日本のアニメや漫画には必殺技が欠かせないと思います。
スポーツやバトル系の作品では、理屈はよく分からないが何だかスゴイ必殺技が飛び交います。
最近惜しまれつつ(?)完結した「テニスの王子様」などもその系統ですな。

で、そんな必殺技の要素を持った作品で中国のテレビに最初に入った作品なのですが
恐らくコレ
排球女将











燃えろアタック(中国語名:排球女将)でございます。
日本での放映は1979〜80年、中国では1982年に放映されたそうです。
実写ドラマですし日本では「アタックNo.1」や「サインはV」といった作品の陰に隠れてしまっている様に思えますが、中国では物凄く人気を得たそうです。
一説では放映された当時の視聴率は80%に達したとか。
また、この後1985年に「おしん」がテレビ放映され社会現象になっています。

ドラマとはいえ石ノ森正太郎原作ですし、特撮を駆使した必殺技が飛び交うこの作品。紛れも無く「日本漫画的必殺技」を備える作品でございます。
作中の必殺技もかなりナイスな翻訳がなされております。

晴空霹靂(ヒグマ落し)
双重晴空霹靂(ダブルヒグマ落とし)
旋転日月(ジャンプサーブ)
幻影旋風(ハリケーンアタック)
幻影遊動(ミラクルアタック)
遊動援護(バミューダ・スクランブル)
流星月(UFOサーブ)
流星火球(パールドリーム)
螺旋飛球(スクリューアタック)
飛燕展翅(ハンマーアタック)
魚躍接球(フライングレシーブ)


と、まさに「必殺技」という感じの訳。
私は中国に行って初めて読んだ中国語のドラゴンボール(たぶん海賊版だったと思います)で「かめはめ波」が単に「衝撃波」と訳されているのを見て絶望したりしたのですが、今回調べてみて「ドラマに映えるように訳している」作品が昔にも有ったのが分かり少し安心(?)しました。

話がそれますが、ヒグマ落としが「晴空霹靂」と訳され認知されているということは、テニスの王子様における不二周助の羆落しも「棕熊落」と訳すのではなく「晴空霹靂」と訳すのが有る意味正しいのかもしれませんな。

それから、今回のネタを調べていて困ったのが日本のネット上には「燃えろアタック」の資料が少ないという事でした。
作中の必殺技がどれだけ有るのか等の情報が見つからず、むしろ中国のネットの方が情報が揃っている感じも。
中国語名「鯉魚跳龍門」や「三頭六臂」とはどんな必殺技なんでしょうかね?
何やら合体技っぽいんですが……

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。