今年の1月1日から違法なダウンロード行為に関する内容が盛り込まれた改正著作権法が施行されました。
違法なダウンロード行為に関して刑事罰の適用は無いものの民事の可能性は有りますし、今までかなりフリーダムだったP2Pファイル共有ソフトによる違法なコンテンツの流通に対して何かしらの影響は有るのではないかと思われます。
また最近はP2Pファイル共有ソフトの使用者が違法アップロード行為(こちらは著作権法改正前から違法でしたが)により逮捕されるということもちょくちょく有り、段々と状況が変化しているのが感じられます。

そして先日、P2Pファイル共有ソフト「パーフェクトダーク」の使用による逮捕者が出ました。
共有ソフト「パーフェクトダーク」でアニメ流出容疑逮捕(朝日新聞)
この件は中国のポータルサイト21CN.comでもコチラの記事(中国語)で紹介されていますね。

この件についての質問やタレコミをいただいておりますので、今回はソレをネタにして書かせていただきます。ありがたやありがたや

ここしばらくのP2Pによる違法アップロードも対する取り締まりの強化は中国オタク的にも無視できないことのようです。
特にP2Pファイル共有ソフトを通じて加工元の素材を入手している、アニメに字幕をつけてネットに勝手にアップしちゃうというファンサブ活動を行っている「字幕組」にとってはジワジワとダメージが来るものだとか。そして、その字幕組がアップしている動画を見ている中国オタク層にとってもあまり他人事ではないそうで。
タレコミで教えていただいたこの件に関するスレッドや、私が巡回していて見かけたやり取りでは

パーフェクトダークまで陥落したぞ……これはまずい流れじゃないか?

日本のこっち方面の管理って厳しいなぁ。

これは悲劇だ。烈士がまた逝ってしまった。なんでそんなに厳しくするんだよ。

てかどうせウチの国には関係ない話だろ?俺たちには影響無いんじゃね?

字幕組には影響が有る。ネットで自由にアニメが見れた時代は既に終わったということだよ。

俺が三次元に帰還する日が早まったのは確かだ。

今回捕まったのはPDの職人でも非常に重要な人物だ。この職人のアップするファイルは代えのきかないものが多い。

今期の作品だと「ダンスインザヴァンパイアバンド」「バカとテストと召喚獣」「れでぃ×ばと」「聖痕のクェイサー」「デュラララ!!」「刀語」なんかはHDでの放流はもうあまり期待できないだろうね。

何か最近日本のP2Pツールはどんどん死んでいってるように感じられる。
アニメの流れる質や量もどんどん落ちていくんだろうな。

京都府警って怖いな。ウチの国の広電局より上なんじゃないか?

一人の職人が倒れたとしても、必ずまた新たな職人が立ち上がるなんて言ったの誰だよ……

ウチの国は、ある意味においては楽園ということなのか……


といったようなものが有りました。
それにしても、私は今回の件で初めて知ったんですが中国の字幕組もパーフェクトダークに移行していたんですね。私は中国ではBitTorrentが字幕加工済動画をアップする場となっており、加工元の素材の入手先としてshareやwinnyを使っているのは知っていたんですが、パーフェクトダークについては未チェックでした。中国の字幕組まで移行しているということは、最近はshareよりもパーフェクトダークがアップロードの場として機能しているのでしょうかね。

今回の件に関する中国オタクのやり取りを見るとイロイロな問題を改めて実感してしまいますが、ここしばらくの流れで著作権というものが、実際に自身に影響するものだと意識されるようになって来ていることも感じられます。
これについては、中国も随分と変わったもんですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

現在中国でP2Pファイル共有の情報交換サイトが潰されまくっている模様

中国オタクのshare職人逮捕への反応