ここしばらくの記事のコメント欄でエルフネタや深夜アニメネタに関して「エルフを狩るモノ達」の話題が出ていたのですが、ありがたいことにちょっとだけそれに関係しそうなネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「異世界で戦車が活躍できるイメージはあるか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
皆に聞きたいんだけど異世界で戦車が活躍できるイメージってある?
俺は戦車が好きななだけど最近は戦車の評価がミリオタの話題や創作方面でも低下し続けていてちょっとつらい
戦車はどんどん微妙になってるし、最近はドローンにやられる動画とか出ちゃっているしね……ただ戦車に関しては昔からファンタジー世界に限らず俺TUEEEEE的な作品での扱いは良くないというか、扱い難い題材だったと思う。
世界観問わず特殊部隊やスナイパーで俺TUEEEEEするのは好まれるし雑に活躍させることもできるけど、戦車は個人で雑に使うのは難しいし設定を練らないといけないからね。
ロシアとウクライナの戦場でも戦車は必要とされているし最近言われているほど戦車が不要になったわけではない
しかし一般的な異世界(特に主人公が活躍するような場面)の戦力は現代より上になりがちだから現代もまだ強いから異世界でも……とはいかないよね
戦車は普通に出したらバランス崩壊するしリアルに考えると補給整備の問題が出てくる
やられ役として使い勝手が良いくらいになるかも
魔法で火球が飛び交うレベルの世界なら戦車も有用で決定的な武力になれるだろうけど現代の作品でそんな単純な世界の作品は無いからな
戦車好きはミリタリー系の好みだしそういう層は世界観重視でもあるからあまり雑だと批判される
異世界にトリップしてチート貰って……では済まないんだろう
現代兵器は整備の問題が……特に戦車は足回りが異世界では不安過ぎる。
履帯を狙って攻撃できる魔法、魔法装備の歩兵、モンスターなんかがいるだろうし現実でも地形に加えて地雷やドローンが混じるから昔のイメージにあった壮大な大平原での戦車戦はもう無い。
異世界か……SF、サイバーパンク系だと戦車は微妙になるし、ファンタジー世界だと今度は「武力の低い」世界観じゃないと魔法や魔法科学的なものに勝てるか怪しくなってしまうね
戦車に関しては少なくとも3人は乗り込む必要があるという問題もある
ガルパンはそこを逆に利用して美少女キャラをたくさん出したけど異世界で俺TUEEEEEするような作品でそんなにキャラを出していられない!
「メタルマックス」みたいに完全自動化一人乗り戦車でポストアポカリプス世界を戦うという完全に独自の世界観でやるというのも一つの手だけど、人気獲得と量産の上で便利な異世界テンプレを使えないのは結構厳しそう。
魔法が入ると戦車は何かと厳しくなると思うよ
例えば軍事的にかなり現実寄りな「幼女戦記」の世界でも戦車は現実の世界ほど有効ではない
魔法で雷飛ばすとか隕石落としたりする世界だと戦車の装甲も頼りにならなそう
物理的な火力はスゴイけど超人的な能力には対応できない、超人相手に数で圧殺するような戦い方をするなら戦車の強みが強調できないといったことになる
底辺冒険者、雑魚モンスター相手なら圧倒できるが高レベルの魔法を使う敵や物理的におかしい敵が出てくるとね
二次元でもいわゆる勇者のような相手に戦車は通用しないだろうからな
「このすば」でもボスクラスの敵とか、ネタにしか見えないけど実は高レベルの戦闘魔法種族な紅魔族相手だと戦車では厳しい
普通の中世の騎士相手だったら戦車は圧倒的だがそういう世界にはトリップしないし、リアル寄りだと上で言われているようなメンテナンスや補給などの戦車の欠点が目立つことになる
ファンタジー世界に行っても現代では戦車の不向きな局面や対戦車戦術も明確になっているから昔と比べて「強い兵器」のイメージがかなり落ちているのが厳しい
例えば魔法装甲兵と戦車のどっちが強いか、特に市街戦では?みたいに考えてしまうと戦車は微妙に思えてくるのがね
私がこの異世界に戦車もっていくというネタでまず考えたのは戦車で俺TUEEEEEするではなく「燃料どうするの?」だったよ……そして更に弾薬や補修部品などの問題が浮かび現代的な工業と生産体制が無い異世界で戦車が活躍できるイメージが消えた。
異世界に現代の弾薬前提の重火器持ち込んで無双するネタは珍しくないので燃料弾薬を何とかするチートくらいはセーフ?
あと燃料無限に使えるならそれで異世界の産業や経済を壟断する方が強そうだというのは無しだ
メンテナンスや燃料弾薬を考え出すと普段使いは厳しい。決戦用として出すならいけるだろうけどそれもシチュエーションを考える必要がある。
「分厚い鋼鉄の装甲すら切り裂く魔獣」みたいなのが出てくるとか、その魔獣を人間が倒せる、攻めてくるのを城壁で防げる世界観になっていたりすることも珍しくないからね。
「ゼロの使い魔」がその決戦用の兵器扱いだったな
あとあの世界観では戦車の装甲はゴーレムの攻撃が通用しないというバランスだった
戦車的な何かにすれば活躍させられるけど兵器のカッコ良さと感情移入ってスペックや兵装の実名と連動したものになりがちだから難しい
戦車に魔法パワーの主砲や副武装を搭載するのはどうなんだろう?私はアリだと思う方なんだけど……
ツッコミは避けられないが描写次第で許容できる人も少なくないのでは。この手の作品に出てくる戦車はそのままの場合は補給整備のバックアップ体制ありか、謎の現地魔法改修が入ってたりするわけだしね。
その世界で活躍できるようにチートを加えれば良いという言い方もできる。
国産異世界トリップ系作品でもファンタジー世界で魔法戦車作って現代より更に強い機甲部隊が出てくるのがあるからな……
戦車が難しいのはファンタジー系の世界だと竜騎士などのファンタジー生物に騎乗するのがいることだよ
高機動(種類によっては飛行も可能)で重装甲に遠距離攻撃可能という戦車の上位バージョンみたいなことになる
同意する。竜騎士の存在は大きい。
それに加えて近年の作品では魔法系戦力がインフレ(どのメディアでも演出が豪華になり設定も派手になっている)しているから現代兵器が勝てるイメージがあまり湧いてこないといった事情もある。
長距離移動はともかく戦場での機動性は普通の騎兵より戦車の方が上なんだけど、異世界特産の騎乗動物とかもいるのが……
しかし個人的に一番の問題に思えるのは戦車が主人公が使う専用兵器になること、数を揃えて運用するのは別のジャンルになるからそういう強みは発揮し難いということかな。この部分はロボ兵器とは違う、現実の軍事兵器の難しい所だ。
数を揃えて運用できるならファンタジー世界を圧倒できるバランスも多いんだろうけどね。「ランス」でもそんな感じのエンドがあった。
戦車の砲撃、装甲、随伴歩兵との連携などが異世界の魔法と比べてパッとしない、実現させる設定としても主人公の役割としてもめんどくさいというのもあるだろう。これが長距離狙撃なら異世界でも特別さをイメージしやすい(実際にどうなのかは別として)
砲撃以外に異世界で戦車の役割になりそうなのは前衛で相手の火力を受け止めるゲーム的な意味での「タンク」というのもあるが、これ戦車(と主人公)が火力兼任でやるものじゃないよね?大体は重装備の戦士や騎兵に魔法の装備(或いは援護)でやるものだ。
戦車は火力、装甲、機動性のどれを強調するかについては作者側も読者側も好みやこだわりがあるからヤヤコシイ
あと何を弱点にするかの解釈も個人差がありそうなのが……
上で竜騎士の話が出ているけどドラゴンと戦車、どっちをどれくらい強くするかも世界観次第だしね
最初の方に出ている「異世界ネタで戦車は描きにくい」という話は自分も同意するけどそういう作品が無いわけじゃない
「エルフを狩るモノ達」という90年代後半に出た異世界転移系作品では主人公達の移動手段兼火力として戦車(猫の幽霊つき)が出て活躍している
燃料などの問題も異世界ネタで雑にカバーしていたから出して活躍させること自体は問題無い
戦車と二次元系異世界なら「機甲狩竜のファンタジア」という戦車でドラゴンを狩るストーリーのラノベがある
ただこの作品だと戦車は強い兵器ではなく時代遅れなこだわりの武器という扱いで魔法戦士の方が強いという設定だったな
ちなみに絵師は「月曜日のたわわ」の人
「ゼロの使い魔」の戦車は固定化魔法で現実のティーガーについて回ったメンテ問題を解消していたし、チート込みで戦車出して活躍させること自体は可能だろう
ただ主人公がずっと戦車で勝ち続けるのはあまり見ないね
ここまでのやり取りでも分かるように、やはり戦車は異世界ファンタジーでは「使い難い」のだろう。
魔法やチートで戦車を使えるようにすること自体は可能だけど、刀剣や槍、弓などの飛び道具、それから個人用の火器とは違う。
戦車がファンタジーに出てくるという話を聞いた字典で現代戦車は〜みたいにめんどくさい方向の考えになってしまう俺みたいなミリオタがツッコミ入れに来るから……
とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の戦車ネタも含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「『エルフを狩るモノたち』は中国国内ではオタクの活動が始まる前の作品なので知っている人は少ないです。作品が連載されていた時代の中国はまだ海賊版の時代でしたし大陸の方では問題になりそうな内容だったので流通していた海賊版も多くなかったはずです。中国国内の海賊版は著作権は守らなくても反ポルノは守って(海賊版で取締られても没収くらいですが反ポルノで捕まると重い罪になります)自主規制は行っていました。私は昔「妖精狩猎者」というタイトルの「エルフを狩るモノ達」の海賊版を見たことがありますが、これは南方から入ってきた香港か台湾の海賊版だったと思います」
などといった話もありました。
中国本土では90年代〜00年代前半くらいまでが海賊版マンガが盛んだった時期だとされていますが、当時の海賊版はエロ関係の自主規制はかなり強めに入っていたようです。私も昔中国で当時のクラスメートから「ドラゴンボール」など少年マンガのお色気シーンが雑に規制されている……といった話を実例と一緒にイロイロと聞いたのを思い出しました。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「異世界で戦車が活躍できるイメージはあるか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
皆に聞きたいんだけど異世界で戦車が活躍できるイメージってある?
俺は戦車が好きななだけど最近は戦車の評価がミリオタの話題や創作方面でも低下し続けていてちょっとつらい
戦車はどんどん微妙になってるし、最近はドローンにやられる動画とか出ちゃっているしね……ただ戦車に関しては昔からファンタジー世界に限らず俺TUEEEEE的な作品での扱いは良くないというか、扱い難い題材だったと思う。
世界観問わず特殊部隊やスナイパーで俺TUEEEEEするのは好まれるし雑に活躍させることもできるけど、戦車は個人で雑に使うのは難しいし設定を練らないといけないからね。
ロシアとウクライナの戦場でも戦車は必要とされているし最近言われているほど戦車が不要になったわけではない
しかし一般的な異世界(特に主人公が活躍するような場面)の戦力は現代より上になりがちだから現代もまだ強いから異世界でも……とはいかないよね
戦車は普通に出したらバランス崩壊するしリアルに考えると補給整備の問題が出てくる
やられ役として使い勝手が良いくらいになるかも
魔法で火球が飛び交うレベルの世界なら戦車も有用で決定的な武力になれるだろうけど現代の作品でそんな単純な世界の作品は無いからな
戦車好きはミリタリー系の好みだしそういう層は世界観重視でもあるからあまり雑だと批判される
異世界にトリップしてチート貰って……では済まないんだろう
現代兵器は整備の問題が……特に戦車は足回りが異世界では不安過ぎる。
履帯を狙って攻撃できる魔法、魔法装備の歩兵、モンスターなんかがいるだろうし現実でも地形に加えて地雷やドローンが混じるから昔のイメージにあった壮大な大平原での戦車戦はもう無い。
異世界か……SF、サイバーパンク系だと戦車は微妙になるし、ファンタジー世界だと今度は「武力の低い」世界観じゃないと魔法や魔法科学的なものに勝てるか怪しくなってしまうね
戦車に関しては少なくとも3人は乗り込む必要があるという問題もある
ガルパンはそこを逆に利用して美少女キャラをたくさん出したけど異世界で俺TUEEEEEするような作品でそんなにキャラを出していられない!
「メタルマックス」みたいに完全自動化一人乗り戦車でポストアポカリプス世界を戦うという完全に独自の世界観でやるというのも一つの手だけど、人気獲得と量産の上で便利な異世界テンプレを使えないのは結構厳しそう。
魔法が入ると戦車は何かと厳しくなると思うよ
例えば軍事的にかなり現実寄りな「幼女戦記」の世界でも戦車は現実の世界ほど有効ではない
魔法で雷飛ばすとか隕石落としたりする世界だと戦車の装甲も頼りにならなそう
物理的な火力はスゴイけど超人的な能力には対応できない、超人相手に数で圧殺するような戦い方をするなら戦車の強みが強調できないといったことになる
底辺冒険者、雑魚モンスター相手なら圧倒できるが高レベルの魔法を使う敵や物理的におかしい敵が出てくるとね
二次元でもいわゆる勇者のような相手に戦車は通用しないだろうからな
「このすば」でもボスクラスの敵とか、ネタにしか見えないけど実は高レベルの戦闘魔法種族な紅魔族相手だと戦車では厳しい
普通の中世の騎士相手だったら戦車は圧倒的だがそういう世界にはトリップしないし、リアル寄りだと上で言われているようなメンテナンスや補給などの戦車の欠点が目立つことになる
ファンタジー世界に行っても現代では戦車の不向きな局面や対戦車戦術も明確になっているから昔と比べて「強い兵器」のイメージがかなり落ちているのが厳しい
例えば魔法装甲兵と戦車のどっちが強いか、特に市街戦では?みたいに考えてしまうと戦車は微妙に思えてくるのがね
私がこの異世界に戦車もっていくというネタでまず考えたのは戦車で俺TUEEEEEするではなく「燃料どうするの?」だったよ……そして更に弾薬や補修部品などの問題が浮かび現代的な工業と生産体制が無い異世界で戦車が活躍できるイメージが消えた。
異世界に現代の弾薬前提の重火器持ち込んで無双するネタは珍しくないので燃料弾薬を何とかするチートくらいはセーフ?
あと燃料無限に使えるならそれで異世界の産業や経済を壟断する方が強そうだというのは無しだ
メンテナンスや燃料弾薬を考え出すと普段使いは厳しい。決戦用として出すならいけるだろうけどそれもシチュエーションを考える必要がある。
「分厚い鋼鉄の装甲すら切り裂く魔獣」みたいなのが出てくるとか、その魔獣を人間が倒せる、攻めてくるのを城壁で防げる世界観になっていたりすることも珍しくないからね。
「ゼロの使い魔」がその決戦用の兵器扱いだったな
あとあの世界観では戦車の装甲はゴーレムの攻撃が通用しないというバランスだった
戦車的な何かにすれば活躍させられるけど兵器のカッコ良さと感情移入ってスペックや兵装の実名と連動したものになりがちだから難しい
戦車に魔法パワーの主砲や副武装を搭載するのはどうなんだろう?私はアリだと思う方なんだけど……
ツッコミは避けられないが描写次第で許容できる人も少なくないのでは。この手の作品に出てくる戦車はそのままの場合は補給整備のバックアップ体制ありか、謎の現地魔法改修が入ってたりするわけだしね。
その世界で活躍できるようにチートを加えれば良いという言い方もできる。
国産異世界トリップ系作品でもファンタジー世界で魔法戦車作って現代より更に強い機甲部隊が出てくるのがあるからな……
戦車が難しいのはファンタジー系の世界だと竜騎士などのファンタジー生物に騎乗するのがいることだよ
高機動(種類によっては飛行も可能)で重装甲に遠距離攻撃可能という戦車の上位バージョンみたいなことになる
同意する。竜騎士の存在は大きい。
それに加えて近年の作品では魔法系戦力がインフレ(どのメディアでも演出が豪華になり設定も派手になっている)しているから現代兵器が勝てるイメージがあまり湧いてこないといった事情もある。
長距離移動はともかく戦場での機動性は普通の騎兵より戦車の方が上なんだけど、異世界特産の騎乗動物とかもいるのが……
しかし個人的に一番の問題に思えるのは戦車が主人公が使う専用兵器になること、数を揃えて運用するのは別のジャンルになるからそういう強みは発揮し難いということかな。この部分はロボ兵器とは違う、現実の軍事兵器の難しい所だ。
数を揃えて運用できるならファンタジー世界を圧倒できるバランスも多いんだろうけどね。「ランス」でもそんな感じのエンドがあった。
戦車の砲撃、装甲、随伴歩兵との連携などが異世界の魔法と比べてパッとしない、実現させる設定としても主人公の役割としてもめんどくさいというのもあるだろう。これが長距離狙撃なら異世界でも特別さをイメージしやすい(実際にどうなのかは別として)
砲撃以外に異世界で戦車の役割になりそうなのは前衛で相手の火力を受け止めるゲーム的な意味での「タンク」というのもあるが、これ戦車(と主人公)が火力兼任でやるものじゃないよね?大体は重装備の戦士や騎兵に魔法の装備(或いは援護)でやるものだ。
戦車は火力、装甲、機動性のどれを強調するかについては作者側も読者側も好みやこだわりがあるからヤヤコシイ
あと何を弱点にするかの解釈も個人差がありそうなのが……
上で竜騎士の話が出ているけどドラゴンと戦車、どっちをどれくらい強くするかも世界観次第だしね
最初の方に出ている「異世界ネタで戦車は描きにくい」という話は自分も同意するけどそういう作品が無いわけじゃない
「エルフを狩るモノ達」という90年代後半に出た異世界転移系作品では主人公達の移動手段兼火力として戦車(猫の幽霊つき)が出て活躍している
燃料などの問題も異世界ネタで雑にカバーしていたから出して活躍させること自体は問題無い
戦車と二次元系異世界なら「機甲狩竜のファンタジア」という戦車でドラゴンを狩るストーリーのラノベがある
ただこの作品だと戦車は強い兵器ではなく時代遅れなこだわりの武器という扱いで魔法戦士の方が強いという設定だったな
ちなみに絵師は「月曜日のたわわ」の人
「ゼロの使い魔」の戦車は固定化魔法で現実のティーガーについて回ったメンテ問題を解消していたし、チート込みで戦車出して活躍させること自体は可能だろう
ただ主人公がずっと戦車で勝ち続けるのはあまり見ないね
ここまでのやり取りでも分かるように、やはり戦車は異世界ファンタジーでは「使い難い」のだろう。
魔法やチートで戦車を使えるようにすること自体は可能だけど、刀剣や槍、弓などの飛び道具、それから個人用の火器とは違う。
戦車がファンタジーに出てくるという話を聞いた字典で現代戦車は〜みたいにめんどくさい方向の考えになってしまう俺みたいなミリオタがツッコミ入れに来るから……
とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の戦車ネタも含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「『エルフを狩るモノたち』は中国国内ではオタクの活動が始まる前の作品なので知っている人は少ないです。作品が連載されていた時代の中国はまだ海賊版の時代でしたし大陸の方では問題になりそうな内容だったので流通していた海賊版も多くなかったはずです。中国国内の海賊版は著作権は守らなくても反ポルノは守って(海賊版で取締られても没収くらいですが反ポルノで捕まると重い罪になります)自主規制は行っていました。私は昔「妖精狩猎者」というタイトルの「エルフを狩るモノ達」の海賊版を見たことがありますが、これは南方から入ってきた香港か台湾の海賊版だったと思います」
などといった話もありました。
中国本土では90年代〜00年代前半くらいまでが海賊版マンガが盛んだった時期だとされていますが、当時の海賊版はエロ関係の自主規制はかなり強めに入っていたようです。私も昔中国で当時のクラスメートから「ドラゴンボール」など少年マンガのお色気シーンが雑に規制されている……といった話を実例と一緒にイロイロと聞いたのを思い出しました。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。