては一通り出揃ってからになりますが、とりあえず今回は4月新作アニメの中で中国オタク界隈における反応が事前の注目と比べて随分と大きくなっている
「Re:ゼロから始める異世界生活」

についてを。

以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの作品に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「RE:ゼロ」の第一話、いいぞ!ループものが最近多い気がするけど、これはいい!

第一話が実質二話連続だったのは嬉しい。
見て興奮して眠れなくなってしまった。

第一話は非常に良かった。
劇場版を見ているような気分だ。
ただ今後の展開がやはり鬱っぽいのが心配だ。最後がバッドエンドじゃなきゃ自分は構わないんだが……

普通のラノベ原作アニメよりクオリティ高いよな。
ストーリーもキャラの見せ方も良い。今期の良作が来たのかも。

現時点までの今期の新番組の中では一番クオリティが良いと感じた。キャラについてもしっくりくる。

ストーリーは良いんだが、主人公が頭悪くて……今後の展開次第では脱落しそうだ。

第二話が気になるな!
あと、ループのギミックは主人公がセーブできるようなもんだと思えばいいのか?

セーブじゃなくてセーブ不能で死んだら最初からのゲームじゃないか?
見た感じでは主人公がヒドイ目に遭う系統のループ、シュタゲみたいな。

セーブ不能では無いぞ。自分でセーブポイント決められないだけだ。

ゲームで言えば、ゲームシステムとバランスに問題が有るタイプったやつか!?

なんか放映開始後一気に伸びてきているが、4月のダークホース枠になる可能性も高いな。
この勢いに対抗できそうなのってまだ放映開始していない「坂本ですが?」くらいかもしれん。

これ、スゴイ鬱展開なんでしょ?
それを聞くと何か続き見る気が……

やめろ、原作知らないけど続きが見たくてしょうがない俺にそんなことを教えるな!

弾幕コメントでツッコミを入れながら、みんなで見ればそんなに精神的ダメージも出ないんじゃないか?
それにしても放映前はあまり話題になってなかったのにスゴイな。

いや、熱心な原作党は多かったぞ?

百度の貼吧とか全然盛り上がってなかったのが数字でハッキリしていたし、ネット小説出身という情報もあったからあんまり期待されてなかったのは確かだ。
しかし放映開始後はどこのアニメ系のフォーラムでも作品関連のスレが立ちまくっているから、アニメの第一話で一気に盛り上がったという見方で間違いないだろう。

漫画の方は以前に読んだけど、あんまり面白いとは思わなかったな。ループ系でとりあえず評価したいヤツが多いだけじゃないの?

漫画は進み方が遅い。
面白さが加速するのはもっと先だったりする。アニメは2クール予定らしいし、漫画の先まで確実にいくぞ。小説版は既に9巻まで出ているし、web版は更に長いんだわ。

主人公の性格が合わないって人がたまにいるようだが、自分は悪くないと感じている。あとは竜頭蛇尾にならないことを祈る。

主人公がウザイというか、頭が悪いというか……ああいうキャラにしないと、死亡ループの繰り返しというストーリー展開に合わないのかもしれんが。

原作ファンとしては今の所大満足だ。あとは作画崩壊とかしなければOK。

この作品、NTRアリだって聞いたんだけど本当!?
もしそうなら心の準備をするから教えてくれ!不意打ちには耐えられない!

そういう見方は初めて聞いたが……
NTRとかよりもダメージ来る展開だし、それだけ心配してもしょうがないぞ。

面白い。ラノベ原作で言ったら「Edge of Tomorrow」(オール・ユー・ニード・イズ・キル)みたいな感じかな。

でもトム・クルーズみたいな戦闘力を持ち越せるタイプではないんだろ?どうやって物事を解決していくのだろうか。

結局この作品ってどんなタイプのラノベ原作アニメなの?一般的な異世界転生、トリップ系とは違うみたいだけど……
あんまりネタバレしない範囲で教えてくれ!

普通のトリップ系ではないかなあ。
主人公はいろんな意味で「ダメ」なキャラだ。俺TUEEEEEとは異なる。

無限ループとか、ちょっと使い古されてきた感もあるけどキャラやストーリーのギミック次第ではまだまだいけるんだな。

ラノベ原作アニメなのに俺TUEEEEでもなければハーレムでもないのか……

主人公がそのうち作中最強になるとか聞いたんだけど違うの?そういう展開自体は嫌いじゃないんだけど。

アニメでやるであろう部分に関してはたぶんそういうの無いぞ。トリップしたけど剣も魔法もダメなのが主人公のキャラ。
自分の命をかけるけど、問題そのものは基本的にはNPCの手助けによって解決することになる。悪辣なバランスのゲームに放り込まれた主人公のストーリーって所かな。

あえて言うなら、最強の補助キャラ。バフのコストはキャラの命って感じか?

うーむ……鬱展開がスゴイというのを聞くだけで尻込みしてしまうな……

鬱だが愛のあるストーリーだぞ!面白いぞ!

過程は鬱だが、事件解決までいけば良い感じにはなるよ。
もっともアニメで原作のどこまでやるか分からないから、原作を既に読んでいる俺もそういう面では全く安心できない!一緒に楽しもうぜ!

お前らさすがに盛り上がり過ぎ。
ループも異世界もよくある題材だし、セーブポイントに戻るとかめんどくさい。そもそも死ぬのがそんなに鬱か?結局この手の作品の評価ってヒロインに萌えられるか、主人公に感情移入できるかだろ?そっちはかなり難しそうだぞ。

鬱要素が死ぬだけだと思っている程度なら、この先を楽しめるな。羨ましいぞ!!

ところで、日本の作品でトリップするとなんでみんなジャージがデフォの服装になるんだ?視聴者の印象もよくないだろうに……

オタクはちゃんとした服もってないし、異世界にトリップしたらしたで金が無いから簡単に服を買ったりできないからとかじゃないの?
私もジャージ主人公はあまり好きじゃないし、やめた方が良いと思う意見に同意だが。



とまぁ、こんな感じで。
第一話がかなり好評のようで、配信されている動画サイトでもかなり速いペースで再生数を伸ばしているようです。

中国オタク界隈ではいわゆるループもの作品が話題になり易い、評価され易いといった傾向があるのですが、それを差し引いて考えてもかなり良い反応が出ています。

また「RE:ゼロ」は日本のネット小説を追っかける人達の間では以前から評価の高かった作品でもあるので、ここぞとばかりに原作ファンの人が頑張って布教活動している印象も受けますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本のネット小説系ラノベについて語ろう」

中国オタク「霊剣山、噂通り二期制作だ!」「第二期、ちゃんとやってくれ。頼むよ……」

ぼちぼち4月の新作アニメの時期になりましたが、
ありがたいことに
「霊剣山の二期決定に対する中国オタクの反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。



中国オタク界隈において、なんだかんだで「霊剣山」は1月の話題作となりましたし、二期決定に関してもイロイロと反応が出ている模様です。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


霊剣山、噂通り二期制作だ!

ええ?あれで二期やれるの?
……今度はもうちょっとしっかり作ってくれ。

テンセントの漫画原作アニメは複数シーズンやるのが前提だし、そんなに不思議なことではない。二期どころか、三期四期も普通にあり得る。

爆死したのに二期やれるのか……

何をもって爆死というんだ?
中国のアニメはディスク販売で稼がないから爆死にはならない。テンセントは商業的には利益を出しているんだから霊剣山は成功した作品だろ。

成功だという見方は間違ってはいない。
テンセントはウチの国のネットのインフラ押さえているから、そこに乗せれば大体利益が出る。金があるから更に利益が出るという構造だわな。

でも最初は中国パワーも加わるから売れるとかそんな話じゃなかったっけ?

それで結局、霊剣山は成功した作品なのか?二期の制作も成功したから決まったのか?

作品としてはダメだが、商業化という面では成功だろう。

テンセント自身は損してないんじゃないかな。
商売で言えば、ソシャゲーやらの売り上げも入るから損にはならんのだろう。成功だという発表も間違いではないと思う。ファン?それは知らん。

でも今の状況だとそこまで稼げているのか?
宣伝はモノスゴイ勢いだったが……ライセンスで稼ぐにしてもそこまでいくもんかな。

テンセントがどれだけ利益上げていると思ってんだよ。
アニメ作る程度の金なんて捨てても問題無い。

でもハリウッドに投資するとかは熱心だけど、アニメにはそんなに金使ってないくさいんだが……霊剣山も当初出回っていたイメージほどにはマネーパワーが出ていない。
ネットドラマの方がよほど金使ってるぞ?あっちは今一番熱いジャンルだから、単純に比較するものではないが……

何はともあれ、問題はどこが第二期を作るかだ。
第一期を作った人間にやらせてはならない。

このアニメは日本のせいでヒドイものになってしまったのに、なぜまたそれをやるんだ?
なぜテンセントは国内の会社にやらせない?なぜ2Dにこだわる?

国内ではクオリティと納期を満たせないし、3Dでは予算の桁が跳ね上がるからだろ。3Dはたくさん作ればコスト下がるけど、そこまでいくのが大変。そして低予算3Dは更に見れたもんじゃなくなる。
テンセントは国内外の3DCG系のスタジオ買収しまくっているし、そっちにもっと仕事させても良いとは思うんだけどね。

第二期の制作自体は良いニュースだ。
第一期のクオリティの悪さは準備と経験の不足によるものも大きい。第二期は準備する時間も、経験のフィードバックもできるからクオリティ的にも進歩するだろう。
最大の心配は日本側に誠意が無いことだな。

いや、日本側に問題が無いわけじゃないが、問題は主にこっちじゃないか?テンセントはこの作品のために何やってくれちゃった?

とりあえず時間が足りなかったのは間違いない。まぁ時間足りないなら仕事受けるなよって話だが……次はちゃんと時間かけて作ってくれ……

ここで何を騒いでも変わらん。
テンセントの目的は一貫して金儲けだ。そして作り手の方にはその金を利用して良い作品を作ってやろうという気概も無い。

俺はそんなに悪くないと思っているんだが……ネットでは叩かれまくりなので地味に凹む。

話題になり過ぎて炎上している面もあるんじゃないのかね。
日本でも非常に多くの人間がこの作品を見ているし、ネットでのつぶやきや作品に関するやり取りも多いのに。

ゴミだとかキモイだとか言われているほど悪くは無い。
でも今の時代に出てしまうとこういう方向で炎上してしまうのも仕方ない。作品の質、売り込み方が炎上の燃料になっちゃったからね。

まぁ、作品の評価はさておき商売関係はゲームとかのIP展開も含めて損することは無いんだろう。DVD一巻にもなぜかアラド戦記のコード付いたし。

それで結局第二期はどこが作るの?
まだスタジオディーンにやらせるのか?

スタジオディーンはちゃんと作ってくれないから勘弁して欲しいんだがなあ。

でもテンセントのアニメに対するやり方からして、どこにやらせても似たようなことになりそうな気もする。それだったらディーンで続けさせた方がノウハウ的にもマシじゃないか?

日本との合作とか、話題性以外にプラスの要素ってあるの?

作画崩壊とか背景の手抜きとかがハッキリし過ぎてなあ。この調子だから第二期に関しても不安を感じる。アニメとしてみるとパワーポイントレベル。
国産で霊剣山よりクオリティが高くて、ストーリー面でも、ギャグ面でもよほど面白い作品があるから日本と合作しないでもいいんじゃない?

スタジオディーンは今期の金のほとんどを「昭和元禄落語心中」に投入して、「このすば」に少し投入して、余った小銭を「霊剣山」に投入したんだろ。
放送の二週間前が作打ち、原画期間一週間、原画メンバー2人ってどういうことだよ?

作り手に誠意が無く、投下された金もそんなに多くない。
ウチの国の市場に対する話題性、宣伝効果込だから利益を上げることに関してそこまで重視されていないが、自由に動かせる金額はそこまで多くないって所なんじゃないかね。
現状だと厳しそうだ。

出来たものや出て来る話から考えると。テンセントにとっては日本の名前を使って注目を集めて話題にしようというのが目的で、実際は投下した金はそこまで多いわけじゃないはず。日本のテレビの番組枠確保する費用まで考えたら制作費そんなに残らないんじゃないか?
結局の所、テンセントはクリエイターじゃなくて商人だ。

作品関連で実際にいくら使ったか、アニメ制作に渡ったのはいくらだったのかみたいなことに関して正確な話は出て来ないだろうけど、今出ているアニメがあんなもんだという事だけはハッキリしている。
第二期、ちゃんとやってくれ。頼むよ……

主に作画面のクオリティが叩かれているけど、ストーリーもヒドイことになっちゃったからなあ。

ストーリー改変もあれだが、11話くらいになってようやくメインストーリーが始まったような感じになるのはどうなんだ?それとこの後の展開どうすんだ?ウチの国でやったら審査通らないような内容も含まれていたはずなんだが。

邪教創設みたいな話になってるし、冗談が通じない形で通報されたらヤバイね。その後が門派の話になるが……第二期あっても実は内容的に話数が足りない可能性があるな。

もしや、「霊剣山」ってウチの国だと審査通らないからその回避のために日本に投げたりした可能性が!?

第二期決定が嬉しいことは確かだが、この後の展開が「敏感」な内容だからどうなるのか心配。

ストーリー展開が進むの遅いよね。
アニメだけでなく漫画の方もあんまり進んでない。

第二期ではストーリーの大きな改変入るんじゃないか?
キャラ設定もパクリ問題があるが、それに加えて内容の敏感さもある。それに加えて話数の制限もあるんだし。



とまぁ、こんな感じで。
第二期確定の情報が嬉しくないわけでは無いものの、第一期の荒れ具合から心配になってしまう人もいるようです。

「霊剣山」に関しては以前の記事
中国に刺さった「このすば」と、日本に刺さらなかった「霊剣山」
でもイロイロと書きましたが、現時点ではイロイロともったいないことになっている作品に思えます。

第二期が制作されるということなら、第一期で出た問題点を解消して中国のファンが納得できるような形になるといいですね。
日本の視聴者に対しては……そこまで強く意識しないでもいいような気がしますがどうなんでしょうかね。私の周りの反応や意見を聞いた限りでは、ある程度丁寧に作れば食いつく人は必ず出るように思えます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の漫画ってなんであんなに休載するの?」「あれは休載がきちんと告知されるだけマシと見るべきでは」

ダ・ヴィンチニュースの方で連載させていただいた中国オタク事情コラムが終了となりました。ダ・ヴィンチニュースの方で書いていたような中国オタクネタに関しては以前のようにこのブログの方で紹介させていただきますので、お暇な時にでも読んでいただければ幸いです。
さてそんな訳で(?)、今回は中国オタク界隈における連載や休載関係のネタについてを。

中国オタク界隈では、日本のニュースとして人気漫画の休載がちょくちょく紹介されているのですが、そういったニュースの影響か日本の漫画の休載に関するネタ混じりのイメージのようなものが固まりつつあるようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「日本の漫画の休載」
に関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の漫画ってなんであんなに休載するの?
しょっちゅうニュースが流れて来るが。

日本の漫画家にとって休載はありふれた事なんだろうけどね……
中でも冨樫義博はスゴイよな。

日本の休載に関しては、休載がきちんと告知されるだけマシと見るべきでは。
ウチの国ではそういうのさえ無く、突然休載とか中断とかになるし。

商業、非商業問わずネットのコンテンツとか掲載期間が延びていつの間にか掲載が止まるなんてのはありがちだよね。

冨樫義博は漫画描かないで麻雀やってるので有名。自分が主催の大会とかもやってる。

冨樫義博はずっと休んでいる状態で、再開がニュースになるくらいだからな。

休載に関しては冨樫義博をはじめとして有名な作家も少なくないが、日本の漫画の休載ってそんなに頻繁じゃないはずだぞ。ニュースとしてはそこそこ多いが……

「ベルセルク」も休載が凄い。
俺がガキの頃からあんまり進んでいない。

三浦建太郎は趣味や別の作品の手伝いとか、自分のやりたい事やり過ぎているからだろう。

漫画家は成功したらそんなに仕事しないでもいいというか、金がなくなれば仕事すればいい、あるときは遊ぶとかになるのだろう。

実際、日本の漫画が休載する原因って何?

表に出ている理由は作者の体調不良や取材だけど、なんか別の理由がありそうだと思えるケースも多い。

単純に体調、或いは漫画家の能力的な問題以外ではどうなんだろうか?

個人的に興味深かったのは、出版社側のスケジュールでの休載と言うケースだね。
日本の雑誌は連休や祝日に合わせて合併号を出すことが多いんだが、それが出版社と作家にとって一種の休載になっている。

自分も最初の頃は作者急病という情報を聞いて漫画家のことを心配していたが、最近は「遊ぶために休んでいるんじゃ」と思うようになってきている……

遊ぶために休むくらいなら作品引き延ばさないでさっさと終わりにすればいいのにと思ってしまう。

自分も心配から段々とイラつきになっていったかな。
もっとも仕事するようになってからは、休むのも描くのも作者の自由だからしょうがないと割り切るようになった。休載しても仕事があるというのは、成功者の特権でもあるからね。

うん……昔は作者急病をかなり深刻に捉えたファンが多かったんだが、最近は白ける人が多いよね……

あとは単純な週刊ペースでは無い、定期的な休載込で掲載されている作品もあるな。これは恐らく作者のスケジュールがそうなっている。忙しい人気漫画家に仕事をねじ込む上でも有効なんじゃないかな。

日本の休載って大きいニュースやネタになってはいるけど、日本で連載されている漫画作品の数を考えればそんなに頻繁じゃないぞ。
一部の人気漫画家以外は休載したら競争に負けるから休載したくてもできない。

休載する人気作品って、だいたいそれまでに長期連載しているケースがほとんどだからな。むしろそこまで休載せずにやってきたという風に見るべきかもしれん。

大きなニュースにならないだけで中国の漫画もわりと頻繁に突然休載になったり、雑誌ごと消えたりしているんだけど……

とりあえず冨樫義博、青山剛昌、高屋良樹、永野護が休載四天王だろう。

「ガイバー」の高屋良樹は本人ではなく、本人の巡り合わせの悪さが原因じゃないか。

休載に関しては井上雄彦も結構な頻度と長さだと思うが、冨樫義博に比べて全く叩かれないのはどうしてだろう。
井上雄彦もよく考えてみたら漫画以外の活動が多いんだが。

井上雄彦は下書きで掲載とかしないし、麻雀のために休載とかではないから。
そもそも井上雄彦の場合は制作に時間がかかるのが容易に想像できる。

「バガボンド」は月刊連載だぞ。それに対して冨樫義博は週刊なのにあんなに休んでいる。割合が全く異なる。

バガボンドの掲載誌って週刊じゃなかったっけ……?
それにもう不定期になっちゃっているしなあ。

井上雄彦は展覧会とかの活動で休んでいるけど、悪いイメージは無いよね。それに対して冨樫義博は出て来る理由が問題だし、掲載される作品の状態もアレだから……
職業に対する態度の違いみたいのを感じるんだよね。

漫画家の休載に関しては疑ってしまうけど、尾田栄一郎に関しては休載すると「どうか休んで下さい」という気持ちになる。

尾田栄一郎は仕事狂いだから、休載しているときに「本当に休んでいるのか?」が心配になるよな。

青山剛昌の休載のイメージって何?長期入院一度やったけど、それ以外は別に休んでいなかったような……?

たぶん艦これだろう。
艦これ関係の発言が出ているし、アップされたプレイ画面のレベルと編制からしてやり込んでいるのは間違いない。

青山剛昌は確かに艦これやり込んでいるし、休みの時にやりたいことだと公言したりしている。しかし休載しているわけではないし、入院のお見舞いネタとしての意味もあるのに、艦これでサボるというイメージになっちゃっているのはどうなんだろう。

web漫画のようにいつの間にか連載ペースが広がるのも一種の休載だろうし、週刊漫画雑誌という媒体での休載は単純に他と比較できんだろ。

実際、ゲームのために休載とかは珍しくないらしいが……

「FAIRY TAIL」の作者はゲームのために作品書きためておくらしいな。

なおそれを編集に発見されて、複数話掲載とかやられる模様。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では漫画に関しては昔に比べて話題にならなくなっている感もあるのですが、休載関係の話題に関しては昔より活発になっているように見えるのはちょっと不思議ですね。

有名作品の休載のニュースは目をひいて扱い易い話題なのもあってか、中国では大手のニュースサイト(オタク向けだけでなく、一般でも)からファンコミュニティまで、様々な場所で掲載されます。

ですが日本の漫画雑誌の連載状況について、日本でどれだけの漫画雑誌が出版されていて、どれだけの作品がどういったペースで連載されているかなどといった情報はあまり広まっていない、意識されていない状況です。

そういった環境にあるので、中国のオタクの中には
「日本の漫画は休載が多い」
的なイメージを抱く人も出てくるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



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