当ブログにもアンテナを伸ばしてくださっている
泳ぐやる夫シアターさんのところに
やる夫が語るガンダムSEEDが嫌われる理由
というまとめ記事があり、思わずじっくり読んでしまいました。
ちなみに泳ぐやる夫シアターさんの記事では
やらない夫野球案内やる夫と飲むビールといった作品も面白くてオススメです。

さて、その影響を受けて今回はガンダムSEED関連でやってみます。
ガンダムSEEDについては中国オタクの間でその人気というか日本での地位について不思議に思われているようでして
「なんでSEEDって日本でまだ人気があるの?」
「SEEDは日本で人気が有るのか無いのか分からない」

といった疑問が出ていたりします。

彼等の日頃触れるネット経由のガンダムSEED関連情報にはネガティブなものが多く、また中国のガンオタ関連からもかなり叩かれています。
しかし、それとは別に入ってくるアニメ雑誌のランキング情報などではSEEDの順位が良かったりします。

そういった情報が同時に入ってくるので中国オタクの面々もかなり混乱しているようですし、それについての議論が飛び交っていたりもしますのでちょっとその紹介を。
それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ガンダムSEEDって批判されてばかりのはずなのに、
なんで今でも日本の雑誌の色んなランキングで上位にいるんだ?
当初から日本でも不人気なんじゃなかったのか?

投票しているヤツが美形キャラ好きなんじゃねぇの?

そういや、アニメ雑誌のニュータイプのランキングは必ずといって良いほどSEEDのキャラがいるよな。

SEEDは日本のアニメの俺TUEEEEの新時代を創始した作品だからね。
主人公の最強無敵化を更なる高みに押し上げた。
日本の多くの視聴者はキラ・ヤマトが勝手に地図を書くのが好きなんだろ。

日本でもSEEDって嫌われているだろ。
ガンダム好きであの作品に好意的な人間はいないはずだ。

批判するべきところは確かにあるけど、SEEDはそんなに悪い作品じゃないと思うぞ。
俺は初めて見たガンダムだし、結構思い入れがある。

SEEDは商業化に成功したってことじゃないの?
キャラデザを重視して、外伝をどんどん作っていく。

外伝をどんどん作っていくのはどっちかというとUCの方じゃないか?
SEEDは外伝のゲームも劇場版もほとんど無い。
人気が有るのか無いのかホントによく分からない……

日本のファンはラクスに洗脳されているんじゃないか?
ラクスをアイドルとしてずっと崇拝しているんだよ。

批判しているヤツ、実はSEED見ていないんじゃないの?
SEED DESTINYの後半とかはダメだが、SEEDやSEED DESTINYの前の方は面白いよ。

SEEDが新しいファンの好みに合ったからじゃないかね。
私もSEEDを初めて見たときの印象は非常に鮮烈で、今でも心に残っている。

主題歌も良いし、主人公最強なストーリーというのもそんなに悪いもんじゃないと思うんだけどなぁ。

OPで主要キャラがハダカになるエロパワー……ってことはないか。
主題歌は良かったが、あの裸はなんだかよくわからなかった。

SEEDの人気が高いのはあの作品が「ガンダム」だからだろう。
そして当時商業的に大成功したからだ。

ヒロインの人気が高かったからだと思う。
なんだかんだで中国でもラクスやカガリの人気は高いし。

中国でもSEEDは人気あるじゃないか。
批判の声も多いけどキャラの人気投票でも上位に来てる。

キラとラクスを英雄と女神にするのはいいけど、シン・アスカの中二病が耐えられない。
なんだよあの赤目。

俺はあのピンクの悪魔の宗教の方が受け入れられないんだが……

日本では何度も再放送されているからじゃないかね。
中国では好きな人や興味を持っただけが見てどんどん忘れられていくけど、日本では頻繁に流れているんだろ。
そういった場合は英雄が活躍するという単純な話は人気が出て印象に残るんだと思う。

再放送については分からんが、SEED放映当時は敵になるような他のアニメが無かったからじゃないか?
ガンダムの新作だから話題性も高かったろうし、バンダイによる大々的な商業展開も行われただろうし。

SEEDが特別良い作品だとは思わないけど、印象深い作品ではあったよね。
それと主題歌の良さについては誰も異論は無いんじゃないか?

作画やキャラデザがダメだって言って見ないのも多いよな。
作画関係では確かに総集編や同じシーンの使い回しといった問題も多いけど、
キャラデザについては平井顔が当時の流行だったからだし、
問題視するほどでもないだろ。

とりあえず、SEEDもSEED DESTINYも最初の方は悪くないんだよ。
後になればなるほど中身の無い話になって、作画も悪くなるが……



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと推測されているものの、どうにも腑に落ちないようですね。

中国オタクは初めて見たガンダムがSEEDという人が多く、
なんだかんだで中国では一番人気が高いシリーズだと思われますが、
他の作品と比べると粗が目立つのも確かで、中国オタクの間では
「SEEDが一番好きな作品」
と公言するのはオタクとしてちょっと恥ずかしいという空気があったりもします。

その辺もあってか、日本のアニメ雑誌のランキングでいまだにSEEDが健闘しているというのが余計不思議に思われているのかもしれません。

ガンダムSEEDはDESTINYの後の方で派手にずっこけてしまったので悪い印象が強いですが、なんだかんだで新しいガンダムファンを開拓し、21世紀のガンダムの展開に勢いをつけた作品ですよね。
SEEDをきっかけにガンダムの世界を知ったという人も多いですし、
日本のネットで叩かれているほど不人気な作品ではないのでしょうね。
批判が多いということはそれだけ注目されている作品ということでもありますし。

それから話がちょっとそれますが、今回の記事を書くために中国のネットのSEED関連の批判について調べてみたのですが
「パクリ」
「シン・アスカ」
関連の話題については日本と少々違うようです。

日本ではSEEDが叩かれる理由では「パクリ」についての指摘が少なくないと思われますが、中国では比較対照となる情報が少なかったことと、SEEDが流行った当時は今ほどネットのコミュニティが整っていなかったことから、そこまで大きなマイナスとはなっていないようです。

また「シン・アスカ」は中国オタクの間でかなり嫌われているようで、もうズタボロという感じです。
まぁ、アニメ本編の扱いだとシン・アスカに人気が出るというのは難しいでしょうし、コミック版やPS2の連合VSZAFT2PLUS、スパロボZのようなゲームによるシン・アスカの救済(?)、放映終了後にネットで盛り上がったシン・アスカ関連の動きなどは伝わっていないようですから、この辺はしょうがないのかもしれません。
私はシン・アスカも悪人顔のデスティニーガンダムもわりと気に入っているので、ちょっと残念ですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ガンダムSEED劇場版を待ち続ける中国オタクの皆さん

自由ガンダムと正義ガンダムの悲劇