「中国で一番流行った日本のアニメや漫画は何ですか?」
という質問をいただきました。ありがたやありがたや。

中国で幅広い層に人気になった日本のアニメや漫画はざっと思いつくだけでも、
「一休さん」「北斗の拳」「聖闘士星矢」「セーラームーン」「名探偵コナン」「犬夜叉」「NARUTO」
などがありますが、個人的に一番すごかったと思うのは「SLAM DUNK」です。



スラムダンクが中国で巻き起こした社会現象はトンデモナイもので、当時中国の若者の大部分がスラムダンクにハマっていたようにも思えます。
また、スラムダンクの影響によって中国のバスケが進歩したという説や、現在の中国のバスケ選手は多かれ少なかれみんなスラムダンクの影響を受けているなんて話もあります。

中国のソッチ系の掲示板ではスラムダンクの人気や影響について語っているスレもちょくちょく見かけますので、今回はそれについてを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国で今バスケやってる人間はほとんどスラムダンクの影響を受けていると思うんだが

バスケやるきっかけがスラムダンクってのは多いよ。自分もそうだ。

俺は中学の時にスラムダンクを見てバスケをやるようになった。

俺が小学校の時にスラムダンクが放映されたんだが、バスケコートに一気に人が増えたな。

私はスラムダンクの影響でバスケを始めたわけではないけど、当時バスケやってる人間はみんなスラムダンク見てたし影響受けてたわ。

スラムダンクはアニメ放映の影響がすごかったよね。
中国語吹き替え版もあったから、みんな違和感なくハマれたと思う。

スラムダンクは面白いからな。まさに神作。
多くの人間がスラムダンクをきっかけにしてバスケを始めたのも当然だよ。

俺は中学の最初の頃はサッカーが好きだったんだが、途中でスラムダンクが放映されるようになってからはバスケ好きになってしまって今に至る。周りにも俺と同じようなのがたくさんいたし、その影響力から考えてもやっぱスラムダンクはスゴイ作品だよ。

そういや、私の学校もスラムダンクの影響でバスケやる人間が増えた。
しかしそのせいでサッカーやる人間が見つからなくなっちゃったんだよな……

花道が「オヤジの栄光時代はいつだよ……全日本のときか?オレは……オレは今なんだよ!!」と言うシーンにはいつも泣いてしまう。

私は海南戦の赤木が花道に「泣くな」というシーンが印象的かな。
あと山王戦は全部スゴイと思う。

安西先生……バスケがしたいです……

まぁ、ウチの国の20代から30代位のバスケをやる人間でスラムダンクを知らない奴はほとんどいないだろうからな。

今に至るまで、俺の中でスラムダンクは最高のスポーツ系の作品だ。

今でこそ中国ではNBAの人気が高いけど、バスケ好きでNBA見てる人間のほとんどはNBAの前にスラムダンク見てると思うぞ。昔はNBAのファンはかなり少なかったし。

バスケの普及はスラムダンクで間違いないと思うが、NBAの普及はやはり姚明(ヤオ・ミン)の影響が大きいと思うぞ。それ以前だと数は少なくなるが、あの頃はマイケル・ジョーダンの影響でNBA見るようになったりしてたと思う。

ウチの国のバスケ人口から考えると少なくとも数千万人はスラムダンクの影響を受けているよな。

スラムダンクの影響で、俺の周りは男ならバスケだろみたいな雰囲気になってた。

私みたいな運動神経皆無な人間まで学校の代表バスケチーム入りのために頑張っちゃってたくらいだからなぁ。当時、私の周りではバスケの試合は事前に「どっちのチームが湘北のユニフォームを着るか」決めておくのがルールだった。そうでないと「どっちも湘北ユニフォーム」な状態になってしまったからね。

考えてみると、自分のコスプレ活動は湘北のユニフォームから始まったのかもしれない。

俺はスラムダンクでバスケが好きになったが、それ以外にもスラムダンクの主題歌でJ-POPのファンになった。大黒摩季やWANDSの歌とか好きだったなぁ。「世界が終わるまでは…」は今でもたまに聴いてる。

スラムダンクでウチの国のバスケットボールの販売数が爆発的に増えたりしたよね。当時のスラムダンクの影響はホントにすごかった。

正直な所、日本よりウチの国の方がスラムダンクの影響は大きかったのではないかと思ってしまう。

中国で人気が出たスポーツ系のアニメって、スラムダンク、キャプテン翼、タッチ辺りだけど、スラムダンクの影響の大きさは他の作品を完全に超越していたね。

キャプテン翼も悪い作品ではないんだが、スラムダンクと比較するとキツイね。
あまりにも誇張されすぎていて現実と重ね合わせられない。

もしや、中国のサッカーが弱いのは中国ではキャプテン翼より先にスラムダンクが放映されてしまったからではないだろうか?
日本ではキャプテン翼はスラムダンクの一世代前の作品だから、スポーツ系の作品としての完成度はスラムダンクの方が明らかに上だ。後から来たキャプテン翼も人気が無かったわけではないが、スラムダンクと比較されたりしてスラムダンクほどの人気にはならなかった。その結果、中国ではスポーツ好きな若者の憧れの対象や理想像、人的リソースなどがバスケに一極集中してしまったように思う。
バスケは姚明(ヤオ・ミン)のようなスターが出たが、サッカーはご覧のありさまだ。


とまぁ、こんな感じで。
スラムダンクはオタク寄りかそうでないかにかかわらず、中国の若い世代にとってはまさに「心の名作」になっているようです。

私はちょうど、中国でスラムダンクが大流行しているときに中国の学校に通っていたのですが、あの頃の中国の学生はみんなスラムダンクにハマっていましたね。

あまりにも人気になったせいで、
「子供がスラムダンクの悪影響を受けて困る」
「流川楓のぼそぼそした喋り方や姿勢の悪い歩き方を真似る子供が出てしまっている」
「スラムダンクは不良が主人公の作品だから子供に読ませるべきではない」
などといった批判が当時の新聞に載ってしまったりするなど、
当時の中国の若者や社会に大きな影響がありました。

中国で人気になった日本のアニメや漫画はイロイロとありますが、
「影響」や「流行」ということに関してはスラムダンク以上の作品を私は知りません。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


キャプテン翼と中国オタクとがんばれ!キッカーズ


12/14修正:誤字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。