「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2020年04月

中国オタク「満足できるものでは無かったとしか言えない」中国版FGO 徳川廻天迷宮大奥への反応

ありがたいことに
「FGOの大奥イベントの中国での反応は?」
という質問を複数いただていておりますし、関連するネタのタレコミもいただいているので今回はそれについてを。

「徳川廻天迷宮大奥」
は中国版では4/16から開始となっているそうです。
中国版告知ページ(中国語)

しかし今回は舞台が江戸時代の大奥でストーリーの重要人物や各種要素も徳川関連ということから一般的な中国人にとってはほとんど馴染みが無いので苦戦する人が多発しているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「徳川廻天迷宮大奥」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレが混じっていますので一応お気を付けください)


みんな大奥イベントのストーリーってどうだった?
かなりズタボロな評価を聞くが……

大体はイベントとしてはそれほど悪くないがストーリーは微妙って評価じゃないか?

そもそも、みんな大奥のストーリーよりもカーマについて語っているからなあ

今までで最も理解できないシナリオだった。イベント配布やバランスは良心的だけどストーリーは本当にヒドイ。
本格的に面白くなる前の第一部、相当貶された1.5部のアガルタ以下だわ。

終わった後に特に嫌な記憶が残ってないからさすがにアガルタ以下というのは無い気もする。最後の超展開を理解できたわけではないから褒められたもんではないけど。

感想をまとめようと思ったが、開幕殺生院の衝撃と、随所に出てくる所長、カーマの顔芸しか思い出せない……

シナリオ終わった後の記憶に残っているのがカーマ泣かせた絵だけという人は少なくないはず。俺もそうだ。

いきなりカルデア全滅というのが受け入れられない人もいたな。各部屋の素材がサーヴァントというのも。

私がそれだった。始めるまでかなり抵抗あったし気分悪かった。

日本版での実装時点でシナリオの内容は判明していたんだが、文句の量からして中国語版が出てからの情報拡散で初めて知った人も多かったみたいだね。

当たり前だ。BBをはじめ強力で曲者なサーヴァントがいるのにそんなことになるというのが納得できない。シナリオの都合に合わせた強引な逆補正過ぎる

やってみるとそんなに衝撃があるわけででも無いんだけどね
カーマもインド級でビースト補正持ちだし、壊滅になるのも無理はないなと。そもそも味方側に殺生院が出張る時点でヤバイから……

前評判と比べて微妙過ぎた
これまでシナリオ飛ばしたのって復刻シナリオの時しかなかったんだが、今回は付き合ってられなくてスキップ連発。最終局面でさえ飛ばした。
シナリオは意味不明な所が多いし迷宮攻略もめんどくさいしで。

ストーリーに関して満足できるものでは無かったとしか言えない
私は徳川ネタに全然詳しくないからなのか、カーマ以外に面白い所が無かったよ。

ゴミみたいなシナリオだったわ
CCCはさすがきのこだったという感想以外無い

強引な展開を重ね過ぎて目が滑ったよ……春日局がカーマを倒せるとかこじつけにもほどがある。
終盤になって大失速というか行方不明というか。シナリオ書いた人間の頭を疑いたくなる概念大戦争。

最初の方は良いんだが、終盤のボス戦とか真面目に考えたら負けな部分が多過ぎ。最初の雰囲気はかなり期待できるものだっただけに、終盤のズッコケ具合との落差が激しくて……

中盤辺りまでは普通かちょっと上くらいはあった。迷宮はめんどくさいけど。
最後の理屈やらなにやら全く無視のカーマ宇宙理論は何が目的だったんだろうな。そもそも、今回の担当ライターはあんなのでユーザーを納得させられると考えていたのか?FGOのライターって一定の実績があるプロじゃなかったのか?

うーむ、徳川属性で倒すってのが分からないと、ローマ属性で倒すってのが認められなくなったりするのかね。
徳川ベースで構築された特異点という背景が今回のビーストの突破口で、それを使ってカーマを叩き落すという流れになったんだが

そこは徳川という血統や統治機構に関して、こっちの理解や感情移入が足りないってのもあるんじゃないかね。
言っちゃなんだが、なぜ徳川ごときがあのカーマを倒せるのかという感情が先に来るような所もある。

でも概念「徳川」とか、徳川化してしまうとか言われたら作ってる連中の正気を疑うだろ?

用語の理解を脳が拒むような所はあるが、基本的には型月ロジックなのよね。
概念だから有効、概念上で同じならば強さや規模は関係ないとなる。

前半は良いんだが、後半はロジック放り投げで理解できないまま終わった。やってみると皆が「カーマの泣き顔しか印象に残っていない」というのが実感できる。

Fateは属性持っていると対属性の攻撃が効く、特効による弱点にもなる世界観だから、最後の概念獲得と押し付けで攻めていく所なんかはとてもfate的なバトルだが、如何せん属性の元ネタに馴染みが無いからな
第二部のストーリーでも属性押し付けは重要なキーになってはいるんだけど……

まぁCCCと比べると厳しいが、あれはFGOの中でも最上位かつ実質過去作の続編で人気キャラ投入しての劇場版だとか言われるレベルだからな。

同意。なんだかんだで普通に楽しめるレベル。
あと日本の評価は日本人レベルの歴史ネタ知識前提だから参考にならないからこっちの議論に持ち込んでも意味はない。

日本は実装当時システムの問題でロード時間長過ぎてプレイ難度激増とかになっていたのにそれなりに良い評価だったから、わりと期待していたんだけどね。

大奥はFGOのイベントの中では手間がかかり過ぎるシステムだったから、ストーリー評価に関しては迷宮探索の疲労によるマイナス評価もありそうだ。

迷宮のアイデア自体は面白かったんだけどね。飽きる疲れる構成なのが残念。

徳川家ネタが分かれば楽しめるんだろうけど、俺達外国人にとっては無理……!
テキストも迷宮もポチポチがめんどくさいからゲーム内ではなく現実の体力と精神力が削れる。CGも良かった。イベントの礼装は強いし配布も悪くない。でもめんどくさい。疲れる。ゲームを遊ぶ体験としてはダメだった。

このイベントは日本向けに特化したイベントだというのは分かった。
たくさんいる徳川の将軍だとか、服装だとか家紋だとか花札だとかをきちんと知っている、或いは調べてネタと結びつけられるような基礎知識を備えているような人間は日本国外にほとんどいないだろ。

春日局や柳生、あと今回キャラだけ出た松平信綱は日本の大河ドラマ、時代劇だと説明なしで分かるレベルの頻出キャラらしいからな

松平信綱はそこまででも無いが、春日局は徳川関係だと説明不要レベルなのは間違いない。NHK大河ドラマの主役にもなっている。
あと歴代将軍ネタとかも、日本人でfateやるくらいの歴史ネタ好きなら普通に分かる、少なくとも抵抗はないレベルらしい……

俺は大奥が何か、どんな役割なのかも知らなかった。後宮みたいなもんだと思っていたがゲームの印象からは明らかに違う何かっぽい。

そもそも印籠って何?というレベルだからな。
印籠に将軍の魂が入っているのは日本人なら納得できる、むしろ印籠以外に無いレベルなんだと。家紋付きのその家の象徴的な扱いになるから。

キャラ自体は良かった。柳生の活躍も松平伊豆守もカッコ良かった、特に伊豆守みたいなムーブは無茶苦茶好み。あと春日局とカーマのキャラも面白かった。
ストーリーが分からん、納得できない人がいるのは題材的にもうしょうがないね!

日本の歴史ネタが好きで日頃からその手の日本の作品を見ていた自分にとっては楽しかった。でも周りに面白い所を説明するのは難しい。元ネタや歴史的背景から説明する必要があるし。
大奥が舞台ということで、ウチの国の後宮を舞台にした宮闘劇のドラマのイメージでいた人もいたらしいが、システムも統治者への影響の流れも違うし、創作での扱い方も異なるんだよね……

今回のイベントの歴史ネタについて中国のユーザーは基本的に理解できない。
それに加えて霊魂とかの概念やその扱いについても文化の違いをかなり感じる。印籠の回想部分とか私は本気で理解できなかった。
あとはキャラの持ち上げ方も厳しい。春日局はカワイイお母さん感あったけど、カワイイだけでビーストが誕生するような一大事に介入できるような格のある存在ではないし、解決の鍵になるのも受け入れられなかった。

日本の歴史が局地的と言ったらそれまでだが、日本の歴史において春日局はかなり凄い人物だよ?徳川の統治体制、大奥システムの構築における超重要人物だから。
恐らく日本人はあの桜の混じった性格のキャラに史実のギャップ萌えを感じているはず。

日本の近代の歴史、徳川幕府の時代に詳しければ楽しめるんだろうけど、それが無いとフワフワした理解不能な話になってしまうのがね。
1.5部の英霊剣豪の時も面白さや日本人の評価基準がよく分からなくなったが、大奥で更によく分からんものが飛んでくるとは思いもしなかった。

そもそも、タイトルからしてよく分からん。川回天迷宮大奥の「回天」って何?

回天っていうと日本軍の自殺兵器、人間魚雷のことだな!
というのはさておき、基本的には天が回転するという意味だろう

回天は日本語の発音が「回転」に通じるから、迷宮がずっと回っていてどうにもならないという意味なのではないかと。

あれ中国語だと「川回天迷宫大奥」になっているけど、日本版では「徳川廻天迷宮大奥」で「廻」が使われているんだよ。ここの「廻」には回旋の他にも輪「廻」の意味も込められているだろうから単純に回るだけでは無い。
漢字としては「回」にするのも間違いでは無いんだけど、原題であえて「廻」を使った部分は抜け落ちているというか非常に伝わり難くなってしまった。誤訳ではないが不誠実な訳だね。

なるほど。
「回天」という言葉自体は挽回が極めて困難な局面を一変させるとか、一変させる強力な力や権力の比喩だし、私もどういう意図で使われたのかがよく分からなかった。そういうことだったのか。

でもまぁ、ストーリーがアレだあるけどイベントとしてはそれほど悪くはないんだよね……CCCを期待してしまった人はお気の毒だけど。

イベントの配布とかRPGやってるような雰囲気は良かった。ストーリーに関しては、うーん……殺生院キアラの株が上がって、カーマの印象が強くなるイベントだったような気もする。

そして結局みんなの記憶に残っているのはカーマの泣き顔だけと。



とまぁ、こんな感じで。
中国のFGOユーザーにとってはイロイロな意味で苦戦するシナリオだった模様です。

上のやり取りにもありますが、徳川関係のネタが分からないので感情移入できない、徳川関係者の重要さや凄さが分からないので困惑している人も多いようで、そのまま最後の局面でも置いてけぼりになりカーマの泣き顔ばかりが印象に残っている、クリア後の話題もほぼカーマ関係に集中といったことになっているとかなんとか。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方曰く

「徳川家康は戦国時代ネタと合わせて知っていましたが、江戸幕府の時代は知らないのでシナリオを理解するのが難しかったです」

「大奥イベントではFGOが日本国外に売ることを考えずに好きなことをやっている作品だというのを理解させられました。これが良いか悪いかの判断は避けますがスゴイとは思いました……」


とのことでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国で女性人気の高いfateの男性サーヴァントは誰だろう?FGOで勢力が結構変化していると思うんだが」

新型コロナの諸々の影響でFGOのイベントも延期となり仕方がないかと思いつつもガッカリしていた所に2000万DL記念恒常星5配布が来てテンションが戻るのは、我ながら現金なものですね。

そんなFGO関係でありがたいことに
「中国で女性人気の高い男性サーヴァントはどんな感じなのか?」
という質問をいただいておりましたが、先日この質問に合ったネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃の女性人気の高い男性サーヴァントは?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今ウチの国で女性人気の高いfateの男性サーヴァントは誰だろう?FGOで勢力が結構変化していると思うんだが。

今でもギルガメッシュは大人気だけど、他がかなり上がってきた印象もあるね。
ちなみに私はエルキドゥも好き

巌窟王、カルナも人気が高い。

とりあえずギルと巌窟王は女性人気高いサーヴァントだということに文句は出ないだろう。あとサーヴァントじゃないけどロマニとか?

それに加えてカルナも。
あいつは男性人気も結構あるが女性人気が更に高いぞ。

人気の方向性に議論の余地はあるが、サーヴァントだけでなくぐだ子の人気も高いような……

基本的には男性サーヴァントはカッコイイキャラ、女性サーヴァントはカワイイキャラの人気が高いし日本のような極端な所は出ない気がする。

オジマンディアス、天草や以蔵もそこそこ人気が高いはず。

そらもう始皇帝。
他の人の話を聞いても好きなサーヴァントを複数あげていくようなときにはほぼ出てくる。

なんとなくだけど、キャスタークラスはウチの国で人気の高いサーヴァントが多いと思っている。

マーリンはキャラデザもゲーム内の能力も強過ぎる

プロトアーサー。
あれは男女どちらからも評価が高い。

鉄板というなら、やはりギルガメッシュ、カルナ、オジマンディアスの「黄金三靶」だよね。

真っ先に来るタイプではないが、ホームズも根強い人気キャラだよ。

ギルに関しては賢王を推す人もいるし、エルキドゥとのカップリング推しもあるから昔より複雑な支持層になっている。
ちなみに自分はクー・フーリンオルタ、ガウェイン、カルナとかも好き。

クー・フーリンは現行の四種どれにもファンはいるけど、オルタで特に女性人気が高まったね。ギャップ萌え?
それと女性キャラだとアナスタシアや紅閻魔とかは女性人気高いよね

女性サーヴァントの女性人気だとマシュに武蔵やメルトリリス、イシュタルやエレシュキガルとかだろうか?
あと近頃はカーマの人気が高いというか、桜系の人気が上昇中な気がする。

カルナの人気が目立って高いけど、アルジュナも強い。

同意。
私はインド組が性癖に直撃してしまって……

自分の好みを考えてみたが、カルナ、アルジュナ、巌窟王、天草、以蔵と定番所になった。

円卓の騎士が好きだから円卓メンバーはみんな好き。
型月的には外れるかもしれないが、魔改造が少ないガウェインとか特に良いと思ってる。

自分は円卓だとベディヴィエール
あとはホームズだね。ただホームズに関してはFGOよりも、元ネタというか原作好き補正も加わってのものかな。

FGOからの影響というなら龍馬も割と存在感あるね。お竜セットや以蔵セットでの推しも多い

男性サーヴァントの人気は千差万別だが、関連グッズを見ていると強いのはギルガメッシュとカルナだね。

同感。その二人は高くなるし、欲しいのが買えるとは限らないレベル。

コミュニティや関連商品の需要とかも合わせて見ていくと、頭一つ抜けているのはやはりギルガメッシュでその次がカルナ、あとは定番の人気キャラ、巌窟王やマーリンやプロトアーサーなんかが上の方になるのでは。

サーヴァント枠以外だとロマニ、あと近頃は隊長の人気が急上昇しているね。
(訳注:中国の方ではキリシュタリアは「A隊」の「隊長」ということで、あだ名は「隊長」で固まっているそうです)

人気に関してちょっと分からないのが燕青だな。人気が無いわけじゃないんだが、ずば抜けたものは無い。
始皇帝のように分かりやすい人気が表に出ているわけでもない。

好きな人は間違いなくいるんだけどね。
ただ燕青は始皇帝、蘭陵王に比べるとやや目立たないかもしれない

そう言えば、長恭にひかれてFGOはじめた知り合いがいるわ。

自分や知り合いの推しを考えても、女性人気は結構ばらけている印象がある
既に出ているギル、巌窟王、カルナは別格として、思い出せるだけでもマーリン、プロトアーサー、エミヤ、トリスタン、シグルド、ジークフリート、クー・フーリン各種と推しの範囲が一定しない。

女性ファンは日本の創作の影響が大きく出るし、日本との違いがそこまで大きくない印象もあるね。

日本との違いが比較的大きいと感じるのはサリエリかな?あれは日本でのみ大人気なのでは。
こっちでも好きな人はいるけどね。

音楽家組推しはそれなりに濃いのがいるよ。
人気あってここまでで出ていないのだとモリアーティ、アーラシュ、アンデルセン、円卓推しとかだろうか?どっちにしろ、どの男性サーヴァントにもファンはいる。李書文とか女性人気微妙に思えるのにも古参の女性ファンがいたりするし、探せば女性ファンは見つかる。

基本的にはキャラデザが良くて、ゲーム内の言動がカッコイイのが好まれる。
そしてゲーム内の影響が大きいのはマーリン、ホームズ、オジマンディアス、始皇帝といった辺りのサーヴァントじゃないかな。

でも自分の場合はあまり露出度が高過ぎるとか、ヘンなバランスのキャラだと厳しいかな……設定や声優が良くても、優先順位は下になってしまいがち。

大体はカッコ良くて強いサーヴァントが好まれるよね。
人気に影響する要素を細かく挙げていくとカードのイラスト、ストーリーでの活躍、声優、設定とかがあるけど、これも組合わせ次第だからね……



とまぁ、こんな感じで。
比較的名前の挙がる頻度の高い所をピックアップしましたが、上のやり取りにもある通りどのサーヴァントにも探せばファンはいるといった状況のようです。

ちなみに中国でも今回の星5配布は話題になっているそうで、誰を取るか取ればいいかという気の早過ぎる話も飛び交っているとかなんとか。

しかし中国でこの配布が行われるとしてもまだ先の話になるはずなので、現在の中国国内版に直接の影響は無いだろうと思いきや、この件に関するネタを教えてくれた方曰く
「中国では現在大奥イベントで、その次は事件簿コラボですから孔明ピックアップが来ます。これは中国のガチャの回転数に影響出ちゃいますね!」
とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「見た目『だけ』で好きになった一目ぼれしたサーヴァントについて。Fateならなんでも可」

中国オタク「日本の二次元作品は『告白』を非常に重大なモノとして扱っているように思うけど、なぜだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本のアニメやマンガ、ゲームにおける定番ネタに関する考察で盛り上がったりすることが少なくないそうですが、そんな話題の一つとして恋愛モノにおける
「告白」
の扱いに関するやり取りが行われていたそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の二次元作品で非常に重要なイベントになっている『告白』」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元作品は「告白」を非常に重大なモノとして扱っているように思うけど、なぜだろうか?
確かに重要なイベントだとは思うけど多くの作品であんなに重視されるのはちょっと不思議。

重要なイベント、ある種の儀式的なものですらあるよね。

話を作る上で使い勝手の良いイベント、節目なんだろうなというのは分かる

儀式的なイベントは大事だよ。
そこで関係が確定される。特に物語の中ではそれ以降の様々なものがその関係をベースに進んでいくのだから。

確かに日本の二次元は告白をとても重視しているが、それはうまく活用しているということでもあるかと。
告白しないでも二人が一緒になるというのも無いわけじゃないけど、ストーリー的にはなかなか盛り上がらない。告白を通して二人の心理状態が表にハッキリと出てくるのは便利だ。

でも日本の作品だと告白からの話ではなく、告白で終わりにならない?
そこからの話の展開がしっかりしている作品はあまり記憶にない。

男性向けがメインの印象だけど、告白に至るまでが重要で残りは惰性みたいな印象が。

一応、「かぐや様」みたいに告白して関係を確定させてからも話が続いているタイプもある。

昔も「彼氏彼女の事情」なんかは告白後的なモノもかなり描いていたな。
アニメだとそこまではいかないけど、原作はかなり踏み込む……踏み込むんだけど作者の力量が足りなかった感が。

日本の二次元では日常を通じて関係が形成されていくような展開はあんまり無い気がする。告白という節目に向かって収束させる。

二次元作品だと、告白によって関係を確定させる演出が無いと逆にどうするんだという話になってしまうからなあ

告白で関係を確定させるのが作品にとって必ずしも良いとは言えない。
付かず離れずの曖昧なドキドキ感、告白するか迷う段階が面白いし描きやすいというのは間違いなくある。

俺達も推しヒロインを巡る党争で熱くなるしね……

ウチの国の作品でも告白はそれなりに重要な扱いではあるだろう。

欧米と比べて、東アジア圏では告白が恋愛関係において重要なものとなっているのは確かだろうね。こっちだと自然に形成される恋愛感情はあるが、恋愛関係には告白というステップが必要だという認識は強いと思う。
そして日本の二次元ではそれがあまりにも重要で避けて通れないイベントという扱いになっているという感じだろうか。

日本は告白が乗り越えるべき、試されるイベントなんだが、ウチの国では勝ち確定からの祝福イベントみたいな扱いはあるかも?

自分の場合は凱歌をあげるような認識があるかも。
日本のような不確定要素は含まれない。

ドラマとかの日系コンテンツを見ると、そこまで告白に拘っているわけじゃないし二次元特有の部分もありそうだ。

二次元系の作品では告白が見ている側に対するアピールという意味もある。告白が入ると作品が完結に向かっていく、或いは次の段階に進むという読者や視聴者へのメッセージになる。

物語の構造、商業的な戦略で告白を中心に構築するのが勝ち残り、そのままテンプレが築かれたとかじゃないかな。
日本の恋愛系作品では告白を使わないなら、かなり考えて話やキャラを作らないと厳しいはずだ。

上でも言われているけど、告白は男女二人の心理描写が作品の中で相互に通達されるもの、理解されるものだからね。
関係の確定と共に、話のステージが変わる。だからここで実質終わりになるような作品も増えるのだろう。あとは「めだたしめでたし」「二人はその後幸せに暮らしました」というのだけが求められると。

そこから後の話になると、また離れてくっ付いたとか、二人の矛盾が爆発だとか、あの時とは別の気持ちになったとかじゃないと起伏のある話にならんからな。
告白前からのファンが求めるものとはズレる。

ラブコメが見たい人と、恋愛ドロドロやよろめき系が見たい人が重なっているわけではないからね……告白中心になる作品はラブコメ系や甘い恋愛モノを見たい人向けのジャンルとも言えそう。

日本の二次元は主に学校生活を舞台にした、学生キャラのストーリーというのも大きいんじゃないか?
告白以上の段階を描けないし、描かないでも良い。

そうそう。日本のアニメやマンガの恋愛系作品が学生、特に高校以下の学生の期間をメインにしているというのも影響しているだろう。
あの年代の恋愛では、告白が重要なポイントになる。

同意。
学生時代に恋愛をしていれば告白という段階を踏むことの意義は分かるよな。

そんなことを俺達に言われても……困る。
いや学生のキャラ同士の関係だから、告白が重要イベントになるという理屈は分かるが。

プロポーズともまたちょっと違うのよね。

つまり、全年齢向けだと告白で終わらせるのが妥当ということだな!

日本の作品の告白の扱いは、欧米の作品のベッドインみたいなもんだというネタもあるが、そういうもんでもないよな……

ダラダラと関係が続くとか、いつの間にかくっ付いたとかになる話とか、くっ付いている状態から始まる話ってアニメだと少ないんだよね。
青年向けや女性向けを探せばあるけど、少女マンガでも告白が重視されているから日本の二次元においては基本的に告白がとても重視されているという認識で良いと思う。

なんでかんでも告白が重要イベントとして組み込まれているのは、日本の学生生活を描写する上でのテンプレが構築されているからというのはありそう。
ラブコメ作品に関しては、キャラはともかく舞台背景に関してあまり特異なものは求められないだろうからな。

上で出ている「かぐや様」も、キャラの動き方は特殊だけど基本のストーリーラインは定番イベントの組み合わせだからね。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向に話が飛びながらの考察が行われていました。

ちなみに本題とは関係ありませんが、今回の記事を書いていて私が中国の現地校に通っていた頃にクラスメートに日本のゲームの攻略法を聞かれて手持ちの日本のゲーム雑誌の攻略記事の翻訳などをしていた時のことを思いました。

当時攻略を教えた作品の一つに「ラングリッサー3」があったのですが、その攻略方法を見たクラスメートが
「告白の成功がエンディングに必須なのか……」
と妙に衝撃を受けていたのを思い出しました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『桜』という名前の二次元キャラで思い付くのは誰?今の桜の勢力を知りたい」

在宅状態が続いていますがなんだかんだでGW前ということでちょっと身の回りがゴタゴタしております。そんな中ですが、ありがたいことに手頃なネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

よくある(気がする)キャラクターの名前から思い浮かべるキャラで世代や歳が分かるというネタがありますが、中国オタク界隈でも時折そんな話で盛り上がることもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「桜という名前で思い付くキャラは?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


桜のニュースを見て思い付いたんだが「桜」という名前の二次元キャラで思い付くのは誰?今の桜キャラの勢力を知りたい。

今も昔も木之本桜じゃないか?

私も真っ先に思い浮かぶのは「CCさくら」でその次が「NARUTO」かな。

自分はFateが先に来るが、間桐桜は勢力トップにはならんだろうな……

私もいつの間にかFateの桜が思い浮かぶようになっているのに気が付いた。
その後はCCさくら、NARUTOの順。

「小桜」という名前での表記なら「CCさくら」の木之本桜になるんじゃないかな
各話サブタイトル(訳注:中国語の)が基本的に「小桜」で始まるから、見ているとかなり印象に残る。

日本語で「さくら」呼びのキャラに関してはCCさくらに限らず「小桜」呼びで訳されることは多いんだけどね。

ウチの国のオタクの間では小桜とsakuraが使い分けられているような?

同感だ。小桜だとほぼ木之本桜、sakuraだと人によってかなり違う。

私は現在の中国語タイトル「魔卡少女樱」ではなく、昔の「百変小樱」で見ていた世代なので「小」がつくとCCさくらかなあ。

日本語だとさくら、サクラ、桜と代表的なのが3つあるのもヤヤコシイ。それぞれ語感も違うから。

NARUTOのサクラを真っ先に挙げるのは今の時代だと厳しいかなあ
話の展開でもヒロインレースでも脱落したし、他の有名所に比べるとイメージの面でも……

今だとNARUTOは結構落ちてきているのか。
そしてまた復活して強い存在感を放つCCさくら。

さすがは初代萌王!
(訳注:木之本桜は日本のアニメ板最萌トーナメントの第一回優勝者ということで、中国オタク界隈では初代萌王の異名で呼ばれることもあります)

一応、私のように大神さくらちゃんを思い出す人間もいるんですよ?

新作も動いているのに真っ先に出て来ることのないサクラ大戦

俺がサターンで遊んでいた頃は桜と言えば真宮寺さくらだったんだけどねえ

sakura表記だと、私は今でも真宮寺さくらが最初に来るね。

サクラ大戦が人気だった頃って真宮寺さくらと木之本桜のどっちが有名なsakuraだったの?

自分の場合リアルタイムで思い入れがあるのはサクラ大戦の方だけど、キャラとしてはずっと木之本桜の方が上じゃないかな?
テレビで吹き替え版が繰り返し放映されていたのはとても大きい。

とりあえず現在の二次元系のコミュニティだとCCさくらとNARUTOの二巨頭でいいと思うが。

NARUTO体験者はウチの国のオタクのボリューム世代だからまだかなり印象に残っているはず。

NARUTOは小さい頃から見ている作品だし、俺にとっては春野サクラを真っ先に思い浮かべるね。

漢字で「桜」になると春野サクラを思い浮かべる人は結構減ると思う。
これはCCさくらに関しては吹き替え版で見ていた人が多く、NARUTOはみんな基本的に字幕で見ていたというのが原因だ。
CCさくらは吹き替えで刷り込まれているので目と耳の記憶が一致しているのに対して、NARUTOは聴いていた音は日本語で漢字の「桜」の中国語発音と一致しないから記憶の優先度にも違いが出るかと。

なるほど。
それはさておき、木之本の方のさくらちゃんは私の幼き日の女神です

そう言えばちゃん付け、こっちだと「醤」付で呼ばれるキャラも結構いるな。

うーん、ストリートファイターのさくらは出てこないか。

活躍するメディアもそうだけど、フルネームの春日野さくらがあまり意識されないのは厳しいと思うぞ。

メインキャラ枠だと意外に少ないのか。いや複数いるだけで少なくは無いのだろうけど。

私の場合、最近見たばかりだからすぐに思いついたのは「境界のRINNE」の真宮桜だった。

サブキャラやゲストキャラだとかなり多いんだろうけどね。
自分は「金田一少年の事件簿」に出てきたのとかを思い出す。

桜ということで桜木花道を頭に思い浮かべながらスレを開いた自分には完全に場違いな話題のスレだった……

それならまだいい。俺は深読みし過ぎて佐倉千代だった



とまぁ、こんな感じで。
基本的には「CCさくら」の木之本桜、「NARUTO」の春野サクラを真っ先に思い浮かべる人が多く、そこからやや落ちて「Fate」の間桐桜が来るかも、といった所のようです。

こういった名前からイメージするキャラの話題ではキャラクターの勢力図(?)やその変化のようなもの、それからキャラの知名度が広まった環境などが見て取れるのはちょっと面白いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「女性キャラ主人公で俺TUEEEEE作品を教えてくれないか?この方向の作品をもっと見て見たくなった」

前回の記事
中国の2020年4月新作アニメ公式配信状況
ですがacfunの配信に関する部分が丸々抜けておりました。まことに恐れ入ります。
いただいたコメントで言及されている作品にはacfunで配信されているものもありますので、よろしければご確認ください。

さて、とりあえず今回の更新を。
ありがたいことにネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

以前の記事
中国オタク「悪役令嬢アニメ、面白かった」「女性向けでもギャグ路線なら抵抗なくなったなあ」
でも少し話題が出ましたが、中国オタク界隈では最近の人気作品の傾向などから女性主人公の作品に注目が集まるようになってきているそうです。

また、中国ではいわゆる俺TUEEEEE系の作品に対するスラング
「龍傲天」
という言葉があり、
そこから転じて女性主人公で俺TUEEEEE的なことをする作品に対する
「凰傲天」
という言葉も広まっているとかなんとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「女性主人公で俺TUEEEEEする作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃は女性キャラ主人公で俺TUEEEEEする作品、龍傲天ならぬ「凰傲天」な作品が人気になっている気がする。
そういう女性キャラ主人公で俺TUEEEEE作品を教えてくれないか?この方向の作品をもっと見て見たくなった。

近頃の「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」や「私、能力は平均値でって言ったよね!」で一気に目立つようになったな。
昔から女性主人公的な作品はあったが……

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」みたいな方向だと「くまクマ熊ベアー」がアニメ化発表されている作品だろうか。

女性主人公で活躍するくらいでもいいの?
ウチの国の「修仙」女主人公モノみたいに好き勝手できるようなのだと限られてくるが……

女性主人公が強くて活躍するようなのなら歓迎だ。

ふーむ、じゃあ「空の境界」とかでもいいのか。
そこまでTUEEEEE部分は無いけど。

良いよ!どんどん教えてくれ!アニメでもマンガでもラノベでも良い。

最近見た中だと「刀使ノ巫女」に凰傲天の空気を感じた。

パッと思いついたのは「RWBY」

日本の作品もネット小説出身の作品だと凰傲天な傾向が良くも悪くもかなり強くなると思う。自分が好きな作品だと「死神を食べた少女」辺りかな。

最近人気になっているけど、例えば「WIXOSS」なんかもそうだと思うし、昔からあったジャンルなのだろう。

「地獄少女」はどうだろうか?
ホラーの舞台装置になってしまっている面もあるが。

ゲームだけど「テイルズオブベルセリア」

「幼女戦記」のように、TS系はどう?人によって受け止め方が違うけど。

「幼女戦記」みたいな前世の精神が男の場合、自分は男キャラ的な認識が強いなあ。だから男との恋愛ネタが入ると精神的BLでちと厳しい。
でも百合は大歓迎です。

バトルしないけど「本好きの下克上」も知識でTUEEEEEする作品だよね。

強い女性主人公ということで「キノの旅」を思い付いたが……

確かにキノは強いキャラではあるけど、俺TUEEEEE目的であの作品見る人は滅多にいないぞ。

「咲」みたいにメインの登場人物ほぼ女性でスゴイ強い主人公が活躍するみたいなのは鳳傲天に入るのだろうか。

それも受け止め方次第かなあ……定義や共通認識の違いが意外に大きいネタなのだろうか。

そもそも、鳳傲天と凰傲天のどっちなんだ。

定義的には凰の方が正しいと思うが、変換で楽に出てくるのは鳳の方だからなー
そのまま鳳で慣れて使われている節もある。元々がネットのスラングだから当面は安定しないかも。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の「ソード・オラトリア」のように、外伝でヒロインを主人公に活躍させるような作品についても難しいかな。
本編よりも更に強さが際立っているように感じられるし、私の中では凰傲天で考えているんだが。

それで思い出したが、「ソードアート・オンライン」の「ガンゲイル・オンライン」の方もこのスレのネタの範疇かと。

「ガールズ&パンツァー」はとても凰傲天だと思うぞ。
弱いふりをしているけど実は最強クラス、人間関係でもハーレム要素まで備えている!!

女性主人公でバトル系で強い女主人公でも「超電磁砲」や「結城友奈」はなんか凰傲天っぽく思えない。要素は揃っているんだが。

上の方でも混乱しているレスがあるけど、そういうのは世界の難度が高くて活躍の爽快感、強者的なムーブが少ないからだろう。
龍傲天にしろ凰傲天にしろ世界の理不尽を押し付けられるよりも、世界に理不尽を押し付ける部分がないとね。

女主人公が強ければ凰傲天みたいに考える人も多いけど、実際に作品を見ているとTUEEEEE感がそれほどなくて、龍傲天カテゴリじゃないと感じる作品も少なくない。

確かに「なのは」「プリキュア」「シンフォギア」辺りで考えると……まだ「十二国記」の方がそれっぽいと感じられるかも?

そういう意味での強者感はやや不足しているかもしれないが「スレイヤーズ」とかが二次元におけるこの系統の原点の一つになるのかね。今の感覚で見ると少々おとなしいが、昔は非常に尖った活躍の仕方をする作品だった。
確かどこかで日本のオタク界もスレイヤーズ前後でかなり流行変わったという話を見たことがある。

定期的に女性主人公で暴れる作品は出るんだけど、俺TUEEEEE的なムーブをするのって意外に少ないような?恋愛でモテまくる、逆ハーレムみたいなのが目立つ。

メアリー・スー系も活躍はするし持ち上げられる、チヤホヤされる方だからなあ……

根本的な部分は重なるし、メアリー・スー系も凰傲天に入れて良い作品は少なくないと思うけどね。
あと「本好きの下克上」、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のように知識や人間関係でTUEEEEEをするということもある。この方向だと「彩雲国物語」とかがある。

「カードキャプタープターさくら」とかはどうなんだろう?
こじつければいける気もするが、もっと別の何かだというイメージが先に来る。

個人的には「クリィミーマミ」も主人公の特別さや立ち位置的にそういう見方はできると思う。
ただ時代的にやはり俺TUEEEEE感は薄い。

一昔前の作品だと、世界を好き勝手にできるようなレベルの強さで活躍することは無いし、凰傲天に思えない人も結構いるんじゃないかな。
やはり最近のネット小説系の作品を探すのが良さそうだ。



とまぁ、こんな感じで。
「龍傲天」に比べるとまだジャンルの定義や該当作品が不安定なこともあってか、イロイロな方向の見方や作品が出ているようです。

このネタを教えてくれた方の話によると、近頃の中国オタク界隈では俺TUEEEEE作品の主人公に食傷気味な所もあってか最近の女性主人公作品に関して
「なぜか男性主人公に比べて不快感が少ない」
「感情移入は難しいかもしれないが、ネタとして話題にする分には楽」

という評価も出ているそうです。

女性主人公だから人気になるというわけではないのでしょうが、中国オタク界隈における人気作品の動向に関する判断材料が変化しているというのはありそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の2020年4月新作アニメ公式配信状況

新作アニメに関しても難しい状況が続いていますが、とりあえず中国の動画サイトにおける4月の日本の新作アニメの配信状況をまとめさせていただきます。
以前の記事にも書いた通り、独占配信に関してはハッキリしない所も多いので明記はしておりません。

また一応私がざっと調べた限りではありますが、中国の動画サイトで4月からの配信が予告されていたものの7月以降などに放送延期が発表された作品はリストから外し、一部を放映してからの放送延期が発表された作品はリストに入れたままになっています。


愛奇芸(iqiyi)
イエスタデイをうたって
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜
シャドウバース
食戟のソーマ 豪の皿
デジモンアドベンチャー(新作)
テレビ野郎 ナナーナ 怪物クラーケンを追え!
フルーツバスケット 2nd season
文豪とアルケミスト
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第2部
ミュークルドリーミー
四月一日さん家と

優酷(youku)
シャドウバース
フルーツバスケット 2nd season
文豪とアルケミスト
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第2部
ミュークルドリーミー


iqiyiやyoukuなどに限らず、少し前まで動画サイトの運営が先行き不安だという見方が強まっていましたが、新型コロナの影響で外に出られない、やることが無い人が増えて安定感が増しているという何とも言えない話も聞こえてきます。


テンセント
イエスタデイをうたって
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
継つぐもも
魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸


テンセントは日本のアニメ関係の動きで目立つものはないようですが、ネットのプラットフォームを持っているのは今のご時世ではかなり安心材料となっているとかなんとか。


bilibili
アイドリッシュセブン Second BEAT!
アルゴナビス from BanG Dream! ANIMATION
アルテ
イエスタデイをうたって
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
かぐや様は告らせたい 第2期
神之塔 -Tower of God-
ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd Season
攻殻機動隊 SAC_2045
邪神ちゃんドロップキック'
社長、バトルの時間です!
シャドウバース
白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE
新サクラ大戦 the Animation
啄木鳥探偵處
テレビ野郎 ナナーナ 怪物クラーケンを追え!
波よ聞いてくれ
八男って、それはないでしょう!
BNA ビー・エヌ・エー
プリンセスコネクト!Re:Dive
フルーツバスケット 2nd season
文豪とアルケミスト
放課後ていぼう日誌
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第2部
ミュークルドリーミー
LISTENERS リスナーズ
四月一日さん家と


bilibiliに限らず中国で日本のアニメが配信される際の自主規制は日本と比べて厳しめとなっているそうですが、bilibiliで今季配信の「グレイプニル」は修正部分が特に多いそうで、制作体制よりも規制の方で配信できるかが何かと不安視されているという話もあるそうで。

それから以前の「マギアレコード」はサービスの事前登録だけが通知されたまま続報が無く、結局アニメだけが配信されるという事態になっていましたが、「プリコネR」の原作ゲームの中国国内サービス開始が4月から開始と、新作アニメの開始に間に合ったようです。


Acfun
かくしごと
キングダム 第3シリーズ
ざしきわらしのタタミちゃん
球詠
天晴爛漫!
富豪刑事 Balance:UNLIMITED


acfunは今期も独自路線で作品を獲得している模様です。
bilibiliとのカラーの違いを打ち出せているという話も聞きますが、どうなのでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
リストにまとめる時に気を付けてはいるのですが度々抜けや間違いが発生していますし、今期は配信延期が頻発しているので正確さにイマイチ自信がもてません。
そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

4/22修正:acfunの部分が抜けておりました。ご指摘ありがとうございます。細かい所ではなく、大きな所でやらかしてしまいお恥ずかしい限りです……

中国オタク「アニメやマンガにある移動しながら布で床をふく動作が謎」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品に出てくる、日常的な描写に関して習慣の違いなどから引っかかったり疑問が出たりして話題になることも少なくないようです。

今回教えていただいた話によると、アニメやマンガで見かける日本の室内の掃除描写、なかでも
「廊下などを雑巾がけする」
というのが少々引っかかったりもするそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の雑巾がけ」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメやマンガにある移動しながら布で床をふく動作が謎。
なぜモップを使わないのかとか、もっと効率的にやれないのかとか、疑問がどんどん出てくる。

あの屈んで拭く動作は二次元に限らず日本の映画やドラマでも出てきたはず。

あれは私もよく分からん。
身体と精神を鍛える効果があるとか、僧侶の修行だとかいう話も見た覚えがあるが、どこまで本当なのやら。

モップがめんどくさいなら床拭き用の使い捨てグッズ、無ければキッチンペーパーとかを使えばいいと思うんだがなあ。

アレは何かの鍛錬にしか見えない。

描写をどこまでしっかりやるかだけど、あれ濡らして絞った布、日本語では「雑巾」と言われるものでやる掃除。
掃除表現のテンプレの一つだよ。現実だと……どうなんだろう、考えたことはなかった。

現実ならモップでやればいいことなのに。
しかし逆に二次元だとモップが出てくることって少ないよね。

モップを使うならメイドの仕事かな?でもモップを描けるメイドというのも意外に思いつかないかも……

日本家屋だとモップを使うのは出てこないな。箒での掃除は屋内屋外どちらでもあるが。あとカーペットが敷いてあるところはモップ掛けにはならないしね。

日本でも普通に拭き掃除用の使い捨ての掃除グッズが普及して使われているよ。
ただ人の手を使って伝統的にやる方が良いという価値観もあるから、二次元に関しては厳しいとか守旧的だとかを描写する意味もあるんじゃないかな。

上で出ているけど、鍛錬というか精神的な修養の意味もあるらしい
日本でもあの雑巾がけと言われる掃除方法には批判がある

日本は教室の床掃除をする際に、生徒が雑巾で床を拭く。学校教育の一環としての扱いもあるという話だったかな?

すまないが、二次元だと大抵女の子が雑巾がけをするので汚れた心の俺は某体位に見えてしまうんだ……

まぁそういうカメラワークの時もあるからな!

隅から隅まで掃除するとなったら、あのやり方が良いのかもね。
ざざっと掃いていくと、どうしても行き届かない所があるし。

ああやって掃除する方がキレイになるというのも理由だろう。
中学の時にあんな感じで床掃除している所は検査でいつもトップだった。

確か刑務所ではああやって掃除をすると聞いた覚えが……キレイになるのは間違いないが、結構な重労働。
効率的ではないけど、コストという面では洗って繰り返し使える布と人力でやれるから安上がりにはなるのだろうか。

効率を別にすれば、モップでやっていくのでは布で手拭きするのに及ばないからね。角とか家具の近くとか。

伝統的な習慣、二次元でテンプレと化した描写という側面もあるんじゃないかと。
昔から日本の家屋ではあの拭き方だったようだし。

日本は木造建築なのと、屋内では靴を脱ぐことが理由なのかな?
ウチの国の家屋だと明らかに不合理に見えてしまうが……

私もそう思う。やはりあの掃除の仕方になるのは、外と連続している床で靴を脱がない家屋じゃないからだろうな。日本は学校でも校舎内は靴を履き替える。

それに加えて、湿気が多くてホコリが少ないことかな。
日本の家屋の掃除のやり方は、ホコリを払うよりも汚れを落とす方を重点的に考えているはず。あと湿気の多い気候や家屋の床の構造的にモップなどあまり水気が多いので拭くのもよろしくない。

日本では室内をはだしで歩くことも多いし、布巾で床を拭くのも生活スタイルになっているんだろう。疲れそうだけど。

日本の家屋の床は木と畳だから、モップでこするのはあまりよろしくないという事情もある。
モップでやれば、という印象になるのは分かるが日本の伝統的な家屋は木造だからね。その手入れも含めて布で擦る方が良い。

鍛錬という意見も出ているがさすがに主な目的は鍛錬ではなく掃除だよ。日本の伝統的な寺や旅館のように、古い建物の掃除のやり方。
日本の気候と木や畳の床、そしてその上で生活するからホコリよりも皮脂系の汚れが主になる。だから軽く水拭きするあのスタイルで掃除を行う。ちなみにあの布は固めに絞って使うし場合によってはもう一度乾いた布で拭くから水気はそんなに残らない。モップでやると水気が多過ぎて家が傷むしカビが生える恐れもある。
ただ学校の掃除は教育的な意義もあるという話だけどね。

昔は中国の学校も週末はああいう形で掃除していたが、今はどうなのかね。

日本の学校はアレを毎日やるみたいだぞ。
掃除当番というのがある。

東野圭吾の小説でもこの拭き掃除に関する話があったな。
長年磨かれてピカピカになった床から警察が推理するというのが

非効率的に見えるかもしれないが、実際にやってみるとそこまで非効率ではないよ。ただ問題は疲れる、特に腰が……

そうそう、あれは腰が心配になる。

日本人の床に座るライフスタイルだとそこまで疲労は無いのだろうか。正座みたいに。

あの拭き掃除の習慣っぽいのって、椅子ではなく床に座る日本人の生活における床との距離も関係してそうだ。

掃除用の使い捨てアイテムが増えてきたのってこの十数年くらいだし、そのスタイルがまだアニメに輸入されていないという説はどうだろう?
あの掃除のやり方自体は別に効率が悪いわけじゃない。とても疲れるだろうが。

やったことあるけど、あの動作を持続して行うのはかなり厳しい。私は1分で腰が痛くなった……

俺もやったことがある。座るだけの正座とはまた違ったキツさがある。

私は体が硬いから、正座がそもそも不可能だった。そういう意味ではこの拭き掃除の方がマシかもしれない。
正座にしろこの拭き掃除にしろ、習慣的に慣れていないと厳しいのは間違いない。

とりあえずアニメやマンガでは演出的な記号としての効果を求めて使われると見て問題無いんじゃないかと。掃除の効率や、現実でどの程度行われているかは関係ない。
しかし日本社会で実際に行われている、或いは行われていた掃除の方法であるのも間違いない。

キレイにしたというアピール、頑張って掃除しているアピール、重労働をしているアピールができるということじゃないかな。掃除ロボに任せるとか便利な道具を活用しまくるとかだと、生活環境の良さや手際の良さはアピールできるけど、アニメのキャラでそういうアピールが必要なケースってそこまで多くないからね。
多いのは理不尽な重労働や、それでも頑張る真面目さや健気さとかだ。そこにこの布で床を拭く動作が合っている。

家屋の構造や生活スタイルと、それに関連した掃除の習慣の微妙な違いもあるだろうし、時代の違いというのもありそう。でもあの掃除の仕方を見ると日本のアニメを見ているのを実感できるので嫌いではない。
腰がヤバいし自分でやるのは勘弁してほしいが。



とまぁ、こんな感じで。
環境による掃除の習慣の違いや、時代描写なども含めてイロイロな話が出ていました。

上のやり取りにもありますが、中国は黄砂があるのでホコリがかなりスゴイことになる地域が多いようです。
私が留学していた北京でも、時期によっては空の色が変わるほどの砂が舞い窓を閉めているはずなのにホコリが積もっていくのがよく分かるといった事態になっていました。そのため、拭き掃除に関してもホコリをどうにかするのが主になっていた印象です。

また室内は基本的に土足なので、モップかけはあっても雑巾がけで隅々まで……というのはあまり行われていなかった印象ですし、日本のような雑巾がけでタタタと片方から片方まで移動するというのは見たこともやったことも無かったような?


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「「かぐや様は告らせたい」の人気の伸びがスゴイ。なぜここまでの勢いが」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

4月の新作アニメもぼちぼちと出揃ってきましたが、中国の配信における初動で一番勢いがあるのではないかという扱いなのが
「かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」

だそうです。

「かぐや様」は中国オタク界隈ではアニメの第一期や原作マンガの人気も安定して高い、近年の話題作の一つではありますが、第二期アニメの順調すぎる滑り出しに関して意外に受け止める人も出ているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「かぐや様は告らせたい?」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「かぐや様は告らせたい」の人気の伸びがスゴイ。なぜここまでの勢いが。
数字に比べるとそこまで突出した作品だとは思えないが……

突出してはいないけど、安定感はあるし普通に面白いからね
とりあえず押さえておく人は多いと思うよ。私もそうだ。

気分よく見ていられる良い作品だと思うぞ

自分にとってはなんかこう、理想的な深夜枠の番組という感じかな。
子供向けではなく恋愛メインで適度に下ネタも混じるが、尖り過ぎたり悪趣味になり過ぎてもいない。そして劇中のネタはきちんとオタク向け。

作画もOPも良い感じ、ただ第一期ほどグサリと来るような魔性のOPEDではないかも。

前作の人気がそのまま移行しているのだと思う。
第一期は第三話のEDからが凄かった。あそこで爆発して、そのまま人気を維持というか拡大というかになっている気がする。

再生数が第一話から二日であっさり一千万だけど、なんでこんなに人気になるのか分からん。特別光るものがあるわけでもない作品、高校生がダラダラとラブコメするだけの話なのに……

それで楽しんでいる人が多いとしか。
しかし、いつもの納得いかない人が出るのがこっちの作品にもというのはちょっと予想外だ。前期の楯娘のアレほど極端な作品ではないと思っていたんだが。

特別さを求める人にとっては安定し過ぎている作品なのかもね。
でも第二期で第一期からの期待を裏切らないのは普通にスバラシイことだと私は思う。

原作読んでいる人から見てどうなのかは分からんが、アニメだけ追っかけている自分としてはとても高く評価している。
現時点ではかなり楽しんでいる。絵もストーリーもはっきりとわかるような崩壊が無いしね。

俺は藤原書記の混沌としたかわいさがまた見れて安心しました。

ハーサカのセクシーなボディのアピールやアクションが始まるだけで盛り上がれる俺みたいなのも少なくないんだよ。

第一話が初っ端から実質早坂回だったからな。それでいて、会長やかぐや様の描写が悪いわけでは無い。その辺りの餌の与え方が上手い。
今の時代の環境ではこういうのをそつなくこなすのも重要なのかもしれない。

なぜか列車になるとか、演出もツッコミ所を作っているし、かなり気分よく見れる盛り上がれるのよね
点数でいえば10点満点中8〜9点は稼げる印象。

列車や車を走らせるのがエロ行為の隠喩になるのは万国共通なのだろうか、とても気になってきた。

第一話の女性キャラがみんな第一期よりも綺麗になっていた。
幾つか期待していたのと違うと感じた所はあったけど全体的に見ればとても満足な出来だった。この後も楽しみになったよ。

そうそう。第一期よりも予算が増えたように感じる。
作画がかなり良くなった。嬉しい。

これは原作通りでもあるけど、ゲーム回も内容でボケやった後に石上からゲーマー目線の本気のツッコミ入るとか、こっちのオタクは引っかかるよね。

でも石上に関しては、ツッコミがちょっと軽かった気もする。
作品の評価を下げる程ではないけどね。

4月の新作の中で期待の一枠というのは確定かな。
でも4月のシーズンが始まる前はそんなに大きな話題になっていなかったし、今の勢いは作品ファンとしても少々不思議。

「プリコネR」辺りが突っ走っていきそうな空気もあったんだよね。
あっちの第一話の評判はネタも含めて順当に良かったし、ゲームも国内版がもうすぐ開始で盛り上がっていたしで。
あとは「悪役令嬢」も前期の覇権クラス「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」を思い出す人が多くて化けるのではと言われていたし。
そこに後発で「かぐや様」が爆走開始。

なんでここまで人気になるのか俺も理解できないわ。
女キャラも、こういう空気で進むラブコメも俺は好きじゃない。

評価と需要がズレることもあるってことだろ。
今の時代にオタクやってるなら、好みの作品と大多数に評価される作品について分けて考えないとつらいぞ。

そもそもこの作品、人気は恋愛よりもキャラとネタの部分による所が大きいからね。その部分に価値や面白さを見出せないと人気になる理由は把握しにくい。

同意。
私もメインテーマは使い古されたものだと思っているが、書記が可愛ければイイと気にせず見ている。

規模は小さいけど「ゲーマーズ!」のアニメもこんな感じの盛り上がりと断絶の空気だったな。
あっちはもったいないことになってしまった作品だけど、前期の某楯娘アニメが完走してファン層も形成され話題性を維持されていたのを考えると、見る側も結構変化しているように思える。

今は「こんな作品が評価されるべきではない」という意見に対して、「好きなら見ればいいし、嫌いならば見なければいい」と返ってくるようになったからな。
覇権がどうのこうのやっていた時代と、また変わってきた気がする。上下関係や優劣を持ち出すのは多数勢力にも少数勢力にも依然として存在するが、なんか小さめの話題になってきたかな。

今期に普通に作品を出してくれてそれが面白いんだからスバラシイ。
今期は延期が出るのも無理はないし、実際に幾つもの作品が4月の開始を見合わせている。そんな環境でこんなに楽しく見れる作品を送り出してくれたんだから、もう大いに感謝するしかないわ。

ちょっと分からないのが、マニアが多い、年齢層が高いとされるフォーラムでもこの作品を持ち上げるのが多いことだ。
上の年代は特に含蓄のある作品を求める傾向が強いと思っていたんだが。

年齢層が高い所はこれまでの基準では評価されなかった作品を好んでいるマニア層もいるから、そういうのが表に出てくるようになったという面もある。
ヒエラルキー的な頂点にいた、良い意味でも悪い意味でも動漫婆羅門みたいなのは割合的には少数の方だしね。風に乗って作品を持ち上げるのは世代が違ってもそう大して変わらない。

ああいう所はああいう所で、面白さとは別に「現在オタク的に評価される作品を持ち上げるのが正しい」という空気もあるからな。例えば「けものフレンズ」の時がそんな感じだった。
でも前期は「ID:INVADED」が評価も再生もトップみたいな扱いになったりしたし、昔ながらの評価基準もまだまだ強いとは思うけどね。

視聴者の評価基準が一定しなくなってきたのが、この数シーズンでいよいよ明らかになってきた。「かぐや様」って小さな空間を舞台に繰り広げられるコメディ作品で、脱線するキャラのかけあいや顔芸、独特な演出などが笑いを獲得している。
こういう小さくまとまった作品が大きな評価を受けるのが理解できないという見方も分からなくはないんだが、同時にこういうのを好む人が多いのも分かる。特に今の環境ではね。

「かぐや様」の評判を見ていると、減点する部分がパッと出てこないというのが強みのようにも感じる。それこそジャンル、作風が好みじゃないという批判が主になってしまうか。

確かにあえて問題点を探す感じになるかな。例えば第二期は最初から説明なしで始まったから、新規視聴者に対して不親切とかそれくらいだろうか?
第一期を見ているならば、第一期の平均的な出来より上で普通に楽しめるんだが。

でも配信サイトで普通に第一期が配信中だから、そっちを先に見ればいいという話にならないか?むしろ現代の環境にあった作り方という評価も……

しかも第一期をそこまで厳密に把握しないでもいい。
第一期を半分くらいしか見ていない自分も普通に第二期の第一話を楽しめたし、ある程度キャラを把握するだけで参加できる。こういうのも「当たった」ギャグ系ラブコメの強い所なのかもね。

不安なのはアニメ1話で原作を4話使ってしまったことくらい?

そこは不安ではあるかな。ただ速く進めたことにより、密度が上がった部分もあるのかな……

原作から削られた部分はあるけど、アニメ化の際に追加された細かいオリジナル要素は良好で原作への愛を感じられる。

細かな気遣いのある、原作ファンにとってもかなり満足なアニメだと思う。
原作ファンにとって、気分よく見れるアニメ化というのがどれだけありがたいか。久々に平和な空気でアニメ党と原作党が作品を楽しんでいる。



とまぁ、こんな感じで。
アニメの感想に加えて、作品の周辺環境についての話も出ていました。

中国オタク界隈では相変わらず作品の上下関係、優劣をつけたがるような所はあるそうですが、それと同時に「好きなものを見ればいい」という空気も出てきているそうで、それは特にここ数シーズンの人気作、話題作を通じてハッキリとしてきているとかなんとか。

以前の記事
中国オタク用語「動漫婆羅門」とは
のような話もあるようですし、中国オタク界隈の人気作品、高評価作品の扱いに関してイロイロな変化が目に見える形で出てきているのは興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


それから本題とは関係無いのですが、グラブルで中華系のゴタゴタが発生しているというネタのタレコミや質問をいただいているのですが、私の方ではイマイチ状況が分からないので、詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただけると助かります。
ざっと調べた所では、中国の大手ゲーム系掲示板のグラブルフォーラムが止まっていて、そこの管理者に対する通報祭りになっていたりはするようですが……

私は一応グラブルもいじっていまして、ガチャピンガチャでイロイロともらった程度では全く話にならないモノスゴイ勢いで伸びていく古戦場ボーダーにあっけにとられておりましたが、そこに来てこの場外乱闘で更に困惑しております。

中国オタク「日本人は名前に「寺」があると高貴、スゴイというイメージになるという話を聞いたが本当?二次元キャラにはそのイメージが活用されているとも聞いた」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国では日本の作品に出てくるキャラクターの名前に関して、基本的に漢字表記の部分はそのまま、ひらがなカタカナ表記の部分は「中国において一般的だと認識されている日本人名の漢字」があてられる傾向があるようです。
またそういったことから、基本的にキャラの名前の字面から来る印象に関しては日本に近い形で受け取れる……とされています。

しかし漢字によっては日本語と中国語でニュアンスの違いが出るものもありますし、名前に使われる漢字の法則や傾向についても違いがありますから、中国オタク界隈では時折日本のキャラの名前に関して悩んだり討論がおこなわれたりすることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の名前に『寺』が使われたときのイメージ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本人は名前に「寺」があると高貴、スゴイというイメージになるという話を聞いたが本当?
現実はさておき、二次元キャラにはそのイメージが活用されているとも聞いた。

あれって先祖に和尚がいたとかでいいのかね。
所属していた寺院の名前を名字として使うとかで。

日本の姓って明治維新でノリと勢いでつけたものが多いというし、寺もその一環なのかと思っていたが……

いや、確かに明治維新で増えたのも多いけど昔からの姓氏もある。
自然関連の名前や抽象的なものではなく、しっかりとしたもの、役職や行政区分系の地名は古来からのものであることが多いとか。

日本人って全員仏教徒だった時代もあるから権威のイメージがあるんじゃないか?
天皇も武士も退位したあとには和尚になる。

和尚になった後に還俗したりするのも多いし、その辺で寺の入った名字が使われるようになったのだろう。寺社を名字にするのはある種の特別さだ。

創作では地名系はカッコイイとかスゴイ扱いになりがちだけど、「寺」もそういう感じで特殊なのだろうか。

いわゆる華族的な背景のあるキャラという印象になるんじゃないか?
日本社会における寺の歴史的地位もあるしね。

「寺」のある名字でスゴイキャラにつけられやすいのは西園寺とかだろうか?
他に八九寺も思い付いたが、該当するのは「物語シリーズ」のアレくらいだしな。

西園寺はよく見かけるし、確かにちょっと高貴系なイメージはあるな。
「School Days」の西園寺世界が真っ先に思い付いてしまうが!

「School Days」は名前の元ネタが幕末明治の政治家や公卿、華族からが多いからね。
逆に言えばあの作品に出てくる名字は日本人の高貴、スゴイ的なイメージで使われがちなものでもあるということなんだが。

「神宮寺」もそれなりに出てくる印象。
かなり印象に残る名前だったから、自分のゲームのキャラにもよく使っているわ。

寺を使うのは特別な姓という扱いはあるだろう。だから二次元キャラにも比較的使われる。

私は二次元キャラの名前だと「院」に比べて「寺」はややランクが落ちるように感じている。
例えば鳳凰「院」凶真という名前が鳳凰「寺」凶真ではないということなどは根拠の一つではないかと。

なるほど。中二病ネタを意識されて作られた名前でまず使われるのが「院」ということか。

分かる。二次元を見ていくと中二病ランク的には院のある名前>寺のある名前という傾向は確かにあるように思う。
日本人的には院の方がカッコイイ扱いなんじゃないかね。

「寺」の入る名前は平凡なキャラもそれなりに混じるからね。

小野寺とかがそうだな。

私も日本の二次元の名前の「寺」は「院」に比べるとやや弱い印象がある
「院」だとそのまま華族や名家、金持ちみたいなキャラが出てくることが多いような?

お嬢様キャラにナントカ院はたくさんいてすぐに思いつくけど、ナントカ寺はなかなか出てこない。

言われてみれば俺も大道寺知世くらいしか思いつかないな
「寺」も特殊な響きっぽいのは少なくないんだが

私は久遠寺という名字を思い付いたが、久遠寺有珠と久遠寺右京のどっちも金持ち系じゃないな……
調べたら「アカメが斬る!」の作者の過去作「君が主で執事が俺で」の舞台が久遠寺家という金持ちでそこのヒロインが全員久遠寺らしいが。

寺なら「花より男子」の道明寺とかあるぞ。院の方がイメージしやすいのも否定しないけど。

日本では「院政」とかがあるし、院のイメージに結構政治的な高ステータスのイメージがあると聞いた覚えが。歴史を見てもその手の用語に院が使われていることが多いね。
「院」に関してはハッキリとしたものでは無いけど、中国の漢字のイメージとは微妙な差がある。ただ「寺」は……どうなんだろうな。

上でも出ているけど、日本では政争や戦争に敗れた側や没落した側が寺に出家して僧になるというシステムがあるから、名字として使われて二次元のイメージにもつながっているのだろう。

日本の寺も独特な所があるからな……金貸し事業やってたり領地経営やってたり、僧兵による強力な武装勢力だったりと
そりゃ日本人の名字にもなるなと。

日本の中世〜戦国辺りの寺の存在感はスゴイ……

本願寺とかやたらと強いからなあ。
本願寺顕如の名前はよく覚えている。

本願寺顕如の本願寺は便宜上の呼び方で姓じゃないぞ。
ただヤヤコシイことに下間頼廉とかは下間という一族の姓としての下間。更に言えば本願寺顕如から姓を下賜された別の下間ナントカというのもいる。この辺の扱いは調べていてホントに混乱する。

ゲームに出てくる本願寺はあれでもゲームバランスのための弱体化した結果らしいね。
日本の寺社は宗教権威を備えた武装勢力で荘園経営による税金収入もあったから本当にやりたい放題だった。織田信長が寺を躊躇なく燃やす理由を調べてみると面白い。

昔の日本の庶民は基本的に名字は持っておらず、明治維新で地名や周辺環境、自分の職業などを名字にした。
そこで地名としての「寺」を使った名字も増えたりしたんじゃないか?寺は院よりも多いわけだし、そこで希少さに違いが出たのではないだろうか?レア度が高いと二次元ではえらいい。

うーむ、そこは寺という名前を使うことに関する日本人感覚が分からんから何とも……
地名はともかく、宗教施設の名前を気軽に使うのだろうか?

例えば「寺」入りでも、「小野寺」なんかはとても軽く使われているように思うのだけど。

そこは一定しない。小寺という姓があるけど、小寺氏は普通に武家士族なんだよね。明治維新で増えたものではない。

寺や院も地名の一種なんじゃないか?
例えば「〇条」というのも二次元キャラでは比較的高貴な名前扱いだが、あれも地名由来だ。

そういう地名のもとには当然その名前に関連する施設があるだろうからややこしそう。
そう言えば〇小路や〇大路、〇条もそういった由来らしい。この辺りは逆に中国語の習慣で普通の地名にしか思えないから私自身「日本人の感覚による名前の高貴な印象」は把握しきれていないのだろうと思う。



とまぁ、こんな感じで。
日本の歴史や社会に関する話などにも脱線しながらイロイロな考察が出ていました。

漢字であることから中国でも日本の名前の字面の意味について大まかな意味は把握できるわけですが、その背景や細かいニュアンス、受けとる印象などに関しては伝わらない部分も少なくないようです。

そんな訳で日本の作品に出てくるキャラクターの名前に関しては、名前のイメージの意図が微妙に伝わらなかったり誤解されたりということもちょくちょく発生している模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「プリコネのアニメ面白いけど主人公の頭の具合がトンデモナイのでは……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではコッコロやキャルなどのキャラクターがかなりの知名度を誇り何かと話題にもなっている
「プリンセスコネクト!Re:Dive」

ですが、4月の新作アニメの方も注目が集まり、キャラ目的で見始めた人がかなりいるそうです。しかしそんな中国オタクの面々がまず驚いたのは主人公の記憶喪失設定およびその描写だとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「プリコネRのアニメの主人公がトンデモナイ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


プリコネのアニメ面白いけど主人公の頭の具合がトンデモナイのでは……
記憶喪失というレベルじゃない!?

まったくだ。うわさのロリおかんを見て見ようと思ったら、その母性の対象がなんかトンデモナイよ!

バカとかじゃなくて知恵が消失しているタイプか……貨幣が分からず口に入れるとか、よくある記憶喪失キャラとは別なレベルだな。

あそこまで間抜けな主人公で今後のストーリーは本当に問題無いの?
それとも話が進んだら正常な状態に戻るの?

アニメの出来は良いだけに、この主人公はクズだということが心配だ。
気楽な気分で見れる作品を期待していたんだが。

この主人公の日本での通称の一つは「赤ちゃん」だぞ
ファンは主人公に対する外部の批判について「しょうがねえだろ赤ちゃんなんだから」と返すのもお約束。
ちなみに第一話だけで随分と喋っているから、アニメの主人公は原作より知能が高い説が出ている模様。

でもここまで極端なキャラだから、ギャグ方面でそれなりに気分よく見ていられるというのもあるんじゃないかな。
感情移入できるかはさておき、私はキャラとしてはあの主人公も嫌いではない。コッコロ関連の描写の説得力や濃度も上がるわけだし。

そうかもしれない。俺も主人公がヤバイというツッコミ所はともかく、アニメ作品として見た場合はかなり良い感じだった。

普通ならこういう主人公に対しては罵倒が集中するだろうけど、ネタで済んでいる感がある。
私も普通なら嫌うキャラのはずなのに、第一話を見終わってもそういう感情が生まれなかった。実はかなり上手い作品なのでは……

同意。作品としては普通に面白い。
でもこの作品に関する情報にあった「主人公はでっかい赤ん坊」というのが、バカにした悪口ではなく全くの事実だったのには驚いた……

ギャグもストーリーのテンポやつながりも良かった。
特にコッコロは噂にたがわぬスバラシイ母性キャラだった。ただ一つだけ疑問だったのがコッコロがなぜあそこまで主人公に尽くしてくれるのかという部分。どんな理由があるの?

アニメの描写から想像するに、これって言ってみれば世界のために戦って敗れて頭ぶっ壊れてしまったかつての英雄の所に、その介護をするために巫女が送られてきた、巫女はそれを光栄な任務だと認識している……みたいな話でいいのかね?

そこはアニメオリジナル部分の補強も混じっている描写だな。
それに加えて原作ではゲーム外の世界における関係もある。恐らくその辺りも今後描写されるんじゃないかな。

主人公は知恵が消失しているけど、ロリキャラに出会うとそこそこ頭がよくなるし、同年代や年上に対しては突如攻めになったりするぞ。
突然またバカになったりもするが。

ストーリーが進めば精神状態が戻ることもある、しかし実はゲームだと第二部で更に悪化するという……

知恵を消失しながらたくさんのヒロインは攻略するのか。訳が分からんぞ。

えーと、つまりこの主人公は記憶喪失して常識も失ったキリトみたいなもんか?

ソシャゲでファン向けだからしょうがないのかもしれないが、過去のストーリーが全く分からなかったり、所々のエピソードが削られているっぽいのは残念だな。

アニメの構成で説明不足になるのはしょうがないのかね。原作エピソードのコッコロと騎士くんのバイトの給料をお互いに渡す所とか結構好きだったんだが、そこも無いのかなあ。
あとウチの国だとちょうどこの4月から国内版で正式にオープンベータ開始だから、説明を端折ったアニメ版も悪くない条件なのかね。

とりあえず、前作では実質バッドエンドになってそこからこの作品につながっていると考えればいいかと。
あと前作で攻略したヒロインに関しても、彼女たちの記憶はほぼ失われて断片的な記憶と好感度が残っているくらい。よくある行き詰った作品をリランチして最初からやるようなもんだから、旧作ネタは出て来るけど必須ではない、基本は新規の作品として考えればいい。

とりあえず主人公の記憶喪失関係はなんとなく把握した。
上条当麻の記憶喪失が極めてマシな不幸だと感じるレベルか。

そういえば腹ペコキャラのヒロインも重なるが……そこはプリコネの方がマシなのか?

主人公に関してはアニメだとクズ男っぷりが減少しているように感じる。
私は台湾版で遊んだ時は、本当にこいつクズだな!と思ったがアニメではそんなでも無かった。

原作ゲームはどのタイミングでどのストーリーに接するかで印象変わる所もあるからね。
騎士くんはストーリーによってはバイトをかなりこなせるとかの見せ場もあるんだが、時折出てくる知的障害のインパクトがスゴイのが……ゲームの主人公のタイプとしては珍しいがデザインの狙いは何となく分かる、しかし判断に困るタイプだ。

しかしおかあさんが幼稚園の子供をおいて仕事にいく、お小遣いをあげるというのは分からなくもないが、コッコロっと主人公の年齢関係でやられるとスゴイ絵面になるな。

でも主人公は赤ちゃん、小さな子供という扱いではあるが、現実の子供よりも親の言うことを聞くいい子だよね!!

アニメはそんな感じなのか……昔原作ゲームをやった時は、ストーリーがオタクに対する皮肉に思えてやめてたしアニメもスルーしていたんだが。

アニメではそういうのを意識しないで見れるようになっている気がする。
私はこのアニメの監督は視聴者が反感を覚える、批判的な解釈をするような部分を可能な限り減らしているように感じた。

主人公は誇張ではなく過去の戦いで記憶を失って「赤ちゃん」になってしまっている。この設定とそれに伴う描写を受け入れられるかでプリコネという作品を楽しめるかが決まるが、アニメはその障害を上手く小さくしている印象だな。

その辺は深く考えないようにして、主人公はバフをかけるアイテムくらいに考えてカワイイ女の子に集中するというのも一つの手だぞ。

同意。
俺の嫁にもママにもなれる偉大なキャラがいる作品なのだから、キャラを楽しめないのは損だ!

私は主人公に反感を覚えるのは弱くて鬱陶しいとか弱いフリをして俺TUEEEEE、上から目線の説教とかだから、この作品の主人公のように本当に赤ちゃんみたいなのは逆に問題無かった。

そうそう。女の子に萌えたり母性を感じたりすれば良いのだよ。
しかしシャアが求め続けた存在がこんな所にいるとはね。

あれが母性ロリの極みか……ジオンの赤い彗星も堕ちるわけだな

面白いんだけど、弾幕コメントやそこら中で叫ばれるママ呼びを見ていると、お前らを育ててくれた血のつながった母親がこれを知ったらどういう気持ちになるのやらと心配になってくる。
だが同時に、コッコロに関しては抵抗できないのも少し理解できてしまう……

なんだかんだで出来は悪くない。
それとなぜあんなに多くの人間がママママ叫んでいたのか、ようやく把握できた。



とまぁ、こんな感じで。
アニメの評判自体は上々のようですが、主人公関連の衝撃も結構あるようでした。

ちなみに上のやり取りにもありますが、プリコネの中国国内版サービス先日中国国内における審査を通過して4/17からbilibiliでのオープンベータが開始されるそうです
中国国内版公式サイト(中国語)
そんな訳で現在の中国オタク界隈で、このプリコネはイロイロな方向から期待されている作品となっているという話です。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「最近母性のあるロリキャラが大人気になっているような気がする。どうしてこんなことに」

中国オタク「Fateは日本では珍しい血統が重視されない世界観なのではないだろうか?」

延期も覚悟していたFateのオリュンポスシナリオが実装されたので、ネタバレを回避するためにネットの巡回を控えております。今回は以前教えていただいたネタで一つ。

以前の記事
中国オタク「日本の作品は血筋で強さが決まると叩かれがちだが、アレはアレで悪くない設定なのでは?」
のコメント欄などでも話題になっていた、Fateの世界観における血統の扱いに関して中国オタク界隈でも話題になったりしているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「Fateでは血統がそこまで重要ではない?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


Fateは日本では珍しい血統が重視されない世界観なのではないだろうか?

確かに。Fateは特殊能力持ちはいても、血統が強さの根拠になることはないからな。

士郎もぐだも血統的には大したものないからな。

士郎は努力キャラみたいに思っている奴いるが、あいつは固有結界持ちだぞ。お前らがよく言うような「凡人」じゃない。

別に一般人だとは言わないし、何の特別な能力もない凡人キャラとも言わんよ。
ただ血統が強調されることは無いというだけで。

ハイスペックさや特殊能力を持っていても、血統が根拠ではないということだろう。士郎の魔術師としての特性は魔術回路がちょっと多いくらいで1代目だから大したことない。
しかし俺TUEEEEEな能力自体は全く自重していない。

血統論を語り出すと、努力と才能と突然変異を混同して迷走しがち。
Fateは才能に関してはむしろ大盤振る舞いだよ。それと同時に技術を極めるというのも大好きだけど。

普通の主人公がやさしいだけで評価されると叩かれるように、主人公は血統持ちで一般人じゃないと叩かれるようになってきていると感じる、
Fateはギャルゲー的側面も備えるからイロイロ混じって大変だ

Fateに関しては血統は特別有利ではないが普通の人間が活躍できるとは全く思えないのも特徴だ。
ぐだの扱い、一般人強調で荒れるのもそれが原因の一つ。もっと強いだろう、強くなっているだろうと思い込む人が少なくない。

元が伝奇で中二病な流れだから、一般人的な主人公はいない。でも聖杯戦争という舞台的に一般人属性持ちのキャラを参戦させやすいのは上手いと思う。
型月全体で見ると、FGOのぐだの無色の一般人設定の方が特異だろう。

俺は型月は血統重視な所で、Fateも普通に血統重視していると思うんだが。

同感だ。
血統論を否定するキャラはウェイバーくらいだが、ウェイバー自身は努力と模索の末に血統論を肯定してしまっている。

あの世界、魔術師キャラに関しては一番重要なのは血統だぞ。
主人公に血統が強調されないというのも否定はしないが。

Fateに関しては魔術回路が血統、重ねた世代で決まるから魔術師の実力=血統と考えて間違いじゃない。
世代を重ねていない魔術師はウェイバーが良い例だ。

ヤヤコシイが血統による蓄積は主に魔術刻印で、才能が魔術回路(改造があるので古い家系が強いのは変わらず)だな。

でもケイネス主任とウェイバーを比べると、血統ってなんじゃろという印象にはなる。

設定はそうなんだけど、劇中の扱いを考えるとFateにおいて血統はむしろマイナス補正、かませになる原因とされることが多い気がする。遠坂も血統的にはそんなに優れているわけではない田舎の魔術師、間桐は臓硯がピークでその後は魔術回路は減少して没落だしと。

きのこの作品の主要人物にはいわゆる一般人的な存在はほぼ出てこないが、血統による強さをあまり採用しないのも間違いではないだろう。
魔術師に関しては血統アピールをしつつも、家系に出現した特殊な存在、個人の素質や研鑽が強調されるし、Fateが血統によって強さが決まる作品という印象は無いかな。

Fateは血統に加えて、狂ったようなと形容できる努力がセットにならないと強くなれない

でもFateって一般人がなんとなく生き残れてしまうという印象もある。聖杯戦争で勝てるとまでは言えないが。

具体的な方法は思いつかなくても巻き込まれ一般人+サーヴァントに勝ち目が無いわけじゃないと考えてしまう所はあるかな……

あの世界で普通に成功するには血統、魔術師の家系の古さは必須。
ただ聖杯戦争やるような事態、「主人公」が出張るような事態になったら血統だけではどうにもならないということだろう

ウェイバーは血統的に大したことが無い。しかしイスカンダルの方は血統盛りまくりな設定だったりするわけだが?

英霊って基本的に神だの王だのと血統がある存在も多いし有名所は伝説が元ネタだから血統持ちではあるんだが、それ以上の英雄的故事があるからね
血統だけのキャラ、血統だからという扱いにはならない

血統だからという極端な所だとアルジュナとかだろうか?
でもアルジュナでさえもあんまり血統キャラという気はしないんだよな……

インドは世界観的に血統だけでどうにかなる場所ではないからね!

普通ではない強さはさておき、Fateに限らず型月の主人公は特殊な背景を持つことは珍しい。遠野志貴がちょっと特殊な生い立ちなくらいだ。

いや志貴までいれると一概には言えなくなって来るぞ
あれは七夜の血統の影響が出てくるから

志貴の白兵戦能力は七夜一族の訓練によるものだし、直死の魔眼も変化の元は七夜一族の固有能力の瞳術みたいなものだったよな。

秋葉の能力も遠野の血統だし月姫は血統という素材の使い方は独特だけど価値自体はわりと日本の伝統的な血統ネタに近いような感じが。

本人大したことないけど姉がヤバイ沙条綾香はどう判断するべきか。

沙条綾香というかprototype世界の魔術師がそこそこ特殊だからなあ……あと蒼銀ではほぼ一般人(魔術の知識はないが魔術師の血筋はある)のマスターも参戦しているが、主人公補正もらえない凡人が正義の味方をやろうとしたら型月ではどうなるのか教えてくれる。

でも型月はやはりどこで育ったか、訓練されたかというのが重視されている気はするね。
ネタで言われる「山育ち」、志貴や草十郎、あと葛木宗一郎など血統というよりも、一族で訓練されたとか過酷な環境で育ったとかの方が重要な扱いだ。

特殊な技術を学ぶというのは、ウチの国の人間が好みそう。
日本の転生チートと違って、こっちは学習法チートが主流だし、仙人になるのも主に特別な訓練法というロジックなわけだから。

血統を否定しているわけではないんだが、血統を超越する、意味をなさないような怪物が出るという世界観と言える。
魔法に手が届いた女子高生も、蒼崎という背景があるわけだから。

魔術師に関る以上、血統の価値は絶対に出てくる。
しかしFateは聖杯戦争やレイシフトといった舞台が関わってくる以上、群像劇的な側面を持つから、血統の価値が最重要ではなくなるのだろう。

聖杯戦争って基本はポケモンバトルだから、召喚する側に特別な強さが必須というわけではないし、同じ主人公での長編にもならないから主人公の強さのインフレもそんなに気にしないでいいからねえ
召喚されるポケモンの方は血統が強くても、設定として投げられるのと血統の大元的な存在がいるからそこまで特別なものには感じられないというのもある。

日本の作品で血統が強調されるのって主人公の戦闘力的な強さの根拠という役割が主だから、それをあまり必要としない、必要になってもその場限りの一発ネタで構わないFateでは血統ですべてが決まるような印象にはならないのかもね。



とまぁ、こんな感じで。
Fateなどの型月関連のネタに混じって、Fateシリーズの構造に関する分析なども行われているようでした。

中国オタク界隈では「日本の作品血統ですべてが決まってしまう」的な話は定番のネタとなっているそうですが、それに関する話題を通じて中国オタク界隈における「こうなって欲しい」「こうであって欲しい」的な考えがイロイロと表に出てくるのも興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

4/14修正:遠野志貴を士貴と誤表記するとても恥ずかしいミスをしておりました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「悪役令嬢アニメ、面白かった」「女性向けでもギャグ路線なら抵抗なくなったなあ」

緊急事態宣言に対する準備はしていたつもりだったのですが、床屋も閉まるというのは全く考慮していませんでした……言われてみれば納得することではあるのですが。当面は出歩かない状態になるでしょうし、鬱陶しくなってきたらバンダナか何かを巻いてごまかすことにしますかね。

それはさておき、ありがたいことに新作アニメ関係のネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

4月の新作アニメの一つである
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」

が現在中国オタク界隈でちょっとした話題になっているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が面白い、4月のお笑い系作品として歓迎できそうだ。

悪役令嬢アニメ、面白かったよね。
私はネット小説系アニメの当たり枠として期待している。

主人公が良いキャラしている。
これは普通に楽しめそう。

確かに4月の作品で一番笑えた。

気軽に楽しくみられるネタ、画面構成も良い。これは伸びそう。

あえて問題を挙げるならタイトルで敬遠しそうな人がいるくらいか
このままのクオリティを維持できるなら人気出そう。

女性向けだけど面白い。
でも考えてみればここ数シーズンで女性向け女性主人公作品もギャグ路線なら抵抗なくなったなあ

一話を見た感じでは確かに面白い。キャラを魅力的に見せているしクオリティも良い、制作スタッフもきちんと考えて作っている。「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の件を考えると、結構伸びるかも。

なぜか嫌悪感が無いんだよな……女性主人公になったからだろうか?この手の作品はまず主人公が合わないことも少なくないんだが。

ここしばらくは女性主人公や女性キャラ視点が中心でキャラの作画が安定していてコメディとネタが多めに入っていると安定するな。
「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」とか「慎重勇者」もそうだった。

残念なのはメインのカップリング相手が腹黒金髪王子なことだな
日本の作品、特にこういう悪役令嬢系ってメインのお相手が腹黒系なこと多過ぎない?

面白いんだけど、日本の乙女系ハーレムは結局一人を選ぶから腹黒王子中心になるだろうというのはなんだか残念

これは凰傲天作品、いや主人公が猿っぽいから猴傲天か。
(訳注:中国ではいわゆる俺TUEEEEE系の作品を指す「龍傲天」ということばがありますが、女性主人公の場合は「凰傲天」或いは「鳳傲天」というそうです。たぶん「凰」が正しいと思うのですが、スラングとしては「鳳」の方も使われているようで……)

脳内会議が面白い。そしてキャストに並ぶ内田真礼。

複数演じ分けの脳内会議は、うまるちゃんやかぐや様とかでも見たような気がする
複数の顔を使い分けるキャラには定番なのか。

開き直ってパロに走って駆け抜けるアニメは面白いな
中途半端な中二病、シリアス路線だと自分にはキツイ

アニメだけじゃなく、映画ネタもあるっぽいのがいいね。
「シャイニング」展開は大笑いした

斧で扉をぶち壊す展開は全くの不意打ちだったんで笑った。
あとで知ったがあれって原作にあるシーンだったとは……

第一話に随分と詰め込んできた感じがあるな
私はマンガ版のbilibliで無料で見れる部分だけしか見ていないけど、それでもかなり速く進めているのは分かる。

それで面白いしキャラの好感度も上がったから成功かと
作画レベルが良いのも後押ししている。

斧のシーン、よく見たらFateのセイバー召喚のシーンのパロも入っているな。スタッフロールのフォントも含めて狙っている

あれはまさに型月名画
原作だとそこまで強烈な印象はないから、アニメで衝撃的な演出を加えて面白くなった場面だろうね。

正直に言えば、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」よりも好みかな。
あっちは自分に合わない部分が多過ぎた。「悪役令嬢」はギャグの部分も設定もすんなり楽しめている。

女性主人公をこんなに歓迎する自分にはちょっと戸惑っている。
少し前までは設定だけで避けていたのに。

当面は問題無さそうなんだけど、攻略を繰り返して後の方の展開で実質的にゲームの主人公の立ち位置に成り代わる展開となりそうなのは不安かな。フラグを折っていくのがアピールにつながるからしょうがないのだろうけど、悪役の意義がなくなるのではないかと。

大丈夫大丈夫、原作主人公も攻略するから、
あと前半はフラグ変更でストーリーを進めていく形になるけど、後半は勘違いモノみたいになって笑いを取っていく。

これは原作主人公も転生者なタイプの作品なの?

いや、転生者は一人ではないが主人公の中身が転生者というのではない。そこは安心して良いぞ。

原作のマンガ配信もランキング急上昇しているし、今期の期待作品の一つになるのは確定か。

原作読んだけど、最初は良いんだけど段々とメアリー・スーっぽさが鼻に付くようになって厳しくなってきた。
みんなはこういうの問題無いの?女性向け作品ってあまり読んだことないから定番路線の加減がよく分からない……

男性向けのいわゆる俺TUEEEEEみたいなもので、主人公関連の言動が全て好意的に解釈される、上手くいくという感じの作品だからな。広義のメアリー・スーっぽいという点は否定できないかも。第一話を見た限りだが、私はアニメはその辺りも含めて上手く調整してくれるのではと少し期待している。

似たような作品は探せばウチの国にもあるな。好まれるテーマや展開で違いはあるんだろうけどね。
この作品は私が知っている中では最も古い日本の悪役転生作品で実際面白いけど、日本ではすぐに後追いが激増してどんどん安っぽいのばかりになっていった。

これもアイデアはともかく、テンプレだからそこまで評価できるかとなると……
ゲームで決まっているバッドエンド回避という目的があるから、話を作るのも感情移入させるのもやりやすいジャンル。後続が増えるのも納得だ。

こういう作品は原作設定のフラグを折るのが面白いんだよね
第一話を見た時点で話の展開は予想できてしまうが、それでも楽しめる。

悪役令嬢系作品は日本の人気ジャンルの一つだからね。マンガ化されている作品も多い。個人的には「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」とか好き。
あと商業化はされていないがこの作品より前に小説家になろうで連載が始まっている「謙虚、堅実をモットーに生きております!」の方が日本のネット小説の悪役令嬢ジャンルに与えた影響は大きいらしい。

物語の悪役にトリップするネタはこっちのネット小説でもあるけど、日本の乙女ゲーテンプレというのは独特だと感じる。
しかも現実の乙女ゲーではない、「ありそう」なテンプレイメージで構築された「ネット小説上の転生のための乙女ゲー」とも言える存在になっている。

実は、この手の作品の乙女ゲーって現実にはほぼ無い。コーエーの乙女ゲーにもこんな露骨な悪役ライバルは出ない。
あえて言うならば少女マンガの悪役の方が近そう、上のレスにもあるように乙女ゲーネタジャンルの流行があって、そこに少女マンガ系悪役ネタが悪魔合体した結果なんだろうか。

日本では悪役令嬢に転生するネタの流行の前は、乙女ゲーのわき役キャラに転生する作品が流行っていたのよ。
そこからわき役キャラの変種として悪役令嬢が出てそっちが大爆発して現在の独自ジャンルにつながった……というのが個人的な印象なんだが、そこまできちんと調べたわけではないので断言はできない。

原作マンガ調べたんだけど、この作品って別の世界線のマンガ版も存在するのか。

そっちは最近始まったスピンオフのマンガ版だな。学校に入ってから記憶を取り戻すパターン。原作小説が始まった時と現在で変化した悪役令嬢のテンプレ要素の影響も出ているかと。

題材の新鮮さとアニメの話の見せ方もあってか、原作よりも引っかかりは少ないね。自分の場合はテンプレ展開だからとギャグの一種として受け止められている。

原作だと私はネタパートは面白かったけど、恋愛パートになると厳しくなってページを飛ばすスピードが上がったな……
アニメだと今の所はネタ部分が強く出そうだし期待している。

どっちにしろ、気分よく見られる作品は嬉しい。4月の新作は厳しい環境なのに面白い作品が多くて本当にありがたいよ。



とまぁ、こんな感じで。
ストレスなく見られる作品として歓迎する人がけっこういるようでした。また原作小説やコミカライズの方から日本の悪役令嬢系作品について考察する人もいる模様です。

この系統の作品に関して中国オタク界隈ではどんどん慣れてきている(?)ようで、このネタを教えてくれた方からも
「『私、能力は平均値でって言ったよね!』や『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』などの流れから、女性主人公の女性向けアニメも普通にチェックするようになりましたね。恋愛要素があまり表に出ないなら問題なく楽しめます」
という話がありました。

ちなみに「悪役令嬢」の中国語訳に関してはこの作品の中国語タイトル
「転生悪役只好抜除破滅旗幟」
のようにそのまま「悪役」或いは悪役の意味で使われる「反派」だけにするケースの他に中国語の「お嬢様」的な意味の言葉で訳した「悪役大小姐」や「悪役千金」といった翻訳もあるそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

4/11修正:「鳳」と「凰」がごちゃごちゃになっていました。ご指摘ありがとうございます

中国オタク「新作アニメ『八男』のOPが半分中国語なんだが……どういうこと?」

イロイロと大変なことになっているなかで、イロイロな新作アニメを見れるのはありがたい限りです。
そんな4月の新作アニメに関して、ありがたいことにネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

4月新作アニメの
「八男って、それはないでしょう!」

ですが、中国のbilibiliで配信されているバージョンではOPが中国語歌唱バージョンになっているそうで、中国オタク界隈でもちょっとした驚きとなっているそうです。

TVアニメ「八男って、それはないでしょう!」オープニングとエンディングのノンクレジット映像を公開!4月3日TOKYO MXでの再放送も決定!(時事ドットコム)



そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「八男って、それはないでしょう!」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新作アニメ「八男って、それはないでしょう!」のOPが半分中国語なんだが……どういうこと?

私も混乱した、てっきり広告踏んでどっか別の所に飛ばされたのかと思った……

第一話のOPが入ったのは半分終わってからだったのも余計に飛ばされた感あったよね。

これって中国向けに特別提供されているの?
この作品は別に現地で問題になりそうな部分を修正する必要のある作品ではないだろうし……

オリジナルの段階で中国向けのバージョンあり?
国産アニメでもないし、制作委員会だかスポンサーだかに中国国内関係があるのか?

どうだろう。
中国の資本入っているのかね?bilibili系の所が関係した「はてな☆イリュージョン」みたいに。

国内だとbilibiliの独占配信だよな。なんでbilibili特別提供版みたいなの作ったんだろう。

私がちょっと気になったのは、これを日本人が聴いたらどう感じるのだろうか?ということ

ウチの国の歌でもよくある、一部に英語だとかロシア語だとかが混じるけど何言ってるか分からない、カッコイイ雰囲気づくりでしかないということになったりして。

中国語の歌詞翻訳、発音指導のスタッフもいるようだな。本当にこれ、どういう意図なんだろう?

私は中国語版?中国語入りver?のOPには驚いたし、衝撃を与えるという意図があるなら成功しているわ。
第一話もそれなりに面白かった。

現在公開されているMV、オリジナル版はやはり日本語だから、別バージョンとしてわざわざ作ったのは間違いない。

事前にこのネタを聞いていたから心の準備はあったけど、実際に聴くとやはり驚く。
ただ何度か聴いていると慣れてくるし、今後こういった中国語版を作る作品が増えてくるのかなという期待も膨らむ。

私は引っかかった方だな。曲のスタイルの関係かもしれないけど、中国語が合わないOPだと感じてしまった。

私は問題無かったほうだけど、中国語声優の吹き替え版にありがちな妙な恥ずかしさを感じたり没入感を打ち切られるようなことになった人もいるようだね。

それにしても、最初の部分を中国語にしたからこの作品のOPは三種類の言葉が混じることになるのか……

日本人の感覚では大丈夫なんだろう。日本の歌詞はドイツ語と英語が混じっているなんてることもあるらしいし、外来語も頻繁に入るから!

OPのネタはさておき、第一話は意外な面白さだった。
今期の作品ラインナップ的に埋もれずにいられるかというと何とも言えないが、自分は当面追いかけることにする。

最初の中国語部分を考えなければ、OPはかなり良い感じだね。なんだか一昔前のノリにも感じられるけど私はかなり好み
しかしハーレムで俺TUEEEEEな作品かと思いきや、貧乏貴族ネタが展開されるとは思わなかった。

それは自分も予想と違った。
開始直後は主人公がかなり気の毒な状態だったとは。

その後も気の毒な所は多いぞ。ハーレムに関しても基本的には諸々の利益ベースによって選ばれる形になるし愛があるかと言われると……
主人公を慈しんでくれるのはアンデッドの師匠と兄嫁だけ

利益でつながる関係に現実味を感じる人もいるから、そこは好みの問題じゃないか?
この作品も後の方は普通に俺TUEEEEEハーレムになるし、総取りっぽいことになるんだが序盤はわりと独特。アニメ化でどこまでやれるのか……

原作で面白いのは貴族間の紛争のエピソードだけど、アニメで再現できるのか不安になる場所でもある。
そこまでやれれば上出来というか、その後はダラダラと問題を出しては解決させて引き延ばす繰り返し、悪い意味での典型的なネット小説になるから長くやり過ぎても微妙になる作品だと思う。

内容的にウチの国の審査というか自主規制というかを通り難そうな部分あるけど、どうなんだろうな。近頃はホントに厳しい。

八男は兄嫁の部分だけは良いから、そこを重点的にやってくれれば問題無い!

この作品は色んな意味で典型的な日本のネット小説作品じゃないかな。同時期の作品だった「無職転生」とかと比べると尖っていないから退屈に感じる人が出るのはしょうがない。

本当に淡々と進む。遺跡で古代魔道具だ神器だ、飛空艇制作だ、魔法の袋だ、チート魔力に属性だ、新魔法開発だハーレムだとまぁそんな感じの話だよな。
兄嫁関係以外は特にこれといった特徴は無い。日本ではネット小説興隆の過程における比較的初期の人気作品だから、歴史的価値はあるんだろうけど。

八男は最初の方は面白いんだけど、後の方はダラダラと話が流れるだけになる上に政治関係の描写で引っかかるような所が増えていった覚えが……
自分の読んだ限りでは狭い世界から広がっていく、強くなっていく所は面白いという良くも悪くもネット小説な作品という印象

俺が原作を読んで感じたのは、この作者は転送魔法や長距離通信魔法など、主人公のチートが社会に及ぼす影響を全くと言っていいほど考えていないのでは……ということかな?
明らかに後から慌てて設定追加しているような所もあったし。

恐らくそこまで考えている作者じゃないから、ツッコミ入れるのは野暮よ。
この作品の後に現代を舞台にした作品を書いたらそういう矛盾点がハッキリと見えてしまい批判殺到してコケたこともある。

この作品の作者に関して、日本では現実感のある舞台設定、現代社会と関係するような設定は向いていないという評価があるね。
それに加えて政府や官僚、文化人が大嫌いなのかやたらと作品内でこき下ろすから、ドン引きされたり矛盾と合わせての批判から炎上したりすることもあるし、いつもとは別の意味で「中国では危ない作品を書く作者」とも言える。

最近はじめた乙女ゲー世界に転生する作品でも、読者からさすがにこの設定なら政治ネタにいかないよな?とか言われていたような。

この「八男」から「賢者の孫」や「異世界はスマートフォンとともに。」の流れを意識してみると味わい深いかもしれない
でも今の感覚で原作読んでると眠くなるのは否定しない。

かなり長い間、十年以上日本のラノベを読んでいるがこの「八男」よりヒドイ作品も珍しくは無かった。しかしこの八男ほどダラダラと進む作品は見たことが無い。同じ作者の「銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。」もそんな感じだった。こういうのも需要はあるのだろう。

淡々と流れていくのがこの作者の特徴なんだろうね。ネット小説向きな所は間違いなくあるし、ウチの国のネット小説的なやり方と重なる部分も感じらる。

なるほど。そう言われてみると日本の作品史的には興味深い。
それにしても、アニメ本編だけでなく原作やOPも含めてなんだか「中国国産」っぽい雰囲気の漂う作品だな……



とまぁ、こんな感じで。
突然の中国語入りの歌に驚いたり困惑したりな反応が出ているようでした。

今回のやり取りにもありますが、日本のネット小説出身の商業作品に関してチェックしている中国オタクの人もそれなりにいるそうです。(更にその一部は小説家になろうなどもチェックしているとか)
そしてそういった層からの意見が、新作アニメの前評判や初動時の解説にも影響するのだとか。

ちなみに本題からは外れますが、今回の記事について調べている時に「八男」と同じ作者の作品である
「銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。」

の中国語タイトルが
「銭進戦国雄覇天下」
という中国語では「前」と「銭」が同じ音になることを活用した面白い訳になっているのを知りました。
直訳ではないこういった形のタイトルも良いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク用語「動漫婆羅門」とは

ありがたいことに近頃の中国オタク界隈で使われるオタク用語
「動漫婆羅門」
について教えていただきましたので、今回はそれについてを

この「動漫婆羅門」という言葉は3年ほど前に中国のネットで投下された「動漫婆羅門消亡史」という、カースト制度をネタにして綴られためんどくさいオタクに関する皮肉と自嘲の混じった文章が元ネタだそうです。
会社の同僚やネット上ですれ違う人達との間にこれでもかと中国のめんどくさいオタクにありそうなネタをぶち込んだ話になっていて何とも言えない味が出ているとのことで。

そしてそこから転じて、現在の中国オタク界隈では
「人気になる新作が自分にとっての好みではなくなる、新作のファンと話題が合わなくなって来る、かつては深い知識を持っていると評価されていた、評価されていると感じていた人」
「話題や価値観が合わなくなってきているのに、他所にわざわざ出張ってオタクとして評価されるべきなのはどういう作品、どういう内容で……などと上から目線で批判や説教をしたり、他人が楽しんでいる作品を貶すような人」
に対する皮肉の混じった称号となっているそうです。
また同時に、自分とは意見が異なる相手に対するレッテル的な使い方もされているのが厄介だとも。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「オタク用語の動漫婆羅門とは」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オタクの評価に「婆羅門」というのがあるようだけど、この言葉の定義がどうも分からないので、教えもらえないだろうか?
良い意味ではないのは何となく分かるんだが……どんな作品を推しているとか見ているとかすると婆羅門扱いなの?

分かりやすい所で例えるなら、「ジョジョの奇妙な冒険」を推しているのは婆羅門率高いぞ!

なんてこった、俺は婆羅門だったのか!

ざっくり説明するとジョジョを好きなのは別に問題無いんだけど、ジョジョを口実に他の作品を否定したり、他の作品のファンを馬鹿にするようなのは婆羅門だな。

婆羅門の人が好きそうなアニメを見ている、その価値だけを持ち上げていると婆羅門扱いされそう。ジョジョの他にも湯浅政明アニメとか。

コアなファン、マニアなオタクを「自称」「自認」するようなタイプ。そういうのもきちんとしていれば評価はされるけど、アピールがうざいとかは婆羅門。
あとじっくり見ているのではなかったり、知識や量を誇るタイプになると婆羅門扱いされがち?まとめ動画だけ見る、知識だけ見る速成婆羅門みたいなのもいるよね。

実際に作品を見た経験を積み上げていないから、スゴイ監督としてなぜか虚淵玄をあげて笑いものになった婆羅門もいたなあ……

昔は違ったかもしれないが、今では楽しんでいるファンの所に来て下らない、こんなのを面白いと思う人間は理解できないとか言う人達のことよ。

でもそういう人って昔からいなかったか?

普通にいたな。
昔はそれが正しいみたいな空気もあったんだけど、最近はそれがネタにされて婆羅門のレッテルが貼られるようになった感じかな。

今の婆羅門ネタの扱いだと何を見ていたかより、何を批判しているかの方が分かりやすいかもな。
最近では「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」を批判しまくってるのが婆羅門扱いの例か?

そうそう。
ただ近頃は自分の好きなモノの敵は全て婆羅門だというレッテルを貼るような所も出てくるからめんどくさいことに……

確かに今は自分の好きなものを嫌う人に対して「婆羅門」のレッテルを貼って嘲笑することが多いと感じるかなあ

婆羅門よりも更にめんどくさいのが、自分の知識や地位を婆羅門と思っている連中。

婆羅門という言葉も最初はアニメや作品に関する知識が豊富な人に対する尊称だったのに、今ではわざわざ他人の好きな作品をわざわざ攻撃しに行く人の蔑称に……

そこからアニメを見ることのカースト的なネタが広まって、ネタと本気と悪意が混じっているのが今の状況?

いや、最初はネタと自嘲だよ。
「動漫婆羅門消亡史」というネタ文章が大元。

あれは新作アニメも新作アニメを見る人間も見下して、それでいてその見下している連中からの評価を求めてしまう古いオタクへの風刺だからな。

この「動漫婆羅門」という言葉は元々自嘲ネタだったんだが、その後嘲笑するレッテルになってしまった。
そもそも、階層的な意味で婆羅門とも言える地位と知識を兼ね備えているオタクは滅多にいない。皆せいぜい刹帝利(クシャトリヤ)だ。

多くの自嘲と少しの自負の混じった使われ方だったような気がする。最初からめんどくさい意味が重なっている言葉ではあったかな。

婆羅門に関しては小規模ジャンルやコミュニティの皇帝みたいなのを指すこともあるかね。上下関係や階級みたいなのはどこでも発生するし、それを外から見ると滑稽に見えたりもするしで。

婆羅門とレッテルを貼る側が婆羅門に見える今日この頃。

うむ。全てが婆羅門であり、全てが婆羅門では無いのだ

自分の好きな作品に低い評価を付けられたらすぐに婆羅門とレッテルを貼って攻撃するのも目立つようになってきたからね。
そろそろ使う側も気を付けなければならない環境になってきたのかも。

オタクやっていると気を付けないといけないことだよね……
自分の見ている作品よりも「下等」な作品を見ている、「下等」な作品が人気になっていると感じた時、人は容易に婆羅門と化す。

ウチの国のオタクの間ではオタクは自分達の世代の文化であり、アニメ作品は意味があるもの、文化的なもの、何かのためになるものでなければならないという考えが昔から強かったからなあ
含蓄のある作品を見るのがオタクだとか、子供向け作品はオタクが見るものではないだとか、萌えやオタクに媚びた作品には価値が無いだとか。

下の世代は娯楽としてそのまま受け取って消費する傾向になってきているからね
意味を求める上の世代とは分かり合えないと思うわ

俺は古い世代の方だけど、二次元は笑って楽しめばいいのに、なぜ対決しようとするのかと思ってしまう
まぁ昔は上下優劣を気にしまくっていたのは否定しないが!

古い世代も受け取って消費するのは普通に多かったけど、昔はそこで深い方に行って含蓄を求めるのがカッコ良かったからねえ
今はめんどくさい、話の通じない存在といったイメージになってしまったし、そういう拘りをカッコ良く感じさせるのが難しくなった

今はウチの国にも絵を描ける人とか文章をかける人とか、コンテンツを作れる人が増えたからね。それに動画を見れば明らかなように、分かりやすくて面白い、良くも悪くも「釣れる」ものが再生数もコメント弾幕も伸びる。
見る側を意識したサービスが無いとダメな時代になったから、意見を押し付ければカッコイイと思ってもらえる時代じゃないんだよね。

批評家の競争の環境や競争相手が変わったというのも原因か。

婆羅門という言葉が流行るようになったのは、理性的な討論が行われないことに対する皮肉という側面もあるのではないだろうか。
言う方も言われる方もケンカ腰になり過ぎてきているから。

どんなに豊富な作品視聴経験がある人でも、作品を読み込んでいる人でもバトルになると主観的な感情の押し付け合いでゴタゴタするなんてのはありがちだからな……

批評する人達の中にアニメ以外語れない、基礎能力が低いのも少なくないというのがイロイロな所でバレるようになってきたからね。小さいコミュニティやフォーラムだった時代はともかく、コミュニティ外からの目があるし、批評すると同時に批評されるようになった。

理解の怪しい難しい言葉や、最近覚えたであろう新しい言葉を使いたがる、そしてツッコミを受けるようなことをやらかすというのはお約束

新しい世代が入ってきて、討論の場所も広がって、アクセスも閲覧も簡単になって、反応もすぐに出て……となって昔はカッコ良いとされた複雑さや深さの(実態はさておき!)空気が評価されなくなった、需要が無くなったような所はあるかな
価値観や評価体系がかなりの速度で変化しているから、昔の感覚を更新できないと大変だよ。歳をとっていると特にね。

だから私は他人を論破する、自分が正しいと認めさせるような発言を繰り返すのはやめた方がいいと考えてしまう。
考え方も評価する部分も違うから討論が成立しない、そりゃレッテルの張り合いになるわけだよ。

今の時代はある程度自分の好きなものは好きで他人が理解できなくても構わない、他人の好きなものが分からなくても構わない、くらいに考えてジャンルで生息しておく方がいいのかもね。
日本ほど細分化できる規模はないかもしれないが、さすがに昔よりは好きなジャンルでのコミュニティを成立させられるようになっただろ。
小さいコミュニティだと承認欲求の問題も出てくるかもしれんが……!

bilibiliの弾幕の紛争を見ても分かるけど、ウチの国のオタクは活動フィールドが重なり過ぎているからねえ
人が増えてジャンルも増えて、男女や党の戦いも増えると空気が悪くなってしまうと。

アレはアレで住み分けすればいいんだがなあ

今の問題は婆羅門とレッテル貼る側が数によって少数の好みを圧殺することかね
深く語ることができない、最初からそういうのを揶揄するような今の流れもそれはそれで問題では。

かと言って、一握りのスピーカーの解釈が正しいとされていた昔が正しいとも言えない。

type-moonの天下になる前は日本のエロゲを知っている人間が婆羅門として君臨していて、その後はfateが分からないと暴れてフェードアウトしていった
一時代を築く作品が入れ替わるときには価値観や評価基準も変化するから、婆羅門のようなついていけない人間はいつの時代も発生するのだろう。

同意。
私は最新のアニメにはついていけないことも少なくないし、ダメな意味での婆羅門的な感情を抱いてしまうことも頻繁にある。
ただ婆羅門的な発言をするのは避けようと注意はしている。自分の好きな作品を探したり過去の名作を掘り返したりする方が建設的だし気楽でいられるだろう。

俺もロートルか、というのに気付くようにはしたいな……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における動漫婆羅門の使われ方やイメージのようなものがイロイロと出ていました。

こういうのを見ると、中国オタク界隈でも世代間のギャップや、マニア層とライト層のギャップがいよいよ拡大しているような所を感じてしまいますね。

ちなみに今回イロイロとて教えてくれた方によると
元ネタにあった日本に通じやすそうなネタとしては
「FGOの話題の中でそれでもFate/Zeroが好き、虚淵玄が最高だと言っている人を、心の中では昔の自分は辞書を片手に月姫を味わっていたんだと見下し、ソシャゲをやって月厨のつもりだとは片腹痛いと嘲笑う。そして本人にとってはFateのソシャゲが出ることもそのFGOの中国版サービスが展開されることも恨めしいことこの上ない」

というのがあるそうで、

「このネタのポイントは、シリーズの中心となる作品の移り変わりを受け入れられないという所に加えて、見下している婆羅門側も実は型月関連の知識が怪しいという所ですね。昔の中国に広まっていた非公式な翻訳知識には訳者の勘違いも間違いも少なくありませんし知識の正誤修正も怪しい所がありますから……」
「またfateは基本的に新しいメディアで設定が次々と追加されていく、明かされていく作品でもあるので、好みで語るならともかく、優劣や上下関係に拘ることの滑稽さも強調されてしまいます」

とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
今回の中国オタク用語は私も把握しきれてない所があるので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「今の二次元の委員長キャラと言えば誰だろう?すぐに思いつかなかったので、代表的な所を教えてほしい」

4月に入っても依然として厳しい状況が続いていますが、そんな中でもイロイロなネタを教えていただけるのは本当にありがたい限りです。
今回は中国オタク界隈で行われている、日本の作品の定番イメージネタについての話題を。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃の委員長キャラ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今の二次元の委員長キャラと言えば誰だろう?すぐに思いつかなかったので、代表的な所を教えてほしい。

そう言えば近頃は委員長キャラらしい委員長キャラがいないな
……我ながら何を言っているか混乱してきた

「委員長」は「団長」に比べると候補少ないかもしれんな

今だと「物語シリーズ」の羽川翼とかじゃないか。

私も彼女がすぐに思いついた。
他はちょっと、すぐには出てこない

羽川翼は典型的な、委員長の中の委員長とも言えるキャラ

「キミキス」の絢辻詞も非常にテンプレな委員長キャラのイメージを活用して作られているキャラかね。

同意。個人的には羽川翼と絢辻詞の二巨頭かな

最近だと「サクラダリセット」の相馬菫も委員長。でもあんまり委員長キャラのイメージはないか?

考えた末に出てきたのが「ハヤテのごとく!」の瀬川泉だがこれもあんまり委員長感はないかも。

「Rewrite」の此花ルチアは、そこまで有名ではないか……

私は普段のキャラ呼びで「委員長」というあだ名的な代名詞を使うことがあんまり無い。
ちょっと考えてみたが、そういう代名詞のイメージと合致するキャラが近頃はいない、ほとんどの委員長という設定持ちのキャラが「委員長キャラ」のイメージから外れるのも理由かもしれない。

確かに。「団長」は配下の団体のイメージが付くからそんなに問題無いが、学級委員長だとなぜか微妙。

「先輩」や「先生」、他にも例えば「勇者」なんかは適用範囲広いしイメージから外れるような感じは無いんだがなあ

「先輩」は多過ぎて名前付きじゃないと分からないという問題が。

学級委員長呼びは自分の現実の学校生活での方が思い浮かぶからちょっと。

三次元と二次元は区別できなければならない。
自分の場合は現実だと直接名前で呼ぶからそういうのは無いな。どっちにしろ、団長呼びは他の地位系呼称と比べて不思議と混同され難い気はするな。
あと委員長キャラで思い付いたのは羽川翼だけだわ。

とりあえず思い付いた所を。
「閃の軌跡」のエマ・ミルスティン

「ToHeart2」の小牧愛佳

「コープスパーティ」の篠崎あゆみ
ゲームだと結構委員長キャラいるんだが、アニメになっている作品だと確かに思いつかないかも。

「Another」の赤沢泉美、そう言えばこのキャラも委員長呼びはあんまり無いかなあ

古手川唯と書き込もうとしたが、よく考えたらこれは風紀委員だった……

「まどか☆マギカ」の委員長の魔女がすぐに出てきたが、名前有キャラだと……うーむ。
委員長属性的なキャラは探せば出てくるが、学級委員長という設定持ちまで重なるようなのは意外に難しいのか?

「瀬戸の花嫁」の委員長!
思い付いたけど名前なんだったっけ?名前が出てこない……

分かる。役職呼びだとそういう風に名前出て来なるんだよね……

そもそも日本の作品のキャラの名前が中国語の感覚だと一般的な組み合わせじゃないからね。色や先輩とかの人間関係、役職とかで呼ぶのはそういうヤヤコシイ部分への対応という意味もある。
「良いあだ名」が付いたキャラの人気拡大が加速しやすいのもそういう所からだ。

そう考えると羽川翼はキャラの内外もテンプレ委員長イメージってのもあるが、名前が覚えやすいのも良いのか。
それに引き換え「団長」のイメージの強さは何だろう。

団長は特徴的なのが一世代一人みたいなことになってるのも理由だったりして

「団長」だとすぐに思いつくキャラで歳がバレるという話はよく聞くな

自分は団長と言えば涼宮ハルヒだが……今は違うか。

今だと「鉄血のオルフェンズ」のオルガだぞ

同意。私も希望の花〜の方だ

委員長もエヴァの洞木ヒカリとか言い出したら歳がバレると思う。

でも委員長キャラって調べてみてようやく「そう言えば」なキャラも少なくない
「フルメタルパニック」や「CLANNAD」の委員長キャラと言われてすぐに思いつくか?

「涼宮ハルヒ」なら朝倉涼子は分かる、あとその流れで「ネギま」の雪広あやかも思い出したがこっちは定番の委員長キャラから外れる所も多いな……

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」で委員長キャラの中の人の名前はすぐに出てきたのに肝心のキャラの名前である星見純奈がなかなか出てこなかった。

「瀬戸の花嫁」の委員長、自分も名前が出てこない。

あれはそのまま日本語で「委員長」と近い発音の「伊院千代」というネタネームがその後つけられた。
それが出てくる番外編までは本名不明よ。

委員長キャラで考えた結果、出てきたのが生徒会長キャラばかりだったのですが……

最近の二次元作品は学校のクラス内が中心の人間関係はあまり出てこないし、メインキャラとして考えた場合の委員長キャラは減っているんじゃないかな。
生徒会長はまだ出しやすい。

なるほど。クラス内だと重要になるが、学校全体や学校外になるとそこまで重要ではなくなるのか。それに対して生徒会はまだ使いやすいと。

キャラ設定にはあっても、定番イメージ通りの委員長キャラではない、委員長的な活動を作中で見せることが無いというパターンも考えられる。

最近の男性向け作品だと主人公が勉強や努力をできるようになったから、旧来のクラスの委員長的な役割をこなせるようになってしまったのも原因の一つではないかと。
アホキャラの言動や暴走に対するツッコミ役が主人公の担当になってきている。

ツッコミ役、苦言役の変遷という感じかね。
見ている側の感覚の変化だけでなく、作品の流行の移り変わりの影響というのもありそうだな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における委員長キャラの認識についてや、委員長キャラがパッと出てこない理由に関する考察も出ていました。

ちなみに今回紹介させていただいたやり取りの「委員長」としている部分ですが、原文では基本的に「班長」となっています。
中国では学校のクラスに関しては年班組の順なのでクラスは「〇年〇班」、日本語で言う「班長」のポジションは「組長」となっています。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本では何々組とか組長とかはヤバイ言葉でもあるらしい」

中国オタク「ウチの国でエアリスとティファの人気がどうなっていたのか知りたい」

ありがたいことに
「中国ではドラクエの人気があまり無いのでビアンカとフローラ論争が難しいのは知っていますが、FFはインターナショナル版や映像作品もあるのでエアリスとティファ論争みたいなのはできそうな気がします。いかがでしょうか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「FF7」

は中国本土では少々特殊な広まり方をしていまして、PSでFF7が出た当初は当時の中国ではかなり高価だった家庭用ゲーム機の作品だったことから、「日本のゲームの大作」という情報は入っていても実際にプレイしていた人はそんなにいなかった……という話があります。

しかしその後の中国におけるPS系ゲーム機の普及に伴うFFシリーズの人気向上、そして映像作品である
「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」

や外伝的ゲーム作品の影響などから、現在の中国においてFF7はFFシリーズの中でも上位の知名度やキャラクター人気を獲得している模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国本土におけるエアリスとティファの人気の移り変わり」
といったことなどに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国でエアリスとティファの人気がどうなっていたのか知りたい。昔はエアリスの方がティファより人気高かったという話を聞いたんだが、ホント?

その話は自分も聞いたことがある。
今ではティファの方が人気高いけど、アドベントチルドレンが出る前はエアリス派が多かったとか。

FF7 AC以降は完全にティファになった気はする。あれで一気にFF7の知名度上がってゲームやってない人も把握するようになったから。

ティファは関連商品多いけど、エアリスは基本的にゲーム本編にしか出ないというか、出せないからね。
現代の印象ではどうしても厳しくなる。

作中における正ヒロインはエアリスで、ティファはサブ的なキャラ。
ただその後の関連作品や商品展開ではティファが中心だからヤヤコシイ。

FF7は公式だとティファがヒロインだろ。
エアリスは死ぬのが役割なキャラ。

FF7は当時既に好感度仕込んでいるゲームだったから、複数ヒロインじゃないか?

ゲーム遊んでいた人間の間ではエアリスの人気が高いかもしれないが、アドベントチルドレンではティファが中心だから、その後の人気は完全ティファ優勢になった。

ゲーム遊んでいた人間も普通はティファの方を好む。キャラの造形も描写もティファの方が濃いのだから。

そもそもの疑問なんだが、ACがウチの国で広まる前のFFの国内知名度や人気ってどんなもんだったの?昔のウチの国でのFFの人気ってのがどうも分からない。

リアルタイムだと大陸では「7」は知名度だけ高かったような所もあるかな。中国語名も「太空戦士」と現在の「最終幻想」が混在して混乱気味だったし、今ほどしっかりした人気ではなかったね。
(訳注:台湾や香港におけるFFの中国語タイトルが「太空戦士」だった時代もあるそうです)

本格的に流行ったのは「8」からかも。フェイ・ウォンの主題歌と一緒にやたらと話題になっていた記憶がある。
「8」の出る時期になってもPSは当時の国内所得レベルでは高かったから実際に遊んでいた人間となると何とも言えないが、当時のゲーム雑誌では普通に攻略記事というかストーリー翻訳紹介記事がどーんと掲載されていたから注目の作品だったのは間違いないよ。

そう言えばFF7遊んだことはない自分でも当時のゲーム雑誌でエアリスは知っていたな。
逆にティファに関しては特に覚えていない。

考えてみたら俺はエアリスのネタバレをゲーム雑誌で食らったな……いやまぁ、ウチの国のゲーム雑誌は外国語作品のストーリー紹介も重要な売り物だからネタバレ満載なのも当然なんだが。

今の感覚だと、「インターナショナル版でわざわざ遊んでいたのは少ない」くらいになってしまうかな。
私の周りでも手を出している人はそこそこいたんだが、ゲーム機自体が高価なモノだったから割合的にはそれほどでもない。PS2の「10」が中国国内に与えた非常に大きな衝撃と比べるのは厳しいかなあ

興味ない人間からすればティファの方が圧倒的に知名度が高いだろう。ゲーム界を代表するお姉さんキャラというくらいに。

自分もそうだ。エアリスが誰かは知らないけど、ティファの名前と外見は知っていた。

ガキの頃はFF7が何かすら知らなかったけど、綺麗でおっぱいが大きなお姉ちゃんの名前がティファだということは知っていました。

すまない、私はティファよりもセフィロスの方がよく聞く名前だった。

大まかに言えば中国国内だとティファが人気、中国国外だとエアリスが人気って所だろう。

欧米でもティファの圧勝だぞ。日本でも傾向はそう変わらん。

大陸だと最初はエアリスが人気で、その後はティファが圧倒、欧米圏だとティファがずっと優勢、日本ではティファとユフィが人気でエアリスはずっとそれに敵わない。

いや日本でもユフィの人気はそこまで高くない、彼女は本当の意味でサブヒロインだから。そして日本においてはエアリスとティファはずっともめていて作中の扱いはともかく、人気では同格。

確か直近の全ファイナルファンタジー大投票だと、「7」のキャラは1位クラウド3位エアリス9位ティファ10位ザックス11位セフィロスだったな。ちなみにユフィは33位。

エアリスは投票では強いけど同人作品ではティファに全く敵わないじゃないか。

それが人気高いってことじゃないの?
エロ同人は作家の嗜好や作業効率も強く影響するし。

ランキングってそんなことになってたのか……私はてっきりFF7で一番人気が高いのはザックスだと思っていたんだけど。

ウチの国では非ゲーマー層が触るゲーム機はPSPだった時期もあるし、そこで「CRISIS CORE」からFFに入った人も多いしザックスの人気高いけど、日本だとその辺は基本的に後付けのストーリーと設定だから……
(訳注:中国ではスマホ普及前の一時期、PSPが音楽も聴けて画像やアニメも見れる、ついでにゲームも遊べる携帯端末として大人気でした)

こっちだと日本のFFキャラ人気で7のキャラの人気があそこまで高いのはピンと来ない人も多いだろうね。特にエアリスは分からん。
でもあれは日本人からすれば当然の結果らしい。

リアルタイムでネタバレなしに遊んでいる人にとってはエアリスの方の印象が強いだろう。
でも世代が変わると一気に思い入れは減る。ウチの国でもそんな感じに近いかと。

ティファはクリムゾンのflashゲームやHY工房の印象が強過ぎるのも……

二次創作だとティファの方が圧倒的に高い人気なんだけど、投票ということになると話は変わってくるということか。pixivで見てもティファが圧倒的なんだが。

ティファはFFのゲーム以外の場所にも頻繁に出てくるから、知名度でまずかなり有利なんだよね。だからFFファン向けで人気投票をやると一般的な印象とは異なる結果になる。

ティファはなんだかんだで我が国でも3Dモデルの労働模範だからなー
ACのイメージも強いし、ゲームやらない人でも知っているのが大きい。
(訳注:「労働模範」とは中国で「人民が模範とするべき優れた労働者」的な方向で与えられる称号です。中国オタク界隈ではエロパロ方面で人気が高い、関連創作物の多いキャラに対して「いろいろな意味でよく働いている」といったことからこの「労働模範」、通称「労模」のあだ名がつくそうです)

ACのティファはモデルもデザインも良過ぎる。今の感覚で見ても普通に良い。それに対してエアリスは新モデルが無いままだから人気の上がりようが無かった。
エアリスに思い出という強みはあっても、新規に対するアピール力で完全に逆転。

それにしてもこのスレに限らずFF7のリメイクでエアリスファンが目立つようになってきたな……

エアリスとティファのどっちが人気というのは好きにやればいいと思うけど、エアリスをティファより好きでないヤツはFF7のファンとして怪しい、ニセモノだみたいな話が目立つようになってきたのはどうなのかと。

リメイク版が出るし、それを遊んでから各人が判断するで良いと思うんだけどね……アニメのヒロイン党争を見ていると難しいのかね。

党争の歴史としてはかなり古い、前世紀から続く戦いだからな。譲れないものもあるのだろう。
でも覚悟しておけよ、もうすぐハイクオリティモデルな女装クラウドが出てくるのだから!!

女装クラウドか。確かに今ならネタ人気出そうな気はする。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるイメージがイロイロと出ていました。

南方の方はちょっと分かりませんが、FF7が出た頃の北京では上のやり取りにもあるような感じでPSやSSといった日本の家庭用ゲーム機を持っている人も少なかったですし、当時中国の現地校に通っていた私の周りでFFが本格的に話題になる、注目されるようになったのはFF8からだったように思います。
(私が高校の頃はPSかSSを持っていたのは、40人ちょっとのクラスで私を除いて確か3人だけだったような……みんなが持っている、遊べるとしたらPCという感じでした)

当時の私のクラスメート達には日本のアニメやマンガ、ゲームが好きなのも多かったのですが、実は彼らとエアリスとティファの好みについても特に話題にした記憶はありません。当時の中国でPC版が大人気だった「ときメモ」のヒロインについて熱く語られた記憶はあるのですが。

その辺りを含めて本格的に熱く語られるようになったのはもう少し後、中国でFF人気が盛り上がってからだったのかもしれませんね。ゲーマー系の中国オタク界隈でも、キャラ萌え的な話題について積極的に語られるようになるには時間がかかったそうですし。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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