ありがたいことに以前の記事
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」
に関して追加のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。
近頃の中国オタク界隈では作品内におけるキャラの扱いやキャラの人気などから
「このキャラは作者に愛されている」
「このキャラは作者に愛されていないからヒドイ扱いになった」
などという判定をすることが増えているそうで、「作者から愛されているキャラ」といった話題」で盛り上がったりすることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトでは
「作者が自分のキャラを愛していないことは多いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?
近頃は人気になった良いキャラが雑に扱われてダメになっていくのをあまりに多く見かけるのでこの疑問が出てきた……
純粋さを感じられる質問だ
真面目に答えさえてもらえば「そういうのは結構多い」となるかな
最近だと「リコリス・リコイル」の井ノ上たきなでよく言われていたし、他にも「進撃の巨人」のエレンとかでよく聞くな
扱いや完結後の言及の差から井ノ上たきなは金儲けの道具でスタッフは千束大好きとはよく言われてたっけ
こういうのって愛が無いではなく愛の多少の問題ではないかと。本気でそのキャラを愛さなくなると扱いが雑になるとか出番そのものが消える。
アニメに関しては原作者とアニメスタッフで話は変わって来るし、どこまでが自分が創り出したキャラなのかという問題も出てくるからなあ
創り出したキャラの中には上からの要求や編集の要求で作ったキャラというのもいるからね。
そしてその辺りを良い意味でドライに扱って成功する作家もいる。有名で分かりやすいのだと鳥山明とか。
作者が最初から嫌われるキャラとして配置したキャラはどうなのか、自分が嫌いな人間をモデルにしたキャラとかまで愛さないといけないのかなどの疑問も出てくる
この手の疑問は大体主人公などのメインキャラ、人気キャラに対するものだろうし想定の範囲外かもしれないが
そういうのまで含めて考えると作者に愛されているキャラの方が少ない、愛されているのは幸運なキャラと言えそう
やられ役やかませ役で死ぬとか、バカにされるために配置されるキャラだっているんだから
同意する。
特定のキャラのためにストーリーを作るみたいなこともあるだろうけど、作品内にそのキャラしか出てこないわけじゃないからね。
俺は作者にとっては嫌いではないが特別愛しているわけでもないみたいなキャラが多いんじゃないかと考えている。あまり愛しているとそのキャラを活躍させる話しか描けなくなるだろうし。
「BLEACH」とか見ているとそういうのを感じられる……スゴイと持ち上げたキャラをあんなに雑に消費する作品を私は他に見たことが無い
キャラを愛していないことで問題になるのは悪意があるかどうかだろう
悪意を感じられるような場合、作品の評価も当然悪くなる
しかし悪意を感じるかどうかも個人差があるし作者の考えの正確な所なんて外から分からないぞ?
正直に言えば、昔炎上した作品とキャラについて当時の空気知らない自分にはどこに悪意があったか分からんケースも少なくなかった。
悪意から出てくるアイデアというのもある
例えば復讐系の作品では作者が嫌いな存在を投影したキャラを作品内で虐待しまくっていると思われるのも少なくない
あと悪意が無くても「そのキャラの絶望する姿を描きたい」という思い入れに関してはどう判断するべきか
作者にとって作品の登場人物は駒のようなものだし読者側が感情移入と共にや想定する愛の対象とは違うだろう
それに皆も知っての通り人気キャラが作者の好きなキャラ、狙って人気になろうとしたキャラではないケースも多い
キャラはシチュエーションのためのツールだと考えている作者もいる
私はそういうのも別に嫌いではない
藤本タツキの作品のキャラは駒や舞台装置的な扱いを感じるがそれで面白い作品になってるしね
「愛の戦士」と称される虚淵玄は実の所キャラ自体を愛して動かすタイプではなく、どちらかと言えばストーリーをコントロールしてキャラを動かすタイプだという話をどこかで見たな。バッドエンドもキャラ重視ではなくストーリー重視の結果だとか。
逆に愛があり過ぎても問題になるから一概に愛があるのが良いとは言えない
「はたらく魔王さま!」の作者の佐々木千穂に対する愛とその影響に頭を抱えたファンも当時は少なくなかった
我ながら不思議な話だけど、声優や俳優が演じたキャラを(それほど)好きではないという情報より、作者がそのキャラを愛していないという情報の方がダメージというか不快感は強くなる
別におかしくはない。作者が自分で最初から創造するのと、役者が受け取って演じるのとではやはり違うよ。
俺は役者にとっては多数の演じた役の一つだろうし、ファンとしては好きだとか思い入れがあると言ってもらえれば嬉しいというくらいに考えている。
神の視点で考える作者が特定のキャラを強烈に愛することの方が少ないだろう。商業創作において「愛のため」が無いとは言わないがそれ以上に重要なのは「金のため」だ。
キャラも人気になる、ストーリーを動かすための舞台装置として創られるのだからなんの感情も無いのが普通。
クリエイター側から「なぜこのキャラに人気が出たのか分からない」みたいな話はよく出てくるし、人気のあるキャラだと把握せずに雑に扱って炎上、そこまでいかなくてもファンが離れるみたいなことは昔からあってそれはファンの声や評価がネットですぐに届く、可視化される今の時代でも珍しくない
そう言えば二次元とは少々離れるが「ハリー・ポッター」のハーマイオニーやスネイプに関しては作者の認識や人気の予想とファンの受け止め方が違って失敗した部分もあるという話が作者から出ていたっけ
駒として創ったキャラでも書いているうちに好きになることはあると聞く
また逆に好きで創ったキャラでも書いているうちに嫌いになる、愛が移るみたいな話もね
作者によっては自分の推しているキャラが人気にならず、雑に創ったキャラの方が人気になったのでそのキャラをヒドイ扱いにして人気を下げようとするみたいなこともする
リアルでも我が子に対して愛情の格差があるとか愛さないなんてのも珍しくないし、作者の創作キャラに対する愛も平等ではないのも当然さ
真偽不明なのも多いけど作者や監督、脚本がそのキャラを演じた声優などの関係者を嫌ったからその後のストーリーにおける扱いがヒドイことになるという話はわりとよく見る
ガンダムはそういうの多いよね……あと逆に声優でキャラを贔屓するようになってストーリーが崩壊したという話も……
この手の話で疑問に思うのは、良い作者というのはキャラを愛している作者なのだろうか?ということだね。
ウチの国のオタクはストーリーを評価するべき、キャラ萌えはあまり評価するべきではないというがキャラを愛しているというのはキャラ萌えによって決まったストーリーにも適用されるのではないかということだ。「SEED DESTINY」にしろ「鉄血」にしろキャラへの愛で崩壊した作品とも言えるわけで。
作者がキャラを愛しているべきだと考える人は「メイドインアビス」の作者が自分の創り出したキャラクターを愛していないかどうか考えてみよう!
作者によっては思い入れがある、愛されたキャラがヒドイことになるケースもあるな
例えば庵野秀明と一時期のエヴァにおけるアスカの扱いについてなどは分かりやすい
作品をイロイロと見ていると感情移入している、力が入っていると感じるキャラもいるけど、舞台装置的なキャラが予想外な人気になってしまった場合は愛せないというか戸惑っている、扱いに困っているのを感じるキャラもいるのが見えてくる
でもそういうのを主人公やメインキャラ級でやらかすのはどうなんだろう?
作者の想定していたのと違う受け止められ方、人気の出方だとそうなってしまうこともあるんじゃないか?
頭では理解できなくはないんだが……それでも私は「自分の創り出したキャラなのに愛していないんですか!?」という問いを諫山創にぶん投げたい
諫山創はウチの国のファンの理想から外れてキャラを愛していない作者の代表格みたいに言われているけど、日本だとむしろキャラをやたらと愛している漫画家扱いだよ?
ヤヤコシイのはそのキャラクターが好きだけど、ヒドイ目に遭ってのたうち回るのが好きだというタイプの作者もいることだな。
ウチの国ではあまり意識されていないけど諫山創もこのタイプ。
諫山創は日本だと好きなキャラを虐める作家ということでは代表的な存在らしい
ただ日本で最も彼の寵愛を受けたとされているのがライナーで、こっちで主に問題視されるのがエレンなのでその辺りの認識のズレはなかなか埋まらないのかも?
とまぁ、こんな感じで。
愚痴や考察が混じったイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク、特に男性のオタクの間では不憫萌え、不幸萌えというのはあまり認識されていません」
「近頃は新作アニメや原作の連載で自分の好きなキャラが期待通りの活躍をしない、ダメな扱いをされることに対して作者からの愛を理由にする人が増えているように思えます」
などといった話もありました
中国オタク界隈では昔と比べてキャラクター重視、キャラ萌え的な評価が出ているという話は聞きますが、その受け止め方や背景に関する考え方に関しては中国独自のものもありそうですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」
に関して追加のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。
近頃の中国オタク界隈では作品内におけるキャラの扱いやキャラの人気などから
「このキャラは作者に愛されている」
「このキャラは作者に愛されていないからヒドイ扱いになった」
などという判定をすることが増えているそうで、「作者から愛されているキャラ」といった話題」で盛り上がったりすることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトでは
「作者が自分のキャラを愛していないことは多いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?
近頃は人気になった良いキャラが雑に扱われてダメになっていくのをあまりに多く見かけるのでこの疑問が出てきた……
純粋さを感じられる質問だ
真面目に答えさえてもらえば「そういうのは結構多い」となるかな
最近だと「リコリス・リコイル」の井ノ上たきなでよく言われていたし、他にも「進撃の巨人」のエレンとかでよく聞くな
扱いや完結後の言及の差から井ノ上たきなは金儲けの道具でスタッフは千束大好きとはよく言われてたっけ
こういうのって愛が無いではなく愛の多少の問題ではないかと。本気でそのキャラを愛さなくなると扱いが雑になるとか出番そのものが消える。
アニメに関しては原作者とアニメスタッフで話は変わって来るし、どこまでが自分が創り出したキャラなのかという問題も出てくるからなあ
創り出したキャラの中には上からの要求や編集の要求で作ったキャラというのもいるからね。
そしてその辺りを良い意味でドライに扱って成功する作家もいる。有名で分かりやすいのだと鳥山明とか。
作者が最初から嫌われるキャラとして配置したキャラはどうなのか、自分が嫌いな人間をモデルにしたキャラとかまで愛さないといけないのかなどの疑問も出てくる
この手の疑問は大体主人公などのメインキャラ、人気キャラに対するものだろうし想定の範囲外かもしれないが
そういうのまで含めて考えると作者に愛されているキャラの方が少ない、愛されているのは幸運なキャラと言えそう
やられ役やかませ役で死ぬとか、バカにされるために配置されるキャラだっているんだから
同意する。
特定のキャラのためにストーリーを作るみたいなこともあるだろうけど、作品内にそのキャラしか出てこないわけじゃないからね。
俺は作者にとっては嫌いではないが特別愛しているわけでもないみたいなキャラが多いんじゃないかと考えている。あまり愛しているとそのキャラを活躍させる話しか描けなくなるだろうし。
「BLEACH」とか見ているとそういうのを感じられる……スゴイと持ち上げたキャラをあんなに雑に消費する作品を私は他に見たことが無い
キャラを愛していないことで問題になるのは悪意があるかどうかだろう
悪意を感じられるような場合、作品の評価も当然悪くなる
しかし悪意を感じるかどうかも個人差があるし作者の考えの正確な所なんて外から分からないぞ?
正直に言えば、昔炎上した作品とキャラについて当時の空気知らない自分にはどこに悪意があったか分からんケースも少なくなかった。
悪意から出てくるアイデアというのもある
例えば復讐系の作品では作者が嫌いな存在を投影したキャラを作品内で虐待しまくっていると思われるのも少なくない
あと悪意が無くても「そのキャラの絶望する姿を描きたい」という思い入れに関してはどう判断するべきか
作者にとって作品の登場人物は駒のようなものだし読者側が感情移入と共にや想定する愛の対象とは違うだろう
それに皆も知っての通り人気キャラが作者の好きなキャラ、狙って人気になろうとしたキャラではないケースも多い
キャラはシチュエーションのためのツールだと考えている作者もいる
私はそういうのも別に嫌いではない
藤本タツキの作品のキャラは駒や舞台装置的な扱いを感じるがそれで面白い作品になってるしね
「愛の戦士」と称される虚淵玄は実の所キャラ自体を愛して動かすタイプではなく、どちらかと言えばストーリーをコントロールしてキャラを動かすタイプだという話をどこかで見たな。バッドエンドもキャラ重視ではなくストーリー重視の結果だとか。
逆に愛があり過ぎても問題になるから一概に愛があるのが良いとは言えない
「はたらく魔王さま!」の作者の佐々木千穂に対する愛とその影響に頭を抱えたファンも当時は少なくなかった
我ながら不思議な話だけど、声優や俳優が演じたキャラを(それほど)好きではないという情報より、作者がそのキャラを愛していないという情報の方がダメージというか不快感は強くなる
別におかしくはない。作者が自分で最初から創造するのと、役者が受け取って演じるのとではやはり違うよ。
俺は役者にとっては多数の演じた役の一つだろうし、ファンとしては好きだとか思い入れがあると言ってもらえれば嬉しいというくらいに考えている。
神の視点で考える作者が特定のキャラを強烈に愛することの方が少ないだろう。商業創作において「愛のため」が無いとは言わないがそれ以上に重要なのは「金のため」だ。
キャラも人気になる、ストーリーを動かすための舞台装置として創られるのだからなんの感情も無いのが普通。
クリエイター側から「なぜこのキャラに人気が出たのか分からない」みたいな話はよく出てくるし、人気のあるキャラだと把握せずに雑に扱って炎上、そこまでいかなくてもファンが離れるみたいなことは昔からあってそれはファンの声や評価がネットですぐに届く、可視化される今の時代でも珍しくない
そう言えば二次元とは少々離れるが「ハリー・ポッター」のハーマイオニーやスネイプに関しては作者の認識や人気の予想とファンの受け止め方が違って失敗した部分もあるという話が作者から出ていたっけ
駒として創ったキャラでも書いているうちに好きになることはあると聞く
また逆に好きで創ったキャラでも書いているうちに嫌いになる、愛が移るみたいな話もね
作者によっては自分の推しているキャラが人気にならず、雑に創ったキャラの方が人気になったのでそのキャラをヒドイ扱いにして人気を下げようとするみたいなこともする
リアルでも我が子に対して愛情の格差があるとか愛さないなんてのも珍しくないし、作者の創作キャラに対する愛も平等ではないのも当然さ
真偽不明なのも多いけど作者や監督、脚本がそのキャラを演じた声優などの関係者を嫌ったからその後のストーリーにおける扱いがヒドイことになるという話はわりとよく見る
ガンダムはそういうの多いよね……あと逆に声優でキャラを贔屓するようになってストーリーが崩壊したという話も……
この手の話で疑問に思うのは、良い作者というのはキャラを愛している作者なのだろうか?ということだね。
ウチの国のオタクはストーリーを評価するべき、キャラ萌えはあまり評価するべきではないというがキャラを愛しているというのはキャラ萌えによって決まったストーリーにも適用されるのではないかということだ。「SEED DESTINY」にしろ「鉄血」にしろキャラへの愛で崩壊した作品とも言えるわけで。
作者がキャラを愛しているべきだと考える人は「メイドインアビス」の作者が自分の創り出したキャラクターを愛していないかどうか考えてみよう!
作者によっては思い入れがある、愛されたキャラがヒドイことになるケースもあるな
例えば庵野秀明と一時期のエヴァにおけるアスカの扱いについてなどは分かりやすい
作品をイロイロと見ていると感情移入している、力が入っていると感じるキャラもいるけど、舞台装置的なキャラが予想外な人気になってしまった場合は愛せないというか戸惑っている、扱いに困っているのを感じるキャラもいるのが見えてくる
でもそういうのを主人公やメインキャラ級でやらかすのはどうなんだろう?
作者の想定していたのと違う受け止められ方、人気の出方だとそうなってしまうこともあるんじゃないか?
頭では理解できなくはないんだが……それでも私は「自分の創り出したキャラなのに愛していないんですか!?」という問いを諫山創にぶん投げたい
諫山創はウチの国のファンの理想から外れてキャラを愛していない作者の代表格みたいに言われているけど、日本だとむしろキャラをやたらと愛している漫画家扱いだよ?
ヤヤコシイのはそのキャラクターが好きだけど、ヒドイ目に遭ってのたうち回るのが好きだというタイプの作者もいることだな。
ウチの国ではあまり意識されていないけど諫山創もこのタイプ。
諫山創は日本だと好きなキャラを虐める作家ということでは代表的な存在らしい
ただ日本で最も彼の寵愛を受けたとされているのがライナーで、こっちで主に問題視されるのがエレンなのでその辺りの認識のズレはなかなか埋まらないのかも?
とまぁ、こんな感じで。
愚痴や考察が混じったイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク、特に男性のオタクの間では不憫萌え、不幸萌えというのはあまり認識されていません」
「近頃は新作アニメや原作の連載で自分の好きなキャラが期待通りの活躍をしない、ダメな扱いをされることに対して作者からの愛を理由にする人が増えているように思えます」
などといった話もありました
中国オタク界隈では昔と比べてキャラクター重視、キャラ萌え的な評価が出ているという話は聞きますが、その受け止め方や背景に関する考え方に関しては中国独自のものもありそうですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」