小さかった頃の自分と今の自分を比べてみると、嗜好や考え方が変わっているというのは珍しくないかと思います。
子供の頃好きだったアレが今ではダメになったとか、逆に子供の頃は嫌いだったものが大人になったらたまらなく好きになるといったことは誰しもあるのではないでしょうか。

また、それはオタク関係の分野についても言えることで、様々な作品に出会ったり、自分の経験が積み重なったりすることによってイロイロと変わってくるかと思います。

そういったことについて中国オタク的にどうなのかというのをちょっと調べてみましたので、今回はその辺について一つやらせていただきます。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


子供の頃好きだったり嫌いだったりしたキャラが、歳をとってから自分の中で評価が変わったりすることってないかい?
例えば俺はエヴァだと昔はレイ派だったが、今ではアスカ派になったりしている。

俺は新劇場版で更にレイ派として強化されたな。でもまぁ、昔ほどアスカを避ける気持ちは強くないね。以前はアスカ派と共存なんてできないと思ってたし。

俺の場合はKOFの八神庵かな。いや、当時はカッコ良いと思ってたんだよ。今でも嫌いじゃないけど、私や知り合いの感覚の変化や中二という評価基準があるから表だって好みを表明するのは少々難しいキャラになってる……

テッカマンブレードの敵。特に弟。
当時は強い敵にブレードが苦戦するという印象ばかりだったんだが、ちゃんと設定を把握できるようになってから見返してみると何とも悲しい戦いだった。

子供の頃はヒーロー一択だったが、今は敵に関してもかなり感情移入したりするな。作品によっては敵の方が好きになっちゃったりもするわ。

子供の頃は「幽遊白書」の飛影や蔵馬が大好きだったけど、今では桑原が自分の内部ランキングでトップになってます。

「マクロス」のリン・ミンメイと早瀬未沙とかは小さい頃と好みがかなり変わるんじゃないかな?
私が小さい頃は私も周りの友達もみんなリン・ミンメイが好きだったけど、今では早瀬未沙派の勢力もかなり出てきているように思う。

リン・ミンメイと早瀬未沙は性格の好みの他に容姿やキャラ年齢の好みとかも出るだろうから、ファン自身の年齢の変化による影響は小さくないだろう。考えてみれば私も子供の頃は早瀬未沙がオバサンに思えてイマイチ好きになれなかったけど、今では早瀬未沙より齢上になっちゃってるからその辺全く気にならなくなった。

年齢による嗜好の変化もあるだろうけど、リン・ミンメイは主人公優位なハーレム系の作品が少なくない現在の基準では主人公とライバルキャラを比較するような所はかなり評価が落ちるんじゃないか?TV版だと特に。

小さい頃はリン・ミンメイの方が好きで、その後早瀬未沙の方が良いと思うようになり、現在ではいっそ両方と思うようになりました。つまい何が言いたいかと言うと、マクロスFの選択は悪くないと思うのですよ。

おっさんやパワー系のキャラについては年齢が上がるごとに評価が高まるように思う。俺の場合「ベルセルク」のガッツとか最初見たときは別にカッコイイとは思ってなかったが今では大好きだ。

子供の頃三国志系のゲームをやるときは必ず劉備軍だったけど、今では劉備軍で好みの武将は馬超くらいかな。趙雲とか劉備とかはむしろ嫌い。

私は子供の頃は関羽や趙雲、諸葛亮とかが好きだったけど今は張遼が好みだな。

年齢や経験によるものかオタクになったからか分からないけど、オタクの間だと年齢が上がると関羽や劉備の人気は落ちていく傾向があるように思える。趙雲はイケメンだし熱血要素はあるし義の方向性がまだ理解し易いから人気はそんなに落ちていないように思う。

子供の頃は水滸伝の好漢達はみんな陥れられたり過分な罪を着せられたりしている「良い人」のように思っていたが、大学に入ってから見直してみたら一部を除いてイロイロやらかしている人間ばかりだった。まぁ、作品がつまらないわけじゃないんだが……

子供の頃は「ふしぎの海のナディア」のナディアが大好きだったんだが、久しぶりに見たら彼女のワガママぶりが受け入れられなくなっていた。逆にジャンはオタクっぽくてなんか親近感が……

ナディアは大人になってからもう一度見たらグランディス一味がスゴイ良いと思えたわ。
あとサンソンがマリーと結婚したことが年々羨ましく感じられるようになってきた!

私たちが小さい頃、「聖闘士星矢」のアテナはまさにヒロインというふうに思われていたけど、今ではむしろ邪魔というかめんどくさい存在という感じになっちゃったりもしているよな……

変わらないものもあると思うよ。
私は昔から「ああっ女神さまっ」のベルダンディーが大好きだ。長年オタクをやっていて様々なヒロインに出会い、ときたまベルダンディーのことを忘れることもある。しかし、やはり最終的にはベルダンディーが最高だというのに行き着くんだよね。

俺の中で特に大きく変わったのはバトル系作品の味方女キャラの評価かな。子供の頃は足手まといでしかないという印象だったが、今ではカップリングの妄想の素材として欠かせないし、男キャラだけだと何か損をしような気分になってしまう。俺はもうあの時のピュアな精神には戻れないんだろうな……

俺はむしろ男キャラがいらないと思うようになった。百合とか大好物です。
ここ数年で「少女革命ウテナ」はスバラシイ作品だと理解できるようになったぜ!

自分の場合は「0083」のアナベル・ガトーかな。中学生の時はもう最高のガンダムキャラだったんだが、今ではテロリスト的な部分で受け入れられなくなってしまった。

私はZガンダムのキャラの印象が昔と今ではかなり違う。
昔はなんかすぐに怒るキャラばかりというくらいの印象だったんだが、今では良いキャラが多いと思うようになっている。これは歳をとったのと背景設定を理解したからかな。

キャラじゃないけど、昔は主役のガンダムが最高と思っていたのが、今ではジムシリーズの素晴らしさについて語るようになってしまった。

やっぱ人生経験による変化は大きいよ。
私は昔「スラムダンク」だと流川や花道が好きで三井については特に何とも思っていなかったんだが、今では無茶苦茶感情移入してしまう。俺も安西先生のような人に出会いたかった……

昔は善良なキャラが好きだったけど、最近では裏表のあるキャラの方が好みだ。単純に強くて正義でってのはなんか見てらんない。悲劇的な過去や何かしらの矛盾を持っているヒーローとかがかなり好み。

小さい時は「うる星やつら」のラムちゃんが大好きでした。その後大きくなって自分の中での評価基準や価値観も変わり、今ではラムちゃんと結婚したいと思うようになっています。



とまぁ、こんな感じで。
やはり中国オタクの間でも歳をとることによってイロイロと変わるようですね。最近は「中二病」の概念も伝わったりしているようですし。

ちなみに、今回見かけたやり取りの中では
「マクロスのリン・ミンメイと早瀬未沙についての印象が変わった」

というのが少なくなかったのですが、これに関しては
「最初に接したマクロス」
がどのバージョンかというのも影響するそうです。

実は中国国内で最初に放映された「マクロス」というのは、
アメリカで「サザンクロス」と「モスピーダ」と編集合体された
「Robotech」
だったりします。
中国オタクの比較的古い層は「Robotech」からマクロスに入った人間が多いですね。

そしてそういったことから、中国オタクのイメージするリン・ミンメイと早瀬未沙については日本でもおなじみの「TV版」と「劇場版」の他に、「Robotech版」が加わることになります。

中国オタクの間でマクロスの人気は非常に高く、シリーズ続編の「プラス」や「7」に「ゼロ」、「F」もかなりの人気となりファンも多いのですが、その最初の部分の理解については今でもちょっとした混乱があるそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


マクロスは中国だと超時空要塞ではなくロボテックの方

「とある魔術の禁書目録」の上条当麻の中国オタク的評価は