「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2025年02月

中国オタク「日本のアニメ作品が終盤になって急いで話を進める、キャラを大量退場させがちなのは何故だろう?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「リコリス・リコイルも進撃の巨人も、なぜ俺が追いかけた作品はどれも微妙な展開になって評価が急落していくんだ!良い終わり方にならないんだ!」
に関連したネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では作品の評価において、キャラよりもストーリーが重視される傾向があるという話がありますが、近頃は作品の終わり方の良し悪しが作品のその後の評価にかなり影響を与えるそうです。

またそういう背景もあってか、自分の期待通りではなかった作品の終わり方を引きずる人や、なぜそうなってしまったのかという話題で熱くなる人も少なくないのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本のアニメ作品が終盤の展開が大急ぎになりがちなのはなぜか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメ作品が終盤になって急いで話を進める、キャラを大量退場させがちなのは何故だろう?

マンガの長期連載作品が終盤ぐだぐだになる、ヘンな終わり方になるのとはまたちょっと違う感じだよね

皆話数があと少ししか残っていない時期に、「メインストーリー進めてなかった」と気付いて急いで話を進めて雑にたたんだ……みたいな作品を見た経験はあるはずだ
そしてなぜこの過ちが繰り返されるのか

世の中計画通りに進められることばかりじゃないのさ!どこかが遅れる、止まる、そしてスケジュールが狂うなんてのはありがち
でも長期休暇の宿題を最後の数日で慌ててやるような展開は正直勘弁してほしい

今期の新作アニメも「既に半分以上過ぎているはずなのにこれちゃんと終わるの?」と不安になる作品が幾つもあるからな……

最初はフォーラムの話題を独占するレベルだった「Ave Mujica」のファンがそれで頭抱えているよな
私も何度か通った道だから生暖かく見守っている

比較的分かりやすい原因としてはでは制作側と視聴者の感覚のズレが考えられる
制作側が十分に伏線を張ったから話を大きく動かしても良いと思っていても、視聴者側は準備不足や説明不足だと思っているとか、話がそんな方向に話が転がるとは思っていなかった、望んでいなかったみたいなのはよくある

アニメの話数が少ない、10話くらいだと最後の方はどうしても駆け足で強引にならざるを得ない所は出るのだろう

一話でおさまるような日常パート、サブイベントは描きやすいしウケの良い話ができるが、そっちをやってばかりだとメインストーリーに使える話数が少なくなる
脚本家もやりやすい方、楽しい方を優先するからメインストーリーを進めるとか不人気メインキャラを掘り下げるのが後回しになっていくのさ

現実ベースでも三国志があんな感じなわけあし、俺は最後で減速しても物凄い面白い部分があれば良いという考えだが、ストーリー重視だとやはり最後、特に終わり方が評価に与える影響は大きいよね

直接的な原因はストーリー編集能力だし、12話程度では短すぎるということだ
これが24話や48話なら最後の方で慌てて終わらせることもなくなる

俺は管理能力が足りないというのが主な原因だと思う。2クール作品、分割4クール作品でもグダグダになった作品はある。
もちろんこの手の問題はケースバイケースだし、能力の他に資金と時間というリソースも関係するから現場で上手くやるのは簡単ではないのかもしれないが。

同意する
前半に時間を使い過ぎて後半で鍵となるような重要エピソードをきちんとやれなかったみたいな展開は10話でも50話でも発生するからストーリーの長さだけの問題ではない

納期の問題というケースも考えられる。話数に余裕があるから話を作る余裕があるとは限らない。作業工程が狂うとストーリー部分にもしわ寄せが来るし、その逆だってある。
脚本が遅くて総集編連発になり最後もグダグダになった「SEED DESTINY」とかは有名。

メインストーリーを進める自信が無くて楽なサブストーリーに逃げてしまうからだろう
俺は「あと何話かあればもっとマシになった」みたいな評価の作品は、実際に数話増えても上手くいかないはずだと信じている

打ち切られたからというのもある
マンガだけでなくアニメでも打ち切りとそれに伴う強引な終了は珍しくない

でも近年主流の1クール作品では打ち切りよりもスケジュール管理ミス、脚本の能力不足の方が原因としては大きくないか?

同感だ。近頃はここで議論されているようなものを感じる作品が明らかに増えている。
プロジェクト管理の問題なのか、脚本の問題なのか、予算不足なのかはまちまちだが……

最初にリソース投入して人を集めて後になるほどグダグダ、最後は無理やり終了みたいなのは昔からあったよ
あと長編作品でも終盤になると急にキャラが死にまくるシリアス鬱展開になるのは珍しくない

総集編が複数回入るような作品だと、本編を計画通りにやる余裕ないんだろうな……と思ってしまうね

でも途中で野球やサッカー回とか水着回とか無駄な話をやるくらいなら本編をちゃんと進めろよと思ってしまうよなあ

日本のクリエイターには美少女や筋肉を描く欲望を満たすことによって他の仕事も頑張れるタイプがいるらしいが、それと同じように野球回を描かないと頑張れないクリエイターが存在するのだろうか?

最近増えたという人もいるけど、私は近頃の日本のアニメは完成させてから納品する作品が増えているので終盤の混乱は減っているような気もするんだが
(それが面白いかどうかは別として!)

アニメは作者一人が全部コントロールするようなものでもコントロールできるものでもないし、実際にプロジェクトのどこから火が上がるかはやってみるまで分からない
謎のスポーツ回やサービスの水着回も問題発生しなければ余裕がある、或いは余裕を作るためのエピソードだった可能性はある

でも麻枝准作品とかを見ていると、主な原因は主導している人間や脚本にあるのでは?という印象になって来るのだが……

確かに麻枝准といえば中盤の本編関係ない話と終盤に突然始まる鬱展開悲劇的展開かもしれない

麻枝准の作品に関してはギャルゲー時代の構成を引きずっているのでは
Keyの作品はギャグ路線の共通ルート、個別ルートに入ってからの恋愛パート、終盤の泣かせようとする急展開の組合せだが、アニメだと原作よりも更に急な展開という印象になりがち

それにしても「話数が足りないから」か……昔の50話くらいある時は話数が多過ぎて逆に引き延ばさないといけないから本編関係ないアニメオリジナル回や魔改造追加エピソードをやったりしていたんだけどね……

アニメ制作陣が最初から最後まで計画していると思うな
ガンダムとかライブ感で話作って最終回が近付いたから強引に終わらせたような作品が続いているんだぞ!

制作側も行き当たりばったり、ライブ感で話を作ってたりするし、制作作業に入った時点では最後の着地点を明確には決めていない(或いはいつでも変えられるふわっとした計画)ことも案外あると聞くし、上の方で言われている休みの宿題を最後にまとめてやるという例えが案外近いのかもしれない

今はどうだか知らないけど、昔の長編アニメは打ち切りの判断が突然出ることもあった。
その場合は急いで話をたたむことになるし、ここで議論されているテーマのようなことになったりもする
そして例えば初代ガンダムのようにそれで成功した作品もある

これは日本のアニメに限った話ではないけど、長編作品を最初から最後まで計画通りに進められた作品はそんなに無いし、商業作品だと外的要因での変更も珍しくない。だから最後の方で強引にストーリーの決着をつけることになる。
個人的にはアニメよりも特撮にそういうのが多い気はする。

特撮は玩具売上げや制作予算次第で方針転換が発生するし、最後の展開に負の影響が集中してしまう……

特撮とか全体的な流れを決めないで脚本を積み重ねていくことも多いらしいね
虚淵玄が「鎧武」で全体の構成決めて話を書こうとしたらそれは特撮の流儀ではないと否定されたのは有名な話

その話はまた続きがあって、やってみたら悪くないということで近年の特撮では普通に全体の構成を作って制作していくやり方も入っているらしい
なおスポンサー都合による路線変更の方が優先されるルールに関しては変わっていない模様

今は少ないけど昔の1年続くような長編アニメは視聴者やスポンサーと玩具市場の反応を見ながら方針を決定していく作品も多かった
その場合はギリギリまで人気獲得のためにあがくことになるし、メインストーリーの優先順位は後の方になる
だから最後の方になってから大急ぎで話を進める、キャラを無慈悲に「整理」する作品も出た

日本のアニメって人気を見ながら話を作るけど、同時にネット小説とかとは違ってずっと続けることはできない、終わりの時期が決まっているという事情もある
だから最終回が見えている時期になると慌てて話を進める作品が出てくるのだろう



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国オタク界隈では、今の日本のアニメ作品は終わり方が雑、きちんとした仕事をしていない作品が多いという人も増えています。これに関しては作品の質以外にもストーリーを追いかけながら作品について語る、ストーリーの解釈や予想を楽しむのが一般的になっている現代の視聴環境も影響しているのでしょう。昔の作品に関しては最初から最後までテレビ放映や海賊版を買って(長編はディスク枚数が多くて高いです。それに業者はセット販売以外やりたがらないので、途中までしか入っていない或いは作られていないTV長編作品を買ったら悲惨でした)きちんと追いかけられた人も、その内容に関して深く語った経験のある人も多くないので……」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のネット小説で歴史系作品はアニメ化されたりしないの?ウチの国みたいな歴史ネタ関係の難しさはないと思うのだが」

ありがたいことに以前いただいたものの後回しになっていたネタがあるので、今回はそれについてを。

中国の娯楽作品では歴史要素が何かと人気になってきましたし、それは中国オタク界隈でも変わりませんし、日本の歴史系作品に手を伸ばす人も少なくないようです。またそういう背景もあってか、日本の歴史系作品の扱いに関する話題で盛り上がることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本のネット小説で歴史系作品はアニメ化されないのか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のネット小説で歴史系作品はアニメ化されたりしないの?ウチの国みたいな歴史ネタ関係の難しさはないと思うのだが

二次元では歴史系ネット小説のアニメ化って滅多にないよな
小説媒体で商業出版されるような作品があるのは知っているけど、アニメ化まで行くような作品はほぼ見つからないような……

ネット小説と歴史ネタは商業作品とじゃ相性が悪いんだよ。
ウチの国のネット小説も規制以外の理由もあって歴史系は映像化されない。

小説だと妄想しやすいマニアックな時代、地域、人物は何かと便利だけど、一般向けの部分が大きくなる商業アニメで使うには難しい題材だ
あと人気の時代を使うと今度はネタがかぶる

でも日本の作品が頻繁に織田信長を本能寺で焼いているのを見ると、ネタによってはかぶっても問題無さそうな気もする
例えば国内では歴史ネタのネット小説、特に三国時代や宋〜明末くらいの時代のはたくさんあるしね(映像化されないけど!)

国内だと歴史系作品の映像化は「敏感」な問題が関係するから、二次元の問題とはちょっと違うのでは

それも関係するけど、たぶんそれ以上に需要や制作コストという共通する部分の問題が存在する
マンガや小説とは相性が良いので勘違いしてしまうが歴史は二次元というかアニメと相性が良くない
大作の実写作品と比較されてしまうので作画に手を抜けないのがとてもつらい

低コストで作るなら、動かすなら実写の方が良いとなるんだろう。
異世界系と違って現実の歴史だと実写の方が楽
日本の戦国時代や幕末なら日本のセット、日本人の役者をそのまま使える

アニメだと「全部描いて動かす」必要があるのが厳しい
歴史だけでなく、現代の警察モノとかアニメより実写を使った方が結果的にコストが安くクオリティが高くなるジャンルは存在する

なるほど
ウチの国だと昔歴史トリップ系作品が規制されたという事件があったし、ネット小説で定番ジャンルのわりに映像化れないのもそういうものだと納得していたが商業的な理由もあるわけか

こっちだと歴史改変ネタはどんな方向でも難しい、特に歴史虚無主義のレッテルはられたら審査通らないという難しさはあるが、それとは別に歴史系作品の制作コストの高さが大きなリスクとして認識されているんだよ。
映像作品の需要は大きいけど、制作コストに関してはどんどん厳しくなっているのもコストが膨らみがちな歴史ネタにとっては厳しい。これはどこの国も変わらない。

そもそも男性向けの歴史系作品、俺TUEEEEな作品は一般向けだと難しいんだよ
俺TUEEEEな妄想ネタそれをやるなら異世界、こっちなら中華ファンタジー世界でやるのが無難だ

正統派の作品ならやってやれなくもないけどコストが高くなるし、ネット小説の俺TUEEEEEE+内政系+戦記物みたいな方向だと異世界系の人気作品の方が商業的には歓迎されるよね

こっちでもそうだけど歴史系作品は女性向けの方が商業的に強いので、そっちなら日本の二次元でもアニメ化まで行く作品は出るんじゃないかな?
日本産中華ファンタジーがアニメ化されているから、その流れで日本の歴史系のも出てきそう

同意する。
女性向けはローコストでも需要を満たせれば稼げるし、その際に歴史系はテーマとしてかなり強いので、日本のネット小説系作品でアニメ化されるとしたら女性向けになると思う。
正直に言えば、私の好みに合うような歴史系のアニメは出ないだろうと諦めているよ。

歴史系は男性向けでヒットを狙うには扱いが難しいんだよね
予算をかけたクオリティでなければ評価されないけど、投資のわりにリターンは少ないジャンルだから……

かと言って大作路線で女性向け要素を入れると本来のターゲットの男性層から反発が出るリスクが高まる。これは恐らく日本でも変わらない。
この間の徳川家康の大河ドラマはこれをやって大爆死した模様。

そもそもの理由として、日本のネット小説やラノベでは歴史系作品はそこまで人気が高くない。主流なのは結局異世界ファンタジーだ。
母数が少ないので商業化作品も少ないし、アニメ化まで行く作品も少ないということになる。

だがジャンルとして確立されているのにコミカライズより先に行かないのはやはり不思議に思える……上でも言われているようにウチの国のような難しさがあるわけでもないはずなのに。

国内だと上からではなく下から燃えるようなジャンルだからなあ
歴史ネタは解釈も含めた正しさにこだわる人が少なくないので異世界みたいにふわっとやるのは難しい。日本における大河ドラマの評価を見ても、歴史考証や史実解釈はかなり重視されている。しかしネット小説作品はその辺雑だ。

映像化向きの原作が無いというのも理由としてありそう
歴史系のネット小説、特にトリップ系作品で求められるのは主に歴史改変展開だし、歴史をそのままなぞるような作品は歓迎されないし、歴史を変えられない主人公は無能、いる意味が無いという評価にもなりがちだから人気が出ない
しかし歴史改変レベルまでやると映像コストが上がるし、特定のファン層以外に刺さらなくなるので異世界系の俺TUEEEEEのような人気は期待できなくなる

上の方でも言われているが歴史系のネット小説は戦いの規模が大きく舞台となる場面や地域も広いから視聴者が求める画面クオリティの水準を超えるのが難しい
これは宮廷だけで大体終わらせられる女性向けと比べて結構なマイナス要素だ

日本のアニメで女性向けの中華ファンタジー作品がそこそこアニメ化されているのもそういう所だろうね
ただこっちの感覚だと求めるレベルというか、中国の歴史ドラマ的なリアリティが求められるから「薬屋のひとりごと」みたいにアニメでがっかりみたいなことになる

たぶん日本の戦国時代アニメなら私達は問題点に気付かないのだろう
でも「私達の感覚で問題ない」レベルでは日本の視聴者は許してくれないはず

やるとしたらFGOみたいに歴史上の人物をキャラとして使う形じゃないかな?
歴史上の人物をネタとして組み合わせた伝奇、異世界系作品はそれなりにあったはず

日本の歴史トリップ系のアニメもそれなりにあるし、やってやれないことはなさそうなんだけどなー

日本のトリップ系の歴史作品で近年映像化されたのは「JIN-仁-」、「信長協奏曲」、「信長のシェフ」などがあるな
ただこれはラノベ原作ではなくマンガ原作なのでここのテーマとはちょっと違うかも?

その辺りを見ていくと日本の場合はネット小説からコミカライズ、更に実写化というのもあり得るのかな?
今の所日本のネット小説は異世界系、女性向けが圧倒的に強いから歴史系での大人気作品は出ていないようだけど

他にアニメ化のルートとして考えられるのは女体化した歴史系作品だろうか?
日本の戦国時代、それから中国の歴史関係では三国志がそうなっているしね。

結局、現代の環境では歴史をそのまま活用するような作品の映像化はアニメに限らず難しいということなのだろう。
もしやるとしても、異世界系や「娘化」など別の二次元系作品のテンプレと組み合わせて当たった作品になりそうだ。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国における歴史ネタの作品の扱いも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「歴史系ネタの作品は中国では明代などを中心にトリップ系作品の人気ジャンルとなっていますし、テンプレを活用して手堅く人気を獲得できるというイメージもあります。しかし歴史上の人物や事件の解釈、その改変に関して読者の需要やイメージから外れると批判が爆発、炎上しやすいジャンルになっています。これは場合によっては価値観の問題以上に難しい問題かもしれません。昔と比べて歴史関係の情報は増えていますが、私はフォーラムの議論を見ていると正しい、好まれる解釈の範囲は狭まっているようにも感じられます」
などといった話もありました。

考えてみれば私も歴史系作品は自分の好みの解釈から外れ過ぎると見るのをやめてしまうことがありますし、今の時代に大当たりするのは難しいジャンルなのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ベースでメインボーカルやるキャラを見かけないのはなぜだろう?私はバンドアニメのおかげで最近やっとギターとベースの区別がつくようになったんだがそこで疑問が」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国オタク界隈では日本のガールズバンド系作品が注目されるようになっていますし、そこからバンド関係の話題も増えているそうです。
しかし音楽関連は中国オタク界隈では実体験や知識に関する個人差も大きいジャンルなこともあってか、時折認識の違いが浮き出るような話題が伸びることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ベースボーカルのキャラを見かけないのはなぜか」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます・


ベースでメインボーカルやるキャラを見かけないのはなぜだろう?ギターは忙しそうなので別の楽器が歌っても良さそうに思えるのだけど……
私はバンドアニメのおかげで最近やっとギターとベースの区別がつくようになったんだがそこで疑問が出てきた。

それは私も疑問に感じたことがある
ギターよりもベースが歌った方が楽なのでは?

忙しいというならギターもう一人入れればいいんだよ
でもベースを二人入れるのはギター二人に比べてかなり難しくなる

現実では才能ある人間がギターとメインボーカルをやるから、二次元でも必然的にギターがメインで歌うパターンになっているとか?

現実にはベースボーカルがたくさんいるし二次元作品にも普通にいる
お前らの見ている作品が少な過ぎるだけ

全くだ
ベースボーカルのキャラは少なくないし普通に見ている作品が少ないだけだと思う
現実にも有名なベースボーカルはいるわけだし

ベースボーカルがギターボーカルに比べて少ないのはやりやすさが理由として大きい
ギターは主旋律になるから歌いながらでも違和感出ないけど、ベースは歌と演奏が別になるから上手い人じゃないと変になるんだよ
もちろん上手い人がやれば問題ないし、それで成功しているバンドも普通にある

俺も楽器やったことないから詳しくないが、基本的にはベースボーカルの方が難しいという話を聞いたことはある
あとギターやキーボードは作曲と兼業も多いので、そういう方向からのメインボーカルの多さもあると思う

すまん、俺はベースがボーカルやっても良いということすら意識してなかった…・…「ギターヒーロー」という言葉もあるからそういうものだと思っていた……

創作でどうなのかは私もよく知らないけど、現実ではギター、キーボード、ベース、ドラムの4つのロックにおける伝統的な楽器はどれも演奏しながら歌う、楽器兼ボーカル担当のアーティストがいる
二次元にベースボーカルのキャラがいない、或いは少ないように見えるのは現実の割合が反映されているのと描きやすさが関係しているのでは

現実ならとりあえずポール・マッカートニー
それにしても現実だとギターボーカルの方が多いのは確かし二次元作品はそれが極端になっているのかね?
主人公がベースから音楽を初めてバンドを作って……という流れで話を作るのがギターに比べて難しそうなのはなんとなく分かるし

ベースでもドラムでもキーボードでも。ビートルズからして4人とも歌っていたわけだし、誰が歌っても良いんだよね。
しかし俺も現実にいるのは知っているけど、二次元で有名なベースボーカルのキャラって誰がいたっけ?

「バンドリ!」だとRAISE A SUILENがベースボーカルらしいが

二次元のベースボーカルで一番有名なキャラは秋山澪じゃないか?
第一期EDとか当時のオタクは聴きまくっていた

でも当時のファンがどこまで秋山澪がベースでボーカルだというのを把握していたかは怪しい
全部「平沢唯が歌っているという設定」という認識だった知り合いがいる

二次元だとベースボーカルのバンドは探せば結構出てくる。本当に出てこないのはドラムボーカル。深く探せばいるかもしれないが、少なくともアニメになるような有名作品にはいないはず。
恐らく演奏もだけど、ビジュアルとして描くのが難しいからだろう。

新しい作品あまり知らない自分の中だと例えば「マクロス7」のミレーヌみたいに、アニメのバンドは大体ギターとベースにボーカルがいるという印象なんだけどね

作品の描写による印象もありそう。二次元の有名作品のガールズバンドには大体ベースボーカルがいるはず。
ただそれは実際の歌はともかくアニメでメインボーカル的な強調をされない。
上の方でも言われているがHTTで言えば「平沢唯がボーカル」として認識固定されている人は当時結構いたし、メインボーカルが特別なイメージになっているのかもしれない。

言われてみれば見た作品の数というより、作品の受け取り方の問題の方が大きいような気もするな……

「ヒーラー・ガール」のベースはメインボーカルの予定だったのが主人公にボーカルやらせたいので第二ボーカルに身を引くような話になっていたね

ずっとボーカルとコーラスの区別がついていなかった、ギターがボーカルという役割で一緒に歌う他の楽器はコーラスだと思い込んでいた俺みたいな人間もいます

ベースボーカルは現実にもいるけど、ギターボーカルと比べたら相対的に少ないという感じかな
例えばウルトラマンの主題歌も歌っているTHE ALFEEは昨年末の紅白歌合戦出場時は一番歌わなそうなベースが一番良い声で歌ってた

あれは私も印象に残っている
派手なギター持った長髪ではなく、センターのアコギでもなく、横のサングラスのベースが歌いだすんだよね
主題歌のあの声が彼だったのにも70歳という年齢にも驚いた

二次元ではギターが主人公的に強調されるから、ボーカルもギターの役割という印象になるのだと思う
それに現実でも引き語りをするのは主にギターやピアノだから余計にそっちで固まってしまうとか?

現実のバンドだとボーカル完全固定じゃない所も多い
THE ALFEEは全員歌うので担当を書くなら全員ボーカル+楽器になるね

「バンドリ!」はソシャゲの方をやってるとキャラのプロフィールでベースとボーカル担当がいるのを把握できたりするんだが、アニメの方だけだとその辺は意識されないのかもね

他に考えられるのは、ある程度詳しくないとギターとベースの区別がつかないという問題だ
ギターがボーカルという知識はあるから、人によっては逆に「歌っているのがギター担当」みたいな認識になったりする……これはネタではなく本当だ

それは実際にある話だな
知り合いのファンに「ぼっち・ざ・ろっく!」の廣井きくりがベース担当なのを後から知ったという人は普通にいた

結局は見た作品が少ないということに尽きる
ちゃんと見ていれば分かる話だ

いや、こういう疑問が出るのはウチの国の環境もあるから一概に見識が無いように批判するのもどうかと思う。
オタクの間にバンド関係の知識が普及したのは本当に最近だし、数年前はかなり雑だったわけだし

たぶんこっちの二次元界隈では「Don't say "lazy"」が一番有名なベースボーカルの歌だが、昔のファンでこの歌と「ベースが歌っている」のをすぐに結び付けられる人がどれだけいたかというと……

最近のガールズバンド系作品の増加とジャンルのファンの増加により、ウチの国のオタクのバンド関係の一般常識のレベルが一気に上がったのは間違いないだろう
ベースボーカル自体は相対的に少ないとはいえ現実にも有名なアーティストがいる、二次元にも有名キャラはいる、しかし以前はそれを自然に意識できるオタクはそんなに多くなかった



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の知識やイメージなども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクのバンド活動に関する知識は個人差がかなり大きいです。中国の学校には軽音楽部というのはほぼありませんし、バンドの活動が一部の都市、一部の時代と世代を除くと身近に無いんです」

「『けいおん!』が人気になったころの中国ではまだバンドの構成や役割についてよく分かっていなかった人も少なくなかったと思います。私も日本のバンドに関しては「けいおん!」の知識よりも『ぼっち・ざ・ろっく!』や『バンドリ!』で学んだことの方が多いですね」

などといった話もありました。

中国では昔国産アニメでバンドを題材にした作品が作られたこともあるのですが、現在の中国でそういった作品を作るのはやはり難しいようです。

中国で昔作られた怪作アニメ「我為歌狂」

また若者にとってはバンドをやる機会もやる場所もほぼ無いような時期が続いているので、日本のガールズバンド系作品に関する受け取り方も表に出ていない個人差というのがかなりあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「子供世代の方が良いキャラになっている、世代交代したのに主人公として人気があるような作品って存在するのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではキャラクターの好き嫌いがハッキリ分かれる傾向があるといった話も聞きますが、定番設定の中にはそれだけで中国オタク界隈で警戒されてしまうものもあるそうです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「人気主人公の子供というキャラ設定」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


子供の世代の方が良いキャラになっている、世代交代したのに主人公として人気があるような作品って存在するのだろうか?
子供世代キャラが出るような作品は概ね親世代と比べてキャラの人気が出ないように思う。

日本の二次元に限らずありがちなキャラだけど、上手くいったケースは少ないよね

人気主人公の子供キャラは大体不人気、好意的に解釈して合格レベルがせいぜいだ
何かと批判やネタにされるけど、新キャラ新主人公の方が相対的にマシだと思う

子供世代のヒロインにしても親、特に前作男主人公の顔がちらつくのがなんか嫌なことはある

血縁関係ない主人公の世代交代でさえ難しいんだから、親の影響が常に意識される次世代で人気になるのは難しいんじゃないかな

日本の作品の主人公は血統主義だと言われているが、実はその血統が有効なのは一代限りなので血統主義や血統論などといった言葉はどうなのかと思わなくもない

確かにそれはあるな
血統主義も結局は主人公補正や強さの根拠の後付け設定という側面がかなりある
そしてその追加設定の「血統」ベースで次世代キャラを作るのは後付けに後付けで上手くいかなくなるのかもね

このテーマに該当する貴重な成功例が「ジョジョの奇妙な冒険」だろう
キャラとしての人気も方向性も非常に上手くいっている

ジョジョに関しては完全に同意する
しかし他の成功例を探すのは難しい……

「ウルトラマンゼロ」は?
まぁこれは俺が「ウルトラセブン」を見ていない、ゼロからファンになったからというのもあるのだろうけど

上でヒロイン扱いについての話が出ているが「マクロス」は子供世代のキャラの人気獲得も主人公交代も上手くいっている作品だと思う
劇中劇という世界観、初代主人公が外部要因込みで公式に行方不明にされる、初代最強キャラが天才だからと老人にならずに活躍し続けるなどのネタ要素もあるからファンも割り切って受け入れやすいというのもあるが

ジョジョはシリーズごとに世代だけでなく時代を飛ばす、ゼロも現実の時間がかなり空いている
親世代の名声を活用できるのと同時に、親世代に対するファン層の思い入れを切り離せるかが重要なのだろうか?

結構時間が空いたはずの「半妖の夜叉姫」は本当にアレだったし、時間が空けば良いという物でもないと思う

子孫世代主人公に関しては制作側の態度も関係するだろう
「BORUTO」も「半妖の夜叉姫」も過去の大人気IPでずっと飯を食い続けたいというのが透けて見える企画だ

その結果、作品に残った価値まで食いつぶすのはどうなんだろうね
作者にとってはそれで良いのかもしれないが、ファンとしては複雑だ

「Fate/Zero」の衛宮切嗣は上の世代の型月厨の間では士郎より人気あって評価が高い
シリーズにおける作品が出た順番や「Zero」と切嗣に関する後付け設定の多さを考えると、設定的には親世代だが作品的には子世代とも言える

言われてみればそうだな
これは士郎がウチの国のオタクの上の世代に嫌われ過ぎていたのもあるし、「Zero」が世代を代表する大人気作品だったというのもあるか
士郎に関しては昔「無能熱血バカ」というディーン版アニメなどの影響による批判の他に「切嗣から技術も思想も何も受け継いでいないダメな主人公」という批判を見たこともある
私もさすがにその批判は士郎がかわいそうだと思った

そういうのなら「ファイアーエムブレム」の「封印の剣」と「烈火の剣」もそういう所あるね
それから「聖戦の系譜」のように1本のゲーム内で世代交代する分には子供世代キャラも人気になるのはそこまで難しくないと思うのだが

「閃光のハサウェイ」はこのテーマの成功例として見ていいと思う
ハサウェイはシリーズを通してのメインキャラの子供世代主人公だ

ガンダムだと「AGE」は子供世代主人公の方が評価も人気も高いね
しかし最初不人気だった親世代主人公は孫世代の話の時のジジイキャラとしてはわりと人気があったような?
なお孫世代主人公自体は……

子供世代キャラって親が獲得したもの、成功させたものから更に何かを獲得しないといけないのが難しい
そのために親世代が苦労して築いた平和を壊したり、新しい敵キャラを強調するために親世代キャラを踏み台にしたりするのでずっと追いかけていたファンが不快感を覚えて嫌われるというのもよくある話

そこまでやるならもうリランチでオリジンから再構成した方が良い気もするな
アメコミも子供世代キャラは出してはいるけど今では新キャラよりもリランチだしね

読者視点での「世界の問題」は主人公世代が大体解決してしまうから、子供世代は読者視点の「世界の外側」か「新しい問題の創造」が必要になる
それも既に親世代で使用済みのネタや設定とかぶらないようにした上でだから、子供世代は設定上の能力は恵まれているが創作上のリソースは不足しがちだ

基本的に子供世代が出る作品って親が主人公として大成功、その活躍に合わせて世界観が構築されていくと共に人気になった作品だから親キャラの人気を受け継ぐとか超えるとかは困難になるのだろう

「歴史」と答えようとしたが、歴史系作品でも親子共に人気主人公みたいなのは思いつかないな……

優秀で評価が高い、人気がある歴史上の人物であっても優秀さの方向が違ったりするから創作で両方とも人気にするのは簡単じゃないからな

活躍の場、活躍するシチュエーションの
これは現実の歴史人物やそれをベースにした創作にも存在する問題だろう

世代が変わって武将が出てくる三国志でさえもそういうの無いからね……

演義の方では目立たないが、夏侯淵の子供世代は優秀だし、陸遜の息子の陸抗も評価は高い
あと孫権がネタ扱いされがちだが、孫堅、孫策、孫権は子供世代の方がなんだかんだで功績はあるし優秀
なおこの辺りが現代のゲームの能力で優秀になる、イベントで親よりも優遇されるかはまた別の問題

このテーマを追いかけていて俺は金庸作品を思い付いたが、あれも賛否両論あるから難しいな

ずっと続く長編エピソードで世代交代して活躍する、人気になるのは難しいけど一時的に活躍するのはそこまで難しくはないと思う
例えばこのテーマのダメな方の例として皆が思いつくであろう孫悟飯もセルゲーム編に限って言えば良い感じに活躍する、人気になる子供世代キャラとなっている



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えていただいた方からは
「中国のオタクの間では綺麗に完結した作品なのに子供世代キャラを出して続編をやるのは嫌われます。これは露骨な金儲けのための作品に見えてしまうからというのもありますが、他にも中国のファンは後から出てきた設定によってそれまでの設定、イメージを壊されるのをとても嫌うというのも原因になっています」
などといった話もありました。
長編シリーズのてこ入れ要素に関する好みや期待或いは警戒する部分に関しても日中の違いはあるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております・

中国オタク「何かと嫌われる主人公交代だけど成功した或いは長期的に見れば上手くいったアニメやマンガがあれば知りたい。繰り返されるからには成功例があるんだよね?」

中国オタク「日本のゲームとかに出てくる『開いているのに店員がいない店』というのはどのくらい現実にあり得るのだろうか?問題にならないの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品のお約束に関して何かと話題になっているそうですが、ゲーム関係のお約束要素、特にAVG系作品のものはテキストによる描写もあってか考察が深くなりがちなのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本のゲームに出てくる開店中なのに店員がいない店」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のゲームとかに出てくる「開いているのに店員がいない店」「店員がいないから出直す」というのはどのくらい現実にあり得るのだろうか?問題にならないの?

俺も理解できる話だ
ギャルゲーとかやっているときに引っかかる場所だよね

自分も日本のゲームによく出てくる謎の嫌がらせという印象がある
AVGやJRPGでイベントが起こらない、買い物ができない設計にするならともかく、店員不在にするのがよく分からんよね

俺も「なぜか店員がいない」というのは引っかかる
現実だと開いている店の店員が店から長時間消えるのはまずありえない
せいぜい10分くらい、それも大声で呼びかければ返事ができるくらいの距離だと思うのだが

店員が長時間失踪している店……普通はあり得ないよね
QRコード決済の無人商店ならあり得るけどそういう店は出てこない

中国国内だと、呼んだら店員が出てくるというのがギリギリの線かな……日本でどうなのかは俺もよく分からない

ここで問題になるのは田舎(場合によっては都市部)の小規模商店で開店中なのに店員がいない、監視カメラなどによる監視も無いという店についてだからな

でもあれって時代が進んで逆に説得力が出てきたのかもしれない
現代には無人コンビニとかあるし、創作でそういうのが機能していても良い
確か「ラーゼフォン」だったと思うが店は古くて決済は新しいみたいなSF描写もあったはず

ゲームシステム的にはフラグが立たないとNPCが出てこないくらいの話なんだろうけど、遊んでいる側からすればツッコミ所にはなるよね

アニメやマンガにしろゲームにしろ、結局は作者がめんどくさいから人や人のいる場面を描かないだけでは?
描く手間も話を作る手間もフラグ管理する手間もあるから雑に処理しているだけじゃないかと

勇者は勝手に民家に入ってアイテムを盗んでも良いのに、店員のいない店からだけは盗めない……
私も日本ではシステム的なお約束として許容されているのか、或いは創作補正込みでそういう店も無くはないと納得されているのかはちょっと気になっている

国内だと人がいなくても常時モニター状態だったりするので人がいなくて買い物もできない店みたいなのは成立しそうにないが、日本ではどうなるんだろう?私もなんだか気になってきた。
人がいなくて買い物できない店に関する日本の業界内で共有されるイメージみたいなものがあるのだろうか?

確かに不思議だ
店員がいないなら閉めればいいのに店の中に入れる、しかし一目で店員がいないのが分かるので買い物はできないという……

AVGだと「店が閉まっている」のかと思ったらそうでもないんだよね。呼んでも店員がいないから出直すみたいなことになる。

人がいないのに開いている店というのは日本だと珍しくない
日本は少子化で労働力不足、特に地方だと働ける人がいない「人手不足」だから小さい雑貨屋、コンビニでは無人状態が度々発生する
実質的に家族経営で24時間営業という無理な業態になっている所もあるので無人になるのは危ないとかではなく、人がいないのでどうしようもないからそうなったという状態

こっちも農村なんかは出稼ぎで成人の労働力がいない、残っているのは老人と子供ばかりみたいなことはあるからなあ
無人モニターシステムが使える時代になっても、都市部以外、特に農村はどうなるか……

日本は現金決済の店がいまだに多いから、おつりの小銭を両替しに行くために店から人がいなくなるのが珍しくないし、それが創作にも反映されているのだろう

釣銭が無いので店から人がいなくなるというのは日本でも珍しいんじゃないか?ウチの国QRコード決済が普及する前の、現金取引だけの時代でも吊り銭が無くて……という事態はそんなに無かったし
あと現実の日本では店員がいない店は普通に問題になる
日本では一時期冷凍餃子の無人販売店が盗まれまくってニュースになっていた

まぁ実際にやったらそうなるよな……

ちなみに日本人からもそういう店は評判が悪い
結局は店側がセキュリティのコストを負担しないで全部警察頼み、つまり税金による公共コストに丸投げで利益を享受しようという態度だから、盗んだ人間だけでなく店も批判されるし同情はされない模様

でもそういう店が成立する見込みがある、商売として試す人間いる時点でかなり違う感じではあるよね

システム的なツッコミ所もあるだろうけど、日本だと場所や業態したいでは不可能ではないラインではあるよ。田舎には野菜の無人販売所(勝手に金を入れて買う)とかあるしね。
特に二次元に出てくるような店員がいない店は大体が田舎或いは周辺の人間ほぼ顔見知りな場所だから更に成立するという考えが強まるのだろう

日本の無人販売書って、賽銭箱みたいなのに金を入れて物を持っていくあれだよな

そういう店は良い意味で「人の流れが閉鎖的」な場所、言ってみれば顔見知りだけの場所、個人として認識された上で他人の目がある場所なら成立する話なんだろう

まぁそういう店が出てくる作品はアメリカが舞台ではないし、「GTA」みたいなバランスの作品でもないから……

中国国内でも昔はそういうお店があったんだけどねえ

そうそう俺が子供の頃は店員がいない、呼んでも出てこないので買い物ができない店というのもあったんだよ

それに関しては東側の経済にありがちなやる気のない国営商店という事情も混じってないか?

あー……言われてみればそうだな……店員がいない、物がある場所まで手が届かないから買えないという所はあった
でも普通の店、ここで話題にされるような感じの素朴な店や、店主不在な街中のスタンドというのもあったよ

半分はそういうのが成立する牧歌的な場所であること、もう半分は主人公達のモラルが高いからそういう店が成立することを表現しているのではないかと

私もそう感じた
強調するほどではないけど、住人にそういったモラルがある平和な舞台とか、主人公やヒロインはまともなキャラ達だというのを描写する意味もあるのだろう
なおそこで猟奇殺人事件が起きないわけではない

そういった人がいない店に対する日本の感覚に関しては「千と千尋の神隠し」の、最初の親がブタになってしまうシーンとかは参考になるんじゃないかな?

ノスタルジックな時代背景というのもあるだろう
昔の農村や古い下町なら店主が食事でいないとか、知り合いとのおしゃべりに夢中になって店を放り出しているとかは普通だった、或いは実際どうだったかはさておきそれが成立する素朴な社会だったというイメージはある

それか創作における日本の田舎、地方都市の幻想、お約束みたいなものだと思う
例えば「東京から来たというだけで何かと話題にされる転校生」といったようなネタの一つが、店員不在なのに空いている店なのではないかと

熱心に商売しなくていい
趣味と人付き合いが大部分で店をやっているという
土地と建物の所有者だから家賃という店にとって最も厳しい費用がかからない、競争相手もいない、売れ筋商品の入れ替えに必死になる必要もないという

なるほど
そういう意味でも中国にはあまり無い店かもな

見方によってはウチの国で例えるなら金持ちのボンボンが親のもっているビルで趣味でやっている本屋やバーに近いものがあるのかね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私は日本のニュースで餃子の無人販売店の盗難を報道しているのを見て、自動販売機が街中にある日本でもさすがにノーガードの冷凍食品無人販売は難しいのだというのを把握できましたが、それでも日本社会の『無人』の商売がどこまで成立するのかはまだまだ気になっています」
などといった話もありました。

それにしても中国関連では無人商店やスマートコンビニなどが度々話題になりますが、現在はどうなっているのでしょうかね。
近年は便利蜂が盛り上がった後に沈んでいったそうですが、新しい技術を使って勢いで商売にしてしまうのはやはり面白そうですし、タッチパネルにさえ嫌われる私にとって普段使いは厳しそうでも一度は使ってみたいとか考えてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「西太后が日本で人気があるって本当?日本ではどういうイメージになっているんだろう?」

どうにか確定申告を(たぶん)乗り越えたので、ぼちぼち平常運航に戻していきたい所ですが、気が抜けた頭がなかなか戻ってくれないので、今回はありがたいことに以前いただいた手頃なネタで。

中国オタク界隈では日本の作品に出てくる中国の歴史関係のキャラやエピソードの扱いが何かと注目されているそうですが、
「有名な人物に関する解釈が中国の一般的なものと異なるらしい」
といった方向だと良くも悪くも話題が伸びるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本で西太后が人気だというのは本当か?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(原文で「慈禧太后」となっている部分は基本的に「西太后」と訳しています)


西太后が日本で人気があるって本当?
こっちだとトップクラスに嫌われる歴史人物なんだが、日本ではどういうイメージになっているんだろう?

日本の作品で清末が舞台だと大体出てくるような印象はあるね
ただその時代の中国だと普通に出番は多いはずだから何とも言えない所はある

同意する。
人気は知らないけど知名度は確実にあると思われる

少なくとも有名ではあるな
三国演義やそれに関連した前後の時代を除くと一番有名まであるんじゃないか?

日本における中国の歴史人物の知名度や評価に関しては三国時代が突出し過ぎて逆に分かり難い……

実際日本人は西太后好きだよ
武則天と一緒に名前が出てくるし、武則天より上みたいな評価もあるくらいだ

武則天より上はさすがに無いんじゃないか……?
悪女としてはあるかもしれないが

でも私は「FGO」の中国系サーヴァントで日本で人気が高いらしい西太后が出てきたら荒れるから止めてほしいな……と考えたことはある
日本人は旗袍(チャイナドレス)が大好きだというのも不安材料だった

日本でどうなのかは知らんが西太后と武則天を一緒に語るのは国内でも少なくないよ
とは言え、こっちは主に武則天アンチからの発言だし西太后より呂雉(呂后)の方が人気はあるようだが
どちらにしろ西太后はほとんどの人、全方面から嫌われる中国の女性政治家だ

日本では元や清を非常に高く評価しているからそれも西太后の高評価の理由になっているのだろう
知っての通り日本は元や清のように少数民族による漢人の支配をやりたかったわけだしね。

日本では元朝も清朝もそんな評価されてないぞ?
日本にとっては戦争で勝ったと認識している相手だし、日本に広まっている中国文化でも元朝や清朝関連のものは目立たない

日本では元に関してモンゴル、遊牧民による世界最大の帝国という浪漫を感じてはいるようだが、中国とは別扱いされがち。
あと当時の日本には宋からの亡命者も入っていて文化的な面も含めても宋の方が評価されていたし、元明清の中で元が一番評価低い節もある。
だから個人的には「西太后が日本で人気」という話はどこまでの範囲で言っているのかがまず引っかかる

日本人の感覚はよく分からんが、呂布を忠義の人扱いするのに比べたら西太后をいわゆる女帝扱いするのはまだ分からなくもない……のかなあ
女帝扱いでも正直に言えば理解できない所はあるけど

日本に限らず西太后は中国国外からは好かれているだろ
あんなに大きな中国を分割して植民地にしてあげたんだから

隣国からしてみれば無能なトップは歓迎されるだろうからね……

西太后は日本もだけど東南アジアでも人気が高いと聞いたことがある
西側諸国でどうなのかまでは知らん

中国に対して色んな意味で打撃を与えた存在だからな
例えば皆わりとマッカーサー好きだよね?甲午の逆方向なネタとして考えれば日本の西太后人気も理解できなくはないかと

今は歴史の逆張り解釈したがる人が増えているけど、頤和園作ったせいで甲午中日戦争負けたのはさすがに擁護できん

しかし甲午に関しては陸軍の負け方も大概だったし光緒帝と帝党派のやり方も上手くいっていたわけではないから西太后だけのせいにするのもどうかと思えたりするのだが
その後も仮に戊戌の変法を支持していたとしても上手くいっていたようには思えんし

さすがにそれは好意的に解釈し過ぎ
西太后のせいだけではないとしても西太后は死ぬまでというか死の時でさえも民に害を与えることを忘れない存在だったのは間違いない

国内ではスルーされがちだし俺もここであえて議論するつもりはないが、中国国外視点だと末期の清政府が世界に与えた影響自体はかなり大きい
それに歴史上、本当の意味で大国の権力を掌握していた女性というのはほとんどいないわけだから世界史的に考えたら西太后に対する注目度はかなり高い

上で出ていた武則天より評価されるということに関してはそういう視点による話も混じってそう

世界史において西太后ほど大きな政治的権力を行使できた女性はいないという言い方もできるからね

西太后が厄介なのは無能ではなかったことだよ
清が弱くなったこと自体は西太后のせいじゃない

弱くなってから最悪の状況に墜落させた原因の一人ではあるが、無能ではないし少なくとも宮廷闘争、内紛における戦闘力は高いんだよな
問題はそれだけで良い時代環境ではなかったこと、中国の規模が大き過ぎたこと

武則天は現代だとフィルターがかかったり盛られたりが多過ぎて評価し難い所もある
それに対して西太后は何かと語りやすい

西太后による咸豊帝、光緒帝の統治に対するダメージをどう評価するかは国内でも結構分かれるな

義和団と八ヶ国連合軍関係のやらかしがなければ西太后はもうちょっと評価高かった可能性はあるのか?

その可能性自体は否定できない
日本どころか世界的に評価された可能性もあるな……歴史上の明確に実権のあった女性指導者って珍しいから

ここだから言うけど私は甲午中日戦争の敗戦の原因は主に光緒帝と李鴻章の方にあると思っているし、西太后は己亥建儲(西太后が光緒帝の廃位を目的に従甥の溥儁を擁立した事件)前までは最悪というほどではなかったと思う。
その後についてはヒドイものだし近代の非常に危険な場面でありながら権力欲に溺れて国を乱した、それがその後の中国にずっと残るダメージになっているのだから俺も大嫌いな存在ではあるけどね。

まじめに考えている人の中で言うのもなんだけど、日本における西太后って歴史のネタキャラ枠じゃないか?
例えば近代世界史だとドイツのビスマルクは普通に人気が高くヴィルヘルム2世を嫌う人はいるがそれとは別にヴィルヘルム2世の知名度は高いしネタキャラとしての人気はある

言っては何だが、当時の腐敗した中国の記号としては便利だろうからな……

ネタ枠としてならウチの国でもサッチャーより西太后の方がマシみたいな空気は無くもない

日本人からすれば名前が覚えやすいという話を聞いたこともあるな
慈安太后とセットで東太后、西太后で記憶に残るのだとか



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈のイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では慈禧太后はとても嫌われていますし、それはオタク界隈でも変わりません。慈禧太后自身はいわゆる『敏感』な問題ではないでしょうが、甲午中日戦争関係の話題になると熱くなる人も多く議論が荒れやすいのでネタとして気楽に語るのは難しい話題ですね」
などといった話もありました。

今回の記事を書いていて、私が中国の現地校に通っていた際にクラスメートから
「西太后がいなければ日清戦争は中国が勝っていたんだよ」
という話をされたことが何度かあったのを思い出しましたし、西太后関連でも日中の温度差や認識の違いなどがイロイロとありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国でしか人気が無い、中国で大人気だけど日本では人気が無いと『思い込んでいた』作品について語ろう」

確定申告な時期になりましたが、去年からインボイスの手続きも加わっていつもよりゴタゴタしております……

そんな中ですが、ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本との人気や評価の違いを感じた作品について語ろう。こっちで人気なのに日本ではそんなに人気ではない作品、或いはその逆でもいい」
に関連したネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国でしか人気が無い、中国で大人気だけど日本では人気が無いと思い込んでいた作品」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国でしか人気が無い、中国で大人気だけど日本では人気が無いと「思い込んでいた」作品について語ろう
いつの間にかイメージがズレていたことってない?私は「KOF97」がそんな感じだった。

「KOF97」は中国で大人気過ぎるだけで日本でも普通に人気が高い、まだKOFシリーズとSNKに勢いがあったころの作品だしな
「中国で大人気だった」という話がいつの間にか中国では人気だったけど日本では人気が無かったみたいなイメージになっているのは俺も理解できる

有名なのは「ビーロボカブタック」だろうか
日本での視聴率は悪くないから不人気作品ではなかった
無いのは「今の人気と知名度」

「ビーロボカブタック」に関しては繰り返しテレビで放映されて「思い出の作品」入りした中国国内と、再放送や続編展開が無い日本ではどうしても現代の知名度に差がね……
作品が日本の特撮業界の流行から外れていたし、コメディ系特撮路線も消えてしまったから、現代の日本では話題にならない、そもそも知られていない
だから日本で不人気だったと思われてしまうのだろう

「ビーロボカブタック」は日本で不人気ではなく、忘れられてしまったパターンだろうなあ
特撮の御三家シリーズと言われる「ウルトラマン」、「仮面ライダー」、「戦隊シリーズ」の他に当時は「メタルヒーロー」シリーズもあったが「ビーロボカブタック」はその末期の名作でシリーズが実質的に消えた現代では御三家シリーズと比べて話題性が格段に落ちる

大人気、社会現象レベルという分かりやすいものでなくても、シリーズ化されている時点で不人気ではないはず
「デジモンアドベンチャー」は続編の数を考えたら日本でも普通に大人気だよな

「デジモン」が日本で人気が無いというイメージに関しては今の「ポケモン」と比べられるのと、続編がグダグダになっているというのも影響しているだろうね

「デジモン」に関しては「昔はデジモンの方がポケモンより凄かった」みたいな話まで流れているから国内人気のイメージの個人差が激し過ぎる

私はなぜか「はたらく魔王さま!」は中国でしか人気が無いと思っていたが、ちゃんと調べてみたら日本でも人気のあった作品だった

「はたらく魔王さま!」はアニメ第二期がなかなか作られずにウチの国のオタク界隈で「なぜか続編が作られないアニメ」の代名詞的な作品の一つだったこと、負けヒロイン関連のイメージで語られがちなこと、あとようやく作られた第二期の人気が微妙だったことなどが「日本で不人気」のイメージにつながっていたのではないかと

こういうのは中日で人気になったタイミングがズレているのも原因
中国で大人気になり過ぎて相対的に不人気に見えるケースもある
最初に言われている「KOF97」は中国で大人気なのと、大人気になった期間がかなり長いという中国独自の事情もあるわけだし

「KOF97」は当時の日本ではプレイヤーからの人気投票で年間2位とかだったはず
あと日本のゲーマーからは「98」の方が評価されているという情報もこっちでの「日本で不人気」イメージを強化していたような?

「97」はバランスに問題があるしバグも多いので移植が少ないのも日本で評価が微妙に見えるようになった原因の一つだろうね
それにあの当時の日本は格闘ゲームの進化も速かった時代だし

「仮面ライダーセイバー」
実際日本人も中国での大人気ぶりを不思議がっているようだけど、実は東映のデータや日本のメディアの評価を見ると日本で不人気というわけではなくそれなりの人気は獲得している

近頃感じるのだと「BanG Dream!」シリーズだな
こっちで「MyGO!!!!」の話題性の高さもあってか日本では不人気だけど中国では大人気とテンション高めで応援する人もいるけど、「BanG Dream!」は旧グループの中の人達が何度も武道館ライブ開催していて大成功した日本の二次元アイドル系IPの一つなのは間違いない

「BanG Dream!」と「MyGO!!!!」に関しては日本から見たら「既に定番の人気IPになっている中で新シリーズが中国で意外な大人気」といった所だろうね

こういった人気のイメージって日本における作品の人気全盛期とウチの国での人気の全盛期がズレることも多いから、こっちが大人気な時期に日本では既に過去の作品扱い、他の人気作品に押されている状況を見て「日本では不人気」と思い込んでしまうこともあるのだろうね

そう言えば「ラブライブ」も「バンドリ」ほどではないけど一時期そういう空気はあったかも
なおこっちの大人気はμ'sの時だけで、新グループに移行するたびに人気の規模は縮小していって、今では普通の「こっちにもファンはいる日本では人気な作品」に……

ラノベ原作アニメは基本的にアニメになる時点で日本でも一定の人気がある上澄みということになるから、こっちでだけ人気というのは珍しい
でも「デート・ア・ライブ」のように本当に中国でだけ大人気みたいな作品もあるのでこのテーマのような作品が無いとは言えないのが……

「デート・ア・ライブ」は逆に「日本でも当然大人気」という幻想をファンが抱いているっぽいのがヤヤコシイ
日本でもそこそこの人気はあるけど、ラノベ初心者を大量に獲得できた国内とラノベに慣れている読者ばかりの日本ではやはり熱や爪痕の深さが違うよ

原作アリだとそうなるのかも
でもオリジナルの特撮は「恐竜戦隊コセイドン」のように本当にこっちでだけ大人気みたいな作品がある

「恐竜戦隊コセイドン」は本当に日本人から「なぜあれが大人気なのか」と驚かれるらしいな
仕方ないだろ!最初に入ってきたんだから!!

80年代生まれの元良い子のみんなは「人間大砲」が大好き!

特撮なら私の世代は「ウルトラマンティガ」がそんな感じのイメージで語られることがある
日本では星雲賞を獲得しているし、この作品の成功で平成三部作が作られたから人気が無いわけがないはずなんだが

それについては同時期の仮面ライダーシリーズの方が人気高くて、当時の日本の子供が見ているのは主に仮面ライダーの方だったからね
特撮に出演するような俳優も「子供の頃は仮面ライダーは見ていたけどウルトラマンは見ていなかった」と発言している

仮面ライダーはシリーズがずっと続いているけど、ウルトラマンは度々シリーズ断絶しているのもイメージの差につながったのかな?

「ティガ」は一時期「中国国内でしか人気になってない」とかも言われていたな……

それに関しては「ティガが人気だったのは作品の質が良かったのではなく、国内のテレビで繰り返し放映されたから」「そもそもティガは日本で不人気で中国でしか人気になってない」といった組み合わせで語られることも少なくなかった

一昔前の特撮というかウルトラマンは「子供向」の代名詞として国内のオタクからは嫌われていたし、自分が評価する作品の人気がウルトラマン以下なのを認められない人間も少なくなかったんだよ
そのイメージを変えるきっかけになったのが「ティガ」なんだけど、当時はイロイロと言われていたし日本では人気が無いというイメージはその当時の影響もかなりある

まだ出ていないのだと「ガンダムSEED」
中国では大人気だけど日本では宇宙世紀シリーズの方が人気が高くてずっと軽視されている……と思っていたら「劇場版ガンダムSEED」がガンダム映画史上最高の興収を叩き出して驚いた

実は日本のガンダムファンは宇宙世紀の初期シリーズで増えた世代、それから「SEED」で増えた世代の割合が高い
昔日本でSEEDの評価が低かったのは宇宙世紀の初期シリーズでファンになった世代の発言力が高く、「SEED」が批判的に見られていたからというのも大きい
そして現在は「SEED」から入った世代が大人になって発言力や購買力を増している、業界側に入っているので人気や評価に関しても一昔前と比べてかなり変化しているとか

考えてみれば「SEED」が日本で不人気、ディスクが売れたのは腐女子人気が高いからということだったらSEED系MSの商品化やゲームの出演はもっと少なかったはずだよな

それで思い出したが「天空戦記シュラト」は日本では女性人気がやたらと高く、女性向け同人も熱いという「人気の質が違う」作品だった模様

昔中国のテレビで放映されていたアニメにありがちな話かもしれない
そういう話なら「鎧伝サムライトルーパー」とかはもっと極端だと聞くし

こういうのって「自分が見つけた」と思っている作品によくあると思う
自分が見つけた、自分だけが良さを理解しているというある種の独占欲というか、自分の好きな作品にはメジャーになってほしくない、マイナーなままでいてほしいというある種のファン心理というか……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における見方などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「ファン界隈は閉鎖的な空気になりがちなので、正しい情報よりもそこの人間にとって分かりやすい解釈が広まりやすい傾向はあります」

「それに中国のファン界隈から昔の日本の作品の人気事情を正しく把握するのはかなり難しいです。中国のネットは敏感な問題を避けるためにニュース記事やフォーラムのログがよく消されるので、中国語になっている情報は昔のものほど信頼性が落ちます。そして日本語の情報に関しては翻訳した際に情報が歪むことがありますし、真偽を判定するには当時の日本の事情に関する知識も必要になりますから」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

上のやり取りにもある昔の中国オタク界隈における特撮の扱いに関してはよろしければ以下の記事もご参照ください
中国オタク「特撮ファンがきちんと育つにはどうすればいいのだろうか」中国オタク的特撮作品ファン事情

中国オタク「特撮でウチの国で賛否両論或いは否定的な評価の多い作品だけど自分は好きだという作品について語ろう」

中国オタク「日本のバレンタインデーで買ってきたチョコレートを融かして固めて価値を落として贈る意味が分からない」

ありがたいことにバレンタイン関係のネタを教えていただいていたものの、うっかり消費期限切れにする所でした……

そんな訳で今回はバレンタイン関係で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のバレンタインデーで勝ったチョコをわざわざ融かして手作りチョコにして贈る意味が分からない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のバレンタインデーで買ってきたチョコレートを融かして固めて価値を落として贈る意味が分からない。
何かの儀式?或いは何か別の付加価値があるの?
俺の知識は二次元経由のみなのできちんとしたのを教えてほしい……

そういうのは歳をとったら気になる所だから青春時代の男、日本の二次元のメインキャラである男子高校生なんかは気にしないんだろうよ!

そもそも日本のチョコレートを贈る習慣って商人が作って煽ったイベントだから大した意味はないのにね
心を込めて相手に合わせたプレゼントを贈れば良いだけなのに、再加工チョコレートという手間をかけて消費期限が短くしたアイテムを贈るのはどうなんだろうと思う

関係ない立場でいられればそう言っていられるんだろうけどね……ちょっと前までのウチの国の情人節(バレンタインデー)における大衆の踊らされ方を考えたらその中で無関係、精神的ダメージ無しにいるのが難しいのは分かるだろう

こっちもわりときついイベントだけど、日本の学校内でイベントの空気やリア充のアピールに耐えなければならない日本もなかなかにきつそうだな
さて、俺はちょっと「ガンダムSEED」の設定でも読んでくるか!

近頃は「情人節で女性も参加するようになった」「00年代の女性はバレンタインデーでプレゼントを贈る、今ではバレンタインデーにプレゼントを贈るのは男性だけではない」みたいなニュースもあるけど、うわさに聞く日本の友チョコみたいな空気はまだまだ……

今はバレンタインデーに合わせた宅配プレゼントもあるし、バラの花以外にワインや果実酒も人気が高いんだったか
昔みたいにバラの花、酒食事、プレゼントという感じではないし、ネットでも女性に贈るだけでなく「男性」「目上の人」「ペット」みたいにカテゴリ分けして人もAIも営業かけてくるから国内のバレンタインデーも変わっていくのだろうね。
そう考えると日本がいまだにチョコレート、手作りチョコレートを維持しているのは興味深い。お菓子会社の陰謀から始まった商業イベントのはずなのに。

こういうこと言い出すのってチョコレートを贈ったことももらったこともない人なんだろうね!
私もそうだし

正直に言えば普通のチョコレートを加工したチョコレートも嫌だけど、ブランド物のチョコレートもなんか嫌だな……一番良いのは相手の好きな味、メーカーのチョコレートを買って贈ることだと思うんだが
微妙なクオリティの手作りを押し付けるよりも相手が好むものを贈った方がよほど誠意がある

日本の二次元でもよくあるように、日本社会では「家庭の味」「手作り」という部分がかなり評価される
だから好意をアピールする上で自分が手間をかけて加工したチョコレートを贈るというのは、人によっては単純に高価なものを贈るより有効だとか

そもそもチョコレートを加熱して融かして型に入れて冷やして固める作業を「手作り」というのか?作業の部分が末端過ぎる。

カカオ豆からチョコレート作るのはプロでも少数派では……?

こっちでは個人でのお菓子作りというのがあまり馴染みが無いし、買ったものを贈る方がいいという感覚の方が多そう
自分もよほど美味しいとか豪華とかでなければ買ったものの方が……とか思ってしまうかなあ

私はチョコレートは作ったことないけど、お菓子のDIYって結構面白いよ
自分好みの味、食感、形にできるし、何よりそれを外より安くたくさん食べられる

加工用のチョコレートというのがあるんだよ
買ってきて融かして使うものでナッツなどの具材を入れて新しいチョコレートにしてもいいし、ケーキやクッキーに入れても良い
俺はチョコレートに詳しいから信用してくれ
バレンタインにチョコレートをもらったことは無いが、オカンがお菓子作りが趣味で実家に帰るたびに新作のチョコレート菓子を食べているのでね!

チョコレートの加工ってそれなりに難しいから、日本ではそういう手間に関する知識のある人が多いというのも評価につながるのでは
私は昔チョコレートなんて溶かして固めれば良いんだろ!蝋細工みたいなもんだから余裕余裕!と思ってやってみたらヒドイことになった……後で温度調整必要でそれに失敗したらやり直しもきかないなど、かなり難しい作業なのを知った……

俺も昔自分でやったことある
ボウルにチョコレート放り込んでそれを水の入った鍋に入れて加熱、そして綺麗に失敗した

現実の日本社会では手作りマフラーや手作り弁当が重い、KYみたいな扱いをされることは結構あるらしいが、日本のバレンタインではイベント的に許容されるとか
そしてアニメやマンガ、ギャルゲーなどでは更に補正が入ると

創作の中でコンビニのチョコレートを贈るヒロインはいないからな
贈りたい相手専用のチョコレートにする上で手作りというのは分かりやすい表現として便利

コンビニのチョコレートも別に安いものじゃないしもらえるなら嬉しい!
日本では1月〜2月はバレンタインデー商戦になるから贈答用のチョコレートが売り場に出てくる
もちろんそれなりのお値段になるようだが

実際は素人の作る手作りチョコレートよりもコンビニに並ぶプロがコストと利益の範囲内で「売れる」ようにしたチョコレートの方がおいしい
しかしイベントとしてはそれだけだと不足しているということだろう
プレゼントは通販で1クリックよりも多くの店を探し回ってくれた方が価値があるように思えるわけだし

単体で考えると手間かけて価値を落とすのは何の意味があるのかという話になるけど、女の子がイベントで自分に好意で手作りチョコを作ってくれたならそういう部分は気にならなくなるに違いない

チョコレートの「手作り」については一次的二次的な加工は済んでいるが最終的な加工はまだの状態な素材と考えればいい
例えるなら小麦粉を買ってきてそのまま渡すことはしない……みたいなものだろうか?

料理をするために材料を買った経験があるなら、そこから想像してみるといい
「チョコレートを融かして固めただけ」にはならないはず

西洋菓子店のチョコレートも別にカカオ豆から作るわけではなく、業務用のチョコレートを融かして成型、加工して使うわけだしね

西洋菓子店のチョコレートとはちょっと違うだろう
日本人の手作りチョコレートは有名ブランドのチョコレートを融かす、つまりプロが加工した高品質の完成品をわざと劣化再構成するんだぞ?

ブランドのチョコレートを融かして固めるというのは料理下手や料理しない金持ちキャラのネタくらいでは?
創作の手作りチョコに使われるのは普通の板チョコが多いはず

知り合いにそこそこのブランドのチョコレートを良い材料だから融かして使えば良いものになるだろうとDIYして贈り物にしたのはいたから不思議ではない……そしてやはりチョコレートの加工のやり方を知らなかったようで油脂と砂糖が分離した残念なものが錬成されていた

日本の作品に出てくるような手作りチョコは安い板チョコや、加工用のブロック状のチョコレート(ちゃんとした商品より安価で量も多い)を使うんだよ
日本のスーパーはバレンタイン前の時期になるとそういう加工材料のチョコやコーティング用の砂糖菓子などの特設売り場が作られる

加工用チョコレートは言ってみれば半完成品な商品だ
豆乳を買って豆腐を作るよりは楽だけど、アレンジや量次第で難度は上昇していくし、クッキーなどのチョコレート入りの菓子にすることもある

アニメやマンガ、ドラマに出てくるバレンタインの手作りチョコレートってこっちの感覚だとどこまでが正しくて、どこまでが暗黒料理なネタなのか分かり難い
だから無駄なことしないでそのまま渡せよと思う人が多くなるのも分かる

以前日本の職場でバレンタインデーの手作りチョコをもらったことがあるけど、くれた人から日本の手作りチョコには安い業務用のチョコでも「手作り」というブランドにすれば価値が上がるという話も教えてもらった
これは学生だけでなく社会人にとってもある種の「技術」だとか

実態は別として、そんなにお金が使えない若い学生が工夫して手間をかけるというのは良い話だと思う
金だけ使わされた自分からすれば正直に言ってとてもとても羨ましい



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では自炊をする人が昔と比べて増えていますが、お菓子作りに手を出す人はまだ多くありません。それに自炊するのは男性が多いので皆まずは食事の方に意識がいきます。チョコレートを融かして加工するための材料や道具は日常的な料理、例えば炒め物と共有できるものではないので気軽に始めるのは難しいと思います」
などといった話もありました。

今の中国の情人節(バレンタインデー)は日本のバレンタインの影響も混じってはいるようですが、香港や台湾、欧米から入ってきた習慣の方が前に出ているらしく日本の「女性がチョコレートを贈る」、「愛の告白」、「友達付き合い」といったイベントではないようです。

この辺りに関しては以前
「男女関係のイベントとしては日本のクリスマスが中国の情人節に近い」
「それも男性側の出費が大きい形で」

といった話を聞いたことがあります。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

当ブログの過去記事にも中国のバレンタインの話はあるのでよろしければそちらもご参照ください。中国オタク「日本のバレンタインって女が男にプレゼントするイベントなの?逆じゃなくて!?」

中国オタク「ジークアクスって成功なの?庵野秀明の作品って興収右肩下がりだけど……」

ありがたいことに「機動戦士GundamGQuuuuuuX」関連の質問やネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でもガンダムや庵野秀明監督関連のあれこれは注目を集める話題になっているそうですが、この2つが組み合わさると何かとややこしいことになってくるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ジークアクスは成功なのか?」「庵野秀明の映画はどうなのか?」
などといったことに関するやりとりを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ジークアクスって成功なの?庵野秀明の作品って興収右肩下がりだけど……

今のガンダムに関してはまだ大成功かは分からないが少なくとも失敗ではないだろう
日本では冬休みは元旦前後だからこの時期は大作が少ないし興収も伸びないけどガンダムは順調に伸びている

庵野が関わるとエヴァになるからダメだろ
今度のガンダムだってエヴァにガンダムやザクの皮かぶせただけだし、庵野はいいかげん夢から覚めた方が良いという評価も出ている有様だ

「ジークアクス」は「エヴァ」ではないし「シン・ゴジラ」のように「あの庵野秀明が」というネタもいいかげん使い古されてきたから大成功した「SEED」に勝つのは難しそうと思っていたが、やはり勝てなかったか

まず勘違いされているけど、「ジークアクス」の監督は鶴巻和哉で脚本が庵野秀明だからこれまでのシン某某シリーズと一緒にするべきではない
あと映画と言っても編集したTV版の先行上映だから普通の完全新作の劇場版とはまたちょっと違う

「ジークアクス」に関しては単なるTV特別版の先行公開のはずなのに上映館数が多くてやたら強気に見えるのがよく分からない……
あと私はボロクソに言われている「シン・仮面ライダー」は見ていないけど「シン・ゴジラ」と「シン・ウルトラマン」は面白かったので「ジークアクス」も見たら面白いんじゃないかと期待している

庵野秀明の映画に関しては「シン・仮面ライダー」が批判されがちだし近頃はそのイメージで語られているけど「シン・ゴジラ」と「シン・ウルトラマン」は成功〜大成功な作品ではあるよ

庵野秀明作品に関しては予想を下回る興収でも損しているわけではないからどれも失敗ではないし、ガンダムもそんな感じでは
あと「シン・ゴジラ」は興収や評価でその後に出た「ゴジラ-1.0」が凄かったので軽く扱われがちだけど、日本だと現代のゴジラ入門作品としてかなり高評価だよ
その大成功があったから名作IPの翻案映画を作らせてもらえるわけだしね

ガンダムの映画として見れば興収はかなり良い方だし、この後TV版で更に稼げる宣伝ムービーと考えれば普通に成功だろ

実質的には特別編+TV版第一話だと聞くし、映画作品として考えるものではないと思う
それで興収20億円?でまだ伸びているんだから成功、庵野秀明は上手くやったということだろう

上映時間は81分なので感覚的には前日譚+3話くらいだろうか
内容はかなり濃いし、めんどくさい時の庵野秀明ではなく娯楽に走った時の庵野秀明だったので私は楽しめたよ

私は「ガンダム」は見ていないので評価は避けるが、庵野秀明は結局「シン・ゴジラ」の成功以外は失敗してないレベルの作品ばかりでは
「シン・ウルトラマン」も興収40億円とはいえスポンサーの予想を下回ったし「シン・仮面ライダー」はさらに落ちたから監督としてもブランドとしても今はあまり期待できない

「シン・ウルトラマン」も「シン・仮面ライダー」も興収がスポンサーの予想を下回ったからダメな映画扱いされがちだけど、推定される制作費は回収して十分に利益も出せるレベルのはずだし、今後も仕事は回って来るんじゃないか?
まぁ俺も「シン・仮面ライダー」に関しては損失出ていないとはいえ作品としてどうなのかとは思ったが……

作品の評価やパッとしない興収を見ると庵野秀明は結局実写映画は向ていないと思う
アニメも「エヴァ」、「トップをねらえ!」、「ふしぎの海のナディア」と昔の作品ばかりになるが

俺は「シン・ウルトラマン」はそこそこ楽しめたけど、話の展開圧縮し過ぎてきついとも感じた
今度のガンダムも話を圧縮するのは変わらないと聞くし、庵野秀明から大人気になる作品が出てくることはもうないのかもしれない

庵野秀明に関しては日本のファンとこっちのファンの評価にかなり違いがあるから「こういう評価になっている」みたいな話も正直よく分からん
「ジークアクス」もこっちではボコボコだが実際に見た知り合いからは「ガンダムとしてはともかくアニメとしては良い出来」「日本では称賛の方が多い」みたいな話も聞く

そもそも「ガンダム」に関してはこっちで批判されている「劇場版SEED」が日本ではガンダム映画市場最大のヒットな時点で現在の市場やファン層が違うというのは見て取れる……

私は「シン・仮面ライダー」は現行の劇場版シリーズで問題無いのになぜ庵野秀明に作らせたのかがいまだに分からない
今の仮面ライダーの劇場版はTV版見ていない人間が見ても楽しめるのに実写作品をまともに作れない庵野秀明に作らせてヒドイ作品を作ってしまうのはなぜなんだ

「シン・仮面ライダー」に関しては俺も評価はできないけど昭和仮面ライダーIPを活用して離れたファンを取り込みたいという意図は感じられた
まぁそこで庵野秀明を使って失敗したわけだが

近年の庵野秀明の実写作品で成功というのが難しそうなのは「シン・仮面ライダー」くらいじゃないか?ただこれも興収自体は毎年の仮面ライダー映画よりは上だ
もっとも制作費は毎年の仮面ライダーよりかなり上だとされているし、興収目標100億円(明らかに無理)からの20億円というネタが独り歩きしているような所もある
なお「キューティーハニー」に関しては見てないので分からん

日本で興収100億円というのはかなり凄い数字だからね。
日本映画市場において実写作品で興収100億円超えたのは2003年の「踊る大捜査線」が最後
あと庵野秀明は「シン・エヴァ」で興収100億元超えは果たしているので現役の日本の映画監督としても上澄みなのは間違いない

庵野秀明が関わると興収下がるという批判も聞くようになっているけど「シン・仮面ライダー」の20億円でも日本では普通にヒット扱い可能な額ではある

映画館で上映後に配信でまた稼げるから「シン・仮面ライダー」クラスの制作費なら興収20億円なら期待通りではなくても損にはならないかと
まぁこっちの仮面ライダーファンにとっては不満ばかりだし、日本の仮面ライダーファンからの評価もダメっぽいが

今の興収の伸びを見た感じではガンダムの上映館数の多さに関してはスポンサー側に勝算があって順当に勝ったということなのかもね
あと日本では新規ファン層に刺さっている、ifルートなのに評価されている時点でかなり成功していると思われる

日本のファン界隈の反応を見ているとガンダムファンだけでなく新規ファンに刺さっているのを評価する声が結構あるのは興味深い
こっちではあまり見かけない評価だ

こっちは自分の所属する界隈の内部や外部との大小や上下は気にするけど、新規ファンがどうこうという感覚が無いのは、中国国内でいくらファンが増えても意味が無いという実体験があるからかな……

「中国市場は非常に大きい」というのを誇るけど、自分達ファンが支えるという意識は薄いからな・
良いことしたから課金してやる、みたいなのはあるがファンの応援とはちょっと違う気もする。
ガンダムはビルドシリーズや「水星の魔女」で若い世代、それもガンダムに興味ない新規ファン獲得を狙っている節があったし、今の「ジークアクス」もそういう戦略的意図がかなり混じってそう。

庵野秀明は業界の評価が高いんだろう
ファンからすればIPを次々ダメにしていくクリエイターに感じられるけど、IP持っている側からすれば古くて扱いが難しいIPでひと稼ぎしてくれるので有用だ
「ジークアクス」についてもそういった温度差があるように思える

「エヴァ」の最後がアレだったから庵野秀明に対して良い感情を抱けない人が少なくないのは私も理解できる
ただそれとは別に「ジークアクス」単体で語るなら成功している作品と見て良いと思うよ
興収で見ても「閃光のハサウェイ」超えたしガンダムというIPで見れば大当たりだ

「ジークアクス」に関しては既に商業的な成功ラインは超えている、作品評価に関してはもっと時間が経たないと分からないといった所かな?
「シン・ゴジラ」も「シン・ウルトラマン」も初期は賛否両論というか、評価が二極化してから段々と好評寄りになっていった、そして批判も消えたわけではない

今度のガンダムはこの後にTV版も始まるから評価はまだしばらく固まらなそうだね

今度のガンダムはTV版編集の特別編だから一般的な意味の「映画」ではない
ただガンダムファンにとっては1stの劇場版三部作みたいなものという言い方もできる
そして興収含めて作品の成功失敗を判断するのが更にややこしくなる……初代の劇場版が公開された当時のファンや業界の評価はどうなっていたんだろう……?

庵野秀明関係で驚くのはエヴァに加えてウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムの企画を同時進行で脚本、撮影とこなしていたことだね。もちろん同時に撮影していたわけではないだろうけど作業はかなり重なっていたはず
劇場版エヴァのドキュメンタリーうぃ同時進行で別の作品の作業をやっているという認識で見ていくと印象が変わる



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるイメージなども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクには昔のディスク売り上げ枚数のように興収で作品を語りたがる人が多いのですが、アニメ映画に限らず日本の作品のIPの普及や関連ビジネスも含めての動向はあまり把握できていません。よってオタクほど感覚がズレる、一部だけを見て正解だと勘違いしてしまう事態が発生しているようにも思えます……」

「近年の中国には庵野秀明監督作品が正規ルートで入っていませんし、わざわざチェックするマニア層の中のエヴァファンの割合も低下していることもあり概ね否定的に考える傾向があります。そしてファン界隈で否定的な空気が形成された後にBD版の動画などを見るので楽しむ空気が形成されるのは難しくなってしまいます」

などといった話もありました

また他の中国オタクの方からは
「私はジークアクスは最初旧版のデザインのキャラクターが出てきたのに、見ていて違和感なく竹先生のデザインの新キャラに移っていけたのはすごいと思いました」
などといった話もありました。

今回の「ジークアクス」に限らず、日本の劇場版作品の盛り上がりに関して中国オタク界隈の一部ではある種の伝言ゲームが発生しているのかもしれませんね。

当ブログの過去記事
中国オタク「日本で劇場版ハイキュー!! の興収が100億円突破したそうだがどういうこと?言っては何だがかなり前に終わった過去の作品なのになぜこんな興収が出るんだ?」
でも紹介させていただいたような困惑する反応が出ていた「劇場版ハイキュー!!」に関してはその後中国国内で上映された際には興収約1.3億元の大ヒットとなりましたし実際に見た場合の反応もイロイロと違ってくるような気もします。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「国内でアニメ映画のリバイバル上映は宮崎駿か新海誠でなければ難しいのだろうか?」「スラムダンクでさえ6.6億元から300万元というのがリバイバルの難しさ」

中国オタク「近頃はアニメやマンガに出てくる借金がインフレし過ぎている。昔は数百万円〜多くて億くらいだったのが今は100億円が普通になっているような?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品における各種描写やその背景事情などに関しても定期的に話題になっているそうですが、その中には昔と今の作品で変化している部分についてのものもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「アニメやマンガに出てくる借金がインフレし過ぎている」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃はアニメやマンガに出てくる借金がインフレし過ぎているような気がする
昔は数百万円〜多くて億くらいだったのが今は100億円が普通になっているような?

「ハヤテのごとく!」が1億5千万円だったっけ
今の「Ave Mujica」はその100倍くらいになってたな

10年前の100万円は今の1億円ということなのだろう!

日本の物価はそこまでインフレしてねえよ……
でも今の感覚だと「ハヤテのごとく!」の主人公の借金も一見しただけだとそこまで多くないような気もするな。主人公の置かれた環境を考えれば絶望的な金額だというのは理解できるが。

でも昔の百万円=今の一千万〜千五百万円くらいの感覚はあるだろ

中国はこの数十年インフレ続いたけど日本社会はバブル崩壊後デフレ期間があったのでインフレはあってもそこまで大きく変わってはいないはず。
でも言われてみれば現代を舞台にした作品の個人レベルの負債は昔と比べてかなり上がっているような気はするな。「Ave Mujica」の豊川祥子の父親の詐欺被害が168億円だったか?

現実でキャッシュを揃えてということだとまだ数百万でも大きいけど、数字だけ、しかも創作だけとなると視聴者側の感覚がインフレしまくっているからね……

「カイジ」の借金は数百万円くらいだったよね

「桜蘭高校ホスト部」の借金は800万円だったな

昔の作品でもギャグマンガだと借金の額は雑に膨れ上がる
「こち亀」の両津勘吉の借金総額は公式で約1663兆円でファンタジー系を除けば日本の二次元界隈における個人の最高額だとされている

2000年代前半の作品の「これが私の御主人様」の借金が500万円だったけど、今だとメイドにして拘束するようなことができる金額には思えない……

現代だと金額の大きな事件のニュースも多いし、金が日常的にデータとしてやり取りされるから人間を拘束できる、人生を買える金額みたいなのに関するイメージもインフレしている

普通にオタクやっているだけでもソシャゲの課金とか動画の投げ銭とか、トンデモナイのが可視化されるからな……例えばガチャの天井百回くらい、大手Vtuberの配信数回で買えるみたいな計算になってしまうと作品に没入できなくなるだろう

現代は数字だけで動く金額が大きくなっているし、個人でもレバレッジきかせるとかで数百万あっさり動かせるようになっている
それを自由に使えるか、キャッシュとして動かせるかは別だけど数百万円程度だと感覚的に軽い、創作に出てくる超大金持ちが気にする額には足りていないといった印象になるのは確かだ

借金の金額でギャップを生じさせないためには「境界のRINNE」みたいな扱いにしておくのが良いのかもしれんな

金融詐欺だと日本円で数百億みたいなのが珍しくなくなっているからなあ
組織が関わるような損害だと、もう数億円では軽過ぎる
もちろん実際は数億円の借金ができたら普通に人生詰むはずなんだけど、創作だと感覚的に「その程度」となってしまう

ウチの国だと何十年働いて家を買う(買えるかもしれない)というイメージの金額もどんどんインフレしているし……観客が創作に出てくる借金の額から受ける印象もそりゃ変わる

今は投資で大当たりすれば数百億円でも稼げるみたいなイメージがあるし、投資で失敗して逆に数百億円みたいな話もあるから単純な数字だけで借金のひどさをアピールするのは難しい時代になっているのかもしれない

しかも日本と比べてウチの国は特に金額に対する感覚がインフレしている……現実の社会ではデフレっぽくなっているし、節約するくらいならその労力でもっと稼げばいい、仕事をすればいいとはいかなくなっているんだが

ネット上は今でも景気のいい数字や成功体験のであふれているから現実社会の「数字のイメージ」に関しては一向に下がらない!むしろ更にインフレだ!!

既に言われている「賭博黙示録カイジ」は30年くらい前の話だし、昔の作品に出てくる金額は現代と比べてかなり価値が高いという事情がある
ただ「カイジ」とかは当時の日本でもそこまで多いというほどではなかったらしいが……

「カイジ」は個人レベル、ダメ人間度のアピールなので金額がそこまで多くないという事情もあるはず。そのくらいの金額と軽く考えているダメ人間どもに対して「金は命より重い」とやるのでインパクトがあるわけだしね
あと同じ福本バースでも「銀と金」は麻雀で数十億〜数兆が飛ぶ特殊ルールだし作品によっては現代の感覚でもトンデモナイと感じられるのはあるよ

「チェンソーマン」のデンジの親が遺した借金が3800万円だし、こういう所からも借金のインフレは見て取れる

でも個人と組織では違うので単純に比較するのもちょっと違う気がする
上で言われている豊川祥子の借金も豊川グループでの話だったし

一応それも創作による誇張は入っているんだけどね
元になった地面師詐欺事件の被害額は約56億円で豊川の1/3だ

これに関しては日本社会のニュースで現実が創作を超えてしまった、イメージを塗り替えてしまったというのがある。

日本の闇バイトで稼げる金額がスゴイとか?

いや、闇バイトは強盗だから結局そんなに効率良くない。
変えたのは大谷翔平関連の詐欺事件だね。大谷翔平の通訳が大谷翔平の銀行口座の金を勝手に違法賭博にぶち込んで4000万ドル(62億円)の負債を作ったという事件があって、日本では大谷翔平が国民的スターとして毎日メディアで取り上げられているのでこのニュースも連日報道されていた。
そのせいで日本社会における金銭的な被害のイメージが急激にインフレしたらしい。

それは間違いなさそう。
日本のオタク界隈ではちょうど同時期にアニメが放映されていた「ブルーアーカイブ」で凄い額という意図で借金数億円というのを出したはずが、現実の水原一平に全く及ばないということで笑われてしまう事件があった。

大谷翔平の通訳の事件は組織ではなく一個人の犯罪というのが凄いし、日本社会に与えた衝撃や影響はかなりのものだったとか
二次元作品もだけど、実写ドラマに出てくる損害額の規模もこの事件の前後で変わったと聞く

こういうのって現実のニュースの負債額はどんどんトンデモナイことになっている
こっちではあまり出てこないけど日本のメディアに出てくる中国関係の数字もわりと……
だから創作でも数億円程度ではヒドイ金額というイメージが作れないのだろう

日本のバブル経済期の作品だと「幽遊白書」で垂金権造の賭けの時に66兆2000億円というのが出ていたが、自分のすぐに思いつく数字で一番凄いのはこれだった
かなり昔の話なので実際の価値としては現代の金額よりもかなり上になるはず

創作のインフレといえば戦闘力だと思っていたが、通貨の方でもきちんとインフレしていたんだな
複雑な気持ちになってしまったよ

戦闘力に関しては作品が終わったら止まるし、単位の変更(他の作品でインフレ)、或いは世界観のリランチというのもあるから上限は存在する
しかし現代を舞台にした作品に出てくる金額に関しては現実社会の影響を受けるから、戦闘力ほど極端ではないもののインフレが止まる、リセットされることもほぼ無いのだろうね



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国はこれまで景気が良くインフレが続いていましたし、オタクには若い世代が多いので作品に対する金銭感覚はかなりインフレしています。創作の中だと日本円で数千万くらいは大した金ではないという考えになる人も多いでしょう。ニュースやネットで流れてくる金額は億元レベルになっていますから」

「しかしこれが結婚するために家を買う、車を買うといった話になると急に『高過ぎる』『コスパが悪い』という感覚が上昇してきます……そういう所が具体的に想像しやすいのは中国社会で日常的に意識せざるを得ない課題だからなのかもしれませんね」

などといった話もありました。

考えてみれば私が留学していた20年前くらいによく食べていた刀削麺と同じくらいのものが今では場所によって3〜5倍くらいになっているようですし、中国で生活していて蓄積されるインフレ、お金の価値の変化というのは日本よりもかなり大きくなっているのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


2/13修正:水原一平氏の名前を間違って表記しておりました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「ちいかわで声優の声変わりが話題になっていたけど、日本のアニメは子供の声優が声変わりしたら普通はどう対処するものなの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の声優事情に関して何かと注目されているようで、声優業界に関する情報や話題で盛り上がることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「子供の声優が声変わりしたらどうするのか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ちいかわ」で声優の声変わりが話題になっていたけど、日本のアニメは子供の声優が声変わりしたら普通はどう対処するものなの?

恐らくかなり珍しいケースだからな……普通に声優交代するんじゃないか?

契約や作品とキャラに関するイメージもあるだろうし、私は声優交代無しで行くと思うのだが

俺も変更無しだと思っている。日本のアニメには野沢雅子のような存在もいるわけだしね。

それは男性の声変わりを甘く見ているよ
声が変わることもだけど、変化中の不安定な時期はまともに演技はできない

声優の「声が変わる」問題は大人の声優でも長寿作品で度々発生しているけど、子供の声がわりって老化による変化とは違う!

昔のヨーロッパの歌手みたいなことはできないだろうし、少年を演じられる女性声優に変更されるのかな?

カステラートか……当たり役とはいえさすがにそこまではやらない……やらないよな?

欧米のアニメで声優が声変わりしてしまったから変更せざるを得なかったケースはあったはず
「ちいかわ」も変更は止む無しということになりそう?

声変わりってそういうものだからね
だから二次元においてショタキャラのCVはほとんど女性声優になっている

ハチワレの声優の男の子は作品に関する取材やイベントで結構前に出ていたはずだし、変更するのも簡単ではなさそうに思えるが

実は「声変わりによる交代」は日本の声優業界でも滅多にない
そもそも声変わりが発生するほど人気を維持できる作品が無いんだよ

アニメだと続編はあるけど放映が途切れずに何年も続く作品が少ないしね。
映画は撮影中に子役が声変わりどころか成長までしたせいで撮影現場は大変だったという裏話はわりとよくある

子供向けアニメの子供キャラを女性声優が演じているのはこういう状況を避けるためという理由もあるわけか

定期的に「子供、少年少女のキャラを子供や少年少女に演じさせないのか?」という質問が出るけど、その理由がこれだな

こういうのは実例を実際に聴くのが一番分かりやすい
声優を交代させる、例えばリメイクではオリジナルの声優を使わないことに対する強烈な反発(ゲストやサブキャラ出演としてのファンサービスくらい)も「セーラームーン」のリメイクが出てからは急速に消えていったからね

子供の声優を使うことが珍しいのは「アニメの視聴者が納得する子供の声」と「現実の子供が演技する子供の声」が異なるというのもあるんだけどね……

ハチワレの声に関してはアンチも多いから声変わりに関しては必要以上に騒がれている気もするが、実際どうするんだろうな
ごまかしながら安定するのを待つという可能性もあるのか?

長編アニメはゲームキャラの音声みたいに短期間で収録してずっと使い続けるわけではないから声の変化の問題はついて回る
それでも徐々に変わる分には何とかならなくもないが、声変わりは急激に変化するからね……

今更ちょん切るわけにもいかないし、
キャラが成長する世界観でもない
そして私は熱心なファンでもないからやはり交代がベターに思える

成長……今なら「簡単ッッッ!!簡単ッッ!!!」の変化の演技が自然にできるのでは!?
声変わり中の男性の声は耳障りな騒音っぽくなるから実際は無理なんだろうけど

成長するキャラ、世界観なら声変わりもありなんだろうけどね
アメリカのアニメの「アドベンチャー・タイム」の主人公は声優が声変わりしているけどキャラの方も作中で12歳から17歳になっているので何とかなった

上の方で「ドラゴンボール」の野沢雅子と似たようなものみたいに言っている人がいるけど、野沢雅子は女性だし「ドラゴンボール」も歳をとってから演じ始めた役だから「ちいかわ」のハチワレとは別の話になると思う

歳をとってから?
「ドラゴンボール」のアニメが始まったのは40年前??

野沢雅子は1936年生まれで「ドラゴンボール」のアニメが始まったのが1986年だから何も間違いではない
そう、間違いではないんだが……!

日本人ファンは悟空の声は野沢雅子でなければダメという人が多いので「ドラゴンボール」はIPの勢いを維持できるか=野沢雅子がどこまでもつかみたいなことになっているらしい
関係者はリメイクの時点で変えておくべきだった、しかし変えていたら日本でIPが復活したか分からないと頭を抱えているみたいな話を見たこともある
「ちいかわ」の声はさすがに日本における悟空と野沢雅子みたいな扱いではないから変更するのはそこまで難しくないと思う

声優の仕事の中で声変わりを経験したのでも有名なのが浪川大輔で「ポケットの中の戦争」でアルを演じた時はリアルに子供だった
その後もガンダム関係ではリディなどを演じているけど、アルは別の声優が演じるようになっているからキャラが「子供のまま」なら交代することになるのでは

声優の老化の時にも感じたけど、私は声優側のコンディションの変化で声が変わるなら現状維持で長引かせるよりもばっさり変えてしまった方がキャラの印象も作品の印象も良くなると思う



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国オタク界隈では以前と比べて声優交代に抵抗が無くなっています。これは自分たちが良く知っている日本の作品のリメイクや新作で声優交代が行われているのを実際に体験したことや、二次元系の国産作品に出演している中国の声優の交代が珍しくないという事情も影響していると思います」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「気が付いたらこっちでも『ちいかわ』が流行っているけどなぜあんなに人気が高いのか……ファンの発言見ても人気の理由がよく分からない」

中国オタク「声優変更で成功したケース、できれば旧来のファンからも人気を獲得している声優変更について知りたい」

中国オタク「近頃は『敗犬』なキャラが人気、ネタ共に強くなっているような気がするけど、皆の心に残った『敗犬』なキャラを教えてほしい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

中国オタク界隈では負けキャラ、特に恋愛で負けたキャラに関して
「敗犬」
という言葉を使うのが定着しているそうで、最近はその敗犬キャラに関する話題も何かと目に付くのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「皆の心に残った敗犬キャラ」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃は「敗犬」なキャラが人気、ネタ共に強くなっているような気がするけど、皆の心に残った「敗犬」なキャラを教えてほしい

うーむ……俺が今でも引きずっているのは「犬夜叉」の桔梗かなあ
オタクになったばかりの頃に熱心に追いかけた作品の負けヒロインは引きずる人も多いんじゃないかな

「負けヒロインが多すぎる!」で改めてネタとして可視化された感もあるけど、この手の話題は自分がオタクの初期に出会った負けヒロイン、推しを掲げての「党争」の果てに負けに至ったヒロインなど、やはり古い方になるよね

この話題ですぐに出てきたのが「true tears」のニワトリの方だった
昔のヒロインがかなり出てきそう!

同意する
羽川翼はわが心の敗犬キャラだ

俺は新しい方かな?
三玖をはじめとする「五等分の花嫁」のヒロイン達が浮かんできたけど、考えてみると「五等分」は最近の作品では貴重な高品質負けヒロイン体験を与えた結果、大人気になった作品だったのかもしれない。

二女(サブヒロイン)まではまだ公式で何らかの救済があっても三、四などNが増えていくと共に扱いが雑になって不憫になるし、人によってはそれで逆に記憶に残ったりするよね
私も「ハヤテのごとく!」の天王州アテネが今でも印象に残っていたりする

自分は東条綾を
ところでガンダムの強化人間ヒロインは負けヒロイン枠なんだろうか?なんだか別の枠という気もするけど

では「とらドラ!」の川嶋亜美で
サブヒロインどころか三番手なのに俺の心にずっと残り続けるヒロインだ

無難な所かもしれないが「俺妹」の黒猫
彼女に関しては救済ルートがあっても、月日が過ぎ去った後に追加みたいなのだと人気再利用の金稼ぎにしか見えなくて複雑な気持ちになるというのを体験したよ

俺も黒猫だ
決別シーンは今でもたまに思い出すくらい引きずっている

ラブコメは作品の出来以外の、体験の濃さというのも人気や作品の存在感につながるからね
俺は「ニセコイ」という作品自体はあまり評価しないが小野寺小咲は今でも大好きだ

俺は小野寺推しではなかったけど、「ニセコイ」はヒロインを雑に他のキャラとくっつけるやり方はとてもキモチワルイものだと感じた
しかし今となってはヒロインにずっと純愛、独り身を貫いてほしいと考えていた当時の自分もキモチワルイと感じてしまうな!

「とらドラ!」の青髪ヒロイン、当時は彼女がいるから作品を見続けていたけど今となって刃名前がすぐに出てこなくなってしまっていた……
ここで名前を見て昔の記憶がどんどん蘇ってきた

「弱キャラ友崎くん」は正直に言って好みのストーリーと設定ではなかったけど、七海みなみだけが目的で追いかけたなあ

七海みなみは良いキャラだけど出た作品が悪かったね
正ヒロイン的なポジションだったら勝ち確定だけど、複数ヒロインの中の一人だと明らかに負け確定なタイプ

キャラの好みとは別に扱いの悪さから「はたらく魔王さま!」の鎌月鈴乃は印象に残ってしまっているね

分かるよ
私も「さくら荘のペットな彼女」の青山七海に関して作者はもうちょっとマシな扱いをできなかったのかと引きずっている

「ハイスコアガール」の日高小春はその、何と言うか……作品自体は面白いし好きなんだけど彼女を続編の「ダッシュ」で主人公にして28歳で教師になっていてもゲーム狂いのアホ主人公を引きずらせているのはさすがに……
でも作者的にまともな男キャラが出てくるのも期待できないんだよなあ

ここで出ているヒロインの方向とはちょっと違うけどラブコメ系作品で「ストロベリー・パニック」の涼水玉青ほど気の毒な扱いにされた負けヒロインは珍しいと思う

俺もついでに聞きたいんだけど、「僕だけがいない街」の雛月加代は負けヒロインで良いんだろうか?

あれは主人公が「敗犬」だろ
皆NTRで作品を語ってるし

語られ方というなら「BLEACH」のルキアは別に負けヒロインではないはずなんだが、いまだにその手の話題で火種になる、ある意味ではスゴイ敗犬キャラだろう……

ここまでに出ていないのだと「まよチキ!」の涼月奏
いざ考えてみると思い当たるキャラが多いので、自分は負けヒロインを追いかけがちなのを実感する

敗犬ネタの再評価で話題が増加中だけど、ちょっと前に負けヒロインの代表として「涼宮ハルヒ」の長門有希を挙げる人がいた
私はそれに関して彼女は負けヒロインなのだろうか?とモヤモヤした気持ちが残って微妙に引きずっている

長門は作品が完結していないから負け確定ではないよね
作品自体が投げっぱなし、完結したけどその時はもう熱くなっていたファンが消えていたみたいなキャラは敗犬扱いされない気がするな

「フルメタル・パニック」のテレサ・テスタロッサは自分の心のヒロインとして君臨している
ただ負けヒロインではあるけどスパロボとかの出番が多いので、今では負け自体はそんなに引きずってない

ふむ、これは「月姫」の弓塚さつきについて語って良いということかな?

弓塚さつきが負けヒロインの代名詞的な時期と比べて、今は随分と空気が変わったように思う
リメイク版でルート追加はあるのだろうか?でも負けヒロインのままの方がキャラ的には美味しいし……ファンとしては非常に悩む所だ

野村美月のラノベは琴吹ななせや左乙女葵等々このスレで語れそうなヒロインが多い

同意せざるを得ない
遠子先輩が勝つのは納得しかないが、それとは別に琴吹ななせが負けるのが納得できないという感情がある

作品によってはキャラ配置、タイトルを見た時点で勝てないのが確定しているようなヒロインがいる
そして勝てないのが分かっていても頑張れと応援したくなってしまうことがある

不思議とそうなってしまうことあるよね……そういえば金髪は負けヒロインの証、CV喜多村英梨は負けヒロインの証などといった定番ネタはあるけど、実際はどうなんだろう?
該当するのは探せば出てくるけど、割合としてはそこまで高くはない気もする

声優に関しては私の中だとなぜか東山奈央は負けヒロインみたいなイメージがある。たぶん「俺ガイル」の由比ヶ浜結衣とかの印象が影響してそう

「あの夏で待ってる」の谷川柑菜や上でも出ている「とらドラ!」の川嶋亜美とかが好きだった俺の中では青髪が負けヒロインの証だ

話題になった作品のキャラがそうだったというのも影響するからね
金髪とかはメインヒロインにも多いので「勝った作品」の絶対数を見ると違ってくる



とまぁ、こんな感じで。
比較的話題の多いキャラを中心にピックアップしましたが、他にも様々なキャラの名前が挙がっていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「推しヒロインの『党』になってヒロインレースを楽しむ『党争』は中国では珍しい勝つ方、主流となる存在を応援するわけではないジャンル、楽しみ方なのかもしれません」

「でも自分の推しが主流だと対立するCPを批判する、納得できない展開に対して、価値観を理由に批判するので攻撃性自体はあまり変わりません!」

などといった話もありました。

言われてみれば中国オタク界隈では恋愛関係、特にカップリング要素に関しては良くも悪くも自分の好みに正直で話題性やファンの熱も長続きしている印象がありますね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『NARUTO』の元ネタが『天外魔境』という大昔のゲームだという話は本当?大蛇丸自来也綱手と三忍の名前がそのまま出てくるようだが……」

ありがたいことに巳年っぽいネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

中国では「NARUTO」の人気が非常に高く、連載当時は日本の作品の看板的な存在となっていてオタクだけでなく一般層を含めたファンを獲得していたこともあり、現在の中国のネットでは良くも悪くも非常に広い範囲に刺さる話題となっているようです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「NARUTOの元ネタは天外魔境なのか」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳を紹介させていただきます。


「NARUTO」の元ネタが「天外魔境」という大昔のゲームだという話は本当?大蛇丸自来也綱手と三忍の名前がそのまま出てくるようだが、どのくらい影響があるのか私には分からなくて
詳しい人いたら教えて!

完全な元ネタではないけど、影響はかなり受けているだろうね
三忍の名前の元ネタだから

うーむ、これは確かにそうかも
私もこの話を見て調べるまで知らなかったが、大蛇丸も綱手も自来也もいるとは

俺もどこまで影響を受けているのか分からないけど、「NARUTO」の三忍の名前が「天外魔境」から来ているのは聞いたことがある

それに加えて「天外魔境」では綱手がオロチ丸に惚れているので、岸本はかなり魔改造している模様

「天外魔境」は大蛇丸が全然違うと思いきや、美形悪役っぽい路線はわりと重なるのか?

三忍の元ネタって日本の民間伝承だったような?
「朧村正」にも自来也綱手大蛇丸は出ていたし

三忍に関しては岸本斉史が「天外魔境」大好きで遊びまくっていたので、そこからとったとかじゃなかったっけ

天外魔境は自来也はともかく綱手もオロチ丸も全然キャラ違うので魔改造ではなくそれ以前の民間伝説をもとにした別系統の魔改造作品では
天外魔境の綱手とか、斧を武器にしたパワー系ロリだぞ?

ベースは民間伝承でも「NARUTO」は火影、火の意思が「天外魔境」の主人公である火の一族と重なるなどの直接的な影響は見て取れるかと

私は三忍の元ネタは日本の神話伝説だと聞いたような?
いわゆる三すくみも伝説から来ている話で

元ネタの一つかもしれないけど、「NARUTO」の世界観には日本だけでなく中国やインドの神話や宗教的な世界観も混じっているから「天外魔境」をパクったとかではないだろう

もし「天外魔境」の影響で「NARUTO」が作られたというなら、「天外魔境」の原作ってアメリカ人だし、NARUTOは日本→アメリカ→日本→日本というこんがらがった経路でネタが積み上げられていることになるな……

「天外魔境」の作者って広井王子とその周辺関係者で作った架空の存在だったはずだけど

「天外魔境」の原作者は「忍殺」の原作者と似たようなものだと思う
明確な証拠はないけど状況証拠や関係者の発言からして……といった感じでファンに把握されていくような作者

そういう意味で「天外魔境」は日本の二次元忍者作品の流れの作品なのか?

いやいや、三忍の設定は江戸時代の庶民向けの娯楽作品だよ
その影響で作られた忍者ネタの作品の一つが「天外魔境」だから、言ってみれば遠い親戚くらいの関係のはず

NTR的な魔改造というなら「天外魔境」の方が先にやっていて「NARUTO」は大元のネタに近いはず
俺は江戸時代の娯楽作品に出てくる自来也の妻が綱手という設定だったと聞いたことがある

「NARUTO」の元ネタで最も直接的なのは江戸時代の講談や歌舞伎だな
そこで自来也と蛙が忍者の組合せとして日本社会に広まり定着した

実はNARUTOの元ネタの自来也の元ネタは中国の短編武侠小説の我来也だったりするけど、そっちの方のネタはあまり知られていない……

そもそも「自来也」というのが日本の創作における忍者キャラとして非常に有名な名前なんだよ
日本の民間娯楽作品においては石川五右衛門や猿飛佐助、風魔小太郎とかに並ぶレベルだった

忍者チームや忍者戦隊のキャラに「佐助」がかなりの割合でいるようなものか

自来也は現代の作品では戦国時代の中心、三英傑関連の話ができないので知名度が低くなってしまったらしいね
その結果、現代のアニメやマンガなどの作品ではマイナーになってしまったとか

中国語だと別物になるけど、日本語の「自来也」「児雷也」「ジライヤ」はすべて同じ発音だ
あと銀魂の「地雷亜」も日本語では似たような発音の「じらいあ」なので「自来也」が元ネタのキャラだとすぐに分かる
天外魔境は「ZIRIA」だけどこれも日本語発音としては自来也とほぼ同じなので「天外魔境ZIRIA」という名前を見た日本人は忍者的なキャラが主人公だというのは何となく分かるとか

上で自来也と綱手の関係についてNTRだ魔改造だとかいう話が出ているけど、「天外魔境」はゲームもアニメも小説もストーリーや設定が違うのでヤヤコシイ

アニメ版と原作マンガ、小説版ではキャラもその扱いも違うという昔の作品によくあるやつか

そんな感じだね
昔の作品にありがちだけど、綱手に限らず「天外魔境」はキャラが媒体ごとにぶれていて綱手がオロチ丸に惚れているのはOVAと小説版、ゲーム版だとそんなでもないといった扱い
あと小説版では自来也綱手大蛇丸で三角関係的な所もあって、最後に自来也のものと思しき子供が綱手のお腹の中にいるという描写とセリフはあったはず

時期的に綱手がオロチ丸に惚れている設定が出たのはたぶんOVA版からだと思われるが、これはヒロインの雪姫(ゲーム版には出ていない、小説だとサブキャラ扱い)がいるので綱手をオロチ丸とのCPに移行させたのではないかと
この関係がその後のシリーズ続編や派生作品で標準になったっぽいのでNTRだなんだはそもそもがよく分からない状態だ……!

「NARUTO」は有名になり過ぎて「NARUTO」以前のものがオリジナル、それを元ネタにしたとかパクったのが「NARUTO」とかにされがちだよな……



とまぁ、こんな感じで。
伝言ゲーム的な部分も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国ではNARUTOとFateはどちらもその作品を通じて初めて知られた二次元ネタ、お約束展開や固有名詞、神話伝説ネタが多い作品ですが、Fateは原典扱いされることも多いのに対してNARUTOはやたらとパクリ扱いされます。これに関しては二つの作品の中国におけるファン層と作品の扱い、現代のイメージの違いなどが影響しているのではないかと……」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
私は昔北京に留学していた際にPCエンジンを持ち込んでいて天外魔境シリーズも遊んでいましたが、実はやり込んだのは主に「2」の方なので「1」に関してはかなりうろ覚えになっています。ノベライズの方も読んでいたはずなのですが
そんな訳でいつものだけでなく、「天外魔境」関連のツッコミ&情報提供もお待ちしております。

2/7修正:天外魔境は「オロチ丸」だというご指摘をいただきましたので修正しました。ただ中国語になると天外魔境とNARUTOのどちらも「大蛇丸」になってしまうようで……

中国オタク「特撮ネタを今更追いかけているんだが、特撮の主人公側の装備のセキュリティってどうなってるの?盗まれる奪われる話多過ぎない?」

ようやくガンダムの映画を見に行ってきました。おかげで流れてくる話の真偽が分かるようになったものの「やたら色気のある緑のおじさんが出てくる」というネタが話半分では無かったのには驚きました。まさか今の時代に初代ガンダム関係であんなキャラを出してくるとは……

それはさておき、ありがたいことに以前の記事
中国オタク「『戦隊レッド異世界で冒険者になる』がとても特撮なアニメだった」「ヒロインがレッドの変身時の謎の爆発でダメージ受けてるのに大笑いした」
に関連してネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「特撮作品は装備を盗まれる展開が多過い」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」を見て特撮ネタを今更追いかけているんだが、特撮の主人公側の装備のセキュリティってどうなってるの?盗まれる奪われる話多過ぎない?

あれもお約束だから……そして戦隊よりウルトラマンの方が……

その話はロボアニメにもダメージ来るから止めて

セキュリティ強化されている描写があったとしても、それ中心の話はあまり面白くならないだろうからなあ

セキュリティ解除手順の描写は省略した方がテンポ良いからね
特撮系のセキュリティは必殺技や特殊装備使用の承認くらい?動かすだけとか持ち出す分にはわりと雑

特撮のアイテム盗まれ問題は「ウルトラセブン」から続く伝統という説もある

話を作りやすいのは分かるけど、繰り返されるとさすがにどうかと思う
そして「戦隊レッド」のようにテンプレのネタになる
でもロボアニメは盗まれるロボがテンプレネタになってないっぽいのはちょっと不思議

一応ロボに関しても「2号機は盗まれる」みたいなネタは有名だよ
それ使った作品があるかは私の知識では分からないが

ああいうのは盗まれないアイテムで変身すれば……とはならないんだろうな

そりゃ玩具を売るためなんだから最低限子供が扱えるものじゃないとダメなんだよ。でもあまりやり過ぎる、雑な使い方をするとスレ主のような批判をする人も増えてしまう。
変身アイテムを管理できない間抜けな主人公、変身できない無様な主人公を見続けるのは子供でも大人でもと気分が良いもんじゃないからね

「盗まれて装備を使えなくなる」エピソードに関してはリアリティ重視ではなく娯楽性重視で考えるべき
問題発生の分析と詳細な再発防止のための会議、施策なんかに話を割く意味は無い

ヒーローが変身アイテムを無くすというのはいわゆるストーリー上のご都合主義の一つだね
でも子供は子供でイイカゲンにしろと怒るよ
私が小さいときに見た「555」でさえもそんな感じだった

うっかりしていて物を無くす、忘れる、盗まれるみたいなのは誰にでもある話だからこそ話を作りやすいという面はあるし、オタクがめんどくさいツッコミを入れるような所ではない
そこはネタにして楽しもう!「555」のベルトも今はネタ扱いだ!

変身後の強さ、格を落とすわけにはいかない
だから変身できない理由が必要なんだ!

盗まれるならロボアニメも……というが、変身の阻止はロボアニメで例えるならロボに乗らせない、ロボを合体させないといった辺りだろうね
そこをめぐっての駆け引きとして鍵になる道具を奪う、使えなくするのはどのジャンルでも定番だ

カードゲームでもたまにそういう話をやるが、特撮よりもカードの方が盗難ネタは「危ない」話になりそうだな
リアルで真似をする人間、特に子供が真似をしたら社会的に批判を浴びることになりかねない

そういう作り手の都合以外の部分を無理やり弁護するなら、自分の玩具は大事に管理しておかなければならないと作品を通じて子供に教えるとか……

盗むシチュエーションが特殊だったり力づくだったりするのであんまり教育的効果は期待できないような?

「555」とかを見ると話しの都合を除くと、すぐに外れる、それを奪われるようなのは基本的な設計の問題に見えてしまう
特撮は作品によっては量産型だから盗んでも構わないみたいな空気なこともあるしね

実際、変身装備を盗む盗まれるネタを多用するせいで「鎧武」とか子供への悪影響を批判された仮面ライダー作品もあるとか

特撮の装備って基本的には特別なもの、使うのが難しい或いはリスクがあるものだから保管と管理をしておけばいい、使用に関するセキュリティをかける必要性は無い或いは未知の装備なのでセキュリティを書けること自体が難しいなどといった見方はどうだろう?
保管体制が雑過ぎるということについては弁護のしようがないけどね!

変身アイテム盗む展開に関しては流行のようなもの、やり過ぎてツッコミが入るレベルになってしばらく控える、ある程度経ったらまたそういうネタが増えてくるという流れの繰り返しでは

自分の中だと近年はウルトラマンでは見なくなっていて、仮面ライダーでは多くは無いがそれなりに出てくるという印象かな

「555」とかベルトの管理が主なツッコミ所の一つになっているからな
そして「555」の影響を受けたウチの国の「鎧甲勇士」は変身アイテムの扱いがひどいことになっているのがある……装備を自分から賭け事に使うとかさあ

仮面ライダーは「555」が極端なだけで他はそこまで多くないけど、こっちの「鎧甲勇士」はベルトを奪われて奪い返してのパターンが多過ぎるとは思う

仮面ライダーもウルトラマンも変身とアイテムの関係は作品ごとに違うし「盗める」タイプではないこともある
ただ戦隊シリーズに関しては私はほぼ見ていないので分からない。井上敏樹が関わっている以上、そういうのもありそうに思えるのだが……

戦隊シリーズは戦隊が揃っての変身になるので変身アイテムが盗まれる、悪用されるという展開は実は少ない。多いのは変身の妨害や封印だね。
ただ近年は戦隊メンバーは変身後だけしか知らないので変身前が誰なのか把握していないといった関係で話が進む戦隊もあるので、変身アイテムの紛失盗難に関しても昔とは違ってきているのではないかと

スーパー戦隊シリーズは変身アイテムが一定しないしその時その時で変化を出せる
それに対して仮面ライダーはベルト固定だから変化を出すのが難しいし、交換やカード機能とかを付けた結果、セキュリティの緩そうな設定の装備になるといった側面もあると思う

昭和ライダーの場合は変身ベルトは内蔵型だったけど、平成ライダーは「クウガ」などの一部を除いて外付け装備ばかりだから奪われる展開も増えたんだろうな
それでもほぼ毎回盗まれるガンダムよりはマシだと思うが

盗まれる装備……ガンダムはその……セキュリティ以前の問題だし……操縦席がら空きだったりその辺に落ちてきたりするから……

セキュリティがガバガバな新型兵器に当たるのも主人公補正だよ
ジーンになくて赤い人にあるのがそれ

ガンダムは最新作だと開き直って武器システムだけ外付けにする設定になった模様
なおNT能力でそんなの関係なく動く模様



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「今の中国では日本の特撮番組の配信が比較的安定した『新番作品』扱いなのもあってか、特撮関連の知識がオタクの間にも急速に普及しています。『戦隊レッド』は良い時期に中国に入ったのかもしれません」

「それから定番ネタつながりでお聞きしたいのですが、日本のロボアニメはファンが妄想するようなIF展開、別の世界線ネタを公式でやるのはファンにとっては許容できるものなんでしょうか?私はジーアクスの内容があまりにも『反則』に思えて……」

などといった話もありました。

もし後の方のジーアクス関係の質問についてコメントをしてくださる場合は、極端なネタバレにならない程度でお願いいたします。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「絵の才能とストーリーの才能を兼ね備えた漫画家って滅多にいないよね……」「やはり分業体制が良いんじゃないか」「分業体制の作品も連載は止まる、不定期になる」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではマンガ作品だけでなく漫画家に関しても議論が盛り上がっているそうで、特に「良い漫画家」「理想的な漫画家」的な方向の話題は盛り上がりやすいのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「絵の才能とストーリーの才能を兼ね備えた漫画家は滅多にいない」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


絵の才能とストーリーの才能を兼ね備えた漫画家って滅多にいないよね……

その二つは面白い漫画を描くために必要な才能だけど、本来は全く別の才能だからね

才能に合わせて分業すれば良い!
しかし現実は「バクマン」のようにはいかない

マンガって分業すれば面白くなる、名作が生まれるとは限らないからねえ
スタジオで分業しているのにテンプレの量産でランキングが埋まるなんて事態は身近にあり過ぎる

これは「ワンパンマン」について考えざるを得ない
最近また別の世界線になった模様

その才能を両立していた実例を探すということなら昔の漫画家を探せばいいと思う。手塚治虫や石ノ森章太郎などは間違いない。
しかし現代で求められる水準を満たせるという意味ではほぼ不可能では?要求される質も量も難し過ぎる。

良いストーリーを書ける人間はわざわざ漫画を描かないからストーリーの才能がある人間は漫画業界に来ないんだよ
そういう人間は小説書いたり編集再度にまわったりした方が稼げるから

稼ぎが明確に小説>マンガなのはネット小説業界が強力な中国くらいだろう
あと日本ではマンガはハイリスクハイリターンだが小説は副業とかなければ食っていくのはほぼ無理と聞く

マンガって絵やストーリーが良ければ売れるわけでもない、逆に言えばそういった才能が不足していても大当たりできるからね
商業作品では絵と話のどちらかが突出して売れ筋に乗れれば成功できるし絵が上手くてストーリーも面白い必要はないんだよ

嘆きたい気持ちは分からなくもないが、井上雄彦や鳥山明みたいなのがそんなにたくさんいてたまるか!

片方だけでもその才能を維持できるとは限らないからな
個人的に思いつく両立させている作者は荒川弘だろうか?ただ本人のエピソードからは絵とストーリーだけでなく北海道の農業と畜産業で鍛えられた体力と筋力も大きいと感じる

こっちのオタク界隈の好み、評価傾向に合うというなら「ダンジョン飯」の九井諒子は絵、ストーリー(と世界観設定)共に評価されているしテーマに合いそう
ただ週刊連載は無理なタイプの作風だからみんなが雑にイメージする才能と活躍とは一致しないかもしれない

最近だと「メダリスト」の作者がストーリー、絵がどちらも高レベルで才能がある漫画家みたいに言われているね
それにオタクとしてのスタンスとか、現代環境における作者ムーブとしても上手いから総合力がかなり高い

ウチの国だとストーリー的にはあまり評価されないようだけど高橋留美子のように「長編連載を走り続けるのが上手い」とでもいうべきストーリーというか編集能力の高さというのも漫画家にはあると思う

才能とそれを発揮できる体力のある時期ってせいぜい中年くらいまでだからね
鍛える時間も、チャンスも発揮できる時間も圧倒的に足りない

全盛期の岸本斉史というか「NARUTO」は本当に凄かったけど、その後の新作や続編は……という感じだからなあ

マンガの内容、特にストーリーに関しては漫画家本人の能力以外に編集との関係や編集側の能力というのもあるしストーリーの才能、絵の才能というのもなかなか単純には片づけられないのだろう
どちらにしろ絵、ストーリー、寿命の3つ全てを備えるというのは不可能だから無いものに期待するよりも、言い方は悪いが妥協して自分の見える範囲で追いかけたい作品と漫画家を応援するのがいいだろう

「ベルセルク」の作者は寿命が足りなかった……

やはり二人以上の分業体制が良いんじゃないか
画師は画の技術だけあれば良いということにできるのは大きい

原作と作画体制だから専門分野ごとに分業出来てクオリティが上がるとは限らないぞ
作者側に問題が発生するリスクは一人の時と比べて格段に上がる
アーティスト的な側面もある商売だから金と称賛の分け方、集まり方で分解するなんてのはありがちだし実際に原作と作画がもめて作品が壊れた、作品が再販されなくなった、権利問題でアニメ化どころか続きが出せなくなったなんて事例もある

分業体制のマンガ制作を理想的な状態として語る人は少なくない。ファンだけでなく業界側にもそういう所はある。
しかしその理想ってここで議論されている「ストーリーと絵の才能が両方ある漫画家」と似たようなものなのではないかと……

俺も理想の分業体制は理想の漫画家と似たようなものに思える
なまじ「理想の漫画家」と同じように藤子不二雄やCLAMPのような伝説があるから夢を見てしまうのではないかと

分業体制ということはどこかが作業止まったら全部止まるということでもある
分業体制の作品も連載は止まる、不定期になるのを皆忘れがち

そもそもマンガ向きのキャラと構図と背景を描ける、マンガ向きのストーリーを書けるというのも特殊な才能だからね
質の悪い部分、止まった部分を修正するとか入れ替えるとかも簡単ではない

そういう部分まで考えると、原作と作画で分けるよりも優秀なアシスタントや監修スタッフを確保するのも「ストーリーと絵の才能を両立する」一つの手段のように思えるな
漫画家個人とはちょっと別の話になってくるが組織全体としての才能と見ることもできなくはない

同意する。
挿絵イラストが上手い作家は珍しくないけどマンガが上手い、面白く読める作家は希少だと思う。

絵とストーリーに関しては短編、長編、連載という形式ごとに必要とされるものが微妙に違ってくるし、更にはその時代その時期の連載で勝ち残る才能があるかという話でもあるから全てを兼ね備えるのはとても難しい

乱暴に言ってしまうが、こういう話題の時の「絵の才能」というのはデッサン力とかもあるけどそれ以上に「自分の好みの絵を描く」という意味になっている人が多い
そして個人の好みが反映されるので該当する作家は普通の意味での「絵の才能がある作家」より更に少なくなる!

それは確かにあるな……こっちではマンガとして上手い画は評価されない傾向もあるし
例えば「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田和日郎を絵が上手いと評価する人は滅多にいない

分業といえば近頃のラノベ原作マンガはマンガが上手い作家で成功する作品がたまに出てくるのが興味深いね
実際に見たら当然な話ではあるんだが、挿絵、キャラデザの良さで人気になるのはともかく、マンガが上手いで人気になるというのを以前の私は考えもしなかった

原作の貯蓄がかなり多いネット小説系ラノベ原作のマンガは分業としてやりやすいように見えるがどうなんだろう?
とりあえず自分の知っている範囲だと「第七王子に転生したので気ままに魔術を極めます」や「片田舎のおっさん、剣聖になる」、「悪役令嬢の中の人」とかはマンガになって作品が面白くなった作品だと思う

「幼女戦記」とかも作画担当の腕があってこそのクオリティだな
異世界転生とかのテンプレ展開であっても叩き台となるストーリーがあるとマンガを描きやすい、作画の上手い人が演出の方に力を割り振れるのでクオリティが上がることもある模様
もちろんそのままマンガにしたのでテンプレ的で面白くない、或いは下手な漫画家と組んだ結果「原作は良かったのに」となる作品も珍しくないようだが

絵とストーリーに関しては楽しめる所だけを割り切って楽しむことができるからまだいい
問題は性癖だよ
画は素晴らしく好みに合うのに性癖が合わないということほど悲しい、諦めきれないことはない

ああ……とてもよく分かる
他にも最初は良かったのに性癖が変化して自分はついていけなくなってしまうとかも悲しい



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のイメージのようなものも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクが考える絵の才能がある漫画家というのは『デッサンが上手い』『綺麗』『絵の密度がすごい』という方向なので日本で考えられている絵の上手い漫画家と違ってくる場合もあります。自分の好みで語っている部分もわりとあります」

「中国の二次元界隈は技術の進歩と合わせて接する作品も広がっていったので、まだ世代による好みの細分化の問題は表面化していません。例えば前世紀の90年代のイラスト、80年代のイラストが好きという人は多くありませんし、そういった層をターゲットにした商品というのもまだ出ていません。しかしギャルゲー、エロゲー関係の好みや話題の傾向を見ると性癖も含めた絵柄の好みは世代ごとの違いが徐々に広がってきているようにも感じられます」

「それからこれは私もどの程度影響しているかは何とも言えませんが、現在の中国のマンガはほぼカラーなので白黒に慣れている人の割合は減り続けているので、白黒のマンガという時点で印象はかなり悪くなりますし白黒マンガの技巧を認識しない人も珍しくなくなっていると思います」

などといった話がありました。

私の印象でも中国オタク界隈ではアニメほど極端ではないものの、マンガもシャープで綺麗な絵柄や表現が好まれる傾向は感じますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元関連で作品より作者の名前で語られるようなタイプの作者を知りたい。作品の知名度より作者の知名度が高いようなのを」

百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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