ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国では作品の絵柄、キャラクターデザインなどが人気に及ぼす影響が日本よりもかなり大きいという話がありますが、その絵柄の好みに関して日本との違いが浮かび上がることもあります。
現在の中国オタク界隈においては基本的には癖の少ない美形キャラ、シャープな線の絵が好まれるといった傾向があるそうですが、中国でも世代ごとの好みの変遷というのがあるので「コレ」というのを断言するのはなかなかに難しいそうです。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「好きな絵柄の作品」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
皆の好きな絵柄を知りたい、作品の内容ではなく絵柄の好みについてを。
面白いと評判の作品が絵柄で受け入れられないという人も珍しくはないし、そういった好みについて気になってきてね。
ジョジョの絵柄みたいなもんか。
アレはアニメでソフトに見やすくなったから一気にファンが拡大した面もあるからな。
一般人は絵柄でまず「ジョジョの奇妙な冒険」を避けてしまうからな。
私はアニメで見てからジョジョの絵柄が自分に合うというのを知って原作を読んだ。ただ絵柄の変化まで余裕をもって受け止められたのはアニメのおかげかもしれない。
好みはと言われると「氷菓」かな。
ああいった京アニ系が落ち着く。
京アニ顔は受け入れやすい
あと京アニの体や足の描写はそこはかとなく欲望を刺激される。
絵柄だけでなら久保帯人。「BLEACH」の後半の絵は個人的に神がかっているレベル。絵だけでも価値がある。
久保帯人や岸本斉史はウチの国で好まれやすい絵柄という印象だな。
近頃見たアニメで言うなら「青春ブタ野郎」がとても好みだった。
古い人間としては、高橋留美子や椎名高志の絵柄が好き。ストーリーのセンスももちろん好きだけど。
私が若い頃の人気の絵柄は高田裕三だったような。
オタクという概念はまだ無かったが、子供向けじゃないマンガをよく読んでいるみたいな人間の間では好まれていた
適度に省力モードの時の冨樫義弘。冨樫のそれなりに手を入れた白黒絵は良いものだ。
最近の作品だと「チェンソーマン」が好み。
「チェンソーマン」の藤本タツキは最近好きな人多い感じだね。私も好みだ。
ただなんだかんだで武内崇のキャラデザの女の子が一番好きな自分がいる。
一目ぼれ的な衝撃を受けたのは竹岡美穂の挿絵。
「私に天使が舞い降りた!」の幼女キャラデザが好みでした、はい。
ロリキャラなら「ロウきゅーぶ!」とかで出会ったてぃんくるが自分のスタンダードになっている。
狗神煌の美少女が大好き。
「生徒会の一存」は内容も美少女キャラも好みでスバラシイ作品だったなあ……
浜田よしかづの太めの線だけど整った絵が好き。
でも絵柄以前に性癖で他人に薦めにくい所がある。
アニメでならピーエーワークスだな。
キャラの可愛さと適度なリアルさのバランスが良いと感じる。
ちょっと前の「Charlotte」くらいまでが一番好みに合っていたが、ピーエーワークスは自分の中で好みの絵柄から範囲から外れたことないな。
アニメ会社ならやはりufotableの綺麗な絵柄が良いな。
強調し過ぎなのやごちゃごちゃしたのは苦手。
自分の場合マンガは結構好みが分かれるけど、アニメの場合はあまりヘビーな絵柄にならなければ大丈夫かな。動きや音楽の演出込みで見れるから。
トリガー社のアニメはヘンな絵で嫌いという人もいるけど、私は許容範囲内。
アメコミまでいくと厳しいのも出てくるといった所かな。
錦織敦史の監督作品やキャラデザだとウチの国では安定して評価される印象もあるな。
自分はアメコミのパンパンになった筋肉と濃いラインが大好きなんだが、中国国内ではわりと独特な好みだと感じている。
井上雄彦はどんどん絵が凄くなる。
どんどん作品も出なくなる。
こじらせると二次元ハンコ絵がダメになってくる。そして湯浅政明作品とかが好みになってくるのだ。
私の場合、シャープでちょっと角ばった所もあるのが好みなんだと思う。
最近の作品で言うなら「SPY×FAMILY」とかだろうか。
中国ではシャープな絵が好まれる傾向を感じるが、例外的なモノとしては「遊戯王」があるんじゃないかと。
背景の書き込みも含めて弐瓶勉が好き。
一般ウケはよく分からんが、マンガ読みの間での人気は高いかと。
わりと雑食だけど、好みは整った方の絵、情報量の多い絵なのだと自己分析。あえて名前を挙げるなら森薫先生の絵柄が大好き。
ウチの国では情報量が多くても、動きを強調して歪んでくる、独特な形になるのは好まれ難い気がする。
この辺は日本との違いじゃないかな。線に関しても整理された、綺麗な線は良いけど勢い重視で混乱しているように見える線は受け入れ難いという感じで。
作家で言うなら織田nonの絵柄が大好きです。
そっち方面なら袁藤沖人かな。
袁藤沖人は良いな。複雑でたくさんの線があるのに全体像としては非常に整っている。
エロ方面アリなのも含めるならTonyは圧倒的に強いよね。あれはウチの国の好みのスタンダードの一つなんじゃなかろうか。
そういうことなら私は深崎暮人が好き。
個人的には樋上いたる絵が大好きなんだが、嫌いだという人ばかりでつらい。
樋上いたるの絵に関しては、時代と社会の違いを感じるわ。
CLANNADのアニメからKeyの作品を遡っていくとぶつかる壁とも言える。
絵だけでというなら大暮維人が一番良いと思う。物語シリーズは原作付きというのが理想的。
このスレのテーマで考えてみた結果出てきたのは矢吹健太朗先生です。
綺麗でエロい、それでいて爽やかな部分が残っているのがスゴイ。
とりあえず顔がキレイ、美形であれば大体はいける。個人的に気になるのは彩色の良し悪し、清潔感だな。
清潔感は私も重視している。そういう流れからも京アニ作品の絵柄は自分の理想の絵柄に近い作品が多いな。
私は絵柄については動きやバトル描写も大きく影響している。冨樫はキャラだけでなく動きの見せ方も良いから大好きなんだよね。
分かる。俺の場合、そういう感じで好みについて考えて候補を絞っていくと、結局は鳥山明が残るんだよな。
とまぁ、こんな感じで。
一般寄りな人から濃い方の人まで、イロイロと好みの絵柄に関する話が出ていました。
ちなみにこの件について教えてくれた方の話によると、中国ではマンガに関しては読んでいる絶対量が少ないので癖のある絵柄は得意ではない人も多くて、いわゆる「魂のこもった歪んだ絵」に関してもちょっと厳しい反応が出てしまうことも少なくないのだとか。
そしてアニメ化の際に「独特な部分が減って一般向けになる」ので人気になるような作品もそれなりにあるとのことです。
こういった絵柄の好みの形成や慣れの問題については現地で人気になった作品の影響というのもあるでしょうし、時間のある時にでも背景を遡って調べてみたいですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国では作品の絵柄、キャラクターデザインなどが人気に及ぼす影響が日本よりもかなり大きいという話がありますが、その絵柄の好みに関して日本との違いが浮かび上がることもあります。
現在の中国オタク界隈においては基本的には癖の少ない美形キャラ、シャープな線の絵が好まれるといった傾向があるそうですが、中国でも世代ごとの好みの変遷というのがあるので「コレ」というのを断言するのはなかなかに難しいそうです。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「好きな絵柄の作品」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
皆の好きな絵柄を知りたい、作品の内容ではなく絵柄の好みについてを。
面白いと評判の作品が絵柄で受け入れられないという人も珍しくはないし、そういった好みについて気になってきてね。
ジョジョの絵柄みたいなもんか。
アレはアニメでソフトに見やすくなったから一気にファンが拡大した面もあるからな。
一般人は絵柄でまず「ジョジョの奇妙な冒険」を避けてしまうからな。
私はアニメで見てからジョジョの絵柄が自分に合うというのを知って原作を読んだ。ただ絵柄の変化まで余裕をもって受け止められたのはアニメのおかげかもしれない。
好みはと言われると「氷菓」かな。
ああいった京アニ系が落ち着く。
京アニ顔は受け入れやすい
あと京アニの体や足の描写はそこはかとなく欲望を刺激される。
絵柄だけでなら久保帯人。「BLEACH」の後半の絵は個人的に神がかっているレベル。絵だけでも価値がある。
久保帯人や岸本斉史はウチの国で好まれやすい絵柄という印象だな。
近頃見たアニメで言うなら「青春ブタ野郎」がとても好みだった。
古い人間としては、高橋留美子や椎名高志の絵柄が好き。ストーリーのセンスももちろん好きだけど。
私が若い頃の人気の絵柄は高田裕三だったような。
オタクという概念はまだ無かったが、子供向けじゃないマンガをよく読んでいるみたいな人間の間では好まれていた
適度に省力モードの時の冨樫義弘。冨樫のそれなりに手を入れた白黒絵は良いものだ。
最近の作品だと「チェンソーマン」が好み。
「チェンソーマン」の藤本タツキは最近好きな人多い感じだね。私も好みだ。
ただなんだかんだで武内崇のキャラデザの女の子が一番好きな自分がいる。
一目ぼれ的な衝撃を受けたのは竹岡美穂の挿絵。
「私に天使が舞い降りた!」の幼女キャラデザが好みでした、はい。
ロリキャラなら「ロウきゅーぶ!」とかで出会ったてぃんくるが自分のスタンダードになっている。
狗神煌の美少女が大好き。
「生徒会の一存」は内容も美少女キャラも好みでスバラシイ作品だったなあ……
浜田よしかづの太めの線だけど整った絵が好き。
でも絵柄以前に性癖で他人に薦めにくい所がある。
アニメでならピーエーワークスだな。
キャラの可愛さと適度なリアルさのバランスが良いと感じる。
ちょっと前の「Charlotte」くらいまでが一番好みに合っていたが、ピーエーワークスは自分の中で好みの絵柄から範囲から外れたことないな。
アニメ会社ならやはりufotableの綺麗な絵柄が良いな。
強調し過ぎなのやごちゃごちゃしたのは苦手。
自分の場合マンガは結構好みが分かれるけど、アニメの場合はあまりヘビーな絵柄にならなければ大丈夫かな。動きや音楽の演出込みで見れるから。
トリガー社のアニメはヘンな絵で嫌いという人もいるけど、私は許容範囲内。
アメコミまでいくと厳しいのも出てくるといった所かな。
錦織敦史の監督作品やキャラデザだとウチの国では安定して評価される印象もあるな。
自分はアメコミのパンパンになった筋肉と濃いラインが大好きなんだが、中国国内ではわりと独特な好みだと感じている。
井上雄彦はどんどん絵が凄くなる。
どんどん作品も出なくなる。
こじらせると二次元ハンコ絵がダメになってくる。そして湯浅政明作品とかが好みになってくるのだ。
私の場合、シャープでちょっと角ばった所もあるのが好みなんだと思う。
最近の作品で言うなら「SPY×FAMILY」とかだろうか。
中国ではシャープな絵が好まれる傾向を感じるが、例外的なモノとしては「遊戯王」があるんじゃないかと。
背景の書き込みも含めて弐瓶勉が好き。
一般ウケはよく分からんが、マンガ読みの間での人気は高いかと。
わりと雑食だけど、好みは整った方の絵、情報量の多い絵なのだと自己分析。あえて名前を挙げるなら森薫先生の絵柄が大好き。
ウチの国では情報量が多くても、動きを強調して歪んでくる、独特な形になるのは好まれ難い気がする。
この辺は日本との違いじゃないかな。線に関しても整理された、綺麗な線は良いけど勢い重視で混乱しているように見える線は受け入れ難いという感じで。
作家で言うなら織田nonの絵柄が大好きです。
そっち方面なら袁藤沖人かな。
袁藤沖人は良いな。複雑でたくさんの線があるのに全体像としては非常に整っている。
エロ方面アリなのも含めるならTonyは圧倒的に強いよね。あれはウチの国の好みのスタンダードの一つなんじゃなかろうか。
そういうことなら私は深崎暮人が好き。
個人的には樋上いたる絵が大好きなんだが、嫌いだという人ばかりでつらい。
樋上いたるの絵に関しては、時代と社会の違いを感じるわ。
CLANNADのアニメからKeyの作品を遡っていくとぶつかる壁とも言える。
絵だけでというなら大暮維人が一番良いと思う。物語シリーズは原作付きというのが理想的。
このスレのテーマで考えてみた結果出てきたのは矢吹健太朗先生です。
綺麗でエロい、それでいて爽やかな部分が残っているのがスゴイ。
とりあえず顔がキレイ、美形であれば大体はいける。個人的に気になるのは彩色の良し悪し、清潔感だな。
清潔感は私も重視している。そういう流れからも京アニ作品の絵柄は自分の理想の絵柄に近い作品が多いな。
私は絵柄については動きやバトル描写も大きく影響している。冨樫はキャラだけでなく動きの見せ方も良いから大好きなんだよね。
分かる。俺の場合、そういう感じで好みについて考えて候補を絞っていくと、結局は鳥山明が残るんだよな。
とまぁ、こんな感じで。
一般寄りな人から濃い方の人まで、イロイロと好みの絵柄に関する話が出ていました。
ちなみにこの件について教えてくれた方の話によると、中国ではマンガに関しては読んでいる絶対量が少ないので癖のある絵柄は得意ではない人も多くて、いわゆる「魂のこもった歪んだ絵」に関してもちょっと厳しい反応が出てしまうことも少なくないのだとか。
そしてアニメ化の際に「独特な部分が減って一般向けになる」ので人気になるような作品もそれなりにあるとのことです。
こういった絵柄の好みの形成や慣れの問題については現地で人気になった作品の影響というのもあるでしょうし、時間のある時にでも背景を遡って調べてみたいですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。