ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈では近年の学生主人公で人気や評価が高い(?)とされるキャラ、「氷菓」の折木奉太郎、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の比企谷八幡、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の綾小路清隆、「青春ブタ野郎シリーズ」の梓川咲太の四人を
「校園四覇」
と称するネタがあるそうです
またそういった人気の学生主人公に関して評価の方向や人気の変化などに関する考察が行われたりもしているそうです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「折木奉太郎と比企谷八幡の人気や評価の違い、変化」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
似たような所もあるキャラなのに「氷菓」の主人公は好かれて「俺ガイル」の主人公は嫌われがちなのは何故だろう?
分析できる人がいるなら教えて欲しい。
大老師八幡は今やってるアニメ三期でも好き嫌い分かれているからなあ
どっちも「校園四覇」なのに、現在の好感度はかなり違うよね……八幡は唾棄する人もいる。
作品の評価もがっつり明暗が……主人公に似ている部分はあるし、ラノベ原作なのに。
氷菓はラノベじゃないだろ。同じ場所に並べるのが間違っている。
氷菓はラノベじゃないと言いたがる人は多いけど、ラノベレーベルの角川スニーカー文庫から出ているから広義では間違いなくラノベだよ。
そういう意見が出るレべルの人気と評価の高さでもあるのだろうけど。「俺ガイル」は結局ラノベの範疇だから、そういう意味でも主人公の評価の差が出るのかね。
考えられるのはなんだろうな
アニメのクオリティなのか、原作者の力量なのか、ファン層の違いなのか。
京アニがスゴイってことで終わりだろ。
「俺ガイル」も京アニが作ったなら一時代を築けた。
「俺ガイル」このラノで3年連続1位取ってるし原作は一時代築いていると思うが。
あれって角川系作品を実質締め出しているランキングだからどれくらい意味あるのかなあ……商業的な意図がどんどん露骨になっていって俺が見ても分かるようなレベルになっているし
俺も「俺ガイル」が一時代を築いたという判定は否定するつもりはないし、それなりに影響力のある作品だとは思っているが。
京アニでも嫌われる時は嫌われるからな。
奉太郎も好感度高いわけじゃない、八幡ほどの強烈なアンチはあまりいないが。
奉太郎よりも八幡の方が傍観者、上から目線系のキャラとしては極端だから嫌う人もいるのでは。
作品のジャンルの違いじゃないの?
ラブコメ主人公とミステリーの探偵役では性格が同じでも印象が変わる。
八幡は何言ってるのか、何が言いたいのか分からない部分がある……しかもそれが第三期ではいよいよ顕著になってきているからアンチも増加している。
探偵役だとヘンな性格していても問題ない。
謎を解くというだけでカッコ良く活躍できる。源流のホームズからして性格も設定もクセが強いから。
それに対してラブコメはどうしても主人公の言動や選択、対応を意識することになるから合わない部分が引っかかりがちに。
「氷菓」は恋愛のゴタゴタやすれ違いみたいたのは無いからね。
全く無いわけではないよ。
どのヒロインが勝った負けたみたいな「党争」じゃないけど。
推しヒロインを決めて作品を追いかける「党争」だと主人公にイラつくことも多いからね。
「俺ガイル」は第二期までは良かった……いや、第二期も後半辺りから文句が増えてたな。
第二期の後半辺りから制作側のヒロインの扱いに関する恨みつらみが募っていたけど、今の第三期でそれが爆発した。ヒロインの扱いの不満を導火線に、作品に関するあらゆる不満が爆発炎上している印象だ。
近頃は由比ヶ浜関係で不満が爆発しているよね
今期はSAOでも爽快感の無い展開への批判に混じって推しヒロインの雑な扱いへの不満を爆発させていた感があるからな……ヒロインの扱いがヒドイと爆発して作品を批判するスレが伸びる伸びる。
キャラの表現の仕方も違う。折木奉太郎は千反田えると一緒にイメージされがちなるのに対して、比企谷八幡はアニメで現在進行形で党争中。
私はやはり「俺ガイル」の評価の悪さや主人公の印象の滑落ぶりはアニメ制作会社のせいだと思うね。
しかし原作も後半になるとグダグダになっていくわけで。
原作の方はそこまで悪くないと思うぞ?アニメで見る印象悪くなるし批判も増えている。俺も制作の方の問題というのは一理あると思うな。
「俺ガイル」の原作後半はヒドイ出来だとは言わんが、面白さは下り坂なのは確かだし私はアニメの制作会社の責任ばかりではないと思う。
そしてそれがそのまま主人公の評価の下落につながっているのもあるだろう。
アニメ化が原作の人気上昇〜最盛期の部分を過ぎても続いていることによるイメージの悪化もあるんじゃないかな。
「氷菓」は原作が止まっているというか、続編の有無が分からない状態だから逆に良いエピソードをアニメ化した段階で区切りがついて記憶と評価が固まっている。
「俺ガイル」の一期は頭が回るけど自爆癖があって、人間関係も見通せるけどリア充には毒を吐きまくるという主人公が良かったんだけど、第二期になると段々と何が言いたいのか何がやりたいのか分からなくなって第三期はそれがさらに顕著になって初期の頭の回転や自爆っぷりも消えた。
「見る理由になっていた主人公のキャラ」が徐々に崩壊していって、その違和感が不満と批判につながっているのでは?
「校園四覇」の中で、八幡は今の所唯一アニメの続編が出ているキャラだからな……他の三人は初期のイメージのままでいられるのに対して、八幡は期待された、評価されたキャラからズレてきているのは確かだろう。
その変化が成長とかカッコ良さ、爽快感につながっていないのがまずいのかね。
ラブコメだからどうしても人間関係は変化するし、巻き込まれたら高みの見物とはいかないからね。
「氷菓」は推理モノだからそういうのに巻き込まれずに済むし、キャラが大きく変化することも無いから印象も安定する。
アニメに関しては制作会社のアレンジによる影響もある。
「氷菓」の原作小説は面白いけどキャラに関してはアニメより癖が強い。主人公もヒロインもアニメのイメージが先にあると驚く。そもそも米澤穂信はヒロインやヒロインとの関係を書くのあんまり上手くない作家だから……
それには同意する。
「氷菓」のイメージ、特に主人公とヒロインに関しては京アニのアニメ補正が大きいしヒロインのキャラ、そして主人公との関係で結果的に主人公の折木奉太郎の印象が良くなっているのはあるな。
逆に八幡は原作からそこまで大きな変更は無い。
近頃のゴタゴタを見ると、ヒロイン関係で揉めないのが良いんじゃないかと思わなくもない。
複数ヒロインを出すと、正室が決まっていようがなんだろうが各ヒロインにファンは付くし、制作する側も最初はそれで釣ろうとするから釣られる人は出る。
でもその後に制作側からの「甘さ」の供給は無いし、ヘタすればヒロインが劇中でひどい目に遭わされることもあるから最初ファンだった人間が敵に回ってしまう。
「氷菓」の方はキャラ同士の会話自体は分かりやすいし、キャラの把握もしやすい、そして推しヒロインの問題みたいなのもほぼ無かったからね。「俺ガイル」で主人公の印象を悪くしている部分が無いのは有利だ。
自分が「俺ガイル」を見る理由は主に主人公キャラと情緒的な物語だったわけだが、第三期はそのどちらについても微妙だ。
現在批判されているのもしょうがないと思ってしまうね。主人公の八幡に関してはその問題が直撃するから叩かれるのも無理はないと。
八幡の方は主人公としてのキャラ像がどんどんブレていっているのが見ていて厳しい。
第三期の今では普通のリア充よりもリア充状態だ。以前のキャラは消えてしまった。それが成長と素直に受け取れる変化なら良いんだけど、そうでもないしね。
作品ジャンルで見ると別物だが、主人公で考えると重なる所も感じられるのは確かだ。
やはり作品の出来や人気の方向性は重要ということか。
「俺ガイル」はキャラが重視されているからな。みんな好きなキャラを主な目的にアニメを見ていた。それが第三期では偏るというか歪むというかなことになっているからそりゃ批判の声で炎上するわ。
それに対して「氷菓」はキャラの魅力もあるけど、基礎としてあるのが推理の絡んだストーリーの魅力でそこにキャラの魅力が加わる形になっている。
折木奉太郎と比企谷八幡のはキャラクター的に重なる所もあるけど、キャラとしての評価のされ方が逆なんだよ。
そんな感じだよね。私はどっちも好きな作品だし、作者の名前で別の作品を追っかけたりもしているけど、実は米澤穂信はキャラ作りはそんなに上手くない。これは渡航の方が上だと思うし、米澤穂信の作品にはそういう要素は必要とされていないというのもあるだろう。
ここまで出ていない意見だと、「氷菓」が昔の作品で「俺ガイル」が現在新番枠で配信されている作品ということかな。
「氷菓」も一時期は無茶苦茶叩かれていことがある。もちろんキャラ評価もズタボロ。
それもありそうだ。
今の時代だと「氷菓」は後から高評価の情報と共にまとめて一気に見て判断される作品になっている。放映当時は京アニ終了、みたいな叩き方もあったくらいなんだが。
今でこそ京アニで最も安定した名作、他人に京アニを布教するならまず「氷菓」くらいの扱いになっているけど、放映当時はそれまで京アニ作品に求められていたものと違うというので叩かれていたからな。
上でも言われているが「氷菓」は第二期が無いのも良かったのかもね。昔叩いていた人間は消えて、今では褒める人ばかり。もちろん名作が後になって評価されたという意見も分かるけど、当時の叩かれ方を知っているとそういう話だけではないと考えてしまうね。
とまぁ、こんな感じで。
作品の比較と一緒に、最近の人気や評価の変化の流れについても出ていました。
今回のネタを教えていただいた方によると
「近頃は様々な作品において作中の推しヒロインの扱いに不満を持った一部のファンが作品批判に回って場を荒らすことが増えています」
「これは『党争』に関して、公式に負けを突き付けられたこと、思い通りの展開にならなかったことによる怒りに加えて、対立する『党』からも負けを煽られるということもあるかと思われます」
とのことでした。
こういう話を聞くと、中国オタク界隈における作品の楽しみ方の一つとされる推しヒロインを決めて討論しながら作品を追っかけていくという「党争」も、尖り過ぎて難しくなってきた面が出てきているのかとも考えてしまいますね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国オタク界隈では近年の学生主人公で人気や評価が高い(?)とされるキャラ、「氷菓」の折木奉太郎、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の比企谷八幡、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の綾小路清隆、「青春ブタ野郎シリーズ」の梓川咲太の四人を
「校園四覇」
と称するネタがあるそうです
またそういった人気の学生主人公に関して評価の方向や人気の変化などに関する考察が行われたりもしているそうです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「折木奉太郎と比企谷八幡の人気や評価の違い、変化」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
似たような所もあるキャラなのに「氷菓」の主人公は好かれて「俺ガイル」の主人公は嫌われがちなのは何故だろう?
分析できる人がいるなら教えて欲しい。
大老師八幡は今やってるアニメ三期でも好き嫌い分かれているからなあ
どっちも「校園四覇」なのに、現在の好感度はかなり違うよね……八幡は唾棄する人もいる。
作品の評価もがっつり明暗が……主人公に似ている部分はあるし、ラノベ原作なのに。
氷菓はラノベじゃないだろ。同じ場所に並べるのが間違っている。
氷菓はラノベじゃないと言いたがる人は多いけど、ラノベレーベルの角川スニーカー文庫から出ているから広義では間違いなくラノベだよ。
そういう意見が出るレべルの人気と評価の高さでもあるのだろうけど。「俺ガイル」は結局ラノベの範疇だから、そういう意味でも主人公の評価の差が出るのかね。
考えられるのはなんだろうな
アニメのクオリティなのか、原作者の力量なのか、ファン層の違いなのか。
京アニがスゴイってことで終わりだろ。
「俺ガイル」も京アニが作ったなら一時代を築けた。
「俺ガイル」このラノで3年連続1位取ってるし原作は一時代築いていると思うが。
あれって角川系作品を実質締め出しているランキングだからどれくらい意味あるのかなあ……商業的な意図がどんどん露骨になっていって俺が見ても分かるようなレベルになっているし
俺も「俺ガイル」が一時代を築いたという判定は否定するつもりはないし、それなりに影響力のある作品だとは思っているが。
京アニでも嫌われる時は嫌われるからな。
奉太郎も好感度高いわけじゃない、八幡ほどの強烈なアンチはあまりいないが。
奉太郎よりも八幡の方が傍観者、上から目線系のキャラとしては極端だから嫌う人もいるのでは。
作品のジャンルの違いじゃないの?
ラブコメ主人公とミステリーの探偵役では性格が同じでも印象が変わる。
八幡は何言ってるのか、何が言いたいのか分からない部分がある……しかもそれが第三期ではいよいよ顕著になってきているからアンチも増加している。
探偵役だとヘンな性格していても問題ない。
謎を解くというだけでカッコ良く活躍できる。源流のホームズからして性格も設定もクセが強いから。
それに対してラブコメはどうしても主人公の言動や選択、対応を意識することになるから合わない部分が引っかかりがちに。
「氷菓」は恋愛のゴタゴタやすれ違いみたいたのは無いからね。
全く無いわけではないよ。
どのヒロインが勝った負けたみたいな「党争」じゃないけど。
推しヒロインを決めて作品を追いかける「党争」だと主人公にイラつくことも多いからね。
「俺ガイル」は第二期までは良かった……いや、第二期も後半辺りから文句が増えてたな。
第二期の後半辺りから制作側のヒロインの扱いに関する恨みつらみが募っていたけど、今の第三期でそれが爆発した。ヒロインの扱いの不満を導火線に、作品に関するあらゆる不満が爆発炎上している印象だ。
近頃は由比ヶ浜関係で不満が爆発しているよね
今期はSAOでも爽快感の無い展開への批判に混じって推しヒロインの雑な扱いへの不満を爆発させていた感があるからな……ヒロインの扱いがヒドイと爆発して作品を批判するスレが伸びる伸びる。
キャラの表現の仕方も違う。折木奉太郎は千反田えると一緒にイメージされがちなるのに対して、比企谷八幡はアニメで現在進行形で党争中。
私はやはり「俺ガイル」の評価の悪さや主人公の印象の滑落ぶりはアニメ制作会社のせいだと思うね。
しかし原作も後半になるとグダグダになっていくわけで。
原作の方はそこまで悪くないと思うぞ?アニメで見る印象悪くなるし批判も増えている。俺も制作の方の問題というのは一理あると思うな。
「俺ガイル」の原作後半はヒドイ出来だとは言わんが、面白さは下り坂なのは確かだし私はアニメの制作会社の責任ばかりではないと思う。
そしてそれがそのまま主人公の評価の下落につながっているのもあるだろう。
アニメ化が原作の人気上昇〜最盛期の部分を過ぎても続いていることによるイメージの悪化もあるんじゃないかな。
「氷菓」は原作が止まっているというか、続編の有無が分からない状態だから逆に良いエピソードをアニメ化した段階で区切りがついて記憶と評価が固まっている。
「俺ガイル」の一期は頭が回るけど自爆癖があって、人間関係も見通せるけどリア充には毒を吐きまくるという主人公が良かったんだけど、第二期になると段々と何が言いたいのか何がやりたいのか分からなくなって第三期はそれがさらに顕著になって初期の頭の回転や自爆っぷりも消えた。
「見る理由になっていた主人公のキャラ」が徐々に崩壊していって、その違和感が不満と批判につながっているのでは?
「校園四覇」の中で、八幡は今の所唯一アニメの続編が出ているキャラだからな……他の三人は初期のイメージのままでいられるのに対して、八幡は期待された、評価されたキャラからズレてきているのは確かだろう。
その変化が成長とかカッコ良さ、爽快感につながっていないのがまずいのかね。
ラブコメだからどうしても人間関係は変化するし、巻き込まれたら高みの見物とはいかないからね。
「氷菓」は推理モノだからそういうのに巻き込まれずに済むし、キャラが大きく変化することも無いから印象も安定する。
アニメに関しては制作会社のアレンジによる影響もある。
「氷菓」の原作小説は面白いけどキャラに関してはアニメより癖が強い。主人公もヒロインもアニメのイメージが先にあると驚く。そもそも米澤穂信はヒロインやヒロインとの関係を書くのあんまり上手くない作家だから……
それには同意する。
「氷菓」のイメージ、特に主人公とヒロインに関しては京アニのアニメ補正が大きいしヒロインのキャラ、そして主人公との関係で結果的に主人公の折木奉太郎の印象が良くなっているのはあるな。
逆に八幡は原作からそこまで大きな変更は無い。
近頃のゴタゴタを見ると、ヒロイン関係で揉めないのが良いんじゃないかと思わなくもない。
複数ヒロインを出すと、正室が決まっていようがなんだろうが各ヒロインにファンは付くし、制作する側も最初はそれで釣ろうとするから釣られる人は出る。
でもその後に制作側からの「甘さ」の供給は無いし、ヘタすればヒロインが劇中でひどい目に遭わされることもあるから最初ファンだった人間が敵に回ってしまう。
「氷菓」の方はキャラ同士の会話自体は分かりやすいし、キャラの把握もしやすい、そして推しヒロインの問題みたいなのもほぼ無かったからね。「俺ガイル」で主人公の印象を悪くしている部分が無いのは有利だ。
自分が「俺ガイル」を見る理由は主に主人公キャラと情緒的な物語だったわけだが、第三期はそのどちらについても微妙だ。
現在批判されているのもしょうがないと思ってしまうね。主人公の八幡に関してはその問題が直撃するから叩かれるのも無理はないと。
八幡の方は主人公としてのキャラ像がどんどんブレていっているのが見ていて厳しい。
第三期の今では普通のリア充よりもリア充状態だ。以前のキャラは消えてしまった。それが成長と素直に受け取れる変化なら良いんだけど、そうでもないしね。
作品ジャンルで見ると別物だが、主人公で考えると重なる所も感じられるのは確かだ。
やはり作品の出来や人気の方向性は重要ということか。
「俺ガイル」はキャラが重視されているからな。みんな好きなキャラを主な目的にアニメを見ていた。それが第三期では偏るというか歪むというかなことになっているからそりゃ批判の声で炎上するわ。
それに対して「氷菓」はキャラの魅力もあるけど、基礎としてあるのが推理の絡んだストーリーの魅力でそこにキャラの魅力が加わる形になっている。
折木奉太郎と比企谷八幡のはキャラクター的に重なる所もあるけど、キャラとしての評価のされ方が逆なんだよ。
そんな感じだよね。私はどっちも好きな作品だし、作者の名前で別の作品を追っかけたりもしているけど、実は米澤穂信はキャラ作りはそんなに上手くない。これは渡航の方が上だと思うし、米澤穂信の作品にはそういう要素は必要とされていないというのもあるだろう。
ここまで出ていない意見だと、「氷菓」が昔の作品で「俺ガイル」が現在新番枠で配信されている作品ということかな。
「氷菓」も一時期は無茶苦茶叩かれていことがある。もちろんキャラ評価もズタボロ。
それもありそうだ。
今の時代だと「氷菓」は後から高評価の情報と共にまとめて一気に見て判断される作品になっている。放映当時は京アニ終了、みたいな叩き方もあったくらいなんだが。
今でこそ京アニで最も安定した名作、他人に京アニを布教するならまず「氷菓」くらいの扱いになっているけど、放映当時はそれまで京アニ作品に求められていたものと違うというので叩かれていたからな。
上でも言われているが「氷菓」は第二期が無いのも良かったのかもね。昔叩いていた人間は消えて、今では褒める人ばかり。もちろん名作が後になって評価されたという意見も分かるけど、当時の叩かれ方を知っているとそういう話だけではないと考えてしまうね。
とまぁ、こんな感じで。
作品の比較と一緒に、最近の人気や評価の変化の流れについても出ていました。
今回のネタを教えていただいた方によると
「近頃は様々な作品において作中の推しヒロインの扱いに不満を持った一部のファンが作品批判に回って場を荒らすことが増えています」
「これは『党争』に関して、公式に負けを突き付けられたこと、思い通りの展開にならなかったことによる怒りに加えて、対立する『党』からも負けを煽られるということもあるかと思われます」
とのことでした。
こういう話を聞くと、中国オタク界隈における作品の楽しみ方の一つとされる推しヒロインを決めて討論しながら作品を追っかけていくという「党争」も、尖り過ぎて難しくなってきた面が出てきているのかとも考えてしまいますね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。