キャラクターの名前と言うのは、そのキャラのイメージを形作ったりする非常に大事なものだと思います。
しかし、言語や文化圏が違うと名前から受け取るイメージも違ってきますよね。

ありがたいことに、
「日本のアニメや漫画に出てくるキャラクターの名前について中国オタクはどう感じているのか?」
と言う質問をいただいていたのですが、ちょうど先日中国のソッチ系の掲示板で
「中国オタク的にスゴイ名前だと感じるキャラ」
についてのやり取りを見かけましたので、今回はそれについてを。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品のキャラクターの名前って独特なものが多いと思う。
良い意味でも悪い意味でもスゴイ語感だったりスゴイ字の組み合わせの名前があると思うんだがどうだろう?とりあえず西尾維新の作品はスゴイ名前が多いと思うんだが。

とりあえず私は「ローゼンメイデン」のドールの名前はスゴイと思う。
キャラのイメージともバッチリ合ってるよね。

鳥山明作品全般。
ドラゴンボールのキャラが実は日本語の様々な物の名前が元になっているというのを知ったのは日本語を勉強するようになってからだけど、印象に残る名前も多かったし、法則性があるのも面白い。
中国語に訳すときに音訳表記の名前になることも加わって非常に独特のものになると思う。

鳥山明は食べ物が元ネタの名前が多いんだっけ?
サイヤ人の名前の法則や、ブルマの家族の名前の法則を知ったときは驚いた。

久米田康治はあんな大量のキャラに、それぞれ特色のある名前を付けているのはスゴイ。

珍しい字や音の名前のキャラって、日本語の単語が元になっていることも結構あるよね。
私は日本語が分かるようになってからふとキャラの名前の意味に気づいて驚いたことが何度もある。特に驚いたのは「逆転裁判」の「ナルホドくん」と「成歩堂」の関係。
それ以前は変わった字の組み合わせの名前だなーとしか思っていなかったが、裏の意味があると知ってスゴイと思ったよ。

私は日本語ができないから日本語の意味を元にしたキャラの名前を理解できないのは残念。
「バクマン。」で主人公達がキャラの名前で悩んだりするところなんかがイマイチ理解できなかったりするんだよね。

清涼院流水の作品はスゴイ名前のキャラが多いよ。
「九十九十九」という名前を最初に見たときの衝撃は忘れられない。日本でも一般的ではない名前らしいが、日本の感覚で「どれくらい変な名前」なのかいまでも気になっている。

富樫義弘の作品はキャラも技もセンスの良いものが多いね。

中国の武侠モノも捨てたもんじゃないぞ。特に金庸先生のキャラはどれもスゴイ名前が多い。「東方不敗」とかどうやって考え付くのか。

個人的には「デュラララ!!」のキャラを挙げさせてもらおう。
「竜ヶ峰帝人」とか最初見たときはかなり驚いた。

らんま1/2はスゴイ名前多いよね。「珊璞(シャンプー)」や「沐絲(ムース)」とか。あと「パンスト太郎」はさすがに気の毒に思ったわ。

高橋留美子作品だと「めぞん一刻」も名前が面白いよね。主要キャラの名前に無から始まる数字がついている。

「ゲートキーパーズ」の「防人操」はかなりインパクトがあった。
日本語で発音するとそれほどヘンな組み合わせではないらしいんだが、漢字で理解すると人名、しかも女性キャラの名前には見えない。

「School Days」はストーリーもすごかったが、「世界」と「言葉」というキャラの名前も印象的だった。ああいった名前が出てくるのはやっぱスゴイと思う。

俺は最近日本の「中二病」的な名前の感覚が分かるようになってきた。
とりあえず鳳凰院凶真さんは名前はともかくキャラとしてはマジでカッコイイと思いますよ?

藤田和日郎のキャラ名はキャラのイメージに合っていて好きだ。特に「蒼月紫暮」はスバラシイ。老人に近い年齢のキャラでありながら普段は面白い父親で、実は最強クラスの法力僧、更に主人公を導く存在になっているキャラにぴったりの名前だ。
あと今連載している月光条例のヒロインがずっと「演劇部」と呼ばれていて本名が出てないのも面白いね。

久保帯人先生のキャラ、というかブリーチのキャラ全般はかなりカッコイイと思う。特に護廷十三隊の隊長クラスが個人的には好き。深い意味が無いと批判されたりしているけど、字がカッコイイからいいじゃないか!

私はブリーチの「山本元柳斎重國」とかが結構好み。
日本の作品て独特というか、何か変わったセンスの漢字の組み合わせが多いよね。中国では一般的に使われていない古い文字とかも出てくるし、良い方向でも悪い方向でも、たまにスゴイのにぶつかる。

名探偵コナンはキャラの名前が推理小説関係だったりするんだよね。wikiとか見ると面白い。
ただ、元ネタが日本以外の国の作品や人間関係だと説明を見るまで分からないことも多いね。元ネタを中国語や英語で知っていても、日本語で何と言うかまでははなかなか知らないし。
日本の作品や日本人関係だと漢字そのままで理解できることが多いんだけどね。



とまぁ、こんな感じで。
漢字が分かるというのは便利なようで、日本と同じような感覚の所も結構あるようですね。
いわゆる「中二病」的な名前のカッコよさもなんとなく伝わっているっぽいです。

ただ、「なるほど」だから「成歩堂」のように音をもじった当て字タイプの名前については通じなかったり、ヘンな感じに思ったりすることもあるようですね。

また、中国語では全て漢字表記になることから、日本語のカタカナ表記の名前は音訳しての漢字表記になることが多く、そうなるともうお手上げっぽい所もあるのだとか。

上の発言にもありますが、ドラゴンボールなんかはキャラの名前がほとんど音訳なのであの独特のネーミングのモトネタはなかなか分からないようです。
(以前はピッコロ大魔王と魔族を「短笛大魔王」のように楽器の名前の意訳にしたバージョンもあったのですが、最近では「比克大魔王」という音訳が主流になっているそうです)


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


「子どもにつけたいアニゲーキャラの名前」への中国オタクの反応

ナイスな日本名をつけてくれ!