ありがたいことに
「主要少年週刊誌の漫画以外で中国オタクの間で話題になっている作品について何かお願いします」
という質問をいただいております。

そんな訳で今回は個人的な趣味も混ざってですが
「ハイスコアガール」

についての反応を紹介させていただきます。

今でこそPCでのゲームが主流となっている中国ですが、昔はスト兇覆匹離◆璽院璽疋押璽爐凌裕い高い時代もありまして、「ハイスコアガール」の内容に関してグッとくるような中国オタクもそこそこいるらしく、中国のソッチ系の掲示板ではちょっとした注目作となっているようです。

中国のソッチ系の掲示板でも作品に関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ハイスコアガール」はスバラシイ漫画だ。
子供の頃にスト兇鬟◆璽院璽疋押璽爐任笋辰浸のあるヤツにはぜひ知って欲しい作品だ!本当に子供の頃の思い出が蘇る!

「ハイスコアガール」にはアーケードゲームの魂がこもっているよね。ゲームに出会ったばかりの頃の数々の衝撃を回顧できる。

最初はクセのある画風だから期待しなかったんだが、グイグイと引き込まれる作品だね。テーマもそうだが、ゲームにハマるダメ主人公の心理描写にはむちゃくちゃ感情移入してしまう。
あと大野がとてつもなくカワイイ。

大野はとてもカワイイよね。第一部の最後の展開には泣いてしまった。
ハイスコアガールにあって自分の子供の頃に無いモノは、まさに大野の存在だ……自分もこんな可愛くて萌える子とゲームを楽しむ時間を共有したかった……!

「ハイスコアガール」はまさに「良い漫画」って感じの作品だね。
しかし押切蓮介ってホラー漫画家じゃなかったのか?こんなラブコメまで描ける漫画家だったのか!

言われて手をだしてみたが、これはスゴイ。一見ネタ作品なのかと思いきや、想像以上にスゴイネタ作品だったというか……
あと、ゲームのキャラや情報を作中で自由に使っているというのも意外だった。てっきりそういうのは許可取るのが難しいと思っていたんだが。

グギギギギ。嫉妬と恨みが燃え上る!
俺も、こんな感じで女の子と一緒にゲームをしたかった!!

自分の好きじゃない絵柄なはずなのにハマってしまった。アーケードに関する魂の共鳴が、絵柄の好みを超越してしまったようだ。

良い漫画だ!とても懐かしい!
ただ、作中に出て来る年代を見ると日本との時差を感じるね。91〜93年頃ってウチの国ではゲーム事情はどんな感じになってたっけ?91年だと確か大陸の方には任天堂の赤白機やそれの海賊版の小覇王とかもほとんど入っていなかったはず。93年くらいはぼちぼち普及していた気がするが。アーケードゲームは南方とかにはありそうだが、北方だとどうなんだろ。

93年だと北京は三環路すら建設されていない時期だからな……でもゲームセンター的なモノかは分からないが、アーケードゲームはあったはずだよ。

91年だと俺はまだ小さいガキだったからな……ただ、親戚の兄ちゃんがFCに無理やり移植したスト桐靴鵑任い燭里漏个┐討い襦

昔の楽しかった空気を思い出せた。これもある種の癒し系作品なのではないだろうか。
あと大野いいね!黒髪ロングで、無口系とか最高だ!

ハルオと大野の因縁の開始のシーン、良いよなあ。スト兇両’團掘璽鵑語る内容が、心に響く。しかし、現在はカプコンはあんな状態だし、SNKに至っては死亡してしまったし……何もかもが古き良き時代だったということか。

ゲームと絡むヒロインってのはいいねぇ。
あと「龍虎の拳」だとか「サムライスピリッツ」だとか懐かしすぎるわ!

スト胸代を経験していない自分に教えてほしいんだが、ガイルってそんなに強かったの?自分の印象だとザンギエフの方が怖いんだが。

作中にもあるけど、初代はバランス調整や対戦プレイでのやりこみとかがあまり考慮されていなかったので、有利な要素の多かったガイルが非常に強いキャラになってしまったんだよ。ただ、ウチの国ではそこまできちんとした情報ややり込みは出回らなかったから、最初のバージョンでのガイルの強さってのは実感無いかもね。
しかもウチの国でやたらと出回っていたFCに無理やり移植したヤツだとその辺のバランスは吹き飛んでいたしな!

そうか……日本でもゲームセンターで怒られたりする子供はいたのか……昔を思い出すなぁ。あと主人公のサムライスピリッツの不知火幻庵のプレイスタイルには吹いた。あれ、自分もやったよ!

最近はファンタジー的な作品ばかり見ていたから、こんなに現実感のある作品って久々かも。
妙に達観したりしていない主人公のダメっぷりがとても気分が良いし、女の子放っておいてゲームに浸るとか納得できてしまう。
今だからこそ「女の子と一緒にゲームできたら」とか思うかもしれないが、ゲームにハマって寝る時間を惜しんで遊んでいた頃とか、となりに女の子がいても放っておいたんじゃないか?

「ハイスコアガール」を読んでいると、なぜか泣けてくる……
これはまさに青春漫画だ。私は自分の青春の思い出や空気を、良い所も悪い所も含めて思い出してしまったよ。

時代が移ってネオジオも出るらしいから、KOF、できればKOF97についても出て欲しいな。月刊連載だからどの程度のペースで進むか分からないけど、打ち切りにならないで完結して欲しいと心から願う。

最新刊のコミック第2巻は中学二年で、93年だね。
だからKOF97だと高校も終わるくらいだから……どうなるんだろ?どういった形で話が進むのか、ゲームと関係するのか気になって仕方がない。

できれば大学編とかまでやって欲しいね。アーケードゲームの黄金期や、家庭用ゲームの発展とかを絡めて。
ところでこの作品、「作者がゲームと一緒に育った」という経験を強烈に感じるんだけど、作者自身の経験をもとに描かれたものだったりするのかな?

一応、この作者自身が過去のゲーム体験を振り返った「ピコピコ少年」という作品も出ている。ただ、こっちのハイスコアガールみたいなウラヤマシイ展開はあんまり無い。
でも個人的には作者のゲーム体験自体はウラヤマシイとは思ったりも。

家庭用ゲーム機についてはあまり触れないんじゃないかな?
PCエンジンGTとかが出ているけど、あれも外で遊ぶ携帯ゲームだしね。

個人的にはシューティングゲームとかについてもやって欲しい……アーケードはシューティングゲームから発展したものじゃないか……タイトルの「ハイスコア」だってそのほとんどはシューティングゲームで求められる要素だろ?

シューティングはスト彊聞澆麓侏曚了代だからな……
単行本のデザインとか見ても格闘ゲーム中心で話が進むと思って間違いないだろう。ただ、作中のネタの散りばめ方や作者のゲーム体験からすると、シューティング系のネタが絡む可能性は十分にあると思う。

ゲーム関係も面白いが、女の子もカワイイ作品だよね。ホラー漫画的な絵柄だから萌え要素については全く期待していなかったんだが、読んだ後はもう萌えて萌えてたいへんなことに。

どこに新しいゲームセンターが出来たとか、どこが安く遊べるだとか、先生に密告されて捕まるだとか、本当に懐かしい。あの頃一緒にゲームやってた仲間は、今どこで何をやっているんだろうか……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの中にも、アーケードゲームの思い出がイロイロと浮かび上がって来る人間がいるようでした。

中国でも一時期アーケードゲームが増えたことがあったのですが、
「ゲームセンターが青少年に悪影響を与える」「不良のたまり場となる」などとされ、ものすごい勢いで駆逐されてしまいました。中国では「社会的な害悪」とレッテルを貼られたら本当に潰されてしまうので……

更にそこへ海賊版の遊べる高性能家庭用ゲーム機や、ネットカフェとPCゲームの波が直撃したため、アーケードゲームが流行っていた時期はかなり短かった模様です。
一応、南の方ではそれなりに生き残ってはいたのですが、北の方になるともう青息吐息で死亡寸前といった状態になってしまいましたね。

しかし、そういったアーケードゲームが憧れだった時代に育った世代も確かに存在しますし、「ハイスコアガール」で描写される空気に懐かしさを覚えてしまう人間も少なくないようです。


それから、話がずれますが今回の反応を見ていて個人的に一つ残念だったのが、
「俺より強いやつに『待ちガイル』。」
というキャッチコピーが、中国オタクの間には伝わっていないっぽいことですね。

あの帯のキャッチコピーを理解するには当時のスト挟愀犬涼亮韻必要になりますし、中国オタクの面々にどれくらい理解してもらえるのかは分かりませんが、それでもなんかもったいないなーという気になってしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。