今回は一説によれば販売台数数百万〜二千万台という中国で最も売れたゲーム機についてを。
そのゲーム機は「小覇王」または「小覇王学習機」という名前でございます。

そして、そのゲーム機の写真は以下の通り!
小覇王その1小覇王その2








はい、ファミコンのバッタモンでございます!
この小覇王はだいたい80年代末あたりに発売され全盛期は90年代前半ぐらいらしいです。
当時の値段は確か3〜400元。
ゲームだけでなく、お勉強もできるということで保護者の心をわしづかみにしました。
この「お勉強にも使える」というのは中国で非常に強い説得力を持っており、90年代中ごろから子供にパソコンを買い与えるのが流行した理由にもなっています。
私が中国に行ったばかりの頃はこの小覇王にハマって徹夜するというのが大人も子供も区別無く結構いました。

このバッタモンファミコンは一社だけが売ったわけではないようで、バッタモンがバッタモンを呼ぶといった状態で様々なバージョンが有った模様です。
電圧が中国の220V対応になっていたりしますが、基本的には日本のファミコンと同じものです。
またオプションとしてキーボードがついたり光線銃が付いたものや、キーボードにカセットをさすMSXみたいな形のものも有ったようです。

様々なバージョンが有るという事で性能もマチマチだったようで、ファミコンと同じレベルのものからなんだか妙な動作をするのまで有ったとかなんとか。
私が中学生の時近所に住んでいた子が持っていた小覇王では、日本から持っていったカセットを動かすと画像や音楽が常に遅れたテンポになったり、動かないソフトが有ったりといったことも。

当時小覇王で使われていたゲームのカセットは基本的に6in1だとか20in1といった一つのカセットに幾つもゲームが入っているタイプです。
この「Nin1」というのはアジアではポピュラーなタイプ(?)ですし、日本でも怪しいブツを取り扱っている店には置いてあったりしますから見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中身も基本的にはコピーですが、なかにはFCに無理矢理移植したスト?こと「街頭覇王」とか餓狼伝説なんのもありましたね。


中国でファミコンは「紅白機」「FC」などとも言われていますが、たぶん「小覇王」の方が通じるかと思われます。
それから、現在でも「小覇王」という名前の「お勉強にも使えるゲーム機」は売られているようです。
ただ、今となっては「小覇王」が最初どのようなものだったかハッキリしません。
真相は藪の中でしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
今回の記事は私のあやふやな記憶に基づいて書いているので何時にも増してイイカゲンなものになっております。
ツッコミ&情報提供大歓迎にございます。