ありがたいことに面白い情報をいただいたので、今回はそれに関して一つやらせていただきます。

中国の公的な映画資料館である
「中国電影資料館」(公式サイト、音がなりますのでご注意を)
において
「エヴァンゲリヲン新劇場版」

が上映され、かなりの賑わいとなったそうです。

6月22日に「序」、29日に「破」が学術上映として上映されたそうですが、中国では以前文化交流イベントにおいて「序」の上映は行われているものの、「破」に関してはまだ中国本土の映画館で正規に上映されたことはないということで、北京の中国オタク達がかなり集まったそうです。

中国のネットを巡回して見た所、この上映に関する反応がイロイロと見つかりましたので、その辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぁ……今、北京電影資料館についたんだが、なんでもうこんなに並んでんの!?

おいおい、「序」を見れなかったから頑張って仕事終わらせてきたのに、こんなに人がいるとか……今日は天気も微妙だし普通に出勤日だし、もっと楽にいけるとおもっていたんだが。

先週の「序」の時も急遽2回上映になったけど、「破」も二回放映してくれるのかな?もしやるなら9時過ぎからだろうから、交通機関は終わっちゃってそうだが、それでも見たい……

てか「序」の時で既にかなりスゴイことになってたからな。
その辺は考えてるようで、「破」は普通に2回上映してくれるようだよ。それにしても、資料館側も北京のオタクの戦闘力を甘く見過ぎていたようだ。並んでいる列が資料館の施設をぐるりと回っている……

商業じゃない学術上映だからできたんだろうし、チケットも安いから助かるんだが、予約とかも無いから当日並んで買うしかないんだよな。資料館の方もこの手の人員整理は慣れていないだろうし、ちょっと混乱気味なのが残念だ。

確かに今回の「破」はちょっとマナー悪いな。割り込みや列の乱れがちょこちょこあるし。先週の「序」は結構良かったんだが、「破」は天気も悪いし欲望も濃いしで悪化してしまったのだろうか。

北京は良いなぁ……自分も映画館でエヴァを見たいよ。しかも今度はエヴァの原画展も開催されるんだろ?正直、嫉妬する。

くっ……もう現地では並んでいるのか!?
俺は列車が遅れていてまだ北京に着かない。追加上映あるならたぶん問題ないとは思うが……ここまで来て見れなかったという事態だけは避けたい。

weiboで現地の写真とかアップされてるけど、テント張って並んでいるヤツがいるらしいな。

ああ、いるいる。赤いテント。気合入ってんなぁ

それにしても良い時代になったもんだな。昔「序」の時は自分達日本からDVDを取り寄せて、サークルで観賞会をやったりした。今の若い連中は並べばスクリーンで見れるんだから幸せだよ。

一人で来たので、ツライ。もう2時間並んでいるけど、更にあと2時間は並ばないといけない……

自分は余裕をもって現地に到着できると思っていたんだがこりゃ予想以上だな。先週の「序」より並んでいる。7時上映のは無理かな……

おいおい、「破」なんてずっと前に出た作品だろ?なんでお前らそんなに見たがるんだよ?……わざわざ見に来るヤツが俺を含めてこんなに多かったとは!!

ぎゃああああああ!!そう言えば、上映日は今日だった。テストだったんですっかり忘れていた。私は何というミスを……もう今から行っても無理だ。諦めて、寝る。

はっはっは、現時点での情報によれば7時からの回のキップは売り切れたらしい。確か資料館の上映ホールって収容人数が550人だったよな?まさかこんなにギリギリな状態になるなんて……

てことは追加上映の9時過ぎのヤツに期待するしかないな。なんか流れている情報では一人一枚に制限されているらしい、なんとかなる……か?
序の回の時も盛り上がったし、今回も良い感じで見れればいいんだが。

なんで今日に限って仕事が終わらないんだ。もう、間に合わない。

俺の所も残業確定だ。先週も残業でダメになったし、もう俺の心は見に行けるヤツへの嫉妬と会社への不満で爆発しそうだ。今ほど仕事を辞めたいと思ったことは無い……!

ちょっと出遅れたかと思ったが、大丈夫だった。
後ろも百人はいないと思うから、普通にみんな見れるんじゃないかな。

今7時の回見終わって出てきた。とても楽しかったし大満足だ。現地に着いたのは3時くらいだったが、先週の「序」の時と比べるとトンデモナイ人が集まっていたな。北京のオタを甘く見ていたわ……

感動で涙が出てしまった。3時間並んだ価値は十分以上にあった。
この映画のためにわざわざ各地から北京に人が集まって来ることの意味が理解できたよ。映画上映中はみんな盛り上がっていたし、ラストでカヲルが出てきたときなんか叫んでいるヤツもいた。彼等の気持ちはスゴイ分かる。「Q」が香港で上映されるなら、自分も本気で遠征を考える。

面白かった。湖南からわざわざ来てよかったよ。明日は北京をちょっと回って帰ることにしよう。

入る前の列の割り込みとかの混乱で嫌な気分になってしまったが、幸いなことに中で見ることができた映画は自分の想像以上にスバラシイものだった。
大学を卒業したしもうすぐ実家に帰らないといけないんだが、北京でのいい思い出がまた一つ増えたよ。

9時の回だから、終わるのがかなり遅くなったがバスがまだあってよかった。
とりあえず行ける所まで乗って、あとは歩いて帰る。今日はとても楽しかった。作品そのものにも感動したし、エヴァ好きな友達と一緒に並んで上映を待つのも楽しかった。「Q」もいつか本土で上映してくれるといいなぁ。



とまぁ、こんな感じで。
現地では少々の混乱もあったそうですが、中国オタク的にはかなり嬉しい催しとなった模様です。

新劇場版の「破」も日本での上映からかなり時間が経っていますし、既に見たことがあったり、ストーリー展開を知っている中国オタクも少なくないかと思われますが、それでも映画館のスクリーンで見るというのはまた別のようです。

最近の中国では映画館で映画を見るというのが、
「海賊版やネット上では体験できない娯楽」
といった扱いになってきているそうですが、それはオタクとアニメに関しても変わらないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「エヴァ序、涼宮ハルヒの消失が日本アニメ・フェスティバルで上映されるぞぉぉぉぉぉ!!」