今年は横浜ベイスターズが開幕からここまで調子が良いのが何やら落ち着きません。いや、嬉しいことは嬉しいのですが。
とりあえず横浜の貯金が残っているうちに野球ネタをということで、今回は以前いただいた
「何か野球系の作品についての反応を教えて欲しい」
という質問についてやらせていただきます。

ガチガチの野球ものではありませんが以前中国のソッチ系の掲示板で
「H2」

に関する反応を見かけたのでそれをちょっとばかり紹介させていただきます。

それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳になります。


最近「H2」を読み返してみたんだが、小さい時に見たのとは異なった面白さがあった。ちょっと「H2」について語らない?

私が野球に興味を持つようになったのは「H2」からだな。もうちょっと上の世代だと「タッチ」になるみたいだけど。

あだち充作品で有名なのは「タッチ」だけど個人的に好きなのは「H2」の方。

「H2」はなんか橘英雄が嫌われているところがあるよね。ストーリーの主軸が国見比呂視点で、雨宮ひかりに関する三角関係になっているからだろうか?
国見比呂は古賀春華とくっつく方がいい派の橘英雄の評価もイマイチだし。

橘英雄はひかりとの恋愛についても全く悪いことやってるわけじゃないしいいヤツのはずなんだけど、なんか嫌われている傾向があるんだよな。

「H2」は面白い作品なんだけど、読んでいるとモヤモヤというかイライラするような感覚にもなるんだよね。初めて終わりまで読んだときはなんか主人公が寝取られて終わりという印象だった。
てかウチの国では比呂がくっつくのはひかり派と春華派どっちが多いんだろ?

あれはNTRじゃなくて失恋だろ。比呂の恋は始まってもいなかったんだから。
最近感じるんだが「H2」は歳をとるほど面白く感じるようになる所があると思う。
初恋の終わりというストーリーを距離を置いてみれるようになったからだろうか。

比呂はひかりとくっつくべきと思っている私が来ましたよ。
なんか英雄とひかりは幸せになれそうに思えないんだよね。

「H2」はあだち充作品の中でも読み返して面白い作品だよね。なんか読むたびに違ったものを感じる。結局原著での表現も気になって日本語版と台湾翻訳版を両方揃えてしまったよ。

あだち充作品だと他にも「みゆき」や「ラフ」なんかも良い。特に「ラフ」のエンディングはとてもいい終わり方だと思う。

私は逆にしっかり告白を描き切って欲しいと思ってしまうので「ラフ」はちょっと不満が……
「H2」もエンディングが不満だって人間多いよ。私も比呂とひかりがくっつくわけでもなく、甲子園で優勝するでもないという終わりに納得できなかった。今でも私は「H2」にキッチリとエンディングを描いて欲しいと思っている。

確かに「H2」は悪くない作品だけど比呂とひかりがくっつかなかったのがいまだに納得いかない。読後感が正直残念だ。

個人的には佐川周二が好きなキャラかな。あまり人気ないけど。
あだち充の描く悪人顔のキャラって、ホントに悪人というケースは少ないように思う。

そういや栄京の広田も最終的には良い感じのキャラになっているよね。ああやって変わっていくキャラにはちょっと感情移入してしまう。

古賀春華の人気というか、比呂と春華カップルを推進する派閥は劣勢だが古賀春華はいいヒロインだと思うんだけどな……自信に満ちたヒロインの多いあだち充作品では珍しいタイプだからだろうか?

ウチの国のファンの間ではひかり優勢だけど、春華もあだち充作品の中では人気高いヒロインだと思うよ。浅倉南とかは完成度高いヒロインだけどアンチも多いし。
ちなみに私は「ラフ」の二ノ宮亜美が一番好きだ!

浅倉南はアニメの大学編とかでマイナスのイメージがついたりしているしどうも好きになれない。
あと新田くんはいい人だと思います。

以前あだち充作品のヒロインについて話し合ったことがあるんだが、「KATSU!」の水谷香月が案外人気高かったな。あと完璧なヒロインということなら、浅倉南よりも「みゆき」の若松みゆきだと思うんだが。

「H2」だと英雄がどうも嫌われているんだよね。それに関してはひかりとの関係が影響しているのは明らかだが。
ひかりの幼馴染である上に主人公的立ち位置の比呂が恋愛の競争相手になっちゃったのがいけなかったのかね。彼は何も悪くないはずなんだが。

「H2」で英雄がちょっとダメに見えるのは、英雄の方がどんどん恋愛への自信を失っていくからじゃないかな。ひかりはずっと英雄の方を向いていたのに。
比呂と春華に比べれば自分の気持ちをちゃんと理解していたはずなのに難しいもんだ。

俺はひかりが英雄にイマイチ心を開いていないように思える。あのカップルが長く続くのはちょっと難しいんじゃないかね。

いや、ひかりの比呂に対する感情は家族に近いもんだし英雄に対するそれとは違うだろ。あと恋愛ってのは何でもオープンにすればいいもんじゃないし、英雄とひかりのカップルも普通に続いていくんじゃないか?

結局千川高校の甲子園決勝戦は描かれないで終わったけど、俺は決勝まで見たかったな……

おいおい、甲子園決勝に向かう途中で比呂か英雄のどっちかが交通事故にあったりしたらどうすんだよ!

H2において野球やその試合は重要な存在だし、甲子園での対決が目的の一つになっていたのは確かだけど甲子園の優勝はそこまで重要ではなかったのかもね。
野球漫画なのに甲子園優勝をそういった扱いにするのはちょっと不思議。

そういえば島本和彦はネタ混じりに作中で「あだち充は野球漫画を分かっていない」とやったそうだが、実際「タッチ」や「H2」は野球漫画の主流とはちょっと違うらしいね。野球よりも恋愛のカテゴリに入るんだとか。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に「H2」の評価はかなり高いようです。
ただ、終わり方についてはいまいち納得いかないという意見も結構あるようですね。

「タッチ」は中国のテレビで放映されたアニメを見たというのが多いそうですが、「H2」はアニメよりも漫画をじっくり読みこんだというのが多いそうですし、物語についてもイロイロと考えることになるのかもしれません。

それと中国オタクの間では何やら橘英雄の人気がイマイチなようですが、これは中国オタク的には国見比呂に感情移入して読んでいたのが多かったってことなんでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。

それにしても、本題とは関係ないのですが今年の横浜はどうしちゃったんでしょうかね。村田があんなに走るとか。
あと私はパ・リーグだと西武を応援しているのですが色んな意味で印象に残る選手の大沼がトレードで横浜に来て試合を引っかき回している(?)のを見ると何やら複雑な気分になってしまいます。まだ投げているのは嬉しいのですが……

例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「甲子園ってなんであんなに特別な扱いなの?」