名古屋地裁で「NHKは放送番組や番組名で外国語を使いすぎるのをやめるべきだ」という訴えがあったそうですが、ありがたいことにこの件に関して
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「外国語使いすぎ」NHK提訴の男性に専門家も「心境は十分わかる」(MSN産経ニュース)

このニュースは現在中国のニュースサイトにも紹介されたりしているようですし(新華網の中国語の記事はコチラ)中国のネットでも話題になっているようです。

そんな訳で今回は中国のネットで見かけたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


NHKが外国語使い過ぎだと訴えられたらしいが理解できる。確かに日本語は外来語が多過ぎだ!あれ難し過ぎるんだよ!

これって日本語の問題の一つだと思うわ。
日本語を学んだ人間で外来語に関して苦労しなかったヤツはいないだろう。

俺も日本語の中の外来語は大嫌いだ!
英語の発音ではダメ、日本語の発音で母音を強調しないといけないから、もう訳が分からんよ!

ウチの国でも英語の単語をやたらと言葉に混ぜて使いたがる人はいるけど、やり過ぎると逆に頭が悪く見えるよな……

訴えたのは71歳の老人か。それじゃあ新しい言葉に対応するのは大変だろう。
ただ、日常会話の中に外来語をしょっちゅう混ぜてしゃべるというのはどこの国でも嫌われる話だろうから、そういったことに対する反発というのもあったんじゃないだろうか。

日本って流行歌でさえも外来語が多く混じって、サビの部分も外来語で叫ぶ国だし、そもそも曲名に英語を使ったことが無い歌手の方が少ないようなイメージだ。その辺に関して上の年代の人間はどう思っているのか気になっていたが、やはり反発はあったわけか。

想像できなくもないが、起訴まで行くのはやり過ぎだろ。日本語の音訳による外来語取り込み自体は使いようによっては非常に良いものなんだから。音訳したりそのまま取り込めなくて、英語やドイツ語そのまま使ったりしないといけないケースだってあるわけだし……

中国語でも翻訳する過程で意味が微妙に変化したり、表記されている漢字の意味に引っ張られて別の意味が混じったりするケースとかがあるからね。

欧米の言葉を見ていると英語の影響というのは結構イロイロと出ているから、こういった外来語の流入による変化というのはどこでもある話なんだろうけど、日本語と英語では違いが大きくて大変なんだろうなぁ。

確かに日本語の母音を強調する外来語はわけわからんよな。しかも英語以外の言語まで混じっているし!

外来語自体はともかく、日本はその翻訳取り込みの過程がイイカゲンすぎるんだよ!直接の音訳をあの日本人独特の発音でやられるから、完全に意味が分からなくなる!!日本人の英語が残念なことになっているのはそのせいもあるんじゃないか!?

ウチの国の人間も訛りはあるが、英語として意識して発音するし、子音の発音がまだそれなりにできるからね。日本語発音の英語外来語はマジで意味不明。

でもまぁ、ウチの国もコカコーラが「可口可楽」になるからな……音訳でわけがわからんことになるのはどこの国でもあるんだろうな。

大陸では意訳に拘るけど、香港や台湾は音訳された言葉そのまま使っていることも結構多いよね。その影響が大陸の方に来てまた混乱したりするけどな!
ウチの国は漢字に意味が載るから、それを意識してしまうこともあるし。

日本は表音文字のカタカナで表現できてしまうからね。確かに使い勝手は良いんだろうけど、知らない人間には本当に意味不明な言葉になってしまう。

原著の漫画を読んでると、外来語がかなり多く出てきたりするからね。自分の印象では3割くらいの単語がカタカナ、外来語なんじゃないかと思う。

俺は大量のカタカナを見ると頭痛がしてくる。漢字だったら知らない単語でもなんとなく意味が分かるのに!

日本語の外来語の取り込みって便利だとは思うけど、日本語を学ぶ上では本当にめんどくさいんだよな。しかも日本語の音に変わっていたり意味が変化していたりするから、もう完全に新しい日本語の単語として覚えるしかない。

しかも、その日本語化した外来語を更に省略したりするからな……

私は「パソコン」と初めて言われたとき、なんだかよく分からなくて混乱したよ!

日本語の外来語って使う上では便利だけど、その分野の知識や日本語化された関連用語の知識がないと推測すらできないからね。国営メディアの場合は対象が日本の国民全体になるだろうから、批判が出るのもしょうがないのではないだろうか?

私は日本語の中の外来語に関しては、日本語の新出単語なんだと諦めて覚えることにしている。



とまぁ、こんな感じで。
このニュースへの感想についてよりも、日本語学習におけるカタカナ表記の外来語、日本語化された外来語、和製英語などへの怨念が飛び交っているような所もありました。

現在使われている日本語を見ても、外来語が昔からイロイロと日本語に入っているというのは見て取れますし、外来語による言葉の変化自体は自然なものなのではないかと思います。

しかし、現在日本語を使っている人でその分野に詳しくない人や、日本語を学んでいる人からすると分かり難くてめんどくさいのも確かです。私自身も分からないカタカナ単語にぶつかって、その場はとりあえずスルーして後で調べなおしたなんてことがちょくちょくありますし。

言葉というのが時代と共に変わっていくものではあっても、実際にその変化に対応していく、自分の言葉を随時アップデートしていくというのもなかなかに大変な話ですよね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。