「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2025年09月

中国オタク「日本の作品の影響で印象が変わった、混乱するようになったファンタジー種族について語ってみよう」「獣人(オーク)も日本の異世界は独特なので混乱する」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本の二次元作品でD&Dからの直接的な影響が大きい作品は何を知りたい。設定でも作品の空気でも構わないので思いつくものがあれば教えて欲しい」
に関連して中国におけるファンタジーの定番設定に関するネタを教えていただきました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品の影響で印象が変わった、混乱するようになったファンタジー種族について」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品の影響で印象が変わった、混乱するようになったファンタジー種族について語ってみよう
俺は最近混乱したり歪んだ目でしか見れなくなったりしてきて……

定番だとスライム?
もう丸くて弾力のある存在しかイメージできなくなった……

不定形、物理耐性の強敵というのが本来のスライムだっけ?
丸くて愛嬌のある雑魚敵とは違って

最近だとスライムは進化するとか人に変身できるとかのイメージもついてきたな
日本の異世界系だと雑魚だが主人公や仲間補正が入ると強キャラになりがち

まずスライムが雑魚なのは日本の「ドラゴンクエスト」とその影響を受けた作品だけだからね
ほとんどの作品ではスライムは超強敵なので日本の影響の有無はある意味分かりやすい

そうでもないぞ
雑魚ではない、出てきたら厄介なレベルではあるが対処できないような存在になっているのもそこまで多くない
武器や防具を溶かす、触れるだけで溶解ダメージが来る、そもそも不定形なので物理耐性が強力という対処方法を持っているか、知っているかで難度が変わる、言ってみればイベント的に処理するモンスターだ

そして日本のスライムは服だけを溶かす
これのせいで俺はスライムさんにそういうのを期待するようになってしまった

これはゴブリン
薄い本で大活躍だ

ゴブリンは本当に日本の作品のせいでもうそういう種族としか見れなくなったな……

精霊(エルフ)かな
自分は日本系の美形巨乳エルフの方を思い浮かべがち……あと日本語だと「精霊」は霊魂とか別のファンタジー種族の意味になったりするのでたまに間違う

そういえば自分もエルフに関してはかなり日本産のイメージになってるな

俺の中では「ロード・オブ・ザ・リング」の方が「別物のエルフ」として新カテゴリになっているかも……

上で言われているゴブリンもだけど獣人(オーク)も日本の影響で薄い本的な衝動で動く種族のイメージが……
(訳注:中国語ではファンタジー種族の「獣人」はいわゆるオークを指すことが多いです)

確かに
ゴブリンもだがオークも日本の異世界は独特なのでまず作中世界観ではどのような扱いなのかを気にしてしまう

よく分かる話だ
オークとゴブリンは日本の異世界と欧米の異世界で扱いが違い過ぎるし、情報が混ざると脳も混乱する
日本の作品のオークはスケベでやることしか考えてないのも多い……今では慣れたけど昔はあんなのオークじゃないという拒否反応も強かったね

オークに関してはまず「獣人」という言葉の使い方でも混乱しがち
欧米系作品のファン界隈でも「Orc」なのか「Furry」なのかが人によって違う
そして日本の獣人は猫耳や犬耳や狐耳だ……

ゲーム系の所だと「獣人」は大体オークの方だけど、日本の二次元系が混ざってくると動物系も増えるよね

日本の作品でもエロオークが出てくるのは主に18禁作品じゃないか?
一般向けではゴブリンがその役割を担当しているので実際はそこまで多くない

日本の作品にはこっちのイメージのようなオーク、緑の肌で筋肉で尚武の気質なオークはそんなにいないが、ファンタジー世界全体で見るとそもそもWOW系のような勇猛で名誉重視なオークは少数派だったり……大体は筋肉で野蛮な種族だ

日本の作品に出てくるオークにもたまに勇猛、尚武気質の種族という設定のがいるけど、やはりほとんどはパワー系の雑魚敵だから引っかかるよね
あと日本のオークはなぜか豚要素が混じっているから、良い扱いにはなり難いらしいな

しかしデザイン的にはD&Dのイラストからの流れなので、ある意味では現在の日本の異世界のオークの方が、デザイン的にはD&D要素が濃く残っているという説も
欧米の作品のオークは作品ごとに独自路線で変わり過ぎ!

オークに関しては国内の方が固定観念は強いというか、自分のハマった作品のオーク設定を信奉している人が多いと思う
例えば「オークは緑の肌が正しい設定」というのも実は間違いで、人気ゲームから広まったイメージによる所がかなりある設定だ

最初期と思われる「ロード・オブ・ザ・リング」のオークとか単なるサウロンの手下だけど、そっちで考える人あまりいないよね

国内だとオークはウルク=ハイの方のイメージで語られていると思う。だから強い種族、主人公的な種族のイメージもあるんだが……日本だと豚要素が強調されて下手すりゃ食料だ
片方に慣れるともう片方に対する違和感がすごいことになる

D&Dの流れだとオークの混血みたいなのも普通に設定されているからね
日本の異世界だと設定上は存在してもメインキャラとして目立つのはハーフエルフくらい?

日本の影響といえば、エルフは巨乳キャラみたいなイメージが自分の中に刻まれている……

日本ではD&D系の「ロードス島戦記」でディードリットからエルフのデザインを確立したらしいが、不思議なことに初期のエルフは明らかに貧乳なんだよね

当時の日本の作品でエルフと対立するダークエルフ種族(ディードリットに対してはピロテース)が豊満に描かれることが多くて、それが「有効」だったので日本のエルフ全般に広まったという話がある

ざっと話題を追いかけてみたが、上の方で出ているスライムに関してはスライムと呼んでいる時点で日本のファンタジーの影響を受けているのでは?
D&Dでは不定形のヤバい敵の名称はoozeだぞ

そこはちょっと違う
丸いかわいいデザインになったのは「DQ」の鳥山明の影響が大きいけど、JRPGの「スライム」の元ネタ、雑魚敵のスライム自体は「Wizardry」のスライムからとされている
あと概念に関してはD&Dよりも昔のSF映画やクトゥルフの方が大元という説が強くて、実はヤバイ敵という設定もこの辺からだね

「The Blob」だっけ?アメリカの映画だったような

影響を受けるほどではないが、女のドワーフ=ロリという解釈を日本の作品で見てから、それが自分にとっての理想のドワーフの一種になってしまった……

言いたいことは理解できる
俺もその変換を思い付いたのはスゴイと心の底から思っている

まだ出ていないのだとサキュバス
あれは日本の二次元のせいでお手軽エロ種族のイメージになっている気もする

自分は「異種族レビュアーズ」を見てから何かと考えが変わってしまった
あの作品、バカでエロなのにファンタジー種族の考察としては意外に深く説得力もあるのが困る

それで思い出したが触手は?

一応元になったローパーがD&Dにいるけど、表現や種族の扱い的には日本原産じゃないかな……

分かる。触手系の怪物や能力って日本のエロ表現のために出現した種族みたいなものだよね



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈のイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では『WOW』(World of Warcraft)が大人気でしたが、『WOW』の中国語タイトルが『魔獣争覇』で作品内のorcの訳が『獣人』だったので『獣人』といえばオークだと考える人が主流だと思います。日本で言う獣系ではなく緑の皮膚の蛮族です」

「そしてその後『D&D』や『ウォーハンマー40,000』が中国国内にも本格的に広まっていったわけですが、種族の名称に関してはそれ以前に流行っていたWOWなどのゲームの影響が大きいです。そしてD&Dはそれまでに中国で人気になった西側のファンタジー系ゲームの原典としても評価されています。ただ作品と関連情報が近年中国国内に広まったこともあり、D&Dが各分野に影響する過程やD&D自体の元ネタに関する知識はあまり蓄積されていません。ファンタジー系の作品はなんでもD&Dが元ネタ、D&Dにあるならそれが原典という考えになってしまう人も結構いるようですね」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本産のエルフキャラで有名、影響の大きいキャラを知りたい」「とりあえず思い付くのはディードリットになってしまうかも」

10/1修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「FGOで新選組の主要メンバーが沖田総司以外女にならずにすんだのは意外だ。言っては何だがなぜそれが可能だったのか……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では戦国時代と幕末が日本の歴史ネタとして人気が高く、オタク関連の基礎知識的な扱いになっているような所もあるそうです。

そして先日「FGO」で新選組関連のイベント
「幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO」
が始まり、そこで新選組の主要メンバーが「Fate」のサーヴァントとして出揃ったということでちょっとした話題になったりしているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「新選組の主要メンバーが揃ったが沖田総司以外女にならずにすんだ」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOでついに新選組の主要メンバーがそろったらしいけど沖田総司以外女にならずにすんだのは意外だ。言っては何だがなぜそれが可能だったのか……

沖田総司は人気が高過ぎたからだろう
新撰組って日本でも基本的に女性ファンが多いから、キャラとして強引に「娘化」して喜ぶ層はあまりいないということだろう

沖田総司は乙女ゲーの主人公ポジションのキャラである
だから女性になるんだよ!

新撰組って乙女ゲーの題材、キャラとして鉄板な組織だしね
それに「Fate」は昔から女性ユーザーの勢力も強いから、単純に女にして人気が出るとは限らない。それなら男のまま実装して新選組の人間関係そのまま使う方が有効だと判断したのかも。

乙女ゲーはさておき、沖田総司は元々女性人気が高い歴史人物で美形というイメージも強かった
型月はそこからあえてギャップ強調を狙って娘化したわけだが、その後の人気を考えると大成功したと言えそうだ

新撰組の人気に関してはこっちの感覚で見ると不思議な所も少なくないし、キャラの扱いに関しても「日本ではそういう需要がある」とだけ考えることにしている

新撰組が悪役ではなくヒーロー側として扱われることが多い時点でなぜ?と思ってしまうよね

でも沖田総司に関しては年下キャラで美形で強かったから人気になるのは分かる

それはちょっと違う
天才剣士、結核というデバフ、美形というのが沖田総司の長年の人気の理由だ
二次元を追いかけているなら病弱美形の天才剣士が人気出るのはなんとなく分かるだろ?
なお実際は色黒の不細工だった模様

それもまたハッキリしない
ちなみに明らかに美形ではない肖像画はあるけど本人を直接モデルにしたものではないので存在を無視されている模様

沖田総司は写真が残ってないから創作で妄想できる、勝手に美形にできるというのもあるかと

国産マンガでも沖田総司は美形キャラで出てくるのが定番だしなあ
沖田総司が美形というイメージには何の疑問もない自分がいる

新撰組に関しては写真の土方歳三が美形だし、最近発見された斎藤一の写真も美形判定可能なレベルだったから二次元でイケメン集団にすることの説得力が出ているらしい

写真(実は別人だったとその後判明)が不細工寄りでも二次元ではずっと美形キャラだった斎藤一という例があるし、沖田総司に関しては写真の有無は決定的な要素ではない
沖田総司は天才で薄命な設定から自然と美少年として脳内補完されていった

土方歳三は写真が美形で証言も集まり美形キャラとして確立されていったパターンだけど、沖田総司はテンプレイメージが投影されていったパターンだろうね
だから創作の中でも動かしやすく人気キャラになるし女にもなる

新撰組は明らかに賊徒側なのになぜか日本の創作では基本的に良いもの扱い、オタク向けから大衆向け、大河ドラマまでたくさん出番があるから沖田総司の人気も高くなっている
そりゃFateの「娘化」からは逃れられないわけだ

二次元作品を中心に見ているからあまり意識されないけど、日本では新選組自体は概ねバッドエンドで終わるから、最後を引き立てるために途中経過のエピソードで肯定的に描写されるという事情もある
そして沖田総司は結核で新選組壊滅の戦いに参加できなかったのが、ストーリー的な悲劇と、残酷な場面を体験しない「ヤサシイ」扱いのできるキャラというのが創作での扱いの良さと人気にもつながっている

日本では最後に全滅する或いは破滅する展開の作品が伝統的に好まれる
そして単純な正義側の存在ではなく、最後の破滅が約束された青年達というのは題材としておいしいわけだな

新撰組はストーリーとしても面白い組織ではある
何も背景が無い、剣の腕前しかない田舎の若者達が出世して失敗して全滅したとか、利用されながらも成功を手にするけど結局は破滅する無謀な若者達、時代の変化に乗って成功して時代の変化に乗れずに失敗した物語という見方もできる

FGOに徳川や足利の将軍が出てこないのに新撰組はコンプされるのが日本の新選組人気の濃さの表れなんだろうな……

日本の歴史関連だからあまり意識されないけど、実はFGOで経験値が担当する日本の歴史イベントのキャラはデザインと設定が概ね日本社会で一般的なイメージに忠実で、司馬遼太郎や人気の歴史漫画や流行の新解釈など元ネタがある
「Fate」の魔改造歴史人物としてはあまり冒険をしていないキャラになっているので、新選組で沖田総司以外に「娘化」が無いのも不思議ではない

でも今回の新選組新キャラの近藤勇が「大猩猩」(ゴリラ)じゃない、細身の美形ということで日本のFGO界隈かなりざわついているぞ?

近藤がゴリラじゃない……だと……

近藤勇=ゴリラなのは主に「銀魂」のせいでは?
美形にすること自体は不思議でもないと思うが

FGOは新選組キャラだけでも絵師が全部違うし、デザインに関してはかなり好き勝手やっている
近藤勇も既存のキャラとの違いを出すためにゴリラを避けたのでは

デザインと言えばFGOの近藤勇は「BLEACH」みたいになってるな……・自分の中のイメージと全く違うのが来たので驚いた
まぁ俺も近藤勇に関してはパワー系でゴリラっぽいイメージしかなかったんだけどね

新撰組のゴリラ、FGOだと最初は黒崎一護っぽくてその後は朽木白哉っぽくなってるな

近藤勇に関しては本人の写真が残っていてそれがかなりゴリラなんだよ
乙女向け作品でもガタイが良いタイプのイケメンにされることが多い

近藤勇は残っている写真からもごついのが分かるし、エピソードもゴリラのイメージが重なるものが多いのでかなり変えてきたように見える
実際日本では定番とは違う解釈ということなら沖田総司の娘化以上という話も出ているようだ

そもそもFGOのセイバーは最初から沖田総司だったわけではない
月姫の琥珀を経験値がパロディでセイバー化して、それを武内崇が悪乗りでセイバー化した公式イラストにして、せっかくだから使おうと設定を再設計して沖田総司になった
そして日本ではFate以前にも沖田総司を女性だと解釈する作品は存在したので「Fate」がやらかしたわけではなかったりする

そうそう
新撰組で沖田総司が女キャラになるのは昔の作品でも定番だった
渡辺謙の坂本龍馬が主役で女の沖田総司がヒロインの映画にもなっていた

FGO以前にも沖田総司を美少女にした作品は普通に存在したからね
俺は小さい頃に読んだ作品がそれだったから、沖田総司が本来は男だと知ったのはオタクになってからだった

ところでふと思いついた疑問なんだが、また経験値担当サーヴァントのイラストに武内崇が来るとか扱い良過ぎない?
ライターは自分が担当するサーヴァントのキャラデザをやる絵師を指定できるものなの?だとしたら経験値って表面上は雑な扱いだけど実は型月関係者としては上位の権力者だったりするの?

それもあるかもしれないけど、型月にとって使いやすい人材だからというのもありそう
FGO関連の仕事では沖田総司も上杉謙信も雑誌企画先行のキャラなので、武内崇や角川が企画をぶん投げやすいのが経験値なのではないかと
今回の新キャラの河上彦斎は剣心のモデルという二次元における幕末ネタの「大物」だから型月側でコントロールしたいだろうしね

こっちでは情報出た直後からみんな名前やクラスではなく「剣心」としか呼ばないからな……版権に引っかかりそうなネタの扱いをライター丸投げではなく型月側でコントロールしたいというのもありそうな気はする

新撰組は今回も女キャラ無しでいけたけど、剣心は娘化に再臨でメイド化と型月の趣味が反映されまくっている
今回のイベントに関しては型月による被害担当歴史人物は新選組ではなく剣心だったということなのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における新選組ネタも含めてイロイロな話題が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国だと新選組は沖田総司と斎藤一の人気が特に高いですね。それから土方歳三と近藤勇の知名度も高いですが、こちらは『銀魂』関連もかなり混ざっているので純粋な人気に関してはちょっと分かりません……」

「他のメンバーに関しても乙女ゲー経由で濃いファンがいたりしますし、調べればすぐに情報が出てくる程度の知名度はありますね」

などといった話もありました。

私が中国の現地校に通っていた1990年代後半は「るろうに剣心」の影響で斎藤一が圧倒的な人気でしたが、近年は沖田総司の人気もかなり高いそうですし今の中国における新選組隊士の個別の人気もイロイロと気になってきますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「現代日本の作品で新選組の扱いが良い、主人公扱いされるのは何故だろう?幕府側組織としての活動や背景を見ると普通は悪役で確定に思えるのだが」

中国オタク「日本では『鬼滅の刃』の黒死牟が縁壱より人気が高いようだがなぜだろう?こっちだと縁壱の方が明らかに人気が高いという印象なんだけど……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でもキャラの人気に関しては何かと話題になるようですが、キャラ人気関係の話題の中には日本における人気の動向や中国との違いに関してのものもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「鬼滅の刃の黒死牟と継国縁壱の人気が日本と中国では違う?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では「鬼滅の刃」の黒死牟が縁壱より人気が高いようだがなぜだろう?
こっちだと縁壱の方が明らかに人気が高いという印象なんだけど……

日本の公式人気投票を見ると、第二回では黒死牟の得票数は継国縁壱の約3倍と明確に差があるよね
あとネットの創作でも日本では黒死牟関連の方が多い気がする

縁壱って謙虚で優しくて最強、キャラデザも良いしで普通は人気高いはずなんだがな

巌勝はこっちの感覚だと外見も能力も行動も好感を得られるものではないけど、日本の封建思想的に正しいキャラだなのでそれにより内面描写の苦悩も評価されるキャラになっているんだよ。

継国巌勝は長男だったから
作品のテーマ的にも、日本社会の先輩後輩などから見て取れる長幼の序の感覚とも重なるのだろう
それに長男だから頑張れた主人公との対比としても印象に残るキャラだったというのもあるかと

活躍に加えてキャラの性格の受け取り方に中日で違いがある
中国では創作のヒーローはやるべきことをやるなら空気を読まない、隔絶した存在であっても問題無いし、それに対して後ろ向きな感情を抱くとか邪魔をするようなキャラは敵だし評価されない
しかし日本では「空気を読む」のが正しいとされるし、それが作品内の登場人物の描写にも投影されて評価される材料になる

巌勝と縁壱の最後の勝負に関して日本では巌勝の方を肯定的に見る、感情移入する評価が多いのは興味深いね
あれはこっちだと兄側に問題がある、無様で同情の余地もないと受けとる流れだろう

いつもの日本人は優秀な人間に対する偏見がある、怪しい存在だと見做す流れというやつさ

縁壱が無惨と戦った後に切腹して償え、謝罪しろと糾弾され結局は追放されるわけだが、ああいう展開を好むのが日本人の民族的な下劣さだし、理解不能な人気につながっている

それはさすがに極端過ぎる
だが俺も上弦の壱って鬼殺隊裏切って当時の組織指導者を殺し、妻子も捨てたひどいキャラなわけで、どこを評価すれば人気になるのかという疑問はあるな

日本での黒死牟の人気の高さに関しては呂布の日本での謎の人気の高さと共通する所があると思う
裏切り者でも最強なら人気が出るし、倫理的な問題はスルーされる

あの兄弟の地位と強さの歪みから来る惨劇をどう受け取るかは中日の感覚の違いが出る部分なのかもしれない

日本は「空気を読む」のが正しいとされるしそれが作品内の登場人物の描写にも投影される
中国では創作のヒーローはやるべきことをやるなら空気を読まない、隔絶した存在であっても問題無いし、それに対して後ろ向きな感情を抱くとか邪魔をするようなキャラは敵だし評価されない

縁壱は中国人が好む真っ当でとても強いキャラだけど、作中だと実は個人の後ろ向きな感情が集団を阻害するというのを考えない、理解できない異物としての強調もある日本ではここがキャラの評価に影響しているのでは

縁壱は理解できないなりに空気読もうとするけど、上弦の壱は個人の後ろ向きな感情を爆発させて組織を破壊し家族も放り投げた裏切り者というのが対照的なんだよね
この二人に関してはストーリー上の流れで見るとまた別の印象になるし、ここで話題になっている日本の人気投票はジャンプ誌上でのものだからこっちのネットでの印象や、日本のネットのキャラ評価に関するコメントを追いかけても納得のいく答えは見つからないと思う

そもそもどこの国でもネットはキャラ推しとアンチの紛争状態だからあまりあてにならない気がするのだけど

この二人のどっちも好きではダメなのか?ダメなんだろうな……

こう言っては何だけど縁壱って最強だし人品も良いけどキャラとしてはわりとスカスカだし、そこが日本の人気投票の結果に影響しているのでは?

それはありそうな話だな
妄想するにしても最強キャラというだけでは動かしにくいし、縁壱を動かすのではなく、縁壱を比較対象にして別のキャラを動かす、描写するしかないからね

外国の好みはしらないけどウチの国では天賦の才能やチートに加えて努力しまくって成功する俺TUEEEEEキャラは誰もが好むタイプだし、縁壱は人気あるはずと考えてしまうかな

こっちでも黒死牟が好きな人は少なくないだろ
鬼滅のコミュニティでは黒死牟のキャラ造形が好きだとか、縁壱よりも巌勝の方が深いキャラになっているみたいな話題は見かける

俺も巌勝の方がキャラ造形としては優れているという意見は見たことがあるし、理解できなくはないと感じたな
縁壱は最強というある種の記号的存在だけど思い入れという面では苦戦しそう
正直に言えば「最強」以外の良い所が思いつかない

それはあるかもしれない
キャラに関して縁壱は黒死牟を引き立てるための存在という言い方もできるし

ストーリー上で追っかけていくと、兄の方は敵ボスキャラに背負わせる悲劇とぶっ殺しても構わないヤツという納得感を出す上で良い感じのバランスになっていると思う
弟の方は強さ以外の個性が無いので、メインキャラとして動かすのは難しそうだしあの出番が作品としては良いやり方だったのでは

あまり難しく考える必要は無いだろう
縁壱は回想に出てくる設定上の最強キャラで、黒死牟はラスボス直前の超強いボスキャラだから出番の量と印象の深さに差がある

私もそう受け取ったよ
ウチの国だとアニメでまとめて見る人間やキャラ情報のまとめを先に知った上で見た人が多いというのもあるだろう
ネタバレ無しで作品を追いかけていた場合、縁壱は出番が少ないから一般層から広く人気になる理由があまりない

国内で縁壱の魅力になっているのって結局は強さとパラメータの良さだ
そしてその視点だと上弦の壱は強さも格も微妙で人気になりようがないキャラに見えてしまう

その辺は日本における無惨の謎の評価の高さとも共通するような気もする
あと縁壱との比較は別として、鬼滅の刃のキャラ人気投票結果を敵側だけで見た場合、順位で一番上に来ているのが上弦の壱なのはまだ納得できる

国内の人気や評価に関しては戦闘力やキャラの格がかなり影響する。そして縁壱は作品内で他を圧倒する明確な最強、強さの頂点だしキャラの格も極めて高いから当然人気と評価は高い。
それと比べると上弦の壱は強さも格もかなり劣って見えてしまう。

日本のネットでは「お労しや兄上」というセリフ込である種のネットミーム化しているのも上弦の壱の人気につながっているようだ
縁壱という理不尽な存在に押し流されるギャグが悪役としての印象を浄化している、同人創作での動かしやすさなどにつながったりしているのかも

人気はさておき、私は黒死牟に関しては作中の扱い自体は良くも悪くも納得できるから好きな人以外からのヘイトを向けられ難いのは今の時代の環境で有利だと感じるね
いわゆる「洗白」されて味方になる、悲しい過去がある本当は良いヤツだった扱いされるような敵キャラではなく、きっちり「悪いことした敵」として出てきて戦って倒されてる

理解できる
まぁ猗窩座みたいに積み重ねと過去の描写から感情移入させられるようなキャラであっても過去の描写の後に死んで地獄に落ちるのが「鬼滅の刃」なわけだが

とはいえ、鬼滅の人気ランキングって味方側敵側混合の全キャラ人気投票だし、ネットでよく言われるような「悪役が人気になる日本はおかしい」的なものではないんだよね
上位はちゃんと鬼殺隊で埋まっている

そもそも縁壱の人気や存在感がそんなになさそうだという真実を強調するのはやめるんだ!

まぁ作中最強ではあるけど主人公達と直接交流があるわけでも、メインストーリーでの活躍があるわけでもないからね……
ただ連載終了時の公式人気投票で黒死牟は悪側でトップの14位で16位の猗窩座より上だし黒死牟が人気のある悪役なのは間違いないだろう

あの人気投票って劇場版が記録的な興収を叩き出す前なのもあってか、今の感覚で見ると意外な結果になっていて興味深い
400億の男と言われた炎柱とか28位で柱最下位、それに対して下弦の壱が16位と実は上弦の壱に次ぐ悪側2位だ
ここに注目する方がこの手の議論で定番の「日本はおかしい」に持っていけるぞ!

さすがにそれは分かりやす過ぎて国内でも「劇場版前の投票だったから」で終わってしまいそう
ここでも話題にされている第二回公式人気投票は基本的には投票が行われた時期に近い話における活躍の影響が見て取れる結果になっている。
背景を考慮すると上弦の壱にブーストがかかっていることや下弦の壱にずっと濃いファンがついているらしいといったことは否定できないが。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈のイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では強いキャラ、格の高いキャラが好まれ人気も高くなりますし、格が高いと思われているキャラに関して格が落ちるような展開や言動が出ると強い反発が出ます。その観点から見ると黒死牟が縁壱より人気が高いのを不思議に思う人は少なくないでしょう」

「中国のオタクは強さの比較が大好きなので強いキャラの方が評価される、人気が高くなる傾向が日本より強いと思います。それに加えて鬼滅の刃に関して中国国内では後から作品を追いかけた人も多いので縁壱に関しては最初から圧倒的な作中最強キャラだという情報を知っている、それによって心の安定を保ちながら作品を追いかけた、作品の話題に参加した人もかなりいると思います。ですから情報が無くリアルタイムで作品を追いかけた日本のファンとは違う印象になっている部分も少ないと思います」

などといった話もありました。

「鬼滅の刃」に限らずサブキャラの人気や評価に関しては中国独自の環境や感覚が影響したものが浮き出てくることがあるので、機会があればその辺りに関しても追いかけたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


2020年の記事ですが話題になっている人気投票に関しては今回の記事と重なっていると思われます。
中国オタク「鬼滅の人気投票は意外な部分もあった」「敵側の人気の理由が分からなくてモヤモヤする」

中国オタク「日本の二次元作品でD&Dからの直接的な影響が大きい作品は何を知りたい。設定でも作品の空気でも構わないので思いつくものがあれば教えて欲しい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国オタク界隈の一部ではファンタジー関係の濃い知識が蓄積されているそうですが、その中にはTRPG関係、特にD&D関連の知識も含まれているそうですし、そのD&D関連の知識でファンタジー作品を考察する流れも出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の二次元作品でD&Dからの直接的な影響が大きい作品は?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元作品でD&Dからの直接的な影響が大きい作品を知りたい
それが設定でも作品の空気でも構わないので思いつくものがあれば教えて欲しい

こっちで有名なのは「ゴブリンスレイヤー」だろうか

「ダンジョン飯」は日本の作品には珍しいD&Dの空気がある作品とか言われていたな
作者的にCRPG部分も多いのだろうけど

俺はこの話題で「最果てのパラディン」を思い付いた
異世界系、それも転生モノだけどD&D的だという感想はよく見る

アニメが近いうちに始まるという「異世界マンチキン -HP1のままで最強最速ダンジョン攻略-」は結構D&Dの空気が濃い作品だと言われているが……

日本の二次元に大きな影響を与えた作品の元ネタがD&Dみたいなことは多いけど、直接的な影響が大きい作品ってそんなに無いと思う

「FF」も当初はD&Dからいろんなのを持ってきていたし、それが現在のJRPGの基礎にもなっているが現在の「FF」にはD&Dっぽさはあんまり残ってない

何かと混ざっているのは明らかだし直接的な系譜とは言えないが「オーバーロード」はD&Dっぽいと感じたな
どちらかと言えば明確な元ネタのネットゲームとよりもD&Dの方が近いのではと

D&Dは版権管理が厳しいし、一見しただけでは分からないように魔改造されているはず
だから日本の二次元作品には雰囲気がD&Dに近いと感じられる作品はあってもD&Dの影響がハッキリと出ている作品はあまり無い

版権の問題もあるけど、それに加えて日本ではD&Dだろうがクトゥルフだろうが魔改造により現地化された作品が出てそこから本格的に広まるので原典のD&Dから直接影響を受けている作品はそれほど多くないのでは?

昔は版権に関して日本の作品もかなり雑だったらしいけどね
「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」はあまりにD&Dネタをそのまま使い過ぎて版権側に怒られたのは有名

ビホルダーそのまま使ったり、ドラゴンになったバハムート概念をそのまま使ったりと昔の日本のファンタジー作品は雑にD&Dネタをパクって使っていて、それで後の時代に修正している

とは言え現代ではD&Dの影響があっても今は版権的に表に出すのは難しいだろうし、昔の作品に比べて分かりにくくなっているのは間違いないだろう

古典だけど「ロードス島戦記」は非常にD&Dっぽい

それは当然だよ
「ロードス島戦記」は日本のPCゲーム雑誌で連載されたD&Dの「戦報」(リプレイ)を小説化したものだから、初期の「ロードス島戦記」はD&Dルールに日本独自の世界観を搭載した作品だった
なお連載ではなくラノベとして発売する際にやはり版権的な問題が出て独自のTRPGシステムを作ってその後は「ソードワールド」として作品展開が行われた

いや、それはちょっと違う
「ロードス島戦記」を含むフォーセリアの世界観に関してはロードス島戦記版のTRPG(これも複数バージョン有)と「ソードワールド」のTRPG、それから「クリスタニア」のTRPGがあってそれぞれ別シリーズ扱いだ
ソードワールド系はソードワールド、ロードス島戦記はロードス島戦記で展開されて、それが合流したのは末期、「魔法剣士リウイ」でソードワールドのver1世界を完結させた時
そしてこの辺りになると20年程蓄積されていった日本産ファンタジー世界観が濃くなりD&Dっぽさはあまり残っていない

日本の昔のファンタジーやTRPGネタを調べていくとD&Dの影響と版権紛争ネタが結構出てくるよね
その時期の作品から影響を受けている「ゴブリンスレイヤー」にも確かビホルダー関係で「名前を呼んではいけない怪物」というネタがあった

うーむ……改めて考えてみると日本のファンタジー系作品ってD&Dの影響ではなくD&Dの影響を受けた作品の影響っぽい所の方が多いような……例えばJRPGにおけるドラゴンのバハムートって、D&Dではなく概ね「FF」の影響だよね?

そこがややこしいんだよ……D&Dで広まった概念をベースにした二次創作的な要素のある作品の方が日本の二次元におけるある種の原典になってしまっているというか

同意する
日本の異世界モノにもD&D的な解釈をできる作品は少なくないけど、直接D&Dからというのは多くないと思う

D&Dっぽさ、そう解釈できる部分も少なくないんだがな
例えば「ソードアート・オンライン」とかもD&D的な解釈は可能だ

むしろ「ソードアート・オンライン」は日本の二次元作品の中ではかなり「正統派」のD&D寄りの作品ではないかと

「スレイヤーズ」は魔法関係の基本設定がD&D的だと聞いた覚えがあるし、昔の日本のファンタジー作品(「異世界」ではない)を探せばD&D的なのも結構出てくるのでは?

ここで出ている作品だと、「スレイヤーズ」や「最果てのパラディン」に関して自分もD&D的なものを感じたね

「スレイヤーズ」はD&Dの影響を受けた設定もあるのは確かだが、それよりもクトゥルフ関係の方が元ネタとして目立つような?
1980〜90年代の日本のファンタジージャンル黎明期は最初にD&Dの影響があって、その後にクトゥルフ関係の影響が重なっていったようにも見える

1990年代くらいの日本の作品ってファンタジーも現代伝奇もクトゥルフネタがかなり多い
それに比べるとD&Dはちょっと弱い印象もあるね

「スレイヤーズ」は作品が人気になった当時の日本で「ロードス島戦記」を知らずに「スレイヤーズ」だけでファンタジーを語るなと批判されていたらしいから、その時期の日本で既にD&Dからの直接的な影響よりも日本で「現地化」された作品による影響の方が大きかった可能性が高い

既に名前が出ている「ゴブリンスレイヤー」も主な要素は「DQ」と「ウィザードリィ」だよ

そもそも「DQ」の元ネタが「ウィザードリィ」だ
D&Dはそれとは別ルートで日本に入ったけど、直接的な拡散ルートはそんなに大きくなくて「ロードス島戦記」やそこから派生した「ソードワールド」経由の方が主なルートだった模様

「ゴブリンスレイヤー」は様々な作品のネタが混じっているからどれが元ネタというのは逆に断言し難い
作者の作風的に一番分かりやすく影響を受けているのが「ニンジャスレイヤー」だったりするし、ネタとしては「指輪物語」からのも少なくない
そして実は「DQ」からの影響はそれほどではなく、ハッキリとしたものでは主人公や女神官のキャラデザの元ネタ(雑魚モンスターの「さまようよろい」と「3」の女僧侶)くらいだったりする

私は日本では迷宮探索系の作品の流行の源流がD&Dではなく「ウィザードリィ」だから、ダンジョン系作品であってもD&Dの直接的な影響はあまり大きくないという説を見たことがある

そう言えば上の方で言われている「最果てのパラディン」に関して設定的には「ロードス島伝説」の影響が一番大きいという話もあったね
最初の主人公がアンデッドの英雄に育てられる所が六英雄のうちの3人に育てられたような話になっているとか

日本の異世界ダンジョン作品でもD&D直系ではなく「ウィザードリィ」経由と思われる作品の方が多いし、日本における「ウィザードリィ」の影響は本当に大きい
「ゴブリンスレイヤー」の作者も喜んで「ウィザードリィ」の公式小説書いてたりするし

その辺りに関しては恐らく日本では主にCRPG経由でファンタジーが広まり定着した背景もあると思われる
D&DなどのTRPGはマニア層、クリエイター層は遊んでいたけど大衆に広まったのはその概念を元に作られたRPGなどのゲーム作品だった

なるほど
日本のファンタジー系作品が多かれ少なかれJRPGの影響下にあるのを考えればその見方には同意できるな

こういうのって基本的に娯楽性の高まった後発作品、現地化されて分かりやすくなった後発作品の方が強いし影響力もあるし、順番に作品が広まる原産国と違って外国だと入る時期が重なって原典に関して面白さよりも原典、知識としての価値の方が評価されることになったりする
日本のファンタジージャンルにおけるD&Dの扱いもそういった部分がある
例えとして妥当かは分からないが、ウチの国では現代伝奇バトルや歴史上の人物の娯楽での活用、願望器をめぐる戦いの群像劇的なものがどれも「Fate」の影響下にある、それ以前の作品についてはあまり意識されないのと重なる所もあるかと



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「近年の中国では一部でD&Dに詳しいオタクが増えていますし『正統派』のファンタジー知識や世界観を重視する人も増えています。しかし中国国内の主なD&Dの知識や経験は比較的最近になって入ってきた現代のD&D関連ものものですし、現代と古典の中間、世界にD&Dが影響を与えてD&Dの影響を受けた作品が量産されていた時期に関する知識や経験はありません。ですから日本市場でファンタジー作品が成長していく過程や、D&Dの影響が変遷していく過程に関しては想像し難い所も多いでしょう」
などといった話もありました。

私も近頃は中国オタク界隈を巡回していると一昔前は出てこなかったようなファンタジー系概念に関する話題を見かけることが増えています。ここから更に中国独自のファンタジー関連の認識が出てくるのかも当ブログ的にはかなり気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の異世界ファンタジーの定番パーティ構成は何だろう」「3人ではなく4人PTが多いようなのも気になる所だ」

中国オタク「日本の作品の警察に出てくるカツ丼の拷問について教えて」

今回はありがたいことに以前教えていただいたものの後回しになっていたネタで。

中国オタク界隈では日本の作品に出てくる定番のネタ、各種パロディなどが話題になることがあるそうですが、作品に出てくるその手のパロディは前後の脈絡なしに使われることも少なくないので困惑してしまうこともあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「カツ丼の拷問」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品の警察に出てくるカツ丼の拷問について教えて
なぜあれが有効なのか、どういう背景からネタとして成立したのかについて知りたい

私もネタ自体は知っているけど背景までは知らないな……
変形として警察の取り調べでかつ丼を要求する或いはかつ丼は無いのか質問するというのも見たことがある

あれっていわゆる「司法奶茶」みたいなもんじゃないの?
(訳注:「司法奶茶」は香港の作品などに出てきたネタで、消化できない髪の毛を細かく切ったミルクティーを飲ませて胃腸からじわじわと痛みを与える拷問だそうです)

このカツ丼に限らず、食い物系の拷問は前後の説明なしに使われるから本当に分かり難い

昔の日本のドラマや映画ではよく使われるネタだったとか
元ネタは実写作品のはずだから、二次元作品だと余計に分かり難いだろうね

カツ丼がなぜ定番ネタになったのだろうか?
日本のドラマで何度か見かける、いまだによく分からないネタだ……

日本の二次元作品だと本気なのからネタっぽいのまで、犯人の取調べの時はカツ丼に関する言及がある
でも推理系の作品のように警察の取調べシーンがよく出てくる作品の場合は省かれる

あれは言ってみれば犯人の自供の時の舞台装置の一種ではないかと
大体の作品でカツ丼が出てきたら自供シーンの始まりだ

あれは拷問ではなく普通に食べられるものだったはず
昔の日本ではかつ丼が庶民にとってご馳走だったから……だったかな?

そこで自分は牛丼の方が好きだから効果が無いみたいなネタもありそう

日本の警察の拷問シーンなら白熱灯のライトを近付けるのが定番
こっちは近年の二次元作品では見なくなってしまったが、昔の作品ではちょくちょく出ていた。

強力なライトで照らすのは欧米の実写作品で昔からもよくあるネタだし、そっちが大元なのかもしれない

カツ丼ほどではないけど、あれもどこまでが演出なのか、効果的な拷問なのかよく分からない所があるよね……

警察とカツ丼に関してはアニメだと「はたらく魔王さま!」とかにあったね
すぐに作品名が出てこないけど、マンガでも様々なシーンで使われているはず

カツ丼くえよ……カツ丼くえよ!!

俺も「ポプテピピック」の方を最初に思い付いた

「ポプテピピック」のせいでかつ丼と拷問のイメージが強まった気がするけど、実際は取り調べの駆け引き……のはず

いわゆる「飴と鞭」だ
それに郷愁を誘う、故郷や母親を思い出させるというのも組み合わされたりする

カツ丼自体は拷問ではなく、他と組み合わされるものだね
容疑者に対してきつい取り調べや拷問をずっと続けて、容疑者が肉体的にも精神的にズタボロで空腹も重なったタイミングで急に優しくする人間が出てきてカツ丼を食わせてくれる、それに対して容疑者は黙秘しきれなくなるという流れだ

証拠を完全に固める最後の一押し、自供させれば終わりという段階で提供される食事のテンプレということらしい
そこまでのヒドイ取調べと違って、まともに扱ってもらえる、人間として尊重してもらえるということから崩すやり方

既に言われているように、飴と鞭の「飴」がカツ丼ということなんだろう
日本では一般常識レベルのネタになっているから、作品内では前提を飛ばしてカツ丼と自供シーンを記号として扱う、パロディネタにする形になっているのだろう
だから前提知識が無い方は混乱するわけだな

明確な元ネタがあるのか、それとも徐々に形成、定着していったネタなのかも気になる

あれは元々日本軍が抗議を鎮圧、逮捕するときの手段だよ
飴と鞭によって「転向」させる際の飴として象徴的だったカツ丼がニュースや創作を通じて広まり、定着していった

俺も大元は知らないけど、日本の1960〜70年代の刑事ドラマで定着したネタという話は見たことがある
当時の大人気ドラマやそれを元ネタにしたコメディが繰り返されて日本では警察の取り調べとカツ丼の組合せのイメージが定着したとか

他にも1963年に日本では発生した大事件の「吉展ちゃん誘拐殺人事件」を解決した刑事の犯人取調べの際の決め手がカツ丼で、そこから広まったという説もある

日本人は警察に捕まった人に「カツ丼が出たか?」と聞くらしいな
ある意味では鉄板の話題らしい

大体意味は分かった
しかしこのやり方、現実でやったらダメじゃないか?
証言の誘導みたいな問題にならない?

そうだね。これをやったのがバレたら取調べ側が逆に追及されかねないし、裁判とかでも不利になるだろう。

実際は警察が食事を提供してしまうと取り調べの真実性が確保できなくなる、証拠として使えなくなるということでかつ丼の提供は無いらしい
だから創作における架空の話だというのを分かりやすく表現する上での記号表現という意味もある

なるほど、警察組織を創作で使う際のリスクを回避できる便利なネタという意味もあるのか



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のネタの捉え方などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「カツ丼は日本人にとってどれくらい好まれる料理なのでしょうか?日本人が大好きだというラーメンやカレーと比較したらどうなりますか?」
などといった話もありましたが、これはどう答えればいいんでしょうかね……

創作に出てくる食べ物に関しては味だけでなくイメージや思い入れも含めた扱いになりますし、外国の作品に出てくる食べ物に関してはそれがどういう意図で出てきたのかをきっちり把握するのは何かと難しくなるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品には放射線や放射能系の攻撃をするキャラがいないように感じるのだが、あれはやはり日本では難しいのだろうか?」「

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国社会では絶対的な物から時期によって変動する不文律的なものまで、様々なジャンルの「敏感」な話題が存在するのもあってか、中国オタク界隈では日本の創作の内容に関しても何が「敏感」な題材なのかと話題になったりしているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品に放射線や放射能系の攻撃をするキャラは出せるのか」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品には放射線や放射能系の攻撃をするキャラがいないように感じるのだが、あれはやはり日本では難しいのだろうか?

考えてみれば日本の作品に特殊能力は核エネルギー、攻撃方法は放射線や核爆発みたいなキャラはいないな……

好まれないのは確かだろうけど、絶対にダメということもなさそう?
「女神転生」「ペルソナ」のメギド系は核爆発だし

キャラの特徴となる能力としては珍しいけど武器やロボだと普通に使ってない?

政治的に難しい部分もあるし、日本では核爆弾や原発事故による放射能の長期的な影響、後遺症に関するイメージが強いから創作として雑に使い難いという事情もあるかと

ファンタジー系異世界だと放射能で威力をアピールする意味があまり無いという事情もありそう

そもそもの理由として、放射能そのものを使うならポストアポカリプスにでもしないと使い難いからね
「Fallout」とかやってると忘れそうになるが、実はアメコミ系作品でも副作用としの放射能の方が多い

「コードギアス」の紅蓮の武器がそのまま「輻射波動」なわけだが

勘違いしている人も多いけど紅蓮の輻射波動は原理的には超高出力の電子レンジだよ
あれは日本語の「輻射」なので中国語の「輻射」とは違う
中国語の「輻射」は日本語だと「放射線」になる

エネルギー反応の副作用としてなら普通に出てくるけど、放射線や放射能メインというのはいないかもしれない

これは日本の政治的に「敏感」な部分に関係する要素だからね
「ウルトラマン」でも放射能ネタの怪獣やストーリーが実質的に発禁扱いになっている

マーベルのヴィランのサンファイアとか日本市場も考慮して徐々に存在が薄くなっているという説があるしな

サンファイアは原爆で目覚めた核パワー系ヒーローで作中世界の日本の国民的英雄というのもヤバいが世界線によっては天皇になってるとか日本向けとして危な過ぎるヒーローとして逆に日本で妙な知名度と人気があるらしい
どちらにしろ現代の日本市場で活躍させるのは絶望的だろうけどね

「FF」のフレアってシリーズによっては核攻撃じゃなかったっけ?

核攻撃ではあるけど、核の熱だけを使うとかだったはず
魔法による核攻撃は「Wizardry」からずっと存在するけど、エネルギーはあっても放射能のような副作用は無いとされることが多い

日本の作品でも「ニンジャスレイヤー」みたいなSFバカ作品になると放射能攻撃の敵キャラは出てくるし、作品の空気や見せ方次第な所もあるかと

「貧者の薔薇」みたいに鍵となるアイテムとしてなら出てくるけど、基本的な能力としてバカスカ使うキャラはいない気がする……と書こうと思ったんだが、よく考えたら某ゲーム内でメギドラオン使いまくってたわ

異能バトル系作品だと中二病的な名前がついている放射能攻撃は結構あるぞ

放射能なのか放射線なのかでも違うし、あえて説明しないこともあるからね
例えば「ガンマレイ」という明らかに放射線な技名はわりと頻繁に見かける

放射能攻撃はちょっと分からないけど核兵器、放射線兵器ではなく反応兵器と呼ばれる、設定上は放射線や放射能による攻撃とか武器は少なくない

「マクロス」の反応弾は核兵器関係の言葉が使えないから急遽変更したものだっけか
上の方でも言われているけど個人の特殊能力はともかく、ロボの武器としてなら核兵器、放射線や放射能攻撃は結構ありそうな気がする

武器として使うなら時代やジャンル、効果や被害の恐ろしさの強調次第ではいける
ガンダムは核がイベント兵器として何かと使われているわけだしね

その手の攻撃に関しては雑にそのまま使うと批判されるけど、見せ方次第ではいけるネタなんだと思う
例えば核動力による自爆は日本のロボの伝統的な最終兵器なわけだし、核攻撃自体はずっと使われてきた

確かに
あれは鉄腕アトムの頃からの伝統だからな……

日本の作品での放射能は副作用的なものが主流だね
核爆発とか、放射能の影響による生物変化とか

ゴジラがハッキリと放射能攻撃しているからタブーというわけではないと思う
今の設定はどうなっているか知らないけど、昔は明確に放射能で攻撃する設定になっていた

ゴジラの主力武器の昔の名称は「放射能火炎」だったからな
映像内の特殊効果だとビームや炎に見えるけど、設定上はそのまま放射能のブレスで敵を燃やす、溶かす攻撃だ

日本の作品でタブーなのは原爆や水爆とそれによる被害で、放射能というか核エネルギー自体は使えるという感じかな?
この辺りの感覚は私も自信がないけど、中国の作品が日本展開してやらかす原因の一つになっている

俺もなんだかんだで核は「恐ろしいエネルギー」として使われまくっている印象はある

これに関しては日本社会の事情もあるだろうけど、そもそも放射能による直接的な攻撃をカッコ良く見せるのが難しいという事情も……

結果的に発生するような攻撃ならともかく、直接効果を及ぼす場合は毒攻撃と似たようなことになるだろうからな

装甲無視でDNAに直接ダメージ、エリアにいるだけで全員DOTとかリアルにやったら強過ぎる

そこは同意せざるを得ない
それなら威力も演出も何かと使いやすい毒があるから、放射能をあえて使う必要は無い

そういう意味ではバトル系よりもホラー系の作品の方が相性が良いような気もするね
ストーリー次第では怪異の正体が放射能ってのが肩透かしになってしまうリスクもありそうだが



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の各作品やキャラの認識なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国語では『輻射』が日本語の放射線の意味になるので、私は昔『コードギアス』の輻射波動攻撃が必殺技の紅蓮はかなりヤバイロボだと思っていました。身分を隠した支配者側の皇族がリーダーの黒の騎士団の主力がブリタニア人のハーフのエースパイロットが乗るインド人の作ったロボで更にそのロボの必殺技は日本で嫌悪される放射能攻撃だという私の勘違いが加わりました」

「そしてその勘違いも加わった設定に対して、私は日本側の技術や人材、日本で良いとされるものが無いのに植民地支配と戦おうとする、純粋に日本側なのは敵側のスザクや日本解放戦線のように卑怯なやられ役という設定は問題にならないのだろうか?そういう設定の作品を中国で作るのは無理だろうな……などと考えていましたね」

などといった話もありました。

今回の記事をまとめるまで私も意識していなかったのですが、「輻射」という言葉に関する日中の違いは創作関連でも意外な所で影響が出ているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の女子学生の短いスカートって折ってるの?切ってるの?」「私も知りたい。日本ではそれを知らない男はバカにされるらしいし」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本のアニメやマンガのキャラはなぜトランクス派ばかりでブリーフ派がいないのだろうか?くだらない話だが気になって仕方が無いから質問させてくれ」
に関連して衣服関係のネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の女子学生がスカートを短くする方法は?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の女子学生の短いスカートって折ってるの?切ってるの?
調べても昔の流行だという情報も混じって正解が分からない……

私も知りたい
日本ではそれを知らない男はバカにされるらしいし

アニメ特有の誇張かと思いきや、現実の日本社会でもかなり短いスカートで動いているんだよね
私は日本に旅行で行って驚いたよ

日本の女子学生は冬でもスカートも驚きだが、短いスカートもかなり驚く所だ
でもスカートの長さの調整方法って二次元作品だとあまり出てこないからなあ

折って短くするのは知っているけど、どうやって折るのかは知らない……たぶん上側を折るんだろうけど

なお日本のネットではうっかり女子高生のスカート調整方法を知らないのがバレる発言をすると嘲笑され罵倒されまくる模様
私は日本のネットは本当に恐ろしい場所だと思いました

「学園アイドルマスター」の件を見て、俺もそう思った
二次元における学校のいじめってあんな感じで始まるのだろうと
俺はなんとなく短いスカートが売られているのだろうくらいに考えていたので、ボコボコにされた人を笑えない

日本だとJKのスカートを短くする方法を知らないのって、嘲笑されるほどのことなのかね?

知り合いの日本人に聞いてみたが、あれは知識不足ではなく童貞やまともな学校生活を送ってない或いは現実の女子学生のことを知らないというレッテルになるんだと
あと普通に知らないだけだとさすがにそこからいじめまで行くような話にはならない、ソシャゲ関係だから規模が広がったのではという話もあった

現実の日本の学校を舞台にした作品では多かれ少なかれ女子のスカートの長さ、その調整に関する話題が出てくるし、特にギャルヒロインが出てくる作品だとスカートを折ること以外にも制服改造系の話は多くなるからアイマスみたいな作品のオタクやっていて知らないのは珍しいかも
しかし別に知らないからって嘲笑するようなことではないだろう
それに実際のやり方を詳細に知っていたらそれはそれで……

元のソース追ってみたら、いじめられていたのは最初自分の間違った知識による発見を自慢していたのを常識としてありえない間違いだとツッコミを受けまくってボコボコになったようだから、やはり単純に無知を嘲笑されるという話ではないみたいだ

まぁこういう知識の有無ってネット上では優越感をもった発言につながりがちだからね
上で言われている学マスのニュースに関して、他所のスレでも「日本はおかしい」ネタと一緒に少なくない数の自分はスカートを折って短くするのを知っていることを優越感と共に語るレスがあったし

なるほど……日本通ぶるときはちょっと気を付けておこう!

それはさておき、結局日本の学生のスカートの長さの調整ってどうなってるの?
俺は自分で加工するか、それ専門のオプションサービスがあるのかと思っていたんだが、学マスの批判を見る限りでは単に巻いているだけというのが実情ということで確定?時代によってやり方が変化しているとかもなし?

基本的には折って短くするのでいいはずだよ
止め方は安全ピンによる一時的なものとミシン縫いなどの本格的なものがある模様

切って加工するのはさすがに少ないかと
日本の学校の制服ってそれなりに高価なものだから、一度切っちゃったら戻せないのは厳しいだろう

俺も昔値段を調べて驚いたけど、日本の制服ってこっちの制服や運動服(ジャージ)と比べるとかなり高いんだよね
あれを切って加工する、元に戻せないのでとかダメになったとかでもう一着買うみたいなのは日本の一般的な家庭の収入でも現実的ではないと感じた

女子の制服ではなく男子の制服の方は切ったり縫ったりで専門的に加工するのが主流だ
でもこれは不良が見栄を張るための制服改造なので、現代の作品だとあまり出てこないね

そうだね
日本の学校の男子制服の場合、制服を改造する専門業者や制服風の暴走族用の衣装を売る業者が存在する模様
女子制服はそういう大掛かりなのは無くて、自分で改造するか折って止めるくらいのものが多いみたいだ

切って加工までするのは少数派じゃないか?
折るくらいならそこまで厚みは変わらないし、縫って固定するなら元に戻せる
二次元でもよくあるように、先生が改造制服を注意する→すぐに戻せるというのは改造が簡単で可逆性があるということでもあるわけで

面白い話だ
しかし皆どういう所でその知識を仕入れたんだ?俺はオタクをやっていてもそういう知識は入っていなので、それも気になってきたんだが

なんで男がそんなこと知ってるんだよ……ってなるよね
俺が学校に通っていた頃は周りの女子生徒のスカートやジャージの着用方法やおしゃれに見せる方法なんて全く気にしてなかったぞ

気にしない人は全く気にしないけど、中国の学校でも制服がカッコ悪くていやだから改造する学生はいるしそれと共通する所がある話に思える
俺の高校の時はズボンを絞って細くする加工をしているクラスメートがいて確かにカッコ良く見えた
でも俺は下にもう一枚履くと動き難そう、秋冬がつらそうというのでそこまでやる気にはなれなかった

二次元界隈では追っかけてる作品のジャンルによっては知る機会がある
私は学園モノのアニメで知った

私も特に意識せず、いつの間にか知っていたかな
学生キャラがスカートを折って短くするのとか、定番のエピソードに感じるくらいだ

俺は作品は思い出せないけど、何かの学園モノのアニメで熱心に雑学披露するコメント弾幕が流れてきて知ったはず

学校の日常を舞台にするような作品をよく見ていればいつの間にか知っている知識じゃないか?
しかし学校が出てきても伝奇バトル系とかだとその手の知識が入る機会は少ないかもしれない

日本のジュブナイル系の作品では女性キャラがおしゃれのためにスカートを折って短くするエピソードが頻繁に出てくる

女性キャラ中心の作品を見ているとそういうの出てくるよね
そしていつのまにか日本の女子学生の服装に関する雑学が蓄積されていく

ギャルじゃなくてもスカートは普通に短くするよ
京アニ作品でも普通にそういうが出ていたし、教師から注意されるという展開もあったはず

私がスカートの長さの調整について知ったのは「響け!ユーフォニアム」だったなあ

そうか、俺が知らないのはきっと異世界モノばかり見ていたからだな!

ただアニメの学校描写は古いという話もあるから、現在の日本の学生の制服事情がどうなっているのかまではハッキリしない
例えば現在の日本の学校ではさすがにタブレット使った授業になっているとか、女子学生が制服でズボンを選択できるとかね

アニメは作るのも見るのも学生時代がはるか昔の世代だろうからな……そこはやはり気を付けないといけないよね

他国の学校の詳しい服装事情とか外から知ることはできないし、正確な情報を調べるのも難しい
恐らく日本人もウチの国の学校の制服がジャージ率高いということまでは把握できても、季節や地域によってそのジャージの下にいろいろと着ていることまでは知らないはず……!

ああ、それは確かに
日本に行った親戚が日本のジャージは動きやすいけど中に着こめないから寒いと言っていた



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における認識や知識の出所などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクが想像する日本の制服の着心地、着用して活動する際の感覚については実際と違うものになっている可能性は高いと思います。そもそも日本の制服の材質や重さに関しても、中国では正確な所をイメージできていないわけですし。私は日本に出張した際に、日本の学生の制服のジャケットがかなり良い素材で出来ているのに気付きました。あれだと雑な学生コスプレ衣装は安っぽく見えてしまうでしょうね……」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

以下は1年前の記事ですが、中国オタク界隈でも衣服関係はコミュニティや個人ごとに知識の濃淡が結構あるのかもしれませんね。
中国オタク「同じ制服なのにキャラによってスカートの長さが違うことがあるけど、日本の学校って制服買う時にスカートの長さを選べるものなの?それとも誇張?」

中国オタク「日本の武士キャラのヘンな髪形について教えて欲しい。背景とか、あれを日本人はどうカッコイイと思っているのかなどを知りたい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本の歴史モノ、特に戦国時代〜江戸時代頃の作品では髷を結ったキャラクターが欠かせないわけですが、中国の感覚だとやはり髪型が奇異に思えたりもするそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の武士キャラのヘンな髪形について教えて」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の武士キャラのヘンな髪形について教えて欲しい
背景とか、あれを日本人はどうカッコイイと思っているのかなどを知りたい

あれか……月代だっけ?

日本語だと「丁髷」と言われる髪形だね
歴史考証的に使う必要があるだけで、日本人もそんなにカッコいいとは思ってないんじゃないか?

当時の人間ならともかく、現代だとヘンな髪形にしか思えないよね
実写の歴史系作品ならともかく二次元まであの髪形というのはやはり違和感がある

アニメとかで良い感じのキャラデザと声優の演技、それに加えて心の薄目を開けてもあの髪形は引っかかるんだよな……

「銀魂」での扱いとかを見ると、現代の日本人もあまりカッコイイとは思ってないんじゃないかなあ

あれは記号として便利だから惰性で使われているけど、もう時代に合わなくなっている髪形だ
そもそもあの髪型は武士階級がする髪型で、他の人間は真似ていただけなんだから現実の日本社会にあんなにたくさんの月代頭がいたかは疑問を覚える

同意する
俺もアニメの登場人物ほぼ全員この髪型みたいなことになっているのはリアリティが無いと思うね

どこまで本当かは知らんけど、あれって禿げた武士がそれをごまかすために始めた習慣で、それを下の若い武士にも押し付けた結果定着してしまった髪型だという話を見たことはある

自分も禿げたのをごまかすために始めた髪型を下の人間、英雄に憧れる人間が模倣したのだと思っていたんだが

さすがにそれはネタだ……戦国時代で武装する際に便利だから広まって、それが江戸時代を通して定着したんだよ

あれは戦争で便利な髪形なんだっけ?兜をかぶって戦う際に良いとかで

そうだね。兜をかぶる際に蒸れない、衝撃を受け止められるということで定着した髪型だったはず
実は時代や地位で髪の結び方や位置は変わるから雑にやると歴史を知らないとういのがすぐバレる日本の創作的には「怖い」パーツでもあるとか

世界的に見てもかなりヘンな髪形の一つなのは間違いない
こっちの辮髪とやりあえるレベルだ

それは否定できない……でも辮髪と違って日本の作品では好んで使われているようにも見えるのは不思議

まぁ17〜18世紀頃って世界各地でヘンな髪形が目立つというか、現代につながる形での記録と記憶に残るようになってきているからね
辮髪や月代の他にもヨーロッパのトンスラとかもある

日本の戦国時代系作品では画面内で月代と地中海のコラボが発生することが結構あって、作品に没入できなくなったりもする
(訳注:中国のネットスラングではトンスラ、いわゆるフランシスコ・ザビエルのような髪型を「地中海」と言うそうです)

これは興味深い話題だ
俺も日本人はあの髪型をヘンだと思わないのかずっと気になっている……

兜をかぶって戦うのに便利なのと、武士などの特定の身分を表すものでもあったから変でもあの髪型にしなければならなかった模様
現代の相撲もハゲてあの髪型ができなくなったら強制引退というルールがある

日本は湿度が高いというから、兜をかぶるなら剃る方が良いというのは何となく分かる

日本人も変だと思っているはず
変えられるなら変えているし、束髪で長めにするとかポニーテールっぽくして月代も剃らない髪形になることも少なくない

実写作品、大河ドラマでも主人公だとあの髪型ではなかったりするよね
束髪にするなど歴史解釈の逃げ道を活用している

確か実写ドラマでも主人公やメインキャラ級はあの髪型にはならないと聞く
月代になるのはサブキャラやモブキャラなどの背景に近いキャラ
やはり日本人も歴史モノの制作の際には人気と髪形のバランスに悩んでいるのでは

確か「真田丸」でも真田家の人間は月代無しで、真田幸村の兄の真田信之は徳川に加わって以降月代のヘンな髪形にバージョンチェンジしてたな

「束髪」は女性の髪形で、男性の場合は「総髪」だね
江戸時代に入ると普通の武士は月代を剃る髷で、総髪は医者や学者、あとは浪人身分の記号になるから主君がいる武士には使えなくなるのよ
逆に浪人が主人公なら総髪でいいからイケメン俳優がそのまま画面に出てこれる

月代頭の扱いに関しては制作側の考え方が見て取れるので注目してみるのも面白いよ
メインキャラ周辺や、戦国時代を舞台にした大河ドラマの定番イベントである本能寺バーベキュー大会における織田信長とかは比較しやすい

史実ベースだと変えるのに理由が必要になるからそのまま使い続けられているんじゃないか?
こっちで辮髪の扱いに困っているようなものだと思う

戦国時代だと大体の武将は兜でごまかせるから、変えることによる批判と変えないことによる微妙な印象を比較して変えずに作品制作するという判断になっているのではないかと

ところで日本の月代頭にはこっちのドラマの美化された辮髪見たいのは無いのだろうか?

恐らく二次元に出てくる髷と月代の髪形は既にある程度美化されているものだろう
ドラマの辮髪は中国だとみんな慣れているから美化されているのが分かるけど、辮髪を見慣れていない外国人が見たら変化や美化するための細工に気付かないからね……

日本の若者があの髪型に対して感じるものって、我々が元や清の時代ベースの作品に出てくる辮髪を見て感じるのと似たようなものなんだろうか?

どうだろう?辮髪は背景が何かと重いから「好きじゃない」に関してもイロイロとあるし

辮髪って民族的な矛盾、封建社会的な矛盾の象徴だからね
でも単純に否定するとそれはそれで問題になるわけで……

それだけじゃない
民族的な抑圧、植民地的な抑圧にも関連する象徴なので何かと「重い」
扱いに関する議論も「敏感」な所に踏み込みかねない

日本のあの髪型って地位のある武士以外の庶民はやらなくてもいい、支配者に強制されたわけでもない(社会的な圧力はあったかもしれないが)
それに対して辮髪は庶民まで強制だったわけで
好き嫌いやカッコ良さの判定はともかく、政治や民族要素があまり絡まないのでこっちの辮髪より扱いが軽くなるのは間違いないだろうね

話を戻すけど、俺はなぜいまだにアニメやマンガであの髪形を使うのかが分からないんだよ
現代の感覚だとカッコ悪いのになぜ変えないの?
「るろうに剣心」のような成功例だってあるのに

「るろうに剣心」に関しては主に明治維新以降の話だというのもある
作中の時代だと武士階級は消滅しているし髷は無くして牛鍋を食うのが流行りだ

幕末だと月代を剃らない(=時間をかけずにすぐ戦える)髪形が定着したので幕末キャラは髪形をイケメン方向で好きにできるという背景があるらしい
ウチの国で幕末を舞台にした作品のキャラが人気な理由の一つはこれじゃないか?

幕末は坂本龍馬や土方歳三のように月代を剃ってない姿が写真に残っているからやりやすいという話もあるね
あと戦国時代も髪型にこだわらない解釈はできるようだが……

月代を剃る風習が広まったのが室町時代後期から戦国時代にかけてだから解釈次第で何とかなるんだろう
織田信長の髪形を肖像画通りに描く方が少ないわけだしね
難しいのは江戸時代でまともな地位、まともな暮らしの人間は髪形も当時の基準でまともにしなければならないので剃った月代と髷の髪形になってしまうようだ。

現実の歴史ベースの世界観だと二次元であっても武士キャラはあの髪型を使わざるを得ないんだよ
でも異世界にいけば日本刀を装備した武士的なキャラは自由な髪形をしても構わない
これは宮廷モノなどウチの国で特定の時代がベースになるので辮髪が出てくる作品と髪形を気にせず長髪の美形出しまくれる中華ファンタジー系作品の違いと似たような所があると思う



とまぁ、こんな感じで。
迷走しながらもイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「日本の作品に出てくる武士のちょんまげに関して私は見ているうちに慣れることはできますが、やはり見慣れないものなのでキャラが複数出てきて画面内のちょんまげ密度が上昇すると違和感が発生するものになっています。たぶん癖のあるキャラデザに慣れるよりも、慣れるのは難しいです」
などといった話もありました。

外国からすれば見慣れない、その国の歴史的に定番の格好とそれが出てくる作品というのはどこの国にもあるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国で百合が流行りだしたのっていつ、どの作品からだろうか?」「主流の一つみたいな扱いになったのはそれほど昔ではない気がする」

ありがたいことに以前
「中国のオタクに百合の概念が広まったのはいつ頃からなのでしょうか?中国では同性愛が原則としてアウトなのでBLほどではないとはいえ百合も問題になるはずなので昔の中国国内に百合要素が定着していたとは思えませんし、何らかのきっかけがあったと思うのですが」
という質問をいただいておりましたが、先日この質問の参考(?)になりそうな話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国オタク界隈で百合本格的に流行りだしたのはいつ、どこから?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国で百合が流行りだしたのっていつ、どの作品からだろうか?
私は気が付いたら急に流行っていて戸惑った記憶があるんだけど……

今でこそオタクにとって普通のネタだけど、考えてみれば俺が新人だった頃は知識として把握している人でさえ多くはなかったかも
少し考えてみるわ

百合ってずっとオタク界隈の主流ジャンルじゃないの?

主流の一つみたいな扱いになったのはそれほど昔ではない気がする

昔から知識としてはあったけど、こっちだと10年くらい前でも主流にはなってないな
その頃に始まった作品が今では百合扱いされていることはあっても、当時は百合として意識される、その作品をきっかけに百合に入るという感じではなかったかと

こっちだと、昔は百合を意識せずにオタクをやっていられたという言い方もできる
私は「リコリス・リコイル」や「水星の魔女」関連の話題を見て「百合も一般的になったんだな……」と実感したくらいだ

一応昔から概念としてはあったんだけどね
「けいおん!」の時はCPで語られていたし「とある科学の超電磁砲」は百合な黒子が人気キャラだったわけで

でも「咲」が人気になった頃でさえ「女の子がたくさんいて嬉しい」というのはあっても「百合に萌える」みたいなのはあまり出ていなかったような

あの時期はまだ「一騎当千」や「リリカルなのは」からの延長だったような気もする

「リリカルなのは」は百合じゃないの?

百合ではあるんだけど、ウチの国では魔法バトルや薄い本関係で見るのが多かったから、リアルタイムでは百合扱いというのは少なかった

フェイトが薄い本の労働模範として殿堂入りしているくらいだから、少なくともその時点では百合騎士や百合の間に挟まる男のような概念はあまり意識されていなかったと思われる
(訳注:「労働模範」とは中国で「人民が模範とするべき優れた労働者」的な方向で与えられる称号です。中国オタク界隈ではエロパロ方面で人気が高い、関連創作物の多いキャラに対して「いろいろな意味でよく働いている」といったことからこの「労働模範」、通称「労模」のあだ名がつくそうです)

こっちのテレビでもやっていた「CCさくら」の原作、そして男同士女同士の真の恋愛関係を知って幼い自分はとてもとても大きい衝撃を受けました

確かに「CCさくら」もあったか
ただそこからオタク界隈での百合好きにつながる流れにはならなかったような……語られてきたのは主に木之本桜と李小狼の正統カップリングとBLだ

10年くらい前だとちょうど「響け!ユーフォニアム」が始まった時期だが、この作品は間違いなく国内に百合を広めるきっかけになった作品の一つではあるかと

国内でも「百合豚」から転じて「白河豚」「河豚」というスラングが出るくらいだし、それなりに歴史背景があるとは思うのだが
(訳注:中国語では「百合」と「白河」はどちらも「baihe」になります)

でも「河豚」は「腐女子」と比べてあまり定着していないし国産の創作活動も活発ではない……やはりBLと違って百合関係は国内だと比較的新しいジャンルだろう
個人的には2020年代に入ったくらいから一気に拡大したという印象がある

自分の記憶だとこのテーマなら「響け!ユーフォニアム」かな
リアルタイムでも百合がかなり話題になっていたし、百合好きの見るアニメというイメージも固まっていった

「リズと青い鳥」の頃もうは百合向けの濃いアニメみたいな扱いだったと思う
他にも2018年頃は百合アニメの歴史における転換点で重要な作品が幾つも出ている
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のアニメもこの年に放映された
しかし国内で人気が爆発してファン層が本格的な存在感を発揮するのはしばらくしてからだった

この話題に関してはオタク界隈で「女同士」と「百合」という概念や好みが育つのと、表面に出て急速に存在感を増していくのとで二通りの解釈がある
表面に出てきたという意味では比較的新しいけど、概念や好みが育っていくという意味ではそれなりに昔からになるはずだ
ちなみに俺の場合はたぶん「まどか☆マギカ」辺りからだな!

プリキュアで百合に目覚めた私のような人間もいます
ただ子供向け作品なのもあってか、こっちでプリキュアと百合で語られたことはあまり無いかな……「ハートキャッチプリキュア!」の時とかにちょっとあった気もするが

既に出ている「響け!ユーフォニアム」以外だと「結城友奈は勇者である」や「ラブライブ!」も、作品関連で百合が大きな話題になった作品だな
あと濃いファン層が明確に形成されたのは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」とかだろう
この作品から百合厨の行動や、それに対する界隈の見方が良くも悪くも変わった

濃いファンがいるという意味では昔からあった
今ではあまり話題にならないけど「citrus」とか、当時かなりガチの濃いファンがいた

こっちで百合にハマる流れとしてはハーレム系アニメに駄作ばかりで、質の高い美少女キャラと甘い恋愛を見たいなら百合に行くしか……みたいなのもあったね

百合系作品自体は昔から、例えば「ARIA」や「マリア様がみてる」のようなこっちでも評価の高い名作は出ている
他に「神無月の巫女」のようにNTR含めて記憶に刻まれる話題作も……

「けいおん」や「咲」、「まどか☆マギカ」の頃には女性キャラのカップリング自体は普通に受け入れられていたし話題になっていた
ただ当時はまだ最初から百合を求めて作品を見る、百合が正しいカップリングであるべきといった思想まではなかったと思う

遡るなら「マリア様がみてる」や「CCさくら」とかになるんだろうけど、百合という概念が一般化するまでは時間がかった気がする

「百合要素」は昔から認識されていたけど百合好きまではいく人は目立たなかったような……

こっちのオタク界隈ということならアイドルアニメの影響が大きいと感じる
あれで女性キャラだけの空間、人間関係の濃淡、百合な恋愛に関する人気が一気に拡散した

同意したくなる見方だ
そういう方向で考えてみると、ウチの国のオタク界隈における百合的な扱いの転換点は「ラブライブ!」だったのかもしれない

その意見には同意する
私が初めて女同士のカップリングを明確に好みだと意識した、周りと話題にできるようになったのは「ラブライブ!」からだった
歴史としては「セーラームーン」とかまで遡れるのは知っていたけど、自分の嗜好とは結び付いていなかった

しかしその後、こっちではラブライブという作品の百合方面への深化はあまり受け入れられず、百合の概念やファン層を獲得したのは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」だったのは興味深い
個人的にはこの作品辺りから百合好き界隈が確立され、関連する話題も整備されていった印象がある

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の存在は国内の百合の歴史という意味でも大きいと思う
あの作品によって国内では良くも悪くも百合が濃くて声が大きいジャンルというのが可視化された

「MyGO!!!!!」や「Ave Mujica」も昔だったらあんな大きな人気、話題性の作品にはならなかっただろうというのは私も感じる

今の百合界隈は昔の文学青年界隈の支持層を吸収しているような所も見受けられる
ラノベ界隈も俺TUEEEEEな異世界に塗りつぶされてしまったからね……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の空気や認識なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国でも百合に関する知識は昔からありました。しかしファン層が明確になる、主流的な重みをもつようになったのは比較的最近でしょう。これは私の個人的な見方になりますが、男性のオタクが中心のフォーラムやSNSで百合好きが大きく話題になったのは『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』くらいからだと思います。『響け!ユーフォニアム』が始まった頃はまだ少数派、主流ではない扱いでした」
などといった話もありました。

今回の記事をまとめていて、昔の中国のFateファン界隈では「プリズマ☆イリヤ」に対して百合描写なども含めた「濃い」部分に対して当初は「さすがについていけない」「なぜFateでこんなことをやるのか」という否定的な見方、受け入れるのは難しいといった反発がかなり出ていたのを思い出しました。

なお現在の中国オタク界隈では「プリズマ☆イリヤ」についていける人が昔と比べてかなり増えているそうですし、「萌えの皮をかぶった正統派Fate外伝」、「深い公式設定が出るので油断できない作品」という評価にもなっているそうですし、中国オタク界隈のファン層や作品の受け止め方は様々な所で時間と共に変化しているのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
今回の内容に関しては私も詳しくない分野なので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。


石田彰に見るこの十数年の中国の声優人気の盛り上がり方

中国オタク「日本のニュースでよく聞く週刊文春って日本社会ではどういう存在なの?ゴシップ系のメディアの大手らしいというのまでは分かるんだが……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈には様々なルート、ソースで日本のニュースが入っているそうですが、その中で週刊文春がソースのニュースはそのインパクトもあってか「週刊文春の報道」という部分も含めて何かと記憶に残るものとなっているそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「週刊文春とはどういう存在なのか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のニュースでよく聞く週刊文春って日本社会ではどういう存在なの?ゴシップ系のメディアの大手らしいというのまでは分かるんだが……

現代日本社会におけるゴシップメディアの最大手にして最強の所だね
ここがスキャンダル関連の情報を匂わせると不安になる人間が上でも下でもたくさん出る

いわゆる大衆向けのゴシップ雑誌だけど、日本ではネット上のメディアとしても非常に強い
「文春砲」という代名詞が報道の威力を表している

こっちのネットのイメージで例えるなら最も有名な暴露系インフルエンサーの一つというのが近いかな?
しかも出版社による雑誌メディアがベースなので、ネットだけの所よりも何かと体力があって取材の範囲も広いとか

中国のネットで例えるなら卓偉みたいな存在の雑誌だよ

私生活のゴシップはほぼ確報なので日本社会の有名人にとってはかなり怖い存在なのは確かだろう

中国国内に入って来る文春タグ付きの情報に関しては続報まで意識されない、検証もされないから見逃されがちだけど、案外誤報も多いので日本では雑に扱われることも少なくない模様

それでもこの手の雑誌としては信頼性と速報性が高いことから悪名も高く、「一流の三流メディア」という異名があるとかなんとか

ファン界隈は文春の名前が出ると空気が緊張するのは確かだ
「声優」ということで私の普段追いかけているコミュニティが警戒モードになったこともある

声優に関してはヤバいのもあれば、交際や結婚でファンが受け入れるので実質的に不発に終わるのもあったね
あと中には中村悠一のように明らかな誤報、雑な取材がバレて笑いものになったケースもある

この手のゴシップ報道って常に話題を共有し続けないと埋もれて目立たなくなるから、正確さが怪しくなり過激に誇張されるようになっていく、そして失敗して評価が落ちたり訴訟やアカウント抹消されたりで消えていく
そういう意味では70年?続いているメディアというのはスゴイことなのかもしれない

こっちでの週刊文春のイメージは芸能ゴシップだけど、政治方面に対する報道の実績もある
田中角栄の賄賂問題を報道して辞任、有罪判決の流れを作ったのも週刊文春

田中角栄の件は週刊文春の前身の文芸春秋による報道だったような?
それはともかく、週刊文春は今でもかなり政治関連のスキャンダルを報道しているし、それで対象が辞任したり選挙の結果に影響したりしているので存在感はかなりあるようだね

政治的なスキャンダルの報道もあるのか
そこはこっちのインフルエンサーとは違う所かもしれん

文芸春秋は週刊文春の親的な雑誌なので前身とはちょっと違う
田中角栄とロッキード事件のきっかけになったのはその通りで、この伝説があるから現代でも文春砲は恐れられている、他のゴシップメディアには無いある種の存在価値を認められているという話も聞く

そういえば、こっちで話題になっていた東京オリンピック運営の問題に関しては週刊文春ソースの報道もかなりあった気がする

私も詳しくは無いが、日本の週刊文春はイギリスのザ・サンとどっこいどっこいの影響力と信用性みたいな評価だという話はみたことがある

日本版のザ・サンというのは分かりやすい例えだな

週刊文春は日本のアイドル、有名人から政治家のネタまで扱うゴシップ系メディアの大御所
日本社会におけるイメージはたぶんこっちで想像するのとそう変わらないはず
どこの国でもゴシップ系のメディアって常に影響力と需要はあるけど、一般的にはあまり歓迎されない存在だからね

実は「文春砲」と言われるネタが成立したのは比較的最近、確かAKB48関連からだったはず
あとネットの発展により紙媒体のゴシップ系メディアが死んでいく中で生き残りに成功したから存在感があるように見えるといった事情もあるかと

俺も文春の名前が目立つのは成長したからではなく生き残った結果だという話は聞いたことがあるけど、昔の日本のゴシップメディアの状況もよく分からなかったり……

昔の日本ではコンビニや鉄道の駅にあるスタンド書店で売られるような週刊誌やスポーツ新聞がゴシップ報道を担当していて、そこでも文春は大手雑誌の一つだった
あと内容的にはゴシップではあるけどエロ関係ではなかったのが、規制の厳しくなった現代日本市場でも生き残っている理由の一つだな

ところで文春自身に関するスキャンダルとかは無いの?
こういうのって殴ると同時に殴られる、有名になると敵が増えて反撃されるし、インフルエンサーはそれで消えることもあるけど

日本軍と関係があると言われているし、実際創始者の菊池寛が戦争犯罪で公職追放されたりしているけど、現在に影響するようなネタは無いようだ

週刊文春とその出版社の文芸春秋は日本の文芸娯楽、小説市場を押さえているというのが強いんだよ
芥川賞と直木賞は文芸春秋による賞だから日本のメディアは敵対するのが難しいという事情もある

週刊文春もたまに訴えられて裁判で負けることはあるけど、出版社が母体なので致命傷にはなってないらしい
この辺は旧来のメディアの強みだろう
裁判になった際のリスク、ダメージを減らすような書き方や訴訟のノウハウが蓄積されているはずだし、ネットで炎上して抗議、通報で実質滅亡みたいな話にもならないから

ネットだけだとSNSのアカウント止められたら即ダメになるし、プラットフォーム側に通報や抗議することによる攻撃とかもあるからな

ウチの国だと上の管理に加えてプラットフォーム側が炎上を嫌って自主規制、削除に走ることも少なくないので「敏感」なネタを避けていても結局ゴシップ系はあまり長続きしないよね……炎上に乗っかるタイプはどこかでかじ取りを間違えたり、同じネタをやっていた別の業者が間違えてその巻き添えなんてことになったりするし

出版社として自前のメディアがある、だから他所のプラットフォームに頼るのではなく他所のプラットフォームが掲載を求めてくるというのが、週刊文春が日本で一流のゴシップメディアとして君臨し続けている理由の一つだろうね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私も幾らかの西側社会、日本のメディアの立ち位置に関する知識はありますが、それでも日本でゴシップメディア、それも政治的なものも含めてニュースを流し続けるメディアがずっと存在していられるというのは不思議に感じる時があります」
などといった話もありました。

オタク分野に限らず日本国内と国外で日本の出版社や雑誌のイメージが違うといった話はよくありますし、機会があればその辺りも調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のアニメやマンガのキャラはなぜトランクス派ばかりでブリーフ派がいないのだろうか?くだらない話だが気になって仕方が無いから質問させてくれ」

前回の記事
中国オタク「日本の作品のクラスの中心人物が運動部ばかりなのが正直よく分からない」「威張れる要素として『運動できる』が強調されるのはそんなに共感できないよね」
に続いて更にありがたいことに中国の日常的な感覚関連のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のアニメやマンガのキャラはなぜトランクス派ばかりなのか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメやマンガのキャラはなぜトランクス派ばかりでブリーフ派がいないのだろうか?俺はブリーフ派なので気になってしまって……くだらない話だが気になって仕方が無いから質問させてくれ

現実でもトランクス派が多数ではあるが、アニメやマンガでは本当にトランクス派ばかりだよね。しかしなんでだろうな……複合的な理由かな?
例えばトランクスは描きやすいし、股間も強調せずに済むからとか

単純に現実ではトランクス派が多いからじゃないか?
それが二次元だと更に増幅、誇張されるとかで

男の下着事情とか気にしたことが無いんだが、ブリーフ好きな人って本当にいるの?
はいていて気分悪くならないの?

下着の一ジャンルになっているんだから、売れてはいるんだろう
俺も子供の時はブリーフだったし、そこからトランクスに移らなかった人もいるはず

俺の場合、ブリーフの固定がある方が安心できるというのも理由かな
昔から何となくというのもあるけど

個人的には二次元キャラがブリーフはいてたらゲイっぽい印象になってしまうが、今見たいな感覚はないであろう昔の作品もトランクス派が主流だしなあ

ニコ動からビリー・ヘリントンのガチムチが流行る前の時代でもブリーフキャラは少なかったはずだしね

これは男の乳首の描写と似たようなもので、男性向け二次元作品だと男のもっこり描写は好まれる要素にはならないからトランクスの方が多くなるんじゃないかと
女性向けであればそう言うのは気にしない、場合によってはアピールされることになるけど少年マンガは昔も今も基本的には男性向けだからね

二次元の有名キャラでは野原しんのすけとかブリーフじゃなかったっけ?あとはカミーユもブリーフだったような……

二次元でブリーフはいてるのは子供キャラが多い
現実でも小さい頃はブリーフで段々とトランクスに移行する人が増えていくし、二次元の少年主人公くらいの年齢になるとトランクスの方が多数派、カッコ悪くないということになるのも影響しているのだろう

ブリーフ派肉体が強調されるし、
ゲイまで行かなくてもボディビルダーとか筋肉見せびらかす系統のキャラが着用しがちな気がする

この話題で「フルメタル・パニック」のクルツが外伝でブリーフはいてたのを思い出した。
肉体を強調するキャラ、好色なキャラの場合はブリーフ、普通のキャラ(大多数はこっち)はトランクスになるんじゃないか

ギャグキャラやギャグシーンだとブリーフ着用の男キャラはそれなりに出てくると思う

「銀魂」では将軍家代々の着用だったが、これもギャグネタだよな

個人的に興味深いと感じているのは二次元だと男としての肉体を誇示するキャラはブリーフを着用することがあるけど、そこに好色な属性が増えるとブリーフではなくトランクスを着用する傾向があるということだ
例えば「ルパン三世」や「シティハンター」は日本の二次元の代表的な好色主人公が出てくるけどどちらも下着はトランクスだ

「シティハンター」の主人公は実写だとブリーフでダンスしていたし、場面によってトランクスとブリーフを使い分けているというのもありそうだが

上の世代がどうなのかは知らないが、私の周りではトランクスの方が多いのは確かだな
現代社会のそういう感覚がそのままアニメやマンガにも反映されているのでは

現実だとトランクスの方が何かと楽だからな……二次元の描写的にも無難な選択による結果なのかもしれない

現実だとトランクスの方が多いし、実際トイレとかの日常生活でもトランクスの方が気分よくこなせるからね……

日常生活ではブリーフの方がスッキリしていて良い、トランクスだと落ち着かないという自分みたいな人間もいるのだが

二次元だと着用時の「位置」を気にしないでいいわけだし、現実のような着用感による違いは関係ない
それでもトランクスが主流になっているのはやはり描きやすいからではないかと

今思い出したが「ケロロ軍曹」では冬樹がブリーフ派なのがたまにネタになっていたし、ブリーフとトランクスがどうこうな回もあった。
あのエピソードに限らず、二次元におけるブリーフって何となくネタっぽい扱いは感じられる。

自分の中で二次元のブリーフ着用で印象に残っているのは「ペルソナ4」かな
身体にピッタリするから多かれ少なかれヘンタイ的なイメージにつながってしまう

ブリーフに関しては二次元の下着描写における男性キャラと女性キャラの違いのようなものも感じる

やはり二次元だとブリーフ的なパンツはスーパーマンみたいな着用方法でもない限りカッコイイ印象にはならないんじゃないかな……スーパーマンでも苦しい時はあるし

上の方でも似たようなこと言われているけど、一部の人間を除いて、男性からすればブリーフ着用キャラは不必要なサービスだというのが理由として大きいと思う
女性キャラの温泉や水着回とは違う

白ブリーフにゲイのアイコンとしてのイメージが強過ぎるんだよね……

ついでに聞きたいんだけど、ブリーフに関して今はゲイっぽい方向で語られがちだけど、ショタコン界隈のアイコンじゃなかったの?自分はわりと最近までそっちの認識でいた。

私もそっちのイメージがあるから、ブリーフによってキャラのイメージにヘンな属性がつきかねいないのであまり使われないのだと思っていたが

ブリーフに関するテンプレイメージは他にもあるよ
日本だとブリーフ、特に白ブリーフは変態の象徴的な意味がある模様
アニメもだけど日本の実写作品ではお笑い系の役者だけでなく、イケメン系の役者も白ブリーフ着用で変なキャラ演じている作品がある

そういえばうろ覚えだが星野源とか設定だけは「逃げ恥」みたいな映画でブリーフはいてダメな男を演じていたな……

俺が以前日本人から聞いた話だとマザコン、母親の管理から抜け出せていない幼児性のある下着というイメージがあるから日本の男子は中学になると大体トランクス系の下着になる、ブリーフ着用もあるけど上級者向け、ただし白ブリーフだけは「ない」とのことだった

日本の二次元だとブリーフよりも「ふんどし」の方がスゴイ下着だと思う
しかしブリーフよりふんどしの方が着用シーンは明らかに多い気がする……

それは否定できない
二次元だとブリーフはキャラ的に中途半端なのが着用者の少なさの理由の一つかも?

言われてみれば……そう考えるとブリーフって二次元だと本当に不人気な下着なのかもね



とまぁ、こんな感じで。
ちゅうごくおたくかいわいのかんかくもふくめてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の学生はトランクス派が多数だと思います。少なくとも私が大学にいた時代はそうでした」
などといった話もありました。

しかし考えてみると私も中国の男子の下着事情に関して詳しい所は知りませんね。
私が中国の現地校に通っていた時の身体測定は学校に更衣室的な設備が無いのもあってか身長体重は着衣で雑に数字をマイナスして測っていたので日本の学校生活のような感じで学生の下着の流行り(?)を知ることはなかったです。
そもそも私の学生時代はかなり昔の話ですから今どうなっているのかはちょっと分かりませんね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品のクラスの中心人物が運動部ばかりなのが正直よく分からない」「威張れる要素として『運動できる』が強調されるのはそんなに共感できないよね」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「『中国の作者は学校生活の日常イベントが書けない』という話についてどう思う?」「当たっている所もあるけど、大衆の需要が無いからそう見える所もあると思う」
に関連して、中国の学校生活の感覚で見た日本の作品の学校生活関連のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品のクラスの中心人物が運動部ばかりなのはなぜ」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品のクラスの中心人物が運動部ばかりなのが正直よく分からない
日本の学校のクラスの階級社会も不思議ではあるけど、運動ができるからその中心になれるというのも引っかかる

運動ができる=強い男がモテる、中心人物になるのは普通のことでは?
私も社交能力や人格ではなく運動能力でクラスの中心になって周りを見下せる所までいくのは珍しいと思うが、創作の中の話だからね

運動能力もだけど運動部=学校の武力集団的な側面を持っているのも影響しているのではないかと
そういう人間を中心とした団体がいじめをするんだから、納得できるロジックを求めても意味が無いような気もする

運動できる方が良いのは分かるが、学生生活においてモテる、威張れる要素として「運動できる」が強調されるのはそんなに共感できないよね

こっちの学校生活で運動できるのって受験の加点くらいしか旨味がないからなあ

でも運動ができる学生って人を引き付ける所があるのは確かだろう
運動会でクラスの代表になって応援される時は見直されるしね

それで思いついたが、日本の運動会は全員参加なので運動部に所属する生徒が非常に目立ち、逆に運動できない生徒は侮蔑され劣等感が蓄積されるという話がある
実際作品内でもリア充ではない学生主人公は運動会を恨むし、運動部の生徒に勝って称賛を浴びる展開が少なくない

自分も日本の作品でよく見かける運動部の学生だから態度が悪い、しかしクラスの中心でいられるというのはちょっと引っかかるな
態度が悪いクラスの中心でいられる理由としての運動部所属というステータスが、親の権力、財力的なものと似たような扱いになっている

アメリカの作品にもありがちな話なのでそこは不思議ではないと思う
日本の学園モノでありがちなクラス内階級社会って、アメリカのシステムというか、お約束をネタで使っているんじゃないの?

少なくともアメリカ的な価値観は入っているね
フットボールやバスケやってる男子とチアやってる女子が上にいて、勉強する人間はナード扱いの価値観が

俺も完全に否定するつもりは無いが、どこまでアメリカよりなのかについては疑問が残る
俺は日本の運動部関係はアメリカの作品とも違う気がする

アメリカのお約束を導入したネタだけということは無いだろう
創作とは言え読者が感情移入できるある種のリアリティは必要だし、「俺ガイル」や「友崎君」などの作品の主人公の運動部に対する偏見と嫉妬には日本の学生にとって納得できる部分もあるはずだ

運動会で活躍すればモテる、みたいな話の延長線上にあるのだろうか……?

国内だとあり得ない設定だと感じるのは確かだ
国内の学生は勉強に忙しくて運動やってる暇はないし、役に立つレベルで運動をやるなら身体能力という才能に時間を投入する必要があるから、普通は勉強するよりも効率が悪いとなるしそのやり方で勉強で上に行くのは難しいから嫌われることは無くても特別に評価されることもない

国内だと「学覇」な学生の方がスゴイ、中心人物っぽいイメージをしやすいよね
性格も成績もスバラシイ人というのは珍しいが、全くいないわけじゃないという現実味はある

あの辺は社会に出てからの要素が逆輸入されているのでは
NTR作品のように悪いヤツ、マッチョなヤツが女をかっさらっていく展開はあるわけだし

それだと普通の運動部の扱いが良いのが分からなくなるような……

俺の中高の学生生活ではクラス皆に好かれているのはいたが、概ね人付き合いの良いタイプばかりだった。高校の時にクラスにいたバスケが上手いのを自慢にしているヤツはあまり好かれてなかったね。

あまり難しく考えなくても良いと思う
カッコ良くて成績が良くて体育ができて快活でユーモアのある性格みたいなのがいればクラスの中心人物になるのは当然だし、そこから部分的なスペックが落ちてもその他大勢の生徒よりは目立つ強者なわけだから集団の中心、崇拝対象になるのは自然な流れだろう
これはどこの国やどの年齢層でも共通する話だ

運動部の中心人物=学校の多数派集団の中心人物という構図が容易に想像できるからだろう
日本のラノベやマンガにおけるクラスの中心人物って裏でどうなのかはさておき、大多数の人間と友好関係を構築している、それができる人間になっているからね

学生の間の「中心人物」として納得できるのはやはりカッコ良さ、頭の良さ、人間関係を上手くやれる社交能力といった辺りの複数を高レベルで備えていることだろうか?
日本の作品だと例えば綾小路清隆や折木奉太郎は中心人物というのはちょっと違うが、クラスで評価される、一目置かれる存在になるのは納得できるのだが

カッコいいというのはどの世代どの時代でも共通する強みだが、学生時代の場合はそこにまず勉強で比較されるし、そこに運動能力も加わればとても強い

日本の学校で運動部が評価されるのは活躍の場所が多いからだろう
他の学生とは違う特別な存在であることをアピールできるわけだしね
それに対してウチの国では運動会で応援する時くらいしか意識されないし、その時も距離が離れての応援だけで義務的に座って声を出しながら早く終わらないかと考えている人も多い
(訳注:中国の学校の運動会は全員参加ではなく選抜選手の競技になることが多いようで、一般の学生は観客として応援する側です)

日本の場合、運動会が全員参加で弱肉強食状態なのも運動部が評価される、クラスで上層階級になれる理由だという話を見たことがある
そして二次元の男性主人公のリア充なクラスの中心人物に対する屈折した態度の原因にもなるとか

日本は運動会や体育の球技などが生徒全員参加でそこで優劣、上下関係が強調されるらしいね
私は運動できない人間だからそこは中国の学校で良かったと思ってしまうよ

運動部がクラスの中心になるかはさておき、完璧、ハイスペックな人間がクラスの中で目立ち人気と共に嫉妬されて孤立気味になるケースなんかは私もリアリティを感じる
とりあえず成績が良い人間が嫉妬されやすいというのは何度か見たことがあるしね

日本では部活の大会が学校の宣伝活動として極めて大きく、特に運動部は宣伝効果が大きい
だから学校として贔屓するというのは実際によく聞く話だね
甲子園とかは特に有名だし、その影響で強い野球部にいる学生は学校内での地位が高くなりがちだし、他の部活よりも活動場所や予算を優先されるとか

ウチの国と比べて日本の学校では体育系の部活、運動できる人間が目立てる場面はかなり多いはずだから、そこで人気が集まるということなんだろう
これはアメリカの学校とも共通する構造に見える

こっちだと体育の授業は試験科目になる競技として走ったり跳んだり投げたりで、球技は残りの自由時間の遊びだし、そもそも体育は勉強が忙しくなると真っ先に削られるからなあ
運動会も代表選手を遠くから見るだけ、運動できないことによる学校生活への影響ってあまり意識されない気がする

言っては何だが加点要素ではあるけど、それだけだよね
日本の学校は推薦入学ルートや内申点があるので運動系の部活はかなり受験に影響すると聞いたことがあるし、運動ができる=上の階級にいけるみたいな空気があるのかね

こっちで学生が運動ができなくて苦労するのって軍事訓練くらいでは
ただアレは全員きついから日本のクラスのような上下関係が構築されるというのはなさそう

ここまで話題を追いかけた上での根本的な疑問なんだが……そもそもクラスの中心人物というのが創作特有の設定では?

言いたいことは分からなくもないが、クラスの中心人物的な人間はたまにいる
学生時代に全く遭遇しないまま終わってしまうこともあるだろうけどね

このテーマに関してはこっちの学校だとまずクラスの中心人物、上層階級というのがあまり意識されないという問題もある
中学受験、高校受験、そして最重要の大学受験で成功できるかという話になるのでいずれ入れ替わる、クラスの中で中心人物になっていばっても何の意味があるの?となってしまうわけだし

クラスの中心人物がいるという設定に関してまずリアリティが同行の話になるからね……一応私の経験では中学の時にクラスの中心人物的な人(私の否定的な見方でも欠点が見つからない良いヤツだった)がいたからネタではないと理解できるが、そうではない人がいるのも理解できる

ウチの国の学校の状況だとクラスの中心人物みたいなのは出難い気もするね
勉強で忙しくなるし、学校の成績や受験も最終的には個人の話に帰するから、受験でいずれ分解される中高のクラスの人間関係をそこまで重視しないわけだから



とまぁ、こんな感じで。
日本の学校生活に関する認識や中国の学校生活の印象などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の学校では運動で良い気分になれる、称賛される機会があまりないです。国家運動員の資格があるような専門の生徒以外は基本的に皆運動ができませんし、運動会もそういう選手だけが参加するので運動ができないことによる劣等感を体験する機会もあまり無いです」
などといった話もありました。
言われてみれば、私も日本の学校にいた時は体育の授業はともかく運動会は憂鬱になるような人間でしたが、中国の現地校に通っていた時は運動ができないことで憂鬱な気持ちになる場面はなかったように思います。

それから今回の記事をまとめていた時、私が昔通っていた中国の現地校に修学旅行で日本の学校が交流に来た時のことを思い出してしまいました。
その時の日中の学生の交流は雑談や学校の案内的な交流は良かったものの、サッカーなどの一部の学生によるスポーツ交流は日本側が強過ぎ(聞こえてきた話では別に部活組がメインで入っているわけでもないようでした)或いは中国側が弱過ぎてお互い困ったなんてこともありましたね。

なおこの交流の時、私自身は学校側から
「悪いけど日本人留学生がいると説明や組分けでややこしいことになるので後ろに下がっていてくれない?」
と言われて、何も言わずに普通の学生のふりをしてついていき、不慣れな英語で交流する日本と中国の学生の後ろ側にいて、日本側が日本語でああだこうだ言っているのを、向こうにバレない程度に中国語でクラスメートに教えるといったことをやっておりました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

9/9修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「作品の中だけでなく現実の日本社会でも記憶喪失の人間の身元って見つからないものなの?」「日本はカメラが少ないからな」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈では時折日本のニュースが入ってきて注目を集めることもありますが、先日日本で報道された記憶喪失の男性に関するニュースがちょっとした話題になっているそうです。

私は誰?カバンに残された60万円で身元探す“記憶喪失”の男性(テレ朝NEWS)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作品の中だけでなく現実の日本社会でも記憶喪失の人間の身元って見つからないものなの?
日本で記憶喪失の男性が大きなニュースになったそうだが、今の時代に見つからないというのは不思議に感じた。
日本の社会のシステムも含めて詳しい人がいたら教えてほしい

あれは私も気になった
記憶喪失が珍しいとはいえ、現代の技術なら身元の特定なんて簡単に思えるのだが……

日本はカメラが少ないからな
中国国内だったら一日もかからず判明しそう

記憶喪失よりも調べたのに見つからないという方が非現実的に思える
もし国内ならその辺の派出所に連れて行けば一時間も経たずにどんな情報も出てくるだろう

日本の戸籍と身分証って穴が多いし、中国で使われているような顔認証システムも無いからね
見つからない時は見つからなそう

日本国内だと日本人は所持していなければならない身分証が無いんだよ。
身分証として使える免許証やマイナンバーカードはあるけど、自分から手続きをするとか試験を受け取得する必要がある。
自分の身分を証明できるものが無いと誰だか分からないのも仕方ないのかも?

今の日本にも監視カメラ自体は結構あって活用されてはいるはず
最近神戸で発生した女性刺殺事件では監視カメラの情報と人物判定使って東京に逃げた犯人を逮捕したらしい

日本は身分証無くても動ける範囲が広いから、地元から離れた移動先で記憶を失うと案外特定が難しいのかもしれない
あのニュースの田中一(仮称)さんも島根で見つかった後に大阪に移動して保護団体の保護を受けるという形になったようだし地元から離れている可能性はある

こっちも重大案件にならないと省を跨いだ捜査、データのやり取りって簡単じゃないから、本気で調べれば分かりそうだけど重要な案件ではないから後回しにされてる身元不明者は意外にいるような気もするな

不法移民という可能性もあるのでは?
そもそも正しい身分証とデータが無い可能性が考えられる

その可能性は低いだろう
ニュースでは関東訛の、つまり日本語ネイティブな発音で喋っているとあるから

現金がカギになるかと思ったが、60万円だと少なくはないけど多いというほどでもない、日本では2〜3ヶ月働けば稼げるくらいの金額だから特定する材料としては微妙か?

現金でその金額を持っているのは不思議だよな
こっちで1万元(約21万円)を現金で持ち歩いていたら普通には思えないわけだしね

日本は物価が高いし現金として持つのは不思議だけど身分証も貯金も無しで仕事を探すとしたらすぐに路頭に迷いそうな金額だし、証拠としては弱そう

近年の日本はインフレが激しいとはいえ、さすがに60万円あればヘンな使い方をしなければ数か月は生きていけるはずだよ

実際がどうなのかはともかく、現時点で出ている情報だけでも面白いから続報がとても気になるし、これをネタにした作品が出てくるのではないかというのも気になる

ニュースの情報だけ聞いているとなんだか都市伝説っぽさも感じてしまう
続報が非常に気になる

その気持ちはよく分かる
突然山の中で目覚めた記憶喪失の男性、持っていたのは大量の現金、警察が調べても誰だか分からない……だからな

壁の目から出てきたとか……もう少し現実的な創作では事故や自殺未遂からの記憶喪失というのはありがちだが

「名探偵コナン」に似たような話があった気がする
「ドラえもん」にもあったな

設定だけ見たらこのまま仮面ライダーになれそうなニュースだと思ってしまいました
ごめんなさい

では俺は宇宙人説を……

記憶喪失の主人公に関しては美男美女に拾われて住み込みで働く展開になるのが個人的には好みの展開だけど、この事件はどうなるんだろうね

「最近痔の手術をした」というのが失われた記憶に関係するヒントだと、ギャルゲールートはちょっと難しいのでは
言っては何だが二次元的な夢が消えそう

さすがにテレビのニュースで放映されたらすぐに見つかるんじゃないか?
日本のネットのニュースを見た感じだと有力情報が来ているということだし

ニュースに出てくる本人の姿は日本の不良少年というか、世紀末の雑魚みたいな髪形が特徴的だが、この髪型が特定につながる材料になってないのが不思議

まずは床屋に聞いてみるのが良さそうな外見だよね

俺も同じようなこと考えたよ
こんな特徴的な髪形してたら印象に残りそうだし、理髪師の記憶にも残りそうだし、あえてこの髪型にした理由みたいなのは出てきそう

しかしこれって日本社会にとって実はかなり重大ニュースなんじゃないの?
まともな日本人のはずなのに日本の警察が身元を特定できないとか日本人にとってはかなり心配になる事件だろう

情報化された現代において、個人の身分が見つからないというのは不思議な話だよね

これは恐らく日本が西洋系のプライバシー保護を重視する社会だからというのも影響している事件だろう
アメリカだと自国民に対しては原則として本人の同意なしに指紋採取とかができないと聞くし、日本も原則としてよほど強い理由が無ければ一般庶民の個人情報を強制的に収集できなかったはずだから、犯罪歴でもなければ警察に情報が無いというのも不思議ではない
だからこの記憶喪失の人に関しては身分証になる物やスマホもっていなかったことが問題と言う不思議な所なのではないかと

上の方でも言われているけど、日本の戸籍制度だと分からなくても仕方が無い
地球上に中国国内ほど完全に管理されている国はない
外国だと自国民の身分に関して普通はパスポートや免許証、医療保険などの個人情報と紐付けされるから調べにくいし、手続きの手間がかかったりする
この記憶喪失の人も事件性が無いから犯罪捜査みたいな調べ方はできないだろうしね

アメリカもだけど日本の戸籍の管理システムもわりと雑なんだよね
日本国内で長年指名手配されていた反日武装戦線の桐島聡は日本の戸籍管理の穴と口座を使わずに給料をくれる会社で働くことによって49年間逃げ切った



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国社会の感覚から見た印象などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこの件を教えてくれた方からは
「本当かどうかは知りませんが、私は日本では過去に何もやってなければデータが無いという話を聞いたことがありますし急に記憶喪失になった一般庶民は身元の特定が難しいのでしょうか?なお中国では過去になにもやってなくても移動やサービスの利用によって一般庶民のデータや信用スコアなどは蓄積されますし、全く情報を残さずに生活する方が難しいと思います」

「現在の中国社会の感覚からすると、普通の人の身分を警察が特定できないのは『あり得ない』という考えになります。実際にどうなのかはさておき、こういう感覚が存在するので現代社会を舞台にした作品では特殊能力の無い記憶喪失や身元不明のキャラを出すのが簡単ではなくなっています……」

などといった話もありました。

監視システムに関してはさておき、現在の中国では身分証やそれに紐づいた各種アカウントが無ければ普通の暮らしをするのは困難ですし、その社会システムに後から合わせるのはそれなりの手間やコストがかかるようになっています。

私の周りでもこれがめんどくさくて仕事ならともかく旅行で中国に行くことは無いと言うようになった人がいますし、私も便利になったとされる社会システムに合わせるコストなどに関して考えてしまうことはありますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『中国の作者は学校生活の日常イベントが書けない』という話についてどう思う?」「当たっている所もあるけど、大衆の需要が無いからそう見える所もあると思う」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今夏はそれについてを。

近年の中国では国産作品で概ね娯楽の需要が満たせるようになっているという話がありますが、主流となる大作以外の細かい好みを満たす作品を探すのは厳しいといった話もあるそうです。
また中国オタク界隈ではそういった細かい好みを満たす作品が出てこない或いは見つからないことに関する話題で盛り上がることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「中国の作者は学校生活の日常イベントが書けない?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「中国の作者は学校生活の日常イベントが書けない」という話についてどう思う?
私は当たっている部分もあるように感じるのだけど

当たっている所もあるけど、大衆の需要が無いからそう見える所もあると思う

こっちでは学校生活描いても人気が出ないからでは
ネット小説も強くなって敵が出て戦ってまた強くなって新しい敵が出て戦って強くなって……の繰り返しが定番だ
人気のないテーマは作品が少なくなるので内容のレベルも上がらない

日常イベントは作品の水増し判定されがちな問題がある
バトル系も水増し展開は多いけど、勝利や獲得する報酬や強さによって見ている側の不満をある程度解消できる強みがある

こっちのネット小説ではベルアップと勝利と敵をボコボコに踏みにじってスッキリ爽快の繰り返しがテンプレとして強力なわけだが、学校生活の日常イベントはそう言うテンプレ構築ができていない

それは仕方ない
中国には学校生活で共有できる楽しいイメージが無いのだからね
あるのは勉強の毎日、受験の苦しさだ

レベルアップのような爽快感のある体験が無い修行を学校生活で繰り返してきたようなものだし、それを創作でやっても爽快にはならないし、創作で改変をしたら「ふざけるな」「現実ではありえない」とか言われることになる

創作は作者の体験、或いは体験がなくても一般社会のイメージから離れることはできない
日本の学校って午後4時くらいには終わって、後は部活か帰宅かになるんだろ?
予備校や塾で勉強に行くとはいっても自由時間のある時期はそれなりにあるはずだ。
それに対してウチの国の学校は補習や自習で夜10時くらいまでは学校にいる

21:50まで続く夜自習……俺の青春の学校生活ってどこかにあったのかな……
すまんが自分や周りの体験から明るいラブコメ学園生活のネタを絞り出すのは無理だ

大学に入れば自由な時間もできるが、大学だと体験の個人差が大きくなるし共通のイベントも少ない
それなら一般社会でやった方が書くのが楽で受け手も広がるということになる

ウチの国で創作やるなら大学よりも会社の部署の方が共通イベントを作れるなんて話もあるな

異能バトルだろうが異世界だろうがポケモンだろうが学校生活、学校の授業と組み合わせることはできるけど、学校生活の日常イベントがなければ学校を舞台にする意味が減ってしまう
そう考えると題材的には損しているような気もするな

結局は国ごとの好みや人気になるコンテンツの違いでは?
日本の作者は逆に学校の話しか書けないなんてネタもあるわけだし

理解できる
日本の作品には良い武侠作品がない、日本の作者は武侠が書けないといった話もあるよね
しかし日本における武侠と違って、学校生活の日常描写自体は中国で需要が無いわけではないのが……

これは二次元に限った話ではないかと
「ハリー・ポッター」関係でも時々出てくるネタだ

何かと問題のニュースばかり流れてくる欧米の学校生活も、楽しそうなネタや良い思い出になりそうなネタは多いんだよね

「ハリー・ポッター」は中国国内でも大人気だし、日本の学園モノも人気作品が定期的に出ているわけだから、中国で日常描写がウケないわけではないと思うし、書いて当たる作品が出ても良さそうなのに

こっちでも探せば学校的な場所の日常描写とイベントのある作品も出てくるけど、現在のウチの国のネット環境だと人気の作品になるのが難しいのも間違いない
国産作品はバトル系、「任務」をこなしていく作品が人気だし、日常描写が無いような作品も多い

国産映画のようにバトル系は予算が厳しいのでコメディや恋愛で勝負するというか逃げるというかな分野もあるよ
でもそういうやり方で成功する作品は減っているし日常系は厳しいという印象も強い

原作になっているというのもあるが、今の国産アニメの主な視聴者の好みは昔の国産ネット小説の読者の好みとかなり重なる
それに対して国産映画は別ルートだから好みも異なるかと
しかし学校生活の日常イベントはどちらもあまり無いな……

人気や需要で思いついたが、国産作品だと日常描写をやると話の水増しをするなと批判が出やすいというのもあるかな
人気がランキングと収入に結びつくわけだから不人気になりそうなエピソードをやりたがらないといった事情もありそう?

知り合いの作家に聞いた話だが、日常パートを一章やったら閲覧の数字が1割から2割は下がるらしい
逆に敵を全てぶっ殺すような展開にすると閲覧の数字が3割くらい跳ね上がるので読者の選択として日常パートはやらないということだった

学校の日常パートをやると現実のような勉強の圧力が無いとか、貴族学校だとか、普通の学校ではなく中専(中等専門学校)だとか、何かとレッテル貼って批判するのが出てくるから感想や評価が荒れるのを避ける意味でも日常パートはやらないという話を聞いたことがある

レッテル貼るのはどうかと思うが、日常描写ってイベントが進まない退屈な話でもあるし、こっちは課金しているんだから文字数稼ぎせずに本編を進めろという批判が出るのも分からなくはないのが……
日本のラノベの長編の本編と日常コメディやキャラの掘り下げが中心の短編外伝みたいなのは上手いやり方だと思うが、ずっと本編の競争が続くネット小説だとそういうやり方は難しいしなあ

「ハリー・ポッター」も日常シーンの描写におけるキャラの掛け合いでキャラの情報が増えてより感情移入できるようになるわけだし、日常シーンは作品を面白くする上で不要なものではないと思うのだが

そこでまた「ほとんどの国産作品で日常生活のイベントが上手く書けない」或いは「日常描写が話の水増しに感じられてしまう」ここの議論のテーマになるわけか
面白ければ批判よりも肯定の方が増えるし人気も上がる

国内の作品だと主人公に利益が無い人間関係とストーリーは無駄と考えられがちだからな
互いに揺らめく人間関係が好きな人もいるけど相対的に少ないので、そういう層をターゲットにする作品は大人気になれない

中国のコンテンツ市場はネットの量とスピードで大量消費する市場環境でしか商売にならない
学校の日常に関しても需要はあるけど作者が描きにくい題材なのと、中国国内の好みと競争による環境だとテンプレ的にやれば人気が出るような題材ではない
その結果、上手く書ける作家が出てこないといった事態になっているのではないかと

書いても人気にならない、別の物を書いた方が人気になれるならそっちになるのも当然だ
そもそもの話として、こっちでは作者も読者も楽しい学校生活の経験、理想のイメージが無いので没入できないというか……
日本の作品の学校生活は遠い所の話だから逆に気にせずに見ていられるのだが

上の方で「ハリー・ポッター」の話が出ているけど、
魔法学校に行ったことがなくても魔法学校の話が書けるんだから、別に学校生活の実体験が無くても話は書けると思うのだが

実体験は必要ないけどモデルになるイメージやエピソードは必要だ
ホグワーツの学生関係やクラブ活動、いじめや差別は欧米の学校生活がベースだし、クディッチで人気になるのもアメフトで学校チームのヒーローになって……という青春物の定番の流れなわけで

中国人が書く中国人向けの学校生活だと勉強だけで話が膨らませにくいんだよね
ファンタジー要素を合わせても受験が常にちらつくし、受験以外の成功ルートも見えてこないから競争と勝利、恋愛、成功と周囲からの称賛という人気獲得のための王道展開もやり難い
それなら最初から武侠、仙侠のファンタジー世界に行った方が簡単だ

中国の学校の楽しい日常風景、シーンを想像し難いというのも大きいと思う
描写自体は可能だろうけど、説明を詳しくやらずにスラスラと読めるようなシーンにはならない
楽しい学校生活の日常イベントがある学校を作るために、ある程度は特殊な設定を作らないといけないし、そこでまず読者の好みが分かれる、手間がかかるわりに成功はあまり期待できないとなったらわざわざ書く人がなかなか増えないし、作品が増えない=名作もなかなかでないということになる

言ってみれば俺達の青春学園生活は大学から始まる、しかし大学の日常生活はそんなに描きやすくないということになるかな
日本の作者は大学に行ってないから高校までの話しか書けないなんてネタがあるけど、実の所こっちのネット小説の作者も良い大学に行ってリア充な学校生活ができたわけではないし、世代ごとの体験や考え方の違いが大きいから大学のリア充生活に関する共同幻想も薄いからね

大学生活の話を書いても感想で「これは現実的ではない」「研究生になればわかる話だ」みたいなマウント合戦が始まるし、やはり異世界にトリップした方がいいのでは



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の学校生活に関するイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私は自分の学校生活に課sにては大学に入ってからは楽しい思い出もありますが、中学高校の頃は受験の記憶の方が強いですね。高二くらいからは息抜きのアニメや漫画、ゲームの記憶はありますがオタク仲間の交流というのも無かったのであまり学校生活とは結び付きません」

「私の学校生活の思い出としては、例えば10時くらいに補習が終わった後、ゆっくりと自転車で帰る時の寒い夜道の空気と疲れと不安の混じった気持ちは今でも思い出せますが、こういう記憶で爽快な娯楽作品は作れないでしょうね……」

などといった話もありました。

以前noteの方に書いたように
30年前の北京で私は「ときめきメモリアル」に救われた 30年前の中国でオタク知識チートができた話 その2
私は昔の中国で大人気だった「ときめきメモリアル」のおかげで高校ではそれなりにバカなこともやりながら楽しく過ごせたのですが、当時の中国の高校生活は受験のための学校生活という空気が常にあったのも覚えています。

高二の後半辺りからは空気も厳しくなりクラスメートの面々の余裕もどんどん削れていきましたし、日本の学校生活と違って何かしら楽しい思い出にして切り取りのは難しそうだ……などとも感じましたね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「野外活動アニメに半袖とかの露出ってどう感じる?『瑠璃の宝石』の服装が専門家から批判されたらしいが、皆の考えを知りたい」

今回はありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本のネットで『CCさくら』の親の結婚年齢が議論の的になっているらしいが、やはり現実の日本社会で16歳での結婚は一般的ではないのだろうか……?」
と一緒に教えていただいた、日本のネットの話題が中国オタク界隈で新たな話題になって盛り上がったネタを。

教えていただいた話によると話題のきっかけの一つは以下のまとめだろうとのことでした。
鉱物採取をテーマにした大人気アニメ「瑠璃の宝石」について鉱山巡りに詳しい人が「マダニ対策で服装に気をつけて」と呼びかける(Togetter)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「野外活動アニメの服装はどこまで正しくするべきか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


野外活動アニメに半袖とかの露出ってどう感じる?「瑠璃の宝石」の服装が専門家から批判されたらしいが、皆の考えを知りたい。

「瑠璃の宝石」の半そで、スカートは何も知らない初心者主人公の記号でもあるんじゃないの?
科普(科学普及)な意味でも良いアニメだし服装の問題だけで切るのはどうかと思うが。

OP見れば分かりやすいけど、話進んで装備がしっかりした後でも半袖になる
あと熟練者キャラも袖まくりしたりおっぱいだったりする

黒髪ストレートロングおっぱいは本編内の描写はエロいけど露出自体はあまり無いんだけどね……
グッズでは割り切ってエロい水着で売ってるけど!

「瑠璃の宝石」のキャラの装備自体はしっかりしていて、話が進むのに合わせて装備も専門的になるなど真面目な作品だと思う
しかし完全にツッコミ所が無いかと言えばそうでもないのが難しい所だな

「瑠璃の宝石」は見ている分には露出は気にならないし、エロをアピールするのは作品外の関連グッズとかなりきちんと考えている作品ではあると思うのだが……

そもそも日本の野山にマダニってたくさんいるの?
私は見たことないんだけど

野生動物がいる場所ならいてもおかしくないし、普通に被害は出ているみたいだよ

「百姓貴族」で牛おばさんがネタにするくらいにはいる模様

近年は日本では気温があがってマダニの生息域が広がっているということからの警告でもあるようだ
日本語のソース見たら専門家が批判するというのではなく注意しているという感じだったし

マダニもだけど自分は蚊が気にならないのかという方が気になったわ
虫よけで何とかなるのかね

さすがに現実だと虫が多くて厳しいのは容易に想像できるので、アニメの中くらい虫を気にしない半袖の女の子が出ていても良いと思うんだが
自分は外に出るのはアニメやマンガの中だけで良いような気分だし、「瑠璃の宝石」のような良い作品なら疑似体験によって知識を得る楽しさは十分に体験できるし

アニメの場合、可愛くない服装だと見てくれる人が減るという根本的な問題があるし、批判も分かるが作品としては妥協も必要というのが理解できてしまう

私は気にしないけど見ていて気になる、引っかかる人はいるのだろう
実際屋外で活動するなら皮膚は出さない方が良い、何か一枚着ておく方が良いのは間違いないわけで
虫もだけど植物も怖いし、転んだ時の傷も違ってくる

これは現実ベース世界観特有の問題
異世界ファンタジーとかビキニアーマーや尻が出るような短いボトムスも珍しくないのに現実だと気になる

スポーツ系でも接触や転倒が多いはずなのに肌の露出が多い、防具が少ないみたいなのが気になったことはある

理解できる話だ
実際にやったことがない俺でも半袖半ズボンの美少女野球作品は気になったな

この手の作品でまずツッコミを入れるべきなのはあんなに簡単に、綺麗に目的の物は見つからないということじゃないかな……専門が多少重なるから見ていて少し言いたくなってしまった
半袖の服装は自分はやらないけど時期や場所によっては良いんじゃないの?くらいかな

どこの国でもこういうのあるんだね
ウチの国でも作品内の描写に対して後から専門家による熱中症リスクがどうこうという話が出たりしているし

専門家からすればツッコミ所があるのは分かるが、それを完全に満たすと今度は作品として成功する確率が落ちるからな
個人的には見ている分に不自然に感じなければ良いと割り切ってる

「瑠璃の宝石」はアニメ放映の際に「作品内に実際の法律や規則と違う描写が含まれる場合がある」「実際に好物最終を行う際には法律を遵守し専門家の指導のもと安全に注意しろ」というテロップが表示されている模様
制作側も悩んだ末の現状の表現なんだと思う

素人キャラが知識と装備を徐々にグレードアップしていくというのも趣味で「科学普及」なジャンルを面白くするために必要なことだから難しいよね
始める前から入念に調べて完全装備で行く方が正しいけど、話の構成的には素人が準備不足で飛び込んで教師役に出会う方が良いわけで

これは簡単ではない問題だよ
趣味を広める、知識を普及させる意義と商業的な成功を狙う要素のバランスの問題があるし、更に見ている側が引っかかる部分に関しては個人差があってそれも作品内の描写次第で変動する

極論すれば設定を無視するかという問題、例えば頭が良いキャラがこんな愚かなことはしないはず、過去のエピソードで似たような経験をしているはずなのにまた同じような失敗をする優秀なはずのキャラといった問題をスルーできるかというのと重なる部分があると思う
しかし趣味系の作品は作品内に出てくる情報と描写の正しさも売り物になるので「娯楽作品だから」とスルーしてもらう難度が相対的にかなり高くなりそう

私も半袖はダメなのはわかるけど、作品を追いかける際に美少女キャラも大きな理由になるアニメで野山に半袖キャラが出てくること自体は歓迎します!

閃いた!肌の露出無しにしてピチピチスーツを着せれば問題ない!!
参考例として退魔忍を挙げておく

それを現実的な世界でやったら普通に暑くて死ぬ……

専門家が注意するのは良いけど、それとは別に作品内なら知識の豊富なお姉さまが教えてくれる、問題があれば警告して教育していくれるから問題ないのでは
実際屋外で活動している経験が蓄積すれば危ない所の判断はある程度できるし、場所によっては研究者の中にも半袖ジーパンで動いている人もいるからね

日本の専門家の注意はコスプレイヤーに対してというのもあるようだ

一般人向けだけでなく、そういう意味もあるのか……確かにコスプレイヤーって雪山に露出過多な衣装で撮影するのを勲章のように自慢したりするのがいるからな……

こういのは制作側が理解しているがあえて無視しているのと、知らないでやっているのが混在しているからヤヤコシイ

近頃は全く知識無しで雑に露出の多い美少女出してというのは少ないんじゃないか?
「瑠璃の宝石」も原作だと後の方でヒルが出ているし、長袖キャラも出しているからビジュアル重視であえて無視しているケースではないかと

注意するのも当然ではあるが、アニメは広める伝えるというのが目的の商品でもあるから、アニメで半袖になるくらいなら「普通」の範囲だと思う

ソシャゲの露出高めのスポーツ衣装スキンとかではないしな
あっちはもう完全に課金のためだけだろうけど

こういうのって「はたらく細胞」みたいに完全ファンタジーな擬人化とはまた違う難しさがあると感じる
正しさ、安全性にこだわり過ぎると人気が出ないので、作品の科学普及的な意義も伝わらなくなってしまう

「瑠璃の宝石」は作者、アニメスタッフがおっぱいと尻と身長のデカい黒髪ストレートロングなキャラを先生にした科学普及作品を作りたいという欲望が見え隠れしているから露出に関しても仕方が無いんじゃないかなあ

本当の探検、フィールドワークには半袖で行かないという注意は分かるが、それ以前の問題として美少女も美女もいないということを注意するべきではないだろうか?



とまぁ、こんな感じで。
作品の受け止め方や背景事情についてなどイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国では気分よく見ていられる作品に関しては描写の矛盾、ツッコミ所も好意的に解釈される傾向があります。逆に気分よく見ていられない、視聴者の期待通りではないという作品の場合は評価が高くても批判が増え通報のリスクが上がります。そういう意味では現在の中国ではまずは気分よく爽快に見ていられる作品であることが商業的に最も重要なのかもしれません……」
などといった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

9/3修正:誤字脱字翻訳の抜けを修正しました。ご指摘ありがとうございます。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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