ありがたいことに
「ぼちぼち食べ物関係のネタでやってください」
というリクエストをいただきましたので、今回はオタク関係ではないネタで一つやらせていただきます。とは言え、今回は中国の食事関係とは微妙に外れているかもしれませんが。


ケンタッキーフライドチキンは日本でも中国でも色んなところに出店しており、代表的なファストフードの一つとなっていますが、それぞれの国ごとの特徴のようなものがあり、同じケンタッキーフライドチキンでも、味やメニューに違いがあります。

そんな違いの中で
「日本のケンタッキーフライドチキンは、クリスマス商戦に特別メニューで盛り上がる」
というのが中国に伝わり、ちょっとした話題になっているようです。

そんな訳で今回は中国のネットで見かけたその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


クリスマスが近いということでクリスマス関係の話やもりあがりが出ているが、一つ気になるニュースを知った。
日本ではクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べるというのが定番になっているらしい。しかし、なんで日本だとクリスマスはケンタッキーフライドチキンということになってるの?ケンタッキーとクリスマスの関係が分からん。

あ、ほんとだ。日本のKFCってクリスマスの特別メニューやっているんだね。
でもこれは俺の知っているKFCとは、似ているようでかなり違う。まさか日本のKFCは世界線を改変することに成功したというのか……!?

ニュース記事によれば、日本のKFCの宣伝が非常に成功して「クリスマス=ケンタッキーフライドチキン」のイメージを定着させることに成功したということだが……

クリスマスプレゼント関係は、欧米ほどじゃないけど日本にもウチの国にもあるから規模の大小が主な差になると思うが、食事やパーティなんかは結構分かれるような気がするな。日本のKFCはそこで独自のサービスを展開しているんじゃないかね。

確か日本ではターキーを食べないから、その代わりにクリスマスにチキンを食べるようになったということじゃなかったっけ?

私もターキーの代わりにフライドチキンが流行りそこにKFCが食い込んだという説は聞いたことがあるが、これも考えてみればおかしい。アメリカでターキー食べるのって感謝祭であってクリスマスではない。イギリスではクリスマスにターキーを食べるけど、KFCは知っての通りアメリカ出身だぜ?

日本の商人パワーの結果なんじゃないか?あの国は「ホワイトデー」というイベントを商業的に作って社会に根付かせた国だぞ。

アメリカと比べてどうなのかはよく分からんが、少なくともウチの国と日本ではKFCの店の性質はかなり違うね。日本のKFCって24時間営業すらないようだし。

うお、日本のKFCって高いんだな。メニューに載ってるクリスマス価格がスゴイ。セット4000円とか、
日本の物価が高いというのを考えてもちょっと高めに感じる。これ、ウチの国だと100元(約1300円)くらいじゃないか?

クリスマスにKFCってのはともかく、日本のKFCの値段に驚いた。日本のKFCってどういうレベルの店なんだ?この価格帯が一般的なのか!?
ついでに日本のマクドナルドのセットメニューの値段とかも調べてみたが、KFCは明らかに高い。

そもそも、セットに簡単なデザートでは無く本格的なケーキが作ってのが驚きだ。日本のKFC的にはクリスマスはマジででかいイベントなんだな……

それに関しては日本留学中の俺の話を聞いてくれ。日本のKFCは一応ファストフードではあるんだが、明らかにマクドナルド等のハンバーガー系とは違う扱いだ(もちろんチキンのバーガーもあるんだけどね)
中国では店内で食うことが多いけど、日本人は持ち帰りで食う人多い!日本ではKFCはセットで買って持ち帰って食べるのが一般的なんだ!

そうそう。一応人の多い所では店内で食事するための席もあるんだけど、食事スペースがかなり小さい店とかも珍しくないんだよね。
あと日本にいる中国人はKFCを中国の感覚で使うから店内で食べる人間が多い。この間近くのKFCに行ったら日本なのにいつの間にか周囲が中国語ばかりになってて笑った。

しかし、クリスマスとKFCか……これ、実際に日本人に聞いてみてもちゃんとした答えが返ってきたことないんだよね。
ただ「日本人はお祭りを口実に美味しいモノ食べたり遊んだりするのが好きだから、その口実として活用している」という妙に説得力のある話はとても印象的だった。

中国も祝日になるとファストフード店はどこも混みまくるぜ!クリスマスとか関係無く!

そりゃ食べるのに都合の良い場所がまだ少ないからだろ。家族連れで入れて子供が喜ぶ店がウチの国には少ない。ウチの国では誕生会をKFCやマクドナルドでやるのがわりと一般的になっているのとか、海外から見れば結構ヘンらしいぞ。

ウチの国のマクドナルドもKFCもいつのまにか随分と安い価格の食事になっているからなぁ。普通に中華料理の店に行くよりも安くつくことが多い。一応KFCの方が若干高いイメージあるけど、それでもウチの国だとそこまで大きな差は無いよね。

いま思いついたんだが、こういう独自のことをやっているのって、日本ではマクドナルドとKFCで明確な力の差があるからじゃないか?
ウチの国では両者の勢力がわりと均衡しているような印象だけど、日本ではマクドナルドの方が圧倒的に優勢。だから売り方を変えて生き残りを図っているんじゃないかと。

いやいや、ウチの国でもKFCは持ち帰り結構あるぞ。俺は以前バイトしていたことあるけど、祝日は半分以上がセットメニューの「全家桶」だったりしたぞ。
(訳注:「全家桶」は中国のKFCのメニューで、中身はオリジナルチキン5ピース、辛口チキンの「香辣鶏翅」6ピース、にんじんブレッド2個、トウモロコシ棒の香甜粟米棒1個、Mサイズコーラ3杯のセットです。コーラは大きいペットボトル1本で代用されることも多いです)

それ、休みの日だからってのも大きいだろうし、そもそもウチの国は「全家桶」のセットで買ってそのまま店内で食べることも多いよ。友達同士で行った時なんかそうやって頼んだりするし。
日本はセットメニューを持ち帰って一家で食うというのが主なイメージになっているから、やはり中国との違いは存在する。

ウチの国でも料理したくない時とか外食の時にKFCとかは普通にあるよね。
ただウチの国では食事における有力な選択肢の一つではあっても、クリスマスだから特別ってのは無いよね。

俺は日本に留学中なんだけど住んでいる所の近くのKFCでは、去年クリスマスになると並んだり、予約したチキンの受け取りがスゴかった。
ウチの国の年越しの餃子みたいに「無ければおかしい」というレベルではないけど、ある程度のレベルの習慣になっているのは間違いないと思う。あとKFC以外もクリスマスとチキンという組み合わせでガンガン宣伝しているから、クリスマスにチキンを食べるというのが重要な選択肢になっているのは間違いない

恐らくKFCによる日本での需要に合わせた戦略の結果なのは間違いないだろう。ウチの国のKFCの朝メニューのお粥や油条、豆乳は他の国には無いモノだし、日本のクリスマスメニューもそういったものの一つなのでは。

確かに、ウチの国のKFCも随分と「現地化」しているよね。
日本のKFCのクリスマス特別メニューもそういったものだと考えれば理解できる。しかし、日本ではクリスマスにチキンを食べるということの理由がやはり分からん、日本なりの需要があるんだろうが……



とまぁ、こんな感じで。
話がいつの間にやらあさっての方向に行ったりもしていましたが、中国のKFC事情についての話がイロイロと出ていました。

今回の反応を見ていて思い出したのですが、
確かに日本と中国ではKFCのイメージにちょっとした違いがありますね。

中国におけるKFCはマクドナルドと似たようなポジションに収まっていますし、
メニューに関してもハンバーガー系のメニューがかなり強くなっています。

そして値段に関しても昔はやや高めだったものが、
中国の所得と物価が上がっていく中でいつの間にか
「普通の中華料理店に入るよりは安くつく、気軽に食べられる値段」
といったレベルになっているようです。

同じブランドのファストフードに関してもお国柄が出ているのを改めて眺めてみると結構面白いもんですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。