メインで使っているPCの調子がおかしくなってしまいました。
いきなりディスプレイに何も映らなくなったのでグラフィックカードの故障かと思いきや、交換してもオンボードのを使っても直らない。
サポートセンターに電話しても原因が特定できないので、さっさとサポートセンター送りに。
この辺、日本は便利といいますか。メーカーを通して買ったPCはサポート環境がかなり楽になっていますね。
パーツから組み上げるのも面白いのですが、費用と手間とサポートを考えるとどうしても自作は……

中国もぼちぼちとメーカー製PCが増えてきましたがまだまだ自作が基本のようです。
そうなってくるとトラブルも基本的に自分で解決しないといけないわけで。
PC売り場のおっさんやおばちゃん達は必ずしもPCに詳しいわけではないので、とりあえず店に聞いても分からないと思っていた方がいいです。
ただ、パーツの交換については結構気軽に応じてくれるのが有りがたかったです。買ったはいいけど相性の問題が出たとき、店にもって行けば簡単にとっかえてもらえましたね。
PC修理サービスも一応あるにはあるんですが、あまり使い勝手は良くなかったです。

それから中国のPCを語る上で避けて通れないのが海賊版。
中国でメーカーPCがイマイチ伸びない理由の一つに、OSの問題が有ります。
自作や、パーツ売り場で組み上げたPCの場合普通に海賊版のOSがくついてきます。
メーカーPCの場合はちゃんとオリジナルのOSがくっついてくるのですが、その分値段は高めに。
結局、OSに金を払うならいいパーツを買うという事になってしまうみたいです。

ただ、海賊版のソフトはサポートや修理を行う上で非常に厄介な問題です。
特にOSに海賊版を使われると問題となっている箇所の確定に難航するケースが出ます。留学生時代、PCをちょっといじれるというだけでヘルプに呼ばれる事が少なくなかったのですが、個人的に一番苦手だったのが「PC組み上げた、OS入れた、不具合出た!」のケースでした。海賊版だからOSのアップデートも出来なかったりして大混乱。
この辺のことも中国でのPC修理やサポートをややこしくしているのかもしれません。

最近はオンラインアップデートが増えてきましたし、中国の所得も増えてきましたから段々とオリジナルを使う傾向が出てきているそうです。
すぐには変わらないでしょうが、一応の変化は有るみたいですね。

なんだか今日は取り留めのないことばかりでスイマセンorz