中国は現在ゴールデンタイムに海外産のアニメを放映する事が禁じられています。
これは自国のアニメ産業の保護と外国の文化侵略を阻止する為だとも言われています。
こういった当局の指導が有るので、当然ながら現在の中国の主なアニメが放映されるチャンネルではゴールデンタイムに流れるアニメは全て国産の作品になっています。
しかし、4月から放映されている新番組の中におかしな作品が有るという疑問の声が中国のオタク達から上がりました。

それが「神奇星球luan生公主」という作品です。
(luanは日本語に無い字で、字の意味は「双つ」。恋の字の下部分が心から子になった字です)
公式発表の紹介文では

全52話のアニメ「luan生公主」は、毎話25分の美しいファンタジーアニメ。
この作品の主人公芳芳と菲菲は一組の仲のいい姉妹で不思議な星の空間世界の中心に浮かぶ「太陽国」の双子のプリンセス。二人ともとても元気で可愛い女の子だけど、いたずら好きでしょっちゅう騒動を起こしてしまう。


といった感じで紹介されています。
もちろんゴールデンタイムに放映される作品ですから中国国産のアニメとなっており、制作は大連東方龍動画有限公司、2005年度初頭から3500万元に及ぶ投資のもと制作された作品の一つで、2006年10月に完成、審査を通り全国で放映される、とのことです。
この作品、放映されるまでは特に注目は集めていなかったのですが、放映と同時に

「おい、この作品……日中か中韓合作のじゃないのか?ゴールデンタイムだぞ?」
「明らかにキャラデザが中国じゃないんだが」
「何時の間に、ウチの国の制作陣はこんなに日本っぽく作れるようになったんだ?」

と疑問の声が噴出。
そしてさすがはオタク、すぐに日本の該当するアニメが特定されました。

これは、2005年に日本で放映された「ふしぎ星の☆ふたご姫」だ!

と。
そしてこれが各作品の画像(上がluan生公主、下がふたご姫)

李生公主








ふたご姫









ざっと調べた感じでは、作品の中身はそのままにOPやEDの中国バージョンを作成、テロップに出る製作スタッフを中国人にして放映されているようですな。

現在中国のネットではいったいどういう事だ!?と物凄い混乱しております。
こういう事をやってもいいのか?というか、そもそも日本側はコレを知ってるのか?等と謎は深まるばかり。そして混乱の果てには

「剽窃というか盗作はマズイが、国産アニメだけっつーのも。コレが可能なら日本のアニメが流せるから、こっちとしては嬉しくないわけじゃない。どーすればorz」
「OPの出来とか、かなりいいんだが……いいんだが……orz」

といった、本音とモラルの間で苦悩する声も見受けられますw

ここまであからさまな力技、私は4月1日ネタの続きかと思って知り合いに確認を取りまくったのですが、本気でマジ(混乱中)な話のようです。
なんというか、色んな意味で「いいのか!?」とツッコミたくなる話ですが、とりあえずは続報待ちということで……


ゴールデンタイムに日本のアニメを「中国で制作した」として放映?  続き

ゴールデンタイムに日本のアニメを「中国で制作した」として放映? 続きの続き