「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2022年11月

中国オタク「実は世界観がつながっていると知って驚いた二次元の作品に付いて教えて欲しい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも作品の設定というのはかなり盛り上がる話題となっているそうですが、中でも「実はこの作品とあの作品は世界観が共通している」などといった隠された世界観設定などは大好物だそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「実は世界観がつながっていると知って驚いた二次元の作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレ的な情報も混じっているので一応お気を付けください)


同じ作者や会社の作品で実は世界観がつながっているみたいなことがたまにあると思うけど、そういう実は世界観がつながっていると知って驚いた二次元の作品に付いて教えて欲しい

「驚いた」ということならシリーズ作品や型月みたいにつながっているのが基礎知識的な作品だとか、別世界線があるのが前提みたいな作品は無しで?

そうだね、普通に見ている分には意識されないような作品だと嬉しい。

分かった。
そういうことなら「ダンベル何キロ持てる?」と「ケンガンアシュラ」を。当時フォーラムにこの情報が投下されてかなりざわついていたのをよく覚えているよ。

「ハヤテがごとく!」と「トニカクカワイイ」はつながってそうでつながってるのか分からないのが意外に面白かった

つながってるのかハッキリしないのだと仮面ライダーの「クウガ」と「アギト」も
私はこの二作品が世界観つながっているという情報を見て驚いたが、調べたら同一という程ではないという話も出てきて当時は何だか微妙な気分になったよ

そういうのなら「FF7」と「FF10」もだろうか。個人的にはやっぱりつながっているんじゃないかと考えてるが、公式による正式な発表というのは無いんだろうな……

公式での展開と言えば、「勇者王ガオガイガー」と「ベターマン」には驚いたね。

同感だ。
俺は「覇界王」を見るまでは全くそうは思えなかったが見た後はそういうもんだと納得しているのも我ながら不思議だ。

「女神転生」シリーズと「ペルソナ」シリーズ。
同じ会社で類似のシリーズではあるが世界観までつながっている、分岐しているとは思わなかった

ゲーム会社のアイレムが作った作品はシステムも作品の時代設定や雰囲気も全然違うけど世界観はつながっているみたいなのがかなりある
例えば「R-TYPE」シリーズ関連とか、他にも「アンダーカバーコップス」と「海底大戦争」と他にも数作が同じ世界観とかだったはず

「Steins;Gate」と「CHAOS;CHILD」が同一世界観というのは設定を知って驚いたな。
しかし驚いた後、自分の中ではどうにも納得できない気分が続いている。

言いたいことは分かる。
しかしあれは科学ADVシリーズということで世界観つながっているけど、整合性についてはあまり重視していないようだしシリーズの話題性を高めるための付けたしくらいに考えておけばいいんじゃないかな……

平成ライダーシリーズは世界観がつながっていると見るべきなのか、クロスオーバーネタとして見るべきなのか……

特撮ヒーローは伝統的にクロスオーバー作品が多いし、「クウガ」と「アギト」や昭和ライダーのように作品内で言及されているの以外は別世界観と見ていいんじゃないか?「ディケイド」だってオリジナルとは違う世界という扱いだったし。

私は作品の印象に強く影響するわけではないがつながりが明示される「炎炎ノ消防隊」と「ソウルイーター」みたいな関係くらいが好き

とりあえず「BLEACH」と「BURN THE WITCH」を挙げよう
自分の曖昧な知識だと作者が遊びで出したのか明確に設定したのかハッキリしないのが多い……

私は「エヴァ」と「ふしぎの海のナディア」を出そう。まだ出てないよね?

オタクなら基礎知識レベルなのかもしれないが自分は「マブラヴ」と「君が望む永遠」には驚いた

言われてみれば今は「マブラヴ」はトリップ後の情報ばかりだからトリップ前の世界については意識して調べないと把握できないか
原作のエロゲーだと長い日常ラブコメパートがあってそこで「君が望む永遠」と同じ世界観なのがハッキリと分かる作りになっている。しかし出来は微妙だし作品売るなら削った方が良さそうな所だったな……

子供の頃に「ドラえもん」に他の藤子不二雄作品のキャラが出てきて驚いたことがあったけど、あれは世界観がつながっていると見るべきなのか、コラボ展開と見るべきなのか

藤子不二雄作品は「世界観がつながっている」というほどではない緩いつながりじゃないか?キャラだけ使うスターシステムなことも多いし。
でもパーマン終了後の星野スミレの話がドラえもんで描写されるというのもある。自分はこのエピソード大好き。

俺が驚いたのは「天地無用」と「異世界の聖騎士物語」
名前だけ使っているのかと思っていたら、まさかきちんと設定されてつながっていたとは

ここまで話題が伸びているのに「ドラゴンボール」と「Dr.スランプ」はまだ出てないとは。

そう言えばあれはコラボじゃなくて普通に同一世界観だったなあ……

他にまだ出ていないのだと「テッカマンブレード」と「DETONATORオーガン」

非常に完成度高くて逆に困るがあれはスパロボオリジナルだ!
でも世界観は別だが「DETONATORオーガン」が「テッカマンブレード」をオマージュして作られた作品なのは間違いない
(訳注:原文では「テッカマンブレード」でしたがコメントでもご指摘いただいているように「オーガン」のオマージュ元は「宇宙の騎士テッカマン」の方です)

ロボ系は世界観のつながりがある作品もあれば、明らかに影響を受けた設定やデザインだけど別物というのもあるし、「robotech」のように日本国外で編集合体して同一世界観にされてしまった作品もあるからな……

ロボ系はこだわりの強い人もいるからちょっと怖い
昔「エルガイム」と「ファイブスター物語」を同じ世界観の作品だと言ったら、この二作品の微妙な関係について長文で説教されたことがある

古いけど「スレイヤーズ」と「ロストユニバース」はかなり驚いたな
光の剣にあんな設定があるというのは完全に予想外だった

CLAMPの作品は世界観かなりつながっていると知った時には驚いたが、いつの間にか慣れてあまり驚かなくなってきた

CLAMPはスターシステムや別世界線的なのも多いから時々混乱する。でも版権的に難しそうな「BLOOD-C」と「xxxHOLiC」がつながっているというのには結構驚いたね。

いつのまにか全部つながってる勢いの永井豪作品について、自分の中では驚きよりも戸惑いの方が大きいかもしれない。

「アスラズラース」と「ストリートファイター」は実は同じ世界観

その二つは同じ会社でやったパロディじゃないか?

「アスラズラース」はエンディングのネタやDLCもあるけどコラボ企画だろう
光栄のゲームのように同じ会社の作品でシステム違っても世界観ずっとつながっているみたいなのはあるが

歴史系は大体そんなもんだと思うし、よく言われる世界観の共通する作品とはちょっと違わないか?

すまん説明不足だった。私が言いたかったのは「仁王」や「ニンジャガイデン」や「DOA」についてだ……

ああテクモの方の「忍者龍剣伝」からの流れか。あれはコラボ設定くらいに思ってたら共通世界観だったりするよな。
「零」シリーズもその流れで同一世界観という話も聞くが、これは以前調べた時に確定情報が出てこなかった……

「DOAXVV」で女の子眺めている時にこれが「忍者龍剣伝」と同じ世界観というのを意識してしまうと何とも言えない気分になる

「サイバーフォーミュラ」と「クロスアンジュ」

あれはスタッフが遊んでるだけだろ!
しかしこういうのはネタとして話す分には良いんだが、制作会社やクリエイターが同じなのでお遊びでやったパロディを本気で同じ世界観の証拠だとしている人もたまに見かけるのでちょっと不安になったりもする

他にもスターシステム的なキャラについてとかね。例えば「To LOVEる」と「BLACK CAT」のように。
ちなみに「To LOVEる」はマンガ版「デッドプール」で勝手に同じ世界観に巻き込まれて滅ぼされたことがある

作者がそういう作風だというケースもある
私は「ピーチボーイリバーサイド」が「メイドラゴン」とつながっていると聞いて驚いたが、後からあれは作者或いは原作者のクール教信者の習性だと聞いて理解した

そういうのなら竹井10日の書いたラノベの世界観全部つながっていて妙にSF的な背景があったりする

竹井10日はラノベだけでなく昔作ったエロゲー作品からつもながってるらしいな
私もさすがに全部は把握できていないが、今メインライターやってるソシャゲの「モン娘TD」ともつながるんじゃないかと少し期待している

片方が二次元じゃないけど「鍵泥棒のメソッド」と江戸川コナン失踪事件」が同じ世界観と言うのは面白かった

私が驚くと同時に複雑な気持ちになったのが「ドラッグオンドラグーン」と「ニーア」のつながり。ヒドイ話と世界のつながりもあったもんだと……

二次元じゃないけど四谷怪談が実は忠臣蔵の世界観で書かれた作品だというのを知った時はかなり驚いた
日本の江戸時代の作品は当時の人気作品の二次創作みたいなのも結構あるようだ



とまぁ、こんな感じで。
古いのから新しいのまでイロイロな作品の名前が出ていました。

今回の話題に出てきた作品に関しては私も中国のネットを巡回している時にやたらと濃い話題を目にした記憶のある作品も混じっていましたし、規模については分からないものの熱心なファンがいるのでしょうね。

ただこのネタを教えてくれた方からは
「古い作品に関しては実際に作品を見たり遊んだりせずにネットに流れていた情報だけがソースと言う人もいるのでコラボ企画やイースターエッグ的なネタを同一世界観の根拠だと勘違いしている人もたまに見かけます」
などといった話もあったので、「実は同じ世界観」という話題に関しては伝言ゲーム的なことも発生しているのかもしれません。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


11/30追記修正:「オーガン」に関して追記しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「いつの間にかポケモンは公式による中国語新名称『宝可夢』が定着していた」「ガンダムは新名称が根付かなかった、なぜだろう」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では翻訳の良し悪しについてが定番の話題となっているそうで、特に作品やキャラ、必殺技の中国語名に関しては議論が熱くなりがちなのだとか。
また中国語名に関しては公式が決めたものであっても現地のファンから反発が出て定着しないケースも少なくないそうですが、中には多少の混乱はあってもかなり上手く定着させた作品もあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな中国語名称に関する話題の一つとして
「いつの間にかポケモンは公式の中国語新名称『宝可夢』が定着していた」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつの間にかポケモンは公式による中国語新名称「宝可夢」が定着していた。発表当時は絶対無理だろうと思っていたんだが。

「神奇宝貝」や「口袋妖怪」や「寵物小精霊」が昔の呼び方だったよね。
言われてみれば自分もいつのまにか「宝可夢」と呼んでいる。

公式名称を「宝可夢」にすると発表されたときはみんな不満たらたらでツッコミ入れまくってたんだがな……

しかしポケモンは新名称が根付いたがガンダムは根付かなかった、なぜだろう

公式の力の差や熱心さじゃないの?
ガンダムは方針が一定しないけどポケモンはずっと「宝可夢」を推し続けていた。

ガンダムは大陸での公式中国語名称を「敢達」にすると発表したけど結局それ以前に広まっていた香港での中国語名「高達」に戻しちゃったからな。ポケモンとは対照的。

公式にとってはどっちが良いのだろうか。
ファンは慣れた方を喜ぶのが多いだろうけど公式は商標などの問題とすでに広まっている名前による知名度補正のどっちが良いのか分からん。

そこはもう作品と状況次第だろう。
あとポケモンは様々な公式商業展開、例えばファストフードのコラボとかでも「宝可夢」を使い続けていたしそっちの方で普及するのも当然ではある。ガンダムは活動範囲狭いしおっさん向けだからアップデートが難しかったのもありそうだ。

メディアにのるのが公式名称だからね
そしてメディアに対して積極的に広報展開をしていれば自然と公式の推す正式名称で確定すると

名前なんてどれでも良いだろ
出している会社や日本語の名称が変わるわけじゃないんだから「宝可夢」と呼ぼうが「神奇宝貝」と呼ぼうが「口袋妖怪」と呼ぼうが本質的には同じものだし、どの名前で呼んだって通じる

それで終わらないのはウチの国のネットを見ても分かるだろう……ファン界隈ではずっと中国語名称のどれが良いかで論争やってんだぞ。

意訳か音訳か、そして意訳の場合はどういう意味を強調するか、音訳にする場合は日本語の発音と違いのはどれかというのでもめる……

ゲームは確か「口袋妖怪」で最初はそれで広まって、その後はアニメで「神奇宝貝」や「寵物小精霊」が広まった流れだったかな
当時は海賊版や版権取ったか怪しいアニメ放映などイロイロとあったからよく分からん

私が子供の頃に買ってもらった海賊版ディスクは「寵物小精霊」だったけど、今はもうその名前で呼ぶ人はいない

「宝可夢」のこっちでの定着は公式が「Pokemon」を推し進めていくようになった結果だと思うけど、それ以前は中国語名については雑だったような記憶が。

昔は公式名称というのも無かったし名称を統一して管理するというのも無かったようだからね
それに「広まっている名前」に関しては中国で勝手に商標登録されて使えなくなる事件も発生しているから、ポケモンの公式が新しく名前をつけるというのは理解できる

古いゲーマーはいまだに「口袋妖怪」呼びしているぞ。
ただ公式がメディアで「宝可夢」を使っているしSEO対策とかも含めて「宝可夢」で揃えているから時間が経てば経つほど安定することになっていくだろう。

日本の家庭用ゲームのゲーマーとかかなり小規模なコミュニティだから「口袋妖怪」呼びなんてすぐに消えそうなのに、よくまだ残っているな。
アニメの方は短くて呼びやすい入力しやすい「宝可夢」に入れ替わっているのに。

ゲームよりアニメの影響の方が大きいのは間違いないが、当時はゲームの影響もそれなりにあったよ。FCやGBやGBA、あとセガ関係は今の家庭用ゲーム機遊んでいる小規模コミュニティとは違って影響力があった。例えばFCの「魂斗羅」なんかは特定世代にとって共通の記憶になっている。(さすがにポケモンはこのレベルではないだろうけど)

「宝可夢」に関してはそれが「正しい」ということになったのも大きいのかもしれない。
動画や文章で「口袋妖怪」とかを使い続けていると他所から「それは間違いで正しいのは宝可夢だ」みたいにツッコミ入れられてしまうので、なら「宝可夢」使うかになったのを何人か知っている。

昔の白黒版で遊んで刷り込まれた世代は当時の「口袋妖怪」呼びで固まっている。しかしそれも既に10年、いや20年前くらいになるからもう世代による違いとも言えそう

「宝可夢」への名称変更の方針がハッキリ出たのは確か2016年だからまだ10年は経ってないはず
「サン・ムーン」で中国語版が出ることになって、そこで中国語の公式名称が改めて確定して当時はファンからの反発もかなり出た

2016年はもうかなり昔では。今では「宝可夢」に慣れた人、「宝可夢」で覚えた人の方が多い

2016年はかなり昔か……まぁ子供にとっての6年はかなり大きいよな……それでも俺はいまだに「宝可夢」という名前は引っかかるんだ……

「宝可夢」呼びになる前は「口袋妖怪」と呼んだらゲーム版、「神奇宝貝」や「寵物小精霊」と呼んだらアニメ版を指すといった扱いをしていた時期もある。
どちらにしろ文字数が少ない上に入力も楽で他に似たような名前も無い「宝可夢」が現代の環境では強いんだろうね。

文字数が少ないのは特に重要だな。そういえば当初のゲーム名称は「精霊宝可夢」で発表されていたっけ。あれを「宝可夢」にしたのは大正解だった。

確か「ソード・シールド」の時に更に縮めて「宝可夢」になった。
本当なのかは知らんが「精霊宝可夢」に関しては中国のユーザー向けの過渡期の名称として「精霊」を加えていたという話を聞いたこともある。

使ってると慣れてくるのさ
俺も最初は引っかかったけど何度も入力しているうちに慣れたのか今では悪くないと思うようになっている

「宝可夢」は音も悪くない。「斯普拉遁」(スプラトゥーン)とかはわりと言い難い言葉になっちゃっているのを見ると特にそう感じるね。

言いやすいし入力もしやすいから定着するのが速かった所もあるはず
それにファンサブ系でファンの間に定着した名称って、一時の勢いや評価はあっても世代が変わると消えてしまうものだからな

ポケモンは大陸側ではアニメ以降に盛り上がっていったから変更するのに対してそんなに反発は無かったという説もある
香港はゲームで昔から根強いファンがいたから反発がとても強かった

香港ではピカチュウをそれまで使われていた「比卡超」が公式で「皮卡丘」に変更された件とかね。当時かなり本気で抗議やっていて炎上がこっちにまで波及してきて当時困惑したのを思い出した。

しかし公式名称もすんなり定着したわけでは無いし下部の方も何かと混乱していたように思う。例えばマンガの「ポケットモンスターSPECIAL」は正規ルートでも翻訳が現地任せだったのか何回か「ポケモン」部分が変わるタイトル変更やっていたはず。

考えてみれば中国語圏の地域すべてに対して名称統一を強く推し進めて成功したのは凄いことなのでは。地域の広さも、ファンの年齢層の広さもある作品だったのに。

ポケモンは新規ファンがどんどん入るIPだから名称変更が比較的スムーズに進んだのだろう。古いファンばかりだと難しい。上のやり取りからも見て取れるようにポケモンだって古い世代は「口袋妖怪」にこだわっているわけだから。

そういう方向から見るとガンダムは層が拡散していないから昔から使っている「高達」に戻してしまうのも一つの手だったのかもしれない……財団上層部が実際どういう判断だったのかは知らんけど

ガンダムは古い世代中心だし商売がプラモ中心だからポケモンとは何かと方針が違ってそう

アニポケのファンを見るとウチの国のポケモンファンも高齢化しているように思えるがまだガンダムほど極端じゃない
毎年新作を出している所は新規ファン獲得という意味で強いし、そっちを公式の新名称で出していけば定着するんだろうね

公式名称でやる各種展開の多さもだけど、公式新名称の定着に成功した理由はやはり今でも毎年新作ゲームが出てアニメが続いているからだろう
それによって「宝可夢」で作品を覚える新人が増え続けている
何年か間が空くとファンが途切れて古い年代で固まってしまうし思い出も昔の名前で固まるから新しい名前に対しては反発の方が強くなってしまう



とまぁ、こんな感じで。
昔の中国における「ポケモン」の呼び方やその扱いなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「ポケモンは日本のIPの中では現在の中国でも特に頻繁に目に入る存在なので、私はいつの間にか宝可夢の名前に慣れていました」
などといった話もありました。

中国オタク界隈では今も昔も非正規ルートの翻訳による名前が先行して広まるので、後から公式が正式に中国語名称を決めた際にファンから文句が出るのが定番の流れになっています。また公式中国語名称が決まった後でも最初に覚えたファンサブ翻訳による中国語名が使われ続けるケースも多いそうです。
そんな中で「ポケモン」は本当に上手く公式名称が定着していったので、この辺りの事情については引き続き追いかけていきたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ポケモンの中国語名称が決まった当時の記事です。当時の香港の抗議デモと現在の状況を比べると複雑な気持ちにもなってしまいますが……
中国オタク「ポケモンの中国語版とかどうせデマだと思っていた……まさか本当だったとは!」

香港のピカチュウ改名デモ、大陸側の反応は

ガンダムの中国語名翻訳問題、ついに決着?

中国オタク「俺はトゲ付きの打撃武器的なものが大好きなんだが二次元での使い手には誰がいるだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では創作における武器の話題が定番の一つだそうですが、そういった話題の中では武器の人気に加えてなぜその武器が人気なのか或いは不人気なのかといったことに関する考察で盛り上がることもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「トゲ付き打撃武器を使うキャラ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


俺はトゲ付きの槌や棒などの打撃武器的なものが大好きなんだが二次元での使い手には誰がいるだろうか?詳しい先輩方に聞きたい。

人間だとちょっとすぐに出てこないがMSのバルバトス?
打撃武器は今の二次元だと流行が過ぎてしまったからなあ……ちょっと前まではそれなりにいたんだが

ガンダムは結構そういうの持ってるね
ロボだとトゲ付きでもそんなにヒドイことにならないのが良いのだろうか?生物に対してトゲ付き打撃武器を使ったら相手のグロ状態が大変なことになる

そう言えば「水星の魔女」のチュチュは設定でその手の武器を持ってる画が出ていた
ガンダム系はビームと思いきや以外に打撃武器が多いのか?

ロボ系はメインでは無いけど打撃武器はそれなりに出てくるね
ただメインの武器なのはバルバトスやガオガイガーくらいでやはり少ないんじゃないかな

ゴツイ武器はロリキャラ、ショタキャラに持たせてギャップを演出するのも良いと思うのだが、狼牙棒のようなトゲ付き打撃武器を持っているキャラになると意外に思いつかない

パワー強調の武器として見ると打撃武器は斧とも競争しないといけないのが厳しい
美少女に持たせる武器としても斧の方が明らかに優勢

私も虚淵玄の初期作品「吸血殲鬼ヴェドゴニア」のヒロインのロリキャラが使ってるくらいしか思いつかなかったり
「リリカルなのは」のフェイトのバルディッシュとか斧系の方がどうしても先に出てくる

「なのは」ならヴィータがハンマー使いだぞ
ただその後はヒロインで巨大ハンマー使いって誰がいたかな……

トゲ付き打撃武器とかいかにも凄い!強そう!ではあるんだが主人公側に持たせる武器ではないからね。中間くらいの地位にいるパワー系ボスキャラが持ってそうな武器だ。

トゲ付き打撃武器は言ってみればカッコ良さが足りないから正統派主人公や二次元で需要の高い少年キャラは使わない。使うなら剣や刀や銃だ。
味方側でも主流とは違う、例えば不良や乱暴者的な方向に寄せたキャラが持つ武器になっている。例えば「ペルソナ5」の坂本竜司とか。

斧は手持ちのでかいのでも、竿状武器としてもデザインできるから少女の武器として映えるんだよね……槌系は打撃部分を大きくすると「頑丈そうに見える」ようなバランスが難しい。

そうなんだよ。槌系はバランスが悪い上に長さが短めになるのがかなり厳しい。しかし長めの棍では見た目のパワーが足りない。
だからトゲ付き、良いと思うんだけどなあ……

カッコ良さは別として、攻撃とその被害の描写に関しては普通のハンマー的な武器ならなんとかなる。極論だけど二次元では「とても強いパンチで殴られた」のと似たようなものだから。
しかしトゲ付きになるとその部分による被害の描写も必要になって来るから主人公側の武器としてはかなりキワモノになるし、アニメになるレベルの作品では使われない。

グロ描写を問題視する人がいるけど、斧もそんなに変わらないのでは?

そこは二次元的なイメージによるものだから「変わらない」わけではない
斧も大剣も現実ではほぼ打撃だが二次元だと打撃ではなく「斬る」効果が強調されるからダメージ描写が槌系とは別になりがちなのだよ

アニメでやるならそういうのをネタにするしかないのかもしれない
「ドクロちゃん」みたいに

撲殺天使か……あの辺りの時期の作品は打撃武器がそれなりに良い扱いだった気がする。

槌系は誇張すればネタにはなるが、パワー系過ぎるので二次元では定番の選択肢にならないんだろうな。世界観や攻撃のバランス的な所から考える必要もありそうだし。

上で言われているけど、凄そうに見えるが外観も動作もあまりカッコ良くないというのに尽きるのでは。二次元は娯楽だから見た目や動作でまず刀剣系が選択されることになる。リアルでの強い弱いは作品の設定や特殊能力で何とかなってしまうことも多い。

中国の作品で考えても狼牙棒系を持っている武将とかを見たことはあるが、使われているのはあまり見た記憶がないなあ……

確かどこかの武装警察が狼牙棒持って街をまわっていたというニュースがあったけど実際の効果についてはツッコミ受けていたな。威圧効果が無くはないのだろうけど。

現代の治安維持だと狼牙棒で負傷させるくらいなら「もっと強い武器」か無力化できる催涙ガスとかの方が良いだろうからな。

トゲ付きに関しては好みが分かれそうだが槌系武器好きとしては使い手なキャラを探してしまう気持ちはよく分かるよ。もっと増えないもんかね。

打撃武器に関しては現代ベースの世界観ではもっと効率のいい武器があるしファンタジーだと剣や刀がファンタジー的に強化されるので居場所がないんだよ!

最近の作品ではなく「呪術廻戦」の釘崎野薔薇のようにカッコ良さではなく変わった特徴としての金槌使いみたいなのもいるし、打撃武器が存在感を発揮している作品も探せば出てくるけど探さないと見つからないレベルとも言える。

ゲーム系では種類を増やせるから槌系武器の選択肢やそれをメインで使うキャラはそれなりにいる
ただアニメで探す場合は急に難しくなる、特に狼牙棒みたいなトゲ付きを主人公クラスだとね

国産ゲームの「決戦!平安京」のキャラはトゲ付き打撃武器を使ってたね。

和風の妖怪キャラの中のパワー系は結構使っている印象がある、国産ならそっちの系統を探すのも良さそう

あれは「金棒」という武器だな。日本の「鬼」の定番武器だ。
それで思い付いたが「ONEPIECE」のヤマトも金棒を持っていたがトゲを丸くするアレンジが加えられていたね。トゲ付きと言うには厳しいが、あれくらいがアニメで主人公側に持たせられるラインなのでは。それに対してカイドウが持ってるのはトゲがそのままだ。

他にはなんだろう。
ポプ子?

いたいた。あれは日本の不良の定番武器の「釘バット」というものだね。あの武器でもいいなら該当する作品はかなり増える
アニメ化まで行く作品は少ないけど不良マンガを見ると大体は登場しているよ

あの武器は日本で不良のシンボルになっている手作り武器で、ある種のネタ武器でもある。ゲームの武器としてもかなり出てくる。FFのクラウドのネタ武器になっていたりもするしね。
上の方で出ている「水星の魔女」のチュチュの設定がもそういうネタを合わせてのものなんじゃないかな。

そういうものだったのか。現実の「防身棒球棍」のように武器として売られているものだと思っていたよ。

日本の不良マンガの釘バットは殴られた方の出血は派手だが傷痕はそんなに強調されないので、打撃武器でもああいう方向なら二次元で活用される機会が多くなるのだろうか。

釘バットは特定ジャンルでのネタ武器なので特殊な事例だろう。残念だがきちんと強くてスゴイ武器としてのトゲ付き打撃武器としては難しいとしか言えない。



とまぁ、こんな感じで。
武器の好みや創作での扱いについての考察などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクには槌や打撃武器が好き、最強だという宗派が存在します。しかし武侠系作品を見ても分かる通り中国では槌系武器の人気はずっと微妙です」
などといった話もありました。

創作に出てくる武器の人気については国ごとの違いがあるのでしょうけど、打撃武器の人気の低さや刀剣武器の人気の高さについてはある程度共通しているようにも思えますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「おばさん、熟女的な年齢やデザインのキャラが最近更に減った気がする」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では作品やキャラクターの好みに関して日々様々な話題が飛び交っていますが、その中には自分の好きなジャンルや属性の作品、キャラクターがなかなか見つからないなどといった嘆きの声もあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「おばさん、熟女的な年齢やデザインのキャラが最近更に減った気がする」
などといったことに関するやりとりを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


おばさん、熟女的な年齢やデザインのキャラが最近更に減った気がするんだけどなぜだろう?おじさんの主人公やメインキャラは昔より増えていると感じるのに。

元々需要が少ないジャンルだし二次元ではおばさんキャラが少ないのは昔からよく言われてなかったか?

いや、私も昔から少ないのは知っているけど最近は更に減ったと感じているんだよ。

女性キャラについては何とも言えないけど、男性キャラの年齢層は昔より広がったのというのには同意。主人公も学生が多いのは相変わらずだが別の年代のキャラは出ている。

俺は熟女系キャラが好き。しかしアニメでもゲームでもそういうキャラ少ないんだよね……主人公クラスになるともう滅多にいない。

年上キャラ、お姉さんキャラに関しても一時期勢いがあったけど、結局は年下、妹系に押しやられている
熟女、おばさん系は更に厳しくなるのも仕方ない

別にそれは今に始まった話じゃないだろ。
昔から二次元コンテンツの主流は少年少女キャラだ。でも割合ではなく数で考えればそこから外れるキャラは普通に見つかる。

それは探せば出てくるという話であって好みのキャラが供給されるという話ではない
好みのキャラが供給されるのを期待するにはジャンルの盛り上がりが必要だ

外国産ならともかく国産コンテンツだと「白幼痩」がもてはやされているからそこから外れると厳しくなる
今の時代の環境では一般向けのコンテンツで「白幼痩」から外れるのを探すなら、最初から制作側の好み、性癖が強く出ているのを探した方が良い

二次元は日本の作品の影響が濃いから熟女、おばさんキャラも少なくないと思っていたが今はそうでもなくなっているのか。

私もこのテーマで改めて考えてみたが国産ソシャゲとか露出こそ減ったが肉感的なキャラ自体は少なくないし熟女キャラもいる……かと思ったら若いのやロリが多いな……
あと女性向けでも国産はやはり若いイケメンの割合が高いように思うし、ウチの国は全般的に若いキャラを好む傾向が強いのだろうか?

日本の作品も割合的にはおばさんキャラがそれほど多いわけでは無い。
ただ年齢設定の幅が広いのと、おばさんキャラがジャンルとして確立されているので供給が安定しているのがこっちとは違う所かな。

自分の印象では日本の作品だと熟女キャラはまだそれなりにいる、韓国の作品だと多くなる印象。韓国は好みの他に政策の影響や欧米路線に寄せているとも聞くがどうなんだろうね。

こういうのは市場の需要がハッキリと影響してしまうのでマイナーな好みは厳しいのだよ。主人公やヒロイン需要の中心は少女キャラや学生くらいの歳のキャラ。あとモブではないサブキャラとしてはカッコイイおばさんよりもカッコイイ婆さんの方がキャラが立つから……

良い感じの熟女キャラを見たいなら実写を探した方が良いのでは?
役者の中から容姿と演技力とギャラで選んでいく実写と違って、二次元ではイラストやモデルに人気と需要を直接的に投影するから特定要素に特化しがち。

絵柄的にも美少女路線が今の流行りだからな……成熟した方向の絵柄で商売になっている絵師はごく僅かだ

ウチの国の市場は結局年下やロリ好きが主流なのかね。いわゆる「白幼痩」とか「白痩幼」みたいな言葉でも特に「幼」が、若さが重視されがちだ。

顔や身体が良ければ年齢関係無い!とか熟女が好き!とか言っている人も設定だけの認識で、見ている作品の画やキャラデザの方は普通に若かったりするしな

二次元好きの主流層は学生だから熟女を好きになるのはやや特殊だろうし、底で商売をする以上仕方が無いのでは。ウチの国でも歳をとったオタクが増えればおばさんなヒロインも増えるだろう。

現実ならそうなるかもしれないが歳をとっても二次元の好みはあんまり変わらないんじゃないか?おっさんのオタクも昔の心の女神を引きずっているし年齢の好みもそんなに変化していない

歳をとると絵柄や設定の許容範囲は広がるんだけどね……しかし考えてみれば宇崎ちゃんのママとか個人的には近年で一番好きなキャラだけど、デザイン的には全然おばさん感無いな!
ただ若いときだったら旦那との夜の生活ネタに拒否感が出たかもしれないとは思う

歳とってむしろ年下、ロリコンにシフトしていくヤツも出るぞ?
それから大人気キャラが出てそれに市場と個人の好みが影響を受けることは珍しくない。例えば「SPY×FAMILY」のヨルは設定年齢27歳で一昔前の感覚ではおばさん扱いされかねない年齢だが普通に大人気だ。
絵柄とキャラ付けはおばさん感ないのでこのテーマの方向性に対してはどう影響するのか分からないが、少なくとも年齢設定に関してはおばさん方向に許容範囲は広がっていると見ていいはず。

二次元では化粧嫌いも多いので口紅の強調といった化粧描写が入るおばさん、熟女キャラの場合はそこがもう不利だという話もある。
しかし女性の絵師の流入などにより昔と比べて男性向け作品の男性キャラにも目元の化粧や頬の紅潮描写が明らかに増えているけど、女性キャラにはそういうのあまり感じないのはなぜなのか。

自分の手に余る、コントロールできないから年上キャラは好まれないという話もある。ウチの国で年下、ロリが好まれる理由の一つはこれだろ。俺もそうだ。

ウチの国だと年上キャラ、お姉さまキャラも厳しいようだからね。
日本の二次元見ると、コントロールされたい甘やかされたい願望による姉キャラ人気があると聞くし、国ごとの嗜好による影響もあるんだろうな……

お前らは年下妹ロリキャラを愛でればいい、おばさんキャラは俺がもらっていくとかネタで言ってはいるが、現実問題として供給が減っていくのは困る

自分は熟女好きじゃないけど今は広い範囲の人気を確保できそうな属性以外は減っていく傾向があるからお前が感じていることも分かる気がするよ……

例えが古いけどウチの国では「エヴァ」の葛城ミサトくらいの「年上のお姉さん」が広い範囲を狙えるデザインや年齢設定の上限じゃないか?
もちろんそれより更に老けさせても需要はあるだろうけど、安定した人気と稼ぎは期待できなくなっていく、

俺は「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の薬師寺涼子とかもいいな。ただこういうキャラを上手く活躍させて人気になるのは難しいのも理解できる。

年上女性、おばさん的な年齢のポジションの女性キャラは現代の二次元コンテンツと相性が悪いんだよ。
例えば主人公にした場合は話を広げるのが難しいし、少年少女主人公の相棒ポジションとしても微妙。それに若いキャラのような単純なキャラにするのなら出す意味がない。

国産コンテンツが広がると共にウチの国の人間の年下好み或いはロリコン的な好みが明らかになってきたように感じられる。そういう環境では年上キャラもおばさんキャラも厳しい。
現在の二次元はソシャゲで稼ぐためのキャラが量産されているが、そういった環境ではおばさんに限らずマニア向け、ファンが少ないタイプのジャンルのキャラは少なくなっている。

確かに。私も私の友達もそういうキャラに対して課金しようとは思わないからな……

昔のハーレム系作品だとネタかぶり回避のために出していたような支持層が少数派な属性のキャラが出なくなったからおばさんや年上系のキャラも減ったんじゃないかな

日本の作品では年齢が年上のキャラ自体は結構増えているぞ
特に目立つのは姉キャラで、血縁関係のある姉だけじゃなく自称姉、偽の姉的なキャラなど昔とは違う関係性で配置されることも少なくない

日本で近年目立つようになっている萌え属性には、社会人で生活力の無いズボラな年上キャラ、仕事に疲れたお姉さんみたいな属性があるよね
しかしこれに関しては恐らく社会の変化やオタクの高年齢化も影響しているだろうけど、熟女好きとはちょっと違うか?

日本の二次元もデザインで老いを強調することが無いだけで年齢的にはおばさん扱いされそうなキャラは結構いる。あと年上、年齢不詳の美女みたいなのも。

言われてみればこのテーマになるような設定のキャラを出すくらいなら、年齢不詳な仙女とか出した方が良いか……

それもあると思う。外見若いままで年齢だけ数千歳みたいなキャラを出した方が何かと有利だから中途半端に老いているキャラは難しい。モブや舞台装置的なキャラならともかくヒロインでは特にね。

現在の環境ではマニア向けは最初から特化した作品として出すし、人気作品を追いかけているとマニア向け路線を目にする機会は減ると思う。例えばモン娘なんかは漫画もゲームもソシャゲも昔と比べたら本当に盛り上がっているけど、一般のオタクからは意識されていないわけで。

国産コンテンツは人気=稼げるかどうかをまず重視するし、主要な人気から外れる属性は使われなくなる
そして上でも言われているけど年上よりも年下の方が人気になりやすいという判断になるし、現実と違ってユーザーの年齢が上がっても二次元世界の概念的な年下キャラに対する好みが消えるわけでは無いから年上系キャラが増産されることはないのだろう

自分の知っている限りでは二次元の好みに関しては歳をとってキャラデザの許容範囲が広がったり性格面での好みは変わっても年齢に関する好み自体はそこまで変わらない(広がることはあるが移動は珍しい)印象がある
実年齢で年下になっても先輩キャラは先輩のままだしおばさんキャラはおばさんのままだから、中年や老人のオタクが増えても中年や老人キャラ好きな人が同じように増えるわけでは無いと思う



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における好みと人気のイメージや空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では大成功したキャラクターや作品が出ると一斉に模倣して流行が入れ替わります。似たような傾向はどこの国の市場でもあるのでしょうけど、中国では変化が非常に速いので昔の流行やマイナーな属性のキャラが好きな人間にとってはつらい環境です」

「最近は皆国産作品や正規配信作品に慣れてしまっているのと字幕組の活動が昔より縮小しているので、主流の人気作品以外の国外作品を見るのも探すのも昔と比べて難しいと感じるようになっています」

などといった話もありました。
今の中国では自分の好みにあった作品やキャラを探す際に、昔とは別の悩みや苦労もあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最後に特別な力が消えて皆普通の人間に戻るハッピーエンドってどう思う?私は昔から納得できない所があるんだが……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガの定番展開やその好みに関する話題が飛び交っているそうですが、その中でも作品の終わり方に関しては何かと好みや不満についての話が出てくるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「物語の最後に主人公達の特殊な力が消えて終わる展開」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレが混じっているかもしれないので一応お気を付けください)


最後に特別な力が消えて皆普通の人間に戻るハッピーエンドってどう思う?私は昔から納得できない所があるんだが……

いわゆる特殊能力、超能力的なのを消すために頑張って戦って最後は普通の人間に戻るという流れか。個人的にはあまり良い印象にはならないけどそれで面白かった作品もあるから一概には言い難い。

「Charlotte」なんかが最近だと分かりやすい例か。でもあまり評価は高くない。
日本の作品は日常への回帰が動機としてとても大事なものにされるから、日本人向けのエンディングなんじゃないかね

日本の作品だとよくある展開だよね。
作り続けられるからには好きな人がいる、評価される展開なんだろうけど正直に言えば私はあまり好きじゃない

何気ない日常、小さな幸せを求める的な展開は日本の作品における動機として好まれる印象があるけどこっちだと微妙?

爽快感的にはちょっと不利だが、その動機で動くキャラに納得できるならばアリだろう
問題はそれで納得できるケースが少ないことだ。

波乱万丈の冒険から確固たる秩序の社会へ戻されるのはなんだか夢が無くなったように感じられるし、あまり好みではない。
自分の中で「グランベルム」とかがこれのせいで印象が更に悪くなっている。

「鋼の錬金術師」のように失ったものを取り戻す戦いの結果として力を失うなら納得できるのだが、よくある力を失ってそのうち後悔しそうだと想像できてしまうのはどうかと思ったり。

同意。こういうのって「つまらない」と感じるのもだけど、他にも「力を失った主人公達のその後」が心配になるというのがダメだと思う。
主人公達の能力があるから守れていた、安全だったことが能力を失った後にどうなるかを見ている側が考えてしまうのは……

能力を失って普通に戻る展開の中には「ペルソナ3」の主人公のように普通に戻って更に死ぬみたいなのもあるからなあ
そもそも女神転生系の世界で力失うのはどうかと思ってしまう!

でも「ペルソナ5」のような終わり方は普通に好評だったよね。

私も「ペルソナ5」で力を無くしたけど皆前に向かっていくというのは良いと思う
ペルソナ主人公の屋根裏のゴミや番長は特殊能力が無くてもハイスペックだというのがゲームを通じて認識できているので今後も頑張っていけるだろうという信頼感があるというのも理由の一つになっているかもしれないが

こういう特殊能力を失って残念に思うのって制御できる能力だというのが前提だよね
制御不能な能力で日常生活に支障が出るなら当然消してしまいたいとなるはず

ストーリーが進んで最後の方では強い力をある程度使いこなしていることも多いし、そのイメージで考えると失うのは惜しいと思ってしまうのかも

異常な力が幸せにつながらないみたいな状態ならば捨ててしまえとなるが、二次元だとインフレ進んでいつのまにかリスクが実質的に消えていたりもするからね

こういうのは作品の見せ方次第だ。
上で出ている「鋼の錬金術師」もそうだし「BLEACH」とかも悪くはない。

「デジモン」はほぼこのテーマな終わり方だったような気がする。そして納得できるのもそうでないのもあったし、その後のシリーズ展開で更に微妙な気分になったりもした。
私は主人公が普通の人間に戻った時に冒険の記憶以外にも何かを得た、成長したと感じられたなら良いんじゃないかと思っていたが皆はそうでも無いのか。

昔はどうだったのかは分からないけど、今は現実社会が厳しいのが分かっているし普通の人間が持っている力ではどうにもならないことが多過ぎる。私は「特別な力を放棄する」のがハッピーエンドだと素直に受け取れない。

平凡な日常に戻りたいというけど、力を失った主人公達は平凡な日常を維持することが出来るのか?とか考えてしまうよね。

こういうのも結局は作り手、作者の能力次第だよ
ただこのテーマについては作品の結末の描き方と重なるから更に難度が上がるし、上手くいかない際の不満も膨れ上がる

主人公側が選んでいるように見せているつもりが、強制されている、なぜか急にそれに従うみたいなのもあるよね……

テーマから外れるかもしれないが、社会システムや成功している組織が特殊能力の便利さや有用性の上に乗っていた場合、能力消えた後の社会的な混乱や主人公達の苦労を思うと不安になったりもする
さすがにこういう副作用が大きなケースはそんなに多くないはずだけどね

仮面ライダーのように本人が不本意に改造されて獲得してしまった特別な力、日常生活に支障が出るような力なら元に戻る、力が無くなって普通の人間になるのがハッピーエンドというのも分からなくはない

人間でなくなる、特に外見が異形化するならばわかるが超能力系だと外見がイケメンや美少女のままだったりするし、特別な力持ったままの方で良いんじゃないかと思ってしまうかな

特撮だと「超星神グランセイザー」の普通の日常に戻るエンドは良かったな。もう変身して戦わなくても良いんだというのを感じられる終わり方だった。

特撮の力って戦わされるのが前提で命削るのも少なくないし、力に伴う責任とかもある。
戦わなくて済むようになるなら無い方が良いよね。力を無くすことで未来に進めるようになる。

力に関係して騒動に巻き込まれる、戦わなければならないのと縁を切れるならアリだが、敵を倒して平和になった後に一人だけ力を持っていたら……みたいなことは考えてしまう
あと特撮でも脚本家によっては力を失った後に通りすがりのモブに殺されそう。

特殊能力、武力を失った後に自分の身や周囲の人間をどうやって守るのかという心配がある。作品を通じて主人公達の人間関係は変わってしまうわけだからね。

そこまでいかなくても、その後の生活で何らかの優遇というか、良い生活を送れる何かがあればいいのにとか考えることはある。作品のストーリーを通して頑張ったんだから、普通に暮らしていくだけだと少し残念に思えたりするんだよ。

理解できる。普通の日常であってもどこに落とし穴があるか分からないのでハッピーエンドを維持するための保証、力みたいなのは持っていて欲しいと思ってしまうかな
主人公達が力なんか関係無い日常に帰るのが目的だとしてもね

二次元で特別な力による戦いに巻き込まれるのが大体は若者、学生だから力を失ってしまうと将来どうするんだみたいな不安は来るよなあ……

昔のハイスペックで公的な防衛組織に所属しているようなヒーローだったらともかく、巻き込まれた学生が特殊能力失って普通の人間になってしまったら今後の生活はどうなるのかと考えてしまう。
子供の頃なら気にしないでいられたのかもしれないけど、さすがに今では将来についても意識してしまうわけで。

平凡な学生の主人公が巻き込まれて死ぬような目に遭ってそれを乗り越えて完結!は良いんだけど、その分だけ人生の時間、特に重要な学生の期間を使えなくなったわけだからね。
普通の人間に戻ると言っても、同世代の普通の人間は勉強して「普通の人間としてのルート」をかなり先に進んでいる。そして特殊能力バトルの経験がその後の仕事、金儲けに活用できるわけじゃないからドロップアウトしかねないと思ってしまうわけだ。
設定で関係者が大財閥の子息みたいなこともあるのでコネだけは残ってまだマシみたいなのもあるけどこういう力を失う主人公はその手の特別な場所から遠ざかって普通に戻りたがるし!

言いたいことは理解できる。巻き込まれた平凡な学生って自称平凡ではなく、特殊能力無ければ本当に平凡だったりするからな。
上で言われている作り手の能力というのには、その不安要素を感じさせずに大団円とかやりきった空気を作れるか、この主人公なら大丈夫だと思わせられるかというのも含まれると。

これはヒーロー像とヒーローの活動に対する報酬の感覚の違いもあるだろう
日本のヒーローは無私無欲が良いとされるけど、こっちだとやはり栄耀栄華を得て欲しいと思ってしまうから
そういう意味で力を失う=報酬が無い或いは足りないという考えも出てくるんじゃないかな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における好みや作品の終わり方に求められているものなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本の作品の主人公が何気ない日常に戻るのが良いことだと考えるのには違和感があります」

「中国で武侠キャラが人気なのは皇帝だろうと手を出せない、人間を超越した存在になれるというのが理由の一つです。私にもそういう好みはあるので、作品の内容や特殊能力次第ではありますが人間を超越した主人公がまた人間に戻ってしまうのを残念に感じてしまうことはあります」

などといった話もありました。

作品の終わり方に関する受け止め方については日中でそれなり以上に違いが出ることも珍しくないですが、その中には主人公の扱いが理由となっていることも少なくないようです。
キャラクターの活躍の終わらせ方についても、何かと日中の感覚の違いが出てくると思われるので当ブログ的にはその辺りにも注目していきたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「シン・ウルトラマンが配信開始だ!映画館上映ではないのは少し残念だが今は仕方が無い」「内容もだが削除シーンの有無と翻訳についても気になるな」

ようやくワクチンの副反応も抜けて本調子ですが、今回は治りきらない状態がダラダラと長めに続いたのが結構厳しかったですね。
それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「シン・ウルトラマン」の中国語字幕版の配信が11/18からテンセント、iqiyi、bilibili、西瓜などの中国の動画サイトで始まったそうです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「シン・ウルトラマン」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


シン・ウルトラマンが配信開始だ!映画館上映ではないのは少し残念だが今は仕方が無い

私は評価見てから見るか決めようと思っているんだけど、実際どうなの?
スコアは7点くらいだし不評っぽい声も聞こえてくるけどオタクが見る分には価値があるという話も聞こえてくる。

個人的に見て損は無かったという感じだが、予算と時間が足りなかったのは色んな所で見て取れた……

ストーリー展開速過ぎるという批判はあるが実質的にウルトラマン1シリーズ全部入れた話だからね。
個人的な感想で言わせてもらえば予算と時間と原作を考えると頑張った方だと思う

ノスタルジー的な物を期待して見る分にはかなり良い作品
ただ何かといわれているようにストーリー展開が速いし説明も十分ではないのでウルトラマンの設定やお約束をあまり知らないと置いてきぼりになるかも?

細かい不満はイロイロとあるし見た人のウルトラマンに求めるもの次第だけど、私としては全般的に悪くない感じだったよ。
ただ翻訳だけはわりと引っかかる所があったな。

ウルトラマンに限らず特撮のパロディネタが多過ぎるからある程度そういうネタを分からないと厳しいかもしれない

内容もだが削除シーンの有無と翻訳についても気になるな。

ファンコミュニティでは削除シーンあるという話が出ているね
どこのサイトの配信でも同じだとか

なんだっけ。日本の核兵器関係のシーンだったか?

そんなことよりも長澤まさみのシーンがどうなってるかだよ!脚とか巨大化とか!
頼む、教えてくれ!!

細かい所はないけど長澤まさみの脚に関して大きな削除は無いらしい。私が見た感じでも違和感のある所はなかった

よし!課金して見てくる!!

そう言えば「シン・ウルトラマン」は長澤まさみファンからも注目はされてたな……

長澤まさみとチェーンソー、それからストッキングは良いものです
古参のウルトラマンファンでもある庵野秀明が自分のウルトラマンに対する理想とこだわりを映像化したんだろうけど、初代ウルトラマンをしっかり見ていない自分は理解しきれてない気もする

本当に楽しめる、理解できるのは初代ウルトラマンファン、昭和ウルトラマンファンだという話も出ているけどそれに加えて特撮ファンじゃないとネタ把握できないんじゃないかと思う
にわか特撮ファンの自分は「たぶん元ネタがあるシーンや演出」に所々で引っかかってちょっと悔しかった。

見終わったし楽しめた。しかし6元(約120円)で見れたのは良いんだけど、やはり映画館で見たかったなあ……
(訳注:無料会員は6元、有料会員なら3元で見れるとのことです)

でも6元なら十分以上に元は取れた気がする。予算足りないのが察せられる所も少なくなかったが、視聴体験としては爽快に楽しめた。あとこれまでスルーしていた「シン・ゴジラ」の方も見てみようと思ったよ。

「シン・ゴジラ」は爽快感求めると期待外れになるかもしれない
特撮作品としての評価は「シン・ゴジラ」の方が「シン・ウルトラマン」より高いんだけど、例えば迷走する会議シーンとかこっちの感覚だと面白さがよく分からない部分も少なくない
私は「シン・ウルトラマン」の方が「シン・ゴジラ」よりも中国の観客向けだと思う

所々で翻訳が残念な感じになっていたけどこの御時勢で見れたのはありがたい
いつになれば外国の作品はいつになったら国内の映画館で見れるのか分からないし配信だろうが見れるときに見たい

翻訳の問題じゃないのかもしれないが「祸特对」がなぜそうなったのか分からなかった。いわゆる「科特隊」的な組織なのは理解できたが。

あれは「禍威獣特設対策室専従班」の略称だから間違いではないよ
ただ「科特隊」までは分かる人が多いから字幕が「祸特隊」を間違えて「祸特对」にしたんじゃないかと思う人が出るのも無理はないかな……
日本語の翻訳では中国語で考えると完全に同じ意味ではない原文の漢字表記そのまま持って来ることも多いけど、シン・ウルトラマンはそのやり方のせいで引っかかる部分がちょこちょこあったのも確かだ

「祸特隊」は問題じゃない。問題なのは「光の星」を「光之国」と訳してしまったという件だ。
シン・ウルトラマンは既存のマン兄さんとは色んな意味で別の存在なウルトラマンということなんだが、そういう意味で考えると「光の星」を「光之国」と誤訳したのはかなりヒドイ誤訳になる。

同意。
光の国から来るのがマン兄さんで、光の星から来るのが巨大人型生物ウルトラマンで別の存在なわけだから混同したらダメだ。

翻訳と言えば結局ゾーフィとゾフィーの区別は無くどっちも「佐菲」で確定か
一応百度百科の記事とかには日本語だと長音の場所がTV版とは違うという記述はあるが

ゾーフィ関係ではシン・ウルトラマンの最後の方もちょっと分からないな
光の国が地球を危険視して滅ぼそうと受け取っている人もいるが……

「光の星」(TV版のウルトラの星と同じものではない)が宇宙の秩序を乱す存在と判断した惑星を滅ぼす際に使用するのが「天体制圧用最終兵器」のゼットン
ただ担当の権限で起動できるようなのでゾーフィの判断=光の星なのかは映画だけだとよく分からない

そこは反発が出るのも仕方が無い部分だと思う
危険になりそうだから先に滅ぼしておくというのは過去のウルトラマンでは敵側の理屈だったからね

シン・ウルトラマンに関しては良くも悪くも庵野がオタク目線で解釈したウルトラマンという感じなのかな
オタク目線で見ればネタ満載で楽しめるけど普通のヒーローのウルトラマンを期待していくと引っかかる所も少なくないと

たぶんあんまりウルトラマン見てないオタクの方が楽しめる
特にエヴァを見ているならば

あー……言いたいことはなんとなく理解できる
ウルトラマンうろ覚えでもエヴァはきちんと覚えているのは多いからな

メフィラス星人戦はエヴァっぽいと感じた、あと技のモーションがなんだかエヴァっぽい?
あと脚フェチとか巨大女フェチとか庵野のこじらせたフェチも

フェチはさておきも変わったカットが妙に多かった印象がある
でもどれが噂に聞く実相寺昭雄的な構図というヤツなんだろうか……

結局は娯楽作品なのだしウルトラマンネタのSF映画を見るくらいの考えでも良いんじゃないかな
なんだかんだで私は最初のスペシウム光線のシーンはテンション上がったし、見た後につい動作込みでシン・ウルトラマン版のスペシウム光線ポーズをとってしまうくらいは印象に残っている



とまぁ、こんな感じで。
配信開始からまだあまり時間が経っていないので突っ込んだ考察は少ないようですが、楽しめている人はそれなりにいるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方によると
「中国では積極的に宣伝していないので配信に気付いている人は少ないかもしれません……」
などといった話もありました。
しかし近頃の中国における娯楽コンテンツ全般に対する扱いの厳しさを考えると、配信できただけで御の字な気もしてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本で清朝にトリップして科挙で俺TUEEEEEする小説が出るらしい。なんだか不思議な気分になる情報だ……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本の高校生が清朝にタイムスリップして科挙に挑むという短編作品も収録されている「清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた」

が今度発売されるらしいですが、この小説に関する情報が中国にも伝わりちょっとした話題になっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの作品の情報に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で清朝にトリップして科挙で俺TUEEEEEする小説が出るらしい
なんだか不思議な気分になる情報だ……

題材的になんか凄いありがちなような?でもちょっと違うような?

中国のネット小説じゃなくて日本の商業出版かよ!?
その情報と一緒だと驚くな

あらすじ見た感じでは日本の天才高校生が清朝にトリップして科挙を受けるという話のようだが、科挙とか現代のテストの比じゃないレベルの難しさだぞ?
あと何を目的で科挙を受けるんだ?現代知識があるなら清朝やその後の歴史は把握しているだろうに。

名を挙げて実利も得て後宮(比喩)を獲得するとかでは
真の後宮は無理だが後宮的なものは作れる……!

あらすじには女のミニスカの下のパンツ見て時を超えたとあるから、なんかエロ目的っぽいな?二次元だとたまにあるヤツだろうか

言ってみればキモオタ、非リア充が清朝にいって後宮を作るお話だろう

うーむ……この小説の作者、科挙をなんか誤解していないか?
科挙の難しさもだけど、トリップ先をよりにもよって清朝の科挙というめんどくさい科挙の時代にするのがおかしい。

清朝にいって造反もせずに科挙で成功する……なんか危ないと感じる題材だが日本のマンガだから大丈夫か

マンガじゃなくて小説だな。しかし危なさは別として、ネタとして見ると科挙もだけど何かとトリップする時期が悪いように感じる。ちょっと時代が後の方になると外国人が来て荒れまくる。
一応最初の方からいるなら何とかならなくも無いけど、それなら江戸時代の方が何かと安全なんじゃないの?

小説だったか。じゃあ出ている画はラノベの表紙みたいなものか……一般受けしなそうだけど独特で良い感じの画だと思ったからちょっと期待してしまったよ。

日本の江戸時代は武力無いと死ぬぞ。特に幕末とかになると知識チートに対して人斬りが暗殺に来る。
当時の日本は武士が知識階級で実質的に常時武装状態だから知識だけでは危険だ。

江戸時代の日本は身分制度が強固で科挙のような下から上に一気に出るシステムはないから、成功できるなら清の方が夢があるし創作にしやすい
実際は科挙も庶民が参加できるようなものじゃなかったけど、出世の手段として存在していたわけだからな

しかしよりにもよって清朝に行くのか……女で宮廷とかならともかく、男が行くとなるとなぜその時代にと思ってしまうね

イメージや時代的な難しさは別として、科挙に成功できるという前提なら悪くはないはず。挙人にでもなれれば地元の名士、ブルジョア的な生活ができる。
それに清朝に入ったら中華料理も現在に続く各地の菜系が確立されているから生活レベルも良いだろうしね。

当時のトップエリートが人生かけてやってもダメだったりするのに、科挙関係を何も勉強していない高校生がなんとかできるとは思えん

清にトリップして科挙だと八股文じゃないと試験受けられないから日本人がトリップして即対応というのはなんか現実味がないな
まぁこういうのはチートで何とかするんだろうけど……

むしろ八股文のために清朝トリップで科挙にした可能性が?

八股文は科挙にしか使えないとか何かと言われている文体だけど、高度な文学的素養も求められるので現代知識そのままのトリップでは無理だろうという部分だ。中国の学生でもそんなレベルだから日本人高校生がというのは更に引っかかる。
こういうツッコミは野暮だと分かっているけど、妄想する際に引っかかる部分なのも確かなわけで。

この作品の主人公、現代知識と現代社会の教育制度におけるテストの成績の良さがあるから科挙もこなせるとかじゃないよな?
科挙は試験だけでなく生活も重要な要素となる。現代みたいに子供は勉強だけしていればいい時代じゃないし、一般庶民は日常を生きていくだけでもやらなければならないことに災害や病気といったリスクが存在する上にモラルの問題だってある。生活と生存が大変で勉強してられる時間はそんなに無い。

娯楽作品のリアリティについて細かく指摘し過ぎるのもなんだけど、科挙が題材だとそういう部分を考えてしまうね。
言っては何だが科挙よりも現代知識に加えて現代のトレーニング技術や格闘技で武挙に行く方が現実路線でなおかつ俺TUEEEEEできるのでは?

科挙がダメなら本を書けば良いぞ
小説で当てられるかもしれない時代だ!

日本人が清朝にトリップ!
辮髪にしていないせいで終了!!

言葉とかの問題をスルーしても髪形の問題あるよな……髪形が辮髪じゃないとガチで殺される
その辺の描写あるのだろうか?それともいわゆる憑依や転生なのか?

そもそも過去にトリップして俺TUEEEEEするなら明朝だよな
髪形の問題も無いし、科挙でのし上がるというなら尚更だ

八股文の科挙を書きたいなら明朝にする方が良いはず。話を広げるネタが豊富だし現実の歴史による制限も少ない。

俺は清朝にトリップして八股文書かされるくらいなら五代十国にトリップさせてほしい、もちろんチート付きで

もしや科挙に失敗して闇落ちして太平天国ルートか!?

日本人の作者が科挙の描写をする際に古典の引用とかをどれだけやるのかというのは純粋に気になる。あと日本人が清朝に対してどのくらい興味があるのかとかもね。

日本人の清朝に対する興味か。私の中では日本人が中国関係で興味を持つのって三国演義と旗袍(チャイナドレス)くらいという偏見があるんだけど……それに旗袍はあるけど清朝で科挙が重視されていた時代のほとんどでは「二次元的な旗袍」は無かったはず

もしやこの作者は旗袍があるからトリップする時代が清朝にしたのか?

でも実際本のイラストのヒロイン?はなんか旗袍っぽい服装しているんだよね……商業作品だから企画としてビジュアルも重視した可能性は考えられるが。そういう部分の扱いも気になる。



とまぁ、こんな感じで。
現時点では作品に関して伝わっている情報がほぼあらすじだけなのもあってか見当違いな話も混じっているようですが、作品の中で言及されている部分やあえて無視したであろう部分もありました。
またその辺りから清朝に歴史トリップする際に中国の感覚で注目する部分、引っかかる部分などの話もイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方(日本在住)からは
「小説すばるのバックナンバーが図書館にあったので私はそこで読みました。科挙についても歴史についてもあまり詳しく書かれていません。清朝の科挙は舞台装置的なネタなので中国のネット小説的なものを期待するとガッカリするかもしれません」

「エロ方面の動機はかなり変態でちょっと『監獄学園』みたいだと感じました。個人的にはこの小説の内容よりもこの作品のあとにギャグマンガ日和の作者のマンガが掲載されていたことに驚きました。日本の小説雑誌はすごいですね」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「ウチの国の歴史系ネット小説とかで人気の時代、不人気の時代について語ろう」

中国オタク「ウチの国の歴史でアニメやマンガにしたら面白そうな時代ってなんだろう?三国時代はもうたくさんあるから無しで」

中国オタク「呉は武将人気の差が激しいが中でも陸遜と呂蒙の人気や扱いの差は何なんだろう。どっちも大都督だし蜀漢に大ダメージ与えて重要人物の死因になっているのに」

ようやくワクチンの副反応が収まってきましたが、今回はかなり長引きますね。
そんな訳で今回は以前教えていただいた三国志ネタで一つ。

中国のソッチ系のサイトで行われていた
「陸遜と呂蒙の人気や扱いの違い」
といったことなどに関するやり取りを、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


呉は武将人気の差が激しいが中でも陸遜と呂蒙の人気や扱いの差は何なんだろう
どっちも大都督だし蜀漢に大ダメージ与えて重要人物の死因になっているのに、陸遜は人気高くて呂蒙は嫌われ者だ……

呂蒙は地元で作られた像が地元住民に壊されたというエピソードからしてね

南方の人は関羽大好きだから関羽殺した呂蒙は地元住民に嫌われていたというアレか
確か90年代の話だったし今ならまた違うことになりそうだけど……いやでも関羽関連だからリスクはありそうだと感じてしまう

呂蒙は関羽を殺した悪いヤツみたいな扱いが続いているけど、呉は魏と曹操のような現代で再評価されて大人気になったということもないので当面は今の状態が続きそう
呉は個別の武将は良い評価になっている、キャラとしての人気があったりもする(陸遜はまさにそれだろう)が一般的にそこに呂蒙は入らない

三国志武将誰が好きみたいな話題で呂蒙を挙げる人もいるし名前を覚えている人も多い武将ではある。それにこの二人の史書における評価はどっちも悪くない。しかし民間の評価が段違いで……

解釈はさておきイメージとしては呂蒙の最大の功績は盟友を後ろから刺したことで、陸遜は正面から戦って勝って強さを証明しているという明らかな違いが。

史実でどうだとかは気にせずに言えば能力の差
エピソードや扱い的に陸遜の方が優秀、終盤でポップアップした呉の希望の光だ

私もその意見に同意。史実的な話は別として一般的なイメージとして陸遜は強い、優秀というのがあるな。呂蒙も別に弱いわけではないんだがメインエピソード的に卑怯なことやって関羽に勝ったというイメージがあるから一般の人気につながらない
主人公側がやる策略と敵がやる策略、やったことに対した変わりは無くても印象は違ってくるようなものだろうか

関羽関係の動画でも呂蒙に対する罵倒コメントをよく見かける
呂布や昔の曹操みたいにストレートな悪ポジションじゃなく地味にヘイト集めているのは根深い問題に思える

呂蒙の方が嫌われているのは関羽の方が劉備よりかなり人気高かったからじゃないの?
現代の若い三国志好きはともかく、伝統的に中国で一番人気が高いのが関羽だから

それにしたって陸遜と呂蒙の差はあんまりだと思うのだが

私が不思議に感じるのは陸遜に関しては蜀好きの連中や関羽ファンの連中からのヘイトが無い、少なくとも呂蒙のような罵倒は見かけないということなんだよね

それはたぶん演義や民間伝統劇の影響だろう
荊州攻めの時のメインは呂蒙だけど陸遜もかなり働いているから関羽が死ぬ原因に含められるはずなのに、悪名の主な被害者は呂蒙なのは考えてみれば気の毒かもしれない

歴史マニアの有能武将談義でマイナー武将を持ち上げるような層にとって呂蒙みたいな武将が非常に好まれるのは理解できる
しかし呂蒙はそういう狭い界隈ではなくまず三国志というウチの国では最大規模のジャンルでの評価をされてしまうので一般層の人気や評価がとてもともて強く出る

三国志は歴史ではなく娯楽、武将コンテンツという面が非常に強いからな
いわゆるファン心理による影響がとても大きい

呂蒙は死ぬというか退場が早いのもマイナスだよ
陸遜は夷陵の戦い以降も何かと活躍するけど、呂蒙はそれ以前の活躍が無いわけではないものの荊州攻めで目だったらすぐに退場するので悪いイメージばかりが残る

世間的に呂蒙の活躍で有名なのが関羽と魏が戦っている時に同盟者なのに盗みに押し入ったという話だからな
呂蒙に関してはそこでほぼ終わるのが印象としてかなり厳しい
それに対して陸遜は活躍だけでなくその後の子孫の活躍も加わるのが強い

呂蒙は関羽をだまし討ちにした後に曹操や劉備と戦って勝つか何かがあれば人気や好感度も違ったんじゃないかと

エピソードだけ並べるとだまし討ちをした呂蒙の後に夷陵での正面決戦で勝利した陸遜が来るので呂蒙の盟友裏切り行為の印象がより一層ヒドイものになる
劉備の怒り以外の部分、荊州失陥や国としての基本方針から劉備としては攻め込む賭けに出なければならなくなった情勢の変化や、荊州で関羽が対呉外交でやらかした件についてはマニアじゃないと調べたり考えたりしないからね

呂蒙に関しては「呉下阿蒙」という言葉はあってもその前後に関するエピソードまで把握している、他の三国志ネタと連動して認識できている人はほぼいないので「同盟を裏切って関羽殺したヤツ」のイメージが先行する。優秀な武将という評価だけどそれで嫌な奴のイメージが変わるわけではないんだよ。

同じ大都督だけど陸遜は周瑜と孫策からつながる呉のイケメンの系譜というイメージが現代の二次元コンテンツでも活用されている
しかし呂蒙や魯粛は周瑜の後継者というイメージが無い、

昔と違って現代では曹操や魏のイメージや評価はかなり良いものになっているけど、呉はあまり変わらないしネタ方面でも孫権のネガティブなものが多いからむしろ評価落ちているのがな
それに三国志マニア達がマイナー寄りの武将を優秀だ、史実ではどうだとか持ち上げても一般層には全く入らないし

まぁ今の曹操に対する高評価とか三国志をマニアックに語る、解釈するのも「百科講談」や「品三国」(三国志品評)以降の流れだから20年も経ってないし「三国殺」とかの国産娯楽コンテンツとしてはもっと近い時期からの流行と言えるからね
それ以前と比べたら実はそんなに長い時間ではないのだから呉の呂蒙のイメージが変わるのも簡単じゃない

陸遜は周瑜が持っていた呉のイケメン武将人気を受け継いでいるのも大きい
大都督になった時点で四十歳だかなので普通におっさんのはずなんだけど、若き才能のあるイケメンといったイメージになっている
趙雲が常にイケメンなイメージなのと似たようなものだろう

呂蒙が関羽を捕まえた時の計略「白衣渡江」も商人のふりをしてのだまし討ち、そして関羽は商人の神様だから負のイメージが蓄積されまくったという話もあるね
呂蒙は嫌われた理由が多方面で見つかる

別に陸遜の人気も高くないだろう
大都督ではあるが魯粛の方が上だし呂蒙に関しても批判が多いのは有能で人気が高いからだ

無理してそういう逆張りしなくても……別に呂蒙が有能なこと自体は皆認めている

陸遜の人気、評価が高いのは後期の呉の数少ないポジティブな存在だからというのもあるだろうね
孫策と周瑜で盛り上がったのが萎んで、呂蒙と陸遜でまた盛り上がるけどその後はやはりパッとせずに萎んでいく
長期的に見ると蜀との同盟が壊れて呉は魏に飲み込まれていくわけだし直接的な破壊担当の呂蒙に対するイメージは良くなりようがない
演義ではそこに漢王朝関係の大義名分が付くから呂蒙のイメージは本当にもう……

三国志に関しては演義の影響が大きいのでそこで呂蒙の扱いが悪いからどうにもならん
曹操のような再評価からの大人気は本人の歴史上稀なレベルの活躍と実績があってのものだ

呂蒙の関羽だまし討ちはそれによって呉の戦略目的を達成できたわけではないのがね。重要な地域を持っているのは魏のままだったわけだから呂蒙は蜀と呉の仲を悪くしただけにも見えてしまう。
それに対して陸遜は荊州を防衛した強さがあるから呂蒙との印象はかなり違う。

陸遜は劉備の死の原因や蜀の滅びの引き金の原因の一つとも言えるけど、攻め込まれたのを防いだのだから何も悪くはない。
しかし呂蒙は違う。盟友の危機に乗じて自分から攻め込んで同盟関係を壊し長期戦略的にも間違ったという評価になってしまうわけだ……

呂蒙に関してはだまし討ちした武将という評価に加えて大局観が無いという評価もあるのがな
一応史実的に見ればそう単純な話ではないんだが、これに対して史実ベースの考察で反論しても人気の面ではあまり意味がない
三国志関係の議論は史実と演義がごちゃ混ぜになるのでこういう時はめんどくさいけど仕方が無い

上でも言われているけど長期的な観点からすれば呉は荊州を取るのが早過ぎたし劉備との同盟関係を壊してしまったのは失策だという見方が強いからね
そういう意味でも呂蒙は評価されにくいし擁護も難しい

そもそも大都督の4人のうち演義で扱いが良いのが陸遜だけ(周瑜も諸葛亮の引き立て役)
陸遜に関しては劉備の暴走が先にあるわけだし、悲劇を強調する上で陸遜はまともで有能キャラな扱いされるからイメージも良いままだったのではないかと
そして呂蒙は演義だと更に呂蒙は関羽の亡霊に殺されるような扱いだからね

劉備も関羽も主人公的な扱いをされるけど、呂蒙は関羽を計略で陥れた、陸遜は正面から劉備に勝った、劉備は諸葛亮の言うことを聞かなかったというのがあるから関羽好きや劉備好きな人からすると全然違う印象になるのだろう

呂蒙は殺したのが関羽でなければ違ったかもしれない
ウチの国ではある意味最も人気が高く、扱いも良いまさに神級の存在なわけだから

二次元風に言えば呂蒙は主役チームで一番人気が高いと言われるキャラを謀略で殺した敵だからそりゃあ嫌われる。それに対して陸遜は正面から戦って主役チームに勝った強敵、しかもキャラデザは若いイケメンの「魅力的な敵キャラ」だ。

私もその見方で間違ってない気がする。
あと現代では孫権のイメージが本当に悪いから孫権被害者の最上位クラスな陸遜は孫権と呉のイメージの悪さの影響から逃れられているというのもありそう。

陸遜に関しては孫権が嫌われる原因の一つでもあるな。陸遜は孫権関係での悲劇的なエピソードも劉備を倒したのに嫌われない理由になっているかと。
それに加えて陸遜本人のエピソードが何かと創造を膨らませやすい、言ってみれば同人作品のネタになる。呂蒙はその手の創作ネタに出来るエピソードも不足しているのも厳しい。

同人ネタについては理解できる
三国系コンテンツで呂蒙が陸遜より人気高い、扱いが良い作品って無いよな

いや、あるぞ
「一騎当千」では明らかに呂蒙が扱い良くて人気も高い。娘化だしデザインは作者が夏侯惇と間違えた結果だが二次元的に三国志娘化における傑作キャラの一人だ。
呂蒙からしてみればどうなのかは考えない方が良さそうだがな!

あれは作者に三国志の知識が無いから生まれた奇跡のデザインなんじゃないかな
三国志の知識があったら呂蒙という名前のキャラにああいう外見と中身を割り当てるのは難しいはずだ



とまぁ、こんな感じで。
呂蒙と陸遜のイメージなどを中心に近年の中国における三国志武将関係の話がイロイロと出ていました。

ちなみに以前このネタを教えてくれた方からは
「呉に関しては注目されなかった昔と、孫権ネタでいじられている今でどちらが良かったのか分かりません。個別の武将に関しては間違いなく今の方が良いと思うのですが」
などといった話もありました。

中国ではこの十年程の間に様々なジャンルの国産作品において三国志がキャラクターコンテンツとしても活用されるようになっていますが、その影響で勢力や武将の人気も大きく変わっているようです。そういった変化についても定期的に追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「お前らの好きな三国武将って誰?」
(2016年の記事です。現在の中国ではこの当時から更に三国志武将のキャラクターコンテンツ化が進んでいる模様です。曹操と魏軍師の人気が高まり、マイナー武将好きで持ち上げる人も増えているとか)

中国オタク「なぜ三国志の蜀はここまで叩かれるのか」(こちらは2019年の記事です)

中国オタク「主人公があっさり負けて殺されるような作品はどんなのがあるんだろうか?成功した作品はどれだけあるのだろうか?」

今回のワクチンで私は副反応が頭の重さの方に来てそれが長めに続いているのがめんどくさいですね。別に動けないわけでは無いものの頭の回転をあげると調子が悪くなるような状態なのがなんともかんとも。
それはさておき、ありがたいことに手頃なネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではバッドエンド展開や主要キャラの死亡に関して日本よりも強い拒否反応が出るといった話がありますが、そういう内容の作品が人気にならないわけでもないようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「主人公があっさり負けて殺されるような作品はどんなのがあるのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(テーマ的にネタバレ情報が多くなっていますのでご注意ください)


近頃は主人公が負けたり醜態を見せたりすると炎上するけど、主人公があっさり負けて殺されるような作品はどんなのがあるんだろうか?成功した作品はどれだけあるのだろうか?
最近「サイバーパンク」のアニメがウチの国でも大人気になったのが不思議に思えてね。

群像劇的な作品だと主役ポジションのキャラが死んで話が続くことは結構ある
例えば「銀英伝」のヤン・ウェンリーは狂った小物暗殺者に殺されてるとかね

バッドエンドにいくとあっさり殺される型月作品みたいなのはどうだ?
主役じゃないけど型月はバッドエンドじゃなくてもルートが違うと金ぴかのような最強キャラがあっさり殺されたりする

「ジョジョ」はスタンドバトルが対処失敗実質即死なの多いからかなり負けて死んでいる印象
第六部とか読者からすれば実質主人公があっさり死ぬし

昔のロボアニメの終盤はあっさり主人公も死ぬ
特に「ザンボット3」とか黒富野の時はね

ガンダムもハゲが書いてる小説版ではアムロが流れ弾であっさり死ぬんだよなあ

このテーマに歴史ネタベースの作品は反則か?三国演義とか。

歴史系もだけど、群像劇的な作品だと主人公ポジションのキャラがあっさり死ぬこともあるような?あとは田中芳樹のように作者の性癖とか。

このテーマなら「シャーマンキング」も該当するか?たださすがに途中で主人公があっさり死ぬ、殺されるのは珍しいよね。

ストーリーの早い段階であっさり死ぬキャラは主人公じゃない。主人公としての活躍ができなくなるんだから。
なお後から復活する展開については除くものとする。

主人公が死ぬとしたら最終局面だからな。重要キャラが死ぬ、視聴者に衝撃を与えるために唐突に仲間キャラが殺されるという作品はそれなりにあるけど、主人公は最後まで生き残ってそれに対する反応を見せなければならないわけで。

ラスト直前に主役ライダー死んだ「龍騎」の話をしようじゃないか

希望の花〜な「鉄血のオルフェンズ」はプラモ売れたから失敗じゃないよな!

主人公があっさり途中で死ぬ作品もあるよ
主役交代するとか世代交代するタイプの作品だと死んで交代というのも珍しくない
近頃だと「チ。-地球の運動について-」とかは分かりやすい例だろう。

主人公クラスがあっさり死ぬということなら「トランスフォーマー」かな。コンボイの扱いが雑な時は本当に雑

アメコミ系はそういうの多いよな……
日本の作品よりもアメリカの作品の方が制作側の都合で雑に殺す、そして生き返らせている

商業的な要素が強くなる、一般向け人気作品が中心になるアニメで主人公が途中であっさり殺される展開は少ないだろう
ネット小説だと作者が飽きたとか書けなくなったとかで主人公あっさり殺してほぼ打ち切りエンドになった作品はそれなりにある

「ドラゴンボール」はどう?話の途中で普通に主人公死んでるけど。

「ドラゴンボール」のように死んでも復活できる世界観の作品だと主人公死亡が重要イベントになるから「あっさり殺される主人公とは違うと思う。
最初に殺されたクリリンはまさに「あっさり」で本当に衝撃的だったけどね。

キャラが生き返れる作品で死亡と復活を繰り返すせいで主人公もあっさり殺されてあっさり生き返るような印象になる作品でも、少なくとも最初は重要イベントになっているはず

「アカメが斬る!」は主人公含めて主人公側のキャラを雑に殺す作品だった

そうそう「アカメが斬る!」があったな
その分野なら当時の流行りの発端だった「まどか☆マギカ」から見ていくのも良さそうだ

主人公死んでないけど主人公側あっさり全滅でよければ昔見た「爆裂ハンター」がそうだったような……原作小説の展開はまた違うらしいけど、作者は最後の強敵にあっさり味方側全滅からメインキャラの命をかけて解決全滅した仲間も何か復活で終わりにする展開をよくやるとも聞く

「ベルセルク」のようにハードな世界観で敵が強過ぎるバランスの作品を探せば該当する作品は有りそうに思うが……どうなんだろう

探すなら恐らくバッドエンド、ビターエンドで終わるような作品を探せば当たる確率は高いと思う、例えば「BANANA FISH」とか
それから最近の商業作品ではバッドエンドや主人公死んで終わる展開が少なくなったから作品の時期(原作も)を考慮するのも良さそう「BANANA FISH」も原作は30年以上前の作品だ

考えてみれば私はアニメで主人公があっさり死ぬ作品を見た印象が無い……
「サイバーパンク」はそういう意味でも衝撃的で面白いと感じた
しかしそういう展開の作品ばかり見たいとは思わないので主人公あっさり死亡展開が珍しいのも理解できる気がする。

作り手側からすれば主人公も駒の一つかもしれないけど視聴者や読者にとっては違うからね
主人公あっさり殺されたら感情移入している側は戸惑うし、その後何を見るんだということにもなる

敵とは限らないが転生系は主人公の前世は死ぬ必要があるので特殊な伏線でもなければどこかで確実に死ぬ

そう言えば主人公があっさり死ぬという条件で良いなら、異世界転生作品のほとんどが該当するのでは……?

それはさすがに無しでは?やり直せるのは違うだろう。

この間ようやくこっちでの配信も完結した?「サマータイムレンダ」のようなタイムリープ系もそういう意味では違うか……

「リゼロ」や「無職転生」のような主人公が失敗して死んでやり直す展開は私も大好物だけど、失敗して死んで最良の結果を求めていくルールの作品はこの話題に関してはちょっと違う気がする。

まだ出ていないのだと「デビルマン」は?間違いなく成功している作品だし、この間またアニメ化もされた!
もっともこれは原作がかなり昔の作品で名作だから現在でも許容されているような気がしないでもない

主人公が殺されること自体は別にやってはならないことではない、視聴者を納得させられるなら別に死なせても問題はないんだよ
言い方を変えれば重要なのは「どうやって殺すか」になるので、「あっさり殺す」というのも実はそれなりに難しい演出と言える

なるほど自分がこのテーマで思い付いたのは「BLOOD-C」(死んではいないがあっさり負けてズタボロ)だったけど視聴につかった時間を返してほしくなったからな……

「サイバーパンク」は原作ゲームがあってアニメのボスの扱い的に勝てないの確定していた上に、主人公のパワーアップの方向性が二次元ネタで見たら明確に負けフラグだったので、何かと心の準備ができていたようにも思うね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の作品の受け止め方や主人公の扱いの希望のような話などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国で『サイバーパンク』の評価が高く展開に不満が少ない理由としては正規配信が無いのに加えて原作ゲームにあまり人気が無くマニア層から口コミで徐々に情報が広まったので話題の拡散速度がやや遅くなって話題の寿命が長くなったというのが理由として考えられます。そこから更に名作の評価や一気に全部を見ることができるというのもこの作品にとってはプラスの作用を生み出しました」

「これは主人公死亡に限った話ではありませんが今の中国ではずっと追いかけていた長編作品が期待していた展開と違ったものになってしまった、時間が無駄になったというのをかなり嫌いますし、それが作品批判や炎上にもつながります。バッドエンドに対する心理的な準備ができていてすぐに消化できるのが良かったのだと思います」

などといった話もありました。

こういった話題に関するやり取りを見ていると中国オタク界隈の好みだけでなく作品の受け止め方や反応の広がり方といったものに関しても考えてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「スタジオジブリの作品って本当に子供向けなんだろうか?ホラーな部分が多過ぎるのでは?」

やっとこさオミクロン株対応のワクチンをうってきましたが、私の場合筋肉痛のような副反応だった以前のワクチンとは違って今回の副反応は風邪の病み上がりみたいな頭の重さを感じるような状態がじんわりと続いています。頭の動きが鈍くなっているので場合によってはブログの更新もちょっと休むかもしれません。

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国では規制強化や中国のネットに完備されている通報システムを使った通報攻撃による炎上が多発しているのもあってか、オタクの間でも作品に関して
「この作品は問題ないのか?」
という考えから入る人が増えているそうです。

また批判される際に「子供に対する悪影響」という理由が良く出てくることもあるのでアニメに対しては「これは子供に見せても良い作品なのか?」などという方向から作品を評価することも増えているらしく中国のオタク界隈でもその手の話題から逃れられなくなっているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ジブリ作品は子供向けとしても良いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


スタジオジブリの作品って本当に子供向けなんだろうか?ホラーな部分が多過ぎるのでは?
私もジブリ自体を否定するつもりはないが、子供が見たら怖がるからよくないと思ったり理解できない作品もあるのではないかとも思うんだが?

ジブリ作品に怖い部分があるのは否定しないけど、そういうのを否定したら二次元作品ほぼ全滅じゃないか?
子供向け作品だってキャラがピンチになることはあるし、ピンチを正面から乗り越えるからこそ教育になるわけだから

ジブリ作品にホラー要素あったっけ……?
ストーリー的にえぐい描写が無いわけじゃないが、基本的にはロマンのある冒険や心温まるストーリーとかのはずだが……

怖い所は結構あるよ、特に子供が見るとね
ただ合わない子供はいるだろうけど、私は子供向けではないとまでは思わないな

ジブリ作品に限らず化物キャラや悪役キャラは子供向け作品に出てくるのだって怖がる子は怖がるし、なかには気合の入ったホラーデザインのもある。
ジブリ作品で有名なのだと「千と千尋」の化物のデザイン、カオナシとかは特に怖がる子多い印象だね。あとストーリーでも親が豚になってしまって自分は一人ぼっちで周り化物ばかりの世界に放り出されるというのも子供からすれば怖い展開だ。

私も子供の頃に見たジブリ作品はなんか怖かった
「風の谷のナウシカ」の最初のぼんやりおした巨神兵が燃え盛る街を歩いている所とかかなり不安な気分になったのを今でも覚えている

俺はガキの頃はジブリ作品を退屈に感じていたし、子供によっては好みに合わないのはあるだろう
ただホラーだから不健康だから子供向けではないというのは違うのでは?

子供の頃はジブリの良さが分からない、理解できないことがあるのは否定しない
俺もガキの頃はジブリよりウルトラマンティガの方が大好きなガキだった……

言っては何だがこういうのってジブリ作品が子供向けじゃないと考える大人側の問題じゃないの?
そりゃ私も子供にアニメを見せる時に毒の無い作品の方が良いだろうと考えてしまうことはあるけど

しかし実際にジブリ作品がダメという人は子供に何見せるんだ?
ディズニーアニメくらいしか該当しなくなるぞ?

いやディズニーアニメだって怖いシーンあるよ
「ライオンキング」や「アラジン」とか悪役がいる作品何かは特に

なら国産のアニメか?でも国産もわりとえぐい内容や人気のために露骨なことやってるのがあるんだよな

国産アニメは昔から何かと批判されてるし近年更に問題探しの動きが強まっているからねえ
昔の作品だと価値が確定しているからスルーされているけど、それはそれで昔の規制が緩い時の基準による作品だから問題になる部分もわりとある

子供向け作品は昔も今もえぐい内容や怖い内容がそれなりに入って来るよ
ジブリ作品に限らず分かりやすい部分は気を使っているけど、人気作品は何かしら「威力のある」所を備えている

こういうのは「子供に見せない方が良い作品」ではなく「お前が子供に見せない方が良いと考えている作品」でしかなかったりするのがまた何とも言えない気分になる
国内国外問わず昔から子供向けの作品ではホラーとお化けは定番だけど、現代は子供をそれから強く遠ざけようとするこれまでとは違った事態になっているのかもしれない

今の感覚で見ると昔の子供向け作品ってホラー要素強過ぎだろと感じることもあるよね。私も以前初期の特撮作品を見て驚いたことがある。
流石に今の作品でああいうのは無いようだけど

ジブリのブランドで全部同じように扱ってしまうウチの国の扱いにも問題があるんじゃないかな
「となりのトトロ」と「もののけ姫」では対象年齢明らかにに違うだろうに……

でも日本では特に区別なく上映されたらしい
これは当時の日本でまだ映画のレーティングが厳しくなかったかららしいが

ジブリ作品と言っても子供が理解できる作品とそうでない作品があるのは確かだな
例えばウチの国で一番人気と評価が高い「千と千尋」は理解できる子とそうでない子がハッキリ分かれる印象
ただ子供向けではないというのも違うだろう

小さい頃に見て面白かったのは「天空の城ラピュタ」「千と千尋」「魔女の宅急便」「風の谷のナウシカ」だったな
この辺は問題無いけど「もののけ姫」とかをあまり小さい子に見せるのはどうかという気はする

個人的には「ナウシカ」のオームや「千と千尋の神隠し」の親が豚になるシーンはとても怖かったので見るのは嫌だった。好きだったのは「魔女の宅急便」と「ラピュタ」、あと「ハウルの動く城」は普通によく分からなかった!
どれも大学生になってからまた見たらとても楽しめたけどね。

しかし現在の環境ではみんな「見ても良いのか」「見せて良いのか」といったことに関してあまりに敏感になり過ぎているんじゃないか?

それは仕方が無いよ
最近は気軽に通報できるようになった影響でその作品を嫌う人間に通報されて「見ることができない作品」にされるリスクが出ている
人気になっているだけで嫌う人間は出てくるから気にしても仕方が無いんだけど、嫌われない、批判の理由にならないことを探してしまう
他にも審査で止まって入って来れなくなる、入っても修正削除シーンが出ることが増えているから問題点をまず考えるようになってしまう

言っては何だけど子供に見せるのに合っているジブリ作品って「となりのトトロ」くらいじゃないか?
他の作品は多かれ少なかれ怖いシーンやえぐいシーンがあるし暴力シーンだってある

それを言い出したら本当に何も見せられないよ……例えば子供はカッコイイ戦闘シーン大好きで親はそういうのを見せたがらないけど限度がある
ラピュタの戦闘やケンカの場面はコミカルだったりカッコ良かったりで大人も子供も楽しめるというのではダメなのか

ジブリ作品に関しては学校で映画鑑賞する際の作品としては最上位の「当たり」だったから小学生の頃の自分は大歓迎だったな
ただ怖がるクラスメートもいたから全く問題無いという保証を求める今のめんどくさい状況だと……

子供の頃トラウマになる人は出るかもしれない
クラスメートに「千と千尋」で悪夢を見たヤツがいたし

大人になって多くの作品を見た後に見るのと子供の時に見るのでは受け取るものが違う
私も子供の時に何の気なしに見ていた子供向けの国産アニメ「ひょうたん童子」(原題は「「葫芦兄弟」)に関して、大人になってから実はかなり風刺的な内容が含まれていたのに気付いたなんてこともある
「全く問題無し」にするのは現実的に無理だし、そもそも子供の感受性や怖さの許容範囲は個人差もあるから仮定の「子供」を対象にするのも良いとは言えない
結局は自分の目の前にいる子供が楽しめる作品で比較的安全なものを自分できちんと選ぶくらいしかないんじゃないか

それはそうなんだけど、ウチの国の保護者は自分の子育てにおける正しさや安全の保証を社会や政府に求めるから……

個人的にはテレビで流れている怖い番組レベルなら構わないと思っているし自分の子供が見たがるなら見せても良いくらいには考えているが、他所の子供に対して同じように見ても良いとは言えないと考えてしまうね

ジブリ作品だからって雑に見せるのはどうかと思う
幼稚園の時に「千と千尋」を流していて、俺はそれが怖くて泣いてしまいしばらくバカにされ続けた……今でもたまに思い出すちょっとした心の傷だ!!

感受性の強い子、怖さに敏感な子だとどんなアニメを見ても怖いと感じてしまうから、ジブリ作品程度のレベルならあまり気にしないで良いと思うよ
親に教えてもらった話なので実感は無いけど、私なんか「トムとジェリー」やディズニー作品で何かのシーンが怖くて大泣きしたことがあるらしいから

ウチの国は子供に無害なものを与えて無害な環境にしなければならないという考えがどんどん強まっているので何とも言えない気分になるよ
確かアメリカのドキュメンタリーか何かでの議論だったと思うが、怖さを感じることも人生の一部分なんだからその存在を理解し立ち向かい方を学ぶべきだという話があって非常に納得した
もちろん悪趣味なホラーはダメだろうけど完全に無菌状態にするのもダメだよね

ジブリ作品は子供も大人も楽しめる作品という扱いではダメなのか……今ではダメなんだろうな……

実はウチの国の保護者にとっては「海がきこえる」のようなラブストーリーの方が問題になりそうな気がする
「海がきこえる」はジブリ作品の中でもマイナーだからあまり意識されないようだけどね

正直に言ってしまうが、ジブリ作品は子供に対して安全かどうか以前に「見る価値がある文化的な作品」だという評価になっていることがウチの国では何かと重要
あとは内容の好みだから楽しめるかはその子供次第

ジブリ作品を子供向けじゃないから見せるべきではないという意見はどうかと思うが、ジブリ作品だからと言ってそのまま全部子供に見せるのもどうかとは思う
自分の子供に見せる作品なんだから事前に親が内容を把握しておくべきだろう
子供の話にも合わせられるし、問題とかではなく子供に合う合わないだって考えられるのだから



とまぁ、こんな感じで。
ジブリ作品の受け止め方につちえ、最近の中国オタク界隈の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では小さい頃にこっそり暴力やエロな作品を見ていたはずのオタクでも自分の子供には無害、無毒な作品を見せるべきだと無意識に考える人が多いです。これは最近の規制強化とはあまり関係無いと思います。ホラー以外にも昔から恋愛を子供向けから排除しようという意識などがありました。私も気が付いたらこの作品は子供に見せて大丈夫かと否定的な方向から作品を採点してしまうことがあります」

「中国国内ではレーティングが存在しませんし、基本的に流通する全ての作品が子供でも見ることができるので『子供に悪影響がある』という批判が強力な武器になっています。アニメやマンガを見ているとそういう批判を意識することになりますし、自己防衛的な意味でも子供に見せるべきではない作品の基準を考えてしまいます」

「なお上が好きなように規制をするために明確な基準を定めたがらないので、中国では今後もレーティングの導入は困難でしょう!」

などといった話もありました。

オタク関連に限らず近年の中国の娯楽分野における「子供への悪影響」の扱いに関しては中国独自の感覚に加えて、中国特有の環境や政治の風向きなども加わってイロイロな意味で難しくなっている模様です。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「子供の頃に見た『千と千尋』が怖かった人はたくさんいるはず」「あれはある種のトラウマアニメだ」

中国オタク「ウチの国は子供の恋愛が問題視されるけど、実際にそれが問題になったとか、親に怒られて別れさせられた人っている?」

中国オタク「いつごろから勇者は物語の中で成長しない、最初から強い存在になったんだろう?ダイの大冒険を見ていて気付いたんだが昔と今では勇者の扱いがかなり違う……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年は中国オタク界隈でも日本の異世界系作品を見る機会が何かと増えていることから、日本の異世界作品の定番要素として出てくる日本産ファンタジーやJRPG関係の用語や概念などに関する話題も増えているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「今とは違って昔の勇者はゆっくり成長していた」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつごろから勇者は物語の中で成長しない、最初から強い存在になったんだろう?
この間「ダイの大冒険」を見ていて気付いたんだが昔と今では勇者の扱いがかなり違う……

確かに「ダイの大冒険」の勇者観はかなり古かったね
血統や天稟はあるけどそれ以上に人としての意思や出会いと別れ、苦難を通じて強くなっていく今では珍しいタイプだった

ウチの国のネット小説読者にもある傾向だけど、今は見る側が苛烈な環境におかれる主人公や弱く虐げられるままの主人公に耐えられなくなっているからね。成長するまで待ってられない。

日本の異世界系の作品を見ても勇者=天然のチート持ち、その世界における主人公としての資格みたいな扱いではあるが成長過程は描かないよね

そもそも勇者ってのは偉業を成し遂げたから勇者になるわけで勇者という職業があるわけではなかった。それがいつの間にか最初から勇者でチートな能力持ちになっていった。

いや日本の二次元の勇者は基本的に主人公的存在だから、最初から選ばれしものとしての勇者扱いだよ
偉業の結果で勇者になったというケースは昔の作品を見てもそんなに多くない、そういうキャラは直接「英雄」と呼ばれている

「ロードス島戦記」が六勇者じゃなくて六英雄だからな。日本の作品では勇者は成長していくものでその果てに英雄になる。
あと一応最近の成長しない勇者も高成長率でLV上がれば更に強くなるみたいなこともあるけど、基本的には登場時点で高スペックチート能力持ちで成長の描写は無い感じだろうか。

私が見た範囲での話だけど日本の作品では基本的には困難、強敵に挑む存在が勇者なので昔は主人公扱いもされていたようだ
それと「ロードス島戦記」を例にすると魔神戦争のラストダンジョンに挑んだのが「百の勇者」でラスボス倒して生還したのが「六英雄」となっているね

勇者というのは天に選ばれた人間で魔王を倒せる存在といった所だろうか?
今の二次元の勇者ってファンタジー系の概念に見えて実は日本の二次元特有の概念だったりするから漢字や英語の意味を考え出すと迷走しやすい

作品次第だが勇者出なければ魔王は倒せない、他の人間はどんなに頑張っても無理みたいなことも多い

昔と比べると今の勇者はかなり特別、強い存在になったのは確かだな
昔の勇者は大体が低レベルで端金と薬草と剣一本で放り出されて自活していかなければならなかった……

「ダイの大冒険」日本のJRPG世界観の基礎となっている「ドラゴンクエスト」IPの公式作品で原作マンガは前世紀の作品だから昔の勇者の参考モデルとして見て問題無いだろう。あれが昔の勇者モデルのキャラ。

その手の作品を見る読者も中高年が多くなっているから現在の環境では「ダイの大冒険」のような王道展開は飽きられてしまっているし、今更若者が頑張って強くなって成功するような作品は喜ばれないのだよ。

成長過程の描写の省略自体は今に始まったことじゃない
「NARUTO」や「BLEACH」の頃でさえそれより更に昔の作品と比べての修行描写の省略化が指摘されていた

言ってしまえば今はゆっくりレベルが上がっていく、成長していくのは好まれなくて、一気に最強になるのが好まれるということだな

成長するシーン自体の需要はあるよ、ただそれは主人公のものであって勇者のものではない

アニメだと省略されがちだけど、日本のネット小説は成長してチート能力が強化される、チート能力が発揮される過程で文字数を稼ぎながら人気も獲得するスタイルだから成長描写自体は好まれているはず。
たぶん成果が得られるか分からない努力や効率の悪い修行描写がダメなんじゃないかな。ゲームで攻略見て最適解でレベル上げをしたがる、無駄なことをしたくないような感じで。

成長する勇者キャラと今の最初から強いチートキャラの間に、特殊能力覚醒する、普段は普通だけどピンチで爆発的な力を発揮するみたいなタイプの主人公が流行った時期もある

あったな。ガンダムSEEDみたいな感じで。
一時期は能力バトル系とかも多かったな……

それが強調されて今のチート能力の威力や効果範囲になり、更に特別でもない一般人が獲得するテンプレも構築されていったりしたのかね

特殊能力覚醒系は言ってみれば努力しないで獲得できる強さ、特別さだから今のチート能力の源流という見方もできる
今の異世界系二次元作品などに多いチート能力獲得はそれをテンプレ化、お約束化したものでもあるのだろう。

勇者出てこないウチの国のネット小説でも実は努力の描写そんなに無いからね
苦難の修行の果てにチート発動するけど「苦難の修行」は一言で終わったりするからつらい修行で苦労するみたいな印象はないし、それに視聴者が付き合わされているという感覚はもっとないな

今はゆっくり成長するキャラでは人気になるのが難しい
ネタが飽きられたのもあるけど、読者や視聴者側が努力の過程を見せられるのに飽きたのに加えて、努力した結果成功するとは限らないという認識の社会になってきたのもあるだろう

自分だけが努力するわけではないし、努力した結果向上する能力に才能が影響するという認識になっているからね
ファンタジー世界であっても作品を見るのは現実の人間だから現実の感覚を納得させなければならないわけだ

今の社会的な環境だと特別な才能の無い一般人が成長して強くなる、成功する展開の方が説得力を持たせるのが難しくなってきている
そりゃ成長する勇者よりチートもたせるよ!

昔の王道展開な勇者は特別な存在というだけで押し切れたけど、今は特別さの根拠や強さもかなり強調しなければならない
私は昔見た「魔神英雄伝ワタル」くらいのバランスが好きなんだけど、今はそういうの無理かなあ

そう言えばロボに乗るのではなく、ロボな勇者は成長あまり強調されないし最初から強いね。敵もいきなり強いけど。
「ガオガイガー」から勇者を意識した自分の場合、勇者は強敵と戦ってボロボロになりながら勝利するキャラみたいなイメージが……

王道は飽きられるからね。現代の作品では「結城友奈」シリーズのように勇者、魔法少女の定番ネタをいじったマニア向け作品も出ているくらいだから王道的な展開を新作でやるのは難しい
「ダイの大冒険」にしても過去の人気作品のリメイクアニメだから今の時代にやれたという所があるはずだ

今は見ている方が修行シーンをずっと見ているほどヒマじゃない、そんなことやってたら別の作品に映られてしまうという話はよくあるが、他にも昔と今ではアニメに使える話数が違うというのもよく言われる話だね
昔のアニメは50話以上が普通で100話以上だってあったけど、今は24話でも長めなくらいだから成長エピソードをゆっくりやってられない

そして原作の方は修行で話を引き延ばすと人気が落ちるから省略されるようになっていった
ネット小説なんかはレスポンスが速いからより極端になっていったわけだな
昔は逆に原作が足りない、修行回で引き延ばさないとスケジュールに穴が開くので大変だったケースもあったらしいが

ウチの国のネット小説は最初から強いけどバカなフリして強いのを隠して活躍しようとする。一応エピソードごとに戦闘力は成長してどんどん上の敵と戦うようになるが成長の過程やきっかけについては苦労の実感は無い。
日本のネット小説だと無能を装うのではなく覚醒前或いは能力が理解されなくて追放されてその後にチートが覚醒とかが多いようだがこちらもやはり苦労の実感は無い。やはり現代では修行で苦労する、成長のエピソードを長くやるのは好まれないということなんだろう。

しかし正直に言えばモノスゴイ努力をしながらゆっくり成長するという作品はイマイチに思えても、勇者がチートで大活躍する作品も微妙に感じるんだけど……

量産されると飽きるからね、特に王道展開は
だから今の異世界系作品だと勇者は傲慢な強者、いずれ無様に倒される敵といった扱いになっているのだろう

昔の勇者は主人公だったけど、現在の勇者に関してはやられ役で良い所がまわってこないクラスという印象もある

それか舞台設定的な扱いになっていたりとかね
勇者は存在する世界観だけど主人公は勇者ではない、その世界の感覚では特別な存在ではない(でも実はチート能力はある)みたいな話で

今はマトモな扱いの勇者に関しても一ひねりされている
例えば「葬送のフリーレン」の勇者は血統は無いけど自らの行動で勇者と認められる存在になったという設定で、それを好意的に受けとめている人は多い
この勇者も強くなる過程の描写は無く、舞台設定的な存在だった

勇者の成長描写が消えたのは勇者にとって重要なのは天に与えられた血統だからと気付いてしまったからだろうね
だから努力して成長させる展開も大して重要ではなくなって扱いも雑になっていった

でも昔の作品を見ると勇者の血統そこまで強くないんだよ……最初の方で言及されていた「ダイの大冒険」でも敵に同格或いはそれ以上の強さのが普通にいるし

確かに。日本の作品では結局は血統で強さが決まるみたいなネタはあるが……昔の血統ってそこまで絶対的な強さでは無かった気がする。

上でも言われているドラゴンクエストでも特殊なクラスで特殊な装備ができるけど単体で世界を圧倒できる強者というわけではなかったからね

血統の効果もインフレしていたというわけか……

それに関してはJRPGでは勇者=主人公の証という扱いもあったから、その部分が後発の作品で強調されてチート持ち、或いは倒されるべき歪んだ正義の味方の象徴みたいな扱いになっていったんだと思う。主人公、正義の味方の条件や能力は時代とともに変化するから現代では最初から強いチートということになっているのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的な知識や感覚も合わさってイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本のファンタジー世界観に対するツッコミネタで盛り上がることもありますが、中国のオタク側もどの作品で日本産のファンタジー世界観を学んだか、JRPG的なネタを知ったかについて世代や個人で違いがあるので討論の際に混乱することもあります」
などといった話もありました。

勇者関連に限らずストーリー展開や設定に関する好みについては時代共に変化していくものですし、中国オタク界隈ではそこに更に日中の感覚や知識の違いまで加わりますから皆が納得できるものを探すのも難しそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の作品の『勇者』って英語ならなんて言うんだ?漢字そのままで何となく使っていたが、自分の認識に自信が無い」

中国オタク「日本の作品には大学生主人公が少ないが、更に上の現役院生の主人公やメインキャラがいるような作品ってどんなのがあるかな?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「なんで日本の作品のキャラは高校や大学卒業ですぐ就職するの?院に進まないの?それで仕事が見つかるの?」
に関して追加でネタをいただきましたので今回はそれについてを。

中国では受験勉強の厳しさなどから本格的にオタク趣味をやる余裕ができるのは概ね大学生からだそうで、実際中国のオタク層の中心となっているのも大学生です。また中国の大学では院に進んだ方が条件面などで就職に有利だとされることも多いそうで院に進もうとする学生が日本と比べてかなり多いとのことです。

そんな訳で中国オタク界隈では日本の作品における大学生や院生の扱いが気になっている人も少なくないらしく関連する話題が盛り上がったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品で現役の大学院生が主人公やメインキャラにいる作品は?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品には大学生の主人公が少ないというネタはよく聞くけど、そこから更に上の院にいるようなキャラが主人公或いはメインキャラにいる作品ってどんなのがあるかな?
現役院生の主人公やメインキャラがいるような作品を教えて欲しい

設定上の高学歴キャラは珍しくないけどそういうのじゃないんだよね?

そうだね。できれば作品の内容に主人公の学歴関係の身分がきちんと反映されているとか、その所属する学校などが出てくるのを頼む。

こっちで地味に人気が出た「理系が恋に落ちたので証明してみた。」は院生としての活動にツッコミを入れるという意味でも楽しめる作品だったのかもしれない

「STEINS;GATE」の牧瀬紅莉栖のような飛び級高学歴キャラはどう?

「ゴジラ S.P」の主人公は大学院生
特撮系は研究所所属のメインキャラもいるから設定上は条件満たしているのが多そう。

スパロボ系、特撮系は軍関係も含めて高学歴主人公多いよ
兜甲児もNASAの研究者になったりしている

高学歴だったら昭和仮面ライダーの本郷猛が大学研究員みたいなのはそれなりにあると思うが……

昭和のライダーはアマゾン以外は高学歴じゃなかったっけ?

今調べて見た感じでは院生かちょっとハッキリしない
特撮主人公は優秀ではあるが大学生が多くて院生はいないかも?城南大学の関係者まとめみたいなのは流石に見つからなかった……

なんか院生っぽいイメージがあった「NHKにようこそ!」だけど今調べたら大学中退だった……うーむ

「WHITE ALBUM2」は大学のエピソードはあるけど院には行ってなかったよな
やはりなかなか思いつかない

日本の二次元キャラの学歴って良いとされるキャラでも有名大学の学士どまりなんだよね
修士や博士までいったキャラというのが案外みつからない

私が以前調べた時もそんな感じだったな
大学生以外だと一気に博士号が複数とか飛び級で卒業とか非現実的なIQとかになる印象が

まだ出てないが「ReLIFE」の主人公が逃避で大学院まで進んで就職してなにかと上手くいかずに本編が始まるが高校の勉強についていくので苦労している

「銀英伝」のように士官学校卒というのはどうだろう?
活躍の場が士官学校ではないからテーマ的にダメかもしれないが、ヤン・ウェンリーも実は経歴自体はあの世界でかなりのエリートだったりする

ジョジョの空条承太郎は海洋学者になっているので高学歴キャラなのは確かだ

大学院は舞台にならないけど「ログ・ホライズン」の主人公は大学院生だったし大学生キャラもかなりいた

古い作品だけど「ああっ女神さまっ」の先輩キャラは院生だったはず。自動車部で作業してばかりだから院生のイメージあんまり無いし、主人公は大学生だけど。

中高生じゃない主人公の話で評価が高い「ぐらんぶる」は院生じゃなく大学生の話だしな……

大学が舞台の作品は青年マンガ、青年マンガ原作のアニメを探せばある程度は見つかるよね
でも院が舞台として出てくるとなると

「げんしけん」も大学が舞台だけど院生はメインキャラにいなかったような……二次元作品で大学が舞台の場合上の学年になると院に進むのではなく就職が主なネタとして出てくる印象だ

日本の作品の高校で登場キャラ達が進学と就職で悩むのに関して中日の違いを感じるけど、大学を舞台にして基本的に就職で悩むキャラばかりという展開に関しても違いを感じるよな

大学生主人公が少ないのは本当になんでなんだろうね
中高生だと学校の授業があるから放課後のわずかな時間や週末しか自由な時間が無いし大学生という設定の方が自由に動かせて良いと思う
そして院生なら更に地位が上がってやれることも増えて時間の融通もきくようになるから便利だと思うのだが

日本の二次元で学校ネタが多いのは自由さとは逆、閉じた世界観と定番設定によって説明の省略と共感の獲得ができるのも理由なんだよ
大学生だから自由に使える時間が多くて動かしやすいと言っても、大学になると一般社会とのつながりや学校以外の生活や人間関係も描写しないといけないから手間がかかるし矛盾しない設定にするのも難しくなる

中学高校は強制参加になるイベントが多いのも強い。主人公が参加する動機が特に無くてもイベントに巻き込むことができる。
あと日本だと大学は学校の全員参加イベントが少ないし部活の大会も盛り上がらないらしい。大学生の部活の大会もあるけどアマチュアで注目が多い、扱いが良いのはやはり高校生なんだとか。

現実問題として院まで行っているクリエイターとか滅多にいないから実体験をふまえたリアリティのある描写ができないという理由もあるのだろう
ちなみに近年の日本の作品には芸大が舞台の作品は増えているけど、これも作者が実体験を活用できるからだろうね

「ぼくたちのリメイク」もそうだったな
あとマンガでも芸大関係のは結構見た記憶が……

「すべてがFになる」は主人公が助教授だしヒロインなどが彼の研究室の学生だからこのテーマの条件に合っている。でもこういうのってテレビドラマはともかく、二次元のアニメやマンガではなかなか出てこないな。
多いのは中学生や高校生キャラで大学生キャラが少ないのだから、院生は更に少なく夏のも当然だが……

「虚構推理」の男主人公も院生だったしミステリ系作品なら大学院中心にやるのも難しくはないのかもね

大学生だと学校外の人間関係も扱いやすいし、院だと研究室も関係させられるからな
推理モノを小学生や高校生でやると最初の人気獲得には良いけど、長く続くうちに所属する学校が殺人事件多発する危険な場所になったり狭い行動範囲で殺人事件が多発するので危険な街になってくる

日本では院卒はあまり評価されていないのかね
日本の検索サイトでアニメの高学歴キャラで検索しても基準になっているのは出身大学の良さだけでほぼ大卒、院にいるキャラについては出てこない

日本社会だと院に進んでも就職に有利じゃない、ポストや条件的にむしろ不利になることすらあると聞くが、それも原因になってそう
ウチの国の院生になる方が有利だから皆とりあえず院に進んで今じゃ院卒ばかりで学費を回収できる就職が困難になっているのとは環境が違うから、学歴に対する感覚も違うのだろう

なるほど……実は私はこっちの大学で研究生まで進む学生が増えているし「理系が恋に落ちたので証明してみた。」のように良くも悪くも雑な作品も出てきているから、二次元でそっち向けの作品が増えていくだろうとか思っていた。
しかし日本がそういう環境なら待っていても変化は無さそうだな……

ここまでのやり取りを見れば分かるが、そもそもの問題として大学院を舞台にする作品というのが二次元ではあまりない
そして既に言われているけど大学院を舞台にすると、学校を舞台にした際の人間関係やイベントといった作品を作る上での強みのかなりの部分が使えなくなってしまうから今後も大幅に増加することは無いと思われる
珍しいネタとして出てくる可能性は否定しないが

研究室を舞台にすると出てくるキャラの分野やイベントが限られてしまうから話を広げにくいだろうし長編に向かなそうだね
特別な目的があるとかゲストキャラとしてならともかく、アニメになるような人気作品で雑に院生をメインキャラにする理由はないということなんだろう



とまぁ、こんな感じで。
思いつく作品に付いてや今の中国の学生の感覚での見方などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国は9月から就職活動が活発になりますし最近の厳しい事情もあるので日本の二次元の大学生の扱いや就職事情について気になる部分や引っかかる部分も増えてしまいます!」
などといった話もありました。

日本と中国の大学生の生活スタイルや就職活動の違いというのも興味深いテーマになりそうですね。ただ就職活動事情に関して掘っていくと憂鬱な話もたくさん出てくるので、日頃見る娯楽作品であまりリアルに扱われるのも少々困るような……などと考えてしまったりも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「スラムダンクの声優全員変更だ……元のCVが出演できないわけじゃないはずなのに」「何十年も前の役をやるのは厳しいよ」「それより山王戦なのかハッキリさせてくれ」

ありがたいことに
「スラムダンクの声優変更が発表されましたが、スラムダンクが大人気だった中国での反応はどうでしょうか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

映画『SLAM DUNK』キャスト一新 湘北メンバー5人発表で桜木花道役は木村昴【予告映像公開】 (ORICON NEWS)

「スラムダンク」は当時の中国で社会現象レベルの大人気になるなど、「中国で人気になった日本の作品」ということでもトップクラス、アニメやマンガとしては一番なのではないかと思える作品です。

しかし実は当時の中国で作品が広まったのは主に中国のTVで放映されていた中国語吹替え版アニメと海賊版のマンガだったので、中国のオタクの大多数にとってはスラムダンクの日本語オリジナルの声優に関しては「知識はあるが実感は無い」ような状態だそうです。
劇場版「スラムダンク」の声優変更に関してもそれほど大きな衝撃ではないといった話も聞こえてきます。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「劇場版スラムダンクの声優変更」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


劇場版スラムダンクの声優全員変更だ……元のCVが出演できないわけじゃないはずなのになぜここまで……

やっぱり変更か
最近のリメイク作品の傾向からしてたぶん変更だろうとは思っていたが、新CV発表が無いままここまで来たから何かしら前のCVに関する調整があるかもと期待していたんだがなあ

言っては何だが声優よりもこっちの映画館で上映できるかということの方が心配だよ!

中国社会における最も有名な二次元作品、かつての社会現象級作品だからこっちの映画業界もかなりやりたいのは間違いないだろうけど、昨今の状況だと予想が付かない

変更に対して例によってキレている人もいるが、昔の作品だからそんなに極端な反応は無いか?
「月姫」や「閃光のハサウェイ」の時の方が燃えてた気がする

「スラムダンク」の頃のアニメの記憶が吹替え版だからな。皆の子供の頃の思い出「デジモンアドベンチャー」のリメイクで声優変更になったときもそんなに騒ぎにならなかったし。

ウチの国で声優が強く意識されるようになったのは字幕組のファンサブ動画が増えてからなので00年代以降にこっちで人気になった作品とそこに出演している声優が関係しないと実感の伴う騒ぎにはならないのでは

なるほど、ところで日本の反応はどんな感じなの?
当然ながらオリジナル音声版で見ていた人しかいないはずだから、声優交代に実感を伴った不満がありそうだけど

不満はあるけど交代は覚悟していたファンもそれなりにいる模様
ただ新CVに対してより公開1か月前にようやく新CV発表になったことの方に対する不満の方が爆発しているかな?
調べて見たら9月に限定グッズ付き前売り券販売開始しているし声優変更の発表がその後なのは私もどうかと思う……ウチの国なら大炎上しそう

この件に限らず古い作品の声優に対する思い入れってちょっと変わっているよね
「スラムダンク」ならどれくらいの人が日本語版を見ているんだろうか?

小さい頃に見ていたという人はほぼいないんじゃないかな……長編だから原作ならともかくアニメを大人になってから再履修することもそんなにないだろうし

自分も子供の頃は吹替え版で見てたけど、声優の声がイメージできるキャラというのもあるのよ
業界的に声優交代は仕方が無いのだろうけど、流川楓が緑川光でなくなったのは正直に言ってかなり残念

しかしなんで声優そのままでやらなかったのだろうか?金が足りないの?
昔のファン向けで思い出補正も強い作品で劇場版だからCVそのままの方が有利だと思うのだけど

日本の声優費用はランク式で固定なので、人気声優やベテラン声優でもアニメの制作費用と比べれば問題にならない金額にしかならないし金の問題じゃないだろう

名探偵コナンは制作費が足りないので神谷明を切ったしウチの国の俳優のギャラ値上がりほどではなくても問題にならないわけじゃないぞ?
まぁ「スラムダンク」のような社会現象級の作品で劇場版、しかも作者自身が監督だから私も声優の金をけちった可能性は低いと思うけど……

声優変更でよく言われている年齢の問題やお亡くなりになった声優がいるからという理由もスラムダンクの場合は当てはまりそうにないんだよね

年齢も理由の一つではあるだろう。
しかし赤木の三宅健太が45歳だから年齢だけが理由ではないだろうとも考えてしまうね。「月姫」の時のように今後の展開も見据えた若返り目的のキャスト一新だとは思えない。

旧作の声優で湘北の5人で一番若いのが置鮎龍太郎で今52歳だからな
でも宮城の塩屋翼が64歳だと考えると全員そのままというのも厳しそうに思えるのも確かだ

木村昴と三宅健太はベテラン声優だし評価や名声的にも別に悪くないよ
そりゃオタク向けで緑川光や置鮎龍太郎と比べたら厳しく感じるかもしれないけど、一般向けで考える或いはキャスト全体で考えればそれなりの所になったと思う

映画版スラムダンクは井上雄彦が監督やっているのが声優変更になった原因じゃないか?当時のアニメ版にかなり不満があったらしいし。

当時は疑問に思わなかったけど、今になって考えて見るとあのアニメには魔改造も多かったからな
評判良かったらこのまま全体リメイクまで行っちゃうのだろうか?

現実的に考えて井上雄彦の現在の生産力や作品に対する拘り方からして原作全編再アニメ化は厳しいんじゃないかな……

やはり井上雄彦がTVアニメ版好きじゃないから今度は全部自分で作ってやるという流れの一環としての声優交代なのかね
しかしジャイアンの木村昴くらいしか聞いたことのある名前が無い

木村昴はジャイアンが代表作になるけど女性向け作品でかなり活躍していたような?
ただ自分も男性声優で代表作が中国で大人気になった作品ですぐに出てくるのが無いかも……三宅健太がアヴドゥルだったのは覚えているけど

知り合いの話では三宅健太以外は二次元の音楽系プロジェクトでわりとよく見る名前だとか

女性向けソシャゲでは以前からかなり活躍している声優だね。中国だと実感できないけど日本の二次元では「あんすた」や「ヒプマイ」の人気はかなりのものだから恐らく日本の女性オタク受けはかなりいいはず
男性向けで例えるなら「アイドルマスター」でずっと活躍していた声優が起用されたようなものだと考えればいいかも

なるほど……俺は神尾晋一郎も笠間淳も最近FGOで聴いたくらいだ

俺も新CVに不満が無いわけじゃないけど、一番欲しかった情報が出ていない方が不満だ。山王戦やるのか、それともリブート作品なのかくらいハッキリさせてくれ!!

私もCVより山王戦なのかの方が気になっている。
正直に言えば私は旧作の声優って情報として把握しているだけなのでこの間の「月姫」の変更と同じく特に騒ぐ気にはならない。
あと同じジャンプ系のリメイクアニメで直近の「ダイの大冒険」が全員変更だったからそういうものなんだろうと考えていた。

この話題でゴタゴタしているのを見て、実はスラムダンクのアニメの日本語版を見たことなかったのに気付いてしまった!アニメは昔吹替え版を見た切りだった
原作マンガは何度も繰り返して読んでボロボロ、日本語版もコレクションとして確保しているんだけどね

改めて調べたら木村昴が一番若くて32歳、三宅健太が45歳、他も30〜40くらいだから年齢的にはそこまで若返っていないのか

でも言い方を変えればTVアニメ版の声優は「若い時に出演した」わけだから同じ声は出ないだろう
出演作を見ても年齢に合わせて役柄が変化しているし昔の声優そのまま使って昔と同じ演技ができるわけじゃないので現代に作り直すならキャスト変更も一つの手段だ

何十年も前の役をやるのは厳しいよ。定期的にそのキャラを演じる機会があったならともかく「スラムダンク」は時間がかなり空いているしね。
例えば鈴村健一は「デジモンフロンティア」(もう20年前……)の時の声は出ないと言っていた。

容姿に比べて声は劣化が少ないのでずっと続けられる仕事ではあるが、声優も若い時にしか出ない声というのはあるからな
誰だったか思い出せないがスラムダンクのTVアニメ版の声優で「当時の声はもう出せない」と言っていた人がいたような……

元の声をあまり知らなくて急に新作で聴くと若いキャラの声に聴こえなくて作品に入り込めなくなることもある
「ドラゴンボール」とかが有名だし、他にも例えば「セーラームーンCrystal」で三石琴乃だけCV変更無しだったのは正直とてもキツかったし気の毒でアニメも見ていられなかったよ……

昔から活躍している声優に何十年も前と同じ声を要求するのが無理な話だからね
そういう意味では古谷徹があの歳になっても徐々に変えながらなんとかアムロとかの若いキャラの声をやっているのは本当に凄い
池田秀一がオリジンで久々に若いシャアやったら声若くないのがハッキリしてしまっていたから余計にそう思う

やはり気になるのは山王戦なのか、あと国内での上映があるのかだな
声優問題は中国語吹替え版の声が当時とあまり変わらないといいな……くらいだ

当時吹き替えた中国語版の声優は今どうしているんだろう
ちなみに自分は台湾版の声の印象が強い

私はやはりいつもの遼寧人民芸術劇院版の吹き替え
「CCさくら」もここの吹き替え版だったなあ
毎回この手の声優変更は荒れるけど、実際どの程度の影響が出るんだろうか?

日本ではそこそこ影響あるんじゃないか?実際発表後の日本のファン界隈は荒れ気味だ
しかしこっちへの影響は何とも言えないな……そもそも中国国内でこの手の声優変更で影響が出たことってあるの?声優ファンって声は大きいけど数は少ないから影響力がよく分からん

こっちだとかなり荒れてファンに影響も出てそうなのはハサウェイの声優変更だろうか。当時ガンダム界隈がかなり荒れた。
ただ実際に作品が出て見ると古い世代の拒否反応は主に「閃光のハサウェイ」の新しいスタイルやMSデザインについてになったし、映画自体は新規のガンダムファンの入り口になったので声優変更問題は相対的に目立たなくなっていった……

ハサウェイは少々特殊なケースなのでヤヤコシイ
ウチの国のオタクがハサウェイの声を意識するようになったのは主にゲームからで、その時点で佐々木望は「逆襲のシャア」の頃とは声がかなり変わってしまっていたので日本のファンの感覚とは別物になっていたから

今更ニュースを追いかけているが、今の自分はメインキャラより赤木晴子の声がどうなるかの方が気になっていたり
アニメ化する部分によっては出てこない可能性もあるが

声優変更はショックじゃないけど主題歌がWANDSではないというのは結構大きなショックだった自分に気が付いた
「スラムダンク」の主題歌は日本語のカラオケでも歌えるくらいだったから

ああ……よく分かるよ。吹替え版でも主題歌はそのままだったからね
俺も「世界が終るまでは…」は日本語で歌える



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタクの面々のスラムダンクの声に関するイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに昔中国で開催される日本の声優イベントに関してスラムダンクと声優関係の話を聞いたことがあるのですが
「スラムダンクは中国でも社会現象になった大人気作品なので中国の一般メディア向けの宣伝、周囲にイベントの凄さを分かりやすくアピールする上で「スラムダンクの出演声優が来る」以上のものはない」

「実は中国でスラムダンクのアニメの視聴者はほとんどがTVの吹替え版の方を見ているので出演した日本の声優に関して知識はあっても実感はそれほどではないので現在の中国のオタク、特に声優ファン層向けのアピールとなると難しい。それとは別に今のオタクの思い入れがある作品を探すしかない」

などといった話も出てきました。

またスラムダンクの話題からは外れますが別の機会に聞いた話では
「実はスラムダンクの声優で中国向けにアピールするのが一番難しいのは主役の桜木花道役だった草尾毅さんです。草尾毅さんが主人公をやっていた作品で中国のオタクからの人気が高くてオリジナルの音声を聴く機会があった作品はありません。草尾毅さんの活躍した時期が中国のオタク世代にとって思い出のある時期やオタクになって活動している時期とズレています。それでも中国のオタク全体に対して比較的効果のある出演作をあえて挙げるなら『最遊記』の紅孩児くらいでしょうか」

「草尾毅さんの出演作品の中でサムライトルーパーは中国でも人気が高かったんですがさすがにスラムダンクの人気が高過ぎますしこちらも吹替え版で見ていた人がほとんどなので……」

「個人的な印象ですが私の世代では装着系の作品の人気や思い出の大きさは聖闘士星矢>>天空戦記>=テッカマンブレード>サムライトルーパー>>>>ボーグマンといった順番です。中国では聖闘士星矢が圧倒的な人気で世代を問わずファンが多いです。他の作品は当時のテレビ放映で見れたかも影響するので世代や地域の違いも大きくなります」

などといった話もありました。

中国オタク事情を追いかけていると日本の声優の人気を意識する機会も多いのですが、所々で日本との事情の違いや人気の狭さ、需要の違いのようなものを感じたりしますね。

中国オタク「盾を使うキャラがいないと言ったら今は二次元で盾使いの扱いが一番良い時代だという答えが返ってきたんだけど、どういうことだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

前回の記事はミリタリー系のネタでしたが、中国オタク界隈ではミリタリー系のネタも含めて武器関連の話題も大好きだそうで、アニメやマンガに出てくる武器のリアリティとカッコ良さのバランスなどについてああでもないこうでもないと盛り上がったりもしているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「実は近頃の作品では盾の扱いが良くなっている?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ちょっと前に盾を使うキャラがいないと言ったら今は二次元で盾使いの扱いが一番良い時代だという答えが返ってきたんだけど、どういうことだろう?
その場は流してしまったが今になって気になってきたのでここで質問させてくれ……

発言の意図が分からないので正解については何とも言えないけど、例えばマシュとか「防振り」のヒロインとかすぐに盾使いのイメージが出るようになったのは明らかに昔と違う所だろうね

昔も盾を使っていないわけではない、装備として描かれていないわけではないけど盾を意識させられるような戦闘というのが珍しかったからね

二次元でありがちな感情描写や感情の爆発による行動と盾のアクションが結びつかないからね

盾は一見装備としては良さそうにみえるけど、動かしてもカッコ良くならないのが問題だ
攻撃にも防御にも使える剣、質量重視ならそれこそバカでかい剣の方がアニメやマンガの画としては何かと良い

ストーリー展開でも二次元だと概ね攻撃は最大の防御状態だし高い防御力は破られるためにあるものだからな
攻撃に使える盾をわざわざ設計しないといけない時点で使いにくいのは明らかだ

盾はぶつかれる、格闘ができるというけど盾を使った格闘モーションをカッコ良くするのは難しいし剣を使う主人公が格闘で戦えないわけでもないしという事情が……二次元で重要なのは性能ではなく見栄えや描きやすさなんだよ!

そういう意味では格ゲーにFGOのマシュが参戦したのはかなり面白いと個人的に考えている
それまでは盾使いで有名なキャラはキャプテンアメリカくらいで、しかも作品によっては盾を落とすと弱くなるキャラで微妙だったから盾キャラのイメージ向上にもつながっていくのではないかと

盾はまだ良い……ハンマー系は相変わらず存在感が無い
ハンマー系は盾と比べて出番は多いんだけどマッチョキャラか雑魚キャラの武器になりがちだからな……

ハンマー系は一昔前は主人公側のキャラの使い手がそこそこいたけど、今は少なくなってしまったように感じるね

創作だと日本刀が耐久無制限状態になったりするし、ハンマー使うより剣や刀を使う、大型武器でも斧や槍や鎌だよね
でも盾はそれ以上に使われなかった

今は逆張り的な防御特化キャラが目立つようになって盾の存在感が上がっている
代表的な所では「盾の勇者」「防振り」そしてFGOのマシュなど

逆張りかはさておき、Fateの最新作のメインヒロインが防御だけでなく攻撃も行う盾使いでこの数年の間ずっと出張っているのは本当に大きいと思う

昔は二次元の盾使いなんて紫龍や童虎とかの聖闘士星矢系くらいしか思いつかなかったのにね。しかも盾自体はあんまり役に立つイメージが無かった。
あとはアメコミのキャプテンアメリカのような唯一的な存在とか?

しかも聖闘士の聖衣の盾って大体砕かれるためのものだったから良いイメージは無かった

結局、盾メインでカッコイイキャラにするのは難しいというのに尽きる。
昔の作品だとキャプテンアメリカの他には「ゴッド・オブ・ウォー」のクレイトスくらいでは?そしてどっちも片手持ちの小さな盾だからそれなりにカッコ良く見えて動かしやすいデザイン
しかし本格的にでかい盾を持ったキャラは……

昔は身体が隠れるような大きさの盾持ちでカッコイイのってMSとかくらいだった気がする
ガンダムは盾が強調されるカッコいいシーンも結構あるけど人間だとやはり少ない

あまり昔では無いけどシールド4枚のサンダーボルト版のフルアーマーガンダム、あそこまで行くとなんか逆にカッコ良くなるよね

二次元で盾が使われないのって日本が主な作品原産国だからじゃないか?
日本文化のシンボルにもなっている武士や忍者は盾を使わないし、歴史的な背景としても武士のメイン装備に盾はないし日本の戦場では手持ちの盾は発展しなかった

日本の戦場でも射撃戦は普通にやってたので盾はあったけど個人単位で持ち運ぶものではなかったらしいな
個人装備だと鎌倉時代の武士の鎧は盾が肩に固定されている形状だったとか。それがザクの肩シールドに影響していたりするのかな?

大鎧だっけ。武者ガンダムの肩アーマーは分かりやすいが、大元のガンダムに大鎧を参考にしたデザインってどれくらいあるのかね。兜とV字アンテナの顔には何となく共通性を感じるけど……

影響力の強い少年マンガでは防具の強靭さをアピールするより肉体の強靭さや特殊能力による防御をアピールすることが多いから防具の扱いは微妙
その防具でも盾より鎧の方が分かりやすいから盾を使うキャラのイメージが構築されることは少なかったのだろう

これは二次元に限った話じゃないしウチの国でも創作のイメージでいる人は多いけど人対人の戦闘だと防具の効果は非常に大きいし、盾は比較的安価で効果の高い防具だから重要だ。
しかし創作だときちんと防具を装備している相手に剣だけでは勝てませんみたいな展開はほぼやらない。

盾を装備しているキャラは昔からそこそこいたけど盾を使うキャラはそんなにいなかった、そして盾をしっかり使うのも少なかったということなのかもな

日本の昔のゲームでは盾の存在感が無かったからだよ
主な行動は攻撃と回復と補助で防御は数値の上下だけだから盾は防具の一種でしかなかった

日本の作品に限らずゲームだと盾はずっと「鎧より効果の弱い防具」くらいの扱いだった時期が長いからゲームをベースにすると盾の存在感が消えがち

異世界ネタの大元になったJRPG「ドラゴンクエスト」で盾は勇者の紋章が描かれている象徴的なアイテムだよ
「ドラゴンクエスト」では盾を装備できるかで戦士職としての価値がかなり変わるしシリーズが進むと特殊能力や特殊防御効果の備わった盾も出るので重要装備になっていく

JRPGは単なる装備の数値かもしれないけど「ゼルダの伝説」や「ドルアーガの塔」のようにアクション系は昔から盾の存在感あるぞ
「ドルアーガの塔」はアニメでも盾が結構目立っていた

そこまで昔ではないしシリーズによるけど「モンスターハンター」はそれなりに盾の存在感はある、はず
それから「ゼノブレイド」シリーズは盾が防御にも変形して武器にも使えるキャラが出てくるね
これはなんだかんだでロボ系の流れにある作品だからだろうか?

やはり盾使いはカッコ良くならない、それを使ったカッコイイアクションが難しいというのに尽きるのでは。
ガンダムの盾も基本的には遠距離攻撃機能を活用することが多いし

ガンダムは盾が使われるカッコイイアクションがそれなりにあるぞ
壊れたり防いだり捨てたりといった演出や、盾で隠れた部分とその後の強調とか、盾で敵の視界を遮っての射撃とか

初代のガンダムとグフの戦いとか盾がかなり印象的な使われ方をしているよね
昔のガンダムを見ているとロボは盾の部分は隠れる(作画が楽になる)のもロボが盾をよく使う理由なのではと思えてくるが、どうなんだろう

ガンダムの場合、盾は投擲武器や「盾としても使える武器」も多いので人間キャラの持つ盾とはちょっと違うような……

まぁ初代で既にギャンの盾のようにミサイル満載だから敵の攻撃防ぐの無理だろうし盾ではなく手持ちのミサイルランチャーなのでは?みたいなのがあるからね

アクションをカッコ良く描きにくい、顔をアップにするシーンで武器が描けないとかも理由だろう。槍や矛をメインに使うキャラが少ない理由の一つがこれだけど、盾は接近戦だとぶつけるくらいしかアクションができないので槍や矛より更に厳しい

その意見には同意する
他に盾を持たせるとキャラを隠してしまうから好まれないという話も聞いたことがある

それにしても日本の作品にもファンタジー系世界観は多いのに盾キャラが目立たないのは不思議だね
異世界ファンタジーで盾を使うなら騎士系、特に聖騎士的なクラスがいそうなものだけど……もしかして日本の異世界ファンタジーで聖騎士は定番クラスになっていないのか?

聖騎士的なクラスは日本の作品でも昔から出ている
ただこれは日本に限った話ではなく、昔から騎士系クラスの盾はそんなに目立ってなかったよ。ローマ系の剣闘士とかの方が盾を使うクラスとしては目立っていた気がする。

異世界行っちゃうとビームシールド的なカッコイイ盾みたいな何かを出して防ぐ特殊能力なんかも出てしまうから余計に盾を持たなくて済むのではないかと

逆に異世界系があるから今は盾の存在感が増している、防御系ビルドが実用的だと扱われるようになったんじゃないか?私はこう考えていたのだが……

上で出ている現実で効果的かどうかではなく二次元的にカッコイイかどうかが重要だという意見は納得できる。
それから現代のキャラで盾が目立つのは盾の作画コストが下がったのも影響しているんじゃないかね。現代の環境では盾の表面に見栄えのするテクスチャ貼り付けて、それをそのまま動かせばいい。昔の環境のように別方向別角度から見た盾の形状や模様を描かなくてもよくなった。

確かに描写できることの増加や作画コストの減少というのも理由としてありそうだ
ゲームでキャラに持たせる装備としても強調されるようになってきた気はするね



とまぁ、こんな感じで。
盾使いとして思い浮かぶキャラについてや作品内における盾の使われ方についてなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方によると
「昔は現実での有効性やリアリティ方面からのツッコミや批判が優勢でしたが、現在は二次元特有の演出や人気重視の改変といった事情からの擁護も増えるなど討論の空気や方向性が変化しているようにも思えます」
などといった話もありました。

言われてみれば過去にまとめた武器ネタの記事と今回の記事ではやり取りの空気に違いがあったように思えます。
盾の扱いに限らず中国オタク界隈でも創作における武器防具の扱いや描写に関して、好みやリアリティを感じる方向性などイロイロと変化しているようなのは面白いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国でも象兵が戦っていたというのはどのくらい本当なんだろうか?二次元だと三国志系作品では雑に南蛮象兵出て来るけど……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

メディアでの扱いや教育などの影響もあってか、中国では日本と比べてかなり軍事ネタの人気が高く、中国オタク界隈でもそれは変わらないそうでオタク向けの作品の軍事描写の好みやリアリティなどについて盛り上がることも多いのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「中国の戦場における象兵の有無や扱い」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国でも象兵が戦っていたというのはどのくらい本当なんだろうか?二次元だと三国志系作品では雑に南蛮象兵出て来るけど……

史記にも記述があるので中原で象が戦争に使われていた時代があるのは確かだ
ただ三国時代にリアルでどうだったのかはよく分からない
さすがにゲームのように雑に出てくるものではないはず

ゲームのような感じで象を馬のように使うのは無理
馬のように数をたくさん育てられない

象は繁殖させるのが難しいから野生の象がいる地域じゃないと戦力化ができないんだよね
そして中国の中原にも昔は象がいたから象兵に関しても本当だと言えなくもない

各王朝の記録でも南越とかの方で戦いになったら象兵が出てきたみたいなのはちょくちょく出てくる

ちゃんと調べたわけでは無いが、歴史ネタで出てくる象兵に関しては最初に驚いて負けて、次に象を驚かせて勝つパターンが多い気がするな

明末辺りでも象兵は普通に出てくるよ
ただ活躍できたかについてはわりと怪しい

いないわけじゃないが戦力にするにはコスパが悪い
あと既に言われているように中国では野生の象がいなくなったから兵科として使えるレベルにするのは更に難しくなった
象の繁殖って現代になって「ようやく少し見通しが立ったかもしれない」レベルだから馬とは違うんだよ

象がたくさんいて馬がいない地域なら象を使うだろうけど、中国の戦場は馬が便利で強過ぎる環境だったから象兵はあっさり消えて周辺国との紛争でぶつかるくらいになっていった

象兵って大きくて強いように見えるけど、実際は戦場における決定的な攻撃力を持つ兵科ではないし現実ではゲームのように雑に騎兵ユニットとしては使えない
馬も生き物だから雑に使えるわけでは無いけど適応できる気候風土の範囲は象と比べてかなり広い

そりゃ「ロード・オブ・ザ・リング」みたいな戦象が使えたら強いだろうけど、実際はそこそこの大きさだったはずだしな
昔の軍馬の体格は今よりかなり小さかったはずだが、象だって特別大きいわけじゃない

あー……言われてみれば象兵に関しては「ロード・オブ・ザ・リング」的な強さとロマンを感じていた……あれは現実だと無理だよな

象兵自体は中国だけでなく世界各地でそれなりに存在した
でも象兵用の象を育成して維持するコストでどれだけの軍馬を育成して維持できるかとなったら軍馬の方がかなり上だったから淘汰されていった

とりあえず中国の戦場ではたくさんのコストを払って使う程ではなかったということだろうね
そもそも気候変動で中原から象はいなくなってしまったし、南方で戦うこともあるくらいだったのでは

南方の戦いだと唐代に戦った記録があったかな?
ただ敵の象が怯えて壊滅みたいなエピソードも多いので制御は難しかったんだろうなーという印象が

西魏が西梁を攻めた時に楊忠が敵の象を弓で射たら象が暴れて敵壊乱というのがあるね

象は賢いけど群れの性質が馬とは違うし、あっさり暴走したり逃げ出したりする
あと確か北宋が南漢を攻めた時に象兵が出てきたという記録があったはずだから、十世紀くらいでもあの辺にはまだ象兵いたんだろうな

明の李定国が囮で使ったみたいな話も。しかしどちらにしろ中国では象兵がメイン戦力で活躍したエピソードの記憶がない……

南方の象兵を北方に持っていって運用できるかというとほぼ無理だったろうからね
中国の戦場は平原が多いから騎兵が使えなくなるのは厳し過ぎる

象はビジュアル的には分かりやすく強そうだけど調教のコストを考えたら割に合わないんだろう
戦争に使われているけど家畜化はされていない動物だから

それに加えて繁殖もだね。むしろ繁殖できないのが軍用動物として厳し過ぎる。
繁殖できないということは品種改良ができないということだから馬とは扱いやすさが全然違うし時代が進むごとにその差は大きくなっていったと思われる。

中国の戦場の兵士の数に合わせた象とか現実的ではない
少数精鋭の特殊部隊、奇襲や策略で使うくらいか?

南の国ならともかく中国では南方であっても象を集めて突撃させるくらいなら火牛の計をやった方が現実的に思えるな
自分の知識はあやふやだが砂漠地形特化のラクダ兵の方が象兵よりリアルに感じられるし強いと思えたり

象兵は特定の環境で強いとか便利だった、中国の南方や東南アジア、インドとかなら馬を飼うより象を捕まえて調教する方が良かったということなんだろう
創作においてよくある圧倒的なパワーは無い

象兵って初見で敵を驚かせて恐怖させる、士気を下げる以外の効果はどうなんだろう?

情報が少なかった時代では効果がありそう
あと象兵は突撃による衝撃力が大きそうな気もするんだが……

象兵は対人はともかく対城塞はほぼ無理だよ
基本的には移動砲台、高所からの攻撃が強いという兵科
環境次第で活躍することはあったろうし無意味なものではなかったんだろうけど、戦争技術の発展に対応できるほどでは無かったということなのでは

上から弓や弩で攻撃するなら戦車でよさそうな気がするな……平原の戦闘何かでは特に

森林や沼、山が厳しくて道が整っていない場所では馬は使いにくいからそういう所だと象の方が良いとなるんだろう
象ほどじゃないけど馬も環境次第では無理なので二次元系作品やゲームのようにどこでも騎兵が使えたわけじゃない
騎兵中心の精強な軍隊が騎兵使えない環境に攻め入って現地の軍隊にぼろ負けするのは歴史上珍しい話ではない

象兵に関しては雲南の辺りにはずっと存在するようなイメージだけど、中国の戦場でメインになる兵科、有名武将が指揮する部隊のイメージはないよね
ある種のファンタジー兵器にも思える

私も象に関してはふわっとしたファンタジー系の兵科みたいな印象はあるね、虎や豹を訓練した部隊がどうのこうのみたいなレベルで
まぁインドや東南アジアの記録はあるし、地中海地域の大きな戦いで象が使われているからさすがに虎や豹よりは現実的なものだとは思うけど

象兵は孟獲の七擒七縱に出てくるけれど映像イメージは映画やドラマやゲームみたいな感じだしファンタジー兵器的な扱いなのは否定できないかも

象はきちんとした運用記録もあるからファンタジー的な存在ではないし、複数の地域にわたっているので兵科としては世界的に見ればマイナーな存在ではない
しかし比べる対象が馬の騎兵だからどうしてもトンデモ感が出てしまう

象兵は創作で出すにしても読者にリアリティを感じさせて強力な存在にするためのハードルが高いんだよ
前提として繁殖が難しいし餌などの補給の問題がある、そして戦場では怯えやすいのでコントロールが難しい、更に攻城戦どころかある程度整った防御陣地に対しては使いにくいとなってしまう

歴史故事でも歴史ネタの創作でも相手側が使うものになっているよね
自分の方で使うとなったら途端にめんどくさくなる兵科

これは中国だけでなく外国の作品にも見て取れるのだが自分側の部隊を馬の騎兵、蛮族や外国人の部隊を象などの馬以外の騎兵にして描写することは少なくない
象兵というのは文化や気候風土が異なる外地の象徴という扱いにもなっているのだろう



とまぁ、こんな感じで。
歴史ネタや軍事ネタなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「軍事関係の話題にゲームの知識やイメージが混じるのはもう仕方が無いですが、歴史系の場合はストラテジー系の知識とFPS系の知識と無双系の知識が混じるので討論が上手くかみ合わない時もあります」
などといった話もありました。

中国オタク界隈において軍事関係のネタは何かと盛り上がる話題になっていますが、前提となっている知識や認識については日中の違いだけでなく、中国オタクの方々個人の違いもかなり意識させられますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「味方になっても強いままでいられる元敵キャラにはどういう条件があるのだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈で話題になる「アニメやマンガでよくある」的なネタには日本と共通するものも多いそうで、そんなあるあるネタに関する考察で盛り上がることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「味方になった元敵キャラは弱くなりがちだが、強いままでいる条件には何があるのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


味方になっても強いままでいられる元敵キャラにはどういう条件があるのだろう?
基本的には敵が味方になったら弱く、味方が敵になったら強くなるものだが、例外もそれなりにあるので共通点がないか気になってきた

主人公の宿敵キャラが味方側になる場合、いわゆる相棒ポジションになるなら大丈夫なんじゃないか?

ずっと相棒の地位でいられればそうなんだけどね……例えば「遊戯王」は海馬などの強さを維持できるキャラも少なくはないが「ドラゴンボール」ではかなり難しい

昔からある話題だけど、有名な例としては「幽遊白書」の飛影とかが挙がるかな

最近リメイクになった「ダイの大冒険」のヒュンケルも
敵がもっと強くなってるけど明らかに味方になってからの方が強いし主人公のメイン戦力になってる

ヒュンケルは強さも格も落ちない上に女まで獲得するし、味方になった元敵キャラとしては二次元界でもかなり上位の扱いだろ
そしてクロコダインがあからさまに味方になったら弱体化な扱いなのは気の毒

元敵キャラって味方になる際に能力を動かしやすいようにデチューンされることもあるが、被害(周辺もだが自分自身にも)や悪い印象を気にしないで戦っていたのができなくなったりするからね。
更に人気による商業的な競争もあるから、強いままでいるのは難しいのだろう。

「禁書目録」の一方通行のように設定上弱くなっても扱い的に強い、勝利或いは負けないキャラみたいな印象になることもあるよ
「強さの維持」に関してはメインキャラ級の扱いを維持できるかだと思う

ロボとか兵器系では試作型やコントロールが困難とかで敵が使いこなせていないみたいなのがつけば味方化で強くなると思う

それは実質的に主役ロボになるパターンじゃないか?強くなるのは当然な気もする

このテーマで闇落ちしてまた元に戻った主人公はアリかな?

それはさすがに無しだろう。
それから昭和の仮面ライダーみたいに敵組織から寝返ったキャラが主人公みたいなのも無しにするのが妥当だろう。大元のネタが「味方になったら弱体化するかつての強敵」なわけだから。

序盤の中ボス、主人公覚醒のきっかけになるようないじめっ子キャラみたいなのが味方になる展開だと成長にもついていくので結果的に強いままでいられることも多いと思うんだが

ふーむ……そういうのなら「シンフォギア」のクリスとかもかませキャラにはなってないか

このテーマなら私は親友やヒロインとしての属性を獲得すればヒドイ目には遭わないと考えている
強さや能力が特徴のキャラだとインフレに巻き込まれて消える

なるほど。私が思い付いた「家庭教師ヒットマンREBORN!」の六道骸は元敵キャラの扱いとしては強さも変わらず本編でのキャラの変化や崩壊も無いのがかなり珍しいと思うが、人気になったこともだけど、最初のボスキャラ的な存在だったのも良かったのかな

六道骸はファンだけでなく作者にも愛されていた印象があるな

自分は「ジョジョ」の花京院を思い付いた
本格的なバトル路線が始まる前、キャラや作中のルールを整えている段階で仲間になれたなら比較的安全だ

敵ではないけど完全に仲間にならないというのはどう?
「犬夜叉」の殺生丸のように時々出てきて手助けをするならボスクラスの格を保てる

フェニックス一輝もそれかな
ピンチの時に出てきて手を貸す展開だと弱くなったと感じられる展開は少なくなりそうだ

探せば例外も出てくるだろうけど基本的に早い段階で仲間になる方が弱くならないが、中盤以降に味方になるかませになる

最初の方に仲間になる敵については言い方を変えればインフレに合わせて「強くなれる」といったところか。

「SEED」のアスランは味方側になるのは中盤以降で続編でも敵味方でいったりきたりしているけど戦闘力は作中最強扱いだったな
でもこいつは例外の方かな

この話題は「強いままでいられる」の基準に個人差があるのも難しい
例えば私はベジータやピッコロまでなら強いままだと思っているけど彼等に対して味方になって弱体化だとする人がいる。そして私もその意見が理解できないわけではない……

前半で主人公側の陣営に入って適度に出番がもらえるかだろう
主人公達から離れてしまうと存在感や強さの根拠も薄れていくしインフレに対応したエピソードや設定をもらえずに消えていく

作者側が新キャラ出さずに旧キャラを活用するのならいける
これも古い作品になってしまうが「魁!男塾」の先輩キャラはその後の試合で勝っても負けて死んでも大体が最初に敵として出てきたときよりは強い

インフレした敵の引き立て役として負ける場合でも強いと感じられるキャラはいるよね

「強いままでいられるか」というのは「強くなれる余地があるか」と言い換えることもできる
バトル系の作品は主人公が成長するし壁となる敵や大会のレベルがどんどん上昇するから強さの基準もインフレするので強いままでいるにはそれに対応しないといけないからね
そして早い段階で仲間にならないと、強化する話が無く引き立て役になると

でもドラゴンボールのヤムチャも早い段階で仲間になっていて強くなっていたはずなんだよね……

ヤムチャについて考えるとメインキャラとしての役割がどうなるかも重要なのだと思えてくる

大体はキャラ自身が弱くなるのではなく、相手が強くなるわけだからなあ

「味方になって弱くなる」というのは大体が強さのインフレについていけないからで、能力が低下したわけではないんだよ
ベジータやピッコロも、ヤムチャでさえも弱くなったわけではなく更に強い敵が出現したから弱いと感じられるようになってしまったわけだし

ゲームのキャラなら弱くならないことが多いんじゃないか
シリーズ変われば主人公キャラが入れ替わるし強さもリセットできるから同一世界観内における戦闘力のインフレも回避しやすい
例えば軌跡シリーズにはそういうキャラが少なくない

強さ、特殊能力の上下関係などのルールが変わる、単純なインフレではなくなるというパターンはどうだろう
「BLEACH」の藍染は強いんだか弱いんだかよく分からなくなる展開もあったが知恵の方での格は保っていたから敵ではなくなった元敵キャラとしては弱くなった印象が無い

特撮、特にスーパー戦隊シリーズは玩具を売らないといけないので味方になった敵キャラは強いぞ!
この話題に特に合ってそうなのは「魔法戦隊マジレンジャー」の父親と「烈車戦隊トッキュウジャー」のザラムとか

強さの演出に関してはストーリー展開や作品の周辺事情的に強くしなければならない場合もあるからな
例えば解放軍に加入した元国民党の兵士とか、強くならないと色んな意味でまずい!

私はギャグ担当の敵キャラが味方になった場合は強キャラになると感じている
これはギャグ担当の場合は敵でもヘイトを稼いでいないのと、ギャグ担当は実力を隠しやすい(発揮しない)からではないかと

ネタとして闇落ちしたら3倍の強さになるとか言われているが、これについては闇落ちで実際に能力強化されているので分かりやすい
しかしその逆に敵が味方になった場合は能力はそのまま、場合によっては制限がかかって明確に弱くなることも多い
この状況でも「強い」という印象を与えるには能力的な強さよりも作品内のポジションで良い所を取れるかが重要になって来る

弱くなる=話の中心ではなくなるということでもあるからね。モブキャラ化まではいかなくても敵の強キャラの引き立て役として雑に扱われてしまう
そうならないためには主人公達との強い関係を構築(一緒に成長)できるか、人気を上位で維持できるかなどが大きい



とまぁ、こんな感じで。
実体験も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「好きなキャラが作品内で活躍しない、ヒドイ扱いで負けるというのは中国のファンにとってはとても不満が貯まる展開なので予想や解釈の動きも活発になります」

「不満が爆発するきっかけになりやすいのは、設定上の能力や知能が発揮されずに負ける展開で、その結果ファンからの批判が作品に対してではなく作者に対してのものになってしまうことも多いです。これは国産作品でもある話です……」

などといった話もありました。
中国の方でもキャラの活躍とファンからの期待の扱いに関しては何かと難しい所があるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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