春節期間なので現在当ブログ的にはネタの枯渇期間に入っております……そんな中ではありますが、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国でも「後宮」などと呼ばれて一時期は良くも悪くも人気だった「ハーレム系」や「ハーレム要素」ですが、現在の中国オタク界隈ではネガティブな扱いとなることが多くなっているそうです。
また近頃の作品批判や規制の動きから「作品にハーレム要素がある」ということに対して不安を感じることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「サブキャラがハーレム状態になっている、ハーレムを築いている」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
某音柱に関する情報を見ていて気になったんだが、サブキャラがハーレム状態なのってみんなどう思う?今はハーレム系と言えばヘイトを集める印象なんだけど。
熱血系作品なら問題無い、恋愛系作品だと問題ありかな。
視聴者からも批判が出る。
そうそう。一般向けな普通の作品とオタク向けなハーレム系の作品では違う話になるのでは。
一般向けでも批判、炎上は発生するぞ。
カップリング問題だNTRだでしょっちゅう紛争が発生しているのを思い出せ。
この辺りの問題に関してはむしろ普通の作品、少年マンガ系とかの方がファンの間では争いと憎しみが渦巻いているように思う。
サブキャラのハーレムか……そういうことするキャラが作品内で評価される、肯定されると今はちょっともめそう
ちょっと考えて見たがそのハーレム構成員に主人公との間に恋愛的なものを意識させるような内容が無ければ構わない。逆にそうでなければ批判が来るかと。
男のサブキャラには種付けの権利は無い!みたいなネタはあるが、恋人がいる男のサブキャラに限らずモテてモテてハーレム状態なキャラとか普通にいるよね。
女に囲まれてハーレム状態なサブキャラは結構いるからね。
恋のライバルや障害となるキャラ、主人公と敵対する存在なら別に問題ないのでは。ラブコメの嫌な金持ち美形キャラとか、親友キャラでもモテるとかは普通にある。
「ポケモン」みたいな子供がメインターゲットな作品でも出てくる、よくあるテンプレ設定だろう。
しかし近頃の環境だと気になる要素ではあるかな。気にしないでいられた昔に戻りたい。
私は見せ方や設定の掘り下げ方次第だと思う。
掘り下げれば評価される他の設定と違いこっちはリアリティの感じられる描写でやるとまずい、掘り下げないで雑にやるべき設定。
それには同意。男女問わず異性に人気があるまではいいだろうけど、嫁が複数人とか肉体関係複数人だとひくかもしれん
確かに。私も音柱はちょっとどうかと思った。
重婚までいくと現代では厳しそうだ。残念ながらファンタジー作品でもね!
その部分を視聴者に意識させなければ良いんじゃないの?
常に意識しないわけにはいかないメインキャラのハーレムとは違う。
これについてはヒロイン級のキャラが関わるようになったら炎上案件だろう。
主人公とくっ付くかもしれないヒロインの一人的な扱いでファンを煽って、他の男のハーレム入りとかは批判されないわけが無いと思う。
でも一般的な二次元に出てくるサブのハーレム持ちキャラってハーレム要員が固定されていることが多いし実害のあるやつは少ないのでは?
ヒロインを口説いたりする展開はあるが、それが続くことはそんなに無いかもね。
重要キャラがハーレム入りとかしなければ目立たないし話題にならないから大丈夫だろう。
最近のめんどくさい炎上事件を見ても、通報する連中画そこまで見て文句つけるのはほぼいない。
ヒロインの扱いを間違えなければ大丈夫だよ。
俺もいわゆる偽ハーレム展開での負け犬ヒロインが他の男とくっ付くのは望まない、ずっと独り身でいてほしいといった外から見ると批判しかないような要求の影響がそれなり以上に大きいというのは知っている。しかしそれとサブキャラのハーレムは別の話だ。
サブキャラがモテていることに関しては平凡な女の子(キャラデザ良好)みたいなもんで、実際は顔が良いからモテる、二次元的なハーレム状態になるのも無理はない!
一昔前のギャルゲーに多くいた髪で目隠れな主人公と違ってよく出てくる男のサブキャラはちゃんとしたデザインになるわけだし。
長編で描写する場合はなにかと引っかかる分が出てしまうだろうけど、短編エピソードの中心になるキャラとかなら大丈夫かな。舞台のための設定で終わるだろうから。
エロゲやエロアニメにありがちなモテてハーレム状態な金髪男に寝取られるみたいなのはどうなんでしょうか?
それはそういうジャンルとしての需要があるだけだろう。一般向けでやったら大炎上だ。
長編でも相手がモブキャラなら問題無いのでは。
キャラ設定の一つで本編の内容にハーレムが絡んでくるとかにならなければね。
サブキャラの恋愛事情に関して嫌われるのは主人公のハーレム要員とくっつくことだという話もあるからな。
良い悪いとかキモイと化は別として、視聴者側にはイロイロな独占欲が存在する。
とりあえず終盤でカップル量産するのはあんまり好まれないからね。
それからぽっと出のモブキャラがヒロインとくっ付くのも。「アルドノア・ゼロ」が作品評価の話題がそれ一色になってしまったのを見ると、ヒロインがサブキャラのハーレム入りというのはかなりマズイと思われる。
歴史をテーマにした作品であればハーレム持ちのキャラとか、複数の寵姫がいるとかも珍しくなくなるはずなんだけどね……
そういう作品に関しても昔とは扱いが変わっている部分はあるよ。
宮廷が舞台とか皇帝がいるとかの場合は自然とそうなるはずだけど、そこをあまり意識させない強調しないような形になってきている。
歴史上の話であっても、架空の世界であっても炎上するのが今の環境。政治的な正しさ、価値観の正しさが優先される。
ウチの国だけじゃなくアメリカでもその辺は何かとめんどくさいことが目に付く。
男性キャラのハーレム設定に関してはキャラ造形として面白ければ許容できると思っていたんだが、最近話題になった音柱に関しては何か引っかかる所もあるんだよね。描写でかなり目立つしメインの舞台が遊郭だからだろうか?自分でもちょっとハッキリしない。
音柱の三人の嫁に関しては実質的に遊郭編の限定キャラだし、私は気にならないかな。ただ総合的に見るとウチの国では危なそうという印象にはなる。
「鬼滅の刃」の場合、柱はサブキャラではあるけどエピソードの顔な扱いになることも多いから。
「鬼滅の刃」で例えるなら、原作でゴタゴタしたのは炭治郎の相手と禰豆子の相手についてだったし、音柱については生死はともかくハーレムの方は別に問題にならなかったと記憶している。
ハーレム設定に限らず、サブキャラの恋愛描写でメインキャラが関係するものはやり方間違えると人気落ちるね。
重要なのは「人気が無い」「作品ファンから注目されていない」ということだろう。モブとモブがくっつくとかあまり出てこないサブキャラがハーレム入りするなら皆そんなに気にしない。
作る側がそういうどうでもいいキャラ
皆の話を見た感じだと現代では気を付けた方が良い要素ではあるが、メインキャラが関わらないなら相変わらず問題無いといった所か。
きちんと描写されないハーレムって、言わば設定の文字や数字と同じだからね。作品の中心になりがちな主人公のハーレム環境とは違う。
上で言われている鬼滅の音柱も高いクオリティのアニメで存在感のある嫁キャラ(それも有名なCVで)が出てきてしまうのが逆に引っかかりを生み出しているんじゃないかと。
関係するキャラが視聴者に感情移入されるかどうか、意識させる展開になっているかどうかというのも重要だろう。モブ的な存在であれば設定の一環としてスルーされる。
とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の空気が感じられるような話もイロイロと出ていました。
ちなみに中国における「鬼滅の刃」のアニメの配信に関しては、「無限列車編」は無事完結したそうですが「遊郭編」の配信については音沙汰無しな状態だそうです。
また今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク界では『後宮』(ハーレム)とつくだけで批判される、評価するべきでないといった空気もあります。今はまだ作品の評価の傾向に留まっていますが、これが価値観の方にズレていくとなると難しいことになりますね」
といった話もありましたし、ネタ混じりとは言え中国オタク界隈におけるハーレム要素に対する空気は一昔前と比べてかなり変化しているのかもしれません。また接する作品や社会的な価値感など変化の背景になりそうな事情についても気になりますね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国でも「後宮」などと呼ばれて一時期は良くも悪くも人気だった「ハーレム系」や「ハーレム要素」ですが、現在の中国オタク界隈ではネガティブな扱いとなることが多くなっているそうです。
また近頃の作品批判や規制の動きから「作品にハーレム要素がある」ということに対して不安を感じることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「サブキャラがハーレム状態になっている、ハーレムを築いている」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
某音柱に関する情報を見ていて気になったんだが、サブキャラがハーレム状態なのってみんなどう思う?今はハーレム系と言えばヘイトを集める印象なんだけど。
熱血系作品なら問題無い、恋愛系作品だと問題ありかな。
視聴者からも批判が出る。
そうそう。一般向けな普通の作品とオタク向けなハーレム系の作品では違う話になるのでは。
一般向けでも批判、炎上は発生するぞ。
カップリング問題だNTRだでしょっちゅう紛争が発生しているのを思い出せ。
この辺りの問題に関してはむしろ普通の作品、少年マンガ系とかの方がファンの間では争いと憎しみが渦巻いているように思う。
サブキャラのハーレムか……そういうことするキャラが作品内で評価される、肯定されると今はちょっともめそう
ちょっと考えて見たがそのハーレム構成員に主人公との間に恋愛的なものを意識させるような内容が無ければ構わない。逆にそうでなければ批判が来るかと。
男のサブキャラには種付けの権利は無い!みたいなネタはあるが、恋人がいる男のサブキャラに限らずモテてモテてハーレム状態なキャラとか普通にいるよね。
女に囲まれてハーレム状態なサブキャラは結構いるからね。
恋のライバルや障害となるキャラ、主人公と敵対する存在なら別に問題ないのでは。ラブコメの嫌な金持ち美形キャラとか、親友キャラでもモテるとかは普通にある。
「ポケモン」みたいな子供がメインターゲットな作品でも出てくる、よくあるテンプレ設定だろう。
しかし近頃の環境だと気になる要素ではあるかな。気にしないでいられた昔に戻りたい。
私は見せ方や設定の掘り下げ方次第だと思う。
掘り下げれば評価される他の設定と違いこっちはリアリティの感じられる描写でやるとまずい、掘り下げないで雑にやるべき設定。
それには同意。男女問わず異性に人気があるまではいいだろうけど、嫁が複数人とか肉体関係複数人だとひくかもしれん
確かに。私も音柱はちょっとどうかと思った。
重婚までいくと現代では厳しそうだ。残念ながらファンタジー作品でもね!
その部分を視聴者に意識させなければ良いんじゃないの?
常に意識しないわけにはいかないメインキャラのハーレムとは違う。
これについてはヒロイン級のキャラが関わるようになったら炎上案件だろう。
主人公とくっ付くかもしれないヒロインの一人的な扱いでファンを煽って、他の男のハーレム入りとかは批判されないわけが無いと思う。
でも一般的な二次元に出てくるサブのハーレム持ちキャラってハーレム要員が固定されていることが多いし実害のあるやつは少ないのでは?
ヒロインを口説いたりする展開はあるが、それが続くことはそんなに無いかもね。
重要キャラがハーレム入りとかしなければ目立たないし話題にならないから大丈夫だろう。
最近のめんどくさい炎上事件を見ても、通報する連中画そこまで見て文句つけるのはほぼいない。
ヒロインの扱いを間違えなければ大丈夫だよ。
俺もいわゆる偽ハーレム展開での負け犬ヒロインが他の男とくっ付くのは望まない、ずっと独り身でいてほしいといった外から見ると批判しかないような要求の影響がそれなり以上に大きいというのは知っている。しかしそれとサブキャラのハーレムは別の話だ。
サブキャラがモテていることに関しては平凡な女の子(キャラデザ良好)みたいなもんで、実際は顔が良いからモテる、二次元的なハーレム状態になるのも無理はない!
一昔前のギャルゲーに多くいた髪で目隠れな主人公と違ってよく出てくる男のサブキャラはちゃんとしたデザインになるわけだし。
長編で描写する場合はなにかと引っかかる分が出てしまうだろうけど、短編エピソードの中心になるキャラとかなら大丈夫かな。舞台のための設定で終わるだろうから。
エロゲやエロアニメにありがちなモテてハーレム状態な金髪男に寝取られるみたいなのはどうなんでしょうか?
それはそういうジャンルとしての需要があるだけだろう。一般向けでやったら大炎上だ。
長編でも相手がモブキャラなら問題無いのでは。
キャラ設定の一つで本編の内容にハーレムが絡んでくるとかにならなければね。
サブキャラの恋愛事情に関して嫌われるのは主人公のハーレム要員とくっつくことだという話もあるからな。
良い悪いとかキモイと化は別として、視聴者側にはイロイロな独占欲が存在する。
とりあえず終盤でカップル量産するのはあんまり好まれないからね。
それからぽっと出のモブキャラがヒロインとくっ付くのも。「アルドノア・ゼロ」が作品評価の話題がそれ一色になってしまったのを見ると、ヒロインがサブキャラのハーレム入りというのはかなりマズイと思われる。
歴史をテーマにした作品であればハーレム持ちのキャラとか、複数の寵姫がいるとかも珍しくなくなるはずなんだけどね……
そういう作品に関しても昔とは扱いが変わっている部分はあるよ。
宮廷が舞台とか皇帝がいるとかの場合は自然とそうなるはずだけど、そこをあまり意識させない強調しないような形になってきている。
歴史上の話であっても、架空の世界であっても炎上するのが今の環境。政治的な正しさ、価値観の正しさが優先される。
ウチの国だけじゃなくアメリカでもその辺は何かとめんどくさいことが目に付く。
男性キャラのハーレム設定に関してはキャラ造形として面白ければ許容できると思っていたんだが、最近話題になった音柱に関しては何か引っかかる所もあるんだよね。描写でかなり目立つしメインの舞台が遊郭だからだろうか?自分でもちょっとハッキリしない。
音柱の三人の嫁に関しては実質的に遊郭編の限定キャラだし、私は気にならないかな。ただ総合的に見るとウチの国では危なそうという印象にはなる。
「鬼滅の刃」の場合、柱はサブキャラではあるけどエピソードの顔な扱いになることも多いから。
「鬼滅の刃」で例えるなら、原作でゴタゴタしたのは炭治郎の相手と禰豆子の相手についてだったし、音柱については生死はともかくハーレムの方は別に問題にならなかったと記憶している。
ハーレム設定に限らず、サブキャラの恋愛描写でメインキャラが関係するものはやり方間違えると人気落ちるね。
重要なのは「人気が無い」「作品ファンから注目されていない」ということだろう。モブとモブがくっつくとかあまり出てこないサブキャラがハーレム入りするなら皆そんなに気にしない。
作る側がそういうどうでもいいキャラ
皆の話を見た感じだと現代では気を付けた方が良い要素ではあるが、メインキャラが関わらないなら相変わらず問題無いといった所か。
きちんと描写されないハーレムって、言わば設定の文字や数字と同じだからね。作品の中心になりがちな主人公のハーレム環境とは違う。
上で言われている鬼滅の音柱も高いクオリティのアニメで存在感のある嫁キャラ(それも有名なCVで)が出てきてしまうのが逆に引っかかりを生み出しているんじゃないかと。
関係するキャラが視聴者に感情移入されるかどうか、意識させる展開になっているかどうかというのも重要だろう。モブ的な存在であれば設定の一環としてスルーされる。
とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の空気が感じられるような話もイロイロと出ていました。
ちなみに中国における「鬼滅の刃」のアニメの配信に関しては、「無限列車編」は無事完結したそうですが「遊郭編」の配信については音沙汰無しな状態だそうです。
また今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク界では『後宮』(ハーレム)とつくだけで批判される、評価するべきでないといった空気もあります。今はまだ作品の評価の傾向に留まっていますが、これが価値観の方にズレていくとなると難しいことになりますね」
といった話もありましたし、ネタ混じりとは言え中国オタク界隈におけるハーレム要素に対する空気は一昔前と比べてかなり変化しているのかもしれません。また接する作品や社会的な価値感など変化の背景になりそうな事情についても気になりますね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。