「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2022年10月

中国オタク「作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」
に関して追加のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国オタク界隈では作品内におけるキャラの扱いやキャラの人気などから
「このキャラは作者に愛されている」
「このキャラは作者に愛されていないからヒドイ扱いになった」

などという判定をすることが増えているそうで、「作者から愛されているキャラ」といった話題」で盛り上がったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「作者が自分のキャラを愛していないことは多いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?
近頃は人気になった良いキャラが雑に扱われてダメになっていくのをあまりに多く見かけるのでこの疑問が出てきた……

純粋さを感じられる質問だ
真面目に答えさえてもらえば「そういうのは結構多い」となるかな

最近だと「リコリス・リコイル」の井ノ上たきなでよく言われていたし、他にも「進撃の巨人」のエレンとかでよく聞くな

扱いや完結後の言及の差から井ノ上たきなは金儲けの道具でスタッフは千束大好きとはよく言われてたっけ

こういうのって愛が無いではなく愛の多少の問題ではないかと。本気でそのキャラを愛さなくなると扱いが雑になるとか出番そのものが消える。

アニメに関しては原作者とアニメスタッフで話は変わって来るし、どこまでが自分が創り出したキャラなのかという問題も出てくるからなあ

創り出したキャラの中には上からの要求や編集の要求で作ったキャラというのもいるからね。
そしてその辺りを良い意味でドライに扱って成功する作家もいる。有名で分かりやすいのだと鳥山明とか。

作者が最初から嫌われるキャラとして配置したキャラはどうなのか、自分が嫌いな人間をモデルにしたキャラとかまで愛さないといけないのかなどの疑問も出てくる
この手の疑問は大体主人公などのメインキャラ、人気キャラに対するものだろうし想定の範囲外かもしれないが

そういうのまで含めて考えると作者に愛されているキャラの方が少ない、愛されているのは幸運なキャラと言えそう
やられ役やかませ役で死ぬとか、バカにされるために配置されるキャラだっているんだから

同意する。
特定のキャラのためにストーリーを作るみたいなこともあるだろうけど、作品内にそのキャラしか出てこないわけじゃないからね。
俺は作者にとっては嫌いではないが特別愛しているわけでもないみたいなキャラが多いんじゃないかと考えている。あまり愛しているとそのキャラを活躍させる話しか描けなくなるだろうし。

「BLEACH」とか見ているとそういうのを感じられる……スゴイと持ち上げたキャラをあんなに雑に消費する作品を私は他に見たことが無い

キャラを愛していないことで問題になるのは悪意があるかどうかだろう
悪意を感じられるような場合、作品の評価も当然悪くなる

しかし悪意を感じるかどうかも個人差があるし作者の考えの正確な所なんて外から分からないぞ?
正直に言えば、昔炎上した作品とキャラについて当時の空気知らない自分にはどこに悪意があったか分からんケースも少なくなかった。

悪意から出てくるアイデアというのもある
例えば復讐系の作品では作者が嫌いな存在を投影したキャラを作品内で虐待しまくっていると思われるのも少なくない
あと悪意が無くても「そのキャラの絶望する姿を描きたい」という思い入れに関してはどう判断するべきか

作者にとって作品の登場人物は駒のようなものだし読者側が感情移入と共にや想定する愛の対象とは違うだろう
それに皆も知っての通り人気キャラが作者の好きなキャラ、狙って人気になろうとしたキャラではないケースも多い

キャラはシチュエーションのためのツールだと考えている作者もいる
私はそういうのも別に嫌いではない

藤本タツキの作品のキャラは駒や舞台装置的な扱いを感じるがそれで面白い作品になってるしね

「愛の戦士」と称される虚淵玄は実の所キャラ自体を愛して動かすタイプではなく、どちらかと言えばストーリーをコントロールしてキャラを動かすタイプだという話をどこかで見たな。バッドエンドもキャラ重視ではなくストーリー重視の結果だとか。

逆に愛があり過ぎても問題になるから一概に愛があるのが良いとは言えない
「はたらく魔王さま!」の作者の佐々木千穂に対する愛とその影響に頭を抱えたファンも当時は少なくなかった

我ながら不思議な話だけど、声優や俳優が演じたキャラを(それほど)好きではないという情報より、作者がそのキャラを愛していないという情報の方がダメージというか不快感は強くなる

別におかしくはない。作者が自分で最初から創造するのと、役者が受け取って演じるのとではやはり違うよ。
俺は役者にとっては多数の演じた役の一つだろうし、ファンとしては好きだとか思い入れがあると言ってもらえれば嬉しいというくらいに考えている。

神の視点で考える作者が特定のキャラを強烈に愛することの方が少ないだろう。商業創作において「愛のため」が無いとは言わないがそれ以上に重要なのは「金のため」だ。
キャラも人気になる、ストーリーを動かすための舞台装置として創られるのだからなんの感情も無いのが普通。

クリエイター側から「なぜこのキャラに人気が出たのか分からない」みたいな話はよく出てくるし、人気のあるキャラだと把握せずに雑に扱って炎上、そこまでいかなくてもファンが離れるみたいなことは昔からあってそれはファンの声や評価がネットですぐに届く、可視化される今の時代でも珍しくない

そう言えば二次元とは少々離れるが「ハリー・ポッター」のハーマイオニーやスネイプに関しては作者の認識や人気の予想とファンの受け止め方が違って失敗した部分もあるという話が作者から出ていたっけ

駒として創ったキャラでも書いているうちに好きになることはあると聞く
また逆に好きで創ったキャラでも書いているうちに嫌いになる、愛が移るみたいな話もね

作者によっては自分の推しているキャラが人気にならず、雑に創ったキャラの方が人気になったのでそのキャラをヒドイ扱いにして人気を下げようとするみたいなこともする
リアルでも我が子に対して愛情の格差があるとか愛さないなんてのも珍しくないし、作者の創作キャラに対する愛も平等ではないのも当然さ

真偽不明なのも多いけど作者や監督、脚本がそのキャラを演じた声優などの関係者を嫌ったからその後のストーリーにおける扱いがヒドイことになるという話はわりとよく見る

ガンダムはそういうの多いよね……あと逆に声優でキャラを贔屓するようになってストーリーが崩壊したという話も……

この手の話で疑問に思うのは、良い作者というのはキャラを愛している作者なのだろうか?ということだね。
ウチの国のオタクはストーリーを評価するべき、キャラ萌えはあまり評価するべきではないというがキャラを愛しているというのはキャラ萌えによって決まったストーリーにも適用されるのではないかということだ。「SEED DESTINY」にしろ「鉄血」にしろキャラへの愛で崩壊した作品とも言えるわけで。

作者がキャラを愛しているべきだと考える人は「メイドインアビス」の作者が自分の創り出したキャラクターを愛していないかどうか考えてみよう!

作者によっては思い入れがある、愛されたキャラがヒドイことになるケースもあるな
例えば庵野秀明と一時期のエヴァにおけるアスカの扱いについてなどは分かりやすい

作品をイロイロと見ていると感情移入している、力が入っていると感じるキャラもいるけど、舞台装置的なキャラが予想外な人気になってしまった場合は愛せないというか戸惑っている、扱いに困っているのを感じるキャラもいるのが見えてくる

でもそういうのを主人公やメインキャラ級でやらかすのはどうなんだろう?

作者の想定していたのと違う受け止められ方、人気の出方だとそうなってしまうこともあるんじゃないか?

頭では理解できなくはないんだが……それでも私は「自分の創り出したキャラなのに愛していないんですか!?」という問いを諫山創にぶん投げたい

諫山創はウチの国のファンの理想から外れてキャラを愛していない作者の代表格みたいに言われているけど、日本だとむしろキャラをやたらと愛している漫画家扱いだよ?

ヤヤコシイのはそのキャラクターが好きだけど、ヒドイ目に遭ってのたうち回るのが好きだというタイプの作者もいることだな。
ウチの国ではあまり意識されていないけど諫山創もこのタイプ。

諫山創は日本だと好きなキャラを虐める作家ということでは代表的な存在らしい
ただ日本で最も彼の寵愛を受けたとされているのがライナーで、こっちで主に問題視されるのがエレンなのでその辺りの認識のズレはなかなか埋まらないのかも?



とまぁ、こんな感じで。
愚痴や考察が混じったイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク、特に男性のオタクの間では不憫萌え、不幸萌えというのはあまり認識されていません」

「近頃は新作アニメや原作の連載で自分の好きなキャラが期待通りの活躍をしない、ダメな扱いをされることに対して作者からの愛を理由にする人が増えているように思えます」

などといった話もありました

中国オタク界隈では昔と比べてキャラクター重視、キャラ萌え的な評価が出ているという話は聞きますが、その受け止め方や背景に関する考え方に関しては中国独自のものもありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」

中国オタク「近頃は憧れのヒロインを振り向かせるために頑張るみたいな話が減ったどころか見かけなくなったような気がする、どうしてだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

中国オタク界隈でもアニメやマンガの恋愛要素、カップリングなどは何かと注目され誰とくっ付くかなどで良くも悪くも盛り上がっていますし、サブヒロイン、負け犬ヒロインの扱いなど作品の恋愛ネタの定番要素に関する分析などが話題になったりしているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「近頃は憧れのヒロインを振り向かせるために頑張る恋愛モノを見かけなくなった」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃は憧れのヒロインを振り向かせるために頑張るみたいな話が減ったどころか見かけなくなったような気がする、どうしてだろう?

今はすぐに惚れられるとか、感情や力量、地位などで主人公側が有利な恋愛関係なことが多いよね

恋愛関係に頑張るという展開自体が無くなった
昔もヤサシイから好きになってもらえるハーレム系主人公なんかはたくさんいたけど、今はそれより更に自動化、標準設定化されているとでもう言えそうな状態だよ

「リゼロ」はそんな部分もあると思うが、それなりに昔の作品になってしまうか?

そういう作品を描くのって難し過ぎるからだろ
ちょっと匙加減を間違うと批判が出る

でも昔はそういうのが別に珍しくなかったわけだが……

確かに昔はあった。しかしメインヒロインに人気が出ないで主人公に好きアピールして来る負け犬サブヒロインに人気が出てしまうケースも珍しくなかったので上手く書くのが難しいというのには同意したくなる

現代の環境やファンの価値観だとそれを話の軸にしても人気得られないからじゃないか?
「リゼロ」のように惚れたヒロインを救うというくらいじゃないと

考えてみれば確かに最近は見なくなったなあ……
自分が思い付いたのは「Just Because!」くらいだ

考えてみれば攻略だけに特化した「神のみぞ知るセカイ」のような作品が出た時点で二次元のテーマとしては終わっていたのかもしれない

女のために頑張る、そして頑張った報いがあるというのが現実的に思えなくなってるんだよ!

今は主人公だけでなく好かれる側のキャラの評価も重視される
そこで魅力的なキャラであること、主人公の行動(努力)に納得できるだけの存在であることを描写しないと作品そのものが批判される

なるほど
そういう意味では振り向かせるよりも救う、悲劇を回避するみたいな方が受け入れやすいね

現実で恋愛に夢を見られなくなっているからだよ!特に恋愛関係の苦労が!!

そもそも現実で疲れた人間がそういう作品を見たいと思わないのでは
甘いイチャイチャを見たいという需要は存在するとしても

女のために努力する「だけ」というのが微妙なのかもね
それだけで感動させるのはかなり上手くやらないと……

今は良いヒロインが出てくる品は百合ばかりで感情移入できる男主人公がいるだけマシに思えたりする

さすがに百合はまだ主流になっていない別ジャンルだと思うが
ハーレム系は見かけなくなったけど異世界系に吸収されている部分もあるから探せばいいキャラデザのヒロインは見つかるはず
中身?さて?

今は努力するなら自分の夢の実現とかになるし、女のためだけにというのはもうネタとして厳しそう。世界を救うために頑張った果てに救うか女を取るかみたいな展開ならともかくね。

結構古いけど「バクマン」を思い付いたが……あの作品みたいな話、主人公は最近見てないかも。

恋愛目的が前面に出るのは減ったけどボーイミーツガールの需要は相変わらず強いしヒロインのために頑張る主人公という構造の作品自体は普通にあると思うよ

正統派な「ヒロインのために冒険する」作品は探せばありそう
すぐに思いついたのは「ゼノブレイド」

もう最近では無いけど「Gのレコンギスタ」も序盤の主人公の動機は一目ぼれしたヒロイン(?)のためだったな。
最後までそれで引っ張るのは厳しいだろうけど最初の動機としては今でも使えると思うよ

最初は主人公の男に対して何の感情も無い、つれないヒロインを振り向かせようとする展開自体は昔からあるけど現代にそのままやっても印象はあまり良くならない
恐らく内容の好みだけでなく正しい価値観がどうこうで男女どちらからも批判される

恋愛目的でヒロインを追いかけるという作品か……他のジャンル、実写とかならあったように思うけど二次元系作品だと減った気はする

恋愛を中心にすると話を大きくできない、ヒロインをあまりたくさん出せない、話を長く続けられないなどの問題がある
商業的な題材としては中途半端だからアニメにするのは厳しいし長くして稼ぐのが大前提なネット小説では尚更だ

昔も完全にヒロインだけを目的に頑張る作品はそんなに多くなかったはず
最初は何とも思っていなかったけど頑張る姿にひかれて態度が変わっていく「主人公が憧れていたヒロイン」みたいな展開が多かったように思う

そういう憧れのヒロインと付き合えたら〜みたいな考えの主人公を見かけなくなったというのもあるのでは

少女マンガや男性向けならギャルゲーではまだありそうな展開なんだけど……案外思いつかないもんだね

男性向け作品で言えば主人公が大好きなサブヒロイン的なポジションのキャラが主人公の作品?どうなんだろうか、今でも普通にありそうな気はするのだが

この題材がネット小説に向いていないのは間違いない
元々恋愛メインだと文章量を稼げないし、単独の異性を攻略するだけでは話がすぐに終わってしまう。かと言ってバッド方向の御都合主義をやるとか余計なイベントで回り道をさせるとストレスがかかって読者ウケが悪くなる。

恋愛、かわいい彼女とかが目的で頑張るというのは珍しくなっているね
大陸での配信は無さそうだが「うる星やつら」の主人公みたいなのは好色な部分を除いて考えても今の時代ほぼいないから逆に新鮮

「うる星やつら」は作品が出た当時は革新的だったんだろうけど今の感覚で見ると主人公だけでなくヒロインキャラも記号的で薄いのが厳しいね
この作品からその後のラブコメ、ギャルゲー的な作品が広まっていったと考えると感慨深いけど恋愛部分に関しては発展した後の作品を知っていると厳しいのも間違いない

現実の環境が変わって情報も交流も増えたから現代をそのまま舞台にすると昔のように目の前のヒロインだけが全てだとは思えなくなるし、それを全てだと思う主人公とヒロインに対する感情移入も難しくなった
あと「頑張れば夢を実現できる」というのが信用されなくなったのも厳しいかな、現代基準では憧れのヒロインとの恋愛の前提条件や駆け引きが二次元の少年少女キャラには厳し過ぎる

ウチの国だと恋愛しても結局普通の若者は家買えないから意味がない、みたいな受け取り方が出てしまうけど日本はどうなんだろうか?

恋愛に関しても現実だと最初でダメならほぼダメ、頑張って何とかなるものではない!みたいなイメージが強くなっているからね!

ヒロインとの恋愛のためだけにというのはもう難しいだろう
でも何かを成し遂げる、夢をかなえるとか何かを救うために頑張った過程や結果でヒロインが惚れるというのなら今でも普通にいける

単独のヒロインではないけど「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」みたいな作品も出てきているから不可能な題材ではないと思う

皆大好きな「サイバーパンク エッジランナーズ」だって女の夢をかなえるために頑張る話だ
世界観がアレだし結局は女の夢をかなえたい男とそうではなくなった女がすれ違うことになるので甘い恋愛モノではないけどね!

恋愛メインでやるにはその作品の世界観や価値観が良くも悪くも閉じている方が良いので二次元の学園モノと相性が良かった
しかし今の時代の二次元は異世界いったり転生したりで外部世界とのつながりや広がる余地があり過ぎるから恋愛だけを目的にしていられないのだよ

追加キャラくらいならともかく、目的となるヒロインの立場や価値が揺らいだらダメだからな
生徒会の絶対的な権威や崇拝される存在としての地位といった二次元世界の学校の定番要素も、攻略対象となるヒロインを描写する上では便利そう

恋愛モノは実写などの中短編ならともかく、現代の二次元の人気作品に求められている拡張性が不足している、言ってみれば話を引き延ばすのには向いていないジャンルということなのかね

でも「かぐや様は告らせたい」もヒロインのために頑張る主人公という構成だし「ヒロインのために」というテーマ自体は現代でも有効なはず
今はそれを使うならどういう要素を加えて恋愛感情をどう演出すれば見ている方が納得できる、感情移入できるようにするかということになっているのかもね



とまぁ、こんな感じで。
該当する作品や適用できる範囲などイロイロな方向の話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてレクた方からは
「中国のオタクにも二次元の作品に対して恋愛の甘さ、『糖』を求めている人は多いですし日本のラノベの中編作品が中国で注目される理由の一つでもあります」

「聖女系キャラの批判やツンデレやヤンデレの流行の衰退など、中国オタク界隈でもヒロインの好みが変化しているのでどういう恋愛要素が人気になるかは予想し難い所があります。作品によっては価値観が問題だと批判されてしまうこともあります……」

などといった話もありました。

中国オタク界隈の反応を見ていると恋愛要素に関する需要は相変わらず高いと感じられますが、それとは別に「期待通りではなかった」場合の反発と批判、そこからの炎上が一昔前よりもかなり過敏で過激になっているような印象も受けます。
そんな訳で中国では恋愛要素に関して昔より扱うのが難しくなっているのは確かなのでは……などとも考えてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「ウチの国の作品のヒロインキャラは出さない方がいいという流れはどうなんだろう」

中国オタク「新人の自分にガンダムの定義を教えてください、どんなロボをガンダムというのか、どこが他のロボと違うのかよく分からない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

一昔前の中国オタク界隈ではガンダムなどのロボット系作品がオタクの一般常識として扱われていたものの近年はロボ系作品のファンがどんどん減っていき「ロボ好きはおっさん趣味」的な空気もあったそうです。
しかし最近になって「閃光のハサウェイ」や「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」、そして新作の「水星の魔女」によって新人が入ってくるようになりガンダムなどのロボット関係の質問やそれに関連する話題も目に付くようになっているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ガンダムの定義とは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新人の自分にガンダムの定義を教えてください
どんなロボをガンダムというのか、どういう部分が他のロボと違うのかよく分からない
例えば「水星の魔女」ならエアリアル=ガンダム=唯一特別な存在でいいの?

作品ごとに違うので、実はシリーズに共通するお約束はない
雑に主役ロボ、話の中心になるロボがガンダムくらいに考えておけばいいと思う

作中世界でアンテナ2本で目が二つならガンダムだよ

俺がガンダムだ!と自称する主人公がいるんですが

宇宙世紀系ならV字のデュアルアンテナとツインアイというのが一般的な定義だけど後続作品だと本当に作品ごとに定義が違うからなあ

宇宙世紀でもEz-8のようにV字アンテナじゃないガンダムがあるぞ
分かりやすく考えるならガンダムシリーズの主役ロボくらいで良いと思う

身も蓋も無いけどバンダイがガンダムと呼ぶものがガンダム

これは真面目なファンほどすぐに答えられない質問かもしれない
世界観と設定が〜みたいに話して質問した人に通じなくなる

基本的には特殊な型式番号、或いは特殊な技術や材質のMSがガンダムで良いのかな?

外観がRX-78に似ていればガンダムと言おうと思ったがオタクでも慣れていないとロボの違いは分からないな……

とりあえず今の新作の「水星の魔女」ではガンダムは医療技術のGUNDを転用したGUNDフォーマットを使っているロボットGUND-ARMのことになっている、はず
それから「水星の魔女」の世界では特別な存在ではあるけど唯一ではない。まだ出ていない別のガンダム系MSは発表されている。

「ガンダム」っぽい名前の特殊な装甲とかフレームとか、あとはOSや運用システムの英文頭文字がGUNDAMだからというのも多い

宇宙世紀もVくらいになると政治的な理由でガンダムの名前使ってるしガンダムだと宣伝したらガンダムみたいな扱いでもある

作品内ではわりと雑な扱いなんだよね
俺も名前にガンダムとついていたらガンダムくらいで良い気はする

自分は宇宙世紀の設定にはかなりこだわる方だけど、考えてみればガンダムに関しては「設定上そうなっているから」以上の説明ではできないかもしれない

水中型や陸戦型、量産型Z、量産型ν、リ・ガズィとかはガンダム扱いしていいものか正直迷う
量産型寄りだけどちょっと特別な部分もあって個人的に好みではあるのだが

外見がガンダムみたいなデザインならガンダム……とは限らないのもヤヤコシイよね

ガンダムっぽいのに実はガンダムじゃないMSもあれば、ガンダムっぽくない顔なのにガンダムなMSもいる……

百式とかガンダムグシオンをデザインだけでガンダムだと判断するのは無理だ!

スパロボのヒュッケバインのようにバンダイに怒られて一時期存在が消えた海賊版ガンダム(ガンダムではない)もいる

ガンダムのアニメに出てくる主役ロボがガンダムみたいな考えだった自分には難し過ぎるスレだ……

そんな感じの認識で良いと思うよ
濃い人間がこだわって正確さを求め出したらめんどくさいことになるだけで

その見方は「主役ロボという認識」があるからしっかりしている方だ
私なんか昔はガンダムに出てくるロボは全部ガンダムでザクもガンダムの一種だと思っていたからね!
ネットでは一部の濃いファンらしき連中が「ザクは男のMSだ」と持ち上げているのを見かけたし、人気のあるガンダム(ザク)みたいな認識だった時期がある

そう言えば以前ガンダムに詳しい人から「機動戦士」がついているのが正しい意味での「ガンダム」だという話を聞いたこともあるんだけど、これは正しいの?

それだとシリーズ作品のかなりの部分が切り捨てになってしまうから現実的ではないよ

宇宙世紀限定で考えても「機動戦士ガンダムF91」というタイトルなのに作品内の設定ではガンダムではないF91なんてのもあるから正確さを求め出すとキリがない!

F91の頃はガンダムは過去の伝説になっていたからそれをつけたらそのままガンダム呼びで定着したんだっけ?
開発したサナリィはアナハイムと商売上でも敵対しているはずだし商標とかどうなっているんだろうか

最初に出た「唯一の存在」というのはガンダムには無いと見ていいんじゃないかな
主役ロボとしては唯一の扱いでも、ガンダムの名前に関しては「ガンダムシリーズ」といった扱いになる、更に「ガンダム以外のMS」も存在する

ガンダムという作品とガンダムというロボはそれまで流行っていたスーパーロボット系作品に対して兵器としての面を打ち出して作られたから、スーパーロボット的な唯一無二の存在というのは基本的に無いと見ていいはず

「∀」ではガンダムは実質∀ガンダムだけじゃないか?ターンXは兄弟機だけどガンダム扱いされていない
「∀」はハゲがガンダムを否定するガンダムとして作ったという背景もあるので特殊な例になるかもしれないが

「設定でそうなっている」のではなく「商売の関係上そうなっている」みたいなのもあるからもう何が何だか
ウチの国でたぶん一番人気が高いガンダムの「自由高達」(フリーダムガンダム)も実は設定上はガンダムなのか怪しい

SEEDは作品内だとキラ・ヤマトと次回予告くらいかしかガンダム呼びしないんだっけか

極論だがSEEDに出てくるMSにガンダムは存在しないという言い方もあるね

一応劇中では顔などで「ガンダムタイプ」という呼称が広まったという設定もあったし、DESTINYでガンダムと呼ぶシーンもある
ただアストレイの扱いとかも含めて正直よく分からない

SEEDは量産型でなければガンダムみたいなネタもあるが、ガンダム扱いだけど先行量産型のもいるからなあ……

「水星の魔女」や「鉄血」、「00」と最近は特定の装備が使われているのがガンダムというパターンが多いんじゃないかな
宇宙世紀はもう設定広がり過ぎて単純な定義は無理だろう

顔でガンダムを見分けるのも実はかなり危険だからやめた方が良い
例えばコードギアスもなんかそれっぽい印象になるし、勇者ロボにもガンダムっぽい顔のが結構いる
私も実際に間違うのを見たことがある

とてもよく分かる話だ……「アンテナと目じゃなくて顔で判断すれば良い」と考えていたら間違う

俺はスパロボで気付いたんだけど「戦国魔神ゴーショーグン」もかなりガンダムな顔だよね
更に敵としてガンダムのパクリロボも出てくる

俺は顔でガンダム判定も悪くは無いと思うんだけどね
それにGガンダムに出てくる数々の「顔だけガンダム」を見ているとガンダムの正しい定義なんてどうでもよくなってくる

Gガンダムを出されると反論できねえ……

結局、プラモの商品名に「ガンダム」ってついているのがガンダムでいいと思う
アニメ本編や設定などを考えるとこんがらがる



とまぁ、こんな感じで。
質問をネタにしてイロイロと楽しんでいるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「新人が入ってくるのは嬉しいのですが、それと同時に新作のガンダムが自分の求めているガンダムとは違うということで荒れる人もいるのも難しいですね」
などといった話もありましたし、中国オタク界隈のガンダムファン界隈もイロイロと変化しているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜGガンダムみたいなヘンなガンダムの評価がウチの国でも高いのだろう」

新作配信は前よりマシになったもののガンダムはまだ?中国の2022年10月新作アニメ公式配信状況

近頃の中国における配信の不安定さからいつも以上に遅くなってしましましたが、中国で配信されている日本の10月新作アニメの現時点での状況についてまとめさせていただきます。

7月のシーズンは新作アニメに関して全く音沙汰無しの状況がかなり長く続き、配信についても1か月以上遅れて始まる作品がかなり出ましたが、10月の新作アニメに関しては7月よりはまだマシな状況だそうです。

例によって配信が具体的にいつ始まるのかについての告知はなく、更新ペースも不安定な所はあるようですが、bilibiliでは配信予告自体は出ているそうなので主にその辺りについてまとめさせていただきます。

また現時点で日本から配信状況が確認ができる或いは当ブログに配信確認の情報をいただいているのはほぼbilibiliだけなので、他の動画サイトの新作アニメの配信状況に関してはあまりあてにならないと思われます。その辺りに関してもうどうかご注意を。
10/26追記:配信作品に関する情報をいただきました。ありがとうございます。


Iqiyi(配信状況不明)
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
SPY×FAMILY 第2クール
ブルーロック
魔入りました!入間くん 第3シリーズ


youku(配信状況不明)
BLEACH 千年血戦篇


テンセント
SPY×FAMILY 第2クール
BLEACH 千年血戦篇(現時点で予告のみ?)



bilibili
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
うちの師匠はしっぽがない
永久少年 Eternal Boys
銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀
クールドジ男子
忍の一時
ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン第2クール
新米錬金術師の店舗経営
SPY×FAMILY 第2クール
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
ブルーロック
ポプテピピック 第二シリーズ
虫かぶり姫
モブサイコ100 III
ヤマノススメ Next Summit
四畳半タイムマシンブルース
弱虫ペダル-LIMIT BREAK-


2023年1/8追記:「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」

現時点では予告のみ
機動戦士ガンダム -水星の魔女-
不滅のあなたへ Season2
ぼっち・ざ・ろっく!
魔入りました!入間くん 第3シリーズ
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う



以上です。
中国オタク界隈でも何かと注目を集めている「水星の魔女」については予告のみで配信時期は未定ですが、現時点でも配信が無いということは「SPY×FAMILY」の第一期のように一月半程遅れての配信になったりするのでしょうかね。

ちなみに10/23の時点で「SPY×FAMILY」は13話まで配信状態だそうで、7月ほどではないものの現時点で配信の始まっている作品でも日本での放送から遅れての配信になっている作品は出ているとのことです。
他にも中国での配信開始が遅かった以前のシーズンの新作アニメの中にはまだ配信が終わっていない作品もあるようで例えば10/23の時点で「リコリス・リコイル」は第9話まで、「サマータイムレンダ」は23話までの配信となっているそうです。

それからこの一月ほどの間中国オタク界隈の話題、高評価をかっさらっていた「サイバーパンクエッジランナーズ」の配信もやはり無いようです。
また過去に中国本土で「NARUTO」「ONE PIECE」と並ぶオタク史における初期の大人気作品だった「BLEACH」の千年血戦篇の配信はどうなるのでしょうかね。テンセントの方では配信予告が出ているそうなのですが、いつ始まるのか、他のサイトでの配信はあるのかなどイロイロと気になります。


とりあえず、こんな所で。
日本からは現地での配信状況に関して把握しきれない部分も多いので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なんで日本の作品のキャラは高校や大学卒業ですぐ就職するの?院に進まないの?それで仕事が見つかるの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国では9月から新学年が始まりますが、今の中国の学生にとって9月は就職活動が本格的に始まり忙しくなっていく時期でもあるそうです。

私自身の実感としてもこの時期は中国のソッチ系のサイトを巡回していても就職に関する話題(オタク分野でも雑談でも)が目に付きますし、その勢いが年々強まっているようにも感じられるので現地の状況について何かと考えてしまうこともあります。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品のキャラは高卒や大卒ですぐ就職するのはなぜか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんで日本の作品のキャラは高校や大学卒業ですぐ就職するの?院に進まないの?それで仕事が見つかるの?
院に進んでも仕事が見つからない私はとても引っかかる!

日本の社会システム、それも企業を含めたものがそうなっているからとしか言えないかな。
日本だと院に進んだ方が「稼げない」んだよ。

昔は中国でも大卒でそのまま仕事があったし、自分の実体験でも数年の違いで就職の難しさに関する話が通じなくなる
日本の二次元も昔の感覚のまま、仕事が容易に見つかった時代の感覚で作品作っているんだろう
制作側の人間が現代の若者ではないからね

二次元だと上手くいけど現実だと大卒でも厳しいし、高卒だと更に厳しくなってコンビニバイトくらいしかできないだろう

そしてそれより下だと「CLANNAD」みたいに工事現場と。

アニメだとそんなでもないけどエロゲーとかでは卒業後にえぐい現実に立ち向かわされる作品もあるぞ
ただそういう話は娯楽としては一般的な需要が無いから普段は目にする機会が無い

日本で高校卒業したらすぐに働く人間が少なくないのは家庭の経済状況も大きな理由だ。
これは昔より現代の方が更にハッキリしている。欧米でも大学の学費で大変なことになっているし、ウチの国だって親が教育に使える金の差が昔より更にハッキリと出るようになってきている。

日本に限った話ではなく高校を出て働いてすぐに収入を得るか、大学を卒業した時点で社畜になるか、院まで行って高給取りの社畜になるかの違いはどこの国にもある
中国と日本の違いは、高卒で働いた場合の給与と社会的な目じゃないかな?こっちほど激しい格差は無いようだから

中国でも数字の上では世代の半分くらいは職業高校に行って就職しているはずなんだけど、そういう人達の話はなかなか表に出てこないからなあ
日本の高卒との社会的な扱いや認識の違いはありそうだ

「民工漫」なんて言葉が使われていた昔と比べて多少の変化はあるけど大学行ってないことに関する話は現実でもネットでも出てこないからね
高卒で就職の話が普通に出てくる、進路の話として出る日本との空気の違いは意識せざるを得ない
(訳注:「民工漫」はアニメや漫画とは全く縁が無いであろう農民工でも知っているほどの知名度な作品ということで、昔の中国で大人気だった「NARUTO」「ONE PIECE」「BLEACH」を指す言葉としても使われています。この言葉の扱いに関しては過去記事
中国オタク用語「民工漫」の変化、この言葉は蔑称なのかなどもご参照ください)

大卒に関しては日本では企業側が院で学位とった人間よりも大卒の方を求めているという事情もある
院卒人材向けのポストがそんなに無いとか

昔よりも減っているらしいが日本企業は主に大卒で採って自社で育てる「新卒」というやり方があるので大卒の方が院卒よりも良いという認識が根強いという話だ
日本はニートが多いとかヒドイ就職難だとかいうニュースはよく聞こえてくるけど、データやシステムを調べて見ると就職に関しては日本が羨ましく思える所も少なくない……

日本では実際に大卒で就職するのが一番多い、一般的なルートだと思われているんだよ
これは仕事で一緒になった日本人から実際に聞いたんだけど、日本だと良い所に就職するのを狙う場合院に行くのはコスパが悪いという考えになるという話だったね
それから高卒はさすがに稼ぎ以外の面でも厳しいので、やる気があるならば奨学金なども使って大学に行った方が良いという認識だったが、同時に奨学金は実質借金になるものが多いのでやる気が無いならやめた方が良いという話も出た

実際、院卒だからって使える人材とは限らない
ウチの国は職業教育が実質的に無いようなものだから基礎無し、実習に行ってようやく知るみたいなのが多い

今は院卒が最低ラインみたいなことになってきているからな……金も時間もかかっているのに就職だけを考えたら日本の大卒と同じようなものなんじゃないかと思えて来るよ
人が余っているのと高い給料を求めて仕事を選ぶ人ばかりなのが合わさってどんどん厳しくなる

国別の新人の平均給与とか言っても、就職できない人間ドロップアウトした人間はカウントされないからな……

正直に言わせてもらえば大した才能が無い、見通しが無い人間は大卒くらいで就職した方が良いと思う。就職した後で上に行けると分かったならそこでまた院に進めばいい。
中国国内で研究生がこんなに多くなってしまって院に進むことの「利益」が薄くなっているのを見ると本当にそう思う。

こういう就職事情で出てくる話は現実を考えているようで現実に目を向けてないのが多過ぎる
実際は大学に行かないで働いている青年はウチの国にたくさんいるんだぞ?

しかしネット上だと余計に見えて来ないだろうな
マウント合戦になるネット上だと大学に行っていないというのを表に出す人間は更に珍しいだろうし

あとは高卒で見つけられる職業が「目に入らない」というのもあるのだろう
大学まで行った苦労や費用に見合う収入を求めるのは分からないでもないが……

大学行かないと学校に通って勉強した意味がない、勉強に見合った就職先でなければ人生失敗した、投資が無駄になったということになる
こっちの現実では日本の二次元のようにそういう進路もあるという空気では無いからね

昔からの科挙に及第するかしないか士大夫とそれ以外で別種の存在みたいな認識の影響は強い

昔と比べて現代はマシとは言っても、元が科挙のイメージだとな……
人間として上か下かという絶対的な区別だと高卒、そして大卒を下に見ていく感覚がある中では大学に行かないルートは何かと厳し過ぎる

日本のアニメでよくある進路希望調査表の記入とそれに関するエピソードを見ると学生だけでなく保護者や教師の考え、教育理念の違いも見て取れるよね
今更どっちが良いとか言うつもりはないが

ウチの国でも高望みしなければ仕事は見つかるだろ
高卒でも大卒でも院卒でも
単に条件が合わないだけ

一昔前ならそうだったんだけどね……

仕事が見つかるのか、その収入で現在住んでいる都市部での生活を維持できるのかまで考えると途端に難しくなる

日本は現場の技術職の待遇かなり良いし職業教育のレベルも高い
そういう背景があるので日本社会ではブルーカラーとホワイトカラーの差別や対立はあっても、工場で働くというのがウチの国のようにかなりネガティブな意味を持つ言葉にはなっていない模様

若いのだと保安人員かコンビニの店員くらいならすぐ見つかるだろう
それで家の近くに住んで趣味を楽しめる収入があるかは何とも言えないけどね

日本ではコンビニはほぼバイトなのでちょっと違う
アニメのような感じで高校卒業した場合、コンビニで働くというのではなく工場やサービス業、或いは派遣などに所属して働くことになる
どちらにしろ日本は高卒でも就職できればそこそこ稼げて、家賃含めて自分を養っていける
そういう環境なら受験して勉強続けてという先行き不安で苦痛の道を選ばない人間もたくさん出るのだろうね

日本では高卒でも良い企業に入れる、良い企業が高卒で募集しているという事情もあるぞ
例えば「NEW GAME!」の主人公は高卒(美術系だからやや特殊ではあるが)で有名ゲーム会社に就職している
これに対してあまりに非現実的だとツッコミ集中しないというのはそういう社会だということなんだろう

日本は若者が少ないからそういう状況になっているという背景もあるんだが?国内の人が余っている状況とは違うよ

国内も若者足りてないぞ?今後更なる勢いで足りなくなる
余っているのは大学生だ
仕事はあるけど別に大卒レベルの学歴が必要な仕事ではないという状況だろう

日本は学歴不問の仕事やポストがあるけど教育を重視せずに競争ばかりを重視しているから大学行かないで良いと考えるんだよ

受験やテストの競争ばかりを考えているこっちの人間がそういう批判をするのはどうなんだ……

ウチの国は古代から今に至るまで勉強だけが至上のもので、芸術や運動方面を評価しない空気がいまだに濃い
子供に芸術や運動をやらせるのも「才能があって勉強で勝負しないで済む」からでしかない
日本の会社が高校や大学の運動部の経歴を重視するとか、全国大会に出れば地元の企業に就職できるなんて話はちょっとおとぎ話じみていると感じてしまう

甲子園に出れば地元企業(別に野球部があるわけではない)にスカウトされるらしいからな
甲子園出場というブランドの宣伝効果と、部活の実績=体力や社交能力もあるという評価になるとか

現在の就職問題に関しては食っていくだけなら何とかなるという認識の人多いけど、就職活動始めて見るとそういう気分は吹っ飛ぶよ。
ウチの国もさすがに学歴崇拝の空気は終わりかけているけど、次はどうなっていくのか。ヨーロッパや日本のような方向を目指すのか
院を出ても需要が無ければ下の方に行くのを許容するようになっていくのか……

ブルーカラー、工場で働く人間やサービス業の人間が必要だ、自分達の生活が彼らに支えられているという知識はあっても自分がその境遇で働くのは勘弁という人ばかりだからな

ウチの国も不動産高騰と社会保障の不備さえなければもう少し余裕があるはずなんだが、都市部だとどうにもならんね

職業教育を強化する流れは出るんじゃないか?
ただウチの国の「オフィスでの仕事でなければ仕事ではない」みたいな空気をどう変えていくのかが想像し難い
ウチの国の作品を見てもコンビニやマクドナルド、カフェやナイトクラブで働くのをマトモな仕事として扱うこと自体が少ないしな

二次元の扱いについての疑問なら、日本社会が大学に対して淡泊だという背景もあるよ
国内のように大学に行かなければ生きていけない、生きている意味がないみたいな感覚はない

自分の場合は高卒で働くということよりも、二次元やドラマで日本の高校生が大学進学で考えるのがまず自分に合うかどうかという考えから入る方に引っかかっていたな
こっちだとまずどうやって大学に合格するかから考えるから



とまぁ、こんな感じで
現在の苦労や隣の芝は青く見える的なものも混じりながらイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のネットでは大学に行かないことに関してはあまり話題にならない、或いは話題にしない傾向があるかもしれません」

「これは個人的な印象ですが大学に行った人間の就職難で良い仕事が見つからないことに対する周りからの圧力は日本より小さいように思えます。中国では親も勉強してお金もかけたのに……ということで良い仕事を探し続ける子供を肯定的に考えるので、仕事を探し続ける態度で実質的にはいわゆるニートの状態になる人もいます」

などといった話もありました。

それにしても中国では高学歴の就職難や日本以上に厳しい受験戦争などの話がイロイロと聞こえてきますが、その背景としての学歴の扱いや社会的なイメージについても日本と異なる部分が潜んでいるのでしょうね。

また科挙の影響に関しては「凡人(一般人)と隔たった存在、人間の上位存在となるのが何かと定番」な娯楽方面でも何かとありそうです。
その辺りに関しては過去の記事
中国オタク「中日のネット小説系作品のテンプレの違いについて」
などでも触れていますので、よろしければご参照ください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ二次元の異世界系作品では吟遊詩人キャラが出てこないんだろう?メインキャラ級では見たことが無い」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本でも中国でもいわゆるファンタジー系世界観やそれに伴う設定が様々なジャンル、作品で使われていますし定番要素として認識されている設定もかなりあるかと思います。
中国オタク界隈ではそういったファンタジー的な定番設定に関してで盛り上がることもあるそうで、その中にはファンタジー的な定番要素が日本の作品でどう扱われているのか、どういう背景があるのかといった話題もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のファンタジー系作品では吟遊詩人のメインキャラを見かけない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ二次元の異世界系作品では吟遊詩人キャラが出てこないんだろう?メインキャラ級では見たことが無い。
RPG系世界観のゲームでは普遍的な存在で現実の歴史的な背景もあるはずなのに。

日本の認識では使えない職業だから、活躍させにくい職業になっているからだろう
日本の異世界に吟遊詩人は向いてない

使えない職業ってことはないだろ……ネットゲームでは重要な役割のクラスになっていることも多い
ただ日本はネットゲームが流行っていないから吟遊詩人クラスに触れる機会が無いのかもな

もっと単純な話だ。日本の異世界ネタの根幹になっている「ドラゴンクエスト」で吟遊詩人クラスの存在感がほぼ無いんだよ
理由はそれに尽きる

「ドラゴンクエスト」で吟遊詩人クラスは「遊び人」にされてしまっているからな
あそこまで歪んだらもうまともな吟遊詩人キャラは無理だろう

JRPGでも吟遊詩人は普通に出てくるし語り部的な存在感のあるポジションにいることはあるよ
それに吟遊詩人はネットゲームよりも古典的なTRPGの方がよく出てくる

日本の古いゲームの詩人クラスはトンデモ能力持ちのがいたりする
でも近頃の作品では少ないのも確かだ。存在感があるのはFFくらいか?
ドラクエだと吟遊詩人はほぼNPCでたまに仲間のクラスとして吟遊詩人があったりするくらいのはず

JRPGだと吟遊詩人の扱いが一定しない、戦士や魔法使いのようなテンプレイメージが構築されていないのも理由ではないかと
設定がゲームごとに違い過ぎる

こっちでも吟遊詩人は能力の解釈や適用範囲が安定しない所はあるからな……補助系としてゲームバランスにも直結する
それに定義の方でも例えば李白は吟遊詩人扱いしていいのか、みたいなネタがあるし

吟遊詩人って史実においてはある時代のメディア的な存在ではある。
しかし上の発言にあるような「使えない」はなくても「活躍させにくい」はありそうだ。異世界系は大体がチートや便利な魔法が飛び交う世界観だから。

アニメだとまともにキャラを割り振ることはないよね
アニメの原作小説だと世界観描写、舞台の小道具的な存在として出てくることはあるようだが

「ゴブリンスレイヤー」は舞台装置、英雄譚を広める存在としての吟遊詩人は出ていたがメインキャラではないな

いないわけじゃない
古いけどギャルゲー原作アニメの「ティアーズ・トゥ・ティアラ」でメインキャラに吟遊詩人がいた
でも吟遊詩人能力で活躍する方ではなかったので真っ当な吟遊詩人を活用するのはやはり難しいのかもしれない

ファンタジー系作品だと探せば出るんじゃないかな?
自分が知っている範囲で記憶を掘り起こして見たが、確か日本ファンタジーの古典「グィン・サーガ」にも吟遊詩人のメインキャラがいたはず。

ネット小説の作者がまともな歌、歌詞なんて書けないんだから今の時代の作品で吟遊詩人キャラを活躍させられるわけがない!

結局そうなるよな
設定だけの吟遊詩人キャラなら出てくるのだろうけど

吟遊詩人の凄さを描写するのは難しい。戦闘への影響もだし芸術的な凄さの描写でも。
ネット小説にあるようなチート芸術スキルやタレントとして名作パクリ的な詩詞を並べる、知識チートで現実世界の良い物をパクって発表するみたいなやり方はできない。

凄い吟遊詩人を描写するには複数の楽器の知識が必要だし歌曲のフォーマットや韻に関してもきちんと表現できなければならないから筆力とは別のセンスが必要になる
出て来なくなるのも当然か

いや、そんなの必要ないぞ?弦楽器1つで何となくこなせればいいんだよ
何をもって「正しい」とするのかハッキリしない部分だからむしろ近現代の楽器の知識を適用すると連鎖的なツッコミ所発生の原因にもなる
名称や楽器の構造は詳細にやろうとするより文化圏で分けて読者がリアリティを感じられるくらいでいい

それにしたって吟遊詩人をきちんと描写するには筆力と文学的な素養は必要だろう

難しく考える人がいるようだけど、既存の作品を見る限り詩を書かずに背景として描けば問題無いと思うのだが
上の方で出ている「ゴブリンスレイヤー」の吟遊詩人のように、その世界におけるメディアとしての役割をさせて影響力を描写するとかね

物語の中で重要なのは吟遊詩人の作品ではなく活躍だからね
もちろん作品がきちんと作られているに越したことは無いんだろうけど

作品で思い付いたが恐らく俺達が想像する詩人、吟遊詩人と日本人が思い描く吟遊詩人にはズレがあると思う
ウチの国だと武侠ファンタジー系世界観のイメージもあるから世界観の設定や詩の方を重視するけど、日本の場合は音楽と歌を重視する
日本だと吟遊詩人に限らず詩詞よりも歌のほうを前に出すから、異世界でも吟遊詩人はアイドル系の方に吸収されている感がある

ウチの国だと吟遊詩人が歌っている内容を描写しないといけないと考えるけど、日本の作品は「凄い歌に対する反応」という演出で済ませるから表現に関する筆力はともかく文学的素養はそこまで必要とされていないんじゃないかね

考えてみれば日本は昔から「マンガで」音楽やアイドルの描写やっていたし、「想像上のスゴイ歌手とその音楽」みたいなことはやれるわけか。言われてみれば俺もマンガの音楽表現のテンプレが幾つか思い浮かぶ。

改めて考えて見ると日本の二次元の吟遊詩人もかなり独特な扱いなのかもしれない。
欧米ファンタジーがベースなんだろうけど、JRPG世界観に混じってから長いだろうし。

しかしアニメやラノベにおける吟遊詩人キャラの出番ってないな……昔の「ロードス島戦記」のアニメで六英雄の歌とか私はかなり好みだったのだけど

異世界だとやはり「歌でどうやって戦う」問題になるのでは。
ミンメイアタックは文化格差無いとできない!

「ログ・ホライズン」のキャラにメイン職業が吟遊詩人の強キャラいたね
描写的には広範囲に強力なバフをまくキャラ

今の二次元はかつてないほど歌のパワーで超常現象が発生する時代では?
アイドル系アニメとか歌とパフォーマンスで必殺技的なものが繰り出されたりするし、破壊や再生だって可能だから歌の戦闘力はなかなかに高い

しかしそういうのってどれも現代音楽の派手な曲になるから吟遊詩人の楽器一つでどうするんだ?

あー……ロードス島戦記の六英雄の歌みたいなのでは盛り上がる場面では使えないか

BGMとして合わないというのはありそうだ
「シンフォギア」みたいに歌って戦う方が良い

言っては何だが、今の時代に吟遊詩人出すならアイドルを出す(出せる世界観にする)よね
人気の面でも商業的な面でもそっちの方がつよい

確かに。あと異世界で職業は吟遊詩人で実態はアイドルみたいなのは複数見かけたような気がするけど、何の作品だったかな……

表向きの職業は吟遊詩人で他に剣士や何かの戦闘職みたいのもあるよ
ゲームでも完全支援職で歌っているだけみたいなのはそこまで多くないだろうし

そういうの「ソードアート・オンライン」とかにもいたっけ

ああ、それがあった。それなら「アルスラーン戦記」のギーヴがそんな感じだね。
楽器も歌も上手いが剣と弓の腕前も一流なトリックスターだ

メインが吟遊詩人の戦闘職ってまさに「シンフォギア」じゃないか?あの世界では最強の武器を使える条件の一つが吟遊詩人クラスみたいなもんだ。

実質的に異世界でマクロスとかシンフォギアやってる作品と考えるなら、探せばありそうな気がしてきた



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の考え方や受け止め方がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では異世界で俺TUEEEEEする際に文化的な面での人気や評価を獲得するための芸術系の才能やチートでは文芸的なものが重視されています。日本の異世界転移転生では歌やアイドル、娯楽などが重視されているのとは違いがあると思います」

「詩詞が日本語に翻訳されると消えてしまいますが、中国語だと声調や韻などの音楽的な部分もあります。中国の感覚では吟遊詩人がそういった詩の専門家という見方もできるので日本の異世界ファンタジーのようにアイドル路線と合流するのは難しいかもしれません」

等といった話もありました。

ファンタジー世界における吟遊詩人はかなりふわっとした便利なポジションですが、そのふわっとしたイメージに関しても例えば求められる能力や活躍の方向に関して日中の違いがありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品の男性キャラで料理下手が特徴なキャラって誰かいる?女性キャラで料理下手、暗黒料理の作り手みたいなのはそこそこ思い付くのだけど」

ありがたいことに中国オタク界隈で語られている日本の作品の定番要素や設定などに関するネタのタレコミを幾つかいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「料理下手な男キャラを見かけない気がする」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと気になったんだが日本の二次元の男性キャラで料理下手が特徴なキャラって誰かいる?女性キャラで料理下手、暗黒料理の作り手みたいなのはそこそこ思い付くのだけど。

ふーむ、考えてみれば男キャラで料理が特徴だと最初から料理人で料理スキル持ちみたいなのが多いね。

現実世界ベースでも少ないし非日常系世界観になると男性主人公で料理ができるのはほとんどいないと思うよ。ただ女性主人公でも料理を有利な武器にするキャラでもなければ上手いことはそんなに無いけどね。異世界系だとアイデア出して他人にやらせるし。

「ひぐらしのなく頃に」の前原圭一は料理が下手で火事を起こすレベルだな
ただ暗黒料理系ではないのがちょっと違うか?

かつて流行ったハーレム系作品の主人公は料理ができることが多かった
優しいアピールの一種につながっていた

料理下手の男キャラがいないことに関して日本社会の感覚が反映されているのだろう
男は料理ができないというのが日本の社会的な認識だったから、男が料理できないというのは面白い特徴にならない

日本の作品の男性キャラは料理ができないのがデフォルト設定だから特に説明されることもないんじゃないの?

逆に料理ができる男はそれだけで特徴になるというわけか

ポケモンのサトシの料理は人間向けもポケモン向けもマズイという設定だったはず。

二次元の場合、料理の腕前もキャラ付けの一つだから良い方でも悪い方でも突出してないと描写されないからなあ
今の日本の感覚で見るとどうなんだろう?現在の若い世代は男も自分で料理するようになっているなんて話も聞いたことがあるけど……

「料理ができないわけではない、しかし作った料理はおいしくない」という特徴はストーリー的には扱いに困るんだよ

男女問わず料理が無難なレベルのキャラもいたはずなんだが、思い出せない……こういうことになるからあえて設定しない、描写しないということになるのか。

やってやれないことはない。例えば「きのう何食べた?」というゲイの料理漫画に出てきた女性キャラにそういうのがいたけど、人間関係に加えてその料理技術の特徴と軽量通りに作るお菓子はマシなものができるということでストーリーを構築していた。
でも中途半端に下手だときちんと設定と話を作らないと効果が無いのは間違いなさそう。

味覚がおかしい男キャラというのはいる
「ガン×ソード」のヴァンみたいに

料理が下手な男性キャラもいないわけじゃないが、特別強調されるような特徴でもないから記憶に残り難いのでは?

男性の料理下手キャラが珍しいことの原因として、日本社会では料理スキルが女性の能力として評価されるという事情がある。
料理下手の女性キャラというのは日本社会の女性の地位や身分の問題が関係している描写、設定なんだよ。普通に作品を見るなら気にしなくてもいい要素だけどね。

いわゆる日本の「大男子主義」ってやつだな
日本人男性は基本的に料理しないから、料理ができるだけで男性は非常に高く評価される。そして女性の場合は基本的に料理が出来て当然という前提なのでその上手い下手が評価基準になるしキャラの特徴としても反映される
深く考えるとあまり気分の良い萌えではない

身も蓋も無いけど、日本社会では料理は女の仕事だという認識あるから、それを引きずった特徴なのだろう。
有名漫画家の作品を見ても、男キャラは飯が出てくるのを待っているだけだしヒロインもエンディングでは主婦になって家庭に入る展開ばかりだ。

大男子主義については知らんが日本では料理ができるというのが女性のアピールとして普通に強力なのでそれがそのまま反映されているという見方はできそう
聞いた話によると日本の男性の料理スキルの高さも効果はあるけど料理オタク的な扱いになることもあるので女性ほど万能なアピールではないのだとか

グルメ系作品でもなければ、二次元の料理に関しては女性が料理作れない或いは男性が美味しく料理作れるというのがギャップ萌えのアピールにつながるかどうかだよ。
こういうのは現在の社会的な印象によるもので、何が正しいかというのは関係ない。作品を受け取る側がどういうキャラ設定や描写に魅力を感じるかというだけだ。

同意する。日本の二次元では料理ができない、暗黒料理を作ってしまうのが優秀な女性キャラの欠点、萌える弱点といった扱いにもなっている。
しかしウチの国は男女どちらが料理するのかという以前に、社会的な要素によって家庭料理の習慣が無くなってしまっていまだに混乱中だから日本の料理の扱いを見ると別の意味で複雑な気持ちになるな……

これは別に悩むような問題ではないと思うが
日本の作品の男性主人公って一部の例外や料理人系キャラを除けばみんな料理できないし、上でも言われているように基本設定だから料理できない男性キャラに関する特別な描写が無いから目に付かないだけ

そうか?自分の印象ではむしろ最近の日本の作品だと無難に料理くらいはこなせる主人公も多いんだけど

昔の作品はどうか知らないけど、この十数年くらいの作品に関しては描写が無い=料理ができない、ヘタクソではないよ
例えば「BLEACH」の黒崎一護は妹と交代で料理しているといった話がさらっと出ていたはずだし特別な描写は無くても家事の一環として無難に料理できるくらいな扱いのキャラは普通にいる

日本の二次元作品は料理、食事関係の描写が妙に多いから何かと気になる話題だな
ウチの国のコンテンツでも肉や魚焼いたりハーレム作ったりはしているんだが料理関係は結構感覚や描写が違うように感じる

中国と日本では料理スキル、料理の効果に対する重要度が違う気はするね
日本のネット小説はウチの国よりも妙に食事ネタが多いし、主人公の主な動機の一つに現代の食事や調味料の再現が入るのも珍しくない
それが食い意地が張った主人公ということで差別化を狙ったネタ的な特徴かと思ったら、他の作品でも度々出てくるので、たぶん日本人読者にはかなり刺さる、共感できるネタなのだろう

逆に芸術系スキル持ちやそれを活用した評価獲得や好感度稼ぎが日本のネット小説ではあまり無い
今ではさすがに少なくなっているけど、一昔前のウチの国のネット小説の主人公には詩や音韵などの才能持ちが多かった
物語を動かす際のツールとして考えると、この辺りの才能やスキルが日本の作品の料理スキルの扱いと近いような気もするね

話戻すけど例えば現実の知り合いに料理ヘタクソなのにふるまいたがる男がいるんだけど、こういうのは二次元にいるのかね

短編ならありそうなネタだが長編やラブコメだとどうだろう?

「七つの大罪」のメリオダスのように料理下手どころか暗黒料理レベルなのが特徴としてネタにされているのはいる。

乙女ゲーの攻略対象の男性キャラとかにもいる
料理は日常生活と直結するから男女問わずキャラ付けやイベント制作に便利だからキャラ付けが被らないように恋愛対象をたくさん出す必要があるラブコメ作品では異性の料理下手(もちろん料理上手の方が多いだろうけど)も増える
男性向け作品で料理下手の女性キャラが目に付くのも当然なのでは

乙女ゲーじゃなくてもキャラが多いと男性キャラに料理で特徴付けはそこそこ出てくるように思う。個人的に印象に残っているのは古いJRPG「Ruina 廃都の物語」のメロダーク。
真面目な会話に時折混じるヘンな話と全裸と料理下手が特徴だがゲーム内ではまさに「暗黒料理」が作れて武器や攻撃アイテムになってしまう。ちなみにこのゲームは女性仲間キャラのメイドも暗黒料理キャラだったりする。

料理がヘタクソなのに食事系の店をやりたがる、やっている男性キャラはたまに出て来るよね

ああ、それで思い付いたんだが日本社会って食材を無駄にするとかなり強烈な批判が出るんだよ
だから二次元であろうと「正方向のキャラ」であれば調理された食材は食べないといけない、しかし男キャラが暗黒料理をやって男友達が食うならともかく恋愛感情のある女キャラに強制的に食わせる、ダメージを与えるのはかなりよろしくないので……

なるほど。言われてみれば日本ではバラエティ番組でネタ的に使っても「使った食材はスタッフで食べた」というようなテロップが流れるね。
原則としては男女平等とはいえ女性キャラを痛めつけるのは感覚的に忌避されるし、例えば顔面パンチを女性キャラに繰り出す、女性キャラの人体欠損ダメージみたいなのは珍しくなっているようなものか。

そんな感じ。日本の作品は「BLEACH」や「ドラゴンボール」のように他国に比べると女性キャラに対するダメージ多いけど、それでもある種の男女差は存在する。
もちろん暗黒料理に関してもギャグ表現で男女関係無く被害発生みたいなのは普通にあるはずだけどね。

お前ら……二次元世界で最も有名な料理下手の男キャラがいるだろう?
さすがにジャイアンを思い付かないのはどうかと思うぞ

なるほど!
思いつかなかったのは恥ずかしい。私はオタク向け作品ばかりで考えていたよ。

のび太のパパは料理が全くできないという設定でそれをネタにしたエピソードではまさに「食えるものが出てこない」レベルだった
しかし最近は母の日にのび太と一緒に料理を作る話(料理できるようになるひみつ道具使用だけど)もあるなど、日本の作品の男性キャラと料理の扱いも変化しているんだろうね



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の知識や感覚による話がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「たぶん中国では日本と比べて個人の料理スキル、家庭料理というがはあまり重視されていないと思います。中国社会で美食が流行り出したのがこの十数年ですし、習慣的に家庭料理よりも外食や買ってきて食べる或いは出前を頼む方が美味しい、コスパも良いという考えもあります」
などといった話もありました。

ちなみに中国の家庭で料理をすることに関してはかなり前のものですが過去記事の
中国人「中国の男は料理が出来ないと困る」(2012年の記事です)

中国オタク「現実で料理の出来る男に萌えを感じるか?」「ウチの国だと料理を披露する機会を作るのがまず難しいんだが」(2018年の記事です)
などもよろしければご参照ください。
この数年の新型コロナで外食や出前が不安定になっている影響で、最近の中国ではかなり家庭料理の習慣が広まっているという話も聞こえてきますがどうなんでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「FGOの性転換呼延灼は皆受け入れられたの?」

ありがたいことに先日の記事
中国オタク「FGOの新イベントが水滸伝で梁山泊のアサシンが出るらしい、これは誰だろう?」
に関して、イベント開始後に関するネタのタレコミや質問などをいただいておりますので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「FGOに実装された呼延灼」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOの性転換呼延灼は皆受け入れられたの?
以前のことを考えると批判やツッコミの声がそこまで大きくないように思えるんだけど

自分の場合はたぶん慣れたのと飽きたのが混ざってる……あとは合体、設定の合理性待ちかな
FGOはシナリオでの扱い含めての説明が入るしね
それとこの件に関しては単純にFGOへの注目が前ほどでは無い、騒ぎたいのは新しいゲームに行ってしまったというのもあるだろう

ツッコミの声自体は毎回あるし今回だってそれなりに見かけるぞ
ただまとまって勢いが出て批判からの炎上、通報にいってないからそう感じる
俺もお前もツッコミと批判、炎上の体感的な区別がつかなくなってきているのさ……

中国版は規制続きで今残っているのは「慣れている人」だから以前とは状況が違う
そしてFateシリーズのサーヴァントは昔からこんな感じだし、中国関係の価値観問題になるほどでなければツッコミ所はあるが好みの問題くらいになる

たぶんこれは俺がおかしいんだろうけど、この性転換呼延灼はとてもとても良いと感じてしまう……シナリオもだけどショップで黒猫の歌を歌って可愛さが足りないと恥ずかしがるのとか本当に可愛い……

いや、私もかなり可愛いキャラだとは思うよ
本当にこれが呼延灼でなければ何の問題は無いんだ

全くだ。エンプーサの名前で能力が呼延灼だったら良かったのに……妖精騎士みたいな例があるから余計にそう思ってしまう

とてもカワイイサーヴァントなのは間違いない。唯一の問題は彼女が呼延灼という名前なことだ。
クイック系でアサシンだから性能的にウチのカルデアにおける需要は無いのに欲しくなってる
でも呼延灼なんだよな……

しかし最近FGOは合体型で性転換なサーヴァント多いな
今年はマナナンマクリール、曲亭馬琴、千利休、そして呼延灼と続いているのを見るとネタ切れと女キャラ出したいという商売上の理由を感じる

型月の場合は制作側の欲望もかなり混じってそう

ストーリーの方ではやはり教授がやった案件ということだが、なぜ燕青みたいにならなかったのか、なぜ幻霊でも男系で合わせないのかとツッコミたくなる。
まぁ実際は運営が女キャラ出したいということだったんだろうけど!

結局どういうキャラの扱いなんだ?
複数の存在を融合させたとして、呼延灼本人なのか自分を呼延灼だと認識しているだけなのかも分からん
身体だけなのか?それとも精神的にもTSしたのか?女に目覚めてしまったのか!?

俺はアルトリアみたいなその世界では最初から女性だった設定ならまだいいんだけど、元はおっさんのキャラが性転換してあざとくなるのは恐ろしくてダメかも

呼延灼をどう受け入れるか悩んでいる自分がいる
本当に今更だけど、アルトリアを見たイギリス人の気持ちが少し分かった気がする

こういうのを受け入れられるかについては個人差があるからダメなら無理しないで良い
作品の設定の他にも元ネタに関する知識の有無や思い入れの濃淡だって影響する
例えば私はロシアの民間伝説を知らないからドブルイニャ・ニキチッチが性転換していても問題は感じなかったし、FGOの源頼光と酒呑童子も最初からああいうものだという認識だ

FGO呼延灼は人格ではなく記憶のある形での性転換だという情報もあるし、結局どうなっているんだ?

そこは気になるよね、情報が錯綜していて安心して萌えられない
見た目も性格も好みなんだ!誰か安心させてくれ!!!

アプデでプロフィール欄の修正が入ったし公式設定では精神面はほぼエンプーサがベースで確定みたいだね
急いで変えたのか決定稿前のが残っていたのかは分からんが、プロフィール欄のテキストをわざわざ修正したということはそっちにしたということなんだろう

バランス的にはデミサーヴァントで武将が前に出ない諸葛亮と司馬懿に近い感じなのか?

そっちは史進と合体したエリザベートの方だろう
呼延灼はシナリオ上だと呼延灼部分の人格は前世の記憶みたいな扱いだとされている

ある程度情報が出て以降に私の周りをざっと見た感じだが、呼延灼に関してはツッコミ所と不満や愚痴などはあるけどこれはこれで好みに合う、或いはこれが好きな人もいるんだろうくらいな受け止め方になっているかな?

同感だ。自分は過去の事例という比較対象があるので、まぁそんなに悪くないという受け止め方になったね。
今はこういうのが嫌いなら二次元に手を出すなという空気だから中国侮辱案件でなければなんとかなりそうだし、更に今の敏感な時期はどこも管理が厳しくなっているから炎上狙いも難しいという状況だからね。
それにしても現在は価値観問題や諸々のリスクを意識した自主規制で動けなくなっている国産より外国産の方が自由に中国的要素を活用しているのでは……

歴史ネタそのものではないし、四大名著の普及度とそれによる思い入れ的に水滸伝はあまり炎上しないということなのかもな
それに原作のキャラはマトモなのがいない、現代の価値観的にアウトなのも多いから原作そのままで出せとは言えない……

もしメインシナリオの重要キャラだったらシナリオの不満も合わさってもっと強い反発が出たかもしれないけど、ハロウィンイベントで更に幻霊だろうという事前予想もあったし、女体化デザインも公表されていたので衝撃が弱まったのでは
運営側の情報の出し方が上手かった気もする

水滸伝は既に燕青がこっちのイメージにも合った形で実装され活躍していたし、追加情報で出てきた黄飛虎が普通のカッコイイサーヴァントだから、呼延灼の衝撃は薄れたんじゃないかな
そもそも呼延灼は水滸伝で有能、有名キャラではあるけどそこまで人気ある方じゃないからね
これが例えば林冲や武松だったらもっとグダグダな論戦になっていたと思う

史進が九紋竜エリザで実装という予想外だけどイベントの方向性を徹底的に分からせに来たから、女になった呼延灼もまあそんなものかという気分になった

呼延灼はさておき、九紋竜エリザは上手いことまとめたね
ハロウィンだし燕青という前例もあるからエリザベートに水滸伝キャラの霊基が混ざるんじゃないかというネタ予想は見かけたが、改めてログ遡っても史進との組み合わせは出て無かったな
実装されたのを見ればそれもアリだというのは納得できるのだが……

九紋竜エリザはぶっ飛んだキャラではあるけど、よく見たらキャラの設定的にも性能的にも無難な感じに思えてくるのは不思議だ

正直に言えば私は性転換呼延灼よりも黄飛虎実装の方に驚いた
サーヴァント化の妄想はしたことあるけどFGO実装は全く予想していなかった

意外と言ってはなんだが黄飛虎は普通にカッコ良いな

同意。ちょっと引っかかるのは顔の模様くらいかな?虎柄意識したデザインとかなのだろうか?
まぁ褐色寄りで青い目のデザインは大好きなので問題無い

シナリオで官軍側に太公望まで出てきて水滸伝VS封神演義という意味不明な事態になってて笑う
FGO世界観的に戦闘力で黄飛虎はかなり上位っぽいのには一安心

ツッコミ所はあるんだよ、ただそれは娘化だけじゃない
アクションで鞭が結局伸びてるのはどうなんだ、蛇腹剣みたいなことしやがってとかの方が!

俺は性転換よりキャラデザインの方にツッコミを入れたくなった
足が太すぎるし人体のバランスが何かとおかしい……

尻が肩より大きいのはどうなんだと思うよな

「ライザのアトリエ」の絵師だし、あれは現在の日本の流行だから諦めろとしか言えん
ライザ関係の話題を見れば分かるがウチの国にも好きな人は少なくない

俺は太くて肉付きの良い足大好きです!
近年のアトリエシリーズ躍進の原動力は錬金パワーではなく足の太さだったのが証明されている。

これはもう絵師の特徴だし好みの問題だろう。合わないなら合わないで仕方が無い。
毎度毎度よくあるデザインがおかしい的な批判も、最近の売り上げという実績があるのでやり難くなっているのを見ると以前の批判は何だったんだと複雑な気持ちになるが。

普通ならFGOの新サーヴァントのキャラデザ予想は顔や塗りで判定されるのが足の太さで絵師判定されていたのには笑った



とまぁ、こんな感じで。
感じ方や好みの問題などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこの件に関する情報を教えてくれた方からは
「現時点では中国のFateファンが把握している情報の量や正確さに個人差があるので受け止め方にも個人差が出ていますが、概ね受け入れられている状態ではあるようです。もちろん多少の不満も出ていますが」

「現在の中国のFGOユーザー層に残っているのは熱心な人、型月ネタに詳しい人ですし、現在の中国の『特殊な時期』によって各SNSやフォーラムも管理が厳しくなって使いにくくなっているのもあまり大きな問題にならない理由の一つなのかもしれません」

などといった話もありました。

それから管理人のガチャの方についてのご質問もいただいておりますが、当ブログ的にやはり欲しいということで夏イベ以降に貯まっていた石を全部放り込んで50連ほど回してはみたのですが、礼装は一揃い出ましたがサーヴァントの方は全くかすりもしないという結果に。
今年は夏にゲーム予算を使い過ぎましたしここで撤退になりそうです。管理人が水滸伝関係で好きな魯智深や張順ではないので我慢できる……はず。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作っている側は人気になる、人気にしたいと思っていたけどファンの好みから外れたキャラについて語りたい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では人気の上下や有無が日本以上に重視される傾向がありますが、その人気の背景などに関しても何かと話題になるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「作っている側は人気になる、人気にしたいと思っていたけどファンの好みから外れたキャラ」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作っている側は人気になる、人気にしたいと思っていたけどファンの好みから外れたキャラについて語りたい
好き嫌いとは関係なくそうなってしまったキャラやその周囲の環境などについても知りたいんだ

「マクロスF」のランカ・リーは別に不人気ではないけどシェリルの方が人気出過ぎて制作側のテコ入れでもカバーできないくらいになっていたみたいな話でいいのか?

うん、そういうのが知りたいんだ。
作者のひいきだけでなく人気獲得戦略の失敗みたいな話の方にも重点があると嬉しい

そういうのなら「リゼロ」のエミリアもだろうね。レムが完全に人気を持っていった。
不人気、負けヒロインというわけではないのだが。

この手の話題だと「BLEACH」の織姫なんかが代表例だと思うけど、今考えて見るとあれは作者の好みとファンの好みや感情移入のズレみたいなのがあったんだろうな
しかもアニメではルキアが最初からヒロイン的な描写があったから余計にズレが意識されるようになっていたのかも

当時のオタクの感覚では「BLEACH」の織姫よりも「NARUTO」のサクラの方が人気出したいのに出せないキャラ扱いされていた気もする

人気獲得を狙い通りにやるのは難しいけど、「想定より人気にならない」ことに関する判断も難しいのだと思う
あっさり切り捨てる、別路線に行けるような選択肢を持っている作品は少ない

「ドラゴンボール」の孫悟飯は主人公交代失敗したらまた元の路線、元の主人公に切り替えて続けてそれなりに上手く完結させたのは今考えるとスゴイな……

孫悟飯は大人になってからの扱いで苦戦していたよね。それに鳥山明はギャグ路線行きたかったのに失敗したのも重なった。
あと「ドラゴンボール」ではベジータもキャラ路線変更して人気出ているから孫悟飯の失敗が余計に目立つ。

「ガンダム00」のマリナ・イスマイールはどう?いつのまにかメインヒロインは結局エクシアだと皆が認める事態に。

ガンダムはヒロインより主人公関係で人気獲得に失敗して危ないことになっているように思う
「AGE」のキオ・アスノや「ビルドダイバーズ」のミカミ・リクとかシリーズが危機になったレベル

主人公の人気獲得失敗は作品の失敗と重なる所もあるから判断が難しいな
そういう考えで行くと「コードギアス」の外伝主人公とかほぼ当てはまってしまうだろうし

ガンダムだと「鉄血」の第二期生き残り組はどうだろう?
後に出てきたスタッフインタビューで制作側は人気出ると普通に考えてたらしいのに驚愕した覚えがある

「ペルソナ5」の明智吾郎は嫌われているのにアップデート版でもまた出番があるなどやたら推されていたから批判が集まってたな
人気にならずに逆にヘイトが増えてしまった

明智吾郎は一定のファン層が存在する人気キャラではあるよ
ペルソナシリーズは女性ファンからの支持も強いから、人気キャラの扱いは大変そうだ

私が初めてそう感じたのはKOFの矢吹真吾

矢吹真吾はエディット専用という特別さもあったね
これは私も後で知ったがスタッフからの人気が高かったらしい

「SEED DESTINY」を挙げようと思ったが、制作側が人気にしたいキャラがそのまま人気になっているのは間違いないからこのテーマとは違うか

「ぼくたちは勉強ができない」の武元うるかは一時期ひいきされて人気キャラにしようとしているみたいに言われていたね

武元うるかは逆のパターンじゃないか
濃いファンがいるけど作者からは扱いが悪くてファンの愚痴やそれをネタにする同人も増えて、ファンの間ではある種のネタキャラと化してしまったとも聞く

「緋弾のアリア」のヒロインは人気出そうとして出ないままずっと続いている印象が
ハーレム系、ツンデレ系が終わりかけた頃にそれを狙って作られたのがいけなかったのか

「ONE PIECE」の光月おでんとモモの助は伏線も含めて拘っていたんだろうけど、そのために周囲のキャラやストーリー上のロジックが壊れてしまい人気になるどころか嫌われてしまっていたな……尾田先生のやる気は何となく伝わってくるけど読んでて楽しいかというと……

俺がこのテーマで思い付いたのはFGOの武蔵だ
最初に出てきたときはキャラデザも性能も大人気だったけど、ギリシャ異聞帯で出てくるころにはもう出てくるなみたいに言われてボスを倒す役割になったのも持ち上げ過ぎだと大批判でとても嫌われるキャラになってしまっていた。

FGOは出番がある=他のキャラの出番がなくなるのを強く意識させられる作品だから武蔵は悪い意味で目立ってしまったのと、システム的に強敵相手に強制出撃でプレイヤーをイラつかせて嫌う人が増えていってしまったのがね。
それに加えて桜井シナリオを批判する人間が多くてその際のメインターゲットになってしまったのも厳しいものがあった。

FGOなら武蔵の他にメイヴも。メイヴはきのこの推しキャラのようだし一部に強烈なファンはいるんだろうけど、それ以上にエロ要素の設定やクー・フーリンなどの関係でヘイト集めすぎていた

Fateはそういうの多いよね。例えば「Apocrypha」のジークなんかも

「Apocrypha」だったらジャンヌも大きく狙いを外したように思える
恋愛重視ムーブが本当に嫌われた

あれは日本でのオタ向けの人気狙いだったんだろうけど、ウチの国ではFateにそういうの求められていなかったからな
あとその後FGOでどっちも人気獲得して原作の時よりキャラが濃くなっているのは興味深い
他にもメイヴは同じ外見のノクナレアを出して人気になったりスカサ=ハスカディとの百合に切り替えてわりと成功しているし

このテーマならウチの国での人気と日本での人気は分けて考えないとダメだろう
メイヴも武蔵も日本での人気が無いわけではないし、日本の作品だからまず日本市場での人気を狙うし、日本で好評なら成功と言えるわけだから

今の二次元界隈ではキャラで稼ぐソシャゲの方が、アニメよりも人気獲得狙いとその失敗を感じやすくなっているんだと思うけど、ファン界隈が国ごとに閉じているから「人気にならなかった」判定も歪むことがある
ファンの間での不満の増幅などもあるしレッテル貼りでの炎上も発生するので、嫌う発言が多い=人気が無いとは限らないのがヤヤコシイ

日本の二次元ソシャゲで分かりやすいのだと「グランブルーファンタジー」のムゲンが周年でPVまで作って気合入れて実装したキャラなのに、ファンの間で人気ないのに強キャラ扱いや女キャラのイベントに顔出しては嫌われるの繰り返しで悲惨なことになってる。
FGOのメイヴや武蔵と違ってこっちは本当に支持層が見つからない不人気?

ムゲンは狙いを外した後に修正策も失敗したケースじゃないかな
特別なキャラとして人間関係の設定込みで実装したから制作側は使いやすいのだろうけどユーザーの需要を読み違えたキャラなので登場させても喜ばれない

国産ソシャゲの「陰陽師」も五周年でやらかしていたし周年での推しキャラは大失敗するケースも多いという印象が……

「アークナイツ」はスズランが運営側とユーザー側の温度差でヘイト貯めてる
ソシャゲは課金が絡むからデータに合わせて稼ごうとするはずなのに、たまに運営側の人気の狙いとユーザーの希望がズレて不満が爆発するのが外から見てる分には面白いのだが

ソシャゲに関しては最初から失敗するケースと、データ重視で稼ごうとして人気キャラの使い方を間違って失敗するケースがあると思う

ソシャゲで運営が持ち上げるキャラってやり過ぎて元々そのキャラは好きでも嫌いでもない人まで好感度下げてしまうことが多いからね……

ソシャゲとアニメで思い付いたんだけど「ウマ娘」のウイニングチケットはどうなんだろう?
OVAでの出番だけでなくゲームではメインシナリオもらっていてイベントの出番も多く、SSRのカードも3枚と現時点で多い方と推されているはずなのに人気はパッとしない

出番の多さと人気の狙いは別だよ
ウイニングチケットはウマ娘だとBNWでのセット運営ができるというか、基本的にその組み合わせでの扱いになっている
そしてBNWはナリタタイシンが人気あるから史実的にビワハヤヒデとナリタタイシンの出番も増えた

ウイニングチケットはソシャゲの方では別に人気キャラ感も推されている印象も無いな……SSRも使い勝手よくないし
アニメのメイン級だとメジロマックイーンがメインシナリオで最初からいるヒロインで扱いも良いくらいかな?個人的な印象では他にスマートファルコンやスーパークリーク、ミホノブルボン辺りがゲームでは推されているように感じられるかな

実の所、二次元ではキャラ人気獲得を狙って失敗というケースはそんなに多くないし目立たないと思う。狙ったキャラで人気になれなかった作品は大体そのまま死ぬからね。

確かに。あえて言うなら作り手側の予想外なキャラが大人気になって作品も大人気になるような作品みたいなのが多そうだね。
現実の事情や実写作品とは違う。

ドラマや映画ではそういうの多いし今の環境だと何かと炎上が目に付くからな……二次元の方はまだ平和に思える。もちろん二次元だって不満が蓄積されて爆発するリスク自体はあるが。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識や印象のようなものまで含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本の作品の人気や扱いの良さに関して、中国からは出番の多さで判断されることが多いです。それ以外で話題になるのはニコニコ動画のアニメ評価やpixivのランキングくらいでしょうか」

「中国では日本のファンからの人気や評価の実態に関してはあまり正確に把握できていないかもしれません。中国オタク界隈で目にする機会が少なくなった、話題にならなくなったキャラが不人気扱いされることや、日本では根強い人気のあるキャラが人気を出そうとして失敗したキャラ扱いされることもあります」

などといった話もありました。

今回の記事をまとめていて中国の人気キャラ事情について更に気になってきましたが、人気のあるキャラに関しては何かと分かりやすいものの、不人気なキャラや嫌われているキャラに関しては分かりやすい形で表に出てくることは少ないのですよね。
どの辺りをどうやって見て調べるのがいいのが良いのでしょうかね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本ではまだテレビアニメを録画してたのか!?『SPY×FAMILY』のビデオ録画失敗というニュースが日本を駆け巡っているようなのだが」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日「SPY×FAMILY」の放送時間変更によって録画失敗する人が多数出てしまったそうですが、この件に関するニュースが中国にも伝わってちょっとした話題になっているそうです。

「SPY×FAMILY」放送時間変更で「録画失敗」がトレンド入り テレ東が謝罪し「再放送を検討」(ねとらぼ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本で『SPY×FAMILY』の録画失敗事件が発生」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本ではまだテレビアニメを録画してたのか!?「SPY×FAMILY」のビデオ録画失敗というニュースが日本を駆け巡っているようなのだが……

まだビデオテープ使ってるのか?何かの誤訳とかでは?

「SPY×FAMILY」と卓球で日本人が被害を受けたというニュース事態が意味不明過ぎる
そこにビデオテープネタまで入ってもう何が何だか

原因が世界卓球女子の放映時間延長?
ウチの国の男子卓球はダメだが女子卓球は頑張ってるな!二次元世界で大きなニュースになったぞ!

いやいや、俺は中国代表を応援してはいるが「SPY×FAMILY」最新話を見せてあげないなんて、非道だ……いくらなんでもやり過ぎだ!

あの時間帯の試合は俺も見ていたけど日本ではそんな大事件が発生していたとは
あとこれはもしかして噂に聞くテレ東の伝説に入るネタでは?女子卓球はもしかして二次元的にも凄いことになったのか?

日本の会社ではいまだにフロッピーディスクやFAX使ってるからビデオテープ使ってても驚かない

ウチの国だと最新のもの、勝利したものしか残らないのでもうディスクメディアすら消えかけているから日本とのギャップが想像以上に大きくなっているのかね

さすがに家庭内では使ってない
今はハードディスクやブルーレイだろう

外付けではなく録画機能付きのテレビというのもあるし日本の家電環境だと録画は昔からごく普通のことだぞ
そもそも昔というか今でもだが字幕組のファンサブ動画のリソースがどこから来ているか考えて見ろ

日本にはアニメのストリーミング配信的なものが無いので日本人は録画してアニメを見ている
だから今の時代も録画失敗みたいなことになるのだろうな

日本でも普通にアニメの配信はあるぞ。ただテレビが一週間先行だったりすることも多い、これはテレビ局との権利関係による問題だ。そういう事情から一時期は中国も含む日本国外の方がネット配信だけは早いなんて事態も発生していた。今はどうだか知らないけどね!
アニメ配信に限らず実はテレビ放映やネット配信も国ごとの違いがかなりあるし、それを把握している人は多くないのでは……

最新作、人気作品を追いかけている分にはストリーミングだけでも問題無いんだが、自分の好みを掘り下げて昔の作品を調べたりすると途端に現代の環境で手軽に見れるのはメジャーなのだけ、効率重視の結果というのを実感してしまう
非効率的でも昔のシステムや記録は残っていた方がオタク趣味的には絶対に良いと思う

日本でもビデオテープは過去の遺物だよ
FGOの夏イベで赤アーチャーが一人だけビデオテープを実体験していてFGOの年代に生きるぐだ達との認識や知識の違いに甚大な精神的ダメージを受けるというネタもあった

赤アーチャーにはアニメの方でも録画ネタがあったが、あれは確かカニファンだったからもう10年くらい前かな?その時点でハードディスクには言及していたね
日本は保守的だけど先進的な家電の需要は高い国だしTVや録画についても昔のままということはない

録画失敗に関して日本でニュースレベルの話題になるのは昔からアニメの録画が日本のオタクの生活習慣と密接に関わっていたからというのも理由だろうな
この件に関して日本ではオタクの懐古ネタで盛り上がっていた

日本はスポーツ番組の延長で録画予約に失敗する悲劇がビデオテープの時代から発生し続けていたらしいね
ただ近年は時間指定ではなく番組での指定になったりスポーツ番組自体が減ったりで事故はほぼ無くなっていたはずだが

日本のニュースを調べてみたが、どうやらテレ東での放映時間が直前に変更になって、録画スケジュールのアップデートが間に合わなかった機械だかサービスだかが発生したことによる録画失敗らしい

なるほど。そういう流れか。
日本の録画失敗ネタには「CCさくら」の最終回という伝説がある。
放送の日に直前の相撲の試合が延長になっていて、次の日にウキウキで見ようとしたオタクの目に映ったのは相撲の男達、しかもその後に録画された最終回は延長時間分の録画無しなので最後の最後が見れなかったという……

そのネタは俺も知ってる
録画失敗を知らずにCCサクラを見ようとしたらいきなり半裸のデブが大写し、その後のアニメも数分の差で録画が不完全になりラストで木之本桜が李小狼へ呼びかけた所で終了になったとかで、気の毒だが大爆笑してしまった

日本では古い世代のオタクにとって共通のネタになっているようだ
「らき☆すた」でも野球の延長での録画失敗ネタが言及されていたはず

しかし今の時代に日本ではまだテレビを録画しているというのを知ったのは結構な驚きだった
ついでに思い付いた疑問なんだが、特定の時間に録画しなければならないということなら別のチャンネルで放映されるアニメが複数あったらどうするんだ?
日本のテレビだと深夜アニメは放映時間重なっているのが少なくないけど

ビデオの録画に関しては元々そのための録画という意味もあったんだよ
いわゆる「裏番組」を録画しておくとかね
もちろん現在の機械なら複数チャンネル録画とかも可能

ウチの国だとテレビ番組録画が普及していた時代がほぼ無いから実感が無いんだよな
それが原因で国内の昔のテレビ番組やCMの動画が少ないのはちょっと悲しい

しかし録画失敗で騒ぎになるってことは日本では「SPY×FAMILY」を一度テレビで見逃したらもう見れないのか?
別の時間帯での視聴、配信での視聴とかできないの?

技術的には可能だけど日本国内では権利的に不可能
アニメのネット配信はあるけど有料サービス加入してないと見れないんじゃないかな?

今はテレビ局の公式サイトで見れたりするようだね。ただ全ての番組が見れるわけでは無いのでやはり版権の問題はある模様

そこはウチの国も似たようなものだろう。
権利関係まで似ているかは知らないけど、こっちでも番組によっては配信時間帯しか見れない

見るだけなら問題無いけどネット配信は普通の環境では録画できないから「録画はもうできない」ので騒動になっているんじゃないかと
日本では録画してデータを手元に保存したいという人も多いのだろう

違法アップロードが溢れかえっているこっちだと分かり難いけど日本はアニメに限らず版権の絡む動画を違法アップロードすると普通に捕まるからな

ウチの国でも今は有料会員にならなければ見れない或いは1週間以上遅れてじゃなければ見れないアニメも多いけど、テレビならばタダで見れて(TV視聴自体はNHKに費用徴収されるが)タダで録画していつでも見れるようにできる。そりゃあ録画するだろ。

日本は大企業が権利を独占しているから庶民は録画するしかないのは気の毒だね
ビデオデッキなんてものはもう日本でしか生き残れない行き止まりのジャンルなのに

このニュースに関して日本はいまだに録画しているのかとバカにする声もあるけど、日本は別にアニメ配信プラットフォームが無いわけじゃないし、ウチの国では直接見れないDisney+やNetflix もあるし正規版が削除修正されまくるわけじゃない
それに二次元系などのサブカルチャーに関しては大きい所がダメだと言ったらあっさり潰されるんだし、複数の選択肢があるのは良いことだろう

まぁ「SPY×FAMILY」の配信予告があったのにいつから見れるか全く音沙汰無しで一か月遅れで急に配信が始まって中身も修正があったウチの国の状況を思うとあまり笑えることではないな……
こっちは先端の技術が広まっているけど不安定さがあるし、その最新の手段に適応できなければまともに楽しめないのが厳しいと言えば厳しいわけで

ネット配信する場合、有力なプラットフォームの基準に合わせないといけなくなるので欧米基準に合わせてもアニメにポリコレ的な改変が入って面白くなくなることもある
「ウチの国で配信できない作品」「欧米で配信するのが難しい作品」を作っても商売になるのが日本の二次元の強みだから、その理由の一つでもある日本独自のメディア環境についてもそのまま突き進んで欲しいね
更にこういう面白ネタの提供もあるし

配信のみだとプラットフォーム側が配信しなくなったらそれで終わりだからな
それに後からは修正版しか見れないなんてこともあるだろうから、録画でデータを手元に残すというのは今の時代も普通にアリだと思う

昔と違って今はウチの国でもネットメディアはフリーランチじゃない、好きなように便利に使えるわけじゃないのを何かと実感するようになっているからなあ……
ネットのデータがいつまでも残っているわけではない、クラウドも消されるときは普通に消されるし

動画サイトだと広告が本当に鬱陶しくて広告回避プラグインも対策されたり不具合出たりで別の問題はある
録画だと広告をカットできるということだから現在の環境でも意外に有効なのかもしれないな

勝手な話だが広告カットはちょっと残念
私は昔まだ海賊版が売られていた頃に買ったディスクにたまに入っている広告や災害情報を見るのも好きだったから



とまぁ、こんな感じで。
録画失敗の話から始まって、現在の中国オタク界隈におけるビデオ録画に対する認識や日本のアニメ視聴についてのイメージなどについての話も出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「今の中国のオタクで録画ネタが通用しない人がいるのには私もちょっと驚きましたが、考えてみれば最近の日本のアニメでは録画ネタがあまり出てきませんからアニメを録画して視聴するという行為が中国のオタクの知識から消えている可能性があります」

「中国国内でテレビ番組を録画したことのある人はかなり少ないですから、外からの知識が無ければ録画という行為について想像し難いでしょう。中国国内は海賊版ディスクとその再生機はたくさんありましたが、録画の機械やメディアはほとんど普及せずに終わってしまいましたから」

「アニメで描写されなくなっているということは、現代の日本社会でもアニメ録画の習慣は減っているのだと思いますが、FGOの夏イベントではビデオデッキが過去の遺物になっていてエミヤが衝撃を受けていたように、いずれ『昔はアニメを録画していたことに驚く現代人』というネタが出てくるのでしょうか」

などといった話もありました。

あまり意識されることは無いですが、アニメ視聴に関しては国ごとの環境やルールの違いも大きいようですし、その辺りの事情やその影響というのも調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「原作ファンには嫌われアニメだけ見ている人からは好評みたいな作品ってあるのかな?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

昔と比べて中国でもアニメ化に対して原作を重視する人が増えているそうですが、そんな人達を指す「原作党」という言葉があります。
この原作党の声は作品評価や批判において良くも悪くも目立つそうですし、原作党のスタンスや評価そのものが話題になることも少なくないのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな原作党関係の話題として
「原作ファンからは不評だけどアニメだけ見ている人からは好評な作品は?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


原作ファンには嫌われアニメだけ見ている人からは好評みたいな作品ってあるのかな?
原作ファンは大体どのアニメに対しても文句言うし、人気アニメの原作は大体知られているから原作知識の有無で評価が両極端になる作品って意外に思いつかない。

原作を知っていると不評、原作を知らないで見る分には楽しめる作品という感じか。探せばあるだろうけどそんなに多く無さそうだが……例えば「ワンパンマン」はどうだろう?
ONE先生の原作が最も評価されるしマンガ版は魔改造や話進まないので批判されがちだが、アニメ版だけ見て作品を好きになっている人も多い

原作党の不満はよく見かけるが、作品の評価がかけ離れている作品というのは珍しいよね
作品知識やオタクの経験に何かと差があった昔の作品はともかく、現代の環境では原作党とそれ以外のファンの違いって、アニメの前に原作の内容を把握していたか原作との違いをどこまで許容するかくらいになってるような?

「この素晴らしい世界に祝福を」は原作の笑える部分がアニメ監督によって削除されたり魔改造されたりしたのが原作ファンからはかなり嫌われている
でもアニメは近年のアニメでは珍しい新作期間後に伸びて今ではオタクの定番ネタにまでなっているからアニメだけ見た人からの評価は間違いなく高いのだろう

「このすば」に関してはアニメ版のキャラが良くも悪くも尖っているから原作ファンがアニメを見て合わないと感じる、逆にアニメファンが原作読んで戸惑うみたいなことが発生しているな

いざ考えて見ると確かに難しいかも
アニメ化で原作ファンから文句言われることは多いが、人気になるようなアニメは原作ファンも細かい所の文句言いながら追いかけるからね
とりあえず俺が思い付いたのは「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」だった、当時原作ファンと一般層で評価が真っ二つになってた記憶がある

環境の変化と共に容易に手に入る情報が増えるので新しい作品でこのテーマに該当する作品は少なくなりそう
私が思い付いたのは「ペルソナ5」原作ファンはイベント進行が速過ぎるという批判がかなり出ていたけど、アニメから入った自分は普通に楽しめていてなんだか不思議に思えたよ

「Fate/Zero」は型月系アニメでは最も高い評価だが、型月厨の間での評価はボロボロ

「Fate/Zero」のアニメはアニメだけ見ている人からは時代を代表するアニメだが原作党からは嫌われているよね

いや、「Fate/Zero」のアニメは型月ファンからは嫌われていないが肯定もされていないレベルだな。落差は激しいけど。
問題は型月世界観ベースで語る原作ファンと、「Fate/Zero」の世界観だけで語るアニメファンの対立だろう。そして昔は「Fate/Zero」がアニメの人気を背景に圧倒していたのがオタクの世代交代とFGOの人気で立場が入れ替わったので何かとヤヤコシイことになっている。

ufotableのFateアニメはアニメファンからは好評でも、原作ファンからはあまり好かれていない傾向があるかな。ただこのテーマだと「Zero」に関しては原作を奈須きのこと虚淵玄のどちらで見るかでまたヤヤコシイことに!

「Fate/Zero」に関しては原作ファンとアニメファンの問題ではなくFateというIPのファン界隈における内部抗争じゃないか?

「ようこそ実力至上主義の教室へ」の第一期は原作ファンからの評価は高くなかったね。しかしその後アニメ自体は大人気になって、主人公のキャラ含めてウチの国の二次元系学園モノにおける代表的な存在になっている。

「約束のネバーランド」第一期は原作ファンとアニメから入った人で評価が分かれて一時期かなりゴタゴタしていた
そしてその後第二期のせいで対立そのものが消滅した

第二期といえば私はかなり後になってから「黒執事」のアニメ第二期は知り合いの原作ファンからは不評だと聞いた、しかしそれと一緒に実写版に比べるとかなりマシなのでどこまで批判するか迷うという話も聞いた

ファンが中小規模の作品を探すと結構見つかるよ
私はこのテーマなら「りゅうおうのおしごと!」を挙げる。将棋の世界に全てを投入する者達の熱いストーリーを単なるロリコンアニメにしやがってという嘆きが聞こえてきたが、私は萌えアニメとして見る分には悪くなかった

原作とはちょっと違うけど、俺は「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」ほど昔からの熱心なファンとそれ以外で評価が二極化状態だった作品を知らない。

実は「オーバーロード」も原作ファンからアニメ版は演出やクオリティ面などで何かと嫌われている
でもウチの国ではアニメが一般層で大人気になっているから原作ファンの声は目立たない

「オーバーロード」は動画サイトの全体的な再生数が爆増する前の時代なのに再生数が各シーズン数億だったからな……
それより更に古い作品だが「とある科学の超電磁砲」はオリジナル展開やアニメの追加要素多いから原作ファンとしては複雑な気持ちになる
でもウチの国で作品が大人気になったのは間違いなくアニメのおかげなのを認めないわけにはいかない

「超電磁砲」は典型的な原作党は嫌うけどアニメの方が好きな人の多い作品だろうね

「DEVILMAN crybaby」は原作ファンの集まる所では罵倒されているけど原作ファンがいない所では非常に高く評価されている印象だ
個人的にはかなり良いアニメだと思ったんだけど作品を語れる場所が無いか探してみたら険悪な空気で驚いた

確か原作に余計なものを足した、ダメな改変をしたというのが物凄い批判されているんだっけか
大陸向けの配信無かったしあまり話題にならないけど結構な憎悪を伴って批判されているよね

「プリンセスコネクト!Re:Dive」のアニメはかなり荒れた
ちなみに自分は原作ゲーム未プレイで普通に楽しんだ方

プリコネのアニメは萌えアニメとして見れば普通に良質なんだよね
主人公をバカ以上の何かにしたのがいけなかったのだろうか

それもあるけど、自分の周りでは百合アニメにしたのも強烈な拒否感につながっていたね
日本はどうだか知らないけど、ウチの国ではソシャゲに課金する層と最近声のでかい百合好きの層は違ったということだろう

そうえいばかなり古いが「恋姫無双」も百合化で原作ファンとアニメ視聴だけのファンでもめた作品だな
当時は百合好きの勢力がほぼ見えない状態だったけど、主人公消すのは原作ファンからすれば許せなかったんだろう

まだ出ていないが「攻殻機動隊」はどうだ?これは珍しく原作党よりもアニメファンの方が圧倒的に優勢だけど

原作ファンとアニメファンどっちが多くなるかはさておき、押井守作品は大体そんな感じだと聞くが

実際にどれくらいいるのかは知らないけど、ジブリアニメは原作からほとんど別物にして更に原作よりも有名になってしまうので原作ファンにとっては複雑だろうとは思うね

「耳をすませば」の原作ファンでアニメ版が嫌い、認められない人はいると聞いた覚えがある
原作好きからするとアニメは原作設定も原作での重要な人物もかなり扱いが雑になっているらし

ちょっと変わった流れだが「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」はアニメ第一期でファンになってそのまま原作ファンにもなった層がアニメ第二期、第三期で批判に回ってアニメのファンが内部分裂になっていた

「STAND BY ME ドラえもん」はこのテーマに合っていると思う
特に「2」は荒れた……でも中国国内の興行収入は良いから複雑

宮崎駿や押井守や3D版ドラえもんで思い付いたがこのテーマに合致するような作品はアニメ監督の名声が高い、それからライト層にファンが多くいる(或いはファンを多く獲得できる作品を作れる)のを探してみると良いんじゃないかと

それはありそうだ。結局は原作ガチ勢のファンからの評価と一般人、ライト層の評価のギャップの問題だからな
あと他にも比較的昔のアニメで「中国語化された原作」(あらすじではない)が中国ではあまり広まっていない人気作品にも該当するのがあると思う



とまぁ、こんな感じで。
いざ探してみると思い当たる作品もそれなりに多いようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではアニメの影響力が大きく、それに加えて原作のマンガやラノベが日本と比べて広がり難いのでアニメだけを見ている人の割合は日本よりも高いと思います。しかし作品を評論する際には原作知識の有無が重要視されるので原作党的な発言はかなり多くなります」

「私も原作は尊重しなければならないと思っていますが、近頃はアニメ独自の演出や変更が入ると良くなったか悪くなかったかを判断するよりも先に魔改造だと批判する空気になってきているように感じられるので少し心配です」

「中国国産の名作ゲームや人気のネット小説は実写化で原作ファンが大ダメージを受けることも多いので日本のアニメの原作ファンは比較的平和に過ごせていると思います。仙剣奇侠伝のテレビドラマは本当にひどかったです……」

などといった話もありました。

日本でも原作の扱いに関しては昔と今でかなり変化していますが、中国オタク界隈では日本以上に「原作通りに作る」ことを重視する傾向が強くなってきているようにも感じられるので、その辺りの事情についてもどこかで調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「昔のアニメはサブタイトルや次回予告ですごいネタバレしてるんだけど、ああいうのは当時問題にならなかったのだろうか?」

中国は現在何かと「静かにしなければならない」時期ですが、そんな中でもありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタクの面々の中には当然ながら新作だけでなく昔の作品を遡って見ていく人もそれなりにいるそうですが、昔の作品に関してはやはり現代の知識や感覚で見ると引っかかる部分も少なくないそうです。
この辺りに関しては日本と比べてオタクの世代の幅が狭いので昔の作品に関する実体験がほぼ無いのも響いているといった事情もあるとのことです。

中国のソッチ系のサイトでは
「昔の作品はサブタイトルや次回予告でネタバレをしていた」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔のアニメはサブタイトルや次回予告ですごいネタバレしてるんだけど、ああいうのは当時問題にならなかったのだろうか?

昔のアニメのサブタイトルがスゴイと感じるのは分かる。
しかし、ある意味では誠実と言えるのではないだろうか?

そういうネタバレをしているのが一つの作品だけではないし、当時は別に問題にならなかったんだと思う
現代は逆にネタバレに過敏過ぎる所もあるからね

しかし「ドラゴンボール」のアニメはサブタイトルでネタバレ状態というネタや「遊戯王」のネタバレ予告がスゴイみたいなネタは聞いたことがあるが……昔のネタバレはどの程度まで許されたんだろう?
ウチの国は海賊版時代はネタバレも何もない状態だったから昔の日本のネタバレ基準が想像できん

最初のガンダムはガルマが死ぬのをサブタイトルネタバレしてたし、後のシリーズもキャラの死亡予告タイトルは少なくない
ただ本当にキャラが死にまくるVガンダムにおいてはそういうネタバレタイトルは無いので時代が進むと共に減っていった可能性も?

Vガンダムはキャラが敵味方問わず死に過ぎるのでいちいちサブタイトルで語ってられないという事情もあるのではないかと

サブタイトルでのネタバレに関しては昔は日本でもアニメが子供向け作品扱いなのでわりと雑に見られていた、作られていたからじゃないのか?
子供向けだと分かりやすくアピールする必要がある

どこで見たか忘れたけど、当時のネタバレ次回予告やネタバレサブタイトルに関しては次の回の放映までの一週間の話題性を維持できるという効果もあったということだったが

なるほど、言われてみれば現在の一気に見ることも調べることもできる環境とはまた違うよね

ネタバレ情報は予想できても肝心の展開までは語られないからな

確かに。例えば「ドラゴンボールZ」のネタバレは有名だけど、ナッパとベジータが襲来した時にヤムチャと天津飯が死ぬというサブタイトルはあっても死に方までは分からなかったろうからな

あの有名なヤムチャの死に方もそうだったのか……

昔の作品に関しては先行する原作マンガでのネタバレを調べようと思えば調べられたので、制作側もネタバレをそこまで気にしないで良かったんじゃないかと

今のネタバレ禁止の空気って、ネタバレ無しでの作品体験をしたいからというのが理由として大きいわけだから、調べる手段があるというのはちょっと違うだろ

ドラゴンボールもガンダムも自分が生まれる前の作品だ……昔と今では話題、作品の消費スピードが違った、ネタバレの扱いが違ったんだろうとは思うが具体的にどう違うかが分からない

昔と今では作品の密度が違う、あまり必要ではないエピソードも多いから予告やサブタイトルでのネタバレ情報は「話が進む」というアピールとして重要だったんじゃないか
特にあのキャラが死ぬ(かもしれない)というのは効果的だったのでは

それに加えて討論する環境の違いも大きかったはず
現代のようにネットで考察される、ネタバレを「見ていない人にも」拡散して話題性を消費することはできなかったから、現代のようなネタバレに対する敏感さは無かったんじゃないかと

ウチの国も一昔前はネタバレなんて関係ない、むしろネタバレ調べてから見るみたいなスタンスが普通だった……

いや、ウチの国のアレは海賊版でコンテンツが大量に流れているからハズレを引きたくない時間を無駄にしたくないという独特な事情もあるので国外の過去に単純に当てはめるべきではないと思うぞ

情報、解釈についての個人差が大きかった時代ならあれでも良かった、商業作品としてあれが有効だったんだよ

昔のサブタイトルや予告を見ていると「昔の作品は正直だった」ように思えてくる
今の時代には無くなってしまった、ストレートに視聴者を引き付けようとするやり方だ

ネタバレに関してはサブタイトルもだけど、そのサブタイトルを語る次回予告が更に凄いね。
最初に爆発させるのではなく終わってから爆発させるのは宣伝効果も狙っていたんだろうけど……今の感覚で見るとここでネタバレして良いの?と少し不安になる。

言いたいことは理解できるよ
遊戯王やドラゴンボール、ガンダムなんかは今でも古い作品が視聴されているからこの手の時代の違いによる衝撃を感じる人は少なくないはず

私はZガンダムでそれを体験したなあ……

昔のガンダム見ているとサブタイトルだけでなく次回予告のあらすじでかなりネタバレしているね。
上の方で出ている初代の他にも、私はZZのダブリンのエピソードの次回予告見ていて「ここでネタバレするのかよ」と驚いたことがある

例えば初代ガンダムの次回予告でもマチルダが死ぬとあっさりネタバレしてたりする。それからドラゴンボールだとトランクスが登場して引きを作った後の予告ですぐに「ボクの父はベジータです… 謎の少年の告白」というサブタイトルでネタバレするのには笑ってしまったね。

「の死」「死す」「散る」「散華」「最期」とかがあると死人が出る、直接指名が有ったら確定
ちなみにネタバレではないが「生命、散って」のようにどこまで被害が及ぶか分からない恐ろしいサブタイトルもある

ガンダムはZの「永遠のフォウ」みたいに死亡のネタバレっぽいけどネタバレじゃない可能性もあるように感じられるタイトルもあるから、その時のスタッフの感覚次第だった部分もありそう

「城之内死す」はキャプ画像の方が広まっているけど次回予告を動画で見て欲しいと思うネタだな
「お願い、死なないで城之内!」という語りのあとに「次回、城之内死す。デュエルスタンバイ!」は笑うよな

あれは本当に死ぬまではいっていないので、実質的に敗北のネタバレではあっても死ぬ方のネタバレではないから大丈夫だったのだろうか?
あと次回予告に関してはネタバレ以前にテンプレとはいえどんな内容でも「デュエルスタンバイ!」みたいなのでまとめるのはどうかという気もしてくる。

考えてみればあのネタも一種の予告詐欺ではあるのかな?
今は予告詐欺を狙ってくる作品も多いけど、昔はどうだったんだろう?予告詐欺も視聴者を引き付けるための手段の一つだが。

今ほど明確に予告詐欺を狙っている作品は無かったと思う、分かり難い或いは見る気を無くさせるのは意味が無いしね
ネタバレとは逆に予告詐欺に関しては何かと煽りやすい現代の環境の方が使いやすい手法になっていると思う

予告詐欺といえば「カロスリーグ優勝 サトシ頂上決戦」みたいなファンからしてみれば悪意しか感じられないサブタイトルをつけてしまったのはなぜなんだろう……アニメポケモンはスタッフが何考えているのか、なぜファンの期待とは別のことをして失敗したがるのかが分からない

誰々死す、誰々の死みたいなタイトル、個人的には結構好き
ネタバレはともかく、話は盛り上がるし心の準備はできるしでね

ネタバレサブタイトルなら特撮ファンやってると詳しくなれるぞ
「死刑!ウルトラ5兄弟」「ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!」など強烈なのがある

その手のサブタイトルに関しては慣れてくるとそんなにネタバレは感じなくなるよ。ああいうのは香港マンガにもよくあったし、自分は当時ネタバレタイトルも演出の一種だと思っていた。
近年の作品のように誰が死ぬか分からないとか、虚淵玄以降に増えた突然主要キャラを殺して衝撃を与えようとする演出もまだ無かった(或いは珍しかった?)時代だしね。

結局は演出、作品の空気次第なんだろう
例えばみんな「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」や「Gガンダム大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!」はネタバレでしかないけど好きだろう?俺も大好きだ。

完全に同意だ、あのサブタイトルはGガンダムという作品に相応しい!



とまぁ、こんな感じで。
それぞれの体験や印象なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「特撮はおかしなサブタイトルが少なくないように感じます。例えば『夏の怪奇シリーズ』などはどういう意図があってつけられたサブタイトルなのか理解できずに悩みました。その後当時の日本がホラーブームだったので流行に乗ろうとしただけで特に意味はないという事情を知って無言になりました」
などといった話もありました。

それにしても上のやり取りにもあるように昔の中国オタク界隈では作品を視聴する前にまずネタバレ情報を調べてから見る人も多かったのですが、今ではかなりネタバレを避ける動きが強くなっています。
この数年程の間に私がリアルで話をした中国オタクの方々からもそういった変化が感じられましたし、話題によってはむしろ私の方が昔の感覚でうっかりネタバレをしないように気を付けなければならないことも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「FGOの新イベントが水滸伝で梁山泊のアサシンが出るらしい、これは誰だろう?」

FGOで次のハロウィンイベントが水滸伝ネタだというのが発表されましたが、早速中国オタク界隈でも話題になっているようです。またありがたいことに
「中国でも真名予想が行われています」
というネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

「FGO」,新登場サーヴァント“梁山泊のアサシン”のイラストを公開(4Gamer.net)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「梁山泊のアサシンの真名予想」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOの新イベントが水滸伝で梁山泊のアサシンが出るらしい、これは誰だろう?

水滸伝が来たか……日本人の三国志好きや西遊記好きはよく知られているけど、水滸伝の人気はよく分からない
水滸伝ネタにした二次元作品はそれなりにあるし、少なくとも紅楼夢よりは人気があるのは確かなようだが

デザイン見た感じでは呼延灼が有力じゃないか?特徴として一番あてはまる

双鞭なら呼延灼だろうとは思うが、武器や設定に魔改造もありそうだから迷う

水滸伝は燕青がほぼ魔改造なしで実装されていたから、これも普通に双鞭もってる呼延灼でいいんじゃないか?

小龍娘水滸演義?
新キャラで中国の龍娘出すの?水滸伝で龍属性もってそうなのだと……史進か公孫勝を女体化実装するのかね。

ハロウィンイベントだから、小龍娘はたぶんエリザベートの方だと思う
だから新サーヴァントは燕青を除いた百八星の誰が来てもおかしくはない。

待ってくれ、俺も呼延灼だという予想に納得しかけたが性別は!?

そうだった!これはFGOだからいつもの娘化だろうと性別をまず判断材料から外していた……

日本では硬鞭の方はほぼ認識されていないらしいので、あえて硬鞭を出してくるならやはり呼延灼が有力に思える
顔を覆うマスクも恐らく連環馬モチーフの装備ではないかと

呼延灼だとそのまま過ぎる
俺は武器二つなのを根拠に女体化李逵で予想しよう!

李逵はバーサーカー以外のクラスになれた設定から作らないといけないのでは……
これベースが呼延灼なのはほぼ確実なので何を混ぜたか、既存キャラとどういう関係かを予想した方が面白いかもな

確か日本版の今年の夏イベで新宿特異点で燕青を恨んでいた未登場サーヴァントの存在が言及されていたから、そっちの関係も気になるね。

幻霊関係の方か……型月のルール的に水滸伝は現実ではなく型月世界でも小説でモデルとなった人物も存在しないのでサーヴァントになるには格が足りないということだったし何か混ざってる可能性は高いな

夏イベでの燕青の活躍や言及も伏線だったわけか
デザイン的には既に発表されていた新サーヴァントシルエットの右端にいたキャラだから、かなり前から水滸伝ネタをやるのとそこで登場させるのは決まっていたようだし、今年のFGOは水滸伝ネタが計画されていたのかな

ハロウィンイベントは過去にも燕青が活躍しているからそっちと合わせてネタを広げた可能性もあるなあ

うーむ……水滸伝でアサシン……時遷だな!
宝具はえーと鶏を盗んで時間を感知できなくする時空操作系だ!!

梁山泊で最もアサシンクラスに合ってそうで更に美形な燕青がもう実装済みだからなあ
他にアサシンクラスっぽいのは時遷、石秀、白勝辺りか?

水滸伝はアサシン、いわゆる盗賊系が少ないんだよね
しかしサーヴァントとして呼ぶなら時遷と白勝と石勝のどれがマシなんだろうか。こいつら梁山泊最弱キャラだが武力方面以外はそこそこ有能というか、キャラが立ってるからネタとしては意外にいけるかもしれん

武器が鐗にも見えるデザインだから、鐗をもつこともある呉用というのはどうだ?
(訳注:鐗は硬鞭に似ていますが柄があり硬鞭のような節は無く打撃部分は円柱ではなく三角か四角になっている比較的シンプルな武器です)

デザイン的には確かに呼延灼に見えるけどアサシンというのが引っかかる
なんで刺客扱いなの?

呼延灼でライダーならわかるけどアサシンはおかしいよ、アサシン的なエピソードを持ってないキャラだし五虎将の一人だぞ。

型月だと中国武術系などの格闘系はほぼアサシン枠の扱いされている節があるし、伝説級から下がる個人戦闘力の高いキャラもアサシンになっていたりするので水滸伝の百八星がアサシンクラスに放り込まれる可能性はありそう
私も軍隊系や槍使い系をアサシンにするのは引っかかるけどね

上で言われているように水滸伝キャラは創作出身で直接サーヴァントにはなれないから、幻霊とかで何か混ざっている可能性も考えられる
あと元々の傾向としてFateのアサシンやバーサーカーはクラス判定で迷ったときに放り込まれるクラスだからな

呂布にアサシン適正があるし、他にヘラクレスやネロもアサシン適正持ちという設定があるくらいなのできのこの脳内では水滸伝の好漢は全員該当させても問題ないという認識なのかもしれない

なんかみんな呼延灼と言ってるので、俺はあえて武松だと予想しておこう

イベントのサブタイトルに「108人の」とあるから梁山泊の概念を形にしたキャラに違いない!

鞭を使うキャラは呼延灼以外にも孫新と孫立がいるのでそっちの可能性もあるのでは?

呼延灼予想で引っかかるのは燕青と比べて百八星内の順位が高過ぎることなんだよね
孫立だと燕青とあまり変わらない順位だからそっちの方があってそう。

実際は日本での人気、知名度勝負だから呼延灼が最有力候補だろう
「ジャイアントロボ」のアニメにも強キャラで出ているから日本の二次元でも知名度高いだろうし

本気で考えるならFGOは商業作品、それもガチャが絡むソシャゲだからそれなりに有名な所から出すはず。予想を外す、意外性をまず重視してマイナーなのを持って来るとかはあり得ない。

なら天罡星36人の誰か、或いは地煞星の方で有名なヤツになるのかね
でもマンドリカルドみたいな例もあるし、李書文のようにこっちで知名度無いのに日本で無茶苦茶知名度と評価高いのもいるからそういう考えで見ていくと外しそうな気もする

うーむ……たぶん呼延灼だろうけど「もしかしたら」というのもやはり否定できないな

ところで扈三娘と予想するヤツはいないのか?日本だと最有力候補らしいが

私も最初は一丈青扈三娘かと思ったが武器を見ると明らかに呼延灼っぽく思えてね

型月でそのまま女キャラを出してくると思うか?
それだったら孫二娘とかの方がキャラ立ってて使いやすいと思うよ

個人的には呼延灼の武器をもった扈三娘みたいな可能性はあると思っている
幻影で何か混ざるだろうし、サーヴァントの中には自分のものじゃない宝具や武器持って来るのもいるからな

さて、真名予想の次は中国版でどういう名前になるかも予想しようか。娘化だった場合はリスクが高そうだし。
(訳注:過去の規制に関しては規制された中国版FGO中華系サーヴァントの再改名とその反応をご参照ください。ちなみに当時は諸葛亮、蘭陵王、陳宮そして燕青は中華系サーヴァントの規制の対象外でした)



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では水滸伝という情報があると第一印象で「呼延灼」だと感じる人が多いようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本では扈三娘の予想が多いようですね。中国では呼延灼が本命過ぎるので扈三娘の名前はあまり出ていません。扈三娘だと予想する人がいないわけではないのですが」
などといった話もありました。

管理人の予想も呼延灼ですが、どうなんでしょうね。
FGOの水滸伝キャラでは過去に新宿のアサシンが燕青だと分かりやすいデザインで実装されていますし、この梁山泊のアサシンに関しても特徴となる装備をそのまま見ていけばいいのでは……などとも考えております。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「今更だけどネット小説とラノベ(軽小説)の区別ってみんなどうしてる?実は自分は大した区別はないと思っていたんだが……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本のライトノベルは00年代の半ば頃に「軽小説」の名前で中国の方にも本格的広まって中国のオタク文化の黎明期における中心的なコンテンツの一つになり、現在の中国オタク界隈でも何かと意識されるジャンルになっているそうです。
また中国では日本よりも早い段階でネット小説が商業化されて大規模に発展していて、ネット小説が国産コンテンツの中心的な存在の一つとして大衆向けの娯楽をになっているそうです。

しかし最近では作品の傾向の変化に加えて環境の変化や読者層の変化などから、中国オタク界隈でもネット小説とラノベの定義が変化しているそうで、時折認識の食い違いからの議論も発生しているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ネット小説とラノベの区別や定義の違い」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今更だけどネット小説とラノベ(軽小説)の区別ってみんなどうしてる?
実は自分は大した区別はないと思っていたんだが……最近かなり違いがあるという話も目にしてちょっと焦ってるから教えて欲しい……

自分の中ではそんなに区別してないな
古いのはラノベ、最近のはネット小説使うことが多い
あと日本のその手の作品も基本的にはラノベ

私は大まかな所ではストーリー重視がネット小説、キャラ重視がラノベだと思っているけど他の人が混ぜて使っても問題無いとも思っている

ラノベは審査通った作品でネット小説はそんなの関係無く好き勝手に書いた作品だろう

ネット小説が審査なしで書けるとか、いつの時代の話だ?
現在のネット小説で審査が入らない作品とかありえない

審査とかを定義にすると話が複雑になる……例えば日本では書籍出版に審査検閲は無いし出版コードによる厳格な管理も無い

日本のネット小説は今も昔も審査無しで、描写や内容に問題があるとか著作権とかの法律に違反しているとかの場合も後で修正されることがほとんどだという話だ
それと日本の出版に関しては国際規格のコードがあるのでそれが同人誌との区別の一つになっているが、それに関してはウチの国のような出版番号管理があるわけではない

言ってみればどっちも通俗小説だとは思う
問題は日本の「ライトノベル」を翻訳した「軽小説」がウチの国でも雑にジャンルの呼び方として定着していることだろうな……

「日軽」と言うように日本のラノベを指すという認識もあるからいざ定義するとなると難しいな、昔簡体字翻訳版の軽小説がこっちで出版されていた時とは環境も作品も違ってきているし

私はネット小説は主人公が絶対に話の中心だという作品で、日本のラノベは群像劇といったイメージかな
でも例外や時代による流行の影響もあって、日本のラノベも主人公中心の作品が増えているので何とも言えないという考えもある

ネット小説は中国の作品、ラノベは日本の作品でいいだろ

それに対しては「各国それぞれに自国のネット小説がある」という話が出てしまうぞ?
ネット小説って日本だけでなく欧米の方もかなり独特な業界になっていると聞くし

でもウチの国で単にネット小説といった場合は中国のネット小説でほぼ確定ではあるよね
しかしネット小説とラノベの区別は何だろう、字数か?
ネット小説はまずネットのプラットフォームで稼ぐから字数が膨大になる

ラノベの定義は正直よく分からないが、ネット小説に関してはネットで連載しているのは全部入るんじゃないか?
起点とかの主要プラットフォーム以外でも細々と続いている所や裏に潜む18禁の所もあるし

時代と環境の変化もあるので、現在の環境では作品のジャンル的な定義はできてもネット小説やラノベ全体を単純に定義するのは難しいんじゃないかな……

例外はあるけど、一人称かそうでないかは分かりやすい区別では?
ウチの国のネット小説は一人称の作品はよほど昔のじゃなければ見なくなったが、それに対して日本のラノベは一人称が多い

今はどっちも変わらないんじゃない?どっちも気分爽快になるための読み物、消費される文学だろう

ネット小説という概念が非常に広範に及ぶので単純に何かと比較するのは難しいが、内容よりも規模で見れば簡単だよ
読者規模や年齢層の範囲もラノベと段違いだから、そもそもラノベをネット小説と同じカテゴリで扱うべきではないんだよね

日本だとそれが逆になるんだよ
ネット小説が成立する以前、前世紀の90年代頃にはライトノベルが成立していて、様々な若者向け娯楽小説が吸収されてそのまま読者層が広がっていった

日本だと基本的には商業的なのはラノベ、そうでないのはネット小説だ
日本のネット小説は課金なしの無料だからそこに注目すれば分かりやすい

近頃は環境がまた違ってきているから商業化だけで区別するのも難しくなっているぞ。同人サイトで課金できるネット小説というのもある。

他にもプロが書いているネット小説(タダ)みたいなのもあるんだよな……
そして商業化の有無関係については、ウチの国で既に金の関わらないネット小説というのはほぼ無いので日本のネット小説の扱いに関してもかなり混乱する
日本では「小説家になろう」が最大のプラットフォームで他に幾つか規模の大きい所があるが基本的にどこも無料で、そこからスカウトされて商業化になった時点でようやく金が稼げるシステムだ

私はネット小説というのはネット連載を通じて利益を獲得する小説で、ラノベは出版ジャンルの一つで「出版社がラノベとして売りたい作品」=「ラノベ」でオタク文化とも何かと連動しているなどと考えていたんだが違っていたのか

近頃は環境がまた違ってきているから商業化だけで区別するのも難しくなっているかな
日本でも同人サイトで課金できるネット小説というのが拡大している

ネット小説は読者の好み通りに書く、人気のテンプレをどんどん取り入れるというのが特徴だろう。それを上手くやれたら課金が集まるし、失敗して読者を裏切ると課金が止まるどころかファンが敵に回って批判や通報になる
それに対してラノベはずっと一つのテンプレで書く、異世界転生が分かりやすいが飽きられてるのにそのテンプレで書くし変化をさせない
不評で批判されてまったく金にならなくてもそのスタンスを崩さないんだから日本人特有の心理的な問題なのではないかとすら思える

そういうラノベを原作にしたアニメがこっちでも堅調に再生数うぃ稼いでいるのを見ると、日本のテンプレ維持もあれはあれで需要あるんじゃないか?
ウチの国のネット小説が読者に合わせて書くのは課金するコアな層を常に意識するからだというのもあるだろう
ラノベは出版で稼ぐからある程度長期的に考えて話を作って来る。これもまた外れたら厳しいことになるけどな。

厳密に定義を考えると例外が出てくるので大雑把に考える方が良い
私はネット小説は起点などの課金プラットフォームで連載されているネットの流行小説、ラノベは挿絵が付いてアニメやマンガっぽい皮をかぶせて売られている娯楽小説というくらいに考えている。

ラノベはキャラを売る、挿絵つきの駄文
ネット小説は挿絵無いけど大量の駄文で体験を売る
良いか悪いかはどれも作品と読者次第

そもそも、現在のラノベって実質日本のネット小説じゃないか?
日本ではネット小説が商業化されてラノベのパッケージで売られるのが定番の流れになっている

それは確かに。
今は日本のネット小説を商業出版したライトノベルが多いよね

「無職転生」や「オーバーロード」とかの時点でそういうのが存在したから結構前から日本でもネット小説とラノベの区別は曖昧になっていたんじゃないかな
更に昔だと「ソードアート・オンライン」や「魔法科高校の劣等生」のようにweb版が存在するけど商業出版は改変入ってweb版に無い続きもある別物だったけどね

自分は毎日更新で客を逃がさず稼がなければならないので話の主軸に区切りが無いのがネット小説で、実本出版だから巻ごとにある程度話の区切りをつける構成になっているのが日本のラノベと考えていたんだけど、改めて今のラノベについて調べたらなんか違うね……

ラノベはwebから出版に移る際にストーリー構成や用語を編集して1巻ごとでまとまるようにする。
ただ現在出版されている作品の場合、本質的な内容はweb版と変わらない、ネット小説と同じと言うこともできるので現代ではあまり明確な区別はできなくなっているのではないかと。
あとネット小説の商業出版自体はウチの国でもあるけど、編集の傾向やベースになる作品の量などで日本のラノベとの違いが出ている。

定義については個人個人で想定している作品(内容もジャンルも時代も)が違うので考えだすとキリがないけど、今の環境で分かりやすいのはやはり挿絵の有無じゃないかな?
作品の方向性や質について語り出すと見ている物や評価が人それぞれ過ぎて議論をするのが困難だからフォーマットで考える方が建設的だ

挿絵は重要だよね
ラノベ好きな人もラノベをバカにしている人もラノベの挿絵の重要性だけは認めている。

私もそんな感じで考えている所があるな。商業出版で絵のついているのがライトノベル、それ以外はネット小説。
それから最近の作品に関してはアニメやマンガ、ゲーム的なもの、いわゆる二次元系の空気の作品がラノベ、それ以外はネット小説という考えもある。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるラノベに対する認識がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本のライトノベル事情を調べても現在の日本では昔と違って商業とネット小説が分かれていないので判断が難しい部分が少なくありません。今の日本でライトノベルとネット小説の区別はどこまで厳格に行われているのでしょうか」

「中国ではネット小説は課金するもの、金を稼ぐ商売なので日本のネット小説に存在する商業化の壁というのは多くの人にとって理解し難い、或いは情報として意識されていない部分かもしれません」

「自国の言語以外でネット小説を読む人は極めて少ないでしょう。中国国内でも直接作品を読んだ上で外国のネット小説事情について分析している人は本当に少ないので、自国のネット小説のシステムを投影して考察した意見が多くなってしまいます」

などといった話もありました

日本でもラノベの定義や範囲に関して議論になることはあるかと思いますが、中国は中国でまた独自の定義や範囲になっているようですし、この辺りの事情や変化についても引き続き追いかけて見ようかと思います。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

10/6修正:誤字脱字などを修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品の定番イベントやシチュエーションに関して何かと話題になっていますが、現代社会が舞台になっている作品では
「どこまでが本当なのか?」「自分達の経験や感覚とどう違うのか?」
などといった方向で議論が盛り上がることも多いそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の大学生は頻繁に酒を飲んでいるようなイメージがある」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元経由で日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?
特にマンガでは大学生といえば酒飲んでいるような気がする

確かに私も日本の大学生キャラは頻繁に酒を飲んでいる印象はある
大学生=酒が飲めるキャラという記号でもあるから、アニメやマンガの定番演出になっているのかな

日本の大学生は酒飲んでばかり、中高生は恋愛してばかり、二次元だとこういうイメージになります!

まぁこういうのって話にして面白い、特徴が出る部分を抜き出して強調するものだからね……
「月刊少女野崎くん」でもそういうツッコミネタがあった

そういうの言い出したら国産ドラマが恋愛中心過ぎて中国のイメージはどうなるのみたいな話も

留学生から話聞いた感じでは日本の中高も大学も普通に勉強やバイトで忙しい模様
ただ部活で忙しいという話に関しては二次元っぽい印象も受けた

そう言えば、日本人の中では逆にウチの国の学生は勉強で忙しくて勉強以外何もできないみたいなイメージもあるらしい
確かに忙しいけど個人差があるし学生はわりと勉強と並行して普通に遊んでバカやったりはしているんだけどね……

現代社会が舞台の作品の場合は誇張はあっても完全にありえないというレベルではないだろう
そうでなければまず日本で激しいツッコミが入るはず

日本の大学生キャラがやたらと酒を飲むのについては日本の大学生活ではサークル活動の占める割合が多い(少なくとも作品内では)から、そこでのストーリーを動かしやすくするための定番要素なんじゃないかな
人が集まって様々な話をする、人間関係を動かすのに不自然ではないシチュエーションだしね

ウチの国の大学生だとあのペースで飲むなら酒は厳しい、あえて言うならコーラか?もしそっちでいくなら二次元作品特有の謎名称コーラが出てきそう。

自分の大学時代は飲む人は好きに飲めばという感じだったな
セミナー参加者で飯を食べに行った時も酒じゃなくてコーラ飲んでたりしたし

大学や世代によるけど、ウチの国の大学生でも毎日飲んでるのはそこまで珍しくない
ただ二次元みたいに華やかでにぎやかな飲み方ではないかも

自分が大学にいた頃の学生宿舎では飲み過ぎで胃だかなんだかを悪くしたのはいたけど、全体的にはそんなに酒は好まれていなかったように思う
友達の中にはアルコール全くダメで集まりでも全く飲まないのもいたし

中国の大学生でも毎日飲んでるのはそこそこいる。俺が実習に行った時にルームメイトになった人とか毎日数缶の麦ジュースやってたよ
俺の方は付き合ったり付き合わなかったりだったが

俺は大学の時に夜に強めの酒をちょっと飲むみたいな習慣だったので大学生としてはわりと飲んでいた方だったと思う
二次元作品みたいに大人数で飲んで騒ぐ機会はそんなに多くなかった

ウチのゼミはかなり頻繁に飲み会やってたから日本の作品の大学生みたいに飲んでいたかもしれない
先輩にやたらと飲む人がいたのが原因だけど正直鬱陶しかった

中国でも日本でも大学や学部によって違うだろうから違うとも似ているとも言い切れない話題だな……そう言えば芸術系にいった高校の同級生とか若い時から酒もタバコもかなりやるようになっていたっけ

ウチの大学は酒もタバコもダメな人多いから毎日酒飲むとかはほぼ無いな
タバコに至っては吸っているのがほぼいない、0ではないはずだが

酒を飲むのも仕事のスキルだし大学のうちに失敗含めて練習しておけみたいな話は聞く
しかし機会の問題もコストの問題もあって私はあまり飲まないままで大学生活が終わりそう

ウチの国の大学生は酒の飲み方を知らないままのが少ないから、歓迎会とかイベントの飲食でやらかす……日本の大学生は新入生の時にそういう失敗を経験しておくというのを俺はマンガで知った。リアルでは知らない!

日本では現実社会の方でもかなり飲んでいるようだ
俺の大学の時の同級生が日本の大学の院に行ったんだが、彼からゼミに入ってすぐ飲み会に連れていかれて徹夜で飲まされたという話を実際に聞いて驚いたことがある

日本のコンビニやスーパーに行ってみると販売されている酒類のスペースや種類が酒以外の普通の飲み物とほぼ同じかそれ以上だったりするので驚いたことがある

日本のコンビニの酒のスペースは驚くよね
アルコール度数低いのも高いのもあるけど、甘い酒だからどれも飲み過ぎになりそうだと感じた

日本では酒が飲めるのは20歳からなので大学生キャラが酒を飲むというのは大人のキャラだという表現にもなる
それでいて社会に出る前で受験も終わった比較的自由になる時期なので、そのゆるい空気を表現する上で酒を飲んで騒ぐという描写がテンプレ的に行われるのではないかと

日本の大学生キャラが酒飲んでばかりのイメージになったのって「ぐらんぶる」のせいでは?
あれは日本の二次元で大学生を主人公にした話では近年最も人気と評価が高い作品だ。それにアニメは規制の問題からどの作品でも飲酒描写はそんなに多くないはず。

村上春樹の作品に出てくる大学生で飲まないヤツはいないので、私の中には日本の大学生は基本的に酒飲んで過ごしているという偏見があります。

直接の知り合いではないけど動画配信やってる日本人(或いは中の人が日本人のキャラ)は頻繁に酒飲みながら雑談配信するので日本人は皆酒飲むの大好きなんだろうと思ったりもする
それに二次元作品では酒のみキャラが肯定的に描かれることも多いので、社会的なイメージもそんなに悪くないのだろうと

昔は中国でも酒飲みに関してはゆるかったし上の世代は乾杯大好きだけど、今の大学生はアルコールに過敏だという人が目立つし、酒飲みとか理解できないみたいな空気が強まっているので社会的な感覚に違いが出ているのかもな

日本は酒にかかる税金が多いから酒の消費を推奨しているんじゃなかったっけ

日本社会の消費の感覚やバランスが違うというのもあるんだろうけど、毎回店で飲んでいるのが非現実的に思える
あんなに飲んで飯食ってを頻繁に繰り返すとか親の仕送りがどれだけたくさんあるのかと……

バイトの描写と生活費が足りない描写と外で飯食って酒飲む描写があると混乱するよな
「ぐらんぶる」ではその辺もネタにしてはいたけど自分の現実の生活と比べると違和感がある
私が大学の頃は外だと生ビールを飲むのがせいぜいでワインなんかは高過ぎて頼んだことも無かったしもちろん好き放題に飲むような金は無かった

日本の居酒屋には時間内ソフトドリンクとアルコール飲み放題のプランもあるから、若い学生がとりあえずで酒を流し込んでいくことも多いらしい
さすがにウォッカを水みたいにガバガバやるのは二次元ネタの話だろうけどね

日本の大衆居酒屋でバイトしてたことがあるけど、客は基本的に社会人や年寄りだった
学生っぽい団体もたまに来たけど相対的には少なかったし大学生が毎日酒飲むというのは二次元特有の誇張がかなり混じっていると思う

日本人は酒飲むのかなり好きだよ
俺は昔高田馬場に泥酔した大学生がいっぱい倒れていたのを見てなんじゃこりゃと驚いたことはあるけど、日本の大学生が外で酒を飲みまくることに関しては日本の盛り場の治安が比較的安全だというものあるのかもね
日本では若い男なら酔いつぶれていてもそこまで危険ではないという認識なのにも驚いたのを思い出したが、新型コロナであの光景はどうなったんだろうか……

実は私は大学に入ったら酒を飲む機会がたくさんあるもんだと思っていたんだけど、現実は学生の集まりだろうが教授との食事だろうが女と飯食いに行く時だろうが基本的には酒飲まないのが基本な状態(完全に飲まないわけではないが)で過ごすことになった
もちろんこれが自分の行った大学や学部の空気や南方の都市部の習慣や空気によるものだった可能性もあるが

大学生の習慣、歴史的な背景による所もあるんだろうね
日本では大学生は昔から酒飲んで交流する文化があるし、定期的に事件も発生しているけど大学生の飲み会が禁止されることもない

日本の大学生の酒の事件はこっちにも聞こえてくるレベルだからなあ
急性アルコール中毒で死ぬのもあれば、有名大学の学生やサークルによる犯罪事件なんかもある。早稲田大学のサークルの事件などはサークルの名前がsuper freeだった影響で同時期に出たキラ・ヤマトの後継機が「スーパー」ではなく「ストライク」「フリーダムガンダム」という名前に変更されたというネタもある

でも現実では日本の若者も昔と比べて酒を飲まなくなっているらしいね。日本の酒類メーカーや飲食産業がそれでダメージ受けているというニュースを見たこともある
あと新型コロナで大学生の飲み会が激減したので今の大学生は酒を飲む習慣が無い状態なので今後の若者の飲酒量が減るという見方もあるらしい
中国や日本だけでなく欧米でも似たような話はあるし、どこの国でも若者は酒を飲まなくなっている傾向があるんじゃないかな



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の大学生の飲酒事情なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の大学生の飲酒は昔よりも減っているようです。その原因としては飲酒の機会の減少だけでなく、中国社会の娯楽が変化したので飲酒がお金がかかる割に楽しくない、無駄な付き合いに感じられるようになってきたという事情もあるようです」
などといった話もありました。

私が中国に留学していた当時は中国の大学生は飲む人と飲まない人がハッキリ分かれているような印象がありましたが、今ではそれが飲まない人の方がかなり優勢になっているのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「チェンソーマンというマイナー作品が気が付いたら有名になっていて驚いた」「あれはずっとマイナー系作風の有名作品だよ!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

正規非正規問わず日本のマンガ作品が中国に入る際には掲載されている雑誌についてやレーベル、出版社といった情報はそぎ落とされて伝わることも多く、その結果日本とは少々違う扱いになっていることも珍しくないようです。また
その辺りから生じた認識のズレが思わぬ所で出てきて話題になったりすることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「マイナー作品扱いだったチェンソーマン」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので


チェンソーマンというマイナー作品が気が付いたら有名になっていて驚いた
今度の新作アニメまでウチの国ではたぶん配信無理な大作扱いになっているなんて

あれはずっとマイナー系作風の有名作品だよ!

そうなの?ずっとマニアの間で評価の高いマイナー作品だと思っていたんだが

アニメも少年ジャンプと大手事務所が関わっているので予算も多いだろうし原作評価も高い、関連事情を追いかけて考えてみれば大作扱いになるのは別に驚くような話ではないぞ

俺もずっとかなりマイナーな作品だと思っていた……それで最近は国内だけでなく欧米を見ても急に話題が増えているからマイナーを飛び出してメジャー化したのかと思ったんだが

アニメ化で一般レベルの話題性は獲得したけど、オタクの間ではずっと注目作だったよ
興味ないジャンルだと知らなくてもしょうがないが……

そもそも少年ジャンプ、それも週刊の方の連載だぞ!
二次元における最大の媒体での連載だから一般人ならともかくオタクがマイナー扱いするのはどうなんだろうと思ってしまう

まことに申し訳ありません
俺もちょっと前まで百合系作品みたいにファンの声が大きいから目立っているタイプの作品だと思っていました!

ジャンプで週刊連載されていた作品がなぜマイナー扱いになるのか
打ち切りだとネタにされるような作品であっても週刊少年ジャンプ連載の時点で日本の二次元業界では一線級だ

ネットメディアが基本だと実感がわかないのは分かるが、雑誌は限られた紙面の奪い合いだからね
そこに載るだけでも非常に難しい

でもマイナー扱いする人がいるのは分かる。
実は自分もアニメ化ではじめてこの作品が少年ジャンプ作品だと知った……グロ系好きじゃない自分でも名前だけは知っていたけど、それについてはマイナー作品だけど熱心なファンがいるからだと思っていた。

ついでだから聞きたいんだけど連載当時の「チェンソーマン」の評価ってどうだったの?ファン界隈を飛び出すようなレベルの人気や評価だったの?

日本でどうかは知らないけど、連載当時はこっちではわりと分かりやすい「マイナーな名作」扱いだったかな
作者の藤本タツキの知名度や過去作の「ファイアパンチ」の評価もかなり上がったけど、一部のマンガ読みの間に留まっていて興味がない人まで引き込むようなレベルではなかった

言っては何だが「ファイアパンチ」の方はマイナー作品扱いをしても間違いではないと思う
少年ジャンプではあってもweb媒体のジャンプ+での連載だったからな

ジャンプ+も少年ジャンプブランドだから他の媒体と比べたら別にマイナーではないと思う
「SPY×FAMILY」だって連載は少年ジャンプではなくジャンプ+だ

日本の二次元系の雑誌媒体とweb媒体の影響力や評価が分からない
特にマンガ関係は本当に分からない……

基本的には少年マンガ雑誌が最も影響力が大きくその中でも少年ジャンプが最強でその下に少年マガジン、少年サンデーという昔からの覚え方で良いと思うよ
web媒体出身の人気作品も出ているけどそこは出版社や雑誌のブランドと同じ扱いでも良いはず
青年マンガ雑誌は規模的には少年マンガより小さい、あと角川系はオタク向けやサブカル向けの独自路線なのでマイナー向けだが二次元限定で爆発することもある

少年ジャンプの人気作品だから二次元でもトップレベルのメジャー作品だよ
ジャンプの新世代の人気作品として雑誌を支えていた

さすがに支えていたレベルではなかったような?
「チェンソーマン」の連載期間中の少年ジャンプは「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」とかが看板扱いだったはずだから
あとアニメは微妙扱いされがちだが「約束のネバーランド」や「Dr.STONE」も上の方にいるので「チェンソーマン」の人気を少年ジャンプ内だけで考えると少々厳しめの評価になる

確か去年11巻が出た時に累計販売部数1100万というニュースがあったから近年のマンガの中では「非常に売れている」作品ではあるんだけどね
ただウチの国では支持層や暴力的な内容からどうしてもマイナー扱いになるだろうな……

そもそも「チェンソーマン」が少年マンガ扱いだと認識している人がどれだけいるのだろうか?
少年向けじゃないという認識があるならウチの国でマイナー作品扱いされるのも当然という気もしてくる。

マイナーとかありえない。俺は「チェンソーマン」ほどアニメ化前の時点でマンガの評価が高くて盛り上がっていた作品を知らない。

今はマンガ読む人が少ないので……そういう意味でも「マンガを読む人限定」の盛り上がりが、マイナーだったことの証明になりそう

前世紀の海賊版マンガ全盛の頃とは違って今のウチの国のオタクはアニメの影響力が圧倒的に強くなっているからマンガだけでは厳しいんだよ
ただそれとは別に「チェンソーマン」はそのB級な作風でマイナー作品扱いされがちな所があるのを否定するのは難しい気がする

国内でも第一話から人気爆発してたぞ
フォーラムの過去ログを見れば高評価が出ていたのも分かる

それは好みに合った人間評価した人間がいるという話でこっちで人気になった、メジャーな扱いだったことの証明にはならんだろ……

自分の印象だとマンガだけで見た場合の盛り上がり具合は「進撃の巨人」以下、「東京喰種」以上くらいかな?
この2作品もアニメ化前はマンガだけしかないから評価は高くてもマイナー作品的な扱いをされていたし「チェンソーマン」もマイナー作品扱いは仕方が無い気もする。

「チェンソーマン」は少年ジャンプ掲載ではあるけど雑誌連載の方ではそこまで人気が高かったわけではなく、単行本が売れるタイプの作品だから生き残れた
自分の見ていた範囲では最初の頃は評価する声だけでなく打ち切りの心配の声も多かったように記憶している

明確にB級路線のマンガだからウチの国の二次元界隈ではどうしても受け入れられる人間は限られる
ただそういう作品がアニメ化で見やすくなってウチの国でも大人気になったことはあるし、私もアニメ化に関してはかなり期待しているが、今のウチの国であの内容の配信は無理だよね……

私は「チェンソーマン」に対しては定期的に出てくる「最初から凄かった」という話と合わせて自分は昔から評価していると語りたがられる作品という印象もあるな

さすがにウチの国で最初から有名というのは無いだろう
しかし少年ジャンプ掲載作品なので「皆は知らないけど自分は評価している」的な扱いをするのもわりと難しい気がする
日本ではかなり初期の頃から高評価でクリエイター層の反応も良かったしね

国内だと当初はマイナー扱い、ファンも小規模だったよ
ただ名場面の切り取りやネタ情報も豊富で一度火がついてからは人気が上昇するのも速かった

俺もそんな印象だ
ネタ情報から作品を追いかけるようになったけどスゴイ勢いで評価が高まっていったのを覚えている

しかし改めて考えて見るとウチの国では雑誌連載、連載媒体の強さというのは意識されていないなあ……マイナー作品だと勘違いされている作品は「チェンソーマン」以外にも少なくないんだろうな

ファンサブ翻訳でも版権買った正規ルートでも基本的に作品単体で流れているので中国に入った段階で雑誌の情報は無くなるからな
雑誌の情報は作品に関して調べるようなマニアしか意識しない

この話題を追いかけていて愕然とした。「チェンソーマン」がマイナー作品扱いとかありえないだろ……
B級作品的な要素が多いとか少年マンガではなく実質青年マンガといった部分はあるけど、本筋に注目してみれば王道の熱血系マンガなのが分かるのにマイナー作品やネタ作品扱いするのはどうかと思う

俺も王道的な展開なのは認めるけど、あそこまでバイオレンスで血腥くて更に心をへし折りに来る作品だと読む人を選ぶだろうと思ってしまうし、マイナー扱いというか「「メジャー扱いされない」というのも分かる気がする

自分も藤本タツキの作品は長編も短編も面白いと思うけど子供に見せるものではない、子供では理解できないと考えてしまう
そして余計に少年マンガ、少年ジャンプとの関係が頭に入らなくなるというか……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における作品評価や周辺の空気などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では過去に字幕組など非正規ルートを経由して作品が入ってくることが多かったので雑誌で日本の作品をまとめて見る機会は無かったと思います。現在の漫画の正規配信でも版権を買って配信しているプラットフォームは意識しますが作品が掲載された雑誌や出版社を意識する機会は少ないです」

「逆に日本よりも強く意識されているのはアニメ制作会社だと思います。中国ではアニメ制作に誰が参加するかではなくどのアニメ制作会社が作るかというのが新番の事前予想の際に重視されます」

「最近では監督や脚本に対する注目も増大していますがアニメの制作会社重視の傾向事態は変化していません。中国ではダメなアニメを作った会社が自分の好きな作品のアニメ化を担当するという情報に絶望するオタクもよく見かけます」

などといった話もありました。

今回の記事をまとめている時に、以前中国のラノベ事情を追いかけた時に日本のラノベレーベルが中国ではほぼ意識されていないのを見つけて面白いと感じたのを思い出しました。
中国では日本のマンガに関しても雑誌や出版社情報無しで作品が認識されている所がありそうなので改めて気になってきましたが……どの辺りから調べれば良いのでしょうかね。オタクの場合は作品の背景に関する情報も把握している人も多いので「知られていない」「意識されていない」というのを調べるのは逆に難しかったりするもので。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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