随分前になりますが、
中国で人気の有るライトノベルの作品は何?
という質問を頂いております。

遅くなりましたが、今回はそれについて中国のソッチ系の掲示板に有った
「面白いライトノベルを教えてくれ」といった感じのスレッドの内容などを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ライトノベルに最初に触れるというなら「灼眼のシャナ」がいいと思う。ファンタジー設定や戦闘もいいぞ!

「わたしたちの田村くん」がオススメ。分かり易い文章とナイスなラブストーリー、三人のメインキャラの描写もスバラシイ。この作品の最大の問題は2巻しか無い事だ!

有名だし、まずは「ゼロの使い魔」を見ておくといいと思う。
誰もが昔妄想しただろう異世界召喚作品の名作だ。ハーレム要素も有るぞ
アニメのほうはツンデレとお色気シーンばかりで分かり難くなってきているが・・・・・・

「十二国記」。日本で作られた中華系作品だと一番いいよ。

「イリヤの空、UFOの夏」
SFの名作だね。しかし、ラストまで読むならちゃんと心の準備をするように。
日本では多くの怨嗟の声が上がったらしいぞ。
でも、俺はイリヤのセリフに泣いてしまった。忘れられない作品だ。

最近見た中で良かったのは「9S」
時間が有るなら見てみる事を薦める

やはり「フルメタル・パニック」かな。ストーリーもギャグも良い。賀東に早く続きを書いてもらいたい・・・・・・

あまり知っている人はいないけど、「とある魔術の禁書目録」と「キーリ」がオススメだね

今更かもしれないけど、「涼宮ハルヒシリーズ」
ライトノベルを読むならこれは外せない。
俺はこの作品のせいでライトノベルを読み始めたよ。

暴力的だしちょっと黒いストーリーだけど「電波的な彼女」と「紅」は名作。
ストーリー展開とかかなり独特だけどね。

「文学少女」シリーズ。
個人的にはまさに神作。メインキャラの造形もいいし、光と闇の両方が有るストーリーも素晴らしい。毎回有名文学作品がテーマになるけど、その作品を知らなくても十分楽しめるよ。

「学校の階段」が良い。青春熱血スポーツモノのライトノベル。キャラクター達の悩みとその解決とか、ストーリーに引き込まれる。青春時代にやったバカ騒ぎとその頃の夢を思い起こさせる作品だった。



とまぁ、こんな感じで。
個別の作品名だけを挙げてるものでは、
「キノの旅」「バッカーノ!」「いぬかみっ!」「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」「空の境界」「戯言シリーズ」「Fate/Zero」「半分の月がのぼる空」「ムシウタ」「狼と香辛料」「レンタルマギカ」「バカとテストと召喚獣」
といった作品の名前が挙がっていました。

ライトノベルはファンサブ翻訳だけで無く、台湾の方できちんと商業ベースの翻訳出版がされていますし、結構な数が中国本土の方にも来ているようです。それからもちろん原文そのままを読んでいるのもいるみたいです。

ラノベの場合会話主体の構成をどうするかといった事や、クセの有る文体をどう訳すかといった様なちょっと特殊な翻訳上の問題にぶつかるという話を聞いたことがあります。
川上稔の「終わりのクロニクル」など、独特の文章や内容をどうやって訳したのか個人的にかなり気になる作品も有るので、機会を見つけて中国語に翻訳されたライトノベルを手に入れてみたいものでございます。

とりあえず、こんな所で。
ツッコミ&情報提供お待ちしております。

台湾の翻訳ライトノベル作品