「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2016年10月

FGOのイベント敵キャラ名の遊びが、中国版でなぜか翻訳による悪ふざけと見なされる

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国のFate/GOもいよいよイベントが実装されるようになり、先日「尼禄祭」(ネロ祭)が行われ、予定では今日からお月見イベントが開催だそうです。
中国語版「月の女神はお団子の夢を見るか? 」告知ページ

Fate/GOを遊んでいる方は御存知かと思いますが、イベントに出て来る敵キャラの名前はかなり「遊んでいる」、パロディ混じりのものになっていたりするのですが、中国のユーザーの間ではその名前のネタを
「中国の運営が悪ふざけをした翻訳」
と受け取る人が出てしまっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「イベントの敵の名前」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOのイベントの敵キャラ名がヒド過ぎる。
運営は精神的におかしいとしか。

またなんか翻訳でやらかしたのか?

イベントの敵キャラ名か。
アレは本当に何なんだと言いたくなる。

bilibiliの公式でやれるからって悪ふざけも度が過ぎる。
Fateはあいつらのものじゃない。

メディアが「邪悪女幹部」とかは特にヒドイな。

「邪悪女幹部」?
これは薄い本的な……?

メフィストフェレスの「人違い」とかも意味が分からない。
何が面白いと思っているのか。

「邪悪女幹部」って確かFate/stay nightのキャスターだよな……どういう意図があってこんなネタを。

そこまでヒドくは無いが、これ以外にも英霊の名前でネタに走っているのが結構あるよね……

ネロ祭の序盤はそんなにヒドいとは感じなかったが、決勝になってからはさすがにヒドイと感じるのが出て来ている。

でも笑えるのもある。
予選のSalon de Casterとかもネタで遊んでたな。

ああ、あのツッコミ所満載の。

正直、ローマネタは面白かった。

伟大的罗马(偉大なるローマ)
过于伟大的罗马(偉大すぎるローマ)
姑且伟大的罗马(まあ偉大なローマ)
か。あのネタは俺も好き。

さすがにあの名前に関して公式の翻訳のせいにするのは冤罪だよ。
日本のサービスで、元からあんな名前になっていた。

日本語版だと「悪の女幹部」になっていた模様。間違いなく公式のネタだ。

FGOのイベントは毎回敵の名前にネタを仕込んでくるからね。

エリザベートのCCC48とか、イベントの敵キャラ名は日本版からのネタなんだよね。

そうそう、FGOのイベントの敵、特にサーヴァントの名前は毎回ヒドイことになってる。

これ、元々だったのか……日本のFateファンから文句出ないのか?

「カーニバル・ファンタズム」とか出してるのに何をいまさら。
ゲームでも本編以外のエピソードや、Fate/hollow ataraxiaなんかはネタに走っている部分がかなりある。

FGOに関しては公式のテキストがかなり遊んでいるから、一概に翻訳のせいだと言い切れないのがまたヤヤコシイ。
もちろん宝具名とか、翻訳のせいで微妙になっているのもあるが。

実はウチの国にはFateはメインの作品以外の、同人のノリの部分が伝わってないからな……愉悦とか金ぴかといったネタが伝わっているので意識され難いが。

極端な言い方をすればZero以外はあまり知られていない……いや、最近UBWのアニメもあったか。どちらにしろ、翻訳されないので伝わっていない部分は少なくないね。wikiとかには書かれていない公式のネタや悪ノリなんかは特に。
だからFateをシリアスな伝奇系作品としてしか知らない人も少なくない。

俺はこっちの月厨に「プリズマ☆イリヤ」をFateじゃないと否定されたことは忘れんぞ。プリズマ先輩は間違いなくFate関連の傑作の一つなのに……
FGOによって、本当の、日本の公式のFateの空気を知るといい。
喜べ月厨。君の願いはようやく叶う。

まぁともかく、日本版のサービスがかなりネタに走っているのは間違いない。
日本語で直接見るとかでないと意識されない部分が多いけど。

きのこの日記のノリや経験値の作品を見れば、公式がネタに走るのをどれくらい許容しているかが分かるぞ。
虚淵玄でさえ、Zeroコラボイベント書くときは「ギャグを入れなければ」と考えたくらいだ。

Fateは本編はシリアス展開が基本だけど、ふざける所ではかなりふざけているからね。これはギャルゲー時代からの伝統だな。
そもそも日本のギャルゲーはそういうスタンスの作品が少なくない。key作品だって日常パートと鬱パートが混ざっているだろ?

TYPE-MOON作品では「空の境界」みたいなほぼシリアスで終わる作品の方が珍しい。大体は続編や外伝で公式のネタ展開が行われる。

でもFGOの日本語版のネタって翻訳難しいからな……今まで見た限りでは面白さが消えてしまっているのもあるように感じる。

自分はFGOのイベント名前ネタはむしろ元ネタを翻訳者が把握できるのか、翻訳されたものをこっちの人間がどれだけ理解できるのかが不安だ。

日本で今やっている勇者エリザベートの冒険なハロウィンイベントも、名前ネタでかなり遊んでいるからなー
俺は調べないと分からないネタも少なくなかった。例えばネロ祭では「ウルク民募集中!」だったギルガメッシュの「アーサーがいると聞いて!」とか。

あれか……確かイベントの元ネタがゲームの「魔界村」で、「魔界村」の主人公の名前も「アーサー」という所から来ているネタなんだよね。
私も日本のネタ解説でようやく分かったが、FGOの名前ネタは元ネタが多方面に渡っていて結構難度が高い。

自分は今日本でやってるハロウィンイベだと、たわわネタとかは分かったよ!月曜日だね!



とまぁ、こんな感じで。
さすがに途中からは翻訳のせいではなく、元々そういうネタだったという指摘は出ていましたが、相変わらず一部のファンの中国の運営の翻訳に対する不信感は根強いようにも感じられました。
中国でFGOサービステスト開始、批判が起こったのは内容でもシステムでも無く翻訳

中国では字幕組のファンサブ翻訳による意訳、超訳的な字幕付きの動画が話題になったりするのは珍しくありませんし、例えばアニメではありませんが、映画「パシフィック・リム」の「エルボーロケット」が中国語の字幕ではなぜか「天馬流星拳」(ペガサス流星拳)に翻訳されてしまい炎上したなどという事件もあります。
中国オタク「パシフィック・リムはなんで中国でだけ、こんなにウケたんだろう?」

そしてFateに関しては中国において「Fate/Zero」が爆発的な人気となった理由の一つとして、
「現地のファンサブ翻訳の中でセンス良く意訳されたものが現地の感性に刺さった」
といった面もあるという話ですし、FGOの名前ネタを「翻訳による暴走」と思ってしまう人が出たのは、そういった「背景」も影響しているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

字幕組から更なる逮捕者で中国オタク界隈も混乱中

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。
9月末に日本で「字幕組」の名前が出る形で逮捕者が出ましたが、
中国の大手古参字幕組の人間が日本で捕まり、中国にも衝撃が走っている模様
先日、新たな逮捕者が出たそうです。

「字幕組」アニメ無断公開、新たに2中国人逮捕 容疑で京都府警(京都新聞)

この件は中国のソッチ系のサイトでも大きな話題になっていますので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


また字幕組の人間が日本で捕まった!?
これ本当にマズイ状態になってきてるんじゃないか?

なんなんだ。
やり方がどんどん強烈になってきているような。

こっちでも日本でも取締り……こんなイヤな中日合作は初めてだ……

日本人は字幕組を暴力団か何かと思ってるんじゃないのか!?
中国だと「組」とつく組織は普通にどこでもある。「組長」だって単なるグループのリーダーでしかない!

これはヒドイな……捕まった人はどうなるんだ?強制送還になってしまったりするのか?

日本では逮捕までいくとそう簡単に終わらなくなる。
有罪判決までいったら在留資格も無くなるだろうし……

仕事や学校もダメになるだろうね。
ビザも取り消しだろうし、中国に戻るしかなくなるんじゃないか?

留学とかだと窃盗罪とかで有罪判決になると強制退去になってしまうはず。執行猶予ついてもアウト。この件が日本でどういった法律に該当するかは分からんが、手続き面でもかなりマズイのは確かだろう。

ああ……彼らのこれまでの貢献に感謝する。どうかヒドイことになりませんように。

日本にいる字幕組参加者は早く身の回りを綺麗にした方が良いな。
さすがに自分の学業や仕事を犠牲にしてまでやるもんじゃない。

今ではパス付けたりなんだりはしているんだろうけど、今回の事件は昔のが理由となっている。これが怖い。
日本は違法アップロードに対して特に厳しいとは聞いていたが……

ニュース記事によれば、2014年の「咲−Saki−全国編」が直接の原因だ。
P2Pファイル共有ソフトによるもののようだし、ファイルに字幕組や制作者の名前付きでアップしてたとか、そういうのなのかね。

直接的にはアップロードのトラフィックが異常に多かったから捜査が入って……とかじゃないか?日本では実質的にP2Pファイル共有ソフトが禁止状態だ。

不気味なのはかなり前の話が持ち出されていることだ。

私もそこが不気味に感じた。
いったいどういうことなんだ。本当に内部に裏切り者が出たのか?

2年前のことまでとなると、一体どれだけの人間が捕まるのか。

前に捕まった澄空の供述で芋蔓式にという話もあるが……

出回っている情報だと某字幕組の組長だというのもある。
マジでどうなるんだよ。

捕まったとされる所を見ると、前の件からの流れの可能性は高いんじゃないかなあ

前の事件の時も初期に流れた情報にはデマがあったし、まずは落ち着け。

こんな状況では中国語の字幕を付けてくれる人がいなくなってしまう。大衆向けの人気作品ならともかく、マニア向けの作品とか子供向けの作品はどうすればいいんだ!

子供向けは普通にこっちの動画サイトで見ればいいんじゃないか?
プリキュアもウルトラマンもアイカツも正規に権利取得したのがあるぞ。
さすがに子供向けでマイナーなのは無いが、そもそも字幕組もそういう作品は人気にならないから手を出してないだろ。

こっちの動画サイトだとエログロ部分が追加でガッツリ修正されちゃうから字幕組のを見たいんだけどなあ

日本もバカだな。奴等はすぐに、字幕組を捕まえてもディスクの売り上げが戻らないことを思い知るだろう。

字幕組とディスクの売り上げに何の関係があるんだ。
最近ディスクの売り上げが下がっているのは日本のアニメビジネスモデルが変化しているからだろう。

そもそもこっちではかなり高い買い物になるからウチの国の買うとしたらコレクター層かガチのファンだから字幕組の影響なんかほぼないだろ。
ただ、この件はビジネスモデルがネットのアニメ配信に移行しつつある中での取締りと見ることも出来るか?

中国でも取り締まって、日本でも取り締まってということなのだろうか。中国だと逮捕まではいかないが、やはり圧力は高まっているように思う。

なんで中国人を捕まえるんだよ……字幕組は中国向けにやっているだけだ。日本人に見せるためにやっているわけではない。
日本国内でしか放映されない、ディスクも中国で販売されないのに字幕組無しでどうしろと?

そりゃあディスク売っていたり正規の配信している横で、ディスク版の中身のデータがアップされていたら怒られるだろ。
P2Pではどこ向けとか関係無くなるんだし。

でもファンとしての楽しみ、趣味でやっているだけで商業的な利益を得ようとしていたわけではないのに逮捕して将来を閉ざすのはさすがにヒド過ぎる。

字幕組は義によって行っている活動なのに。金を全く受け取っていないのに。
日本人の金儲けの邪魔なんかしてないだろうが!

昔々はそうだったかもしれないが、今の状態で一切利益を得ていないと言い張るのはさすがに無理がないか……

ネットに流した時点でアウトだぞ。

今はもう大版権時代になったから、動画リソースの違法アップロードや海賊版は厳格に叩くようになってきているのだろう。
現在はウチの国の動画サイトでさえも金を出してライセンスを購入している時代なのだから。

これ、本人が利益得たかじゃなくて権利者がどれだけ損失を受けたかという話になるから営利目的でやっていたわけではないという言い訳は通用しないだろう。
損害額の算定があまりでかい数字になってないと良いんだが……

今まで見逃されていたのは運が良かっただけで、元々罰せられることだったのは確かだ。字幕組に厳しくなったのではなく、創作者、権利者側が保護されるようになってきたという見方もできる。

結論、やっぱり中国でやるのが良い。

でもこれ、国内の某社からの情報提供もあるという話も……海賊版への対応の仕方が変わったのは間違いなさそう。

しかし今後どうするか。もう「代理購入」ルートで郵送に戻るべきなのか?

そんなことやってたら遅すぎてどうにもならんだろ。
それにこっちの税関で取り締まられる危険もある。

以前は「中国語字幕作ってくれてありがとう、ご苦労様」という感じだったがさすがに今の状況だと「やめた方が良いよ、無理するな」になっちゃうな。
特にこっちでもライセンス取得して配信されているような作品は。



とまぁ、こんな感じで。
9月末に出た逮捕者に続く更なる逮捕者ということで、中国オタク界隈でもかなり混乱しているようでした。

真偽不明ですが中国のネットに流れている情報では、逮捕されたのは大手字幕組の有名人なのではないかという話もありましたし、逮捕の根拠が2014年の作品だったということで、逮捕される可能性がどの程度まで広がるのかという点も、混乱の広がる理由になっている模様です。

それにしても上の発言にもありますが、ここ最近の流れを見ていると違法アップロードへの対応が変わってきたのを実感しますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国の大手古参字幕組の人間が日本で捕まり、中国にも衝撃が走っている模様

中国オタク「日本のアニメって1話30分ばかりだけど、1話15分の作品ってどれくらいあるの?」

中国オタクの面々は慣れて問題無い人ばかりなのですが、実は日本のアニメの一般的なフォーマットである1話30分で週一で放映というのは、中国の視聴者の習慣にはあまり無いペースだったりします。

中国のテレビでは一日一話ペースが多いですし、動画サイトでも配信する時はやはり一日一話ペース、或いは一気に配信されたりするそうです。また動画サイトで配信される作品が増えた現在では一話の長さもが十数分程度で配信されることが多いのだとか。

今期の中国系の新作アニメは15分1話の作品が目に付きますが、これに関しては中国の動画サイトにおける配信を意識したフォーマットだという話を聞きますね。

そういったアニメの1話の長さに関して、
中国のソッチ系のサイトでは
「日本のアニメで15分1話の作品はどうなのか」
といったやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメって1話30分ばかりだけど、15分の作品ってどれくらいあるの?
今期の日本でも放映される中国国産原作系のアニメ、約15分のばかりなんだが、こういうのって日本のアニメだとどういう扱い、評価になるんだ?

「霊剣山」の時は30分に合わせたよね。
今期は15分単位のが多い。

国内だと1話12分程度のが多い気がする。これも仮にOPEDやCMを入れたフォーマットにすると実質15分か?

10分くらいのアニメもウチの国にそこそこ入ってるぞ。配信される新番組を見てみると良い。

広告が入るんで割に合わないからと回避する人も少なくないけど、中には面白いのもあるよね。
特にネタ系だとショートアニメに掘り出し物があったりもする。

総集編で15分使うので、本編実質15分とかいうのは珍しくないな!

15分?日本のアニメにはそれより短い「泡面番」(インスタント麺番組)もあるじゃないか。

日本系のショートアニメはわりと頻繁に見る。
日本のアニメも30分と劇場版だけじゃないよ。

こっちで15分くらいのアニメって、日本のテレビだと広告ついて20分になったりするんじゃないの?

いや、今期のアニメを見る限りではそこまで伸ばさないで15分、30分に二作品といった形になったりしている。

日本のテレビだとCMやOPEDで調整できるだろうし、本編の長さの調整もできるからこっちの10分〜15分の番組は日本のテレビでは実質的に15分と見て良いと思うぞ。

私も15分のアニメって今までそんなに見なかったなあ

ショートアニメは日本でもあるよ。
例えば「暦物語」もその長さじゃなかったっけ。
最近たくさん入って来て配信されているだろう。

「よんでますよ、アザゼルさん。」なんかはウチの国でも人気になった15分アニメだろう。

ああ、やはり日本にも少なくないんだな。
15分アニメがウチの国が作った独自フォーマットだという話をするヤツもいたから情報がありがたい。

10月の新作の「信長の忍び」なんてもっと短い、5分くらいの作品だぞ。

日本のアニメでの扱いってどんな感じなんだろうね。普通のアニメの半分とか?
それとOPとEDの扱いは?そこで時間使うと本編の時間足りなくなりそう。

でも今期の中国国産系作品の日本における反応見ていると15分に戸惑っている声が少なくないんだけど。

今まで考えもしなかったが、15分アニメって日本だとどれくらい需要あるんだろうね……

今期の新作アニメにも約15分のアニメがそれなりにある。
日本でも普通に需要はあるんじゃないの?

「ニンジャスレイヤー」は15分だぞ!
自分の中では実験的だったり、ネタ重視だったりな作品が多い印象。

あとはエロアニメとかも!

15分のアニメって日本のビジネスモデル的にもどうなのだろう。ディスク売る際には一定の長さがあった方が良いと思うんだけど。
ディスク買うのってシリーズで買うようなヘビーなファンだろ?

「ヤマノススメ」なんかは15分でもそれなりに人気になってなかったっけ。経済効果もわりとあったとかで。

でもウチの国のように毎日配信とかじゃないと、15分って短いんじゃないか?

日本は週一ペースが基本だからね。

オタク向けはどうか知らないが、日本のショートアニメで毎日放映のもあったはずだ。
アニメではないが日本のNHKは朝に連続テレビ小説という、15分1話のドラマを昔から続けているし、日本でも毎日放映する場合は短いのを連続で流すようになっている。

どうやら日本でも15分作品に関してはどうやらそこまで有り得ないフォーマットではないようだね。だがもう一つ疑問が出て来た。
日本ではちゃんとしたストーリー重視のアニメで15分ってのが珍しいんじゃないだろうか?自分はそっちの方面の作品を知らない。

日常系や4コマ漫画原作だと15分は向いていると思うが、ストーリーのある作品では15分で1クールとかになると時間足りなくなりそうだよな。

日本はテレビの放映枠を30分ごとに区切る商業的な習慣があるから、それに合わせたものになっているんじゃないか。日本のテレビは放映枠の確保が基本的に30分単位だという話を見たことがある。15分作品の場合、もう一つ15分の作品が無ければテレビ側が嫌がるのでは。

ウチの国では動画サイトでの視聴が主流になっているから、10分程度の作品が増えているんじゃないかな。
分けた方が見る側が気軽に集中して見れるし、配信する側も手頃な制作コストでPV数を稼げる。

動画サイトだと30分は長すぎるという人もいるからね。
実際、「斉木楠雄のψ難」は30分配信よりも分割配信の方が盛り上がっている。

「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」のように1話に複数のエピソードがあるような作品はやろうと思えば分割はできたと思う。
30分なのは環境や商習慣によるものじゃないか?

30分アニメでも、構成がABパートだから1話15分にできるんだよね。他にABCパートになるのもある。

こっちでは短い作品だと広告が……
広告がどんどん長く、頻繁になるから、1話の短い作品だとアニメ見ているよりも広告消えるの待っている時間の方が長いなんてことになりかねない。

そこがショートアニメ視聴のネックだったんだよね。その広告を消すためには有料会員になれというのが商売のやり方だったが。

bilibiliが強いのは弾幕以外に広告無しだったのもあると思う。ショートアニメは正直bilibili以外では見る気にならん。ショートアニメに限らず連続で見る場合広告無しは快適すぎる。

広告回避ツール導入もめんどくさいし対策の対策とかが出るからね……

土豆も新作アニメの広告を無くすスタイルを打ち出してきたし、今後ウチの国の動画サイトで日本のショートアニメ配信が活発になるかもね。
長さに関してはウチの国の視聴スタイルに合っているわけだし。



とまぁ、こんな感じで。
「中国のアニメ=15分程度」「日本のアニメ=30分程度」のイメージが広まっているようで、日本の15分枠のアニメ、ショートアニメに関してすぐに思いつかない人もいるようでした。

もっとも、これまでもショートアニメに関しては上でも出ている「アザゼルさん」や、他にも「旦那が何を言っているかわからない件」が中国オタク界隈で結構な人気になったりしていますし、中国の日本のアニメファンにとっては30分でなければダメというわけではないかと思われます。

ちなみに中国の動画サイトでは1話十数分の作品が一般的で、日本のアニメはやや長めの扱いになるそうです。以前、中国の業界の方から
「視聴者が集中して見れるのは15分程度が限界なので、その程度の長さの作品にするのが良い」
といった話を聞いたこともありますし、1話が数分〜十数分の番組というのは現在の中国の動画サイトにおける配信のノウハウとして確立されている要素の一つなのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「内気、弱気なヒロインって今の時代は人気が無いのだろうか?」

ありがたいことに
「外見のデザインではなく、キャラの性格的な部分での中国のオタクの好みは?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国のオタクはストーリー重視の作品を好む、評価する傾向があり、日本よりもキャラ萌え系の作品は盛り上がらないといった傾向があるとされていますが、それでもキャラの好みに関してうるさい人達が結構いるようですし、人気の分析などが行われたりもしています。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「内気、弱気なヒロインの人気、需要」
といったことに関するやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


内気、弱気なヒロインって今の時代は人気にならない、需要が無いのだろうか?
気が付いたら内気なキャラは少なくなって、強気だったり、ツンデレだったりするのが多くなっているように感じる。

引っ込み思案なタイプとか、消極的なタイプはいないわけzyないが、確かに減ったような。

そういうキャラに人気が出なくなったんじゃないか?
男女共にウジウジした、決断と行動の出来ないキャラは叩かれる。
見ていて爽快感が無いキャラはどんどん消えていくのだろう。

私は現実でも内気だったり弱気だったりする子は嫌いじゃないんだがな。
二次元だとそれに顔面偏差値が加わるから強いと思うんだけど。

保護欲を刺激されるという言葉もあると思うんだが。

内気、弱気にも種類があるからなんとも……

保護欲を満たすことに関しては別に性格面で内気である必要は無いだろう。極端な言い方になるが、環境や立場、強さなどで自分よりも下にある、自分の庇護下におかなければならないような存在であればいいのだから。

いないわけじゃないが印象に残る内気だったり弱気だったりなキャラは少ないかもしれん。どんなのがいたっけ?

すぐに思いついたのは消失版の長門有希だが、これは通常状態があるからなあ

「デート・ア・ライブ」の四糸乃とか。

最近だと「うたわれるもの」のルルティエが弱気系だけど、メイン級って感じではないかな。

近年で一番成功している内気、弱気キャラは「聲の形」の西宮硝子じゃないか?
背景設定も含めての性格の形成に説得力があるし、ストーリーにおいてもきちんと活かされている。

なんかみんな強気系キャラの方が好きだよね。

その強気好きの結構な部分がツンデレ好きのような気がする。

俺は涼宮ハルヒみたいなキャラは好きだよ。
問題あっても魅力的に感じられる部分があればわりと受け入れられる。

朝比奈ミクルを思いついたが、「涼宮ハルヒ」でミクルが好きな人は弱気キャラよりもおっぱいきゃらが好きだという理由が主だろうし……弱気キャラって人気的にはどうなんだろう。自分も気になってきた。

弱気系キャラは三次元でも悪くないが、強気系で良いと感じるのは二次元だけだからというのはどうだろう?
現実の女性は強過ぎるとよく言うじゃないか。

まぁその……正直な所を言わせてもらうと私は二次元ではツンデレ、現実では内気くらいが理想かな……

二次元だとヒロイン的な立ち位置の場合、内面描写や分かり易いデレの記号、恋愛関係でなくても「良い人」な描写が入るからね。
現実だと強気で嫌な部分しか感じられない場合が多いとは思う。

強気系キャラが好きとか言いながら、でもお前らが選ぶのは日向ヒナタじゃないか。

オタクが好きなのは向こうから好きになってくれるキャラだろ。告白するんじゃなくて、告白してくれるキャラ。
その場合、強気キャラの方がギャップが生じるので需要が発生する。

現実だと弱気、内気くらいの方が良いと感じることもあるけど、二次元のヒロインだと強気、ツンデレの方が気持ちよく見れるね。
内向的なキャラってストーリーで動かしにくいし、置物か固定反応発動機になりがり。もちろん弱気なキャラがここぞという時に勇気を出して行動するみたいなのは大好きだが、そういう作品は少ない。

イロイロと考えてみたがなんかパッと出て来ないな。「冴えない彼女の育てかた」の加藤恵は弱気とは違うしなあ。

守られるヒロイン、主人公が引っ張るヒロインというのは難しくなっているのかもね。

でもハーレム要員だと問題無い不思議。

ハーレム要員だと主人公が楽できるからじゃないか?
好意の意思表示はしてくれるわけだし。

ある種の刷り込み的な、なついて付いていく系はいるが、引っ張ってもらわないと動けない系、さらわれて救出を待つだけ系のヒロインは減ったね。SAOのアスナも第二部では救出される側だけど、それ以外だと行動を共にしようとするタイプのキャラだし。

千石撫子は弱気系キャラで人気が高い、比較的最近のキャラじゃないだろう。

弱気というか内向的、引っ込み思案というのはまだ需要はあるだろ。
メインにならなくても、複数ヒロインだと必ず内気、弱気系は入る。

でも単純な内向的キャラというのは少ないというか珍しくなっていないか?
上で出ている千石撫子も、内気系のキャラではあるが腹黒、ヤンデレ属性がついている。最近はヤンデレだとか、残念属性を付けないと。

今の時代、ギャップ萌え的なモノは必要になるのかな……

俺は二次元でも三次元でも内気な女性は好きだよ。
残念ながら三次元で実際に出会った覚えはないけどね!

昔と比べてヒロインの需要?の傾向も変わったよね。
一番変化したのはなんだろう?
このスレ見ていると内気系も普通に需要があるように思えてきたが。

今の時代厳しいのは女神属性じゃないか?

女神的な「やさしいキャラ」は減ったし、出てもアンチが発生して面倒になってきた感はあるね。それと記号的な完璧なヒロインというのも見なくなったような。

ステータス的な面では完璧、学校一の美女、学校中の憧れ的なヒロインは現在も普通に出てくるな。自分も今の時代ちょっと非現実的な……とか思いつつも設定としてはアリだと思ってしまう。
ただその場合、何かしらの特殊な背景、趣味嗜好や性格を抱えているパターンが多い。

女神系はウチの国でアンチが多いだけで、日本だとまだそれなりに需要はあるのでは
あと私も完璧なヒロインってのが減ったような気がする。
主人公は完璧に近付いているのにね!

そう言えばそうかも。
俺TUEEEEEな万能(という設定の)主人公は随分と増えたように思うが、ヒロインは特化型が増えているような。



とまぁ、こんな感じで。
分析と一緒に中国オタク界隈のヒロインの好みやイメージについてもイロイロと出ていました。

ちなみに上でも出ている「女神」的なキャラクターについては、現在の中国のネットコンテンツではアンチ、ヘイトの対象となり易い属性だそうです。
以前この話を教えてくれた中国オタクの方曰く
「近年、最も人気が下がっているというか評価が変化しているのは女神的なキャラクターだと思います」
とのことでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「敵はゾンビ、味方は魯迅キャラのスーパー魯迅大戦って……どこからツッコめばいいのか分からん!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国で魯迅の小説に出て来る登場人物達をゾンビと戦わせるゲーム
「魯迅群侠伝」
なるものが出たそうです。

自分でも何を言っているのか分からなくなりそうですが、このゲームは先日中国のApp Storeで配信が開始されたものだそうで、その内容に対して炎上というかツッコミの嵐が巻き起こっているそうです。
ゲームの画面などは中国のネットのニュース記事のコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの作品に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


魯迅作品のキャラ達がゾンビと戦う、「魯迅群侠伝」なんてゲームが出ちまったらしい……なぜこんなものを……

えーと……閏土や孔乙己、祥林嫂などの魯迅の小説の登場人物を率いて邪悪なゾンビ軍団を倒せ?

敵はゾンビ、味方は魯迅キャラの「スーパー魯迅大戦」って……どこからツッコめばいいのか分からん!

阿Qとかの魯迅のキャラに武器を持たせて戦わせるとかもう……

小説の登場人物を片っ端から出しているみたいだな。趙の旦那や藤野先生までゾンビと戦うみたいだ。

キャラもなんだが、なぜゾンビ。
仙侠系敵キャラとか、あと近代ネタなら日本兵とかの方がまだマシだろうに。

魯迅を題材にするならちゃんと魯迅作品のストーリーを使って……例えばパズルにするとかじゃダメなのかよ。

そんなの誰が遊ぶんだよ。
それから金のかかってない仙侠系とか、単に抗日で日本兵倒すゲームじゃもう注目されんだろ。下手したら愛国手抜き系と敬遠される可能性すら考えられる。

過去作品のパロディにするにしたってやり方があるだろうに。

英雄偉人の女体化なんてまだマシだったんだな……あれはなんだかんだでその方向性はともかく活躍させよう、良いキャラにしようという意図は存在した。

さすがにこれは釣りネタじゃないの?
ウチの国でこんなことやったら大炎上するのは分かりきっている。

本当に配信されているぞ。
ウチの学科の人間が罵倒の嵐をまき散らしながら遊んでいる。

魯迅が亡くなってから50年以上たっているいるから著作権的にはセーフなんだっけ?

これを開発したスタジオは
「魯迅は教科書にも出ている。彼をゲームの中に出せば若者も受け入れ易いだろうし、魯迅文化を広めることにもつながる」
とか言い放った模様。

文化?ゾンビと戦うのが文化だと!?

そりゃソシャゲも版権取得合戦が激烈になってるし、IPの無いゲームは見向きもされなくなっているけどさあ……さすがにこれは無いだろ……

目をひくという点に関して、ある意味では狙い通りになったのかなあ

魯迅が知名度に関しては我が国屈指である、IPとしてのパワーも凄いというのが分かった気がする。こんなものでそれを知りたくはなかったが。

これ、魯迅の子孫は文句言ったりしないの?

もしかしてこのゲームやるとしたら「やった!SSR閏土だ!」とかになるのか?

イベントで茴香豆を集めてSR孔乙己をゲット!とかになる可能性も。

魯迅の名前で炎上させているだけで、ゲーム自体は特に褒める所も無いかな。

中身は量産型ソシャゲなんだろうが実際どうなんだ、コレ。
ゲームとしてもだが、ウチの国の審査とかは?

これが審査通ったってのが驚きだよ。
ゾンビと魯迅でなんで問題無かったのか。

魯迅の作品に関しては「大事にしようとする人」がいなかったんだろ。
歴史や四大名著なんかはそういう人達がたくさん、とある所にいて「こんなのは正しくない」と創作物に口を出すけんだどね。

お前ら、審査があるからってクソゲーが減るわけでは無いのは分かってるだろ?

でも内容的にマズイとされるのは弾かれるじゃないか。
基準を明らかにしないその時の都合で取り締まっているのは、こういうのをどうにかするためでもあるはずだろ?こんな時に役に立たないでどうする。

娯楽にすると言っても超えちゃいけないラインはあると思う。

日頃、日本のヘンなネタニュースに対して「日本人は救いようがない」とか言っていたが、こりゃ中国人も救いようがないな……

魯迅と武侠って何の関係も無いのにな……さすがにこれはやり過ぎ。

「文豪ストレイドッグス」とどっちがマシなんだろう

医学などは肝要でない。
むしろわれわれの最初に果たすべき任務はゾンビを殺すことだ!

とりあえず日本人に「藤野先生VSゾンビ」をどう思うか聞いてみたい。

日本だと女体化させられるが、ウチの国だとゾンビと戦わされることになるのか。
有名になると大変だな!

こんなに通報したくなったゲームは初めてだ。



とまぁ、こんな感じで。
マジメに怒っている人も少なくないようですが、中国オタク界隈ではツッコミ所が多過ぎて困惑している人も多いようでした。

現在の景気の悪化した中国で、ソーシャルゲームは数少ないいまだ景気の良い分野ということで様々な所が参入していますし、オタク系コンテンツの最終的な目標地点にもされているそうです。

実際、私も中国の業界の方から
「中国におけるIP活用で収益的に最も有望なのがソーシャルゲーム」
「アニメや漫画はソシャゲ用の看板として投資されている」
などという話を聞いたこともあります。

しかし参入者が増え競争が激しくなっていることから、開発費が高騰したり、版権コンテンツの奪い合いになっている面もあり、体力の無い新規参入的な作品が注目を集めるのはどんどん難しくなっているそうです。この辺は日本も同じよう所はあるようですが、中国はもっと極端だという見方もあります。

そんな訳でこのスーパー魯迅大戦は金も技術もIPも無い所が一発ネタの勝負に出てやらかした結果ではないかとも思えますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

ドリフターズのアニメに対する中国オタクの反応

ありがたいことに
「ドリフターズ」

のアニメの中国における反応に関する質問を複数いただいておりますので今回はそれについてを。

「ドリフターズ」は中国でもPPTVで正規配信されているようですが、私もこれがどういうルートで入って、どの程度「問題無い」という目算があってのものなのか、かなり気になりますね。

中国には日本の戦国時代関係の作品がそれなりに入っていますし、この作品を追っかけるような人達は日本の戦国時代ネタはある程度カバーしていますから、
織田信長については基礎知識になっていますし、島津に関しても
「九州の有能な武将が多くて信長の野望とかでは立地的にも強い大名」
といったイメージもあるとかなんとか。

もっとも内容が内容だけに中国ではイロイロと難しいのも確かなようです。
とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ドリフターズのアニメ」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ドリフターズ」のアニメ、面白いと思わないか?
ストーリーも戦闘シーンもかなり良いクオリティだ。

同意。
キャラデザと題材で避けるのは少々もったいないと感じる。

でも平野耕太だからな……嫌う人がいるのも分かる。

でも面白いんだよな……ダークで血腥い、露悪的な展開を面白く描くことに関してはさすがだ。

良いよね。このまま面白くなってくれる、「HELLSING」のアニメみたいなことにならないことを祈る。

しかし平野耕太作品のわりには、随分と早く出たな……

ああ、これって「HELLSING」の作者の作品だったのか。納得。

諸君 私は戦争が好きだ

お前らの言う神作、良いアニメには騙されないぞ。
「カバネリ」だって始まった時は話題になりまくって、中盤は規制で盛り上がったが最後はあんなことになったじゃねえか。

キャラデザが古いし、「カバネリ」みたいな人気になるのは無理だろ。

ああ……こっちの配信はやっぱり大きめの修正が入ったなあ。

真っ暗闇だな。聖なる光とは逆パターンの修正!!

キャラデザにクセがあるし、修正も多いしでこっちで人気になるのは難しいんじゃないかな……「カバネリ」と比べてかなり見る人を選ぶ。

「HELLSING」の時もそんな感じだったからね。
今の時代に流行るイケメンキャラデザってわけではないし、内容に関しても「カバネリ」のようなグロ描写的な危なさ以外の危なさもあるからな。

私はこっちの動画サイトで版権獲得した所が出ただけで驚きだよ!

なぜか日本人ばかりがトリップして俺TUEEEEEやるだけ、他の国は引き立て役でお約束の侵略の美化。小日本の誇大妄想じゃないか。
こんな恥知らずの作品を評価するとか、お前ら正気か?

はいはい。はやく抗日のお仕事に戻りましょうねー

ウチの国の抗日ドラマの中にはドリフターズの比じゃないのもあるんだが?

この作品って中国人キャラとか出ないの?
「Fate」の英霊にも中国人いるのに。

平野耕太は民族主義的な傾向があるし、漢族の凄いキャラとかは出さないだろう。

ふむ……真面目に考えて中国人で出る可能性が考えられるのって誰だ?呂布や趙雲?関羽?あと軍人では衛青や霍去病とかが日本でも有名だっけ?

モンゴルというかチンギス・ハンなら出る可能性はあるんじゃないか?

あのデブに何期待してんだよ……あいつはとんでもない右翼だぞ。
漂泊者側には中国の歴史上の有名人が出るわけないだろ。我が国の俺TUEEEEE小説の味方側のキャラ、活躍するキャラに日本人がいるケースがどれだけあると思う?それと同じ話だ。

漂泊者側はさておきモンゴルとか廃棄物側で出てもおかしくない。あと韓信とか岳飛も廃棄物でいけそうな気がしないでもない。

あのデブは右翼では無いと思うんだが……思想や政治のネタも含む毒入りで過激なネタを扱ってはいるが本人は政治的な方面には動いてないぞ。

平野のデブの作品は本人の思想の偏りすらも面白さの一要素だからな。嫌いなら見ないでおけばいい作品。日本人の間でも好き嫌いがかなり分かれている。

しかし中国関係が出たらどうなるんだろうなあ……平野耕太はイギリスに行って不愉快な目に遭ったから作中でロンドン大炎上させたりしてるし出ない方が平和で良いのかもしれん。

日本人が描く作品なんだから日本人がカッコイイのは当然。それが嫌なら見るのやめとけ。この後ゼロ戦のパイロットとかも出るし、絶対に好みの展開にはならんぞ。

「ドリフターズ」に関して「活躍するのが日本人ばかり」という批判をする際に「Fate」との違いを理由にするのもいるが、「Fate」も日本が舞台で日本人のマスター中心になってるんだがな。

この作品は設定や思想が受け入れられないなら見るべきではない。
批判するために見るとか不毛だぞ。

それにしても中国人キャラか……出て欲しいような出て欲しくないような……

国同士のゴタゴタを除いて考えてみても、仙侠的なファンタジー要素が入るキャラはちょっと難しいんじゃないだろうか。廃棄物側はファンタジー的な能力持ってるけど、基本的には西洋系か日本系のファンタジー。
そして主人公側は基本的にファンタジーに頼らないで戦うことになるが、そうなると中国系で出せる戦闘系、内政系有名人っているか?古代枠ではハンニバルとスキピオが出ているが、こっちは現代の陸戦でも参考にされる存在だから作中の様々な所に絡むことが出来るわけで。

出ても出なくても、誰が出ても文句は出るから、誰も出ない方がマシ。
純粋に作品が楽しめなくなる。

もういっそ毛沢東出せばいいんじゃないか?
そうやると間違いなくこっちではアウトだろうけどね。

平野耕太の危険さは、民族主義とか右翼思想とかじゃなくて自らの創作で自重しないことだと思う。
例えばナチス関係のネタもそうだ。更に言えば、ネタとは言え平野耕太の考えた最強のサーヴァントは日本人ではなくイスラム系のオスマンさんだぞ?ウチの国どころか、世界的に危なすぎてたぶん出せない!

えーと、まぁ話を戻すが中国係の軍人武人でトリップしたと解釈できるのって誰がいるかな?
もしドリフターズに……ということなら不思議な死に方か消息不明的な人物の方が良いだろう。生存説がある、死亡が確認されていない=行方不明とか解釈次第でなんとでもなるような所もあるが、やはりそういうエピソードがあった方が良いと思う。

軍人系で消息不明で有名……林彪?

毛沢東よりもっと危なくなったじゃないか!!



とまぁ、こんな感じで。
比較的落ち着いた議論になっている所をまとめてみましたが、内容が内容なので定期的に噛みつく人が出ては荒れているような印象も受けました。

中国ではアニメの絵柄、キャラクターデザインの影響が日本よりも大きく、キャラクターデザインが濃かったりクセがあったりするとライトな層に広まり難いといった傾向があります。

この傾向が及ぼす影響については、普段であれば
「面白い作品が絵柄だけで避けられてしまう」
といったことになり残念に感じられるケースも多いのですが、
「ドリフターズ」に関しては良いのか悪いのか判断に迷いますね。

中国においては「有名になり過ぎる」ことのリスクが日本と比べて格段に高く、話題になり過ぎたせいで社会的な槍玉に挙げられてしまうとどうにもならなくなります。
ですが逆に話題になり過ぎなければ「中国ではマズイと思われる内容を含むコンテンツ」であってもスルーされて流通してしまうことがあります。
(もちろんダメな時はダメですし、政治的なキャンペーンの時期などは規制や自粛のラインが跳ね上がって問答無用にアウトになったりしますが)

そんな訳で「ドリフターズ」に関しては注目され過ぎないからこそ、「隠れた名作」として平野耕太作品をきちんと知っている層が気楽に楽しめてい所もあるようですし、注目され過ぎずにこのままいけるのだろうか……などイロイロと考えてしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の2016年10月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなってしまいましたが、今回は中国の動画サイトにおける10月の新作アニメの配信状況を。

最近は配信開始時間がサイトごとに違う作品があったり、独占配信かどうかに関しては動画サイトの告知を見てもどうもハッキリしなかったりするので、独占配信かどうかの判断は一部の作品を除き避けております。


楽視(leTV)
あおおに 〜じ・あにめぇしょん〜
Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-
怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜
こねこのチー ポンポンらー大冒険
灼熱の卓球娘
終末のイゼッタ
刀剣乱舞-花丸-
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-
夏目友人帳 伍
信長の忍び
ブブキ・ブランキ 星の巨人
WWW.WORKING!!


中国系作品
侍霊演武:将星乱
チーティングクラフト
TO BE HERO
Bloodivores


楽視は独占と思われる作品が無かったり、他の動画サイトが日本もターゲットにした自前のIPによるアニメを展開しているのを見ると元気が無いように見えますが、基本的な作品は押さえているように見えますね。
あとiqiyiのアニメインデックスが日本からでは404になるのに続いて、leshiのサイトも日本からは見れないかやたらと重くなっているっぽいのですがどうなっているのでしょうかね。


愛奇芸(iqiyi)
あおおに 〜じ・あにめぇしょん〜
うどんの国の金色毛鞠
Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-
怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜
こねこのチー ポンポンらー大冒険
3月のライオン
灼熱の卓球娘
ステラのまほう
タイガーマスクW
デジモンユニバース アプリモンスターズ:アプモン
刀剣乱舞-花丸-
夏目友人帳 伍
信長の忍び
フリップフラッパーズ
マジきゅんっ!ルネッサンス
Lostorage incited WIXOSS
私がモテてどうすんだ


中国系作品
Bloodivores

iqiyiは一時期sohuのようにオタク向けアニメから撤退したようにも見えましたが、前期に続き今期もそれなりの作品を確保したようです。
恐らく「タイガーマスクW」辺りは独占ではないかと思われるのですが、なんでタイガーマスクなんでしょうね。「タイガーマスク」は「ガッチャマン」と同じく香港や台湾のテレビで放映され、中国本土でも場所によっては視聴することができたそうですが、向こうでは「ガッチャマンクラウズ」と似たような扱いなのでしょうか。


テンセント
怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜
こねこのチー ポンポンらー大冒険
刀剣乱舞-花丸-
夏目友人帳 伍
私がモテてどうすんだ


中国系作品
侍霊演武:将星乱
Bloodivores


国産アニメ重視のテンセントは日本の新作アニメはそれほど多くないようですが、ちょっと興味深いのが日本にも展開している中国系のアニメについてですね。
今期のテンセント系の中国系アニメで日本市場もターゲットにしている作品は「Bloodivores」のようですが、他の動画サイトが前面に出て関わっている作品として優酷土豆の「侍霊演武」、PPTVの「チーティングクラフト」などが出て来ています。
中国国産アニメがテンセントの一強なのは相変わらずのようですが、今後の動向についてイロイロと気になるのも確かですね。


優酷土豆(youkutudou)
あおおに 〜じ・あにめぇしょん〜
Vivid Strike!
うどんの国の金色毛鞠
Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(独占)
こねこのチー ポンポンらー大冒険
3月のライオン
灼熱の卓球娘
ステラのまほう
タイムボカン24
刀剣乱舞-花丸-
夏目友人帳 伍
信長の忍び
Lostorage incited WIXOSS
ろんぐらいだぁす!
私がモテてどうすんだ


有料独占配信
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター(独占)
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校
響け!ユーフォニアム2
ユーリ!!! on ICE


中国系作品
侍霊演武:将星乱


tudouはbilibiliとはまた違う、ターゲットの比較的ハッキリとした作品を取っているように見えます。また、これは7月の作品にも行われていたそうなのですが、新作アニメに関しては広告無しでの視聴が可能になっている模様です。

中国の動画サイトは広告の鬱陶しさが大きな問題とされていますが、広告は有料会員にならなければカット出来ないというのが一般的でしたし、一作品、一定の時間ごとに広告が入るということで広告の重い動画サイトではショートアニメが敬遠されがちでした。

そう言った背景からこれまでショートアニメの配信は広告無しをうたっていたbilibiliに視聴者が集中していたのですが、tudouも新作アニメの配信に関しては広告無しを打ち出してきたことで、中国オタク界隈における動画サイト視聴者の流れに変化が起こる可能性も出て来たのだとか。


bilibili
あおおに 〜じ・あにめぇしょん〜
あにトレ!XX〜ひとつ屋根の下で〜
雨色ココア-Rainy color Waikiki-
Vivid Strike!
うどんの国の金色毛鞠
Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-
おくさまが生徒会長!+!
ガーリッシュ ナンバー
学園ハンサム
奇異太郎少年の妖怪絵日記
クラシカロイド
こねこのチー ポンポンらー大冒険
3月のライオン
灼熱の卓球娘
12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜 セカンドシーズン
終末のイゼッタ
SHOW BY ROCK!!
戦国鳥獣戯画
装神少女まとい
ステラのまほう
タイムボカン24
てーきゅう 8期
刀剣乱舞-花丸-
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-
ドリフェス!
夏目友人帳 伍
ナゾトキネ
ナンバカ
にゃんぼー!
信長の忍び
バーナード嬢曰く。
美少女遊戯ユニット クレーンゲール Galaxy
ブブキ・ブランキ 星の巨人
ブレイブウィッチーズ
マジきゅんっ!ルネッサンス
魔法少女育成計画
魔法少女なんてもういいですから。 セカンドシーズン
Lostorage incited WIXOSS
ろんぐらいだぁす!
WWW.WORKING!!
私がモテてどうすんだ


中国系(?)作品
アイドルメモリーズ
チーティングクラフト
TO BE HERO
Bloodivores


「オタク向け」という面では中国オタク界隈で最も勢いのあるbilibili、今期も配信される新作の数は一番多くなっている模様です。
日本に支社を置いての直接的な日本への展開も行っていますし、アニメ以外でも9月末からFate/GOの中国国内版のサービスを開始するなど、今期もイロイロと中国オタク関連の動きの中心になりそうです。


PPTV
あにトレ!XX〜ひとつ屋根の下で〜
ALL OUT!!
Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-
クラシカロイド
競女!!!!!!!!
3月のライオン
終末のイゼッタ
ステラのまほう
装神少女まとい
刀剣乱舞-花丸-
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-
ドリフターズ
夏目友人帳 伍
ブレイブウィッチーズ
文豪ストレイドッグス
マジきゅんっ!ルネッサンス
WWW.WORKING!!
私がモテてどうすんだ


中国系作品
チーティングクラフト
TO BE HERO
Bloodivores


ありがたいことにPPTVに関しては今期も情報提供をしていただきました。
PPTVは他のサイトに比べて「中国の社会的に危なそうな作品」がちらほらと混じっています。また、チーティングクラフトの日本展開も行っていますし、どのような方針になっているのか気になりますね。


とりあえず、こんな所で。
いつも以上に遅れておいてなんですが、毎期ごとに作業時間が増えていることからも中国で配信される日本のアニメの数が増えているというのを実感してしまいます。

気を付けてはいるのですが、毎回どうにも抜けや間違いが出ております。そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供をお待ちしております。

中国オタク「日本の学校の漢文の授業が想像できない」

今回はちょっと日本の学校ネタを。
中国における10月新作アニメの配信状況まとめについてはもう少々お待ちください。

中国オタク界隈では日本の学校生活に関する情報がイロイロなルートを通じて入っていますが、その中には中国の感覚で想像し難いものもあるようです。

日本の国語の漢文の授業はそういった中国の一般的な知識では想像し難いものようで、中国のソッチ系のサイトでは
「日本の学校では中国の文言文(漢文)を教えているらしい」
ということに関してちょっとした話題になっていました。
そんな訳で以下にその辺りに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では中国の文言文を「漢文」として勉強しているそうだが、どういった形式で勉強しているんだろう?
正直、どんな感じで授業が行われているのか想像できない。

私は英語の授業みたいなもんだと勝手に想像していたが……

でもテキスト自体は普通にウチの国の古典、文語とかだよね。

ウチの国のようにとりあえず暗記というのとは違いそう。

でも言葉だし、結局は暗記じゃないの?

大前提として、学んでいる作品は同じだよね?

そこは同じだろう。
日本のアニメや漫画でもちょくちょく論語ネタとかが出て来るし、日本で一般常識レベルになっていると思われる中国の漢文作品も少なくない。

古典由来の故事成語も出るね。
読み方は日本語になるが。

発音が中国語ではないであろうことは想像できるが、他はよく分からんな。ウチの国の授業と同じような内容なのか?
課題となる作品の読解をするという意味ではどこの国も変わらないだろうし。

大まかな所では同じだろう。
確か日本では「漢文」「漢詩」として国語課の一ジャンルになっている。
ただ基本的には詩で、宋詞や元曲なんかやらないみたい。

日本の学校でウチの国の作品、漢文を学んでいるのは間違いない
「バカとテストと召喚獣」でも漢文に関する出題があった。

日本語の発音を知りたいのであれば、「猫の恩返し」を見るといい。「春望」が作中に出ている。

ちょっと確認したいんだが、日本語の「漢文」ってこっちの「中文」と同じ意味?

いや、「漢文」はこっちで言う所の「文言文」になる。あと日本語だと「中文」は中国語全体ではなく、主に中国語で書かれた文章を指す。ちなみに「漢語」だと意味はそう変わらないようだ

うろ覚えだが日本では漢文唐詩宋詞元曲の中国系を全部まとめて「漢詩」にしてしまっていると聞いた覚えがあるんだが。

日本は宋までは中国文化を重視していたが、それ以降は別の文明扱いしているはずだが、日本の漢文の授業で使われる作品も宋までになってたりするの?

明とか清って日本だとどういう扱いなのかがどうも分からんよね。
唐から宋辺りまではかなり重要視されていたのは分かるんだが。

漢字を使うけど、読み方が違う、字によっては意味も異なるというのは知っているが。

今の日本語の発音って西洋、英語由来の言葉が多いんでしょ。
わざわざ中国の文言文学んでいるというのは意外だ。

確か「読み下し」だったかな?
日本人が漢文を読むときは、特殊な読み方をするから一定の訓練が必要になる。学校の授業でそれを教えているはず。

日本人が文言文を読むとか、めんどくさいだろうなあ……中国人のおれでさえ勉強している時はかったるかったのに。ただ日本の学校の日本語の授業でどういう手順や試験になるのかは俺も分からんな。

まぁこっちの感覚だと理解して暗記すればいいんじゃないの?となるからな。

日本独自の読み方をするということは宋詞の仄韻のアクセントなんかは消えてしまっているのかな?

だと思う。そこは日本の俳句がこっちに来たら韻が消えて良さが分からなくなるのと似たようなものでは。
文字はともかく、音までは伝えられない。

日本人が漢文を勉強していると言っても、こっちみたいに大量に覚えて暗唱する、書きだすとかはやっていないはずだ。
我ながら理不尽だとは分かっているが、暗記して書いたり暗唱したりできないなら勉強しているとは言いたくない……!

まぁ、さすがに現在の日本人の多くが文言文を読めなくなっているらしいな。学校の授業で少しやってテストが終わったら忘れてしまうとか。
そこら辺はウチの国の事情と変わらないという話だ。

語文(中国の学校の国語)だと文言文の暗記は避けて通れないからね。最重要ではないが配点的に外したらまずい所だし。

日本なら文字を追って理解するのは問題にならないだろう。
問題になるというか気になるのは発音だ。もしかして古漢語とかで発音しちゃってたりするの?

いやさすがに普通に日本語だろう。読み下しという特殊な読み方になるはずだけど。もただ日本語の漢字発音には古漢語の発音が残っているとは聞くね。

音もそうだが読む順番も入れ替わるというのがわけわからん。

私は日本の国語教科書の漢文の部分を見た事があるが、記号がたくさんついていた。
日本人はその記号に沿って内容を理解して、日本語で読むらしい。

返り点だったな。あれは無理矢理な日本語化に見えた。

私は高校の時に交流をやったことがあるんだけど、日本の高校で文言文を学んでいるのは間違いないよ。ただ、発音に関しては日本語で読むからすごいヘンな感じに思えた。

なんかよく分からんな。
結局、古漢語を日本で学んでいるということ?

いや、基本的にはこっちの古典、「文言文」の作品を学んでいると見ればいいはず。言葉そのものではなく、作品。日本の国語教材にはこっちの文言文の作品が載っている。

大まかに言えば日本の古典のジャンルらしいね。
昔から中国の古典、例えば白居易の作品とかが日本に入って影響を与えていたし、日本は正式な文章を漢文で書いていた時代がかなり長い期間存在したりもする。
戦国時代の大名の文章も漢文で書かれたものと日本語で書かれたものが残っている。

そうそう。
だから昔は日本人と筆談でやりとりができた。
当時、漢語の汎用性は非常に高かった。

昔は中文は口頭で通じなければ筆談だったからな。
仮に過去の中国にトリップした場合、現代人の言葉通じないだろうというツッコミと、じゃあ筆談か、みたいなネタはお約束。

古韻に基づいて復元された古語って、現代語の感覚で聞いたら本当に何言ってるか分からんからね。
日本人の学ぶ漢語にその辺りの時代の言葉がどう影響しているのか、発音やアクセント的に同なのかといった辺りは興味がある。



とまぁ、こんな感じで。
日本の学校ではどういった形で教えているのか、中国語を知らないはずの日本の学生がどんな発音で漢詩を読むのかとった点に関して想像し難い所もあるようです。

またそれと同時に、自分達が長い間学校で勉強してきた文言文、中国の古典を日本の学校で教えているということに関して不思議な気持ちにもなったりするようでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本人が漢詩を勉強しているってホント?ネタじゃないの?」

中国オタク「普通の日本人って中国語の文章をどれくらい理解できるのだろうか?中国語を勉強しない状態で」

中国オタク的FGOガチャ事情「金ぴかが来たか……ついに限定キャラによる財布への攻撃が始まったのか!?」

ありがたいことに
「中国版FGOのガチャ関係の動きはどんな感じなのでしょうか」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国のFate/GOは13日からAndroid版のサービスも始まり、16日から
「人類最古の英雄王降臨!!300万DL突破キャンペーン!!」
が開催され、ギルガメッシュのピックアップガチャも開催されているようです。
中国語の告知ページはコチラ

キャンペーン内容は日本の300万DL突破記念に加えて、礼装「旅の始まり」も配布というのがちょっとうらやましいですね。
また中国語版のバナーは日本語版のバナーを翻訳したものですが、意訳部分は削られていました。

ちなみに中国語版の聖晶石の価格は1個6元(現在のレートで約93円)と日本の価格(1個120円)よりもやや安く、その他にも回数限定の日本より更にオマケ石多めのセットなどもあるようです。またガチャのレートは改定後の1回3個なので、価格だけ見れば同時期の日本のサービスより結構安くガチャが回せる……のかもしれません。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


英雄王がガチャに来たぞ!

金ぴかが来たか……ついに限定キャラによる財布への攻撃が始まったのか!?

バナーのサーヴァントが確率上昇か。
金ぴか以外はランスロット、アタランテ、メディア、若い方のクー・フーリン……うーむ、どうしようか。

おばさんも旧狗(クー・フーリンPrototype)も既に持ってるからなあ。
いやでも、いくか!金ぴかだし!!

金ぴか欲しいが、他の確率アップが微妙だ……外したときが怖い。

安心しろ。
外した時はそもそも星4サーヴァントすら来ないぞ!俺のように礼装だけになる!!

ここで焦って取る必要ないぞ。
最強クラスの沖田がこの後に控えている。
そもそも弓で強いのが欲しいなら、水着アホ毛の方が良い。

水着ってお前、それいつまで待つんだよ……1周年より後だぞ……

金ぴか厨どもが課金の血を流すのをお待ちしております!
日本でも金ぴか厨が大爆死しまくっていたからな!

正直言って、現在手持ちに弓がいないからとても欲しい。
金ぴかなら戦闘の主軸になるのは確実だし。

初回オマケつき買って90個投入!
30連で金ぴか2枚来たあああああ!

てめえ、QQの方で晒しただけでなくこんな所まで来てスレ立てしやがるとは。

ハハハハ、好きにほざくがいい!
この戦い、我が陣営の勝ちだ!

晒すのまでは構わんが、スレ連発すんのはやめろ。同じ画像で連投も。

10連1回だけと思ってレア召喚エフェクト出た!と思ったらジャンヌ……嬉しいけど、これじゃない……

おいおいおい……お前は金ぴかを召喚したいんじゃなかったのか?もっと課金をするのだ!

金が出たよ!アタランテが!!!
ピックアップ通りだ!チクショウ!!

俺も一発で金ぴか出ちゃったわ。

終わった……金ぴか来なかった……石も全部無くなった……

実際、課金爆死者の数はどんなもんなんだろうか。

月厨ガチ課金者は既に日本のサービスで課金しまくってたりするしねえ。
あと日本でも金ぴかに対する課金は飛び抜けて多いわけでは無いはず。セールスランキングのトップに躍り出るのは基本的に女のサーヴァントの限定。特にヤバイのがスカサハ。

日本のアカ持ってる俺はまったり様子見。
日本のアカで英雄王持ってるけど今は使っていないし、ピックアップ的にもまだ本気を出すタイミングじゃない。

金ぴかって強さ、実用度的にはどうなの?
弓では水着アホ毛を除くとアルジュナが強いとも聞くけど、ギルガメッシュが強いとは聞かないんだが。

金ぴかって確かゲーム内の強さ的にはゴミだろ。引いても使えないし、後に控えているピックアップのオリオンや坂田金時、玉藻の方が良いんじゃないか?
特に金時は日本でも最強クラスの一角。

言っちゃなんだが宝具強化する前は微妙よ。宝具強化すれば特攻効果が強烈になるからわりと強くなるんだけど、こっちはまだ宝具強化クエ実装されていないんじゃないか?

孔明みたいにスキル修正じゃないから強化イベント待ちになりそうなんだよね。

金ぴかとか宝具LV5にできる重課金でもないと使い続けられんだろ。

別に構わない。
私は金ぴかが欲しいんだ。金ぴかに雑種と呼ばれたいだけだ。

そう、これは信仰の問題。
私はギルガメッシュを召喚してレベルMAXにしなければならない……

なんか礼装のシンジばっかり出て来るんだけど……これ、どうすればいいの?金ぴか出ないのはともかく、普通の金カードのサーヴァントすら出ない…・・・

餌にするかマナプリにしていいぞ。
日本でもこの時期シンジ多過ぎ問題が発生した。

ギル狙いってわけじゃないんだが、黒セイバーやネロを狙う場合は今ガチャ回した方がいいんだろうか?
日本の展開を見ると、今後キャラが追加されて母数が増えるから今のうちに回した方が良いような気もするんだが。

ネロはネロ祭のときにピックアップが来るから急がないでもいい。
黒セイバーも恐らく近いうちに金時ピックアップが来てそこで確率上がるからその時を狙ってもいいだろう。ただ、どっちも全体攻撃宝具だから早めに手に入れられればかなり役に立つ。

後になると同レアが増えるから序盤に狙うといいのは孔明だな。
孔明はピックアップの回数が少ない。理論的にはSSR実装が増える後になればなるほど手に入れ難くなるから、リセマラで手に入れるのもアリじゃないか。

でも孔明を手に入れたヤツは第一章で苦戦してイラついてたりする模様。

孔明はバフかける対象のサーヴァントと、霊気再臨させて複数のバフスキルを手に入れてからが本番だから序盤に孔明だけ手に入れても厳しい。そして第一章は孔明と相性の悪い敵ばかり。
この落とし穴にはまったヤツは少なくないのかもしれん。

罠だ……

しかし早くイベント来ないかね。
金ぴかからの配布はイベントとは言えない。大型イベントのお月見かネロ祭りを早くやってくれ。ユーザーがみんなやることなくなってるぞ。

ピックアップ開催のペース的にはそんなに悪くないようにも思えるが、イベントはどうすんだろう。こっちの中秋節に合わせてまず月の女神か、それとも順番通りにネロ祭か。

本能寺とクリスマスはまだか……

ああああ、日本ではハロウィン復刻と第二回開催で龍娘(エリザベート)が活躍しているのにいいいいいい
ハロウィン版の龍娘欲しいいいいいいい

俺は聖誕無毛(サンタオルタ)が欲しくてしょうがない。
金ぴかピックアップも気になるが、どのタイミングで石を投入するか迷う。

日本のイベントとピックアップの日程まとめあるから参考にするといいよ。
冬木ピックアップとか細かい順番は変わっているみたいだが、イベントの配布やガチャのピックアップが大きく異なることは無いはず。

てか金ぴかも旅の始まり寄越すくらいなら、素材もっとくれよ……

まぁ石はもらえるし。
しかしデイリーのインスタンスが修正後のやつだから日本のサービスの同時期よりはマシという話だが、それでもやっぱりキツイよね。再臨素材が揃わない。

あと今の状態だと星5手に入れても霊基再臨させてのレベル上げが難しい、或いはできない状態になるからな。急いでガチャをする必要は無い。

あれ?もしかして俺の孔明も霊基再臨を最後までできなかったりする?

確か無理じゃなかったかな?ページも歯車も四章かイベントまで手に入らない。

現時点で最後までレベルキャップ解放できる星5はジャンヌと青セイバーじゃないか?デイリー修正後のドロップアイテムが自分も把握しきれていないが。

一応、ギルガメッシュもできるはず。
ただやるのは本当につらいぞ。俺はヘラクレスを最後まで育てたが、第三、第四の必要素材を見た時の絶望感は忘れられない。まさに十二、いや十六の試練だった……



とまぁ、こんな感じで。
盛り上がっていないわけでは無いものの、同時期の日本よりは課金に関して積極的ではないような印象も受けました。
これに関してはiOS版のサービス開始が先月末、Android版が13日に始まったばかりというのも影響しているのでは……という話も。

また日本で既に実装されている内容やイベント、新キャラが実装されるガチャのスケジュールに関する情報が入っているので、その情報に基づいてどこで聖晶石を投入してガチャを回すかといったことも考慮されているようなので、現時点では一か八かの突撃に走る人もそこまで多くないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『私がモテてどうすんだ』はありそうで実は意外な組み合わせなのも面白い」

今期の新作アニメも出揃ってきましたが、中国オタク界隈の方でも新作アニメに関する反応がイロイロと出ています。

そんな中、意外に面白い新作、
ダークホース枠的な受け取られ方になっているようなのが
「私がモテてどうすんだ」

だそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの作品に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「私がモテてどうすんだ」を見たんだが、面白いぞ。
ありそうで実は意外な組み合わせなのも面白い。

良いよね。今期の新作を見ていく中で出会った面白い作品だ。自分の中ではダークホース枠入りで追っかけ決定。

この顔面偏差値が全ての世界に絶望だ!

女性主人公であっても痩せて美人になったら周りの態度が激変!
この世は全て顔!
しかし主人公の中身はBL好き!
……なんかこの組み合わせはスゴイわ。アイデア勝負でいつまで続くかは分からんが、大好きになった。

なんか皮肉が効いているのも良いよね。

顔面偏差値が高くなると周囲が手のひらを返す……そうか、この作品は二次元の世界から俺達に目を覚ませ、現実を見ろと言ってきているのか……

表情の変化と体系の変化も見ていて面白い。

顔芸かと思ったら体芸だった。

デブなオタクの自分にとっては悲しいことに、全く反論できない。

面白かったし、基本的に二次元ネタなのに妙な所で現実っぽかったりするのがまた良い。
しかし、この作品がもし男女の性別逆だったら成立しなかった、反発で潰されたのではないか……とも考えてしまった。

デブなキモオタが一夜にして美形になって、周囲の美女に追いかけられるという話か。
オタク向けだとありそうに思ったが、案外少ないか?

転生してとかはあるが、痩せて美形になってってのは最近の作品だと無いかも。アニメにならないような作品やネット小説を探せば出て来そうな気もするけど。

来期にアニメになる「政宗くんのリベンジ」が過去のデブから現在のイケメンに変身した主人公かな。ただ話の方向性は結構違う。

こういう話は容姿が変わっても人としては変わっていない的な、変化を必要としない異性キャラが出るよな。この「私がモテてどうすんだ」はどの方向に行くのだろうか。

男性向けだと特にそういうの多い気がするなー「アクセル・ワールド」とかも主人公が痩せないし、カッコ良くならないからな。

面白いのか……この作品のキャプ画像を最近妙に見かけるが、具体的にはどんな内容なの?

逆ハーレムっぽい何か。

えーと、女が男のBL妄想をする話。

設定や序盤の展開からは韓国の映画の「美女はつらいの」を思い出したが、あれのパクリ?

パクリかは知らんが、あの韓国映画は原作が日本の漫画「カンナさん大成功です!」」だから影響を受けている可能性はある。

私は「乙女的恋革命★ラブレボ!!」の方を思いついた。あのゲームも痩せて美人になる乙女ゲーだ。

個人の努力や事件や不思議な力や整形なんかで美人になって逆ハーレムまではあるが、この作品はそれなのに「腐ったまま」なのが……

いったいどんな需要があるんだ……?
デブが美女になる乙女向け作品とか、女性でも男性でも見るヤツいないだろ……

ある種の俺TUEEEEE的な妄想展開なんだから、需要は普通にあるだろ。ネタ要素も多いし、現在話題になっているのも納得できる。

自分は女だけど、見ていて絶望する。
これならまだ普通の女性主人公の方が良い。

私は乙女向けではなくギャグアニメとして見ているかな。

変則的な逆ハーレム系と思えばそれほど不思議じゃないし、男の俺のようにネタ作品としてみることもできる。

個人的には声優関係、特に画伯の演技が面白い。

私は最初は良いキャラで面白いと思ったんだけど、痩せて量産型萌えキャラになってからはちょっと……

マジメに考えるとキツイし、恥ずかしくなるかもしれんが、何も考えずに見るには良い作品だぞ。

なんだかんだでオタクの妄想を具現化する系統の作品だからね……見ていてちょっと心に痛みが。

これ、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」とは別の作品でいいの?関連作品ってわけじゃないよね?

別だよ。日本語の最初の四文字、略称は同じみたいだけど。

そうか、「お隣さん」の智子がコレを見たらどんな反応をするのやら。

しかし面白いけど痩せた理由が納得いかない。

どの辺?主人公が好きなキャラが死んだショックで痩せて美人になった所?

この作品に納得いかないのも分かるな。
いくら顔面偏差値が重要とは言っても、あんなに露骨な態度の違いってのはあれだし、そもそも痩せたからって美人になれる、しかもそれで美男がよってたかってデートってのも現実的じゃない。

自分も美女じゃないと美男と付き合えないってのはこの手の作品としてどうなのかとは思っちゃうかなー

そこじゃない。私が納得できないのは一週間食べなくて痩せるという部分だ……!

まぁ身体に悪そうだよね。二次元特有のネタだろうけど。
肌の調子も落ちるだろうし。ただ現実にも痩せてキレイになる人はいるよ。

食べないで痩せられる、美女になれるとかは錯覚!
私は一週間を1日リンゴ1個と水分、プロテインで過ごしたのに3キロも痩せなかった!あああああああ!



とまぁ、こんな感じで。
個々の要素やストーリー展開については中国オタク界隈でも「よくある話」的なモノですが、それらを組み合わせたアニメの表現による作品というのは意外に新鮮なものとして受け止められている模様です。

ちなみにこの作品の中国語タイトルは
「我太受欢迎了该怎么办」
となっているのですが
「大人気になり過ぎちゃって困るわーどうすればいいかなー」
といったようなニュアンスで受け取ることもできるので、
ネットで使った場合、
「人気になり過ぎて困るからスレ立てた」
「レスがたくさんついた」
「釣りが成功した」
といった流れでの発言にも見えてしまったりするので、知らない人は「作品タイトル」として受け取らずに誤解が生じていたりもするようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本では実写映画がアニメ映画の下になってしまっているなんて話もあるらしい」「調べてみたら想像以上に凄かった」

ありがたいことに先日の映画ネタの記事に関してネタのタレコミをいただいておりますので、今回はそれについてを。

最近中国オタク界隈では
「君の名は。」

に関する話題、なかでも興行収入の伸びっぷりに関する話題がイロイロと出ているようですが、それと一緒に
「日本ではアニメ映画の興行収入が実写映画よりも上になるのが珍しくない」
といった情報が入り、ちょっとした話題になっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメ映画の「君の名は。」の興行収入が日本の映画界の歴代記録の上位に入るなんて話が出ている。
だが実は日本ではアニメ映画が興行収入で年間トップになるのは珍しくないらしい。報道によれば、日本では実写映画がアニメ映画の下になってしまっているなんて話もあるとか。
なんでそんなことになってんだ?

自分もそのニュースを見て実際に日本の年ごとの映画のランキングを調べてみたんだが、想像以上に凄かった。今世紀になってからはアニメが国産映画の興行収入年間1位が半分を超えているし、毎年上位にアニメ映画がランクインしている。

近年はウチの国の映画市場をターゲットにした作品がイロイロ入って来ているが、考えてみれば日本の実写映画は存在感ないな。アジア系だと国産か韓国産の作品が記憶に残っているが、日本の映画は記憶にない。

日本は映画市場もガラパゴス化しているんじゃないの?

日本の映画で比較的いいのはホラーくらいだろうか。

日本の実写映画は海外意識した作品よりも、国内向けに特化して作っているのでは?アニメだったらそれでもいいが、実写だとそうはいかないとか。

いや、日本関係のニュースで実写映画の海外輸出に取り組んでいるというのを見た覚えもあるぞ。俺もどの作品がそうなのかは知らんが。

日本の映画の興収歴代トップが「千と千尋の神隠し」なんだよね。
ランキングを見ていくと日本の映画市場におけるアニメ映画の強さがハッキリと出ている。今年も「君の名は。」が年間興行収入トップ確定になりそう。

アニメ映画と漫画やアニメ原作の実写映画って日本だとどう区別されてるの?

日本でも実写扱いだけど、どちらかと言えばアニメ映画の系統と見なされているみたい。「普通の」実写映画はほんとに苦戦しているみたいだね。

実写映画は費用がかかる。大当たりすればともかく、そこそこのレベルを狙うにはコストパフォーマンスもあまり良くない。
日本ではアニメの方がコストパフォーマンスが高いから大衆が楽しめる、良い作品が作られているという面もあるのでは。

ウチの国では実写映画の存在のせいで国産アニメの商業的な成功が難しくなっているという見方もあるのに。
日本におけるアニメの強さ、重要さを実感する統計だな。

ウチの国の映画の方の人材がほんの少しでもアニメに来てくれれば……とか考えてしまう時もある。特に脚本とか。
日本は逆にアニメの方に人材が多くなっているのかもね。新海誠も元はアニメではなくゲーム業界出身だし。

今の時代、低予算映画は低予算なりのものしかできないし、売るための場所にも出れないからなあ……アイデアや内容勝負の低予算映画で大当たりというのが理想ではあるが……

それでも実写の方がアニメ作るよりは低コストで勝負できると思うんだけど。テーマによってはセットや衣装の流用なんかもできる。
ウチの国で現在最も元気なネットドラマなんかは歴史関係だと名所旧跡でロケをしたり他のセットの使いまわしをしたりで予算削減できるからなんちゃって歴史系作品が大量に制作されている。
まぁ最近は作品増え過ぎてコストかけないといけなくなって大変になってきているがな。

今の日本の映画界は構造的にダメになっている。
才能のある人間がいてもスポンサーからの拘束が強く好きにやれない。題材や表現について制限がかかるし、役者に関しても事務所の力が強過ぎて好きに使えないそうだ。

日本はテレビドラマの方がクオリティ高くなっていると聞くけどどうなんだろう?
役者もテレビ優先になるとか。

ステータス的にはまだ映画の方が上だろう。
テレビドラマで評価されたアイドルや俳優の中には映画にいったあとはテレビドラマに戻らなくなる、そこまでいかなくてもテレビドラマの仕事減らすのとかがいる。

黒澤明や小津安二郎の時代と比べるとパッとしないのは間違いないが、今もそれなりに良い監督がいて良い実写映画を作っている。
だけど売れる実写映画は確かに作れていないかもしれん。売れる映画じゃないとウチの国までは入ってこないし、日本の映画の印象が薄くなるのも当然か。

ちゃんとした作品なら人気になるし、そこにアニメも実写も関係無い。
普通に考えれば日本の映画のランキングがアニメ中心になっているのは実写映画が没落しているってことだろ。

ランキングが表わしているのは日本人はアニメ映画が好きってだけで、実写映画が没落しているということの証明にはならんだろうが。

日本の実写映画の視聴層が小さすぎるんだろ。
内容も鬱系か癒し系かな感じだし、ランキングに乗るような作品が作られていないんじゃないか?

アニメ映画なんて有名声優使えば萌え豚が来るから楽に稼げるジャンルだし、映画不況の中では実写よりも強くなるのは当然。

日本のアニメ映画の歴代興行収入上位のジブリ系作品はプロの声優使わないということで有名だぞ。マニア向けという市場も確かにあるが、映画はやはり一般向けで成功しないとランキングの上位にはなれない。

てか日本の実写映画に凄かった時代なんてあるの?

黒澤明や小津安二郎の時代は日本の映画の絶頂期だな。スゴイ作品がバンバン作られていた。

ウチの国だと改革開放直後は日本の映画が国内映画界を席巻した。影響を受けた国内映画界の人間も多い。
その時代を知っている人達からすると、今の日本の実写映画の凋落は信じられないとか。

こっちでの高倉健の人気は日本映画の人気によるものだね。
でも考えてみれば、私の世代になるともう日本の映画経由ではそんなに日本文化の影響を受けていないかもしれん。

実際の所、なんで日本の映画界がこんなことになってるんだ?
気が付いたら今のような状況だが、わりと本気で原因を知りたい。

私もだ。日本の映画が低迷しているのを知ってはいたが、アニメ映画が上に来ているような状況になっているとは思いもしなかった。

日本ではスタジオシステムが崩壊して映画産業が厳しくなったと聞いた覚えがあるが、それは70年代の話のはずだし………なんで今こんなことに。

日本の映画を見る人間が減ったからとかは?
どこの国の映画産業もそこで苦労している。
映画市場が大きいままのウチの国の方が世界的には珍しい。

ウチの国の興行収入は作品が良し悪しよりも宣伝とアイドルとステマによる影響が大きい。それが良いとは言えないが、今の時代の商業映画に必要なのは分かる。
日本の実写映画はそういった今の時代に合わせた広報をやれていないんじゃないか?日本のメディアやネットにおける露出が見えてこない。

ウチの国は人口や経済発展のタイミングの他に、映像娯楽コンテンツの管理がアレだったり海賊版ばかりだったりといった背景もあるからな。映画の需要の発生に関してはわりと特殊だと思う。

監督や役者のレベルが下がって相対的にアニメの表現の方が評価されたり受け入れたりされ易くなったというのは?監督もそうだが日本の役者の名前を意識しなくなった気がする。
アニメは全部「描く」必要があるが、それだけに見る側を意識した表現を一定以上のレベルに保つのは実写よりも楽な所はあるだろう。

役者か……そう言えば私も日本の役者だと渡辺謙くらいしか知らん。
日本の実写映画の役者ってどうもパッとしないような。

日本の実写映画は特殊効果技術が世界に追いつかなくなったんじゃないの?ウチの国でも特殊効果が凄いハリウッド映画を見に行く人が多い。

日本の作品は大きな予算を持つとダメになると聞いたことがある。
アニメのような制限された予算と手段の方が上手く作れるのでは?

結局は、黒澤明の後継者が出なかったからだろう。

映画業界が縮小した結果なのではないだろうか。
アメリカも映画業界が縮小して、テレビドラマが増えたりウチの国の市場を意識した作品が増えたりしている。

テレビドラマと映画の差が無くなって、映画を見なくなったとか。
今の時代、映画館に行くのは特殊な体験を求めてという部分も強いし、特殊効果が無い娯楽作品は大当たりするのが難しくなっている。

ランキングを見ると、日本はテレビと関係する実写映画の興収はまだ結構良いようだ。映画単独だと厳しくなっているんじゃないか?

ウチの国では青春系の映画が市場の大部分を占めているが、その手の作品が昔から強いのは確かだ。
日本の実写映画にはそういう作品が少ないんじゃないか。「君の名は。」の大人気もそういった需要に刺さりまくったというのが理由と聞く。

日本は恋愛要素のある実写映画は十分に供給されているはずだが……むしろなんでも恋愛入れるから供給過剰だと批判されているくらいだ。
漫画の実写化でも原作に無い余計な恋愛入れる魔改造が頻発している。

考えてみれば私も最近日本の実写映画って見てないなあ。
アニメや漫画の実写化は見る気にならないし、見てるのは特撮とホラーだけだよ。

自分はオタクなんで情報が偏っているとは思うが、日本の実写映画って一般大衆向けにアニメ漫画原作系が多くなっているように感じる。
それだと日本ではアニメ映画の上を行くのは難しいんじゃないか?

ハリウッドの大作もアメコミやアニメ原作の実写映画が人気になっているし、アニメや漫画関係の要素を持った作品が興行収入で上位に入ること自体は不思議じゃない。
でも日本はアニメのままで年間のトップに立ったりするのが恐ろしい。

今の日本の実写映画がどうなっているのかはともかく、アニメ大国というのは間違いないしそれはそれで良いことなんじゃないか。



とまぁ、こんな感じで。
日本の実写系映画に関する印象を改めて考えて見た人もいるなど、イロイロな意見が出ていました。

また日本の映画市場ではアニメ映画が強いだろうという漠然としたイメージを持った人もいたようですが、現実の状況は彼らの想像の上というか斜め上に思えたりもしたようです。

もっとも、中国でもある程度情報が整っている日本のアニメ関係とは異なり、日本の映画事情に関してはやはり断片的なものになってしまいますし、中国の映画事情との違いに困惑してしまう所もあるようでした。

それにしても、言われてみれば私も最近あまり邦画の実写は見ていないような。一応時代劇系はちょこちょこ見ているのですが、現代が舞台の作品だとホントに見ていないのに気付いてしまいました……何かオススメの作品とかありませんかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「FGOは公式が自爆ネタをやってないか?」

ありがたいことに先日中国でサービスの始まった「Fate/GO」に関するネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

中国では国慶節の連休にiOS版のサービス開始が重なったのもあってか、気合を入れて進めている人も結構いるようです。

そんな中で、ストーリー内におけるネタの扱いなどに関するやり取りが行われたりもしているそうで中国のソッチ系のサイトでは
「FGO内で扱われているネタ、パロディ」
などに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOの第一章でランスロットがジャンヌ・ダルクをアーサー王だと誤認して攻撃してるんだが、わりとこれ、危険なネタじゃないの?公式が自爆ネタやってないか?

オフィシャルで似ているのをネタにしてしまった感があるな。よくやったもんだとは思う。

ああ、第一章のあそこか。あの展開には大笑いしてしまった。

に、似ているのは顔じゃなくて魂だから……

顔じゃなくて胸を見れば簡単に判断できるはずなのに!やはり円卓の騎士の目は節穴。

わりと前から設定自体はあったんだよね。
でも勘違いするのは狂ったジル・ド・レェであって、ランスロットでは無かった。

なるほど、ジル・ド・レェもランスロットも人の心が分からないというわけか。

あれはアルトリア顔ではなく武内ヒロイン顔と見るべきだろう。
その証拠に、FGOではモーさんの宝具の特攻効果がジャンヌ・ダルクには発動しない!

うーむ……武内顔か……平井顔とどっちが区別し易いのかな……

俺も「Fate/Zero」を見始めたばかりの頃は顔の区別が付かないキャラとかいたっけな。

ジルのジャンヌ・ダルク勘違いネタとかもオフィシャルで頻繁に出ている。
この辺りに関してはわりと公式の許容範囲が広いのかもしれん。

TYPE-MOONは悪ノリ的な内容はカーニバル・ファンタズムとかでもかなりやってなかったっけ?アホ毛ネタとか、聖杯くんとか。

他作品からネタを持ってくるパロディや内容的にギリギリを攻めていたりはしても、ファンの間でネタにされている、ツッコミを受けている矛盾や問題点をネタにするケースは珍しいと思うんだが。

アルトリア顔ってことならネロとかはどうなってんの?

うろ覚えだが、FGOの第二章ではネロがジャンヌに似ているみたいな発言はあったような。

関連作品やゲーム内の扱いを見るとネロはセイバーではあるけど、武内顔、アルトリア顔ではないという扱いになっているようだが。

ネロに関してはワダアルコの絵師の絵柄が変わって、もうあんまりアルトリアに似てないしね。

同じ顔ばっかって……武内崇って型月の社長のはずなのに、よくネタにできたな。

そもそもセイバーが多過ぎる件についてはどうなんだ。
FGOはアホ毛シリーズでチームを組めるくらいいただろ。

中国語版ではいつになるか分からんが、FGOにはそれ専門のイベントシナリオが既に実装されているんだわ。あまりにも増えすぎたセイバーを抹殺するために、未来だか並行世界だかからやってくる謎のヒロインX(誰とは言わないが)なんてシナリオが。


FGOには「アルトリア顔」に対する特攻を持った宝具なんてのも登場するからな……

モーさんの宝具のこと?

いや、モーさんじゃなくてアルトリアが変装した謎のヒロインXの宝具が、アルトリア顔特攻効果持ちなんだよ。よく分からんかもしれんが、そういう効果の宝具が本当に実装されてんだよ!

モーさんはアーサー特攻だな。FGOにたくさんいるアホ毛一族のアーサー系キャラに特攻効果が刺さるが、ジャンヌのように武内顔というかアルトリア顔というだけでは特攻対象にならない。

ちなみに謎のヒロインXはアホ毛を帽子で隠しているが、隠しきれずに帽子から突き出ているというネタも備えている。
FGOはこの手の普段からツッコまれている内容を、公式がネタとして取り込んでいる。

あれ、スターウォーズと見せかけてアメコミのパロディだったよね。FGOは実はこの手のネタが多い作品なんだが、こっちのユーザーは大丈夫なのだろうか。
日本のファンでさえ反発するのが出ているからこっちのお堅い連中は対応できるのか……

bilibiliの翻訳スタッフがそういったネタをカバーできているかという不安もある。古い作品から持ってくるパロディも少なくないようだし。

FGOのネタって「銀魂」のネタよりも更に古かったりマニアックだったりするからな。
中国向けはまだ本編第二章までしかないが、後の方のイベントとか作る側がかなり遊んで作ってるから中国語版がどの程度ネタを拾えるのかは気になる所だ。私にとってはFateの別の側面を知れてるのも楽しいが、理解されなかったり反発されたりという可能性も否定できない。

FGOはネタの回収ペースが速い。
ジークフリートとかも序盤の使えなさや、龍を殺せないドラゴンスレイヤーすまないさんとかがすぐに回収される。

ランサーと小次郎は無課金微課金の心強い味方だよね。私も第一章はこの二人のおかげでクリアーできたよ。

その手のネタをやるのってきのこが書いているシナリオじゃないからでは?

私も別ライターだからネタに切り込めるものだと思っていた。
第一章もきのこじゃなくて東出が書いているんだろ?ジャンヌもジークフリートも主な出演はApocryphaのキャラだし。

でもきのこ監修だし、目を通して修正、許可を出すという過程は通っているだろ。

いや、きのこじゃないライターが手掛けている時の方がこの手のネタに対する気遣いがなされているはず。上で出ている「主にセイバーばっかり増やす神」を斬るという謎のヒロインXに関してもきのこ本人が書いている。

前からこの手の「顔おんなじ」「みんなセイバー顔」みたいなネタが関連作品や同人で出ているのは知っていたが、オフィシャル作品でこんな感じで拾ってくるのはかなりギリギリをやっているよなあ。

経験値のネタを見れば驚くに値しない。
セイバー同士の主流争いやセイバーの増殖、いつまで待っても出ない作品に仕事しないきのことかがしょっちゅうネタになる。

ぐだぐだオーダーでは全然情報で無いとかサービス開始しないとかネタにしていたからな。ちなみに経験値曰く「武内顔のセイバーは108式まである」そうだ。



とまぁ、こんな感じで。
以前の記事でも中国のFateファン、TYPE-MOONファンには日本の同人パロの空気があんまり伝わっていないというのは書きましたが、入っている関連作品の傾向もあってか公式でやってる自虐ネタ関係は特に伝わっていないかもしれませんね。

中国ではFGOのサービスに合わせて「ぐだぐだオーダー」の翻訳配信が行われたりと、最近中国では経験値先生の知名度が急速に上がっていますし、TYPE-MOONがこの手の自虐ネタもバンバンやるような所だというのも伝わっていくのでしょうか。

個人的には現時点ではまだ中国オタク界隈には広まっていない、FGO屈指の危険なコンテンツである公式サポート漫画「マンガでわかる! Fate/Grand Order」の狂いっぷりが伝わるのか、理解されるのかも気になる所です。
現在中国で展開されているFGOはアップデート済みのバージョンなので、もし中国で配信するとしたら作中のネタに注釈を入れる必要もありそうですが、あの狂気はぜひ知って欲しいものです!

10/11追記:なんだか納得してしまう意見をいただいたので追記を。
「中国に限らず海外に伝わる日本のオタクネタ系の情報はイラストや短い文章で表せるものがほとんどです。自虐ネタは背景も含めた長い説明が要るケースが多いので伝わりにくいのではないかと思います。経験値先生のネタもイラスト部分は伝わってもページの下段やキャラ紹介等の小ネタはあまり広まっていない印象を受けます。例えるならG秋葉のようなネタはある程度広まっても、『あなたを、犯人です』関係のネタは伝わらない、広まらないようなものではないかと」


ちなみに私のFGOプレイ状況に関する質問もいただいておりますが、私の方はどうにかネロ祭のフィナーレは攻略できましたが、修正前の強さを見て一度諦めて白薔薇を限界突破させてしまったので修正後にそれまでの戦術が崩壊したり、寝ぼけて令呪を間違って使ってしまい令呪無しで挑むことになったりと泥仕合に……フレの白薔薇凸金時がいなかったらどうなったやら。

FGOではネロ祭関係はどうもうまくいきませんね。昨年も礼装ドロップせずに苦労しましたし、今回もイベント用の礼装が全く引けない、ジョイント・リサイタルもドロップ無しのまま終わり……といった状態になりそうです。元々FGO関係では運の良い方ではないと感じてはいますが、今回はいつも以上にアレでしたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「TO BE HEROとチーティングクラフトが日本だと結構良い評価らしいぞ?以前のウチの国の作品よりマシっぽい」

ありがたいことに10月の新作アニメの中国系作品に関する質問とネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

教えていただいた情報や、ざっと見た印象では
「TO BE HERO」
「チーティングクラフト」
の2作品が比較的大きな話題になっているようなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこれらの作品に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「TO BE HERO」と「チーティングクラフト」が日本だと結構良い評価らしいぞ?ニコニコ動画のランクも良いようだしネットの話題に関しても以前のウチの国の作品よりマシっぽい。

日本語版は結構カットされているらしいが、それで大丈夫だったの?

カットはしゃあない。
ウチの国でもこの作品に関しては「ワンパンマン」のパクリだとかなんとか言われまくってたし。

でも再生数伸びてないし、どうなんだろうなあ。
話題性に関しては初回ボーナスの入った「霊剣山」を超えていないようにも見えるし。

この手のアニメの爆発のきっかけになった「十万個冷笑話」もパクリ、無断使用が多かったからな。日本展開のうわさが出たとき、その辺りが原因で難しくなっているとも言われていたが、やっぱり無理だった模様。

「TO BE HERO」も単純なパクリではないパロディ系の作品だが、PV版ではサイタマのコスチューム来てたりと無許可でやったら怒られる内容だったのも確かだ。実際、よく日本で放映できたと思う。

日本では「TO BE HERO」と「チーティングクラフト」が同じ枠で連続放映なのか……私もそこそこいける作品だと思ったが。

アイドル系作品が好みじゃないので、今期の国産系アニメでは期待している。個人的には「TO BE HERO」が一番良さそう。

あとは「霊剣山」や「一人之下」のような後半の手抜きが無ければいいんだが……さすがに今回は大丈夫だよな?

「TO BE HERO」は中国で作ってるから大崩れはしないんじゃないか?
日本に任せて予算もスタッフも足りなくてああなったみたいだし。

削除も気になるがギャグ関係が日本に受け入れられるのか気になる。
霊剣山とか全くダメだったらしいし、笑いのポイントが違うのは間違いないだろう。

「チーティングクラフト」については何とも言えないが、「TO BE HERO」は中国語版と日本語版で結構違うように感じた。笑いのポイントも変えてきているのかも?

私は「チーティングクラフト」が良いと感じた。
国内でテストの波に飲み込まれていた人間は感情移入して見れるんじゃないかと。

「チーティングクラフト」見たけど、なんか想像してたのと違うと感じたわ。題材自体は興味深いものだったはずなのに、なんか見ていて退屈。

私もいきなりファンタジー武侠バトルになるとは思わなかったな。トンデモ必殺技やファンタジー要素自体は構わないが、そればかりだと……技術や心理戦的な描写がもう少しあると思っていたのに。

日本でも好評ってことは、国産アニメがどんどん盛り上がっていっている証拠だな。

国産アニメと言っても結局テンセントの独壇場だし、どうなのかと思わなくもない。

自分はどっちも楽しめたが「チーティングクラフト」の方は好みが分かれそうだとも感じた。中二病的なノリが強過ぎるし、バトルシーン多そうなのにクオリティが維持できるのかという不安が。

私は「TO BE HERO」の方が不安に感じたよ。ちょっと悪ふざけし過ぎなんじゃないかと。なんかやらかして後の作品に影響が出たりしませんように。

「TO BE HERO」は「ギャグ漫画日和」と「銀魂」、そして「十万個冷笑話」からの流れにおける国産アニメの流れがちゃんと発展しているのを実感できて嬉しい。

まぁ第一話を見た時点では「TO BE HERO」も「チーティングクラフト」も悪くないよね。

うーん……「チーティングクラフト」はどうなんだろう。「TO BE HERO」が悪くないのには同意するが。
テストネタの設定を信じてもう少し見るつもりだけど、現時点ではあまり面白くない。

「チーティングクラフト」は中国語版のセリフまわしもグダグダだな。
中国向けと日本向けのどっちつかずになっている気がする。作中描写やストーリーとかも含めて題材は良いのに、それを活かせていないように感じた。

「チーティングクラフト」がやりたい所はなんとなく分かるが、全部やろうとして中途半端になっているんじゃないの?
ネタアニメにするのか、それとも熱血バトルにするかのをハッキリさせた方が良かったように思う。

「チーティングクラフト」のアイデア自体は良いし、部分部分を見ていくと面白いように見えるが、アニメとして全体を見るとなんか面白く感じない。
これ、アニメの編集や構成の問題じゃないか?セリフも説明ばかりで全く引き込まれない。

いや、原作だともうちょっとマシなんだけどね……アニメではあんな感じになっちゃってるけど……

この作品って原作あったの?オリジナルだと思ってた。

原作は台湾のラノベ「作弊芸術」で、大陸でのタイトルが「考試王」、アニメの中国語タイトルが「一課一練」、そして日本語タイトルが「チーティングクラフト」だな。単純に検索するだけだとなかなか引っかからないかも。

「チーティングクラフト」はアニメの魔改造が大き過ぎないか?

どっかで見たような気がしていたが、思い出した。自分も原作読んでるわ。
何でか分からないがアニメの第一話は見ていてキツイ。妙な恥ずかしさを感じる。解説だけで進むのがダメなのか?

国産原作付きのアニメは、毎回なにかしら失敗してる気がする。

設定は魅力的なのにね……国産アニメの問題を見せつけられた気分だ。

狙いとしては、テニスの王子様のネタ的な所を試験が全ての社会という設定でやろうとしている感じなのかな?

「チーティングクラフト」は霊剣山の失敗を意識しているのだろうか?でも第1話全部世界観説明ってのはまた別の失敗になっているような。

「チーティングクラフト」はギャグアニメ枠なのかもしれん。もっとも、ギャグに関しては「TO BE HERO」の方が安定してウケそうだと感じたが。俺も見ていて爆笑したし。

「TO BE HERO」はOPもEDも良いよね。特にEDは洗脳される!
「チーティングクラフト」もOPEDは良い。だが倫理的な問題も絡む内容だからどこまでやれるのか。気持ちよく見れる作品になってくれると良いんだけど。

「TO BE HERO」は安心して見れそう。
「チーティングクラフト」の方も俺は嫌いじゃないぞ。中学高校の時に妄想したネタがこんな感じだったし。グダグダな点を耐えられればいける!



とまぁ、こんな感じで。
「TO BE HERO」は全体的に好評、「チーティングクラフト」はまだ評価が安定しないといった印象を受けました。
また今期の他の中国系作品はまだあんまり話題になっていないようなので、何か見つかったら紹介させていただきます。

個人的には「チーティングクラフト」は二話目以降を見ないと何とも言えない、「TO BE HERO」は予想していたよりも日本でも分かるような作品になって出て来た、といった所でしょうか。

上のコメにあるように、「TO BE HERO」は「十万個冷笑話」から始まった中国国産作品のパロディ山盛りツッコミ満載な「恶搞」や「吐槽」を詰め込む作品の流れにある作品と見ることができますが、「十万個冷笑話」の時から考えると随分と日本でも理解できる形になってきているように感じました。
これに関しては内容に加えて「日本語版監修 ワタナベシンイチ」という所によるものもあるのでしょうか。

それにしてもこれまで日本に入ってきた中国系の作品を見ていくと、日本語版のクオリティを上げるには台詞に関して日本のプロを入れるのが良いのかもしれませんね。(コストやスケジュール的になかなか難しいとは聞きますが……)
武侠系の作品やコメディ系の作品、更には中国のネットでウケているネタやスラングなど、直訳では空気や面白さが伝わり難いでしょうし、翻訳としての正しさよりも作品として見て面白いかどうかが重要でしょうから。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のアニメや漫画の中国系キャラで違和感の無い名前のキャラって誰?」

ありがたいことに
「日本の作品に出て来る中華系キャラの名前には中国人がツッコミを入れたくなるものが混じっているという話を聞きますが、逆に中国人の感覚で問題の無い名前のキャラというのはどんなものなのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

キャラクターの名前というのは作品に接する上で重要なポイントになりますし、日本のアニメや漫画に出て来る中華系キャラの名前に関しては、中国オタク界隈でもちょくちょく話題になったりしていますね。

先日中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「日本のアニメや漫画の中国系キャラで正しいと思える名前のキャラ」
といったことに関するやり取りを見かけましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画の中国系キャラでマトモな、正しいと思える名前のキャラを教えてくれないか。
中国人が作っているわけじゃないからしょうがないのは理解しているが、違和感のある名前が多いのも結構キツイ。

名前の流行的には古めだけど、「ピンポン」の孔文革はウチの国の普通にいそう。

定番だが「DARKER THAN BLACK」の李舜生?

李舜生はまともな中国人キャラとしてはよく挙がるけど、名前に関しては違和感無しではないような……

同時に「中国人というのは偽装だろ」という話もよく出る。
李舜生という名前に関しては非常に正しい中国人名だと思う。日本の作品で李舜生よりマトモな名前の中国系主人公名はなかなか無いぞ。

「中華一番」の劉昴星はどうだろう?

「昴」がちょっと珍しい気もするが、無くは無いかも。
あと私は「金田一少年の事件簿」に出て来た楊小龍は、なんか普通の中国人っぽい名前だと感心した覚えがある。

そりゃ李小龍(ブルース・リー)がいるからな。
名前を検索して、アニメキャラ以外の実在の人がかかるような名前なら「現実世界に普通にある中国人の名前」になるだろうけど、他にどんなのがあるかなあ

マクロスのリン・ミンメイは?林明美だから普通だろ。
あとランカ・リーも漢字表記の李蘭花に違和感はない。

中華圏の翻訳だと林明美表記だけど、日本のオフィシャル表記は「鈴明美」だ。こっちだといかにもアニメの中国人キャラみたいな感じだ。

「カードキャプターさくら」の王小明はとてもありそうな、正しい中国人名。

そりゃそうだ。王小明は翻訳の際に「中国語化」された名前なんだから。元の名前は李小狼だ。

日本では狼が中二病的かなんかでカッコイイとされているのかもしれないが、李小狼はこっちの感覚ではカッコ良くないどころか悪いイメージになりかねない名前だし、変更自体はアリだと思う。
もっとも、王小明という普通過ぎる名前に変更するのはどうなのかという気はするが……

創作だが「鋼の錬金術師」のシン国のキャラは?

あれは姚林(リン・ヤオ)、蘭芳(ランファン)、張梅(メイ・チャン)としっかりしているよね。現実に普通にいそうな名前。

いやいや、ハガレンのキャラは日本語版だとカタカナ表記だぞ。翻訳の時にそれっぽい中国人名になっただけの可能性もある。

ハガレンのシン国のキャラはいわゆる中国向けにキャラ名が意訳される、創作されるケースだろう。あと例えばリン・ヤオは「姚麟」とされていたりと、翻訳のバージョンも複数ある。
作者の牛おばさんは中華歴史ネタが好きだから、中国人っぽい名前や漢字をイメージしているとは思うけどね。

最近だと「テラフォーマーズ」の張明明とか。
キャラデザは例によって何だが、名前に関しては最も違和感が無いキャラの一人だろう。

張明明は自分も印象に残っている。
日本人の考える中国人の名前って、同じ字が二文字続く、畳名のケースがほとんど無いと思うんだけど。

明明はウチの国だと一昔前の流行って感じだけど、普通にいる名前だよね。

俺の世代はまさにそれに直撃。
同世代の学生には明明や亮亮みたいなのがよくあった。

確かに日本のキャラ名だと見かけないな。私の知っている限りでは、日本人の名前で同じ漢字が二文字続くのは一一みたいな姓名連続のネタ名前しか知らないんだが、日本人には同じ字が続く名前が少ないのかな?

そのタイプだと一応「鈴鈴」という名前がアニメや漫画で結構使われている。ただこれ以外はほぼ見かけない。

「コードギアス」の天子の名前、蒋麗華は普通にある名前だとは思ったが、トップの地位にいるのを「蒋」姓にするとか、危険過ぎると思った。

危険と言えば……ピンポンの孔文革だが、今じゃウチの国で文革とかマズイだろ。過去には普通にたくさんいたであろう名前だとは思うけどね。

さすがに今の時代にあえてつけるのは少ないかもしれないが、今でも文革という名前の人は普通にいるぞ。歴史的な事件や流行したスローガンを子供の名前につけるのはありふれた話だ。
そもそも孔文革の名前の元ネタは馬文革だぞ。

「建国」とかの愛国的な名前を付けるのは昔の人にはよくある。
ただ創作物になると、そういう名前のキャラは出ないかも……

「ヨルムンガンド」の陳国明もあえていうならそちらのカテゴリかもね。
最近の作品で現代を舞台にしている場合はちゃんと現実の中国人っぽい名前のキャラが出るように思う。

「ガンダム00」の王留美も違和感は無い。わりと昔の名前という印象になるけど。
(訳注:中国語ではアメリカが「美国」なので、「留美」だとアメリカ留学という意味になります)

実在する名前を元にしたと思われるキャラでも、一昔前の人物、歴史上の人物だとヘンな感じになったりもするね。出て来る時代と合わない、現代ではそんなに使われていない組み合わせとかで。

実在するもので今でも違和感ないか……「ガンダム」の林有徳は間違いなく中国人っぽい名前だろ。

林有徳は中国語化されたキャラ名だぞ。
「ブライト・ノア」の公式中国語表記は布莱徳・諾亜だ。中国全く関係無い。

えっ……林有徳って翻訳で創られた名前だったの?
上で出ている王小明みたいに。

そうだよ。初代ガンダムは香港に入る際にキャラ名やMS名などの固有名詞が「中国語化」された。
ガンダムに限らず一時期の香港はみんなこんな感じで「中国語化」した名前になったから、香港経由で広まった作品の名詞はわりと混乱している。

香港訳だとザビ家のキャラが「楊」だから、「楊家」になって宇宙世紀感がかなり消えるんだよね。ミネバ・ザビとか「楊小美」とかになってたし。

ガンダムのキャラ名の翻訳は混乱しているが中には「ジュドー」を「朱徳」と訳した危ないのもあってだな……なまじ日本語の発音にかなり似ているから困る。
林有徳もそうだが香港訳の馬沙(シャア)、李阿宝(アムロ)、楊大基(ギレン・ザビ)なんかよりもよほど良いのが……
(訳注:現在、ジュドーの中国語表記はや「捷多」や「杰特」が一般的になっている模様です)

「デジモンテイマーズ」の李健良は妹の小春も含めてアリ。

いたいた。李健良は普通にありそうな名前だった。
だが……このキャラの最大のツッコミ所は兄の名前が「李連杰」(ジェット・リー)だという点だ!

誤訳の結果という説もあるが、「銀英伝」の楊威利は違和感のない、キャラのイメージにもあった中国人名だと思う。

ヤン・ウェンリーに関しては私も楊威利がしっくりくる。

日本の公式表記は楊文里だっけ?楊文理だっけ?

田中芳樹公認のは楊文里だな。アニメでのスペルもYang Wenliになっているから「威」(wei)を使うのは正しくない。
でも私も彼に関しては楊威利の方が良いと思うんだよね。



とまぁ、こんな感じで。
中国語ネイティブの人達にとって違和感のない中華系の名前のキャラというのは案外少ないようですし、「普通にありそうな名前」だと思っていたものが実は翻訳の際に「現地化」された名前だったりするケースもあるようです。
キャラ名の現地化については過去の記事
名前を「現地化」されたキャラについて語る中国オタク
にも書いておりますのでよろしければご参照ください。

それと今回の反応を見て面白かったのは、上のコメントにもある
「時代の変化による違和感」
という点でしょうか。

考えてみれば日本も戦国武将などの名前をそのまま現代に持ってきたら「変わった名前」になってしまうようなケースもありますし、実在する中華系の人名からとった名前でも、登場させる時代背景によっては違和感を生じさせてしまうケースがあるのでしょうね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


10/6修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「FGOって課金がヤバすぎないか?」中国でサービス開始となったFate/Grand Orderへの反応

中国でbilibiliによる中国国内向けの「Fate/Grand Order」のサービスが正式に開始となりました。現在はiOS版のみで、Android版に関しては今月中旬から開始となるそうです。
「Fate/Grand Order」中国国内向け公式サイト

ちなみに、事前予約登録数は一応300万を超えたということで、日本で300万DL突破記念の時に行われた星4サーヴァント配布と同じ特典を中国のユーザーも受けられることになったとのことです。
中国のユーザーの間では基本的にヘラクレス獲得推奨で、それ以外ではタマモキャットやエリザベートなど性能やゲーム内の相性重視的な面からの選択が多いとか。
【終了】300万DL突破キャンペーン第2弾!(Fate-Grand Order 公式サイト)

ありがたいことにこの件についてのネタのタレコミ&質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国でサービス開始したFate/Grand Order」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOって課金がヤバすぎないか?モノスゴイ課金をしているヤツを頻繁に見かけるんだが……

このゲームやってると、自分の額では無課金と変わらないように思えて来るな
課金しても星4以上の鯖全然出ないし、意味が無い

FGOは課金ゲーだぞ。
課金しないで遊べると思ってるのか?

星4サーヴァントで宝具LV2だ!
と喜んでいたら星5で宝具3とかがいるし……

なんか既にアルトリアの宝具5にしてる奴も見たな。こっちでも課金戦士どもの力が発揮されそうだ……

課金無課金とかじゃなくて、金持ちと貧乏人という区別なゲームだわ。

SSRあてた画像がそこら中にあふれているのがキツイ。
俺は70連してSSR一つも出ていないのに。
別のゲームを遊んでいるようだ。

このゲーム、対戦要素が無いから課金を見て焦らないことだな。いずれ慣れる。
あとこのゲーム中盤辺りからスキルレベルを上げる必要が出て来るんだが、これがかなり厳しい。もちろん宝具レベルが高いに越したことは無いんだが。

どのゲームもサービス提供者や既に遊んでいるユーザーが「課金なしで遊べる」とか言って誘うけど、実際はそうじゃない。遊んでみるとヒドイ現実に気付く。

ストーリーを進められないなら課金しろってことだよ。
キャラを楽しむには課金に力を入れるべきなのさ!

いや、FGOは低レアが本当に強くなる。
今日本では第二回ネロ祭やってるが、高難度ミッションが低レアで攻略されているし、焦らず育成すればわりと何とかなるぞ。キャラ性能も基本的に修正後のバージョンみたいだしね。

課金したくないからアカウント買って始めるという人も多いようだけど、なんだか本末転倒状態な気もする。

育成に時間がかかるゲームだしアカウント買っても脱落してしまうのではないだろうか。自分で引いたキャラには思い入れが加わるが、アカウント買うとそれが無い。

FGOは課金で育成の時間をあまり減らせない。一度に課金しまくると泥沼にハマるから、他人の課金を見て焦らなくても良い。フレンド欄に並ぶ星5のトンデモ宝具レベルに関してはそのうち慣れるよ。

FGOは日本屈指の課金ゲーだぞ。
特に限定サーヴァントがやばい。スカサハ、黒ジャンヌ・ダルクとか、人気の限定サーヴァントがガチャに出るとランキングが跳ね上がる。ダウンロード数で0が1個多いような人気ゲームにすら勝つ。だから重課金については気にしたらダメだ。

とは言え、無課金でも遊べるのも間違いない。
俺は日本の方を無課金でやっているが、戦力的にはストーリーもイベントクリアも問題無いレベルに整っている。呼符や詫び石もあるから長くやってると案外手持ちは揃う。

日本のFGOってそんなに石もらえるの?

もらえる。
頻繁に障害が出るから、そのたびに石を配る。それを貯めておいてピックアップで良いのがある時に放出する。イベントと重なる時だとイベント用礼装引ける可能性もあるから悪くない。

ユーザーの数は少ないのにAndroidでもiOSでも課金上位を維持しているからな。
月厨とは課金しなければいけないのかと考えてしまう。

だからゲームのストーリーを追いかけるためなら星3以下でクリアできるんだってば。それに聖杯を使えるシステムが実装されれば低レアを星5クラスの強さに引き上げられる。
それから、少しだけ課金するとかいうのだけはやめておけ。このゲームで最大の罠だ。少し課金すれば快適にプレイできるとかではない。微課金は無課金と変わらん。

課金と関係ない、数に限りのある聖杯によるレア度上昇はスゴイよな。
無課金で課金ガチャ限定のキャラより強いキャラを作れるようにするとか。しかもそれによって金をかける人間とは別に、キャラに愛を注ぐ人間というのが見て取れるようになった。

自分もあれには驚いた。
この手の版権ゲームでありがちな、単純に使った金額が多い方が偉い、作品を愛しているんだとアピールできるわけではなくなったからね。それに加えて育成にも時間がかかるから、星3の第五次系サーヴァントをレベルキャップ解放してスキルマックスにしている方が課金でキャラだけ持っているよりも愛を注いでいるようにすら見える。

でもこういうゲームって、当初無課金でいこうと思ってもつい課金しちゃったりしないか?

FGOは課金が底なしになるぞ。日本のAndroidとIOSで課金ランキングトップの常連なのはそういうことも表している。

私も友達が福袋以外に課金しようとするならまず止める。
金持ちとか信仰するキャラがいるとかなら放っておくけどね。

こういうカード引くゲームって、ネットで見せられるのは「当たった時」だけだ。当たらない時、爆死している時は表に出ない。その「当たった時」につられて課金の泥沼にハマる、そこまでいかなくてもストレスはたまる。

このゲーム、恐ろしいことに10連ガチャの最低保証も無いんだよね……

最低保証はあるぞ。星4の礼装込なんでほぼ機能していないけどね!
そしてピックアップもほぼ機能していない!

日本のサービスを見た限りでは、ストーリーをクリアするだけなら難しくは無い。
低レアも強いし、配布の英霊も強い。それに自動回復する令呪による強化や無料コンティニューもある。
だが星5の英霊がやばい。欲しければ課金するしかないが、1000元課金した程度じゃほぼ無理。その2、3倍は考えないといけないし、それでもダメな時はダメ。恐らくこの辺りのバランスに大きな変更は無いだろうし、本格的に遊ぶ前に自分の方針を固めておくべき。

このゲームも重課金すれば強くなるし快適に遊べる。しかし無課金と微課金にはほぼ差が無い。
無課金の場合は宝具レベルを上げた低レアの強キャラとイベント鯖を使えばいい。日本のサービスでは強化によって低レアキャラがどんどん強くなっている。
あとバランス調整という名の下方修正がこれまでほとんど無いのも安心できる要素と言えるかもしれん。

私も微課金するくらいなら無課金という意見にはほぼ同意。
ただイベントの礼装とかはあると便利だし、プレイが快適になるから余裕があるなら課金しても良いと思う。

課金が底なしになる原因、FGOの本当に危険な所は、きのこをはじめとする公式ライターが現在進行形で展開しているFateの最新の世界に、自分が主人公として参加できるという点だろう。
ファンなら誰もが妄想したであろう、自分がマスターとなって好きなサーヴァントを召喚して戦うというのを実現できる。しかしその召喚したいサーヴァントが星5だった場合は?限定だった場合は?そうだ、地獄の課金が始まるのだ。

ゲームに流用ではなく、公式展開の作品ってのは月厨的に大きいよ。しかも外伝でファンの妄想的な話もやってくる。
成長してサーヴァントの力まで得たウェイバーが逆行して第四次聖杯戦争に乱入し、原作知識を活用して悲劇を回避するとかどこの同人作品かと思うよな!でも公式でしかも虚淵玄なんだぜ!?



課金ネタも含むゲームに関してはこんな所で。
以下はゲーム内容と攻略に関してのやり取りを。


遊んでて難し過ぎると思った。早くもボスにボコられて進まなくなってしまっている。どうすりゃいいのよ。

俺も。課金しないとダメとか厳し過ぎるだろ。

強いフレ探せば?
フレのジャンヌのおかげで第二章も終わって第三章の実装待ち。インスタンスも簡単にクリアできた。

俺が弱すぎるし、強いレア持ちのフレが人気すぎる。
ジャンヌとかの強いサポート出してくれる人のフレになっても半日で切られたりするし……

星3のキャラで戦ってみれば?有用なの多いし宝具レベルも上げやすいから普通に使えるぞ。
あと星1〜2でも強いのはいる。

星1と2でも使えるのか?
全部合成素材にしっちゃったよ……

FGOは低レアの有能キャラがかなりいる。ウチの国の有象無象のスマホゲーとは違う点だ。

とりあえず星3なら回避スキル持ちの大狗(クー・フーリン)がオススメ。
全く何もなければ盾妹(マシュ)でも良い。

クー・フーリンの他には自爆弓(アーラシュ)も良いね。あとは予約特典でヘラクレス取らなかった場合は呂布とかも良い。

みんな孔明が強いとか言ってるけど、全然強くないんだがどういうこと?
リセマラしてまで確保したのに。

孔明のどこが弱いんだ?
俺は孔明とフレから借りたサーヴァントやNPCで2章まであっさり終わったぞ。

ステータスの数字は高いけど実際出すと補正がかかるのか弱過ぎる。すぐに死ぬし宝具も補助効果ばかり。セイバーリリィの方がよほど強い。

孔明は補助系だから、別に火力担当を置くんだよ。戦闘力だけで見たら星2クラスだが、補助スキルも合わせると活躍は星5でも最高クラスになる。

お前の詰まった原因が分かった。
詰まっているのって第一章みたいだが、あそこはライダー属性の敵ばかりだから孔明出さない方がいい局面も多いんだよ。FGOはクラス相性補正が非常に大きいから最高レアでも不利属性に対しては苦戦する。

高レアアサシンがいない場合、第一章の攻略でオススメされているのは低レアのアサシン、中でも佐々木小次郎と第五次のハサンだな。
特に佐々木小次郎は日本のサービス開始時に第一章で大活躍したせいで「ドラゴンスレイヤー」として公式がネタにしている。

そうそう。FGOではドラゴンスレイヤーとしての活躍は飛哥(ジークフリート、ちなみに中国語でジークフリートは「斉格飛」になります)よりも佐々木小次郎の方が上だとされている!



とまぁ、こんな感じで。
開始直後ということでイロイロと話題が飛び交っている模様です。
ちなみにサーバーの不安定さやガチャ結果さらしと爆死の嘆きに関してはいつものことなので省いております。

ゲームを進めるのに忙しかったり、Android版のサービス開始が10月中旬とまだ先なのもあってか、現時点ではストーリーやキャラに関してはそこまで話題になっていないようですが、FGOの新規ストーリー、特にイベントや各キャラ個別のストーリーに関する反応も個人的には気になりますね。

以前も書きましたが中国ではFate/Zeroから入った人が多く、Fateに関しては「ハードで愉悦な伝奇系作品」というイメージを抱いている人も多いようです。
そんな訳でFGOのイベントや外伝のはっちゃけ具合、良くも悪くも日本の同人的なノリに対してどういった反応が出るのかが気になってしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ劇場版の総集編を作るんだろう?テレビの続編ならともかく総集編なんて見たい人がどれだけいるんだ?」

映画関係のネタが続いてしまっていますが、以前の映画関係の反応を調べていた時に見かけたネタがまだあるので今回はそれについてを。

アニメの劇場版には総集編的な作品も多いかと思いますが、
その総集編に関して
「どういった需要があるのかいまいち分からない」
と考える中国オタクの人もいるようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「なぜ劇場版総集編が作られるのか」
といったことに関するやり取りが行われていましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ劇場版の総集編を作るんだろう?テレビ版の続編ならともかく総集編なんて見たい人がどれだけいるんだ?

普通に商業的な理由、リソースの再活用じゃないの?
クオリティをあげて、映画で直接的な収益を回収する。

極論すればすべては商売になるから……ということだとは思うが、商売になる程度の需要がある、ファンの欲求があるというのは考えてみれば不思議だな。

冷めた飯を炒飯にするようなもんだとは思うが、リメイクじゃなくて総集編にするのは既存のものをたくさん流用できるので費用がかからないからってことじゃないだろうか。

高い人気を最低限のコストで利用して更に一儲けってことだろうけど、日本のファンはどう受け止めているんだ?
大人しく金を騙し取られて喜んでんのか?

総集編に金出すとか……テレビ版のディスク販売ならまだ理解できるんだが。

テレビで総集編やって、劇場版でも総集編やって……手抜きで儲ける方法の一つとして確立しているんだろ。

ディスクとはターゲットが違うんだよ。
ディスクはどうしても高価になるから、ディープなファンしか手を出さない。もう少しライトな、作品にちょっと興味があるような層をターゲットにするのが劇場版総集編。

テレビの総集編と劇場版の総集編は違うぞ。
どちらも新規〜途中参加ファンへのあらすじの説明という意図があるが、それに加わる別の意図が異なる。テレビアニメの場合はスケジュールや予算管理の問題による時間稼ぎ、劇場版は商業的な利益。
劇場版総集編は映画の興行収入に加えて関連商品と連動しての展開があるから、より商業的な意図が強い。

それにしたって、基本的にはテレビと同じストーリーだろ?
テレビ版を見ればいいじゃないか。「ガンダム」とか「エヴァ」とか「まどか」とか、なんでわざわざ見に行くの?

エヴァは続編や別構成だから総集編とは違うぞ。旧劇場版はテレビ版の続編になってるし、新劇場版は別の世界線だ。
「まどか」もストーリー的にはわりと違う。大同小異とは言い切れない。

総集編は提供する側は手軽に金儲け、ファンとしては信仰と回顧を求めて……だな。
それに総集編に関しては内容の修正や新規カットが加わるからクオリティも上がるし、作品の完成度も上がるからファンとしても見る価値はあるんだろう。

コストごとに分けているんだろ。
大体の所を知れればいいなら劇場版総集編、もし一般的なレベルでファンをやりたいならテレビ版全話、本格的なファンなら劇場版とテレビ版を見てディスクを買うと。

人気が出るのが遅かった作品、終わった後もしばらく人気が高い作品なんかは劇場版の需要はあるんじゃないかな。もちろん商業的にも価値はある。

ファンは作品をもう一回見たいし、作る側も制作コストを削減して儲けられるってことだろ。ウチの国では絶対に通用しないが。

日本のアニメって商業作品だから、商業的な側面から見ると分かり易いと思う。
総集編劇場版は作品人気の寿命を延ばせるんだよ。劇場版がファンのイベントになるし、話題性を維持できる。関連商品だってその流れで売れる。

原作が続いているとかでもない限り、アニメはテレビ放映が終わると消えてしまうからね。

もう一度見たい、作品を振り返りたいというような人向けに作られているとしても、需要としてはどうなんだろう?
「気になるならテレビ版を見ればいい」で終わっちゃわないのか?

上でも出ているが、ディスク買うほどじゃない程度の層、テレビ版を見逃したから気になるとか、もう1回だけ見たいとかいう層が金を出すんだろ。場合によっては新規ファンの開拓にもつながるし、劇場版やって採算が取れる程度の人気作品ならやらない理由は無い。

日本はレンタルビデオ店が普及しているからそっちで見れるんじゃないのか?
さすがにレンタルビデオ店の方が映画館よりは多いはずだから、映画見るよりはビデオ借りる方が楽だし、金もかからないと思うんだが。

テレビ版に比べて短い時間でまとめて見れるというのも良いのかね。
手軽に見れるから新規のファンの獲得にも有効な気がするし。

あまりアニメを見ない人に対して全話見ろと言うのは厳しいぞ。
全13話でも本編だけで4〜5時間はかかる。アニメに慣れていて時間に余裕のある人間基準で考えたら商売にならんよ。

劇場版総集編は中途半端なハマり方している人間に対しても有効だぞ。作品的に重要なキャラやストーリー展開、セリフを改めて見せてくれるんだから。

映画になることによって、別のメディアで集客できるからね。
テレビだけだった時に比べてさらに多くのファンを獲得できるようになるわけだ。

劇場版総集編は大人気になった作品が更に稼ぐ手段だ。
それに劇場版って当たれば集金力が段違いなんだよ。ウチの国もアニメは劇場版やれるレベルじゃないと儲からないというか、直接金が稼げるのは劇場版だけだろ?
日本はグッズやディスク販売もあるけど、劇場版の興収はやはり段違いなはずだ。

テレビの放映時間帯の関係もあるね。
深夜枠で細々と放映しているのと、全国の映画館で公開されるのは全く別の話になる。
ウチの国だとネットで見るのが普通だから、日本の劇場版総集編の需要に関しては分からなくてもしょうがない。俺も実感の伴わない知識としてしか分からないしな。

日本はウチの国と違って、見たい時にアニメが見れないし、ほとんどが深夜枠だから見るのがたいへんなんだよ。
総集編は広範囲の人間が見やすい条件と環境で提供するという意義もある。日本の商業モデルの一環として重要なものというわけだ。

今の時代のウチの国の環境で考えると理解できないと思うよ。
ネットが無くて、ディスクも高価、或いはそもそもディスクではなくビデオテープだった時代、しかも昔は通販なんかも発展していないから、金さえあれば注文できるというわけでもない。
そこに劇場版総集編が出現するんだからファンは喜ぶだろうし、人気の原動力にもなるレベルの存在価値も出る。

まぁウチの国はタダで好きな時に見れる環境だったと言っても、日本ほどきちんとしたのが見られるわけでもないし、完全なものが見れるわけでもなかったんだけどね。
今は日本の方がアニメ見るのは楽かもしれない。有料になるのもあるがネット配信では比較的安価で大量に作品が揃っているし、昔のマイナーな作品も見付けやすい。ああいう月額見放題のアニメチャンネル、海外向けにもやってくれないかな……翻訳とかも必要ないから……

放映する時間帯よりもチャンネルの方が日本のオタクにとって重要だ。日本にはオタクの地方格差という言葉もあるし、私達が日本人に恨まれる原因の一つでもある。
日本はネットの普及以前からアニメがオタク向けに存在したわけだが、一般の時間帯でも地方ごとに映るチャンネルが違うという問題があった。一線級の都市では見れるけど、地方都市では見れない。劇場版による作品展開はそういった部分もカバーしていた。

チャンネルの問題は厄介らしいね。
ウチの国であえて例えれば香港のチャンネルが入るかどうかみたいなもんじゃないかな?それが有るか無いかで見れるアニメの数に大きな差が出たし、幼いころのアニメの経験も段違いだ。

今とは違って、昔は劇場版の価値、総集編の価値が高かったということだろうね。テレビで見るしかない、見逃したらもう一度見れない、地方によっては放映されない。
そういう環境だと劇場版の存在は非常に大きかったはず。実際、「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」は劇場版から本格的な人気が爆発した。

ディスクの無い時代は再放送か劇場版しかなかったという話だからな。初代ガンダムも再放送と劇場版から本格的に人気が爆発したし、オタク向け劇場版アニメの原点の「宇宙戦艦ヤマト」も劇場版の成功が本格的な人気の始まり。

初代ガンダムは結構長い間、普通のルートで手に入るものでは劇場版しか作品全体をまとめて見れるものが無かったという時代が続いた。
日本も昔は社会的地位や価格的な面からビデオでアニメの全話を売るというのはかなり難しかったという話だから、劇場版総集編は貴重な情報源だったんじゃないかな。

初代ガンダムは全話収録のディスク販売は20周年の時にようやく出たんだよね。その話を知った時は驚いた覚えがあるよ。
それ以前も個人による家庭用ビデオの録画としてはあったらしいが。

ファン、オタクの参照する資料集みたいなもんでもあったというわけか。
そっちの需要ということなら私も理解できる!

劇場版総集編が廉価普及版みたいになっていたのかな。現代の状況からは考えられんなあ

存在意義は分かったが、さすがに今の時代は既にそういう需要は無いんじゃないの?ディスクだってあるわけだし。
それなのにいまだにテレビ版のストーリーをまとめた劇場版総集編が出て、商売として通用しているのはなぜなんだ?

最近は単純な総集編はもう作られなくなっているね。「まどか」も「エヴァ」もリメイク、或いは別の世界線的なストーリーになっている。
ゲームで言う別ルート、別エンドみたいな感じかな。だからテレビ版を見た人間も新しいストーリーを楽しめる。

あとは今の時代だからクオリティを高くすることの価値が高まっている面もあるね。それに加えて映画館の設備も向上しているから劇場でなければ得られない体験というのも付加している。
まぁその結果、日本国外にいるこっちは苦労するわけだが……



とまぁ、こんな感じで。
劇場版総集編が商売で行われているというのは分かっても、なぜその商売が成立するかということにはピンと来ない人も少なくないようでした。
この辺りに関しては作品だけでなく、社会的な環境による違いもありますから知識だけではカバーしきれない所もあるのでしょうね。

今回の話題とは関係ありませんが、中国オタク界隈でも最近は「昔はこんなに便利じゃなかった」「昔の自分はこんな感じで作品に熱意を注いだ」的な話題を見かけるようになってきているのが興味深いですね。
オタク的な環境がかなり速いペースで変化する中国でも、そろそろ世代ごとの体験談的なイメージのようなものが形成されるようになってきているのかもしれません。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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