「中国現地のオタクは中国の同人即売会についてどう考えているのか?」
という質問を頂きましたので、今回はそれについての話を。

この間夏コミ参加のために日本へ来た中国オタクの面々から聞いた、現地同人イベントの問題点についてを適当に紹介させていただきます。
問題は大まかに分けて主催側関連のものと、参加サークル関連のものがあるようです。

まず、主催サイドのものとしては
イベント開催のノウハウの不足
が真っ先に来るそうです。
会場の確保、周囲との折衝、イベントの段取りといったあらゆる面で経験値が足りない為の問題が出ているとか。
これについては上海のイベント等、最初からかなりの参加者が集まってしまったというのも理由の一つでしょうし、悩ましい問題ですな。

それから、
主催者間での内紛
も無視できない話になってしまっているとのことです。
イベントの規模がそれなりに大きいですし、日本も含む各メディアへの露出等も有り主催するという事に少なくないメリットが出ている(様に見える)ので、なかなかすんなりとは行かないようです。


次に参加サークル関連についてですが、
やはり
サークルの絶対数がまだ少ない
のが真っ先に来ます。
最近は広州、上海、四川等色んな地方で開催されているもののどれも半分以上は同じ顔ぶれや創作物となってしまうそうで。

それと、創作物では漫画が少なくイラスト集とグッズの比率がかなり高いのも悩みどころだそうです。
漫画の創作物は元々スキル的にうまい人が少ない上に、手間がかかる割に人気が出ないのでサークル側はやりたがらない為かなり少ないとか。
ちなみに最も不人気なのは同人ゲームだそうで、これはもう海賊版の習慣の影響でゲームに希少価値を感じない事と、女性層から不人気という事で絶望的に売れないとか。

創作物に漫画が少ないという点については、同人作品の値段が中国の感覚からするとかなり高い(日本と値段設定そんなに変わりません)為、買う側に納得してもらえるだけのクオリティを出すには漫画だと難しいというのも理由なんですかね?


とりあえず、現在、中国オタクの間で認識されている問題はこんな所みたいです。
中国でイベントが開催されるようになってまだそれほど時間は経っていませんし、
重大なものからそんなに気にしないでも良さそうなものまで色々問題は有るようです。
何はともあれ、中国の同人イベントが今後も続いていけるといいですな。

ツッコミ&情報提供お待ちしております。


自分の同人誌がスキャンされて放流された事に中国の同人作家が激怒

中国の同人誌紹介 その1 その2 その3

上海同人誌即売 準備、会場外風景 会場内