「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2025年05月

中国オタク「主人公と一緒にいるバカで好色な所のある友人キャラを本当に見かけなくなった。別に好きではなかったけどいなくなると寂しい……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも世代が積み重なってきているので、オタク系作品に関する昔と今の違い、今では珍しくなった昔の定番要素などに関する話題で盛り上がることも増えているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「主人公と一緒にいるバカで好色な所のある友人キャラを見かけなくなった」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


主人公と一緒にいるバカで好色な所のある友人キャラを本当に見かけなくなった
別に好きではなかったけどいなくなると寂しい……

現代ではファンがNTRだと騒ぐからスケベな友人キャラは無理だろう
昔でさえヘイトを集めるキャラだったし

「遊戯王」の城之内みたいな熱血でバカでスケベな所もある友人ポジションは既に絶滅した

そういうキャラってそもそも少ないのでは?
主人公以外にヒロインのエロを見せる展開を喜ぶ性癖の人は少ないだろう

いや、昔はそういうキャラが多かったしサブキャラに好色なキャラ、友人やジジイを配置してエロイベントをやってぶん殴られるまでがテンプレだったんだよ
もちろん主人公自身が好色イベントを体験することも多かったが、仲間と一緒に行動して仲間も「見ることができる」というのは普通にあった

ハーレム系作品だと好色で何かと騒ぐけどサービスは無し、主人公を羨ましがってばかりみたいなのはまだいるのかな?

羨ましがるのはいるけど、更衣室や女湯をのぞきに行くといったことを実行に移すのはほぼいない

アレは今の日本の視聴者からも普通に犯罪では?と言われて批判されるからやれなくなったらしい
確かに犯罪ではあるが、創作における許容範囲についてはやはりこちらからはよく分からんね

エロゲーにはまだたくさんいるんじゃないか?と思ったが、どうなんだろう?

そういうのはNTRや露出といった極端な方向になっているのではないかと

現代ではそもそもスケベなキャラを出せない
アニメだけでなくマンガでも今は裸を出せなくなっているんだよ
少年ジャンプでは「ToLOVEる」なシーンは既に描けないという実は深刻な話題が「ウィッチウォッチ」ではネタのように描かれていた

「ウィッチウォッチ」の作者は矢吹老師と親戚だからソースが確か過ぎるのがな……
「アオのハコ」の水着とか漫画家側もサービスシーンの描き方に苦労しているのが見て取れるけど、それ故の破壊力も出ているから何とも言えない気持ちになる

薄い本ならともかく、一般向けでオンラインプラットフォームに載せるとなるとエロは厳しくなる
今ではエロ関係は外国の方が中国国内より厳しいくらいだし、日本も実は一般向けの作品の規制基準エロ関係の描写に対する規制は急激に厳格になっている。
日本がエロに緩いように見えるのは、日本で未成年お断りされるようなレーティングの部分が国内のネットからでは見えない、実感する機会が無いからというのもあるんだよ。

規制以外の事情、見ている側の好み、売れ筋の変遷というならラノベがまだ分かりやすいのかな?
例えば「ハイスクールD×D」ではスケベな主人公にスケベな友人キャラはいたが、既にエロを見れるのは主人公だけという形式になっていたけど、原作が2008年だからこの時期には既に日本の二次元の流行はそうなっていたのだろうか?

確か2002年の「G-onらいだーす」はモブキャラをエロイベントのために活用していたし、2000年代半ばの「GIRLSブラボー」はライバルキャラやモブキャラの方がエロイベントは過激だったので混在していた時期だったのではないかと

その時代を知らないからなとも言えないけど、「To LOVEる」が大ヒットしたことによる影響があるのでは?
結城リトの立ち位置、イベントにおける活躍はハーレム系作品の主人公の扱いの転換点の一つなのは間違いない

私もその意見に同意したい。「To LOVEる」辺りから、ヒロインのエロは主人公が独占するという考えが強くなっていった印象があるし、「To LOVEる」はエロ表現だけでなくハーレム系作品のキャラ構成に関しても影響の大きい作品だろう。

ラノベ作品ではスレ主が言っているようなキャラが出てくることもあるけど、あまり見なくなっているのも否定できないかな……
今はスケベな友人ではなく、NTR的なライバルキャラ、或いは一気にNTRまでいくので極端な扱いになっているように思う

「ソードアート・オンライン」もアニメは大体その時期だっけ?
こっちは「正室」を定めてハーレムにするという、日本の俺TUEEEEE系のハーレムのテンプレを確立した作品だが

「ソードアート・オンライン」に限った話じゃないけど、今はユージオのような主人公とのカップリングになるような友人キャラが目立つように思う
そのキャラに関する恋愛要素はあるけど、キャラの感情は基本的に主人公に向いているという

「ペルソナ4」の花村陽介はどうかと思ったが、彼もカップリング相手として一番強いのは主人公だな……

バカな友人というなら「ぐらんぶる」の今村耕平みたいなのもいるんだが……

今村耕平はどちらかと言えば有能なスキル持ち、頭の良いバカな友人ポジションで、エンディングが近付くと負けヒロインとくっつくタイプだと思う

主人公だけがハーレムを形成してラッキースケベを享受しているのに、自業自得とは言え何も得られないヒドイ目に遭うキャラがずっと友達関係でいられるというのがおかしいからね
主人公だけが優遇される設定を突き詰めていくと好色な友達は合理的な存在ではなくなってしまう

「ようこそ実力至上主義の教室へ」ではまだイベント用のバカで好色なキャラが出ていたけど、友人というには怪しい扱いだったし私はテンプレと需要が合っていないと感じたのを覚えている

「よう実」は俺TUEEEEE系作品だから主人公との相性が悪いし、作者が許容できる範囲のお色気コメディ描くの上手くないからね
エロゲー出身の作家だから、エロ要素の感性は当時としても古い方だった

今は好色な友人キャラを出す場合、最初からカップリング相手、バカで好色な言動ツッコミを入れる相方を出しておくことが多いのでは
これは主人公のハーレムには手を出さないという明確な保証、安全性のアピールにつながる

なるほど、「バカとテストと召喚獣」の坂本雄二や「そらのおとしもの」の守形英四郎みたいなのか
主人公の被害ではないし因果関係をネタにできるから暴力系ツンデレも使いやすいカップリングになりがち?

理解できる話だ
現代の作品では主人公が独占するのが求められているから、好色な所だけでなく友人キャラと負けヒロインをくっつけるのも今は嫌われる、炎上につながるリスクがある
例えば「おねがい☆ティーチャー」の負けヒロインを教師とくっ付ける、その後は肉体関係もあると描写するのはあの時代だからやれた話だろう

昔のオタク向けお色気アニメを見ると、主人公以外のキャラがヒロインの裸を見るシーンが多くて驚くよな
あれはもしかして、当時の感覚では主人公に裸を見せない方が良いとされたのかな?
主人公が好色だとカッコ悪い、感情移入されないからサービスシーンのために好色サブキャラを活躍させたとか?

考えてみれば20年くらい前のオタ向けアニメでは女性キャラばかりの作品でも、サブキャラやモブに男を入れてエロシーンにすることが珍しくなかったし、コンプライアンスだけでない感覚の変化が見て取れる

好色な友人キャラが消えていった背景には、時代と共に規制が強化されたという事情だけでなく、「主人公のみにエロ体験を集約する、モブやサブキャラに供給されない独占体制にする」「男性キャラを出さないで視聴者だけがサービスを受けられるようにする」という二つの流れが影響していると思う

好色なサブキャラに関しては昔も別に歓迎されていたわけではないと思うけどね
例えば「フルメタル・パニック? ふもっふ」の女湯のぞきの話は入浴シーンと同時進行で行われる相良宗介の妨害によって阻止されるというギャグになっている
当時はサブキャラがエロを享受できるイベントによって供給されるエロシーンの価値がサブキャラに対する不快感を上回っていたという理由もあったのではないかと

主人公独占に関しては、多数の観客がいる中でエロシーン的な方向も無くなったというのが興味深い
個人的には女の子がかわいそう、ダメージ大き過ぎるので好みのシチュエーションではなかったが、ネットの言論を見てもたぶん自分のような人間が段々と増えていったように感じる

エロ関係は環境の変化というのも考えられる
現代環境だとスマホをみんな持っているから目撃者が多数いたらネットで社会的に拡散、流通するのは避けられないという印象になるし、それはさすがにラッキースケベの範囲ではない

確かに
今の時代、好色なサブキャラや観衆がスマホ持ってないわけがないからなあ



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈からの印象も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では好色な性格、行動は非常に大きなマイナスになるので、中国のオタクからは主人公でもサブキャラでも好色な性格だと嫌われます。もちろん主人公なら他の部分、ストーリー上の活躍などでプラス要素を積み重ねて総合評価で好かれることは可能ですが、スケベなイベントを起こすためのサブキャラだと難しいでしょうね」

「特に近年の中国ではNTRの『可能性』に対する過敏な反応が出るので、ヒロインに手を出すような好色キャラは最初からNTRジャンルになっている18禁作品でもない限り人気は出ないでしょうし、サービスシーンがあっても不快に感じる、ヒロイン相手だとNTRに感じて作品自体を批判するようになる人も少なくないと思います。でも一部の気にしない人や私のように昔の作品に慣れていて、現代の作品を見ていて少し寂しくなる人間もいます……」

などといった話もありました。

スケベな友人キャラとその行動に限らず、見る側の感覚や掲載媒体のコンプライアンスの変化などによる定番要素の移り変わりやその受け止め方に関しても日中でちょっとした違いがありそうですし、機会があれば調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ネットのデータって残ってないよね……昔は探せば大体は見つかるような状態だったのに」「外国も消えるけど国内は特に早く消える」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

ある程度の期間ネットを使い続けていると、ネット上のコンテンツやログなどがずっと残っているわけではない、時間が経てば消えてしまうものだというのを実感できるかと思いますが、中国のネットは規制やサービスの不安定さもあってか日本以上に「ネットのデータは残らない」ものになっているという話があります。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ネットのデータは残らない、残ってない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ネットのデータって残ってないよね……昔は探せば大体は見つかるような状態だったのに
海賊版のデータとかだけでなく版権的に問題無かったのも消えた

外国も消えるけど国内は特に早く消える
動画サイトで高画質で見れるから便利にはなってるけど、昔の作品や修正なしのファンサブ字幕動画を探すのはかなり難しくなった

そういうものさ。ネットの記憶は残らないし残っても歪む。
ネットの情報と一緒に墓に入ることはできないし、正しく残したいなら石にでも刻むしかないのでは?

web連載のマンガ、特に国内のプラットフォームに連載されていた国産マンガが消えているのが悲しい
今では見れないし検索にも引っかからない
やっと見つけたのは別の所で少しだけ連載されていた数話分だけだ、今でもたまにもしかしたら……と考えて探してしまう

結局はすぐに手元にダウンロードしてスマホやフラッシュメモリ、PCやクラウドに保存しておくしかないということだな!
データがあれば再アップだって可能だ

それをやっても消えていったわけだし、昔のように気軽にアップしてくれる人は少ない

ネット上データは規制やサービス中止、アカウント抹消などであっさり消えるし、フラッシュメモリやスマホは壊れたらデータ回収は困難、ディスクに保存するにしても回転系は使っているうちに壊れる
正規版のCDやDVDも十数年も経てば読み込みが怪しくなるし、海賊版ディスクなんかは更に質が悪いので昔のを発見しても使えるかどうか……
使えなくなる時はあっさり使えなくなるし、データ保存する設備を常に新しくしてバックアップを増やすべきだがそこにコストを使う人は少ないし、結果として昔のデータは失われていく

版権問題で海賊版データが消えて、更にウチの国では各種審査や規制強化で昔のデータはバンバン消える

価値がある物は既に国家デジタル図書館に収蔵されているから大丈夫だ!
昔も民間の小説雑談や田舎の伝承伝説、市井の娯楽なんかは収録する価値が無いとされたわけだしね……
ネットのデータのアーカイブ化とか国内だと何それ?みたいになっているし、博物館や図書館のようにはなれないというのを実感する

それに現代は大容量ディスクも増えてデータの保存コストが安くなっているけど、同時にコンテンツが使う容量は増大しているし、昔のデータは消えているから本当に保存したかったものが無いということにも
古い作品の動画を見ても、当時の弾幕コメントは無くて寂しい

昔、少なくとも自分の周りではかなり有名でネットを探せば中国語化パッチもすぐに手に入ったようなゲームが、今では旧バージョンのゲームも中国語化パッチも見つからない。どこにもない。

永遠に保存されるデータなんて無いという知識はあっても、こんなに早く消えるとは思わなかった。
今のネットユーザーの傾向を見ると、今後は更にデータは少なくなっていくのだろう。

そういうことだろうね
でも昔はそういうことを真面目に考えていた人がいなかったのも確かだ

私はpixivの記事が消えるのを体験してから大好きな作品は手元に保存しておくようにしているが、大容量データが必要になるコンテンツを追いかけている人は厳しいだろうなと思う

こういうのは雑多なデータが淘汰されて良質化される、便利になった結果なのだから許容すべきだと思うが
本当に価値のある物はきちんとデジタル化されているわけで

便利になるのと自分の必要とされるデータが残るのは別の問題なのだよ
文化的な価値がある作品や昔の名作、世代を代表するような大人気作品は残るしリメイクもされるけど、ちょっと人気だったアニメやマンガ、一部の界隈が熱くなっていたゲームやその関連パッチなんかは残らないからね

最初から今の高速、高画質、大容量の環境に慣れている人にとっては昔の画質の悪い、価値観の違う作品は必要ないということになる
上の方にとっても昔の管理されていないものは嫌だし、今更管理するのも手間がかかるから全部消してしまうのが良いとなるわけだ

こういうのは実際に体験してみないと分からない話なのかもしれない
俺も知識としてはあったけど便利になるから良いだろうと思っていた
そして自分の問題として実際に意識するようになったのはゲームのサービス停止や、クラウドに残っていたはずのデータが、気が付けばほぼ消えていたのを体験してからだ

だから今でも実態をもったコレクション、自分が本当に好きなものは手元に物が残る形で手に入れたい、それでやっと安心できる人がいるわけだな

こういうのって完全に消失したわけではない、どこかに残っているけど見つけるのに非常に手間がかかるようになっただけのものも少なくない

どこかの誰かのハードディスクには残っているかもしれない
だがネット上だと残っているのもあれば、消えているのもある
今は検索サイトでそういうデータを探すのも難しくなっているし、クラウドにアップロードされたデータやそれを記載した過去のフォーラムのログも消えている

将来は先祖伝来の古文書ならぬ先祖伝来のHDDみたいなのが珍しくなくなるのかもしれない

でもそういうHDDの中身って日常的に使われた、つまり俺達が見たり遊んだりしているものだろうから必死に解読した結果どうなるかまでは保証できそうにない。
データが消えたと感じられるのに関して、探すのが難しくなっているという意見には同意する。現代の検索サイトは規制もだけど、商業的な圧力で実質的に消えているような所もあるからね。

そういう所で引っかかるデータって、有りそうに見えるけど実は無い、それで商売やっている連中に騙される、データ握られるリスクもある!

そうそう。別の人間が共有のためにアップしたデータをダウンロードした後に通報して消させて、リソース壟断状態を作り高く売る業者がたくさんいるし、それもデータ消失を加速させている。

昔はほぼ意識されていなかったけど、ネットも結局は現実の設備とそれを維持する人手が必要だし、タダでいくらでも、こちらの都合が良いように使えるわけではない
そして不文律で保たれているような環境をハックして集団で稼ごうとする連中が出てきたら居心地の良い環境は消える
今のネットからは個人レベルで好き勝手にやれる余地は消えてしまった

有料サービスという意味では昔と比べて格段に便利になっているけど、マニアックなものや現在規制されているようなもの、特に昔のデータを探そうとすると途端に難しくなるのがな
それに気付かなければ快適なのかもしれないが、オタク関係だと昔のデータを意識しないわけにはいかない……

それにしても昔も中国国内にはビデオが普及していなかったからネット以前の映像データは残ってないという話はあったが、今は当時ネットにあったデータも残ってないのを何かと実感してしまう

ディスクの方が容量的に便利だった時代とかはデータが存在したこともあるけど、その時代のデータや関連した情報が見つからないこといよいよ増えている気がする

同意する。例えばゲームだとPS1やSS時代とか、国内では色んな意味で空白になっちゃっているしね……
海賊版ディスクのデータがネット上にあんまり残らない、探すのが難しくなるなんて当時は考えもしなかったよ

リマスター版が出てくれるならそれを買えるけど、そういう作品は昔の大人気作品だけだからな。
旧作の断片的なデータは残っているし見つからなくはないけど、大きめのファイルや動画全話とかの完全なデータは本当に見つからない。

現代になってみるとネットのデータほど楽に管理できるものは無いという印象にもなってくるよ
特に国内だと上も下も環境が整っているから

これに関しては外国よりも国内のネットの方が厳しいと感じる
こっちは通報システムがあるし、怒れる保護者の方々が大きな勢力として存在するから大手でもそれを恐れてスレやデータの大規模削除を繰り返している

現代だとリソースも技術も握っているのは上の方だし、下の方は下の方で通報システムが完備されていて下の人間同士の殴り合いの武器としても活用されてある意味大活躍だし、サーバ管理している所も商売だから自主規制して安全にしたいから違法なデータが残る、残しておく理由はあまり無い
だからネット上の「時効」というのが実はかなり短い



とまぁ、こんな感じで。
中国のネットの体験も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「ご存知の通り、中国のネットではサービス停止の多さに加えて、規制強化とそれに伴う自主規制などからネット上の過去のデータやニュース、SNSやBBSの過去ログがすぐに消えるので数年前のものを探すのは難しいです。しかしこの『消える』ということは大衆が気楽にネットを使えるという空気にもつながっています。中国のネットでは皆がやっている流れや通報などの正しさが保証されている風に乗れば騒いで暴れても大丈夫だという考えになるわけです。実際にどうなのかは私も分かりませんが」

「中国の『ネットの記録は残らない、少し経てば消える』という考えで外国のSNSで発言していて失敗する人も少なくないようです。外国のネットでも昔のデータは消えますが、消えるまでの時間が中国と比べて長く場所によってはログを遡ることも難しくないので、自分の過去の発言による責任がその人にとって完全に意外な場面で出てきてしまうのです」

などといった話もありました。

当ブログ関連でもアキバ総研様に書かせていただいた記事が今では読めなくなっているのでnoteの方にまとめ的な内容をちょこちょこと移していますが、昔のHPやニュース記事などもサービス終了などで消える時は本当に一気に消えますよね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「近頃の盛り上がりからは人気シリーズの続編を作るなら世界観を流用したIF展開が有効なのかと考えてしまうんだが、皆はどう思う?」

季節の変わり目というか、天気が不安定なのもあってか体調がぐだぐだになっている今日この頃です。そんな状態ではありますが、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では広い範囲で話題になるような人気作品が出現すると、
「なぜ上手くいったのか?」
「そのような作品が今後増えていくのか?」
などといった議論や考察で盛り上がることも多く、今期は「ジークアクス」関係でそういった話題が出ているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「シリーズ続編の世界観はどうするのが良いのか」
「人気シリーズの続編を作るなら、世界観を流用したIF展開が有効なのか」

などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ジークアクス」とか近頃の盛り上がりを見ていると、人気シリーズの続編を作るなら世界観を流用したIF展開が有効なのかと考えてしまうんだが、皆はどう思う?
シリーズの続編についてはそのまま続きの話を作る、シリーズタイトルと基本的な要素だけ活用した別キャラ別世界観の話にするなどが考えられるけど、近頃はIF展開も良さそうに思えてきてね

ここしばらくの間のシリーズ続編作品のあれこれから続編と主人公よりも、旧作の序盤の主人公用イベントから変更した方が上手くいく可能性が高いのかもと考えてしまうのは理解できる
まぁ実際は手間もリスクも大きいからやれる作品は少ないだろうけど

近頃は世界観を共有する作品の欠点の方が目立つようになってきた気がするのは確かだ。
そういう作品は気分よく終わらないことが多過ぎる

ゲームは特にそういうの多いな……俺も昔は続編というだけで喜べたけど、今は続編というとあの綺麗な物語を台無しにするのかと考えてしまうよ

私は最近日本のゲームは世界観の流用をあまりしないのが評価できると考えるようになってきた
世界観が共通するとしても世代や地域が離れていることが多いしね

難しい問題だ。
私は「デジモンアドベンチャー」の続きはどうすれば良かったのか、自分は何を求めていたのか今でも時々悩んでしまう

ゲームだと「FF7」がIF展開になりそうだけど、人気や需要的にはどうなんだろう?

IF展開に関しては旧作のファンが反発するリスクもあるから一概に良いやり方とは言えない。完成度の高いストーリーだと特にね。

私は同じ世界観で続けていく作品ならアニメだと「ガンダム」、ゲームだと「軌跡」シリーズが浮かんでくる
シリーズが続いていたのだから、基本的には世界観を共有した作品を作っていくやり方が悪いわけではないはず

結局はストーリー次第、見せ方次第な所はあるからな
ただ俺からすると軌跡シリーズは初めて遊んだときはよかったけど、続けていくうちにストーリーを続けるために終わらせない展開と増加する強キャラの扱いのぐだぐだっぷりに、世界観を共有するシリーズ展開の問題に関する典型的な例にもなってしまった

個人的には「遊戯王」くらいの距離での共有、旧作キャラの扱いならまだ良いんだけどね
あと「ガンダム」の宇宙世紀のようにある程度時代と地域を離すとかなら話は作りやすいと思う

ガンダムも「水星の魔女」と「ジークアクス」の盛り上がりの違いを見ると、ロボと宇宙くらいの共通要素でシリーズを続けることの難しさがあるように思う
それに普通の作品でそこまで人気と需要のある世界観を構築できるかとなると……宇宙世紀系ガンダムの最初から分岐したIFという強力な世界観と物語とか、他の作品にはほぼないし

ラノベだと「魔弾の王と戦姫」がヒロイン変更のIF展開で新シリーズをやっているし、そこそこの人気なら世界観流用の新シリーズをやれなくもないようだ

日本のゲームで世界観とキャラが共有されているシリーズだと私は「戦場のヴァルキュリア」くらいが好み

「戦場のヴァルキュリア」、特に1と2は世界観やシステム、キャラデザは良いけどストーリーやキャラの中身は微妙という珍しいタイプの作品だった気がする
共通の世界観での続編は世界観の拡張の他に旧作の微妙なキャラの印象補正になり歓迎されるケースもあるのではないかと

世界観だけ利用して人気作品を作るのって実は難しいし、企画が通らない
人気の需要を予測できる、説得力のある材料にできるのは基本的に人気作品の続編或いは人気作品の現代リメイクだ
IFを新しくやるのはそれと比べて多くの手間、つまり金と人が必要になるのも難しい

続きの話、前作主人公の冒険が伝説になっているとか、前作の子供キャラが成長して頼りになるキャラとして活躍するとか皆嫌いじゃないと思うんだけどな……でもそんな感じで作られる続編はあまり無い

それは否定できない
私も続きの話、世界観の流用に関しては商売としては便利なのは理解できる。
しかしファンとしては微妙、作品評価にもプラスにならないといった印象になってきているかもしれない

スレ主が言いたいことはなんとなく分かるけど、「別の世界線」を繰り返してファンが離れた、初心者が入り難くなったのがアメコミという実例もある
IFルートを連発し過ぎても結局はファンに要求される知識が増えるから、同じやり方を重ね過ぎるのが良くないのかもしれない

せっかく作った世界観を1回1回使い捨てにするのはもったいないのは分かる
でも並行世界、緩いつながり程度なら良いけど共通のキャラが出てきて複数の並行世界があって当然みたいになると、一つの作品の中で主人公が頑張った、獲得したエンディングの価値が軽くなってしまうように感じるんだよね

続編を積み重ねていくと必要な知識も増えて作品関連の話題がマニアに独占されてしまうというか、「これくらいは知っておくべき」「こんなことも知らないの」みたいなことになってしまうのも厳しい
最近は特にそれを感じる機会が増えた

その点「ジークアクス」は古参ファンも予想外の展開、予想外なキャラ活用に驚いているから良い感じの空気で話が盛り上がっているのは興味深いわ。
IFルートをやるなら旧来のファンも新規ファンも予想できないような展開が必要になる。もちろん旧作ファンが受け入れられる、旧作を踏み台にするような扱いをしないというのが大前提だろうけど。

「ジークアクス」でいうなら新キャラがアムロを秒殺するのはダメだけど、シャアがガンダム強奪して木馬もブリッジを潰して乗っ取る、RX78-1のガンダムを倒すくらいは構わないという感じかね

今は世界観共有して続きを作る、話を広げる作品の問題点の方が目立っていると思う
話を続けるごとに設定の矛盾、設定による制限が増えていくし、新人が入る際に過去作を勉強しないといけなくなっているのも本当に厳しい
二次元だとジークアクス以前のガンダムがそうだったしね
アメリカのMCUもスターウォーズもこの問題のせいでウチの国では実質特定世代の特定の層だけの作品になっている

自分も近頃は続編を作って世界観を緻密にしていくのがファンにとっても商業的にもプラスなのかが分からなくなってきた
古参のユーザーにとっては新鮮さが無いし、新規ユーザーにとっては「最初から見なければならない」という圧力と負担がかかるのでありがたくない
「ジークアクス」は知識はあった方が良いけど無くても話題に乗れる、古いファンと一緒に困惑したり驚いたりできるのは上手い

世界観を利用したIF展開だと既に大成功した作品がある
「Fate」というんだが……そしてたくさんの「Fateみたいにやろうとした作品」がたくさん出て消えていった

言われてみれば「Fate」はギャルゲー的なルート分岐ごとにアニメ作ったり、IF世界線で長編やったりとこの手の続編で有効なのは大体やっているシリーズなのかもしれない

その辺りを見ていくと、メインキャラ交代による続編でもIF展開でも、続け過ぎるのがいけないのかもね。続けるうちに矛盾は増えるしファンにも飽きられる。
個人的にはアトリエシリーズのように世界観やキャラを共有する場合でも三部作くらいでリセットするのが良いと思うのだが

ゲームだったら私は「サモンナイト」くらいのつながり、世界観の共有が良いなあ……あとシリーズにおけるストーリーの終わらせ方、問題発生のやり方としては「エースコンバット」が良い感じだと思う

私は「ペルソナ」「女神転生」くらいの世界観のつながりが好みだ。合わないストーリーの作品があっても切り替えていける

日本のシリーズ作品ってシリーズとしてどのような部分が共通するかが明確なのでユーザー側も安心できる所はあるよように思う。
軌跡シリーズのような時代も地理もキャラも全てつながっているような作品は実は珍しい。

シリーズの新作品でIF展開にするにしても、旧作の世界観が固まっていて評価も高い必要があるから簡単ではない。上のやり取りにもあるように、ストーリーとキャラの扱いを上手くやらなければ失敗するのは変わらない。
だから今後も需要が分かりやすい続編、或いは話を作りやすい世界観の基本的な部分を共有する新作がシリーズの続編としては主流になるのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
迷走しながらもイロイロな意見が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「近頃は嫌な思いをした経験、良い思い出がダメになった経験が積み重なっているので続編に対して希望がもてない、言ってみれば『設定が壊されるのが嫌』『余計なことをしないでほしい』という考えになってしまう人も増えています。『ジークアクス』のIF展開はそういう設定関係の部分を刺激しないのも良いですね」
隈の空気も悪くなってしまいますね」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


5/26修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。定型文まで間違うあたり我ながら本当にぐだぐだですね……

中国オタク「ジークアクスのEDって一体どいうことなの?EDのような関係に期待して見始めた部分もあるのでつらい、でも今更やめられない」

ありがたいことに「ジークアクス」関連のネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。
中国オタク界隈でも「ジークアクス」の話題は何かと目に入りますし予想外のストーリー展開や意外な旧作要素の活用に振り回されている人も少なくないようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ジークアクスのEDが本編の内容と違い過ぎる」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ジークアクスのEDって一体どいうことなの?
EDのような関係に期待して見始めた部分もあるのでつらい、でも今更やめられない

えーと……幸せだったあの頃、失ってしまった暖かい暮らし……というわけではないよなあ

本編では一度もそんな関係になってないよ!

突如、俺の脳内に溢れ出した存在しない記憶

アニメでよくあるOP詐欺、ED詐欺といえばそれまでだけど、ジークアクスは新規ファンが多いようだし、百合系を期待して見始めたジャンルに慣れてない人もいて被害につながっているように見えるな
大丈夫、そのうち慣れるよ!

言ってみればありがちな女キャラを並べたEDではあるが……

「氷菓」のEDみたいなものだと思う
何となく良い感じの音楽と映像で特に意味があるものではない

作品によっては特に意味のないOPED、雰囲気重視で本編との関係は気にしないみたいなのもあるからな
例えば昔の「BLEACH」のOPやEDはそんな感じだったし、それはそれでファンは喜んでいた

アニメのOPEDってキャラと技を並べてアピールするくらいで実際のストーリーとは関係ないのも多いからね

OPではキャラが集合したり一緒に歩いたり走ったりウユニ塩湖ですれ違ったりするけど、実際にキャラが集合することはほぼないし一緒に走るような関係でもない
「ジークアクス」だってOPはよくあるキャラが集まって走るパターンだし、EDもよくあるキャラの日常カット(多少の詐欺はある)というだけだ

私も「氷菓」みたいなファンタジー入ったある種のサービスEDかと思ったけど、それにしたって別方向過ぎない?
キャラの解釈違いではなく、どうすればこのEDみたいな状況になれるの?というレベルだ
もちろん表現として悪いわけではないし、俺は今の本編の展開嫌いじゃないけどツッコミの一言くらいは出てしまうよ!

ネットで話題が拡散しやすく何かと考察される現代の環境だから被害が拡大している
俺も様々なアニメのOP詐欺ED詐欺の事例は知っているけど、この作品のような極端な形になるとは思っていなかったよ

ガンダムに限らずロボ系は考察したがるのが多くてめんどくさい。実際は考察が深読みしたけど制作側はそんなに考えてないということがほとんどだ。
今回のも制作側がカワイイ女の子のカワイイシーンを描きたかっただけでは?
クリエイターの欲望を満たすのと売り上げにつながる視聴者サービスが一致している場合は設定崩壊な描写が押し通されるものだ。

みんな「ガンダムも時代に合わせて女性主人公、美少女を売っていかなければならない。アニメは商売だから」とか言っていたのに、何が不満なんだ
あのEDも本編の展開も美少女キャラでガンダムのヒドイ展開をきちんと両立させているものじゃないか

俺は百合が見たいのであって、百合の間に挟まる男をめぐっての争いやその男が理由で決裂する百合を見たいわけではないのです

ふーむ……ジークアクスのEDに関しては、EDに出るヒロインというありがちな手法だとスルーしていた人間と、意味がある或いは本編を反映していると考え人間でダメージが違うわけか

そう単純に分けられるものでもないかと
私はよくあるやり方だと受けとった方だけど、同時に本編と多少共通する部分もあるだろうとは考えていたので少しダメージを受けている
OP詐欺は昔からあるけど本編と全く関係ない、キャラの外見以外の共通点を見つけるのが難しいようなOPEDというのも珍しいわけだしね

EDの描写には本編関係ない美少女ヒロインの描写だけでなく、メインの男性キャラ達の日常描写というパターンもある。私服の描写にもなるのでファンにとっては嬉しいんだよ
ガンダムだと「00」のエンディングがそんな感じだったけど、あっちは逆に最初は手を組んで戦うようには思えないキャラ達という印象になっていた

OPに米津玄師という作品の内容、テーマを分かった上で主題歌を作ることでも評価されているアーティストを持ってきているわけだしEDに期待してしまうのも分からなくはないな

過去の事例は現場の混乱やミス、方針転換などが主な原因だがジークアクスのEDは故意にやってる節があるからな
もちろん過去にもそういうOP詐欺やED詐欺作品はあったけどEDでこういうのは珍しいのでは

ガンダムのファンはピュアだね……ピュア過ぎると言ってもいい!
俺たち遊戯王ファンはそんなことはとっくの昔に体験済みさ!!

ガンダムにおけるこの手の詐欺はどちらかと言えばOPの方だった
例えば「Z」のOPでは今は動けないガンダムとかがネタになってる

ガンダムのEDで本編と違う、そうはならないだろうみたいなのだと「W」のEDとかだろうか?

最後まで見てからもう一度見るとリリーナのキャラが全然違う、それはそれとしてちょっと犬が羨ましくなるアレか

「Z」「ZZ」とかOPと本編で違うし詐欺的なキャラの出し方もある
でも「ジークアクス」は過去のガンダムのように制作段階で決まっていないとか不評による方針転換というのではなく、明らかに故意でずらしてきているように見えるね

例えるなら「天体戦士サンレッド」みたいなやり方かな?

作品によっては原作をちゃんと把握していたらそうはならないだろうというEDもあるからね。
最近だと「2.5次元の誘惑」の最初のEDとか表面的になぞっているだけ、こういう題材ならこんなので良いだろうみたいな仕事になっていて地味にひどかった。

昔「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」というOP詐欺アニメがあってね……一応ストーリーの最後の方で説明はあるけど、正直に言ってあれは意図してやったのか、それともやらかした後の強引なつじつま合わせなのかいまだに判断に迷う

「ジークアクス」は少ない話数でどんどん話が進むしキャラの立場も変わっていく、ネタバレも流れない作品だから被害が広まっているのではないかと
EDの描写は数少ない手がかり、二人の関係の行き先だと考えていた人も少なくないと思われる

第6話までは「まだEDみたいになる余地はある、二人の百合で包餃子だ」みたいに考えていたけど第7話はさすがに……
(訳注:餃子を作るという意味になる中国語の「包餃子」ですが、近頃の中国のネットスラングでは大団円、或いは雑なハッピーエンドやとりあえずめでたしめでたしに見える終わり方を指すネタ用語にもなっているそうです)

ニャアンは「包餃子」やってたじゃないか!

それは否定できない。ガンダムの下で本当の意味できっちり「包餃子」やってくるのは予想外過ぎた。
でもそんな日常にはもう戻れない

ハッピーエンドのためのため、ギャップを演出するための鬱展開という可能性もあると思うんだけど

予定話数の半分が既に終わっているし、人間関係の修復だけでなく、社会的な生活基盤すら崩壊する急展開したのにどうやれば
強引なハッピーエンドにしたら不満爆発するぞ?

私は以前シュウジ消失エンドならEDみたいなのもあり得ると思っていたけど、第7話からはそういうのも難しそうだと考えてしまう

「ジークアクス」のED詐欺のダメージの大小は慣れの問題も大きいだろう
この作品では二人の仲が良かった「幸せだった頃」「あり得たかもしれない幸せな結末を想像させるエピソード」描写がほぼ無いわけだからね
言っては何だが某FGOのシナリオクリア特典の礼装よりある意味ではマシ

興味深い話題だ
確かに私も当初はあのEDから受けるイメージをマチュとニャアンに期待していた所はある
でも「ジークアクス」のEDと本編のギャップに関しては意図的なものが感じられるし個人的には悪くないと思っている

私はあのEDはあり得たかもしれない関係、IFの未来と考えることにしているよ

それも悪くないな
「ジークアクス」という作品自体がガンダム世界のIFの話だし、OPの歌詞だってそういう意味を含んでいる
ジェリドがもしあのセリフを言わなければ不幸にならずに、何もかも失うこともなかったようにね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも作品の受け取り方が人それぞれになっている所もあるようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「ジークアクスに関して、中国ではマチュを嫌う人がどんどん増えていますしそれが作品批判にもつながっていますが、それとは別にストーリーの向かう先やバッドイベントの内容が予想したのとと違って驚く人も多いです。私もマチュが失敗して大変なことになるだろうとは思っていましたが、その結果アムロと同じくホワイトベースの独房に入れられることになるとは全く予想していなかったです!」
などといった話もありました。

個人的にはジークアクスの最新の展開についてはサイコガンダムがあっさりやられてしまったのが少し残念でしたね。さすがにコロニーで大暴れして大虐殺みたいなのは困りますが、私の中ではサイコガンダムと言えば「ZZ」のサイコMk2の印象が強いのでもう少し頑張って欲しかったなあと……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「普通な女性主人公がガンダムに乗るジークアクスが受け入れ難い。自分はもう年老いた、新しいアニメについていけない人間になってしまったということなんだろうか……」

中国オタク「日本人は長時間正座するけど、あれは慣れれば問題なくなるものなの?自分が正座を試してみるとすぐにダメになるのでちょっと信じられない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本の作品では正座をするキャラが珍しくありませんが、現在の中国ではほぼ椅子の生活をしていることから正座に関する知識はあっても実際に正座をする機会はほぼ無く、日本の作品の描写について引っかかる部分が出ることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「長時間の正座は実際に問題無くできるものなのか」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本人は長時間正座するけど、あれは慣れれば問題なくなるものなの?
自分が正座を試してみるとすぐにダメになるのでちょっと信じられない

あれ、下にクッションを敷いてもきついよね
床の上に直接とか更に厳しい

日本は昔は正座は一般的ではなかったらしい
逆に中国では昔は正座が一般的だったらしい

日本は戦国時代の武士は正座しない、江戸時代の武士は正座をする
外国人が日本の戦国時代ネタを描くとそこを間違ってツッコミを受けることが少なくないと聞く

確か日本で正座が普及したのは暗殺防止のためだっけ?
戦国時代は立膝か胡坐だったはず

それで間違いない
正座すると居合攻撃もできなくなるので「自分は攻撃しない」という表現にもつながり正式な作法として定着した

こっちだと昔々は正座が正式なマナーだったらしいが

でも中国ではちっちゃい椅子とかの道具があったのでは?
日本だとそのまま板の上なのがおかしい

正座も短時間なら慣れれば問題無いよ。問題は膝の上に子供や荷物が乗るとか、長時間その姿勢でいることだろう。
私も限界がどの程度なのかよく分からないのでスレ主の疑問については何とも言えない……

漢代とかは尻の下に置く小さい椅子があるんだよね

座禅とかの修行はもう我慢するんじゃないか?
痺れが一定以上になると気持ち良くなるという話もある!

子供の頃から習慣として慣れている、或いはずっとその座り方なので体形が正座に合わせたある種の歪んだ体形になっているのでは

人間の身体構造に反した座り方をしなければならない日本は大変だな……私はもし過去に転移するにしても正座のある日本はちょっと嫌だとか考えてしまうよ

日本人の長時間の正座は特別なコツがあるとかではなく、慣れと意思の力で我慢する方だと思う
そもそも長時間同じ姿勢で座っていることって日常生活でもあまり無いし、そんなに気にしないでもいい

小さい頃からの習慣だろう
例えばアジア人のしゃがみ方は欧米人にできないと言われているし、小さい頃から日常的にやっていればできる動作というのはある

以前日本人に聞いたことがあるけど、正座してると普通に足が痺れてるし長時間はつらいと言っていたぞ
特に若い世代は正座をする機会が無いので短時間でも足が痺れて悲惨なことになるとか

アニメとかでも正座で足が痺れるというのはよくネタにされているし、日本人も長時間の正座はつらいと思われる

確かに。
「クレヨンしんちゃん」でも一族の葬式に出るエピソードで大人キャラが用事を口実に外で休むというシーンがあったね。

ウチの国では春秋戦国時代の人に聞けばわかるのかなあ

古代の正座は実際には小さい椅子に座っていた
日本人はそれを学ばなかったから無理してそのまま不健康な座り方をしている模様

小さい椅子って「支踵」のことか
古代の便利ツールとかで紹介されている

そうそう、あれがあるから昔の人は足が痺れなかったしいくらでも正座ができた
もっとも、中国では正座の習慣が消えて道具も一緒に消えてしまったようだが

やはり日本の正座もそういう道具を使っているんじゃないの?
長時間の正座は現実的ではない

創作ではない映像ドキュメンタリーでも道具無しで長時間正座で座っている日本人は出てくるから、恐らく道具無しでずっと座っているのではないかと……

いやいや「支踵」自体が漢代にどの程度流行したか分からない、そもそも正座のために使われたと断言はできない道具なんだが……

昔の中国人も道具無しで正座してるぞ
古代の彫像に正座している姿のだってあるし

ネットでそういうネタが広まってしまうくらいには、ウチの国の生活が正座に縁のないものになっているということなのかもしれない
実際はやってるうちに慣れる、柔軟運動を続けていれば体が柔らかくなるのと似たようなものだ

日本にも正座用の椅子というのはあるよ。なかには江戸時代からの伝統を宣伝しているものもある。
ただ大部分の人は普通に正座しているのも確かだし、長時間の正座は結局慣れというか訓練なのではないだろうか

私の身体は柔軟性皆無だから正座しようとしても尻を足の上に置くことができないので半ば膝立ちみたいな状態になってしまう……

関節が曲がらないんだよね。ただ今は日本人でも正座できない人はできないらしい。
ずっと椅子で生活、仕事していたらそうなる模様

日本人も正座の負担は無視できない、長時間では厳しいものになる
将棋はルールで正座しなければならないから実は棋力に加えて正座に耐える能力も必要な競技だ
だから正座に耐えるのが難しくなった老人棋士に対して長期戦にして肉体的なダメージを蓄積するという戦術もある

将棋は基本姿勢が正座だけど、それでもずっと正座してるわけじゃないよ
長時間の対極の中では足を崩すときもあるし、トイレに行くついでに足を動かしたりしている

実際、日本の将棋のプロの職業病と言われるのが膝の痛みだ
長時間の正座はやはり体に悪いのだろう

将棋のタイトル戦では和服着用の試合があって、そこは和服が女性不利の原因の一つになっているとも言われているね。男性の和服は足を崩せるが、女性の和服は足を崩せないから男女対決だと長時間対局による疲労の差が出てくるので本来の棋力の差以上の差が出てくるのだとか。
あと歳を取って正座がつらくなってくる(=疲れやすくなる)のも老いによって将棋が弱くなる原因の一つだ。

個人的には長時間の正座もだけど、デブの正座も気になる
肥満による膝の負担と似たような弊害があるのでは……?



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国における正座のイメージのような話も出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私は正座が苦手なのでよく知らない日本料理店に行く時に不安になります。現代では大体のお店に外国人向けの正座をしないでいい設備がありますが、そういうのが無いお店や正座をしないといけない部屋になることもあるので……」
などといった話もありました。

私も普段はほぼ正座をしない生活なので法事などの正座しなければならない場面がある場合は事前に正座の練習というか、足をほぐしておかないと厳しくなっていますね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「正座をしている女の子ってとてもいい」「跪くのはちょっとどうかと」

中国オタク「世界観が評価されている日本の『異世界』系作品を知りたい」「無職転生」「ダンバイン」「ダンジョン飯」

ありがたいことに
「近頃の中国では日本のファンタジー作品がなんでもかんでも『異世界』扱いされているようにも感じられるのですが、中国のオタクが認識している異世界作品の範囲はどうなっているのでしょうか?以前は主になろう系の異世界転移や転生作品がそう呼ばれていたように思うのですが」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

いただいた質問にもある通り、以前の中国ではいわゆる異世界転移転生系の作品が「異世界」と呼ばれる傾向がありましたが、近頃では転移転生系作品の増加や「異世界」という言葉の便利さから日本産のファンタジー世界観な作品全般を「異世界」と呼ぶことも増えているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「世界観が評価されている日本の異世界系作品を知りたい」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


世界観が評価されている日本の異世界系作品を知りたい。昔の作品でも未完結の作品でも良いから教えて!

こういう話題の定番だとまず「無職転生」だが、他の作品だと何があるかな……異世界作品はテンプレ活用、爽快感重視だから世界観を深くするのは好まれないから

うーむ、すぐに思いついたのが「このすば」だけど、よく考えたらキャラやストーリーは評価されているけど、世界観としての評価はテンプレとヒドイバランスのせいであまり高くない印象が

古い作品探せばいいんじゃないか?「ロードス島戦記」や「十二国記」とか

確かにそれは一つの手段だろう
私は「魔術師オーフェン」の世界観が良いと感じたが、調べてみたら原作自体は前世紀の作品だった

細音啓の作品はどれも世界観の評価が高い

無職転生はその世界各地の風土や住人についてまで細かく作られているのが良い。更にアニメ版では各種族の言語や文字まで作っているし、世界観という面でもスバラシイ。
ただこっちでは炎上したからもう正規ルートは難しいだろうな……

このテーマなら「ダンジョン飯」

同意する
「ダンジョン飯」は世界観の設定だけでなく見せ方、広げ方も理想的な作品の一つだよね

「魔術師オーフェン」ほど昔ではないけど「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」は世界観の良い作品だった
その設定の良さが出てくる前までしかアニメ化されていないので見るなら原作小説の方を見てほしい
昔はこの作品の設定で妄想する人も結構いた

昔のラノベ作品、日本でネット小説出身の作品が増える前の作品は世界観を練り込んだ作品が少なくない
でも以前はそういう作品を「異世界」扱いにしなかったよね

とは言え昔の作品でいうなら「ダンバイン」は立派な異世界系作品だろう

それは否定できない……そして「ダンバイン」の世界観はこのテーマに該当するなあ

近頃見た作品だと「異修羅」が良かった
異世界系世界観の中で強者同士の対決をする作品だが各キャラの背景だけでなく都市や国家も絡む政治的な要素まで設定されたハードな世界観だった

世界観なら「異種族レビュアーズ」は評価高いぞ
ストーリーもエロ風俗もヒドイものだけど、その風俗要素が成立する世界観、種族設定には唸らされるし、見た後にファンタジー種族に対する考えが変わってしまう凄い作品だ
ストーリーとエロ要素は良い意味で本当にヒドイけどな!

天原作品良いよね
現代ベースだから異世界扱いはされないけど「貞操逆転世界」も凄い
エロ作品ではあるが、あの作品世界観は本当に衝撃的だった……

「異種族レビュアーズ」ほど深くはないかもしれないけど「不徳のギルド」もエロ、雑な現代要素と思いきや作品全体で見れば厳しめのファンタジー系世界観っぽいのが成立している興味深い作品だ
もちろんエロが一番大事な作品だけどね!

近年の異世界系作品でも群像劇的な作品は世界観を練り込んでいるものがある
個人的には「インフィニット・デンドログラム」を推す

まだ出ていないのだと「勇者互助組合 交流型掲示板」がおススメ。
このフォーラムでぐだぐだしている人なら楽しめると思う

「辺境の老騎士バルド・ローエン」
キャラもストーリーも良いけど、食事の描写によって世界観の深みが増しているのにも感心した

「メイドインアビス」はストーリーの悪意だけでなく世界観にも圧倒される作品だ

「メイドインアビス」のファンタジー世界、そしてファンタジー世界の自然の過酷な環境という描写って良いよね……

異世界系だと「灰と幻想のグリムガル」の世界観が好きだという人を定期的に見かけるように思う

俺も「灰と幻想のグリムガル」の世界観は好き。ストーリー自体は進めば進むほどぐだぐだになるけど、アニメ化されている部分はそういう問題もないのでぜひ見てほしい。

「本好きの下剋上」は世界観の評価は高いと思うが、賛否両論ぽい所もあるかな?
私は異世界系作品の中ではかなり世界観が考えられている方だと思っているけど、人によっては矛盾や後付け部分がかなり気になるようだ

「ログ・ホライズン」はテンプレではあるが、積み重ねられた良さのある異世界テンプレ作品だと思う

「ログ・ホライズン」は異世界系に入るのか?ちょっと違わない?

昔は別ジャンル扱いされたけど、今は「異世界」がJRPG系世界観ジャンル全般に使われるようにもなっているから

転移転生が多用されるけど、現代の人間が出てこない現地の人間が主人公の作品でも異世界扱いされることも多いからな
上で言われている「ダンジョン飯」もそうだし

「ログ・ホライズン」は最初こそゲーム世界転移だけど、ゲームベースのファンタジー世界観だから今は広義では「異世界」で良いんじゃないか
これが例えば「ソードアート・オンライン」だと基礎が現代社会だしバーチャルファンタジー世界での冒険だから異世界系ではなくなる

「ソードアート・オンライン」でもアリシゼーション編は異世界扱いされてるぞ

ゲーム的な要素というなら「異世界おじさん」もかなりゲーム的だしね
「異世界おじさん」はJRPG的な世界観、異世界系世界観のテンプレを逆方向に利用するという意味でも良い世界観の作品になっているかと

自分も異世界系かはちょっと自信が無いが「アルスラーン戦記」とかどう?

「アルスラーン戦記」はファンタジーではあるけど現実ベースだし、その辺りを広げていくと「ヴィンランド・サガ」とかでも異世界扱いになりかねん

私の中では俺TUEEEEE要素のあるファンタジー作品は異世界系な方に入ることが多いけど、JRPG系世界観の作品を異世界系という人もいるし、自分でもよく分からなくなってきている



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における「異世界」の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国オタク界隈では詳しい人でなければ日本の昔のラノベ系作品と近年のなろう系の作品の区別はついていません。どれも日本のラノベ作品という認識の人が多いです。中国では『ネット小説が普通の娯楽向けの媒体』として発展してきましたから。そして今では近年の日本のなろう系ファンタジー作品も昔の日本のラノベ系ファンタジー作品も同じジャンルだと思われています」

「昔は異世界転移或いは異世界転生系作品が『異世界』な作品と呼ばれていたのですが、今では『異世界』という言葉だけが使われるようになり、日本のファンタジー系作品を雑に『異世界』と呼ぶようになっています」

「これに関しては中国語には『異世界』という言葉は無いので、ジャンル分けする際にかなり使いやすい言葉だったというのも原因の一つでしょう。しかしその使いやすさから、よく知らない人でも『異世界』という言葉を使うようになり、最近は言葉の定義が昔とは違ってきているのも感じられます」

などといった話もありました。

元々が日本語な中国オタク用語でそこから中国で一般化した言葉については、日本語の「オタク」「御宅族」から変化してインドア趣味の人や引きこもり、出不精な人を指す言葉になっていった「宅」や、日本のアニメや漫画、ゲームなどの流れにある作品やジャンル全般を指すとされる「二次元」などがありますが、「異世界」に関しても今後一般化に伴った使われ方の変化が出ていくのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

2022年の記事になります
中国オタク「他人に薦められる二次元異世界ネタ作品ってどんなのがある?主に転移や転生とかの方で」

中国オタク「普通な女性主人公がガンダムに乗るジークアクスが受け入れ難い。自分はもう年老いた、新しいアニメについていけない人間になってしまったということなんだろうか……」

ありがたいことに「ジークアクス」関係の質問やネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ジークアクスの主人公が受け入れ難い」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


普通な女性主人公がガンダムに乗るジークアクスが受け入れ難い。自分はもう年老いた、新しいアニメについていけない人間になってしまったということなんだろうか……

あのトマトが理解できないのは分かるが、それとは別にジークアクスはかなり古いファン向けでもあると思う

スレ主の言いたいことが俺には理解できてしまう。
なぜか分からないが女性主人公がガンダムに何の説明も無しに乗る、それで無茶苦茶強いというのが引っかかってしまった
自分のことながらどうしてなんだろう……?ガンダムに女性主人公はいるし、女性パイロットの強キャラもたくさんいるのに……

子供がガンダムを操縦できる、大人の軍人より上手く戦えるということに関しては昔からそうだったという話になるのだが

あのトマトのパイロット能力に納得がいかないと言われても、最初のアムロからして説明書でいきなり操縦できるし、シャアもインターフェースが同じとか言いながら別系統のはずのガンダムをいきなり完全に使いこなす世界だからね

盗んだガンダムはすぐに万全に操縦、運用できる世界なのでそこを気にしてはいけない

乗り換えたら完熟訓練が必要という設定はあっても実はネームドキャラは例外になる世界だ
ジークアクスに関してはオメガサイコミュという特別な才能による特殊機能があるだけ設定上はまだマシという見方もできる

ガンダムは基本的に才能のある子供が高性能機のガンダムに乗って軍人レベルの敵を倒していく話だし、マチュに関しては過去の作品と比べたらまだ段階を踏んでMSになじませている方だろう

スレ主に対してははまだ「若い」と感じてしまうのだが

私もどちらかと言えば「もうロートルか……」ではなく「これが若さか……」な案件だと感じた
ジャンルの変化、流行の入れ替わりに直面するとかオタクやっている限り定期的に発生するし、そこに戸惑うのは若い証拠

「SEED」から入ったガンダムファンの場合、マチュに関して戸惑う所はあるかも?
あっちではガンダムに乗った直後にOS書き換えで主人公の優秀さが提示されていたし、コーディネーターという設定上すぐに優秀なパイロットになれる理由があったわけだから

なるほど、宇宙世紀系ガンダムを詳しく体験していないのが結構入っているというのもあるか
あそこはNTならMSに乗っても最初から強いという不文律が背景にあるシーンだ

言っては何だが前の「水星の魔女」の時ではなく、「ジークアクス」の時にこういう意見が目立つようになっているのは興味深い
話題性と新規ファンの獲得が成功しているということでもあるのかね

同意する
そういう意味では「ジークアクス」は上手く話題を盛り上げて、視聴者層を広げているということでもあるのだろう
こっちでも毎回新しく提示されるネタ、登場キャラで盛り上げているのを何かと実感させられる

「ジークアクス」に関しては俺達よりもっと年老いた人間、若い頃から初代ガンダムを見続けたような連中が作っているから「楽しめない」「感情移入できない」=「年老いた」ではないだろう
実際、古いガンダムファン向けのサービスが豊富過ぎる作品だ

あの世界の紙幣に富野のハゲがハゲる前の写真を使うくらいだからな!

主人公に納得できないのは私も同じだ
でも他の部分の描写、毎回出てくる作品世界線における新事実、メカ設定、キャラの扱いの違いで楽しめている
見たい所だけ見て話題にして盛り上がればいいのさ

俺は主人公達3人組は今の若者というか新規ファン向けのサービスみたいなもんだろうと割切って、シャリア・ブルやエグザベなどのジオン側の人間中心に見ている

理解できない、受け入れられないのは好みの問題だから構わないけど、「ジークアクス」という作品が年老いたファンに理解できない作品というわけではないと思う

同意する
事前情報だと「ジークアクス」は女性主人公だけでなくキャラデザやMS設定など「年老いたファン」は「水星の魔女」以上に切り捨てて新規ファン獲得に寄せているように見えたけど、始まって見たらかなり年老いたファンも意識されている作品だった。

むしろ「これ新規で入った人は理解できるの?」と古いファンの方が心配になるレベル

「ジークアクス」の主人公に感情移入できないというなら別に問題無い
日本でも批判が増えているし、作中でもニャアンとの対比からして意図的に問題のあるキャラとして描写されている

本当に年老いた人間の場合「昔の主人公はもっとひどかった」とかやりだすからまだ若い若い

昔の作品で言えば碇シンジにイラつくのと似たようなものもある気がする

大人視点で見た子供キャラの鬱陶しさ、近年の爽快重視作品の主人公と比較していら立ちといった面はあるだろうね
マチュに関しては経済的に恵まれていてガンダム作品では珍しいまともな方の親もいる環境なのに、その価値を理解せずにアホな動機や価値観で動いているから、親の苦労の方に感情移入されてしまう傾向が……

新作の主人公が視聴者の期待から外れる、迷走した結果旧シリーズの主人公よりダメだとか言われるのはありがりでマチュに限った話ではない
新作として追いかけながら見ているから情報と考察と設定が出揃った過去作の主人公と比べて嫌な印象になりやすい

確かに。
不良に憧れる経済的に恵まれた環境の主人公と言っても、名前が女みたいだと言われて軍人殴って捕まって、報復としてMS盗んで生身の人間にバルカン撃って高笑いする主人公に比べたらまだまだ普通。

「女の名前なのに、なんだ女か」
でキレることもないよね!

マチュはガンダムの主人公としては世界観含めて現実に近い、学生の身分の意味や価値が意識されてしまうから「嫌な主人公」に感じられてしまう所はあると思う
やってること自体は歴代ガンダム主人公と比べたら普通な方だし、考え方も共感はできなくても想像できる範疇ではある

同じ演じた声優に「理解できない」と言われたガンダム主人公でも「お前を殺す」とか言うアレに比べたら普通
ただその普通さが嫌な意味でも理解できてしまう普通さ、正しさを外れる言動になっているのがね

私は主人公の保護者面談での母親のセリフは見ていてつらくなった……似たようなことを実際に母親に言われたことがあるし、この歳になってみると母親の言うことの正しさも分かるし親に正論だけをずっとぶつけられることのいら立ちも少しは分かる
でも主人公にはもうちょっと上手くやってほしいという感情も出てくる

母親の方にも子供を十分に見ていない、仕事優先で放置しているという批判はできるけど、やはりトマトに対するいら立ちがどうしても出てしまうかな

自分の学生生活とかを考えるとな……最新の作品だけあって世界観描写が今の視聴者にとって「現実的」だから、それによってマチュのやってること、放棄していることがよりヒドイものだと感じられる

最新話で出てきたZ関連要素からして近いうちにサイド6がヒドイことになりそうで怖い。マチュが痛い目に遭うのはともかく、あのお母さんが死ぬとか報われない展開になるのは正直見たくない

我々が見ているのはガンダムだ……特に宇宙世紀は死に別れない親子の方が珍しい
そして作中の時間設定はちょうど「Z」の30バンチ事件が発生した時期だという説もある……

マチュが悪いことしてるけど他のガンダム主人公と比べたら本当にマシな部類ではある
カミーユもアレだがその次はMS盗みに行くシャングリラチルドレンだし

あいつらの方が明らかにやってることヤバいし、何なら明確な犯罪行為だよね
ただマチュに関しては非日常に憧れて不良と付き合う普通の価値を理解しないお嬢様というのはありがちだが、そこに加わるのがクランバトルというアンダーグラウンドな違法殺人大会に参加して稼いでいるという、生々しいトンデモなさ、親御さん気の毒過ぎる案件なのがまた何とも

トマトは現代社会を舞台にした作品であれば「親とすれ違いがちで問題のある子」「親も仕事優先で子供と会話しようとするけど正論を押し付けてばかりで分かり合えない」くらいの話になるだろう
そこそこリスクはあるけど概ね時間が経って大人になれば、進学などで周りの環境が変われば良くも悪くも消えていく要素だ
しかしこの作品はガンダムで動乱が常に背景にあるし、塾をさぼっていく所も夜の街の徘徊や伝奇バトルではなくクランバトルだから時間が解決するのを待てるとは思えない……!



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向に脱線しながら現在の中国オタク界隈のガンダムトークが行われていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「最初は『1st』の話からの派生だから『1st』関係の描写だけだろうと思っていましたがバスクやサイコガンダムのように『Z』関係のキャラやMSが出てきたのでテンションが上がってます。でも悪趣味な展開になりそうなのは怖いです!」
などといった話もありました。

中国では宇宙世紀系作品で最も評価が高くコアなファンが多いのは「Z」だという話もありますし、「ジークアクス」に出てきた新たなキャラに関しても何かと注目されている模様です。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ日本では風と雷を対決ポジションに置くことが多いのだろう?五行で考えたらどっちも木だし、どこから来ているネタなんだ?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本の作品は四神が好き過ぎると思う。どんなジャンルでも名前が出てくる」「西洋系ファンタジー世界観にも突然朱雀や玄武が出てきたりするからな」
に関連してネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品で風と雷が対になっていることが多い理由」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ日本では風と雷を対決ポジションに置くことが多いのだろう?五行で考えたらどっちも木だし、どこから来ているネタなんだ?

その傾向は私も何かと意識する
今期の新作「YAIBA」でも主人公が雷、敵が風だし

「モンハン」でも風神龍と雷神龍が出るし、風と雷は定番

風と雷はセットで出てくることも多いから五行の木で同カテゴリで扱われる、出番が多くなるということなのでは

日本だと「風雷」が固定の組合せだよね

火と水、光と闇を組み合わせた余りがそうなっているだけでは……?

日本の二次元だと風と土の属性になって、雷は風属性や光属性扱いになることの方が多いと思う

とは言え、雷と対にする属性は何かといえば風しかないような……火とか闇とかは何か違う

風神、雷神のモチーフからじゃないか?
日本では定番の妖怪だ

アメリカの「モータルコンバット」にも風神と雷神モチーフがいたはずだし、日本系の作品では風と雷の組合せはかなり頻繁に出てくるよね

風神雷神は中国の風伯と雷公が元ネタなのに、なぜ日本ではああいう扱いになったのだろうか?

そこはどうだろう?
風伯と雷公の影響もあるようだが、日本の神話関係にはインド系のも混じっているし、例えば河伯と河童の関係ほど明確ではない

言われてみれば不思議だ
中国でも風と雷を一対に扱うことはあるけど、日本の作品のように頻繁にモチーフにされることはないよな

娯楽作品ではあまり出てこないかもしれないが、八卦だと風と雷は一対扱いになってはいる

確かに八卦だと風は巽、雷は震で対になっているな
でもどちらも木に属しているので日本の扱いとはちょっと違う気もする

どこの国の作品でも雷と風の組合せ自体は良く使われる
日常的に目にする自然災害だし、超常的な攻撃手段としても分かりやすい

確かに中国にしろ西洋の作品にしろ風と雷の組合せはあるし、風と雷がまとめて出てくるのも珍しくないけど、風担当と雷担当を分けてセットにするのを日本の作品では妙に好まれているのも間違いないかと

言ってみれば日本では風と雷のカップリングは大手……!

この話題で思い出したが「NARUTO」でもナルトとサスケの背景に雷神と風神を重ねたイラストがあったな

あったね。
印象的な描き方だったので私も覚えている。

日本の民間伝説に風神雷神の決戦の話があって、それをモチーフにした関係性、構図が日本の二次元に多いのだろう

日本の古事記にある建御雷神と建御名方神の関係からも雷と風がセットになっているのが見て取れるし、理由は私も知らないが日本では伝統的にセットで扱われているのは確かだ

あとは歴史的な題材の影響とか?
元軍を退けた時の神風で、日本の神社や寺が自分達の功績を誇るために風神と雷神が国を守る神風を起こしたと喧伝したから、そのネタが日本社会ではよく使われているのではないかと

元軍に対する神風に関しては、風の神ではあっても二次元でよく使われる「風神雷神」モチーフの方ではないと思うが
まぁ俺も日本の風神雷神のデザインが固定されたのはいつ頃からなのかは知らないけどね

二次元だと雷神は妖怪な時もあるが、菅原道真な時も少なくないよね

個人的には日本の地域で馴染み深い自然災害、超常的な力としての暴風や雷の象徴だから創作にもよく使われるようになったのだろうと考えている

日本の災害と言えば地震じゃないの?

地震もあるけど大雨の降る地域だし、台風も毎年来るから、日本では風と雷の方が常に意識せざるを得ない災害になっているはず

日本の有名な美術作品に「風神雷神図」というのがあって、それをモチーフにした作品が昔からたくさんあるんだが、私はそれがそのまま現代の創作でもモチーフに使われているという話をどこかで見たことがある

敵対する関係ではあるが、より強大な敵に対して手を結ぶ主人公とライバルに重ねやすいモチーフなんだと思う
ちなみに上の方で出ている「NARUTO」も「YAIBA」も風と雷として描かれているキャラが手を組んで戦うのが共通しているし、その相手が月のかぐや姫という点も共通している
つまり二次元で風属性と雷属性に対立するのは月属性という説も考えられるかもしれない!



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈における認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「東洋風の世界観の作品であっても制作した国や地域、スタッフ次第で風属性雷属性などの扱いが変わるのは面白いと思いますが、慣れていないと混乱しますね。特にゲームは攻略に関係する要素なので慣れるまで常に属性関係の情報を見ながら遊ぶこともあります……」
などといった話もありました。

創作に出てくる伝承モチーフの扱いに関しては国や地域で結構な違いが出ることもありますし、定番のイメージや扱いの違いなどに関しても機会があれば調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本ではバンドって稼げるものなの?作品の描写には創作の都合もあるんだろうけど現実はどうなのか気になる」

ここしばらくの間、私が中国オタク事情にのめり込むきっかけの一つでもある「ときめきメモリアル」のリマスター版をだらだらと遊ぶ日々が続いていますが、当ブログの書籍版などにもまとめた昔の北京で私が「ときメモ」によって救われた話のリマスター版?をnoteの方に書いてみましたので、よろしければお読みになってみてください。

30年前の北京で私は「ときめきメモリアル」に救われた 30年前の中国でオタク知識チートができた話 その2

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国オタク界隈ではガールズバンド系の作品が人気ジャンルとなっていることもあってか、日本のバンド活動に関する話題も増えているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本ではバンドをやるのは儲かるのか」
などといった話に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ガールズバンド系の作品を見ていての疑問なんだけど日本ではバンドって稼げるものなの?作品の描写には創作の都合もあるんだろうけど現実はどうなのか気になる

音楽に限らずアーティストはごく一部の成功者は稼げるけど大成功しなければ稼げないんじゃないか?
動画配信と根本的な部分は変わらないはず

バンドは業界の上と下の差が激しいから、稼げるのは社会現象レベルで稼げるし稼げないのは餓え死にするレベルで稼げない

二次元のバンドのキャラは身の回りに贅沢なアイテムが多いから、作品の所々で「こいつら金持ってるな……」というのを意識させられるよね

どこの国でも金が無い人間は芸術をやれない
金がある、或いは金を出してもらえるから芸術をやれるんだよ

現実だとバンドを組む時点でかなりの経済力が必要だからね
まず高い楽器を買うわけだが、そこから更にメンテ費用が常に発生するし練習にかかる費用(場所代や交通費など)もある
そしてライブの収入に関しては有名になるまでは出演料金がもらえるのではなくライブのチケットをもらう或いは割引で自分が買ったのを売ることになる
もちろん有名なプロでもなければ毎回チケットを買ってくれる人がいるわけでもないので安く売ったり配ったりするわけだから儲かるどころか「金がかかる」状態

バンドに限らず芸術系の底辺の活動ってどれもそんな感じだ。バンドは儲けられる上の方が見えているだけまだマシではあるが。
なおバンドではなく個人レベル、アマチュアなら動画配信からの直接収益がある現代が一番音楽で稼げる時代だとも言われている。

バンドは楽器が高いし場所をレンタルする費用もかかるから若者の活動としてはかなり金がかかる方だろうね
金を稼げる趣味というより、金を持っている人がやれる趣味だろう

初期費用によって趣味に関われるかが選別される所はこっちの大学の自転車サークルと似たようなものでは

「けいおん!」の頃からバンドやるキャラ達に対して「こいつら本当に金あるな」というツッコミはあったからなあ

バンドやる学生は基本的に金持ちの家の子供だよ
問題のある家庭=貧乏ではないし、金持ちだから問題に対して余裕のある発散方法がとれるわけで

稼げる環境と能力があるか作品と設定次第ではあるが、近頃の作品でも「ぼっち・ざ・ろっく!」の山田リョウを見ればバンドが稼げるとは限らないのは分かるだろう

しかし山田リョウは金欠キャラではあるが貧困とはまたちょっと違うような?

逆だよ逆
金が稼げるからバンドをやるのではなく、金があるからバンドを組める

日本のバンドは昔はチケット代である程度稼げたけど、今はライブが減って配信が増えたから昔より厳しくなっているという話を見たことがある
結局はライブハウスや配信プラットフォームを運営している所が儲かっている構造ということだろう

「ぼっち・ざ・ろっく!」を見ているとライブ成功させればそれなりに稼げそうな印象も受けるけど、現実は厳しい
バンド系作品に出てくる主人公達の憧れのポジションにいるようなバンドなら知名度と人気からチケット代でも稼げるだろうけど、主人公が所属する成長過程にあるバンドだとあまり稼げない

アイドル系や百合系が増えた結果、お嬢様キャラがバンドやるようになっているんだから、そりゃ昔の作品より金があるように見えるよ
作品内のバンド関係者が金に余裕があるように見えるのは、ストーリー上の都合ではあるがその描写に無理が無いとされるのは金を稼げるのではなく元々金をもっているからだろう

近頃の「MyGO!!!!!」や「Ave Mujica」は金銭面では創作の都合優先の方だから……

「MyGO!!!!!」や「Ave Mujica」のキャラを見ていると、普段の描写や服装や小物とかでもかなり豪勢だよね
それが金持ちキャラだけでなく中流家庭出身キャラにもあるから、どうやって稼いだのかという疑問が出てくるのは分からなくもない
気にするような部分じゃないと言えばそれまでだが、非現実的に思える所でもある

ああいうのって金持ってないスタッフが自分の知っている範囲の良いものを搭載したら非現実的な組み合わせになってしまっただけでは……

これに関しては日本の中流家庭、比較的良い学校に通わせられるような教育に金を使う家庭の経済力が高いというのもありそう
日本の学校生活って部活や趣味にもかなり金がかかるから、本気でやっている子供がいる場合の負担はかなり大きくなる
野球部やサッカー部がテーマの作品の登場人物の背景が実はどれも割と裕福な家庭になるというネタもある

バンドをやるような中流家庭の子供が使える、親が動かせる金に関する認識の違いというのもあるかな
ウチの国は教育全振りで投資して他に余裕が無い家庭も多いし

自分の見た範囲では二次元で「金が稼げる」レベルまで行くバンドは珍しい気がするし、「ぼっち・ざろっく」はその珍しい方で現実的な要素も描写しているから新しく面白いものになっているんだと思う。

ガールズバンド系作品の世界観では「お金が無い」ネタはあっても、お金が無いことを積極的に強調してストーリーに組み込むことは珍しい。
この部分に焦点を当てると「なぜこいつらは金が無いのにバンドができるのか」という世界観の根底を揺るがす矛盾が見えてしまうからね。

近年増えている趣味系の作品って独身の大人がその趣味に本気でハマっているレベル(内容、装備共に)を女子高生にやらせる世界観だから、どれも冷静に考えると「金」「才能」が気になってくるという問題がある。

まぁ皆ガールズバンド系で貧乏、はした金に困っている描写を見たいわけじゃないからな
ギャグにできない、現実味のある貧困と金に困っているキャラ=闇の深い方向に行きかねない

そっちの方向だとアニメではなく18禁のエロゲーや昔の破滅的なストーリーの作品になってしまう……例えばエロゲーの「キラ☆キラ」は売れないアーティスト達の青春と破滅の話だけど、昔の環境だから評価されて人気になった作品でもあるだろう

そういえば「キラ☆キラ」はバンドでちょっと成功しただけで金を稼げるわけではない、バンドは金がかかるというのがストーリー内で強調されていたな
楽器以外の音響機材の費用やその機材を運ぶためのレンタカー代や打ち合わせやライブ後の打ち上げの飲食費といった出費もかなり厳しいという話は興味深かった

あくまで私が作品経由で感じた印象だけど、バンドやってるだけで金を稼げるというのはあまり無い
あるのはバンドやって人気者になれる、モテるというのだね

なお現実の日本のバンド関係者からは「バンドやっても別にモテない」という発言が出ている模様
でもバンドやってファンの子を片っ端から食いまくりみたいな話もあるし、女に食わせてもらうみたいな話もあるのでどっちなのかは分からない
成功すれば、リア充ならばモテるみたいな話と似たようなものなのかもしれない

このスレ主の質問は「アニメやマンガ、ラノベに出てくるような同人活動をやっているオタクは金が儲かるのだろうか?」という話に言い換えられるのではないかと
創作活動をやっていて儲かる人間はいるけど、大多数は趣味に金を使っている持ち出しの状態
そして趣味で知り合った友人との遊びで金を使うから稼げているように見える

現実でも創作、芸術関係者が派手に飲み食いしてる、遊びに行っているように見えるから金を稼げているように見えたりするけど、誰かに払ってもらったり後払いにしたりというのも多いので見かけほどは稼げてなかったりする
華やかに活躍しているアーティストも実際の現金収入が微妙だからリスクのある投資や怪しい広告に出たりすることを考えると現実はなかなか夢のようにいかないのだろう

言っては何だが金が無い家の子供がバンドを組んで趣味をやれるわけがない
バンドって成功すれば稼げる趣味だけど初期投資や活動していく際のコストを考えると貧乏人にはやれない趣味とも言える

西側の資本主義社会で貧困や苦難を歌っているアーティストが、実は良い所の出身なんてのはよくある話だ
貧乏から成り上がったアーティストがいないわけではないけど珍しいし、珍しいからアピールできる

資本主義社会だから若者が将来を考えずにバンドやれるという面もあるんだよ
日本だと若者がバイトで金を稼げるから学校を諦めてバイトと趣味に全振りすれば学校に通う同世代より使える金と時間も多くなるしバンド活動をするだけなら可能だ
ただ当然ながら将来が無いので才能と運が無ければ破滅していく
今のガールズバンド系作品だとそういう所は描かれないけど昔のビターな青春作品に出てくるミュージシャンキャラにはそういうのが少なくなかった

昔はそういった投資が少なくて済んだし、機会に恵まれて上昇するルートもあったんだろうけど、今の環境では金が無いと厳しいだろうね

バンドをやるだけならそんなに金が無くてもできる。
でも成功して金が稼げるようになるためには様々なコストをかける必要があるので「稼げるようになるには金が必要」ということになる。
実際現実でもバンドというかロックは労働者階級向けの音楽だけどアーティスト側には資産階級出身が多いし、社会問題や貧困の苦悩を歌っていても本人には貧困の経験が無いというのは珍しくない
アーティストが語る「社会になじめない」「社交能力が無くて苦労した」「身体的精神的なハンディキャップがあった」などの話はともかく「金が無くて苦労した話」は割り引いて受け取るのが良いかと



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では学校の受験、進学ルートから外れると人生終了のような認識がありますし、中国のオタクにとって学校以外の生活で稼いで生きていく若者の生活費や趣味に使えるお金などに関して想像するのは難しいです。『金を稼げる』ことに関しても極端なイメージになりがちですね」

「中国では若者がバンドで成功して稼げた時代というのがほぼ無いですし、現実の学校生活でも軽音楽部やライブハウスなどとは全く関係が無いので、日本のバンド系作品の登場人物達の金銭感覚や趣味のお金の使い方、必要なコストが把握し難いですね。どこがフィクションとして過度に強調されているのか、どこが現実的な方向の表現なのかも分かり難いので結局『このキャラクター達は本当に金が有る』という印象になってしまうことも多いのでしょう」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「これは愚痴なんだけど私は二次元のお嬢様キャラが苦手だ。口癖の『ですわ』をどう訳せばいいのか分からないから!」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本のラノベの会話シーンで誰が話しているのかで混乱する……あの会話が連続する文章を皆は問題なく理解できてるの?」「あれは日本語の原文だと問題ないんだよ」
に関連した翻訳関係のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「お嬢様キャラのですわ口調の翻訳が難しい」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


これは愚痴なんだけど私は二次元のお嬢様キャラが苦手だ。口癖の「ですわ」をどう訳せばいいのか分からないから!

言いたいことは本当によく理解できる
意味もないのに語尾についているキャラ特有の口癖って困るよな!

私はもう訳すのは諦めたよ
古風な言い回しにするのはどうかと考えたこともあるけど、日本語原文のセリフだと「ですわ」以外の部分は普通にくだけた口調なことも多いのでそれもまた違うと考え直して今は口癖部分だけ訳さずに済ますことにししている

下手な中国語の口癖を付け加えてキャラの印象がおかしなことになるのも問題だからな
その辺にツッコミが来るのも訳している方としては怖いし

「ですわ」に関してはとりあえず「的説」「説是」「是也」などの訳を思い付くけど、「ですわ」に限らず使われる訳だからなあ

俺達の使う言葉にそういうのは無いからな
翻訳しないで削るというのも一つの手だろう
作品外で大量に説明するとか、字幕に説明を付随させても作品の体験にプラスになるとは限らない、むしろ余計な要素でマイナスになりかねない

「也」や「呼」とかではダメなのか

それは二次元のキャラが口頭で使うものじゃないだろ

古文口調はキャラとしては面白いけどお嬢様キャラとは別物になってしまう!

例えば「呢」とかを常に語尾につけたらキャラは立つけど、ちょっとお金持ちな家の女の子的な印象にはできても「desuwa」とはなんか違う
本当に良い訳、それで固定できる訳が思いつかない

「的説」については「だってばよ」の訳とかに使われていたこともあるしな

「ですわ」に関しては日本語でも文字だけでなく口調や文脈込みで使わないと伝わらない口癖だから中国語の文字に翻訳するのは……

「ですわ」はお嬢様だけでなく関西方言にもある口癖だから文字だけだと「お嬢様の口癖」と「関西人のおっさんの口癖」の両方が成立するので日本人相手の叙述トリックができるらしいな

なるほど……両方とも最後に「ですわ」が付くから一人称などを上手くごまかせばいけるのか

もういっそのこと「desuwa」とつければ良いんじゃないかと思わなくもない

中国語だと語尾に追加するのはヘンな印象、AIサポートみたいになりかねない

中国語でも語気を表すような言葉を語尾につけることはあるけど、「ですわ」に相当する言葉が無いんだよな

「ですわ」自体はテンプレ的な口調だし日本語音声で聞き取れるから、「ですわ」は日本語音声に任せて字幕は意味を訳すだけでいいのでは?
口癖はキャラデザの一部ではあるが、そんなに重要なものではない

日本語の会話、特に創作の会話では口調で判断させるキャラが多いので翻訳するときは悩む
普通の会話なら訳語の選択などでなんとかなることもあるけど、キャラ付けの妙な口調はどうすればいいのか……

会話の内容を訳すなら口調は削っても問題ない部分だから難しくない
だから「ですわ」なお嬢様キャラが出てきても大した問題にはならない
しかし原文を完全に訳そうとすると難度が跳ね上がるので頭痛がしてくる

「ですわ」に限らずその言語に付随する独特な部分を抜き出して翻訳する必要は無いし、そこまでこだわるのも現実的ではない

まぁこっちにも「AUV」みたいにどう翻訳すれば良いのか迷う感嘆詞的なスラングがあるからなあ

そもそも「ですわ」って現実の日本ではこの口癖でしゃべる人間はいない、創作でキャラの役割を表現するためのツールとして作られたものだからな
意味を訳す上では無くても問題無い、しかし創作として考えると単純に削るのはどうなのか?という気もしてくる

上でも言われているけどこれは「訳さない」がベターだと思う
そこまで訳すのは現実的ではない

キャラの口調まで訳すならその訳を常に維持しなければならないからね
翻訳作業しているうちの一人だけがこだわったら逆にヒドイことになってしまうし、そこまでコストをかけても作品の評価にはつながらない

「ですわ」を直訳するのは無理だよ
お嬢様っぽい話し方、言葉を選んで訳すしかない

お嬢様キャラ……うーむ……なら「紅楼夢」とかを参考にするのか?

「紅楼夢」のお嬢様キャラに特徴的な口癖のあるキャラはいないぞ

逆に「紅楼夢」の日本語訳では「ですわ」が付く翻訳になっているのだろうか?

いや、確かそういう訳ではなかったはず
「ですわ」を使うのは二次元系、あとは日本近代文学の作品とかじゃないかな?特定の役割を表現するための口癖だから

現実的な所では中国語の環境でお嬢様っぽい口調に訳すくらいじゃないかなあ
なおその「お嬢様っぽい口調」の認識は年代や好みによる個人差がある模様



とまぁ、こんな感じで。
愚痴や悩みの話と共に堂々巡りな議論が行われているようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私は日本の作品に出てくるキャラの役割に合わせた口調は慣れるまでかなり戸惑いました。そしてその部分まで正確に翻訳するのは諦めています。昔の字幕組には正確な翻訳ではなく自分達が考えるカッコ良い翻訳を重視するやり方で独自のセリフや言い回しにして口調を無視するやり方な所もありましたが、翻訳ではなく字幕組の創作になりがちなので当時でも好みや評価が分かれました」
などといった話もありました。

言語やコミュニティ独自の口癖的なものは訳すのが難しいですし、そういった部分に関しては私も諦めて意味だけ訳して終わりにしてしまうことがあります。当ブログのイイカゲンな訳もそういった所がかなり混じっていますがどうか御容赦を。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国で日本の作品と違ってアメコミキャラの衣装がエロ方面で批判されないのはなぜだろう?よく考えたら凄い格好のキャラが少なくないのに」

ありがたいことに
「中国のオタクにとってアメコミのヒロインはどうなんでしょう?」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうな話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品と違ってアメコミキャラの衣装がエロ方面で批判されないのはなぜ?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国で日本の作品と違ってアメコミキャラの衣装がエロ方面で批判されないのはなぜだろう?
よく考えたら凄い格好のキャラが少なくないのに

アメコミのキャラって男女問わず全身タイツだ
そして全身タイツならエロくても大丈夫だという謎ルールがあるから……

アメリカのキャラは露出判定にならないケースも少なくないというか、国産含めていわゆる二次元界隈の肌色が多過ぎるというか

昔々は今の二次元への批判のようなものもあったよ
今では本当に目立たなくなってしまったが

アメリカの女ヒーローものは露出が高過ぎるという批判はあるけど、それが1990年代くらいのを持ってきて語る人だったりするのがな

ウチの国ではアメコミ関係の情報は時代関係なく一気に触れる人が多いからアメリカの規制が把握し難いというのはあるかも
時代を追って調べてみると、極端な規制が発動して時代が変わるというのが何度か発生しているのが分かるんだが

シーハルクの全裸(に見える)縄跳びのような有名な事件もあるし、アメコミにエロが無かったわけではないのだけどね……

アメコミ系女戦士のコスチュームにもタイツではなく露出の高いのはあるよ
でも描かれ方がボディビル系でキャラデザもあれだからあんまり意識されない

昔ウチの国のテレビでも放映されていた「She-Ra」とかもそっちの方向だったからね
そしてアメリカ国内でもその後のセーラームーンに押し流された模様

「She-Ra」もキャラデザ別として見るとかなり露出多いよな
そしてこの前リメイクされたバージョンでは露出が下がってスカートの下にズボンはくスタイルになってたから、今のアメリカの基準でもあの露出はダメになっているのだろう

中国国内での話なら、絵柄が好みに合わないからあまり広まらず、問題も大きくならないという面はあるかな
アメリカの作品が炎上するのは大体別の理由だし

結局、見ている人が少ないだけ

いや、見ている人は多いしアメリカの作品も批判されているだろ
むしろ日本以上に批判されるから国内映画市場での勢いは消えてしまった
アメリカの作品が批判されるのは政治や国際関係、あと暴力だから炎上している主な場所は他所になるのでオタク界隈だとあんまり意識されないというのもありそうだけど

アメリカの作品は恋愛関係も批判ないよね

日本の作品の恋愛要素が問題視されるのは学生の「早恋」だからというのが大きい
アメリカの作品でこっちに入ってくるのは大人の恋愛が主だからね

そういう方向で考えると、日本の作品は若者、子供が見ているからというのも影響しているのだろう
実態はさておき大人、保護者からの批判というのがこの手の問題のフォーマットになるわけだし

俺はアメコミ系はキャラよりもストーリー重視でイラストがそう意味で目立つことが無いからだと思っているんだが
アメコミのキャラのパンツがどうなってるか気にしないだろ?

アメコミのキャラはパンツ外側に履いて強調するのが伝統的なスタイルだからな!
真面目に言うならアメコミはストーリー重視というか、政治的な主張を載せたストーリーでそこに暴力描写が加わって人気になる
そして暴力描写が主な規制の対象になるけど暴力より先にエロは規制される
この辺は先に暴力が規制されてエロの方が残る日本の二次元とは逆の傾向があると言われることもある

現在の中国における批判ということならターゲットの違いもあるかと
日本のマンガのお色気サービスやエロシーンは本来そういう要素が無い、或いはその手の要素を強調するべきではないとされる少年マンガだ
それに対して欧米のヒーロー系作品は大人向け、マニア向けの作品だし元々が肉体と暴力を強調しているからエログロ無しということの方が珍しい

アメコミのエロ関係はアメリカでとっくの昔に批判され規制を受けているからだよ
世界に売るためにエロは当然ポリコレも積極的に、厳しい基準で規制をする
昔のイラストは出てくるけど、それが現代でそのまま流通しているわけではない

それもあるな。
エロ関係はアメリカ系の配信より中国国内の方がまだ規制が緩いという見方すらある。

それに加えて過去のアメリカ国内の「自己批判」は本当に強烈だった。
それを生き残った作品やキャラが今こっちに入って来るわけだが、規制強化後の作品は更に中国国内の好みに合わなくなったから日本の作品ほどみるひとはいない、意識されないという状態になっている。

その意見には私も同意する
今のアメコミ系作品は既にアメリカで直接的な規制、社会的な圧力を受けた後だとも言えるし、批判が少なくなるのも当然だ
それに目立たないが今でも批判が無いわけではない

逆に言えば日本の二次元はまだそういう要素が生き残れているから目立つ形、目立つ量で批判されているということか……

例えばレッドソニアとか昔は結構批判されてたと聞くね
エマ・フロストやヴァンピレラとかも一般向けの作品としてはもう出てこれないとか

そっちの方向だとアメリカで「セーラームーン」も一緒に批判されていたのを見たことがあるけど、国内だとその方向にはならないな……

アメリカで作られている実写版はどれも安全、ポリコレ的になってるからね
パワーガールのおっぱい窓とか今の時代には無理

パワーガールはリランチでのコスチューム変更がさすがにアメリカ人にも大不評で元に戻ったらしいが、今からああいうキャラを新しく作るのはまず無理だろうとも言われている

地味に大きいのは子供が興味をひかれないということでは
アメコミのキャラが身体のラインくっきりなセクシーコスチュームであっても、現代環境ではポルノ的に受け取られるコンテンツは日本のアニメやマンガだけでなく国産二次元系でもゲームやCG、関連グッズと大量に供給されているのだから、小さなお友達の皆は興味をひかれない

そういう意味で上でも言われている「見ている人が少ない」というのはある意味では正しいのかもしれない
一般社会の感覚的に問題となるものでも、狭い界隈でとどまっている分にはスルーされるなんてのはオタク向けに限らずよくある話だし、そこを飛び出す人気になって注目を集めてしまい潰れるなんてのもウチの国では定期的に発生する

探せばアメコミ系のギリギリを攻めた作品は出てくるし、公式でやっているエロ方面の悪ふざけみたいなのもあるけど中国の環境から見るには何かと手間がかかるし話題にならないのだろう
ヒーローに対する暴力批判ということでも「ウルトラマン」とかの方が明らかに目立っている

そういう批判に関しては香港マンガの方が多い印象すらあるね
香港マンガは暴力や下ネタは多いけどエロ関係はそこまでではないのに

ネット上でも現実でも目にする機会の違いというのがあるし、商売としての違い、例えば中国にも入って来る関連商品、現代の商業展開の違いがある

昔はアメコミ関係でエロ判定される作品、関連グッズもあったのかもしれないが今は普通に生活していてそういうのに出会うことはないからな

問題にされるというか、問題にする価値があり「稼ぐ」ために使えるのは昔のことじゃなくて今のことだしね

フィギュアなんかもアメコミ系のエロいフィギュアはなかなかないからな
二次元関係ではギリギリ過ぎるのも少なくないし、批判されるのも無理はないみたいなグッズが店で売られているから……

フィギュア関係はこの間FGOのメリュジーヌのフィギュアが上海の裁判所でわいせつ物判定となる判決が出ちゃったけど、ああいうグッズがアメコミ関連では出ない、存在するのかもしれないけど中国の普通の店で大っぴらに売られることは無い
だから批判も発生しないということだ



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国でも実写版作品によってアメコミ系のヒーローは人気がありますが、作品が増えすぎて近頃は知識が必要な初心者向けではないジャンルになっている印象もあります。アメコミ系ヒーローの映画も近頃の中国市場ではあまり成功していません」

「中国のオタクの間ではアメコミについての認識で規制前の作品やキャラと規制後の作品やキャラが混ざっている人が多いかもしれません。詳しい人や興味のある人でなければそれを判別しようとしないのでアメコミ関連の認識は結構混乱しています。また規制に関しては規制を受けているのは中国にいる自分達だけというような感覚になってしまう人も少なくありません。過去にアメリカで行われたコミックコードの規制などもオタク界隈では意識されないですね……」

などといった話もありました。

中国に入るアメリカの作品は日本の作品以上にその時その時の政治の風向きが影響しますし、世代ごとの認識の違いというのもかなりありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品は四神が好き過ぎると思う。どんなジャンルでも名前が出てくる」「西洋系ファンタジー世界観にも突然朱雀や玄武が出てきたりするからな」

ようやくFGOのシナリオをクリアしたのですが、今度は私の中国生活を色んな意味で救ってくれてオタク関連を意識するきっかけになった「ときめきメモリアル」のリメイク版が発売されたので、しばらくはそちらをダラダラと遊びたいし時間が……という所にありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品では四神、四聖獣が頻繁に出てくる」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品は四神が好き過ぎると思う。どんなジャンルでも名前が出てくるような気がするんだが。

言いたいことは分かる。西洋系ファンタジー世界観にも突然朱雀や玄武が出てきたりするからな。
そして中ボスくらいの敵として使われがち。

これは同意する。日本の作品には四神が妙に頻繁に出てくる。
あと方位まで関係させた描写は少なくて、黄龍があまり出てこないのもわりと共通する

日本の作品だとキャラの名前でもよく使われるし、大好きなのは俺でも分かる

東アジアの儒教文化圏であれば四神の知名度が高いのは分からなくもないが、二次元の娯楽で頻繁に出てくるのは不思議と言えば不思議

日本の作品では昔からそうだった
私が子供の頃に見たアニメ、例えば「ふしぎ遊戯」はメインキャラの元ネタが四神だったね

四聖獣ネタだと「スーパーロボット大戦」が個人的には印象深い

四神ではなくちょっとマニアックに四霊を使ってきていたのが「B'T-X」
俺は昔「B'T-X」は中国市場向けも意識していたからこのネタにしたのかと思ったが、当時の日本の作品を見ると、ギリシャ神話の次にやるネタとして四神そのままでは安直過ぎるので四霊にしたのではないかという疑惑が……

「コードギアス」でも四神の名前使ってたしな

村田版「ワンパンマン」も白虎と玄武が出てきてまたかよとは思った

日本では定番ネタになり過ぎて四神ネタを使いだしたら人気が落ちる、連載が危ういという説もあるくらいだ
そのネタを使うというのはもう新しいことが思いつかない、定番に逃げている=ネタ切れを起こしかけているという見方になるのだとか

四神セットではなく単独で出すことの方が個人的には気になる
あと方角ネタと合わせて使うこともそれなりにあるような?

中国要素ではなくJRPG的なファンタジー世界観に雑に放り込まれていることも多い
「FF」にも「DQ」にも四神ネタはある

私が最近見た作品だと「Helck」にもあったな
方位、担当箇所という意味でも分かりやすくて使いやすいのではないかと

四神は日本の作品ではいわゆる「四天王」と似たような存在にされている気がする
だから西洋ファンタジー世界観でも特に説明なしに混ぜてくる

こっちだと四神は風水とかで知る機会が多いけど、日本だとアニメやマンガ、ゲーム経由で獲得する知識になってそう

確かにウチの国では星宿と方位と四聖獣は三才五行、七星とかと似たようなカテゴリで記憶されるネタだけど、日本では作品経由が多そう

いや、俺も詳しく知ったのは日本のマンガからだ……

「ベイブレード」で初めて存在を意識した、名前を覚えた私がここにいます!

私も四神の名前や設定は日本のマンガから知ったな
一応日本でも四神は方位とセットな存在というのは把握しているようだが、それ以上にキャラや有名モンスターとしての価値を重視しているように思える

ネタとして使いやすい、記憶に残って何となくカッコイイというのがあるんじゃないかと
西洋ファンタジーでいう「円卓の騎士」とか、「七つの大罪」や「黙自録の四騎士」のような感じで

それはあるだろうね
能力や属性が明確だから設定の違いも演出しやすい

個人的には色が分かれているのが日本のクリエイターに歓迎されているように思う
日本の二次元キャラは色で特徴を出すことが多いから

でも日本の作品だと四神関係で黄龍は出てこない

いや、それはさすがに見ている範囲が狭いと思う
「デジモン」とかにだって四聖獣関連のがいるし黄龍モチーフのがいる

たぶんこっちの黄龍モチーフで一番有名なのは「デジモン」のファンロンモンだろうね

まぁ黄龍に関しては後から付け足されたものという話もあるし、こっちでも扱いが安定しない所もあるので採用しない方針もアリでは

黄龍はキャラ被りする追加戦士だから……
キャラクター性ということで考えると、同じチーム内に龍が2匹いて片方が格上というのはやり難い
既に言われているけど、日本の作品ではキャラやモンスターとしての四神を活用したいわけだから登場頻度が下がる或いは別枠で登場させることが増えるのは理解できる

「グランブルーファンタジー」の黄龍は麒麟(黒)とセットで追加だったな

黄龍のかわりに麒麟を使うケースもあるので黄龍の扱いは一定しない
それに対して四神の方は属性がハッキリしているので定番と化しているように感じられる

私は以前どこかで日本の二次元は五行よりも四元素を好むので黄龍は使い難いという話を見たことがある

確かにJRPGでも四元素で四神配置することが結構あるな
そして黄龍はその後の追加要素みたいになりがち

「けものフレンズ」でも四神使っているからな
いやもちろん四聖獣だから間違いではないんだが

「忍殺」の四聖獣はドラゴン、ゴリラ、タコ、イーグル
これはもうどこからツッコミを入れるか迷うネタだった
だがこれがネタとして通じる日本社会という観点で考えると、ここで言及しないわけにはいかない

忍殺は四聖獣モチーフの敵がブラックドラゴン、レッドゴリラ、パープルタコ、アイボリーイーグルだからな……ネタを更に重ねてそれがウケているのは実際スゴイ



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私も四聖獣を意識するようになったのは日本のマンガやゲームからですね。四聖獣に関する知識自体はそれ以前からあったものの、娯楽作品で使っても良いという考えになったのは日本の作品を見てからでした。現代の中国の国産二次元作品を遊んでいる人は最初からそういう考えを持っている、四聖獣モチーフのキャラを見慣れているのでしょうけど、昔はそうではなかったのです」
などといった話もありました。

考えてみれば近年批判、炎上の原因になる「正しい或いは正しくあるべき中国文化要素」で「龍」に関しては頻繁に話題になりますが四神関連はあまり聞きませんが、これは出番の多さや中国における知名度、意識する機会の多さなども影響しているのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「なぜ二次元では五行的な属性関係に風属性や雷属性を混ぜるようになったんだろうか?」

2009年の記事になりますが、「ときめきメモリアル」が昔の中国で人気だった背景に関して簡単にまとめています。
ときめきメモリアルと中国オタク


中国オタク「日本の『饅頭』って中に小豆入りのものだったのか……こっちの『饅頭』(マントウ)と違うとは聞いていたが想像以上に違っていた」

気が付いたらGWも終わりですが、ありがたいことに食べ物ネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

中国の主食の一つに「饅頭」(マントウ)がありますが、日本語の「饅頭」とはかなり違う食べ物だということで、中国オタクの面々も時折混乱することがあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の饅頭と中国のマントウ」
などに関するやりとりを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(今回の訳はややこしいことになっておりますが基本的に原文で「馒头」になっている所は「マントウ」で訳しております)


日本の「饅頭」って中に小豆入りのものだったのか……こっちの「マントウ」と違うとは聞いていたが想像以上に違っていた

分かる分かる
日本語だと漢字が同じでも別物で驚くことはたまにある。食い物関係だと「湯」や「人参」なんかもそうだな。
(訳注:中国語で「湯」はスープを、「人参」はチョウセンニンジンを指します)

日本語の「饅頭」って中国語だと「包子」の意味になるんだよね

ちょっと違う
日本語でたんに「まんじゅう」といった場合は小豆餡の「包子」になる模様
日本の作品で学生キャラがコンビニ買っている「肉包」は日本語だと「肉まん」という名前で、「まんじゅう」や「肉まんじゅう」とはいわない

日本語の「饅頭」ってこっちの「包子」だという話はよく言われるけど、実は「包子」と訳すのも完全に正しいわけではないんだよね
日本語の語感としてはお菓子、和菓子の方の意味が強いと感じられる

餡入りのが日本語では「饅頭」になるから肉や野菜が入っている日本の「饅頭」もある

うーむ……日本語の「饅頭」ってこっちの「豆包」と違うの?

大雑把に言えば「豆包」も含まれる餡入り菓子の総称かな?
ただしこっちの「マントウ」は含まれない

日本語の「饅頭」は一般的には小豆餡入り
それから温泉饅頭のように蒸して作るのではなく焼いて作るのが多い

いや温泉饅頭は日本の饅頭では比較的珍しい蒸して作るのが主流なタイプのはず
温泉の蒸気、熱を活用しているのをアピールする特産品だから焼き印がつけられていることも多いようだが

私の食べた温泉饅頭は色が焼いているっぽいけど蒸して作るものだったな
あと日本の「饅頭」は生地の方を別に蒸して作ってから餡を包むので、作り方がこっちとは違う

それは「大福」だな
そっちも日本語だと「饅頭」と呼ばれているようだが

私は日本語の「まんじゅう」漢字表記で「饅頭」は広義では小豆餡の和菓子全般を指す汎用的な名詞だと聞いた覚えがあるのだけど

それで正しいよ。日本語の「まんじゅう」は中国の「饅頭」がベースになって発展した和菓子を指す。
あと小麦粉などの皮で包む甘い物全般に対しても「まんじゅう」という言葉を使う。
またそれとは別に「まんじゅう」から来た略語の「まん」をつけた「何々まん」という言葉になるとこっちの包子や、包子に近い料理を指すようになるはず。

肉を使った「饅頭」は「肉まん」で言葉としては「饅頭」から来ているけど現代日本語では別物扱いだね
現代日本語だと「饅頭」は一般的には甘い餡の入った和菓子を指す

でもその日本の小豆餡饅頭?って私が実際に食べたのは「紅红豆沙月餅」だろうと言いたくなるものだったな

言いたいことはよく理解できる
俺は日本で月餅と日本式饅頭が区別されているのか疑っている
日本のスーパーで売ってた饅頭セット5個入りのうちの1個が月餅だった
くるみの入った餡で値段のわりにおいしかったけどさあ!

だがこっちの「マントウ」にも小豆餡入りや小豆餡練り込みのがあるからな
私は子供の頃にそれが大好きで親に呆れられるくらい食べてた

「日式」の饅頭と言えば焼いて作るものだけど、日本だと焼いて作る饅頭はそんなに多くないらしい
あと蒸して作ったのを焼いて作るというのもある

そもそも中国人同士でも「饅頭」に関する認識が必ずしも一致するとは限らないのでは?

確かに
ウチの国でも地方ごとに「包子」や「マントウ」の定義、一般的なものが違うから混乱してくる

上海語だと餡が入っているのも「マントウ」呼びすることも多いし、「包子」という言葉もあまり使わない

そっちはそっちで戦争になるからやめようぜ……

魯迅の弟の周作人が北方と南方の「マントウ」の扱いについて書いていたな
周作人の故郷には「肉マントウ」と呼ばれるものもあって北京に来て戸惑ったとかそんな感じのを

俺の実家は江蘇省だけど、今でも実家の辺りでは「肉マントウ」や「菜マントウ」で「包子」とは呼ばないな
「包子」が通じないわけではないんだが

自分の地元は浙江省だけど、「肉包子」「菜包子」というし北方南方だけで分けられる話ではないような気もする

調べたら日本の「まんじゅう」は宋代に中国から伝わった「饅頭」から発展したものだとされているようだが、その当時のこっちの「マントウ」ってどんなのだったんだろうね

ウチの国でも「マントウ」って元は餡入りで、その後種類が分かれていったらしいからな
日本に間違って伝わったというわけでもないのだろう

「マントウ」は元々餡入りのもので、餡入りが「包子」の名前になったのは後からじゃなかったっけ

国内でも元は餡無しでも餡有りでも「マントウ」呼びだったけど、区別されるようになり呼び方も変わっていった
昔の言い方は今でも各地の方言に残っていたりする

明代くらいまでは「マントウ」は餡入りだったはず
水滸伝に出てくる人肉饅頭とかが分かりやすい

私が興味深いと感じたのは日本の食事にはこっちの「マントウ」がないということだね
日本では中国料理が現地化した中華料理の人気が高いし麺や餃子が独自の発展をしているくらいだけど「マントウ」は全く普及しなかったらしい
それなのに言葉だけは完全に定着している

「饅頭」というのは日本で日常的に使われる言葉になっているようだしね
セリフに「饅頭」「お饅頭」が出てくるシーンで中国語字幕と日本語の文字放送が重なるとかなりカオスな絵になるのでちょっと面白い

日本語の発音では「まんじゅう」、日本語の漢字で書くと「饅頭」、しかし中国語字幕で翻訳された言葉は「包子」、そして更にその「包子」が作中ではスイーツ扱いされていたりするとかね
間違いではないけどヘンな印象になってしまう

現代中国語環境なら「マントウ」は餡無しだから、「包子」と訳すのは問題ないけど今度は「包子」とだけ訳した際の印象がな
それに日本の作品に出てくる「まんじゅう」も甘いお菓子くらいの扱いで中身が詳しく描写されていないことが少なくない

「饅頭」って実は外国だとかなりヤヤコシイことになっているんだよね
日本ではいわゆる「包子」を指す言葉になっているし、韓国だといわゆる「餃子」を指す言葉になっている

中国の「マントウ」そのままの意味では使われていない……何となく分かるけどやっぱり分からないよ!

私もあまり自信が無いけど、経験的には日本語の「何々饅頭」というのはほぼ甘い物、点心系になって、「何々まん」というのは熱い「包子」だね
それから日本のお土産屋においてあるのとかはほぼこの「何々饅頭」で、コンビニに置いてあるのがほぼ「何々まん」な気がする

日本の「何々まん」「何々饅頭」でどうもよく分からないのが「中華まん」だな
中国風包子?という意味になるがそもそも包子は中国風じゃないのか、中国風だとしてもどこの地方の料理だとか疑問は尽きない



とまぁ、こんな感じで。
中国の事情も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私にとってマントウと咸菜の組合せは毎日食べたい、大好きなものというほどではないのですが、しばらくの間食べないでいると急に食べたくなるものです」
などといった話もありました。

私の中ではマントウは発酵系の味が慣れていない日本人には厳しいという印象もありますね。
私の中国留学時代に日本から来た人を案内していた時も、マントウに積極的に手を伸ばす人はあまりいなかったように思いますし、日本人の多いテーブルではマントウと花巻が並んでいたら花巻ばかりが売れていた記憶もあります。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

それからありがたいことに管理人の艦これイベントに関する質問や攻略情報をいただいておりますが、お陰様で今回もどうにかイベントをクリアできました。
それにしても今回のラ級と先制雷撃は本当にやる気が削られましたね……最初に甲をやった後は乙進行でしたがE5はさすがに嫌過ぎる配置だったので丙に逃げました。

中国オタク「日本の戦国時代でその武将に注目すれば時代の最初の方から最後の方まで見れるような武将って誰がいるだろうか?」

FGOのシナリオのネタバレを踏んづけたくないのでネット巡回を減らしております。そんな訳で今回もありがたいことに以前教えていただいたネタで一つやらせていただきます。

中国オタク界隈では戦国時代と幕末が日本の歴史関係で人気が高い、知識が蓄積されているジャンルとなっているそうですが、そういった知識を活用した議論が盛り上がることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の戦国時代を通して活動していた武将を知りたい」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の戦国時代を通して活動していた武将を知りたい
日本の戦国時代でその武将に注目すれば時代の最初の方から最後の方まで見れるような武将って誰がいるだろうか?
完全に最初から最後というのは寿命的に厳しいのも分かるから大体であれば構わない

織田信長が出てきた辺り〜江戸幕府成立みたいな区切りでいいの?

そうだね。それくらいの区切りで頼む。
日本の戦国時代の始まりの頃、応仁の乱からというのは自分にはちょっと難しいし、北条や毛利の成立からというのはさすがに長すぎるからね。

これはかなり難しいのでは?
日本の戦国時代は奥羽、四国、九州と日本各地で長期間にわたって動乱が続いたわけだから、それを全て体験できるような武将はいないだろう

有名なイベントに参加して更に九州や東北を体験している戦国武将ってほぼいないんじゃないか?
「信長の野望」の武将引き抜きじゃあるまいし

それなら俺は「太閤立志伝」を!

そこまで難しく考えないでいいよ!
大まかな時代の変化を目にしたくらいであれば良いから!

ちょっと面白い話題かもしれない
ゲームとかで有名な戦国武将には例えば真田幸村や伊達政宗のように有名だけど実は戦国時代全体で見れば活躍時期は短いというのもいる
逆のパターンがあれば私も知りたい

「真田丸」のように一族でならばそれなりに候補はあるだろうけど、武将一人だと難しそう

一族で見るなら戦国の最初の人物とも言える北条早雲からはじまる北条家が良さそう、あと個人的には黒田家視点の作品とかあれば見てみたい

仙石秀久は該当するんじゃないか?
桶狭間から関ヶ原まで参戦しているし、マンガの「センゴク」もある

私も宮下英樹の「センゴク」シリーズが良いと思う
娯楽重視の誇張や主人公補正つけて盛られている所はあるけど、日本の戦国時代の有名な所は概ね押さえているかと

前田利家も戦国時代の主要な場面にいた、注目すれば時代の流れを追いかけることのできる武将だろう。
関ヶ原前に死ぬけど彼の死から関ヶ原への動きが本格化するわけだし、その視点で見ていくのも面白いよ。あと大河ドラマもある。

作品で追いかけるなら「へうげもの」の古田重然も良いぞ!
マンガ版だけでなくアニメでも見れる。

古田織部は織田信長の下っ端から出世して徳川幕府の時代まで一応は生き残ったんだっけ。
「へうげもの」は武将キャラはへんなことになっているけど日本の戦国時代を独特な視点から描いているのは面白かったな。

戦国時代全部、応仁の乱から江戸幕府までというのを厳密に考えても仕方が無いか
それだと人間の寿命では無理だ

このテーマならまず徳川家康だろう
他にも長生きした武将を探してみるのが良いかも?
それだけ活躍した或いは権力を維持したということでもあるから

日本の戦国時代って長く生きた、生き残った徳川家康が最終的な勝者になるストーリーみたいになるのは面白い気がする
どこぞの孫某みたいに老害にならないし

個人的には一族で見ていくのも面白いと感じる
日本の戦国時代は優秀な武将の息子も優秀なケースが結構あるからそちらに注目するのもアリだ

三国時代と違って日本の戦国時代は息子も優秀なの多いからな
真田家もだし、黒田家や毛利家とかも息子に焦点を当ててもかなり濃い展開になりそう
まぁこれは親の世代の活躍もきっちり描写されているからというのもあるだろうけど

言われてみれば三国時代は息子の方が活躍した、実績を残したのって孫堅くらいか。何かとネタにされる孫権も老害になる前の成果自体はかなりのものだしね。
それなら北条は面白そうだし島津や毛利、伊達もとか良いかな?

でも島津や龍造寺、毛利といった西国大名には結構長く活動している武将も少なくないのに、こういう話題の時はあまり注目されない……

これは俺の偏見だが九州や四国、奥羽といった僻地はあまり気にしないで良いと思う
意味が無いわけではないけど相対的な影響力は中央と比べたらかなり落ちるわけだからな

九州は中国文化や西洋文化が入っている当時の日本における最先端地域の一つだぞ……
四国に関しては俺もよく知らないけど!

俺も四国は長宗我部くらいしか知らないからなあ

それで思いついたが山内一豊はどうだろう?
本人よりも嫁の方が有名で評価されているけど信長→秀吉→家康ルートで生き残って関ヶ原では徳川家康に積極的に接近して最後は四国の土佐藩の大名になった
なお圧政により土佐藩郷士からの倒幕運動を生み出してしまった模様

最初の方なら北条早雲。
中期〜末期なら徳川家康だろう。
それから応仁の乱終結直後から生きていた朝倉宗滴も面白い。

上の方でも何人か出ているけど、桶狭間などの時期から江戸時代まで生きていた戦国武将を探すのが効率良さそうだな……

細川忠興は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に加えて室町将軍の足利義昭にも仕えていて、江戸幕府成立や島原の乱といった終わりの方まで日本の戦国時代の主要イベントを網羅している

島原の乱に参加したのは息子の細川忠利だな。細川忠興は島原の乱の時もまだ死んでないけど引退状態。

今川氏真は戦国大名としてはダメだけど、戦国時代を生きた人物としては面白いぞ
今川家が滅亡した後も長生きして徳川家康との関係もなんだかんだで維持して文化人として活動していた

あまり人気が無いけど藤堂高虎
浅井長政の配下に始まって豊臣秀吉の弟の豊臣秀長に仕えて大出世したものの、関ヶ原合戦では徳川側について徳川家康に高く評価され自身の地位を固めるという、儒教視点や豊臣秀吉好きからすると評価悪くなるな……という成功を収めている

南光坊天海を挙げてみよう
創作で追いかけるなら伝奇的な話も入れて良いよね?
天海が明智光秀だった説なら、まさに戦国時代を最後まで見たと言えるし、それが無くても長生きしたので戦国時代のかなりの部分を体験していることになる。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における認識を含めイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本の戦国時代の全体像を把握するならやはりゲームからという考えになりますね。私は太閤立志伝のような武将個人プレイも好きですし、そこから史実における所属、武将同士の交流関係や血縁関係をかなり意識するようになりました」
などといった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「今更聞くのも何だけど日本の学校で靴を履き替える意味って何かあるの?学校シーンの象徴以外の現実的な理由を知りたい」「靴箱近辺ってとてもくさそう」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では作品経由で日本の学校生活に関する知識がイロイロと蓄積されているそうですが、中国の学校生活には無い要素に関しては困惑したり不思議に思っての議論が発生することもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の学校で靴を履き替えるのはどんな意味があるのか」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今更聞くのも何だけど日本の学校で靴を履き替える意味って何?学校シーンの象徴以外の現実的な理由を知りたい

日本の道路や気候って靴を履き替えなければならないほど汚れるのかね
掃除当番とかが普通に出てくるので掃除をやってないわけではないと思うのだが

アニメだと学校のシーン転換、足を強調するフェチな描写ができるから非常に有用なんだけど、私は現実では何かと手間の方が目立つ、管理がめんどくさいシステムだと感じてしまうかな

衛生のためだろう
工場とかにもよくあるが、外部の埃や細菌を持ち込まないために靴を履き替える

私の学校ではパソコンの授業でPCルームに入る時は靴を脱ぐかカバーをつけなければいけなくて、日本の学校の靴を履き替える習慣もそれと似たようなものだと考えていたんだが

それって静電気防止じゃないの?

静電気もだけど埃の防止もあったような?あとは雑に使われたら困るからきちんとした格好を白という意味も?
俺の大学ではサンダルはダメで靴じゃないとPC教室入っちゃダメという規則があったが、サンダルでもかかとを固定できるタイプならなぜか許された。

日本は昔から家に入る時に靴を脱ぐ習慣があるというからその延長の習慣じゃないの?
ウチの国でも近頃は家の内外で靴を脱ぐ家も増えているし、衛生を考えたら効果はあるのだろう

日本では部屋の中では靴を脱ぐ習慣があるし、学校もその延長線上にあるということでは

俺も日本の習慣だからだろうと考えていた
家の中では裸足や靴下だけとかになるし、伝統的な和食のレストランとかもそういうスタイルな所が多い

学校のあれは靴を脱ぐのではなく「靴を履き替える」だぞ?

靴を脱ぐ習慣=室内で絶対に何も履かないというわけではないよ。日本の家ではスリッパなどの室内履きに履き替えることも多いし、暑い時は裸足で寒くなったらスリッパみたいな家もあるらしい。

あれは日本の学校が保守的で変化を拒んでいるからだよ。日本の学校は個人の家で勉強を教える私塾から発展した背景があるから、平屋の靴を脱ぐ建物の習慣が続いている。
きちんとしたビルを建てて学校にするソビエト系の流れで発展した中国の学校と違って、日本の学校にはこの靴箱で靴を脱ぐ習慣に限らず昔の妙な習慣がそこかしこに残っている。

同意する。
日本の学校は守旧的で意味のない伝統が多過ぎる。何かとネタにされる日本の企業でまだFAXが使われている話もこの日本の学校の靴を履き替える習慣も根本的な所は同じだ。
まぁ作品を見ている分にはこういう描写からも日本の教育が遅れている理由が見て取れるのは面白いけどね。

俺は日本の学校の靴箱は明治維新の時に西洋から輸入した習慣を変えようとせずに使い続けていると聞いたが……

靴を履き替えることに関する口実はいくらでも出てくるけどどれも大した意味は無くて、本質的には学生を服従させるための圧力だ
日本の学校にありがちな意味不明で不合理な校則と一緒

日本でも学校によっては履き替えないらしいよ。
ただそういう学校でも体育や運動系の部活動の時には履き替えるとのこと。

衛生のためという話は理解できるが、それとは別に靴箱近辺ってとてもくさそう
二次元ならともかく現実についてはあまり考えたくない

雨が降ったら本当にくさいらしい
日本は梅雨気候があるから恐ろしい

主な目的は衛生方面なんだろうけど、それと同時にある種の利権も関係しているのではないかと
こっちの学校にもよくあるように、学校が特定の用具を使うように指定して業者が儲かり学校或いは担当教師も儲かるというやつだ

学校や教師にとっては何気においしい収入だからな
こっちの学校でいえばシャツとズボンだけとはいえ2年に一回変わる学校の制服や、誰が使うのか分からない英語スペースみたいな意味もありそう

靴の指定はこっちの学校でもあるからな……日本の学校だと外用と室内用で2倍というわけか

靴箱に関しては不便さも気になるが、鍵がかからないのが個人的には一番気になる。
盗難リスクに加えていじめで靴を汚したり壊したり釘や画鋲を入れたりする嫌がらせが簡単にできてしまうだろうし、日本の作品においても「よくあること」として描写されている。
こういう所を日本の学校では問題視していないのだろうか?それとも現実の学校だと靴箱には鍵がかかるようになっているのだろうか?

それは私も日本人に聞いたことがあるけど、監視カメラが無い時代でも玄関には守衛(日本の学校では用務員)がいるから細工するのは簡単じゃなかったらしい
登下校時は学生同士の目があるし、授業中などの人がいない時は目立つことになるので「普通は」リスクが高いんだと
もちろんあり得ないわけではないしやってやれないことはないけど、実際に嫌がらせがあった場合には普通の学校だとわりと大きな問題になってクラス会で先生からの「お話」と間接的な犯人捜しとかなりめんどくさいことになるということだった

その管理されていない靴箱に関しては、アニメでよくあるチョコレートを入れるのが気になるというか、心配になる
そのシーンのにおいを想像すると愛の告白どころじゃなくなる……

とても理解できる話だ
俺はチョコレートもだけどラブレターを入れるのはなんか不安になる
靴のくささと一緒に出てくる愛の手紙とか大丈夫なのかと

俺の通った日本の学校ではそんなに気にならなかったから、使用者次第だと思う。玄関は風通しのいい場所だし、そんなに密集しているわけではないから家の靴箱くらい?
もちろんそこに食べ物を入れるというのはちょっと……という考えには俺も同意するが、俺にはそんな心配をする必要は無かったからね……

これも衛生関係の話になるだろうけど、泥のついた靴で木造の校舎を使うのは掃除が大変というのもありそう

結局は気分的なものにしか思えないんだが
日本の学校もグラウンドやトイレ、屋上だってあるのだからキレイにしておくのは不可能だろ

学校のグラウンドはまた別の運動靴に履き替えるんだよ。こっちはアニメだと履き替える描写が入らないけどきちんと別の靴になっている作品もある。
あと日本の学校はグラウンドは運動場にあるような全天候型のコーティングされた地面だったりするし、土のままの学校でも門で学校内外が区別されているから全部同じ地面というのは違うということになるな。

トイレはよく分からんが、以前聞いた話だと学校によっては履き替えるらしい
あと屋上は現実の学校ではほぼ出入り禁止だ

校舎の構造もあるだろうね
こっちはコンクリートの床だから外と地続きみたいな感じだし水拭きというか水を雑にぶちまけて洗えるけど、日本の学校は木造で床はフローリングやビニールだから外と区切られているし掃除のやり方も違ってくるはずだ

今だから言うけど、俺は学生の時は日本の学校の室内履きが羨ましかったよ
俺のいた東北地方は建物の内外の温度差が激しくて、外は極寒だから厚着に暑い靴と暑い靴下でなければダメだけど室内は暖房効いていて暖かいというか外にいる時の格好では暑くてやってられない
服は脱げばいいけど靴はそうもいかないから汗かいて靴の中が気持ち悪くて気持ち悪くて……

現実的な理由としては日本では学校の制服に合わせて革靴も指定されているからというのがある
さすがに革靴で体育はできない

こっちの学校はいつもジャージに運動靴だからな……近頃は制服のある学校も増えてはいるけど着替えまで考慮したスケジュールになっている学校はそんなに無い気がするので靴どころか制服の着替えも怪しい

日本は部活があるから靴の履き替えの習慣も維持しやすいのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
中国の習慣などから考えたイメージなども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「近頃は中国でも家の中では靴を脱ぐ、外から帰ってきたら室内用の靴やスリッパに履き替える家が増えていますね。一度靴を脱ぐ習慣と衛生概念を体験すると前の習慣に戻るのは難しいかもしれません。私は他の人の家に遊びに行った時はその家の習慣ということで気にしませんが、自分の家だと気になりますしお客さんには来客用のスリッパに履き替えてもらっています」
などといった話もありました。

今回の記事をまとめていて私が昔中国の現地校に通っていた時に、制服の導入に合わせて靴に関してもちょっとした混乱が発生していたのを思い出しました。

中国の学校では制服の導入などはまず上から「やれ」と降って来るので、現場の状況がどうなっているのかは考慮されないことも少なくないようです。
私が90年代に現地校に通っていた時も、学校側は制服を導入しようとあまり後先を考えずに
「生徒は学校指定のYシャツと男子はズボン女子はスカートを着用して学校に通うべし。靴は制服に合った革靴的なものを着用するのが望ましい」
となったので万年運動服(ジャージ)状態が一時的に強制撤廃となりました。

しかし私の通っていた学校には更衣室やその役割に使えそうな場所がほぼ無く、時間割も着替えを考慮したものではなかったので体育の授業の前後はかなり混乱しましたし、全部従わずに様子見する学生もいて真面目に従った学生ほど苦労するような状況になってしまいました。
そもそも体育の授業が制服のままなのかジャージに着替えるのかもハッキリせず、生徒によっては制服シャツとズボンで参加して、更に靴は革靴のままというのもいるカオスな光景が発生しましたね。(ちなみに私は様子見で黒っぽい地味な運動靴着用でした)

なお私の学年はちょうどその時の体育の授業が走り幅跳びだったのですが、何人か跳んで制服も革靴も砂まみれになり微妙な空気が漂ってきた所で先生から
「とりあえず今日はやめようか……残りは自由時間な」
という言葉が出るグダグダな授業になりました。

そしてその後、現実的ではないということで上から何か言われることもなくなり、皆いつのまにか運動服(ジャージ)で学校に通うのに戻ってしまい、お偉いさんの視察や修学旅行で来る日本の学校との交流や各種学校行事などで思い出したように制服着用の指示が出るといった状態が卒業まで続きました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国人「日本人は家に上がるときとかに靴を脱ぐけど臭いは気にならないの?」

百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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