日本の作品では学校やら学園やらが関係する作品が少なくありませんが、
中国オタクの間でも
「日本の作品では学園モノが非常に多い」
という認識があるようです。

ただ、そんな学園という設定が本当に色んなジャンルで出て来るのにはちょっと疑問を感じてしまったりするようで、中国のソッチ系の掲示板では
「なんで学園モノが多いのか」
「現実世界の話ではない作品にまで学園が出るのか」

といったことについてのやり取りが行われていました。

そんな訳で今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


何て言うか、気が付いたら言わずにはいられなくなったんだが、なんで日本の作品はファンタジー世界まで行って学園モノをやるんだ!?
アニメに漫画、ゲームにラノベと、異世界でも学校には行っちゃうし、軍事モノでさえもほぼ学校。なんでそういう傾向が出ているんだ?

主人公の年齢による影響とかじゃないかなぁ。日本の作品は少年少女、子供が主人公ってのが多いし。

ま、まぁ……ツッコミ所はあるかもしれんが、学園が舞台ってのも俺はそんなに嫌いじゃない。キャラも出しやすいだろうし、子供が技術を身につけながら周囲に同年代のヒロインやサブキャラを出すにはうってつけなんじゃないかね。

日本の大人は忙しくて余裕が無いから、昔の学校時代を思い出して息抜きしたいんじゃないの?

確かに、なんかいつの間にか学校系の組織に所属して制服着てるってこと多いよな。特色のある設定かと思いきや、最近の作品ではなんか普通にありふれた設定にも感じられる。

日本では心情的に学生にしか世界を救う余裕が無いってことだったりして……という話はともかく、実際の所は作品の主要なターゲットが学生だからじゃないか?学生が主人公だと若者の感情移入し易いしね。

私も主な対象がどの辺りの世代かってことが理由だと思う。この手の話に歳をとった人間がツッコミを入れるのは野暮だよ。

ラノベや漫画は学園多いね。ただゲームだと多いようで少ないかも?

最近はファルコムの軌跡シリーズとかまで学園モノが出たからそういうイメージになるかもしれないが、実際RPGだと学園モノって少ないと思うよ。ポケモンとかも、対象が子供を中心とした作品だけど学校とは関係ない。

ゲームに関しては大作系は学園モノじゃないよね。有名なのはペルソナくらいじゃないかな?

ゲームだとRPGは案外学園モノと相性悪いよね。世界を冒険する以上。FF8がその辺なんかやっていたけど、結局最終的にはあまり学園を中心とした話にはならなかったし。あ、でも零式も学園モノか?
逆にSLGやSRPGは拠点が学園というのは使い易いと思う。

制服が便利だからじゃないか?
顔と体系をいじればキャラを量産できるし。
あとコスプレなんかもし易いしな!

ターゲットの違いなんじゃないかなぁ。
考えてみれば、日本以外の国の有名ファンタジー作品だとハリーポッターとかも学園モノだし。

日本のオタクは学校生活が不幸だったから、ファンタジーで妄想するんだよ!

その件でいうなら、ウチの国はもっと妄想するヤツが出ても良いということになっちゃうぜ!
それはともかく、日本系のファンタジーの設定に、学園という舞台の相性が良いからじゃないの?欧米系の独自の世界観を構築する作品とは違って、日本のファンタジーは学校という教育機関が存在しても、違和感が無いレベルの文化とシステムのあるファンタジーというか、欧州封建時代の部分的なイメージに剣と魔法を加えて、更に一定以上のレベルの政治システムというか権力機構が存在するという感じだし。

しかし実際の所、学園モノというか学園が関係する作品が多いのは確かだけど「学園内でメインのストーリー、事件が展開する」「ストーリー展開において学園の存在を強く実感する」ケースって案外少なくないか?
私の大好きなペルソナ4でも、学園コミュはあっても結局は「地方の街」が舞台の話だし。単純に「日本の作品では主人公が学校に通う年代というのが主流」だからじゃないかと。

確かに日本の作品は学校を舞台設定として使うことが多いとは思うけど、作品のテーマが学校と直結しているケースってそんなに無いよね。キャラの設定が学校と結びついてはいるけど。

それに関しては昔から言われている日本の作品の傾向の一つってだけな気もするな。上の方でも出ているけど、日本のアニメや漫画やゲームでは大人ではなく青少年が主人公として活躍するという傾向が強いし。

日本の作品における萌え要素の一般化と関係しているのではないだろうか?
ギャルゲー的だったりハーレム的な作品は学園モノの割合が非常に高いと思うが、そういった作品の共通点は萌えや恋愛重視だ。そして、学園という舞台設定がヒロインを大量に出せる設定なのは確かだ。
現代社会なら留学生や別の階級の人間だって出せるし、異世界における学園ならば人間以外の種族だって学校の生徒という枠なら出せる!しかもお約束的な部分が多いので説明もそんなにいらない!

あー、ウチの国のネット小説でなんでネトゲの中に入る話が多いの?とかいうと似たような理由もありそうだな。日本の作品にとって、使い勝手の良い設定ってことか。

日本の作品以外の、例えばハリー・ポッターとかでもそうなんだが、主人公の成長を描くなら学園って使い易い環境だよね。育成環境、競争相手、年代や経験がそれほど違わない適度なレベルの「敵」というのが揃う。
普通のいきなり強敵と当らない、でも勝利することによってそれなりに評価されるような敵と舞台が整うわけだ。

考えてみればキャラを揃えられるってのは大きそうだな。
日本の学校特有の人間関係、先輩後輩や生徒会なんかが使えるわけだから。あ、それとクラブ活動とかもあるな。



とまぁ、こんな感じで。
学園設定の多さに関しては、中国オタクの面々もイロイロと考えるようで、様々な説が飛び交っていました。

実際の理由に関してはケースバイケースだと思いますが、学園という舞台が設定でもストーリー展開でも、キャラクター関係でも使い勝手が良いのは確かですよね。

特にキャラクター関係では様々な人間関係がある意味自動的に整う学園という舞台設定というのは非常に便利ですし、そらファンタジー世界でも学校に通っちゃうキャラが増えるよなーなどとも考えてしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。